宝塚市議会 2019-03-05
平成31年 3月 5日総務常任委員会−03月05日-01号
平成31年 3月 5日
総務常任委員会−03月05日-01号平成31年 3月 5日
総務常任委員会
開会 午前 9時30分
○藤岡 委員長 おはようございます。
それでは、
総務常任委員会を開会いたします。
初めに、当局から発言の申し出がありますから、それを許可します。
赤井行財政改革担当部長。
◎赤井
行財政改革担当部長 事前にお配りさせていただいておりますが、今市議会におきまして提出させていただいております議案第45号、平成30年度宝塚市
一般会計補正予算第6号につきまして、その
補正予算の
繰越明許費の変更のところで誤りがございましたので、訂正させていただきたいと思います。
正誤表をお持ちの方はごらんいただきたいです。もしお持ちでない方は、
補正予算書の10ページをごらんいただけますでしょうか。よろしいでしょうか。
今回、補正の
繰越明許費の変更という補正のところで
補正予算書のほうには補正後の金額のみを表記しておりまして、変更でありますので本来であれば補正前の金額も表記するということになります。正誤表のほうの上段が
補正予算書のほうに記載している内容となります。下の段のほうにそれぞれの事業の補正前の金額を記載した形が本来の形であったということで、この内容の記載内容の訂正をさせていただきますとともに、おわび申し上げますとともに訂正させていただきます。どうも申しわけございませんでした。
○藤岡 委員長 それでは、議案の審査に入ります。
本日は、議案13件、
議員提出議案1件、請願1件、陳情1件の計16件について審査をいたします。
それでは、審査順序についてお諮りをいたします。
お手元に本日の案件一覧を配付しております。
審査は、案件一覧の左側に記載の順番としたいと思います。
なお、請願の審査については、議案の審査が午後に及ぶ場合は午後の一番に審査したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきます。
それではまず、議案第45号、平成30年度宝塚市
一般会計補正予算第6号を議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
冨川委員。
◆冨川 委員 病院への貸付金5億5千万円が気になっているんですけれども、資料でも
病院事業会計並びに
水道事業会計からの借入金並びに償還状況も丁寧に、将来にわたって記載してくださっております。
それで、この資料を読み取る限り、今年度、平成30年度は7億円が
水道事業会計に返済したという記録が残っております。ところが、この時期になって
一般会計から5億5千万円を補正で借り入れる、並びに来年度予算になるんですけれども、来年度予算にも当初予算で
水道事業会計から2億5千万円が新たに借り入れられる予算案になっているということで、合計、今年度7億円水道に返済して、今そして近い将来にわたって8億円新たにまた借り入れるというような状況になっていると読み取れるんですけれども、この今回の
一般会計の補正の5億5千万円の借り入れというのはなぜ発生し得るのか、その原因として、平成31年度の
病院事業会計の収益というか、それが大きく起因しているのか、その5億5千万円を借り入れるに至った大きな意味での起因、原因を尋ねたいんですけれども、病院がここには今おられないんですよね。そこのところはどうしたものかと思うんですけれども、このことは尋ねることはできますか。それなら財政課のほう、はい。
○藤岡 委員長
赤井行財政改革担当部長。
◎赤井
行財政改革担当部長 病院事業会計につきましては、平成30年度当初予算で約3.3億円の赤字という形で見込んでおったというところですが、医師の関係等もありまして年度途中に約6億近い赤字になるというような状況というふうなことを聞いております。その中で、平成30年度につきましては、28年度から30年度までの間に
一般会計からの貸し付け、当初、病院としましては3億を要求されていたわけですが、赤字額というか資金不足の関係がふえるということで、一つはさらに3億から5.5億への長期貸付が要望されているというのが1点ございます。
それにあわせまして、病院のキャッシュの関係で、運営に当たりまして一時借入もされております。その一時借り入れにつきましては、
公営企業法の中では1年間の間に一旦ゼロにしないといけないということもありまして、そういった両方の理由から今回、
一般会計からは30年度5.5億、それから新年度にかけましても
水道事業会計からも2.5億貸し付けを求めていまして、そのことによって一時借入も一旦1年間の間にゼロにするというようなことで貸し付けを求められているというような状況になります。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 そのような状況で、私が聞き取る限り、やはり
病院事業の収益事情が好ましくないというか、それが一番大きな原因であるのかなとは感じているんですが、それはもう病院に頑張ってもらうしかないんですけれども、そういうようなことは決算、予算を含めて
文教生活常任委員会で議論されていることだとは思うんですけれども、そのあたり、病院の見解も少しはちょっと大きな今年度の、まだ決算じゃありませんけれども、この時期までの今期の収益状況といいますか、事業収支等含めて今どんな状況なのか、ちょっと聞いておきたいんですけれども、病院は答弁できますか。
○藤岡 委員長
福井市立病院経営統括部次長。
◎福井
市立病院経営統括部次長 病院事業の
長期借入金ですけれども、
先ほどお話がありましたように、平成30年5月に
水道事業に7億円を返済、それと来年度にも
水道事業に2.5億返済するということで、このあたりで長期資金については資金繰りが必要だという状況になっています。
経営状況のほうですけれども、先ほど赤井部長からお話がありましたように、今年度、
消化器内科医師の大量退職あるいは救急科の医師の退職ということで診療体制などが大きく変更したということで、そのために当初で赤字予算を組みましたけれども、12月補正では現状5億5千万の赤字ということになっていますので、やはりその辺の医業収支のところ、こちらのほうが増しているというような状況にあります。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 やはり少なくとも収支均衡を目指していきつつ、返済をしていこうと思いましたらやはり収支均衡以上の長い目で見て、収益確保は一般的に考えて必要であると考えます。
それで、ここは
文教生活常任委員会ではありませんけれども、来年度の
病院事業会計の予算案を見る限り、若干の黒字といいますか、そのようなことが組まれておったように記憶しております。そして、それも医師を獲得し直して何がしかの診療科目で急激な
診療報酬アップのような形の予算案でしたので、本当に実現可能なのかというような懸念もあろうかと思います。ここではそんなことを議論する場ではありませんので、もうこれ以上言いませんけれども、ぜひとも
病院事業会計にはしっかりと予算案を達成していただけるようぜひとも御努力をいただきたいと思っておりますので、それだけ意見だけ申し述べておきます。5.5億円の
一般会計からの借り入れについてはその程度にしておきます。
そんな関係もありまして、
財政調整基金も多少出入りがあるようですけれども、この補正後の
財政調整基金の残高というものは幾らになる予定ですか。済みません。それに加えて、平成30年度当初の
財政調整基金の残高と補正後の
財政調整基金の残高の予定を知らせてください。
○藤岡 委員長
浅井行財政改革室長。
◎浅井
行財政改革室長 平成30年度末の
財政調整基金の残高でございますけれども、今回、3月補正で反映した後でこの残高を申し上げますと、53億861万8千円になる見込みでございます。当初予算につきましては6億3,400万取り崩しを予定しておりますので、3月補正後から計算いたしますと31年度末現在高は46億7,561万7千円の見込みでございます。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 平成30年度期首の
財政調整基金の残高は幾らだったんでしょうか。
○藤岡 委員長
吉田財政課長。
◎吉田
財政課長 済みません、53億3,009万8千円となります。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 そしたら、さきに浅井さんが言われたのが、予定として53億円余ということですよね。そしたら、期首も53億円余で期末の予定も53億円余というような格好で、
財政調整基金に関しては若干の微減でとどまったという、そのような平成31年度の予定と解釈しておってよろしいんですね。
○藤岡 委員長
浅井行財政改革室長。
◎浅井
行財政改革室長 先ほど吉田課長が御説明しました期首と申しますのは、29年度末現在高、決算高、これが53億3,300万余となりまして、今回、30年度の予算の中では、予定といたしまして2億8,400万積みまして、取り崩しは3億850万余となりますので、今年度の30年度末でいきますと、若干下がりまして53億861万8千円ということになります。
(「二、三千万ということですね」の声あり)
少し。まあまあほぼ。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 わかりました。
財政調整基金の残高の確認はわかりました。
予算書の61ページですけれども、
農業振興事業なんですけれども、不用額というか
マイナス補正がされておりますが、
青年就農給付金300万円ですとかは当初の予算はこれは幾ら組まれておったのでしょうか。
○藤岡 委員長
岡田農政課長。
◎岡田
農政課長 当初予算時は3名への交付を予定しておりましたが、就農は続けておられますが申請がない方が2人いらっしゃいましたので、結果として1名へ交付するため2名分を減額するものです。
以上でございます。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 北部中心の農業だと感じるんですけれども、後継者の問題がやはり大きな問題だと思います。このあたり、しっかりと告知、案内をして、少しでも
後継者対策につながるように努めていただきたいと思うところです。
それと、その関係で
台風被災関係の
復旧支援金ですけれども、840万円と大きく
マイナス補正がありましたが、しっかりと災害を受けられた方に対して案内はできていたのでしょうか。そのあたりは十分だったと感じておられますか、お尋ねをします。
○藤岡 委員長
岡田農政課長。
◎岡田
農政課長 状況把握につきましては、職員が出向きまして各戸調査をした上でございます。
今回
減額補正となりましたのは、結果として簡易な修繕で済んだもの等もございましたので、額の精査を行った結果、
減額補正に至ったものでございます。
以上でございます。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 ただ、そう言われますけれども、農業者の声を聞きますと、手続上、被災は受けたのですけれども、何らか若干の支障はあったのかもしれませんけれども、うまくその制度が活用できていなかったと、本来であれば救済していただきたかったというような、そのような声も聞いております。そのあたり、農業者に寄り添って、しっかり声を酌み上げて支援、復旧に努めてくださればよかったのかなと感じるところもありますので、これは意見をしておきます。
そして、農業関係はそのくらいにしまして、63ページの
道路維持補修工事費ですけれども、1千万円のマイナスの補正がされております。この
道路維持補修工事というのは、例えば生活道路ですとか宝塚市道の簡単な補修も含めた
維持管理費の
マイナス補正かなとも感じるんですけれども、至るところ道路は宝塚市内、大なり
小なり補修箇所は必要かと思いますが、この
マイナス補正をあえてする、その理由というのを聞きたいんですけども。
○藤岡 委員長
中条道路管理課長。
◎中条
道路管理課長 今回、
道路維持補修費の中で1千万円の減額ということでさせていただいておりますが、これは交付金の事業でございまして、擁壁の修繕工事を当初予定しておりましたが、交付金の割り当てができなかったということでそのまま1千万を減額させていただいたという形で、特に予算流用とせず、そのまま交付金のつかなかったということに関しては事業を執行しなかったという形で減額させていただいております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 わかりました。
そしたら、最後に79ページですが、
長尾中学校の旧
屋内運動場、そしてプールの除去工事の
設計委託料が若干
マイナス補正されておりますが、旧
屋内運動場とプールを除去することになり、その後の当該場所の
利活用方法というのは方針的にはもう決まっているのでしょうか、そのあたりをお尋ねします。
○藤岡 委員長
西本管理室長。
◎西本
管理室長 まず、体育館の跡地のほうですけれども、教職員の駐車場ということを暫定的に考えております。
それから、プールにつきましては、
グラウンドの一番南隅ということですので、その部分については撤去して
グラウンドの有効面積、それを確保していくということで、基本的には
グラウンド拡張ということで予定をしております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員
グラウンドを広げる、少し広くなるということでしょうが、
グラウンドの利用方法の中で野球部でしょうね。野球部の方々が
ホームベースからレフト側に大きな打球を打った際に、そちらには大きな建物、ある民間の病院があるんですけれども、ございます。その前にもちろん
ネットフェンスはしてあるんですけれども、場合によってはその打球がその
ネットフェンスを越えるか越えないのか、先方にも影響を与えていくような状況だと聞いておりまして、学校からも多少なりの要望も出ていようかと思いますけれども、そのあたりに対する
教育委員会の見解というのはどのような見解なんでしょうか。
○藤岡 委員長
西本管理室長。
◎西本
管理室長 まず、プールを今撤去いたしますので、今現在プールと
グラウンドの間にある
防球ネット、これにつきましては敷地では民間の建物側のほうにしっかり接合していると。高さにつきましてはボールが飛び込めない形で設計していきたいと考えております。
あと、さらに今現在設置しております
防球ネットの支柱につきましては、今後さらに高さを高くする方向で研究のほうは進めていきたいなと思っておりますが、ただ、なかなか財政的に厳しいという状況の中で、まずはプールを撤去した跡地部分の敷地側の
防球ネット、これについては新たに設置をしていきたいなと考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 よろしく御対応をお願いしたいと思います。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 学校のトイレとか
ブロック塀の関係で資料を出してもらったんですが、まず資料4のほうで見てみると、毎年6月に計画を出してということで、今回補正がついたから出てきたという話なんですけれども、もう一度確認なんですけれども、これ、補正がついてなければ来年度実施予定でもなかった、当初予算によるものでもなかったという感じですか。
○藤岡 委員長
西本管理室長。
◎西本
管理室長 今回、トイレの補正につきましては、先ほど委員が言われましたように、
文部科学省に対して来年度に予定しております
トイレ改修事業として建築計画のほうを提出して
交付金採択を待つという、そういう仕組みになっておりまして、このたび全ての
トイレ改修事業が国の臨時補正、
学校施設環境改善交付金のほうで補助採択されたものということです。
ただ、当初予算のほうには予算措置できていませんし、本年度も予算措置できていないということから、補正を今回計上しているということです。
ちなみに、この
トイレ改修事業につきましては、これまで国の交付金をとっていく方法としては、3月補正と当初に分けて俗に言う二重計上という形でやってきたわけなんですが、今現在の
財政状況が厳しい状況の中で、まずは国費を確保して事業を推進していくということでもって今現在は取り組んでおります。したがいまして、委員がおっしゃられますように、当初予算のほうには計上できていなかった、今回の3月補正の採択でもって来年度に事業を繰り越して
トイレ改修事業ができるということです。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 以前は二重計上されていて、補正でついたら前倒しで実施してという形でやっていたということなんですけれども、どっちにせよ国の
交付金事業で計上していた、その
財政状況云々って関係あるんかなと思うんですが、あと、これもし補正がつかなかったらという、交付金がつかなかったらどうなっていたんかなという、何か見えにくくなりますよね。もう全然出てこなくなるんかなというような話になるんですけれども、その辺どういうふうに……。さっきの道路で言えば、一応事業を予定していて交付金を使えへんかったら落とすというようなやり方やと思うんですけれども、それとの整合というか、どう解釈したらええの。
計上しておってつかなかったら落とすというのは理由としてはわかるんですけれども、つくかつかへんかわからへんから最初から計上せえへんとなると、それはどういう……。それ、道路とまた取り扱いが違うようになってきて、どういうふうな……。何か統一して、どう取り扱うとか決められていないんですか。
○藤岡 委員長
上治施設課長。
◎上治
施設課長 実際の話なんですけれども、先ほど西本室長が言いましたところでいきますと、国の補正を最大限活用しようということなんですけれども、
文部科学省の補助金でいきますと、2次補正、実は
補正予算のほうを市としては期待を大にして考えております。といいますのが、補助率としては3分の1で一緒なんですけれども、やはり
補正予算のほうが補助裏の起債が100%ききます。当初予算が75になりますので、25%補助裏の起債が変わってきますので、一般のほうの経費のほうを考えますと、どうしても有利なので、今回、ちょっと市の
財政状況を勘案しながら補助のほうを見直すということで、今回は考えておったところがございます。
また、もう一つあるのが、トイレとかその辺につきましては事前にある程度情報収集ができておりましたので、今回の場合は。といいますのが、トイレのあたりが重点的に来るだろうということで国の方針がある程度固まって情報収集ができておりましたので、そちらを狙いに行ったというところがございます。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 まあまあ続きもありますので、それは
予算委員会のときにまた改めて聞きたいと思います。
それと、資料5のところで交付金の条件ということで出してもらったんですが、これ、
ブロック塀のほうは緊急的な対応を今年度されて、また改めて交付金の事業でということで出ているというあれなんですが、その
ブロック塀のほうの中に冷房設備というのもあるんで、ちょっと確認なんですが、全国的に見た自治体によっては、いわゆる猛暑への対応ということで体育館への
クーラー設置をやっているようなところもあるかと思うんですが、これは、
ブロック塀・冷房設備の交付金を利用して各自治体ではされているんですか。
○藤岡 委員長
上治施設課長。
◎上治
施設課長 委員おっしゃられているほうは、多分ですけれども、この
文部科学省の交付金じゃないんじゃないかなと考えております。といいますのが、全国的な話になりますけれども、阪神間でいいましたら空調機がついているところといいますのは体育館では
特別支援学校系となってございます。この
文部科学省の交付金になりますけれども、現在、実際
文部科学省が考えておりますのが、第1弾として第一優先が普通教室となってございます。その後に、今ちょっとアンケートが来ておりますけれども、特別教室というような形で、体育館はまだ入ってきておりません。ということで、これ交付金が採択されたときに県下のほうのリストが来るんですけれども、県下で体育館がこの交付金を使ってというのはゼロでございました。念のために
文部科学省のほうにも確認をとらせていただいたんですけれども、全国でも採用はしていないという確認はとれております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 であれば、体育館にクーラーを設置しているところというのはどういうメニューを使って……。全部市単費にやっているというわけじゃないですよね。
○藤岡 委員長
上治施設課長。
◎上治
施設課長 東京なんかは結構進んでございます。そのあたりにつきましては東京都自体が独自の制度を立ち上げておりまして、その交付金を活用されております。
ほかの市につきましては、例えば
航空機騒音の対象区域、エリアにつきましてはその
航空機騒音のほうの活用というのもあります。
今現在もう一つありますのが、緊急防災、事業債のほうですね。あれはだから交付金じゃないんですけれども、その制度を活用しながらというところも話は聞いております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 東京は都のほうで独自に、国関係なしに独自に財政的に余裕があるのかなと、そうなんかもしれないんです。ということですね。でも……。
○藤岡 委員長 いいですか。
となき委員。
◆となき 委員 いいです。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
細川委員。
◆細川 委員 済みません。私のほうからなんですけれども、資料を幾つかいただいたところと、それと資料はいただいていないけれども確認したいところというところでお尋ねいたします。
まず、予算書の説明書のほうの37ページ、資料番号が8番、
ふるさと納税記念品のリストを今年度動いたものはということで資料をいただいたんですけれども、
ふるさと納税を見ていると、随分記念品に種類もあるんですけれども、たくさん動いている、大多数が
宝塚歌劇関係という感じが見えるんですけれども、これ、数はどんどんふやされていっている、種類とかは選択しやすいようにふえていっているんでしょうか。それとも、余り利用がないものに対しては何か入れかえとか、そういった形になっているんですか。
○藤岡 委員長
中西企画経営部長。
◎中西
企画経営部長 返礼品につきましては、事業者からの申し入れということで、あればふやしているという状況になります。
それで、ここには申し込みのない返礼品は載せてはいないんですけれども、ゼロであったとしてもその事業者の方が引き続き
ふるさと納税として返礼品として提供したいということであれば、うちのほうから継続ということはしていないというような状況です。
以上です。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 ということは、事業者さんが御希望があればここには載せていただけるということですね。
済みません、このお金の関係がちょっとわからなかったんですけれども、寄附額というのが1億4,100万円ぐらいの寄附額ということで金額が載っているんですけれども、今回、補正で出てきた190万円というのは、これはこの寄附額の中には組み込まれずに、返礼品を準備するために必要な190万円なんでしょうか。
○藤岡 委員長
中西企画経営部長。
◎中西
企画経営部長 ふるさと納税という形で寄附をいただいた、それは歳入のほうに入れますけれども、歳出としては、別途返礼品の費用というのは歳出として計上しているというような状況です。
今回、700万円ほど予定よりも寄附がふえるだろうということで歳入に上げておりますけれども、大体返礼品というのは3割以内に抑えなさいということで総務省のほうからの指導がありますので、ほぼ3割ということで190万円ほど計上しているというふうな状況になっております。
以上です。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 そうすると、返礼品がふえるということは寄附額もしっかりとふえてくるという理解で合っていますか。
○藤岡 委員長
中西企画経営部長。
◎中西
企画経営部長 そのとおりです。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 では、次へいきまして、済みません。予算説明書の39ページです。
これは、資料は請求していないんですけれども、自治会補助金のほうが減額をされています。これにはそれなりの理由があったのかなと思うんですが、状況をお聞かせください。
○藤岡 委員長 上田きずなづくり室長。
◎上田 きずなづくり室長 今回の自治会補助金の減額についてですけれども、一応申請を各自治会のほうからいただきまして、金額のほうが確定したということで、今回、減額のほうの補正をさせていただいているということになります。
以上です。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 昨年度に比べて申請するところが減ったという理解でしょうか。
○藤岡 委員長 上田きずなづくり室長。
◎上田 きずなづくり室長 自治会の申請の数ですけれども、そんなに大きく増減しているという状況ではありません。一定、自治会の総数というのは我々のほうでつかんでおりますので、その自治会の総数から予算のほうは一定確保しているんですけれども、いろいろな自治会さんごとの御事情かと思いますけれども、あえて補助金を申請されないといったような自治会もありまして、今回減額されているということです。一応自治会数に見合うだけの予算については一定確保はしている状態なんですけれども、事情としてはそういった中で減額させていただいているということになります。
以上です。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 申請するところが減ってきている、減ったという部分で減額されているんですが、この補助金を申請しにくい部分というところとか、少しでも申請者がふえて自治会活動が活性化するような呼びかけなどはされていますでしょうか。
○藤岡 委員長 上田きずなづくり室長。
◎上田 きずなづくり室長 この自治会補助金につきましては、私どものほうが把握している自治会、全自治会に申請書類等一式送付をさせていただいているんですけれども、その中で、我々のほうとしてもやはりできるだけ補助金のほうは交付を受けて活発な活動をしていただきたいというふうに思っておりますので、そういった書類を送付する中でそこはお願いをしているという状況はあるんですけれども、やはり先ほど申し上げましたように、もう市から補助金はもう要らないよといったような自治会もありますし、あるいは非常に世帯数が少ない自治会なんかもありまして、そういった中で補助金のほうの申請をされていないというところがあります。
一応、未申請の自治会につきましては、今後も私どものほうも継続して交付申請をしていただけるように取り組んでいきたいというふうには考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 わかりました。新しく年度途中に設立した自治会さんなどもやっぱりあるので、そういったところが翌年度しっかりと申請しやすいように、そういったところの説明などはきちんとしていっていただきたいと思います。
では、次なんですが、予算説明書の69ページです。
資料のほうもちょっと請求させていただいたんですが、予算説明書69ページに空家等対策協議会委員報酬が減額されていて、前回、それの理由が開催がなかったと伺いました。実際に委員会という状態で市民の方は名前を登録して、自分が委員になったという認識を持っておられる方にとって、1年間何も音沙汰がないということはどういうことだという、なぜ一度もないんだといったことを尋ねられました。この審議会の開催がなかったということなんですけれども、そういった開催のないケースがあることを委員の方にはきちっと事前に説明をされていますでしょうか。
○藤岡 委員長 豊田空家対策担当課長。
◎豊田 空家対策担当課長 新しく委員になった方には、この会議がどのようなものか、今回におきましては、今年度におきましては特に特定空き家の指定について委員会を開かせていただくというような説明はさせていただきました。今後とも、その内容で特定空き家の指定について疑義が出たりしたらお話を伺うということは考えさせていただきます。御意見いただきましたことを受けとめまして、委員とも連絡をとり合っていきたいと思います。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 待っていらっしゃったけれども1年間何もなかったというお声がありまして、当初、特定空き家で検討の事例が発生したときに招集するための委員会ですといったことがもうちょっと御当人たちに理解ができていればよかったのかなというのはあったんですけれども、この空家等対策協議会以外にもいろいろ、委員会が1年間待ったけれどもなかったというお声を聞いたり、今3月になってやっと1回目があるというお声を聞いたり、全体的に委員さんの認識と、どうも主催する市のほうの皆さんの意図というところが伝わりにくい部分があるように思いますので、きっちりと伝えていただくことを意見としてお伝えしておきます。
それと、同じページでいただいた資料なんですけれども、今回この資料をいただいたのは、事業云々というよりも、こういったチラシの封入作業とか手作業的にできる作業をシルバー人材さんのお仕事として市として考えていただくとシルバー人材の仕事もふえるのではないかなという思いがあって、今回、チラシの件数とか費用的にどれぐらいで発注されているのか知りたくて、こちらをいただきました。
この空き家等対策啓発チラシの封入に限らないんですけれども、これは私の意見としてということでお伝えしておくんですが、シルバー人材に登録している方々から、登録はするんだけれども仕事が来ないという声を非常によく聞いております。ですので、できる限りこういった作業の、これができるかどうかはわからないんですけれども、作業としてシルバー人材さんに委託できるようなお仕事があったら、市民の方は結構皆さん元気で、それで何かしたくて登録をしているんだけれども、声がかからないんだという声をとてもよく耳にしますので、こういう機会があれば検討いただけたらなと思います。これも私からの意見としてお伝えしておきます。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
大川委員。
◆
大川 委員 済みません、じゃ病院の長期貸付金を聞きます。
まず、ちょっと病院のほうにもいろいろ聞かないとわからないこともあるんで聞いていきたいと思います。
病院、ちょっと一時借り入れが割と多くなってきているんですけれども、多くなってきていると言うかもともと多いんですけれども、平成26年度ぐらいから一時借入の規模はどれぐらいなのか、何ぼ借り入れて何ぼ返しているのかというのは、ちょっと時系列で教えてもらっていいですか。30年度は15億借り入れて12億返すというのが予定みたいなんですけれども、26、27、28、29でいただけますか。
○藤岡 委員長
福井市立病院経営統括部次長。
◎福井
市立病院経営統括部次長 平成26年度からの年度末の一時借入金ですけれども、26年度が9億円、27年度が9億円、28年度が10億円、29年度が6億円となっています。それとあと、30年度の見込みの段階ですけれども、
補正予算のキャッシュ・フローでは15億円、一時借入しています。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 ちょっとやっぱり大きなってきているんですね。思った以上に大きくなってきているんだなというのがあります。
病院は、もともとキャッシュ・フローの改善ということが近々のというか直近の課題というふうに当局側も認識をしている話だと思うんですけれども、もともとは一番キャッシュ・フローに大きく影響を与えているのが退手組合の負担金だったということで、負担比率を見直したりとか過年度分をどういうふうに調整していくかみたいなような話をここ三、四年の間に議論をされて、ある程度形が、めどがついたというふうな認識はしているんですけれども、まず病院のキャッシュ・フローから退手組合関連のマイナス、時には3億、時には2億みたいな金額がマイナスがずっと乗っかっていたんですけれども、それが消えたのはいつからですか。
○藤岡 委員長 福井次長。
◎福井
市立病院経営統括部次長 退職手当組合の病院職員の負担金率が平成29年度から変更になっています。それ以降、均衡よりも少し病院のほうに残るというか、持ち合わせが少なくなるというふうな状況は29、30と続いています。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 ということは、当年度分に関しては29年度ぐらいから改善をされていて、2億とか3億とかというところに関しては少し楽になったというような認識でいいかと思います。
あと、一時30億ぐらいと言われていた過年度分です。引当金もあるんで大体15億とか16億とか調整をするみたいなような話を聞いていたんですけれども、その過年度分の調整というのはどんなふうに決着がついたのか、ちょっとまた改めて教えてもらっていいでしょうか。
○藤岡 委員長 福井次長。
◎福井
市立病院経営統括部次長 病院事業の負担金と支給額との差額が38億円あります。そのうち引当金以上に出している分が約20億円、これについては今後25年間かけて
一般会計と病院の中、上下水道のほうも資金は出していただきますけれども、25年に分けて調整していくということで体制は整っています。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 いつから。
○藤岡 委員長 いつから。
大川委員。
◆
大川 委員 いつから25年間。
○藤岡 委員長
赤井行財政改革担当部長。
◎赤井
行財政改革担当部長 30年度から25年間です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 25年間で20億か。年間8千万ですね。まあまあ8千万返していく財源というのはどこからなんですか。当年度の予算の中から、毎年毎年回るキャッシュの中から返していくという認識でいいんですか。
○藤岡 委員長
赤井行財政改革担当部長。
◎赤井
行財政改革担当部長 基本的には毎年度の予算の中で行っていきます。ただ、今、資料のほうで提出させていただいておりますとおり、平成28年度、29年度に長期で貸し付けております返済のところにつきまして、そういったものも償還される額をもって充てていくというふうなところも考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 なるほどね。今貸し付けているやつが返ってきてから、それを財源に充てていくということですね。わかりました。
ちょっと今いろいろ質問をすると、資料も出していただいて、結局、何か僕らの頭の中には、水道からの13億という時点で結構とまっていて、規模ってそれぐらいなのかなと思っていたら実は21億ぐらいまでいっていて、何とか30年度で7億返して14億にすると償還計画では書いてあるけれども、今回の補正で5億5千万また借り入れますよということで、実質的にはだから19億5千万ぐらいになるのかな。それで31年度に2億5千万返すけれども同じだけ借り入れるんで、結局19億8千万ぐらいか、が現時点で残るというような感じで、一時借入がちょっと何か、ことしだけなのかわかんないんですけれども、少し大きくなっているのかなという気もしないでもないです。
つまりは、なかなか病院のキャッシュ・フローの改善が、ずっと平成5年か6年ぐらい前から課題として認識されてきて、退手組合、一番大きいと言われた退手組合も解消しつつある中でもなかなか解消が、資金不足が解消ができていないという状況のかなというふうにはこれを見るとわかるんですけれども、だからこそ資金不足の解消、キャッシュ・フローの改善に向けて当局側と、それから病院側とで一緒に検討委員会みたいなものを立ち上げたという流れになっているんですけれども、検討委員会の目的がキャッシュ・フローの改善なんですけれども、キャッシュ・フローの改善というところのゴールが一体どこなのか、ちょっと聞きたいんです。
まずは、第1段階レベルでは、もう今回みたいに5億5千万
一般会計から貸し付けなきゃいけないというような、そういう新たな貸し付けが生じないというところをとりあえずゴールにしているのか、それとも、いっぱい貸しているじゃないですか、19億5千万かな。水道も含めて、これを病院側が完済するというところまでを見据えているのか。それとも、もっと言うなれば、減価償却費が今7億4千万ざっと見るとあるんですけれども、普通これ金額が積み上がっていくんですけれども、現金として。これがキャッシュ・フローの中で積み上がっていくというところまでを見据えているのか。もっと言うなら、流動比率が、流動資産が17億で流動負債が37億を予定、20億ぐらい下がって50%を切っている状況なんですけれども、通常は倍ぐらいないとあかんみたいな200ぐらい欲しいなみたいな、というようなところの話なんですけれども、この流動比率のところを200まで持っていこうというふうに見据えているのか。今回の検討委員会はどこを見据えているのか、ちょっと聞かせてほしいなというふうに思います。
○藤岡 委員長
中西企画経営部長。
◎中西
企画経営部長 今、経営改革の検討会をやっておりますけれども、特にキャッシュ・フローとかにつきましてどこまでのという目標というのは何も持っておりません。それぞれ病院のほうで経営改革のプランを2017ということでつくっておりますので、そのとおりにいっているかどうかとか、そういったことを病院と一緒に議論しているというふうな状況です。
以上です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 それでいいんだろうかというのがちょっと何か……。だから、何か潰れへんようにちゃんと監視しているというか、継続できるように監視しているという程度なのかなと。本当はもうちょっと、それは幾らでもお金を貸し付けられたら継続はしていけるんで、結局、それが目的だったら継続させるために、じゃ何とか
一般会計でやりくりしてお金を長期貸付で入れましょうかみたいな結論になって、病院もありがとうございますみたいな感じで、それを続いていかすために何か検討委員会があるのかなという気もちょっと若干しますし、恐らく多くのメンバーが副市長以下入っていると思うんですけれども、そこの資金不足というところの今回の貸し付けも含めて、ゴールが全員で共有できていないまま何かキャッシュ・フローをどうしようかみたいな、病院経営どうしようかみたいな議論をするのは、少し何か議論がずれていくん違うかなという気がするんですけれども、そこをどうですか。
○藤岡 委員長 谷本病院副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者 病院の長期の借り入れの件につきましては、庁内で病院の職員と一緒に病院改革検討会というのをつくって、キャッシュ・フローの問題、それから長期にわたる経営改善の議論をさせていただいております。
我々として一番頭にありますのは、やはり資金不足。資金不足の比率をなくしていくということがまず第一義的にはございますので、現在の平成30年度の医師が大量に退職をする中で収益が悪化したという、そのことを31年度以降、かなり医師を確保できつつありますので、我々としては市とともにまずは資金不足比率を解消してしまう、そうすれば、先ほど委員のほうからありましたように、減価償却費そのものがキャッシュとしてみなされる部分がございますので、できるだけ早く
一般会計側のほうあるいは水道側のほうにそういった借入金を全部返済して、健全な経営体系に持っていきたいなというふうに考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 ということは、ということはですよ、今目指しているところは、要は
一般会計からの借り入れもなく、今借りている分も返していった上で、キャッシュ・フローがプラスで積み上がっていくところをとりあえずは目指していくということでいいんですか。
○藤岡 委員長 谷本病院副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者 我々としては、先ほど御質問にもありましたように、一時借入金自体がやはり各年度で生じないような形の上で、やっぱり資金がきちっと潤沢になければ経営も安定しないということになるわけでございますので、それになるように経営改善を強力に進めていきたい。そのためには、市のほうと十分な話し合いをして、どういった御支援をいただけるのかというところもあわせて議論をしているというところでございます。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 わかったようなわからんような。市からの長期の貸し付け云々は一つの方策として選択肢として残しておきながら、まずは一時借入をなくしていく方向だということですか。
○藤岡 委員長 谷本病院副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者 まず、原則的には一時借入金はないというのがやはり安定した経営になるわけでございます。我々としましては、やはり毎年毎年の経営を繰り返す中で
一般会計側からの長期借入も基本的にはやはりなくしていきたい。やっぱり他に頼らずに病院経営を安定させるということは良質な医療を長期的に提供できるという礎になるわけでございますので、そのために今後とも頑張っていきたいというのは我々の考え方でございます。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 そうなると、31年度のキャッシュ・フローなんかを見ると、予定のやつを見ると、積み上がるのは2千万ぐらいだったかな、資金の増加額、予算ですよ。2千万ぐらいしか積み上がらないという中で、要は医業収益がちょっとぶれたらすぐまた借り入れせなあかんような状況になってくると思うんですけれども、毎回毎回何でキャッシュ・フローがしんどいんですかとなったら、医業収益のほうが思ったようにみたいなそんな話になっているんですけれども、ということは、検討委員会は基本的には医業収益をいかにプラスにしていくかというところの取り組みになるという話でいいんですかね。
○藤岡 委員長 谷本病院副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者 委員のほうから御指摘がありますような、いかに安定的に経営改善を進めるかというところが第一義的でございますので、今御質問ありましたように、31年度のキャッシュの積み上がり、これは医師の確保が進んでいく過程でございますので、32年度以降、安定的にキャッシュも積み上がり、借入金の返済も、あるいは資金不足も解消されていくというふうに我々としては考えております。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 今回の補正分は3月に借り入れて1年1カ月後ですから来年度末ぐらいに、要は5億5千万を返すみたいな計画になっているんですけれども、これは無理なんじゃないですか。
○藤岡 委員長
福井市立病院経営統括部次長。
◎福井
市立病院経営統括部次長 今回の
長期借入金の期間ですけれども、病院としては可能な限り長期の借り入れをお願いしたいということでお話ししましたけれども、
一般会計の財政事情も大変厳しいということで、期間はできるだけ短縮したいということでお話ししているということです。
返済については、やはり今のところ3月補正の5.5億円、新年度予算の
水道事業の2.5億円、合わせて8億円ありますので、それを1年で手当てできるかというのはとても無理な話ですので、今後のやはり長期借入についても病院の
経営状況を適宜見ていただいて、市のほうと協議しながら、資金については、資金計画については協議していきたいというふうに考えております。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 これしか手がないからとりあえずやるしかないかという感じですかね。わかりました。じゃ、病院はもうこれ以上やると何か病院の話になるので、この辺でちょっと終わっておきます。
次、資料を出していただいた繰越明許の追加分のところなんですけれども、特に土木費のところ、それから災害復旧費のところと農林業費もあるのかな。要は台風の被害で、20号、21号の被害で災害復旧をしなきゃいけないという工事があるじゃないですか。それがいろんな理由で、ここは明繰りですからちゃんと理由があっておくれた、繰り越しになりますよという話なんですけれども、やっぱり多分それにかかわる周りに住んではる人とかそこを利用している人とかというのは、同じように例えば6月とか7月とか梅雨の時期とかになったらまた大雨が降って台風がやってきてとなって、それがまたなるんじゃないかという、いわば不安を常に持ちながらやってはると思うんですね。だから、災害復旧費なんか見ると、復旧工事だったら4,380万とか2千万とか結構な規模の工事になっているんですけれども、要は6月とか雨が降ってくる時期までに明繰りした分がちゃんと終わって、次に同じような感じになっても同じ部分が崩れないという体制がとれるのかどうかというのだけ、ちょっと確認をしておきたいんですけれども、どうでしょうか。
一個一個のほうがええんかな。順番にいきますか。
じゃ、農林業費の、これは違うか。これだけか。これ交付金やな。工事違うな。工事は土木費の河川費かな、まず。これ1千万。20号の影響により、あれですね、とるやつですね、しゅんせつですね。
○藤岡 委員長 中村公園河川課長。
◎中村 公園河川課長 河川債のほうですけれども、既に契約も終わっておりまして、今現在工事のほうに着手するということで進めておりまして、6月までには終われるように進めております。
以上です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 じゃ、最後から2つ、4,380万と河川と公園と2千万、あとあれか、もう一個上もあるな。農林施設災害復旧費、内容はちょっとわからへん。内容もちょっと教えてください。
○藤岡 委員長 本田北部整備課長。
◎本田 北部整備課長 農地災害ということで、いわゆる田んぼの災害と、いわゆる河川、それの災害がございました。それについても今、業者がもう間もなく決まりまして、田植えまでに田んぼの工事が終わるように想定しているのと、6月までには水路のほうも終わらせるという段取りで動いております。
以上です。
(「河川と公園」の声あり)
○藤岡 委員長 中村公園河川課長。
◎中村 公園河川課長 公園のほうですけれども、北雲雀きずきの森緑地で少し被災しておりまして、こちらのほうももう契約は終わっておりまして、順次早期の完成を目指して工事を行っていくということにしておりまして、完成の目標としましては夏休みまでには済ませていきたいというふうには考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 河川、もう一つあります。
大川委員。
◆
大川 委員 2つ目の河川。4,380万の河川。何かこれが一番でかいから、これが一番心配なんです。河川やし、どうなんやろうなと。事務対応に時間を要し、発注時期がおくれたと書いてあるし、何か内部のせいみたいに書いてあるし。
○藤岡 委員長 江崎生活安全室長。
◎江崎 生活安全室長 河川災害事業につきましては4,380万繰り越しをしておりまして、その内訳といたしましては、境野川がそのうち1,260万、それから観音谷川、それが1,140万、それからもう一つ、境野川その2になりますけれども1,980万繰り越しております。これらにつきましては、1月末から2月に契約させていただきまして、5月末の竣工を目指して工事に着手する予定としております。
以上です。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 確認だけなんで、オーケーです。
○藤岡 委員長 あとは、確認はそれでいいですか。
大川委員。
◆
大川 委員 はい。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はないですか。
冨川委員。
◆冨川 委員 ちょっと聞き忘れたんですけれども、土地開発公社の関係なんですけれども、利子補給金が減額されていて、その理由は何か増減に当たって借り入れを起こさなかったというような説明が委員会1でありましたけれども、ということは、土地開発公社の所有の土地の増減があったのかなと感じるんですけれども、今期の平成30年度の土地開発公社の所有土地の増減内容だけ確認しておきたいんですけれども、お願いします。
○藤岡 委員長 答弁できますか。
吉田公共施設整備担当次長。
◎吉田 公共施設整備担当次長 今年度の土地の動きですが、競馬場高丸線の用地を買い戻したのが1件出てきております。それから、新庁舎・ひろば整備事業で残っておりました土地を1筆買い戻してしておりますので、その2つが出ているということでやってございます。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 買い戻したということは土地開発公社の所有の土地が減ったということですね。
○藤岡 委員長 吉田公共施設整備担当次長。
◎吉田 公共施設整備担当次長 そのとおりでございます。
○藤岡 委員長 いいですか、その他確認をとらなくても。
冨川委員。
◆冨川 委員 いいです。
○藤岡 委員長 ほかに質疑ありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 予算説明書の9ページ、歳入の市税の個人とその下の市たばこ税が、個人が2億5,641万円の減額、それからたばこ税が3,500万円の減額ですけれども、このちょっと理由を教えてください、内容を。
○藤岡 委員長 柴市税収納室長。
◎柴 市税収納室長 個人市民税の
減額補正の理由につきましては2点大きくございます。
まず1点は、
ふるさと納税に係る寄附金税額控除の増額がございます。平成30年度の当初予算において前年度、平成29年度の3億6,700万円の実績、これで試算をしておりましたが、5億400万円余と約1億3,600万円寄附金税額控除が伸び、減額となったものです。
2点目は、平成30年度の当初予算で個人市民税の所得割について、本市にとって影響の大きい給与所得者等の伸びが当初予定していたよりも伸びが緩く、これによりまして当初予算に比べて約1億2千万円余の減額となりました。
それから、あとたばこ税につきましても、同じく当初、毎年のようにたばこ税のほうは減額しておるんですが、当初予定していたよりも販売件数、これが落ちまして3,500万円の減額となりました。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 今回の市税の合計が3ページに載っております。総括の歳入の市税が352億1,915万2千円、補正後の額ですけれども、昨年が357億185万6千円で、昨年は3月の補正がなかったと思うんですけれども、1年で4億8千万円ぐらい減っていると思うんですね、合計ね。これ、当初予算も減っていてさらに補正でまた減って、トータル4億8千万円が去年よりも減っているという状況で、今説明あったように、所得割が伸びないというか、そのあたりの予想がちょっと甘かったんではないかというふうに思うんですけれども、このあたりについてはどうですか。
○藤岡 委員長 柴市税収納室長。
◎柴 市税収納室長 平成30年3月議会におきまして、2億たしか7千万ほどやったと思うんですけれども、一応減額の補正を去年も同じように補正をしております。まずそれが1点。
それとあと、今回の補正については特に、
先ほどお話があったように個人市民税の所得割、これがやはり我々想定していたよりも伸びが悪い。想定は0.89%で当初予算を組んだときは想定しておったんですけれども、決算見込み、調定の動向を見ながら決算見込みを今出しておるんですけれども、0.3%ほどしか伸びておらないという状況でして、おっしゃるとおり、結果としてその辺の伸び率についての追求というんですか、それがちょっと甘かったという部分は原因だと思います。
そういうことで、根拠としているデータがたくさんあるんですけれども、調定の動向と、それに加えて統計数値、審議の、給料の統計数値です。これをベースにして伸び率の想定はしておるんですけれども、これまで以上に精査もし、それとあと、やっぱりぶれがありますので、その辺の調整もやっぱり今後していかないといけないなということで、リスクというんですか、その辺もしながら今後算定していきたいなというふうに考えます。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 今、国会で問題になっている毎月統計調査の影響もあるんかなと思いますけれども、また
予算委員会でも話ししますけれども、歳入はやっぱり厳し目にして歳出は必要の分をするという、それで結局は赤字が出ないように何か無理して予算編成をされているんではないかということですから、そのあたりについては指摘しておきます。
次に、予算説明書88ページ、給与費明細書のところ、資料もつけていただきまして、資料が議案第45号の資料7、時間外勤務手当が1億円強の補正になっていますよね。
(「1千万」の声あり)
え。1千万。10万、100万、1千万やね。済みません。ちょっと計算を間違えました。1千万の増額の
補正予算になっているんですけれども、時間外勤務の状況についてちょっと資料を出していただきました。
この資料7ページ以降ですけれども、各課の時間外勤務、財政課はちょっと微増ですよね、2,999時間に対して3,167時間。市民税課は大分減っていますよね、4,993時間から3,088時間。これについては、前回聞きましたけれども、システムを変えたとか税務署の協力ということでわかりますが、2枚目、3枚目の2枚目の下の観光企画課と農政課なんですけれども、観光企画課、去年の今の同時期が1,755時間、今回2,616時間で861時間ふえています。それから農政課も3,001時間から4,104時間、1,103時間ふえていますね。前回、総務部長の説明では、昨年災害が多くて、災害のための出動のために時間外勤務がふえたということですけれども、農政課とか観光企画課は昨年の災害、通常の災害のときはどういうメンバーが災害の復旧に当たるんですか。災害に影響をやっぱりしているんですか、農政課、観光企画課も。そのあたりを教えてください。
○藤岡 委員長 福永産業文化部長。
◎福永 産業文化部長 観光なり農政課なりそれぞれの理由がありまして、今、災害という関係でいきますと、農政課のほうが台風被害の対応業務量が増加したという要因は確かにふえた要因の一つではありますけれども、観光のほうは災害よりも他の要因のほうが大きくなっております。例えば観光のほうでいきますと、30年度固有のイベント事業のほうが結構ありまして、例えば隔年でやっておりましただんじりパレードとか、あるいは今回久しぶりに花火の演出ということでいろいろやったりですね、それからアニメのイベントなんかも民間と連携してやっていくとか、そういったところで結果、多くなってしまったことは重く受けとめております。
今後、仕事のやり方も少しずつ変えながら、できたら民間の活力を生かしながら、残業も減らすような方法をちょっと考えていかないといけないなと思っております。
理由は以上です。
○藤岡 委員長
岡田農政課長。
◎岡田
農政課長 農政課につきまして、災害対応でございますが、確かにビニールハウスなどの現地調査もございます。それに加えまして、災害が発生しそうなときには北部整備課と共同して現地で夜間の警備に当たったりということもございますので、一つの要因になってございます。
以上でございます。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 農政課はそれ以外に、災害対応以外に昨年より何かふえた仕事って何かあるんですか。
○藤岡 委員長
岡田農政課長。
◎岡田
農政課長 幾つかございますが、一つは宝塚北サービスエリアのオープンに当たりましてサービスエリア内での販促、それからPRに従事したこと、それから12月議会でもお諮りをさせていただきましたが、農業災害補償法が農業保険法に変わった改正について、それから都市農地のあり方をめぐる国の考え方も変わったことから住民さんへの説明等、アンケートも実施をいたしました。そのようなことで、結果として、時間外勤務がふえてしまったようなことでございます。
以上でございます。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 大体理由はわかりましたけれども、農政課はまた農業振興計画かな、これからつくっていくということで、また新たな仕事がふえて時間外がまたふえるんではないかという心配がありますけれども、それは農政課だけには限らずですけれども、これトータルで去年よりやっぱりふえていますが、これは災害の、トータル15万8,749時間に対して今年度が16万468で、1,719時間ふえていますよね。
だからこれ、総務部長に聞きますけれども、時間外勤務はやっぱり毎年ちょっとずつ減らしていきます、ノー残業デーもちゃんと指導していきますと言っていますけれども、この今回ふえた、1年前よりふえたというのは、やっぱりどうしても災害対応が一番大きな理由やと思いますけれども。今後、災害もまたことしもあるかもしれませんし、もっと南海トラフの地震とかもっと大きなやつが来るかもしれませんから、その辺はやっぱり最終的には、災害は特別な問題やなしに、これから災害はしょっちゅう起きてくるねんから、そのあたりを見込んでもうちょっと、要は人員の増を含めた時間外勤務の削減について総務部長、どない考えてはりますか。
○藤岡 委員長 近成総務部長。
◎近成 総務部長 今御指摘にあります時間外勤務の削減なんですけれども、この前の代表質問のときの答弁でも出ていたかと思うんですが、考え方としましては、一つは今、委員おっしゃられましたとおり人員の増という対応、その方法もやっぱり考えていきたいというふうには思っています。
ただ、その一方で、増することもあるんですが、やはり事務の見直しで業務量調査というのを今試行的に総務課でもやっておるんですが、こういったこともしながら、やはり業務自体の中で無駄ですね、このあたりの効率化を図っていくことができないかというのを来年度においては本格的にこれを実施していきたいというふうに思っています。そういったこともあわせながら取り組むことによって、やはり時間外の削減というふうなものに取り組んでいきたいというふうに思っています。
ただ、これは働き方改革の一つでもございますので、当然それにあわせて休暇の取得とか、こういったところにもつなげていきたいというふうに思っております。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 だから、前も言うていますけれども、月100時間を超えるような時間外がずっと続くということで、休暇がもう一桁、4日、5日しかとれていないという、やっぱりこれは職員が私は倒れるというか、職員が病気になるということにつながりますし、そうなると行政が停滞しますし市民サービスの低下につながるので、そのあたりについてはやっぱりしっかりと現実を見て対応してもらうことをお願いして、私は終わります。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
何か発言はございませんか。
(「ありません」の声あり)
では、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
質疑を終結します。
それでは、討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
討論を終結します。
それでは、採決を行います。
お諮りをいたします。議案第45号、平成30年度宝塚市
一般会計補正予算第6号について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
では、本議案は原案のとおり可決されました。
トイレ休憩しますか、そのままいきますか。
(「休憩」の声あり)
じゃ、あの時計で11時5分再開します。
休憩 午前10時52分
──────────────
再開 午前11時05分
○藤岡 委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。
それでは次に、議案第46号、平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費
補正予算第4号を議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
冨川委員。
◆冨川 委員 資料も提出していただきました。ここ数年の
一般会計からの繰入状況を一覧表にしていただきましたが、平成30年度の特筆すべき点は法定外繰入金がゼロ円であったということが読んで取れます。そのような状況の中で、今3月初めですけれども、平成30年度の特別会計国保の事業の収支見込みは今現在どうなっていますか。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 まだちょっと見込みの精査はできていないんですけれども、若干の黒字を見込んでおる、数千万ぐらいの黒字を見込んでおります。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 それで、基金もせんだっての確認で11.4億円余補正後積み上がるということですけれども、平成30年度から県広域が保険者としてされているわけですけれども、広域化後の法定外繰入、今期たまたまゼロですけれども、ずっとゼロで推移するんですか、それとも時と場合によっては法定外繰入金というのは発生することになるんですか。そのあたりはどういう仕組みになっているんですか。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 法定外繰入につきましては、広域化の前は市の判断でもって累積赤字の削減であったり収支の改善という部分で入れておったんですけれども、今後については、広域化後は、国のほうからは法定外繰入については計画的に削減、解消するものというふうなことが方針が示されております。それと、本市の厳しい
財政状況というものもございますので、今後についても法定外繰入というのは来年度、そしてそれ以降もなかなか難しいというふうに考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 納付金という費用項目があります。納付金と法定外繰入金というのは全く性格が異なるものであって、納付金の中に法定外繰入金が含まれるということは今後もないということで理解しておってよろしいんですか。
○藤岡 委員長 廣嶋国民健康保険課長。
◎廣嶋 国民健康保険課長 あくまでも納付に関しましては、保険税と、それから法定外繰入の繰り入れ分、大体こういったもので賄っていくような形をとっております。現状としましては、今の形としては法定外繰入はゼロという形で決まっております。来年度以降の予算については基金を活用させていただくようなこともございますけれども、当面はそういった形で取り組んでいきたいと思っております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 来年度以降ですけれども、今現在、平成31年度は4億円の不足を見込んでおられます。幸い基金が今11.4億円あるので、それでひとまずはカバーできるということですけれども、それ以降の平成32年度以降の中長期的な収支見込みというものは、ある程度は考えておられるでしょうか。考えておられるのでしたら、わかる範囲で答弁いただけませんでしょうか。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 まだ今年度から広域化されてちょっと見えにくい部分はございますので、中長期的なところ、見通しというのは大変難しいんですけれども、32年度についても、今の見通しでは4億あるいは5億ぐらいの赤字が出るんじゃないかというふうに考えております。そのあたりにつきましては、32年度についての県への納付金あるいは標準保険料率が示された段階で、また周知について検討していきたいというふうに考えております。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 わかりました。そうしましたら、基金の範囲内での不足は基金でカバーしていき、その後のことについてはまたしっかりと運協等で対応していくという、そのような理解をしておきます。
国保に関しては以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 済みません、今のちょっと関連で、4億多く赤字、先々になってくるんじゃないかという話なんですけれども、今回広域化に当たって国が一定3千億円でしたかね、を入れたおかげで今回こういう結果になっているかとは思うんですけれども、それ引き続き国のほうでの財政負担を求めていくという、そうなればこっち側の負担は減るわけで、そういう動きというのはやっているんですか。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 以前から国の負担の割合の引き上げについては要望しておるところですので、それは引き続き行っていきたいというふうに考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 例えば、その3千億規模で毎年国が財政措置するということであれば、さっきの4億、5億足りなくなるというのは解消されるということでいいんですか、考え方として。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 その3,400億円あったと思いますけれども、その分も現状で続いたとして、32年度については赤字が出るというふうに思っております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 それは自然増の部分と考えたらいいんですか。
それとあと、また予算でも言うたらいいんですけれども、29年度から、それ以前からしてみたら、これ、法定外繰入もゼロになった上に11億基金が積めたということは、ぱっと計算して20億ぐらい一気に改善したというようなデータやと思うんですけれども、そう考えると、やっぱりこの間、市民、国保税の値上げって実施してきた部分を考えると、一定やっぱり負担軽減というのを考えていくことが必要なんじゃないかなと思うんで、若干見解だけお聞きしておきます。
○藤岡 委員長 古家市民交流部長。
◎古家 市民交流部長 被保険者の方の負担軽減というのは当然こちらのほうも重きを置いて考えていかないとというふうに思っておりますけれども、一方で、県全体の医療費というのは増加傾向が見込まれていますので、それも踏まえた上で、県のほうからは納付金あるいは標準保険料率が示されてきますので、やはりそのあたりをよく注視しながら先々のことは検討していきたいというふうに思っております。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、委員間の自由討議を行います。
何か発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
質疑を終結します。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、討論を終結いたします。
それでは、採決を行います。
議案第46号、平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費
補正予算第4号についてお諮りをいたします。
本議案について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
では、異議なしと認めます。
よって、本議案は原案のとおり可決されました。
それでは、続きまして議案第47号、平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費
補正予算第3号を議題といたします。
本件につきましては、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
質疑はありませんか。
冨川委員。
◆冨川 委員 この国診につきましては外来患者数の減少が大きな要因であると読み取れますけれども、平成30年度の資料を出していただきましたけれども、資料によりますと、平成30年度はまだ12月末段階の外来患者数ですけれども、この時期に来て30年度の見込み外来者数というのは大体ある程度読めますか。
○藤岡 委員長 廣嶋国民健康保険課長。
◎廣嶋 国民健康保険課長 ちょっと全体の数としては見込めていないんですけれども、大体1日平均の数としまして、昨年度のでいきますと、大体医科の場合であれば1日8.8人なんですけれども、今のところ医科のほうでは7.8人ということで少し落ちておりますので、大体1日当たりでそういう減少の傾向にございます。ちょっと全体としてはわかりませんけれども、以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 西谷の北部のコミュニティ等で、いろんな場面ででき得る限り国診を利用しませんか、利用しましょうよというようなキャンペーンじゃないですけれども、呼びかけで地道な努力をされているように聞いています。
やはり国診の位置づけというものは、やっぱり北部西谷にとってはあるべきもの、なくてはならないものという位置づけやと私も思っておりますけれども、平成30年度、外来患者数は減っていますけれども、何らか数年前のような、このような国診を利用しましょうよというようなキャンペーンというか呼びかけというようなものは、30年度はされたのでしょうか。そのあたりはいかがですか。
○藤岡 委員長 廣嶋国民健康保険課長。
◎廣嶋 国民健康保険課長 まず、やはり国保診療所に関しまして安定の経営改善という問題がございました。今年度につきましては、昨年度末からですけれども、アンケートのほうを西谷地区のほうで実施を行いまして、一応回答いただいております。そういった中では、そういったものを踏まえまして今後利用促進についての検討をするということで、9月のほうには西谷地区のほうでも説明をさせていただいておりますし、今後に関しましては医科のほうのスタッフの改善ということで、医師のほうの確保を行っているところでございます。
以上でございます。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 外来者数増加のための啓発というか、その呼びかけなんですけれども、地域の方々は実際やっておられるとは聞くんですけれども、宝塚市の行政側として国民健康保険診療所を何らかの格好で御案内するというか、そういうことはできるんですか。また、されておられるんですか。例えば広報たからづかとかにできるだけ国診を使いましょうよとかみたいな、そのような格好の呼びかけというものは行政側としてできるものなのかどうなのか、ちょっとその辺聞きたいんですけど。
○藤岡 委員長 廣嶋国民健康保険課長。
◎廣嶋 国民健康保険課長 まさに広報誌のほうで利用促進ということでさせていただいています。今年度も、たしか9月号だったと思いますが、利用促進のほうをさせていただきました。当然、毎年、西谷の自治会のほうにも利用者数の状況を説明したり、利用していただきますように行っておりますので、今後も広報、ホームページ等でまた引き続き勧奨していきたいと思っております。
以上でございます。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 いや、いいです。あるべきもの、守るべきものと、もうそれだけで。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
討論を終結します。
それでは、採決を行います。
お諮りをいたします。
議案第47号、平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費
補正予算第3号について、本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、続きまして議案第48号、平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費
補正予算第4号を議題といたします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定しておりません。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、議案第48号、平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費
補正予算第4号についてお諮りをいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、続きまして議案第49号、平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費
補正予算第4号を議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行いたいと思います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、討論を終結します。
それでは、採決を行います。
議案第49号、平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費
補正予算第4号についてお諮りをいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第50号、平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費
補正予算第4号を議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
冨川委員。
◆冨川 委員 平成30年度は、この関係でいいますと合葬墓等が設置されて、その合葬墓の募集も始まり、そして長尾山霊園ですか、の再貸出もされているということですけれども、この段階で、この特別会計のほうで平成30年度の収支見込みというたらどんなものなんでしょうか。大体読めていますか。
○藤岡 委員長 影山環境部長。
◎影山 環境部長 収支見込み的には、起債の償還がありますので最終的には赤にはなるんですが、事業計画的には数千万円の増額という形におさまるかなというふうに思っています。答えになっていましたでしょうか。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 計画よりは上振りしたけれども、結局のところは赤字になっているということですよね、言わはったのはね。それはそれで言わはったことはわかりますけれども、そしたら、来年度以降、予算案を詳しく私チェックしてこなかったんですけれども、来年度以降は計画でも収支の面でも黒字に転換する予定ですか。
○藤岡 委員長 影山環境部長。
◎影山 環境部長 どうしてもこの事業につきましてはすみれ墓苑の20億円の起債の償還、毎年1億円ぐらい近くを償還していきますので、来年も計画以上の売り上げというのは目指していきますけれども、結果的にはやはりマイナス、赤字になるという形になります。計画の中では平成36年度以降に
一般会計の繰り入れということを計画しておりましたが、今のところあと1年か2年はおくれさせる状況になっているということで、その分だけが繰入額を減らしていくというような格好になろうかなというふうに考えているところです。
以上です。
○藤岡 委員長
冨川委員。
◆冨川 委員 ちょっとすごく将来的なことになってしまうんですけれども、ということは、中長期的に特別会計を見渡してもなかなか収支の面では独自に独立採算を確保するのは難しくて、長期的に見ても
一般会計からの今後も繰り入れも必要となってくるであろうと考えているわけですね。それに対して財政側は別にそれは問題ないと考えているんですか。
○藤岡 委員長
赤井行財政改革担当部長。
◎赤井
行財政改革担当部長 ルールどおりの繰り出し、人件費関係とかそういった分については、今回の3霊園を1本にしたとき、もともと長尾山と西山霊園は
一般会計でも行っておりました。そういった関係からは、もういずれにしても財政サイドからはいたし方ないといいますか、もう折り込み済みというふうに思っております。
ただ、先ほど影山部長からもありましたとおり、最大限販売のほうも努力をいただいて、少なくとも当初財政課と協議しました
一般会計の繰り出し、2年近くを後ろにおくらせてもらえるぐらいというふうになっております。今後についても、できるだけ努力の中で
一般会計の負担を少なくしてもらうようにということは一緒になって働きかけていきたいと、頑張ってみたいというふうに思っております。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
細川委員。
◆細川 委員 余り大きなお話ではないんですけれども、各霊園で、すみれ墓苑のほうは行かせていただくと大変きれいに整備がされているんですけれども、長尾山霊園のほうへ行く機会が何度か今回ありまして、行ってみると、階段とか見た目はきれいなんですけれども、うっかり踏むと外れるというような状況になっているんですね。だから、年配の方がお墓参りに行かれたときに転倒とかの事故につながらないかなと思うシーンを2度ほど見まして、私自身も踏んだら石がずれるというのを見ていて、大変危険だなというふうに感じました。
これからも長尾山霊園、あるいはまた再貸出等で人にPRをしていかれる中で、そういったところの安全面はきちっと整備をしていただきたいなと思いまして、どこでそれを実現できるのかちょっとわからなかったんですけれども、意見としてお伝えしておきたいと思います。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
それでは、討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、これより採決を行います。
議案第50号、平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費
補正予算第4号についてお諮りをいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、このままいきますね。
次に、議案第23号、宝塚市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
大川委員。
◆
大川 委員 男女共同参画の推進条例の中に今回、いわゆる性的マイノリティ関連の条文を入れるという話もありますけれども、個人的になんですけれども、何か男女共同参画推進というところに性的マイノリティというのが入ってくることが何かうまく理解がちょっとできなくて、基本的には、もともとのできたスタートからいくと、男女って男と女に分けて、女性のほうは社会進出みたいなものがなかなか進まない、日本の文化的に進まないみたいなところがあって、それをさまざまなところで解消していこうみたいなところからスタートしたもので、それは当然今も全く完全に解消できたものじゃなくて、今も残っているもので、だからこそまだ条例として残っているというふうに理解をしているんです。
だから、性が男女と分かれた上でスタートしているものの中に、それがひっくり返ったりとか何か線が引けなかったりとかというものがごっちゃになってしまうと、この男女共同参画推進条例というそのもの自身の何かたてつけがちょっとおかしくなるなというふうに、ぱっと見たときに思ったんですね、スタートとして。
ようようこれ、資料も含めて条例も読んでいくと、定義の第2条の1号にはちゃんと男女共同参画の推進というのが定義されていて、今言ったような内容のことが書かれていて、それにプラスアルファで2条に4号と5号を今回新設しますというのがあって、性自認、自分がどっちの性であるのか自認することと性的指向ですよね、そのどちらに対して性的な指向が向くのか、関心が向くのかみたいような、向かないものも含めてですけれども、が定義されていると。結局、わざわざこの2条で4号と5号を定義したのはなぜかというと、7条の、まあ言うたら権利侵害ですね。差別したらあかんというような条例にかかわらせるためと、それから20条ですよね。相談申し出の対応というところにかかわらすためというか、そのために2条で定義をわざわざ4号、5号を新設したというふうに、こう読むとでき上がってくるんですけれども、とはいうもの、やっぱり1個の条例の中にうまいこと7条と20条を利用しようと、利用というか活用しようとして入れたんだろうなというふうに理解は何となく読み取れるんですけれども、ここであえて確認をしておきたいんですけれども、男女共同参画というそのものの考えの中に性的マイノリティというものを何か含めてしまって、男女共同参画を物すごく広く捉えようとしているものではなくて、男女共同参画は男女共同参画という根拠、多分、男女と分かれた形で今までどおりあった上で、この条例をうまく活用するためにプラスでちょっと性的マイノリティを追加したという考え方なのか、それとも、いやいやもう男女共同参画の中には性的マイノリティも入っちゃうんだよという、ちょっとこう何か僕もそうなったらちょっとよくわからへんなと思って、そういうふうになっているのか、この辺の考え方自身は前者なのか後者なのかどっちなのか、ちょっと確認ですけれども教えてください。
○藤岡 委員長 塩崎人権平和室長。
◎塩崎 人権平和室長 条例の基本的なことについてのお尋ねだと思いますが、御指摘のとおり、この条例は、基本的には男女の性別二元論に立脚して、条例の目的、基本理念といったものは男女の性別による固定的な役割分担の解消であったり格差の是正といったもの、そして結果的には、結果として男女平等を目指すという理念をうたっておりまして、その構成については崩しておりません。
ただ、その上で、例えば人間の性が性別二元論によって異性愛を前提として固定的な性別役割を前提として扱われることで、例えば性的マイノリティの方々は周囲との違和感であったり葛藤であったりということを強めていくということも事実でございまして、それにつきまして、男女共同参画という観点、そしてまた人権尊重という観点を加えまして、条例には差別の禁止という形で盛り込ませていただいたというのが今回の改正の趣旨でございます。
(「前者か後者か、答えやすいように聞いています」の声あり)
前者ですね。基本的には男女共同参画推進条例の骨子は一切崩しておりませんので、そこにあわせてこの性的マイノリティという課題に対する差別の重要な禁止については盛り込んでいくことが肝要と考えて、盛り込ませていただいたということです。
○藤岡 委員長 いいですか。
大川委員。
◆
大川 委員 これ以上聞いたらわけがわからん。前者ですという答えだけで結構です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、討論を終結します。
それでは、採決を行います。
議案第23号、宝塚市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例の制定についてお諮りをいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、次に議案第22号、宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は、影響についてです。
質疑はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 せっかく資料を出してもらったんでちょっと確認させてもらいますけれども、今回3種類あると思うんですが、まず55歳以上の昇給停止の対象者と影響額ということで、見てみると人数は144人ですが、金額的な部分で見ると、31年度は180万と小さいかなと思うんですが、35年度になると990万、1千万近くになってくるということで、これ、働く意欲というか、そういう面でいうと職員さん的にはどうなのかなというのが非常に懸念としてあります。
関連して係長級の管理職手当廃止の分もなんですが、先ほどの話とも関連するかもしれないんですけれども、時間外勤務を減らそうという中で、なのでその影響もあっての減もあるのかなと思いますけれども、残業等を含めて働き方に対する意欲ですよね。その辺の影響というのはどう考えられているんですか。何か組合のほうからこんな意見が出ているとか、もしあるんであれば。職員さんの意見とか。
○藤岡 委員長 藤本行政
管理室長。
◎藤本 行政
管理室長 55歳停止あるいは管理職手当、係長の分ですけれども、確かに言われますように、現在ある部分がなくなるということでいきますと、組合のほうからも意欲という面では確かに指摘があったところです。ただ、そこについては、やはり均衡の原則というとこら辺あるいは現在係長級の職務の権限なども踏まえまして見直しは必要だろうということで、今回、妥結に至ったところです。
引き続き、意欲の部分についてはこちらも十分注視しながら見ていきたいなというふうに考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 今、いろいろな場面で財政が厳しいとか、市民に対する負担増だったりサービスの削減であったりとかって行われていて、職員さんは直接市民と接する現場でも働いておられるんで、そこで逆に市民に対するそういう行政サービスであったりということが非常に重要なんだろう、自分たちの給料は若干減るかもしれないけれども、大変な中で市民の暮らしも大変やから職員としても頑張らなあかんというような逆に意欲を持っていただけると、公務員としては立派だなと感じるんですけれども、一定そういう仕事するのがマイナス方向に働かないようにはしていただきたいなと思います。職員さんもいろいろやっぱり生活がある中なんで、同じように暮らしは大変だと思うんで、その辺が非常に懸念されるところです。指摘だけしておきます。
あと初任給の関係なんですが、ぱっと見ると、現行では地域手当を含まない部分の上の表で言うと割と高いところに位置しているんだなと。引き下げ後も地域手当を含むとまあまあ高いほうに位置しているということなんですが、これって職員の募集とかに対しての影響というか、給料が高い低いってやっぱり関係してくるとは思いますけれども、その辺はどうなんですかね。
○藤岡 委員長 藤本行政
管理室長。
◎藤本 行政
管理室長 現在、阪神間でいきますと地域手当込みですと一番高いという状況ですけれども、今回の見直しによって全体としては3番目程度かなということなんですが、数字をごらんいただきましたとおり、そんなに差が実はないような状況で、位置づけ的にも確保できるのかなというふうに思っておりますので、そういう面からいいますと、採用のほうに大きな影響はないというふうに今のところ認識をしております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 給与自体はそんな大きく差がないからというんですけれども、それとあわせて、やっぱりさっきの働き方とか、仕事が忙しいなりに楽やと言うたらあれなんですけれども、そういう部分であったりというような、どこの自治体を受けようかなと、学生からしたらね。そういう判断にもなるかなと思うんです。まあまあ特に影響がないということで、見ている限りそんなに大きく下がるものでもないということなんで、これはそうなのかなというのは納得しました。いいです。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
三宅委員。
◆三宅 委員 条例の改定のポイントは、先ほども言うたように3つあるんですよね。その3つ、基本我々、公務員の給与に関しては人事院勧告だったりそういったものを基準にやられてて、今回この3つの観点で給与改定というものの目的というか、市としての例えば高いから下げるとか、簡単にね。そうじゃなくて、市としての今後の職員の給料に関してこういった方向性に変えていくよというところをもう一遍、ちょっと説明をしていただいていいですか、3つの根拠。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 このたびの改正、3つございますけれども、まず55歳昇給停止につきましては、御説明させていただいたとおり国家公務員に準拠しているという、あくまでも地方公務員の給与は国家公務員準拠ということが原則として市の給与制度も構築しようとしているところです。
2つ目の係長級の管理職手当の廃止につきましては、こちらは係長の職務などからして、管理職として時間外勤務手当を一部支給しないということが労働基準法上問題があるんじゃないかという課題もございますので、そちらに対応するために手当を廃止して時間外勤務手当に切りかえるということも、これも法準拠という観点から今回改正しております。
初任給につきましても、同じく国家公務員であるとか近隣市との均衡の原則からしまして引き下げを行っているものです。
基本、市のほうの給与制度の改正につきましては、国家公務員の人事院勧告に基づく、いわゆる人事院勧告に基づいて改定していくということを基本としては考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 55歳については今の説明で納得できますし、2番目についてはこれまでがおかしかったよということを要は認めるということですよね。認めるというか、今までの市の職員の給与の考え方、係長手当とかに関しては、やっぱりおかしかったよということで是正しますというふうな、今そういう説明やったと思いますけれども、それでいいですよね。
○藤岡 委員長 藤本行政
管理室長。
◎藤本 行政
管理室長 御指摘のとおり、適切ではなかったというとこら辺も含めまして今回改正をしたところです。
以上です。
○藤岡 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 それと、3つ目の初任給の引き下げ、これ、初任給引き下げって結構なインパクトで、金額ではなくて、初任給が下がるということ自体が僕にとってはすごい違和感があるというか、今、一般的な給与所得の方の全ての職種の平均がどんどん下がっていっているというか、そういう状況の中で公務員の初任給が下がるというのはどれだけの影響があるのかなという気がします。国準拠ですよという話はわからんでもないんですけど。
そういった意味では、今までの給与に対する体系の考え方と今後の社会に対応するということに関して、公務員給与そのものが社会に対応するということでしょうから、初任給は簡単に下がるんかというのがちょっと違和感を感じるというか、それで調整をするというのはどうなのかなという気がしているんです。やる気も、例えば受けようという気持ちも、宝塚の初任給が下がったらしいでという話で、いろんな影響があると思いますけれども、その点に関して、今後この初任給引き下げによる影響というものは、何でそうしたかはさっき聞きましたけれども、影響ってあるかないか、どんなふうに考えておられるか、それだけちょっと聞かせてもろうていいですか。
○藤岡 委員長 藤本行政
管理室長。
◎藤本 行政
管理室長 先ほどとなき委員のところでも御答弁させていただきましたけれども、確かに金額的には少し下がってしまいますので、影響が全くないのかというとそこら辺は確かに見えないところではありますけれども、阪神間各市との比較におきましても大差ないような状況で確保しておりますので、大きな影響はないものと考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 ここ数年にわたって給与を少し下げて、財政的な部分とかいろんな部分で職員の方の給料を下げるという状況があって、それはまあまあもとにもうじき戻ると思いますけれども、そんな中にあって全体の見直しもされていると。
先ほどもちょっと指摘がありましたけれども、モチベーションというか職員の方のモチベーションが、今、宝塚が大変なときだけに、それが下がってしまうとほかにも影響が出てくると思いますので、そういった部分はしっかりと市として捉えていって、対応していっていただきたいないうふうに、これは意見です。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 まず、55歳以上の昇給停止の件ですけれども、この144人という対象者と、もう一つ、成績が優秀な職員は2号昇給といって1号か2号昇給するということですけれども、その勤務評定、人事評価で処遇に反映されるということについては、頑張った人は昇給は停止するけれども2号上がるよという、ええ方向に思えますけれども、勤務評定するのが人間、上司が勤務評定しますから、これを反映することについて、組合はちょっといろいろ協力して仕事をしていく上ではやっぱり悪影響があるん違うかということで、組合はその部分は了解していないと思うんでけれども、その反映されるのはどの範囲ですか。組合員のところはどうなるのか、管理職のところはどうなるのか、ちょっとその辺教えてください。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 55歳以上の昇給停止に関して、今回、標準以下の成績であれば昇給が停止するという内容になっておりまして、逆に言いますと、優秀、また特に優秀の場合は昇給させることもできるという条例の規定になっております。
今回反映させることにつきましては、先ほど委員おっしゃったように、特に組合員に対してこちらの処遇を反映させることについては組合と今後協議していく必要もございますので、組合につきましても55歳以上の2号、1号の昇給については導入をしていきたいと考えておりますけれども、こちらはまだ協議のほうは調っておりません。
管理職については、こちらについては2号または1号昇給させるという方向で今検討しているところです。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 前回、組合と協議し妥結した回答はこの部分がどうなっているのかなということで、じゃ、組合員のところについては、係長以下は今回については優秀やったけれども昇給はないということでよろしいね。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 次の昇給期までまだ期間がございますので、次の昇給期にはもう昇給しないということがまだ決定したわけではなく、今後も組合とも協議しまして、導入につきましては引き続き協議していきたいと考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 わかりました。
次、係長の部分ですけれども、この表、資料3の平成31年度の移行期ですけれども、真ん中ね。32年度に多分完全実施をやると思うんですけれども、この31年度の1年間はどんな内容になるんですか。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 31年度につきましては経過措置期間とさせていただきまして、まず管理職手当については現行の4万円から半分の2万円になる。その2万円を削減した効果額がこの約9千万円なります。
一方、加給分の時間外勤務手当等へ移行ということで、31年度につきましては、従来でしたら単価が1,800円、支給対象時間は10時間を超える部分から30時間までの最大で20時間でしたけれども、31年度の移行期は、10時間を超える部分からは変更ありませんが、30時間までという上限は撤廃しておりますので、そちらについても単価が上がったものと従来の上限を超えたものによって支給がふえるというところを加給分への移行として増加する分で見込んでおりまして、差し引き約4,100万円の現行からは試算上は減額となっております。
32年以降につきましては、管理職手当は4万円は全て廃止になりまして、時間外勤務手当につきましても10時間までという下限もなく、1時間目から上限もないという形になりまして、単価についてもそれぞれの職員の給料月額などから算出しました実際の単価を適用しまして試算しておりますので、その支給額が約1億5,500万ということになりまして、差し引き2,600万弱の影響額というように試算しております。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 これ、この表で一番下の米印ですけれども、対象は
一般会計及び特別会計(企業事業会計は除く)、それから、時間外勤務の状況により変動する可能性があると。だから、この表は企業会計の職員は除いていますけれども、以前、行革の資料でもらったときの数字とちょっと違うんですけれども、要は影響のことですけれども、今回、係長管理職手当がなくなって時間外勤務を規定どおり支給した場合、市全体としてプラスなのかマイナスなのか、ちょっとそのあたり、大分多分減額されると思いますけれども、そのあたりの額はわかりますか、全体。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 今回の資料3につきまして
一般会計、特別会計ですが、こちらにある企業会計を含めた金額、こちらについては、31年度は試算上は効果額が、ちょっとお待ちください。約5,700万円ほどに影響額は膨らみます。32年度以降につきましては、こちらについては影響額がマイナス3,600万円減額、3,600万円ほどに膨らみますので、市全体としましても廃止による影響はこちらからも企業会計も上乗せになりまして、少し拡大するという試算になっておりますが、時間外勤務の状況によって削減額が保証されているというものではなく、今後の時間外勤務の状況によっては、こちらについては増減する可能性はございます。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 前も質問したんですけれども、一般質問でね。組合のアンケートでも、やっぱり係長手当がなくなったら係長降格願を出すとかそういう話もありましたし、先ほどほかの委員も言われましたけれども、やっぱり意欲がなくなる、係長が意欲がなくなってしもうたら市役所の仕事ってごっつう悪い影響を与えますので、そのあたりについては、それでやっぱり今までは10時間までの人は時間外勤務手当を請求していないし、30時間を超えたらそれも請求しないから、私はもっと時間外勤務が、今後、係長手当がなくなったら係長の時間外というのが、今までずっと、書いてもしゃあないから申請していないけれども、これからは全部、当然法律どおり全部出るんやったら、ちゃんと申請されたら私はもっとふえるん違うかなと思うんですけどね。その辺で、先ほど
補正予算でも言ったけれども、時間外勤務が、特に財政課なんかは係長がようけいてはるし、そこを100時間超えが明らかに数字であらわれてくるん違うかなと思うんですけれども、そのあたりについてどないですか。
○藤岡 委員長 廣瀬給与労務課長。
◎廣瀬 給与労務課長 委員おっしゃったように、時間外勤務、例えば10時間までであればもう手当が現行は出ませんので命令簿には記載しないであるとか、30時間を超えた分については記載しないとか、本来、現在、出勤簿という形で出退勤時間も管理しておりますので、そういったサービス残業のようなものは解消していこうというふうに今取り組んでいるところでありますので、今後、手当の支給対象になるということであれば、より正確に説明を受けていただく必要もございます。
ですので、今現在、こちら効果額、見込額としての影響額としましたらマイナスとさせていただいておりますけれども、そういった形で支給対象時間が増加するとなると、これらの影響額についてもより縮小するという可能性があると考えております。
以上です。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 要は今回、やっと、やっとというか、3年間自主カットしてきたやつがこの3末で終わる。それがやっと終わったと思うたら今度、こういう新たな減額の提案が出されているんで、組合が了解していますからそれ以上は言えませんけれども、やっぱり組合員にとったら、特に係長にとったら、本当に意欲がなくなったらえらいこっちゃなと思いますので、そのあたりについては今後の意欲を持ってもらえるような対策が必要やと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、採決を行います。
議案第22号、宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてをお諮りいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
休憩しますか。続けていきますか。あと2ついきますか。このままいきますか、じゃ。いいですか。
それでは、続きまして議案第24号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑を行います。
論点は、条例制定に伴う影響について。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、採決を行います。
議案第24号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてをお諮りいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
続きまして、議案第38号、兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻ります。
では、質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
それでは、討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、これより採決を行います。
議案第38号、兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議についてをお諮りいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。
それでは、1時再開で、請願の審査のほうがありますので。
休憩 午後 0時01分
──────────────
再開 午後 1時01分
○藤岡 委員長 それでは、休憩を解きまして
総務常任委員会を再開いたします。
次に、請願第25号、宝塚タウンホール(仮称)の建設を求める請願を議題とします。
本件については、請願者から口頭陳述の申し出があります。陳述者の方は5分程度で発言をお願いいたします。
◎陳述者 請願者であります■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■です。よろしくお願いします。
限られた請願文書のみでは言い尽くせない思いを、この機会を与えていただきましたので申し上げたいと思います。
かつての宝塚市民会館は閉館、解体されてことしで22年、新市民ホール建設検討が頓挫して19年、既に市民会館があったということすら御存じでない市民がふえてきております。そして、どうして宝塚にはそのようなホールがないのかという声も聞いております。もちろん、名称として宝塚市民ホールが適切なのか、あるいは宝塚市民文化ホールがいいのか、また、今回の請願で使っております宝塚タウンホールがよいのか、これは将来お決めになることですが、このホールの役目として、第1には市民生活の充実や豊かな文化生活を過ごす場として、また、第2として観光集客のための有効な施設として、そして第3には、災害時などに安心して市民が一時的に避難のできる場として機能することが大切なことでありますので、その視点から宝塚タウンホールというような名称がふさわしいかと思っております。
昨今、いずこの地方自治体も人口減少と高齢者の圧倒的な増加に伴い厳しい
財政状況にあることは承知しているつもりですが、そのためでしょうか、宝塚市が積極的にそれぞれの部門で市民に夢を与える、あるいは夢を語れる、その夢が少なくなってきているように思います。近い将来、今述べましたような3つの機能を持った宝塚タウンホールが建設されるというメッセージは、まさしくその夢の一つではないでしょうか。
まずは、そのタウンホール建設の実現の可能性も含めたあらゆる領域から検討を加える宝塚タウンホール建設検討委員会を設置していただきたいと考えております。その委員会での検討の結果として実現が認められないということになりましても、私たち市民は納得できるわけであります。
かつての新市民ホール建設事業の中止以降、ここ20年近く、宝塚市からは決まり文句のように
財政状況が厳しいという声しか聞こえてきません。より踏み込んだ、なるほどと納得のいく具体的な理由をお示しいただければ、私たち市民も無理なお願いはいたしません。検討委員会を設置されることで、宝塚市の市民に対して十分な説明責任を果たされることになると思います。
最後になりますが、個人的なことではありますが、私は後期高齢者になりました。もし近い将来宝塚タウンホールが建設されたとしましても、この世でそれを目にすることはないのじゃないかと思っておりますが、この宝塚の夢を生きている限りは見続けていきたいと考えております。
また、100人委員会は、準会員的な人を含めますと100人以上となっております。きょうのこの結果がどのようになろうとも、早急に全員にお知らせすることにしております。よろしくお願いいたします。
御清聴ありがとうございました。
○藤岡 委員長 口頭陳述は終わりました。
なお、写真撮影の申し出を受けておりますので、それを許可しております。よろしくお願いいたします。
これより質疑に入りたいと思います。
質疑は、原則として紹介議員に対してお願いします。
また、特に理事者に対して参考質疑を求めるときは、その旨を発言の上、質疑をお願いします。
それでは、質疑はありませんか。
三宅委員。
◆三宅 委員 紹介議員のほうにお尋ねしたいと思います。
宝塚で11年前ですか、市民ホールというか、断念をするというような発表があったと思います。11年かどうか定かじゃないですけど。そんな中にあって、それから10年以上経過をして、今この段階でこういった請願が出てまいりました。
私自身もいろんなところで地域の方とかいろんな方と話をする中で市民ホールが欲しいという声は、今のつくっているものよりはそっちの方がええという方もたくさんいらっしゃるのは確かです、そういう意味ではね。そういったこと、そういう市民の声も背景にした上で、今、この時期、財政が厳しいというのは我々多分市議会議員、一般的な認識でもあるし、行財政アクションプランで5年間で40億というような財政不足も何とかしていかなあかんというのは、皆さん共通の認識やと思います。
その中でこの市民ホールをどうやって実現していくのかということについて、少し意見があればお聞きをしたいなと。
○藤岡 委員長 伊福議員。
◆伊福 議員 言われるとおり、非常に財政が厳しいのはもう請願者の方も重々おわかりになっております。ただ、この宝塚が文化芸術都市というふうに全国的にも言われていますけれども、その中でこれだけの人口規模の都市に市民ホールがない、市民が集えるようなホールがないというのは、やっぱり全国の中でも宝塚だけになっていると。財政が厳しいと一言で言ってしまうともう何もできないんで、本当にこの宝塚で市民ホールが要るのか要らないのかという議論をしていただいて、財政的なものは、例えば何かいい兆しが、財政的にちょっといい兆しが見えてきたらそのときにつくっていこうとか、そういうような形にしていただけたらなと。
だから、まずは市民ホール自体が宝塚に要るのか要らないのか、その後に、財政的な面はまたちょっとおいおい考えていっていただけたらなと。だから、そういう意味で近い将来、それが10年後であるのか20年後であるのか、請願者も言われたように、もうこの世にいないかもしれないけれども……。
(「多分ね。わからん」の声あり)
けれども、そういう議論をやっぱり始めていっていただきたいと。そういう思いをまず酌んでいただければなというふうに思っています。
以上です。
○藤岡 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 当局のほうにちょっとお聞きをしたいんですが、平成29年、だから2年ほど前ですね。の5月議会で、ある議員の質問に対して副市長がお答えになっておられる分で、市のホールが欲しいという市民の声を認識もしているし、ここの答弁の中で副市長は、広域的な連携をする中で、そういったものを各市に1個ずつ持つんじゃなくて、そういったものを共有していくみたいなお話をされている。また、今、市のひろば事業でこの土地の駐車場と公園というふうに建物を建てないで置いている意味ということについても言及をされて、建てずに置いているのがあるわけですけれども、このことについては将来、市が必要とする施設が建てられる可能性があるように今確保しているわけですというような答弁もされています。そういった部分を含めて、一度庁内で話をすると、それで検討していくべきであるというように結ばれていますけれども、今、市の中でそういったことについての検討、もしくはそこまでいかないにしてもそういったことにどういうふうに何かあるのかないのかについて、少し教えてもらえますか。
○藤岡 委員長 井上副市長。
◎井上 副市長 ちょっと答弁、正確に全部、今言われたことを全て自分の中で正確にちょっと言えないんですけれども、当時答えたのは、やはり市民ホールというのは非常に市民の皆さんの期待が大きかった事業で、現実に市としては平成10年度ぐらいに設計に着手して、事業としては用地も確保して進めていこうというふうなことで進んでおった大きな事業であることは、これはもう皆さん御承知のとおりだと思います。その後、
財政状況が、その時点からですけれども、大変状況が悪化して、あの土地についても手放して処分をしてしまったような状況になってきたと。そのときには、やはり市民活動の場であるとか交流の場として、市民の皆さんが非常に市民ホールというものについてその必要性であるとか、建設してほしいというふうなことも踏まえて市も決断しておったと、そして事業としてもやっていこうというふうに進めておったと、このように認識しております。
そういった意味では、ホールの必要性とかそういったことは市としても一旦は判断してやっていったわけですけれども、
財政状況がそういう状況になったことによって残念ながら中止の決定をしてきた。
そこで、その時点からの話ですけれども、中止したら当然市民の皆さんはどこを使うねんというふうな話が出てまいりますから、その段階では、例えば一つはホテルで、今の宝塚ホテルの中で利用できるときにはそこを使っていただく。それからもう一つは、今現実には、よく使われているのは、ブラスバンドの演奏会なんかになりますと川西のホールであるとか近隣の伊丹のホールであるとか、そういったところを使っていただいているのが現実なんです。それで、広域的なというのは、そういった当時は今すぐに建てることもできない状況でありますから、広域連携の中でそういった今あるホールを活用させてもらって、市民の皆さんにもそこを使っていただいて、というふうなことで考えておったし、現実にもそういうことをしておったので、そういう答弁をしたということは1点です。
それからもう一つは、ここの用地ですけれども、今、水道局と市の庁舎の建設あるいは県に処分して建物が建っていっていますけれども、一部については広場としての整備をしていると。ここに建物を建てないのは、これは市民ホールが建つかどうか別にしまして、その用地をやはり残しておくというのは、将来、市にとって必要な施設ができたときにはあの用地を活用できるということは、常に市の中では検討をしておって、あの用地を取得したということであります。そういった意味でそういう答弁をしたと思うんです。
それともう一つ、その後、じゃ庁内でそういった議論が進んでいるかどうかですけれども、実は残念ながら、市民ホールについてのそういった議論を改めて進めているという状況にはないのです。今のところ
財政状況が余りそれに向かって進めるほどの状況でないから、行財政改革を進めているような状況の中で、ホール建設についての話というのは今のところあれ以降、そういうふうに庁内で進めますと言いながら、現実には進めていないというのが実態でございます。
以上です。
○藤岡 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 この答弁をされたとき、結構これを皆さんが聞いていて、ああなるほど、そんな将来的なこともあるのかないう何かほのかな期待を持った記憶があって、結構鮮明に覚えている方もいらっしゃると思います。そういった感じを受けたんです。だから、いつとかそんな話は一切ないですし、具体的に市民ホールというのも最初にそういったことについてという話からスタートしていますから、何も明言されていない答弁ではあるけれども、そこにみんな期待をした。ちょっと感じたというのはあったと思います。
そんな状況の中で、今ここ数年当然公共施設のマネジメントを進めているわけで、6.2%では足りなくて33%ぐらい必要やという意見もございます。そんな中にあって今、あくまで検討だけを進めていくことがいいのか、その辺についてタウンホールが欲しいとか市民ホールが欲しいよという声をいっぱい聞くだけに、でも諦めてはるんですよね、ほとんどの市民の方は。要らんねん、そんなのという人は逆にいない。言って話をして、誰かが言うたらそうやそうやという話になって、必ず賛成する方はいるけれども、反対する方は見たことがない。市民ホールなんか要らんねんというふうに余り聞いたことないんで、そういう意味では少なからず、声を出される、出されないは関係なしに、宝塚市23万都市で市民ホールがない、あの池の上の分が潰れてそれっきり一切ないねんという状況に、残念やねと、できれば欲しいよねという声は、多分我々議員もそうですし、市民の皆さんも大半はそうだと思います。それに対してどう応えていけるのかということを我々は考えていかなあかんのかなと思うんですが、この今の時期で建てろということもなかなか難しいし、もう建てなくていいんですよとも言われへんし、そういったお声をいただいた中で、それに対してどう取り組んでいくのかというふうに思います。
その辺について、紹介議員の方から、今回出されているわけですけれども、もう一度、どういうふうに議会として我々はやっていけばいいのかというふうにはいかがですか。
○藤岡 委員長 伊福議員。
◆伊福 議員 おっしゃられるとおりで、逆に私は反対の声も聞いたことはあるんですけれども、市民ホールを建ててほしいという声のほうが大きいのは確かですし、ただ、やはり反対される方の理由は財政。財政を何とかせなあかんのちゃうんかという方は反対されますけれども、それはもう議論が分かれて、いたし方ないと思うんです。
ただ、それはもう請願者が言われているように、やっぱり財政が厳しいのがわかるけれども、本当にこの宝塚市にもう一度市民ホールが必要なのか必要でないのか、そういう議論を始めてほしいと。
昔とちょっと今の当時との違いというと、PFIが盛んになってきたりだとか、特に建てかえとか新しいものを何かつくるときに合築していく。そこら辺は法律も緩やかになってきて、建物を何か中学校を建てかえるときに、そのまま中学校の床面積ごと建てるんじゃなしに、そこに千葉の市川市とかやったらホールも1千人以上のホールをつくっていますし、保育園も一緒に、特養もという合築。ただ、大きさはもとの中学校と同じ大きさでやっているとか、そういうふうな形で、現時点だからこそいろいろ工夫すればできることというのは、過去よりかはどんどん進んできていると思うんで、だから将来、そういうまた新たないい手法なり方法なり、土地がまたぽこっとひょっとしたら出てくるかもしれないんで、そういうときに何か建てるとかじゃなしに、やっぱり市民ホールを何か建てようよという議論をしてきたよねと、ここはいいんじゃないかというので、そのときに建ててもらえると、そういう議論を逆に今からしていかないと、手おくれじゃないですけれども、なってしまうのもまた機会的に損失になると思うんで、できればそういう議論をまず始めていただいて、請願者が言われるように、近い将来というのがもう間近ではなくて、やっぱりそういう思いをまず酌んでいただいて、しかるべきときが来たらやっぱり建てますよという準備をしていただきたいというのが今回の大きな趣旨になると思います。そこは委員の皆様に意思をちょっと酌んでいただければなというふうに思っております。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
石倉委員。
◆石倉 委員 学術・芸術のまちランキングで前はつくば市が1番やったんやけれども、今、全国で宝塚が1位ですよね。それで、この請願の文書の中にも書かれているんですけれども、同じイベントをするならブランドイメージが高い宝塚でするほうがより集客ができると、そういうふうなことも書かれておられるんですけれども、じゃ実際運営していくときに、何かこういうふうなまず検討というふうな、そういうふうなことも考えているということも言われているんですけれども、その集客するに当たって、未来形になるかもしれないんですけれども、何か考えていらっしゃいますか。まだそこまで……。
○藤岡 委員長 寺本議員。
◆寺本 議員 恐らく請願者も、それから私たち紹介議員も、具体的にこうというプランは今のところはないんですね。なんですけれども、やはりここ何年か、御存じのように、企業の設備が撤退するところで公共施設に、市が取得してきたという事例が続いています。そのたびにホールはできないのかというふうなやっぱりみんなの期待が起きてきた。なかなかこれが、私自身もやはり今の
財政状況の中で、近い将来というのをどのスパンで捉えるかなんですけれども、すぐに期待にお応えすることは難しいのは十分に皆さんと同様に認識しているんですけれども、今できてきた公共施設をつくるときも起きた議論です。
なので、住民の皆さん、市民の皆さんはなかなかそれをやっぱりホールが優先だったんじゃないかという思いを捨て切れていないのが現状ですし、特に、文化芸術でこれから宝塚はほかに大きな産業のない我が市としては、やはり「文化・芸術のまち」というのをとても大切にしていかなきゃいけない市のビジョンじゃないかというふうに思っていますので、そこはやはり、例えばバレエ教室とかはうちは桁が違うぐらい多い。じゃ、その発表の場がないということもずっと言われてきましたし、ベガホールのように非常に設備的にはプロ受けする、いい設備も宝塚の誇る施設の一つではあるけれども、市民が結構日常的にたくさんの人を集客してのイベントとなると、ちょっとやはり手狭であるということもあります。
そうしたら、次にどういう機会にあればいいのかというと、民間とのコラボレーションというんですか、そういうので市が直接建てるかどうか、先ほど伊福議員がお話ししたのと重なりますけれども、いろんな建て方が今回これから出てくるだろうと。その機会を探り続けてほしいという、そこの願意は受けとめております。
実際に具体案としては今のところありませんけれども、私たちの代でさまざまな土地の売却も行いましたし、新しい公共施設を建てることに私たちもそのたびに議論してきたこの代で、ひとつ住民の願意を受けとめておく必要があるのではないかなというふうに感じています。
○藤岡 委員長 石倉委員。
◆石倉 委員 皆さんの中で、できれば欲しいよねという思いというのはすごく私たちもわかりますので、またほかの皆さんとも協議をやっていきたいと思います。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 私もいろんな人と話をして、市民ホールが宝塚市にないのはやっぱり問題やいうて何人かの方からは聞いていますし、私も、ここに書かれていますように、1千人規模の建物が宝塚市にないのは本当に残念やなと思っています。だから請願者の思いというのは同じなんですけれども、やはり一方で、請願項目にありますように近い将来タウンホールの建設をすること、これ、だから、財政的にどうしても財政のことになってしまうし、これから大きな費用がかかる文化芸術センター、それから市民・ひろば事業、この今2つの大きな事業が進んでいる中でなかなか可能性としては難しいということで、議員としたら、やっぱり将来建ててほしい、建ったらええなという気持ちはあるんですけれども、今現実の話にしたら、なかなか現実的には難しいなというのが多分みんな一緒やねんけれども、そのあたりでなかなか悩ましい話ですし、1のほうの検討委員会の早期の設置についても、早期ってどれぐらいなんかなというて先ほど言われたと。この近い将来というのはもう10年先か20年先かわからへんけれども、1番目の検討委員会の早期というのは、ちょっと紹介議員に聞きますけれども、大体いつごろの時期を考えておるんですか。
○藤岡 委員長 伊福議員。
◆伊福 議員 請願者の思いは、建てるのはやっぱり時間がかかるけれども、こういう議論は早くからしてもらってもおかしくないというか、財政が厳しいということの理由はもう皆さん多分周知の事実だと思うんで、ただ、こういう本当に今までいろんな方に市民ホール、必要じゃないかと私たちも言われてきたんで、そういう思いを受けてやっぱり早くという、ここもいつとかじゃなしに、私は願意だと思っていますので、しかるべきときに、できる限り早い時期に、そういう願意を酌んでいただきたい。だから、それがことしなのか来年なのか、それはまた別にして、できるだけ早くにこういう議論を開始してほしいという思いを受け取っていただいたらいいんじゃないかなというふうに私は理解しております。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 考え方はほとんど変わりませんけれども、だから、やっぱり議員としてこういう要望、市民の要望を、これはたくさんの人が要望されている、建ててほしいというのは多くの市民が思っていることですけれども、だけど実際にそれが現実的にどうやねんということも考えないといけないので、なかなか、あとはみんなにちょっと相談せなあかんけれども、思いは十分に受けとめております。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
細川委員。
◆細川 委員 私も4年前に市議になってすぐのころから、タウンホール、市民会館のかわりのホールが欲しいという声はあちらこちらから聞いてまいりました。
今回、最近おはがきをいただいたり資料を送付していただいたりということで、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■の方から思いを伝えていただくはがきや封書が届くんですけれども、この活動自体はいつごろからされていて、どういう活動をしてこられたのか、そこだけ少し紹介していただけないでしょうか。
○藤岡 委員長 伊福議員。
◆伊福 議員 請願されている代表の■■さんとかは、これまでも文化芸術の条例を宝塚市、つくりましたけれども、その条例も、宝塚は文化・芸術の薫るまちだからそういう条例なりをつくる必要があるんじゃないか、そういう活動もこれまでずっとされてきましたし、市民ホール自体も、やっぱり中止にすると言われたときから必要じゃないかなというふうには思われていたんですけれども、今回、文化芸術センターもできることですし、そういう意味で、文化芸術センターも必要ですけれども、やっぱり市民ホール、本当に必要じゃないんかということを多分改めて感じられたじゃないんかなと。
この■■■■■■■自体は最近、これからやり出そうということで、行政側も議論してもらいますし、市民側もやっぱり市民ホール建設に向けてできることはやっていこうということで、ここ最近、多分つくられて活動していこうと。それ以外の、この団体はあれですけれども、以前からそういう文化関係の活動はずっとされてきたと。
細川委員が議員になられる前からずっと活動してきて、私たちはそういうのを一緒に見てきたということです。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 そうしますと、請願の項目の中の1番なんですけれども、検討会を早期に設置することというのは、市の部署の中にそういう検討会を設置してほしいという意向でいいんでしょうか。
○藤岡 委員長 寺本議員。
◆寺本 議員 そのとおりです。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 今、先ほど■■■■■■■のほう、市民側でも検討していきますしというちょっとお話があったので、そことの関係が今ちょっと一瞬どっちなのかなと思って尋ねたんですけれども、■■■■■■■■■■の皆さんとこの検討会が一緒になって検討する場を持ちたいという意図ですか。
○藤岡 委員長 寺本議員。
◆寺本 議員 市民の皆さんでそういう思いを持っている方、文化振興に強い夢を持っておられる方たちが話し合う場というのは市民の中にもあると思いますけれども、行政側のほうに、それが今のところもうそれは打ち切りになっている状態なので、そこの中でもう一回市民の大きな声として取り上げていただきたいということで、どういう形で、どういう構成で、どういう機会でやるかという点までは特に言及されていない状況だと感じています。
私自身もこのホールについては、文化芸術センターができるときもあそこの場所に市民ホールがいいという声をたくさん聞いてきましたが、片や美術館的なものが欲しいという声もありまして、それは市の中でもさまざまな検討があったと聞いています。
それで、近隣で大きな県の施設もありますので、県のほうにもあるので、それとか近くにある、宝塚は比較的近隣との交通の便もいいので、そこを使っていくという広域の考え方というのも私自身も納得もしてきたんですけれども、そのことがなかなか市民の皆さんには届いていない、それが本当に自分たちも使いやすいホールだというふうになかなか認識されていない現状についても逆に気づかされると。それだったら1回、宝塚市の大きなホール機能というのが市の中のどういうふうなものが必要で、それが、じゃ代替機能が今補完されているのかどうか、そういうふうにみんなが納得してきているのかどうかというところから一旦やっぱり考えないと、行政が一方的というか、行政の中での決定であって、なかなかそれがいい形で落ちていないことが気にはなっていますので、そういう意味でも、一旦やっぱりじゃホール機能をどうするのかというのは、議論の場を持って納得をもって将来につなげたいというふうに考えています。
○藤岡 委員長
細川委員。
◆細川 委員 ありがとうございます。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 1点だけ、ちょっと言い忘れていました。
1番の建設検討委員会の構成、今ちょっと寺本議員が言われたというか、今の最初のさっきの会話では市役所の中で検討委員会を設置すると言われたんですけれども、まだ具体的には、市民がここに参加するのか、いろんな団体が入るのか、そのあたりによって私は大分方向が変わってくると思うんです。市役所の中で検討委員会を設置したら、多分今の状況では建設はできないということになると思うんですね。そのあたりの検討委員会のメンバー、構成までは、今は具体的には考えていないんでしょうか。
○藤岡 委員長 寺本議員。
◆寺本 議員 今のところ具体的には考えていないとお話ししたつもりで、どこでというんではないけれども、でも市民の方が出された請願ですから市民で構成するわけにいかないと。やっぱりこれは市が主導でやらなきゃいけないんじゃないですか。その中でどう構成するかについては、全く今のところは考えておりません。
○藤岡 委員長 伊福議員。
◆伊福 議員 仮称なんで、これがいいというのはないと思います。ただ、こういう行政の中でやっぱり何かそういうタイミングとか絶対あると思うんですよ、土地ができたとかこれどうするんだとか。そういうときに、こういう話し合いをしていないとまず土俵に乗らない。それももったいない話だと思うんで、ちゃんと市民ホールが要るのか要らないのか、財政が厳しいもありますけれども、やっぱりいろんな市民の声を多分皆さんも聞かれると思うんで、そういうのを行政側でしっかりと本当に市民ホール、何か機会があったらそれなら建てようかと、こうしたら逆に建てられるんじゃないかとか、そういうのを議論しておいてほしいということです。それが(仮称)検討委員会なりのものをつくって、行政側でもやっぱり議論しておいてくださいよということだと思います。
○藤岡 委員長 梶川委員。
◆梶川 委員 わかりました。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行いたいと思います。
発言の申し出はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 今のやりとりでも当初から想定している思いどおりなんですが、求められている趣旨としては、それはもちろんたくさん声を聞くように、市民ホールがあったらいいねという、そこのところやと思うんですけれども、具体的に、何か財政が厳しいからできひんねや、漠然と何かできひんねやなということにどうもちょっと腑に落ちない。だから、もうちょっとしっかりと検討した上で、これはちょっと厳しいなという理由があるんであればそれは納得がいく。
逆に言ったら、さっきの広域的な連携という話もそうですけれども、じゃそのかわりにどういうところが利用できんねや、利用しやすい施設があるんかと、そういう方策を探るというのも一つの手だと思うんで、そういうことを全般的に含めて検討してもらう場が欲しいという趣旨やと思うんで、結論としては、口頭陳述でも言われましたように、難しいとなっても理由がちゃんと納得いくものであればそれは仕方ないという話なんで、だから検討する場所というもは、それは一定必要ではないかなと。それがないとまず進まへんやろうな、いいも悪いも前に進まへんやろうなというのは思うので、そういう意味からすると非常に理解できる話だと思います。
早期であるとか近い将来というのは、それはどうとるかはいろんなとり方がありますので、そこは10年、20年、30年、いや5年やとか、そこは区切られていないので、そこはもうそれぞれの解釈の問題だと思います。なるべく最後にできるようにね。できたらいいなと思います。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 私も、先ほども言いました趣旨は十分理解しておりますし、私も市民ホールがあったらええなと思います。しかし一方で、今言ったように文化芸術センターがもう走り出している、ひろば事業が走り出している、それと今言うた検討委員会のメンバーによって、私はだから、市役所の中に内部で検討委員会をつくって検討してくれと言うたら、私は今の段階ではもう結論出ているん違うかなと思うんで、やっぱり検討委員会は具体的に、それは当然市民も入り、いろんな団体が入って、そのあたり、市役所の職員だけで検討委員会をしても私は結論は一緒やと、今の段階ではできないと思いますので、ちょっとなかなか判断は難しいんですけれども、私は、趣旨には十分理解ができますという段階で、今のところはなかなか具体的には難しいなと思っております。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。
石倉委員。
◆石倉 委員 やっぱりいろいろな意味で、さっき紹介議員も言われたPFIが盛んな、こう議論を始めることとか、それから市民の人も入って、いろんな方も一緒になって何かやるというのも、早期というのは難しいんであっても何か検討していくという、やっぱりいろんな思いがある中で何かやったほうがいいんやろうなとすごく思います。
○藤岡 委員長
大川委員。
◆
大川 委員 公共施設マネジメントの話が出ていましたけれども、今公共施設マネジメントが財政的な意味合いだけではなくて、実は使う側の市民にとっていかにいい施設になるかということも含めて公共施設マネジメントをする必要があると。そう考えると、いわゆる今いい施設と言われているのは、本当に使う側の人たちが、いわゆる市が決めたここはホールだからホールとして使え、ここは公園だから公園として使えという使い方を限定されたものではなくて、そこにできてくるものに対して、自分たちはどんなふうにして使ったら楽しくなるのか、どんなふうにして使ったらいろんな人が参加できるのか、それぞれがそれぞれの楽しみ方を提案できるようなそういう場がまずあって、それを実現していくためにどういうことを市はやっていったらいいのかというのを積み重ねていった上ででき上がった施設が、割と人気があるというか歓迎されているし、視察も多い、そういう施設になってきているんですね。
そういうふうに考えると、これ二項目を並列で書いていますけれども、御説明を聞くと、まずやっぱり検討してほしいと。そこではじかれたらはじかれたで、それはそれでちゃんとした検討内容であれば納得できるということなので、1番と2番を並列に書かれていますけれども、順番的には1があって2があるみたいな感じだと思うんですよ。そう考えると、公共施設マネジメントという全体の、みんな何か財政的なイメージばかり持ってはるけれども、そうじゃなくて、本当にいい施設をつくっていく。
どっちにしろ、いろんなところにホールがあったとしても、それは老朽化していくんですね。どこも老朽化は同じようにしていって、どこかがそれを、例えば今まで僕らが川西とか伊丹とか西宮とかにお世話になったとしていたら、今度は逆に、どこかのタイミングでみんなが建てかえしていく、ちょっと古くなってきたというときには、今度は宝塚が受け入れる側にならないといけないだろうし、そういう意味では、ちゃんといい施設がどこかで必要になるということを思うのであれば、いい施設をつくっていくためにいろんな角度から、もちろん使っていただく市民の人も入っていただいて検討する会を持つというのは非常に有意義なことだと思うし、これからの公共施設マネジメントを考えたときに、実際的には減らしていくことも含めて、いい施設をつくっていくためにどうやってやっていったらええのかというのは市民を含めて議論せなあかんことになので、そういう意味では一つの試金石というかチャレンジというか、という形で位置づけてもおもしろいかなというふうに僕も思ってはいます。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。御意見ないですか。今は自由討議ですけど。
細川委員。
◆細川 委員 こちらの請願を見せていただいたときに会派の中で検討をさせていただきました。やはり建てたいという思いとか市民さんの声とか考えると、皆さんの夢なんだろうなというのはとてもよく理解ができまして、それをきちっと議論したいよというこの趣旨も十分納得ができたんですけれども、何せもう期が終わる中で、その後の今大きな問題を判断するというのはすごく難しいねというところが出て、なかなか判断できないというのが会派の中での一つの答えだったんですね。
先ほど質問させていただいて、冒頭のお話も伺っていて、きちっと検討をして、その結果、やっぱり精いっぱい検討したけれども無理なんだという結論が出たら出たでそれは受け入れるんだというお話をされていて、1と2が、今、
大川委員もおっしゃったんですけれども、きちっとした別個の請願の項目ということで、2がありきの1でないということのさっき説明をお聞きしましたので、やっぱりそういうふうに考えますと、皆さんで夢を見ながら議論をして進めていくということもいいのかなと思います。
ただ、梶川委員がおっしゃったみたいに、構成によっては夢が簡単に終わってしまうような構成になってしまってはいけないのかなとも思うので、とても迷っているところではあります。ただ請願者の方の意向はとてもよくわかりました。
以上です。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。いいですか。
(「ありません」の声あり)
そしたら、一旦ちょっと休憩をとらせていただいていいですか。一旦休憩をとります。
休憩 午後 1時47分
──────────────
再開 午後 1時56分
○藤岡 委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。
自由討議の続きで、よろしくお願いいたします。
となき委員。
◆となき 委員 先ほどの質疑なり皆様の意見から、請願者の意図はよくわかると。ただ、請願の項目について、2番目では近い将来っていつかということは別にして、建設することとはっきりうたわれているので、先ほど来の議論の中にもありましたけれども、結論ありきではないというような話の趣旨から考えて、まず検討する場を設置するということで、1項目めだけ一部採択ということで、みんな大方そういう理解なんじゃないかなと思うんで、そういう諮り方をしていただけたらと思います。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、質疑を終結します。
それでは、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結いたします。
それでは、請願第25号についてお諮りをいたします。
本件について項目1のみの一部採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本請願につきましては項目1のみの一部採択とされました。
(「ちょっと休憩とりましょうか」の声あり)
そうですね。そしたら、しばらく休憩とします。
休憩 午後 1時57分
──────────────
再開 午後 2時08分
○藤岡 委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。
次に、議案第21号、宝塚市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定しておりません。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議に入ります。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、採決を行います。
議案第21号、宝塚市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてお諮りをいたします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、次に議案第20号、執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は設定していません。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑を終結します。
では、これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
討論を終結します。
それでは、これより採決を行います。
議案第20号、執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてお諮りをします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
続きまして、次に議案第37号、丹波少年自然の家事務組合規約の変更に関する協議についてを議題とします。
本件については、既に当局からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
質疑を終結します。
それでは、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、討論を終結します。
それでは、これより採決を行います。
議案第37号、丹波少年自然の家事務組合規約の変更に関する協議についてをお諮りします。
本件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
それでは、次に
議員提出議案第9号、宝塚市老朽危険家屋除却後の土地に対する固定資産税の減免に関する条例の制定についてを議題とします。
本件については、提案者からの説明は終わっています。
直ちに質疑に入ります。
論点は、条例制定に伴う影響についてです。
質疑はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 ちょっと当局のほうに確認したいんですけれども、先ほど
補正予算のところでしたか、
細川委員さんから空き家対策の審議会の件で開かれていないというような話が出ていたんですけれども、危険家屋除却の議員提案の条例案なんですけれども、それは空き家対策に資するんではないかということで提案されていて、9月に出されて一定、この議会の中でも大方皆さんの意見として一定のやっぱり何らかの施策が必要じゃないかというような意見がこれまでにも出されていたと思うんです。当局としては、そういう動きを見ながら何か検討したとか、そういうことはされたんですか。
○藤岡 委員長 増田都市整備部長。
◎増田 都市整備部長 私どもの空き家対策につきまして今まで検討してきたということは、特定空き家の基準を昨年度のうちに策定しております。それで、いろいろと情報をいただく中で特定空き家に該当する場合は、先ほどの答弁もありましたけれども、審議会で諮っていただき一定の判断をする。それが特定空き家になった場合においては一定の法的代執行ができるという形になってきます。
ただ、今回議員のほうから提案されている条例について、この基準と今示されている基準と特定空家の基準には、まだ若干特定空き家のほうがハードルが高いというか、もう少し傷みがきついような状況である。そういう中では、今やはり空き家問題が深刻になっていく中で、早期の対策というのは必要かなというふうに考えておりますが、今行政が打てる手だてという議論まではなかなかできていないというのが現状であります。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 今、議論できていないという話なんですけれども、9月にせっかく議員提案でこういうのが出されて、そんなの必要ちゃうんじゃないかというような意見が大勢の中で、全くその議論をしてこなかったというと行政としては何していたんだという話になるんですけれども、今の特定空き家の件はわかりましたけれども、この条例ではそこにこだわっていないんで、一定その議論も、この間、時間があったわけですから、何らか進めるべきではなかったんかと思うんですが、していないという話ですか。
○藤岡 委員長 増田都市整備部長。
◎増田 都市整備部長 ちょっと私の説明が不十分で申しわけないです。
今提案されている条例について我々がどうのこうのというようなところは議論ができていないということでありまして、内部的にどういう施策が必要かというところについては、やはり日常的にいろいろな問題に直面する中では考えていっているという実態はあります。
やはり我々宝塚市というのは住宅都市として成り立ってきたから、今一つ課題と考えているのは、いかに流通を促進させるべきかというようなところで不動産関係の団体さんともいろいろと意見交換をして、空き家をどういう形で売却まで持っていっていただけるのか、不動産団体としてそういうのを市のほうから持ち込んだときにどんな対応をしていただけるのか、そういう議論は進めております。
以上です。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 じゃ、方向性として、一定ある程度それなりに効果はある施策やと思うんです。今提案されている条例案の細かい部分の中身は別にして、一定固定資産税を減免するであるとかということはある程度やっぱりそれなりの効果につながるんかなという部分はあるんで、今後そういう方向の検討をするんであればそれはそれでしていただきたいんですけれども、いや、もうそんな検討はしないんですよと言うのか、それはどう考えたらいいんですか。
○藤岡 委員長 増田都市整備部長。
◎増田 都市整備部長 今提案いただいているようなことも検討を視野に入れていくべきだと考えております。
○藤岡 委員長 となき委員。
◆となき 委員 それをもっと具体的にいうと、例えば空き家対策の審議会であるとかは別組織になるかもしれないんですけれども、一定の場所でそういう検討を進めるというような、来年度以降にはなるかと思うんですけれども、そんな方向性も考えているということでいいんですか。
○藤岡 委員長 増田都市整備部長。
◎増田 都市整備部長 そうです。そういう必要性も感じております。
以上です。
○藤岡 委員長 いいですか、となき委員。
◆となき 委員 はい。
○藤岡 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
では、委員間の自由討議を行います。
発言の申し出はありませんか。
(「今、自由討議ですか」の声あり)
今、自由討議です。
発言の申し出はありませんか。いいですか。
(「ありません」の声あり)
そしたら、質疑に戻します。
質疑はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 先ほどの質疑の中で、この議員提案をきっかけにして、一定ここでもちょっとお話、みんなも意見を出されたと思うんで、それを受けて、また行政のほうで先ほどの答弁があったように、今後そういうことも含めて何らかの場で検討していくという考えは持っているということなんで、以前にも言いましたけれども、これ、取り組もうと思うとやっぱり行政側が主体的にやっていかんとなかなか難しいことなんで、議会側だけでこういう提案をするのはちょっとしんどいなということもあったんで、ちょっと前向きに行政がそうやって取り組もうという姿勢を見せているわけですから、それを逆に求めていくことが必要かなと思うんで、この議員提案についてはまた継続としてはどうかと思います。
○藤岡 委員長 ただいまとなき委員から継続審査の申し出がありました。
では、ここでお諮りをします。
議員提出議案第9号について継続審査とすることに賛成する委員の挙手をお願いします。
(賛 成 者 挙 手)
それでは、賛成多数です。
よって、本
議員提出議案は継続となりました。
それでは、続きまして陳情第12号、全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書の提出を求める陳情を議題とします。
直ちに審査を行います。
審査は委員間での自由討議の形で行います。
特に理事者に参考質疑がある場合は、その旨を発言の上、お願いします。
何か発言はありませんか。
(「自由討議」の声あり)
この陳情も自由討議です。必要なときだけ理事者に答弁を求めてください。
となき委員。
◆となき 委員 これ、添付されていた資料ということで、この案をまとめて意見書案までつけられているのと、全国知事会の提言が資料として出されたんで、これは全国知事会が出しているということの意味なんですけれども、いろんな米軍基地に関しての立場というのはいろいろ考えの違いもあるかと思うんですけれども、この地位協定の見直しに関しては、いわゆる共産党から自民党までここは一致する点だと思いますので、そういう趣旨で意見書を出してくれということなんで、これは別に採択したらどうかなと思います。
意見書の方法については、案としてはちょっとありますけれども、知事会の内容を分捕った形でも意見書にしたらどうかなと思います。
○藤岡 委員長 他に発言の申し出はありますか。
梶川委員。
◆梶川 委員 私も、今の日米地位協定が日本とアメリカの対等の立場でつくられていないということもありまして、それと全国知事会が提言を出して、提言書の4番目、「基地の整理・縮小・返還を積極的に促進すること」、ここまではっきりと知事会が出したということは画期的なことだと思いますし、先ほどとなき委員も言われたように知事の中には自民党から共産党までありますので、これはやっぱりこの提言を尊重して、私も意見書をこの知事会の提言書を参考に出すべきだというふうに思います。
○藤岡 委員長 ほかに発言の申し出はありませんか。
(「ありません」の声あり)
ないようですので、自由討議及び質疑を終結します。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
冨川委員。
◆冨川 委員 反対の立場で討論をさせていただきます。
日米地位協定につきましては、我が国は一貫して運用改善を進めてきております。政府では、地位協定が適用される範囲の見直しについて米国政府と協議し、平成29年1月に適用範囲の厳格化を含めた地位協定の軍属に関する補足協定に署名するなど、適切な改善を行っております。
政府・自民党といたしましても、日米同盟の深化に資する内容で適切に見直しを行っていくべきとの考えのもと、検討を進めております。地位協定の見直しを求める声が与野党を問わずあることから、自民党の立場から、日米地位協定についてはあるべき姿を検討しますとの表現をしております。
また、本案の日米地位協定は、日本国憲法の理念、そして地方自治の根幹をも揺るがしかねない協定という捉え方、その捉え方そのものは自民党の考え方と明確に異なる見解です。本案の趣旨に沿った地位協定の見直しは、日米同盟の深化の観点からは受け入れないものと考えております。
以上のような理由から、この陳情には反対をさせていただきます。
○藤岡 委員長 ほかに討論はありませんか。
となき委員。
◆となき 委員 賛成討論をします。
この運用の見直しということも言われていたんですけれども、なかなかやっぱりそれは米軍内のあくまでも内部基準にすぎないものであって、いわゆる米軍の都合で好きなように運用されるということに一定の問題があるということで、全国知事会のほうでもそういうことを踏まえた上でこういう提言が出されているという経過があると思います。
自民党さんとしては、明言したあれはないということで、ここまで言われると反対せなしゃあないんや的な立場なんだなと改めて思ったんですが、全国知事会が言われていることをそうなんですかというちょっと不思議に思うんですけれども、うちとしては、やっぱり知事会の提言に関して全面的に賛成というわけではうちもないです。
米軍基地を肯定しているというのがベースにあるんで、そこは僕らも立場が違うなとは思いますけれども、地位協定の見直しについては一致する点だということで僕らは賛成するんで、そういう意味でも、もうちょっと柔軟な考え方を持っていただけたらなと思いました。
以上、賛成討論とします。
○藤岡 委員長 ほかに討論ありませんか。
梶川委員。
◆梶川 委員 これまで2回の知事選挙ですと、2月24日に行われた沖縄の県民投票で沖縄県民の思いは普天間の新基地建設に反対の意思をはっきり表明したということで、安倍首相は沖縄県民の意思を尊重したいと言いながら工事を進めていくという、こういう言葉と行動が相反する行動をされています。この原因はいろいろありますけれども、日米地位協定の存在も大きくあります。
先ほど言いました日本とアメリカの国と国との対等な立場ではないという日米地位協定を全国知事会が提言を出して、それに沿った意見書を各自治体で出してほしいという陳情者のお願いについては私は当然やと思いますし、自民党がこれに反対されるというのも私もちょっと理解できませんが、私は、先ほど言うたように、知事会の提言に沿って意見書を出していくという賛成討論といたします。
○藤岡 委員長 ほかに討論ありませんか。
(「ちょっと、ごめんなさい」の声あり)
討論ですか。
(「休憩していいですか、済みません」の声あり)
じゃ休憩を。
休憩 午後 2時31分
──────────────
再開 午後 2時34分
○藤岡 委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開します。
ほかに討論ありませんか。
(「ありません」の声あり)
これをもって討論を終結します。
これより採決を行います。
陳情第12号についてお諮りをいたします。
本件について採択することに賛成する委員の挙手をお願いします。
(賛 成 者 挙 手)
賛成少数です。
よって、本陳情は不採択となりました。
以上をもちまして、本委員会に付託されました全ての案件の審査は終わりました。
今後、委員会報告書を作成し、3月25日月曜日午前9時30分から常任委員協議会を開催して、委員会報告書について協議したいと思いますので、よろしくお願いします。
これをもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
閉会 午後 2時35分...