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平成30年第 1回定例会-02月14日-01号
平成30年第 1回定例会−02月14日-目次

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  1. 宝塚市議会 2018-02-14
    平成30年第 1回定例会-02月14日-01号


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    平成30年第 1回定例会-02月14日-01号平成30年第 1回定例会        平成30年第1回宝塚市議会定例会会議録(第1日) 1.開  会  平成30年2月14日(水) 午前10時00分   開  議      同  日      午前10時00分   散  会      同  日      午前10時55分 2.出席議員(24名)        1番 たけした 正彦         15番 寺 本 早 苗        2番 岩 佐 まさし         16番 細 川 知 子        3番 大河内 茂 太         17番 みとみ 稔 之        6番 若 江 まさし         18番 田 中 こ う        7番 北 野 聡 子         19番 井 上   聖        8番 となき 正 勝         20番 三 宅 浩 二        9番 梶 川 みさお         21番 中 野   正       10番 大 島 淡紅子         22番 藤 岡 和 枝       11番 伊 福 義 治         23番 江 原 和 明       12番 冨 川 晃太郎         24番 石 倉 加代子       13番 浅 谷 亜 紀         25番 北 山 照 昭
          14番 大 川 裕 之         26番 たぶち 静 子 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      村 上 真 二      議事調査課     城 根 直 美   次長        川 辻 優 美      議事調査課     春 名 裕 治   議事調査課長    加 藤   努      議事調査課     藤 井 み き   議事調査課係長   麻 尾 篤 宏      議事調査課     原 田   篤   議事調査課係長   松 下 美 紀 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│会計管理者     │平 井 利 文│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│消防長       │石 橋   豊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │森 本 操 子│選挙管理委員会委員長│清 水   勲│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監        │荒 谷 一 平│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │福 永 孝 雄│監査委員公平委員会│山 下   浩│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │赤 井   稔│農業委員会会長   │中 西 一 彦│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民交流部長    │中 西 清 純│教育長       │須 貝 浩 三│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │近 成 克 広│教育委員会事務局理事│上江洲   均│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │藤 本 宜 則│管理部長      │和 田 和 久│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市安全部長    │尾 崎 和 之│学校教育部長    │田 上 裕 一│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │危機管理監     │山 中   毅│社会教育部長    │立 花   誠│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │増 田 充 宏│上下水道事業管理者 │森   増 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │酒 井 勝 宏│上下水道局長    │足 立 孝 博│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │酒 井 喜 久│病院事業管理者   │明 石 章 則│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │影 山 修 司│病院事業管理者  │谷 本 政 博│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │産業文化部長    │土 屋 智 子│          │       │   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分 8.会議のてんまつ  ── 開 会 午前10時00分 ──  ───── 開   会 ───── ○北野聡子 議長  ただいまから平成30年第1回宝塚市議会定例会を開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。  ── 開 議 午前10時00分 ──  ───── 開   議 ───── ○北野聡子 議長  日程に入る前に、中川市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  ─── 市長挨拶・諸報告 ─── ○北野聡子 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  皆様、おはようございます。  本日ここに平成30年第1回宝塚市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。また、傍聴の皆様方には早朝よりお運びいただきまして、ありがとうございます。  今回の定例市議会には、さきに御案内のとおり、平成30年度予算案などの諸議案を提出していますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。  また、損害賠償の額の決定に係る専決処分などの諸報告につきましては、市議会議長宛て御報告しておりますので、御了解を賜りますようお願い申し上げます。  ────── 会期決定 ────── ○北野聡子 議長  会期についてお諮りします。  今期定例会の会期は、本日から3月28日までの43日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北野聡子 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は43日間と決定しました。  ─── 会議録署名議員指名 ─── ○北野聡子 議長  次に、宝塚市議会会議規則第122条の規定により、会議録署名議員を指名します。  2番岩佐議員、3番大河内議員、以上両議員にお願いします。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議案第1号平成30年度宝塚市一般会計予算、議案第2号から議案第16号までの平成30年度宝塚市各特別会計予算及び議案第17号から議案第19号までの平成30年度宝塚市各企業会計予算の以上19件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第 1 号 平成30年度宝塚市一般会計予算 議案第 2 号 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算 議案第 3 号 平成30年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費予算 議案第 4 号 平成30年度宝塚市特別会計農業共済事業費予算 議案第 5 号 平成30年度宝塚市特別会計介護保険事業費予算 議案第 6 号 平成30年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算 議案第 7 号 平成30年度宝塚市特別会計平井財産区予算 議案第 8 号 平成30年度宝塚市特別会計山本財産区予算 議案第 9 号 平成30年度宝塚市特別会計中筋財産区予算 議案第10号 平成30年度宝塚市特別会計中山寺財産区予算 議案第11号 平成30年度宝塚市特別会計米谷財産区予算 議案第12号 平成30年度宝塚市特別会計川面財産区予算 議案第13号 平成30年度宝塚市特別会計小浜財産区予算 議案第14号 平成30年度宝塚市特別会計鹿塩財産区予算 議案第15号 平成30年度宝塚市特別会計鹿塩東蔵人財産区予算 議案第16号 平成30年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費予算 議案第17号 平成30年度宝塚市水道事業会計予算
    議案第18号 平成30年度宝塚市下水道事業会計予算 議案第19号 平成30年度宝塚市病院事業会計予算     …………………………………………… ○北野聡子 議長  中川市長より平成30年度施政方針についての説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  本日ここに、2018年度当初予算案を初め諸議案を提出しますとともに、これからの市政運営に向けての基本的な考え方と主な施策を申し上げます。  議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  私は、本年、市長10年目の節目の年を迎えます。これまでの御協力に感謝申し上げますとともに、心を新たにして市政運営に邁進してまいります。  さて、我が国は、超高齢社会と言われて久しく、さらには2025年問題と言われる、団塊の世代が75歳以上となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上というかつて経験したことのない社会が目の前に迫っています。現在も医療や介護に関するさまざまな課題に直面しており、本市もその例外ではありません。しかし、それだからこそ、高齢者が社会の担い手となり活躍できる社会を実現しなければならないと考えています。高齢者から子どもまで一人一人が幸せを分かち合え、心を通わせることのできる仲間です。私は、市民の暮らしの中に、年齢は関係なく全ての世代を通じて心のつながりが実感できる宝塚を実現し、宝塚に暮らす幸せを感じていただきたいと思っています。市民がお互いさまの精神を忘れない、人々のぬくもりを感じることのできるまちづくりを実践してまいります。  それでは、本市の新たな歩みに向けて、2018年度の市政運営についての基本的な考え方を申し上げます。  災害や事故の際に、みずからの命を顧みず、見ず知らずの人を救うために行動した方のお話を耳にすることがあります。勇気ある行動に尊敬の念を抱くとともに、命の大切さを深く感じざるを得ません。かけがえのない命も、災害、病気、交通事故などでいとも簡単に失われてしまうことも起こり得ます。自分には不幸が降りかかることはないと過信し、もしものときのことを考えずにいた結果、災害や事故に遭遇した際に、本来なら助かるはずだった命を失うことにもなりかねません。一つしかない命を守るためにも、市民に防災についての意識を高めてもらうことが大切です。現在も地域を中心として、防災に関する多くの取り組みが行われていますが、今後も市民、行政、関係団体が一体となって、いつ起こってもおかしくないと言われる南海トラフ地震などに備え、災害に強いまちづくりを着実に進めてまいります。  また、人はいつ病気や思わぬけがをするかもしれません。そんなとき、安心して受診できる医療体制が整っていることはとても重要なことです。地域の医療機関市立病院が連携することで、地域完結型医療の信頼感が生まれ、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進します。  交通事故は少しの気の緩みが引き起こすことが多く、日々の私たちの幸せな暮らしを一瞬にして壊してしまうことがあります。加害者にならないことはもちろんのこと、被害者にならないためにも、交通ルールやマナーを守るための啓発活動などを通じて交通事故の防止に努め、安心で安全なまちづくりを進めます。  こうした命と暮らしを守る取り組みは、私が市長就任以来一貫して進めてきたところであり、今後も引き続き取り組んでまいります。  少子化高齢化が進行する現代社会ですが、本市も同様に年少人口生産年齢人口は減少の一途をたどっている一方で、65歳以上の高齢者人口は伸び続け、昨年12月にはその割合が27%に達し、過去最高となりました。大きな社会構造の変化の中で、多様化する全ての市民ニーズ行政サービスだけで担うには難しい時代となっています。  行政サービスと言えるものがほとんどなかった時代は、道普請という言葉があるように、地域住民で道をつくるなど、相互扶助の考えに基づいてコミュニティが形成されていきました。しかし明治以降、税を徴収するかわりに行政が公共サービスを担う仕組みになるに従い、長寿社会の実現や公共インフラが充実するなど多くのメリットがある一方で、人々のきずなは薄れ、お互いの顔が見えにくい社会が形成されてきました。  今後、より豊かな地域社会を市民の皆様とともに実現していくためには、コミュニティが活発であったころの主体的にまちづくりにかかわる精神を現代によみがえらせるとともに、地域住民同士や行政がつながり、ともに力を合わせ、考え、行動していくことが大変重要ではないかと考えています。  本市では、あらゆる世代に優しいまち、エイジフレンドリーシティに積極的に取り組んでいるところです。今後も市民同士が、困ったときには助けを求めることができ、求められたときには駆けつけられる思いやりに満ちたまちづくりを進めてまいります。  一方で、依然本市の財政は予断を許さない状況にあります。持続可能な行財政運営を図るためには、歳入に見合った予算を将来にわたって編成していくことが極めて重要となります。日々の暮らしにおいて必要な行政サービスとは何かを考え、市民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、今後も引き続き不退転の決意を持って行財政改革に取り組んでまいります。  また、将来への投資を行うことで地域活性化につなげる取り組みも必要です。子どもたちに引き継いでいける夢と未来のある宝塚を残していく義務が私たちにはあります。  人がより豊かに生きるためには何が必要でしょうか。私は、人と人の心のありようがとても重要だと思っております。何げない日常の中で、路傍に咲く一輪の花に心癒やされ、美しいと感じる感性は、芸術作品に接して感動できる心に通じています。文化芸術に接して楽しめることは人生に潤いと深みをもたらし、その人の人生をより豊かなものとします。そんな心を育てる環境が宝塚にはあります。  文化芸術のまちとして、宝塚歌劇は100年の歴史を超え、その人気は衰えることなく、多くの観客を魅了し続けています。本年生誕90周年を迎える手塚治虫さんは、宝塚で過ごした多感な時期の経験をもとに多くの名作を生み出しました。今なお、それらの作品は時代を超えて感動を与え続け、未来を見てきたかのような先見性にあふれた作品群には目をみはるものがあります。今を生きる子どもたちには、本市に流れる文化芸術を愛する風を感じて、人生の糧にしてほしいと考えます。  そのためには、本市の代表的な文化芸術だけでなく、子どもたちに多くの芸術作品に触れる機会を創出し、みずからも創造することのできる人間として成長し、自尊感情を育める場を提供します。また、子どもから大人まで、障がいのある人もない人も全ての人が文化芸術に接することで、新たな交流も期待されます。文化芸術を通じて新しい魅力と価値を生む、創造性に満ちたまちづくりを目指してまいります。  それでは、第5次総合計画の6つの分野に沿って、2018年度の主要な施策について申し上げます。  まず、これからの都市経営につきましては、第6次宝塚市総合計画の策定に向け、計画の期間や構成などの基本的な考え方をまとめた策定方針の作成や、市民意識調査などを実施します。  協働のまちづくりでは、地域ごとまちづくり計画見直しに向けて、多くの市民の皆様との議論を大切にし、まちの将来像と基本目標の取りまとめなどを進めていく予定です。この計画の見直しを支援するため、市職員が地域に出向く体制を構築するなど、市民との対話を重ねてまいります。また、見直し後の地域ごとまちづくり計画については、第6次宝塚市総合計画の一編として位置づけることを検討し、地域自治に係るしっかりとした基礎を構築してまいります。  人材育成では、ワーク・ライフ・バランスの推進などにより、職員一人一人の意識改革を進めるとともに、意欲に満ちた職場環境の整備に取り組み、組織全体の活性化を推進します。  企業会計の経営においては、病院事業では、宝塚市立病院改革プラン2017に掲げた施策の実行によって、医療機能の向上とともに経営改革取り組みを推進します。上下水道事業では、宝塚市水道事業経営戦略及び宝塚市下水道事業経営戦略を着実に実行することで中長期的な経営基盤の強化を図ります。  また、市が保有する公共施設では、多くが建設後相当の年数が経過しており、今後一斉に大規模な改修や建てかえが必要となることから、将来的な施設の統廃合や適正な管理、保全に取り組みます。  新庁舎・ひろば整備事業については、基本設計の一部見直し実施設計を進めており、駐車場敷地内通路及び広場の一部の整備工事に着手します。大型事業が重なることから、事業費平準化を図るため、新庁舎建設工事の着手を3年間延伸することとしますが、全体整備完了に向け、引き続き、多くの人が憩い、交流できる魅力ある空間の整備に取り組みます。  本市に多くの人を呼び込むためのシティプロモーションでは、時代に即した効果的な手法で市民との協働により実施します。  次に、安全・都市基盤につきましては、緊急情報伝達手段として、防災行政無線設備の整備、安心メールへの登録、家庭での備蓄や家具の転倒防止など自助の取り組みに対する啓発や、地域での防災訓練防災マップ作成地区防災計画作成などの共助の取り組みを支援するとともに、阪神・淡路大震災の経験を風化させない取り組みなど、防災に関する取り組みを引き続き市民の皆様とともに推進してまいります。  消防では、災害に強いまちづくりの実現を目指し、自主防災組織へのさらなる育成指導や活動に対する支援を行い、福祉施設との相互応援体制をより充実させ、市民による自助、共助の体制を進めることにより、地域社会防災力向上を推進します。また、災害発生時に消防の支援を行う消防サポート隊協力事業所の登録及び連携強化を推進し、地域連携きずなを深めます。さらには、市立病院との連携強化による救急ワークステーションを基軸に、救急隊員の研修の充実や、ドクターカー運用による救命率の向上を図ります。  防犯では、今後もプライバシーに配慮しつつ、2019年度末までに市域全域に最大280台の防犯カメラを設置し、防犯力強化取り組みます。  交通安全では、引き続き交通安全の教育、啓発に努め、特に自転車が関係する事故や子ども高齢者の事故を抑制するために、自転車安全利用推進員の活動を充実します。また、宝塚市自転車安全利用に関する条例の改正に向けて取り組み、市民の安全を守ります。  住宅・住環境では、宝塚市空家等対策計画に基づき、管理が適切に行われていない空き家などの所有者に対し適切な管理を促すための啓発を継続するとともに、相談体制の充実を図ります。  道路・交通では、阪急今津線により東西に分断された武庫川右岸地区において、防災や利便性の向上を図るため、都市計画道路荒地西山線小林工区の早期完成を目指します。また、歩道の拡幅や歩道内の段差の改良など、全ての人に、より安全で快適な空間を確保します。  上水道では、安定した水源の確保に向け、阪神水道企業団からの2次受水を開始するとともに、安定的な受水を図るため、管路などの施設整備を行います。また、小林と亀井の両浄水場浄水業務を停止し、経営の効率化を進めます。  下水道では、引き続き浸水被害のさらなる軽減を目指し、浸水対策事業取り組み、老朽化した武庫川ポンプ場更新工事に着手します。  次に、健康・福祉につきましては、高齢者福祉では、医療や介護が必要になった場合でも住みなれた地域や高齢者みずからが望む場所で安心して暮らし続けることができるよう、医療と介護のネットワークの強化に向けての取り組みを進めます。また、多職種が協働して個別ケース支援内容を検討する自立支援型地域ケア会議を開催し、高齢者が生きがいと尊厳を持った日常生活を営むことができるよう取り組んでまいります。  障がい者施策では、市民福祉金の相当額を障害福祉基金に積み立て、より必要とされる事業に活用します。具体的には、委託相談支援事業所を2カ所ふやし、障がいのある人が地域で安心して生活を続けられるよう相談支援体制の充実を図ります。さらに、就労を支援するため、障害者就業生活支援センター相談員を増員し、ハローワークなどの関係機関と連携した就労・定着支援体制をより強化します。また、グループホームなどの施設に対しスプリンクラー設置費用の一部を助成することで、新規開設を支援します。このように、今後も時代とともに必要となる事業に基金を活用してまいります。  健康づくりでは、市民の健康に対する意識や取り組みの状況についての調査、分析を行い、その結果をもとに2019年度からスタートする健康たからづか21第2次後期計画を策定し、市民の健康づくりを推進していきます。  社会保障では、生活困窮者の自立を促進するため、せいかつ応援センターにおける相談支援体制機能強化を図るとともに、引き続き生活困窮者に対し、個別的かつ包括的な支援に向け関係機関との連携を進めてまいります。  市立病院では、本年4月に開設するがんセンターでの放射線治療化学療法がん相談機能の円滑な運用を図るとともに、がんの手術療法を合わせたがん診療の充実に取り組みます。また、地域包括ケアシステムのさらなる充実に向け、地域の医療機関などとの連携を進め、地域医療支援病院としての役割を果たしてまいります。  本市の教育では、子どもたちが安心して学び、生きる力を育み、将来にわたって心豊かで充実した生活を送ることができるよう、子どもたちの最善の利益を何より優先する取り組みを進めています。  まず、学校における教育環境の整備では、適正規模及び適正配置に関する基本方針に基づき、現在、小規模化が深刻な中山台地区適正化を地域とともに取り組んでいます。新年度から中山五月台中学校への通学区域弾力的運用を始めるとともに、中山五月台小学校適正化についても取り組みを進めていきます。  また、市立幼稚園についても、統廃合計画に基づいた適正配置を引き続き保護者や地域の御理解をいただきながら計画的に進めます。また、仁川幼稚園長尾幼稚園の2園においては、幼児教育の充実を図るため、新年度から新たに3年保育に取り組みます。  学校園施設の整備では、校舎などの老朽改修工事市立学校園で実施します。長尾中学校では、新屋内運動場、プール、武道場の建築工事を引き続き進めていきます。また、幼稚園の保育室に空調設備を設置するとともに、学校トイレ洋式化促進取り組みます。  学校給食では、売布小学校において自校方式による炊飯設備を整備し、おいしい学校給食を進めていきます。  不登校に対しては、本市でも200人余りの児童・生徒が不登校になっている現実を真摯に受けとめ、一人一人の気持ちに寄り添った教育支援を行います。また、別室登校による不登校の未然防止、適応指導教室による居場所づくりや自立への手助けなど、それぞれの子どもに合った支援の充実にも取り組んでいきます。  いじめは、ささいなきっかけから起きてしまうことが多いゆえに、日ごろから、いじめは許さないという思いを強くするための取り組みが重要です。本市では、人権教育の充実やコミュニケーション活動を重視した特別活動を通して、仲間意識を持ってお互いを認め合い、尊重できるよう、子どもたちが主体的にいじめ防止に取り組む活動を進めます。小学校3年生または4年生を対象に、子どもへの暴力防止プログラムとして子どもCAPワークショップを全ての小学校で実施し、いじめや暴力から自分の身を守る力を育みます。ほかにも、市立学校園・保育所の教職員を対象にいじめの事例研修会を実施し、いじめ対応能力を高めることで、いじめの根絶に取り組みます。  基礎学力の確実な定着では、特に英語教育が2018年度から2年間を移行期間として小学校3、4年生に拡充され、5、6年生も授業時間数が増加します。そのため、教員への授業実践研修を計画的に実施をし指導力向上を図るとともに、英語教員経験者や海外生活経験者など英語が堪能な地域の方々や留学生に御協力をいただき、小学校の英語教育の支援と充実に取り組んでまいります。  中央公民館では、昨年12月の第1期開館により既に活動がなされていますが、第2期開館を来年2月に予定しており、さらに幅広い年代の交流が深まり、活発な市民活動がなされる拠点として整備してまいります。  宝塚自然の家では、施設の利活用を図り、アスレチックの修繕などを行うとともに、地域の方々の御協力を得ながら段階的に魅力アップのための努力をしてまいります。  子育て支援施策では、誰もが子育てしやすいまちへ向けて取り組みを進めます。認可保育所や認定こども園などにおいて保育士のスキルアップの取り組みを支援するほか、私立保育所における保育士の確保に向けての支援も行います。  保育施設における待機児童の解消に向けては、ゼロ歳児から5歳児までを受け入れるため、既存保育所の分園整備を行うとともに、来年4月開園を目指し、認可保育所2カ所を新設整備し定員拡充を図ります。  放課後児童健全育成事業では、山手台小学校地域児童育成会の定員の拡充や民間放課後児童クラブへの助成により定員確保を行い、待機児童の解消に取り組みます。  子どもの貧困の問題では、子どもの生活についてのアンケート調査を行った結果、本市は全国平均よりも貧困率は低いものの、経済的支援、進学支援、ひとり親への支援などの課題が明らかになったことから、市民福祉金相当額の一部を活用し、母子・父子自立支援員を1人増員し、ひとり親世帯に対する相談体制の充実を図るほか、就学援助における新入学学用品費の支給時期を入学前に早めるとともに、支給額を増額をいたします。  人権・同和では、第3次宝塚市人権教育及び人権啓発基本方針に基づきまして、相談体制の充実を図るとともに、インターネット上で多く見られる差別事案に対処するなど、部落差別の解消を初め人権が尊重される社会づくりに取り組みます。  性の多様性では、ありのままに自分らしく生きられる社会の実現を目指し、関係団体の協力も得ながら、教育や保育現場を初め広く啓発活動を実施します。また、性的マイノリティについての理解を促進するとともに、他自治体と連携し、性的マイノリティが抱える社会生活上の問題の解消に取り組んでいきます。  男女共同参画では、全ての女性が個性と能力を発揮できるよう、セミナーや講演会を実施し男女の働き方の見直し意識改革を進めます。  平和施策では、さきの大戦から72年が経過し、戦後生まれの市民が大半を占める現状を踏まえ、特に、次世代を担う子どもたちに同じ思いを誰にもさせてはならないという被爆体験者の声を伝えていくことを重点的に取り組みます。平和の大切さ、命のとうとさを改めて認識してもらえるよう働きかけていくことが大変重要です。そのため、市民の皆様と協働してさまざまな平和施策を実施するとともに、核兵器禁止条約の早期締結を求める平和首長会議の署名活動に引き続き協力をしていきます。  次に、環境につきましては、地球温暖化対策として、暮らしの中で温室効果ガスを削減する「COOL CHOICE」運動に賛同し、省エネ、節電に役立つ情報提供を行い、省エネルギー促進のさらなる啓発を推進します。  再生可能エネルギーの導入では、エネルギーの地産地消を推進するために市が率先し、中央公民館、長尾中学校屋内運動場の整備において太陽光発電設備を設置します。また、他都市からも注目されている西谷地区におけるソーラーシェアリングの取り組みについては、導入が進むよう引き続き支援します。小水力発電の事業化についても検討を進めていきます。  新ごみ処理施設の整備では、宝塚市新ごみ処理施設整備基本計画原案をもとに慎重に計画を進めており、整備用地、事業方式の選定を含めた基本計画の策定に向けて引き続き取り組んでまいります。  3霊園の運営では、近年の墓地に対する市民の考え方が大きく変化したことや、墓地形態などのニーズの多様化により、従来型墓地の貸し出しが減少しています。このようなことから、2018年度から3霊園を一体管理し、各霊園の特徴を生かして役割分担を行うことで多様な市民ニーズに対応した墓地を提供し、霊園事業の安定的な管理運営を行ってまいります。  また、本年新たに宝塚すみれ墓苑で整備を進めている合葬式墓所の貸し出しを開始するとともに、引き続き長尾山霊園の再貸し出しと宝塚すみれ墓苑の貸し出しを実施します。  昨年設置した栄町3丁目ゆめ公園では、寒い冬空のもとでも子どもたちが楽しそうに遊び、自治会が地域防災のために活動されている姿が見られます。このように地域ニーズに沿った公園整備を進め、公園がさらに地域に愛され、コミュニティ活動の活性化にもつながる公園づくりを目指して、公園リノベーション事業を継続していきます。  次に、観光・文化・産業につきましては、文化芸術施設・庭園整備では工事に着工し、再来年春のオープンを目指します。本市の文化芸術の発信拠点として、美術作品や絵本原画、漫画やアニメ関連作品などの多様な企画展示や交流スペースでの創作活動体験などを通じて、子どもたちやさまざまな世代の人が文化芸術に触れ、感性と創造性を育む機会を創出していきます。  また、本年は手塚治虫さん生誕90周年となるため、手塚治虫記念館をリニューアルし、より来館者に喜ばれるよう展示内容の充実を図るとともに、数々の偉業を後世へつなぎ、宝塚の大切な文化財産として発信します。  来月18日には、待望の新名神高速道路と宝塚北スマートインターチェンジの供用が開始されます。高速道路の開通により、中国自動車道や国道176号の渋滞緩和の効果に期待を寄せております。同時に開業する宝塚北サービスエリアでは、「宝塚 花の里・西谷」を初めとする特産品の販売など本市の魅力をアピールします。また、スマートインターチェンジがある西谷地域は、ボタンやダリアに代表される花の里であることから、地域の街角に花を咲かせる活動を支援します。長谷牡丹園においては、引き続き栽培技術の向上に努め、よりすばらしいボタンを披露して集客につなげます。  商工業の活性化に向けては、市内の空き店舗の利活用、新規出店を促進し、市内商業施設を初めとして観光プロムナード、清荒神参道、北部地域などのにぎわい創出に努めます。北部地域においては、土地利用規制を弾力的に運用し、飲食店などの出店を促進します。  また、創業支援事業計画に基づき、相談窓口の設置や起業家向けセミナー、ビジネスプランのコンテストを宝塚商工会議所と連携して実施するほか、社会課題解決型のビジネスの創業を支援するソーシャルビジネススタートアップスクールを開講し、起業の促進を図ります。  観光客増加の取り組みとしましては、春に花のみち周辺を会場とした宝塚だんじりパレード、夏には国際的な囲碁大会であるジャパン碁コングレス、秋にはハロウィンの時期に合わせて宝塚アニメフェスタ×ハロウィン、冬には宝塚歌劇市民貸切公演を実施するなど、年間を通じて宝塚を満喫していただける事業を展開してまいります。さらに、旅行商品に組み込んだ周遊パス事業を継続して、観光客に宝塚をより楽しんでいただくことで経済効果を生み、交流人口の増加を図ります。  農業の分野では、長尾地域の園芸業者を中心に、特別名誉市民である木接太夫坂上頼泰公をブランド化し、市内外に広く認知していただくためのロゴマークやお菓子の製作などが始まっていることから、これを支援し、本市の花卉植木産業のさらなる活性化につなげます。  就労支援では、シルバー人材センターなどと連携し、エイジフレンドリーシティの取り組みの大きな課題である高齢者の生きがい就労の場の創出を促進します。  以上のとおり、市政運営に向けての私の基本的な考え方と2018年度当初予算案に盛り込んだ内容について、6つの分野に沿った主な施策を申し上げました。  予算編成においては、国の地方財源対策などを踏まえた財源措置を適切に行いました。  本市の財政は引き続き厳しい状況ですが、市民の命を守り、暮らしを守るため、福祉、教育、子育てに係る施策の予算を増額しました。また、文化、芸術を中心としたまちの活性化に向けて、所要の予算編成を行いました。  この結果、2018年度当初予算案は、一般会計787億5千万円、特別会計15会計で468億3,996万2千円、水道事業会計88億4,052万9千円、病院事業会計137億9,015万円、下水道事業会計80億8,209万5千円、全19会計合計1,563億273万6千円となりました。  最後に、最近、戦前に執筆された本が脚光を浴びています。名著として知られる吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」です。なぜこの本が多くの人の心に響くのでしょうか。それは、いつの時代にも通じる本質的なことが書かれているからだと思います。主人公の中学生コペル君は、おじさんとの対話を通じて人間的成長を遂げていきます。中でも、「人間が人間同志、お互いに、好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことは、ほかにありはしない。そして、それが本当に人間らしい人間関係だ」という一文は、本市の目指すまちづくりにも通じ、これからの社会にとっても必要な価値観であると感じます。本市においても、本当に人間らしい人間関係を結ぶことのできるまちづくりを実現し、市民の幸せにつながるよう誠心誠意頑張ってまいります。  市民の皆様、議員お一人お一人に心からの御協力をお願いし、私の施政方針といたします。  議員各位におかれましては、慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げて、私の施政方針を終わります。  ありがとうございました。 ○北野聡子 議長  施政方針についての説明は終わりました。  日程第2、議案第20号から議案第43号までの以上24件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第20号 宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第21号 職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第22号 宝塚市職員の災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第23号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第24号 宝塚市国民健康保険条例及び宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第25号 宝塚市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第26号 宝塚市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第27号 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 議案第28号 宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例等の一部を改正する条例の制定について 議案第29号 阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定について 議案第30号 宝塚市環境衛生事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第31号 宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正 する条例の制定について
    議案第32号 宝塚市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について 議案第33号 宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第34号 宝塚市公益施設条例の制定について 議案第35号 工事請負契約((仮称)市立文化芸術施設新築工事)の締結について 議案第36号 訴えの提起について 議案第37号 訴えの提起について 議案第38号 字の区域の変更について 議案第39号 市道路線の認定について 議案第40号 市道路線の認定について 議案第41号 市道路線の認定について 議案第42号 市道路線の認定について 議案第43号 市道路線の認定変更について     …………………………………………… ○北野聡子 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第20号から議案第43号までの以上24件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第20号宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、一定の要件を備えた太陽光発電設備に係る固定資産税を5年度分課税免除する制度について、その適用期限を3年間延長するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第21号職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、職員の仕事と家庭の両立を支援することを目的に、臨時的任用職員を除く職員で学童保育を利用する小学校1年生の子を養育する職員について、育児部分休暇制度を導入するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第22号宝塚市職員の災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、旅館業法の一部改正に伴う所要の整理を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第23号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、65歳から70歳に達するまでの方への医療費助成について、本年7月から、県の行財政改革に合わせて対象者要件の見直しを行い、また、地方税制改正による指定都市への税源移譲に伴い、所得限度額に関する規定につきまして所要の整備を行うとともに、現在要綱で規定している高齢障がい者の医療費助成について、その規定を条例に一本化するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第24号宝塚市国民健康保険条例及び宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、来年度から国民健康保険事業の県広域化に向け、国民健康保険法及び地方税法の一部が改正されることに伴う所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第25号宝塚市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、国民健康保険法及び高齢者の医療の確保に関する法律の一部が改正されることに合わせて、市が保険料を徴収すべき被保険者のうち住所地特例適用者に関する規定についての所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第26号宝塚市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、市立病院の診療科目として新たに放射線治療科を加えるとともに、既存の放射線科については画像診断を中心とした診療を行うものとして、診療科目名を放射線診断科に改めるため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第27号宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきましては、都市公園法施行令の一部が改正されたことに伴い、都市公園に設ける運動施設の施設面積割合の上限を定めるとともに、国土交通省が本年度に行った道路占用料の改定を踏まえ、都市公園法に基づく公園の占用に係る使用料を改定するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第28号宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに用途地域の類型として加えられた田園住居地域に関する規定の追加など建築基準法の一部が改正されることに合わせて、関連する条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第29号阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定につきまして、平成29年3月31日をもって中筋JR北土地区画整理事業が完了したことに伴い、条例を廃止しようとするものです。  次に、議案第30号宝塚市環境衛生事務手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、宝塚市立宝塚すみれ墓苑に新たに設置する合葬式墓所の使用許可証に係る手数料を追加するなど、所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第31号宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、旅館業法の一部改正に伴う所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第32号宝塚市農業共済条例の一部を改正する条例の制定につきましては、農業災害補償法の一部を改正する法律の施行に伴い、来年1月から全ての共済目的における農業者ごとの危険段階別共済掛金率の導入が義務化されることに先行して、園芸施設共済のうちプラスチックハウスⅡ類において本年4月から危険段階別共済掛金率を導入するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第33号宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、本市が定める手数料について、政令に規定する手数料の標準の額に合わせて改定するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第34号宝塚市公益施設条例の制定につきましては、さらら仁川公益施設及びピピアめふ公益施設について、平成31年度から市が設置する公の施設として指定管理者制度による管理運営を行うため条例を制定するとともに、宝塚市公益施設指定管理者選定委員会を設置するため、宝塚市指定管理者選定委員会条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第35号工事請負契約の締結につきましては、市内武庫川町地内において仮称市立文化芸術施設を新築するため、請負金額16億8,156万円で松井建設株式会社大阪支店を請負業者として工事請負契約を締結しようとするものです。  次に、議案第36号及び第37号訴えの提起につきましては、市営住宅に入居している名義人が市営住宅の家賃などを滞納しており、これまで再三再四にわたる催告、納付指導にもかかわらずこれを支払おうとせず、不誠実な対応に終始するので、やむを得ず市営住宅の明け渡し及び滞納家賃などの支払いを請求するため、訴えを提起しようとするものです。  次に、議案第38号字の区域の変更につきましては、組合施行による宝塚市武田尾土地区画整理事業区域において、武庫川河川改修事業による河川法線の変更に伴い字の区域の一部を変更するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものです。  次に、議案第39号から第42号までの市道路線の認定につきましては、都市計画法に基づく土地の帰属により、新規認定をしようとするものです。  次に、議案第43号市道路線の認定変更につきましては、都市計画法に基づく土地の帰属により終点地番が変更となるため、認定変更をしようとするものです。  以上24件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○北野聡子 議長  提案理由の説明は終わりました。  以上で本日の日程は全て終了しました。  次の会議は2月23日午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  ── 散 会 午前10時55分 ──...