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06月03日-01号

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  1. 三田市議会 2003-06-03
    06月03日-01号


    取得元: 三田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成15年第270回( 6月)定例会          第270回三田市議会定例会会議録(第1日)                            平成15年6月3日                            午前10時00分開会               議  事  日  程        日程第1  会議録署名議員指名        日程第2  会期決定        日程第3  諸般報告        日程第4  報告第4号ないし報告第7号              議案第46号ないし議案第50号              (市長提案理由説明)      会議に出席した議員(22名)  1番  関 口 正 人          2番  松 岡 信 生  3番  平 野 菅 子          4番  城 谷 恵 治  5番  藤 原 美津雄          6番  酒 井 一 憲  7番  厚 地 弘 行          8番  今 北 義 明  9番  野 村 弘 子         10番  中 田 初 美 11番  岡 田 秀 雄         13番  家代岡 桂 子 14番  國 永 紀 子         15番  大 月   勝 16番  梶 原 和 代         17番  前 中 敏 弘 18番  馬 場 俊 彦         19番  中 西 博 夫 20番  藤 田 泰 一         21番  福 山 二三夫 22番  今 井   弘         23番  植 田 豊 司      会議に欠席した議員       な  し      会議に関係した事務局職員(5名) 事務局長   仲 内 正 史     事務局次長  山 本 哲 己 事務局次長補佐議事係長)      庶務係長   畑   義 憲        仲   孝之介 事務吏員   千 原 洋 久      説明のため出席した者(22名)     市長            岡  田  義  弘     助役            芳  倉  研  一     助役            竹  内  英  昭     収入役           久  保     定     教育委員長         塩  山     勇     教育長           杉  尾     武     監査委員          泉        昌     企画財政部長        西  田  孝  夫     総務部長          吉  岡  正  剛     生活文化部長        山  本     寛     環境部長          勝  又  意  廣     健康福祉部長        福  西  勝  弘     経済部長          東     建  治     建設部長          中  本     逹     都市整備部長        横  山  晋  平     教育総務部長        清  水  和  雄     教育指導部長        水  船  正  和     消防長           三  輪  耕  作     市民病院事務局長      金  子  宕  雄     水道部長          藤  本  英  樹     総務部次長         高  橋  正  博     秘書課長          辻     正  明 △議長開会あいさつ議長藤田泰一) おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 野山の緑ひときわ目に鮮やかに映え、よく言われております「目に青葉山ホトトギス初鰹」、よき季節となりました。そして、いよいよ本格的な梅雨の季節を迎えようとしております本日、ここに第270回三田市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には全員が出席され、開会の運びとなりました。ここに改めて日ごろのご精励に対し、衷心より敬意を表する次第であります。 さて、今期定例会市長から提出されました案件は、平成15年度三田一般会計補正予算をはじめ条例の一部改正など9件でございます。 なお、会期中には人事案件1件が追加提出されるようでございます。 天候不順の時節柄、暑さもまた日増しに相加わってまいりますが、議員各位には格別のご精励を賜りまして、慎重にご審議の上、それぞれ適切な結論を得られますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。 △開会及び開議宣告議長藤田泰一) ただいまより第270回三田市議会定例会開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 直ちに日程に入ります。 △日程第1 ○議長藤田泰一) 日程第1、会議録署名議員指名であります。会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長より指名いたします。 2番 松岡議員  3番 平野議員 以上2名の方にお願いいたします。 △日程第2 ○議長藤田泰一) 次は、日程第2、会期決定議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会会期は、本日から17日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長藤田泰一) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会会期は15日間と決定いたしました。 △日程第3 ○議長藤田泰一) 次は、日程第3、諸般報告であります。 まず、地方自治法第213条第1項の規定による繰越明許費報告について及び同法第220条第3項の規定による事故繰越しの報告について並びに地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費繰越報告について、関係書類提出がありました。 よって、これが写しをお手元に配付いたしておきましたので、ご了承願います。 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定による平成14年度三田土地開発公社決算について及び平成15年度三田土地開発公社事業計画等承認について並びに平成14年度財団法人三田都市施設整備管理公社決算について及び平成15年度財団法人三田都市施設整備管理公社事業計画等報告について並びに平成15年度三田地域振興株式会社事業計画等報告について、関係書類提出がありました。 よって、これが写しをお手元に配付いたしておきましたので、ご了承願います。 次に、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査の結果について、議長あて報告がありました。 よって、これが写しをお手元に配付いたしておきましたので、ご了承願います。 次に、今期定例会市長より提出されました議案の件名並びに地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職氏名でありますが、お手元に配付いたしておりますとおりでありますので、ご了承願います。 次に、今期定例会提出されました請願書及び陳情書でありますが、お手元に配付いたしております文書表のとおりでありますので、ご了承願います。 なお、請願第16号につきましては、福祉文教常任委員会に付託いたしますのでご了承願います。 以上で諸般報告は終わりました。 △日程第4 ○議長藤田泰一) 次は、日程第4、報告第4号ないし報告第7号、議案第46号ないし議案第50号を一括議題といたします。 これより上程議案に対する市長説明を求めます。 岡田市長                〔市長 岡田義弘 登壇〕 ◎市長岡田義弘) おはようございます。新緑の木々が山々を飾り、初夏の風を受けてさわやかな季節になってまいりました本日、ここに第270回定例市議会開会に当たり、議員各位のご健勝を心からお慶び申し上げますとともに、平素のご精励に対しまして深く敬意と感謝を申し上げます。 さて、多くの市民皆様方から温かいご支援を賜り、平成11年8月8日、市長に就任以来、今日まで、挺身し市政に取り組んでまいりましたが、いよいよあと2カ月余りを残すのみとなりました。 振り返れば、世紀を越える大きな変革・激動の時期に、市民生活の安心・安全の確保を基軸に置いて、さまざまな市民ライフステージにおける質的向上を図るため、教育文化、健康・福祉経済振興、そして地域整備の各般における諸施策、諸事業を積極的に推進してきたところでございます。 特に、現下の厳しい諸課題に対しましては、迅速かつ的確に対処すべく日々我が身を律しながら、ふるさと三田への愛着と誇り、そして何よりも市民方々からの温かい激励を支えに、お約束した一つ一つ施策を検証し、施策のプライオリティーを組み立てながら、今日まで全力で取り組んでまいりました。 その結果、市民の生命と財産を守る医療・保健・福祉推進や、豊かな生活環境創出、快適な都市施設機能、活力ある経済基盤計画的に整え、県内陸部における中核都市として、国・県等公的機関をはじめ関西財界でつくる「関西社会経済研究所」から、関西の2府7県、人口10万人以上の48市の自治体経営総合評価をしたところ、「経営力ある自治体」第4位という高い評価を受けることができました。 これも市民皆様方とともに進めてまいりましたまちづくりに対する大きな成果でありますとともに、さらなる責任の重さを痛感いたしているところでございます。 しかしながら、市政を取り巻く行財政環境は、社会経済情勢や国の構造改革等と相まって、その病根は深く、前途は決して容易ではありません。 私は、総合計画の策定時において、いかに計画に意を用いたとしても、まちづくりは実行してこそ価値を生むものであり、達成してこそ市民がその成果を享受できるものであると、常に述べてまいったところでございます。 私どもの前途には、行財政環境をはじめとする幾多の困難が立ちふさがっておりますが、「清潔・公平・実行の市政市民とともに歩む信頼の市政、活気・活力の市政」を政治信条として、今再び「明日の輝かしい三田」を築くために、全力で邁進してまいる決意でございます。 それでは、本市重要施策への取り組みについてご報告を申し上げます。 まず、三田駅前開発事業に係ります商業ビル整備でございますが、昨今の厳しい社会経済情勢商業環境の変化に対応するため、議会等からのご意見も踏まえ、計画見直したことから、当初の予定より遅延をいたしております。 現在の再開発事業に対する基本的な考え方でありますが、まず第1に、当該ビルに附帯する駐車場やペデストリアンデッキの完成とともに、駅前広場拡張工事駐輪場等整備が順調に進捗し、三田駅前本市中心都市核機能が確実に整い始めている状況であります。 2点目は、3たびにわたる総合計画に貫かれてきたまちづくりの理念は、三田駅前を核としたまちづくりであり、三田駅前という市民の心のふるさとを再生、振興するというまちづくり基本精神であります。 そして何よりも、かけがえのない土地や家屋を提供いただき、権利者皆様生活再建を果たすというまちづくりにかかわった者の遂行責任であるわけでございます。 このような3つの点を基本に、社会環境や市の財政負担等を十分に考慮して、見直し案を策定したところでございます。 その基本方針は、商業ビルとしての方向を堅持しつつ、地下1階の見直しや同ビル集客力と将来の経済発展を図るため、公共公益施設の拡大をしたところでございます。 特に、拡大する公共公益施設は、多様な市民活動や周辺の地域活動支援の場、そして駅前における利便性の高い行政サービスを提供する場として整備をしてまいりたいと考えております。 なお、これらを総称した(仮称市民協働センターは、総合計画に位置づけた「協働まちづくり」を具体的に展開するための拠点施設として、全国に先駆けた機能配置運営形態の構築を目指しております。 当該ビルは、商業部門との複合機能により、その相乗効果によって、本市のシンボルとして多くの皆様方にご利用いただけるものと確信をいたしております。 また、商業誘致につきましても、昨秋の見直し時に一時中断し、困難をきわめておりましたが、現在までに誘致専門のコンサルタントと連携して、核テナントである阪急百貨店、株式会社ワールド出店意向に加え、その他のフロアも含め、権利床と飲食を除いて、約83%について出店意向を確認している旨、報告を得ているところでございます。 いずれにいたしましても、三田まちづくりにとって、もはやその遅延は許されないものと考えており、市の総力を挙げて、平成17年秋には商業ビルをオープンするとの不退転覚悟で臨んでおりますので、議会をはじめ関係各位のご理解とご支援を重ねてお願い申し上げるものでございます。 次に、(仮称総合文化センター建設でありますが、多くの市民方々から、工事着手に向けた期待の声が高まっておりまして、一刻も早くその整備方針案議会に提示できるよう、関係部署に検討を急いでいただいているところでございます。 とりわけ、運営経費等維持管理における経常的な経費削減が大きな課題でありますので、今後の行財政改革取り組み状況を見きわめつつ、あらゆる角度から実施可能な手法を模索しているところでございます。 最後に、本年7月に開催されますアイアーン国際会議について、状況報告をさせていただきます。 現在、日本を含め63カ国、857名に上る方々参加登録を済まされ、三田で開催される初の国際会議に向けて、事務局はもとより、関西学院大学、兵庫県を初め多くの団体・市民皆様方による支援の輪が広がっているところでございます。 今日までの関係各位のご努力に対し、心から敬意を表するところでございます。 しかしながら、この国際会議にかかわるサーズ(SARS)問題に対して、今もって明確な発生原因や有効な治療方法が示されていないことから、市民の不安をぬぐい去ることは非常に困難であります。 開催地市長として、時間的な問題、医学的な問題、そして国際的かつ人権的な問題対応を含め、今決断をしなければならないときを迎えております。 いずれにいたしましても、11万4,000市民生活を守るという、これを最優先に、WHOや国、県、関係機関協議を重ねておりますので、その成案がまとまり次第、議会との協議を経て市民皆様方にご報告申し上げる予定でございますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、5月末の出納閉鎖をもって確定いたしました平成14年度各会計決算の概要を報告させていただきます。 まず、一般会計でございますが、平成14年度は三田市の21世紀まちづくりの指針でございます「第3次総合計画」のスタートという節目の年でございましたが、「まちづくりの主体は市民である」という計画基本コンセプトのもと、本市まちづくりのテーマである「人と自然が輝くまち三田」の具体化に向け、新世紀地域課題として「市民参画協働に対応する施策」「共生社会推進に資する施策」「安全・安心なまちづくり施策」「環境型社会形成に資する施策」等を重点として、「第3次総合計画」のスタートにふさわしい施策について積極的に取り組んでまいりました。 一方、長引く景気の低迷の影響等により国、地方を通じて税収が落ち込む中、国は構造改革を加速させ、地方交付税国庫補助負担金削減するなど、財政環境は非常に厳しい状況でございますが、事務事業執行にあたっては、経費削減をはじめ効率的な予算執行に努めたことから、実質収支黒字を計上することができました。 しかしながら、三位一体の改革もいまだその道筋が見えない中で、交付税補助金の一層の見直しが進むとともに、今後の市税収入の大幅な減少や都市成熟化に伴う諸施設管理経費市債等の償還・扶助費などの増加計画的なまちづくりに伴う財政需要増加など、今後厳しい状況となることが予測されます。 そのため、現在進めております都市経営改革の方策を早期に取りまとめ、平成16年度を改革元年と位置づけ、健全財政を堅持すべく不退転覚悟で臨むものでございます。 また、特別会計では、11会計いずれも黒字決算となっております。 次に、企業会計でございますが、市民病院事業会計及び水道事業会計いずれも累積収支不足となりましたが、市民病院事業会計では、外来収益投薬処方日数増等により伸びを見ているものの、入院収益では昨年4月の診療報酬改定影響により下回ったことにより、医業収益全体では前年度並みを確保することができませんでした。 今後もより一層ベッドコントロール強化による「病床利用率向上」、「在院日数改善」を図るなど、効率的な病院運営市民に信頼される医療の提供に向け取り組み強化をしてまいる所存でございます。 また、水道事業会計につきましては、第9次拡張事業計画的な実施のほか、企業債の借り替え、自己水有効活用など、引き続き事業効率化合理化等経営改善に努めてまいりました。さらに、平成13年7月には料金改定を実施させていただきましたこと等により、平成14年度収支では、昨年度に引き続き黒字を計上することができました。 それでは、このたびの議会におきましてご審議を賜ります案件についてご説明を申し上げます。 まず、平成15年度の補正予算でありますが、一般会計におきまして、国の緊急雇用創出特別交付金事業追加交付により2,647万円の補正、また借地使用による平谷川芝生グラウンド使用開始に向けた防球フェンス等施設整備として1,500万円、また城山体育館の屋根の雨漏り修繕工事として400万円の補正、以上合わせて4,547万円の増額補正をしようとするものでございます。 次に、条例案件でございますが、地方税法の一部改正により特別土地保有税審議会が廃止されることになったことに伴い制定する「三田特別土地保有税審議会条例を廃止する条例」、非常勤消防団員に係る退職報償金支払い額を定める政令の一部改正に伴い、所要の規定整備を行うため改正する「三田非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」など、計4件でございます。 最後に、専決処分事項報告及びこれの承認を求める件でございますが、平成14年度予算関係では、まず一般会計で徹底した事務事業効率化経費削減による不用額を減額するほか、市税等一般財源収入見込み増の一部を減債基金に積み立てるほか、「母子の里」土地売払収入並びに道路整備事業開発者負担金について公共施設等整備基金への積み立てなど、合わせて9,280万円の増額補正及び繰越明許費補正並びに地方債補正でございます。 さらに、地方税法の一部改正に伴い、特別土地保有税の課税の停止等を行うため改正した「三田市税条例の一部を改正する条例」など、計4件でございます。 なお、今会期中に人事案件1件を追加提案いたしたく考えておりますので、ご了承を賜りたくお願いを申し上げます。 以上をもちまして、提出議案説明を終わります。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重にご審議をいただき、適切なるご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。ありがとうございました。 ○議長藤田泰一) 以上で市長説明は終わりました。 これをもって本日の日程は終わりました。 お諮りいたします。 明4日から9日までは議案熟読のため休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長藤田泰一) ご異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 次の本会議は本月10日午前10時より再開し、一般質問並びに総括質疑を行います。 本日はこれをもって散会いたします。                           午前10時24分 散会...