宝塚市議会 > 2020-10-30 >
令和 2年10月30日文教生活常任委員会-10月30日-01号

ツイート シェア
  1. 宝塚市議会 2020-10-30
    令和 2年10月30日文教生活常任委員会-10月30日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年10月30日文教生活常任委員会-10月30日-01号令和 2年10月30日文教生活常任委員会                 開会 午前11時00分 ○浅谷 委員長  それでは、ただいまから文教生活常任委員会を開会いたします。  本日は、宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針について及び2件の不祥事事案についての所管事務調査を行います。  委員から写真撮影の申出を受け、許可しておりますのでよろしくお願いいたします。  説明に入る前に申し上げておきたいことがございます。  まず、このいじめ問題は、2016年の12月、今からもう4年近く前になりますが、いじめにより自ら命を絶たねばならなかった中学2年生のお子さんの案件です。二度とこのようなことを起こさないためにと、教育委員会では様々な改善策を懸命に進めてこられた。で、作成されたのがこの基本方針というわけですけれども、この4年間、そのような努力にもかかわらず、別の中学でも女子生徒が、部活で強い指導を受けた後に校舎から転落する。また、今回はこの方針が出されるのと同時期に、この2件の不祥事事案が立て続けに発生している、そんな現状であるわけです。中でもその部活動の体罰の事件、今回の事件についてはテレビで連日報道されて、いかにひどい事案であるのか、教育委員会には、子どもたちを心配する電話が数多く入ってきていると聞きます。私たち議員のところにももちろん多数届いておりますし、うちの会派室にはもう、担当する委員長がいるだろうと、わざわざ調べて、そんな電話もあるほど、今、本当に我が市の教育への信頼は大きくそがれている、そんな状況であるわけです。子どもたちが安心して過ごせる学校環境、というのがごくごく当たり前のことだと思います。それがなぜ宝塚市ではそんな当たり前のことを脅かすような事案が、こんな何度も何度も繰り返されるのか。やっぱりそれはさきの決算特別委員会の中でも取り上げられて、包み隠さず現状を出して改善を求められて、教育長は、学校風土を変えていくと、一から見直すんだ、そのような決意を述べられました。市長も、今しかないんだ、覚悟を決めているとおっしゃっておられました。私たち議会ももちろん重く受け止めておりますし、学校現場現状把握はじめ、どこに問題があるのか、他市の事例なんかも研究しながら検証していって、全ての子どもたちが大切にされて、安心して過ごせる学校環境というのが確認できるまで、本当に覚悟を決めて取り組んでまいりたいと思っておりますので、教育も、市当局も、そのおつもりで臨んでいただきたいと思います。  これから基本方針の説明を求めますけれども、すばらしい未来を本当に思い描いていたはずのお子さんが、自ら貴い命を絶たねばならなかった。その無念というのがいかに大きいものであったのか計り知れず、決してもうあなたの死を無駄にしないという、そういった誓いから、亡くなったお子さんの御冥福を祈って、この場で皆さんとともに黙祷をささげたいと思います。  黙祷。  お直りください。  それでは、当局から発言の申出がありますので、これを許可いたします。  森教育長。 ◎森 教育長  このたびは本市教職員が相次いで逮捕されるという、本当に断じて許されない事件が起こりました。子どもたち保護者の皆様、市民の皆様の信頼を大きく損ねてしまいましたこと、心より深くおわび申し上げます。  特に中学校での事件につきましては、子どもの模範となるべく、その教師として生徒に寄り添い、生徒の命を一番守るべきその教師が、生徒の心身に大きく傷を負わせただけではなく、心に消すこともできない大きな傷を残すことになりました。被害に遭われましたお子様、保護者の皆様に心よりおわびを申し上げます。  教育委員会としましては、宝塚の子どもたちが楽しく充実した学校生活が送れますよう、保護者の皆様が安心して宝塚の学校に通わすことができるよう、宝塚の学校に通わせてよかったと思えるよう、その当たり前のことを一から見直してあらゆる面から取り組む、その覚悟でございます。私ども教育長教育委員会が、今までの取組が不十分であった、そのことを厳しく、重く、深く受け止めております。  教育委員会、そして宝塚市の教職員一同、この教育行政の信頼を一刻も早く回復して、皆様の信頼を取り戻すよう、全力で取り組んでいく覚悟でございます。このたびは本当に申し訳ございませんでした。 ○浅谷 委員長  それでは、まず項目1の1、宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針について、当局からの説明を求めます。  森教育長。 ◎森 教育長  それでは、再発防止策の説明をさせていただきます。
     まず、この再発防止策は、本年6月22日に出された報告書の提言を受け、教育委員会で策定し、4度の総合教育会議を経て、教育委員会で正式に決定をいたしました。その際には、再調査委員長だった春日井敏之教授曽我智史弁護士、それから元大津市教育長でありました桶谷守教授の3人の検証委員の皆様にも何度も足を運んでいただいて、御指導、御助言をいただきました。  正式名は、「宝塚市いじめ問題再発防止に関する基本方針」として本市の取組の方向性を示しております。この方針に従って、教育委員会、それから中学校校長会、それから小学校養護学校校長会、それぞれが行動計画をつくり、実践をしてまいります。表題は、宝塚の「子どものいのち、権利を守り未来へ成長する教育」というふうに表題をしております。これは、子どもの命、権利、利益を守るという子ども権利条約の言葉がこの6月22日に出された報告書に何度も出ております。このことを宝塚の教育の核として据える。しかし、協議の中で、これは当たり前のことである。それができなかった。そのマイナスからゼロに、そしてゼロでは駄目なんだというところから、それをプラスにしていくための、そういう基本方針でなければいけない。そのためには、やはり未来を見据えて、宝塚の子どもたちが本当に成長できる、そういう教育にしなければいけないという、そういう決意の下でこの宝塚の子どものいのち、権利を守り、未来へ成長する教育というふうに宣言をいたしました。  そして、副題の「宝塚の子ども一人ひとりを徹底的に大切にします」、これはこの再発防止策子どもたちにも分かり、子どもたちに向けた私たち教育行政教職員の決意、それを届けたいという、そういう思いからであります。  それでは、第1、ここは読ませていただきます。  私たちは、かけがえのない大切な命を救うことができませんでした。  2016年12月。「生きたい!」と必死だった14才の女子生徒の苦しみにあまりにも私たちは鈍感でした。学校も教育委員会、市も女子生徒を孤立させ最も悲惨な結末を迎えました。「子どもを守る」という当然の行為を残念ながら一から取り組むことによってしか再発を防ぐことが出来ないと決意して、全力で一つひとつを実践していきます。  考えられる最善の策でありますが、これがスタートです。我々一人ひとり女子生徒の死の責任があると胸に刻み進めていきます。  しかし、もうあの子は帰ってきません。  ご遺族の苦しみ、悲しみを自らのものとできるか、それが問われると思っています。  第2、基本方針の構成は、5つの柱を軸にして取組を進めてまいります。  1、子どものSOSに気づく力を高めます。2、子どもの主体性を育てます。3、部活動を改革します。4、チーム学校で取り組みます。5、子どもに対する体罰及びハラスメントを根絶します。この5つの柱には、重点施策として新規施策6、拡充施策13、継続施策14、計33施策として取り組んでまいります。  施策の具体的な説明は担当部より説明をさせていただきます。 ○浅谷 委員長  橘学校教育部長。 ◎橘 学校教育部長  それでは、私のほうから基本方針の内容について説明をさせていただきます。  基本方針は、先ほど教育長も申しましたように5つの柱からできており、それぞれの柱に対して具体的な取組の方向性を①、②というように示し、その方向性に対しての具体的な取組内容を星印で記載しています。これら柱については、宝塚市いじめ問題再調査委員会報告書を踏まえて策定したものです。  また、この基本方針は、全て主語は私たち大人が、教職員が、学校が、教育委員会がということであり、私たちが取り組むべきこととしてまとめています。  また、それぞれの取組の後ろには、新規、拡充、継続という表記もしています。新規は重点的に新たに取り組むこと、拡充は現在取組はしていますが、さらに発展、推進していくもの、継続は現在取り組んでいて、今後も続けて取り組んでいくものと御理解をお願いします。  それでは、2ページを御覧ください。1つ目の柱である子どものSOSに気づく力を高めます、についてです。ここは、教師一人一人が子どもの願いに耳を傾けるための姿勢を持ち、子どもの声を敏感に感じ取ることができるよう感性を磨くため、次のことに取り組みますとして、3つの方向性を示しています。  1つ目は、子どもたちがSOSを出しやすい環境をつくりますということで、2つの取組を行います。  まず初めに、小学校での教科担任制を積極的に推進しますということです。小学校では学級担任制が行われており、どうしても1人の担任教師子どもたちと関わる機会が多くあります。しかし、担任が1人でいろいろなことを抱え込むのではなく、子どもにとってもより多くの教師と触れ合い、多くの信頼関係を築くことが必要であると考えています。そのため、現在では小学校において高学年で教科によって担任外の教師が受け持つ授業スタイルを行っていますが、今後はそういった授業をより増やしていこうとするものです。  次に2つ目の取組ですが、相談することの大切さを子どもたちに伝える出前授業を行いますとしています。この取組は新たな取組です。子どもたちがしんどい状態になったとき、そのつらさや困った思いを一人で抱え込むのではなく、周りの大人や友だち、また家族などに伝えられる力を備えることが必要です。そういう力を育てるため、小学校の高学年や中学生に、臨床心理士などの専門家による出前授業を進めていきます。  続いて2つ目方向性で、子どもを深く理解する力を育てますとしています。  その1つ目の取組として、本事案から学ぶ全員研修を実施しますとしています。このことは、調査報告書が出てから、再調査委員会委員長を講師として、調査報告書の提言に基づいて研修を行いました。既に学校、幼稚園の管理職、学校の生徒指導担当教員教育委員会指導主事を対象とした研修を実施しました。現在は、教育委員会指導主事と学校が共同で、それぞれの学校の教員を対象とした校内研修に取り組んでいるところで、12月までには全ての学校での研修を終える予定です。さらに来年度以降も、委員長をはじめ専門家を講師に招き、いじめ対応の事例に基づいた研修を行うこととしています。この取組も新たな取組としています。  次の取組は、子どもに共感し、対等な関係を築く資質を養いますとしています。教師の本分は魅力ある授業で子どもに人生を生き抜く力をつけることにあります。しかし、それだけにとどまるものではありません。人間の成長に関わる職業である以上、子どもたちと日々豊かな関係を育むことが求められています。再調査委員会からは、教師と子どもたちの間にしばしば上下の管理・統制的な関係が見られるとの指摘を受けました。子どもに心を開いてもらうには、大人である教師が自らの感情をコントロールし、子どもの話や訴えを決して否定せず、共感しながら耳を傾ける資質や態度を身につける努力を怠ってはなりません。現在も、学校に配置されているスクールカウンセラーによる傾聴の仕方を学ぶ研修を行っていますが、今後も継続的に研修を行っていきます。  次の取組は、発達に特性のある子どもへの理解と適切な支援を強化しますとしています。子どもたちの中には、発達に特性があり、学校生活を過ごしにくいと感じていることがあります。その過ごしにくさの中には、いじめが疑われることがあり、よりよく過ごせるようにしていくことが欠かせません。そのため、教師は子ども一人一人の特性や背景をきちんと理解するための研修を行っていますが、今後もより丁寧な対応ができるよう、研修を続けていきます。そして、保護者に対しても、いろいろと悩みを持たれているので、市の教育相談などへの情報提供を進めていきます。  次に、3つ目方向性として、いじめを早期に発見し、速やかに適切な対応をしますとしています。  その1つ目の取組を、いじめの定義の確認と周知を徹底しますとしています。いじめとはどのような行為を指すのか、それを正確に理解していなければ、早期発見はできません。いじめ防止対策推進法の趣旨を徹底させるため、文部科学省は2017年にいじめ防止基本方針を改定しています。ある子どもがほかの子どもの言葉や行為で心身の苦痛を感じたときはもちろん、ネット上の悪口など本人が気づいていない場合でも、いじめとして適切に対応することを求めています。再調査委員会の調査から、このことを理解していない教師がおり、いじめの解釈が教師によって違っていることが明らかになりました。そのため、教師全員が統一したいじめの定義を理解する研修を早急に行います。また、教育関係者子どもたち保護者だけでなく、市民全員で、いじめとはどのようなものを指すのか確認する必要があります。そのため、イラストなどを交えて、いじめの定義を分かりやすく表したリーフレットを作成し、児童生徒保護者教職員地域住民に配布します。  4ページになりますが、次の取組は、いじめ防止月間を設けますとしています。自死事案が発生した12月をいじめ防止月間と定めます。この事案を風化させることがないよう、毎年12月は学校を挙げていじめについて考え、学ぶこととしています。また、学校での取組は、子どもたちが中心になって内容を決め、教師が支援します。教育委員会は学校の取組を支援していきます。  続いての取組は、いじめをテーマに絞ったアンケートを行いますとしています。現在は各校で1学期にこころとからだのアンケートを行い、子どもたちストレスをどのように感じているのかを見るための調査をしています。ストレスなどで、いじめを受けている、またいじめを見ている子どもたちもそれらをストレスとして表れる調査となっています。2学期、3学期は、それぞれ学校でいじめアンケートを実施していますが、今後は市として同じ尺度でいじめ早期発見を行うため、市で統一したいじめアンケートを実施していきます。  次の取組は、教職員らがいじめについての情報を共有し、チームで対応する仕組みを整えますとしています。学校では、生徒指導委員会という組織を設け、いじめや生徒の問題行動などの対応を行っていましたが、現在では、いじめ対応についてはそこから独立をさせて、いじめ防止委員会を設けて対応しています。しかし、その組織には多くの教員が関わるために、初動が遅れる場合が起こり得ます。いじめについては初動が大切であることから、いじめ防止委員会の構成員の中から迅速に初期対応に当たるチームを編成します。  次の取組は、いじめ等に関する情報について、保護者と連絡を迅速に行い、情報を共有しますとしています。いじめの認知は、本人や周りの子どもからの相談、保護者からの相談、教師による発見やアンケートによる認知、地域からの情報などがあります。このうち保護者や本人からの相談であれば、いじめの認識を保護者と学校が共有できますが、その他のことでの認知の場合は、ともすれば学校だけが情報を持っていて、保護者への連絡ができていないことが起こり得ます。そのようなことを回避するため、まずはいじめを認知したら、保護者への連絡を行うとともに、取組の進捗を伝え、保護者に見通しを持ってもらうとともに、家庭の協力を得ながら対応することについての校内での共通理解を進めます。  続いての取組は、教育委員会事務局いじめ防止等対策担当チームをつくりますとしています。先ほど学校でのチーム編成について説明しましたが、教育委員会事務局には生徒指導担当いじめ担当を配置していますが、それぞれ小学校中学校を担当しています。報告書での教育委員会いじめの認知に課題があるとの指摘を受けて、学校と同じように初動に対応したチームをつくります。そして、どのようないじめの態様がより深刻な状況になりやすいのかを示したマニュアルを作成し、学校での対応に生かしていきます。この取組は新たな取組となります。  続いて、2つ目の柱の説明に移ります。2つ目の柱は、子どもの主体性を育てますとしています。こちらの方向性としては4つを示しています。  まず初めの方向性は、子どもの主体性を育む授業へ転換しますとしています。  取組としては、主体的・対話的で深い学びへとしています。みんなと同じでなければならない。日本の子どもたち同調圧力を感じながら学校生活を送っています。いじめに関しても、自分がいじめの対象にならないように、不本意ながらいじめに加担したり、見て見ぬふりをしたりすることが少なくありません。折しも文部科学省は、2020年度から全面実施となった新学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びを実現する授業を求めています。学校は目まぐるしく変化する社会を生きる子どもたちを、自分の頭で考え、行動する大人に育てる使命を持っています。子どもたちが学校で一番多くの時間を費やすのが授業にほかなりません。一方的に教師の講義を聞く受け身の授業ではなく、級友たちとの議論や体験学習を通じて自ら学ぶ授業を充実させます。また、教師同士が互いの授業から学び合う校内の授業研究を活発にしていきます。  2つ目方向性は、子どもが参画する学校づくりを行いますとしています。  取組としては、学校行事子ども主体で行いますとしています。学校では様々な行事がありますが、それらの多くは教師が計画し、その計画に基づいて子どもたちが参加するというものです。しかし、子どもたちの主体性を育んでいくためには、そういった行事の計画段階から子どもたちに参画してもらい、自分たちの行事という自覚を持つことが必要です。まずは可能な行事から、そういう子どもの姿を教師が応援するようにしていきます。  3つ目方向性は、児童会生徒会を活性化しますとしています。  取組として、サミット学校間交流を図りますとしています。中学校においては、毎年夏休み中に生徒会交流会を行っています。そこでそれぞれの学校の取組などを交流し、自分たちの学校の活動に生かしています。今後は、中学校だけではなく小学校児童会も、サミットという形で交流会を進めていきます。  4つ目の方向性は、子どもへのエンパワメントを促進しますとしています。  1つ目の取組としては、CAPの活用と検証を行いますとしています。本事案発生直後にCAPという子どもへの暴力防止プログラム小学校に取り入れました。子どもいじめや虐待、性暴力など様々な暴力から自分の心と体を守るための予防教育で、小学校の中学年になると全員が受けています。いじめや暴力にノーと言える力やSOSを出す力、こういった力を援助希求といいますが、その力を子ども自身の中に蓄えていきます。CAPを受ける前と後で子どもたちの意識がどう変わったか。そういった効果を検証した上で、継続して取り組んでいきます。  2つ目の取組として、自殺予防教育を行いますとしています。助けてという力、SOSを出す力は生きる力そのものです。しかし、追い詰められた状態になってからでは援助を求めることが難しくなります。思春期の子どもたちには、ふだんから繰り返し周りの人たちにSOSを出す大切さを伝える必要があります。そのため、自殺予防に生かせる教育プログラムを実施します。このプログラム県教育委員会が作成したもので、3時間程度の授業パッケージとなっていて、担任が指導するもので、命の大切さを学ぶものです。さらに、自殺予防に取り組むNPOなどの協力を得て、自殺予防教育に取り組んでいきます。  3つ目の取組は、いじめ防止につながるゲストティーチャーの授業を行いますとしています。子どもたち人権意識や思いを表現する力を高めるために、専門家による授業を進めていきます。そのため、教育委員会が講師のリストをつくり、学校に配付します。  続いて、7ページになります。3つ目の柱です。3つ目の柱は、部活動を改革しますとしています。この中学校での自死事案や昨年に発生した別の中学校での生徒が転落した事案は、背景に部活動があります。その部活動生徒主体にしていくため、3つの方向性を示しています。ただ、部活動については、今後も検討を続けていきますので、内容をさらに改善していく予定です。  1つ目方向性は、部活動実態調査を行いますとしています。  取組の最初は、アンケートで実態をつかみますとしています。部活動を改革するには、まず部活動の実態を把握することが必要です。そこで、部活動に関するアンケート調査を11月中に行います。この調査は、全中学生、その保護者教職員を対象に行います。  2つ目の取組は、アンケート結果に基づく白書づくりを行いますとしています。アンケートの結果を今年度中に白書という形でまとめ、部活動の成果や課題を明らかにして、改革の方向性を示していきます。  次の方向性は、指導の在り方を改革しますとしています。8ページになります。  取組の最初は、宝塚市部活動ガイドラインの徹底を図りますとしています。本市では、昨年度に部活動ガイドラインを策定し、全ての生徒と教職員に配付しました。その中には、部活動の意義や在り方を示しています。現在はこのガイドラインにのっとって、活動日数や時間などを守りながら活動しているところですが、中にはガイドラインの趣旨が十分認識されていないことも見られるため、今後もガイドラインの徹底を進めていきます。  2つ目の取組は、顧問は部全体の目標を踏まえ、生徒一人一人に合った目標設定を支援し、各生徒がその目標を達成することをサポートする姿勢で部活動指導に臨みますとしています。部活動に参加している生徒は、それぞれに参加の理由があり、自分なりの意義を持っています。それは部全体の目標と密接に関連しながら日々の活動に参加しています。生徒の目標を顧問がサポートする姿勢をもって指導に当たります。  次の方向性は、生徒が主体となった部活動の運営を行いますとしています。  1つ目の取組は、部活動方向性、内容を生徒と顧問が話し合って決めますとしています。そもそも部活動は誰のためにあるのか、それは生徒のためにあります。顧問の満足のためにあるのではありません。そのことを顧問がしっかりと踏まえ、部として何を目指すのか。そのためにはどうしていくのかを生徒とともに顧問が話し合っていきます。  2つ目の取組は、生徒一人一人の悩みや疑問を尊重しますとしています。このことについても、部では生徒への面談やアンケートを通じて、生徒一人一人の悩みや疑問を聞くようにしていますが、これからもこのことを続け、一緒になって解決に向けて考えていきます。  3つ目の取組は、丁寧なミーティングを行いますとしています。再調査委員会報告書には、部活動内でのいじめに対して、1人のいじめられた生徒と複数のいじめに関わった生徒の話合いがあったと記載されていました。その話合いは、一対多数という構造であったため、結局はいじめられていた生徒に対するいじめを助長することになりました。その反省から、部のミーティングの在り方を振り返り、生徒一人一人の意見を尊重する場にしていきます。  続いて、4つ目の柱です。柱は、チーム学校で取り組みますとしています。ここには2つの方向性を示しています。  まず1つ目は、学校の組織対応力を向上させますとしています。  最初の取組として、校長のリーダーシップを育成しますとしています。学校は校長を中心とした組織です。校長がしっかりとしたビジョンを示し、リーダーシップを持って対応していくため、しっかりとしたマネジメント、それからリーダーシップに関わる研修を教育委員会として行っていきます。  2つ目の取組は、教師がSOSを出せる教職員集団をつくりますとしています。再調査委員会から最も厳しく指摘されたのは、教師同士が同僚としての信頼関係を築けていない学校の風土についてです。ある仲間への信頼という土台がなければ、子どもに異変が起きても担任や部活動顧問任せになり、協力して問題に向かう姿勢につながりません。問題が起きたとき、学年や教科を超えた教師らが集まって、率直に意見を交換し合う。日常の中でしばしばそのような話合いの機会を持てば、互いの理解も深まり、信頼関係が生まれてきます。問題を複数の目で検討することで、解決への道筋も見えやすくなります。そのために事例に基づいたケース会議を行っていきます。  次に、3つ目の取組は、多職種連携を推進しますとしています。本市では、他市に比べて早くからスクールソーシャルワーカーを配置して、いじめをはじめとした様々な学校課題の解決を図ってきました。本来学校だけでは解決できないことも、こういった専門家が会議に加わることで、より多面的で効果的な対応につながります。今後も必要な専門家に関わっていただけるような機会を設け、職員の意識改革を図りながら対応していきます。  次に、4つ目の方向性です。子どもを育む地域や関係機関との連携を行いますとしています。  1つ目の取組としては、地域ぐるみで子どもを見守りますとしています。いじめの認知や対応には地域の方々の協力は不可欠と考えています。現在、本市の学校ではコミュニティ・スクールを順次導入し、地域の方々の御支援を得ながら学校経営を進めています。2022年度中には全ての学校でコミュニティ・スクールを設置し、学校情報を積極的に発信していきます。  次に、2つ目の取組は、保育所、幼稚園、小・中学校の連携を強化しますとしています。子どもの成長は、保育所、幼稚園、小学校中学校と分かれているのではなく、連続した成長です。だからこそ保育所や幼稚園での様子を小学校入学に合わせてしっかりと引き継ぎ、また小学校は次に中学校に引き継いでいくことで、連続した成長に対して学校の対応がよりよいものになっていきます。そういった一貫性を意識した教育を進めていきます。  この方向性の最後の取組は、関係機関との連携を図りますとしています。先ほど多職種連携でいろいろな専門家の参画について説明しましたが、人だけでなく、宝塚市子どもの権利サポート委員会や宝塚市家庭児童相談室などの組織との連携もしっかりと図り対応していきます。  最後、5つ目の柱は、子どもに対する体罰及びハラスメントを根絶しますとしています。方向性としては2つ示しました。  1つ目方向性は、体罰を根絶しますとしています。  取組としては、体罰の禁止を徹底しますとしています。御存じのとおり、体罰は法律で禁止された行為です。子どもたちの心身に大きな傷をもたらします。体罰は子どもに恐怖心を植え付け、暴力行為を肯定することになる、子どもを育てるマイナスの教育です。弱者に暴力を振るってもよいということになり、いじめの一因にもなり得ます。このことをいま一度、全ての教師が認識しなければなりません。そのため、体罰をしない、また許さないという意思を持つよう、繰り返し研修を行っていきます。  2つ目方向性は、ハラスメントを根絶しますとしています。  最初の取組は、部活動におけるパワーハラスメントを根絶しますとしています。パワーハラスメントは教師と生徒の間で起こり、特に部活動の中で行われることが多くあります。それは単に暴言というだけではなく懲罰的な指導など、その態様は様々です。全ての学校がこういったハラスメントをしないための研修を行っていきます。  2つ目の取組は、あらゆるハラスメントを根絶しますとしています。部活動におけるパワーハラスメントのほかにも、教師と子どもとの間には様々なハラスメントが起こり得ます。それらをなくすため、繰り返し研修を行い、根絶を目指します。  再発防止策基本方針は、以上説明した5つの柱ですが、最後に、こういった取組の検証について、結びのところに示しています。これら取組を絵に描いた餅としないため、教育委員会ではその進捗をしっかりと把握し、市長と教育委員による総合教育会議の場で報告します。そして、3名の検証委員による検証を行っていきます。また、取組の成果や進捗は、まずは数値で表せるものははっきりと数値で表していきます。ただ、数値化しにくいところについては、教育委員や検証委員が学校に出向き、直接子ども教職員保護者などと対話して、それぞれの取組について検証を進めていきます。  説明は以上でございます。 ○浅谷 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して確認していただきますが、本日の調査は、時間の都合もありまして、説明に対する確認と今後の審査に必要となる資料を請求するというところにとどめておきたいと思い、また今後の調査及び日程というのは改めて調整したいと思っております。常任委員会でいう1番のようなイメージでしていただけたらと思います。  では、この説明に対して確認することはありませんか。  風早委員。 ◆風早 委員  ①のようなという確認事項ということですので、時間もありませんので。この再発防止基本方針ということですけども、先ほど御説明ありました再調査の報告を受けて、総合教育会議で4回、教育委員会で決定したということでした。率直な意見として、今回の大きな問題の中の一つは、4年前に起こった後、教育委員会に設置された第三者委員会において、御遺族が納得できる状況、ちゃんといじめの周辺を調査ができなかった、ということで市長部局のほうにこの再調査委員会がということがあると思います。この基本方針を見ると、教育委員会のことについてしっかりとした内容がうたわれてないような気がするんですが、そのあたりはどのようにお考えなんでしょうか。 ○浅谷 委員長  教育委員会の体制についてということですね。書かれている内容の中にそこがなかなか入ってこないんじゃないかっていうことですか。                 (「はい」の声あり)  入っていないんじゃないかという話。  森教育長。 ◎森 教育長  この再発防止策基本方針ですけれども、これはやはり先ほど説明させていただきましたように、教育委員会がこの方針に沿ってやっていくという、その中で具体的に示しております。この基本方針に沿って、じゃ、どのように行動していくのか、どのように実践していくのかということにつきましては、行動計画をまたつくって、それを提示していく、そのようにさせていただくということで先ほど説明をさせていただきました。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  この基本方針に沿った行動計画基本方針が遵守できなかった場合に、教育委員会が責任を持つということでよろしいんですね。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  御指摘のとおりです。これは教育委員会の方針ですから、当然そこに対しては実施する責任は教育委員会が一身に負うということになります。  以上です。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  それはどういった方法が考えられるんでしょうか。 ○浅谷 委員長  責任の取り方というか、そういうことですね。  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  先ほど教育長が申しましたように、これは基本方針ですから、当然そこには行動計画、アクションプランというものが必要になろうかと思います。それについては当然、その進捗状況については逐次、適宜その辺は取りまとめた上で市議会のほうや市民のほうにも説明する機会があろうかと思います。その中でやはり、できたものがあるのかないのか、できないのであればどういう理由でできないのであるか、その辺をつまびらかにした上で、我々としても次の対策を考えていくというような形、そういうことでこれを徹底していくということが我々の責任かなというふうには考えております。  以上です。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  教育委員会が宝塚市教育の最高決定機関ということでよろしいんですよね。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  もちろん市長部局との関係もありますが、教育行政については私どもが執行機関でありますから、当然私どもの責任、主体と責任を持って意思決定をします。ただ、教育委員会の権限外の分、予算であるとか議会に対する議案の提案とか、そういったものは市長の権限になりますから、当然市長部局ともそこは連携をしながらやっていくゆうことになろうかと思います。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  教育委員会というのは4人の教育委員と教育長ということでよろしいですよね。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  教育委員会というのは今委員がおっしゃったとおり、4名の教育委員と私を含めて5名になっております。
    ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  4年前のときからいろいろな問題がある中で、もちろん教育長含めて事務局も、今回に至るまで何度も、もちろん謝罪を含めたいろいろな対策を打ってたと思うんですけども、責任を取るという選択肢がどういうものがあるのかが私はよく分からなくて、謝罪をして対応する、新たな方策を打っていくということはよく分かるんです。それは頑張ってやっていただきたいと思うんですけど、あらゆる方法というと、自分たちの決断したことに対する責任の取り方ということがどういったものがあるのか、はっきりと教えていただきたいなと思うんですけども。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  まずはこの再発防止策基本方針、これが本当にきちっと実践、実行できるか。それを強く推進していかなければいけない、実践していかなければいけない。それの責任はやっぱり教育長にあると思っております。  もう一つは、私個人として、いろいろと重大問題が起きたことについて、教育長としてどう責任を取っていくのかっていうふうなことはいろいろと考えております。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  いろいろと考えてくださっているということでありますので、今回我々もしっかりと勉強して、実際に、実効力のあるこの委員会、委員長からも冒頭ありましたとおり、していきたいと思っています。できるだけ全部を出していただき、状況を教えていただいて、その上でどういった判断、どういった責任、どういった方法があるのかっていうのを考えていきたいと思います。  また何か具体的に教えていただければと思うんですが、難しいのかもしれないので。この基本方針、御遺族には説明をされているんですか。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  御遺族の方には会って、御説明をさせていただきました。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  そのとき、御遺族の方はどのようにされておられるんでしょうか。 ○浅谷 委員長  受け止め方ということですね。  森教育長。 ◎森 教育長  この再発防止策については策定すること、それから推進していくこと、このことについては教育委員会にお任せするという言葉をいただいております。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  内容を見ていただいて、同意いただいているということですね。分かりました。  ちょっと資料の要求、ここでいいですか。先ほどあった総合教育会議の議事録で、教育委員会の議事録、そして校長会というのもあるんですかね、校長会の議事録というのを御提出いただきたいなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○浅谷 委員長  校長会というのは各学校の校長と教育委員会校長会、あと総合教育会議の議事録とでいいですか。それはありますかね。  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  総合教育会議についてですが、所管、主宰は市長部局の企画経営部のほうになりますので、企画経営部と協議をしながらいきたいと思います。それと、あと教育委員会の会議についてもお出しすることは可能かと思いますが、ただ一定、非公開になっている部分もたくさんございます。個人情報とか個人の名前とか、いろんなもんが出てまいりますので、その辺は少し調整をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○浅谷 委員長  風早委員。 ◆風早 委員  もちろん出せる限りで結構ですので、しっかりと我々も現状を把握した上で、引き続き次でもしていただければと思います。  以上です。 ○浅谷 委員長  それでは、ほかに確認することはありませんか。  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  出せたらでいいんですけども、いろんな研修ってのが新規だったり継続だったり拡充で、研修ってのがいっぱい入ってきているので、新規のものなら、もう既にイメージができているんだったら新規でこんな研修する、継続なら過去こういった研修をしてました、拡充だったら過去こうだったのを今回こうしていくつもりですとか、こういう、回数を増やすつもりですとかの、研修の内容ってのを読んで分かるような形で出していただけたらなと思うんですけど、可能でしょうか。 ○浅谷 委員長  いじめの対応に対しての研修ということですね。  橘学校教育部長。 ◎橘 学校教育部長  今御要望のありましたものについては、こちらのほうで御用意したいと思います。 ○浅谷 委員長  それでは、ほかに確認することはありませんか。  冨川委員。 ◆冨川 委員  基本方針をお示しいただいたんですけども、その中で、結びに記してありますけれども、この再発防止策を絵に描いた餅にしないため、本基本計画に基づき学校及び教育委員会がそれぞれ行動計画を策定し実行していきますとあります。そして、その改革がどれほど進んだのか、第三者を交えて検証しますとありますが、ここのところが大切なところであると感じております。  それで、先ほどから行動計画をつくるんやと、アクションプランをつくって実行していくんだと盛んに述べられておられますけども、行動計画そのものですけれども、学校及び教育委員会でいつ策定し、議会にどの段階で示すことができるのか。既に作成にかかっておられるんだと思うんですけども、そのあたりは具体的にいかがなんでしょうか。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  もう準備を進めております。大体1月ぐらいにはお示しができるかなというふうには思っております。 ○浅谷 委員長  冨川委員。 ◆冨川 委員  そうしましたら、完成しましたら速やかに議会のほうにも、委員会のほうにも御提示いただきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  行動計画ですけれども、やはりすぐにできること、それから中期、長期、そういうふうに分けて、本当にそれぞれ行動を示して、そしてそれごとに検証して、成果とかがやはり数値化できるように、そしてなかなか教育っていうのは数値化できない部分もありますけれども、そういう面で見える化できるように、そして透明性があるように、そういうふうな行動計画が、今、つくれるように進めていきたいというふうに考えております。お示しすることができましたら、またよろしくお願いいたします。 ○浅谷 委員長  それでは、ほかに。  三宅委員。 ◆三宅 委員  今、こちら資料として、宝塚市いじめ防止基本方針改訂版、宝塚市ということで、平成26年11月に策定をされて、元年、去年の7月に改訂をされた基本方針っていうのが配付されています。これの行動計画ってないんですか。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  これについては行動計画というのは作成はしておりません。これはいじめ防止対策に関する網羅的なものを全て取り上げて書いてますので、施策の一覧表的なものはございます。それについては、その中に出てまいります全庁的な組織がありますが、宝塚市いじめ防止等対策推進会議という、教育委員会だけじゃなくて子ども未来部、あるいは総務部とか入った全庁的にいじめ防止をやっていこうというようなところで進行管理をするような形にしております。  以上です。 ○浅谷 委員長  三宅委員。 ◆三宅 委員  宝塚市に24の小学校と12の中学校があります。その基本方針とかを受けて、いじめについてモデルになるような、ちゃんとできてる学校ってのはないんですか。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  これは小・中学校養護学校と全部で37校ありますが、この基本方針につきましては、宝塚市の大本の元締の教育委員会がつくってるのがいじめ防止基本方針、各学校にもそれぞれで基本方針をつくるようにさせてます。ですから、基本的にはそれぞれ凸凹がないような形で基本方針というかいじめ防止対策、それぞれの学校ごとの基本方針に基づいて実施をしてます。ですから、そこでどこが悪い、どこがよくできているというような、そういう評価というのはしておりません。  以上です。 ○浅谷 委員長  三宅委員。 ◆三宅 委員  我々は今回の4年間の間に4つの大きな事案が発生をしてて、この4年間全然そういったことがしっかり捉えられて行動できてないというか、それが取り組めてないというふうに考えて、こういった所管事務調査をしていこうっていうふうに考えてるわけですけど、この4年間にどんだけ進んできたんか。その結果、今日お示しいただいた基本方針ができただけなのか。こういう取組をそれぞれでやって効果が出てるんですということがないのか。それをもっと拡充していく、広げていく、市内全体で取り組んでいく。そういったものがないっていうのが、ある意味、4年間何してたんっていうふうに思うわけです。これは市民の声ですよ。みんなそう思ってます。学校は大丈夫なんか。あの4つ起こったところだけがあかんのか、ほかも一緒なんかそれさえも分からへん、ていうふうに思ってるんですけど。  そういった部分で、この基本方針できるまでの4年間に、こういった取組をしてこういった実績が上がってる学校がある、こんな取組をしてるっていうのはないんですか。 ○浅谷 委員長  森教育長。 ◎森 教育長  私は、ほとんどの教師は頑張っているというふうに思っております。しかし、やはりこういうふうなことが相次いで起こったっていうふうなことにつきましては、やはり教育委員会として、いろいろなチェック体制がきちっと機能していなかったっていう、そういう部分は大きな反省だというふうに思っております。  ですので、今、委員が突きつけられたことにつきましては、例えばこの起きたこと、じゃ、ほかの学校はできていますっていう、何校はできています、何校はできていません、そういうふうな数で示すことはできませんけれども、でもほとんどの教師は頑張っている。しかし、組織としてどうなのかっていうふうなことにつきましては、やはりそこのところにつきましては宝塚の大きな課題、組織をどうつくっていくかっていうふうなことにつきましては、宝塚の大きな課題だっていうふうに捉えております。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  すみません、補足をさせてください。事案が発生して、再来月でちょうど4年になりますが、その間、何もしてこなかったということではありません。当然我々としても教訓を踏まえて、今お渡ししているような基本方針の改訂をしたのも、それも再発防止策の一つですし、例えばCAPプログラムの実施、あるいは部活動ガイドラインを新たにつくったとか、いろいろやはりそれなりの対策はしております。そういったものは基本的には全校調べて、そういったものを遵守してやるようにお願いをしておりますので、そういう意味では各校ごとにばらつき、凸凹があるというふうには、我々としてはそういう認識は持っておりません。そういった再発防止策に基づいてやっていただいているというふうに、やってもらっているというふうに理解をしております。その辺よろしくお願いします。  以上です。 ○浅谷 委員長  三宅委員、ちょっと時間のあれがあるので、次に続けていただいてもよろしいですか。つなげて、また、質疑ということでもよろしいですか。資料としてということですか。じゃ、資料として取組についてを、この4年間、どこでどんな活動ということが出る資料をお願いいたします。  それでは、はい、お願いします。  横田委員。 ◆横田 委員  資料請求だけお願いします。7ページの部活動実態調査を行うに当たってのアンケート、もうできてると思うんですけれども、どんなアンケートなのかだけ、ちょっと次回。質疑はまた次回に回しますので、資料として提出をお願いしたいなと思います。 ○浅谷 委員長  資料、よろしいでしょうか。  橘学校教育部長。 ◎橘 学校教育部長  アンケートにつきましては、もう11月中にするというように先ほども説明いたしましたので、中身についてはこちらのほうで固まったものがありますので、それを次回までに御用意いたします。 ○浅谷 委員長  それでは、ほかにありませんでしょうか、確認する事項は。  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  先ほど、風早委員のほうから請求のございました校長会の議事録ですが、校長会は、すみません、議事録は作っておりません。基本的には教育委員会の考えなり方針を一方的に通知をするというようなものですので、やった日付とかそういったものであれば提供できますけども、それでよろしいでしょうか。 ○浅谷 委員長  よろしいですか。  では、それでお願いいたします。  それでは、ほかに確認することはありませんでしょうか。  北野委員。 ◆北野 委員  この4年間の中で、生徒自らの動きとして、こういういじめ問題に生徒たちがどのような感覚で動いてきたのかというような取組の実践があれば欲しいと思っています。今、教育委員会とか教職員の側っていうことはあると思いますけれども、生徒会いじめ撲滅宣言っていうような取組が壁に貼ってあるのを見たことあるんですけれども、それもそうですし、やはりそこへの、もちろん学校や教職員からの働きかけによってだとは思うんですけれども、何か生徒自身の主体的な動きなり活動なりのことがありましたら、また今後に、生徒会って毎年変わっていったりするもんではあると思うけれども、そちらの力っていうのをしっかりと使っていくというか、それはすごく大事なことやと思うので、そういう取組がありましたら紹介もいただきたいし、実践としてつなげていくようにしてほしいと思っていますが、いかがでしょうか。 ○浅谷 委員長  橘学校教育部長。 ◎橘 学校教育部長  今言われました生徒が主体的に、自分たちの問題としていじめのことを考えているという内容については、次回までに少しまとめて御提示をしたいと思います。 ○浅谷 委員長  北野委員。 ◆北野 委員  それプラス……、取りあえずそれで結構です。 ○浅谷 委員長  では、ほかに確認することは。  田中委員。 ◆田中こう 委員  資料請求なんですけども、9ページの多職種の連携っていうとこでSSW、SCがあるんですけど、この間4年か5年ぐらいでいいんですけど、SSWとSCの人数と関わりの件数、内容なんかももし知らせれる範囲で知らせていただけたらと思います。 ○浅谷 委員長  資料として。  橘学校教育部長。 ◎橘 学校教育部長  今、四、五年でいいと言われましたが、どちらか4年ないしは5年、こちらで決めさせていただいてもよろしいですか。はい。それで人数と活動の内容が分かるようなものを御用意いたします。 ○浅谷 委員長  ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  よろしいでしょうか。  じゃ、資料の確認だけさせていただきたいんですけど、まずは会議の議事録ですね。校長会は日程だけということで、教育委員会などの議事録をお願いいたします。それと、あとはいじめに関する研修の内容ですね、そのことについての資料。そしてまた、行動計画について、策定後にこれは示していただきたいということです。それと、4年間の取組、教員がどのようにというような取組の内容を、あとは部活動アンケートについてですね、11月に実施されるということについての内容。あとは生徒の取組、生徒が主体的に取り組まれている内容について。最後に、SSWとかの人数と活動内容、この四、五年間についてということでよろしいでしょうか。  それでは、それでお願いします。  続きまして、もう1件のほうですね。  今のいじめの問題、再発防止に関する基本方針についての説明はこの程度といたします。  次に、不祥事事案について、当局からの説明を求めます。   高田管理室長。 ◎高田 管理室長  事前にお配りいたしました資料に基づいて御説明いたします。  不祥事事案についてということで、1点目、逆瀬台小学校教員の逮捕についてです。  概要ですが、本年10月2日金曜日、逆瀬台小学校に勤務する教員が、住居侵入の疑いで宝塚警察署に逮捕されました。警察によると、当該教員は正当な理由なく、8月19日午前9時25分頃、被害者宅に侵入した、こういったことで逮捕されております。10月22日木曜日に起訴され、今後、公判が予定されているということでございます。  この教員なんですが、鈴木直行、57歳、主幹教諭です。逆瀬台小学校の3年1組を担任しております。1990年に教員として採用され、養護学校に配置されて、以後、異動を繰り返して、2016年に現在の逆瀬台小学校に勤務するということになっております。2018年から主幹教諭ということでございます。  事件発生当日のこの教員の動きなんですけども、今年度は新型コロナの関係がありましたので、8月18日から登校日が始まっておりますので、8月19日というのは登校日の翌日、2日目ということになります。当日ですが、8時15分には小学校のほうには出勤しておりました。そこから8時50分までの間に、学校長に対して、9時40分、2時間目が始まるまでの1時間の年休取得を申請し、校長が許可しているというふうに報告を聞いております。参考に、この3年1組の1時間目は音楽の専科の授業だったので、この教員の授業ではなかったということでございます。8時55分頃に逆瀬台小学校を出ております。そして、9時25分頃、これは警察発表なんですが、被害者宅に侵入しております。9時40分から2時間目の授業、社会が始まっているんですが、この時間、校長はほかの教室で指導を行っていたために、学校に戻ってきた時間というものは具体的には確認はできておりません。これが19日一日の動きです。  8月19日から今日までの経過です。8月19日に事件が発生しております。10月の2日に逮捕されました。5日の日には、教頭を3年1組の仮担任としております。そして、11日の日曜日に体育館にて保護者説明会を開催しております。翌日12日から、システムを担当していた、これも主幹教諭なんですけれども、3年1組の担任に充てております。そして、22日に起訴。28日にはこの教員の代理人弁護士と教育委員会で少し協議をしております。29日に、実は教員が保釈されております。本日ですけども、起訴休職の辞令を発令しております。これは県教委によるものです。
     次に、保護者説明会の概要です。11日の日曜日の午前10時から始めております。小学校の体育館です。出席者は校長と、教育委員会からは私、高田のほうが出席いたしました。進行は教頭です。参加者は67人来られていました。冒頭、学校長の謝罪があり、その次、3年1組の担任についてということで、学校運営についての説明をいたしました。  そこで保護者から出てきた意見・要望なんですけれども、ア、逮捕後1週間以上が経過しての説明会は遅過ぎるという意見です。イ、服務監督は徹底できていたのかという御指摘です。あと、オなんですけれども、学校内でたばこを吸っていることなどを学校に伝えてきたが、何ら解決していない。責任の所在をはっきりさせるべきだという御指摘もありました。あと、キなんですけども、子どもたちにゴルフを教えていると聞いたことがある。兼業に当たらないのかどうかというようなこともありました。最後に、逮捕の件についてはいつ子どもたちに説明するのですかという御意見、御要望がございました。  次、今回の事件を受けてなんですけども、10月13日に臨時校長会を開催し、服務規律の徹底を周知、指示したところです。同日、全教職員に対して注意喚起の文書も配付いたしました。  今後の対応なんですけども、保釈された10月30日以後、本日以後、当教員から速やかに逮捕案件と、それと兼業・副業についての聴き取り調査を行い、県教委のほうに処分を求めていこうとするものです。この後、服務監督の徹底、年次休暇の取得方法等をしっかりと徹底していこうと考えております。このほか、学校において処分歴等のある教職員の履歴の引継ぎができていないという、前回の決算でも指摘がありました。これをしっかりと徹底していこうとするものです。  以上が逆瀬台小学校の教員の逮捕についてです。  続きまして、長尾中学校柔道部顧問における体罰事件についてです。逮捕案件です。  概要ですが、9月25日金曜日の4時半頃、長尾中学校武道場で柔道部の活動中、同部の顧問から2人の部員に対する体罰事案が発生いたしました。この前日、9月24日ですが、柔道部のOBから差し入れのあったアイスキャンディーを被害生徒A、Bが食べ、この事実確認のために9月25日金曜日の4時15分頃、顧問と副顧問がそれぞれ聴き取り調査を行いました。この聴き取り調査によって、Aさん、Bさんは、アイスを食べたことを認め謝罪したんですが、それにもかかわらず、顧問は被害生徒Aさん、Bさんに柔道の練習と称して、入部間もない生徒Aに対して投げ技と寝技を繰り返し、途中で失神するも、覚醒後、引き続き投げ技を繰り返し行いました。また、仮入部中であったBさんに対しても寝技を繰り返し、それぞれ一方的に体罰を行ったものであります。このとき、副顧問もその場にいたんですけども、顧問の怒り具合に恐ろしさを感じ、止めることもできずに、結果として傍観してしまったということです。この結果、10月12日月曜日に、顧問は傷害の容疑で宝塚警察署に逮捕されております。  そこで、関係教職員ですけども、柔道部の顧問、これは加害教員ですが上野宝博、50歳です。教員です。2年生の学年付で数学を担当しております。現在は解任しているんですが、当時は柔道部の顧問で柔道三段です。2005年に臨時講師として西谷中学校に勤務して、そこから正規採用になったのは2009年です。宝塚中学校に勤務しております。その後、これは経歴の下から2番目ですが、平成23年、2011年と書いているんですが、これは誤っております。平成25年、2013年の誤りです。申し訳ございません。訂正をお願いいたします。2013年10月23日に懲戒処分を受けております。平成28年、2016年4月に長尾中学校に配置換えとして、今5年目を迎えているというところです。  次、副顧問なんですが、これは男性教諭です。40歳代です。特別支援学級を担当しております。柔道経験がないんですが、副顧問として就任しております。  4ページです。顧問の処分案件がいろいろと出てたんですけども、整理しております。体罰による処分歴ですが、1点目、訓告です。処分日は2013年の2月です。事案は2つあります。2011年の7月です。これは、中体連の大会中に、柔道の団体戦の敗退後、反省会時、そこを通りかかった対戦相手に対して暴言を吐いた部員に対して平手打ちを行っております。けがはございません。  2件目が、翌年2012年の11月です。これは部活動外です。学校でたばこを吸った生徒の事情聴取中にその生徒の態度が不真面目であったために、前頭部を1回殴り、胸ぐらをつかんで押し倒したところ、足で顔を1回押し、爪先で顔面付近を1回蹴ったということです。被害生徒は口内裂傷等のけがを負っております。  2点目が懲戒です。減給10分の1、3か月間なんですけども、処分日は2013年10月です。事案は、同年6月4日、理科室での生徒指導中、外から中をのぞいている、生徒指導とは別の生徒に注意したところ、分かりませんでしたと答えたので、これに激高し、顔を頭突きしたということで、鼻骨骨折のけがを負わせたということで、懲戒処分としております。  次に、関係生徒は2人いてます。まず、被害生徒Aは12歳です。1年生です。負傷の状況なんですけども、9月25日に受診しておりまして、多発性挫傷ということで全治5日ですが、その後、症状がよくならないということで、10月1日に別の病院を受診し、そこでは第七胸椎圧迫骨折の診断を受け、全治3か月だというふうに聞いております。  次、Bです。13歳です。同じ1年生です。当時は仮入部だったということですが、この子につきましても、9月28日に初めて受診をしていますが、各種挫傷ということで7日間の治療の見込みということの診断が出ております。  経過でございます。まず、事案の起こった前日、9月24日、部活動終了後、生徒の下校後なんですけども、顧問が武道場の戸締まりの確認をしていたところ、冷凍庫が開いており、アイスキャンディーが減ってることに気づいております。この日はこれまでです。翌日の25日の4時以降になります。部員への聴き取りということなんですけれども、最初、部員全員に対して聞いたんですけれども、名のり出る者がなかったんですが、部員の中から、昨日、AさんとBさんが遅くまで武道場に残っていたという情報を顧問、副顧問は得ました。そうした情報を得て、顧問はAさんを、副顧問はBさんに、それぞれ2か所に分かれて聴き取りを行っています。間もなくAさんのほうは、アイスキャンディーを食べたことを認めたんですが、Bさんはまだその段階では否定していました。Aさんの聴き取りをしていた顧問は、Aさんを武道場に連れていき、道着に着替えさせて、ウに移るんですが、顧問はAさんに口頭で指導した後、練習と称して一方的に投げ技と寝技を10回以上繰り返しました。その後、Aさんに締め技を行ったところ、失神させてしまい、覚醒させるためにAさんの頬に平手打ちを行ってます。この平手打ちで起きたAさんは、武道場から逃げ出そうとしたんですが、顧問が追いかけてAさんを捕まえ、再び投げ技を繰り返しております。その後、Aさんは、この技が解けたときに武道場を出て行っています。次は追いかけることなく、Bさんに移るわけです。そこで、Aさんが武道場を出ていった後、顧問は嫌がるBさんに対して3分以上のけさ固めなどの寝技を繰り返しております。  一方、この間の副顧問の動きがオです。副顧問によるBさんへの聴き取り調査の途中、武道場のほうから顧問のどなり声が聞こえてきたので、副顧問はBさんを連れて武道場に入っております。そのとき、既に顧問はAさんに投げ技や寝技を繰り返しておりまして、目の前で行われてる顧問の体罰を止めることも、ほかの教職員を呼びに行くなどの措置も講じることなく、結果として傍観していたということになります。  こうした行為の後、しばらくして5時頃になって練習を終え、部員を集めてミーティングをして、その場でBさんはまだ残っておりましたので、Bさんからほかの部員に謝罪をしております。そこでいなくなったAさんを探すということになるんですけども、副顧問は武道場周辺でAさんを探していたんですが、なかなか見当たらなかったので、顧問と一緒に職員室に戻って、ほかの先生に探してくれということを依頼しております。  それでも見つからないので、クです。Aさんの担任によりAさんの保護者へ電話をしております。これが5時15分頃のお話です。Aさんの担任が自宅に電話をかけたところ、お母さんのほうが出られまして、もうAは既に帰っている。Aは震えておびえており、頬も腫れているので、何があったのか教えてほしいんだということで説明を求められたんですが、電話をかけた担任は、顧問からはただ強い指導としか聞いていなかったために、ここに十分に答えることができず、一度電話を切って確認するということとしています。その後、15分ぐらいしてからなんですけども、5時半頃になって、今度はAさんのお父さんから学校に電話があって、息子が暴力を受けたということの抗議を受けました。この日、学校から家庭訪問するお約束をしております。  この後に、Bさんのほうは、Bの担任によりBさんの保護者のほうに電話をして、アイスの件で指導をするため強い指導を行ったということを保護者のほうに報告をしております。  そうしたことを経て、次、教頭による顧問への聴き取りを行っております。当日、校長は会議に出席するために学校を留守にしていましたので、教頭のほうから聴き取りをしております。顧問からは、Aさん、Bさんに対してアイスの件で指導した。ふだんよりも厳しい練習をした、に説明がとどまっております。その後、校長が、6時20分頃に帰ってきましたので、まずは教頭からの報告を受け、その後、顧問と副顧問から個別に報告を受けたんですが、そこでもやはりいつもよりもきつい練習をしたという報告にとどまり、副顧問のほうからも、いつもより厳しい練習であったということの報告がありました。  その後、25日の7時30分頃、校長から教育委員会に、体罰事案ということではなく行き過ぎた指導が発生した可能性があるという報告が、一報が入りました。そのとき教育委員会は、家庭訪問の様子をしっかり報告してくださいということの指示をしております。その後、夜の20時になって、教頭、顧問、担任の3人でAさん宅に訪問し、謝罪をしておりますが、そこでけがの状況であるとかあざの状況を見て、これは体罰だというふうに、この段階で認めて謝罪をしております。  翌日、26日になるんですけども、中体連の柔道大会がありました。会場が長尾中学校で、校長は、顧問がこの大会の主たる世話役であり、欠席するとほかの学校に迷惑がかかるということを判断して、顧問にはこの大会に参加をさせております。副顧問とAさん、Bさんは欠席しておりました。この件に関する教育委員会への報告、相談というのはございませんでした。同日、Aさんのお宅に家庭訪問しております担任と学年代表ですが、保護者のほうは、管理職も入れて、29日の火曜日に事態を整理したいという申入れを受け、了解しております。  週が明けて28日の月曜日です。次は、Bさんのお父さんから学校に電話がありました。Bさんのお父さんからは、25日の体罰について、学校から詳しい報告がなく、家庭訪問もないという抗議を受けました。この日の夕刻、学校で、校長、教頭、顧問、副顧問、担任と保護者で面談を行い、事情を説明し、謝罪をしたところです。  次、イです。そこで校長から教育委員会に報告があり、ここで本事件を体罰事案としての報告を教育委員会として受けたものです。そこで、体罰事案として報告を受けた教育委員会は、市教委内でまず情報を共有するとともに、県教委のほうへ速報という形で報告をしております。あわせて、関係職員から、顧問、副顧問からてんまつ書、校長からは報告書の提出を求めております。同日、夕刻になるんですけども、顧問、副顧問を学校の校長は解任をしております。  そして、29日の火曜日になりまして、夕方、クラブ活動が始まったときなんですけども、顧問、副顧問、この段階では解任されているんですけども、部員の前で体罰について謝罪をしております。それと、Aさんの保護者とお約束していた面談をしております。このとき、保護者のほうからは、顧問であった教員を年度途中でも異動させてほしいという要望があったんですが、校長のほうは、しばらくの間謹慎させるということで了解を得たところです。  9月30日なんですけども、ここで柔道部員からの聴き取りを教頭、校長が分かれてしております。同日の夕刻なんですけれども、臨時で中学校長会教育委員会のほうが開催して、文書及び口頭で当該事案の報告と体罰防止の注意喚起を行ったところです。  続きまして、10月1日木曜日ですが、顧問、副顧問の事情聴取、夜なんですけれども、18時からは顧問、その後副顧問、続けて事情聴取をしております。  そして、10月2日なんですけども、被害生徒Aが、どうしても体調が悪いということで病院に行ったところの診断書が出ておりますので、そこで第七胸椎の圧迫骨折だということの診断を受けて、診断書を取っていただいております。  次、8ページなんですけども、この日の夕刻なんですけども、18時にお約束をさせていただきました、教育委員会によるAさん宅に訪問した謝罪を行っております。Aさん、Bさんの保護者に対して謝罪いたしました。  翌日の3日ですが、柔道部の保護者説明会を開催しております。3時からでした。14人の参加者がありました。教育委員会からも同席をさせていただいております。  そして、少し飛ぶんですが、10月6日です。県教育委員会のほうへ処分に係る報告書類のほうを提出しております。  そして、12日の月曜日、夜ですが、7時から保護者説明会、これは全体の保護者説明会を開催いたしました。出席者は114人です。その説明会の後、教育長保護者面談をして、おわびをさせていただくとともに、今後の対応について打合せをさせていただいております。そうこうしているうちに、宝塚警察署のほうから任意同行を求められた顧問が、20時55分に傷害の容疑で逮捕されたということです。  そして、翌日の13日に市議会への報告、それと記者会見の実施、それと臨時で小、中、特別支援学校の校長会を開いて、事情を説明したということと併せて、全教職員に注意喚起の文書をお送りしております。  ここで、柔道部の保護者説明会について少し触れておきたいと思います。10月3日3時からですけれども、校長、教頭、顧問、副顧問、それと教育委員会からは管理室と学校教育課から2人出ております。意見なんですけども、ア、今回で処分は4回目、まだ処分は具体的には出ていないんですけども、4回目になると。常習性があるのではないか。イ、これは犯罪であると。副顧問も止めることができなかったほど。子どもはもっと怖かったと思うということです。ウ、前にも体罰があったと説明があったが、そんな先生がなぜ今も指導を続けているのか。それと、本来は全体保護者会が必要だと思う。カ、自分をコントロールできない人がまだ教師を続けるのか等の意見がありました。  次、全体保護者会が10月12日の月曜日だったんですけれども、ここにも校長、教頭、それと顧問、副顧問、教育委員会からは理事、学校教育部長、管理室長のほうが出席をしております。参加者は114人でした。冒頭、当然謝罪の後、質疑がありました。柔道部の保護者説明会とおおむね同じ意見だったんですけども、少し違ったのが、カです。顧問はどんな気持ちで体罰をしていたのか、そのときの思いは。あとク、ほかの部活動でも同じような案件はないんですか。コ、副顧問はすぐに校長に報告しなかったのですか。あと最後シ、今後の子どものケアというのはどうされていくんですかというふうな意見、質問がありました。  次、今回の事件を受けてということなんですが、先ほども言いました、9月30日、臨時で中学校校長会を開催いたしまして、体罰根絶に向けた取組の強化を指示しております。10月13日には臨時校長会を開いて、徹底をしております。同日、教職員にも文書により喚起を行っております。  そして、今後の対応ということなんですけれども、既に事情聴取は終えていることから、県教育委員会への処分に係る報告書は既に提出済みですから、今後、県教委のほうの処分を待つということになります。あと、この体罰の実態を把握するために、児童生徒を対象としたアンケート調査を実施する予定としております。あとは、県教委の通知に基づく部活動での体罰により処分を受けた教職員には、以後、部活動の顧問はさせないということの方向性を持っていこうとしています。次、事案発生直後の管理職の聴き取りの調査、これが今回甘かったというふうに考えておりますので、そこを徹底していくということです。正確な事実確認の徹底ということです。あと、逆瀬台小学校とも同じなんですけども、学校において処分歴のある教職員の履歴、懲戒処分未満の処分歴も含めて引継ぎをしっかりしていこうとするものです。  説明は以上でございます。 ○浅谷 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に関してですけれども、2件まとめて確認することはありませんか。よろしいですか。  北野委員。 ◆北野 委員  8ページの経過の中の分からないところを聞きたいと思います。10月6日の火曜日、県教育委員会へ処分に係る報告書提出っていうことで、こういう教育委員会からの県教委への動きはあったということは分かるんですけれども、ここから次の11番、10月12日月曜日までの間、6、7、8、9、10、11という、この報告書に出てきてない空白期間について、どのような状況だったのかということと、それから11番で10月12日の月曜日、設定があって、イ、教育長と両保護者の面談っていうことが書いてありますけれども、保護者説明会に教育長も出ておられたということなのか、また、ここでの面談の様子というか、どういう状況なのか。その後にすぐ、ウで宝塚警察署による任意同行、逮捕ということがありますね。ここで警察の逮捕があったということは、どの時点で被害生徒の保護者のほうから警察への被害届が出されたのか。その辺の経過がこの6、7、8、9、10、11のあたりのところで分かるようでしたら知りたいと思います。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  まず、10月7日から10月11日までの間なんですけれども、いろいろと学校の中で調査してきた、調査の報告書を受けた中で、もう少し補足で確認しないといけないようなことはこの間に確認をしております。それと併せて、この間は特に説明会に向けて、保護者と打合せをしておりましたというようなことです。  あと、保護者説明会には、教育長のほうは学校の校長室のほうで、保護者の面談を当初からお約束させていただいておりましたので、待機するという形でございました。  あと、逮捕に関してなんですけども、被害届が具体的にいつ、どう出されたのかというのは、我々のほうでは分かっておりません。ただ、この日の夕刻に、宝塚警察署のほうから連絡が学校のほうにありまして、顧問のほうから少し話を聞きたいことがあるのでお伺いしていいですかというような連絡がございましたので、それは来て、待っていてくださいというようなことで、この説明会が終わってから、顧問と警察のほうで少し話をして、その後は任意同行か何かで警察のほうに行かれて、逮捕ということです。この逮捕につきましては、警察から学校に連絡があり、学校長から聞かされました。  以上でございます。 ○浅谷 委員長  北野委員。 ◆北野 委員  やはり日にちがかなりたっている中で、その間の学校、教育委員会と当該の生徒のところの保護者の方との、あるいは周りの保護者との形は進んでいるんですけれども、教育委員会としては警察のほうからのこういうことについての予測はあったんでしょうか。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  保護者のほうからは、警察にも相談しているというようなお話はお伺いしておりましたが、保護者のほうも具体的に被害届をどう取り扱うのかというのは、いろんな葛藤があったように聞いております。ですから、その辺の警察との具体的なやり取りというのは、あまり詳しくは保護者の口から説明がなかったので、この日に逮捕されるといった想定、想像というのはございませんでした。  以上です。 ○浅谷 委員長  北野委員。 ◆北野 委員  保護者会の説明会終了後ということで、皆さんの前での任意同行であったというようなこともありましたので、そういった点についてはどういう事情でそうなったのかなっていうのはやっぱり気になりましたし、マスコミ報道によってもやはりそこのあたりは周りに与える影響はかなり大きかった。それほど重大な傷害の事件であるということについては自覚はもちろん、教育委員会のほうにはあったとは思うんですけれども、少しその経過の中で、何でそうなったのかなっていう納得の部分がちょっと疑問に思っています。一点、まだこれからのことだと思うんですけども。  もう一点、今後のこともありまして、ここについてですが、今後の対応の中で、決算特別委員会の中でも、中川市長のほうもおっしゃっていましたし、その思いとしては理解する部分もあるんですけれども、今後、部活動での体罰により処分を受けた教職員には、以後部活動の顧問はさせないという、このことなんですけれども、私自身は、特に中学生の部活動の指導あるいは顧問の体制というようなものの抜本的な改革がなされないで、何かした者を外していくということが本当の解決であったり、また子どものためになるとは思っていないんです。どんどんそうすれば処分受けた人は結局顧問をしない状況の中でのことで、部活動の顧問の不足等も当然ありますので、これについてはそれに代わる、それ以上の子どもに対応する対策が必要だと思うので、それについて、今答えは出ないかもしれませんけれども、処分した者を外すというだけが解決策ではないと思うんですが、いかがですか。 ○浅谷 委員長  上江洲理事。 ◎上江洲 教育委員会事務局理事  御指摘のとおりだと思います。部活動の指導中にそういった体罰を行った場合は、それで懲戒処分を受けた、それ以上のものを受けた場合については、当該教員については一切の部活動については指導を行わせないというのは、これは県教委のほうから平成31年、昨年そういう通知が来ておりますので、それに基づいて対応せざるを得ないと思います。ただ、今御指摘があったように対処療法であることは当然ですから、当然そういう意味では教職員の意識を変えていく、そういった研修等を徹底していく必要があるというふうには認識をしております。  以上です。 ○浅谷 委員長  北野委員、そろそろ次に続いてもらっていいですか。 ◆北野 委員  今日はこれでいいです。 ○浅谷 委員長  ありがとうございます。  それでは、ほかに確認することはありませんか。  川口委員。 ◆川口 委員  6ページの、セ、保護者からの指摘で体罰と認めて謝罪したとあって、その後、部活の大会があるんですけれども、学校の管理職の先生方が体罰と認めた時点で教育委員会のほうにその事案を上げるというような、すぐ上げるというような決まりとかはないんでしょうか。これは月曜日になって、7ページのイで、校長から教育委員会に対して本事件を体罰事案として報告したとあるんですが、これは週末だからこういうふうになってしまったということですか。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  この家庭訪問をして学校に帰ってきたのが、後の報告によると21時半で、22時頃に教育委員会のほうに電話を校長がしているんですけれども、この時点で誰も残っていなかったということで、校長はそこで報告を一度断念して、28日へというふうに考えていたようです。翌日の柔道大会につきましても、特段、教育委員会のほうには相談はなかったんですけども、校長の判断でもって大会のほうを継続させたということでございます。  以上です。 ○浅谷 委員長  横山職員課長。 ◎横山 職員課長  事件が、そういった事例がございましたら、当然学校長のほうが事案について十分聴き取り等をしまして把握をいたしまして、速やかに報告するということになっております。  以上でございます。 ○浅谷 委員長  川口委員。 ◆川口 委員  理解はしました。もしこれが教育委員会のほうに体罰事案ということが金曜日に上がっていたら、教育委員会のほうとしてはこの大会には出させない方針ですか。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  もし相談を受けていたら、この顧問は当然謹慎をさせて、そのほかの運営方針等を検討していたというふうには考えております。  以上です。 ○浅谷 委員長  川口委員。 ◆川口 委員  時間がないので次に移ります。10ページのところの(8)今後の対応の②番です。児童生徒を対象とした体罰または暴言に関するアンケート調査を実施するとありますが、これは先ほどのところで出ていた部活動のとは別に行うということでいいのかというのと、この実施は大体いつ頃を予定しているのかお答えください。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  この体罰に関するアンケートにつきましては、部活動とはまた別で考えております。時期につきましても、少しでも早く実施したいんですけども、同じ時期にしてしまうと、勘違い、誤解が生じたらあきませんので、まずは部活動、その後、速やかにこの体罰アンケートについては実施していきたいというふうには考えております。  以上です。 ○浅谷 委員長  川口委員、よろしいですか。また次回に続きをしていただいたらと思います。  ほかに確認する事項はありませんか。  横田委員。 ◆横田 委員  資料請求だけお願いしたいんですけれども、処分の件数、過去5年分、内容と、それから当該の教職員の年齢も含めて出していただけたらと思います。 ○浅谷 委員長  高田管理室長。 ◎高田 管理室長  整理して提出させていただきます。 ○浅谷 委員長  それでは、ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  よろしいでしょうか。  では、資料のことだけ確認させていただきましょうか。今、資料を求められたのは、5年間に処分された方の年齢なども入れたものを整理していただいた処分ということで、あと、ほかには資料として求められていたものってなかったですかね。それだけですね。  では、その1件だけお願いいたします。  それでは、ほかに確認事項はないようですので、不祥事事案についての説明はこの程度といたします。  以上で、本日の所管事務調査を終了いたします。当局の皆さん、ありがとうございました。  次に、項目2、その他についてですけれども、何かありますでしょうか。                   (発言する声なし)  それでは、これをもちまして、本日の文教生活常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                 閉会 午後 0時44分...