三木市議会 > 2021-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 三木市議会 2021-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 三木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    令和 3年第368回12月定例会市議会会議録第1105号            第368回三木市議会定例会会議録(第1日)                令和3年11月29日(月曜)                午前10時0分   開 会            ───────────────────── △議事日程  令和3年11月29日(月曜)午前10時0分開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 第53号議案 令和2年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について第4 第54号議案 令和2年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第5 第55号議案 令和2年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第6 第56号議案 令和2年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第7 第57号議案 令和2年度三木市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について第8 第58号議案 令和2年度三木市水道事業会計決算の認定について第9 第59号議案 令和2年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について第10 第63号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第11 第64号議案 三木市立小学校、中学校及び特別支援学校設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について第12 第65号議案 三木市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について第13 第66号議案 三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について第14 第67号議案 令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)第15 第68号議案 令和3年度三木市一般会計補正予算(第8号)第16 第69号議案 令和3年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第17 第70号議案 令和3年度三木市介護保険特別会計補正予算(第1号)第18 第71号議案 令和3年度三木市水道事業会計補正予算(第1号)第19 第72号議案 令和3年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)            ───────────────────── △本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 第53号議案 令和2年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第4 第54号議案 令和2年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 第55号議案 令和2年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 第56号議案 令和2年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 第57号議案 令和2年度三木市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 第58号議案 令和2年度三木市水道事業会計決算の認定について日程第9 第59号議案 令和2年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について日程第10 第63号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 第64号議案 三木市立小学校、中学校及び特別支援学校設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 第65号議案 三木市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第13 第66号議案 三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について日程第14 第67号議案 令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)日程第15 第68号議案 令和3年度三木市一般会計補正予算(第8号)日程第16 第69号議案 令和3年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第17 第70号議案 令和3年度三木市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第18 第71号議案 令和3年度三木市水道事業会計補正予算(第1号)日程第19 第72号議案 令和3年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)            ───────────────────── △出席議員(15名)      12番  板 東 聖 悟           13番  大 眉   均     15番  大 西 秀 樹           16番  新 井 謙 次     17番  古 田 寛 明           18番  堀   元 子     21番  岸 本 和 也           22番  藤 本 幸 作     23番  中 尾 司 郎           24番  草 間   透     25番  泉   雄 太           26番  初 田   稔     27番  穂 積 豊 彦           28番  松 原 久美子     29番  内 藤 博 史            ───────────────────── △欠席議員(なし)             ───────────────────── △欠員(1名)             ───────────────────── △説明のため出席した者    市長       仲 田 一 彦       副市長      大 西 浩 志   副市長      合 田   仁       総合政策部長   山 本 佳 史   総務部長     石 田   寛       市民生活部長   安 福 昇 治   健康福祉部長   井 上 典 子       産業振興部長   與 倉 秀 顕   都市整備部長   友 定   久       上下水道部長   上 田 敏 勝   消防長      林   一 成       教育長      大 北 由 美   教育総務部長   本 岡 忠 明       教育振興部長   横 田 浩 一            ───────────────────── △事務局職員出席者    事務局長     石 田 英 之       議会事務局次長議事調査係長                                   山 本   翼               ──────◇◇────── △議長開会挨拶  皆さん、おはようございます。開会に先立ちまして、御挨拶を申し上げます。 日増しに寒さが加わってまいりました本日、第368回三木市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には年末を控え殊のほか御多用の中を御参集賜り、ここに開会の運びに至りましたことは、市政のため、誠に御同慶にたえない次第でありまして、各位の御精励に対しまして深く敬意を表するところであります。 さて、今期定例会では、閉会中の継続審査となっておりました令和2年度各会計の決算認定議案の採決をお願いするほか、条例の一部改正や補正予算など議案10件が提案されます。議員各位におかれましては、何とぞ一層の御精励を賜り、慎重な御審議のうえ、適切なる御決定をいただきますようお願い申し上げまして、誠に簡単ではありますが、開会の御挨拶といたします。               ──────◇◇────── △開会 ○議長(大西秀樹) ただいまから第368回三木市議会定例会を開会いたします。               ──────◇◇────── △市長開会挨拶 ○議長(大西秀樹) この際、市長の御挨拶がございます。 〔市長仲田一彦登壇〕 ◎市長(仲田一彦) 議会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本日は、第368回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては公私御多用の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。また、平素から市政の運営につきまして格別の御理解と御支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。 師走を目前にして、朝晩がめっきり冷え込む季節となってまいりました。三木山森林公園をはじめ、金剛寺、慈眼寺、伽耶院、吉祥寺、法光寺など三木市の紅葉の名所では、深まる秋を楽しもうと多くの観光客の皆様にお越しいただきました。 これから本格的な冬の到来とともに、空気が乾燥してまいります。気になる新型コロナウイルス感染状況は、県内におきましても直近では1桁台の新規陽性者数で推移しており、現在のところ落ち着きを見せておりますが、兵庫県では第6波への備えとして、夏の第5波の教訓を基に病床数の拡大や保健所職員の増員など医療提供体制の強化がなされているところです。 市におきましても、自宅療養者に対する相談ダイヤルを10月から開設し、生活の困り事相談に応じておりますことに加え、12月からは希望される方へ食料品や衛生材料の宅配、パルスオキシメーターの貸出しを県の健康福祉事務所と連携して実施する予定としております。 コロナワクチンの接種につきましては、2回目の接種を終えた約6万人の市民の皆様全員に円滑にかつ安心して3回目の追加接種を受けていただけますよう接種券の発送準備、予約コールセンター集団接種会場など、接種体制を整えてまいります。 これから本格的な忘年会シーズンを迎えようとしています。市民の皆様におかれましては、改めまして感染防止のための3つの基本、いわゆるマスクの着用、小まめな手洗い、身体的距離の確保を引き続き実践していただきますよう御協力をお願いいたします。 さて、通算4回目となる市政懇談会は、今年も各地区の区長様などの御協力を得て、市内10地区で開催することができました。緊急事態宣言下にあった9月実施分の口吉川地区三木南地区につきましては残念ながら書面開催となりましたが、市政懇談会に代わる意見交換会三木南地区については10月8日に実施し、口吉川地区については12月3日に実施する予定としております。 これまでから申し上げておりますとおり、市政懇談会開催趣旨として、1つは市長をはじめ市の幹部が市民の代表である区長等市民の皆様の声を直接聞くということ、2つ目は地域の皆様が自ら住む地域をよくするため、自ら考えるという住民自治本来の姿を醸成することであります。地域の理解なくして市政の発展はあり得ないという思いを一層強くいたし、これからも気持ちを引き締め、公務に当たってまいりますので、御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。 もう一点、市の話題を申し上げます。 11月20日に、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会三木ゴルフ倶楽部を会場として開催されました。全国から勝ち進んだ21校、105名の選手が三木市に集まり、熱戦を繰り広げました。三木市からも自由が丘東小学校志染小学校広野小学校の3校から17名の選手が参加しました。惜しくも入賞はかないませんでしたが、県内外の強豪校選手とプレーを交えたこと、国内外で華やかな成績を残すトップレベルプロゴルファーとプレーできたことで、ゴルフへの関心もより強くなったことと思います。この大会につきましても、春高、春中ゴルフ同様、本市で恒久的に開催していけますよう、今後も市を挙げてジュニアゴルファーの聖地化と育成に取り組んでまいります。 さて、このたびの市議会定例会は、条例関係が4件、補正予算関係が6件の合わせて10件の提案を予定いたしております。後の提案理由でも申しますが、一般会計補正予算のうち第7号につきましては、さきに述べましたコロナワクチン3回目の追加接種体制整備のほかに、国の予備費を活用し18歳以下の子どもがいる御家庭へ1人当たり5万円の未来応援給付金を、まずは中学生以下のお子さんを対象として年末までに支給開始できますよう早急な予算成立が必要となっておりますので、本日の御審議、御議決をいただきたい案件となっております。 その他の議案につきましても、どうか慎重なる御審議をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。               ──────◇◇────── △開議 ○議長(大西秀樹) これより本日の会議を開きます。               ──────◇◇────── △諸般の報告 ○議長(大西秀樹) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、閉会中の主要事項について御報告いたします。 このたび、藤本幸作議員及び大眉均議員市議会議員として35年以上の長きにわたり地方自治の発展に尽くされたとして、総務大臣から感謝状が贈呈されました。 次に、市長から専決処分報告書並び監査委員から令和3年度行政監査結果報告書及び例月現金出納検査結果報告書の提出がありましたので、これらの写しをお手元に配付しておりますので、十分御清覧をお願いいたします。 その他の報告については、事務局長から御報告いたします。 〔事務局長石田英之登壇〕 ◎事務局長石田英之) 御報告いたします。 現在の出席議員は15名であります。 次に、今期定例会に提出されます議案及び本日の議事日程表は、既にお手元に配付いたしましたとおりでございます。 次に、地方自治法第121条の規定によりまして、説明のため今期定例会に出席を求めました者の職・氏名は、お手元へプリントにて配付いたしておりますので、朗読を省略させていただきます。 報告事項は以上でございます。               ──────◇◇────── △日程第1 会議録署名議員の指名
    ○議長(大西秀樹) これより日程に入ります。 日程の第1は、会議録署名議員の指名であります。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長から指名いたします。    13番  大 眉   均 議員    28番  松 原 久美子 議員 以上、2名にお願いいたします。               ──────◇◇────── △日程第2 会期の決定 ○議長(大西秀樹) 次に、日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月23日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大西秀樹) 御異議なしと認めます。よって、会期は25日間と決定いたしました。               ──────◇◇────── △日程第3 第53号議案 令和2年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について から 日程第9 第59号議案 令和2年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について まで ○議長(大西秀樹) 次に、日程第3、第53号議案、令和2年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第9、第59号議案、令和2年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまで、以上7件を一括して議題といたします。 これより決算特別委員長の報告を求めます。 決算特別委員長初田稔議員。 ◆26番(初田稔議員) 議長、26番。 ○議長(大西秀樹) 初田議員。 〔26番初田稔議員登壇〕 ◆26番(初田稔議員) 決算特別委員会を代表いたしまして、委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 本委員会は、去る第366回三木市議会定例会において、令和2年度三木市各会計の決算審査のため設置され、私ども8名の委員が10月7日から11月2日まで、延べ5日間にわたり慎重に審査を行いました。 審査の結果、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療事業特別会計の2会計の決算については賛成多数で、一般会計介護保険特別会計学校給食事業特別会計水道事業会計及び下水道事業会計の5会計の決算については全員一致をもって、これを認定すべきものと決定した次第であります。 以下、審査の過程において各委員からありました主な意見、要望について申し上げます。 初めに、総合政策部関係について申し上げます。 まず、テレビ会議システムの導入についてであります。 市の会議等をオンラインで行うため、機材を整備し運用を始められていますが、今後、限られた予算、人材の中で、質の高い市民サービスの提供を続けるために、市の業務全般の効率化がさらに求められますので積極的に活用されたいのであります。 次に、SNSを活用した情報発信についてであります。 ツイッターや動画配信などで市政情報等を発信されていますが、情報は全世界に届くものですので、市民や市にゆかりのある方だけでなく、市外の方にも市のよさや特徴のある施策など、市の魅力を知ってもらえるような内容についても検討されたいのであります。 次に、移住・定住促進事業についてであります。 実績件数が見込みよりも減少していますが、人口減少に歯止めをかける市独自の施策として有効なものですので、積極的に周知に努め、引き続き充実した内容とされたいのであります。 次に、総務部関係について申し上げます。 職員研修についてであります。 コロナ禍派遣研修等への参加が減少していますが、市民の皆様によりよい行政サービスを提供できるよう職員の資質や能力を高めるために、社会情勢等の変化に応じた内容の研修を計画し、実施されたいのであります。 次に、市民生活部関係について申し上げます。 まず、そ族昆虫駆除事業についてであります。 スズメバチの駆除のみが対象であるにもかかわらず、従来の事業名を変更されておらず、市民にとって事業内容が分かりにくいので、市民目線に立ち、実態に即した事業名への見直しを検討されたいのであります。 次に、ごみの分別についてであります。 家庭ごみの分別方法は、ごみカレンダー等を通して定着していますが、一升瓶はリユースが可能であるにもかかわらず、空き瓶リサイクルとして回収されているものが多いので、環境への負荷がより小さい一升瓶のリユースについて、販売店の協力を得ながら市民への周知に努められたいのであります。 次に、健康福祉部関係について申し上げます。 まず、敬老事業についてであります。 補助金交付要綱に基づき、高齢者に記念品等を配布することも補助金の交付の対象とされていますが、一人一人の高齢者に喜んでいただけるよう記念品の選定について弾力的な運用を図るとともに、本来は地域の住民が集まって長寿を祝うことに意義があると思われますので、今後、コロナ禍における事業の在り方についても検討されたいのであります。 次に、介護保険サービスの利用についてであります。 要介護認定を受けながらも介護サービスを利用されていない方がいますので、接する機会を捉えて声かけしたり、地域包括支援センターデイサービスセンターへの情報提供をするなど、必要な支援が行き届くようきめ細やかな対応をされたいのであります。 次に、産業振興部関係について申し上げます。 まず、狩猟免許等取得支援補助事業についてであります。 令和2年度の補助金申請件数15件すべてが免許の更新で、新規狩猟免許取得者が一人もいませんでしたが、柵だけで有害鳥獣の被害を防ぐのは限界がありますので、市役所でのポスター掲示農会長会への働きかけなどを引き続き努められるとともに、区長協議会等様々なルートを使い、新規の狩猟免許取得者が増えるような方策を検討されたいのであります。 次に、三木金物ニューハードウェア賞認定事業についてであります。 市が毎年、認定製品PR用パンフレットを全国の金物取扱店へ送付し、認定製品の生産数量、出荷額等について定期的に検証されていますが、今後も全国の金物取扱店から認定製品が期待されるよう、三木金物のさらなる普及に向けて尽力されたいのであります。 次に、別所ゆめ街道活用事業についてであります。 別所ゆめ街道の飲食物産館利用者数が伸び悩んでいますが、市民の憩いの場として、また、市外からも多くの人を呼び込めるよう、遊歩道やサイクリングコースを活用したイベントを開催するなど工夫を凝らされたいのであります。 次に、都市整備部関係について申し上げます。 まず、ガーデニング学習講座についてであります。 花のあるまちづくりを推進するため、地域の花づくり活動の担い手となる人材の育成を目的としたガーデニング学習講座等を開催されていますが、講座を修了された方が各地域で身につけた知識と経験を生かせるよう、市内で花づくり活動を行っている団体や制度を紹介されたいのであります。 次に、北播磨総合医療センターへの通院等に係る神戸電鉄利用補助金についてであります。 北播磨総合医療センターへの通院等の交通手段として、神戸電鉄粟生線を利用された市民を対象に運賃の一部を補助していますが、北播磨総合医療センターでの補助金交付業務に関する委託料が補助金交付額に比べて多額であることから、補助金交付の手法等について精査されたいのであります。 次に、市営住宅家賃滞納者についてであります。 市営住宅の家賃等の収納状況は、前年度に比べて徴収率が上昇し滞納解消への取組の成果が出ていますが、さらなる推進のため、戸別訪問の際には、直接の担当者だけでなく、部内で協力体制を取り、早朝や夜間等、在宅時に訪問する機会を増やすことで、滞納者の生活実態を把握し、家賃滞納の解消につなげられたいのであります。 次に、上下水道部関係について申し上げます。 まず、水道事業会計経営戦略についてであります。 新型コロナウイルス感染症対策として水道料金を半年間減免したことにより、純損益は赤字となったものの、未処分利益剰余金を充てることで経営状況への影響は小さいとのことですが、今後も人口減少等により、給水の需要の減少が予想されることに加え、施設の老朽化対策が必要となることから、経営戦略を定期的に見直し、健全経営の維持に努められたいのであります。 次に、下水道の普及促進についてであります。 公共下水道及び農業集落排水施設計画区域について、生活排水等の適正な処理や使用料収入の確保のため、引き続き未接続世帯に対する普及啓発に努めるとともに、計画区域外の地域については、くみ取りや単独処理浄化槽の世帯に合併処理浄化槽への転換を促すことで、水洗化率及び生活排水処理率のさらなる向上に努められたいのであります。 次に、消防本部関係について申し上げます。 消防団の訓練についてであります。 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、消防団の訓練回数が減少し、また、訓練規模も縮小されていますが、消防団は地域に密着した消防防災のリーダーとして、市民の安心と安全を守るという重要な役割を担うことから、従来の訓練に加え、オンラインでの研修や動画の視聴など、新たな訓練の手法の導入を検討されたいのであります。 次に、教育委員会関係について申し上げます。 まず、保育教諭等の確保策についてであります。 保育士人材確保補助金について、市内の教育・保育施設人材確保に有効な事業でありながら、例年予算額に対して執行実績が低い状況ですので、積極的に活用し、喫緊の課題である保育教諭等の不足の解消につなげられたいのであります。 次に、学校施設等の整備についてであります。 トイレの洋式化について、校舎内から優先的に整備されていますが、利用頻度が低い校舎外や体育館のトイレについても、災害時に避難所として開設された際には、高齢者など幅広い年代の方が利用されることになりますので、計画的に整備されたいのであります。 次に、学校給食についてであります。 学校給食の主食には米飯やパンなどが提供されていますが、全国的に米離れが進む中、主食用米は在庫を抱え、価格も下がっている状況ですので、食育の観点からも市内産の米を積極的に取り入れ、米を食べることで市内農家の応援をいただきたいのであります。 以上が各委員から出された主な意見、要望であります。 なお、全体として、説明資料として作成された歳入歳出事項別明細書の一部に落丁があるとともに、主要施策実績報告書においても誤った記載がありましたが、いずれも決算の認定を判断するための重要な書類ですので、過去の資料と照合するなど、再発防止に向けてチェック体制の見直しを図られたいのであります。 また、審査中、当該所管部署説明資料に関する委員からの質疑に対して、所管外である旨の答弁がありましたが、資料として提出されている以上、その所管部署において説明責任を果たされたいのであります。 以上、令和2年度各会計決算の審査内容を御報告申し上げましたが、議員各位には本委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げますとともに、当局におかれましてはこれらの意見、その他委員会で出された意見を今後の施策に十分反映されるよう要望いたしまして、決算審査報告を終わります。 ○議長(大西秀樹) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 13番、大眉均議員。 ◆13番(大眉均議員) 議長、13番。 ○議長(大西秀樹) 大眉議員。 〔13番大眉均議員登壇〕 ◆13番(大眉均議員) 日本共産党の大眉均でございます。 令和2年度決算関係議案のうち、第53号議案、一般会計決算について賛成し、第54号議案、国民健康保険特別会計決算及び第56号議案、後期高齢者医療事業特別会計決算に反対の討論を行います。 まず、一般会計についてでありますが、令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、1人当たり10万円の特別定額給付金をはじめ、ひとり親家庭などに対する支援、中小企業や農業に対する支援と感染拡大防止のための設備、備品の購入補助、ワクチン接種の準備などの事業に多くの予算が使われております折、全体として必要なものでありました。引き続き感染拡大防止のためのワクチン接種、医療・保健体制の強化を求めるものであります。 そのほか幾つかの点について、意見を申し上げます。 教育の問題では、吉川の小学校、志染、星陽中学校の統合が進められ、今後は5つの小中一貫校を目指すとされておりますが、少人数教育のよさを生かし、どの子にも行き届いた教育を求めるものであります。 また、1人1台のタブレット端末が導入されましたが、ICTはあくまで授業の補助であり、教員の教材研究や子どもたちと教員との生きたやり取りでよく分かる授業を行ってもらいたいと思います。 情報公園都市の次期開発が進められておりますが、進出企業に対する水道料金、電気料金に多額の補助が出されております。市内の中小企業に対する支援の拡充を求めるものであります。 農業の分野では、山田錦の減反、減収がありました。日本酒の消費拡大とともに、農産物の地産地消を進め担い手を応援し、農業の振興を一層図る取組を求めるものであります。 コロナ対策として、マイナンバーカードと結びつけたマイナポイントをはじめ、マイナンバーカードの取得と利活用策が行われております。マイナンバーカードの利用を国民生活の様々な分野に拡大することは、個人情報の集中や国家による一元管理の危険が指摘されています。市民が望んでいるわけではないカードの取得を推進するのではなく、市民サービスの向上を求めるものであります。 コロナ禍の中で、困難に陥っている市民が多くおられます。税金や公共料金が支払えない人、生活困窮などの人への一層の支援を求めるものであります。 次に、国民健康保険特別会計であります。 令和2年度は単年度で8,823万9,000円、平成30年度からの累積では2億8,564万6,000円の赤字となっています。これは、加入者が減っていること、1人当たりの医療費が増えてきていることなどによるものであります。 平成30年度から財政が県単一化になったことに伴い、保険税が平均9%引上げされ、1人当たり約8,000円の負担増加になっています。三木市の国民健康保険の加入者は、年金生活者、所得の低い世帯で、所得の割に保険税が高くて払えない世帯が多く滞納も多いのが現状です。 国民健康保険税は、サラリーマンなどが加入する被用者保険の保険料に比べて1.3倍から1.7倍高くなっています。その原因の一つは、国保会計に占める国庫支出金の割合を1980年代の50%台から20%台にまで下げられたこと、もう一つは他の健康保険にはない、赤ちゃんを含めた家族一人一人に係る人数分の均等割と世帯ごとに係る平等割があるためであります。 決算では、国民健康保険税を低く抑えるために一般会計からの2億3,500万円の繰入れがなされています。赤字の解消目的として、国民健康保険財政健全化計画で一般会計からの繰入れは法定外繰入金として県から解消が求められ、加入者以外の市民にも負担を求めることになり、負担の公平性の観点からも見直す必要があるとしています。 国民健康保険制度は、憲法25条に基づく社会保障制度であり、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とするもので、病気やけがをしたときに医療機関の窓口で3割の負担をすれば受診できる制度として、国民皆保険の要を担っています。この制度の運営には、住民の福祉の増進を図る地方自治体として、加入者の負担軽減を図るなど、独自の役割を担っており、国民健康保険税は市が条例で定めることになっております。被用者保険の加入者であっても退職や失業すれば国民健康保険に加入することになります。加入者は他の保険よりも医療費のかかる高齢者が多く、年金生活者や非正規労働者など低所得の人がほとんどであります。 そのような仕組みの中で、負担が他の健康保険よりも重いことこそ不公平ではないでしょうか。国民健康保険のこれ以上の負担増をしないように求めるものであります。 また、滞納者に対して短期保険証や資格証明書が発行され、預貯金などの差押えが強化されています。滞納者に対する課税の強化ではなく、生活実態に合わせたきめ細やかな相談体制と生活支援とともに、生活困窮者に対する減免制度の拡充を求めるものであります。 あわせて、市民の健康増進を図るため、健康診査の受診率の向上をさせる取組や、疾病予防のための保健指導など、保健事業の充実を求めるものであります。 次に、後期高齢者医療事業会計決算についてであります。 1つは、2年に1回見直しがされる後期高齢者の令和2年度と3年度の保険料が均等割を2,516円引上げして5万1,371円に、所得割率0.3%引上げして10.49%にされていることであります。 後期高齢者が増えて医療費が増えることになり、保険料を2年ごとに改正するたびに保険料が引上げされて、6回目の引上げになっています。75歳以上の高齢者の多くは、年金収入80万円以下で収入がないなど、そのほとんどが低所得か無収入の人であります。これ以上の負担増をやめるべきであります。 2つ目に、保険料が軽減特例の廃止により負担増になっていることであります。 一人暮らしの年金収入80万円以下の人は、特例で以前は9割軽減でありましたが、7割軽減になり、年金収入168万円以下の人は単身世帯の人で8.5割の軽減特例から7.75割の軽減となって保険料が引上げになっています。 低所得者の保険料均等割、5割、2割の軽減対象者が拡大されたとはいえ、収入の少ない高齢者にとって負担増となっています。また、来年から高齢者の窓口負担を1割から2割にすることになっています。 高齢者が医療を受けやすく、健康で長生きできる制度にすることを求めて討論といたします。 ○議長(大西秀樹) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、第54号議案、令和2年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び第56号議案、令和2年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についての以上2件を一括して起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定すべきであるとするものであります。 本案はいずれもは委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(大西秀樹) 起立多数であります。よって、第54号議案及び第56号議案の以上2件はいずれも委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、ただいま議決されました議案を除く議案5件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定すべきであるとするものであります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大西秀樹) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。               ──────◇◇────── △日程第10 第63号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について から 日程第19 第72号議案 令和3年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号) まで ○議長(大西秀樹) 次に、日程第10、第63号議案、職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第19、第72号議案、令和3年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上10件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 〔市長仲田一彦登壇〕 ◎市長(仲田一彦) ただいま上程されました議案について御説明を申し上げます。 まず、第63号議案から第66号議案までは、条例の一部改正に関する議案です。 第63号議案、職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、人事院規則の改正に伴い条例を改めるものです。 職員が不妊治療に係る通院等のために取得できる出生サポート休暇を新設します。この特別休暇は、職員の求めに応じて1年に5日まで付与するものとし、体外受精のほか市の規則で定める不妊治療に該当する通院等である場合は10日まで付与するものです。 次に、第64号議案、三木市立小学校、中学校及び特別支援学校設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、三木市立小中学校の学校再編に関する実施方針に基づき、令和4年4月1日付で、東吉川小学校を吉川小学校へ、星陽中学校を三木中学校へ統合することに伴い、条例を改めるものです。 次に、第65号議案、三木市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国において出産育児一時金の見直しが行われ、一時金のうち、産科医療補償制度の適用のある分娩に対する加算分の引下げ、併せて健康保険法施行令等の改正による一時金本体分の引上げが行われたことから、それぞれ条例に定める額を改めるものです。 次に、第66号議案、三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国民健康保険特別会計の赤字の解消を図り、将来にわたって保険事業の安定的な運営を確保するため、三木市国民健康保険運営協議会からの答申を経て策定した国民健康保険財政健全化計画に基づき、保険税率等を改定するものです。 このたびの税率改定においては、国民健康保険税の基礎課税分、後期高齢者支援金分、介護納付金分のすべての税率について、納税者の負担増に配慮し、令和4年度以降3年間で段階的に引き上げることとし、年間を通じて保険税の負担を平準化するため、普通徴収に係る保険税の納期回数が、現行では8回となっているところを、令和4年度からは3月期を、さらに令和5年度からは6月期を加え、納付回数を段階的に10回まで増やすものです。 また、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、未就学児の均等割額を2分の1減額する規定を追加するものです。 次に、第67号議案、令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)について御説明いたします。 このたびの補正は、新型コロナウイルスワクチンの追加接種の実施や国の補正予算を活用した高校生までの子どもがいる世帯への給付金の支給など、緊急を要する経費について補正を行うものです。 これらの事業については、年内に事業を開始する必要があるため、議会開会の初日である本日、御議決を賜りたく存じますので、十分なる御審議をよろしくお願いいたします。 まず、民生費では、児童福祉費において、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、その影響を受けている子育て世帯を支援するため、高校生までの子どもがいる世帯に対し、児童1人当たり5万円を支給するための経費5億3,000万円を追加しています。 次に、衛生費では、保健衛生費において、国の新型コロナウイルスワクチンの追加接種実施の方針を受けて、接種を希望されるすべての市民が円滑に3回目の接種を受けていただけるよう、コールセンターや大規模接種会場の設置などに必要な経費1億6,713万円を追加しています。 以上、歳出6億9,713万円を増額し、歳出総額を351億5,591万6,000円とするものです。 一方、歳入については、国庫支出金の増額をもって収支の均衡を図っております。 次の債務負担行為の補正では、新型コロナウイルスワクチンの追加接種に係る業務のうち、予約コールセンターや大規模接種会場の運営など、令和4年4月以降も継続して行う必要がある業務について、債務負担行為の限度額を追加しようとするものです。 次に、第68号議案、令和3年度三木市一般会計補正予算(第8号)について御説明いたします。 この補正予算につきましては、令和2年3月から社会実験として実施している神戸電鉄粟生線の志染駅から三木駅までの昼間時間帯の増便運行を2年間延長するための費用や、障がい福祉サービスの利用の増加により不足する見込みとなっている障がい福祉サービス費の増額など、緊急を要する経費について補正を行うものです。 まず、議会費では、人件費及び政務活動費を合わせて537万円減額しています。 次に、総務費では、総務管理費において、前年度までに受け入れた国、県からの交付金等の精算に伴う返還金5,623万8,000円を追加しています。 このほか、人件費などの補正を加え、総務費全体で6,191万3,000円を増額しています。 次に、民生費では、社会福祉費において、新たな事業所の開設などによりサービスの利用者及び利用回数が増加しており、障がい福祉サービス費及び障がい児通所給付費が不足する見込みとなったため、合わせて1億8,300万円を追加しています。 このほか、既に中止となった障がい者スポーツ大会の開催に係る経費49万5,000円を減額しています。 老人福祉費においては、介護保険特別会計における人件費等の補正に伴い、同特別会計への繰出金302万5,000円を減額しています。 また、特別養護老人ホーム及び養護老人ホームで新型コロナウイルス感染拡大防止のために簡易陰圧装置を設置する事業者に対し、県の補助金を活用した支援を行うため、補助金1,057万円を追加しています。 児童福祉費では、児童手当法の改正により、令和4年10月支給分からの児童手当の特例給付において所得制限が設けられることから、必要となる児童手当システムの改修に係る経費420万円を追加しています。 また、令和4年4月からの民間運営が決定しているよかわ認定こども園において、スムーズな民間運営への移行を進めるため、老朽化している空調の更新や安全性評価で危険と判定された遊具の改修等に必要な経費255万円を追加しています。 このほか、人件費などの補正を加え、民生費全体で1億8,597万7,000円を増額しています。 次に、衛生費では、保健衛生費において、健康増進事業実施者に対する健康診査の実施等に関する指針の一部改正を受けて、健診結果の標準様式化及び市民がマイナポータルを活用した健診結果閲覧を行うための健康管理システムの改修に係る経費330万円を追加しています。 このほか、人件費などの補正を加え、衛生費全体で6,752万6,000円を増額しています。 次に、農林業費では、農業費において、中止となった農業祭の開催のための補助金146万円を減額しています。 このほか、人件費などの補正を加え、農林業費全体で564万円を増額しています。 次に、商工費では、中止となった三木金物まつり及び三木金物フェアの開催に係る補助金2,470万円を減額しています。 また、三木ホースランドパークエオの森研修センター及びあじさいフローラみきの園内で発生しているナラ枯れによる被害木の倒伏等による来園者への被害を未然に防ぐため、伐採処理に係る経費、合わせて960万円を追加しています。 このほか、人件費などの補正を加え、商工費全体で1,030万円を減額しています。 次に、土木費では、人件費など603万1,000円を増額しています。 次に、消防費では、人件費など635万円を増額しています。 次に、教育費では、来年度、新たに特別支援学級を開設する小学校4校、中学校1校で必要な備品等を整備するための経費について、小学校費において170万円、中学校費において34万円の合わせて204万円を追加しています。 中学校費においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のために教室を換気しながら空調運転を行っていることなどで電気代等が不足する見込みとなったため、不足する経費265万円を追加しています。 社会教育費においては、文化財保護事業として、伽耶院の建物に近接したナラ枯れ被害木の伐採処理に対し、県と合わせて支援を行うため、補助金19万7,000円を追加しています。 また、法界寺山ノ上付城跡用地について実測を行ったところ公簿面積より面積が増加したことから、用地購入費74万2,000円を追加するとともに、測量業務の委託料の確定に伴い不用額11万円を減額しています。 保健体育費では、令和2年度に続いて次年度への延期が決定した第28回みっきぃふれあいマラソン及びコロナ禍で縮小して実施したオリンピック・パラリンピック交流事業等に係る経費を合わせて528万7,000円を減額しています。 このほか、人件費などの補正を加え、教育費全体で3,150万1,000円を減額しています。 以上、歳出2億8,626万6,000円を増額し、歳出総額を354億4,218万2,000円とするものです。 一方、歳入については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者に対する固定資産税及び都市計画税の軽減額が確定したため4億1,500万円を増額し、これらの軽減措置に対して交付される特例交付金について、同額の4億1,500万円を減額しています。 また、普通交付税及び臨時財政対策債の額の確定を受けて、それぞれ増額するほか、国庫支出金、県支出金、寄附金、市債などの増額及び繰入金の減額をもって収支の均衡を図っております。 次の債務負担行為の補正では、令和2年3月から令和4年3月までの2年間の社会実験として実施している神戸電鉄粟生線志染駅から三木駅までの昼間時間帯の増便運行について、コロナ禍の影響を強く受け、粟生線全体では乗降者数が大幅に減少している中、増便した区間では他の区間と比べて明らかに減少幅が小さくなっており、増便による一定の効果が確認できているものの、コロナ収束後の効果をさらに見極めるため、令和6年3月までさらに2年間延長するため、債務負担行為の限度額を追加しようとするものです。 次の地方債の補正では、認定こども園施設整備事業債及び臨時財政対策債の起債の限度額の追加及び変更を行おうとするものです。 次に、第69号議案、令和3年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、新型コロナウイルスに感染した方等への傷病手当金の追加及び社会保険との重複加入による保険税の還付金の追加、合わせて430万円を増額するもので、歳出総額を96億5,257万4,000円とするものです。 一方、歳入は、県支出金の増額をもって収支の均衡を図っています。 次に、第70号議案、令和3年度三木市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、前年度の繰越金等1億2,992万6,000円を基金に積み立てるほか、前年度に概算交付を受けた国、県負担金等の確定による返還、人事異動等による人件費の補正など合わせて1億3,599万7,000円を増額するもので、歳出総額を71億8,199万7,000円とするものです。 一方、歳入は、前年度の繰越金1億2,208万4,000円を増額するほか、国庫支出金や支払基金交付金、県支出金の増額及び繰入金の減額をもって収支の均衡を図っております。 次に、第71号議案、令和3年度三木市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出において、人事異動等による人件費312万3,000円の増額を行い、総額を18億239万7,000円とするものです。 次に、第72号議案、令和3年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出において、人事異動等による人件費の減額及び借入金利息の確定による減額を合わせて1,095万4,000円を減額し、総額を24億9,293万8,000円とするものです。 また、資本的支出においては、人事異動等による人件費の増額及び借入金利息の確定による減額、合わせて76万3,000円を増額し、総額を26億2,236万1,000円とするものです。 一方、資本的収入において、資本費平準化債の確定により1,540万円を減額し、総額を16億6,718万7,000円とするものです。 以上でただいま提案しました議案についての説明を終わります。どうか慎重なる御審議によりまして御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(大西秀樹) 提案説明は終わりました。 これより第67号議案、令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 ただいま議題といたしております第67号議案、令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)は、民生産業常任委員会へ付託いたします。 この際、暫時休憩いたします。                〔午前10時54分 休憩〕               ──────◇◇──────                〔午前11時50分 再開〕 ○議長(大西秀樹) ただいまより会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、議事を継続いたします。 ただいま議題となっております第67号議案について、民生産業常任委員長から委員会の審査報告書が提出されておりますので、委員長報告は会議規則第38条第3項の規定により省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大西秀樹) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告は省略することに決しました。 委員会の審査報告書を事務局より朗読いたします。 〔事務局次長兼議事調査係長朗読〕 ○議長(大西秀樹) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより討論に入ります。 討論については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより採決に入ります。 第67号議案、令和3年度三木市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大西秀樹) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は終わりました。               ──────◇◇────── △散会 ○議長(大西秀樹) この際、お諮りいたします。 本日はこれにて散会し、明11月30日から12月8日まで議案熟読のため本会議を休会とし、12月9日午前10時から本会議を再開してただいま議決されました議案を除く9件の上程議案に対する質疑及び一般質問に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大西秀樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日はこれにて散会いたします。                〔午前11時54分 散会〕 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              三木市議会議長     大  西  秀  樹              会議録署名議員     大  眉     均              会議録署名議員     松  原  久 美 子...