宝塚市議会 2019-06-27
令和 元年第 3回定例会−06月27日-06号
令和 元年第 3回
定例会−06月27日-06号令和 元年第 3回
定例会
令和元年第3回
宝塚市議会(
定例会)会議録(第6日)
1.開 議
令和元年6月27日(木) 午前 9時30分
閉 会 同 日 午前10時10分
2.
出席議員(26名)
1番 田 中 大志朗 14番 藤 岡 和 枝
2番 川 口 潤 15番 大 島 淡紅子
3番 風 早 ひさお 16番 田 中 こ う
4番 くわはら 健三郎 17番 山 本 敬 子
5番 梶 川 みさお 18番 池 田 光 隆
6番 となき 正 勝 19番 中 野 正
7番 伊 庭 聡 20番 冨 川 晃太郎
8番 村 松 あんな 21番 浅 谷 亜 紀
9番 北 野 聡 子 22番 石 倉 加代子
10番 寺 本 早 苗 23番 江 原 和 明
11番 大 川 裕 之 24番 横 田
まさのり
12番 岩 佐 まさし 25番 たぶち 静 子
議案第61号
宝塚市立幼稚園の設置及び
管理条例の一部を改正する条例の制定について
議案第70号
損害賠償の額の決定について
請願第 1 号 豊かな教育を実現するための
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願
請願第 2 号
公立夜間中学校の
受け入れ体制の充実を求める請願
請願第 3 号 他市で実施されている
基準緩和型デイサービス(
通所型サービスA)を宝塚市でも実施される事の要望についての請願
(
文教生活常任委員会付託)
……………………………………………
○
中野正 議長 本件については、さきに
文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、
委員長の報告を求めます。
16番
田中こう文教生活常任委員会委員長。
◎16番(
田中こう議員) それでは、
文教生活常任委員会の報告を行います。
本
委員会は、5月30日及び6月4日に
委員会を開催し、付託を受けた議案6件及び請願3件について審査を行いました。
詳しくはお手元の
委員会報告書に記載しておりますので、御確認ください。
ここでは、概要のみを御報告させていただきます。
まず、議案第60
号宝塚市いじめ問題再
調査委員会条例の制定についてです。
議案の概要は、平成28年12月8日に発生した
宝塚市立中学校生徒転落事案に関して、
いじめ対策防止推進法第28条第1項及び同法第30条第2項の規定に基づき、条例を制定しようとするものです。
本議案については論点を設定しておりませんが、再調査に関して、当時の状況を知る人への聞き取りにおける心のケアについてや今後の
いじめ発見に向けた改善の取り組みについてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は
全員一致で可決しました。
次に、議案第61
号宝塚市立幼稚園の設置及び
管理条例の一部を改正する条例の制定についてです。
議案の概要は、平成28年7月に策定した
宝塚市立幼稚園の
適正規模及び
適正配置に関する
基本方針及び平成29年6月に策定した
宝塚市立幼稚園の
統廃合計画に基づき、来年度末をもって、
宝塚市立良元幼稚園と
宝塚市立中山五月台幼稚園の2園を廃園するため、条例の一部を改正しようとするものです。
本議案については論点を設定しておりませんが、園児数の推移や地域の
公教育研究の拠点、幼小中の連携を地域で図る、支援の必要な
子どもたちを受け入れるというこれからの
公立幼稚園の役割についてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は
全員一致で可決しました。
次に、議案第70
号損害賠償の額の決定についてですが、議案の概要は、昨年9月4日に市が設置管理する広報板が暴風雨によって倒壊し、近接する
相手方所有の家屋に損傷を与えたため、相手方への
損害賠償の額を決定しようとするものです。
本議案については、
損害賠償の額の妥当性についてと
再発防止という2つの論点を設定し、審査をしました。
広報板の定期的な点検や美しく安全な広報板にするための検討についてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は
全員一致で可決いたしました。
次に、請願第3号、他市で実施されている
基準緩和型デイサービス、
通所型サービスAを宝塚市でも実施される事の要望についての請願です。
いきいき百歳体操の現状や
指導体制についてなどの質疑、
通所型サービスAは本市には見合わないのではないかという
反対討論があり、採決の結果、本請願は
賛成少数で不採択としました。
なお、本
委員会では、このほかに議案第57号、議案第58号及び議案第59号、請願第1号、請願第2号の審査を行い、採決の結果、議案は全て
全員一致で可決、請願は全て
全員一致で採択されました。
以上で、
文教生活常任委員会の報告を終わります。
○
中野正 議長
委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
24番
横田議員。
◆24番(
横田まさのり議員)
日本共産党議員団、
横田まさのりです。
私は、
日本共産党議員団を代表いたしまして、請願第3号、他市で実施されている
基準緩和型デイサービス、
通所型サービスAを宝塚市でも実施される事の要望についての請願に対し、
反対討論を行います。
今回のこの請願に関しましては、
委員会においても、いろんな意見、疑問の声が出されました。それらの意見、疑問を大きく次の2点にまとめることができるかと思います。
1つは、
基準緩和型、それ自体に対してです。
基本的に基準を緩和することは、
民間参入にとっては
メリットがあるかもしれませんが、
利用者の視点に立った場合、それは安心・安全の基準が緩むことを意味します。
そもそもこの
基準緩和型には、2017年の
介護保険改正により、要支援1・2の方々が
介護給付から外されたという背景があることも問題として指摘しておかないといけないかと思います。
もう1点は、ニーズの問題です。
本市におきましては、既に3時間から利用可能な
介護予防通所型サービスを行っており、そんな中、
基準緩和型に対し、どれほどのニーズが見込まれるかわかりかねるところがあるかと思います。実際、他市の例を見ましても、
利用者数が少なく、また、
報酬単価が低いため、全国的に見た場合、撤退する事業所があることも指摘しておきたいと思います。
以上のことを述べまして、
反対討論といたします。
○
中野正 議長 ほかに討論はありませんか。
7番
伊庭議員。
◆7番(
伊庭聡議員) 令和安全・維新の会、伊庭聡です。
今回の請願に対して
賛成討論を述べさせていただきます。
そもそも今回の請願、
基準緩和型デイサービスを宝塚市でも取り入れてほしいという話については、そもそも2025年に介護の
事業者、
人員不足ということを懸念されて、国のほうから、もっと民間の力も取り入れていく、そういった
基準緩和をできるものをつくっていく必要があるというふうに始まったものであります。これによって、ほかの市でも取り入れているということがふえていき、実際、患者さんの健康面において、
利用者さんの健康面においては、どんどん回復をしているという市も存在しております。
確かに
基準緩和という話を聞きますと、
利用者さんにとっての
デメリットというのが出てくるのではないのか、何か問題点が生まれるんじゃないかという心配する点というものはございますが、安心・安全という面においては、
基準緩和といっても市において細かいルールを決められるというのが今回のこの制度の特徴であります。
実際、大阪市や堺市では、ただ単に
基準緩和をしただけでは何らかの
利用者さんに対しての不利益が起こるかもしれないということで、
基準緩和の中でも市において少し厳し目の条件というものを定められております。
そういった細かく市によって
ポイントを決めることができるというのが今回のこの制度の
ポイントであり、例えば
デイサービスの専門家の意見を取り入れてみる、ほかの医師の意見だったり
医療関係者の方々の意見も取り入れることができるというように、柔軟に対応できるというのがこの制度の
メリットであります。
また、その中で、時間に対しても縛りというものが自由になってきます。3時間という短時間の中でできるやつが、短い時間で、90分という形でめり張りをつけることができるということによって、運動に特化したことができたり、歯科医さんの協力があれば口腔内の清潔を保つということに特化することができ、その人に合ったものというものを提案できる形になっていく。そういったことができることによって、より多くの方々、要支援となった方々がもっと回復していける、要介護になった人が介護のレベルを少しでも、自分の状態が少しでもよくなるようなことができる、そのような形をつくることができる。
また、
基準緩和というものなので、確かに基準よりも報酬が低いというものがあって、現時点で
デイサービスを行っている方にとっては
デメリットのように感じるかもしれませんが、新しく基準を緩和したことによって参入できる方々がふえていく。受け皿がふえていくことによって民間の力、
NPO法人の方だったり、民間で患者さんのために、目の前の人の健康のことを携わっているような人たちの力が入ってくることによって、より多くの人の協力を得られる。それがこれからの2025年に向ける
介護難民、そういったことを、そういった方々を防ぐこともつながる。そういったことがありますので、私はこちらの請願に対して、以上をもちまして、
賛成討論を終わらせていただきます。
○
中野正 議長 ほかに討論ありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、議案第57号から議案第61号まで及び議案第70号の以上6件を一括して採決します。
本件に対する
委員長の報告は可決することが適当とするものです。
本件は
委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は
委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
次に、請願第3号、他市で実施されている
基準緩和型デイサービス、
通所型サービスAを宝塚市でも実施される事の要望についての請願を採決します。
本件に対する
委員長の報告は不採択とすることが適当とするものですが、採択についてお諮りします。
現在の
出席議員は24名です。26番の議員は議場におられません。
本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
中野正 議長 起立している議員の
議席番号を点呼します。
7番、8番、17番、18番です。
起立少数です。したがって、本件は不採択とすることに決定しました。
次に、請願第1号及び請願第2号の以上2件を一括して採決します。
本件に対する
委員長の報告は採択することが適当とするものです。
本件は
委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は
委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
日程第3、議案第62号から議案第69号まで及び議案第71号から議案第74号までの以上12件を一括して議題とします。
△───── 日程第3 ─────
……………………………………………
議案第62号 宝塚市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第63号 宝塚市
農業共済条例の一部を改正する条例の制定について
議案第64号
宝塚市立自然休養村
センター条例を廃止する条例の制定について
議案第65号 宝塚市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
議案第66号
執行機関の
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第67号 宝塚市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第68号 宝塚市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
議案第69号 訴えの提起について
議案第71号
市道路線の認定について
議案第72号
市道路線の認定について
議案第73号
市道路線の認定について
議案第74号
市道路線の
認定変更について
(
産業建設常任委員会付託)
……………………………………………
○
中野正 議長 本件については、さきに
産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、
委員長の報告を求めます。
12番
岩佐産業建設常任委員会委員長。
◎12番(
岩佐まさし議員)
産業建設常任委員会の報告を行います。
本
委員会では、5月31日、6月5日に
委員会を開催し、議案12件について審査を行いました。
詳しくはお手元の
委員会報告書に記載しておりますので御確認ください。
ここでは主な議案の概要を御報告させていただきます。
まず、議案第63
号宝塚市
農業共済条例の一部を改正する条例の制定についてです。
議案の概要は、
農業保険法施行規則の一部改正に伴い、
家畜共済において
事故除外方式の見直しを行うほか、
園芸施設共済において
組合員資格の見直し、
加入要件の
適用除外の見直し及び
小損害不填補の見直しを行うため、条例の一部を改正しようとするものです。
主な質疑として、今回の
農業共済の改正によって、
農業者が不利になる事例は想定されるのかと確認したところ、
農業者の選択肢が広がったものであり、これは全国の
農業者から要望されたものと考えられるとの説明がありました。
また、今後、
農業共済は市の事務から県に移行することになるが、事故の際の
現地確認や手続等の対応のおくれについて確認したところ、兵庫県下で1つの
共済組合を設立し、令和2年4月から兵庫県
農業共済組合の事務となり、事務所は三田市となる予定である。事務所には
本市職員も出向する予定であるので、現在と遜色のない対応ができるとの説明がありました。
採決の結果、本議案は
全員一致で可決されました。
次に、議案第66
号執行機関の
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
議案の概要は、
上下水道事業審議会における審議をより深いものとすることを目的として、
審議会の
委員構成を変更するため、条例の一部を改正しようとするものです。
主な質疑として、今回、
委員構成を見直すきっかけ、減らす目的について確認したところ、改正の目的は、委員からより多くの意見をもらい、
上下水道事業審議会での審議をより深いものとするためである。
知識経験者と
市内公共的団体の委員については、
構成メンバーが似通った分野から、また似通った団体からの選出が複数であったため、今回整理し、公募による市民の数はそのままにして、
委員数の均衡を図り、より市民の活発な意見を聞くことができるようにしたいとの考えの説明がありました。
また、ほかの
審議会にも言えることだが、議論が活性化しないのは、
審議会開催前の
事前準備が不十分だからではないのかとの質問に対して、
審議会は本来、
重要事項を審議していただく役割を持っており、そこで議論してもらう準備は大事である。庁内の
審議会における審議の活性化のため、やり方を含め、一度全てを見直していきたいとの説明がありました。
また、
委員数を減らすことで議論が活性化するというのは理解しにくい。
上下水道事業審議会では専門用語も多く、
知識経験者にとってはいいが、公共的団体の代表や公募市民には内容がわかりにくい。委員が少ないから発言しにくいとか、偏った意見が出るなど、
委員数を減らすことによる
デメリットもあるのではないかと確認したところ、
委員数が減ることは、よりたくさんの人の意見を聞くという意味では
デメリットになる。
デメリットが全くないことはないと思うが、
委員数を減らし、
上下水道事業審議会で各委員から十分な意見が出て、審議が深くなるほうを選択したとの説明がありました。
なお、本議案第66号については、委員から修正案の提出がありました。
修正案の概要ですが、今後の上
下水道事業の運営や経営の審議に
委員数を大きく減少することは、市民の声も踏まえ、十分な審議ができるか危惧するため、少なくとも市内の公共団体等の代表者の
事業者の代表として、宝塚商工会議所及び宝塚料飲綜合組合について引き続き審議に加わることが適切と考えるとして、市内の公共的団体等の代表者2人減とする原案を1人減とするものです。
自由討議では、委員から、宝塚商工会議所及び宝塚料飲綜合組合について審議に加わることが適切と考える理由が確認され、市内の公共的団体等への
水道事業の影響の大きさを考えると、宝塚商工会議所は土木業や建築業なども含めた広い団体であるため、宝塚商工会議所だけで料飲関係も代表しているとするのはふさわしくない。これまでの
委員構成を見ても、市内の公共的団体等の代表者として宝塚料飲綜合組合からも委員がずっと出ており、継続して委員になってもらうことで、より団体の意見を反映できると考えるとのことでした。
採決では、修正案は賛成多数で可決。また、修正部分を除く原案については
全員一致で可決いたしました。
次に、議案第69号訴えの提起についてです。
議案の概要は、市営住宅の明け渡しを請求するため、訴えの提起をしようとするものです。
主な質疑として、家賃の滞納が平成15年から発生し、15年以上経過して、これから訴えを提起し、解決するところまでにまだ時間がかかると思われるが、なぜこれほど時間がかかるかと確認したところ、時間がかかっていることは大きな問題であると認識している。本来なら滞納が発生した時点で何らかの措置を講じるべきであったが、今日に至るまで断続的に滞納があって、納付指導を行い、支払いがあって、滞納するということが繰り返されたため、次の段階に進めなかったという状況であるとの説明がありました。
また、家賃の滞納を繰り返す入居者への福祉的なアプローチについて確認したところ、障がい者や生活保護対象者等には従前から関係課がかかわっている。ほかにも失業など突発的なことがあれば、入居者の生活状況に合わせ、家賃を一時的に半額程度免除するなどとしている。家賃の滞納が一、二カ月あれば注意して話を聞き、生活が苦しいなど、話しにくいときは、せいかつ応援センターを紹介するなどしているとの説明がありました。
次に、家賃滞納の場合、指定管理者はどこまでかかわるのか。市は指定管理者と情報交換をする中で、滞納の話が何回出ればかかわっていくのかと確認したところ、指定管理者は市のマニュアルに基づいて督促していくが、市と指定管理者は毎週協議しており、相手の状況も確認しながら、例えば相手の反応がない場合など、必要となれば市職員が対応する。
また、滞納者にとって、滞納額がふえるほど支払いの相談にも行きにくい。支払いの相談、初期対応が大事であり、もう少し親切丁寧に生活実態を把握し、滞納額がふえる前に、例えば減免申請や入居者家族の学費助成のために教育部門で相談を受けるような案内をするなど、庁内連携がもっとできないのかと確認したところ、丁寧な対応をしているがために時間がかかっているという面もある。それぞれのケースによって市職員は対応しているが、庁内で改善ができることはやっていき、住民に寄り添って未収金をなくしていくよう、庁内でも共通理解を図っていくとの説明がありました。
採決の結果、本議案は
全員一致で可決されました。
このほか議案第62号、議案第64号から議案第65号、議案第67号から議案第68号まで及び議案第71号から議案第74号までの以上9件の議案については、採決の結果、いずれも
全員一致で可決いたしました。
以上で、
産業建設常任委員会の報告を終わります。
○
中野正 議長
委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
25番たぶち議員。
◆25番(たぶち静子議員) 日本共産党宝塚市会議員団を代表して、議案第66
号執行機関の
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてと修正案についても
反対討論を行います。
本議案の概要は、
上下水道事業審議会における審議をより深いものとすることを目的として、
審議会の
委員構成を変更するため、一部を改正しようとするものです。
主な質疑の中では、
上下水道事業審議会の
委員構成を変更するのは、今までの
委員構成や人数では何か問題があったからかに対して、当局は、
上下水道事業審議会でのマンネリ化しているとの指摘が委員の中からも若干あった。改正の目的は、委員より、より多くの意見をもらい、
上下水道事業審議会における審議をより深いものとするためであるが、これまで
知識経験者では同じ経営学の分野から2名、市内の公共的団体の代表者では
構成メンバーが似通った団体からの選出、複数があったため、今回整理をし、公募による市民の数はそのままにして、
委員数の均衡を図り、より市民の活発な意見を聞くことができるようにしていきたいと考えているとの答弁です。
また、
委員構成や人数を変えることで、
上下水道事業審議会での議論が活発化するとは思えない。
上下水道事業審議会の開催前に委員への資料提供や内容説明などの
事前準備はいつ行っているのか。審議をどのように活発化させる考えなのかについては、基本的に
上下水道事業審議会開催の1週間前まで委員に当日の説明資料が届くようにしている。今後、事前の資料配付だけでなく、例えば簡単な説明のメモの添付や、委員から問い合わせがあれば事前説明を行うなど、工夫しながら審議の活性化のため努力していきたいとの答弁でした。
そもそも議論を活性化するために、定数削減が必要なのか。議論を深めるためには少ないほうがよいかもしれないが、より幅広い意見を取り入れるという観点で考えれば、削減すべきではない。議論が深まらない、あるいは活発な議論にならないのは、運営側の問題もあるのではないでしょうか。
審議会の持ち方をさらに検討すべきだと考えます。
市民で構成されている商工会議所また料飲綜合組合及び自治会連合会、自治会ネットワーク会議の定数削減を当該団体の意向を聞かずに削減すれば、今後の当該団体との関係においても課題が残るのではないでしょうか。団体から見れば、行政と議会が一方的に市内団体を排除したとも受けとめられかねないと思います。
以上のことを述べて
反対討論といたします。
○
中野正 議長 ほかに討論ありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、議案第66
号執行機関の
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本件に対する
委員長の報告は、お手元に配付の
産業建設常任委員会修正案のとおり、宝塚市
上下水道事業審議会の
委員構成について、原案では、市内の公共的団体等の代表者の数を2人減員し3人にしようとするものを、1人減員し4人とすることに修正し、修正部分を除くその他の部分を原案どおり可決することが適当とするものです。
まず、
委員会の修正案を採決します。
現在の
出席議員は25名です。
委員会の修正案に賛成する議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
中野正 議長 起立している議員の
議席番号を点呼します。
1番、2番、3番、4番、5番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、15番、17番、18番、20番、21番、22番、26番。
起立多数です。したがって、
委員会の修正案は可決することに決定しました。
ただいま可決した修正部分を除く原案について採決します。
現在の
出席議員は25名です。
修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
中野正 議長 起立している議員の
議席番号を点呼します。
1番、2番、3番、4番、5番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、17番、18番、20番、21番、22番、23番、26番。
起立多数です。したがって、修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第62号から議案第65号まで、議案第67号から議案第69号まで及び議案第71号から議案第74号までの以上11件を一括して採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は可決することが適当とするものです。
本件は
委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は
委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
日程第4、議案第75
号宝塚市副市長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
△───── 日程第4 ─────
……………………………………………
議案第75号 宝塚市副市長の選任につき同意を求めることについて
……………………………………………
○
中野正 議長 提案理由の説明を求めます。
中川市長。
◎中川智子 市長 議案第75
号宝塚市副市長の選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、本市副市長である井上輝俊氏の任期が今月末をもって満了となりますので、引き続き井上氏を選任いたしたく、
地方自治法の規定により、議会の同意を求めるものです。
よろしくお願い申し上げます。
○
中野正 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、議案第75
号宝塚市副市長の選任につき同意を求めることについてを採決します。
本件は同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は同意することに決定しました。
日程第5、議案第76号から議案第79号までの以上4件を一括して議題とします。
△───── 日程第5 ─────
……………………………………………
議案第76号 宝塚市自治功労者の認定について
議案第77号 宝塚市自治功労者の認定について
議案第78号 宝塚市自治功労者の認定について
議案第79号 宝塚市自治功労者の認定について
……………………………………………
○
中野正 議長 提案理由の説明を求めます。
中川市長。
◎中川智子 市長 議案第76号から議案第79号までの宝塚市自治功労者の認定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、長年にわたり本市に勤務し、本年3月末に退職いたしました谷本政博氏、森本操子氏、足立孝博氏及び和田和久氏を宝塚市の自治功労者にいたしたく、宝塚市自治功労者条例の規定により、議会の認定を求めるものです。
よろしくお願いいたします。
○
中野正 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、議案第76号から議案第79号までの以上4件を一括して採決します。
本件について認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は認定することに決定しました。
日程第6、意見書案第1号から意見書案第5号までの以上5件を一括して議題とします。
△───── 日程第6 ─────
……………………………………………
意見書案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出について
意見書案第2号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出について
意見書案第3号 信頼される政府統計を目指してさらなる統計改革を求める意見書の提出について
意見書案第4号 豊かな教育を実現するための
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について
意見書案第5号
公立夜間中学校の
受け入れ体制の充実を求める意見書の提出について
……………………………………………
○
中野正 議長 意見書案第1号から意見書案第5号までの以上5件は、お手元に配付しているとおりです。
お諮りします。
本件につきましては、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、意見書案第1号から意見書案第5号までの以上5件を一括して採決します。
お諮りします。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
───── 閉 会 ─────
○
中野正 議長 お諮りします。
今期
定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。したがって、
宝塚市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
中野正 議長 異議なしと認めます。したがって、今期
定例会は本日で閉会することに決定しました。
なお、閉会に先立って、中川市長から挨拶したいとの申し出がありますので、これを許可します。
───── 市長挨拶 ─────
○
中野正 議長 中川市長。
◎中川智子 市長
令和元年第3回
宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、御決定を賜りまして、まことにありがとうございました。
委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各
委員会で議員各位から賜りました御意見や御要望などにつきましては、今後、市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
ありがとうございました。
○
中野正 議長 以上で、
令和元年第3回
宝塚市議会定例会を閉会します。
── 閉 会 午前10時10分 ──
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
宝塚市議会議長 中 野 正
宝塚市議会副議長 冨 川 晃太郎
宝塚市議会議員 風 早 ひさお
宝塚市議会議員 くわはら健三郎...