赤穂市議会 2018-08-10
平成30年幹線道路・河川整備特別委員会( 8月10日)
平成30年
幹線道路・
河川整備特別委員会( 8月10日)
幹 線 道 路 ・ 河 川 整 備 特 別 委 員 会
1.日 時 開会 午後 1時30分
平成30年8月10日(金)
閉会 午後 2時38分
2.場 所
第1
委員会室
3.
出席者
委員長 竹 内 友 江 副
委員長 田 渕 和 彦
小 林 篤 二 木 下 守
西 川 浩 司 奥 藤 隆 裕
前 田 尚 志 土 遠 孝 昌
4.欠席者
な し
5.
地方自治法第105条の規定による
出席者
次に、Dの
千種川地震・
高潮対策事業といたしましては
堤防整備を実施しておりますが、平成30年度は
品川リフラクトリーズ前の築堤を予定してございます。
以上が
河川整備状況でございます。
続きまして、
砂防河川の
整備状況であります。
まず、Eの山田川につきましては、平成30年度は
用地取得や
砂防指定地の
区域指定が予定されております。
次に、Fの山際川につきましては、平成30年度は、堰堤の工事に着手する予定です。
最後に、Gの
大鹿谷川につきましては、平成30年度は
管理用通路の
詳細設計、
補償物件等の調査、
用地取得、
砂防指定地の
区域指定が予定されております。
以上が
砂防河川の
整備状況です。
説明を終わります。
○
竹内委員長 ただいまの説明に対して、まず、
幹線道路の
整備状況について御
質疑等はございませんか。
小林委員。
○
小林委員 幹線道路ですが、国道250号の関係で1点目、
トンネルですけども、今年、予算で
交通量調査の予算組んでたと思うんですが、現在の
進捗状況、調査結果が出てるんであれば、そういった内容について説明を求めます。
○
竹内委員長 長尾計画係長。
○
長尾計画係長 交通量調査なんですけども、平日、7月の18日に調査のほうは実施いたしました。台数としましては、平日昼間12時間交通で1万2,218台でございました。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 その結果は、多いんか少ないんかとか、その辺の評価はどう検証されているのか。
交通量等ですから、それ以外の調査はなさっていないのですか。
○
竹内委員長 長尾計画係長。
○
長尾計画係長 まず、
交通量が多かったのかどうかにつきましては、平成27年度の
道路交通センサスと比較しまして、24時間
当たり交通量で比較しますと、ほぼ
横ばいの状況でありました。
それから、ほかの調査はどういう状況であるかということにつきましてですけども、ほかの調査、いろいろ現況の調査という形で、今現在、まだ調査しているところでございます。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 その
横ばいというのをどう見るかなんでしょうけども、
横ばいが続くとなれば、現状でいいんじゃないかという話も出てしまう。その辺の
トンネル化に向けた調査でもありますし、その辺の根拠になるような数字的なものは今のところ出てないということですか。
○
竹内委員長 澗口
都市整備課長。
○澗口
都市整備課長 今回の予算につきましては、
高取峠の
現況調査ということで、安全・安心な
道路交通、それから
地域間連携ということで、新たな観点ということがないでしょうかねというような形の調査が含まれてまして、
交通量につきましては、先ほど
長尾係長のほうから言いましたけれども、実測12時間で1万2,000台ということで、24時間に換算すれば1万4,000台ということで、平成27年度とほぼ
横ばいということで、
交通量については、そういう状況ですけれども、あとは潜在的に市内の企業の大型の車であるとか、通勤などでどういう使用されているかというような調査を現在しているところでございまして、はっきり、今の状況では先ほどの
交通量の状況ぐらいが結果として出てると。あとは
高取峠のどういう場所でどういうような事故が起きたのかという、事故の履歴でありますとか、そういうところも警察のほうにお願いして、調査をしている状況なんですけれども、警察のデータとしても
人身事故であれば位置的なものは残っているんですけれども、物損なんかではちょっと場所がわからないというような状況もありまして、そこら辺の
現況調査を現在やっているという状況でございます。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 わかりました。結果が総合的に出たら、今後、後で出てくる要望の問題も出てきますので、ぜひ、議会のほうにも報告をお願いしておきたいと思います。
○
竹内委員長 他にございませんか。
小林委員。
○
小林委員 2点目の
坂越道路ですけども、平成28年の3月から
供用開始したということで、当初、東詰の右折がなかなか危ないと。事故もあったようにお聞きしております。その辺の平成28年3月
供用開始以降の事故とか、そういう調査はされてますか。
○
竹内委員長 澗口
都市整備課長。
○澗口
都市整備課長 そこの橋のところに特化した
事故件数というのは、ちょっと調査してないんですけども。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 そうすると、この平成30年度で予定されている
坂越橋西詰の
交差点改良、
歩道整備ということであります。この
改良内容はどういった内容になるんでしょうか。
○
竹内委員長 長尾計画係長。
○
長尾計画係長 4
車線化で
暫定供用してます部分の
河川側の歩道が途中で止まっている部分、そちらのほうの歩道を続けて整備していくというふうに聞いております。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 そうすると、
坂越大橋から
坂越橋までの間のちょっと余裕がある部分、土盛りしている部分が歩道になると。
坂越橋の歩道橋につながるという理解でいいんですか。
○
竹内委員長 長尾計画係長。
○
長尾計画係長 はい、そのように聞いております。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 ③の
一般県道大津西有年線についてお伺いしますけども、一応
社会整備基盤プログラムには記載ないということなんですけども、先ほどの話の中でも、通常の
維持管理は適切にやられているというふうな話、去年も当然あったわけなんですけれども、確認すると、前方が全く見えないような場所とか、それから特に
大津側にかけて直線の部分が多いものですから、
中型等の車両が来たときに、
退避箇所が少ないというふうな問題があるんですけれども、そういうふうなところを市として認識しているのかどうかということと、それから、今後どういうふうな対応をとろうとしていこうと考えているのかというところお聞きしたいんですけども。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 先ほど
田渕委員のおっしゃいました
大津西有年線につきましては、現状で適切な管理を行うというふうに県から聞いておりますけども、委員おっしゃったように、
中型車両が通った場合、対向ができないとかいうことにつきましては調査等する必要があろうかと思います。ただ、前が見えないような状況であれば、そういうことは、こちらのほうから、例えば木の伐採であったりだとか、除草等は要望していきたいと思っておりますけども、現時点で整備について特段の情報といいますか、話は聞いておりません。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 有年側で1カ所、ほぼ直線なんですけども、坂があって、真っすぐになっているところがある。ただ、前が全く見えないという状況の箇所が1カ所あるんですけども、それは市のほうとしては、そういうことは認識した上で、今のような話をされたんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 前が全く見えないというのは、ちょっとわからないのですが。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 前方の対向車が見えないという意味で前が見えないというふうな場所もあったんです。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 私個人的に申し上げますと、そこは把握しておりませんので、例えば、カーブとかで見えない場合であれば、カーブミラーの設置の要望であったりとか、何らかの対応ができるかどうかも含めて、それは県のほうに相談させていただきたいと思います。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 カーブではないんですけども、課長一度現場確認していただいて、それで必要であれば、県のほうにそのような対応お願いしたいと思うんですけど、よろしくお願いします。
○
竹内委員長 他にございませんか。
前田委員。
○
前田委員 先ほど
山田課長が伐採の要望したいということおっしゃられましたけど、そこは民地であっても県のほうには伐採の要望はしていただけるわけなんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 原則としてですけども、まずは、個人さんの
土地所有であれば、個人さんにやっていただくのが第一義と思います。ただ、例えばその土地が山の中であって、はっきり誰のものかわからないとか、あるいは、その
所有者が不明であるような場合については、適宜県とも相談しながら、伐採していただくように要請はしております。特に交通安全上、例えば、車が当たるような、例えばそれを大きく迂回しないと通れんようなということが、緊急的なものがありましたら、そのときにつきましては、そういう
緊急手段として、撤去、伐採することは可能だと思いますけども、まずは第一義的に、まず
土地所有者さんに切っていただくというのを踏まえてからだというふうに認識しております。
○
竹内委員長 前田委員。
○
前田委員 道路全般そうなんですけど、木々が多いところがほったらかしの状態で、かなり危険な箇所が見受けられるんです。この前もある地区行くと、木が繁ってきて、今、大雨とかが続いて、そういったこともあって、土砂が崩れて、木が倒れてとか心配だというふうなことがありましたので、そういったとき、どうしたらいいのかなというふうなことも言われたんですけど、今おっしゃられたように、確かに
土地所有者がするのは一番なんですけど、できない方もかなりいらっしゃると思いますので、そういったところ、やっぱりこういう何らかの手法で考えていただいて、速やかな伐採をお願いできたらなというふうに思います。
それともう1点、
坂越道路の関係なんですけど、暫定的で4
車線化ということおっしゃられましたけど、場所としましては、
高野~砂子のところなんですけど、
坂越大橋渡って左折して、ずうっと下っていったとき、2車線から途中1車線に減になって、また2車線になっているんですね。そこはちょうど、
坂越橋の西詰、そこのところに出てくるんですけど、途中1
車線化になっているという状況が長い間続いてるんですけど、それを解消するというんですか、そういう見込みは何かお聞きなんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 あそこにつきましては、
交差点改良を今年度するというふうに聞いておりますので、基本的には
右折レーンと
直進レーンという形になってくると思いますので、それは近いうちに解消されるんじゃないかというふうに考えております。
○
竹内委員長 他にありませんか。
小林委員。
○
小林委員 今でもできるんじゃないかなという感じはするんだけど。それでもう
1つ要望が出てたんですが、言い忘れてました。
坂越橋の
西詰交差点は今回改良と。
坂越大橋東詰の
交差点で、
尾崎方面から右折する際に割とわかりにくいんですね。車線が減って、250号線の
高取峠のほうへアクセスできるんですけど、そこで、
子供たちが割と田端から来る子なんかが通学路に使ってるところがあって、そこの歩道を見ると、縁石が結構低くて、尾崎のほうから来た車が右折する際に、その縁石を乗り越えて
子供たちが事故に遭うんじゃないかという危険を感じるんです。できれば
フェンス等で防護していただくというような措置ができないかなと。そういう、これはささやかな要望なんですが、そういったことで県にお願いしていただきたいんですが、いかがでしょう。わかりますか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 確かに、信号の足元ぐらいに縁石があるんですけども、見たら、
乱横断防止柵が途中で切れてると、短いところだと思いますので、それにつきましては、県のほうに、そういう要望はさせていただきたいと思います。
○
竹内委員長 他にございませんか。(なし)
ないようでしたので、次、河川及び
砂防整備状況について、御
質疑等はございませんか。
土遠委員。
○土遠委員 1点確認の意味で、河川のところのDの
千種川のとこでお聞きしたいんですけど、先ほど係長言われたのは、今現状で、
品川リフラクトリーズの工場がありますわね。あそこから北へ430メートルぐらいを整備するということですか。今、逆に現状どこまでできているんですか。僕が思っているのは、それ、
品川リフラクトリーズの会社があって、そして、前に寮みたいなのがあって、そのまだ手前ぐらいまで結構もう整備できてるんですけど、それからもっと北へということなんですか。ちょっと教えてください。
○
竹内委員長 藤田管理係長。
○
藤田管理係長 品川リフラクトリーズさんの工場敷地の一番南側の端、右折するとゴルフの練習場に行く道のところがあると思います。あそこを起点として、そこから北側へ約400メートルが対象箇所になってます。
品川リフラクトリーズさんの工場よりもまだ北側までを対象箇所として聞いております。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 どこまでできているかという御質問でしたので、委員おっしゃるように、昔寮があったとこ、そこまではできてます。ですから、そこから下流側につきましてが今回対象になっている400メートルですので。ちょうど突き当たったら、千鳥の突き当たりになってきますので、
品川リフラクトリーズさんの南側の角。
○
竹内委員長 土遠委員。
○土遠委員 今、課長言われたところの僕の認識では、打ちっ放しの練習場があって、それを左へ曲がりますわね。そこの真正面のとこ、昔のアサリ掘るとこへおりれるようなところ、あの辺、きれいにもう整備できてませんか。あそこ、僕の認識では、もうきれいになっているという思いがあるんですけど、それのまだもっと下流ということはないと思うんだけど、あれをどういうふうにするのか、ちょっとわからない。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 昔、ゴルフのショートコースがあったところ、あそこから下流です、できてないのが。
○
竹内委員長 古津
建設経済部長。
○古津
建設経済部長 土遠委員おっしゃってる、できてるという意味は、パラペットというんですか、
高潮対策事業ですので、潮を止めるためのコンクリート構造物、それそのものは完成はしてるんです。ただあと残っておりますのは、そのパラペット、裏を土盛りして補強しないと、その辺が完了にはならないということですので、今そういった工事を北側から、海浜大橋からずうっと整備進めてきておりまして、現在、先ほどから出ております旧のゴルフのショートコース、そこまでは、裏の土盛りも完成して、完全な形になっておりますが、今、言うてます
品川リフラクトリーズさん、そこの工場の横、そこの部分は、今言ったパラペットそのものはできてますけども、その裏の工事、パラペットを止めるための、安定させるための工事がまだできてないと、そういった工事をまた進めていくということでございます。
○
竹内委員長 他にございませんか。
田渕委員。
○
田渕委員 千種川の広域河川改修の関係で、本線のほうなんですけども、
東有年地区から楢原にかけてのところが未整備箇所として残っているんですけども、これは今後どういう形で事業は進める予定になっているのか、ちょっとわかっている範囲で聞かせていただければなと思いますけども。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 現在未整備となっております有年中学校の裏側の付近だと思いますけども、ここにつきましては、民地がまだ残っておるということで、現在、その用地調査を行っておりまして、そこで相続等が発生しており、現在、その辺の調査、
用地買収に向けた準備をしているというふうに聞いております。ですので、その辺、
用地買収等完了していけば、順次整備に着手していただけるものというふうに伺っております。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 有年中学校裏側ですけども、その上手のほうは、これは、未整備箇所には入ってないということなんですか。
○
竹内委員長 濱田土木係長。
○濱田土木係長
田渕委員がおっしゃられているのは、多分楢原のほうのことですかね。一応そこも今回の
整備区間の中には位置づけはされております。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 そこに関しては
用地買収等、先ほど
山田課長が言われたような問題はないということですね。
○
竹内委員長 濱田土木係長。
○濱田土木係長 私のほうで聞いている範囲では、そこの箇所については、
用地買収の件は聞いてはおりません。
○
竹内委員長 他にございませんか。
小林委員。
○
小林委員 1つは、今回、30年度で
千種川、矢野川合流付近ということの改修ですけども、横尾の谷口の霞堤対策が今回具体化される、30年度で実行されるという理解でいいんでしょうか。
ちょっと話出てた中で、楢原ですけども、楢原も霞堤があるんですが、その辺の対策はどうされるのか。
もう1点、3点目に、前から聞いてるんですが、地元要望で、東有年の河川敷の大波止周辺整備ということで計画に位置づけられてると思うんですが、その辺の実行は、こういった中に入ってきているのかどうか、お伺いします。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 まず、1点目の矢野川との合流点の霞堤につきましては、一応今年度の予定に入っているというふうに伺っております。
2点目の楢原の霞堤、これにつきましては、現時点では具体の話は、私どもは伺っておりません。
3点目の東有年の大波止付近の整備につきましては、地元のほうから、そのような大波止の整備についての要望は上がっているということも伺っておりますが、それを考慮したいというところまでは聞いておりますけども、具体にどのような形になっていくというのは、まだ伺っておりません。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 楢原については、その対策はとられない、計画の中には全然のってないという、それでいいんかな、地元から、そんな声は出てきてないのかな。あのときも、たしか16年災害のときもかなり水が入って住宅が浸水したと思うんですが、その辺の対策はとられないと。要は、楢原橋から頭首工までの間の
千種川の弱い部分、弱点が見えてきてるんですけども、その部分についての対策というのは、根本的に計画としては、全体像としてはできてないのかな。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 済みません、先ほどの言い方に問題あるかもしれません。一応、楢原地区につきましても現在未整備というふうに認識はしております。ですので、県としても
護岸整備をするというふうには聞いておりますけども、具体的なことまでは聞いていないという意味でお答えさせていただきました。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 計画としてはあるんだと。着手等々の計画まではいってないという理解でいいですね。わかりました。
大波止については、かなり住民の署名活動なりあって熱心に訴えておられる、要望、強いものがあると思うんですが、その辺の情報については、こちらから聞かないとまた出てこないと思うんですが、その辺は聞いていただかなあかんと思うんですが、どうでしょう。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 計画につきましては、また、改めてこちらのほうから聞かせていただきたいと思います。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 あと1点、大きな話になるんですが、
千種川本流の中で、例えば内側、中のほうを堤外というのか、その部分は割とコンクリート張ったり強化して進めてきていただいてると思うんですが、いわゆる堤内、外側ですね、住宅地側のほうの。そこが私の経験から、51年災害なんかでもそうでしたが、木津なんかで、割と外から崩れていくというんですか、田んぼにぶくぶく出てきて、堤を外から壊していくというような形での決壊が全国的にはあるようです。そういう意味で、外側の強化というのが必要になってきているという具合にお聞きします。その辺の抜本的な問題になってくるんですが、兵庫県の考え方というのは、そういう川の改修に当たって、外側をコンクリートでまいていくというような考え方は持っとってないでしょうか。もし、持ってないんならば、持っていただく必要が、特に
千種川の場合はあるんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょう。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 今、県がどのような考え方というのは、私ども今のところ把握しておりませんけども、これまで、川の堤外側につきましては、おっしゃられるように1メートル20、余裕高のところまでコンクリートブロックを張るような対策を取っていただいております。堤内、家のほう側につきましては、基本的には現状というふうには伺っておりますので、その辺につきましては、また改めて確認させていただきたいと思います。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 かなり外から崩れていく、堤内から崩れていくというケースも研究者なんかが、割とそれを強化しなければならないよという指摘もありまして、県もひとつそういう方向で、この際ですから、河川改修に当たっての考え方に持っていただくよう、ちょっと働きかけていただきたいなというように思います。要望しておきます。
あと続けて
加里屋川の関係についてお聞きしたいんですが、
加里屋川見させていただいたんですが、かなり人工河川として、本当に内水排除という形で維持できるのかどうか、
加里屋川の改修も何か進捗も遅いですし、その辺で、1つは、
加里屋川のショートカットのとこのポンプ施設、あるいは一番南の
加里屋川の排水するためのポンプ場、この2つについては、そもそもポンプを増設するという考えがあったんじゃないかと思うんですが、どうなっているんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 委員おっしゃってるのは、多分、河川整備計画に記載されているポンプのことだと思いますけども、基本的に河川整備計画に基づいて整備するという方針は決まってると思います。ただ、現時点は
護岸整備を優先させているのではないかというふうに考えます。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 護岸そのものが随分遅れてきているわけですね、ずるずると。肝心な排水機場のポンプの施設がないと、いざ大雨が降って、異常な雨が降った場合に内水で赤穂自身が、
加里屋自身が浸水するという事態に陥るんじゃないかと心配するんですが、そういう意味では、そもそも
加里屋川の河川改修というのが今の内容で本当に順調にいくのかどうかというのは心配するんですが、進捗としては、かなり遅れてきていると思うんですけど、どうでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 遅れてるんじゃないかと言われたら、何とも言えないんですけども、やはりこういう機会に、そういう形で要望でもって、一日でも早く整備は進んでいただくように要望するということが大事かなというふうに思っておりまして、私どもも河川整備、特に
加里屋川につきましても要望をしているところでございます。ただ、毎年これまで継続して予算をつけていただいて整備しているということも考えるべきかなというふうには思っております。
○
竹内委員長 小林委員。
○
小林委員 特にBの広域河川改修の
加里屋川工
区、浜市、砂子、河川で非常に弱点になってきている北部部分について、
加里屋川についての補修、改修というのは急ぐべきかなとは思うんです。
あとのこちら側のショートカットから南側のほうは、かなり人工河川的な形になって、これは私自身、これで本当に改修成り立つんかなと疑問に思っているところがありまして、特に北部部分は急ぐ必要があると、これを求めておきたいと思います。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 今の
小林委員のところで、
加里屋川の関係で、砂子のところの仁泉病院があるあたりですけども、土のうで積んだところが何カ所か残ったような形になっているんですけども、
加里屋川、市内のほうに関しては、景観上含めて、部分的ですけども工事は進んでいるようには見えるんですけど、あのあたりに関して、浜市、砂子あたりだと思うんですけども、あれは県のほうに、そういうことで工事要望は上げていってるんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 田渕委員おっしゃられたところが今回の
河川整備状況によりますBの
千種川広域河川改修事業でございますので、そういう形で
要望活動を行っているというふうに認識していただいていると思います。
○
竹内委員長 他にございませんか。(なし)
次に、(2)の今年度の取り組みについてでございます。
今年度、当
委員会として
要望活動など、どのような取り組みをしていくのか、皆様の意見を伺った上で、県への要望など含め、方向性を決めていきたいと思います。
これまでの
特別委員会といたしましては、皆様に意見を伺った後に、具体的な内容につきましては、
委員長、副
委員長に一任していただきまして、要望の内容、要望の時期に関しましては、議長団と調整し、県に要望を行ってまいっております。
皆さんの意見はどうでしょうか。
木下委員。
○木下委員 今までも要望、ずっとしてきたわけですけれども、先日、相生と赤穂の協議会がありまして、そこで何点か意見出たと思うんですけども、やはり要望する文面というんですか、やっぱり
交通量だけではいけないという面とか、それと
坂越大橋ができたから一応交通渋滞は緩和されてるとか、いろんな視点が解決したというようなところもありましたけれども、現実は、市民の願いとしては、
トンネル化目指していかないといけないので、そのためには、やはり課題になってること、例えば先ほど
理事者のほうから話ありましたけど、調査する項目がどんな項目が本当に必要なのか、地域間交流を盛んにするためには、例えば相生市と赤穂との企業、従業員がどれだけ通ってるかとか、例えば。救急車両、救急車や消防車、交通事故もそうですけど、そういった件数とか、実際どれだけ使用されているのか。特に商工会議所も関係してくると思うんですけど、従業員数を調べるのは難しいらしいんですけれども、市内の業者さんの協力を得るとか、もし相生も協力していただけたら、それも一つだと思うんですけど、そういういろんな視点、経済交流、物流において非常に
高取峠は壁になっているというのを、もう一歩風穴をあけていくような文面にしていかないけないんじゃないかなと思いますので、そういった議論をこの
委員会の中で意見を出し合うと。きょうすぐには難しいと思うんですけど、そういう機会をつくっていきながらの要望の文面にしていくとか、そういうことも一つの提案だと思います。
もう1点ですけど、副議長、汐江副議長がたしか述べられてたと思うんですけど、
トンネルって、一体どこからどこを通す計画というか、案を地元の人たちは持っているんですかと言われたとき、いやあ、その計画自体はまだ何も考えてないんですとは言いたくないし、できたら、このルートをというのを、赤穂だけでは考えられないと思うんで、この
委員会としてか、建設経済の
委員会としてやっていくか、その辺も議論しないといけないと思うんですけれども、相生とのやりとり、意見交換の中で詰めていくことも必要ではないかと思いますので、そういったことも取り組みの中に具体的に入れていくような方向を今年度できたらなと。
要望活動の中の文面にも入れるという意味で、その点を検討できたらなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○
竹内委員長 他にございませんか。
西川委員。
○西川委員 去年からの
社会基盤整備プログラムでずうっと上がってきてると思うんですが、私の個人的な考えですけども、去年からやってきたプログラムの中で絞り込んだやつを出してきてるんですから、赤穂市として、はっきりこれだけはお願いしたいというような格好で、本当に絞り込んだのがあるんですから、去年からの引き継ぎで今回もきちっとそれを貫いたらいいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○
竹内委員長 他にございませんか。
要望書というものにつきましては、この
委員会で書きますか。どうします。皆さんで書くというのか。
木下委員。
○木下委員 その要望書の中をもう一度確認しまして、皆さんで。ここに、やっぱりこういうような地域創生と言われながら、道路の整備が非常に大きな原因があると、地域を創生するための壁になってる、そういういろんな言葉を、命の道路とか、そういうのを、こういう文面を入れたらどうかというのは委員の中で協議し合ったらどうかなと思うんですけど、いかがでしょうか。ほかの委員の方は。
○
竹内委員長 他にございませんか。(なし)
それでは、木下委員の意見を十分に、要望書の中に反映していきたいと思っております。
その他ございませんか。
小林委員。
○
小林委員 先日の集中豪雨で思ったんですが、「水守」という画像が流されてますね。非常に参考になりますし、我々としては、それを見て、特に上郡の橋のたもとがどうなのかというのは非常に関心を高めて見たんですが、そこでちょっとお願いなんですが、「水守」の設置箇所を増やしていただきたいという声があります。一つは坂越、新しい大橋ですね。あそこが見えないんで、あそこに設置。それから赤穂大橋、この2カ所、できたら、看板の関係もありますが、御崎なりの高潮、海水が上がってくる状態がカメラで、映像で見れたらなという声があります。加えて、あとカメラの画素数を高めていただきたいと。もう少し鮮明に見えるといいなということの声がありまして、それについて、要望として捉えていただきたいんですが、いかがでしょうか。もし一定の答えが出るんであればお願いしたいんですが。
○
竹内委員長 小林委員、それは要望書の中に折り込んだらいい。
小林委員。
○
小林委員 いや、それとは別に。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 まず、「水守」のカメラを増設してほしいとなるのは、県のほうのシステムですので、県のほうへの要望という形になろうかと思います。
それから画素数を上げるというのは、多分、日中は結構きれいなんだけど、やっぱり夜間になってきたら、多分見えにくくなるんかなというふうには思われます。多分、それは物理的なものですので、ちょっと。その「水守」のカメラ増設につきましては、基本的には県のほうが設置しておりますので、要望という声があるんであれば、私どものほうから、こういう要望ありますということのお伝えは可能かと思います。
○
竹内委員長 他にありませんか。
木下委員。
○木下委員 今回、岡山県の倉敷市の真備町で小田川の決壊とかあったんですけども、川の大きさというか、この
千種川とは違うと思うんですが、川の中に生えている木々が結構流れを変えたと。バックウォーター現象というのもあるらしいんですけども、川の中に土砂、結構
千種川積もってます。また、森のように木が生い茂ってますけども、それが結局流れを変えて、大きく、弱いところを集中的に決壊の原因になるような可能性があると思うんですが、今回の豪雨を受けて、非常に危なかったということで、皆さん認識されてるんですけど、危険な箇所というか、特に本当に切れかけというか、危なかったというところは、何か調査というか、確認されたんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 改めての調査はしておりませんけども、今年7月の頭の豪雨につきましては、かなり水位が上がったという認識はしております。それに伴って、例えば堤防の破損であったりとか、天端の傷み、ひびとかいう具体的な話は現時点では調査もできておりませんけども、そういう話は聞いておりません。
○
竹内委員長 木下委員。
○木下委員 今年度に入りまして、
坂越大橋の周辺、たしか河川の中、大分土砂を除去していただいている風景、作業されているところ見たんですが、それは恐らく市にも報告はされてるかと思うんですけども、そういった今年度どの程度やるとか、そういうのは聞いて、随時連絡入っているのか、まとめてか、それか全体通して優先順位、もし県から要請あったときは、ここを先に取ってほしいとか、そういうやりとりも何か優先順位、1番目、2番目、この辺をやってほしい、そういうやりとりもあるんでしょうか。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 県のほうが土砂を除去する場合は、ここ取りますよというふうなことはお聞きします。ただ、地元としましても、当然見た目で、そういう樹木が繁っておったりする部分ありますので、やはり撤去してほしいということは常々申し上げております。その中で、県としましても、総合的に判断して、例えば土砂がたまっていると認められるようなところについては除去していただいていることもありますけども、今年度につきましては、特に今のところ
千種川本川において、土砂除去する具体の場所については聞いておりません。
○
竹内委員長 田渕委員。
○
田渕委員 河川と直接関係あると思うんですけども、実は先日の災害のときに
千種川手前の長谷川のところ山肌が崩れたという、御存じやと思うんですけども、これ、午前中であったから、どうにか災害が免れたというところもあるんですけども、これ仮に深夜帯にもしそういうことが起こっておれば、有年地域への浸水被害がなかったとも否定できないというような状況だと思うんです。現場も、現状型どおり、まだ残ったような形になっているんですけども、川の土砂におきましては取っていただいているんですけども、民地の関係あるんですけども、今後県のほうとどういう形で、あの部分を改善の方向に向けて対応していこうとされているのかお伺いしたいんですけど。
○
竹内委員長 山田建設課長。
○
山田建設課長 今、
田渕委員御指摘のところ、ちょうど長谷川の右岸側といいますか、斜面が崩れたところだと思います。ここにつきましては、長谷川は県管理河川ですので、県のほうで閉塞されました土砂につきましては、既に撤去されております。残りの斜面等につきましては、現在、
土地所有者のほうの調査をしておりまして、今後どのような対策をするかを含めて、県のほうが現在検討しておるというふうに伺っております。
○
竹内委員長 他にありませんか。(なし)
それでは、本年度につきましては、昨年と同様の取り組みということで、要望の内容につきましては、正副
委員長に一任していただき、出されました意見を整理し、日程について、議長団と調整しながら進めていきたいと思っておりますが、それでよろしいでしょうか。(異議なし)
次に、(3)の
現地視察について、当局からの説明をお願いします。
長尾計画係長。
○
長尾計画係長 それでは、
協議事項3の
現地視察について御説明申し上げます。
資料-2の1ページをお願いします。
本
委員会は、この後、
整備状況報告で御説明させていただきました箇所について
現地視察のほう予定しております。事業の実施状況箇所や関連箇所のほう御確認いただきまして、
進捗状況など踏まえて、現地のほうで御確認いただけたらと考えております。
視察の出席については、記載のとおり、メンバーのほう、1ページに記載させていただいております。
次に、2ページお願いします。
2ページに現地の視察行程図面をつけております。
オレンジ色の太い矢印が視察のルートとなっております。市役所のほうをこの後マイクロバスにて出発し、国道250号を通って北上いたしまして、
赤穂佐伯線、国道2
号相生有年道路、
木津地区の砂防事業、それから
加里屋川の順で現地の確認をいただく予定となっております。途中、図面の視察箇所の②、③、④につきましては、付近にバスを停車いたしまして、降車のほうお願いいただきまして、現地の状況を御確認いただけたらと思っております。
そのほか、気になる箇所とか、視察の御希望等ございましたら、適宜停車して確認することも可能ですので、また現地、あるいはバスの車中においてお申しつけいただけたらと思っております。行程的には4時半ぐらいの帰庁の予定となっております。
以上で、
現地視察の説明を終わらせていただきます。
○
竹内委員長 ただいまの説明に対して何かございませんか。
小林委員。
○
小林委員 先ほどの長谷川の山が崩れてるところ、入れるようであれば、一度確認をすればどうかと思います。
○
竹内委員長 長尾計画係長。
○
長尾計画係長 一応北上するルートの途中になっておりますので、熱錬のところで入りまして、バスが停車できるかどうかについては、また現地で確認させていただきながら、降車については御相談させていただけたらと思っております。
○
竹内委員長 それでは現地に参りたいと思います。
冒頭申し上げましたが、帰庁後は改めて
委員会を開催しませんので、
現地視察での質問は、その際、担当職員に確認していただくようお願いします。
視察はマイクロバスで移動を行いますので、庁舎北側にお集まりください。
なお、服装については、開催通知にも記載しておりましたが、今回は、工事の現場等ございませんので、軽装で、動きやすい服装でお願いします。
それでは、即、庁舎北側におりてください。
委員会を終了いたします。
(午後2時38分)
( 了 )...