赤穂市議会 > 2020-06-12 >
令和 2年第2回定例会(第2日 6月12日)

  • 概算数量(/)
ツイート シェア
  1. 赤穂市議会 2020-06-12
    令和 2年第2回定例会(第2日 6月12日)


    取得元: 赤穂市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年第2回定例会(第2日 6月12日)              令和2年第2回赤穂市議会(定例会)会議録 1.令和2年6月12日(金曜日)午前9時30分開会(於議場) 2.会議に出席した議員(18名)    1番  奥 藤 隆 裕          10番  山 田 昌 弘    2番  西 川 浩 司          11番  釣   昭 彦    3番  木 下   守          12番  前 川 弘 文    4番  榊   悠 太          13番  汐 江 史 朗    5番  前 田 尚 志          14番  有 田 光 一    6番  田 渕 和 彦          15番  土 遠 孝 昌    7番  小 林 篤 二          16番  瓢   敏 雄    8番  川 本 孝 明          17番  家 入 時 治    9番  山 野   崇          18番  竹 内 友 江 3.会議に出席しなかった議員   な  し 4.議事に関係した事務局職員
       事務局長  東 南 武 士     書  記  澁 江 慎 治                      書  記  林   美 希 5.地方自治法第121条の規定による出席者   市     長  牟 礼 正 稔    教  育  長  尾 上 慶 昌   副  市  長  藤 本 大 祐    市民病院事務局長 西 田 佳 代   市長公室長    平 野 佳 秀    上下水道部長   永 石 一 彦   会計管理者    尾 崎 順 一    消  防  長  河 本 憲 昭   総 務 部 長  岸 本 慎 一    教 育 次 長  長 坂 幸 則   建 設 部 長  小 川 尚 生    教 育 次 長  河 本   学   危機管理監    高 見 博 之    監査委員事務局長   市 民 部 長  関 山 善 文    選管・公平書記長 三 上 貴 裕   健康福祉部長   柳 生   信    財 政 課 長  奥 吉 達 洋   都市計画推進担当部長            澗 口 彰 利    行 政 課 長  山 内 光 洋   産業振興部長   大 黒 武 憲   観  光  監  西 浦 万 次 6.本日の議事日程  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  第51号議案ないし第57号議案        (一括上程、質疑、委員会付託)  日程第3   第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算          (上程、説明、質疑、討論、表決)  日程第4   第61号議案 赤穂市農業委員会委員の任命について          (上程、説明、質疑、表決)  日程第5   第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結について          (上程、説明、質疑、討論、表決)  日程第6   請願第1号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元を         はかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について         (上程、説明、質疑、委員会付託) 7.本日の会議に付した事件   議事日程に同じ ◎開議 ○議長(竹内友江君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。                                   (午前9時30分)  現在の出席議員数は18名であります。 ◎表彰状の伝達 ○議長(竹内友江君) 会議に先立ちまして、去る5月27日に開催されました第96回全国市議会議長会定期総会において、永年勤続議員として表彰されました3名の議員に対しまして、表彰状の伝達を行います。  ただいまからお名前をお呼びいたしますので、演壇前までお運びお願いします。  釣 昭彦議員、瓢 敏雄議員、家入時治議員。               (演壇前へ)  表彰状 赤穂市 釣 昭彦殿。  あなたは、市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第96回定期総会にあたり、本会表彰規程によって表彰いたします。  令和2年5月27日 全国市議会議長会会長 野尻哲雄 代読。  おめでとうございます。(表彰状伝達)(拍手)  表彰状 赤穂市 瓢 敏雄殿。  以下、同文でございます。  おめでとうございます。(表彰状伝達)(拍手)  表彰状 赤穂市 家入時治殿。  以下、同文でございます。  おめでとうございます。(表彰状伝達)(拍手) ◎市長あいさつ ○議長(竹内友江君)この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 先ほど全国市議会議長会永年勤続表彰の伝達を受けられました釣 昭彦議員、瓢 敏雄議員、家入時治議員一言お祝いを申し上げます。  釣議員、瓢議員、家入議員におかれましては、平成17年に御就任以来、15年の長きにわたり、市政の発展に尽くされましたことによりまして、このたびの御受賞となられました。その御労苦に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げますとともに、お喜びを申し上げる次第でございます。どうか受賞されました皆様におかれましては、今後ともますます御健勝にて御活躍いただき、赤穂市発展のため、なお一層の御尽力を賜わりますようお願いを申し上げまして、誠に措辞でございますが、お祝いのあいさつとさせていただきます。  本当におめでとうございます。 ○議長(竹内友江君) 以上をもちまして、永年勤続議員表彰の伝達を終わります。  これより日程に入ります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議長(竹内友江君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において指名いたします。  会議録署名議員前田尚志議員田渕和彦議員を指名いたします。 ◎議案一括上程 ○議長(竹内友江君) 次は、日程第2、第51号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算ないし第57号議案 訴えの提起についてを一括議題といたします。  上程諸議案に対する質疑の前に、議案参考資料につきまして訂正の発言の申し出がありますので、これを許します。  河本消防長。 ○番外消防長(河本憲昭君) 議案参考資料の53ページ、資料11、消防救急デジタル無線整備事業に係る損害賠償請求事件訴訟についての2、請求内容の1行目に記載しております、談合の合意が消滅した日付の年に誤りがございましたので、お配りしております正誤表のとおり訂正させていただき、おわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 ◎質疑・委員会付託 ○議長(竹内友江君) これより上程議案に対する質疑に入ります。  まず、第51号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算について御質疑ございませんか。  7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 補正予算書8、9ページの総務費、総務管理費の還付金及び返納金のうち、説明欄、過年度市税等過誤納金還付金及び還付加算金374万円の追加補正について詳細をお伺いしたいんですが、説明では、プレミアム商品券の補助金の還付となっております。この辺の還付せざるを得なくなった事情というのを特にお聞きしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 今回の還付の考え方につきましては、今回の補正の内容につきまして、3月31日までの事務執行の実績による補助金の精算でありまして、換金実績が確定した後、国からの概算交付金と実績に基づくプレミアム分の差額を返還するものであります。  これにつきましては、当初、購入引換券の申請が令和元年11月29日であったものが令和2年の1月15日までの延長になるなど、申請率が低調であったため、国のほうから再三の延長するように指導がありましたので、今回のように年度をまたいでの返還ということになりました。 ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 申請率は幾らだったんでしょうか。その辺が低調ということですが、374万と大きな金額だと思うんですが、その性格は、商品券が出れば出るほど、この補助金は100%近くもらえるという形だったのか、その辺の申請の実績の状況はどうだったのか、お伺いしておきます。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 赤穂市におきまして申請率は44.2%となっており、全国平均では42%から3%で、近隣の市町におきましても、相生が45%、たつの44%、上郡41%など、低調になっていると思われます。  返還金につきましては、確定した実績、換金実績の確定が9,365万円で確定しましたので、国からの概算交付金をいただいておりましたので、それの概算交付金は2,247万円でありました。それで、換金実績の20%がプレミアム分になりまして、1,873万円と2,247万円の差額の今回374万円を計上しております。
    ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) おおむね分かりました。あと、今回今日のこの議案にも出てくるんですが、低調だった理由というのはつかんでおられるんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 申請率が低かった理由につきましては、購入までの手続がなかなか複雑であったということと、消費税2%の増税がそれほど家計に影響がなかったものと思われるものと、それと子育て世代、お金が必要な世代に1世帯当たり2万円の購入が上限でしたけど、2万円という高額な金額を一時的にも支出しなければならなかったということが低調な理由だと思っております。 ○議長(竹内友江君) 17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) 補正予算書の10、11ページです。  情報教育推進事業がありますけれども、非常にいいタイミングで国の補助金が1億431万円ついて、いわゆるタブレットを購入する、それからリースするということでありますけれども、リースの分は5年リースということで、その入替えのときには多分設定も新しくできるのかと思うんですが、全部の台数の3分の2が購入するということですけど、この購入したタブレットについては、まず、何年間それを使う予定なのか。それから、もし故障等があった場合には、それに代わる予備の分まで何台ぐらい購入しているのか、小学校、中学校とも同じですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) 耐用年数につきましては、パソコンの場合5年ということで、このリース期間と合わせて5年間を見込んでおります。  あと故障等の対応ということなんですが、故障しましたら、即座に修繕等にかかるわけですけれども、予備の台数につきましては、今回購入する台数につきましては、4月1日現在の生徒数に合わせた購入台数となっておりますので、購入した台数に余裕を持った購入という形はとっておりません。 ○議長(竹内友江君) 17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) 耐用年数は5年ということですけど、そうすると、5年後には買い換えるということですか。  それと、予備が全くないというのは、例えば転入生が増えるとか、そういった分の対応もできないということになってしまうのではないかと思うんですけど、その辺がもし考えられるんであれば、これ早急に、市の一般財源を使ってでも予備というのは購入するべきじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) 今回購入するタブレットに関しましては、通常のパソコン等の仕様と違っておりまして、クロームブックという形の購入を予定しておりますが、1つのパソコンで、多人数がログインすることによって利用が可能となっているパソコンになっております。ですから、一度に全てのパソコンを同時に使用するということは今のところ考えておりませんので、当然余裕の台数というのは出てこようかとは思っております。それぞれがログインして、それぞれのパソコンをログインの番号によって使用するという形をとっておりますので、通常のパソコンとはちょっと違った使い方になっておりますので、そういったことで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) 今の答弁ですと、今考えているのは学校内での使用しか考えておられなくて、1台を複数人数で使うということの答弁だったと思うんですけど、違いますか。将来的に、あるいは近いうちに、また臨時休校とかいうことが発生すれば、自宅へ持って帰って使うということも、これからは必要になってくると思うんですけど、そうすると、やっぱり必ず1人1台というのは必要になるかと思うんですけど、多人数で使うという、今答弁がありましたけれども、その辺も含めて、臨時休校の際に使うこともこれから必要だ、そのために、これ早くこうして国が補助金を出してでもやろうということになったんだと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) 先ほど、学校内で使うときに1台を多人数で使うという意味合いではなくて、故障したときに、違うパソコンに違う方がログインして使用することが可能という意味合いになります。  それとあと台数につきましては、今の購入する台数自身は、この人数の内訳自身が既に今実人数、いらっしゃる人数よりもたくさん購入する形になります。といいますのは、その人数の設定自身が補助金もらうときに、3月1日現在と4月1日現在との人数差額等もありますので、そういった意味合いでは、数台の余裕は持っているという形になります。ただ、その余裕が幾らが適切かということになりますと、何台がいいのかというところはあろうかと思いますが、今回購入する台数によって即座に過不足、不足が発生するということではございませんので、そう御理解をいただけたらと思います。 ○議長(竹内友江君) 15番 土遠孝昌議員。 ○15番(土遠孝昌君) 先ほど家入議員が質問したのに関連するんですけど、もしもパソコン等がトラブったときにメーカー保証とか、その辺で対応なんかいう、そういうやつは、当然メーカー保証で、恐らくパソコンなんか1年とか何年かあると思うんですよ。そのときには逆にメーカーから、そういう代替品というか、そういうやつはできるような契約、そういうふうになってないんですか、その辺ちょっとお聞きしたいんですけど。トラブルというのは絶対あると思うんですけど。逆に、先ほど言われたんやったら、1台を共用で使えるというけど、逆に、そういう契約上のときに、トラブルのときは代替品をすぐ貸し出しというんですか、それで、なおかつ保証期間があったら、当然無償で直すとか多分あると思うんですけど、その辺どうなってますか。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) メーカー保証につきましては通常1年、故障した場合には対応いただけるということでついてはおります。当然リースに関しましても、同じことが言えるのかなとは思いますが、どうしても故障というのが発生することは想定されますので、そのときには即座に対応するということで、故障の修理についても、それぞれメーカーのほうが対応するという形はとっていきたいと考えております。 ○議長(竹内友江君) 15番 土遠孝昌議員。 ○15番(土遠孝昌君) ということは、今の回答だったら、トラブル時にはメーカーさんが1年間保証ということがあって、そのパソコン自体が故障なんか発生したときに、代替品の早急な対応も考えられるというふうにとってよろしいでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) 保証期間については、そういう対応の仕方になろうかと考えております。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。(なし)  次、第52号議案 赤穂市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御質疑ございませんか。(なし)  次、第53号議案 赤穂市税条例等の一部を改正する条例の制定について御質疑ございませんか。  7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 市税条例の一部改正ですが、参考資料の13ページ、固定資産税の関係です。  従来、所有者が分からないといった場合は、御親族なり皆さんで話し合っていただいて、誰か代理を立てていただいて、その方に払っていただくという流れだったと思うんですが、今回、使用者がいれば、その使用者を所有者とみなして徴収をすると。この辺の使用者と所有者との関係、所有者とみなす、使用者を所有者とみなすということは、かなり法的条例に基づいてやるんだと思うんですが、かなり説得せないかんのじゃないかと思うんですけど、その辺のみなし手法、そういったものを定めておられるんでしょうか、お伺いしたい。  それで、どの程度こういった対象となる物件というのがあるのか。分かれば教えていただきたい。  もう1点が25ページ、参考資料です。今回、新型コロナウイルス感染症等に関わる徴収猶予の特例に関する手続というのが定められたと。ここでいう、どんなケースが適用され、猶予はどの程度置かれるのか、猶予だけですから、通知額が変わるわけじゃないんだと思いますが、その点お伺いします。 ○議長(竹内友江君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長岸本慎一君) まず、固定資産税の所有者不明の関係でございますけども、まず、所有者不明土地固定資産の関係は、調査を尽くしたものの固定資産の所有者が一人も明らかにならない場合に、使用者を所有者とみなして固定資産税を賦課することでございますので、その調査の内容につきましては、住民票なり戸籍簿等を我々が調査して、きちんと現地に行って、関係者、その土地の関係者についていろいろと御質問等行って課税をするというふうな手続をとることになろうかと思います。ですので、単純に土地の所有者がお亡くなりになって、相続人が決まらないとか、そういうふうな状況とはちょっと性質が異なることを御理解いただきたいと思っております。  あと、現在そういうふうな不明の土地の件数ですけども、納税通知を送りますと、64件程度が所有者が不明ということでこちらに返ってきております。筆数につきましては、大体290筆程度がそのような土地になっております。  あと徴収猶予の関係でございますけども、今回の手続については、徴収猶予の申請はされて、こちらのほうから申請内容に瑕疵があった場合に再修正の手続をしてくださいというふうな規定の条例改正でございます。議員おっしゃられました徴収猶予のその制度そのものではございませんので、その辺はちょっと御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 2点目の猶予の関係は結構ですが、調査の関係ですね。64件と290筆。となると今とどう違うのかな。今も調査もし、徹底してやってると思うんですが、もう一歩踏み込んだ形で、この条例を使った調査権といいますか、そういったものが出てくるのか、どの程度市民にとって徴税権が働きますから強制力が働くのか、その辺がもう一つ見えないんですが、現状とあまり変わらないことにならないんですか。 ○議長(竹内友江君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長岸本慎一君) 現在64名の方が、その64名に係る土地が不明、課税されていないような状況になっております。課税はしてるんですけども、納税者が不明という格好になっておりますけども、今回のこの規定によりまして、調査を我々はやっていくということでございますので、そこに現に所有者がおる場合については、その方に納めていただくような格好になろうかと思います。その辺の、なぜその人がそこで現所有者として土地を使用しているかということについて、その辺は、またその周りの方の関係者に聞くような格好になりますので、固定資産税はかからずに土地を使用しているという方に対しては、固定資産税はかかってくるというふうな御理解をいただきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) その使用者としてのみなす根拠やね、これ結構、64件ってたくさんあると思うんです。多いと思うんです。誰かが、別な名義の方が住んでいた。ならば、その人は使用者として説得、話をして、あなたが使用者で納税者ですよと、幾ら払ってくださいというところまでいくわけでしょ。その辺がちょっと使用者とみなす、みなされる側は納税せなあかんわけですから、親類関係でもない方が使用してた場合やったら、その使用者に払ってくださいというふうなことになるのか。今とどう違うのか、もう一つ分からない。もう一度説明をお願いします。 ○議長(竹内友江君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長岸本慎一君) 所有者でない方が使用されている場合の関係になってくると思うんですけども、そうした場合に、その申告書等申請してもらうことにはなるんですけども、現在については、全く第三者が使用している場合には、その方からは徴収することができないというふうにはなっております。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。(なし)  次、第54号議案 赤穂市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について御質疑ございませんか。(なし)  次、第55号議案 赤穂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について御質疑ございませんか。(なし)  次、第56号議案 赤穂市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について御質疑ございませんか。  11番 釣 昭彦議員。 ○11番(釣 昭彦君) 市民病院の初診料のことでお伺いいたします。  提出議案の参考資料の52ページ、本年の9月30日までは750円の初診料でありますけれど、10月1日からは、1回につき5,000円ということでありますけれど、5倍、6倍ということになってますけど、この根拠をまずお伺いします。  また、なぜこういうのを、聞けば地域医療指定の制度改正によると聞いておりますけれど、これ以上初診料が高くなれば市民病院へ行く患者も少なくなると危惧しておりますけれど、その辺は大丈夫なのか。  そして、新旧対照表の右側の備考欄に、ただし、「緊急その他やむを得ない場合は除く。」とありますけれど、この辺は5,000円じゃなくゼロ円なり、そういうのはあるのか、お伺いします。  ただし緊急の場合は、加算されると思うけど、5,000円よりも高くなるのか、その辺は大丈夫なのか、お伺いします。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) このたびの改正につきましては、地域医療連携、医療機能の分担を推進するために国の規則等が改正されて、初診時、再診時の選定療養費の徴収が義務化されている病院の対象が拡大され、赤穂市民病院が該当することになったため改正の必要が生じたものでございます。義務づけによる改正ということでございます。ですので、選択の余地はなく、制度に基づき設定したものとなっております。  これ以上、患者さんへの影響ということでございますが、確かに金額が上がりますので、患者さんの利用控えといいますか、そういったことが考えられるかと思いますが、全ての初診の患者さんにお願いをするものではございません。紹介状があれば、この選定療養費という負担を求めないということになっております。また、一時的に患者離れが生じることというのは当然出てくると思いますが、平成30年度に既に400床以上の病院で、こういった義務づけになった病院がございます。そういった病院の状況から聞きますと、患者離れは一時的なものだというようなことも聞いておりますので、一時的なものではないかと考えております。いずれにいたしましても、紹介状持参で受診いただきますと負担は求めませんので、こういったところの周知を図っていきたいと考えております。  それから、救急等の負担を求めない場合ということにつきましては、こういった条件に該当いたしますと負担を求めませんので、5,000円いただくか、それが該当にならない方は徴収しない、つまり5,000円かゼロ円かということでございます。  以上でございます。 ○議長(竹内友江君) 11番 釣 昭彦議員。 ○11番(釣 昭彦君) 緊急その他やむを得ない場合にはゼロ円になるという話やけども、その緊急の場合の患者さんというのはどういうのが対象となるのか。その下に書いているように、緊急、その他になる患者はどういう患者なのか、その辺をお伺いします。  それと紹介状、必ず持っていったら安くなるというような答弁でありましたけれど、ということは、病院に2回行けというようなことなんでしょうか。その辺をお伺いいたします。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) この負担を求めないケースといたしましては、救急の患者さんでありますとか、公費負担の患者さん、それからまたやむを得ない事情、それから、既に当院で他の診療科を受診している方等々、そういった方につきましては、求めないケースということとなっております。  それから患者さんにつきましては、国の方向性といたしまして、日頃の診療は身近な診療所等のかかりつけ医にお願いいたしまして、より専門的な検査や治療が必要になった場合にはかかりつけ医に紹介状書いてもらって受診をしてもらうという仕組みでございますので、機能分担ということで、患者さんが同じ内容で2回かかるということではなくて、つないでいくということでございます。 ○議長(竹内友江君) 11番 釣 昭彦議員。 ○11番(釣 昭彦君) やはり750円から5,000円いうたら、非常に高額で、市民の皆さんは、赤穂市民病院、今、赤字っぽい感じやで、上げるんかなということで思われると思いますけど、その辺の周知をどのように的確にされるのか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) まず、今回の改正は、令和2年度の診療報酬改定において義務づけられたものでありまして、市民病院としましては、選択の余地はないものでございます。したがいまして、赤字解消を目的に任意で設定したものではございません。こういったようなところ市民の方に誤解をされないように、周知のほうにつきましては、市広報、院内掲示、ホームページなど幅広く周知してまいりますとともに、地域の開業医の先生方におきましても周知を行いまして、かかりつけ医を持つ患者様が紹介状持参で当院受診にお越しいただくよう周知してまいりたいと考えております。単に金額のお知らせだけでなく、市民病院が誤解されないよう、制度改正につきましても御理解いただけるように工夫してまいりたいと考えております。 ○議長(竹内友江君) 8番 川本孝明議員。 ○8番(川本孝明君) まず、紹介状の件でお伺いしますけども、紹介料が高いんじゃないんですか、今。現在どれぐらいかかってるんですか。  それと紹介状を持ってくる人は何人ぐらいいるんですか、今。  また、赤穂市民病院にとっては全くメリットはないと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) 紹介状の作成料のことにつきましては、市民病院のほうが何か言えるようなことではないと思います。開業医の先生方の紹介状のことをお尋ねされたと思うんですけれども、そちらにつきましては、市民病院が答弁はちょっとできないかと思いますので、御理解ください。  それから紹介患者さんにつきましては、紹介状持参の患者さんにつきましては約6割いらっしゃいます。  それからメリットのことにつきましては、議員御指摘のとおり、これにつきましては国からの義務づけとなっておりますので、市民病院にとっては何らかの影響が生じると思っております。ただ、先ほども申し上げましたように、一時的なものである、全ての方に徴収するものではないということと、一時的なものであるというふうに聞いてもおりますので、そう大きな影響はないのではないかというふうに見ております。 ○議長(竹内友江君) 8番 川本孝明議員。 ○8番(川本孝明君) 私は今、紹介状の件を聞きましたけども、紹介状は持っていくということは、今現在の紹介状は高いと言いましたけども、その金額を教えてください。紹介状書くための金額を。分からないということでいいんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) 市民病院では開業医の先生の紹介状の料金については承知いたしておりません。 ○議長(竹内友江君) 5番 前田尚志議員。 ○5番(前田尚志君) 2点ほどお聞きしたいと思います。  まず、750円が5,000円に上がるということですけど、影響額というんですか、金額的なものは算出されているのかどうかが1点。  それと今回の改正については、市内にもう一つ大きな病院がありますが、民間の。それも同じように、こういうことになるのかどうか。その2点についてお伺いいたします。 ○議長(竹内友江君) 西田病院事務局長。 ○番外病院事務局長(西田佳代君) まず、今回対象となりますのが、200床以上の地域医療指定病院ということですので、西播磨圏域におきましては、当院1か所のみとなっております。  それから影響額につきましては、まず、単価の増額による単純な増収ということも考えられるんですけれども、その一方で、この増額による紹介状なし受診の減少といったことも考えられますので、影響額の試算というのは困難であります。  また、全ての方に負担していただくものではないということもございますし、今年度は10月からの半年間の適用であるというようなことから、試算につきましては困難でございます。 ○議長(竹内友江君) 次、ございませんか。(なし)  次、第57号議案 訴えの提起について御質疑ございませんか。(なし)  御発言がなければ、以上で上程諸議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第51号議案ないし第57号議案については、会議規則第38条第1項の規定により、お手元に事前に配付いたしております付託議案表のとおり、所管の常任委員会に付託することといたします。 ◎議案上程
    ○議長(竹内友江君) 次、日程第3、第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算について議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(竹内友江君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  今回の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の流行による社会経済への影響を緩和する国の第2次補正予算案を踏まえ、緊急経済対策等を迅速に実施するため、補正総額2億500万円の追加を行うものであります。  その内容につきましては、臨時的経費におきまして、あこう中小企業者応援給付金事業、あこう商店街お買物券・ポイントシール事業、宿泊費助成事業等で2億1,180万円を追加し、その財源として経常的経費におきまして、特別職及び市議会議員の6月期末手当の減額に伴う主要整理のほか、国庫支出金、県支出金の特定財源を充当するものであります。  詳細につきましては担当部長から御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定を賜わりますようお願いを申し上げます。 ○議長(竹内友江君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(竹内友江君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  岸本総務部長。 ○番外総務部長岸本慎一君) それでは議案の細部につきまして御説明申し上げます。  別冊の令和2年度赤穂市一般会計補正予算書と、緑の表紙の議案参考資料(その2)をお願いいたします。  初めに補正予算書、一般会計の1ページをお願いいたします。  第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ2億500万円を追加し、予算の総額を266億1,700万円と定めたいものであります。  内容につきましては、議案参考資料2ページ、資料1で御説明いたします。  まず、1の臨時的経費についてであります。  1番のあこう中小企業者応援給付金事業1億2,670万円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、売上げが令和2年4月から8月のいずれかの月において、前年同月比で20%以上減少している中小企業及び個人事業主に対し、一律10万円の給付と家賃負担がある場合には5万円の補助を併せて行うものであります。  なお、議案参考資料5ページ、資料3に事業概要を掲載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  2番のあこう商店街お買物券・ポイントシール事業5,170万円の追加につきましては、商店街等が飲食店などで使用することができるプレミアム率50%のグルメ券を額面6,000円、販売額4,000円で、1万セットを発行するお買物券事業や購入額に応じたポイントにより、1,000円分の金券として利用できるポイントシール事業などに対する補助金であります。  なお、議案参考資料6ページ、資料4に事業概要を掲載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  3番の宿泊費助成事業1,600万円の追加につきましては、観光客等が市内宿泊施設に宿泊した際に宿泊プランの価格帯に応じた助成額の割引支援を行うものであります。  なお、議案参考資料7ページ、資料5に事業概要を掲載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  4番の感染症対策事業305万円の追加につきましては、指定避難所における感染防止対策として、段ボール間仕切り、折り畳み式テントなどを整備するものであります。  5番の小・中学校費、感染症対策事業430万円の追加につきましては、児童生徒へのクールタオルの支給、体育館等で使用するための換気対策用大型扇の整備、教師用フェイスシールドなどの保健衛生用品の整備に要する経費であります。  6番のスポーツ施設利用促進事業1,005万円の追加につきましては、市内2か所のゴルフ場利用者に対し、1回1,000円の利用料の割引支援を行うものであります。  なお、議案参考資料8ページ、資料6に事業概要を掲載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上、臨時的経費につきましては2億1,180万円の追加補正となるものであります。  次に、2の経常的経費についてであります。  1番の議員報酬357万1,000円の減額、2番の人件費322万9,000円の減額につきましては、先の臨時会において可決された議員及び特別職の6月支給分に係る期末手当の減額相当分でありまして、その減額見合い分につきましては、あこう中小企業者応援給付金事業の財源に充当するものであります。  経常的経費につきましては、680万円の減額補正となるものであります。  以上、臨時・経常合わせまして2億500万円の追加補正であります。  なお、議案参考資料4ページ、資料2に新型コロナウイルス感染症対応、地方創生臨時交付金に係る対応事業の一覧を添付いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  それでは、予算書のほうへ戻っていただきまして、予算書の6、7ページをお願いいたします。  歳入の関係につきましては、特定財源といたしまして、15款の国庫支出金及び16款の県支出金におきまして、それぞれ事業に係る補正を行うものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(竹内友江君) 所管部長の細部説明は終わりました。 ◎質疑・委員会付託省略  討論・表決 ○議長(竹内友江君) これより質疑に入ります。  第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算について御質疑ございませんか。  7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) ようやく事業者への応援の事業が予算化されたなと思ってます。中で幾つか聞きたいんですが、参考資料をベースにちょっと聞きます。  5ページのあこう中小企業者応援給付金事業概要ということであります。この中で、問題は10万円をいただくために家賃5万円。簡易な申請、あとスピードある給付が求められます。この点について、どういう運びになってるか、まず、お聞きしておきたい。  中でお聞きしたいのが、対象ですね。下記要件を全て満たす中小企業及び個人事業主とあります。この及びというくっつけ方なんですが、個人事業主、例えば一人親方とかフリーランス、こういった方々を含むのかどうか。当然そういった方々も同様にこのコロナの影響をかなり受けておりますから、対象とすべきという考え方、私は持ってるんですが、もう1点、対象の中の4に、今回20%以上減少している、他市に比べても比較的、30%というのが多いんですが、20%以上減少という、この収入の売上げの抑え方ですね。申請を受けたときに添付書類としてどういったものを求めていくのか。  ちなみに相生市さんのを調べさせていただいたんですが、簡易な売上げの減少率が出ている表がありまして、できるだけ簡便で、簡易な方法をとられることを求めたいと思います。  それから3点目に、1,000件予算化されたということであります。受付から給付までの体制、窓口がこれには書いてないので、どこで受け付けるのかということと、1,000件を短期間に受け付けて給付まで持っていこうとすると、相当スタッフが必要になりますでしょうし、間違いのないようにしていかないかんわけで、スピードが大事だと。早く給付する、早くこの影響から、コロナの影響から企業が休業等々されてるところを再開していただくという趣旨でありますから、早いことに越したことはないわけで、何とかその辺の体制についてお伺いをします。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 申請書類につきましては、なるべく簡易なものとするように自己申告も含めて検討しております。  それと対象で、フリーランス、一人親方の方、一人事業主、確定申告をされて事業収入が計上されておれば、フリーランスの方も一人親方の方も当然個人事業主という格好で対象となります。  あと、20%減少の収入の関係ですが、必要資料といたしましては、原則確定申告が元になりまして、それに基づきまして、判定をしていきたいと思います。  1,000件の受付で、スピード感を持って、どのような体制でというお話ですが、参考資料にも書いておりますように、6月下旬の受付を予定しておりますが、何分限られた人員で、期間での対応となりますので、振込までの期間をこの場ではっきり申し上げることはできませんが、今回の議決承認をいただいた後、直ちに給付に向けての準備をしていきたいと思っておりますので、市役所挙げて取り組んでまいりたいと考えております。  窓口はどこかという御質問ですが、原則、商工課が担当するものと考えております。 ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 1点目が、確かに一人親方とかフリーランス、確定申告が必要だということの答弁されたんですが、税務署の資料を見ますと、所得20万円未満の場合は申告を不要とするというルールがあるんです。そういったものでもやっぱり事業者は事業者でありますから、所得把握というのは非常に困難になってくるんですが、ペーパーに前年の同期、同月の所得収入、売上げ状況、今年の状況、こういったものの比較ができる調書がつけば、そういった方については20%についての認定について聞き取りをしていただいて、パスするといった考え方でどうかと思うんです。確かに青色申告とか、そういった方々は間違いない、見られるわけですから、それは審査は可能だと思いますが、そういった底辺層の低所得者層、事業者層を救済するといったことが今求められておりますので、その点についてお答えいただきたい。  それから、スピードを大事にするということで、商工が担当されるようですが、実際やってみないと1,000件というのがどうなるか分かりにくいところがあると思うんですが、始めれば当然相談に来られるわけです。例の定額給付金のほうも相当な人数で対応されたと思うんですが、その辺の配置、体制というのは、お考えとしてはどういう体制で持っていくのか、例えば2階の商工のところで受付をするんだと。いわゆる相談的な申請になってきますから、相当1件ずつについての時間がかかりますし、手早くそれを捌いていくということになるとスタッフの数も相当要ると思うんです。その辺はどうなんでしょう。部長のほうでお答えできるでしょうか、お願いしたいんです。  多分定額給付のほうも、10万円のほうも徐々に申請がおおむね進んでいるようにお伺いしておりますし、そういったスタッフとの関係も含めて、体制についてとっていただきたい。できれば、6月下旬の受付開始ということなんですが、日は、設定についてはまだ分かりませんか。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) どのような体制で、どのような場所でという御質問だと思いますが、初めには、やはりお問い合わせとか来庁者があると思いますので、なるべく広い会議室などを借り切って、そこで受付、相談ということから始めていきたいと思います。  それと6月下旬からいつまでというお話ですが、それぞれの個別の相談ということになりますので、受付をしてから支払いまでどれぐらいの時間がというのは個別の方によって違うものと考えております。ただ、書類のほうで簡便化、簡素化ということを申しましたが、国の給付金、それと県の支援金などをいただいている方は、50%以上減額、影響があったということの証明になっておりますので、そういう書類を元に、なるべく50%以上の方は、それを根拠にして支給をスムーズにしていきたいと考えております。 ○議長(竹内友江君) 7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) 50%、国、県の事業に適用されてる事業所というのははっきりしてるんです。それは既に書類も出てましょうし、写しが残ってると思うんですが、それ以下の30%、20%の売上げの減少といった業者について言ってます。  それで1点お伺いしておきたいんですが、例えば法人という場合に、会社の登記簿謄本なんかも添付させる予定なんでしょうか。たつのまで行かないかんような話なんで、例えば法人番号とかそういったもので済ませられないかなと思うんですが、できるだけ簡便にという中身について、もう少し説明をお願いし、簡便さを求めたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 簡便という、なるべく書類申請は簡便にという御質問だと思いますが、なるべく簡素化を図りますので、何か登記の写しであるとか、原本を全て求めるというような考えではありません。 ○議長(竹内友江君) 藤本副市長。 ○番外副市長(藤本大祐君) 御質問の申告の関係でございますけれども、基本的に確定申告書、所得税の。これを20万円以下という話ございましたけれども、申告しておる方については、これを提出いただくと。そして、その所得が一定基準額以下で確定申告をされてない方につきましては、市のほうに国保に加入している方は国保税の申告書、また、住民税の関係におきましては市県民税の申告書がございますので、これを提出、申告されている方については、これを提出いただくと。さらに、その申告もされてない方につきましては、必要に応じて改めて申告をしていただくことになろうかと思います。基本的に公平・公正に支給をする必要がございますので、基本的には、性善説といいますか、そういった立場に立ってスピーディに事務を進めていくわけなんですけれども、これやはり税金でございますので、しっかりとそのあたりは書類を確認させていただいた上でしていきたいと。ただ、そこになかなか提出ができないケースもあろうかと思います。これについては、十分職員のほうで聞き取りをするなり、あるいは先に申請をしていただきますけれども、それについては何らかの誓約書なりをいただいて、これについては虚偽がないというようなことも申告をしていただいた上で受け付けたいと、このように考えております。 ○議長(竹内友江君) 他に、17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) 国の第2次補正予算の交付金で、やっとこうした経営に困っている事業者等を支援するという施策が出てまいりました。幾つか質疑させていただきます。  参考資料がありますので、こちらのほうでお伺いしたいと思いますが、参考資料で言えば6ページ、あこう商店街お買物券・ポイントシール事業概要ですけれども、(1)の赤穂商工会議所が実施するお買い物券事業ですけれども、今回は、飲食店等ということで、グルメ券を発行するということですけれども、これは1人当たり何枚まで購入することができるのか。  それから、この飲食店等となっておりますけれども、商工会議所、また赤穂市のほうとしても、こういう飲食店以外にも本当に収入が落ち込んでいるところもあろうかと思うんです。土産物屋さんとか、それ以外にもあるのではないかと思いますけれども、そういった調査というのをされたのかどうか。そういうことを商工会議所からも事情を聴取されたのか、また、そこについては、さらに今後、第3次で検討していくということなのか、お伺いしたいと思います。  それから(2)、(3)も併せて、(2)の赤穂にぎわいづくり商人会、(3)の坂越商店会、どの店がそれぞれの事業のグルメ券ですとかシールとか、こういったものが使えるかどうかというのは、どのように市民の皆さんに分かるようにされるのか。  それから参考資料7ページですけど、宿泊費助成費事業概要があります。今回は、赤穂観光協会が実施するわけですけれども、国がGo Toキャンペーンというのをこれからやるんだと思いますけれども、そこと重なった場合、その実施期間と、この観光協会がやる実施期間が重なった場合の費用の減額等のあり方がどうなるのか。  それから、事業費の1,600万円の中で、先着予約で打ち切るということになるというふうに聞いておりますけれども、宿泊所、ホテル、旅館等が幾つも、23軒あると聞いておりますけれども、それは最後のほうになると重複して、予約は取れたけど、行ってみたら、この制限枠を超えてたので、行ったら減額されなかったと。こういったことが起きてしまわないのか心配しておりますけれども、そのあたりはいかがなのか。  また、その利用した場合の飲食、お酒を飲んだりした、その分も含めて宿泊プラン価格帯の例えば2万円超というところが含まれているのか。そうではないのか。  もう一つは、大きくこの全ての今回の事業について、事業者や市民の皆さんに分かりやすく周知する必要があると思うんです。これまでいろいろ市内の情報を市民の皆さんが何で得られているかという、分かりやすくしているのは、赤穂民報さんの情報を非常に市民の皆さんはありがたく思って見ておられます。やはり、こういう市の事業については、市がこういったいろんな事業、市民の皆さんのためにやる事業を分かりやすく、早く、それぞれの家庭に届けるべきじゃないかと、一つにまとめてですね。その点についてお伺いをいたします。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) まず初めに、一人何枚買えるのかという御質問ですが、現在聞いているのは、一人3セット、1枚10綴りで、30枚、お金にして1万2,000円で、プレミアム分を入れて1万8,000円分のグルメ券が購入できるものと聞いております。  あと飲食等で、土産物とかその他の店はどうするのかということですが、今回は、全国に非常事態宣言が発出されるなど、これまでに経験のないことで、皆様に自粛要請や大変不自由を強いられて、外出規制がされるなど、外食産業が大きく打撃を受けたということを商工会議所のほうからも要望受けまして、今回商工会議所が実施主体となって、今回の事業を行うものであります。ただ、議員おっしゃるような土産物とか、他のものの店舗に広げてはということにつきましては、商工会議所のほうに申し伝えたいと思います。  あと、どれぐらいの業者が打撃を受けたのかという調査につきましては、先ほど申しましたように、商工会議所のほうより要望受けまして、今回の事業化ということにしております。  あと、第3弾というお話も、今回は、商店街を対象とした緊急経済対策の兵庫県の事業を活用しておりますので、個別の店舗の事業ではありませんが、御理解をいただきたいと思います。  (2)、(3)、商人会と坂越商店会のどの店が対象かというのは、現在、商人会のほうは94店舗が登録されておりますが、今から新規に会員を募集して、同じように坂越のほうも新規にこれから会員を募集して、商店街の会員を増加、それと組織の強化を図っていくものと聞いております。  あと広報関係の取りまとめにつきましては、市民の皆様がまとめてされるほうが分かりやすいということで、メリットがあるようでしたら一度検討してみたいと考えております。 ○議長(竹内友江君) 西浦観光監。 ○番外観光監(西浦万次君) まず、1点目のGo Toとの関係ですけれども、この市の事業の対象期間ですけれども、一応6月の19日から7月の19日までの宿泊日を設定をしております。Go Toキャンペーンは、当初は7月下旬とか8月上旬とかのスタートというふうなアナウンスされていましたし、今、こういう状況ですので、それがずれ込む可能性もあるかなというふうに見ておりまして、基本的に、この重複は起こらないものというふうに考えてございます。  それから、先着順に関する対応ですけれども、これ宿泊施設さんから、日々何件の予約が入ったというふうな報告を受けます。それに基づいて予算がどこまで消化されているのかということは日々見ていきますので、それでもう終了に近い時点で、もう今回のキャンペーンは終了というふうにいたしますので、そこが入り交じってといいますか、申し込んだのに適用されないということは起こらない、もうそのプラン自体が消えてしまうというふうなことになりますので、そのような御心配はないかと思います。  それから飲食費の件ですけれども、プランの中に含まれている場合は、それは対象というふうにいたします。ただ、追加でお酒を注文されるとかいうふうなこともあるかと思いますけれども、それについては、この算定の金額には入らないというふうなことでございます。  それから周知につきましては、現在の時点では、観光協会のホームページやら、施設のホームページ、あとそれから市内向けにはチラシであるとか、あとSNSによるプロモーション等についても今検討している状況でございます。  以上です。 ○議長(竹内友江君) 17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) まず、広報、周知の関係ですけど、私が思っているのは、今答弁で、産業振興部長の答弁と、それから観光監の答弁と別の答弁が来てるわけです。そうじゃなくて、こういったものを全て一つの紙に全部まとめて、市民の皆さんが分かりやすいものを作って、早急に各家庭に広報などと一緒に配布をする。これは、こういったことだけじゃなくて、これまでの感染症予防対応もそうなんです。いろいろそういった分かりやすい安心できるものが市民に情報が届いてないんです。そういったこと含めて、トータル的にこれは広報として、それぞれの部署だけじゃなくて、広報として、やっぱりこれ考えるべきじゃないかと思うんです。その点をぜひもう一度お伺いしたいと思います。
     それから飲食店以外のお店の状況について、商工会のほうにも申入れをするということですけど、飲食店が非常に大きな打撃を受けているというのは、これはもう私もよく承知をしておりますが、それでも、まだ飲食店のほうはテイクアウトだとか非常に努力をされて、幾らかはそういった収入はあったかと思う。お土産屋さんのほうは、先ほども答弁にあったように、外出自粛、観光のお客さんが来ない、こういったことからすると、もうほとんど収入はないわけです。そういったところについての手当てをするということが今回は抜けてるんですよ。そういったところは、商工会議所だけに任せるんじゃなくて、市としてある程度調査をして、こういったところがまだ支援するところが本当に漏れているなというところを調査するべきじゃないかと思います。ぜひその点も含めてお願いをしたいと思います。  それから、どのお店が分かるかということについては、事業の(2)と(3)を言ってるんじゃなくて、(1)も全部含めてのことですので、あるいは旅館、ホテル、こういったところも全て含めてどこという、それもやっぱり分かりやすいようなものをしてほしいなと思うんですけど、いかがでしょうか。  今日どうしても事業者の皆さんに少しでも安心していただけるように、本日表決するようになっておりますので、我々もしっかり今日は質疑をして、納得いく形で表決をさせていただきたいと思いますので、答弁をよろしくお願いします。 ○議長(竹内友江君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 市全体での広報のあり方ということで御意見をいただきました。議員のお話の中身については参考にさせていただいて、これまでも市長による報道機関への公式的な記者発表であったり、ニュースレポートの提出、また、今回の件につきましても広報やSNS、LINE等の活用をフルに生かして、住民の方に適切に周知していきたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 飲食店以外にもというお話、御質問ですが、以外につきましては、先ほど申しましたように、事業主体である商工会議所のほうに申し入れるということと、(2)の赤穂にぎわいづくり商人会というほうの商店会に加入しておれば、土産物の方も、そのシール事業に参加できますので、そちらのほうで御理解いただきたいと思います。  あと調査のほうは、商工会議所のほうと一度協議をして、どのような状態になっているのか聞き取りをしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 5番、前田尚志議員。 ○5番(前田尚志君) 3点ほどお聞きしたいと思います。  まず、1点目ですけど、今回、参考資料を見ていて、最初のときですけど、6ページ、坂越商店会のところが事業費1,200万円にもかかわらず、事業種別、内容、実施期間は2か月とありましたが、たしか未定ということで提案されました。議員といたしましては、やはり内容を知らない限り審査できないわけです。こういった未定という、参考資料とはいえ未定ということは、私も目を疑ったような状況なんですけど、財源は国、県の補助金ということで、本気でそんなに、とにかく出しとけと、未定でもいいから出しとけというような感じしか取れなかったわけですが、どういう考えで、当初未定という、極めて曖昧な表現の内容で参考資料として出されたのか、どういう考えで提案されたのか、まず、お聞きしたいと思います。  それと次が7ページで、宿泊費の助成なんですけど、観光客等ということで、「等」と言われましたけど、他に何が、どんな方がいるのか、それについてお聞きしたいと思います。  それと3点目ですけど、スポーツ施設の利用ですけれど、これは利用者1人になっておりますが、7、8、9の3か月、1回限りなのか、回数の制限はあるのか。  以上、3点についてお聞きします。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 坂越商店会の提出の仕方についてでありますが、当初、坂越商店会に声をかける時期と、それと議案の締め切りが5月28日でした。それと県の事業でありますので、県の締め切りが5月30日をもって締め切りでしたので、事業主体である坂越商店会に確認したところ、ぜひやりたいという意気込みがありましたので、県のほうにも、詳細は決まってませんがエントリーできますかという確認をした上で、今回未定という格好で出させていただきましたが、昨日、議長団と協議した上で、会派を回らせていただいて、それぞれ差し替えという格好でお願いしたところでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 西浦観光監。 ○番外観光監(西浦万次君) 「等」の意味でございますけれども、市民の皆様というふうに理解いただければと思います。そういった意味では、きちっと観光客や市民の皆様というふうに書くべきであったというふうに思ってます。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) このスポーツの助成につきましては、期間等設定しておりまして、その期間内に利用した方、1名につき1,000円という補助を出すようにしておりますので、特に何名、その方が重複して、その期間内に設定してます金額まで到達するまでの補助をするということでございますので、特に回数の制限等は設けてはおりません。 ○議長(竹内友江君) 5番 前田尚志議員。 ○5番(前田尚志君) ちょっとくどいんですけど、大黒部長は御理解というふうなこともおっしゃいましたけど、なかなか、確かに差し替えありましたけど、やはり議会に出す資料ですからね、そういう状況があるかも分かりませんけど、やはりこれきっちりしたものを出すというのは原則だと思います。私も今回、目を疑った状況ですよ、未定で出てきた資料というのは。そういったこと、ある意味議会軽視と言われても仕方がないのかなという気がします。そういったこと、きっちり、そういう状況あるのは分かりますけど、そこは議会として出す資料ですから、そこはやっぱりきっちりとしたものを出していただきたいというふうに思いますので、今後十分注意してやっていただきたいというふうに思います。 ○議長(竹内友江君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 経緯は大黒部長から申し上げたとおりでございますけれども、議会に提出させていただく参考資料としても、きっちりした形で提出すべきであると思っておりますので、以後、気をつけさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。  13番 汐江史朗議員。 ○13番(汐江史朗君) 参考資料、資料2、一覧表書かれておりますけれども、これについて御質問させていただきたいと思います。  先ほどから、これ採決された後にですけども、先ほどから出てますように、やっぱりスピード感持って手元に渡るような配慮が必要だと思うんです。それで、他の1以外は、予算で締め切りということですか、先着順で予算済んだら、それでしまいということは理解できます。  そこで、あこう中小企業者応援給付金というんですけども、事業内容の対象は、ここ4番に書かれてますけども、この対象事業所というのは何件ぐらいあるんですか。試算では、10万円を掛ける1,000件、それから家賃加算5万円の500件ということで試算してますけども、対象はどのぐらいで、そのうち売上げが20%以上減少したという条件がありますけど、どのぐらいで試算されているのかということを1点お聞きします。  それから7ページの宿泊助成金なんですけども、対象は大体23件ということで、少ないこともあるんですけども、1,600万円ということで、3、4、5、これから、まだまだなかなかお客さん戻ってこないということを考えれば、なかなかシビアな数字かなと思うんです。というのは、1,600万円で1万円の対象にしたら1,600人だけです。それから5,000円にしたら3,200人、2,000円やったら8,000人ということです。そのぐらいな数字しか支援できないということで、なかなか寂しいなと思うんです。  それともう1点は、今、先着順というのはやむを得んと思いますけども、これ大口の人が予約どんと取った場合にはどういうふうになるのか。あるいは、そういうことせんような手立てをしているのか、その点をお聞きしたいと思います。  それから、感染症対策の事業の中の折り畳みのベッドなんか、60張りですけども、もし、そういうような災害起きた場合に、この数字で足りるのか、あるいは、密集というのを防げるんかなというようなことを心配しておるんですけども、先にお聞きしたときには、保管場所とか、いろんな問題があるということで、これぐらいにしとんやということお聞きするんですけども、今後こういうような、どういうような災害起こるか分かりませんときに、簡易ベッド、折り畳みの段ボールで折るベッドとか間仕切り、こういうのが大変大事になってくると思うんですけども、これから、さらにそういう保管場所も考えた上で増やす考えがあるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 対象件数、事業件数の根拠はということの御質問だと思います。経済センサスのほうで、赤穂市内の企業は、大企業も含めまして約1,800とセンサス上でなっております。それに基づきまして、中小企業、それと個人それぞれを合わせまして、その中から中小企業と個人を抽出しまして、約1,500件と見込んでおります。それの20%の影響を受けている、受けていないという方があると思いますので、7割を見込んで約1,000件という計算になります。  あと家賃補助のほうですが、それの約2分の1、半分ということで500件、それに基づきまして、今回の1億2,500万という予算になっております。 ○議長(竹内友江君) 西浦観光監。 ○番外観光監(西浦万次君) 大口の予約に関することですけれども、基本的な認識としまして、今の時期は、旅行を徐々に始めていくといいますか、コロナに気を配りながら旅行していくというふうなことから始まるのかなと思っておりますので、団体での旅行というのは、そうないのではないかという、一応前提には立っております。したがいまして、一応予約1回について何人までというふうな制限は今現在は設けていないという状況でございます。 ○議長(竹内友江君) 高見危機管理監。 ○番外危機管理監(高見博之君) 感染症対策なんですが、折り畳みのやつは、60張の分はテントでございますので、ベッドではございません。やはりそれぞれの施設に、授乳用のテントを昨年度購入した分もあるんですが、それに加えて、各施設2つずつという考えで、今回の60を要求させていただいてます。  また、密接にならないということなんですが、段ボール間仕切り、今回購入した分だけで、全て賄えるものではないというのは十分認識しておりますが、これ全てを間仕切りするのか、それとも、これを標準値的な考え方で、それを基点に工夫して、密接にならないように考えていくということで、今回この数量、先ほど議員おっしゃいました備蓄するスペースということもございますので、この数量で今回考えております。 ○議長(竹内友江君) 13番 汐江史朗議員。 ○13番(汐江史朗君) 大黒部長、お答えいただきましたけども、根拠は分かりました。70%ということで、その半分ということで50%ということで、この件数出していただきましたので、それは根拠は分かりました。  ただ、他の部分については、予算でストップになるんですけども、これの場合、試算した数よりたくさん申請があった場合は、やはり申請順になるんか、あるいは補正予算か何か組んで、それは受け付けるのか、その辺のところは一番心配なところでございます。ぜひ、大変困っている中小企業に対してこういう制度、いいことしているんだから、やはりこれは先着順やなしに、全員に行き渡る、早くスピード感を持って行き渡るようにしていただきたいというのが希望でございます。お答えいただきたいと思います。  それから宿泊なんですけど、観光監おっしゃいましたように、今の時点は、近くからぼつぼつ広めていくというのがあるので、これからGo Toキャンペーンというのと併せ、一緒にならないと。そして大口はなかなか、そういう団体は見込まれないだろうというような考えで進まれているということは分かりましたけども、それは問題は、受け付けるんか、受け付ける予定がある、そういうものがもしあったときにはどうするのかというようなことお聞きしたいと思います。観光監おっしゃるように、今のところないだろうというのが、私も思いますけども、そういうこと、先、予約押さえてもらったとこがあるとしたら、どうするのかというようなことをお聞きしたいと思います。  それから感染症対策については、一挙に回答いただきましたけども、ベッドやなしにテントやというて、私はベッドのほうを本当はしたかったんやけど、ここには書いてなかった、私のミスです。テントらしいですけども、ぜひ充実させていただきたいなと。今のところは、これについてはすぐには予算もあることですので、申し上げませんけども、これから充実させていただければと、要望にしておきます。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 繰り返しになるかも分かりませんけど、こういう異常事態のときに、皆さん困っておりますので、受付順でなく、受付をされた方は、全員に行き渡るように考えていきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 西浦観光監。 ○番外観光監(西浦万次君) ちょっと難しいとこではあると思うんですけれども、ある側面、その事業者さん自体の営業努力というところもあるかというふうに思いますので、そういった意味で、もし仮にそういったことで営業されて、営業されるときなのか、営業されなくてもなのかもしれませんけど、大人数が入った場合には、それは対象として受け付けるというのが今の考え方でございます。 ○議長(竹内友江君) 13番 汐江史朗議員。 ○13番(汐江史朗君) 大黒部長、今言われましたように、全員を支給するということですので、予算超えてでも申請した者については、条件に合致したものについてはスピード感を持って支給するということで御理解してよろしいでしょうか。  それから宿泊の件ですけども、それは事業努力ということで、この辺のとこは、観光監が目的とする狙いと、事業者とはちょっと違うだろうけども、お客さん入ってもらったということなんで、ちょっと狙いが違うでしょうけども、そういうこともあり得るということは、それは事業主に任せるということで理解しておきます。  それでもう1つだけ、この宿泊の関係について、1人が何回も日にち変えて宿泊するということは可能なんでしょうか。最後にお聞きしたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 西浦観光監。 ○番外観光監(西浦万次君) まず、2つあると思うんですけど、連泊のケースがあります。そのときは、1泊目だけの助成です。  次に、何回も申し込むということについては制限、特に設けてございません。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 議員おっしゃるように、スピード感持って、一日でも早い給付となるように頑張っていきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 繰り返しになりますが、受付をされた方は、全て行き渡るように考えてまいりたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。  16番 瓢 敏雄議員。 ○16番(瓢 敏雄君) 同じく5番の感染症対策事業の小中学校というところで、この分、クールタオル、教師用フェイスシールドというのは、幼保、あとアフタースクールなんかはどうなってるんでしょうか。  それと換気のために窓を開けるということですけども、窓を開けましたら虫が入ってきて、蚊も入ってきますし、気も散るようなことになるかと思うんですけども、こちらへの対策はどのようなことを考えているんでしょうか。  それとアフタースクールは時間も遅くなりますから、蚊の入ってくる率が高くなると思いますけども、こちらのほうの窓の対策とかいうのはどういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 長坂教育次長。 ○番外教育次長長坂幸則君) クールタオルとフェイスシールドの件になりますが、クールタオルの手当てにつきましては、小中学校児童生徒の夏休み期間が今回は授業等の関係で実質1週間程度しかありませんので、その間の通園、通学等に支障がないように、こういったタオルを用意する趣旨で用意しておりますので、アフタースクール等に関しましては、特に今までどおりの取り扱いということで、変更するところではありませんので、対応等はしておりません。  それとフェイスシールドにつきましても、授業等で児童生徒に対して教師のほうから、授業を行うに当たって、飛沫を防止するための用具として手当てをしようと思っておりますので、アフタースクール等に関しましては授業という形をとっておりませんので、当然子供さんの状況を見たりとか、時間を過ごさせたりとかいうことの接し方をしているということで、通常のマスクなり、手指の消毒等での対応で差し支えがないものというふうに考えております。  あと、虫等の換気に対して対策ということなんですけれども、通常、夏、ずっとエアコンだけで窓を開けずに授業しているわけではありませんので、殺虫剤なり、そういった通常の対応を今のところ予定はしております。これが過度に状況が変更するようであれば、それに対しての対応は考えてまいりたいとは考えておりますが、今現時点では、特に防虫対策ということに関して、通常の取り扱い以外のことは想定をしておりませんので、そう御理解いただければと思います。 ○議長(竹内友江君) 6番 田渕和彦議員。 ○6番(田渕和彦君) 1点だけ確認しますけども、商人の会と、それから坂越商店会、ともに実施期間が10月1日から11月30日というふうになっているわけなんですけれども、恐らくこの時期はインフルエンザがちょうどはやってくる時期になると思うんですけど、要するにインフルエンザイコール発熱ということで、新型コロナウイルス等の疑いもというふうな状況になると思うんですけれども、そうなってくると、外出も含めて、また個々の規制がかかってくるような状況にもなると思うんですけれども、この実施時期そのものをもう少し前に持ってくるような指導というのが、これはできないのかどうか、1点お伺いします。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 実施時期につきましては、10月1日から掲記のとおり11月30日までの2か月間を予定しております。これにつきましては、商工会議所のほうが8月、9月の2か月、その後、引き続いて10月、11月ということで、それぞれの商店街のほうが計画をされてると聞いております。インフルエンザとかそういうコロナウイルスとか、また、そういう第2波とか第3波のお話かも分かりませんけど、そういう状態になれば、また、実施は見送りということになる可能性もあると思います。 ○議長(竹内友江君) 6番 田渕和彦議員。 ○6番(田渕和彦君) ということは、状況によっては、ある一定の経済効果は、要するに見えなくても仕方がないというふうに判断をされるということなんですね。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 10月からという時期なんですが、それまでに、これから議決いただいてから、それから、それぞれ商店街のほうが準備に、募集商店、参加店舗の募集を行いまして、それからまた周知ということになりますので、10月ぐらいからが時期的には妥当じゃないのかなと私自身は考えております。  経済効果のほうですが、県のほうも、県の緊急経済対策事業につきましては、コロナウイルスが収束後速やかにという条件がありましたので、それで6月1日に解除が出て、それで早急に対応するようにという指示が県のほうからありましたので、今回上程させていただいております。状況によりまして、そういう感染症がまた広まるようであれば、致し方ないのかなという、事業中止というのもあり得るのかも分からないとは考えております。 ○議長(竹内友江君) 他に。  10番 山田昌弘議員。 ○10番(山田昌弘君) 今回の事業は、経済対策も含めて迅速にやっていただければ結構と思うんですけども、1点確認等しておきたいのは、あこう商店街お買物券・ポイントシール事業ということで、これは県の事業で、要綱があって、その団体でなければいけないとかいうような要綱があると思います。ただ、今回は商人会と坂越商店会という2つの地区だけなんですけども、それ以外にもいろんな、こういった事業されてる方もおると思うんですけども、そういうことに対しての、県の補助は無理かもわかりませんけど、市として新たな補助とか、そういう対応策ということは考えられておるんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 今回の事業につきましては、県の緊急経済対策を活用した事業でありまして、その中で、商店街、商工会議所という条件がありますので、議員おっしゃるように、個別の他地区の店舗を対象ということではありませんので、申し訳ないですけど、御理解、今回の事業につきましては御理解いただきたいと思います。  第3弾につきましては、ちょっと私のほうから、まだ申し上げられませんので、御容赦ください。 ○議長(竹内友江君) 10番 山田昌弘議員。 ○10番(山田昌弘君) 先ほども部長のほうおっしゃられたように、県の事業ですし、県の補助金を使ってますし、そういう形で要項あるのは分かっております。一番最後の他の地区の方にそういう同じようなことはできないかも分からんという、そういう対策は考えられているんでしょうか。できれば、大黒部長がお答えが難しいんであれば、市長のほうから少しお答えいただければと思います。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 繰り返しになりますが、今回の事業につきましては、県の事業で、要綱に基づいて実施、それぞれの商店街が実施しているものと考えております。他地区の方につきましては給付金の関係とか、そういうもので御容赦いただきたいと思います。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。(なし) 発言がなければ、以上で、上程議案に対する質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程中の議案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論については通告を受けておりませんが、討論はございませんか。(なし) 発言がなければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第60号議案 令和2年度赤穂市一般会計補正予算について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第60号議案は原案のとおり可決されました。  本会議を午前11時35分まで休憩いたします。     (午前11時20分)
                      (休   憩) ○議長(竹内友江君) 本会議を再開いたします。      (午前11時35分)  本会議を暫時休憩いたします。           (午前11時35分)                   (協 議 会) ○議長(竹内友江君) 本会議を再開いたします。      (午前11時37分) ◎議案上程 ○議長(竹内友江君) 次は、日程第4、第61号議案 赤穂市農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(竹内友江君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました第61号議案 赤穂市農業委員会委員の任命につきまして、御説明申し上げます。  本市農業委員会委員が令和2年7月19日をもって任期満了となりますことから、新たに委員の任命をいたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、その御同意をお願いする次第であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(竹内友江君) 市長の説明は終わりました。 ◎質疑・表決 ○議長(竹内友江君) これより質疑に入ります。  第61号議案 赤穂市農業委員会委員の任命について御質疑ございませんか。  17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君) 単純な質疑、確認したいんですけど、任命表の№3、5、6の備考欄に何も記入してない方というのは、どういう方々なんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 大黒産業振興部長。 ○番外産業振興部長大黒武憲君) 備考欄の何も記載がないという御質問ですが、備考欄に記載のとおり、認定農業者、それと認定農業者に準ずる者、それと利害関係を要しない者、それと、この農業委員につきましては立候補、推薦多々ありますので、その方々がたまたまそういう認定農業者でない、または準ずる者でない、それと利害関係者でないというような方で、その他という意味で御理解いただければと思います。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、議事の順序を省略して、直ちに表決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  これより表決に入ります。  第61号議案 赤穂市農業委員会委員の任命について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第61号議案は原案のとおり同意することに決しました。 ◎議案上程 ○議長(竹内友江君) 次は、日程第5、第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(竹内友江君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結についてであります。  本案につきましては、去る6月8日入札執行いたしました高規格救急自動車及び救命資機材の取得契約でありまして、掲記の内容でもって締結をいたしたいものであります。  詳細につきましては担当部長から御説明をいたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定を賜わりますようお願いを申し上げます。 ○議長(竹内友江君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(竹内友江君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  岸本総務部長。 ○番外総務部長岸本慎一君) それでは議案の細部につきまして御説明申し上げます。  お手元の令和2年6月第2回赤穂市議会定例会提出議案(その3)と、緑の表紙の議案参考資料(その3)をお願いいたします。  まず、議案書の3ページをお願いいたします。  第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結についてであります。  本件につきましては、取得しようとする車両等の名称は、高規格救急自動車及び救命資機材であります。数量は、車両1台と資機材1式であります。契約方法は、指名競争入札で、契約金額は3,443万円であります。納期限は、令和3年1月29日で、契約の相手方は、神戸市須磨区大池町3丁目1番1号 兵庫トヨタ自動車株式会社特販営業所特販営業所長 白根浩司氏であります。  取得いたします車両等の内容につきましては、議案参考資料2ページ、資料1をお願いいたします。  掲記のとおり、車両排気量は2,693cc、最高出力118キロワット、四輪駆動車で、乗車定員は7名であります。また、併せて取得いたします各種救命資機材につきましては、気道確保用資機材、除細動用資機材、輸液・薬剤用資機材等であります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(竹内友江君) 所管部長の細部説明は終わりました。 ◎質疑・委員会付託省略  討論・表決 ○議長(竹内友江君) これより質疑に入ります。  第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結について御質疑ございませんか。  15番 土遠孝昌議員。 ○15番(土遠孝昌君) ちなみにこの高規格の自動車に、従来、私、緊急車両等にドライブレコーダーの設置をお願いして、今順次つけていただいてるんですけど、この自動車にも当然前後にドライブレコーダーの設置は考えられているのですか。その1点お願いします。 ○議長(竹内友江君) 河本消防長。 ○番外消防長(河本憲昭君) 昨年、土遠議員から、そういったお話がありましたとおり、今回の救急車につきましても前後方監視用のドライブレコーダーを設置しております。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。  7番 小林篤二議員。 ○7番(小林篤二君) この契約に限らずなんですが、今回の高規格でいわゆる新コロナ対策が必要になってると思うんですが、その辺の装置なり資機材は設置されておるんでしょうか。 ○議長(竹内友江君) 河本消防長。 ○番外消防長(河本憲昭君) 5月の第3回臨時会におきまして、国の特例交付金によりオゾンガス発生装置を購入するという議案を提出いたしましたけれども、今回の救急車につきましても、上郡消防署の救急車につきましても、オゾンガス発生装置を救急車車載用、それと移動式のもの、オゾンガス除染水の発生システム、以上のものを今回の高規格救急車に装備する予定にしております。 ○議長(竹内友江君) 他にございませんか。(なし) 御発言がなければ、以上で上程議案に対する質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程中の議案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論については通告を受けておりませんが、討論はございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第62号議案 高規格救急自動車等取得契約の締結について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第62号議案は原案のとおり可決されました。 ◎請願上程 ○議長(竹内友江君) 次は、日程第6、請願を議題といたします。  本日までに受理いたしております請願は、お手元に配付いたしております請願文書表のとおりであります。  まず、請願第1号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について、紹介議員の説明を求めます。
     17番 家入時治議員。 ○17番(家入時治君)(登壇) ただいま御上程をいただきました請願第1号につきまして御説明申し上げます。  請願者は、兵庫県相生市山手1丁目24の1 赤相教職員組合執行委員長 引田一志氏であります。  紹介議員は、私家入時治です。  以下、請願文書表を読み上げて、請願の趣旨説明に代えさせていただきます。  1、件名、少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について。  2、請願趣旨、理由。  新型コロナウイルス感染症対策として、3月には突然の全国一斉臨時休業の要請、それ以降も緊急事態宣言が公示され、未だ先行きが見通せない中、学校現場では、学びと育ちの保障や心のケア、感染症対策などにとりくんでいます。  学校現場では、今回の長期臨時休業への対応がなかった場合においても、新学習指導要領の全面実施に加え、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。  加えて、今後学校再開をむかえる現場では、文科省が示している3密対策を講じ、学級を複数のグループに分けた上で、教育活動をおこなうことなどがもとめられます。終息が見通せない状況が続く中、少人数学級の着実な推進は必要不可欠です。  義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で、国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等をおこなっている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。  国の施策として、定数改善にむけた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子供の学びを保障するための条件整備は不可欠です。  こうした観点から、2021年度政府予算編成において下記事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規定にもとづき、国の関係機関への意見書提出を請願いたします。  記  1、子どもたちの教育環境改善のために、計画的に少人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、30人以下学級とすること。  2、教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第124条の規定により請願します。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜わりますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(竹内友江君) 紹介議員の説明は終わりました。 ◎質疑・委員会付託 ○議長(竹内友江君) これより質疑に入ります。  請願第1号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について、御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の請願第1号については、会議規則第98条第1項の規定により、別紙請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託することといたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  なお、委員会審査は、15日、民生生活委員会、16日、建設水道委員会、17日、総務文教委員会をいずれも午前9時30分から開催願うことにいたしておりますので、念のため申し上げておきます。 ◎日程通告・散会宣告 ○議長(竹内友江君) 次の本会議は来る6月24日午前9時30分から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。   (午前11時57分)                    ( 了 )  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  赤穂市議会 議  長  竹 内 友 江        署名議員  前 田 尚 志        署名議員  田 渕 和 彦...