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平成28年第103回定例会(第1号 2月16日)
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  1. 篠山市議会 2016-02-16
    平成28年第103回定例会(第1号 2月16日)


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    平成28年第103回定例会(第1号 2月16日)        第103回篠山市議会定例会会議録(1)           平成28年2月16日(火曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(18名)      1番  園 田 依 子         2番  小 畠 政 行      3番  吉 田 浩 明         4番  渡 辺 拓 道      5番  河 南 克 典         6番  木 戸 貞 一      7番  栗 山 泰 三         8番  奥土居 帥 心      9番  國 里 修 久        10番  足 立 義 則     11番  恒 田 正 美        12番  大 上 磯 松     13番  植 村   満        14番  堀 毛 隆 宏     15番  前 田 えり子        16番  森 本 富 夫     17番  隅 田 雅 春        18番  林     茂 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       堀 井 宏 之   総務部長       植 村 富 明   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     芦 田   茂   まちづくり部長    梶 村 徳 全   上下水道部長     酒 井 和 正   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局                                   井 上 晃 司   消防長        畑   光 明   教育部長       上 田 英 樹 〇議会事務局職員出席者   局長         長 澤 光 一   課長         福 西 保 博   係長         青 野 元 彦 〇議事日程 第1号 平成28年2月16日(火曜日)午前9時30分開会   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・例月出納検査報告        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 6  特別委員会所管事務調査報告        ・議会広報特別委員会   第 7  議案第 1号 篠山市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税               に関する条例   第 8  議案第 2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例   第 9  議案第 3号 篠山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改               正する条例   第10  議案第 4号 篠山市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部               を改正する条例   第11  議案第 5号 篠山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例               の一部を改正する条例   第12  議案第 6号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   第13  議案第 7号 篠山市税条例の一部を改正する条例   第14  議案第 8号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例   第15  議案第 9号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する               条例   第16  議案第10号 篠山市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の一               部を改正する条例   第17  議案第11号 篠山市下水道条例の一部を改正する条例   第18  議案第12号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例   第19  議案第13号 篠山市立畑スポーツ施設条例   第20  議案第14号 篠山市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例   第21  議案第15号 愛媛県南宇和郡愛南町との姉妹都市提携について   第22  議案第16号 平成28年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課               単価を定めることについて   第23  議案第17号 平成28年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩し               について   第24  議案第18号 市道の路線認定について   第25  議案第19号 市道の路線変更について   第26  議案第20号 篠山市公共下水道篠山環境衛生センターの建設工事委託               に関する協定の変更について   第27  議案第21号 平成27年度篠山市一般会計補正予算(第7号)   第28  議案第22号 平成27年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)   第29  議案第23号 平成27年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   第30  議案第24号 平成27年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第3号)   第31  議案第25号 平成27年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4               号)   第32  議案第26号 平成27年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               3号)   第33  議案第27号 平成27年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4号)   第34  議案第28号 平成27年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3号)   第35  議案第29号 平成27年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)               午前 9時30分  開会 ○議長(林  茂君)  皆様、おはようございます。  開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  2月も半ばを過ぎましたが、まだまだ寒さ厳しき日が続いております。本日ここに皆様には、極めて御健勝にて、御参集を賜り、第103回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。議員の皆様には、12月定例会後、本日まで公私極めて御多用な中、所管事務調査、各種会合、行事への参加など精力的な議会、議員活動をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。  さて、今期定例会は、平成28年度当初予算を初め、条例制定、改正など重要な案件が上程されます。特に、新年度予算につきましては、予算特別委員会に付託し、休会中の委員会審査となる予定であります。したがいまして、極めて多忙な日程となりますが、議員各位には、十分な御審議をいただき、市民の皆様の負託に応え得る適切妥当な結論が得られるよう念願するものでございます。  時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。  ただいまから、第103回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(林  茂君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、15番、前田えり子君、16番、森本富夫君、17番、隅田雅春君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(林  茂君)  日程第2.会期の決定を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月22日までの36日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から3月22日までの36日間に決定しました。 ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(林  茂君)  日程第3.諸般の報告を行います。
     本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、代表監査委員、教育長、及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成27年10月分及び11月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、閉会中に陳情書等1件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。なお、この内容につきましては、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられますよう申し入れたいと思います。  次に、関係議長会の報告をいたします。  2月2日に、伊丹市において、阪神市議会議長会定例会が開催され、平成28年度予算169万5,000円、役員改選では、会長に伊丹市、副会長に川西市と決定いたしました。  2月4日には、神戸市において、兵庫県市議会議長会総会が開催され、平成28年度予算759万5,000円、役員改選では、会長に明石市、副会長に伊丹市及び養父市と決定いたしました。  2月12日には、東京都において、全国市議会議長会産業経済委員会が開催され、次年度の委員会への申し送り事項について、協議を行いました。  次に、事務組合議会の報告をいたします。  2月15日に、西宮市において、丹波少年自然の家事務組合議会が開催され、平成28年度予算1億9,963万5,000円、他2議案が上程され、いずれも原案のとおり可決いたしました。これらの関係書類は、議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(林  茂君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がございますが、それに先立ちまして、寄附採納の報告文書を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(長澤光一君)  朗読いたします。寄附の受け入れについて、下記のとおり寄附の申し入れがあり、これを採納したので報告します。平成28年2月16日報告。篠山市長 酒井隆明。  寄附者住所、氏名、寄附品目、数量、寄附目的の順に朗読いたします。  尼崎市次屋3-14-24、東田英捷、現金100万円、市政運営のため。  吹田市長野東24-11、酒井正記、現金30万円、丹波篠山ふるさと基金として。  以下、寄附目的の朗読を省略いたします。  吹田市長野東24-11、酒井ゆう子、現金20万円。  大阪市北区本庄西3丁目8番26号、相互印刷株式会社代表取締役社長 村岡万巧、現金100万円。  川西市大和東1-92-13、谷 政廣、現金50万円。  篠山市西古佐665、二階堂正宏、現金100万円。  大阪市阿倍野区松崎町2-1-36 シティタワーグラン天王寺3207、田中邦裕、現金10万円。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  酒井市長、報告願います。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  本日、第103回篠山市議会定例会の開会となりました。平素から、議員の皆様には、御健勝にて市民の皆様のため、篠山市のために大変御精励、御活躍いただきまして、心から敬意と感謝を申し上げます。本定例会で御審議をいただきます議案は、平成28年度一般会計、特別会計の当初予算、また、条例を初め、いずれも重要な案件ばかりとなっております。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  平成28年度の施政方針につきましては、定例会2日目となります2月22日に申し上げますので、早速ではありますが、行政報告に入らせていただきます。  報告の1点目は、安定ヨウ素剤の事前配布についてです。  1月31日から始めておりまして、この2月14日まで4日間実施をいたしました。多紀・城東地区では1,029人、丹南地区では2,026人、今田地区では545人、これまで合計で3,600人分の事前配布を行っています。改めてその関心の高さ、意識の高さに驚いており、特に会場では、子供さん連れの若いお母さんの姿が目立っております。よく御理解をされている方が多く、混乱もありませんでした。今後2月中に西紀・篠山地区で、子供世帯を対象に、また3月に入りますと、一般向けの配布を予定しております。  報告の2点目は、篠山ABCマラソン大会についてです。  来る3月6日、第36回を数える篠山ABCマラソンを開催します。昨年11月4日の午後8時から、インターネット、コンビニエンスストアなどで募集を開始しましたら、わずか1時間47分で定員の1万人を超えました。そのうち篠山市にお住まいの方を対象とした市民申し込みには、376人の方が申し込まれ、また、今回からふるさと納税の賞品として、50人分を用意したところ、10日間で定員となりました。今回も有森裕子さん、また丹波篠山ふるさと大使の熊谷奈美さんに御出場いただくほか、災害協定を結んでいます千葉県館山市からお二人に出場をしていただきます。また、地元市民1,500人を超える方に競技役員としてお世話になっております。ことしもまた大会を盛り上げていきたいと考えているところです。  報告の3点目は、寄附の受け入れについてです。  先ほど読み上げのありましたとおり、全て現金7件410万円となっています。いずれも寄附の目的を示され、その志をもっての申し入れでありますので、これを採納させていただきました。現金につきましては、市政運営のためが1件、丹波篠山ふるさと基金が6件であり、市政運営、ふるさと篠山のために御寄附をいただきました方々の思いをしっかりと受けとめて、その御厚志に応えるべく、適切な活用に努めていきます。  以上、行政報告といたします。 ○議長(林  茂君)  これで、行政報告を終わります。 ◎日程第5  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(林  茂君)  日程第5.常任委員会所管事務調査報告を行います。  閉会中に各常任委員会で調査された所管事務調査について、各常任委員会からの報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会の報告を求めます。  奥土居総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(奥土居帥心君)(登壇)  皆さん、おはようございます。総務文教常任委員会委員長の奥土居でございます。当委員会における閉会中の所管事務調査について、御報告申し上げます。  当委員会では、去る1月28日、日本遺産魅力発信推進事業の進捗状況、総合戦略の策定状況、味間認定こども園工事進捗状況について、所管事務調査を行いました。  1点目の日本遺産魅力発信推進事業の進捗状況については、日本遺産認定第1号となった本市の取り組み状況に関し、政策部及び総務部より説明を受けました。日本遺産魅力発信推進事業の中核となるデカンショ体験館の整備については、本年3月末完成を目標に1月から大手前展示館の改修が進められており、現在は床の張りかえや受付の工事などにかかっています。完成後は青山歴史村との一体的な運営が予定されていて、入り口も西側の青山歴史村側からに変更となります。館内はデカンショ節に関する展示や日本遺産の構成文化財50カ所を紹介するコーナー、イベントなどと連動した企画展示のコーナー、大型スクリーンデカンショ踊りを体感するシアタールームなどが整備されるそうです。  これに対し、委員から、完成後の管理体制を問う意見や将来の観光振興の中核施設として期待する意見が出され、執行部からは、青山歴史村との一体的な運営を行っていく予定で、最終的には篠山の観光振興を担う施設として施設整備を進めていくという方向性が示されました。その他に、日本遺産認定を記念した年賀はがきやピンバッジの販売が行われ、JR篠山口駅自由通路や市役所、観光施設などではセンサーによりデカンショ節が流される予定となっています。さらに、全国で第1号として認定された18団体のつながりを強固にするため、「日本遺産連盟」の結成も進められており、現在のところ17団体が加盟の見込みとなっています。  また、電脳案内事業については、市内の名所・旧跡など50カ所にAR技術を用いて映像と多言語で情報が得られる案内板が設置されます。ARとは、視覚などの情報をコンピュータによる処理で変化させる技術で、コンピュータがカメラなどで得たその場所や周囲の状況に関する情報をもとに現実の画像などに加工を施して提供するシステムです。デカンショ体験館の中で紹介するビデオ「丹波篠山デカンショ物語」では、このAR技術を使ってデカンショ踊りをバーチャルに浮かび上がらせます。小型マルチコプターによる空撮業務やAR関連の写真撮影については、既に作業を終え、現在は編集作業が進められているところです。  今回の日本遺産の認定については、「民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」がテーマで、日本遺産魅力発信推進事業でもこのテーマを表現することが重要です。デカンショ節で歌い継がれていることに価値があることから、歌詞と歌われている物とのマッチングがあってこその日本遺産と考えます。施設整備に当たっては、その歌詞とセットにした展示を検討されますよう執行部に対してお願いしておきます。  2点目の総合戦略については、人口減少時代に対応するものであって、本市でもその取り組みを目指して策定するもので、策定状況について政策部より説明を受けました。基本理念としては、「篠山の希望を未来につなぐ」で、市内19地区を単位とした小さなまちづくりや市民一人一人の生活を未来につないでいくことを目指しています。また、本市の特徴である伝統文化や生活の中で積み重ねられてきた創造的な産業を守りつつ、地域循環ができるような経済も目指しています。そうした理念のもとに四つの基本目標が掲げられており、数値指数での達成に向けて今後5年間の戦略が立てられています。そして、この基本目標を横断的に連携させた先駆的プロジェクトとして、国の交付金を活用して、篠山口駅の中の多目的スペースを改修して人材育成拠点「えきなかイノベーションラボ」を整備する方針です。これは学生など若者が地域に根づいてこれからの篠山を担ったり、地域を活性化させる人材を育成することがこれから求められることから、その拠点を整備していくものです。現在準備委員会を立ち上げ、その中で行う事業のソフト整備、駅の改修工事の設計の検討をしています。ターゲットとしては、学生のほかに、篠山市民で地域活動をしたい人や起業したい人、さらには、JR沿線の都市部の若者にも地域活動にかかわってもらうことを想定しているということです。そして、この「えきなかイノベーションラボ」で学んだ人たちが活躍する場が地域ラボという設定で、まちづくり協議会単位に新しい拠点を整備し、地域に入っていける実践の場を設けるという計画です。総合戦略の素案については、パブリックコメントを実施し、市民からの意見に対し検討を重ねているところで、2月中を目途に策定の予定ということです。  総合戦略の策定に対しては、委員から「えきなかイノベーションラボ」にはどのような人が常駐するのかとの質疑があり、執行部からは、神戸大学の研究員としてフィールドステーションに来られている人や事務局を担う人を想定しているとのことでした。また、大学の先生の指導によりどのような仕事につながるのかということに対しては、地域住民の生活が守られるソーシャルビジネスで、移送サービスなり、福祉サービスなり、幾つかの仕事をつなぎ合わせて地域に必要とされる手伝いができる仕事などが想定されていました。神戸大学が岡野地区で実施した実践農学入門という事業の反省会においては、今後も篠山にかかわりたいという人がかなりありました。今後の少子高齢化や過疎化に対応するためには、神戸大学にとどまらずさまざまな大学とも連携を図り、人材を確保していくことが必要と考えますので、幅広く取り組んでいくよう執行部に対してお願いしておきます。  3点目の味間認定こども園工事進捗状況については、開園を本年7月に控え工事が急がれる現場の調査を行いました。味間認定こども園新築工事については、1月25日現在の予定出来高24.9%に対し、実施出来高25.7%と当初予定以上で順調に進んでいるとの報告がありました。そして、2月2日からは鉄骨の建ち上げが始まり、その後、屋根や壁など本格的な建設工事へと進んでいきます。平成27年度予算では、本体工事などのほかに、厨房機器や木製園児用椅子の入札が既に終わり、屋外遊具設置工事や保育備品・庁用備品については2月中に、駐輪場等整備工事は3月中に入札を実施し、28年度へ繰り越しとなる見込みです。  現地踏査では、園庭のほぼ全面に張る予定の芝生の活着見込みについて質疑がありました。芝生の性質上7月中ごろにならないと根がうまくつかないため、開園後も2週間程度は激しい使用は控えるべきとの現場代理人の話でしたが、表面はよい土で生育には問題はないとのことでした。また、完成した後、園児の通園経路や西側道路沿いに設置されたモニュメントなどを現地で確認いたしました。そして今回現地踏査において、工事については、現在のところ順調に進んでいることを確認しました。味間認定こども園の新築は保護者や地域住民にとっても念願の事業であることから、今後も安全に十分配慮し、無事7月に開園が迎えられるよう当委員会としても願うものです。  執行部におかれましては、今回の所管事務調査での指摘や提案に十分な検討をお願いするとともに、日本遺産や総合戦略など重要施策の着実な推進に努められますよう申し添え、所管事務調査の報告といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、民生福祉常任委員会の報告を求めます。  園田民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(園田依子君)(登壇)  おはようございます。民生福祉常任委員会委員長の園田でございます。閉会中に本委員会で行いました所管事務調査について、御報告を申し上げます。  本委員会では、1月28日に所管事務調査を行い、まず消防本部より、消防と救急体制の現状と課題について説明を受けた後、保健福祉部より、篠山市国民健康保険「データヘルス計画(案)」について説明を受けました。  まず、消防本部では、消防と救急体制の現状と課題について説明を受けた後、質疑を行いました。以下、委員より出されました主な質疑について御報告を申し上げます。  まず、西出張所は夜間は無人となっているが、夜間も駐在するべきであったと感じた事例はあったかとの質疑に対して、日中であれば出張所から3分で到着できるところが、夜間には本署から15分程度かかる。しかし、それに対して早く来るべきという苦情は聞いていないとの回答がありました。  次に、今後の課題として、庁舎の老朽化の問題があり、新庁舎の設計計画を考えておく必要があるが、いつごろを考えているのかとの質疑に対して、今すぐにとはいかないが、市の経営改善ができた時期に建設できるように備えて、今から準備をしておく必要があると考えている。また、それにあわせて高機能消防指令センターについても更新する必要があるとの回答がありました。  次に、現在、女性消防吏員が2名いるが、課題として、今の庁舎には2名以上の女性消防吏員が勤務できる施設が整備されていないとあるが、それは、これ以上の女性消防吏員を受け入れることができないということかとの質疑に対して、現在は、女性消防吏員は、当直の女性用ベッド1台を2名が交代で使用しているが、2名以上になるとベッドがもう1台必要となる。しかし、これ以上ベッドをふやすことはスペースの関係で難しいとの回答がありました。なお、現在、本市の女性消防吏員2名と、伊丹市の女性消防吏員を妻とする男性消防吏員1名の3名で、プロジェクトチームを結成し、女性の立場でさまざまな問題に対する意見を出してほしいとお願いをしている。男性だけでは女性の考えは把握できず、女性の意見を聞くことを取り組みの第一段階としているとの回答がありました。  次に、各出張所には救急車だけでなく、消防車も配置しておいたほうが迅速な対応ができるのではないかとの意見に対して、そのとおりで、現在は、南出張所にのみ消防ポンプ車を配置しているが、他の出張所でも早期に配置したいと考えている。地域の不安を解決するためにも、検討を進め、将来的に配置できればと考えているとの回答がありました。  次に、職員数が少ない中で、変則勤務や、急な病気などでも休暇をとることができない状態であるが、職員のメンタル面のケアはできているのかとの質疑に対して、職員数の関係で対応は難しいが、急な対応が必要な際には、勤務者の交代で対応している。メンタル面のケアについては気を配ってはいるが、完璧な対応はできていないかもしれないとの回答があり、それに対して、厳しい職場環境であり、職員のストレスには気を配ってもらいたいとの意見がありました。  消防本部では、市民の安全・安心のため、24時間警備をしていただいておりますが、市民の高齢化に伴う救急件数の増加への対応、庁舎の老朽化の問題、出張所を含めた、完全24時間警備の実現に向けた体制の見直し、女性消防吏員のさらなる活躍を進めることなど、多くの課題があることがわかりました。特に、庁舎の老朽化の問題と、出張所を含めた完全24時間警備体制の実現については、今すぐにとはいかないとは思いますが、市民の安全と安心の生活を守る要として、取り組んでいただく必要があります。体制づくりを含めてしっかりと検討していただきますようお願いします。  次に保健福祉部より、篠山市国民健康保険「データヘルス計画(案)」について説明を受けました。本市のデータヘルス計画は、本市の目標である、市民一人一人が生活習慣の改善や、介護予防への取り組みを主体的に実施し、それによって地域全体への健康の意識を高め、誰もが住みなれた地域で自分らしく生きることができることに沿って、国民健康保険被保険者の健康維持増進を図ることを目的として作成されています。計画案の概略について説明を受けた後、質疑を行いました。以下、委員より出されました、主な質疑について御報告を申し上げます。  まず、データヘルス計画はどのような目的で、誰を対象とする位置づけであるのかとの質疑に対して、対象は、本市の国民健康保険の加入者で、医療費の分析はゼロ歳から74歳までを対象としている。ただし、レセプトデータと健康診査のデータを突合する対象は40歳以上としているとの回答がありました。  次に、計画では、重病者を対象として指導していくように読み取れるが、どう考えているかとの質疑に対して、この計画の目的の一つとして、投薬レセプトや健康診査受診から、保健指導が必要な方を把握し、生活習慣病などによって重篤化することを未然に防止することで、健康寿命を延ばし、医療費の削減を図ることである。なお、健康診査の未受診者は、健康への意識が薄く、症状が重篤化する可能性が高いため、いかに健康診査を受けてもらうかが課題であるとの回答がありました。  次に、健康診査の未受診者が多いのはどういう理由があり、この計画によってどう改善したいのかとの質疑に対して、今回の計画策定を進める中で、生活習慣病を未然に防止するために、健康診査を受けることの重要性が改めてわかった。健康診査の未受診者対策として、受診率が年々下がってきたことを受けて、アンケートを行ったが、「今は健康だから受けない」「何かあったら病院へ行く」などの意見が多くあった。健康診査に対する意識が低く、意識を上げるため、今回の計画において分析できた現状をしっかりと周知しなければならないと考えるとの回答がありました。  国民健康保険「データヘルス計画」については、「健康ささやま21」など保健福祉における他の計画とも連動した上で、市民の健康維持の増進を図り、医療費の適正化を目指すとともに、平均寿命、健康寿命の延伸、健康力の向上という理念に沿って、計画を着実に実現していただきますようお願いをいたします。  最後に、今回の所管事務調査の中で行った指摘や提案等につきましては、執行部において十分な検討と対応をしていただくよう申し添え、所管事務調査の報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(林  茂君)  次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。  栗山産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(栗山泰三君)(登壇)  皆さん、おはようございます。産業建設常任委員長の栗山泰三でございます。産業建設常任委員会における閉会中の所管事務調査について、御報告申し上げます。  当委員会では、1月29日に、所管施設や所管事業の進捗等について、現地調査を行いました。その主な内容について、御報告いたします。  まずは、栗柄浄水場及び栗柄ダムの栗柄低区配水池の現地踏査を行いました。栗柄ダムについては、ダム水の水質に対して、栗柄浄水場の現浄水能力では、ろ過施設等に安定した除鉄・除マンガン処理が十分でないため、水道水としての供給がなされていない中、栗柄浄水場においては、機能強化事業として処理行程の見直しによる処理水質の向上に向けた増設工事が予定されています。現地を確認するとともに、今後のスケジュール等を確認しました。また、栗柄低区配水池においては、夜間配水流量監視の方法等を確認しました。現地踏査では、水道施設の老朽化を確認することもできました。  担当部におかれましては、今後も施設の役割を果たすべく、維持管理に努めていただきますようお願いするとともに、所管の委員会としても、これからの水道施設の維持・管理についての調査・研究を進めていきたいと考えています。  次に、JR篠山口駅及び弁天踏切の現地踏査を行いました。JR篠山口駅自由通路については、職員提案から実現したイメージアップが完了したところであり、その状況を確認しました。篠山市の玄関口の一つである篠山口駅の最初のお出迎えスペースにあっても、これまでは少し寂しい感じのする場所でありましたが、歓迎ムードを醸し出す観光パノラマ写真や大きなポスター、のぼりが掲出され、日本遺産認定とともに、ユネスコ創造都市ネットワーク加盟都市としてふさわしい雰囲気を伝える媒体として、よい印象を感じました。掲出されているポスター、のぼりについては、市内各所でも有効活用を検討されてはどうかと考えます。また、子供向けに設置された「まるいのを活用した顔出しパネル」や「けんけんぱ床用シール」、窓ガラスに張られた「半透明ステッカー」については、提案された若手職員、女性職員の柔軟な発想に基づく視点のよさを感じるものでした。職員提案については、他の事業での活用も期待するところです。  弁天踏切については、味間小学校や丹南中学校の通学路にもなっているとともに、地域の方も日常的に利用される中、車がすれ違って通ると歩ける幅がないとのことから、旧町時代から改良が課題となっていたものです。このたび市長を初め、担当部署等の尽力もあり、遮断機や警報機を北側に移設して、踏み切りパネルを拡幅し、歩道を新たに設置する改良工事が完了した現場を確認しました。調査中も車の往来が大変多く、本当によかったと感じました。今後も市民の安心・安全のための対応をよろしくお願いします。  続いて、ぬくもりの郷に設置される太陽光発電設備及びペレットボイラー設備、電気自動車充電施設の現地踏査を行いました。これらの設備については、篠山市新エネルギー・省エネルギービジョンに掲げられる再生可能エネルギーとして、環境面だけでなく、災害対応も考慮されており、防災拠点の一つでもある、ぬくもりの郷の防災力の強化にもつながるものであります。ペレットボイラー設備については、現在は重油価格の下落もあり、費用的な課題もありますが、将来的には、社会情勢の影響等を受けにくい安定した運用が期待されるものであります。こうした市の率先した取り組みにより、環境への配慮や行動が篠山市全体に広がっていくように、今後の取り組みにも期待するところです。  また、株式会社夢こんだの経営状況について、代表取締役に話を伺いました。御承知のとおり、ぬくもりの郷においては、厳しい経営状況が続いておりますが、そうした中でも、経営改善に積極的に取り組まれていることを確認しました。今回、設置された太陽光発電設備及びペレットボイラー設備、電気自動車充電施設についても、エコな取り組みを打ち出すことができ、施設全体のイメージアップにつなげ、さらなる来館者の増加につなげていきたいとの決意も聞くことができました。篠山市を代表する温泉施設の一つであり、所管の委員会としても引き続き、経営状況を注視していきたいと考えます。  以上、産業建設常任委員会が実施いたしました所管事務調査報告といたします。 ○議長(林  茂君)  これで、常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第6  特別委員会所管事務調査報告 ○議長(林  茂君)  日程第6.特別委員会所管事務調査報告を行います。  議会広報特別委員会の報告を求めます。  大上議会広報特別委員長。 ○議会広報特別委員長(大上磯松君)(登壇)  皆さん、おはようございます。議会広報特別委員会委員長の大上でございます。  議会広報特別委員会については、その前身である議会広報編集特別委員会が平成11年4月に開催された第1回臨時会において、議会の活動状況を広く住民に周知するとともに、市政に対する理解と協力を得るための議会広報紙の発行及び広報に関する調査をするために設置されました。また、4年前の第84回臨時会からは、情報発信手法の多様化に鑑み、広報紙の編集だけでなく、幅広い情報発信手法も調査・研究していくため、編集の文字をとって、現在の議会広報特別委員会へと変遷しました。今、この特別委員会も第103回の定例会を迎えることになりました。その間、先輩たちがその時々の社会情勢や時代の流れを的確に取り入れながら、活動されてきましたことに、敬意と感謝を申し上げます。  さて今期も「身近な問題を包み隠さず、素早く、親切に、わかりやすく」を編集方針に掲げ、取り組んでまいりました。この2年間の活動としては、議会だよりの編集として22回の会議とクラウドを活用した会議5回を開催しました。特に、今期の直前に導入されたタブレット端末及びクラウドシステムにより、議会だよりの最終の確認作業については、会議室に足を運ぶことなく確認することで済み、大変効率的でした。また、議会報告会での資料作成も当初は苦労があったと思いますが、形式を決め、議会だよりの掲載記事を引用していくこととしたことで、作業負担は少なくなりました。また、既に報告しましたが、平成26年12月には元P&G社員の岩原雅子氏による研修、平成27年8月には日南町、大山町への視察を行いました。また、新たな取り組みとして、ことし1月21日発行分より、議会だよりを見てもらう機会をより多くするために、市内企業にも配布を始めました。  今後の検討課題といたしまして、市民の皆様に対し、議会活動の時々の様子を瞬時に伝えることが大切となっております。そのツールとしてソーシャルメディアの活用は必要不可欠な状況にあると考えます。当委員会としても、「議員が、議会が今、どこで、何をしているのか」という情報の発信が重要視されることを再確認するとともに、広報だけでなく広聴の役割も担っていくことが必要になっていると考えることから、議会広報広聴常任委員会と変えていく必要があるのではないかと考えます。当委員会はこの3月定例会議の後の議会だよりの発行をもって、今期の活動を終えることになります。  最後になりましたが、議員の皆様には広報紙の発行に当たり、深い御理解と御協力をいただきましたことに感謝を申し上げ、今期の活動報告とさせていただきます。 ○議長(林  茂君)  これで、特別委員会所管事務調査報告を終わります。
    ◎日程第7  議案第1号 篠山市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に              関する条例 ○議長(林  茂君)  日程第7.議案第1号 篠山市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)(登壇)  皆様、おはようございます。それでは、議案第1号 篠山市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は2ページから4ページでございます。説明については、説明資料により御説明を申し上げます。  説明資料の1、制定の趣旨でございますが、今回の新たな条例の制定は、地方拠点強化税制の創設によります地域再生法の一部改正に伴い、地方活力向上地域において本社機能を有する特定業務施設を移転し、または拡充する企業を支援するため、その際、取得した固定資産税の不均一課税を定めるものでございます。  まず初めに、説明資料には記載をしておりませんが、この条例制定の経緯を簡単に申し上げます。東京圏への一極集中の是正や地方に仕事をつくる、そういった地方創生の取り組みとして、国の平成27年度税制改正で、東京に本社がある法人がその本社機能を地方に移転した場合や、法人が地方において本社機能を拡充した場合に税制上の優遇措置を受けることができる、地方拠点強化税制が国により創設をされております。これは、国が平成27年6月に地域再生法を改正し、都道府県及び市町村が企業の地方拠点強化を目的に地域再生計画を策定し、この計画に基づいて実施される特定業務施設の移転等に支援措置が講じられるものでございます。この新制度を受けまして、兵庫県と県下の全市町が合同で「ひょうご本社機能立地支援計画」を策定し、昨年10月に国の認定を受けたことから、篠山市の取り組みとしても本条例を定め、固定資産税を軽減することにより、企業の本社機能の立地支援に取り組むというものでございます。  次に、地方拠点強化税制について具体的に説明申し上げます。こちらについては、企業の本社機能を有する業務施設を地方に移転または拡充した場合に、移転先で取得した建物などに関して、税制優遇措置を受けることができるというものでございます。優遇措置を受けるためには、企業が移転・拡充先となります県知事に計画書を提出し、県の認定を受ける必要がございます。優遇措置は大きく分けて4項目ございまして、一つ目には、中小企業基盤整備機構が行う債務保証。それから二つ目には、特定業務施設の新増設の資産に係る法人税などの特別償却などを受けるオフィス減税。三つ目には、特定業務施設での新規雇用に対して法人税額等の税額控除の適用を受ける雇用促進税制。そして四つ目に、地方公共団体が地方税、県の事業税や、不動産取得税、そして市町村の固定資産税でございますが、それの不均一課税による軽減を行った場合、地方交付税によりその減収分がその自治体に補填をされる減収補填措置でございます。この四つ目の措置に基づき今回条例を制定させていただこうとするものでございます。  以上、経緯が長くなりましたが、説明資料に戻りまして、1、制定の趣旨の米印の1につきまして、本社機能を有する「特定業務施設」とは、企業の事業や業務を管理、統括、運営していく業務施設であり、登記簿上の「本店」であるという形式的な判断ではなく、実際に本社機能を有している業務施設をいいます。具体的には、事務所、研究所、研修所であって、工場や店舗は含みません。事務所にあっては、①で列記しております各部門のいずれかのために使用され、原則として全社的な業務を行うもの。研究所、研修所にあっては、研究開発や人材育成において重要な役割を担うものとされております。  次に、2の制定の内容でございますが、(1)対象者は篠山市内において、本社機能を有する特定業務施設を整備する企業となっております。(2)の対象資産につきましては、事業の用に供する固定資産であり、建物又は構築物及び機械装置、並びに建物又は構築物の敷地であります土地となります。(3)の対象期間につきましては、対象となる固定資産税を課すこととなる年度から3年間とされております。次に(4)の固定資産税の不均一課税の税率でございますが、通常の税率であります100分の1.4、いわゆる1.4%に対しまして、移転型については、初年度100分の0.14、第2年度は100分の0.35、第3年度は100分の0.7。拡充型については、初年度100分の0.14、第2年度100分の0.467、第3年度は100分の0.933とさせていただきます。結果、企業にとりましては、当該固定資産税が3年間で移転型の場合、約72%、拡充型で約63%が軽減されるということになります。  ここで移転型と拡充型の区分けでございますけれども、米印2の東京23区から地方へ本社を移転する事業のみが移転型となります。米印3の地方にもともとある本社を増築するなど拡充する事業を拡充型といいますが、この拡充型については、東京23区以外に本社を置く場合、例えば大阪市でありましたり、神戸市に本社を置く企業が地方に移転する場合もこの拡充型に含まれることとなります。  この税率としたことにつきましては、先ほど申し上げましたが、不均一課税による固定資産税の減収分が普通交付税により市に補填されます。このため、3の減収補填率をごらんいただき、その減収補填率の割合に応じて、不均一課税の税率を定めさせていただいております。このことによりまして、篠山市にとっても負担がない形としております。ただし、初年度におきましては、減収補填率が移転型の倍、4分の4、いわゆる拡充型が3分の3、全額減収補填されるわけでございますが、税率をゼロにいたしますと、課税免除という形になりまして、今回の国の制度については、課税免除は対象外とされておりますことから、最低限の10分の1の税率ということにさせていただいておりまして、この税率につきましては、県の基準で示されたもの、あるいはほかの市町も今回の県の基準にほぼ合わせているということで、10分の1とさせていただいているところでございます。  終わりに、4の施行期日につきましては、平成28年4月1日としておりますが、県下全市長のうち、4月からこの制度に取り組むのは現時点のところ14市町と聞いております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第1号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第1号は総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第8  議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(林  茂君)  日程第8.議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書5ページ及び6ページ、議案第2号説明資料並びに条例改正新旧対照表1ページから5ページまでをごらんいただきたいと思います。  本整備条例は、平成26年6月13日に公布された改正行政不服審査法、以下「改正法」と申し上げますが、平成28年4月1日から施行されることに伴い、関係する条例の規定について、所要の整備を行うものでございます。  初めに、このたびの行政不服審査法の全部改正により、抜本的な見直しが行われた行政不服審査制度の概要につきまして、御説明を申し上げます。  議案説明資料の3ページに記載しておりますイメージ図をごらんいただきたいと思います。上段の図にございます現行の行政不服審査法、以下「現行法」と申し上げますが、におきましては、市長が行った処分に不服がある場合になされる不服申し立ては、市長が審理を行い、最終判断を行っておりますが、下段の図にございます改正法では、市長がその最終判断を行う前に、処分に関与していない者を「審理員」として指名し、当該審理員に中立的な立場で審理手続を主宰させるとともに、第三者機関である行政不服審査会への諮問手続を行い、その答申を経た上で、最終判断を行うこととする制度へと改められております。  続きまして、関係条例の改正の概要ですが、現行法では、不服申し立ての種類は、異議申し立てと審査請求に分かれておりますが、改正法では、異議申し立てが廃止され、審査請求に一元化されたことから、これに関係する用語について所要の整理を行うとともに、先ほど説明でも申し上げましたとおり、改正法による新たな行政不服審査制度では、不服申し立ての審理において、審理員による審理手続及び第三者機関への諮問手続が導入されたことから、これに伴う所要の整備を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、次に申し上げます三つの点について改正を行うことといたします。まず、用語の整理として、関係する条例の規定において、「異議申立」を「審査請求」に、「決定」を「裁決」に改めるほか、必要な規定整備を行います。  次に、公文書公開請求及び個人情報開示請求の決定処分等に係る不服申し立てにつきまして、その審理手続については、これまでから、篠山市情報公開・個人情報保護審査会へ諮問を行い、その答申を尊重して、最終判断を行っておりますが、国の制度と同様に、これらの不服申し立ての審理につきましては、これまでどおり、情報公開・個人情報保護審査会において行うこととするため、改正法の規定により、公文書公開請求及び個人情報開示請求の決定処分等に係る不服申し立てについては、審理員による審理手続の適用を除外するとともに、これまで対象としておりませんでした不作為に係る不服申し立てを、情報公開・個人情報保護審査会の諮問対象に加えることとします。  最後に、改正法の規定により、市に行政不服審査に係る第三者機関を置くこととされたことから、不服申し立てに係る事件について調査・審議するため、市長の附属機関として、篠山市行政不服審査会を設置するとともに、当該委員の報酬を定めることとします。  なお、整備条例の施行期日に関しましては、改正法の施行期日にあわせ、平成28年4月1日からとしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  足立義則君。 ○10番(足立義則君)  10番、足立です。  現状にある公平委員会ですか、何かありますよね。身分の不服とかいうのを聞いている、この形と同じようなやつが。それとの関連はどうなるのだけ説明をいただきたいです。 ○議長(林  茂君)  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)  公平委員会につきましては、基本的に職員の分でございまして、今回の分は行政不服審査ということで、また行政そのものが対象となります。御質問の公平委員会の中に別に監査という形ではこういったいろんな行政のことについて監査するところはございますけれども、公平委員会自身につきましては、先ほど申し上げましたように、職員を対象といたします。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第2号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第9  議案第3号 篠山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正              する条例 ○議長(林  茂君)  日程第9.議案第3号 篠山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第3号 篠山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  それでは、説明資料に基づきまして、説明申し上げます。  まず、改正の趣旨についてですが、このたびの改正は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が平成26年5月14日に公布され、平成28年4月1日から施行されることに伴う関係条例の整備を行うものでございます。同法による改正後の地方公務員法では、人事評価制度の導入等による能力及び実績に基づく人事管理の徹底を図るための規定が新たに設けられました。今回の地方公務員法の改正内容に適切な対応を図るため、関係条例の整備を行うものです。  次に、改正の概要についてですが、関連する5条例の一部改正をそれぞれ第1条から第5条で行っております。まず、第1条は、篠山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正であります。条例において引用している地方公務員法の条文の繰り上げが行われたことによる規定整備でございます。第3条の篠山市職員等の旅費に関する条例の一部改正及び第5条の篠山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についても、同様の規定整備でございます。  次に第2条は、篠山市職員の給与に関する条例の一部改正であり、職員の職務を給料表の各等級へ分類する際の具体的な基準となる「等級別基準職務表」を新たに追加規定するものでございます。篠山市においては、これまで規則において級別標準職務表を規定しておりましたが、今回の法改正において、能力・実績に基づく人事管理を徹底するという観点から、等級別基準職務表を条例に規定することが義務づけけられたことによるものでございます。新たに規定する等級別基準職務表は、給料表ごとに職員の職務の複雑、困難及び責任の度合いに基づき、職制上の段階の標準的な職の職務を規定しており、今後において、職員給与における職務給の原則の徹底を図ってまいります。  次に第4条は、篠山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正でございます。この条例は、地方自治体が、職員の任用、給与、勤務時間、服務、研修、福利厚生といった職員に適用される基準や決まりごとを住民に公表することにより、その公正性、透明性を高めることを目的としており、平成17年3月29日に条例制定されたものでございます。今回の地方公務員法の改正により、公表事項に人事評価を追加規定するものでございます。具体的な公表内容につきましては、先ほどの第2条で規定する等級別基準職務表に基づく等級ごとの職員数の公表でございます。  附則におきましては、この改正条例の施行期日を規定しており、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上、提案理由の御説明を申し上げました。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第3号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第3号は総務文教常任委員会に付託することに決定しました。
    ◎日程第10  議案第4 篠山市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を              改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第10.議案第4号 篠山市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第4号 篠山市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  それでは、説明資料に基づき説明申し上げます。  まず、改正の趣旨についてですが、このたびの改正は、地方公務員災害補償法施行令の一部改正が行われたことに伴い、非常勤の職員等の公務災害に対する損害補償に関し、同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金が支給される場合において、傷病補償年金及び休業補償の額に乗じる調整率を改定するものでございます。  次に、改正の概要についてですが、附則第5条において、公務災害による損害補償及び休業補償と他の法令による年金給付との併給調整を規定しており、同一の事由により、厚生年金保険法による障害厚生年金等が支給される場合に、傷病補償年金及び休業補償の額に乗じる調整率を、0.86から0.88に改正するものでございます。  附則におきましては、この改正条例の施行期日を規定しており、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。  また、経過措置として、施行日前に支給すべき事由が生じた施行日前の期間に係る傷病補償年金及び施行日前に支給すべき事由が生じた休業補償については、従前の規定によることといたします。  以上、提案理由の御説明を申し上げました。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第4号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第11  議案第5号 篠山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例               の一部を改正する条例  日程第12  議案第6号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第11.議案第5号 篠山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、及び日程第12.議案第6号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  なお、説明と質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第5号 篠山市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第6号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上、2議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  このたびの改正は、平成27年8月6日、人事院が行いました国家公務員の一般職の職員の給与を増額する勧告を受けて、本市においても同様の措置を行うためのものです。本年の人事院勧告は、民間の賃金水準が改善し、官民の給与差が拡大したことに伴う措置であり、月例給について俸給表を平均で0.4%引き上げる改定を行います。また、ボーナスについても、民間事業所における好調な支給状況を反映して、民間が公務を上回っていることから、0.1月分の引き上げを行い、年間4.20月分としました。今回の月例給及びボーナス引き上げの改定により、職員の年間給与は平均で4万1,000円の増額となります。  本市においては、職員の給与が国や他の地方公共団体並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮しなければならないとする、地方公務員法第24条により従前から人事院勧告に基づき賃金、労働条件の改定を行ってきたところです。その趣旨により、本勧告に基づいた措置を行おうとするものです。  なお、今回の改正に当たりましては、市職員団体との交渉を経て、御提案申し上げておりますことを申し添えておきます。  また、議会の議員の期末手当につきましても、一般職の職員の期末手当に準じて所要の改正を行うため、あわせて関係条例の一部を改正しようとするものでございます。なお、特別職の期末手当の改正については、市長公約等その他意向により、今回の改正は見送ることとしております。  それでは、改正しようとする条例ごとに、説明資料に基づき御説明申し上げます。  まず、議案第5号 篠山市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、期末手当の支給率について、6月期の期末手当支給率を100分の197.5から100分の202.5に、12月期の期末手当支給率を100分の212.5から100分の217.5に、それぞれ100分の5を引き上げる改正を行おうとするものでございます。  附則におきましては、この改正条例の施行期日を規定しており、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。  次に、議案第6号 篠山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  今回の改正は、まず、第1条で平成27年度に係る改正部分を、第2条で平成28年度の改正部分をうたっており、それぞれ条例施行日を変える必要が生じるため、法制執務上の措置でございます。まず、第1条におきましては、本年度の改正として、勤勉手当の年間支給率を、1.5月から1.6月に引き上げるため、平成27年度の12月期の勤勉手当支給率を100分の75から100分の85に改正し、あわせて再任用職員の支給率についても、100分の5を引き上げる改正を行うものでございます。また、別表第1から別表第3には、職種ごとの職員給料表を定めているところでございますが、人事院勧告どおり、平均で0.4%引き上げる改定を行っているところでございます。  なお、技能労務職の給与に関しましても、規則において規定しておりますため、説明を省略させていただきますが、行政職給料表との均衡を考慮して同様の改定となっておりますことを申し添えます。  次に、第2条について御説明申し上げます。  平成28年4月からの改正でございます。平成28年度以降の6月期の勤勉手当の支給率を100分の75から100分の80に引き上げ、先ほど第1条において改正をいたしております、平成27年度12月期の勤勉手当の支給率100分の85を、平成28年度12月期の勤勉手当におきましては、100分の80に引き下げるものでございます。  なお、これは6月期と12月期の配分の変更であり、平成27年度改正後と平成28年度の支給率は全く同じでございます。同じく再任用職員に係る勤勉手当の支給率についても、平成28年度6月期を100分の2.5引き上げ、12月期を100分の2.5引き下げるものでございます。  なお、この改正条例の施行期日は、第1条に係る部分については公布の日から、第2条に係る部分については、平成28年4月1日からとしております。ただし、第1条の改正後の規定は、平成27年4月1日にさかのぼって適用することとしております。  説明を申し上げました条例改正による平成27年度人件費は、2,710万4,000円の増額を見込んでおります。  以上、2議案を一括して提案理由の御説明を申し上げました。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第5号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第13  議案第7号 篠山市税条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第13.議案第7号 篠山市税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第7号 篠山市税条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  平成28年1月以後に納税義務者等から申告・申請を受ける手続において、原則として個人番号または法人番号の記載を求めることとなっておりますが、「個人番号の記載を求めることによって生じる本人確認手続等について、納税義務者等の負担を軽減するため、申告等の主たる手続とあわせて提出され、または関連して提出されると考えられる一定の書類について、個人番号の記載を要しないこととする」と見直す、「地方税法施行規則の一部を改正する省令等の一部を改正する省令」が、平成27年12月25日付で公布されたことにより、市税条例についても改正いたします。  市税条例に該当するものとしては、第51条の市民税の減免に係る申請、及び第139条の固定資産税の特別土地保有税の減免に係る申請について、個人番号の記載を不要とするよう改正し、施行期日は公布の日といたします。  以上、議案第7号に係る説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第7号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立)
    ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第14  議案第8号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第14.議案第8号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第8号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書22ページ、条例改正新旧対照表34ページ、議案第8号説明資料をお開きください。  本件は、現在、ささやま子育てふれあいセンターが中央公民館城東分館の元事務室をプレイルームとして利用していますが、子供たちが体を動かして遊ぶには手狭であることから隣接する篠山市立B&G海洋センター体育館の会議室に移転することに伴い、当該会議室が貸し館利用できなくなることから条例の一部を改正し、対象施設から削除するものです。  以上、議案第8号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第8号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第8号は民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、午前11時とします。               午前10時50分  休憩               午前11時00分  再開 ◎日程第15  議案第9号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する               条例 ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15.議案第9号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第9号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案内容の御説明を申し上げます。  議案書は23ページ並びに議案第9号説明資料をお開きください。説明につきましては、説明資料に基づき行います。  今回の条例改正につきましては、1、改正の趣旨のとおり、1歳から中学3年生までのこども医療費等については、平成26年7月から一定の所得要件を設け、医療費の無償化を実施しております。この中で、現在、子供を養育する保護者等の住民税所得割額が23万5,000円を超える場合は、こども医療費等の無償化の対象外としております。  今回の改正は、1歳から3年生までの通院及び入院、そして4年生から中学3年生までの入院に係る自己負担分を無償化するため、所得要件を撤廃しようとするものでございます。これにより、説明資料、2、改正の概要のとおり、1歳から3年生までで113名、4年生から中学3年生までで145名が平成28年度新たに無償化の対象になると見込んでございます。  なお、この無償化に係る施行期日は、平成28年7月1日としております。  以上、議案9号に係ります提案理由とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  木戸貞一君。 ○6番(木戸貞一君)  この所得制限の撤廃ということで理解を示したいと思うんですけれども、この時期にこの所得制限を撤廃された、これまで所得制限を設けようとしてこの条例をつくられていたと思うんですけれども、今回、撤廃することになった理由というか、考え方がどのように変わったのか、そこの1点だけ教えていただきますでしょうか。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  まず今回の通院・入院につきましては3年生まで、そして中3までにつきましては入院という形で、今回子育て一番という形の中で少しでも適正な医療を受けていただき、健やかに育っていただくという観点をもちまして、今回所得に係ります上限というのを撤廃させていただいて、誰もが安心して、医療を受けられる体制というものを整備していきたいという考えでしております。  それと現在の段階で県下11市でこういう形で撤廃を行ってございます。またそのあたりの状況も把握いたしまして、今回条例の改正を提案させていただいております。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)  所得制限が外されたということ歓迎するわけですけれども、見直し後の小学校4年生から中学3年生までの分だけが所得制限にかかるわけですけれども、そこが残る。全員、所得制限を外していただきたいなというふうに思うんですけれども、ここが残る主な理由というか、それはどういうことでしょうか。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  当初内部で検討したのは小学校3年生までが完全撤廃、4年生以上は従来どおりという形でおったんですけれども、一定やっぱり入院等につきましては、一度の負担というのが大きくございますので、入院は対象にしていこうという形で今回制度の改正をいたしております。財政的なところで、一般財源等の影響もかなり出てまいりますので、まずはこういう形で改正のほうをしていきたい。それと今後、他市の状況もしっかりと把握しながら、今後のことについては検討もしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  これに当たる財源、この辺どういうふうに見込まれているのか、ちょっと教えていただきたい。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  まず、今回の所得要件、小学校3年生までの通院・入院の無償化と中学3年生までの入院の無償化、あわせまして一般財源の影響額というものは、450万円というふうに見込んでございます。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第9号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第9号は民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第16  議案第10号 篠山市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の                一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第16.議案第10号 篠山市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第10号 篠山市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は24ページから25ページ、新旧対照表が40ページから42ページ、議案第10号説明資料をごらんいただきたいと思います。  それでは、説明資料により御説明を申し上げます。このたびの条例改正につきましては、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」第7条第1項の規定に基づき、市長の附属機関として「篠山市空き家等対策協議会」を設置することを目的としており、条例中新たに「第5章 空き家等対策協議会」を設け、第17条第1項において協議会の目的に関する事項を定めております。  次に、第17条第2項において協議会の所掌事務に関する事項を定めており、平成27年5月に全面施行された特別措置法において、自治体の権限が法的に位置づけられ、税務情報の利用や調査権の付与、対策費用に対する補助制度や税制上の措置が講じられるようになったことから、より積極的かつ総合的、計画的に空き家等に関する施策を推進するため、「篠山市空き家等対策協議会」において、法第6条第1項に規定された「空き家等対策計画」の作成や対策の実施などについて御審議いただきます。具体的には、法第6条第2項に掲げるとおり、「空き家等対策計画」において、空き家等の調査、所有者等による適正な管理の促進、空き家及び除却した跡地の活用の促進、特定空き家等に対する措置、相談への対応、実施体制などの事項を定め、空き家等に関する対策を推進したいと考えています。  次に、第17条第3項及び第4項において協議会の構成に関する事項を定めており、協議会の委員は、15人以内で組織し、市長のほか、学識経験を有する者、自治会長会から推薦を受けた者、公募市民、その他市長が必要と認める者で構成いたします。  なお、本条例の施行期日は、平成28年4月1日といたします。  また、協議会の設置に伴い、委員に対する報酬の額等を定めるため、「篠山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」の一部を改正いたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。
     お諮りします。  ただいま議題となっております議案第10号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第10号は産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  議案第11号 篠山市下水道条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第17.議案第11号 篠山市下水道条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第11号 篠山市下水道条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は26ページ、新旧対照表43ページ、説明については、お配りしております議案第11号の説明資料により説明いたします。  改正の趣旨につきまして、今回の改正は、平成26年11月に環境基本法においてトリクロロエチレンに係る水質汚濁基準が強化されまして、平成27年10月21日付で、水質汚濁防止法の排水基準に関する省令及び下水道法施行令の改正が行われたことに伴いまして、下水道への排水基準について、条例の一部を改正するものでございます。  概要につきましては、水質汚濁防止法の排水基準、及び下水道法施行令の工場等の特定事業場に対する排水基準の改正にあって、平成28年4月20日に経過措置期間が満了することになります、トリクロロエチレンの排水基準について、法適用どおり、1リットルにつき「0.3ミリグラム以下」を「0.1ミリグラム以下」と改めるものでございます。  施行の日につきましては、経過措置期間が満了する日の翌日、平成28年4月21日とするものでございます。  なお、市内では、現在、トリクロロエチレンの使用を届け出ている工場などはございません。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第11号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第18  議案第12号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第18.議案第12号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  畑消防長。 ○消防長(畑 光明君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第12号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきまして、説明をさせていただきます。  議案書27ページから35ページ、新旧対照表44ページから53ページ、議案第12号説明資料をごらんください。  今回の火災予防条例の改正は、火災の発生のおそれのあります、設備や器具と可燃物などとの間に設けるべき安全な距離を定めております基準に、最近新たに流通してきております厨房設備や調理用器具などを追加することが大きな目的であります。  それでは、議案第12号説明資料で説明をさせていただきます。  1番目の改正の目的につきましては、火災の発生のおそれのあります設備や器具に対しましての火災予防上の基準は、消防法第9条で国が示す基準に従って市町村の火災予防条例で定めることとなっております。  国が示しております基準が定められてから10年以上経過しておりまして、当初想定しておりませんでした設備や器具が流通してきましたことから、国が示しております基準であります「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令」が、平成27年総務省令第93号で改正されましたので、この改正されました国の基準どおりに可燃物などとの間に設けるべき安全な距離を定めております、火災予防条例の別表第3を改正するものであります。  続きまして、2番目の改正の概要を説明させていただきます。  まず一つ目は、厨房設備と調理用器具に近年流通してきておりますグリドル付コンロを追加しております。説明資料に記載しておりますが、グリドル付コンロとは、鉄板を加熱することによりまして、食材を調理する機能がついているコンロのことであります。参考までに、鉄板ではなく金網の上に食材を置いて焼きますタイプのものはグリル付コンロと言われております。  改正の概要の二つ目は、一般的にIH調理器と言われております電磁誘導加熱式調理器に、近年主流となってきております4.8キロワットを超えるものを追加しております。  改正の概要の三つ目は、厨房設備と調理用器具と電磁誘導加熱式調理器に、近年流通していますものを追加することに伴いまして、説明資料に記載しておりますように厨房設備の表現や調理用器具の記載の仕方や電気調理用機器の分類の仕方などを整理しております。  最後に、施行期日につきましては、国が示しております基準であります「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令」を改正します、平成27年総務省令第93号の施行期日にあわせまして、平成28年4月1日としております。  以上で、篠山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましての説明を終わらせていただきますので、御審議いただき、御決定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第12号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第12号は民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第19  議案第13号 篠山市立畑スポーツ施設条例 ○議長(林  茂君)  日程第19.議案第13号 篠山市立畑スポーツ施設条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第13号 篠山市立畑スポーツ施設条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書36ページから38ページ並びに議案説明資料をごらんください。  まず初めに、条例制定の趣旨につきまして、御説明を申し上げます。  平成25年3月31日をもって閉校となりました旧篠山市立畑小学校は、現在、畑複合教育施設として位置づけ、校舎1階部分は篠山市こども発達支援センターを設置し、グラウンド及び体育館は、主に地域の活動拠点として使用をされております。  畑複合教育施設の活用につきましては、畑地区の各種団体等の代表者で構成されました旧畑小学校跡地活用検討委員会から、「プールの取り壊しを行うとともに、グラウンドは少年サッカーのできる多目的グラウンドとして整備されたい」との要望書が、平成26年4月30日に提出をされました。この要望に応じ、平成27年度は、プールを取り壊してグラウンド部分の拡張を行い、平成28年度においては、独立行政法人日本スポーツ振興センター、つまりtotoのスポーツくじの助成を受けて、グラウンド整備を進める予定としております。この助成を受けるには、当施設を「社会体育施設」として位置づけることが必要であるとともに、グラウンド及び体育館を地域の活動拠点でなく、子供たちや市民の方々のスポーツ活動の推進と健康保持等の場として位置づけ、「社会体育施設」として整備・運用するため、本条例を制定させていただくものでございます。  次に、条文につきまして御説明を申し上げます。  基本的には、市内の「社会体育施設」の条例と同じ条文構成とさせていただきました。第1条は施設の設置目的とし、第2条は施設の位置を、篠山市畑宮324番地2としております。第3条と第4条は使用の許可と制限で、あらかじめ許可を受ける必要があることや許可をしないことができる項目を定めています。  第5条から第7条は、使用料の内容で、別表により料金は、四季の森運動公園グラウンド、城東グラウンド、市内5体育館と同額のグラウンドは1時間当たり500円、体育館は1時間当たり700円と定めるとともに、減免や不還付・還付の内容を定めています。  第8条は利用者の遵守事項、第9条は使用許可の取り消し等、第10条は使用したときの原状回復、第11条は損害賠償、第12条はこの条例に定めるもののほか、必要な事項は「教育委員会規則」で定めることとしています。  なお、施行期日は平成28年4月1日としています。  以上で、提案の説明といたします。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  今回の条例制定につきましては、施設整備の財源確保的な意味合いが大きいのではないかというふうに思うわけでございますが、この畑の複合教育施設ですか、それにつきましては、もともとは畑小学校としても一体として管理がされておったわけなんですけれども、現在、建物1階について支援センターというような形で使用されて、今度グラウンド、体育館については、別途社会教育施設として位置づけるというようなことになるんですが、そのあたり、元畑小学校の施設全体的な管理の責任分担といいますか、そのあたりについては、どのように今、整理をされているのか。  説明部分については、グラウンドと体育館というようなことなんですが、実際このスポーツ施設として位置づけようとしている部分ですね、それ以外にでも駐車場の部分であるとか、いろんな部分があるんですけれども、そのあたりについて、さきにも整備しました支援センターとか、そのあたりの絡みの中でどの部分がどちらの施設で、今、残っています2階以上の部分について、どういった形で位置づけがされているのかという分について確認させていただきます。 ○議長(林  茂君)  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)  おっしゃるとおり、校舎の1階部分につきましては、今、支援センターが入っておりまして、この分につきましては、昨年の議会で篠山市こども発達支援センター設置及び管理の条例ということで管理を行っています。現在、全体的な管理につきましては、グラウンド、そして体育館等は地元のまち協議であります、みたけの里づくり協議会と委託契約をいたしまして、管理をいただいております。そして、おっしゃるとおり、1階部分は支援センターが入っておるんですけれども、まだ2階部分がございます。しかし2階部分につきましては、今、学校施設の管理運営に関する要綱ということで入っておるんですけれども、実際には入り口が支援センターからしかございませんでして、2階部分は直接入ることができておりません。今の2階部分を使用するときにつきましては、支援センター等が会議等で若干使用されておるところで、実際の地元等の運営等にはなっておりません。今回につきましては、グラウンド、そして体育館につきましては教育委員会のほうで管理するということにしておりますけれども、実際には今現在ありますまち協等にお世話になりたいなというふうな考えを持っておりますのと、支援センターとやはりその辺は一緒に連携しながら、全体的に管理する必要があるのかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(林  茂君)  渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  当然運営は連携して、していただかなければいけないんですけれども、やはりそのあたりは、市の担当のほうとしても、実際問題、教育委員会と福祉のほうと違うわけで、なるん違うかというふうに思う。そのあたりで、これはもうきっちりと行政の中でちゃんとそれは区分分けは当然しておかんと、しといた上で連携をするというのではないんですけれども、今それができていないということなんですか。 ○議長(林  茂君)  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)  いや、支援センターの設置に関する条例の中で、それはきっちりと区分分けをしております。グラウンド及び体育館は、みたけの里づくり協議会と委託契約を結んだ中で、今の学校跡地施設の管理運営に関する要綱の中で委託契約をしておりますので、それは条例上でも、要綱上でもきっちり区分はさせていただいております。 ○議長(林  茂君)  渡辺拓道君。
    ○4番(渡辺拓道君)  そうしましたら、2階以上の課題もあるわけですけれども、それは置いといて、駐車場自身は、どちらになるんですか。 ○議長(林  茂君)  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)  これにつきましては、今回平成28年度で予算を要求させていただこうというふうに思っておるんですけれども、教育委員会の社会体育のほうの関係で要求をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  吉田です。  整備されるということは非常に結構なことやと思うんですが、地域のほうからも少年サッカーを中心にした利用があって、そこへ子供たちが多くきてくださって、地域の活性化ということを考えられておるんですが、専門的にやはりそれだけの少年サッカーがそこでやるというような予定とか、そういう分析とか、そういうことはされた。あそこが本当に十分に活用されるということが大事なことで、ペンペン草が生えるようなことではかなんので。その辺について、教育委員会としてどういうふうに捉えられておるのか、その辺だけお願いします。 ○議長(林  茂君)  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)  現在のグラウンドの大きさのままでは、少しサッカー等の面積等がとれないということで、本年度、予算を立てた中でプールの取り壊しを行わせていただきました。それで南北に約43メートルと63メートルのグラウンドを拡幅ということで、拡幅できましたので、実際に面積部分につきましては確保できております。しかしながら、おっしゃるように、現在各少年サッカー団体にここを活動拠点としてというような詳細な詰めは行っておりません。しかしながら、地域もやはり少年たちがそこでサッカーをやっていただきたいという要望がありますので、教育委員会、また地元等と連携しながらそういう少年サッカー団体のほうへ、ここを活動拠点にしていただけないかとか、してはどうですかというような働きかけは今後行わせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第13号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第13号は総務文教常任委員会に付託することに決定しました。  日程第20  議案第14号 篠山市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第20.議案第14号 篠山市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  井上固定資産評価審査委員会事務局長。 ○固定資産評価審査委員会事務局長(井上晃司君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第14号 篠山市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書39ページから40ページ、議案第14号説明資料及び条例改正新旧対照表54ページから55ページをごらんいただきたいと思います。  このたびの一部改正は、国におきまして、行政不服審査法が50年ぶりに全面改正され、平成28年4月1日から施行されます。この改正は、国民にとってより利便性・透明性を向上させることを目的にされたもので、審査申し出機関の延長や手続の流れの明確化などが図られます。これに伴い、関係法である篠山市固定資産評価審査委員会条例について、所要の整備を行うものでございます。  改正の概要といたしましては、審査申し出に係る手続等を定めたもので、1点目は審査申出書の記載事項について居所の追加と処分の内容が明記されました。また、2点目の書面審理については、申し出代表者、代理人等に変更があった場合の届け出義務について、3点目の弁明書、反論書の処理について、4点目の決定書に記載事項については、明文化されたことによるものでございます。  改正後の規定については、平成28年度以降の年度分の固定資産税は、固定資産課税台帳に登録された価格に係る審査の申し出について適用し、平成27年度までの固定資産税は、固定資産課税台帳に登録された価格に係る審査の申し出について、従前の例によることとします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第14号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第21  議案第15号 愛媛県南宇和郡愛南町との姉妹都市提携について ○議長(林  茂君)  日程第21.議案第15号 愛媛県南宇和郡愛南町との姉妹都市提携についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第15号 愛媛県南宇和郡愛南町との姉妹都市提携についてにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書41ページをごらんください。  篠山市では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災での支援に当たり、自治体間の連携・協力の重要性が認識されましたことから、篠山市にゆかりや縁のある市町に対し、災害時における相互応援についての協定締結の呼びかけを行い、愛媛県南宇和郡愛南町と平成24年1月17日、「災害応急対策活動の相互応援に関する協定」を締結しました。これを機に両地域でのイベントの出店や、学校給食における特産物の提供など交流を図っておりますが、これまでの交流をさらに発展させ、幅広い分野での交流を推進しようとこのたび「姉妹都市提携」を結ぶこととし、篠山市議会基本条例第16条第1項第4号の規程により、議会の議決を求めるものです。  以上、議案第15号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  これまでにいろいろと愛南町のほうにはお世話になっておりまして、非常に友好が結ばれるということはよかった。姉妹都市が結ばれること自身については、非常にうれしいことやなというふうに思っております。ただ、うちのほうとしましては基本条例関係で、議会の手続が要るということなんですけれども、愛南町側につきましては、そのあたりの町側としての手続的なものが何か必要であって、もしそのあたりの予定といいますか、そのあたりについて把握されているのでしたら、お伺いしたいと思います。 ○議長(林  茂君)  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)  これまで愛南町の議長、または町長に篠山市にお越しいただいて、いろいろ調整をしておりますが、愛南町におかれましては、姉妹都市提携について町議会の議決が必要であるということは聞いておりません。議長、町長につきましても、非常に友好都市提携をすることにつきましては、非常に前向きでございまして、この議会に議決をかけるということにつきましても、相手側に連絡をしております。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第15号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第22  議案第16号 平成28年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦                課単価を定めることについて  日程第23  議案第17号 平成28年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩                しについて ○議長(林  茂君)  日程第22.議案第16号 平成28年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて、及び日程第23、議案第17号 平成28年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第16号 平成28年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて、及び議案第17号 平成28年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しにつきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第16号につきまして、議案書42ページから43ページをお開きください。  農業共済事業の事務費賦課金につきましては、その年の農業共済事業の予定量に応じ、庁内事務費や兵庫県農業共済組合連合会に支払う賦課金に充てるため、組合員に賦課するものです。平成28年度の事務費賦課総額については、各事業の予定量より745万5,000円を予定しております。  それぞれの共済ごとの共済金額1万円当たりの賦課単価につきましては、五つの共済とも前年度と同額といたしております。  次に、議案第17号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書44ページから45ページをお開きください。  平成28年度におきましても、水稲の損害防止事業を計画しておりますが、その財源として、特別積立金を充てるため、その取り崩し額を定めようとするものです。水稲特別積立金の取り崩し総額を335万円以内とし、水稲損害防止事業に充当しようとするものです。  水稲損害防止事業総額は498万1,000円で、特別積立金の取り崩し後の残額163万1,000円は、兵庫県農業共済組合連合会からの助成金及び賦課金の充当を予定しております。  以上で、提案理由の御説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。
     質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第16号及び議案第17号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第16号及び議案第17号は産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第24  議案第18号 市道の路線認定について ○議長(林  茂君)  日程第24.議案第18号 市道の路線認定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第18号 市道の路線認定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の46ページから48ページをごらんいただきたいと思います。  今回、道路法第8条第2項の規定により、市道の認定をお願いしようとする路線については、議案書47ページの「市道認定路線調書」に、図面番号、路線名、起点、終点、延長、幅員をお示ししています。  市道認定路線調書の図面番号1、「市道井串公民館線」について、認定の理由は、井串自治会から道路の土どめ擁壁改修の要望書が提出され、当該道路の現地調査を実施した結果、井串公民館へのアクセス道路として利用されている里道であり、下水道本管も埋設されて生活道路としての利用があることから、新たに市道に認定しようとするものでございます。  なお、今回、承認をいただきました後の市道認定路線総数は、1,786路線、総延長は約83万3,000メートルになります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第18号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第25  議案第19号 市道の路線変更について ○議長(林  茂君)  日程第25.議案第19号 市道の路線変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第19号 市道の路線変更について提案理由の説明を申し上げます。  議案書の49ページから52ページをごらんいただきますようお願いいたします。  今回、道路法第10条第3項の規定により、市道認定の変更をお願いしようとする路線について、議案書50ページの「市道認定路線変更調書」に、図面番号、路線名、起点、終点、延長、幅員をお示ししています。  まず、市道認定路線変更調書の図面番号1、「市道前ヶ市市の谷線」について、変更の理由は、野々垣自治会から市道のつけかえの要望書が提出され、当該道路の現地調査を実施した結果、圃場整備事業で築造された農道のほうを生活道路として利用されていることから、路線の一部について変更しようとするものです。  続きまして、市道認定路線変更調書の図面番号2、「市道高速側道26号線」について、変更の理由は、参議院決算委員会警告決議により、高速道路と立体交差する跨道橋の緊急点検結果を速やかに公表し、必要な補修等を行うとともに、点検体制の抜本的な見直しが必要とされたことにより、舞鶴若狭自動車道をまたぐ里道の跨道橋を市道に認定し、路線の一部に追加しようとするものです。  なお、このことにより、橋梁長寿命化修繕計画の対象に追加して、点検業務や維持管理を国庫補助対象事業として行えるようになります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第19号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第26  議案第20号 篠山市公共下水道篠山環境衛生センターの建設工事委託                に関する協定の変更について ○議長(林  茂君)  日程第26.議案第20号 篠山市公共下水道篠山環境衛生センターの建設工事委託に関する協定の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第20号 篠山市公共下水道篠山環境衛生センターの建設工事委託に関する協定の変更について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書53ページでございます。  本件は、昨年9月4日の第101回定例会において、本件工事委託協定の締結に関する議会の議決をいただいたものでございます。本年度から平成28年度にわたりまして工事を実施するものでございます。  契約の相手方である日本下水道事業団において、汚泥処理設備工事の発注が行われまして、同事業団の工事契約に基づきまして協定額の減額の変更を行うものでございます。結果、1億9,200万円を減額し、変更後の契約金額を5億3,800万円とするものでございます。  なお、請負っております業者につきましては、機械設備工事を株式会社石垣、電気設備工事を株式会社正興電機製作所が請負っていることを報告申し上げて、以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第20号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 ○議長(林  茂君)  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、午後1時とします。               午前11時50分  休憩               午後 1時00分  再開
    ◎日程第27  議案第21号 平成27年度篠山市一般会計補正予算(第7号)  日程第28  議案第22号 平成27年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2                号)  日程第29  議案第23号 平成27年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4                号)  日程第30  議案第24号 平成27年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第3号)  日程第31  議案第25号 平成27年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                4号)  日程第32  議案第26号 平成27年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算                (第3号)  日程第33  議案第27号 平成27年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4                号)  日程第34  議案第28号 平成27年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3                号)  日程第35  議案第29号 平成27年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第27.議案第21号 平成27年度篠山市一般会計補正予算(第7号)から、日程第35.議案第29号 平成27年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)までの9件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  議案第21号について、堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第21号 平成27年度篠山市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、大きく分けて三つのポイントがございます。一つには、国の一億総活躍社会の実現と総合的なTPP対策実現を中心とした補正予算に対応いたします、地方創生加速化交付金事業や、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業、中山間地域等担い手収益向上支援事業など約3億円の追加でございます。二つには、人事院勧告に伴います国家公務員の給与改定に準じました人件費の追加でございます。三つ目には、予算執行におきまして確定した事業の精査による減額等になっております。結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,770万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ234億2,215万9,000円とするものでございます。  今回の補正予算に係る人件費につきましては、給料の平均改定率0.4%の引き上げ、勤勉手当の支給割合の0.1月の引き上げで、全会計におきまして2,263万2,000円の追加、また、退職者に伴います退職手当特別負担金の782万7,000円の追加等により、合わせまして3,015万2,000円の追加でございます。また、予算執行において確定した事業の精査による減額が非常に多くございます。このため、主に増額の事業を中心に説明をさせていただきますので御理解をお願いいたします。  それでは、まず予算書の29ページをお開きいただきまして、歳出からの説明とさせていただきます。  まず、2款総務費、1項総務管理費、7目企画費は、4,402万5,000円の追加で、31ページになりますが、国の補正予算に対応しました地方創生加速化交付金を活用して、官学地域連携事業の神戸大学篠山フィールドステーションのトイレ等の改修工事、あわせまして総合戦略推進事業として篠山口駅構内に整備中のえきなかイノベーションラボラトリーの第二期改修工事や印刷製本費など事業広報の経費4,803万9,000円を追加しております。財源内訳の国庫支出金は、地方創生加速化交付金として5,296万9,000円の追加などでございます。その他は、事業の精査で、基金繰入金の減額でございます。次に、9目情報システム費は、国の補正予算に伴う地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業で1,690万2,000円の追加でございます。財源内訳は国庫支出金845万円及び補正予算債として教育・福祉施設等整備事業債840万円でございます。次に、35ページ、23目諸費は市税還付金、加算金364万9,000円の追加で固定資産税の過年度更正に係るものでございます。次に、39ページ、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費は、786万円の追加でマイナンバー制度に係ります、通知カード個人番号カード関連事務委任交付金727万9,000円の追加、財源は個人番号カード交付事業費国庫補助金で727万9,000円でございます。  次に、飛びまして45ページ、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費は、2億2,810万2,000円の追加で、臨時福祉給付金給付事業は、申請人数の確定により577万7,000円の減額。次に48ページになりますが、国の補正予算による年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業が、1億5,000万円、事務費772万3,000円の追加、国民健康保険特別会計(事業勘定)繰出金におきましては、保険基盤安定事業などの増額による繰出金7,569万3,000円の追加が主なものでございます。財源内訳の国庫支出金は、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業1億5,772万3,000円の追加、臨時福祉給付金給付事業補助金580万6,000円の減額及び保険基盤安定負担金2,297万8,000円の追加等、県支出金は、国民健康保険基盤安定化負担金1,537万2,000円の追加などでございます。次に、2目老人福祉費は、1,412万8,000円の減額で、主なものは、老人保護措置事業の入所者数の減により655万8,000円の減額でございます。次に、53ページ、10目介護保険費は、436万4,000円の追加で、介護保険特別会計の保険給付費等の増加に伴います、介護保険特別会計事業勘定繰出金648万8,000円の追加でございます。次に、飛びまして55ページでございます。2項児童福祉費、3目児童措置費は863万5,000円の追加で、主な事業は、管外保育児童の増に伴います運営事業委託料935万5,000円の追加でございます。財源内訳は児童手当国庫負担金398万4,000円、県負担金75万1,000円、その他は管外保育所保育料137万6,000円の減額でございます。57ページ、5目認定こども園費は、1,615万8,000円の減額で、味間認定こども園整備事業は、こども園建設工事額の決算見込みによります876万1,000円を減額と、味間認定こども園費は運営費精査による739万7,000円の減額でございます。財源内訳の地方債は、教育・福祉施設等整備事業債230万円の減額、その他は、公共施設整備基金繰入金646万1,000円の減額、市立認定こども園保育料159万円の追加でございます。8目児童給付費は、1,903万4,000円の追加で、私立認定こども園運営事業の施設型給付費が3,365万6,000円の追加となっており、財源内訳は国庫支出金、児童福祉費負担金施設型給付費負担金417万2,000円の追加、県支出金は、児童福祉費施設給付費負担金208万6,000円の追加、延長保育推進事業補助金720万3,000円の減額でございます。  次に、61ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費は2,151万円の減額で、主なものといたしましては、国民健康保険特別会計直診勘定におきまして診療収入の増加により繰出金2,146万6,000円を減額するものでございます。2目予防費は351万6,000円の追加で、健康増進事業費におきまして、がん検診等受診者数の増加に伴う委託料の追加で、財源内訳は、県支出金健康増進事業補助金27万7,000円でございます。次に、65ページ、2項清掃費、3目し尿処理費は647万円の減額で、あさぎり苑の事業精査によるものでございます。  次に、71ページ、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費は、1,093万円の追加で、主な事業は、74ページになりますが、山村振興事業費の国の補正予算による中山間地域等担い手収益向上支援事業で、中山間地域の認定農業者、人・農地プランの中心経営体等が新たな作物への転換や既存作物の価値向上による収益向上支援事業1,198万6,000円の追加でございます。財源内訳は、国庫支出金中山間地域担い手収益向上国庫補助金1,198万5,000円の追加でございます。次に、73ページの5目農地保全費は、7,923万3,000円の減額で、主なものは、鳥獣被害防護事業で7,661万3,000円の減額でございます。県からの交付金の割り当てが減額されたことによる防護柵設置事業費の縮小によるもので、財源内訳は県支出金鳥獣被害防止総合対策交付金1,309万8,000円の減額でございます。  75ページの6目担い手対策費は、919万8,000円の追加で、主なものは、担い手支援事業で国の補正予算によります、担い手確保経営強化支援事業1,550万円の追加でございます。農業者の経営発展を促進する農業用機械、施設の導入を支援する事業でございます。財源は全額県支出金で担い手確保経営強化支援事業補助金でございます。次に、8目農地整備費は、1,251万7,000円の追加で、県営土地改良事業では国の補正予算によります、ため池等整備事業の農村地域防災減災事業の小枕地内で山の神地区頭首工の改良工事の追加3,100万円と、震災対策農業水利施設整備事業耐震診断委託料事業確定による1,480万円の減額でございます。財源内訳の県支出金は、農業水利保全合理化事業補助金135万2,000円、農村地域防災減災事業補助金976万5,000円などでございます。地方債370万円は公共事業債で補正予算に係りますため池等整備事業に係るものでございます。  次に、77ページ、9目農都環境費は3,525万3,000円の大きな減額で、主なものは、新エネルギー・省エネルギー事業費の3,389万6,000円です。これはぬくもりの郷木質バイオマスボイラー・太陽光発電導入工事、次世代自動車充電インフラ整備工事等の事業費の確定に伴う減額でございます。  次に、81ページになります。7款商工費、1項商工費、4目観光費でございます。1,326万7,000円の追加で、主なものは国の補正予算によります地方創生加速化交付金を活用いたしまして、DMO準備事業1,207万4,000円の追加でございます。観光資源の検討業務委託料などとあわせまして、観光DMOの設立準備に係る人件費や、調査分析業務、観光宣伝事業のうちの委託料で英語版観光パンフレットなどの作成委託料で、195万7,000円の追加でございます。  87ページ、8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路新設改良費国庫補助道路整備事業は、2,752万9,000円の減額で、国庫補助金の確定により、橋りょう定期点検委託料796万2,000円の減額、城東線ほか舗装修繕工事、橋梁修繕工事の減額でございます。次に、95ページになります。5項下水道費、1目公共下水道費は、3,204万3,000円の減額で、下水道事業特別会計の決算見込みによる繰出金の減でございます。次に、97ページ、6項住宅費、1目住宅総務費は、1,712万5,000円の減額で、主なものは市営住宅管理費で、牛ヶ瀬改良住宅外壁改修工事の事業費確定による減額でございます。  次に、飛びまして117ページでございます。10款教育費、7項保健体育費、5目篠山東部学校給食センター費は、529万5,000円の追加で、主な事業は篠山東部給食センター管理費で蒸気ボイラーが故障し交換を行うため機械器具購入費で885万6,000円の追加でございます。  次に、123ページ、12款諸支出金、1項基金費は、全体で1億2,433万8,000円の追加で、それぞれ基金利子確定によります積立金の追加や減額を行うものでございます。特に1目財政調整基金費は、歳入歳出の一般財源の精査によりまして1億3,156万9,000円を追加し、積み立てをふやすものでございます。積み立て後の基金残高は25億1,972万円で、財源内訳のその他は基金利子64万6,000円の追加でございます。3目公共施設整備基金費は、1,041万5,000円の減額となっておりますが、財源内訳は市有の地土地売り払い収入が589万6,000円の追加ができましたが、ハートピア団地の土地売り払い収入が減額となり、差し引きをいたしまして1,053万7,000円の減額でございます。5目東日本大震災復旧復興支援基金費は、寄附金605万円とその同額の一般財源を積み立てるため1,210万円の追加でございます。19目温泉地施設整備基金費は、入湯税の減額によります926万6,000円の減額でございます。  次に、129ページでございます。14款災害復旧費、3項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋りょう災害復旧費は、1,553万8,000円の減額で、市道の栃梨辻東線の災害におきまして復旧工事中に再度被災をし災害査定を受けたことによる減額でございます。なお、復旧工事につきましては、改めて平成28年度予算に計上するものでございます。財源内訳の国庫支出金は、公共土木施設災害復旧費補助金1,188万9,000円、地方債は、災害復旧事業債360万円を減額するものでございます。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入について御説明を申し上げますけれども、主な特定財源につきましては、先ほど説明を申し上げましたので、主な一般財源につきのみ説明を申し上げます。  それでは、7ページに戻っていただきまして、1款5項1目入湯税でございます。特定施設の計上分に関しまして、改修工事による営業再開時期が未定となりましたことにより、今年度の収入が見込めなくなったということで、今回926万7,000円を減額させていただいております。  それから10款1項1目地方交付税につきましては、普通交付税におきまして1,377万2,000円の増額でございます。国の補正予算によりまして、算定上の調整額の部分が追加内示をされたものでございます。  次に、21ページの20款諸収入、5項4目雑入のうち、総務費雑入の市町村振興協会市町交付金は、オータムジャンボ宝くじの605万8,000円の交付金の追加でございます。  それでは次に、債務負担行為及び地方債の補正について御説明を申し上げます。  ずっと前に戻っていただきまして、3ページをお開きいただきまして、第2条により、今回追加しようとする債務負担行為は、第2表の債務負担行為補正に記載しておりますけれども、退職職員に係ります県市町村職員退職手当組合特別負担金で、期間は平成28年度から31年度まで、限度額は996万2,000円でございます。これは、今年度末で勧奨・定年退職いたします職員6名分の退職手当組合に支払います特別負担金でございまして、総額1,778万9,000円を5年分割で支払うための、平成28年度以降の債務負担行為でございます。  次に、第3条により今回変更しようとします地方債につきましては、第3表 地方債補正に記載いたしておりますが、公共事業等で、補正前の限度額2,970万円から110万円を減額し、補正後の限度額を2,860万円にしようとするもので、ため池整備工事を370万円追加、国庫補助道路整備事業を480万円減額するものでございます。公営住宅建設事業は1,580万円を減額し、補正後の限度額を2,380万円にしようとするもので、牛ヶ瀬改良住宅外壁等改修工事の確定による減額でございます。教育・福祉施設等整備事業は、610万円を追加し、補正後の限度額を2億8,120万円にしようとするもので、自治体情報セキュリティ強化対策事業で840万円の補正予算債の追加、味間認定こども園整備事業の230万円の減額でございます。一般単独事業は、1,160万円を追加し、補正後の限度額を1億3,520万円にしようとするもので、緊急防災減災事業債の追加によるものでございます。災害復旧事業は、360万円を減額し、補正後の限度額を4,000万円にしようとするもので、公共土木施設災害復旧事業債を減額するものでございます。  以上の結果、今回の地方債の補正により、補正後の地方債総額は16億4,533万1,000円となります。このうち普通交付税に算入されます額は13億9,142万7,000円で、算入率は84.6%となっております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第22号について、野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  それでは続きまして、議案第22号 平成27年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  補正予算の概要は、平成28年1月29日付で、借受人から市に対して貸付金残額の繰上返済があったため、市の借入先である株式会社かんぽ生命保険に平成28年3月31日に繰上償還するため、歳入歳出補正をお願いするものです。  それでは、住宅資金特別会計の予算書をお開きください。  議案第22条 平成27年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)、第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ50万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,634万4,000円とするものです。第2条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表 歳入歳出予算補正のとおりといたします。  それでは、住宅資金特別会計の歳出より御説明をさせていただきます。  「歳入歳出補正予算事項別明細書」11ページをお開きください。  2款公債費、1項1目元金につきましては、借り主からの繰り上げ返済による起債の繰上償還として、37万7,000円を追加するものです。  戻りまして、9ページをお開きください。1款総務費、1項1目一般管理費12万7,000円の追加につきましては、支出残額を住宅資金貸付事業特別会計基金へ積み立てるものです。  次に、歳入ですが、7ページをお開きください。4款諸収入、1項、1目貸付金元利収入50万4,000円につきましては、借り主からの繰上償還分50万7,000円を追加し、繰上償還により利子不用額となる3,000円を減額するものです。  以上、議案第22号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第23号、議案第24号及び議案第29号について、酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  続きまして、議案第23号、第24号及び第29号について、提案理由の説明を申し上げます。  議案第23号 平成27年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、補正予算書をごらんください。  今回の補正は、職員人件費の追加、施設管理経費の精査による減額、受益者負担金・新規加入分担金及び減債基金利子の収入による減債基金積立金の追加、下水道事業債の見直しによる財源更正などが主な内容でございます。結果、第1条の歳入歳出予算の補正について、公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,026万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,611万1,000円とし、特定環境保全公共下水道事業の歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ439万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億8,889万9,000円とするものでございます。  3ページでございます。第2表 地方債の補正について、東岡屋地内の雨水対策として実施しております水路改修工事について、生物多様性に配慮した単独工事分に対しても起債の許可が得られたため、370万円を追加し、補正後限度額を8,710万円と改めるものです。  9ページ、歳出について、1款下水道総務費、1項下水道管理費、1目一般管理費238万8,000円の追加で、公共下水道管理費233万3,000円の追加は、電気代等の減額のほか、受益者負担金及び減債基金利子収入により、減債基金積立金760万3,000円と一般会計繰出金155万6,000円の追加です。特定財源のその他は、下水道事業受益者負担金現年分908万円と減債基金利子7万9,000円の追加、それと下水道使用料現年分の充当先を見直し683万9,000円を減額し、差し引き232万円の追加でございます。2目下水道汚泥共同処理費1,227万5,000円の減額は、施設管理経費の精査による減額でございます。  11ページ、2款1項1目下水道建設費職員人件費の追加と、特定財源にあっては、地方債・下水道事業債補助事業分の追加による財源更正です。  13ページ、3款1項公債費、1目元金、特定財源のその他は、今回の補正に伴う下水道使用料現年分の充当先見直しによる財源更正となってございます。2目利子43万7,000円の減額は、支払い利息の確定による減額です。  23ページ、特定環境保全公共下水道に係る補正予算について、第2表 地方債の補正について、中継ポンプ通報装置の改善・更新工事に対しまして、起債の許可が得られたため、限度額を310万円と定め、利率4.0%以内で借り入れるものでございます。  29ページ、歳出についてですが、1款下水道総務費、1項下水道管理費、1目一般管理費285万9,000円の減額は、特定環境保全公共下水道管理費で209万7,000円の減額、電気代等の減額のほか、新規加入分担金及び減債基金利子によりまして減債基金積立金142万8,000円の追加です。特定財源は、地方債・下水道事業債単独事業分の追加、その他につきましては、新規加入分担金116万3,000円、減債基金利子26万5,000円の追加と、下水道使用料現年分の充当先見直しにより1,052万1,000円を減額して、差し引き909万3,000円の減額です。  31ページ、3款1項公債費、1目元金特定財源のその他につきましては、今回の補正に伴う下水道使用料現年分の充当先見直しによる財源更正でございます。2目利子153万6,000円の減額は、支払い利息の減額でございます。  続きまして、議案第24号 平成27年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、補正予算書をごらんください。  今回の補正は、下水道事業特別会計と同様となってございます。結果、第1条の歳入歳出予算の補正について、歳入歳出の総額からそれぞれ227万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億565万3,000円とするものです。  3ページ、第2表 地方債の補正について、中継ポンプ通報装置の改善・更新工事に係る起債で、600万円を追加し、補正後限度額を700万円に改めるものでございます。  9ページ、歳出について、1款農業集落排水総務費、1項農業集落排水管理費、1目一般管理費194万8,000円の減額で、農業集落排水管理費199万円の減額は、電気代等の減額のほか、新規加入分担金、減債基金利子の収入による減債基金積立金157万3,000円の追加、特定財源のその他は、新規加入分担金155万7,000円と減債基金利子1万6,000円、計157万3,000円の追加です。  11ページ、2款1項1目農業集落排水建設費20万9,000円の減額は、中継ポンプ通報装置改善・更新工事の確定による減額でございます。特定財源の地方債は、下水道事業債単独事業分の追加です。  13ページ、3款1項公債費、2目利子11万8,000円の減額は、支払い利息の確定によるものです。  続いて、議案第29号 平成27年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)について、補正予算書をごらんください。  今回の補正につきまして、職員人件費の追加、水道事業収支の精査のほか、水道施設整備事業費の確定による減額が主なものでございます。  3ページ、平成27年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)実施計画でございます。収益的収入及び支出について、収入は、1款水道事業収益、1項営業収益、2目その他営業収益補正予定額276万6,000円の減額は、下水道使用料業務負担分等の精査による減額でございます。2項営業外収益、その他資産減耗費に係る長期前受戻入22万7,000円、給水協力金に係る雑収益71万円等の追加でございます。  支出は、1款水道事業費用、1項営業費用で、965万3,000円の減額は、水道施設維持管理経費の精査による減額、各項目において減額を行うほか、固定資産除却費について資産減耗費47万7,000円の追加となってございます。2項営業外費用、2目消費税及び地方消費税につきまして954万8,000円の追加は、今回の補正の精査により、備考欄に記載の消費税の受け取り及び支払いの精査によるものでございます。  4ページ、資本的収入及び支出について、1款資本的収入1億552万4,000円の減額で、水道施設整備関係工事の確定により、企業債8,080万円の減額のほか、負担金につきましては、加入者負担金と他会計負担金の精査による308万6,000円の追加です。  1款資本的支出、1項建設改良費でございます。1億1,703万3,000円の減額につきまして、職員人件費関係の追加のほか、工事費の確定による減額となってございます。  1ページに戻ります。第2条 予算書、第2条に定めた業務量について、補正後、原浄水施設費8,496万7,000円、配給水施設費2億5,605万9,000円といたします。第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出については、記載のとおりでございまして、予算収支におきましては、この27年度は1億59万9,000円の収益を見込みます。第4条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出は記載のとおりでございまして、収支不足額は、1,150万9,000円を減額し、補正後7億9,588万1,000円となるものでございます。これらの補填財源につきまして、資本的収支における消費税関係で895万2,000円の追加が発生するため、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支の調整額が同額を減じて、2,632万2,000円となります。残り255万7,000円の補填額の減でございますが、当年度分の損益勘定留保資金を減額して、2億6,215万5,000円に改めるものでございます。  2ページには企業債を定める第5条から、他会計の補助金を定める第7条まで、記載のとおり、今回の補正後の金額にそれぞれ改めさせてもらうものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第25号、議案第26号及び議案第27号について、倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第25号、第26号並びに第27号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  初めに、議案第25号 平成27年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、説明をいたします。  平成27年度の国民健康保険会計の動向につきましては、医療費が対前年度比5%余りの伸びが見込まれ、特に入院に係る給付が8%余りの増加を見込んでおります。大幅な医療費の増から、国民健康保険財政は非常に厳しく、3月補正におきましては、福祉医療の実施に伴う波及分を一般会計から満額繰り入れること、国民健康保険財政調整基金からの取り崩しを、1億6,000万円見込むものであります。  それでは、3月補正予算の内容を説明いたします。  補正予算書11ページ、12ページをお開きください。今回、補正をお願いしようとしていますのは、事業勘定歳出、1款総務費で144万9,000円を減額するもので、これは、職員の人件費の追加、一般管理費では、委員謝金や印刷製本費の精査による減額、連合会負担金の減額によるものでございます。  補正予算書13ページ、14ページをお開きください。2項徴税費で、111万8,000円を減額するもので、印刷製本費、郵送料の精査によるものでございます。  補正予算書17ページ、18ページをお開きください。2款保険給付費、1項療養諸費で、3,545万6,000円を追加するもので、一般被保険者分につきましては、初めに申し上げましたとおり、医療費が前年度対比5%余り伸びる見込みで、6,583万6,000円追加するもので、退職被保険者分につきましては、当初見込みより被保険者が減少することによって、2,680万3,000円を減額するものでございます。療養費につきましては、平成27年度見込みによって、それぞれ減額補正を行ってございます。  補正予算書19ページ、20ページをお開きください。2項高額療養費で、3,598万3,000円を追加するもので、これは、一般被保険者分で、入院や高額な医療費が増加したことによる追加で、退職被保険者分は、被保険者の減少によるものであります。  25ページ、26ページをお開きください。7款共同事業拠出金で、2,834万円を追加するもので、この事業は、財政の安定化・市町間格差を解消する事業で、医療費が増加したことによってこの拠出金も増加すると見込んでございます。  27ページ、28ページをお開きください。8款保健事業費で、366万2,000円を減額するもので、保健指導に当たる看護師の賃金、健診に係る委託費の精査を行うものでございます。  29ページ、30ページをお開きください。2項保健事業費で、160万9,000円を減額するもので、パンフレットの作成費用、データヘルス計画作成委託、がん検診等の実施に伴う精査を行うものでございます。  37ページ、38ページをお開きください。12款予備費で、6,417万7,000円を減額するもので、診療報酬の支払いが確定していない4カ月分を残し、万が一のために充当する予備費を減額するものでございます。  続きまして、歳入につきまして、説明をいたします。
     補正予算書7ページ、8ページをお開きください。1款国民健康保険税で、1,647万1,000円を減額するもので、一般被保険者分は、被保険者数の減少によるものでございます。3款国庫支出金、県支出金につきましては、医療費の増加に伴い、ルールに基づき増額するもので、4款療養給付費交付金は、退職者医療に対し、社会保険診療報酬支払基金からの交付が確定したことにより減額するものであります。  9ページ、10ページをお開きください。9款繰入金では、保険基盤安定化繰入金を、低所得者に対する軽減に係る国県市負担分を精査し、保険者支援分は、所得状況に基づくルールに基づくものでそれぞれ追加をするものでございます。10ページ、6節その他一般会計繰入金で、2,600万5,000円を追加するもので、これは、福祉医療など市単独事業を実施することによって、医療費が増加する分について国がルールに基づき、国庫補助金の対象外とするため、当初予算では、この減額分の2分の1を一般会計から繰り入れておりましたが、保険財政が非常に厳しいことから、今回の補正において、平成27年度会計から減額分を満額繰り入れしようとするものでございます。  2項基金繰入金で、1億5,732万2,000円を減額するもので、本年度の国民健康保険財政安定化基金からの繰入額は、1億6,151万4,000円とし、平成27年度末基金残高は、2億5,000万円になると見込んでございます。  以上で事業勘定の説明を終わり、直営診療所勘定の補正予算について説明をいたします。  今回の補正は、4診療所における平成27年度の精算を行うものであります。  歳出から説明いたします。55ページ、56ページをお開きください。1款総務費で、80万8,000円減額するもので、職員人件費の追加、東雲診療所における高圧設備取りかえ工事の確定に伴う減額など、診療所管理に伴う精査を行うものでございます。  59ページ、60ページをお開きください。2款医業費で、221万3,000円を減額するもので、4診療所における医療用機械器具、消耗機材、衛生材料費を精査するものでございます。  続きまして、歳入について説明をいたします。  51ページ、52ページをお開きください。1款診療収入で849万4,000円を追加するもので、これは、4診療所における当初予算から、外来患者が増加することを見込み精査するものでございます。  53ページ、54ページをお開きください。3款繰入金で、1,181万7,000円を減額するもので、これは、2項事業勘定繰入金で、国における僻地直営診療所への支援が拡充されたため、3診療所分983万7,000円を追加、この国庫補助金並びに診療収入がふえたことから、2項一般会計繰入金を2,146万6,000円減額するものでございます。  この結果、議案書第25号のとおり、国民健康保険特別会計、事業勘定の歳入歳出予算をそれぞれ3,889万3,000円追加し、総額を54億5,322万6,000円に、直営診療所勘定の歳入歳出予算をそれぞれ302万1,000円減額し、総額を2億2,621万6,000円にするものであります。  以上で、議案第25号 平成27年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に対する、提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第26号 平成27年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、説明をいたします。  今回補正をお願いしようとするものは、人件費並びに保険料の精査による減額と、これに基づく広域連合に納付する後期高齢者医療広域連合納付金の減額であります。  まず、歳入から説明をいたします。  補正予算書7ページ、8ページをお開きください。1款後期高齢者医療保険料を、低所得者に係る保険料の軽減など本年度徴収見込みの保険料を精査し、2,701万4,000円の減額、低所得者に係る保険料軽減に係る保険基盤安定繰入金等を精査し、389万9,000円を減額するものであります。  次に、歳出について説明をいたします。  補正予算書9ページ、10ページをお開きください。1款総務費14万3,000円を追加するのは、職員人件費に係るものでございます。  11ページ、12ページをお開きください。2款後期高齢者医療広域連合納付金を、先ほどの歳入で説明いたしましたとおり、保険料と保険基盤安定繰入金の減に基づき、3,091万3,000円を減額するものでございます。  この結果、議案書第26号のとおり、後期高齢者医療特別会計の歳入歳出予算をそれぞれ3,077万円減額し、総額を5億6,595万1,000円にするものでございます。  以上で、議案第26号 平成27年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)に対する、提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第27号 平成27年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4号)について説明をいたします。  今回補正をお願いしようとするものは、当初計画していた保険給付費が、要介護認定者の増加により増額が必要になったことから、所要の補正を行うものでございます。  まず、事業勘定の歳出について説明をいたします。  補正予算書13ページ、14ページをお開きください。1款総務費、1項総務管理費32万7,000円の追加は、職員人件費に係るものでございます。  15ページ、16ページをお開きください。3項介護認定審査会費167万7,000円の減額は、認定審査会開催回数及び主治医意見書作成料、要介護認定調査委託料の精査によるものでございます。  19ページ、22ページをお開きください。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費9,040万1,000円を追加するものであり、この予算は、要介護1から要介護5までの要介護認定者に対するサービスの保険給付でございます。これは、当初見込みから要介護認定者が増加し、サービス利用者が増加したことによるもので、特に増加を見込んでいるサービスは、デイサービス、デイケア、小規模多機能居宅介護、老人保健施設等施設入所に係る保険給付でございます。  23ページ、24ページをお開きください。2項介護予防サービス等諸費1,614万1,000円を減額するものであり、この予算は、要支援1・2の認定者に対するサービスの給付であります。これは、当初見込みから要支援認定者が減少し、サービス利用者が減少したことによるものであり、特にホームヘルプ及びデイサービスに係る保険給付の減少を見込んでございます。  27ページ、28ページ、4項高額介護サービス等費265万7,000円追加、29ページ、30ページ、5項高額医療合算介護サービス等費214万5,000円追加、31ページ、32ページ、6項特定入所者介護サービス等費786万8,000円の追加は、保険給付の増加に伴うものでございます。  33ページ、34ページをお開きください。3項地域支援事業、1項介護予防事業費38万9,000円の減額、35ページから38ページ、2項包括的支援事業・任意事業費148万9,000円の減額は、人件費並びに一次、二次予防事業、総合相談、認知症対策など、高齢支援に係ります事業を実施したもので、これを精査するものでございます。  次に、歳入について説明をいたします。  7ページ、8ページをお開きください。1款保険料は、第1号被保険者保険料に係る精査として6万9,000円を減額し、3款国庫支出金3,099万9,000円、7ページから10ページ、4款県支出金1,580万円、それぞれの追加は、保険給付の増加に伴い、ルールに基づくものでございます。  7款繰入金、1目一般会計繰入金648万8,000円の追加は、介護給付費の増加に伴う市負担分、事務費の精査などにより、一般会計予算から繰り入れるものでございます。  11ページ、12ページをお開きください。1目介護給付費準備基金繰入金614万5,000円の追加は、保険給付の増加に基づき、保険料が不足することから、基金から繰り入れを行うものでございます。  続きまして、介護サービス事業勘定につきまして説明をいたします。  57ページ、58ページをお開きください。この勘定は、要支援認定者のケアプラン作成を東部及び西部包括支援センターに委託するための経費であり、今回ケアプラン作成に係る収支を精査し、委託料212万4,000円を減額するものでございます。  これに基づき、55ページ、56ページのとおり、一般会計繰入金を同額減額するものでございます。この結果、議案第27号のとおり、介護保険特別会計事業勘定の歳入歳出予算をそれぞれ8,361万2,000円追加し、総額を40億7,783万6,000円に、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算をそれぞれ212万4,000円減額し、総額を215万5,000円にするものでございます。  以上で、議案第25号 平成27年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第26号 平成27年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議案第27号 平成27年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4号)に対する、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第28号について、芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第28号 平成27年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正は、業務勘定の事業費見込みによります減額補正でございます。  それでは、補正予算書2ページ及び3ページをお開きください。  収益的収入及び支出の区分中段の補正予定額業務勘定で156万6,000円の減額補正を行い、収入及び支出総額を9,458万1,000円にしようとするものです。  4ページからの収益的収入及び支出について、御説明申し上げます。  4ページ、業務勘定の収入ですが、1款業務事業収益、1項営業収益、1目受取補助金74万6,000円の減額は、事業費精査によります一般会計繰入の減額、2目受取奨励金5万円の減額は、兵庫県農業共済組合連合会からの助成金の減額、3目賦課金77万円の減額は、水稲・家畜・大豆共済の引受数量及び共済金額の確定によります事務費賦課金の減額で、補正後の予算額を4,467万6,000円にしようとするものです。  次に、5ページの支出につきましては、1款業務事業費用、1項営業費用、1目支払賦課金5万円の減額は、大豆共済の引受数量及び共済金額の確定によります、県農業共済組合連合会へ支払う賦課金の減額です。2目一般管理費47万6,000円の減額は、人事院勧告による職員の人件費の増額、共済連絡員に対してお支払いする報酬額及び消品費等についての事業量の確定による減額でございます。4目損害評価費77万円の減額は、損害評価委員報酬費の確定によります。また、5目損害防止費27万円の減額は、大豆防止共済の薬剤費の精査によるものです。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、補正予算特別委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  吉田でございます。  一般会計のほうで、部長がおっしゃっていましたように、国のほうの補正が1月でしたかつきまして、一つは大きな問題としては年金生活者の福祉給付金という制度ができまして、これは非課税の65歳以上の方々に対して8%の消費税の増税も含んで、消費の下支えをすると、そういうことでやられておるということで、カクニンジャといってテレビでやっておりますけれども、その分だと思うんですが。どこの市でもまだこれ支払いといいますか、その申請をして、そしてどういうふうに扱うかということについての要綱等とがまだなかなか出ていないようにも他の市は思うんですけれども、本市として、これどういうスケジュールで申請をさせて、そして支払いをしていくというようなスケジュール、そういうものをどういうふうにPRしていって、周知徹底するのかということが非常に、申請主義ということを聞いておるので、非常に大事じゃないかと思うんですが、その辺どういうふうに扱うんですか、ちょっと教えていただきたい。  もう一つは、中山間等の担い手の分でございますが、これにつきましても一反当たり5万円の割合でやられているということで、資料を見ますとどういう方々が、これ組織もありますし、大型農家もあったりするんですが、その趣旨の中には、農地の集積、経営規模の拡大、高収益の作物の導入、作物の高付加価値を高めると。こういうものを3年間で20%これを引き上げると、そういう付加価値をつけると、こういう計画のようなんですけれども、具体的に本市としてどういうところへやられる。これ3月の補正ですから今後の計画をなされていくんだということをお教え願いたいです。  もう1点だけ、一つ気になるんですけれども、82ページの企業支援の補助金440万円が減額。これ皆減ではないかと思うんですが、定住促進地域の2件の70万円、それからそれ以外の4件の30万円、それから特産振興というようなこともあるわけですけれども、これ当初予算見ましたら皆減ではないかと思うんですが、どういう状況だったのか。何ぼかめどがあってこれ予算をつけられたのかどうか、その辺ひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  それでは、年金生活者等臨時福祉給付金につきまして、説明させていただきます。  今回補正で上げさせていただいて、今回の対象というのは、今27年度で配っております臨時福祉給付金の方の中で、65歳以上の方というのがこの対象になってまいります。ということで、当然臨時福祉金も対象となると思われる方につきましては、直接個人の皆様に御案内を出しておりますので、同じような形でさせていただきたいというふうに考えます。期日につきましては、今回国からの支援につきましては、8月までには配布できるような状況にせよというふうな指示が来てございます。ということで、4月に入りましたら早速早い段階ですぐ申請できる手続というのをやっていきたいというふうに思います。ただし、これから若干システムの改修、全て今、国のほうからちゃんとしたことが出ていないところがあるんですけれども、システム改修を早く進めて、そして早くできる体制というのをしっかりとつくってまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)  吉田議員御質問の中山間地域等担い手収益力向上支援事業というのは、おっしゃるとおりTPP対策の大型補正でございます。それに伴いまして、私どものほうに2月末に県のほうから指示がありまして、急遽説明会という形で対象となる認定農業者さんを中心に対象となり得る皆さん方に、広域プランの担い手の方も対象でございますので、そういった方に御案内を申し上げまして、希望を募りました。その結果、出てきた人数が約30件でございまして、その方がこの向上事業に取り組みたいということで手を挙げておられます。それに伴う予算額として上げさせていただきまして、このお金につきましては、3月末までに執行するということではなくして、今後3年間においてこのお金を使って、向上に向けての取り組みをそれぞれ計画に基づいてやっていただくということでございます。  今後それぞれの皆さんから上がってくるプランにつきまして、精査をしまして、その妥当性とか、そういうものを市のほうでしっかり審査をして上げていきたいというふうに考えております。  それともう1点、企業支援の皆減という言葉でございましたが、これにつきましては、昨年の3月、国の大型補正のほうでつけまして、当初予算にも計上しておりましたので、ダブルで計上しておったということになります。それに伴いまして、もし3月補正させていただいた分は国から全部交付金で賄えるということでございましたので、それ以上にある場合があるということで予算としては残しておりました。しかしながら、3月補正でした分で全て賄いましたので、今回落とさせていただくと。これは一般財源分でございます。ダブルカウントで予算が計上されておったということでございます。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  わかりました。この生活保護の件、これは国のほうのねらいは何ぼか消費拡大、景気の下支えということがあるんですけれども、ただ、ばらまきだけではなしに、そういう趣旨をどう徹底するかということが非常に難しい。識者もそういうことを言うているようですけれども、その辺はどういうふうに市としてお考えになっているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  今回のこの交付金につきましては、基本的にはもう給付という考え方でございますので、これに対して、その他に対して、生活保護とかいう方は対象外になりますので、あくまでも下支えをするという観点だけでの寄附でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  2点、お伺いをしたいと思います。まずは、農都創造関係のほうで、獣害対策のほうの予算での減額補正というようなことなんですけれども、特に材料費の減額というようなことでかなり大きな金額が獣害防護策材料費ですか、6,000万円ほどの減額となっているわけでございますが、一つの要因として、かなりサル用電気柵の材料費が事業者のほうも頑張っていただいて、かなり安く設置ができるようになった部分も含まれているのではないかなというふうに思うわけでございますが、まずそのあたり、本当に希望の場所が、設置を希望される農家さんが特になくて減額ということやったらいいんですけれども、幾らかまだあるのではないかというような感じも持っておりまして、その部分に対して、幾らか工夫をして前倒しでもそのあたり取り組んでもらうことができないかというようなことが1点です。  あともう1点は、福祉全般というようなことになるんですけれども、国保にしましても、介護保険にしましても、今回かなり増額の補正というようなことで、一般療養費についても、高額療養費についても、また介護のほうについては、認定者の増というようなことだったんですが、これが中長期的な市の見込みの一定の想定の範囲内の部分の一時的な部分やったら、ある程度仕方がないかなというような思いもあるんですけれども、そのあたりについて、こういうような形で補正で対応していかないかんというような状況が続くというようなことは非常に心配をするわけでございますが、その中朝的な見込みの中で今回の補正について、どういうふうに捉えられておるのかというような部分について、少しお伺いをします。 ○議長(林  茂君)  芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)  鳥獣害の被害防護事業につきましては、7,661万3,000円の減額ということでございますが、これは国庫を財源といたしました獣害金網柵の設置あるいは猿用電気柵の材料費支給事業の採択が、当初の予定額よりおおむね半減したということによるものです。しかしながら、9月補正では、単独によります猿用の電気柵の材料費支給を予算化いただきましたので、それでかなりの部分はカバーをさせていただいております。例年ですと、12月末に追加ということで国のほうから来るんですけれども、本年度の場合はございませんで、いつも12月で追加をさせていただいて、ほぼ年度内の分を完了するという形をとっておったんですけれども、本年度はこの追加がございませんでしたので、希望額より減額をせざるを得ないと。財源がないということで減額をさせていただいております。次年度以降につきましては、できるだけ財源確保についてもやりたいというふうに考えております。 ○議長(林  茂君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  国民健康保険、介護保険の今後の見通しという形なんですけれども、まず国民健康保険ですけれども、初めに補正予算のところで説明させてもらったとおり、非常にことし医療費が大きく伸びています。特に入院が伸びております。そしたら全国的とか、県下的に大きく伸びているのかといいますと、ではなくて、篠山市は特に入院のところが伸びているという状況が、医療費を精査しますと出てきています。これはちょっと一時的なものであるのか、どっか特化した病院があるのかというのを一遍探ってみたんですけれども、相対的に入院がふえている。これは当然74歳以下の方というのが国保の加入なんですけれども、やっぱり少しその中でもここら辺の部分のところがふえておられたので、入院というところがふえてきているというのがその傾向があるのかなというふうに思っています。非常に財政的に保険料、27年度につきましては、26年度の後、保険料の据え置きというのはさせていただいたんですけれども、30年の県の広域での体制運営というところを踏まえていきますと、28年度というのがある一定こう保険料については、やっぱりそれに目がけての考え方の整理をしなければならないかなというふうにも思っています。ただ、支払える保険料の限度というのもございますので、そのあたりしっかり考えていかなければならないというふうに思っています。  それと今回、福祉医療にかわります、福祉医療をすると当然医療費が上がってくるということで、その分については国保補助の対象外であったりとかするんですけれども、今回27年度から満額。今までその波及分の半分だけを繰り入れていただいていたのですが、もう27年度は満額繰り入れてもらうということで、財政支援のほうをいただいております。そのあたりで何とか、まずは広域までの28、29というのをしっかり乗り切っていきたいというふうに考えていますけれども、非常に厳しいというのが現状のところでございますので、医療費の削減というのは当然今回データヘルス計画を立てて、医療費の削減をしていくというところがございますけれども、いろんなことに取り組んで一気に医療費が減るということでもございませんので、そのあたりは長期的な流れでそういう削減というのは、しっかり介護予防とも含めて、取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。あとまた一般財源の考え方につきましては、政策部長のほうから答弁をさせていただきます。  それと次に、介護保険の関係なんですけれども、ことしの状況を先ほど説明させていただきましたけれども、要介護1から5の方の認定者が増加して、要支援の方1・2の方が減少しています。これは計画からいいますと、その軽度の方は計画以上に少なかった。特に要介護でも3・4あたりのちょっと重度な方が第6期の計画から比べますと、想定以上に伸びているというのが現状でございます。今、基金自体は7,500万円余り持っておりますけれども、当面の間はそれも活用しながらこの第6期というのを進めてまいりたいというふうに考えていますし、一応最近の傾向を見て、28年度というのは、ある一定、現状というのが推移するのかなというふうに思っています。ただ、篠山市の場合、高齢者人口も2010年ぐらいをめどに減っていく傾向になるんですけれども、ただ80歳、85歳の人口というのはまだまだ伸びていきます。認定につきましても、この80代を超えてから大きく認定率というのが上がってまいりますので、高齢者人口が減ったと、65歳代人口が減ったとしても、介護給付というのはこれからますます伸びていくというのが、これはもう計画上出てございますので、このあたりもしっかりと、先ほど言いました国保と同じですけれども、介護予防なり、そういう健康づくりというものを含めてやっていきながら、重篤化しないという取り組みというのも、これは事業者とともに、また地域とともに取り組んで、これも救急に取り組んでいかなければならない課題というふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(林  茂君)  堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)  私のほうから1点だけ一般会計の繰り出しに関しまして、説明を申し上げます。  今回、国民健康保険特別会計につきましては、従来半分ということで繰り出しをしておりました、単独事業の福祉医療の波及分について、補正予算で全額の繰り出しに変更させていただいております。あわせまして28年度についてもその方向で予算を上げさせていただいていく予定でございます。国民健康保険の会計ですね、非常に厳しくなってきております。28年度、それから29年度、いわゆる県の広域化されるまでのあと2カ年、どうやってこう会計を運営していくかということが課題になりますので、今回については、その波及分の満額繰り出しで出させていただいて、28年度に入りまして、速やかにその国民健康保険特別会計のその2カ年の財政運営をどうやっていくかというのを、政策部も含めまして協議をさせていただいて、今後の医療費の対応に備えていきたいと。ただ、一般会計も当然決して楽ではございませんので、今回の満額に繰り出しをふやしたということについては、その財政運営を特に医療費も含めまして、厳しく運営をしていただきたいということでの協議の中での結果でございます。  先ほど申しましたが、広域化になるまでの2カ年をどうやっていくか。そして市全体の収支見通しの中で国保会計へのこれ以外の繰り出しについては、現在まだ検討ができてない部分でございますので、そういった28年度に入りましてすぐの検討の中で対応を検討していきたいと思っております。  介護保険につきましては、ルールどおりの繰り出しが決まっておりますので、それに向けて、今後の対応をしていくということでございます。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第21号から議案第29号までの9件を一括して補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第21号から議案第29号までの9件は、補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することに決定しました。  続いて、お諮りします。
     ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって、全議員を指名したいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、補正予算特別委員会の委員は、全議員を選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。               午後 2時11分  休憩               午後 2時12分  再開 ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、園田依子君、  副委員長に、森本富夫君。  これで、報告を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日17日から21日までの5日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、明日17日から21日までの5日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、2月22日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 2時13分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成28年2月16日                        篠山市議会議長  林     茂                        篠山市議会議員  前 田 えり子                        篠山市議会議員  森 本 富 夫                        篠山市議会議員  隅 田 雅 春...