西脇市議会 2018-06-18
平成30年予算決算常任委員会( 6月18日)
平成30年
予算決算常任委員会( 6月18日) 平 成 30 年 度
西 脇 市 議 会 予 算 決 算 常 任 委 員 会 会 議 録
平 成 30 年 6 月 18 日
西 脇 市 議 会
予算決算常任委員会会議録
兵庫県
南東部に西脇市も含まれるということですね。
このことについて、何か。
○
村井正委員
1点
お尋ねをします。
先ほど、部長の報告の中に、
上比延町の、いわゆる、
へそ公園にある
地震計が3ですか、その場合、これは、直接、こちらのほうに自動的に指針が出るのか、それとも、現地へ行って確認をするのかということなんですが、その点はいかがなんですか。
○
高田くらし安心部長
この
防災情報システムにつきましては国及び県と常につながっておりまして、
情報が伝達されるという
仕組みで、
防災安全課にも、小さなモニターなんですけれども
震度計がございまして、そこに即座に反映されるということになっております。
○
村井正委員
その場合、例えば、きょう、
防災無線では5.幾らということがあったんですけれども、それを受けて、例えば、即座に3という報告といいますか、そういうことはできないんですか、こういうのは。
○
長谷川防災安全課長兼
消費生活センター長
今の
システム上、どうしてもそういう形にはなっておりませんでして、あくまでも、
上比延にあります
震度計というのは
気象庁のほうで設置されておりまして、直接、
データは
気象庁のほうに行って、後は
Jアラートのほうに反映されるということになりますので、もし、するとなれば、こちらのほうで、
情報、震度3をつかんだ時点で、市のほうで放送するしかやりようとしてはございません。
以上でございます。
○
村井正委員
その場合、例えば、きょう、震度3というのをつかまれたというのは、時間的に言うたら何時ぐらいになるんですか。
○
長谷川防災安全課長兼
消費生活センター長
7時58分、地震が発生しました時点で、その
データが
気象庁に送られますとともに、うちのほうの
eネットのほうへ入ってきますので、同じ時間に震度3の
情報が入ってきております。
以上です。
○
村井正委員
そしたら、その5.何ぼよりも、
播磨東部ですが、5.幾らだけれども、西脇市は3という、そういう
防災無線というのはできないんですか。
そういうことでしていただいたほうがより正確やないかと思うんですが、その点はいかがですか。
○
長谷川防災安全課長兼
消費生活センター長
先ほども申しましたように、今の
システムでは、もう自動的に兵庫県の
南東部の分が出てしまいます。市としてする場合には、やはり今の
システムでは手動で放送するしかございませんので、今、そういう形にするのかどうかというところまでは検討しておりません。
それと、すぐに、
テレビ、
ラジオ等では細かい
震度情報が出ますので、そちらのほうで確認はできると考えております。
○
村井正委員
一応、私、きょう、西脇市から出たのが8時半過ぎぐらいやないかと思うんですが、もし、手動でそういうことができるのであれば、まず出していただいたほうが、より、まだ
安心感というか、仮に、こういう場合は出るんじゃないかと思いますので、その点は一応検討をお願いしておきたいと思います。
○
東野委員長
今、
村井正信委員の質問の関係で、まず、
Jアラートの関係では、先に兵庫県
南東部の
情報がもう自動的に流れると。これはもう自動的に流れる。そして、市としてできるとすれば、3の
情報が
気象庁から送られて、それを確認して、職員が
防災無線で西脇市はこうですということで、二次的に放送は可能だということですね。流れはそうですね。
ほかに質問は。
○
寺北委員
だから、手動でやるべきだと、次の段階として。自動で
Jアラートで流れるのは、それはもうしょうがないわけ。で、その次に、市が察知した時点で、手動で3を流すべきだろうと。
村井正信委員は要望みたいな形で言われましたけれども、私はすべきだと思います、はっきり言うて。
そうでなければ、市民は何が何やらわからへん。ある面で言うたら、
Jアラートで出て、その後、
テレビ等々で3やいうのがはっきりしたと。そしたら、あ、3か、ほな、
Jアラートをもう全く
信用せんようになってしまうねんね、今後。私はそうです。だから、できる段階で切りかえるべきだろうなと私は思います。
それは検討してください。
先ほどの部長の報告の中に、こういう事態の際に、
自治会の
自主防災会なり、村の役員さんが何をどうすべきかというのは、私は、どの程度のことまでお願いしてるんかというのをもう一遍確認したいんです。やっぱり役員さんは何をしたらいいかわからない。どこまでせなあかんかというのは正直迷ってると思う。もう考えるだけしんどいんです、正直。
だから、私は、こういういろいろな事態の中で、
自主防災会はこういうことは最低やってくださいよと。それから、
自治会の役員さんたちはこれはやってください、確認してくださいねということをはっきりと私は要請すべきだと思います。
そこら辺はどうなんでしょうか。
○
長谷川防災安全課長兼
消費生活センター長
現在のところ、
自主防災組織、
自主防災訓練等でやっていただいているときに、ある程度の
状況等のお願いはしておりますけれども、具体的な、こういう形でしてほしい、そこまでの指示はされていないというのが現状でございます。
また、今後、やはり
自主防災組織全部がずっと訓練されるわけではございませんので、
自主防災組織であったり、
それなりのマニュアルみたいなものをお渡しして、すべきかどうか、ちょっとまた
やり方等を検討させていただきたいと思います。
○
寺北委員
やっぱり職員の体制では、私は全部できないと思うねんね、人数が限られてるから。そういう面で言えば、地域の
人たちがどのように
自分たちで動くかということを常に私は要請すべき。強制はできませんけれども、私は常に要請すべきだろうなと。要請すれば、
それなりに応えてくれるんです、
自治会の
人たちというのは。
しかし、それに対して、遠慮して、きょうやったら、朝の一番忙しいときやのに悪いなとか、いろいろな遠慮もあるとは思うんやけれども、私は、やっぱりこういう際には
自治会の
自主防災会の働きというのは非常に大事やと思いますので、常に、私は、厚かましい程度でいいから要請はしていくべきかなと。それに応えてくれる
自治会、
自主防災会と、応えてくれない
自主防災会があってもしょうがないわけです。しかし、最大、やってほしいなというのは常に私はお願いすべきだろうなとは思います。
役員さんも何してええかわかれへんというのがやっぱりあると思うんです。ほな、きょうみたいなときやったら、池の堤防どうなんやとか、空き家がどうなんやとか、いろいろな形で点検してほしいというのは、私はきちっとお願いすべきだとは思います。
○吉田副市長
先ほどの
お尋ねの件で、
速報値で3と入ってくるわけですけれども、これ、正式に
気象庁のほうで認定をされてからでないと、あくまでも
速報値という形で
データがまいります。その時点で放送するということは一つの考え方であると思います。
ただ、私、心配しておりますのは、今回起こった地震が前震なのか本震なのかわからない中で、震度3でしたという結果は言えると思うんですけれども、その後に、ひょっとしてもう少し大きいのが来るかもしれんという中で
気持ちが抜けてしまう。危機に対する
気持ちが抜けてしまうということを先にアナウンスしたときにどうなのかなという心配もあります。
どのぐらいの時間を置いて、ひょっとしたら、次に震度5の本震が来るかもしれない。そういった
あたりも我々のほうで一度考えさせていただいて、どういうタイミングで放送するのかというのは検討させていただきたいと思います。
以上です。
○
岡崎委員
最初に、
高田部長のほうからお話がありました。学校に関して、登校は済んでるということをお聞きしました。
本当にそうなんでしょうか。私、ちょうど、見守り隊でその時間帯に立ってたんですけれども、まだ、羽安町のほうがまだ登校してない、前島の
天神橋をまだ通過していない状況であったんですけれども、これは、今のお話であったらどのように捉えたらいいんですか、私のほうでは。
それであれば、登校していないところの地域のほうで、やはり学校のほうからどなたかが来るとか、どのようにして対処していいのかということも、やはり何らかの形があってもいいのではないかと思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。
○
森脇教育部長
先ほど、
高田部長、ほとんどということで、今言われたように、実際、100%、登校はしておりません。しかしながら、学校の近くまで登校してきて、普通、登校中の場合でしたら、各地区の担当の先生がおられますので、先生が確認をしにいくような格好になっております。
今回、それに基づいて、全て安全に登校したということで聞いております。
以上でございます。
○
東野委員長
よろしいでしょうか。
○
岡崎委員
今回は、ちょうど地震が発生したときに私の目の前を行ってたんで、何もなかったので安心したんですけれども、やはり今後、そのようなことがないとも思えないので、その辺、やはり重視しながら、ちょっと注意していただきたいとは思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
東野委員長
そうしたら、よろしいでしょうか。
今、吉田副市長のほうからまとめていただきましたが、今回のことで、再度、
行政内部で点検もし、検討する中で、こういうふうな形の方向づけをしていかれると思いますが、ぜひ、
時系列に含めて報告いただければということで、この件についてはよろしいでしょうか。
○
林議長
していただければではあかん。報告しなさいという。
○
東野委員長
報告をぜひお願いしたいと思います。
それでは、ただいまから、
予算決算常任委員会に付託をされました案件の審査を行います。
本
委員会に付託された案件は、
補正予算関係議案3件、
報告事項3件です。
本日は、各議案の質疑の途中及び終結後、必要に応じて
委員間討議を行い、その後、討論、採決の順で進めてまいりたいと思います。
それでは、
議案審査に入ります。
議案第47
号平成30年度西脇市
一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
本議案の
審査方法ですが、まず、歳出を一括して質疑を行い、次に、歳入全体の順で質疑を行いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、質疑に入ります。
歳出全般について、質疑のある
委員は挙手をお願いします。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、
歳出全般についてないようですので、
歳入全般について、意見のある
委員。
○
寺北委員
そしたら、12ページの、
一般コミュニティーの
助成事業、これ、かなりの
自治会から
要望書そのものが出てると伺ったことがあるんですけれども、私、一遍、
一覧表にして出してほしいんです。
それも、できたら、出た順番。何か、力ある人の
自治会が早くなるんやとか、なれへんとかいうて、大体、市民の方というのはそういうのをよく疑いますので、出た順番ぐらいのやつで、今、どれだけの
自治会がどういう内容でそういうのを出してるんかというのを、私は、本来、市民にも
自治会にも公表すべきだと。大体、順番に、こういうのが該当してると聞いてますので、私は、
自治会に公表すべきかなと思うんですが、その点どうでしょうか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
委員御指摘の、
待機自治会につきまして、確かに、現在、16の
自治会で既に待機となっております。
その内容の公表につきましては、我々
担当課としては差し控えさせていただいております。その理由としましては、
情報公開ということで、
委員御指摘のように、基本は、
原則論として
情報は公開すべきところなんですが、待機している中で、
自治会同士の働きかけといいますか、どうしても需要があるということもよくお聞きするんですが、待っている団体に、順番をかわってほしいとか、いろいろな調整があると、また、それはそれで混乱を招きますので、あえて、個別の
自治会が何年に出して、どういう順番になっているかというのは現時点ではお出ししておりませんが、また、必要に応じて調整させていただきたいと思います。
以上です。
○
寺北委員
ほな、もし、それをやむを得んとした場合は、16
自治会の名前と内容ぐらいは公表できると思いますので、それはお願いしたいと思います。
○
東野委員長
歳出で、そのときに、
委員長が言ったときに発言をお願いしたいと思います。
○
村岡委員
私は、
ふるさと寄附促進事業について
お尋ねしたいと思います。
昨年は11月30日から12月2日ということで、よい実績を上げられたということです。また、12月におかれましても、
ふるさと寄附が大きく実績を上げられたということなんですが、まず、今回の
出展概要について
お尋ねしたいと思います。
○
早崎総合企画課長兼新
庁舎建設室総合調整担当主幹
今年度につきましても、昨年と同様、
自治体の出展としては一番最後の期間になります。11月29日の木曜日から12月2日の日曜日まで、今年度は四日間の出展の予定をしております。
同じくして、有楽町にございます
ふるさとチョイスカフェに四日間出展する予定でございます。
以上です。
○
村岡委員
今回に関しては、当初
予算ではなくて、
補正予算ということで、なぜ
補正予算になられたのかということを
お尋ねします。
○
東野委員長
それは前に聞いたことがあると思いますが。
○
村岡委員
繰り返しで申しわけないんですが、よろしくお願いします。
○
早崎総合企画課長兼新
庁舎建設室総合調整担当主幹
前にも申し上げましたかもですが、今年度、
予算を計上する際に、まだ、
ふるさとチョイスのほうの体制が確定しておりませんでしたので、
予算の計上は当初ではできなかった状況でございます。
4月に入りましてから
申し込みということでございましたので、
申し込みをいたしまして、この一番最後、12月にかかるこの時期でないとだめだということを思っておりましたので、そこへ
申し込みをしていましたところ、最終的には、3
自治体が同じ時期に
申し込みをしまして、そこで
抽せんということになりました。
抽せんの結果、西脇市が出展の権利を得ましたので、今回、
補正予算を上げさせていただいております。
以上です。
○
村岡委員
私も時期的には非常にいい時期だと思います。
それに基づきまして、今回の寄附の
目標額は幾らなのか。それから、また、手数料とか、その
出展費用を差し引いて、
プラスになる
見込みかどうかを
お尋ねしたいと思います。
○
早崎総合企画課長兼新
庁舎建設室総合調整担当主幹
目標と申しますか、今回の寄附の
見込みでございます。
これは、昨年度の実績に基づきまして、四日間で約400万円ということを見込んでいるところでございます。
これ、昨年度、平日、70名、休日は130名来ていただいております。その中で、平均が約2万5,000円の寄附をいただいているような状況でございますので、400万円ということで見込んでおります。
ほかに、
返戻品の費用とか、今回計上させていただいている旅費とかを差し引きしても
プラスになるということは見込んでございます。
以上です。
○
東野委員長
歳出全般について、ほかにございませんか。
○
寺北委員
そしたら、同じ12ページの、
コミュニティーセンターの
維持管理の件なんですけれども。
これ、黒っこプラザの
調理室のエアコンということを伺っておるんですが、黒っこマザーズが解散して、その後、また同じような趣旨のと聞いてるんですが、具体的には何をしようとしてるんですか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
今回の
補正予算に計上させていただいております
修繕料については、黒田庄地区会館の
調理室の空調が故障している。その修繕ということで
予算を計上させていただいております。
今、
委員が御指摘されました黒っこマザーズの後の団体につきましては、確かに、この3月から御相談を受けてまして、黒田庄からそういう特産品づくりに取り組む団体、グループがなくなることが非常に惜しいことであるので、黒田庄のまちづくりをしている自治協議会のほうの働きかけで、そういうことに参加してくださる方を募ったところ、当初は7名の方が応募してくださいまして、その方が、黒っこマザーズさんの備品ですとか、それから、レシピを譲り受けて、一部は、当然、有償になるんですが、そういうことで活動されるということで、我々も、相談があったので、兵庫県の補助制度の中から適切な一番合った制度を探したところ、地域再生大作戦のがんばる地域応援事業が適しているということで、申請しましたら、採択になりましたので、その事業を通じて支援をしていきたいと考えております。
○
寺北委員
何か最近、特産品という言葉が非常にはやってるんやけれども、何が特産品なんやろというの、正直、もうひとつはっきりせえへんねんね。
ほな、黒っこマザーズさんにしてもいろいろ長いことやられてたんやけれども、ほんま、あれがもう黒田庄の名物やったんやろか言うたら、正直、私はちょっと首をかしげるところがありまして、肉のすしとかいう形で、ほな、それが爆発的に売れたんかいうたら、やっぱり高いだけで売れないと。だから、特産品、特産品という言葉が非常に何かひとり歩きしてるようで、何か実を上げてないんではないかと、ちょっときつい言い方をすれば持っとるんですけれども。
本当に、この新しい皆さんが何をするんやと。これ、黒田庄のまちづくり、地域のまちづくりという問題と、それから、西脇市全般へ打って出るとか、ほな、旬菜館やとか、そこら辺の目標、もう少し具体的な目標というのはありますか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
我々はまちづくり活動の支援ということでかかわらせてもらってますので、特産品の開発というのが最大の目的とは我々まちづくり課としては考えておりません。
というのは、コミセン活動、地域活動の活性化とか、にぎわいづくりの、あえて言いますと、手段の一つに特産品の開発もあると認識しておりますので、具体的にどの商品ということはなかなか提案をすることは考えてないんです。
ただ、一つ、活動するときに、巻きずしがポイントになってまして、西脇市だけではなくて、巻きずし街道ということで、この播磨地域のところで、割と巻きずしが昔から盛んに、各地区にあった巻きずしですとか、まつりのときの鯖ずしもそうなんですけれども、その辺が郷土料理としてあるので、ぜひそこに着目して、郷土食を引き継ぐということも一つ重要ですし、そこからまた商品価値を高めて、特産品として市外へもアピールできればという見方はしておりますので、そういったことは支援していく必要があると考えております。
○
東野委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、
歳入全般について、意見のある
委員の挙手を求めます。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
それでは、討論に入りますが、反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決をいたします。
議案第47
号平成30年度西脇市
一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。
よって、議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48
号平成30年度西脇市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
特別会計については、歳出、歳入、ともに一括して質疑を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、質疑のある
委員の挙手を求めます。
ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
それでは、討論に入りますが、討論ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、採決に移ります。
それでは、採決いたします。
議案第48
号平成30年度西脇市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。
よって、議案第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52
号平成30年度西脇市
一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
本議案の
審査方法は、まず、歳出を一括して行い、次に、歳入全体の順で質疑を行いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、質疑に入ります。
歳出全般について、質疑のある
委員は挙手をお願いします。
○
寺北委員
もう一度、以前いただいた資料について教えてほしいんですけれども。
ひょうご地域創生交付金というやつで、一つ、岡之山のやつ、それから、二つ目、オリ・パラのやつ、三つ目、TMOの資料いただいてますよね、以前に。
ちょっと財政課になると思うねん、私が聞きたいのは。
これで、
一覧表がありまして、採択額ということで1億500万円の合計ありますね。
○
東野委員長
いいですか。ひょうご地域創生交付金という、この資料ですね。
はい、どうぞ。
○
寺北委員
予算額として、当初で1億1,106万5,000円、これ、3月の
予算審査の折に出てきた当初
予算のそれぞれの額です。6月補正が1,100万円ありまして、合計1億2,237万6,000円ということです。
ここで、正直、私わからないのが、1億500万円と1億2,237万6,000円との関係。また、6月補正の1,131万1,000円が、なぜここにこういう数字が出てくるのかという、もう単純な質問なんですけれども、説明お願いしたいと思います。
○渡辺
財政課長兼新
庁舎建設室財政調整担当主幹
お配りしております資料の見方でございますけれども、これ、採択額、今回、1億500万円ということになっておりますけれども、これ、当初は1億5,000万円、限度額いっぱいまで申請をいたしておりました。
当初
予算で1億1,100万円ほど計上しておるわけでございますけれども、この当初
予算を編成するときから、県の交付金については話があったんですけれども、まだ額も確定していないということで、当初の1億1,100万円分ぐらいにつきましては、一般財源なり、また、起債を充てるなりということで当初
予算を編成しております。
それで、このたび、1億500万円の採択額となったということで、改めて、今回、6月補正で1,130万円ほどを計上しておるわけでございますけれども、この6月補正の1,130万円の中には、ハード事業だけではなく、ソフト事業、このKPIという指標がこれまた設けてありますので、それらを達成するために必要なソフト事業という形で、今回、6月補正ということで計上しているわけでございます。
この表の、9月補正予定のところに、総合市民センターの改修事業、これにつきましては、これ、当初
予算のほうで実施設計を上げておりまして、今、設計中でございますので、まだ額が確定していないため、今回はまだ計上しておりませんけれども、9月の補正予定としているところでございます。
以上でございます。
○
寺北委員
そうすれば、この数字だけで見れば、1億2,237万6,000円の全体の
予算に対して5,250万円ですか、県からのひょうご地域創生交付金が入ってくると。あと、7,200万円ほどの数字は、これは一般財源なり起債で賄うという見方でいいわけですね。
○渡辺
財政課長兼新
庁舎建設室財政調整担当主幹
御指摘のとおりです。
○
東野委員長
ほかに質疑ございませんか。
○
村井正委員
2点、まず
お尋ねします。
これは、兵庫県独自の、いわゆる、地域創生交付金なんかどうかということです。例えば、こういうのは、全国の
自治体でも大体こういうことをやってらっしゃるのかどうかというのが一つ。
それから、このひょうご地域創生交付金の交付対象事業等々が書いてありますが、この中には、実施基準ということで、新規拡充事業を対象とか、成果指標を設定することというようなことが書いてありますが、例えば、今回の6月の事業とすれば、横尾芸術、それから、美術館の改修等々がありますが、それから、TMOの支援事業ですか。これ、それぞれに、この成果指標というか、こういうのを目標にしてますという項目は具体的にあるんですか。あるんであれば、答弁お願いします。
○萩原
次世代創生課長兼移住・
定住促進室長
まず、1点目の
お尋ねですが、こういった交付金がほかの都道府県でもされているのかということなんですが、実は、動きは把握しておりません。
ただ、兵庫県につきましては、国のほうでは地方創生推進交付金という交付金制度がございまして、それについて、私ども西脇市も活用しておるんですが、その交付金自体にいろいろ制約もありまして、使い勝手がちょっと悪かろうということで、兵庫県のほうで、新たにこの30年度の当初
予算で、もっと使い勝手のいい交付金をというような形でスタートしたというのがいきさつでございますので、他の都道府県の状況はつかんでおらないんですが、兵庫県で独自に始まったのはそういういきさつがあるということでなっております。
2点目の、KPIの関係ですけれども、これにつきましては、私ども、県に申請する段階で、横尾芸術を核とした文化振興地域活性化事業ということで、岡之山美術館の改修と、それに伴ったソフト事業、また、オリ・パラを契機とした地域元気づくり事業ということで総合市民センターの改修、また、ソフト事業等。
もう一つが、中心市街地の活性化、交流拠点等整備事業ということで、旧の図書館跡の改修等、その周辺地域でのソフト事業という形での申請をさせていただいております。
KPIにつきましてはちょっと何点かありますので、全部いうのはあれなんですけれども、今のところ、今回の
補正予算で関係のあるものとしましたら、例えば、横尾芸術を核とした文化振興地域活性化事業でございましたら、KPIの一つとして、岡之山美術館の改修後の入館者数ですね、これの数ですとか、また、過去一年間に文化芸術活動をしたことがある市民の割合と、これはまたアンケートで諮ることになるんですけれども、そういった指標のほうを設定しておりますので、それぞれの事業にぶら下がるというよりは、一くくりの大きな事業単位でKPIを複数設定しているという状況になってございます。
以上です。
○
村井正委員
例えば、先ほどおっしゃってました入館者数は現在どのぐらいで、例えば、これをすることによってどのぐらいふえるとか、そういうのがある程度想定されていらっしゃるんでしたら、1点お願いしたいと思います。
それと、これ、TMO事業なんかも、やっぱり同じようにそういう指標を設けていらっしゃるんでしたら、それについてお願いします。
○萩原
次世代創生課長兼移住・
定住促進室長
まず、美術館のほうですが、改修後の入館者数ということで、これ、改修が終わってから、残り、この30年度の半年という形になるんですが、それで、4,800人という形のKPIを設定しております。
それと、先ほどの質問で漏れておって申しわけございませんが、中心市街地のTMO関係なんですけれども、これにつきましては、関連のKPIとしましては、中心市街地イベントの参加者数が4万5,000人ということで、これ、一年間の数でカウントしております。
また、市民が参加する交流イベントは楽しく、充実していると感じる市民の割合は50%という形で設定しておりますので、そのKPIが達成できるように取り組んでいきたいと思っております。
以上です。
○
東野委員長
ほかにございませんか。
○
村井正委員
それで、その横尾芸術の関係で、これは、具体的といいますか、簡単に、どういうことをされるのかというのを、ちょっとこれを
お尋ねしたいと思いますが。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
まず、1点目の、岡之山美術館改修事業ということで、改修事業補助金がついてございますが、この分につきましては、照明器具の設置工事、改修工事ということでなってございます。
現在、白熱電球ビームを使用しておりますが、今回、LEDという形で、ランニングコストや展示作品の保護等をする予定でございます。
それから、ソフト事業の、横尾芸術を核とした文化振興地域活性化事業補助金でございますが、まず、1点目につきましては、横尾忠則デザイン、西脇案内ポスターの作製事業を1点上げてございます。
それから、2点目に、Y字路魅力発信事業ということで、横尾氏の作品の原点となっております、椿坂のY字路の元ホビー模型店を、横尾氏によるデザインによりまして、Y字路立体作品として、西脇のアートスポット、横尾観光名所とするというのがまず1点でございます。
それから、Y字路作品箇所に銘板を設置する予定にしております。
それから、横尾Y字路、記憶の地西脇をモチーフといたしましたのぼり旗等を作製いたしまして、観光誘致を図るというのがY字路魅力発信事業でございます。
もう1点は、Y字路案内等マップ作成事業ということを上げてございまして、横尾Y字路、記憶の地マップ作成ということで、現在、Y字路作品は市内で12ヵ所ございます。そのほか、横尾氏が、西脇での記憶の地ということで、学校であるとか、映画館であるとか、駅とか銭湯、駄菓子屋とか、いわゆる、横尾氏の記憶、思い出の地の場所をポイントとして落としまして、そのほか、包装紙のデザインもかなり手がけておりますので、さまざまな横尾氏に関係するマップをポイントといたしまして作成いたします分でございます。いわゆる、横尾西脇マップと名づけておるものでございます。
そのほか、旧来住家住宅や播州織工房館などの観光施設も同時掲載するということでございます。
ここのマップ事業で大きなものといたしましては、Y字路をQRコードで落としまして、Y字路作品の解説、画像なりをQRコードで発信できるという形にしております。
それから、Y字路マップに関連いたしまして、スタンプラリー等を考えているところでございます。
あと、ワークショップ等講座開催事業ということで上げてございますが、これは、横尾忠則特別展関連事業といたしまして、現在もやっておりますけれども、今回、拡充という形で、幼児、小学生対象のワークショップなり、大人対象の美術館講座等を開催する予定で、今回の事業の
予算として上げさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○
村井正委員
先ほど、Y字路が12ヵ所ということなんですが、これは、私は、西脇区内であれば、割と、何かそういうらしきものを目にするんですけれども、今回、例えば、もっとほかに、この期でそういう銘板をつくられるんでしたら、西脇区のほかにも、新しく何かつくっていくというか、指定していくというか、そういう動きというのはないんでしょうか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
今、
委員お尋ねの銘板の設置ということでお答えさせていただきます。
○
村井正委員
現在よりも、現在、12ヵ所とおっしゃってましたけれども、それ以外に、新しく場所を指定していくという動き、そういう形はないのかというのを聞いてるんですが。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
今、
委員お尋ねの、Y字路の新しい作品ということで、
○
東野委員長
違う、違う。
村井正信委員は、現在、12ヵ所という形であるんですが、それ以外、市内全体を見渡したときに、もっとY字路というのがあるから、そういうところまで広げることはあるんですかという意味ですね。
○
村井正委員
そうです。
○
東野委員長
だから、横尾氏とは違うということですね。
○
林議長
関係ない。
○
東野委員長
関係はないけれども、やっぱりすべきやという形で言われてる。
横尾氏の中では12ヵ所でやろうということなんですが、
村井正信委員は、西脇全体でもっとY字路があるから、それを広げるという考えはないかということです。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
これは、あくまで、横尾氏がY字路作品として製作されたY字路ということに特化してございます。
西脇に確かにY字路たくさんあるかと思いますけれども、これは、あくまで、横尾氏がそこをセットされて、そこをモチーフとした作品ということに特化しておりますので、今から、横尾氏が西脇へ帰ってこられて、新たなY字路作品をつくるかどうかというのは、これは横尾氏次第にかかってくるかなと思っておるところでございますので、今の12ヵ所からふえる可能性はもちろんあるということでは、横尾氏からは聞いているところでございます。
以上です。
○坂部
委員
今、ホビー模型のとこをちょっと整備するみたいな感じでおっしゃったんだけれども、横尾氏のデザインに基づいてそこを何か改修なり、どんな感じでやろうとされてるんですか。
それから、そこだけですか。例えば、12ヵ所あるわけですね、横尾作品の中に。ほかのとこの、一方通行のとことか、ほかのY字路はそういうことはしない。まず、ホビーだけをするだけですか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
今回の事業の中では、この、元ホビー模型店というのがY字路の原点ということの作品になってございますので、今回の事業につきましては、このホビー模型店の、横尾氏のデザインによります立体作品として残していくという状況になっているところでございますので、今後のY字路の部分につきましては、当然、建物の所有者の承諾等を得なければならないという状況が発生いたしますので、今回のもととなるY字路の椿坂のホビー模型店につきましては、所有者等の了解も得ているということで、今回、こちらのほうのY字路のカラーリングということを考えているところでございます。
以上です。
○坂部
委員
カラーリングって、要は、横尾氏のデザインに基づいて、もうちょっと色を塗ったりとか、いろいろなそういう形をしてくるということなんですか。
具体的にどういう形で残していくんですか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
今のところ聞いてございますのが、8月に、この9月末から開催されます横尾展に関しまして、こちらのほうにお帰りになりますので、その際に、そのホビー模型店の建物の色を、全部、横尾氏が指定をいたしまして、そこに業者が来られて、そこに、この色、この色ということでデザインをされて、それをもとに、業者のほうで塗装していただくという状態になっております。
以上です。
○坂部
委員
その費用はこの中には入ってないですね。入ってるんですか、この290万円なり、今回の分の中には。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
その費用は今回の
予算の中に入っているところでございます。
以上です。
○坂部
委員
ちなみに、幾らぐらい、そのホビーで使う予定なんですか。
ほかのところ、そないなったら、次のとこもという形で出てくる。とりあえず、幾らぐらい、改修じゃないわな、296万円のほうやね、幾らぐらいかかるんですか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
今回のこの立体作品として残すという形では、31万9,000円という額で、今回、アートスポットとして残していくという方向になっております。
以上です。
○近藤
委員
関連してではありますが、既に、西脇区のまちづくりが8ヵ所のマップをつくられて、そこを私も歩きましたが、約1時間のコース、で、うまく歩けるような形になってます。既にそれができてるわけですね。
それから、
プラスで言えば、ついこの間から、西脇8地区ですか、九つのウオーキングマップができたわけですね。次、今度、この横尾氏の作品に基づくY字路という形でまたできるわけですね。
この辺の整合性というか、縦割り行政の一番の欠点が出てるのかなという気が私自身はするんですが、その辺の総合的なところ、要するに、総合的に考えたら、一挙にそういったものが完成できるんじゃないかなと。そういう観点でこの物事をどう考えられてるのかというのを一度お聞きしたいなと思います。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
総合的に行政を進めるということは非常に重要ですので、その点を認識した上で、まず、西脇地区のまちづくりマップについての説明を私からさせていただきたいと思います。
西脇地区の横尾忠則氏のY字路マップは、地区のまちづくり活動の中で、市民の皆さんが主体的に計画して実施されたものなので、それに対して支援はしております。
地区のまちづくり活動のマップをつくるときに、既に、その後、美術館が中心となったマップをつくるのを、私は
情報をそのときに把握しておりましたので、美術館とも調整しました。
位置づけとしては、まずは、市民の方が活動する、自主的にされようとしていることはまちづくり活動として応援して、あくまで、西脇地区内のY字路マップは市民の皆さんの望む形でつくる。それで、市民の方がY字路に対する認識を高めたり、そういうY字路を大切にする機運を醸成するという活動にまずなって、その上で、今度は、西脇市全体、西脇地区以外にもY字路はありますので、そういうことも含めた、市としてといいますか、美術館としてのY字路マップを、市民活動をベースに展開していきたいということを美術館の館長からお聞きしておりまして、そういう意味で、関連する活動で、Y字路の、こういう地域資源を生かした活動としては適切であると考えております。
○近藤
委員
先ほど、ちょっと12ヵ所と、西脇区でつくった8ヵ所というのは全くかぶってるんですか。12ヵ所のうちが西脇区の8ヵ所になってるんでしょうか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
あくまで、横尾氏の、Y字路をモチーフにした作品ということになりますので、西脇区の八つのY字路ももちろんかぶっておるというんですか、Y字路を全部落としていきますので、当然、一緒になってきます。
○近藤
委員
観光客から見ると、今の西脇市の、今、説明されたことというのはよくわかるんですが、外から来た人から見ると、12ヵ所、8ヵ所、どっちなのという形になるんじゃないかなと私は思うんですが、その辺の整合性というのが、打ち合わせをしながらということではありますが、先々の予定がそういう形で、ここでも
予算として出てくるんであれば、もっと整合性をとって、一括してやるという方法がなかったのかと。
今から言っても遅いのかもしれませんが、そういう気がするんですが、その辺のところの、要するに、縦割りになり過ぎてませんかということです。
いかがでしょうか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
今の事業が二つとも行政が主体になって進めていく事業であれば、全くおっしゃるとおりかとは思うんですが、一つは、やはりあくまで、地域の皆さんが地区のまちづくり活動として、自主的にされようとしている事業の応援になりますので、そこは、目的として、西脇地区の方が西脇地区内のまち歩きのためにつくろうとしていることなので、そこを、なかなか市の計画に寄せていただくということは、我々としてはなかなか今後も難しいと考えております。
その一方、順序の問題もあるんですが、そういった、地域の皆さんが活動していただいたという事実があるのであれば、市がそれをつくるような、マップですとか、事業の推進に当たっては、そういったものと連携しながら協力して進めていくということがお互いにメリットがあると考えております。
以上です。
○近藤
委員
しつこいようですが、つくる目的は何かということです。要するに、そういうことを知っていただいて、いわゆる、交流人口をふやすなりというところにつなげていこうという意図ではないんでしょうか。
となれば、それを、ある意味つかさどるのは、観光協会というものがあるわけで、そういったところで、ある程度、意見の調整なり、先々の計画なり、町の計画はこうだ、市の計画はこうだというような意見調整が当然あってしかるべきではないかなと思うんですが、その辺、逆にまた、観光協会が有効に機能してないというイメージで私は受けとめられるんですが、それはいかがでしょうか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
御指摘のとおり、
情報共有は非常に重要かと考えておりますので、今後もそのことに留意して取り組みたいと思います。
一方で、それぞれの目的なんですが、繰り返しになって申しわけないんですが、西脇地区のまち歩きマップは、地区のまちづくり活動として、地区の皆さんが、改めて、その地域資源に着目して、大切にしていくという目的でつくってまして、マップを見ていただいた方はお気づきかもしれないんですが、あえて、飲食店の名前とかも入れる、入れへんの議論があって全部抜いたんです。目的は何かというと、市外から来ていただく方に利用いただくというのは、それは、もう当然そういう利用もありがたいんですが、地域の人の、地域への愛着とか、そういうシビックプライドの醸成ということを一番の目的としてますので、そこが、集客を目的としたマップとは少し違うと認識しております。
以上です。
○
寺北委員
西脇区の八つ以外の四つというのはどこどこですか。具体的に教えてください。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
まず、一つにつきましては、野村町にございます、野村踏切のちょうど南側に、以前、スナックがあったと思いますけれども、そこの部分が一つ。
それから、ここは、2008年、まだ新しいんですけれども、東本町に焼き肉屋さんが1軒あります。具体的な名称を上げたらどうかわかりませんが、その焼き肉屋さんのところ、東本町になりますけれども。
それから、今回、これも新しい作品でございますのであれですけれども、これは、仲之町にございます、ハルパルという、旧片岡理容室、印鑑のお店がございます前になります。それが3ヵ所目。
4ヵ所目には、黒田庄町の岡にございます樹木のY字路ということで、これも今回の中に入っております。
この四つのY字路が今回含まれるということになっております。
以上です。
○
寺北委員
ちょっと無責任な言い方をしますけれども、その12は要らんね。もう西脇区の八つで十分じゃないかと私は思います、一人の意見として。
○
東野委員長
先ほどの説明の中で、西脇区以外の4ヵ所と私理解してたんですが、先ほどの説明では、東本町、仲之町という形であれば、要するに、二つは西脇区ではないんですか。だから、実際、西脇区は10ヵ所ではないんですか。
それ以外の、要するに、8ヵ所
プラス4ヵ所は西脇区外と理解をしてましたが、今、西脇区以外では、野村の踏切のところ、黒田庄岡のところという形で言えば、区以外では2ヵ所ということではないんですか。
○山本生涯
学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
先ほどの
委員の質疑の中に、今回、西脇区以外の、この8作品以外の4つはどこかと捉えたわけであって、そういう意味でお答えをさせていただいたということでございます。
それと、今言っております、今回、横尾氏のY字路案内マップということになってますが、冒頭、説明申し上げましたように、Y字路だけに特化せずに、横尾氏の記憶の地マップということで、そういったものを全て落として、西脇市の横尾芸術を核とした文化振興なり、地域活性化事業として位置づけてございますので、当然、このマップによりまして、観光客の誘客であるとか、横尾芸術を通じた西脇市のシティープロモーションの強化であるとか、また、横尾芸術文化に触れる機会の増大ということ、そういった三つを一つの大きな柱にいたしまして、市内観光と施設等を連携することによる、西脇市への観光客の増大というのを、一つ、横尾芸術を通じて進めていきたいというコンセプトがあるところでございますので、説明させていただきたいと思います。
以上です。
○
寺北委員
そういう面で言えば、今、近藤
委員とのやりとりがあったんですけれども、西脇区は西脇区として、まちづくりの一環として、西脇を観光名所にするんやという以上に、
自分たちの誇りという形で今の地図をつくられたんじゃないかと思うんです。
今、山本課長の話から言えば、もうそのY字路というのをあんまり強調しなくて、横尾氏の西脇市全体の思いでの中での作品ということで大きくくくることを中心に、その中にY字路があるぐらいにしとかな、やっぱり競合するんではないかみたいに、近藤
委員から言われてる内容も私はついてくるんかなと思いますので、そこら辺の位置づけをもう少しきちっと、重ならんような形での、部分的には重なりますよ、当然、いう形でやっていただきたいなとは正直思います。
○
村井正委員
ちなみに、こういう銘板とか、それから、PRされますよね。その場合に、これも、ある程度、成果指標というのはつくっていらっしゃるんですか。大体どのぐらいの人を見込んでるとか、そういうのはあるんですか。
○萩原
次世代創生課長兼移住・
定住促進室長
基本的に、その事業、事業でちょっと単独にKPIというわけではなくて、これも、あくまで、先ほどの繰り返しになりますが、横尾芸術の核とした、この一切合財の事業でという事業の設定の仕方をしておる中で、岡之山美術館の改修後の入館者数も当然ございますし、また、過去一年間に、その文化芸術活動をしたことがある市民の割合というところもございますので、その二つが、この事業のところのKPIに該当するんじゃないかなと考えております。
以上です。
○
村井正委員
私は、こういうのをカウントするのは非常に難しいんじゃないかと思っとるんですが、具体的に、観光客がふえるであろうとか、そういう指標的なものはつくっていらっしゃるんですかというのを聞いてるんですが、いかがでしょうか。
○萩原
次世代創生課長兼移住・
定住促進室長
具体的に、観光者数がふえるというところからのKPIは設定してないんですけれども、例えば、美術館の入館者数につきましたら、美術館に来た方が、そのマップを見て市内を当然回られると、興味を持って回られるというのは相乗効果もあろうかと思いますし、その逆で、マップを見られた方が、じゃあ、美術館に寄ってみようという相乗効果というのは当然期待できるものだと思っておりますので、観光客で何人ふえるという形のKPIは設定しておりませんけれども、入館者数とかという形で、いろいろ効果が出るような形で事業を進めていきたいということで考えております。
以上です。
○
東野委員長
ほかに。
○
美土路委員
西脇区のY字路マップのことなんですけれども、先ほど、池田課長が、このY字路のマップの作成目的は、シビックプライドの醸成で、観光誘客は余り目的にしてないという説明だったかと思うんですけれども。
まちづくり
委員会、私もちょうどそのY字路マップをつくる部会のメンバーだったんですが、そのシビックプライドの醸成という目的が底辺にもちろんあるんでしょうけれども、まちづくりのメンバーは、やはり外からたくさん人に来てもらいたいという、やっぱり観光誘客というか、交流人口というか、外から来てくれる人にわかりやすいものをということを考えながらY字路マップをつくったんです。
ですので、ちょっと私、店の名前を外したという部分は知らなかったんですけれども、まちづくりのメンバーは、どちらかというと、シビックプライドの醸成というより、マップをつくる目的は、とにかく来てもらいたい。来てもらった
人たちにわかりやすいものをつくりたいという思いがあったんですが、その
あたりがちょっと何か違うなって、そごというんですか、その
あたりを今思ったんですが、その点をお伺いします。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
Y字路マップの作成につきましては、私もその
委員会にでき得る限り参加して、経緯を見守っておりました。
どうしても、最初は、このまち歩きマップで活性化を図るということが最大の目的だなと見てワークショップに参加してたんですが、当然、先ほどの説明も、それを全然否定したわけじゃなくて、あえて優先順位をつけたら、一番は、そうやって地域活動としてまちづくりで取り組まれているということがあるのと、あと、次には、当然やっぱり、先ほども申し上げましたとおり、このマップで外部の方もまち歩きしていただきたいし、それも重要なことだと思ってるんですが、最後、詰めの会議のところで、ちょうど具体的な話をしますと、播州織産地博覧会でもこれをお配りしたということで、そういう活用もあるんではないかという、あくまでもオブザーバーとして行ってたんですが、提案したときに、その
委員会に出られていた方のお答えとして、いや、抜くんですよということがあったんです。
何でですかと聞くと、やはりそういう市外の方の利用もあるんやけれども、一番は、やっぱり地域の方がこのマップを見て、改めて地域資源として認識してもらいたいということがあるので、飲食店の名前は抜いて、あったら、本当に市外の方は助かると思うけれども、あえて、今回はそういうつくり方をしましたという説明があったので、両方あるんでしょうが、優先順位をそういうふうに位置づけられたと認識して先ほどの答弁をしましたので、もし、そごがあったら改めたいとは思うんですが、理由はそういった経緯があったということを改めて申し上げます。
○
美土路委員
あと、ここでお聞きするべきことかどうかわからないんですけれども、まちづくり
委員会で、Y字路が8ヵ所という前提でずっと地図をつくっていったんですけれども、今お聞きすると、
プラス4ヵ所のうち、2ヵ所が西脇区ということを私も初めて知ったんですけれども、その辺の
情報共有があれば、10ヵ所のY字路ができてたんじゃないかなと思ったんですが、その
あたり、まちづくり課の方、多分、西脇区の人は知らなかったのか、ちょっとそこはわからないんですが、その
情報を教えていただけてたら、よりよいものができてたんじゃないか。よりよいというか、今のもいいんですけれども、10ヵ所というのができてたのではないかなと、今聞いて、ちょっとええっと思ったんですが、その辺どうでしょうか。
○
池田まちづくり課長兼新
庁舎建設室まちづくり担当主幹
大変申しわけなく思っております。
私もその認識がなくて、8地区が西脇地区にあるY字路ということを前提に、今回のY字路マップの作成を見守っておりましたし、美術館との調整の中でも、そのような具体なお話はお聞きしませんでしたので、本日、そのことがわかったので、今後の対応をまた考えたいと思うんですが、御指摘いただいたとおり、そういう
情報があれば、また違った展開もあったのかなとは認識しております。
以上です。
○
東野委員長
ほかに、歳出について。
〔「なし」の声あり〕
そしたら、歳入について、質疑のある
委員の。
○
片山市長
今の一連の御質疑の中で、特に、近藤
委員がおっしゃった、縦割り違うんかという御指摘に対しまして、市役所の職員はそれぞれの分野で一生懸命やってますが、外から見ると、一緒なん違うのという見方をされるのは、今の例でも、そういうふうに見られてもしょうがないんやなということも、確かにそうだと思います。
特に、例えば、観光協会と美術館ですね、やるのわかってるんだったら、例えば、観光協会の総会の中で、こんなんやりますから、来てもらえるようなPRをしてくださいとか、例えば、今の、8ヵ所、10ヵ所の話も、もっとコミュニケーションをよくとってやるべきことがあったん違うかなと。そして、今からでもやるべきことがあるんやろなと。
私、よく、野球の三遊間のゴロと言うんですけれども、取りに行ってもらわないと中を抜けちゃうんです。
ですから、近藤
委員のほうから、その部分ですごくいい御指摘をいただいたなと思います。
以上です。
○
東野委員長
ぜひ、行政執行上において留意いただければと思います。
じゃあ、歳入について、ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、質疑はこれで終わります。
それでは、討論に入ります。
討論ございますか。
〔「なし」の声あり〕
討論がないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決をいたします。
議案第52
号平成30年度西脇市
一般会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。
よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○
東野委員長
以上で
議案審査は終わりました。
続いて、
報告事項に移ります。
よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、
報告事項に移ります。
報告第3
号平成29年度西脇市
一般会計繰越明許費の繰越しについて、
担当課より説明を求めます。
○渡辺
財政課長兼新
庁舎建設室財政調整担当主幹
報告第3号について御説明申し上げます。
平成29年度から平成30年度に繰り越しをいたしました事業は全部で11事業、総額2億7,003万円でございます。
各事業の進捗状況及び完了予定につきましては、お配りをしております資料のとおりでございます。
よろしくお願いいたします。
○
東野委員長
報告は終わりましたが、どなたか質疑のある方はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
そうしたら、引き続いて、報告第4
号平成29年度西脇市
水道事業会計予算の
建設改良費の繰越しについて、説明を求めます。
○内橋
工務課長兼新
庁舎建設室道路整備担当主幹
それでは、報告第4号について報告させていただきます。
お手元の資料、報告第4号、2枚目の、平成29年度西脇市
水道事業会計予算繰越計算書をごらんください。
左から、1、資本的支出、1、
建設改良費、
予算計上額3億7,849万円に対して、支払い義務発生額と不用額を除く480万円が平成30年度に繰り越した額でございます。その財源内訳は記載のとおりです。
繰越額の内容は、配水設備工事費において、黒田庄地区老朽管更新事業、しいの橋配水管添架工事の1件です。
工事の内容と繰り越し理由ですが、本工事は、県が行う県道黒田庄多井田線しいの橋かけかえ工事に合わせて、水道管を、しいの橋に添架する工事です。
しいの橋かけかえ工事の進捗により、水道管の添架時期が当初予定の2月から5月になったため、これを30年度に繰り越し、工事を完成させるものです。完成は6月29日に予定しております。
以上、
水道事業会計予算の繰り越し報告とさせていただきます。
よろしくお願いします。
○
東野委員長
説明は終わりました。
質疑のある方の挙手を求めます。
〔「なし」の声あり〕
それでは、報告第5
号平成29年度西脇市
下水道事業会計予算の
建設改良費の繰り越しについて、説明を求めます。
○内橋
工務課長兼新
庁舎建設室道路整備担当主幹
それでは、報告第5号について報告させていただきます。
左から、資本的支出、1、
建設改良費、公共下水道事業、
予算計上額3億3,236万8,000円に対して、支払い義務発生額と不用額を除く1億4,000万円が平成30年度に繰り越した額です。その財源につきましての内訳は記載のとおりです。
まず、繰り越しの内容を説明させていただきますと、まず、一つ目と二つ目は、芳田分区統合汚水管渠の敷設工事です。芳田地区の農業集落排水施設を公共下水道へ接続するための汚水管渠の敷設工事です。
工事着手後、管の埋設計画位置より高い位置に岩盤があらわれたため、
試掘による調査の計画変更を行いましたが、高さ的に岩盤掘削が避けられない箇所が多くあり、また、この掘削に日数を要することから、平成30年度に工事を繰り越し、4月13日に完成しております。
もう一つは、入札差金について、国の交付金事業であるため、県と協議したところ、事業進捗のため翌年度に繰り越し、工事を実施することとなったためです。本工事は5月25日に契約し、10月1日に完成する予定となっております。
三つ目は、ストックマネジメント基本計画策定業務です。
本業務は、平成27年度の下水道法改正に伴い、施設の維持、修繕基準計画が定められ、国の制度により、施設の改築に対する交付金は、本計画に基づくものに限定されたことを受け、実施しているものです。
今回の業務では、西脇市全域の公共下水道施設の台帳整理から点検調査計画まで作成を行うものでございます。
全ての施設を対象に、計画的に必要となる膨大な施設
情報の整理及び地理
情報システムへの入力作業に時間を要することから本業務を繰り越し、完成させるものでございます。業務につきましては8月31日の完成予定です。
四つ目は、黒田庄36号雨水幹線排水路改良工事です。
本工事は、黒田庄津万井において、東洋スチール工業南約70メートルの浸水対策のための雨水排水路工事でございます。
設計段階において、水路埋設位置決定に隣接地権者等との協議に不測の日数を要し、また、出水期までに排水路の工事を完成させるため、翌年度に繰り越し、継続的に工事を実施し、完成させるものでございます。完成におきましては6月末を予定しております。
五つ目は、黒田庄浄化センターの耐震診断設計業務委託でございます。
本業務は、黒田庄浄化センターにおきまして、耐震性能を把握するため実施した業務であり、新条件の設定、解析に想定以上の時間を要したことから、繰り越して完成させるものでございます。これにつきましては7月19日を完成予定としております。
六つ目は、黒田庄浄化センター長寿命化工事でございます。
本工事は、黒田庄浄化センターにおきまして、機器停止等を未然に防ぐため、法定耐用年数を超過し、健全度の低下した汚水処理施設設備の長寿命化及び更新を国の補助金により行っているものでございます。
今回、計画にない一部の機器において異常が発生したことから、交付金事業で実施するために、一部の施設の更新を見合わせ、国への長寿命化計画の変更追加の計画協議を行った後の実施となります。30年度に繰り越し、完成させるものです。これにつきまして、工期は2月18日を予定しております。
以上、簡単粗雑な説明となりましたが御報告とさせていただきます。
○
東野委員長
説明は終わりました。
質疑のある方、ございませんでしょうか。
○
村井正委員
これ、質疑ではないんですが、先ほど、ずらずらっと中身を言うていただいたんですが、例えば、一般会計では、事業ごとにこれだけ当初
予算があって、繰り越しをこれだけしますという、ある程度の説明書が添付されておるんですが、次回以降、そういう説明書で記入していただければ、こちらのほうも理解しやすいと思うが、いかがでしょうか。
○
東野委員長
同様に思いますが、
担当課、いかがですか。
○内橋
工務課長兼新
庁舎建設室道路整備担当主幹
次回、説明書、中で協議いたしまして、説明書を添付させていただくように考えます。
○
東野委員長
今、説明をしていただきましたが、財政課のほうでは、1枚のプリントで、それぞれ完了予定、全てこれ1枚で簡単に理解が私はできましたけれども、今、ずっと説明を聞きながら、私も書き切れないし、理解がし切れないところがありますので、ぜひ、項目が多い、そういう繰越明許に関係をする進捗状況なり、完了予定ですから、1枚の用紙で十分だろうと思うんですが。
○内橋
工務課長兼新
庁舎建設室道路整備担当主幹
次回から提出させていただくようにします。
○
東野委員長
お願いします。
ほか、よろしいですか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、本
委員会の予定は、これで全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本
委員会の審査経過とその結果の報告については、
委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
各
委員におかれましては、慎重に審議を重ね、妥当な結論をいただき、
委員会が滞りなく終了できたことをお礼申し上げます。
また、理事者の皆さんにおかれましては、先ほど、さまざまな意見が出ました。本
委員会を通じて出された意見等について十分御留意いただきますよう申し添え、閉会といたします。
御苦労さまでした。
ありがとうございました。
△閉会 午前10時48分
平成30年6月18日
予算決算特別
委員会
委員長 東 野 敏 弘...