加古川市議会 > 2019-12-18 >
令和元年第4回定例会(第5号12月18日)

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  1. 加古川市議会 2019-12-18
    令和元年第4回定例会(第5号12月18日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和元年第4回定例会(第5号12月18日)           令和元年第4回加古川市議会(定例会)議事日程                            (第5号)                               令和元年12月18日                               午前9時30分 開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 諸 報 告  (1) 議員出席状況  (2) そ の 他 第 3 請願第5号取り下げのこと 第 4 請 願     ・請願第7号 所得税法第56条の廃止を求める意見書採択について     ・請願第6号 市街地の公共交通空白の解消・野口北部地域にミニバス、デマンド            タクシーの運行を求める請願 第 5 議案第57号 地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事項に関            する条例等の一部を改正する条例を定めること 第 6 議案第58号 加古川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用            等に関する条例の一部を改正する条例を定めること 第 7 議案第59号 加古川市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正す
               る条例を定めること 第 8 議案第60号 加古川市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例            を定めること 第 9 議案第61号 加古川市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を            定めること 第10 議案第62号 加古川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定める            こと 第11 議案第63号 加古川市会計年度任用職員の給与及び報酬等に関する条例の一部を            改正する条例を定めること 第12 議案第67号 市有財産譲与のこと 第13 議案第73号 指定管理者の指定のこと 第14 議案第56号 加古川市立知的障害者総合支援センターの設置及び管理に関する条            例を廃止する条例を定めること 第15 議案第64号 加古川市医療の助成に関する条例の一部を改正する条例を定めるこ            と 第16 議案第65号 加古川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例            を定めること 第17 議案第74号 指定管理者の指定のこと 第18 議案第55号 加古川市立東加古川駅第一自転車駐車場の設置及び管理に関する条            例を定めること 第19 議案第66号 加古川市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を定めること 第20 議案第68号 東播磨農業共済事務組合の解散のこと 第21 議案第69号 東播磨農業共済事務組合の解散に伴う財産処分のこと 第22 議案第70号 東播磨農業共済事務組合規約の一部を改正する規約を定めること 第23 議案第71号 市道路線認定のこと 第24 議案第72号 市道路線廃止のこと 第25 議案第53号 令和元年度加古川一般会計補正予算(第3回) 第26 議案第54号 令和元年度加古川介護保険事業特別会計補正予算(第2回) 第27 議案第75号 駅北47~52街区土壌改良等工事請負契約締結のこと 第28 議案第76号 日岡山公園駐車場整備工事請負変更契約締結のこと 第29 議案第77号 加古川市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めること 第30 議案第78号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めること 第31 議案第79号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めること [日程追加] 意見書案第3号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書                 会議に出席した議員(31名)         1番  岸 本 建 樹       16番  鍔 木 良 子         2番  立 花 俊 治       17番  柘 植 厚 人         3番  岡 田 妙 子       18番  落 合   誠         4番  野 村 明 広       19番  山 本 一 郎         5番  山 本 賢 吾       20番  渡 辺 征 爾         6番  中 村 亮 太       21番  村 上 孝 義         7番  桃 井 祥 子       22番  西 村 雅 文         8番  白 石 信 一       23番  松 本 裕 之         9番  大 野 恭 平       24番  玉 川 英 樹        10番  織 田 正 樹       25番  木 谷 万 里        11番  藤 原 繁 樹       26番  小 林 直 樹        12番  井 上 恭 子       27番  相 良 大 悟        13番  谷   真 康       28番  森 田 俊 和        14番  稲 次   誠       29番  原 田 幸 廣        15番  高 木 英 里       30番  井 上 隆 司                           31番  神 吉 耕 藏                   会議に欠席した議員      な   し                  議事に関係した事務局職員     議会事務局長 石 見 安 平   議会事務局次長  二 川 裕 之     議事総務課長 河 村 孝 弘   議事総務課副課長 松 田 千 夏                 会議に出席した委員及び職員  ┌─────────────┬───────┬─────────────┬───────┐  │    職  名     │ 氏  名  │    職  名     │ 氏  名  │  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │市長           │岡 田 康 裕│副市長          │川 西 三 良│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │副市長          │守 安 邦 弘│上下水道事業管理者    │井 手 秀 司│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │企画部長         │井ノ口 淳 一│総務部長         │平 田 喜 昭│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │税務部長         │北 村   順│市民部長         │田 中 康 人│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │協働推進部長       │稲 垣 雅 則│産業経済部長       │小 野 享 平│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │環境部長         │川 上 雄 司│福祉部長         │井 部 浩 司│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │こども部長        │玉 野 彰 一│建設部長         │東 保 弘 一│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │都市計画部長       │中 田 直 文│会計管理者        │阿 部 利 也│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │上下水道局長       │谷 川 敏 康│消防長          │長谷川 雅 士│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │教育長          │小 南 克 己│教育総務部長       │高 井 正 人│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │教育指導部長       │山 本 照 久│代表監査委員       │藤 田 隆 司│  └─────────────┴───────┴─────────────┴───────┘                  開         議                                (午前 9時30分)
    ○議長(原田幸廣)   ただいまから、令和元年第4回加古川市議会定例会を再開します。  これより、本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(原田幸廣)   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、織田正樹議員及び藤原繁樹議員を指名します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第2 諸報告 ○議長(原田幸廣)   日程第2、諸報告を行います。  事務局から議員出席状況等を報告します。 ○議事総務課副課長(松田千夏)   議員出席状況を報告します。議員定数31名、現在数31名、本日の出席現在数は31名であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(原田幸廣)   事務局からの報告は終わりました。  以上で諸報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第3 請願第5号取り下げのこと ○議長(原田幸廣)   日程第3、請願第5号取り下げのことを議題とします。  請願第5号について、請願者から、お手元の資料のとおり、令和元年12月9日付で、取り下げの申し出がありました。  お諮りします。  請願第5号の取り下げに同意することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第4 請願 ○議長(原田幸廣)   日程第4、請願を議題とします。  各常任委員会に付託中の請願2件について、各常任委員長から順次報告を求めます。  まず、総務教育常任委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長織田正樹) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  請願第7号、本件は、所得税法第56条の廃止を求める意見書の採択を求める請願であります。  委員から「最低賃金から考えると事業主の家族が冷遇されていることから、所得税法第56条は撤廃すべきである」との採択を求める意見や、「所得税法第56条を廃止することは家族間による所得分割を認めることになり、租税回避行為を防止することが困難になる」「所得税法第57条において、青色申告をすることで家族が従事した労働の対価として支払われた給与を必要経費に算入することが認められている」との不採択を求める意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成少数で不採択と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員長。 ○建設経済常任委員長(渡辺征爾) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  請願第6号、本件は、市街地の公共交通空白地域を解消し、野口北部地域交通移動手段の拡充を求める請願であり、野口北部地域に安価で利便性のあるミニバスを運行すること、高齢者・障害者・妊婦など移動困難者へのデマンドタクシーを運行すること、待ち時間30分以内となる運行本数と、乗りかえなどの不便を感じない運行ルートを求めるものであります。  委員から「平成30年度市民意識調査において、バスの便利さに関して満足している市民の割合が29.6%と前年度より減少しており、公共交通に対する市民の声を大切にすべきと考える」との採択を求める意見や、「公共交通を持続可能なものにするためにも、まずは野口北部地域全体の合意形成が必要であると考える」「交通空白地域の解消に向けて、全市的な視点での取り組みを進めている現状において、一部の地域に限定した形での公共交通の導入を求める本請願の採択には疑問を感じる」「デマンドタクシーについては2020年度に実証実験が予定されているため、効果を検証した上で導入を検討すべきである」「30分に1本という運行本数を実現するためには多大な費用が必要であり、当該地域利用人数を考えると十分な費用対効果が得られるとは考えにくい」との不採択を求める意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成少数で不採択と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   各常任委員長の報告は終わりました。  これより、請願第7号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  立花議員。 ○(立花俊治議員)   請願第7号に対し、日本共産党加古川市議会議員団として、態度表明をさせていただきます。  地域経済の担い手である中小企業の営業は、家族全体の労働によって支えられています。しかし、日本の税制では、所得税法第56条の事業主の配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない条文趣旨により、家族従業者の働き分を必要経費として認められていません。家族従事者の働き分は、事業主の所得となり、配偶者86万円、配偶者以外の家族50万円が控除されるのみで、これは、最低賃金にも達していません。  このことにより、家族従業者は、社会保障や、行政手続の面などで不利益を受けております。青色申告にすれば、給料を経費にできるという所得税法第57条は、税務署長が届け出と記帳義務などの条件つきで、特典の1つとして、税務署長の裁量に委ねられているという側面があり、結果的に申告の仕方で、納税者を差別していることになります。  2014年1月からは、全ての中小業者に記帳が義務化されており、所得税法第57条による差別はおかしいと言わざるを得ません。  2016年3月、国連女性差別撤廃委員会から日本政府に対し、家族経営における女性の経済的能力発揮への影響を促進するために、家族経営における女性の労働を認めるよう所得税法の見直しを検討することを求めると、勧告がなされています。  政府は、閣議決定した第4次男女共同参画基本計画所得税法見直しを盛り込み、第56条廃止に向けた検討を始めていると答弁していますが、いまだ実現していません。また、2019年に報告された各国の男女格差指数では、日本は149カ国中110位となっています。世界の主要国では、家族従事者の人格、人権、労働を正当に評価し、その働き分を必要経費に認めています。家族の人権を認めない所得税法第56条は廃止すべきと、全国で500近い自治体が国に意見書を上げています。このような観点から本請願に賛成いたします。 ○議長(原田幸廣)   井上恭子議員。 ○(井上恭子議員)   請願第7号に対して、かこがわ市民クラブを代表し、意見を申し上げ、態度表明いたします。  平成29年度に提出された日弁連の意見書にありますように、同じ労働に対して、青色申告白色申告で差を設ける制度は矛盾している指摘、夫婦間において、性別、役割分担をより固定化する結果となるという指摘については、課題として認識もできます。  しかし、そもそも所得税法第56条が、配偶者や親族による租税回避を防止するために規定されたものであり、青色申告損益計算書貸借対照表などの一定の記帳を備え、正確な記帳を行っている場合、配偶者や親族の給与も対価として必要な経費に算入することが認められています。また、白色申告青色申告の制度は、それぞれの事業主の判断により選べることができます。事実、平成27年の申告では、青色申告は72万人で85%の方が申告、白色申告は12万人と15%の方が申告されています。  よって、多くの方が青色で申告されている状況を考えると、当請願には賛成できない旨申し上げます。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、請願第7号を採決します。  本請願を採択することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成少数です。  したがって、本請願は不採択とすることに決定しました。  次に、請願第6号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  谷議員。 ○(谷真康議員)   本請願に対し、かこがわ市民クラブを代表し、意見を申し上げ態度表明いたします。  加古川市におきましても、今後、ますます進展する高齢化社会など、社会情勢の変化を踏まえ、請願事項にもありますように、交通空白地域の解消は早急な対応が必要であり、限られた予算の中で、まず優先すべきは、加古川市内で数多く残る交通空白地域及び不便地域の解消であります。この課題に対し、行政としても、地域・事業者と密に連携を図り、計画を進めているところであります。計画の推進においては、持続可能なものとなるように、各地域の実情にふさわしく、効率的で利便性の高い公共交通にしていかなければなりません。  このたびの請願におきまして、野口町北部地域公共交通の充実を求めて、待ち時間は30分以内の運行スケジュールと、かこバスミニデマンドタクシーなど複数の案件を全て求めておられます。  この全てを実現することについて、現状では非常に厳しい要求であると認識します。当該地域の町内会及び近隣町内会との話し合いが持たれていない現状において、持続可能な公共交通とするためにも、まずは野口町北部地域全体の合意形成と意見をもとにした計画が必要であると考えます。さらに、町内会の範囲を超え、平岡町や神野町など近隣町内会との調整も必要になると考えます。また、運行ルートにおきましても、慎重に協議を重ねなければ、民間事業者公共交通を利用する方がますます減少し、民間事業者の衰退、運転手確保にも影響するため、重複した路線の運行は厳しいと考えます。  当該地域は、交通不便地域にも該当するため、願意は十分理解するところでありますが、先ほど述べました理由により、当請願には賛同できない旨申し上げます。 ○議長(原田幸廣)   立花議員。 ○(立花俊治議員)   請願第6号について、日本共産党加古川市議会議員団として、態度表明をさせていただきます。  第1に、公共交通に対する市民の声を聞いてみますと、イオンや図書館に行くのに便数が少ないために一日仕事になる、年金5万円で老老介護をしているがタクシー代に1万8,000円かかる、他のかこバスルートでは通勤利用者が多いと聞いているが8時台のバスがない、加古川市は行政として高齢者の足の確保について何もしてくれていないなどの意見がかまびすしく聞かれます。このことが、本市が実施しているアンケート調査で、バスの利便性に満足している市民の割合が32.4%から29.6%へと2.8%減少して、当然と考えています。  第2は、近隣市町との公共交通に対する自治体としての姿勢についてですが、江戸時代のように、関所で交通が規制されていたころの藩内の生活ならいざ知らず、交通が可能で、ネット情報があふれている今日の生活環境の中で、近隣との比較が行われるのは当然です。明石市は70歳以上はたこバス無料、姫路市は運賃1回50円、稲美町は75歳以上を対象にして、JRの駅がないのでタクシー利用券650円が月4枚、年間48枚、3万1,200円相当を支給しています。誰が見てもおくれていることは明瞭です。  第3に、公共交通の整備は、単に買い物難民、医療難民という最低限の高齢者が生きていくための手段としてだけでなく、こもりがちな高齢者が出かけるチャンスをふやして、健康寿命を助ける効果も指摘されています。
     最後に、よく練られた公共交通プランがあり、財政的にも加古川市の場合、各種財政指標も遜色なく、60億円もの財政調整基金もあるわけですから、政策決定は可能だと思料します。  以上の観点から、本請願の採択に賛成をいたします。 ○議長(原田幸廣)   大野議員。 ○(大野恭平議員)   本請願につきまして、志政加古川を代表して、態度表明をさせていただきます。  本市のまちづくりにおいて、公共交通施策は最重要施策でございます。また、当該地域公共交通の状況は十分認識しており、解消に向けた努力も求めていくところでございます。  しかしながら、全国的にも、少子高齢化の急速な進行による人口減少と利用者の減少による路線バスの廃止や縮小が相次ぎ、地域公共交通の衰退と住民に必要なサービスが低下しているのが現状です。路線バスを初めとした従来からの公共交通に加え、日常生活の移動をきめ細やかに補完する地域公共交通の導入や、自宅から目的地を直接結ぶドア・ツー・ドアサービスの充実など、各交通手段の適切な役割分担に基づく最適な生活交通ネットワークの構築が求められています。  現在、本市では、公共交通空白地域解消に向け、全市的な視点で交通弱者だけでなく全ての市民がどの場所からも便利に移動できることを目指し、まちづくりと連携した移動手段の確保に取り組んでいるところでございます。さらに、新型輸送サービスの導入や、ICTを活用した複数交通情報共通フォーマットの構築など、将来にわたって持続可能であり、各地域にとって最適な公共交通ネットワークの再構築を目指し、公共交通網の形成を進めているところであります。  来年度には、かこバスミニ路線の再編やデマンドタクシー実証実験などが検討されております。今後、これら施策の進捗を見ながら、各地域個別の問題解決に取り組んでいくべきであると考えることから、地域を特定したこの請願には賛成できない旨申し上げます。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、請願第6号を採決します。  本請願を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成少数です。  したがって、本請願は不採択とすることに決定しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第5 議案第57号 ~ 日程第24 議案第72号 ○議長(原田幸廣)   日程第5、議案第57号から日程第24、議案第72号までの20件を一括議題とします。  本20件について、各常任委員長から順次報告を求めます。  まず、総務教育常任委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長織田正樹) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第57号、本案は、現在の総合計画が令和2年度末で終了する中、今後も市民・事業者・行政が市の将来像についての共通認識を持ちながらまちづくりを進めていくことから、次期総合計画を策定するため、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事項に関する条例など、関係条例を改正しようとするものであります。  その主な内容は、議会の議決事項に総合計画の策定、変更及び廃止に関することを加えること、また、議決事項から嘱託員、雇員及び傭人等の職員の定数に関することを削除することであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第58号、本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正で、医療の助成に関する条例及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別表第二の主務省令で定める事務及び情報を定める命令が改正されることに伴い、所要の措置を講じようとするものであります。  委員から「マイナンバー制度そのものに問題があり、マイナンバーの活用範囲を広げる本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第59号、本案は、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正で、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、任期付職員の給与について所要の措置を講じようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第60号、本案は、市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正で、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、市議会議員の期末手当について、所要の措置を講じようとするものであります。  委員から「市民の理解が得られないと考えるため、本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第61号、本案は、特別職の職員の給与に関する条例の一部改正で、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、特別職の職員の期末手当について所要の措置を講じようとするものであります。  委員から「市民の理解が得られないと考えるため、本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第62号、本案は、職員の給与に関する条例等の一部改正で、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、職員の給与について所要の措置を講じようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第63号、本案は、会計年度任用職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正で、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、会計年度任用職員の給料について所要の措置を講じようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第67号、本案は、市立知的障害者総合支援センターを社会福祉法人加古川はぐるま福祉会へ移管するに当たり、市有財産である建物を譲与しようとするものであります。  委員から「福祉業務は本来、公営で行うべきであり、民間に移管すること自体に問題があると考えるため、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第73号、本案は、市営駐車場の指定管理者として、株式会社パーキングサポートセンターを指定しようとするものであります。  委員から「市外業者が指定管理を行うことで市外に利益が持ち出されるため、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。  福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(中村亮太) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第56号、本案は、市立知的障害者総合支援センターを廃止するため、本条例を廃止しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第64号、本案は、医療の助成に関する条例の一部改正で、こども医療費助成費制度の所得要件並びに障害者医療費助成制度の対象者及び所得要件を見直すとともに、後期高齢者医療の被保険者に係る医療費助成制度の実施根拠を条例に規定しようとするものであります。  その内容は、小学校4年生から中学校3年生までの子どもに係る医療費助成制度の所得要件を廃止すること、障害者に係る医療費助成の対象者から60歳以上で身体障害者福祉法施行規則に定める障害の程度が4級に該当する者を除くことなどであります。  障害の程度が4級に該当する者の生活状況と負担増に対する見解をただしたのに対し、理事者から「障害者団体と意見交換を重ねる中で、生活状況などさまざまなご意見を伺っている。今回の見直しに際しては、丁寧に説明を行う中で、最終的には市の立場をご理解いただけたものと考えている」との答弁がありました。  委員から「子育て世代の支援策として、こども医療費助成制度の所得要件の廃止は当然行うべきであり、本案に賛成する」との意見や、「障害者に係る医療費助成制度について、対象者から障害の程度が4級に該当する人を除くことや所得要件を見直すことには、賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第65号、本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正で、指定ごみ袋制度の導入に伴い、指定ごみ袋を用いたごみの排出を義務づけようとするものであります。  指定ごみ袋制度導入による効果をただしたのに対し、理事者から「家庭から排出される燃やすごみの約5%の減量を見込んでおり、令和4年度から稼働予定の広域ごみ処理における焼却経費の削減にもつながる」との答弁がありました。  委員から「先進事例を研究し、さらに市民負担を軽減させるように努めてもらいたい」との要望や、「市民の納得と協力のもとに取り組む必要があると考えるが、現状では市民の周知が十分であるとは言いがたいため、本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第74号、本案は、総合福祉会館の指定管理者として、社会福祉法人加古川市社会福祉協議会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員長。 ○建設経済常任委員長(渡辺征爾) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第55号、本案は、東加古川駅第一自転車駐車場が令和2年3月末日をもって市に譲渡されることに伴い、地方自治法第244条の2第1項に基づき公の施設の設置及び管理に関する条例を新たに制定しようとするものであります。  経営状況が厳しい当該駐車場を市が運営するに当たっての方針をただしたのに対し、理事者から「現在の利用状況をもとに約200万円の収入を見込んでいる。経費を削減し、収入の範囲内での運営に努めていきたい」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第66号、本案は、道路占用料徴収条例の一部改正で、道路占用料の督促に係る手数料を廃止するとともに、延滞金の算定根拠を明確にしようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第68号、本案は、地方自治法第288条の規定により、東播磨農業共済事務組合を令和2年3月31日付で解散することについて関係市町と協議するため、同法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。  兵庫県農業共済組合へ事業が承継されることによる加入者への影響をただしたのに対し、理事者から「県内統一の掛金となる見込みのため、水稲共済の掛金については増額が予想される」との答弁がありました。  委員から「農業共済団体の1県1組合化については、農業を軽視する政策の一環と考えることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第69号、本案は、地方自治法第289条の規定により、東播磨農業共済事務組合の解散に伴う財産の処分について関係市町と協議するため、同法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。  その内容は、軽貨物車両3台、令和2年3月31日現在の未収金及び未払金、農家拠出金229万3,915円など同組合が保有する全ての財産を兵庫県農業共済組合に承継することであります。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第70号、本案は、東播磨農業共済事務組合規約の一部改正で、地方自治法第286条第1項の規定により本規約の一部を変更することについて、関係市町と協議するため、同法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  その内容は、同組合が解散した場合は加古川市がその事務を承継すること、管理者が調製した決算を関係市町の長において各市町の監査委員の審査に付し、その意見をつけて各市町の議会の認定に付するものとすることなどであります。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第71号、本案は、稲屋145号線など36路線、総延長3,733.1メートルを新たに市道路線として認定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第72号、本案は、大野9号線など9路線、総延長3,809.5メートルの市道路線を廃止しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告をいたします。 ○議長(原田幸廣)   各常任委員長の報告は終わりました。
     これより、議案第57号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第57号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第58号について、討論いたします。  加古川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例を定めることに対し、日本共産党加古川市議会議員団を代表しまして、態度表明いたします。  日本共産党として、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律は、当初より反対の立場でございます。  この法律が成立した後も、通知カードが届かない、そして、従業員から集めたマイナンバーが盗難に遭い流出したなどのトラブルや、マイナンバーを口実にした詐欺などが全国で頻発しており、市民は無用な混乱を押しつけられております。市の政策に、この番号の利用を行うことは、さらに市民を巻き込むことになるのではないでしょうか。  今回の改正は、これら問題があることを指摘し、賛成できません。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第58号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第59号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  高木議員。 ○(高木英里議員)   議案第60号、加古川市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日本共産党加古川市議会議員団を代表いたしまして、態度表明いたします。  この議案は、市議会議員の期末手当を2.5%引き上げるものですが、市民の生活は消費増税もあり、大変苦しいものとなっていることから、市議会議員の期末手当及び次の議案第61号の、特別職の職員の期末手当の引き上げについても賛成できないものといたします。 ○議長(原田幸廣)   鍔木議員。 ○(鍔木良子議員)   議案第60号、加古川市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めることに対し、日本維新の会の立場で態度表明をさせていただきます。  本市では、不断の行政改革が行われ、市長初め職員の取り組みには敬意を表しています。  ことしの10月に消費税が8%から10%に引き上げられ、民間の景気動向調査では、10月、11月ともに悪化しております。  本市では、この厳しい現状のもと、高齢者による社会保障費の増加や、公共施設の老朽化対策、子育て支援などたくさんの行政課題を抱えながら、市民の多様なニーズに応えていくために、選択と集中を基本として、予算編成に取り組んでいるところです。  実際に、地域の声を聞きますと、景気がよくならない、子育てにお金がかかる、老後が不安である、市に何とかしてほしい、こういった声が寄せられます。  今、こういう状況の中で、市民の代表である議員報酬等を上げる必要があるのか、考えをお伝えいたしまして、反対をさせていただきます。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第60号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  鍔木議員。 ○(鍔木良子議員)   議案第61号、加古川市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることに対し、日本維新の会の立場から態度表明をさせていただきます。  職員の皆様には、昨今働き方改革や人手不足の中で、行政課題を抱え、選択と集中の厳しい予算を編成しながら、一層の市民サービスを期待され、実行していただいているところであります。また、県内全体から見ても、民間給与については、35カ月連続で上昇していることから、議案第59号、62号、63号は反対するところではありません。  しかし、先ほどと同様、消費税増税の負担を市民に強いた直後に、行政の責任者である特別職の給与を引き上げることについては、どうしても賛同できず反対させていただきます。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第61号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第62号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第63号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第67号、市有財産譲与のことについて、行います。  これは、山手にあります障害者支援施設であり、地域の障害者が利用するもので、市として運営することを求めます。  行政の安上がりを目的に、福祉が後退することは問題です。むしろ市が積極的に障害者が普通に暮らせる施策を求めます。  よって、本議案とあわせて、議案第56号の加古川市立知的障害者総合支援センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例を定めることに反対いたします。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第67号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。
     岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第73号、指定管理者の指定のことに対し、日本共産党加古川市議会議員団を代表し、態度表明を行います。  カーパークつつじの管理運営について、日本共産党加古川市議会議員団は、市直営で、かつ料金の無料を求めてきております。平成30年度決算では、駐車場使用料3,120万3,900円に対し、委託料2,863万8,691円として、収入の92%が委託料に支出されております。市民が負担したほとんどの費用が、市外に流出しています。今回、新たに事業者の指定でなく、市直営で運営管理を行い、さらに駐車料金の無料を行うことで、市民が駐車料金を気にせずに各種公共施設の利用ができる環境づくりを求めます。  以上をもって、本議案に反対いたします。 ○議長(原田幸廣)   質疑討論を終了します。  これより議案第73号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第56号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  落合議員。 ○(落合誠議員)   委員長に質問いたします。  高校生までの入院費無料化などの積極的な検討を求める意見があったかどうか、お答えください。 ○議長(原田幸廣)   福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(中村亮太)   委員会の中での意見はございましたが、本議案に関しましては、委員長報告としては議案に関係ないところではございますので、読むことはございませんでした。 ○議長(原田幸廣)   高木議員。 ○(高木英里議員)   議案第64号、加古川市医療の助成に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日本共産党加古川市議会議員団を代表いたしまして、態度表明をいたします。  この議案は、中学校3年生までのこども医療費助成の所得制限を撤廃するものと、障害者の医療費助成の対象から60歳以上の4級をなくすこと、また、同一世帯の合計所得で助成対象を判断するものとなっています。  こども医療費助成の所得制限撤廃は、日本共産党加古川市議会議員団が、これまで求めてきたものであり、市の努力について評価したいと思います。しかし、同じ議案で、障害者4級の助成をなくし、所得要件の見直しによって、助成から外れる人が出ることについては賛成できません。  資料によると、平成30年7月末では、障害者4級で助成の対象者は1,917人であり、助成がなくなると、1人当たり年間平均で7万8,000円の負担が増加します。所得要件見直しでは、対象者数は32人で年間約15万円の負担が増加します。助成がなくなることによって、今まで受けられていた医療が十分に受けられなくなる可能性も出てきます。医療費助成は、少なくとも現行どおり行うことを求めることから、反対といたします。 ○議長(原田幸廣)   皆さん方におわびいたします。  私の勉強不足で、委員長報告にかかわらず落合議員の内容に対する質疑を受けましたけれども、本来、これは私自身の中ではあってはいけないことだと思っております。そのように思いましたので、今後、私も勉強しますし、また、落合議員のほうも検討されてお願いしたいと思います。  質疑、討論を終了します。  これより、議案第64号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第65号、加古川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることに対し、日本共産党加古川市議会議員団を代表し、態度表明を行います。  本年8月28日から9月26日の間に行われたパブリックコメント実施結果から見ますと、応募人数126人で、意見項目総数302件のうち指定ごみ袋制度を導入することの可否について176件、袋の使用・販売、周知、その他の合計が126件と報告されております。推進意見ではごみ処理費用が少なくて済む、ごみの出し方のマナーを考えるきっかけ、さらに減量などの意見もありますが、多くの意見がごみ袋の価格の上昇は困る、ごみ排出のときの町内会の仕事がふえる、指定袋でなくてもごみ減量はできる、全国平均を下回る減量も実現するなどとあり、反対及び維持の意見のほうがたくさん出ているようです。市は市民の声を受けとめること、これを求めます。  市の予測人口が、令和2年度26万1,610人、令和6年度、人口が25万8,616人で、2,994人減少と予測されています。1.1%の減少です。市の各年度別容器包装廃棄物の排出見込みでは、紙類からプラスチックなど燃やすごみ系統の数値では、令和2年度の数値が8,953.2トンから、令和6年度の見込値では8,849.8トンで、わずか100トン程度の減少と推測され、ここでも1.1%程度しか減少しないことになります。  市の計画では、5年間に具体的にごみが発生しにくいように工夫する政策、この実施はされないことが明らかではないでしょうか。ごみ減量を推進するには、ごみが発生しにくい政策を行わない限り、ごみはふえ続けることになります。自治体の仕事は、市民が困らないように応援する政策を推進することが、まず第一です。ここでは、ごみが発生しにくいシステムをつくることであって、出てきたごみを排出しにくい政策を行うことではないと考えます。ごみ袋指定の結果として、排出できないごみは、家庭内に滞り、いずれはごみとして排出されるでしょう。指定ごみ袋でなく、市民とともにごみが発生しにくいシステムを考える政策を求め、本議案に反対いたします。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第65号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第74号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第55号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第66号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  立花議員。 ○(立花俊治議員)   議案第68号に対し、態度表明をさせていただきます。  農業共済制度は、自然災害や病虫害などによる損失を補填する制度として、発足しました。ところが、1985年、1633あった組合は、2016年には200台に減少し、2010年、国の指導のもとに、1県1組合の取り組みが推進され、兵庫県でもこのたび26の市町事務組合だった共済組合が、県一元化されるという案件ですけれども、次のような理由で反対をいたします。  第1に、我が国には温暖多雨な自然環境、すぐれた農林漁業技術、世界有数の経済力、安全安心を求める消費者ニーズなど、農林漁業を多面的に発展させる条件は十分にあるにもかかわらず、欧米では、農産物に対し、手厚い価格保証を行い、食糧の自給率を確保していますが、日本では、工業製品の輸出と引きかえに主食の米まで、ミニマム・アクセスとして輸入し、全体として6割が輸入されています。  こうした食糧の外国依存は、政策的に農業が衰退させられてきたと言っても過言ではありません。1986年ウルグアイラウンド、ことしの12月4日、日米貿易協定、来年1月1日から施行の運びとなっています。  第2に、地球温暖化が原因で、昨年の西日本豪雨、ことしの東日本豪雨などの災害が発生し、かつてない農業被害が発生していますが、建設経済常任委員会で明らかになりましたが、一元化により、10人いた職員が7人に削減され、職員の労働強化が目に見えています。  第3に、農業共済事業そのものがスタッフ不足で後退し、農業破壊が一層進むことになります。また、日本学術会議は、農林水産業の多面的機能について、洪水防止機能、土砂崩壊防止機能、水質浄化機能、生態系保全機能などで、年間約90兆円の効果があると試算をしています。  国連は、自由貿易が、貧富を拡大し、地域経済と農林漁業が持つ多面的機能も喪失させているとして、2015年持続可能な開発目標を決議しました。自由貿易一辺倒、新自由主義からの早急な転換が求められています。  最後に、条例提案は、わずか3行ですが、行間と背景を考え合わせますと、国会議員の毛髪を検査したところ、農薬が検出されたと報じられており、こうした方針では、収穫後の農薬散布された危険な農産物を今からさらに輸入することを宣言するものであり、到底認められるものではありません。  以上のような理由で、反対をさせていただきます。  また、あわせて第69号、第70号についても、同種の立場で反対とさせていただきます。
    ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第68号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第69号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第70号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号及び議案第72号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第71号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第25 議案第53号 ~ 日程第26 議案第54号 ○議長(原田幸廣)   日程第25、議案第53号及び日程第26、議案第54号の2件を一括議題とします。  本2件について、各常任委員長から順次報告を求めます。  まず、総務教育常任委員会の関係部分について、委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長織田正樹) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第53号、本案は、一般会計補正予算(第3回)のことのうち、本委員会の付託部分であります。  委員から「議員及び特別職の職員の期末手当の引き上げに係る予算が含まれているため、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   次に、福祉環境常任委員長の関係部分について、委員長の報告を求めます。  福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(中村亮太) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第53号、本案は、一般会計補正予算(第3回)のことのうち本委員会の付託部分であります。  衛生費のうち、保健衛生費における市町母子保健事業の母子保健情報システム改修委託料1,423万4,000円の内容をただしたのに対し、理事者から「国が目指すマイナンバー制度を活用した乳幼児健診等の個人の健康情報歴を一元的に確認できる仕組みの構築を受けて、乳幼児健診等の情報について、転居時に市町間で引き継ぐこと、また、本人が閲覧することができるようシステムを改修するものである」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第54号、本案は、介護保険事業特別会計補正予算(第2回)のことであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   次に、建設経済常任委員会の関係部分について、委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員長。 ○建設経済常任委員長(渡辺征爾) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第53号、本案は、一般会計補正予算(第3回)のことのうち、本委員会の付託部分であります。  商工費におけるふるさと納税推進事業の報償費2,433万1,000円に関連して、本年度のふるさと納税による寄附金の見込み額をただしたのに対し、理事者から「当初の想定であった2億円から好調に伸びて、約2億9,000万円を見込んでいる」との答弁がありました。  委員から「農業振興事業の農地集積協力金に関して、企業の参入を認める現行の農地集積の仕組みに反対であるため、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(原田幸廣)   各常任委員長の報告は終わりました。  これより、議案第53号について、各委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第53号、令和元年度加古川一般会計補正予算(第3回)に対し、日本共産党加古川市議会議員団を代表し、態度表明を行います。  補正では、人事院勧告による人件費の補正増額が行われるものであり、職員給与の引き上げは求めるものでありますが、特別職、議員報酬の引き上げには、現在の経済情勢から見て、市民感情的に同意を得られるものではないと考えます。よって、賛成できません。  また、国の行うマイナンバー施策や、農業施策にかかわる補正が組み込まれております。私どもは、市民を守る立場で、マイナンバーの危険性を指摘してきました。また、食糧の確保と安全性を求め、農業の大規模法人化でなく、小規模農業ができる政策を求めてきました。よって、本補正予算には賛成できません。 ○議長(原田幸廣)   鍔木議員。 ○(鍔木良子議員)   議案第53号、令和元年度加古川一般会計補正予算(第3回)について、日本維新の会の立場で態度表明をいたします。  議案第60号と第61号に係る給与費については賛同しておりませんので、個別で意見を申し上げつつ、補正予算全体については、教育関係費等に喫緊に対応する課題や、その他の職員給与費関係も含まれていることから、厳しい選択と集中を余儀なくされた予算編成の中においても、一層の市民サービスの実行を期待いたしまして、賛成を主張いたします。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第53号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(原田幸廣)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号について、委員長報告に対する質疑とあわせ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第54号を採決します。
     本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  しばらくの間、休憩します。休憩中に会派代表者会を開催しますので、代表者の方は直ちに協議会室にお集まりください。  なお、本会議再開時刻につきましては、追ってお知らせいたします。                 (休憩 午前10時46分)                 (再開 午前11時15分) ○議長(原田幸廣)   休憩前に引き続き、会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第27 議案第75号 ~ 日程第28 議案第76号 ○議長(原田幸廣)   日程第27、議案第75号及び日程第28、議案第76号の2件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(平田喜昭)   議案第75号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  冊子番号5の1ページ及び2ページをごらんください。  本案は、駅北47~52街区土壌改良等工事請負契約締結のことで、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。  この工事は、加古川駅北土地区画整理事業区域内47~52街区で、土壌汚染対策法に定められた基準を超過した鉛とフッ素が検出されたため、これを掘削除去及び処分するとともに、宅地化に向けた整地工事を行おうとするものです。  令和元年11月5日、3社による郵便応募型条件つき一般競争入札を行った結果、2億9,860万6,000円をもちまして、加古川市平岡町新在家2丁目267番地の11、大廣建設株式会社が落札いたしましたので、同社と本案記載のとおり、請負契約を締結しようとするものです。  なお、参考といたしまして、3ページから7ページに、工事施工内容、付近見取り図、平面図、入開札の状況並びに地方自治法の抜粋を添付いたしておりますので、ご参照ください。  続きまして、議案第76号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  同じく冊子番号5の8ページをごらんください。  本案は、日岡山公園駐車場整備工事請負変更契約締結のことで、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。  この工事は、令和元年第2回市議会の議案第12号において議決をいただき、現在、施工中です。このたびの変更は、駐車場の敷地造成に使用を予定していた盛り土材料が、高含水比で軟弱な材料であることが判明し、所定の強度を確保できないため、盛り土材料の安定処理、セメント改良を追加するほか、事前測量が完了したことによるICT施工における三次元データの作成を追加することにより、請負金額及び契約保証金の変更を行おうとするものです。  変更契約の内容につきましては、請負金額4億6,739万円を3,617万5,700円増額し、5億356万5,700円に、また、契約保証金の額についても361万7,570円増額し、5,035万6,570円に変更しようとするものです。契約の相手方は、前川建設株式会社です。  なお、参考といたしまして、9ページから11ページに工事施工内容、並びに、先に議決をいただきました議案の写しを添付いたしておりますので、ご参照ください。  以上で、議案第75号及び議案第76号についての提案理由の説明を終わります。 ○議長(原田幸廣)   提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま説明の終わりました本2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、議案第75号について、質疑とあわせ、討論に入ります。  森田議員。 ○(森田俊和議員)   議案第75号について、2点お伺いをいたします。  先ほど部長のほうからご説明があったわけなんですが、駅北47~52街区の土壌改良等工事となっておるわけなんですが、この等という文言につきましては、3ページのほうに詳細が参考として挙がっておるわけなんですが、この中の整地工事、これ先ほどのご説明でいきますと、宅地化を図るというお話やったと思うんですけれども、この工事内容について、もう少し詳細な内容をお聞きしたいのが1点と、もう1点は、先ほどの土壌汚染の防止、法律の関係することなんですが、この土壌汚染につきましては、原因者の負担においてと理解をしておるわけなんですが、今回のこの街区については、従前、これJRの所有地であり、換地後もJRの所有地ということになっておるのですが、今回のこの工事費案分について、どのような形でJRのほうと協議をされておるのか、その点2点お聞きいたします。 ○議長(原田幸廣)   都市計画部長。 ○都市計画部長(中田直文)   まず1点目の土壌改良等工事の等でございますが、土地区画整理事業の宅地化に向けた整地工事のことでございまして、土壌汚染対策工事に合わせまして、周囲の道路に宅地の高さを合わせる工事、あるいは、既存構造物の撤去、樹木の伐採、宅地部分の砕石の敷きならし等でございます。  2点目の費用案分についてですが、土壌汚染対策工事につきましては、土地区画整理事業の事業主体であります市が工事を実施しまして、従前地の所有者であるJRの土地利用が汚染の原因と考えられる箇所の対策工事費については、応分の負担をJRに求めるものでございます。最終的には、処分した土砂の量により、精算することになりますが、現段階では、対策工事の約7割をJR、残りの約3割を市の負担と見込んでおります。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第75号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号について、質疑とあわせ、討論に入ります。  落合議員。 ○(落合誠議員)   3点質問させていただきます。  まず1点目が、請負金額の増額分の積算の根拠ですが、9ページのほうに、変更前、変更後ということで記載がありますので、この辺の部分の詳細を教えていただきたいと思います。  2つ目です。道路の残土の水分が多いということですが、これはどこかから持ってこられた、事前に置いていたものだと思われますが、事前にそういう水分が多いものであるというのは、確認がなぜできなかったかということを教えてください。  それから3点目、土壌改良工事だけについて、金額が差額が3,617万5,700円という非常に大きい金額なんですが、新たにこれだけを入札等はできないのか。この3点について、お答えください。 ○議長(原田幸廣)   建設部長。 ○建設部長(東保弘一)   まず1点目の請負金額増額分の積算根拠ですが、ICT測量を実施した結果、掘削土量が4,200立米ふえております。それと、残土処分が、それに伴いまして、5,940立米増加しております。あと、土壌改良の必要等も考慮しまして、兵庫県の積算基準に基づきまして、算定をしております。内訳ですが、土工が約1,300万円、土壌改良で約1,900万円、ICTの測量に係る経費を追加いたしましたのが500万円、合計で3,617万5,700円となっております。  2点目の道路から出た残土に水分が多いということは、もともと知り得たのではないかということですが、当初設計においても、土質試験を3回しております。そのときは、高含水比ではございませんでした。入札後に、請負業者さんが大きな重機を持ってきて、深い位置の試料を採取したところ、高含水比であったため、土壌改良が必要であるということがわかっております。  3点目の土壌改良工事だけについて、新たに入札することはできないかということについですが、今回の日岡山の公園駐車場整備工事の敷地造成につきましては、掘削した土を運搬して盛り土するといった一連の作業になりますので、土壌改良工事だけを分離して入札することについては、できないものと考えております。 ○議長(原田幸廣)   落合議員。 ○(落合誠議員)   もう一回教えてほしいんですが、残土の処分が1,900万円かかるということだったのかということが1点目の質問に対して、再度確認ということです。  2点目のほうが、逆に置いてて事前にはわからなかったけれども、置いている段階で、問題が出てきたということなので、この管理上不備があったのかどうなのかということを2点目の質問としては、確認したいと思います。  3点目の新たに入札というのは、できないということなので、できないわけではなくて、便宜上、スムーズであるとか、そういう意味のお答えだったのかなと思うんですけれども、その確認です。 ○議長(原田幸廣)   建設部長。 ○建設部長(東保弘一)   1点目の土の処分ということでお尋ねやったと思いますが、土壌改良で1,900万円でございます。  それと、2点目の分ですが、試験をするに当たりまして、当然のことながら、全ての土壌におきまして、設定した強度を発揮する必要がございますので、現場にある積んでいる土の最も悪いところを調査して、最終的に、土壌が全ての面において、安全性を確保できるということが重要なので、悪い土のところをとって試験をしたので、高含水比であったということが判明したということでございます。  それと3点目の土壌改良工事で、別入札がスムーズであるかどうかということなんですが、当然のことながら、今でも道路工事なり、水道工事なり、給食センターの工事、ふくそうして入ってございます。そこにまた新たな業者を追加していってということになりますと、非常に現場のほうが混乱するという可能性もございますので、分離発注については無理であるということで考えております。 ○議長(原田幸廣)   落合議員。 ○(落合誠議員)   3回目の質問になるので、最後になりますけれども、2番目に質問しました悪いところを調査してということなんですが、当初は、悪いところ、非常に悪いところを調査してなかったと聞こえたんですけれども、そういう意味なのか、実際に使うので、当然いろんなところ、複数を以前よりもきっちりと確認をしたことによって、悪いところがより明確に出てきたということなのかというのを、最後お答えお願いします。 ○議長(原田幸廣)   建設部長。 ○建設部長(東保弘一)   対象土壌が、一応8,000立米ございますので、非常に大きな山でございます。当初、設計時に、土質調査をしたのですけれども、それについては、やはり大きな重機を持ってこれなかったので、浅いところの試験をしたというのがまずあります。  それとあと、当然のことながら、野積みして雨ざらしになっておりますので、当然、降った雨がしみ込む、そういう形で、盛り土内の中身に水がたまっていたということも1つの原因かと考えられます。 ○議長(原田幸廣)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第76号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
       ◎日程第29 議案第77号 ~ 日程第31 議案第79号 ○議長(原田幸廣)   日程第29、議案第77号から日程第31、議案第79号までの3件を一括議題とします。  順次、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(岡田康裕)   議案第77号から議案第79号までの人事案件3件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず初めに、議案第77号でございます。  冊子番号6番、1ページをごらんください。  加古川市固定資産評価審査委員会委員に、山﨑由起子さんを選任するに当たり、市議会の同意を得るため、提案するものです。  なお、次ページ以降に、参考として同意を求める者の略歴並びに地方税法の抜粋を記載いたしております。  次に、議案第78号でございます。  4ページをごらんください。  人権擁護委員候補者として、栃下定義さんを推薦するに当たり、市議会の意見を求めるため提案するものです。  なお、次ページ以降に、参考として意見を求める者の略歴並びに人権擁護委員法の抜粋を記載いたしております。  次に、議案第79号でございます。  7ページをごらんください。  人権擁護委員候補者として、前田栄さんを推薦するに当たり、市議会の意見を求めるため提案するものです。  なお、次ページ以降に、参考として意見を求める者の略歴並びに人権擁護委員法の抜粋を記載いたしております。  以上、人事案件3件につきまして、ご同意またはご賛同くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(原田幸廣)   提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま説明の終わりました本3件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、議案第77号について、ご意見等を承ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご意見等を終了します。  これより、議案第77号を採決します。  本案を原案のとおり同意することに、ご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、議案第78号について、ご意見等を承ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご意見等を終了します。  これより、議案第78号を採決します。  本案を原案のとおり推薦することに、ご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり推薦されました。  次に、議案第79号について、ご意見等を承ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご意見等を終了します。  これより、議案第79号を採決します。  本案を原案のとおり推薦することに、ご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり推薦されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程追加 意見書案第3号 ○議長(原田幸廣)   ただいま、岸本建樹議員ほかから意見書案第3号、下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書が提出されました。  この際、本案を日程に追加し、議題にしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、意見書案第3号を議題とします。  本案については、意見書案の朗読、会議規則第36条第3項の規定による提案理由の説明及び委員会付託、並びに質疑、討論を省略することとしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、意見書案第3号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りします。  ただいま可決しました本案の意見書の字句の修正並びにその取り扱いについては、議長にご一任いただきたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  次に、各常任委員長及び議会運営委員長から、所管の事務について、会議規則第103条の規定により、お手元へ配付しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りします。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(原田幸廣)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了しました。  閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る12月3日に招集されてから、本日まで16日間にわたり、令和元年一般会計補正予算、条例の制定など、市政の当面する重要な案件の審議をいただきました。議員各位におかれましては、終始ご熱心にご審議賜り、また、議会運営にご協力をいただきましたことに、厚くお礼申し上げます。  また、理事者におかれましては、審議の過程で表明されました議員の意見や要望事項について、市政運営に十分反映され、より一層、市民福祉の向上にさらなるご尽力をお願いします。  なお、市長より、挨拶したい旨の申し出がありますので、承ることにします。  市長。 ○市長(岡田康裕)   令和元年第4回定例市議会の閉会に当たりまして、自席からではございますが、ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、今回の定例会におきまして、補正予算を初めとする各議案をご審議いただき、ご同意を賜りました。まことにありがとうございました。  お寄せいただきました建設的なご意見、ご提言につきまして、十分に尊重させていただき、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えます。  年が明けますと、令和となって最初の当初予算等のご審議をいただく3月議会が近づいてまいります。高齢化、人口減少が進む中で、市民のニーズも変化してきており、地域課題が一層多様化しております。  新しい取り組みにも果敢に挑戦しながら、住民満足度の向上に努めてまいります。引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。  結びになりますが、年の瀬を迎え、これから先、寒さも厳しくなってまいります。健康には十分にご留意いただき、令和2年の新春をご家族おそろいで、ご健勝にて迎えられますようご祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。  このたびも本当にありがとうございました。
    ○議長(原田幸廣)   市長の挨拶は終わりました。  ことしも、あとわずかとなりました。  議員各位並びに理事者の皆様方におかれましては、健康にご留意いただき、健やかに新春を迎えられますことをご祈念申し上げます。  以上をもちまして、令和元年第4回加古川市議会定例会を閉会します。  お疲れさまでした。                             (午前11時39分 閉会)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する  令和  年  月  日   加古川市議会議長   会議録署名議員    同...