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平成28年第 4回定例会−12月20日-06号

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  1. 宝塚市議会 2016-12-20
    平成28年第 4回定例会−12月20日-06号


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    平成28年第 4回定例会−12月20日-06号平成28年第 4回定例会         平成28年第4回宝塚市議会定例会会議録(第6日) 1.開  議  平成28年12月20日(火)  午前 9時30分   閉  会      同  日        午後 1時43分 2.出席議員(26名)        1番 細 川 知 子            14番 浅 谷 亜 紀        2番 梶 川 みさお            15番 大 川 裕 之        3番 大河内 茂 太            16番 伊 藤 順 一        4番 冨 川 晃太郎            17番 みとみ 稔 之        5番 たけした 正彦            18番 田 中 こ う        6番 岩 佐 将 志            19番 井 上   聖        7番 若 江 まさし            20番 三 宅 浩 二        8番 となき 正 勝            21番 中 野   正        9番 北 山 照 昭            22番 藤 岡 和 枝       10番 大 島 淡紅子            23番 江 原 和 明       11番 伊 福 義 治            24番 寺 本 早 苗       12番 山 本 敬 子            25番 北 野 聡 子
          13番 石 倉 加代子            26番 たぶち 静 子 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      村 上 真 二       議事調査課係長   松 下 美 紀   次長        川 辻 優 美       議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    加 藤   努       議事調査課     春 名 裕 治   議事調査課係長   麻 尾 篤 宏       議事調査課     藤 井 み き 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│産業文化部長    │土 屋 智 子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│会計管理者     │岩 木 栄 二│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │上江洲   均│消防長       │石 橋   豊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監        │荒 谷 一 平│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │福 永 孝 雄│監査委員公平委員会│山 下   浩│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │赤 井   稔│農業委員会会長   │古 家   光│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民交流部長    │中 西 清 純│農業委員会     │下 浦   誠│   │          │       │事務局参事     │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │森 本 操 子│教育長       │須 貝 浩 三│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │藤 本 宜 則│管理部長      │和 田 和 久│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市安全部長    │尾 崎 和 之│学校教育部長    │西 澤 健 司│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │危機管理監     │山 中   毅│社会教育部長    │立 花   誠│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │坂 井 貞 之│上下水道事業管理者 │森   増 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │酒 井 勝 宏│上下水道局長    │足 立 孝 博│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │酒 井 喜 久│病院事業管理者   │妙 中 信 之│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │影 山 修 司│病院事業管理者  │谷 本 政 博│   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分   ・日程追加分    議案第176号 宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについて 8.会議のてんまつ  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○石倉加代子 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  直ちに、日程に入ります。  日程第1、議案第140号から議案第144号まで、議案第146号から議案第149号まで、議案第157号、議案第158号、議案第166号から議案第172号まで及び議案第175号の以上19件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第140号 平成28年度宝塚一般会計補正予算(第3号) 議案第141号 平成28年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号) 議案第142号 平成28年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第3号) 議案第143号 平成28年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号) 議案第144号 平成28年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第2号) 議案第146号 宝塚市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第147号 執行機関附属機関設置に関する条例及び宝塚個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について 議案第148号 宝塚職員定数条例の一部を改正する条例の制定について 議案第149号 宝塚債権管理条例の一部を改正する条例の制定について 議案第157号 権利の放棄について 議案第158号 権利の放棄について 議案第166号 平成28年度宝塚一般会計補正予算(第4号) 議案第167号 平成28年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第5号) 議案第168号 平成28年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) 議案第169号 平成28年度宝塚特別会計農業共済事業費補正予算(第2号) 議案第170号 平成28年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第4号) 議案第171号 平成28年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号) 議案第172号 平成28年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第3号) 議案第175号 宝塚名誉市民条例の一部を改正する条例の制定について         (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託をして、審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  3番大河内総務常任委員会委員長。 ◎3番(大河内茂太議員) おはようございます。ただいまより総務常任委員会の報告を行います。  本委員会では、11月17日、11月22日及び12月16日に委員会を開催し、審査を行いました。  詳しくはお手元の委員会報告書に記載しておりますので御確認ください。  ここでは概要のみ報告させていただきます。  まず、議案第140号平成28年度宝塚一般会計補正予算第3号についてです。  議案の概要は、歳入歳出予算に、それぞれ22億4,248万5千円増額し、補正後の歳入歳出予算の総額を、それぞれ809億988万9千円とするものです。  歳出予算の主なものは、新庁舎・ひろば整備事業手塚治虫記念館管理運営事業、くらんど人権文化センター整備事業学校園施設整備事業の増額などです。  歳入予算の主なものは、地方創生拠点整備交付金学校施設環境改善交付金などの国庫支出金の増額や県支出金の増額、手塚治虫記念館管理運営事業債学校園施設整備事業債の増額、財政調整基金のとりくずしの減額などです。  また、固定資産税都市計画税システム更新事業などの債務負担行為を追加するなどしています。  本議案については、手塚治虫記念館リニューアル計画の考えについて、学校施設空調設備更新について、校舎・体育館の雨漏り修繕について、小学校プール開放事業の責任の所在について、生活保護事業増額理由について、固定資産税都市計画税システムのバックアップの安全性確保について、新ごみ処理施設建設基金の積み立ての必要性についてなどの質疑がありました。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第141号平成28年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算第4号についてです。
     議案及び質疑の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第142号平成28年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算第3号についてです。  議案及び質疑の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第143号平成28年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算第2号についてです。  議案の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決しております。  次に、議案第144号平成28年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算第2号についてです。  議案の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第146号宝塚市税条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、所得税法等の一部を改正する法律などが公布され、来年1月1日から順次施行されることに伴い、条例の一部を改正しようとするものです。  本議案については、市税収入に対する影響額などについての質疑がありました。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第147号執行機関附属機関設置に関する条例及び宝塚個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、法改正により、いわゆる番号法の一部が改正されることに伴い、条例の規定について所要の整理を行うものです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第148号宝塚職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、定員管理方針により、条例に基づく適正な定員管理を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第149号宝塚債権管理条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、条例施行から2年が経過し、運用状況も踏まえて規定の見直しを行うものです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしております。  次に、議案第157号及び議案第158号の権利の放棄について2件です。  議案の概要は、平成19年に発生したカラオケボックス店建物火災について提起された損害賠償請求事件2件について、相手方の負担とする旨の判決が確定した訴訟費用について、権利を放棄しようとするものです。  本議案については、訴訟費用の放棄は一般的なものかとの質疑があり、原告の感情を考慮する必要があると判断した例外的なものであるとの答弁がありました。  採決の結果、本議案2件はいずれも全員一致で可決いたしました。  次に、議案第166号平成28年度宝塚一般会計補正予算第4号についてです。  議案の概要は、報告書のとおりです。  本議案については、臨時福祉給付金給付対象者の再確認の必要性について、人件費減額理由について、財政調整基金とりくずしの目的について、国の交付金獲得取り組みについてなどの質疑がありました。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第167号平成28年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算第5号についてです。  議案及び質疑の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第168号平成28年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算第2号についてです。  議案の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第169号平成28年度宝塚特別会計農業共済事業費補正予算第2号についてです。  議案及び質疑の概要は、報告書のとおりでございます。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第170号平成28年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算第4号についてです。  議案の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしております。  次に、議案第171号平成28年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算第3号についてであります。  議案及び質疑の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第172号平成28年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算第3号についてです。  議案及び質疑の概要は、報告書のとおりです。  採決の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第175号宝塚名誉市民条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  議案の概要は、歴史上の人物を市として顕彰する規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするものです。  本議案については、本年9月定例会において提案された議案第123号宝塚名誉市民の決定につき同意を求めることについて、当委員会に付託され、12月定例会においても、継続して審査をしておりましたが、歴史上の人物については、新たな枠組みで顕彰することとするためとの理由で議案を撤回され、その後、本議案の提案を受け、当委員会に付託されたものです。  本議案については、条例改正に関する文言の解釈や今後の運用についてなどの質疑がありました。また、撤回された議案第123号について、継続審査として時間をかけて審査したことは、地元にも精神的苦痛を与えたと思う。行政の取り組みが不十分であったためで、今後は十分に協議し、確実な議案を提案していただきたいとの賛成討論がありました。  採決の結果、議案第175号は全員一致で可決いたしました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○石倉加代子 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  24番寺本議員。 ◆24番(寺本早苗議員) 議案第175号宝塚名誉市民条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論を行います。  平成11年に議員提案で制定された宝塚名誉市民条例は、第1条で、名誉市民の称号を贈る対象を「本市にゆかりの深い者で、公共の福祉を増進し、又は学術、文化、スポーツの進歩に寄与し、もって本市の発展に貢献し、その功績が特に顕著で市民の尊敬を受ける者」とし、第5条に待遇として「市の公の式典への参列」を挙げていることから、御存命の方をたたえる制度であることが明らかです。  ただ、昭和32年施行の宝塚功労者顕彰条例を廃止し、名誉市民条例を新しく制定することに伴い、同前条例によって顕彰された小林一三さんら3名の方を合わせて顕彰していくために、故人も含むとの解釈が行われました。  全国でも昭和30年代から同種の制度を設けた自治体は多く、制度の趣旨から、そのほとんどが存命中の市民を対象としています。  今回、当局が参考にされた山形県の酒田市は名誉市民に該当する方が亡くなったときに、その功績をたたえ、御遺族に名誉市民証をお渡しする制度として特別名誉市民を規定されていますが、歴史上の人物を名誉市民とする事例は、当局も調べられたとおり、1市のみではないかと見られます。  また、特別名誉市民については、多くの自治体が本市と同様に、市の賓客として来訪した外国人または本市にゆかりの深い外国人に対して、儀礼的に称号を贈られています。  今回の条例改正ポイントは、歴史上の人物を顕彰することを目的に、社会、文化の発展に寄与し、その功績が特に顕著で、郷土の誇りとして市民の尊敬を受け続けてきた偉人に対して、宝塚特別名誉市民の称号を贈ること、さらに、それに伴い、従来の特別名誉市民国際友好名誉市民に置きかえることです。  ここで、2点のポイントから考えてみます。  1つは、この制度そのもの妥当性についてです。  そもそも申し上げたように、名誉市民とは存命中の市民の方に贈る制度です。これを今回歴史上の人物を挙げられた背景として、木接太夫こと坂上頼泰公を顕彰したいということで、500年前に生きた方を顕彰するためにさまざまな議論を経てこの制度が提案されています。  今回の歴史上の人物であること、それから郷土の偉人であることに誰も疑念を挟む余地はありませんが、この郷土の偉人というのは、近代に確立された市民というカテゴリーにはどう考えてもなじまないと考えます。  それならば、この郷土の偉人を顕彰する新たな制度を設けるべきではなかったでしょうか。  7月に、宝塚山本総合園芸組合以下4団体の方から木接太夫坂上頼泰公の顕彰についてという要望が市長に出されました。  この中で、地元の方々は坂上頼泰公生誕500年記念を、この記念を期して本市の園芸、ひいては我が国の園芸の発展に寄与した功績をたたえ、今後も未来に功績を引き継ぎ、千年の歴史を誇る花卉・植木の歴史を周知するために、頼泰公の顕彰について検討していただきたいと、大変格調高い文章で要望をされました。文面を見る限り、名誉市民という制度にこだわっているのではなくて、未来永劫にこの功績と、それから宝塚市が、この山本地域が植木の三大産地であることを周知していくことを目的に実のある、実効性のある顕彰のあり方を望まれたものとうかがいます。  それならば、ほかにきちんと新たな枠組みとして別の制度を設け、また、私が一般質問でも提案しましたように、この地域の、郷土の偉人としての制度を県に設けていただくよう、そして第1号でたたえていただくようにお願いをする、そういう努力が必要ではなかったでしょうか。  2つ目は、今回のいきさつについてです。  今回、9月定例会で上程されたもとの議案第123号においては、名誉市民ということで、この500年前に生きられた坂上頼泰公小林一三氏、それから春日野八千代氏、手塚治虫さんたちと同等に並べて提案をされてきました。このことには多くの議員が、また多くの市民が強い違和感を持たれたかと思います。  今回、9月議会で議論を経て、継続審査となったわけですが、この間制度を見直す、また選定される対象の方々も、今現在たたえておかなければいけない人たちを広く見渡して、バランスのよい提案が出ることを期待して継続にされたと思いますが、この間一切何も動きがなく、12月定例会まで持ち越されました。12月定例会では、もとの議案についての審査が行われ、その中で出てきたさまざまな質疑を経て、一旦撤回をすると。そしてまた、撤回された議案をその定例会中に再度また審査をし直して、本日に至っているわけです。  このような、本来ならば市民のアイデンティティーにかかわるもの、そして私たちの市を広く国内外にアピールしていく大切な制度であるにもかかわらず、扱いについては本当にぞんざいなというか、思慮を欠いた形で扱われてきたことに、私は強く違和感を感じます。  本来ならば、市制60周年の年にほかにもふさわしい方を選びながら新しい制度設計をすべきではなかったでしょうか。  また、本日この議案が可決されたら、直ちに選定委員会を庁内で開き、都市経営会議を開くという本当に形式上の経緯を経て、新たに木接太夫こと坂上頼泰公特別名誉市民にするという、この議案が議会に提出されてきます。  緊急性も、必要性も何もこの定例会中に決めなければいけない話ではないのに、このような議会日程を無視して、また大きく変更してまで決めてくる、何が何でも木接太夫名誉市民に、また何が何でも今期定例会中にという、この市長のこだわりというか、意地というか、それに対して私は強く抗議をしたいと思います。  以上の理由を持ちまして、反対とさせていただきます。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。  8番となき議員。 ◆8番(となき正勝議員) 日本共産党市会議員団を代表して、議案第175号宝塚名誉市民条例の一部を改正する条例の制定について、賛成討論を行います。  本議案をめぐる経過を振り返りますと、9月定例市議会において、議案第123号宝塚名誉市民の決定につき同意を求めることについての議案が提案されたことから、宝塚名誉市民条例の規定に照らして適当かどうかの検討がされることとなりました。  改正前の名誉市民条例では、第5条に「名誉市民に対しては、次の待遇を与えることができる」として、「市の公の式典への参列」という規定がされています。つまり、基本的には亡くなった故人を想定しているものではないものと考えられますが、過去の例からすると、亡くなった人も名誉市民とされており、条例の規定と運用が整合していないものとも捉えられるものでした。  今回、改めて歴史上の人物については特別名誉市民として条例上明記することは必要な改正であると考えます。  外国人に対するものとして、国際友好名誉市民とすることは、その意味が名称からわかるものとなり、適当な改正であると考えます。  実際の運用の基準については、厳格で詳細な規定を設けることは困難であると考えますが、表彰者選考委員会での選考、議会の同意という手続を経て決定されることから、集団的に検討されることが条件となっており、公正性を担保しようとするものとなっております。  そういった意味では、今回の議会での経過は議会のチェック機能が働き、条例改正につながったともいえるものですが、そもそも最初に述べたように、条例の規定に照らしてどうかという判断は、選考委員会でもっとよく検討すべきであったものと考えます。  今後の運用については、一定の選考基準を整備するとともに、選考に当たっては、決定する際になって疑義が生じるということがないように、選考委員会でより充実した検討がされることを求めて賛成討論とします。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で討論を終結します。
     ただいまから、議案第175号宝塚名誉市民条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  現在の出席議員は25名です。  本件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○石倉加代子 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は可決することに決定しました。  次に、議案第140号から議案第144号まで、議案第146号から議案第149号まで、議案第157号、議案第158号及び議案第166号から議案第172号までの以上18件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  日程第2、議案第145号、議案第150号から議案第152号まで、議案第160号及び請願第14号の以上6件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第145号 平成28年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号) 議案第150号 宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第151号 宝塚市手話言語条例の制定について 議案第152号 宝塚市障害者差別解消に関する条例の制定について 議案第160号 損害賠償の額の決定について 請願第 14 号 「子ども達を守る喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進める」請願         (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  22番藤岡文教生活常任委員会委員長。 ◎22番(藤岡和枝議員) 文教生活常任委員会の報告をいたします。  本委員会は、11月18日、24日、12月16日に委員会を開会し、付託を受けた議案5件及び請願1件を審査しました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  その主な内容を報告いたします。  まず、議案第145号平成28年度宝塚市病院事業会計補正予算第1号についてです。  議案の概要は、収益的収入及び支出のうち、病院事業収益の予定額を医業収益において3億6,403万5千円増額し、118億5,848万1千円にするもの。また、病院事業費用の予定額を医業費用において3億6,433万8千円増額し、118億5,497万8千円にするもの。資本的支出の予定額を投資において1億1,960万円1千円減額し、27億4,829万8千円にするものです。  外来収益の増額補正を行う根拠、退職給付費の増額の理由などについて質疑がありました。  本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第150号宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、所得税法等の一部を改正する法律が平成29年1月1日から施行されることに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  改正の主な内容は、台湾の企業から支払いを受ける一定の利子等について、所得割額の算定や軽減判定に用いる総所得金額に含めるものです。  論点を市民への影響と設定し、質疑を行い、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第151号宝塚市手話言語条例の制定についてです。  議案の概要は、手話は音声言語である日本語とは異なる独自の体系を持つ言語であるとの認識に基づき、本市において、手話への理解の促進及び手話の普及を図り、手話を利用しやすい環境づくりを推進することにより、全ての市民が相互に人格と個性を尊重し、心豊かに共に生きる地域社会を実現することを目的として、条例を制定しようとするものです。  論点を条例制定後の具体的施策についてと設定し、質疑を行いました。  手話講座の実施など手話の促進、普及に対する取り組み、学校教育の中での体験的な取り組み、職員研修での進め方などについて質疑がありました。  本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第152号宝塚市障害者差別解消に関する条例の制定についてです。  議案の概要は、本市において、障がいを理由とする差別の解消に関して基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、障がいを理由とする差別を解消するための施策を定めることにより、障がいを理由とする差別の解消を推進し、障がいがある人の人権を尊重し、障がいの有無にかかわらず、住みよい地域社会を実現することを目的として、条例を制定しようとするものです。  条例の主な内容は、報告書に記載のとおりです。  論点を条文についてと条例制定後の具体的施策についての2点とし、質疑を行いました。  今年4月に施行された障害者差別解消法との関係性、条文の基本理念の実効性、相談、助言あっせんなど紛争解決の仕組み、条例制定後の市民への啓発の対応、学校園での障がいのある子どもの受入整備状況などについて質疑がありました。  本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第160号損害賠償の額の決定についてです。  議案の概要は、市立病院において、相手方に対して行った手術について、術後に相手方に障がいが残存したもので、この医療行為による相手方に対する損害賠償の額を1,860万円に決定しようとするものです。  事故の概要は、報告書に記載のとおりです。  論点を再発防止策についてと設定し、質疑を行いました。  手術前の患者への事前説明の状況、今回の救急救命処置の検証、今後の相談体制、再発防止策、損害賠償額や算出方法の根拠などについて質疑がありました。  本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、請願第14号、子ども達を守る喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進める請願についてです。  請願の概要は、報告書に記載のとおりです。  請願の項目は、1、内閣府の第4次薬物乱用撲滅新5か年戦略を遵守し、全宝塚市立中学校において年一回は薬物乱用防止教育を開催すると共に実情に応じ小学校においても開催に努めること。  2、平成7年文部省・厚生省による未成年者の喫煙を防止するための教育を学校・地域・家庭において積極的に推進すべきこと(通知)を遵守し、宝塚市立全小・中学校において喫煙防止教育を行うこととしています。  市としての出前講座の成果の検証、学校や市の喫煙防止教育の取り組みの現状、喫煙と薬物乱用との関係性の捉え方などについて質疑がありました。  自由討議では、たばこ税は国と地方の財政を支える貴重な収入源となっている。請願者の思いは理解するが、喫煙が直接薬物乱用につながるという明確な因果関係はないという意見がありました。  討論では、たばこ税は国と地方の財政を支える貴重な財源である。喫煙が直接薬物乱用につながるという明確な因果関係はない。喫煙防止運動への安易な賛同はできないという反対討論と、未成年者の喫煙はたばこ税とは関係ない。この請願は、子どもの喫煙や薬物乱用を防ぎ、教育現場にさらなる取り組みを願うものである。また、違法である未成年者の喫煙を防止するためのもの。今後、今以上に危険性を伝えていく教育が必要と考えるという賛成討論がありました。  本請願につきましては、審査の結果、賛成多数で採択しました。  以上で文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○石倉加代子 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  12番山本議員。 ◆12番(山本敬子議員) それでは、請願第14号、子ども達を守る喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進める請願について、反対の立場で討論をさせていただきます。  まず、喫煙についてですけれども、これは兵庫県教育委員会では、学習指導要領にのっとり、学校や教職員に向けて、低年齢者の喫煙は身体に与える害が大きく、未成年者の喫煙が法律で禁止されているところから、喫煙防止にかかわる取り組みが行われています。  教職員を対象に、喫煙防止教室が開催されるよう、研修会等も依頼されており、県内校ではそれに向けて喫煙防止教室等をしっかりと行われているそうです。  宝塚市内の中学校にも、中学生の喫煙はやめましょうという未成年者の喫煙禁止啓発ポスターが以前から張られています。  そして、薬物に関しては絶対にあってはならないことであり、厚生労働省では違法薬物に対する啓発活動をしており、保護者や生徒に向けてのリーフレット配布、青少年向けのパンフレットを作成して配布しており、教育機関の要請に応じて講師を派遣するという薬物乱用防止啓発訪問授業を実施する等の取り組みを行っています。  兵庫県教育委員会では、多様化する薬物乱用防止教室の指導者講習が行われており、小学校では保護者に、中学、高校では生徒にと、県内全校に向けて薬物乱用防止教室を実施するよう各校への依頼もされているところです。  この薬物・喫煙の件に関しましては、本請願につきまして、兵庫県議会にも12月定例会に同様の請願が出されたようですけれども、現在取り組まれている事項であり、改めて求めるものではないということで、反対多数で不採択になっております。  なお、未成年者の喫煙に関しましては、未成年者喫煙禁止法による規制が行われていますが、喫煙自体が麻薬や覚醒剤のような精神及び身体への障がいやリスクが発生するとはみなされていない現在、成人後の喫煙は認められています。県内では、分煙条例による取り組みもしっかり店舗などで行われています。  平成24年9月、宝塚市たばこ税を正しく理解していただけるための請願では全員一致の採択で終わっており、委員からたばこを買う場合は宝塚市内で買っていただくようにとの意見も出されました。  よって、本請願項目にある薬物乱用防止教育及び喫煙禁止教育は既に努めて取り組まれているところから、改めてそれを求めていく本請願には賛成できかねず、これをもって、反対討論とさせていただきます。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。  25番北野議員。 ◆25番(北野聡子議員) 請願第14号、子ども達を守る喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進める請願に対して、市民ネット宝塚を代表して賛成の立場で討論を行います。  請願項目の1番については、政府の内閣府薬物乱用対策推進会議による第四次薬物乱用防止五か年戦略を遵守し、薬物乱用防止教育を全宝塚市立中学校と実情に応じて小学校においても行うよう求めた内容となっています。これは、第三次薬物乱用防止五か年戦略の一定の効果があったものの、覚醒剤事犯における再犯率は6割を超え、過去15年間で最高であったこと、さらに合法ハーブ等と称して販売される薬物を使用したものが、2次的な犯罪や健康被害を起こす事例が多発するなど厳しい情勢が続いていることに起因します。  そこで、2013年から2018年までの5年間で薬物乱用の根絶を図るため、政府を挙げた総合的な対策を推進する第四次戦略が立てられたのです。  宝塚市教育委員会の見解としても、同戦略の通達を受け、薬物乱用防止授業を実施してきたが、その内容や回数には差があり、専門分野の講師を招くなどの認識はなかったので、今後は全ての学校でしっかり充実と強化を図っていくとのことです。このことは、保護者からも強く求められています。  次に、2項目めの喫煙防止教育については、1995年当時の文部省・厚生省による未成年の喫煙を防止するための教育を学校・地域・家庭において積極的に推進すべきことという通知が出ています。  先ほど、県の取り組みが掲げられ、反対の討論がありましたが、実際に既に取り組まれているということではありますが、学校間の差があったり、また県の取り組み宝塚市の取り組みはそもそも別です。宝塚市の状況をさらに見ながら進めていくことを求めたいと思っています。  また、常任委員会でもたばこ税は貴重な財源であるから、喫煙防止教育への安易な賛成はできないという討論がなされましたが、それは成人の喫煙の問題であり、法律で禁じられている未成年の喫煙とたばこ税を関係づけてはならないと思います。  今後も政府の通知どおり、全ての小・中学校で成長期に及ぼす健康被害をなくすための喫煙防止教育の充実が必要と考えます。  以上、請願第14号の賛成討論といたします。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第145号、議案第150号から議案第152号まで、議案第160号の以上5件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第14号、子ども達を守る喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進める請願を採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長の報告は採択することが適当とするものです。  本件は、採択することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○石倉加代子 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は採択することに決定しました。  日程第3、議案第153号から議案第156号まで、議案第159号及び議案第161号から議案第165号までの以上10件を一括して議題といたします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第153号 宝塚市立勤労市民センター条例を廃止する等の条例の制定について 議案第154号 宝塚市立末広駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 議案第155号 宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 議案第156号 宝塚市農業委員会の選挙による委員の定数条例の全部を改正する条例の制定について 議案第159号 公の施設(宝塚市立勤労市民センター及び宝塚市立末広駐車場)の指定管理者の指定について 議案第161号 市道路線の認定について 議案第162号 市道路線の認定について 議案第163号 市道路線の認定について 議案第164号 市道路線の認定について 議案第165号 市道路線の認定変更について         (産業建設常任委員会付託)     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  本件については、さきに産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  15番大川産業建設常任委員会委員長。 ◎15番(大川裕之議員) 産業建設常任委員会の報告を行います。  本委員会は、11月21日、25日及び12月16日に委員会を開催し、付託を受けた議案10件を審査いたしました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  その主な内容を報告いたします。  まず、議案第153号宝塚市立勤労市民センター条例を廃止する等の条例の制定について及び議案第154号宝塚市立末広駐車場条例の一部を改正する条例の制定について。  議案の概要ですが、議案第153号は平成29年12月から開始予定の中央公民館第2期工事の準備作業を同年10月から開始するに伴い、9月末をもって勤労市民センターを廃止し、また、10月以後における末広駐車場の指定管理者を選定するに当たって必要な手続を定めるため、宝塚市立勤労市民センター条例を廃止し、宝塚市指定管理者選定委員会条例の一部を改正しようとするものです。  また、議案第154号は勤労市民センターの廃止に伴い、平成29年10月以降、末広駐車場単独を管理する指定管理者を選定することにあわせて、駐車場料金について、従来採用していた利用料金制から直接市の収入とする使用料制に変更するため、条例の一部を改正しようとするものです。  本議案では、勤労福祉を掲げた施設がなくなることに対する影響や今後の施策などについて質疑が行われました。  また、採決の前に、2人の委員から賛成の立場で討論がありました。  審査の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第155号宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について。  議案の概要及び質疑の概要は、委員会報告書に記載のとおりです。  審査の結果、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第156号宝塚市農業委員会の選挙による委員の定数条例の全部を改正する条例の制定について。  議案の概要ですが、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律により、農業委員会等に関する法律が改正されたことに伴い、農業委員の選出が公選制から市長が議会の同意を得て任命する方法に変更となるとともに、農用地の最適化の推進に取り組む体制を強化するために、新たに農地利用最適化推進委員が設けられ、それぞれの委員の定数を条例で定めることとされたため、条例の全部を改正しようとするものです。  本議案では、定数の妥当性についてを論点とし、農業委員の定数の過半数を21人しかいない認定農業者から選出しなければならないことについて、農地利用最適化推進委員の選出方法などについて質疑が行われました。  また、採決の前に、2人の委員から賛成の立場で討論がありました。  審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第159号公の施設、宝塚市立勤労市民センター及び宝塚市立末広駐車場の指定管理者の指定について。  議案の概要は、平成29年4月1日から同年9月30日までの間における宝塚市立勤労市民センター及び宝塚市立末広駐車場の指定管理者として、特定非営利活動法人宝塚NPOセンターを指定しようとするもので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものです。  本議案では、選定における危機管理体制の評価などについて質疑がありました。  審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第161号から議案第164号までの市道路線の認定について及び議案第165号市道路線の認定変更についての以上5件についてです。  議案の概要及び質疑の概要は、委員会報告書に記載のとおりです。  審査の結果、いずれの議案も全員一致で可決いたしました。  以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○石倉加代子 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第153号から議案第156号まで、議案第159号及び議案第161号から議案第165号までの以上10件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  日程第4、議員提出議案第4号特別委員会の設置についてを議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 議員提出議案第4号 特別委員会の設置について     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  本件は、お手元に配付のとおり、新たに行財政改革調査特別委員会宝塚市議会委員会条例第6条第1項及び第2項の規定により設置するものです。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、議員提出議案第4号特別委員会の設置についてを採決します。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は可決することに決定しました。  次に、ただいま設置することに決定しました特別委員会の委員選任については、宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名したいと思います。  職員に委員名を朗読させます。 ◎川辻優美 議会事務局次長  それでは、朗読いたします。  行財政改革調査特別委員会の委員としまして、2番梶川議員、6番岩佐議員、8番となき議員、9番北山議員、11番伊福議員、15番大川議員、23番江原議員、24番寺本議員。  以上でございます。 ○石倉加代子 議長  朗読は終わりました。  ただいま朗読のとおり、特別委員会の委員を選任しましたので、御報告いたします。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前10時25分 ──  ── 再 開 午後 1時15分 ── ○石倉加代子 議長  ただいまから会議を再開します。  日程追加についてお諮りします。  議案第176号宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについてを日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。 △───── 日程追加分 ─────     …………………………………………… 議案第176号 宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについて     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  議案第176号宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについてを日程に追加し、議題とします。
     提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第176号宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについて、提案理由を御説明申し上げます。  本件は、豊臣秀吉から木接太夫の称号を受けるなど接ぎ木の術にすぐれ、園芸の発展に大きく寄与し、千年の歴史を誇る日本三大植木産地である山本地区の発展を揺るぎないものとしました坂上頼泰公宝塚特別名誉市民といたしたく、宝塚名誉市民条例第7条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○石倉加代子 議長  提案理由の説明は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。  9番北山議員。 ◆9番(北山照昭議員) それでは、総務常任委員会の中での議論で、運用基準は今後策定していくということを言われたんですけれども、そのときに、運用基準を策定するに当たって、4つの条件を満たしている人物を特別名誉市民と、こういうふうにするんだと言われたんですが、総務常任委員会で示された運用基準の基本的な考え方に基づいて、運用基準はどう決められたのか、まずお聞きします。 ○石倉加代子 議長  福永企画経営部長。 ◎福永孝雄 企画経営部長  本日、表彰者選考委員会をかけまして、今の運用の基準について少し議論をいたしました。  ただ、基準につきましては、今直ちになかなかつくれるようなものじゃございませんが、基準をいずれつくるときの基本的な考え方を、先般総務常任委員会で御説明した内容を改めて確認をいたしまして、この内容についてもう少し議論を深めて、ここに書いていることをもう少し具体化する必要があるんかないんかというような趣旨のことも議論をしまして、大筋で4つの基本的な考え方を改めて確認し、今後これに基づいて基準をつくっていくということといたしております。 ○石倉加代子 議長  北山議員。 ◆9番(北山照昭議員) 4つの基準を改めて確認して選定作業をしたと、こういうふうに理解いたします。  もう1点、市民の尊敬を受け続けてきた偉人ということなんですけれども、いわゆる歴史上の人物と考えており、どれぐらい昔の人物とするかは云々ということで、これも非常に今回のケースは特別とは判断していますけれども、今後、やっぱりどれぐらいの昔というんですか、その辺をどう考えていくのか、やっぱりある程度基準をつくっておかないと、際限なく広がるのはどうかなというのがすごく気になっていまして、今回の件は今回で、それでいいんですけれども、今後、やっぱり余りこれが時代的な設定も含めて、きちっとここでしとくべきじゃないかなと私は思っているんですが、その辺の方向はどうなりましたか。 ○石倉加代子 議長  福永企画経営部長。 ◎福永孝雄 企画経営部長  御指摘のように、そこの部分がすごく肝心なところという認識のもとで、少し議論を表彰者選考委員会で深めたところです。  本市の歴史を少し振り返りますと、明治4年にいわゆる廃藩置県というのがございまして、それまでの藩がなくなって都道府県ということになった時代が明治4年でございました。  その後、明治22年に市制・町村制というのが施行されまして、これで宝塚市の前身でございます小浜村、良元村、長尾村、西谷村が成立をしたという22年でございまして、要はこの22年がいわゆる近代的な行政機構としての市町村制が形成されたというような認識が言えるんじゃないかなということで、市史資料室等の協議もいたしまして、本市の礎ができた年がこの明治22年ではないかと。  ということでいきますと、明治22年以降の功績なのか、あるいはそれ以前の功績なのかというのが、今後基準づくりをしていく上で、一つの目安になるのではないかなというような議論をいたしまして、そういう方向で今後基準づくりをつくっていこうというところで確認をしたところでございます。  以上です。 ○石倉加代子 議長  北山議員。 ◆9番(北山照昭議員) 基本的な方向は理解できました。しかし、やはり今回のケースは特別のケース、特例として判断するとして、やはりこの機会に余り遅くない時期に明確に、さきに言った4点の基本的な基準の考え方示されたんですけれども、それと含めて、今の年代的なものというんですか、どの程度までの時代を想定するのか、これやっぱり余り時期を置くと、何かできないままということになってしまって、今後このことがちゃんとした一種の判断をせないけませんから、基準をやっぱりきちんと決めていただきたいと思うんですけれども、それは当然決められたら議会にも報告していただきたいと思うんですけれども、いつごろのめどというんですか、いつごろまでには決めるというのをしっかり明確にしていただきたいなと思っているんですが、それをきちっと答えていただいたらこれ以上言いません。 ○石倉加代子 議長  井上副市長。 ◎井上輝俊 副市長  実は、きょうのそういう委員会の中でも、これまでの議会での審議、そういったことも踏まえて、よりこの委員会で議論することについて、深く慎重にしていく必要があると。  そして今言われました基準についても、基本的な考え方は先ほど言ったとおりですけれども、それ以外に、やはり専門家のそういった考え方なんかもやはり聞いて、そういう基準の中ではきちっと整理していく必要があると、このようなことも考えていまして、時期と言われましたけれども、できましたら早急にというふうな考え方で、今年度内にはともかくそういった一定の案が示せるようなところまで詰めていきたいなと、このように思っております。  以上です。 ○石倉加代子 議長  ほかに質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で質疑を終結します。  委員会付託を省略して、ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  24番寺本議員。 ◆24番(寺本早苗議員) 議案第176号宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについて、反対の立場で討論を行います。  坂上頼泰公が発明した接ぎ木の術が園芸界にとって画期的なものであり、山本地区、そして本市園芸の発展の礎を築くにとどまらず、我が国の園芸の発展に大きく寄与した史実については異論を持ちません。この多大な功績を未来に引き継ぎ、千年の歴史を誇る本市花卉・植木の歴史を周知したいという地元や関係団体の皆さんの熱い思いは十分に理解いたします。私もまた郷土の偉人として顕彰していくことを強く望む者の一人で、市当局にはその期待に応える責任があると考えます。  しかしながら、市制施行以前のはるか昔も昔、永正、文禄、慶長といった時代に摂津の国川辺郡に生きられた歴史上の人物をこの制度にいう宝塚市の特別名誉市民とすることにはやはり大きな違和感があります。  郷土の偉人、そしてこの時代の方を名誉市民という言葉であらわすには、やっぱり言葉としての概念上なじまないものであるというふうに考えています。  また、特別名誉市民の称号を既にお贈りになった元オーガスタ市長、ボブ・ヤング氏がいらっしゃるのに、こちらの名称を変更してまでと国際交流協会を初め、関係者の方々もあきれておられます。  議案第175号の討論、また先日の一般質問でも述べましたとおり、名誉市民条例によらずとも郷土の偉人として新たな制度を設けてしっかり顕彰し、産業振興や地域活性化の視点からも実のある顕彰を県に対しても求めていくことを強く求めるものであります。  そもそも、議案第123号のように名誉市民として春日野八千代さん、小林一三さん、手塚治虫さんと並べて、この500年前に生きられた坂上頼泰公名誉市民に並べるという、本当に陳腐としか思えないような条例が議会に提案されること自体、行政がまともに機能していないと言わざるを得ません。  このことを申し上げて、この木接太夫お一人をどうしても特別名誉市民という名前で称していくことにこだわり、ほかの制度設計やほかに今現在顕彰しなければいけない人たちのこともバランスよく提案をされなかった今回のこの議案について、同意することはできません。  以上です。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。  4番冨川議員。 ◆4番(冨川晃太郎議員) 議案第176号について、賛成討論をいたします。  このたび、宝塚名誉市民条例が改正され、第7条に特別名誉市民として、社会文化の発展に寄与し、その功績が特に顕著で、郷土の誇りとして市民の尊敬を受け続けてきた偉人に対して、宝塚特別名誉市民の称号を贈ることができるということになりました。  そこで、木接太夫坂上頼泰公が決定につき同意を求められているわけですが、坂上頼泰公は接ぎ木の術を発明し、豊臣秀吉から木接太夫の称号を与えられ、本市園芸の発展の礎を築いた偉人です。  頼泰公が発明した接ぎ木の技術は園芸界にとって画期的なものであり、我が国の園芸の発展にも大きく寄与するものでした。  昨年11月には、市内の木接太夫彰徳碑において、名匠木接太夫坂上頼泰公生誕500年式典がとり行われ、その上で本年10月には記念誌もが発行され、現在においても頼泰公をたたえ、その功績を後世に引き継ぐ動きがなされているところでもあります。  このように、頼泰公は本市の園芸、ひいては我が国の園芸の発展に大きく寄与し、本市の宝として今なお山本地区を初め、多くの市民からその功績をたたえられ、尊敬され続け、親しまれています。  木接太夫坂上頼泰公の多大な功績を未来に引き継ぎ、千年の歴史を誇る本市花卉・植木の歴史を広く周知するためにも本議案に賛成をいたします。 ○石倉加代子 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第176号宝塚特別名誉市民の決定につき同意を求めることについてを採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件は、これに同意することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○石倉加代子 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は同意することに決定いたしました。  日程第5、議員の派遣についてを議題とします。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 議員の派遣について     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  本件については、事務局より説明をさせていただきます。 ◎川辻優美 議会事務局次長  議員の派遣について。  地方自治法第100条第13項及び宝塚市議会会議規則第123条の規定により、次のとおり議員を派遣する。  1、派遣目的  広報広聴委員会が行政視察を実施するため。  2、派遣場所  広島市及び大分市。  3、派遣期間  平成29年2月2日及び同月3日。  4、派遣議員)  三宅議員、大川議員、大河内議員、大島議員、寺本議員、細川議員、みとみ議員、若江議員。  以上でございます。 ○石倉加代子 議長  説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  お諮りします。  本件は事務局の説明のとおり決定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は可決することに決定いたしました。  次に、お諮りします。  ただいま可決された議員派遣の内容に、今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  日程第6、意見書案第21号及び意見書案第22号の以上2件を一括して議題とします。 △───── 日程第6 ─────     …………………………………………… 意見書案第21号 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書の提出について 意見書案第22号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書の提出について     …………………………………………… ○石倉加代子 議長  意見書案第21号及び意見書案第22号の以上2件は、お手元に配付しているとおりです。  お諮りします。  本件につきましては、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、意見書案第21号及び意見書案第22号の以上2件を一括して採決します。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  ───── 閉   会 ───── ○石倉加代子 議長  お諮りします。  今期定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。したがって、宝塚市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○石倉加代子 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って、中川市長から挨拶したいとの申し出がありますので、これを許可します。  中川市長。  ───── 市長挨拶 ───── ◎中川智子 市長  平成28年第4回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  さて、今回の定例市議会に御提案申し上げました諸案件並びに第3回定例市議会から継続審査をいただいていました平成27年度一般会計及び各特別会計の決算認定につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、それぞれに御決定を賜りましてありがとうございました。  委員長報告でいただきました御指摘、また、本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望などにつきましては、今後、市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、本年は第5次宝塚市総合計画後期基本計画のスタートの年でありました。「市民の力が輝く 共生のまち 宝塚 〜住み続けたい、関わり続けたい、訪れてみたいまちをめざして〜」として、7つの重点目標を掲げ、市民と市の協働のもとに、総合計画を推進しているところです。  また、第2次宝塚市行財政運営に関する指針を策定し、職員給与の適正化を初めとした聖域をつくらない各種取り組みにより、将来に向かって持続可能な行財政運営を築いていくとともに、今後も着実に歩を進めていく所存です。  7月には、ジャパン碁コングレス2016が日本で初めて本市で開催されました。15カ国約270人の方々が参加され、囲碁を通してすばらしい国際交流を図ることができました。  8月には、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、本市からは3名の選手が出場され、中でも板橋美波選手が飛び込みの種目で8位入賞を果たされました。これは日本女子で20年ぶりの快挙ということで、本当にうれしいニュースでした。  地方創生が声高に叫ばれる昨今、本市の取り組みとしましては、国の交付金を活用して花のみちのイルミネーションの開催や、外国人観光客を意識した観光協会ホームページのリニューアル、地域ブランド宝塚花の里・西谷を中心に据えた活動への支援など、本市がより元気になる取り組みを進めています。  今後も、国内だけにとどまらず、広く世界に目を向け、世界の中の宝塚市を強く意識した事業に引き続き取り組み、本市のさらなる発展を目指します。  議員各位におかれましては、本年の市政運営に多大な御尽力と御協力を賜り、心から感謝を申し上げますとともに、新しい年を迎えてますますの御発展と御多幸を祈念いたしまして、閉会の御挨拶といたします。  また、報道機関の皆様には、この1年間市政報道に関して、格段の御協力をいただきましたことをこの場をお借りいたしまして、心からお礼を申し上げます。  改めまして、この場にて私の決意を述べさせていただきます。  2009年4月に初めて市長に就任してから、はや8年がたとうとしています。この間、常に私は市民にとってよりよい宝塚市を実現するにはどうしたらよいのか、市民の皆様、市議会議員の皆様の御意見や御提案をできる限り取り入れ、日々考え、そして行動することで成果が見える市政運営に邁進してまいりました。命と暮らしを守り、また子どもたちの未来を大切にするなどの施策を実現してまいりましたが、さらなる飛躍へ向けて次世代へとつないでいく使命が私にはあると、決意を新たにいたしました。  宝塚市には輝く未来が待っています。その輝きの中に、私も市民の皆様の思いに寄り添い、手を携え、ともに汗をかき、喜びを分かち合い歩んでいきたい。そのために、市民の皆様の御信任をいただくことができましたなら、引き続き市政を担うことで、市民の皆様が幸せを実感できるまちづくりに精いっぱい努力をしていきたいと強く願うものであります。  以上をもって、私の決意を述べさせていただきました。ありがとうございました。 ○石倉加代子 議長  以上で、平成28年第4回宝塚市議会定例会を閉会します。  ── 閉 会 午後1時43分 ──          地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               宝塚市議会議長   石 倉 加代子               宝塚市議会副議長  伊 福 義 治               宝塚市議会議員   みとみ 稔 之               宝塚市議会議員   田 中 こ う...