赤穂市議会 > 2015-11-25 >
平成27年第4回定例会(第1日11月25日)

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  1. 赤穂市議会 2015-11-25
    平成27年第4回定例会(第1日11月25日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成27年第4回定例会(第1日11月25日)              平成27年第4回赤穂市議会(定例会)会議録 1.平成27年11月25日(水曜日)午前9時30分開会(於議場) 2.会議に出席した議員(18名)    1番  藤 友 俊 男          10番  重 松 英 二    2番  土 遠 孝 昌          11番  有 田 光 一    3番  小 林 篤 二          12番  川 本 孝 明    4番  奥 藤 隆 裕          13番  瓢   敏 雄    5番  山 田 昌 弘          14番  永 安   弘    6番  釣   昭 彦          15番  藤 本 敏 弘    7番  前 川 弘 文          16番  小 路 克 洋    8番  木 下   守          17番  田 端 智 孝    9番  竹 内 友 江          18番  家 入 時 治 3.会議に出席しなかった議員   な  し 4.議事に関係した事務局職員
       事務局長  作 本 正 登     書  記  橋 本 政 範                      書  記  笠 原 智 子 5.地方自治法第121条の規定による出席者   市     長  明 石 元 秀    教  育  長  尾 上 慶 昌   副  市  長  児 嶋 佳 文    市民病院副院長  中 島 明 彦   市長公室長    高 山 康 秀    上下水道部長   上 崎 秀 和   会計管理者    松 本 裕 之    消  防  長  西 中 克 典   総 務 部 長  田 淵   智    教 育 次 長  三 谷 勝 弘   建設経済部長   小 林 環 樹    教 育 次 長  藤 本 浩 士   市 民 部 長  沼 田   浩    技術担当部長   高 田 徳 幸   健康福祉部長   折 原 和 彦    監査事務局長   危機管理監    福 本 雅 夫    選管・公平書記長 札 場 日出雄   地域活性推進担当部長            前 田 尚 志    建築担当課長   澗 口 彰 利   財 政 課 長  尾 崎 順 一   行 政 課 長  礒 家 和 幸 6.本日の議事日程  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期及び議事日程の決定        (委員長報告、質疑、表決)  日程第3  諸般の報告  日程第4   認第 1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について   認第 2号 平成26年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 3号 平成26年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 4号 平成26年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 5号 平成26年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 6号 平成26年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 7号 平成26年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   認第 8号 平成26年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 9号 平成26年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定につ         いて   認第10号 平成26年度赤穂市病院事業会計決算認定について   認第11号 平成26年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について   認第12号 平成26年度赤穂市水道事業会計決算認定について  第84号議案 平成26年度赤穂市水道事業会計処分利益剰余金の処分について         (一括上程委員長報告、質疑、討論、表決)  日程第5   報第 13号 専決処分の報告について    専第 7号 御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について    専第 8号 赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について          (上程、説明、質疑、討論、表決)  日程第6   第 96号議案 平成27年度赤穂市一般会計補正予算   第 97号議案 平成27年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算   第 98号議案 平成27年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算   第 99号議案 平成27年度赤穂市公共下水道事業特別会計補正予算   第100号議案 平成27年度赤穂市農業集落排水事業特別会計補正予算   第101号議案 平成27年度赤穂市介護保険特別会計補正予算   第102号議案 平成27年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計補正予算   第103号議案 平成27年度赤穂市病院事業会計補正予算   第104号議案 平成27年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算   第105号議案 平成27年度赤穂市水道事業会計補正予算   第106号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等           に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について   第107号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一           部を改正する条例の制定について   第108号議案 赤穂市税条例の一部を改正する条例の制定について   第109号議案 赤穂市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について   第110号議案 赤穂市個人番号カードの利用に関する条例の制定について   第111号議案 赤穂市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の制           定について   第112号議案 赤穂市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制           定について   第113号議案 赤穂市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する           条例の制定について   第114号議案 赤穂市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について   第115号議案 赤穂市下水道条例の一部を改正する条例の制定について   第116号議案 赤穂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に           ついて   第117号議案 姫路市との間において連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結す           ることについて           (一括上程、説明)  日程第7   第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について           (上程、説明、質疑、表決) 7.本日の会議に付した事件  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期及び議事日程の決定        (委員長報告、質疑、表決)  日程第3  諸般の報告  日程第4   認第 1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について   認第 2号 平成26年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 3号 平成26年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 4号 平成26年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 5号 平成26年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 6号 平成26年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定につい         て   認第 7号 平成26年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
      認第 8号 平成26年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 9号 平成26年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定につ         いて   認第10号 平成26年度赤穂市病院事業会計決算認定について   認第11号 平成26年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について   認第12号 平成26年度赤穂市水道事業会計決算認定について  第84号議案 平成26年度赤穂市水道事業会計処分利益剰余金の処分について         (一括上程委員長報告、質疑、討論、表決)  日程第5   報第 13号 専決処分の報告について    専第 7号 御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について    専第 8号 赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について          (上程、説明、質疑、討論、表決)  日程第6   第 96号議案 平成27年度赤穂市一般会計補正予算   第 97号議案 平成27年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算   第 98号議案 平成27年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算   第 99号議案 平成27年度赤穂市公共下水道事業特別会計補正予算   第100号議案 平成27年度赤穂市農業集落排水事業特別会計補正予算   第101号議案 平成27年度赤穂市介護保険特別会計補正予算   第102号議案 平成27年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計補正予算   第103号議案 平成27年度赤穂市病院事業会計補正予算   第104号議案 平成27年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算   第105号議案 平成27年度赤穂市水道事業会計補正予算   第106号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等           に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について   第107号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一           部を改正する条例の制定について   第108号議案 赤穂市税条例の一部を改正する条例の制定について   第109号議案 赤穂市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について   第110号議案 赤穂市個人番号カードの利用に関する条例の制定について   第111号議案 赤穂市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の制           定について   第112号議案 赤穂市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制           定について   第113号議案 赤穂市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する           条例の制定について   第114号議案 赤穂市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について   第115号議案 赤穂市下水道条例の一部を改正する条例の制定について   第116号議案 赤穂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に           ついて   第117号議案 姫路市との間において連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結す           ることについて           (一括上程、説明)  日程第7   第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について           (上程、説明、質疑、表決) ◎議長開会あいさつ ○議長(家入時治君) おはようございます。  開会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。  議員各位には御参集を賜り、本日ここに平成27年第4回赤穂市議会定例会が開会、開催できますことは、市政発展のため、まことに御同慶に堪えません。  今期定例会は、さきの第3回定例会において提出され、閉会中の継続審査となっておりました平成26年度各会計の歳入歳出決算認定等についてをはじめ、専決処分の報告、各会計の補正予算、条例の制定、条例の一部改正、事件決議、人事案件など、極めて重要な案件でございます。議員各位におかれましては、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げまして、まことに簡単措辞ではございますが、開会のあいさつといたします。 ◎開会・開議 ○議長(家入時治君) これより平成27年第4回赤穂市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。           (午前9時30分)  現在の出席議員数は18名であります。  これより日程に入ります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議長(家入時治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において指名いたします。  会議録署名議員田端智孝議員藤友俊男議員を指名いたします。 ◎会期及び議事日程の決定 ○議長(家入時治君) 次は、日程第2、会期及び議事日程の決定を議題といたします。  このことにつきましては、先般、議会運営委員会が開かれましたので、その経過並びに結果について委員長より報告願うことにいたします。  議会運営委員長 竹内友江議員。 ○議会運営委員長(竹内友江君)(登壇)  改めまして、おはようございます。議会運営委員長報告を行います。  今期定例会議事運営につきまして、去る11月17日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会では、まず、今期定例会に提出されます諸議案について、当局より説明を聴取し、これを踏まえ、会期及び議事日程について慎重に協議いたしました結果、会期は、本日より12月11日までの17日間とし、会期日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。  本日は、第3回定例会におきまして、決算特別委員会に付託され、閉会中の継続審査を煩わせました認第1号~認第12号並びに第84号議案について一括上程し、委員長報告、質疑、討論、表決を行い、ついで理事者からの提出議案について説明を受ける予定であり、ただし、報第13号については委員会付託を省略して、質疑、討論、表決を、第118号議案については、委員会付託を省略して、質疑、表決を行うことといたしております。  翌26日は、議案熟読のため休会とし、翌27日午前9時30分から本会議を再開し、提出議案に対する質疑を行い、その後、それぞれ所管の常任委員会に付託して審査を願うこととし、終わって後、協議会を開催して、陳情の処理について御協議を煩わせることといたしております。  翌11月28日から12月8日までは休会とし、その間、11月30日には民生生活委員会民生生活委員会協議会を、12月1日には建設水道委員会を、2日には総務文教委員会をそれぞれ9時30分から開催願うことといたしております。  なお、理事者協議会に係ります民生生活委員会協議会の開催につきましては、賛成多数で開催することと決した次第であります。  9日午前9時30分から本会議を再開して一般質問を行い、翌10日午前9時30分から本会議を再開して一般質問を続行し、終わって後、付託議案に対する委員長報告、質疑、討論、表決を行い、その後、協議会を開催して、陳情の審査結果について御協議を煩わせることといたしております。  議事の都合により、12月11日を予備日とし、以上をもって今期定例会を閉会する予定であります。  なお、追加議案並びに決議案の提案も予想されますので、あらかじめお含みおきのほどお願いいたします。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、何とぞ当委員会決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(家入時治君) 議会運営委員長の報告は終わりました。  ただいまの議会運営委員長報告に対しまして御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ質疑を終結いたします。  ただいまから表決を行います。  今期定例会の会期並びに議事運営については、委員長報告のとおり行うことに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から12月11日までの17日間とし、その間の議事日程については、議会運営委員長報告のとおり行うことに決定いたしました。 ◎諸般の報告 ○議長(家入時治君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。  監査委員より、平成27年7月17日ないし9月30日執行の会計管理者及び水道・病院・介護老人保健施設事業管理者の所管に属する平成27年度6月分・7月分の現金の出納及び保管の状況について、平成27年9月10日ないし平成27年11月5日執行の市民部に属する平成26年度及び平成27年度の事務事業について、それぞれ議長宛結果報告書の提出がありましたので、その写しは、その都度お手元まで送付させておりますが、この際御報告申し上げます。  なお、この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) 去る11月12日、美化センターにおきまして、作業中に職員が死亡するという不幸な事故が発生をいたしました。亡くなられた竹原秀員さんの御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々には、深くおわび申し上げます。  また、市民の皆様に御心配をおかけしましたことに対しましても、深くおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。
     事故原因等につきましては、現在調査中でございます。今後は、こうした事故のないように安全な業務執行に万全を期しまして、再発防止に努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(家入時治君) 市長の発言は終わりました。 ◎議案一括上程 ○議長(家入時治君) 次は、日程第4、認第1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認第12号 平成26年度赤穂市水道事業会計決算認定について並びに第84号議案 平成26年度赤穂市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを一括議題といたします。 ◎決算特別委員長報告 ○議長(家入時治君) これより決算特別委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  決算特別委員長 藤本敏弘議員。 ○決算特別委員長(藤本敏弘君)(登壇)  おはようございます。決算特別委員長報告を行います。  去る9月の第3回定例会におきまして、動議により決算特別委員会を設置し、私たち8名、土遠孝昌議員、奥藤隆裕議員、木下 守議員、有田光一議員川本孝明議員、永安 弘議員、田端智孝議員、藤本敏弘の委員が選任され、審査の付託を受けました。  委員長に、不肖私、副委員長に奥藤隆裕議員を選任し、付託されました認第1号ないし認第12号の決算認定について、並びに第84号議案について、10月1日の企業会計の審査に始まり、以降、順次10月20日の消防本部、教育委員会関係まで慎重に審査を行うこととなった次第であります。  なお、例年、決算審査最終日に市長以下各部長などの出席を求めて総括質問を行ってまいりましたが、本年度につきましても、各所管の審査において、市長が常時出席することとなりましたが、市長に対する総括質問につきましては、消防本部、教育委員会関係の審査の後、改めて協議し、決定することとした次第であります。  この決定に基づき、各会計の決算などについて、4日間にわたりまして、精力的に審査を進めてまいりましたが、その過程において、各委員から開陳されました意見、指摘、要望等で、市長の考え方などを求めたり、他の委員からも重複して発言のなされました主な項目につきましては、議員及び理事者のお手元に配付いたしておりますとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  第84号議案 平成26年度赤穂市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、特に質疑等はなかった次第であります。  なお、消防本部、教育委員会関係の審査の後、改めて市長以下各部長などの出席を求めての総括質問の有無について協議した結果、賛成多数で行うことに決定した次第であります。この決定に基づき、市長に対する総括質問を種々検討いたしました結果、診療所運営の方向性について、市長の考え方を質すことになりました。  平成27年10月28日開催の当委員会では、診療所運営の方向性について、ただしたところ、市長から、現在運営している福浦診療所高雄診療所有年診療所の3つの診療所周辺においては民間の医療機関がないことから、周辺地域住民の医療を確保していくことは、市としての使命であると考えているが、診療時間や診療日数の減少、また平成24年8月からの院外処方開始に伴い、患者が減少している状況にある。薬局に足を運べない高齢者や身体の不自由な患者の皆様に対して薬の宅配サービスを実施しているほか、症状の安定している方には、処方日数を長くして、受診する負担軽減を図るなど対応している。  また、診療所の体制については、専属の医師としては不在であり、市民病院から医師を派遣し、現在の診療体制を維持している。全国自治体病院協議会のホームページに掲載するなど募集しているが、未だ常勤医師確保には至っていない。診療所については、地域住民の医療を確保するため、引き続き、幅広い医師の募集を行いながら、当面は市民病院の医療体制と調整し、存続させていく考えである。との答弁があった。  これに対し、委員から、僻地診療所認定の考え方について、ただしたところ、当局から、厚生労働省の要綱では、おおむね半径4キロ内に診療所がないことなどの要件が定められており、その要件に適合した有年診療所のみが該当になっている。との答弁かあった。  また、他の委員から、僻地拠点病院として、地域医療を守るための交付税措置はあるのか。とただしたところ、当局から、交付税算定基準としては、1診療所当たり710万円である。との答弁があり、さらに委員から、診療所における不採算部門をカバーできるのか、とただしたところ、当局から、一般会計とそれぞれ負担区分を定めており、診療所の赤字部分を一般会計で負担してもらっている。との答弁があった。  さらに、他の委員から、地域医療確保対策事業を実施している県との連携の考え方について、ただしたところ、当局から、本事業については、僻地診療所のみに勤務する医師を要請するものではない。僻地診療を支援するため、僻地拠点病院を指定して医師を派遣するもので、現在3名の派遣を受けている。との答弁があり、さらに委員から、その3名の医師については、重点的に診療所に行って診療しているのか。とただしたところ、当局から、3名のうち1名の後期研修医有年診療所で診療している。との答弁があった。  さらに、他の委員から、医師確保のための民間医療機関との連携の考え方について、ただしたところ、当局から、診療所に派遣する医師については、市民病院が雇用した医師となる。どこの民間医療機関についても手いっぱいの状況であり、幅広く民間医療機関などへ医師の派遣は依頼していない。との答弁があった。  また、他の委員から、民間医療機関における送迎状況について把握しているのか、そうした民間との協議も必要ではないか。とただしたところ、当局から、特に詳細までは把握していない。民間との協議については、医師会などを活用し、話はしていきたい。との答弁があった。  また、他の委員から、診療所患者数の見込みについて、ただしたところ、当局から、患者数については、診療体制に大きく影響されるが、現在は不規則な診療体制になっている。医師の派遣体制を整え、利便性が向上すれば、患者数は増える可能性はある。しかし、当面は医師確保が難しいため、現患者数を維持していきたい。との答弁があった。  また、他の委員から、診療所への派遣について、医師の意見はどうか。とただしたところ、当局から、診療所へは命令で派遣しており、派遣を負担に思う医師もいるが、診療体制を組んでいける人数で対応している。との答弁があった。  また委員から、薬の宅配サービスにおける患者の反応はどうか。とただしたところ、当局から、薬局に足を運べないなど一定の条件を満たした方に調剤薬局から薬を宅配している。以前は、診療所で薬をもらえたので、サービスの低下を感じている方もいる。との答弁があった。  また、他の委員から、市民病院のホームページでは、医師募集や診察時間についての掲載がないのではないか。とただしたところ、当局から、市民病院のホームページではなく、診療所勤務ということで、全国自治体病院協議会のホームページを閲覧するので、そこに掲載している。診察時間については、それぞれの診療所での張り紙で対応している。との答弁があった。  さらに委員から、診療所での診察時間には、医師は必ずいるのか。とただしたところ、当局から、緊急手術のため不在になる場合もある。との答弁があった。  さらに、他の委員から、「ゆらのすけ」の利用時間に合わせた診療時間設定の考え方について、ただしたところ、当局から、予約時間より診察が遅れることがあるが、バスの時間に合わせて予約してもらうことになる。との答弁があった。  以上の経過をたどり、採決いたしました結果、認第1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について、認第4号 平成26年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第5号 平成26年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第8号 平成26年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第9号 平成26年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について、認第10号 平成26年度赤穂市病院事業会計決算認定について、認第11号 平成26年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について、認第12号 平成26年度赤穂市水道事業会計決算認定についての8議案は、いずれも賛成多数でもって、その他の決算認定についての4議案は、いずれも全会一致で認定すべきものと決し、また、第84号議案は、全会一致でもって可決すべきものと決した次第であります。  以上で決算特別委員会における審査報告を終わります。 ○議長(家入時治君) 決算特別委員長の報告は終わりました。 ◎質疑・討論・表決 ○議長(家入時治君) ただいまの委員長報告に対し、御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  12番 川本孝明議員。 ○12番(川本孝明君)(登壇) 日本共産党赤穂市会議員団を代表して、認第1号、認第4号、認第5号、認第8号、認第9号、認第10号、認第11号、認第12号について、反対の立場から討論を行います。  2014年4月から消費税が5%から8%に引き上げられました。1997年を上回る、文字どおり史上空前の大増税であります。我が党は、逆進性の強い消費税にきっぱり反対しています。今やるべきことは、庶民生活を支える立場から、食料品などは非課税とすること、10%への増税は中止すべきものと考えます。消費税は、あらゆる商品やサービスに課税され、低所得者ほど負担が重くなる大衆課税であります。  これまでも国民の暮らしや経済を破壊し、景気悪化を加速させてきました。消費税増税に伴う市民の重い負担は1回限りの臨時福祉給付金などで帳消しになるものではありません。  さらに、マイナンバー導入を促そうと軽減税率に連動させるような姑息なやり方は論外であります。消費税収入は、社会保障のためという口実も既に破綻済みであります。大企業、富裕層への優遇税制をただすなどの応能負担で財源を確保し、消費税に頼らない経済政策に転換すべきであります。  労働者の年収は、1997年以来、平均で70万円も減少しています。最近でも22カ月連続で所定内賃金が前年同月水準以下となっています。消費税8%で、平均的なサラリーマン世帯で10万円もの負担増であります。家計は冷え切っており、消費者物価指数は、貧困と格差の拡大を一層深刻にしています。  また、全国中小企業団体中央会の調査では、多くの中小企業が現状でも原材料高、燃料高を販売価格に転嫁できないと訴えています。消費税増税分を転嫁ができず、身銭を切って納税する苦境に追い込まれています。  高齢者には、年金削減と大増税の二重苦が押しつけられました。年金は、一昨年に続いて削減され、医療費も後期高齢者医療保険料も軒並み値上げされました。年金は減らされているのに物価の値上げと増税でどうやって暮らしていけというのか、という怒りの声が渦巻いています。あらゆる分野で国民生活が壊されれば、日本経済の土台である家計消費が冷え込み、景気は間違いなく悪化します。  地方財政については、消費税増税は地方自治体の物品購入のコストも増大し、大きな影響が出ています。またなお、婚姻歴のないひとり親家庭に寡婦控除のみなし適用や雇用奨励金交付事業の対象の拡大、住宅リフォーム助成事業限度額の引き上げなど、市内産業の活性と雇用の場の確保などは評価できるものであります。  しかし、「自然と共生する住みよいまちづくり」と施政方針で述べられましたが、現実は、産廃処分場が3カ所も計画され、豊かな自然環境を破壊する事態となっています。また、関電の石炭火力など、赤穂は組みやすしと見られているのではないでしょうか。消費税増税の影響をまともに受けた会計の決算認定については、以下のとおりであります。  認第4号 平成26年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定、第5号 平成26年度赤穂市農業集落排水事業決算認定、認第10号、平成26年度赤穂市病院事業決算認定、認第11号、平成26年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について、認第12号、赤穂市水道事業会計決算認定は、いずれも消費税増税をまともに市民に転嫁したものであり、同意できません。  平成26年度赤穂市病院事業会計での消費税納付額は約3億900万円にもなります。病院事業会計に大きな負担となっています。議案外ですが、消費税増税の影響は、学校給食費にも影響が出ています。これまでも燃料が高騰した際、財政支援をしたように、値上げを据え置き、保護者負担を軽減すべきでありました。  次に、一般会計についてであります。  その1は、安室ダム水道用水供給企業団負担金・出資金についてであります。平成26年度負担金・出資金は6,519万8,000円であります。ダム建設費の負担割合は、建設費85億円のうち、利水に係る35.9%を2市1町で負担をしております。広域水道の給水については、50万人の給水計画をつくる必要がありますが、県の無理を押しつけられて負担し続ける、まさに税金のむだ遣いの最たるものであります。そもそも給水設備設置が不要であり、補助対象にもならないのであります。水利権を県に買い取ってもらうしかありません。  その2は、マイナンバー制度についてです。  平成26年度は、特定個人情報保護評価支援業務委託として162万円支出されています。マイナンバーは、国が国民一人一人に特定の12桁の番号をつけて、税や社会保障などの個人情報を一元管理するものですが、個人のプライバシー情報が容易に照合され、集積され、個人情報の漏えいを100%防止できないという根本的な欠陥を持つ制度であります。国民にとっての利便性の向上はほとんどなく、その真の狙いは、徴税強化と社会保障給付削減にあります。政府は、制度を実施する前から、銀行の預貯金情報やメタボ健診への対象拡大を行い、また、消費税の軽減税率の還付にマイナンバーカードを使用することも検討していますが、人権侵害にもつながる大問題であります。  同じ制度を導入したアメリカや韓国では、情報漏えいや「なりすまし」犯罪が多発し、見直しを迫られています。また、ヨーロッパ諸国では、プライバシー侵害から、国民を守る立場で共通番号制度を導入していません。こうした危険な制度を始めようとするのは、世界の流れに逆行するものであります。  以上の理由から、この制度を導入する必要は全くなく、反対せざるを得ません。  その3は、人権推進費、隣保館事業並びに人権教育振興事業についてであります。  人権を尊重する社会を構築するとして同和行政を継続しています。行政が地域を特定し、新たな差別を固定するものであります。学校教育においては、憲法を原点にし、どの子にも行き届いた教育を進める民主教育こそが求められており、市民一人ひとりが全ての人の人権を尊重する社会の構築というのであれば、子どもを地区・地区外などと選別する事業は直ちにやめるべきであります。  その4は、周辺地区図書館サービス事業についてであります。  平成26年度は、児童図書配達冊数は、とうとうゼロ件になりました。合計でも年々減少の一途であります。移動図書館廃止の代替事業として始まったこの事業も年々貸し出し数が減る一方であります。誰もが等しく、高齢が進む周辺地区での図書館サービスの充実は今後ますます求められています。図書館法第5号には、分館、閲覧所、配本所等を設置し、及び自動車文庫、貸し出し文庫の巡回を行うことと明記しています。また、日本図書館協会は、全ての国民は、図書館利用に公平な権利を持っており、人権、信条、性別、年齢やそのおかれている条件等によって、いかなる差別もあってはならないと述べており、これらのことが確実に実現されるよう、図書館サービスの充実に努めなければなりません。移動図書館の復活こそ検討すべきであります。  次は、認第8号 平成26年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  この会計は、建設費元利償還にかかわる一般会計からの繰り入れが主な予算となっています。駐車場使用料収入は、全額整備会社の収入とし、駐車場管理費用と直接・間接経費に分けて駅周辺整備会社本体の事業費に充てていますが、極めて不透明と言わざるを得ません。辛うじて黒字を装っているのが実態であります。事実上、第三セクター経営支援のための隠れ補助金、委託となっています。指定管理を変更し、事業収支をガラス張りにすべきであります。  最後に、認第10号 平成26年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計予算歳入歳出決算認定についてであります。  後期高齢者医療制度は、医療費のかかる75歳以上の人だけを切り離して別勘定にし、医療費が増えれば増えるほど負担が増える仕組みとなっています。兵庫県広域連合では、平成26年、27年度の保険料均等割額で4万7,603円で、2,079円増、所得割率は9.14%になり、0.91ポイント増えています。2年ごとに引き上げられているのが実態であります。後期高齢者医療制度は、民・自・公の三党の合意で、廃止が事実上棚上げとなり、さらに消費税増税と社会保障の一体改悪で、年金は今後も引き下げられ、高齢者にとっては幾重にも負担増を強いられる結果となっています。  年齢で高齢者を分断し、差別するという根本的なこの制度の問題が解決されていません。この制度は、存続すればするほど被害が広がる制度であり、直ちに廃止し、もとの老人保健制度に戻すべきであります。  以上、反対理由を述べてまいりましたが、議員諸氏の御賛同をお願い申し上げまして、討論といたします。 ○議長(家入時治君) 次、5番 山田昌弘議員。 ○5番(山田昌弘君)(登壇) 私は、新風を代表して、認第1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定をはじめ、各会計決算認定について、全て可決すべきものであるとの考えから、私見も交えながら、賛成討論を行いたいと思います。  本年の決算特別委員会におきましても、例年のとおり、決算審査方針にのっとり、当局から提出されました資料をもとに終始熱心かつ慎重な審査がなされたところであります。  改めて、決算特別委員の皆様の御苦労に対し、心から敬意を表したいと思います。  ここで私なりに所見を述べさせていただき、議員各位に決算の認定について御賛同を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。  平成26年度の我が国経済は、大胆な金融政策と機動的な財政施策等の実施によって、緩やかな回復基調が続いたものの、個人消費等に弱さが見られました。  国においては、地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策により、経済の好循環を確かなものとし、地方に経済成長の成果が広く行き亘るように、経済財政運営に取り組まれたところであります。  本市においては、厳しい財政環境の中、行財政の健全運営に配意しながら、人口減少社会に的確に対応するため、施策・事業の優先順位の厳しい選択と集中を行い、特に子育て支援対策、地域活性対策、安全・安心対策の3点を重点項目として、誰もが希望と誇りを持って、住み続けたいと思えるような元気で魅力あふれるまちづくりの実現に向けて、諸施策の展開がなされたところであります。  まず、一般会計についてであります。  本市の財政状況は、社会保障関係費の増加や大型事業の継続実施など、行政課題に対応していくための所要財源の確保が必要となる中、歳入において、市税収入の若干の増加が見られたものの、実質的な地方交付税の減少などにより、歳入総額が減となるなど、厳しい財政環境が続きました。  このような状況にあって、第7次赤穂市行政改革大綱に基づき、中・長期的な視点に立った取り組みを行うとともに、簡素で効率的な行財政運営に努め、財政構造の健全を図りながら、元気で魅力あふれるまちづくりの実現を目指した施策の推進に努められてきたところであります。  そうした結果、子育て支援としては、子ども・子育て支援計画を策定するとともに、引き続き、保育所において、延長保育や一時預かり事業を実施するほか、幼稚園での預かり保育については、全ての幼稚園において、延長保育や夏季休暇等の長期休業日の保育を実施するなど、多様する子育てニーズに対応する支援施策を推進されたところであります。  また、婚姻歴のないひとり親家庭への寡婦控除のみなし適用など、子育てしやすい環境整備に努められたほか、独身男女の出会いの場の提供による結婚へのきっかけをつくる取り組み支援など、少子に対応する事業に取り組まれたところであります。  地域活性対策としては、雇用奨励交付金事業の対象者の拡大や住宅リフォーム助成事業の助成限度額の引き上げなどを実施し、市内産業の活性と雇用の場の確保に努められたところであります。  また、転入者定住支援金の交付や新婚世帯への賃貸住宅の家賃の一部助成を行うなど、市内外の若者世代の本市への定住を促進されたほか、新たに東京あこうのつどいを開催するなど、赤穂市の情報と魅力の発信に努められたところであります。  さらには、赤穂観光アクションプログラムに基づき、多彩なイベントを実施するなど、観光客の増加や交流人口の拡大につなげるよう取り組まれたほか、赤穂情報物産館開設事業や地産地消推進事業を実施するなど、中心市街地並びに地域のにぎわいと活力の創出に努められたところであります。  安全・安心対策としては、地震、津波、風水害等の自然災害から市民の生命、身体を守るため、防災行政無線の工事に着手し、迅速・的確な情報伝達体制の整備を図るほか、小中学校の校舎や幼稚園舎などの耐震対策補強工事を実施するなど、学校園をはじめとする地震対策の計画的な推進に取り組まれております。  さらには、ごみ処理施設の大規模改修工事、尾崎・御崎地区都市再生整備事業をはじめ、都市計画街路事業、土地区画整理事業などの継続事業についても順調に実施、推進されてきたところであります。  以上のように、行財政の効率的な運営に配慮しながら、着実かつ積極的に市民福祉の向上に努められた平成26年度一般会計の決算については評価できるものであります。  次に、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計についてであります。  公共下水道事業及び農業集落排水事業については、引き続き、衛生的で快適な市民生活が確保されるよう、また、防災の観点からも適切な事業運営を期待するものであります。  次に、駐車場事業特別会計についてであります。  赤穂駅駐車場・駐輪場の運営は、指定管理である赤穂駅周辺整備株式会社が利用料金制度により適切に管理しており、特別会計では、主に起債償還のほか施設の維持修繕を行っており、今後とも駐車場・駐輪場の適切な維持管理を期待するものであります。  次に、後期高齢者医療保険特別会計についてであります。  後期高齢者医療制度については、兵庫県後期高齢者医療広域連合と連携し、保険料の徴収事務をはじめ市民からの相談、各種申請の窓口としての役割を果たしておられます。今後とも業務処理に支障が生じないよう、的確な対応を期待するものであります。  次に、病院事業会計についてであります。  全国的な医師・看護師不足、さらに医師の地域偏在による影響により、医療提供体制の維持が厳しい状況の中、医療従事者の業務改善や待遇改善を図るなど、医療従事者の確保による診療体制の回復に取り組まれておりますが、赤字決算となり、経営環境は厳しい状況となっております。  このような厳しい状況ではありますが、第二期基本構想の確実な推進に取り組み、医師にも患者様にも選ばれる病院となるよう期待するものであります。  次に、介護老人保健施設事業会計についてであります。  今後とも介護老人保健施設の目的である利用者の在宅復帰、在宅生活支援につながる効率的で適正なサービス提供を行い、施設利用効率の向上を図ることにより、経営の安定に取り組まれることを期待するものであります。  次に、赤穂市水道事業会計についてであります。
     人口減少等により、水需要の大きな伸びが期待できない中、赤穂市水道ビジョンに基づき、老朽した水道施設の更新、耐震を図っていることから、厳しい経営環境になっている状況にありますが、引き続き安全でおいしい水の安定供給に努めるとともに、健全な経営環境の維持を図ることを期待するものであります。  これら各会計以外の特別会計及び企業会計においても、厳しい財政状況や経営環境の中にあって、その目的に沿った事業の展開がなされたものと一定の評価をするものであります。  以上のとおりでありますが、今回の決算特別委員会において、各委員から開陳されたいろいろな御意見、要望については、今後の行政執行を行う上で十分配慮され、市民福祉の向上に努められるようお願いしておきたいと思います。  以上、平成26年度の一般会計をはじめ各会計の決算につきましては、委員長報告どおり認定すべきものと考えますので、何とぞ議員各位におかれましては、私の意をお酌み取りいただき、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論を終わります。 ○議長(家入時治君) 以上で、通告による討論は終わりました。  他に討論はございませんか。(なし) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、認第1号 平成26年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。(起立多数) 起立多数であります。  よって、認第1号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次、認第2号 平成26年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認第3号 平成26年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第2号及び認第3号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、認第4号 平成26年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認第5号 平成26年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに賛成の議員の起立を求めます。(起立多数) 起立多数であります。  よって、認第4号及び認第5号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、認第6号 平成26年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認第7号 平成26年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第6号及び認第7号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、認第8号 平成26年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてないし認第12号 平成26年度赤穂市水道事業会計決算認定についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  本決算については、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに賛成の議員の起立を求めます。(起立多数) 起立多数であります。  よって、認第8号ないし認第12号は、委員長報告のとおりそれぞれ認定することに決しました。  次、第84号議案 平成26年度赤穂市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第84号議案は原案のとおり可決されました。  本会議を午前10時45分まで休憩いたします。     (午前10時29分)                 (休   憩) ○議長(家入時治君) 本会議を再開いたします。      (午前10時45分) ◎議案上程 ○議長(家入時治君) 次は、日程第5、報第13号 専決処分の報告についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(家入時治君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました報告案件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  報第13号 専決処分の報告についてであります。  まず、専第7号 御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更につきましては、御崎小学校耐震補強外工事の執行に伴う工事請負契約の変更に係るものでありまして、本案のとおり専決処分を行ったものであります。  次に、専第8号 赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更につきましては、赤穂中学校耐震補強外工事の執行に伴う工事請負契約の変更に係るものでありまして、本案のとおり専決処分を行ったものであります。  詳細につきましては、担当部長から御説明いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(家入時治君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(家入時治君) 続いて、所管部長の細部説明を求めます。  田淵総務部長。 ○番外総務部長(田淵 智君) それでは、上程議案の細部につきまして御説明申し上げます。  お手元の平成27年11月第4回赤穂市議会定例会提出議案をごらんいただきたいと思います。  3ページをお願いいたします。  報第13号 専決処分の報告についてでございます。  専第7号及び専第8号につきましては、急施を要しましたので、専決処分をさせていただいたものでございまして、その御承認をお願いいたしたいものでございます。  4ページをお願いいたします。  専第7号 御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更についてでございます。  本件につきましては、平成27年6月12日に議決いただきました御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結についての議決変更に係る専決処分の御承認をお願いいたしたいものでございます。  その内容といたしましては、請負金額につきまして2億260万8,000円を2億763万1,080円に変更いたしたものでございます。変更理由といたしましては、仕上げ剤撤去後の現場状況により、下地処理及び老朽箇所の改修工事のほか、外壁改修工事について、足場組み立て後の全壁面調査を行った結果、補修箇所が増加したことなどによって、工事費の追加をいたしたものでございます。  次に、5ページをお願いいたします。  専第8号 赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更についてでございます。  本件につきましては、平成27年6月12日に議決いただきました赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結についての議決変更に係る専決処分の御承認をお願いいたしたいものでございます。  その内容といたしましては、請負金額につきまして、2億3,004万円を2億3,911万7,400円に変更いたしたものでございます。変更理由といたしましては、足場組み立て後の外壁全面調査によるクラックほかの補修、また仕上げ剤撤去後の現場状況により下地処理及び老朽箇所を改修するほか、老朽した給水管の改修などが必要となったため、工事費の追加をいたしたものでございます。  以上で、報第13号の説明を終わらせていただきます。 ○議長(家入時治君) 所管部長の細部説明は終わりました。 ◎質疑・委員会付託省略  討論・表決 ○議長(家入時治君) これより質疑に入ります。  まず、専第7号 御崎小学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について御質疑ございませんか。  6番 釣 昭彦議員。 ○6番(釣 昭彦君) この件に関してお伺いします。  なぜ、こういう公共工事というか、いつもこういう追加、変更が生じるのか不思議でなりません。以前もこの庁舎改修においても、足場立てた後に補修がわかったということでありますけれど、本来であれば設計の段階でわかるはずです。もう最近であれば、公共工事には必ずこういう変更があって、追加追加追加というか、今回でもこの工事500万円程度追加ですけど、非常に高額であります。こういう追加があった場合には、設計をした者にそういう何らかの制裁金とか、そういう考えがあるのか。また、これからもこういう変更、下地処理とかその辺、学校の程度であれば、足場がなくても多分点検はできたはずなんですけど、そういう設計に関してのそういう考え方、もうちょっと決め事はないのか、それこそ見積もりして、契約する際には、もう追加は出しませんよとか、そういう考えはないのか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 御崎小学校の耐震外工事につきましては、議員おっしゃいますように、事前に実施設計を行っております。ただ、この実施設計につきましては、外壁補修等につきましては目視ということで、今、変更理由で申し上げました追加につきましては、仕上げ材の撤去、あるいは家具の一時撤去、そして足場組み立て後の全壁面調査といった工事着手後でしかわからない原因による工事費の増加でありますので、御理解をいただきたいと思います。したがいまして、実施計画を設計した業者への制裁金といいますか、違約金については考えておりません。業者につきましては、市が指示した内容で実施設計をくくっております。  以上です。 ○議長(家入時治君) 6番 釣 昭彦議員。 ○6番(釣 昭彦君) 先ほどお伺いしましたけれど、実施設計のときには目視でするようにという規定があるようですけれど、この辺をもう少し的確に、本来の施工ができるような、目視でなく、壁たたくなり、そういう予想ができると思いますけど、そういう考えはなかったのか。それと、そういう実施設計の際には追加のないように、必ず調査する、そういう項目は上げられないのかをお伺いいたします。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 確かに実施設計の段階で、足場を組みまして、全面を高圧洗浄して、クラックを詳細調査することは可能であります。しかしながら、例えば御崎小学校で言いますと、その足場組み立てには約590万円、詳細調査には70万円という経費、トータル約660万円の委託料の追加が必要になってまいります。ただ、この足場、約590万円につきましても、工事に入りますと再び設置する必要がありますので、二重投資といいますか、不要な経費はなるべく削減をして、工事に入った後、どうせ足場を組むんですから、調査をして実施するということが最も経済的と考えております。 ○議長(家入時治君) 6番 釣 昭彦議員。 ○6番(釣 昭彦君) 答弁を聞けば聞くほど、何かちょっと。もし実施設計で足場が必要であれば、足場を立てて点検すれば、そして、その足場を残して工事をする、そのほうが一石二鳥ではないかと考える。余りにもこういう、いつも追加追加追加と出ることに私たちは疑問を感じております。やはり一般社会の普通の工事関係では、追加なんて、よほどのことがないと出ないのが現状であります。だからそういうことで、これからもできないのか、その辺をお伺いします。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 御崎小学校の例で言いますと、実施設計につきましては、平成26年の7月から26年の12月ということで、平成27年度予算に合わせて設計を行っております。そして工事につきましては補助事業ですので、平成27年6月から着手ということで、実施設計から工事の間は約半年かかりますので、この間、足場をそのまま置いておくということにつきましては安全上の問題でありますとか、また工事の順番を考慮しなければならない、足場があることによってそういう工事工程の関係でありますとか、子どものおる施設でありますので、そういう心配もあります。したがいまして、足場をそのまま工事まで残しておくというのは実施はできないと考えております。 ○議長(家入時治君) 12番 川本孝明議員。 ○12番(川本孝明君) この御崎小学校のそもそも建設されてから幾ら年月がたっているのか。十分、年月によっては想定されるわけでしょ。そういう外壁のクラックとかいうことは。そこら辺は、その建設業者に事前に十分にそこら辺は調査するように言っておけば、その請負金額変更しなくても十分にその中に、込みで請負金額の中に十分に最初から盛り込んだ上での契約というのができるんじゃないかなというふうに思うわけですけども、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 今手元に御崎小学校の建設年次は持っておりませんが、耐震工事を行っておりますので、昭和56年以前の建物ということで、相当老朽をしておりますので、耐震に合わせて大規模改造を行っております。そういう建物については、クラック等予想してというお話でありますが、ある程度は、ほかの建物等も考慮した上で、クラック等の補修は見ておりますが、ただ、それは完全ではなくて、やっぱり足場を組んで、高所については洗浄、目視と、あるいは打診という形で調査をしないと正確な数字は出てこないということですので、今回、その追加を行うものということでございます。 ○議長(家入時治君) 14番 永安 弘議員。 ○14番(永安 弘君) クラックの話が出たんですが、点検しようと思ったら、どこでもできるんじゃないかなと思うのと。それは逆に言うたら、テラスもありますし、それから窓もありますし、いや、そこの部分だけが、私が聞きたいのは、そこの部分だけ調査するか、全部を調査しないといけないのか、そこらを一回お聞きしたいと思います。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 外壁のクラックにつきましては、当然補修をするに当たりましては、全部足場を組んで工事まで打診、目視で行うと。その上で施工するということでございます。
    ○議長(家入時治君) 次、専第8号 赤穂中学校耐震補強外工事請負契約の締結に係る議決変更について御質疑ございませんか。  14番 永安 弘議員。 ○14番(永安 弘君) 給水管、こういう部分でも、やはり調査は最初からするべき工程には入っておるんではないかということを1点お聞きしておきます。  それから金額的にも900万円というのはすごく予算的にも、どういう関係で、この900万円が出たのか、その部分、もし詳細がわかればお聞きしたいと思います。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) まず、1点の給水管につきましては、外部に耐震ブレースを設置するため、その周辺を掘削しましたところ、埋設の配管の鉄管が劣化していることが判明したので、その改修を行ったものであります。  それと900万円の内訳でありますが、主なもので言いますと、床のフローリング下地ほか内外装、こういった仕上げ材を撤去して、詳細調査の結果、老朽により改修する必要があると判断された箇所が約180万円、それと屋外の給排水管、先ほど言いました給排水管が約170万円、外壁の塗装改修による下地補修が約170万円、耐震スリットをつけるために家具を撤去しましたところ、その家具が老朽して傷んでおりましたので、その補修が約130万円、理科室のガス管の配管の補修が約100万円ということで、トータル、直接経費で750万円で、あと税、経費を足しまして約900万円という内容でございます。 ○議長(家入時治君) 14番 永安 弘議員。 ○14番(永安 弘君) ちょっと、私も内容は余りわからないんですが、何か追加追加というようなことが見受けるんですが、それは仕方ないのかなと思うんですが、やはり最初からきちっと、調査費の中から、何のための調査やったんかなというのが一番懸念されるんですが、やはり今後のこういう実施設計に当たっては、責任の所在というのは、ある程度の明確を持っていかなければならないと思うんですが、その点について、釣議員が言われたような、その点について、もう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 幾ら経費をかけて設計をくくるのかということでありますが、現在については、効果的な実施設計の仕様ということで、実施設計の段階で足場を組んで、全て壁面を洗浄して設計をくくるというようなことは、釣議員にお答えしましたとおり、経済的ではないと、二重投資になるということを考えておりますので、できるだけ変更がないような設計を打ってまいりたいと思いますが、全てを実施設計の段階で調査できるわけではありませんので、ある程度工事に入った後判明することもございますので、その点は御理解を賜りたいと思います。 ○議長(家入時治君) 3番 小林篤二議員。 ○3番(小林篤二君) 1点だけ、1つは、財源が予算措置がない中で、これだけの経費が膨らむんですが、予算措置、財源措置はどうなっているのかということ。先ほど老朽給水管の補修ということで、普通、老朽してて管が傷んでるということになると漏水という問題もあったんじゃないかと思うんですが、その辺の調査段階、その管の状態が漏水しているかどうかとかいうのは、壁面からでもわかると思うんです、音波で診断するということも可能ですし、その辺の調査は、設計段階では入ってなかったんですか。当然、管を、壁面めくってみないとわからないというような話なんですが、そういうようなものですか。水が流れてると、その辺の異常事態というのはわかると思うんですが、どうなってますか。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) まず、財源でございますが、大規模工事となりますので、補助対象になります。あとは国庫、それから起債、残りは一般財源ということであります。  それから漏水につきましては、この水道管、特に漏水の報告は受けておりません。外壁をめくったときに腐食をしているので、今後、せっかく工事をしますので、この際入れ替えて、鉄管から塩化ビニール管に替えたということでありますので、現時点で漏水は確認されておりません。 ○議長(家入時治君) 3番 小林篤二議員。 ○3番(小林篤二君) 財源については、これ起債の充当率とか補助率は何%ぐらいいくんですか。一般財源の持ち出しは幾らなんですか。  あと、給水管ですけども、設計段階で、そういう調査費も含めて入ってる、それも目視だけだということになると、毎回こういうことが出てくるんだと思うんです。そこだけ給水管、めくったとこだけが悪かった、腐食していたというんじゃなくて、学校全体に給水管老朽し、増えるわけですから、それをわかる方法はなかったのか。当然全体に傷んでいるんじゃないかという想像がつくんですが、そうなると本格的な給水管についての工事が要るんじゃないですか。そういう想定が逆に出てくるんじゃないですか。いかがでしょうか。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 特定財源と一般財源の金額については、本議案と関係ありませんので、手元には持っておりません。  それと、設計が目視のみということでございますが、先ほど言いましたように、掘削してまで設計はしておりませんので、今回、給水管の取り替えにつきましては、ブレースを設置するための掘削、その箇所の給水管が老朽していたので、追加したと。ただ、大規模改修につきましては、当然壁面等も修理いたしますので、その時点では、全ての給水管のチェック、外壁を仕上げ材をめくった段階で調査して、鉄管等老朽している管につきましては、塩ビ管のほうへ入れ替えをしているということでございます。 ○議長(家入時治君) 3番 小林篤二議員。 ○3番(小林篤二君) 財源については関係ないと、議案に関係ない。そんなことないでしょ。関係あるでしょ。補助がつくというんでしょ。起債を充てるというんでしょ。今回、参考資料もついてませんし、わかりにくいんですが、こういうのは最初の段階でやれば、予算の中でくくって、財源措置もこうですよという説明するじゃないですか。これ、あとまた、3月議会あたりで補正予算として出てくるんですか。今の時点で、この予算措置が財政としては要るでしょ。これを市長がオーケーですよと、議案として出していいよというんであれば、それなりの根拠が我々も欲しいです。もう一度答弁願いたい。大規模改造の段階で、給水管については、改めてここは、モデル的に悪かったんだから、全体にもう一回見直して、チェックをかけるということになるんですね。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 赤穂中学校の耐震外工事につきましては、予算額が事務費を除きまして2億5,590万円ということで、現契約は、この予算内にございますので、特に補正等の必要はございません。したがいまして、財源的にも変わりないということであります。  それから給水管につきましては、大規模改修に当たりまして、施設の点検を行いますので、老朽している、腐食している管については入れ替えるということでございます。 ○議長(家入時治君) 17番 田端智孝議員。 ○17番(田端智孝君) まず最初に聞きますけども、これ改修しなければならないとわかったのは、いつの時点でわかったんですか。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 全体につきましては、10月の下旬でございます。 ○議長(家入時治君) 17番 田端智孝議員。 ○17番(田端智孝君) 全体で10月下旬にわかったんですか。それは、今まだ工事されているんですか。そういったことの詳細な資料を専決処分ということで、資料何もいただいてないんですけども、そういった詳細な資料をいただけないですか。いただきたいと思います。  それと、こういうようなものは、要は、総予算が2億5,000万円あって、請け負う側は、少なく請け負ってて、後で、それまでに追加したら、何ぼでもいけるという、うがった見方すれば、そういったこともできるんです。そういったことは調査されているんですか。 ○議長(家入時治君) 田端議員、詳細な資料というのは、どの点についての詳細。 ○17番(田端智孝君) 詳細な資料ということは、今回改修した資料をいただかないことにはわかりません。一番最初の分は設計でわかってますけども、追加の分をもらわないと議員はわからないから、その辺を請求いたします。 ○議長(家入時治君) 改正した部分の全部の詳細資料をということ。  三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) この赤穂中学校の変更につきましては、先ほど申しましたように、今、多項目があって、私は10月末というのは、設計をくくった、変更額が固まった時期でありまして、変更内容については、工事に入っておりますその都度、ちょっと時期は把握しておりませんけども、それぞれの項目において、同じ日ではなくて、それぞれ別の日で確認が取れていると思っておりますので、ちょっと資料については、一度相談をさせていただいたらと思います。 ○議長(家入時治君) 本会議を暫時休憩いたします。    (午前11時12分)                 (休   憩) ○議長(家入時治君) 本会議を再開いたします。      (午前11時16分)  三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 赤穂中学校の変更の経過の図面につきましては、直ちにちょっと提出できませんので、できましたら、次回の竣工検査のときに説明をさせていただけたらと思います。 ○議長(家入時治君) 17番 田端智孝議員。 ○17番(田端智孝君) 次回の竣工検査いうたら、かなり遅くなるわけです。あしたあさってにしません。ということは、27日、本会議あるんですけども、それまでに出していただきたいわけです。次回の竣工検査いうたら、多分、詳細な設計はないのと違うんですか。それと、何で9月の議会で請負金額の変更という議案が出なかったんですか。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 竣工検査は12月4日に予定をしておりますので、それでお願いできたらと思っております。その提出日につきましては、建築のほうと相談して、今からつくりますものですから、どのぐらいでできるものか、あさってに間に合うのかどうか、ちょっと確認をしたいと思います。  また、9月の時点では、設計の金額がまだ固まっていないということで、10月末になったものであります。 ○議長(家入時治君) この際申し上げます。  会議規則第80条に、表決については条件をつけることはできないということがございます。ということで、表決はさせていただきたいと。その後、今の答弁では、今の予定の12月4日の竣工検査に説明をさせていただきたいということでございますけれども。  本会議を暫時休憩いたします。          (午前11時19分)                 (休   憩) ○議長(家入時治君) 本会議を再開いたします。      (午前11時28分)  説明資料準備のため、午後1時まで本会議を休憩いたします。          (午前11時28分)                 (休   憩) ○議長(家入時治君) 本会議を再開いたします。       (午後1時00分)  地方自治法第121条の規定により、澗口建築担当課長を議会説明員として出席させております。  ただいま配付した資料について、当局より説明いたさせます。  三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) まず、小林議員のお尋ねがありました900万円の財源でありますが、まだ、実績報告書を提出をしておりませんので、補助対象事業費は確定しておらず、現時点での見込みとはなりますが、900万円全てが補助対象事業費となりますと、耐震部分では補助率が2分の1、大規模改造事業では3分の1、残り全て100%起債充当になりますことから、一般財源につきましては、その充当残という程度になってまいります。また、工事の変更内容につきましては、資料に基づきまして、建設経済部の澗口建築担当課長より御説明申し上げます。 ○議長(家入時治君) 澗口建築担当課長。 ○番外建築担当課長(澗口彰利君) それでは、本日、先ほどお配りいたしました赤穂中学校耐震補強外工事概要につきまして説明させていただきます。  A4物で、両面コピーしているものでございます。  最初の工事目的から工事概要7番につきましては、当初の予定、工事概要等記載しておりまして、今回の変更によりまして、907万7,400円の追加を行ってございます。  裏面をお願いします。8番、変更工事概要ということで、主な概要といたしまして、①から③までございます。①外壁塗装改修に伴います下地躯体補修ほか、②内装下地の補修ほか、③屋外給水配管改修ほかでございます。その下になりますけれども、概要の1から3までの項目で記載させていただいております。これにつきましては、直接工事費ベースで金額を記載しておりまして、ちょっと見にくいんですけれども、外壁塗装改修に伴います躯体の追加につきましては、B棟、C棟にございまして、まず、一番上ですけれども、クラック樹脂注入につきましては、B棟で67.7メーターの追加、約36万円の追加、C棟では増減がございません。その下、モルタル浮きピンニング注入ですけれども、これにつきましては、B棟で107.0平米、約102万円の追加、C棟が44.5平米の追加で、約45万円の追加でございます。露筋箇所、これにつきましては、鉄筋が露出している箇所でございますけれども、そちらの樹脂モルタル補修でございますけれども、B棟で9.8平米、約20万円の追加をいたしてございます。その他でございますけれども、C棟、D棟の外部、エキスパンジョイント金物というものがございまして、これにつきましても今回取り外しまして、下地の状況を確認いたしましたところ、腐食が激しかったものでございますので、50.7メーター、約69万円を追加いたしております。その他としまして、1階テラス、これはC棟になりますけれども、テラス部の土間コンクリートの改修を予定しておりましたが、クラックの状況がひどかったため、一部コンクリートを外したところ陥没箇所が見られたということで、その陥没箇所の対応するために約13万円追加いたしてございます。よりまして、①の外壁関連について追加する金額が、B棟で158万円、それから右側ですけれども、C棟で127万円、計285万円を①の項目について追加いたしております。  それから、その下ですけれども、②内装下地補修ほかの追加ということで、これもB棟、C棟ございますけれども、B棟につきましては、主に耐震スリットの取合い、耐震スリット工事を行うことに伴いまして、家具を8台、それから流し台1台の新設工事が追加してございまして、約130万円追加いたしております。  それから既存の撤去ということで、理科室準備室のドラフトチャンバ撤去ということで40万円の追加、それから木製ドアの取り替え、理科室3ほかの3カ所ということで31万円、ガス配管の改修ということで、理科室2で約40メーター配管を取り替えまして54万円の追加。それから床下地の補修ということで、金工木工室192平米につきまして50万円の追加いたしてございます。金工木工室につきましてはC棟でございます。よりまして、②の内装下地関連につきましては、B棟が255万円の追加、C棟では50万円の追加で、合計305万円の追加いたしてございます。  それから3番ですけれども、屋外給水配管改修ということで、B棟とC棟の間にございます中庭に埋設されている配管でございます。これにつきましては、HIVP管75π、33メーター、50π、41メーター、それから接続仕切り弁等を取り替えまして、170万円追加いたしてございます。  以上の①、②、③を合計しまして、直接工事費として約760万円追加いたしまして、あと現場監理費、一般監理費、諸経費、消費税ということで、147万7,400円を計上しまして、合計907万7,400円の追加をいたしてございます。  以上の追加内容でございます。 ○議長(家入時治君) 当局からの提出資料の説明は終わりました。  なお、提出資料についての質疑は、議長の許可により、再度質疑を認めます。  提出資料について御質疑ございませんか。  17番 田端智孝議員。 ○17番(田端智孝君) 続いてお聞きします。  これらがわかったのは、それぞれいつの時点か、日にちを教えていただきたい。それがまず1点。  それと、①のその他雑で、1階テラスコンクリート改修工法変更、これは、たたいてみて陥没していたから直しました。ただ、これは1階テラス全部をたたいて点検したかどうか。するんなら、全部たたいてしたほうがよろしいと思いますので、その辺お聞きします。  それと②の家具新設ほか、それから木製ドア取り替えほか、床下地補修ほか、これらは、何も途中でわかるんでなしに、初めからわかってるはずなんです、これらは。この文面から見ますと。そういうことで、これらは最初からなぜわからなかったのか。以上、お聞きいたします。 ○議長(家入時治君) 澗口建築担当課長。 ○番外建築担当課長(澗口彰利君) 項目の現場の状況ですけれども、外壁につきましては、着工から足場組みまして、調査かかりまして、9月の末時点で、総合数量、これにつきましては、全数調査ということで、調査結果に基づいて、市の職員が立ち会って、追加、変更、現況を確認いたしまして、どういう項目がどれぐらい増えているという、現地確認して、それが最終的に終わったのが9月末ぐらいということでございます。  それから、主に②につきましては、8月中旬ぐらいから、内装の関係、それから家具の取り外しの時期で、8月中旬から9月下旬にかけて、内装の状況を確認しながらという状況で、新たに発覚されたということでございます。  それから、①のその他のテラスのコンクリートにつきましては、全てたたいて調査しておりまして、一部クラックが5ミリ程度開いている箇所がございまして、そこの状況を一部上部を外した段階で亀裂が下まで、土間の厚みが150ぐらいあるんですけれども、下が見えたということで、そこの部分については下が沈下して、ない状況になってますので、そこをコンクリートで埋め戻して、それから全ての補修を行ったということでございます。  それから家具の取り外しなんですけれども、これにつきましては、柱についている腰壁が1メーターぐらいの高さがあるんですけれども、そこの柱と腰壁を構造的に縁を切りまして、地震が起きたときに、柱に応力がかからないような形のものが耐震スリットになるんですけれども、耐震スリットを工事するに当たりまして、そこの理科室についてます作業棚とか、そういう家具があるんですけれども、耐震の補助になりますと、対象箇所から1メーターまでという補助の範囲がございますけれども、せめてその範囲で家具を、部分的に補修しようというものが、もとの設計でございましたけれども、家具を全部取り外した状況を確認しますと、裏のところが水でぬれて腐ってるとかいうことで、もう家具全体、そこの部分だけ替えても、残っている部分が、今後すぐに使えなくなるという状況が確認されましたので、もう全て全部家具を取り替えたということが、この家具新設ほかの8台、流し台でございます。  それから木製ドアの取り替えにつきましては、今回、理科室が3部屋ございまして、その間に準備室というのが2部屋と、その準備室がございまして、今回の大規模改造工事で物品を移動する場所がございますけれども、移動する場所がないということで準備室を、さわらない部屋ということで、物置に置いてまして、そこの部分については、今回の工事の対象外ということで、扉の取り替えを外してましたけれども、現実に、そこの扉を確認しましたところ、やはりドアチェックの状況が悪いとか、中側から見たときに、建具がちょっとひずんでるとかいう状況がございましたので、今回取り替えることといたしてございます。  金工木工室の下地につきましては、上のフローリングを撤去した状況でしたので、わからなかったということでございます。 ○議長(家入時治君) 資料について質疑はございますか。  3番 小林篤二議員。 ○3番(小林篤二君) 1点、トータル、変更直接工事費が760万円ということでありますが、落札率は書けないのかという点お聞きしておきたい。  財源内訳は、まだわからない、実績報告が出てないからということでしたが、どのぐらいの補助の割合と起債との割合、この辺は大体つかんでないんですか。 ○議長(家入時治君) 澗口建築担当課長。 ○番外建築担当課長(澗口彰利君) 落札率につきましては、当然変更工事でございますので、当初の落札率約94%ですけれども、設計金額に掛け率を掛けた金額が今回の追加変更額になってございます。
    ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 900万円に対する補助単独の比率ですけども、現時点では、もう全額補助に乗るというふうに見込んでおりますが、全体、国や県としては全体で判断して、個別の学校ごとの工事内容を改めて実績報告で提出して、補助対象額が算定されますので、それは実績報告書を提出してみて審査を受けないと、はっきりとはわからないということがございます。 ○議長(家入時治君) 3番 小林篤二議員。 ○3番(小林篤二君) 説明で、落札率94%ということは、760万円というのは、もう既に落札率を掛けた額なんだと。設計上は、例えば800万円とかいう数字であったということですか。その理解でいいですか。これだけの資料が出るんですから、この専決議案が出る前に出してほしかったと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(家入時治君) 澗口建築担当課長。 ○番外建築担当課長(澗口彰利君) 議員おっしゃったとおりでございます。落札率を掛けた状況での金額がここに書いてある、トータル金額の760万円でございます。 ○議長(家入時治君) 6番 釣 昭彦議員。 ○6番(釣 昭彦君) ちょっとだぶるのですけど、②の床下補修ほか金工木工室がフローリングをのけた後に難があったということでお聞きしましたけど、普通、実施設計する際、そういう設計士というのは、床を歩けば、ある程度そういうのが把握できると思う。そういうのができなかったのか。  それと3番の屋外給水配管工事ですけれども、これは本当に、急遽、基礎工事をして、いけないなというて替えたのか。できれば、これを別個として、完成してからでもできなかったのか、その辺はどうだったのかお伺いいたします。 ○議長(家入時治君) 澗口建築担当課長。 ○番外建築担当課長(澗口彰利君) 金工木工室の床ですけれども、これにつきましては、現状は、表面のフローリング傷んでますけれども、かたいものでございますので、その下までは把握できなかったということでございます。  それから2点目の給水配管ですけれども、これにつきましては、ピタコラム耐震補強をすることによりまして、地中ばりを掘削して、地中ばりから校舎のほうに蹴り込んでいる配管の盛り替えがございまして、その配管の盛り替えをするために配管を掘り出したところが、メーンのそれにつながってます主要な配管部分が鉄管でございまして、腐食が激しかったということで、今回、そこの腐食部分については老朽の心配があるということで取り替えたものでございます。 ○議長(家入時治君) それでは、この資料以外の件について御質疑ございませんか。  16番 小路克洋議員。 ○16番(小路克洋君) 先ほど2つの議案についてのいろいろ質疑があって、専第8号についての資料いただいたんですけど、これから、今お聞きになったように、議員にこれだけの資料いただいたら、いろいろな質疑ができるということがおわかりになったと思うんですけど、これからについて、まず議決変更に対する、今までも地中でわからなかったとか、高いところでわからなかったということが多々あったんですけど、今後もこの質疑を受けて、今後はどのようにされるのか、その資料の添付についてもどうされるのか、2点についてお聞かせいただきたいのと、ただ、今回も専第8号、資料いただいたんですけど、質疑が7号もあったはずなんです。別に、これに対しての説明は必要ないんですけど、やっぱり親切さとして、専第7号に対しての説明というか、こういう資料も僕は必要ではなかったのかなと思うんですけど、その点についてどうですか。専決処分のやり方について、市長のお考えお聞きしたいと思います。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) これからの対応でございますが、基本的には設計協議を行っておりまして、竣工後は竣工検査ということで、議会への説明の場がございますので、こうした変更につきましては、その場で説明をして報告をいたしたいと考えております。 ○議長(家入時治君) 三谷教育次長、こういった発注して、途中でのこういう追加ということは今後もあるのかという、工事の。それについては。  三谷教育次長。 ○番外教育次長(三谷勝弘君) 極力、当初の実施設計で詳細な調査ができればいいんですけども、冒頭申し上げましたように、やっぱり経済的な実施設計をしておりますので、なるべく設計変更がないようにはいたしたいとは存じますが、それは現場現場、ものによりまして、あり得ることも出てくるというふうに認識しております。 ○議長(家入時治君) 市長。 ○番外市長(明石元秀君) 議会の議決を要するような工事請負契約の変更、こうしたものについては、程度の問題、その工事の内容についてもいろいろあろうかと思いますけれども、こういった資料は今後出していきたいと思います。 ○議長(家入時治君) 御発言がなければ、これをもって上程議案に対する質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程中の議案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論については通告を受けておりませんが、討論はございませんか。(なし)  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  報第13号 専決処分の報告について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、報第13号は原案のとおり承認することに決しました。 ◎議案一括上程 ○議長(家入時治君) 次は、日程第6、第96号議案 平成27年度赤穂市一般会計補正予算ないし第117号議案 姫路市との間において連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結することについてを一括議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(家入時治君) これより上程諸議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、第96号議案 平成27年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  最近の経済環境につきましては、景気は、一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いており、先行きにつきましても、各種政策の効果もありまして、緩やかな回復に向かうことが期待されております。しかしながら、海外景気の下振れによりまして、我が国の景気が下押しされるリスクに加え、金融資本市場の変動が長期した場合の影響に留意する必要があるとされております。  赤穂市におきます市政運営につきましても、法人市民税や地方交付税などにつきまして、まだ不確定な要素は残されているところではありますが、今後の社会経済情勢、国の動向も見きわめながら、引き続き節度ある財政運営を行ってまいりたいと考えております。  今回の補正予算につきましては、年度を通じ、今後必要とされます事業費の追加をはじめ事務事業の執行見込みに基づく管理経費の整理並びに職員の変動等に伴います人件費の整理などを中心に補正を行うものでありまして、補正総額は470万円の減額であります。  その内容につきましては、まず、投資的経費で3,876万1,000円の追加、臨時的経費で148万6,000円の追加、経常的経費で4,494万7,000円の減額となっております。  その主なものを申し上げますと、投資的経費につきましては、災害復旧に係ります事業をはじめ、学校施設安全対策事業、地域住宅等整備事業などに要する事業費の追加のほか、尾崎・御崎地区都市再生整備事業の認証変更等に伴います事業費の変更などが主なものであります。  臨時的経費につきましては、選挙人名簿システムの改修に要する経費の追加をはじめ、野生動物対策に要する経費、再生可能エネルギー発電設備の設置に係ります審議会開催経費の追加を行うものであります。  経常的経費につきましては、施設管理経費等の年間執行見込みによる整理に加えまして、職員の変動等に伴う人件費の整理が主なものであります。  また、歳入につきましては、歳出に見合う分担金、国県の支出金、市債などの特定財源及び財政調整基金繰入金でもって均衡を図っております。  次に、第97号議案 平成27年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳出におきまして、職員の変動等に伴う人件費の整理やレセプト内容調査業務に係ります経費などが主なものであります。  また、歳入におきましては、レセプト内容調査業務の執行見込みに伴います国庫支出金を追加いたしますほか、職員給与費の執行見込みに伴います一般会計繰入金の整理を行うものであります。  次に、第98号議案 平成27年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動に伴う各会計からの繰入金の整理を行い、その額を積立金の減額で調整をいたしております。  次に、第99号議案 平成27年度赤穂市公共下水道事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理及び年間執行見込みに基づく使用料徴収経費の追加、事業費の整理などを行い、一般会計繰入金でもって調整をいたしております。  次に、第100号議案 平成27年度赤穂市農業集落排水事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、管理運営費の年間執行見込みによります歳出予算の整理を行うものであります。  次に、第101号議案 平成27年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理及び年間執行見込みに伴います事業費の整理を行い、介護保険給付費、準備基金積立金を追加いたしますほか、サービス収入、国県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金で調整をいたしております。  次に、第102号議案 平成27年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、前年度分の保険料負担金の確定に伴いまして、後期高齢者医療広域連合納付金の追加を行うものでありまして、前年度繰越金で財源の充当を行っております。  次に、第103号議案 平成27年度赤穂市病院事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動等に伴います人件費の整理を行うものであります。  次に、第104号議案 平成27年度赤穂市介護老人保健施設事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましても、職員の変動等に伴う人件費の整理を行うものであります。  次に、第105号議案 平成27年度赤穂市水道事業会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理のほか、年間執行見込みによる所要の整理を行うものであります。  続きまして、第106号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、同一機関内の他の事務に特定個人情報を提供することが特定個人情報の利用に該当することとなるため、新たに制定いたすものであります。  次に、第107号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、被用者年金制度の一元を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行により、共済年金が厚生年金に統合されることに伴い、所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第108号議案 赤穂市税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、市税に係る申告事項等に個人番号、または法人番号を加える必要があるため、所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第109号議案 赤穂市入湯税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、前号議案と同趣旨により所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第110号議案 赤穂市個人番号カードの利用に関する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、市民課が導入しております自動窓口受付機について、個人番号カードを利用することができるよう、新たに制定をいたすものであります。  次に、第111号議案 赤穂市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律の施行により、住民基本台帳法の一部改正が行われ、住民基本台帳カードの交付が廃止されることに伴い、廃止をいたしたいものであります。  次に、第112号議案 赤穂市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、さきの第110号議案及び第111号議案の施行に伴い、個人番号カードに必要な情報等の記録を受けた登録者は、印鑑登録証を添付しなくとも窓口専用端末機を利用して印鑑登録証明書の交付申請ができるよう、所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第113号議案 赤穂市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、平成25年法律第3号、地方税法の一部を改正する法律に伴う改正規定の一部について、施行期日を改正いたすものであります。  次に、第114号議案 赤穂市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、さきの第108号議案と同趣旨によりまして、所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第115号議案 赤穂市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、下水道法施行令の改正により、排水基準が強化されたことに伴い、所要の規定の整理を行うものであります。  次に、第116号議案 赤穂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、さきの第107号議案と同趣旨によりまして、所要の規定の整理を行いますとともに、公務上の災害に係る年金たる損害補償が支給される場合については、従来の調整率とは異なる調整率を規定するものであります。  次に、第117号議案 姫路市との間において連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結することについてであります。  本案につきましては、姫路市と赤穂市との間において、地方自治法第252条の2第1項の規定による連携中枢都市圏形成に係ります連携協約を締結するため、同条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、提案いたしました議案につきまして御説明申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当部長から御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(家入時治君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明
    ○議長(家入時治君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  田淵総務部長。 ○番外総務部長(田淵 智君) それでは上程議案の細部につきまして、御説明申し上げます。  平成27年11月赤穂市各会計補正予算書と、緑の表紙の議案参考資料をお願いいたします。  まず、予算書の1ページをお願いいたします。  第96号議案 平成27年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において、歳入歳出それぞれ470万円を減額し、予算の総額を260億5,579万1,000円と定めたいものでございます。  予算の内容につきましては、議案参考資料の2ページ、資料1により、その主なものについて御説明いたします。  まず、1の投資的経費についてであります。  1番の市有財産整備費183万円の追加につきましては、赤穂市総合戦略に掲げる赤穂市への移住を推進するため、赤穂高等学校北側の民間住宅を取得し、お試し滞在住宅の1つとして整備するものであります。  2番の治山事業714万円の追加につきましては、去る7月の台風11号により被災した市内4カ所の山地法面復旧工事を行うものでございます。  3番の公共下水道事業特別会計繰出金790万円の減額につきましては、下水道事業に係る職員の変動等によります人件費の年間所要見込みによるものが主なものでございます。  4番の尾崎・御崎地区都市再生整備事業538万円の追加につきましては、5年計画の最終年次として補助金が確定したことにより、みなとひろばの追加整備等を行うものでございます。  5番の地域住宅等整備事業1,114万円の追加につきましては、中町通線道路整備を行うものであります。  6番の消防施設整備事業、高規格救急車123万6,000円の減額につきましては、執行残の整理と本事業が緊急消防援助隊設備整備費補助事業として補助採択されたことにより、財源の整理を行うものであります。また、消防ポンプ自動車245万7,000円の減額につきましても、執行残の整理と緊急防災・減災事業債の充当による財源の整理を行うものであります。  7番の学校施設安全対策事業1,200万円の追加につきましては、尾崎小学校プール改修工事を実施するものであります。  8番の災害復旧事業1,286万4,000円の追加につきましては、7月の台風11号で被災した有年・楢原井堰の復旧工事を行うものでございます。  以上、投資的経費につきましては、3,876万1,000円の追加補正となるものでございます。  次に、3ページをお願いいたします。  2の臨時的経費についてであります。  1番の再生可能エネルギー発電設備設置調和事業14万7,000円の追加につきましては、本事業に係る審議会の開催経費であります。  2番の選挙人名簿システム改修事業73万5,000円の追加につきましては、公職選挙法等の一部を改正する法律の施行によって、選挙権年齢が18歳に引き下げられることとなるため、選挙システム等の改修を行うものであります。  3番の野生動物対策事業60万4,000円につきましては、シカ、イノシシ等の捕獲頭数の増加による猟友会等への委託料の追加が主なものでございます。  以上、臨時的経費につきましては、148万6,000円の追加補正となるものでございます。  次に、4ページをお願いいたします。  3の経常的経費でありますが、1番の議員報酬6,000円につきましては、本年4月の役員改選に伴う報酬を追加するものであります。  2番の通信運搬経費70万円の追加につきましては、本庁舎の電話料金でございます。  3番の環境審議会委員報酬38万3,000円につきましては、審議会開催回数の増加による委員報酬を追加するものでございます。  4番のごみ収集費、5番のごみ処理費及び7番の学校園施設管理費につきましては、各施設の修繕料や光熱水費等の年間所要見込みにより補正を行うものであります。  順番が前後いたしますが、6番の農村多目的共同利用施設管理経費19万円の追加につきましては、有年西部農村多目的施設の落雷による漏電修繕が主なものであります。  9番の人件費5,846万1,000円の減額につきましては、職員の変動及び共済組合負担率改定等に伴う年間所要見込みにより整理を行うものでございます。  10番の臨時職員賃金699万3,000円の追加につきましては、年間所要見込みにより補正を行うものであります。  経常的経費につきましては4,494万7,000円の減額となるものでございます。  以上、投資・臨時・経常合わせまして、合計470万円の減額補正でございます。  なお、一般財源といたしまして3,530万6,000円を減額するものでございます。  予算書に戻っていただきまして、予算書の12・13ページをお願いいたします。  歳入の関係でございます。特定財源につきましては、分担金及び負担金、国県支出金及び14・15ページの市債など、それぞれの事業に係ります補正を行うものでございます。  なお、一般財源といたしましては、18款2項7目の財政調整基金繰入金でもって財源調整いたしております。  次に、6ページないし8ページに戻っていただきたいと思います。  第2表 地方債の補正につきましては、今回の補正に伴います地方債の限度額の変更及び追加を行うものでございます。  以上で一般会計補正予算の説明を終わります。  次に、国保会計の1ページをお願いいたします。  第97号議案 平成27年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において、歳入歳出それぞれ280万円を追加し、予算の総額を65億3,720万円と定めたいものでございます。  内容につきましては、8・9ページをお願いいたします。  歳出についてであります。  1款1項1目一般管理費につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理と、臨時職員賃金の年間所要見込みによる整理及びレセプト内容調査業務の実施に要する経費でございます。  次に、6・7ページをお願いいたします。  歳入の関係でございますが、4款国庫支出金につきましては、歳出のレセプト内容調査業務の執行見込みに伴い追加するものでございます。  10款1項1目一般会計繰入金につきましては、職員給与費の執行見込みにより整理を行うものでございます。  以上で国保会計を終わります。  次に、退職会計の1ページをお願いいたします。  第98号議案 平成27年度赤穂市職員退職手当管理特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において、歳入歳出それぞれ498万円を減額し、予算の総額を6億9,342万円と定めたいものでございます。  内容につきましては、6・7ページをお願いいたします。  歳入におきまして、1款1項1目他会計繰入金といたしまして、職員の変動に伴います年間所要見込み額の整理によりまして、498万円を減額するものでございます。  次に、8・9ページをお願いいたします。  歳出におきまして、3款1項1目積立金の職員退職手当基金積立金の減額補正でもって調整をいたしております。  以上で退職会計を終わります。  次に、下水道会計の1ページをお願いいたします。  第99号議案 平成27年度赤穂市公共下水道事業特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において歳入歳出それぞれ790万円を減額し、予算の総額を42億1,750万5,000円と定めたいものでございます。  内容につきましては、8・9ページをお願いいたします。  歳出におきまして、1款1項1目の下水道総務費につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理と、下水道使用料徴収経費の年間執行見込みによる追加を行うものでございます。2目の施設維持管理費につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理を行うものであります。3目の下水道整備事業費につきましては、人件費の年間執行見込みによる整理のほか、補助事業費におきまして、事業進捗に合わせ、組み替え補正を行うものでございます。  次に、6・7ページをお願いいたします。  歳入につきましては、4款1項1目の他会計繰入金でもって調整をいたしてございます。  1ページに戻っていただきたいと思います。  第2条におきまして、他会計繰入金の補正として、一般会計繰入金790万円を減額し、繰入総額を8億7,323万6,000円といたしたいものでございます。  以上で下水道会計を終わります。  次に、農業集落排水会計の1ページをお願いいたします。  第100号議案 平成27年度赤穂市農業集落排水事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳出のみの補正となってございます。  内容につきましては、4・5ページをお願いいたします。  1款1項1目管理運営費につきましては、人件費及び消費税等の中間納付に係る所要経費など、管理費の年間執行見込みにより組み替え補正をいたしたいものでございます。  以上で、農業集落排水会計を終わります。  次に、介護保険会計の1ページをお願いいたします。  第101号議案 平成27年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において、歳入歳出それぞれ50万円を減額し、予算の総額を39億8,933万円と定めたいものでございます。  内容につきましては、10・11ページをお願いいたします。  歳出でございますが、1款1項1目一般管理費につきましては、職員の変動等に伴う人件費の整理を行うものでございます。  3款1項1目二次予防事業費につきましては、介護予防推進事業に係るタクシー借上料の年間執行見込みによる整理を行うものであります。2目一次予防事業費につきましては、いきいき百歳体操事業の年間執行見込みによる整理を行うものであります。  12・13ページをお願いいたします。  2項1目包括的支援事業費につきましては、職員の変動等に伴います人件費の整理を行うものであります。  4款サービス事業費につきましては、介護予防プラン作成業務の年間執行見込みによる整理を行うものであります。  7款積立金につきましては、介護保険給付費準備基金積立金として74万3,000円を追加するものでございます。  次に、6・7ページに戻っていただきたいと思います。  歳入についてであります。  2款サービス収入につきましては、介護予防プラン作成業務の執行見込みに伴い、追加するものであります。  4款国庫支出金、5款支払基金交付金及び6款県支出金につきましては、地域支援事業費の執行見込みにより整理を行うものであります。  8・9ページをお願いいたします。  8款1項一般会計繰入金につきましては、地域支援事業費や職員給与費などの執行見込みにより整理を行うものであります。  以上で、介護保険会計の説明を終わります。  次に、後期高齢者医療保険会計の1ページをお願いいたします。  第102号議案 平成27年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条において歳入歳出それぞれ1,517万円を追加し、予算の総額を6億7,977万円と定めたいものでございます。  内容につきましては、8・9ページをお願いいたします。  歳出の関係でございます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきまして、前年度分の保険料負担金の確定に伴い、追加納付するものでございます。  次に、6・7ページをお願いいたします。  歳入につきましては、4款1項1目の繰越金で財源充当するものであります。
     以上で、後期高齢者医療保険会計の説明を終わります。 ○議長(家入時治君) 中島副院長。 ○番外病院副院長(中島明彦君) 続きまして、病院事業の1ページをお願いいたします。  第103号議案 平成27年度赤穂市病院事業会計補正予算についてでございます。  第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきましては、1款1項病院医業費用を8,492万5,000円、2項診療所医業費用363万4,000円それぞれ減額し、4項訪問看護ステーション費を1,568万8,000円、5項院内託児所費を9万6,000円それぞれ追加し、病院事業費用を98億8,754万6,000円に改めるものであります。  第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費40億6,557万9,000円を39億8,879万7,000円に改めるものでございます。  内容につきましては、14・15ページの予算明細書をお願いいたします。  支出でございますが、1款1項1目給与費8,486万3,000円の減額につきましては、看護師ほか女性職員におきまして、育児休業等に伴う整理など、職員の変動等に伴う人件費の整理が主なものでございます。3目経費6万2,000円の減額につきましては、職員給料の減に伴い、互助会負担金を減額するものであります。2項の診療所医業費用、次の16・17ページの4項訪問看護ステーション費、5項院内託児所費につきましても、職員の変動等に伴います人件費及び互助会負担金の整理が主なものでございます。  戻っていただきまして、10・11ページをお願いいたします。  平成27年度の予定貸借対照表でございますが、以上によりまして、平成27年度の未処理欠損金は、11ページ下から5行目に記載のとおり、23億1,488万9,002円となる予定でございます。  次に、介護老人保健施設会計の1ページをお願いいたします。  第104号議案 平成27年度赤穂市介護老人施設事業会計補正予算についてであります。  第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきましては、1款1項事業費用を74万1,000円追加し、施設事業費用を3億207万5,000円に改めるものであります。  第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費1億3,216万円を1億3,290万円に改めるものであります。  内容につきましては、14・15ページの予算明細書をお願いいたします。  支出でございますが、施設事業費用のうち、1項1目給与費74万円の追加につきましては、医療技術員1名の増員と、労務職員におきます育児休業等の整理など人事異動に伴う職員の変動による人件費の整理が主なものでございます。3目経費1,000円の増額につきましては、職員給料の増に伴い、互助会負担金を追加するものであります。  戻っていただきまして、10・11ページをお願いいたします。  平成27年度予定貸借対照表でございますが、以上によりまして、平成27年度の未処理欠損金は、11ページの下から5行目に記載のとおり、1億462万9,666円となる予定でございます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(家入時治君) 上崎上下水道部長。 ○番外上下水道部長(上崎秀和君) 続きまして、第105号議案 平成27年度赤穂市水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。  水道会計の1ページお願いいたします。  初めに、第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出につきましては、1款1項の営業費用を599万2,000円減額いたしまして、水道事業費用を9億9,565万1,000円に改めるものでございます。  次に、第3条の資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては、1款2項の負担金を768万9,000円、1款4項の基金運用収入を31万6,000円それぞれ追加いたしまして、資本的収入を4億9,890万1,000円に改めるものでございます。  支出につきましては、1款1項の建設改良費を74万6,000円減額し、1款3項の投資を743万6,000円追加して、資本的支出を12億1,725万4,000円に改めるものでございます。本文括弧書につきましては、資本的収入が資本的支出に対して不足する金額を7億1,835万3,000円に改め、その補填財源につきましては、それぞれ掲記のとおり改めるものでございます。  次に、2ページをお願いいたします。  第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を1億9,034万4,000円に改めるものでございます。  16・17ページをお願いいたします。  予算内訳明細書の収益的収入及び支出でございます。  支出についてですが、1款1項1目から4目に係る職員給につきましては、職員の変動等に伴う年間所要見込額の整理によるものでございます。  次に、20・21ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でございます。  収入でございますが、1款1項の負担金768万9,000円の追加につきましては、特定事業者の基準水量の増量に伴う開発負担金の増額によるものでございます。2項の基金運用収入31万6,000円の追加につきましては、基金運用利息の年間所要見込額により整理を行うものでございます。  22・23ページをお願いいたします。  支出でございますが、1款1項1目の事務費の職員給につきましては、共済組合負担率の改定に伴う年間所要見込額の整理によるものでございます。3項の投資743万6,000円の追加につきましては、基金積立額の増加によるものでございます。  戻っていただきまして、14・15ページをお願いいたします。  予定貸借対照表でございます。  以上の結果によりまして、当年度未処分利益剰余金につきましては、15ページ末尾から5行目に記載のとおり、8,393万3,120円となる見込みでございます。  以上で、補正予算関係の説明を終わります。 ○議長(家入時治君) 田淵総務部長。 ○番外総務部長(田淵 智君) 続きまして、条例の制定について御説明いたします。  議案書の6ページ、議案参考資料につきましては13ページ、資料7をお願いいたします。  第106号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律において、同一機関内の他の事務に特定個人情報を提供することは、特定個人情報の利用に該当することから、同法第9条第2項に基づく条例の制定が必要となりますことから制定するものでございます。  第1条において、条例の趣旨を、第2条において、用語の定義を定めております。第3条においては、個人番号及び特定個人情報の利用範囲を定めております。また、第4条において、本条例の施行について、必要な事項の規則への委任について定めてございます。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしたいものであります。  それでは、次に議案書の10ページ、議案参考資料につきましては17ページ、資料8をお願いいたします。  第107号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、付則の第5条において、傷病補償年金、障害補償年金、遺族補償年金及び休業補償について、当該補償の受給権者に同一の事由により、厚生年金保険法等、他の法令による障害厚生年金、遺族厚生年金等の社会保障給付が支給される場合に調整を行うことを規定しておりますが、被用者年金制度の一元を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行により、共済年金が厚生年金に統合されることに伴い、旧共済組合員期間を有する者が法の施行日以後に新規裁定される場合は、原則として厚生年金が支給されることとなるため、所要の改正を行うものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、公布の日から施行し、平成27年10月1日から適用するとともに、支給に係る経過措置を定めたいものであります。  次に、議案書の15ページ、議案参考資料につきましては21ページ、資料9をお願いいたします。  第108号議案 赤穂市税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、市税に係る申告事項等に個人番号または法人番号を加える必要があるため、所要の改正を行うものでございます。  第35条の3においては、市民税の納税義務者となった法人が申告する事項に法人番号を追加するものでございます。  議案参考資料の22ページの第50条においては、市民税の減免申請に記載する事項として、氏名や住所等に加え、個人番号または法人番号を規定するものであります。  議案参考資料の22ページから29ページにかけての第56条の2から、付則第10条の3においては、固定資産税、軽自動車税及び特別土地保有税における各種申請書等の記載事項に個人番号、または法人番号を追加するほか、用語の整理を行うものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の17ページ、議案参考資料につきましては30ページ、資料10をお願いいたします。  第109号議案 赤穂市入湯税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、前号議案と同趣旨でございまして、第8条において、入湯税に係る特別徴収義務者の経営申告の記載事項に個人番号または法人番号を追加いたすものでございます。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の18ページ、議案参考資料につきましては31ページ、資料11をお願いいたします。  第110号議案 赤穂市個人番号カードの利用に関する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、市民課が発行する証明書等の取得に係る市民の利便性の向上を図ることを目的に導入しております自動窓口受付機について、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第7項に規定する個人番号カードを利用することができるよう、同法第18条第1項の規定に基づき、制定するものでございます。  第1条において、条例の趣旨を、第2条において、利用目的を定めております。第3条において、利用手続等を定め、第4条において、市長は個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない旨を定め、第5条において、条例の施行に関して必要な事項については規則で定める旨、規定いたしてございます。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の20ページをお願いいたします。  第111号議案 赤穂市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行により、住民基本台帳法の一部改正が行われ、住民基本台帳カードの交付が廃止されることに伴い、当該条例を廃止するものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしますほか、住民基本台帳に関する経過措置を定めたいものであります。  次に、議案書の21ページ、議案参考資料につきましては32ページ、資料12をお願いいたします。  第112号議案 赤穂市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、さきの第110号議案及び第111号議案の施行に伴い、住民基本台帳カードにかえて個人番号カードに必要な情報等の記録を受けた登録者は、印鑑登録証を添付しなくても印鑑登録証明書の交付申請が窓口専用端末機を利用してできる旨を規定いたすものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしますほか、住民基本台帳カードに関する経過措置を定めたいものであります。  次に、議案書の23ページ、議案参考資料につきましては33ページ、資料13をお願いいたします。  第113号議案 赤穂市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、平成25年法律第3号、地方税法の一部を改正する法律の改正規定に伴い、条約適用配当等に係る国民健康保険税の課税の特例に利子所得及び雑所得を加えた改正規定の施行期日を平成28年1月1日に改正するものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、公布の日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の24ページ、議案参考資料につきましては34ページ、資料14をお願いいたします。  第114号議案 赤穂市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、さきの第108号議案と同趣旨でございまして、第10条及び第11条において、保険料の徴収猶予申請書及び減免申請書の記載事項にそれぞれ個人番号を追加するものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、平成28年1月1日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の25ページ、議案参考資料につきましては35ページ、資料15をお願いいたします。  第115号議案 赤穂市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、下水道法施行令の改正により、排水基準が強化されたことに準じて、トリクロロエチレンに係る除外施設の設置基準を0.3ミリグラム以下から0.1ミリグラム以下に改めるものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、公布の日から施行いたしたいものであります。  次に、議案書の26ページ、議案参考資料につきましては36ページ、資料16をお願いいたします。  第116号議案 赤穂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、付則の第3条において、傷病補償年金、障害補償年金、遺族補償年金及び休業補償について、当該補償の受給権者に同一の事由により、厚生年金保険法等他の法令による障害厚生年金、遺族厚生年金等の社会保障給付が支給される場合に調整を行うことを規定しておりますが、さきの第107号議案と同趣旨により、所要の改正を行うとともに、公務上の災害に係る年金たる損害補償が支給される場合については、従来の調整率と異なる調整率を規定するものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、公布の日から施行し、平成27年10月1日から適用するとともに、支給に係る経過措置を定めたいものであります。  以上で、条例関係の説明を終わります。  続きまして、事件決議関係について御説明いたします。  議案書の34ページ、議案参考資料につきましては49ページ、資料17をお願いいたします。  第117号議案 姫路市との間において連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結することについてであります。  本案につきましては、姫路市と赤穂市との間において、地方自治法第252条の2第1項の規定による連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結するため、同条第3項の規定により議会の議決を求めたいものでございます。  連携協約の概要について御説明申し上げます。  まず、第1条の目的につきましては、姫路市と赤穂市がそれぞれ役割を分担して、圏域の経済を活性し、魅力を高めるとともに、住民が安心して快適に暮らすことのできる圏域を形成することと定めております。  第2条の基本方針につきましては、第1条の目的を達成するため、相互に役割を分担して連携を図るものとすると定めております。  議案書の35ページから42ページにかけての第3条におきましては、連携を図る事務並びに取り組み内容及び役割分担について定めておりまして、1つには、圏域全体の経済成長の牽引、2つには、高次の都市機能の集積強化、3つには、圏域全体の生活関連機能サービスの向上、以上の3つの役割に分けてそれぞれ個別に定めております。  議案書42ページの第4条におきましては、費用分担について、第5条においては、両市の長による協議について、第6条においては、連携協約の執行について定めております。
     なお、議案参考資料には、連携協約項目一覧並びに播磨圏域連携中枢都市圏ビジョンに基づく連携事業及び連携による赤穂市への効果一覧を掲記しておりますので、また後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議長(家入時治君) 所管部長の細部説明は終わりました。  本会議を暫時休憩いたします。           (午後2時18分)                 (協 議 会) ○議長(家入時治君) 本会議を再開いたします。       (午後2時19分) ◎赤穂市固定資産評価  審査委員会委員の選任 ○議長(家入時治君) 次は、日程第7、第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(家入時治君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(明石元秀君)(登壇) ただいま御上程をいただきました第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。  本市固定資産評価審査委員会委員平野榮作氏が本年12月23日をもちまして任期満了となりますことから、その後任につきまして慎重に検討いたしました結果、赤穂市木津663番地山根邦明氏を適任と考えまして選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、その御同意をお願いする次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(家入時治君) 市長の説明は終わりました。 ◎質疑・表決 ○議長(家入時治君) これより質疑に入ります。  第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、議事の順序を省略して、直ちに表決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  これより表決に入ります。  第118号議案 赤穂市固定資産評価審査委員会委員の選任について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第118号議案は、原案のとおり同意することに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ◎日程通告・散会宣告 ○議長(家入時治君) 次の本会議は、11月27日午前9時30分から再開いたします。  なお、一般質問の通告期限は、来る12月1日午後5時までといたしておりますので、この際御報告申し上げておきます。  本日はこれで散会いたします。御苦労さまでした。     (午後2時22分)                   ( 了 )  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  赤穂市議会 議  長  家 入 時 治        署名議員  田 端 智 孝        署名議員  藤 友 俊 男...