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平成29年予算決算常任委員会( 3月14日)

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  1. 西脇市議会 2017-03-14
    平成29年予算決算常任委員会( 3月14日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成29年予算決算常任委員会( 3月14日)          平 成 28 年 度   西 脇 市 議 会 予 算 決 算 常 任 委 員 会 会 議 録                 平 成 29 年 3 月 14 日             西 脇 市 議 会               予算決算常任委員会会議録
    1 開催月日      平成29年3月14日 2 開催時間      午前9時29分~午後6時55分(会議7時間51分)                        休憩 午前11時01分~午前11時14分                           午後0時07分~午後1時00分                           午後2時20分~午後2時30分                           午後4時13分~午後4時25分                           午後4時41分~午後4時48分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  寺 北 建 樹    副委員長  浅 田 康 子    委 員  古 西 祐 子    委  員  村 岡 栄 紀     〃   高 瀬   洋     〃    坂 部 武 美     〃   岡 崎 義 樹     〃    松 本 和 幸     〃   宮 﨑 春 貴     〃    村 井 正 信     〃   岩 崎 貞 典     〃    林   晴 信     〃   中 川 正 則     〃    高 橋 博 久    議 長  村 井 公 平 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長兼新庁舎建設準備室長         筒 井 研 策   次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼   新庁舎建設準備室計画調整担当主幹         萩 原 靖 久   総合企画課長兼新庁舎建設準備室総合調整担当主幹  早 崎 育 子   総合企画課茜が丘複合施設長兼男女共同参画センター所長 藤 井 善 之   財政課長兼新庁舎建設準備室財政担当主幹      渡 辺 和 樹   まちづくり課長兼人権室長兼   新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹        池 田 正 人   総務部長                     藤 原 良 規   秘書広報課長                   足 立 英 則   総務課長                     山 口 英 之   税務課長                     高 橋 芳 文   技監                       藤 原 信 一   都市整備部長                   嶋 本 隆 男   土木課長兼新庁舎建設準備室道路整備担当主幹    真 鍋 俊 哉   用地地籍課長                   上 田 哲 也   都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹  吉 田 尚 史   都市住宅課建築・住宅担当主幹兼   新庁舎建設準備室建設担当主幹           久 下 雅 生   商工観光課長兼   新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹       戸 田 雅 人   商工観光課産業振興担当主幹兼   ファッション都市構想推進室長              藤 井 隆 弘   監査・公平委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局長兼   書記長兼固定資産評価審査委員会書記        藤 原 祥 文   福祉部長兼福祉事務所長              細 川 喜美博   社会福祉課長                   松 井   晃   こども福祉課長                  清 水 貴美代   こども福祉課子育て政策担当主幹          鈴 木 成 幸   長寿福祉課長                   伊 藤 景 香   長寿福祉課主幹兼地域包括支援センター所長       村 井 真 紀   くらし安心部長                  高 田 洋 明   戸籍住民課長                   赤 松 たまゑ   保険医療課長                   西 山 淳 子   健康課長兼健康づくりセンター所長           塩 崎 さゆり   環境課長                     西 村 幸 浩   防災安全課長兼消費生活センター長           岸 本 正 昭   教育部長                     森 脇 達 也   教育総務課長                   清 瀬 泰 弘   学校教育課長                   竹 内   誠   学校教育課主幹兼就学前教育担当主幹兼教育研究室長 松 本   亨   生涯学習課長兼   新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹       山 本 昇 司   生涯学習課人権教育室長              松 本   浩   青少年センター所長                永 井 寿 幸 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主査  岸 本 仁 子 9 傍聴議員    東 野 敏 弘 10 案  件 (1)平成28年度補正予算審査・討論・採決   ① 議案第29号 平成28年度西脇市一般会計補正予算(第9号)   ② 議案第30号 平成28年度西脇市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   ③ 議案第31号 平成28年度西脇市老人保健施設特別会計補正予算(第3号)   ④ 議案第32号 平成28年度西脇市公営墓地特別会計補正予算(第2号)   ⑤ 議案第33号 平成28年度西脇市介護保険特別会計補正予算(第4号)   ⑥ 議案第34号 平成28年度西脇市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)   ⑦ 議案第35号 平成28年度西脇市水道事業会計補正予算(第2号)   ⑧ 議案第36号 平成28年度西脇市下水道事業会計補正予算(第2号)   ⑨ 議案第37号 平成28年度西脇市立西脇病院事業会計補正予算(第2号) (2)平成29年度一般会計予算審査【※討論・採決は、最終日に会計ごとに行う】     議案第17号 平成29年度一般会計予算     (第6款 農林水産業費及び関連歳入) (3)平成29年度企業会計予算審査   ① 議案第26号 平成29年度西脇市水道事業会計予算   ② 議案第27号 平成29年度西脇市下水道事業会計予算   ③ 議案第28号 平成29年度西脇市立西脇病院事業会計予算 (4)平成29年度特別会計予算審査   ① 議案第20号 平成29年度西脇市老人保健施設特別会計予算   ② 議案第18号 平成29年度西脇市国民健康保険特別会計予算   ③ 議案第19号 平成29年度神戸市立学校給食センター特別会計予算   ④ 議案第21号 平成29年度西脇市西脇市公営墓地特別会計予算   ⑤ 議案第22号 平成29年度西脇市介護保険特別会計予算   ⑥ 議案第23号 平成29年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計予算   ⑦ 議案第24号 平成29年度西脇市後期高齢者医療特別会計予算   ⑧ 議案第25号 平成29年度西脇市太陽光発電事業特別会計予算 (5)平成29年度一般会計予算審査     議案第17号 平成29年度西脇市一般会計予算
                  △開会 午前9時29分 ○寺北委員長   おはようございます。  きょうは2日目ということで、それからまた一般会計の予算の審査ですのでいろんな意見がきのうと比べて出ると思いますので、最後まで真剣な議論をお願いしたいと思います。 ○吉田副市長   昨日、農林水産業費につきまして先に審議いただきましてありがとうございました。会計検査が入っておりまして、その対応ということで農林振興課のみんなはそちらのほうの対応に出かけております。  なお、本日仲田部長におきましても受検開始前までに受検会場に入らないといけないということになりますので、途中退席させていただくことをお許しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○寺北委員長   それでは65ページの公共交通の関係で、地域公共ですか。林委員からお願いします。 ○林委員   おはようございます。トップバッター頑張ります。  地域公共交通網形成計画策定業務委託料なんですが、これは2年間かけて西脇市のいわゆるバス交通をどういうふうに体系づけていくかということにあると思うんですが、まず1点これをどういった組織で議論してつくり上げていくのかというのをお聞かせいただけますか。 ○早崎総合企画課長兼新庁舎建設準備室総合調整担当主幹   前回の公共交通計画もそうだったんですが、地域公共交通会議のほうにおきまして検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  メンバーに関しましては現在バス・鉄道・タクシーなどの交通事業者、そして住民代表としまして各地区の区長会長、8地区の区長会長に入っていただいております。また県・国、そして老人クラブ連合会や消費者協会の会長にも入っていただいてるような、メンバーとしては24名おられる会議の中で検討してまいりたいというふうに思っております。以上です。 ○林委員   今総務産業常任委員会では、このバス交通についてずっと1年以上議論を続けている中で先日も芳田地区において意見交換会っていうのをやったんですが、そういったことを絡める中で本当に交通会議で住民の意見であるとかそういったものが吸い上げられるのかっていうと我々の経験上違うかなっていうふうに思います。区長さんだけでは少し対応ができないんじゃないか。今もつくしバスの運行の折に各区長さん、住民会議でされたと思うんですけども、そこで話してもやっぱり区長さんといえどうも地区に持って帰って地区の例えば什長会であったり、総会までは開かないと思いますけどそういうとこで意見を吸い上げてやっていかれるんでかなり時間がかかるだろうなっていうのがあります。津万地区の区長会でも出されてちょっと待ってくれと、一遍持って帰るわというような形で区長さんでもやっぱり即決というのはできないんですよ。  この間の芳田地区の我々との会議の中でも区長さんの立場の考え方とか老人会の方であるとか、OBの方とかいろんな方いらっしゃったんですけども意見というのは温度差もあれば全て違ってるんですね。  何が言いたいかというと、これからこのバス交通を大事にしていこうと思ったら、地域のやっぱりどこかで意見集約的なものをやっていかなきゃいけないんではないか。恐らくアンケート等はとられて、これで地域の住民の声聞きましたというようなことをやると思うんですけど、それでは足らんのじゃないかっていうふうに思います。  大事なのは、例えばよく言われるのが理解・納得・共感ってありますよね。下から順番に言うたら理解・納得・共感。一番いいのは共感を生んで、例えば我々も視察に行きました綾部であるとか舞鶴なんていうところはバス会社がなくなったりとかいうのがあって、地域一体となってバスを使っていこうじゃないかっていうような取り組みをされてるんですよ。コミュニティバスであれだけの乗車人数を誇っているんです。だからいかにして共感を得られるようになるまでこのバスの交通網をやっていくか、推進していくかとなれば私はちょっと交通会議だけでは難しいんじゃないかというふうに思っておりますんで、そこらをどういうふうにして地域の声といいますかそういうのを拾っていこうとされとるのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○早崎総合企画課長兼新庁舎建設準備室総合調整担当主幹   もちろん平成29年度当初はアンケートを実施していきたいというふうに思っております。アンケートでも老人クラブ連合会約4,800人おられますがその方、そして高校1年生を対象にというふうに思っております。まだ2年生になっても3年生になっても乗ってほしいという思いです。それが大体700名程度、そこを中心にアンケートを実施はいたしますが、そのほかにもこの間総務産業常任委員会の方に試乗という形で乗っていただきましたが、実際に利用されてる方、やはりこの人たちは残してほしいというような声は聞くんですがなぜ残してほしいかというようなところもお聞かせをいただきながらということもまず考えております。  じゃあ今乗ってなくて、将来また私たちが10年先になったらやがて免許は返さなあかんやろかというような年代の方、そういう方のお声も聞いていかなあかんの違うかなというふうには思っております。  今庁舎の関係になりますがまちなか計画というのを立てております。その中にもバス交通のことはお伺いしております。対象者は地区内の方が2,000名、地区外の方1,000名、3,000名を対象にアンケートを実施しておりまして、今のところ約4割程度の回答が返ってきている中でもそのアンケートは実施しております。もちろん自由意見でもバスの御意見というのはたくさん聞いておりました。それでまた来年度、総計のほうでも市民意識調査を実施いたします。その中でも毎年の市民意識調査の中でもバスのことは書いていただいております。そういう意見も拾ってまいりたいというふうに思っております。その中でまずアンケートを実施して、市の方向性を決定した段階で地域に何らかの形で入っていけたらなというふうには考えております。以上です。 ○林委員   我々が議会報告会なんかでもやったときに、要は住民の方が高齢者が買い物に行けないとか病院に行けないときに大体すぐ出てくるのが家の前までタクシーみたいなん回してほしいみたいなこと言うんですね、これは福祉タクシーとかそういうことがあって。我々がこのバスの話をさせてもらいますと、そんなんバスなんか走らせたって空気運ぶだけやないかということを言われる方いるんですよ。私そのときに言ったんですよ、乗らなけりゃそりゃバスなくなるし不便にもなっていきますよと。乗っていくことによってバスっていうのは便利になっていくんです。人がふえりゃ便数もふえたりとか、時間もよくなったりとかいうのはまず乗ることが大事なん違いますかいう話をしたらある程度納得してもらったり、あと例えば今バス要らなくってもじゃあ10年後どうなんですかと、本当に要らないですかというようなことを聞くと、それ言われてみれば私もあと10年したら免許返さなあかんさかいに要るかもしれんなみたいな話もされたりとか、こういった話というのはずっとしていかないとやっぱり理解とか共感っていうのは得られないんだろうなというふうに我々1年間やってくる中で思いまして、ここから議会の話になるんですけれども、行政だけでこういうことをやっておってええんかという話、今総務がやってますけども実際やるのは9月までですよね。これをやっぱり引き続いて本当にこの2年間でこのバス公共交通網形成計画をつくるんであれば、議会としても何かしらかかわっていかんといかんのではないか。ましてや住民の意見を吸い上げるような場っていうのは今議会が取り組んでるのが一番たけとるとは言いませんけども、我々もある程度のノウハウっていうのを持ってるんじゃないかというふうに思うんです。ですからこういったことはぜひ議会も取り組んでいかないといけないんじゃないかっていうふうに思って、きょう今質疑の中でやらせていただいとるんです。これは今総務の方いっぱいいらっしゃいますんでそれぞれ意見をお持ちだと思うんで、そのあたりもちょっと意見聞きながら少し委員間討議なんかもしたらどうかなというふうに思うんですけど。 ○寺北委員長   今林委員のほうから公共交通の関係で、議会は議会でもっとかかわるべきではないか、そして議会がやれることは何なのかいうことを皆さんで意見出し合うたらどうやろうという話なんですけども、今総務が特定所管として取り組んでるということで言えば文教民生の方は公共交通についてどのように思われてるかいうのを今、少し委員間討議できたらと思うんですけど。総務の方でもいいですよ、積極的に少し発言してもらったと思いますが。  今後はどうするんかいう話でね、議会としてのかかわり方、取り組み方ということになると思います。ありませんか。 ○村井正委員   これは計画策定にかかわっていくということじゃなしに、単に議会の中でどういうふうにこの公共交通網を検討していったらいいかということをここの場で議論しようかという意味ですか。 ○林委員   例えば計画に反映させる手法っていうのはいろいろあると思うんですね。1つには議決事項にするいうのもありますし、我々の中で調査していったやつを例えば理事者とすり合わせしていって計画に反映させるっていうのもあるでしょうしいろんな手法っていうのがあるんです。今までやったら例えば計画なんか3月ぐらいに机の上にぽんと置いてあって、議員協議会で説明してもらって「はい、そうですか」で終わってたはずなんですよ。それではだめでしょうっていう話を、せっかく総務ここまでやってきてバス交通にある程度の知識も得てますし。  実際問題、行政が市民の中に入っていって意見聴取もされると言うてますけども、企画がバスばっかりにかかわっとるわけじゃないんですよ、いろんなこともされとるんでそれほどかかり切りにはなれないですよね多分、住民の意見聴取の場においては。そういうところはやっぱり議会ができることがあるんじゃないかということを私は言っておるんです。 ○村岡委員   総務産業常任委員会の委員長の村岡でございます。先月の23日ですか、芳田地区の方と意見交換させていただいたんですけど、私はどんどんそういうふうな声は聞いていくべきだと思うんですが、9月にそういうのをやるということなんですけど各地域を全般的に回っていくと若干総花的なものになってしまって浅くなってしまう可能性があるので、例えばある一定の一つの地域をモデル地区として、ある意味物理的な問題もありますのでその辺をある程度特化して議会としては徹底してリサーチした上で理事者の方ともんでいくみたいな形は今いいんじゃないかなと私は思っておりますが、高瀬副委員長はいかがでしょうか。 ○高瀬委員   私はそういう意味でいうと総務産業以外の委員さんにかかわってもらえたらないいかなと思う部分ってどういうところが例えばあるかというと、芳田地区でやったときに寺北委員長がいらっしゃったんで芳田の区長さんも割と意見が出しやすくて話がよく通るわけです、議員と地元の人たちの間の中で。そういう意味でいうと今村岡委員がおっしゃったように、面的にもう少しいろんなところ行くとなるとそういうところの地元の議員がいるといないとではやはり吸い上げ方の深さも違うし、意見出してるほうも聞いてもらったなという気になったりするんで、まずそういうところでかかわってもらえればいいんじゃないかなと思うんです。  今私のイメージしてるのはどこか試行的にもう少し深いレベルまでやって、それで検証というか反省も加えながらほかのところにもう少し広げていくみたいな、一気にやるんじゃなくて。そういった意味でも今言ったようなやり方がどうかなというふうに思ってます。以上です。 ○坂部委員   林委員がおっしゃってることはよくわかる、議会としての意見を計画づくりなんかに反映していくのは当たり前のことだと思うし。そのためにじゃあ議会は何を今してるんやいうたら、申しわけないけんど今公共交通は特定所管として総務産業持っとるわけですね。今高瀬委員もおっしゃったけんど、やっぱりその中でほかの委員の全員的にやったほうがまとまりやすいんやいうたらそれはそれの手法としてやればええわけで、とりあえずは今総務産業でまとめていただいてその後、議員協議会等でもむわけですね。そうなるまでに全員でやればええいうたらそれはそれのやり方次第だと思うんで、それは議運の中で一遍まとめていただいてこの分はどうしましょうかと、別に文教民生がかかわったらあかんいうこと一つもないと思いますので、ちょっと仕組みいうんですかそういうのを決めていただいたらいいと思いますけれど。 ○岡崎委員   今現在、総務産業では行かれたところは芳田以外にどこにありますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたらやはりスムーズに行くんであれば、人数多いほうがやりやすいというのは確かですし、議員の中でもやはり各地域でもかかわりある方、また詳しい方もいらっしゃると思うんでここの部分はもしお手伝い、お手伝い言うたらおかしいけどもできることなら、これは文教の委員長にも確認なんですけども応援というか一緒にできることやったら僕自身はやってもいいかなと思っています。 ○林委員   きょう今この場でどうこう、手法っていうのはいろいろあるんでやったら。要は、議会としてもかかわっていこうじゃないかというコンセンサスをあしたの委員間討議の中ででもとれれば、手法としてはいろんなやり方があると思うんで、要は今やったら総務は9月で終わりなんですよね。それ以降もどうやっていくかっていうのは考えていきゃいいことであって、この地域公共交通網形成計画に積極的にかかわっていくべきだというようなコンセンサスがとれればいいかなっていうふうには思っております。 ○寺北委員長   この問題で私は難しいというかポイントかないうのは福祉とか教育とかいうたら全般的な話、全市的な話になるんやけども、公共交通いうたら全市的なやつと言いながら地域的な課題なんですよね。今総務産業常任委員会で特定所管でやってるんやけど、一番最初どうやったかいうたらやっぱり温度差あるんですよ。市会議員といえども住んでる地域によっていろんなそれぞれの思いというのはありますから、芳田におれば芳田の課題は何やと、芳田の公共交通の課題、日野の課題それぞれ違うんですよね。だからそれぞれの議員さんがそれぞれ住まわれてる地域、自分が住んでる地域での公共交通のあり方はどうなんやろうというのをある程度研究していかな、なかなか全体のものにはなりにくい。日野に住んでる議員さんやったら日野の公共交通いうのは本来どうあるべきなんやろうというのをやっぱり、日野の議員さんを中心に考えていかなあかん。比延やったら比延、黒田庄やったら黒田庄、その中で私は議会が持ち寄って全体のものになっていくんかないう感じは正直するんですけどね。だからそういう面でいえば、それぞれの議員さんが自分が住んでる地域の公共交通のあり方いうのをそれぞれが考えていくのが必要かなというふうには思います。  そこから私やったら福祉タクシーの問題が出てくるわけですよ、芳田に住んでるから福祉タクシーの私なりの考えが出るわけですね。それが町の中に住んでたらまた町の中の人たちの考え方いうのは出てくるからね。やっぱり身近なところからそれぞれが自分で課題を見つけて、だから公共交通にしても私はそれぞれが住んでる地域の公共交通のあり方いうのはそれぞれの議員さんがやっぱり考えてほしいなと、それを持ち寄るいうのが大事かないう感じは正直します。町の中におれば循環バスをどう便利にするかとかいう問題にも課題になってくるだろうないう感じは正直します。  一応委員間討議はこれぐらいにして、もう林委員はこの計画、委託料の関係ではいいんですか、まだ続きあるんですか。 ○林委員   いいです。 ○寺北委員長   そうしたら次、村岡委員お願いします。 ○村岡委員   私は67ページの負担金補助及び交付金の中の空き家利活用支援事業補助金なんですけど、ここで聞きたいのは空き家バンクのことについて主に聞きたいんですが、まずこの補助金の簡単な概要と、例えば市外からの転入者や若者夫婦世帯、子育て世帯などに対する加算等があるんかその辺ちょっと確認したいんですが。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   まずこの補助制度の概要から簡単に御説明させていただきます。  これにつきましては兵庫県が実施しております空き家活用支援事業という補助制度がございまして、それに随伴して補助を行おうということでございます。これにつきましては補助要件もいろいろあるんですけれども、例えば市街化区域内でしたら住宅や事務所を改修するに当たっては対象工事費の2分の1で上限150万円まで補助があるというふうなことで、市街化区域と市街化調整区域で補助割合も違うということになっております。  その中で、これは平成29年度からになりますのでこれは県の議会が通ってからという話になるかと思うんですが、若年層や子育て世帯につきましては県のほうでも補助率の引き上げというものを考えておりますので、当然そうなりますと補助については市も随伴いたしますので上がるという形になるというふうに考えております。以上です。 ○村岡委員   それに付随しまして空き家バンクについて特に聞きたいんで、現在調査された空き家が654件あるということなんですがホームページで空き家バンクの登録を見ましたら、私がホームページ見たら5件ということなんですが、654件今空き家があって登録が5件というのはかなり少ないと私は考えるんですが、500万円の予算との関連性とか整合性、または空き家を買いたいとか借りたいという方はどのぐらいいらっしゃるのかお尋ねします。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   空き家につきましては昨年度空き家の対策計画等を策定する際に簡単な調査を行っております。ただその際の調査は利活用できるかどうかまではきちんと踏み込めたものではないということもありまして、実は今そのデータをこちら共有させていただきまして各地区とか回らせていただいて具体的にその所有者の方にもコンタクトをとったりしまして、具体的に利活用できないかということで今市内徐々に調査を進めております。  現在、空き家バンクの物件の登録につきましては委員さん御指摘のとおり今のところ5件程度なんですけども、さらに優良な物件をふやしていきたいということで、昨年度調査をいたしましたデータを活用してそこから利活用可能な物件を発見していくというふうな作業を今進めておりますので、今後そのような流れを加速させていきたいというふうに考えております。以上です。 ○村岡委員   端的に聞きますけど、現状は5件という少ないのをどのように分析されておるかいうことと。 ○寺北委員長   あなたはどう思いますか。 ○村岡委員   アプローチ不足じゃないかなと。今654現在空き家があるんですが、有効活用できそうな方に対して例えば電話でアプローチするとかいうふうな方法があると思うんですけど、どのようなアプローチを考えておられるのかということです。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   この空き家につきましては、今現在登録済みは5件になるんですけれども実際の調査度は関係ないんですが御本人さんからこの物件を登録したいというふうな申し出がありましたときに、利活用できない物件については不承認ということも当然ございます。調査した件数も昨年度その650件の調査はあるんですけれども、それも物をきちんと見てみないとわからないということもございますので、まずはこちらのほうで具体的な調査をさせていただいてその件数を徐々にふやしていきたいということで考えております。以上です。 ○村岡委員   ホームページ見ましたら空き家登録物件概要あるんですが、内容が物件概要と写真だけという非常にシンプルなもののように感じるんですけど、あとどこの不動産屋さんが仲介されてるんか、媒介契約をされてるんかみたいなんがあるんですけど、これはまた宅建業法とかがあると思うんですけど、もう少し例えば実際に住んでおられたときの評判ですとかそういうふうなPS的なものをつけ加えるようなこと、あれぱっと見ただけで、例えば私が東京に住んでて引かれるかいうたらちょっとわかりにくいなっていうのがあるんで、その辺もうちょっとソフトなアプローチっていうのはできないものでしょうか。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   これにつきましては今の民間の例えば不動産サイトと同じような情報を掲載してるという形になっております。PRポイント等については当然載せられる分と載せられない分もあるかと思いますので、そこはちょっと検討が必要かなと思っております。ただその辺のところは今後ちょっと検討を進めていく必要があるというふうに考えております。以上です。 ○村岡委員   ホームページのほうに媒介契約された宅建業者が掲載されとるんですけど、例えばそこに空き家バンクで登録したら行政の方はどういう役割をされるんかと。ぱっと見たら登録したら後は待っとるだけみたいなイメージも、あとは頼みますみたいなイメージもあるんですけどその辺はどのようなことで。あと、媒介契約を結んでおられるんですが直接取引のようなことも可能なのかどうかお尋ねします。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   まず後からのほうになりますけども、直接の取引は基本的に掲載した物件については不可能となっております。  最初の質問をもう一度お願いできますでしょうか、申しわけございません。 ○寺北委員長   行政のかかわり。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   行政のかかわりにつきましては当然物件を掲載してそれで終わりというわけではいきません。空き家バンクにつきましては、最初に質問いただいた中で利用されたい方は何人いらっしゃるという質問にちょっとお答えできてなかったと思いますので、今現在利用者登録をされている方は8名いらっしゃいます。その方々にこういう物件がありますということを当然紹介していくこともございますし、こちらも掲載したから終わりということではなくて今こういう物件がありますのでということで当然我々は中見たりしてる物件もあったりしますので、そういったとこらの相談があった場合にはできるだけいろんな情報を伝えていけるようにはしていきたいということで考えております。以上です。 ○村岡委員   最後に、本年度の空き家バンクの登録目標をお聞かせ願いたいと思います。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   登録の目標ということでございますけれども、実は数値目標的なものは私ども持っておりません。ただ、こういったものをただ空き家バンク登録したから終わりじゃないということはこちらもよく認識しておりますので、できれば今回補助制度も創設する予定にしておりますけれどもそういったものを活用しながら一つのモデルケース、事例みたいなもんをやっぱりつくっていく必要があるのかなというふうに考えております。やはり西脇に来たらこういう暮らしができますよというふうな例示も今後必要となってくるかと思いますので、そういったモデルケースをできるだけ提示できるように頑張っていきたいと考えておりますので御理解いただければと思います。以上です。 ○寺北委員長   村岡委員はどこか空き家バンク制度が成功してる例いうのは御存じですか。 ○村岡委員   はい。 ○寺北委員長   それと比べて西脇は何が劣ってるか、何をせなあかんのかいう提起はどうなんですか。 ○村岡委員   成功してるところというのはそれに対する専門部署があるというようなことなので、それに関しては別に言及はしませんけど、やっぱりアプローチ、空き家の所有者に対してのアプローチによって空き家バンクの登録をふやすことがまず第一かなと私は考えます。
    ○寺北委員長   空き家はよかっても西脇を好むかどうかいうのはまた別でしょう、そこら辺の関係はどうなんですか。空き家がよかっても西脇を好んで来るかどうかいうのはそこらはイコールなんですか。 ○村岡委員   それはコラボレーションではないかと、西脇市のよさをアピールすれば空き家もいいというイメージ。空き家が少々よくなくても西脇市に住みたい、この辺が相互作用するべきだというふうには思っています。 ○寺北委員長   西脇市の魅力の発信のほうが先やろね、空き家よりも。空き家をようさん集めたからいうて多分人気、そう呼ばないと思います。 ○林委員   単純比較の事例にはできないとは思うんですけど、篠山市があれはたしか神戸芸工大とコラボして空き家を利用したまちづくりっていうのをずっとやってますよね。例えば古民家なんかをリノベーションして何かつくるとかいろんなことされておるんですが、例えばそういったような研究機関とか大学とコラボしながらそういうアイデアをもらっていくような、一部大学生のときの空き家のこと言われてましたけどね、あのときも発表されてましたけども例えば研究室みたいなとことコラボするようなやり方は考えられへんのですかね。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設準備室計画調整担当主幹   今委員さん御指摘いただいたことについてはまさしくそういうこともやっていきたいなということも思ってます。ただ、今のところはちょっとまだ具体的な手がかりはつかめてない状況なんですけれども、総合戦略の中にもそういったことは当然打ち出しておりますし、例えば丹波市とか篠山市でしたらその大学の研究のスタジオそういったものも置いたりしてますので、そういったものも今後しっかり検討を進めていきたいなと考えております。以上です。 ○寺北委員長   ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら高瀬委員お願いします。 ○高瀬委員   私は69ページの情報化推進事業の委託料のところでの質問になります。実はきのう、国保の予算の説明のときに国保システムを県のシステムにつないで、いわゆる県側に情報を集約するために改造委託料として基幹システムの改造費が約800万円ぐらいあるんですっていう説明がありました。  私は基幹システムの改修、いわゆるお守りしてるところがそういう発注は責任を持ってやるべきではないかというふうに思ってまして、そういう意味でいうと予算的にはあの部分って69ページのここのところに出てきたほうがええんやないかなと思うんですけど、そうなっていないいろいろ事情もあるんやないかと思って、その辺のところの確認を質問します。 ○安田総会企画課課長補佐   予算につきましては基本的にはどの事業に幾ら使うのか、それを明確にするために事務事業ごとに予算計上してるところでございます。  基幹系システムにつきましても事務処理の機能強化など、特定の業務に係るシステム改修などの場合は担当課のほうで予算要求しまして必要性等は説明しております。ただし情報システムの基盤整備とか複数の部署にまたがるようなシステム対応などにつきましては詳細を分けにくいというところもありまして情報化推進事業に計上するようにしております。以上でございます。 ○高瀬委員   そういう意味で今回の国保のやつは分けやすかったということになるのかな。例えば国保システムの委託先と基幹システムの改造の委託先が今回多分同じやないかと思うんですけど、違っていた場合に委託契約を2カ所と結んでいかなくて両方とも例えば国保の部隊が見るということになるとやっぱり1本は、基幹システムのほうは総務でそういう場合は見るほうがいいんじゃないかなっていうのがもう一つと、もう一つは価格交渉のときにたしか800万円ということで非常に値が張るなと思ったんです。なぜかというと県内の41市町が一斉にみんなやって県に集まって全国的にいうと1,000自治体以上が同じようなことをするわけだから、それに対して800万円っていうのは少し高いんやないかっていう感覚でもって見積もりとるときとかそういうときに一言文句やないけどそういうこと言うだけでまた金額的に安くなる要素になったりすると思うので、ちょっと私は深い事情わからないんですけど極力基幹システムについてはこちら側に持ってきたほうがええんやないかなと思うんで、そういうことが将来同じようなことが多分幾つか出てきそうな気もするんで、そういうときにまた検討していただきたいというふうに思います。 ○寺北委員長   それもちゃんと調べて、だからこうせいと言うて。推測でじゃないんやね、だから実態を実際に安田補佐らと事前にここでこうするのはどうという上できょうの場で臨むべきだとは正直思います。  ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら村井正信委員お願いします。 ○村井正委員   私は71ページのまちづくり推進事業の中の地域自治一括交付金についてお尋ねをいたします。今回この金額が590万円ということですが、まずこの590万円の内訳を聞かせてください。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   モデル事業で実施します一括交付金でございますが、2地区に交付する予定です。まず2地区といいますのは比延地区と黒田庄地区でモデル事業を実施していただきますが、比延地区に250万円と黒田庄地区には340万円、この合計590万円を予算計上しております。  その根拠といたしましては、当該地区における平成28年度の地区まちづくり実践補助の予算額に各地区に事務局人件費を100万円程度加算額としております。地域自治協議会は、これまで市が取り組んでまいりました地区からのまちづくりに関する取り組みをベースに、平成25年4月に施行しました西脇市自治基本条例の規定を踏まえ、組織を立ち上げ、事業を実施しようとするものでございます。そのことから、地区まちづくり実践補助の平成28年度の予算に必要な措置をしまして予算計上しております。以上でございます。 ○村井正委員   その場合、例えば私は比延地区ですのでその中身はある程度教えてもらったんですが、この28年度に100万円を積んで今回約250万円ということで、昨年が大体従来から活動をしている部分というのが約75万円程度らしいんです。そのプラス協議会の28年度の準備金として約55万円程度ということなので、通年上では大体50万円とか70万円のときがいろいろありますけれども活動としてはそのぐらいがあると。今回28年度は先ほど言いましたような金額なんですが、例えばこの29年度で協議会的に使えるのは約50万円か60万円ぐらいプラス人件費ということなんですが、この場合、具体的に今から動いていくときに地域からある程度の形ができたと、そして今後こういうことで具体的にいろんな地域からの要望があってこういうことに対応していきたいという地域から要望があった場合に、この金額的にはちょっと足りないというような状態が生まれてくるかもわからないと思うんですが、そういうときについては例えば補正とかそういうことは考えられるんでしょうか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   一括交付金の額の妥当性ということは相当協議を重ねたんですが、なかなかこれから立ち上げる組織でございますし、まず組織ができて何をしていくかいうのをこれから決めますのでなかなか根拠を示しにくいということがあります。  まずこの地域自治協議会は協議機能と実行機能、この2つを持った協議会を西脇市の場合は目指してまして、ほかのところでは協議機能だけを持つ協議会も結構あります。そういうところですと会議費ですとかそういう調整費用である程度見通しがきくんですが、いわゆる協議が整った後の事業が何かが決まらないとなかなかその予算を決められないので、一部申しわけない考え方ではあるんですが、今年度はやはり今までの実践補助に必要な部分を人件費としてのせてますので、まずはその範囲で組み立てていただくということで、今の時点で補正予算で対応するということは考えていないということでございます。以上です。 ○村井正委員   今回比延地区と黒田庄地区ということになって、ある程度これの形ができていけば次のところもある程度予算的には見込めるんじゃないかというふうに思うんですが、ただ先行的にしていこうと思ったらなかなか先が読めなくて、せっかく地域でこういう形をつくっていこうというときに、どうしてもその中で協議してこういう事業やっていったらどうかというときになかなか補正はないですよというふうに決まってしもうたら、やっぱりその地域もせっかくこういう要望があるのにこれを地域でやっていきたいというときに、そこら辺にまたせっかくこないして頑張ってるのにっちゅう声が出てくるんじゃないかと思うんですが、そこら辺はもう少し柔軟に対応していただいてもいいんじゃないかと思いますが。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   ただいま御指摘いただいた御意見はそのとおりだと思います。それをどう反映させていくかにつきましては、今年度まず1年目のモデル事業を実行しますので予算が足りるのか足りないかもはっきりしてくると思います。そういうようなことを来年度につなげていくということがまず第一の目標ですので、長く続けていく必要のある組織でございますので、ある程度中長期スパンで御理解いただけたら非常にありがたいと考えております。 ○寺北委員長   今のやりとりの中で村井委員は2つに分けて70万円か80万円、協議会的なとかありましたよね。課長からは150万円、前回の28年度に150万円やったら150万円の実践補助金ですというこの2つと1つのその違いがちょっと理解できなかったんですけどそこら辺はどうなんですか、どちらに答えてもうてもええんやけど。 ○村井正委員   通常27年度以前は大体50万円、60万円とかそういう金額なんですよ。 ○寺北委員長   まちづくり委員会という意味ですか。 ○村井正委員   はい、そうです。それで28年度はそれプラス約55万円。 ○寺北委員長   何の費用ですか。 ○村井正委員   これは協議会の準備金という性格やというふうに思いますがそれでよろしいか。 ○寺北委員長   実践補助金じゃないんですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   実践補助の中の話です、今のお話は。ただいまお話がありましたように平成28年度に比延地区のまちづくり、いろんな事業に取り組んでいただいておりますが1つのメニューにコミセン事業というのがございまして、その中で地域自治協議会の立ち上げに特化して話し合う円卓会議という事業がございましてその経費が予算上は55万円でした。その部分が例年はないんで上乗せになってるんでそれだけかというお話なんですが、今「ええまち比也野里」でしていただいてる事業も必ずそのまま来年同じ事業するかどうかも地元が決められますので、地域自治協議会に配分を大きくしようと思うとそういうことも話し合いでできますし、実は比延地区の補助金がここのところ結構変動してますのは国庫補助の補助事業したときに実践補助をとらなかったり、またないときはとったりするので過去の実績だけでなかなか金額を決めにくかったいうようなそういうこともありまして、また黒田庄のほうでしたら過去にはつくしバス等も実施してましたので非常に大きな額が実践補助で御活用いただいてた時期もあるんですが、そういうようなものも今はないというそういうもろもろの事情がございますので、合理的にこうとは言えないので実績に基づいて人件費をのすという状況になっております。以上です。 ○寺北委員長   ほかの方、このまちづくりのやつで何か意見ございますか。 ○宮﨑委員   今いろいろとお聞かせいただいたんですけども、これはモデル地区ということで比延と黒田庄、これはこのままモデル地区としてされるのか、またほかの地区についても後からずっとこのような形になっていくのかそこら辺のことを。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   この2地区につきましては一昨年まちかどミーティングを実施しまして、その後、各地区と情報交換する中で積極的に取り組みたいというお声をいただいた地区についてさらに重点的に話し合いをした結果なんですが、実は平成28年度は津万地区のまちづくり計画を再編しておりましたので、津万地区の皆さんとも相当踏み込んだ形で、可能でしたら来年のモデル事業もどうかというお声があったんですがそういうことには至ってない状況です。  この1月には各地区8地区にアンケート調査を実施しましたところ、地域自治協議会の目的はよく理解できるというお答えをいただいてるんですが、2地区がすぐにでも欲しい、その2地区が今回のモデル事業を実施する地区で、2地区が将来にわたっても今のところは特に要らないというお答えをいただいておりまして、残りの4地区は将来的には必要というお声をいただいてます。ですから、そういった地域の実情を十分に把握しましてこのモデル事業のできれば成果を御理解いただく中でほかの地区にも御理解いただいて、最終的には全地区で地域自治協議会が設立されることを目標に支援してまいりたいと考えております。 ○宮﨑委員   わかりました。それとちょっと細かいことになると思うんですけれども、先ほど村井委員のほうから言われましたように、まちづくりの活動が70万円、協議会の準備金として50万円もろもろと人件費が100万円程度ということをお聞きしたんですが、協議会の準備金というのはことし限りのもんでしょうか、立ち上げのときに要るということにちょっと聞こえたんですけれども。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   ただいま準備金ということでしたが、平成28年度比延地区は組織を比延地区に入れてメリットがあるかどうか、比延地区に必要かどうかそういうことを中心に協議するために円卓会議を開催しましたので、平成28年度にはそういった費用が入っておりますが、29年度の一括交付金ではこれまでの比延地区の継続されているまちづくり事業も含めて全体の中でどのように使っていくか、どのような事業をしていくかというのをお決めいただくことができますので、特に準備金がその55万円に相当するというふうには考えておりませんのでよろしくお願いします。 ○寺北委員長   西脇の場合は8地区で地域自治協議会という言い方されとるんやけど、今までのまちづくりも含めて西脇区と野村町いうのはほかの6つの地区とは違うんですよね。西脇区も野村町も一つの自治会なんですよ。よそは全部それぞれの自治会の連合なんですよね、そこから代表を選んでる。成り立ちとかいろんな組織運営そのものは、2つと6つではまるで違うというのはとりあえず理解していただきたいなという感じしますね。だから西脇区長やったら区長が、言葉きつい言い方、命令一下動くんですよ。野村も野村区長さんが言えば命令一下動くんですよ、組織としては。しかし芳田の区長会長が言うたからいうて動かないんですよ。おまえはどこそこの区長やがいと、たまたま8人の中の代表やと。ということで言えばそれぞれ独立しとるんですよね、自治会は。比延にしてもどこでもそうです。野村と西脇区は違うんですよ、そういう意味では独立してないんですよ。7区も6区も野村の区長のもとにあるんですよね。西脇区もそうでしょう、西脇区も道路、溝をちょっと直すんや言うたら西脇区長立ち合いますからね、南本町の溝であっても東本町の溝であっても西脇区の区長立ち合いますからね、ということは区長のもとに組織はされとるんですよ。ということは野村と西脇区とほかの6地区は私は違うという認識でいろいろ考えるべきかないう感じはしてます。だからというてこれをどうするかという問題違いますよ。 ○坂部委員   地域一括交付金は各地区の対象事業いうのは、わかっとってんやろね。例えば後からの事業関係がちょっと絡んでくるさかい急に申しわけないんですけれど、例えば今ちょっと道路の話とか委員長されたんですけれど、市が道路しよったらちょっと待ってもらわなあかんよ、だけど自分たちでやるさかいに同じ100万円の事業いうねやったら100万円地区でやってくれたらそれにかかわっとる人件費、市の人件費が要らないわけやからそういうのも一括交付金の中でやってよとか、ハード面。ソフトのまちづくりの動かし方だけじゃなくていうのはまず各地区の皆さん、こんな事業が対象になりますよとまず理解しとってですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   これまでの地区からのまちづくりとも絡むんですが、この地域自治協議会が実施する事業も基本はこれまでからお世話になってます地区のまちづくり計画に基づく事業というふうに認識してます。それがありましたので、今回モデル事業で来年から事業していただく黒田庄地区におきましてもことしまちづくり計画を再編するときに、強く地域自治協議会で実施する事業を意識して9回の会議を重ねました。比延地区におきましては3年前に地区のまちづくり計画の話し合いをしていただいてますので、それから一定の時間がたってますので先ほどの円卓会議の中で地域自治協議会自体を理解するとともに何をしていくんかいうこともそこで、そこは7回の話し合いで詰めましたので少なくともそういう会議に御参加いただいた方は十分に地域自治協議会の実施事業の範囲ということは御理解いただいてると考えております。 ○坂部委員   庁内での連携の中で、じゃあこんな各事業持ってるんだけど、これ地域自治協議会の一括交付金でやれる事業ですと横の連携いうかは庁内は理解しとってんですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   横の連携が非常に大切だと認識しております。そういったことから今考えておりますのは、自治基本条例にまず地域自治協議会がございますのでその部分では職員はそこは共通認識があるというベースに、まずはモデル事業で地域自治協議会がどういう事業に取り組んでいるか、またどういう可能性があるかいうことをまず形にして職員にも十分に周知する必要があると思います。  またほかの事業で参考になるなと思ったのが、市民提案型の事業なんかでもその市民提案型で補助事業で事業の実績を残していただきますと、市の担当課からアプローチしていってそれが委託につながったケースがあります。この地域自治協議会の一括交付金いうのは限られた範囲でお世話になりますが、そういう実績を見て地域自治協議会に例えば市が委託するほうがいいと思うような事業が今後出てくる可能性がありますので、そういったところは庁内で横の連携を十分にとりながら、最大限この地域自治協議会の機能を引き出せるように取り組んでまいりたいと考えております。 ○坂部委員   今課長おっしゃったように、基本はまちづくりの実践計画というのを基本にしてる、それだけじゃなくてもいいと思うんですけれど、急遽出てくる事業とかあるので。リニューアルは各地区やってきてるんだけれど、10年たってない地区もあるんですけど早急にリニューアル、絶対せなあかんことはないかもわかんないけれど、大分10年たってきたらちょっと状況も変わってきてるのでリニューアル計画をしてない地区、早急に持たなあかんかなと思うんですけどそこら辺はどうですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   地区計画は10年をめどに再編を進めておりまして、今のところそのように10年以内で更新がかけれております。あと残っておりますのが野村地区と重春地区になりますので、あと日野地区です。日野地区が一番前つくってから年数がたってて、10年になってますので県に補助事業の申請をしておりまして、その事業が採択されましたら新年度に日野地区の計画をまずつくりまして、その後順次地元と協議しながら重春、野村地区の計画も再編していきたいというふうに考えております。以上です。 ○村井正委員   この政策形成過程の15ページに先ほどの課題が載ってまして、その一番右下にコスト的には8地区で年間2,500万円ということが書いてあります。ということは大体8地区で平均したら。 ○寺北委員長   15違うで。 ○村井正委員   ごめんなさい、19ですね。よろしいか。 ○寺北委員長   はい。 ○村井正委員   19の右の一番下にコストが8地区で2,500万円、ということは平均すれば大体300万円ぐらいということになりますが、これはやっぱり地域の大きさによって違ってくる。そうしたら小さいところでは例えば200万円とかそういう形にはなるんじゃないかと思いますが、これはそのうちの100万円は人件費ということの理解というふうに私は思うんですが、例えば今の方向で仮に200万円であれば100万円が人件費であと100万円で各地域の事業をしなさいという考え方になるんですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   一つのモデルを、組織をつくって今後ずっと続けていく事業になりますのでコスト計算をしたのが今御紹介いただいた金額だとは思うんですが、まずモデル事業を行いまして人件費が幾らが妥当かいうことも検証する必要がありますので100万円の人件費が妥当であるかどうかいうことも今後の話になりますし、全体の事業費もモデル事業によって取り組みがすごく進んで効果が高いということであればその時点で再度考える必要がありますので、今示している金額はきっちり積算というか根拠を詰めてお示しをしているものではございませんので一つの目安として御理解いただきたいんですが、コストで意識してますのはすごく大きな一括交付金を交付してる先進自治体もあるんですが、どうしてもここは議会の議決権との絡みがありますので、本市の場合ではその辺を十分に議会の議員さんと協議しながら御理解をいただいた上で一括交付金の範囲は決めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○村井正委員   私のイメージがちょっとすり込まれてるのかわかりませんけれども、市長がいろいろまちづくりの中で例えばこういう道とかそういう話をされれば、材料的には結構かかって地域の中でやるにしても、先ほど申し上げました金額と私がイメージしとる金額とは大分差があって、現実これでやっていけるのかなという疑問を感じてるわけなんですけども、そこら辺のところについては今後の課題という形になってしまいますか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   今後の課題であることは間違いございません。ただし、一括交付金の議論のときによく地区の皆さんともやりとりがあるんですが、お金を使うためだけにその地域自治協議会があるわけでもなくて、本当はその地域の課題はみんなで話し合ったりみんなが集まって自治のことに取り組むいうことが大事な部分がありますので、金額的に必ずしも大きくしていろんな事業をする費用を確保しないかどうかいうことも検証の必要がありますし、一方では地域のまちづくりを熱心にされてる方から特によく声をいただくのが、それだけ予算がつくと予算を執行していくしんどさも知ってるんで、そこはよく協議してほしいというようなことも聞いてますので、その辺は慎重に判断していきたいというふうに考えております。 ○寺北委員長 
     一つ、多分委員さんもちょっと整理し切れないと思うんやけど、地区からのまちづくりいうのと地域自治活動の違いというのが本来あると思うんですね。僕、自治基本条例の地域自治協議会の位置づけいうのは平べったい言い方したら芳田村をもう一遍つくる、比延村をつくるというイメージに私は捉えておるんですよ、地域自治協議会の最終的な行き着くところいうのは。芳田村であり比延村でありという感じなんです。しかし、今のやりとりの中ではまだそういう次元の話じゃなしに、今までの実践補助をもらってまちづくりをしてきた本当のそういう意味のまちづくりという域の話、それが僕が今言うてる内容でいいんか、それは将来的にはそういう方向へ行くんですよと、行ってほしいんですよと言うんか、あくまでもまちづくりの延長なんですよと言うんかいうのは違うんですよね。しかし委員の中にもそこら辺は今ごちゃになってるんかないう感じは僕はせんこともないんやけど、それは私の質疑ではそれやったつもりなんやけど、3回目の質疑ではね施政方針の。しかしいろんな人と話をしてたら聞いてなかった、知らんいうて、そこら辺をもう一遍整理してもらえますか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   まちづくりという言葉が非常に厄介やということは常にお聞きしてます。まちづくり活動の中には当然自治の部分がありますので、この地域自治協議会、自治基本条例の14条にも書いてるんですが公共的団体として民主的で透明性のある運営を行い、地域の課題を解決するものとします。この課題解決いうのはまさに自治の活動になりますので、そこは全くぶれるものではないんですが、ただ自治という言葉、言葉の使い方なんですがまちづくりということになると直接自治とは言いにくいような活動も公益的な活動にはございますのでもう少し幅広く、みんなが集まらないと話にならないのでまずはにぎわいをつくったり皆さんが参加していただくということで、これまでのまちづくり実践補助で取り組んでおりましたような地区のイベントもやっていく必要がある。でもそれだけでは地域自治協議会の本来の目的を達していないので地域課題の解決、そのために地区の区長さんも全て意思決定機関に入っていただきたいという説明をしておりますので、そういった中でまちづくりを活性化させて住民自治をより進めていきたいというふうに考えております。 ○寺北委員長   皆さん、今の説明に対して。 ○岩崎委員   1つお聞きをしたいんですけれども、課題解決ということを言われたんですけどもその中でやはり協議会の中で大きな事業をやっていきたいというような話が出た場合にそこの事業を認めるか認めないかというのはどこが、先ほど意思決定機関と言われたんですけれどもそれはどのような組織になるんですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   地域自治協議会につきましては主体的に活動していただく、これも条例にあるんですが条例を紹介しますと14条の第3項に、地域自治協議会はみずからの責任のもとに自主的かつ主体的な活動に取り組むものとしますということで、市の立場としましては市は地域自治協議会の活動を尊重し、その活動に対して必要な支援を行うものとしておりますので判断は地域自治協議会内でしていただくんですが、それの一つのモデルとして地域自治協議会の中に意思決定機関を設けましてそこには地区の全ての区長さん、それから各協議会の中に設ける部会、福祉ですとか防犯、教育とかいろんな部会が、それは協議会によって地元の皆様がお決めいただくことになるんですが、それぞれの部会長が集まるような意思決定機関を設ける、そこで大きい事業であっても小さい事業であっても決めていただくことが可能かと思います。  先ほどの一括交付金との絡みになりますと、地域自治協議会が大きな事業を取り組むときに例えば我々の役目としては国とか県の補助でそういうようなものを実現できるものがあるかないかの情報収集や情報提供、あるいは国の事業にのる場合でしたらそれを支援していくということも我々の仕事だというふうに考えておりますので、基本は地域自治協議会で決めていただくということで御理解よろしくお願いします。 ○村井公議長   29年度からモデル事業としてやられるわけなんですけど、地域自治協議会と区長会とのすみ分けはどのような形になるんかちょっと教えてほしいんです。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   区長会につきましては、これまでどおり地区の区長会を継続していただくことになるんですが、区長の皆さんには会議としてはふえてそういう意味では一部負担になるんですが、新たに地域自治協議会の中に意思決定機関に入っていただいてそこで事業の選択等を御協議いただくことになるんですが、ただ我々が常に申し上げておりますのが、もともとは区長さんに集中する負担を減らすということもこの地域自治協議会の目的ですので、今まで地区区長会で区長さんだけで決めないといけなかったことを意思決定機関のその協議会のほうに持ち込んで、それぞれの部会から上がってきた福祉なら福祉、防犯・防災ですとか、そこには消防団ですとかPTAとかいろんな方が入ってこられますのでそういった方も含めて決めていくということで、そういう意味では区長さんの肩の荷を少しでも軽くする、一方では地域全体で意思決定していくそういうようなことを狙ってますので、直接この組織ができて区長さんの地区区長会の役割が変わるかというとそういうことではないというふうに考えております。 ○寺北委員長   ちょっと誤解を呼ぶかもわからへんけどもよく言われるのが、区長会と地域自治協議会並列なんか、区長会が上なのか下なのか一緒なのかいう言い方、単純な言い方、そのほうが理解しやすいねんね。私は中に入った、上下じゃなしに1つのものかないう感じはしとるんですけどそこら辺はどうでしょうか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   非常によく起こる議論です。そこで我々は、私は本当にそう思ってるんで常々それで申し上げてるんですが、組織なんで必ず長があってそっちが上ですよという指摘を受けるんですが、今委員長からお話がありましたように地域自治協議会内においては区長さんとその地域自治協議会の長との上下関係はないというふうに考えておりますし、事実そうでないとうまく機能しないと思っております。単純に言うと並列というか同じ立ち位置でそれぞれの役割を果たしていただくというふうに理解しております。 ○村井正委員   先ほどの委員長の質問でもないんですけどもその意見ですけど、それにかかわってる人はいわゆる今までのまちづくりと今回の協議会っていうのはある程度違うもんだというイメージは持っとってです。ですから、私らも何回かそういうところに入らせていただいてそういうことはわかるんですけども、やっぱりこれはなかなか現実そこの中でずっと活動というか入っていかんと皆さんがそれを理解されるというのは難しいとこがあるんやないかと思いますんで、それはなかなか言葉で理解はちょっと難しいかなというふうには私は思いましたが。 ○寺北委員長   別ですか。今村井委員さんはやりよっての人が別やいう意識持っとってやと、委員会と。そこのやりとりはちょっと理解できなかったんですけど。 ○村井正委員   一応、私らの従来あるまちづくりと今回ある新しくできるというものについてはやっぱり違うもんだという認識は大体持っとってやと思います。 ○寺北委員長   よそから言うて悪いんやけどそれは間違い違いますか。中入る、別じゃなしに入っとるん違うんですか。それは別じゃないんですよ1つのもんなんですよ、新しいとこへ入ってるという僕は認識しとるんですけどね。池田課長どないでしょうね。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   特に、でしたら比延地区に特化してお話をしますが黒田庄と実は比延地区は違う組織形態になってますので比延で御説明申し上げますと、比延地区の場合は新たに地域自治協議会という組織を立ち上げます。その組織の中でこれまでのまちづくり団体、ええまち比也野里さんがこれまでの事業を継続していただきますので、今委員長がおっしゃったように事業として今までと同じものを組織の中でやっていくということで、それプラスアルファいろんな団体ですとかNPOですとか、可能性のある団体にお声がけしまして同意をいただいた方が協議会に入ってきて各種活動を展開するということになりますので、まちづくり活動はこれまで同様継続していただきたいというふうに考えてます。 ○寺北委員長   余りよその地区のことを口挟みよったら話がややこしなりますので、これで終わりたいと思います。  そうしたらほかいいですね。そうしたら予定の内容は、第1項については終わるんですけどそれでいいですか。               〔「はい」の声あり〕  そうしたら次2つ目で第2項徴税費、第3項戸籍住民基本台帳費、第4項選挙費、第5項統計調査費、第6項監査委員費、ページ76から89を一括でしたいと思います。  一応事前のやつで村井委員さんからお願いしましょうか。とりあえず質疑のある方は発表をお願いします。 ○林委員   私、選挙費。80から始まるんですけど全般に関して。 ○寺北委員長   ほかございますか、いいですか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら村井委員のほうからお願いします。 ○村井正委員   79ページの税務課事務事業の中段あたりにあります役務費手数料、これは収入にちょっと今度質問させていただこうかなということで、それの事前に数字的なものをお尋ねをしますが、手数料というのは従来コンビニであるとか銀行、それから郵便局等の金融機関等が中心だというふうに思いますが、昨年の予算のときに私は聞き漏らしてましてこの手数料の内訳とか件数、これはどのぐらいかというのをまずお尋ねをしたいんですが。 ○高橋税務課長   役務費の内訳でございます。29年度の分につきましては順番に言いますと銀行の口座振替の手数料が97万2,000円、郵便局の振替手数料14万5,000円、あとインターネット公売をしております手数料を4万9,000円、不動産の公売の鑑定料を40万円、差し押さえした動産の鑑定料を10万円、あと預金の調査をする手数料で10万6,000円、あとコンビニ収納の代行手数料これを238万7,000円、あと軽自動車税の検査情報、これは去年初年度登録という確認があったんですけれどもそのあたりの登録について16万9,000円で合計しますと432万8,000円となっております。以上です。 ○村井正委員   特にコンビニ、銀行、それから郵便局等ですね、件数というのは大体1回当たり落ちるというか税が入る件数というのは何件くらいなんですか。 ○高橋税務課長   件数でよろしいでしょうか、1年間の件数。 ○村井正委員   人、例えば納税者。例えば仮に私がコンビニでしたら年間何回とかありますよね。ですからコンビニとか銀行とか口座振替をされてる人数という意味なんですが、それはわかりますか。 ○高橋税務課長   まず順番に、口座振替の件数からお答えさせていただきます。口座振替をするということは、それはあくまで口座振替ですので口座振替の中にコンビニ収納されるというのは基本的にはございませんでよろしいでしょうか。 ○寺北委員長   数字。 ○高橋税務課長   口座振替の件数、済みません。それぞれ税によって違うんですけれども、まず市県民税につきまして。 ○寺北委員長   合計でええやろう。 ○高橋税務課長   合計ですか、トータルでいいますと56.4%ほどが口座振替で5万3,987件のうち3万460件が今口座振替を利用されているという状況でございます。 ○村井正委員   私コンビニと口座振替一緒になってしまっていたんですけど、コンビニされてる件数というのはどのぐらいなんですか。 ○高橋税務課長   27年度決算ベースでお答えさせていただいてよろしいでしょうか。27年度件数でいいますと1万6,681件でございます。利用された件数、納付書枚数というんですか件数は1万6,681件となっております。以上です。 ○寺北委員長   回数ということと一緒やね。 ○高橋税務課長   はい。 ○村井正委員   28年度は結局非常に多くなってますよね、28年、29年。そこのところは大体の件数というのは、まだ3月終わってないんですがここら辺は大分飛躍的に伸びとるのかそうでないのかっていうのはいかがですか。 ○高橋税務課長   29年の1月末現在で今数字をとっておりますその件数でいいますと、28年度は1万8,020件でパーセンテージでいいますと去年からいうと1.4%ぐらいふえている状況です。以上です。 ○村井正委員   お尋ねしたのは先ほど言いましたように収入の面で。 ○寺北委員長   それやったらここで聞くより事前に聞いてほしかったですね、担当課で。 ○村井正委員   わかりました。 ○寺北委員長   ここ聞くのは本来じゃないと思います、今の数字やったらね。担当課のとこ行って今の数字は聞ける話やからということで、こういう質問はやめていただきたいと思います。 ○林委員   選挙費なんですけども、29年の県知事選と市長・市議選があります。また後ほど歳出の総括でも言わせてもらうんですけども、時間外勤務手当が県知事選で720万円、それから市長・市議会選挙で800万円かかっております。  私ここでちょっとお聞きしたいのは、昔は選挙当日の投票日は6時やったんですね。何年前か忘れましたけど8時に今なってるんですが、6時から8時まで、選挙当日来た投票者数っていうのはどのぐらいあるのか。選挙はいろいろありますけど直近で結構なんで教えていただきたいと思います。 ○藤原監査・公平委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局長兼書記長兼固定資産評価審査委員会書記   今委員御指摘の件がございますけども、過去4回のデータで申しますと平成25年の参議院2,107、同じく25年の市長選1,430、26年の衆議院1,332、そして昨年の参議院1,838人。以上でございます。 ○林委員   投票者総数に占めるパーセンテージっていうのもお聞かせいただきたいんですけども。 ○藤原監査・公平委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局長兼書記長兼固定資産評価審査委員会書記   先ほど申し上げたらよかったんですけども、25年の参議院につきましては6.04%、25年市長選挙は4.13%、26年衆議院は3.86%、昨年28年の参議院は5.25%。以上でございます。 ○林委員   私が言いたいのは、実は投票時間を繰り上げている自治体っていうのは結構実はあるんです。2014年の参議院選挙でいいますと全国の投票所数の33%が繰り上げ投票を実行されております。例えば福島県はもう既に全ての投票所が100%繰り上げ投票をされております。群馬県に至っては99%の投票所で投票時間を実は繰り上げてるんです。  公職選挙法の第40条には、特別の事情のある場合に限り4時間以内で投票時間の繰り上げが可能というのが実は公職選挙法上にあってだんだんふえてきてるんですよ、投票時間を繰り上げる。というのは、やっぱり時間外手当だったりとか職員の労力であったりとあって、一方ではそれは投票権の制約じゃないかっていう議論も実はあるんです。  私が実は思うのは、今投票率ずっと下がってきてます。投票率をもともと上げようということで2時間延長になったんですね。あんまり大した効果っていうのは、むしろ下がってきてるんです、投票率っていうのはずっと。もう一つで実は伸びてるのが期日前投票なんですね。これが例えば大きいところでは秋田県の男鹿市っていうところがあるんですけども、実は投票総数の55%が期日前投票なんです。何でこんなに上がってるかっていうとショッピングモール内に期日前投票所をつくってるんですよ。それで全体の総数の55%が期日前投票になってるというところがあるんです。  実はまだ期日前投票が始まる前、不在者投票っていう制度があったころ平成15年、私この総務企画委員会で言っております。実はそれは小野市がイオンでやったんですよ、その1回しかやってないんですけどやられて大変効果があった。そのときは台帳を持っていって、オンラインがあんまりまだ未発達の時分で台帳を持っていって大変だったという評価は受けてそれ以来されてないんですけど、今加西市さんがイオンの中でやられとるんですね、期日前投票っていうのを。私はその当日の投票時間を繰り上げして6時までで浮く費用の一部を充ててでも期日前投票を人がもう少し集まるところでやったらどうか。例えばみらいえなんかでやったほうが、私は投票率の効果としては上がるんじゃないかというふうに考えています。  平成15年に言ったときっていうのは当然まだインフラがちゃんと完備してませんので台帳を持っていくんが大変やとか、いっぱいいろんなできない理由はたくさん述べられたんですよ。実はそのときに不在者投票も当時実はまだ4階でやってたんです。せめてそれを1階に持ってきたらどうですかって言ったら、それもやっぱりできませんって言うたんですよ。翌年の平成16年、私今度また言うたんですね。せめて不在者投票は1階に持ってきてやるべきだってしつこく言ったもんですから、当時内橋市長が引き取って検討させてくださいということで、その年の6月までには返事しますということを言われて現在1階で行われているという実は経過があるんです。だから要はやろうと思えばできるんですよ。実際問題やってるところ、期日前をショッピングモールでやってるところは幾つかあります。有名なところでは香川県の高松市、こういったところでもされて効果は上がっております。  こういったことをやっぱり選挙管理委員会も含め投票率が下がってる、下がってるって嘆いてばっかりじゃなくてどうやったら上がるんだろうということを考えて、国の制度もありますし市でできることは市でやったらええと思うんです。私が今言うたように原資が要るんであれば当日の投票日を、今6%、4%、3%、5%というような投票者総数いますけども、それを下げて浮くお金があるんであればその費用なんかも使ったりしながら期日前投票を例えばみらいえなんかでやったほうが私は投票率というのは効果があるのではないか、そういったような議論っていうのは選挙管理委員会でされないのかどうなのかっていうのをお聞かせいただきたいと思います。 ○藤原監査・公平委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局長兼書記長兼固定資産評価審査委員会書記   委員御指摘の件でございますけども、まず経費的なもので申しますと今現在8時まで投票時間ございますけども6時にして2時間の分の経費の削減でございますけども、ざっと条例で時間単価職員1時間2,000円を支払いしております。それで2時間分で4,000円、それの市長・市議選挙ベースでいいましたら220名余りの職員が出ます。それで約人件費は約90万円浮くというようなことになります。  ただ期日前投票の開設、いわゆる増設ということでございますけども、これもあくまで概算ということで申しますとそれにかかります人件費というのが60万円程度要ります。それと新設ということになりますんでネットワークの整備関係、これがべらぼうな金が要るということでざっと370万円ほど要るというようなことで合計で430万円程度増設する費用が要るということでございます。  この期日前投票制度は平成15年に施行された制度でございまして、22年3月までは黒田庄の総合事務所があったときにはそこもやっておったというようなことで、それが廃止いうか閉鎖されましてその後委員会を開きまして要はどないするんやというような話になりました。そのときに当時はカナートもございましたのでそこでやったらどないやいうような話もありました。その中で検討もしたんですけども、小野市さんがサティでされたというようなこともあっていろんな情報を聞きまして、いわゆる二重投票の防止とかいわゆるセキュリティー問題がかなり難しいというようなこともありまして断念したというようなことで現在に至っておるというようなことでございます。
     それと委員おっしゃいましたみらいえというようなお話もありましたが、この件につきましては市内は8地区ございます。その中で重春地区のみらいえにするんかいうような問題もございますので、その辺が一番課題ということに考えております。以上でございます。 ○林委員   今ほかのところに投票所をつくる問題っていうのが実は2点ありまして、当時言われたんが住基ネットを持っていくのが大変やっていうことを言われたんですね。台帳でされたときはそれでよかったけどネットも今370万円お金がかかるのと、もう一個が投票の秘密性の保持ができるのかっていうのがもう一つ、反対の理由のときに言われたんですよ。そう言われてみれば確かに人が多いところでやったら効果はあるんだけども逆に見られるっていうのがありますんでっていうのがあるんですけども、要は当時はそういうこと言ってましたけども今現在は1階でもされてますし、1階におろすこと自体をそれ言ってましたからね。4階やったら閉鎖されとったのに1階やったら人がようけ見とると、だからできませんいう理由の1つに上げられとったんですよ。それが今1階で普通に当たり前のようにされてます。加西市さんはイオンの中でもされております。というような中を見るにつけて、私は今から考えていくのは一つ必要なんじゃないかなと、投票率上げるということ。  それとまたみらいえがいいなと思ったのは、今ずっと主権者教育18歳以上に選挙権も下がって、そういう若い人が行きやすいなっていうところかなっていうふうに思ったんです。確かに人が集まるところであればほかにもスーパーもありますからそことどうなんだっていう話はあるんですけども、やっぱり一つ、今西脇が人が集まるところとして年間50万人ほど集まるような施設があそこにある、当然選挙権がない方のほうが多いんかもしれませんけどもそういったところでやるというのが後々ね、高校とか中学のころに行ってた施設が大人になってもそこに行って投票できますよというようなことも鑑みれば、確かにいっとき三百何万ってお金かかるかもしれませんけどもずっと使えるわけですからいいなと。  それから今単価2,000円で2時間の計算されましたけども、たしか多分10時超えたらさらに割り増しの手当をせないかんのじゃなかったかなと。ないんですか、普通一般企業はそうなんですが、割り増しあるんですけどね。となってくると私はもう少し費用の面は、全くじゃなくてその費用を削ってでもこちらに充ててやれるんじゃないかというふうに思うんで、私はぜひ検討すべき課題じゃないかなというふうに思っております。ほかの委員さんはどういうふうに考えるかわかりませんが。 ○寺北委員長   何か御意見ございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら、ないようでしたら以上でよろしいか。この総務費の第6項まで、いいですか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら11時15分まで休憩します。民生費に入りますのでよろしくお願いします。                休憩 午前11時04分           ───────────────────                再開 午前11時14分 ○寺北委員長   そうしたら議事を再開したいと思います。  次は第3款民生費、第1項社会福祉費、88ページから115ページまでを質疑したいと思います。 ○高田くらし安心部長   少し時間をおかりいたしまして私のほうから1点御報告をさせていただきます。  国民健康保険特別調整交付金の経営姿勢良好分、いわゆる特々調でございますけども昨日国のほうから内示がございました。内示額につきましては4,800万円となってございます。これは特定保健指導の実施率の向上に努めたことでありましたり、関係課連携のもとでの健康ポイント制度の推進、また28年度につきましては新たにヘルシークッキングスクールを開催したことや療養費適正化の強化を図ったことなど、保険財政の健全運営に取り組んだ頑張りの結果であるというふうに考えてございます。以上でございます。                 〔発言者あり〕 ○高田くらし安心部長   県下で14団体が交付されるということで、3分の1、41市町のうちの3分の1です。以上でございます。 ○寺北委員長   3分の1の自治体ということで。  そうしたら第1項についての理事者から委員会説明を求めます。 ○松井社会福祉課長   99ページにございます障害者基本計画等策定事業についてでございますが、平成30年度からを計画期間とする西脇市障害者基本計画及び第5期西脇市障害福祉計画の策定を行うもので、障害者基本計画は障害者基本法に基づき、障害者施策に関する理念や方針など基本的な事項を定める計画であり、障害者福祉計画につきましては障害者自立支援法に基づき、障害者計画の中の生活支援にかかる障害者福祉サービスの実施内容等を定める計画でございます。この2つの計画の計画期間が平成29年度末で終了することに伴い、改めて計画の策定を行うものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○西山保険医療課長   予算書の103ページでございます。高齢期移行助成事業でございますが、兵庫県の行財政構造改革により、現行の老人医療費助成制度を平成29年6月30日で廃止し、高齢期移行助成事業を平成29年7月1日から施行します。  本事業の助成対象者につきましては、現行の老人医療費助成制度の年齢、所得要件を引き継ぎますが、区分2の対象者については年齢、所得要件に加え要介護2以上の要件が追加されます。また、平成29年6月30日までに65歳になられた方は高齢期移行助成事業の経過措置者となり、70歳に達するまでの間、現行の負担割合及び負担限度額を継続します。以上でございます。 ○寺北委員長   委員会説明は終わりました。  次に福祉タクシーについての文教民生常任委員会からの調査報告を求めたいと思いますので委員長お願いします。 ○村井正委員   それでは、予算決算常任委員会から調査依頼を受けておりました福祉タクシーにつきまして調査報告をさせていただきます。お手元に大体の内容と資料をつけておりますので、それをごらんいただきたいというふうに思います。具体的には見ていただければわかるんですがちょっと簡単に説明をさせていただきます。  まず高齢者、障害者福祉タクシーについての調査結果といたしまして、1つは1回に使用できる3枚の使用制限を外して現行枚数以内で自由に使えるようにするということが1点です。それから障害者福祉タクシーの受給制限のうち、所得制限を外すほうがいいということが2点、それから年間総枚数についてはとりあえず現行どおりにするという3点についてであります。  なぜそういう結論になったのかということを次のところで説明をさせていただきますが、福祉タクシーの利用実績については資料1を見ていただいたらわかりますが、申請者のうち利用枚数のゼロの人が290人、約30%の方が未使用となっております。障害者福祉タクシーでは申請者371人で未利用者は163人、約44%に当たります。それと次、資料の2ですが3枚利用時の乗降者地区状況ということで、高齢者が大体お使いになってるうち通院が約半分、そしてその他が216、そして買い物が100ということで、障害者の方については1,070件のうち通院が573、約半分。その他335、買い物は162というふうな内容になっています。  それから次に26年までは1枚が使用限度、1回については1枚。27年度からは3枚使用という形になりましたが、これは資料3で出していただいておりますが明らかに26年度よりも27年度になってからのほうがタクシーの使用頻度が多くなっています。より多くのチケットを使用可能にすることが当該者の外出度を促しているというふうに実態が出ています。また一方、1枚使用している人もたくさんいらっしゃるということです。  それと近隣市町の制度を調べております。これは資料4を見ていただきたいんですが、高齢者の制度は小野、加西では未実施、西脇は比較的先進的なところを行ってるというふうに思います。三木市は所得要件なしであるが枚数が少ない。多可町は所得要件なしで枚数は24枚。障害者については近隣ではほとんどが所得要件なしで、ちょっとその後若干修正をさせていただきましたが、要件によっては枚数も西脇市よりも多い市があるということの内容になってます。お手元の分では枚数も西脇市より多いというふうな表現にしておりますが、実態的にはこれはちょっと訂正をさせていただきます。  それと地域の現状ということで、それぞれの委員が各地元なりいろんな地域で直接使われてる方のお話を聞いております。例えば住吉町からの方は大体通常病院に行くときに使いますが、病院へ行くときはバスで行って次に行くときはタクシーで、例えば1枚、2枚を使うということで非常に使い方について研究をされてるというか合理的に使われてるようにあります。それから例えば津万地区の方は、月に二、三回散髪屋、買い物で西脇に行くのに使っているという方で、また芳田地区の方は病院へ行かれるときに大体チケットを3枚使いますが、4週間ということは1月に1回受診しており、ほとんど70枚以上ぐらいが必要な枚数になってくると。近くの整形に行くときは、チケットを使わずにバスで行くということでいろいろ研究をされているようです。それと日野地区のほうから行かれる方は、片道はバスを利用して帰りは福祉タクシー。これも使い方をいろいろ研究されてまして、枚数に限度があるので友人と協力して、今回は私が出しますとかそういうような形を使われておるということです。それからバス路線がない場所に移動するときは友人とともに協力しながら福祉タクシーを使わせてもらってると。津万地区の方は年間の使用枚数は十分であるが、やっぱり1回の使用枚数については足りてないと。なかなか3枚以上使わんと病院へ行けないとかそういうことを聞かせていただきました。  そういうことを鑑みまして、考え方としましては利用枚数が少なくて済む地域に住む人の現状にも鑑みて、現行制度での利用券の利用拡大に焦点を当てたということです。  利用者の半数が通院に使用していることに注目し検討すると、例えば西脇病院への通院を例にしますと、先ほども申し上げましたけれども病院から遠い地域ではコミバスを利用して病院へ来られて、そこから次の場所へ行くときには短い距離でタクシー券を利用されるというのが結構いらっしゃいました。ですから初乗り区間というのも必要であるということに現状からいうたらなっております。  先ほどでもちょっと触れましたですけれども、病院まで来られる方が大体3,000円ほどかかるということになりましたら1,500円は負担をしておりますので1回の使用枚数をやっぱりふやしてほしいという声があります。このことから考慮しますと、文教民生常任委員会といたしましては先ほども申し上げましたけれどもやっぱり使用制限を外す必要があるのではないかということがあります。  それと障害者福祉タクシーでは所得制限を設けている市はほとんどありません。ですから西脇市でも所得制限をやっぱり外して、今までもちょっと確認をしますと所得制限で需給できない人は今までもいらっしゃらなかったということですので、現状から鑑みましても受給制限のうち所得制限は外すほうがいいんじゃないかということの内容にあります。  最後にこの調査結果は、所得制限の撤廃については一応8名の委員のうち6名の賛同で2名が現行どおり、そして障害者の福祉タクシーの所得制限撤廃につきましては全員そういうことのほうがいいんじゃないかという意見でまとめさせていただきました。  以上、報告とさせていただきます。 ○寺北委員長   御苦労さんでした。今文教民生常任委員会からの調査報告があったんですけども、この件に関して理事者から何か意見ございますか。 ○細川福祉部長兼福祉事務所長   ただいま福祉タクシー助成事業につきまして報告をいただいたわけですけども、こちらの考えといいますかこれに対しまして結論から申し上げれば、制度変更によりまして先ほどもありましたけども利用率がふえてきており、また制度変更後2年目を迎えたばかりである中、しばらくは現在の内容で実施をしていきたいというふうには考えております。  平成27年度の制度変更を機にタクシーチケットの様式を変更いたしまして、乗降場所や利用目的を記載をしていただくようにしまして利用状況等の把握はできるように工夫をしたところでございます。平成28年度の交付分から先ほどの報告書の資料にもありましたように利用状況の分析を始めておりますけども、まだ5カ月間のみの分析にとどまっておるというところです。  確かに利用状況におきましては高齢者の未利用者が3割、障害者の未利用者が4割を超えるといったような現状もうかがえるところではございますけども、まずは年間を通した利用状況を分析するとともに経年の推移を見ていく必要があるのではないかと考えております。  またこの報告書におきましては、1回の使用枚数をふやしてほしいといった声とともに先ほども紹介ありましたけどもバスとタクシーを併用している、毎月使えるよう分けて使っている、友人と協力して使用しているといった現状の制度内においても工夫をしながら上手に使っておられる利用者の声も載せられております。  よりよい制度となるよう利用状況の分析とともに、今後は身体障害者協会等の関係団体などの協力も得ながらこういった利用者の御本人の意見を積極的に聞いていきたいと考えております。  また他市町との制度の比較におきましては所得要件や自己負担のあるなし、交付枚数、また利用枚数制限などの個々の内容におきまして差異があるところではございますけども、本市の制度に大きな遜色はないものと考えております。  この事業につきましては、金銭的な視点から見れば利用者の移動にかかる負担を単に軽減する制度というように捉えられますけども、できるだけ外出する機会をふやしていただき外出することで地域や社会に触れる機会を持ってもらうことを支援していく、これが本来の事業の趣旨として行っているものでございます。単なる交通弱者に対する給付事業ということではなく、外出するためのきっかけづくりを行うものであり、このことから1回当たりを枚数制限を設けたり、また一定の所得制限を設けているところでございます。  なお、本来の事業趣旨を踏まえつつも今後におきまして事業効果、または社会環境等の変化によりまして当然必要とした場合は見直しも検討していきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○寺北委員長   今理事者からの意見もあったんですけども、しばらく文教の皆さんは議論してあれされとるんですけども、総務の皆さんは一応タッチしませんでしたので何か意見ありましたらこの際出してもらったらいいと思うんですけど、どうでしょうか。 ○岩崎委員   今委員長報告聞かせてもらったんですけど、調査結果の一番最初に現行枚数は自由に使えるようにするっていうことは幾らでも使えるという意味だと思うんですけれども、我々も議会報告会で聞く声は確かに3枚は少ないというような声も多かったんですよ。しかしながら自由に例えば30枚いただいて30枚一遍に使うか、それは極論ですけれども、それはやはり先ほど部長がおっしゃったように外へ出ていく回数とかそういうようなことを考えますと、私は一度に全部自由に使えるっていうのはちょっとひっかかるような気がします。100歩譲って5枚が限度かなというふうに私は個人的に思います。  それで、この利用枚数を見ますと障害者の方なんか特に163枚の方がゼロ枚なんですね。それと高齢者の方にとりましても290枚の方がゼロ枚で利用してないということで、やはりここらの分析をもう少しきちっと、どういう理由でこの方々は利用されないのかっていうのをもう少し詳しく調査する必要があるんではないか。そして障害者の枚数をずっと見ておりますと、ゼロから12枚までの利用数が1枚から12枚ですね、これ案外多いんですよ。枚数がふえればふえるほど、特に60枚から40枚ぐらいの間、案外利用人数が少ないんです。そこらも一回調査として私は調べられてするほうがいいんではないかということで、もう少し長期的な時間でされたらどうかなというふうなことに思います。 ○寺北委員長   ほかどうですか、ないですか。               〔「なし」の声あり〕  今岩崎委員のほうからは長期的な調査をされたらどうですかという意見出たんですが、一応これは文教へ宿題としてやってもらった内容はきょうで終わります。今後はそれぞれが、個々がいろいろとこの福祉タクシーについて調査・研究してほしいというふうにしたいと思うんですけどもそれでいいですか。文教、それでいいですか。 ○村井正委員   はい。 ○寺北委員長   それぞれが今後考えていくということで。 ○岩崎委員   私、長期的というのは今回地域医療のほうが一旦終わったということでその続きで、この秋ぐらいまでで特定所管でされたらどうかなというふうなそういう思いで言ったんです。でも委員長がそうおっしゃるんでしたら結構です。 ○林委員   要はこの福祉タクシー券の問題については予算決算常任委員会としては申し入れは一切しないということになるんですか。 ○寺北委員長   今のやつの結論を申し入れるということですか。 ○林委員   要は文教民生からの報告ですよね。 ○寺北委員長   はい。 ○林委員   例えば1、2、3について委員間討議して3だけは申し入れようかとか2だけ申し入れようとか、全く申し入れんとこかいうやつもありにしてという形のやつはあしたにでもすべきじゃないんかなというふうに思うんですけど。 ○寺北委員長   今意見求めたら岩崎委員だけで、あと意見が出ようとしなかったと私は見たんですよ、私の判断ですよ。だからもう委員間討議はないかなという判断をしたんです、私は。ここで何人かがいろいろと出たら私は委員間討議というの。 ○林委員   私はこの調査に関する質問を聞かれたんかなというふうに実は思ったんです。 ○寺北委員長   僕、意見言いませんでしたか、質問とは言うてないでしょう。意見ございますかと聞いたわけです。 ○林委員   委員間討議が基本的にあしたかなと思とったんで。 ○寺北委員長   違います。今あればちょっとやりたいんですよ。それによってあしたに持っていってもええかないうのはありますけど、今ないかなと見てしまったんですね私自身は。 ○林委員   私自身は実は1番が、3枚の使用制限を外したらいいのかあかんのかっていうのはまだ意見としては持てません。結論からいいますと2は申し入れてもええんかなというふうに。 ○寺北委員長   所得制限。 ○林委員   所得制限ね、障害者福祉タクシーの受給制限の所得制限。といいますのは、いろんな金ゴマの栽培なんかがあってして、障害者の所得っていうのを上げていかんといかんのじゃないかなというふうに思うんですね。もしそんなことやったら、反面にひっかかったりしてきたら全く本末転倒な話でありまして、障害者福祉タクシーの受給者は所得制限がなくてもいいのではないか。現行は申し上げたらほとんど断る人いないということなんですが、あるいは所得制限にしてもどの程度かちょっと私も知らないんですけどもべらぼうに持っとっての人はいいかと思うんですけど、その辺はちょっと議論して申し入れたらどうかなというふうに思いますけどね。 ○寺北委員長 
     所得制限の数字はどんな内容ですか。 ○村井正委員   そのときに聞いて、確実にもし違ったら言うてください。児童福祉手当を支給されない。 ○寺北委員長   それの程度はどういう程度ですかと聞きよるん、その所得の内容。それ言うてもわからないでしょう、委員さんの中で。どうせ中身わからへんから数字を聞きよるんですよ。 ○村井正委員   市民税非課税所得ということですから、いわゆる年金で。ちょっと具体的な数字まではっきりしたことは言えませんので理事者のほうに済みませんけども聞いてください。 ○寺北委員長   それでいいですけど、その数字も細かいことわからんとよそがやってないからやめなさいと言うのもちょっと浅いかないう感じは正直する。所得制限、例えば具体的な数字いうのはある程度、参考になるような数字言えますか。 ○松井社会福祉課長   障害者福祉タクシーにつきましては、本人所得っていうところでちょっと言わせてもらいますと給与所得でありましたら642万円以上給与をとられてる方につきましては非該当というような形になってございます。以上でございます。 ○寺北委員長   普通の自営の場合でしたら。 ○松井社会福祉課長   所得につきましては459万6,000円。 ○寺北委員長   所得が。 ○松井社会福祉課長   はい。これが本人さんのみの所得ということになりますので、扶養人数がふえましたりしますとある程度額が上がっていくというような形になります。以上でございます。 ○寺北委員長   それでも何も所得制限今該当してる人がいないんだったらなくてもいいんじゃないかという議論には今なってましたよね、報告の中では。  ほか何か意見ございますか。 ○村井正委員   先ほど岩崎委員のほうから使われてない方がたくさんいらっしゃるというのを、それはそれなりにこちらのほうも聞いておりましてこの中にもちょっと記載はさせていただいてると思いますが、1人で移動できないので福祉タクシー券の利用はしていないと言われる方もありますし、車を現在持ってるのでもらったけど使わないと言われる方も結構私らが聞いたところでは多かったです。なぜ使われてないかって一人一人ずっと聞いて回るのもなかなかできなかったので、それぞれの委員が聞いた中で目立った意見としては先ほど言ったような意見が比較的あったということです、使われてない理由ですね。 ○寺北委員長   ほか何か御意見ございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたらまた委員間討議をあす、やるかどうかもう一遍ちょっと考えてみます。  そうしたら第1項社会福祉費、88から115で質疑をお願いします。質疑のある方は挙手をお願いします。 ○高橋委員   101ページの老人クラブ助成事業。 ○村井正委員   資料請求をさせていただいております関係の91ページで、一番下の段の自殺予防啓発事業についてお尋ねします。 ○坂部委員   99ページ、せっかく今課長が障害者基本計画策定業務説明したのでそのことと、107ページからの各隣保館の耐震診断、4館あるんです。それから113ページの防犯カメラ設置補助、下から5行目ぐらい。 ○寺北委員長   ほかいいですか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   資料1で過去10年間の自殺者の推移についてということで資料をいただいております。これを見ましたら、ことしの28年度はちょっとわかりかねるんですけれども、ある程度対策としてとられるのが一つは大きな、徐々に影響が出てるのかなっていうふうに思いますが、特に減ってるというようなところでどういう中身的といいますか、効果的にはこういう形があったからっていうような内容的なものについては何かございますでしょうか。 ○松井社会福祉課長   これまでの市の取り組みといたしましては、平成22年9月から庁内で自殺対策の事業内容を検討してまいりました。その翌年、23年から悩んでいる人に気づいたり声をかけ、話を聞いたり必要な支援につなげ見守る人ということでゲートキーパーの養成講座を開催しております。また自殺予防の垂れ幕、横断幕の設置、メンタルヘルス相談などの相談業務等をホームページ等で案内し周知してきたところでございます。それにより、ある程度人数等の減少が見られたのではないかというようなとこを考えているところでございます。以上でございます。 ○村井正委員   いっとき西脇が一番率的に高いと言われるようなことを私も耳にしたことがあったんですけども、それが現行の中では先ほどおっしゃってましたような形での影響が出てきてるんじゃないかというふうには思いますが、例えばこれは具体的に市のほうで相談の電話とかこういうことは今の段階ではいかがなんですか。 ○松井社会福祉課長   何名かは市のほうでもお聞きを過去にしたことがありますが、実際には市にはなかなか相談が来ないという現状がございます。その中で自殺対策事業の取り組みで市が横断幕で啓発をしております「兵庫県いのちと心のサポートダイヤル」への相談件数を報告させていただきますと、平成22年では約9,000件、23年、24年におきましては1万7,000件、25年につきましては1万8,000件、26年と27年につきましては約2万2,000件という形で相談件数がかなりふえてきている状況がございます。これにより県全体の自殺者数も減ってきているものかと考えております。以上でございます。 ○村井正委員   ということは市は、通常なかなか自分の悩みっていうのは話できるとこっていうのは難しいというふうには思いますが、基本的には電話とか窓口が対応の中心になってくるというふうになりますか。それを例えばもう少し知らん間で自分の悩みを多少は聞いてもらえるようなとこっていうのを、今でしたら電話というかそのぐらいの範囲でしかなかなか難しいんでしょうか。 ○松井社会福祉課長   先ほども申しましたようになかなか相談するきっかけっていうのが難しいかと思います。その中で先ほど申しましたゲートキーパーということで民生委員さんなりケアマネジャーの方、あと一般市民の方にもそういう悩んでいる人に気づいていただけるような、本人さんからの申し出はなくて、「どうも、あの方最近様子おかしいな」とかそういうところから声をかけていただいて自殺の予防につなげていきたいということで、ゲートキーパーの養成講座等も開いておりますが、実際にはケースごとに急に思い詰められて相談もなくいきなり自殺される方とかもいらっしゃいますので、なかなか直接的に人数の減につながっているかといいますとちょっと判断しにくいものがあるかと思います。以上でございます。 ○寺北委員長   それでは坂部委員お願いします。 ○坂部委員   課長が説明された障害者基本計画なんてどうちゅうことないと言うたらあれなんですけど、先日古西委員がいろんな研修受けて基本計画自分たちでやったらって言ったけど、研修受けたからといって多分申しわけないけんど計画づくりができるか、そうではないと思うんですけれど、例えばこの障害者基本計画400万円ほど上がってるんですが、それを受けたかどうかじゃないんですよ。第3期の障害者基本計画ってアンケートは別としてほとんど自分とこで持ってるデータが中心なんですね。コンサルももちろん入れていいと思うんですよ、思うんだけれどできるだけ自分たちでやって、もちろんそれだけのプライドあるしコンサルの丸投げではないと思うけれどちょっとそういうのも含めて、400万円ありしじゃなくてちょっと担当者が頑張ってつくっていくと、もちろんアンケートなんかはコンサルに任せたほうがうまいことまとまるかなというのもあるんですよ、あるんです。そこら辺のことだけですわ、どうですか。 ○松井社会福祉課長   先ほど委員さんがおっしゃられたとおりアンケートを実施します。そのアンケートにつきましては相談支援事業所、あと市内のそういう障害者施設の担当の方集まっていただいてアンケートの内容を今精査したところでございます。そのアンケート、これコンサル任せじゃなくて自前でこちらでつくらせていただいてそれを該当者に送らせていただくということで今進めております。それを集計、あとコンサルにお任せするとことしましては集計なり、あと法に基づく変更点そういうところを再度コンサルのほうで確認いただいた上で冊子にまとめていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○寺北委員長   それでは高橋委員お願いします。 ○高橋委員   老人クラブ助成事業ということでちょっとお尋ねをさせてもらいます。現状各町の老人会、一時減りかけておったんかな。予算的にも余り変わってないのでクラブ数自体はそんなに変化はないんかなと思うんですけど、まず現状どうでしょうか。 ○伊藤長寿福祉課長   今委員お尋ねの件なんですが、老人クラブのクラブ数としましては平成27年度当初は56でした。28年度の当初も同じく56クラブございましたが、途中で1つ復活していただいておりますので現在57クラブで申請いただいておるところです。 ○高橋委員   80町ある間で57ということで、なかなか一回潰してしまうと復活というのは難しいなという思いがあるんです。実はうちの町も今いろんなことあるんですけどね。原因というんですか、なかなかもう一度立て直してもらいたいという思いは持っておられると思うんですけれども、そういうのでなぜもう一度立ち上がってこないのか。このわかりやすい予算の説明書の中にも事業の目的として書いてあるんですけども、高齢者が地域の一員として活躍するとともにレクリエーション等の活動を通じて親睦を深め、老後の生活を豊かなものとなるように支援しますとなってるんですね。であるのに、なぜ老人会もう一回復活してやろうかいというようにならないんか、そのあたりのところはどう捉えておられますか。 ○伊藤長寿福祉課長   委員御指摘の件なんですが、やはり各町とも担い手の方、リーダーシップをとって先頭を走っていただけるような方が不足しているというふうなことをよくお聞きしているところです。それが一番の要因かなと考えております。 ○高橋委員   確かにそうやろうなと思いますが、そこでいわゆる行政側として私は過去の婦人会と同じような轍を踏んでいくんじゃないかなというようなことをちょっと思うところがあるんですけれども、老人クラブが行政にとって必要というだけじゃなしに本当に老人会会員、個々にとっても地域にとってもやっぱり老人会はあるというのが、存在自体がみんなに必要なんやというそのあたりが認識されにくいんやろうなというぐあいに思ってるんですけれども、行政として老人会の必要性そのあたりのアプローチといいますか進めていくあたりをどのように押さえていこうとされとるんでしょうね。 ○寺北委員長   高橋委員はどないしてええと思いますか、行政じゃなしに。行政に何をせいと言いたいんですか、それを言わなあかんでしょう。 ○高橋委員   行政に何をせいと言うとるんじゃないんですよ。私は実は先ほどの地区の自治協議会とこれも含んで、ほか若者も含んで実はいっぱい質問をしようかなという思いがありまして、その上においてこの老人会等の問題をやっぱり行政だけの問題じゃなしにみんなで考えていかないかんねんけれども、でもそんな中において行政が、例えば先ほど婦人会の話を出しましたけど、最終的には講演会したり何やするのに婦人会じゃあ各町30名お願いしますみたいな、行政にとって都合のいい団体として見られてるんじゃないかというようなそんなところがあったんじゃないかなと。解散していこうという段階の自体で本当はほかから嫁いできて来られた女性同士が人間関係を構築していくという上において、婦人会という会は本当に私は必要な会であったんじゃないかなと思うんです。そんな中で、みんなが仕事していかないかんような時代になってきたというのもあったんですけれども、しかし受けとめ側が人集めるときの先の都合のええ団体としか見られてへんの違うかという思いを持たれたんかなというようなそんな思いがありましたんで、今まさに老人会が本当に行政にとって必要じゃないんですよ、皆さんにとって、ここに記載されてるように事業の目的として3つ上げられておられますけれども、そのことをどうその必要性をもっとわかりやすくアプローチをされようとしとるのかというそれを聞いてるんですよ。 ○寺北委員長   老人会は行政にとって必要な組織ですか、利用価値のある、言葉悪う言うたら。婦人会みたいな形ではないん違いますか。 ○高橋委員   今はないと思いますけれども、ないんやけれども個人的に聞いておるんですよ、何でせえへんのやというのは。しかし行政としては、別に潰してんやったら潰したってそれでよろしいねやという程度の老人会なんか。いやいや、ぜひ皆さんの幸せにもつながってくるんやからこれは必要なんですよというそのあたりをどう。多分そうやから必要、予算も上げて何とか立ち上げてもらおうと思われよると思うんですけどね。 ○寺北委員長   だから何が欠けとるから今潰れようとしとるん違うか、だからこういうことをやったらもっと老人会は活発になるん違うかというのを高橋委員が提起せなあかんわ。 ○高橋委員   ちょっと遠まわしな話になっとるけどね。 ○寺北委員長   遠まわし過ぎるわ。 ○高橋委員   例えば一つね、書類をようけ出さんなんのかなわんねんみたいな話、あけた話あるんですよ。何がそんなに難しいんかなと私は思うんですけども、ただそれを簡素化すりゃ続くんかという話と、ただそんな補助をもらわんなんために老人会を続けるんかというところ。また町によっても違うんでしょうけども、例えば老人会ここはそんなお金を。 ○寺北委員長   ちょっと、12時なりました。ちょっと続けてやらせてもらいます。 ○高橋委員   老人会自体ができたらずっと会長、これあけた話をしよるんですよ、あれを引き継いできたら私が会長のときに前もうた金より減らされへんがいみたいな、苦しんだような事業をされよるようなところがあるんかなと。本当にこの行政が各地区の老人会何とか立ち上げて、存続してやっていってもらいたいというのがこの事業の目的に上げられてることやと思うんですよ。しかしそのあたりのところが受けとめ側が間違うてるんかなという部分もあるんですけれども、もう一つ理解されない、してもらえないところ。言うとる意味わからんかな。 ○寺北委員長   正直言ってさっぱりわかりませんね。高橋さんが何を言おうとしてるかわからへんねん。 ○高橋委員   だから老人会はあってもなくてもええ団体ですかと、単純に。 ○寺北委員長   そんなん「はい」とは言えんでしょう。だから「はい」じゃないんよ、必要なんよ、行政からいうたら。 ○高橋委員   そうでしょう。だから必要なのに何で立ち上げてくれへんねやろうとか。 ○寺北委員長   だから何が問題なんですよって言わなあかんわけ、行政に対して。立ち上げるためには何が問題なんですよいうて、高橋さんなりの意見を言わなあかんわけ。 ○高橋委員 
     それは先ほど伊藤課長言われとったようにリーダーが、「よっしゃ、わしが受けてやったろう」という人がないのが問題やろうと思いますけどね。 ○寺北委員長   ほなしようがないでしょう、潰れても。 ○高橋委員   だから潰れたら潰れたでしようがないで、いいですよと。 ○寺北委員長   高橋さん、リーダーがおれへんとしたらほな次の手こないしたらいいん違いますかと言わなあかんわけ。 ○高橋委員   だからそんな中で、会長したら書類をようけ出さんなんとか連合老人会出ていかんなん、こっち出ていかんなん、わしは77でも仕事しとんねやがいと、そんなん受けられへんがいみたいなようなとこも一つはあるんやと思うんですよ。 ○寺北委員長   どうないしたらいいんですか。 ○高橋委員   わからん。 ○寺北委員長   質問違うねん、かみ合わなあかんわけ。 ○高橋委員   だから基本的に私は、原因はリーダーがないんやと今伊藤課長答弁いただいたでしょう。でも立ち上げてほしいんやということは何とか老人会、存続してほしいということは必要やと言われておると思ってるんですけどもそれは間違うてますか。 ○寺北委員長   だから補助金を予算上げとるわけ、必要や思っとるから補助金上げとるわけ。 ○高橋委員   そうでしょう、必要なのに立ち上がってくれないわけや。 ○寺北委員長   何でや言いよるねん。 ○高橋委員   だからリーダーがまずできへんというのは問題やなというぐあいに捉えておられるんですけども、そのリーダーがどこもよう受けんよっての、理由ですか、私はその書類自体を見たことないので実は申しわけないけども、ややこしいとか、あっちやこっち出ていかんなん、これはさておいて。書類というのはそんなに難しいもんなんですか、もう一回ちょっと聞いて。 ○寺北委員長   補助もうたりする書類が煩雑やいうのはよく聞きますよね。だからその書類をもっと簡単にしたらどうやいうのを一つの、そういうことでしょう。だからもっと簡単にできへんの、簡単にできへんのかいうのはその場合自分見とかなあかんねんね、本来。だから担当者からいうたらそんな難しい書類違いますよと言うかもわからへんわけよ。 ○伊藤長寿福祉課長   書類のことに関しましては補助を受けていただくために書類、年間の活動の記録でしたりとかそういうことで提出はしていただいておりますが、前にもそういう御意見が老人クラブさんのほうからいただいておりましたので、2年か3年ほど前に書類のほうを見直しましてできるだけの簡素化をして今のところ提出していただいてるようなところです。以上です。 ○寺北委員長   のつもりですと言うねんね、理事者からいうたら簡素化したつもりなんですよ。 ○高橋委員   先ほど1団体復活したとおっしゃいましたですよね、それはリーダーができたから復活できたんですか。 ○伊藤長寿福祉課長   実際復活されたのが6月ということでお聞きしてるんですが、リーダー、主に会長としてやっていただく方ができたということでお聞きしております。 ○高橋委員   要は引っ張ったろうという者ができると復活が可能と、そこら辺が大きな要因やということですかね。わかりました。言うとるように、まちづくりとこれも含んでちょっと一般質問。 ○寺北委員長   一般質問すんのかいな、まだ。 ○高橋委員   ございましたんで、それを。 ○寺北委員長   そうしたら審議の途中なんですけども12時回りましたので、55分なんですけど1時再開でよろしいでしょうか。               〔「はい」の声あり〕  そうしたら1時再開ということでよろしくお願いします。                休憩 午後0時07分           ───────────────────                再開 午後1時00分 ○寺北委員長   そうしたら議事を再開したいと思います。  それでは107の隣保館の耐震ですか、坂部委員。 ○坂部委員   107ページの大野隣保館、それから芳田の里ふれあい館、その次に上野会館、その次黒田庄の隣保館とあるんです。実は耐震の中身はどうやじゃなくて、耐震診断をするということはイコール建てかえなり耐震補強なりっていう前提ですよ、これ当たり前やと思うんですけど。  実は何が言いたいかいうたら、56年以前やからその対象物なんだけれど公共施設適正化計画の中で73ページにあるんですけれど同一用途の地区内の対応施設、地区に1つという原則を軸に見直しを行います。要は30%減らさなあかんさかいそういう形も出てきとるんです。ただし地元のいろんな状況等も踏まえていうのは次にあるんですよ、あるんですけれどこの公共施設適正化計画でいえば、例えば津万地区なんかは2隣保館あるわけですね。僕は絶対「じゃあ、おまえ1つにせい」という意見じゃないんですよ。いまだにコミュニティ施設としてやってるから置いておくべきかなという気持ちはあるんですけれど、公共施設はそういう形。これを見れば地区に1つ、例えば津万地区でいうたら大野と上野の隣保館を1つにの見直しを原則にやりなさいという形なんだけれど、公共施設の適正化計画と今度の耐震化をみんなするということは残すということやから、ちょっとそこら辺の整合性をどうなとっとるのというのを聞きたいんです。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   各館の耐震診断についてでございますが隣保館は設置後約40年経過しておりまして、この建物は昭和56年の建築基準法改正の前に建物いわゆる旧耐震基準で設計施工された建物になります。これらの建物の耐震性を確認する必要があることから、今回、耐震診断等改修計画に要する費用、業務委託要する費用を計上させていただいております。  ただいま御指摘ありました公共施設等管理計画との整合の部分につきましては、この28年5月に策定されております計画は十分我々も踏まえた上で今回の予算を計上しておりまして、そこでは集会施設の基本的な考え方について、今御指摘いただきましたように1地区1集会施設ということが原則としてということで定めてありますが、この隣保館につきましてはこれまで歴史的な設立経緯を十分に考慮した上で、地元ですとか関係団体と十分に協議調整を図った上で今後その方向性を決定していくことがあるというふうに考えておりまして、今回はあくまで集会施設、不特定多数の方が集まる施設の耐震性を確認して補強なり対策が要らないという結論が出ることも時にはありますので、そういったあたりを確認するための診断ということで御理解をよろしくお願いします。 ○坂部委員   先ほど言いましたように別にこの施設が2つあるのを1つにせいという思いではなくて、ただこの公共施設の一番上にそういう一つ原則いうことはその方向で行かんかいうことを答申されとるわけじゃないですか。だけど今課長おっしゃったように、ただしその下には地区の今の状況等も含めてなんだけれど、ということは隣保館はやはり地区の状況等を含めてというのは公共施設の中にはあるというもののそれを基本としていきたいということですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   市が定める計画ですので、方向性はその記載してあるとおりであると認識しております。その上でですが、現時点ではまだ地元の御意見もお聞きしておりませんし隣保館として必要性があると考えておりますので、長いスパンで将来的に考えていったときには市の計画が示すとおり集会施設は1地区1集会施設いうような方向性を示しておりますが、直ちにそういう方向に近づけるための取り組みに着手するかといいますとそういうことではないということで御説明申し上げます。 ○坂部委員   実際大野と上野開館どうなんよいうやたら、御存じのように津万地区と言いながら郷の問題があってなかなかそこら辺は難しい問題等あると思うんです。だけど今言いよる公共適正化計画に書いとるけれどほかの例えばコミセンとかいろんな分もそういう形の分は出てくると思うんです。もう一遍見直しながらじゃあ今の施設はどうしていくんや、地区の実情を含めてどう進めるのをちょっと押さえながら耐震もそうですのでやっていただきたいと思います。これはこれで終わります。 ○寺北委員長   続けて言ってもらったらいいです。 ○坂部委員   113ページの防犯カメラの設置なんですけどね、なぜその前に地区の一括交付金の中でどういう事業が対象となりますかというのを先ほどまちづくり課長に聞いて、庁内連携どうですかいう話で実はそこを聞いたんですけどね。防犯カメラね、補助率まずちょっと教えていただけますか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   防犯カメラ設置補助金につきましては、兵庫県が実施しております自治会や防犯グループ等の地域団体が行う防犯カメラ設置を促進し、地域安全まちづくり活動を防犯設備面から支援することにより、地域の見守り力の向上を図るため、防犯カメラ設置に要した経費の一部に対し補助する制度が県のほうでされております。  こちらは1カ所8万円の補助がございます。今回計上しております予算につきましては、兵庫県の補助金交付決定を受けられた団体を対象に県と同額の8万円を限度とした随伴補助を実施する予定のものでございます。 ○坂部委員   防犯カメラね、町の自治会ね、その防火カメラの対象者いうたら自治会の人だけではないんですよね、御存じのように。例えば公民館の中つけとったとしてもその横に道路が走ってる、何かあったときにその防犯カメラによっていろんな不特定多数の人が防犯カメラでカバーできるという要素あるじゃないですか。一括交付金的な要素でいえば、県が8万円、市が8万円だから16万円か、防犯カメラが何十万円するかわかんないんだけど、まだ一括交付金の各自治協議会できてないんだけれどこういうのんもまちづくり課長言いにくいかわかんないけんど、その一括交付金の中に含められる事業なんかどうか。どうなんですか、言いにくいですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   一括交付金の目的から考えますと、防犯に関する取り組みということで目的は一括交付金にぴったりな事業だというふうに思います。ただ、ほかに県なり市の補助がありまして、その補助裏に一括交付金を入れるかどうかといいますとその部分にはまだ十分検討しないといけないところがあると思います。  仮に、地元から今回実は次年度の地域自治協議会のモデル事業に向けて今年度話し合いした中で、実は防犯カメラを設置したいというお声は出ておりました。ただその時点ではその補助のことはまだ情報がありませんでしたので、一括交付金でということも意見としてありましたが、このように補助メニューがはっきりした段階でそれでも一括交付金を使いたいかどうかいうこともお聞きして、一括交付金としてのそういう使い方が可能かどうかもモデル事業で検証していきたいというふうに考えております。 ○坂部委員   ということです。だから要は、まちづくり課の一括交付金と各事業が上げてきてる例えば127ページのAEDも実はそうなんですね。その対象町の人たちだけがAEDは対象じゃなくて、今言いよるその近所で走っておって突然心肺停止になった人たちもカバーするのはAEDやし、市の施策とかいっぱいやってきてるわけですね。だからこういう防犯カメラ設置事業もやるときに庁内連携とりながら、ただ自治協議会できてないとこはどうすんねんいう話もあるけれど、もう一年待っとってもうて自治協議会の中で落とし込みする。自治協議会ができてなくても一つの各地区の中の一括交付金でカバーできるんだったらそういう連携をして、こういうAEDは単なる補助金で終わりますよじゃない、だから一括交付金の対象事業やこういうのは庁内的に何か連携をちゃんと図ってAEDは今回はこうやけんどという形が必要やと思うんですね。だからそういう面でいうたら今回は上がってくるかどうかわかんないけれど、出たときにはまちづくり課の一括交付金と一遍連携しながらそういうのは庁内で必要やと思うんです。それだけのことです。 ○寺北委員長   この防犯カメラでいえば県の事業なんでしょう、そもそも。県へ申請して県の採択されて市が足すということでいえば、一括交付金に入れる入れへんいう議論は要らんの違いますか。その地域自治協議会が県に申請したらいいんですよ、お金は好きなように使ったらいいん違うんですか、補助金違うから。 ○坂部委員   だから県が8万円あって、残り例えばこれが20万円ほどとしますやんか、例えばそれが100%補助かどうか一括交付金の防犯カメラが防犯対策として対象になりますいうたら、例えば8万円県もうて残りの20万円やったら14万円、その一括交付金の対象になったら。こういうのは今言うたように町だけの問題やなくて、広く一般に対応できる防犯カメラなわけやから全部100%県の補助もうて、できるかどうか知りませんよ。県の8万円もうてやるとこへ、地域自治協議会の一括交付金の対象とするなれば、100%よ、なるんであれば全部今でもしたとこの町には残り8万円プラス20万円やったら14万円、8万円じゃなくてやってもいいけど、それが落とし込みができるんじゃないのと思って言いよるんですけどね。 ○寺北委員長   一括交付金やって好きなように使うたらええん違うんですか。だから今の議論なんて要らんの違うかなという意味言いよるねんで。比延地区が県に対して申請すると、防犯カメラで、県で採択されたと。そうしたら市が単純にこの補助金を8万円足すと。一括交付金の中から自分とこが自腹を5万円やったら5万円足すということで言えば、今の議論は要らん議論じゃないですかいうのを僕は言いたいわけ。 ○坂部委員   だからそういう仕組みを今言いよる庁内で、今言いよる県が8万円あります、比延地区で一括交付金何ぼか渡します、その中で市が8万円補助あって、それは一括交付金の補助なくて一括交付金の中で、8万円県、20万円やったら14万円、一括交付金の中で地元は一銭も出さんでも使えるんじゃないのという話です。それはどうなんですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設準備室まちづくり担当主幹   例えばですが、24万円のカメラ1台のときに先ほどやったら県が8万円、市が随伴で8万円ということになると本来であればあと8万円を地元が負担するんですが、一括交付金を地元に交付しますのでそれを地元負担分として財源として、実質地元が負担するんではないという形もとれるんですが、一括交付金はある程度限られた金額でもありますし、本当に地域の方がそういう使い方を望まれるのかいうのをまず我々は確認したいのが1点と、また補助事業ですから当然地元の負担が要ってその補助が成立するというようなメニューもあるかもわかりませんので、その県の事業の組み立てとしてそういうことが可能かどうかいう確認も要りますし検討事項はあるんですが、考え方として一括交付金はそういうことに充当していくことも適切やということ、地元も市側も市の調整としてもそういう結論に至りましたら方法としてはあり得ると考えております。 ○寺北委員長   ほかないですか。               〔「なし」の声あり〕  ないようでしたら民生費の第2項の児童福祉費、第3項の生活保護費114ページから125ページまでを審査したいと思います。  理事者からの委員会説明をお願いします。 ○清水こども福祉課長   121ページにございます子育て応援ライフプラン事業でございますが、子育てコンシェルジュなどが全ての妊産婦や子育て家庭との面談を通して子育ての悩みや困り事などを伺うことにより、虐待などの大きな問題に至らないよう、妊娠期から子育て期にわたるまで切れ目なく支援をする体制を整えようとするものです。  平成29年度から子育て世帯包括支援センターを開設し、窓口を一本化することで母子保健事業と組み合わせて面談回数をふやしきめ細やかな支援を行います。あわせて、ブックスタート事業として出生時と10カ月の乳児相談時に絵本を贈呈します。  続いて次に123ページの認可外保育施設等保育料助成事業でございますが、お配りをしております資料をごらんください。  平成29年度から四、五歳児の保育料について1番の表のとおり、認定こども園保育園部は月額5,000円を上限とし、2番の表の認定こども園幼稚園部、市立幼稚園は無償といたします。認可外保育施設等の利用者につきましても保護者負担や近隣市の状況等を考慮しまして、保育料の助成につきましては平成28年度保育料それぞれの表における最高位の所得層の2分の1に相当する金額とし、保育園につきましては4歳児が月額1万2,300円、5歳児が7,600円、幼稚園につきましては月額2,700円を上限とする定額助成を行いたいと考えております。  なお、この金額につきましては認可保育所等利用者の保育料無償化に伴う市負担の平均額とおおむね合致をするものでございます。以上でございます。 ○寺北委員長   委員会説明は終わりました。
     それでは質疑のある委員の皆さんは挙手をお願いします。 ○宮﨑委員   117ページ、放課後児童クラブ事業のうちの15番の工事請負費について。 ○岡崎委員   121ページの一番下の多子世帯保育料軽減助成金。 ○岩崎委員   同じく121ページの今説明がありました子育て応援ライフプラン事業。 ○林委員   どれという事業ではないんですが、まず1点が施政方針質疑のときに言いました他市との比較、子育て子供関連事業の総予算に占める割合の他市との比較と子供の貧困調査についてお聞きしたいと思います。 ○村井正委員   121ページの上から2行目、これはもともとはこどもプラザ事業なんですが、そこのみらいえ地域子育て事業についてお尋ねします。 ○浅田副委員長   117ページ、病児保育事業の委託料に。 ○寺北委員長   ほかないですか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら宮﨑委員お願いします。 ○宮﨑委員   それでは117ページの工事請負費、旧の西脇幼稚園の駐車場の整備工事費ということなんですけれども、これは実は議会報告会上本町の中で西脇幼稚園閉園になったら後をどうするんやということから、放課後児童クラブの西小の改修のときに使いますという返事をしたんですけれども、そのときに園舎までの中で送り迎えの車で込んで大変やないかという話が出ました。担当課、そのときは教育委員会のほうにお聞きしたら駐車場を整備して車が出入りできるようにしますという話をお伺いしたんですけれども、そのときに西脇幼稚園の南側の園庭の立木も大きくなって、あと園までの通路のとこの桜の木も植えてから50年以上たってるし、そろそろ枯れてきているというお話もしたら、予算がつけばそこら辺の環境整備もさせていただきますということで教育委員会のほうからはお返事をいただいてたんですけれども、今回この児童福祉費のほうでそのような予算が出ております。駐車場の整備はこれでいいんですけれども、あと環境整備のほうのことはどうなってるのかなということをちょっとお聞きをしたいと思います。 ○竹内学校教育課長   草刈りでありましたり高木の枝打ちにつきましては13番委託料のところに草刈り等整備業務委託料で160万円計上しております。それで定期的な草刈りでありましたり剪定のほうはしてまいりたいと考えております。以上です。 ○岩崎委員   よくわかりました。それと園庭の中で駐車場をつくるということになれば、やはりもともと幼稚園の建物ということでサイズ的に何もかもが小さいんですね。門から入ったところに渡り廊下みたいに屋根のついてるところがあって、車が入るにしてもちょっと狭いかな、入れないことはないと思うんですけれども、小さい子供も今度はおりますしそこの通路も十分に交通に気をつけてもらえるような配慮等をお願いをしたいと思うんですけれどもその辺はいかがでしょうか。 ○竹内学校教育課長   放課後児童クラブにつきましては低学年、それと中学年等がありますので、なるべく小さい子供たちのほうには駐車場のほうはつくらずに年長のほうの近くで駐車場はつくってまいりたいと思いますし、入り口に関しても通路の通りやすいように検討はしてまいりたいと思います。以上です。 ○寺北委員長   そうしたら副委員長。 ○浅田副委員長   病児保育事業のことでお尋ねをいたします。昨年と同様の予算が計上されているわけなんですけどまず最初に利用者の変動、そういう統計というのかそんなのはおとりになってるんでしょうか。 ○清水こども福祉課長   利用者の実績といたしましては、平成26年度におきましては延べ153人、平成27年度におきましてはちょっとふえまして延べ289人、28年度、今年度でございますが見込みとしましては200人弱となる予定です。来年度におきましても今年度と同様200人弱の予定で予算を計上いたしております。以上です。 ○浅田副委員長   ちょっと西脇の病児保育をされている施設へお尋ねに行ったんですけれども、この保育に係る人数の変動というのは一つにはその年の病気のはやりぐあい、インフルエンザがはやったりとかそういう病気によって違うっていうことを1つお伺いしたのと、ふえてきておるというのは病児保育をしてますよという認知度が上がってきたからふえてきたんかなというお話は聞いてきてるんですけれども、ちょっと近隣を調べてみましたら西脇は1日に2名まで受け入れしていただいてるんですけども、加東市では1日当たり4名、それから小野市でも4名、それから多可町では病児が2名、病後が2名ということで4名の受け入れ態勢を整えていらっしゃるんですけども、西脇としては今後そのようなところはどう進めていくかという御検討はなさってますでしょうか。 ○清水こども福祉課長   この病児保育の事業につきましては、この近隣におきましては西脇市が先発で行っておるということでございます。近隣の小野市、加西市、多可町につきましては最近医療機関等が実施されて最近開設されたということを聞いております。  現在のところですけども西脇市では西脇こども園に委託をしておるんですが、2名ということで行っていただいてますが今のところ利用者の方についても委託先のこども園についても対応でき切れないというようなことは聞いておりませんので、現状としましては当分はこの様子で行きたいと思っております。また今後そういう利用者が大幅に増加したというようなことがありましたら、医師会等とも協議しながらまた検討していく必要があろうかと思います。以上です。 ○浅田副委員長   私の耳に届いてるのは、ある方がおばあちゃんもママも働いていらっしゃって、ママが1日ぐらいは休めるんやけども3日も4日も勤務を休ませてほしいということは言いにくい、おばあちゃんも私も勤めとるんやけどもどっちかいうたら私が辛抱して休んで見んなん。病児保育の預かってもらえるところはないかなっていう御相談も受けたことがあったりして、やっぱりちょっと不足なんかなという思いもしてるんですけども、そういうこともあるということでまた受け入れの人数、それと開業医さんがほかの地区ではされてるところがあるんですけども、そういうところへのお願いっていうのはいかがでしょうか。 ○清水こども福祉課長   先ほども言いましたとおり、施設側としましては看護師さんの雇用の必要もあります。また医院のほうでお世話になるとしましたらまた医師会とも協議も必要になってきますので、そういったところは今後の検討課題かなと考えております。以上です。 ○浅田副委員長   昨年でしたかしら、女性活躍推進法ができたりして女性も働く機会がますますふえてくると思いますし、若い人たちにもぜひそういう社会へ出ていただきたいという思いがあるもんですから、西脇のホームページ開いたところは病児保育というので上がってるんですけども西脇もそれは病後も対応はしていただいておるわけですね。 ○清水こども福祉課長   病児と病後児、病気のときと病気の回復期ということで委託をしております。 ○浅田副委員長   先ほど話がおかしいとこ行ったんですけど、女性活躍推進法も踏まえて女性の活躍を私も望んでるとこですので、こういう受け皿、子供を育てるのには西脇がいいですよっていうようなことのまず最初の発信かと思いますので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。以上です。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員、みらいえ。 ○村井正委員   そうしたら121ページの上から2段目のみらいえ地域子育て事業ということで、これは資料②に事業内容を出していただいております。これを見させていただいて、確かに非常によくこういう形でやっていただいてるっちゅうのはまず評価しておきたいと思います。  それで私の課題は、実はこの資料を見ましたら1、それから2夏休み期間というふうになっております。平日はこのみらいえの近くの子供たちが中心に、これでいいましたら平日と土曜日、日曜日及び祝日といいましたらほとんどの日にちを対応していただいてるということで、ここの対応していただいてる方には非常に頭が下がる思いや思います。ただそれ以外の地域では、昨年12月の予算決算のときに夏休みにされた事業をずっと資料として出していただきました。それと平日になさってるというものと非常に差的にはあるというのは事実やないかと思いますが、ただ今回、こういう形でまた次の予算を上げていただいておるとこを含めて、みらいえ外の地域に昨年なさった夏休みの宿題をやっつけようということをされた上でことしはどういうところを、回数であるとかそういうところを具体的に想定されておるのがあるんでしたらお尋ねをしたいというふうに思います。 ○藤井総合企画課茜が丘複合施設長兼男女共同参画センター所長   地域子育て事業なんですけれども、基本的には29年度も28年度の状況を引き継いでいきたいと考えております。今村井委員おっしゃったとおり平日、それから土、日、祝祭日、それから長期休業期間においても28年度に行いました同様の、少なくとも同等ぐらいの事業は行っていきたいというふうには考えているところです。ただ夏休みに実施した場所ですとか日ですとか周知方法等につきましては、もう少し十分な周知ができないかとか有効な日はないかとか時間帯はないのかとかそういったところは検討していきたいと思いますけれども、事業全体としましては引き続き28年度とほぼ同様の事業内容を想定しております。以上です。 ○村井正委員   資料いただいてる1については、これはもうそれで結構やないかというふうに思います。これは今までにもずっと議論があったと思いますが、どうしてもここの平日にここへ行ける子供っていうのは地域的に限られてくるということの中で夏休み期間に新しく去年からしていただいたというふうに思いますが、やはりこの差をもう少しというかちょっとでもほかのところでもこういうのができるっていうのを考えていただいたほうが、やっぱりよりみらいえの周りの子供たちとそうでないところの子供たちの差がちょっとでも埋まっていくというか、そういうことのほうが私は大切やないかっていうふうに思ってるんですけども、今のお話では周知方法は検討するけれども回数、これは人的なところがあるということだからそういうふうになるとは思いますけども、そこら辺のところはもう少し、例えば地域等のことで協力関係も含めてもう少し丁寧な形をお願いできないかと思いますがその点はいかがでしょうか。 ○寺北委員長   長期休業中じゃなしに平日の話ですか。 ○村井正委員   私はもう少し夏休みの宿題というところの拡大からしていったほうが、なかなか平日というたら毎日毎日というふうになるんで、人的な面では非常に大変かなというふうな思いがあるので、今のところは夏休みをまずというか夏休みだけやなくてもいいですけどもちょっとそういう休暇的なところから拡大ができないかというふうには思ってます。 ○寺北委員長   それは場所の会場数か、日数かいうことで言えばどうなんでしょう、村井委員。例えば長期休業中の場合、比延やったら2カ所やったら2カ所を3カ所にするとか4カ所ということなのか、5日間いうのを10日間いうんかそこら辺の関係はどうなんでしょう。 ○村井正委員   私のモットーは、少しでもみらいえに近づけるような状態をというふうに思ってますのでそれが例えば今回、大体前回は4回前後ですね。ですからそれより少しでもふえていくということでまず進めていかんとなかなか一遍に、人の対応というのがありますから一度にっていうのはちょっと難しいとは自分では思ってますので、そういう意味では少しでも多目にできないかというそういう意味です。 ○寺北委員長   だから前は2カ所を4日間でしたでしょう。それを3カ所か4カ所か、4日間とか5日間いう数を確認しておるんですよ。前2カ所、それぞれ2カ所だと思います。地区、それで4日なんですよ。その会場数を言いよってんか日数を言いよってんかいうことを今確認しよるわけ私は、村井委員に。 ○村井正委員   それはよりたくさんのところでたくさんできればいいですけども、ただ私もすぐにはそれは難しいという前提でどちらでも結構ですよ、それは。 ○藤井総合企画課茜が丘複合施設長兼男女共同参画センター所長   休みの間で先般の議会でも御説明させていただいた、今言うてる地区で2カ所で4回ぐらいが基本になってるんですけれども、一つ、できるだけ委員のおっしゃるようにふやしていける範囲でふやしていけるように努力はしたいとは思って考えています。ただやはりスタッフの関係があるんですね。夏休みに今回も、28年度もなんですけれども基本的には兵庫教育大学の学生さんにお世話になって来ていただいてるんですけれども、夏休みの間は帰省をしている大学生、兵教大の方以外にもお声がけをさせていただいて地元に帰ってこられたときにぜひ地元の子供たちにかかわってほしいというお願いをして何名の方かに助けていただくというか協力をしていただいて、その後もまた続いて帰ってきたときにみらいえへお越しいただけるようなつながりもできてるような状況でやっております。ただ、今も言いましたようにスタッフの人数がなかなか回数をふやしてその人数を十分に確保できるかというのが今後、今この時点で大丈夫ですというのは言いにくいことでございますので、今委員がおっしゃったことも踏まえましてできるだけ地元にまたお借りする場所の方、責任者の方とも協議をさせていただきながらそういったことも踏まえて少しでも拡充できるような形で進めていけたらと考えております。 ○寺北委員長   そうしたら岩崎委員お願いします。 ○岩崎委員   121ページの子育て応援ライフプラン、これは全く新規事業で西脇市においては今回他市にないような子育て応援ライフプランというのを創設されました。先ほど清水課長のほうからも説明がありましたけれども、この内容、いわゆる妊娠期から就学前の間の相談というようなことになると思うんですけれども、この一連の流れというんですかこの説明をちょっと最初にしていただけますでしょうか。 ○清水こども福祉課長   この事業の詳細というふうなことでございますが、実際の相談体制は1月からスタートをしております。具体的には母子手帳を交付するとき、それと出生届の後、そして子供さんが1歳になられたころの合計3回、子育てコンシェルジュや保健師が全ての保護者と面談をいたしまして、子育て支援ガイドブックなどを参考にしながら保育所ですとか認定こども園の案内とか、また各種子育て支援事業の活用などをアドバイスし各家庭に合った子育て期の生活設計、ライフプランと言ってるんですけどもそれを描いていただくお手伝いをしようとしております。  29年度は先ほども申しましたように子育て世帯包括支援センターを開設いたしますので、健康づくり内に窓口が一本化されまして、従来からの母子保健事業と組み合わせまして子供さんの1歳までに合計6回、市の担当者と保護者の方がお出合いをして顔を合わせてお話をする機会を持つという他市にはないと思いますがそういう事業を実施しまして、きめ細やかな対応と言ってますけども、早め早めの対応で信頼関係を築いていくということが狙いでございまして、1歳までの間に市の担当と保護者のそういった関係を構築しようとしております。以上です。 ○岩崎委員   詳しい説明ありがとうございます。それが今あらゆる、恐らくいろんな相談、どんな相談事でも多分乗っていただけるであろうというふうに私は解釈しました。  それで1つ聞きたいのは、実はみらいえのこどもプラザの中にも子供コンシェルジュっていう方が、いわゆる相談をされるコーナーが多分あると思うんですよ。そことの関係は、今回今清水課長おっしゃってるのはこども福祉課と健康課がタイアップをして窓口をつくるということ、みらいえにはみらいえでまたそういう相談コーナーがあると、いろんな悩み事の相談コーナー。みらいえの場合は時には予約すれば極秘で相談に乗りますよというようなコーナーがあると思うんですけれども、そこらはどういう関係を持ったらいいんでしょうか。 ○清水こども福祉課長   現在の子育てコンシェルジュはこども福祉課の配属は2名、こどもプラザが1名、合計3名配属をしております。こども福祉課の2名につきましては4月開設いたします包括支援センターに基本常駐をいたしまして、ライフプラン事業を推進するということとともに支援を要する家庭へは各種関係機関との調整を行って、早期の支援につなげていくということとか健康づくりセンターでの母子保健事業の補助なども行うようにいたします。  またみらいえのコンシェルジュは、みらいえのような市民との身近なそういう施設でございますので、そういったところで積極的に市民の方に、子供さんにもお声かけしながら利用者の方から気軽に相談に応じるというような、そういった場合は保護者に不安のあるような方はこのこども福祉課の子育て支援事業ですとか母子保健事業というようなものにつないでいくということで連携をとっていきたいと考えております。  そのために母子保健の担当ですとか子育て支援の担当、こどもプラザの担当につきましては情報の共有が必要になってきますので、現在も行っておりますけども定期的な連携の情報共有の会議を持つということを心がけていきたいと考えております。以上です。 ○岩崎委員   そうしたら、例えばみらいえの場合は小学生高学年でも相談に乗ると。今おっしゃった清水課長のほうはいわゆる妊娠期の方から就学前までの間というふうに、例えば年齢で分けてもいいんですか、そういうふうに私ちょっと思ったんですけども。 ○清水こども福祉課長   先ほど申しましたライフプランというのは1歳までの間に市と保護者との関係を構築しようとするものですので、その後そういう信頼関係ができましたらその後の随時の相談には適宜乗っていこうということで、子供さんが小学校になられてもその関係というのは引き続いて行っていきたいと考えております。 ○岩崎委員   よくわかりました。結局、今おっしゃったのはいわゆる妊娠期からということで、その方々は母子手帳がいただけるからこういう制度があるんやなというのは今はよくわかるんですけども、例えば対外的に、西脇市はこういうような支援をやってるんやとかいうようなことがわかることによって他市からも地域創生、人口増につながるんではないかと思うんですけれども、そういったようなことは何か手だてを考えておられるんかどうか。 ○清水こども福祉課長   このライフプランの取り組みは私ども担当としましても市外に大いに発信をしていきたいと考えておりまして、庁内的にも次世代創生課のほうとも連携をいたしまして若い世代の方にも発信をしていく必要があると考えております。  具体的には29年度から定住促進サイトでのPRというふうなことも考えておりますし、現在、映像での市政PRというのも検討をしておりますので、そういった中でより広く発信をしていく努力が必要ではないかと考えております。以上です。 ○岩崎委員   ぜひ子育てするなら西脇市ということを大いにPRしていっていただきたいとこのように思っております。以上です。 ○古西委員   同じところでお尋ねをするんですけれども、この子育て応援ライフプラン事業は国県の補助金が入った事業となっております。ですので近隣市町も同様の事業をされているところも見受けられます。ただ、西脇市においては1歳までの間に対象者に対して6回という数が県下で一番多い接触をされるということが強調されていると思うんですけれども、このライフプランという各家庭に合ったものを作成するということなんですけれども、各家庭に合ったプランというもののまずは基本パターンっていうものがあるんでしょうか。恐らくあるのかなと思うんですが、基本パターンがあってそれから各家庭に合ったものをプラスしたり引いたりっていうふうにしていくのかなというふうに思うんですが、どのようなものがそのライフプランの基本パターンになってるのか教えていただけますか。 ○清水こども福祉課長   この基本パターンといいますか全体的な流れといいますのは妊娠届をされたときから始まるんですけども、そのときに母子手帳は交付されますが、その際に子育て応援ライフプランというこういうファイルも一緒にお渡しをすることになっております。このファイルには子育て支援のガイドブックも一緒に挟み込んで、市全体の子育て支援の総合的な情報をこちらのほうにまとめておるということで、そのときに今回ライフプランが始まりますよということで妊娠のときと子供さんが生まれられたとき、1歳のとき、それ以降は小学校ぐらいになるまでの間の合計3回のライフプランシートというようなものも一緒にお渡しをしまして、それとその全体像と一緒にお渡しをしまして最初に説明をさせていただくというようなことを考えております。 ○古西委員   わかりました。先ほどの岩崎委員からの質疑での答弁にもありましたけれども、1歳までの間に信頼関係を築きたい、できるだけ早い時期に築きたいっていうふうなことをおっしゃられました。6回もの回数を接点持つということで、若いお母さん方も心強いとは思います。
     一つ私思いますのが西脇市が抱える課題というか、西脇市じゃなくても日本中が抱える一つの問題ですけれども障害児の増加という問題があります。西脇市でも障害児がどんどんふえている状況だと思うんですけれども、この子育て応援ライフプランで1歳までの間にたくさんそのようなお子さんと接点を持つことによって障害の早期発見っていいますか、障害が先天的なものもありますけれども後天的なものもあるかもしれないです。ですのでそういう障害を極力防ぐっていうふうな視点、防ぐって難しいと思うんですけれども、ライフプランの中に障害の芽を早期発見するようなそういうふうな西脇独自の視点っていうものを持って取り組むっていうのはどうかなっていうふうに思うんですけれども、ちょっと難しいかもしれないんですけれども。 ○清水こども福祉課長   委員お尋ねの障害というのはどういったことを指しておられるのかわからないんですけども、発達障害というようなことをおっしゃってるのかなとは思うんですけども、この取り組みはそういうことではなくて発達障害というのももともとその人の個性であると言われておりますし脳の特徴であるというようなことも言われておりますので、その数がどうというのではなくてそういう子供とどうかかわっていくか、その保護者ですとか親とか周りの方とか保育園の保育士さんですとか、そういった方はどういうふうにかかわっていくかということが大事なことであって、それは療育事業を西脇市のほうでも行っておりますので、そういったことが必要な子供さんであればそういう療育につないでいくというようなことをこのライフプラン事業の中でやっていきたいと考えております。 ○古西委員   障害となると難しい問題だと思うんですけれども、先天的なものと後天的なものがあり、最近言われているのが予防接種との関連で発達障害や自閉症っていうふうなことが言われてたりもします。アメリカのトランプ大統領などもその辺のところを言われてくるようになっているということは情報で見たりしました。ですので後天的なことでもし発達障害などが起こるのであれば、多分予防接種でそうなるって誰もほとんどの方が思わないと思うので、疑るっていうことをされないと思うんですけれども、そういう視点も多少一言添えてあげるっていうふうなことが必要じゃないかなって思ったりします。また予防接種の話なんかもこの子育て応援ライフプランには出てくるんじゃないかと思うんですけれども、同時接種などは非常に危険であるっていうふうなことも言われ始めてきたりしておりますので、その辺の相談の中でどういう話が出てくるかわからないんですけれども知識としてアドバイスをすることによって少しでも障害の方が、それで減るかどうかわかりませんけれどもそういう視点を持ってはっていうふうには思うんですけれども。 ○寺北委員長   今言われてる予防接種等々のやついうのは公的に認められた内容なんですか、それともまだ非公式的ないうんですか、というのはどうなんでしょう。公的に今証明されてる内容なのかいう問題。なぜかいうたら、行政は行政として予防接種等々を推奨してますからそれとの関係で、もしまだ公的にされてないんやったら行政がするわけないんですよね、反対の方向やっとるんやから。今古西委員が言われてる内容とは違う方向でやっとるんやからね。そこへ公的に認められてないようなまだ非公式いうんですか、不特定な話だったら行政受け入れられないよね、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○古西委員   公的には認められてはないと思います。ですので行政がこうしなさいっていうふうなのは言えないとは思うんですけれども、そこが逆にもしかしたら、可能性ですけど今どんどん障害児がふえている実態はあるのは確かなわけです。 ○寺北委員長   その原因が何かという問題。 ○古西委員   原因は何かわからないんですけど。 ○寺北委員長   わからないんでしょう。 ○古西委員   公には認められてないです。 ○寺北委員長   だからそういう面でいえば、行政は今予防接種等々をやられてるけども私の知る限りではこういう問題があるいうのを私は思いますので、そういう点もまた気をつけてくださいねで終わる話で、答弁が必要の話じゃないんですよ。また求めても「はい、わかりました。そういう方向で頑張ります。」とも言われへん状況かないう感じするね。だから一方的な話なんですよ、今古西さんが言われてるの。だから余り、そういうことで。  そうしたら岡崎委員お願いします。 ○岡崎委員   多子世帯保育料の軽減なんですけども、補正予算でも減額されております。実際に昨年の当初予算よりは5分の1になってるんですけども、まずこの現状、どう見て減額になったのか教えていただけますでしょうか。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   当初予算で今回計上させていただいておりますのは361万1,000円、28年度の補正予算では当初は1,900万円であったものが972万6,000円ということで当初減額、それと今回も予算的には減額という形になっております。  平成28年度の予算編成の段階につきましては、多子世帯保育料軽減事業につきましては兵庫県の制度になっております。兵庫県の制度で第2子、第3子の子供さんの保育料を助成しようという事業になっております。通常の保育料につきましては同時入所の場合第2子半額、第3子無料というような制度が基本の制度になりますけれども、それとこの兵庫県の独自助成の関係がございまして、平成28年度は兵庫県のほうが拡大を独自にされております。それは今回拡大されておるんですけれども、第2子も第3子も国のもともとの基本の制度を適用されてる人は兵庫のほうは対象にならないというふうな規定がございます。28年度につきましてはその予算編成の段階では明確になってなかった関係がございまして最大で見ておりました。それが1,900万円から972万円というふうな減額になっております。  今回、972万6,000円から361万1,000円に減額になりましたのは四、五歳の無償化というものが一番大きくなっているところと、それと今年度からは先ほどの経過措置が県のほうの、27年度までその制度が適用になっていた子供さんは28年度は経過措置で対象になっておったんですけれども29年度は国のほうの適用になる方についてはもう兵庫のほうは対象とならないと、助成のほうは対象とならないということになりまして減額となったものでございます。 ○岡崎委員   ということは昨年、実際に390名を一応予定やったんですけども本年度は195名と半分ぐらい減ったということをお聞きしました。この現状を見てやはり今回の195人というのは4歳、5歳児は無償化、それ以下の方と考えていいんでしょうか。3歳、4歳までやから3歳以下の方がこの対象でしょうか。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   委員おっしゃるとおり実質的には3歳以下の子供さんとなっております。ちなみに人数としましては53人という形になっております。 ○岡崎委員   実際この多子世帯の軽減事業なんですけども、ずっと県の事業にそのままのっかっていってるんですけども市独自でというのは何か考えられないでしょうか。といいますのが、例えば若いお母さん、小さいお子さんをお持ちの方はやはり育てるに対しても年収少ない中で、所得制限があるのでそれに伴って生活が苦しい方もいらっしゃる、その方にはもう少し手厚いということで、実際に3歳以下の場合は5,500円、そして3歳以上は4,000円という枠なんですがこれを例えば500円なりとかそういう形でアップすることはできないのかなと思ったんですけども。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   委員おっしゃられてるように、子供さんが多い家庭については多くいろんな負担がふえるということは当然わかる話ではございます。ただ西脇市の場合、今回は西脇市は四、五歳は無償化というふうなことで大きな決断をさせていただいておるんですけれども、他市の状況でいいますと逆にこの他市のほうを助成をふやすとか保育料を減額するとかそういったところも市町によっては施策を選択されております。我々としましては、今のところにつきましては四、五歳無償化というところで経済的の負担の軽減を図るという考えのもとでやってもらっておりますので、今のところちょっとそこまでは至っておりません。 ○寺北委員長   そうしたら林委員お願いします。 ○林委員   まず施政方針で聞かせていただいたいわゆる子供関連予算に注力して予算編成を今回もやってるということなんですが、よその予算、予算概要ぐらいまでしか見てないんですが予算概要を見ましてもやっぱり子供関連予算っていうのは力入れてはるんですよ、どこも。そんな中で、じゃあ周辺市に比べて西脇市の注ぎぐあい、よくされてるのはよくわかったですね、この間の施政方針の質疑の中でわかったんですが、他市と比較した場合どういうポジションにあるかっていうのをちょっと知りたいんで、調べていただいてると思うんで教えていただきたいと思います。 ○清水こども福祉課長   子育て関連予算の一般会計に占める割合という御質問でございますので、比較対象といたしまして民生費の児童福祉費と教育費の教育総務費、小学校費、中学校費、幼稚園費、それで合計額を特化いたしまして担当のほうで調べさせていただきました結果を報告させていただきます。  まず西脇市は一般会計の総額189億3,000万円に対する割合は16.9%でございました。同様に三木市さんは17.9%、小野市さんは17.0%、加西市さんは16.6%、今年度、小中学校とか認定こども園の施設整備を予定されております加東市さんは22.8%、それと多可町さんは17.9%という結果でございました。以上です。 ○林委員   どことも力を入れてるのがわかりますし、当然前にも言いましたが公立で保育園を持ってたりとか幼稚園を持ってる場合っていうのは単純比較っていうのができない部分があるんです。当然学校の施設整備をやられればぼんと上がりますし、だから単純には言えないんですけどもどことも力を入れてるっていうのがわかると思うんですね、押しなべて言えるのは。  じゃあそんな中で西脇市が、今岩崎委員も言われましたけど子育てするなら西脇市というのを打ち出すときにどういった打ち出し方があるんだろうというのをやっぱり考えていかんとだめ、これはこども福祉課だけじゃなくて次世代も含めて考えていかんといかんと思うんですけど、あんまり言いよったらあなたの例の件かという話になるんですけども本当にせっかく西脇市も力入れてるんでこれをどうやったら打ち出せるんか。1つの案は私が前回一般質問でもしたような子育て総合支援条例をつくるとかそういった打ち出し方もありますし、またほかの打ち出し方もあるんだろうな。例えば小野市さんなんかやったらチラシつくって周辺にまいたんですよね、こんなことやってますと。いろんな打ち出し方があると思うんです。ただ、よそのところに住んでいる人を西脇市に引っ張ってくるという考え方じゃなくてもっと遠いところから、大体この辺のエリアに移住しようかなと考えたときに、これは次世代も言うてましたけども西脇市を選んでもらえるようなまちづくりというか、これでいえば子育ての力の入れぐあいっていうのを見せていかんとだめだと思うんで、これはまた一つの宿題にもなろうかと思いますが、ぜひよく考えていただいて他市との差別化、それから打ち出し方、PR手法っていうのはぜひ考えていただきたいなというふうに思います。  もう一つが子供の貧困調査なんですが、これは9月の決算審査の折に言わせていただいてそのときは研究したいというような発言だったかと思うんですが、私10月26日の第10回子ども・子育て会議、議事録も読ませていただいたんですが、そのときには事務局、こども福祉課が市では来年度以降市内の実態調査とその分析を行う必要があると考えているという発言をされたんですね、大変期待しておって。さて、今回の予算書見たときにどこに載ってるんかなその予算がというふうに思ったんです。私の知り合いもいる、議員さんの知り合いいるんですが福岡県の古河市っていうところがあるんですが、そこはもうちょっと西脇より人口多いんですね、14.3万人ほどいるんですが、そこが子供の実態調査にやっぱり300万円ほどの予算計上されておるんです。これも300万円で抽出調査でしか、全体調査はやらないんですね。抽出調査というのをやられて、これは議会からは全数調査せえへんねやというような厳しい指摘なんかも受けたというふうな報告も聞いております。  そんな中で、西脇市はこの予算上は上がってないように見えるんですがどういう手法でされようとしているのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○清水こども福祉課長   子供の貧困の問題につきましては、先ほども委員さんからも指摘がありましたように今年度におきまして10月と2月に実施をいたしました子ども・子育て会議の場でこのテーマにより御意見をいただきました。  10月に開催したときは国の動きなどを中心に資料によって簡単な説明をいたしまして、日本では6人に1人が貧困であることやひとり親家庭も2人1人が貧困状態であるというような現状の報告をいたしました。  西脇市内の状況では家庭の内部までがなかなかわからないですとか、または知られたくないしそういったことは隠しがちになるということで実態がつかめないというような御意見がありまして、できれば御近所ですとかそういう家庭の子供さんなんかの状況をまた意識して見ていただけませんかというようなことの投げかけをしたようなことで10月のときは終わりました。また2月の開催では少し踏み込んで、西脇市における貧困対策にかかわるような施策ですとか事業の実際の状況の報告をいたしました。  この8月ですけども、児童扶養手当の受給者の現況届を提出していただく月間になるんですけども、西脇市におきまして現況届のときに個々の対応をどのようにしたらいいかというようなことを中心にニーズ調査的なことを独自でしておったものですから、ひとり親家庭へのアンケートということでその結果も出ておりましたので、そういったことを報告して西脇市の子供の貧困なんかにかかわる実態調査等は必要であるかというふうなこと、その有無などを中心に御協議をいただきました。  その委員さんの中で1人が子供の問題というのを親の収入だけで見てはいけないんではないか、高収入でも仕事が忙しくて子供と全くかかわれていない家庭があるというようなことから、収入の高い低いにかかわらず全体で見ていかなければならないのではないかという意見をいただきました。  他市町の状況を確認しましたところ、現在のところでは実態調査というものに積極的に取り組んでおられる市は少ないような状況なんですけども、子供の食生活に関するアンケートということで学校を通して実施された市がありましたので、そういったところの市に確認をしながら、また学校などとも連携をしながら何らかの方法でこういった調査実施につなげていきたいなということでちょっと検討段階に入ったというところでございます。以上です。 ○林委員   11回の子ども・子育て会議、議事録まだ上がってないんですが資料がたくさん出ておりましたので、特に子供貧困に関するようなところを見させていただいたんですが、ひとり親家庭アンケートの結果も全部読ませていただきました。我々も議員で多分個々にいろんな実態っていうのを聞いたことがある議員さんっていうのは私を含めているんです。それがなかなか表に出てこないというのが現実であるんです。だから、例えば子供の貧困の実態調査をやったその次のステップをどうやっていくかっていうふうになってもなかなか難しい問題があるだろうな。  例えば私こども食堂っていうのをよく言うんですが、こども食堂をつくったからといってその家庭を救えるかっていうのは違うんですね、これが。我々議員有志で加東市のペイフォワードさんのこども食堂のところに行かせてもらってお話を聞かせてもらったんですけども、そこに来るのはやっぱり親が送ってきたりするからちゃんとした家庭の人が来るって言うんですね。いわゆるネグレクトぎみの家庭の人っていうのはやっぱり来ないというか来れないというところがあるんで、当初はそのこども食堂なんかでふつう言うたらおかしなりますね、均等に来てもろとってその子供がそういう子供に声かけてくれて徐々にでも来てもらえたらなっていうふうなことを言われていました。  その小諸のこども食堂の事務局長ともちょっと知り合いなんでその人なんかの話も聞かせてもらったら、貧困というのを前に出すとどうしても差別も起こってきますし行きにくくもなってきますんで難しいというようなことを聞いて、じゃあ西脇市としてどういうふうに取り組んでいいんだろうなって私も実はまだ思案中であります。でもベースとなる調査っていうのはどの手法にしてもやっておかないと次の手も打てませんし、本当に大変な家庭っていうのを私実際聞かせてもらって、西脇市内の人ですよ、ありますので。たとえその児童相談所にも行かないし、来ても大丈夫ですって言うんですよ。やっぱり恥ずかしいっていう意識があるんですね、周りの人ですよ。だからどういう調査の手法っていうのが、アンケートをとったからってわからないですし、ひとり親家庭のアンケート調査して一番困ってること、お金ですというようなアンケート結果も出てましたけども、どういう進め方、ある議員さんは学校の先生に聞いたら知ってるやろうとか安直なことを言われる人もいますけど、なかなかそうでもないだろうなというふうに思いますんでこれはよく研究してもらって、今年度してもらえたらありがたいですが、補正でもつけて少なくとも来年度にはしっかりとした調査ができるような体制をとっていただきたいなというふうに思います。 ○寺北委員長   答弁いいですね。そうしたら今2時15分ですので、10分間だけ。後まだ詰まってるように思う。だんだん焦ってきましたので。 ○中川委員   121ページの子育てワンストップサービス、これについてちょっとお尋ねしたいんです。よろしいですか。 ○寺北委員長   はい。 ○中川委員   マイポータル子育てって国が設置してるマイポータルのページを使って子育てに使うというところなんですけども、月曜会といたしまして子育てマミーと懇談会したときに、何回かもってるんですけどもよく言葉を聞いたんが市の情報が入ってこない、手元に残らないと。要は市広報なんかで出していただいてるんですけども、読もうかと思ったらお父さん、お母さんとこ行ってしまって自分とこにページが残ってないというそういうような状況もあって情報が欲しいという中で、今度はこのワンストップサービスでマイポータルの子育てのページを開くと話が見られる。それから地区、確実にこの西脇地区の情報は得られるんですか。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   この子育てワンストップサービスなんですけれども、ちょっと委員さんおっしゃられてる内容の部分とは若干違っておりまして、これにつきましては国のほうがこのポータルサイトを立ち上げて市の電子申請、手続ができるという仕組みです。パソコンとかスマートフォンから入ってできると。  きのう総務課長のほうからもございましたけれども、マイナンバーカードの普及の施策の一つでことしの7月からスタートするという事業です。サービスの種類につきましては児童手当と児童扶養手当、保育の支給認定、あと妊娠届というこれをまず先行させて、4種類事務手続を電子上でやろうというものになっております。そのときにカードが必要になってカード認証で個人認証を受けるというような形になっております。  ただ国の想定としましても究極的には市の子育ての情報のつながるようなところへもつなげていく、広げていくようなことは考えているようです。ただこれは多分費用的なものもございますし、どこまでできるかどうかというのはありませんけども、とりあえずこの7月からこのワンストップサービスが始まるというものです。 ○中川委員   わかりました。要は国全体でやってることをまだやってるだけで、個人個人の情報に対する受け答えっていうのはないわけですね。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   とりあえず最初は例えば児童手当なんですけども現況届というのを6月にやっておりますけども、これが自宅なりスマートフォン上でできると、役所に来なくて済むというような形があります。ただもう一つありますのは先ほど児童扶養手当ということで、これはひとり親家庭支援ということで大抵児童扶養手当の関係につきましては面談が必要となってくることもありますので、電子上で時間の予約をするとか、それをまたこの時間に来てくださいよというような仕組みも将来的にはつくられるようになっております。以上です。 ○中川委員   同じやるんであれば使いやすい方法、それからマイナンバーカードが普及せんとこれどないもならんというとこがありますんで、ただ本当に困ってるお母さん方にほかの市町でやってるところあるんですけども、携帯電話に何歳の子供たちのグループ、何歳何カ月の子供たちのグループに対してお母さんの携帯へ情報を送り込むというそういうシステムを組んでるところもありますんで、一括送信でそれだけ出せるんであればそういうシステムも欲しいかなと思って。これができるんであればこれでいけるかなと思ったんですけど、まだまだ無理みたいなんでそういう方法も一遍考えていただきたいなと思いますけども。 ○林委員   今広報は親が読んでしまってどっか行ってないというようなことを言うて、今多分秘書広報課は残念に思ってると思うんですよ。若いお母さんでしょう、アプリで普通に今来るんですよ広報が。それを言ってあげれば済むことであって、何回も言われたんであればね。そんなん岡崎さんに聞いたらよう知っとってなんですから、まず市のシステムを知りましょう。 ○寺北委員長   そうしたら暫時、2時30分まで休憩ということで10分間ですけども2時半から再開したいと思います。次は衛生費に入りますのでよろしくお願いします。                休憩 午後2時20分           ───────────────────                再開 午後2時30分 ○寺北委員長   そうしたら議事を再開したいと思います。  それでは第4款の衛生費126ページから143ページまでを審査します。  理事者からの委員会説明をお願いします。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   133ページの中ほど、健康増進事業の若年者の在宅ターミナルケア助成費は40歳未満の末期がんの方が住みなれた生活の場で安心して過ごせるよう訪問介護や福祉用具レンタルなどの在宅介護サービスを利用された場合に、当該利用料の一部を助成し、患者と家族の負担を軽減しようとするものです。  同じページの子育て支援事業の下のほうにあります産後ケア医療支援事業は、産後に心身の不調や育児不安等がある産婦に対し、母子の心身のケアや育児サポートを実施し、安心して子育てができるよう支援するものです。  医療機関等と連携して宿泊型、デイサービス型、訪問型授乳指導などのサービスを提供し、当該利用料の一部を支援していくものです。以上でございます。 ○寺北委員長   理事者からの委員会説明は終わりました。  それでは質疑のある方は挙手をお願いします。 ○宮﨑委員   127ページの下から2つ目の二重丸、AEDの設置助成事業について。 ○高橋委員   141ページ、し尿処理事業。 ○村井正委員   137ページの一番下のエネルギー有効活用促進事業の中の検討委員会の関係でお尋ねします。 ○寺北委員長 
     繊維くずですか。 ○浅田副委員長   135ページ中ごろの不育症治療費の件でお尋ねいたします。 ○寺北委員長   ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら宮﨑委員からお願いします。 ○宮﨑委員   このたびAEDの設置の助成事業ということで上がってるんですけれども、これは自治会に設置する費用の助成と消耗品の助成ということになってるんですけども、自治会の中で幾らの自治会に今設置をしてあるのかまず教えていただけますか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   平成27年7月に調査いたしました結果ですが、今22の自治会に設置してあります。 ○宮﨑委員   そうしたら自治会についてはこれからもずっと設置をお願いしていくということでよろしいんでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   今委員さんおっしゃったとおりでございます。 ○宮﨑委員   市の補助で設置は自治会ということになってるんですけれども、市内にはたくさんAED設置されてるところ、公共施設なり銀行なりとあると思うんですけども大体何台ぐらい設置されてるんか、そこら辺のことは把握されてるんでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   現在、市関係の公共施設、学校等では66台を設置しております。そのほかに医療機関や金融機関、そのほかの民間施設におきましても設置がありまして、消防のホームページのほうで公開されてる分が114カ所になっております。 ○宮﨑委員   AEDと言えば一度設置すればずっともってるというわけではなく、やはり電池とかパッドの使用期間、電池なんかにしては3年から4年と言われてますし、パッドにしても期間があるとは思うんですけれども、そこら辺の点検というのは設置されたところが確実にされてるんでしょうか、そこら辺のことはちょっと把握しておられますか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   まず市関係の施設につきましては毎年7月に決めまして点検の促しとともに実施状況の調査をしておりますので確実に点検、それから補充等できております。自治会は27年の調査が初めてやったんですけれども、消耗品の期限が切れてるところ等たくさんございましたので、今回この予算を使ってぜひ交換等整備を進めていっていただきたいと思っておりまして、予算が通りましたらまた自治会のほうへも説明にまいりたいと思っております。 ○宮﨑委員   その自治会と市に関係されてるところは点検できるということなんですけれども、それ以外のところというのはどのような管理されてるんでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   それ以外のところの設置の有無につきましては、私どもで把握ができておりません。消防のホームページに上がってここが入ってるのかなということですので、それに対しては設置者のほうで管理していただく形にはなっているかと思うんですが、実態把握はしてございません。 ○宮﨑委員   実はこの1週間、2週間ほど前かな、防災西脇のほうで火災警報器の設置からそろそろ10年ですので電池等の点検は一度各家庭でもしてくださいというようなお話を放送で流されたと思うんですけれども、このAEDについても命にかかわることですので、何らかの方法でそのようなことを一度していただきたいなとは思って考えるんですけどもいかがでしょうか。 ○寺北委員長   民間のいうことね。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   今御指摘いただいた件につきましては、公開してもよいという情報を消防が把握している施設についてそのような形で点検依頼ができないか、消防のほうと相談した上で実施の方向で考えたいと思います。 ○坂部委員   先ほど始まる前に委員長が防犯灯の話をしとったんやけんど、まちづくり課長おってないんだけど、考え方でいえばAEDにしたってその町の人たちだけじゃないから一括交付金の対象になるかな、もうこれはちょっと置いておきますけど。市として、地図見て町やいろんな自治会でAEDしたら補助やりますよという形。全体的に見てAEDが少ないとこあるじゃないですか。 ○寺北委員長   地域的に。 ○坂部委員   地域的にね、例えば高松、板波、門柳とか。要はAEDは緊急のときに3分でしたっけ、5分だともうあれなんで3分以内で、できるだけ早いほうがいいんだけど3分以内ぐらいでAEDが使えるという形でしょう。市の施策としてAEDを設置すべきやと、ただしその場所は例えばコンビニであったりとか、いろいろあるじゃないですか。そういう市としてやっぱりAEDの設置をできるだけカバーしたいという考え方はないんですか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   今のところは設置のそういうような考え方はございません。まず公共施設、学校に整備ということで進めまして自治会のほうでというのが今の状況でございますので、どこそこに附属しているからというようなところまで分析しておりませんのと、民間の事業者さん、会社等が自主的にそれぞれ設置していただいておるところもございますので、今おっしゃったようなところで進めてないのが現状です。 ○坂部委員   例えば今高松とかいうたら、高松の175にはないわけじゃないですか、ないわね。板波にしたって旧の175では板波のとこにはAED設置場所ないわけですね。例えばこういう自治会に補助すんねやったら一括交付金別として民間のコンビニなり、板波やったら車屋さんあるじゃないですか、今あるかどうか知りませんよ。そこにAEDが設置の場所になってないから板波にないと僕は感じてるんですけれど、自治会から要望あれば補助しますけど、市としてAEDの設置やっぱり冨原先生が一生懸命回って今やってるわけじゃないですか。全体的に西脇の中にありとあらゆるカバーしながらAEDを設置してるんやというふうに進めるべきだと僕は思うんですけど、そこのところなんですよ。あと手法は例えば民間なり企業なりにお願いしながらこの場所がいいと思うんですけどどうですかというのが一つの方法として、ただし補助金出しますとかいう形で考えられると思うんですけど、要は全体的に西脇市をAEDでカバーするんやいう気持ちがなかったら何も設置する必要なくなっちゃうじゃないですか。僕は進めるべきだと思うんですけど、そこのとこなんですよ。 ○高田くらし安心部長   委員おっしゃることごもっともだと思います。一刻でも早くAEDが使えるという状況を整えるというのは行政の責任でもあるというふうには思います。ただ管理の問題でありましたり設置場所、特にそういうふうな置き方するのは屋外向け、外向けに置かなあかんというような問題も起こってますんで、高松なんかでしたらコンビニがあったり御協力いただければ設置は可能かなというふうには思いますが、そこら辺の問題は一度調査をしてみたりするというのがまず第1点目かなと思いますのと、以前に聞いたのはコンビニは各店舗にお願いに行ってもなかなか置けないというようなことは聞いたことあります。本社でもって調整をした後に店舗にお願いに行くというようなことを以前には聞いたことがあって、今はどうかわかりませんけどもそういうふうな課題もあるということもありますので、一度検討してみたいというふうに思います。 ○寺北委員長   それでは副委員長ですか、不育症治療費ですか。 ○浅田副委員長   135ページ中ごろの不育症治療助成費のことでお尋ねをいたします。まずこの不育症のことについては私が以前に一般質問でお尋ねをしたこともありまして、29年度26万円の予算を立てられているんですけども、29年度は何人ぐらいの方を予定されての予算になってるのかお尋ねをいたします。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   この予算は2人分を見ております。 ○浅田副委員長   私の予測からは少ない人数だと思ってるんですけれども、28年度から比べてこの人数が下げられたという理由をお聞かせいただけますか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   28年度の予算は5人分を見て65万円の予算でございました。今の時点で実際に申請される方がゼロ件で、お一方相談があった方の中から多分来週に申請書を出していただけるやろなということで、思っていたよりも申請される方が少なかった点がありまして、実績を見込んで来年度は2人というところでお願いしております。 ○浅田副委員長   私が思ってた予測から少ないというのは多分周知が届いてないのかなと思ったりもするんですけど、いかんせんこの不育というのがキャッチしにくいお人やと思うんですが、不育の数というのは把握できてるんでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   実数は把握しておりません。これは県の補助事業なんですけれども、県が事業を始めるときに不育は2回以上の連続した流早産の経験者というところで4.2%、全国では約15万人というような数字が出ておりまして、その数字を西脇市に当てはめまして出生300人に対しての大体12人程度の数かなというところになります。  さらにこの事業の対象になりますのは保険のきかない不育治療を受けた方で、決められた検査とか治療薬を使われた方というところに限定があるのが1点ございます。各医療機関の窓口、この近辺で妊娠・出産が多い西脇病院、それからうつのみや産婦人科、それから市外で小野のレディースクリニックわかばさん等の産婦人科のほうにはチラシをつくって対象者の方にお配りしていただきたいというところでお願いしております。  それと保健所のほうにも特定不妊治療の申請に保健所へ行かれますので、その方々にも西脇市にこの制度があるということで対象の方にはお配りしてほしいということをお願いしております。  広く市民の方につきましては広報の5月号、それから今出ております3月号の広報でお知らせさせてもらっているのと、ホームページに上げているという現状です。以上です。 ○浅田副委員長   不妊治療の予算は28年度、29年度とも300万円上げられてるんですけども、不妊の方と不育の方への周知をしていただくというような方法は別だとお考えですか。不妊も不育も同じようにお知らせをするような機会というのはあるんでしょうか。例えばセミナーをするとかというような機会はあるんですか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長   セミナーは今まで不妊・不育ともしたことがございませんので、今のところそういう形での機会はないです。  先ほど保健所のほうでチラシを配っていただいてるというあたりで、不妊治療の申請される方にはこの制度のほうは周知させてもらっております。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   137ページの一番下の段でエネルギー有効活用促進事業の中の繊維くずリサイクル事業化検討連絡会委員報酬というのがあります。これは一昨年だったと思いますがこの繊維くずの調査結果が出て、なかなか経済的なとこでそれを産業としてやっていくのは難しいんじゃないかというような意見が出ておりましたけれども、これは事業化検討はまだ続けてされてるということでここに委員報酬というのは出とるわけですか。 ○西村環境課長   先ほどの委員報酬ですけども、この調査結果につきましては以前議員協議会のほうで報告させていただいております。事業化に向けては大変厳しい結果となっております。それ以降、県立工業技術センター等の関係者とも調査結果について情報共有しまして、その調査結果を踏まえて今後の取り組み方を見出すべく協議調整しておるところですが、現時点では具体的には進んでいないというのが状況でございまして、そもそもこの連絡会といいますのは今後の進め方等を情報共有してどうしていこうかというような検討していく場に座長としてお世話いただくための先生の報酬として上げていたものでございます。以上でございます。 ○村井正委員   ということは28年度もこれありましたですよね。そうしたらそこの中では具体的な議論というのはあったわけですか、これを今後どうしていくかということで。 ○西村環境課長   具体的にはまとまっていないというのが現状でございます。 ○村井正委員   委員会としては開かれて、そこでの議論でまとまってないということなのか、それとも委員会自体が開かれてないのかその点をお尋ねします。 ○西村環境課長   会議自体の開催はいたしておりません。その前座で今相談等は工業技術センターとしているというかアドバイス等をいただいてるというようなそんな状況でございます。以上です。 ○村井正委員   ということは、まだ今後もこれについてはずっと検討していくというそういう前提でのここの予算になってるとは思うんですが、これはどこかの時点で結論を出していかないかんと思うんですけれどもそこら辺はどうなんですか、将来的なこととしましては。 ○高田くらし安心部長   去年もことしも同じように報償費も上げさせていただいておりまして、完全にその可能性が消えたわけではないというふうには考えてます。ただ非常にハードルが多くあるというのが現実ですので、今現在いろんな技術革新なんかも進んでおりますのでもうしばらくその様子を見させていただきたいなというふうには考えております。 ○高瀬委員   今技術革新という言葉があったんですけど、私は検討するにも幾つもあるんですけど一番最優先は集められる糸くずの量だと思います。というのもあの報告書を見てもエタノールの原料として投入できる回収可能な量が100トンという結論が出てて、一方で繊維くずのごみとしてのボリュームが、専門的には捨て耳というのは1,250トン、あと残る糸と書いて残糸が110トン、その他繊維系廃棄物が220トンということで1,500トンから1,600トンの間なんです。そのうち原料として回収できるのは100トンなんですよ、ということ10%もないんですよ。  それと今市長が言っておられる環境をキーワードとした西脇をつくろうということで、こういう数字をもし市外の人が見たときに、やってるけど1,500トンある中の100トンということは結局は原料として使えないごみのほうが多いから余り評価してもらえんやないかという気が私としてはしてるので、いかに効率よく安くエタノールをつくれるかという検討よりも先に原料となる繊維くずの量をもっと集められないかっていうところの検討がまず第一にあって、そこがある程度目標値に達する可能性があれば次はいかにエタノールをつくっていこうかみたいなところの検討に移るんやないかなと思ってて、それを並行してやってると非常に効率が悪いから、ことしはそれほど予算がとれてないしするので、いかにごみの量を回収できるよう集めるかっていうことだと、先進的な例を見なくても西脇市の業者さんとか事業者をいろいろ回ってどうしたら集められるかということで地元の中だけでできる話だから、まずは私はそのことを優先してやるべきやないかと思うんですけど、その辺の私の意見にしてはどのようにお考えになりますか。 ○西村環境課長   量というのは非常に重要な点になってくると思います。そしてこの播州織業界の中で実際今どれだけ使われていって、将来的にどれぐらいの発生量が今後あるのかというようなことも業界関係者の方の御意見等も伺いながら検討していくものとは考えております。以上でございます。 ○寺北委員長   ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたら高橋委員お願いしております。 ○高橋委員   141ページし尿処理事業という全体的なことでちょっとお尋ねをしたいなと思うんですけども、先般下水の事業会計の中で芳田地区の集落排水を皆公共下水につないでいくというような。将来的に西脇全般の集落排水も公共下水につなぐというその予定があるように聞いております。  ずっと予算をここ3年見ますと、2年ほど前から黒田庄地区と西脇地区のし尿くみ取り量の差があるやないかという議論もございましたし、その問題にしてもそのままになってるんですけれども、恐らく急激に宅内ます引かれてるとこ、宅内ますにくみ取りを接続されるというのは現状からいうと急激にすぐふえることはないにしても、くみ取りがふえていくということはまずないであろうと。そうなれば毎年1億円総額にして超える費用、先般加東市も西脇市、みどり園と今度は小野とで2カ所あるのもやっぱり1カ所にまとめていくというようなそんなことも検討されておりましたし、この間はふっと聞こえてきたのがわかあゆ園らしきものが多可は別個にあるしというようなことで、いろんなことを検討されてきてる中で、私その集排が全部つながってくるということになってきたら氷上多可衛生組合、それと北播衛生この2つの事務組合にこれからもずっと費用が要っていくと思うんです。  特に今北播衛生の組合議会へ出させていただいてるんですけれども、北播衛生も今度は飛躍して黍田のほうに流していこうというような計画があるようです。ところが、井戸を掘ってるんですけどもなかなか水が確保できないというその話を聞いてる中で、下手したらまた西脇市の負担もふえてくるん違うかなというようなことをふと思うところがあるんですね。  すぐにどうのこうのはないにしても、その集排を公共下水につないでいったりしていくと汚泥の処理というのも不要になってくるでしょうから、そうなれば氷上多可に一本にするんか北播衛生のほうへ全部行ってしまうんかはさておいて、そんなことも来年や再来年の話でないにしても、将来的な絵は描いておくべきじゃないかなというようなことを勝手に思うんですけれどもそんなことはどうでしょうね。どうでしょうねって課長あたりに聞いても答えられないでしょうか、お願いします。 ○吉田副市長 
     私のほうでお答えできる範囲で、両組合のほうへ私は出ておりませんけれども以前から南桃苑と北播衛生事務組合での処理単価ですね、南桃苑が1,405円、それと北播衛生が1,600円ということで地域の格差があるのを是正するべきであろうというような話をたびたび伺っております。  合併以降いろんな問題があってごみも今先ほど高橋委員さん言われたように加東市は考える時期に来ているというお話がありました。私どものほうとしましてもやはり効率化を図るためには一元化していくということは検討の一つであるというのは自明の理であるというふうには思っております。そういう中で先ほど言われました北播衛生では井戸を掘って希釈して公共下水に流していくと。  一方、農集排につきましては公共下水のほうに流していって今黒田庄で出てます汚泥を岡山のほうへ運搬して処理していくということがなくなっていくということから、最後残るのはどちらに一本化して減少していく汚泥を安くしていくかということが大きな命題であるというふうなことを感じております。  ちょうど市長のほうがよく御存じなんですけれども、両方とも設備投資の時期に来ているという段階にあって、両方に設備投資をすることで本当に市全体のコストが安くなるのかということの研究をしないとこれは大きな負担がまた生じるかもしれませんので、高橋委員が言われたことについては相当慎重に、また迅速に検討しないといけないなというふうに実感をしております。ちょっと詳しいことは私のほうはそこまでしかわかりません。以上です。 ○片山市長   私両方の組合に出させていただいてます。議員方もそれぞれ出ていただいてます。そこでいろんなコスト比較なんかも議会の中でも検討していただいたり、また報告があったりしてるところだと思いますが、いずれにしても合併後もう11年、2年たってこのし尿処理が2つの処理場で行われてること自体がある面でいうと不自然な状態でもあるかなということとともに、これも例えば設備投資がなかったらある程度5年、10年というようなスパンであるかもしれませんが、ほぼほぼ同じタイミングで北播衛生事務組合のほうは地下水から希釈をして下水、処理した後に下水に放流するっていうやり方を計画されて、今井戸を掘って試掘をされていただいてます。南桃苑というか氷上多可衛生事務組合のほうでは脱水機の機械的な寿命がほぼほぼ来てると、対応年数より5年、10年余分に動いてるという状態の中でこれは交換をしないといけないなと、これも6億円ほどかけてしないといけないという状況です。ですので、この分については余り検討する時間、もし一本化するとなったら検討する時間はそんなに残ってないので、ここについても慎重に。  ただこれは立場をかえると、みどり園も西脇市の立場も一緒なんですけども、単に当該の市コストが安くなるから今までお世話になってたところに対して「いや、もう」というようなことは避けないといけないなという両方の思いであります。 ○高橋委員   私すぐにどうのこうのないやろうなと思ってはしてるんですけれども、たまたま井戸を試掘する中で水がいま一つ出てへえへん。ひょっとしたら西脇の分がなかったら今の井戸でいけるん違うかと勝手にこんなこと思ったりしたもんですので、慎重に検討してみるということですので、ぜひ本当に慎重に御検討いただいて近隣市町とけんかするどうのこうのじゃなしにそういう理解の上でお願いをしたいと思います。以上です。 ○坂部委員   今高橋委員がおっしゃったように市長も答えられましたけんど、北播衛生事務組合は今までどおりきれいに希釈してきれいな水にして放しちゃったやつを最終処理まで設備がかなりかかるから理事者会いうか中で、今市長おっしゃったようにし尿方法も汚泥もいろんな4つの方法ありますけれど、汚泥だけ別にしましょうとかいろいろあるんだけんど汚泥もし尿も水で希釈して薄めて下水道管へ流しましょうみたいな方法をとってくるわけですね。そのときに今高橋委員がおっしゃったように西脇市は集落排水はつなぎますよ、そうしたら100%それじゃなくて例えばまだ残ってるくみ取りとか臨時のトイレとか、いろんなイベントのときのトイレとかいろんなのまだ残ってくると100%にはならないと思うんだけど、という形をすれば例えば西脇は谷の中だからそういう集落排水を本管に結びやすいというのは可能やけんど、例えば加東にしたって小野にしたってそうならないとこも多分あるかもわからへんね。そういうシミュレーション、ここ何年か先に西脇市はこんな感じにしとるんだけんど小野や加東はどうやいう中で負担金の割合が変わってくるじゃないですか。そういうのも担当者レベルで、今は多分無理だと思うんですけれどぼつぼつせんと5年、10年先のその設備投資にかかわってくるんじゃないのというのは多分今高橋委員ので、私らもその中で正直今聞いたって加東や小野どうなんいうたら、まだそこまで考えてませんとか言うんですけれど西脇市が先進的にそうなってきよるから、そこらの絡みからいったらじゃあ負担金5,400万円が少なくなってくる可能性もあるし、そういうのを担当者レベルでぼつぼつシミュレーション書かんとあかんのじゃないかなという感じなんですね。 ○寺北委員長   ほかございませんか。               〔「なし」の声あり〕  それでは第4款衛生費は終わりたいと思います。  次は第5款労働費142ページから145ページまでを審査します。  質疑のある方は挙手をお願いします。労働費ないですか。               〔「なし」の声あり〕  それではないようですので次に移ります。  次は第7款商工費158ページから163ページで質疑のある方は挙手をお願いします。 ○村井正委員   私は163ページの下段にあります観光振興事業の中の西脇市観光協会補助金についてお尋ねします。 ○林委員   161ページふるさと同窓会応援事業補助金。 ○岩崎委員   163ページのへその織物まつり事業について。 ○古西委員   163ページのファッション都市構想です。 ○寺北委員長   そうしたら林委員から行きましょうか。 ○林委員   まずふるさと同窓会応援事業なんですが、この中で若年層に対する補助額の加算措置っていう表現がわかりやすい予算資料であるとか、市長の施政方針なんかでも言われておったんですけどまずその内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   29年度につきましては通常市内の方1人当たり1,000円で市外の方で2,000円の補助金を交付しておったんですけれども、40歳未満の加算措置というのを設けまして若年層の開催を促したいということで市内の方につきましては1,000円が2,000円に、市外の方につきましては2,000円が3,000円に拡充を予定しております。 ○林委員   予算決算常任委員会の資料の3番に世代別で載ってるんですね、開催回数が。確かにそれを見ると40歳以下っていうのがないんですね。ないからしてもらおうと思ってやろうとしてるのか、それとも何ゆえに若者だけに増額でしようとされてるんか。若者が同窓会したら一体どういう効果があってそういう加算措置をするのかを教えていただきたいと思います。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   資料のとおり40歳以上の方の開催ばかりということで、40歳未満の方が補助金の額が多くなれば参加がふえるのかというのはちょっとわからないところがあるんですけれども、このふるさと同窓会につきましてはふるさと回帰というのを念頭に置いた施策と地域の飲食店を利用していただいて地域の活性化の2つを両立させようという制度でございますので、ふるさと回帰の面でいいますと若い年代の方に同窓会を開いていただいて、西脇のよさを感じていただきたいという狙いがもともとあったんで、調査結果が残念な結果だったので補助金の額を上げて促進したいという狙いがございました。  経済効果があるのかとかどういう効果を狙っているのかというところにつきましては、若者の転出が続いてるという中で市内に働き手になる若い方が流出していく状況も鑑みまして、若い方にもう一度ふるさとを見て帰って感じていただいてUターンしていただくきっかけになればなという思いを込めましてちょっと充実をさせていただいたような次第でございます。 ○林委員   これ2年目なんですけども初年度はどうでしたか、40歳未満の方の開催っていうのは。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   1年目の調査では年代別の集計をしておられなかった関係で集計がとれていないんですけれども、担当者の記憶では二、三件はあったということは記憶しております。 ○林委員   そうしましたら単に今年度なかったっていうのはたまたまかもしれないんですよね。だって40歳代かて3回しかしてないわけですよ。去年2回か3回あったとしてことしなかったというのであれば、例えば来年度40歳代がゼロになる可能性だってあるわけですよ、3回ぐらいですからね。余り毎年やるとこもないんで一回やったらちょっと期間あいてやったりするんで、そういうこともあって20代、30代の方がないのかなって思わんこともないですし、例えばふるさと同窓会を一番いいのは成人式ありますよね、成人式のときに集まってどこか誰も行けへんのかなというふうかこの制度を知らないかどちらかかなというふうに、絶対行ってると思うんですね私の経験上。それで使われてないというのは何かその辺の理由をつかんでいったら20代の方の開催がふえたりとか、あるいは一度開催したらまた何年後かにしようかとかいう話にもつながるのかなと思うんですが、例えば成人式に参加するような方に対するアプローチっていうのはどういうことをされておるんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   まず40代がいなかったのは本当に統計上たまたまの数字だったのかもしれません。ただし若い世代の同窓会を振興したいということで今年度させていただいております。  成人式につきましては、実は成人式のときに二次会で利用されたらどうなるだろうという想像をしておりまして、実はこの制度から外してます。二次会で利用されたら補助金がすぐなくなるだろうとか、友達で二次会でいわゆる学校単位であるとか部活動単位であるとかっていう同窓会を促進してるんですけれども、成人式で集まったから仲間うちでちょっと飲みにいこうかっていうようなことで利用されてもまずいんではないかということで一応21歳以上を対象にしておりまして、そういうことでございます。ですから成人式に対しましては積極的なPRをしていないというのが今のとこの状況でございます。 ○林委員   若い人には帰ってきてもらってわいわいがやがや、いわゆる市がやってるシビックプライドとかふるさと回帰とかいうのはやらんといかんのに、補助金なくなったらかなわんさかいに20歳を外してるのはちょっと整合性が合わんのじゃないかなと、制度の目的と。そういうふうには考えられませんか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   そこら辺の矛盾というのは担当としては感じておりませんでして、久しぶりに会って同窓会を、成人式もそのきっかけにはなってるんだろうとは思うんですけれども、大学卒業された後に都市部で就職された方がもしかして帰っていただく機会のときに同窓会を開くタイミングで例えば30代であるとか三十五、六歳とかっていうような同窓会をもし促進できれば、そのときに何か仕事に対して疑問を持たれているようなときに西脇に帰っていただいたタイミングでいろんな会社紹介とかして就職を促していくようなプランが組めないかなということでしております。  成人式に関しましてはちょっと積極的にPRしていない、あるいは二次会利用に利用されては補助金がなくなると御指摘のとおりでございますが、一応同窓会につきましては同窓会という形で事業を申請いただいた団体あるいはそのグループを想定した上での制度設計にしておりますので、何とぞ御理解いただきたいと思います。 ○林委員   成人式があるから西脇に帰ってくる、じゃあその機に同窓会しようかという流れはあると思うんですよ。単に成人式やって二次会で行くのにそんなお金は出したくないということやと思うんですけども、要は成人式に絡んで同窓会をやりたいというときにはこれの対象にならんというのはどうなんかなというふうにまず思いますね。市長なんかも成人式の折にはぜひ西脇に帰ってきてくださいみたいなことを言ってるわけですよね。そういうのがあるんであれば私は、なのに今度は若者が少ないんで若者に対しては増額して渡しますとかどうも矛盾があるんじゃないかなと、確かに予算が少ないから使われたらという考え方がすごい小さいなというふうに、どうせやるんなら大いにやってもらってその折には西脇市の商店の活性化も言われましたけども大いにやってもらったらいいんじゃないかと思うんで、私は一度それは考え直していただきたいなと私個人としては思います。  それはそれでいいんですがそれともう一つが、きょう言うたかきのう言うたか忘れましたが、会場、今ロイヤルホテルが9回、マーマレードカフェが3回、ますのみ2回というふうに上げられておるんですけども、私も幹事とかしてて思うのはやっぱりどこで開催しようかな、市はロイヤルホテルで開催してくださいということだと思うんですけども、やっぱりふるさと同窓会のホームページとか見たときに、じゃあ今回は我々30人ぐらい集まるからここでやろうとか、例えば私は毎年やってますんで、去年はここでやったから今度は違う場所のときじゃあどこでできるんかというのを探したりするわけですよね。そういうときにやっぱりふるさと同窓会のホームページ見ればそこから例えば飛んで見にいけるとか、そこにはここマックス何名は入れますよ、じゃあ1人当たりの予算がこのぐらいですよ程度の情報が入っておれば幹事さんとしても助かるし、また開催しようかなという気もなるんかなというふうに思うんですね。結構お店電話して予算どのぐらいでできますかとかいろいろ聞くのもなかなか大変だし、聞いて高かったらじゃあやめようかというのもまた言いにくいですしある程度わかってたらできることもあるんで、そういったことでやっぱり地域の経済の活性化とか生まれるんじゃないかな。欲を言えば二次会の会場もどこか載ってたらいいなと。  やり方も西脇の市の職員がわざわざ調査してこのぐらいですねと電話の聞き取りせんでも、要は市が募集したらいいんですよ。こういう情報を載せたいところ、情報を下さいである程度あったらそこにぽんと自動的に載るような形に今でもできますんで、ちょっとホームページ変える必要ですけど。チェックしたいんであれば手作業で上げていくという手もあるんでしょうが、なるべく市の職員の手がかからんような形で。あるいは商工会議所なんかと連携しながらそういうふうなことは考えられないんかな。これも制度としては3年目になりますんでちょっと進んだ、マンネリから外れたような入れ方もしてみることで周知がもっと図れるんではないかなというふうに思うんですがいかがでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   きのう秘書広報課長のほうから、ホームページで例えば外部とのリンクを張ってそのページから、お店を見れるようにということで検討できるだろうということでしたので違う答弁するとあれなので、基本的には観光協会に我々各飲食店の店舗のページがございます。そこのページは会員としまして飲食店のほうと連携関係を築いておりますので、同窓会ですので最低市外の方は10人おって、最小でいうと20人になるので20人以上の団体の同窓会ができる会場はあるような事業所ですね、そういうところさんの情報を上げるであるとか、予算でどれぐらいっていうのがどこまで書き込めるかちょっとわからないですけどもその辺の研究もさせていただきたいと思います。ホームページ上で何かリンクなりそこのページで掲載できるなりして、大変幹事さんに御苦労をかけているというのは私も想像できますので、そういう方にちょっとでもお役に立てるような形でページ構成ができればなと思っております。以上です。 ○林委員   確かに市はふだんのつき合いもあるところ、商工会議所のメンバーであるとか料飲組合の方々であるとかいうふうになるんですが、西脇市内にはそういったところにもやっぱり加入促進はしておるんだろうけどもしてないところも結構ありましてやってはって、だから私募集したら。市から能動体で動くとそういうことになっちゃうんですよね、だから募集してそういう情報を載せたいところは申し込んでくださいというような形がいいんじゃないかということ、ここのお店が今会場上がってますけども全て入ってるかどうかいうたら多分違うんじゃないかなというふうに思うんですが、そういう組織に入ってないと手が届かないとかじゃないこともたまには考えていったほうがいいのではないかなというふうに思いますね。例えばあまり言ったらあれですけども西脇ごはんでも当初は会員に入ってないと載せなくて、2番めからは割と店舗が多くなっていって、それでも漏れてるところというのは結構あったりしましてもう少し自由度が高くできる、市がやるんで難しいかもしれませんけど市民の方っていうのはやっぱり税金はどこも払ってくれてますんで、市民はそんなんあんまり関係ないんで自由にやりたいというふうに思ってると思うんで、その辺もちょっと自由度を高めたような工夫をしてもらえたらなというふうに思います。 ○寺北委員長   そうしたら次、西脇ファッション都市構想推進事業について古西さんお願いします。 ○古西委員   163ページの西脇ファッション都市構想についてお伺いします。この事業は平成27年からスタートして、この29年度で3年目を迎えます。ファッション都市構想が昨年策定されて期間はとりあえず5年間ということですので、29年度はちょうど中間の年度に当たるのかなというふうに思います。  このたび予算で4,000万円強の予算が上げられ、中身としてはさまざまな補助金が上げられています。27年度からの事業の補助金などの事業を見てまいりますと、この29年度引き続きあるものとないものといろいろあるなというふうに感じているんですけれども、まず一つ昨年も私いろいろ言った事業なんですが、今年度ないなと思うのは海外インターンシップ研修といいますか海外販路拡大、その海外普及事業についての補助金がなくなっています。ファッション都市構想を見るとファッション構想の中にはまだ掲げられているわけですけれども、まずこれについて今どのような状況にあるかお尋ねしたいと思います。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   海外派遣事業でございますけれども、今年度につきましては産元商社社員が平成28年3月28日から7月11日までフランスのパリのエスモードパリファッション専門学校へ行きました。そしてその後についてなんですけれども、北播磨地場産業開発機構のほうで募集をされておったんですけれども、実際には応募がなくて今年度につきましては海外派遣者1名ということになっております。以上でございます。 ○古西委員   今年度というと28年度ということなのかなと思うんですけど、その29年度の事業は継続して行わないということで販路拡大についてはどのようにお考えになられてるんでしょうか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   海外派遣のほうについては29年度に予算を上げていないんですけれども、販路拡大につきましてはものづくり商い経営革新事業などででも海外の展示会などの補助もいたしておりますのでそちらのほうでの対応も考えてまいりたいと思います。以上です。 ○古西委員   ということは、海外販路拡大っていうのは引き続き取り組むということで理解したらよろしいですね。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   海外に人材を派遣をしてという事業はないんですけれども、先ほど申しましたようにものづくり商い経営革新事業の中では産元商社のほうで海外の展示会に出展されているところへの補助を28年度もやったんでございますけれども、29年度も引き続き行うという意味では支援をしていくことになります。以上でございます。 ○古西委員   わかりました。それからデザイナー育成支援補助金っていうのがことし2,760万円という予算が上げられています。この育成補助金は27年度、28年度にも上げられて、この29年度でトータル1億円強の予算になっているんですけれども、市長の施政方針にもデザイナーがことし11人になったというふうなことも上げられていますけれども、非常に高額な予算がついているわけなんですがこの高額な予算の、今年度2,760万円ですがどのようなスキームとフローなのかっていうことをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   デザイナー育成支援事業については、平成27年度は400万円の予算でやりまして279万8,000円の実績でございました。平成28年度につきましては1,500万円の予算でおおよそ1,500万円程度の予算執行になる見込みであります。平成29年度につきましては委員さんの申されましたとおり2,760万円予算でなっておるわけでございますけれども、これは播州織版の地方創生として位置づけておりまして、町などに住んでいる人材に播州織に着目して西脇に移住していただきまして産元商社や織物工場などで働きながら播州織を知っていただき、勉強していただき、研修していただきまして、いずれは起業や最終製品をつくっている事業所なんかで研修をされている方でしたらそこの事業所を大きくしていただいて、播州織の最終製品をふやしていくというスキームでやっておるものでございます。以上でございます。 ○古西委員   事業についてはわかりました。予算のこの金額はどのように積算されるといいますか積算根拠といいますか、そのあたりのことをお尋ねします。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   予算につきましては20名の方を町から西脇に来ていただいて移住する人をふやしたいという考えでやっております。今年度の2,760万円につきましては平成27年度で4名、平成28年度で7名、計11名の方が今いらっしゃるんですけれども、その方に加えまして今年度は5名分の予算をとらせていただいております。5名全ての方が来られますと16名となる予定でございます。以上でございます。 ○古西委員   16名の方の1人幾らとかそういうふうなのはどういうふうになってるんですか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   対象経費につきましては規定のほうで定めておるんですけれども、対象被雇用者にかかる人件費及び対象被雇用者の育成にかかる指導料の合計額を1人につき15万円までの範囲としております。以上でございます。 ○古西委員   じゃあ事業所に1人当たり15万円というのは月15万円ですかね。 ○寺北委員長   そうです。 ○古西委員   これは27年度に4人、28年度に7人、29年度に5人来る想定の予算ということですが、27年度に来られた方の支援というのは何年間されるんでしょうか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   1人につき最長3年間でございます。 ○古西委員   わかりました。そうしますと人数がふえればふえるほどこのデザイナー育成支援補助金というのはふえていくということになると思うんですけれども、財源についてなんですけれども27年度、28年度は地方創生の交付金がほぼ丸々ついていてそこでお世話になれたのかなと思うんですが、29年度につきましては地方創生の交付金は1,825万円で残りは一般財源が2,274万円という予算になっているわけですが、初めて29年度につきましてはこのファッション都市構想で自主財源を投入したということになるのかなと思うんです。ファッション都市構想は一応31年まで計画が策定されていますので30年、31年と続いていくわけですけれども、この地方創生の交付金なり国、県もあるのかわかりませんけれどもそのようなところからの補助金がどれくらい今後も続くかわからないんですが、30年度、31年度がどうなるかわからないとは思いますけれども一般財源をこの事業をしていく限りこれから出し続けないといけなくなる可能性はあると思うんですが、そのあたりのことはどのようにお考えでしょうか。 ○寺北委員長   古西委員は何が言いたいの、この今の議論の中で。単なる確認しよるだけですか。何が最終的に言いたいのかというのを先に言うてください。事業の中身の確認だけに終わりよるねんね、今。それを勉強会といいます。だから最終的にどうせい言うんかいうのを、やっぱり自分の考えを持った上でそういうやりとりをやってほしいんです。
    ○古西委員   じゃあその質問は。私が聞きたいのはこのファッション都市構想っていうこの事業自体が主体は誰なのかっていうこと、市が主体なのか事業所が主体なのかその辺がわかりにくいなというふうに思うんです。やはりこのように市の一般財源までこれから投入してこの事業を取り組むっていうことは、本当にこの西脇市にとってすごく大切な事業だと私は思ってるから言うんですけども、ただ市民、この業界に関係してない市民にとってあんまりピンとこない人が多いかもしれないので、一般財源をだんだんとこれから投入することがふえるんであれば、市民に対してこのファッション都市構想をどういうふうにもっと理解してもらい一緒に盛り上げていくか、そういうふうなことを考えられてるのか、もしくは視点があるのかその辺のところをお尋ねしたいと思います。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   今委員さんのおっしゃいますとおり、一般市民の方がこの事業に直接参加するっていうことは少ないんですけれども、市民であります織物工場の方とか産元商社の方とかはもちろん業界団体の方でもありますし事業には参加しております。  そしてこれは先ほど申しましたとおり播州織版の地方創生でございまして、町から移住・定住を促して播州織を盛り上げていこうという取り組みの一つでもあります。その中で研修の中の一つに上比延町で綿を育てるワークショップに参加したり、そこなんかはもちろん地元の在住の方とか京都や大阪から来られた方とかとの交流とか綿を育てる取り組みにも参加していただいておりますし、例えば西脇高校の生活情報科の学生などともこの研修事業での取り組みの中で一緒に講義を受けたりして市民といいますか学生・市民・地域ボランティアの方との取り組みもやっております。  そしてコワーキングスペースをこの4月に入ってから開始をする予定にいたしておるんですけれども、コワーキングスペースにつきましては旧市街地の中の空き店舗を活用することから地元の区長さんとかにもかわいがっていただきたいと思っておりましてそのような御相談もいたしております。以上でございます。 ○古西委員   わかりました。ある程度播州織に近い人たちは少しずつそういうのでかかわっていく人もふえつつあるのかなと思うんですけれども、私はもっと外からデザイナーを集めるってそこにも注力するっていうのがもちろんなんですけれども、市民を巻き込むといいますか普通の一般市民も巻き込むっていうふうな何か工夫はないのかなっていうふうに思うんです。  このたび事業の中で播州織相談員事業補助金っていうふうなのが上げられているんですけれども、この播州織相談員っていうのは何なのかなっていうふうなのと、あと先ほどコワーキングスペースのお話をいただきましたけれども、あと別に播州織の体験とかそういうふうなのを組み入れた観光事業に取り組むようなお考えもあると思うんです。 ○寺北委員長   基本的にこのファッション都市構想いうのは賛成なのですか、反対なんですか。一般財源をつぎ込むいうことに関して。 ○古西委員   つぎ込むんであればもっと市民を巻き込んだらいいんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。 ○寺北委員長   具体的に。 ○古西委員   例えばその相談員の話はどうなのかなと思ったんですけど、西脇市の中でその播州織にかかわってる、播州織の企業で働いてる人っていうのはそんなに多くないんじゃないかと思うんです。生産量がどんどん減っているわけですからかかわってくる人はどんどん逆に減ってると思うんです。ですので、そういう人たちが働いていない人たちにもちょっと西脇いうたら播州織だし播州織の何かイベントなどで手伝いができたりっていうふうな、例えばですけれども何かにかかわれるような入り口的なことがあればもっと市民を巻き込めるんじゃないかなって思うんですけれども、播州織の企業の方だけでやってるような気がするんです。 ○寺北委員長   どない最終的にこの話を持っていこうとしとるんですか。次々、次々と話になって、それは勉強会みたいになってもて。最終的に、だから今端的に言うたけど都市構想そのものに賛成なのか反対なのか、予算を言うとるん違いますよ。この事業について本当にこれでいいんかという考えを持ってるんかどうかいう問題ね、そこら辺はっきりしないんですよ、やりとりしてる中で。何が言いたいのか、最後。今播州織は少のうなっとる言うけども、従事してる関係してる人が古西さんは何割ぐらいが今糸関係に西脇市民の中で関係してると思われてますか、古西さんは。 ○古西委員   従業員数を把握はしてないです。 ○寺北委員長   内職とかいろんな含めて糸関係何割が関係してると思って物を言うてるのか、全くわからんと物を言うとるのかいうことなんですけど。 ○古西委員   その売り上げがね。 ○寺北委員長   それはいいんですよ、関係。関係者が減ってると言ってるから何割ぐらいと見てるんかと聞いとるんですよ。減ってるということはもともと何ぼで今これぐらいでしょうとあって物を言うてるのか、全くそんなん思わんと物を言うてるのかいうことなんですよ。どっちかいうとわかってなくて物を言うてるだろうなと私は思ってるから聞いてるねん、何割。それがわからんと物を言うとるねやったら余りにも無責任な物の言い方やなと思っとるんですよ、私は。それでちょっときついこと言わせてもろてるねん。多分思ってないでしょう、何割やいうのは多分。                 〔発言者あり〕  だからそんなんも全部見た上で物を言わなあかん言いよるわけ。数字を知らんとここで何ぼ議論しても意味ないんですよ。 ○古西委員   わかりました。 ○寺北委員長   どないされますか、最後。正直私時間も気にしてるしね、きょう何時に終わるかいうの。だから今の永遠のやつがどない実を結ぶんかいうことになるんです、きついこと言わせてもろたら。だからもうファッション都市構想、これはほんま一般財源使うんやったらやめなさいと言うんか、一般財源使ってももっと工夫して市民を巻き込んでくださいと言うんかいう問題なんですよ、結論はね。 ○古西委員   私はもう少し播州織業界に携わっていない普通の市民も携われるような何か仕掛けをつくって、せっかくつくっているんですから盛り上げていったらいいんじゃないかっていうふうに思います。 ○寺北委員長   今担当者はそこまでまだ考えられてないから、こういうのはどうでしょうかいうのが欲しいということね、この予算審査の中でも。だからもっとこういうとこへ工夫しなさいよと、担当課はということを言うていかな意味ないん違いますか、そういうことを思っとるんですよ。もっと頑張れ、頑張れやったら誰でも言えるんですよ、そんなんも意味ないんですよ、担当課は頑張ってますと言うわけですよ、自分らの能力精いっぱい頑張ってますで終わるんですよね、話としては。打ち切ります、この話は。  それと海外派遣はもうやめたんですか、それとも募集でなかったから29年度はないということなんですか、今後も続けてやりたいんかいうその点はどうでしょうか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   結果的には後の応募がなくて29年度の予算は上げてないんですけれども、先を考えますとなかなか見通しも考えますとこれからも上げる予定は今のところはないということでございます。以上です。 ○寺北委員長   結果的にはこの事業は失敗であったと、海外派遣事業はということをもう言わざるを得ないですよね、2人で終わったということになればね。なぜかいうたら、まだ次あればやりますと言うんやったら失敗とは言えへんけどもう終わりますと言うたら失敗なんですよ。                 〔発言者あり〕  もう結果出たんやから、やめたんやから。 ○片山市長   失敗じゃなくて残念ながら人材がいない、今現在人材がいないということです。以上です。 ○寺北委員長   それを失敗といいます。その事業を組んだこと自体が、そういう先がないのにやったというのを失敗と言うんです、日本語で。 ○片山市長   これは見解の相違やと思います。以上です。 ○寺北委員長   ほか。 ○高橋委員   西脇ファッション都市構想のこの事業ね、市長のあれにもあったんですけども最終製品化を目指してやっていくんやと。私も議員になったころからやっぱり生地だけつくってしもて全部大阪へ出てもったいないなというのは、何回か委員会の中でも何とかせえへんかというのは言っておったんですけど、先般西脇小学校の子が西林寺でオーケストラ部、ええユニフォーム着とるなと思って、というのはええ柄やなと思ったんですけども、デザイナーが育成事業やっとるんですけどもそのデザイナーに例えばこういう格好の服をつくってこの柄はこうやというそこまでのデザインというのをやるんですか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   デザイナー研修生につきましては、今織物工場ですとか産元商社で働きながら研修をしておるんですけれども、生地をデザインする人が得意な方ですとか服をつくるのが得意な方とかいろいろいらっしゃるんですけども、この4月にできますコワーキングスペースでは生地をデザインするソフトがあったりですとか、あとそういったものをデザインして型を起こすソフトもございます。そして服を実際に縫製するミシンとかも置く予定でございますのでデザインして洋服をつくる、試作するということが可能ですので、そういった研修生がそこを使ってグループでそういった試作をつくるということも可能でございます。以上でございます。 ○高橋委員   それでこの中に播州織競争力強化支援事業補助金、これは内容的にはわからないですけど、今確実に起こっておるのはいわゆる機屋さんが息子が引き継いでやってくれんねやというところが極めて少ないようにあるんですよ。そういうデザインができたやつを今度製品化していくというと大きなロットではないだろうなと。そうなってくると試織に近いような機屋さんの仕事っていうのは多分ふえるん違うかなと。そういうことで見通し的なものが今産元からもろて比較的大きなものでちょっと西脇、多可では対応できへんさかい、ちょっと中国、インドネシアで売らそうかみたいな傾向にもあるんかなと勝手に思ってるとこあるんですけれども、そういう点も含んでファッション都市構想、機屋さん育成と言うたらおかしいけどその仕事を広げていくと、今どんどん機屋が減っていこうとしよるのにそこのとこのアプローチを、行政がやる仕事かなとちょっとは疑問に思うとこもあるんですけれども業界の例えばそれのアプローチ、何かそこまでお考えになっとるかだけちょっと聞かせていただけますか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   委員さんお尋ねのとおり、なかなか機屋さんの後を継ぐ人がいないというようなアンケートを何回もとらせていただいて把握をしております。そしてまたこの1月に入りましてトレンドが無地に振れたこととか暖冬の影響とかいろいろありまして生産数量も減っておるわけでございますけれども、実際機屋さんをふやす支援ということになりますと先ほど申しましたデザイナー育成支援事業で研修する人をふやすというところになるでしょうし、また試職の支援というとこになりますと先ほど申しました播州織競争力強化支援事業の中で少ロット多品種の生地の作製の支援なんかをしていきたいと考えております。以上でございます。 ○寺北委員長   それでは村井委員お願いします。 ○村井正委員   163ページの一番下から5行目ぐらいですか、観光振興事業の中の西脇市観光協会補助金についてお尋ねしますが、実はこれはストレートにお尋ねをしたいと思いますが今西脇市はこの2年ほど前から観光誘客ということで非常に力を入れられてます。先ほど議論になりました同窓会であるとかまた今度3月に開かれます肉まつり、そして地域にも観光スポット的なものが徐々にできつつあるというふうに思います。  そういう中でこの観光協会というのをやっぱり他市町であれば駅の近くであるとか、また柏原でしたらちょうど山といいますか柏原高校の麓にそういう施設がありまして、そしていろんな商品なんかも置いておられますけれども、また特に篠山なんかでしたら非常に観光としての売り出しをされてますのでそういう場所も豊富にあるというふうに思いますが、西脇の場合はこの間そういう議論がいろいろこういう場でもされてますけれども、そこら辺の話として何とかこの市役所の中にあるというよりもできれば平地にありますといいますか、そういうほうがより皆さんが来やすいんじゃないかというふうに思いますが、これはどうしてもそこに携わる人の問題が出てきますがそこら辺の議論は今までどのぐらい進んでるのかまた進んでないのかお尋ねしたいと思いますが。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   窓口の関係で商工観光課が所管している関係で4階という場所にあって、観光案内で1階に来たときに全て4階に上がっていただくというような対応をしておることで、1階にあればそういう場所的なものも解消できるのかなということなんですけれども、これについては内部ではそういう議論というのはこれまではしてきませんでした、場所の問題について。観光協会の案内所を外部に持つというか、そういうところの議論というのはその観光協会であるとか観光交流の連絡会等々でも議論には出ておりまして、場所をどこにするねやとか整備を新たにしなければならないであるとか、財源をどうすんねやというようなことの議論の中で、今旧来住家住宅と黒田庄のえき益ゆうきの場所に観光案内の業務の委託をしてその分で観光案内を外部でしていただくというような、一部委託という形で案内業務を分散しておるというような状況でございます。 ○村井正委員   これは先ほども言いましたけども、やっぱり観光協会としてそこに場所を置くというのは今の段階では人的に難しいんですか、それとも場所的に難しいんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   人的に言われるとそのとおりでありますし場所もそうでありますし、財源的な財政基盤のところも障害になっているのは事実でございます。 ○村井正委員   ということは今なかなかそこを独立して一つの場所に置くというのは無理ということらしいんですけど、どこかを借りてということも無理なんですか、どこか今現在いろんなそれぞれの地域でやっておってですよね。そこを借りて少し人を、半分ボランティアになるかもわかりませんけどもそういう方もお願いするというそういう議論にはなかなかならんのですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   外部に事務所を置かれてスタッフを置くというようなことにつきましては、今のところそういう議論でありますとか話はしておりませんでした。外部に置くとなるとやはり観光案内所というものがあって、スタッフ配置につきましても複数名は必要かなということで、そうなりますと人件費と維持管理費等が発生してきますので、今の補助事業の範囲内ではなかなか難しいんではないかというのが一定の結論でありますけれども、例えば駅舎を整備するそういう構想が前にあったときにはそういうところに観光案内所を持っていこうとか、道の駅ができたときには道の駅に観光案内機能を持っていこうということでありますとか、今度市役所が移転するようなところにそういう機能を持っていこうとかっていうような内部的な、位置関係であるとか場所とか財源とかは引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○寺北委員長   最後は金と違うんですか、それだけと違うんですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   やはりお金もそうですけれども、人もそうだと。 ○寺北委員長   金で人を雇うという意味で金と言いよるねん。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   もちろん雇う中で例えば理事の皆さん方とか、そういった方々は無報酬になってまいりますので支える方々も含めた人材も必要ではないかと考えております。 ○寺北委員長   それは虫がよ過ぎるわ。 ○吉田副市長   この観光協会の問題につきましては先ほど戸田課長から説明したとおりですけれども、私が感じておりますのはこの観光振興ができる人材、本当に西脇の観光を振興してやろうとする人材がいるかどうかということがポイントだと思っております。その人材がいれば場所はどこでもできるだろうと思っておりますけども、本当に私の中の課題でもあって、本当に庁内の中で観光協会の事務局持って動かしていってることが本当にいいんだろうかと、やはり外部に出して今うちの職員がやってます「いかなごまつり」行って販売をしたりいろんなことをPRしておりますけれども、それをやりきれる人材が欲しいというのが本音でございます。ですからそういった方がおられたらぜひとも紹介をしてほしいというのがお願いでございますので、議員の皆様の中でこの人だったら観光やるよというような人があったらまた紹介いただけたらというふうに思います。以上です。 ○寺北委員長   人件費は出るわけですね。 ○吉田副市長   単純に考えますと、今職員がかかわっております時間ということを考えますと本来の商工の仕事をもっともっとやりきってもらえるだろうと思っております。ですから本当に地域の方々とか観光をメーンとしてやっておられる業者の方々とのタイアップですね、観光協会だけでなくて旅行業者とのコラボレーションとかいろんなことが出てくると思うんですけれども、それとまた新しい発想そういったものを行政では考えられないことを考えてくれる、それを展開していくということによって邑南町でしたかレストランやってて非常にはやってるところがあったと思うんですけども、そういった方も都市部から帰ってきて、あの方は役場に勤めたかもしれませんけどもそういった人材が欲しいというのが本音でございます。以上です。 ○村井正委員   これはもう返答は要りませんけども、要は私はスタッフが先ほどおっしゃってましたけども結構歴史のことをしゃべれる人とか、それからまたこの場所はこういうとこやという説明ができる人とか結構そういう方は私も何人か知ってますけども、やっぱりそういう方が中心になってやられる方というのが今副市長おっしゃったようなことやと思うんですけども、必ずしもお金の問題では僕はないというふうにちょっと思います。ですのでやっぱりそういう方に集まってもろて、その中でどこかの場所が借りられるんやったらそこからまず始めていくというのが一つの課題やないかっていうふうに思いますので意見として申し上げます。 ○寺北委員長   そうしたら岩崎委員。 ○岩崎委員   163ページの一番最後、へその西脇織物まつりについてお尋ねをします。最近私が思うところによりますとちょっと過渡期に来てるんではないかというふうな気がします。いわゆる一日中の集客力が非常に少ない、確かにファッションショーとかよさこいとか花火とかそういったところには非常にたくさんの方がお見えになって人も多い。そのかわりそのイベントが済めばさっと人がいなくなるというような気がするんですけれども、この織物まつりの2日間のイベントの決められてるのは実行委員会で全てを決められておられるんでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   事業計画等は全て実行委員会で決定しております。 ○岩崎委員 
     もちろんそれはそれでいいんですけれども、その方々はここ何年も恐らくメンバーはかわっておられないと思うんですね、だから同じようなイベントになってると思うんですけれども、例えばイベント会社ってありますよね、そういうようなとこを利用するというようなことは考えられませんか。そこへ例えば実行委員会の中にその方に入っていただくとか、そういうアイデアをいただくとか、もちろんお金が発生しますけれどもそういうようなことは考えられたことはないんでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   今の形、特に日曜日のことをおっしゃってるのかなという印象なんですけれども、踊りを中心としたイベントとなってまいりましたので、実行委員会の中でイベントを中心に考えるイベント部会というのが別途ございましてそこで事業プランを検討されているという中で、そういうところにプロとかそういうイベント会社の方を入れてということになってくると思うんですけれども、いろいろあき時間の中でタレントを呼ぶとか集客力のある何か事業をやるとかっていうことにつきましては、イベント会社を中に入れるというよりか外部に聞いてお幾らかかるかとかっていうような御相談は今までしておりましたけども、実行委員会の中に入れ込むというのはちょっと今のところその実行委員会のほうでは考えておらないというような状況でございます。 ○岩崎委員   確かにこの予算では、昨年度よりも来年度減っていくということになるんですけれども、他市との比較をしてはいけないんですけれども小野市とかと比べると相当低い額で非常に頑張っておられるということはよくわかるんですけれども、私が言いたいのはもう少し幅広い年齢層が多く参加できないのかなというふうな気がするんです、ここ数年見ておって。そういうようなことは考えられませんか、幅広い年齢層。 ○寺北委員長   どこに、実行委員会に。 ○岩崎委員   実行委員会というかそのお祭り。お客さんのいわゆる来る方、またはそのイベントに参加する方。今例えばファッションショーにしてもよさこいにしても皆さん若いですよね。だからもう少し高齢の方でも参加できやすいようなそういうようなものを考えられませんかということをお尋ねしてるんです。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   過去に祭りには若い人をどうやって呼び込むかというのがずっと課題になっておりまして、若い方に参加していただくためにはどうしたらいいんだろうとずっと検討されておりました。踊りが中心になったということで参加者が当然若者になりますし、ファッションショーにつきましては高校生と卒業生の方、ファッション専門学校とかいろいろコラボしながら、確かに比較的若い方でどうしても見る方も若くなるということで、比較的高齢の方々につきましては日中が暑いとかっていうことも含まりながら参加しにくいというような状況にはなっておりますけれども、日中につきましてはなかなか暑い時期で出てこいと言うのは難しいんですけれども、夜につきましてはいろんな音楽イベントにつきましては高齢の方も出演されてカラオケの曲を選曲されたり、逆に小さい小学生のお子さんが参加されたり非常に和気あいあいとした音楽イベントも展開されておりますし、外につきましては食べ物も食べられますのでそこに座って食べられるスペースも考えておりますので、比較的高齢の方についてのターゲットにしたイベントは今のところ考えておらないんですけども、逆に若い方に振れ過ぎたというところはありますので、そういうところも実行委員会なりにそういう意見があったということでお伝えしたいと思います。 ○岩崎委員   昔は夕方ぐらいから昔の中央通りで総踊りやってそのままお祭り広場に上がるというような、これはほとんど各町から皆こぞって出ておられた、非常にそれを楽しみにしておられたというようなこともございますので、例えば時間帯別に分けてでもやっぱりそういう高齢の方も参加できるようなイベント事業をまた今後考えていただきたい。そして日程的なことは、ことしはもう日程決まってるんでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設準備室地域商業振興担当主幹   前回の祭典委員会のときに日にちを決定しておりまして、ことしにつきましては8月26日の土曜日と27日の日曜でございます。 ○岩崎委員   私は日程的なことも含めて今後検討していただきたい。というのは、やはり8月といいますと非常に炎天下の一番暑い時期でございますので、そういうことも含めて再来年度以降ぜひ考えていただきたいと思います。以上です。 ○寺北委員長   いつがいいと思いますか、岩崎さんは。 ○岩崎委員   私は5月がいいと思いますね、5月の連休の真ん中をとるんじゃなしに連休の初めか連休の終わりかそこらですね。 ○寺北委員長   いいですか、もう商工は。               〔「なし」の声あり〕  ちょっと休憩しましょうか。4時25分再開でお願いします。そうしたら土木費からね、次ね。                休憩 午後4時13分           ───────────────────                再開 午後4時25分 ○寺北委員長   では議事を再開します。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   済みません、ちょっと1カ所訂正お願いしたいと思います。先ほど岡崎委員さんの質問でありました121ページ児童福祉費の多子世帯保育料軽減事業の答弁の際に、平成29年度予算を間違っておりました。361万1,000円と申しましたが正しくは379万8,000円となります。申しわけございませんでした。 ○寺北委員長   言い間違いということね。 ○鈴木こども福祉課子育て政策担当主幹   はい、済みません。申しわけございませんでした。 ○寺北委員長   わかりました。  それでは第8款土木費、第1項土木管理費、第2項道路橋梁費、第3項河川費164ページから171ページを審査します。  質疑のある方の挙手をお願いします。 ○村岡委員   午前中空き家バンクに質疑しましたんで、その流れで167ページの空き家等対策推進事業についてお尋ねします。 ○岩崎委員   171ページの新庁舎周辺道路整備設計業務委託料。 ○村井正委員   私は171ページの委託料から補償補填及び賠償金までの関係で市原羽安線についてお尋ねしたいと思います。 ○寺北委員長   ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  それでは村岡委員お願いします。 ○村岡委員   167ページの空き家のほうで空き家等の解体のほうでちょっと聞きたいんですが、空き家対策の特別措置法に基づいた対策計画の中で空き家の所有者が解体後の空き地の公益的な利用を承諾した場合に解体費の費用の一部を助成するという制度だと聞きましたが、一般的に公費を投入するということはやむを得んと、どちらかというと仕方がなくやるようなイメージがあるんですけど、このケースの場合はどちらかというと例えば西脇市の現状が654軒の空き家のうち老朽化が進んでるのは103軒、そのうちで倒壊の危険があるのが30軒ということなんですが、そのうち103軒のうち37軒が西脇区みたいな統計を聞いておるんですけど、例えばこれからコンパクトシティを形成していくことにおいて空き家等の除去というのは逆に積極的に進めていくのような気もしておりますし、逆に空き家等に関してはどちらかというと個人が自主除去するのが原則だというふうなものと両面あるように思うんですけど、このあたりのことのこの施策というのはどのように解釈すればいいのか、私は多分コンパクトシティを進めていく上で行政の方が積極的に取り組んでいくようなものだというふうに想定しておるんですけど、そのあたりのとこをもう少し詳しくお聞かせ願いたいんですが。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   今委員おっしゃいました空き家の解体の件ですけども2パターンございます。1件目はその空き家を解体したその土地を地区のまちづくりの一環として、まちづくりの資源として活用する場合に約10年間ですけどもその空き地を無償でポケットパークであるとか防災倉庫であるとかごみステーションであるとかそういった形でまちづくりに活用できる場合はその補助を出してやりましょうというパターンと、もう一件はどうしても所有者がわからない、ただしその空き家が非常に横の道路等が通学路であったりして非常に危険性が高い、切迫性が詰まっているというようなところにつきましては最終的には市のほうで除去するというようなことを考えております。委員おっしゃいましたコンパクトシティのほうでも何らかのつながりが出てくることと考えております。 ○村岡委員   そうしたら積極的にまちづくりを推進していく中では、今空き家が現在654軒あるんですけどそれはだめだと、補助はできませんよという空き家も想定できるということですか、希望しても。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   例えば田んぼのど真ん中にある一軒家が老朽化してます。その周り誰も通りませんとそういった家が非常に老朽化していたとしても、その場合は本来はその所有者の方が撤去するものということで補助のほうの対象にはならないと思います。 ○村岡委員   例えば中心市街地活性化ですとかコンパクトシティと一つの塊の中で、そういうエリアを構成していく中で連棟して空き家みたいなんがあるとしたら、これは例えば吉田課長、都市住宅課のほうが積極的にこれは除去されたらどうですかみたいなことの働きかけはされるんでしょうか、それとも受け身的な要素でしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   行政としましてはできるだけまちづくりのほうに積極的に参加をしていきたいというふうに思っております。 ○村岡委員   空き家のフローではまず助言から入って指導・勧告、それからその辺で固定資産税が4.2倍というようになってきて改善命令、強制対処となるんですけど、例えば市が働きかけるというのはどのタイミングで働きかけるというふうに想定したらいいんですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   まずその空き家というものが地区の方であったりいろんな方からお話がありまして、その情報を把握しましたらまず空き家の担当者であったり土木の担当であったり一緒になって現地にまず確認に行きます。まずそこから既に行政のほうは携わっていくことになります。最終的に助言・指導であったり勧告・命令まで行く場合も想定はされるんですけども、全てにおいて行政のほうが主になってやっていくことになります。 ○村岡委員   ということは、そういう前に補助がありますんで除去させていただけませんかというような姿勢でよろしいわけですか。コンパクトシティを形成するためには除去が必要になりますのでみたいな考え方でいいんでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   本来ですと空き家の持ち主の方が撤去するのが大原則にはなってきます。どうしてもできないという場合にのみ、まちづくりに協力していただけるという場合に限りまして市のほうで補助、助成をしていきたいと考えております。 ○村岡委員   そうしたら次、どちらかというと田舎のほうにある一軒家みたいなんで所有者がようわからんとか、所有者がなかなか使い道のない不動産っていうような場合は例えば税金払いたないと、勧告されて固定資産税を4.2倍に上げられてまでは払いたくないという人は相続放棄とかするようなケース、この施策を強めていくとそういう人がふえてるというふうに聞くんですがその辺に対してはどのような対処をお考えでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   今委員おっしゃったようなことも考えられるんですけども、今回この春4月以降になりますけども次世代のほうが進めております空き家バンクとうちのほうで進めております空き家の啓発その件を、チラシを両面印刷しまして全て市内の建築物をお持ちの方約2万件あるんですけどもその方全てにチラシを送ります。空き家を適正に管理していってくださいということで、まず所有者の方にこういうことはこういうことができますよというお知らせをまず進めていきます。以上です。 ○村岡委員   例えば最終的に相続放棄して特定空き家に認定された場合、ほったらかしにしておけば全部行政の方が最後の処理までやってくださると、そういうイメージが若干あるようにも感じるんですけどそのようなあれは、もう最後ですけどどのように考えておられますか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   今回送りますチラシのほうに空き家の処理につきましては所有者の方の責任ですということを明記しております。以上です。 ○村岡委員   わかりました。そうしたらこの施策に関しては逆に言うたら予算を使い切って補正を出すぐらいの目標でやられるということでよろしいでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   こちらのほうで、13委託料と19のところに空き家等再生等推進事業補助金と空き家等解体業務委託料それぞれ2件ずつを今想定しております。もしそれ以上進むようでありましたら補正もまた考えたいと思います。 ○嶋本都市整備部長   ちょっと補足説明させていただきます。特定空き家の解体の委託料、これについては基本的にはうちとしては所有者の責任という形でできるだけ使いたくないし使わないような方向に持っていくと。例えば道路の拡幅のために協力していただくんで、家がかなり古いんで解体していただくとそういうまちづくりに関するやつに関しては、積極的に進めていきたいというふうに考えてございますのでその点は御了承いただきたいと思います。 ○寺北委員長   2万件全部にそのチラシ要りますか。もう空き家とか所有者いうのはわかってると思うから、そこだけじゃないんですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   今現在建物をお持ちの方、お住まいの方も近い将来、いつかわかりませんけどもそのおうちも空き家になる可能性もありますので、その適正管理をよろしくお願いしますという啓発のチラシでございます。 ○寺北委員長   ちょっと無駄なような気がするね、新築のとこもあるからね。 ○寺北委員長   そうしたら岩崎委員お願いします。 ○岩崎委員   それでは171ページの新庁舎周辺道路整備について。当然新庁舎ができる予定ですので、この周辺道路の設計業務ということになってるんですけれども、庁舎ができれば私の頭のイメージの中ではこの道もこの道もこの道もというふうにこれの設計業務かなというふうに思ってるんですけど、それは後から言いますけれども、今考えておられるこの設計業務はどの部分のどの場所のことでしょうか、その周辺道路というのは。 ○真鍋土木課長新庁舎建設準備室道路整備担当主幹   本業務で予定しておりますのは敷地周辺の外周道路と庁舎西線と呼んでおります中兵庫信用金庫のあります県道交差点からの進入道路を今のところは想定しております。 ○岩崎委員   それはあくまでも想定で確定ではないと思うんですが、恐らく市役所ができれば車の通行量というのは相当な数やと思うんです。私が思ってるのは例えば、この市役所の形がまだできてないんで玄関がこちらで交流館の玄関がこちらでというのはできてないのではっきりした図面は引けないと思うんですが、例えば私が175からのアクセスいわゆるA道路、またもう一つはこちらのいちよし証券からのいわゆる進入路、または村徳染工から小澤染工にかけてのこの道路、いろんなことが想定されるんですがそういったようなところまでは将来的には当然考えておられると思うんですがそれらのとこはどうでしょうか。 ○真鍋土木課長新庁舎建設準備室道路整備担当主幹   今考えておりますのはカナートが営業しておりました時点で現在の道路網ができ上がっておりました。そのような中でも必ずしも道路が不足しておったかというとそうではなかったのではないかと。市役所なり市民交流施設ができますと、イベント等ありますと一時的に交通量がふえることは想定されるんですが、おおむね今の中ではほぼほぼ処理できるのではないか。そういった中で外周道路につきましてはどうしても敷地へのアクセスとして必要である、あるいは西線につきましては中心市街地の再生等々まちづくりの視点もございますのでそういった中で今考えておるようなとこです。
     いずれにしましても庁舎のほうの基本設計が今からになりますので、そういったところでも調整しながら取り組んでいきたいと考えております。 ○岩崎委員   先ほどお聞きした中でいわゆる中兵庫からの東に向かって入る道路、私はこれは非常にいいことやと。といいますのは、将来的には南北道路ができてそれと東西線がつながったらちょうどその線になるかなというそういう思いで先ほどちょっと聞いたんですけれども、私がどうしてもひっかかるのがいわゆるA道路ここら辺の進捗状況、私はルート175からは必ず必要不可欠な道路ではないかと思ってるんですけれども、そこらんとこの進捗状況は今話せますか、無理やったらいいんですよ。 ○真鍋土木課長新庁舎建設準備室道路整備担当主幹   いわゆるA道路と呼んでおりました道路につきまいては、今の国道175号の交差点が南進してくる車につきましては右折禁止になってございます。西のほうへ入っていくのには一旦左へ入ってずっと南のほうへ回っていただくようなルートの設定をされております。そういった関係で庁舎の建設時点では、この道路は非常に使いにくい道路でありますので利用は限定的かなというふうに想定してます。ただ将来175号が高架になりますと下を横断することができますんで、主要なアクセス道路になるというふうに考えております。 ○岩崎委員   いや、今現在の進捗状況ね。いわゆる対象の方と市との進捗状況をお聞きしたいと。 ○嶋本都市整備部長   済みません、ちょっと休憩お願いできますでしょうか。 ○寺北委員長   暫時休憩します。                休憩 午後4時41分           ───────────────────                再開 午後4時48分 ○寺北委員長   議事再開したいと思います。 ○上田用地地籍課長   A道路につきましては随時協議させていただいてるところでございます。以上でございます。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   同じく171ページ、一番上に委託料から15工事請負費、それから17公有財産購入費、そして22補償関係。これのうち市原羽安線に関係する委託料であるとか調査とか具体的な、等というのがありますのでそれをのけて先ほどに関連した予算そのものが幾らかというのをちょっとお尋ねします。 ○真鍋土木課長新庁舎建設準備室道路整備担当主幹   市原羽安線に関係いたします予算の内訳でございますが、委託料につきましては5,000万円、これは埋蔵文化財調査あるいは支障物件等の調査費用を予定しております。  続きまして工事請負費につきましては1億3,200万円、羽安町地内を主に改良工事を予定いたしております。  公有財産購入費につきましては5,000万円でございます。  補償補填及び賠償金につきましては、複数の支障物件移転補償を予定しております。 ○村井正委員   複数というのはこの市原羽安線のとこは入ってないという意味ですか。 ○真鍋土木課長新庁舎建設準備室道路整備担当主幹   失礼いたしました。金額は3,800万円で、市原羽安線で複数の支障物件移転を予定しております。 ○寺北委員長   ほかございませんか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようでしたら次、第4項都市計画費、第5項住宅費、第6項下水道費172ページから181ページまでを審査したいと思います。  委員会説明、そうしたら吉田課長お願いします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設準備室都市計画担当主幹   175ページの中ほどにあります都市計画マスタープラン等策定事業について説明させていただきます。  この中で実施します業務委託は2件ございます。1件目は28年度から取り組んでおります立地適正化計画策定業務です。人口減少、超高齢社会に対応すべく本市の上位計画及び関連計画を踏まえつつ、都市再生特別措置法により制度化された計画を29年度末公表を目指して現在取り組んでいるところでございます。  2件目は都市計画マスタープラン策定業務です。現在の都市計画マスタープランは平成21年度に策定し、平成30年度を目標年次としていたことと上位計画の西脇市総合計画との整合を図るため、改訂に合わせて見直しを行うことを基本としており、総合計画も29、30年度に見直しを予定されていること、また28、29年度に都市計画マスタープランの高度化版、詳細版と言われています立地適正化計画を策定することを踏まえまして29、30年度に都市計画マスタープランの改訂を行うものです。以上でございます。 ○寺北委員長   委員会説明は終わりました。  委員の皆さんの質疑のある方は挙手をお願いします。               〔「なし」の声あり〕  ないようですので次行きます。  次は第9款消防費、よろしいか。180から185、質疑のある委員は挙手をお願いします。 ○林委員   私は181ページの消防団活動事業。 ○高瀬委員   183ページの防災行政無線管理運営事業。 ○宮﨑委員   183ページの備品購入費。 ○寺北委員長   ほかございませんか。               〔「なし」の声あり〕  それでは林委員のほうからお願いします。 ○林委員   実は消防団活動費についてなんですね。消防団活動費というのは消防団員報酬と消防団運営交付金なんかの額を足した額なんですが、実は三木市さんのほうが今回の予算で団員報酬を増額するというふうな予算に実はなってるんです。その予算の根拠が実は三木市が他市に比べて額が低いということを言われておったんですね。そこに実は5市1町のやつが全部出てたんです。それと見てみますと、それは団員報酬と運営費交付金を足した額を団員1人で割った分です。ですから団員1人当たり幾らかということなんですが、一番高かったので小野市が1万9,231円、2番目が加東市の1万7,590円、3番目が多可町の1万3,000円、4番目に三木市が1万2,202円なんです。一番低かったのが加西市で1万491円だったんです。西脇市はどうかっていうと1万1,900円で後ろから2番目なんです。三木市は後ろから3番目なんですが、団員報酬はもともと8,400円を1万800円に増額しまして、運営費と足した分で1万4,602円というふうに上げられております。こうなると西脇市の低さがなおさら目立ってしまうようなことになっております。  そんな中でやっぱり西脇市も他市並みには上げていく必要があるんじゃないか。多分今防災のほうに私のこの資料が手元に行ってるんじゃないかと思うんで、まず間違ってないのかどうかというのを聞かんとだめなんです。これ実は三木市がつくられた資料なんで合ってるかどうかっていうのもあるんですけど、そこもあわせてちょっとお考えを聞かせていただきたいと思います。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   ただいま委員おっしゃった資料は私どもの手元にあります。それで1点私どもがチェックした中では、多可町の運営費交付金がゼロというふうにされてるかと思うんですが、そちらは私どもが一応調べた中では多可町さんも運営費交付金は115万円あるというところでそこで若干、1人当たりにしますと884円の違いがあるかなということで、それ以外はほぼ一般団員のということで確認はとれております。 ○林委員   であれば今西脇市が加西市の次に低い額なんですね。小野市と比べますと一人頭7,000円から違うような額になってるんですが、この現状を踏まえて上げることを考えないのかどうかっていうことなんですが。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   まず初めに報酬につきましては御存じのとおり本年度28年度から西脇市消防団におきましても班長、団員の報酬を変えさせていただいたところでございます。  今の委員御指摘の一般団員の報酬と運営費交付金を1人当たりに換算した数字だけで行きますと今御指摘のとおりかと思うんですが、どこの市町もそうなんですが当然出動報酬とかそういうのも見られてます。それらを踏まえて計算し直しますと西脇市は平均以上で、三木市さんが団員報酬を改正されてもそれ以上というふうに考えております。以上でございます。 ○林委員   その額、多分恐らく全てのところを計算されたと思いますんで、その表を提出していただけませんか。 ○寺北委員長   今ですか。 ○林委員   できれば今で。予算審議でこれがすぐさま予算の採決に影響するもんじゃ、今後のことなんでそりゃもちろん今後の委員会でもやっていかんといかんかなと思うんでそれは後ほどでも結構は結構です。 ○寺北委員長   後ほどで結構ですので今の資料は出ますか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   提出させていただきます。 ○林委員   何でこんな質問をしたかという背景も言うとかなあかんと思いますね。どこの団も運営が厳しいようです。私ずっと津万地区の区長会も出てますんで第2分団のほうから、地区からもらうお金を上げていただきたいというような話を申し入れされとったんです。結局、地区もなかなか今厳しいんでそれはちょっと無理だということで返されとったんですけども、そういうとこも鑑みるとやっぱり苦しいんだなというふうに思いますんで、できれば私はこれ見たんで他市並み、他市以上に。消防団員はよく頑張ってますんでしてやってほしいなという意味から言わせていただきました。 ○寺北委員長   では宮﨑委員お願いします。 ○宮﨑委員   183ページの消防設備事業のうちの備品購入費なんですけれども、ここに消防ポンプ自動車購入費ということで2つの部で2台と思うんですけれども、これは直近で買われたとこの消防自動車の代金というのは幾らになってるんでしょうか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   一番最近で購入したのは平成26年度でございます。西田部におきましては車両購入しております。購入価格につきましては1,706万4,000円でございます。以上でございます。 ○宮﨑委員   それと西脇市の消防ポンプ自動車の基準額は決められたものですけどもそれは幾らでしょう。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   消防ポンプ自動車に関する基準額というのは御存じのとおり本年度平成28年度から改正させていただいております。基準額、消防ポンプ自動車でいいますと1,700万円でございます。以上でございます。 ○宮﨑委員   ということは基準額の半額が補助ということになるんですね。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   そのとおりでございます。 ○宮﨑委員   基準額はあるんですけれども各町消防団においては基準額以上の装備が入ってくると思うんですけれども、それについてはやはり地元負担という形になってくるとは思うんです。そうしたらどうしても市の補助があっても1,000万円近い地元負担ということになってくると思うんですけれども、1,000万円にはならないとは思うんですけれども高額、これは多分年々地元にとっては高くなってくるように思うんですけれども、そこら辺のことは基準額をことし上げられたということなんですけども、将来にわたってはずっと見直していかなければならないとは思うんですけれども、そこら辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   ポンプ自動車とか車両とかの基準額につきましては、先ほども申し上げましたように本年度改定させていただいてます。その背景には当然過去の購入実績というのを踏まえまして近年車両価格等が高騰しておるというところで見直したところでございます。  したがいまして、一般的な消防ポンプ自動車を購入するには今現在でいいますと1,700万円ぐらいで購入できると。そこで装備がどんな装備をつけるかというところにも関係はしますが、一般的な車両ですと1,700万円程度で購入できるというところで考えております。以上です。 ○寺北委員長   途中なんですけども、5時過ぎましたけども引き続いてやりたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○宮﨑委員 
     先ほど林委員のお話にもあったんですけれどもそのときの新聞記事がありまして、消防団員の報酬アップというようなことでこういう記事なんですけれどもあるんですが、この一番最後に加東市の担当者は地区の消防車やポンプの更新など市が100%負担して手厚く支援しているというような話が出てるんですけれども、やはりこういうこともあるんですね。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   近隣でも車両購入に関しては全額出されてるところもあるかと思います。 ○寺北委員長   そうしたら高瀬委員お願いします。 ○高瀬委員   183ページの防災行政無線運営事業ですけども、私12月の一般質問で防災行政無線の新庁舎へ移設の話をして、そのときに伝搬試験といって要は電波の通りぐあいを測定する試験なわけなんですけどもそれをやられるということで、この予算の中に入ってるんやないかなと思ってたんですけど入ってないように見えます。入ってないんであればなぜここに入っていないのかっていうのを含めてお聞きます。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   防災行政無線につきましては12月にお答えしましたように、今後平成29年度からシステムの継続使用またはデジタル化も含めた検討を進めていくという思いであります。その中で方向性が決定し、また庁舎の施設規模とかそういうのも決まりましたら必要なタイミングで整理しまして必要な段階で必要な予算を計上していきたいというふうに考えております。 ○高瀬委員   方針が決まったら伝搬試験をしますというそういう話なんですけども、ちょっと私はそれおかしいやないかなと思うんですね。いわゆる方針を決めるために1回は伝搬試験しないといけないのではないですかと思います。というのは、もしあそこアナログで通る可能性も低いんだけど可能性も否定はされなかったんで、私はカナート跡地と今の中継局の間をアナログの無線の電波が通る可能性も捨ててはいないんです。ということはまず最初にそれをはかるのが一番やないんですか、通るのと通らないとでは方針が変わりますよね。そこのところをやっぱりよく理解されてないんやないかなというふうに思ったんです。もし通るのであればアナログのままあそこに持っていって、とりあえずつないで、そうすると平成33年3月のときは何とか通過できるわけで、その次のハードルは電波の使える期限の平成34年11月末の時点だから少なくともそこまでは使えるんですよ。だからまずはアナログのやつをはかって、もしそれで通らないんであればアナログで持っていくということは非常に、例えば中継局をもう一個どこかほかに置くとか今の場所を移設するだとか大がかりのことになってくるから、そうするとやっぱりデジタルで交信する可能性が高まると思うんですよ。だから方針を決めてから伝搬試験をしますっていうのは全くナンセンスな話だと私は思うんですけど、どうですか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   先ほども申し上げましたが、今庁舎はカナート跡に行くというのは決まっております。当然そちらに親局を設置することにはなるんですが、まだそちらの建物の規模、階数等も決まってません。それとあと、アナログを継続使用するのかそれともアナログの対応年数も参ってきておる中でデジタルに移行するのかというような話もございますので、そういう方向性を決めてからアナログで行くんであればアナログの伝搬試験の確認をしていけばいいのかなというふうに考えております。以上です。 ○高瀬委員   ちょっと話がかみ合ってないんです、正直言って。建物の高さが4階なのか5階なのか、その場所も移動すると正確な意味でのアンテナの立ててる位置がここっていうことが決まらないってそれは理屈的にはわかるんですけども、あの中継局のとこから目測でカナート跡地のアンテナの位置が10メーター移動してもそんなに電波の通りぐあいに影響しないから、ある程度想定した場所で電波が通って、それで全然話にならないほど品質が悪かったらもう通らないと判断していいと思うんですよね。そこの場所のことについてはそういう意味でいうと私の反論は今言うた話で。  それで後半おっしゃった方針を決めてからやるという話を、伝搬試験をするんだっていう話を再度されましたけど、それは私は全然納得ができません。言ってることがおかしいと思ってますんで、それを主張されるとここの話はもうこれまでだから質問はここまでにしますけど、ちょっとその辺のところをもう少し、本当に今課長がおっしゃったことで大丈夫かどうかっていうところはもう一度持ち帰って検討してほしいと思います。 ○寺北委員長   アナログで行くかデジタルで行くかの条件は何があるんですか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   当然ながら機器の更新っていうのは財政的な、そういう設備に投資する費用がかかってまいります。そこの中で今アナログに対しての補助メニューっていうのは一切ございません。しかしながら12月にお答えしたときはそういう有利な財源がないということでお答えしたんですが、緊急防災・減災事業債が2年間延伸されるというのが年末にわかりました。そちらではデジタルがそういう起債の対象になるとこれが最新の情報なんですけど、そういうのも踏まえまして29年度には早々に機器更新に向けてどういう、継続使用っていうことは今沖電気製の機器を使っておりますので沖電気に極端に言えば機器を改修するということで随意契約になったりとかすることも考えられます。  今伝搬試験っていうふうにおっしゃられてるんですが、当然今の機器更新がデジタルにせよアナログにせよ今ある電波局、山の上に建ってる施設を置いておいて、そこの横なり上なりまた新たなものを設けて市内整備をするようになると思っております。そうしますと今山の上にアンテナ局があるんですが、そこの中継局と単純に伝搬試験をしただけではちょっといかがなものかなという思いがございますので、その方針を決定させていただいてそういう試験が必要であるという判断になった場合に、必要なときにまた予算計上させていただいて調査をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。 ○寺北委員長   その方針決定はいつごろの予定なんですか。 ○岸本防災安全課長兼消費者センター長   新しい市役所が33年3月に完成します。その段階では既存の施設どちらかを持っていくようになるんですが、そういう面からいいますと29年度中に方向性を決める必要があるかなというふうに考えております。 ○高瀬委員   電波法の改正が平成30年11月末に行われるということで、全国的にそのタイミングでデジタルへの更新というかそれをする自治体がかなり多いっていうふうに調べたし聞いてるんですね。だから込んでるんですよ、その平成33年とか34年に向けて防災行政無線を新規に入れようとか更新しようというところが。だから一般的には2年あれば大丈夫なのかもしれないけど、私はなるべく早くこの方針は決めてもらって少し時間に余裕を持たせながら進めたほうがええんやないかと思うんで、そういう意味でいうとその辺の方針決定はよろしくお願いしたいと思うのと、再度言いますけど、もし今の時点でデジタルに決めてるんだったら伝搬試験は今やる必要はないです、ゆっくり構えてていいと思うんですけど、アナログの可能性も残してるのだったらなるべく早くやらないといけないというふうにもう一度だけ、私はそう思いますので言っておきたいと思います。 ○寺北委員長   ほかございますか、ないですか。               〔「なし」の声あり〕  それでは消防費は終わります。  それでは次は教育費の第1項教育総務費、第2項小学校費、第3項中学校費、第4項幼稚園費184ページから205ページを審査します。  理事者からの委員会説明を求めます。 ○清瀬教育総務課長   それでは平成29年度の新規事業について説明をさせていただきます。  教育用コンピューター設置事業でございますが、予算書の197ページの小学校費の小学校情報教育機器整備事業のうちと201ページの中学校費の同じく情報教育機器整備事業のうちの新規事業でございます。  平成28年度は通信ネットワークを教育委員会の専用といたしまして、センターサーバーのクラウド化と校務用パソコンと中学校のパソコン教室用のパソコンなどの更新及び校務支援システムの導入を行いました。平成29年度は障害のある子供も障害のない子供とともに学べるインクルーシブ教育への対応を進めていくために、小中学校の特別支援学級に教員としまして着脱式のタブレット式のパソコンと50インチ型の液晶テレビを導入いたします。また小学校8校のパソコン教室のパソコンを同じく着脱式のタブレット型パソコンに更新しICT環境の充実を図ってまいります。  以上でございます。よろしくお願いいたします ○寺北委員長   委員会説明は終わりました。  それでは質疑のある方は挙手をお願いします。 ○村井正委員   193ページの2段目の西脇学力向上事業についてお尋ねします。それと195ページの2段目ぐらいですかいきいき体力づくり推進事業。  それともう一つあります。それと資料を出していただいております関係で203ページ、幼稚園の維持管理のずっと下のほうの使用料のところにバスの使用料っていうふうにありますが、これについて通園バスのルートについてお尋ねします。 ○高瀬委員   191ページの一番上の外国人英語指導教員活動事業。 ○寺北委員長   ほかございますか。               〔「なし」の声あり〕  それでは高瀬委員のほうからお願いします。 ○高瀬委員   この質問は、私がおつき合いのある人から自分の子供っていうか、せっかく外国人の先生にいい先生がいても結構すぐ翌年いなくなるとかそういうことで非常に残念な思いをしたことがありますということでそれで聞くんですけど、まず西脇市の小中学校でこういう英語指導されてる外国人の先生っていうのはここでいうところの委託でお願いしてる人たちばかりなのか、それとも個別でお願いしてる人もいらっしゃるのかどうでしょうか。 ○竹内学校教育課長   西脇市におきましては業務委託で全て来ていただいております。以上です。 ○高瀬委員   それは何年ぐらい、もともとは個別っていう時期もあったというふうに聞いたんですけどそれは何年ぐらい前からでしょうか。 ○竹内学校教育課長   済みません、ちょっとだけお時間いただきたいと思います。 ○寺北委員長   ほかの質問はいいですか。 ○高瀬委員   今調べていただいたものをなぜ聞いたかというと、私は冒頭に聞いたのは最近のことのように聞いたんです。それが過去のことであれば個別に契約してる人だとやはり個別契約だから、割と短い期間の間に移ってしまわれるってあり得たのかなと思うんです。ただ委託っていうことになると直接頼むわけでなくてあくまでも委託会社に頼むわけだから、そのときに例えばこの人いい先生だなと思ったときに委託会社に頼めばそういう融通がきくのかきかないのかそういうところも含めてお聞きしたいので、今の質問と今回聞いたのはそういう委託会社に頼むっていうことは、やっぱり先生に対するより好みっていうか選択っていうのは余りできないものなのかどうかちょっとその辺をお聞きします。 ○竹内学校教育課長   まず委託を始めましたのは昭和61年度からとなっております。今委員がおっしゃられたのは小学校の外国語活動で県のほうの委託がありまして、その際には個別で依頼をしたことがございました。ただ、今回のALTにつきましては業者のほうとの委託ということですので、業者のほうに応募の中からいろんな審査等を受けて採用された方の中から選考している状態です。以上です。 ○高瀬委員   選考するということは全く業者というか委託先に人選を任せるということではなくて、西脇市側でもこの人に来てほしいということを一応希望として言うことができるということでしょうか。 ○寺北委員長   リストの中からという感じですか。 ○竹内学校教育課長   業者のほうから20名ほどの、業者が基本的には決めたところの20名ぐらいの候補者の中から西脇の場合は4名を決定するというところです。 ○高瀬委員   わかりました。ということは今の理解で、希望というか選択の権限があるというのはわかるんですけど、そのリストを見ただけではなかなか相手の顔が見えないっていうそういう心配はやっぱりあるんでしょうか。 ○竹内学校教育課長   委員おっしゃりますとおり、顔を見ただけではというところはあるかもしれませんけれども、一応現在の業者のほうでは年間で1万7,000名の応募があった中で5%ですから、全体でいうと850人ぐらいを採用しておられます。その中から20名程度の候補というところですから、ある程度の力はあるものと評価されるものだと思います。以上です。 ○寺北委員長   次、村井委員お願いします。 ○村井正委員   そうしたら193ページの西脇学力向上事業についてお尋ねをいたします。この事業は26年ぐらいからの予算を見ましたら非常に毎年どんどんふえていって力を入れられてるというふうには思います。  そこで、一つの大きな目玉事業ではないかというふうに思いますが、例えば今回特に学力ということで委託料で市内統一の業務委託であるとか等々の課題がずっと書いてあります。そこで一つの例をとらせていただきましたら、学力調査等で子供たちをいわゆる序列化していくということで、そこでこれを見ましたら強みと弱みをというふうに取り組みを改善するということなんですが、例えばできる子はできて私はそれでいいと思うんですけども、そうでない例えば学校を超えて私は何番やというような形で一つの序列化がつくられることによって、よりマイナスというようなことにならないかっていうふうに私はちょっと感じるわけですけども、その弱みを検証してというところではどういうふうにして対応されようかというふうにしていらっしゃるのかその点をお尋ねします。 ○松本学校教育課主幹兼就学前教育担当主幹兼教育研究室長   委員おっしゃるとおり、市内学力調査等で強み、弱みを理解する中で弱みに対してどのような対応ということなんですが、実際本年度で申しますと国語で例えば書く力でありますとか、算数で申しますと資料をどのように扱うかというところの弱みが出ました。その場合にはまず学校の先生方の中で細かく指導ということで複数指導に当たったり、あるいは放課後学習支援事業と申しまして大学生、あと教員のOBがその弱みのとこについて詳しく説明したり、あと試験導入としましてスクールサポーターという形で兵教大生に週一度入ってもらってその中で学習支援等を行ったりしております。  そういった場面を通じて子供たちの弱みを克服していく、また家に帰って家庭学習にでも役立てていくというふうに指導をしております。以上です。 ○村井正委員   この委託料等を見ましたら先ほどの学力テスト、学級満足度アンケート、それから英語コミュニケーションいろいろありますけれども、先生方に非常に負担が行ってるんじゃないかっていうふうに、これは想像なんですけども。実際ことしもそうですけども昨年も校務支援ソフトとかいうことで、いわゆる先生の事務量をできるだけ少なくしようということで、一方では少しでも肩を軽くするということでまた今度新しい任務がそこへ負いかぶさって結果的にはより大変さが出てくるんやないかというふうに、ちょっとこれは想像なんですけどもそこら辺の実態はいかがなんですか。 ○竹内学校教育課長   ここに上げております学級満足度アンケート調査でありましたり英語コミュニケーション能力調査業務委託になっておりますけども、これにつきましては現場の先生方のほうで学級の子供たちの様子をもう少しはっきりと客観的に把握をしたりっていうような要望がありましたり、英語のコミュニケーション能力調査につきましても英語の4技能があるんですけども、その辺が今西脇の子供たちにはどんな状態にあるのかというのを知りたいっていう英語の担当教員でありましたり、頑張る先生応援事業でグループを組んでいますところでこういう調査を実際に行ってる者がおりまして、その要望に応えた形となっております。  学級満足度につきましては子供たちのアンケートを業者のほうで集約していく形になっておりますし、英語のコミュニケーション能力の調査についてもテストは行わなければなりませんが、大まかなまとめというのは業者のほうですることになっておりますので先生方の負担というのはないかなと思っております。以上です。 ○村井正委員   今からされていく事業だということは思いますけども、特にできる子とできない子をつくっていかないということがやっぱり一番基本だと思いますんで、そこら辺のところはひとつ重々に考えていただいたらというふうに思います。以上です。 ○寺北委員長   続けてお願いします。 ○村井正委員   そうしたら195ページのいきいき体力づくり推進事業で、昨年体力賞バッジというのが予算化されておりまして、ことしないのはまだつくられて十分消化できてないのかなっていうふうには思いますけれども、例えばこれの件について、私も前ちょっと言いましたけども体力、これ今現在どういう現状になってるかっていうのをちょっと教えていただきたいんですけども、例えば一つの運動に対してここまでの子はバッジがもらえるけどもそうでない子はもらえないというこういう現実は今あるんですか。 ○松本学校教育課主幹兼就学前教育担当主幹兼教育研究室長   いきいき体力づくりでございますが、新体力テストと申しまして8種目の中から子供たちが体力テストを行います。基準につきましては本年度中1、中2、中3、小5、小6という形で設けております。  例えばで申しますと、中学3年生は金賞で申しますと8以上が4種目、7以上が4種目、銀賞がオール7以上、銅賞につきましては7以上4種目、6以上4種目、これと同じような形で中学校2、1、小学校五、六年で設けました。  本年度の金賞で申しますと、小中学校で合計20個、銀賞が21個、銅賞が55個という形で子供たちに与えまして、体力をつけるというきっかけという形で小中学校の体育担当者の先生方と協力しながら今進めているところでございます。以上です。 ○村井正委員   そこで同じ運動をして、それぞれ精いっぱいやってやと思うんですけど金賞もらう子と全然もらえない子、これは体力的にはどうしようもないようなところに対して金・銀・銅というような、こういうことによってやっぱり今度は逆に子供たちにもらえない人が私らどうせみたいなそういう感じを植えつけてしまわないかっていうのを私は心配してるんです。そこら辺のところを、私も余り現場の先生たくさん知りませんけども、やっぱり同じやっててもらえる子、もらえない子というのは課題があるんじゃないかなというふうには私は思いますけども、そこら辺のもらえない子供たちにどう対応されておるわけですか。 ○松本学校教育課主幹兼就学前教育担当主幹兼教育研究室長 
     メダルがもらえない子は当然委員おっしゃるとおり心配なところでございます。そのことにつきましては、先生方も協議する中でその結果だけというのを捉えるんではなくて結果の後なぜメダルがもらえなかったかっていうところで、もちろんもともと体力的にないというところもございますが、それはやはり次の励みに変えていくにはどうしたらいいかというところを事前指導のところでしっかり先生が体育の授業の中でお話をしてもらうと。ただ結果的にまたもらえなかったというときには当然残念な気持ちになってきますので、次また頑張ろうということで、やっぱりそこの呼びかけでありますとか指導を細かく、小さなステップを設けて少しずつやって少しでもそれに近づくように指導するという形で今小学校、中学校で取り組んでいただいてるところでございます。以上です。 ○村井正委員   要はどないに頑張ってもできない子供たちが出てくるというそういうのをつくっていくというのは、私自身はちょっとおかしいというふうには思うんですが、やっぱり教育としてはあんまり、最終的にはもらえない子が出てくるっていうこれは少しおかしいと思いますんで私は検討していただいたらというふうに思いますが。 ○寺北委員長   今90個ちょっとのメダルやと思うんやけども、金・銀ね。分母何人ですの、おおよそで結構ですよ。何となしにえらい少ないないうような僕印象受けたんですよ、それでちょっと聞いただけですよ。 ○松本学校教育課主幹兼就学前教育担当主幹兼教育研究室長   中学校につきましては分母が1,157名になります。小学校につきましては700名になります。 ○寺北委員長   えらい率少ないですね。昔私たちの中学のころにもあったんやけど、もっともらってたよね昔ね。だからえらい率が少ないなと思って、銅賞にしても。えらいきついなと思って、基準が。 ○竹内学校教育課長   この新体力テストですけども、そもそもの結果が西脇市の子供たちでは全ての種目においてほぼ全国からは低いレベルっていう状況を把握しております。その中で学力だけではなく体力面でも子供たちの力をつけていかなければならないということで、じゃあどんな方法があるかと考えましたところ、体育や部活動とかだけではなくて遊ぶ中での体力づくりができていくことが一番大事だろうということを考えて、このいきいき体力づくり推進事業の中には講師の報償費も用意しましてそういうことのできる指導者の指導を仰ぐとともに、じゃあ何か子供たちにとって目指すものというのも大事だろうというところで考えたのがこのバッジということになります。  西脇市の場合は単に走るのが早い、逆に柔軟性がある、ボールを投げるのが強いっていう1個のものだけではなくてバランスのとれた体力が望ましいって考えましたので、それを集計してみますと私も集計したんですが、なかなか子供たちの中ではバランスがとれてない。特に女子の場合がいいところと悪いとこの極端な差等がありますので、バランスのとれた体力というところから考えると今室長申しました個数になっております。以上です。 ○寺北委員長   もっと基準を低くするほうがいいんかどうかいう問題、例えば教育長とかの時代もあったと。初級・中級・上級というあれでね、多分坂部委員らやったら上級やと思うけども、僕でも初級もうとるからね。だからそれだけたくさんがもらえよったということね、私でも初級やったということは。だから半分以上が当時やったらもらってたんじゃないかなという感じ。それがいいことなのか、本当もっと絞ったほうがいいんかいうそこら辺の考え方はあると思うんやけど、ちょっと少ないなと思ってびっくりしましたね。基準がきついなという意味ね。 ○村井正委員   これは私の個人的な見解ですけど、できる子をつくるというそういうふうな形に流れてしまうのが非常に私は、今後の教育のあり方としてはちょっと怖いかなっていうふうには思いますけども、できる子にとっては非常に僕はいいことやというふうに思います。 ○寺北委員長   いろいろ委員の中でも議論のあるとこだと思いますけどね。  次、幼稚園のバスの件お願いします。 ○村井正委員   資料④で幼稚園の利用を出していただいてますねんけども、私は一番下に書いてあります通園ルート、子供たちがどの時間帯、60分を限度とするというふうに書いてありますが、当初の説明の私の認識は大体60分以内で2ルートぐらいっていうふうに思ってたんですけども、例えば人数が少なくなればその分時間帯をもう少し、1時間ということやなしに短くできないかというそういう質問なんですがその点についてはいかがですか。 ○清瀬教育総務課長   委員おっしゃるとおりでございまして、この説明では1ルート当たり乗車時間は60分を限度としておりますが、実際この2番の表を見ていただきますと3歳児10人、4歳児4人、5歳児6人となってます。実際、先週1人辞退がありまして17番の方が辞退されました。ということで実際は18世帯の19人です。番号10番と20番が同一世帯の方でございますので実際は18世帯となっておりまして、登園が16人、降園が14人となっております、現時点では。  通園ルートを机上でございますが何回も検討をしております。そうしますと今1回で回りますと約60分前後と想定しておりまして、これを近日中に一回走ってみようと思っております。それで近隣も見ますと60分なとこはございません、大体ワンルート三、四十分程度を想定されております。実際3歳児が10人おりますので、かなりきついと考えておりますので多分60分ぐらいかかりますので1ルートでは無理かなと考えておりますので、2ルートとしましてその1ルート当たりを三、四十分が限度かなと思っております。その辺で検討して3月中には保護者の方にお知らせしたいと考えております。 ○古西委員   同じく通園バスのことでお尋ねしたいんですけれども、予算書を見ますとこの幼稚園バスに関する予算は委託料の通園バス運行業務委託料の420万円と14番の通園バス使用料の96万円、この2つが幼稚園バスにかかる費用と見てよろしいんでしょうかまずお尋ねします。 ○清瀬教育総務課長   委員おっしゃるとおりです、この2種類でございます。 ○古西委員   この2つが幼稚園バスということで確認なんですけれども、13番の委託料のほうは運転手さんをどこかの会社にお願いして運転手さんを派遣してもらうっていうやり方なのかなと思うんですが、14番の通園バス使用料こちらについては西脇市がバスを買うか何か、リースか何かするんでしょうか、そこをまずお尋ねします。 ○清瀬教育総務課長   まず13番の通園バス運行業務委託料でございますが、これはバスを実際運転して登園、降園を運転して回っていただく業務委託の分でございます。実際のバスにつきましては14番の通園バス使用料としまして別途リース会社に発注しましてリースをする予定でございます。 ○古西委員   民間のバス会社にお願いするっていう形ではないんですね。 ○清瀬教育総務課長   民間のバス会社としますと多分営業車ということで緑ナンバーになると思うんですが、今回は自家用自動車のほうで白ナンバーということで道路運送法の許可を受けてやるほうが安価ということがわかっておりますので、そちらで検討して予算を計上させていただいております。 ○古西委員   13番のほうは運転手さんをどこかの会社さんに派遣してもらうと思うんですけれども、私この13番の420万円と通園バス使用料の96万円の合計516万円が年間にかかる費用だと思うんですが、これを私の知り合いのバス会社さんに聞いてみますとできるというふうに言われまして、できれば市内、運転手さんの派遣はどこに頼まれるのかわかりませんけれどもこのしばざくら幼稚園バスの運行を市内の民間のバス会社さんに、運転してバスとセットでお願いするのが、この予算内で可能であればそういうことも取り組めるんでしょうか。 ○清瀬教育総務課長   今委員おっしゃられたとおり、バスのリースも含めて運行業務も一緒に発注できないかという御質問だと思いますが、バスのリースに関しましてはそれを含めますと多分その運送会社さんがその経費を上乗せして見積もり合わせに参加されると通常考えられます。実際は見積もり合わせしないと結果はわかりませんが、通常リースはリースだけで発注するほうが安価と考えますのでその方針で行きたいと考えております。 ○古西委員   この幼稚園バスはしばざくら幼稚園が34年まで使われて、5年間使われることになるのかなと思います。そうしますと516万円掛ける5年間の2580万円、予算上ですけれどもそのお金をかけるということになるんですけれども、運転手さんの業務委託が市外の業者さんであるのなら、できればその5年間で2,500万円ほどの費用が地域に落ちるよう一度その市内のバス会社に入札のようなことをして、この事業の選定業者に加えてするほうがいいのではないかなっていうふうに思うんですけれどもいかがでしょうか。 ○森脇教育部長   先ほど清瀬課長のほうが説明してあったとおり、教育委員会の中で十分財政とも調整しながら一番経済的な方法ということでこういう形をとらせていただいて、実際これ4月の上旬からスタートしなければならないということで事前執行のほうをさせていただいて、業者のほうはほぼ確定しておりますのでそういうことで御理解をお願いしたいと思います以上でございます。申しわけないです、事前準備です。 ○寺北委員長   わかりやすい予算説明書の46ページの一番下には通園バス使用料ほか210万円という数字が出とるねんな。96万円との関係であと差額、百何ぼいうのは何かなという単純な疑問なんですけど教えてもらえますか。 ○清瀬教育総務課長   通園バス使用料ほか210万円の内訳でございますが、バスのリースの予定が96万円、そのほかは植木とか高木の剪定、草刈りなどの委託料が113万7,000円程度含まれております。以上でございます。 ○寺北委員長   しばざくら幼稚園に関するということでね、わかりました。  ほかないですか。               〔「なし」の声あり〕  それでは次、第5項社会教育費、第6項保健体育費204ページから229ページまでを審査します。  理事者からの委員会説明をお願いします。 ○松本生涯学習課人権教育室長   それでは予算書の213ページの人権教育事業における多文化共生サポーター派遣事業について御説明いたします。  本事業は日本語指導が必要な外国人児童生徒に対しまして、児童生徒と保護者の日本語習得の状況により、子供多文化共生サポーターを派遣し、子供の母語を用いながら日本語指導を行い、教員等と円滑なコミュニケーションがとれるようにするとともに、子供の学校生活への適応、学習支援を図るものです。以上でございます。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   続きましてページ227の「2020東京オリンピック・パラリンピック」ホストタウン事業につきまして委員会説明をさせていただきます。  本事業は2020東京オリンピック・パラリンピックの開催により、多くの選手、観客等が来訪することを契機に、東京のみならず全国の市町村の活性化等を積極的に推進するため、事前合宿招致等を通じ大会参加国地域と人的・経済的・文化的な相互交流を図るとする国の施策であるホストシティタウン事業の登録の呼びかけに対しまして西脇市として事業の取り組みを行うことを決定いたし、オーストラリアを相手国に競技を卓球とした合宿招致活動、交流計画を策定して登録申請をし、審査の結果、昨年12月9日ホストタウン第3次登録決定を内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部からいただいたところでございます。  そうした経緯の中で、29年度においてオーストラリア卓球チームの事前合宿招致、交流活動を加速的に進めていくため、オーストラリアとの調整の中で既に4月に第1陣、6月に第2陣といたしまして代表候補選手を含むオーストラリア卓球チーム視察団を西脇市に迎え入れることが決定しており、ホストタウンとして事前合宿地決定に向けた視察団に関する費用等を予算計上しておるところでございます。  また、一部情報によりますと静岡県磐田市が同国同競技において事前合宿招致活動を始めようとしているという動きを察知しており、市としても兵庫県等への協力支援、また今回ホストタウンのキーマンとして御支援をいただいてございます西村卓二先生との後方支援体制を敷いてるところではございますが、委員の皆様におかれましても今後御支援を賜りますようお願いを申し上げまして委員会説明とさせていただきます。以上でございます。 ○寺北委員長   御苦労さんでした。それでは質疑のある方は挙手をお願いします。 ○坂部委員   何点か申しわけないですけど、まず207ページの岡之山美術館の企画展とその下のサムホール、それから219の生活文化総合センターの改修実施設計、219下から10行目、委託料。それから225の真ん中あたりの西脇多可の高校新人駅伝。以上。 ○古西委員   223ページの図書館維持管理運営事業でお願いします。 ○村井正委員   211ページの青少年センター費、教育相談指導助言者報償費について。 ○寺北委員長   211いうたら一番上ですね。 ○村井正委員   はい、そうです。それから213ページの人権教育事業、先ほど松本室長のほうからお話がありました子供多文化共生。それから最後に221ページの中段にあります地球科学館管理運営事業ということでお尋ねします。 ○浅田副委員長   207ページ真ん中あたりの文化連盟補助金についてお尋ねいたします。 ○寺北委員長   ほかないですか。               〔「なし」の声あり〕  それでは副委員長お願いします。 ○浅田副委員長   それでは207ページ、西脇市文化連盟補助金の100万円のことでお尋ねをいたします。これは60周年記念事業の費用であるということを伺っておりますが、もし内容が発表できるようなことが決まっておりましたらお尋ねいたします。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員お尋ねの西脇市文化連盟補助金につきましては、60周年記念事業といたしまして今回予算計上を申し上げておる分でございます。  内容的にはまず1点目、記念誌の発行ということでこれは10年ごと、毎周年ごとに発行してございますので記念誌の発行を考えてございます。また記念事業といたしまして、従来西脇市文化連盟主催で行っております芸能まつりっていう11月3日に開催いたします西脇市の文化連盟所属団体によります発表会ということになりますけれども、それとコラボレーションという形で東播磨、北播磨地域の太鼓のそういったグループとコラボレーションいたしまして、地域交流を図っていくというふうな事業を今現在開催していく予定で準備を進めているところでございます。  それから記念式典をアピカホールで開催する予定でございまして、単なる記念式典というわけではなしに若い世代との交流をもって式典をしていきたいということで、どういったことかといいますとまずアピカホールで中学生の吹奏楽部とのコラボレーションという形で、文化連盟と若い世代の方々との文化を通じての世代間交流を図りたいというふうな事業を展開していきたいと考えております。大きくわけてその3つの事業を、通常10万円の補助金ですけれどもそれも含めまして全体で市の補助金を100万円ということで今回補助金をもってそういった60周年記念事業を展開してまいりたいと思っております。以上です。 ○浅田副委員長   まず記念誌のことなんですけども、西脇市には文化人も多く輩出されておりますし、例えば挿絵であるとかそういうようなことに地元のそういう方をお願いするっていうことは考えていらっしゃるんでしょうか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今現在、この文化連盟60周年にいたしましてはそれぞれ記念誌部会、記念事業部会、記念式典部会ということで各団体の理事の方々に参画をいただいておるような状況でございまして、それぞれ部会でいろんなさまざまな意見を今現在集約してる途中でございますので、今委員おっしゃったようなこともぜひ取り入れながら考えていけるようにお伝えしたいと思います。ありがとうございます。 ○浅田副委員長   ぜひ記念誌には西脇らしいものを期待しております。  それと記念パーティー、式典に中学生も参加をされるように今お聞きしたんですけども、こういう記念式典のようなものにそういう若い人たちが参加をするというそういう機会に触れるということは大変大事なことやと思っております。この60周年を機にそういう若い人たちが西脇の文化をつないでいくというようなことで、何か一つ60周年をスタートとしたような、若い人たちに文化をつないでもらおうというような、例えば加西市なんかでしたら、これは文化連盟じゃなくて市がされてるんやと思うんですけども、狂言師を呼んで子供たちに狂言を教えていくそういうような文化を継承されてる記事も読んでるんですけども、西脇でその60周年を機に何かそういう文化をつないでいくというようなことに向けてされるようなお考えはないでしょうか。 ○寺北委員長   文化連盟も100万円の補助やから、議会がどうこう言うべきではないんではないか。市の行事だったらこういうのをやってほしいとかいうのあっても、文化連盟に100万円補助することの中身については議会では議論すべきではないというふうに私は思うんですけどそれでよろしいか。 ○浅田副委員長   失礼いたしました。それじゃあ文化連盟の委員の皆さんにお任せをして、ぜひとも記憶にも記録にも残る60周年をしていただきたいという期待をして終わります。 ○寺北委員長   次、坂部委員。 ○坂部委員 
     まず下のサムホールのほうからちょっとお聞きを。去年気がつかなくてあれなんだけれど、2年で準備それから本番という形なんだけれど、2年に一遍が3年に一遍になったんですね。まずその理由をお願いできますか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員お尋ねの、前回で第10回記念ということでサムホール大賞展を2年に一度という形で来ておりますけれども、今回10回を迎えるに当たりまして、実はこれはサムホール大賞展審査員でもあります横尾忠則氏のほうからビエンナーレ方式からトリエンナーレということで3年に一度にしたらどうだろうかという意見が出されたことに伴いまして、関係者等で検討を行いまして3年に一度の開催という結論に至ってるというところでございます。 ○坂部委員   今まで2年間ずっとやってきて、それを10年間やって西脇市が誇れる一つの美術展、全国的にもと思って僕は評価してるんだけんど、委託料だから市の事業であるわけですよね。確かに横尾さんの意見も大事なんだけんど、その段階で今まで10回2年置きにやってるんです。だからやっぱり続けて2年ごとにやりたいんですという調整は、市の主体性ですからなかったんですか。言われたら「そうですか」、「じゃあ3年にしましょうか」という形で終わってしまったんですか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   まず大きな理由といたしましては今申し上げました横尾先生からのそういった意見もあったということでございますけれども、今までは横尾忠則展ということで年2回のペースで開催しておりましたけれども、御承知のとおり平成25年度から第2ステージということで横尾氏以外の現代美術作家の企画展を年3回のペースで行うという形になってございます。そうなりますと2年に一度のビエンナーレ方式の開催になりますと開催準備年度を前年度、それから本展の当該年度ということになりましたら準備等々、企画展と立て続けになってくるために非常に時間的にも難しくなっておりまして、そういった状況によりまして3年に一度のトリエンナーレ方式でということで横尾さんとも調整して承諾を得たということになってございます。ですので企画展の年何回のペースということでのことが一番大きな理由かというふうには考えてございます。以上です。 ○坂部委員   確かに2年に一遍やったら1年目準備してそのすぐに本番という形で、時間的というのは確かにちょっと少ないかないうのはあるんですよ、ばたばたしてる。でもその中で今横尾展がどうやこうや言ってサムホールそこへ入れたからいうて、今まではずっと3回の中心的な企画展やって中にサムホール入れてきたわけじゃないですか。事情はわかるので、聞いたら横尾さんがどうやこうやより美術館の意向、横尾さんだけが言いよるだけじゃなくて美術館の意向が大事なわけですから、美術館の意向も聞きながら3年に一遍にそれでいいだろうという形で教育委員としては落ちついたということですか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今坂部委員言われたとおりでございます。 ○坂部委員   次の上行きましょうか。企画展年3回やってますね、ずっとまた29年度も3回やっていただけるんですが、去年に比べたら100万円ほどこの補助金が少のうなっとるねんね。今課長おっしゃったように横尾さんを中心にした美術館から脱却して新しい岡之山美術館の運営という形でする場合に、例えばアラーキーさんとか山田洋次とかいう形で著名な、今回29年でやる方も著名じゃないとは言うてないんですよ。ですけれど、名の通った人たちの企画展の3回のうち1回やってあと2つという形でその分を補助金で出してきたわけですよね。  ここに絡んでくるのは美術館ですので指定管理料では行けない、だから天神池の収益の一部を使って今までやってきたわけですよ。それも落ちてきたから市の補助金でやってきたという形があんねんね。  何か言いたいかいうたら、来年3回をやる中で正直言って余り知らない人ばっかりなんやね。なぜ今までやってきた3回のうちの1回、著名な方、有名な方の企画展をしなかったのか、そこら辺をちょっと教えていただけますか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員最初におっしゃいました昨年度と比較して補助金100万円ほど減になってるということ、これをまず1点御説明させていただきたいと思います。  まず特にこの100万円が減となっているのはダウンとしてるという認識ではとってございません。昨年度第1回目ということで第9回になるんですけども「丸沼芸術の森コレクション」展ということで、このコレクション展につきましては従来ですと170万円から200万円の間で一つの企画展を開催してるところでございましたけれども、御承知のとおり「丸沼芸術の森コレクション」展というものにつきましては、世界的な作家による名画コレクションというふうな性質上、同展に作品展示かえということも加わりまして作品の運送委託料であるとか展示セキュリティーの費用が非常にかかりまして、今申し上げました大体200万前後というところでやっておったのが385万というふうに経費が多くかかってるということで、今回100万円ほどの減というふうになったように現状はなってるところでございます。  それから2点目のなぜもう少し有名な企画展というか有名な方をお呼びできないかというふうなことでございますけれども、当初は25年度新たな企画展を考える場合、やはり現代美術館のほうに横尾作品が寄贈・寄託されたという現状を踏まえまして、横尾さんの親交のある方を中心に考えていったらどうだろうかというふうな意見が出てたように認識しておりますけれども、その中で第1回企画展が荒木経惟さん、いわゆる「アラーキー」の展覧会を実施いたしました。このときには450万円かかってございます。  もう一つ市制10周年記念展で行いました山田洋次、横尾忠則については700万円の費用がかかってございます。これにつきましても今後美術館を運営してく上で横尾さんと親交のある方ばかりっていうことになりますと本当に世界的に有名な作家ばかりということになりますので、場合によっては1,000万円を超える展覧会ということに、1人に対して金額がかかるということも出てまいりまして、それにはなかなか美術館として自主財源の減る中でなかなかできないということになりまして、現在は山崎キュレーターといいまして、神戸芸術工科大学の教授の調整のもとで西脇市にゆかりのある、また美術館と縁のある現代美術家展ということで一部軌道修正して、1回当たり200万円の額で財源をもとにやる方法しか今現在のところないというふうには考えておるところでございますので、そのあたり御理解いただけたらなというふうに思います。以上です。 ○坂部委員   お金の話になってくるから、1展当たり200万円というのを一つの基準にしようとしとるわけですか、市としては。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   基準ということではなしに、今現在ここ2年、3年の状況の額を見ておりましたら大体170万円から200万円の1企画展当たり費用がかかってるということでございまして、決してそれに抑え込むという意味ではございません。ただ御承知のとおり、美術館の場合展示室におきましてはなかなか今よく展示するのに言われております温度、湿度という問題がありまして、作家に了解を求める中でオファーをして現地を見ていただいてこれでもいいですよという形の方をリストアップいたしましてするような状況しかできないというふうな状況がございますんで、今後の課題ではありますけども展示室のそういった状況も改善していく必要があるかなとは思っておりますけど、今現状では今申し上げましたとおりオファーした段階で本人の了解をもらった形で展示をしてるという状況でございます。以上です。 ○坂部委員   サムホールは美術館の横尾さんを中心にして向こうの意向でやってるわけですね。今度この補助金にしたって山崎さんが中心になってるんだけんど、今の課長の雰囲気だったら1回200万円、170万円ぐらいで抑えてよみたいな感じ、頭に聞こえるんですよ。なぜいうたら今年度天神池の使用料100万円ほど多いんですよ、西脇市。それはそれでいいんだけんど、じゃあこの100万円使っても構わへんから今680万円をことしは580万円か、去年並みの680万円という要は向こうがこういう作家3人でやりたいねん、その結果、生涯学習と調整してやっぱりこの中で金額そうやったらもうちょっと50万円、580万円、600万円ほどなりますわと、650万円ぐらいなります言うたら、その50万円、60万円の捻出いうのは天神池の売上金の中で、なぜやいうたら委託料じゃないから、指定管理料がないからいうので今までやってきたわけですから、そこら辺も山崎先生はそれも考えながら今回はその結果580万円という予算の中で泳げる作家3人だったと思うんだけんど、今後やっぱり山崎さんの意見も美術館も意見も聞きながら、今まではその中の3回に1回は俗に言う有名な方の企画展をやってきて岡之山美術館の存在意義をやってきたと私は思ってるから今そこでごやごや言えないんだけんど、基本的にはそういう考え方だというのを認識しとってですか。天神池の分と含めての中の考え方だというのは。どうも補助金出すんや、こんだけでやってよという感じにしか私は今聞こえなかったんやね、そうではないんでしょう。要は今後美術館の山崎さんなり美術館の意向も聞きながら調整して、その結果金額が決まってくるんやという形ですよね。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   坂部委員のほうからいろいろと貴重な御意見いただいておりますので、いま一度美術館のあり方、全体を検討する中で今後の企画展示というものを考えていきたいというふうに思ってございますのでよろしくお願いいたします。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   それじゃあ211ページの一番上にあります教育相談指導助言者報償費、これは中身的にはスクールカウンセラーの先生とソーシャルワーカーの先生の報償費だと理解してるんですが、それで特にその中でソーシャルワーカーの方はことしの補正で上がりまして、それでまた29年今回また28年度は2人、29年度は3人というふうに理解しています。  それで私の質問は、要はソーシャルワーカーの方っていうのは子供のいろんな課題をそれぞれ違う学校と地域と本人さんを結びつけてということで、実はこれは子供の貧困対策の一つというふうにも言われておりますが、そこのところの現状、やはりそういう子供の貧困に結びつくようなところが何ケースかずっと出てくると思うんですが、きょう林委員も子供の貧困のことで質問されておりましたけども、一つは調査というようなことをおっしゃっておりましたけども、こういうのも一つの現状把握の中でそういう子供の状態が見えてくるんじゃないかとは思うんですが、こういうのはある程度何ケースか対応されたらそういうのを今度は貧困の対策として次の段階として行ける可能性が出てくるんじゃないかというふうに思うんですが、その点について現状と方向、先ほど申し上げましたようなことについてはいかがなのかなということで2点お尋ねします。 ○永井青少年センター所長   委員おっしゃいますとおり、子供たちがいろいろ課題を抱えまして不登校になりましたり時にはみずから命を絶つというようなことも全国的には起こっておるわけなんですけども、子供たちの自分の心の中の問題だけではなくて例えばネグレクトですとか家庭の問題で学校へ来れない状況にあるという生徒もふえているのは実際でございます。そうした中で子供の努力、子供へのカウンセリングだけでは解決しない問題も出てきておりますので、例えば本年度もこの9月に配置をいただいたわけですけれども、実際に不登校の子供が、中学校1年生も2年生も学校へ来ていなかった子供がよく面談をする中で非常に家庭の問題があるということで、配置をいただきましたスクールソーシャルワーカーがこども福祉課に何度も足を運びまして具体的な支援の方法を見つけてくれたり、あるいは保護者との面談を繰り返す中で3年生の2学期から学校へ来れるようになったという事案もございました。そういうこともありまして、今後は福祉部局ですとか県の関係機関とつなぐ役割というのは非常に重要かと考えておりまして、そういう意味で県もいずれ全中学校区に配置したいと考えておるところなんですけども、西脇市としましてもその計画に沿いまして次年度3中学校区、その次には4中学校区全てに配置をいただきたいというふうに願っておるところでございます。以上でございます。 ○村井正委員   現状としてはそれでよく理解をさせていただいたんですが、先ほどもちょっと申し上げましたけどもいわゆる子供の貧困対策としてそういう現状をずっと当たられる中で、やっぱり次の段階で子供の貧困の現状を一つの課題として他の課等も含めて全体の中で考えて、今後どうしていくかということを次の段階として考えられませんかということなんですがそれについてはいかがでしょうか。 ○永井青少年センター所長   スクールソーシャルワーカーにつきましては、やはり福祉部局との関係性ということを一番重要に思っておりますので、委員御指摘のように貧困の問題ですとか家庭の窮状的な問題が非常に大きなウエートを占めておるとは思います。ただ、もちろん問題行動なんかに対する警察との対応ですとかそういうことも含んでおるところではありますけれども、このスクールソーシャルワーカーについては実際に家庭訪問しましたり保護者と面談をするということも大きな仕事となっておりますので、これまで以上に家庭の実態を把握するということについては有効かと思っておりますし、またいろんな調査を通じてわかってきましたことをそのソーシャルワーカーが実際の方策を考えるということで、ますます活動していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○寺北委員長   それでは村井さん、子供多文化。村井委員お願いします。 ○村井正委員   先ほど松本室長のほうからこの内容について聞かせていただきました。これは私は学校だけのことかなと思ったら親も含めてということをおっしゃってたと思うんですが、そこのとこをもう少し詳しくお願いします。 ○松本生涯学習課人権教育室長   まず日本語指導が必要な児童生徒というのは背景を考えてみますと、日本語の日常会話が十分にできないというようなことがまず一つ考えられます。それから日常会話ができたとしましても、その学年の相当の学習していく教室の言語が理解できないために学習についていけないとそういうことがあるかと考えてます。そのことの背景には保護者が外国人であったり、外国にルーツを持っていたりっていうようなことがあるかと思います。生徒の日本語の状況というのは保護者の状況にもあるということで、実はこの同様の事業を兵庫県の教育委員会が行っておりまして、そちらのほうの状況調査表におきましても子供の教室での状況と保護者の日本語の状況ということで、例えばこの多文化共生サポーターの方の具体的な仕事ですけども、取り出しで子供たちの日本語指導を行うという指導が一つあります。それから保護者の方に学校からいろいろ配布物があります。特に高学年、中学校になりますと難しい内容になります。こういったことを通訳したり説明をしたりするという仕事があります。それから教室のほうで先生方がそういう外国の背景を持った子供たちを指導するときにどのように指導していったらよいかと、そういうことに対しての助言ができるというふうに思っております。  こういうことで兵庫県の派遣期間というのがだんだん狭められてきておりまして、その関係で本市は派遣期間が以前は24カ月やったんですがそれが18カ月、12カ月と県の予算が縮減されてるところで、兵庫県の教育委員会のほうからも実は12カ月を超える分については市町の教育委員会のほうで対応をお願いしたいというようなこともありまして、やっぱり末永く子供たちの指導をしっかりしていきたいと、支援をしていきたいという思いで保護者も含めた支援ということで考えております。以上でございます。 ○村井正委員   そこで実は私たちの地域にも人権教育協議会、比延地区人協というのがあってそこでもちょっと私も参加させてもうたときは、外国の方の親子と役員さんが食事を一緒につくって食べて、そんな中で割と外国の料理をつくって食べるというようなそういうのがあったんですけども、こういうのはやっぱり教育委員会としてそういう取り組みというのも考えていくということはできないんかどうかということなんですが。 ○柳川瀬人権教育室長補佐   今委員御指摘の各地区における異文化料理の体験、あるいは衣装等を着てその外国の文化に触れることで国際感覚を磨くでありますとか17あるうちの人権課題の一つ、外国人についての人権課題の理解を深めるということになろうかと思います。  子供多文化共生サポーターの派遣とは若干意味合いが異なるところもあるんですけれども、各地区におきまして、これは村井委員、地元の比延地区だけではなくて野村地区とか重春地区とか他の地区でも大切な、国際感覚を磨くというのは大切な人権課題であると捉え、各地区で積極的に今行ってるところでございます。以上です。 ○寺北委員長   それでは坂部委員、219お願いします。 ○坂部委員   生活文化総合センターの実施設計は今度29年度でもう出てきとるんですね。ちょっと間違うとったらごめんなさいね。去年の11月ぐらいで生涯学習課長がそのぐらいに出てくるからというのに、その文化の図書館跡の構想自体が出てくるもんやと思ってたんですよ。それが出してもらえれるかどうか、出さんでもええものかどうかわからないですけど、今現在この実施設計に入りますので図書館跡をどのような形で運営いうか利用いうかしようと思っとるのかちょっと教えていただけませんか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員お尋ねの旧図書館のリニューアル改修に当たりましては、教育委員会内部を初め、庁内の関係部署それぞれ集まっていただきましてどのようなスペース活用、利活用すればいいかということで幾度か審議をいたしました。  またそれとあわせまして西脇区民へのアンケート調査、これは童子山公園リニューアルの関係でございますけれどもこのアンケート調査の中にも旧図書館のリニューアルについての調査、設問も入れていただきまして調査いたしました。またその調査も含めた上で、童子山整備検討委員会や西脇区まちづくり委員会とのワークショップを童子山リニューアルに合わせまして我々図書館の関係も参加をさせていただきまして、西脇区の集まっておられる皆さん方とさまざまな御意見なり御要望をお聞かせいただきました。  そうした上で庁内の関係各課とも連携調整した上で、まず大きなコンセプトといたしましては人集う新たな交流拠点へというふうなコンセプトを設定させていただいたところです。  内容的に、具体的にはまず1点目として童子山公園の各施設があるということをまず1点頭に置きまして、この各施設の活性化を図るということが大事かなというふうに思っております。それと平日、私は思うのは特に平日がいいかと思うんですけども、平日老若男女問わず誰もが気軽に立ち寄れる施設ということで考えていきたいなというふうに思っております。またにぎわいのある施設になるようにということで、今現在具体的には市民サロン、市民ギャラリー、学習ルーム、ミニカフェ等の設置を考えておりまして、また現在総合市民センターの2階にある子育て学習センター「あいあいランド」の移転もあわせて検討を今現在行っているところでございます。  改修後の生活文化総合センターを市民交流、多世代交流、生涯学習の拠点施設として位置づけて、それで基本構想に沿った実施設計を行う予定というふうにしてるところでございます。以上でございます。 ○坂部委員   何で聞いたかいうたら、前々から言う例のプロ野球選手も含めて、今里先生の分も含めてこのギャラリーをそういう形で具体的ですけれど、ずっとじゃないと思うんですけれどそういう活用もできるんでしょうか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員お尋ねの今里 純先生のお話も出たところでございますけれども、やはり2階に郷土資料館がございますんで郷土資料館の動線となるような形っていうことと、また郷土資料館への入館者増を図るということが非常に大事なことではありますので、まず1階部分には今現在お話の部屋という部屋がございますけれども、その部分を資料館の展示拡充として常設展示室としてできるような改修をしたいなというふうには考えてございますのと、それからギャラリーにつきましてはこれは美術協会等の要望書が提出されてございまして、一般市民の方々の作品展示であるとか協会の展示ということも考えられるかなというふうに思ってるところでございます。  また1,000平米近く床面積がございますんで、さまざまな活用ということでできるかなと思っておりますので、資料館の今現在地下に置いておりますビンゴ等のオープン展示ということも1階に考えていきたいなというふうには考えてるところでございます。以上です。 ○坂部委員   要は今里先生の資料なんかは、ギャラリーは今美術協会も含めてとかどういう使い方、具体的にしようと思ったらできてくるんですか。上で使えるんですか、上の資料館自体も下へ拡充も含めるわけでしょう。どういうとこで、具体的に言うたら使わせてね言うたらどこで使えるんですかね。 ○森脇教育部長   今山本課長言いましたようにこちら側としてはそういういろんな思いを持っておるんですが、29年度実施設計を今予算計上させていただいておるんですが、その中で早い段階で発注をさせていただいて地域の方の意見とかも聞きながら、今言うた分を含めた上で最終的にどういう格好でしていこうかというのを決めさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○寺北委員長   単純に言うたら今里さんのやつは常設があるんかないんか。年に何回か展示する場所があるかないかいうそこの話なんやね、今までずっと議論されてるのは。そこの話はどうですか。 ○森脇教育部長   こちらの中では美術館の展示室の拡張等も考えてはおるんですが、なかなか今里先生の分につきましては今の管理方法とかそこらの分もありまして、スペース的にはある程度の確保はできるんじゃないかなと思うんですが、あと管理の方法とかそこらについては議論はしていかんとだめだとは思っております。以上でございます。 ○寺北委員長   常設展示の可能性があるんですか、今の話からいうたら。 ○森脇教育部長   今場所的な話ということで、常設展示という分も含めて資料館の展示室のほうは検討してまいりたいと思っておるんですが、その今里先生の分についてはまだ市のほうに寄贈というようないろんな課題もまだありますので、そこらのほうからまた検討はしていかんとあかんとは思っております。以上でございます。 ○坂部委員   ごめん、資料を整理したら常設展も考えられるということですか、今里先生の。 ○寺北委員長   ずっと問題になっとるのは常設展示場をつくってくれ、つくれませんというそこの1点なんよ。年に何回か特別展か常設か、僕そこが分かれ目かな思っとるんね、単純によ。 ○森脇教育部長   申しわけありません。私が言いました展示というのはその今里先生の分ということではなしにスペースとしてということで、今里先生の分につきましてはまず整理をしていただくというのがまず一番になってくるんですが、その後寄贈の問題であるとか管理の方法であるとか、今まで言わせていただいてるようにいろんな分を検討させていただいた上でないとなかなか難しいんではないかなと思っております。 ○寺北委員長   だから場合によっては常設展示はあり得る言うんか、可能性としてあり得るんか、いや可能性はないですよと。しかし特別展やなんやいう形、それは決着つけたほうがええよ早く、どっちにしても。 ○森脇教育部長   基本的に、私ども思いますのは非常に貴重なものなんで貴重なものを展示するというところまでは考えられないと思っておりますが、前言いましたように湿度管理であるとかいろんな問題がありますのでなかなかそこまでの整備はできないとは思っております。 ○寺北委員長   今のところは常設展示は考えてませんという答弁でいいんでしょう。僕はそれを進めとるん違うよ、こんなん曖昧にしたらあかんのよこういう話いうのは。そういう意味で言いよんねん、可能性あんねやったらあるでかかわっとる人は頑張るわけやんか。ないんやったらないでそっちの方向でまた考えなあかんわけ。 ○岩崎委員   今森脇部長がもし寄贈されるんであれば常設展も考えられるというようなことをその前におっしゃったやないですか。今で考えられないというのはどういうことですか。 ○寺北委員長   今とはいつ。 ○岩崎委員   さっき、前の答弁で。 ○寺北委員長   常設展示あるとは言うてないねん。 ○岩崎委員   ある可能性があると。
    ○森脇教育部長   申しわけないです。先ほど展示というのはそういう意味ではなしに、スペース的に郷土資料館の展示の、今のスペース自体が狭くなっておりますのでその分でそういうスペースを確保する可能性もあると言ったんで、その今の今里さんの分を常設展示するということは言っておりません。 ○寺北委員長   特別展というのはあってもね、場所はあるけど常設は今のとこ考えてないというふうに受け取るんやけども。 ○岩崎委員   私も前々から言ってるように常設展は委員会の方々は思ってないねん、特別展でもいいんですよ。要は特別展でもいいから展示してもらえますかっていう提案しとるねん。強いて言うならば常設展が我々は望ましいんですけれども特別展でもいいんですよ、だからそのスペースはありますか、やっていただけますかということなんです。だから我々、あえて私があっちのサイドで物を言わせていただくならば、寄贈の意思はあるんですよ、こちらは。だからそちらが寄贈をしてくださいと、そのためには目録を出してくださいと言うんやったらいつでもこちらは用意をしてるということはずっと前から言ってるんですよ。そっちに寄贈のもらう意思がないんであればこっちはそういうことをしませんけども、我々の希望としては特別展でもやっていただきたいと。 ○笹倉教育長   この話につきましては前に結論出してますので、目録を出してください。  それから常設展のその話とか今から実施設計しますので、その中身について今担当のほうが申しましたとおりスペースを考えながら、住民の声を聞きながらつくっていくということでありますから以上で終わりたいと思います。よろしく。 ○坂部委員   要は前に受け取れへんとは言うとってない。そのためには教育長がおっしゃったように資料の目録をちゃんと整理してくださいというのが条件ですっておっしゃってますので、基本的には整理すれば預託であろうと寄贈であろうと向こうは貴重な資料だから、そんなんで受け取りませんとは言うてない、それは今までと一緒ですわ。常設展か特別展かいうのは手法の問題でいろいろね。  脇坂先生が退職されるんです。その後の資料関係いうたら大事やと思うんですけど何かめどはあるんでしょうか。 ○森脇教育部長   脇坂先生については26年務めていただいたんですが、この3月で一応退職されるということを聞いておりまして、新たに専門員の方に来ていただくというような格好では今調整をしております。以上でございます。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員。 ○村井正委員   それでは221ページの中段の地球科学館の関係でお尋ねをいたします。これはせんだって太陽望遠鏡、これが入って私らも内覧会で行かせていただいたんですけども、せっかく全国でも数少ないので、私らの周りでも入ってるというのを知ってる人が非常に少ないんで今後これをできるだけPRをしていただいたら。例えばこういうの入りましたというようなチラシがあれば、例えばコミセンでこういうのを貼ったりとか具体的にそういう目に見える化をやっぱりしていかんと、せっかく寄附をしていただいて全国でもまれなもんですから、できるだけそれを知っていただくということが地球科学館のほうへ行っていただけることになるんやないかというふうに思いますんで、そこら辺の見える化についてぜひお願いをしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   今委員には本当にありがたいお話をいただきました。今おっしゃいましたように太陽望遠鏡につきましては全国で9番目ということでなってございます。県内では3番目ということで姫路科学館、明石天文科学館に次いでの3館目となります。  確かに珍しい太陽望遠鏡の設置導入ということになっておりますんで、今後天体分野の内容を充実する上でも入館者の方々たくさんの方にお越しいただいて、星と太陽という一つのコンセプトの中で多くの方々に興味を持っていただくためにそういうPR活動を積極的に進めて、今後の入館者増につなげてまいりたいというふうに思っておりますんで御意見賜ればというふうに思います。ありがとうございました。 ○寺北委員長   そうしたら223ページの図書館、古西委員お願いします。 ○古西委員   223ページの図書館維持管理運営事業のところなんですけれども、自主財源の確保という観点でお聞きしますので、歳出でなく歳入の観点になります。  2年前の予算の審議のときにもお尋ねしたんですけれども、図書館で購入している雑誌のカバーに広告を載せて雑誌購入のスポンサーになってもらえませんかというようなそういう話なんですけれども、2年前の予算のときには検討していきますということでした。  その半年後にみらいえがオープンしたわけなんですけれども、みらいえの開館に合わせたら非常にグッドタイミングで効果も高いのではないかと思ったんですが、まだ現在広告は出ておりません。現状どうなっているか、この計画進んでいるかどうかをお尋ねします。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   まず現時点におきましては生涯学習課の図書館担当におきまして29年度に取り扱い要領を提出いたしまして、平成29年度には内容精査の上、西脇市有料広告掲載審査委員会で審査いただき、事業者を募集いたすような予定で今現在進めているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○古西委員   では29年度にはもうスタートするということなのかなっていうふうに聞かせていただきました。どのようなやり方でスポンサーを募るのですか。 ○松山生涯学習課図書館長補佐   今現在案の段階で担当のほうで取り扱いの要領をつくっておるところでございますんですが、雑誌のスポンサー制度というふうなことで雑誌のスポンサーをしていただける方に雑誌の年間の購入代金のほうを負担していただくように考えております。提供していただいた雑誌の最新号のカバーがあるんですが、そのカバーの中にその企業などの広告を掲載していくというふうに考えてございます。  雑誌の選定につきましては、現在図書館のほうで購入しております雑誌の種類の中から希望の雑誌を選んでいただきまして提供していただくという形をとろうかと思っております。広告の掲載の期間につきましては原則1年間を考えておりますが、年度途中で申し込みがされた場合は雑誌の提供を開始した月から年度末3月31日までの広告期間というふうな形にしていただくべく考えておるんですが、それまでに解約の意思表示がなければ自動的に翌年度も広告掲載を継続するというふうなことで案を考えております。  募集につきましては広報のにしわき、広報紙でありますとかホームページのほうで募集をかけたいというふうに思っております。  広告の掲載の申し込みにつきましては申込書を提出していただきまして、その申込書の中にその企業の広告する原稿を添付していただいて、会社の概要とか広告の原稿を添付していただきまして、一応審査の結果広告の掲載の可否を決定し通知をさせていただくというようなことで考えております。以上でございます。 ○古西委員   もうじきこれが実現するということでよかったと思います。募集の方法が広報とホームページだということなんですけれども、これでどの程度そのスポンサーが集まるのかということになると思います。  ちなみにもう先行している近隣市で加西市の図書館につきましては、年間32団体がスポンサーになられていて57種類の雑誌のスポンサーになってくださっているというふうに聞きました。そのための費用は1年間で43万5,000円ということで、その金額が一般財源の支出を抑えられる、自主財源の確保になっているということのようです。ですので、それを3年ぐらい続けられているようなんですけれども、御苦労を聞きますとやっぱり広告の募集は、スポンサーの募集は結構難しいということで加西市の場合は館長さんが一生懸命市内を回られてスポンサーを獲得していったというふうな御努力があって年間32団体っていう実績がこの3年間続いてるということですので、まずは広報とホームページで西脇市募集するということですが、あわせてやっぱり対面でのセールス、募集っていうのもあわせて実施していただきたいなっていうふうに思いますのでよろしくお願いします。 ○寺北委員長   それでは坂部委員お願いします。 ○坂部委員   ごく簡単。西多可の高校駅伝、来年か29年度10周年ですよね。ことしもたくさんで、男子が70校以上かな、女子も35校以上で、実際はちょっと減ったかなと思うんですけどそれでも盛況なんですよね。10周年記念で、去年並みなんですけれど調整した結果そのままで補助金これでええよという形なんですか、ぶっちゃけたらそれだけ。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   おっしゃるとおり29年度第10回を迎える新人高校駅伝でございますけれども、当初から事務局を担当しております陸上競技協会会長ともいろいろと種々協議をいたしたような経緯もございます。特に予算的に第10回だから幾らにしてほしいとかいうような要望は実際ございません。特に人の問題、またあと実行委員会の組織のことについては市のほうにいろいろとまた御支援いただきたいというふうな言葉はいただいておるようなところでございまして、補助金については特にそういった要望がないところが現状でございます。以上です。 ○寺北委員長   次、坂部委員。 ○坂部委員   オリンピック・パラリンピックのホストタウン、資料も記者発表資料もいただきながらしてるんだけんど、ぶっちゃけた話。いろんな事業やってくるんだけれど、総額で大体どれぐらいを要るかなというのを予測されてるんですか。 ○寺北委員長   いつまでの話ですか、スパン。 ○坂部委員   いつまでかどうかいうのわからんから、今言いよる。オリンピック後もあるんですよ。総額、出にくいですか。 ○山本生涯学習課長兼新庁舎建設準備室文化機能連携担当主幹   西脇市交流計画の概要におきましては、まずは事前合宿招致の誘致活動から大会中、また大会直後の2020年、特に関西ワールドマスターズゲームズっていうのが2021年に関西を中心に行われるということになってございますんで、そのあたりを通じて実施を計画概要として上げてございますけれども、まず一番大きな部分につきましてはそういった合宿招致にかかわる、今現在招致活動をやってるわけなんですけれどもオーストラリアのほうが西脇市に合宿を決めましたという中身まではずっといろいろと使節団等の調整があったりする中でそういった費用がかかってくるかと思っております。  それから世界国際基準ということで例えば卓球競技でありましたら、場所が総合市民センター体育館を考えてございますけれども、世界卓球のITTFというインターナショナル・テーブル・テニス・フェデレーションというところの基準がございまして、その基準では今現在大きなところとしては照明関係、それから壁面の濃色の関係等々が出ておりまして、そういった改修につきましても国のほうから交付金が出てくるというような状況でございますので、そういったことも含めてしますと全体的な総額というのはまだ出ないというのが現状でございますんで、一番大きなのは体育館の改修ということになる可能性がございます。これにつきましては今申しましたように国のほうから補助が出るという形になってございます。以上です。 ○坂部委員   補助はあったらあったでいいわけですから、基本的に照明してそれからトイレの改修とかいっぱい出てきたじゃないですか。ハード面の改修大体このぐらい要るよ、とりあえず交流計画の概要いうたら2020年の関西ワールドマスターズの中の卓球のことだろうと思うんだけど、多分ね、全部じゃなくて卓球だから卓球。そうやけど関西ワールドマスターズは誰でもいいんだけんど多分パラの人たちは出ないだろうと思うんですね。パラの今後を含めてどうすんねやとか、卓球の招致だから今後卓球を通じて、卓球のレベルアップを図るんだとか、障害者スポーツをもっと充実するんだとか全体的なフローが見えないんですよね。ある程度それが出てきたらおのずと予算が出てきてる前いうのは多分そのことだと思うんです。今からどうやっていくんやというこのオリンピック後も含めて、ワールドマスターズは出とるけんど、例えばよ、今言いよるみたいに身障者スポーツの中の卓球というのを充実やるんだとかいろんなものを考えてこんとパラで終わりました、ワールドマスターズ終わりましたで終わってしまうんかいうたら何やって言うだけになっちゃうんですね。そこら辺の全体的な構想いうか具体的なやつはなかなか出にくいんですか。 ○森脇教育部長   今委員さん言われました分も含めまして、今西村卓二先生とこの2月に一度調整をさせていただいた後、西村卓二先生のほうも卓球だけではなし市民全体が盛り上がれるような分をいろいろ思われておりますので、今後十分そこらについては調整をして決めていきたいと思っております。以上でございます。 ○寺北委員長   ほか、教育費関係ないですか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので、歳出の最後の第11款。 ○林委員   委員長、休会を申し入れます。時間的に、もう5時から延刻してもう7時になろうとしておりますので、私これから残業減らせという話をするんです。残業させながらそんな笑えない話もないんで、休会を申し入れたいと思います。 ○寺北委員長   そうしたら第11款、第12款、予備費ですか、これは済ましたいと思うんですけどもそれでいいですか。               〔「はい」の声あり〕  何かございますか、ございませんか。               〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので、歳出の総括についてはあす9時半ということで再開したいと思います。  まだはっきりしませんが、できたら午後4時をめどに再開を、休憩した後ね。理事者三役出てきてもらうのは4時を一応今のとこめどに再開したいと思いますので、あすは9時半からはやるんですよ、その後委員間討議等々ありますのでその後は一応4時ぐらいをめどにというのを考えてますので、これはあすの状況によっては少し変わりますけども、歳出全部終わった後、採決は4時ぐらいをめどにということで考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  それでは長い時間御苦労さんでした。きょうはこれで終わりたいと思います。あす9時半から歳出の総括から始めたいと思います。よろしくお願いします。               △閉会 午後6時55分  平成29年3月14日                               予算決算常任委員会                               委員長  寺 北 建 樹...