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  1. 西脇市議会 2020-09-10
    令和 2年予算常任委員会( 9月10日)


    取得元: 西脇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和 2年予算常任委員会( 9月10日)            令   和   2   年   度   西 脇 市 議 会 予 算 常 任 委 員 会 会 議 録                 令 和 2 年 9 月 10 日             西 脇 市 議 会               予算常任委員会会議録
    1 開催月日      令和2年9月10日 2 開催時間      午前9時27分〜午前10時37分(会議1時間10分) 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  東 野 敏 弘    副委員長  吉 井 敏 恭    委 員  近 藤 文 博    委  員  美土路 祐 子     〃   村 岡 栄 紀     〃    高 瀬   洋     〃   坂 部 武 美     〃    浅 田 康 子     〃   岡 崎 義 樹     〃    村 井 正 信     〃   林   晴 信     〃    中 川 正 則     〃   寺 北 建 樹    議 長  村 井 公 平 5 欠席委員      なし 6 欠  員      2人 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長                   筒 井 研 策   次世代創生課長行政経営室長兼   移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹 徳 岡 和 秀   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   福祉部長福祉事務所長              細 川 喜美博   長寿福祉課長                   村 井 真 紀   くらし安心部長                  高 田 洋 明   保険医療課長                   長 井 恵 美   西脇病院事務局長地域医療連携室主幹       長 井   健   西脇病院事務局次長管理課長           藤 井 敬 也   西脇病院事務局管理課総務担当主幹         長谷川 広 幸   西脇病院事務局医事課長地域医療連携室主幹    宇 野 憲 一   教育部長  森 脇 達 也   学習環境規模適正化推進担当次長教育総務課長兼   学習環境規模適正化推進室長            高 橋 芳 文   学校給食センター所長               山 下 由 美   学校教育課長兼   教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹      永 井 寿 幸   人権教育課長                   柳川瀬 輝 彦 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  山 口 英 之   事務局長補佐  岸 本 仁 子 9 傍聴議員      なし 10 案  件 (1)令和2年度補正予算 審査・討論・採決    議案第71号 令和2年度西脇一般会計補正予算(第7号)    議案第72号 令和2年度西脇国民健康保険特別会計補正予算(第2号)    議案第73号 令和2年度西脇市立学校給食センター特別会計補正予算(第3号)    議案第74号 令和2年度西脇介護保険特別会計補正予算(第4号)    議案第75号 令和2年度西脇病院事業会計補正予算(第2号)                 △開会 午前9時27分 ○東野委員長   おはようございます。  ただいまから予算常任委員会を開会いたします。  予算常任委員会に付託を受けました、令和2年度西脇一般会計補正予算を初め、5議案市政運営にとって大切な内容であります。  委員各位には慎重に審議いただき、適切妥当な結論を賜りますようお願い申し上げます。  委員会審査の順序ですが、補正予算関係議案5件は、議案ごと質疑、討論、採決を行います。議案質疑の途中及び終結後、必要に応じて委員間討議を行い、その後、討論、採決の順で進めてまいりたいと思います。  委員各位の積極的な質疑をお願いします。  それでは、早速、議案審査に入ります。  議案第71号令和2年度西脇一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  本議案審査方法は、まず、歳出を一括して質疑を行い、次に、歳入全体の順で質疑を行います。  よろしいでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  最初に、答弁する職員の移動をスムーズに行うために、歳出について質疑を予定されている委員から質疑項目を伺いますので、質疑のある委員の挙手をお願いします。  まず、議会費、ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  総務費に関して。 ○村岡委員   15ページの、ふるさと寄附促進事業についてお尋ねしたいと思います。 ○東野委員長   ほかに、総務費、ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  民生費。                 〔「なし」の声あり〕  農林水産業費。                 〔「なし」の声あり〕  商工費。                 〔「なし」の声あり〕  土木費。                 〔「なし」の声あり〕  教育費。 ○村岡委員   21ページの、小学校と中学校教育機器整備事業フィルタリングに関してお尋ねしたいと思います。 ○東野委員長   教育費に関して、ほかにございませんか。 ○村井正委員   私は、同じく21ページの一番上の、西脇小学校文化財報告書図面等作成業務委託料についてお尋ねします。 ○東野委員長   ほかに、教育費関係をしてございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  以上ですが、歳出、今、3名の方ということで進めさせていただいてよろしいでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは、まず最初に、総務費ふるさと寄附促進事業について、村岡委員、お願いします。 ○村岡委員   ふるさと寄附がスタートしまして、いっとき、返戻金が3割という中で、若干落ち込みを見せた時期があったんですけれども、それ以降、順調に推移しておりまして、どんどん寄附が増えていると。  今回、予算額のほぼ倍増という、4億円という倍増の補正をいただいとるんですけれども、その要因、この好調をまずどのように分析されているのかお尋ねしたいと思います。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   ふるさと寄附の見込みが倍増している要因でございますが、まず、我々西脇市の取組として、返戻品取扱いをずっと増やしてきたということがあります。具体の数字で言いますと、令和元年当初は180ほどの取扱いであったものが、現在、571という形で増やしております。  返戻品を増やすことでふるさと寄附が伸びていくという傾向がありますので、こうした職員の地道な取組というのがまず上げられます。  それから、2点目として、全国的な傾向なんですが、令和元年度のふるさと寄附の市場といいますか、全体とすれば若干の縮小傾向にありました。  ところが、泉佐野市を初めとする、制度対象除外とされた4市町があるんですが、それを除いた傾向を見てみると、やはり市場としては増えているということがある。さらに、それらの4市町でずっと集められていたふるさと寄附というのがほかの市町へ流れているというという傾向があるということが2点目です。
     それから、3点目としまして、我々のふるさと納税の主力というのは、一応、ふるさとチョイスというサイトで一番多くの返戻品を取り扱っていたんですが、これらの取扱いサイトについても順次増やしていくとともに、それぞれのサイトに載せる商品の数についても、ずっと拡大するという形で地道な取組をやってきたところです。  そうしたことで、去年の8月末現在と今年の8月末現在と比べると、現在、2倍の寄附金額で推移しているということ。  さらに、この後、11月、12月でふるさと納税のピークというのを迎えてくるんですけれども、そうした時期に、いろいろなサイトでの、ふるさと寄附獲得のための広告プランといいますか、そういったものも打ち出していくことから、今回、8億円という形で増額の補正予算を要求させていただいたところです。 ○村岡委員   はい、よく分かりました。  例えば、世間では、コロナ禍の影響で、お酒の需要ですか、例えば、山田錦、その辺が大幅に落ちているという中で、これ、飲食店とか、その辺が中心やと思うんですけれども、西脇市のふるさと寄附の中では日本酒というのが一応ナンバーワンということを聞いとるんですけれども、その辺の状況はコロナ禍の影響を受けているのか。例えば、家飲みとかで逆に増えているのか、その辺の状況をお聞きしたいと思います。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   日本酒の状況なんですけれども、報道などによりますと、飲食店向けのお酒というのがやはり大分落ち込んでおり、西脇市にある山田錦の農家さんたちも大変苦しんでおられるということも聞きます。  一方、ふるさと納税における日本酒というのが、一応、去年とかでも一番の人気を占めておりまして、ふるさと納税の中の、全体の約4割を占めるほどの人気となっております。  そうした中、我々のふるさと納税傾向を見ますと、前年との比較になりますが、7月、8月の取扱いが約2倍となっておりますので、やはり家飲みというところの消費というのが増えているのかなと考えております。  以上です。 ○村岡委員   はい、分かりました。  また、新型コロナウイルスに対して、西脇市においては、クラウドファンディングというのを実施されたと思うのですが、その辺の状況を確認させていただきたいと思います。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   西脇市のクラウドファンディングの状況になります。  受入れ期間としては、5月の中旬から8月末という形で実施させていただきました。  その間に集まりました寄附金の総額としましては、739万7,249円ということで、目標金額1,000万円としておりましたが、それの約7割の金額ということで集まりまして、担当としましては、大変うれしく思っているところです。  以上です。 ○村岡委員   はい、分かりました。  最後、広告について、ふるさと寄附に対して、広告宣伝、例えば、ホームページでオーバーチェアみたいな、昔あった、そういうものですけれども、大体、この金額の中では、予算の中では353万9,000円、寄附目標の1割が手数料という形で持っていかれるわけでありますが、世間のある一部の中では、寄附額の1割という手数料に対して批判するような方もいらっしゃるわけですけれども、私、個人的には、どんどんこれを使っていって、手数料を払っていけばいいと思うんですが、その辺のところ、手数料に関してどのようにお考えなのかをお尋ねしたいと思います。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   ふるさと寄附手数料の考え方になるんですが、基本的には、インターネットサイトを経由した寄附金額の、金額に応じて手数料というものが発生するという、いわゆる、出来高払いという形になります。  その金額というのはサイトによって違うんですが、おおむね10%ぐらい。さらに、サイトの中でも、新たな広告をするとか、特殊な宣伝プランなどを採用すると、さらに上がっていくこととなっております。  そうした中、西脇市における寄附申込み経路といいますか、約98%が、やはりもうインターネット経由であるという現状があります。  日本全国でそういうサービスが展開されている中、例えば、自治体単独サイトを運営してやる。さらに、それを日本全国に広告する、宣伝するというわけにもいかず、やはりそうしたサービスというのを活用していかざるを得ないと考えております。  各サイトの中で、同じサイトの中ででも、例えば、西脇市のお酒、お肉というものがいかに目立つか、PRできるかというところがふるさと納税の獲得につながってきます。そうするためには、より上位のプランであったりとか、特別枠というものの申込みというのが必要になり、さらに経費がかかってくるということになります。  経費をかければかけるほど寄附の獲得にはつながるんですけれども、実際には、総務省の規制というものがございまして、世間では、返戻品の3割規制というものがよく通ってるんですが、実は、もう一つ規制がありまして、そういう手数料であるとか、広告宣伝費などの経費を加えた総額が寄附額の50%以下であるという規制などもあります。  ですので、そうした規制の範囲の中で、できるだけ効果的な広告プランなどを活用して、できるだけ多くの寄附金額を獲得していくということが、現在、最も最適な方法かなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  説明は以上です。 ○東野委員長   引き続いて。 ○近藤委員   関連して。  98%のインターネット経由での申込みということなんですが、その申込みされている人の属性といいますか、例えば、西脇出身者が外から寄附しているとか、全く関係ない人が寄附しているとかということというのはある程度つかめるんでしょうか。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   手元の資料としては正確ではありません。申込み者の情報から分かる範囲での分析となりますが、つかんでおります。  例えば、居住地別集計でありますと、東京からの割合が、令和元年度では28%であった、兵庫県内が次いで10.8%であったとかというところです。  あとは、申込みをする際に、西脇との関係みたいなところを書く欄などもあるんですが、そうした集計などもやっておりますが、あくまで、書いた人だけの集計になりますので、若干、正確性は劣るかなと考えているところです。  以上です。 ○近藤委員   今、6月の一般質問でも入れましたんですけれども、テレワークリモートワーク等々で都心からの脱出を図る方もいらっしゃるんですが、そのために、西脇を選んでいただくという一つの手法。だから、シティープロモーションの一環となるという感覚はお持ちなんでしょうか。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   ふるさと納税返戻品、例えば、お肉がある、お酒があるということは、やはり郷土愛じゃないですけれども、そうした地元愛を育んでいくというか、そういったものを自分の中で積み上げていくには、やはり有効な資源であると捉えております。 ○美土路委員   関連で。  数字が非常に伸びていて、職員さんの地道な努力ということで敬意を表したいと思います。  私も、昨日のふるさとチョイスのところを見ましたら、西脇市の返戻品、たくさん載っていて、あ、こういうのが新たに追加されているんだなとちょっと感じたんですけれども。  コロナ禍の中、返戻品の内容といいますか、今まで、お酒、お肉、それから、去年はかばんということで、順位が上位に上がってきていると思うんですけれども、コロナ禍において、返戻品取扱い額の順位の変動とか、何かそういうことは起きているんでしょうか。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   先ほども申しましたけれども、お酒というものが前年に比べて2倍で推移しているということ。それから、若干ではありますが、かばんが低下している傾向があります。一方、エプロンとかパジャマといったものが、それも伸びている傾向にあります。  それが順位に大きく変動を与えるかと言われたら、それほどでもないかなと捉えているところです。  以上です。 ○美土路委員   先日、新聞に出てたんですけれども、コロナ禍の中、帰省ができずに、西脇とかに帰ってこられない方が多いと思うんですけれども、そういう中で、見守り代行とか、墓参りや墓掃除の代行とか、そういう返戻品取扱いが出てきているというのを見たんですけれども、西脇においてはそのような取組はあるんでしょうか。 ○徳岡次世代創生課長行政経営室長移住定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   西脇市においても、見守り代行、それから、お墓をかわりに掃除するというサービス返戻品として既に取り扱っております。  ただ、そうした返戻品は、実際には、申込み件数というのが非常に少なくて、お墓に関しては年1件程度、見守りに関しては実績ゼロという形になっております。  以上です。 ○東野委員長   それでは、教育費関係して、村井正信委員。  西脇小学校歴史的建造物保存活用事業について、どうぞ。 ○村井正委員   それでは、19ページから21ページにわたっています、先ほど申しました西脇小学校文化財報告書図面作成なんですが、これは、当初予算では予定はされてなかったんですけれども、今回こういう形で、文化財になっていく準備だと思いますが、これの予算をつけるまでの、どういう経過で、今回、150万円ということでの作成業務になるのかというのをお尋ねしたいと思いますが。 ○高橋学習環境規模適正化推進担当次長教育総務課長学習環境規模適正化推進室長   この文化財の指定につきましては、令和元年度から兵庫県の担当者のほうと調整を進めておりました。  その経過の中で、文化財保護法における、保存と活用のモデルケースとして御評価をいただきまして、国のほうとも連絡をとっていただいて、今年の令和2年の4月から6月の間に文化庁の方が西脇小学校のほうへ来られまして、現地調整をする予定でした。けれども、御承知のとおり、コロナウイルス関係で、延期になりまして、令和2年7月8日に現地調査が実際行われたところです。  その結果を受けまして、そのときに、文化庁の職員のほうからですけれども、西脇小学校の校舎の、国の重要文化財の指定に向けた、結果がかなりいいものだということで御評価をいただいて、手続を進めるようにということで御意見を賜りました。  それを受けまして、今回、認定を受けるための予算として補正計上させていただいております。  以上です。 ○村井正委員   ということは、これが、図面を作成されて、今後、うまくいけば文化財ということになってくると今のお話から想像するんですけれども、これでしたら、具体的にいつ頃出されて、もし出された場合、どのぐらいの時期で指定になる可能性があるという、大体、日程的なものがある程度分かるんでしょうか。 ○高橋学習環境規模適正化推進担当次長教育総務課長学習環境規模適正化推進室長   これも、最短でという条件付ではございますけれども、これから、予算を御承認いただきましたら、令和2年12月中に文化財の修理の報告書を完成させまして、年が明けました1月中に文化庁のほうへ申請書類を提出するということになります。  それから、2月頃に、また、もう一度、文化庁現地調査が行われまして、4月下旬に、国の文化財保護審議会というのが開かれるところに、今度、諮問されます。その結果、答申が令和3年5月下旬ぐらいに答申が出ると。  最終、指定されればですが、令和3年6月に文化財に指定されるというのが、これ、最短の予定でございます。  以上です。 ○村井正委員   これは、こういう形で残していこうといういろいろな運動の結果、ここまで来られたんやないかと思うんですが、これは、例えば、文化財に指定されるということになりましたら、何かやっぱりいろいろな規制的なものというのもあるんですか。  こういうメリットがある反面、こういう課題もあるというのがある程度分かるんでしたらお願いします。 ○高橋学習環境規模適正化推進担当次長教育総務課長学習環境規模適正化推進室長   重要文化財の指定を受けることによるメリットデメリットという形で、お伝えさせていただきますと、まず、メリットから言いますと、三つほど考えております。  西脇市初の国の重要文化財となるということで、この資産を利用して、啓発、PRしていくことができるのではないかと思ってます。  2点目、重要文化財で、そこで、実際、児童生徒が学ぶという環境もありますので、郷土愛が深まっていくのではないかと。  3点目ですけれども、今後、これ、大規模改修、校舎を改修するときに国、県の補助がありまして、市の負担が25%程度でできるというメリットがまずございます。  反対に、デメリット、今、委員がお尋ねになられたところですけれども、デメリットもこれ三つ考えておりまして、もし、建物の修理が必要になった場合とか、何かそういう修繕を伴うときには、国への許可申請という事務手続が若干増えるのかなと思っております。  それと、あと、防犯対策であったり、実際、建物を見学しにこられる方が増えてくるので、そういう見学対応等々、学校調整をしながら対応していくというところが、事務がちょっと増えるかなというところがデメリットかなと考えております。  以上です。 ○村井正委員   はい、分かりました。  一応、こういう形で進んでいるということを、広くまた知っていただいたらと思います。  以上です。 ○林委員   質問じゃないんですけれども、今の、メリットデメリットの話の中で、メリットで抜けとるのが、これ、日本で三つしかないんです。現役の小学校で国の重要文化財指定を受けてるのが日本で三つだけ。3番目になるんですね、今度は。という、非常に日本で有数であるということが1点上げられるのと、今、文化財の、特に、こういうリビングヘリテージ系文化財の改修に当たっての規制はかなり緩くなっているということです。昔はもうがちがちで、ここは絶対こうせなあかんねやという文化庁からの指導が入ったというのは聞いておりますけれども、大学教授に聞きますと、今はかなり緩くなって、よくなって、やりやすくなったという表現をされているというところが上げられるかなと思います。  私が答弁することじゃないですけれども。 ○坂部委員   今、見学対応等のお話があった。じゃあ、具体的に、もう一年、このままでスムーズに行けば、来年の夏までには、ひょっとしたら、重文指定がなるわけじゃないですか。必ず人来ますよね。  まず、一番心配するのは、学校の授業中なんかどうすんねやいう話とか、それ以外の問題、安全性の問題とかいろいろあるんですけれども、それを説明する人、高橋課長がいらっしゃって、ずっと説明するというわけにはいかないかなと思うし、もちろん、学校の先生、説明できたらいいんですけれども、ほな、史料館の職員がやるんかいうたら、そうはいかない。要は、その説明する人。  以前、私と寺北委員村井正信委員日土小学校へ行ったときに、そこの説明される方、その担当やった方なんです。そういう話を、多分、これ、寺北委員から出たんかなと思うんです。
     要は、この内容、文化財に関わってきながらする人をもう育てんと、ちょっとしんどい思うんです。  ほなら、例えば、時間かけてでもいいんですけれども、来住邸案内ボランティアの方もいらっしゃるじゃないですか。要は、西脇小学校の、これはこういうええとこなんですよというのを説明する人を育てていくというのも必要だと思うんです。  そのことによって、先ほど、林委員おっしゃいましたけれど、アピールできて、西脇市は文化財を大事にするんだ、古いものを大切にする心があるんだという形の大きなアピールポイントにもなるので、そこら辺も含めて、案内者に対する対応と、アピールPR、先ほど、シティープロモーション言いましたけれど、そういう形も含めての対応が必要と思うんです。  まず、そこら辺を検討すべきかと思うんですが、どうでしょうか。 ○高橋学習環境規模適正化推進担当次長教育総務課長学習環境規模適正化推進室長   確かに、御指摘のとおり、見学対応とかいろいろありまして、例えば、先ほど、林委員もおっしゃいましたけれども、愛媛県に日土小学校というところがございまして、認定された当初で、年間、800人来られております。  なので、今、具体的な案は申し上げられませんけれども、多くの作業が必要になってくると思いますので、そういう先進地の例を参考に、どういう対応されたかを研究して、実際、対応に支障がないように取り組めるように検討は進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○林委員   例えば、日土小学校なんかというのは、一般見学というのは夏休みの見学会のときにやってるんです。そのときの案内者は、設計された、今、神戸の芸工大の原田教授ですけれども、原田教授などがされてます。  ですから、我々もやるんであれば、夏休みの期間に一般見学ツアーみたいなのがあったら、神戸大学から来ていただいてするというのと、それと、日土というのは、現地にも建築家が入っておりますので、現地の建築家も一緒に、合同でやってますので、事はやられてますので、西脇も、施工された丹波の会社のほうから、会社のPRにもなると思うので、頼べば来てくれるはずですので、そういったことも含めてやっていくというのが大事かなと思います。 ○東野委員長   アドバイスということでよろしいですか。  そしたら、準備をよろしくお願いします。  続いて、21ページ、村岡委員。  フィルタリング機能に関係をして、質疑、どうぞ。 ○村岡委員   小中学校の情報教育機器の中のフィルタリング機能について聞きたいと思います。  まず、このフィルタリングに関しての方式、これが、子供たちにとって安全と思われるサイトのみをリスト化するホワイトリスト方式なのか、逆に、子供たちに見せたくないサイトのリストをリストアップするブラックリスト方式、このどちらかなのかをお尋ねしたいと思います。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   基本的にはブラックリストで行いますけれども、その中で、子供たちに使わせたいサイトがそのブラックリストに入ってしまっている場合は、ホワイトリストを解除することで行いたいと思いますけれども、基本的にはブラックリストで行いたいと思っております。  以上でございます。 ○村岡委員   はい、分かりました。  この方式を採用するに際しまして、子供たちにとって、なぜこの設定が必要なのかということを説明する必要があると思うのですが、どういった形で行われるのかお尋ねしたいと思います。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   このフィルタリングの必要性については、これまでから、各学校で年に何度ということなく研修会をしまして、有害サイトへ接続することですとか、そのことによって、出会いによるいろいろな、命に関わるような被害があるということも常々伝えておるところなんですけれども、そういうところを改めて説明しながら、子供たちに、このフィルタリングの必要性を伝えたいと思っております。  以上でございます。 ○村岡委員   質問が重複するかもしれないんですけれども、今の答えと。  フィルタリングに限らずなんですが、インターネット利用におけるリスクや危険を、今もおっしゃいましたが、ふだん、どのように伝えられているのかをお尋ねしたいと思います。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   インターネットの利用の弊害につきましては、先ほどの、いろいろなこういう害のあるものへの接続とともに、あと、非常に長い時間利用するという問題もあります。  昨年度の調査では、もうインターネットによって寝る時間が遅くなったと答えました小学生が134人、中学生が309人ということで、これは、本当に、委員御指摘のように、非常に大きな問題です。これまでから、保護者と一緒に講演会を聞いたり、その都度、学習をしてきたところですけれども、今後、ますますこの利用頻度増えますので、改めて学習を強化したいと考えております。  以上でございます。 ○高瀬委員   今回の、言えば、全国の小学1年生から中学3年生の数分、パソコンが提供されたということだから、数で言うと大変な数だと思うんです。  それで、前提としては、小学生、中学生が使うということになると、かなり出口の狭いフィルターをかけるような形になるんではないかと想像するんですけれども、そうすると、これは、そういうフィルターのかけ方というのは、例えば、それだけ数あるもんだから、国のほうがある程度品ぞろえをして、こういうものを使いなさいという形になってるのか。それとも、各自治体あるいは県レベルで共通的なフィルターを検討されているのか、その辺の方針みたいなものをお話し願いたいんですけれども。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   国のほうからとか、県のほうから、これでという基準的なものは示されておりません。ただ、各市町において検討しておるところなんですけれども、委員御指摘のように、本当に安全だけを考えれば、村岡委員おっしゃいましたように、ホワイトリストで、限りなくつながりを少なくするということが安全なんですけれども、この近隣の北播磨の周りの市町に聞きましても、やっぱり子供たち自身に、その自分たちで判断をするという力もつけたいからということで、やはり制限を緩やかにしているまちもございます。  というふうに、各市町、若干考え方は違うんですけれども、そこは今から研究をしたいと思っております。  以上でございます。 ○高瀬委員   あと、このフィルタリング機能使用料って書いてあるんですけれども、この使用料というのは毎年払うようなものなのか、一回払えばかなり長いことオーケーなのか、どういう感じなんでしょうか。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   このサービスの会社によりまして、1年契約でいいとか、5年契約とか、それは、契約の形態を選べることになっておりますので、もちろん、長期契約するほうが値段は安くなるんですけれども、それは、会社の契約と商品の種類によるところでございます。  以上でございます。 ○高瀬委員   そうすると、西脇市の場合は、これは、今回上がっている費用というのは、今年度中で、来年はまた上がってくるわけですね。 ○永井学校教育課長教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹   上げております金額は1年の金額ということになっております。  以上でございます。 ○東野委員長   歳出全般について、よろしいでしょうか。  寺北委員、関連ですか。 ○寺北委員   すいません、いや、関連しません。  よろしいか。追加で。 ○東野委員長   追加で、はい。 ○寺北委員   23ページの、子ども多文化共生サポーター等報償費の件で教えてほしいんですけれども。  お願いします。  この現状、補正ということは当初もあったんですけれども、そもそも、現状を先、説明お願いします。 ○柳川瀬人権教育課長   現在、市内におきましては、日本語指導が必要な児童生徒につきましては4名ございます。小学生1名、中学生3名となっております。  以上でございます。 ○寺北委員   もうちょっと説明欲しかったんやけれども。  例えば、週に何回行ってるかとか、それから、子供たちの状況、日本語をどこまで、どの程度分かるんか、分かれへんのかとか、そういうことを教えてほしいんです。 ○柳川瀬人権教育課長   それぞれ、児童生徒によって個人差はございますけれども、一般的には、在日1年未満の、いわゆる、日本での生活が短い児童生徒につきましては、平均しまして、週に三日程度のサポートをしております。  この1年以内の生徒につきましては、県費のサポーターを派遣しているところでございます。  2年目以降につきましては、市費でのサポートをしておるわけですけれども、おおむね、週に1回、月4回程度のサポートとなっております。  加えて、授業のサポートとともに、日本語そのものを習得することも必要でございますので、そのことにつきましては、授業でのサポートとともに、日本語のサポートということで、大体、月に2回程度、年間24回程度の、日本語そのものの習得に係るサポートをしているところでございます。  以上でございます。 ○寺北委員   子供さんということで言えば、多分、両親がおられるかなと思うんですけれども、片親というよりも、二人。  その場合に、両親ともが外国籍なのか、どちらかが日本籍なのかという問題と、家族そのものが、どの程度の、子供と同じような程度の日本語の状況なのかとかいうのはおおよそ分かりますか。 ○柳川瀬人権教育課長   今、委員お尋ねのことにつきましても、それぞれなんですけれども、4名の日本語指導が必要な児童生徒のうち、両親ともに外国籍の生徒は2名ございます。あと1名につきましては、一方が日本国籍、一方が外国籍となっております。もう1名につきましては、母子家庭で、外国籍の母親となっております。  以上でございます。 ○寺北委員   予算委員会の折でも、いろいろ感想持ってたんですけれども、例えば、週に三日いうても、一日べったりかどうかいう問題とか、本当にそれで授業についていけるんか。あとの日とか、それをクラスでどうカバーするかとかいう意味で言うたら、非常に授業そのものも、担任も含めて大変な状況かなと想像するんですけれども、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○柳川瀬人権教育課長   今、委員お尋ねのことですけれども、在留期間1年未満の生徒でありますと、週に三日から四日のサポートが受けられるんですけれども、2年目から、週に一回となりますと、本当にサポートとしては十分でないかなと思うケースもあるんですが、そこは、やはり今いる学級担任とか、学年所属の職員でありますとか、そういう様々な職員が関わることで充実した学校生活が送れているところでございます。  その児童生徒の学習への意識といいますか、日本語をしっかり習得してやっていこうという意識も、大分、習得に左右されるところもございまして、やっぱり日本語習得そのものだけではなくて、この学級が楽しいなとか、学校生活が楽しいなという意識を子供たちに持たせることも、一方で非常に重要なファクター、要素であるなと考えております。  派遣回数につきましては、多い、少ないということがあるんですが、やはり県教委の人権教育課の派遣の回数に準じているのが現状でございます。  以上でございます。 ○寺北委員   4名の言語、母国語というのは何ですか。 ○柳川瀬人権教育課長   言語につきましては、4名のうち、3名が中国語でございます。もう1名は、ペルーにルーツがございまして、スペイン語となっております。  以上でございます。 ○林委員   その子供たちとか親に対する日本語の習得プログラムというのは県とか国とかにはあるんですか。 ○柳川瀬人権教育課長   今、委員おっしゃったことにつきましては、国も県もそのような指導プログラムを出しておりますけれども、今まさに研究中というところがございまして、私たちも、そのプログラムを基に、習得にもレベルの差がございますので、その生徒の状況を見て教材等を選別しているところでございます。  以上でございます。 ○村井正委員 
     今、例えば、スペイン語であるとか、中国語の言語の子供は、教室の中では、例えば、中学生が今の授業を聞いても分からないわけでしょ。例えば、そういうのは、どう具体的には対応されているんですか、授業対応というのは。 ○柳川瀬人権教育課長   そこは、サポーターと学級担任であるとか、教科担任等がサポートして、教材にルビ打ちをするとか、この生徒に対してはこの教材を使って指導してほしいとかいう連携の下で、何とか、派遣回数については限られておるんですけれども、サポートに来てもらった日に、毎日指導している学級担任、教科担任と連携をとって、そして、それを日々の指導に役立てているというところでございます。  以上でございます。 ○東野委員長   そうしたら、この項目、よろしいですか。  最初にお願いをしたいと思います。  歳入について、質疑を予定されている委員の方の挙手を求めます。  歳入。  ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、一般会計補正予算(第7号)について、質疑、よろしいでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  質疑がないようですので、それでは、委員間討論もよろしいですね。                 〔「はい」の声あり〕  討論に入りますが、反対討論ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  討論がないようですので、討論はこれで終わります。  それでは、採決をいたします。  議案第71号令和2年度西脇一般会計補正予算(第7号)を、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第72号令和2年度西脇国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  特別会計については、歳出、歳入を一括して質疑を行いたいと思います。  質疑のある委員の挙手を求めます。  ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。  討論ございませんでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、採決をいたします。  議案第72号令和2年度西脇国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号令和2年度西脇市立学校給食センター特別会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  歳出、歳入全般について、質疑のある委員の挙手を求めます。  質疑ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。  討論ございませんでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、採決をいたします。  議案第73号令和2年度西脇市立学校給食センター特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第74号令和2年度西脇介護保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  質疑のある委員の挙手を求めます。  ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。  討論ございませんでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、採決をいたします。  議案第74号令和2年度西脇介護保険特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第74号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第75号令和2年度西脇病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  最初に、提出資料の説明を求めたいと思います。 ○宇野西脇病院事務局医事課長地域医療連携室主幹   資料請求のございました、コロナ禍における病院事業収益一覧ということで、お手元に一覧表をお配りしております。  そちらのほう、説明をさせていただきます。  まず、医業収益につきまして、入院収益、外来収益、そして、一般会計負担金を除きましたその他医業収益に区分しまして、1月から4月まで、前年度との比較で記載をしております。  新型コロナが病院収益にどのような影響を及ぼしているのかということでは、当地域の感染状況から、1月、2月につきましてはコロナの影響はなかったと見ております。  3月につきましても、新型コロナウイルス感染患者の発生によります、近隣病院の診療体制の縮小を受けまして、発熱トリアージ外来の開始などの対応には追われましたが、幸い、院内での感染患者の発生もなく、収益につきましては、新型コロナウイルスの影響を受けずに済んだものと考えております。  しかしながら、4月以降につきましては、新型コロナウイルス感染への不安による診療控えによりまして、患者数は減少している状況にありますので、コロナの影響となりますと、4月から7月を見ていただくことになります。  入院収益につきましては、コロナの影響によりまして新規の入院患者数が減少しております。しかし、患者一人当たりの入院日数が延びたことで、病床の稼働率が昨年並みで推移したことによりまして、そのことと、今年度、診療報酬改定がありまして、入院単価が上昇しております。そのことによりまして新入院の患者数は減っておりますが、4月から7月までの累計で言いますと、約4,810万円の増収という形になっております。  外来収益につきましては、患者の減少が直接的に影響しまして、4月から7月までの累計で約4,890万円の減収となっております。  7月以降、外来患者数は少し回復傾向にある状況です。  患者数がコロナの影響を受けている中ではありますが、4月から7月の累計では、入院収益、外来収益合わせますと約80万円の減収ということで、ほぼ、昨年度と同等の収益になっているところでございます。  4月以降の入院につきましては、早期の発熱トリアージ外来への取組ですとか、適切な院内感染防止対策を行うことで、通常どおりの入院、診療体制を維持できたことで、前年度以上の収益を確保できたと考えております。  その他医業収益につきましても、コロナの影響となりますと、4月から7月を見ていただくことになります。  その他医業収益の4月から7月の累計としましては、約470万円の減収となっております。  その他の医業収益の内訳としまして、コロナの影響を受けたものとしますと、人間ドック等の検診の分で、公衆衛生、生活収益分なんですが、そちらのほうが、国の緊急事態宣言を受けまして、4月13日から5月末までの間、人間ドック等の検診をストップしました。その関係で、4月から7月までの累計で、人間ドック等の公衆衛生部分で言いますと、約700万円の減収となっております。  人間ドック等につきまして、6月以降は通常どおりの実施となっております。  その他、必要差額収益などの増収分もあったため、その他医業収益の4月から7月の累計としては約470万円の減収という結果になっております。  まとめますと、入院収益、外来収益、その他医業収益を合わせました、4月から7月分の収支としては約550万円の減収となっている状況です。  以上、資料の説明とさせていただきます。 ○東野委員長   ありがとうございました。  それでは、質疑のある委員の挙手を求めます。  まず、このことについて、今、資料説明をいただきましたので、このことについて。 ○林委員   今、説明を受けまして、実は、私、資料請求のときに勘違いしてまして、私が欲しかったのは収支でありまして、これは収益のみで出てますので、費用がどの程度かかって、要は、赤字幅がどのぐらい出てるのかというのが知りたかったので、後で、分かる範囲で教えてもらいたいと思います。  収益だけを見てましたら、心配していたほどの、金額ベースでは落ち込みは出てないのではないかとは思っております。想像はもっとすごいことになっているのかなと思っておりましたが、さっきありましたように、診療報酬改定があったりとか、入院日数が延びたりとかいうのがあったりして、550万円でしたね、4、7で550万円でしたね、収益が出てるというのが。  だから、平成20年か21年頃にあったように、一般会計から1億円貸し出すとか、そういった心配はないのかなとは思っております。  聞きたいのは、この4、7の収支です。費用が多分増大したのではないかと、例年よりも、発熱トリアージとかもやってますので、というのが1点。  それから、通期の見通し、3月までで、大体どのぐらいの、これは、第2波、第3波のコロナがやってくると、どうなるかというのはまたあるとは思うんですけれども、大体どのぐらいの赤字幅を予測しているのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   まず、収支の件でございます。4月から7月の末までの累計としましては、昨年度と比較しまして1億5,629万円の減収となってございます。経営が悪化しておるというところでございます。  通年の見通しでございますけれども、ただ、今のところ、2億円を超えるのではないかなと。ただ、それも、後半、何とかコロナの早い終息を願いつつも、経営努力をして、2億円ぐらいで抑えたいという、今、努力をしてますけれども、2億円はいくのではないかという見込みは立ってございます。  先ほど、診療報酬改定とかいう話がありましたけれども、内訳で、コロナが全然影響ないのかといいますと、コロナの関係で、新たな新入院患者がやはり減少してございます。それをざっと試算すると、約1億8,000万円ほどの入院収益が落ちているのではないかと見ております。  ただ、先ほど、医事課長が申し上げましたとおり、診療報酬の改定、それから、今現在、既存入院されている方の手厚い入院、退院後のことも含めた入院をしておりますので、在院日数が延びたということも含めて、それも、最終、回収はしております。  トータル的には、収入だけでしますと、先ほど言いました、550万円ほどのマイナスということになって、言いますと、費用のほうが増えているというところではございます。  以上でございます。
    林委員   費用が増大しているので、1億5,000万円というのは、コロナがこのまま落ち着いてくれていると2億円ぐらいの赤字という理解でいいんですね。また、この秋から、今、懸念はされてますけれども、増えてくるともっと幅が増えてくるんじゃないかと思ってます。  2億円あるいは3億円ぐらいやったら、特に、一般会計からどうのこうのというのは恐らくないのではないかと、減価償却分ぐらいで消し込んでいけるのかなとは思っておりますが、これは、実際、蓋を開けてみないと分からないというのが現実でありまして、赤字幅がもっとさらに増大してくると、そういったことも十分考えられるのではないかとはちょっと懸念するところであります。  また、いろいろ注視しておりますので、報告いただきたいと思っております。 ○東野委員長   答弁としてはよろしいですか。  そうしたら、この資料説明、これを受けて、ほかにございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  この件ではよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕  じゃあ、これ以外について、補正予算関係をして、質疑のある委員の挙手を求めます。 ○村岡委員   これ確認になってしまうかもしれませんが、この1億5,000万円の補正なんですけれども、基本的に、県から役割を設定されて、コロナウイルスの患者を受け入れた施設に20万円、それから、指定されましたけれども、受け入れてないのが10万円、それ以外は5万円ということで、私、当初、西脇病院に関しては5万円やと想定してまして、それやったら、3,000人の人があるなと思っておったんですけれども、確認しましたら、750人で、20万円ということなんですけれども、その辺の経緯をお尋ねしたいと思います。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   まず、その対象となりますのが、帰国者接触外来の指定を受けたかどうかという、これにつきましては、健康福祉事務所のほうから西脇病院のほうにお越しいただきまして、文書ではないんですけれども、口頭で確認しますと、2月10日に来られまして、その時点で帰国者接触外来という指定となってございます。  ただし、そのときには、まだ、加西病院さんが感染指定病院ですので、そこがまず中心と。そこからあふれ出したと、応援という形の体制やということになってございました。  ただし、それ以降も、患者が増えてきたということになりましたので、3月23日に発熱トリアージ外来を実施してございます。  その前後を含めまして、陽性患者の疑い患者を西脇病院で受入れしてございます。  今回、陽性患者を受け入れるだけじゃなしに、陽性患者等ということで、その等は何やと確認しますと、疑い患者という県からの回答がございましたので、まず、20万円が西脇病院の対象であるとなってます。  750人というのは、見積りましたのは、職員、それから、西脇病院に来ていただいている派遣職員、委託職員、それから、大学等からの講師で来てもらってます先生方等々合わせますと、750人という見積りで考えておりました。  実際には、それぞれの大学の講師の先生方は大学で申請するという形になりますので、西脇病院からは勤務証明を先生方に発行するという形になります。  それと、そのほか、医師会の先生方にお世話になってトリアージ外来をしておりますけれども、医師会の先生方も、それぞれ自分のところのクリニックで請求されるんですけれども、西脇病院も、その先生方をカウントしておりましたけれども、全て20万円の対象として、勤務証明を発行させていただいておりますので、それぞれの先生方はそれぞれで請求されるんじゃないかと思ってます。  実際には、750人から少し減るということになってございます。  以上でございます。 ○村岡委員   はい、分かりました。  基本的に、西脇病院に従事されている中で、売店とレストランは含まれないという考え方でよろしいですか。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   今の、国の示している中では、売店、レストラン等につきましては、場所貸しという形でございますので、病院の直接の職員とか、委託職員でございませんので、基本的には対象外と考えてございます。 ○東野委員長   ほかに。 ○村井正委員   例えば、今のお話でしたら、大体、病院の中にいらっしゃる方が対象になるというイメージなんですが、例えば、病棟でお茶を運んだりとか、何か持っていったりとかいう仕事をされている方、それから、病院の周りで、シルバーの関係で来られている方などもいらっしゃると思うんですが、そういう方というのはこの対象になるのか、ならないのか、いかがでしょうか。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   まず、今の、委員さん言われた委託職員でございます。病棟の関係では、患者に接するという者に該当をいたしまして、そういう方は20万円の対象とさせていただいております。  そのほか、駐車場のほうを管理していただいている方、そのような方も対象というような形になってございます。  一部対象でないのが、電話交換手は、直接、患者に接しませんのでとか、あと、シルバーの方で、外で植木等に携わって草引きされている方、直接、患者に接しませんので、対象外という形でございます。  ですから、患者に接しているか、接していないかのその業務について、対象であるか、ないかを確認しております。  まず、20万円というのが基本でございます。  もう一つ、10万円というのがございます。その半分。その10万円につきましては、規定では、10日以上勤務というのが最低ありまして、勤務しているけれども、その後、休暇等で、患者に接しないという方については10万円という、これも国の規定がございますので、そういった方もございます。  もう少し言いますと、県の指定では、当院は、2月10日から帰国者接触外来としてますけれども、県の中で陽性者が出たのが3月1日ということで、3月1日以降、6月30日までの間、これは国が示した基準で、3月1日から6月30日までの間に10日以上勤務した人。これ、その10日というのは、8時間勤務じゃなしに、パートさんで、3時間のパートの方はそれでも一日と。10日勤務した方と。西脇病院で、陽性患者ということで、3月23日と規定してますけれども、それ以降にも勤務している者が、満額20万円と。3月23日以降に勤務をしていない者、休暇等がございますので、それについては半額の10万円と。これは国の定めた基準でございますので、これは、同じように県が指定しているということでございます。 ○東野委員長   詳しい説明がありましたが、よろしいでしょうか。 ○村井正委員   この、その他の特別利益というのは、これは、もう国の補助金というか、交付金か、そういうことなのかというのと、これは、実際、いつ頃支給される予定なのか。  その2点、お願いします。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   特別利益、特別損失で計上せよというのは国からの指定でございます。  今回の慰労金につきましては、所得税控除対象外ということになりますので、源泉もする必要もないお金やということで、特別利益、特別損失で計上しなさいということでなってございます。  申請は途中ですけれども、この委員会、議会、可決後に県のほうから入金がございまして、その入金がいつというのはまだ確認がとれていません。早ければ9月末ぐらいに入金があるんじゃないかと思ってございますけれども、それ以降、国、県から西脇病院にお金を代理で受け付けしまして、そこから各個人に振り込みすると。西脇病院に入ってきますと、速やかにお支払いしたいということでございますので、できるだけ早く手続はしたいと考えてございます。 ○坂部委員   細かいですけれども、3月1日からなので、3月末で退職された方、何人いらっしゃって、その方への通知、例えば、郵送とか何かで通知されると思うんですが、何人いらっしゃって、方法だけ教えていただけますか。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   3月末で退職または異動というのがございます。  今のところ、21名でございます。  その中で、対象となる方については個々に連絡いたしまして、手続をしていただいております。 ○坂部委員   ここで言うのは何かちょっとあれなんですけれども、医療という仕事、市の職員ですのでしてるんです。そのために、コロナというので一つの対応されて、特に、医師会の皆さんなどはありがたいなという感じがするんです。  でも、職員というのは仕事なんです。でも、こういう慰労金が出る。だからどうじゃないんですけれども、その他の職員いらっしゃるわけです。たまたまそこの勤務体制やなかった。  全職員に対して、副市長とかあるかと思うんですけれども、やはり説明というのはすべきだと私は思うんですけれども、そこら辺どうでしょうか。 ○藤井西脇病院事務局次長管理課長   多分、同じ市職員の中でも、病院職員だけということを聞かれてるんじゃないかと思います。  これについても、国のほうのQ&Aで出てございまして、公立病院の医療機関等の公務員も対象となるということで国が示してございます。市も県も含めて、公務員も対象やということで国が示してございますので、それに合わせて申請をしていくという形になります。 ○坂部委員   そうじゃなくて、例えば、今度のコロナでいろいろな対応をされている、市民と接触されている方もたくさんいらっしゃるわけです、当たり前の仕事で。だけれど、単純に言うたら、こういう医療関係で、今、次長が説明された方には20万円当たるわけですよね、同じ職員なのに。今、向こうが示してるルールはそれです。だけど、市の職員全体に、コロナで病院が慰労金として出るんだけれども、実はこうですよというのは、全職員に説明すべきだと私は思うんですけれども、そこら辺、次長じゃなくて、副市長なんか、どうでしょうか。 ○吉田副市長   委員御指摘の、医療職だけ当たるということについては国からのアナウンスもあります。改めて、職員に周知することはしたいと思いますけれども、職員一律にこれ支給されるものではなくて、関係した者については、3,000円、4,000円の人事院の条例改正がありましたし、感染症対策については、一日300円ですか、こういった特殊勤務手当のような形で支給はされます。  病院の職員につきましては、慰労金という形で、この間の心労とか、リスクに対しての慰労金と解釈しておりますので、若干、質は違いますが、委員御指摘のように、今回こういう支給があるということは職員に説明はしたいと思います。 ○東野委員長   ほかにございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。  討論ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、それでは、採決をいたします。  議案第75号令和2年度西脇病院事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会の予定は全て終了しました。  予算常任委員会はこれで閉会をしたいと思います。  御苦労さまでした。                 △閉会 午前10時37分  令和2年9月10日                               予算常任委員会                            委員長  東 野 敏 弘...