篠山市議会 > 2014-03-25 >
平成26年第93回定例会(第7号 3月25日)
平成26年第93回定例会(第7号 3月25日)

ツイート シェア
  1. 篠山市議会 2014-03-25
    平成26年第93回定例会(第7号 3月25日)


    取得元: 篠山市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成26年第93回定例会(第7号 3月25日)        第93回篠山市議会定例会会議録(7)           平成26年3月25日(火曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(18名)      1番  園 田 依 子         2番  森 本 富 夫      3番  植 村   満         4番  前 田 えり子      5番  奥土居 帥 心         6番  恒 田 正 美      7番  林     茂         8番  隅 田 雅 春      9番  小 畠 政 行        10番  木 戸 貞 一     11番  河 南 克 典        12番  渡 辺 拓 道     13番  栗 山 泰 三        14番  國 里 修 久     15番  堀 毛 隆 宏        16番  吉 田 浩 明     17番  大 上 磯 松        18番  足 立 義 則 〇欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育委員長      畑 中 博 明   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       上 田 英 樹   総務部長       植 村 富 明   市民生活部長     澤   輝 義   保健福祉部長     前 田 公 幸   農都創造部長     芦 田   茂   まちづくり部長    梶 村 徳 全   上下水道部長     田 中 義 明   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        植 村 仁 一   固定資産評価審査委員会事務局              井 上 晃 司   教育部長       小 山 辰 彦 〇議会事務局職員出席者   局長         長 澤 光 一   係長         樋 口 寿 広   主査         奥 山 直 美 〇議事日程 第7号 平成26年3月25日(火曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告   第 3  議案第 1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例   第 4  議案第 2号 篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場条例を廃止する条例   第 5  議案第 3号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する               条例   第 6  議案第 4号 篠山市屋外広告物条例   第 7  議案第 5号 篠山市消防長及び消防署長の資格を定める条例   第 8  議案第 6号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例   第 9  議案第 7号 篠山市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例   第10  議案第10号 平成26年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課               単価を定めることについて   第11  議案第11号 平成26年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩し               について   第12  議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算   第13  議案第24号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計予算   第14  議案第25号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計予算   第15  議案第26号 平成26年度篠山市農業集落排水事業特別会計予算   第16  議案第27号 平成26年度篠山市公営駐車場事業特別会計予算   第17  議案第28号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計予算   第18  議案第29号 平成26年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算   第19  議案第30号 平成26年度篠山市介護保険特別会計予算   第20  議案第31号 平成26年度篠山市農業共済事業会計予算   第21  議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算   第22  議案第34号 篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条               例の一部を改正する条例   第23  議案第35号 篠山市上立杭地区活性化施設指定管理者の指定について   第24  議案第36号 消防・救急無線デジタル化整備工事請負契約の変更につい               て   第25  議案第37号 平成25年度篠山市一般会計補正予算(第7号)   第26  議案第38号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   第27  同意第 1号 損害評価会委員の委嘱につき同意を求めることについて   第28  諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   第29  発議第 1号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例   第30  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件               午前 9時30分  開議 ○議長(足立義則君)  皆さん、おはようございます。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(足立義則君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、3番、植村 満君、4番、前田えり子君、5番、奥土居帥心君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(足立義則君)  日程第2.諸般の報告を行います。  本日、市長等から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、休会中に陳情書等1件が議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  なお、その内容につきましては、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられるよう申し入れたいと思います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第3  議案第1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例 ○議長(足立義則君)  日程第3.議案第1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例を議題とします。  本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  園田文教厚生常任委員長。 ○文教厚生常任委員長(園田依子君)(登壇)  おはようございます。文教厚生常任委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例について、文教厚生常任委員会の審査について御報告申し上げます。  本案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、大津市のいじめに関する事件を初め、深刻ないじめ問題が全国的に発生し、大きな社会問題となっています。基本的人権を侵害するいじめは、子供の尊厳を脅かし、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えるだけでなく、生命や身体に重大な危険を生じさせるおそれがあり、こうしたいじめから子供を守るためには、いじめは、人間関係においていつでも、どこでも、誰にでも起こり得るという共通認識のもと、地域社会全体で、誰もが互いの違いを認め合い、支え合いながら、安心して健やかに暮らせる環境を整え、いじめを絶対に「しない、させない、許さない」取り組みが必要となっています。  子供のいじめ防止等についての基本理念を明らかにし、いじめの防止等のために必要な施策を推進し、全ての人が幸せを実感できる温かい町をつくり上げるため、条例制定しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審議を行いました。以下、審議の過程におきましては、各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  まず、こども会議での提案を受け、条例制定の必要性が高まったことから、制定しようとするものであると認識しているが、それがどのように条例に反映しているのか。また、この条例において、何を一番重要視しているのかとの質疑が出され、学校現場では当然のことながら、法律に基づき、いじめ対策を進めなければならないが、これだけでは十分ではないとの思いがあった。特に、いじめに関する現状把握は十分なのかとの思いがあり、学校の相談支援窓口だけではなく、市長部局にも相談支援窓口を設置し、広くいじめに関する現状把握をしたいとの思いがあり、市長部局がいじめ防止条例の主幹となり、教育委員会や学校現場とともに、市全体でいじめ防止に取り組んでいきたいということが、本条例の一番の柱であると認識している旨の回答を受け、いじめ防止に関しては、教育委員会だけに任せておくのではなく、市全体で取り組む必要があるということかとの質疑が出され、学校現場では、さまざまないじめ防止対策が行われているが、家庭や地域においてもそのような取り組みが必要であると考えている。行政もかかわりながら、地域ぐるみで取り組まなければ、解決できないケースがふえているとともに、いじめ自体が社会的問題になってきており、市全体で取り組んでいく必要があると考えている旨の回答がありました。  次に、本市独自の考え方や思いは、条例のどの部分に反映されているのかとの質疑が出され、前文中、「いじめを絶対にしない、させない、ゆるさない」取り組みに関して、市全体の意思としてあらわしている。さらに、相談体制等の整備について条例に規定し、市の責務として体制整備することやいじめ対策委員会に市長部局で調査できる権限を持たせたところである。特に、学校だけでの対応には、保護者に不満が残るケースも想定されることから、そのようなことに対して、いじめ対策委員会で対応できるようにしたいと考えている旨の回答がありました。  次に、いじめをなくすために、何が大事だと考えているのかとの質疑が出され、いじめ防止対策として、未然防止が何よりも大事であると捉えており、それを市、市立学校、保護者、市民及び事業者等の責務として取り組みを進めていかなければならないと考えている。さらに、いじめが実際に起こった場合には、早期対応が大事だと考えている旨の回答がありました。  次に、全文及び本則中の「互いの違いを認め合い」について、どのように解釈すればよいのかとの質疑が出され、身体や能力等の違いによるいじめが起こることもある中、互いの個性の違いを認め合うことが、いじめ防止のスタートであると考えており、子供にも理解しやすい表現とした旨の回答を受け、学校現場において、いじめの原因となる身体や能力等の違いをお互いに認め合うという教育をどのように実践するのかとの質疑が出され、子供たちには、それぞれ個性があることから、互いを尊重し合い、互いに声をかけ合い、互いのよいところを認め合っていくということが、集団づくりの中で大事なことである。「互いの違いを認め合い」とは、互いの違いを認め合って、よい関係づくりをしていくことが大事であるという意味で捉えている旨の回答がありました。さらに、「勉強ができない」や「走りが遅い」等、そのようなことがいじめの原因となる。互いの違いを認め合うということは、そのようなことが生まれる可能性が往々にしてあるのではないかとの意見が出されました。  次に、本条例の規定内容は、大半が教育委員会の範疇にあるものであり、学校や教育委員会の中で、きっちりといじめにならないための対策をつくらなければならない。市長部局が主幹となり、条例を作成したことから、第18条では、市立学校もいじめ対策委員会の調査等に協力するものと規定されており、教育委員会を通さず、調査が行われる可能性もある。学校教育法学校教育課程の中の問題でもあり、市長の教育委員会制度への介入といったようなトラブルが起きないかどうか、慎重に考える必要があるのではないかとの質疑が出され、基本的には、「いじめ防止対策推進法」では、学校において、基本方針を策定し、対策を練ることとなっている。これらを尊重しながら、重大な事案が発生した場合等で、特に学校の対応に不満があった場合には、市長部局が調査を行っていくという形になっている。日ごろの具体的な対策等については、法律に基づいた施策を学校現場や教育委員会において進めていくことになる。しかしながら、学校や教育委員会だけでの取り組みでは、いじめは根本的になくならないという市長の思いも踏まえ、いじめを社会問題として捉え、学校や教育委員会で対応できない部分について、市長部局で対応するという考え方のもと、条例を作成した旨の回答がありました。  次に、平成26年度教育方針には、学校いじめ防止基本方針を策定するとある。また、条例第10条には行動指針の策定が規定されている。それぞれが矛盾することがないよう、統一的な見解をもって策定してほしいとの意見が出され、実際にいじめを防ぐことが大事であり、未然防止や早期発見等の対策について、教育委員会では、各学校が取り組む基本方針を策定したいと考えている。いじめに関しては、学校で起こることが多いことから、そのようなことをしっかりと踏まえながら、基本方針をきっちり策定していくと教育長が申し上げていることから、策定に当たって、しっかり取り組んでいきたい旨の回答がありました。  次に、第19条第1項には、「毎年の活動状況を市長に報告する」と規定されており、それを受け、第2項では、「市長は、報告の内容を市議会に報告し、及び市民に公表しなければならない」と規定されている。いじめ対策委員会を年に何回開催する予定なのか。また、その報告内容を委員会開催ごとに公表等を行うのかとの質疑が出され、委員会の開催は、年3回を予定しており、現時点では、委員会からの報告は、年1回を想定している旨の回答がありました。  以上、質疑終了後の議員間協議では、条例審査において、各委員から多くの意見が出され、委員間の考えもまとまっていないことから、確認すべきこともあるのではないか。一般質問の項目にも挙がっており、今ここで表決するよりも、いろいろな状況を見て、再度、議員協議してはどうかとの意見が出されたことから、後日、再審査を行うこととしました。再審査においては、2月27日の審査及び3月13日の一般質問を踏まえて、議員間で協議を行いました。以下、議員協議におきまして、各委員から出されました意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  前文及び本則中の「の違い」について、人権に関する条例ではそのように表現することもあるが、前回の委員会審査一般質問等を踏まえ、受け取り方の課題もあり、この部分については、修正も視野に入れたほうがよいのではないか。  「いじめ」は人権侵害ではなく、人格を否定するという定義があり、それぞれを個の人として、認めることが大事であると考えている。そうしたことから、「互いの違い」という表現でも理解できるが、「違い」を入れることで、人権に偏ってしまうのではないかと感じている。いじめ防止に向けては、子供の役割もあるが、大人が一致して取り組んでいく必要がある。  国連が定めた人権教育資料には、人種等の問題もあり、「違いを認める」という文言が使われている。国内でも一時、「違いを認める」という文言が使われたが、国際的なことに関しては、「違いを認める」という表現は適切であるが、日本での部落問題は「違い」ではない、違いがないのに違っているという見方はおかしいと異論が出された。そのようなことから、学校においても違いがないのに、違いを探すようなことは、子供にとって避けるべきであると考える。  また、学校で子供たちに条例を説明するに当たって、わかりやすいことと、子供たちが困ったときの指針として、第8条に「子どもは、いじめを受けた場合には、一人で悩まず家族、学校、友だち又は関係機関等に相談することができる」及び「子どもは、いじめを発見した場合(いじめの疑いを認めた場合を含む)及び友だちからいじめの相談を受けた場合には、家族、学校又は関係機関等に相談することができる」の2項を加えるべきではないか。  第8条第1項については、子供はみんなわかっているが、どうしようもない状況が起きるのがいじめだと考える。そのようなときに、相談できる救いの道があると子供の役割に入れるのもよい。  第8条に2項を追加することで、子供たちがより相談しやすい体制が整うと考えるとの意見がありました。  以上、議員協議終了後の表決においては、委員から、まず、原案では「互いの違いを認め合い」という表現が前文及び本則中に使われており、人間として、それぞれの個性を認め合うことは、非常に大切なことである。しかしながら、個性が肯定的な面を指す場合は、問題はないが、子供が抱えている背景的な要因や身体的な違いを指す場合は、逆にいじめを助長するおそれがあると考える。そうしたことから、人間の存在そのものを認め合う表現のほうが本条例にはふさわしいと考え、前文及び本則にある「互いの違いを認め合い」の「の違い」を削り、「互いを認め合い」という表現にする。  次に、子供の役割を規定した第8条は、いじめを受けたときの行動指針について触れられておらず、いじめをなくすためには、実践的課題を明確にすることが重要であると考える。いじめの大半が学校で起きるものであり、子供の声に大人が素直に耳を傾ける環境や、いじめを発見したとき、それを言える学級づくりの整備が求められている。そのため、いじめを受けたとき、いじめを発見したときの行動指針を具体的に条例に入れる必要があると考えることから、第8条第2項に「子どもは、いじめを受けた場合には、一人で悩まず家族、学校、友だち又は関係機関等に相談することができる」を、第3項に「子どもは、いじめを発見した場合(いじめの疑いを認めた場合を含む)及び友だちからいじめの相談を受けた場合には、家族、学校又は関係機関等に相談することができる」を加える、との理由で修正案が提出され、それに対する質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。  その後、修正案及び原案(議案第1号)に対する討論を行いました結果、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、修正案は、全員賛成で、可決するものと決定し、修正議決した部分を除く原案につきましても、全員賛成で可決するものと決定いたしました。  当委員会では、子供たちをいじめから守る条例制定について、最大限の適切妥当な判断を行ったと考えております。篠山市からいじめを根絶するために、市、教育委員会、学校、地域、議会等が一致団結して、取り組みが進められるよう、当委員会の決定どおり、全議員に御賛同賜りますようお願い申し上げます。
     以上です。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案及び委員会の修正案に反対者の発言を許します。  4番、前田えり子君。 ○4番(前田えり子君)  4番、前田えり子です。  議案第1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例案に対して、反対の討論をいたします。  今日の「いじめ」は深刻な人権侵害であり暴力です。子供たちの安全と人権を保障するための法的整備が必要です。人権侵害と暴力性を明確にした「いじめ」の定義、子供のいじめられずに安全に生きる権利、学校・行政の安全配慮義務、行政への条件整備の義務づけ、被害者と家族の「知る権利」などが検討され、明確にされ、憲法と子どもの権利条約の立場に立つ必要があります。同時に、法令によって子供の言動を細かく監視したり、厳罰主義を導入したり、学校での教育活動や家庭での子育てに不当な介入を進めることは、学校や家庭を息苦しい場にして、むしろ「いじめ」を広げることになります。  条例案の第5条第2項では「市立学校は、子どもがいじめを受けていると思われるときは、適切かつ迅速にこれに対処し、その内容を市に報告しなければならない」とありますが、市立学校の教育に責任を持つのは教育委員会です。昨今、教育委員会制度の形骸化が取りざたされ、自治体の首長の介在・介入といったことが目につく状況があります。本条例案でも第14条以下に市長や市長の諮問機関の権能が強調されています。教育委員会の役割や責任をないがしろにしているといわざるを得ません。行政が、教育委員会制度を一層形骸化するような条例を制定するべきではありません。さらに、第4項、第5項、第6項において、教育目標や教育内容に触れることについては、教育委員会の教育方針があり、各学校が自主的に設定し、不断に実践しているものです。条例で教育目標を掲げ、責務として課す必要はありません。市民道徳の教育は大切ですが、上からの押しつけとなると学校は息苦しくなって創造性が失われるのではないでしょうか。  第6条では保護者の責務として第1項で、子供への指導を義務づけていますが、本来それは個々の家庭が自主的に行うものです。また第3項では、「保護者は、市及び市立学校が講ずるいじめの防止等のための措置に協力するよう努めるものとする」としています。しかし、行政機関や学校が講ずる措置が常に正しいとは限らず、保護者の立場に立つものとは言えません。さらに、子供の役割についての第8条第1項は、条例で定めることではなく、学校が教育方針・指導目標として設定するべきだと考えます。  以上、本条例案についての反対の討論といたします。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、委員会の修正案に賛成者の発言を許します。  5番、奥土居帥心君。 ○5番(奥土居帥心君)  5番、奥土居帥心です。  ただいま議題となりました、議案第1号 篠山市子どものいじめの防止等に関する条例について、修正案及び修正案を除く原案に賛成の立場で討論します。  全国でいじめにより重大事件に発展する事例が絶えません。そのほとんどが学校現場で行われていす。いじめで責任をとるのは加害者であることは言うまでもありません。しかし、加害者に全責任を負わせようとする姿勢が、無関心や隠蔽を生み、いじめの発見がおくれてしまい、取り返しのつかない事態が起きているのです。子供は友達のことを思いやる能力がまだまだ十分に育っていません。家族以外の人間とのかかわりを担っているのは、学校であり、学校ではそのような能力を育てるところでもあるのです。能力を備えていない者同士が学校生活をともにする場合、予期せぬ事故などが発生することがあります。それを未然に防ぐのが学校であり、学校はその義務を負っています。  全国の事件で、大人が細やかなことに目を向け、子供のサインを見逃さなければ防げていたものがたくさんあったことが重大事件の裁判でも明らかにされています。学校は常にいじめに気づく努力を施し、いじめを絶対になくすという姿勢を崩してはいけません。そういうことを前提として条例を制定するならば、いじめをなくすためには、実践的課題を明確にすることが重要であり、いじめを受けたときや発見したときの対処方法が子供の役割に記載されるべきです。  また、互いの違いを認め合うという表現は、委員長報告でもありましたとおり、子供が抱えている背景的な要因や身体的な違いを指す場合は、逆にいじめを助長するおそれがあると考えられるため、お互いの立場を認め合うという意味から「互いを認め合い」が適切と考え、修正案及び修正案を除く原案に賛成するものです。  議員各位におかれましては、文教厚生常任委員会決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案及び委員会の修正案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、委員会の修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第1号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、修正です。  委員長の修正案に賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、委員会の修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、採決します。  修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、修正部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第4  議案第2号 篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場条例を廃止する条例 ○議長(足立義則君)  日程第4.議案第2号 篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場条例を廃止する条例を議題とします。  本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  園田文教厚生常任委員長。 ○文教厚生常任委員長(園田依子君)(登壇)  文教厚生常任委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第2号 篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場条例を廃止する条例について、文教厚生常任委員会の審査について御報告申し上げます。  本案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場は、昭和45年ににしき保育園として建設され、その後、昭和63年からは、旧西紀町シルバー人材センターを本施設に設置し、西紀・丹南シルバー人材センター、広域シルバー人材センターを経て、平成12年4月から現在の篠山市シルバー人材センターの作業所として利用されております。  平成11年に、本条例及び施行規則により施設の使用について定められておりましたが、本施設は、築40年以上が経過し、老朽化が激しくなっているとともに、条例及び施行規則に基づいた貸し館としての利用希望がない状況でありました。また、西紀地区には、その他貸し館として、西紀老人福祉センターやしゃくなげ会館等があることから、現状に合った利用とするため、篠山市西紀高齢者福祉施設共同作業場条例を廃止しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審議を行いました。以下、審議の過程におきましては、各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  まず、条例廃止後は、シルバー人材センターと賃貸契約を交わすとの説明であるが、使用料も徴することになるのかとの質疑が出され、篠山市行政財産使用料条例及び施行規則に基づき、使用料を徴する方向でシルバー人材センターと協議している旨の回答がありました。  次に、当該施設を地域の方がよりどころとして活用されているように見受けられるが、実際どのように使用されているのかとの質疑が出され、シルバー人材センターがふすまの張りかえなどの作業時に使用されている。24年度においては、4月にふすまの張りかえ作業で3日間、5月に網戸の張りかえ作業で1日、6月に障子の張りかえ作業で2日間使用されている。また、当該施設には、作業道具が保管されている。当該施設は、建物も古く、シルバー人材センターが修繕しながら使用されており、地域の方が利用いただける現状ではない。そのような現状もあり、建物の活用については、シルバー人材センターのみと契約し、作業所として使用していただく方法しかないと考えている旨の回答がありました。  以上、質疑終了後、討論を行いました結果、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、議案第2号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第2号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第2号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第5  議案第3号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条              例 ○議長(足立義則君)  日程第5.議案第3号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  園田文教厚生常任委員長。 ○文教厚生常任委員長(園田依子君)(登壇)  文教厚生常任委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第3号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例について、文教厚生常任委員会の審査について御報告申し上げます。  本案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、老人、乳幼児、子供、母子等に係る福祉医療の助成要件などの見直しをしようとするものであり、平成25年11月に策定された兵庫県第3次行革プラン並びに子育て世代の施策に基づき、条例の一部を改正しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審議を行いました。以下、審議の過程におきまして、委員から出されました質疑について御報告申し上げます。  条例改正による影響額はとの質疑が出され、中学3年生までの医療費窓口負担無料化実施に伴う増加分として、2,900万円を見込んでいる。また、県行革プランに沿った老人医療費助成事業の改正に伴う影響について、現行の受給者については、70歳到達まで5年間の経過措置があり、所得要件も変更がないことと、受給者数にも大幅な変動がないことから、影響額は少ないと見込んでいる。また、母子家庭等医療費助成事業について、一部負担金が上がることによる受給者の負担増加分の影響額として、年間全体で75万9,000円と見込んでいる。県行革プランでは所得要件が示されているが、当市ではそれを変更しないことで、市単独事業分が増加することから、市負担増加分の影響額を676万円と見込んでいる旨の回答がありました。  以上、質疑終了後、討論を行いました結果、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、議案第3号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。
     これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  4番、前田えり子君。 ○4番(前田えり子君)  4番、前田えり子です。  議案第3号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。  中学3年生までの通院医療費無料化については、市民の強い要望もあり、かねてより実現を求めてきたことであり、歓迎するものです。しかし、県の第3次行革プランで老人医療費助成事業では、自己負担割合の引き上げ、自己負担限度額の引き上げが行われ、母子家庭等医療費助成事業では、所得要件の見直し、自己負担限度額の引き上げが行われることから、篠山市の制度も見直すというものです。母子家庭等医療費助成事業では、中学3年まで医療費無料化が進むことや所得制限の見直しをしないことなど市単独の努力もありますが、負担増になる家庭があることは免れません。家計は冷え込んだままで、4月からの消費税率の引き上げ、社会保障の給付減や負担増が続きます。これ以上の負担はふやすべきではありません。  以上、反対の討論といたします。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第3号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第3号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第6  議案第4号 篠山市屋外広告物条例 ○議長(足立義則君)  日程第6.議案第4号 篠山市屋外広告物条例を議題とします。  本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  森本生活経済常任委員長。 ○生活経済常任委員長(森本富夫君)(登壇)  2番、生活経済常任委員会委員長の森本でございます。  ただいま議題となりました議案第4号 篠山市屋外広告物条例についての生活経済常任委員会審査の主な内容について御報告申し上げます。  本議案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に審査付託されたものであります。条例制定の趣旨は、屋外広告物は、店舗等の所在や商品・サービス等のさまざまな情報を伝える手段として、経済活動や私たちの生活にも欠かせないものであるが、景観を構成する重要な要素でもあることから、無秩序・無制限に氾濫すると良好な景観が損なわれます。篠山市では現在、兵庫県屋外広告物条例により屋外広告物の規制誘導を行っていますが、屋外広告物法の改正により、景観行政団体である篠山市が主体的に条例を制定できるようになりました。そのため、篠山市の特性に応じた規制誘導を行い、農都篠山にふさわしい景観を形成し、篠山の魅力をさらに高めていくため、篠山市屋外広告物条例を制定するものであります。  担当部署からの説明を受けた後、審査に入り、委員からのどのような部分で県との調整が難航したのかとの質疑に対し、当局からは県との調整については、当初、市の実情に応じて、里の区域や町の区域といった土地利用をもとに規制するほうがわかりやすく、現状にも合うという考え方で検討していたが、県においては、禁止地域にすることができる場所が細かく決まっていることから、まずは、これらに沿った区域割をするべきとの意見があり、スタート段階において考え方の調整に時間を費やした。また、内容が多岐にわたっており、これら多数の項目について、県は1項目ごとに確認し、県の基準よりも緩くなっているものについては、基本的には認められないというスタンスの中、県の審査にも時間を要したことや、条文の言いまわしについても県条例と全く同じではないため、そういった細かい文言のチェックにも不測の時間を要した。  まずは、考え方を突き詰め、共通認識をすることや、細部の基準について、原則、県の基準を下回らないということ、場合によっては、市の条例が厳し過ぎる部分があるのではないか等、現在、広告を出している方に対し、過度な負担にならないことも検討する必要があることから、不測の時間を要したとの答弁があり、委員からの広告旗について、今回、基準では5メートル以上あけるということになり、今後は、林立しないと理解すればよいのかとの質疑に対し、当局からは、広告旗については、現行の基準においても間隔は5メートル以上となっており、市が設置する場合も届け出をしていただき、その際に基準を伝えている。農産物の販売所等、一時的に提出されるような場合においては、掲出期間が14日以内に限り、許可等は不要とする予定である。なお、営利を目的としない表示の場合においては、のぼりが2平方メートル以下であれば、30日以内に限り、許可等の手続は不要としたいと考えているとの答弁があり、委員からの税の申告や交通安全ののぼり等、公共的なのぼりが一面に連なって立っているのを見受ける。条例制定を機に、市内部でもその旨を徹底いただきたいとの質疑に対し、当局からは適切に指導していきたいとの答弁があり、委員からのインターチェンジの出口付近に葬儀の看板が掲出され、名前だけを入れたらいいようにガードレールに設置されているのを見受けるが、規制の対象となるのかとの質疑に対し、当局からは冠婚葬祭や祭礼のために一時的に設置する場合は許可等の手続は不要である。単なる工作物として、本条例の対象となる屋外広告物には該当しないが、どこに設置するかということについては、禁止物件もあり、指導していくとの答弁があり、委員からの違反広告物について、市民からの通報や職員によるパトロール中に違反広告物を発見する場合もあると思うが、どのように措置していくのかとの質疑に対し、当局からは屋外広告物法の規定により、張り紙、張り札、立て看板等は、みずから除却できることから、篠山市、丹波市及び丹波県民局で実施しているパトロールの際に除却している。また、これら以外のものについては、設置者がわかれば文書指導等により除却や手続のお願いをしていく。従わない場合、条例違反した広告物には、違反である旨の表示をすることができる旨を条例第36条に規定しており、違反シールを張りつけるものである。  なお、違反広告物については、一つは、許可に当たり許可期間満了後も継続して提出する場合は、更新の申請が必要である旨をお知らせしているが、これに加え、許可期間が満了する1カ月前に改めて「更新手続の案内」をする予定にしている。これは、設置当初は許可をとっているものの、更新手続がされずに違反広告物になっているものが多く見受けられるため、更新手続の漏れを防ぐための措置である。2点目は、補助制度を創設し、許可基準に適合するように、屋外広告物の改修または撤去を行う場合に費用の一部を補助する予定である。3点目は、重点地区を定め、パトロール等により違反広告物への取り組みを強化していきたいと考えており、これらを並行して進めていく予定であるとの答弁があり、委員からの違反広告物について、強制撤去はできるのかとの質疑に対し、当局からは屋外広告物法の規定により、行政代執行法による除却等の措置ができることとされているため、本条例には特に規定していないとの答弁があり、委員からの市内の広告物の総件数はどの程度あるのか。また、許可期間は2年となっているが、2年ごとに更新の許可を得ている広告物がどの程度あるのか。なお、総件数から更新の件数を差し引けば、残りは違反広告物という解釈になると思うが、その割合をどの程度まで整理していきたいと考えているのかとの質疑に対し、当局からは総件数は、正確には把握できていないが、許可基準を検討する上で、平成23年度に屋外広告物実態調査を実施している。これは、1平方メートル以上のものを対象として屋外広告物が多い路線を選定し、沿道調査として5区間延べ8キロメートル、拠点調査として交差点40カ所を調査した。その結果、1,556件の屋外広告物があることを確認している。これが全てではないが、広告物が多い路線でこれだけあった。また、許可件数は、年間約40件である。許可期間が最長2年間のため、許可期間中のものは、約80件である。許可件数は、枚数ではなく申請件数であり、1敷地内に複数の広告物がある場合、申請上はまとめて申請されるため、80件というのは、最低80件ということで、数量としては、2倍や3倍の可能性がある。また、広告物の総件数から許可件数を差し引いた残りについては、違反広告物に該当するものもあるが、1,556件の中には許可不要な規制のものも多く含まれており、正確な数の把握は困難な状況にある。  今後の取り組みとしては、許可が必要であるということを知らない方が多いと考えていることから、違反広告物を減らすために、条例制定の周知とあわせ、原則許可が必要であることも周知していきたいとの答弁があり、委員からの少しでも違反広告物がなくなるように取り組みをお願いしたい。そのためには、市民や事業者へどのように周知をしていくかが一番大切なことであると考えるが、その手法について、どのように考えているのかとの質疑に対し、当局からは現在、許可期間中の広告主に対しては、条例案に対するパブリックコメント及び説明会の案内をしたが、条例制定後は許可基準を一部変更すること、及び経過措置の期間等を改めて文書でお知らせする。なお、条例の施行により基準不適合となる場合の改修、または撤去に係る補助制度についてもあわせて周知する予定である。なお、小規模のため許可が不要なものや違反広告物等の広告主に対しては、市広報紙やホームページ、新聞掲載等を通じて周知することとしているとの答弁がありました。  委員からの担当課だけで市内の全ての広告物の把握やパトロールができるものではなく、市民一人一人の協力がなければ、この条例が本当に意味のあるものにならないと思う。市民に違反広告物をなくし、美しい町をつくろうという意識を持っていただけるように、できるだけの周知をお願いしたいとの意見が出され、当局からは条例制定を機に条例を知っていただくとともに、広報等で市民にお知らせし、問い合わせや通報がいただけるように普及啓発を図っていきたいとの答弁がありました。  審査終了後、議員間討議を行いましたが、意見等はありませんでした。討論はなく、表決を行いました結果、議案第4号は、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告といたします。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第4号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第4号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第7  議案第5号 篠山市消防長及び消防署長の資格を定める条例 ○議長(足立義則君)  日程第7.議案第5号 篠山市消防長及び消防署長の資格を定める条例を議題とします。  本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  森本生活経済常任委員長。 ○生活経済常任委員長(森本富夫君)(登壇)  2番、生活経済常任委員会委員長の森本でございます。  ただいま議題となりました議案第5号 篠山市消防長及び消防署長の資格を定める条例についての生活経済常任委員会審査の主な内容について御報告いたします。  本議案については、去る2月17日の本会議において、当委員会に審査付託されたものであります。条例制定の趣旨は、平成25年6月14日に「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が公布されたことにより、平成26年4月1日付で消防組織法第15条が改正され、これまで政令で定めていた消防長及び消防署長の任命資格が、市町村の条例で政令に定める基準を参酌して定めることとなりました。これに先立ち参酌基準となる市町村の消防長及び消防署長の資格の基準を定める政令が、平成25年9月6日に公布されたことにより、条例を制定するものであります。  担当部署からの説明を受けた後、審査に入り、委員からの地域の自主性及び自立性を高めるための改革の一環として、消防長及び消防署長の資格を緩和したと認識しているが、該当者が少ないということなのかとの質疑に対し、当局からは緩和という意味では、条例において課長職等を充てることも定められるが、本市においては、その必要はないと考え、政令の参酌基準を踏襲し、条例化したとの答弁があり、委員からの署長の資格については、司令以上とされているが、課長職は司令になれるのかとの質疑に対し、当局からは本市においては、次長、課長級が司令になれるとの答弁があり、委員からの消防署長の経験があれば、消防長になれるのかとの質疑に対し、当局からは消防署長については、課長がなれるが課長は消防長になれない。消防長については、署長1年以上が必要となる。また消防長の資格は、次長級と同等としている。なお、以前の政令では11項目の要件があったものを3項目としており、従来の要件より少なくしている。それだけ人材があると御理解いただきたいとの答弁があり、委員からの他市の状況はとの質疑に対し、当局からは県内では9消防本部が政令どおりに条例制定している。まだ調査途中ではあるが、市によっては、消防団長の資格の部分を抜いているところもあるとの答弁がありました。  審査終了後、議員間討議を行いましたが、意見等はありませんでした。討論はなく、表決を行いました結果、議案第5号は、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告といたします。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第5号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第5号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第8  議案第6号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(足立義則君)  日程第8.議案第6号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  森本生活経済常任委員長。 ○生活経済常任委員長(森本富夫君)(登壇)  2番、生活経済常任委員会委員長の森本でございます。  ただいま議題となりました議案第6号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての生活経済常任委員会審査の主な内容について御報告いたします。  本議案については、去る2月17日の本会議において、当委員会に審査付託されたものであります。改正の趣旨は、消費税及び地方消費税の引き上げにより、地方公共団体の手数料の基準に関する政令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、篠山市手数料徴収条例について、所要の改正を行うものであります。
     担当部署からの説明を受けた後、審査に入り、委員からの消費税率8%への引き上げに伴う改正であるが、今後10%へなった際にも改正を行うのかとの質疑に対し、当局からは現時点では3%アップ分の改正としている。10%への対応については、その時点で検討していきたいとの答弁があり、委員からの市内に対象となる企業はあるのかとの質疑に対し、当局からは現時点ではないとの答弁がありました。  審査終了後、議員間討議を行いましたが、意見等はありませんでした。討論はなく、表決を行いました結果、議案第6号は、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告といたします。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  4番、前田えり子君。 ○4番(前田えり子君)  議案第6号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。  4月からの消費税増税を強行する平成26年度の国家予算が可決・成立しました。国民の負担をさらにふやし、大企業に減税する「逆立ち予算」は審議もつくされず、戦後3番目の短期間で成立しました。消費税率8%への引き上げ分だけで、史上空前の8兆円もの大増税です。「消費税増税分は全額社会保障に充てる」との説明に反し、年金や医療、生活保護など社会保障の給付は軒並み削られました。一方で、大企業には復興特別法人税の1年前倒し廃止などで優遇し、軍事費は2年連続で増額です。収入はふえず、物価は上がり、消費は伸びない、被災地の復興・再生はまだまだこれから。暮らしも経済も壊します。いまからでも消費税増税は中止すべきです。  議案第6号は、消費税及び地方消費税の引き上げが行われること等により、篠山市手数料条例の改正を行い、消防法の規定に基づく製造所等の設置の許可の申請に対する審査手数料の額を一部引き上げようとするものです。自治体が運営する上下水道など公営企業会計の公共料金分は消費税の納入が求められますが、一般会計で扱う公共料金分、手数料などは、消費税法で納入しなくてもよいことになっています。今回の引き上げは、消費税の増税に際し、消費税増税の一部を手数料に転嫁しようとするものであり、消費税増税を見越した便乗値上げと言わざるを得ません。市民の負担をふやすことには、反対です。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第6号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第6号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第9  議案第7号 篠山市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(足立義則君)  日程第9.議案第7号 篠山市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  園田文教厚生常任委員長。 ○文教厚生常任委員長(園田依子君)(登壇)  文教厚生常任委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第7号 篠山市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例について、文教厚生常任委員会の審査について御報告申し上げます。  本案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」(第3次一括法)により、社会教育法が一部改正され、平成26年4月1日に施行されます。これにより社会教育委員の委嘱基準については、社会教育法第18条の規定により、文部科学省令で定める基準を参酌し条例で定めることとなったため、条例の一部を改正しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審査を行いましたが、主な質疑、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、議案第7号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第7号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第7号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第10  議案第10号 平成26年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦                課単価を定めることについて  日程第11  議案第11号 平成26年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩                しについて ○議長(足立義則君)  日程第10.議案第10号 平成26年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて、及び日程第11.議案第11号 平成26年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについての2件を一括議題とします。  本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  なお、審査の報告、質疑及び討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  森本生活経済常任委員長。 ○生活経済常任委員長(森本富夫君)(登壇)  2番、生活経済常任委員会委員長の森本でございます。  ただいま議題となりました議案第10号 平成26年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて及び議案第11号 平成26年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについて、についての生活経済常任委員会審査の主な内容について御報告いたします。  本議案につきましては、去る2月17日の本会議において、当委員会に審査付託されたものであります。両議案は、平成26年度事業における賦課総額と賦課単価を定めるとともに、特別積立金を取り崩し、農作物共済及び家畜共済の損害防止経費に充当するものであります。  担当部署からの説明を受けた後、審査に入り、委員からの水稲損害防止事業について、平成25年度における共同防除の箱施用剤は、ドクターオリゼプリンス粒剤ということであるが、それ以外の農薬は対象にならないのかとの質疑に対し、当局からは同等品であれば対象となるとの答弁があり、委員からの特別積立金について、毎年、取り崩しているが、残高はどの程度あり、あと何年もつのか。また、財源がなくなった場合、どのような対処をするのかとの質疑に対し、当局からは積立金については、約3,700万円の残高となっている。水稲共済の剰余金がある場合は、大きな被害のときのために共済金とするための法定積立金と損害防止事業や無事戻し金に活用する特別積立金に積み立てることとなっている。篠山市では、法定積立金は国が定める限度額以上の積み立てを行っていることから、国からの通達により、平成24年度から掛金を本来の半分としている。よって、現在は、剰余金が出にくい状況である。そのため、特別積立金を毎年600万円ずつ取り崩していくと、単純に計算しても5年から6年でなくなる計算となる。したがって、損害防止事業においては、現状のままで数年は実施可能であるが、その後、見直しが必要となってくるとの答弁がありました。  審査終了後、議員間討議を行いましたが、意見等はありませんでした。討論はなく、表決を行いました結果、議案第10号、議案第11号は、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告といたします。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから一括して委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第10号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第10号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第11号は、委員長の報告のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。再開を、10時55分といたします。               午前10時45分  休憩
                  午前10時54分  再開 ◎日程第12  議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算  日程第13  議案第24号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計予算  日程第14  議案第25号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計予算  日程第15  議案第26号 平成26年度篠山市農業集落排水事業特別会計予算  日程第16  議案第27号 平成26年度篠山市公営駐車場事業特別会計予算  日程第17  議案第28号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計予算  日程第18  議案第29号 平成26年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算  日程第19  議案第30号 平成26年度篠山市介護保険特別会計予算  日程第20  議案第31号 平成26年度篠山市農業共済事業会計予算  日程第21  議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算 ○議長(足立義則君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第12.議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算から、日程第21.議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算までの10件を一括議題とします。  本案につきましては、予算特別委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。  なお、審査の報告、質疑及び討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  小畠予算特別委員長。 ○予算特別委員長(小畠政行君)(登壇)  9番、小畠でございます。  ただいま議題となりました議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算から、議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算の10議案についての予算特別委員会の審査について、御報告申し上げます。  本案につきましては、去る2月24日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。委員会では、各分科会座長からの審査の報告を受け、審査を行いました。以下、審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  まず、委員より、創造都市ネットワーク事業に関し、ユネスコ登録によりどのような効果を目指しているのか等、登録後に関する議論はあったのかとの意見が出され、政策総務分科会座長からは、当局から、篠山らしい創造的な農村のありようを提起し、さまざまな市民が集い、課題を前向きに解決する「場」をつくり出すとともに、国連の教育科学文化機関(ユネスコ)の創造都市ネットワークへの登録認定を目指す取り組みで、これによって文化の営みと新たな産業活動の展開によって、篠山市を元気にしていくことを目的としているという説明があった旨の回答がありました。  次に、委員より、チルドレンズミュージアム費に関し、マイクロバスの購入について、指定管理者からの要求があったのか、それとも老朽化に伴うものかとの意見が出され、政策総務分科会座長からは、当局から老朽化も進んでいること、及び市内外の送迎の増加も勘案しながら更新を行うことを協議し、決定したとの説明があった旨の回答がありました。  次に、委員より、企業誘致促進費に関し、平成26年度においては、企業誘致専門員の雇用をやめ、市長によるトップセールスを行っていくとの報告であったが、そのことに関する質疑はあったのかとの意見が出され、政策総務分科会座長からは、委員から、26年度の取り組みを問う質疑に対し、近畿圏を主に500社以上の訪問を行い、一巡したため、企業誘致専門員の仕事としての任務は終え、今後はこれまで訪問した企業のニーズを精査する中で企業誘致につなげていきたいと考えているため、26年度は専門員の雇用は考えていない旨の回答があった旨の回答がありました。  次に、委員より、ふるさと篠山に住もう帰ろう運動推進事業に関し、3カ年事業で26年度が最終年になることから、しっかりと検証する必要があると考える。検証をどのように行うのかについて、説明や質疑はあったのかとの意見が出され、政策総務分科会座長からは、さらなる検証を行うとの説明はあったが、検証方法等についての質疑や説明はなかった旨の回答があり、本市にとって定住促進は重要な問題であり、議会としてもしっかり関心を持たなくてはならないと考える。引き続き、委員会においても、しっかりと取り組みを注視していただきたいとの意見が出されました。  次に、委員より、介護保険特別会計に関し、第6期介護保険事業計画策定に向けた方向性等について、説明や質疑等はあったのかとの意見が出され、文教厚生分科会座長からは、当局から、27年度には大幅な介護保険法の改正が行われようとしている。国においては、サービス提供体制、費用負担の見直しの両面における改革を行おうとしているが、高齢者が住みなれた地域で、安心して、元気に生活を継続して暮らせるよう、26年度に第6期介護保険事業計画を策定する。ボランティア活動を通じて「高齢者の生きがいづくり」等を目的とする「介護支援ボランティアポイント制度事業・見守りネットワーク事業」、高齢者の方が、楽しみながら取り組める事業「いきいき健康広場事業」等を開催し、行政・地域が一体となり事業を推進していくとの説明があった旨の回答がありました。  次に、委員より、農業一般管理事業に関し、「農都創造政策官」や「農都環境アドバイザー」に何を担っていただこうとしているのかとの意見が出され、生活経済分科会座長からは、分科会において役割に関する質疑があり、農都創造政策官においては、神戸大学との連携強化や豊富な知識を生かし、篠山の環境課や農都整備課等の横の連携にも携わっていただくとともに、政策提言をいただく予定であること、及び農都環境アドバイザーにおいては、農業・農村における生物多様性など多面的機能のアドバイスをいただくとともに、河川や里山、植物、主要水系の外来生物の分布等、本市が進める環境創造型農業への提言もいただきたいとの方向性を確認した旨の回答がありました。  次に、委員より、地域おこし協力隊事業については、隊員の将来的な定住も視野に入った事業であるが、学生が中心となっている本市においても、そうした方向性はあるのかとの意見が出され、生活経済分科会座長からは、当該事業においては、篠山フィールドステーションに来ている学生4名を中心に地域とのつなぎ役を担っていただく予定であり、篠山への定住も視野に入れた中で、高い意識を持って取り組んでいただくとの方向性を確認している旨の回答がありました。  次に、委員より、集落営農推進事業に関し、本市の農業の担い手の多くを占めている小規模農家や兼業農家においては、機械の老朽化とともに離農されるのではないかと危惧している。認定農家や集落営農だけではなく、こうした農家に対する支援も必要ではないかと考えるが、そうした質疑等はあったのかとの意見が出され、生活経済分科会座長からは、当局から、国においては、大規模農家への農地の集約を進めているが、本市の担い手の多くは認定農業者等の大規模農家ではない中、本市においては、集落営農に力を入れ、取り組んでいると認識している。今回の分科会審査においても、人・農地プランに関する質疑に対し、大規模農家への集積を進め、耕作面積を倍にしても4割の耕作にとどまることになり、残りの6割をどうするかということになることから、計画づくりの中では元気な農業者についても議論していきたいと考えている。担い手といえば大型農家をイメージするが、大型農家だけで全ての農地を守れるわけではなく、集落営農や兼業農家も含め、元気な農業者を育成していく必要があると考える。そうしたことからも、大規模農家にももう少し集落の担い手の一員であるという認識を持ってもらう中で、地域への協力も含め、計画づくりを行ってほしいと考えているとの方向性が示された旨の回答がありました。  最後に、委員より、観光客おもてなし事業に関し、外客誘致検討事業について、どのような説明及び質疑があったのかとの意見が出され、生活経済分科会座長からは、当局からは、庁内プロジェクトにより、篠山にふさわしい外国人観光客の誘致並びに受け入れ態勢について調査検討するとともに、外客誘致促進委員会負担金により、これまでどおり同委員会事業を通して外国人観光客を誘致するとの説明があり、委員からは、英語等のパンフレットはあるが、看板等は未整備の状況にある。外客誘致促進委員会負担金を計上しているだけで終わるのではなく、看板設置等の環境整備も検討されたいとの意見が出された旨の回答がありました。  以上、質疑終了後、議員間で協議を行いましたが、特に意見等はありませんでした。その後、議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算から、議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算の10議案について、一括して討論を行いました。うち議案第23号、第25号、第26号、第28号、第29号、第30号の6議案については、国民健康保険税及び後期高齢者医療保険料の値上げが計画されているとともに、福祉医療費助成の削減も行われようとしている。また、消費税の増税分について、使用料や利用料、手数料への転嫁が行われようとしており、これらはさらなる市民負担を強いるものと考える。また、終結すべき同和行政も続いている。行財政改革については、不要な事業をしっかりと見直すとともに、市民の暮らしや福祉を最優先で行うべきと考える等との理由から、反対討論がありました。その他の4議案については、討論はありませんでした。  その後、採決を行いました結果、議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算、議案第25号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成26年度篠山市農業集落排水事業特別会計予算、議案第28号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計予算、議案第29号 平成26年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算、議案第30号 平成26年度篠山市介護保険特別会計予算の6議案については、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  また、議案第24号 平成26年度篠山市住宅資金特別会計予算、議案第27号 平成26年度篠山市公営駐車場事業特別会計予算、議案第31号 平成26年度篠山市農業共済事業会計予算、議案第32号 平成26年度篠山市水道事業会計予算の4議案については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算特別委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願いして、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(足立義則君)  委員長の審査報告は終わりました。  これから一括して委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、賛成・反対ともに議案番号を申し述べていただきますよう、お願いいたします。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  4番、前田えり子君。 ○4番(前田えり子君)  4番、前田えり子です。  議案第23号 平成26年度篠山市一般会計予算、議案第25号 平成26年度篠山市下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成26年度篠山市農業集落排水事業特別会計予算、議案第28号 平成26年度篠山市国民健康保険特別会計予算、議案第29号 平成26年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算、議案第30号 平成26年度篠山市介護保険特別会計予算について、反対の討論をいたします。  働く人の賃金は上がらないまま、物価は上がるばかりで、家計は冷え込んだままです。4月1日から消費税率の引き上げが実施されたら、暮らしや営業に深刻な打撃になります。さらに社会保障の給付減と負担増がめじろ押しです。昨年に続き、年金の支給額はさらに引き下げます。生活保護の生活扶助費もさらに基準額を引き下げます。70歳から74歳の患者負担は、4月に70歳になる人から1割から2割へ引き上げられ、倍になります。  篠山市の平成26年度予算案では、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料の値上げが計画されています。また、老人医療費や母子家庭等医療費の福祉医療費助成の削減も行われようとしています。さらに、消費税増税分を使用料や手数料など、納税義務のないものにまで転嫁します。きっぱりと終結するべき同和行政が続きます。篠山再生計画でみんなで負担を、痛みを分かち合うとしてきましたが、その多くは職員の削減や給与カット、市民サービスの削減、負担増です。さらなる負担はふやすべきではありません。行財政改革は不要不急の事業の見直し、市民の暮らし・福祉・教育最優先で行うべきと考えます。  8兆円もの大増税となる消費税増税分のうち、社会保障の充実に回る国費は、わずか4,962億円です。消費税8%を前提に編成された平成26年度の国家予算は、増税で生まれた税収を大企業や巨大な公共事業、大軍拡に回しています。不公平の最たるものは、東日本大震災の復興財源となる復興特別法人税の廃止です。国民には、特別所得税の負担を25年、住民税の上乗せを10年継続しながら、大企業にはこの3月末で廃止します。軍事費の削減、不要な巨大公共事業の中止、大企業や資産家への優遇税制の見直しで、社会保障の財源は生まれます。国に対して、消費税率の引き上げ中止、社会保障の改悪撤回、事業への補助率の引き上げや負担割合の引き上げなどを要求するべきです。  一つ一つの事業を見れば、こども医療費、中学生までの無料化を初め、多くの事業について賛成するものですが、予算として一括で表決は認められますので、反対せざるを得ません。  以上です。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、植村 満君。 ○3番(植村 満君)  3番、植村でございます。  議案第23号から議案第32号の10議案について、一括して包括的な視点で、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  26年度予算は市が提唱する「人・自然・文化が織りなす食と農の都」を目指し、具体的に、市民が主役の篠山市、定住促進「ふるさと篠山に住もう帰ろう」、子育て・教育いちばんの篠山市、魅力あふれる美しい篠山市、農都創造、企業振興・誘致と観光、住みよい生活基盤づくり、住みよいところは篠山市づくり、シンボル事業と九つの柱をもって進められようとしています。中でも、中学3年生までの医療費自己負担の無償化は大いに評価できるものであります。  これまでの篠山市再生計画の着実な実行により、平成24年度決算では、計画効果額を上回る効果額となっています。しかしながら、健全化の財政指数は高く、財政調整基金を取り崩すという依然として厳しい財政状況と言えます。このため、今回の予算案においても、引き続き財政の健全化に取り組むとともに、限られた財源で最大の効果を発揮し、市の重要施策の実施や課題解決に向けた予算編成と考えられることから、26年度篠山市当初予算案に対して、賛成するとともに、議員各位におかれましても、賛同されますことをお願いして、賛成討論といたします。  以上でございます。 ○議長(足立義則君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第23号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第23号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第24号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第24号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第25号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第25号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第26号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第26号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第27号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第27号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第28号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
     委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第28号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第29号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第29号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第30号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立多数です。  したがって、議案第30号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第31号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第31号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第32号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第32号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第22  議案第34号 篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する                条例の一部を改正する条例 ○議長(足立義則君)  日程第22.議案第34号 篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  澤市民生活部長。 ○市民生活部長(澤 輝義君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第34号 篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書1ページ並びに条例改正新旧対照表、そして、議案第34号説明資料をごらんください。  国におきまして、「消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令」の一部を改正する政令が平成26年3月7日に公布され、同年4月1日から施行されることに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。改正の趣旨につきましては、非常勤消防団員の処遇改善を図るためのもので、消防団員等の公務災害補償等共済基金が、篠山市に対し支払う消防団員退職報償金の支払い額を増額したことに伴い、条例の一部を改正するものです。  改正の内容は、退職報償金の最低支給額を5万6,000円引き上げ、20万円とし、その他の退職報償金については、支給額を一律5万円引き上げるもので、篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給額を政令で定められている支給額と同額にするものです。  なお、改正後の退職報償金支給額については、平成26年4月1日以降に退職した非常勤消防団員について適用し、同日以前に退職した非常勤消防団員については、なお従前の例によることとしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第34号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第23  議案第35号 篠山市上立杭地区活性化施設指定管理者の指定につい                て ○議長(足立義則君)  日程第23.議案第35号 篠山市上立杭地区活性化施設指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま上程賜りました議案第35号 篠山市上立杭地区活性化施設指定管理者の指定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書2ページ及び議案第35号説明資料をお開きください。  今回の指定管理手続につきましては、「篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」に基づき、指定管理期間が平成26年3月31日でもって終了することに当たり、指定管理者の指定をするものでございます。篠山市上立杭地区活性化施設は、市民の健康福祉の増進及び農林業の振興と丹波立杭焼の継承に寄与するための施設であります。  今回、指定管理者としてお願いする団体の名称は、篠山市今田町上立杭360番地、今田町上立杭自治会会長 市野哲雄、指定管理期間は平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間で、利用料金制であります。選定いたしました指定管理候補者は、平成26年2月25日に開催いたしました「篠山市指定管理者選定委員会」において、指定管理者として選定を行ったものです。  特定指定しようとする理由につきましては、地域の活性化と地域住民主体のまちづくりを推進するための施設であることから、地元、上立杭自治会に特定指定しようとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第35号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第24  議案第36号 消防・救急無線デジタル化整備工事請負契約の変更につ                いて ○議長(足立義則君)  日程第24.議案第36号 消防・救急無線デジタル化整備工事請負契約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村消防長。 ○消防長(植村仁一君)(登壇)  ただいま上程賜りました議案第36号 消防救急無線デジタル化整備工事請負契約の変更について提案理由の説明を申し上げます。  議案書3ページをお開きください。  このたびの契約変更につきましては、去る3月13日の本会議において、本契約の御承認を賜りました消防・救急無線デジタル化整備工事請負契約について、平成25年度中に完了することができないことから、平成26年度に繰り越して執行するため、平成26年4月1日からの消費税率改正に伴う消費税増税後の金額に契約変更するものでございますが、地方自治法第96条第1項第5号、議会の議決事項及び篠山市条例第66号、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めることとされておりますので、今回、消防・救急無線デジタル化整備工事請負契約の変更契約につきまして、御承認をお願いするものであります。  変更前の契約金額3億1,185万円を3億2,076万円に、工期につきましては、平成26年3月31日から平成27年2月28日までに変更し、神戸市兵庫区駅南通2−1−13、株式会社協和エクシオ兵庫支店支店長 堅田洋佐と契約するものでございます。  なお、3月13日の本会議において、栗山議員から増税前に、機器等を購入して経費を抑えることはできないかとの御指摘のありました件につきましては、工事請負業者である株式会社協和エクシオに確認いたしましたところ、契約を受けて当消防本部用の機器等について、無線機器メーカーに発注するため、機器、工事部材等を含め短期間で納品できるものではなく、工事関係につきましても、3月末までに対応できるものではないとのことでございます。また、無線中継車につきましても、緊急車両としての艤装に数カ月を要することから、増税前の納品は不可能とのことでございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、まことに簡単ですが、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定くださいますようお願い申し上げます。
    ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第36号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第25  議案第37号 平成25年度篠山市一般会計補正予算(第7号)  日程第26  議案第38号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4                号) ○議長(足立義則君)  日程第25.議案第37号 平成25年度篠山市一般会計補正予算(第7号)、及び日程第26.議案第38号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  なお、提案説明、質疑及び討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  議案第37号について、上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第37号 平成25年度篠山市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  このたびの補正につきましては、県営土地改良事業で、ため池総合整備事業で改修いたします真南条上地内の宮ノ奥池と小枕地内の馬口池につきまして、公共事業等債の追加による財源更正及び平成26年度への繰越明許費の2点につきまして、補正をお願いするものでございます。結果、第1条の歳入予算の補正につきましては、2ページ、18款繰入金が680万円の減額、21款市債が680万円の追加とするものでございます。  それでは、まず予算書7ページをお開きいただきまして、財源更正について御説明を申し上げます。  6款農林水産業費、1項農業費、8目農地整備費は、3月補正予算にて計上させていただきました県営土地改良事業で、予算書5ページ、公共事業等債680万円の追加により、財政調整基金繰入金680万円を減額する財源更正を行うものでございます。  次に、第2条の繰越明許費につきましては、予算書1ページをお開きいただきまして、第2表の繰越明許費で御説明をさせていただきます。  本年度は、緊急防災・減災事業債を活用した耐震補強工事や消防・救急デジタル無線化工事、さらには災害復旧事業等におきまして、実施期間から完成が4月以降になる見込みであり、多くの事業の繰り越しをお願いするものでございます。  まず、2款総務費、1項総務管理費防災行政無線費につきましては、今田地区防災行政無線整備工事の実施に当たり、NTT回線を活用した今田地区内のオフトーク通信が平成27年2月にサービスが中止されることから、12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は1億1,196万6,000円、財源は、緊急防災・減災事業債1億930万円、防災無線受信機負担金258万4,000円、一般財源8万2,000円でございます。多紀支所費は、2月に再度耐震診断業務を委託したことから、年度内完了が困難による繰り越しで、完了は平成26年7月24日を予定しております。繰越額は、417万8,000円、全額一般財源でございます。しゃくなげ会館管理費は、耐震補強工事の実施に当たり緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は3,634万3,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2,400万円、公共施設整備基金繰入金1,135万1,000円、一般財源99万2,000円でございます。  まちづくり活動推進費は、雲部複合教育施設耐震補強工事の実施に当たり緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年11月30日を予定しております。繰越額は2,141万6,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2,130万円、一般財源11万6,000円でございます。  次に、3款民生費、2項児童福祉費児童福祉一般事務費につきましては、平成27年度から運用されます子ども・子育て新制度に係る電子システムの導入経費で、国からの詳細なことが提示されていないことによる繰り越しで、完成は平成27年3月31日を予定しております。繰越額は2,626万1,000円、財源は、安心こども基金事業補助金2,626万円、一般財源1,000円でございます。放課後児童対策事業は、富山児童クラブが岡野小学校への移転に伴う空調設備等設置工事で、移転が4月1日以降で春休み期間中の工事の繰り越しで、完成は平成26年5月7日を予定しております。繰越額は407万4,000円、財源は全て一般財源でございます。  次に、6款農林水産業費、1項農業費農業振興地域整備促進事業につきましては、農業振興地域整備計画を策定し印刷製本をする経費でございますが、所在不明農地が多く存在するため農用地利用計画(案)の作成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月20日を予定しております。繰越額は75万6,000円、財源は全て一般財源でございます。鳥獣被害防護事業につきましては、サル用電気柵材料の追加要望の自治会が多数あり調整に時間を要したことにより、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年7月31日を予定しております。繰越額は440万円、財源は、全額篠山市獣害対策基金でございます。ため池等整備事業は、ため池耐震診断やハザードマップを作成する経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は4,123万2,000円、財源は、震災対策農業水利施設整備事業補助金や農村地域防災減災事業補助金4,101万7,000円、一般財源21万5,000円でございます。市単独土地改良事業は、9月の豪雨により被災した農地及び農業用施設で、国の災害復旧事業の対象とならない小規模災害で、実施主体が自治会等になります。施工依頼業者が多忙で年度内完成が困難であるとの申し出による繰り越しでございます。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は2,373万8,000円、財源は、全て一般財源でございます。農業農村整備事業は、高倉地内及び口県守地内の農業集落道整備を行う経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年1月31日を予定しております。繰越額は6,238万3,000円、財源は、むらづくり交付金事業県補助金2,968万円や中山間地域総合整備事業補助金305万円、一般財源2,965万3,000円でございます。  2項林業費県単独補助治山事業につきましては、台風18号による、辻及び小坂地内の治山工事の経費で、県の追加内示により3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は2,200万円、財源は、県単独補助治山事業補助金1,466万6,000円、地元分担金51万6,000円、一般財源681万8,000円でございます。林道維持管理事業は、9月の豪雨により被災した林道で、これも実施主体が自治会となりますので、完了が困難であるとの申し出による繰り越しでございます。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は490万8,000円、財源は、地元分担金5万4,000円、一般財源485万4,000円でございます。市単独治山事業は、9月の豪雨により被災した山腹崩壊で、同様に実施主体が自治会となりまして、これも完了が困難であるとの申し出による繰り越しでございます。完成は平成26年12月31日を予定しております。繰越額は583万4,000円、財源は、全て一般財源でございます。  次に、8款土木費、2項道路橋りょう費道路維持管理費につきましては、自治会からの要望により市道の舗装修繕は行っておりますが、9月の災害発生により復旧工事を最優先し年度内完成が困難による繰り越しでございまして、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は2,464万2,000円、財源は、全て一般財源でございます。国庫補助道路整備事業は、9月補正予算にて計上した大沢新栗栖野線の道路改良工事や城東線外7路線の舗装修繕工事で、設計に必要な事前調査に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成26年7月30日を予定しております。繰越額は3,208万2,000円、財源は、活力創出基盤整備総合交付金1,849万2,000円、公共事業等債440万円、一般財源919万円でございます。市単独事業は、西岡屋歩道拡幅工事で、用地交渉や電柱移転に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は665万4,000円、財源は、全て一般財源でございます。橋りょう維持管理費は、2カ所の橋梁を修繕する工事で、水道の移転方法等に不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は26年6月30日を予定しております。繰越額は355万1,000円、財源は、全て一般財源でございます。  3項河川費河川維持修繕事業につきましては、7カ所の護岸等修繕をする経費でございますが、9月の災害発生により復旧工事と工事箇所が隣接することから、同時施工を行ったほうが経済的であるとのことから、災害復旧事業とあわせて繰り越すもので、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は600万円、財源は、全て一般財源でございます。  次に、9款消防費、1項消防費常備消防費は、一つ目といたしまして、現在の消防救急アナログ無線の使用期限が電波法により平成28年5月末までとなっていることから、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正によって計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は2億8,542万2,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2億8,540万円、一般財源2万2,000円でございます。二つ目として、兵庫県衛星通信ネットワークシステムの改修経費で、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月30日を予定しております。繰越額は804万円、財源は、緊急防災・減災事業債800万円、一般財源4万円でございます。  防災基盤整備事業は、一つ目といたしまして、消防団の救急デジタル無線設備工事の経費でございますが、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は6,488万7,000円、財源は、緊急防災・減災事業債6,480万円、一般財源8万7,000円でございます。二つ目といたしまして、向井地内の消防詰所兼車庫新築工事設計業務の経費でございますけれども、12月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年6月9日を予定しております。繰越額は162万円、財源は、緊急防災・減災事業債160万円、一般財源2万円でございます。  防災事務費は、兵庫県衛星通信ネットワークシステムの改修経費で、緊急防災・減災事業債を活用するため12月補正にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月30日を予定しております。繰越額は812万2,000円、財源は、緊急防災・減災事業債810万円、一般財源2万2,000円でございます。  次に、10款教育費、7項保健体育費体育館管理費につきましては、避難所に指定してある西紀体育館及び今田体育館の耐震補強工事を行うもので、緊急防災・減災事業債を活用するため3月補正予算にて計上したもので、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年12月26日を予定しております。繰越額は2億8,624万4,000円、財源は、緊急防災・減災事業債2億2,490万円、公共施設整備基金繰入金6,003万8,000円、一般財源130万6,000円でございます。  次に、14款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費農地農業用施設災害復旧費につきましては、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、国の補正予算の内示が3月中旬になったことから、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成27年2月28日を予定しております。繰越額は1億2,417万6,000円、財源は、農地農業用施設災害復旧補助金1億1,222万3,000円、地元分担金288万6,000円、一般財源906万7,000円でございます。  次に、3項公共土木施設災害復旧費道路橋りょう災害復旧費につきましては、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、工事業者及び工事資材の不足により、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は3,699万9,000円、財源は、公共土木施設災害復旧費負担金1,098万7,000円、公共土木施設災害復旧事業債2,220万円、一般財源381万2,000円でございます。河川災害復旧費は、台風18号によります災害復旧工事を行うもので、工事業者及び工事資材の不足により、年度内完成が困難による繰り越しで、完成は平成26年9月30日を予定しております。繰越額は2億3,276万7,000円、財源は、公共土木施設災害復旧費負担金1億3,357万6,000円、公共土木施設災害復旧事業債9,350万円、一般財源569万1,000円でございます。  以上、平成26年度へ繰り越ししようとする事業は26件となっております。繰越事業の予算総額は、21億6,716万円で、そのうち平成26年度への繰り越しは、14億9,069万5,000円で予算額の68.8%でございます。これら繰越事業につきましては、一日も早い事業の完成に向け、努力いたしますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。  最後に、第3条の地方債の補正につきましては、1ページ第3表 地方債補正1変更に記載しておりますとおり、公共事業等で補正前の限度額840万円から680万円を追加し、補正後の限度額を1,520万円にしようとするもので、県営土地改良事業による追加でございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(足立義則君)  次に、議案第38号について、田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)(登壇)  続きまして、議案第38号 平成25年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。  下水道事業特別会計における平成26年度への繰越明許は、補正予算書第1表 繰越明許費のとおり2款1項下水道建設費の公共下水道事業建設費8,600万円を繰り越すもので、長寿命化事業による篠山環境衛生センターの水処理及び電気設備の更新工事に係るものでございます。篠山環境衛生センターの更新工事は平成24年度から実施しているもので、本年度は水処理設備工事と電気設備工事の更新工事を1億2,325万円で行うこととしておりました。水処理設備工事の一般競争入札公告は、平成25年8月に行いましたが、工事技術者の確保や汚水処理を中断することなく施工するという工事の難易性により入札参加の応募者がなく、その後の9月公告の入札も同様の事情により不成立となりました。結果、3回目の11月公告の入札でようやく施工業者が確定しました。  一方の電気設備工事の施工業者は10月に確定しておりましたが、その時点で水処理設備工事の施工業者が決まっていなかったことから、水処理の機器仕様が確定できず電気設備機器の製作に時間を要することとなりました。このため、水処理設備工事と同様に電気設備工事の一部が未完成となるため繰り越すもので、完成は、平成26年8月末を予定しております。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。  11番、河南克典君。 ○11番(河南克典君)  11番、河南です。  今、説明を受けたんですけれども、一般会計の補正予算、先ほど下水道のほうでも応札がなくて、3回目にいけたと、このような話があったんですけれども、26年度に繰り越す14億9,000万円。このうち、そういうのがあったのかどうか。事業決定がおくれて、補助金のおりる決定がおくれた。おくれたというのは、いたし方ないですけれども、先ほど部長の説明にもあったんですけれども、業者が多忙でおおむねおくれてきておると。その補助金の関係でおくれてきたやつはこれはもういたし方ないと思うんです。そのもっと前に発注しておるやつで、多忙になっておくれをとるとか、応札がなくて、おくれておるというのは、このうちのどの程度あるのかないのか、1点お伺いします。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  私のほうから全体的なことを申し上げます。まず、先ほど業者等の多忙ということは申しましたのは、大体災害復旧費が主でございまして、ほかのものにつきましては、特に緊急防災・減災事業債を活用した12月補正、3月補正等のものが、大きなものでございまして、災害復旧費につきまして、そのような内容ということで、各部からお聞きをしております。そして、再復旧につきましては、それぞれの部で今現在、詳細をつかんでおりますので、各部長のほうから説明をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(足立義則君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  それでは、まちづくり部が所管しております道路でありますとか、橋梁等に関しまして、御報告をさせていただきます。  3月25日現在でございますが、まず公共土木災害につきましては、災害総件数71件中、契約件数は31件ということになっておりまして、この31件中、入札による落札があった分につきましては18件、あと随意契約によるものが13件というような内容でございます。また、先ほど御指摘のありました入札の不調によりまして、落ちなかったといったようなものにつきましては、不調件数が53件ございます。その他、市の単独災害分につきましては、138件あるんですけれども、このうち完了しております分が、現在で22件といったような状況でございます。  主な要因につきましては、これは生活経済常任委員会等でも御報告を申し上げておりますけれども、まず県・市ともにこういう災害復旧も含めまして、事業件数がかなり多いということが一つの要因でございます。また、二つ目の要因としましては、東日本大震災の復旧復興でありますとか、また、国土強靱化に向けて、公共事業が増加したということで、製品でありますとか、資材が事業者が入手困難な状況に陥っているということが2点目の要因かというふうに考えられます。3点目の要因としましては、一時期の公共事業の減少によりまして、市内事業者におきまして、従業員でありますとか、また、機械等の縮小によりまして、企業体力が低下しておるといったようなことが考えられるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(足立義則君)  芦田農都創造部長。 ○農都創造部長(芦田 茂君)  農都創造部の関係の農地関係の災害復旧でございますが、国の災害復旧の事業に該当するものにつきましては、全体で47件で御報告させていただいておりますが、これは国のほうの予算の内示はこの3月の中旬ということで、これは当然発注できませんので、全部繰り越しをさせていただいております。  一方、市の単独土地改良事業、これは地元で復旧していただく50%の補助を出す分でございます。これの全体の農業施設を含めまして186カ所ということで、箇所数はございまして、3月12日現在の申請で、71カ所いただいております。それ以外につきましては、まだ地元のほうから調整をしておる段階でして、それについては、今後、繰り越した中でできるだけ早く発注していきたいと。先ほど申しました71カ所につきましても、地元のほうで見積もり等はとられておるんですけれども、今現在、完了しておりますのが20カ所ということで、残りの50カ所程度は、現在も地元のほうで業者さんとお話をされておる状況ですので、非常に小規模な災害になりますので、なかなか業者さんもそのところまで手が回らないと。しかしながら、できるだけそういうふうにやりたいというふうなお話をいただいておりますので、地域と協力をしながら、一日も早い完成を目指したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(足立義則君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  済みません。先ほど私、答弁をさせていただきました件数でございますけれども、これは箇所数ということでございますので、箇所数で御理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(足立義則君)  11番、河南克典君。 ○11番(河南克典君)  11番、河南です。  東日本大震災の関係等々で、どことも全国的にそういう傾向になっておるので、業者が少ないということも今、部長が言われたように、できるだけ一日も早い執行ができるように、その辺をお取り組みいただきたいというふうに思いますので、資材がないというやつは、いたし方ないんですけれども、その辺、十分精査して取り組んでいただきたい。  それともう1点、きょう3月25日になるんですけれども、確認ですけれども、特交の額が決まったのかどうか、その辺だけ確認を1点させていただきます。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  特別交付税でございますけれども、当初予算8億2,000万円で予算計上していましたけれども、今聞いておりますのは、決定額が12億5,132万4,000円ということで聞いておりまして、当初より4億の増加ということでいただける予定ということになっております。 ○議長(足立義則君)  11番、河南克典君。 ○11番(河南克典君)  これはほぼ決定した額ですか。確認だけ。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  ほぼ決定した額でございます。 ○議長(足立義則君)  ほかに質疑はありませんか。  13番、栗山泰三君。 ○13番(栗山泰三君)  13番、栗山です。  国庫補助道路整備事業についてお尋ねしたいんですが、西岡屋の工事をされておると思うんですが、それが24年度、25年度の工事ということでお聞きしておりましたんですが、工期が3月31日までということなので、当然それまでには、あの現状を見ましたら終わらないという状況にあります。したがいまして、国庫補助ですので、その分については、補助がされないということになると思い、契約金額よりも。だから、その分が市単独事業ということで、市が財源として持ってくるようになっておると理解しておるんですが、しかし、私も状況を見ておりましたら、ちょっと仕事の段取り等がちょっと遅いなという感じを私は持っておりましたので、その辺のところ、作業業者のそういうところの指導とかも、やはりある面するべき点が多いんじゃないかというような気をしております。仕事が多くて、人員が足りないという面は理解しますが、国庫補助事業であるので、やはり年度内の完成をめどにやる必要があるんじゃないかと思います。いかがですか。 ○議長(足立義則君)  梶村まちづくり部長。 ○まちづくり部長(梶村徳全君)  それでは、ただいまの栗山議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、今回繰り越しをさせていただく分につきましては、これにつきましては、9月補正で西岡屋立町線につきまして、地元からの要望等によりまして、安全施設整備工事ということで擁壁でありますとか、水路工事、そういったものをする分と、それから、それに伴いまして、用地買収、これ6筆程度になるんですけれども、用地の買収費用。それから、それとあわせまして、物件の移転補償費としましてカキの木を移転する費用、こういったものにつきまして、今回、繰越予算のほうで計上をさせていただいております。  それで、先ほど御指摘のありました国庫補助事業分でございますけれども、確かに24年度の繰越事業ということで、25年度内の完成を目途に進めてまいりました。ただし、当初は通学路の安全対策ということで、歩道のみの拡幅を予定しておったんですけれども、地元協議をする中で、車道部分を拡幅する要望でありますとか、また、それにあわせて水路整備をする。また、歩道の法線を整備する。そういったような要望等がございました関係で、そういった協議・調整に不測の日数を要しましたことと、あと用地交渉でありますとか、用地の買収、また電柱の移転等に不測の日数を要しまして、年度内の完了が困難な状況でございます。  したがいまして、一旦この国庫補助事業につきましては、3月末をもって締めをさせていただいて、新たに国庫補助事業等による事業継続を視野に入れまして、事業のほうは継続していきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りますようによろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(足立義則君)  3番、栗山泰三君。 ○13番(栗山泰三君)  そうしましたら、国庫補助事業ということで、継続をしていくという今、御答弁をいただきましたので、それを理解させていただきます。よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(足立義則君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、森本富夫君。 ○2番(森本富夫君)  2番、森本でございます。  25年度の事業費で算定をされた分が繰り越されているという認識をしておるんですが、先ほどの消防の話でないですが、これ25年度は当然消費税5%でこの事業費で見込んであると。26年度、これ繰り越した場合、当然発注のときに消費税が8%になってくると。その差額の3%の費用、14億9,000万円という説明をいただきましたんですが、その辺の3%分の費用はどのような形で来年度、この事業の実施に向けて段取りをされるというか、都合をされるのか、ちょっと確認をしておきたいです。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  今回、今、御説明しましたのは、予算枠でございますので、25年度からの予算枠としての大枠の説明をさせていただきましたので、やはり8%になりましたら、実際契約の段階で契約が8%になりましたら、それぞれ入札減とか、増額とか、さまざまな要因も出てくると思いますので、そのときはやはり精査はさせていただく予定ということになっております。
    ○議長(足立義則君)  田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)  下水道事業関係の長寿命化事業につきましては、消費税法の経過措置の関係で、平成25年9月30日以前の契約になっておりますので、完成が26年度であっても、5%のままでおさまるといったようなことになっております。  以上です。 ○議長(足立義則君)  2番、森本富夫君。 ○2番(森本富夫君)  2番、森本です。  それと逆に考えましたら、市独自のお金をもってかかるという予算も幾らかの説明をいただきましたが、国庫補助等におきまして、この十何億ものお金が25年度から26年度へ繰り越すと、単純的に考えて、そしたら今、この分でどれぐらい篠山市として、資金がこの繰り越し分として手元にあるか。そして、それの運用というか、運用はできへんかもしれませんけれども、膨大なお金で、これ実施までの間、どのような形で資金の管理というか、逆に言えば、少しでも運用を考えてもいいのか悪いのか、ちょっとわかりませんが、国庫補助金等やったら。その辺資金的な、どういう位置づけになっているのか、ちょっと説明をいただきたいと思うんですが。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  まず、今年度、先ほど予算額、繰越額15億7,600万円ということになっておりまして、そのうち一般財源は1億5,531万5,000円というふうになっています。事業というのは、ある程度事業を実施し、それに伴って事業実施、確定したら、国から補助金が入ってくる予定ですので、当初内示はもらっていますけれども、最終的には、そのようなことになっていますので、実際に先に当初からその国庫補助金、今2億ほど、今回の繰越額では2億935万5,000円でございますけれども、先にそれをいただいて、事業をすることはございませんので、そのようなことは御理解をいただきたいなというふうに思っております。それでよろしいでしょうか。 ○議長(足立義則君)  2番、森本富夫君。 ○2番(森本富夫君)  その辺は正直、理解をさせていただいておるんですが、現在その二億何ぼというのがあるということの確認をさせていただきたかったのと。事業がしっかりと行われるまでの資金管理的なことをよろしくお願いしたいということで、終わります。 ○議長(足立義則君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  手元にあるんやなしに、予算枠としてあるということで御理解をいただきたいと思います。あの国庫補助金につきましては。 ○議長(足立義則君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから議案第37号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。再開を、午後1時10分といたします。               午後 0時 6分  休憩               午後 1時 8分  再開 ◎日程第27  同意第1号 損害評価会委員の委嘱につき同意を求めることについて ○議長(足立義則君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第27.同意第1号 損害評価会委員の委嘱につき同意を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提出理由の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程を賜りました同意第1号 篠山市損害評価会委員の委嘱について、提案理由を申し上げます。  篠山市損害評価会の委員につきましては、農業共済事業の共済事項にかかわる損害認定に関する重要事項について、調査・審議をいただいているところです。委員数は24名以内、委員の任期は3年と定められており、現在の損害評価会委員の方々が、平成26年3月31日付をもって任期満了になりますことから、改選をするところです。  委員として、委嘱を申し上げます方々は、お手元の議案書のとおり、篠山市八上下310番地、波多野元治氏ほか23名の方々で、継続でお世話になる方が9名、新しくお世話になる方が15名であります。いずれの方々も農業に精通され、識見豊富な皆さんであります。  どうかよろしく御審議をいただきまして、同意を賜りますようにお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから同意第1号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、同意第1号は、同意することに決定しました。 ◎日程第28  諮問第1号 人権擁護委員の推薦について ○議長(足立義則君)  日程第28.諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提出理由の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました諮問第1号 人権擁護委員の推薦について提案理由を申し上げます。  人権擁護委員は、市長の推薦により法務大臣が委嘱するもので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めることとなっています。任期は、3年で、主な任務は、人権相談や人権侵害事件への対応、人権思想の普及啓発活動などです。  このたびの人権擁護委員の推薦につきましては、現在、人権擁護委員として活躍いただいています薦野多恵子さん、藤本まりこさんの2名の方が平成26年6月30日付をもって任期満了を迎えられるため、これまでの経験を生かし、継続して御活躍いただきたいと考えています。  また、同時期に同じく任期満了を迎えられます五十川美智子さんが退任されますので、後任として西嶋登代美さんを推薦しようとするものです。  まず、薦野多恵子さんは、篠山市高屋にお住まいで、平成18年5月から篠山市教育委員会教育委員として、教育行政にも御尽力いただいております。平成17年7月から篠山市人権擁護委員として在任していただき、さまざまな人権相談、啓発活動に活躍をいただいているところです。  藤本まり子さんは、篠山市今田町休場にお住まいで、昭和42年に湊川女子短期大学を卒業され、同時に同短期大学の助手、助教授として勤務され、平成16年3月に退職され、その後、平成17年7月からは、篠山市人権擁護委員として、さまざまな人権課題の解決に活躍をいただいています。  新たに推薦をしようとします西嶋登代美さんは、篠山市泉にお住まいで、昭和49年に兵庫女子短期大学を卒業され、平成2年までは川西市内の小学校教諭として勤められ、また、平成2年4月からは、退職される平成25年までの間、篠山市内の小学校で教諭として勤められました。その後においても、現在まで篠山養護学校非常勤講師として勤めておられます。これまでの間、地域の学習会などへの参画、また勤務を通してさまざまな相談案件に対応されるなど、多くの経験を積まれているところです。  この3名の方々におかれましては、地域住民からの信望も厚く、人権擁護委員として適任であると考えますので、御審議をいただき、同意を賜りますよう提案をいたします。  以上です。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから諮問第1号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、本件については、これを適任と認めることを議会の意見とすることに決定しました。 ◎日程第29  発議第1号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(足立義則君)  日程第29.発議第1号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、趣旨説明を求めます。  渡辺議会運営委員長。 ○12番(渡辺拓道君)(登壇)  12番、渡辺でございます。  ただいま議題となりました発議第1号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、趣旨説明をいたします。  今回の改正は、三つの常任委員会の所管事務量を考慮するとともに、効率的及び効果的な審査を行うため、所要の改正を行うものでございます。改正内容について、お手元の新旧対照表に基づき説明いたします。  委員会条例第2条第2項について、現行の政策総務常任委員会を総務文教常任委員会と改め、現行、文教厚生常任委員会が所管している教育委員会の所管に関する事項を移管いたします。次に、現行の文教厚生常任委員会を民生福祉常任委員会と改め、現行、生活経済常任委員会が所管している市民生活部の所管に関する事項及び消防本部の所管に関する事項を移管いたします。  次に、現行の生活経済常任委員会を産業建設常任委員会と改めるものでございます。  なお、施行日は、平成26年5月1日といたします。  以上、趣旨説明といたします。  議員各位におかれましては、御理解の上、御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(足立義則君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(足立義則君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  討論なしと認めます。  これから発議第1号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(足立義則君)  起立全員です。  したがって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第30  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件 ○議長(足立義則君)  日程第30.常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件を議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、それぞれ所管事務について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しました一覧表のとおり、閉会中に調査したい旨の申し出がありました。  お諮りします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査とすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立義則君)  異議なしと認めます。  したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の調査とすることに決定しました。  以上で、本日の日程は、全部終了しました。  会議を閉じます。  第93回篠山市議会定例会を閉会します。  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、2月17日の招集以来、本日まで37日間の長きにわたり、終始格別の御精励を賜り、諸議案を審議いただき、いずれも適切妥当なる結論をもって議了できましたことは、市政進展のため、まことに喜ばしい限りでございます。ここに、議員の皆様方の御精励と御協力に対し、深く敬意を表しますとともに、心から厚く御礼を申し上げます。  また、市長を初め、当局の皆様におかれましては、予算の編成から提案までの御労苦は言うに及ばず、各議案の審議に御協力いただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。審査の過程及び一般質問等で述べられました、議員各位からの意見、要望は十分尊重され、今後の市政執行に反映されますよう、強く望む次第であります。  依然として篠山市を取り巻く環境は大変厳しい状況下にありますが、職員一丸となって篠山再生計画を着実に実行していただきながら、市政執行方針で述べられているように、篠山の魅力を伸ばし、定住促進、企業振興と雇用、子育てと教育などに力を注ぎ、「篠山の時代」を築いていただきますよう、お願い申し上げます。  また、議員の皆様方におかれましては、この上とも御自愛いただき、御健勝にて議員活動並びに市政の積極的な推進に御尽力を賜りますよう、お願いを申し上げます。  顧みますと、平成24年4月に市政執行後4回目の選挙が執行されまして、18人の議員となりました。平成24年5月1日の臨時会から本日まで、大上副議長を初め、議員の皆様、市当局の皆様には円滑な議会運営に御協力をいただきましたことに対し、心から感謝を申し上げる次第でございます。議長室には、市民の負託に応え得る議会を目指し、「実現」の二文字をスローガンとして掲げ、議会基本条例に基づく議会報告会の開催、議会災害対策本部設置要綱の制定、またICT化を進めるべくタブレットの導入など、新しいことにも取り組むことができました。これもひとえに皆様方の御支援、御協力のたまものでございます。本当にありがとうございました。  終わりになりましたが、報道関係各位の御協力に対し、厚く御礼を申し上げまして、閉会の挨拶といたします。  続きまして、酒井市長から御挨拶がございます。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、第93回篠山市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期の定例会は2月17日に開会され、本日閉会の運びとなりました。御提案を申し上げました案件は、平成26年度一般会計、特別会計の予算、条例の制定などいずれも重要な案件ばかりでありましたが、大変真摯に御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきましたこと、本当にありがとうございました。平成26年度順調にスタートをすることができ、本当にうれしく思っています。今後とも議会の皆様と市長と、車の両輪として議論や連携を密にし、よりよい政策の実行を通し、市民の皆さんの信託に応えていきたく、考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。  また、代表質問や一般質問で今回も多くの御提案をいただきました。これを大切にし、実行していきたいと考えておりますので、よろしく御指導をいただきたいと思います。また、特に、足立議長におかれましては、議会の皆様の意見を取りまとめ、円滑な市政執行に御活躍をいただきまして、本当にありがとうございました。  さて、本日は、この後人事異動の内示を行いますが、この3月31日付で退職する者が18名、そして4月1日付の新規採用者は合計21名、一般行政職が14名、幼稚園・保育園が2名、消防職4名、医師1名となっており、平成26年度は448人の体制でスタートすることになります。この本会議に出席している者のうち、消防本部の植村消防長、上下水道部の田中部長は、退職ということになりまして、長年にわたる篠山市のための御活躍に感謝をいたしたいと思っています。また、平成25年度から職員一人を南三陸町に派遣していましたが、派遣期間がこの3月までで終了いたします。新たに農都創造部農都政策課の山本一也主査をこの4月から1年間、同じく南三陸町に派遣いたします。山本主査は、家族そろって宮城県登米市に住み、南三陸町復興のために尽力したいと決意を語っています。  このように、平成26年度448人の新しい体制で、そして本日御承認いただきました26年度の当初予算をもとに、議長からもお言葉をいただきました。「篠山の時代」に向け、前進をすべく取り組んでいきます。市長として4年任期の最終年となりますので、精いっぱい取り組んでいきたいと考えていますので、議員の皆様には今後とも市政執行のため、ますます御健勝にて、御活躍をいただきますように、お願いを申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  大変ありがとうございました。               午後 1時24分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成26年3月25日                        篠山市議会議長  足 立 義 則                        篠山市議会議員  植 村   満                        篠山市議会議員  前 田 えり子                        篠山市議会議員  奥土居 帥 心...