宝塚市議会 > 2018-11-20 >
平成30年第 4回定例会−11月20日-01号
平成30年第 4回定例会−11月20日-目次

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  1. 宝塚市議会 2018-11-20
    平成30年第 4回定例会−11月20日-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    平成30年第 4回定例会−11月20日-01号平成30年第 4回定例会        平成30年第4回宝塚市議会(定例会)会議録(第1日) 1.開  会  平成30年11月20日(火)午前 9時30分   開  議      同  日      午前 9時30分   散  会      同  日      午前10時21分 2.出席議員(23名)        2番 岩 佐 まさし         16番 細 川 知 子        3番 たけした 正彦         17番 みとみ 稔 之        6番 若 江 まさし         18番 田 中 こ う        7番 北 野 聡 子         19番 井 上   聖        8番 となき 正 勝         20番 三 宅 浩 二        9番 梶 川 みさお         21番 中 野   正       10番 大 島 淡紅子         22番 藤 岡 和 枝       11番 伊 福 義 治         23番 江 原 和 明       12番 冨 川 晃太郎         24番 石 倉 加代子       13番 浅 谷 亜 紀         25番 北 山 照 昭       14番 大 川 裕 之         26番 たぶち 静 子
          15番 寺 本 早 苗 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      村 上 真 二      議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        川 辻 優 美      議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    加 藤   努      議事調査課     藤 井 み き   議事調査課係長   麻 尾 篤 宏      議事調査課     原 田   篤   議事調査課係長   松 下 美 紀 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│会計管理者     │平 井 利 文│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│消防長       │石 橋   豊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │森 本 操 子│選挙管理委員会委員長│清 水   勲│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監        │作 田 良 文│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │中 西 清 純│監査委員公平委員会│上 木 英一郎│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │赤 井   稔│農業委員会会長   │中 西 一 彦│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民交流部長    │古 家 健 志│教育長       │森   恵実子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │近 成 克 広│教育委員会事務局理事│上江洲   均│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │藤 本 宜 則│管理部長      │和 田 和 久│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市安全部長    │尾 崎 和 之│学校教育部長    │田 上 裕 一│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │危機管理監     │山 中   毅│社会教育部長    │立 花   誠│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │増 田 充 宏│上下水道事業管理者 │森   増 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │酒 井 勝 宏│上下水道局長    │足 立 孝 博│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │土 屋 智 子│病院事業管理者   │明 石 章 則│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │影 山 修 司│病院事業管理者  │谷 本 政 博│   ├──────────┼───────┼──────────┴───────┘   │産業文化部長    │福 永 孝 雄│   └──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分 8.会議のてんまつ  ── 開 会 午前9時30分 ──  ───── 開   会 ───── ○北野聡子 議長  皆様、おはようございます。  ただいまから平成30年第4回宝塚市議会定例会を開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○北野聡子 議長  日程に入る前に、中川市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  ─── 市長挨拶・諸報告 ─── ○北野聡子 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  本日ここに平成30年第4回宝塚市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  今回の定例市議会には、さきに御案内のとおり、平成30年度補正予算案などの諸議案を提出していますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。  また、損害賠償の額の決定に係る専決処分などの諸報告につきましては、市議会議長宛て御報告いたしておりますので、御了解を賜りますようお願いいたします。  なお、この機会に閉会中の主な事項について御報告を申し上げます。  昨年12月にアメリカ合衆国が、国連で採択された核兵器禁止条約に反して核実験を行ったことが本年10月10日の報道により判明したため、同月11日付文書をもって、ドナルド・ジョン・トランプ大統領宛てに抗議するとともに、今後一切核実験を行わないよう強く申し入れを行いました。  以上、御報告申し上げます。  ───── 会期決定 ───── ○北野聡子 議長  会期についてお諮りします。  今期定例会の会期は、本日から12月25日までの36日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は36日間と決定しました。  ─── 会議録署名議員指名 ─── ○北野聡子 議長  次に、宝塚市議会会議規則第122条の規定により、会議録署名議員を指名します。  11番伊福議員、12番冨川議員、以上両議員にお願いします。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議案第103号から議案第118号までの以上16件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第103号 平成29年度宝塚市一般会計歳入歳出決算認定について 議案第104号 平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第105号 平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第106号 平成29年度宝塚市特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第107号 平成29年度宝塚市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第108号 平成29年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第109号 平成29年度宝塚市特別会計平井財産歳入歳出決算認定について 議案第110号 平成29年度宝塚市特別会計山本財産歳入歳出決算認定について 議案第111号 平成29年度宝塚市特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について 議案第112号 平成29年度宝塚市特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について 議案第113号 平成29年度宝塚市特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について 議案第114号 平成29年度宝塚市特別会計川面財産歳入歳出決算認定について 議案第115号 平成29年度宝塚市特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について
    議案第116号 平成29年度宝塚市特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について 議案第117号 平成29年度宝塚市特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について 議案第118号 平成29年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費歳入歳出決算認定について     (決算特別委員会付託)     …………………………………………… ○北野聡子 議長  本件については、さきに決算特別委員会に付託して審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  12番冨川決算特別委員会委員長。 ◎12番(冨川晃太郎議員) 決算特別委員会の報告を行います。  決算特別委員会では、10月23日から29日にかけて5日間委員会を開催し、議案第103号から議案第118号までの16件の決算認定についての審査を行いました。いずれの議案についても、地方自治法規定により議会の認定を得ようとするものです。  ここでは審査の概要を報告いたします。詳しい内容につきましては、お手元の決算特別委員会報告書を御確認ください。  まず、議案第103号平成29年度宝塚市一般会計歳入歳出決算認定についてです。議案の概要は、歳入決算額773億3,200万円余、前年度比5億7,700万円余の増、歳出決算額763億4,600万円余、前年度比2億9,600万円余の増、歳入歳出差引残額9億8,500万円余で、実質収支額5億6,400万円余の剰余となっています。  健全化判断比率は、おおむね適正な水準であり、実質公債費比率4.1%、前年度比0.3ポイント改善、将来負担比率30.2%、前年度比0.6ポイント改善、地方債残高721億2千万円余、前年度比1,200万円余の減、積立金残高95億200万円余、前年度比1億8,500万円余の増、経常収支比率95.7%、前年度比1.2ポイント改善となっています。  款別の構成比率は、民生費46.3%、総務費11.8%、教育費11.2%、衛生費9.1%、公債費8.5%、土木費8.0%等となっています。  主な質疑項目を報告いたします。  まず、歳出について、款2総務費では、手塚治虫記念館に関しては、どのような層をターゲットとしているのかただしたところ、手塚治虫の企画展と人気アニメの企画展をあわせ、幅広い層の入館者を誘引したいとのことです。  次に、北部地域のバス路線について、民生委員を中心に無償で送迎を行っている人もいる。本当にバスを必要としている人の意見を聞くことで利用者もふえるのではないかとただしたところ、路線を合理的に整理することが必要であり、それをデマンド型の交通により補完し、交通弱者への対応をしていきたいと考えているとのことでした。  また、小林駅周辺整備事業進捗について確認したところ、平成29年度は兵庫県まちづくり技術センターに委託し、地域住民の提言に基づき、実現の可能性の検討や、行政が行うものの仕分け等を行い、官民の役割分担の方向性を取りまとめたので、今後それに基づき整備に向け取り組むとのことでした。  そのほか、ふるさと納税額小浜工房館、市職員の健康や100時間を超える時間外勤務、DV相談室土地開発公社からの事業用地の買い戻しなどについての質疑がありました。  次に、民生費では、病児・病後児保育事業自殺予防ゲートキーパー養成講座エイジフレンドリーシティ民間放課後児童クラブ運営主体地域児童育成会青少年音楽活動推進事業認定保育園誘致事業、小林よりあい広場の廃止、西谷児童館子ども食堂児童虐待防止生活困窮者自立支援事業、福祉金・給付金支給事業などについての質疑がありました。  次に、款4衛生費では、石綿、アスベスト健康管理支援事業診療費助成金の内容と、環境省の石綿ばく露者健康管理試行調査への参加について確認したところ、助成金は、労災で救済される人以外で、県指定の医療機関で精密検査を受診した場合の検査費用の自己負担分を償還払いする制度で、平成29年度は1件が該当。環境省の試行調査には、平成31年度から参加する準備をしているとのことです。  次に、がん検診受診率向上のための昨年度の取り組みについて確認したところ、受診勧奨通知を罹患率の高い年齢層や過去の受診歴に着目して送付したり、全国共通のチラシではなく、本市独自のチラシを配布したとのことです。  なお、子どものころからのがん教育についても、今後検討していきたいとのことです。  次に、款5労働費では、シルバー人材センターの状況や勤労市民センターの廃止についての質疑がありました。  次に、款6農林業費では、鳥獣被害対策西谷収穫祭などについての質疑がありました。  次に、款7商工費では、周遊パスポートさんぽpass宝塚ブランド発信事業観光噴水施設などについての質疑がありました。  次に、款8土木費では、新名神高速道路開通による市内幹線道路等への影響、栄町3丁目ゆめ公園の土地取得の進捗状況、末広中央公園用地償還金、一部の市営住宅の老朽化、街路灯LED化、工事の完了検査、生垣等緑化推進助成金などについての質疑がありました。  次に、款9消防費では、消防施設の老朽化、消防団の今後の組織のあり方、避難所等井戸設置事業、狭隘道路や住宅密集地消防活動などについての質疑がありました。  次に、款10教育費では、日本語が不自由な子どもサポーターの現状について確認したところ、県の補助率が下がってきているため、市の事業として考えて取り組んでいる。また、県補助の対象外である英語圏の児童生徒がふえており、そのサポートも市で行っている。学校からの支援依頼にはしっかりとサポートに取り組んでいるとのことです。  また、部活動では、子どもたちの数が減り、なくなる部活動もあり、希望する部活動に参加できないこともふえている。校区を越えて部活動に参加するなどの選択肢もあるのではないかと市の見解をただしたところ、対外的なことも踏まえて今後の部活動のあり方を研究し、子どもたちが興味関心のある部活動に参加できるよう進めていきたいとのことでした。  その他、20歳の集い、中山台地区学校規模適正化すみれ子ども安全マップ、体罰、防犯ブザーの配付後の指導、中高生の悩み相談を受け付けるLINEの開設、特別支援教育推進事業の介助員の配置、通学路に面した全てのブロック塀状況調査、南部の公立幼稚園認定こども園化、宝塚自然の家の再開とホースセラピーの実施、保育・教育アドバイザーの派遣状況や課題などについての質疑がありました。  次に、歳入では、不動産売払収入私立保育所運営費助成金返還金の内容、新庁舎・ひろば整備事業の起債と国庫補助、市税収納率の向上と差し押さえ状況などについての質疑がありました。  次に、特別会計の審査を行いました。  まず、議案第104号、議案第105号及び議案第108号の審査を一括で行いました。  議案の概要は、議案第104号平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定については、歳入決算額269億9,200万円余、歳出決算額256億9,200万円余、歳入歳出差引額13億円余です。  議案第105号平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定については、歳入決算歳出決算額ともに1億700万円余です。  次に、議案第108号平成29年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定については、歳入決算額39億8,700万円余、歳出決算額38億5,200万円余、歳入歳出差引残額1億3,500万円余です。質疑では、災害による減免制度国民健康保険税滞納処分などについての確認を行っています。  次に、議案第106号平成29年度宝塚市特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定についてです。議案の概要は、歳入決算額7千万円余、歳出決算額6,300万円余、歳入歳出差引残額700万円余です。  次に、議案第107号平成29年度宝塚市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定についてです。議案の概要は、歳入決算額194億5,100万円余、歳出決算額189億700万円余、歳入歳出差引残額5億4,300万円余です。  次に、議案第109号から議案第117号までの平成29年度宝塚市特別会計、各財産区の歳入歳出決算認定9件について、一括して審査をいたしました。  各特別会計財産区の歳入歳出の決算額につきましては、報告書を御参照ください。  次に、議案第118号平成29年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費歳入歳出決算認定についてです。議案の概要は、歳入決算額2億5,700万円余、歳出決算額2億5,700万円余です。質疑では、合葬式墓所使用許可証の発行について、また合葬式墓所については管理料は徴収していないことなどが確認されています。  審査最終日の10月29日には、総括質疑を行いました。  主な内容は、平成29年度の行財政改革の成果について確認したところ、第2次行財政運営アクションプランは、平成28年度に14項目を達成し、平成29年度は69項目を達成した。一部目標を達成したものを含め、全体の79.6%がほぼ目標達成し、歳出で13.5億円、歳入で13.2億円、合計26.7億円の効果額があったとのことです。  次に、新ごみ処理施設の積立金が少ない。今のペースで積み立てても急激にはふえないが、現在の方針をどう変えていくのかただしたところ、現在のところ建設用地等が決まっておらず、目標額は持っていないが、施設だけで250億円程度必要であり、現状の積立金だけでは難しい。用地等が決まれば金額の確定ができるため、その時点で別途予算計上し、積み立てていくよう協議しているとのことです。  次に、子ども議会子ども委員会の2つの事業の統合は考えていないかただしたところ、目的が同じという意見もあるが、子どもの社会参加の機会を減らすべきではないと判断しており、現在の内容を継続しているとのことです。  そのほか、山手台小学校地域児童育成会室の定員の件、AIやRPAの導入による職員の負担軽減、広報課の戦略的な広報活動を行っていく役割と組織での広報課の位置づけ、小・中学校管理職の人材育成、宝塚ハーフマラソンの現状、国民健康保険税滞納処分と丁寧な対応のためのマニュアル、健康づくり便利帳の周知、市職員の時間外勤務、エイジフレンドリーシティとSDGsなどについての質疑がありました。  討論では、議案第104号及び議案第108号に反対する立場での討論がありました。  採決の結果、議案第103号は全員一致で認定、議案第104号及び議案第108号は賛成多数で認定、議案第105号から議案第107号まで及び議案第109号から議案第118号までは全員一致で認定をいたしました。  平成29年度の一般会計決算については、前年度決算と比べ、わずかではありますが収支改善していることは、行政の皆さんの努力の結果のあらわれだと思います。  しかしながら、本市財政については、いまだ幾つかの大きな課題が残されております。今後も引き続き行財政改革の取り組みを着実に進め、健全な財政運営を目指していただきたいと思います。  以上で決算特別委員会の報告を終わります。 ○北野聡子 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  17番みとみ議員。 ◆17番(みとみ稔之議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまより、日本共産党宝塚市会議員団を代表して、議案第104号平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について及び議案第108号平成29年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について、それぞれ反対の討論を行います。  まず、議案第104号についてですが、国民健康保険は、国民の4人に1人が加入する国民皆保険制度の重要な柱の一つであります。しかしながら、現在、国保制度はさまざまな構造的問題を抱えております。特に市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合が、1984年から2014年の間に50%から24%に半減しました。その結果、1人当たりの保険料は3万9千円から、本市においては昨年度にかけての3年連続の保険税値上げもあり、昨年度は10万6千円余りと大幅に引き上がっています。それと同時に、加入者の所得減少が進行しています。加入者の平均所得は、1991年に260万円であったものが、本市では2017年度には122万円と激減しています。現状においては、もはや加入者の負担は限界をはるかに超えています。この状況を打開するためには、加入者の負担を抜本的に引き下げることが必要です。そのために、まずは国庫負担の大幅な増額を求めます。  加えまして、本市の国保事業は、昨年度においては13億円の黒字が出ています。本年度から国保事業運営主体が都道府県に移管されたという制度的変更がありましたが、国保税を引き下げることとともに、減免制度の拡充とさらなる活用を求めます。  以上、意見を述べて、本議案に反対します。  続いて、議案第108号についてですが、後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の制度で囲い込み、給付がふえれば保険料もふえ続けるという重い負担と医療差別を押しつける制度であり、日本共産党はこの制度の開始当初から反対し、廃止を求めてきました。よって、本議案にも反対いたします。  以上、討論といたします。 ○北野聡子 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第104号平成29年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定についてを採決します。  現在の出席議員は22名です。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は認定することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北野聡子 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  2番、3番、6番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番。  起立多数です。  したがって、本件は認定することに決定しました。  次に、議案第108号平成29年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定についてを採決します。  現在の出席議員は22名です。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は認定することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北野聡子 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  2番、3番、6番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番。  起立多数です。  したがって、本件は認定することに決定しました。  次に、議案第103号、議案第105号から議案第107号まで及び議案第109号から議案第118号までの以上14件について一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、本件は認定することに決定しました。  日程第2、議案第119号から議案第125号まで及び議案第127号から議案第130号までの以上11件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第119号 平成30年度宝塚市一般会計補正予算(第3号) 議案第120号 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号) 議案第121号 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号) 議案第122号 平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号)
    議案第123号 平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号) 議案第124号 平成30年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号) 議案第125号 平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第2号) 議案第127号 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第128号 宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第129号 宝塚市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第130号 宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について     …………………………………………… ○北野聡子 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第119号から第125号まで及び第127号から第130号までの以上11件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第119号平成30年度宝塚市一般会計補正予算第3号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億1,110万円を追加し、補正後の総額を794億5,296万4千円とするものです。  歳出予算の主なものは、人件費、基金管理事業、施設型等給付事業、河川等施設災害復旧事業を増額する一方、執行額の確定に伴う執行残などを減額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、国庫支出金では施設型給付費負担金、公共土木施設災害復旧事業費負担金を、繰越金では前年度からの繰越金を、市債では公共土木施設災害復旧事業債をそれぞれ増額する一方、県支出金では施設型給付費負担金を、繰入金では子ども未来基金とりくずしをそれぞれ減額しようとするものです。  第2表繰越明許費補正では、地域福祉活動施設管理事業ほか7件を追加しようとするものです。  第3表債務負担行為補正では、レセプト点検委託料ほか8件を追加しようとするものです。  第4表地方債補正では、児童福祉施設整備事業債、農林施設災害復旧事業債、公共土木施設災害復旧事業債の限度額をそれぞれ増額する一方、文化振興施設整備事業債、社会教育施設整備事業債の限度額をそれぞれ減額しようとするものです。  次に、議案第120号平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算第2号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ14億545万2千円を追加し、補正後の総額を238億4,285万2千円とするものです。  歳出予算の主なものは、基金管理事業、一般被保険者療養給付事業、償還事業を増額する一方、人件費において職員手当などを減額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、県支出金では普通交付金、繰越金では前年度からの繰越金を増額する一方、一般会計からの繰入金を減額しようとするものです。  第2表債務負担行為補正では、納税通知書等作成業務委託料を追加しています。  次に、議案第121号平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ47万3千円を減額し、補正後の総額を1億1,372万7千円とするものです。  歳出予算は、人件費を減額しようとするものです。  歳入予算は、一般会計からの繰入金を減額しようとするものです。  次に、議案第122号平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算第2号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ499万6千円を減額し、補正後の総額を1億3,160万3千円とするものです。  歳出予算は、人件費において職員手当などを減額しようとするものです。  歳入予算は、一般会計からの繰入金を減額しようとするものです。  次に、議案第123号平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算第2号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億2,711万2千円を追加し、補正後の総額を205億843万7千円とするものです。  歳出予算は、基金管理事業において介護給付費準備基金積立金を増額する一方、人件費において職員手当などを減額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、前年度からの繰越金を増額する一方、職員給与費等繰入金を減額しようとするものです。  次に、議案第124号平成30年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,930万3千円を追加し、補正後の総額を42億8,660万3千円とするものです。  歳出予算は、後期高齢者広域連合納付金を増額する一方、人件費において職員手当などを減額しようとするものです。  歳入予算は、前年度からの繰越金を増額する一方、一般会計からの繰入金を減額しようとするものです。  次に、議案第125号平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算第2号につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,570万2千円を追加し、補正後の総額を2億9,120万2千円とするものです。  歳出予算の主なものは、基金管理事業において霊園運営基金積立金を増額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、一般会計からの繰入金を増額する一方、霊園運営基金とりくずしを減額しようとするものです。  次に、議案第127号執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、旧安田邸の利活用などを行う事業者を選定するため、附属機関として新たに宝塚市旧安田邸利活用等事業者選定委員会を設置するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第128号宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、県が個人県民税における寄附金税額控除の対象となる寄附金の範囲を拡大するため、県税条例を改正したことに伴い、本市においても、地域の公益的役割を担う法人などを支援するという観点から、個人市民税の寄附金税額控除の対象となる寄附金の範囲を、平成31年度課税分から拡大するため、条例の一部を改正しようとするものです。  議案第129号宝塚市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、公職選挙法の一部改正により、市議会議員の選挙において、選挙運動用のビラの頒布が可能となったことを受け、ビラの作成費用を公費で負担するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第130号宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、公職選挙法の一部改正により、期日前投票所の開閉時間の弾力的な設定が可能となったことを受け、期日前投票所の投票管理者と投票立会人の報酬額について、開閉時間や従事状況などに応じて算定するため、条例の一部を改正しようとするものです。  以上11件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○北野聡子 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに総務常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  日程第3、議案第126号及び議案第131号から議案第135号までの以上6件を一括して議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第126号 平成30年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号) 議案第131号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第132号 宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第133号 宝塚市立身体障害者支援センター条例の一部を改正する条例の制定について 議案第134号 宝塚市立子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について 議案第135号 宝塚市立幼稚園保育料等徴収条例及び宝塚市立西谷認定こども園条例の一部を改正する条例の制定について     …………………………………………… ○北野聡子 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第126号及び第131号から第135号までの以上6件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第126号平成30年度宝塚市病院事業会計補正予算第1号につきましては、収益的収入及び支出について、病院事業収益の予定額を、医業収益について5,296万2千円減額し、114億2,570万2千円にするとともに、病院事業費用の予定額を医業費用において1億5,067万1千円増額し、119億5,589万7千円にしようとするものです。  主な内容は、入院収益の減額や、外来収益の増額とこれに伴う材料費の増額、医師確保など人員構成の変化に伴う給与費の増額、平成29年度固定資産取得の確定に伴う減価償却費の減額です。  次に、議案第131号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、障害者総合支援法に係る施行令及び施行規則などの一部改正に伴い、県が定める福祉医療費助成事業実施要綱などが改正されたことを受け、福祉医療費助成の対象者に係る所得要件の判定に当たり、未婚のひとり親について寡婦控除などのみなし適用を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第132号宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、来年度からの国民健康保険税の納付について、現行、年9期ある納付回数を年10期にふやし、納税義務者の1回当たりの負担額の軽減を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第133号宝塚市立身体障害者支援センター条例の一部を改正する条例の制定につきましては、障害者総合支援法の一部改正に伴う所要の整理を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第134号宝塚市立子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定につきましては、児童福祉法の一部改正により、新たに居宅訪問型児童発達支援が創設されたことを受け、本市においては、市立子ども発達支援センターにおいて事業を実施することとするとともに、法改正に伴う所要の整理を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第135号宝塚市立幼稚園保育料等徴収条例及び宝塚市立西谷認定こども園条例の一部を改正する条例の制定につきましては、子ども・子育て支援法施行令及び同法施行規則の一部改正に伴い、市立幼稚園及び市立西谷認定こども園の保育料の算定に当たり、未婚のひとり親について寡婦控除などのみなし適用を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  以上6件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○北野聡子 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに文教生活常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  日程第4、議案第136号から議案第140号までの以上5件を一括して議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 議案第136号 宝塚市生活道路整備条例の一部を改正する条例の制定について 議案第137号 宝塚市農業共済条例の全部を改正する条例の制定について 議案第138号 工事請負契約((仮称)市立文化芸術施設新築工事)の変更について 議案第139号 市道路線の認定について 議案第140号 市道路線の認定変更について     …………………………………………… ○北野聡子 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第136号から第140号までの以上5件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第136号宝塚市生活道路整備条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築基準法の一部改正により、接道規制の適用除外に係る手続が合理化されたことを受け、所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第137号宝塚市農業共済条例の全部を改正する条例の制定につきましては、農業災害補償法の一部改正により、農作物共済については平成31年産の農作物から、また、家畜共済と園芸施設共済については平成31年1月からの引き受け分から、改正後の農業保険法が適用されることを受け、改正後の法律の内容に合わせて所要の整備を行うため、条例の全部を改正しようとするものです。  次に、議案第138号工事請負契約の変更につきましては、本年3月市議会定例会で議決いただきました文化芸術センターに係る工事請負契約のうち、連絡通路や手塚治虫記念館前広場スロープなどの附属施設について工事の変更を行うことから、契約金額を16億8,156万円から16億7,572万8千円に変更しようとするものです。  工事の変更内容としては、連絡通路について、カフェ棟の設置にかえて、庭園内で飲食などを提供する屋外イベントを積極的に実施していくためには、連絡通路の屋根や柱が支障となることから、連絡通路に関する建築工事を取りやめるものです。  また、手塚治虫記念館前広場スロープについては、手塚治虫記念館のエントランス空間が拡大するとともに、文化芸術センターを含めたエントランスとすることで、両施設へといざなう動線となることから、現況のスロープを撤去し、新たなスロープを整備するものです。  次に、議案第139号市道路線の認定につきましては、都市計画法に基づく土地の帰属により新規認定をしようとするものです。  次に、議案第140号市道路線の認定変更につきましては、土地区画整理法に基づく土地の帰属により、起点、終点地番や総延長、最大、最小幅員が変更となったため、認定変更をしようとするものです。  以上5件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○北野聡子 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに産業建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。
     日程第5、請願第24号75歳以上の後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書採択についての請願を議題とします。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 請願第24号 75歳以上の後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書採択についての請願     …………………………………………… ○北野聡子 議長  本件については、朗読を省略して、直ちに紹介議員の説明を求めます。  8番となき議員。 ◎8番(となき正勝議員) 請願第24号75歳以上の後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書採択についての請願につきまして、趣旨説明を行わせていただきます。  請願団体は、兵庫県保険医協会北阪神支部、■■■■■■■さんです。  請願の趣旨は、総務省の調査によると、高齢夫婦無職世帯では、生活費などが毎月約5.5万円不足し、貯金を取り崩して生活せざるを得ない。また、貯金なしの高齢者世帯が15.1%となっております。高齢者の多くは慢性疾患を抱えており、継続的な通院が不可欠で、医療機関で支払う窓口負担は重い負担となっております。  請願団体が県下医療機関5,316件を対象に実施した調査によりますと、8割の医療機関が窓口負担を2割へ引き上げることは受診の抑制につながると回答しています。これ以上の窓口負担の引き上げによって、高齢者が必要な医療を受けられず疾病を悪化させることを懸念しているとして、国への意見書提出を求めております。  請願項目としましては、後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書を国に提出してくださいというものです。  しかるべき委員会に付託の上、全員一致で採択していただくようお願いいたします。  以上です。 ○北野聡子 議長  以上で請願に対する紹介議員の説明は終わりました。  お諮りします。  今説明のありました請願第24号については、文教生活常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  以上で本日の日程は全て終了しました。  次の会議は12月11日午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  ── 散 会 午前10時21分 ──...