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  1. 西脇市議会 2019-11-12
    令和元年議員協議会(11月12日)


    取得元: 西脇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和元年議員協議会(11月12日)            令   和   元   年   度     西 脇 市 議 会 議 員 協 議 会 会 議 録            令和 元 年 11 月 12 日
                西 脇 市 議 会               議員協議会会議録 1 開催月日      令和元年11月12日 2 開催時間      午前9時28分~午後0時45分(会議3時間6分)                         休憩 午前11時24分~午前11時35分 3 開催場所      委員会室 4 出席議員    議 長  林   晴 信    副議長  浅 田 康 子    議 員  吉 井 敏 恭    議 員  近 藤 文 博     〃   美土路 祐 子     〃   村 岡 栄 紀     〃   高 瀬   洋     〃   東 野 敏      〃   坂 部 武 美     〃   岡 崎 義 樹     〃   村 井 正 信     〃   中 川 正 則     〃   寺 北 建 樹     〃   村 井 公 平 5 欠席議員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長                   筒 井 研 策   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   西脇病院事務局長地域医療連携室主幹       長 井   健   西脇病院事務局病院総務課長            長谷川 広 幸   教育部長                     森 脇 達 也   生涯学習課スポーツ振興室長            西 村 寿 之 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局長補佐  岸 本 仁 子 9 協議事項 (1)理事者報告    ① 一般会計補正予算専決予定について    ② 地方公営企業法全部適用について (2)議会運営委員長の報告 (3)各委員会からの報告    ① 総務産業常任委員会    ② 文教民生常任委員会 (4)各組合議会等からの報告    (播磨内陸医務事業組合議会北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園     議会、北はりま消防組合議会西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会) (5)広報広聴特別委員会視察報告 (6)月曜会会派視察報告 (7)議員研修報告    高瀬議員・東野議員     JIAM研修「トップマネジメントセミナー」 (8)その他    ① 台風19号災害に伴う義援金協力について    ② その他                 △開会 午前9時28分 ○林議長   おはようございます。ただいまから議員協議会を始めたいと思います。  まず、配付資料の確認を事務局長からさせます。 ○山口事務局長   おはようございます。資料の確認をさせていただきます。  まず、議員協議会のレジュメでございます。  繰っていただきまして、理事者報告の資料となります。地方公営企業法全部適用への移行についてでございます。  繰っていただきまして、10月15日開催の議会運営委員会の概要でございます。  繰っていただきまして、文教民生常任委員会から地域医療を支える市民の会との懇談会のまとめでございます。  繰っていただきまして、中川議員から報告をいただきます播磨内陸医務事業組合議会定例会の報告書でございます。  繰っていただきまして、東野議員から報告をいただきます、わかあゆ園議会定例会の報告でございます。  繰っていただきまして、村岡議員から報告をいただきます北はりま消防組合議会定例会の報告でございます。  繰っていただきまして、浅田副議長から報告をいただきます西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会の報告でございます。  繰っていただきまして、広報広聴特別委員会、まず8月21日の行政視察報告書でございます。  繰っていただきまして、同じく11月5日の行政視察の報告書でございます。  繰っていただきまして、月曜会さんの行政視察報告書でございます。  繰っていただきまして、高瀬議員・東野議員からのJIAMトップマネジメントセミナーの研修報告書でございます。  一応、以上をお配りしておりますが、漏れはございませんでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは、議長、よろしくお願いします。 ○林議長   資料の漏れ等はございませんので、次に進みたいと思います。  2番目の理事者報告についてお願いいたしたいと思います。 ○吉田副市長   おはようございます。朝夕めっきり涼しくなりまして、秋、もうすぐ冬というようなそんな感じがいたします。また、ことしはインフルエンザの流行が早うございますので、御自愛のほど、よろしくお願いいたします。  本日、市長から御挨拶申し上げるべきところでございますけれども、上京をしておりまして、かわりまして私のほうから御挨拶を申し上げることをお許しいただきたいと思います。  議員各位におかれましては、市政の発展に御精励を賜っておりますことをこの場をかりて感謝を申し上げたいと思います。  また、先日、マニフェスト大賞最優秀成果賞総務産業常任委員会が受賞されましたこと、まことにおめでとうございます。心からお喜び申し上げたいと思います。  さて、本日は、先ほどありましたように、議員協議会の貴重な時間を頂戴いたしまして、高校駅伝に関します一般会計の補正予算の専決の予定についてと、病院に関します地方公営企業法の全部適用について、この2件を御報告させていただきたいと思います。  詳細につきましては、担当部長から御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○筒井都市経営部長   一般会計補正予算の専決処分予定について御報告を申し上げます。  先日、行われました兵庫県高等学校駅伝競走大会におきまして、西脇工業高校男子陸上競技部が優勝し、全国大会に出場することとなりました。これに伴い、激励金や応援補助金等について専決処分をさせていただきたいと考えております。金額は、激励金が50万円、応援補助金が200万円、消耗品費が5万円の合計255万円でございます。御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○林議長   報告は終わりました。  恒例と言ってはあれかもしれませんが、専決でございます。何か御質問ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでございましたら、次に、地方公営企業法全部適用について、お願いいたしたいと思います。 ○長井西脇病院事務局長地域医療連携室主幹   議員協議会の貴重なお時間をいただきまして厚くお礼を申し上げます。  本日は、西脇病院の経営形態の見直しについて、去る8月19日に文教民生常任委員会の委員の皆様に御説明を申し上げたところでございます。しかしながら、その際、説明が不十分なところもあり、本日、改めまして総務産業常任委員会の委員の皆様にも御説明をさせていただきたいと考えております。  それでは、経営形態の見直しの経緯や地方公営企業法の一部適用と全部適用の違いなどについて、簡単にスライドに基づいて、病院総務課長から御説明申し上げます。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   それでは、地方公営企業法全部適用への移行に向けまして、前のスライドで御説明申し上げます。お手元にも配付しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  四角囲みの右下に番号を振っておりますので、これをページ番号として説明を進めてまいります。  座って説明させていただきます。  まず、1ページでございます。経営形態見直しの経緯についてでございます。  公立病院は地域における基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保のため、重要な役割を果たしております。しかし、多くの公立病院において経営状況の悪化、医師不足等のために医療提供体制の維持が厳しい状況になっていたことから、平成19年12月に総務省が公立病院改革ガイドラインを策定し、病院事業を設置する地方公共団体に対し、公立病院改革プランの策定を要請されました。  各公立病院は、安定的かつ自立的な経営のもとで良質な医療を継続して提供できる体制を構築することが求められ、三つの視点に立った改革を一体的に進めることを求められました。
     まず、一つ目の視点としまして、経営の効率化でございます。主要な経営指標について数値目標を掲げ、経営の効率化を図ることが求められました。  二つ目には、再編・ネットワーク化でございます。地域全体で必要な医療サービスが提供されるよう、地域における公立病院を中核的な医療を行う基幹病院と基幹病院から支援を受けつつ、日常的な医療確保を行う病院・診療所への再編成及びこれらのネットワーク化でございます。この一環として、三木市民病院小野市民病院が統合し、平成25年10月には北播磨総合医療センター地方公営企業法の全部適用の病院として開院しました。  三つ目には、経営形態の見直しでございます。民間的経営手法の導入を図る観点から、経営形態の見直しを図ることが求められました。この一環として、平成21年11月には市立加西病院地方公営企業法の一部適用から全部適用に経営形態を移行しました。このガイドラインに従い、各公立病院は改革プランを策定し、実施してまいりました。その結果、ほぼ全ての公立病院で改革プランを策定し、経常収支が黒字である病院の割合が平成20年度の29.7%に対しまして、平成25年度には46.4%と大幅にふえております。西脇病院でも、平成21年3月に改革プランを策定しており、平成24年度決算で経常収支が黒字に転換しました。  続いて、2ページでございます。  しかしながら、一定の成果を上げているとはいうものの、依然として医師不足等の厳しい環境が続いており、半数以上の公立病院が赤字経営の状態でございました。また、人口減少や少子高齢化が急速に進展する中で、医療需要が大きく変化することが見込まれており、改革を継続し、地域における良質な医療を確保していく必要がありました。そこで、平成27年3月に総務省が新公立病院改革ガイドラインを策定し、病院機能の見直しや病院事業経営の改革への総合的な取り組みを求めました。従来の三つの視点に、地域医療構想を踏まえた役割の明確化を加えた四つの視点に立って改革を進めることが必要とされました。この新しいガイドラインの取り組みの一環として、再編ネットワークの面からは、県立柏原病院柏原赤十字病院が統合し、ことし7月には兵庫県立丹波医療センターが全部適用の病院として開院しました。また、経営形態の見直しの面からは、平成29年4月には加東市民病院地方公営企業法の一部適用から全部適用に経営形態を移行しました。西脇病院でも、平成29年2月に新たに改革プランを策定しており、現在はこのプランに沿って経営改革に取り組んでいるところでございます。  続いて、3ページでございます。  この改革プランでは、平成30年度をめどに経営形態の見直しを行うとしています。  西脇病院では、西脇市立西脇病院経営評価委員会を設置し病院経営の評価をしていただいており、平成31年3月4日に開催した委員会では、委員から経営形態の見直しについて検討を進めていただきたいと意見を頂戴したところでございます。  続いて、4ページでございます。病院事業の経営形態でございます。  これまで経営形態の見直しについてもふれてまいりましたが、経営形態にどのようなものがあるかを示しております。  一つ目が地方公営企業法の一部適用で、今の西脇病院がこの経営形態でございます。二つ目が地方公営企業法の全部適用で、西脇病院が目指そうとするものでございます。三つ目が地方独立行政法人、四つ目が指定管理者制度、五つ目が民間譲渡でございます。兵庫県の地図に公立病院の分布を記しておりますので御参照ください。  続いて、5ページでございます。一部適用と全部適用でございます。一般的な取り扱いについて説明いたします。  経営形態にはいろいろありますが、ここでは西脇病院が目指す全部適用と現在の一部適用に絞って比較いたします。  一番上の地方公営企業法の適用範囲でございます。地方公営企業法とは、地方公共団体が経営する企業の財務・組織・職員の身分について定めた法であり、一部適用はこれらのうち財務規定のみ適用しております。対しまして、全部適用では、財務・組織・職員の身分全ての規定が適用されます。  次に、経営責任者では、一部適用が地方公共団体の長、つまり西脇市長であるのに対し、全部適用では管理者を設け、その管理者が責任者となります。なお、管理者は任期4年の特別職となります。条例で管理者を置かないこともでき、その場合は管理者の権限は西脇市長が行います。  次に、職員の任用でございますが、一部適用では西脇市長が職員を任免するのに対し、全部適用では管理者が任免することとなります。管理者が任免することにより、病院事業に精通した職員の計画的な育成や配置が可能となります。  次に、職員の身分でございますが、適用される法律は異なるものの、一部適用でも全部適用でも地方公務員でございます。  定数管理でございますが、いずれも条例で定められております。  続いて、6ページでございます。  職員の給与でございますが、一部適用では、人事院勧告をもとに、一般の地方公務員と同様に条例で定められており、他の地方公共団体や民間事業の給与等を考慮して決定されています。全部適用では、一部適用の要件に加えて、当該地方公営企業の経営状況等を考慮して独自の給料表を設定することができます。しかしながら、西脇病院では市と同様の扱いといたします。  次に、予算でございますが、いずれも議会の議決が必要でございます。  次に、決算でございますが、いずれも議会の承認が必要でございます。  続いて、7ページでございます。西脇病院が全部適用になったらでございます。  一つ目、病院職員についてでございますが、給料表は他の市職員と同じ給料表を用います。なお、市の水道事業も全部適用であり、同じ給料表を用いています。  二つ目、病院機能についてでございますが、市民生活に欠くことができない医療を提供することは公立病院の責務でありますので、その責務を引き続いて果たしてまいります。 ○長井西脇病院事務局長地域医療連携室主幹   続きまして、私のほうから西脇病院の現状と全部適用に移行した場合の体制のイメージについて御説明をさせていただきたいと思います。  座って説明させていただきます。  まず、資料8のほうですけども、現在、西脇病院が置かれております経営幹部の状況でございますが、今年度末に4名の定年退職、それから来年度令和2年度末には2名の定年退職の医師がございます。それに伴いまして、経営体制の再構築の必要性を求められておるところでございます。また、経験を積んだ事務職員が人事異動等により定着しないという課題も抱えてございます。一方、先ほども説明がありましたように、外部要因としましては、北播磨総合医療センターの開院、それから本年7月の丹波医療センターの開院によりまして、経営環境に大きく変化が生じております。これは非常に患者の動向にも影響を及ぼす状況でございます。  このような中、経営陣の退職によります病院基盤の弱体化が想定されるところでございます。経験豊富な医師の退職に伴いまして、若い医師を指導する医師が不足し、それが研修医の減少にもつながってまいります。また、極端に診療科の減少にもつながりかねないとも考えております。そのような状況の中、最悪の場合、入院患者の減少による病床変更、病棟閉鎖も考えられるところでございます。一方で、事務職員の経験不足による不適切な事務執行の可能性、また収益の不適切な事務執行による収益の減少にもつながってまいるというようなことも考えられます。  そういったリスクを回避するため、病院として今やらなければならないこと、これは将来に向けて、西脇病院の医療サービスを維持し続けること、まず一つには、経営体制の強化、開設者、管理者、院長の3者体制による病院経営、これは3者による役割と責任の分担を明確にするというものでございます。また、管理者と院長による、例えば管理者のない医科系、院長が外科系としたときの体制の分担なども有効だというふうにも考えております。それでもどうしても内部育成が困難な場合、外部招聘の門戸を広げるということも可能となってまいります。将来に向けた経営のプロの育成という面でも、この3者体制によって、次世代を担う後継者を育成していくということが必要かと考えております。  もう一つは、事務体制の強化でございます。経験不足をなくしていくために、職員のプロパー化を図っていく、そのため職員採用を柔軟に、迅速に行っていくということが求められております。専門知識を持った職員の確保・育成を行っていき、診療報酬への対応やノウハウの蓄積を図っていく、また医療職からの相談や問い合わせに的確に対応することにより、院内の信頼関係も築いていくということが必要だと考えております。こういった状況の中、全部適用を選択しようとしているものでございます。  先ほど説明いたしましたように、全部適用は西脇市の水道事業会計とも同様の状況でございます。職員の身分、給与、勤務条件というのは全く今と変わらないとも考えております。  10ページのスライドですが、まず現行の西脇病院の状況は一部適用、開設者、管理者が市長であって、その下に病院長がおります。  全部適用初年度、これは開設者である市長が管理者の権限をもって病院の経営に携わる、その下に、診療の責任者である院長を据えております。  全部適用、次年度以降、開設者は同じく市長であります。病院の中の経営の責任者は管理者、診療の責任者は院長、このようになだらかに移行させるということで、初年度1年間は市長が管理者の権限を行使すると考えております。  もう少し細かく見ていきますと、全部適用移行後の役割を見ていきますと、先ほど申しましたように、最高責任者である開設者、これは市長、管理者の権限は運営責任者、これは医師免許を持たなくても大丈夫ですので、市長がこの権限を担うと。その下に、診療の責任者である医師が院長となります。その次の年、次年度以降は管理者が医師、院長も同じく医師と。管理者と院長ですが、同一の方、兼務をするという形でもございますし、また異なる、別の方が管理者と院長それぞれの役割を担っていくということも考えております。  全部適用及び移行の大きな目的と申しますのは、強いリーダーシップのもと、持続可能な経営体制、計画的な幹部職員の育成、将来にわたって西脇病院の地域医療を守るための方策であると考えております。地域住民に対してしっかりとした医療サービスを提供し続けるというところに全部適用移行の大きな目的を据えております。  以上、はしょった説明ですが、説明のほうを終わらせていただきます。 ○林議長   説明は終わりました。  何か御質問ございませんか。 ○村井正議員   全部適用については、これは議案としてまた改めて出てくるということなんですか。それとも、それとは関係なくいくということなんですか。その点についてはいかがなんですか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   12月議会のほうで議案として提案させていただきたいと思っております。条例の改正で提案させていただきます。 ○高瀬議員   過去、西脇病院を定年退職された、特に医師のことを知りたいんですけど、その後の進路というか、どのようなところに再就職なり、例えば病院を開設されるとかいろいろあると思うんですけど、それはどうなったんでしょうか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   直近の例でいいますと、この3月に退職された医師につきましては、嘱託としまして病院に残っていただいております。あるいは、しばざくらの管理者として勤めていただいております。  以上です。 ○高瀬議員   嘱託となると、待遇面でどのような違いがあるんでしょうか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   一般職の嘱託と同じように、給料面は当然、条例とかで決まって、その額で雇用しております。また、年休とかその辺についても、正職員と今勤められている嘱託の職員と同じような扱いとなります。 ○林議長   多分、今、高瀬議員が聞かれたのは、給料が激減するか、せえへんかということを聞いとるわけでしょう。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   給料につきましては、また新たに見直しをしておりまして、正職員のときにもらっていた給料よりも若干下がっているという計算となっております。 ○林議長   若干だそうです。 ○高瀬議員   もし全部適用になったら、その辺はどのように違うんでしょうか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   退職された医師につきましては、また正職員とは違う形での雇用を考えております。それについては、今ちょっと調整中でございます。 ○林議長   雇用というのは、例えば特別職で雇うわけにはいかへんと思うんですね。特別職だったら人数は管理者か何かに決まっているので、例えば会計年度任用職員とか、そういう制度でやるということ。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   会計年度任用職員あるいは任期付職員で調整を進めているところです。 ○林議長   それは市の制度自体が変わるからということやね。別に病院に限ったことではないということやと思います。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   任期付職員あるいは会計年度職員につきましても、給料面では、今勤めていらっしゃる正規職員の給料よりは下がるような状況となります。 ○林議長   給料表のどこに置くかやね。 ○近藤議員   6ページになるんですが、職員の給与のところですね。一応、全部適用となっても、市の職員の給与体系と変えないということは同様の扱いとするとなっているんですが、決定権はあくまで全部適用になった場合は管理者になるわけでして、ここにこういうことで書いてありますが、これ、別に永久にこれを実行するということですか。病院の経営がもし悪くなった場合というようなときには、どういう想定をされているんでしょうか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   基本的には、病院以外で勤めている職員と同じ給料表を用いると考えております。 ○林議長   多分、近藤議員が聞かれておるのは、給料表の改定は病院独自でできるのか、できへんのかということを聞いているんだと思います。 ○吉田副市長   給料表の改定につきましては、先ほどの説明で一般職と同様にするということで、準用規定というのがございます。これ、条例で準用するということを規定してやっていきますので、病院職員の給料表の改定については、議会の議決を経て改定するという手続になります。将来、病院の経営が悪化してどうなったかといった場合には、改めて議会に上程をして、新たな給料表をつくってよいかどうかということを諮っていただいて、それで合意をいただければ新しい給料表を使うということで、変更するには全て議会の承認を得るということになります。  以上です。 ○林議長   よろしいですか。 ○村井正議員   これは8ページに、現状と移行後の体制ということで、内部要因に、先ほどありました経営幹部の定年退職、令和1年が4名、それから令和2年が2名ということなんですが、例えば全部適用に移った場合に、現在のこの書き方であれば、現状ではやめられて後の対応がしにくいと。全部適用であれば対応ができるということなんですが、今の課長の答弁を聞いていましたら、それは別に全部適用であっても一部適用であっても、その後の対応というのはほとんど変わらないというふうに理解したんですが、その点はいかがですか。 ○長井西脇病院事務局長地域医療連携室主幹   一番大きな点と申しますのが、ドクターは65歳が定年退職でございます。定年になりますと、先ほど課長のほうから答弁いたしましたように、そのまま任期付なのか、会計年度なのか、いろいろな任用の方法はありますけども、正規の常勤職員ではなくなってございます。そうなりますと、役職にはつけないということが発生します。これが全部適用になりますと、先ほどちょっと御説明申し上げましたように、病院の事業管理者、この方が特別職でありまして、任期が4年の特別職ということで定年はございません。そういったところも活用しながら、後継の育成を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○村井正議員   前に、一旦病院長がやめられたけども、その後、引き続いて嘱託という形で何年間か病院で、いわゆる管理者といいますか、院長としていらっしゃいましたよね。そういうケースは、従来であれば考えられるんですけれども、それと同じようなケースになるのではないんですか。 ○林議長   定年延長を何年したかというのをあわせて言ってもらえますか。 ○長井西脇病院事務局長地域医療連携室主幹   以前、今の医院長の前の大洞院長が定年退職を迎えられた後、これも副院長が何名かいらっしゃったんですけども、そこにまだ次を担うということが時間がかかるということで、そのときには2年間、これは定年延長というのは1年ごとに判断をしていくと。1年延長して、その次にもう1年延長をいたしたことがあります。ただ、これにつきましては、非常に不安定な人事の選択ということで、これをきちっと継続して育成しておくと。その場しのぎ的なことじゃなしに、きちっとやり方というのを定めて、次期の病院長、管理者を育成していくということで、今回、全部適用という方法を選んでいるということでございます。 ○林議長   特別職やったら4年保証されて、定年延長やったら1年ごとの更新、嘱託と同じような形になるということです。  ほか、ないですか。
    ○坂部議員   市民の皆さんもそうなんですけど、全部適用になったら、関心がないかもわかりませんけども、どうなんやというところが出てくると思います。それなら、近くで加西病院や加東市民病院でできていますよね。なったことによるメリット、デメリットというのはどんな感じやったか、そんなのはつかまれているんですか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   全部適用に移行したときのメリットとしましては、先ほど来、スライド等で紹介させていただいております課題であるとか、リスクであるとか、そういったものが解消されることが大きくなってくると思っております。例えば、人事の面であれば、今まで市との協議とかしていたものを大分病院のほうに責任の権限を与えていただいて、そこで運営とか採用とかしていけるということが考えられます。当然事業管理者のこともそうですが、そういったことで、病院の中の経営体制、経営基盤というのを強固にできると考えております。  市民にとってのデメリットですが、今の診療体制と何ら変わることがございませんし、市民の方が病院を受診していただくことについても、今とは全く変わりはございませんので、そういった面ではデメリットはないかと考えております。 ○坂部議員   聞いたら、どっちかといったら、運営上はスムーズにいくようになったみたいな感じには聞いたんだけど、ちょっと一つ聞いたら、独自で病院が職員採用的な、例えば事務局の人がおったら採用できるわけですよね。加東市も何かその中に入っていると思うんですけど、そういうことによって、加東市民は事務局運営上はスムーズにいっているとか、外からの雇用をしたことで、そんな感じはあるんですか。そこまで調べていないですか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   加東市民病院であれば医事課長を採用されております。加西病院であれば事務局長を採用されて、そういったポストで病院経営のほうに携わっておられます。そのことによって、病院がどう改善しているかというのは、数字的にはつかんではいないんですが、加東市民病院であれば、ここ最近、経営は上向きということは聞いております。  以上です。 ○林議長   ちょっと私、聞かせていただきたいんですけども、そもそも公営企業法にした段階で、全部適用というのが当たり前なんですね。それを何で一部適用で今まで置いとったんだと。私が入った20年ぐらい前から全部適用せなあかんみたいなことをずっと言いよったわけですね、ある一部の議員はですよ。それをずっと今まで引き延ばしていたというのは、それは何が原因だったのかというのは、当時のことはわからへんかもしれませんけども、教えていただけませんか。それぐらいだったら、今、全部適用する意味がわかってくるのかなと思うんですが。 ○長井西脇病院事務局長地域医療連携室主幹   そもそも地方公営企業法が病院に適用されたというのは昭和43年でございます。そのときに、自治体公立病院といいますのは不採算部門を担っていかないかんと、そういうことがございまして、財務規定のみを適用して、それから人事権であるとか、その他のことについては市のほうにと言われていたというところがございます。ただ、最近の医療情勢、非常に専門化が進んでおりまして、病院の経営というのも、事務局のほうでいいますと、非常に専門的な知識が必要である。新しく異動で病院事務局の職員になっても、なかなかすぐに知識を得られない。知識を何とか習得した後、異動によって変わってしまうということで、なかなか病院事務局の強化というのにつながっていないというところもございます。そういったことも含めて、病院はやはり独自で、自分たちで病院の経営を担っていって運営をしていくということが非常に求められているような医療環境というか、そういった状況を迎えておるところでございます。ここ10年の間に大きくそういう状況は変化してきたということで、今回、西脇病院もそういった方向にかじを取りたいとも考えておるところでございます。  以上でございます。 ○林議長   20数年前に、ほかの議員さんが、助役待遇で管理者を全部適用にして置くべきだみたいなことをよく言われていたのをなつかしく思い出すんですが、そのときは時期尚早なのでまだやらないということをずっと言われとったんですけど、今、そういう時期に来たからやるということだとは認識はします。  ほか、ないですか。 ○村井正議員   この議案というのは、組織変更か、それとも病院内のことなのか、議案としてはどこから出てくるんですか。 ○長谷川西脇病院事務局病院総務課長   西脇市立西脇病院の設置等に関する条例というものがございまして、そちらのほうで西脇病院のほうから提案させていただきます。 ○林議長   議案として出てくるということですので、きょうの説明を踏まえて、議論をまた12月定例会にいただきたいなと思います。  よろしいですね。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、理事者報告はこれで終わりたいと思います。御苦労さまでございました。  それでは、続きまして3番の議会運営委員長の報告をお願いします。 ○村井公議員   それでは、去る10月15日、火曜日に開催いたしました議会運営委員会の内容を報告させていただきます。  主な協議事項は、次の3点でありました。  1点目は、西脇市議会基本条例の検証でありましたが、委員2名が欠席のため、本日、午後1時からの議会運営委員会で改めて検証の協議をいたします。  2点目は、所管事務調査に係る課題の抽出方法についてでありました。各常任委員会で所管事務調査を行っていますが、よりよい調査にするため、対象事業の選定に当たっては、全議員で課題や意見を出し合い、これを踏まえて各委員会で最終決定してはどうかとの提案を受け、協議いたしました。他の委員会の議員の提案が理解できるのか、落としどころありきで選定している点を改めるべきではないかといった意見のほか、公約など個々の議員が持っている課題解決のための一つの手法として所管事務調査を活用すべきなどの意見がありましたが、再度、各会派等で協議した上で、取り扱いを検討することとしました。  3点目は、議選監査委員についてでありました。議長から議選監査委員を置くことが議会の機能強化や議員の資質向上につながっているか、また次期監査委員に何を望むのかといった検証ポイントを説明の後、協議いたしました。今回の決算審査意見書に対する質疑では、質疑と答弁がかみ合っていないとの意見や、この取り組みにより議選監査委員の役割の見える化が図られたとの意見、また監査委員になることで、これまで点で見ていた事がらを線で見られるようになったとの意見がありました。また、議長から監査委員の仕事がどのようなものか理解するため、勉強会を開催してはどうかとの提案があり、今後、検討することといたしました。  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○林議長   議会運営委員会からの報告は終わりました。  何か御質問、御意見等ございませんか。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  いろいろまた会派のほうで話し合ってくださいということもありますので、よろしくお願いいたします。  次に、各委員会からの報告に入ります。  1番目、総務産業常任委員会から報告をお願いします。 ○坂部議員   資料はありませんけれど、ちょっと今、状況だけ。  8月28日に土づくりセンター、それから和牛同志会の皆さんと土づくりセンター等の今後の運営をどうしていくんやという形の意見交換を行いました。それから、先般11月7日に旬菜館の皆さんと役員の皆さんと、それも旬菜館の今後の運営、現状等を踏まえながらしました。両方とも西脇市の農業振興という大きな枠があるんですけれども、とりあえず二つの施設の指定管理料がありますので、指定管理料の問題、それを少なくするためにはどのようにするのか。例えば、旬菜館だったら、出荷額をふやすこと、それから加工をもっとふやすこと、いろいろな課題が出ましたので、それをまとめて、実は今度の19日に協議会を開いて、ある程度、皆さんの意見が出ていますので、それをまとめて、できれば委員会としての両施設の今後の方向等が出せればなという感じで今しております。 ○林議長   総務産業常任委員会から、中間報告みたいな形ですね。最終報告はまたつくるということでございますので、何か、特に文教民生常任委員会の皆さんのほうからはございませんか。ちょっと中身がわからないので、何とも言いようがないとは思うんですが。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしましたら、次に文教民生常任委員会から報告をお願いします。 ○村岡議員   まず、文教民生常任委員の皆さんに、念のため、確認のお知らせなんですけど、今度の11月21日、午前10時からマナビータの会議室で教育委員会さんのほうとしばざくら幼稚園の保護者の有志の方の会議の傍聴をよろしくお願いしたいと思います。傍聴に来てください。10時からやっていますので。  それでは、メインのほうで、9月30日に地域医療を支える市民の会さんとの課題懇談会を行っています。すごく長いので、議事録みたいな形で添付させていただいておるんですが、先ほど西脇病院のほうから説明がありました全部適用のことに関しての疑問点等の意見交換ということで、内容はまたゆっくり読んでいただいていいですけど、まず説明が事実と異なっている点があるという、いわゆる全部適用をどっちが先に言い出したのかと。検討委員会さんのほうから言ったのか、病院から言ったのかという疑問点があると、それが1点の疑問点と、2点目が経営形態の見直しについては、ちゃんと市民の皆さんですとか関係者にきちんと説明する必要があるのと違うのかと。給食センターなんかはそれをやられているのに、なぜやられないのかということが疑問点。あと、人事に関しての市長や総務部の見解と病院当局の見解が異なる場合は全部適用があるんだけれど、現状では、別に何ら支障がないのになんで全部適用にするんだということですとか、診療報酬の改定等に条約改正が必要な例があったのかというふうないろいろな疑問点があられたようで、そういった観点で、全部適用に関して、もうちょっとしっかりと説明責任を果たしてほしいということがメインの懇談会でありました。  それに対しては、西脇病院側の見解も説明をさせていただきまして、若干見解にニュアンスがあるみたいな形で意見交換が行われていきましたが、一番多かったのは、もう少しきちっと説明責任をしてほしいと。関係者に説明責任を求めるのと、できれば市民に八つの地区を回ってきっちり説明責任をしてほしいという一つの要望のようなものが出されました。懇談会では、説明責任を求める声が強かったというイメージでした。  それに対して、後日、最後のページになるんですが、10月16日、約2週間後に文教民生常任委員会の協議会を行いました。そして、2日後18日に常任委員会という中で、地域医療を支える市民の会員さんとの懇談会について、委員会としての見解を明確にするためにこれは協議会であり常任委員会でありました。委員間討議を行いまして、協議をしました。  委員会の見解といたしましては、やはり全委員さんが説明責任を果たすべきだと。ただし、大きく全部適用になっても機能が変わらないということですので、八つの地区を回ることまでは必要ないのではないかという声が大半を占めました。ただし、関係者の方ですとか病院職員さんにはきっちりと説明責任を果たすべきだという委員会の全会一致としての意見が出ましたので、それをもとに、きょうの議員協議会を経て、西脇病院当局に対して申し入れをしたいと考えます。申し入れ事項といたしましては、西脇病院スタッフ等関係者及び地域医療を守るために、過去から現在にわたり西脇病院を支え続けている各種市民団体さんに対して、同病院の経営見直し、全部適用に至った経緯ですとか目的、効果等をきっちりと説明をしてほしいということ、及び2点目が、西脇市民に対しては、西脇病院の経営見直し、全部適用の意向に関して、各地区における説明会の開催の必要はないんですが、紙媒体ですとかホームページ、SNSなどを活用して、メディアミックスによって広く、かつわかりやすく説明していただきたいということを委員会として申し入れたいと考えていますので、どうか御協議よろしくお願いします。  報告は以上です。 ○林議長   文教民生常任委員会からの報告は終わりました。  何か御質問、御意見等ございませんか。総務産業常任委員会の委員さんから。 ○寺北議員   説明というのは、いつにせえという話なんですか、一つは。 ○村岡議員   ここで認められたら、できるだけ早くしてくださいということで、まだ日は決めていません。 ○寺北議員   まだ全部適用するとは決まっていない。それなのに、何で説明せなあかんのかというのが1点。市民に対してとか。  それと、病院職員が不安を持っているというのは誰から聞いたの。直接聞いたの。支える会から聞いたの。伝聞なのか、直接聞いたのか。伝聞で議会がそうそう簡単に動くなと言いたいわけ、私は。職員が不安を持っているということは誰から聞かれましたか、文教民生常任委員会の皆さん。 ○村岡議員   市民の会の皆さんです。 ○寺北議員   間接的な話、事実も確認せんと、軽々しく議会が動くなというのは、私は1点あります。  それと、労使の問題。病院の職員と病院の当局の話だから、議会が何で介入しようとするんや。そこの問題。 ○林議長   一応、私が聞いた範囲では、病院は説明しとるんでしょう、職員に対して。1回か2回か忘れましたが。説明したのは、私は局長から聞きました。 ○村岡議員   職員さんに対しては2回説明をされているらしいです。ただし、ここにも書いていますけれど、全ての職員さんがそれで納得されたわけではないということで聞いています。 ○寺北議員   だから、それを誰から聞いたのかと言っているわけ。だから、支える会でしょう。だから、私はそれは問題だと言っているわけ。  もう一つは、労使の問題。だから、議会がそこで入るべきなのかどうかというの、私もちょっと自信はないよ。しかし、労使の問題に入るべきなのかという問題が一つあります、はっきり言ってね。そこら辺が曖昧なのではないか。  それと、ここの一番最初に出ているみなしの経緯についてという問題があるわね、支える会の皆さんが言われたという。そうしたら、今、何で言わなかったのか。今の説明も委員長からということになっとったでしょう。委員長というか、具さんという説明やったわけよ。それが違うと言っているねんね。支える会の人たちは、具さんから最初に提起されたのではないということを言われているわけ。しかし、今の説明、我々に対する説明は具さんからやということになっているわけ。先ほどのパワーポイントの1ページ目。なぜ、そうしたら聞いた話が違うんやという話よね。この場でなぜしなかったのか、文教民生常任委員会の皆さんがというのが私は疑問なんよ。 ○林議長   パワーポイントの3、「委員会から「経営形態の見直し(全部適用)について、検討を進めていただきたい」」と書いてあるわけ。 ○寺北議員   それと、支える会の皆さんが言われとる内容は違うんやいうて、非常に怒っているわけやんか。それが1ページ目の一番下に出ているわけ、村岡委員長のね。それを聞きながら、きょうの説明はまたそれを言うているわけでしょう、当局は。それを黙って聞いとって、何を言いたいわけと、私は。文教民生常任委員会の皆さんに。 ○村岡議員   基本的に平成30年度をめどに経営形態を見直すと言い出したのは、西脇病院じゃないのかなと私は思ったんです。それに附随して、具さんからぜひお願いしますということなので、順番から言うたらこれでいいんじゃないかと私は思ったんですけど。西脇病院が先にそれを持ち出したというふうに、私は解釈したんですが。この経営形態の見直しの経緯、西脇市立西脇病院改革プランでは、平成30年度をめどに経営形態を見直すというのが1番で、具さんからは平成31年3月4日というふうに私は解釈したんですけど。 ○寺北議員   だから、支える会の人たちの言っている話が誤解なのか、誤解でないのかという話が残っとるわけよ。残っとるの違うの。 ○村岡議員   残っていません。解決はしています。病院側からそれを持ち出したということは、この議事録の中に書いてありますので、これは解決したと私は考えますが。 ○寺北議員   そうしたら、支える会とはその話はもう解決したんやね。向こうはそういう理解をしているねんね。 ○村岡議員   はい。 ○寺北議員   ほかの人、うんと言っていない。私は理解していないと思う。やりとりを聞いている限り、2回目の10月18日のあなたたちの会議の中では、それは解決したようには聞こえていなかったんよね、私はね。だから、そう言っているねんね。 ○村岡議員   9月30日の懇談会のときに、私が病院局長のほうに確認をしまして、病院が先に言い出したんやということで説明はしています、課題懇談会の中で。それで、多分、納得はされたんじゃないかと私は思っているんですけど。 ○寺北議員   だから、そういう面で言えば、課題懇談会をやるのは、私はいいと思うんですよ。いろいろなこういう問題、そうやね、そうしたらそういう方向で、我々も努力しましょうというのは私は構わへんと思うんやけどね、それを委員会としてとか議会として、病院に申し入れるかどうかという問題は、私は別かなと正直思っとるんですね。  全部適用の問題については、まだ議会もかかっていないし、それを承認した上で、市民に説明するやとか関係団体に説明するというのは、私はあると思うんやけども、それ以前に、何かまだ説明せなあかんような雰囲気なんよね。議会で決めるまでに、提案するまでに皆さんに説明しなさいという話なんやけど、私はそれは必要ないのではないか。決まっていないことを説明したら、今度は議会がやりにくうて仕方がないでしょう。市民の前の自治基本条例の折がそうだったんですよ。市民の皆さんがつくったやつやから、市民の皆さんが賛成したやつやから、議会が修正なんてあり得ないというのが多くの人たちの言い分やったんですよ。市民の定義についてね。市民団体と一緒につくり上げたやつを議会が修正するなんて、それは間違うているというのが市民の定義の議論やったんよ、何年か前の。それも踏まえて考えたら、今まだ全部適用が正式に決まってもいないし、議会にもかかっていない段階で、全部適用したいと思いますという話をすべきなのかどうか、私はちょっと疑問なんですね、私自身はね。そこらはどうなんでしょうか。さっき自分ら、原案を考えとる段階でやるべきなんやと、市民に多く。しかし、給食センターの問題は、市民に聞くということで予算が議会を通ったわけやんか。懇談会をやりますとか、検討委員会をやるといって聞いているわけよ。給食センターの問題ね。そういう意味で言ったら、今の全部適用の問題については、私は、まだ前へ正式には行っていない段階で、市民の皆さんにいろいろな形でやらなあかん問題なのか、関係団体にやらなあかん問題なのかというのは、私は疑問なんですけどね。そこらをもう一遍ちょっと教えてほしいんです。
    ○東野議員   私は、その点に関して言えば、ここにも書かれていますが、3月5日の施政方針質疑で私自身が本会議場で市長の市政という形で、全部適用の方向に進みたい、こういう形のことが示されたり、途中の委員会の中でもそういう方向だと。そういうふうになれば、確かに外に対してというよりも、特に内部の、前から指摘をしている西脇市民病院というふうに言っても、医師の方がおり、それから看護師の方がおり、検査の方がおり、それから事務職員、この正規の方だけではなくて、当然のことながら受け付けも含めて、いろんな方々によって支えられている。そこが一致協力をして、この病院を守ろうとしないと、やっぱりいろいろなところで弊害、病院の対応が悪いとか、そういう形が起こっているから、そういうことも含めて、きちっと意思統一をする、そんな必要があるだろうというふうに思っている。その全部適用の方向づけが出てきたときに、やっぱり病院の当局としたら、当然のことながら、そういう方向で進みたいけれども、皆さんはどう考えているんだろう。正式な議案としては、最終議決は議会かもわからないけど、やっぱりそういうことというのは一致して進めていかないと、要するにこれは議会で決まったことやから、これは了解してもらわなあかんという形ではなくて、やっぱり手順を踏むべきだろうという形で感じましたけどね。 ○寺北議員   議会として申し入れるわけ。そのことを私は言っているわけ。  職員との間で、十分意思疎通しなさいよというのはわかるんです。また、それが前提だと思います。しかし、それを議会が申し入れるかどうかという問題は、私は別かなという感じがしとるんです。やっぱりそれは労使の問題というふうに私はなっているから。だから、正式でなくても、委員長やったら委員長が、こうして市民からも聞いているし、職員との間ではまだ十分説明し切れてないと思うよと、だからちゃんとしたほうがいいよという話はあっても、議会として正式に申し入れるべきかというたら、私はちょっと疑問なんですね。やり方の問題でね。 ○林議長   今、寺北議員がおっしゃったように、例えば議案として正式に出てくるのに、議会の人はオーケーを出したわけやね、これ。だって、全部適用の議案が出てくるわけでしょう。可決していないわけですよ、議会として。なのに、議会から全部適用の説明をしなさいよと言うとるわけでしょう。ということは、可決が前提の申し入れをしとるわけやね。そういうことやね。それは問題と違うかと寺北議員が言うているわけ。 ○村岡議員   基本的に、全部適用に移っても、内容的には全く変わらないということを前提にということで、私も東野議員がおっしゃったように、議決の前にしたほうがいいとは思うんです。仮にこれが議会として認められなくても、委員会としては全員一致をみていますので。 ○林議長   だから、それが事前審査という違法行為になるわけ。 ○村岡議員   違法行為なんですか。 ○林議長   もう1個言うと、寺北議員がその前におっしゃった、こういう全部適用にするといって議案を出してくるんやったら、ちゃんと内部統一を図ってから出してこいというのも一つの原理なんよ。それは議会として申し入れるものじゃないやろうということを寺北議員がおっしゃっとるわけ。内部統一をきちっと図って、一緒やね、普通の議案でも条例でも内部でがちゃがちゃしとるのに、議会に提案するなやというのは当たり前のことであって、きちっと内部統一、国会も一緒やん。閣内統一してから議案というのは出してこいよというのは、それは一般論として当たり前のことなんやけど、議会から可決を前提にしたかのような申し入れはいかがなものかというのは寺北議員がおっしゃっていることやと私は認識しました。 ○寺北議員   今、議長が言われたように、今、村岡議員が答えたように、いや、変わらないと言うていますやんかと。それやったら、議会は要らんねん。変わらないというとるけど、問題はないんかとか、ほんまにそうかというのを議案審議するのよ。当局は必ず、これは正しいんです、絶対ですと言うのが向こうの仕事やからね。それを、そうやろうな、私も理解できますわと単純に言いよったら、議会は要らんのよ。ほんまに変わらへんのか、どういう問題がよその病院ではあるのか、ないのかとかいうのを調べて可決するせえへんは別よ、審議せな、当局は変わらないと言うていますから、それでいいん違いますかみたいな話をしたら、私は議会が成り立たないと思う。それを前提に、今言っているように、職員や市民や何やにもっと説明せえやどうのというのは完全に間違うているやろうなという感じが正直しますね。 ○坂部議員   事務的な内容の執行、今の労使間の問題もそうなんだけど、事務的内容の執行に関しては、議会等は干渉しないような形があったと。間違っとったら言ってください。一種の内部干渉に私は聞こえるんですね。支える市民の皆さんから、こんなのが出てきたから、もっともっと説明したりいなと。要は、ちょっと言い方が悪いですけど、口きき的な感じもする。じゃあ、もっともっといろいろな部で、例えば給料を上げてくれと言うてきとったら、その人はどうなのよというのを申し入れるかどうか。その内部の事務執行に対して、今、寺北議員がおっしゃったように、意見を交わすのは問題ないんだけど、わざわざ議会から、私に言わせたら内部干渉を出せるかどうかというのが大きなところやと思うんですけれど、そこらが一つ疑問なんで。要は病院内部に説明を2回ほどしとるわけじゃないですか。もっともっとせえというのは内部の問題であって、もっともっと意見書として出すべきかというのは、内部干渉の法律的な問題はちょっとわからないんですけど、そこに当たらないかなという感じがするんですよね。だから、それを思ったから、余りこれはいいことないだろうと思いますけどね。 ○村岡議員   とは言われましても、協議会、常任委員会の中で全員一致してそれをすべきだというふうには決まりましたので、その辺をちょっと考慮していただければなと思うんですけど。 ○寺北議員   全員一致であろうと何であろうと、間違いは間違い。議会としてやってはいけないか、いけなくないかという話をしよるねん、今ね。それ、間違うたことを言うのを、ほんならほかの議員は言うたらあかんのか。全員一致したこと自体、恥ずかしいという自己批判をせなあかんねん。自己批判よ、はっきり言うけど。委員長の話と違うで、村岡議員の話と違うねんで。今、代表して答弁しとるだけであって。ようこんな議論したなと、後で私、決議していたからね、USBにとってもらって家で聞いたわけ。もう怒り心頭、私自身は。情けない議会やなと、メンバーに対して。はっきり言わせてもらうけど。全員一致でこれを決めたこと自体、まともな議員は一人もおらへんのかいと。ちょっと言い過ぎかもわからへんけど、正直思いました。それを今まだ固執している委員長というのは情けない限り。私はよ。それはもう一遍、委員会やって議論し直すことも、一事不再議と違うから、これは。一事不再議になるの。ほんまに私は、そこら辺をもう一遍考えるべきやと思った。 ○林議長   村岡委員長にお聞きしたいんですが、これは正式な委員会で意思決定した分ですか。 ○村岡議員   そう。 ○林議長   常任委員会を開いて。 ○村岡議員   そう。議事録を残して。 ○林議長   一事不再議には当たりません、議案ではございませんので、これは当たりませんので、もし委員会の皆さんがやっぱりもう一遍考え直そうかなというふうになったら、変えることは不可能ではございません。ただ、いや、これを通すんやと委員会がやったらなりますけども、どうももう一方の委員さんからは、非常にこれはおかしいのではないかという声が上がっている御認識はいただきたいとは思いますね。 ○寺北議員   もう1個、支える会の皆さんにしても、自分らは一生懸命支えてきたんやという、それはわかるわけ。一生懸命、西脇病院が前へ行くように頑張っているというのは、それは全部わかった上で、しかし自分らに十分説明がないから議会がどないか言うてくれやいと、それはないでしょう。言うたらいいんですよ、支える会が。支える会には村井正信議員もおってんやから、村井議員も代表して言うたらいいんですよ、病院に対して申し入れ。議会が軽々しく、支える会が我々に説明ないねんと、何とか議会から言うてほしいんやと、わかりました、私はそんな不細工なことはようしません。 ○林議長   特に2番につきましては、これは議決後にやるのであれば、附帯決議みたいな形で、市民にも広く周知しなさいというのは十分ありかなとは思いますね。  職員の中については、一般論としてはそうなんですよ、一般論としてはそのとおり、きちっと内部統一してからやりなさいよというのは、それはよくわかることでありますので、現段階で申し入れるかどうかというのは、もう一度協議の必要性があるのではないかと思うのですが、皆さん、いかがですか。それはせんでいいんや、もう委員会がそう決めたんやったら、委員会でやることやから、口を挟むべきではないというのも一つの意見ではあるかとは思うんですけども。こっち側のね、総務産業常任委員会の人ね。 ○村井公議員   私自身は、支える会のほうから出てきた以前に、会計の変更だけなので、議会がどうのこうの言う部分はほとんどないんじゃないかなということと、それからこの前の傍聴しとる中では、今、寺北議員が言われたように、一生懸命やりよるのに、わしらに何の説明もないというような受け取り方をしたというのも事実なんです、聞いとる中ではね。そやから、それをまだどうなるかわからん、議案としてもないし、今初めて正式な説明があったぐらいのことでしとる中で、議会として、市民に周知せえというようなところの話は、私はちょっと時期尚早という思いはしていますけどね。 ○林議長   例えばボランティアの皆さんが一生懸命やられているのは当然よくわかります。感情論でわかるんですよ。わしらに相談もなく、おまえ、変えるのかというのはよくわかるんですが、ただ、一方を考えてみれば、例えば市が組織変更をするときがありますわね。5部から7部にしたとかいうのもありましたね。そのときに、事前に西脇市を支えている各ボランティアグループに相談したかというと、そんなことはしていないんですよね。決まってからは当然、ホームページ等でいろいろなお知らせ等はしたとは思うんです、こう変わりますよというふうにはしたとは思うんですが、余りそういった例というのはないのではないかなと気はちょっと。後で話を聞いたときに、それは局長なんかにも言うたんですけど、それは余り聞いたことないなという話はしたんですけどね。感情としてはよくわかるんです。一生懸命やっとったら、一言ぐらいあってもええやないかみたいな気持ちはよくわかるんですけども、余りそういう例というのはないのかなという気はしますね。 ○村岡議員   これは、あくまでも明文化したのは私なんですけど、その時点では、別に口頭でもいいやんという話も出たんですけど、口頭というのはまた別の意味になるんですか。それもいまいちなんですか。 ○林議長   同じで、例えばもうここでおもてに出てしまっていますので、委員会決定もしていますので、例えば村岡委員長が個人的によう説明しとったと長井局長あたりが言うのは、これは全然問題ない話ではないかとは思うんですが、もう委員会でも意思決定されていますし、おもてに出ていますので、これは口頭でやろうが、文章でやろうが、効力としては同じことにはなるだろうなと思いますね。 ○村岡議員   そういうことで、申しわけないんですけど、局長なりに私のほうからということでいかせていただきたいとは思っているんですけど、いかがでしょうか。 ○寺北議員   いくべきではないと私は思います。 ○村井正議員   私は、2年ほど前ですけど、病院の地域医療を守るということで、調査を文教民生常任委員会でやってきました。その中で、やはり西脇の西脇病院を取り巻く状況というのは、他の市と比べても圧倒的に市民の支えというのが非常に多いというのがよくわかりました。そのときに、神戸の大学のドクターだったと思いますが、その方に、ほかにこういうことで何か私らが教わるところはないですかと聞いたら、西脇のそういう地域がやっぱり一番取り組みがよくされているということをおっしゃっていたので、そのときはまだ西脇市以外にそこまでやられているところというのはなかったです。そういうことの中で、それはいろいろな各グループなり団体がありますけども、やっぱり西脇病院を支えるというのと、それから先ほどありました部を変えるときに地域に話をするというのとはやはり次元が大分違うというふうに私は感じたんですが、今回、これは別に一つの団体ということではなくて、今、西脇市の医療を考える会ですか、いろいろな団体が入っていらっしゃいますけども、やはりそういう中でも、少なくともこの課題についてはきっちり、ふだんの市民とのつながりを今後より強固にしていこうと思ったら、そういう地域とのつながり、少なくともそういう団体であるとか地域とのつながりを今後ともつなげていくということは非常に私、重要なことだと思いますので、そういう意味からすれば、今回、文教民生常任委員会でこういう形で、今までの経過を踏まえてされていますのでそれでいいと、私は個人的にはそう思います。 ○坂部議員   先ほど言いましたけど、ちょっと行政側におったので、内部干渉の話をしましたけど、多分、それは地方自治法なんかである程度、議会がどこまで干渉できるかがあったと思うんですよ。もしそういうことが今できるのであれば、内部干渉的な自治法違反にならないかというところ、ちょっとそこが大きく関係するんじゃないかと思うんですよ。聞いたこと、内部の問題ですから、説明しなさいと。事務内部の処理事項を議会として、口頭であろうと文書であろうと、申し入れられるのかというところがちょっと私、今、ひっかかってしまっとるんです。どうやら意見は出ているけど、議会として本当にそこまで、ちょっと確認できていないので申しわけないですけれど。 ○寺北議員   今、村井正信議員と坂部議員で言うてる中身が違うんですね。村井正信議員は、職員というよりも外部団体に対してきちっと説明すべきではないかということを言われて、坂部議員は、そっちよりも職員に対しての関係はどうやということで、話がちょっと別なんやけど、それをきちっと整理せなあかんという問題と、それと外部団体で何ぼ一生懸命やったとしても、それは病院当局がどう評価しとるかという話なんですよ。支える会やとか、地域医療を守る会とか、いろいろな形を当局がどう見とるかなんですよ。当局が、いやいや、一生懸命やってもらっているけども、ここまで説明する必要はないわいうて判断しとるんやったら、それはそれでいいわけやんか。それに対して、いや、それは間違いですよと、今後に影響しますよということを村井正信議員は言われとるのかもわからへんけど、そうしたら村井議員が支える会におって、だから私、さっき言うたでしょう。支える会におってんやから、支える会のメンバー、いろいろな不協和音が出よるでと、局長、ちゃんと説明したほうがいいよというのを私は申し入れたらいいのであって、何も議会として言わないといけないことじゃないん違うかなと思っています。  それと、一番わかりやすい例、こんなの言うたら怒られるんやけども、選挙をやる人間から言うたら、一生懸命応援してくれる人がおってんですよ。もう平べったい話するよ。一生懸命応援してくれる人がおってやけど、いろいろと注文つけてきてやと。その注文がしんどいなと思うときがあるでしょう、議員さん。その人とどううまくつき合おうかという話なんですよね。それは議員さんなので、わかりやすいやろうと思っとるわけ。私、支える会は、ある面でいったらそういう側面を持っていると、私は当初から思っています。支える会の皆さんにも言うたことあります。あなたたちが結成された時点から、私はそういう心配をしていますと、私は言うたことあります。ひいきの引き倒しみたいな形もあり得ると。そこへ議会が乗らんなんことないというのが私の単純な考え方なんです。だから、個々が、私やったら私自身が、例えば支える会の皆さんからいろいろ言われたら、それに対して、病院に対してとか行政に対して、こういう不満が出ているよと、今後のことを考えたらちゃんと対応したほうがいいよとかいうようなアドバイスはしますよ。議会としてそれをすべきかというたら、私は別だと思ってますね。  だから、18日の委員会でも、私、文教民生常任委員会の皆さんがそこら辺が非常に混乱しているやろうなとは正直思いました、聞いていてね。自分がやっていいなということと、議会としてやるべきかという問題が私は混乱していたんかなとは、正直、それは聞いていて思いましたけどね。しかし、議会としてはやるべきことじゃないやろうと。私は禍根を残すん違うかなと正直思っていますね。 ○林議長   例えば、診療体制が変わるとか、非常にそういう市民にとっても重大な影響を及ぼすようなことがある場合というのは、恐らく説明とかボランティア団体の方に対しても、ボランティア団体も評議会委員会には入られとるんですけどね、小児医療を守る会であるとか、また医師会も入っておられますしというので決められているというのが一つの、病院側からすれば、意見も聞いていますよということだろうなとは思うんですが、恐らく病院側からしても、そういう市民に直接影響のあるような変更があるわけじゃないと。簡単に言うと、村井公平議員がおっしゃったような、会計手法の変更であるというようなことであるので、わざわざそこまでする必要もないだろうと病院が判断しているのかもしれないとは思いますね。そのことも全部、逐一、わしらに説明せんかいというふうになるのであれば、それはちょっと違うかなという気はしないでもないですね。恐らく病院としてはそういう考えがあるのではないか、これは推測ですよ、聞いたわけではございませんけども、あるのではないかなとは思いますね。ボランティア団体に関しましてはね。全てのボランティア団体に、これ、どうですか、どうですかとか聞いて回るということはしていないと。小児医療を守る会の方が経営評価委員会にも入られておられるので、そういったボランティアの会の声も聞いておるというふうにしとるんではないかなと、これは推測で申しわけないんですけど。という議論で、私のほうから、強制力があって。 ○東野議員   先ほどの議論を聞かせていただいて、当然、こういった内部の意思統一、そういうことは大事だろうと思って、方向づけをしましたけど、個人としてではなくて、議会として、常任委員会としてこういうことをすべきかどうかと、そういう点で、もう一度、自分の中で、今整理を頭の中でし直しています。そういう点で、もう一度、文教民生常任委員会の皆さんと協議ができたらなと、こういう思いでいます。結論的ではないんですが。 ○林議長   例えば、申し入れでも議決後にする手法というのもあるでしょうし、ちょっと文面を変えるとかいう形も考えられるのではないかなとは思いますね。するとしてもね。しないという選択肢も当然ありますけども。 ○中川議員   今までの流れから言って、ちょっと早急やったかなというところはあります。  それで、9月30日にこの会議をもったときに、市側は既に4月1日から変えて試行しますと、それであせってしまったんです。私ら、全然知らんやんというところがございまして、あせってこういうところまで来た。それから、明くる日にあった評価委員会、そちらも傍聴に行かせてもらって、まだ簡単に病院の経営の見直しについてという項目だけで聞かせてもらったんですけども、委員長のほうからよく説明してあげてくださいというだけやったんですけども、皆さん、それで納得されたような感じで聞いて帰りました。そこら辺があったから、これ以上、突っ込む話じゃないかなという感じはしましたけども、済みません。 ○林議長   委員会の中では、議案として出てくるというのは頭になかったのではないかというイメージをちょっと持ちますね、雰囲気も。当たり前や、知っとるわいというのならちょっと申しわけないんですけど。 ○吉井議員   何も言わないというのはいけませんので。今いろいろな話を聞いて、もう少し冷静に考えるべきであったとは思います。  大変感情的になったのは、何も変わらないという説明しか受けなかったというのが一番にあって、何も変わらないのであれば、そのまま変える必要はないやんという思いがぐっと募ったのと、その人らのために議会としてどうすべきということやなしに、なるほどなという意見が一致したということもあって、こういうようなこともありなのかなと。  それと、具さんの話に戻るんですけども、私、ルール的に理解ができなかったことがあって、こういうものがきょう配られて、ここで発表されてからおもてに出る、この内容について質問するべきなのかなというふうに、ちょっとみんなの前で発表された後やなかったら、公の場でその内容について言うたらいかんのかなという思いがあったというのは私の誤解の仕方なのかもしれませんけど。それで、結果的には、やっぱり議会として取り組むべきなのかどうか、こういう申し入れをすべきなのかどうかということについては、再考したらいいのかなという思いはしました。 ○岡崎議員   私もちょっと進め方を早く考え過ぎたかなと思います。医師の定年ということがやっぱり頭に入っていたので、やはり早く進めなければいけないかな、そういう思いがあって、村岡委員長とちょっと考えたんですけども、これはこの方向でということで思っています。 ○林議長   この方向で進めと。 ○岡崎議員   もう一度、考えていこうと。 ○林議長   再考したいということやね。  全員言われましたので、美土路議員も。 ○美土路議員   委員会での調査といいますのは、協議会とか委員会で会議をして話し合いをしただけという形で、委員会としては、足を使った調査とか、そういうことは実際できていなかったかなと。市民の声を聞いたり、病院職員さんの声を直接聞いたりということが私自身はできていなかったので、もう少し委員会として、そういう足を使った調査をしっかりしたほうがよかったかなとは私自身は反省しているところで、会議のみでこれを決めてしまったところが私自身の反省点ではありますので、もう一度、委員会でもむなりしたほうがいいのかなというふうに、今の皆さんの意見を聞いて反省したところです。  以上です。 ○林議長   文教民生常任委員会の委員の皆さんも、そういう声も出ていますので、それも踏まえて、また村岡委員長としても再考いただきたい。 ○村岡議員   期間がもう1カ月もないので、調査を今からするということですか。要らんということか。 ○林議長   継続事項ですね。委員会が変わりますので、継続していただくしかないかなとは思います。12月に議案が出てくるのは、多分、変わられた文教民生常任委員会さんでやられますので、その後にこういう経緯も踏まえて、どうしてもらうかという引き継ぎ書でもつくってもらって、委員長のほうから次に渡すという形で。このままどうしてもいくんやと言われれば、委員会で決められたことですので、もう一遍、再考したいということでございますので、もう一度、会議をする場をもってもらったほうがいいのかなと。そこで一遍、本当にどうするんだと、このままいくのか、いかへんのか。 ○村岡議員   それでは、委員の皆さんも再考ということをおっしゃっていますので、今期で一応、再考はしたいと思いますので、変わる前に再考はさせていただきたいと思います。 ○林議長   それでは、よろしくお願いいたします。  次に、各組合議会からの報告をお願いします。  まず、播磨内陸医務事業組合を中川議員、お願いします。 ○中川議員   第183回の播磨内陸医務事業組合議会定例会の報告書を読ませていただきます。  10月8日に午後4時30分から、会場は内陸事務組合の学校のほうでございました。
     それから、これに関しましては、西脇から私と村岡議員が出席をしております。議会の始まる前に、加西市議会2名が変更になりまして、深田真史議員と中右憲利議員、副議長就任、その2名がかわられました。  議案といたしまして、認定第1号の平成30年度播磨内陸医務事業組合一般会計決算の認定の件でございます。平成30年度の一般会計決算、事業概要につきましては、後ろのページのほうに別紙1として、予算歳入決算額1億3,335万7,073円、歳出決算額が1億2,980万5,484円、差引残高355万1,589円、うち基金繰入額が180万円、次年度繰り越しが175万1,589円となりました。  それから、続きまして議案第2号として、令和元年度播磨内陸医務事業組合一般会計補正予算についてでございますが、これは歳入歳出の予算総額から歳入歳出18万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,591万4,000円といたしました。全会一致で可決いたしております。  それから、別紙の2につきましては、平成30年度卒業者の就職状況ということで、表を別紙2に挙げさせていただいております。県内の公立病院、県内というのは圏域内ですね、それから県外、その中で合計29名ということで、国家試験につきましては、受験者29名中、合格者29名で合格率100%、これは6年連続で続けておりますということでございました。  以上で、簡単ですけども、説明とさせていただきます。 ○林議長   報告は終わりました。  何か御意見、御質問等はございませんか。 ○中川議員   その他の中で、理事者の説明がございまして。そうですか。これはこの場で言うていいのかどうか。公表がありましたのでしゃべらせていただきますけども、その前に出ました神戸新聞のテーブルにつく、つかんという話がございまして、神戸新聞の発表が紙上で公表されまして、その分に関しまして、理事者のほうから学校と園と統合、要は、滋慶学園のほうの話が小野市の市長から来ていますけども、滋慶学園から直接説明に来ますという中で、そうしたら説明を聞いてから会議をしましょうという話やったのが、全然説明もないのにそういう話になってしまった、テーブルにつくという話をしてしまったのは私の言葉足らずでしたということで、非常に申しわけないということでございました。まだ向こうから説明はされていません。進展はございませんということで、説明を。 ○林議長   内容は、新聞は滋慶学園の話をベースにテーブルにつくというような表現がされとったのが、ベース云々は関係ないという話ですよね。そういうことですよね。それが安田市長からあったということですか。 ○中川議員   それと、最後に安田市長は管理者をおりますと。副管理者を西村加西市長にお任せしますということで。 ○林議長   管理者でしょう。それはまだ決まっていない。もう決まったんですか。 ○中川議員   まだです。一応、そういう表明をされて終わられました。 ○林議長   御質問、御意見等は挙手の上、お願いいたします。 ○寺北議員   なぜ安田市長が管理者をおりるかというのを聞かなかったの。 ○中川議員   一応、説明を鵜呑みにして帰ってきたんですけども、終了間際に言われまして、要は、管理者間の同意を得て管理者になるというのが筋ですのでおりますという、そういう言い方をされました。 ○林議長   ということは、管理者で同意してへん人がおるということやね、副管理者の中で。管理者会で安田市長が管理者であることに同意しない人がいるということやね。これは違うと思うけど、そういうふうに言うて。中川議員がそういう説明をしましたよ、今。 ○東野議員   ちょっと質問ですが、当然、副管理者である加西市長も同席の上で、代理ではなしに、そういうふうな上で発言があったということなんですね。 ○寺北議員   今、非常に播看の存続の問題が俎上にのぼっていて、多分、安田市長としては、小野市の市長と、多分、板挟みになっているのかなと思うんやけど、だからこそ聞かなあかんのですよ、なぜおりるのか。おりる理由は何かというのは、やっぱり議会としては聞いてもいいと思うんよ。それがまたみんなも知りたい内容でしょう。決算状況よりも、そっちのほうが今話題になっているからね、存続の問題でね。あなたたちは何をしに行っているんやという話になってくるわけ、2人は。きついけど。座っとるだけが仕事と違うでとまで言われても、言われへんでしょう、何も。それが今の文教民生常任委員会の話も一緒やで、言うとくけど。 ○林議長   寺北議員、今、挨拶の中で意向を表明されたのではないかと推測するんですが、また議案として次の定例会で出てくるのではないかと思います。当然、変更がありますからね。管理者の変更の議案、その折にしっかり質疑をしていただきたい。次は多分、変わると思うんですが、誰かわかりませんけども。というので、確認して、採決があると思いますので、臨んでいただきたいなとは思いますね。  条例の変更がありますやん、管理者会で決まったところで。 ○村井正議員   おりるということなんですが、これ、現在は、3月まではしますけども、それ以後はしないという、そういう意味ですか。それとも、今、私はおりるから誰か決めてくださいという、そういう意味なんですか。それは来年、例えば任期まで私がしますけども、任期以降は誰か、西村市長にしてくださいという意味なのか、私はきょうの段階でやめますから、次、あとはやってくださいという、そういうことなのかというのをちょっと聞いているんですが、そこはどうなんですか。 ○中川議員   とりあえず私は管理者をおりますということでした。最終の時点で、そこまでは聞いていません。 ○林議長   では、その辺の事実確認をしっかり中川議員と村岡議員が聞いていただいて、また後日、報告をお願いしたいと思います。いつの時点で変わるかということを含めて。ただ、任期までだろうとは思いますけれども。  ほか、ないですか。                 〔「なし」の声あり〕  なければ、次に北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園議会、東野議員からお願いします。 ○東野議員   それでは、第126回わかあゆ園議会定例会の報告をさせていただきます。  開催日時は10月9日でした。加西市の市議会議員、また小野市の市議会議員選挙が行われた後でしたので、まず最初に副議長の選挙が号外として出されました。申し合わせにより、加西市議会の深田照明議員が副議長に選出されました。  そして、議案に関係しては、認定第1号として、平成30年度わかあゆ園一般会計歳入歳出決算の認定ということで議案がありました。申しわけありません、平成29年度になっていますが、平成30年度です。  歳入歳出決算額の差引残高が521万6,697円で、うち基金繰り入れ、それから繰り越しという形で、西脇市の負担は、平成30年度は1,029万2,000円でした。わかあゆの今後のことを考えるという意味では、前から施設整備基金というのは正式に活用して積み立てるべきではないかという意見を申し上げさせていただいていますが、まだ残念ながら101万円余りで、財政調整基金については6,186万7,000円です。それから、通園児については、平成31年度3月末の段階で西脇市から7名の子供たちがお世話になっています。これが決算状況でした。  議案第5号の補正予算に関係してですが、昨年9月1日付で就任をいただいた宇都宮園長が本年12月末をもって退職したい、こういう旨の申し出を受け、急遽、医師、園長の確保に向けた取り組みと医師の処遇改善のための補正予算が提案をされました。大変残念な思いをしたんですが、宇都宮園長としては、ここでも当然、協力はしたいと思ったけど、ここの園長は朝9時から夕方5時まで常勤の医師でないといけないという、そういう規定があるために、ずっとここでしばられるということについては、私の今後の第2の人生ということについては考えざるを得ないんだということで、そういう申し出があって、現在、新しい園長を公募するために取り組みを進めているところです。そういう関係の部分で、歳入の財政調整基金からも繰り入れを行って、取り組みを進めているということです。  第6号議案は、それに関係をして、園長を新たに任用するに当たって、地域手当を支給して園長待遇をよくしよう、こういう提案がされました。  3議案とも全員一致で認定、可決されました。  その他ですが、わかあゆ園の今後の在り方に関する検討報告書が本年9月に内部検討資料として出されたということを報告しておきたいと思います。  以上です。 ○林議長   報告は終わりました。  何か御質問、御意見はございませんか。 ○寺北議員   第5号の補正予算で、予算としては減額しとるわけでしょう、991万5,000円。処遇改善と医師紹介業務委託料というのは、これだけふやしても減額できるということか。ということは、12月末で3カ月の給料が要らないということと、しかし新たなやつ。 ○東野議員   職員の退職とか、そういう形がありましたので、トータルとしては減額になったけれども、当初予算に比べて、新園長を迎えるための取り組みの予算がされています。トータルで減額になったというだけです。 ○林議長   ほか、ないですか。 ○村井正議員   ちょっと教えてほしいんですが、通園児、西脇市は7名ということなんですが、ちなみにほかの市町、町は今ないんですよね。それが何名かというのと、それから最後に、今後の在り方に関する検討報告書、これはどういう方向を目指そうというのがあるのでしたら、ちょっと1点、簡潔にお願いします。 ○東野議員   通園児の各市町の割合、私、資料を持っていますので、後ほど村井議員に見ていただくということでよろしいでしょうか。 ○村井正議員   数字だけ言うてもらったらいい。 ○東野議員   一番新しいやつでよろしいですか。8月の分、決算とちょっと関係ありませんが、8月では、西脇市からは5名、小野市からは11名、加西市から8名、加東市から9名の33名です。  それから、今後の在り方に関する検討報告書は、当然のことながら、この施設を運営をしていこうと。ただし、療養型の施設として運営をしていくためにどういう体制が必要なのか、特に保育の内容であったり、職員の体制であったり、そういうものが提案をされています。これも次の方にぜひ申し送りをしたいと思いますが、この報告書がありますので、また回覧していただいても結構ですので、読んでいただければと思います。 ○吉井議員   一つだけつけ加え。私も出席しておりましたので。  この報告書に関しては、わかあゆ園の職員が作成した報告書で、内部で検討した報告書の内容です。 ○林議長   ほか、ないですか。  これ、10月からまだ園長は決まっていないんやね。 ○東野議員   今、1人候補がその段階であると。ただし、その方は来年の4月1日からだったら何とか就任をしたいと。そういう点では、宇都宮園長に御無理を言って、あと3カ月、何とか12月末と言われているのを延ばしていただけないか、こういうこともお願いはしようという方向みたいです。 ○林議長   ほか、ないですか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでしたら、次、北はりま消防組合議会を村岡栄紀議員、お願いします。 ○村岡議員   10月31日の3時から西脇消防署の大会議室で村井公平議員と私の参加で開催されました。  内容が、議案がたくさんあるんですけど、まず認定第1号の北はりま消防組合の一般会計の決算認定の件で、A3の大きな紙を用意しています。  歳入のほうが28億6,333万1,760円で、裏面の歳出が28億4,142万7,141円ということで、実質収支額が2,190万4,619円ということで、この額が実質収支額になります。そのうち基金繰入額が1,100万円ということになっています。これが一つ、認定の分です。  それから、あと議案で、まず第10号議案ということで、令和元年度北はりま消防組合の一般会計の補正予算ということで、16万9,000円の追加になっています。内容は、添付しているとおりでございます。  それから、第11号議案に関しましての要旨は、北はりま消防組合会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてであります。制定理由としましては、一般職非常勤職員として位置づけられる会計年度任用職員制度が新たに導入されることを受けまして、会計年度任用職員の給与及び費用弁償について定める条例ということで、詳細は以下のとおり添付しています。  それから、第12号議案は、北はりま消防組合会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定ということで、これも理由は、北はりま消防組合会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定に伴って、関係する条例において所要の措置ということで、制定内容のほうは記載しておりますので、また確認しておいてください。  第13号議案は、北はりま消防組合職員の分限及び懲戒に関する条例及び北はりま消防組合職員の給与に関する条例の一部改正ということで、改正理由は、下記のようになっております。成年被後見人または被保佐人が欠格要件から削除されたということでございます。  それから、第14号議案なんですが、これは高規格救急自動車購入における契約の変更ということで、これは早い話、消費税が10%に変わりましたので、その差額分がふえているということです。  それから、第15号議案が、これは救助工作車Ⅱ型の購入にかかわる契約変更の件ということで、これも消費税が8%から10%に変わった分の差額ということになりました。  ということで、認定第1号は全員一致で認定及び全議案に関しましても全員一致で可決をしています。  以上です。 ○林議長   報告は終わりました。  何か御質問はございませんか。 ○村井正議員   救助工作車Ⅱ型というのは、大体どういうイメージをしたらいいんですか。 ○村井公議員 
     工作車というたらわからへんかな。わからへんな。交通事故なんかのときに、救急車と一緒に行って、例えばフロントガラスをめんだり、ドアを切ったり、そういう機材を積んだ救助するという工作車です。これ、1億何ぼやなかったかな。 ○村井正議員   消防車とは違う。 ○村井公議員   消防車とは違います。救助工作車ということで、今言いましたように、大胆に言うたら、自動車をばっとカッターで切る、そのカッターなんかも入れた、ウインチで巻き上げるとかいうのも含めて。 ○林議長   ほか、ないですか。 ○中川議員   播看について一言だけ。今の管理者の退任ですけども、交代時期は未定であるということでございまして、今後、調整をされていきます。また、管理者の交代は互選によるということになっておりますので、そこら辺を。言葉不足だったので。 ○林議長   議案があるやろう。 ○中川議員   規約もない、互選だけらしいです。管理者間の。 ○林議長   議案、出てこうへんのか。 ○中川議員   多分。 ○林議長   ほんまかいな。 ○中川議員   今、調べていただいたらそういうことでした。 ○村井正議員   いついつまでという任期はないの。 ○中川議員   交代時期は未定ということなんですけども。 ○林議長   普通、所在地の管理者でずっとやっていますわね。 ○中川議員   また追って、確認をとりたいと思います。一応、今、事務局で調べていただいたらそういうことでしたので。  それから、西村市長については、内諾を得ているということが書いてありました。 ○林議長   それでは、西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会、浅田議員、お願いします。 ○浅田副議長   それでは、令和元年度第1回西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会の報告をいたします。  開催日時は令和元年11月6日、水曜日で、場所は生涯学習まちづくりセンターで行いました。出席者は、坂部議員と私の2名でございます。  議事2件、報告事項3件を報告いただきました。  まず、議事一つ目の平成30年度農業共済事業特別会計決算についてでありますが、収入は、共済事業収益の合計では、予算額1億6,279万2,000円に対し決算額1億5,734万589円となり、545万1,411円の収入減となっております。業務勘定では、予算額5,954万2,000円に比べ決算額が5,557万2,076円で、396万9,924円の減額となっています。支出では、共済事業費用の合計で予算額1億6,279万2,000円に対し決算額1億5,729万449円で、550万1,551円の不用額となっております。業務勘定では、386万4,924円の不用額となっているということです。以上の説明がありまして、全員一致で承認いたしました。  二つ目、令和元年度農業共済事業の実施状況についてでありました。家畜共済の引き受けは、前年度同期と比べて加入者数、引き受け頭数とも増加をしている、農作物共済の水稲、畑作物共済の大豆、園芸施設共済の引き受けは、加入者数、引き受け面積は前年度同期と比べて減少しているとのことです。  報告事項、一つ目、西脇多可農業保険推進協議会について。これは、来年度から県下一つの事業体になることに伴いまして、今までの運営協議会を統合し、農業保険推進協議会を設立することになっているとのことです。業務内容は、農業保険事業の引き受け及び加入推進に関すること、農業保険事業の広聴・普及に関すること、その他目的を達成するため設置をするということです。  二つ目、損害評価会について。損害評価会の業務内容は調査委員が担当する地区内の検査を行い、管内の損害評価会で被害状況を全委員に周知し、審議員は県全体の損害評議会で損害評価結果を報告することになるということです。  3番目、その他の事項といたしまして、1県1組合化について、進捗状況の説明がございました。令和2年4月に兵庫県農業共済組合を発足させることを決めた覚書が締結されます。現在、設立に向けた発起人会の準備が進められていて、令和2年1月21日に兵庫県農業共済組合を設立する総会を開催する予定だと報告がございました。  以上です。 ○林議長   報告が終わりました。  何か御質問、御意見はございませんか。 ○東野議員   先ほど報告をしましたわかあゆ園議会の定例会の第5号議案、補正予算に関係して、ちょっと私、完全な間違いをしていて、991万5,000円を減額と書いてあるんですが、増額でした。だから、寺北議員の質問に対しても、虚偽の答弁をして申しわけありませんでした。 ○林議長   増額と減額の間違いであったということでございます。  それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は11時35分にしたいと思います。                 休憩 午前11時24分            ───────────────────                 再開 午前11時35分 ○林議長   それでは、休憩前に引き続き、会議を再開したいと思います。  次は、広報広聴特別委員会からの報告をお願いします。 ○浅田副議長   それでは、広報広聴特別委員会が視察に参りました報告をさせていただきます。  丹波市の資料をつけていただいておりますが、これは前回、報告をさせていただいておりますので、今回は11月5日に行いました宍粟市の報告について御説明をいたします。  まず、11月5日なんですけれども、宍粟市へ私たちが行かせてもらって協議をさせていただくという予定でしたが、その日に宍粟市の方が議会運営委員会の視察に西脇市へお越しになるということがありまして、広報広聴常任委員会の皆さんが来訪されるということで、議会運営委員会の後、時間をいただいて広報広聴特別委員会の視察をするという流れでお話を伺うことができました。  まず、視察の目的なんですけれども、議会だよりモニターの制度について、それから議会だよりの編集について、お話を伺うことができました。調査の事項といたしましては、制度の概要でありますとか、至った経緯・経過でありますとか成果・課題、それから、ほかにモニター制度以外で市民の方の意見を聞く場はあるのかというようなことをお尋ねいたしております。  それで、宍粟市さんのモニター制度のことなんですけれども、平成29年度にモニター制度を設置するという方向が試行されております。それで、平成29年9月に第1回目の公募をされたらしいですけども、応募者がゼロやったということを聞いております。そのため、議員が知り合いなどに声をかけて、10人のモニターの方に依頼をされてスタートしたということを聞いております。これは丹波市さんも同じことで、丹波市さんも公募はされたけれども応募はゼロで、議員が知り合いなどに声をかけてモニターさんを構成したということを聞いております。  宍粟市さんのほうは、任期は2年で、ことしの9月が2回目の応募時期になったんですけれども、再任を妨げないということが決められておりまして、10人の中で6人、再任をされる方が決まっているそうなんですけども、これを10人にして2期目を始めるとか、この制度をまた今年度も始めるとかいうことについては検討中であるということを聞いております。  それと、報酬はなくて、年度末に2,000円の図書券を皆さんにお配りしているということを聞いております。  それから、回数なんですけれども、年2回のモニター会議に出席をしてもらうことと、また、メールで意見をいただいているというようなこともお聞きしております。  議会だよりの編集につきましては、広報広聴常任委員会で行っているということでございました。  効果といたしましては、モニターさんのほうから議会だよりの表紙を週刊誌のような手に取りやすいものにイメージを変えたらどうかというようなことがあったそうで、それで委員会のほうで検討され、子供さんの写真を表紙に載せようということで、その子供さんの写真は学校に依頼をしているということで聞いております。それとか、もっと議会だよりに地元の情報や補助金の紹介をしてはどうかとか、もっと写真のページを多くしてはどうかというような意見が出たということを聞いております。  こちらからの質疑応答なんですけれども、モニターさんに30代の人が6人、知り合いの方で入ってもらっているということなんですけども、モニターさんが若い人が入っているのに、会議の時間はどうされておるのかという質問がありまして、夜に会議をするということもやっていますということでした。  また、別の質問で、一般質問が以前の2分の1ページから4分の1になった理由はということを尋ねましたところ、一般質問の詳しい内容につきましては、それは個人の活動報告でするものだという意見で少なくしておると。それ以外に、委員会活動のページを多くしたいということから、一般質問はそうやって少なくなっていると聞いております。  それから、QRコードがそれぞれつけられているんですけれども、それの評判をお尋ねいたしましたところ、成果があるというような声は余り届いていないということでした。  それからまた、議会だよりの配布先は全戸配布、それから病院、図書館などに置かせてもらっているということを聞いております。  それからまた、次の質問で、年2回のモニター会議は必要であるのかとか、要綱を設置してモニター制度をする必要はありましたかとか、この制度をいつまで続けるのかという質問も出たんですけれども、宍粟市さんのほうからは、こういったさまざまなことはただいま検討中ですというお返事をいただいております。それぞれの所管は、この報告書にまとめておりますので、またごらんいただきたいと思います。  広報広聴特別委員会からの視察の報告は以上とさせていただきます。 ○林議長   委員会視察報告が終わりました。  何か御質問、御意見等はございませんか。 ○村井正議員   まず、宍粟市は年間何回、広報を発行されているのかということと、それともう一つ、モニターの任命期間というのか、それはいつまでですか。 ○浅田副議長   議会だよりの発行は年4回、本会議の後にされております。それはうちも一緒です。  それから、モニターさんの任期は2年やと聞いております。再任は妨げないということが要綱に書かれております。 ○村井正議員   それで、再任が6名ということなんですが、やはりこれは自主的にやっていくことに対しての皆さんの意識が高まってきたという結果なのか、それとも残ってくれということなのか。 ○浅田副議長   その辺の詳しいことは確認はしていないんですけれども、お話を聞いている中では、6人が残るということやと思います。無理にお願いしたとかそんなのじゃなくて、10人のうちで6人残るということを言われましたということです。 ○林議長   やりたいと言うていましたね、来た方は。 ○村井正議員   それと、モニター制度によっていろいろこういうところを変えたとかいうのが、ちょっとまだそこまで私が読んでいないんですけど、具体的にこういうところを改善したとかいうのが何点かあったらお願いします。 ○浅田副議長   宍粟市さんのほうの成果というのは、議会だよりの表紙をもう少し手に取りたいというようなものにしたらどうかという意見で、それなら子供さんを載せたらどうでしょうということで、今のところは何号か続けて小学生が表紙に載っております。その表紙の写真は、先ほど申しましたように、学校にお願いをして、学校からいただいた写真を掲載されているということです。 ○林議長   あと、字を少なくする、見てわかりやすくするということを言うていましたね。 ○浅田副議長   宍粟市さんの成果としてはそのようなことでした。 ○美土路議員   おでかけ市議会というのはどういうものなんですか。 ○浅田副議長   各グループ・団体さんとされている、市議会のほうが出向いてグループのところへ行ったり、団体さんのところへ行ったりして話し合いをされているのがおでかけ市議会だと聞いております。 ○林議長 
     我々で言う課題懇談会。 ○美土路議員   あと、宍粟市さんは、広報広聴常任委員会となっている、西脇市と違うところなんですけど、そのあたり、常任委員会は幾つあって、広報広聴常任委員会化されているのは何か特別なお考えがあるのか、そのあたりをお聞きしたいんですけど。 ○浅田副議長   ほかに常任委員会が幾つあるかは尋ねていないんですけれども、常任委員会とされている以上は、年間を通じていつでも会議をしたり、委員会を開いたり、それからネット中継をされたりということがされている委員会やなということは理解をしてお話を聞きました。 ○林議長   三つやったと記憶しています。我々の総務産業とか文教民生とかいうのが三つと、なぜ常任委員会にしているかというと、常時活動しているから常任委員会だということでございます。 ○美土路議員   宍粟市さんの議員定数がちょっと何人かわからないんですけど、広報広聴常任委員会の数と、あと議会報告会やおでかけ市議会も広報広聴常任委員会が担当しているんですか。 ○浅田副議長   委員の数は6名です。  広報広聴常任委員会が担当されています。 ○林議長   議会報告会はやっていないと思います。おでかけ市議会じゃないですか。年に1回、この間、療育会みたいなところでやっていたのかな。やっていなかったように記憶していますね。 ○浅田副議長   ありましたよ。 ○林議長   やってなかったように記憶しとるんやけど。ごめんなさい、間違いやったかも。きのうのところがしていなかったんか。 ○村井正議員   これ、それぞれの皆さんの所感を読んでいましたら、基盤がしっかりできてからしたほうがいいとか、「もう少し慎重に」、それから「基盤を固めてから実施」、この基盤というのは委員会のね。それと「各年度、意見を聞く必要がないと考える」とか、その必要は余りないというような、そういう意見がちょっと多いんですが、モニター制度。これについては、ちょっと否定的な、大体、皆さんが聞かれた結果がそうだったという、そういうことなんですか。このモニター制度というのは、今度は来年度に入れていくという、そういう方向やなかったかと思うんですが、それについてどうですか。 ○浅田副議長   午後の議会運営委員会の報告でまたそれはさせていただこうとは思っているんですけれども、所感の中では、皆さん、今の時点でもっと内輪の、西脇の広報広聴委員会でするべきことがあるのではないかというような思いを持たれて、こういう所管になっていることと思います。委員会の中で、議会だよりモニターを設置するということは、みんな認識はしております。していますが、所感としてはこういう思いで書かれているんやと思います。 ○東野議員   宍粟市に関係しては、要綱までつくられて、そして公募で行いますよと言われたけれども、公募がゼロであったと。だから、議員がそれぞれお願いをして、10名のモニターの方が選ばれて、そして活動を2年間で2回、集まりを持ったそうです。そういう中でも、今回2年が切れて、実際に再任の方、本当やったら9月から再スタートせなあかんけれども、6人の人が残ると言うてくれたけど、これをどうするかどうかも今はっきりしていないんだと、今検討中だと、こういう意見があったんです。そういう中では、西脇市議会としてはそこまで、モニター制度までという、宍粟市にしろ、丹波市の方向もさせていただきましたけど、もう少し立ちどまってしっかり内部をしてからのほうがいいのではないかというふうに、私も所感の中で述べさせていただいたとおりなんです、慎重に検討すべきではないかと。だから、宍粟市にしてもうまくいっているということではないと思います。だから、要するに2年たって、まだ今2期目のスタートができていない、今検討中だとはっきり言われましたから。 ○寺北議員   だから、何が問題になっているの。 ○東野議員   一つは、まずこういった議会だよりモニターという形でオープンに公募をしても、それに積極的に応えてくれている市民の方がいらっしゃらないということと、そしてモニター制度そのものも、私はもっと回数を多くされているのかなと、少なくとも議会だよりが出されるたびに、4回という形になりますから、それもされていない状態。それと、もう一つは、意見は聞いて、採用できるものは、表紙とかそういうもので採用をされているんですが、やっぱりいろいろ採用できない、そういう部分もあるんだということで、意見としてはわかるけども、今対応がし切れない、そういうことが言われていました。だから、今、モニター制度を導入をして、さまざまな、こういったことにしたらどうだろうという、そういう意見を聞くということは大事なことだろうとは思うんですが、定期的に、そこでできにくいこともたくさんあろうかと思いますので、そういう部分では、もう少し、今内部的に横書きにし、それから写真をオールカラーにし、それから少しずつ段階を踏んで、西脇市議会の議会だよりというのは取り組みを進めていると思いますから、今の段階で、私はその状態で進めるべきではないかなと思うんです。それには対応し切れないのではないかという思いもあります。毎回、市民の方の意見を聞いて、そして全部採用していくとすれば。そういう思いなんですが。 ○林議長   議会運営委員会の中で議会だよりモニターを始めるときの動機の一つ、一番大きな動機、議会に親しみを持ってもらうために、議会だよりモニターから始めたらどうかという形でいったんです。それについてはどうですか、宍粟市さんは。 ○吉井議員   今の話の中で、モニターさんのモニターした内容を読むと、大体、議会だよりの体裁に関するもの、例えば写真をふやしたらいいとか、表紙を子供にしたらいいとかいう意見はあるんやけども、記事そのものについて、もう少しこういう記事について深く取り組んでほしいとかいう内容のものは全くなかった。だから、議会だよりが年間4回発行されるけども、改善されるところは改善していくと、次にもう言うことがなくなってくる。記事そのものに対して意見をおっしゃるようなモニターがなかなかなかったということで、私は親しんでもらうということについては、記事の内容について、もう少しこういうことを取り上げてほしいとか、モニターさんが見られて、そういうところに進んでいけば、またちょっと違うのかなと思うんですけど、丹波市も宍粟市のほうも、記事の内容そのものよりも、とにかく見た目、体裁についてのモニターの意見が多かったと。ですから、4回も5回も重ねても何も言うことがない。じり貧になって。 ○林議長   親しみを持ってもらうという目的に対してはどうだったんですか。 ○吉井議員   だから、体裁。 ○林議長   じゃなくて、宍粟市さんはこう言われた。一番の成果は議会に親しみを持ってもらいました、今、議会改革についても議会だよりモニターさんから意見を聞くようにしていますと。議会に関しては思ってくれたわけね。議会改革についての諮問も、実は議会だよりモニターさんに来てもらって、議会だよりモニターさんに、うち、議会改革とかこういうのをやろうと思っとるんですみたいなこと、あるいはもっと市民から見たら、どういった議会づくりをさせてもらったらよろしいですかという意見を議会だよりモニターさんからもらっているから、議会だよりモニターから議会モニターに移行したいと言うてはったんです。これ、飯綱町と同じパターンなんですね。議員のなり手不足解消のためにもやられていますけども。飯綱町さんも公募して、人が来なかったんです。議員さんが手分けして、あれは50人ぐらい集めてやられて、今、議会だよりモニターから議会モニターにいかれたと。朝来市さんも同じです。議会モニターに移行して、議会モニターでやっているという形で、議会に親しみを持ってもらうという当初の目的を得るために、我々議会運営委員会もたしかそういう議論をして、議会だよりモニターから始めてみたらどうかと、議会に関心を持ってもらう一つのやり方としてね。  議会だよりなんていうのは、こうしたらいい、ああしたらいい、もっと見やすくということは出ます。けど、こうやったらいいと、プロじゃないんですから、レイアウト、写真をこっちに持ってきたほうがいいん違うかなんていうことは恐らくそんなに出ないと思うんですね。もっと親しみを持つというか、今回わかりやすかったですか、わかりにくかったですか、いや、わかりやすかったです、わかりにくかったです、これは答えられると思います。でも、レイアウトをどうせえ、ああせえというのは恐らく、プロじゃないから出ないのではないか。そんなことより、もっと読みやすくしてください、読みやすくなりました、今回のは見にくかったですというような意見が出るのではないかというふうに私は推測している。一番は、議会に親しみを持ってもらうこと。だから、宍粟市さんが言われたのは、自分たちがこういうふうに変えてもらったらいいのになといったことが変わったときに、物すごいやりがいを感じていただけたということも同時期に宍粟市議会さんは言われておりました。そういうことね。私も実はいましたので。  御意見、御質問等ございませんか。 ○村井正議員   今の親しみをという視点がここではどういうふうに、皆さん、所感の中に入っているのかというのはちょっと私はわかりませんが、大体、視察報告というのは、こういうことをやろうという前提で、どういう問題がその中で起こってきて、それをどう解決したらいいのかというのを視察に行ってやるんじゃないかと思うんですが、これは、ちょっとそういう意味では異例な視察報告だなと思って、今感じたんですけども、これを受けて後、具体的にどういうふうにモニター制度を考えるかというのはもう一度、ここで言えば、考えていかないかんなとはちょっと私は思いましたけども。 ○東野議員   議長が言われようとする意味合いとしてはわからないことはないんですが、議会だよりモニター制度というのはそんなに意味があることなのかな。議会モニター、要するに、西脇市議会に親しんでもらうためにそういう応援団的な、またいろいろな意見を聞かせてくれる、そういうものをつくっていく、それがどういうふうに、公募だとかいっぱいあるだろうと思うし、議員が自分が一番親しい人たちを選んでいくみたいな形になって、選び方はいろいろ問題があると思うんですけど、議会だよりモニターという形で言えば、今、広報広聴委員会で毎回、議会だよりをつくるためにいろいろ、丹波市とは違って、ほとんど基本的には議員でやって、何回も集まりを持っていく、さらに意見を取り入れてという、そういうこともできれば言うことはないのかもわかりませんが、今、努力をしていることを積み重ねていくことのほうが、私は議会だよりを作成する上では重要ではないだろうかと。議会そのものにもっと親しんでもらうための取り組みというのは、また当然、こういった議会モニターとしては考えるべきではないかなと思うんですが、どうもほかの二つのところは、当然、丹波市にしろ、丹波市にしたら議会だよりモニターがやがてうちで言う高校生版議会報告会のような、そういう形に反映したり、宍粟市にしても、2年間やったけれども、それが議会だよりモニターから議会モニターに変わるべき、そういうことを多分、今検討しようとしているんだろうと思うんですが。だから、そういう点では、議会だよりモニターということについては、ちょっと私は慎重にならざるを得ないなと思うんです。 ○林議長   実はこれ、もともと加賀市さんに視察に行ったんですね。加賀市さんは議会だよりモニターをやっていたんですよ。議会だよりモニターからそろそろ議会モニターのほうに移行しようと思っていますということで、我々のところもその議論をした折に、例えば今の現段階で、毎回、委員会とか本会議を、たとえインターネットでもモニターしてもらって、意見をもらうというのはなかなか難しいのではないかと。議会だよりならば、年4回ほどのことであるので、そこから意見をもらって、寺北議員はそう言わはったんですよ。だから、議会だよりのことだけやなくて、もっと議会の中身のことも議会だよりには載っとるので、そういった意見も取り入れられるような形で答申をしてくれというようなことを、そのとき浅田副議長に言われた。寺北議員は多分、議会モニター的な議会だよりモニターというのがイメージされとったのではないかというふうに思うんですね。我々、加賀市議会を見てきていますので、議会モニターに移行するにはそういった手順を踏んでいかないといけない、まずは議会だよりモニターから始めたらどうだろうかということで、議会運営委員会では決定して、やり方を広報広聴特別委員会のほうに諮問してあるんです。やり方です。どういうふうにやったら、議会だよりモニターができるかというのを諮問しておりますので、広報広聴特別委員会はその答申をしてもらわないといけないんです。こうやったらうまくできますよということです。それが入っていないんやないかというのは、今、村井正信議員が視察報告にはどうやったらできるかということは一切書いてあれへんやないかというようなことを言われとるのではないかなと想像いたします。この後、議会運営委員会のほうで中間報告をしていただくようになっていますけども、議会運営委員会から広報広聴委員会に諮問しているのはやり方です。  ほか、ないですか。 ○高瀬議員   一言だけちょっと言いたいなと思って手を挙げたんですけど、私、今回、この2年間の間に3回編集担当者になってやった経験から言うと、例えば議会モニターさんからもっと写真を多くとか、言葉をもっと少なくとかもっと見やすくというのは、そういうことは私も思うんですよ。やっていて、やっぱり言われる前から編集したいとか、ほかのメンバーもそうやけど、もうちょっとこうやったらいいなということは、思っていることはいろいろある。モニターから聞くのも重要やけど、それやったらもう少し編集委員の中で、内輪でやるとか、本当によくするという意味でいうと。あるいは、言葉を少なくするんだったら、多いより少ないほうが難しいと思うんですよ。というのは、文章を簡潔な言葉で結んでいかないといけない、つづっていかないといけないんだけど、現状は、定例会の委員長報告をベースに少し言葉を入れる議案と入れない議案と選別したりとか、そういう形でやっているんだけど、それよりももっと短くということになると、その元記事を書く人のセンスだとかスキル的なものとか要求されるし、写真を多くというと、私もなるべく写真を多くしたいなという意識でやっているんだけど、なかなか適切な写真がないというか、それやったらもっとふだんから、皆さん、何か事あるごとに写真を撮りましょうねみたいなこと、あるいは場合によっては、広報委員の中で1人、写真専属みたいなのをつくるとか、いろいろやり方があると思うんですけど、いずれにしても、今議長が言われて思ったんですけど、広報広聴委員会でやるのはいいけど、その先に議会モニターまで意識して、二つのことを考えながらやるというのはなかなか難しい要素があるなというのと、もう一つは、言われないでもかなりのことは広報広聴委員会の中でわかるという部分をまずはどうするかみたいなこと、議会だよりをよくするということだけを考えるとね。というふうに思っています。 ○林議長   議会モニターのことまで広報広聴委員会で考えるとは言うていない。議会だよりモニターをどうやってやったらうまくいきますかということなんですよ、議会運営委員会から諮問されとるのはね。  ちょっと12時超えていますが、会議を続行したいと思います。 ○高瀬議員   今発言したのは、ちょっと黙って聞いとくのもあれやし、提案があるというわけでもないんだけど、そういう広報広聴委員会も難しい側面ももがきながらいろいろやっているんやけど、でもちょっと否定的な頭も少しはあって、そういう意味と、この報告書にそういうはけ口が少しは出た、そんなイメージかなと思って。 ○林議長   それと、一つが諮問されとるのが2月なんですよ。ちょっと時間がかかり過ぎなんじゃないですかというのもありますね。 ○高瀬議員   そう言うと、諮問されているほうは、議会モニターをすることが前提ではなしに、しないことも選択肢の一つとしてあるということの意識で、少なくとも私はいたし、東野議員とかもそう言っていた。 ○林議長   それが間違っています。 ○高瀬議員   じゃあ、広報広聴委員会だけじゃなくて、議会運営委員会のメンバーも何人かいるんだけど、そういう意見も出なかったので、私個人はそういう意識というか、ゼロという回答もありという流れの中で考えた。 ○林議長   それをこの間、委員長にも言うたんですけども、諮問内容をきちっと見て答申してくれと。だから、迷走するんですよ。2月に諮問した内容をきちっとわかって、じゃあ、いつまでにこの答えを出さなきゃいけないんだというのをしっかり持ってやってくれということは前にも言っています、委員長のほうにはね。 ○東野議員   僕も副委員長をしていましたけど、議会運営委員会の傍聴をしっかりしていなかったということでは反省をする点があるのかもわかりませんが、私も高瀬議員と一緒で、当初から今の西脇市議会の議会だよりを作成する上で、モニター制度がいいかどうか、そういう判断でいました。これがまずこういったものはやるべきもので、どういう内容にすべきかというのは、ちょうど1カ月前の個々の議員協議会の中で、自分の理解が違っていたなということに気がついたという点が正直なところです。そういう部分では、もし諮問という形ではっきり、それもいつまでにそれぞれの委員会で、口頭で言ったら、そこの部分の文章も含めて、こういう内容でということを私は正直、出していただきたかったなと。でないと、これも先ほど話がありましたように、議会運営委員会のメンバーも当然、広報広聴委員会の中にはいた中で、こうして議論をしていって、こうなんだなという形で私も進んでいましたから、今後の諮問のあり方そのものというのはぜひしていただきたいなと思います。 ○林議長   諮問もしていて、同時期に決まったのがPPDCAサイクルというんだったかな。要は、目的を書いていつまでにやるというのを委員長に作成を依頼しております。それができている、できていないというのは広報広聴特別委員会の責任だと私は判断いたします。 ○坂部議員   それは前回の分、なしもありかなと、ないんだというので説明を副議長がしてはったじゃないですか、委員長として。じゃあ、どういう方法論をするんや。次のところ、制度というのはどういう制度を持ってくるんや。要綱までいくための制度が必要かという議論が一つあって、してもいいかと思うんです。ただし、議会だよりの、議会に親しみを持ってもらうという前提だから、議会だよりに対しての意見をもらうと。それは意見をもらったら、その人は多分読むわけやから、若干であろうと、十二分であろうと親しみを持たれるし、評価はするからというのはついて回るわけです。じゃあ、次に制度をどのようにするねん。するときに、私は、具体的に議会だよりの意見を聞く場なり方法論はどうやというたとき、私以外の皆さんはそんなの次のときに進めたらよろしいやんということで、方法論までは出ていません。 ○林議長   この報告書についてはよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕  また議会運営委員会のほうで議論があるかと思います。  次に、月曜会から報告をお願いします。 ○村井公議員   それでは、月曜会の視察報告をさせていただきます。  そこに書いてありますように、視察につきましては10月28日に三木市教育委員会と加東市教育委員会に行きました。  調査の目的につきましては、当市では、児童生徒の減少が新興し、今後ますます複式学級、単学級が増加するものと考えられる。義務教育における大きな課題であるということから、近隣市町においても同様で、これらの対応策として、既に学校の再編統合、また中一ギャップ対策も含め、小中一貫教育に取り組まれている自治体もあるということから、西脇市においても令和元年度、今年度、学校施設長寿命化計画の策定が進められており、これに関連した学校の再編、統合、また小中一貫教育の課題が出てくることは必至であるということから、それに先駆け、西脇市にとって最良の学校再編、小中一員教育等を視察して、今後の対応に生かすために視察を行ったというところでございます。  視察事項につきましては、そこに書いてありますように、アからクまでの項目について、一応、視察いたしました。  三木市は二つそれぞれあるわけなんですが、三木市の取り組み概要につきましては、三木市においても児童生徒数が減少してくるということで、将来においても減少予測が出ており、特に志染中学校区、陽中学校区、吉川中学校区は小規模化が進んで、教育活動への制限が多く見られ、早急に対応する必要が出てきたということで、私自身も三木市については都市化というような形で、こういった複式とかいうようなクラスがあるということは考えておりませんでしたが、やはりそういった周辺部については、そういう状況になっておるということでございまして、平成28年8月開催の三木市の総合教育会議において、学校の適正規模、適正配置について協議が開始されまして、学校再編検討会議が組織されて、9回の審議を経て本年8月に提言書が策定され、教育委員会に提出されたと。教育委員会では、提言の内容を尊重しながら協議がなされて、本年10月3日に三木市立小中学校の学校再編に関する実施方針が策定されて、新聞にも出ました。そういったことが生徒数減少による教育活動に悪影響が出てきた志染中校区、陽中校区、吉川中学校区をほかに先駆けて統合に向け取り組まれておるという現状でございました。統合開校予定は、3校それぞれ1年差があるんですが、令和3年度と令和4年度の計画であるということでございます。  それから、加東市の取り組みにつきましては、加東市におきましてはちょっと当初の出発点が違っておりまして、行財政改革を目的とした公共施設適正化検討特別委員会が設置されて、その中において小中一貫教育方針案が説明されまして、公共施設適正化検討委員会の中で学校施設も含んだ取り組みが始まったというところでございます。それ以降、PTA・小学校単位での説明会、また教育委員会では、教職員を対象に視察や研修会が数多く行われたということです。平成27年9月議会において、加東市公共施設の適正化に関する計画が可決されたのを受けて、教育委員会において地域別小中一貫教育推進協議会が立ち上げられ、小中一貫教育の実施に向けて推進されているところでございます。御存じのとおり、加東市につきましては、旧滝野町、社町、東条町という三つの町の合併でございまして、それぞれの地域の事情というのもそれぞれ違いますので、そういった協議会が立ち上げられたということでございます。  東条中学校につきましては土砂災害の警戒区域に立地しておりまして、生徒への安全面の配慮と施設の老朽化から急がれるため、東条中学校・東条東小学校・東条西小学校を一体型の東条地域小中一貫校として令和3年開校に向け取り組まれておりましたが、さきの入札不調のため1年おくれるようでございます。また、社地域は中学校1校、小学校5校の併設型で令和6年度に開校の予定でございます。滝野地域につきましては中学校1校、小学校2校で一体型または併設型ということで検討中で、令和10年度に開校予定であると聞いております。  それから、今後、西脇市につきましては、視察によってどういったことが特に勉強になったかということでございますが、私の所管に書いてありますとおり、やはり一つは、義務教育の9年間をどう区切るかというのが大きな課題であるなと思いました。ということは、加東市は4年、3年、2年と区切っとるのでね。初めの4年は基礎学力をつける、それからあとの3年は学力をそれ以上につけていくということと、あとの2年は高校進学というような形になっております。  また、三木市につきましては、9年間の義務教育の中でどうしていくかという教育方針を立てられておりました。  それと、小野市につきましては、もう既に進んでやられておりますが、これは5年、4年の区切りということでございまして、この区切りをつけるということは、9年間の義務教育をどのようにやっていけば子供の教育が一番うまくいくかというのが、この点がどこの自治体によっても違いますので、やはりこの点が一番大事だと思います。  それから、各それぞれの校区、再編・統合なりをしますので、地域地域に小学校あるいは中学校があるわけなんですが、やっぱり地域での事情がそれぞれ違うと思うので、地域でのしっかりとした説明、理解を得なければなかなか進みにくいということでございます。  それともう1点は、そこにも書いておりますけど、どちらも取り組みから6年、7年はもう既にかかっておるということでございまして、今ゼロ歳児が1年生に入るよりもまだ時間がかかってくるというような課題でございますので、やはりこの前も私が、これだけの児童数の減少ということで一般質問をしましたが、このような状況の中ですので、できるだけ早い取り組みをしていくというのが必要であるということを感じたところでございます。まだどちらについても実施に移っておりませんので、効果とか成果についてはまだわかりませんので、今後、西脇市の学校の再編・統合につきましては、それぞれの機会において質問をし、また提言をし、やっていきたいと思っておるところでございます。  以上でございます。 ○林議長   報告は終わりました。  何か御質問、御意見等ございませんか。 ○村井正議員   これは2ページになりますか、「加東市の取組概要」というところの下から3行目ぐらいですか、「社地域は中学校1校、小学校5校併設型」ということは、これは小学校5校を今のところをなくしてしまって、どこか中学校と一緒に建てるという、そういう意味なんですか。 ○村井公議員   中学校は置いといて、小学校をそこへ持っていって建てると聞いております。 ○村井正議員   今、私らの地域でも非常に過疎化は進んでいるんですが、小学校なり中学校というのは割と地域のシンボルというかね。いろいろなところに、この前も私らのところでは音楽会があったら、小学校の体育館がいっぱいになるんですよ、これだけたくさん人がおってんやという、そういうことが今度がらっとなくなってしまうというおそれもあるんですが、ここら辺のところで、それはまた改めて議論になりますけども、そういうようなお話は聞かれていませんか。 ○村井公議員   そこにも書いとるかもわかりませんが、やっぱり生徒数が減少してきたら、それもあるんですけど、教育に大きく影響してくると、悪影響が出てくるということから、そういった形に持っていくと聞いております。どちらもね。だから、心情的なことは理解するということで、先ほども言いましたけど、地域である程度、いろいろと説明をし、理解してもらうということはしなければいけないけど、市として、教育委員会としても、やはり子供の教育というのを第一に考えていくということになりますので、そちらのほうを優先するということになっとると思います。
    ○村井正議員   ここは余り議論することではないんですけども、悪影響というのは、教育委員会が見られてですけど、ということは、例えば西脇市で小学校が非常に人数が少ないということは、これは既に悪影響が出ているという、そういう判断になるんですか。私はちょっとそういうふうには思っていないですけど。 ○村井公議員   早い話、中学校でしたら部活が自分のところでできへんようになってきよるということになってきたら悪影響ですよね。幼稚園もなくなり、こども園になったと。それから、それについても先生から言わせたら、幼稚園で小学校の子と一緒に通学することから考えたらマイナスやと言われるようなことが出てきておりますので、やはり少子化の関係からいうたら、少ないほうが教育に関しては影響が大きいとは聞いたんですけど。 ○林議長   ほか、ないですか。 ○寺北議員   単純な質問します。双葉小学校の建てかえは間違いであったという結論ですか。 ○村井公議員   間違いであったということになるかもわかりませんね。私は賛成しましたけど。ただ、あのときと今と、先見の明がなかったと言えばそれまでなんですけど、やっぱり今であれば、そういうことがあるとは思います。言われればそうだなとは思います。 ○林議長   ほか、ないですか。報告に関してお願いいたします。あり方に関しては、またほかの場で議論が恐らくあるだろうと思いますので。 ○寺北議員   やっぱりこの報告もそうなんやけども、所感と書いとるけど、所感がないんよ。向こうの現状を聞いてきたことを書いているわけ。それ、所感違うねんな。これはいろいろなやつがそうなんやけどね。だから、短こうてもいいから、例えば誰かが代表して書いたらいいのであって、この場合でいったら、1ページと2ページで取り組みの概要が書いてあるわけやんか。それについてはふれるなと。それぞれが何行でもいいから、自分はこれを見てこう思ったとか、それから西脇市はこうあるべきやと考えるとかいう、それが所感であってね。だから、常にそれは言われとるでしょう、過去ずっと一貫して。そやけど、全くない人もおるわけ。だから、所感の書き方自身、もう一遍考え直さなあかんの違うかなと。だから、役に立てへんねん、読んだからいうて、正直。だから、1ページと2ページがあったらいいと思います。 ○林議長   ほか、ないですか。 ○美土路議員   加東市についてなんですけれども、行財政改革を目的とした公共施設適正化検討特別委員会が設置されたと書かれているんですが、西脇市でも公共施設適正化計画が何年か前にできたと思うんですが、加東市でもそれを策定するために、この委員会ができたんですか。その中で、別途小中一貫、学校に関するのをまた別個で考えられたのか、そのあたり、どういう中身なのかということをお聞きします。 ○村井公議員   結局、全体の会議は一緒なんです。そやから、市長部局と教育委員会部局に分けて、教育委員会が教育施設、その中で統合してやっていくというほうがよりいいだろうということで、教育委員会で。それで、ほかのところは別に聞いてませんので、ほかの公共施設については。そやから、ちょっとわかりませんけど、全体的には一緒に公共施設全体で検討する中で、その中で教育部門は分けておるということになっておると思うんです。新聞にも出ていましたけど、東条のコスミックホール、あれも対象として取り壊しということになっとったんですけど、変更になったというようなこともあるわけです。あそこをつぶして中学校をというような話も出とったようなんですけど、しかしいろいろな反対があって、新たなところでということで、今、準備されておりますけどね。そやから、会議としては一つなんです。その中の小委員会とは言えへんけど、部局が違うので、やられとるということです。 ○林議長   これ、公共施設適正化検討特別委員会は議会の特別委員会じゃないの。 ○村井公議員   議会じゃないです。 ○林議長   そう。議会も特別委員会をつくったね。 ○村井公議員   特別委員会というのは、議会はそれを受けて、そこに書いてへんかな、議決事項にしてやりました。 ○林議長   こっちに外しとるの。議決事項にして、議決から今度は外しています。議決事項と違うことをやるからということで、小中一貫のほうじゃないかな。何かよくわからないけど、議決から外したようなことをされていましたね、この間。去年やったような気がしますけども。議決取り消しというんですか、何かそういうことをされていましたね。加東市議会のほうでは。 ○美土路議員   もう一度確認なんですが、公共施設適正化計画をつくる中で、小中一貫の教育部門の分も特別に別枠につくって、計画をつくったということですか。全体の分と教育部門と同時に一遍にやって、計画をつくったということですか。 ○村井公議員   そういうことです。 ○寺北議員   同時ですか。 ○村井公議員   検討委員会を立ち上げたときには教育委員会も一緒なんですね。その中で、分かれてやっているということで。教育委員会のほうが、全体的に言うたら先に進んでいきよるということなんですね。 ○寺北議員   行政の側も特別委員会という名前なんですか、議会じゃなしに。検討会議とか検討委員会とかいうんやったらわかるんやけど、特別委員会となったら、議会かなと正直思ったんやけどね。  それと、公共施設適正化計画そのものは、学校の統廃合というのは大きな課題やねん、西脇市においても。だから、西脇市の30年間で40%の床面積削減とか出とるでしょう。あれは、ほとんどが市営住宅と学校だと私は考えています。 ○林議長   庁舎関連で26%削減になるらしいけどね。 ○村井公議員   これは議会じゃなしに公共施設適正化検討特別委員会、その中で小中一貫校の教育を進めるという、そこで打ち出しをされて、そして教育委員会が取り組んでおるということなんです。 ○寺北議員   だから、西脇市もことしの予算で教育委員会の長寿命化、あれは統廃合なんですよ、最後はね。否定しますけどね。そこまでは考えていませんと言うけど、それのために長寿命化。統廃合がなかったら、長寿命化はなかなかしにくいでしょう。統廃合をする中で、あそこは残そうか、ここはやめとこうかという話になるから、私はイコールだと思ってしますね、ずっとね。西脇市の教育委員会もね。 ○林議長   適正な学習環境の整備何とかというやつやね、たしか名称としては。 ○美土路議員   感想なんですけれども、私も今、村井公平議員や寺北議員が言われたのはちょっと頭に入れているつもりなんですが、ただ、加東市は公共施設適正化計画をつくる際に、教育部門をもっと突っ込んだ形で、小中一貫のところまで結構突っ込んで、最初から取り組んだのだなという、そこがちょっと西脇市と違うところだなという感想を持ちました。 ○林議長   西脇市は結構遅いんですよね。小野市なんかが一番最初にやられたんじゃないかったかと思いますけど、そこからどんどん波及してきて、一番今最後になっているんじゃないかな、西脇市が。多分、出してから、今、村井公平議員がおっしゃったように、10年ほどかかるものだと思いますので、やっぱりかかりは早いほうがいいんでしょうね、きっと。 ○寺北議員   もう1点。併設型と一体型の違いもうちょっと明確に教えてください。 ○村井公議員   一体型は、この敷地の中の一つの建物の中で小学校も中学校もそこへ入ると。併設型は、中学校があるところへ敷地は一つにして、そして必要な部分をそこへ入れていく、足していくと。 ○寺北議員   もうちょっとわかりやすく説明して。 ○村井正議員   場所は一緒なんですか。 ○村井公議員   場所は一緒なんです。 ○村井正議員   校舎が一つ。 ○村井公議員   一つのと二つになるという、そういう。 ○林議長   よく9年生とか7年生とかいうのは一体型のことですか。それはどっちもあるわけ。 ○村井公議員   両方あります。小野市なんかは、1年生から9年生まで呼び方はそうなっていますけど、学校は併設じゃなしに、別々にあります。 ○東野議員   もとの学校やね。 ○村井公議員   はい、もとの学校が。今言うた併設型は、もとの学校やなしに、同じ敷地の中にあると。しかし、建物は分かれとるというようなことを聞いています。 ○寺北議員   簡単に言うたら、同じ敷地内で建物は別です、同じ敷地内で建物は同じです、それだけの話でしょう。違うの。 ○吉井議員   東条の場合は、もう一つあるのは、併設型と一体型とにしたのは、でき上がった学校の規模によって、校長先生が一体型は1人なんですよ。併設型は校長先生が2人というようなことで、今、東条は合併後500人やから、校長は1人でいけると。だから、一体型。滝野と社は1,000人を超える規模になるので併設型にしようというような考え方もあります。施設と別にね。でも、うちの重春小学校みたいなのはしてもいいん違うかなと私は思うんやけど、やっぱりいろいろ組織のそういうふうなことも含めて考えないかんという。 ○林議長   ほか、ないですか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでございましたら、次に議員研修報告を東野議員、お願いします。 ○東野議員   私と高瀬議員でJIAM研修に行って受けてきた研修ですが、トップマネジメントセミナーというのは、それぞれ地方自治体の当面する課題、これを年に1回、テーマを決めて企画をされています。私たち議員だけが対象ではなくて、首長さんだとか市行政の幹部職員も参加をされる、そういう内容でした。今回、太子町の新しい町長さんも出席をされていました。  今回のこういったテーマは、新時代における自治体経営、このことについてテーマが設けられて、そして理論的な問題として、元総務事務次官の佐藤氏から地方財政の課題について、また名古屋大学の福和教授のほうから、必ず来る南海トラフの関係にどう備えていくのかという、そういうことが話されました。また、実践的な内容については横田さんという、株式会社コラボラボ、要するに女性起業家をどうふやしていくのか、女性起業家がやっぱり活発に活動するという、そういうことがこれからの雇用の拡大や地域の活性化にとって必要なことだと、そういうことでの実際的な話がありました。もうお一方は、國島市長が高山ブランドということで、観光行政について話がありました。詳しい内容については、報告書等がありますから読んでいただけたらと思いますが、私も四つの話を聞いて、いろんな刺激、西脇市についてどうだという形、いつも皆さんから問いかけられる、そういう部分についてはないんですが、いろんな刺激を受けて帰ることができた研修でした。 ○林議長   報告は終わりました。  何か御質問ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので、それでは、その他に入りたいと思います。  まず、その他で、議員さんからありませんか。 ○村井正議員   意見を聞く会で、皆さん、ちょっとこの間、参加いただきましてありがとうございます。きょう、また比延地区がありますので、コミセンのほうなんです。  それで、ちょっと1点、そこでお願いしておきたいのは、コミセンの前に駐車場があるんですが、できましたら委員の方は、コミセンの道を隔てて、前に土の駐車場がありますので、議会が主催ですので、できるだけ遠いところから置いていただきますようにお願いしたいと思います。1点、お願いしておきます。 ○林議長   それでは、よろしくお願いします。  ほかにないですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、事務局のほうからお願いします。
    山口事務局長   事務局から、その他の(1)に上げております台風19号災害に伴う義援金協力について、お願いを申し上げたいと思います。  議員さんも御承知のとおり、西脇市議会では、過去から国内外の大規模災害が発生した際、御見舞金をお送りしております。このたびの台風19号災害の被災自治体に対して、過去の例によりお見舞金をお送りしてはどうかという御提案でございます。  一つのきっかけとしましては、全国市議会議長会あるいは兵庫県の募金委員会とか、そういったものが設置されたときを機に検討しておりまして、その際には、その募金を使ったり、また被災自治体へ直接お見舞金をお送りいたしております。ここ3年の例を申し上げますと、平成30年度は7月豪雨災害が発生いたしました。たくさんの被災地があったんですが、西脇市が災害救助法の適用を受けたということで、私どものほうが逆に全国、近畿、兵庫県の各市議会議長会からお見舞金をいただいたという経緯もありまして、市議会からはお見舞金は送っていないということです。それから、平成29年度は特段、7月豪雨がありましたけれども、募金委員会が設置されなかったこと等からお見舞金を送っていないと。平成28年度は熊本地震がございました。御存じかと思いますが、へそのまち協議会に加入されている大和町さんにお送りをしたということでございます。その例からいいますと、そのほかにも丹波市さんに直接持っていった例、それからネパール地震については県の募金委員会に入れた例、常総市さんはこちらに視察に来られた関係で、直接、常総市さんにした例が過去にございます。  今回は、栃木県佐野市さんと福島県本宮市さんが被災されたということでございますので、事務局からの提案としましては、各議員さんから今までどおり、お一人につき5,000円をいただきまして、それを1市3万5,000円ずつに分けてお送りしてはどうかというふうに考えております。御検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○林議長   議長会を通じて。 ○山口事務局長   一応、議長会からも義援金の開設があったことは文書なり、また評議員会では依頼はございました。ただ、過去も、そうあっても熊本地震の場合でしたら、全国市議会議長会の募金口座を開設されたけれども、へそのまち協議会のほうの関係、自治体に直接送ったという、そういう経緯もありますし、それから全国市議会議長会のほうも、特にそれを個別にされる場合はそれでやっていただいたら結構ですという、そういった文章での依頼もございますので、そのあたりを勘案しまして、事務局案としましては、その両市でどうかなと思っております。今、議長が言われましたように、募金委員会が全国市議会議長会で設置されておりますので、そこに一括してお送りするというのも一つの手法ですので、するとすれば、そのいずれかかと思います。その二つの面で、御協議いただければと思います。  以上でございます。 ○林議長   二つの市に送るか、議長会を通じて、全体ということになりますかね、いろいろなところが被害を受けていますので、するかというところでございます。いずれにいたしますか。 ○東野議員   全国的に被害を受けているんですが、関係がある市町のほうにという思いが、私個人的にはあります。 ○美土路議員   済みません、聞きもらしたのかもしれませんが、その2市は視察に来られた市ですか。 ○林議長   全国へそのまちサミットの同じ。  2市のほうでいいですということですか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは、そちらのほうでさせていただきたいと思います。 ○山口事務局長   2市に直接ということですので、特段の締め切りはありませんが、11月22日、金曜日、この日、議案配布の日にもなっておりますので、その日にさせていただければありがたいかなと思いますが、よろしいでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは、11月22日、金曜日までに、事務局のほうによろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○林議長   それと、本日の意見交換会に、ひょっとしたら神戸新聞の井関記者が来られるのと、あと重春のときにも井関記者が来たいと。どっちかというたら、人口の少ないところと多いところを両方見たいという御意向でしたので、まだ確定はしていません。来たいという意向があったと。  それと、重春地区のほうにつきましては、福岡県添田町議会さんが視察に来たいということになりますので、これは代表区長のほうにも了解はとっておりますので、5名来られる予定でございます。お知らせでございます。  それでは、これをもって議員協議会を終わりたいと思います。  お疲れさまでございました。                 △閉会 午後0時45分  令和元年11月12日                                 議員協議会                             議 長  林   晴 信...