西脇市議会 > 2018-09-10 >
平成30年総務産業常任委員会( 9月10日)

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  1. 西脇市議会 2018-09-10
    平成30年総務産業常任委員会( 9月10日)


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    平成30年総務産業常任委員会( 9月10日)            平   成   30   年   度     西 脇 市 議 会 総 務 産 業 常 任 委 員 会 会 議 録             平 成 30 年 9 月 10 日             西 脇 市 議 会               総務産業常任委員会会議録
    1 開催月日      平成30年9月10日 2 開催時間      午前9時28分~午前10時53分(会議1時間24分)                        休憩 午前10時14分~午前10時15分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  坂 部 武 美    副委員長  村 井 公 平    委 員  近 藤 文 博    委  員  高 瀬   洋     〃   浅 田 康 子     〃    村 井 正 信     〃   寺 北 建 樹    議 長  林   晴 信 5 欠席委員      なし 6 欠  員      1名 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   技監                       福 田 嘉 孝   都市経営部長                   筒 井 研 策   新庁舎建設室長                  久 下 雅 生   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   まちづくり課長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹  池 田 正 人   まちづくり課まちづくり担当主幹兼人権室長     笹 原 祥 市   建設水道部長都市計画課長            田 中 浩 敬   経営管理課長                   岡 本 好 正   工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹      内 橋 慎 介   用地地籍課長                   上 田 哲 也   産業活力再生部長                 仲 田 仁 久   農林振興課長                   村 井 昌 徳   商工観光課長兼ファッション都市構想推進室長兼   新庁舎建設室地域商業振興担当主幹         戸 田 雅 人   監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長兼   固定資産評価審査委員会書記            藤 原 祥 文 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局長補佐  岸 本 仁 子 9 傍聴議員     吉 井 敏 恭    美土路 祐 子    村 岡 栄 紀     東 野 敏 弘    岡 崎 義 樹    岩 崎 貞 典     中 川 正 則 10 案  件 (1)調査事項   ① 報告第11号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告に           ついて   ② 報告第14号 平成29年度公益財団法人北播磨地場産業開発機構事業及び決算の報           告について   ③ 報告第16号 和解及び損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について   ④ 西監報第6号 例月出納検査の結果について(報告)   ⑤ 西監報第7号 例月出納検査の結果について(報告)   ⑥ 西監報第8号 例月出納検査の結果について(報告)   ⑦ 西監報第9号 例月出納検査の結果について(報告) (2)その他   ① 村徳染工㈱跡地について   ② 議会による事務事業評価確認事項    ア 観光交流活動創出支援事業    イ 公園施設長寿命化対策事業   ③ 報告依頼事項    ア 国道427号西脇道路について    イ 県道西脇三田線(新庁舎関連)について    ウ 市道市原羽安線及び県道中安田市原線について    エ 加古川河川改修津万地区河床掘削)について (3)理事者報告    喜多前坂黒田井堰被災状況について                 △開会 午前9時28分 ○坂部委員長   皆さんおはようございます。それではただいまから総務産業常任委員会を開会いたします。  本日付託を受けました案件ですが、議案はございませんが、調査事項が7件ございます。それとその他として質疑1件、それから事務事業評価、それから理事者への報告を依頼している事項がございます。それと理事者報告とありますので、委員の皆さんどうぞよろしくお願いしたいと思います。  それでは、市長から御挨拶をいただきます。 ○片山市長   おはようございます。委員各位には、総務産業常任委員会に御精励をいただいております。  1件報告ですけども、昨日から警報が出ておりまして、職員が各課ごとに徹夜で対応しておりますが、今のところ大きな被害は幸いなことに報告はありません。報告を1件させていただきます。  本日の委員会には、調査事項として報告3件、また監査委員の報告4件について御審議いただくことになっております。いずれも市政運営上重要な案件でありますので、よろしくお願い申し上げます。  また、後ほど喜多前坂黒田井堰被災状況について報告をさせていただきます。  よろしくお願いします。 ○坂部委員長   ありがとうございました。  なお、本日の傍聴議員は村岡議員を初め7名でございます。  それでは、早速ですけれど調査事項に入りたいと思います。  まず、報告第11号平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを調査とします。  理事者から委員会説明をお願いいたします。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   報告第11号について御説明申し上げます。  健全化判断比率として、まず実質赤字比率一般会計等を対象とした実質赤字額標準財政規模に対する比率ですが、平成29年度決算における実質収支額は2億6,039万8,000円の黒字であり、実質赤字比率は発生しておりません。  次に連結実質赤字比率は、一般・特別・企業全会計を対象とした実質赤字額標準財政規模に対する比率ですが、平成29年度決算では各会計において資金不足は生じておらず、全会計での実質収支額は33億1,014万2,000円の黒字であり、連結実質赤字比率は発生しておりません。  次に実質公債比率は、一般会計等の公債費、公営企業等、他の会計の公債費に一般会計等から繰り出す経費、一部事務組合の公債費に対する負担金など、一般会計等が実質的に負担する公債費の標準財政規模を基本とした額に対する比率の3カ年の平均値ですが、本年度は8.7%で、前年度の8.4%から0.3ポイント増加しております。  次に将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき額の標準財政規模を基本とした額に対する比率で、将来財政を圧迫する可能性を示すものです。本年度の将来負担比率は15.1%で、前年度の10.1%と比較して5.0ポイントの増となっております。  次に、資金不足比率は、公営企業ごとの資金の不足額の事業の規模に対する比率で、経営状況の深刻度を示すものですが、全ての会計において資金不足は生じておりません。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   説明は終わりました。質疑、御意見等ございませんでしょうか。 ○寺北委員   単純な質問をさしてもらうんですけれども、例えば今市民の皆さんといろいろ話してたら、新しい庁舎建設等々でかなり将来財政がどうなるのかということがよく話題になります。  そういった点で、この監査の意見書、附属資料として意見書が出ているんですが、それの1ページに実質公債費比率が27年度が7.8、28年度が8.4、29年度が8.7と。また将来負担比率、これは27年度の30.7が29年度15.1いうことで、全く正直私自身イメージできないんですね、この数字の動きいうのが。そういった点で、庁舎が完成した時点いうんですか、それ以後の借金もあるんですけれども、32~33年ごろの実質公債費比率をどれぐらいとみているのかと、予想ですね。それとこの7.8、8.4、8.7いうたらこれは何でこういった数字が動くんかということを簡単に教えていただければと思います。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   庁舎が建設になったとき、平成32年度のそこの実質公債費比率等の数値でございますけれども、庁舎等の建設もありますけれどもほかの事業もございます。それと同時に償還のほうもしておりますので、庁舎等大きな事業ありますけれども実質公債費比率としては8%から10%台で推移するとみております。32年度末の実質公債費比率の目標値としては11%以下にするということで、行政改革大綱アクションプランのほうで定めておるところでございます。  それから変動の要因でございますけれども、分母が実質公債費比率と、将来負担比率とも標準財政規模が入っております。その標準財政規模標準税収入地方交付税額臨時財政対策債、それらを足したものとなっておりますけれども、標準財政規模はことし29年度については28年度と比較いたしまして、1億2,000万円ほど下がっておるというところですので、分母自体は小さくなっているということになります。それで分子といたしましては実質公債費比率は償還金の額とかいうのが入ってきますけれども、実際償還金の額は事業をしておりますのでふえておるということになっておりますので、実質公債費比率につきましては分母は小さくなっているけれども、分子はふえているということで数字が増という形になっています。  将来負担比率につきましても分母は実質公債費比率と同じようなものでございますけれども、地方債の現在高、これはふえています。ふえていますけれども、企業等への繰り出す経費は残が少なくなっておりますので、地方債自体全体としては少なくなっているんですけれども、需要の見込み額、こちらも減っておりますので、分母としてはまたこれも小さくなっておる、標準財政規模が小さくなっていることに加えまして分子も増加しておるということで、将来負担比率についても5ポイントの増ということになっております。以上です。 ○坂部委員長 
     よろしいですか。  村井正信委員。 ○村井正委員   先ほどの公債費比率に関連して、これも監査委員の指摘といいますか、意見ということの中で、これは公債費比率そのものの指摘じゃないんですが、例えば公債費といいますか、いわゆる地方債については活用すべきやけれども、その限度をどこに求めるかが問題になるという、そういう意見を出されています。これは10年来こういう指摘があるんですけれども、これについてどう考えていらっしゃるか、その点について意見をお聞きいたしたいと思います。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   地方債の活用の考え方でございますけれども、これは地方債の性格ですね、資金調達でありますとか、後年度の負担を平準化するとか、そういったことに加えまして有利な交付税措置、これ今市がもっておる基金を直接使うよりも起債を借りて交付税措置を受けたほうが実質的には負担としては少なくなるというようなこともありますので、起債の活用につきましては建設の対象物が本当に必要であるかどうかこの判断は当然しないといけないという前提の上でございますけれども、有利な交付税措置のある起債を活用することによって市の負担を少しでも減らしていきたいと考えておるところでございます。以上です。 ○村井正委員   私の質問の趣旨は、要はその限度をね、地方債をどの程度までのところで、ここで言えば求めるかという、最低この分についてはこの辺ぐらいということを検討されているのかどうかということをお尋ねをしているんですが、その点はいかがでしょうか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   実質公債費比率につきましては、早期健全化基準財政再生基準等はそれぞれ定められておるわけでございますけれども、市の目標といたしましては現時点では先ほど申しましたように、32年度末で11%以下ということにしたいということで考えておるところでございます。以上です。 ○坂部委員長   よろしいですか。  ほかの皆さん、よろしいですか。  分母になる標準財政規模というのは何かいうのは、例えば税収入とかそれはまた皆さん見とってください。そうでないと何で分母でそれで上なんやいうのがわかりにくいのが出てくると思いますので。  よろしいですか。  それでは報告第11号についてはこれで終わります。  次に、報告第14号平成29年度公益財団法人北播磨地場産業開発機構事業及び決算の報告についてを調査いたします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   報告第14号について御説明申し上げます。  資料の1ページ目概況報告については記載のとおりでございます。主な事業状況について説明を申し上げます。  公益目的事業1の(1)播州織ブランド商品試作開発事業につきましては播州織ブランドの発信と最新の地場産業を市場に提案するための試作開発事業でございまして、染・織・加工の技術を駆使した18点の先染め生地を試作開発し、本年3月、東京渋谷で開催した播州織総合素材展において出品、展示されております。  2の(1)播州織総合素材展事業でございますが、次のページです。昨年に引き続き、東京での開催によりまして先染め織物の提案と魅力の発信を行いました。総合テーマ「いいね!播州織」3月7日、8日、東京の渋谷のファッションインキュベーションセンターで開催し、出展社24社、1団体が参加し、来場者は2日間で903名でございました。  (2)の播州織ブランド普及振興事業は、播州織コレクション事業では新商品・新技術の開発事業として産地企業とデザイナー3人との商品開発を進め、デザインは1人につき5点、合計で15点を試作開発し、次の(イ)の販路開拓事業として播州織総合素材展の会場においてファッションショー「播州織コレクション2018」として来場者に披露されております。飛ばしまして一番下の播州織ジョブフェア開催事業につきましては、これは市の補助事業ファッション都市構想を推進するため、素材展とファッションショーとの合同事業として実施しております。若手デザイナーや学生などを呼ぶ取り組みとして産地の概要やデザイナーの研修生、企業紹介などを動画やポスターなどで紹介いたしました。  (5)の播州織相談員事業につきましても市の補助事業として播州織企業の競争力強化のため記載の相談事業を実施されております。  (6)の播州釣針地場産業展出展事業につきましては、記載のとおり展示会に出展し、釣り針や毛鉤の実演等を行い、釣り針の普及PRに努められました。  (7)の播州釣針普及事業につきましては、釣り人口の拡大、釣り針の販売促進を目的に鮎の毛鉤釣り大会、稚魚の放流事業ファミリー海釣り教室が開催されております。  3の地場産業の経営者、技術者等研修事業人材育成事業ではアから次のページのオまでの5つのセミナーが開催され、また収益等事業につきましても8ページにかけまして記載の各事業が実施されております。  次に、収支の決算報告でございます。説明につきましては10ページの正味財産増減計算書で説明させていただきます。経常収益の部(1)の経常収益では基本財産運用益では42万3,405円となっております。受取補助金等は1,874万2,000円で、1,458万7,056円の減となりました。これは下の段、地方公共団体補助金で西脇市の補助金が減額したことが要因でございます。受取補助金の内訳につきましては、県のブランド力強化促進事業補助金が505万円で45万円の減、マーケット対応力強化事業補助金が100万円で、30万円の減となっております。地方公共団体補助金は1,238万円で、1,360万6,056円の減となりましたが、先ほど申し上げました市の補助金で主にジョブフェア開催補助金が28年度は1,500万円でしたが、29年度に200万円に減額したことによるものが大きな要因でございます。受取負担金につきましては、業界分担金が1,294万円で、224万円の増となりまして、雑収益と合わせました当期の経常収益の合計は3,215万157円となりました。(2)の経常費用につきましては、事業費の合計額2,141万1,958円となりますが、事業費区分ごとの合計ですので、13ページの事業別決算で説明します。右の決算額合計を申し上げます。事業名の上から、播州織ブランド商品試作開発事業につきましては県の補助金100万円と合わせた合計270万1,513円を特別会計へ支出しております。なお、この県の補助事業につきましては資料の最後に説明資料を添付しております。  播州織総合素材展事業につきましては、648万1,543円、播州織ブランド普及振興事業につきましては519万7,440円ですが、うち県の補助金400万円と合わせて518万9,880円を県事業報告のために特別会計へ支出しております。市の補助金のジョブフェアにつきましては206万1,963円で、内訳は記載のとおりでございます。  また、市の補助金の播州織相談員事業の決算額は100万円全て報償費による支出となっております。人材育成事業につきましては115万4,768円、その他の事業としましては播州織情報収集事業が51万7,661円。次のページ、戦略推進事業が14万8,777円、縫製品PR事業が5,750円となりまして、決算額の合計は2,141万1,958円となります。  最後に正味財産計算書に戻っていただきまして、11ページです。管理費につきましては給与費の合計が1,072万9,696円となりまして、事業費の合計と経常費用の合計額は3,214万1,654円となりました。これによりまして当期の経常の増減額は8,503円の増となりまして、正味財産期末残高は2億3,093万9,692円となります。なお、12ページは財産目録、15、16につきましては県の補助事業特別会計の説明を添付しておりますので、御高覧いただきたいと思います。以上で説明を終わります。 ○坂部委員長   説明は終わりました。それでは質疑等を受けたいと思うんですけれど、ある方はページとカ所という形でお願いできますか。 ○近藤委員   1ページから2ページにかけてなんですが、播州織総合素材展についてです。 ○坂部委員長   まず1つずつ皆聞いてから順番にいきますから、どこにあるかだけ言っていただけますか。 ○近藤委員   それと4ページの播州織相談員事業、この2件ですね。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○寺北委員   3ページの(3)のインターンシップ支援事業について。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   7ページの中段よりちょっと下にあります戦略推進事業の播州織への提言についてと、9ページの資産の部にあります大和ネクストの定期預金ですか、この2点についてお尋ねいたします。 ○坂部委員長   ほかございませんか。  そしたらページからいきますね。2ページの近藤委員から。 ○近藤委員   1ページから2ページにかけてですけれど、播州織総合素材展、これは毎年開催されておるわけですが、ことしは3月に開催されて約902名の参加者があったという形でお聞きしています。この中で具体的にこれがどういうビジネスにつながっていったのか。その実績、あるいはそういったものをおよそつかまれているのであればぜひお聞きしたいなと思っております。 ○坂部委員長   903名ですね。 ○近藤委員   失礼しました。903名です。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   総合素材展につきましては、これはどちらかというと商談会というよりか、播州織産地が全体で生地の展示をする、今回東京になりましたけれども、それをPRするという要素が強くて、商談という側面よりもどちらかというと産地の総合力を見せるということになりますので、実際につきましてはここで商談等も行われるのも事実です。商談等はどちらかというと秘密の世界になっておりまして、余りこちらのほうに、買い付け簿のほうにフィードバックされているケースはほぼないということです。実際半年ぐらいかけて商談が行われて、播州織は春、夏物が強いので12月から1月ぐらいにかけて生産がされるので、その前ぐらいに商談が行われると。商談があって試作をいろいろして実際は没になるものも多くあるように聞いておりますので、実際に総合素材展から生まれる商売というのは余りなくて、どちらかというとPRの要素と、それから各事業者さんで展示会等を積極的に出店されますので、そういうところの機会をとらまえて商談等が行われているいうように聞いております。以上です。 ○坂部委員長   次に相談員事業について。近藤文博委員。 ○近藤委員   続けて4ページですね。播州織相談員事業ということで、ここに非常に簡単に記載されておるんですが、合計相談回数が63回もあったということで記載されております。実は私、ここで質問の趣旨は、ここは簡単に書いてあるんですが、実質この中身が実は播州織のいろいろ持っている課題かなと思ってあえてお聞きしておるんですが、もう少し詳しい内容についてお聞かせいただければと思います。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   記載には63回という相談回数を書いてございますけれども、1つの案件で複数回相談が繰り返し行われるケースがありますので、個別の件数でいうと十数件ほどだと聞いております。いろいろ相談業務があるんですけれども、記載のほうにはございますが、播州織競争力強化に関しましては残糸活用システムとか、ブーム用成形機システムというのが一応できまして、どちらかというと試織代を安くしようというシステムなんですけれども、それはその相談員が使い方を指導したり、どうやったらどういう生地になるかというのを指導したりというケースで、これはデザイナー研修生が利用されています。研修生は小ロットで連続で10メートルピッチで織り柄が変わっていくようなやり方で作りまして、それを播州織の総合素材展のほうで展示したということも実績がございます。あと機材のほうで独自に染色技術なんかを開発しようと、どちらかというと西脇になかった藍色というんですかね、藍色を活用した染物を産地に導入しようという技術支援というのも、あと品質管理である指導でありますとかそういうところの支援もされております。あとはファッションショーとかジョブフェアに関しまして専門家の長年の経験を生かしていろいろと指導、助言、あと日本アパレルファッション産業協会との連携事業なんかにもいろいろ支援をいただいております。それからあとコワーキングスペースに先染めのデザインシステムを導入してまして、テキシムというシステムなんですけども、その活用方法なんかも指導していただいております。以上でございます。 ○近藤委員   主に技術面ですとか、新商品ですとか、そういったものの相談が多かったということでよろしいでしょうか。それと今後とも相談事業というのは継続していくというお考えでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   相談員の方が、前の工業技術センター繊維工業支援センター所長ということの経験を生かしました範囲で、どちらかというと経営支援というよりかは技術支援を中心とした支援が中心となったことを思います。続けるのかということにつきましては業界等々がその支援の必要性というのを継続してほしいという要請がある、やっぱり相手がありますのでその辺の兼ね合いもありますので、市としましては有益に考えておりまして、続けていきたいという考えは持っております。以上です。 ○坂部委員長   よろしいですか。  それでは3ページに戻りまして、寺北委員のほうから。 ○寺北委員   今、近藤委員から相談員制度を続けるんかいうそういった話もあったんですけれども、この播州織インターンシップ支援事業いう感じでね、これは27、28年度で海外普及研修支援事業が私は失敗したと。去年市長は、いやそれは見方の問題です、見解の相違ですいうて言われてたんやけど。で、29年度は播州織インターンシップ支援事業で、ここに書かれているようになかったと、希望者はなかったと。そしたら今30年度途中なんですけれども、30年度は現在どうなのかということをまずお聞きしたいと思います。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   昨年度実績がなかったということで、そのことにつきまして県と開発機構のほうで募集条件が厳しいのではないかということで、原則半年間で一応考えてたんですけれども、その期間を短期に、2週間ということで、2週間でもオーケーということで、募集を産元さん中心に派遣をお願いしたいという要請をしているところですが、今のところ申し込みがないというような状況でございます。 ○寺北委員   そういった点でいえば、マーケティングノウハウとかデザイン等の専門知識を学ぶ、今それだけの余裕が各事業所にあるんかと、西脇市内の、西脇市以外も含めて余裕があるんかいうことだと私は思うんですね。海外のやつにしても、今回の国内にしても私は現場にはそんな余裕はないんではないか。だからそういう面でいえば理屈的にはこういう事業は大事かもわからないんですけれども、実際にそれを応募する企業がない、事業所がない限り、私はもう来年度については、今年度は予算化して計画していますからあれなんで、最初は3カ月から6カ月、去年は3カ月から6カ月と言われてたと思うんですけれども、それがないから2週間程度にしましょうかと。何かバナナのたたき売りみたいに非常に事業としては私は本来の姿ではないと正直思います。そういった点で、今年度がもしないならば来年度に向けてはもうこれはやめてもいいんではないかいうふうに思うんですけども、その点どうでしょうかね。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   事業実施する予算をつけるということにつきましては、基本的には開発機構の理事会ないし評議会で決定するという事項でございますので、市はそれに対して意見を言うとかという立場では委員ではありますけれども、御意見としてそういう意見があるということだけは伝えられるとは思うんですけれども、判断につきましては機構の判断ということになろうかと思います。以上です。 ○寺北委員   ちょっと言いにくい話したんですけれども、市として言いにくいと思いますので、議会の寺北がもうやめとけと言ったということをはっきり言ってもらったら結構ですので。多くの議員さんもそれに対して何も言わなかったなと、いやいやぜひ続けるべきやという意見が議会ではなかったということを言ってもらったら結構ですので、担当者としては非常に言いにくいと思います。以上です。 ○坂部委員長   何かほかに聞かなあかんのですか。  いいですか。  では次いきます。村井正信委員。7ページですね。 ○村井正委員   7ページの戦略推進事業で、ここに播州織の提言という、そういう提言がされたと書いてあります。これは上の段に数年間にわたりいろいろ検討されたという内容が含まれておるわけなんですけれども、具体的にはこうこうこうという3項目が書いてありますが、これはまずもう少し詳しくどういう内容なのかということと、この提言が今後どういう形で生かされていくのかということの2点についてお尋ねいたします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   提言の内容を3つということで申しますと、まずありたい産地等の姿、それから個々の個別企業への提言、そして関係機関、行政を含む経済団体等への提言ということで3つに分かれておりまして、ありたい産地としましては、信頼をべースとしたグループ化の推進、新たな挑戦を歓迎する開かれた産地である。業界間との信頼を大切にする産地、地域へ貢献する産地であり続けることというのがありたい産地の姿ということと、それから個別企業への提案として自社ノウハウの継承を行うこと。自社の経営資源の強化に努めること。最終製品への挑戦とたての展開、グルーピングということですね。それから産地全体の発展を視野に入れることということで、個別企業に求める提言ということになっております。それで関係機関、行政とか経済団体に対する提言としましては、播州織ブランドを守り、育てると、播州織ブランドを外部へ発信する突破口を開く、頑張る企業をグループで羽ばたける場の提供、次代の産地を支える人材づくりの場を提供するという内容で提言がなされております。これをいかに生かしてくかということになろうかと思うんですけれども、これに対しましては報告書がまとまって、毎年その進捗状況を検証するという形になってまして、今のところありたい産地におけての取り組みであるとか、個別、個々の企業の取り組み、あるいは行政がやっている例えばファッション都市構想を通じた取り組みが今のところゆっくりではあるけれども進んでいるという認識でございまして、一応その提言の実現に向けて各産地企業や業界団体が取り組んでいこうということで、運営委員会が閉じられていうようなことでございます。提言ですのでなかなかそれを実現するのは難しいかと思うんですけれども、少なくとも関係団体の取り組みにつきましてはファッション都市構想を通じましてブランドとか、あと最終製品づくりへの支援とか、あるいはものづくり・あきない経営革新支援などで個別企業への支援事業も実施しておりますので、行政の取り組みとしては評価はいただいておるというような状況でございます。 ○村井正委員   これは29年度でこういう提言がされて、今から毎年そういう検証するということなんですが、これは基本的には先ほど課長が言われましたけれども、大体その年度年度決めて今後ある程度の実現化というのを確認をしていくというそういう方向はあるわけですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   提言でございますので、ありたい姿とかそれを伸ばすためにどうしたらいいかというのは、それが進んでいるか進んでいないかということにつきましても進捗確認をするということになるので、28年の3月ですから28年度にこの提言がつくられているんですけれども、29年からそういう検証作業入っておりまして、30年度も一定期間、事業が終わるころにこの検証が生かされているか生かされていないかという検証作業が行われるということを聞いております。 ○村井正委員   また改めてどの程度されているのか、また改めて聞かせていただきます。以上です。  それでは9ページの流動資産、現金の部で定期預金に大和ネクストというのが、これは従来から大体500万円程度の定期預金があったということなんですが、これが周りから見ましたら、みのり農協のほうへ移されておるわけですが、この大和ネクストというのは大和証券の子会社といいますか、そういう銀行らしいんですけれども、これはなぜこのようになくなったのかということをお尋ねします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   定期預金の利率見直し、利率の見直しというか、預入先を変えることによって利率が高くなったということで、見直しが行われた結果大和ネクスト銀行から他の銀行、具体的にはみのり農協に借りかえをされたということと、それからもう一方定期預金500万円あるんですけれども、それの運用益の多くを社債に変更されているということでございまして、それぞれ大和ネクスト銀行からみのり農協に定期預金の借りかえと、社債の変更というようなものがここで発生しているという状況でございます。 ○坂部委員長 
     よろしいですか。  ほか、いいですか。  村井公平副委員長。 ○村井公副委員長   近藤委員のときに関連で聞きたかったんですけれど、6ページのエ、基礎的な製造技術の習得ということで、だんだんと工場、織物工場がやめられていく、ただしこの山口さんを筆頭にかなり織物の技術を持たれておる方があると思うんですね。よそではできない、播州織しかできないという技術もあろうかと思うんですが、この技術の継承いうことについてはどのようにお考えなのかお聞きしたいんですが。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   後継者がいないとか高齢化によりましてその技術を持たれた職人さんと言われるような機屋さんがやめられるということで、そこにつきましても技術が惜しまれて次に継承に対する危機感みたいなものが業界の中で芽生えておりまして、何とかしなければならないという認識を持っている状況です。ただ具体的にどうしよう、どうすればいいのかということについてのまだ結論は出ていない状況でございますので、我々としても業界からどうしたいということがない限りはなかなかこちらから言うのは難しいところではございますが、技術の継承というのは非常に大切やというのは認識しておるところでございます。 ○村井公副委員長   ここに書かれております山口さんにしても私より一つ下ぐらいなので、かなり年齢もいかれておるということで、だんだんと技術を持たれておる方が引退されるということですので、何か相談員制度的なものも考えて、できるだけ技術の継承ができるような方向へ検討をいただけたらと思いますので、一応要望しておきます。 ○坂部委員長   ほか、いいですか。  それでは特にないようですので、報告第14号についての調査はこれで終わります。  次に報告第16号和解及び損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告についてを調査いたします。  理事者からの説明をお願いします。 ○池田まちづくり課長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹   報告第16号損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について委員会説明を申し上げます。資料1枚おめくりくださいますようお願い申し上げます。  専決第7号は公用車と原動機付自転車との接触による交通事故に係る人身関係となり、相手方は1名となります。相手方への治療費、慰謝料等につきまして資料のとおり確定しましたので報告しております。なお、同一事故で発生しました物損関係は3月議会において報告しております。以上でございます。 ○坂部委員長   説明は終わりました。何か質疑等ございませんでしょうか。 ○浅田委員   先ほどもありましたように、物損は3月で1対9で終わっているという話は聞いているんですが、和解が済んでいる話ですので異議はないんですけれども、1つだけお尋ねしたいのは、人身のほうでも比率いうのは同じものやったんですか。 ○坂部委員長   過失ですか。 ○浅田委員   過失割合というんですか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   当該事項の物損関係につきましては先ほど委員おっしゃられたように相手方が10%で、市が90%ということになっておりますので、基本的に人身関係におきましても同様の割合が適用されることになります。ただ本案件につきましては金額は約39万円弱ということで、自賠責保険の保障の範囲内、傷害1事故一人当たり120万円までとなっておりますけれども、その範囲内であって、全額そこから自賠責保険で保障されておりますので、過失割合としては記載していないということでございます。以上です。 ○坂部委員長   いいですか。  ほかございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、報告第16号についての調査はこれで終わります。  それでは次に、西監報第6号、第7号、第8号、第9号の例月出納検査の結果についての4件でございますが、これに関しましては一括で調査をしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。               〔「異議なし」の声あり〕  それでは西監報第6号から9号までを一括して調査いたします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○藤原監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長固定資産評価審査委員会書記   それでは調査事項(4)から(7)について御報告させていただきます。  西監報第6号から西監報第9号の例月出納検査の結果につきましては、両監査委員さんの報告書の記載のとおりでございまして、特に指摘事項等はございません。以上でございます。 ○坂部委員長   説明は終わりました。  一括で6号から9号までで質疑等ございませんでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、西監報第6号、第7号、第8号、第9号については、これで調査を終わります。  次にその他質疑に入りたいと思います。  浅田委員から出されていますので、お願いできますでしょうか。 ○浅田委員   最近特になんですけれども、新庁舎が移転するということの話を市民の方からたくさん耳にするようになりました。それにつきましてお尋ねをするんですけれども、市民の方も含めてですけれど新庁舎周囲のまちづくりというのか、にぎわいの創出などはどういうふうに市として考えとってんやという質問を受けることが多くなってきました。その一つとして村徳染工さんの跡地ですよね、あれは民間のものですので市としてどう考えているということを、お答えいただける範囲でお伺いをしたいと思います。また広さとしてはどれくらいあるのかというところもお聞きいたします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   まず当該物件といいましょうか、あの土地につきましては破産手続に入りましたので、民間の土地というよりかは現在破産管財人が処分権を持っている土地ということになります。正確に言うと、抵当権を持った金融機関が破産管財人に処分を依頼している土地ということになります。したがいまして破産管財人は債権回収のために売却しようという土地になります。この土地の面積につきましては工場の敷地、横に浄化施設がございまして、市道を挟みまして向かい側に、北側に屋敷と倉庫、駐車場、これに分かれておりまして、登記簿の面積で申しますと約1万2,600平方メートルということになります。以上です。 ○浅田委員   工場跡地と道路を挟んだ北側というのではどれぐらいとどれぐらいになりますか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   工場と浄化施設を足しますと9,500平方メートルぐらいありますね。倉庫と家屋敷につきましては2,900平方メートルぐらいになります。 ○坂部委員長   ちょっと計算合わないな。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   ちょっと休憩をお願いします。 ○坂部委員長   暫時休憩します。                 休憩 午前10時14分            ───────────────────                 再開 午前10時15分 ○坂部委員長   再開いたします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   失礼いたしました。工場の敷地は9,750平方メートル、家屋敷につきましては2,890平方メートルでございます。 ○浅田委員   外から改めて見ても塀がずっと連なっていて広い土地やなということは理解をしているんですけれども、今から市庁舎があそこに移ってくると、南から来る、庁舎の南から来る人にとっては一番目につく場所になるかと思います。そこがあのままになるとか、塀のままになるとかいうのは何か南の位置が私自身は暗いイメージになってしまうんではないかという思いがあります。例えばあそこの土地が市のものになったとして、市の所有にして、若い人たちが住まいをするような建物とか、店舗が少し来るとかというようなことがあれば、にぎわいの庁舎を拠点としたにぎわいの場所の一つになるんではないかという、私が勝手な思いをしているんですけれども。それともう一つはアンケートも取られたと思うんですけれども、周辺に商業施設が欲しいというような意見が以前に多々あったと思うんですけれども、そのあたりの市民の声も鑑みまして市としての考えを伺いたいと思います。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   委員言われるとおり、市役所移転近くの新庁舎周辺のにぎわいの創出というのは市民の関心も高いということもございますし、市としましてもまちづくり、にぎわいを含めたまちづくり、新庁舎周辺のまちづくりに重要な意味を持つ種地ではないかと考えております。もともと旧カナートに新市役所と市民交流施設の建設をしようということから、当初商業施設機能の複合化というのを考えた経緯もございます。委員の言われるとおり商業施設に対する市民の声は聞いております。新しい市庁舎と周辺に商業機能があってまちの中にあるということにつきましてはまちの活性化、それと利便性の向上につながりますので、住みやすさの向上につながるのではないかと考えております。  ただ先ほども申し上げました破産に伴う売却予定地でございますので、このまま進むと廃工場のままで売却されるということになります。なかなか手を出しにくいような状況になります。要は廃工場が建ったままで売却になりますので、それを撤去して再投資をしようという民間企業はなかなかあらわれにくいのではないかというようなことがございます。まして土地が下落傾向でございますので、なかなか再投資というのは事業者は難しいと思います。ただ御承知のとおり、競売にでもなると準工地でもありますのでいろいろございました。準工地ということでございますので、その中でよい話もありますが、悪い話、よくない話というのも聞くような機会もございます。そのような中でございますので、担保権者の商工中金に対しましては、市としましても市長、会頭がまいりまして何とか市の益になるような、市の発展になるような売却先を選んでほしいという要請もいたしたところでございますので、買うとかということにつきましていろいろあると思いますけれども、当然リスクがそのためにはございますので、ただ、まあいい話もあります。悪い話もありますので、積極的な関与は今後必要になるのかなと考えておるところでございます。 ○吉田副市長   この件についてはもう少しお時間をいただいて、具体に内部で検討するようなことをさしていただく中で、報告をさしていただきたいので、今日のところはこのあたりで報告とさしていただきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。 ○浅田委員   そのように言われたら次の質問がしにくいところなんですけれども、続きに日通さんが持たれていた土地があると思うんですけれど、あれも民間ですし、市としては何ともいたし方がないという土地なんでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   日通の用地につきましては日通さんの土地利用というのがございまして、それにつきまして市が現状関与するようなことは難しいのかなという印象を持っています。ただ、周辺の種地であるのは間違いない、活性化に伴う種地であるのは間違いないということもございますので、全体の計画等々が決まればその用地の活用も検討する段階になるのかなという印象を持っております。 ○浅田委員   いずれにせよ、新庁舎周辺の活性化に有効な土地ではないかと考えております。市が所有するか、仲介をするか、いずれにしても市民の方がよかったなと言っていただけるような方向に進めばうれしいなと思います。本来私今日は酒蔵のことでもお聞きしようかと思ったんですけれども、その件についてはまた12月に一般質問でさせていただきたいと思って、今日は跡地についてお伺いした次第です。以上です。 ○村井正委員   今の跡地問題で、例えば現在エディオンの前の染色工場さんの跡地はある程度人が余り住めないというか、何かそういう後の使用水の問題ですね、そういうことがあったんですけれども、仮にここの場合そういうことでの規制というのはあるんでしょうか。その点はいかがでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   恐らく東洋染色の跡地で今、千住金属さんが買われている土地のことだろうと思いますけれど、あそこの土地につきましては土壌汚染があったということで、汚染に対しまして要措置区域ということで、周辺には健康被害はないんですけれども、土壌には汚染があるという状態は認定されております。工場用地として取得されますので、工場はいずれ建つというような期待感は我々持っておりまして、蛇足になりますけども工場のほうは9月には竣工をするということは聞いております。今度の村徳染工の跡地がどうなのかということにつきましては、これは調べてみないとわからないというのが状況です。土壌汚染ですから土を調べてその汚染物質があるかないかを調査するので、建物のある状態ではなかなか調べにくいのかなということでもございますので、調査をしないとあるとかないとかいうのはわからないという状況でございます。 ○村井正委員   それは仮の話で、仮にそういうことがあれば建物の規制、ある程度規制がかかってくるということなんですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   あると仮定して、ある段階がその周辺に健康被害があるということであれば直ちに土壌改良するということになると思います。健康被害がないとなればいろいろ対策があります。土を盛っていったり封じ込めたりいうような対策をとればその後土地の活用ができる、用地になりますので、建てられないという規制はございません。 ○坂部委員長   ほかいいですか。 ○片山市長   今の下戸田の周辺の土地利用につきまして回答させていただいたわけですけれども、そもそもなぜカナートの跡地に持ってこようかという発想の一番大事なところは、もう一度西脇市の中心部を活性化させたいという思いであそこのほうにということでしましたので、今戸田課長のほうの説明もありましたけれども、商工会議所さんとも連携をして、村徳さんああいう不幸なことになりましたが、余り時間をおかないで商工会議所さんと市とか連携をして担保権者の金融機関のほうにもこちらのほうの意図と意欲をお示しをしたという部分です。この部分については商工中金さんもある面でいうと公的な機関を、公的な役割を持たれている金融機関でありますので、正式に自分とこもいろいろなそういう開発に資する企業を探してますというようなこともおっしゃっていただいています。とはいえなかなか今の状況ですぐにこんな企業がきてくれるというわけでもないと思いますので、このあたりについてはこちらもアンテナを伸ばしてやっていかないといけないと思っていますが、いずれにしましてもここの部分については、何回も申しますが、50年に一度の大事業になります。その部分で市役所を中心に、単に市役所だけがある、こういう施設だけがある、で、今と同じような人しか集まらないというようなまちづくりではだめだと思いますので、また議員各位におかれましてもいろいろな御意見とかをいただきながらも、応援をしていただければなと思います。 ○坂部委員長   ほかいいですか。  要は新庁舎を含めて、今市長がおっしゃるようににぎわいづくりにどう絡めてくるか、総合的にどう考えていくかいうことですからね。  それではこの件につきましては終わりたいと思います。  続きまして、議会による事務評価の確認事項を行いたいと思います。  総務産業常任委員会の平成30年度の事務事業評価対象事業は、観光交流活動創出支援事業と、公園施設長寿命化対策事業の2つの事業ですので、それぞれの理事者からの説明を求めたいと思います。  まず観光交流活動創出支援事業について説明を、資料が出てますのでそれも含めてお願いしたいと思います。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹 
     観光交流活動創出支援事業につきましては、昨年まで実施をしておりました観光誘客促進事業と、28年度と29年度と実施しましたコンベンション支援事業を30年度で2事業を統合再編した今年度から実施しているものでございます。事業の目的でございますが、交流人口の増加で市内の消費を拡大するという目的でございまして、その手段としましては旅行などで市内に実施するツアーであるとか、集会事業なんかについて助成を行うというものでございます。先ほど申しましたとおり補助の対象事業は団体旅行の事業とコンベンションの集会等の事業と、それから個人型ゴルフですね、の旅行の3種類でございます。  事業の内容につきましては、団体旅行が25人以上の団体で貸し切りバスを利用した場合、そして2カ所以上市内の観光施設を訪問し、また市内で食事、あるいは宿泊を伴ったものにはバス1台につき日帰りの場合は6万円、宿泊については9万円を上限に助成するというものです。コンベンション事業につきましては15人以上を、かつ、延べ宿泊者が30人以上いう、15人が1泊するということで、以上で市内の施設での合宿とか研修とかに関しまして、7万円を上限に助成するというものでございます。  個人旅行につきましては市内のゴルフ場でプレイしまして、プレイの前後で宿泊した場合は一人につき4,000円助成しようというものでございます。予算額につきましては合計で400万円でございます。  次に、資料のほう提出しておりますので、30年度の現状実施、実施状況につきまして申し上げます。8月末の実績でございますが、団体旅行型の申請、採択件数ともに8件でございます。うち日帰りの旅行が7件、宿泊が1件となっております。利用者につきましては979人となっており、日帰りが920人で、宿泊が59人、実績額につきましては133万8,000円で、予算額のほうは半分を消化しております。  コンベンションにつきましては、申請件数は1件、利用者は87人、実績額は7万円でございます。コンベンションにつきましては28年度と29年度も実施しておりますので、参考資料として実績を添付してございます。個人型の旅行につきましては、利用人数が253人、実績額が108万2,000円で、6月当初には3つのゴルフ場とも完売状態でございました。目標の数字でございますが、3月の議会に提出しました政策形成資料にも示しておりますとおり、この事業の市内滞在者を日帰りで1,200人、宿泊で600人、合わせて1,800人と計画をしております。市内での消費額を補助事業の400万円の5倍強、目標額は市内の効果額としては2,200万円を目標としております。以上でございます。 ○坂部委員長   皆さん、どうでしょうか。御意見等。  御存じのとおり、各委員会で継続的に進捗状況を確認していきますけれど、それから今回の観光交流活動創出支援事業も政策形成のほうの30年度に出てますので、またそれも見とっていただきたいと思います。  ございませんか。 ○村井正委員   宿泊旅行で1件で7万円、これ宿泊ではバス代9万円いうておっしゃってたけど、これ上限いうことで、この数字の違いというのはこれは何なんですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   宿泊とも旅行の場合、ツアー会社が募集をしてツアーを実施する場合と、一定の団体が決まっていてそれを連れて宿泊をするタイプの旅行がございまして、7万円というのはグループとか団体が西脇に訪れて旅行する場合の上限が7万円になっておりますので、今回そのタイプでしたので、7万円ということになりました。 ○坂部委員長   よろしいですか。  それではないようですので、次に公園施設長寿命化対策事業についていきたいと思います。  理事者の説明をお願いします。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   公園施設長寿命化対策事業につきまして説明させていただきます。  事業の目的及び概要といたしましては、公園施設の長寿命化対策支援事業の要件となります公園施設面積2ヘクタール以上の西脇市の老朽化した5つの都市公園において、西脇市公園施設長寿命化計画を策定しておりまして、同計画に基づき公園施設の計画的な改築や改修等を実施し、都市公園の適切な管理による公園利用者の安全や安心の確保や、公園施設に係るトータルコストの縮減を図ることを目的として実施しております。  2ヘクタール以上となる公園といいますのが、運動公園である西脇公園、総合公園である童子山公園、日本へそ公園、地区公園では野村公園と城山公園の以上5つでございます。  開始年度からの整備の状況につきましては防災安全社会資本整備交付金におきまして、平成27年度から29年度に西脇公園や城山公園、日本へそ公園、童子山公園の4公園において長寿命化工事を実施しております。約3年間で7,700万円の工事費を使っております。整備の内容について、西脇公園では園路の舗装と野球場本部室の補修を27、28、29で実施しており、日本へそ公園では園路の舗装を28年度に、童子山公園では園路の舗装と照明施設を29年度に、城山公園では駐車場の改築を28年度という実施をしております。今後の計画なんですけれども、31年度は童子山公園の園路の舗装を計画しておりまして、31年度の童子山公園の照明であるとか日本へそ公園、西脇公園の園路舗装であり、利用者の安全を優先的に考えて整備をしていきたいと考えております。  社会資本総合整備計画では5カ年と31年度なりますので、31年度に長寿命化計画を見直し、利用者の安全、安心の確保のため園路、照明施設等を優先的に改築していきたいと考えております。概要につきましては以上となります。 ○坂部委員長   資料がないのでなかなかわかりにくかったと思うんですけど、次からまた委員会でずーっと進捗状況ね、先ほど言いましたようにしますので、今おっしゃったぐらいの資料また、調整ミスで申しわけなかったんですけれど、また資料、皆さんに説明しやすいように。  この件について何かございますか。 ○村井正委員   安全対策というようなお話もありまして、この前の織物まつりの前夜祭のステージでされてたときにちょっと聞いたんですが、あの前の段差があるとこのステージのちょうど前のほうがちょっと崩落しているような状態になっているそうなんですよ。だからこれは先ほどの安全性の問題も含めてまた一度見ていただいたほうがいいと思いますので、その点について言わせてもろときます。 ○坂部委員長   わかりますか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   ステージの前の研ぎ出しのところがちょっと飛び出しているというようなことでございましょうか。それにつきましては長寿命化計画で対応すると危険がある場合は施設管理のほうと調整しまして、速やかに対応していきたいと考えております。 ○高瀬委員   童子山公園の園路の舗装を31年度ぐらいにやりたいという話だったと思うんですけれど、単純に思うのは童子山公園というのは今しばざくらの花壇を、例えばもっと西側にもっていきたいとか、全体のゾーンの見直しみたいなものが伴うと思うし、あと配水池のところをもう少し低くするというか、あそこのタンクを取り除いたりとか、そういう大がかりな工事が始まるとなると、そういう機械とか土砂とかを運ぶために大型の車があそこを通ったりとか、いわゆる工事用の道路が必要じゃないかなと思うんですよね。そうすると31年度に園路の舗装というのはどちらかというと一番最後のほうに、全体のゾーニングが決まってこの辺もある程度形をイメージできる中で園路はこういうふうにつくりましょうっていう、順番としてはそうなるのではないかなと思うんですけれど、その辺のところはどうお考えかというのを教えてください。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   説明不足で申しわけなかったんですけれども、先ほどの園路と言いますのが、総合市民センターの建物の周辺の園路が段差が非常に激しくて老朽化していますので整備をしていくと。一方で今言われてますことについては、長寿命化とは別にリニューアルというメニューになってきまして、それについてはまた別の計画の中で今後考えていきたいと考えております。 ○坂部委員長   いいでしょうか。ほかございませんか。  ないようですので、これは終わりたいと思います。  10時半なんですけれども、こちらからお願いしている分がございます資料がありますので、それも続けていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」の声あり〕 ○坂部委員長   それでは報告を依頼しております国道427号等について、4つの事業について、これまとめて技監のほうから説明いただいて、その後で質問を受けるという形にしたいと思います。資料出ておりますので、それを含めて。 ○福田技監   それでは国道427号西脇道路を初め4件の道路事業、河川事業の現状及び今後の予定につきまして御報告させていただきます。  主に県事業に関する内容になりますので、私のほうから一括して御説明をさせていただきます。  初めに国道427号西脇道路でございます。お手元にお配りさしていただいてる資料の上段、図1をごらんください。国道427号西脇道路は国道175号と西脇市中心市街地を東西に結ぶ西脇市の玄関口となる幹線道路でございまして、県が事業主体となって道路整備が進められております。西脇病院のグランドオープンに合わせまして国道175号から西脇病院入り口交差点までの約120メートル区間が平成21年度に完成しておりまして、現在この隣の西脇病院入り口交差点から下戸田北交差点までの延長220メートルの区間で事業が進められております。地権者の皆様の御協力によりまして本年6月に下戸田北交差点までの用地契約が完了しております。今後でございますけれども、物件移転の進捗に合わせまして今年度中の完成に向けまして工事着手を目指していくというように県から伺っております。市といたしましては、この区間の早期完成に加えまして、下戸田北交差点から西側の早期事業化を県に働きかけてございます。県からはまず1つ目でございますけれども、下戸田北交差点から上野交差点までの区間につきましては、現在事業中の区間の工事完成に引き続きまして事業着手できるよう取り組んでいく。また上野交差点から豊川町交差点の区間につきましては、上野交差点東側区間の進捗状況を見ながら事業化を検討してまいるというように伺っております。  次に2つ目の新庁舎に関連いたしました県道西脇三田線の整備でございます。同じくお手元の図1をごらんください。県道西脇三田線と申しますのは上野交差点を起点といたしまして新庁舎、市民交流施設の西側を南北に通り、三田市に至る県道でございます。西脇市の南部地域から新庁舎、市民交流施設に向かう主なアクセス道路は、南から県道西脇三田線を右折いたしまして市道を南旭町下戸田線を通るルートになると考えておりますが、県道西脇三田線と市道南旭町下戸田線の交差点における右折車による渋滞と交通安全の対策として、新庁舎、市民交流施設の整備に合わせまして県道西脇三田線に右折車線を設置するよう県に働きかけております。右折車線の設置に伴いまして延長約140メートルの区間で東側に最大で約3メートルの拡幅が必要になります。なお、この事業は県の社会基盤整備プログラムに掲載されていないことから、現段階では事業化は未定の状況でございますけれども、先月8月29日に開催されました北はりま地域づくり懇話会におきまして、林西脇市議会議長から平成33年3月の新庁舎、市民交流施設の整備に合わせて交差点改良を行っていただくよう知事に直接要望をしていただいたところでございます。知事からは計画以上にできないか努力するというコメントをいただいております。市といたしましては交差点改良の実施に当たって、あらかじめ県道西脇三田線の都市計画区域を変更する手続が必要になることから、先週9月7日、金曜日でございますけれども地元説明会を開催させていただくなど、都市計画変更に向けた手続を進めております。今後とも県に対して引き続きまして事業化に向けた協力が得られるよう働きかけていくとともに、今年度中に都市計画変更ができるよう取り組んでまいります。  次に、市道市原羽安線及び県道中安田市原線でございます。お手元の資料の下のほうですね。図2をごらんください。この路線は西脇市と多可町を結ぶ圏域の主要道路として県と西脇市が連携してJR鍛冶屋線跡地道路の整備を進めておるところでございます。西脇市では北側の延長約1.7キロメートル区間の市道を市原羽安線として平成27年度に事業着手いたしまして、来年度平成31年度の完成を目指して事業を進めております。現在埋蔵文化財調査を進めておりますほか、今年度既に2件の工事を発注済みでございます。図中の黒で旗上げしておりますけれども、①②に該当する部分でございます。さらに11月ごろにはもう1件図中の旗上げをしております③でございますけども、この部分の工事発注をいたしまして事業進捗を図ることとしております。来年度は北側の羽安町交差点などの改良工事や舗装の仕上げ工事、安全施設工事を行いまして事業を完成させる予定でございます。  また、県道中安田市原線として施工する県区間約640メートルにつきましては、県の社会基盤整備プログラムでは平成31年度以降の着手予定となっておりますが、市といたしましては来年度市整備工区と一体的に供用開始できるよう早期整備を県に要望しております。  県からは市事業の完成予定でございます来年度、平成31年度に県工区も合わせて共用できるよう準備を進めるとともに、早期事業着手に向けて取り組むと伺っており、引き続き県と連携して早期整備に取り組んでまいります。  最後に加古川改修津万地区河床掘削でございます。お手元の資料の裏面図3をごらんください。加古川、杉原川の河川改修につきましては、平成28年8月に設立されました国、県、西脇市、加東市からなる加古川中流部河川整備推進協議会におきまして、上下流バランスに配慮しながら平成29年度からおおむね10年間の間に、平成16年台風23号洪水と同規模の洪水に対応できるよう重点的な河川整備を進めることとしております。西脇市内の加古川では下流の直轄区間の整備状況に配慮しながら、県が事業主体となって福地地区約2キロメートルと津万地区約2キロメートルの区間で重点的に河床掘削が進められております。  まず北側の福地地区でございますが、近年浸水頻度が高いことから事業効果を早期に発揮させるため、昨年度までに下流に悪影響を及ぼさない範囲の暫定的な可動掘削が完了しております。  次に南側の津万地区でございますが、昨年度事業着手されておりまして、昨年度は約2万7,000立方メートルの河床掘削が実施されました。今年度は中郷橋上流で昨年度を上回る約3万立方メートルの河床掘削を予定していると県から伺っておるところでございます。甚だ簡単ではございますが、以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   ありがとうございました。今報告を受けましたですけれど、これについて何かございませんでしょうか。  よろしいですか。  ないようですので、次に理事者報告ですね。続けて申しわけないですけれどやりたいと思います。喜多前坂黒田井堰被災状況についての説明をお願いしたいと思います。 ○村井農林振興課長   それでは喜多前坂黒田井堰被災状況について御報告させていただきます。  ことし7月5日から8日にかけての豪雨により加古川の水量がふえ、井堰の水叩き部分の川底が洗堀されたことにより崩壊したものでございます。御承知のとおり喜多前坂黒田井堰につきましては昨年10月の台風21号により被災しておりまして、応急復旧工事を実施したところでございますが、今回の豪雨によりさらに被害が拡大したものでございます。お手元に配付しております資料をごらんください。1枚目の上段の写真が昨年の台風による井堰の被災状況です。下段が今回の豪雨による井堰の被災状況の写真となっております。写真の上下を見比べていただきまして、下の写真の赤く囲ってあるところが今回新たに崩壊したカ所であります。写真右側の水叩き部分が大きく崩壊していることが御確認いただけるかと思います。また写真中央から左側の水叩き部分も崩壊しております。  資料の2枚目ですが、一番上の写真は今回の応急工事により袋詰め玉石を設置した状況です。2トンの袋詰め玉石を約500個設置しておりましたが、今回の豪雨により玉石の大半が流されてしまった状況となっております。今回の豪雨で井堰本体までの被災には至らなかったということは、応急工事よる袋詰め玉石の効果で洗堀が軽減されたという効果があったのではないかとも考えておるところです。2段目以降の写真につきましては被災カ所の断面の写真になります。2枚目の写真で水叩きの下にくいが打ち込んであるところが御確認いただけるかと思いますが、くいの奥側につきましても洗堀により削られている部分が御確認いただけるかと思います。  今後についてですが、本来であれば河川内の工事が可能となる11月から来年3月末までの間に本復旧工事を実施する予定でありましたが、このような状況でございますので、工事内容、期間の変更も必要になってくると考えております。このあたりにつきましては、10月の初旬に国の災害査定を受ける予定になっております。今回のように復旧工事中にさらに被災したということでございますので、未確定な部分も多くございます。災害査定に向けましては県とも連携して協議を重ねながら対応していきたいと考えているところです。10月の災害査定によりまして今後の工事内容や工事スケジュール、それから工事費用などが決まってまいりますので、査定の結果につきましては改めて御報告をさせていただきたいと考えております。報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   これについて何かございませんでしょうか。  よろしいですか。                〔「はい」の声あり〕  それではないようですので、これで終わりたいと思います。  以上で本委員会の予定は全て終了いたしました。各委員におかれましては慎重に調査をしていただきまして、ありがとうございました。また理事者におかれましても本日出されました意見等について十分ご留意願いますよう申し添えまして、閉会とさせていただきます。  皆さん、御苦労さまでした。                 △閉会 午前10時53分  平成30年9月10日                               総務産業常任委員会                            委員長  坂 部 武 美...