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平成21年予算特別委員会( 3月16日)

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  1. 西脇市議会 2009-03-16
    平成21年予算特別委員会( 3月16日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成21年予算特別委員会( 3月16日)            平   成   20   年   度       西 脇 市 議 会 予 算 特 別 委 員 会 会 議 録                 平 成 21 年 3 月 16 日                 平 成 21 年 3 月 17 日             西 脇 市 議 会                 予算特別委員会会議録
    1 開催月日      平成21年3月16日 2 開催時間      午前9時28分~午後3時16分(会議4時間37分)                        休憩 午前11時58分~午後0時59分                           午後2時36分~午後2時46分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長   池 田 勝 雄   副委員長   林   晴 信    委 員   坂 本   操   委  員   高 橋 博 久     〃    杉 本   巧    〃     村 井 公 平     〃    坪 木 季 彦    〃     北 詰 勝 之    議 長   藤 本 邦 之    副議長   寺 北 建 樹 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                             來 住 壽 一   副市長                            多 井 俊 彦   教育長                            三 崎 紀 男   理事                             安 田 善 彦   ふるさと創造部長                       藤 原 和 行   企画政策課長兼宅地分譲室長                  黒 崎 由紀夫   情報政策課長                         大 嶋 明 志   まちづくり課長                        村 上   茂   まちづくり課人権室長                     竹 内 徹 雄   防災対策課長                         村 上   収   総務部長兼秘書広報課長                    牛 居 義 晴   総務課長                           吉 田 孝 司   財政課長                           田 中 義 章   税務課長                           大 豊 三 郎   税務課収税対策室長                      片 浦 敏 明   会計管理者兼会計課長                     桝 田 安 則   選挙管理委員会書記長兼監査・公平委員会主幹          大 江 隆 子   黒田庄地域総合事務所長地域振興課長             戸 田 眞 吾   地域振興課主幹                        伊 藤 義 信   技監                             森 本 泰 之   建設経済部長                         能 瀬 啓 介   建設総務課長兼技監付主幹                   三 方 重 樹   建設総務課地籍調査室長                    吉 本   豊   都市住宅課長                         前 田 朝 一   都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹     嶋 本 隆 男   土木課長                           石 井 博 昭   農林振興課長                         橋 本   亨   農林振興課林務担当主幹土地改良担当主幹           飛 田 和 平   商工労政課長兼企業立地室長                  井 上 悦 雄   建設経済課長                         北 谷   修   福祉生活部長兼福祉事務所長                  杉 本 眞 三   福祉総務課長                         藤 原   進   長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長              安 藤 政 義   児童福祉課長                         櫛 原   修   福祉総務課保護担当主幹                    高 瀬 和 泰   市民課保険医療担当主幹                    野 添 昭 子   健康課長兼健康づくりセンター所長                 仲 埜 ひろみ   生活環境課長                         吉 田 廣 志   西脇病院管理課長                       岡 部 茂 喜   医事課長兼新病院建設室医療情報システム担当主幹          原 田 康 弘   西脇病院会計課長                       藤 本 信 子   教育部長                           杉 原 慶 一   生涯学習課長兼中央公民館長                  坂 部 武 美   教育総務課長                         小 西 明 美   教育総務課主幹西脇学校給食センター所長黒田庄学校給食センター所長 東 野 富美男   学校教育課長                         森 本 寿 文   学校教育課主幹兼教育研究室長                 遠 藤 一 博   人権教育室長                         古 家 幹 也   黒田庄公民館長                        藤 原 博 明   青少年センター所長                      垣 内 宏 康   地球科学館長                         今 村   健 8 出席事務局職員   事務局長   黒 田 辰 雄     事務局主幹   小 西 龍 雄   事務局長補佐 西 村 敦 子 9 傍聴議員     中 川 正 則    上 田 平 八    山 上 武 司     早 瀬 正 之    廣 田 利 明    藤 原 正 嗣 10 案  件 (1)一般会計   ① 議案第13号 平成21年度西脇市一般会計予算 (2)特別会計   ① 議案第14号 平成21年度西脇市国民健康保険特別会計予算   ② 議案第15号 平成21年度西脇市老人保健医療事業特別会計予算   ③ 議案第16号 平成21年度西脇市立学校給食センター特別会計予算   ④ 議案第17号 平成21年度西脇市老人保健施設特別会計予算   ⑤ 議案第18号 平成21年度西脇市公営墓地特別会計予算   ⑥ 議案第19号 平成21年度西脇市介護保険特別会計予算   ⑦ 議案第20号 平成21年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計予算   ⑧ 議案第21号 平成21年度西脇市後期高齢者医療特別会計予算 (3)企業会計   ① 議案第22号 平成21年度西脇市水道事業会計予算   ② 議案第23号 平成21年度西脇市簡易水道事業会計予算   ③ 議案第24号 平成21年度西脇市下水道事業会計予算   ④ 議案第25号 平成21年度西脇市立西脇病院事業会計予算                △開会 午前9時28分 ○池田委員長   ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  本日は、各委員公私ご多忙のところご出席いただきましてありがとうございます。  予算の委員長を務めさせていただきます池田でございます。副委員長の林委員ともども一生懸命頑張らさせていただきます。  3月も半ばに入りまして、風が少し寒いかなということも感じますけども、日に日に暖かさを感じることができます。梅の花に続きまして桜の花もぼちぼちつぼみが膨らみ出したように思います。  きょう、本日付託を受けました案件は予算でございます。特にというようなものでございますので、的確な審議をいただきまして、慎重に審議いただき、適切、妥当な結論を賜りたいと存じます。  なお本日の傍聴議員は、藤原正嗣議員を初め6名が出席していただいております。 ○來住市長   おはようございます。
     きょう、あすの2日間、予算特別委員会が開催されることになりますが、委員の各位にはご精励を賜りますようにどうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。  ご存じのとおり大変厳しい経済情勢といいますか、財政もそうでございますが、財政状況が続いておりますけれども、今年度は新たに土づくりセンターあるいは西脇病院がオープンをいたしまして、また次のステップに向けて頑張っていかねばならないと考えております。  また、それだけではございませんで、行政経営システムの確立等も完成をしてまいりますので、そういった意味からも意を新たにして次のステップへと結びつけていきたいなというふうに考えているところでございます。  今年度の予算編成に当たりましても、一般会計におきましては厳しい財政状況ではございますけれども前向きな予算を組んだつもりでございます。どうかよろしくご審議を賜りますようにお願いを申し上げます。  予算ということでございますので、来年度の市政運営に当たりまして広い意味からご審議を賜りまして、ご指導くださいますようにお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつにさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○池田委員長   それでは、ただいまから予算の審議に入ります。  審議は、款に沿って順次質疑を行ってまいります。  まず、一般会計の歳出から行います。  議案第13号平成21年度西脇市一般会計予算歳出の第1款議会費、39ページから40ページまで、理事者の方から何か補足説明ございますか。ございませんか。  質疑のある方はどうぞ。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは質疑を打ち切ります。 ○池田委員長   第2款総務費、第1項総務管理費、41ページから54ページまでを審議いたします。  質疑のある方はどうぞ。 ○坂本委員   まず全体、41ページなんですが、一般管理費で前年比較してマイナスの約2,000万下がってますね。これ多分職員さんの数が若干減るんじゃないかということなんでしょうけど、ちょっとそこのとこ説明下さい。どうして2,000万マイナスなのか。 ○吉田総務課長   そこにも示しておりますように、人数にしましては平成20年では44名でこの一般管理費を持っておりますが、今年度の場合は46名ということでふえてございます。これ、現象的には人数はふえておるんですけれども、先ほど申されましたように、それぞれの額で言いますと一番多く減っておりますのが時間外勤務手当にしますと大体四百数十万減額になってございます。管理職手当も150万ほど減ってございます。期末勤勉手当もそういった関係で100万程度減っておる。通勤手当も減っておるというふうなことでそれぞれの項目で退職された方の職位といいますか、管理職であったり監督職であったりされた方の退職等もありまして、こういう形になってございます。細かく言いますと今言ったようなことでございます。以上です。 ○坂本委員   今の話の中で時間外勤務手当の話が出ましたが、これは総枠が決まったんですか。ただ、ここで見ると予定が約1,200万ということですね。この中で対処しようということなんですが、私にしたらできるだけ残業しない方向でやっていただくと、この辺も削れるんじゃないかと思うんですが、そういった話は中でされとるんですか。 ○吉田総務課長   時間外につきましては、水曜日はノー残業デーということで早く退庁させるような指導もやっておりますし、行政改革の流れというものを皆このごろ実感してまいりまして、極力残業を減らすという意識に立ってございます。そういった関係で平成17年の合併当時は多うございましたが、それ以降減少傾向にあるということでございます。なお、今回の時間外手当の総額につきましては大体平均値をもとに年間の額を算出しておるということでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。以上です。 ○坂本委員   その話で、例えばある特定の職員さんに非常に負担がかかってるということはないんでしょうね。まんべんなくとはいきませんが、その部署によってやはり忙しい、そうではないと、当然あると思うんですね、仕事の内容によって。その辺はどうですか。 ○吉田総務課長   部署によって時間外が多いというところは確かにございます。例えば市民課のあたりはやはり時期的に非常に多く時間外の勤務が発生をしたりしております。数年来多かったんですけども今年度になってから少し減少傾向にあるというところでございまして、特定の職員はということになりますと、あることはあります。やはりその時期時期で担っておる仕事がありますので、時間外が多く発生するというようなこともあります。以上でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。 ○林副委員長   今回の議案で上がってますけど、要するに時短なるでしょう。この議案が通ると思うんですけども、通れば時間外手当はふえると見てますか、それともそのぐらいは吸収できると見てますか。 ○吉田総務課長   ちなみに副委員長ご指摘の時間外の関係です。5時15分に終わりますので必然的に15分がふえるというふうなことになってまいります。それを縮減しようと思えば1人当たり年間10時間時間外の縮減をすると、これまで以上に時間外の手当はふえないという計算になってございますので、そういったことをあわせて指導していきたいと思います。以上でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。  ほかにございますか。 ○村井委員   一般管理費で2,000万減ってはおるわけなんですが、昨年度これ職員数から見ますと一般職の給料46人、それから嘱託職員の賃金5人ということで前年度から比べて5人、トータルでは5人多うなっとるのやね。この辺のとこはどういうことなんか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○吉田総務課長   庁内全体で人事異動が発生をしてまいります。この予算を組んでおる段階では人事異動が確定しておりません。そういった関係で職員に不足が生じた場合、この嘱託賃金であったり臨時職員賃金であったりすることで手当てをしていくという考え方でございますので、総務課の一般管理費の方で持っておるということでございます。以上です。 ○村井委員   極端なこと言うと、多少そこで余裕持っとるということですか、言いかえれば。 ○吉田総務課長   余裕ということではございませんでして、今から職員配置をしまして例えば建設経済部に職員が例えば3名減るというような状況が生じた場合に、嘱託職員で手当てできるような職務がありましたら、そこに例えば1名配置していく、そのほかの部にも同じようなことで配置していくということでございます。今年度の場合、一般行政職で大体十六、七名退職しますので、その裏の作業に充てるということでこの5人を準備しておる状態でございます。以上でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。〔「はい」の声あり〕  ほかにございますか。 ○高橋委員   52ページのまちづくりのとこです。今、自治基本条例の検討委員会が開催されるようなんですけども、一体何人ぐらい、どんな方を委員に予定されてますか。 ○池田委員長   どなたが。 ○村上まちづくり課長   自治基本条例の検討委員の人数ということなんですけれども、今んとこまだ何名ということは考えておりませんけれども、20名以内で組織したいと考えております。 ○高橋委員   今、20名以内ということで、20名で18万、9,000円。〔「1回こっきり」の声あり〕1人に直すと9,000円ですね。 ○村上まちづくり課長   議員お尋ねのこの自治基本条例検討委員等謝金18万円の内訳についてお尋ねかと思いますけれども、これにつきましては学識経験者の方の謝金を見ております。それで、一般の市民の方につきましてはボランティアで検討していただくというふうに考えております。 ○高橋委員   わかりました。じゃあもう1点。  その下の地区まちづくりの実践補助金、これ昨年から見ますと半額かなと。で、この実践補助金が要は活性化してへんということなんですか。もう一つきちっと、おまえ、出したるがいというような、もっとしっかりつくってこいという意味なんかなという。 ○村上まちづくり課長   昨年度は予算1,500万円、今年度は740万円ということなんですけれども、昨年度1,500万円の中には比延のコミセンの改修に伴います地区の補助金いうものが732万4,000円含まれておりました。それと比延の地区のコミセンができるまで暫定的に鹿野の公民館を使用させていただくということで、その使用料的なもの、これが25万円ほどございました。そう言ったちょっとハード的なことを含めての1,500万円でしたので、地区まちづくり実践補助金という部分だけでは20年度予算では742万6,000円でございました。それで、21年度はちょっとハード整備は別項目、日野で上がっておりますけれども、それはちょっとのけときまして、地区のまちづくり実践補助金という部分だけでは21年度は740万円、ですから20年度とそう金額的には変わらないといったところでございます。 ○高橋委員   わかりました。  じゃあもう1点だけ。  同じ項の中で、地域づくり推進事業ということで、たしかゆめバンクか何かで1,300万ほどでしたかね、130万やったか。昨年上がってたんですけれども、それどこ行ったんかなと思ってるんですけども。 ○戸田黒田庄地域総合事務所長地域振興課長   地域振興課長です。今お尋ねの地域づくり推進事業補助金が21年度になくなっております。これは黒田庄のまちづくり支援センターゆめバンクへのまちづくり補助金、それと夏祭り補助でございましたが、これは20年度までということで、21年度からは廃止をしております。21年度以降ゆめバンクの運営につきましては、自主財源等で頑張っていただくというふうな予定になっております。 ○高橋委員   わかりました。 ○北詰委員   46ページの委託料、地域総合事務所床等清掃委託料、昨年は138万6,000円に対して本年は5万9,000円、安くなることは結構なんですが、極端に下がった理由。 ○戸田黒田庄地域総合事務所長地域振興課長   地域総合事務所床清掃業務委託料ですが、昨年は132万1,000円、本年度は91万1,000円、41万1,000円の減の、この件です。  特に人の出入り等も少なく……。 ○北詰委員   46ページの地域総合事務所床等清掃委託料、昨年はたしか138万6,000円やったです。それがことし5万9,000円。46ページです。8行目。 ○戸田黒田庄地域総合事務所長地域振興課長   失礼しました。床清掃委託料、これにつきましては6万5,000円が5万9,000円いうことになっておりますが。 ○北詰委員   いや、昨年たしか138万6,000円やなかったですか。 ○伊藤地域振興課主幹   地域振興課主幹です。平成20年度予算につきましては、業者による年1回の床清掃委託料6万5,000円とシルバー清掃業務委託料の132万1,000円を合わせて地域総合事務所床清掃委託料として計上しておりました。そういうことで138万6,000円の記載となっておりましたけれども、平成21年度につきましてはわかりやすくするため別々に記載しまして、床清掃委託料を5万9,000円、シルバー清掃委託料を91万1,000円としております。 ○北詰委員   どこにあるかいな。その下。 ○林副委員長   その下にありますね。91万1,000円というのが。 ○北詰委員   ああ、そうか、了解しました。 ○池田委員長   よろしいですか。  ほかにございますか。 ○村井委員   42ページ、委託料で行政経営システム構築支援業務委託料の、行政経営システムについてはことし、今年度ででき上がったん違うんかいね。 ○安田理事   行政経営システムについては、ご指摘のとおり今年度末で西脇市版の行政経営システムというのをきっちり取りまとめるということで、先週も委員会、最終いただきまして近く取りまとめることにしております。これを来年度から実際に動かしていくということでございますが、具体的には事務事業評価を核にして総合計画なり予算編成なりの取り組みの一体化を図っていきたいということでございますが、それに当たりましても専門的な部分ございますし、西脇市として初めて本格的に取り組んでいくと、行政経営システムということでは初めて取り組んでいくということでございますので、引き続き専門コンサルタントの方に一定委託をしまして、指導を受けながら進めていきたいということでございます。 ○村井委員   この行政経営システムが計画どおりいうんですか、そういった形で進行しておるかということの確認も含めてコンサルに委託されるという理解でよろしいんやろか、認識で。 ○安田理事 
     ご指摘のとおりでございまして、行政経営システムを絵にかいたもちに終わらせないといいますか、形をつくっただけに終わらせないということのためには、そこの内容を一つ一つ着実に取り組んでいくということが必要でございますので、引き続き専門家の力もかりましてそういう取り組みをやっていきたいということでございます。 ○村井委員   もう3点ほどちょっとお聞きしたいんですけど、48ページ、予算、13節の委託料でアスベストの検査業務委託料いうことで出てますのやけど、幼稚園かどっかのとこにもアスベストの検査なんですけど、これアスベストの検査自身はまだたくさん残っておるんですか、その都度その都度例えば工事とか事業とかのときに検査をされておるんか、ちょっとその辺のとこお聞きしたいんですが。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   ご存じのように、まず一番市民会館は17年に照明室の底にアスベストがございましたので、それは除去させていただきました。それで次に、19年に玄関あたりのアスベストの調査をしました。実はあの中にアスベストあります。ただ、基準が0.1やったやつが0.01になってきましたので実は0.13ほどあるんです。だけどもう一つは空気中の飛散濃度ですね、それが1リットル中、ちょっと詳しいことはわからないんですけど、10本の飛散濃度以下であればいいという形で、飛散濃度はそれ以下です、一応ご存じのように固まってるんですね。という形で一応入ってるんです。ただ、市民会館の大ホールの壁面があるんですけれど、そこが実は調査しておりませんでしたので、今回は大ホールの壁面の調査をするという形です。実際入ってるかどうかはわかりません。だけど調査させていただくという形になってます。以上です。 ○村井委員   市内の施設については、このアスベストが含まれた建物がまだ幾らかあるという認識でよろしいのやね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   市民会館はうちの担当で、それ以外の施設はちょっと掌握してないんですけど。 ○田中財政課長   先ほど坂部課長の方から説明がありましたが、とりあえず17年当時にそれぞれの基準に合った調査をいたしました。その後におきまして検査項目がふえた分、それと基準が若干下がりましたので、そういったものにまた見合う検査を再度必要な部分はやっておるということで、ご理解いただきたいと思います。 ○村井委員   今のとこは幼稚園でしたが、ここだけで検査としてはいいということですか。 ○田中財政課長   基本的に必要な部分は今年度学校園で実施する予定にいたしております。以上です。 ○池田委員長   それはよろしいですか。 ○村井委員   よろしいです。 ○池田委員長   その件で、財政課長、大体どのぐらいあるんですか。予想なんか持ってはるんですか。アスベストが残ってるとか。 ○田中財政課長   本年度実施をいたしますのが市民会館の大ホールの中の壁面、それと学校園で、ちょっと箇所数まであれなんですが何カ所か予定しております。以上です。 ○村井委員   52ページの18節、備品購入費のパソコン購入費1,000万、これはどこの部分で購入されるんか、それとこのパソコンの更新年度ですか、これは今何年でという基準でいかれとるんか、それともう1点、その下、負担金補助金で辺地共聴施設のデジタル化改修補助金、これで一応聞いとるのは25組合ということなんですけど、これで全部が賄える対象になるんか、対象にならない地区があるんか、なければその対応はどうされるんか、ちょっとあわせてお聞きしたいんですが。 ○大嶋情報政策課長   情報政策課長でございます。まず1点目のパソコンの購入費でございますが、これにつきましては情報化推進用に平成13年、それから14年に導入しましたパソコンでございまして、老朽化が進んどりまして故障の発生が頻度が高くなってございます関係で、今年度75台程度を予定はしてございますけれども、入れかえていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、2点目の辺地共聴施設デジタル化改修補助金でございますけれども、これにつきましては現在委員ご指摘の市内31の組合がございます。その中で国の補助制度がございまして、国の補助制度につきましてはご存じかとは存じますが、共聴組合加入1世帯当たり3万5,000円の負担を超える部分について補助が適用されます。その中で今ご指摘の25組合が該当してくるものと考えてございまして、現状、現在のこの予算ではまだ不確定要素が実はございます。一つはご存じかとは思うんでございますが、この2月になりましてから明確になってきましたんですが、NHKの補助制度というのがございます。これにつきましては、1世帯当たりの負担金が7,000円を基本としてございます。1世帯最高10万円の補助をするもんでございまして、これを考えますと国の補助金、NHKの助成制度を使いますと、市、県の持ち出しは非常に少なくなってくると考えてございますけれども、現状につきましては実は受信点の変更が発生する組合が3組合ほど現状聞いてございます。  それから、21年度から国の補助制度が緩和をされまして、従来老朽化の部品につきましては対象外でございましたんですけども、山からの引きおろし線につきましては20年を経過するもんにつきましては補助にすると、対象になるというような改正もございます。  それから、21年度には中町の中継局のデジタル放送発信が予定をされてございます。この発信がありますと個別に受信をされる世帯がふえると予測されてございまして、共聴組合の加入世帯が減るという予測もございます。まだ不確定要素がございますので現状では5,192万6,000円の補助金を予定してございますが、まだ不確定要素があるという中でご理解を賜りたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○村井委員   1点目のパソコンなんですけど、今13年か14年に購入した分が更新ということなんで、基本的に大体何年ぐらいでの更新を計画されとるんかいうのをちょっとお聞きしたんですけどそれはまだと。それと金額的なことは何ですけど、市内の共聴でないとできないというところの組合についても、何らかの補助制度が適応できるという認識でよろしいんでしょうか。 ○大嶋情報政策課長   1点目のパソコンの耐用年数でございますが、基本的には6年程度を想定をしてございます。現実的にも6年ほどたちますと故障の頻度が高くなってございますので、その程度を予測してございます。  それから共聴組合のデジタル化の対応でございますが、現状ではデジタル化になりますと視聴がよくなるということは言われてございますけれども、1地区ちょっとまだ現状未確定なところがございます。それは野中町の徳部野地域なんでございますけれども、ここにつきましては総務省の方も認識はしてございまして、これからまた詳細に調査がされるというふうに聞いてございます。なお、徳部野地区につきましても何らかの対応はされるというふうに考えられますので、国の方とも県の方とも調整しながら対応を図っていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○村井委員   はい、わかりました。 ○池田委員長   ほかにございますか。 ○坂本委員   済みません、ページで言いますと46ページですね、財産管理費の中の工事請負費となってまして、空調改修工事費、括弧書きがしてあって旧の黒田庄町商工会館とありますね、これ黒田庄の商工会が西脇の商工会議所と合併されて事務所が黒田庄に要らない、要らないかどうかわかりませんが、必要ないということで西脇市が譲り受けたという建物ですわね。これ、例えば去年の12月議会でこの話が出てきて、そのときはまだ使い道等が全く決まってないんやという話だったですね。ここでこの320万もお金をかけて改修するいうことは、もう何か使い道が決まったのですか。  それともう1点。多分これはそのときの話では、私の記憶に間違いなければ商工会の方から1,000万ほど剰余金が出たのでそれを譲り受けるんやということ、多分この中から賄いをされるんでしょうけどその2点ちょっと聞きます。 ○田中財政課長   旧黒田庄の商工会館の利用目的につきましては、議員協議会の方で議長の方から若干の説明はされていたと思いますが、この4月から行政事務組合の現行の庁舎の1階で勤務をしとります農業共済、総務、そういったところが4月1日から黒田庄の方で勤務をするということで現在準備を進めております。それに伴いまして新年度におきましてかなり空調設備が古くなっておりますので、事務室、相談室、サーバー室、その所の空調を改修しようとするものでございます。財源につきましては寄附金でいただいている部分を公共施設の整備基金に積み立てておりますので、それを活用していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○坂本委員   はい、わかりました。 ○池田委員長   ほかにございませんか。 ○北詰委員   47ページの都市親善費の中の旅費、433万1,000円、これ毎年行われてますレントン市の中学の国際交流親善、その部分だと思うんですけど昨年よりも70万ふえてるのは多分今年度は市長がお行きになるのではないかというふうにお聞きしとるんですけど、いかがでしょうか。 ○牛居総務部長兼秘書広報課長   今おっしゃいましたように21年度につきましてはレントン市姉妹都市提携、40周年ということで交流協会の方で今、調整されております。つきましては市の方でもおっしゃいましたように、市を代表する者1名と随行員の旅費84万円を計上いたしておりますので、前年より70万程度アップするということでございます。 ○北詰委員   金額については納得したんですけども、こういうご時世ですし今世界的同時不況という中で、特に半導体もいろいろ云々されておりますので、ぜひこの際市長に表敬訪問、マイクロンの方へ行っていただくように、ついでと申し上げては何ですけれども、お願いしておきたいなというふうに思います。以上です。 ○池田委員長   答弁よろしいですか。 ○牛居総務部長兼秘書広報課長   よくお聞きさせていただきます。 ○池田委員長   ほかにございませんか。 ○坂本委員   42ページで、14、使用料及び賃借料等で公金払込等使用料ということで、これはこの項目自体もう全く問題ないんですが、ちょっと私以前から気になっとるのは公金の払い込みですね、ということは私勘違いしとるかわかりませんが、銀行等々へ市役所の方から要するに振り込みされるわけですね。そのときに手数料等は当然かかりますね。この手数料、私、市全体としては相当な額になるんやないかと思うんですが、私ら個人的に振り込みすると非常に高い金額を取られるんですね。銀行って本当にそうやと思うんですが、この件で、どうですか、公金の払い込み、振り込みと僕は理解したんですがそれは違うんですか。まずそこからちょっと。私の勘違いかもわかりませんが、そこをちょっと説明してください。 ○桝田会計管理者兼会計課長   ただいま議員ご指摘の公金の払い込みの手数料でございますが、手数料としては全く払っておりません。金融機関のシステムの使用料としてこの金額を上げておるわけでございまして、月4,000円という形で上げております。以上でございます。 ○坂本委員   すると今の話では月4,000円支払うとどの金融機関でも自由に振り込み等ができるという話ですね。それでいいんですね。はい、わかりました。 ○池田委員長   ほかにございますか。 ○北詰委員   50ページの生涯学習センター費の委託料、夜間休日当直業務委託料、122万5,000円、これ昨年の152万9,000円に30万4,000円安くなっております。これは先ほどの黒田庄と同じように安くなることは結構なんですが、総合庁舎となるようにどれかに分類して記載されておりますか、それともこの30万4,000円安くなった、それは理由がございますか。 ○村上まちづくり課長   20年度の予算見積もりは19年度に月曜から土曜までは9時まで、日曜日は5時までという試行を行っておりました、19年度に。それで、19年度につきましては土日は職員で対応いたしておりました。それで、20年度の予算見積もりについては土曜日とそれから日曜日についてはシルバーへ委託するという積算は行っとったわけなんですけれども、19年度の施行を終えまして予算・・・・・はそうやったんですけれども、19年度の施行を終えまして、20年度からは月曜から土曜までは9時まで、それから日曜日はお休みというふうに開館時間を決めさせていただきました。そういったことでその差額は20年度のどない言うんですか、開館時間と、それから21年度からのどない言うか、決めたとおりというふうになりましたので、その差額というふうに理解していただきたいと思います。 ○北詰委員   金額の差額は理解できるんですが、そうすることによって業務、運営上に何か支障があるとかいうようなことはございませんか。 ○村上まちづくり課長   今のところ何もそういった苦情等は聞いておりません。 ○池田委員長   ほかにございますか。 ○坂本委員   48ページに諸費のとこでふるさと納税分の報償23万って上がって、これはこれでいいんでしょうけど、これはどうなんですか、ふるさと納税をしていただいた方にお返しをする分の費用が23万程度だということで予算上がっとるんですか。ちょっとそこから。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   企画政策課長でございます。議員お尋ねのとおり、これにつきましてはお礼ということでしております播州織、それから黒田庄和牛等の報償費でございます。以上でございます。 ○坂本委員   具体的にそれは黒田庄牛と播州織、2種類ですかね。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   企画政策課長でございます。今ふるさと納税の方でいろいろとお礼のやつでPRをしておりますが、今のところ黒田庄和牛とそれから播州織のいろいろセットものと言うんですか、そういう商品だけでございます。今後いろいろ西脇の特産品、そういうものも広げてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○坂本委員   そしたら例えば今現在、現時点でふるさと納税額の総額はどれぐらい集まっとるいうか、いただいてますか。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   現在、今、きょう時点ではふるさと納税158件ございまして、総額765万7,700円でございます。以上でございます。 ○坂本委員   そしたらその納税いただいた方の仕訳って言ったらおかしいんですが、例えばよほど西脇とご縁がある方やと思うんですね。例えば西脇出身で違うとこにいらっしゃる方が西脇のことが気になって納税いただいたということだと思うんですが、それがほぼ100%ですか、そういう方達が。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   今の内容でございますが、前も委員会でご説明させていただきましたように、フタックスというホームページがございます。西脇市の特産品、そういうものを目当てに、目当てに言うたら語弊がございますが、そういうお礼をもとにふるさと納税された方が、それからゆかりの方、ございます。当然ゆかりの方が多いかと思いますが、しかしながらやはりいろんな北海道とか全国各地からふるさと納税をいただいておりますので、いろいろございますが、今の委員のご質問のとおり、ふるさとにゆかりのある方がほとんど多いです。以上でございます。 ○坂本委員   ちょっとこの件の最後に税政上は、ちょっと、ごめんなさい、私が一回聞かれてよく説明できなかって、そのあたり申しわけない話なんですが、ちょっとそこ説明してください。こういうふるさと納税すると、税政上どうなるんやって、ちょっとそこんとこ税務課の方がいらっしゃったら。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   税政上のお話でございますが、詳しいことはまたもし不足がございましたらまた税務課長……。 ○坂本委員   いやいや、簡単で結構です。
    ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   簡単で、はい。基本的には住民税の約1割までにつきまして減額控除、例えば私が4万円を西脇市に寄附した場合、5,000円引いた分、3万5,000円、それについて減額、翌年度されるということでございます。基本的にはそういう考え方でございます。 ○坂本委員   所得税から5,000円引いた分を減額されるということですね、簡単に言うと。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   住民税、市民税と県民税、その分でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。  ほかにございますか。  なければ次行ってよろしいですか。  それでは次に移ります。第2項徴税費、54ページから第6項監査委員費、64ページまで審議いたします。54ページから64ページです。 ○北詰委員   63ページの委託統計費の報酬調査指導委員及び調査員報酬670万5,000円、昨年商業統計調査や工業統計調査があったと思いますが、本年は何の調査が行われる予定ですか。 ○大嶋情報政策課長   情報政策課長でございます。お尋ねの21年度の統計調査でございますが、調査期日7月1日でございますが、経済センサス基礎調査というのがございます。それから9月1日の調査期日で全国諸費実態調査、それから12月1日調査期日で工業統計調査、それから2月1日調査期日で農林業センサスという調査が予定をされてございます。以上でございます。 ○北詰委員   工業統計調査は昨年も行われたと思うんですけども、毎年これは行われるものなんですか。 ○大嶋情報政策課長   情報政策課長でございます。お尋ねの工業統計調査につきましては現状では毎年実施をされてございます。昨年、昨年と言いますか20年度は2008年ということでございまして、全部の企業が対象になってございましたんですが、2009年度は4人以上の従業員を抱えていらっしゃいます企業に対しての調査になるというふうになってございます。以上でございます。 ○池田委員長   ほかの質問ございますか。 ○村井委員   55ページの基幹税務システムの改修委託料、これはどれをどのように直されるのか、それとこれは市単独でやられるんか、ある程度統一的にやられることなんか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○大豊税務課長   今、委員ご指摘の件でございます。これ、昨年12月に若干補正させてもろうたんですけど、いわゆる年金特徴制度を新たにするためのシステムでございます。いわゆる当初課税とか収納課への各種通知の・・可能とするためのシステムの改修という形で新規にするものでございます。以上でございます。 ○村井委員   新規いうことはそのソフトをプラスするということですね。改修いうことが書いてあるんで、ちょっとどっか改修されるんかなというふうに。 ○大豊税務課長   多くのシステムがあって、その中で一部を改修してそのためにするいうシステムがある、そういう意味で新規なんですけど改修の名前を使わせていただいとります。以上です。 ○村井委員   これは市だけで、どことも同じやと思うんですけどね、それは。しかしこれは市単独でやられるということですね、国とかのそういう指示とかいうことやなしに。 ○大豊税務課長   これは基本的に市単独でございますけど、例えば西脇やったのがエーシーエスなりサクラシステムでやっとるんですけど、例えば加東市とか・・・・・とかやってますんで、それトータルで何か1億円ほどかかりますんで、それを分けて結果的に西脇市が2,200万、今、入札前の金額でそういう形になっております。以上でございます。 ○村井委員   これには国の補助とかそういうようなもんはないんですね、これから見ると。 ○大豊税務課長   基本的に全国的なもんですんで、交付税措置はしてあります。以上です。 ○村井委員   もう1点。ちょっと参考に聞きたいんですけど、61ページの選挙公報負担金が出てますねやけど、この選挙公報負担金の近隣市、北播磨管内でよろしいねんけど、は、どうなっとるんか調査したものがあればちょっと参考に教えていただきたいんですけど。 ○大江選挙管理委員会書記長兼監査・公平委員会主幹   選管書記長でございます。今、細かい資料は持ち合わせておりませんけども、国の基準に従いまして同額というような近隣市も設定をされていると思います。公営費といたしまして自動車の借り上げ、燃料、それから運転手の雇用、ポスターの作成、それからはがき等がございます。ちなみに、西脇市の額を申し上げますと自動車につきましては1日1万5,300円、市長、市議につきましてはそれの7日分、それから燃料につきましては7,350円の7日分、運転手の雇用につきましては1万2,500円の7日分、ポスターにつきましては1,841円のポスター掲示場の設置数、前回ですと227ぐらいでした。それからはがきにつきましては50円の、市長におきましては8,000枚、市議におきましては2,000枚が公営で県が負担されます。ちなみに先ほど言いました合計額を申し上げますと、市長選挙につきましては106万3,000円余り、市会議員につきましては76万3,000円あたりでございます。以上でございます。 ○村井委員   聞きたかったんは各市町、全部出とるかどうかの確認がしたかったんですね。内容的には別に何ぼやということは聞く必要なかった。ということは、この公営が全部一律にどこともがやられとるということであればなんですけど、そうでないところも出てきとるというようなことであれば西脇市議会としてもやっぱり考えていかんなんかなあということでちょっとお尋ねしたわけなんです。 ○大江選挙管理委員会書記長兼監査・公平委員会主幹   失礼いたしました。近隣市におきまして、兵庫県下におきましてもこの条例を制定して公営しているところがほとんどでございます。合併によりまして町が合併しまして市になりまして公営というところで若干条例がまだ制定されてないところもあるかのように聞いておりますが、おおむね条例が制定されておりまして、それを候補者の方が公営で申請をされて活用されているか辞退されてるかいうところまではちょっと把握しておりませんが、条例化はおおむねされているように聞いております。以上でございます。 ○村井委員   はい、わかりました。 ○池田委員長   ほかに質問ございますか、質疑。  よろしいですか。  次、行きますよ。  それでは、ここを終了しまして次に行きます。  第3款民生費、第1項社会福祉費、66ページから77ページまででございます。  質疑のある方どうぞ。 ○北詰委員   66ページの13節委託料、訪問理髪サービス事業、これ当然理髪業者の方が行かれるとは思うんですが、その内容をちょっと教えていただきたい。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   自宅におきまして寝たきりの方が理髪店で理髪を受けられない方につきまして、協会の方では5,000円というふうに伺っとるんですが、その半額2,500円を補助するサービスでございます。自宅で理髪が受けられるというものでございます。 ○北詰委員   今、自宅というふうにお聞きしたんですけど、それじゃあ老人ホームとか老健とかそういう場所へ行かれるということは該当しないわけですか。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   施設につきましては該当いたしません。あくまでも在宅でございます。 ○北詰委員   それじゃあ今、5,000円の半額の2,500円ということになるんですが、これがそれじゃあ行かれる方達は有償ボランティアであるというふうに理解してよろしいんですか。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   通常5,000円費用がかかるんですが、2,500円につきましては社会福祉協議会を通じまして理髪店の方に行ってるということなんですが、有償ボランティアといいますか、2,500円はいただいてもらっているという状況でございます。 ○北詰委員   この訪問理髪サービス事業に対する予算ですね、これたしか昨年は10万じゃなかったかと思うんですが、それとこれとは別に理髪業者の方が三々五々誘い合って有料老人ホームとかそういうとこの施設へ訪問理髪サービスに行かれる場合、その足がばらばらで行くのも何やからということを一度尋ねていただけんかいうことで、福祉協議会の方やら福祉の方へバスが何とかお借りできないかということでお伺いしたことがございます。その場合のお返事が、やはりご自分たちで行ってもらうのが本当のボランティアやから、そのボランティア精神に反するから足ですね、交通手段の提供、お金ではなしに社会福祉協議会が持ってるようなマイクロバスとかそういうことはできないということであったんですが、何かもう一つ釈然としないような部分もあったように記憶しておるんですけども、その見解は今も変わりませんか。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   お尋ねの件でございますけれども、あくまで施設へ行かれる理髪につきましては、これは理髪業組合の方で自発的に実施をなさっておるという事業というふうに伺っております。この施設へ行く際の自動車の件につきましては、えらい認識不足でございますが相談等々、きょう初めてお伺いするようなことでございまして、その件につきましての検討につきましては、今まで行ってきた経緯はないんですが、協力はさせていただく方向で検討したいというふうには考えております。以上です。 ○北詰委員   私も業者の方とご相談受けたとき、どこへお尋ねしていいかわからんで、ちょっと今どこの何課にお尋ねしてということの記憶はないんですけれども、最終的には社会福祉協議会のバスをお使いさせていただけんかということで言った場合、ノーと言う返事が返ってきたんですが、今の安藤課長のお話伺っておりますと、検討するという内容であったと理解しております。したがいまして今後前向きに検討していただくよう、ちょっとお願いしておきたいと思います。以上です。 ○池田委員長   ほかにございますか。 ○坂本委員   67ページの補助金の項目で、社会福祉協議会補助金で3,500万があるんです。その下にいろいろと事細かに項目が上がっとるんですが、ちょっと私聞きたいんですけど、これはどうなんですか、福祉協議会の方にこれこれこの事業でこんだけ最大限使ってくださいよということだと思うんですが、当然そうなんですが、そこで、その先いやいやもうこっから先は大まかな項目はこうだけどそっから先は社会福祉協議会の方に事業はお願いしますよという話なのか、いや、もっと突っ込んで、これこれこういう活動をしてほしいんやということを常にお話されてますか。それ、どうですかね。 ○藤原福祉総務課長   この社会福祉協議会に対する補助金の書き上げてる事業につきましては、予算の編成時、また適時状況等の確認はいたしております。それでできるだけ状況確認は努めてさせていただいてるようには思っております。以上でございます。 ○坂本委員   ちょっと、何か実際利用して、どの事業もそうかもわかりませんが、利用されとる方との思いがかなりずれとる、かなり、少しずれとるとこがあるんですよね。そこのとこやっぱり微調整しながら随時やっぱり年度初めにぽんと言うんじゃなしに、やっぱり随時お互いに意見交換し合ってサービスを受けとる方が中心やと思うんで、そこんとこちょっとケアしてほしいなという希望があるんです。その点だけもうちょっと。 ○池田委員長   もし具体例があるのやったら出していただいたら答えやすいと思うんですけどね。 ○坂本委員   だから、あんまり具体例は。言います、一つ例えば、最近認知症の人たちが非常にふえましてね、こん中に入ってるかどうかわかりませんが、私もちょっと参加はさせてもらっとるんですが、認知症っていうのは全国で100万人ぐらいいらっしゃるっていうことで、特に若年認知症の方を持った家族っていうのは非常に大変なんですね。そこで月1回、たしか30万ほどの予算いただいて毎月例会をやっとるわけですが、どうもずれてしまってると。レクリエーションが中心の会になりまして、本来はもっと要するに認知症の話とかケアの話とかいろんなことが聞きたいという要望があるにもかかわらず、相変わらずその流れで行ってるということで、それも含めてちょっとずれてるとこもあるんじゃないかということで話をさせていただきます。 ○藤原福祉総務課長   福祉総務課長です。今議員さんのお尋ねの部分につきましては、この中のボランティア等のかかわりはあるんですけれども、私どもの方の福祉総務課のこの67ページに上がってる事業等には直接関係ございませんで、長寿福祉課の方の所管してる事業でございます。 ○坂本委員   いや、それはまたそこで結構です、今例えば例を挙げいうことで、要するに私の言いたいのはしっかりお互いに意思疎通をして、できるだけ、せっかくお金をかけてやるんだからいい方向にやってほしいですっていう話なんですよ。いや、それはそれで結構です。 ○藤原福祉総務課長   今おっしゃいましたとおり、各事業につきましては社会福祉協議会の方と意思疎通をできるだけ良好に図りまして、事業遂行に当たってまいりたいと思います。以上でございます。 ○池田委員長   適時把握されておられるということですけど、今の具体例の中で答えられるところがあれば答えていただきたいと思いますが。さっきの認知症の。せっかく出てるんですから。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   認知症高齢者対応につきましては、先日も介護者の集いというのが社会福祉協議会の方でございます。その中で実習グループっていいますか、日常、高齢者の方を実際に介護をなさっておられる方を中心に日ごろのそうした認知症高齢者の方への対応でございますとか、あるいは広く介護者の方の悩み相談等々をお受けしようというグループが実は立ち上がってございます。そうした方々と、それから市の現状を実施いたしておりますそれぞれのサービスがうまくリンクするような、そんな方法も今後は必要かなというふうにも考えますし、そうした自主グループをどんどんとふやしていかなければならないという思いもございます。そうした中で今後いろいろなグループから意見をお伺いする中で包括支援センター等々の活動もあわせて検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○池田委員長   ほかに。質疑ございませんか。 ○村井委員   今の関連で、社協の補助金が約700万ですか、800万ほどか減ってますねんけど、内容の、利用内容はほとんど変わってないんですけど、何の部分が減額になったんか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○藤原福祉総務課長   福祉総務課長です。一番大きなものといたしましては、福祉サービスの利用の事業でございますけど、これは県の方の社会福祉協議会の方の専門医の設置委託料ということで私どもの方の職員が多可町と西脇市の権利擁護の事業の部分でございますけれども、これの委託費ということで県社協の方から234万1,000円の委託料が入ってまいります。それと、各事業につきまして状況等精査させていただきまして減額させていただいて、状況に応じた形で減額いたしておりますので結果としてこのような状況でございます。
    ○村井委員   その県事業の分は増額になったん、それとも減額になったん。 ○藤原福祉総務課長   先ほどの県の方の社協の専門医の分につきましては、県の方から社協の方に委託金が入りますのでその部分が減額になっております。それと、一番社協の中で大きなものにつきましては、それと合わせまして職員の方の異動等に伴いまして、退職等の異動に伴いまして人件費が減ってる部分が、事務局の設置費等が減額になってるものが一番大きなものでございます。以上でございます。 ○池田委員長   課長、事務局の人件費の減は幾らなんですか。 ○藤原福祉総務課長   平成20年度に比べまして約400万の減額ということでございます。 ○村井委員   そうすると、事業的には余り変わってないということで認識してよろしいんやね。 ○藤原福祉総務課長   事業的には議員さんおっしゃるとおり全く変わっておりません。 ○池田委員長   ほかに質問ございますか。 ○林副委員長   71ページの扶助費の中で、一番下のところに進行性筋萎縮症者療養等給付事業激変緩和措置費17万9,000円って上がっとるんですけども、これは要は措置費が減ったから激変緩和措置で出しよると思うんですが、内容がどのぐらい変わったんですかね。何によって変わったか、ちょっと教えてほしいんですが。要は前まであったやつがなくなってるんですわね。 ○藤原福祉総務課長   この進行性筋萎縮症の療養等の給付事業の部分につきましては、平成18年の自立支援法が施行されて以降、この療養をしておられる方につきましての自己負担金が高くなっておりました。その部分につきまして軽減しようという措置でございます。以上でございます。 ○林副委員長   不勉強で申しわけないですが、高くなったとはどのぐらい高くなったんですか、大体。あと、よければ市内で何名ぐらいの方いらっしゃるのかと。そない多くもないと思うんやけど。 ○藤原福祉総務課長   福祉総務課長です。現在1名の方が入っておられます。それから済みません、金額につきましては先ほど申しました自立支援法が施行されましてから基準額が2万4,600円、それに対しまして、医療費なり、それから食事療養費なりが加算されておりました。そういうような状況の中で、自立支援法が施行される以前の分に減額をということで、月額1万4,880円を減額しようというものでございます。 ○林副委員長   ということは、年間に減った分をそのまま激変緩和措置で出してるということですか。それはまた違う。 ○藤原福祉総務課長   ふえた分について助成してるというものでございます。 ○林副委員長   だからまた同額いうことやね、以前と変わらないいうことやね。 ○藤原福祉総務課長   そうです、以上でございます。 ○池田委員長   ほかに質問ございますか。 ○坂本委員   同じ項目の扶助費のとこですね、グループホーム等々があるんですが、グループホームっていうのは余りこの金額だけ見ると余り評価されてないなっていう気がするんですね。介護の現場なんかでしてる人にちょっと話聞きますと、グループホームって結構効果が上がってるんじゃないかという話を聞くんです。ところが行政の方からしたら非常に管理がしづらい業態らしいんですが、ちょっとまず、そもそもグループホームってどういうものかちょっと教えてください。 ○藤原福祉総務課長   これにつきましても、自立支援法に基づく施設でございますけれども、それぞれ各ペアをそれぞれ対応してもらわれまして、それで食事の面でありますとかいろんなおふろの面でありますとか、そういうような部分につきましてはそこに生活指導員が居住しておられる部分がございますので、入所しておられる方のいろんな状況を、かかわりを、先ほど言いましたような生活の中でのかかわりを持ちながら対応してるという部分でございます。夜間や休日、共同生活などを行う住居で、先ほど申しました相談等の状況を援助しながら生活していただくという部分でございます。 ○坂本委員   この116万7,000円の予算はどっから、どのように上がったんか、ちょっと簡単で結構です。事細かに詳しくやなく。 ○藤原福祉総務課長   今議員がお尋ねの部分いうのはこの給付費の部分でのお尋ねでよろしいんでしょうか。これは具体的に私どもの方、対象者としては今6名ほどあるわけなんですけれども、先ほど申しましたようなグループホームに入られております家賃の2分の1を助成しようということでございまして、障害者の地域生活の移行を支援するということで家賃相当額の2分の1ということで補助をしております。この部分でございます。 ○坂本委員   じゃあ市内でグループホームっていうんですか、参加しておられる方の人数つかんどられますか。なかなかつかみづらいっていう話もありますが、つかんどられますか。 ○藤原福祉総務課長   先ほど申し上げましたように現在は対象は6名でございます。 ○坂本委員   えっ、6名だけ。いや、対象者が6名でしょ。グループホームがあちこちありますわな。そこへ行かれとる方の人数わかりますかっていう話で。6名は今聞きましたから。 ○藤原福祉総務課長   今議員さんのお尋ねの部分で回答させていただいた部分は、障害者の方のグループホームということで所管しておりますグループホーム、障害者のグループホームに入っておられる方が6名ということでございます。 ○坂本委員   その他の人数、その他いうのはおかしいですけど、それは高齢介護の話かもわかりません、ごめん、ちょっとついでにちょっと聞きたいんですが。 ○藤原福祉総務課長   高齢者の介護保険の関係の認知症対応型共同生活介護と申しまして、同じような、これもグループホームと称するものでございますのでわかりづらいかと思います。この高齢者に対応いたしておりますのは、現在23名の方が利用なさっておるという状況でございます。 ○池田委員長   委員の質問は最初この額では評価されていないんじゃないかということでしたよね。それはどうですか、一向に答弁なかったんですけど。 ○藤原福祉総務課長   具体的に各施設に入っておられまして、地域生活に対応できる方というのが先ほど申しましたグループホームで生活をされるということで、相談員等のお世話を受けながら生活をされるというような状況でございますので、今の現状の中で私どもの方6人というのは、各施設で十分グループホームのところに行かれても対応できるという形で出られた方でございます。そういうような状況でご了解いただきたいと思います。 ○池田委員長   ほかに質問ございませんか。 ○北詰委員   68ページの28節、繰出金、出産育児一時金等繰出金1,520万、これ昨年は2,100万でことしもお一人当たりの一時金がたしか42万に上がってると思うんですが、金額が、単価が上がってるのにかかわらず580万少ないということは、出産数が少ないと見積もっておられるんでしょうか。 ○野添市民課保険医療担当主幹   出産育児一時金につきましては、単価は昨年変更いたしまして38万円になったんですが、実際に国保の方で出産をされる方が、件数が相当減ってるということで決算見込みにあわせまして減額をしたというところでございますのでご理解賜りたいと思います。 ○北詰委員   国保の方で出産される方が少ないという、今お答えいただいたんですが、それじゃあそれ以外ですと自費でやられるという解釈してよろしいんでしょうか。社保で。 ○池田委員長   よろしいですか。 ○村井委員   74ページの15節の工事請負費で、坂本集会所改修工事費ということで改修される予定なんですが、これ前ちょっと聞いたかもわかりませんが、これを地元への払いがえいうんですか、そういう話も聞いたように思うんですけど、それを踏まえての改修工事なんかちょっとお聞きしたいんですけど。 ○古家人権教育室長   人権室長です。議員今、言われたとおりでございます。地元へ移管するための条件整備としてこの工事をする予定にしております。以上です。 ○村井委員   話が確定したかどうかちょっとわかりませんねやけど、一応そうすると平成22年度で移管されるという予定でよろしんですね。 ○古家人権教育室長   人権室長です。地元移管はちょっと県とも今調整しておるのですけども、地縁団体でなかったら地元移管できないということで、今後補助金がどうなるか、地元移管するための残の分がどうなるかいうのは国なんかの方でも法律が変わってきてるみたいなんで、その状況を見ながら地元移管する日を決めていきたいなと。現状のところですとできませんので、すべての改修、それから修繕、その分については地元でやっていただくということで区長さんとこにはお話しさせていただいてご理解をいただいているところです。以上です。 ○村井委員   はい、わかりました。 ○池田委員長   ほかにございませんか。  なければ私の方から。76ページの隣保館費、14節交流事業バス借上料が去年から半額になっております。これはたしか県の補助事業で認められたもので補助もあるし使用負担額っていうのは少ないと思うんですけども、それはどういう理由でしょうか。 ○古家人権教育室長   人権室長です。昨年まで、平成20年度までは年2回バスの研修ということで講座生対象に実施しておりました。今まで20年ぐらいになるんですけども実施してるわけなんですが、隣保館だけ、今まで来られてる方いうのもだんだんだんだん固定化されてきている状況がありまして、その隣保館の分だけでするというのになるとちょっと交流ということになるともう事業としては済んでるんかなということで、今後は4館合同を年1回させていただくということで、できれば市内全域をしたいんですけども、なかなかそういうわけにいかないんですが、隣保館管轄している4隣保館の地域において交流ができれば、また研修ができればというふうに考えております。ですから、年1回にさせていただいているところです。以上でございます。 ○池田委員長   黒田庄の隣保館、ことし久しぶりに隣保館のふれあい祭というんですか、名前ちょっと忘れましたけども、やりましたら、急ごしらえの割には随分たくさんの人が来ていただいて、講座生もえらい張り切っておられたんですが、4館のこういうふうな触れ合いの中で雰囲気として高まってきたというふうには思うんですけどもね。かなり効果はあると思うんです。念のためにお聞きしますけども、このうち市が補助以外で市が出しておられる部分というのは18万のうち幾らなんでしょうかね。 ○古家人権教育室長   人権室長です。補助金につきましては国の方が2分の1、それから県の方が4分の1、ですから4分の3が国、県の方から補助金出ておりまして、市の持ち出しは4分の1でございます。その質問でよかったでしょうか。 ○池田委員長   はい。ほかに質問ございますか。 ○北詰委員   72ページの19節、住宅改造助成補助金、これちょっと申しわけないんですけどご説明いただけますか。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   この事業につきましては、ご案内のとおり介護保険制度の中で手すりをつけますとか、ちょっとした改造などに20万円の給付があるという事業でございます。それとあわせまして、さらに各居室、あるいはトイレなどの改装を行いたいという場合に、100万円から20万円をマイナスをいたしまして80万円を限度といたしまして同一世帯に支給をすると、基準額の範囲で支給をするという事業でございます。 ○北詰委員   それでしたら、非常に稚拙な質問になるかもわかりませんが、今ひとり暮らしの高齢者の下水の布設が非常にいろんな事情で、跡取りもいないし、もういいわということで普及率が困難であるというふうにお聞きしとんですけど、その介護保険の特会の場合、手すりとかそういうふうに限定はある程度されてるようですが、この場合の100万から特会の20万引いた分の80万、それはその下水の布設とかそういうことに該当するというのは、ちょっと無理がありますかね、いかがでしょうか。 ○安藤長寿福祉課長兼地域包括支援センター所長   委員ご発言のとおり、この下水の設置に伴います費用につきましては、この費用から除外をさせていただいておるという状況でございます。 ○北詰委員   除外やったらしゃあない。 ○池田委員長   ほかに質疑ございませんか。なければ次に進みます。  第2項の児童福祉費から第4項災害救助費、78ページから84ページの間です。
     質問のある方、質疑のある方どうぞ。 ○北詰委員   79ページの20節扶助費、児童扶養手当、これ児童扶養手当は、母子家庭への生活支援が目的と理解しておりますが、この我が市には母子家庭が何世帯あるのか。そのうち支給の対象は何世帯か。その支給の基準は。  以上、ちょっとお尋ねいたします。 ○櫛原児童福祉課長   児童福祉課長です。  ただいまの児童扶養手当のご質問でございますけれども、現在、児童扶養手当の支給をしておりますこの2月末現在の人数につきましては、全部支給が171件、一部支給が154件の計325件に対して児童扶養手当を支給しておるところでございます。  この手当の部分につきましては、いずれも父と同じく生活をしていない母子に対して児童手当を支給しておるところでございまして、これには所得制限がございますので、それぞれ全部支給につきましては、児童1人の場合に4万1,720円が月額支給をされます。一部支給につきましては、4万1,710円から9,850円の範囲で所得に応じた中での一部支給ということになりますし、また子供さんが第2子おられますと5,000円の加算、また3子以降につきましては3,000円の加算ということで、それぞれ児童扶養手当を支給しているところでございます。 ○北詰委員   今回のこの経済の悪化によって、この間ちょっとある業界紙で見たんですけども、埼玉県の戸田市で父子家庭にも支援する必要があるであろうという記事が出ておりました。それで2010年に支給を始める予定で、おとついでしたかの神戸新聞にも生活困窮の父子家庭にも全国で202の自治体が独自支援を行うとありましたが、全国の全自治体の約1割に上がる自治体が独自の手当を設けることになると書いてありましたですけれども、これによって我が市の場合、父子家庭の数いうものをちょっと把握されておりますでしょうか。 ○櫛原児童福祉課長   児童福祉課長でございます。  本市の父子家庭につきましては、ちょっと17年度の国勢調査の結果でございますけれども、23件でございます。 ○北詰委員   私が知ってるのからしたら随分少ないなというふうに感じるんですけれども、最近もこの社会不安に伴って、ここ七、八カ月の間で私が見聞する範囲内で2組の方の離婚のお話を聞いております。それで、その場合、どちらもお母さんの方に子供さんが行かれたというふうに聞いておるんですけれども、一方ではやっぱりこの経済情勢によってお父さんが職を失われることによって、父子家庭に該当する事例も随分と出てくることが予測されるわけですけれども、そこらに対しての将来的に母子家庭、父子家庭を同じ視点で、次元で考えていく必要がふえてくるんやないかというふうに考えるんですけど、そこらどのようにお考えになっておられます。 ○櫛原児童福祉課長   児童福祉課長です。  ただいまの委員さんの質問の中で、父子家庭の今後、世帯の厳しい状況の中でどういった施策等に対しての方向づけがあるかといわれる部分でございますけれども、県下の動向を見ましても、兵庫県の中ではまだ父子家庭に対しての手当を実施しているところがわずかな部分でございますし、本市におきましても、母子年金という事業の中では父子家庭に対しても所得税非課税世帯に対しては、その年金支給の対象にしております。それで、その以外の事業につきましても今後検討、必要はあろうかと思いますけれども、現時点については、父子家庭に対しての事業を検討しているところまでいってないのが現状でございます。 ○北詰委員   非常に悲しい現実ですけども、今後も絶対ふえてくるであろうと予測されますので、転ばぬ先のつえじゃないですけれども、ちょっとそこは含んでまたいろいろ施策の方を検討していただきたいという要望しておきたいと思います。 ○池田委員長   ほかに、質疑ございますか。 ○高橋委員   84ページの生活保護費の中、ちょっと教えていただきたいんですけれども、この「せいぎょう」扶助費と読むんですか。扶助費の中、11万8,000円、これ一体どんなもんなんかなという。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   保護担当主幹でございます。  生業扶助と申しますのは、通常、教育扶助というのは小学生、中学生を対象にした扶助なんでございますが、高校生を対象にした、高校の場合は義務教育じゃないんで、生業扶助ということで、授業料等を対応させていただいております。以上です。 ○高橋委員   わかりました。 ○池田委員長   課長、これは、ことし新規なんですかね。去年はなかったように記憶しとんですが。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   保護担当主幹です。  ことし高校生の生徒がおりますんで、ことし生業扶助、予算要求させていただいております。以上です。 ○池田委員長   ほかに質疑ございますか。 ○坂本委員   79ページの工事請負費、学童保育エアコン設置工事費なんですが、これは具体的にちょっと、残りの小学校、追加のとこ、全部これでケアできるんですね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   生涯学習課長です。  今おっしゃるとおりでございまして、残りの学童保育、すべてにエアコンを設置する予定の金額でございます。 ○坂本委員   それで、例えば学童保育費、月平均5,000円ですかいな、基本が5,000円ありますよね、6,000円。これ例えばエアコンを使うことによって、ちょっとげすな話、エアコンを使うことによって、例えばプラスになりますよ、つまり、電気代ぐらいはもらいますよということですか。それはもう全く、その中に含まれていますよという話ですか。 ○櫛原児童福祉課長   エアコンを使うために学童費を上げるという気持ちはございません。19年にちょっと上げましたので、学童費はそのままでいきたいと、21年度はそのままでいきたいと思っております。 ○坂本委員   わかりました。 ○池田委員長   ほかに質疑ございますか。 ○北詰委員   83ページの生活保護費なんですが、当初では昨年の2,773万9,000円に対して54万7,000円の増でありますが、その内容をちょっとお知らせいただきたいんですが。といいますのは、この前の新聞報道によりますと、全国の17政令市で生活保護の申請が前年同月約54%もふえたというふうに載っておりました。これは多くの労働者が仕事を失ったことによる原因であろうというふうに言われておるわけですが、今後さらにふえることは必至であるというふうに書かれております。それで今言いましたように、その内容をまずちょっとお聞きしたいんです。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   保護担当主幹でございます。  委員ご質問の生活保護の扶助費の関係でございますが、20年度当初におきまして保護世帯数140世帯の160人ということで、当初予算組ませていただいておりましたが、21年度につきましては、見込みで180世帯の215人というふうに増加を見込んでおります。以上のようなことです。 ○北詰委員   これは次のページにも出てくるんですが、生活扶助費が16%アップ、住宅扶助費が22%アップ、医療扶助費が24.5%アップというふうになっておりますけれども、やはり原因は昨年末以来の経済不安、雇用不安によるようなもんですか、その原因はある程度把握されてされておりますか。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   保護担当主幹でございます。  西脇市の場合、特に都市部における派遣の派遣切りとか正規雇用社員の首切りというふうな問題は特にないんですけども、西脇市の場合は高齢者の単身世帯等の相談申請件数が多いというふうに思っております。以上です。 ○北詰委員   いいです。 ○池田委員長   ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  なければ次に進みます。  第4款衛生費、85ページから93ページの間。  質疑のある方、どうぞ。 ○村井委員   86ページの委託料で予防接種、医師委託料、これの中にインフルエンザの予防接種が入っとるんかどうか、ちょっと聞きたいんですが。 ○仲埜健康課長兼健康づくりセンター所長   入っております。 ○村井委員   一般の方はそれぞれ受けておられるわけなんで、ちょっとこの20年度ですが、去年からことしにかけてかなり流行したということで、学校の先生がかかられて休まれるんですね。そういった場合に、子供たちが自習とかいうようなことで、父兄の方からそういうことで先生が休まれるのは困ると、先生はかからないというのもなんですけど、そういった点で、できれば何らか補助的なことを考えて、予防注射が、それによって確実にかからないということじゃないんですが、その辺のとこも考える必要があるんじゃないかなというふうには思うんですけど、そういった点はどのようにお考えなのか。いや、そんなことは、それぞれでやってもらうということなんか、ちょっと。教育委員会の関係なんで、ちょっとあれなんですけど。 ○池田委員長   教育委員会の方からお答えいただきましょうか。  教育委員会として、教師の予防接種をきちっとできるのか。 ○仲埜健康課長兼健康づくりセンター所長   済みません。健康課長です。  健康課の方は、法で基づく定期予防接種を今現状としては対象にして予算化しております。 ○村井委員   わかりました。 ○池田委員長   時間かかりそうですかね。  それでは、その間にちょっとお聞きしますけど、予防接種の委託料で三日ばしかとか混合ワクチンとか、個別接種の医師委託料というのが、去年はあったんですけどことしはないんですけれども、これどっかに含まれるんでしょうかね。 ○仲埜健康課長兼健康づくりセンター所長   済みません。三種混合、去年はMRの、特化して項目を上げてたんですけど、ことしは予防接種個別の中に全部、医師委託料の中に含まれております。 ○池田委員長   ああ、全部やね。  ちょっと別の質問いきましょう。  ほかに質疑のある方。 ○北詰委員   85ページの負担金補助及び交付金ですけども、これ昨年は西脇多可行政事務組合負担金として708万5,000円上がっておったんですけども、本年はこれが計上されておりません。といいますのは、休日応急センターが病院へ移管されるから、それで廃止になったというふうに考えてよろしいですか。 ○仲埜健康課長兼健康づくりセンター所長   そのとおりです。 ○遠藤学校教育課主幹兼教育研究室長   インフルエンザの流行に係る教職員の予防接種についての対応いうことですけども、インフルエンザの対応につきましては、これは子供も含めて非常に昨今の緊急な対応の部分かと思うんですが、教職員の先生方にも同様の啓発等につきましては、校長会、それから養護担当者会等でもそういった話題が出とるんだろうと思うんですが、インフルエンザの接種については積極的に、個々の対応になりますが、やっていただくようなことをお伝えはしてると思うんですが、今特にその対応については教職員のみについてということは考えていない状況であります。 ○村井委員   流行すれば先生方、かかられる方もあるのは間違いないんですけど、そういったことで休まれるということで、生徒の方への影響があるということで保護者の方からそういった話がきておりますんで、やっぱり何らか、先生が引かれてそれがうつったいうことに、いうような話も出たりしますんで、その辺のところやっぱり、強制にはいきませんけど、やっぱり予防接種は補助がいいんかどうかわかりませんねけど、やっぱり補助出してでも半強制的な形ででもできればと私は思うんですけど、その辺のところは今後どういう検討をなされるんか、されないんか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○田中財政課長   財政課長でございます。
     先ほど、休日応急診療センターの交付税措置といいますか、センターが移動されるということで、負担金を見てないという質問があったと思いますけど、若干その基準日がございまして、その交付税で恐らくことしもうまくいけば来年、2年間交付税措置があろうかと思いますので、それが判明した時点でまた補正等を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○森本学校教育課長   学校教育課長でございます。  先ほどの村井委員のことについて、学校教育課の考えを述べさせていただきます。  今現在では、強制するというのについては、ちょっと非常に苦しいところがございまして、今後自主的に受けていくように啓発活動は十分に行ってまいりたいと考えております。 ○村井委員   できるだけ予防注射していただいて、その上でもということは仕方ないですけど、やっぱり父兄の方から、先生が風邪引かれてそれがうつっていうような形ができるだけないように、父兄から苦情が出んようにひとつ対応していただきたい、このように思います。 ○池田委員長   ほかに質疑ございますか。 ○坂本委員   92ページ、93ページの病院費なんですが、予算ベースで去年に比べて約4億程度ふえとるんですね。この内容をちょっと簡単にかいつまんで説明してください。 ○田中財政課長   比較を単純にいたしますと、4億1,300万程度ふえております。この中身といたしましては、一番下段にございます病院会計補助金、これにつきましては、これまでこの3月補正では計上いたしておりますが、新たに病院の基盤強化を図るために財政支援として補助金3億円を予算化しております。  それとふえておりますのは建設改良に要する経費という形で、当然新たな病院を設置しましたし、医療機器も購入いたしましたので、それらに係る部分がかなりふえておるということで、昨年度の当初比較で4億近くふえておるということでございます。3月補正後では、ほぼイコールという数字になろうかと思います。以上でございます。 ○坂本委員   今の中で、それ聞きたかったんですが、93ページに病院会計補助金3億って上がってますね。これは今、話をされましたが、簡単に言やあ、病院も現金要るだろうと、しかし現金ないから、まあまあ3億程度持っとけということなんですか。 ○田中財政課長   病院、昨年度、19年度決算におきまして2億6,500万の不良債務を発生したところでございます。そういった形で公立病院の改革プランというものを現在、作成をされております。その中で収支計画をつくる中で、20年度から一応24年まで、額につきましては今後変わってくるかと思いますが、予定では20年度が2億6,500万、本年度が当初予算で3億、22年から24年までが2億ずつということで、トータル11億6,500万の補助金を予定しております。それによりまして、24年度末には不良債務が解消されるであろうという見通しに基づきまして、補助金を計上いたしたものでございます。以上でございます。 ○坂本委員   例えばこの病院、本年度12億9,000万ほど上がっとるわけですが、このうち財源内容を見ますと、ほとんど一般財源なんですね。この12億9,000万のうちの10億7,000万が一般財源ですね。よく以前から言いよったこの中の項目で、例えばよく皆さんおっしゃるその合併特例債等々、どの項目がどうか私わかりませんが、全く使えないんですか。いや、使えなかったら使えないでいいんですが。 ○田中財政課長   合併特例債につきましては、以前にも議論があったところでございますが、あくまでハードの建物とか、そういったものでございまして、もう既に合併前からこの計画については進んでおりましたし、増工部分に対しては合併特例債が可能ということもございますが、今回の場合は対象外となっております。ここには財源としましては計上いたしておりませんが、普通交付税で約2億8,000万、特交でも7,000万程度、20年度実績でございますが、交付税で措置がされるところでございます。ここで上がっておりますその他の財源につきましては、公共施設整備基金を取り崩しまして病院の医療機器等の償還に充てるということで、この2億2,000万は公共施設整備基金の取り崩しを予定したものでございます。  以上でございます。 ○坂本委員   今の話の中で交付税、今年度措置されるということで、多分そうなんでしょうけど、これ本当に例えば、翌年度とかもう一つ先になるかもわかりませんが、ぴしっとその項目の中に交付税、例えば47億あってそのうちのこれこれは病院分やということで、ぴしっと明細に出とるわけですか。ちょっとそこの確認したいんですが。いや、国というのは、あんまり僕は信用していいんかなと思うんですが。 ○田中財政課長   交付税に特別交付税と普通交付税がございます。そのうちの普通交付税につきましてはすべて算定台帳というものがございまして経費が明らかになっております。ただ、特別交付税につきましてはそういった台帳等がございませんので、明らかにそれが交付税として措置がされているかどうかという確認が現実問題はできないという状況でございます。ただ、そういった算定項目といたしましては、病院のその部分で先ほども申しましたが、20年度で約7,500万程度は、特交で措置されたであろうということで、把握はいたしております。  以上でございます。 ○坂本委員   病院というのは、本当に大切な資源ですしね、宝ですから守っていかないかんというのはもう重々わかるんですが、やっぱり財源にも限りがありますよね。このように例えばどんどんこうふえてる、年々歳々、倍々ゲームとは言いませんがふえてる。その中で例えば中長期的にやっぱり3年、例えばこの先3年間はどんどんふえるけど、それが減るんだということだったらいいんでしょうけども、そのどういうかね、何か最近のこの数字を見るとどんどんもうふえるばっかりなんですがね、その辺も当然将来的に含めて、話はされとると思うんですが、ちょっとそこんとこだけ、再度確認をしたいんですが。 ○牛居総務部長兼秘書広報課長   詳細なことにつきましては、浦川局長の方から話がされるかもしれませんけども、財政的に話いたしますと、おっしゃいますように、私も言われてますようにどんどんその病院にこう補助支援してくるのはいかがなという、私自身は立場もありますけどそういう意向は持っております。当面、こう予算組んでおりまして、支援していきますけども、どんどんどんどん出していくということが返って、そのどういうんですか、自助努力というか、それを阻害してはいけませんので、基本的には公営企業ですので、厳しい視点で改革してもらわないかんということは申し上げております。ただ、この数年、特にごらんのように、医者が非常に不足しておりますので、絶対的に医者が少ない以上は・・・・・が上がっていないということは、これは事実ですんで、当面苦しい経営になっていこうと思いますけども、だからといって、市の財政をどんどんいきましたら、下手打てば、言葉悪いけども危うい状況が起こされるかもしれませんので、その辺のところは重々注意して運営をしていかなならんと思ってます。どうですか、将来的にことを見まして、単年単年の予算時期含めまして、慎重に議論して、最終的には市長の判断いただきますけども、慎重に議論いたしまして、今後の予算措置していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○杉本委員   あのね、その病院の件ね、加東市も社病院抱えて往生しとると、その折に市長はこう言うとってやね。工業団地の残りがかなりまだ売れとへんとこもあるし、今後売れていくと、それを社病院へもっていくという案を議会で言うとってなわけや。やっぱり西脇市もやね、やっぱり医療現場の方々にお金の心配せいいうったって、これは無理やと思うからやな、やっぱりそっから生まれてきひんということになるならば、そういう方法論、まあ言うたら、例えたら、茜が丘の土地、今、23万円か15万円か、それは別として、あるいは8万円なら8万円、9万円なら9万円で売り出して、そこで30億浮かすか、20億でも浮かしてやな、それを病院に持っていくとか、いうようなやっぱり策講じらん限り、医者が少ないわ、医療現場はもっともうけんかい、ってそんなんもうかるはずはないということが絶対に出てくると思う。それはやっぱり市長なり、それは副市長もやな、それは頭絞ってやな、ある分、ない袖振れへんにゃさかい、そういう充てるとかいうことやらん限り一時しのぎがでけへんと思うわ。買ってきたって、払わないかん。そう考えるけ、そこらへんどない思とるんか、それをやらなあかんがな。 ○多井副市長   茜が丘の土地売って、それを病院にということですが、茜が丘の土地は土地開発公社で先行買収をいたしておりますので、これは土地開発公社へむしろ利子をつけて土地開発公社から買い戻さんといけませんので、買い戻さなければ、むしろ市が得をするわけで、これ買い戻すために500万円ずつぐらいの市税をそこにつぎ込んでるわけでございます。そのほかにじゃあその財源を生み出すものは何があるんかということでございますが、確かに市有地も持っております。可処分財産としての土地も持っておりますけれども、なかなかこれも右から左に売れませんで、よく言われます、何で今売り出すんやという議論もありまして、なかなか財源を生み出すということは、非常に厳しい状況なんですけれども、ことしも可処分財産としては5,000万ほどの土地売り払い収入を計上しておりますけども、鋭意、今、その土地を売り出しまして、そういった財源を生み出してこなければないというふうに考えますけども、最大の財源の捻出というのは、やはり経費の節減であろうというふうに思います。非常に皮肉な結果になっておりますけれども、非常に職員数が減員いたしまして、このどういいますか、人件費が削減されておりますので、これはことしも人権比率見ますと、1億1,000万ほど、20年度と21年度は比較をいたしますと、人件費が削減をされます。それやこれや節減に努力をいたしまして、病院会計の方の大きな負担の一助にでもなればというふうに考えるところでございます。議会でみずから経費の削減を行っていただきまして、これも年間にいたしますと2,000万ほどの経費の報酬の削減というふうなことにもなっておりますが、あらゆるこの角度から経費の節減を行いまして、こういう病院の危機的な状況に対応してまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ○杉本委員   あのね、まだ一つ別の話になるけれど、多可町で今現在刑務所の問題をやっぱり蒸し返しとるわけや。地元皆寄って、やったけんど、・・・・・が、そんなもんあかん言われて、なかなか暗礁に乗り上げた、あれでも何か3,000人か何やの雇用もあるとか、いろいろなことで。それでは、裏にひっついとるお金があると。そういうもんも多可も一緒懸命になってやね、どこへ使う使わんは別としてやね、やっとるわけや。西脇市でもそういうことも考えてでもやな、多可がまあ、あかんということになりつつあるけれども、これはまだわからんけどやね、やっぱり財源の確保というものはそういうことで考えん限り、病院なんかに突っ込む金いうもんは、絶対に市で生まれへん。多可が今やめとるんやったら、一編西脇市でも、一編あれ、住吉の奥の方っていうたら怒られるかもしれんけどやな、そこへ刑務所持っていってやな、そこで金を生ます方法もやな、考えて、多可がやったんや、うちらも共有田あっさかい、うちらの連中もそこへ説明に行っとるわ。これは内藤先生が前に生きとっての折わあわあやったやつの延長線なんやけどね。やっぱりそういうこともトップとして考えん限り、病院だけで一般会計から持っていったらええがだけでは、ここ五、六年、まあ10年辛抱したら何とかなるやろうと思うけど、その10年間を何とか考える方法を考えとかん限りね、これは一つに、そういう状況やということだけ把握してください、努力しよるとこもあると。 ○池田委員長   要望ですね。  病院の方は、企業会計の方でございますので、またそのときに、ゆっくりやらせてもらうとして。この繰出金のことで、大ざっぱに。関連でございますか。  私の方から今の答弁について言うのも何なんですけども、平成22年から24年までの2億というのは、病院会計補助金でされるというのは、それは所管金の関係で24年までが多いということの関係だと思うんですね。今、冷静になって考えてみれば、これは病院建設に伴ってということというのは重々わかっていたはずでございます。ただ、医師が不足して病院経営が困難になってるという状況については、病院内の努力もさることながら、全国的に起こってることで、不可避の状況でもあるわけでございますので、その辺は私個人の思いとしては、市の方が病院に冷たく言うてるようなことを市民が印象を持つようなことは、よくないんじゃかというふうに思うんです。例えば、このたびの予算でも、病院会計補助金3億というのが新しく入ってきてるわけですけども、これは従来、補正として対応してたものを年度当初でやろうという市の姿勢のあらわれでございますので、そういうことはしっかり強調された方がいいんじゃないかというふうに思うんですよ。 ○多井副市長   済みません。委員長に代弁していただいたようなことになりました。  もう、おっしゃいましたとおりでございまして、この3億を当初に置くかどうか、それからこのいわゆる公営企業法上の負担以外にこういった形での補助金を出すことというのは、これは非常に議論があったところでございます。最終的には、今おっしゃいますように病院の組織なり、病院に働くお医者さんとか病院のスタッフにやっぱりその市の、市といいますか、病院も含めて市なんですけれども、やっぱりそのこれは市長の一つの姿勢として、病院に対する姿勢として一番わかりやすいのが、この財政支援というものがやっぱりこの際は打ち出すということが非常に大事であろうというふうなことで、大きな決断をいただいたわけでございます。本来で言いますと、この財政当局なり、事務担当の方としては、ルール外のものを出すということについては、若干抵抗もあるわけでございますけれども、ここは、もう文字どおり政治的な判断で病院の医師不足、非常に過酷な労働条件の中で仕事をしていただいております医療スタッフに何とか姿勢を示すという意味で、また最終的に年度末で不良債務の部分を補うような補正をむしろするんであれば、年度当初にする方がやっぱりそういう意味でも効果的であろうというふうなことで、そういう背景の中で非常に大きな決断をいただいたというのが、予算を編成した実態でございます。 ○池田委員長   よろしいでしょうか。  ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  なければ、次に行きます。  第5款労働費、94ページから96ページまで。  ございませんか、質疑。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  なければ、次に行きます。  第6款農林水産業費、97ページから105ページまでの間。質疑のある方どうぞ。 ○村井委員   1点は、この99ページ、18節の備品購入費で、土壌分析機の購入、これはどこで使用されるのかが1点と、それから100ページ、地産地消の、100ページのこれは何ていうかな、19節の負担金補助金、地産地消の事業補助金のどういった場合にこれが補助対象となるんかというのと、有機土壌化のこれで、堆肥の補助だと思うんですが、これについては幾らで、堆肥の量が幾らで、面積的にどれだけを予定されてとるのかということですね。それと101ページ、17節の公有財産の購入費、これ村づくり交付金の用地購入、この場合は、少ないんですけど地元負担があると思うんですけど、この用地購入についての負担はないんか、あるんかというのを。それからこれ100何ページまでや、105までか、102ページ、15節の工事請負費、これの公共下水道の接続欄ですが、昨年度でトイレ設備工事整備で100万の予算が上がっておるで、これとこれ、今回のこの予算とどのような関係があるんか、ないんか、ちょっとその辺のとこお聞きしたいと思いますけど。 ○飛田農林振興課林務担当主幹土地改良担当主幹   失礼します。  先ほど委員、ご質問の備品購入費で土壌分析機等をどこで使用するかというふうなご質問だったと思うんですが、現在、昨年の6月から建設工事を進めておりまして、5月末で完成する予定でございます。その施設の中で管理棟の中に試験室を設けておりまして、土壌分析機はそこで使う予定にいたしております。といいますのが、圃場の土壌の分析をしまして、土づくりセンターのどういった状況にあるかというふうな試験をする予定にいたしておりまして、そこの試験室で使用する予定でございます。以上でございます。 ○橋本農林振興課長   農林振興課長でございます。  まず、1点目の負担金補助で地産地消の分ですけども、これは昨年度までは、農業祭の補助金という形で設けておりました。今年度農林業に関する助成金の交付規定と整備し直しまして、農業祭については地産地消事業として位置づけて補助金を交付するようにいたしております。  もう1点、有機土壌化の助成金ですけども、委員ご指摘のとおり、堆肥に対する助成となっております。現在予定しておりますのは、10年から助成をしておりました旧西脇地区の分を約2,100トン、反当2トンまきますと55ヘクタール程度、それと土づくりセンターの堆肥が21年度から製造されます。実質6月から稼働しますと8月からでき上がりということになります。その分を約2,100トンで105ヘクタールの散布をめどに交付金を組んでおります。 ○北谷建設経済課長   建設経済課長でございます。  今の公有財産の購入費でございますけれども、事業といたしましては小苗集落道整備工事に伴う公有財産購入費でございます。地元負担金でございますが、14.1%を予定しております。以上でございます。 ○村井委員   まだあった、まだあった。ごめん。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  102ページの工事請負費なんですけども、平成20年度の100万につきましては、オスメイトトイレ事業、要するに大腸等に病気を抱えて、人工肛門をつけておられる方のトイレを設置する事業であります。今回21年度の事業につきましては、公共下水道の接続事業で170万を上げさせてもらっております。以上です。 ○村井委員   この有機土壌の関係なんですけど、これは予定されとんのは、主には田んぼなんか、畑なんかいう区分けはされておるんか、おったら、おられたらその面積を、計画面積を、というのは、その今までの稲わら交換の分は別であるという考えを持ってますねんけど、その辺のところはどうなっとるんかも含めてちょっと説明をお願いしたいんですけど。 ○橋本農林振興課長   農林振興課長です。  特に田、畑の区分けというのは、算定上いたしておりません。実質これまでの堆肥、それから新たに土づくりセンターの堆肥につきましても、みのり農協を通じて農家の方が注文をされるという形になりますので、基本的に西脇市の方が、西脇市内の農地に散布するものという想定をいたしております。また、特に黒田庄地区の土づくりセンターにからむ稲わら交換分の農地につきましてもこの堆肥助成の中で他の農地と同じように見ております。 ○村井委員   半年やさかいな。 ○池田委員長   考えてる間にちょっと私の方から。  ガーデニングなんかは、はやってね、それで堆肥なんかも普及の可能性も出てくるわけですけど、ちょっとした家庭菜園の、プランターでプチトマトをつくるとか、ああいうふうな講習とかいうのは、はやってる割にはないと思うんですよね。堆肥をつくるんですけども、その需要を高める意味でもよいとは思うんですけども、そういう考えはないんでしょうかね。 ○橋本農林振興課長   農林振興課長でございます。  確かに、最近ガーデニング等それからプランターでの野菜栽培等がブーム的に行われている事情というのはあると思います。特にこれに関しての講習等の考えはもっておりません。あくまでも農を業となすという意味で、農地を使って栽培等するものについての技術講習等はちょっと予定をしておりますけど、ガーデニング等に関してはちょっと農林振興課としては対応いたしておりません。それとプランター等への堆肥施与ということも今後広まりがあると思いますので、この分については、土づくりセンターを運営するみのり農協さんの方で40リットルの袋入りの堆肥の販売も現在、検討いただいております。 ○村井委員   これくらいでいいと思うんですけど、ただ、畑への投入等をどう考えていくか、ということは、田んぼは今まで従来からあるわけなんですけど、やはりこの土づくりセンターの一つの機能の関連という形からもやっぱり目的の一つとして、やっぱり有機の野菜というのを入れてきておりますんで、ここへどういう形で投入していくかというのは、やっぱり重要な問題だと私は思うんですよね。その辺のところ今後、この予算は予算としていいんですけど、今後そういったことも含める中でやっぱり考えていかなければ、つくって従来どおりのやり方ということでは目的が達成できひんというふうに思いますんで、その辺のところ21年度は今言われたように8月からということなんで、十分な生産量も少ないということもありますんで、そういったことも含めまして野菜への取り組みというのは要望しておきたいと思います。 ○池田委員長   ほかに質疑ございませんか。 ○杉本委員   100ページの担い手育成事業補助金、これ出とんねやけど、これ担い手、本当に育成できとんのかいなということを感じんねんけどね、その1点と、有機土壌の問題点、堆肥センターできる、この堆肥は畜産農家から受けるの、これに関連するもみ殻でいくんか、ヒッコでいくんか、これどっちにしようと思とんのか、そこら辺の有機肥料つくんねん、つくんねん言うとるけんどやな、それどっちを基軸においてやんのか、8月にはもみ殻しよ思てもない、それは手当しとんのか、有機肥料、肥料いうたって堆肥ばっかりではそれは有機肥料にならないし、そこらどない思とん。それをやらん限り、この事業計画、本当に有機堆肥ということをうたえるのか。ここらどない思とんのか。 ○橋本農林振興課長   農林振興課長です。  まず1点目の担い手育成事業の補助ですけども、これにつきましては集落営農組織、それから認定農業者等が機械等を購入される分の助成金が主なものであります。現実に、現在担い手の育成につきましては、20年度末、現時点でも22名ですか、22名というか、22形態が認定を受けていただいております。また現在2名ほどの方、担い手になりたいというような相談も受けておりますので、今後認定に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。  それからもう1点、堆肥につきまして、もみ殻かヒッコかという点ですけども、現在、土づくりセンターに搬入される原材料の肥育牛のふん尿については、実質ほとんどの農家の方がおがくずですね、ヒッコを敷料として活用されております。ですから、もうそのヒッコを使ったふん尿がそのまま土づくりセンターへ入ってくることになりますので、特にもみ殻をまぜるということは考えておりません。また肥育牛につきましては、かなり水分率が低いという部分もありますので、副資材としてもみ殻とヒッコ等をプラスしてまぜるということは、必要のないものというふうに現在考えております。もみ殻につきましては、一部発酵槽で床から空気を送りますので、その空気を送るパイプが目詰まりを起こさないようにそのパイプの上に引くという程度のもみ殻量になります。これはもう既に農協さんの方で確保いただいております。 ○杉本委員   担い手の件で、営農組合が充実するやろうということをもって、担い手育成やということを言うとるけれど、大体担い手育成いうけど、我々と1人の方が皆担い手育成の中の営農組合の労働者や。こんなもん担い手でも何でもないやん。もう老人の健康維持のためやっとるだけで、そんな農業なんか何も基本においてへんがな。そんなもんに担い手を育成しおりまんねん、そういうことをやめて、一つ例としてはね、冨田さんが、私も知らなんだが、つい前ど鳥取いたら、智頭町の諏訪酒造へ行ったら、西脇産の冨田さんの酒やから買うてくれ言うて、西脇から来たいうてあんまりえらそうに言わなんだらよかったなと思って、買わなしゃあないさかい、買うたけんどやな、あそこが諏訪酒造へね、いや応なしに持ってきてるらしいやん。それは奥さんもだんな、主人も一緒になって取り組んでやな、あの諏訪酒造のね、山田錦70%まで研磨すんのか、精米したりとかいろいろ種類、大吟醸とか、こういう方々はやっぱり農協に世話にならいでも、自分とこの独自性でやりよったんや。それで大体補助金ようけもっていくところの事業体いうんか、組合やな、これ大体イリブツやな、いうことなんや。それで、もう一度やっぱり今、雇用の問題なんやかんや、就農に従事するとかいうようなことが今、失業者多いさけん、とかいうて農業の見直しを考えられよるさかい、これ農業だけでいくんやなしに、商工も踏まえて加工業界も踏まえて、そして担い手の育成をやらん限り、これとて最後には行く末にはあの家どないなりましたんや言うたら、高齢者もいうより、若い世代が育ってないいうて農業なんか育つはずもないねやさかい、ただ事業体は必ずその農業に専従する人は専属でもあってもええし、兼業農家を育てん限りは成り立たんのや。今までも、播州織という一つの地場産業があって、それと農業がかんどったさかい今まで持ちこたえとんねやさかいに、その播州織がないなってもうたらやな、農業なんか持ちこたえへん。兼業農家を育てる基本をもたんかいな、担い手担い手ばっかりいうて、ほんなもん70近い人ばっかりが担い手になっとるいうて、そんなでいいのかいう話や。  もう1点、それはそれのように考えをもって、やっぱりそこにおってのスタッフ皆若いねんさかいな、その移住の人ばっかりに担い手や、担い手やっていうて自分ら言うとうわけやさかい、そこら辺ちょっと考え直すこと。  それからもう1点、有機堆肥やいうとるの、これが問題になってくる。なぜかいうたら、今なんで私はヒッコともみ殻ですんのかいうたら、いや、ヒッコが主になってや。ヒッコ信用できんのかいな。今、合板がいっぱいある。集積材もある。それ皆化学薬品使うて接着されたり、ベニヤ板一つもとったら接着材入れとんや。これ化学薬品。それがサイズに切らなしゃあないんやったらヒッコでんのや。そのヒッコが有機堆肥やいうことにつながるいうのやったら、これうそになってまうと、今、言われよったわ。今、主にやかましい言われて、やっぱり有機栽培、有機農業をやらないかんいうことの基本から出ていったときに、何があるかというたら、今やってんのは、キューピーマヨネーズの使とる卵の殻、それらをその肥料に入れようとか、いろんなそのリサイクルという基本ができてて、それが確立されて、牛ふんの中へそれもまぜようかや、なぜかいうたら、単品でまぜたら、風吹いたら自分の方にかかるばっかりや。堆肥まぜたら飛ばん。そういうこともやっぱり一つの中に踏まえてこういう事業、もうやらなあかんねん。事業せんなんねや、予算がそこに。そういうことを考えることが、今おられるスタッフの若い世代がやるべきことや。畜産農家に任せとりまへんねんやないで、やっぱりやった限りは、行政でも責任あんねやさかいに、そういうことを踏まえてやらん限り、有機農業、有機肥料にはならんと思う。堆肥にならん。ヒッコは、恐らく問題あり、言われとる。そういうとこを一つ踏まえてね、一つ考えてもらわん限り、考えとりまへんねん言うとるけど、もうそれはあんた頭が古いさけ、そのぐらいのこと考えとるかもしれへんけんどやな、新しい取り組みでやんねやったら、そのぐらいのこと考えてやらん限りやな、できひんということを予算してしていく中にやね、それをきちっと組み込んで、そこにお金が何ぼか要ったんやというならば、理屈が合うけどね、そういうことも一つ踏まえながら、一つやってくれん限りいかんやろうということは、スタートが大事やさけ、ちょっとそういうことを頭の中に置いてやってください。
    ○池田委員長   要望で。よろしいでしょうか。 ○林副委員長   今、杉本さんが言われてたところは、担い手育成に関することなんですけども、私もあんまり農業、全然門外漢でわからんのですけども、ただ一つだけわかるのは、ある程度の収益モデルをつくってあげんと、農業は衰退するしかないんですね。今、自給率も40%切るような状態になっとるんですから、もちろん国もいろいろやっておるとは思うですけども、この地方、この気候、この風土に合った収益モデル、その何をつくったらいいかとか、それからどの程度の集積規模にもっていけばもうかってくるのか、どういう流通を使うのか、そんなこといろんなことね、もちろんいろんなことで会議でやられたと思うんですけども、そういったことを集中してやっていかんと、農業というのは絶対衰退していくだろうと、私らみたいな世代の者が農業にはいかんだろうと思います。さっき言われたように、今あるものだけを生かそう生かそうとだけしとったら、いつかやっぱり死んじゃうんですね。でなくてもどっかで再生させないと、農業というのは、まあ無理やろうなというのが、僕はそう思うんですね。ですからその、今ある形態のものじゃなくて新しい形態のものでも、いろんなところへ行かれて、そういうところに市の農政の視点をもっていってもらって、今あるものを生かすんじゃなくて新しいものを再生するんやという観点でやっていってもらいたいな。そうしないと私は、今、杉本委員が言われたとおり、もう年寄りしかおれへんのやというような状況になってしまうんだろう、土地守るだけでもうきゅうきゅうとしてしまうやろうね、それさえももう手放してしまわないけないような状況になるんやないかなというふうに思うんです。そういったような会議なり、そういう講習なりをずっとやっとんですかね、研修なり。 ○橋本農林振興課長   農林振興課長でございます。  ただいまのご指摘、現在の西脇市の農業の状況を見てても、そのとおりの部分があろうかと思います。ご指摘のとおり、担い手に関しまして、やっぱり収益モデルというのは非常に重要になってこようかと思います。現在、担い手農家として認定をする場合、認定農業者は、現時点で農業の経営改善計画をお出しいただきます。市が基本的なモデルとしておりますのを、まず400万を目標、それからさらに進んでいくというような目標設定の中での認定作業というものにかかっていくことになります。  それと、今のままで集落営農等育成しましても、先ほど杉本委員さんご指摘のとおり高齢者がその集落営農を支えておるという実態があります。今後は個々の経営を生かしていく認定農業者の育成と、それから集落営農の育成というやっぱり2本立てがどうしても必要になろうかと思います。集落営農の育成につきましても、今さえうまくいけばいいということではなくて、集落営農の担い手を育成するという考え方、例えばA、B、Cさんが今頑張っておられますけども、その方が高齢になったときには、次の世代の担い手が育つような集落営農のあり方というのは、今後必要になってこようかというふうに考えます。先般も、担い手育成協議会の方で集落営農等を中心に講習会、研修会を行いまして、今後その集落営農についてもやっぱり税制面での指摘等もありますので、税制面にも対応できるような組織化、最終的には農業生産法人へと誘導する方向での研修等を、今後強めてまいりたいというふうに考えております。 ○杉本委員   税制の面も考慮してあげないかへんていうとるけどあんた、課長いうか、つい先般、農協へ去年あたりの山田錦つくっただけでやね、税務署からみな調査きてやな、払えというようなことが、地元では山田錦、山田錦やかましいいうといてやな、10出しとるの、11言うたったか、10より出してへん言うたのか、そらわからんけんどやね、ライスセンターに皆入れてもうたら、皆数量が出た、あんなん申告、山田錦作っとってでんがなって、税金をね、そういうような面もあるさかいね、やっぱり産地育成いうことはやっぱり経営も考えたやり方も指導したらん限り、税制面でがいよう、去年、あったんや。ことしも恐らくまた出てくると思う。そういうことも考えてやっとるんやったら、私もそないに言えへんけど、そこら辺も考えないかん問題出てきとるわけや。産地、産地言うたら。以上。 ○池田委員長   ほかにございますか。ちょうど12時前ですけども。  なければ、これにて昼食に、休憩にしたいと思います。  再開は1時からで、第7款商工費から審議に入ります。以上です。                休憩 午前11時58分               ───────────────────                再開 午後0時59分 ○池田委員長   じゃあ、そろいましたので、少し時間早いんですけども、再開いたします。  引き続きまして、第7款商工費、106ページから108ページまでの質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 ○北詰委員   106ページ、商工業振興費の13節委託料815万、地域資源振興PR事業委託料これはどのようなものですか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  この委託料につきましては、県の緊急雇用対策事業としまして、一つふるさと雇用再生特別基金事業による事業であります。離職者を雇って事業を開始するという形の事業でありまして、内容的には西脇の地域資源、播州織であるとか、野菜であるとか、へそごまであるとか、観光資源であるとかを広くPRし、地域振興を図るという事業の内容であります。具体的には、西脇商工会議所に委託をしまして離職者、今回3名を雇いまして、市内にあるスーパーに店舗の一部を借りまして、そこでPR、また情報未来館、工房館等でもPRしていきたいと考えております。1年間の事業ですけども、これは継続事業として3年間していきたいと考えております。以上です。 ○北詰委員   期間は、いわゆる国の緊急雇用対策事業としては期間は1年、それで、そこで。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   済みません。説明不足で申しわけありません。  県の事業としては3年間事業でありまして、このふるさとに関しましては、3年間の継続事業を考えております。もう一つ緊急雇用創出事業につきましては、短期の半年雇用という形の中で、事業が1年間であれば半年間で人をかえるという事業で、3年間やるという形の事業であります。以上です。 ○北詰委員   これスーパーいうことでカナートと解釈してよろしいですか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   はい、そのとおりです。 ○北詰委員   そこでお借りすんのには、いわゆる家賃とか、普通固定家賃とか、売上の歩合制とかあるんですけれども、その家賃はどうなってるか。それで単なるPRですか、そこで物販が可能なんですか。ちょっとお伺いしたいんですが。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  ただいまのカナートさんの家賃につきましては、ほかのテナントと同じ考えではないと、支店長は言うていただいております。地域のために使っていただいてほしいと。期間が長いんで、ある程度の必要経費的な部分は予算的にも見れる予算がついておりますので、その分で今からテナントと人とは別に、店長と契約を交わしていきたいと考えているところであります。以上です。  それから物販につきましては、売っていきたいとは考えていますけども、この事業での販売ではなくて、TMOの事業を委託販売、売らせてもらうという形の中で、この事業では収益は得ないという形になります。以上です。 ○北詰委員   至近距離にざっと五、六百メーター以内にその情報未来館、工房館があるんですが、同じような商品ですと、同一地域内で自社バッティングするということを考えられます。ですから先ほど課長がおっしゃっとったように、金ゴマとか、そういうほかの、今現在にある情報未来館、工房館以外の分ができたらPRと。商業政策的に、マーチャンダイジング的にそのようなお考えをもたれる方がいいのではないかというふうに考えております。場所的には、1階ですね。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   はい。 ○北詰委員   某携帯電話屋さんの撤退のあとでしょうね。 ○林副委員長   あとでしょうね。 ○北詰委員   以上です。 ○池田委員長   ほかにございますか。 ○北詰委員   107ページの同じく商工業振興費の大型店出店対策事業補助金、西脇市商業連合会100万とその二つ下の播州織情報発信事業補助金、これの内容どのようなものか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  まず1点目の大型店出店対策事業補助金につきましては、加西のイオングループのショッピングセンターができたことによりまして、県が平成19年、20年、21年の3カ年で大型店対策補助金を設置しました。19年、20年も市の商業連合会と検討しまして、事業を開始するかどうか検討したんですけども、2年間は事業ができなくて、今回商業連合会の会長も変わられまして、最終年度になるんですけども、ショッピングセンターに対抗する事業、今考えておられるのは商業マップの作成、それから商業連合会のPR等のためのイベント事業等を県と協議されまして、事業開始を検討されているところでありまして、この事業は3分の1が県、随伴で市が3分の1、それから実施団体が3分の1、300万の事業であります。  それともう1点、播州織情報発信事業でありますが、これも県の随伴補助でありまして、知事も大変播州織には関心が深く、地場産業の元気発信事業として西脇市の播州織、三木の金物、小野のそろばん等の事業に対して補助金を設置された事業でありまして、これも県の3分の1、市3分の1の事業でありまして、内容的につきましては、阪神間において播州織を使用した新開発商品などの展示、即売、それからイベント等の事業をやろうというものであります。実施団体は今のところまだ決定はしていないですけども、開発機構なのか、西脇商工会議所等が実施団体になるんではないかと考えているところであります。以上です。 ○北詰委員   この播州織情報発信事業、これは昨年、大好評で1,000枚弱売った播州織シャツのアンテナショップありますね。あれのまたリピート、繰り返しというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  この事業は、県の補助金が100万、市100万で300万事業でありまして、アンテナショップを立ち上げるとなれば、この金額ではちょっと難しいんではないかと考えております。ただ、日にちを設定して、何日間の間で販売をするというようなPRも可能ではないかとは考えてるところであります。以上です。 ○北詰委員   短時間で都会で、よほどのそのいわゆる効率考えてやらないと、300万使って事業をやったというだけで終わってしまう可能性がありますので、十分そこPR方法十分考えてやっていただくように要望しておきたいと思います。以上です。 ○池田委員長   ほかにございませんか。 ○杉本委員   100ページの産官学の連携いうんかな、補助金ね、これは。  107ページの。 ○林副委員長   産官学。 ○池田委員長   はいはい、産官学の。 ○杉本委員   産官学の補助金、これどういう形態でやろうとしとんのか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  この産官学連携商品開発補助事業なんですけども、現在、播州織工房館で大学とのコラボによりまして、ジーンズ、播州織ジーンズ等の開発をしていただいておりまして、新商品開発につきましては、引き続き大学とのコラボの中で、新たな播州織の魅力を発信してもらうための商品開発をやっていこうという形の中で2分の1補助の中でやろうとしてるものであります。 ○杉本委員   去年、たつの市が革祭りするさけに、一遍西脇さん播州織の西高の情報科、盛大にやっとるから来てもらわないかんようで、私は行ったわけ。それでこれもここが入りよるのか思うたら、全然ちゃうのか、ね、あの女の子がやね、あの大きいステージでやね、播州織のファッションショーと兼ねて、革との連携をやっとるんや。こんなの西高の情報科、女の子ばっかりやでな、それで工業の走りがあんなもんええねん、ええねん、いうは、そんなことばっかり我ら思っとったら大間違いや。女の子養成した方が、子供も産んでくれるしやな、いや、ほんま。それでいらん男にひっつかなんだらそれは女の子は立派に育つのやさかいに、そこら辺にこうもっていくもんかいなと私はそう思とったんや。そしたら今説明聞いたら、地元も県も考えとか、いろいろ言うんやったらやな、西高はバスに乗って行っとったで。神姫バスで。あれでも何や40万するのか何や30万で要ったやとか、そういうところにもやっぱり予算を入れて、その世代からもやな発信してもうたらね、どないかなと私はそう思とうさかいね、一遍あの先生にずっとやね、藤原先生かないう女の先生や。一遍出会てってん。こういうこと言われてとるんやと。いやいや、こないだ私ら行ったときに、んなもん、播州織一生懸命になっておりまんねんいうたけんどやな、金がちょっとくらいは援助したらん限りやな、口だけのことやったら、だれでもするわ、私でも上手は言うてったけんどやな。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  西脇高校の情報科につきましてはですね。 ○杉本委員   西高や。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   西高、はい。国からですね、目指せ、スペシャリストという事業がありまして、補助事業がありまして、3年間事業で補助金500万をもらってる事業であるんですけども。単年度500万ですね、事業をもらってるんですけども、それを今そのお金を使って新たな開発、産元組合さんとの連携、今言われたたつの市との連携等の事業を、その事業でやろうとされております。それと西脇市も今言われたとおりたつの市とのコラボでファッションショーをやる形も以前からあったんですけども、祭りの方でもたつの市さんに来ていただいて、ファッションショーに出てもらったこともありまして、たつの市に行くときには祭りのお金から一部寄附させていただいて、バス代に充ててもらってるという事業はやったことがあります。今後も検討していきたいとは考えております。以上です。 ○杉本委員   それは実態を見たら、やっぱりお金出さないかんと私は感じる。やっぱり感動っちゅうもんは、お金にかえられへんもんがあんねん。それやから金を、経費がいると。それは、どこの子かなと思うほど立派な、それは美人ぞろいでそんなこと言うたらいかんか知らんけんどやな、そんだけの姿でやるもん、1,000何百人か入れるらしいやん、あの市民会館か。それは盛大にやりよった。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   行ってきました。 ○杉本委員   行っとったんかいな。そういうことで。 ○池田委員長   支援すべきいうことでございますか。  はい。  ほかにございますか。 ○坂本委員   先ほどの北詰委員の質問の中で、106ページの委託料で地域支援振興PR云々とかあったんですが、そんときのちょっとこう担当者の答弁聞いて、実はちょっとがっかりしたんですが、私の思いとは違うかったんで、ああそんなもんかいなと思って。実は、私はこれ、今一番大事なんは、西脇市にどんな地域資源があって、それを一つ一つピックアップしてきて、それを精査して、それをまとめて、例えば市外に発信する、僕はそれが非常にこう大事やと思ってますから、これからそういう時代やと思うんですよね。だからそういうことをするんだと思ってたら、いやどうもそうと違うみたいで、何かそのこの中で市内でどっちかって完結型で、もっというと何か雇用促進、雇用促進かどうか知りませんけど、そういう方向のこれは委託料なんですね。そこで終われば、それはしゃあないね、決まってるから。それちょっと残念やなと思ってね、このネーミングを非常に僕はちょっと気に入っとるんですが、地域資源振興ってことで、やっぱりもっとその外部へ、これをもとに発信できるような体制をとってもいいんじゃないかと思ったんですね。思われませんか。
    ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  はい、ただいまのご意見なんですけども、この事業につきましては、今言われたとおり雇用を図るという目的の中での事業でありまして、地域資源の振興、確かに地域のための振興でありますけども、一つはイズミヤカナートさんを使うという点につきましては、あいてるブースがあるというのは大きく目立つということもありまして、そこにお店を入れるという形の中で振興を図る、もう一つは、播州織自体も地元では工場じまというようなイメージがどうしても根強くあるんですけども、この前の東京見本市の中で、本当にすばらしい商品が出ております。そういうところを強くPRして地元から喚起を図るという思いで考えているところであります。今言われた委員のご意見も確かにそうだと思います。次のステップとしましては、それの発信していって、広く広めていくということも考えて行きたいと考えております。以上です。 ○坂本委員   その話はそれでいいんですが、もう1点だけですね、今商工費やってますから、その絡みでちょっと話したいんですが、私がよく見てないかもわかりませんが、例えば私たちこの中で暮らしていこうと思ったら、働く場がないといかんですね。やっぱり暮らすことは生活すること、やっぱりそれには働く場がないといかんのですよね。例えばほかの項目で、例えば土木費で、工場用地のための取りつけ道路等云々の予算が出とるかもわかりませんが、ここ見る限り例えば新規の産業立地っていうんですかね、新しい工場を誘致するためのソフト面の整備ということでは予算、これどっか余っとんですか、これ。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。  今言われた企業立地に関しましては、第8款の土木費第4項の都市計画費の第1目の都市計画総務費の中で一応旅費、需用費、それから等を予算計上はしてるんですけども、具体的に今言われたように空き地を開発してというような大きな経費はありませんし、パンフレット設置につきましても検討もしているところでありますけども、特別指定区域をとって、それから面積を確定させて、販売額を確定させて、それからパンフレット設置だと考えておりますので、その準備に21年度かかっていきたいとは考えているところであります。以上です。 ○坂本委員   それでいいんでしょうけど、私たちの世代の子供っていうのは、学校出て、西脇へ帰ってきたいんだけど来れない。それは、一にも二にも働く場がないということなんですね。最大限こういうなことあって例えば、西脇に帰って来るんだけど仕事がないから仕事は小野とか西神とか加西の工業団地の方に行ってると、まあまあそれはそれで悪くはないんでしょうけどね、やっぱり最終的にはせっかく西脇に子供たちが帰ってきてくれるんですから、そういう面を含めて商工課だけの問題やないんですけど、これはもうみんなやはり知恵を出し合って考えないかんのですけど、そういう面のやっぱりその先頭を切って商工課がよその先進的な町の事例を参考にしたりして、そういう、ハード面は今おっしゃったこの後の項目で出てきますから、それはそれでいいんでしょうけど、ソフト面のやっぱり技術っていうのは僕は図るべきやないかと思いますね。いや、これは意見ですよ、はい。 ○池田委員長   ほかに。杉本委員。 ○杉本委員   ちょっと三木のことがありよった。あのね、播州織の形態と三木が、播州織の西脇さんみたいな姿にならんようにということで、三木の金物関係の若い世代が西脇とならんようにやりたいと、やらにゃいかんというのはどういうことかいうたら、西脇の一番の欠点は、産元が一生懸命になってやったやったいうけども、実質機屋がもうおられないから。すばらしい、今言うたら。織物が展示されて、機屋が無いなりよんのに何がすばらしいものができよるんだと、いうたら一部の人間は残っとるかもしれん。そういう形態の中に西脇さんの一番悪い欠点は、産元は皆金持っとる、いつやめてもええのやと、こう言うとるらしい、県の方で。県は一生懸命指導せないかんとやっとるけれど、なかなかそういうことが旧態依然として引っ張っておるねん。いずれには西脇さんの播州織がその形態を打開せん限り、残らんやろということで、三木が今一生懸命になっているのは三木も製造者と卸屋というような形態がまだ残っとるらしい。それを払拭しようとしているのはなかなかデッドソーとか、そういうとこは、大メーカーは置いといても、小規模の製造業は、金物いうもんは、ああやって西脇さんとならんようにやろうというて、県に依頼を受けて今一生懸命になっとるらしいです。それから、小野と三木と何で違うねんと私も知らんの。同じ金物やと思うとった。けど、小野は、はさみと包丁類いうのが小野の金物らしい。三木はやっぱり園芸とか大工道具からのものだよというような金物の形態が違うらしいでして、我々は金物いうたら小野とかやな思うとったら、全然考えが違うんです。  そういうことで、西脇も播州織をきちっと残していきたい、伝統やというならばその形態を行政もやっぱり指導していかないかんやろと、県もそう思うとるらしい、聞いた。そういうことも一つ踏まえて一遍取り組んでもらうように、つけ加えておきます。 ○池田委員長   ほかにございますか。  なければ次に参ります。  第8款土木費、第1項土木管理費から第3項河川費まで、109ページから114ページでございます。  質疑のある方どうぞ。 ○北詰委員   113ページの道路新設改良費、鹿野比延2号線用地測量業務等委託料ということで上がっておりますけれども、昨年度、鹿野比延2号線の鹿野大橋との取りつけ部分については公安委員会、県との協議が必要であるという話を伺っておったんですが、現在はその交渉といいますか、進捗状況はどのようになっておりますか。 ○石井土木課長   土木課長でございます。委員ご指摘の交差点部、県道との堤防道路との交差点部の共有公安協議、及び河川協議、道路協議につきましては20年度に県当局と及び公安当局との協議を無事終えまして、現在交差点部の改良工事を行っております。それに伴いまして、2車線化及び照明柱の移転等の工事を現在の工事の中で順調に行っております。以上です。 ○北詰委員   ちょうど播織の横を見ますと、片側に歩道もついて工事もかなり進んでおるように見受けられるんですが、大きなタンクみたいなのありますね。あれの分は非常にこう狭いというふうにちょっと見とるんですけれども、あれはどのようになるんでしょうか。  それと完全供用に移るのは大体時期がどれぐらいになりますかわかりますか。 ○石井土木課長   土木課長でございます。先ほどの播織の汚水処理の円形の大きなかき寄せ箇所があるんですが、あの箇所につきましてはどうしても河川の関係とか用地の移転補償の関係で残ってしまいます。その部分のみ歩道が一部狭隘になるという形なんですが、これも警察協議でご了解をいただきまして、歩道の一部が短期間でございますが、短い区間でございますが狭くなるという形でご了解を公安協議で得ております。  また、全線の供用開始に向けましては、21年度、20年度の繰り越しで地域活性化の経費で繰越予算をいただいております。その議決を得られました部分で21年度早々に工事を発注していきたいと思っております。以上でございます。 ○北詰委員   それじゃ、供用開始は大体、全線開通で供用開始の見通しというのは。 ○石井土木課長   できるだけ早く供用開始をしたいのですが、播織の北側の用地のお話が拡幅部分に一部ございますので、申しわけございませんができる限り速やかに完了したい、供用開始をしたいと思っておりますので、地権者の方への働きかけをこれからお願いしていきたいと思っております。以上でございます。 ○池田委員長   ほかに質問ございませんか。  なければ次に入ります。  第4項都市計画費、115ページから第6項下水道費、122ページまで、質疑のある方どうぞ。 ○北詰委員   116ページの都市計画総務費、土地・建築物権利調査等業務委託料、これは西脇停車場線、西脇上戸田線の基礎調査だというふうに思っているのですが、この時期はいつごろからやられる予定でしょうか。 ○前田都市住宅課長   都市住宅課長です。この西脇上戸田線につきましては、県の社会整備基盤プログラムということで方向性が出されておりまして、平成25年までに着手を図りたいということが示されております。具体的な実際の年度等はちょっと今のところはっきり聞いておりませんけれども、そういう状況で進む予定でございます。 ○北詰委員   非常にファジーなことですけども、平成21年度から25年度までの間のそのいつかということですか。 ○森本技監   つい最近県の方で、先ほど前田課長が申しましたように社会基盤整備プログラムで前期着手、後期完了ということで位置づけられておりますが、その前期着手というのが先ほど申しました25年までが前期でございまして、それまでにいろんないわゆるハードルといいますか、手続がございます。まず例えばですね、ルート協議といいまして、ちょうど国交省協議が予定されておりますし、それをまず手始めにそれが終わりますと、今度は都市計画決定ということで県の都市計画審議会なんかをクリアする必要がございます。そしてそれを終わりまして、初めて今度は新規事業評価という新規事業評価の、これをやるべきかどうかという、またそういった手続を踏まえましてやっと25年までに着手ということでございますので、大体そういった今、先ほども述べました項目が順調に行きましても1年ずつぐらいかかっていくのではないかとこのように考えております。 ○村井委員   120ページの住宅管理費の関係でちょっと聞きますけど、板波町の旭ヶ丘住宅、県営市営、それぞれ今後どのような計画で進まれるのか。というのは、県営はあいたところの取り壊しもされておりますので、その辺のところ今の予定を聞かせていただきたいのですけど。 ○前田都市住宅課長   都市住宅課長です。旭ヶ丘の今後につきましては、平成12年の取得活用計画のときの方向性が出ておりまして、一応用途廃止を目指して進んでいるというようなことでしておるんですが、県営につきましてはそれから後に大分空き家の方も発生して、つぶせるところは解体整地をされております。まだ50名弱の方が入居されている状況でございまして、移転先として谷町に新しい鉄筋住宅が建ったわけですけれども、移転されない方もあるように聞いております。今後、県の方では移転ということで勧めをされておるように聞いておりますがなかなか思うように進んでない状況でございます。市営の方につきましては大分30年当時から建った住宅も多く、一応古くなってきておりますが現状維持をみながら今後の方向というんですか、今、住生活でしておりますけれども、そういう減数建てかえか用途廃止というような方向に考えておるところでございます。以上でございます。 ○村井委員   聞きます。県営なんかはあと何年後に退去とかいうようなこともちらっと聞いたんですけど、そういったことはないですか。 ○前田都市住宅課長   都市住宅課長です。はっきりしたいつまでにということは市の方も聞いておりません。以上です。 ○村井委員   そうすると、県営で50戸いらっしゃる、また市営もまだかなりいらっしゃるということで、最終いつになったらというような現時点ではなかなかわかりにくいということにしたらよろしいですね。 ○池田委員長   よろしいですね。 ○村井委員   はい。よろしいです。 ○池田委員長   ほかに質問のある方。 ○林副委員長   117ページの委託料の中に、地域花いっぱい事業の委託料ね、これ200万やったと思うんですが、緊急雇用対策いうことなんですけども、どういった事業でどういう手法でやられるのかいうのを聞きたいですけど。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   都市住宅主幹でございます。この事業は地域花いっぱい事業委託料ということでございまして、申されましたように県の緊急雇用対策事業として都市公園とか市内の各地のところにシバザクラ等を、シバザクラに限定はしてないんですが、花の植栽及び維持管理を緊急雇用の対策として行いたいというように考えてまして、委託料の内容としましては人件費、消耗品費、原材料費等を考えておりまして全部委託してやっていただくというふうに考えております。 ○林副委員長   どこに委託して、当然緊急雇用対策ですから、どのくらいの雇用があってやるのかというのを、これは単年度だけですか。何カ年かやるのかね。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   一応3年間というふうなことで県に申請を出しておりまして、一応2名、半日程度、年間通してというふうな形で一応積算をいたしております。以上でございます。 ○林副委員長   委託先とか。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   委託先はまだ、シルバーもしくは社会福祉協議会、労働福祉協議会。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。この事業は今言われた内容なんですけども、シルバー、もしくは労働福祉協議会の方へ委託していきたいと考えております。シルバーは60歳以上になってしまいますし、それ以下の60までの働きたいという人があれば労働福祉協議会の方で委託をしていきたいと。この事業は今先ほど説明をさせてもらったように半年間の期間という短期雇用になりまして事業自体は3年間やりたいと考えているところであります。以上です。 ○林副委員長   今、井上課長言われたとおり、シルバーに委託すりゃ余り緊急雇用対策になれへんのかなと、今登録されている方がやられるだけのことですからね。ですからやっぱりその離職した方とかそういう方をすべき性質の事業かないう気はするんですけどね。この辺どうなんですか。 ○井上商工労政課長兼企業立地室長   商工労政課長です。シルバーにしましても、新規の会員であるという限定がされております。それが国から県からの指導でありまして、はい。そういうところであります。以上です。 ○池田委員長   ほかに質問ございませんか。 ○坂本委員   今の項目のすぐ上なんです、117ページなんですが、公園施設長寿命化計画等々ありますよね。これは多分新規事業なんで、この計画、少し説明をしてもらえますか。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   都市住宅課主幹でございます。この制度は平成21年度よりの制度が創設されまして、名前は都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業という大変長い事業なんですが、従来補助事業では公園施設は新設しか補助は出なかったというようなことになっておりますが、平成21年度より公園施設の改築とか更新、維持管理に関することが補助の対象になるようになりましたということになっております。そして採択要件としましては、公園施設長寿命化計画の策定をしなさいと、これが絶対条件ですよというような形になっておりまして平成21年度に計画を策定し、その後都市公園におきまして更新とか改築とかその辺の事業を補助事業でやっていきたいというふうな形で考えております。以上でございます。 ○坂本委員   これはもちろん都市公園が対象でございますか。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   そうでございます。都市計画公園が対象でございます。 ○坂本委員   実はこれは例の国の経済対策の一環ですか。もちろんこれはあれでしょう、この財源というのは全部国から、この財源。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   財源は国が50%、市が50%というふうになっております。 ○坂本委員   50、50。 ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   50、50です。緊急雇用対策かどうかというのはあれなんですが、関係ございません。 ○坂本委員   雇用だけやなしに国の経済活性化の対策の一環っていう話で、聞いてなかったらそれで結構ですよ。
    ○嶋本都市住宅課都市計画担当主幹兼西脇病院新病院建設室主幹   ちょっとそこまで関係はないと思います。 ○池田委員長   ほかにございますか。なければ。 ○林副委員長   ちょっとよろしい。直接予算に関係のないことなんですけども、先日、総務委員会でその他のところで言おうとして所管外やなあと思うことで、住宅なんですけど、市営住宅入るときに所得要件ありますね。ある程度低くなかったら、低過ぎても入れないですけど、低くなかったら入れないような条項があったと思うんですけども、それで入られてその後改善というか、所得収入がふえてきてかなりの額になられたと。なられた方に対して今もちろん家賃上がるんですけども、例えばもうそろそろあなた、所得だけあるねんやから民間のところ行ったらどうですかというような指導はされよるんですかね。 ○前田都市住宅課長   都市住宅課長です。入居基準としましては、収入基準で入居の申し込みを受けるわけですけども、それから後に給料が、所得が上がりますと割り増しということで割り賃を賦課しております。それで、中には大変高額な所得の方というのが若干はいらっしゃいますけども、そういう方につきましては高額所得者ということで認定の通知を出しておりまして、そういう方は退去していただくというような制度になっております。そういう通知もしておるんですけども、やはりその方3年間連続してそういうことにならないとまた収入超過しただけになってしまう。3年間継続ということがございますので、そういう状況で対応をしているところでございます。 ○林副委員長   市営住宅のあるところを見ましたら、割と立派な車がたくさん置いてあるんですね。ひどい人では外車なんかがあったりするところもあるわけです。それは本当にその人が中古車買うたか新車で買うたかそりゃ知りませんけども、そういったところから見ますと本来の市営住宅というものの設置の目的ですね、から少し逸脱しているのではないかと。やっぱり住宅困窮者であるとか、民間で住宅を求められない人が入居するべきものであって、ある程度の所得の人はやっぱり、公営のものが民間のものの邪魔をしてはいけないということもありますし、やっぱり民間の方に移っていただくように、そりゃ西脇の市営住宅が多過ぎるのがあるのかもしれませんけども。そういったやつはもうちょっと厳しくいうか、指導された方がいいのではないかなと私なんかは思ったりするんですけども。そのあたりはどうなんですか、特にそれで例えば通知を送ってそれを無視した場合はどないなるんですか。 ○前田都市住宅課長   都市住宅課長です。無視というんですか、こういうことについては通知を出して職員がやっぱりいろいろと出会って話を十分に指導するいうことをしております。ただし、この4月から家賃制度の改正がございまして、やはり実際に真に困窮される方を対象とした住宅にあるべき姿いうことで収入基準が20万から15万6,000円ぐらいに下がってきております。そうしますとこれまでは収入の高い人は当然またより高くなるというようなことになるんですけども、そういった方についても3年間以上こういう状態が続くということであれば、やはり本来の住宅セーフティーネット的なそういう指導ということで、やはり市の方も十分に対応していきたいと思っております。以上でございます。 ○林副委員長   ぜひ設置目的に応じた指導を徹底していただきたいいうふうに、私は思います。 ○池田委員長   ほかにございますか。  なければ次に移ります。  第9款消防費、123ページから125ページまで。質疑のある方どうぞ。  ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは次に移ります。  第10款教育費、第1項教育総務費、126ページから第4項幼稚園費、134ページまでです。 ○村井委員   127ページ、7節の賃金、心身障害児介助員賃金と、その下の8節の報償費で、介助ボランティア報償費、これの違いをちょっとお聞きしたいのと、それから次のページ128ページ、貸付金で、奨学金の貸付金が昨年に比べて増加しております、こういった経済状況の中でふえてきておるんだろうと思うんですけど、その件数について、ふえておればどのような数字になっとるんかということと、それから次130ページの工事請負費、教室照度改善工事費ということで昨年もあったと思うんですけど、これで大体学校の全学校のこの照度の改善についてはどの程度工事が進んどるんか、あとどのぐらいが必要なんか、割合でよろしいので聞きたいということです。以上。 ○森本学校教育課長   学校教育課長でございます。委員指摘の心身障害児介助員等それから介助ボランティアの報償費なんですけれども、心身障害児介助員の賃金は日額7,700円でございます。それからもう一つの介助ボランティアですけれども先ほどの介助員とはちょっと違いまして、比較的軽易な介助等にあたっていただく方にボランティアの意味も込めて1時間500円を支給しております。後のことの説明はほかの者とかわらせていただきます。以上です。 ○小西教育総務課長   教育総務課長でございます。奨学金につきましては、平成20年度西脇市奨学金が45件とふるさと奨学金が1件の貸付をしております。21年度につきましては、西脇市奨学金50名とふるさと奨学金1名を予定しております。  教室の照度につきましては21年度をもちまして小学校の照度の改善は終わる予定をしております。あと幼稚園につきましては、22年度23年度で行いたいと考えております。以上でございます。 ○池田委員長   すいません、奨学金の方もう一度言っていただけますか。 ○小西教育総務課長   20年度の奨学金の貸付は西脇市奨学金が45件、ふるさと奨学金が1件です。21年度予算計上しておりますのは西脇市奨学金が50人、ふるさと奨学金が1名です。 ○池田委員長   5件ふえたっていうことですね、市の奨学金。 ○村井委員   介助員の方なんですけど、軽度いうんですけど一応幼稚園、小学生が対象になると思うんですけど、同じように教室での、学校での介助には違いないということですね。 ○森本学校教育課長   平成20年度の場合ですと、介助ボランティアの方につきましては重春幼稚園と西脇中学校にお願いしております。あと小学校はすべて介助員で対応しております。21年度についてもほぼ同じ様子でいけないかなと考えているところでございます。 ○村井委員   貸付金ですけど、20年に比べて21年度は5件ほど申し込みが来とるんか、ふえるであろうということなのかちょっとわかりませんけど、今後の見通しはどうなんですか、状況から見て。 ○小西教育総務課長   教育総務課長でございます。貸付の件数につきましては年々四、五件ずつふえている状態です。21年度につきましても、2月ぐらいから奨学金につきましての照会が四、五件はございました。〔「わかりました」の声あり〕 ○村井委員   それから照度の改善ですけど、これは幼稚園、小学校については聞いたんですけど、中学校についてはもう改善する必要がないということなんですか。 ○小西教育総務課長   中学校につきましては、19年度、20年度の2年間で終了いたしました。 ○村井委員   はい、よろしいです。 ○池田委員長   奨学金の人数の確定は最終いつごろになるんでしょうかね。 ○小西教育総務課長   奨学金の受け付けは4月1日以降受け付けしておりますので、所得を見させていただく関係がありますので7月当初になります。 ○池田委員長   7月当初ね。 ○小西教育総務課長   そうです。 ○池田委員長   ほかに。 ○高橋委員   この128ページの、外国人英語指導教員派遣委託料ということ、これは何とか外国人のあれをよくしていこうということで、何人ぐらい、人数をふやされるんですか。 ○森本学校教育課長   学校教育課長でございます。平成20年度は3名のALTを委託契約していたわけですけれども、ここ21年度予算については4名分を計上させていただいております。以上です。 ○高橋委員   ということは、1人ふえるということ、そういうことやね。 ○森本学校教育課長   はい、そうです。 ○池田委員長   これ中学校に1人ということですか、結局。小学校も行っているでしょう。 ○森本学校教育課長   今委員長がおっしゃったとおりに、市内には4中学校がございますので4人配置されますとこれで各中学校に1人ずつ配置されることになります。もう一つ昨年度までは小学校の英語活動について講師の報償費を計上させていただいてたんですが、中学校4人になったということで各中学校のALTに小学校の指導の外国語活動の指導補助に回るような仕組みとして4名を計上させていただいているところでございます。以上です。 ○北詰委員   127ページの先ほどの村井委員がおっしゃった、心身障害児介助員等の賃金、日額7,700円いうふうにお聞きしたんですが、時間は何時から何時ぐらいまでというふうに予測されておりますか。 ○森本学校教育課長   時間は1日8時間でちょっと変則になるんですけれども8時から16時30分ぐらいを、ほとんど休憩もとれないような状況が起きますので、それぐらいを目安としております。以上です。 ○北詰委員   8時間として九百幾らということになりますね。学童保育がたしか時給が1,000円だったというふうに記憶しているんですけども、これは別に仕事の軽重を問うわけやないんですけども、いずれのお仕事も大変やと思うんですが、同じようにそろえるということはできないんですかね。 ○森本学校教育課長   今の委員の質問につきましては、市の人事の方で統一の賃金ということで定めている金額に学校教育課も従っているというのが実情でございます。 ○池田委員長   同じということ。  ほかに質問ございますか。 ○坂本委員   ただいまの質問の続きなんですが、この心身障害児の方が西脇市内の小・中学校へ通っておられる方、全部で何名いらっしゃるんですか、障害児の方。 ○森本学校教育課長   今委員おっしゃったことにつきましては対象範囲がいろいろとございまして、特別支援学級、従来の障害児学級に通っている児童生徒につきましてはちょっと今ここに手元に資料を持ってきておりませんのですぐ調べますが、それ以外にもいわゆるLDとかADHDとかアスペルガーとかいわれる、ちょっと担任が目を離したすきに教室を飛び出してしまうとか、そういう形の児童生徒につきましてもこの介助員を配置しているところでございます。〔「わかりました」の声あり〕 ○坂本委員   どうですかね、例えば介助員さんとほぼマン・ツー・マンっていうんですか、そうやなしに介助員1名に状態によるから例えば1対3とか、1対5とかいう形でやっておられるんですか。それはどうなんですか。 ○森本学校教育課長   今委員のご質問の内容についてなんですが、学校によっては2人で1人の介助員で対応している場合もございます。その場合には、例えば障害児学級、いわゆる特別支援学級にいるときには担任がほぼするんですが、そのときに介助員はその子が交流学級、いわゆる普通学級に行くときについて行くとかというような対応をして、時と場合によって使い分けている児童と、それから車いす等を使用しているようなこれ全面介助が必要な子につきましてはマン・ツー・マンでの対応をしております。  それから先ほど委員がおっしゃっておりました特別支援学級の在級の児童生徒なんですけれども、小学生で52人、中学生で11名の者が在籍しております。これは平成21年度の数字です。〔「わかりました」の声あり〕 ○坂本委員   実は私の知り合いの方が介助員されておるんですが、話聞いて本当に大変みたいで、その対象の方が、生徒さんがもう学校に登校したときから帰るまで、もうほとんど四六時中横についているという、人によるんでしょうけど、そういう人たちいるんですね。そこで今答弁の中で日額7,700円って私は随分低いなっていう、もっと賃金アップしてもいいんじゃないかと思ったんですが、それは決まっているということなんで、これやっぱり将来的にもう少し上げてあげるべきじゃないかと思うんです。  それともう1点、これちょっと前から気になっとったんですが、障害の程度によるんでしょうけど、例えばよく車いすに乗ってどこどこ小学校とかどこどこ中学校行ったと、それはそれでいいんでしょうけど、私はそういう方は例えば奥に北播磨養護学校等ございますね、こちらへ行かれた方が僕はそこ見てきたんですけども、より環境もいいですし、その対応は十分できますから行かれたらいいと思うんですけども、話聞くと親御さんの要望で普通の学校に行かせたいということなんですが、それはどうですか、やっぱり親御さんが、いや私は地元の小学校とか地元の中学校に行きたいっていう話があって、それがすべてなんですか。いやいや、実はそうだけどそれは希望としてはわかるけども、あなたのお子さんの場合は北播磨養護学校へ行かれた方がよりいいですよということで、もちろん相談等はされるんでしょうね。ちょっとそこ、はい。 ○森本学校教育課長   先ほどの委員ご指摘の日当のことなんですけれども、日当につきましてはこれは介助員は小学校、中学校等の教員免許を持たなくてもよいということですので、日額が市の規定で定めております。先ほどの例えば幼稚園でいう預かり保育等については、これは免許が必要ですので時間単価も高くなっているのが実情でございます。  それから北播磨養護学校等への就学指導につきましては、私どももIQレベルとかいろいろな生活レベルとかを考えて就学前には全部の子供たちの様子を学校教育課も、それから当該校の担当者、校長等も面接をさせていただいております。私どもも出かけていってそれで保護者とお会いして、就学に際しては北播磨養護学校の方が望ましいのではないかということで就学指導をさせていただいております。また、適正就学指導委員会もお医者さん等のご協力を得て開催しているわけですが、そこでも特別支援学校に行った方がよいのではないかというような指導も受けて、それを受けてまた指導もさせていただくわけですが、最終的に学校を決めるのは県の方の指導もあり保護者の同意が得られないと就学指導先を決定できないという一文がありまして、保護者がどうしても地元の学校をということで言われますとそこに決定せざるを得ないというのが実情でございます。以上です。 ○林副委員長   予算書のどこにのっとるか、ちょっとわからないんですけどね。予算説明資料の18ページにある新規事業の理科おもしろ推進事業とふるさと発見事業。これは対象の学年、それからどういった内容なのか、それからこの予算ですね、どういったことに使うのかというのをちょっと教えていただけますか。 ○森本学校教育課長 
     今、委員ご指摘の理科おもしろ事業についてなんですけども、理科おもしろ事業につきましてはここには西脇市の予算としては新規事業なんですけれども、実は県の方がもう2年前から進めている事業でございまして、県の方が市の方に人件費等を市の方に預けるから市の方でやってくれという事業で、10分の10の事業をことしまでは人件費等県が直接ご本人さんに支払ってくれていたものを市の方から支払うようにシステムがちょっと変わったものでございます。ただ、昨年度までは比延小学校と楠丘小学校の2校で実施していたんですが、ちょっと予算の拡充により21年度は楠丘小学校も交えて3校で実施する予定です。特に5年生、6年生の理科実験等の補助に入っていただくというのが趣旨でございます。  もう1点、委員ご指摘のふるさと発見事業なんですけども、これは報償費として58万円を上げております。その内訳の部分は127ページの報償費の4つ目の項の研修会等講師報償費の中に含まれております。特にふるさとの先輩、西脇出身の方を例えば小、中学校であるとかに呼んできて、そこで講師をしていただくような予算、それから小学校等で特に週に1回ぐらい放課後学習なんかを計画している学校に、例えば大学院生を呼んできて週に1回ぐらいサポートできないかというようなことで予算を計上させていただいて、今随時学校とどのような内容で推進していったら一番効果が上がるかというところで調整中のところでございます。以上です。 ○林副委員長   その理科おもしろ推進事業の方なんですけど、人件費言われましたね、だれか人が1人おって、そういうことをずっと何か実験して回っている人がおってんですか。 ○森本学校教育課長   週に10時間程度の人を非常勤として任用して、学校の理科実験等の準備、それから子供たちが理科実験をやっているときのサポート、それから後片づけ等にかかわっていただくというところです。理科嫌いをできるだけなくしていくために。 ○林副委員長   補助するだけの人。 ○森本学校教育課長   はい。 ○林副委員長   その人教えるわけやないんやね。 ○森本学校教育課長   もちろん、教員免許を持った人を充てますから、教えることも可能で担任と一緒に指導することもあり得ます。 ○林副委員長   あり得ますか、わかりました。 ○池田委員長   よろしいですか。先ほどの話にちょっと戻って悪いんですけども、障害のある子供の就学に関する相談とか指導の件についてなんですが、養護学校の方も随分充実してもらっているみたいですけども、親も子供も普通の学校に行きたいという要望を持つのはこれ当然で、健常児と障害児がともに学ぶということの教育的効果もあるんやないでしょうかね。 ○森本学校教育課長   委員おっしゃるとおりに、自分の地域の子供たちと接することができるようにとか、同級生と接することができるようにとかいう願いで地元の学校をということを志向される保護者の方が非常に多いです。ただ、障害の程度に応じた教育もやっぱり私どもも特別支援学校と比べたら同じことは当然施設面においても十分対応しかねる分もございますよということは入学前にも保護者の方に申し上げます。すると、中学校へ行く段階でやはり特別支援学校の方へ就学した方が望ましいと、小学校のときに就学指導を行った方は中学校に行く段階になって多くの方が特別支援学校を選択されているのが現在の実情でございます。以上です。 ○池田委員長   その子供にとってもとても大事な選択かもしれませんけど、いわゆる健常者にとっても、健常児にとっても、ともに学んでいくということは学ぶことも多いと思うんですが、それはどうなんでしょうかね。 ○森本学校教育課長   委員おっしゃるとおりです。それぞれの学校で普通学級に在籍する子供たち等もその特別支援学級に在籍する子供たちと交流する中で、豊かな心や温かな心をはぐくんで、そういうような教育を学校で行っていくのが当然でございますし、現在そのようなところには相当その子たちの置かれている立場というのも十分、役立っていると言っては語弊がありますけれども、そういったことを生かしながら教育できるように各学校で取り組んでいただいているところでございます。以上です。 ○池田委員長   ほかに質問ございませんか。 ○坂本委員   133ページで学校の耐震診断、つまりここでは西脇東中学校耐震診断で120万出ておりますが、これ東中って非常に新しい校舎なんで、東の体育館の話ですか、これは。 ○小西教育総務課長   教育総務課長でございます。東中学校は体育館の耐震診断でございます。 ○坂本委員   わかりました。  その下の今度は西脇南中学校耐力度調査等ってありますが、これは例えば今の話が数年後に南中が全面改築するからそのための準備ってことですか。耐震と耐力度ってどこが違うんですか。 ○小西教育総務課長   南中学校の耐力度調査は、耐力度調査といいますのは、老朽化した建物を建てかえるかどうかを判定するということになっております。南中学校は改築というふうに考えておりますので、今年度耐力度調査を実施いたします。 ○坂本委員   ほんなら学校の耐震化率っていうんですかね、これ例えば東中、体育館の件でやるんだったら来年多分事業化されますよね。そうするとあと残っているところはどこですか。 ○小西教育総務課長   教育総務課長でございます。今年度20年度の補正予算で残りの学校、小学校4校、中学校1校、幼稚園3園の耐震診断の補正予算を上げさせていただいております。あと残りますのは、昨年度より木造校舎も耐震診断が必要となりましたので、西脇小学校の木造校舎3棟が残ることになります。以上です。 ○坂本委員   そうするとあと西脇小学校の木造校舎だけが残るということ、今の話。 ○小西教育総務課長   第2次の耐震診断は西脇小学校の木造校舎3棟のみになります。 ○坂本委員   いや基本的な話、そもそも例えば耐震化、耐震化ってよく私らとしては簡単にこう言葉使ったりするんですが、これはどれぐらいの地震に耐えられるための耐震化工事なんですか。例えばマグニチュードこれぐらいだったら大丈夫っていう。 ○杉原教育部長   基本的にはIs値いうもので決まっておるところでございますけれども、Is値の0.3未満ですと震度6で倒壊または崩壊する危険性が高いということになってます。0.3以上0.6未満で危険性があるという言い方に変わります。それで0.6以上になりますと、危険性が低いということで、今震度6強ぐらいの地震でそういった危険性があるものについて低いものから今回も結果が出ますと、低いところの建物からやっていくというふうになっていくと思います。以上でございます。 ○坂本委員   そしたらこの耐震化工事の財源というのはどんな比率なんですか。例えば国対市の比率、何対何ぼでやっているっていう。 ○小西教育総務課長   国庫補助金と、それから合併特例債を充てております。22年度までにつきましては、耐震補強につきましては2分の1の補助がございます。 ○坂本委員   今のは合併特例債を使うんだよという話なんですが、合併特例債って合併して10年間ですよね。そうすると17ですから27年までには全部仕上げるという予定ですか。 ○杉原教育部長   今おっしゃるとおり、27年までに実施をしないことにはその補助裏の2分の1の95%という合特債が使用できませんので、極力その中で優先度の高いものからやっていく、あるいはできましたらすべてやっていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○坂本委員   予定では全部完了するだろうという。 ○杉原教育部長   21年度で診断の結果がわかりますので、22年度から27年度までこれは公表する義務がございますので、実施をしないでほうっておくということが恐らく通用しないんじゃないかと。例えばもう使用しないというようなことになりますと、する必要はないんでございますけども、耐震化によってあと何十年ももたすというのが文科省の方針でございますので、改修をするということで我々は予算づけをお願いして実施していきたいというふうに考えております。以上です。 ○坂本委員   そしたらそれでわかりました。例えば合併特例債の今までの使用状況を見ますと、西脇小学校と比延小学校で合わせて、今年度も含めて5,950万。去年が3,650万で本年度が2,300万、合わせて5,950万ですが、これは最大限どこまでの予定、そこまではまだこれからだということですか、もちろん診断が済まないとそれは確定できないということですよね。 ○小西教育総務課長   部長が先ほど申しましたように、21年度の診断が終わらないとその数値が出てまいりませんので、どの程度の工事費が必要になるかわかりませんので、診断終了後となります。 ○池田委員長   ほかにございませんか。 ○林副委員長   またちょっと予算とは関係ないんですけど、先日、卒業式に出とったんですけども、結構名前を呼んでも欠席されとる生徒さんがおるわけですね。私、てっきりまた、私らの時代でしたら、わりとちょっと不良の子が欠席することが多かったんですけれども、中学生にそういう子らかって言うたら、いや、不登校やと。不登校の子らが来てないから結構な数がおったわけですね。その話を聞きながらね、その後に西脇の小学校で、お母さん方からちょっと聞いた話なんですが、小学校でいじめにあっていた子がいたんですね。いじめにあっとった子がそのいじめに耐えかねたといいますか、先生に相談をしたらしいんですね。相談して一たん家に帰ったんですけども、先生は相談したけど何にもしてくれへんかったいうことを親に言ったらしいんですね。親がもちろん怒りますわね。そして学校に、その担任の先生に電話したらしいんですね。その先生はそんな話は初めて聞いたと、そんなの知りませんでしたいうような返答が返ってきて、子供に、あんたほんまにそんなこと言うたんかって言うたらちゃんと言うたいうて先生に、また子供にもかわって、子供と先生のやりとり、またそこの電話もあったらしいんですね。で、親はこれはほんまに言うとるわということを判断して、そのときはどういうこっちゃいうことで押し問答になって終わったらしいんですけどね。その後に子供が学校に行かなくなったらしいんですね。その日、その次の日か、そのもう一つ後の日か知らないですけども。ただ、そうであるのに学校の担任の先生からは、どうしたんですかとも一本の電話も連絡もなかったというんですね。  違う人が、その親同士が聞かれて、今度学校に電話したらしいんですね。言うたら初め学校、教頭先生かな、何かそんなんで言うと、慌てて教頭先生が担任の先生を引き連れて家まで謝りに来たいうんですね。一体学校はどういういじめに対する研修なり指導なりしてるんかということを僕なんかに言うてきたんで、きちんとしてると思うんやけど以外、僕も言いようがないんで、そういった対応というのはどういうふうにしとるんですかね。こういうのは結局、よういじめの自殺があったら学校知らんかったとか、そんなことはなかったとか、よくニュースで見ますけど、そういう構図と同じなんじゃないかなと。 ○垣内青少年センター所長   青少年センター所長でございます。先ほどのご質問ですが、センターとしましていじめ、不登校問題研修会というのを年間2回持っております。ただ形式的な形での研修会にしたくないいうことで、1つはやはりいじめとか不登校問題につきましては本当に子供の心の中に入っていく指導、また子供の心の中がわからないと、内面理解ができないと、できない指導だと思っております。そういう意味で、とにかくふだんの子供たちの日常を見て、早期発見して早期対応をするということを大前提に考えております。そういう意味で研修会を2回、今年度、センター主催で行いました。1回目は1学期に講師先生を招いて、本当に子供の内面を理解するためにどうしたらいいんやと、それからまた具体的な実践例を踏まえながら研修をしております。  それと1月には中学校ブロックごとに、4中学あるんですが、そのブロックごとに小学校、中学校、それで前回は幼稚園と保育園の先生も来ていただきました。その中で本当にいじめとか不登校とかいうあたりで、具体的な事例を出しながら研修を深めていって、本当に小中連携していくと。それから幼稚園と小学校ももちろん連携していくと。そういう形での対応をさせていただいております。また、各学校では月に1回等、また定期的に、また適宜、その具体的な事例等で、起こりましたらすぐ対応するいう体制でとらせておると思うとります。以上でございます。 ○林副委員長   そういう研修やそういうことをきちんとやられとるいうのはわかったんですが、結局今回あった事件なんかから見ますと、それが直接先生に伝わってないからこういうことが起こったんですわね。よく子供のサインに気づけとか、よく言われるんですけども、サインどころか子供が言うとるのに放置しとったわけでしょう。学校来てないのわかるはずですね、担任なんだから、きょう来てへん、どうやったんやろう、どうやったいう前に、その前に電話くれとるんですから、あのことが原因で来てないんやなとわかって、例えばすぐ家に行くとか、連絡するとかいうことすらなしに放置しとったと。後で教頭先生と謝りに来たということはあったみたいですけどね。その辺どこまできちんとできとるのかなと。それ以上もう僕も言いようがないんですけどね。教育長、この辺の話聞いてどう思われるか聞きたいですけどね。 ○三崎教育長   おっしゃるとおりでありまして、学校の方で対応をしてくれておるわけでありますが、今回こういう管理職もその現場にも出ていくという、そのこと自体が、学校でそういう個々の対応はしてくれておるわけですが、担任以外の人が出ていってそういうことに対して収拾していくということがすべてだと思います。これは今、青少年センター所長が申しましたとおり、いろんな事例や研修をしていく、その事例によく似た事例、ちょっと違う事例でも、これは個別の事例というのは本当にデリケートなものがありますので、我々の教師側としては指導しているつもりでも子供に届いていなかったというようなケースなんかもこれは含まれておりまして、やっぱり伝わり方といいますか、そういうことも含めて何回したという、そういう実績プラス、内面に届くと言いましたけど、そういう面で指導は徹底していくように今後ともいきたいと思います。そして該当の西脇小学校、ちょっと仄聞もしております。そのことについての学校対応もしてくれている報告も聞いておるわけですが、今後、それが今おっしゃるいじめとか不登校とか、そういうことに発展しないように対応を強めていきたいというふうに考えております。 ○池田委員長   ほかにございませんか。  なければ次のところに入っていきます。  第5項社会教育費、136ページから第6項保健体育費、150ページまで、質疑のある方どうぞ。136から150。  ございませんか。  考えておられる間に私から。138ページの青少年センター費で、報償費で去年は子どもと親の相談員報償費というのがあったんですけども、ことしはないんですが。 ○垣内青少年センター所長   昨年度は県の方で委託でありましたが、今年度、それは県の方でそれを受けておりません。ということでありません。 ○池田委員長   ああ、県の。  ほかに質問ありませんか。 ○高橋委員   この市民センターの屋上進入防止手すり、これ昨年のあの落下事件に関してかなと思ってますけど。屋上に入れんようにする手すりの工事をされたということですね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   まず上の手すり防止ですので、今ご存じのように、ちょっと一部そういった研修館の方とそれから武道館の方に手すりがあるんですけれど、ちょっと一部、大体建築基準は1メートル10いうんですか、10か20だったと思うんですけど手すりがあって、その間2段か3段こう入らないかんと。一部実際に、もう20何年ですので欠けてもある、それの修理、もうそれから武道館の方も一部ちょっと垣根になってて、木でカバーしてた部分が実は手すりがなかった、ネットが・・・・・、それのフォローの部分を含めましてここに上げさせていただいております。 ○高橋委員   あれ、明かり取りが破れて落ちたんでしょう。その明かり取り自体の補強はどうなのかなと思って、もうさわりようがないわけ。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   昨年の6月ですかね、杉並で落ちた、それは明かり取りという、あの俗に言う丸いスリットの分ですね。それも実は市民センターにございました。6カ所あったんですがね、実はそれは6月すぐに市民センター、みんな各施設調査しました。中学校等もたしかあったと思うんです。市民センターもすぐにそれは直したんです。この前の事故は実はそのスリットではございません、ご存じのように。市民センターの通路の上の採光部分のですので、今おっしゃってる分の影響ではないんですね。実はそこまで、そこは上がれない部分ということで、そこは予期してなかった。ちょっと若干違いますね。〔「理解、理解」の声あり〕 ○池田委員長   ほかにございませんか。 ○村井委員   151ページの13節委託料なんですけど、黒田庄のふれあいスタジアムの管理委託料ということで上がっとるんですけど、これはこれですけど、ここの照明はつけても無料とかいうふうに聞いてます。その分はほかの学校と同じプリペイドみたいなっていうんか、カードでもってやられとるんかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○藤原黒田庄公民館長   ただいまの質問でございますけども、ふれあいスタジアムの照明の件、これにつきましてはコイン方式でしております。1時間4,000円のコイン投入で料金徴収しております。以上です。
    ○村井委員   それからもう一つ、152ページの15節の天神池のプールの可動床の交換ですが、これは初めていうんですか、交換だと思うんですけど、これは何年ぐらいですか、今できてから何年になるのかいね。それと1つに1本のものなのか、2つに分かれとるのか、ちょっと聞きたい。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長    ここで言われとる可動床、今ご存じのように温水プールの方は2つに分かれています、プール。実は半分を19年度にやってます。それで2年続いとってプール、来年度残りの半分ですね、というのを1つここに上げております。以上です。 ○村井委員   そうすると、できてから何年かちょっとわかりませんけど、そのぐらいなところで交換していかないかんということですね。それとも特別に傷んだんかということなんですけど。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   基本的に今、実は動いているんですけれど、毎月検査しているんですけど、ちょっと動くのに若干不備がきておりますので、若干段ができた場合、ちょっと中で訓練しとる場合、ちょっとつまずいたりですとか、けがになる可能性がありますので、今動いてるんですが、たしか平成8年ですかね、ですからもうかなりたっております、10何年たっておりますので、来年度を見越して、19年度でやりましたのでその半分という形で、もっとも次の年でやったらよかったんですけど、一応もう1年おいてやっておりますので、ことし検討させていただいております。 ○池田委員長   よろしいですか。〔「はい」の声あり〕  ほかにございますか。 ○坂本委員   151ページにグラウンド管理委託料って出てまして、ここでは都麻の郷グラウンドとかあかねが丘等々出ておるんですが、ちょっとまず確認ですが、これは使用料無料ですね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   はい、無料でございます。 ○坂本委員   非常に無料でありがたいので、私もよく使わせていただくのでありがたいんですが、実は使用者の方から、使っている団体等からこんな意見がありまして、そうや、もう1点、申し込みはネットでできるわけですね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   はい、ネットで申し込みしております。 ○坂本委員   無料だし、ネットで申し込めて非常にいいんですが、こんな意見ありまして、地元の団体が使おうと思ったら使えない日があるんですよね。それはいろんな種目、全部多目的ですから当然サッカーもやるし、いろんな種目やりますから当然なんですが、ここで問題なのは、例えば阪神間のチームとかの人たちがよく使っているんだと。なぜかというとやっぱり無料で非常に条件もいいし、どんどんネットで申し込んで使っているんですよね。そうすると当然市内の人たちがやっぱりはじき飛ばされるときがあるんですね。ここを何とか、要するに仕分けができないかっていう意見があるんですよね。そんなの多分聞いておられますよね。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   ご存じのようにネットのとり方が、実はだれでも、大坂であろうとネットで予約できるんだという一つの弊害、弊害いうか、使っていただいていいという形はあるんですが、あります。それによって今おっしゃるように市内の方がはじき出される可能性も実はある。例えば都麻の郷グラウンドでしたら、正直いったら健康ランドの皆さんが使っていただいたりとか、サッカーの行事が少ない、練習時間が少ないという形、実はそれも含めてネットの予約の仕方そのものもちょっと若干変更せんとあかんかなという感じがしてますので、実は21年度に今の予約システムそのものをちょっと変更しようと思っております。その中でいろんな意見、使用者の意見も聞きながら、一番確実に、名前がわからなくても実はできるわけですので、市内の方か市外の方かというのもチェックポイントかなというのも考えておりますのでやっております。  それから都麻の郷グラウンドにつきましては土曜日、日曜日は確かに詰まっております。これは陸上競技協会、サッカー協会といろんな団体がされていますので、地元の方が土曜日、日曜日ちょっと使いたいけど実は使えない。かなり前から押さえられているんですけど、それが例えば試合だったら申しわけないですけども先にそれを優先しますけれど、それ以外だったらちょっと若干調整も可能だと思いますので、もし何かあればまた言うていただいたらという形もしております。                〔 私 語 多 し 〕 ○坂本委員   また言います。(笑声)  それはそれで、例えばその団体の人たちの意見なんですがね、例えば今全部無料なんですが、市外から来られる方、たとえ幾らでも使用料取ったらどうなのっていう話はあるんですが、それも含めて21年度からやられますか。その今の21年度からやりますよということはネットの申し込み方だけっていうように僕はちょっと聞いたんですが、それはどうですか。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   今おっしゃるとおりでございまして、申し込み方法プラス、施設によって若干使用料も違います。それから近辺の分でグラウンドそのものを使用料を取るかどうか、皆、多目的グラウンドですので、そういうものがかなり多いですので、住民の皆さんは取るんかどうかという形もございますので、もちろん使用料というのも、いろんな施設、体育施設そのものもいっぱいありますので、ちょっと検討させていただいて、ただ取れない施設もあるかなという感じがありますので、実際その使用料も含めて検討させていただきたいとは思っております。 ○坂本委員   わかりました。 ○池田委員長   ほかに質疑ございますか。  なければ次に入ります。  第11款災害復旧費、153ページから第14款予備費、156ページまで。  質疑ある方はどうぞ。 ○高橋委員   これ総括で聞いてもよかってんけど、154ページの公債費の中の公債諸費、役務費ってありますね、これは一体性質別で分けるとどこに値するものなのかなと思って。 ○田中財政課長   財政課長です。性質別といいますと、物件費とか人件費とかいうこと。 ○高橋委員   そうそう。 ○田中財政課長   物件費だと思います。手数料ですので。 ○高橋委員   物件費に入ると。 ○池田委員長   よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。  なければ、歳出全体を通しての総括での質疑ございませんか。坪木委員、何かございますか。  ございませんか。  それではこれにて歳出の質疑を終えます。〔「休憩」の声あり〕  そうですね、あの時計で45分までしばらく休憩します。                休憩 午後2時36分               ───────────────────                再開 午後2時46分 ○池田委員長   再開いたします。  それでは歳入の質疑に入ります。   第1款市税、5ページから8ページまでの間、質疑のある方どうぞ。 ○坂本委員   市税のところで、市税だけやなしに、よく収納率、パーセンテージが出とるんですよね。これ決算だったら、例えば見込みに対して調定がこれだけあったから収納率が90幾らとかいうのはわかるんですけど、予算段階でいきなり収納率が97.7%というのは、僕は予算段階では収納率っていうのはそもそも100%だと思うとるわけですよ。どんな計算式ですか、これは。 ○大豊税務課長   今委員ご指摘のとおりだと思うんですけど、ただ、物理的に100%はどないしても無理なんで、昨年度の実績並みを上げさせていただいておる、そういう状況でございます。以上です。 ○池田委員長   固定資産税なんかは去年より0.1ポイント高いんですかね。意欲が出ているということに、そういうふうにとればいいわけですか。 ○大豊税務課長   そういうつもりでおります。(笑声) ○村井委員   去年並みにそういうような形で予算ではこういう収納率でということで上げておられるんですけど、余り景気いうんですか、今の予定では影響は少ないという見方なんでしょうかね。こういう数字が出とるのから見たら。それとも、いや、何が何でもこれはというのはわかりますねんけど、その辺のところはどうなんですか。 ○大豊税務課長   今の委員ご指摘のように、ただ景気に影響されるのは当然でございます。ただ、幸か不幸か西脇市の場合、法人市民税が市税全体の9%程度でございますので、そういう意味では影響は少ないと思います。ただ、こういう100年に1度云々言われてますので、当然個人所得もそれから家の新築も減ってますので、そういう意味では影響ないはずないと考えておりますので、そういう意味で前年と比べて1億8,000万ぐらいの減の予算計上をさせていただいております。以上でございます。 ○村井委員   急激なんで、この21年度については個人所得も税にははね返りが少ないと思いますよね。そやから22年度の予算、財政的な考えから見てどのように、なってみなわからへんということなんだけど、今の予測から見たら、ことしよりも税収は落ちてくるという予測なのか、その辺のところどう考えられとるのか。 ○大豊税務課長   今の委員ご指摘の、当然市民税は翌年度にかかってきますので、そういう意味では今まだ影響が少ないかもしれません。こういう時期ですので当然22年度にはもうちょっと、21年度の様子を見てみんとわからんですけど、22年度につきましてはそういう状況が出てくる可能性は多分にあると考えております。以上であります。 ○村井委員   不確定な要素なんですけど、せんだっても市内で話ししてますと、3月が派遣社員の一つの区切りということで、かなり失業者が3月の末には切られるであろうと。ある人はマイクロンの300人の派遣をかなりそこで切られるん違うかというような憶測も出たりしてますので、ちょっとそういったことで今聞かせていただいたことなんです。だから、その辺の状況をよく見きわめた中で動いていくということをしなければ、従来どおりのやり方というのは、後でこんなことをというようなことがないようにだけ、気をつけていただきたいとこのように思います。 ○池田委員長   ほかに質問ございませんか。 ○坂本委員   税収、個人も法人も固定資産税も全部マイナスという、昨今の経済情勢見ると、まあそうなのかなという気もしますが、その中で特に固定資産の予算、予算というのはあくまで見積もりですから、見積もりやからということになるかもわかりませんが、見積額ですね、予算額で9,500万ほどマイナスですよね、計算の根拠は何ですか。 ○大豊税務課長   当然今ご案内のように土地の評価がずっと下がってますので、いわゆる事前、評価がえも含めまして約5%ほどの下落を見込んでおります。プラスアルファの家屋につきましても、例年二百二、三十棟が建っとるんですけど、それも若干減ってくるやろいうことで押さえさせていただいてます。以上です。 ○坂本委員   路線価が5%下がったからというのが大きな要因ですか、ちょっと今ごめんなさい、もう1回。 ○大豊税務課長   評価額が土地下落してますので、鑑定価額が減って、当然評価額も減ってますので、約5%ほど減るやろいうことで予算計上させていただいてます。以上です。 ○池田委員長   よろしいですか。 ○坂本委員   ああ、いいです。はい。 ○池田委員長   ほかございますか。  なければ次に行きます。  第2款地方譲与税、8ページから第13款使用料及び手数料、15ページまで。  質疑のある方どうぞ。 ○坂本委員   12ページの地方交付税の一般的な話なんですが、先ほどちょっと話が、交付税っていうのは合併して10年間は特例的に、要するに極端に減らさないけども11年目から減るってことですね。その減り方の割合をちょっと教えてください、現時点の話。
    ○田中財政課長   財政課長です。交付税の関係でございますので、基本的には合併に伴います財政支援措置という形で普通交付税の算定の特例ということで、合併算定がえという制度がございます。合併後10年間は一本算定と合併算定がえという形で各旧黒、旧西、それぞれに個別に算定をいたしまして、それを合算した場合と新しい1市として算定した場合の有利な方を算定します。それが10年間続いていきます。ちなみに平成20年度で、その一本算定がえと合併算定がえの差額が4億8,600万ございます。そして合併後10年後からその後5年間で5分の1ずつといいますか、5年間で最初が90パー、70パー、50パー、30パー、10パーと段階的に減じていく方法で、15年後には1市で算定した額になります。したがいまして、15年後には今から交付税が同じ推移をいたしますと、約5億円程度減少するということになろうかと思います。以上です。 ○池田委員長   ほかございますか。 ○村井委員   この地方交付税の関係で、国の方で1兆円地方へ回すいうことで、これには入っとるんですか。入っとったら何ぼほどの、その分として計算されとるわけですか。 ○田中財政課長   生活防衛のための緊急対策に基づく地方交付税の1兆円の増額という形で、その中には2種類ございまして、地域雇用創出推進費というものが5,000億円ございます。それから生活者の暮らしの安心や地方の底力の発揮に向けた事業を実施するということで、これらにつきまして5,000億、合わせて1兆円の交付税の増額がなされております。  そのうち、地域雇用創出推進費5,000億円ございますが、これに対しましては西脇市の人口でありますとか、財政力指数によりまして一応1億700万の増額がなされる予定になっております。以上でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。 ○村井委員   はい。 ○池田委員長   ほかございますか。  なければ次に行きます。  第14款国庫支出金、19ページから第15款県支出金、22ページまで。19から22です。 ○北詰委員   17ページの経緯度地球科学館使用料、これ入館料が300……。済んだ。 ○池田委員長   どうぞ、結構です。やってください。 ○北詰委員   入館料が370万になってます。昨年は409万6,000円でしたが、ざっと1割弱少ないんですけれども、これ20年度の決算見込み額がよほど悪かったのか、通常こんな商売等ですと前年度が幾ら悪くても、天候とか、そういう悪かった要因を割り出して、せめて昨年並みとするのが普通なんですが、これ約1割弱少なく見積もってあるんですけれども、これのなにと、それから今現在の経営状態というんですか、その入館状態、団体個人等の割合とか、どのようになっているかちょっと。 ○今村地球科学館長   ご質問のございました21年度の入館料のことなんですが、実はことしゴールデンウイークとか夏休みの期間の売上が、入館が非常に減っております。その原因はガソリンの高騰によるものと、多少は北京オリンピックというのも影響しているかと思うんですが、約60万、15%ほどの今のところ減少となっております。予算をつくりますときには、前年度の決算見込みをもって過去、予算を組んでおりました。それでいきますと350万という数字になるんですけれども、努力の面も含めまして370万という数字を21年度上げさせていただいております。過去6年間ほどは400万を維持をしてきたんですけれども、今年度につきましては現状としてはかなり難しいという状態になっております。  入館者の状況ですけれども、19年度、有料入館者が1万1,500人ほどになっております。今年度はちょっと詳しい数字が出ておりませんけれども、入館料としまして現状60万ほど減少しているということで、申しわけありませんけれどもご了解をいただきたいと思います。 ○北詰委員   今ガソリンの影響とか、いろいろ考えられる悪化の状況をご説明いただいたんですけれども、見通しとしてこれやらなきゃしようがないから、これこないして予算立ててやってるけれども、もっともっと悪くなるで。例えば機械がもう随分古くなったと、三日月町ですか、あっちの方にも非常に有名ないい設備が案外近隣にあるし、これではもう難しいでというような部分はないんでしょうか。 ○今村地球科学館長   入館料という経済的な効果につきましては、幸い高速料金が下がるという状況もありますし、ガソリンも落ちついてきている、あとは土日の天候がかなり大きく左右をしてくるんじゃないかというふうに思っております。ぜひ370万じゃなしに来年度400万という一つの気持ちの中での目標を持ちまして、営業的な努力もしてまいりたいと思います。  それと科学館の設備についてなんですが、もちろん建物、機械、道具ともに老朽化しております。いろいろ修繕もしたいところなんですけれども、市の財政状況などを考えまして、最低お客さんに迷惑をかけないというところの部分だけ毎年修繕をしております。メンテナンス等もしなければならないんですけれども、その費用が数百万というところもありますので、壊れたときは何とか予備費でというお願いをしております。修理と修繕、知恵と工夫で科学館、維持をしていきたいと思っております。以上、よろしくお願いいたします。 ○北詰委員   先ほども林委員の方から出ておりました理科おもしろ推進事業、これなんかも、こことリンクして何とか少しでも成り立っていくようなフォローアップができるような体制をとっていくように考えたらいかがでしょうかね。 ○今村地球科学館長   地球科学館としましては、理科離れ対策事業というんですか、少しでも未来ある子供たちに理科について興味を持っていただきたいということで、毎週日曜日とか祝日には簡単な科学実験を行っておりますし、小学校5年以上を対象に子供科学クラブ、月1回実験なり工作をしております。そして、ことしは7月22日、西脇では8割ほど太陽が隠れます部分日食があります。きのうのような天候がよければ恐らく2,000人を超す方が来ていただけるんじゃないかということで、その対策に今から頭を痛めているというところになっております。私の究極の希望としましては、科学館で理科に興味を持ってくれた子供たちがノーベル賞をとってほしいという思いでやっております。よろしくお願いいたします。(笑声) ○池田委員長   それでは14款から15款、19ページから22ページ、よろしいですか。国庫支出金、県支出。  私の方から20ページの児童福祉費補助金で、昨年度、高等技能訓練促進事業費補助金61万8,000円とか病児・病後児保育事業補助金86万4,000円とかっていうのがここの項目であったんですけども、それは行革の関係でなくなったんでしょうかね。 ○櫛原児童福祉課長   児童福祉課長です。ただいまの委員のご質問の部分につきましては、21年度は高等技能の対象者がありませんでしたので予算計上してないところでございます。よろしくお願いいたします。 ○池田委員長   病児・病後児保育の補助金は別途のところにあるんですか。24ページにあるんですけどね。 ○櫛原児童福祉課長   20ページの……。 ○池田委員長   国庫補助であったんですよね。 ○櫛原児童福祉課長   次世代育成から国庫補助事業の方に補助事業体系が変わりましたので、21年度については、21年度、県費の補助金のところで計上をさせていただいております。 ○池田委員長   わかりました。  ほかにございませんか。  なければ次に入ります。  第16款財産収入、27ページから第21款市債、37ページまで、質疑のある方どうぞ。  ございませんか。 ○林副委員長   28ページの寄附金。ふるさと西脇「日本のへそ」寄附金、これふるさと納税のことですかいね。今現在の金額から比べたら少ない見積もりのような気がするんやけども、それに関しては、2年目やからこんなもんやろぐらいですか。 ○黒崎企画政策課長兼宅地分譲室長   企画政策課長でございます。今年度につきましては、経済状況等もございますので、最初からどないいうんですか、たくさんの寄附金を願ってしたいところなんですが、当面は200万ということでさせていただきまして、また補正で対応をさせていただきますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。 ○林副委員長   そりゃ実績が昨年度しかないから、一体通常でどのくらい集まるかって、なかなか難しいとこやと思うんですけども、できるだけ昨年していただいた人にもしていただけるようにね、全員に。頑張っていただきたいと思います。 ○池田委員長   ほかございますか。なければ、はい。 ○坂本委員   37ページで市債のところなんですが、ここで合併特例債等々が何件か出とるわけですね。私、担当の職員さんにお願いして合併特例債を一覧にしてくださいということで、お手元に資料があると思うんですが、これ見ると、21年度も含めて合計が24億3,500万ということなんですね。起債可能額が約100億弱やということなんですが、従前から言われてますように非常に有利な借金であるっていうのは認めておるわけですが、しかし、かといって借金は借金ですから、3割近い額が残ってくるわけですね。例えば近隣の合併した市なんかでも、これを利用し過ぎて今非常に困っているという状況もあるので、私はどうしても必要な合併特例はまあまあそれは仕方ないとしても、やっぱり借金は借金ですからふやすべきではない。というのは、今度また大きな何か福祉施設を、これは合併特例を使って、今度はこんな小さな単位じゃなしにもっと大きな単位で利用するっていう話もありますから、こんなの下手したらすぐもう100億近いお金になりますから、そうするとやっぱり先ほどの話も地方交付税が11年目から下がっていくと、今のお話では11年目から相当、5億ですか、ずつ下がっていくっていう中で、税収も伸びないっていう、そういう八方ふさがりの中で、やはりよほど精査して使わないといけないのではないかとは思うんですが。もちろん私がこんなの言うまでもなく、歯どめは十分されておるんでしょうけど、これについて何か思いはありますか。 ○田中財政課長   合併特例債といえども当然借金で、3割程度は当然一般財源で償還をする必要が出てまいります。ただ、この一覧表を見ていただいたらと思いますけど、例えば公立学校施設整備事業という形で合併特例債を活用させていただいておりますが、通常ですと義務教育施設整備事業債というような形で起債を発行いたします。それですとそんなに、7割も交付税措置がございませんし、もっと低率になってまいります。ですからあえてできるだけ有利な起債という形でかなりの部分で合併特例債を活用させていただいておるというのが現状でございます。ただ、防災無線とか今後出てまいります茜が丘の複合施設、そういったものは合併の中での柱の事業ですので、そういったものを中心に今後活用していきたいというふうには考えております。以上でございます。 ○坂本委員   基本的な話ですけど、合併特例債っていうのはどこに借金を申し込んで、どこが貸してくれて、現時点で金利はどれぐらいなんですか。償還期限っていうのは一律じゃなしに、一律ですか。例えば25年で返すとか、いや、その内容によって10年の場合もあるしっていう。ちょっとそこのところ、基本的なところを教えてください。 ○田中財政課長   合併特例債といいますのは、基本的に資金手当は銀行と縁故債という形になります。したがいまして、私どもの方で市中銀行を中心に見積もり合わせを行います。それプラス市町村振興協会でありますとか退職手当組合、そういったところからも資金手当が可能になってまいります。基本的には建物とかになりますと長期の償還をこちらは希望するんでございますが、銀行等からはおおむね10年程度の償還の利率の提示がございます。20年とか25年の提示を求めましても、辞退というような形で出てまいります。おおむね銀行等は10年で利率を入れてこられます。  若干の最近の事例でございますが、国の、例えば10年ですと今は多分1%前後じゃないかと思いますが、市中銀行等から見積もりをしますと若干割高で、1.5%程度で借り入れるような状況になってくるんじゃないかというふうに思っております。以上でございます。 ○坂本委員   例えば、平成19年度でもいいですわ、これ10億ちょっとですね。これもう既に借りとるわけですね。これで年間トータルして、合わせてどれくらい金利つけて、元金ともに返しておられますか。いや、19年度分、20年はまだ無理でしょう。これぐらいの金額を返しているんだと、元金、利息込みで。 ○田中財政課長   基本的には10億で1%といいますと利息が1,000万ということで、1.5%でしたら1,500万の利息がつくということでご理解いただきたいと思います。 ○坂本委員   元金は。 ○田中財政課長   元金は、基本的には1年据え置きの9年の分割ということとか、10年分割とかいうことになりますので、10年ですと1億ずつ元金は減少していきます。以上でございます。 ○池田委員長   よろしいですか。ほかございますか。  なければここを終了します。  以上で歳入は終わるわけですけども、歳入の総括で質疑のある方。  ございませんか。  第2条、債務負担行為から第5条、歳出予算の流用まで、ここのところで質疑のある方どうぞ。  質疑ございませんか。  それでは議案第13号平成21年度西脇市一般会計予算の質疑をこれにて打ち切ります。  討論に入ります。討論のある方、反対討論の方、賛成討論の方、ございませんか。  ないようでございますので採決をいたします。  議案第13号平成21年度西脇市一般会計予算、原案のとおりに決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。             ―――――― 原案可決 ―――――― ○池田委員長   委員の方、どうしましょうか。  それでは本日はこれにて終了いたします。  あすも協力、よろしくお願いいたします。               △閉会 午後3時16分   平成21年3月16日
                                  予算特別委員会                               委員長  池 田 勝 雄...