西脇市議会 2020-09-10
令和 2年予算常任委員会( 9月10日)
令和 2年
予算常任委員会( 9月10日) 令 和 2 年 度
西 脇 市 議 会 予 算 常 任 委 員 会 会 議 録
令 和 2 年 9 月 10 日
西 脇 市 議 会
予算常任委員会会議録
要は、この内容、
文化財に関わってきながらする人をもう育てんと、ちょっとしんどい思うんです。
ほなら、例えば、時間かけてでもいいんですけれども、
来住邸の
案内ボランティアの方もいらっしゃるじゃないですか。要は、
西脇小学校の、これはこういうええとこなんですよというのを説明する人を育てていくというのも必要だと思うんです。
そのことによって、先ほど、
林委員おっしゃいましたけれど、アピールできて、
西脇市は
文化財を大事にするんだ、古いものを大切にする心があるんだという形の大きなアピールポイントにもなるので、そこら辺も含めて、案内者に対する対応と、アピールPR、先ほど、
シティープロモーション言いましたけれど、そういう形も含めての対応が必要と思うんです。
まず、そこら辺を検討すべきかと思うんですが、どうでしょうか。
○
高橋学習環境規模適正化推進担当次長兼
教育総務課長兼
学習環境規模適正化推進室長
確かに、御指摘のとおり、
見学対応とかいろいろありまして、例えば、先ほど、
林委員もおっしゃいましたけれども、愛媛県に
日土小学校というところがございまして、認定された当初で、年間、800人来られております。
なので、今、具体的な案は申し上げられませんけれども、多くの作業が必要になってくると思いますので、そういう先進地の例を参考に、どういう対応されたかを研究して、実際、対応に支障がないように取り組めるように検討は進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○
林委員
例えば、
日土小学校なんかというのは、一般見学というのは夏休みの見学会のときにやってるんです。そのときの案内者は、設計された、今、神戸の芸工大の原田教授ですけれども、原田教授などがされてます。
ですから、我々もやるんであれば、夏休みの期間に一般見学ツアーみたいなのがあったら、神戸大学から来ていただいてするというのと、それと、日土というのは、現地にも建築家が入っておりますので、現地の建築家も一緒に、合同でやってますので、事はやられてますので、
西脇も、施工された丹波の会社のほうから、会社のPRにもなると思うので、頼べば来てくれるはずですので、そういったことも含めてやっていくというのが大事かなと思います。
○
東野委員長
アドバイスということでよろしいですか。
そしたら、準備をよろしくお願いします。
続いて、21ページ、
村岡委員。
フィルタリング機能に
関係をして、
質疑、どうぞ。
○
村岡委員
小中
学校の情報教育機器の中の
フィルタリング機能について聞きたいと思います。
まず、この
フィルタリングに関しての方式、これが、子供たちにとって安全と思われる
サイトのみをリスト化するホワイトリスト方式なのか、逆に、子供たちに見せたくない
サイトのリストをリストアップするブラックリスト方式、このどちらかなのかをお尋ねしたいと思います。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
基本的にはブラックリストで行いますけれども、その中で、子供たちに使わせたい
サイトがそのブラックリストに入ってしまっている場合は、ホワイトリストを解除することで行いたいと思いますけれども、基本的にはブラックリストで行いたいと思っております。
以上でございます。
○
村岡委員
はい、分かりました。
この方式を採用するに際しまして、子供たちにとって、なぜこの設定が必要なのかということを説明する必要があると思うのですが、どういった形で行われるのかお尋ねしたいと思います。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
この
フィルタリングの必要性については、これまでから、各
学校で年に何度ということなく研修会をしまして、有害
サイトへ接続することですとか、そのことによって、出会いによるいろいろな、命に関わるような被害があるということも常々伝えておるところなんですけれども、そういうところを改めて説明しながら、子供たちに、この
フィルタリングの必要性を伝えたいと思っております。
以上でございます。
○
村岡委員
質問が重複するかもしれないんですけれども、今の答えと。
フィルタリングに限らずなんですが、
インターネット利用におけるリスクや危険を、今もおっしゃいましたが、ふだん、どのように伝えられているのかをお尋ねしたいと思います。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
インターネットの利用の弊害につきましては、先ほどの、いろいろなこういう害のあるものへの接続とともに、あと、非常に長い時間利用するという問題もあります。
昨年度の調査では、もう
インターネットによって寝る時間が遅くなったと答えました小学生が134人、中学生が309人ということで、これは、本当に、
委員御指摘のように、非常に大きな問題です。これまでから、保護者と一緒に講演会を聞いたり、その都度、学習をしてきたところですけれども、今後、ますますこの利用頻度増えますので、改めて学習を強化したいと考えております。
以上でございます。
○高瀬
委員
今回の、言えば、全国の小学1年生から中学3年生の数分、パソコンが提供されたということだから、数で言うと大変な数だと思うんです。
それで、前提としては、小学生、中学生が使うということになると、かなり出口の狭いフィルターをかけるような形になるんではないかと想像するんですけれども、そうすると、これは、そういうフィルターのかけ方というのは、例えば、それだけ数あるもんだから、国のほうがある程度品ぞろえをして、こういうものを使いなさいという形になってるのか。それとも、各自治体あるいは県レベルで共通的なフィルターを検討されているのか、その辺の方針みたいなものをお話し願いたいんですけれども。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
国のほうからとか、県のほうから、これでという基準的なものは示されておりません。ただ、各市町において検討しておるところなんですけれども、
委員御指摘のように、本当に安全だけを考えれば、
村岡委員おっしゃいましたように、ホワイトリストで、限りなくつながりを少なくするということが安全なんですけれども、この近隣の北播磨の周りの市町に聞きましても、やっぱり子供たち自身に、その自分たちで判断をするという力もつけたいからということで、やはり制限を緩やかにしているまちもございます。
というふうに、各市町、若干考え方は違うんですけれども、そこは今から研究をしたいと思っております。
以上でございます。
○高瀬
委員
あと、この
フィルタリング機能使用料って書いてあるんですけれども、この使用料というのは毎年払うようなものなのか、一回払えばかなり長いことオーケーなのか、どういう感じなんでしょうか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
この
サービスの会社によりまして、1年契約でいいとか、5年契約とか、それは、契約の形態を選べることになっておりますので、もちろん、長期契約するほうが値段は安くなるんですけれども、それは、会社の契約と商品の種類によるところでございます。
以上でございます。
○高瀬
委員
そうすると、
西脇市の場合は、これは、今回上がっている費用というのは、今年度中で、来年はまた上がってくるわけですね。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
上げております
金額は1年の
金額ということになっております。
以上でございます。
○
東野委員長
歳出全般について、よろしいでしょうか。
寺北委員、関連ですか。
○
寺北委員
すいません、いや、関連しません。
よろしいか。追加で。
○
東野委員長
追加で、はい。
○
寺北委員
23ページの、子ども多文化共生サポーター等報償費の件で教えてほしいんですけれども。
お願いします。
この現状、
補正ということは当初もあったんですけれども、そもそも、現状を先、説明お願いします。
○
柳川瀬人権教育課長
現在、市内におきましては、日本語指導が必要な
児童生徒につきましては4名ございます。小学生1名、中学生3名となっております。
以上でございます。
○
寺北委員
もうちょっと説明欲しかったんやけれども。
例えば、週に何回行ってるかとか、それから、子供たちの状況、日本語をどこまで、どの程度分かるんか、分かれへんのかとか、そういうことを教えてほしいんです。
○
柳川瀬人権教育課長
それぞれ、
児童生徒によって個人差はございますけれども、一般的には、在日1年未満の、いわゆる、日本での生活が短い
児童生徒につきましては、平均しまして、週に三日程度のサポートをしております。
この1年以内の生徒につきましては、県費のサポーターを派遣しているところでございます。
2年目以降につきましては、市費でのサポートをしておるわけですけれども、おおむね、週に1回、月4回程度のサポートとなっております。
加えて、授業のサポートとともに、日本語そのものを習得することも必要でございますので、そのことにつきましては、授業でのサポートとともに、日本語のサポートということで、大体、月に2回程度、年間24回程度の、日本語そのものの習得に係るサポートをしているところでございます。
以上でございます。
○
寺北委員
子供さんということで言えば、多分、両親がおられるかなと思うんですけれども、片親というよりも、二人。
その場合に、両親ともが外国籍なのか、どちらかが日本籍なのかという問題と、家族そのものが、どの程度の、子供と同じような程度の日本語の状況なのかとかいうのはおおよそ分かりますか。
○
柳川瀬人権教育課長
今、
委員お尋ねのことにつきましても、それぞれなんですけれども、4名の日本語指導が必要な
児童生徒のうち、両親ともに外国籍の生徒は2名ございます。あと1名につきましては、一方が日本国籍、一方が外国籍となっております。もう1名につきましては、母子家庭で、外国籍の母親となっております。
以上でございます。
○
寺北委員
予算委員会の折でも、いろいろ感想持ってたんですけれども、例えば、週に三日いうても、一日べったりかどうかいう問題とか、本当にそれで授業についていけるんか。あとの日とか、それをクラスでどうカバーするかとかいう意味で言うたら、非常に授業そのものも、担任も含めて大変な状況かなと想像するんですけれども、そこら辺はどうなんでしょうか。
○
柳川瀬人権教育課長
今、
委員お尋ねのことですけれども、在留期間1年未満の生徒でありますと、週に三日から四日のサポートが受けられるんですけれども、2年目から、週に一回となりますと、本当にサポートとしては十分でないかなと思うケースもあるんですが、そこは、やはり今いる学級担任とか、学年所属の職員でありますとか、そういう様々な職員が関わることで充実した
学校生活が送れているところでございます。
その
児童生徒の学習への意識といいますか、日本語をしっかり習得してやっていこうという意識も、大分、習得に左右されるところもございまして、やっぱり日本語習得そのものだけではなくて、この学級が楽しいなとか、
学校生活が楽しいなという意識を子供たちに持たせることも、一方で非常に重要なファクター、要素であるなと考えております。
派遣回数につきましては、多い、少ないということがあるんですが、やはり県教委の人権教育課の派遣の回数に準じているのが現状でございます。
以上でございます。
○
寺北委員
4名の言語、母国語というのは何ですか。
○
柳川瀬人権教育課長
言語につきましては、4名のうち、3名が中国語でございます。もう1名は、ペルーにルーツがございまして、スペイン語となっております。
以上でございます。
○
林委員
その子供たちとか親に対する日本語の習得プログラムというのは県とか国とかにはあるんですか。
○
柳川瀬人権教育課長
今、
委員おっしゃったことにつきましては、国も県もそのような指導プログラムを出しておりますけれども、今まさに研究中というところがございまして、私たちも、そのプログラムを基に、習得にもレベルの差がございますので、その生徒の状況を見て教材等を選別しているところでございます。
以上でございます。
○
村井正委員
今、例えば、スペイン語であるとか、中国語の言語の子供は、教室の中では、例えば、中学生が今の授業を聞いても分からないわけでしょ。例えば、そういうのは、どう具体的には対応されているんですか、授業対応というのは。
○
柳川瀬人権教育課長
そこは、サポーターと学級担任であるとか、教科担任等がサポートして、教材にルビ打ちをするとか、この生徒に対してはこの教材を使って指導してほしいとかいう連携の下で、何とか、派遣回数については限られておるんですけれども、サポートに来てもらった日に、毎日指導している学級担任、教科担任と連携をとって、そして、それを日々の指導に役立てているというところでございます。
以上でございます。
○
東野委員長
そうしたら、この項目、よろしいですか。
最初にお願いをしたいと思います。
歳入について、
質疑を予定されている
委員の方の挙手を求めます。
歳入。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、
一般会計補正予算(第7号)について、
質疑、よろしいでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
質疑がないようですので、それでは、
委員間討論もよろしいですね。
〔「はい」の声あり〕
討論に入りますが、反対討論ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
討論がないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決をいたします。
議案第71
号令和2年度
西脇市
一般会計補正予算(第7号)を、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、
議案第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第72
号令和2年度
西脇市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
特別会計については、歳出、歳入を一括して
質疑を行いたいと思います。
質疑のある
委員の挙手を求めます。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、
質疑はこれで終わります。
討論ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、採決をいたします。
議案第72
号令和2年度
西脇市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、
議案第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第73
号令和2年度
西脇市立学校給食センター特別会計補正予算(第3号)についてを議題とします。
歳出、歳入全般について、
質疑のある
委員の挙手を求めます。
質疑ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、
質疑はこれで終わります。
討論ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、採決をいたします。
議案第73
号令和2年度
西脇市立学校給食センター特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、
議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第74
号令和2年度
西脇市
介護保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題とします。
質疑のある
委員の挙手を求めます。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、
質疑はこれで終わります。
討論ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、採決をいたします。
議案第74
号令和2年度
西脇市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、
議案第74号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第75
号令和2年度
西脇市
病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
最初に、提出資料の説明を求めたいと思います。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
資料請求のございました、
コロナ禍における病院事業収益一覧ということで、お手元に一覧表をお配りしております。
そちらのほう、説明をさせていただきます。
まず、医業収益につきまして、入院収益、外来収益、そして、一般会計負担金を除きましたその他医業収益に区分しまして、1月から4月まで、前年度との比較で記載をしております。
新型コロナが病院収益にどのような影響を及ぼしているのかということでは、当地域の感染状況から、1月、2月につきましてはコロナの影響はなかったと見ております。
3月につきましても、
新型コロナウイルス感染患者の発生によります、近隣病院の診療体制の縮小を受けまして、発熱トリアージ外来の開始などの対応には追われましたが、幸い、院内での感染患者の発生もなく、収益につきましては、
新型コロナウイルスの影響を受けずに済んだものと考えております。
しかしながら、4月以降につきましては、
新型コロナウイルス感染への不安による診療控えによりまして、患者数は減少している状況にありますので、コロナの影響となりますと、4月から7月を見ていただくことになります。
入院収益につきましては、コロナの影響によりまして新規の入院患者数が減少しております。しかし、患者一人当たりの入院日数が延びたことで、病床の稼働率が昨年並みで推移したことによりまして、そのことと、今年度、診療報酬改定がありまして、入院単価が上昇しております。そのことによりまして新入院の患者数は減っておりますが、4月から7月までの累計で言いますと、約4,810万円の増収という形になっております。
外来収益につきましては、患者の減少が直接的に影響しまして、4月から7月までの累計で約4,890万円の減収となっております。
7月以降、外来患者数は少し回復
傾向にある状況です。
患者数がコロナの影響を受けている中ではありますが、4月から7月の累計では、入院収益、外来収益合わせますと約80万円の減収ということで、ほぼ、昨年度と同等の収益になっているところでございます。
4月以降の入院につきましては、早期の発熱トリアージ外来への取組ですとか、適切な院内感染防止対策を行うことで、通常どおりの入院、診療体制を維持できたことで、前年度以上の収益を確保できたと考えております。
その他医業収益につきましても、コロナの影響となりますと、4月から7月を見ていただくことになります。
その他医業収益の4月から7月の累計としましては、約470万円の減収となっております。
その他の医業収益の内訳としまして、コロナの影響を受けたものとしますと、人間ドック等の検診の分で、公衆衛生、生活収益分なんですが、そちらのほうが、国の緊急事態宣言を受けまして、4月13日から5月末までの間、人間ドック等の検診をストップしました。その
関係で、4月から7月までの累計で、人間ドック等の公衆衛生部分で言いますと、約700万円の減収となっております。
人間ドック等につきまして、6月以降は通常どおりの実施となっております。
その他、必要差額収益などの増収分もあったため、その他医業収益の4月から7月の累計としては約470万円の減収という結果になっております。
まとめますと、入院収益、外来収益、その他医業収益を合わせました、4月から7月分の収支としては約550万円の減収となっている状況です。
以上、資料の説明とさせていただきます。
○
東野委員長
ありがとうございました。
それでは、
質疑のある
委員の挙手を求めます。
まず、このことについて、今、資料説明をいただきましたので、このことについて。
○
林委員
今、説明を受けまして、実は、私、資料請求のときに勘違いしてまして、私が欲しかったのは収支でありまして、これは収益のみで出てますので、費用がどの程度かかって、要は、赤字幅がどのぐらい出てるのかというのが知りたかったので、後で、分かる範囲で教えてもらいたいと思います。
収益だけを見てましたら、心配していたほどの、
金額ベースでは落ち込みは出てないのではないかとは思っております。想像はもっとすごいことになっているのかなと思っておりましたが、さっきありましたように、診療報酬改定があったりとか、入院日数が延びたりとかいうのがあったりして、550万円でしたね、4、7で550万円でしたね、収益が出てるというのが。
だから、平成20年か21年頃にあったように、一般会計から1億円貸し出すとか、そういった心配はないのかなとは思っております。
聞きたいのは、この4、7の収支です。費用が多分増大したのではないかと、例年よりも、発熱トリアージとかもやってますので、というのが1点。
それから、通期の見通し、3月までで、大体どのぐらいの、これは、第2波、第3波のコロナがやってくると、どうなるかというのはまたあるとは思うんですけれども、大体どのぐらいの赤字幅を予測しているのかをお聞かせいただきたいと思います。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
まず、収支の件でございます。4月から7月の末までの累計としましては、昨年度と比較しまして1億5,629万円の減収となってございます。経営が悪化しておるというところでございます。
通年の見通しでございますけれども、ただ、今のところ、2億円を超えるのではないかなと。ただ、それも、後半、何とかコロナの早い終息を願いつつも、経営努力をして、2億円ぐらいで抑えたいという、今、努力をしてますけれども、2億円はいくのではないかという見込みは立ってございます。
先ほど、診療報酬改定とかいう話がありましたけれども、内訳で、コロナが全然影響ないのかといいますと、コロナの
関係で、新たな新入院患者がやはり減少してございます。それをざっと試算すると、約1億8,000万円ほどの入院収益が落ちているのではないかと見ております。
ただ、先ほど、医事課長が申し上げましたとおり、診療報酬の改定、それから、今現在、既存入院されている方の手厚い入院、退院後のことも含めた入院をしておりますので、在院日数が延びたということも含めて、それも、最終、回収はしております。
トータル的には、収入だけでしますと、先ほど言いました、550万円ほどのマイナスということになって、言いますと、費用のほうが増えているというところではございます。
以上でございます。
○
林委員
費用が増大しているので、1億5,000万円というのは、コロナがこのまま落ち着いてくれていると2億円ぐらいの赤字という理解でいいんですね。また、この秋から、今、懸念はされてますけれども、増えてくるともっと幅が増えてくるんじゃないかと思ってます。
2億円あるいは3億円ぐらいやったら、特に、一般会計からどうのこうのというのは恐らくないのではないかと、減価償却分ぐらいで消し込んでいけるのかなとは思っておりますが、これは、実際、蓋を開けてみないと分からないというのが現実でありまして、赤字幅がもっとさらに増大してくると、そういったことも十分考えられるのではないかとはちょっと懸念するところであります。
また、いろいろ注視しておりますので、報告いただきたいと思っております。
○
東野委員長
答弁としてはよろしいですか。
そうしたら、この資料説明、これを受けて、ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
この件ではよろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
じゃあ、これ以外について、
補正予算に
関係をして、
質疑のある
委員の挙手を求めます。
○
村岡委員
これ確認になってしまうかもしれませんが、この1億5,000万円の
補正なんですけれども、基本的に、県から役割を設定されて、
コロナウイルスの患者を受け入れた施設に20万円、それから、指定されましたけれども、受け入れてないのが10万円、それ以外は5万円ということで、私、当初、
西脇病院に関しては5万円やと想定してまして、それやったら、3,000人の人があるなと思っておったんですけれども、確認しましたら、750人で、20万円ということなんですけれども、その辺の経緯をお尋ねしたいと思います。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
まず、その対象となりますのが、帰国者接触外来の指定を受けたかどうかという、これにつきましては、健康福祉
事務所のほうから
西脇病院のほうにお越しいただきまして、文書ではないんですけれども、口頭で確認しますと、2月10日に来られまして、その時点で帰国者接触外来という指定となってございます。
ただし、そのときには、まだ、加西病院さんが感染指定病院ですので、そこがまず中心と。そこからあふれ出したと、応援という形の体制やということになってございました。
ただし、それ以降も、患者が増えてきたということになりましたので、3月23日に発熱トリアージ外来を実施してございます。
その前後を含めまして、陽性患者の疑い患者を
西脇病院で受入れしてございます。
今回、陽性患者を受け入れるだけじゃなしに、陽性患者等ということで、その等は何やと確認しますと、疑い患者という県からの回答がございましたので、まず、20万円が
西脇病院の対象であるとなってます。
750人というのは、見積りましたのは、職員、それから、
西脇病院に来ていただいている派遣職員、委託職員、それから、大学等からの講師で来てもらってます先生方等々合わせますと、750人という見積りで考えておりました。
実際には、それぞれの大学の講師の先生方は大学で申請するという形になりますので、
西脇病院からは勤務証明を先生方に発行するという形になります。
それと、そのほか、医師会の先生方にお世話になってトリアージ外来をしておりますけれども、医師会の先生方も、それぞれ自分のところのクリニックで請求されるんですけれども、
西脇病院も、その先生方をカウントしておりましたけれども、全て20万円の対象として、勤務証明を発行させていただいておりますので、それぞれの先生方はそれぞれで請求されるんじゃないかと思ってます。
実際には、750人から少し減るということになってございます。
以上でございます。
○
村岡委員
はい、分かりました。
基本的に、
西脇病院に従事されている中で、売店とレストランは含まれないという考え方でよろしいですか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
今の、国の示している中では、売店、レストラン等につきましては、場所貸しという形でございますので、病院の直接の職員とか、委託職員でございませんので、基本的には対象外と考えてございます。
○
東野委員長
ほかに。
○
村井正委員
例えば、今のお話でしたら、大体、病院の中にいらっしゃる方が対象になるというイメージなんですが、例えば、病棟でお茶を運んだりとか、何か持っていったりとかいう仕事をされている方、それから、病院の周りで、シルバーの
関係で来られている方などもいらっしゃると思うんですが、そういう方というのはこの対象になるのか、ならないのか、いかがでしょうか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
まず、今の、
委員さん言われた委託職員でございます。病棟の
関係では、患者に接するという者に該当をいたしまして、そういう方は20万円の対象とさせていただいております。
そのほか、駐車場のほうを管理していただいている方、そのような方も対象というような形になってございます。
一部対象でないのが、電話交換手は、直接、患者に接しませんのでとか、あと、シルバーの方で、外で植木等に携わって草引きされている方、直接、患者に接しませんので、対象外という形でございます。
ですから、患者に接しているか、接していないかのその業務について、対象であるか、ないかを確認しております。
まず、20万円というのが基本でございます。
もう一つ、10万円というのがございます。その半分。その10万円につきましては、規定では、10日以上勤務というのが最低ありまして、勤務しているけれども、その後、休暇等で、患者に接しないという方については10万円という、これも国の規定がございますので、そういった方もございます。
もう少し言いますと、県の指定では、当院は、2月10日から帰国者接触外来としてますけれども、県の中で陽性者が出たのが3月1日ということで、3月1日以降、6月30日までの間、これは国が示した基準で、3月1日から6月30日までの間に10日以上勤務した人。これ、その10日というのは、8時間勤務じゃなしに、パートさんで、3時間のパートの方はそれでも一日と。10日勤務した方と。
西脇病院で、陽性患者ということで、3月23日と規定してますけれども、それ以降にも勤務している者が、満額20万円と。3月23日以降に勤務をしていない者、休暇等がございますので、それについては半額の10万円と。これは国の定めた基準でございますので、これは、同じように県が指定しているということでございます。
○
東野委員長
詳しい説明がありましたが、よろしいでしょうか。
○
村井正委員
この、その他の特別利益というのは、これは、もう国の補助金というか、交付金か、そういうことなのかというのと、これは、実際、いつ頃支給される予定なのか。
その2点、お願いします。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
特別利益、特別損失で計上せよというのは国からの指定でございます。
今回の慰労金につきましては、所得税控除対象外ということになりますので、源泉もする必要もないお金やということで、特別利益、特別損失で計上しなさいということでなってございます。
申請は途中ですけれども、この
委員会、議会、可決後に県のほうから入金がございまして、その入金がいつというのはまだ確認がとれていません。早ければ9月末ぐらいに入金があるんじゃないかと思ってございますけれども、それ以降、国、県から
西脇病院にお金を代理で受け付けしまして、そこから各個人に振り込みすると。
西脇病院に入ってきますと、速やかにお支払いしたいということでございますので、できるだけ早く手続はしたいと考えてございます。
○
坂部委員
細かいですけれども、3月1日からなので、3月末で退職された方、何人いらっしゃって、その方への通知、例えば、郵送とか何かで通知されると思うんですが、何人いらっしゃって、方法だけ教えていただけますか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
3月末で退職または異動というのがございます。
今のところ、21名でございます。
その中で、対象となる方については個々に連絡いたしまして、手続をしていただいております。
○
坂部委員
ここで言うのは何かちょっとあれなんですけれども、医療という仕事、市の職員ですのでしてるんです。そのために、コロナというので一つの対応されて、特に、医師会の皆さんなどはありがたいなという感じがするんです。
でも、職員というのは仕事なんです。でも、こういう慰労金が出る。だからどうじゃないんですけれども、その他の職員いらっしゃるわけです。たまたまそこの勤務体制やなかった。
全職員に対して、副市長とかあるかと思うんですけれども、やはり説明というのはすべきだと私は思うんですけれども、そこら辺どうでしょうか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼
管理課長
多分、同じ市職員の中でも、病院職員だけということを聞かれてるんじゃないかと思います。
これについても、国のほうのQ&Aで出てございまして、公立病院の医療機関等の公務員も対象となるということで国が示してございます。市も県も含めて、公務員も対象やということで国が示してございますので、それに合わせて申請をしていくという形になります。
○
坂部委員
そうじゃなくて、例えば、今度のコロナでいろいろな対応をされている、市民と接触されている方もたくさんいらっしゃるわけです、当たり前の仕事で。だけれど、単純に言うたら、こういう医療
関係で、今、次長が説明された方には20万円当たるわけですよね、同じ職員なのに。今、向こうが示してるルールはそれです。だけど、市の職員全体に、コロナで病院が慰労金として出るんだけれども、実はこうですよというのは、全職員に説明すべきだと私は思うんですけれども、そこら辺、次長じゃなくて、副市長なんか、どうでしょうか。
○吉田副市長
委員御指摘の、医療職だけ当たるということについては国からのアナウンスもあります。改めて、職員に周知することはしたいと思いますけれども、職員一律にこれ支給されるものではなくて、
関係した者については、3,000円、4,000円の人事院の条例改正がありましたし、感染症対策については、一日300円ですか、こういった特殊勤務手当のような形で支給はされます。
病院の職員につきましては、慰労金という形で、この間の心労とか、リスクに対しての慰労金と解釈しておりますので、若干、質は違いますが、
委員御指摘のように、今回こういう支給があるということは職員に説明はしたいと思います。
○
東野委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、
質疑はこれで終わります。
討論ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、それでは、採決をいたします。
議案第75
号令和2年度
西脇市
病院事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、
議案第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本
委員会の予定は全て終了しました。
予算常任委員会はこれで閉会をしたいと思います。
御苦労さまでした。
△閉会 午前10時37分
令和2年9月10日
予算常任委員会
委員長 東 野 敏 弘...