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平成26年第95回定例会(第1号 6月 3日)
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  1. 篠山市議会 2014-06-03
    平成26年第95回定例会(第1号 6月 3日)


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    平成26年第95回定例会(第1号 6月 3日)        第95回篠山市議会定例会会議録(1)           平成26年6月3日(火曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(18名)      1番  園 田 依 子         2番  小 畠 政 行      3番  吉 田 浩 明         4番  渡 辺 拓 道      5番  河 南 克 典         6番  木 戸 貞 一      7番  栗 山 泰 三         8番  奥土居 帥 心      9番  國 里 修 久        10番  足 立 義 則     11番  恒 田 正 美        12番  大 上 磯 松     13番  植 村   満        14番  堀 毛 隆 宏     15番  前 田 えり子        16番  森 本 富 夫     17番  隅 田 雅 春        18番  林     茂 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育委員長      畑 中 博 明   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       上 田 英 樹   総務部長       植 村 富 明   市民生活部長     澤   輝 義   保健福祉部長     前 田 公 幸   まちづくり部長    梶 村 徳 全   上下水道部長     酒 井 和 正   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局                                   井 上 晃 司   消防長        畑   光 明   教育部長       小 山 辰 彦   農都政策課長     藤 本 雅 浩 〇議会事務局職員出席者   局長         長 澤 光 一   課長         福 西 保 博   係長         青 野 元 彦 〇議事日程 第1号 平成26年6月3日(火曜日)午前9時30分開会   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・債権放棄の報告        ・例月出納検査報告        ・出資法人に係る経営状況報告書        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  予算の繰越等にかかる報告        ・報告第1号 平成25年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書        ・報告第2号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計               算書        ・報告第3号 平成25年度篠山市水道事業会計継続費繰越計算書   第 6  承認第 4号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第4号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)   第 7  議案第39号 篠山市西紀地区帰郷者住宅新築資金利子補給金交付条例を               廃止する条例   第 8  議案第40号 篠山市土地利用基本条例   第 9  議案第41号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す               る条例   第10  議案第42号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例   第11  議案第43号 市道の路線認定について   第12  議案第44号 市道の路線変更について   第13  議案第45号 平成26年度篠山市一般会計補正予算(第1号)   第14  議案第46号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)   第15  議案第47号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   第16  議案第48号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1               号)   第17  請願第 1号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書   第18  請願第 2号 持続的成長につながる安心して働くことのできる労働法制               の整備を求める意見書の採択を求める請願書 《追加日程》   第 1  発議第 3号 堀毛隆宏議員に猛省を求める決議の動議   第 2  発議第 4号 堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議の動議               午前 9時30分  開会 ○議長(林  茂君)  皆さん、おはようございます。  開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  初夏の風が爽やかな季節となり、本日ここに議員の皆様には、極めて御健勝にて、御参集を賜り、第95回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。  議員の皆様には、5月1日臨時会後、本日まで公私極めて御多用の中、各種会合、行事への参加など、議会、議員活動に御精励をいただいておりますことに対し、心から感謝を申し上げます。議会におきましては、5月8日から28日まで、9会場において議会報告会を開催し、161人の御参加をいただきました。市民の皆様から頂戴いたしました貴重な御意見を今後の議会活動、議会運営に生かし、市民に開かれた身近で信頼される議会の実現を目指してまいります。  さて、本定例会は、条例の制定、改正及び一般会計を初め特別会計補正予算など、重要な案件が上程されます。議員の皆様におかれましては、十分な御審議をいただき、市民の皆様の負託に応え得る、適切妥当な結論が得られますよう念願するものでございます。  時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願いを申し上げ、開会の御挨拶といたします。  ただいまから、第95回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(林  茂君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、1番、園田依子君、2番、小畠政行君、3番、吉田浩明君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(林  茂君)  日程第2.会期決定を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月27日までの25日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から6月27日までの25日間に決定しました。 ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(林  茂君)  日程第3.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、代表監査委員、教育委員長、及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  次に、市長から篠山市債権管理条例第10条の規定に基づき、債権放棄の報告がありました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成26年3月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。なお、関係諸表は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、「有限会社グリーンファームささやま」及び「株式会社アクト篠山」に関する平成25年度事業報告書が提出されました。それぞれの写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、閉会中に陳情書等4件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。このうち、「旧畑小学校跡地施設の活用について」及び「少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2015年度政府予算に係る要請書」につきましては、議会に対する要望であり十分な調査・検討の必要を認めますので、総務文教常任委員会で調査・検討いただくようお願いします。  次に、「嘆願書(東条川の護岸工事及び修復について)」につきましては、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられますよう申し入れたいと思います。  次に、「堀毛隆宏議員除名に関する意見書」につきましては、議会に対する意見書であります。今後二度とこのような事象を起こさないよう、議員一人一人が、人権課題について理解を深めるとともに、議会におきましても人権尊重社会の実現のため行動してまいります。  次に、関係議長会の報告をいたします。  5月28日、東京日比谷公会堂において、第90回全国市議会議長会定期総会が開催され、会務報告及び地方行政委員会を初めとした各委員会の活動報告を承認しました。また、各部会から提出されました「東日本大震災からの早期復旧・復興について」ほか24議案並びに会長からの提出議案「地方税財源の充実確保に関する決議」及び「東日本大震災からの復旧・復興に関する決議」の2議案を採択し、政府に要望しました。なお、会議の資料は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(林  茂君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がございますが、それに先立ちまして、寄附採納の報告文書を事務局長に朗読させます。
    ○事務局長(長澤光一君)  朗読いたします。寄附の受け入れについて、下記のとおり寄附の申し入れがあり、これを採納したので報告します。平成26年6月3日報告。篠山市長 酒井隆明。  寄附者住所、氏名、寄附品目、数量、寄附目的の順に朗読いたします。  東京都昭島市松原町5-10-21、井上猛博、古丹波焼水差し1、王地山焼銚子1、キリシタン宗門改1、日本古地図1、丹波焼双耳壺1、158万円相当、篠山市立歴史美術館展示用として。  大阪市西区千代崎3丁目南2-37ドームシティガスビル、日本エンバイロケミカルズ株式会社代表取締役社長 藤原正隆、市営福住本陣団地外装改修工事一式、250万円相当、重要伝統的建造物群保存地区の景観保全のため。  東大阪市西岩田3-5-65-814、藤田弘道、現金10万円、丹波篠山ふるさと基金として。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  酒井市長、報告願います。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  第95回市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様、御健勝にて開会できますこと、市政推進の上から大変心強く、うれしく思っています。日ごろから篠山市のため、また市民のために、積極的な議員活動を展開していただいており、また、5月には議会報告会を開かれ、心から敬意と感謝を申し上げます。  さて、本定例会に御提案いたします案件は、予算の繰越等に係る報告、条例の制定、改正、平成26年度一般会計、特別会計予算等の補正予算などの案件を御審議いただくことになっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようお願い申し上げます。  それでは、行政報告に入らせていただきます。  報告の1点目は、可燃ごみ袋の不足についてです。  5月上旬ごろから、可燃ごみの袋が市内のスーパー、コンビニなどで売り切れの状態となりましたので、緊急の対応策として、他の緑色などの袋に「可燃」と記入し、可燃ごみの日にごみステーションに出してもらえば回収することといたしました。不足した原因については、ごみ袋は非課税の商品で、4月以降も価格の変更はなかったのですが、増税前の3月までに多くの方が買われたり、また、平成25年度の作製枚数も幾分少なかったことが原因と考えています。市民の皆様に御不便、御迷惑をおかけしましたことについておわびをいたします。  報告の2点目は、「NHKクローズアップ現代」の放送に対する対応についてです。  4月30日に放送されたNHKクローズアップ現代「平成の大合併 夢はいずこへ」については、5月3日付でNHKや放送倫理・番組向上機構などに対し、「市民挙げての再生の取り組みに何ら触れることなく真実性を欠いている」「インタビューは過去の別の取材のものを無断で使用している」ことなどを内容とする意見書を送付しましたところ、そのことが新聞紙面でも大きく報道されました。このことを受けて、5月9日と15日の2回、NHKの制作局の部長、チーフプロデューサーなどの方が篠山市に来られ、「篠山市や市民の皆さんに御迷惑をおかけした。今後、取材のあり方などについて内部で検証する」との言葉があり、私としては誠意を感じることができました。これ以上、篠山市の主張を続けていても、将来、番組自体のやり直しは難しいと考えられますので、放送倫理・番組向上機構などへの意見書は取り下げることといたし、取り下げをしております。NHKには言うべきことは言いましたので、篠山市としては前を向いて頑張っていきたいと考えます。  報告の3点目は、職員の不適切な事務処理についてです。  教育委員会のことではありますが、市職員のことですので、私から御報告をいたします。教育委員会の学事課が担当しています学校などに設置されている火災報知機などの保守点検業務について、本年1月に入札を行いましたが、一部で全ての業者が辞退したために契約ができず、また再入札などの事務手続がとられず、そのままになっていました。年度が変わり、事業の執行状況を確認する段階で業務が実施できないことがわかり、4月に入ってから市内業者と随意契約を行いましたが、平成25年度内に完了したこととするため、契約書などの日付を3月に遡及させていたというものです。契約書などの日付を偽ったことについては、公務員としてあるまじきことであり、ここに深くおわびを申し上げ、二度とこのようなことがないよう、信頼回復に取り組んでいきます。  報告の4点目は、善行者表彰についてです。  篠山市表彰条例に基づき、6月1日の善意の日に、高齢者施設での掃除、広報紙などの点訳作業、給食サービスでの絵手紙、学校園の遊具点検など、地域で地道な善行活動を継続的に行っていただいています個人3人、また団体7団体を表彰させていただきました。それぞれの活動は小さくて目立たなくても、これからも地域の中で善意の輪がさらに広がることを願っています。  報告の5点目は、危機管理月間についてです。  篠山市では、平成14年6月の「フェノール水道水混入事故」の教訓を踏まえ、毎年6月を「篠山市危機管理月間」とし、市が所有する施設の安全点検、地域での防災訓練、災害への備えや体制強化を行っています。また、古市小学校で1年生の女子児童が転落し、亡くなった事故から4年が経過し、昨日6月2日、古市小学校で「篠山市学校園安全のつどい」が開かれ、安全安心への誓いを新たにしたところです。  報告の6点目は、都市景観大賞の受賞についてです。  6月は「まちづくり月間」となっており、篠山市がまちづくりの都市空間部門での最優秀賞「国土交通大臣賞」を受賞することになりました。篠山市では、城下町の町並み、農地を大切にしたまちづくりに取り組み、小京都と言われる町並みや日本の原風景と言われる農村景観が守られており、最近では、景観計画策の策定、重要伝統的建造物群保存地区2カ所の選定、屋外広告条例の制定、土地利用計画の策定などを進めているところです。さらに、市民挙げてのイベントや古民家の利用、活性化に向けたさまざまな取り組みが行われ、年間を通して多くの観光客にお越しいただいており、これらが大変高く評価されましたので、大きな誇りであります。表彰式については、6月16日、東京のすまいるホールで行われ、篠山まちなみ保存会の小林会長さんとともに出席をさせていただきます。  報告の7点目は、城東グラウンドの整備に係る篠山再生計画推進委員会からの意見についてです。  城東グラウンドの整備については、平成26年度当初予算に設計費を計上し、今議会に工事に要する予算の計上を予定していましたが、5月23日、篠山再生計画推進委員会から、緊急の必要性が乏しいとの判断がされましたので、今6月議会での工事費の上程は見送っています。この委員会では、篠山市の計画する事業のうち、事業費が1億円を超える投資事業について、その妥当性を審査していただいているものです。この篠山再生計画推進委員会の判断を尊重し、再検討をしたいと考えているところですが、現在、野球関係者などからも御意見をいただいており、今後慎重に検討し、再考するかどうか、どういった方法にするか、そういったことを検討していきますので、議会の皆さんにおかれましても御意見をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。  報告の8点目は、寄附の受け入れについてです。  先ほど事務局から読み上げがありましたとおり、物品2件408万円相当額、現金10万円で、合計418万円となっています。いずれも寄附の目的を示され、その志をもっての申し入れでありますので、これを採納させていただきました。物品のうち、古丹波焼など5点は篠山市立歴史美術館の展示用として、市営福住本陣団地外装改修工事は、重要伝統的建造物群保存地区の景観保全のために御寄附をいただいたものです。現金1件は、丹波篠山ふるさと基金で市外の方からいただいています。御寄附をいただきました方々の思いをしっかりと受けとめて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(林  茂君)  これで、行政報告を終わります。               (「動議」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)  12番、大上です。  「堀毛隆宏議員に猛省を求める決議」の動議を提出いたします。               (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  ただいま、大上磯松君から「堀毛隆宏議員に猛省を求める決議」の動議が提出されました。  この動議は、一人以上の賛成者がありますので、成立しました。               (「動議」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  「堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議」を提案します。               (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  ただいま、河南克典君から「堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議」の動議が提出されました。  この動議は、一人以上の賛成者がありますので、成立しました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は、放送をもってお知らせします。               午前 9時47分  休憩               午前10時35分  再開 ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほど提出されました「堀毛隆宏議員に猛省を求める決議の動議」を日程に追加し、追加日程第1として、議題とすることについて、採決します。  地方自治法第117条の規定によって、堀毛隆宏君の退場を求めます。                (堀毛隆宏議員退場) ○議長(林  茂君)  この採決は、起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることは、可決されました。 ◎追加日程第1  発議第3号 堀毛隆宏議員に猛省を求める決議の動議 ○議長(林  茂君)  追加日程第1.発議第3号 堀毛隆宏議員に猛省を求める決議の動議を議題とします。  提出者から趣旨説明を求めます。  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)(登壇)  12番、大上磯松でございます。  堀毛隆宏議員が、平成26年4月19日に差別発言をされた当時から、きょうまでの経過を観察し、また、市民より出された議長宛ての意見書及び八上自治会長から本人への文書提出等、総合的に鑑みて、高志会としては、堀毛隆宏議員に猛省を求める決議の動議を提出いたしました。趣旨説明は決議文を朗読してかえさせていただきます。  平成26年5月1日における第94回臨時会において、当市議会では「篠山市議会議員の人権尊重推進に関する決議」が賛成多数により可決された。  同決議は、堀毛隆宏議員の平成26年4月19日の市内飲食店における言動が決議の発端となったものであり、その言動は「人種差別、障害者差別と女性の生き方」に対する侮辱的発言であった。同議員の発言は、市民の厳粛な信託を受けた篠山市議会議員としての自覚の欠如はもとより、人権意識の低さが招いた結果であることは否定できない。  また、その結果、市民からの批判、叱責を受け、篠山市議会議員に対する市民の信頼は損なわれることとなりました。  その後、平成26年5月27日の全員協議会並びに昨日、平成26年6月2日の全員協議会の場において、堀毛隆宏議員から差別発言に対する当時の詳細及び謝罪、今後の身の処し方について議会へ報告が行われました。しかしながら、同議員の反省及び今後の身の処し方は具体性に欠け、その姿勢は信頼回復への道のりの険しさを再認識させるものであった。  よって、篠山市議会は、堀毛隆宏議員に対して、公職である自己の立場を十分認識し、市民からの市議会議員に対する信頼を損ね、市民の期待を裏切ったことに対し深く反省し、謝罪するとともに、二度とこのようなことを繰り返すことのないよう猛省を求め、今後みずからの行動で市議会議員に対する信頼回復を果たすよう強く求めるものです。  また、一刻も早く信頼が回復されるよう、篠山市議会として堀毛隆宏議員に対して、市民への謝罪責任を果たすため、早急に方法を明確にし、実施に移すことについても強く要望する。  以上、決議する。平成26年6月3日。  以上です。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから提出者に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  1点だけ御質問をさせていただきますが、今回、堀毛隆宏議員があってはならない人権差別発言をされたということについての指摘はこの決議文に十分挙げられています。その中ほどに出ておるんですが、反省というところ、猛省をいただいて、具体性に欠けるという状況を大上議員も把握されておる、こういうことになりまして、また、堀毛議員が今後この議会活動をしていく上において、この1カ月の間に何もしてなかったというような流れで、具体的に挙げることを書かずに、そういうことを欠きながら、確認をされておるんですが、市民はそういう、言いましたら、流暢にやっておるような問題ではないと、こう捉えられておる市民がおられるわけです。意見書も見ました。また、今おっしゃったように、八上の城東のほうからも、これは辞職に値する問題ではないか、こういうふうなこともこの中でうたわれておるようです。  そういうことから考えますと、この決議そのものが何を求められておるのか、具体的に何を堀毛議員にされようとしているのかということが明らかにされていない。これでは私たち、どうしても、現状の把握はされておるんですが、最後のまとめがこれでは、決議もされていないと私は思うんです。 ○議長(林  茂君)  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)  12番、大上です。  今、吉田議員が言われたことは、よく理解できます。ただ一つ、物事の、時間であり、考え方というのは、我々議員18人、それぞれ違った考え方を持っているから、議会は成り立っているということをまず報告して、その最後に言われたことに関しては、この猛省に対して、君、これをしなさい。あれをしなさい。どうしなさいということは欠きました。それは本人が考えて提案することだと思います。だから、この決議が可決されたならば、即刻本人が何らかの形で議長に提出されると思います。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  10番、足立義則君。 ○10番(足立義則君)  10番、足立義則です。  私は、先ほどの大上議員からの提案によります猛省を求める決議に対して、反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。  確かに先ほどの大上議員の提案はもっともな話でありまして、この決議に対しては恐らく賛成するべきものであろうと思いますけれども、一つだけ私にとってこれは納得できてないことがありまして、その部分を1点だけで反対討論とするものであります。確かに事案が発生して認知したのは4月23日ぐらいだったと思います。私の耳にも入りまして、その場、承知して、その後、議会全体の問題にいうことになろうかということで、議会のいわゆる信頼回復のためにですね、5月1日の臨時議会に緊急動議という形をもって、「人権尊重推進に関する決議」が提出をされております。その事案が発生してからの1週間後、率先して、今おっしゃるように猛省を求め、これからの人権推進に関するところをやろうとする反省があるならば、そのときの決議は当然、全員賛成で臨んでですね、篠山市議会としての、いわゆる信頼回復に全議員が取り組むというふうに理解をいたしておりました。しかし、そのときの採決結果は、私が議長でしたから、見ておりましたけれども、3名の方はその決議に反対の立場をとられております。恐らく当該議員もそのとき着席をされていたように記憶をいたしております。  ということは、事案発生から1週間たって、反省する時間もあり、それから示されるというところを起こさなければならない、その一番の発端となるべきこの決議を反対するという態度をとって臨まれたということに対しましては、かなりの反省を欠いておりますし、どこに反省の形があったのかということは、いまだに私も、本人にまだ確認をいたしておりませんけれども、そのときの反対をされたという姿勢の一つをもって、今回の猛省を求める決議だけでは、まさに反省をされていないというふうに認識いたしておりますので、今回の決議に対しては反対するものです。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  11番、恒田正美君。 ○11番(恒田正美君)  11番、恒田正美でございます。  今回の堀毛隆宏議員に猛省を求める決議について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  先ほど大上議員のほうから今回の猛省を求める決議について言われたとおり、その議員の発言は、市民の厳粛な信託を受けた篠山市議会議員としての自覚の欠如はもとより、人権意識の低さが招いた結果であることは、本当に否定ができない。これは私たち議員全員が、もしくは市民全員がこういう人権意識については、もっともっと見識を深めて、勉強をしていかないといけないことを言われているものでございます。  その結果ですね、批判、叱責を受け、篠山市議会に対する信頼を失い、本当に私ども損なったことは間違いはないかと思われるとおりでございますが、堀毛議員の今回の処罰について、どの道が、その処置が一番どうかなという根底にないところでございます。辞職がいいのか、いや、厳重注意でいいのかということは、私の中でも葛藤があったわけではございますが、今回、堀毛議員に対しまして、篠山市議会の除籍に対し、公職である自己の立場を十分に認識し、市民からの市議会議員に対する信頼を損ね、市民の期待を裏切ったことに対して、深く反省し、謝罪するとともに、二度とこのようなことを繰り返すことがないよう、強く猛省を求め、今後みずからの行動で市議会議員に対する信頼回復を果たすことが、今回の一番とは言えないかもわからないですけれども、堀毛議員に対して、いや一番の処置として、判断として、確かめるものではないか、私は思うところでございます。
     今回の猛省を求める決議に何とぞ御理解をお願いしまして、私からの賛成の討論といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  6番、木戸貞一君。 ○6番(木戸貞一君)  それでは、原案に賛成の立場で発言をさせていただきます。  先ほど来、各議員から御意見がありますように、堀毛議員の発言に対しましては、それ以降、この1カ月間、姿勢、そして昨日6月2日に行われた全員協議会での説明を踏まえましても、さらに十分に反省するよう求めるべき事案であったということは、この決議文のとおりであります。そして、先ほど足立議員のほうから出ました、篠山市議会議員の人権尊重推進に関する決議、5月1日に可決されました。その中で当該議員におかれましては、着席されていた。それも事実であります。そういう経緯を踏まえまして、まず今回、議会としてこれまで堀毛議員に何ら意見というか、決議をすることがございませんでしたので、この1カ月の行い、また行動を踏まえまして、まず市議会として、堀毛議員に猛省を求めるというのが適切だと判断いたしまして、今回の決議に賛成するものであります。  議員各位におかれましては、ぜひ御賛同いただきますようによろしくお願い申し上げて、賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから発議第3号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立多数です。  したがって、発議第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、先ほど提出されました堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議の動議を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることについて、採決します。  この採決は、起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立多数です。  したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることは、可決されました。 ◎追加日程第2  発議第4号 堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議の動議 ○議長(林  茂君)  追加日程第2.発議第4号 堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議の動議を議題とします。  提出者から趣旨説明を求めます。  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  5番、河南です。  発議第4号の提案理由の説明をさせていただきます。  提案の概要については、今、各議員のお手元に配付したとおりですので、お目通しをいただきたい、このように思います。本提案については、議員辞職勧告と非常に重要かつ慎重審議が必要な提案でありますので、提案に至る経過と事由について説明をさせていただきます。  平成26年4月19日夜、堀毛隆宏議員におかれては、市内にある飲食店において、女性経営者に対し、人権侵害と判断される差別発言をされております。当日、植村議員も同席されておりました。その内容は、堀毛議員が女性経営者に対し、その女性の姓がまれなことから「日本の姓ではあり得ない」、女性が母は、岸和田の出身で日本国籍であることを主張すると、堀毛議員は「おまえの先祖は日本に帰化しているのや」「おまえが知らないだけや」「正直に言ったらどうや」などの発言を繰り返された。また、この女性が独身であることについて、「人間は結婚せなあかんのや」と言い、植村議員を指して「こいつとつき合えばどうか」「デートしたらよいやないか」「こいつは身体障害1級やさかい高速代はただやで」などの発言を執拗に繰り返されております。以上のことは堀毛議員も認められているところです。  この事象から一つには、女性に対する職業差別。二つには、女性に対する民族差別。三つには、女性の結婚に関しての女性差別。四つには、身体障害者に対する差別。このような事象は、同僚議員としても、同一議会の一員としても看過することはできません。また、このことにより篠山市議会の資質が大きく問われ、議会の信頼を大きく失墜させたことになりました。議員とは、「選良」という言葉で呼ばれるように、人格・識見ともにすぐれた代表者であることが基本です。今回の事象は、議員であるなし以前の問題であると認識するものであります。後日、女性経営者とお話をする機会がありました。女性いわく「しょせん飲み屋は飲み屋です。一角落ちです。惨めなものです」、このように言われました。私もこれに対しては、返す言葉もありませんでした。  以上のことから、このたび議会がより厳しく対応し、市民の皆様方の信頼回復に全力で取り組まなければならないと考えるところです。そこで、今回の原因者である堀毛隆宏議員に対し、「辞職勧告」を提案申し上げるところです。  議員各位におかれましては、議会の信頼回復のためにも、その趣旨を御理解いただき御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから提出者に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  8番、奥土居帥心君。 ○8番(奥土居帥心君)  8番、奥土居帥心です。  先ほどから堀毛隆宏議員に猛省を求める決議、また今の辞職勧告決議と、私ども提案理由につきましては、議員が行った言動について決して許されるものではなく、また、その後の行動にも非常に適正を欠けていたとは私も思います。しかし、少しこの部分については、議員全体にかかわる身分の問題でございますので、1点確認をしておきたいことがあります。  堀毛議員が議員として適当かどうか、有権者が判断することであり、有権者から選挙された議員が、同じく選挙された議員についての適合を判断する権限は、私たちは有しておりません。そのことはもちろん先輩議員でございますので、御存じだと思います。しかしながら、全国の自治体では議員の辞職勧告決議が決議されています。その内容は、罪を犯して警察に逮捕されるような場合、告発されて有罪になった場合、本会議や委員会などを正当な理由もなく欠席を続けた場合、議長から再三にわたり注意を受けているにもかかわらず、従わない場合などに限られています。  今回この事案で、7名の議員より地方自治法に規定のない辞職勧告決議を提出されましたが、何を法的根拠としておられるのか、お聞かせください。 ○議長(林  茂君)  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  お答えします。先ほども申し上げましたように、議員というのは、選良ということが前提でございます。この選良というのは、先ほども申し上げましたように、識見、人格ともにすぐれた、このようになっております。今回の事象は、そうしたこと以前の問題であって、堀毛議員をこの事案によって解任するとか、そういう権限はございません。ただ勧告、されたらどうですかという勧告をしているのであって、先ほども申しましたように、この被害者の方のこうした意見を確認するときに、本当に今の世の中というのか、今の日本にこんな差別があっていいのかなと。これは議員以前の問題じゃないかというふうな思いで、今回提出させてもらった。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  15番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)  15番、前田えり子です。  お伺いします。5月1日の議会において、篠山市議会議員の人権尊重に関する決議をみんなで決めたわけですけれども、この提案は、今回提案されています議員の皆さんから出された、同じ方から出されたというふうに、一人違いますけれども、出ているわけです。動議も含めて、私たちみんなで議会として取り組んでいくことを決めたわけですけれども、それにもかかわらず、また同じ議員の皆さんからこの決議が出されたということについて、この間の新しい状況というか、どういう状況で新しく決議を出されたのかということを御説明願いたいと思います。  この前、動議のときに出された理由の中にも、本来であれば除名を求める懲罰動議とするというような厳しいことが書かれていましたので、このことを踏まえて私たちは5月1日に決議をしましたけれども、この5月1日から、出されるような変化、何があったのかということをお示しください。 ○議長(林  茂君)  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  5番、河南です。  ただいまの質問にお答えします。5月1日、今おっしゃったように、懲罰的なということもあるんですけれども、これは日程的な問題で3日以内ということがありますので、日程的に間に合わないと、こういうことです。また、5月1日以降の、先ほどからも出ておりましたように、当事者の言動、こうしたものも見るときに、そう反省の色が見えてこないというのが、さきの発議第3号にもありましたように、だから、今回はこういうふうな、その1カ月の動向を見て、提案をさせていただきました。  以上です。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  15番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)  15番、前田えり子です。  ただいま提出されています辞職を求める決議に対して、反対の討論をいたします。  先ほども質問をいたしましたけれども、5月1日の議会において私たちは、篠山市議会の議員の人権尊重推進に関する決議を行いました。当人も含め、議会として取り組んでいくことを決めました。前の議決から今日まで状況の変化があったとすれば、議会に対して、また議員各位に対して、市民から、堀毛議員に関し意見書が出されました。辞職勧告決議は、この意見書に押されたものではないかと推測されます。だとすれば、議会の主体性はどうなっているのでしょうか。5月1日の動議では、弁明を求める懲罰動議とすべきという内容であるとありましたが、議決は人権尊重推進に関する決議としたところであります。5月1日の決議は、議会としての決議を表明し、今後の取り組みを含め、発展させるべきものです。議会が主体的に決めたものであります。堀毛議員がこの決議に反するような行動をとったものであれば、新たな決議もと考えますが、堀毛議員が決議に反するようなことをさらにしたのか、反するような行動をしたのか、議員は、十分ではないと考えられることもありますが、反省をし、学習もしていくとおっしゃっています。堀毛議員がこの決議に反するような行動をとったものであれば、新たな決議も出るところかと考えますが、議会が主体的に決めたこと、その意義は大きいと考えます。市民からの声を聞くことはもちろん大切なことですが、議会の主体性が問われるのではないでしょうか。  以上、意見をもって、反対の討論といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  16番、森本富夫君。 ○16番(森本富夫君)  議席番号16番、森本でございます。  ただいま議題となっております発議第4号 堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  私たち篠山市民の生活規範となる「市民憲章」を再度確認をいたしたいと思います。前文には、私たち篠山市民は、一人一人が力を合わせ、かけがえのない人権・平和・環境を守るとあり、本文5項の第1項目に、「人権を尊重し、あたたかいまちをつくります」と宣言されております。また「篠山市自治基本条例」においては、お互いに力を合わせ人権・平和・環境を守るとし、第19条において、人権を尊重し、擁護するまちづくりを推進すると明記されております。「篠山市人権尊重のあたたかいまちづくり条例」では、市民が自分の人権だけでなく、他人の人権についても深く考え、さらに学び続け、責任ある行動を求めています。篠山市、そして篠山市民は、人権尊重を常に基本に置き、大切にしてきたのであり、今回の堀毛議員の人権侵害発言は、断じて許されない行為であります。私たち議員は、善良なる市民による選挙により選ばれた代表であり、公人であります。365日24時間、常にそのことを自覚するとともに、その負託に応えるべく懸命の努力をし、先導者・リーダーとなるべきものであります。  5月27日の議会運営委員会、そして昨日の全員協議会において、市内飲食店の女性経営者に対して、人権侵害と判断される差別発言を執拗に繰り返したことを、堀毛議員本人も認められましたが、その説明の中で、何度か酔っていたので、酔っていたのでと弁明とも受け取れる発言がありました。深酒による泥酔状態における暴言やトラブルは何度目でしょうか。議長から注意を受けられたことがないのですか。懇親会の席上、同僚議員や酒井市長の頭をたたかれていたことを多くの者が見ております。人に手をかけることは立派な傷害行為であります。また、セクハラ発言を受けたとして、女性職員から相談を受けたこともあります。自分の行動の結果は、全て自分で責任をとることがこの社会のルールなのです。本当に深く反省されているのなら、お酒をやめ、皆の前で禁酒宣言することができないのですか。議員各位にわびたいのなら、1カ月もほっておかず、各自宅を訪問しわびることができなかったのですか。反省とおわびの気持ちが伝わってこないのです。  私たち篠山市議会は、篠山市の財政悪化が表面化するとともに、大きく信頼を失ってしまいました。その後、多くの新しい議員の皆さんをお迎えし、議会改革に取り組むとともに、議会基本条例を制定し、信頼回復に努めてまいりました。信頼を積み上げるのは大変ですが、壊れるのは一瞬です。  今回の事象について、議会がどのような対応をするかを市民の皆様は大きな関心を持って注視されておられます。日本サッカー連盟J1のサポーターによる人権問題、アメリカプロバスケットボール協会長の人種差別問題、非常に早い対応により責任の所在を明確にされたことは、皆様の記憶に新しいと思います。堀毛議員お住まいの八上校区の自治会長の多くの皆様が、昨日の全員協議会にお越しいただきました。堀毛議員に対し、その八上地区自治会長会から、今回の人権侵害発言は辞職に値する所業と厳粛に受けとめ、猛省を求めるとの決議書が出されていると聞くに及び、篠山市議会においても早く対応の姿勢を示す必要があると感じたところであります。  堀毛議員の人権侵害発言があり、「篠山市議会議員の人権尊重推進に関する決議」から1カ月以上が過ぎました。その間、何も取り組みをしてこなかったことにより、篠山市議会の信頼は大きく失墜しようとしております。厳しい対応ではありますが、堀毛議員に対する辞職勧告を議決し、私も含め、議員各位の自覚とともに、市民の皆様からの信頼回復に全力で取り組むべきだと考えます。  議員各位におかれましては、趣旨を御理解いただき、御賛同いただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。  8番、奥土居帥心君。 ○8番(奥土居帥心君)  8番、奥土居帥心です。  ただいま議題となりました堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議に対して、反対の立場で討論をいたします。  先般、堀毛議員が飲食店で店の経営者の方に対し、酒に酔って人権を侵害する発言を繰り返したことにつきましては、市民全体の奉仕者であり、人格と倫理の向上が求められている立場にある者としては、不適格な行為であります。酒に酔っていたのでという言いわけも到底、通用する立場ではなく、我々は24時間、公務であり、高いレベルの質を要求されています。昨日の全員協議会での議員皆様の前で、当日の行動や発言を本人の口から説明され、謝罪をしましたが、謝罪の内容は、期待していたものとはほど遠く、このままこの案件を終結することができないと私も考えております。  しかし、本日提出されました辞職勧告決議につきましては、賛同できるものではありません。その理由は、堀毛議員が議員として適合かどうか、有権者が判断することであり、有権者から選挙された議員が同じく選挙された議員についての適合を判断する権限は有しておりません。しかしながら、全国の自治体では、議員の辞職決議が決議されています。その内容は、罪を犯して警察に逮捕されるような場合、告発されて有罪になった場合、本会議や委員会などを正当な理由もなく欠席を続けた場合、議長から再三にわたり注意を受けているにもかかわらず、従わない場合などに限られています。  今回は、そのどれにも該当せず、このような決議を可決した場合は、市民から選ばれた議員に対し、辞職に値する正当な理由がないのにやめろという、市民の議員を選ぶ権利そのものを侵害することになり、既にこの決議案の真意は、堀毛議員だけの問題ではなく、歴史に残る議会の意思決定として、後悔のない決定にしなければならない事案になっています。私たち議員は、有権者に選ばれる立場であり、任期の4年は法律で保障されています。  よって、この件について堀毛議員が住民代表として今の自分がふさわしいのかどうかを判断する必要があります。ふさわしくないと判断した場合、政治責任をどういう方法でとるかは、本人が決めることであり、同じく選挙で選ばれた議員が、辞職勧告決議で議員に強要することではありません。我々のできることは、堀毛議員の人権意識の向上を見守り、時には助言し、しっかりと身につけさせていくことではないかと考えています。  よって、これをもちまして、堀毛隆宏議員に対する辞職勧告決議に対する反対討論といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  10番、足立義則君。 ○10番(足立義則君)  10番、足立です。  私は、この決議に対しまして、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  私は皆さんより少し早くこの事案を知っておりまして、私が言うまでもなく、この地方自治の二元代表制を、議会というのは篠山市の最高意思決定機関であります。その議会におきましての、いわゆる品位、また秩序、最大の努力をして努めてきたつもりであります。これは議員の日常、プライベートなところまでの、市議会のことについては、なかなかできかねるというのは、先ほど森本議員がおっしゃいましたように、市民の皆様から信頼を失ったところです。何とか力を合わせて信頼を少しはと思っていたやさきのことでございます。先ほど奥土居議員がおっしゃっていましたように、出処進退というのは個人の問題ということは重々承知をいたしておりますが、5月1日以前のことをとやかく言うつもりは全くございません。  先ほどから前田議員も何度もおっしゃっていますように、5月1日、篠山市議会における人権推進に関する決議、この決議を皆さんでまとめたこと、みんなで決めたことではなく、3名の反対者がおっての決議ですよ、これは。これから先、篠山市議会の信頼を回復するために、林議長のもとやっていこうとするのは当然です。当たり前のことです。それをするのに、この決議に反対した方を含めて、一緒にやっていかなあかん。私はそこがどうも理解できない。謝罪する場面の議論もありました。5月1日以前のことはもういいですよ。何度も聞いていますから。そのときの決議に対して、なぜ反対したのか、そのときの判断が間違っていたなら、議会の議決は重たいですよ。取り消しできませんよ。ところが、それは私はこういう理由でしたと、その議決に対しては。今後、率先してやっていきます。その言葉を聞きましたか。そのことをずっと反対したままで、これから先、どういうふうに私たち市議会が人権尊重に対する活動をし、信頼を得る。どうやってその人たちを含めてやっていけるんですか。まずはそこからです。そこが反対も、謝罪もおわびもないままに、私、今から信頼回復に向けての議会活動をしても、どう討議するだろうというふうに思いますので、今回は退場を勧告したいと思います。  以上です。
    ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。  13番、植村 満君。 ○13番(植村 満君)  13番、植村でございます。  辞職勧告決議に反対の立場で意見を述べさせていただきます。  私自身、5月1日の臨時議会後、多くの市民から御批判を受けました。また、これも私自身の未熟さゆえと反省しているところでございます。ほとんどの意見は、なぜ反応しなかったのかというものでございました。その都度、状況から議会運営に至る経緯、経過を説明してきましたが、そのことに要した心労、精神的な苦痛ははかり知れないものでございました。人権侵害の決議提案理由に、私、植村も堀毛議員と一緒になって発言したとの虚偽は、先日の議会運営委員会及び昨日の全員協議会の場で明らかとなり、議員全員の確認のもと、植村議員は一切発言をしていないし、発言の事実もなかったとなりました。しかし、それを5月1日、決議の上程理由に賛同された議員の誰からも謝罪のお言葉はありません。今回の事象は、堀毛議員の人権を著しく侵害する発言に端を発しておりますが、そもそも人権を回復することとは、被害者に対し、どのように謝罪し、誠意を感じていただけるかということだと考えるところです。  その意味では、堀毛議員は、即座に被害者のところへ行き、被害者に対し、誠意をもって謝罪されております。また、私に対しての発言に対しても私に謝罪されております。人権侵害の解決に対する唯一の方法は、人権侵害を起こした本人が、猛省して意識変革、自己変革をすることであります。議員という立場になれる人は限られております。それだけに、市民以上に自分を律し、責任を感じなければなりません。「人権教育及び啓発の推進に関する法律」においては、国民は、発達段階に応じ、あらゆる機会を通して、生涯にわたり人権教育に取り組むべきとなっております。であればこそ、この議員という立場でしっかりとさらに学習を積み重ね、学んでいただき、指導的役割を果たすべきと考えるところです。  辞職することは簡単ではあります。むしろ議員として、市民の厳しい視線を感じ、職務を遂行することを求めることが、篠山市議会としての方向性であると確信し、意見といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。  6番、木戸貞一君。 ○6番(木戸貞一君)  それでは、原案に反対の討論をいたします。  まず反対の理由といたしましては、今回の辞職勧告決議におきましては、市議会の決議とするには、性急過ぎるということです。理由といたしましては、まず堀毛議員に八上校区の自治会から出されました意見書というものが、5月31日付であるということです。また、植村氏から出されました除名に関するものも5月26日でありました。そして、堀毛議員の弁明の機会というのが、議会に対する、全体に対する弁明の機会は昨日の6月2日でありました。その6月2日の機会におきましては、先ほど来ありますように、議会として満足できる態度ではなかったと思われますが、反省の道は始まったばかりであります。議会の姿勢といたしまして、まず物事の順序といたしましては、猛省を求めるのが筋ではないかと思います。  八上校区の自治会の意見書におきましても、先ほど来ありますように、堀毛議員の今回の言動につきましては、辞職に値する所業と厳粛に受けとめとございますが、その結びといたしまして、猛省を求めるというふうに結ばれております。そのことからも、まずは市議会といたしまして、猛省を求めるのが筋ではないかと思います。その猛省を求めた後、堀毛議員の態度、または行動をしっかり注目して、その後の対処が必要であれば、また市議会として姿勢を示す、これが筋ではないかと考えるところです。  以上をもちまして、今回は先ほど出ました猛省を求める決議に賛成し、辞職勧告決議は反対するものであります。  以上です。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  ただいま議題となっております発議に対しまして、賛成の立場で討論をさせていただきたいというふうに思います。  ただいまこの議事に対して、反対の立場の御意見が同僚議員からありました。これから頑張っていくんやから、そこまで言わんでもええやないかというような趣旨の中で、しかしながら、5月1日に議会として、しっかりと人権尊重を進めていこうという決議をいたしました。そして、それ以降、先ほど木戸議員の討論にもありましたが、議会として何も言うてないと。当然その1日以降、林議長のほうから、本人に対して議長室で注意も与えられたと思います。当然その注意に対して本人も深く、そしてこれからの身の処し方については、十分に考えるだけの余地はあったはずでございます。その部分がないことは、そういった部分のことが見られないことは、これは明白であり、やはりこの議会としては、それらの経緯も踏まえて、厳しい態度を示すことこそが、篠山市議会の信頼回復につながるただ一つの道であると思っております。  誤解があってはいけませんので、先ほど奥土居議員のほうから、議員辞職勧告の細かいもので、他の地方議会においても、民事、あるいは刑事等でその対象となった議員しかそういったことは限定していった部分はかつてございました。しかし、以前はそうであったかもしれませんけれども、最近では、地方議会の役割、市民との信頼といったものが非常にクローズアップされてきております。私の調べましたファイルにおきますと、2008年12月21日、旭市議会において議員辞職勧告決議、それから直近のものといたしましては、平成26年2月25日の長崎県議会でございました県会議員に対する辞職勧告決議、これについては、刑事、民事に該当することではなく、当該議員が市議会、県議会に対して、著しくその信頼を失墜させたというようなことで、今、全国の地方議会は市民の身近にあって、信頼される議会をどうつくっていくか、そのことが議員が4年間法的に保障されているといったこと以上に求められている時代であります。ですので、一部には議員の法的な身分の保障があるといったことで、辞職勧告決議案を撤去する識者もあります。しかし、大きく今、時代は地方分権の中で変わってきて、地方議会に求められている役割、その責任というのは明らかに変わってきております。議員各位におかれては、その部分を十分に認識していただいて、判断をしていただきたいというふうに思います。  先ほど可決されました猛省を求める決議、これだけでは不十分であるということを申し上げて、本発議に対しての賛成の討論といたします。 ○議長(林  茂君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから発議第4号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立少数です。  したがって、発議第4号は、否決されました。  堀毛隆宏君の入場を許可します。                (堀毛隆宏君入場) ◎日程第5  予算の繰越等にかかる報告 ○議長(林  茂君)  日程第5.予算の繰越等にかかる報告を行います。  本件は、地方自治法施行令第146条第2項の規定によるもので、議決対象の案件ではありませんが、3件を一括して説明を受けます。  まず、報告第1号について、上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  それでは、ただいま御上程を賜りました報告第1号 平成25年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書につきまして、御説明を申し上げます。  議案書2ページ、3ページをごらんください。  この内容につきましては、去る3月27日の定例議会の議案第37号 平成25年度篠山市一般会計補正予算(第7号)により御承認いただきました26件の繰越事業で、緊急防災・減災事業債を活用した耐震補強工事や消防・救急デジタル無線化工事、さらには災害復旧事業等につきまして、完成時期が平成26年度になることから、事業を繰り越したものでございます。  まず、2款総務費、1項総務管理費防災行政無線費につきましては、今田地区防災行政無線整備工事の実施に当たり、NTT回線を活用した今田地区内のオフトーク通信が平成27年2月にサービスが中止されることから、12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は1億1,196万6,000円、財源は、緊急防災・減災事業債1億930万円、防災無線受信機負担金258万4,000円、一般財源8万2,000円でございます。多紀支所費は、2月に再度耐震診断業務を委託したことから、年度内完了が困難による繰り越しで、完了は平成26年7月24日を予定しております。繰越額は、417万8,000円、全額一般財源でございます。しゃくなげ会館管理費は、耐震補強工事の実施に当たり緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は3,634万3,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2,400万円、公共施設整備基金繰入金1,135万1,000円、一般財源99万2,000円でございます。まちづくり活動推進費は、雲部複合教育施設耐震補強工事の実施に当たり緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年11月30日を予定しております。繰越額は2,141万6,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2,130万円、一般財源11万6,000円でございます。  次に、3款民生費、2項児童福祉費児童福祉一般事務費につきましては、平成27年度から運用されます子ども・子育て新制度に係る電子システムの導入経費で、国からの詳細が提示されていないことによる繰り越しで、完成は平成27年3月31日を予定しております。繰越額は2,626万1,000円、財源は、安心こども基金事業補助金2,626万円、一般財源1,000円でございます。放課後児童対策事業は、富山児童クラブが岡野小学校への移転に伴う空調設備等設置工事で、移転が4月1日以降の春休み期間に行うことによる繰り越しで、平成26年4月30日に完成しております。繰越額は407万4,000円、財源は全額一般財源でございます。  次に、6款農林水産業費、1項農業費農業振興地域整備促進事業につきましては、農業振興地域整備計画を策定し印刷製本する経費でございますが、所在不明農地が多く存在するため農用地利用計画(案)の作成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月20日を予定しております。繰越額は75万6,000円、財源は全て一般財源でございます。鳥獣被害防護事業は、サル用電気柵材料の追加要望の自治会が多数あり調整に時間を要したことによる繰り越しで、年度内完成が困難によるもので、完成は平成26年7月31日を予定しています。繰越額は440万円、財源は、全額篠山市獣害対策基金でございます。ため池等整備事業は、ため池耐震診断やハザードマップを作成する経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は4,123万2,000円、財源は、震災対策農業水利施設整備事業補助金や農村地域防災減災事業補助金4,101万7,000円、一般財源21万5,000円でございます。市単独土地改良事業は、9月の豪雨により被災した農地及び農業用施設で、国の災害復旧事業の対象とならない小規模災害で、実施主体が自治会等になり、施工依頼業者が多忙で年度内完成が困難であると申し出があることによる繰り越しでございます。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は2,373万8,000円、財源は、全て一般財源でございます。農業農村整備事業は、高倉地内及び口県守地内の農業集落道整備を行う経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年1月31日を予定しております。繰越額は6,238万3,000円、財源は、むらづくり交付金事業県補助金2,968万円や中山間地域総合整備事業補助金305万円、一般財源2,965万3,000円でございます。  2項林業費県単独補助治山事業につきましては、台風18号による、辻及び小坂地内の治山工事を行う経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は2,200万円、財源は、県単独補助治山事業補助金1,466万6,000円、地元分担金51万6,000円、一般財源681万8,000円でございます。林道維持管理事業は、9月の豪雨により被災した林道で、実施主体が自治会等になり、施工依頼業者が多忙で年度内完成が困難であると申し出があることによる繰り越しでございます。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は490万8,000円、財源は、地元分担金5万4,000円、一般財源485万4,000円でございます。市単独治山事業は、9月の豪雨により被災した山腹崩壊で、同様に実施主体が自治会等になり、施工依頼業者が多忙で年度内完成が困難であると申し出があることによる繰り越しであります。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は583万4,000円、財源は、全て一般財源でございます。  次に、8款土木費、2項道路橋りょう費道路維持管理費につきましては、自治会からの要望により市道の舗装修繕を行っておりますが、9月の災害発生により復旧工事を優先し年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は2,464万2,000円、財源は、全て一般財源でございます。国庫補助道路整備事業は、9月補正予算にて計上した大沢新栗栖野線の道路改良工事や城東線ほか7路線の舗装修繕工事で、設計に必要な事前調査に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成26年7月30日を予定しております。繰越額は3,208万2,000円、財源は、活力創出基盤整備総合交付金1,849万2,000円、公共事業等債440万円、一般財源919万円でございます。市単独事業は、西岡屋歩道拡幅工事で、用地交渉や電柱移転に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は665万4,000円、財源は、全て一般財源でございます。橋りょう維持管理費は、2カ所の橋りょうを修繕する経費で、水道の移転方法等の決定に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成26年11月30日を予定しております。繰越額は355万1,000円、財源は全て一般財源でございます。3項河川費河川維持修繕事業につきましては、7カ所の護岸等を修繕する経費でございますが、9月の災害発生により復旧工事と工事箇所が隣接することから、同時施工を行ったほうが経済的であることから災害復旧事業とあわせ繰り越すものでございまして、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は600万円、財源は、全て一般財源でございます。  次に、9款消防費、1項消防費常備消防費は、一つ目といたしまして、現在の消防救急アナログ無線の使用期限が電波法により平成28年5月末までとなっていることから、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は2億8,542万2,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2億8,540万円、一般財源2万2,000円でございます。二つ目といたしまして兵庫県衛星通信ネットワークシステムの改修経費で、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月30日を予定しております。繰越額は804万円、財源は、緊急防災・減災事業債800万円、一般財源4万円でございます。防災基盤整備事業は、一つ目といたしまして消防団の救急デジタル無線設備工事の経費でございますが、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は6,488万7,000円、財源は、緊急防災・減災事業債6,480万円、一般財源8万7,000円でございます。二つ目として向井地内の消防詰所兼車庫新築工事設計業務の経費でございますが、12月補正にて計上したもので、年度内完了が困難による繰り越しで、完了は平成26年7月10日を予定しております。繰越額は162万円、財源は、緊急防災・減災事業債160万円、一般財源2万円でございます。防災事務費は、兵庫県衛星通信ネットワークシステムの改修経費で、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月30日を予定しております。繰越額は812万2,000円、財源は、緊急防災・減災事業債810万円、一般財源2万2,000円でございます。  次に、10款教育費、7項保健体育費体育館管理費につきましては、避難所に指定してあります西紀体育館及び今田体育館の耐震補強工事を行うもので、緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月26日を予定しております。繰越額は2億8,624万4,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2億2,490万円、公共施設整備基金繰入金6,003万8,000円、一般財源130万6,000円でございます。  次に、14款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費農地農業用施設災害復旧費につきましては、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、国の補正予算の内示が3月18日になったことから、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は1億2,417万6,000円、財源は、農地農業用施設災害復旧補助金1億1,222万3,000円、地元分担金288万6,000円、一般財源906万7,000円でございます。次に、3項公共土木施設災害復旧費道路橋りょう災害復旧費につきましては、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、工事業者及び工事資材の不足により、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は3,699万9,000円、財源は、公共土木施設災害復旧費負担金1,098万7,000円、公共土木施設災害復旧事業債2,220万円、一般財源381万2,000円でございます。河川災害復旧費は、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、工事業者及び工事資材の不足により、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は2億3,276万7,000円、財源は、公共土木施設災害復旧費負担金1億3,357万6,000円、公共土木施設災害復旧事業債9,350万円、一般財源569万1,000円でございます。  以上、平成26年度へ繰り越しようとする事業は26件となっております。繰越事業の予算総額は、21億8,039万5,000円で、そのうち、平成26年度への繰越額につきましては、14億9,069万5,000円で予算額のうち68.4%でございます。これら繰越事業におきましては、一日も早い事業の完成に向け、努力いたしますので、御理解をいただきますようお願いいたします。  以上で、一般会計の繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。 ○議長(林  茂君)  次に、報告第2号及び第3号について、酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  上下水道部長の酒井です。よろしくお願いします。報告第2号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、御報告申し上げます。  議案書4ページをごらんください。  この内容は、去る3月25日の定例議会におきまして、議案第38号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)で御承認いただきましたものでございます。篠山環境衛生センターの改築工事について、完了時期が平成26年度となることから、当該工事を繰り越して実施するものでございます。  2款下水道建設費、1項下水道建設費公共下水道事業建設費でございます。今回繰り越しました工事は、篠山環境衛生センターにおける水処理設備及び電気設備の更新を進めているもので、日本下水道事業団に工事委託をしております。工事完成は、本年8月31日を予定しております。翌年度へ繰り越す額は、8,600万円でございます。財源内訳の国県支出金4,630万円は公共下水道事業国庫補助金でございます。地方債3,580万円は下水道事業債でございます。残り一般財源は390万円でございます。  次に、報告第3号 平成25年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書について、議案書5ページでございます。  地方公営企業法第26条第1項の規定によりまして、平成25年度に予算を計上しておりました建設改良に要する経費のうち、翌年度に繰り越して使用する内容を御報告するものでございます。  1款資本的支出、1項建設改良費配水管布設替工事について、説明欄に記載しておりますとおり、県守地内と垣屋-乗竹地内で施工しております配水管布設替工事の2件でございます。県守地区につきましては、先ほどの報告第1号にありました農業農村整備事業のうちの集落道整備工事にあわせて配水管布設替工事を実施しているため、本件工事につきましても繰り越して実施をさせていただきます。完成は本年8月8日を予定しております。垣屋-乗竹地内については、既設管への接続ルート並びに既設配水管接続位置の検討に不測の日数を要したため、年度内完成が困難となり、平成26年度に繰り越して実施するものでございます。完成は本年6月30日を予定しております。翌年度に繰り越す額につきましては、1,448万4,000円、財源内訳は、企業債650万円、消火栓設置に係る一般会計負担金といたしまして226万7,000円、残りが留保資金といたしまして、571万7,000円となってございます。これら繰越事業につきまして、一日も早い完成に向け、努力いたしますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。  以上で、報告第2号及び第3号予算の繰越等にかかる報告とさせていただきます。 ○議長(林  茂君)  説明が終わりましたので、質疑があれば発言を許します。  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  3番、吉田でございます。  今回、一般財源におきましては15億という、多額の繰越しがございまして、この中には、今度の災害、大雨等々もございますことは、途中から手がけるものもある。それ以外にも、今回の場合は理由が資材の不足、また高騰があるようでございまして、ただいま完成の時期も知らせていただいたんですが、その辺、結構そういうふうな今言いました中で、ある種、解決される中で事業の完成ができるかと、再度確認を求めるものでございます。  もう一つは、これだけの多額な繰越しでございましたが、新年度におきましても、新しい年度におきます工事等々がございます。これが果たして、この影響というものを今の職員の方々の、聞かせていただいても、やっぱり範囲が、その辺はきちっとできるものかどうか、再度確認をしておきます。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  それでは、私のほうから、まず昨年の台風18号等におきます道路、河川、農地等の災害復旧の状況につきまして、報告を申し上げます。  現在、所管しておりますまちづくり部でありますとか、また、農都創造部の職員が日夜、懸命に対応をしておるところではございます。しかしながら、今、議員が御指摘のような状況もございまして、なかなか災害復旧の進捗というのがおくれている状況でございます。道路と河川等につきましては、まちづくり部地域整備担当が対応しておりますけれども、この5月21日現在の状況を申し上げますと、まず、国の補助等を受けて災害対策を行っており、公共土木施設災害に関しては、道路と河川合わせて71件ございます。そのうち既に契約をしておるものが54件、全体の76.1%になります。そのうち工事着手を既にしておるものが21件でございます。また、工事完了をしておるものが1件といったような状況でございます。また、このほかに、市の単独事業として、道路、河川等の災害復旧に当たる件数につきましては、道路、河川合わせまして156カ所ございます。この156件につきまして、現在、契約件数としましては42件、全体の26.9%でございます。またそのうち工事着手しておるものが35件、工事完了したものが24件といったような状況でございまして、全て合わせますと件数としましては227件、うち契約件数が96件、全体の42.3%、そのうち工事着手しておるものが55件、工事完了を見ておるものが25件といったような状況でございます。  今後とも全力を挙げて、災害復旧に対応してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。  それでは、農都創造部長が本日欠席しておりますので、農地・農業用施設等の災害復旧の進捗状況も私のほうから、あわせて報告をさせていただきます。  これにつきましても、5月20日現在の数字でございますけれども、まず国庫補助を受けるものとしまして、農地・農業用施設、林道、山林、合わせまして件数が49件ございます。そのうち既に契約をしておるのが17件、全体の34.7%でございます。うち工事着手しておるものが10件、工事完了をしておるものはゼロ件でございます。また、市の単独事業として農地・農業施設、林道、山林、こういったものにつきまして地元集落等から申請を受け付けて対応していく分につきましては、合わせまして216件ございます。その216件のうち既に申請等を受けておりますものが111件、全体の51.4%でございます。そのうち工事着手しておるものが108件、工事完了を見ておるものが80件という状況でございます。合わせまして総計、件数としましては265件、そのうち既にもう実施をいたしておる件数が128件で、全体の48.3%でございます。うち工事着手しておるものが118件、工事完了を見ておるものが22件というふうになっております。  農都創造部につきましても、職員一丸となって対応しておりますので、御理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)  全体の、今年度を含めて今、まちづくり部長が申し上げましたように、今年度分もそうでございます。そういったものに対する職員の体制はどういったことであるかということでございますけれども、基本的には、技術的な設計等については、これについては、初回の分では基本的にその分については終わっておりまして、ただ工事の施工等を考えます中で、幸いに昨年、本年度ですけれども、本年度の新採用試験におきましても、3名の増員をいただきました。それぞれの部署に期待しておりまして、それぞれの技術系の職員とあわせて、これまで以上になっていくものと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(林  茂君)  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  3番、吉田でございます。  ありがとうございました。部長ね、一括した資料をですね、ちょっと今、計算していたが、なかなか合わないので、現在の状況を一覧表にしたものを要求したい。それとあわせて、林道単線で、前にもおっしゃっていただいたその集落で取り組んでいただかなならん、そういうふうな、小規模なんですが、その辺、その集落の中で順調に連絡とやら、計画、何か進んでいるのかどうか、その状況だけお願いします。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  林道、山林につきまして、集落からどういった状況かでございますけれども、先ほど申し上げました、5月20日現在の数字でございますけれども、単独事業として林道、山林につきましては、災害復旧対象が30件ございます。そのうち既に集落から申請を受け付けておりますものが19件ございます。そのうち工事着手をしておるものが16件、工事完了しておるものが10件といったような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  3番、吉田でございます。  それで、できていないところはどういう状況にあるのかというのが問題なんです。もう手がつけられへんというような状況の集落があるなら、そういうところをどういうふうに協力して手をつけているのか。 ○議長(林  茂君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  そういった地域によりまして、そういった施工も困難というふうな状況も当初予想されまして、そういった中でできるだけ地域の状況に応じて、市として対応していくようにという形での取り組みを進めているところでございます。また、本日担当がおりませんので、状況については、確認をして、その意向に沿った形でできるような取り組みを今後も進めていただきますようにしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  また先ほどの資料は、提出いただけるということもありますので、詳しくはいいんですが、若干報告で気になりますのは、公共土木の関係については、毎年、契約にいたっていると。これは進めていただけるならという思いを持っておるんですが、単独事業のほうにつきましては、契約率が非常に低い状況にとどまっておる。この分につきましては、単に準備ができてなくて、発注が出せてないのか、それとも出しておるんやけれども、受け手がないのか、そのあたりもう少し確認したいんです。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  議員御指摘のとおり、単独事業につきましては、進捗率のほうが低い状況でございます。これにつきましては、いわゆる特区の補助を受けた公共土木災害、補正の事業をまず優先して対応を進めたいというような状況がございます。また、事業箇所が小規模なものが結構多くございまして、いわゆるそういう箇所を抱き合わせで、また工事に伴います機材ですとか、そういうものも流用した形で発注のほうを持っておるんですけれども、何せ需要が一つには多いということで、事業者数が限られる中で、なかなか入札のほうも思うように落札のほうを見ないというような現状もございまして、いわゆる進捗のほうがおくれておるということでございますが、今、公共土木災害の対応のほうが順調に進んでおりますので、これが完了しましたら、次は単独災害のほうに当然、注意をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解のほうをよろしくお願いします。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  7番、栗山泰三君。 ○7番(栗山泰三君)  ただいま説明にありました件で、国庫補助整備事業ということで、西岡屋の道路整備について、途中で今、工事がとまっておる状況になっておるんですが、これを今、単独で約665万円計上されておるんですが、それで完了という方向で払えるかどうか、あるいは国庫でされる予定なのか、見解をお聞きしたいと思います。
    ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  この件につきましては、地元議員さんのほうにも御説明をさせていただきましたし、また、地元のほうに説明のほうをさせていただいておる状況でございますけれども、いわゆる西岡屋立町線の歩道拡幅事業につきましては、地元からいろんな要望がある中で、当初は歩道の拡幅だけといったような計画でしたが、それに伴う道路の拡幅でございますとか、また、歩道の法線を整えるとかいったようなことでありますとか、また交差点部分について、少し拡幅ができないかといったようなことで、いわゆる土地の買収を行わなければならないといったようなことも発生してきました。そんな中で、たび重なる設計変更をしたわけなんですけれども、事業者のほうにつきましても、そういったものの対応は一生懸命頑張ってくれたんですが、いかんせん全国的な資材不足といったような状況もございまして、なかなか工事のほうが順調にはかどらなかったというような状況で、御存じのとおり、今、西岡屋の市営住宅の入り口まで工事が完了した状況になってございます。  市単独の分につきましては、一定の舗装でありますとか、そういったものの費用ということで提案させていただいておりますが、西岡屋の市営住宅から東側の部分につきましては、今後同様の国庫補助事業等を県のほうに今、申請して、協議をしておるところでございますので、こういったものも活用しながら、進めていきたいというふうには考えておりますけれども、なかなか年度内の完了ということは、困難な状況ではございます。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  ないようですので、これをもって質疑を終結し、予算の繰越等にかかる報告を終わります。  ここで、暫時休憩いたします。再開を、午後1時10分といたします。               午後 0時10分  休憩               午後 1時10分  再開 ◎日程第6  承認第4号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第6.承認第4号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  澤市民生活部長。 ○市民生活部長(澤 輝義君)(登壇)  ただいま上程いただきました承認第4号 専決処分の承認を求めることについて、専決第4号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  昭和45年より実施しております当該住宅資金の貸付事業は、平成8年度の貸し付けを最後に、現在は「住宅資金償還事務条例」に基づき、償還事務を行っています。平成25年度の住宅資金特別会計の決算は収入総額770万2,741円に対し、支出総額が3,900万4,312円となり、3,130万1,571円の不足が生じることから、この不足を補填するため、予算の繰上充用をお願いいたします。ただ、本年度につきましては、単年度黒字見込みの32万9,000円を予備費で計上していることから、まずその予備費を全額減額補正し、差額の3,097万3,000円を補正いたします。これにより第1条において、歳入歳出の総額にそれぞれ3,097万3,000円を追加し、総額をそれぞれ3,766万1,000円とするものです。  次に、第2条においては、繰上充用に伴い、一時借入金の最高額を当初の500万円から2,700万円を追加し、3,200万円に増額いたします。  それでは、住宅資金特別会計補正予算書の9ページをごらんください。  まず、歳出でございますが、3款予備費、1項1目予備費を32万9,000円減額し、11ページから12ページの4款前年度繰上充用金、1項1目前年度繰上充用金を3,130万2,000円増額するものです。  次に、歳入ですが、7ページから8ページの4款諸収入、1項1目貸付金元利収入を3,097万3,000円増額するものです。  住宅資金返済金の滞納の徴収につきましては、借り主の経済状況を勘案するとき、非常に厳しい状況は本年度も変わっておりませんが、借り主の相談に真摯に応じながら、回収に全力を挙げるとともに、返済の極めて困難なものにつきましては、顧問弁護士との委託契約などに基づき、滞納額の減少を図ってまいります。  以上、御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから承認第4号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、承認第4号は、承認することに決定しました。 ◎日程第7  議案第39号 篠山市西紀地区帰郷者住宅新築資金利子補給金交付条例を               廃止する条例 ○議長(林  茂君)  日程第7.議案第39号 篠山市西紀地区帰郷者住宅新築資金利子補給金交付条例を廃止する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第39号 篠山市西紀地区帰郷者住宅新築資金利子補給金交付条例を廃止する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書6ページ及び議案説明資料をごらんください。  今回廃止する条例につきましては、合併前の旧西紀町時代の平成7年度に制定し、市に引き継いだものでございまして、その制定趣旨としましては、この条例の規定により適用を受けている住宅新築資金の利子補給を受けることができる者に対する利子補給金交付事務について、必要な事項を定めた条例でございましたが、平成19年度をもって利子補給金交付事務が完了しており、現在、支給対象者がいない状況であるため、根拠となる条例を廃止するものでございます。  まことに簡単ではございますが、以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第39号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第39号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第8  議案第40号 篠山市土地利用基本条例 ○議長(林  茂君)  日程第8.議案第40号 篠山市土地利用基本条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第40号 篠山市土地利用基本条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  説明に当たりまして、議案書の7ページから12ページ、議案第40号説明資料及び条例改正新旧対照表1ページから5ページをごらんください。  それでは、説明資料に基づき説明をさせていただきます。  初めに、条例制定の趣旨について御説明をいたします。篠山市は、城下町の町並み、旧街道の宿場町、農村集落、里山や農地などで構成されており、「日本の原風景」と称される美しい景観の中に、全国に誇る特産物や多様な文化を育んできました。これらの特色を生かしたまちづくりを進めるため、平成15年に策定した篠山市国土利用計画を基本に、関係法条例や諸計画と連携しながら、開発誘導や社会基盤整備を行ってきたところでございます。今回、篠山市国土利用計画の策定から10年が経過し、その見直しを行うに当たって、これまで培ってきた土地利用の考え方を継承しつつ、将来のあり方や活用方針を明確にし、計画的で永続性のあるまちづくりを図るため、篠山市土地利用基本条例を制定することといたしました。本条例では、まちづくりの基本理念、土地利用の基本原則、土地利用基本計画の策定などを規定しております。本条例を制定することによって、条例に基づく土地利用基本計画を基本に、関係法条例や諸計画と連携した土地利用を将来にわたって継承発展させ、美しい景観や「農」を基盤とした土地利用に都市機能が調和する「農の都」にふさわしいまちづくりを進めていきたいと考えております。  次に、条例制定の概要について御説明いたします。  本条例は、前文及び5章立てで、10条からなる本則と附則により構成しております。前文につきましては、ただいま説明した条例制定の趣旨を示しております。  第1章では、第1条から第3条までを総則として、条例の目的、まちづくりの基本理念、市、市民及び開発行為等を行う者の責務について定めております。  第2章では、第4条から第8条まで、土地利用基本計画に関する事項を定めております。まず、第4条では、土地利用の基本原則として、農の営みを優先してきた地域の土地利用の保全及び継承を図ること、農村集落、農地、里山やこれらが形成する美しい景観の保全及び継承を図ることなど6項目について定めております。次に、第5条では、篠山市の土地利用の基本となる計画として、「篠山市土地利用基本計画」を定めることを規定しており、計画策定の手順や基本計画は国土利用計画法に定める市町村計画、すなわち篠山市国土利用計画として取り扱うことなどを定めております。次に、第6条では、基本計画に定める内容を規定しており、説明資料の2ページにありますように、土地利用に関する基本構想、土地利用区域の区分、土地利用区域に係る土地利用の方針及び開発行為等に関する立地の基準など4項目を定めています。次に、第7条では、基本計画に定める土地利用区域の区分を規定しており、説明資料の2ページにありますように、景観計画に定める「森」「さと」「まち」「歴史的な町」の区域に応じて、自然環境保全区域など8区域を定めることを規定するとともに、農用地区域の保全や、里づくり計画などの特例について定めております。次に、第8条では、適正かつ合理的な土地利用を図るため、関係法条例や諸計画との体系的運用により、秩序ある土地利用の調整を講じることを定めております。  第3章では、第9条としてまちづくり審議会に関する事項を定めています。まちづくり審議会は、市長の諮問機関として、「農の都」を創造する美しいまちづくりを図るため、適正かつ合理的な土地利用の推進に関すること、大規模な開発行為等に関すること、景観形成に関することなどについて調査審議をいただく機関として、篠山市まちづくり条例に基づく機関から本条例に基づく機関に位置づけ直しております。  最後に、附則で規定している事項について御説明をいたします。  まず、条例の施行期日は、平成26年7月1日としています。  次に、篠山市まちづくり審議会を、本条例に基づく機関に位置づけ直したことにより、篠山市まちづくり条例を改正します。具体的には、篠山市まちづくり審議会に関する章を削除し、事業者や工事施行者の責務として、開発行為を行うに当たって整合を図る計画に篠山市土地利用基本計画を位置づけます。また、開発行為等に係る事前協議において基本計画と整合を図る必要があると認めるときは、本条例に基づくまちづくり審議会の意見を聞くこととします。また、同様の理由により、篠山市景観条例、篠山市特定商業施設における適正な事業活動の推進に関する条例、篠山市緑豊かな里づくり条例及び篠山市屋外広告物条例における篠山市まちづくり審議会に関する事項を改正いたします。  以上で、議案第40号 篠山市土地利用基本条例の制定につきまして、提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  3番、吉田でございます。  今回の土地利用基本構想というのは、基本計画の条例につきましては、計画が、今、篠山市では定住促進とか、また市の活性化等の、これは一番大事な課題だと思いますが、この条例でいろいろ区分け、区域について道路がなされまして、そのことによって、非常に規制がかかるんじゃないか。そのことによって、篠山市の活性化なり、定住促進がおくれるということになって、これは困る。このことによって、どちらかといったら、担当のほうは、活性化するんだと、こういうお考えになっておるかどうか、その辺ちょっとお聞きしたい。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  ただいまの開発抑制につながらないかといったような御質問でございますけれども、我々としましては、この土地利用基本条例によって、新たに開発を抑制するものではないというふうに認識しております。条例の土地利用区域、八つの土地利用区域の土地利用の方向性に沿って、開発誘導をしていくもので、これまで篠山市国土利用計画に基づきまして、いわゆる開発の手続きですとか、また技術的に優遇されておるまちづくり条例、それから景観条例、屋外広告条例等を連動させながら、開発誘導を行ってきたわけでございますけれども、今回の土地利用基本条例につきましては、これまで行ってきた開発誘導の考え方を条例の中に明確に位置づけてしておるということでございますので、開発抑制になるといったような認識はしておりません。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  非常に今回の条例改正は、先ほど部長から説明がございましたように、市のこれまでの重要な景観等の取り組みとかを一元化して行っていくという、非常にこれは極めて重要であるという認識を持っているところでございます。そういった中で、やはり確認をしておきたいなと思いますのが、今回、そのあたりのことについて、市長の諮問を受けて、それが適切かどうかというのを審議するのは、まちづくり審議会のことなんですが、今回の特徴といたしまして、まちづくり審議会の機能が非常に大きくなるというか、責任が大きくなるのではないかというような思いを持っておる次第でございます。  今の時代、市長も率先して進められておりますように、市民の参画といったようなことで、声を聞きながらという中で行われたことにつきましては、そういった方向に関しては、異論はないわけでございますが、その委嘱をされる委員さんによって、いろいろまちづくりの施策が大きく左右されるのではないかというような危惧をしておるわけでございます。このあたりについて、権限的にどちらかというとこれまでより強くなる、この審議会の取り扱いについての基本的な考え方を伺いたいと思います。
    ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  まちづくり審議会の基本的な考え方でございますけれども、今回この土地利用基本条例を定めるに当たって、このまちづくり審議会を新たに設置するものではございません。これまで、先ほど申し上げました開発の手続でありますとか、また技術的な基準等を定めていたまちづくり条例の中に、このまちづくり審議会を位置づけておりました。機能としましては、今回同様に市長の諮問機関として、適正かつ合理的な土地利用の推進に関すること、大規模な開発行為等に関すること、景観形成に関することということを審議事項ということで、取扱いを行っていただいてきたところでございます。  今回この土地利用基本条例を定めるに当たって、当然まちづくり審議会のほうに御審議をいただいたわけでございますけれども、その中で、審議委員さんからも条例の上下はございませんが、土地利用基本条例にこのまちづくり審議会を位置づけるほうが適切ではないかといったような御意見等もいただいたところでございまして、我々としましても、今回、機能は変えずに、ただ位置づけをこの土地利用基本条例の中に位置づけ直したということでございます。  御指摘のとおり、今後まちづくり審議会の役割が大きくなるのではないかということでございますけれども、委員の選考ともあわせまして、今回の土地利用基本条例に示した篠山市の土地利用の基本的な方向、方針、そういったものを十分御認識いただいた上で諮っていただくように、我々としても努めていきたいというふうに考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いします。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第40号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第40号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第9  議案第41号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す               る条例 ○議長(林  茂君)  日程第9.議案第41号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第41号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の13ページ、議案第41号説明資料及び条例改正新旧対照表の6ページをごらんください。  条例の改正の趣旨につきましては、平成25年12月13日に「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律」が公布され、法律の題名が「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律」に改称されたことにより、「篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例」において、引用している部分を改正するものでございます。  改正の概要につきましては、法律の題名改称に伴い、単身入居者の資格を定めている「篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例」第6条第2項第5号において、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律」を「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律」に改めます。なお、これにより、市営住宅の入居者の資格に変化が生じるものではございません。  また、条例の施行日については、法律改正の施行日にあわせ、平成26年10月1日といたします。  以上で、議案第41号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第41号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第10  議案第42号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例 ○議長(林  茂君)  日程第10.議案第42号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  畑消防長。 ○消防長(畑 光明君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第42号 篠山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について説明をさせていただきます。  議案第42号説明資料をごらんください。  まず1番の提案の趣旨は、昨年の8月15日に発生いたしました福知山市の花火大会での火災事故を踏まえまして、国が示しております火災予防条例準則の改正どおりに多数の者が集まる催しにおける防火管理体制の基準を追加するものであります。  続きまして2番の改正の概要について説明をさせていただきます。  今回の改正は、先ほど申し上げました多数の人が集まる催しにおける防火管理体制の基準を追加するものでありますが、今回追加する基準は大きく分けまして四つであります。まず一つ目でございますが、(1)に記載をしておりますように火気器具を使用する場合は消火器を準備することとしております。  二つ目が今回の改正のメインの部分でありまして、(2)に記載しておりますが上の①から③に記載しております要件に該当する催しに対しましては、指定催しとして消防長が指定いたしまして、主催する者に下の①から④に記載しておりますことを行わせることとしております。  三つ目は、(3)に記載しておりますように、火気器具を使用する露店や屋台などには届け出をさせることにしております。  最後の四つ目は(4)に記載しておりますように、(2)の消防長が指定をいたしました催しを主催する者が、防火担当者に作成させます火災予防上必要な業務に関する計画を提出しなかった場合は罰則を与えることにしております。  以上が、改正の概要であります。  続きまして、改正いたします条例案の説明を新旧対照表で説明させていただきます。新旧対照表の7ページをごらんください。  まず、第18条第1項第9号の2をごらんください。  この第9号の2が、先ほどの改正の概要で一つ目に申し上げました火気器具を使用する場合には消火器を準備させる基準であります。第18条は液体燃料を使用する器具の取り扱いの基準でありまして、固体燃料や液体燃料などを使用する場合においても同様に消火器を準備させる必要がありますことから、この第18条第1項第9号の2の基準を固体燃料や液体燃料などを使用する器具の取扱基準であります第19条から第22条におきまして準用することとしております。  続きまして、8ページの第42条の2第1項をごらんください。  この第42条の2第1項は、先ほどの改正の概要で二つ目に申し上げました指定催しとして消防長が指定する場合の要件を定めている部分であります。第42条の2第1項に記載しております文言は、国が示しております火災予防条例準則どおりで若干複雑でありますが、まず一つ目の要件が祭礼、縁日、花火大会その他の多数の者の集合する屋外での催しであります。  そして二つ目の要件は、大規模なものとして消防長が別に定める要件に該当するものとしておりますが、具体的には議案説明資料に参考資料として添付をしております多数の者の集合する催しに係る取扱要綱第4条で、主催する者が出店を認める露店等の数が100店舗を超える規模の催しとして計画されている催しとしております。この露店等の数が100店舗を超える規模の催しを具体的な要件としておりますのは、福知山市の花火大会と同程度以上の規模の催しを想定して国が示しております運用基準に基づいているものであります。  最後の三つ目の要件は、対象火気器具等の周囲において火災が発生した場合に人命又は財産に特に重大な被害を与えるおそれがあるものとしておりますが、具体的にはこれも先ほどと同じく多数の者の集合する催しに係る取扱要綱の第5条第3号で火気器具を使用する露店等がある催しとしております。今申し上げました指定催しとして消防長が指定する要件を簡単にまとめますと、火気器具を使用する屋外での催しで露店などの数が100店舗を超える催しが規定の対象となります。  続きまして、第42条の2の第2項は、消防長が指定をするときの主催者からの意見の聴取に関する事項、第3項は消防長が指定をいたしましたときの通知と公示に関する事項を定めております。第42条の3第1項は、先ほどの第42条の2第1項の規定により消防長が指定をいたしました催しを主催する者が行わなければならない事項として、防火担当者を定めて催しを開催する14日前までに火災予防上必要な業務に関する計画を作成させて、その計画に基づく業務を行わせなければならないと規定しております。この第1項の各号に記載しております事項が、今回の改正の目的であります防火管理体制の構築を図るために最も重要な火災予防上必要な業務に関する計画に定めるべき内容であります。そして、第2項には防火担当者に作成させた火災予防上必要な業務に関する計画を催しを開催する日の14日前までに提出することと規定しております。  続きまして第45条には、消防に届け出をしなければならない行為を規定しておりますが、この第45条の第6号に祭礼、縁日、花火大会、展示会その他の多数の者の集合する催しにおいて火気器具を使用する露店等の開設を追加しております。今回、火気器具を使用する露店等の開設を届け出させる目的は、一番最初に御説明いたしました火気器具を使用する露店等には消火器を準備させなければならないことから、消防機関が事前に把握して指導することができるようにするためであります。  第49条と第50条は罰則を規定する部分でありますが、第49条第4号に今回の改正の目的であります大規模で火災が発生しましたときには、重大な被害を与えるおそれがある催しにおける防火管理体制の実効性を担保するために、火災予防上必要な業務に関する計画を提出しなかった場合を追加しております。第50条では法人にも罰則を与えることとしております。  施行期日につきましては、今回の改正の目的であります防火管理体制の構築を図る必要がある催しに該当するデカンショ祭が8月15日と16日に開催されますので、火災予防上必要な業務に関する計画の作成と提出が間に合うように、8月1日としております。  以上が、改正をいたします火災予防条例案の説明でありますが、今回の条例の改正は、先ほどの説明で申し上げましたとおり、消防法に基づきます委任条例の部分と地方自治法に基づきます行政事務条例の部分を含めまして、国が示しております火災予防条例準則の改正どおりの改正としております。  最後に、今回改正いたします条例部分ではございませんが、篠山市における実際の運用部分につきまして議案説明資料に添付しております多数の者の集合する催しに係る取扱要綱を国からの運用通知に基づきまして制定いたしまして、篠山市の実態に応じた実効性のある防火管理体制の構築を図らせていただきます。  以上で、篠山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についての説明を終わらせていただきますので、御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  種々いろんな理解をさせていただいています。細かい内容につきましては、また委員会のほうで審議されると思います。ただ、市民のほうとして、一番関心があるのが、どういった催しが対象になるのかどうかといった部分ではないかというふうに思います。一つデカンショ祭という言葉が挙がっておりまして、それを対象にして指定催しというようにしていこうというようなことやと思いますが、1点、その多数の者が集合する催しの考え方なんですけれども、以前の催しというのは、それこそグラウンドに、一定の箇所にたくさんの者が集まってやるとか、そういうのがあったんですけれども、最近の催しはかなり町なかであるとか、そういったものも含めた形で取り組んでいこうというような催しになっておりますが、秋のたきまつりであったり、メインの会場があるとともに、その町なかまで面的に広がったような催しがあるわけでございますけれども、この取扱要綱の2条の中に、一時的に一定の場所に許可、使用するということがありますけれども、一時的に一定の場所という考え方がどういったものであって、この条例の施行に伴って指定催しとなるものは、デカンショ祭以外で想定をされているのかということについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(林  茂君)  畑消防長。 ○消防長(畑 光明君)  まず最初の渡辺議員から御質問のありました、一番最初の多数の者の集合する催しについてでございますが、祭礼、縁日、花火大会、展示会等、一時的にその一定の場所に人が集合することにより混雑が生じ、火災が発生した場合に危険性が高まる催しであって、一定の社会的広がりを目的とするものと、要綱に定めておりますが、簡単に申し上げますと、社会的な広がりを目的として不特定な人たちが集まる催しが、基本的に該当するという取り扱いをしております。  それとデカンショ祭以外のことについてでございますが、篠山市内には消防本部のほうで、これは完璧ではございませんが、昨年の実績等で把握しておりますのは、約30ほどイベントがございます。そして、その中で特に今回の条例改正の目的であります、福知山の花火大会での事故、これと同規模以上のものには火災予防を徹底させようという目的がございますが、それに該当しますのが、デカンショ祭だけでございます。といいますのが、国のほうが示しておりますのが、人数的には10万人ぐらいのイベント、そして100店舗以上の露店があるイベントと。その場合については、火災予防上必要な業務の計画を掲げさせて、安全を徹底させようということでございます。それでデカンショ祭は、261店舗、全体でございます。そのうちの火を使っております店舗、露店等が89カ所でございました。 ○議長(林  茂君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺でございます。  今でいいますと、今述べていただきましたのは、デカンショ祭だけというようなことなんですけれども、先ほどの社会的広がりを目的とするものというような部分の説明でちょっと理解ができないところがありまして、一定やはり味祭りであるとか、そういったものにつきましては、かなりそれも社会的広がりを持った催しとして考えられるのではないかなということもありまして、現時点での露店の店舗数が幾らになっているかということは、こちらも把握をしてないわけでございますが、もしかしたら、現時点は100店舗以下かもしれませんし、人数にしても10万人以下かもわかりませんけれども、これからやはり住民もあわせてみんなで盛り上げていこうといった中で、このあたりもはっきりとさせておかないと、中途半端になって、解釈もどうかというふうに思いますので、味祭りとかそのあたりについては、再度確認するんですけれども、そういった催しは規模が大きくなっても対象にならないという考え方なんでしょうか。 ○議長(林  茂君)  畑消防長。 ○消防長(畑 光明君)  消防長が指定をいたします指定催しにつきましては、これは毎年指定を行います。したがいまして、ことしは少なかって、来年規模が大きくなってくる。そして100店舗以上の計画がなされた場合については、その時点で指定の対象となります。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  7番、栗山泰三君。 ○7番(栗山泰三君)  質問させていただきます。昨年度も福知山の事故があったんですが、夏祭りにつきましては、心配するところはたえないんですが、このように条例によって火気等を利用しておる店舗につきましては、消火器を準備しろということになりますが、それの現場でのそういう確認業務はどのようになるんですか。 ○議長(林  茂君)  畑消防長。 ○消防長(畑 光明君)  それでは、栗山議員からの質問に説明させていただきます。  要綱の第12条に掲げておりますが、基本的に消防長が指定をいたしました大規模な催しについては、計画書を提出していただきます。そして、必ず現地調査を行うように定めております。そして、自主的に計画を提出、要はその規模が少々小さくても、そういう計画を求められまして、消防のほうにこういう計画で大丈夫やろうかと御相談をされましたときには、当然それも準備をさせていただきますし、中身も精査させていただきます。そして、現地調査も基本的にすべきであるという形で定めております。また、非常に規模の小さい、これは別にいいんじゃないかなというのがございましても、御相談等がありましたら、全て対応させていただきますし、主催者側から希望がありましたら、それも全て現地調査をさせていただくという予定にしております。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  3番、吉田です。  デカンショ祭という話があったんですが、例えば、ユニトピアささやまの花火大会、こういうものもある程度消防のほうでは、参加といいますか、人出の人数もつかまれて、あれ対象になるんですか。 ○議長(林  茂君)  畑消防長。
    ○消防長(畑 光明君)  ユニトピアささやまのサマーカーニバルでございますが、これは消防本部のほうで把握しておりますのは、露店数が20でございます。そして、そのうち半数の10店舗が火気を使う店舗。そして集まってこられる方が約1,500人と把握しておりますので、消防長が指定する催しには該当はいたしません。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第42号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第42号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第11  議案第43号 市道の路線認定について ○議長(林  茂君)  日程第11.議案第43号 市道の路線認定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第43号 市道の路線認定について提案理由の説明を申し上げます。  議案書の16ページから24ページをごらんください。  今回、道路法第8条第2項の規定により、路線認定をお願いしようとする路線は7路線で、議案書17ページの市道認定調書に、それぞれの路線に係る図面番号、路線名、起点、終点、延長、幅員の一覧をお示ししています。それでは、市道認定調書の図面番号順に御説明いたします。  まず、図面番号1、市道鳥居前線につきましては、議案書18ページをごらんください。  認定の理由は、県道曽地中三田線バイパス工事が平成26年2月に完成し、現在、供用開始をされており、バイパス工事に伴う旧県道の一部を市道として引き継ぐ路線でございます。  続きまして、図面番号2、市道繁近定利線につきましては、議案書19ページをごらんください。  認定の理由は、現在、(仮称)西紀ダムの工事とあわせて県道桑原栗柄線バイパスが工事中であり、一部未舗装の区間はありますが通行できることから、バイパス工事に伴う旧県道の一部を市道として引き継ぐ路線でございます。  続きまして、図面番号3、市道奥坪線につきましては、議案書20ページをごらんください。  認定の理由は、地元の追入自治会が管理し、大山振興会などが利用している延長約1.6キロメートルの林道について、県道追入市島線からの一部区間において工場等の施設があることから、地元自治会などから市道としての認定と維持管理の要望もあり、林道の一部を市道として認定する路線でございます。  続きまして、図面番号4、市道鍛冶屋垣内内垣内線につきましては、議案書21ページをごらんください。  認定の理由は、長安寺集落内の生活道路で隣接する住居も5戸あり、長安寺公民館へのアクセス道路として利用されており、上下水道施設も埋設されていることから、地元自治会より市道認定の要望もあり、市道町之田長安寺線と市道長安寺公会堂線を結ぶ市道として認定する路線でございます。  続きまして、図面番号5、市道丹南支所跡1号線につきましては、議案書22ページをごらんください。  認定の理由は、旧丹南支所跡地の都市計画法に基づく宅地開発道路であり、県道大沢新東吹線から市道篠山口駅前線に接続する市道として認定する路線でございます。  続きまして、図面番号6、市道丹南支所跡2号線につきましては、議案書23ページをごらんください。  認定の理由は、先ほどと同じく旧丹南支所跡地の都市計画法に基づく宅地開発道路であり、先ほどの市道丹南支所跡1号線から市道篠山口駅前線に接続する市道として認定する路線でございます。  続きまして、図面番号7、市道丹南支所跡3号線につきましては、議案書24ページをごらんください。  認定の理由は、先ほどと同じく旧丹南支所跡地の都市計画法に基づく宅地開発道路であり、起点終点を市道篠山口駅前線に接続する市道として認定する路線でございます。  なお、今回、御承認をいただきました後の市道認定路線総数は、1,785路線、総延長は約83万3,000メートルになります。  以上、提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  5番、河南です。  今、丹南支所の跡地の中で、現在、住宅開発がずっと進んでおるところですが、その住宅の中のほう、周回路というか、それを全て市道に格上げすると、こういうようなことやないかと思うんですけれども。現在、あの周辺でかなり住宅開発が進んでおるわけですけれども、そうしたときも既に市道としてなっておるのか、また、かなり広い道をとって住宅開発が進むんですけれども、このまま業者の要請によって格上げしていくのか、そのあたりは市道になっているもんか、まだ業者の所有になっておる分が多いのか、このあたりいかがでしょうか。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  御指摘のとおり、宅地開発等によりまして、道路が整備された場合に、これは建基法上の位置指定道路ということになります。これは一応道路法に基づく道路ではなくて、民地といったような資格のある道路でございますが、市のまちづくり条例の中で、いわゆるそういう宅地開発に伴ってできた道路につきましては、公共公益施設ということで、その部分には当然上下水道等も埋設されるわけですから、持ち主の維持管理につきましては、市のほうで行うということで、統制につきまして、その道路について市の財産ということで寄附を受けます。その寄附を受けた後に、市としては市道認定を行っていくといったような手続を順次進めさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(林  茂君)  5番、河南克典君。 ○5番(河南克典君)  それは整理前に宅地開発の時点で、そういう契約を交わすのか、完成時点で成果物としてできあがったものを市が受理するのか、そのあたりはいかがですか。 ○議長(林  茂君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  原則としましては、その宅地開発が終了した後にその道路がちゃんと開発の技術基準等に適合している道路であるということで、私どものほうも認めた上で、検査をしまして、認定した上で寄附採納を受けて、市道としての認定を行っていくという手続を進めます。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第43号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第12  議案第44号 市道の路線変更について ○議長(林  茂君)  日程第12.議案第44号 市道の路線変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第44号 市道の路線変更について提案理由の説明を申し上げます。  議案書の26ページ、27ページをごらんください。  今回、道路法第10条第3項の規定により、路線変更をお願いしようとする路線は市道南新町南線で、議案書26ページの市道認定変更調書、図面番号、路線名、そして、新旧の起点、終点、延長、幅員をお示ししています。それでは、議案書27ページをごらんください。  この路線につきましては、県道篠山山南線と当該市道の起点箇所の間の一部区間におきまして、これまで準用河川「篠山城川」にかかりますコンクリート床板が、店舗への進入のため、個人申請により設置されておりましたが、今回、申請の更新に当たり、市道の管理物件に変更して道路構造物として利用を行う必要があると判断したため、起点を変更しようとするものです。  以上で、提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  討論なしと認めます。  これから議案第44号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(林  茂君)  起立全員です。  したがって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第13  議案第45号 平成26年度篠山市一般会計補正予算(第1号)  日程第14  議案第46号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2                号)  日程第15  議案第47号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1                号)  日程第16  議案第48号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)
    ○議長(林  茂君)  日程第13.議案第45号 平成26年度篠山市一般会計補正予算(第1号)から、日程第16.議案第48号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  議案第45号について、上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程を賜りました議案第45号 平成26年度篠山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  一般会計の予算書をごらんください。  このたびの補正は、鳥獣被害防止総合対策交付金の追加内示により、獣害防護柵設置工事やサル用電気柵材料支給事業の追加、スポーツ振興くじ助成金の内示により、今田体育館アリーナドア改修工事の追加や後川地区ヘリポート設置設計業務等、当初予算編成後の国・県の内示に対応するものや、緊急性の高いものについての補正をお願いするものでございます。結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億5,432万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ217億1,032万1,000円とするものでございます。  それでは、予算書13ページをお開きいただき、歳出予算の主なものから御説明を申し上げます。  まず、13ページ、2款総務費、l項総務管理費、7目企画費は、307万7,000円の追加で、ふるさと篠山に住もう帰ろう運動推進事業は200万円の追加で、城南地区まちづくり協議会が取り組みます移住・交流による地域活性化支援事業で、財源内訳の特定財源は、雑入で地域活性化センター助成金200万円の追加でございます。創造都市ネットワーク推進事業は107万7,000円の追加で、9月に中国・成都で開催されますクリエイティブシティーネットワーク会議に市長ほか3名が参加するための旅費と支援書をいただいた韓国・利川市に行く旅費でございます。17目コミュニティ活動推進費まちづくり活動推進費は、190万円の追加で、一般コミュニティ助成事業として、くもべまちづくり協議会が行います黒豆みその製造に関する研修会と備品購入の経費でございます。財源内訳の特定財源は、雑入でコミュニティ助成事業補助金190万円の追加でございます。21目チルドレンズミュージアム費は、372万5,000円の追加で、定期点検により高圧受電ケーブルの異常により修繕が必要となりましたが、冬期閉館により床暖房を使用しないことから、今後のランニングコストを考慮して低圧受電方式への取りかえ工事でございます。  次に、15ページ、3款民生費、1項社会福祉費、5目障害者福祉費障害者福祉一般事務費は、1,102万8,000円の追加で、三つございます。一つ目は、障害者総合支援センターのエレベーターにつきまして、定期点検により修繕が必要とのことから部品の取りかえ経費151万2,000円、二つ目は、旧畑小学校におきまして、1階フロアに児童発達支援センター、2階フロアに教育支援センターを設置するための改修工事設計委託料237万6,000円、三つ目は、特定非営利活動法人いぬいふくし村が計画しております障害者支援施設整備につきまして、補助金交付要綱により国県補助対象額の8分の1に当たる714万円を市補助金として助成する経費でございます。  17ページ、2項児童福祉費、3目児童措置費放課後児童対策事業は、255万8,000円の追加で、今田児童クラブ利用者の増に対応するため、2階フロアを新たに活用することから指導員1名の追加、空調設備等の設置する経費でございます。  次に、23ページ、4款衛生費、2項清掃費、2目塵芥処理費は、549万8,000円の追加で、原油価格高騰によりごみ袋の単価が増となったことに対応するための追加でございます。  次に、25ページ、6款農林水産業費、1項農業費、5目農地保全費鳥獣被害防護事業は、7,656万1,000円の追加で、鳥獣被害防止総合対策交付金の追加内示により、獣害防護柵設置工事で8,040メートル、サル用電気柵で8,700メートルを追加で整備するものでございます。財源内訳の特定財源は、県支出金で鳥獣被害防止総合対策交付金4,543万4,000円、その他は市獣害対策事業分担金542万7,000円及び篠山市獣害対策基金繰入金746万3,000円の追加でございます。6目担い手対策費担い手支援事業は、376万9,000円の追加で、平成25年度の大雪により農産物の生産に必要な施設の復旧及び施設の撤去等を緊急的に支援する制度が新たに国で創設されまして、融資を受けてハウス等を修繕する3経営体に補助する経費でございます。財源内訳の特定財源は、県支出金で経営体育成支援事業補助金373万7,000円の追加でございます。  次に31ページ、9款1項消防費、1目常備消防費は、162万円の追加で、後川地区のヘリポート設置設計業務委託料でございます。財源内訳の特定財源は、緊急防災・減災事業債160万円の追加でございます。  次に、33ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目学校教育総務費学校施設維持管理費は、524万円の追加で、小中特別支援学校17校につきまして、老朽化に伴う施設の危険度を調査し、改修計画や概算設計書を作成する業務委託でございます。  次に、39ページ、7項保健体育費、2目保健体育施設費体育館管理費は、1,585万6,000円の追加で、今田体育館アリーナフロア改修工事で、スポーツ振興くじ助成金の内示があったことにより、平成26年度工事として計上するものでございます。財源内訳の特定財源は、雑入でスポーツ振興くじ助成金845万6,000円と公共施設整備基金繰入金740万円の追加でございます。  次に、41ページ、12款諸支出金、1項基金費、10目篠山市獣害対策基金費は、511万5,000円の追加で、獣害防護柵設置工事及びサル用電気柵材料支給事業に係ります維持管理協力金を積み立てるものでございます。  次に、43ページ、14款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費、3目林業施設災害復旧費は、593万2,000円の追加で、昨年の大雨により被災した一印谷地内の林道大谷線の災害復旧工事でございます。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。なお、歳入につきましては、それぞれ歳出のところで御説明申し上げましたので省略をさせていただきます。  最後に、第2条により今回変更しようとする地方債につきましては、3ページ、第2表 地方債補正に記載いたしておりますとおり、1の変更につきましては、一般単独事業のうち緊急防災減災事業債で、補正前の限度額9,650万円に160万円を追加し、補正後の限度額を9,810万円にしようとするもので、後川地区のヘリポート設置設計業務に係る地方債を追加するものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第46号について、澤市民生活部長。 ○市民生活部長(澤 輝義君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第46号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、本年4月21日、住宅資金の借り主から繰り上げ返済がありましたので、それに伴うところの起債の繰上償還と繰上償還に付随する起債償還利子の減額を含め、全体において増額補正をしようとするものです。これによって、第1条の歳入歳出の総額は、それぞれ144万6,000円の増額となり、歳入歳出合計がそれぞれ3,910万7,000円となります。  それでは、歳出から御説明を申し上げます。  住宅資金特別会計補正予算書(第2号)の11ページから12ページをごらんください。  2款公債費、1項1目元金ですが、借り主からの繰り上げ返済による起債の繰上償還として、元金分123万9,000円の増額を行い、2目利子につきましては、繰上償還により不要となる償還利子2万3,000円の減額を行います。また、9ページから10ページの、1款総務費、1項1目一般管理費は、公債費支出残額となる23万円を住宅資金貸付事業特別会計基金へ積み立てるため増額します。これにより合計で144万6,000円を増額するものです。  次に、歳入ですが、7ページから8ページをごらんください。  4款諸収入、1項1目の貸付金元利収入については、借り主からの繰上償還分149万8,000円を増額し、繰上償還により利子不用額となる5万2,000円を減額し、合計で144万6,000円を増額するものです。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議を賜り、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第47号について、酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  ただいま御上程賜っております議案第47号 篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  予算書をごらんください。  このたびの補正は、下水道汚泥処分量の軽減と再生利用に取り組んでいる「あさぎり乾肥」に関しまして、現在、手作業での袋詰め作業を行っております、その環境を改善する必要があるというところでございます。過日、県を通じまして、ミックス事業の効果整備メニューといたしまして国庫補助金の対象として国の承認が得られましたので、袋詰め機器等の整備を行いまして、環境改善を図るもので、補正を追加するものでございます。結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきまして、公共下水道事業の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ806万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,584万6,000円とするものでございます。歳入歳出予算の款項の区分及び金額につきましては、予算書の1ページから2ページに示すとおりでございます。第2条にあります地方債の変更は、予算書3ページ、下水道事業債として今回の補正後限度額を4,050万円とするものでございます。  それでは、歳出予算の主な内容について、御説明を申し上げます。  予算書の11ページから12ページをごらんください。  2款下水道建設費、1項下水道建設費、1目下水道建設費公共下水道事業建設費補正額796万1,000円の追加で、工事請負費の173万2,000円は集じん機設置など電気工事を含めましての工事費の追加、備品購入費といたしまして肥料袋詰め機の購入、あるいは空気清浄機などの機械等の購入でございます。494万5,000円。電動式フォークリフト1台の車両購入で128万4,000円でございます。特定財源につきましては、国庫支出金といたしまして公共下水道事業補助金398万円の追加、地方債は下水道事業債で350万円の追加でございます。  予算書9ページから10ページでございます。  1款下水道総務費、1項下水道管理費、2目下水道汚泥共同処理費下水道汚泥共同処理事業の補正額10万4,000円の追加は、先ほどのフォークリフトの運転技能講習の普通旅費及び研修負担金、特殊車両といたしましての点検手数料及び任意保険料に係る管理経費となってございます。歳入につきましては、歳出の財源説明により、省略いたします。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  次に、議案第48号について、前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第48号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして提案理由の説明を申し上げます。  今回は、直営診療所勘定におきまして、補正をお願いしようとしていますが、今田診療所におきまして齋藤医師が3月31日付をもって退職となりました。そして、新任の山本医師が4月1日から赴任されました。そのことに伴いまして診療体制を変更するとともに、診療サービスが低下しないようにするための非常勤医師の報酬の追加、また、トイレ改修及び医療機器(レントゲン)の修繕等に関する経費をそれぞれ補正をお願いしようとするものでございます。その結果、予算書1ページの第1条1項直営診療所勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ331万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,197万5,000円にしようとするものでございます。  それでは、直診勘定の歳出の説明をさせていただきますので、9ページをお開きください。  1款総務費、1項1目一般管理費、1節報酬162万円の追加ですが、先ほど述べましたように、山本医師が就任されたことに伴いまして、今田診療所では、今まで金曜日を休診とし、土曜日に診察されました。就任されたことによりまして、金曜日の診察をふやし、土曜日の診療はニーズが高いことから引き続き住民サービスの低下を招かないという観点から、継続して診療を続けることになりました。この継続診療のために、前年の齋藤医師、また新任の山本医師、東雲診療所の松村医師が交代で診察に当たっていただくことになりました。  また、木曜日に整形外科の診察等をしておりました。整形外科の診察は、ささやま医療センターから医師を4名派遣いただきました。そのお一人の医師が本年3月末をもって退職となりました。しかし、その医師が担当されました患者さんの利用が非常に多いということもあって、退職後も引き続き今田診療所に月1回、診療をしていただくことになりました。そのことに伴いまして、報酬、また委託料等を見直ししまして、13節の委託料を19万8,000円減額して、報酬を162万円追加するものでございます。  次に、11節の需用費66万9,000円の追加ですが、これにつきましては、今田診療所のトイレを和式から洋式に変更する、また公用車を東雲診療所に1台配置する費用でございます。次に、医業費1項1目医療用機械器具費117万8,000円の追加ですが、今田診療所のレントゲン室及びレントゲン室のテレビモニターが故障いたしまして、その修繕費にするものでございます。  最後に、一般管理費、医業費を合わせて331万6,000円の追加をお願いしますが、その財源は、全て一般会計からの繰入金といたします。  以上、まことに簡単な説明でございますが、議案第48号の提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林  茂君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、補正予算特別委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)  12番、大上です。  議案第47号の篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)において、議会報告会でもその点、出たんですけれども、あさぎり苑の管理について、当初はテストケースというようなことで進められたのが、こうやって袋詰め機とか、清浄機とか、それに力を入れるということは、増産態勢というのですか、本格的にされると思うんですけれども、その辺のことを、それらにそういった経費がかかってくるということを鑑みて、その堆肥自体を、無料なのか、有償なのか、その辺についての考え方をきちんとしていただければと思います。 ○議長(林  茂君)  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)  ただいまの大上議員の御質問でございますが、このあさぎり乾肥の取り組みによりまして、1トン当たり3万の経費の削減になってございます。そういうわけで現在は無償でさせていただいております。需要の状況を今、確認をさせていただいたり、利用者の御意見を聞かせていただいたり、そういうことを総合的に検討しながら、今、御提案いただきました内容につきましては、今後検討したいというふうに思います。 ○議長(林  茂君)  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)  12番、大上です。  その他、またこれも立ち上げている案件なんですけれども、まいたときににおいがするとか、いろんなことも、どうやってそういった一つのそういう注意書きみたいなものを掲示してもらったらいいようなことも出ていましたので、また託された委員会で慎重審議していただきたいと思います。 ○議長(林  茂君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  先ほどの部長の答弁で誤解があったらいけませんので、もう一度答弁しておきますが、増産態勢に入っておるわけではありませんし、増産をしていく気はありません。それから有償化についても検討しておりませんで、あくまでも今のところ、今までどおりのことで、環境を改善していくと、こういうことです。 ○議長(林  茂君)  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  関連でございますが、今、大上議員のほうからも環境問題という、現実に例を挙げられましたが、これはこの間の企画部会のときに出まして、それならサンプルを企画されるというようなことも、それと先走ってですね、この話が出ているということで、かなり激怒された方もおられます。今おっしゃったような、そういう勘違いもあったと思いますが、今回やっぱりテストケースであっても、まかれたときに、10人以上の人が、そして私もそういうことでしたので、うちの会派で代表が、一袋もらってきました。私も一つもらったんですが、やっぱり家庭に置いておきましたら、かなりにおいがするわけです。これは、牛ふんとか鶏ふんなら家畜で、人間に対して、特に役所のほうはですね、ある程度の我慢もできるわけなんですけれども、やっぱり人ぷんのにおいがするということになりましたら、かなりきつい。臭気がするということにあって、これは基本的に制度化、予算対象ではないということなんですが、これまでのやっぱりあり方等々をきちっと検証するといいますか、点検して、やっぱり環境問題、効果に結びつかないという方法での、やっぱり取り組みも一方では大事でないかと。こういうことを知らなかったら、例えば、先ほどおっしゃっていましたが、ぷんとすれば、ぷんとすればにおいがあるわけです。しなければ、やっぱりにおいがぷんぷんして、周囲に非常に迷惑がかかることが、あさぎり苑から出たら、私たちの地域の人たちもやっぱりそういうことをおっしゃる。その辺を徹底的に調査いただいて、そして、もしそれがもっと調べなならんということでしたら、その手だてをきちっとしなければ、これはもう何ぼ、確かにあさぎり苑の中のそういう作業工程はできたとしても、そこから持ち出すものが、環境悪化につながるということでしたら大変なことですから、これはしっかり検証いただきたいと思うんです。 ○議長(林  茂君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  吉田議員の件ですが、今回のケース、随分においまして、市民の方からも御意見等がございまして、排出するときには、掃除に当たっての注意事項みたいなものもございますが、改めて、今回聞いておりますので、よりそういったものについて、注意をしていただく、そういったことを要件にして、これから徹底していきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○議長(林  茂君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第45号から議案第48号までの4件を一括して、補正予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。  御異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第45号から議案第48号までの4件は、補正予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。  続いて、お諮りします。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって、全議員を指名したいと思います。  御異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、補正予算特別委員会の委員は、全議員を選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。               午後 2時33分  休憩               午後 2時34分  再開 ○議長(林  茂君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、報告します。  委員長に、奥土居帥心君、  副委員長に、大上磯松君。  これで、報告を終わります。 ◎日程第17  請願第1号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書 ○議長(林  茂君)  日程第17.請願第1号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、民生福祉常任委員会に付託しましたので、報告します。
    ◎日程第18  請願第2号 持続的成長につながる安心して働くことのできる労働法制               の整備を求める意見書の採択を求める請願書 ○議長(林  茂君)  日程第18.請願第2号 持続的成長につながる安心して働くことのできる労働法制の整備を求める意見書の採択を求める請願書については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、産業建設常任委員会に付託しましたので、報告します。  以上で、本日の日程は、全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日4日から10日までの7日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林  茂君)  異議なしと認めます。  したがって、明日4日から10日までの7日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、6月11日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 2時35分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成26年6月3日                        篠山市議会議長  林     茂                        篠山市議会議員  園 田 依 子                        篠山市議会議員  小 畠 政 行                        篠山市議会議員  吉 田 浩 明...