西脇市議会 > 2017-09-08 >
平成29年総務産業常任委員会( 9月 8日)

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  1. 西脇市議会 2017-09-08
    平成29年総務産業常任委員会( 9月 8日)


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    平成29年総務産業常任委員会( 9月 8日)            平   成   29   年   度     西 脇 市 議 会 総 務 産 業 常 任 委 員 会 会 議 録             平 成 29 年 9 月 8 日             西 脇 市 議 会               総務産業常任委員会会議録
    1 開催月日      平成29年9月8日 2 開催時間      午前9時28分~午後2時42分(会議3時間46分)                        休憩 午前10時53分~午前11時04分                           午後0時39分~午後1時56分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  村 岡 栄 紀    副委員長  高 瀬   洋    委 員  古 西 祐 子    委  員  東 野 敏 弘     〃   岩 崎 貞 典     〃    林   晴 信     〃   寺 北 建 樹    議 長  村 井 公 平 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長                   筒 井 研 策   総合企画課長                   早 崎 育 子   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   技監                       藤 原 信 一   都市整備部長                   嶋 本 隆 男   土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹      岸 本 正 昭   用地地籍課長                   上 田 哲 也   都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹    吉 田 尚 史   産業活力再生部長                 仲 田 仁 久   商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹  戸 田 雅 人   商工観光課産業振興担当主幹兼   ファッション都市構想推進室長              藤 井 隆 弘   上下水道部長兼工務課長              田 中 浩 敬   経営管理課長                   岡 本 好 正   施設管理課長                   伊 藤 和 英   会計管理者兼会計課長兼統括検査官         西 山 淳 子   監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長兼   書記長兼固定資産評価審査委員会書記        藤 原 祥 文   教育部長                     森 脇 達 也   教育総務課長                   清 瀬 泰 弘 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局主査   岸 本 仁 子 9 傍聴議員     坂 部 武 美    浅 田 康 子    岡 崎 義 樹     宮 﨑 春 貴    村 井 正 信    中 川 正 則 10 案  件 (1)議案審査   ① 議案第53号 平成28年度西脇市下水道事業会計剰余金の処分について   ② 議案第67号 市道路線の認定について   ③ 議案第68号 都市公園を設置すべき区域の決定について   ④ 議案第70号 工事請負契約西脇小学校保存改修工事)の変更について (2)調査事項   ① 報 告第8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告            について   ② 報 告第11号 平成28年度公益財団法人北播磨地場産業開発機構事業及び決算の            報告について   ③ 西監報第6号 例月出納検査の結果について(報告)   ④ 西監報第7号 例月出納検査の結果について(報告)   ⑤ 西監報第8号 例月出納検査の結果について(報告)   ⑥ 西監報第9号 例月出納検査の結果について(報告) (3)その他   ① つくしバスの現状について   ② 議会による事務事業評価確認事項    (1)ふるさと寄附促進事業    (2)ものづくり・あきない経営革新支援事業    (3)観光誘客促進事業   ③ 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書について (4)理事者報告   ① 杉原川井堰の改修について   ② 郷瀬町南部地区水道水の濁り発生について                 △開会 午前9時28分 ○村岡委員長   それでは定刻より少し早いのですが、皆さんおそろいですのでただいまから総務産業常任委員会を開催します。  皆さんおはようございます。本日は各委員及び理事者の皆様におかれましては、公私御多忙のところ御出席いただきありがとうございます。  9月に入り、一気に夏の日差しが和らぎ、めっきり秋めいてまいりました。これから秋本番に向かいますが、季節の変わり目につき健康に留意しながら全力で頑張ってまいりたいと思います。  本日付託を受けました案件は、いずれも市政運営上重要なものばかりであります。委員各位には慎重に審議いただき、適切妥当な結論を賜りますようお願い申し上げます。  なお、本日の傍聴議員は中川議員を初め5名であります。  それでは、ここで市長から挨拶をいただきたいと思います。 ○片山市長   皆さんおはようございます。委員各位には、総務産業常任委員会に御精励をいただきましてまことにありがとうございます。  本日委員会に付託されました議案4件、調査事項として報告2件、また監査委員の報告4件について御審議をいただくことになっております。いずれも市政運営上重要な案件ばかりでございますので、慎重に御審査を賜り、原案に御賛同いただきますようお願い申し上げます。  また後ほど、杉原川井堰の改修について及び郷瀬町南部地区水道水の濁り発生についてを御報告させていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○村岡委員長   ありがとうございました。ただいまから本委員会に付託されました案件の審査を行います。  本委員会に付託されました案件は議案4件、調査事項6件、その他といたしまして2件、理事者報告2件であります。本日は各議案の途中及び終結後、必要に応じて委員間討議を行い、その後、討論採決の順で進めてまいりたいと思います。  それでは議案審査に入ります。  まず、議案第53号平成28年度西脇市下水道事業会計剰余金の処分についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○岡本経営管理課長   議案第53号につきまして委員会説明を申し上げます。  本議案は、平成28年度西脇市下水道事業会計において生じた資本剰余金9億149万7,750円のうち、除却済みの固定資産の財源分1,057万4,488円を欠損金へ組み入れ、償却資産の取得に充てた企業債償還の財源分4億1,134万5,315円を長期前受け金へ組み入れようとするものでございます。  なお、この処分により翌年度へ繰り越す資本剰余金は非償却資産の取得に充てた財源分4億7,957万7,947円となります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○村岡委員長   委員会説明は終わりました。  それでは質疑に入ります。質疑、御意見はありませんでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。
     それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第53号平成28年度西脇市下水道事業会計剰余金の処分について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第67号市道路線の認定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   議案第67号について委員会説明を申し上げます。  市道の認定につきましては、西脇市道路取り扱い規程第2条認定基準において、原則幅員が4メートル以上または4メートル以上に改良できる道路であり、次の各号のいずれかに該当するものとなっております。  第1号としまして、都市計画道路として決定し事業認定を受けた道路、または土地区画整理法に基づいて築造された道路。第2号としまして、市内の公共施設に通ずる道路及び国道もしくは県道と市道、または市道と市道を相互に連絡する主要な道路。第3号としまして、地区内の主要な道路または他市町と連絡する道路。第4号としまして、沿線に家屋が点在している道路があります。  今回の西沢15号線及び落方8号線につきましては第2号に該当し、市道と市道を相互に連絡する主要な道路として認定するものであります。西沢15号線では敷地は全て西脇市所有であり、一部4メーター未満の区間はありますが、将来にわたり地元協力が得られる見込みであります。  落方8号線では、堤防部は兵庫県と西脇市、補助整備地区内道路は西脇市所有であり、河川改修及び補助整備費に地元協力を得て4メートルの幅員を確保していただいております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○村岡委員長   委員会説明は終わりました。  それでは質疑に入ります。質疑、御意見はありませんか。それじゃあ西沢のほうから行きましょうか。 ○東野委員   今回議案に上がってる西沢15号線というのは、私の記憶では旧黒田庄町の時代では町道認定だったと記憶をしてるんですが、まずそのことについては間違いないでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   そのとおりでございます。 ○東野委員   今回、合併前町道であったものが合併時に西脇市の規定によって市道認定がされなかった。再度、今回地元の要望を受けて認定をすることについての変更の理由というのは、畜産団地の関係があるんだろうとは想定をしているんですが、どういう理由から今回は認定という形で議案として上がってきたんでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   旧町時代の黒田庄町時代には全てこの路線も町道となってございました。しかしながら平成17年10月の合併を機に、平成18年度に市町路線の見直しを行いました。その際に当路線につきましては西沢畜産団地内の道路で、市の施設内の道路であったため、市道認定する必要がないと判断しまして廃止となっております。  しかしながら今回は、畜産団地の払い下げに伴い道路部分のみが市の所有となったものでございまして、市道として管理するのが妥当であると考えております。 ○東野委員   今回のいきさつでは市の施設であったものが民間というか村の所有という形で変わった結果、要するに市道から市道をつなぐそういう道路として第2号の規定によってなった、このことは理解ができたんですが、私たちも現地を見せていただいて、畜産団地を建設する段階で起こってきたことだろうと思うんですが、中央部に排水路がある道路だろうと思うんですが、普通だったら側溝という形になるんですが将来的に考えれば道路改良というのは考えておられるんでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   今委員から御指摘ありましたように、もともとは3メーター程度の道路であったと。それが畜産団地築造の際に拡幅をされたと、そのときの水路を残したまま拡幅をなされているというところでございますが、現時点で水路を特にやりかえるとかいうことは考えておりません。 ○東野委員   費用の問題があるんだろうと思うんですが、将来的には考えないといけない道路という認識でいいんでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   道路の中央部に水路があるというところではございますが、特に支障があるものではないので、例えばコンクリートぶたの老朽化であったり補修については随時やっていく必要があるかと思いますが、水路全体をやりかえるというのは今のところ必要ないと考えております。 ○東野委員   この件に関して、旧黒田庄の段階での町道認定と現西脇市の市道認定というのは大きな違いがあった、そのために平成18年の見直しの中で多くの町道が市道から外れたということがあるんですが、今回のような事例というのは今後起こるそういう課題というのはあるんでしょうか、地元から要望が出ている箇所は現在ありますか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   今のところございません。 ○林委員   一旦黒田庄が全部町道やったやつが合併のときは全部市道になってるんですよ。市道になったやつを今度4段階ぐらいに振り分けたんですね、平成18年ぐらいやったかな。結構議会でも議論があって、生活道路であるとか農道であるとかそういったものに分けたというのは記憶してます。だから一旦は市道になってるんですよ、その認識でおってくださいね。  私も道を見に行ったんですが、先ほども説明であったんですけど北側のカーブのところがかなり狭いですよね。あれはまず幅員が何メーターあって、将来拡幅の予定があるって言ってましたが、いつ拡幅するのかとあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   現在4メーター未満の区間があるというところですが、起点部から40メーターぐらいの間は幅員が3.3メートルございます。その中で今の一部、現況で4メーターに拡幅するとなりますと家屋の軒先が若干かかる部分が一部ございます。それ以外につきましてはおおむね更地といいますか宅地の玄関先の緑地みたいになってますので、その地権者の同意とか今後家屋を改築されるような際には御協力がいただけるものと考えております。 ○林委員   市道の取り扱い規程の第2条にある幅員が4メートル以上、または4メートル以上に改良できる道路というのがあるんですね。ですから、それで何年以内に改良できる見込みがあれば市道として認定していくのかという基準はあるんですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   その基準はございません。 ○林委員   ということは、例えばその家が改修を考えててその改修が確かに2年、3年先にあるのかあるいは30年先にあるのかというのはわからないわけですね。となると、西脇市で今4メーター以内で例えば地域から市道認定の要望があった場合、将来的にはここも4メーターにできんことはないですと言われたら認めていかんとだめになってくるんじゃないかなというのがあるんで、これは例えば基準というのはある程度必要なのではないかと考えるんですけどいかがでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   基本的には、市道認定後早い段階で用地の協力が得られて4メーター以上の道路とするというのが基本とは考えますが、現状としましてはこの路線にかかわりもせず既設の市道についても幅員がまだとれてないところはたくさんございます。それが現状でございます。 ○林委員   それを認めていくと、じゃあ4メーター以上なくてもいいんですよということになるんですよ。現状、例えば10年間できてないからじゃあここもいいじゃないですかということにどんどん広がっていくと思うんです。だから断る理由に4メーター以上というのが今度は入ってこないんですよ。将来っていつの話やっていうことになるんで、だから基準が必要なのではないか、あるいは地権者のある程度の同意がとれているとかそういったものが要るのではないかと考えるんですがいかがですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   基本的に今委員がおっしゃるとおりかと思います。したがいまして、今後その市道認定につきましては早急に4メーター以上を確保できるような路線を認定にかけていくふうにはしたいと考えてます。 ○林委員   私ばっかりが言うのも何ですけど、だから現状ができてないからここもしようがないんじゃってどんどん広がっていくわけですよ。恐らく今までも4メーターありませんからって断った事例ってあるはずなんですね、じゃあその差は何だという話になるんですよ。だから基準としてつくらんといかんのじゃないか、これから。今までの分はそうだったけどもここから先の部分はこういう基準でやっていきますと、4メーターのね。いつに拡幅できるんだっていうことは必要じゃないかと思うんで、一度きっちり検討していただきたいと思います。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   また検討はさせていただきたいと思います。ただ最近、市道認定につきましては地権者の同意も一応いただくというのを前提に市道認定をする、しないというところで判断してますので。                  〔発言者あり〕  今こちらは区長様から協力する確認がとれてるというところで聞いております。 ○林委員   地権者の同意というのはその地区の区長さんが協力するでいいんですか、違うでしょう。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   今御指摘のところも検討はしていきたいと考えます。 ○寺北委員   委員間討議ではないんですけども、今林委員が言われてる内容は正しいんですよ。しかし、私自身は岡崎町の区長をし、芳田の代表区長というある程度行政にかかわった人間としては、そういうしゃくし定規ではいかないということもたくさんあると。そこをどう調整するかというのは微妙な問題だと思います。だからそういう面でいえば、個人の権利を侵害するとかいろんな問題が発生する場合は本当にしゃくし定規でもやらなあかんような問題もあると思いますけども、こういう行政的なやつはどこまでしゃくし定規にやるかというのは非常に私は苦慮するところだとは思います。私自身の経験から言うたらそうです。だから今言ってる内容は合うてるけども、そのとおりやという気にはなれない。そんな細かいことばっかり言うとって行政が前に進むんだろうかと、村の行政とか市の、そういう部分ですよ。いろんな分野ありますからそれはわかりますけども、本当にそういうしゃくし定規なことばっかり言うとっていいんだろうかというのは私の思いとしてはありますね。以上です。 ○林委員   私が言ってるのは断った事例があるわけなんですよ、4メーターないからと。例えば村の要望なんかで。じゃあそれとその他のやつの差は何なんだと。何を基準に判断してやってるのか、声のでかいもんが勝つんか力のあるもんが勝つんか、それで行政はいいんですかという話ですよ。 ○寺北委員   そうしたら過去に、それは担当者によってとかその折の例えば幹部ですか、行政の幹部によってもいろいろ微妙な問題は正直あると思うねんね、いいとは言わんよ。そうしたら、過去に断られたとしたら今の時点でそれが復活するんかどうかとかいう問題も私は出てくるかなという感じ。過去の担当者は断ったけども、微妙な問題で。今の担当者はいいんではないかというのが私はあってもいいんかな、ある面でいうたらね。その復活するための努力は私はあってもええかなという感じはします。だから本当に、ちょっと離れますけれども生活相談を受けたりしてたらこのケースは本当に困ってるなと、例えば滞納とかいろんな問題でね。しかしこのケースはちょっと横着があるん違うやろうかと微妙な問題はあるんですよ。それに対して担当者は、その微妙な問題をある程度融通をきかせとったら必ず後でしっぺ返しを食らうというのも事実なんですよ。微妙でないケースの人が自分とどう違うんやという話がよくあるんですよね、そうしたら行政マンとしてはしゃくし定規でやらざるを得ないというのはよくあるように私は思ってます、私自身の経験から。そこら辺で本当に一つ一つの問題をどのように判断するかというのは、そういう規定があったとしてもケース・バイ・ケースもあり得るかな。それが本当に例えば10人おって10人とも担当者が認めたとしても、10人ともとは言いませんが過半数以上がそれはおかしいでという内容が、二、三人はおかしいと言うけどもあと七、八人はやむを得ないかなというそこら辺の微妙な問題は議会としては追求せなあかんか知らんけど、行政の側としてはあるだろうなという思いがあるんです。 ○林委員   福祉の個人の立場においていろいろ、情状酌量であるとかしんしゃくする事例というのはあると思うんですよ。例えばみんなが通る道が例えばこの町のやつはオッケーでこの町のやつはだめですというのは、何かしらの基準がなかったらだめでしょうと言うんですよ、それはね。その基準で、今言うたように過去のやつはもう問わんからこれからどうすんねんという基準はつくらなあかんの違うかというのが私の言うてることですよ。 ○寺北委員   しかし、さっきのやりとりを聞いてたらそれなりの柔軟さを持った基準という形ではないんですよね、しゃくし定規に私は聞こえたわけ、だから言うてるわけ。そういったことを言いながら、しかし今後気をつけてくれよとかこういう問題あるん違うんかという意味と、先ほどのやりとりは私はしゃくし定規だと感じたんです。私自身はね、だから言わせてもうとるわけ。 ○東野委員   今お二人のお話を聞かせてもらって、林委員が言われた基準という形で市道認定だとかというのはこれからどうあるべきなのか、今まで私も行政のトップをしましたから今までのいきさつがある中でしてきたもの、積み重ねた中であったものと、それとそこではっきり基準を決めていかないといけないなという積み重ねの中で出ることというのはあります。だから今回の場合について、市道認定である町ではこうだ、あるとこはどうやではなくて、基準というのは厳密にしていく必要が一方ではあるんだろうなと思います。  寺北委員が言われる、じゃあそれがしゃくし定規かというたら、個人の生活やそういう部分については情状酌量しないといけない面があるんだろうと思いますが、いろんな認定をしていくそういう場合については一定の基準というのは必要なんだろう。ただし、その基準でも微妙な場面が出てくるときが残念ながらありますから、そこについては地域の実情なり地域の実態に合わせて最終判断ということがあるんだろうと思います。その際によく条例上市長が認めるものってそういう項目がそれに類いするもんだろうと認識をしています。 ○林委員   私の言う基準というのはみんなに公表しても大丈夫なもの、ここは4メーターにならないけどもこういうことなので認定しますよと言える基準でないとだめなんですよね。言えない基準というのは例えば言うたように、声が大きかったら勝つとかある程度の力があるからできたとかいうのは公表できない理由なんですよ。公表できる理由でみんながそれはそうやなというのが私は必要ではないかということを言ってるんです。でないと必ず不公平とかが出てきます。不公平というのはなくしていかんとだめだということです。でないと法治主義というのはできないんです、人治主義ばかりになるんですよね、私が言ってるのはそういうことです。 ○村岡委員長   人に公表できる基準というのは林委員、東野委員、お二人はそういうことで、寺北委員のほうからはもう少し。 ○寺北委員   私は公表できない基準でやれと言うとるん違うで。4メーターいうたらはかって4メーターか、3メーター80、70あかんのか、そこら辺の話をしてるわけ。さっきのを聞いてたら4メーターは4メーターやと私は聞こえたわけ、それを言うてるわけ。だから4メーターを3メーター80とか70で、4メーターと書いてますよと、規則には。しかしそれが3メーター70程度でも、それが100メーターのうちの10メーターぐらいは足らんとあとは4メーターあるとかそこら辺の微妙な問題はありますよね、そのことを言うてるわけ。だから全て曖昧にせいとそんな議論はしてない。しかし先ほどのは角っこのとこは4メーターないんじゃ、あるか、それが何メーターの距離なんかということを私は言いたいわけ。  本来だったら、私の今までの立場やったら基準どおりにきちっとやれと言う立場ですよ。しかしそんなことばっかりを言うとっては、私は行政的には前へ行かないだろうと経験した上で今こういう言い方してるわけね。 ○林委員   逆に、寺北委員のそのやつやったら簡単じゃないですか、9割以上は例えば4メーターなかったらいけないとか基準をつくればいいわけでしょう。それでいいわけじゃないですか、別にそれが85かわからないですよ。要はちょっとの部分が4メーター切っておったってそれは構わんじゃないかという話ですよね、寺北委員のおっしゃってるのは。 ○寺北委員   そこでややこしくなってくるわけ。今度は住民の側からいうたら、私は8割、9割いうのは要らんと思っとるねんけど、おおよそでええと思っとるねんけども、あそこは8割しか満たしてないじゃないか、うっとこは8割5分満たしてるでとか必ず言うねんね、住民の側は。そこら辺が話ややこしいなというのは正直あるんですよ、いろんな意味で。そこをどうするかいうたらしゃくし定規が一番簡単なんですよ、行政としては。100%4メーターですというのが一番簡単なんです。そんな簡単な行政ばっかりやっとっていいんやろうかというそこの微妙なとこはね、ここで8割や9割や6割までやりよったら話がまたややこしいかな、それはありますね。必ず出てきます。 ○村岡委員長   今市道認定の基準で、原則幅員4メーター以上または4メーター以上に改良できるということになっとるんやけど、それはそれでいいんですよね。それはしゃくし定規ではありませんよね。ですから、寺北委員と林委員の意見は共通しておるようにも感じるんですけど。 ○林委員   私が言ってるのは4メーター以上に改良できるその基準はどこ、例えば何年とかあるんかとか、期間とか。同意とはどういうことやとかいうことを言うとるわけですよ。 ○村岡委員長   それが要るということやね。 ○林委員 
     基準が要るんじゃないですかと。例えば5年以内に、いろんな宅地造成するときでも5年以内に家を建てなあかんいうたら建てないとこもありますよ、それは。あるんですけども5年というその見込みはある土地であるという基準は要るんじゃないかと言うとるわけですよ、10年か5年かわかりませんよ。5年やったら5年、3年やったら3年以内には道路拡幅の見込みがある、あるいはできるという土地じゃないとだめだとかそういうのは要るんじゃないかということを言うとるわけです。 ○村岡委員長   いかがですか。 ○寺北委員   つくって守られてないやつがたくさんあるんですよ、特に土木関係なんて。都市計画道路とか何であろうと、つくってもう50年たっとるけど道できないじゃないかと。だからそこら辺微妙なとこあるなという話。例えば拡幅するのは5年以内に必ずしてくださいよ、判こもらいます。判こを押したからいうてしないんですよ、そう簡単に。というのがあるから私は言うてるわけね、言うてることはわかるんですよ。しかし現実的にではないだろうなということを言うてるわけ。 ○林委員   しかしながら、その基準にはその努力が必要なんですよ。結果としてできなかった、ここまで言うたらあかんのですけどね、結果としてできなかっても構わへんねんって言うたらあかんのだけど努力はせなあかんねんね、基準に合わせようという。だからその基準が要るんじゃないの、5年やったら5年以内に拡幅可能な土地とか、それはそっち側で検討してもらったらいいんですけどね、規定ですから。我々のとこじゃないんで、条例じゃないですからやってもらったらいい、それはいいと思います。ただきちっとある程度の言える基準というのは公に必要だろうなというのが、私は思いますね。 ○村岡委員長   今3名の方から御意見いただきましたが、残る3名の方から意見を聞きたいと思いますので。 ○岩崎委員   私はやっぱり市道認定にする、西脇市もきちっとした基準あると思うんですがきちっとした基準は明記すべきやと私は思ってるんですね。  もし今のお二人の議論を聞いておって、こういう場合はこうやああいう場合はどうやということにもちろんなるかもわかりませんねんけども、最終的にはそういったときは特に市長が認めるものという文言、もちろん入っておると思うんですけどもそういうものも入れれば市道認定にはなると私は思っとるんですけども、お二人の白熱な議論を聞いておって、片や正しい正論で言っておられるし片やしゃくし定規ということの意見ですけども、私はどちらもがありかなという気がせんでもないんやけども、最終的にはきちっとした市道認定に対する基準は西脇市としてぴしっと書いたもの、今ももちろんあるんですけどもさらにきちっと詳しく書く必要があるんではないかと思います。 ○寺北委員   今向こうは多分反論しないから私がかわりに言うけど、基準に基づいてやっとるのよ。だからその他市長が認めるのを理由に上げてないでしょう。 ○岩崎委員   ただ4メーターのないとこもあるでしょう。例えば落方でも4メーター。 ○寺北委員   今はここの西沢。 ○岩崎委員   西沢でも少し切れてるとこがあると。 ○寺北委員   それは改良の余地があるという基準で行ってるんやで。だから基準に合うとるのよ、向こうの言うとるの。 ○岩崎委員   基準にね、改良の余地があるんですか。 ○寺北委員   だからその他を言うてないんよ、向こうの理由は。2つ目のやつで言うとるから、あなたの今の議論いうたら無視して今言うてるのよ、その他で言うとるわけよ。それは誤解よ、向こうが反論せえへんから私が言うけど、ちゃんと言わなあかんねん、そういうことでしょう。 ○村岡委員長   林委員の期間明記に関してはどうですか、岩崎委員は。土地の収得とかその辺に関して。 ○岩崎委員   何年以内とか。 ○村岡委員長   そう。 ○岩崎委員   それは見込みがある年数やったらそれでいいと思いますよ、何年以内にするとかということやったら。 ○寺北委員   本来見込みあるねん。 ○岩崎委員   あるという見込みが立った場合。もちろんそれがあるからしよるんであるんやろうけども、でもそういうところは市内にもたくさんあると思うんですけども、今からたくさん出てきますよね、恐らく。 ○村岡委員長   期間は明記すべきということで。 ○岩崎委員   すべき、ある程度。何年以内という、だから私は基準を決めたほうがいいんではないかと、その期間としての基準も。 ○村岡委員長   古西委員、期間も含めてお願いします。 ○古西委員   私が思った考えはここで討論になるかわかりませんが、2年ほど前に公共施設適正化計画でしたでしょうか名前が違うかもしれませんが、公共施設やインフラを40%縮減しようというような計画がつくられたばかりということもあります。ですので、そういう新しい視点をもってこれからのこういう事例における判断をしていく必要があるのかなと思いました。今までよりも厳し目の判断が必要になることもあるのではないかなと思いました。林委員の言うこと、寺北委員の言うことどっちということにはなりませんけれども。 ○村岡委員長   高瀬副委員長お願いします。 ○高瀬副委員長   私はいつまでにとか期間とかそういうものは設けないほうがいいと思います。そういう基準を設けるのであれば、守って当然という思いで基準は設けるべきで、過去に判こを押してるんだけどなかなかそれが10年、20年たってもそうならないことを、現状、そういう状況だっていうのもあるので、そういう意味でいうといつまでにという基準を設けてもそれも従来と同様に守らなくてもなあなあで行くっていう基準だと、基準としてつけ加えないほうがいい、今のままでいいんじゃないかという意見です。 ○村岡委員長   林委員、東野委員、岩崎委員の3名がある程度明確な期間等を含んだ基準が要るんじゃないかという意見。また寺北委員と高瀬委員のほうはそこまでは要らないんじゃないかみたいな意見が分かれて、古西委員は以外ということで。  この件、期間等で岸本課長は何かありますか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   期間を設けるのは現在では考えてございません。 ○寺北委員   例えば圧倒的にこうやということで意見が一致するんやったら私は議会で決めてもええと思うけども、いろいろ意見が分かれとるその中で、私は理事者に対しては個々の議員が、今林委員やったら林委員がもっとちゃんと、今までの過去からいうたらこういう規則とかいろいろあるけど曖昧にされてる分たくさんあるんやと、それは今後もっとちゃんとやってくれという要望いうか意見を言うのは自由やと思うんですよ。そこできちっとしたやつでみんなでそれはそうやいうて、全員一致で決まるようなやつについては私は決めてええと思うけども、意見が分かれるやつについては一人一人の議員の権利として、意見を言う権利として理事者に対して注文つけるのは自由だと思いますね、厳しく言うのは構わへんと思います。 ○林委員   一度委員の皆さんも平成17年から18年ごろの建設経済常任委員会とか、総務やったかどっちか忘れましたけどそれの議論の議事録も読んでいただいた上で、何でこういうことになったのか。そのときに黒田庄のやつを市道から全部また振りかえたんですよね、生活道路ああいうので。猶予期間で改修には70%、今西脇市に来て50%なんですよ、村負担があるのが。それが70%市が負担すると、だから30%ですよね、町負担が。とりあえずそれでやっていこうということで変えて、そのときにいろんな議論をして、こういうケースはどうすんねんとか私のときはこういうケースはこんなことがあったっていう話もずっと出て、そういうことを言いよったら切りがないんできちっとした基準のもとに不公平感のないように、黒田庄とか西脇にとってやっていこうじゃないかというのを委員会で決めてます。私はこういうのが出てきたときに4メーターないじゃないの、これどうするの。軒先がかかって家が改修するときに広げますねん言うたら、それは何十年先の話やねんと。あのときにそんな議論したかと。  町道から市道になって、今村負担かかっとるわけですね、負担するときに。じゃああのときの黒田庄の人みんな振りかえたんは何やってんと。そうやったら戻したらええんかいなと、市道にと。そんなんしてできへんでしょうと、だから私はきちっとした基準が要りますよと。それが年限であるのかあるいは同意という意味であるのかそれは考えてもらったらいいですよ、ただし断るときにもこういうことでできないです、ほかのとこも同じですという基準が要るんじゃないですかと。何でも認めまんねんやったらいいんですよ、それで私も。いろんな要望を持っていってこれ市道にしてくださいと、いいですよ、ありがとうで済む話ですんでそれはいいんですけど、断るときに断られたところが何で私んとこは断られたんだというときにきちっとした理由がなかったらだめだろうっていう話を私はしとるわけですよ。議員さんが話を持っていくときにそんな基準ないほうがええんですよ、認めてえなと、これいけるやんか、ほかのとこもやっとるやんかと、いけるでしょうって言うたらそれはそれでいいんでしょうけど、私はそんなことでこれからの自治体というのはいいんですかという話ですよ。私はある程度きちっとした基準のもとにやっていって、特に市長が認めるときあってもいいんですよ、でも特に市長が認めるときも何で市長はこれを認めたんですかというきちっとした理由がなかったらだめなんです。こういうことですよ、と私は思っております。以上です。 ○嶋本都市整備部長   規定につきましても今後期間を限定できるかどうかその辺は明言できませんけど、それにつきましてどういう担保をとるんかとかいう形につきましても庁内で検討していきたいと考えてございます。以上でございます。 ○村岡委員長   それでは西沢の件はとりあえずということで、次、落方に関して入りたいと思います。  質疑、お願いします。 ○岩崎委員   当然地元から要望があってのことやと思うんですが、私も現場を皆さんと一緒に見たんですが、今なぜここに市道認定が必要なのかというのが素朴な意見として聞きたいんですよ。その上にも市道がありますので、この場所が野間川に沿ってあるんですけれども400メーターぐらいのこの距離に、なぜ市道認定が必要なのかなという素朴な疑問があるんですけど、だから地元の方がどういう理由でこれを市道認定してほしいと言われたのか、そこらをお尋ねしたいと思っております。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   当路線につきましては、今委員御指摘のように住家が面するところに現在落方5号線がございます。しかしながら、その路線というのは単路線の行きどまりの道路でございます。そのような中で住家の背後には山林等がありまして、一たび土砂災害とかが発生した場合に避難路が確保されていないなどの問題が考えられます。  したがいまして、この落方5号線を補完する意味で河川改修及び補助整備時に地元が用地の提供をいただいておって、4メートルの幅員を確保していただいておりますので市道認定するものでございます。 ○岩崎委員   先ほどの説明でしたら要は市道と市道を結ぶという理由をおっしゃったと思うんですが、ということは災害時の迂回路としての必要性があるという認識でいいんですよね、それが地元から出たと。片側には当然山がありますので、そういうときの場合の迂回路としてこれをどうしても市道認定してほしいという要望やったんですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   それらも含めまして一番の問題は一本しかないと、一路線しかないと、車両の交差にも支障があるような部分が部分的にはあるという状況の中で、道路の道路網を考える中で一つループにするにも当然必要ではないかということで市道認定をしたいと考えてます。 ○林委員   この場所を見に行きまして、ぱっと見た瞬間に狭いなと思ったんです、道が。ほんまに4メーターあんねやろかと思ってメジャー持ってはかりに行きました。4カ所ぐらいはかったんです。狭いところやったら大体3メーター70ぐらい、広いとこやったら4メーター10とか真ん中に行くほど広いんですよね、南側が一番狭かったと思います。ただ私もどこまでどうはかったら道の幅なんだっていうのが知らないとこ、田んぼののり面ありますよね、これのどこまではかって何メーターになる、一番手前まではかって3メーター70いうのは出したんですけどそのあたり、今4メーターが確保できてる話なのでどこまでとったら4メーターですかということをまずお聞きしたいと思います。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   基本的に野間川の改修の際に堤防の幅というのは、この地点におきましては3メートルの堤防幅が要るというところで4メーターに満たないというところで、地元のほうが1メーター土地を提供していただいてます。なおかつ、圃場整備の際にも地区内道路を4メートルの有効幅員がとれるように圃場整備をしていただいてます。したがって、登記上というかそういう面でいきますと現状は私どももちょっと4メーターに満たないところもありますが、今後河川整備もまだ川の中もまだ一部未整備のところもございます。したがいまして、そこら辺でまだ土の余盛りとかいうところで4メーターは十分確保できると。なおかつ、堤防は上にしか道路の構造物、路盤工であったりアスファルト装工をするようになりますので、その際にはまだのり肩等を整備しますので、最終的には4メーターの幅員はとれる区域でございます。以上でございます。 ○林委員   それともう一つは防災のためにこの道にすんのや、田んぼしかない道をというのはまだわかるんです。ただ一つ思ったのが、本当に災害が起こった場合この南側のとこが一本道ですよね、ここが例えば土砂崩れになると完全にだめになっちゃうんですよ。だからほんまの防災いうんやったら抜かなあかんの違いますか、北側に。抜けるかどうかわかりませんよ、八千代側に抜くようなことを考えていかんと本来の防災対策にはならんのじゃないかと考えるんです。ちょっと話が離れますけど、そのあたりというのはどうですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   今御指摘のとおり、南側は野間川の左岸になるんですが、単路線の5号線がもう一本あるだけというところで、その当地から全部逃げていくという観点でいいますとその間が未整備ではあるんですが、だからといって上流、多可町へは堤防はございません。堤防は落方町地内で終わってます、あとは山になります。手前で橋をかけるのかというのも今現在では非現実的です。したがって、そのような中で迂回のルートとしてできる範囲をやっていくというのが私どものするべきことかなということで考えております。 ○村岡委員長   ほかありませんか、よろしいですか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、討論に入りたいと思います。  反対討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第67号市道路線の認定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に議案第68号都市公園を設置すべき区域の決定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   議案第68号について委員会説明を申し上げます。  新たに設置する都市公園の区域は、西脇市上比延町字岡ノ山北の一部で、面積は2,222平方メートルでございます。また、今回整備する日本へそ公園の第2駐車場の規模といたしましては、大型観光バスの駐車スペースを5台、普通乗用車の駐車スペースを五、六十台程度予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。
    村岡委員長   委員会説明は終わりました。  それでは質疑に入ります。質疑御意見はありませんでしょうか。 ○古西委員   まず現在の第1駐車場って言ったらいいんでしょうか、それの状況、混みぐあいをお伺いしたいと思うんですが、年間を通してどの程度満車になるのかということやその時期、今は満車になった場合はどうしているのかお尋ねします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   現在、日本へそ公園の駐車場は乗用車125台のスペースがございます。一番多いときはゴールデンウイークのときでございます。また、春とか秋の休日にはお昼前後を中心にしまして満車となっております。その場合、ゴールデンウイークのときだけになってるんですけども、そこから約400メートル北側に離れた西脇市と上比延町共有の土地がございます。そちらを臨時駐車場として開放しております。 ○古西委員   新しい第2駐車場には大型バスが5台とめられるということですが、今の駐車場は普通乗用車が125台ということで大型バスは今言われなかったんですが、大型バスの利用も現在多いということから第2駐車場に5台のスペースを確保するということでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   春のシバザクラがきれいに咲いてる時期ですけども、旅行会社の観光ルートにもなっているようでございまして、大型観光バスの来園があります。それ以外には市外の保育所であったり幼稚園の方、また旅行会社等から年に数回大型バスで伺いたいんだけどもどこにとめたらいいだろうかという問い合わせがございます。その場合、全て道の駅の南側の駐車場、そちらの方は大型バスがとめられます。そちらのほうを案内している状況でございます。 ○古西委員   臨時駐車場が北側400メートルと言われたんですが、第2駐車場を整備するところではない別のところということですよね。なぜ第2駐車場がここなのかということをお尋ねします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   織物まつりでありましたりへそマラソン、特別なイベントを除きまして1年でゴールデンウイークの期間は一番多く来場者がありますので、そのときに今言いましたように上比延友遊公園の南隣の娘ケ石池のさらに南隣になります上比延と市共有の空き地を臨時駐車場としております。そこからへそ公園のほうに車をとめて来ていただくのに当たりまして、元県道の黒田庄滝野線、現在市道上比延津万井線になっておりますがその区間歩道がございません。その区間は小さな子供連れであったりベビーカーを押して移動されているときに横を車が通りますと非常に危険な状態となっております。また、県道西脇篠山線の道路横断も必要になってございます。それは危ないという状況で、現在のへそ公園の入り口の周りを見渡しますと今回第2駐車場として整備する場所、民間の車検場の東隣、そちらの田んぼのところが一番最適な場所と考えてそこを第2駐車場の候補として選びました。以上です。 ○古西委員   では、今まで臨時駐車場として利用してなかった場所だということだと思うんですが、そこを第2駐車場にした場合いつもあけているのか、管理とかはどのようにする予定ですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今回整備する第2駐車場は、現在の第1駐車場と同様に常にあけっ放しと言うたらおかしいですけども、道路を出入りするところはあけております。周りはフェンスで囲いにはしますけども常に出入りができるような形で、管理につきましては公園の管理を住民サービス公社のほうに委託しております。その中で対応していきたいと考えております。 ○古西委員   今回の議案は都市公園を設置すべき区域の決定という議案ですけれども、新たにつくろうとする第2駐車場は都市公園の区域にしないと駐車場にはできないんですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今回、都市公園法第33条第1項第3号の規定に基づきましてその区域に指定することによりまして、駐車場整備をするに当たりまして用地買収の3分の1、工事費の2分の1の補助金が使えますので今回それを適用するようにしております。以上です。 ○古西委員   先ほど土地が田んぼって言われたんですが、今地目はどうなっているんでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   現在、田んぼになっております。 ○古西委員   駐車場にする場合、私その辺詳しくないんですが地目変更そういうのをするんですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今回用地買収をする予算につきましては、3月に議会で認めていただいたその直後ですけども、その土地の所有者の方のほうに伺いに行きまして了解を得ております。現在農振農用地になってる田んぼでございますが、すぐ解除をする手続のほうをするために測量を発注しまして、区域を確定して6月の農振の指定を解除するために手続のほうにまず申請を上げましてこの年末にその解除をしていただくようになってる予定です。その後、農転の手続を行う予定にしております。 ○古西委員   要はそのスケジュールで今年度中に第2駐車場が完成するということになるんでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   年明けに農転手続を済ませて、それで用地買収を行います。ですので今年度は土地が買える状態になります。来年度以降駐車場整備を目指したいと思っております。 ○古西委員   わかりました。先ほど大型観光バスのことを言われて、多いときには道の駅に回送してとめると今まではそういう対応されてたということですが、西脇市全体を見たときに本当に大型観光バスがとめられる駐車場がありませんので、へそ公園の第2駐車場が新たな道の駅で大型観光バスがとめてたように、ここを回送地として使って交流、団体の大型観光バスがたくさん来るように、せっかく大きな駐車場ができるんですから積極的に観光客誘致をしていただきたいなと思います。以上です。 ○寺北委員   先ほどゴールデンウイークとか何回かが満車になるという話があって、私は年間10回ぐらいの程度かなと思ってます。事実が違うたらまた訂正をお願いしたいんですけども、私は10回程度だったら何もこんな駐車場要らんの違うかと思うんです。駐車場をきちっと確保することによってへそ公園を中心にもっと集客の方向で努力したいと、そのためにはこういう手だてを打とうとかある程度のイメージがあるんかどうか。現状だったら私は要らんと思うんです。10回程度だろうと思います、私は。それがもっと20回も30回も、365日のうちの20日も30日もいっぱいになって駐車場困っとるんですよと、実際は。だからこれはどうしても欲しいですと、現状でも欲しいですということなのか、今10日程度やけどもこれからそういう誘客ということで古西委員が言われてるような形でもっともっと観光バスとかいろんな形でここを活性化したいから、だから今例えば10日ぐらいやけどそれを30、40にふやすためにこれは必要なんかというそこら辺はどうでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今委員おっしゃいましたように、厳密にうちのほうでも何日かはっきりとはわかりません。ただ、ゴールデンウイークの期間はほぼ満車ですので、ゴールデンウイークは大体10日前後あります。それのうちの5日間ほどはほぼ満車になっております。それ以外にもシバザクラが咲く時期は5月の中旬から下旬になります。このころも土日は満車になっております。それと秋の今からの天気のいい時期にも土日を中心に、シルバーウイークのころも満車になっておりますので、10日以上は満車になってると思っております。  都市住宅課としましてはへそ公園を観光の拠点、都市整備を今後もしていきたいと考えております。ですので拠点として整備するのには、まず駐車場の整備とトイレの整備この2つが大事と考えております。ということで、昨年度はまずトイレの整備、ふわふわドームの横にトイレを新たに整備しました。その中にフリースペースを設けておりまして、その中に市内の観光地のパンフレットも置いてそのふわふわドームに来ていただくお客さんにまず見てもらって、へそ公園から次市内のどこかへ行っていただくことも考えてやっております。  トイレのほうですけど、新たにトイレをつくったのと同時に都市整備部有志集まりまして現在の駐車場の南側にあるトイレ、既存のトイレですけどもそちらのペンキ塗りも職員みずからやっております。そういうことも含めまして都市住宅課としましては、今後もずっとへそ公園を中心に観光の拠点として整備を進めていきたいという位置づけで考えております。 ○村岡委員長   ほかありますか。よろしいですか、ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは特にないようですので質疑はこれで終わります。  委員間討議はよろしいですね。それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第68号都市公園を設置すべき区域の決定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に議案第70号工事請負契約西脇小学校保存改修工事)の変更についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   議案第70号について委員会説明を申し上げます。  2階渡り廊下部分につきましては、兵庫県において7月に景観審議会、8月に建築審査会が行われ、それぞれ県の担当課での調整が完了いたしましたので今回当該部分の設置工事を追加するに当たり、株式会社吉住工務店と変更契約を締結しようとするものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   引き続きまして、設計担当課より変更追加の工事概要につきまして説明を申し上げます。  お手元の議案第70号で2枚めくっていただきますと配置図がございますので、そちらと本日配付させていただきました完成イメージ写真をごらんください。  工事の概要ですが、2階渡り廊下を3基設置する工事です。南棟から中棟へ渡る2階渡り廊下A、こちらは平成29年度に施工します。中棟から北棟へ渡る2階渡り廊下B、北棟からRC棟へ渡る2階渡り廊下C、この2つは平成30年度に施工します。構造ですが鉄骨づくりで建築面積が3基、合わせて144.3平米でございます。  今回変更追加する2階渡り廊下ですが、本来なら6月に上程しました本体工事と一体不可分の工事でありましたが、県との協議の中で分割発注しなければならなかったものです。また、本体の校舎と渡り廊下とは密接な関係がありますので、施工の責任問題も含めて一体施工でないとできないと判断しましたので、吉住工務店受注の本体工事の変更追加での議案の上程とさせていただきました。  以上、工事概要についての補足説明とさせていただきます。 ○村岡委員長   委員会説明は終わりました。  それでは質疑に入ります。質疑、御意見はありませんか。 ○東野委員   本体契約ということで6月議会のときに工事請負契約で議論が行われました。その際に追加というこの渡り廊下のことも議論になりましたが、その際にはこの渡り廊下は今回の随意契約ではなく入札に付す議論があったように思うんですが、今回随意契約と今説明もありましたが、当初とは考え方が変わったという理解でいいんですか、最初からこうだったんでしょうか。 ○清瀬教育総務課長   6月議会の時点では入札という議論もございましたけども、検討するということでお答えしたと思いますので、その入札と随意契約の追加契約ということで検討させていただいた結果でございます。 ○東野委員   そういう検討の結果ですが、どうして随意契約のほうが望ましいと最終的になったんですか、入札という方法も考えられたわけですね。一般論としたら当然工事の関係、当初から私は多分随意契約になるんだろうな、そういう工事場所だろうと思うんです。別個に発注することのほうがしにくいと思ったんですが。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今委員おっしゃいましたそのとおりでございまして、先ほども説明しましたように本体工事と一体不可分、切り離せない工事ということ、それから本体工事と渡り廊下、そこの接続部分との施工の責任問題等もございます。また入札をかけまして全く違う業者が入られた場合、現在でも吉住工務店の下請で数社入られております。さらにまた違う業者が入るとなりますと安全対策の面も含めまして非常に困難と判断しまして、吉住工務店の追加変更工事ということにさせていただきました。 ○東野委員   そのとおりだろうと思います。随意契約という形でならざるを得ないだろうなと私も理解をします。  その際に今回の随意契約の金額ですが、本体工事が低入札で落札を吉住工務店がされましたから、今回のこの提示されている追加の金額、9,422万7,840円というのはその低入札に合わせた金額という理解でいいんでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   委員おっしゃいますとおり、当初の落札率を加味しております。 ○東野委員   とすれば、ここの工事の当初の予定価格というのは尋ねても構わないんでしょうか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   今回の渡り廊下の分でよろしいですか。約1億2,600万円が予定となっております。それに当初の落札率を掛けまして今回の変更金額という形になっております。以上でございます。 ○岩崎委員   図面を見ますとA棟ということで一つ例を挙げますが、このA棟の2階の2FLからGLまでの、私が計算したら4.805、約4.8メーターあるんです。この渡り廊下の腰板って言うんですか、ここから屋根までの間は空間になってますよね。この腰板の部分をまずどれぐらいの高さあるんですか、2階の腰板というか2FLから上まで、空間の下まで。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   手すりの上から屋根までの。 ○岩崎委員   手すりの高さ、2FLから。FLから手すりの上まで。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   1メーター10センチでございます。手すりそのものの高さが1メーター10センチございます。 ○岩崎委員   1メーター10センチでしょう。そうしたら私数字言いますよね、2FLからGLまでが4.805メートル、そこへ今の手すりの部分が1.1メートル足しますと5.9メートル、その高さが万が一この空間の中で子供たちが落ちるということになりますと約6メーター、欄干の上から。この可能性は、万が一落ちたときの対処は考えられておられたんでしょうか。下だけでも4.8メーターですから渡り廊下は約2.3メーターほどあるんですけども、その間子供たちが毎日毎日何十人と私は通ると思うんですよ。だから私はこの腰板をもっと上げろと言いたいんですよ、だからそこらがどういう理由でこれをされたのか、景観の問題なのか費用の問題なのか、もしくはそれ以外の問題なのか。だって子供の安全というのは第一に考えてもらわないと、これは高学年はあるRCのほうのクラスやと思うんですけれども、それでも4年、5年あたりがここをしょっちゅう通りますので、これぐらいの1メーター10センチぐらいでしたら子供の力で十分飛び越えられる高さですよね、そこらのとこをどういうふうにこれを設計されたのか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   確かに委員のおっしゃるとおりでございますが、転落防止柵、道路にもついてます道路転落防止柵の設置の高さの基準は1メーター10センチになっております。それと同じような形で考えておりますので、例えば1,100メーターが低いという話になりましたら、市内の道路についてる転落防止柵等についても全てかえていかなということになってきますので、一応その転落防止柵の高さの基準に合わせて1,100メーターとしております。
    ○岩崎委員   その高さの基準が1,100メーターやからこれでいいんやという御答弁やったと思うんですけども、でも今からこれをするんですから、子供たちは走り回ったり今でも階段の3階からでも飛びおりたりするような子があったとテレビ報道でもありましたし、この高さはもうちょっと何か飛び越えられないような手だてというものはできないんでしょうか。というのは上に、中へL字型に折るとか、それか逆に外へ折るとか上へ上げるとか。私が心配してるのは落下のためのことです。落下の危険防止ということで私は今質問してるんです。これが3つあるわけですから、ABCと全て。子供たちが毎日相当な数が行き来しますから。                  〔発言者あり〕  それは窓があるでしょう。                  〔発言者あり〕  ベランダもそうや。 ○寺北委員   全部共通する話になる。 ○岩崎委員   今さら設計変更というのは難しいと思うんですけれども、私これきょう朝図面見たときにあれと思ったんですけども、空間にしてるということで。 ○林委員   この渡り廊下ね、ふだんから通りなさいというとこですか。もともとこの設置というのはあれですよね、足の不自由な方が階段が困難だからという理由でまずは設置されたんですよね、それで、私は全部3棟エレベーターつけと言うたんですけど、こういう形にされたっていうのがあるんですけど、これはふだんから開放してて普通の子供が行き来しなさいと、してもいいよという渡り廊下なのかどうなのか聞きたいんですけど。 ○清瀬教育総務課長   この渡り廊下につきましては、まず一つは2方向避難の確保というのが一つあります。中棟の図書室から2方向避難が確保できておりませんので、その観点から1つ渡り廊下をつけるという案が出ております。それとあともう一つ言われましたエレベーターについて、RC棟を入れますと4基必要になります。そうなりますとかなり維持管理費がかかるということで、総合的に維持管理費も含めた検討を行いまして、中棟に1基設置しました渡り廊下が移動もしやすいということ、身障者と元気な子供らも入れて移動もしやすいというので渡り廊下を最終選択しておるところでございます。  先ほど言われました手すりの高さですが、現実RC棟のバルコニーにも手すりがついております。それは基準法上では1,100メーターということで、足がかりを今回渡り廊下につきましてはなくしておりますので、極力安全面には配慮してるつもりでございます。以上です。 ○寺北委員   ふだん通れるの、自由に。 ○清瀬教育総務課長   ふだんは通れます。 ○岩崎委員   だから、吉田課長のほうはもうこれが基準やからということで多分設計変更はできないというニュアンスの答弁やったと思うんですけどね。 ○寺北委員   できないん違う、せえへん。 ○岩崎委員   でも十分に気をつけていただくということは、やっぱり頭の中に入れておいていただきたいと私は思いますよ。 ○林委員   落下ね、事故じゃなくて飛び越えたりとかこの上に乗って遊んだりとかいう危険性というのはあると思うんですね、自由に通れるようにすれば。そのときにどう学校で指導していくか。割と子供は危険なことを好む、今の子供はわかりません、私の子供のころやったらそうでした。階段の手すりから落ちたりとかいうのもまあまあよくあったことで、そういうのをどう指導していくんかなというのが、これは教育委員会と学校の先生の指導になってくるんでしょうけども、何かしら手だてとしては必要だろうなと思います。  それともう一点が、景観形成の構造物はこれで構わないという許可がとれたのはいいと思うんですが、その次のステップとして例えば文化財申請についてはどう考えておられるのかあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○清瀬教育総務課長   文化財につきましては現在神戸大学の足立教授も監修をしていただいて工事に入っておりますが、最終工事報告書というのをつくります。それに基づきまして今のところ市の文化財、それから県の文化財、いきなり国に行く場合もありますけどもその辺は順番に手続を踏んでいきたいと考えております。 ○森脇教育部長   安全対策の面ですが、これにつきましては先ほど委員も言われましたように学校と連携をしながら、この場所だけでなしにいろいろベランダ等危険な場所ありますので、それは徹底をしていきたいと思っております。以上でございます。 ○寺北委員   文化財については全く知識がないんですけど、又聞きみたいな形では四国のやつにしてもそれをすることによってメリットとデメリット、不自由さとかいろんなさわったりするのがあるんではないかと聞いてるんやけども、そういった点では文化財、国やったら国の重要文化財とか最終的に目指したとこもあるんやけど、それをすることのメリットと今考えられるデメリット、それと今そういう方向でやりたいんか、まだそこまで考えてない、順番やというのと最終的にやりたいんかというのはまた別の話やから、今教育委員会としては最終的にそこを目指してますと言うんだったらそれはそれでいいんやけども、そこら辺のメリットとデメリットと最終的に目指そうとしてるんかどうかというのは現状どうでしょうか。 ○森脇教育部長   まずメリットとデメリットというとこですが、いろいろあるんですが基本的に県なり国なり指定文化財になりましたら、すぐではないんですが今後の維持管理に対して補助が受けられるという点があろうかと思います。デメリットという面では昔は釘一本もあかんというところもあったんですが、今はもとに戻せる場合はオッケーと割と柔軟にはなってる中でも使用制限が幾らか出てくるんではないかなというところはあると思います。  あとどこまで目指すんかというとこにつきましては、あくまでも児童の安全、それから教育環境が大事ですので、それを重点的に考えた結果、文化財、市、県という格好で申請をしていきたいと思ってます。まずは子供の安全と教育環境を確保した後の話と思っております。以上でございます。 ○村岡委員長   ほかございませんか、よろしいですか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、質疑はこれで終わります。  委員間討議はよろしいですね。それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第70号工事請負契約西脇小学校保存改修工事)の変更について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で議案審査は終了しました。ここで10分間休憩をとりたいと思います。再開は11時5分ということでよろしくお願いします。                 休憩 午前10時53分            ───────────────────                 再開 午前11時04分 ○村岡委員長   それでは休憩前に引き続き、委員会を再開します。  次に調査事項に移りたいと思います。  まず報告第8号平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について調査をします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   報告第8号について御説明申し上げます。資料をごらんください。  健全化判断比率として、まず実質赤字比率は一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率ですが、平成28年度決算における実質収支額は5億576万円の黒字であり、実質赤字比率は発生しておりません。  次に連結実質赤字比率は、一般特別企業全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率ですが、平成28年度決算では各会計において資金不足は生じておらず、全会計での実質収支額は37億7,255万5,000円の黒字であり、連結実質赤字比率は発生しておりません。  次に実質公債比率は一般会計等の公債費、公営企業等、他の会計の公債費に一般会計等から繰り出す経費、一部事務組合の公債費に対する負担金など、一般会計等が実質的に負担する公債費の標準財政規模を基本とした額に対する比率の3カ年の平均値でございますけども、本年度は8.4%で前年度の7.8%から0.6ポイント増加をいたしております。  次に将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき額の標準財政規模を基本とした額に対する比率で、将来財政を圧迫する可能性を示すものです。本年度の将来負担比率は10.1%で、前年度の30.7%と比較して20.6ポイントの減であり、要因といたしましては公営企業の地方債にかかる負担見込み額が減少したことによるものでございます。  次に資金不足比率は公営企業ごとの資金の不足額の事業の規模に対する比率で、経営状況の深刻度を示すものですが、全ての会計において資金不足は生じておりません。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○村岡委員長   説明は終わりました。  これに関して何か質疑、御意見等はございませんでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、報告第8号につきましてはこれで調査を終わります。  次の調査ですが、次に報告第11号平成28年度公益財団法人北播磨地場産業開発機構事業及び決算の報告について調査します。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   報告第11号について御説明申し上げます。  資料の1ページ、まず概況でございますが、昨年の地場産業の生産数量は播州織が対前年比13%減と大変厳しい状況にあります。播州釣り針についてはほぼ横ばいで推移する中、開発機構においては地域活性化に向けての産地ブランドの発信や新商品開発など、各種事業を積極的に実施したとの記載となっております。  次に各事業の実施状況を報告します。まず公益目的事業の北播磨地域の地場産業の普及振興事業及び人材育成事業でありますが、新商品・新技術及びデザインの研究開発事業として、播州織ブランドの新商品、試作開発事業を実施されております。これは播州織ブランドの発信と市場提案を行うために生地の試作開発であり、今回変幻自在をテーマに、その織、加工の技術を駆使した15点の先染め生地を試作されております。2月に開催された播州織総合素材展において展示をされております。  次に地場産業展の普及振興事業の1点目、播州織総合素材展では2ページ目にありますが7年ぶりの東京開催となりました北青山のTEPIA3階で開催されております。  播州織ファッションショーと播州織ジョブフェアと合わせた3つの事業の総合テーマを今回Messa ORIMasseを売りまして、播州織メッセ2017となります。その1つが播州織総合素材展2017として位置づけられており、地元から20社1団体1グループが出展されております。2日間で問屋さんやバイヤー、デザイナーなどの1,284人が来場され、各ブースにおいて活発な商談等が行われたところです。  次に播州織ブランド普及振興事業では、消費者に播州織のブランドと先染め織物のよさをPRするために、今回から日本アパレルファッション産業協会と連携し、協会所属のデザイナー5人との商品開発を進め、デザイナー1人につき6点、合計で30点の商品を製作しました。また販路開拓事業として、播州織メッセ2017の中で播州織ファッションショー、播州織コレクション2017を開催されております。  次にブランド発信PR事業では、専用ホームページにおいてイベントの内容や播州織のデータ更新を行い、積極的な情報発信に努め、播州織のPRが行われております。また日本アパレルファッション産業協会との連携として、同協会総会において播州織製品の生地の展示を行い、関係者への産地PRが行われております。  次に播州織海外普及研修支援事業の海外派遣支援事業では、海外市場のニーズやマーケティングノウハウを習得するため、昨年3月から1名がフランスのESMOD PARISに派遣されております。有名ブランドでのプレゼン研修を行うなど、海外研修を行いました。また4ページの試作支援事業において、インターンシップ先の要望により、6点の生地を試作し2ブランドヘの提案がなされております。  次に播州織ジョブフェアでございます。これは西脇ファッション都市構想を推進するため、総合素材展とファッションショーとの合同事業とした播州織メッセ2017の中で播州織ジョブフェアを開催しております。若手デザイナーの西脇市への招聘、学生などを呼び込む取り組みとして、産地の概要や産地企業、企業者などの事例などの動画やポスターなどで紹介しております。  次に播州釣針地場産業展出展事業では、にしわき産業フェスタ、2016全国くらしの工芸展・ふくい、ジャパンフィッシングフェスティバル2017へ出展し、播州釣針の展示や毛鉤の実演を行い、釣針の普及PRに努めました。また播州釣針普及事業では、釣り人口の拡大、釣り針の販売促進を目的に、記載のとおり鮎の毛鉤釣り大会や稚魚の放流、ファミリー海釣り教室などが開催されております。  次に地場産業の経営者、技術者の研修事業の人材育成事業では、7ページにかけてブランド発信のためのPRツール、手法の習得、イのブランドPR戦略、ウの売れる製品づくりへの企画力・デザイン力の習得、エの基礎的な製造技術の取得の4つの講座を開催されております。  7ページの収益等事業では、その他事業の情報の収集提供事業に関する事業では、播州織の生産状況などを定期的に収集し、関係機関へ情報提供されるとともに、調査事業の戦略推進事業では播州織ビジョン委員会として報告された内容の実施状況を確認、また産地間交流事業では滋賀県旅の湖東産地の視察と和歌山県の繊維協会との交流会を実施され、産地間交流と情報交換が行われております。  また8ページの縫製品PRでは、北はりまビジネスフェアやにしわき産業フェスタにおいて縫製品の展示が行われております。  9ページからは収支決算の報告となります。説明については9ページの貸借対照表により説明させていただきます。  経常収益では、基本財産運用益が基本財産を商工中金の利付商工債などで運用した結果43万4,343円となります。受取補助金等については3,332万9,056円で、内訳については県の補助金のブランド力強化促進補助金が550万円、マーケット対応力強化事業補助金が130万円ほか、地場産業元気づくりイベント支援事業補助金が38万3,000円、団体補助金が16万円、西脇市からのジョブフェア開催費補助金の1,500万円を含む市町補助金が2,598万6,056円となります。受取負担金は業界負担金が1,070万円。 ○山口事務局長   戸田課長、今貸借対照表での説明ということでしたけれども、今の説明は正味財産増減計算書の説明になっておりますので、ページを修正していただいてお願いしたいと思います。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   10ページの正味財産増減計算書で説明しておりました。申しわけございませんでした。  次に受取負担金でございますが、業界負担金が1,070万円、受取利息等の雑収益が7万5,344円となり、当期の経常収益の合計は4,453万8,723円となります。  次に(2)の経常費用では、事業費の合計が3,428万5,819円、ついては各事業で支出した謝金、旅費等の区分ごとの合計表記としておりますので、事業別の決算で説明させていただきたいと思います。  13ページの事業別決算の説明をごらんいただきたいと思います。決算額で説明をします。  まず新商品・新技術及びデザインの研究開発事業の播州織ブランド新商品試作開発事業では、県補助金100万円と合わせた286万8,302円を特別会計で支出して実施しております。  地場産業製品の普及事業の播州織総合素材展では、406万2,834円、播州織ブランド普及振興事業では540万4,349円となっておりますが、このブランド普及振興事業についてはうち県補助金の400万円と合わせた518万8,571円を県事業報告のために特別会計へ支出して実施されております。  播州織海外普及研修事業については190万8,390円となり、うち県補助金が30万円と合わせた90万432円を特別会計へ支出されております。
     播州釣針地場産業展出展事業では64万6,376円、播州釣針普及事業では115万4,251円の決算額となっております。  播州織ジョブフェア開催事業が1,590万7,670円となり、うち県補助金が38万3,000円と合わせた76万7,016円が特別会計へ支出されております。  14ページの地場産業の経営者、技術者の研修事業、育成事業では県補助金150万円と合わせて161万3,008円を特別会計へ支出して実施されております。  その他の事業では播州織情報収集事業が55万5,459円、戦略推進事業が15万2,615円、縫製品PR事業が1万2,565円で、事業補助金の決算額は3,485万5,819円となります。  正味財産計算書に戻っていただきまして管理費のところでございますが、給与手当や福利厚生費、通勤費、消耗品費、賃借料などの合計が1,022万366円となり、事業費と管理費を合わせた経常費用の合計額は4,450万6,185円となります。  経常収益と経常費用により、当期の経常増減額は3万2,558円の増となりまして、正味財産の期末残高は2億3,093万1,189円となります。  以上で報告を終わります。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  ただいまの報告に関しまして何か質疑、御意見等はありますでしょうか。 ○東野委員   この地場産業開発機構の中での釣り針に関係をしてですが、5ページの播州釣針普及事業という形で毎年展開をされています。この間ずっと気にはなってたんですが、一番地元の地場産業の一つである播州釣り針に関係をして、地元の方々が播州釣り針が西脇の地で生産がされてることでの釣り大会のようなものが今回やられてないんです。旧黒田庄の時代、また旧西脇のときでも加古川を中心にして釣り大会があったりして、そういう計画というのは地場産業開発機構だけではなくて観光協会の関係もあるんだろうと思うんですが、そういう計画というのはないんでしょうか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   委員お尋ねの件でございますが、以前に市内で行われておりました釣り大会につきましては昭和57年から昭和63年の間県民釣りまつりが杉原川で行われておりました。また、平成7年から平成25年の間には今委員おっしゃいました川まつり黒田庄魚釣り大会が畑瀬橋付近で行われておりました。  昭和63年まで開催されておりました杉原川での釣り大会がやめられた経緯といたしましては、運営主体であります蒲江の青年部ですとか実働者の高齢化と人員不足により事前の魚の放流、会場整備、仮設トイレの対応などが困難になり、また草刈りなどの環境整備を行うことの負担が大きく、また危険であることなどがございます。  また黒田庄で行われておりました釣り大会では、平成26年から実施されておりません。この事業につきましては、黒田庄地区まちづくり住民会議主催で行われておりました。  実施されなくなった理由といたしましては、例年9月に開催されておりましたけれどもその時期は台風などにより川が増水し中止になることが多いこと、また参加人数が100人程度と少ない中、会場整備や景品などの経費が多くかかること、実働者の高齢化と人員不足などから中止されたと聞いております。釣り大会を復活しようと計画を検討されたこともございましたけれども、釣り場となる足場の状況が悪いこともあり安全面が確保できないこと、また釣り大会前に川でやりますのでコイなどの放流も行っておりましたが、コイの移動によりコイヘルペスウイルス病の問題も生じる可能性などもありまして、総合的に判断され断念されたと聞いております。  現時点でございますけれども、地場産業開発機構や地元、そして播州釣針協同組合などから現時点では今後につきましても釣り大会の計画はされておりません。以上でございます。 ○東野委員   人数の関係のことを言われましたが、これも5ページの表を見たらそれぞれの大会って100名見てないんですね、68、37人、66人、今100人でむしろ多かったんではないかって思ったりするんですが、地場産業の普及で地域で播州釣針というのは西脇市の代表する地場産業だって、そういう活動っていうのは一方で必要ではないんだろうかと思うんです。播州織に関しては当然いろんな事業があって、播州織は子供たちの間の中でも西脇市の大切な地場産業だってあるんですが、釣り針は結構に順調に行ってるようでもない、そういう点では地場産業開発機構が一つの役割というのを果たすべきではないかと思うものですから質問させてもらいました。開発機構としてはそういう計画は今の段階ではないという理解でいいんでしょうか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   現時点では、地場産業開発機構のほうでは計画はされておらないと理解しております。以上でございます。 ○林委員   東野委員にお聞きしたいんですけども、釣り具をどこで買うてですか。 ○東野委員   残念ながら私は釣りをしたことがないんです。ただ、加古川の堤防を走ってると、特に土日だとか平日でもよく釣りをしてる青年、若者を見るんです。旧町の時代だったら確かに場数を踏むじゃないけど100人か200人の方、釣りの好きな方々が畑瀬橋付近に集まって釣りをされてるそういう姿がありましたから、大切な川、加古川というのは母なる川だという言い方をしていましたから、釣針協会の後援もいただきながらそういう活動をしてたという意味では、地場産業の一つとして大事にしていくっていうことが必要だろうなと思ってるんです。 ○林委員   私が言ってるのは西脇で釣り道具を買うとこないんですよ。釣り具屋さん、もうないんですよ。昔はあったんですよ、笹倉さんとか大助さんとかいろいろあったんですけども今はもうないんですよ。多分そのぐらい西脇の方は釣りをされてないんだと思います。西林寺のところのヘラブナとか、あと加古川なんかのブラックバスは結構よそから来られてルアーでされたりはしておるんですけども、西脇釣りがあんまり盛んじゃないんじゃない、それではあかんからもっと盛り上げんかいというのはわかるんですよ、そういうのを見ながら、要は多分釣針業界もマーケットとしてあんまり魅力的じゃないんだろうなという気が私は何となくします。それは一度釣り針メーカーの人に聞いたことあるんですよ、何でやらないんですかって言ったらこの地域じゃなくて琵琶湖であったりとかそういうところで、ルアーなんかやったらそっち側を見て、東京とか関東へ行ってますので、大津以外やったら。こっち側で見てない、だからそういうことしないんだよみたいなことを釣りメーカーの方から聞いたことあるんですよ。そういうのもあるんかなと、だから盛り上がらないんかなという気がしますね。それではあかんから、じゃあどうやって盛り上げようかっていうのはまた別の施策として要るのかなという気はしますね。  津万地区でも釣りまつりってやってたんですよ。最終的にはつかみ取り大会になってましたけどね、大変みたいです。朝から出てきて整備して、草も刈らなあかんし、もし万が一事故がね、川で流れたりしたらどうしようとか本当大変なことがあるんでなかなか難しいものがあるんだろうなという、それを乗り越えてやらなあかんって言うんやったらじゃあどうやってやっていったらということはある程度言っていかんのじゃないかなと思いますね。 ○村岡委員長   ほかありますか、質疑等ありますかね。ないですか、よろしいでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、報告第11号につきましてはこれで調査は終わります。  次の調査ですが、委員の皆さんにお諮りします。  西監報第6号例月出納検査の結果について(報告)、西監報第7号例月出納検査の結果について(報告)、西監報第8号例月出納検査の結果について(報告)及び西監報第9号例月出納検査の結果について(報告)についてを一括で調査したいと思いますが御異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕  それでは西監報第6号、西監報第7号、西監報第8号及び西監報第9号を一括して調査します。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○藤原監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長兼書記長兼固定資産評価審査 委員会書記   調査事項について御報告させていただきます。  西監報第6号から西監報第9号の例月出納検査の結果につきましては、両監査委員さんが報告書に記載のとおりでございまして、特に指定事項等はございません。以上でございます。 ○村岡委員長   説明は終わりました。  この件に関して何か質疑等はございませんでしょうか、よろしいですか。                〔「なし」の声あり〕  それではないようですので西監報第6号、西監報第7号、西監報第8号及び西監報第9号につきましてはこれで調査を終わります。  以上で報告事項は終了しました。  次にその他といたしまして、まず1点目になるんですがつくしバスの現状についてお聞きできたらなと思います。 ○早崎総合企画課長   つくしバスの現状についてということで、委員長、申しわけございませんが資料をお配りしてもよろしいでしょうか。 ○村岡委員長   お願いします。 ○高瀬副委員長   説明をお願いします。 ○早崎総合企画課長   それでは資料に基づきまして御説明させていただきたいと思います。  これまでコミュニティバスの利用状況につきましては、1便当たりの乗車人員で御報告をさせていただいておりましたが、今回の見直しによりまして1名当たりの距離が短くなりまた本数もふえておりますので、1便当たりの人数がどうなるかということで、それをいたしますと減ってしまいますので適切な比較ができませんので。おかしかったですか、どうしても便数がふえてルートもふえますと1便当たりの人数が減ってしまいますので、利用人数でトータル的に報告をさせていただきたいと思います。  資料3番のつくしバスの船町線のところをごらんください。4月から7月までの利用人数ですが、船町線が1日当たり8人、小苗線が1日当たり7人、合計15人となっております。  その上の表のつくしバスの昨年度の利用状況を見ていただきますと、1日当たりの利用人数は14人となっておりまして、これと比較いたしますと合計で1人ふえていることとなります。1日当たり1人しかふえていないとの見方もございますが、これまで西脇市駅までの市街地も含めまして14人だったものが黒田庄地区と津万地区内だけで15人ということで、ある程度は両地区内の需要を掘り起こしたのではないかと考えております。  またつくしバスが西脇営業所どまりとなり、市街地を走らなくなったことでしばざくら号とおりひめバスの利用人数がふえております。しばざくら号の1日当たりの利用人数は29人となっており、昨年度10月から3月までと比較すると1日当たり7人ふえております。おりひめバスの4月以降の1日当たりの利用人数は36人で、昨年度の10月から3月と比較しますと1日当たり5人ふえております。全てコミュニティバスの利用人数で比較をいたしますと、まだ数カ月しか経過をしておりませんが1日当たり80名の利用がございまして、13人増で約19%の伸びがございました。  つくしバスだけで見ますとまだまだ利用が少ない中でございますが、市全体のコミュニティバスで見ますと一定の効率化が図られたのではないかと考えております。以上です。 ○高瀬副委員長   説明は終わりましたけども、今説明いただいた内容に関して質問等がある方。 ○村岡委員長   今課長のほうからも説明があったんですけど、西脇市駅に行かなくなったということでおりひめバスとかその辺が若干ふえておるようなことを聞いたんです。その辺また重複することになるんですけど、市駅に行かなくなったことによってどういう現象が起こっておるか、質問が重複するような感じで申しわけないんですけど、うまく乗り継ぎができてるんかどうかみたいな形をお聞きしたいのと、2つになってることで黒田庄のAコープさんとかマックスバリューさん、あと道の駅なんかが今どういう感触をつかめてるのかということをお聞きしたいと思います。 ○早崎総合企画課長   乗り継ぎということで特に苦情等は、市役所、それと神姫グリーンさんのほうにも入っておりません。実際に私も娘が乗って船町のほうまで行ってくれたんですが、スムーズに行けたということで聞いております。あと、マックスバリューやら道の駅、そして病院はやはり利用が一番多いということでの報告は受けております。以上です。 ○村岡委員長   またくどいようですけど、マックスバリューさんとか商店さんに関しては人数的にはかなりふえておるということでよろしいんでしょうか。 ○早崎総合企画課長   人数まで何人伸びましたというのはまだ報告は受けておりませんが、運転手さんの感触としてやはりAコープさんであったりマックスバリューさんであったり病院というのは多いという報告は受けております。以上です。 ○林委員   つくしバスで黒田庄から乗って来られる方と津万地区から乗って来られる方というのは人数的にどうですか。 ○早崎総合企画課長   黒田庄地区内は大山病院が送迎も一部されておるということで聞いております。その兼ね合いであるというのは断定できないんですが、やはり津万地区内から乗車される方が多いという報告は受けております。以上です。 ○林委員   それとバスの乗り方講座をこの間からホームページのほうにもずっと載ってます。申し込みというのはありましたか。 ○早崎総合企画課長   津万地区の区長会のほうにも投げかけをさせていただきましたら、早速に3自治会から申し込みを受けております。早速この9月10日を皮切りに出前講座をさせていただくということになっております。以上です。 ○林委員   これはつくしバスだけじゃないんでしょうけど、黒田庄に関してはどうですか。 ○早崎総合企画課長   黒田庄も今からまた検討しますというようなことで、区長会のほうには言っていただいております。以上です。 ○東野委員   1点つくしバスに関係をして、2ルートになったということは黒田庄地域の方は大変喜ばれて、特に小苗の地域の方っていったらぜひ残してほしいということは言われてました。ただし乗車がなかなかまだ進んでないという現実があるんですが、そういう中で一方では村の中を通らないルートっていうのがあるということで、この2ルートになる段階でも一度議論をしたことがあるんですが、今後そういうルートのことについて区長会等を含めて、また利用者の方を含めてもう一度来年度に向けて見直しということは検討に入っていらっしゃるんでしょうか。 ○早崎総合企画課長   やはり町の中、家の多いところを通ってほしいというお声はたびたび聞いておりましたので、この10月末にはワゴンタイプの車がそろいます。ワゴンタイプが2台になってもかわりの代車の車が神姫バスさんのほうが準備していただけるのがポンチョ型のバスでないと仕方がないということだったんですが、そちらのほうも準備ができましてかわりのワゴンタイプの車も神姫バスさんのほうにございます。今そのバスが走っておりますので、このルートのことにつきましては来年4月に改正ができたらということで地元のほうにも投げかけていきたいと考えております。ただし毎年毎年あちこちルートが変わってしまうというのでは何ですので、やはりそのあたりのことも考えながら地元と相談していきたいと思っております。以上です。 ○高瀬副委員長   議会報告会のときにいろいろ市民の方から出てきた意見の中で、私記憶から離れないのは、トイレがないということです。運転手さんが黒田庄の先まで行ってまた戻ってくるとなると、2時間近くかかってそれで向こうでトイレがなくてということで、その辺のことの対策はお考えになってることはあるんでしょうか。 ○早崎総合企画課長   議会のそのような報告会の中でのお話を聞かせていただきまして、神姫グリーンさんのほうとも相談させていただきました。黒田庄地区内の公民館で開放ができたら運転手さんのためにどうぞというお声もいただいたんですが、事業所のほうとしては休息の時間内で対応はするので大丈夫ですということで今のところはお返事をいただいております。また何か出てきたら御相談をするということで事業所からは聞いている状況です。以上です。 ○村岡委員長   ほかにございますか、何か。よろしいでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかはないようですので、まず1点目のつくしバスの現状についてはこれで終了したいと思います。  次に議会による事務事業評価確認事項といたしまして、委員会で選択した3つの事業の確認等を行いたいと思います。 ○高瀬事務局主幹   この議会による事務事業評価の3点につきまして、理事者のほうから資料の提出を受けておりますので配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○村岡委員長   よろしくお願いします。
     資料等の配付が終わりましたので、まず最初にふるさと寄附促進事業について理事者から委員会報告をお願いします。 ○早崎総合企画課長   それでは、お手元にお配りしてます寄附促進事業の資料に基づきまして御説明させていただきます。  まず今年度の寄附状況でございますが、資料にございますとおり8月末現在で約4,670万円となっており、昨年同時期に比べますと約1,060万円多く寄附をいただいてるような状況でございます。  そしてふるさと寄附の促進事業の意義、目的ということで聞いておりますが説明させてよろしいですか。 ○村岡委員長   お願いします。 ○早崎総合企画課長   御質問のふるさと寄附の事業の意義、目的についてでございます。ふるさと納税制度は、ふるさとや地方団体のさまざまな取り組みを応援する気持ちを形にする仕組みとして、平成20年度税制改正によって創設された制度でございます。この制度に西脇市が取り組む意義、目的でございますが、大きく分けて3つございます。  まず1つ目は子育てや教育、まちづくりなど、西脇市のさまざまな事業を応援したいという皆様からの寄附を受け入れ、これら事業にかかる財源を確保するということでございます。  そして2つ目は寄附者に対し、黒田庄和牛や播州織、西脇産山田錦を使った日本酒などの返礼品を贈呈し、西脇市の特産品や町の魅力を全国に発信することでございます。  そして3つ目、これら返礼品を市内事業者から調達することや体験型返礼によりまして実際に西脇市に訪れていただくことで、地域経済の活性化に貢献するということでございます。  次にお聞きしてます目標とする寄附額でございますが、昨年度が1億5,700万円でございましたので、予算ベースでは1億6,000万円を予定しておりましたが、広告の強化や新たなチャンネルの開拓等によりましてさらなる増額を目指しております。目標額を2億円として進めておるような現状でございます。  そして寄附促進のための具体的方策はということでお聞きしておりますが、これが先ほどの資料を見ていただきまして1つ目の広告・PRの強化でございますが、寄附の促進のために具体的に今年度は広告やPRに力を入れたいということで進めております。  具体的にはまず1点目はインターネットの広告でございます。西脇市への寄附の約86%はインターネットから申し込みを受け付けております。インターネット上でPRすることの効果が大変大きいのではないかと考え、これから年末に向けまして広告していきたいと考えております。  そしてもう一つ、2点目ですがもう既に雑誌への掲載もしております。これは6月にふるさと納税の専門雑誌ママのためのふるさと納税という雑誌へ掲載をいたしました。ただ雑誌に掲載するだけでなく、このときプロのカメラマンがいろいろと撮影をしてくれておりますので、返礼品の画像を西脇市のサイトやチラシ等で活用することでPRの幅を広げたいと考えております。  そして3つ目です。この広告・PRのウのところに書いておりますが、東京でのPRというのを考えております。昨年度西脇にいただいた寄附のうち、東京在住の方から寄附が約22%ございました。これは一番多くございまして、こうしたことからこの9月補正でも上げさせていただいておりますが、11月に東京で出展をいたしまして西脇市をPRしたいと考えております。  この出展ですが、西脇市が現在活用しておりますインターネットのポータルサイトふるさとチョイスというところが約100平米ほどの店舗型PRカフェを昨年度7月に東京の有楽町にオープンをいたしました。ここで3日間貸し切りで出展をいたしまして寄附の呼びかけ、受け付けを行いたいと考えております。この後ろに写真で画像を入れております。このような店舗の中で3日間PRだけでなく、ふるさとチョイスのサイト上で約1カ月前から事前告知といたしましてPRもしていただけます。そのふるさとチョイスには約1,788の自治体が情報を掲載しております。その中でいかに西脇市にたどり着いていただくかが今大きな課題となっております。  こうした中で、このサービスは埋もれていた中からトップページに西脇市をPRできるということで大きな効果があるのではないかと考えております。  こうした広告のほか、今年度取り組む具体方策といたしましては、この2番に上げておりますが新たなチャンネルの開拓にも取り組んでおります。これはルクサというサイトでございまして、ふるさとチョイスや楽天のように新たに申し込みを受け付けるものでございます。このルクサといいますのは、もともとレストランの予約やショッピングサイトを運営している会社でございますが、今回新たにふるさと納税専用サイトを立ち上げ、9月から寄附受付を開始しております。ルクサは会員制で会員数は約180万人でございます。こうした新たな層に寄附の呼びかけをしてまいります。  ルクサのサイトの特徴といたしましては、都市部を中心とした高級レストランとコラボをいたしまして、そこで特産である黒田庄和牛のメニューを提供してもらい、その食事券を返礼品に加えるというもので9月から開始されております。ルクサと提携しているレストランのシェフが特産の食材を使おうという意思を表示していただき、初めてルクサでの返礼品制度が成立いたします。この制度には全国の自治体から申し込みをしておりますが、シェフに手を挙げてもらえない自治体は9月から開始できない状況でございます。今回、西脇市はこのシェフから手を挙げていただき、サイトで利用を開始しております。今回は黒田庄和牛を味わっていただくだけでなく、高級レストランとのメニューとして西脇和牛を使っていただくことで西脇市のPRはもちろんですが、黒田庄和牛の新たな販路開拓、PRにつながるという効果があるものではないかと考えております。  少し長くなりましたが以上で報告させていただきます。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  この件に関して何か質疑はございませんでしょうか。 ○林委員   寄附の受け入れ状況で、昨年に比べると7月、8月の落ち込み、5月、6月の反動かなという気はするんですがこれはどう見ておられますか。 ○早崎総合企画課長   この4月というのは、昨年度と全く違う数字がどんと乗ってきて私どももびっくりしたんですが、国のほうが返礼品を3割にしろということで通達ですが文書が出ました。そのあたりの駆け込みがこの4月、5月、6月と出てきたのではないかと考えております。その反動というのではないかと思いますが、7月はちょっと落ち込んでるような状況でございます。 ○林委員   今4月の通知の話が出たんで続けて言わせていただきますけども、総務大臣がかわってまた方針が変わってくるようになっておるんですが、そのあたりはどう捉えるんですか。あれは記者会見か何かで言った言葉だと思うんですが、具体的に総務省から別の通知が来るとかそういうのはないんですか。 ○早崎総合企画課長   今のところ、特に国のほうから文書をいただいてるような状況ではございません。これまでも3割というときもですが、近隣の市町の状況を見ながら進めてまいりましたので、今後もそのようなことで近隣の状況も見ながら進めてまいりたいと考えております。以上です。 ○林委員   それと4月の通知に関して、いろんな自治体が指導という形で注意を受けてるところが結構あるんですが、西脇市に関してはそういうことは今までなかったですか。 ○早崎総合企画課長   実は私どももそれはわからなかったんですけれども、北播5市1町いろんなところから西脇市さん問い合わせありましたか、何か連絡ありましたかっていう電話が入りました。ふたをあけてみますと西脇市以外全て国のほうから直接指導があったようでして、西脇市は今のところ特に国から直接指導というのは受けていない状況でございます。 ○林委員   今ふるさと寄附の意義とか役割とかについて話があったその中で、体験型返礼という言葉があったんですが、今体験型返礼では何があるんですか。 ○早崎総合企画課長   芳田の苺園で苺を狩っていただいて、苺狩りをしてホテルに滞在していただくというプランが1つございます。もう一つが地球科学館のほうの夜、展望台を貸し切りというプランこの2つがございます。あともう一つ、蛍を見にいっていただくというプランこの3つがございます。このまま今続けておりますが、ちょこちょこと苺はかなり盛況です。地球科学館のほうは今天気の関係があるということで、ちょっと低迷しているような状況でございます。以上です。 ○村岡委員長   ほかありますか、よろしいでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、ふるさと寄附促進事業につきましてはこれで終わりたいと思います。  続きましてものづくり・あきない経営革新支援事業について、理事者から委員会報告をお願いします。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   ものづくり・あきない経営革新支援事業については、事前に年度ごとの申請件数と採択率並びに今年度の進捗状況とその内容についての資料をいただいておりましたので、取りまとめた資料を配付させていただいております。ものづくり・あきない経営革新支援事業の平成27年度から29年度という表から説明させていただきたいと思います。  27年度の実施しているものにつきましては、新製品・新商品・新技術・新サービスの開発の導入から新設備・新生産方式の導入、販路開拓・拡大、事業者からの提案事業の4事業を実施しております。  審査会がある事業につきましては、一番上のものと事業者からの提案の事業のこの2事業が審査会対象となっております。審査会につきましては6月8日と10月7日の2回の審査を行っております。合計の申請の件数は21件でございまして、採択は20件。採択率で全体で95%となっております。審査会の対象となる新商品等の開発導入の件で不採択が1件ございました。  なお、申請時の金額ベースでの交付決定金額を参考に資料としてつけておりますが、金額ベースでは75%という数字になっております。実績については記載のとおりでございます。  28年度につきましては5月25日と10月12日の2回の募集と審査を経まして、申請件数が20件、採択は19件で採択率は全体で95%となります。審査会と対象となる事業者からの提案事業で不採択が1件ございました。  申請時の金額ベースの交付決定額では67%という数字になっております。実績についての金額は記載のとおりでございます。  29年度につきましては6月21日で審査会をしまして、申請件数が19件、採択が16件で採択率では全体で84%という数字になっております。審査会対象となる新製品等の開発導入で不採択が1件、事業者からの提案事業で不採択が2件ございました。  申請時の金額ベースでの交付決定額は74%でなっておりますが、実績についてはまだ販路開拓の展示会が終了した1件のみでございまして、1件のこれは実績として数字となっております。  裏面につきましては、今年度の進捗状況についてまとめたものでございます。掲載分は審査会対象の事業でございまして、これはどういう事業所が申請なされたか、決定したかという公開している事業者の事業申請内容をまとめたものでございます。  ごらんいただいたとおりでございますが、新製品等の開発導入につきましては3件、岡冶織物、東邦織物、宮田布帛、東播染工、事業者からの提案事業としまして藤井酒販、excellence、三昌警備保障、播さん、起業・創業としましてはスタジオ西脇hesoりずむということで、内容につきましては継続事業が東邦織物さんと宮田布帛さんの3年目で炭素繊維を活用した事業でございます。2年目としましては藤井酒販さんが播州織風呂敷のラッピングサービス、「つつむ」という事業を展開されておりまして、その事業を2年目の飛躍ということでPR動画等にチャレンジをしようという企画提案をされております。決定金額につきましては記載のとおりでございまして、現在、予算額に対してこの提案事業につきましては1,177万9,000円の交付決定額としております。  今年度につきましては、全体として展示会の販路開拓等を含めますと既に交付決定ベースで1,467万9,000円ということで、今年度秋に開催をしたい、審査会等を開いてさらに公募をしたい、事業者からのニーズもあるようでございますので補正予算を追加で計上させていただいております。今年度については、6月の分で予算枠ぎりぎりいっぱいぐらいまでの申請をいただいてるというのが現状でございます。以上でございます。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  ただいま11時58分、12時2分前ですけどこのまま委員会を続行したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。                〔「はい」の声あり〕  それでは続行したいと思います。  それでは報告は終わりました。  この件に関しまして何か質疑等はございませんでしょうか。 ○高瀬副委員長   これは各年度申請件数に対して採択件数、かなり確率が高いんですけども、申請に至るまでの問い合わせだとかチャレンジしたけど途中でいろいろ検討しているうちにやめたとかそういうものを含めると、実際の採択件数に比べてどれぐらいの間口というか問い合わせみたいな件数があったのかというのがわかれば、大体の数字でいいんですけど。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   相談がまず我々のところに来まして、新しいことをチャレンジしたいんだということでこういう補助金がありますのでそれに沿った形で申請なされたらということでしますので、相談があったところにつきましては途中でやめるというのはほぼほぼないというところでございます。あと商工会議所からの経由で来る案件もございまして、こちらのほうが相談されてつもりは受けてたんですけど、実際のところ申請がなかったということで、ただその数字が何件かというのは把握しておりません。  29年度につきまして、備考のところに書いておるんですけれども備考の星印の2つ目の段ですけれども、これは一旦出していただいて審査会前に取り下げをされたという件数で3件ございますので、実は29年度につきましては、総額では予算からかなり多い申請を当初からいただいておるという状況でございます。 ○高瀬副委員長   申請で例えば27年度一番上のところで1件不採択になってて、毎年1つぐらいはあるんですけど、こういうのはまた次の年度にチャレンジするとかその辺のことはどうかというのと、もう一つは例えば27年度予算額が2,000万円あって決定額もちょうど2,000万円だけども申請額は2,600万円あるわけで、そうすると翌年を見るともう少し2,200万円に対して1,500万円ということで、予算がもう少しあれば申請されてる方のやりたいことをもっと満たしてあげられたのになみたいな、予算に合わせて支障なかったんだけど切ってしまったとかそういうことがあるのかどうか、その2点をお伺いします。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   予算につきましては限られた中で執行するというのが、事業を立てたときに計画しておるんですけども、申請額につきましては事業者の申請ですので非常に甘い、対象外経費もかなり含まれた申請が多くて、書類審査のときでもチェックをした上で、審査会でこの経費につきましては対象外ですよということを申し添えた上で審査をかけております。金額につきましての決定については審査会で適正に審査を決定いたしまして、実際のところ、実績額では不用額になっているような事業もございますので、案分して下げるというケースも審査会の中ではございます。予算が実績のほうで減っていったら案分した額で減らざるを得ないような事業につきましては、予算が残ってきた段階で変更交付申請を出していただいて、案分分の申請時の額に戻していくという作業もしております。  ですので予算が無尽蔵にあればという気持ちもないではないですけれども、限ってあげた予算と限られた中で新しいチャレンジをされる方についてしっかり審議をさせていただいた上で、この事業でしたら後押しができるだろうという事業についてのみ審査をしておりますので、不採択事業についても当然出てまいるという状況でございます。 ○林委員   申請がうれしいことにたくさん来て、その場合継続しているのを優先して採択していくのか、それとも新規、例えば新しい店を創業するとか起業するとかいうところとかを優先するのかという基準っていうのはあるんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   もちろん3年間でホップ・ステップ・ジャンプというような形で支援をしていきたいという狙いもこの事業をつくるときにございまして、継続事業で段階的に支援していくというのが一つの形、単年度だけで終われる事業ばかりではないので、そういう形の支援をしたいなということで継続を3年間、1事業について認めると。  この事業を優先するのかということになりますと、もちろん優先するんでありますけれども新規事業の場合の審査会が出た場合、その審査において優先度というのは審査のほうで議題にさせていただいております。優先事業につきましては、今年度の事業については効果も一定期間が得られたので、対象経費の一部を減らして新規事業のほうの採択率を100%にしていこうという作業もしております。ただ明確にこの新規を優先して、継続を優先しているというそういう明確な審査会での基準というのはございませんで、継続になる事業、新規事業それぞれいい事業について審査をするということで進んでおるという状況でございます。 ○林委員   それと先ほどの高瀬副委員長の話と同じですけど、予算というのが範囲があります。申請がかなり多かった場合、今案分という言葉を使われておったんですけども、例えば案分ばかりするとだんだん事業者も意欲がうせてきて、枠300万円って書いてあるのに申請したら120万円とか150万円ぐらいしか、要は対象外の事業を外して150万円やったらええんですけども対象の中の経費でも案分で削られたりとかいうことが出てきてなる場合、例えば仮決定とか、要は補正とかで予算確保できたらつけますよとか、事前執行になるから難しいとは思うんやけども、それとか今回惜しかったけどもう一遍チャレンジしてみてよということで残しておくとか、そういうことを今後は考えられるんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   上層部というか市長のほうからの指示がございまして、案分して、先ほど言うたやる気をそぐようなことはしないほうがいいだろうという指示もいただきまして、100%いいものにつきましては100%申請額に対して出すという方針でございます。  残念ながらこういう理由で不採択になりましたので、再度チャレンジしてくださいということでお願いをします。その場合、秋に補正なりの予算措置をさせていただきますのでということをはっきりとは申し上げられませんけれども、次回にチャレンジをしていただきたいということをお願いしておりますが、不採択になった事業所さんからするとなぜというところがございまして、再チャレンジというところにマインドが切りかわるようなところにフォローがうまくいっていないのかなという気もしないでもないですが、案分はできるだけ避けていきたいという方向で審査会のほうは運営させていただいております。 ○林委員   特にこういう事業というのは、確かに行政がやるから交付金とか補助金のような形ですけど、普通一般に考えたらこれというのは投資ですよね。投資だからリターンが返ってくるんであれば出してあげたらええんですよ、それによって市内の景気がよくなったりとか市税がふえたりというリターンを見越した上、当然やったけどできへんかったというのはその次の質問で言いますけどあるとは思うんですけども、せっかくやる気が出てるところがそがれないような、銀行と一緒で投資という観点で見ていかんといかんのじゃないかなと一つは思います。  それと先ほどの話にもかかわるんですけども、事業を見ていきますとコストの関係とか製品化が難しかったっていう表現がある事業もあるんです。そういった場合、それは研究開発費だからいいんですけども、どう評価していったらいいんかなと思うんですがそのあたりはどうですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   事業に対しての実績につきましては、事業年度が終了してその事業に対して実施されてるかされていないかということで交付額を決定してお支払いをするという作業になりますので、その時点での評価というのは新しい製品ができたとか販路が拡大して、実際にその現場に行ったその証拠が出てるとかそのようなことの評価で出すんですけれども、一方は開発したその商品で売り上げがふえたとかっていうリターンの補足というのが非常に難しいところがございまして、これを売上高という形で後年アンケートなどで調査をしたいというところもございますけれども、なかなかアンケートも実は調査の中では回収率が減っております。売り上げのところだけ書かないで返ってくるというケースもありますので、次回そういう売り上げ等の補足をしますのでアンケートに必ず協力してくださいという一文を添えて評価はできるような形で、事業自体は終了年次にその事業が達成されておれば市としてそれで事業は終了するんですけれども、売り上げであるとか経済の活性化というのであれば後年調査が必要になってまいりまして、それを評価するという形になろうかなと思います。短期的にすぐ評価はしづらいところはございますが、工夫を重ねてまいりたいと考えております。 ○林委員   投資効果測定とかこれをやっていかんと、例えばじゃあこれをもっと予算額をふやしたらもっとよくなんのかとか、あるいは事業としては交付もしてやっとるけど投資効果判定がなかなかできないからじゃあこれやめようかとか、我々もこれを今から事業評価するわけですけども、そのときに例えば市としてどういった部分でこの事業を、例えば来年度はやりましょうあるいは来年度は増額しましょうとか、初年度から見たら今減ってますわな、当初予算額で2,000万円のやつが1,500万円に、削減しましょうというのはどういったところを評価ポイントにして判定してるのかというのをお聞かせいただきたいんですけども。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   予算でございますので、もちろん件数であるとか交付金額の前年度を比較して次年度以降評価をして予算要求をさせていただいておるというところはもちろんございますし、そういう事業での進め方をしております。利用件数が多いであるとかその事業者の新しい製品が世に生まれましたとかそういうものをホームページ等で情報公開をしておりまして、そういうところを評価をして次の次年度に展開をしたいということで事業展開を図っておりますので、評価をするポイントというは件数であるとか金額であるとか、その事業がどういう成果を上げて情報公開をして、市民の皆さんにこういう事業をやって事業者が元気になるような取り組みのヒントになればなというところが我々の現在の評価のポイントだろうと思います。 ○林委員   例えば我々の一番見えやすいのは申請件数がどんどんふえてくると、これは市内が活気がついてきよるのかなというはかり方をするんで、今年度は昨年に比べて今のところは下がってますけども頑張っていただきたいなと思います。 ○村岡委員長   ほかありますか、よろしいですか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、ものづくり・あきない経営革新支援事業につきましてはこれで終わりたいと思います。
     次、3点目といたしまして観光誘客促進事業について、理事者から委員会報告をお願いします。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   これも事前に委員会のほうから申請状況と補助採択状況、本市での経済効果についての御質問がございましたのでそれをまとめた資料として配付をさせていただいております。ただし、今年度は実績は途中ですので効果測定がまだでございますので、これまでの27年度と28年度の実績もあわせて報告させていただきたいと思います。  観光誘客促進事業は団体型のバスツアーと個人型のゴルフ宿泊旅行がございまして、団体助成については日帰りと宿泊で助成額に差を設けて分類をしております。  まず平成27年度の状況ですが、団体旅行の申請件数が30件、採択件数については28件、利用人数については2,108人となり、助成額実績では1,035万8,000円となっております。個人型については509人の利用で、437万2,000円となります。合計では利用者は2,617人、助成実績で1,473万円となりました。  28年度の状況を申し上げますと、団体旅行の申請件数は24件、採択件数については21件、利用人数については980人となります。助成額実績では277万8,000円となります。個人型につきましては398人の利用で225万円となり、合計の利用者は1,378人、助成額の実績としましては476万8,000円となっております。  旅行者が使った市内での消費額については、28年度の総額でございますが1,575万8,000円、1人当たりに換算しますと団体型が7,398円、個人型のゴルフ旅行につきましては2万1,376円となります。  27年度の説明が抜けておりましたが、市内の消費額の総額が3,317万3,000円、1人当たりの消費額が団体型旅行で8,962円、個人型のゴルフ旅行につきましては2万8,059円という結果になっております。  29年度につきましては8月末までの利用実績でございまして、団体旅行、個人型を合わせて949人ということで、利用実績につきましては266万2,000円の実績額となっております。  済みません。先ほど資料の説明で28年度の個人型旅行の実績額を予算額と見違えて説明しておりました。199万円となっております。  全体の利用合計額は、全部足し込んだ額が最後の欄で説明しております。  以上で説明を終わります。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  この件に関して何か質疑はございませんでしょうか。 ○古西委員   この事業は3年目ですけれども、ことしはまだ途中ということですが、去年、おととし2年間は正味ありますので、これまでの評価、見えてきたものというか評価をお聞きしたいのと、あと利用者に対してアンケート調査とかそういうこと、例えば団体型のバス旅行のお客様に一人一人アンケートを書いてもらったりとか、ゴルフのお客様にもしたりとかそういうことをして情報収集してるのかどうかそのあたりをお聞きしたいです。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   これまでそういうバス旅行でありますとか、ゴルフに対する個人型の旅行に対する助成をつくってお客様を呼び込んでいこうという施策を今までしたことがなかったので、これについてもちろん実績がありますし、これだけの人数が集まっておりますので誘客効果もございますし、1人当たりの消費額につきましても個人型については2万8,000円とか2万1,000円とかという数字を使っていただいておりますので、市内での経済効果も一定の効果があるんだろうということを評価しております。  そのことにつきましての資料になりますのは、もちろんアンケート調査を行って情報収集してるものをここに入れております。消費効果であるとか使った額というのは自己申告でございますが、アンケートに基づいて記載しておるものでございます。そのアンケート調査を補助事業をやるかわりに、データ収集としてのアンケート調査に協力をしていただいております。以上です。 ○古西委員   27年、28年の2年間だけで見ますと、28年度が個人型、団体型、実績が減っている状況にあるんですが、これはどういう原因があると読まれているんでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   予算額が減っておりますので、27年度につきましては総額1,500万円、28年度については600万円という数字になっています。その数字の減り方よりも、利用者はそんなに割合では減っていないという評価はできていると思います。 ○古西委員   わかりました。本来であればこの補助をしなくても、お客さんが来てくれるというのが真の目的ではないかなと思うんですけれども、最終的に補助なしで観光誘客につなげるためにどういうことをしたらいいかとかありますでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   今のところその補助をすることによって西脇に来ていただこうということで、まずは西脇を知っていただくということが一番大事なことなのかな。今までは見向きもされてなかったのかわかりませんけれども、あんまりそういうツアーが実施されているようなこと、それからツアーが実施されても実際は観光客を把握する、捕捉するのは非常に難しいというか実際にはできないので、そういうところで補助事業をやることによってしっかりと数字的な把握ができますので、基礎データをとった上で次の段階で、補助なしでというのは非常に難しいのかなという印象は持っておりますけれども、次の施策のステップにしていきたいとは考えております。 ○岩崎委員   この今のゴルフの件ですが、市内に3つありますよね。この3つの中で非常にばらつきがあるんですよね、使用のほうの。そこらのとこは、例えば西脇カントリーでしたらすぐにいっぱいになってしまうとか、ゴールデンバレーの場合はなかなかそれができないとかっていうこと、そこらの配分というのは市のほうでされてるんですか、チケットの。当然ゴルフ場に皆申し込むんですよね、それでホテルとタイアップしてということになってるんですが、そこらの配分はどう考えておられますか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   これは3つのゴルフ場と私どもで会議を開きまして、3者平等に補助金額を配分しようという取り決めになっております。受け付けにつきましては各ゴルフ場がやられると、金額についても設定はゴルフ場が決定すると。パインレークとカントリーにつきましては金額的には大体横並び、サービスには若干差があるようでございますが、ゴールデンバレーについては若干金額のほうが高いと、ただしキャディーがついてるというサービスがございますので、そういうところで差がある。金額が高いと少ないということで、ゴールデンバレーの出足というか埋りはほかのゴルフ場より少ないんですけれども、こちらの予算の配分について3つのゴルフ場できちっと均等割ということで取り決めがなされております。 ○岩崎委員   補助金はそれぞれのゴルフ場に出すんですが、ゴルフ場の中でじゃあうちはこの金額にしましょうということはないんですね、決まってますよね。例えば西脇カントリーとパインレークは決まってますよね、ゴールデンはちょっと違いますよね。  私はこれ思ったんですが、ゴールデンバレーのお客さんに対する補助金が安いように思うんですがそうじゃないんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   これは一律1人5,000円ということでしておりますので、きちっとした料金の中で5,000円引いていただけていると実績報告もいただいておりますので、割引率が悪いということは多分ないと思うんですけれども。 ○岩崎委員   あとの2つはもう少し値引き率というか負担率、市のほうのね、高くはなかった。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   全て一律、市からの補助金としては1名につき5,000円の補助金となっております。 ○岩崎委員   ということは曜日によって違うんかな、例えばウイークデー、土日、日月、そこらが若干違うんですかね。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   その説明を怠っておりまして、まず土日に関しましてこのプランは適用されません、平日のみです。平日のみで西脇カントリークラブとパインレークにつきましては、平日は7,000円で利用できるようになっております。ゴールデンバレーにつきましては1万2,500円ということで、ただサービスにつきましてはそれぞれ、先ほど申しましたサービス内容が変わっております。平日のプレーなんですけど、日曜日に泊まった場合、超目玉パックになっております。普通の曜日の平日につきましては、西脇カントリーとパインレークが1万円、ゴールデンバレーにつきましては1万6,000円ということになっております。 ○林委員   1件だけお聞きしたいんですけど、ずっとゴルフ利用税は減ってきよったんですが、28年度はゴルフ利用税がふえておるんですね。要は客が多うなったということですね、利用税がふえたということは。それは商工としてはこのおかげやとかいう評価は特にしてないですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   税金にどういうふうに反映されてるかということ、利用税がどうふえて因果関係があるのかないのかということにつきましては、70歳以上については課税されないということもありますので、アンケート調査を見ますとパックの利用者のうち70歳以上の利用者が全体で15%なので、比較的若い方というか利用されておりますので、そういう意味ではゴルフ利用税の交付金には影響しているのかなという印象は持っておりますし、単純に掛けますと35万円ぐらいのゴルフ利用税は支払ってプレーをされてるかなと、計算上そうなっております。 ○林委員   直接のゴルフ利用税のアップじゃなくて、これは何をやってるかいうたらリピーターをふやすためにやってるんですよね。一回でも西脇に来てもらって例えばゴルフやって、ここいいゴルフ場やから次来ようかなで来てもらったゴルフ利用税がふえるんですよ、そういうことでしょう。古西委員が言ったように補助金が最終的にはなくたって来てもらうようにするのがこの目的なんかなと私も思ってるんで、そういう意味ではゴルフ客がふえたということは全部が全部そうじゃなくてもこの事業というのが、少しか多くかわかりませんが関与してるように分析しておるんかしてないのかというのを聞きたかっただけです。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   要はアンケート調査を実施しておりますのでそこの評価を得ますと、全体の23.4%の方が初めてこの機会に来ていただいたということで、割引があればもう再訪したいというそのやつが68.6%という数字はなっております。ただし、割引なしでも再訪をしたいという方も28.5%ございますので、こういうプレーをしていただいてリピーターになっていただく方が3割弱ぐらいいるんではないかという評価をしております。 ○村岡委員長   ほかはよろしいでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、観光誘客促進事業につきましてはこれで終わります。  ただいま12時31分ですけど、まだもう少し案件が残っておるんですけどここでお昼にするか継続するか。やりますか、よろしいでしょうか。                〔「はい」の声あり〕  それでは委員会を続けます。  もう一点、その他のところで私のほうからあるんですが、本年度7月3日だと思うんですが、ルート175の件で東京に陳情に行った際に道路等の整備についてということで、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律というので29年度までの時限措置として補助率等がかさ上げされているという件があって、それが今回で切れるということで、まず補助率等のかさ上げ措置について平成30年以降も継続する意見書を出したらどうかというこれがまず1点、ただこれに関しましては、国道175号線の北バイパスに関しては該当していないということをお聞きしましたんで、国道175号線に関しましては平成35年開通等を目指しております。また東播・丹波連絡道路のルート決定などもありますので、その辺の財源確保という意見書もしたらどうかということがもう一点。  それと3点目には、同様にかさ上げ云々もあるんですけどそれ以外にも長期に安定して道路整備が進められるよう道路関係予算の確保に関する意見書、この3点を意見書として出したらどうかということです。  調べましたら、かさ上げに関しましては、西脇におきましては高松橋ですとか市原大橋の橋梁修繕等に関しまして約458万2,000円のお金が出ております。それと通学路の安全確保ということで、通学路のグリーンベルト等で40万円ちょい、それから舗装の修繕等で55万4,000円ということで、かさ上げによるあれが550万円ぐらい活用していることで確認をしております。その辺も踏まえて委員の皆さんの、今私のほうから3点意見書として提出すればどうかという提案をしたいと思うのですが御意見等をお聞かせ願いたいと思います。 ○林委員   今聞いたら550万円、そんなに大きな額ではないんですけども、例えばこれから整備していただく予定の国道427とかそういったのは入ってるんですかね。 ○村岡委員長   入ってます、かさ上げのほうに入ってるということでした。 ○林委員   ほかに何が入ってる。 ○村岡委員長   427号の整備促進ですとか市原大橋の橋梁云々、その辺が入ってるように聞いてます。また自然災害の事前防災ですとか通学路の安全対策、この辺。  市内の橋梁が99橋梁ということで、特に橋梁関係に力が入ってるように思います。その辺で委員の皆さんの御意見をお聞きできればと思うんですが。 ○寺北委員   かさ上げってどの程度の効果があるわけ、お金でいうたら。 ○村岡委員長   基本的には国と地方で50%、50%が55%の45%って5%かさ上げということで聞いてます。 ○林委員   当然そのかさ上げで我々もやっていただかないけない道路整備が、なくなることによって遅くなる可能性ってあるんですね、決まってるけども遅くなる。かさ上げがあることによって今のペース、あるいはこれよりも早まったペースということで整備もしてもらわんといかんと思うので、私は出していくべきだろうなと思います。 ○村岡委員長   東野委員お願いします。 ○東野委員   昔から道路特定財源の確保という形で地方の議会で議決をして意見書という形で上げていった、今回その切れ目だという時期ですから、かさ上げの部分だけでも財源として確保していくそういう部分では僕は賛成です。 ○村岡委員長   寺北委員お願いします。 ○寺北委員   正直何が何やさっぱりわからへんねんね、今の説明だけでは。それでちょっと判断は迷っとるねんけど。 ○岩崎委員   もし市単でやるんであれば当然全額負担ということになると思うんですけども、かさ上げのことによってたとえ50%でも出してもらえればということになると思うんですけどそうじゃないんですか、基本的にそう違うの。意味が、私もかさ上げの。5%分、半分と今さっき市の負担が45%とおっしゃったんと違うんですか。 ○寺北委員   大事なことやから余りにも中途半端な形で賛成や反対やいうことになりそうな感じで。資料とかいろんなやつ一切なしで口でぼんぼん言うたやつで、賛成、反対関係なしにちょっと軽過ぎるね、この議論が、我々議会の。 ○村岡委員長   それもありまして、これで一回休憩するかって聞いた。 ○寺北委員   それを先にもっと言えや、これで非常に30分、1時間ぐらいかかりますよと、だから休憩したいんですって言うんか、こんなんやったらすぐ済むがいという話やったでな、この3つやから、それで続行ということになったんでしょう。だからちょっと、中途半端かなという感じ。 ○村岡委員長   寺北委員から今そういう意見も出ておりますので、一旦ここで休憩ということでよろしいでしょうか、申しわけないですが。 ○寺北委員   資料とか何かないの、口だけ。 ○村岡委員長   今理事者の方も控えていただいておるんで。
    ○寺北委員   そんなこと聞いてない、口だけかと言いよる。 ○村岡委員長   それでは済みません、一旦ここで昼食休憩させていただきます。現在12時40分になりましたので、1時40分再開ということで申しわけありませんがよろしくお願いします。                 休憩 午後0時39分            ───────────────────                 再開 午後1時56分 ○村岡委員長   それでは休憩前に引き続き、委員会を再開します。  途中、道路整備の推進に必要な財源の確保の意見書に対して私提案させていただいたんですが、事務局のほうより補足説明をしていただきたいと思いますので。 ○山口事務局長   それでは、私のほうから意見書提出に至った経緯と概要を説明させていただきます。  まず今回意見書を求める一つの中に、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置について平成30年度以降の継続ということを上げております。これにつきましては従来平成20年度まであったもので、道路特定財源の一般財源化というのが廃止をされたというそういう経緯がありまして、そのときにこの新しいかさ上げというのが設置されました。  これは時限がありまして、10年間の時限ということで平成29年度末までということになります。要はこの措置がなくなることによって今国のほうで55%、従来でしたら50%ですが55%の5%かさ上げされるという措置ですが、それがなくなりますと地方自治体に影響を及ぼしてくるということになります。  そして西脇市の場合は、今橋梁の修繕とか橋梁の点検等で450万円強、そのほか通学路のカラー化や道路の舗装修繕等を合計しますと555万円強の効果があります。全体事業としては1億1,100万円強という事業費になりますが、そういう効果があるということで御理解をいただきたいと思います。  それで今回この関係とあわせまして、従来からの大きな課題になっております国道175号の北バイパス、こちらについては先般、国交省のほうに平成35年の開通をしてほしいと、また黒田庄地区以北につきましても同じく平成35年度までにルート決定をしてほしいという要望も上げております。さらにこの特定財源のかさ上げだけじゃなしに、道路整備に関係するその関係予算、その総額の確保、この3点を上げていきたいということで示しております。  従来は国道175号もこのかさ上げに入ると見込んでおったんですけれども、調べますと175号は国直轄のためこのかさ上げには該当しないと、そういうことであえてこの175号は入れていく必要があるのではなかろうかという議論がございました。  国道427号につきましてはこれを含んでおります。また後ほど意見書の案もお配りしておりますので、その説明もさせていただきますけれども、それとあわせまして老朽化が進む市原大橋等の橋梁の長寿命化、そのほかその通学路の安全対策そういったインフラ整備の老朽化も含めまして、これが大きな課題になっておるということで先ほど申し上げました3点を意見書として上げていったらどうかという提案でございます。以上でございます。 ○村岡委員長   ただいま資料等も配らせていただきました。その辺を踏まえて、私としてはこの3点を意見書として上げたらどうかと考えるんですが、皆さんの御意見を聞きたいと思います。  意見書の案を読んでいただいた上で、また御意見等を聞けたらなと思います。 ○高瀬事務局主幹   それでは朗読いたします。  まず要望事項の1番です。国道175号西脇北バイパスの平成35年度開通及び東播丹波連絡道路の黒田庄地区以北の平成35年度のルート決定並びに事業化。  2つ目が地方創生国土強靭化、地域の安全・安心を実現し、ストック効果を早期に発揮させるため、長期安定的に道路整備が進められるよう道路関係予算の総枠の確保。  3つ目が道路財特法の補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降の継続。  以上の3点でございます。 ○村岡委員長   一応私としましてはこの3点を意見書として出していきたいと考えておるんですが、皆さんの御意見をよろしくお願いします。 ○東野委員   私もこの意見に賛成です。ただし意見書が道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書って大きく出てて、まず順番が175が先に来てという形、一番はやっぱり上に合わせた形で3番、財特法の補助率等のかさ上げ措置について以後継続これがメーンで西脇独自の部分の175号というのが次に来るのかなと思うんで、この順番だけのことですが。 ○村岡委員長   3、1、2ということですか、順番としたら。 ○東野委員   はい、私の思いは。上の道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書っていうことになってますが、175号の整備促進を求めるという形でそのための財源確保やったらこれでも構わへんのですが。 ○村岡委員長   2、1、3ですか、順番としたら。 ○東野委員   2、1、3でも。まず1番に国道175号ではないだろうなということだけです。 ○村岡委員長   そのあたりも踏まえて意見を聞かせていただけますか。 ○林委員   タイトルがこうなれば確かにそうも言えるんですが、私は西脇にとって一番大事なのは175号だと思います。そもそもの発端も175号の整備のためにこういった意見書を出していこうじゃないかっていうのが、発端はそこなので。ただタイトルをこうで行くというのであれば、確かに東野委員の言われるような一番に175が来るのが、それやったら意見書の中身もそうなんですけどね、175が上に来ておるので変えなあかんのかなという気は。私は西脇にとって大事なのは175号だという認識でいます。 ○村岡委員長   それで東野委員のその件どうですか。 ○東野委員   その分について西脇市にとって175号の位置づけって、これは林委員の言われるとおりです。ただ、今緊急性という形で意見書を上げようとしてるのは29年度末で切れる、そのことに合わせて早急に意見書を出すということでのタイトルだろうと思ったからです。 ○村岡委員長   それはどちらでも。 ○東野委員   はい。 ○岩崎委員   今両方の方の意見をお聞きしたんですが、私はよう考えたらどっちでもええかなと、1、2が逆になってもというふうに思いました。だから林委員がおっしゃるように我々にとっては175が一番もちろん大事だっていうのはよくわかるんですけれども、道路特定財源29年度末ということになれば、ひょっとしたら東野委員の言われることも一理かなという気がするんですが。別に順番としては逆でいいかなと。 ○村岡委員長   意見書を出すということに関しては。 ○岩崎委員   もちろん、前回総務委員会協議会のほうでも確認をとってますので。 ○寺北委員   この問題と、例えば新しく新庁舎が下戸田に行くことによる周辺道路の整備とかいろんな問題が今後出てきますよね、そういうのは関連しますかね予算的には。理事者に教えてほしいんですけど。 ○嶋本都市整備部長   このかさ上げ措置につきましては、国土交通省の道路局が持ってる予算、これに関してのかさ上げ措置でございます。それが対応する道路事業であれば55%になる、それ以外であれば50%という形になると思います。  中途半端な言い方をしましたけど、道路事業として補助採択を得られれば当然55%になります。ただそのほかの例えば立地的適正化計画の関連の分は都市局の分ですので50%のままでありますので、どっちかというのはまだ言えないという形になります。 ○古西委員   意見書を提出することに賛成します。 ○村岡委員長   寺北委員、どうですか。 ○寺北委員   いいですよ。 ○高瀬副委員長   意見書は提出することに賛成で、今さっき1、2、3の順番の話がありましたけども、私は単純に一番見てほしい1番、この並びで別にいいと思ってます。 ○村岡委員長   今ざっと聞いた感じでは、意見書を提出することには皆さん賛成ということで、順番が175を先に持ってくるのか地方創生を持ってくるんかということになるんですけど。  後でそれはまた。そうしたら内容も踏まえて、これに関しては委員会終了後にまた話をするということで。  そうしたら委員会として、意見書を提出することに賛成の委員の皆さんの挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  それでは挙手全員ということで、意見書を提出したいと思います。また、意見書の内容に関しましては委員会終了後に打ち合わせをさせていただきたいと思いますので、意見書提出に関してはこれで終了したいと思います。  それではその他が終了いたしました。次に理事者報告ということでまず1点目、杉原川井堰の改修について理事者報告をお願いしたいと思います。 ○嶋本都市整備部長   総務産業常任委員会の貴重な時間をいただき、杉原川井堰の改修について理事者報告させていただきます。  それでは担当課長から報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   それでは1級河川加古川水系杉原川の井堰の改修について御報告申し上げます。  杉原川は加古川の合流から新豊川橋までの約1.7キロメートルが平成元年にふるさとの川モデル事業として、平成2年からはふるさとの川整備事業として水辺に近づきやすい親水性のある潤いの場づくりや、散策空間の整備とともに河川改修が行われ平成10年度に整備が完了しました。  また平成16年の台風第23号では、加古川の水位上昇により杉原川が氾濫し甚大な被害を受けましたが、河川激甚災害対策特別緊急事業等により、加古川本線を初めとする流域内各河川の抜本的な治水対策が図られました。  しかしながら、平成23年には杉原川上流域の豪雨により杉原川の水位が上昇し、市役所北側の郷瀬町地内の住宅地において200軒以上の浸水被害が発生するなどしたことから、このような浸水を二度と発生させない検討がなされ、さらなる河川整備の推進を国・県に要望してきたところでございます。  そのような中、平成27年度に直轄区間の小野市域の築堤が完了するなど、下流の河川整備が一定程度完了したことから、加東市、西脇市域の整備が可能となり、平成28年度に国・県・西脇市・加東市による加古川中流部河川整備推進協議会を立ち上げられ、連携して事業を進めることを確認したところでございます。  この中で国においては滝野地区の掘削等を、県では西脇市津万地区の河床掘削と杉原川の井堰改築をおおむね10年間で実施する方針が示されました。  国の平成28年度補正予算で井堰改修予算が確保されたことから、沖田井堰、和田井堰改築工事を本年度から平成34年度までの約6カ年で実施することになりました。  改修につきましては、河床掘削による既設井堰の撤去に伴う代替の取水方式を決定する必要があることから、平成27年ごろより県とともに地元調整を行ってまいりました。その結果、井堰の改修につきましては井堰を設置した場合の貯水に伴う上下流への影響や維持管理、施設工事費などを考慮しまして、沖田、和田ともに井堰の設置を必要としないポンプ取水を採用することになりました。ポンプ取水により堰を構築しないことで、堰の転倒による急激な水位上昇の危険がなくなることから下流部への影響を最小限にすることができ、上流部の内水排除が促進され、治水安全度の向上が図られる見込みでございます。  また沖田井堰は下戸田、和田井堰は和田町への農業用水に加え、市街地への環境防火用水などの利用がありますが、市内の他の農業用井堰とは条件が異なり、農業用の受益面積は非常に少なく、耕作者の高齢化により今後はさらに耕作面積が減少し、将来的には環境、防火用水だけの利用になる可能性があります。  現状においては、施設の維持管理面の環境、防火及び浸水対策などを地元と連携して実施しておるところでございます。したがいまして、今後工事完成後の維持管理、施設更新につきましても地元と連携をとりながら西脇市として支援してまいりたいと考えております。  以上で報告を終わります。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  この件について何か質疑、意見等はありませんでしょうか。 ○寺北委員   ポンプ取水というのは例えばどういう形になるんですか、場所は今の場所それぞれですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   ポンプ取水というところで、基本的には川の中に井戸もしくはピットを設けまして、そこに水をためて堤防の内側に水を引き込んでくると、そちらのポンプでくみ上げて既設の市内の水路へ流すというものでございます。 ○寺北委員 
     今2つの井堰というのは1年中水を上げてますよね。そういう面でいえばポンプアップということは電気代なりがかかると、今だったら自然取水だと思うのでそういった意味の費用が要らない。あとは地元との関係で、今度は下戸田いうても受益者だけじゃなしにそれこそ防火用水等で西脇区の中でも利用してるいうことでいえば、そういう費用面でいうたらどうなるんですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   それと先ほど1点目に御質問ありましたポンプ取水の場所でございますが、場所につきましてはそれぞれの今の井堰がある場所付近になります。しかしながら川底が2メーターほどどちらも下がりますのでそういうことでございます。  それで今御質問のポンプにかわることによって、当然今から県との話になりますが井堰の補償というのは今から算出されて地元と協議して井堰の補償費は出るものでございます。それと今後の維持管理につきましては、その補償費等を電気代が今から発生しますのでそういうのに充当していくというところでございます。ただ、地元の負担というのは今後の地元との協議で決定されるものと考えております。 ○寺北委員   例えば芳田の野間川の井堰改修した際に、例えば芳田でいえば八坂とか合山はポンプアップしてると、岡崎町とか上王子は自然取水やと。最初合山とか八坂の折にそのポンプアップの費用がかかるということで、金額は知りませんけども預り金か補償金かわかりませんけどもらって、その利子運用で電気代なりを賄うという計算が成り立っててんね、当時。しかしその後、低金利の中で利子運用では追いつかないということでいろんな苦情は聞いたことあるんですけども、当然そういう問題も予想されますよね。ということは、地元との関係でどれぐらいのお金で補償するんやいうのは非常に今後シビアな話になってくるかないう感じはするんやけど、そこら辺はどう考えておるんですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   今委員がおっしゃったように、昔はその補償金の利息で賄えておったというのが現在は賄えんような時代であるというのは認識しております。したがいまして今後県が地元水利組合なりとの調整になると思うんですが、その中で補償をある一定の額が出て、それをいかに今後うまく活用していくかというところが今から県が調整されていくことかなと考えてます。 ○寺北委員   沖田井堰は下戸田に権利があるんですか。例えば和田井堰は和田町だけなのか、北本町、中本町、南本町通ったりしてるそこら辺はどうなん、権利でいえばどこになるんですか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   現在、慣行水利の届け出書というのが県に出されておるわけですが、沖田井堰につきましては下戸田と西脇区ということで理解してます。もう一つ、和田井堰につきましては和田町と西脇区というところで慣行水利の届けが出されております。以上です。 ○高瀬副委員長   ポンプでくみ上げることになると、ポンプが動いてないときは当然水が流れないわけだから、今まで以上ににおいの問題が気になるところですけど、その辺は何か対策的なものは考えておられるんでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   このポンプでの運用となりますと、今言いました環境用水そこを24時間流していくのか、例えば時間を決めて流していくのかというのは今後運用のお話しになるかと考えてます。 ○高瀬副委員長   なぜこのことを聞いたかというと、結構和田井堰側になるのかな、北本町とか中本町、南本町の人たちはふだんでも、今でも結構においのことが気になるということを言われてるんです。先般、上下水道部のほうで地元への説明会をされたと聞いてるんですけど、そのときに住民からこうなったときに、においのこと等の心配事の発言はなかったんでしょうか。 ○田中上下水道部長兼工務課長   たしか4月に地元の北本町、中本町、南本町で水の学習会という形で、主に浸水対策に関すること、水利用と浸水対策というテーマでもって説明会を行っております。その中でにおいの問題出ておりました。しかしこのにおいの問題というものは、本来そこに住んでる方が何とかしなければならない。自分たちの生活排水が流れている、そのものでもって自分たちが不平不満を申しておると申したわけではございますが、住民の方の反発もございました。  私ども当課においては下水道、この水洗化を促進するという立場もございます。そういった中で個々にさらに水洗化の促進をやっていく、また町では皆さんと話し合って一時的ににおいがするときは水を、水道水になるわけですけども流したらどうかとかということも話されておりました。  現在水が流れないというのは台風とか水が増水したとき、大雨のとき、あの地域は複雑なんです。これは簡単に川からの水だけじゃございません、操作は。町なかに転倒ゲートというのがございまして、そういったゲートが複雑に作用して南本町まで流れております。そういったゲートの管理も大切だということで、皆様の地域で考えていただくということでその会は終了しております。以上でございます。 ○高瀬副委員長   私そういう台風のこととか雨のときは当然そのゲートを上げるというか、要は水が流れないようにするから水がたまってにおいにつながるというのはわかるんですが、それがもっと頻繁にあると思ってたんです、今以上に。住民のほうは、当然自分たちの生活排水をなるべくきれいにというか流さないようにしないといけないという意識と両方をかみ合わせた話だと思うので、そういう意味でいうと先ほどまだポンプを24時間動かすんかどうしようかということらしいので、私のほうでもその辺はよく研究してこれからいろいろどうしたらいいかというのを考えたいと思うのと、もう一つ質問させていただきたいのは、我々の年代以上というのは、あそこは遊先場とかいう名前になってて、あの辺でよく魚取りしたりだとか泳いだりとかした人たちもいるんです。あそこの堰がなくなると、たまっているところがなくなるわけだから生物に対する配慮した工事、ビオトープとかよく言われてますよね。ああいう考え方の取り入れた工事というのをぜひしてほしいと思うんですけども、その辺はどういうことになるんでしょうか。 ○岸本土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   一般的に井堰を設置するときは生態系へ配慮した魚道の設置とか、そういうのはされておると認識しております。しかしながら、今回は一つの井堰をなくすわけですから普通の川ということになります。しかしながら、井堰のところでは50センチの落差っていう、どんと川は一旦そこでは落ちるんですけど、50センチ程度ですと魚の遡上にも支障はないというところで県のほうも考えておられると思います。以上です。 ○高瀬副委員長   この問題はきょうは理事者報告の中なので、もう少し私も研究していろいろ話したいと思います。以上です。 ○村岡委員長   井堰についてほかにありますか、もうよろしいですか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、杉原川井堰の改修についての報告はこれで終わりたいと思います。  続きまして理事者報告2点目といたしまして、郷瀬町南部地区水道水の濁り発生について理事者から報告をお願いします。 ○田中上下水道部長兼工務課長   お手元の資料はございますか。 ○村岡委員長   資料を配りますので。                  〔資料配付〕  それでは田中部長お願いします。 ○田中上下水道部長兼工務課長   それではお手元の資料に沿い、説明させていただきます。郷瀬町南部地区水道水の濁りの発生について報告でございます。  経過でございますが、平成28年12月に大木浄水場が完成し、春日浄水場から配水していた日野地区について大木浄水場からの配水とするため北側から順次郷瀬町方向に配水区域の拡大を行ってきました。  区域拡大は今回で9回目でございまして、裏面の拡大を行っております。少し裏面を見ていただけますか。裏面でございますが、大木浄水場配水区域拡大作業図というものでございます。  まず北側、上側になりますが黒塗りの正方形、こちらが大木浄水場でございます。そして下側が南側になります。まず最初に杉原川、西側の地域へ拡大をしていったわけですけども、この白抜き番号①、②、③、④、⑤番、これが杉原川西地区でございます。こういったところを5月13日までに杉原川の西地区の区域を順次慎重に拡大していきました。  そして水の安定したと思われる8月に入りまして、5日、19日、26日という形で杉原川、ちょうど市原大橋、日野小学校のところのバルブをあけますと杉原川を渡ってきましてこちらの地域へ入ってくるわけですけど、まず前島、富吉上、富吉南という形で順次南に配水区域を広げていきまして、今回9月2日(土)の当該地区白抜き⑨番のところに配水区を拡大しております。  9月2日(土)、表をもう一度見ていただきましたら0時から2時の間、配水区域拡大の作業を行っており、バルブをオオツキ作業服売り場のとこにございます。あそこの427のところでバルブを開きますとこちら方向に流れていきます。一方では春日から来る水のバルブを閉めております。そして管洗浄というよりも少しドレーン、配水1時間に10立米程度の水を配水しながら水圧測定を行い、この当該配水区で一番高い地域は徳部野ですけども、そこでの水圧管理に、それから北高校のところ、それからマナビータ、427に出る手前、そこのバルブを閉めております、この範囲を広げております。においての水圧の変化がほぼございませんでした。また大木浄水場の吐出圧もございませんでしたもので異常がないと判断し2時に作業は終了しております。  お客様の水道水の使用が始まる大体6時ごろから水の動きが出るわけですけども、画面監視を行いながら6時から10時の間事務所で監視をし待機をしておりました。この間において苦情、連絡もなく異常なしと判断し作業を終了しております。  2、事象の発生及び対応ですけども翌3日(日)、24時間経過後ですが14時35分、市民会館北側のお客様から濁り水に対する連絡が入りました。  14時50分、春日浄水場運転管理会社に委託しておりますが、ウオーターエージェンシーでございますが、現地を確認し上下水道部職員に連絡が入りました。  15時、当番職員が状況確認し、職員を招集しております。  調整の上16時・・分、13名・4班体制で洗浄、ドライ配水とお客様への対応を開始をしました。一時的に濁り水は解消いたしましたが、使用水量の変化により数時間ごとに局部的に濁りが発生いたしました。これを繰り返したわけですが、このため対策をもう一度考え、使用料の少ない夜間に管洗浄、流量を大きくして配水するという対策を決定し、翌4日0時・・分、管洗浄を朝の6時前までやっております。その結果、濁度基準が2.0というのがあるんですけどもこれ以下になりまして濁りが解消したというものでございます。  そして6時からは連絡員待機それと監視を行い、また周辺家庭を訪問し状況確認をいたしました。その後の濁り水の発生、連絡、苦情はありません。  そして各班からの情報を収集し部で調整したところ、各家庭で洗浄をお願いしたといったような多くの意見がございまして、このため洗浄水量分1立方メーターを使用水量から減量するというお知らせを当日15時・・分から約320軒配布しております。  3といたしまして濁り水発生の要因、原因とは言わないんですけど想定されるものですけども9月3日(日)は市民会館において13時30分開演の吹奏楽の演奏会、満席だったと聞いております。約600人が参加されていたと。開園前と休憩時間等に一斉に水が、便所を使用されるということですけども、水が使用されたことによる急激な地域での使用水量の変動によりまして、今までの逆の方向に流れたことにより濁り水が発生したのではないかと考えております。これは監視画面で10分間に通常50トンのものが100トンにはね上がり、また戻り、また上がりというのが三、四回繰り返されております。このことが監視画面からも同時刻にこのようなことが発生していましたので、これが要因だと考えております。  以上が報告でございます。 ○村岡委員長   報告は終わりました。  この件に関して何か質疑、意見等はありますでしょうか。 ○岩崎委員   今田中部長が一応発生要因ということで600人の方の、使用は恐らく600人同時やということはないと思うんですけれども、これぐらいのイベントは今までも私はたびたびあったんではないかと思うんですけども、今回このような事象があったのは初めてということやと思うんですが、過去にこういうことはあったんですか、それとも今回初めてで、あそこはトイレは当然2カ所ありますのでトイレの数も確かに多いことはわかるんですけれども、そのぐらいの使用料でこの近辺が濁るというのは解せないんですけども、もっとほかにも原因があったんじゃないですか。 ○田中上下水道部長兼工務課長   委員おっしゃるとおり私もそのように考えますが、昔に施工しておりますので受水槽というのがございまして75ミリが引き込んでありまして50ミリのメーターがついており、消火栓と同じようなもんですね、ある水が一定量がなくなるとバルブが開く、どんと水が入るという方式でございます。  今回なぜ以前の切りかえ前と違うのかと申しますと、説明が悪かったんですけども、今現在、大木浄水場のほうから水を配水しておりまして、以前はマナビータ方向からも来てました。そして大木浄水場方向からも春日の水が配水池からも来てました。両側から水が配水されておったんです。マナビータ側は427号には350の管が入っております。そして427のとこには350、それから距離がございますが150ミリの管がずっと市民会館のほうに伸びてきております。  今回、万一濁り水が発生した場合、ほかへの影響を極力少なくするためにマナビータでバルブをとめております。そして大木浄水場のほうから水を流しておる。すなわち一方向からの配水となったということから流速等が以前より上がってるんではないかと考えております。以上でございます。 ○東野委員   ちょうど切りかえの時期に起こったということで、その1回だけでそれ以降、数日かかってるんですがほかはこういう濁度の問題は起こってはいないんですね。 ○田中上下水道部長兼工務課長   今御質問の内容ですが、ほかというのは1番から9番までの配水区域の切りかえということでよろしいでしょうか。  まずこれもいろいろとあるんですけども、杉原川西側の①から⑤については大木浄水場から近い、管がそんなにたくさんないということで夜間にかなりの配水量で洗浄作業をしております。一番最大で140立米/h、時間140立米の配水をかけ、かなり濁らせて配水を終えて作業終了してます。しかし、川を渡りますと管路がどんどん長くなりますもので、もとの大木浄水場の近くの管路への他への管路の影響もございますので今回は50立方メーター毎時という配水での洗浄と。またこれは同じ方向でしたので、以前からの方向とそう変わりないんです。北側からの配水は春日浄水場からの配水ルートと何ら変わりはないので、こういった形で作業を終了しております。以前はございません。 ○林委員   濁り水が出て広報車か何かで回られたんかな、回られたか何かでしばらくたったらおさまるんでお待ちくださいみたいな、流しっ放しにしといてくれか何かいうようなことを言いよって、ずっと待っててもいつまでたっても濁り水が消えなくて困ったという話を聞いて、特に市役所からそれに関する情報も何もなく、防災行政無線みたいなもんでも流してくれたらよかったのになみたいな話を聞いたんです。ホームページを見たって何も書いてあれへんし、後に減免しますというやつは見ました、1立米分ね。見たんですけど、それがその時に今こういう状況にあってもう数時間かかりますとかいうやつは全くなかったんで、何でそういうことをしてくれないんですかということを聞かれたんです。その件についてはどうですか。 ○田中上下水道部長兼工務課長   委員御指摘のとおりが事実でございます。そういったことを私も反省しておりまして、今後全てができるわけ、ホームページの掲載、これ決裁区分がいろいろとございますので、休みのとき、夜中にホームページに上げられるかということもございますが、極力早くホームページに情報は掲載したいと考えております。また防災無線についても最大限利用し、今後はその対応をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○林委員   この防災無線は市からでも、例えば郷瀬町のみとかで流せるんですか、町はできますわね。 ○田中上下水道部長兼工務課長   本所の4階のほうに行けばできます。 ○村岡委員長   ほかありますか、よろしいでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  それではほかにないようですので、郷瀬町南部地区水道水の濁り発生についての理事者報告はこれで終了します。  以上で本委員会の予定は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本委員会の審査経過とその結果の報告については、委員長に一任願いたいと思いますが御異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕  御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  各委員におかれましては、慎重に審議を重ね妥当な結論をいただき、委員会が滞りなく終了できましたことをお礼申し上げます。また理事者におかれましては市政運営に当たり、本日の委員会を通じて出された意見等について十分留意願いますよう申し添え閉会したいと思います。  本日はどうも御苦労さまでした。                 △閉会 午後2時38分  平成29年9月8日                               総務産業常任委員会                            委員長  村 岡 栄 紀...