◆23番(
藤本幸作議員) 議長、23番。
○議長(
泉雄太)
藤本議員。 〔23番
藤本幸作議員登壇〕
◆23番(
藤本幸作議員)
民生産業常任委員会審査報告。
民生産業常任委員会は、3月13日、16日及び19日に開催し、本
委員会に付託された案件について審査を行いましたので、報告を申し上げます。
付託案件は、第5
号議案、第6
号議案、第7
号議案、第8
号議案、第9
号議案、第10
号議案中
関係部分、第11
号議案、第12
号議案、第13
号議案、第15
号議案及び第16
号議案の以上11件であります。 本
委員会は、これらの議案を慎重に審査いたしました結果、第10
号議案中
関係部分、第11
号議案及び第13
号議案は賛成多数で、その他の議案は
全員一致をもっていずれも原案のとおり可決されました。 以下、審査の過程における各委員からの主な意見を申し上げます。 最初に、
健康福祉部関係について申し上げます。 まず、
敬老祝い金についてであります。 長寿をお祝いし、年齢の区分に応じて支給される
敬老祝い金について、厳しい
財政状況の中、現行の制度で祝い金の支給を続けることについて、他市の
実施状況等も参考にしながら、将来を見据えた持続可能な事業のあり方について検討されたいのであります。 次に、産前産後
サポート事業についてであります。
妊産婦等の産前産後の悩みへの
相談支援や孤立感の解消を目的に、みっき
ぃたまぴよサロンを開設し、
母子手帳交付時などにサロンについて説明をされますが、より多くの方にサロンを利用していただけるよう、
周知方法についてさらに工夫されるとともに、
医療関係と連携を図り、支援が必要な方の把握に努めるなど、きめ細やかな対応ができる体制を検討されたいのであります。 次に、
国民健康保険税の滞納についてであります。
滞納繰越額が多額に上っているため、
関係部署と連携を図り、滞納者の
実態把握を十分に行った上で、税負担に不公平が生じることのないよう、滞納者に対するより一層の対策に努められたいのであります。 次に、
産業振興部関係について申し上げます。 まず、
有害鳥獣対策についてであります。 市では、
イノシシなどによる
農業被害への
防止対策として、
イノシシ撃退10年大作戦を実施し、平成27年度の
計画開始から5年が経過していることから、定期的に
進捗状況の確認や対策の評価と改善を行い、必要な
追加措置や新たな対策など、状況に応じた計画の見直しを図られたいのであります。 また、
狩猟免許取得補助金を交付する方に対し、猟友会の会員として、
有害鳥獣による
農作物等の
被害防止を図るといった補助金の本来の目的や趣旨について
十分説明を行い、猟友会の
会員確保に努められたいのであります。 次に、地産地消
推進事業についてであります。 地産地消の
取組支援として、
生産者団体に加入し、直売所で販売をされている特定の団体に対し補助を行っていますが、他の団体についても補助を受けられないか検討されたいのであります。 次に、
都市整備部関係について申し上げます。 まず、
都市再生整備事業についてであります。
密集市街地及びその周辺の
地域資源を活用した
まちづくりのため、
現況調査及び方策の検討を
コンサルタント会社に委託する予定ですが、既に市が策定している
三木歴史・美術の杜構想との整合性を保った計画となるよう留意するとともに、地元との調整を十分に行い、現実性のある計画を策定されたいのであります。 次に、
公園施設の
維持補修についてであります。 三木山
総合公園野球場の
グラウンド等の整備については、施設の良好な状態を継続して保つため、
整備工事を行った後も、日常的な
保守管理を適正に実施されたいのであります。 次に、
バス対策事業についてであります。 令和2年10月の
市内バス交通の見直しに伴い、新たな時刻表を作成する予定ですが、
赤字バス運行維持対策に多額の費用を要している中では、その後も
バス交通の全体的な見直しが必要となることも考えられるため、時刻表についてはできるだけ費用を抑制して作成することを検討されたいのであります。 次に、
特別指定区域制度の推進についてであります。 市の
広報紙等で制度の周知を行っておられますが、
活用実績が伸びておりませんので、
対象地域へ積極的に出向くなどして、制度の周知及び啓発に努められたいのであります。 次に、
市営住宅の使用料についてであります。 使用料を滞納されている方に対しては、個々の状況に応じて丁重に対応しつつも、
不納欠損が発生しないよう、適切に徴収するよう努められたいのであります。 次に、
上下水道部関係について申し上げます。
合併処理浄化槽設置整備補助金の交付については、対象となり得る世帯を把握し、
浄化槽普及率の目標値及びその
達成期限を明確に設定して事業に取り組まれたいのであります。 次に、
消防本部関係について申し上げます。
市内消防団の運営について、来年度は本年度より団員数が増加する予定であるものの、いまだ
団員定数に達しないため、引き続き定数の確保に努められたいのであります。 最後に、
新型コロナウイルス対策についてであります。 国内での
新型コロナウイルスの
感染拡大により、市では
相談窓口等の
案内チラシを
全戸配布するなど、
感染防止対策に取り組まれていますが、いまだ終息の気配はなく、感染の拡大が続いているため、
感染防止についてさらなる
周知徹底に努められるとともに、市内で感染者が発生した場合に備え、市民の皆様が不安になることのないよう、万全の対応ができる体制を整えたいのであります。 以上、
民生産業常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(
泉雄太) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 12番、
板東聖悟議員。
◆12番(
板東聖悟議員) 議長、12番。
○議長(
泉雄太)
板東議員。 〔12番
板東聖悟議員登壇〕
◆12番(
板東聖悟議員)
日本共産党の
板東聖悟です。 第10
号議案、令和2
年度三木市
一般会計予算について反対の討論を行います。 昨年10月に消費税が10%に引き上げられました。増税後、3カ月間の国内総生産は、マイナス7.1%、
個人消費、
住宅投資、企業の
設備投資、輸出の全てが落ち込んでいるなど、
日本経済は新たな
消費不況と言える状況でございます。 また、年金、医療、介護など
社会保障の負担が増える一方で、給付はどんどん減っています。 加えて、このたびの
新型コロナウイルスの
感染拡大による影響は、国内外を問わず、経済的に重大な危機に直面し、
市民生活にも及んでおり、先の見えない状況に市民の不安が広がっています。 このような中で、
市民生活に最も身近な
基礎自治体がどう向き合うかが問われています。緊急性の高い問題は、国の追随だけではなく、三木市の問題として対応を求めることを冒頭に申し上げます。 さて、新
年度予算案について意見を述べ、態度を明らかにいたしたいと思います。 1つ目に、
三木市内の
学校統廃合を強力に進める予算についてであります。 三木市は、
志染中学校と
星陽中学校が
緑が丘中学校と
三木中学校に、また、吉川の小学校を一つに統廃合されることになりました。今回の統廃合を決めるに当たって、統廃合すべきという声とすべきでないという声があったにもかかわらず、統廃合を前提とした議論が進められました。来年度からは、
教育振興部に
学校再編室を新設し、
小中一貫教育の実現に向けた研究が進められます。小学校と中学校を一つの学校にして統廃合を進めて、市内5カ所の学校に集約する案を当局は持っています。市民や保護者あるいは
生徒児童からの要望に基づいたものではありません。今回の問題は、
地域コミュニティの根幹にもかかわる問題でもあります。
小中一貫校ありきの進め方をされないよう、強く求めるものであります。 2つ目は、雇用の創出についてであります。 ひょうご
情報公園都市次期工区整備が進められています。新
年度予算案には、
三木東インターから
情報公園都市への直接
アクセスできる道路の
予備設計と
ボーリング調査の予算として7,500万円が計上されています。
施政方針では、新たな雇用の創出に期待されていますが、
情報公園都市の企業に進出している助成金と
雇用創出の数がつり合っているのか、検証が必要であります。 また、この
アクセス道路は、
情報公園都市に誘致された企業には利便性の高いものですが、私
たち三木市民の利用はほとんどありません。
企業誘致そのものに反対はいたしません。若い市民が、
正規職員として安心して働ける雇用を増やしてもらい、市内の企業とさまざまな取引や関係を持ちながら、
地元企業と一緒に成長できる企業を誘致していただくことを求めます。その上で、
情報公園都市等優遇措置助成金9,612万円や
インフラ整備の費用7,500万円が、これらに見合う額なのかどうかの見きわめが必要だと考えます。 一方で、
中小企業への支援は、セミナーの開催や
専門家派遣などの
個社支援や
空き家改修補助などの
新規事業があります。冒頭にも、
日本経済の
消費不況と言える状況であることを申し上げましたが、今を耐え忍ぶのが精いっぱいという企業が市内にたくさんあります。後継ぎがなくて、廃業する企業もたくさんあります。そのような企業を応援する施策も大いに必要です。
企業誘致に伴う予算と比べると、
中小企業事業者への支援は少ないと考えます。 また、農業の
後継者対策も同様です。事業をしてないわけではございませんが、これで将来何とかなるというところまで行っていないのが現状であります。農業にも未来の見える予算へと補正されることを求めます。 3つ目に、
スマートインターに関する予算についてです。 国への申請では、
三木サービスエリアから
スマートインターをつけることで、市内の
渋滞緩和につながるとしたものですが、その影響はごく限られています。それでも
高速道路から
市内中心部への
アクセスは、今より
スマートインターを活用したほうがよくなるかもしれません。しかし、その利便性を享受するのは、
市内中心部で
高速道路をよく利用する方か、
市内中心部に来られる市外の方です。この
費用負担は、
三木市民全体の負担となります。 また、利用者が増えれば、
加佐草加野線と
大村岩宮線に信号もつけなければなりません。新たな渋滞が生じることも考えなければなりません。 4つ目に、
マイナンバーカード取得と利活用の促進する予算についてであります。 もともと市民にとって、ほとんどニーズのないカード取得のために、さまざまな特典をつけて交付率をあげようとしています。マイナンバーカードがないとできないわけでないのに、無理やりマイナンバーカードと関連させて、差別化を図ろうとしています。市民に対して公平なサービスを提供しなければならないという原則が曲げられようとしています。マイナンバーカードの普及に汗をかくのではなく、市民サービスの向上にこそ汗をかくべきです。 5つ目に、
社会保障についてです。 一般会計から国民健康保険特別会計への法定外繰入をなくそうとしています。県からの指導があるのは理解しますが、払えない人が増えていることにこそ着目すべきです。
民生産業常任委員会の議論で、国保税を払えない、生活保護まで行かない人に対しては、一般会計の中で近隣市の動向を見ながら手当てするという答弁もありました。しかし、税金の支払えない市民は、近隣の動向は見ていません。目の前の生活しか見えていないのです。 また、不安定雇用に身を置く人にとって、会社の都合や自分や家族の健康状態、急な要りよう等で家計のバランスが崩れます。今の制度では、貯蓄がなくなり、生活保護の要件になるまで、行政の支援ができないのが現状であります。払いたくても支払えない人への支援、少ない貯蓄が目減りする不安を感じなくても済む支援を求めるものです。 以上のように指摘させていただいた点が、一つでも改善されることを期待して、反対の討論とさせていただきます。
○議長(泉雄太) 次に、13番、大眉均議員。
◆13番(大眉均議員) 議長、13番。
○議長(
泉雄太) 大眉議員。 〔13番大眉均議員登壇〕
◆13番(大眉均議員)
日本共産党の大眉均でございます。 第11
号議案、令和2年度
国民健康保険特別会計予算及び第13
号議案、令和2年度
後期高齢者医療事業特別会計予算に反対討論を行います。 まず、国民健康保険会計ですが、2018年度から財政の県単一化に伴い、
国民健康保険税が平均9%引き上げされ、1人当たり約8,000円負担が増加していることであります。国民健康保険制度は、
憲法25条に基づく
社会保障制度であり、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって
社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とするもので、病気やけがをしたときに、医療機関の窓口で3割を負担すれば受診できる制度として、国民皆保険のかなめを担っています。 三木市の国民健康保険の加入世帯1万1,139世帯のうち、所得なしの世帯が2,287世帯、20.5%、100万円未満の世帯が2,819世帯、25.3%となっており、年金生活や所得の低い世帯で、所得の割に保険税が高くて払えない世帯が多く、滞納も多いのが現状です。
国民健康保険税は、サラリーマンなどが加入する被用者保険の保険料に比べて、1.4倍から2倍近く高くなっています。その原因は、世帯ごとにかかる平等割と1人当たりにかかる均等割があることです。この構造的な問題を解決するため、国庫負担を減らし、均等割、平等割をなくすることが求められております。子どもの人数が多いほど、負担の重い均等割について、全国知事会、市長会などの地方団体から、子育て支援に逆行しているという批判の声があがり、均等割の見直しを国に求めています。均等割、平等割をなくして、保険税を引き下げること、とりわけ子どもの均等割をなくすことを求めるものであります。 来年度予算では、
国民健康保険税を県が示している標準保険料よりも低く抑えるために、一般会計からの2億2,813万円の法定外繰入がなされています。保険税を引き上げされて3年間は据え置くとされておりましたが、3年目を迎えて、兵庫県が示す標準保険料に近づけるために、一般会計からの繰入を減らし、
国民健康保険税の引き上げが検討されようとしています。今でも高い
国民健康保険税を引き上げすることは、加入者の負担増を招きます。 この制度の運営には、住民の福祉の増進を図る地方自治体として、加入者の負担軽減を図るなど、独自の役割を担っており、
国民健康保険税は、市が条例で定めることになっております。これ以上の負担増をしないように求めるものであります。 また、滞納者に対して、短期保険証や資格証明書が発行され、預貯金などの差し押さえが強化されております。滞納者に対する課税の強化ではなく、生活実態に合わせたきめ細やかな相談体制と生活支援などを求めるとともに、生活困窮者に対する減免制度の拡充を求めるものであります。 あわせて、市民の健康増進を図るため、健康診査の受診率の向上をさせる取組や疾病予防のための保健指導など、保健事業の充実を求めるものであります。 次に、後期高齢者医療事業会計予算についてであります。 1つ目は、2年に1回見直しがされる後期高齢者の令和2年度と3年度の保険料が、均等割額を現行の4万8,855円から2,516円引き上げして5万1,371円に、所得割率を現行の10.17%から0.3ポイント引き上げして10.49%にされていることであります。後期高齢者が増えて、医療費が増えることにより、保険料を2年ごとに
改正するたびに保険料が引き上げられてきて、6回目の引き上げになります。75歳以上の高齢者の多くは、年金収入80万円以下の収入しかないなど、そのほとんどが低所得か無収入の人であります。これ以上の負担増はやめるべきであります。 2つ目に、保険料の軽減特例の廃止により負担増となることであります。
ひとり暮らしの年金収入80万円以下の人は、特例で9割軽減から今年度は8割になり、来年度から本則の7割軽減になります。そのため、現在2割負担で9,771円の保険料が、来年度は1万5,411円と5,640円引き上げになります。年金収入168万円以下の単身世帯の人は、現在8.5割の軽減特例で、保険料は7,328円ですが、来年度は7.75割の軽減で、保険料は1万1,558円と4,230円の引き上げになります。低所得者の保険料均等割、5割、2割の軽減対象者が拡大されたとはいえ、収入の少ない高齢者にとって負担増になっています。年金生活、支援給付金が支給されていますが、消費税の増税がされ、その負担も増えています。高齢者の年金が減る一方で、介護保険料などの負担も増えており、高齢者の現状から見ると、とても容認できるものではありません。予算では、保険料の引き上げと所得割の特例廃止などで、この間の高齢者の負担が増え続けております。また、政府の審議会等では、高齢者の窓口負担を1割から2割にすることが検討されております。全国後期高齢者医療広域連合協議会や兵庫県広域連合では、制度の根幹である高齢者が、必要な医療を受ける機会の確保という観点から、現状維持とすることを要望されています。75歳以上の高齢者の医療の窓口負担を原則1割から2割にすることなく、高齢者が医療を受けやすく、それとともに、健康で長生きできる制度にすることを求めて、討論といたします。
○議長(
泉雄太) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、第10
号議案、令和2
年度三木市
一般会計予算、第11
号議案、令和2
年度三木市
国民健康保険特別会計予算並びに第13
号議案、令和2
年度三木市
後期高齢者医療事業特別会計予算の以上3件を一括して起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
泉雄太) 起立多数であります。よって、第10
号議案、第11
号議案並びに第13
号議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議決されました議案を除く議案13件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。 ──────◇◇──────
△日程第18 第24
号議案 令和元
年度三木市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
泉雄太) 次に、日程第18、第24
号議案、令和元
年度三木市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 市長より提案理由の説明を求めます。 〔市長仲田一彦登壇〕
◎市長(仲田一彦) ただいま上程されました議案について提案理由を御説明申し上げます。 第24
号議案、令和元
年度三木市
一般会計補正予算(第5号)について、このたびの補正は、国の補正予算等を活用して、県内でも複数の発生が確認されている
新型コロナウイルス感染症の認定こども園等における感染の拡大を防止するために、必要な経費の補正を行うものであります。 まず、民生費では、児童福祉費において、認定こども園及び保育所、アフタースクール等における
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を防止するための対策に必要な費用1,520万円を追加しております。 次に、教育費では、幼稚園費において、同様に、幼稚園における対策に必要な費用160万円を追加しております。 次の繰越明許費では、このたびの補正予算に係る事業費全額を繰越明許とするものであります。 以上でただいま提案いたしました議案についての説明を終わります。どうか慎重なる御審議によりまして、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
泉雄太) これより質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 ただいま議題といたしております第24
号議案、令和元
年度三木市
一般会計補正予算(第5号)は、
総務文教常任委員会へ付託いたします。 この際、暫時休憩いたします。 〔午前10時41分 休憩〕 ──────◇◇────── 〔午前11時40分 再開〕
○議長(
泉雄太) ただいまより会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、議事を継続いたします。 ただいま議題となっております第24
号議案について、
総務文教常任委員長から
委員会の
審査報告書が提出されておりますので、
委員長報告は
会議規則第38条第3項の規定により、省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、
委員長報告は省略することに決しました。
委員会の
審査報告書を事務局より朗読いたします。 〔事務局
議事調査係長朗読〕
○議長(
泉雄太) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより討論に入ります。 討論については通告がありませんので、これを終結いたします。 これより採決に入ります。 第24
号議案、令和元
年度三木市
一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ──────◇◇──────
△
追加日程 公共施設最適化推進のための
特別委員会設置の動議
○議長(
泉雄太) この際、御報告いたします。 ただいま穂積豊彦議員、
藤本幸作議員、松原久美子議員、堀元子議員、大西秀樹議員の5名から、
公共施設最適化推進のための
特別委員会設置の動議が提出されました。 この文案をお手元に配付いたしましたが、念のため事務局から朗読いたします。 〔事務局
議事調査係長朗読〕
○議長(泉雄太) ただいま朗読いたしました動議は、所定の賛成者がありますので、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(泉雄太) 御異議なしと認め、本日の日程に追加し、直ちに議題といたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、本動議による
公共施設最適化推進のための特別
委員会を設置することに決定いたしました。
公共施設最適化推進のための特別
委員会の委員については、
委員会条例第7条の規定により、議長から指名いたします。
公共施設最適化推進のための特別委員は、13番、大眉均議員、15番、大西秀樹議員、17番、古田寛明議員、18番、堀元子議員、22番、
中尾司郎議員、25番、泉雄太、26番、初田稔議員、29番、内藤博史議員、以上8名にお願いいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、
公共施設最適化推進のための特別委員は、議長指名のとおり決定いたしました。 次に、お諮りいたします。 ただいま決定いたしました
公共施設最適化推進のための特別
委員会に付託いたしました案件は、慎重審議を要するものと考えられますので、議会において付議事件の審議終了を議決するまで、継続存置することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、
公共施設最適化推進のための特別
委員会に付託いたしました案件については、審議終了を議決するまで、継続存置することに決定いたしました。 ──────◇◇──────
△日程第19
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
所管事務調査の件
○議長(
泉雄太) 次に、日程第19、
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
所管事務調査の件を議題といたします。 各
常任委員会及び
議会運営委員会の所管事務について、
会議規則第102条の規定により、調査事項一覧表のとおり閉会中継続調査いたしたい旨各常任委員長及び議会運営委員長から申し出がありました。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに決して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 以上で本日の日程は終わりました。 今期定例会に提出されました案件は、ただいま全部議了いたしました。 ──────◇◇──────
△市長閉会挨拶
○議長(
泉雄太) この際、市長の御挨拶がございます。 〔市長仲田一彦登壇〕
◎市長(仲田一彦) 第355回三木市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には、去る2月25日の開会以来、本日まで32日間にわたり終始御精励を賜り、令和2年度の当初予算を初め、多数の重要案件について本会議並びに各
常任委員会においてそれぞれ慎重なる御審議をいただきましたことに深く感謝を申し上げます。おかげをもちまして、このたびの市議会に提案いたしました議案につきましては、適切なる御決定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。 今議会におきまして議員各位からいただきました御意見、御指導等につきましては、十分留意し、今後の市政運営に当たってまいります。 さて、ここで
新型コロナウイルス感染症に係る本市の対応状況について御報告させていただきます。 1月29日の
新型コロナウイルス対策調整会議、2月25日の同対策連絡会議を経て、3月1日、兵庫県内で
新型コロナウイルスによる感染症患者が発生したことに伴い、同日午後9時に
新型コロナウイルス対策本部を設置しました。翌日、3月2日から対策本部会議を随時開催し、公共施設の対応について協議し、不特定多数の者が利用する共用部分は閉鎖することなどを決定しました。また、教育
委員会については、国や県からの要請を受け、3月3日から15日まで、市内の小・中、特別支援学校を臨時休校することを決定いたしました。この措置については、後に24日まで延長することとなった次第であります。その後、公共施設の予約キャンセルにつきましては、キャンセル料をいただかないことや三木市社会福祉協議会より提供いただいた備蓄用のマスク2万2,000枚を市内の介護施設や障がい者施設、学校教育施設、就学前教育保育施設、アフタースクールの従事者用に配布すること、また、肺炎が胎児にも影響するおそれもあるため、妊婦に対しても1人当たり10枚を配布してまいりました。 こうした対策を講じる中、3月10日、11日に、北播磨総合医療センターにおいて、医師が
新型コロナウイルスに感染したことにより、12日から25日までの2週間、外来診療や救急、新規入院の受け入れの中止を決定しました。この事態を受け、市では、公共施設等の利用中止等の対応をとり、また、市内医療機関のマスク調達が困難となっていることから、市の備蓄マスク7,500枚を国の措置に先んじて配布することを決定したところです。北播磨総合医療センターでは、その後に陽性反応があった職員を含め、計4名の感染者の感染経路を洗い出し、濃厚接触が疑われる42名のPCR検査を実施し、全て陰性であったこと、また、
新型コロナウイルスの潜伏期間とされる14日間が経過した後も新たな感染者がないことを確認するとともに、感染リスクのある全ての全19室の除染作業と外来エリアの一斉消毒を実施されました。これにより、昨日26日から第1段階として救急患者の受け入れと外来の予約診療、予定入院の受け入れを再開しました。第2段階として、4月6日から紹介患者の外来、入院診療の再開を、第3段階として、4月13日から一般初診患者を含む全てを通常どおり再開することが決定いたしております。市においては、本日午後に第9回目となる対策本部会議の開催を予定しており、現時点で3月31日までとしている市内公共施設等の利用中止等の再検討、そして市内イベント等にかかわる今後の対応等について協議を行う予定としております。 さて、春休みまで臨時休校が続いた中、市内の小・中、特別支援学校では、規模を縮小する形で卒業式がとり行われ、小学6年生620人、中学3年生653人、特別支援学校中学部5人の合わせて1,278人が希望に胸を膨らませ母校を巣立ちました。この子どもたちが、20年、30年先にも三木に住んでいてよかった、仮に進学等で一旦三木を離れることになったとしても、いつかまた、三木に戻ってきたい、そう思えるような
まちづくり、生まれ育ったふるさとで、豊かな人生を安心して送ることができる環境づくりをしっかり進めてまいります。 また、今週、22日に日本高等学校ゴルフ連盟の総会が開催され、全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会、通称春高ゴルフの本市での開催が決定しました。この大会は、毎年春休みに開催されます。予選を勝ち抜いた400から500人の中高生に加え、大会関係者なども三木市を訪れることになります。この大会を本市で毎年開催することで、ジュニアゴルファーの聖地化とゴルフのまち三木の一層のブランド化を進めます。 この4月からは、本市の今後10年間の市政の取組を示した総合計画とあわせて総合計画の前期に当たる今後5年間の本市の成長戦略、三木市創生計画を同時施行いたします。新たな総合計画に基づき、行政のあらゆる分野から市政を推進していくことに加え、令和2年度はまずは
施政方針でも述べました7つの視点、すなわちまちのブランド化、雇用、子育て、移住・定住の促進、公共交通の充実、誇れる教育と防災のまちの推進を重点施策とし、三木創生へ職務に邁進してまいります。 最後になりましたが、議員の皆様にはくれぐれも健康に御留意いただき、今後とも変わらぬ市政への御指導、御協力をいただきますよう重ねてお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ──────◇◇──────
△閉会
○議長(泉雄太) お諮りいたします。 これにて閉会して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
泉雄太) 御異議なしと認めます。よって、第355回三木市議会定例会はこれをもって閉会いたします。 〔午前11時57分 閉会〕 ──────◇◇──────
△議長閉会挨拶 第355回三木市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る2月25日に開会いたしましたが、世界中で
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、市内で感染者が発生した場合に、本会議を休会することなども想定しながらの32日間でございました。幸いにも現在のところ市内での感染者は確認されておらず、本日を迎えることができた次第であります。 また、議員各位におかれましては、会期中終始慎重な御審議をいただき、いずれも適切、妥当な結論を得て議了できましたことは、市政のためまことに御同慶の至りに存じますとともに、各位の御精励に対しまして、深く敬意を表する次第でございます。 いよいよ陽春の季節となってまいりましたが、議員各位並びに当局の皆様におかれましては、くれぐれも健康に御留意をいただき、市政伸展のため、ますます御活躍くださいますよう御祈念申し上げるとともに、このたびの
新型コロナウイルス感染症の感染の拡大が、できるだけ早期におさまることを願い、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 三木市議会議長 泉 雄 太
会議録署名議員 堀 元 子
会議録署名議員 松 原 久 美 子...