小野市議会 2015-11-27
平成27年第399回定例会(第1日11月27日)
平成27年第399回
定例会(第1日11月27日) ┌────────────────────────────────────────────┐
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│ 第399回
小野市議会(
定例会)
会議録 │
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│ 平成27年11月27日(金)(第1日) │
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│ 開 会 午 前 10時00分 │
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第1
会議録署名議員の指名 藤 原 章
山 本 悟 朗
第2 会期の決定 11月27日(金)〜12月25日(金)
(29日間)
第3 諸報告 (1)
今期定例会に出席を求めた人の
職氏名
(2)本日市長から提出された議案(15件)
(3)
例月出納検査結果
報告書 ( 1件)
議案第58号
市有財産の無償譲渡について
議案第59号 小野市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第60号 小野市
教育委員会委員の任命について
2.
議会提出議案
議選第10号 小野市
選挙管理委員及び
補充員の選挙について
開会 午前10時00分
〜
議長挨拶〜
○議長(
前田光教君) おはようございます。
開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
朝夕とめっきり寒くなり、師走を目前に控え、何かと気ぜわしいころとなってまいりました。本日ここに第399回
市議会定例会が招集されましたところ、
議員各位にはご健勝にてご参集を賜りましたことは、
市政伸展のため、まことにご同慶にたえません。
今期定例会に提案されます案件は、平成27年度会計の
補正予算を初め、条例の制定、
人事案件などの重要なる案件であります。どうか
議員各位におかれましては、格別のご精励を賜りまして慎重にご審議をいただき、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますが、開会のご挨拶といたします。
〜開 会 宣 告〜
○議長(
前田光教君) ただいまから第399回
小野市議会定例会を開会いたします。
〜開 議 宣 告〜
○議長(
前田光教君) これより本日の会議を開きます。
それでは、お手元に配付いたしております
議事日程に基づき、会議を進めてまいります。
これより日程に入ります。
〜日程第1
会議録署名議員の指名〜
○議長(
前田光教君) 日程第1、
会議録署名議員の指名であります。
署名議員は、
会議規則第81条の規定によって議長より指名いたします。
藤原
章議員
山本悟朗議員
以上の両議員にお願いいたします。
〜日程第2 会期の決定〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月25日までの29日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
〜日程第3 諸報告〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第3、諸報告であります。
まず、
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため、
今期定例会に出席を求めました人の
職氏名は、お手元に配付いたしております別紙のとおりであります。
次に、市長から提出されました議案は、
別紙一覧表のとおり15件であります。
次に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月出納検査結果
報告書1件が提出されております。
次に、11月20日の
議会運営委員会までに受け付けました
陳情書は、お手元に配付のとおり3件であります。
以上の件について、それぞれその写しをお手元に配付いたしております。
以上で諸報告を終わります。
〜日程第4 議案第46号〜議案第58号〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第4、議案第46号から議案第58号までの、以上13件を
一括議題といたします。
議案の朗読を省略いたしまして、
理事者側から
提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) おはようございます。
第399回
市議会定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の
皆様方におかれましては、何かとご多用の中、ご出席を賜り、開会の運びとなりました。心から厚く御礼を申し上げます。
さて、今月2日、市民の長年の悲願でありました
小野警察署がついに開署をいたしました。市制61年目にして
警察署ができたことは感無量の思いであり、この場をおかりいたしまして、ここに至るまでの
関係者のご尽力に対し、厚く御礼を申し上げます。
小野警察署は、
刑事生活安全課、
地域課、
交通課などの6課体制の約80人規模で、署内には
県内5つ目の拠点となる
機動鑑識隊の
北播方面班が置かれ、24時間体制で
北播磨5市1町だけではなく三田、丹波、篠山市などをカバーされるほか、県内では5カ所目となる
女性専用の留置場も設けられております。これまでにはなかった
北播磨地域における
広域連携の拠点としての小野市の位置づけが、こういった面においても鮮明にあらわれております。
小野市は他市に比べて決して犯罪が多いというわけではなく、これまでから他市に先駆けて市の
オンリーワン施策として
警察官OBによる専門の
パトロール員と
パトロール車を配置いたしまして、いわゆる青パトでありますけども、
市内全域を巡回するなど、安全・安心の
まちづくりを推進してまいりました。その結果、市内の
刑法犯認知件数は、
パトロール開始前の平成15年と比べますと、既に
皆様方もご承知のとおり実に63%も減少し、まさに見える成果となってあらわれております。
また、来年1月には、その東隣に安全・安心の
拠点施設として小野市
安全安心センターが、さらには
神戸電鉄小野駅前には王子町から、今あるこの
警視派出所でありますけど、その王子町から移転する
小野駅前交番も完成する予定であります。
交通安全協会や
防犯協会などの
皆さん方との連携も図りながら、市民の皆様のさらなる
体感治安の向上を目指してまいりたいと考えております。
この
小野警察署が新設されたことで、小野市において市民の安全・安心のための3つの拠点がようやく整いました。1つには防災の拠点となる小野市の、いわゆる消防署も併設しております小野市
防災センター、そして2つには
地域医療の安全を守る拠点である
北播磨総合医療センター、そして
防犯対策の拠点である、先ほど申し上げました
小野警察署であります。これら
都市基盤である3つの安全・安心の柱を基軸に、さらなる安全・安心のまちを実現してまいりたいと考えております。
そして、来年の8月には、
県道三木宍粟線粟田橋が完成をいたしまして、
エクラやホテル、
警察署などの
都市機能が集積した、いわゆる
シビックゾーンへの
アクセスが回復するとともに、平成28年度末には新
都市中央線の、いわゆる
北播磨総合医療センターと、そしてあ
おの病院が立地するところでありますが、その新
都市中央線の全線の
供用開始をいたしまして、それが
工業団地へ入って、それが三木へ抜けると、そういう
使用開始、また
東播磨道、いわゆる加古川から上がってきてる道でありますが、
東播磨道、一方ではいわゆる
南北道路であります。この
東播磨道の整備に伴い、
交通ネットワークも一層充実をしてまいります。
また、旧KDDIの跡地であります
浄谷黒川丘陵地では、
小野市初の本格的な、いわゆるタータン
トラックでありますけど、400メートルの
陸上競技トラックを有し、サッカーなどもできる
多目的運動広場の整備も進めており、間もなくその形が見えるようになってまいります。ご承知のとおり、その場所には今、野球場が整備されております。その上に
陸上競技の400メートルの
トラックが設置されているということになります。そういった形が目に見えてきます。
加えて、
市民サービスを担う拠点としての
市役所庁舎の建てかえにつきましても、さきの9月
定例議会の場において、その決断をいたしました。早速、
今期定例会にて
基本計画策定と
用地購入に係る費用として4億1,000万円の
補正予算を計上させていただいております。4億円強の
用地取得でありますが、建てかえによって、もし建てかえしないで今のまま、この小野市が借地でいきますと、約50年間の
耐用年数で12億円の費用がかかるわけでありますけども、そうすると
土地取得が4億円でありますので、差し引き8億円が削減されることであり、加えてこの跡地も新たな開発ということになろうかと思いますので、結果としてほぼ同様以上の、つまり、新たな土地を取得する以上のいわゆる
経済効果が発生するということで、新たなまちが出現するということになるということを改めて申し上げたいと思っております。
同時に既に発表しておりますように、これは市民の、1つには
利便性、2つには
一定規模の土地の確保、3つには将来発展の
可能性等も考慮して、図書館や
エクラ、
警察署などが立地する
シビックゾーンエリアで整備を進めていく予定であります。市民の皆様のご意見もお伺いしながら、小野市の新しい今後50年の
方向性を示す
ビッグプロジェクトに対してスピーディーに
チャレンジをしてまいりたいと考えております。ここで申し上げておきたいのは、当初、議員のご質問に対して概要を申し上げました。これから、いわゆる市庁舎の建設に対する詳細なことにつきましては、十分、議員の
皆様方、そして同時に当然市民のご意見も伺いながら、本来あるべき50年先を見据えた新しい時代の庁舎はかくあるべしというものを、きっちりとつくり上げていきたいと思うところであります。
いろいろありますが、このように非常に元気にさまざまな事業をやってるように見える小野市でありますが、客観的に見れば、ようやく他の
都市並みに
都市基盤が整い、新たな
まちづくりへの
スタートラインに立つことができたということでありまして、これが完成すれば何か小野市は目的を達成したように勘違いされると困るわけでありまして、実はやっと
都市基盤が整ったんだということでありますので、まさに新たな
スタートラインであるということであります。
これからこの
スタートラインに立った小野市という骨格にどう肉づけをして、また、どう血を通わせていくということが重要であります。
箱物行政をやっていって、そこにどう命を吹き込むかということであります。いよいよこれからは国が進める
地方創生の
実行段階に入りますが、小野市においても新たな価値観の創造と輝く未来への挑戦を
基本理念とした小野市
総合戦略を実行に移してまいりました。
先般、報道でも小野市の
総合戦略についての概要が発表されておりますから、ご記憶には新しいと思います。一昨日、その小野市
総合戦略を先ほど申し上げましたように公表したところでありますけれども、国の推計では、
人口減少、超
高齢社会の
本格化によりまして2050年には日本の人口は1億人を割り込み、現在1億2,700万人でありますが、これが1億人を割り込み、
居住地域の6割以上で人口が半分に減る。つまり、小野市ではあれば約2万5,000人に減ると、こういうことであります。そういう人口が2分の1以下になると想定されております。
小野市においても、平成16年の総人口5万653人をピークに、平成22年以降は人口が減少に転じておりまして、25年後の2040年には人口は約4万3,000人に、さらに45年後の2060年には3万5,000人にまで減少すると推計されております。
その中で、小野市においては2060年の小野市の人口を推計より約3,000人多い、3万8,000人にするという
人口ビジョンを描いているところでありますが、全国的な
人口減少という大きな流れの中で、他市等で見られるような、現在の人口より多くなるといった夢を描き、心意気や願望を示すことが今求められている
まちづくりではないということであります。現実を直視し、ある意味では割り切る中で人口が減ってもそこに住む人が幸せであるという市をつくっていくということが基本的なスタンスということであります。
行政もまさに経営であり、現状をきっちりと分析した上で、人口が減るということをネガティブではなくポジティブに捉えて、人口が減っても活力を失わない、身の丈に合ったまちの再編へ向け、将来のあるべき姿をしっかりと見きわめていくことが重要であると考えております。
いわば、
地方創生の本質は、いま一度それぞれの地域における魅力というものを見詰め直すことにあります。小野市においては看脚下、すなわちしっかりと足元を見るということでありますが、これまでから国に先駆け、積極的に取り組んできた
子育て支援や
教育環境の充実、また、安全・安心なまちの創造こそが、いわば
小野市流地方創生であり、いわゆる
画一的横並びの、どこもがやってるような
地方創生の
総合戦略は立てないということであります。そういうことから、さらなる
子育てや教育にも重点を置きつつも、確実に進行する超
高齢化を見据えた
実効性のある
取り組みを理念と情熱を持って一歩一歩着実に実施してまいりたいと考えております。先般の
記者会見でも話を申し上げたんですけど、
子育て支援の本質は
高齢化社会への私たちの
取り組みであると。つまり、
ダブルケアという社会の中においても
高齢者戦略をきっちりと整えない限りは、例えば女性が働くとしてもおじいさん、おばあさんの面倒を見ながら
子育ても
両方ダブルでケアする時代ではない、また、できない時代が来てるということです。ゆえに
高齢者対策をきっちり持つということが結果として若い女性が職場に復帰したり、あるいはこれから人口が減っていく中で女性の力を、いわゆる
労働生産人口として組み入れていけるかどうかが日本の命運がかかっていると、こういっても過言ではないということで、小野市の場合は
子育て支援はどこよりも先んじてやってきているわけでありますけども、それは重要視しながらも
高齢者対策をきっちりとやらなかったら、
子育て支援の、実は本質を見抜くことはできないということをしっかりと認識をしていただきたいと思うところであります。
こういった小野市のこれまでの
取り組みに対しまして、
全国各地、全都道府県から
行政視察や問い合わせも相次いでおり、間もなくその件数が1,000件に達するところであります。何も1,000件も来られたから小野市の自慢話をしてるわけじゃなくて、そういう応対をして視察を受けることによって職員の、また、いわゆる
質疑応答に対するレベルアップを図ることになって、同時に職員のいわゆる
自己研さんにもなるわけでありますから、同時に私たちの
軌道修正もそこで学ぶことになるということでありまして、決して私たちがやっている
教育行政、
行政経営等をこんなことやってるから、小野市を見習いなさいなんて、偉そうにそういうPRするっていうことじゃなくて、みずからをもってそういう対応をすることがオン・ザ・ジョブ・トレーニングに、より仕事を通じて訓練をしていく場であるというふうに私たちは視察というものを受けてる。それが1,000件になってきてるということは、ある意味では私たちとしては自信を持って対応していけばいいと、こう思っております。
一方、
総務省が主催し、全国1,700もの
自治体が登録する
移住者専門サイト、
全国移住ナビのスタートアップキャンペーンにおいて、小野市の
サイトへの
アクセス数が
ローカルホームページ部門で全国第2位で、プロモーションのいわゆる
動画部門で全国第4位と、ともに全国1,700の
自治体中第5位内に入り、先日、
高市総務大臣から
総務大臣表彰を受けたところであります。これにかかわった職員もそうでありますし、小野市のささやかな
取り組みであるように見えますけども、でも、やるべきことはやったという私はしっかりとした職員のレベルを評価したいと、こう思っております。
小野市の
サイトには、1つには、医療、
子育てなどの
移住者が興味を持つ項目を中心に情報が非常に豊富であったという評価をいただいております。2つには、地域の魅力を伝える
写真等が多数紹介されて、いわゆるビジュアルに伝わるということが評価されたものであります。特に大都会からの
アクセス数が多かったということでありまして、意外に
小野市民よりも、
小野市民以外の人のほうが小野市の内容を詳しく知っていらっしゃる方がふえてきたということであります。
そういったことも私たちの
取り組みが明快に表彰という形で実現したということでありました。見える成果を問うということに対しては、明快な、私は結果としては成果が出たと。問題はこれをどう生かしていくかということがあろうと思いますけども、これも一つの
チャレンジだったと、こう思うところであります。こういったことが我々の取り組んできた
方向性には間違いはなかったということのあらわれであろうと考えております。
その基本になるものは、どんなに
社会情勢が変わろうとも決してぶれない理念、これを持ち続けるかどうかであります。まさにこれからが真のスタートであり、今後も我々の目指す「
住むならやっぱりおの」の実現に向けて、次世代へつなぐ新たな
まちづくりへの
チャレンジを行ってまいりたいと考えてます。
さて、来月12月6日には、第2回
小野ハーフマラソンを開催いたします。
全国各地より約5,000名ものランナーからの申し込みをいただきました。
マラソン大会の開催に当たっては警察や、そしてまた自衛隊の方々を初め、小野市
連合区長会、
小野商工会議所、市内の各企業や、あるいは
地域づくり協議会など、数多くの団体にもご協力をいただいております。さらには1,000名以上のボランティアや多くの市民の皆様の沿道での声援など、まさに市民の皆さんとの協働による
小野市民のおもてなしを存分に味わっていただき、記録だけではなく、小野市の魅力を含め、記憶に残る大会にしてまいりたいと考えております。
小野まつりもまさに市民みずからが立ち上がって、祭りを通して小野を変えようと、それをもって私たちのにぎわいづくりが誇りづくりになり、誇りづくりからが愛着づくりになると同じように、この
マラソン大会を通じて何が成果として出るかと。もちろんマラソンに参加していただいて、走っていただくことも大事でありますけども、もっと大事な価値というのは、それはまさに1,000名を超える多くのボランティアが皆一丸となって、それに参加していくと。この参画の精神こそがこれからの財政厳しい状況の中での新たな日本の姿であり、加えて小野市の進むべき道の明快な理念の実践であると、このように一つマラソンをもう一つの側面からしっかりと見ていただきたいと思うところであります。
また、あす28日の土曜日には、小野地区
地域づくり協議会の主催で、市役所前の広場においてクリスマス・イルミネーション点灯式が行われます。既に12回目となる冬の風物詩として定着してまいりますこの事業でありますが、これも先ほど申し上げたように市民みずからの手により小野市が元気なまちであることを内外に発信していくとともに、地域力、市民力を醸成するための仕組みづくりであると。私たちの小野まつりしかり、それから先ほどの
マラソン大会しかり、そしてこのようなイルミネーションしかり、要は行政主導ではなく、地域力、市民力を問う。これが、小野市流のまさに協働と参画の実践の場がこういう形、見える形で成果として出てきていると。これを推進するその下支えするのが我々行政マンの責務と使命であると、このように理解をしているところでございます。
このように熱意を持って活動される市民の皆さんには、改めて深く感謝を申し上げますとともに、これからのいわゆる先ほど申し上げましたにぎわいづくりというのが小野市のまさに誇りづくりとなって、その誇りづくりが地域を愛する愛着づくりへ、この3つづくりへの実践を徹底してやっていくというのがこの小野市の行政経営戦略の柱であるということを十分ご理解いただきたいと思うとこです。
これまで幾度となく申し上げてまいりましたが、もはや行政が全てを担っていく時代ではありません。
人口減少社会の中にあって縮小していく
自治体を支えるものは、前向きに我がまちをつくりかえようという市民みずからの発想と熱き思い、そして情熱であります。
さらにはこれまで市民の皆さんからいただいた市長への手紙を初めとした約1万4,000件のご意見や、毎年約1,000件近く出される職員提案などの意見をどう具現化していくかといったことも含め、行政と全ての市民の皆さんとが一体となって知恵をどう絞っていくかということが求められているところであります。
議員の
皆様方とともに小野市の総力をもって、小野市の発展、そして「
住むならやっぱりおの」の実現にご支援、ご協力をお願い申し上げたいと思います。
さて、話はころっと変わりますけれども、先日、ラジオ関西の「三上公也の情報アサイチ」生放送に出演させていただきました。もう朝が早いもんですから私は大変だったんですけども、その際に、現在NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のいわゆる娘婿、きょうも「あさが来た」を見たんですけど、二人の間には亀子さんという子供が生まれるはずなんですけど、なかなか生まれないって、いつになったら生まれるんやと、その生まれる娘さんの婿さんが小野藩主の、いわゆる一柳藩の藩主の若さんというエピソードを紹介させていただきました。本来はああいう「アサイチ」の三上さんの番組というのは、小野市が人口何ぼで、面積が何ぼで、どういう歴史で、そろばんと花のまちって、そんなことを宣伝する場所なんですけども、それを一切やめまして小野市の歴史をひもときながら小野市の行政手法とか理念とか、思いとかいうのをどちらがディレクターで、どちらがアナウンサーで、どちらがゲストとして呼ばれたかわからないようなことでございましたけども、フルに生放送に参加して小野市の発信をしてまいりました。
話をまた戻しますけども、今月、広報おのにも掲載しておりますが、皆さん様もご承知のとおり主人公、あさのモデルは、大阪の豪商、加島屋の女主人で、後の大同生命を創業しまして、日本女子大学の創立にかかわった、いわゆる広岡浅子でありますが、その浅子の娘が亀子と、もういつになったらできるんや、もう間もなくできるはずなんですけども、亀子さんでありまして、その亀子の旦那さん、夫であるのが恵三さんって、この恵三さんって今でいう東京大学出られて、なかなか優秀な方だったんですね。これが一柳藩最後の藩主の一柳末徳の次男であります。さらにその浅子さんの間にできる亀子さんと結婚する恵三さんの妹さんというのは、いわゆる神戸女学院とか、あるいは関西学院等も含めた日本のありとあらゆる、近江兄弟社をつくったあの建築家ヴォーリスと結婚した一柳満喜子であるということです。
先般も大同生命の社長になられた方がコメントを、このことを言っておられました。したがって、こんな場で申し上げるのもなんですが、できることなら大同生命の社長と私は面談をして小野市との歴史をしっかりと話をしてきて、営業本部長としての仕事はしてきたいないと思って、こう思っておるとこでございます。秘書を通じてアポイントとれという話をしたいとは思っておりますけども、いずれにしましてもちょっとしたきっかけが小野市の情報発信になるんであって、ありとあらゆることに皆さん全員とともに、小野市の発信のために頑張っていただきたいと、こう思っております。こういうことを機会に小野一柳藩と、そしてヴォーリスという建築家と、そして「あさが来た」のそういう、いわゆる大同生命会社をつくった経緯とか、そういったことに対して歴史に興味を持っていただくというのは、結果としては小野市に対するそういった愛着につながっていくんではないかと思います。
先般もこの小野市、小野の一柳藩というのはいわゆる伊予、西条市ですね。伊予、西条市から移封してきたわけでありますので、伊予、西条の市長さんともそういう話をしておりましたと。あるいはまた近江兄弟社の関係あるっていうんで近江八幡の市長ともそういう話をさせていただきまして、そういうネットワークをつくっていただきたいなと、こんな思いです。外国との姉妹都市というのもなんですけど、瀬戸内海という海を越えた姉妹都市戦略というのもあってもしかるべきだというふうに発想は、そういうようにいろいろ考えていけば、夢は描けるということです。
脱線ばっかりしておりましてまことに申しわけありませんが、こういったことも小野市を全国に発信できるいい機会であるとということでありまして、歴史をひもとくことで小野市に住んでおられる方々、地域の魅力を発見することにもなると考えております。ぜひ
皆さん方にも小野市の魅力をさまざまな機会を捉えて発信していただきたいと思うところであります。
最後になりますが、
今期定例会に提出いたしております議案でございますが、現庁舎建てかえに係る経費や地元要望に基づく防犯カメラや、あるいは防犯灯の設置に係る経費等の
補正予算を初め、来年1月にオープンする小野市
安全安心センター、これはよく市民からも問われますんですけども、あれ何って言われるんですが、あれは
交通安全協会とか
防犯協会とか、いわゆる警察と連携するボランティアの拠点が
警察署の横に今建設中ということであります。その東っ側に庁舎が建設されるということになるわけであります。したがって、セレモニーホール、
警察署、市民
安全安心センター、庁舎というぐあいに、東に向かって左っ側はそうなります。右っ側のほうはいわゆるイオンと、それから銀行と、それからホテルと、それからバンケットホールと
エクラホールと図書館とこういう形に道路を挟んだところは一つの集積地になるというように、ひとつご理解いただきたいと思うところであります。
そういうことで、この
安全安心センターの設置とそれに関する条例の制定議案など、
補正予算に係るものが4件と、条例の制定及び一部改正に係るものが8件、
市有財産の譲渡に係るものが1件と、
人事案件の2件の計15件であります。なお、
定例会中に追加議案の提出も予定いたしておりますことを申し添えます。各議案の詳細につきましては、それぞれ担当者から説明いたしますので、ご審議、ご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
前田光教君) それでは、議案第46号の
提案理由の説明を
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(小林昌彦君) 議案第46号 平成27年度
小野市一般会計補正予算(第3号)について、
提案説明をいたします。
議案書の46ページであります。
今回の補正は、新庁舎建設に係る経費を初め、防犯カメラの設置や防犯灯LED化に係る経費、7月の台風11号による農地・農業施設の災害復旧費、職員提案制度において提案のあった観光資源活性化事業に係る経費、人事院勧告等に準拠して実施いたします給与改定に伴う人件費等を補正しようとするものであります。
第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の総額に歳入歳出それぞれ5億4,830万円を追加し、予算の総額を199億9,340万円にしようとするものであります。
第2条 繰越明許費は46ページの4、第2表に記載のとおり、小野
警視派出所解体等整備事業など4件の追加。
第3条 債務負担行為の補正は46ページの5、第3表に記載のとおり、市民研修センター敷地賃借料について、固定資産税相当額の変更増であります。
第4条 地方債の補正は46ページの6、第4表に記載のとおり、新庁舎建設事業に係る追加と、次項、次ページ、46ページの7、臨時財政対策債など、2件の限度額を変更しようとするものであります。
次に46ページの1、第1表 歳入歳出
補正予算の概要について説明をいたします。
まず、歳入でありますが、款11 地方交付税は、確定見込みによる増。款13 分担金及び負担金は、農林施設災害復旧に係る分担金の増。款15 国庫支出金は、選挙権年齢の引き下げに伴う選挙人名簿システムの改修費補助金の増。款16 県支出金は、地域密着型サービス施設の整備等に伴う地域介護拠点整備補助金や農地中間管理機構集積・集約化に係る農地利用集積事業補助金等の増であります。款19 繰入金は、新庁舎建設に伴う公共施設整備基金繰入金の増と、財政調整基金の繰入金による財源調整。款22 市債は、新庁舎建設や災害復旧事業、臨時財政対策債の増であります。
次に46ページの2、歳出であります。款2 総務費は、新庁舎建設事業の追加や地元要望に基づく防犯カメラの設置及び防犯灯LED化推進事業の増額、選挙権年齢の引き下げに伴うシステム改修費の追加などであります。款3 民生費は、地域介護拠点整備に係る補助金の増額。款5 農林費は、農地中間管理機構集積・集約化に係る補助金の増額。款6 商工費は、ジャンボそろばんを活用した観光資源活性化に係る事業費の追加。款10 災害復旧費は、台風11号による農地・農業施設に係る災害復旧事業経費の追加などでございます。
なお、詳細につきましては46ページの8以降に記載しております歳入歳出
補正予算事項別明細書をご高覧願います。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、議案第47号及び議案第49号の以上2件を
市民福祉部長。
(
市民福祉部長 登壇)
○
市民福祉部長(安田和男君) 議案第47号 平成27年度
小野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、
提案説明をいたします。
議案書の47ページであります。
第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ50万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ68億550万円にしようとするものであります。このたびの補正は、国の人事院勧告に伴う給与改定に基づき、職員給与費等を補正しようとするものであります。
次に、47ページの1、第1表 歳入歳出
補正予算について、説明いたします。
まず、歳入でありますが、款9 繰入金は、給与改定に伴う職員給与費等の更正による一般会計繰入金の増額補正であります。
次に、歳出でありますが、款1総務費は、給与改定に伴う職員給与費等の更正による総務管理費の増額補正であります。
なお、詳細につきましては47ページの3以降の歳入歳出
補正予算事項別明細書をご高覧願います。
次に、議案第49号 平成27年度
小野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、
提案説明をいたします。
議案書の49ページであります。
第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ10万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ5億130万円にしようとするものであります。このたびの補正は、国の人事院勧告に伴う給与改定に基づき、職員給与費等を補正しようとするものであります。
次に、49ページの1、第1表 歳入歳出
補正予算について、説明いたします。
まず、歳入でありますが、款3 繰入金は、給与改定に伴う職員給与費等の更正による一般会計繰入金の増額補正であります。
次に、歳出でありますが、款1 総務費は、給与改定に伴う職員給与費等の更正による総務管理費の増額補正であります。
なお、詳細につきましては、49ページの3以降の歳入歳出
補正予算事項別明細書をご高覧願います。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、議案第48号を
市民福祉部参事。
(
市民福祉部参事 登壇)
○
市民福祉部参事(松井 孝君) 議案第48号 平成27年度小野市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、
提案説明をいたします。
議案書の48ページであります。
第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ100万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ37億3,360万円にしようとするものであります。このたびの補正は、国の人事院勧告に伴う給与改定に基づき、職員給与費等の補正を行うものでございます。
次に、48ページの1、第1表 歳入歳出
補正予算について、説明いたします。
まず、歳入でありますが、款3 国庫支出金、款4 支払い基金交付金及び款5 県支出金は、地域支援事業費で予算措置する職員の給与費等の補正に伴う地域支援事業交付金等の更正によるもの。款7 繰入金は、総務費及び地域支援事業費で予算措置する職員の給与費等の補正に伴う一般会計からの繰入金の更正によるものでございます。
次に、歳出でありますが、款1 総務費及び款3 地域支援事業費は、給与改定に伴う職員給与費等の補正によるものでございます。款5 基金積立金は、介護保険給付費準備基金への積立金の所要額の見直しによる補正。款7 諸支出金は、第1号被保険者への保険料還付加算金の増額による補正であります。
なお、詳細につきましては、48ページの3以降の歳入歳出
補正予算事項別明細書をご高覧願います。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、議案第50号、議案第52号から議案第56号及び議案第58号の以上7件を
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(小林昌彦君) 議案第50号
小野市個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の制定について、
提案説明をいたします。
議案書の50ページでございます。
この議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が平成27年10月5日に施行され、平成28年1月1日から利用が始まることに伴い、番号法第9条第2項に基づく個人番号の利用及び同法第19条第9号に基づく
特定個人情報の提供について、必要な事項を定めようとするものであります。
その主な内容でありますが、番号法においては、現時点で規定されている社会保障や税、災害対策などの分野における97の法定事務の処理の範囲内において
特定個人情報の利用及び提供が認められておりますが、法定事務以外に個人番号を利用しようとする場合や、同一機関内での情報の連携及び同一地方公共団体内での他の機関、例えば市長部局と教育委員会などでございますけども、との情報連携する場合については規定はされておらず、その旨を条例で定めることにより、その利用や他の機関への提供が可能となることから、その事務の種類と連携を行う
特定個人情報の内容を具体的に規定しようとするものであります。
具体的な内容につきましては、条例の別表第1において、個人番号の独自利用を行うこととなる法定事務に準じた事務、例えば外国人の生活保護に関する事務や就学援助に関する事務などの種類を規定し、別表第2において、庁内連携を行う独自利用事務及び
特定個人情報の種類を、別表第3において、教育委員会と機関連携を行う独自利用事務及び
特定個人情報の種類を規定をしております。
なお、この条例の施行は、番号法の利用開始に合わせて平成28年1月1日から施行することとしております。
次に、議案第52号から54号まで、
一般職の職員の給与等、それから
特別職の職員の給与及び議会の
議員報酬等に関する条例の一部の改正する条例の制定について、一括して
提案説明をいたします。
議案書の52ページから54ページまでであります。
これらの議案は、人事院の給与勧告等に準じて給与改定を行うため、関係条例の規定の一部を改正しようとするものであります。
去る8月6日に人事院は、国家公務員の給与につきまして、昨年度に引き続き、民間賃金引き上げの動きを反映して、月例給及び勤勉手当等の引き上げを勧告いたしました。
まず、議案第52号
一般職の給与について、人事院勧告に準拠して改正する主な内容は、若年層を重点的に給料の平均0.4%の引き上げ、勤勉手当の支給率の0.10月分の引き上げ、また、災害への対処等のため、平日深夜や週休日等において管理職の勤務に対し支給する管理職員特別勤務手当の新設などでございます。また、地方公務員法の改正に伴い、職務の級及び基準となる職務を明確にするため、等級別基準職務表を条例に明記しようというものであります。
次に、議案第53号、議案第54号の、
特別職及び市議会議員の期末手当につきましても、
一般職と同様に、本年度から年間0.10月分引き上げようとするものであります。これらの条例について、本年度に係る改正は公布の日から施行し、給料の改正は平成27年4月1日から適用し、期末勤勉手当の改正は平成27年12月1日から適用しようとするものであります。また、管理職員特別勤務手当の改正、地方公務員法の改正に伴う等級別基準職務表等の改正は、平成28年4月1日から施行しようとするものであります。
続きまして、議案第55号
小野市消防団員等公務災害補償条例及び議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明をいたします。
議案書の55ページであります。
被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が平成24年の8月に公布され、その一部が本年10月1日から施行されたことに伴い、共済年金制度が厚生年金保険制度に統一されました。このたびの改正は、この年金制度の統一化による地方公務員災害補償法施行令の一部改正に準拠し、公務災害補償による傷病補償年金などに合わせて障害厚生年金等の支給を受ける場合に、補償額を調整するものなどでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行し、平成27年10月1日から適用しようとするものであります。
次に、議案第56号
小野市税条例等の一部を改正する条例の制定について、
提案説明をいたします。
議案書の56ページであります。
このたびの市税
条例等の改正は、主に地方税法の一部を改正する法律などの公布に伴い、改正を行おうとするものであります。改正の主な内容は大きく4点ございます。
まず1点目でございますが、番号法、いわゆるマイナンバー制度の施行に伴い、税制事務における各種申請、申告、届け出書等に記載が必要な項目にマイナンバーを追加するというものでございます。
次に2つ目ですが、旧3級品たばこ税の特例税率の廃止と、廃止に伴う経過措置を整備しようとするもので、旧3級品たばこのエコー、わかばなどの6銘柄には軽減税率が適用されておりましたが、このたび廃止されることになり、4年間で段階的に通常税率に引き上げるものでございます。
次に3つ目ですが、地方公共団体に対する寄附金、いわゆるふるさと納税について、税務申告手続の簡素化を創設するもので、確定申告などをすることなく、納税地の住民税を寄附金控除により減額できる仕組みを構築するものであります。
最後にこの条例の4点目でございますが、軽自動車税のグリーン化特例により、軽減税率を導入しようとするもので、電気自動車や排気ガス規制において一定の環境性能を有し、平成27年中に新規取得した新車の軽四輪等について、28年度の税率に限り、その燃費性能に応じたグリーン化特例として75%、50%、25%の3段階の軽減を行うものであります。
最後に、議案第58号
市有財産の無償譲渡について、
提案説明をいたします。
議案書の58ページでございます。
本議案は、
市有財産である土地を、地域での有効活用が図られるよう、地元自治会に無償譲渡しようとするものであります。
当該市有地は、昭和47年に鹿野町から原田野地区圃場整備事業及び平池改修工事に係る地元負担金のかわりに町有地を寄附する申し入れがあり、昭和47年9月開催の第138回
市議会定例会で寄附受納について可決され、取得したものであります。その後、圃場整備事業及び平池改修工事の完了に伴い、昭和61年7月に小野市へ所有権移転をしました。造成工事等を行い、当該地の利活用及び処分を含め、検討を重ねた結果、平成13年11月に公募による売り払いを実施し、池の堤体部分1,151平米を除く北側1万3,849平米を隣接地の民間企業へ売却をいたしました。この残った堤体部分は、池の管理用道路として引き続き市で所有し、管理を行ってまいりましたが、このたび、平成27年9月29日付で地元自治会長から、池と一体的に町が管理したいため、当該地を無償譲渡してほしいとの要望書が提出されました。市といたしましては、地元が池の管理を行ってきた歴史や土地の形態、一体的な管理による効率性など、多様な観点から総合的に検討した結果、当該市有地を地元鹿野町自治会に無償譲渡しようとするものであります。
なお、譲渡の時期につきましては、平成28年2月1日を予定をしております。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、議案第51号を
市民安全部長。
(
市民安全部長 登壇)
○
市民安全部長(石田 充君) 議案第51号 小野市
安全安心センターの設置及び管理に関する条例の制定について、
提案説明をいたします。
議案書の51ページであります。
この議案は、兵庫県
小野警察署の開庁に合わせて、隣接する区域で整備を進めております小野市
安全安心センターについて、来年1月に完成する見込みであることから、当該施設の位置、業務及び管理運営上の基本事項などを条例において定めようとするものであります。
この小野市
安全安心センターは、
小野警察署との連携が深い小野
交通安全協会、小野
防犯協会、(仮称)小野自家用自動車協会の業務を当該センターに集約化し、
市民サービスの向上を図るとともに、交通安全や防犯活動などの拠点となる施設であります。
具体的な内容といたしましては、第1条において、当該
安全安心センターを交通安全対策及び防犯活動推進の拠点として設置することを定めるとともに、第2条から第4条までは施設の位置、業務内容等を規定し、第5条で開館時間を原則、午前9時から午後5時までとすること、第6条で休館日を土曜、日曜、祝日及び年末年始とすることとしております。また、このほかには、施設の使用に当たっての許可等の基準、基本事項などを定め、施設の使用料等につきましては、行政財産の使用許可に関する使用料条例の規定によることとし、会議室の使用に関しては無料としているところであります。
なお、この条例は、
供用開始日が決定次第、別途規則で定める日から施行しようとするものであります。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、議案第57号を
地域振興部長。
(
地域振興部長 登壇)
○
地域振興部長(橋本浩明君) 議案第57号
小野市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明をいたします。
議案書の57ページであります。
この議案は、平成27年11月2日に兵庫県
小野警察署が開署をしたことに伴い、本条例中、市営住宅入居者等に関する意見聴取の相手方として兵庫県社
警察署長と定めていた部分について、改正しようとするものでございます。
本条例第45条に規定する市営住宅入居者及び入居予定者について、暴力団員であるか否かを意見聴取する相手方は兵庫県社
警察署長と規定しておりましたが、兵庫県
小野警察署の開署に伴い、意見聴取の相手方が兵庫県
小野警察署長となることから、兵庫県社
警察署長という表記を兵庫県
小野警察署長に改め、条例内容を現状に沿ったものに改正しようとするものであります。
なお、この条例は公布の日から施行するものとし、兵庫県
小野警察署開署の平成27年11月2日から適用するものであります。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君) 以上で当局の
提案理由の説明は終わりました。
〜日程第5 議案第59号〜議案第60号〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第5、議案第59号及び議案第60号を議題といたします。
議案の朗読を省略いたしまして、
理事者側から
提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 議案第59号 小野市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、
提案説明をいたします。
議案書の59ページであります。
この議案は、現固定資産評価審査委員会の委員であります伊藤俊博委員及び藤木保喜委員の任期が平成28年3月9日で満了となりますので、その後任といたしまして、小野市樫山町406番地、藤木保喜氏を再任し、小野市黒川町916番地、松永 進氏を新たに選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、議会のご同意を求めるものであります。
3期目となります藤木委員は、市内の各企業の経営指導などに従事されていた経験に加え、宅地建物取引士の資格を取得されておりまして、固定資産の評価に関しましても精通しておられ、固定資産評価委員として2期6年間にわたり、ご活躍されておられます。
また、松永氏は、土地家屋調査士、そして測量士として登記測量事務所を開業されており、社団法人兵庫県公共嘱託登記土地家屋調査士協会理事も経験されるなど、土地、そして家屋等固定資産に関しての知識や、あるいは経験も豊富であります。さらに連合PTA副会長や人権擁護委員を経験され、地域社会活動へも熱心に取り組まれております。
したがいまして、固定資産評価審査委員会の委員として適任であると考えますので、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
次に、議案第60号であります。小野市
教育委員会委員の任命について、
提案説明いたします。
議案書の60ページであります。
この議案は、現
教育委員会委員の小林道美氏の任期が平成27年12月16日で満了となりますので、その後任といたしまして同氏を再任いたしたいので、地方
教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
小林氏は、加古川市で13年間教諭をされた後に、兵庫県教育委員会で教職員課課長、嬉野台生涯教育センター次長、教育研修所所長など、長年にわたり
教育行政事務に携わられ、平成23年12月からは教育委員としても1期4年間を務められておりまして、教育に関して豊富な経験と幅広い知識を持っておられます。つきましては、
教育委員会委員として適任であると考えますので、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申します。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
前田光教君)
提案理由の説明は終わりました。
この際、お諮りいたします。
ただいま上程中の議案につきましては、同意
人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
議案第59号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第59号は、原案のとおり同意することに決定しました。
次に、議案第60号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第60号は、原案のとおり同意することに決定しました。
〜日程第6 議選第10号〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第6、議選第10号 小野市
選挙管理委員及び
補充員の選挙についてを議題といたします。
これより小野市
選挙管理委員及び
補充員の選挙であります。
お諮りいたします。
この選挙方法につきましては、それぞれ
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。
お諮りいたします。
議長において指名することにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定しました。
これより
選挙管理委員を指名いたします。小野市中町283番地、井上輝雄君。小野市粟生町2828番地の2、藤井眞弓君。小野市池尻町279番地の1、藤田陸海君。小野市敷地町857番地、進藤始君。以上、4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま、議長において指名いたしました4名を、小野市
選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました4名が、小野市
選挙管理委員に当選されました。
次に、
補充員を指名いたします。小野市東本町419番地、貝原一君。小野市河合中町83番地の163、池澤弘子君。小野市西脇町290番地、田中昇君。小野市中番町76番地、進藤香代子君。以上、4名を指名いたします。
なお、委員を補欠する順序は、年長の
補充員からといたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4名を、
補充員の当選人として認めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました4名が、
補充員に当選されました。
お諮りいたします。
委員を補欠する順序は、ただいま申し上げたとおり、年長の
補充員からいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
〜日程第7 各
常任委員会の
所管事務調査報告〜
○議長(
前田光教君) 次に、日程第7、各
常任委員会の
所管事務調査報告であります。
平成27年9月28日の第398回
小野市議会定例会において、各
常任委員会委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の所管事務継続調査に付していたことについて、調査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。
初めに総務文教常任委員長 竹内 修議員。
(竹内 修君 登壇)
○13番(竹内 修君) 9月
定例会において、
小野市議会会議規則第98条第1項の規定により、申し出をしておりました閉会中の所管事務調査を実施いたしましたので、同
会議規則第103条の規定に基づき調査のご報告を申し上げます。
当委員会が所管事務調査をしましたのは、消防本部にかかわる所管事務についてであります。
調査のため、委員会を10月6日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後に慎重に調査をいたしました。
調査の報告につきましては、お手元の調査
報告書のとおりでありまして、この成果を、今後の
常任委員会活動に生かす所存であります。
以上で総務文教
常任委員会にかかわる閉会中の所管事務調査の報告といたします。
○議長(
前田光教君) 次に、民生地域常任委員長 高坂純子議員。
(高坂純子君 登壇)
○6番(高坂純子君) 民生地域
常任委員会継続審査報告を申し上げます。
9月
定例会におきまして、
小野市議会会議規則第98条第1項の規定により、申し出をしておりました閉会中の所管事務調査を実施いたしましたので、同
会議規則第103条の規定に基づき調査のご報告を申し上げます。
当委員会が所管事務調査を行いましたのは、地域振興部、市民福祉部及び水道部に係る所管事務についてでございます。
調査のため、委員会を9月28日、10月29日、11月18日に開催し、当局から詳しくご説明を受け、その後、慎重に調査をいたしました。
調査の報告につきましては、お手元の調査
報告書のとおりでございまして、この成果を今後の
常任委員会活動に生かす所存でございます。
以上で民生地域
常任委員会に係る閉会中の所管事務調査の報告といたします。
○議長(
前田光教君) 以上で各常任委員長による各
常任委員会の
所管事務調査報告は終わりました。
これで、本日の日程は終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明日11月28日から12月16日までは、議案熟読のため、休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
前田光教君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
次の本会議は、12月17日午前10時から再開いたします。
本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでございました。
散会 午前11時10分...