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平成30年第4回定例会(第1日11月22日)

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  1. 赤穂市議会 2018-11-22
    平成30年第4回定例会(第1日11月22日)


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    平成30年第4回定例会(第1日11月22日)              平成30年第4回赤穂市議会(定例会)会議録 1.平成30年11月22日(木曜日)午前9時30分開会(於議場) 2.会議に出席した議員(18名)    1番  汐 江 史 朗          10番  前 田 尚 志    2番  榊   悠 太          11番  土 遠 孝 昌    3番  田 渕 和 彦          12番  有 田 光 一    4番  小 林 篤 二          13番  川 本 孝 明    5番  木 下   守          14番  前 川 弘 文    6番  山 野   崇          15番  家 入 時 治    7番  西 川 浩 司          16番  竹 内 友 江    8番  奥 藤 隆 裕          17番  釣   昭 彦    9番  山 田 昌 弘          18番  瓢   敏 雄 3.会議に出席しなかった議員    な  し 4.議事に関係した事務局職員
       事務局長  柳 生   信     書  記  東 南 武 士                      書  記  松 田 留美子 5.地方自治法第121条の規定による出席者   市     長  明 石 元 秀    市民病院事務局長 長 坂 幸 則   副  市  長  児 嶋 佳 文    上下水道部長   大 黒 武 憲   市長公室長    礒 家 和 幸    消  防  長  河 本 憲 昭   会計管理者    三 谷 勝 弘    教 育 次 長  永 石 一 彦   総 務 部 長  尾 崎 順 一    教 育 次 長  藤 本 浩 士   建設経済部長   古 津 和 也    監査事務局長   地域活性化推進担当部長            西 浦 万 次    選管・公平書記長 一二三 修 司   市 民 部 長  高 見 博 之    行 政 課 長  橋 本 政 範   危機管理監    松 本 守 生    財 政 課 長  岸 本 慎 一   健康福祉部長   西 田 佳 代    産業観光課長   末 井 善 生   教  育  長  尾 上 慶 昌    農林水産担当課長 柳 生 隆 弘 6.本日の議事日程  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期及び議事日程の決定        (委員長報告、質疑、表決)  日程第3  諸般の報告  日程第4   認第 1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について   認第 2号 平成29年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 3号 平成29年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定について   認第 4号 平成29年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 5号 平成29年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 6号 平成29年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 7号 平成29年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   認第 8号 平成29年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 9号 平成29年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について   認第10号 平成29年度赤穂市病院事業会計決算認定について   認第11号 平成29年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について   認第12号 平成29年度赤穂市水道事業会計決算認定について         (一括上程、委員長報告、質疑、討論、表決)  日程第5   報第15号 専決処分の報告について    専第9号 平成30年度赤穂市一般会計補正予算         (上程、説明、質疑、討論、表決)  日程第6   報第16号 専決処分の報告について    専第10号 公用車の交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について          (上程、報告、質疑)  日程第7   第 95号議案 平成30年度赤穂市一般会計補正予算   第 96号議案 平成30年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算   第 97号議案 平成30年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算   第 98号議案 平成30年度赤穂市介護保険特別会計補正予算   第 99号議案 平成30年度赤穂市病院事業会計補正予算   第100号議案 平成30年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算   第101号議案 平成30年度赤穂市水道事業会計補正予算   第102号議案 平成30年度赤穂市下水道事業会計補正予算   第103号議案 赤穂市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について   第104号議案 赤穂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関す           る条例の一部を改正する条例の制定について   第105号議案 赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る議決変更について          (一括上程、説明)  日程第8   第106号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について           (上程、説明、質疑、表決) 7.本日の会議に付した事件   議事日程に同じ ◎議長開会あいさつ ○議長(瓢 敏雄君) おはようございます。開会に当たりましてごあいさつを申し上げます。  議員各位には、御参集を賜り、本日ここに平成30年第4回赤穂市議会定例会が開催できますことは、市政発展のため誠に御同慶に堪えません。  今期定例会は、先の第3回定例会において提出され、閉会中の継続審査となっておりました平成29年度各会計の歳入歳出決算認定についてをはじめ、専決処分の報告、各会計の補正予算、条例の一部改正、事件決議、人事案件など極めて重要な案件でございます。議員各位におかれましては、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げまして、まことに簡単措辞ではございますが、開会のあいさつといたします。 ◎開会・開議 ○議長(瓢 敏雄君) これより平成30年第4回赤穂市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。            (午前9時30分)  現在の出席議員は18名であります。  これより日程に入ります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議長(瓢 敏雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において指名いたします。  会議録署名議員に榊 悠太議員田渕和彦議員を指名いたします。 ◎会期及び議事日程の決定 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第2、会期及び議事日程の決定を議題といたします。  このことにつきましては、先般、議会運営委員会が開かれましたので、その経過並びに結果について、委員長より報告願うことにいたします。  議会運営委員長 山田昌弘議員。 ○議会運営委員長(山田昌弘君)(登壇)  おはようございます。議会運営委員長報告を行います。  今期定例会議事運営につきまして、去る11月15日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会では、まず、今期定例会に提出されます諸議案について当局より説明を聴取し、これを踏まえ、会期及び議事日程について慎重に協議いたしました結果、会期は、本日より12月10日までの19日間とし、会期日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。  本日は、第3回定例会におきまして決算特別委員会に付託され、閉会中の継続審査を煩わしました認第1号ないし認第12号について一括上程し、委員長報告、質疑、討論、表決を行い、続いて、理事者側から提出議案について説明を受ける予定であります。ただし、報第15号の専決処分の報告につきましては、質疑、討論、表決を、報第16号の専決処分の報告につきましては、報告、質疑を、また、第106号議案の人事案件につきましては、委員会付託を省略し、これを議了する予定としております。翌23日ないし25日は、議案熟読のため休会とし、26日午前9時30分から本会議を再開し、提出議案に対する質疑を行い、その後、それぞれ所管の常任委員会に付託をして審査を願うことといたしております。  翌11月27日から12月5日までの9日間は休会とし、その間、11月27日には民生生活委員会を、28日には建設水道委員会を、29日には総務文教委員会をそれぞれ午前9時30分から開催願うことにいたしております。  12月6日午前9時30分から本会議を再開して一般質問を行い、翌7日午前9時30分から本会議を再開して一般質問を続行し、終わって後、付託議案に対する委員長報告、質疑、討論、表決を行うことといたしております。議事の都合により10日を予備日とし、以上をもって今期定例会を閉会する予定であります。  なお、追加議案の提出も予想されますので、あらかじめお含みおきのほどお願いいたします。  また、一般質問の通告期限は11月28日午後5時までといたしております。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、何とぞ当委員会決定どおり御賛同賜わりますようお願い申し上げまして、議会運営委員長報告を終わります。
    ○議長(瓢 敏雄君) 議会運営委員長の報告は終わりました。  ただいまの議会運営委員長報告に対しまして御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ質疑を終結いたします。  ただいまから表決を行います。  今期定例会の会期並びに議事運営につきましては、委員長報告のとおり行うことに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から12月10日までの19日間とし、その間の議事日程については、議会運営委員長報告のとおり行うことに決定いたしました。 ◎諸般の報告 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。  監査委員より、平成30年9月11日ないし9月25日執行の会計管理者及び水道・下水道・病院・介護老人保健施設事業管理者の所管に属する平成30年度6月分、7月分の現金の出納及び保管の状況について、平成30年9月10日ないし10月31日執行の総務部に属する平成29年度及び平成30年度の事務事業について、それぞれ議長宛結果報告書の提出がありましたので、その写しは、その都度お手元まで送付させておりますが、この際御報告申し上げます。 ◎議案一括上程 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第4、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認第12号 平成29年度赤穂市水道事業会計決算認定についてを括議題といたします。 ◎決算特別委員長報告 ○議長(瓢 敏雄君) これより決算特別委員会の審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。  決算特別委員長 前川弘文議員。 ○決算特別委員長(前川弘文君)(登壇) おはようございます。決算特別委員長報告を行います。  去る9月の第3回定例会におきまして、動議により決算特別委員会が設置され、私たち8名、榊 悠太議員田渕和彦議員、山野 崇議員、西川浩司議員前田尚志議員川本孝明議員、釣 昭彦議員、前川弘文が委員に選任され、審査の付託を受けました。委員長に、不肖私、副委員長に前田尚志委員を選任し、付託されました認第1号ないし認第12号の決算認定について、9月27日の企業会計の審査に始まり、以降順次、10月18日に消防本部、教育委員会まで慎重に審査を進め、10月25日の最終日には、市長に対する総括質問を行いましたので、その結果及び概要について御報告申し上げます。  各会計の決算などについて、都合4日間にわたりまして、精力的に審査を進めてまいりましたが、10月25日に総括質問として1項目を行いました。その内容については、次のとおりであります。  市民病院経営改善に向けた取組みについて、ただしたところ、市長から、平成29年度の決算と平成25年度に策定した市民病院第二期構想を比較した場合、約4億8,000万円の悪化となっており、乖離が生じている。これは、常勤医師の不足により診療体制が十分に確保できなかったことにより、入院、外来患者数が大幅に減少したことが主な要因であり、現在、病院長のリーダーシップのもと、さまざまな角度から経営改善に向けた取組みを進めている。  まず、診療提供体制の早期回復については、経営改善の最重要課題は、医師の確保であり、基本的に関連大学の医局から医師の派遣をお願いしているが、産婦人科等の特定の診療科においては、大学自体に医師が不足している状況であり、派遣自体が非常に難しいことから、現在、関連大学に捉われず訪問し、医師の派遣依頼に努めている。これ以外にも日本医師会等へのホームページの求人募集、関連病院からの応援医師派遣などの取組みを行っているほか、大学とのつながりをさらに強めていく手法として寄付口座の検討、医師人材の紹介会社を活用し、医師確保に努めている。結果、現時点で平成31年4月から整形外科、麻酔科、病理診断科常勤医師が派遣される予定のほか、研修医も定員が1名増員される予定である。  次に、第二期基本構想で整備した医療資源の有効かつ適切な活用については、健診センターに関し、病院の広報による周知に加え、商工会議所等の会合の際にチラシ等を配布し、病院長などから説明を行っている。また、企業の健康診断に活用していただくよう企業へ訪問、近隣市町の開業医を訪問するなど、説明や営業活動を行っている。さらに本年8月からPET−CT検診を開始し、利用機会の拡大を図っている。透析センターに関しては、市内の方のみならず、市外の方の受け入れを推進しているところであり、夜間透析の実施については課題も多いため、利用している方へのアンケート調査を行った上で、可能かどうか検討を進めたい。  次に、午後診療の検討については、本院が地域医療支援病院である性質上、予約または紹介による診察を中心に行っているが、現在、小児科、内科系診療科において、初診患者の午後からの診察が可能であるかを検討している。  次に、経営企画室の運用については、本年より病院長の指示に基づく情報の収集、分析、経営企画提案等を行っており、取組みとして、医療系コンサルタントを7月から導入し、また、収入増を図る観点から、各医療現場にヒアリングを実施し、HCU病棟受け入れ患者増加対策透析患者、健診受診者、紹介患者の収患等に適切なアドバイスを受け、HCU病棟受け入れ患者の増については、10月から一部実施している。また、開業医からの紹介の収患増の対応強化として、新たに専用の予約枠を設ける準備をしている。さらに、費用の縮減、医療経費の縮減のため、医薬品や医薬材料も専門コンサルタントとともに価格交渉を行い、経費の削減に努めている。  次に、不採算医療の提供については、公立病院である市民病院の使命として、地域に必要な医療のうち採算性等から、民間医療機関では提供することが困難な附属診療所等における医療や救急医療等の不採算部分の医療の提供があり、さらに先進医療など地域中核病院としての役割を持っている。  今後の病院経営については、周辺の医療環境の変化、人口の減少、あるいは診療報酬改定の影響などの変動要因を抱えているが、民間医療機関と違う地域における公立病院の役割を担い、市民の安全・安心の最後の砦であるとの考えから、受診してよかった、地域にあってよかった病院となるべく、全職種、全職員が一丸となって経営改善に取り組んでいく。との答弁があった。  これに対し、委員から、医師確保対策以外の入院患者及び外来患者数の減の対策はどうか。とただしたところ、当局から、入院患者及び外来患者数減の要因については、医師不足が主たる要因であるが、それ以外の取組みとして、入院患者の4割が救急搬送の患者であるということから、処置しかねる患者を除き、救急は断らないという体制をさらに徹底し、努めている。との答弁があった。  さらに委員から、患者の送迎サービス実施の検討についてはどうか。とただしたところ、当局から、送迎サービス実施の検討については、コミュニティバスの運行状況や診療所の運営状況を加味し、バスの購入等費用面を勘案し検討したい。しかしながら、公立病院は民間の医療機関を圧迫することは基本的に適切でないと考えており、また、地域医療支援病院として、各医療機関から紹介のあった重篤な患者を収患し、治療することを原則としていることもあり、医師会との調整も必要となる。との答弁があった。  さらに委員から、患者の送迎について、医師会等関係医療機関との協議はどうか。とただしたところ、当局から、年1回開催している地域連携会議において課題提案したことはある。との答弁があった。  また、他の委員から、今後も経常損失が続いた場合、資金ショートが考えられるがどうか。とただしたところ、当局から、現在、資金ショートという現金預金の不足はないが、ボーナス等支払時に一時借入を行っている状況もあることから、資金支払計画を行い、経費の削減、高額医療機器の更新の延伸などの対策を進めている。との答弁があった。  また、他の委員から、平成31年4月からの常勤医師派遣予定人数について、ただしたところ、当局から、常勤医師を大学から派遣いただく見込み数については、整形外科医師が3名、麻酔科医師が1名、病理診断医師が1名である。との答弁があった。  また、他の委員から、非常勤の医師に対し、常勤化への働きかけはどうか。とただしたところ、当局から非常勤医師については、非常勤を条件として、大学医局からの派遣であることから、現在、常勤化への働きかけは行っていない。との答弁があった。  また、他の委員から、寄付口座について、ただしたところ、当局から、現在、京都大学との間で下準備をしており、次年度において本格実施を考えている。との答弁があった。  また、他の委員から、健診センターの活用推進に当たり、官公庁関係に対し、PR活動を行ってはどうか。とただしたところ、当局から、市職員に対して庁内報等で市民病院での受診等の呼びかけを行っており、今後、さらに活動を続けていく。との答弁があった。  また、他の委員から、透析センターの活用に当たり、夜間透析を実施した場合の収支試算について、ただしたところ、当局から、夜間透析に係る費用として、1回約16万円、収入を1人2万円と試算している。また、夜間透析の対象となる患者数は現在の透析患者ではあるが、4名ないし5名と試算している。との答弁があった。  さらに委員から、午後診療の検討内容について、ただしたところ、当局から、現在の午後診療は、他の医療機関からの紹介患者または再診の患者が対象となっており、全て予約による診療であり、今検討している内容は、小児科及び内科系診療科において、初診患者についても時間内の午後診療に加えることとしている。との答弁があった。  また、他の委員から、時間外における午後診療についてはどうか。とただしたところ、当局から、時間外における午後診療は、医師等の人員配置及び費用対効果に課題があるが、検討は行いたい。との答弁があった。  さらに委員から、入院患者数外来患者数の目標値の設定について及び医療系コンサルタントの導入成果について、ただしたところ、当局から、院長より現在の1.2割増を目標に集患に努めていることを全職員に周知している。また、医療系コンサルタントから各部門において改善点の指導等により、3つのプロジェクトを職員の意思を聞いた上で立ち上げに至っており、集患への対応を進めている。との答弁があった。  さらに委員から、集患への対応は、経営企画室が中心となっているのか。とただしたところ、当局から、情報の発信は経営企画室であるが、職員の覇気を高めるため、院長による発信もある。との答弁があった。  また、他の委員から、第二期基本構想の策定以降経営状況は変わってきている。現状に即し、見直しを行い、収支計画を策定する考えはどうか。とただしたところ、当局から、第二期基本構想の策定後、5年ごとの計画として改革プランを策定しており、今後、当該改革プランにおいて見直しを図っていきたい。との答弁があった。  さらに委員から、市長の管理者として、今後の市民病院のあり方、経営の考え方について答弁を求めたところ、市長より、第二期基本構想も完了し、今後は、経営改善に取り組むことは当然のことであり、公立病院を取り巻く環境は非常に厳しいが、赤穂市民の安全・安心の最後の砦として、経営破綻を起こすことのないよう回避すべく努力が必要であり、常に管理者として危機感をもって臨んでいる。また、兵庫県西南端の中核病院として地域医療を担うため、医師確保にも積極的に動き、市民病院として目指すべきものは何か、管理者である自治体の長として、どうあるべきかを十分意識し、臨みたい。との答弁があった。  なお、決算審査の過程において、各委員から開陳されました市長総括項目を含めました意見、要望、指摘等については、議員及び理事者のお手元に配付いたしておりますとおりでございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。  以上の経過をたどり、採決いたしました結果、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について、認第2号 平成29年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第7号 平成29年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認第8号 平成29年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第9号 平成29年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定についての5議案は、いずれも賛成多数でもって、その他の決算認定についての7議案、いずれも全会一致で認定すべきものと決した次第であります。  以上で、決算特別委員会における審査報告を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 決算特別委員長の報告は終わりました。 ◎質疑・討論・表決 ○議長(瓢 敏雄君) ただいまの委員長報告に対し、御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  4番 小林篤二議員。 ○4番(小林篤二君)(登壇) おはようございます。  日本共産党赤穂市会議員団を代表して、認第1号、認第2号、認第7号、認第8号、認第9号について、反対の立場から討論を行います。  暮らし、経済の面で、大企業や富裕層優先で、国民には冷たいアベノミクスの本質は変わらず、社会保障の自然増の削減や大企業への減税など、格差と貧困を広げています。こうしたときでも、地方自治体は住民の福祉の土台を守り、向上させる責務があります。  当初予算は、総合戦略において雇用、定住、子育て、地域連携の4つの基本目標を立て編成されました。  財政面では、一般財源が減少し、基金を取り崩さざるを得ないと財政調整基金6億300万円の取り崩しを予定していました。決算では、逆に6,247万6,000円を積み増し、23億9,600万を残しました。繰越金1億6,000万円、実質収支も黒字、各種財政指標もクリアし、手がたく無難な決算となっています。しかし、市の財政は健全でも、年金の引き下げの中、介護保険料、国保税の相次ぐ値上げで、市民の台所は厳しさを増しています。もっと市民の暮らし応援の施策ができたのではないでしょうか。  市民福祉の向上を目指し、無理・ムダ・ムラのない市政運営は行政の基本です。この基本に照らし、まず、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について、主な反対理由を4点指摘します。  その1つは、マイナンバー制度への支出です。情報管理費、高度情報化推進事業及び戸籍住民台帳費の個人番号カード交付事業についてであります。  年金、医療、介護、保育など社会保障の負担と給付の個人情報で、また、税、所得情報など、国が一括して掌握する仕組みです。預金口座まで連動させようとしています。国民の管理を一層強化する政府の思惑は明らかです。ひとたび情報が流出、また漏えいすれば、あらゆる個人情報があからさまになってしまいます。セキュリティの強化をいいますが、情報を盗み取られることは、IT犯罪のさまざまな事例が証明しています。カードの累計発行数は6,051枚、1割少々の交付率でした。市民は、カードを持つことのリスクを感じています。無理やりカードの取得を押しつけるマイナンバー制度を到底認めるわけにはいきません。  その2は、安室ダム水道用水供給企業団負担金・出資金の4,488万1,000円です。ダム建設費85億円の負担割合は、建設費利水に係る35.9%を2市1町で4対4対2の負担をしています。出資金の支払いは年々減り、最終的にはゼロになりますが、負担金は設備機器の更新がある限り続きます。当局は実績から、更新には1億4,000万円が必要と見込んでいます。広域水道の給水開始には50万人の給水計画をつくることが条件です。そもそも無理な話です。県の無理を押しつけられて負担し続ける、まさに税金のむだ遣いの最たるものです。県に水利権の買い取りを求めるしかありません。  その3は、人権推進費、隣保館事業及び人権教育振興事業についてであります。  人権を尊重する社会を構築するとして同和行政を継続しています。かつて行政が主体性を失って、窓口一本化と不公正、乱脈な同和行政が横行した時代がありました。部落差別解消推進法が施行されました。問題の多い法律です。国が主導して部落差別の実態調査を行い、情報の提供や相談、教育、啓発をすることになっています。  地方自治体は、地域の実情に応じた施策をすることにしています。しかし、既に旧同和地区はなく、結婚もわだかまりもなくなっている部落問題の到達を無視した時代錯誤の法律であります。同法は部落差別の定義もない危険な法律であります。旧同和地区に住む人を、あなたは対象者だと洗い出し兼ねないもので、部落差別の解消どころか部落差別の固定化になり兼ねないものです。ネット上に差別事象があっても、自由な言論で解決できるし、調査や教育、啓発すること自体が人権侵害になっています。  同法の附帯決議は、国や自治体が格段の配慮する事項として、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等、部落差別の解消を阻害していた要因の確認、糾弾行動への対策を講じること、教育、啓発で新たな差別を生むことのないよう留意すること。部落差別の実態調査で、新たな差別を生むことのないよう留意することと決議されているのです。このような附帯決議をつけるまでもなく、差別を無理に永久、固定化する同法及び同和行政はやめるべきであります。  その4は、土地区画整理事業清算金は雑入で12万円徴収しています。既存宅地の地権者に面した道路が拡幅されたことにより、ある日突然200万円から300万円もの清算金が課せられました。そもそも無理のある清算金です。前年度と同様、反対であります。  次に、認第2号 平成29年度国民健康保険事業特別会計決算認定についてであります。  国保は離職者や年金受給者など収入が低く、医療を必要とする世帯が加入している保険制度です。軽減税率判定所得の引き上げの改善が行われ、保険税率等据え置きとしました。しかし、なお保険税が高くて払えない世帯が増え、年度末には保険証の留め置き166世帯、4カ月の短期証560世帯、窓口10割負担は、資格証31世帯、そして差し押さえは68世帯となっています。必要な医療がどこでもかかれる国民皆保険が機能不全を起こしています。当初、税率据え置きのための市単独支援額として6,520万円繰り入れを予定していましたが、決算では3,710万円の繰り入れとなり、国保基金も7,000万円積み増す結果となっています。  全国知事会などの地方団体は、厚労省との協議の中で、国保の構造問題としての解決策として保険税をせめて協会健保の保険料並み、約半額に引き下げるための公費負担増など提言しています。医療難民をつくらないために国の負担増を求めるとともに、国保基金を取り崩し、一般会計からの繰り入れの増額で保険税の軽減を図るべきであります。  認第7号 平成29年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  安倍政権の社会保障改革の中でも、介護保険制度が最も大幅な給付抑制が行われています。要支援1、2の認定を受けた人を地域支援事業に移行させ、特別養護老人ホーム入所申し込みを要介護度3以上に限定しています。保険あって介護なしの事態です。6期計画の最終年度、3年間の給付実績と見込みの差は約6億5,000万になっています。同計画期間の保険料改定による基準月額750円を値上げし、月5,100円は、年金が引き下げられたこの時期に市民の暮らしの打撃となりました。  29年度の決算結果、介護保険給付費準備基金を1億5,430万円残す結果となっています。介護保険法令上、法定分を超える一般財源からの繰り入れを禁ずる規定や制裁措置はありません。7期計画の保険料は据え置きとしましたが、国保同様、基金を取り崩し、一般会計からの繰り入れで保険料の軽減を図るべきです。  認第8号 平成29年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  この会計は、建設費元利償還金1億1,550万円と駅南駐車場改修工事174万円を主な内容としています。指定管理収支報告によれば、利用料収入が支出を125万円上回り、黒字となっています。管理経費としてシネマを除く人件費にその大半が充てられています。第三セクターの保有する現金・預金残高は1億円を超えます。修繕費支弁基準を改め、こうした内部留保金を使って修繕をさせるべきでありました。駐車場使用料収入は、事実上、第三セクター経営支援のための隠れ補助金、委託となっています。第三セクター破綻で25億円の補償金返済など、どれだけ市民に迷惑をかけたか、振り返るべきです。無理した事業は後々ほころびが出てくるものです。シネマの第三セクター直営化、今回の駅南駐輪場の休止、駅周辺事業の再破綻が表面化してきているのではないでしょうか。  認第9号 平成29年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  後期高齢者医療制度は、医療費のかかる75歳以上の人だけを切り離して別勘定にし、医療費が増えれば増えるほど負担が増える仕組みになっています。保険料は、2年ごとに引き上げられているのが実態です。年齢で高齢者を分断し、差別するという根本的なこの制度の問題は解決されていません。この制度は、存続すればするほど被害が広がる制度です。直ちに廃止し、もとの老人保健制度に戻すべきであります。  総括質問で指摘のあった市民病院経営改善に向けた取り組みについては、市長から、最重要課題は医師の確保だとし、地域医療を担うために医師確保も積極的に動き、市民病院として目指すべきは何か、管理者としてどうあるべきか、十分に意識し、臨みたいと答弁がありました。独法化など安易な民営化は不採算部門の切り捨てにつながり、自治体病院の公共性を投げ捨てることになります。市民にとって命のとりで、市民病院の経営立て直しに全力を挙げるよう求めます。  最後に、産廃計画に対して議会の反対宣言、圧倒的市民の反対の意思に沿って、反対を堂々と広く市民に約束し、その責務を果たされることを強く求めます。  以上、理由を述べてまいりましたが、議員諸氏の賛同をお願いし、討論といたします。 ○議長(瓢 敏雄君) 次、6番 山野 崇議員。 ○6番(山野 崇君)(登壇) 私は、政翔会を代表して、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定をはじめ各会計決算認定など、全ての議案について可決すべきものであると考えることから、私見も交えながら賛成討論を行いたいと思います。  本年の決算特別委員会におきましても、例年のとおり、決算審査方針にのっとり、当局から提出されました資料をもとに終始熱心かつ慎重な審査がなされたところであります。私も決算特別委員として、各会計決算審査に当たらせていただきましたが、改めて決算特別委員の皆様の御苦労に対しまして、心から敬意を表したいと思います。  ここで私なりに所見を述べさせていただき、議員各位に決算の認定について御賛同賜わりますようお願いを申し上げる次第であります。  平成29年度の我が国の経済は、「生産性革命」と「人づくり改革」を両輪とした新しい経済政策パッケージが閣議決定され、好調な海外経済を背景に輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間設備投資においても幾分持ち直すなど、緩やかな回復基調が続いていたところであります。  一方、地方財政は、地方税や地方交付税の原資となる国税収入が高水準ではありますが、社会保障費の自然増などにより、依然として大幅な財源不足が生じることが見込まれ、経費全般について徹底した節減、合理化が求められており、非常に厳しい状況が続いております。  このような状況の下、本市におきましては、総合計画の都市像である「人が輝き 自然と歴史・文化が薫る やさしいまち」の実現を目指し、人口減少社会においても特色のある地方創生を総合的に推進するため、個々の事業における費用対効果、必要性、優先順位の検討、選択と集中及び検証を行い、特に赤穂市総合戦略に示された4つの基本目標の事業に重点的に取り組み、市民福祉の増進に努め、誰もが希望と誇りを持って住み続けたいと思えるまちづくりを推し進められたところであります。  それでは、まず一般会計についてであります。  本市の財政状況は、歳出において財政調整基金積立金の減や幼稚園舎改築事業の完了に伴い、投資的経費は減少したものの、さまざまな行政課題に対応していくための事務事業を展開する中、歳入においては、事業実施に伴う国庫支出金等の特定財源の確保に努める一方で、地方交付税の減少などにより、歳入総額も減になるなど、厳しい財政環境が続きました。  このような状況にあって、平成29年度についても、事務経費の一層の節減を行うなど、簡素で効率的な行財政運営に努めるとともに、第7次赤穂市行政改革大綱に基づき、中長期的な視点に立った取り組みを行い、財政構造の健全化を図りながら、元気で魅力あふれるまちづくりの実現を目指した施策の推進に努められたところであります。  そうした結果、安定した雇用の創出の施策として、子育て支援総合情報サイトすくすくキッズを開設し、子育て支援の情報提供の充実を図るとともに、女性や障害のある方の就労支援に取り組まれました。  また新規就農総合支援事業により、新規青年就農者の就労支援を図るとともに、農林水産物直営所設置支援事業において、地場農林水産物の販売・加工の拠点整備の支援を行い、幅広いニーズに対応した就労支援を図られました。  さらに赤穂ブランド推進事業に加え、塩の国で生産される枝条架塩を使った新製品を開発する塩ブランド化推進事業など、特色ある地域産業の推進に取り組まれました。  また、新しい人の流れをつくる施策として、本市への移住・定住を推進すべく、お試し暮らし住宅事業や移住体験バスツアーなど定住支援推進事業を引き続き、積極的に推進されるとともに、赤穂コールドロンを地域資源として情報発信するなど、地域の活力の維持に取り組まれました。  また、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる施策として、第3子いきいき子育て応援事業や幼稚園・保育所保育料を引き続き10%軽減し、第2子からの保育料軽減事業を実施するとともに、塩屋幼稚園で3歳児保育を実施すべく体制を整えるなど、子ども・子育て支援の充実に取り組まれました。  また、安心なくらしを守り、地域と地域を連携する施策として市内循環バスゆらのすけなど、地域交通の利便性の向上を図るとともに、防災備蓄倉庫及び防災物資の整備、耐震性防火水槽の整備、空き家等対策計画に基づく危険空き家の適正管理や空き家の利活用を含めた総合的な対策の推進を図られました。  以上のように厳しい財政環境の中、人口減少社会における地方創生の動きに的確に対応し、着実かつ積極的に市民福祉の向上に努められた平成29年度一般会計の決算は大変評価できるところであります。  次に、国民健康保険事業特別会計についてであります。
     国民健康保険制度は、国民皆保険を支える基幹的制度であり、市民の医療の確保や健康の保持増進という極めて重要な役割を果たしているところであります。しかしながら、本市の国民健康保険事業の運営は、加入者の高齢化、医療の高度化などにより、1人当たり医療費が毎年増加傾向にあり、その財政運営は極めて厳しい状況にあります。  平成29年度は、実質収支が2億9,267万円の剰余金を生じておりますが、単年度収支では2億1,786万円の黒字、実質単年度収支では1億3,423万円の赤字となっております。  このような厳しい財政状況の中にあって、疾病の早期発見、治療を促進するための特定健康診査や健診未受診者への受診勧奨の実施、生活習慣病、健康診査への一部負担金助成や後発医薬品促進通知などの医療費適正化対策を実施され、被保険者の健康維持と医療費の適正化に努められております。  国民健康保険を取り巻く環境は、被保険者の年齢構成が高く、医療の高度化に伴い、1人当たり医療費の水準が高いこと。経済情勢の悪化などにより、収納率への影響等不確定の要素が多く、引き続き厳しい財政運営が予想されますことから、今後とも国民皆保険制度を支える国民健康保険事業への理解と国民健康保険税の納付意識の高揚を図り、収納率の向上に努められるとともに、医療費適正化対策や保健事業の推進などに一層努力され、健全で安定した国民健康保険制度の運営にさらなる努力を期待するものであります。  次に、介護保険特別会計についてであります。  介護保険制度については、さらなる高齢化の進展に伴い、要介護認定者の数も増加が見込まれております。介護サービスの質の確保、向上を目指し、介護給付費適正化事業を推進し、健全で安定した介護保険事業の運営にさらなる努力を期待するものであります。  次に、駐車場事業特別会計についてであります。  赤穂駅駐車場・駐輪場の運営は、指定管理者である赤穂駅周辺整備株式会社が利用料金制度により適切に管理しており、特別会計では、主に起債償還のほか施設の維持管理を行っており、今後とも駐車場・駐輪場の適切な維持管理を期待するものであります。  次に、後期高齢者医療保険特別会計についてであります。  後期高齢者医療制度については、兵庫県後期高齢者医療広域連合と連携し、保険料の徴収事務をはじめ市民からの相談、各種申請の窓口としての役割を果たしておられます。また、同制度については、現在では十分定着しており、今後とも業務処理に支障がないよう、的確な対応を期待するものであります。  以上、平成29年度の一般会計をはじめ各会計の決算などの全ての議案につきましては、委員長報告のとおり認定すべきものと考えますので、何とぞ議員各位におかれましては、私の意をお酌み取りいただき、御賛同賜わりますようお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 以上で、通告による討論は終わりました。  他に討論はございませんか。(なし) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について及び認第2号 平成29年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については委員長報告のとおり、それぞれ認定することに賛成の議員の起立を求めます。(起立多数) 起立多数であります。  よって、認第1号及び認第2号は、委員長報告のとおり、それぞれ認定することに決しました。  次、認第3号 平成29年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定についてないし認第6号 平成29年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については委員長報告のとおり、それぞれ認定することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第3号ないし認第6号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、認第7号 平成29年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてないし認第9号 平成29年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については委員長報告のとおり、それぞれ認定することに賛成の議員の起立を求めます。(起立多数) 起立多数であります。  よって、認第7号ないし認第9号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、認第10号 平成29年度赤穂市病院事業会計決算認定についてないし認第12号 平成29年度赤穂市水道事業会計決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については委員長報告のとおり、それぞれ認定することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第10号ないし認第12号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  本会議を午前10時40分まで休憩いたします。     (午前10時24分)                   (休   憩) ○議長(瓢 敏雄君) 本会議を再開いたします。      (午前10時40分) ◎議案上程 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第5、報第15号 専決処分の報告について、専第9号 平成30年度赤穂市一般会計補正予算についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(瓢 敏雄君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました報告案件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  報第15号 専決処分の報告についてであります。  専第9号 平成30年度赤穂市一般会計補正予算専決処分につきましては、小中学校の空調設備の整備に係ります実施設計費4,400万円と固定資産評価審査請求棄却決定取消訴訟に伴います必要経費100万円について、急遽予算措置を行ったものであります。  詳細につきましては担当部長から御説明をいたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(瓢 敏雄君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(瓢 敏雄君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  尾崎総務部長。 ○番外総務部長(尾崎順一君) それでは上程議案の細部につきまして御説明申し上げます。  お手元の平成30年11月第4回赤穂市議会定例会提出議案をご覧いただきたいと思います。  2ページをお願いいたします。  報第15号 専決処分の報告についてであります。  専第9号につきましては、緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がなかったので専決処分をさせていただいたものでありまして、その御承認をお願いいたしたいものであります。  お手元の別冊、平成30年度赤穂市一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  専第9号 平成30年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ4,500万円を追加いたしまして、予算の総額を243億4,110万円と定めたものでございます。  内容につきましては、補正予算書8、9ページをお願いいたします。  議案参考資料につきましては、2ページ、資料1をお願いいたします。  まず、歳出でございますが、投資的経費といたしまして、小中学校空調設備の実施設計に係ります経費として4,400万円、臨時的経費といたしまして、固定資産評価審査請求棄却決定取消訴訟対策経費100万円を追加いたしたものであります。  次に、補正予算書6、7ページをお願いいたします。  歳入につきましては、市税及び財政調整基金繰入金でもって均衡を図っております。  以上で、報第15号の説明を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 所管部長の細部説明は終わりました。 ◎質疑・委員会付託省略  討論・表決 ○議長(瓢 敏雄君) これより質疑に入ります。  報第15号 専決処分の報告について、専第9号 平成30年度赤穂市一般会計補正予算について御質疑ございませんか。  15番 家入時治議員。 ○15番(家入時治君) 9月議会で、エアコンについては、いろいろと意見を述べさせていただきましたけれども、専決処分されて早急な設計の委託をされたことについてはよかったというふうに思っております。それで、もう既に入札が終わり、落札をしておりますけれども、各小中学校から特別教室へのエアコンの設置についていろいろ要望が出てたというふうに聞いております。この件について最終的に特別教室についてはどのような扱いになったのか、お伺いをいたします。 ○議長(瓢 敏雄君) 永石教育次長。 ○番外教育次長(永石一彦君) エアコンの整備につきましては、普通教室を優先して整備をするということと、それから特別教室の一部の教室を整備するということで、今考えて実施設計に組み入れて計画をしております。 ○議長(瓢 敏雄君) 15番 家入時治議員。 ○15番(家入時治君) 一部、特別教室ということですけれども、この辺については、各学校の要望にあわせて検討されているのか、その辺の公平性といいますか、学校ごとの。その点についてはどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(瓢 敏雄君) 永石教育次長。 ○番外教育次長(永石一彦君) 学校のほうへ要望を聞いておりまして、各学校、およそ2教室程度ということで考えております。また、今回どれぐらいできるかどうかというところも含めまして、将来的な整備も含めて今後検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(瓢 敏雄君) 17番 釣 昭彦議員。 ○17番(釣 昭彦君) 予算書の8、9の税務総務費の固定資産評価審査請求の経費でありますけれど、これ、3年に1度か4年に1度あるような感じだけど、この物件と同じなのか、その内容をお伺いいたします。 ○議長(瓢 敏雄君) 一二三監査委員事務局長・選管公平委員会書記長。 ○番外監査委員事務局長・選管公平委員会書記長(一二三修司君) 今現在裁判中でありますが、初めての方ではございません。 ○議長(瓢 敏雄君) 17番 釣 昭彦議員。 ○17番(釣 昭彦君) ということは、多分、前回も裁判になっているんで結審されていると思うんだけど、それ関係なく、当事者は訴訟したのか、その辺どうなのか。多分、地域的には多分鷏和やと思うんですけど、その辺はいかがか。 ○議長(瓢 敏雄君) 一二三監査委員事務局長・選管公平委員会書記長。 ○番外監査委員事務局長・選管公平委員会書記長(一二三修司君) 固定資産税3年に1回評価替がございます。3年に一度、市長が決定価格を通知するということに対して、法的にそういう制度が認められているところであります。地区は鷏和地区です。 ○議長(瓢 敏雄君) 4番 小林篤二議員。 ○4番(小林篤二君) エアコンに関しては、早急にするということで今回の予算については評価していきたいんですが、1点だけ、これで設計内容が決まって本体工事のまた予算が組まれると思うんですが、こうした入札とか方法については、どういう考え方を持っておられるのかお聞きしておきたいなと思います。こういった設計の中で、そういった方法についても決まってくるんだと思うんですが、要は地元優先の分離分割発注というのを基本にしていくのかどうか、考え方として持っておられるのかお伺いします。 ○議長(瓢 敏雄君) 永石教育次長。 ○番外教育次長(永石一彦君) ただいま専決処分の後、今、実施設計を組んでいるところでございます。その実施設計の内容等踏まえて、工事に向けて、業者の選定であるとかいうのを建築部局と協議してまいりたいと考えております。 ○議長(瓢 敏雄君) 4番 小林篤二議員。 ○4番(小林篤二君) それはわかるんですけども、要は、本体の工事価格が決まって、入札をしていくときに、それをどれだけ分離分割して、地元に優先的に発注していくんだ、その辺の考え方がまだ決まってないということですか。私としては、地元に優先的に業者さんおってんですから、発注をということを考え方として持っていただきたいと思ってるんですが、その辺の考え方、まだ決まってないんですか。 ○議長(瓢 敏雄君) 永石教育次長。 ○番外教育次長(永石一彦君) 実施設計が終わった後、先ほども申し上げましたように、そのあたり、どういった発注方法があるかということは有効な手だてを検討してまいりたいと考えております。 ○議長(瓢 敏雄君) 4番 小林篤二議員
    ○4番(小林篤二君) ちょっと核心の部分が答えていただいてないんで、その発注で、地元優先の発注方法をとるという答弁ができないのかな。今のままやったら、市外の業者と大手の業者さんが一括赤穂市を引き受けて、後の維持管理にもかかわることなんですけども、そういう発注方法になり得るような話になってるんで、私としては、地元優先の分離分割発注で、地元への工事請負費を払っていくと。その考え方持っていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(瓢 敏雄君) 永石教育次長。 ○番外教育次長(永石一彦君) その発注の方法とかについては、いろいろ工期の設定とか、できるだけ早急にエアコンつけたいというようなこともございますので、そういったことも加味しながら、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(瓢 敏雄君) 他に御発言がなければ、これをもって上程議案に対する質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程中の議案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論については通告を受けておりませんが、討論はございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  報第15号 専決処分の報告について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、報第15号は原案のとおり承認することに決しました。 ◎議案上程 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第6、報第16号 専決処分の報告について、専第10号 公用車の交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(瓢 敏雄君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました報告案件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  報第16号 専決処分の報告についてであります。  専第10号 公用車の交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分につきましては、公用車の交通事故に伴います和解及びその損害賠償について掲記のとおり、専決処分を行ったものであります。  詳細につきましては、担当部長から御報告をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(瓢 敏雄君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(瓢 敏雄君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  尾崎総務部長。 ○番外総務部長(尾崎順一君) それでは議案の細部につきまして御説明いたします。  議案書の3ページをお願いいたします。  報第16号 専決処分の報告についてであります。  4ページをお願いいたします。  専第10号 公用車の交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  本件事故の内容につきましては、平成30年1月18日午前10時10分ごろ、赤穂市加里屋50番3地先におきまして、本市の公用車が交差点を右折しようと進入した際、右折するため交差点内で停車していた相手方車両の後部に追突し、相手方が負傷したものであります。  和解の内容といたしましては、市が相手方の人身に係る損害額93万2,802円の全額を損害賠償金として相手方に支払うことで示談が成立いたしましたので、専決処分をさせていただいたものであります。  以上で、報第16号の説明を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 所管部長の細部説明は終わりました。 ◎質疑 ○議長(瓢 敏雄君) これより質疑に入ります。  報第16号 専決処分の報告について、専第10号 公用車の交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。 ◎議案一括上程 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第7、第95号議案 平成30年度赤穂市一般会計補正予算ないし第105号議案 赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る議決変更についてを一括議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(瓢 敏雄君) これより上程諸議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、第95号議案 平成30年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  最近の経済環境につきましては、景気は緩やかに回復しており、先行きにつきましても、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、穏やかな回復が続くことが期待をされております。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性などに留意する必要があるとされております。  本市におきます市政運営につきましては、市民税や地方交付税などにつきまして、まだ不確定な要素が残されているところではありますが、今後の社会経済情勢や国の動向を見きわめながら、引き続き適正な財政運営を行ってまいりたいと考えております。  今回の補正予算につきましては、年度を通じ今後必要とされる事業費の追加をはじめ、事務事業の執行見込みに基づく経費の整理並びに職員の変動に伴います人件費の整理などを中心に補正を行うものでありまして、補正の総額は1億2,980万円の増額であります。  その内容につきましては、投資的経費で5,865万円の増額、臨時的経費で9,295万円の増額、経常的経費で2,180万円の減額となっております。  その主なものを申し上げますと、投資的経費につきましては、7月豪雨に伴います治山事業、公園施設整備事業の安全・安心対策、幼稚園の施設整備などにつきまして、事業費の追加を行いますほか、道路橋梁整備事業、道路橋梁新設改良事業などにつきましては、認証変更等に伴います事業費の変更を行うものであります。  臨時的経費につきましては、赤穂ふるさとづくり寄付金としていただいた寄付金について、所要の整理などを行うものであります。  経常的経費につきましては、職員の変動に伴う人件費の整理が主なものであります。  また、歳入につきましては、兵庫県より交付決定のありました地域創生交付金について各事業に財源充当を行うほか、歳出に見合う国県支出金及び市債などの特定財源、さらに財政調整基金繰入金でもって均衡を図っております。  次に、第96号議案 平成30年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動に伴う人件費の整理などを行い、一般会計繰入金でもって調整をいたしております。  次に、第97号議案 平成30年度赤穂市退職手当管理特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動等に伴う各会計からの繰入金の整理を行い、基金繰入金で調整をいたしております。  次に、第98号議案 平成30年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳出におきまして職員の変動に伴います人件費の整理及び積立金の減額を行うものであります。  また、歳入におきましては、歳出の執行見込みに伴います国県支出金及び一般会計繰入金の整理をいたしております。  次に、第99号議案 平成30年度赤穂市病院事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動に伴う人件費及び退職給付費の整理のほか、赤穂ふるさとづくり寄付金を寄付者の意向に沿い、病院事業に活用するための整理を行うものであります。  次に、第100号議案 平成30年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動に伴う人件費及び退職給付費の整理を行うものであります。  次に、101号議案 平成30年度赤穂市水道事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動に伴う人件費の整理のほか、年間執行見込みによる所要の整理を行うものであります。  次に、第102号議案 平成30年度赤穂市下水道事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましても、職員の変動に伴う人件費の整理のほか、年間執行見込みによる所要の整理を行うものであります。  続きまして、第103号議案 赤穂市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱において、未婚のひとり親家庭に対する寡婦等との不均衡を是正するための改正が行われたことに伴いまして、赤穂市の医療費助成につきまして所要の改正を行うものであります。  次に、第104号議案 赤穂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、子ども・子育て支援法施行規則の改正などに伴いまして、赤穂市の特定教育・保育施設等の利用者負担額の算定に当たり、所要の改正を行うものであります。  次に、第105号議案 赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る議決変更についてであります。  本案につきましては、さきに議決をいただいております赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る公の施設の名称の変更を行いたいものでございます。  以上、提案いたしました議案につきまして御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当部長から御説明をいたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(瓢 敏雄君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(瓢 敏雄君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  尾崎総務部長。 ○番外総務部長(尾崎順一君) それでは補正予算関係につきまして御説明申し上げます。  平成30年11月赤穂市各会計補正予算書と緑の表紙の議案参考資料をお願いいたします。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。  第95号議案 平成30年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正として、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ1億2,980万円を追加し、予算の総額を244億7,090万円と定めたいものであります。  予算の内容につきましては、議案参考資料3ページの資料2により、その主なものについて御説明させていただきます。
     まず、1の投資的経費についてであります。  2番のごみ処理施設整備事業1,080万円の追加につきましては、粗大ごみ処理施設における破砕機の補修に要する経費であります。  3番の農業用施設整備事業240万円の追加につきましては、福浦排水機場におけるポンプの補修に要する経費であります。  4番の土地改良事業補助57万円の追加及び5番の基幹水利施設ストックマネジメント事業120万円の追加につきましては、県事業費の増加に伴います赤穂土地改良区への補助金及び県に対する負担金の追加であります。  6番の農村地域防災減災事業1,308万円の追加につきましては、西有年地区及び福浦地区等におけるため池改修に係る県事業費の増加に伴います負担金の追加であります。  7番の治山事業2,520万円の追加につきましては、7月の豪雨による福浦古池地区、塩屋地区、坂越地区における治山復旧に要する経費であります。  10番の道路橋梁整備事業1億830万円の減額、11番、道路橋梁新設改良事業3,370万円の減額、12番、土地区画整理事業、野中・砂子地区2,770万円の追加、13番、都市計画街路事業赤穂大橋線280万円の減額、14番、有年駅周辺地区都市再生整備事業の財源振替、15番、公園施設整備事業安全・安心対策1億2,000万円の追加、16番、密集住宅市街地整備促進事業300万円の減額は、いずれも認証変更による整理が主なものであります。  なお、公園施設整備事業の安全・安心対策につきましては、赤穂城南緑地野球場のスコアボードの改修を行うものであります。  17番の学校園施設整備事業1,800万円の追加につきましては、市内7幼稚園の空調設備の整備に要する経費であります。  4ページ、18番の大規模改造事業1,250万円の減額につきましては、実施時期の見直しによる委託料の減額であります。なお、順番が前後いたしますが、前ページ1番のお試し暮らし住宅整備事業以下、※印を付しております事業につきましては、臨時的経費、経常的経費につきましても同様でございますが、県の地域創生交付金の充当に係る財源振替を行いたいものであります。  以上、投資的経費につきましては5,865万円の追加となるものであります。  次に、5ページをお願いいたします。  2の臨時的経費についてであります。  2番の基金積立金5,000万円の追加につきましては、赤穂ふるさとづくり寄付金として、大口の寄付をいただきましたので、基金に積み立てを行いたいものであります。  8番の国民年金システム改修事業48万8,000円の追加につきましては、年金給付に係るシステム改修経費の追加であります。  9番の子育て支援事業のうちアフタースクール子ども育成事業111万9,000円の追加につきましては、関西福祉大学との共同プロジェクトに要する報償費の追加等を行うものであります。  第3子いきいき子育て応援事業134万円の追加につきましては、第3子出生数の増加に伴う年間執行見込みにより追加いたすものであります。  10番の病院事業会計繰出金5,000万円の追加につきましては、赤穂ふるさとづくり基金に積み立てました大口の寄付金について寄付をいただきました方の御意向に沿って、病院事業の医療機器の整備等に活用いたしたいものであります。  12番の農地・水保全管理事業1,025万7,000円の減額につきましては、事業費の変更に伴い、市からの補助金を減額するものであります。  15番の観光アクションプログラム推進事業のうち観光キャンペーン事業26万円の追加につきましては、キャンペーンに係る旅費の追加を行うものであります。  以上、臨時的経費につきましては、6ページのほうでございますが、9,295万円の追加となるものであります。  次に、7ページをお願いいたします。  3の経常的経費でありますが、2番の施設管理運営費191万8,000円の追加につきましては、障害者福祉サービス事業所における新規作業の受託に伴い、手数料を追加いたしたいものであります。  3番のごみ処理費200万円の追加につきましては、粗大ごみ処理施設の修繕等に要する経費であります。  6番の人件費4,168万2,000円の減額につきましては、職員の変動に伴う年間所要見込みにより補正を行うものであります。  7番の賃金1,735万2,000円の追加につきましても、年間所要見込みにより補正を行うものであります。  これら以外につきましては、年間所要見込みにより補正を行うものでありまして、経常的経費につきましては2,180万円の減額となるものであります。  以上、投資・臨時・経常合わせまして、合計1億2,980万円の追加補正であります。  なお、一般財源といたしましては、138万2,000円を減額するものであります。  予算書のほうに戻っていただきまして、12、13ページをお願いいたします。  歳入につきましては、16、17ページの市債までのうち、18款繰入金及び20款諸収入の一部を除きまして、それぞれの事業に係る特定財源の補正などを行うものであります。  なお、14、15ページの18款2項5目財政調整基金繰入金1,600万円の減額などによりまして財源調整をいたしております。  次に、8、9ページをお願いいたします。  第2表地方債の補正につきましては、今回の補正に伴います地方債の限度額の変更を行うものであります。  以上で一般会計補正予算の説明を終わります。  次に、国保会計の1ページをお願いいたします。  第96号議案 平成30年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正として、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ330万円を減額し、予算の総額を55億9,453万2,000円と定めたいものであります。  内容につきましては、8、9ページをお願いいたします。  歳出についてでありますが、1款1項1目一般管理費につきましては、職員の変動に伴う人件費の整理などを行うものであります。  次に、6、7ページをお願いいたします。  歳入についてでありますが、6款1項1目一般会計繰入金でもって財源調整いたしております。  以上で国保会計の説明を終わります。  次に、退職会計の1ページをお願いいたします。  第97号議案 平成30年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳入のみの補正でありまして、内容につきましては、6、7ページをお願いいたします。  1款1項1目他会計繰入金といたしまして、職員の変動等に伴います年間所要見込み額の整理により、1億4,744万2,000円を減額し、基金繰入金でもって財源調整いたしたいものであります。  以上で、退職会計を終わります。  次に、介護保険会計の1ページをお願いいたします。  第98号議案 平成30年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正として、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ201万3,000円を追加し、予算の総額を43億6,680万4,000円と定めたいものであります。  内容につきましては、8、9ページをお願いいたします。  歳出についてでありますが、1款1項1目一般管理費及び3款3項1目包括的支援事業費につきましては、職員の変動に伴う人件費の整理を行うものでありまして、7款1項1目積立金でもって財源調整いたしております。  次に、6、7ページをお願いいたします。  歳入についてでありますが、4款国庫支出金、6款県支出金、8款繰入金につきましては、それぞれ所要見込みにより整理を行うものであります。  以上で介護保険会計の説明を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 長坂市民病院事務局長。 ○番外市民病院事務局長(長坂幸則君) 続きまして、第99号議案 平成30年度赤穂市病院事業会計補正予算について御説明申し上げます。  第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきまして、1款1項病院医業費用を1億4,064万4,000円、2項診療所医業費用を4万6,000円、4項訪問看護ステーション費を16万4,000円、5項院内託児所費を4万5,000円それぞれ減額し、病院事業費用を104億1,624万8,000円に改めるものであります。  第3条の資本的収入及び支出でございますが、収入につきまして1款7項負担金5,000万円を新たに設け、追加補正するものであります。  本文括弧書につきましては、資本的収入が資本的支出額に対して不足する額及びその補填財源について5億4,930万6,000円に改めるものであります。  第4条の議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費を41億5,939万5,000円に改めるものであります。  内容につきましては、16、17ページの予算明細書をお願いいたします。  収益的支出でございますが、1款1項病院医業費用1億4,064万4,000円、2項診療所医業費用4万6,000円、4項訪問看護ステーション費16万4,000円、5項院内託児所費4万5,000円の減額につきましては、職員の変動に伴う年間所要見込みの整理及び退職給付費の減額でございます。  なお、退職給付費につきましては、あわせて退職手当会計繰出金を減額し、退職給付引当繰入額を増額するものでございます。  次に、20、21ページをお願いいたします。  資本的収入でございますが、1款7項負担金5,000万円を新たに設け、ふるさとづくり寄付金として寄付されたもののうち、病院事業において活用の御希望がありました金額について一般会計から受け入れるものであります。  戻っていただきまして、12、13ページをお願いいたします。  平成30年度の予定貸借対照表でございますが、以上によりまして、平成30年度の未処理欠損金は、13ページの下から5行目に記載のとおり、44億1,938万4,022円となる予定でございます。  続きまして、第100号議案 平成30年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算についてであります。  第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきまして、1款1項事業費用を2万円減額し、施設事業費用を3億3,971万8,000円に改めるものであります。第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を1億6,573万1,000円に改めるものであります。  内容につきましては、14、15ページの予算説明書をお願いします。  支出でございますが、1款1項事業費用2万円の減額につきましては、職員の変動に伴う年間所要見込みの整理及び退職給付費の減額でございます。  なお、退職給付費につきましては、あわせて退職手当会計繰出金を減額し、退職給付引当繰入金を増額するものでございます。  戻っていただきまして、10、11ページをお願いいたします。  平成30年度の予定貸借対照表でございますが、以上によりまして、平成30年度の未処理欠損金は、11ページの下から5行目に記載のとおり、2億3,529万4,460円となる予定でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 大黒上下水道部長。 ○番外上下水道部長(大黒武憲君) 続きまして、第101号議案 平成30年度赤穂市水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。  水道会計の1ページをお願いいたします。  初めに、第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきまして、1款1項の営業費用を250万1,000円増額し、水道事業費用を9億9,335万8,000円に改めるものでございます。  次に、第3条の資本的収入及び支出でございますが、支出につきまして、1款1項の建設改良費を478万5,000円減額し、3項の投資を320万4,000円増額いたしまして、資本的支出を9億6,323万9,000円に改めるものでございます。  本文括弧書につきましては、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を3億5,461万6,000円に改め、その補填財源につきましては、掲記のとおり改めるものでございます。  次に、第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を1億7,421万1,000円に改めるものでございます。  14ページ、15ページをお願いいたします。  予算内訳明細書の収益的収入及び支出でございます。  支出につきまして、1款1項1目の原水及び浄水費から、16、17ページの4目の総係費までの職員給及び業務経費につきましては、職員の変動などに伴う年間所要見込額を整理するものでございます。  次に、18、19ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でございますが、支出におきまして、1款1項1目の事務費の減額につきましては、職員の変動に伴う職員給などの年間所要見込額を整理するものでございます。3項1目基金320万4,000円の追加につきましては、基金積立金の増加によるものでございます。  10、11ページをお願いいたします。  予定貸借対照表でございます。以上の結果によりまして、当年度未処分利益剰余金につきましては、11ページ末尾から5行目に記載のとおり、1億2,179万6,129円となる見込みでございます。  以上で水道事業会計の説明を終わります。  続きまして、第102号議案 平成30年度赤穂市下水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。  下水道会計の1ページをお願いいたします。  初めに、第2条の収益的収入及び支出でございますが、収入につきまして、1款1項の営業収益を835万6,000円増額し、下水道事業収益を24億6,238万円に改めるものでございます。  支出につきましては、1款1項の営業費用を649万7,000円増額し、水道事業費用を24億7,668万5,000円に改めるものでございます。  次に、第3条の資本的収入及び支出でございますが、支出におきまして、1款1項の建設改良費を223万6,000円増額し、資本的支出を30億1,363万5,000円に改めるものでございます。  本文括弧書につきましては、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を2億7,603万1,000円に改め、その補填財源につきましては掲記のとおり改めるものでございます。  次に、第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を8,679万1,000円に改めるものでございます。  14、15ページをお願いいたします。
     予算内訳明細書の収益的収入及び支出でございます。  収入におきまして、1款1項2目の受託等業務収益の増額につきましては、県排水機場管理業務委託金の交付決定によるものでございます。  次に、16、17ページの1款1項1目の管渠費から、18、19ページの5目の総係費までの支出におきまして、職員給及び業務経費につきましては、職員の変動などに伴う年間所要見込額を整理するものでございます。  次に、20、21ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でございます。  支出におきまして、1款1項1目の事務費の増額につきましては、職員の変動に伴う職員給などの年間所要見込額を整理するものでございます。  2目の管渠建設改良費につきましては、委託料の精算による減額と土地区画整理地内の事業進捗を図るための工事請負費の増額によるものでございます。  4目の処理場建設改良費につきましては、委託料の精算による減額によるものでございます。  最後に、戻っていただきまして12、13ページをお願いいたします。  予定貸借対照表でございます。  以上の結果によりまして、当年度未処理欠損金につきましては、13ページ末尾から5行目に記載のとおり、4,042万2,035円となる見込みでございます。  以上で補正予算関係の説明を終わります。 ○議長(瓢 敏雄君) 尾崎総務部長。 ○番外総務部長(尾崎順一君) 続きまして、条例関係の議案につきまして御説明申し上げます。  提出議案と議案参考資料のほうご覧いただきたいと思います。  議案書の5ページ、議案参考資料につきましては17ページ、資料9をお願いいたします。  第103号議案 赤穂市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱が改正されたことに伴い、福祉医療費助成における所得要件である市町村民税の非課税の範囲及び市町村民税所得割額の算定に当たって、未婚のひとり親に対し、寡婦等のみなし適用を行うものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は公布の日から施行し、平成30年9月1日から適用いたしますほか、所要の経過措置を定めたいものであります。  次に、議案書の7ページ、議案参考資料につきましては20ページ、資料10をお願いいたします。  第104号議案 赤穂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、子ども・子育て支援法施行規則の改正に伴い、利用者負担額を算定する際の市町村民税所得割額の算定について、ふるさと納税ワンストップ特例制度の特例控除適用前の額により算定するよう、また、本市への転入者で指定都市に住所を有していた者と、指定都市以外に住所を有していた者との均衡を図るため、いずれも本市の例により算定するよう改正を行うものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は公布の日から施行し、平成30年9月1日から適用するとともに別表備考第3項の改正規定は、平成31年1月1日から施行いたしますほか、所要の経過措置を定めたいものであります。  続きまして、事件決議関係について御説明申し上げます。  議案書の9ページ、議案参考資料につきましては22ページ、資料11をお願いいたします。  第105号議案 赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る議決変更についてであります。  本議案につきましては、現在、指定管理者による管理を行っております赤穂市立赤穂駅南自転車駐車場の利用休止に伴いまして、赤穂市立駐車場指定管理者の指定に係る公の施設の名称を赤穂市立赤穂駅南自転車駐車場を除くよう変更いたしたいものであります。  以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議長(瓢 敏雄君) 本会議を暫時休憩いたします。    (午前11時35分)                   (協 議 会) ○議長(瓢 敏雄君) 本会議を再開いたします。      (午前11時37分) ◎議案上程 ○議長(瓢 敏雄君) 次は、日程第8、第106号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(瓢 敏雄君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました第106号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。  本市固定資産評価審査委員会委員山根邦明氏が平成30年12月23日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を適任と考えまして、選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、その御同意をお願いする次第であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(瓢 敏雄君) 市長の説明は終わりました。 ◎質疑・表決 ○議長(瓢 敏雄君) これより質疑に入ります。  第106号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、議事の順序を省略して、直ちに表決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  これより表決に入ります。  第106号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第106号議案は原案のとおり同意することに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ◎日程通告・散会宣告 ○議長(瓢 敏雄君) 次の本会議は、11月26日午前9時30分から再開いたします。  なお、一般質問の通告期限は、来る11月28日午後5時までといたしておりますので、この際御報告申し上げておきます。  本日はこれで散会いたします。御苦労さまでした。    (午前11時40分)                    ( 了 )  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  赤穂市議会 議  長  瓢   敏 雄        署名議員  榊   悠 太        署名議員  田 渕 和 彦...