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平成29年議員協議会( 2月14日)

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  1. 西脇市議会 2017-02-14
    平成29年議員協議会( 2月14日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成29年議員協議会( 2月14日)            平   成   28   年   度     西 脇 市 議 会 議 員 協 議 会 会 議 録            平成 29 年 2 月 14 日
                西 脇 市 議 会               議員協議会会議録 1 開催月日      平成29年2月14日 2 開催時間      午前9時31分~午後0時09分(会議2時間13分)                        休憩 午前9時51分~午前9時55分                           午前10時20分~午前10時27分                           午前11時25分~午前11時39分 3 開催場所      委員会室 4 出席議員    議 長  村 井 公 平    副議長  岩 崎 貞 典    議 員  古 西 祐 子    議 員  村 岡 栄 紀     〃   高 瀬   洋     〃   東 野 敏 弘     〃   坂 部 武 美     〃   浅 田 康 子     〃   岡 崎 義 樹     〃   松 本 和 幸     〃   宮 﨑 春 貴     〃   村 井 正 信     〃   林   晴 信     〃   中 川 正 則     〃   寺 北 建 樹     〃   高 橋 博 久 5 欠席議員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長兼新庁舎建設準備室長         筒 井 研 策   財政課長兼新庁舎建設準備室財政担当主幹      渡 辺 和 樹   上下水道部長工務課長              田 中 浩 敬   管理課長                     岡 本 好 正   福祉部長福祉事務所長              細 川 喜美博   こども福祉課長                  清 水 貴美代   くらし安心部長                  高 田 洋 明   健康課長健康づくりセンター所長           塩 崎 さゆり 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局主査   岸 本 仁 子 9 協議事項 (1)理事者報告  ① 子育て世代包括支援センターの開設について  ② 水道事業経営戦略について  ③ 下水道事業経営戦略について (2)議会運営委員長の報告 (3)各組合議会からの報告   (西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会北はりま消防組合議会、    北播衛生事務組合議会) (4)研修報告   (高瀬議員JIAM研修「地域産業のイノベーション」)   (林 議員:第6回地方議会における政策サイクル評価モデル研究会)   (寺北議員高橋議員:よくわかる市町村財政分析基礎講座) (5)その他   4月開催日時(案)…4月11日(火)午後1時30分から                 △開会 午前9時31分 ○村井公議長   皆さん、おはようございます。ただいまから議員協議会を開会いたします。  立春とは名ばかりの寒さ厳しい日が続いておりますが、議員の皆様には御健勝で早朝より議員協議会に御出席いただき大変御苦労さまでございます。  先ほど市長のほうからもありましたが、昨日、一昨日に本当に寒い中、防災訓練また国道175号線の早期完成の陳情に御参加いただきまして厚くお礼申し上げます。  ことしも1月下旬ごろからインフルエンザが流行しておりまして、学級閉鎖または学年閉鎖の報告がされております。まだまだ寒さが続くようですので体調管理には万全を期していただき、元気で議会活動に御精励いただきますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。  本日は議員協議会の後、議場開放、講演会の準備とまた文教民生常任委員会協議会が予定をされておりますので、会議が円滑に進みますよう議員各位の御協力をよろしくお願いいたしたいと思います。  それと、吉田副市長がきょうどうしても出ないけない会議がございまして、途中、中座されますんで御報告申し上げておきたいと思います。  それでは、ただいまから始めさせていただきます。次第によりまして進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。  それでは事務局長配付資料の確認をお願いします。 ○山口事務局長   それでは資料の確認をさせていただきます。  まず議員協議会のレジュメでございます。  繰っていただきまして理事者報告子育て世代包括支援センターの資料でございます。  繰っていただきまして1月19日及び1月31日の議会運営委員会の概要でございます。  繰っていただきまして各種組合議会の日程の一覧でございます。  繰っていただきまして西多可行政事務組合農業共済事業の関係の資料でございます。 繰っていただきまして北はりま消防組合の資料でございます。  繰っていただきまして北播衛生事務組合の議会の定例会資料でございます。  以上を配付いたしております。そのほか、理事者報告の関係で事前に水道事業の戦略の概要版、同じく下水道の関係のもの、それと各議員さんの研修報告につきましてはまたチェスでごらんをいただくということになります。よろしくお願いいたします。資料等の漏れはございませんでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは議長、よろしくお願いいたします。 ○村井公議長   資料の配付漏れはないようですので、次へ進ませていただきたいと思います。  それでは2番の理事者報告ということで、(1)子育て世代包括支援センターの開設について説明をお願いいたします。 ○高田くらし安心部長   それでは議員協議会の貴重な時間をおかりいたしまして、この4月から開設をいたします子育て世代包括支援センターについての説明をさせていただきます。詳細につきましては、お配りしております資料に基づきまして健康課長のほうからさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○塩崎健康課長健康づくりセンター所長   議員協議会、資料2のほうをごらんください。子育て世代包括支援センターは介護保険で行っております地域包括支援センター子育て版のようなもので、保健師、助産師、子育てコンシェルジュが従事いたします。  資料の3枚目をごらんください。子育て包括支援センターのイメージ図ですが、左側は今の体制です。関係機関が個々に対象者を支援しています。右側、子育て世代包括支援センターの開始後は関係機関連絡調整をし、必要な支援が切れ目なく提供されるようセンターが中心になって連絡と継続した支援を提供します。  それでは最初の1枚目のカラーの資料のほうへ戻ってください。資料の真ん中上側に四角の囲みがありますが、そこに書いてありますように子育て世代包括支援センターは保健師、助産師の専門的な知見と、子育てコンシェルジュ当事者目線を生かし、必要なサービスを円滑に利用できるよう、きめ細かく妊娠期から子育て期まで切れ目なく支援しようとするものです。  センターの設置は29年4月を予定しています。設置場所は健康づくりセンター内です。4月から専任のスタッフを配置し、こども福祉課と連携しながら妊産婦、子育て家庭のニーズを把握し、情報提供や相談支援をしてまいりたいと考えております。  子育て世代包括支援センターは妊娠、出産、育児、保育など何でも相談できる、必要な支援をしてくれる、必要なサービスにつないでくれるというような子育て支援の総合窓口にしていきたいと思っています。  資料の左側の欄は現在の母子保健事業を記載しております。妊娠時の母子健康手帳の交付から始まり四、五歳児子育て相談事業まで、その右手にある対象の年齢順に事業を実施しております。資料の中ほどに点線で囲っているところがありますが、これはことしの1月からスタートした子育て応援ライフプラン事業を記載しております。母子健康手帳の交付時、出産後、1歳の誕生日前後の計3回、子育てコンシェルジュが面談します。虐待の事案の発生は1歳までが多いというふうに言われておりますが、西脇市では1歳までに6回の面談をする機会を設けて保護者に出会い、困り事など早期に相談いただけるような体制を整えています。  資料の中ほどを見てください。ここは子育て世代包括支援センターを行う事務を書いております。センターでは全ての妊産婦の状況を定期的に把握し、妊産婦等の台帳を作成、また地域の子育て施設等に出向きさらなる情報を収集いたします。そして把握した情報に基づき、支援を要する者が利用できる母子保健サービス等を選定し、情報提供するとともに関係部署関係機関サービス提供機関へ積極的につないでいきます。また、支援を要する者は電話や訪問等により継続的に支援いたします。心身の不調や育児不安があることから特別に手厚い支援が必要な者には、別に支援プランを作成し、評価を見直しながら継続支援を行います。  関係者の間では定期的に連絡会を持っていきます。特に手厚い支援を要する者につきましては必要に応じてケース会議を開催し、支援プランの作成、評価、見直しを協議しながら包括的・継続的に支援していきます。ここにはございませんが、お母さん方にアンケートや聞き取りをしますと産後は授乳やおむつ、お風呂など、赤ちゃんのお世話のことや御自身の体の回復や精神面の健康のことなどなど、多くのことに不安を感じておられます。そのような不安を解消するため、29年度から左端の母子保健事業の上から3行目のところ太字になってございますが、産後ケア利用費用助成事業も実施する予定にしており、必要な方に必要なケアが提供できるように取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○村井公議長   説明は終わりました。  今の報告につきまして、何か御質疑ございませんか。 ○村井正議員   包括支援センターというのはよく聞くんですが、これは新しいこういう子供のための支援センターをつくるという意味なんですよね。この3枚目の絵を見ましたら、今までのやり方を非常に子供を泣かすような、悪いようなやり方を右からいうたら一遍に改善するというふうに私は見えたんですが、今までも十分それなりに一生懸命されてるんでこんなに泣かすようなことはなかったんやないかとは思いますが、こういう絵なんかももう少し変えられたほうがちょっと、今までそんなに悪かったのかというイメージを私は非常に持ちましたが、ここら辺具体的にどんなとこが違うのかというのをもう少しわかりやすく何かありましたらお願いします。 ○塩崎健康課長健康づくりセンター所長   先ほど議員さんがおっしゃってくださいましたこの説明の図なんですが、厚生労働省のほうのホームページからいただいておりまして、子供を泣かすというか泣いた子供をだっこしてお母さんが困っておられるという様子をあらわしたものです。  この支援のために現在もそれぞれがサービスを提供して、また関係機関の中では連絡もとりながら支援はしておるんですけれども、それを総括して把握しながらプランという形に、特に説明の中で申しました手厚い支援を要する方につきましては、支援プランを共有して支援をしていくというように4月以降のほうはやっていきたいと思っております。ですので、目に見えた形で何がどこがどうというふうになかなか申し上げるのは難しくはなってまいりますが、健康づくりセンターに看板を上げまして、そこへ目がけて市民の皆さんから相談をいただきたいというところを明示していきたいと思っております。以上です。 ○村井正議員   私なんか例えば第三者にお話をするとき、こういうところが変わりましたよというようなことがある程度わかればちょっといいかなと思ってお聞きしたんですけども、今具体的にはこれとこれがこうだというそこまでの明確な分け方というのはないんですか。 ○塩崎健康課長健康づくりセンター所長   総合相談窓口と申しましたように、窓口をここですよというところで御案内していただければと思っております。 ○高田くらし安心部長 
     確かに説明がちょっとわかりにくいかと思うんですけども、一番大きいと私が思ってますのは、これまで保育所だったらこども福祉であったり健診の関係だったら健康課であったりというような行く先がそれぞれ分かれてたということになってます。物理的に庁舎の関係なんかで位置がどうしても離れてるというような問題はあるんですけども、これからこの4月以降は、この健康づくりセンター内にある子育て世代包括支援センターに来ていただければ子育てに関する問題だったら何でも相談できて解決できて、できない場合はいろんな機関へつないでいけるというようなことで、全てここで賄っていくというようなことが一番大きな違いかなというふうには感じてます。 ○村井正議員   そうしたら今子育て支援課ってありますよね、名前。ごめん、こども福祉課こども福祉課とこことの関係というのはこれはどうなるんですか、その窓口はどちらへ行ってもいいんですか。 ○高田くらし安心部長   御存じかもしれませんが、健康づくりセンターに入っていただいてすぐ左に一つ窓口を設けております。そこには今コンシェルジュさんが常駐されておるというような形で、担当課でいいますとそこはこども福祉課の担当ということになります。今度の健康課については今現在保健師がおりますのと、それから4月以降はその資料にも書いておりますようにできれば助産師さんに来ていただきたいなというふうな思いも持ってます。  いろんなケースに全てに対応できるということで、それから先ほどちょっと言いました専門的な知見と当事者目線というようないろんな方面から、課題解決であったり相談に乗っていきたいというふうな形で健康課とこども福祉が連携するということになります。以上でございます。 ○林議員   これは私、図を見ながら思ったのは今までよく言われたあっこ行け、ここへ行け、あそこに聞いてくれ、ここに聞いてくれというのはないということやね、そういう理解したらええんやね。今までやったら例えば保健所に聞いてくださいとか、学校に聞いてくれとかいうのがあったのがもうないからそこ一本でやってくれるんで、お母さんたらい回しになることはないですよという説明を市民にしときゃそれでいいわけですよね。 ○高田くらし安心部長   ちょっとさっきも言いましたですけども、事務所がどうしても1つになれないというようなことがあります。ですので、機械関係でシステムを動かしたりしなければいけないのは児童手当の問題であったり手続であったりそういうことは場所を移動していただかなければならないというようなことは出てくるかと思います。それ以外の相談につきましては健康づくりセンターのとこまで来ていただければ、必要であればこども福祉課から職員が行きます。必要があれば学校教育課から職員が参ります。そういう形で窓口を一本化するというふうにお考えいただければと思います。 ○坂部議員   包括やから、理屈上ここに書いとるみたいに乳児から四、五歳までの分をいかにしていくか。今見たらまず健康づくりがするということは基本的に相談業務的な、今ある。だけどここにこども福祉課がかんでくるんであれば、今西脇市で子育て支援一生懸命頑張って子育て学習センターが一番事業大きいと思うんですね、こことの兼ね合いはどうしてくるんですか。 ○塩崎健康課長健康づくりセンター所長   先ほどの説明の中はこども福祉課と健康課というところで説明させていただきましたが、カラー刷りの資料の一番右端のところにみらいえのほうにもコンシェルジュさんがいらっしゃいまして、連絡会のほうは担当課でいいますとみらいえの担当の者、健康づくりの担当の者、こども福祉課の担当の者、3者で情報共有しながら支援をしていくという形に考えておりますのでそこで連絡調整をしていきます。具体的には学習センターのほうを利用されてる方もたくさんありますし、またそことも連絡をとって支援プランに乗せていくというような形になるかと思います。 ○坂部議員   じゃあ子育てを相談からね、子育ての子供をこないして育てていこう思うねんけど、どないしてええやろうとかいうて今子育て学習センターがやってるのも結構あるわけですよ、お母さん方、こないして子供やっていきましょうねと。ほなら、そういういろんな事業を今度から包括支援センターなわけやから、こういう分も一つプラスしていきましょうとかいうのは健康づくりのほうの塩崎課長のほうが中心になってプランをつくっていくんですか。絶えずその3者やったら、細かいけど地のあれだけんど担当が健康課、こども福祉課になれば子育て学習課も入って一緒にやってるんやいうの見えるんやけどちょっと別ですねいうような感じなんだけれど、向こうは一生懸命子育て学習センターやってる、こども福祉課福祉関係でずっと子供の保育所なんかも含めてやってる、塩崎課長とこ相談関係を主だからいかに子供たちを育てていくんやいうたら、逆に4歳やとかそこら辺になってきたら子育て学習センターのほうの力いうのは大きいかなと思うんですよね。  向こうの事業をやってるのも含めて包括支援センターがまとめながらやっていくんですかね、ちょっとそこら辺が見えにくいんですよ。向こうは向こうでやってもうたらいいんだけんど、その事業も含めて包括支援センターという事業の中でやっていくんですかね、ちょっとそこら辺のつながりが見えにくいんですけど。ちょっとわかりますかね、今言いよるのは。 ○塩崎健康課長健康づくりセンター所長   やっていこうと思っております包括支援の中身なんですけれども、その子育て施策全般までをというふうに今お尋ねいただいてると思うんですけれども、特に手厚い支援を要する人にまで支援をしていこうという方に対して個別支援を包括的に考えて継続してやっていくというのがメーンで取り組んでいきたいと思っております。以上です。 ○村井公議長   ほかございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、1番の子育て世代包括支援センターの開設につきましてはこれで終わらせていただきます。  次、水道事業経営戦略、それから下水道事業経営戦略についてに移らせていただきたいと思います。  準備しますので、暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時51分            ───────────────────                 再開 午前9時55分 ○村井公議長   それでは、休憩前に引き続きまして議員協議会を再開いたします。  それでは次に水道事業経営戦略下水道事業経営戦略について説明、報告をお願いいたします。 ○田中上下水道部長工務課長   貴重な時間をおかりし、ありがとうございます。  それでは、前のスライドにより説明させていただきます。お手元の資料(ダイジェスト版)こういったもの、上下水道についての経営戦略(概要版)というものを配付しております。その資料に沿い、説明させていただきます。  まず最初、こちらは先日は大変大木浄水場の起工式、お世話になりありがとうございました。  近年メディアではこういった水道の漏水事故、こちら大阪阿倍野、こちらが横浜、こちらが京都といったような水道の漏水事故などがメディアで取りざたされております。  次にこれは下水道管路の事故でございまして陥没、金沢、名古屋、これは先日の工事中ということもございましたが博多の事故の様子でございます。このような中でメディアでは押し寄せる老朽化、水道のクライシスということが叫ばれております。または地震豪雨の等の災害時の長期的な断水が問題となっております。  西脇市では本管が340キロ、給水約1万7,000カ所がございます。またメディアでは水道料金の地域格差ということで2040年度の年間格差は1軒当たり20万円に拡大するというようなこともメディアでは取り上げられております。  このような中で、安心と安定を未来につなぐ全てのお客様に満足いただける水道を目指してということで24年3月西脇市水道ビジョンを作成しております。社会情勢に合った持続可能な水道、スリムな事業計画を立て事業を実施しております。そして今回こういったものを実現するため、西脇市水道事業経営戦略を策定しております。事業期間としましては平成29年度から平成48年度までの20年間の計画をいたしました。  策定の趣旨ですが、本市の水道事業は昭和32年給水開始しまして60年が経過しております。現在、給水人口は4万2,000人、水道普及率はほぼ100%、近年耐震化を使用した老朽管更新、高度な浄水処理施設の整備、これが完了いたしました。人口減少等社会情勢変化や節水機器の普及、水需要の減少に伴う収入の減少、老朽管の大量更新時期の到来、近年頻発している大規模災害、特に地震への対策、こういったものを設計指針どおりに実施するには資金は枯渇し経営が困難となります。  このような中でお客様に新たな金銭的負担を求めることなく「西脇市水道ビジョン」に基づき、水需要変化に応じた事業の展開を実施するということで中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定しております。  先ほど申し述べたことが水道事業の現状、給水人口の推移、これ現在ですけど4万2,139人、20年後には86%、3万6,345人になる想定をしております。これに伴いまして、有収水量、給水収益ということでございますが現在8億5,000万円のものが83%減少し7億になる想定をしております。  これが本管の状況です。340キロございますが昭和29年から布設しておるんですけども、こちらがちょうど52年ごろなんですけどもまだ40年、こちらでちょうど40年、こちらの分が経過しておる管、そして今後10年で52キロの管が新たに40年を経過する、そして次の10年で86キロ経過する、何もしなければ、20年経過すれば166キロの管が40年を過ぎるというものでございます。そしてその20年後の次の10年、ここが大変多い老朽管となるわけなんですけど、ここが大変なんで今計画を立て10年先、20年先の経営をしていくものでございます。  こちらのほうは何とかこういったすき間がございます。年間大体4キロぐらい管布設しよるんですけども、こういったところにはこちらより若干後になるんですけど入れていったり、この部分をこちらに持ってきたりという計画をしております。しかし、こちらになると対応できないというような状況でございます。  このような中で基本方針として、財源に関する方針は水道料金は現行の料金体系を継続する、投資方針(更新整備)、重要管路からの更新、重要給水施設(基幹病院、指定避難所)への配水管の更新(耐震化)から進める。管路の更新年数の設定を法定耐用年数(40年)から実使用年数(80年)に変更する。重要給水配水管の耐震を図りながら実使用年数を基準に優先順位をつけて老朽管の更新を進めると、そうしたことで40年で更新すれば年平均5.4億円必要であったものが実使用年数80年まで供用することにより年平均3.1億円、2.3億円の削減が可能となるというものでございます。  次にこちらが、先ほど申しました重要給水施設の管路いうのは旧西脇地区で50.8キロありまして、そのうち34.7キロ、黒い部分が耐震化が図られております。そして2、耐震化、赤い部分ですね、16.1キロ、こちらを優先的に行っていく、西脇病院、青年の家、また西小、西脇中学、みぎわ園、しばざくら荘などへの給水ですね、こういったところを優先的にやっていく。  次に黒田庄地区ですけども、黒田庄地区は耐震化が余り進んでいないのが現状なんですけども、重要施設への管路の延長10.3キロに耐震化延長が9キロございましてそういったところを優先的に行っていく。黒田庄中学校、大山病院、黒田庄福祉センター、楠丘小学校などでございます。  このようなとこで3としまして、工事施工方法によりコスト縮減はできないかということで、西脇市ではいち早く管更新においては耐震化性を有する低コスト管いうのが次々出るんですけども、そういったものをいち早く採用しております。この耐震性の有する低コスト管、これは150ミリ以下の管なんですけども工事費の15%採用することにより削減、今年度からですけどもしております。  また不断水工法と申しまして、現在はほとんど断水することなく工事をしております。これをお客様への協力を願い断水することによりこの断水工法1カ所50万円とか100万円するんですけども、そういったものをなくすことにより工事費が全体工事費の中で占める5%の削減が可能となる。  次に整備計画、スリムな整備計画ということで日最大給水量2万1,100トンを計画しておったんですけども、これを日最大給水量1万6,100トン、約8割に落としてくる。このことにより第3浄水場、西脇中学校のとこですけども建設の中止ができる。また野中配水池の建設中止は、ポンプを使用することにより配水池の建設中止ができたということで事業費が7.2億円の削減。それから既にしておりますが簡易水道の統合、春日浄水場の廃止をすることにより、また田高浄水場の運転休止により年間人件費委託料、修繕費、動力費、薬品費など、年間5,500万円の削減が見込めると、これは30年度以降なんですけどもこういったことを考えております。  先ほどに申し述べたことがこちら赤い部分、芳田は浄水場を廃止して西脇から水を送っている、そして大木浄水場はでき上がりました。これは日野地区へポンプで直接送っている。そうするとこちらの配水池に上げずして配水しなくて済むのでこちらの配水施設、こちらの管路を整備しなくて済んだと。また計画給水所を落とすことによりこちらの西中のところですけども、建設を中止したというものでございます。こちら黒田庄では田高浄水場を休止させます。今現在、こちらも水が豊富なわけじゃございません、原水については。そういったことで黒田浄水場のほうに原水を持って来るようにパイプラインを今整備中でございます。来年度末にはでき上がる予定でございます。  そういったことで、財政計画としましては今まで述べたことなんですけども、料金収入、平成29年度には8億2,000万円を見込んでおるんですけども平成48年度には7億500万円に減少する。そしてまた一方ではスリムな整備計画により、維持管理経費の削減、削減効果は年間5,500万円を見込んでいる。資本的収支では建設にかかる費用等でございますが、管路の更新年数の延伸工法の見直しにより、年間工事を4億円以下に設定しております。本計画期間以降の投資額が大幅にふえますので、48年度末の現金残高を16億円と設定。企業債の借り入れは30%と設定。出資金、これは市からの出資なんですけども6,500万円を見込むというものでございます。  そうすることにより、このグラフはそれをあらわせたものなんですけども当年度の純利益というのはこれですね。29年度は一部、春日浄水場とかの廃止もありますのでそういったもので赤字が膨らむんですけども、その次の年からは当該年度の純利益は1億弱、そして35年度には累積損益は黒字に転換すると。そしてピーク、こちらが当年度の純損益の、利益のピークなんですけども1億を若干超えて、その後、料金収入が下がっていきますもので純利益がどんどん減ってきます。そして48年度の純損益がゼロ、これ以降、赤字に転じるというグラフでございます。  また一方では、現金の企業債の残高でございますが、こちらについては企業債残高現在22億円がずっと減ってきまして、38年度に13億、それから平行に進みます。そうしますと投資に対する企業債が膨らむことはないということをあらわせております。  また現金残高が28年度大きく減るんですけども、その後ずっとふえていきまして48年度には16億円現金残高が残り、次への対応が可能となるというものでございます。  この本経営戦略における目標指標、結果なんですけども一番重要な料金回収率、ちょっとこの年はいいんですけど108%、これから落ちてくるんで経営戦略を立てておるわけなんですけども、38年度で110%、その後、料金収入が落ちてきますので48年度は96%になってくるというようなものでございます。  以上が水道事業でございます。引き続き、下水道事業をさせていただきます。  下水道事業については10年間、29年から38年度までの10年間の経営戦略としております。  下水道については平成6年の供用開始、現在で23年たっておるんですかね、そういった中で生活排水処理率は100%、統合基本計画は22年作成し、統合計画を推進しております。このような中でこちらも人口減少、社会情勢変化、料金収入の減少という課題が同じように水道と出ております。そのような中で、お客様に新たな金銭負担を求めることのない事業展開を実現するために西脇市下水道事業の「経営戦略」を策定しております。  下水道事業の現状、27年の経営状況でございます。収益的収支、収益的支出、資本的収支、資本的支出というものでございます。このような中で収益的収支、料金の部分になるんですけども中でも維持する一般会計の繰入金が43%とかなり高い。収益的支出の中では支払利息、借金に対する支払いが21%と大きなウエートを占め、工事などを行うための資本的収入ですけどもこちらも一般会計の繰入金73%と大変高い。支出についてはほとんどが借金に対する企業債の償還金であるというものでございます。このような中で費用削減、一般会計の依存、借入を減額、持続可能な経営。  まず条件としては現行の使用料体系を維持、費用の削減に合わせて一般会計の繰入金を減額するということです。投資としまして、このようなことを実現するために統合事業の実施、長寿命化事業の実施を行うと。管渠等が法定対応年数を未計画のため更新というものは考えておりません。  この統合ですけども、現在このように市内には14処理区ございます。こちらを2処理区1浄水場にする計画でございます。西脇の農業集落排水9処理場を西脇の公共、流域関連公共下水道に接続、黒田庄農業集落処理場を黒田庄の公共に接続するというものでございます。そうすることにより統合による効果、現在のものを維持し、更新していくものと比べて統合すると事業費が6億円下がる。維持管理費は年間7,700万円下がる、これは統合完了後ですけども。それから人件費ですね、人が減ってくるというものでございます。  このような中で企業債残高の推移を見てみますと、こちらが残高ですね217億円が78億円まで落ちてくるというものでございます。27年度から38年度、79億円、64%減少するというものでございます。  そして一般会計からの繰入金の推移ですけども、こちらの部分が収益的収支部分のうちこちらが基準外繰入金なんですけどもどんどん減ってきて37年度にはゼロとなるというものでございます。繰入金16.3億円が12.3億円、25%減少させるというものでございます。この本経営戦略における目標指標というものでございますが、経費回収率現在59.1%のものを101.9、倍にまで上げてくる。汚水処理原価は現在326.3円かかってる分を174.3円まで下げてくるというものでございます。  以上が上下水道経営戦略の説明でございます。よろしくお願いいたします。 ○村井公議長   ただいま、パワーポイントによりまして水道事業並びに下水道事業経営戦略について説明がございました。  これにつきまして、議員の皆さん何か御質疑ございませんか。 ○村井正議員   2点お尋ねしますが、水道の関係で先ほど部長の説明によりますといわゆる管が40年を80年に延ばしていくということだったんだと思いますが、これは本来40年のやつを80年にするということは大分傷んできて補修等が必要になってくると思うんですが、例えばそういうものは今の説明の中には入ってるんですかというのが1つと、もう一つ、耐震化で説明の中では黒田庄地区が非常に少ないということで、こちらのほうで耐震化が今から大変やということなんですけど、これはもともとそういう工事としてはされてなかったのか、なぜそこが耐震化が少ないのか、ちょっと今の2点お願いします。 ○田中上下水道部長工務課長   まず1点は補修費が見込んであるかと、こういったものはメーカーの仕様などを見てそういった費用も見込んでおります。  それからもう1点は、黒田庄地区の対策がおくれているという御質問でございますが、黒田庄地区の対策全て、西脇地区もそうなんですけども40年、老朽化に合わせて耐震化を行っているというものでございまして黒田庄地区の管はまだ西脇地区に比べますと20年ほど新しいものでございますので、今から現在も行っておりますが老朽管更新、すなわち耐震化を図っていくという状況でございます。 ○高瀬議員   今のにちょっと関係するんですけど、国が定めた法定耐用年数、40年ということでそれはそれなりに根拠があってのことだと思うんですね。それが倍の80年っていうとちょっとあれと思うんです、単純に私が素人的に考えると。そうすると全部が80年もつわけじゃなくて、平均すると例えば60年とかその辺の保守さえすれば80年ほとんど全ての管がもつものなのかどうかというのが1点と、もう一つは先ほど40年を80年になると年当たりの工事費が2.1億円安く済みますというお話だったんですけど、それ以外に例えば法定耐用年数が40年だったわけだからそれ以上使い続けるといわゆる減価償却費がその管について要らなくなるわけだから、その分の収益的のメリットがさらに加わるんじゃないかと思ったんですけど、その辺のことはどう考えればいいんでしょうか。 ○田中上下水道部長工務課長   御質問の全てが80年かということなんですけども、全てが80年ではございません。先ほどちょっと説明が抜けたんですけど、グラフの中でNS、GX、NEというような管が入っておったんですけども、これは実使用年数という形で考えておるんですけども平均的には70年は考えております。全てじゃなしにそういった管種に応じ耐用年数を考えております。ちょっとわかりにくいですかね。御質問に対しては、全てが80年とは見ておりません。実使用年数で管種に応じて、一番長いもので80年という形で考えております。  それから減価償却のメリットということでございますが、これは管理課長のほうから答えさせていただきます。 ○岡本管理課長   減価償却につきましては法定年数で処分していく形になりますので、結局その80年延ばすと30、40年分がその分の経費が、減価償却が要らなくなるんで経費としては安くつくというふうな形で試算をしております。以上です。 ○村井公議長   ほかございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようですので、この2件の理事者報告これで終わらせていただきます。  理事者報告をこれで終わらせていただきたいと思います。御苦労さんでした。  それでは暫時休憩いたします。10時半再開でお願いいたします。                 休憩 午前10時20分            ───────────────────                 再開 午前10時27分 ○村井公議長   それでは休憩前に引き続きまして議員協議会を再開したいと思います。  次は3番の議会運営委員長の報告ということで。 ○林議長   去る1月19日(木)及び1月31日(火)に開催しました議会運営委員会の内容を報告します。  まず1月19日でありますが、主な協議事項は次の2点でありました。  1点目は地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出についてでありました。本意見書に関する要請行動は既に全国市議会議長会から国に対して重点要望等が提出されてることや、近隣の市議会も重立った動きが見られない状況を踏まえ、3月定例会には提出しないこととしました。  これに関連して、今後若い世代が議員に立候補しやすい環境づくりを検討する中で年金制度、議員報酬のあり方、さらには議会や議員がどうあるべきか等も含めて議論することとしました。  2点目は、平成28年度中の議会運営委員会の課題について次の4件を協議しました。  1件目はタブレットの多様な活用についてでありました。現在、本市議会のタブレット使用に関し大幅な制限をかけており、メール機能が使えない、または庁舎内でしかインターネット接続ができない環境になっていますが、これを改善し、庁舎外でも無線LANによりインターネット接続ができるように設定変更を行うほか、ファイルの共有やメール送信、スケジュール管理等を行える新たなグループウエアを来年度導入する旨の報告が事務局からありました。  2件目は政策討論会についてでありました。
     私が参加しております地方議会における政策サイクル評価モデル研究会において、今月7日に取りまとめましたのでその結果を参考に本市議会の制度の案を4月初旬までに提案いたします。というか、ほぼきょう報告させていただきたいと思います。  3件目は、議会基本条例の検証について関係する案件の協議等を行いました。  まず専門的知見の活用、公聴会の実施、参考人制度の活用及び計画等の議決のあり方を本年5月上旬または7月上旬をめどに議会運営委員会で先進地視察を行い、活用事例を参考に導入の手法等を検討することとしました。  次に、陳情調査のあり方については陳情内容により取り扱いの異なるケースがあるため、引き続き検討することとしました。  次に一般質問のあり方については、4月または5月初旬に研修会を開催する方向で調整することとしました。  次に、理事者に要求する資料のあり方については従前から議論になっていますが、特に当初予算に関する資料は審査前に提供してもらうよう理事者と調整することとしました。  次に一般会議については、親しみやすい名称を各会派等で検討してもらうこととし、あわせて政策討論会や政策サイクルの中への位置づけを引き続き検討することとしました。  最後に議会報告会のあり方については、2年間で全自治会を回る現行のやり方を基本とし、さらに市内全体や各種団体等を対象とした報告会を加える方法を広報広聴特別委員会で検討してもらうことにしました。  以上のほか、その他として次の3点の報告等がありました。  1点目は既に終了してますが、1月28日開催の西脇市地域医療フォーラムへ積極的に参加するよう議長から依頼がありました。  2点目は初常任委員会の日程について、事務局から5月16日(火)に文教民生常任委員会、翌17日(水)に総務産業常任委員会を開催したい旨報告がありましたので、それぞれ御予定を願います。  3点目はペーパーレス化の推進についてでありました。行政視察報告書等について、現在希望者に印刷物等を配付しておりますが、今後はタブレットへのダウンロードのみとし、印刷物は配付しないこととしました。  次に1月31日議会運営委員会の報告であります。主な協議事項は平成29年度の主権者教育についてでありました。  主権者教育検討小委員会の高橋委員長から、高校版議会報告会の進め方の報告を受け協議しました。政治や地域への関心を高めるためのきっかけづくりと捉え、地方議会の仕組みや本市議会の取り組みとあわせて政治や地域にかかわるキャリア教育の趣旨や事例も説明することとしました。  また報告会の実施に当たり、時間配分、説明を含むパワーポイントの原案等を小委員会と広報広聴特別委員会の広聴部会のメンバーでまとめてもらうこととしました。  なお、平成30年度以降の(仮称)高校版議会報告会も平成29年度の実施状況を踏まえ、各高校との調整も含めてこのメンバーで検討してもらいます。  このほか、その他として正副議長の会派視察への同行について協議しました。  副議長は議長不在の際、議会の代表としての役割を果たす必要があることから、原則として正副議長がそろって会派等の視察に同行しないことを申し合わせしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○村井公議長   ありがとうございました。ただいまの議会運営委員長の委員長報告につきまして、何か御質疑ございませんか。 ○坂部議員   正副議長の会派への視察でちょっとインターネットで聞いてたんで、たしか林議員が人数ようけ言いよる半分ぐらいに分かれて行ったらどうやいうのを、この前7人で行かれて同じとこ行っていう話をちょっとされたんですけど、それは結論は出てないんですか。おのずと委員会もなってくるさかい、そこの途中から席外したんですけど、その人数分はどういうあれやった。中で話をしてましたじゃないですか、出てなかった。 ○林議長   指定が従来から個人的意見として視察については、これは実は常任委員会はいつも一緒なんです。全員で行く必要が本当にあるのか、ある場合もあると思うんです。ただ、視察報告書等を見てましても同じような意見ばっかり出てますし、それだったら例えば全員で行ったら2カ所しか行けないけども2つに分ければ4カ所行けるわけですよね、それを行って帰ってきて意見の調整とか報告を行う中で共有していけばより多くのところが見られるんじゃないかということがあるんです。  ただ、場合によっては全員で行って同じものを見てそこで意見を出し合ういうことは必要な場合もあると思うんですけども、多くの場合においては全員で行く必要がないんじゃないか、そのほうがより効果的な費用の使い方になるんじゃないかっていうことは言わせてもらったんですけど、それは全員のコンセンサスが通ったもんでもありませんし今後の課題かなというふうには思っております。 ○村井公議長   ほかございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、議会運営委員長の委員長報告につきましてはこれで終わらせていただきたいと思います。  次4番の各組合議会からの報告をお願いいたします。まず初めに、西脇多可行政事務組合農業共済運営協議会の説明を高瀬 洋議員。 ○高瀬議員   去る1月30日に第3回の西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会が行われました。それは私と村岡議員が出席しておりますので報告させていただきます。  今回は中心は平成29年度の農業共済事業特別会計の予算の審議でした。結論から言うと承認というか可決されたんですけど、若干議論といいますか話題になったことを簡単に報告させていただきます。  まず最初ですが、最初の表をつけております。これが29年度の収益的収支及び支出の予算額の総括表です。この中で家畜共済勘定以外は、ほぼ平成28年度並みの予算ということでなってるんですけども、家畜共済がかなりふえてるということでこの辺の理由等が議論といいますか話に上りました。  家畜共済については、ここに書いておりますように大口の加入申し込みがあって、以前よりも家畜の頭数がふえたのでそれに見合った予算の増を見込んでるということでございました。具体的に言うと、平成28年度は6,259万円だったものが平成29年度予算では8,091万6,000円ということで約1,800万円の増加になっております。  次が業務勘定ということで、その中で特に収入の部分で下線を引いております営業外収益の中の受取寄附金という科目がございまして、これが前年度は1,200万円収入があったと、平成29年度が700万円ということで、これは従来からここの備考に書いておりますように建物農機具共済推進協議会からの受入額ということでなっております。昨年度よりも500万円この寄附金が減ったということなんですけども、それでも29年度も700万円の予算が上げられてるということで、基本的にこういうほかの協議会からの寄附金というものが700万円もあるということはやはり余りよい状況ではないということで、これを今後もなるべくこういう横からの寄附金はもらわないように今後減らしていくべきとの認識で一致いたしました。  次に報告事項といたしまして、平成28年度農業共済事業の実施状況及び決算見込みについてということで、この中で1点、現状の共済金の支払い額ということで表に書いております。これは全体が昨年の12月末の数字なんですけども、既に平成27年度の共済金が約2,800万円だったものが3,300万円になっているということで、結構去年と比べて支払い額がふえております。これについては、さらに1月にこのあたり大雪が降りましたのでさらに被害額が加わることから、平成28年度は昨年度と比べてかなり大きな支払い額になることが予想されております。  もう一点、畑作物は未集計ということでこの中には数字としてはカウントされておりません。以上で報告を終わります。 ○村井公議長   報告が終わりました。  これにつきまして何か御質疑ございませんか。 ○村井正議員   最初の家畜共済勘定で今議論がなされたということをおっしゃっておりましたけども、これは具体的に当初28年度は何頭ぐらいを予定して、29年度はそれがどのぐらいになったかっていうのがわかれば教えてください。  それともう一つ、その下段の収入のところですけど、これはなぜその協議会からの寄附というんですか、これが問題になってるのかっていうのがちょっと意味がわからないので教えてください。 ○高瀬議員   まず頭数ですけども平成28年度が2,755頭、平成29年度がそれで87頭ふえて2,842頭ということになっております。  なぜ農機具共済からの寄附金があるとよくないのかという話なんですけども、従来はこの農業共済事業の中に建物農機具共済もいわゆる一つの土俵の上でやっていたので、この辺のお金の管理っていうものが従来は余り明確ではない、要は一つだったわけですから。だから本来これがそこの部分を切り分けて線が引かれたわけなんですけども、実際の事務をやってる人は共通でやったりだとかいろいろそういう従来からの業務の流れといいますか仕組みもありまして、そういう意味でいうと余りお金が横で動くということはその仕切りがうまくいってないということだから極力ここの部分はゼロにしないといけないっていうような議論になっていました。 ○村井正議員   そうしたらその推進協議会は協議会で収支をされておるわけですよね。それはそれで終わっておる、そこでうまく回せられないんですか。 ○高瀬議員   去年も同じ話になって。 ○村井公議長   私がわかる範囲で言いますと、もともと農業共済で事業をやるんですけどこの部分は農業共済では扱いができんから協議会という形で分けてつくっとるということです。同じ中へ入れてしもうたらええねんけど、入れられへんから協議会をつくってそれで農機具と建物共済を扱いよるということです。そこで出た利益は同じですので移しよるということなんですけど、やっぱりその金額自身が変わってきますので、先ほど言いましたように同じ共済組合の職員がその事務なり作業してますんで、それでその人件費としてそこへ入れていきよるという形だというふうに思います。 ○村井正議員   人件費といいますか、そこでの収入として入れたら問題はないんですか。 ○村井公議長   このままでも問題はないとは思うんですけどね、問題はないと思いますのや。というのは、本来分けてせなんだら共済事業として今の行政事務組合では取り扱われへんので協議会を別につくってそして入れていくという形になってきてますので、これをなくするという話がありましたか、高瀬議員。 ○高瀬議員   そういう話まではなってないです。 ○村井正議員   頭数なんですけど87頭がふえて1,800万円になるのか、それとも全体的に損害額がアップしてるからそれがメーンなのか、そこら辺はどうなんですか。 ○高瀬議員   87頭、頭数の話の説明だけだったのでそういうふうに理解してるんです。87頭ふえたからこれだけふえてると。 ○村井正議員   そうしたら、その理屈で言うたら6,200万円で2,755頭でしょう。それで87頭で1,800万円というたら悪く言えば病気のばっかしにかかる頭数がふえたみたいな理屈になってしまうんですけども。ですから全体的にそういう病気がかかりやすくというような傾向があるからかなというふうに、今の頭数から言うたらそない思ったんですが、そこら辺の説明がわかればということで。 ○高瀬議員   そこはわかりません。87頭だからこうなりましたという説明で、私もちょっとそのとき納得してしまったものですから、言われてみれば割合的にはちょっと合わないなっていうふうには確かに今おっしゃればそうですね。 ○村井公議長   それでは、この農業共済事業運営協議会につきましてはこれで終わらせていただきたいと思います。  次、北はりま消防組合議会、高橋博久議員。 ○高橋議員   第22回北はりま消防組合議会定例会の報告をさせていただきます。  去る2月9日に開催をいたしました。  まず初めに議員協議会で報告事項がございまして、平成28年度の火災・救急・救助の概要についてでありました。それはこの裏側にコピーを、配付いたしておりますのでごらんいただきたいと思います。  本会議付議事件でございますけれども、第1号議案が平成28年度北はりま消防組合一般会計補正予算(第5号)でございました。決算見込み、また従来の関係見込み等によりましての決算で、そのとおりに減額の補正でございました。歳入歳出総額からそれぞれ6,396万5,000円を減額して、歳入歳出予算の総額が52億8,395万円になったものでございます。  第2号議案は、平成29年度北はりま消防組合一般会計の予算でございました。歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ25億2,039万1,000円と定めるものでございました。  主な内容としましては、消防施設費で多可町の2つの出張所の設計管理委託料に4,970万円。西脇及び加東の消防署工事請負費で5,824万円、また備品購入費として化学消防車1両の更新があるようでございまして、これが7,800万円というのが計上されておりました。ちなみに、西脇、加東の工事は繰越明許で来ておりますのでそれにプラスされるものだと思います。  なお、参考までに各市町の負担金の内訳の別紙を添付いたしておりますので御参考までにごらんいただければと思います。  簡単な説明でございますけれども、以上を報告といたします。 ○村井公議長   報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして、何か御質疑ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、この報告はこれで終了させていただきたいと思います。  次に北播衛生事務組合議会、坂部武美議員、お願いいたします。 ○坂部議員   それでは北播衛生事務組合議会の定例会の報告を。2月9日の出席者は高橋議員、それから古西議員、私の3名で出席しました。  議案ですけど、先ほどからありますように平成29年度の北播衛生事務組合の一般会計予算が議案でございました。裏面に歳入歳出つけておりますけれど、総額で2億2,114万5,000円という形でございます。昨年度より2,215万円減となっております。  主なものをちょっと報告させていただきたいと思います。表に戻っていただいてまず歳入のほうでは、第1款で分担金及び負担金で昨年度よりも2,061万7,000円減少しておりますけど、主なものは28年度までは交付税措置が建物分ですがあったんですがそれがなくなりましたのでその分でございます。  ちなみに負担金なんですけれど、西脇市が5,404万円、それから小野市が6,597万4,000円、加東市が8,317万9,000円となって、これが下に米印で書いてますが規約の第11条で負担金が原則として最近の年間し尿搬入実績に分賦するという形でございます。ちなみに25、26、27年度の実績は、1月に古西議員のほうから報告ありましたのでその分をまた参考にしていただければと思います。  それから第2款使用料及び手数料、昨年度予算より153万3,000円減少した。これがし尿浄化槽汚泥等の使用料、搬入量減少によるものでございます。  ちなみに、昨年よりし尿で約2.3%、汚泥で約4.2%の減少をしております。  次に歳出ですけど第3款施設管理費、光熱水費の電気代も同じことなんですけど汚泥処理量の減少によって、し尿も含めて昨年度より210万円、要は搬入量が少なければ電気代を使うのは少ないわけですのでその分が減っております。  それから工事費の中に井戸水のポンプ、それから配管等が800万円計上されております。昨年度は井戸水を確保するためにボーリング等の工事費で2,700万円入ったんですけど。ことしはポンプ代と配管という形がありました。  質疑ありました。実はこのポンプ代の800万円に関してなんですけれど、小野市の山本議員のほうから井戸水のポンプで今800万円上がっとるんですけれど、平成25年に基本方針というのが出されてるんですね。その中には下水道へ放流等、今は実際に川へ流してるんですけれど下水道放流等4案が示されて、なぜ井戸水に確保も決定されたのか、明確じゃないんじゃないかと、決定した理由はという形の質疑がありました。  管理者のほうから施設の維持管理を考えた場合、先ほど言いましたように下水道への放流を管理者会で決定しました。今川へきれいに最終処理行って放流しよんねんけれど、それをずっと続けよったら最終処理までの施設の維持管理がかなり費用がかかるので、要は一部処理なんかをしながら別のほうにつなぐことが基本、これ基本方針なんですけどそれによって維持管理費を少なくしようという形なんですね、それを25年に決められてるんですけれど、そのためにはどっちにしろ希釈する、薄めたりするのに水が必要やと。  河川法の関係で、近くの川あるんですけれど水をとってくるということは河川法の関係でだめなんですね。だめなのでくみ上げることはできないので、よって井戸水を掘って希釈をするための水を確保するんだという形です。問題はそこまで追求しなかったんですけど、25年に管理者会で今まで川へ放流しとったものをなぜ下水道へつなぐんやというのが組合議会のほうへ出されてなかったみたいな感じなんですね。実際、事務局のほうもそれは出してませんという形をおっしゃってましたんで、山本議員がそれを言うたったんですけど、要は管理者会の中で下水のほうへつないどる、その方法としては4案というのは例えば汚泥もし尿も一旦その中でそのままざっと薄めて希釈して、普通の下水と一緒ですね下水道に流すとか。汚泥だけは沈殿させてその上のろ過したろ水とし尿を希釈して下水に流して、4案は今検討はされておるんですけれど、いずれにしろ水が出たら下水のほうへ流すという方向が出てると、それで行きたいという形の答弁がありました。一応、全員一致で可決しました。以上です。 ○村井公議長   ただいま報告がございました。
     北播衛生事務組合議会の報告につきまして、何か御質疑ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようですので、組合議会の報告はこれで終了させていただきたいと思います。  それでは次に、研修報告をお願いしたいと思います。まず初めに高瀬議員。 ○高瀬議員   去る1月16日から18日までの3日間、大津市のJIAMで行われました地域産業のイノベーションという研修を受講してきましたのでその報告をさせていただきます。  これは、議員研修というよりも一般職員向けの研修に議員も参加してもいいよということで参加したものです。タイトルからしても集まってきてる方々っていうのは全国の、いわゆる西脇で言うと商工観光課のようなところにいる人が中心でした。議員も五、六名、全体が40名強のところ、議員が5名ぐらい参加しておりました。  ちょっと横文字がわかりにくいっていう人もいるのでイノベーションということなんですけども、いろいろ訳されてるんですけども日本語では革新ということで、いわゆる改革になると従来からあるものを改善して新しくしたっていうことになるんだけど、これは革新ということで今までなかったものから新しいものをつくり出すというようなイメージで捉えてもらったほうがいいんじゃないかっていうふうに思います。  具体的に言うと、報告書の中でも書いてるんですけども例えば昔だとウオークマンとか最近で言うとスマートフォンみたいな、いわゆるそのものの製品とかサービスが世の中に出てくることで、人の動きというかそういうものまでに影響を及ぼすようなものというふうに考えていただいたらいいんじゃないかなというふうに思います。  私がこの研修をなぜ受けたかというと、西脇が今景気がいま一つよくなくて、例えば西脇のファッション都市構想とかああいうものを政策として進めることによってもっと人口増だとか、内輪の景気をもっと活発にしようじゃないかっていうああいうものもいわば一つのヒントとなるアイデアだとか、いろいろ過去の経験とかそういうものを材料として新しい発想のもとに事業をつくり出していくというようなことになろうかと思うんですけども、そういうものを進める上での手法といいますか、ちょっと勉強とかそういうことに取り組まれてる全国の人たちの輪の中に入ってみたいなというふうに思って受講しました。  話が長くならないために簡単に言うと、ここに1つ絵をつけております。ここに縦軸のイノベーションの価値ということで上が高い、下が低いということで。それで横軸が信頼性という左が高い、右は低いというふうに書いてるんですけど、この点がそれぞれ市民のアイデアであったり意見だったりとかするとイノベーションというのはやはり新しいものを考えたりつくっていくわけだから、余り人が思いつかないようなところでなおかつ革新をもたらすみたいなところにあるものだから、位置的にはこういうイノベーションの的というふうに書いておりますけども、こういう位置づけになるんじゃないかなというふうに思います。  こういうことをこれからも我々議員としていろいろ知恵を絞っていかないといけないんだけども、そうするとこの一つ一つの点に当たるところが今の議会報告会だったりとか、きょうも話に出てたいろんな市内の団体との話をしてる中でヒント的なものが見出されてきて、それをもとに新しいものを考えていくというそういうところを我々も気をつけながら、きょうも話になった議会報告会等々いろいろあるんですけども収穫できたそういう情報を今後我々の議会の中での政策等にも生かしていくという意味で、今回の研修というのはそれなりに有意義であったんじゃないかというふうに考えています。以上です。 ○村井公議長   ありがとうございました。ただいまの研修報告につきまして、何か御質疑ございましたらしていただいたらと思いますが。 ○林議員   私も報告書読ませてもらったんですけど、もう一つよくわからなかったんですね。  端的に言いまして、この研修を受けて高瀬議員が西脇市あるいは西脇市議会に何をフィードバックできるんですか。 ○高瀬議員   テーマがイノベーションなんで、具体的にこういうことをやったらええというのは簡単に正直言って出てこない、ゴールをいきなり提示するというのはできないと思います。ただ、フィードバックという意味でいうと議員もいわゆる市民の代表としていろんな情報に接したりとか行政に話をする場っていうものが当然あるわけだから、そういう市民と行政のパイプ役としての位置づけをもう少しシビアに考えてやったらええんやないかという提案ができるんだけども、じゃあ具体的に林さんに私がこういうことをせなあかんでとかそういう教育ではちょっと違う。考え方のヒントであって具体的にここに何ができるというような研修では、ちょっとそういう性質のものとは違うんじゃないかというふうに思ってるんですけど。 ○林議員   今、例えば議会報告会とかあるいは一般会議のような中から、いろんな住民の意見聞いて見出すような話をされたんで、じゃあ今過去に議会報告会とか一般会議されてこれが私抜けとったから、この間聞いたこれはこうかこうしてもうちょっと、反省を込めて西脇市の行政であるとか市議会に提案できてたなというような事例はありましたか。 ○高瀬議員   今のところ、そこまでいうのは正直言ってないです。議会報告会の中で上がってくる意見というのが割と市民にとって身近なところの改善であったりだとか、いわゆるそういうものが中心で市全体をこうしていったらいいみたいな意見というのは、例えば工場誘致が必要やったとか会合できる場所をもう少しあったほうがええとかいうような意見は個々には出てくるんですけども、そういう意味でいうともうちょっと具体的なヒントになるようなものというようなものは正直言ってあんまりないんです。  じゃあ逆にないからいいんやないかということではなくて、出てくるようにするためにはどういうふうにしたらいいのかみたいなところも今後考えていく、ただ単に何かお困りのことありませんかじゃなしに、そうすると何かテーマを設けて議論したらいいんやないかということにも行きつつあるんですけど、そうするとまた逆に意見が出にくくなるから何でもいいから意見が出やすくなるような場面をつくって、その中からいいやつを引き上げるみたいなことのほうがいいかなという気もするんですが、ちょっとそこのところはまだ正直こうあるほうがいいというとこまで頭の中整理できていないです。 ○村井公議長   それでは、高瀬議員の報告はこれで終わらせていただきたいと思います。  それでは次、林 晴信議員、地方議会における政策サイクルと議会評価モデル研究会の参加報告書をよろしくお願いいたします。 ○林議員   去る2月7日、先週の火曜日だったんですが第6回。これ臨時会だったんです。実は前回で終わりやったはずなんですがちょっと積み残しがあったんと、それから3月25日にフォーラムを都市センターホテルほうで行いますんで、その打ち合わせを兼ねたものが行われたんで参加をしてきました。  いつも10時からなんで私10時やと思って行ったら実は1時からやってちょっと困ったんですけども、内容は所感に書いてあって、一番気づいたのがやっぱり西脇市議会が予算であるとか決算であるとかの審議するときの着眼点として時間軸で言うと3つ、過去(決算)、現在、これは執行中のものですね、それと未来(予算)という視点がなかったかなっていうふうにちょっと思いました。  特に予算のときに、現在執行中のことを聞くことはたまに見るんですけども、やっぱりほかのところは常に各議会中に執行中の重点事業なんかは報告全部受けてるんですよ。受けた上でやっぱり予算であるとか決算に臨んでおられるんですね。我々は、例えば決算であれば決算書だけ見てるんですよ。予算であったら、決算書は多少参考にしても予算書しか見てないんですよ、前年度の予算書であっても予算書しか見てないんです。ここっていう視点がやっぱりトップレベルにある審議やってるところとは違うかなというふうに思いましたね。ですから、やっぱり我々もきちっと重点事業とかを定めて定例会のその他の部分ででも理事者のほうから執行中の執行報告というのをもらっていかんとだめだろうな。  監査っていうのは定期監査で行政監査やってますんで知ってるんですよ、実は。でも議員さん知らないんですよ。ここがやっぱり一番問題だなと思います。これは行政評価にも後々つながってくるんだろうなっていうふうに、これ一番思いました。この視点が大事だというところですね。  それとその行政評価西脇市議会も導入は決まっておるんですけども、行政評価もただ単に事業だけを評価していって本当にいいのかって、これは会津の松崎さんが言われておったんですけども、私は事業を評価をするんじゃなくてその上にある施策であったり政策を評価していかんとだめだろうと、議員というのはね。事業の評価は各課担当課がやっていって、例えば1,000人来たら1,000人、達成率が何ぼやったっていうようなことをやってたらいいんであって、議員ていうのは例えば1,000人が九百何人でしたと。例えばそれが1,000人達成したって本当にそれが政策の達成にどのぐらい寄与してるんだっていう着眼点を持たんとだめだと。たとえ事業が達成してても、政策が達成してないんであればそもそもその事業が間違っとるんじゃないかと、方向がというような議論を議会としてはしていかないとだめなんじゃないですかっていうような話をされておったんで、なるほどなというふうに思いました。だから、西脇市議会もやっぱり行政評価っていうのを導入するのは決まってますけども、評価する折にはそういう視点でもって、もちろん事業も評価するんですけども中で行政評価っていうのをやっていかんといかんなというふうに思いました。  それと会津なんかは特に、我々は委員会で決算でも予算でも委員会申し入れ事項ということをやりますよね、会津は決議っていう形でやってるんですよ。議会の意思をやっぱり示してるんですよね。我々決議いうたらいちゃもんつけとんのかというような、松崎さんの言葉を借りればほかの議会から予算書に傷をつけてるんじゃないですかっていうような、そんなんできるんですかいうようなことを言われてましたけども、何で決議を上げることが傷つけることになるんやと、その考え方自体おかしいん違いますかというふうに言われてそのとおりやなというふうに思いました。  我々も実は昔に、水道料金値上げのときに低所得者への配慮が必要だという決議をやってるんですよ。そういう決議を議会でもやってるんですね。そういったことをもう一度思い出して、別に毎回毎回決議する必要はないんですけども、これはと思ったものはやっぱり決議というような形をとっていって、議会の意思をきちんと市民にも示すというのは大事だなっていうふうに思いました。  それで全6回出してもらったこの研究会の中でですが、資料に西脇市議会バージョンの予算決算におけるサイクルと政策サイクルっていうのをつけておると思うんですが、これが私は西脇市議会にこういう形で政策のサイクルっていうのは導入していったらどうだろうっていう考えをまとめさせて、パワーポイントで書かせていただきました。  大事なのは今やってることなんですよ。今やってることで一番大事なのは意識することです。予算審議のときには決算のことを意識しながら予算審議に臨む、決算の折は予算のことを意識しながら臨めばそれはやっぱりサイクルになってくるんですね、要はつないでいくんですよ。つなぐことを意識していったら、こういうサイクルっていうのはぐるっと円を描くようにできていくなというふうに私はこの1年間行かせてもらって思いました。  意識していくと必要なものがいっぱい出てくるんです。これはやっぱり行政評価要るん違うかと、予算も単に予算書が出てきた段階でやるんじゃなくて予算の準備っていうのが必要なんじゃないかと。じゃあ予算の準備やるのはどうやったらいいかといったら、毎定例会ごとに執行状況をやっぱり聞いとかなあかんよねというようなことが思えてくるんですよ、だから意識すること。西脇市議会に足りなかったのは、この意識っていうのが一番足りてなかったん違うかなっていうふうに思いました。  意識しますと、私が今ここに出してる予算決算のサイクルね、これ全部今はやってることの継ぎ足しなんですよ。行政評価とか予算審査準備というのはないですけど、例えば決議であったり委員会申し入れ事項もやってますし、この間決算で初めて、ちょっとまだわからへんなっていう問題については文教民生のほうに学校図書室の問題であるとか福祉タクシーの問題振ったでしょう。ああいったことを次はその次の定例会で回答してもらう、あるいはまだそこで未完成やったら次の定例会でその調査内容の報告をもらうと小さなサイクル回ってるんですよ、ここで。1年間という大きなサイクルがあって4年間というサイクルが出てくると。来年度こうしましょうとかいうのがサイクルになってくるんですね、こういったことを意識していくのが大事かなというふうに思っています。  予算決算の審査フローっていうのを書いとるんですけども、まだ予算審査準備とか行政評価はやってないですけど、予算及び説明会してもらって決算のときにやりました情報共有のための議員間討議やっていく、こういうのも全部事前準備ですね、そして予算決算の常任委員会に臨んでやっていったら。  今ここにも書いてますように、委員会申し入れのとこABCD4つ、附帯決議とするか委員会申し入れとするか、あるいは決算常任委員会か文教常任委員会へ調査付託するか、あるいは意見集約不可能ですよという形、この4パターンの形にやっていくんかなというふうに思っております。  政策サイクルにしましても、今西脇市議会特定所管といって1年間通じてやってるんですよ、事業については。そういったところにいろんな形からもうちょっと議会報告会とか一般会議からフィードバック、請願とか陳情から出てくる意見を特定所管に入れ込んでいったりとか、一般質問から特定所管に、じゃあこれ一遍やろうよとかやっていったりという形があっていくと、最後は条例制定にできるもんは条例制定していったらいいんですけども、それは決議という形もありますし単に委員長報告で執行部に対する提言という形。ということは単に従来にやるような議会、昔私らも聞いたんですけども議会というのは賛成か反対か修正しかないんやというようなことを言うてましたけども、やっぱりそこに政策提案っていうのを入れていきますとこういう形でサイクルっていうのはできますと。これも何か新たに全く新しいのをつくるんではなくて、今西脇市議会がやってることをちょっと意識をしていく。  今、高瀬議員がイノベーションという言葉を使いましたけども私はリノベーションと言います。今やってることにプラスアルファしてさらに価値を高めていくっていうような手法をとっていけばどうかなというふうに思います。  この条例制定法案の中にも政策討論会っていうような形が出てきています。実は政策討論会、今議員協議会でやってるような形をちょっと想定しております。これはやっぱり政策討論会として分けて、議員協議会を例えばそこで一旦閉じて、今から政策討論会しますよというふうな形、これは議長主催でいいと思うんですけどもやっていって中間報告もきっちりやる9月にはね、12月にはやる、12月でやりきれない場合は当然延長ということを今やってますよね、やっていくような形をやっていったらどうかなというふうに思っています。  かいつまんで言うと以上です。 ○村井公議長   ありがとうございました。ただいまの報告につきまして、何か御質疑ございませんか。 ○高瀬議員   先ほどの説明で事業の評価をするんではなくて政策の評価をせんとあかんみたいな話をされた。                  〔発言者あり〕  例えばある政策のもとに行った事業が2つあったとして、その政策を評価するためにはやっぱりまずは事業の評価をしないといけないと思うんですね。その事業の評価は高ければ普通は政策の評価も高なる、そこなんですよ。高くなると思うんだけど、私的には。ただ事業の評価が高いのに政策の評価が例えば低かったとしたら、その政策のもとに行った事業そのものを選んだことが悪かったっていうかそういうことでいいんですかね。                  〔発言者あり〕  政策的に例えば人口をもっとふやそうとか、こんな減らさんようにもっと歯どめをかけようみたいな政策があって事業やったんだけど、政策の評価って人口が本当にふえたかどうかっていうのは政策の評価であると考えていいんですよね、そうすると事業と政策はまた違うもんだという説明はそういう例で考えると何となくわかるんですけどね、ちょっとそこのところの事業評価と政策評価の関係を教えてください。 ○林議員   政策ね、どういうのを政策と捉えるかっていうのはあるんですけども、実は総合計画いうのが西脇市ありまして今ちょっと後期計画になってるんですけども、そこにただちょっと西脇の総合計画は漠然としておりますんでアクションプランのほうを見てもらったほうがわかりよいかなっていうふうに思うんですね。アクションプランの中には政策・施策・事業って書いてあるんですよ。書いてあって、じゃあその事業が政策に対してどのぐらい貢献してるんだ、これを100%やってその政策がどの程度貢献できる。その施策も政策に対してどのぐらいの貢献をしてるんだということまで議会は考えていかんとだめですよっていうことなんですよ。だから当然、施策を評価するために事業自体も評価したらだめなんですよ、事業も見ないとだめなんですよ。でも事業を100%達成したからといって必ずしもその施策が100%達成できるかっていうと違うんですよ。そうなったこと自体この事業じゃだめなんじゃないかと、もっと違う事業のほうがいいんじゃないかっていうようなことを議員さんは提案していかんとだめですよということを言われとるんですよ。  所感にも書いてましたけども、山の頂上は一緒でも登るルートっていうのはいろんなルートあるはずなんですよ。例えば子育て施策とかいっぱいあるわけですよ。保育園の無料化がええんか、それよりも認定こども園の事業内容の強化がええんか。それと全く別の子育て施策やったら、前も議論あったんですけども給食費無料のほうがええん違うかとかいろんな施策っていうのはあるわけ、いろんなところが実施してるね、その中でどの施策を選んでいくかっていうのはやっぱり事業を評価していく中でそれが施策に対してどんだけ貢献してるんか、政策に対してはどんな貢献してるんかっていうことを見ないとだめですよということだと思うんですよ。そこまで議員さんができますかいうたら、それはまた難しい話かもしれませんけども、少なくとも議員間討議とかやっていく中でこの西脇市の政策決定をどうやっていったらいいんだろう。その例で予算にこうのがええん違うかとかいうようなことを言っていくのが議員の務めじゃないですかということを会津若松市議会さんなんかは言われてます。私もそうだなっていうふうに思いました。  この政策サイクルの表とか今お示しをしてるんですけども、この政策サイクルの表に基づいて、私3月25日に発表させてもらうんですけどもいいですか。 ○山口事務局長   ちょっと、暫時休憩お願いします。 ○村井公議長   暫時休憩をお願いします。                 休憩 午前11時25分            ───────────────────                 再開 午前11時39分 ○村井公議長   それでは協議会再開をいたします。  先ほどの報告案件につきましては、議会運営委員会でも取り扱っておる事柄でございますので、次回議会運営委員会のほうでまた協議いただくということでお願いをしておきたいとこのように思います。  それでは次に研修報告、よくわかる市町村財政分析基礎講座ということで寺北議員及び高橋議員のほうから報告お願いいたします。 ○寺北議員   去る1月16日、17日、東京の日野市で高橋議員と2人で、表題がよくわかる市町村財政分析基礎講座でしたけどもよくわからなかったです。それが一番大きい感想ですね。  この研修を受講しようと考えたのは、やはり新庁舎と市民交流施設の建設で一応今のところ59億円という数字が出ておりますので、市民の皆さんにも今後の市の財政いうのは大丈夫なんかという声がよく聞かれます。そういった点で、私自身財政問題いうのは不得意でありましたので、この機会に一から一遍勉強してみたいなというふうに思って参加したわけなんです。  この大和田さんの研修会には何名かの議員さんが過去これまでにも参加されてるみたいなんですけども、私自身はこの研修に参加して一番最初に思ったのが、説明の中で執行部に予算編成権がありますよと。それに対して議会は予算修正権、こういう言葉初めて、予算を修正する修正するという言葉は私も使ったことあるんですけども、議会は予算の修正権を持ってるんやと、だからそれをもっともっと活用してくださいということなんです。  それはどういうことかといいますと、理事者サイド、市長サイドは市民の皆さんから直接選ばれて、そしていろんな市政を執行していくと、予算も編成していくと。それに対して二元代表制と言われてる我々議会の側は、やはり市民から直接選ばれてる側として理事者が出してくる施策、政策、いろんな事業等々、それに対して予算を出してきたやつに対する修正を加えるその権利を持ってるんやと。ということはどういうことか言うたら、市民の皆さんの意見・要望等々をいろんな意味でそれをどう市政に反映させるかいうことが修正権いうことにもつながってくるんかないうのを、改めて修正権という言葉で言われると私自身そうなんやったんかという形で正直びっくりしたような、修正いう言葉は使ってたけども修正権いう意識はそこまでなかったかないうのは正直なところなんです。  それとこれ参加する上において、ヤフー等で地方財政状況調査関係資料いうのを打ち込んでもらったらいろんな資料が出てくるんです。決算カードから財政状況調査表とか財政状況資料集とか、これを我々、正直私自身は今まで活用してなかったんです。私が議会へ出て最初のころだったと思うんですけども、いろんな本を読む中で決算カードいう言葉を初めて知った折に、財政当局に決算カード欲しいんやと言った折に出してくれなかったんです。20年ほど前は、当局は決算カードを我々にくれませんでしたね。ということで、決算カードそのものはもう諦めてたんですね。それが法律が変わったりして、財政健全化法ですか、それから地方分権一括の関係でそれが普通に出せるようになって、また総務省の中でもインターネット等でそれが入手できるというようなことがあって、私自身正直そこら辺怠ってたないうのが反省としてあったんです。いろんな資料が総務省からインターネットで出てきます。これを我々自身がもっともっと活用せなあかんの違うかないうのが正直一番最初に思ったことなんです。  今回参加していろんなことを勉強しようと思ったんですが、それよりもこの分析多いのを皆さんにも、8枚の分析表を、数字入れたやつを事務局からメールで送らせてもらったんですけど、これはペーパーで渡すよりもメールで送ったらあと追加できると。26年度までのやつをつくってますので、27年度とか28年度とかいうことで今後皆さんに活用していただきたいなということでメールで送らせてもらいました。  その中で、やっぱり決算額の推移ということではいろいろあるんですけども、目的別歳出とかこれは議会費とか総務費とか等々の目的別歳出ですね。それとか人件費とか扶助費とか補助金等々の性質別歳出、これは理事者から出てくる資料に必ずついておるんですよね。しかし正直、私意識してそれ見てなかったんです、私自身は。反省点として思うんです。それがやっぱりこの西脇市の市長サイドの市政運営が出てるわけなんですよね。どの歳出をたくさん出してるか出してないか。これを今度は1人当たりに私は置きかえなあかんと思うんですけど、大きい小さいがありますから。それを私は最低北播の三木から、5市1町の、1町は別にして5市の数字として1人当たりどういう歳出の仕方をしてるんかいうのを我々自身がもっともっとその数字を追っていかなあかんの違うかなというふうに正直今回思いました。だからできたらもっともっと時間をとって三木、小野、加西、加東、西脇の決算状況もインターネットで決算カードありますから、それで同じような資料を全部つくってそれを1人人口で割って、それぞれがどこに比重を置いて施策をやってるんかということを我々自身もっと見なあかんの違うやろかというふうに正直思いました。  目的別歳出にしても議会費とかいろんな農林水産業費とかいろいろありますよね、それも年度によってここの順位づけいうのがあるんですよね、私がつくった中にも目的別歳出の科目順位とかいうのあるんですが、これは一番たくさん民生費に使ってるな、何々に使ってるな、それが逆転したりするときがあるわけですよ。教育費が下のほうにあったりちょっと上がったりとか土木費がとか、それは何やいうたら単年度で見た場合に中学校の建設改良が入ったから教育費がぐんと伸びたんやな、道路建設があるから土木費がいうそういった一つ一つのやつを、これは10年やったら10年で経年で見たらこの年になぜ土木費が、この順位で言うたら例年よりも上になってるんや、教育費が下がってるんや上になってるんやいうのをもっともっと長期的な目で見なあかんの違うかないうのは正直思いました。  そういった中でやっぱり我々自身が、この私らが参加した講座の目的いうのは議員さん相手だけじゃなしに市民の皆さんにも参加してもらって、そして財政白書を市民の皆さんがつくってくださいよというようなことをずっと運動されとるんです。そういう面でいえば、所感にも書かせてもらったんですけどもたくさんのところで財政白書いうのはつくられとるんですよ、市民の皆さんが一生懸命。それは自分とこの市を中心にしながら近隣とか類似団体の歳出歳入をいろいろ分析する中で、自分とこの市の特徴は何やと。もっと福祉施策について努力してほしいとか、教育分野について努力してほしいとかいうことを市民サイドで言われてると。それを我々議員サイドも自分自身の問題として、民生費が多いから民生たくさん充実してるんやないうたら、それは国庫支出金、県支出金等で扶助費等々は国の負担が何割、県の負担が何割、それから市の独自の負担が何割いうのありますから国県がたくさんやってたら市も当然ふえてくると。それは民生費がふえても、西脇市がようやっとるんかいうたらイコールではないと、単純に言えば。単純に言えばイコールではないということをもっともっと我々自身は、そこら辺もきちっと見ながら単年度のそれぞれの予算の事業いうのを研究していかなあかんの違うかな。  しかし、我々の今までの私自身の反省も含めて、予算決算のあり方いうのはこの事業が去年よりようさん予算ついてるんやけど何でやとかいう近視眼的な物の見方で予算審議、決算審査そのものをやられてたんじゃないかいう反省を大いにしました。だから大きい目で、ここ何年間の予算の移り変わりを見ながら西脇市の今回の予算はどうなんや。去年の決算はどうやったんやというのをもっともっと見ていかなあかんの違うかないうのが正直思っとる。  私はきょうに向けてこの数字を何とか埋めなあかん思いましたので、まだこの数字埋めた分析表をつくった上での分析いうのは正直全くできてません。これはこれから、今回の予算委員会もそうやしもっと長い目で見た西脇の財政をどう見ていくんかいうのを自分自身の課題として今後研究していきたいなというふうに思ってます。  高橋議員もいろんな思いを持たれたと思いますので、一言だけ高橋議員のほうからも報告させてもらいます。 ○高橋議員   私は寺北議員ほどたくさんのあれはなかったんですけども、所感にも書いてますように本当に近視眼的に去年と比較してという程度で常に見てたと。一番の気づきは経年的に見なければいけないというのが一番の感じたことでした。  それと色刷りでちょっとそれ今配付していただいてると思うんですけども、よく普通会計で名前は聞きよったんですけど普通会計と一般会計ってどない違うんかいなというのは正直ここへ行くまでわからなかったんですね。ちょっと一覧にしておりますので、それで普通会計というのはその4つやというようなんはわかったと思うんです。  それと地方公社と第三セクターのところで24番に一般財団法人西脇市住民サービスセンターとちょっと入れてしまってるようですけども、それ公社の間違いでございましたんで訂正をさせておいていただきます。  実質公債費比率とか連結実質赤字比率とか、名称的には受講前にこれはもう一回と言って予習もして行ったんですけれども、それがどういう範囲に入ってるんかというのも正直受講行きましてそうやったんかというそういうような数々の気づきをさせていただきました。十数年議員させてもらってこの程度で申しわけないなというような思いで帰ってきました。以上です。 ○村井公議長   今お二人の報告がございましたが、それにつきまして何か御質疑ございませんか。 ○村井正議員   この今先ほど配られた中で一部事務組合などというところの(22)の市町村共済職員退職手当組合、それから23の後期高齢者広域連合、これが実質公債費比率に該当しておるということなんですけども、私これはイメージ的にこういうの、これは西脇市が直接関与してないというかお金を出してるとこですけども、ここら辺のところがわからなかったんですがこの点について間違いないのかどうかというのを1点お尋ねしたいのと、もう一つは先ほど寺北議員のほうもこれは数字を入れただけでまだ具体的な評価はできてないと逃げを打たれておったんですけども、実際これずっと数字入れられて西脇の今の大きな問題として、課題点としてこういう数字は問題ないかというようなことがあったら、気がつかれたことがあったら教えてください。 ○高橋議員   一部事務組合に入っとるの間違いないかと言われるとなんですけど、これが入りました。これは決算カードの中にもありますので。 ○村井正議員   私はそれはあるんでわかるんですけども、公債費比率に、これも中身がその分も含めてるんかどうかというのをちょっと確認したいということなんです。 ○高橋議員   ですから、行ってこれも入りますということで。  それと一応寺北議員に分析を埋めていただいたんですけども、今度この分析表をもとに総括表をこしらえて、例えば折れ線グラフでしてますと年度の流れがわかると。例えばリーマンショックの年にはこんなことが起こっとるなとか、そういうことが読めてくるというようなお話も聞かせていただいて、それをやらないかんな言うてこの間寺北議員とも話してたんですけど、エクセルのこのあれを利用して円グラフをこしらえるとか、折れ線グラフをこしらえる方法があるんだと思うんですけど、また誰か得意な人にちょっとお願いしてつくってもらえたらなというようなことを思っております。以上です。 ○寺北議員   逃げ打ったん違うんです。全くまだできてません。 ○東野議員 
     また皆さんで一緒に勉強したらっていう形で思います。私も講義を村岡議員と3年前に受けましたけど、例えばここの表の中で特別会計、公営企業会計、ここの分類という形ではちょっと表として成り立っていないというのは皆さん見られてわかられると思うんです。どういうことかというと、例えば特別会計というのは要するに後期高齢者医療特別会計ここまでですね。その下は公営企業会計、要するに一般会計はそこの一般会計のとこの部分、それから普通会計は確かに一般会計から茜が丘の特別会計までなんですが、その下はもう特別会計ですね。その特別会計は8番までが特別会計、下は企業会計ですね。  それから先ほどの質問の一部事務組合という形の負担金の問題については実質公債費比率の中に入るんですが、そこの例えば北はりま消防組合の決算が西脇市の実質公債費比率の中には入らない。だから負担金として一般会計から負担金入ってるという形では、ここの運営というのは見ないといけないということなんだけど、ここの会計そのものが実質公債費比率の中には入ったりしないんです。そういう意味合いでわかっていただけますでしょうか。  ここの表でだったら、将来負担比率についても全部のやつを見渡してしないといけないというこういう意味合いはわかるんだけど、一部事務組合のそれぞれの会計が西脇市の実質公債費比率には入りませんよということなんです。西脇市が負担をしてる部分、そこの部分は当然一般会計の中の負担金の中に含まれていますからその中では入りますが、そういう意味の表のやつでイコールじゃないですよというだけです。一緒にここはまたお互い勉強し合ったらと私思うんです。                 〔発言する者あり〕 ○東野議員   特別会計っていう形というのは、要するに水道事業会計や病院事業会計、これは公営企業会計、法定企業の公営企業会計という形で横に来ますでしょう。だから特別会計という形で言うたら2から8までの表でないといけないんではないですかということだけなんです。 ○寺北議員   公的な資料の中に公営企業と公営事業に分かれてんねん。だから公営事業というわけ、特別会計を。だから普通会計と公営事業会計と公営企業会計の3つになんねん、そういう分類の仕方みたいやね。それは公的な資料がこういう書き方してんねん、私らが勝手にまとめたんじゃなしに。こういう言葉使うてるのは私も最初違和感あった、公営企業と公営事業の違いがね。太陽光もその下になってんねん、また公営企業の中の法が非適用いうことで、企業法の非適用いうことで。だからこういう分け方してたよ。だから正しいかどうかは私はわからないんやけども、公的な資料がこういう分け方になってましたね。 ○東野議員   もしかしたら私の認識の間違いなのかもわかりません、今そういうふうに言われて。一般的には一般会計、特別会計、それから公営企業会計というの当たり前、その3つの分類という形ですが、ここの場合やったら大きく一般会計と特別会計、その中にまた普通会計、公営事業、公営企業、ちょっと私の認識が間違ってるかもわかりません、済みません。 ○村井公議長   ほか、御意見ございませんか。12時少し回りましたけど、一応これで終わりなんですが、ほか御意見なければ。                 〔「なし」の声あり〕  それでは研修報告はこれで終わらせていただきます。  その他に移らせていただきます。 ○山口事務局長   事務局から3点御報告を申し上げます。  まず1点目はレジュメに記載しておりますとおり、次の議員協議会ですけれども4月11日の火曜日ですけれども午後の1時半からということはちょっと午前中、他の事業とバッティングしておりますので午後の1時半からお願いしたいというのが1件目です。  2件目はこの月の16日、2月16日の木曜日ですけれども午後の4時30分から市役所の庁舎の防災訓練を行います。ですので、もし控室に議員さんらがいらっしゃいましたらそういうことで外に逃げてくださいというふうなアナウンスで、また事務局も控室回って避難してくださいというようなことでお願いすることになりますので、もしいらっしゃいましたら御協力をいただければありがたいと思います。  そして次3点目ですけれども、いよいよ年度末を迎えますので政務活動費の報告書のほうを御準備いただきたいと思います。きょう、先ほど林議員さんのほうからもありましたように、できましたらその政務活動費に関係するものは全て上げていただいて、それでその中で4万4,500円をこれに充当したというような形で報告をいただければありがたいと思います。といいますのは、実際4万4,500円を超えて使われているけれども該当分だけということになりましたら、本来どのぐらいの活動をされてるかということが見えないと。今後、議員さんの活動とかの参考にもなるかと思いますので、一応今条例で定めております政務活動費の対象になるものは全て上げていただくという方向でお願いできればというふうに思います。  いろいろと今回から領収書の添付ということもございますので、それをホームページで公開ということもありますのでいろいろと調整事項が出てこようかと思いますがよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○村井公議長   その他として次、副議長。 ○岩崎副議長   それでは、いよいよあすになりました議場開放について少しお話をさせていただきます。  今現在、きのう現在の夕方で91名の方の申し込みがあります。そしてメールで送らせていただいておりますが、それぞれ議員さんがまだの方、1名に対してお二人まで紹介をしていただきたいということでまだの方は早急にお願いをしたいと思いますがよろしいでしょうか。 ○中川議員   まだ間に合いますか。 ○岩崎副議長   合います、十分。一応100名を締め切りにしておりますが130名ぐらいまではいけるということで、できるだけたくさんの方においでいただきたいとこのように思います。  そしてきょうお昼からリハーサルということになりますけれども、一応役割分担だけ今発表させていただきたいと思いますがよろしくお願いしたいと思います。  まず受付が寺北議員、中川議員、村井正信議員、岡崎議員。そして議場の誘導係が林議員、東野議員、宮﨑議員。誘導係の記者席、村岡議員。誘導係の傍聴席が古西議員、高橋議員坂部議員。そしてもう一点、誘導係のモニター室の誘導係が高瀬議員、松本議員。そして途中で質問を受けますので、その質問の際のマイク係、記者席が村岡議員、傍聴席が坂部議員。議場内におけます質問に関しましては議員が今使用しておりますそのマイクで質問をお聞きしたいとこのように思っております。出囃子が浅田議員、最後の花束贈呈が古西議員、そして司会が私、岩崎でございます。  そして今、昼も回りましたので大変申しわけございませんが1時15分からリハーサルを本会議場でしたいと思いますので、準備等ありますのでできるだけ短時間でやりたいと思いますんで、準備と簡単なリハーサルというんですか準備のリハーサルというのもございます。今回第1部が講演会になっておりまして、講演会が終了後第2部が落語ということで1部と2部の間の幕間を10分間利用しまして高座を組みます。その高座をきょう一応組んでみますので、そういったような準備等もよろしくお願いしたいと思います。また質問等があれば、昼からの1時15分からのあれに受けさせていただきますのでよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○村井公議長   その他として、議員の皆さん何かございませんか。 ○高瀬議員   きょう説明のあった5月16、17の初常任委員会、これは午前中だけと思って。 ○東野議員   むしろ1日。 ○村井公議長   1日のつもりでお願いしておきます。  それではないようですので、12時少し回りましたがまた午後議場開放、講演会等の準備もございますのでよろしくお願いします。  きょうは御苦労さんでございました。これで終了いたします。  ありがとうございました。                 △閉会 午後0時09分  平成29年2月14日                                 議員協議会                             議 長  村 井 公 平...