加古川市議会 > 2019-06-11 >
令和元年総務教育常任委員会( 6月11日)

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  1. 加古川市議会 2019-06-11
    令和元年総務教育常任委員会( 6月11日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和元年総務教育常任委員会( 6月11日)              総務教育常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:令和元年6月11日(火)   開会 9時27分                  閉会 11時18分 場所:第4委員会室議事日程> 1 請願審査 ・請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する件 ・請願第3号 10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択について(請願) 2 陳情審査 ・陳情第3号 鹿児の庭の伸びすぎた松の枝について ・陳情第6号 市内の保育施設及び市立学校教育機関付近交通安全調査 3 付託案件審査 ・議案第5号 加古川市税条例等の一部を改正する条例を定めること ・議案第7号 加古川市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        を定めること ・議案第8号 加古川火災予防条例の一部を改正する条例を定めること
    ・議案第1号 令和元年度加古川一般会計補正予算(第1回)のことのうち本委員会付託        部分 4 所管事務調査教育委員会】 ・学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針(案)のパブリックコメントの実施につい  て ・加古川児童クラブ夏休み期間限定利用における申込状況について ・かこパラ王国(パラリンピック1年前イベント)の開催について ・市内中学校教諭懲戒処分について ・第1回加古川いじめ防止対策評価検証委員会の開催の報告について <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  山本一郎   委員   岸本建樹  山本賢吾  織田正樹  井上恭子        鍔木良子  木谷万里  相良大悟  井上隆司 2 欠席した委員   副委員長 野村明広会議録> ○山本一郎委員長   皆さん、おはようございます。ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。野村委員より体調不良のため欠席との届け出がありましたので、ご報告させていただきます。本日はお手元の日程表のとおり、請願審査陳情審査付託案件審査所管事務調査の順に進めてまいります。次に、本委員会所管事務質問事項の聴取をいたします。あらかじめ、委員の方から質問したい旨の申し出はございませんでしたが、急を要する事情により、この場で質問される方がいらっしゃいましたら、挙手の上、発言お願いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本一郎委員長   質問事項の聴取は以上といたします。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時28分)                (再開 9時29分)    ◎請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する件 ○山本一郎委員長   再開いたします。請願審査を行います。請願第1号、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する件を議題といたします。本請願について、質疑、ご意見等をお伺いいたします。 ○井上恭子委員   教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する請願について、かこがわ市民クラブを代表し、賛成の立場で意見を申し上げ、態度表明をいたします。請願事項1にある、教職員定数改善の推進による30人以下学級とすることについては、請願理由にあるように、学校現場において長時間労働是正に向けて教職員の働き方改革が進められようとしており、計画的な教職員定数改善と30人以下学級とすることが求められています。請願事項2にある、義務教育費国庫負担制度負担割合を2分の1に復元することについても、現在3分の1に負担割合を引き下げたことで、自治体財政難を理由に35人以下学級や個別教育課題への対応に自治体間の格差が危惧されております。子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられ、子どもの学ぶ意欲、主体的な取り組みを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件整理は不可欠です。このことから、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担金制度負担割合を2分の1に復元することは、喫緊の課題であります。以上のことから、2020年度の政府予算編成において、請願事項の実現を求めることに賛成し、本請願の全会一致の採択を求め、態度表明といたします。 ○山本一郎委員長   ご意見等を終結いたします。お諮りいたします。請願第1号について、採択することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手) ○山本一郎委員長   本件は、全会一致で採択と決定いたしました。ただいま採択されました請願第1号でございますが、あらかじめ事務局が作成しました意見書案を配付させていただきます。それでは事務局、朗読をお願いいたします。             (事務局により意見書案朗読) ○山本一郎委員長   この文案についてのご意見等を承ります。 ○山本賢吾委員   こういうときに小泉政権という言葉を使いますか。議会が公的なもので使う場合、小泉内閣のほうがいいかと思います。それと、2020年度となっていますが、国の予算は令和でやっているので、令和2年度のほうがいいかと思います。 ○山本一郎委員長   2020年度のところを令和2年度に、小泉政権という表現を小泉内閣に、この2点を検討させていただいて対応するということでよろしいですね。それでは先ほどの件も含めて、今後、字句等の修正が必要となった場合は、委員長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本一郎委員長   そのようにさせていただきます。なお、意見書につきましては、本会議最終日に提出したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    ◎請願第3号 10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択について(請願) ○山本一郎委員長   次に、請願第3号、10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択について(請願)を議題といたします。本請願について、質疑、ご意見等をお伺いいたします。 ○岸本建樹委員   この請願に、紹介議員として賛成の立場で討論いたします。10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択についての請願に対し賛成の立場を述べます。請願理由に、安倍首相が食料品などは8%にするから、低所得者の負担はそんなにふえないと言いました、とあります。消費税法では、価格決定は企業に任せてあること、したがって値上げで消費税引き上げられることになります。10%の増税により、一世帯当たり8万円の負担がふえます。格差社会が進行する中で、低取得者にとっては大きな負担であること、また、中小企業にとっては、利益が出なくても1,000万円以上の売り上げがあれば課税されます。さらに、インボイス方式の導入が予定されています。消費税免税業者インボイスが出せません。そのため、取引先から断られることになります。1,000万円以下の免税業者も仕方なく、このインボイスをつくる消費税登録業者にならざるを得なくなります。1989年4月に始まった消費税は、30年間に納められた額が372兆円、そのうち291兆円が大企業の法人税の穴埋めに使われています。消費税導入前の1988年度の一般会計歳入法人税収入は、会計の中で24%を占めていましたが、消費税が導入されると法人税はどんどん減額され、法人税は今わずか13%に半減しております。一方、消費税収入が18%を占め、法人税を大幅に上回ります。経済悪化でこの間、二度の増税延期がありました。今、消費税増税は、前回の2016年6月より深刻な経済状況の中で実施しようとしています。消費税増税反対の声が54%、賛成が40%の状況で、市民は増税に反対しています。以上をもって、本請願に賛成いたします。 ○井上恭子委員   態度表明いたします。当請願に対し、かこがわ市民クラブを代表し、反対の立場で意見を申し上げ、態度表明をいたします。現在の日本は、少子高齢化による現役世代の減少と、高齢者の増加という大きな問題に直面しております。現役世代の減少は、税金や社会保険料等の国の収入を減らし、高齢者の増加は医療費を初めとする社会保障費を増大させます。このふえ続ける社会保障費の財源を確保することが、消費税増税を行う目的の一つとなっております。所得税法人税の増税を行うことでも税収はふえますが、それでは現役世代に集中した負担をかけてしまうことになるため、高齢者を含めた国民全体で広く負担する消費税がふさわしいとされたものです。今回の消費税増税においては、請願者の方々から見れば十分とは言えないかもしれませんが、食品と新聞を対象に軽減税率が導入されています。また、カード払いを対象としたポイント還元施策や低取得者の救済策として、プレミアム付商品券の発行等も行われる予定となっています。増税分の使い道についても明確に示されており、社会保障費の充実、また少子化に伴う幼児教育無償化、国債の返済に充てられることになっています。誰しも増税を望んでいるわけではありません。しかし、現在私たちを取り巻く環境について、現状と将来を考えた場合、安定的な財源確保という喫緊の課題解決のためには、消費税増税は避けられないと判断いたします。以上のことから、当請願内容については賛成できない旨を申し上げ、態度表明といたします。 ○鍔木良子委員   請願第3号について、女性の笑顔で未来を創る会と維新を代表いたしまして、態度表明をいたします。消費税自体を否定するものではありませんが、実施するには景気動向消費税による増収効果を明確にし、十分な歳出削減を前提として行うことが条件だと考えています。現状において、そういった環境が整っていないことから、10%の消費税中止をすることには賛成ですが、政府に意見書として採択を求めるには、文面や願意に賛同できないことを申し上げ、態度表明とさせていただきます。 ○相良大悟委員   請願第3号、10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択についての請願に対して、公明党議員団を代表して意見を申し上げ、態度表明をいたします。そもそも消費税率引き上げの最大の目的は、社会保障制度と税の一体改革、すなわち少子高齢化で膨らむ社会保障財源確保と国の財政健全化も進めることでありました。安倍首相は、消費税率引き上げの狙いについて、お年寄りも若者も安心できる全世代型の社会保障へと大きく転換し、同時に財政健全化も確実に進めていく、と強調し、2019年度と2020年度予算で、臨時・特別の措置を講じると説明し、実際に対策を進めているところです。その代表的なものが、未来の宝である子どもたちのための幼児教育無償化や、高校授業料無償化であります。消費税率10%への引き上げにあわせ、酒類や外食を除く飲食料品全般と、定期購読の新聞の税率を8%に据え置く軽減税率も導入します。消費税は、所得の少ない人ほど負担感が重いという逆進性があり、軽減税率によって家計負担を軽くする効果が見込めることから、生活者の声を受け、また海外でも多くの国で導入されている、事実上、世界標準の制度として定着しております。軽減税率実施に向けたインボイス導入や、レジ対応の補助金など、現時点で最も適した対応であると認識しております。この目的と対策を鑑み、当初の予定どおり執行することが望ましいと判断します。以上の理由から、本請願は不採択といたします。 ○織田正樹委員   請願第3号、10月1日の消費税引き上げストップを求める意見書採択についての請願に対して、加古川市議会志政加古川を代表し、意見を申し上げます。少子高齢化により、現役世代が急激なスピードで減っていく一方、高齢者はふえており、年金や医療などに充てられる社会保障費は膨らむ一方です。国の2019年度予算は、一般会計の総額が初めて100兆円を突破し、歳出の3分の1を占める社会保障費は、34兆円と過去最高を更新しました。社会保険料など、現役世代の負担が年々高まりつつある中で、社会保障の財源のために所得税法人税引き上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することになります。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が、超高齢社会における社会保障の財源にふさわしいと考えます。さらに、増税分で、幼児教育・保育の無償化を初め、今後は子育て世代社会保障の充実に充てられる予定です。消費税増税はこれまで2回先送りしてきましたが、既に10月からの幼児教育・保育の無償化は決定されており、この段階での消費税増税中止は困難かと考えます。以上のことから、請願に対しては賛成できません。 ○山本一郎委員長   ご意見等を終結いたします。お諮りいたします。請願第3号について、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手) ○山本一郎委員長   挙手少数であります。よって本件は、賛成少数で不採択と決定いたしました。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時47分)                (再開 9時49分)    ◎陳情第3号 鹿児の庭の伸びすぎた松の枝について ○山本一郎委員長   再開いたします。陳情審査を行います。陳情第3号、鹿児の庭の伸びすぎた松の枝についてを議題といたします。本陳情について、質疑、ご意見等をお伺いいたします。 ○鍔木良子委員   陳情第3号について、女性の笑顔で未来を創る会と維新を代表いたしまして、態度表明をいたします。陳情の内容は、鹿児の庭の伸び過ぎた枝について、職員及び議員が確認せよということと、危険ならば剪定せよということであります。それならば、問題を課題として進めていく陳情という、議会のプロセスを踏まえるまでもないと判断いたします。よって、以上のことから、本来なら陳情の審査になじまないとし、要望を聞く程度でいいと考えますので、賛成できません。 ○山本賢吾委員   鹿児の庭についてですが、行事があるときでないときれいにならないと、時々聞くことがあるんですけれども、予算の関係もあるとは思いますが、その辺の管理や状況をいま一度お願いできますか。 ○名生管財契約課長   鹿児の庭の手入れですが、一年を通じて週3回3時間、シルバーに掃除と草刈りを依頼しております。それと、行事の前を中心に草刈り等を行っています。それにつきましては予算等もございますので、常にやりたいという気持ちはございますが、できていないのが実情です。ただ今回は、職員で一度きれいにしておこうということで、先週1週間ほどでやらせていただきました。今後、大変伸び過ぎましたら、職員のほうでも対応させていただきますし、委託料の範囲内で気をつけながら管理をしていきたいと考えています。 ○山本賢吾委員   例えば鹿児の庭は加古川市役所の玄関だから、ボランティアで刈ってやろうという人などがおられたらどうなりますか。 ○名生管財契約課長   そういうふうな志のある方がおられましたら、前向きに受けていきたいとは考えておりますが、事故等の可能性もございますので、そこは慎重に考えて、そういうご意見があったら検討していきたいと考えております。 ○岸本建樹委員   意見をさせていいただきます。昨日、私も公園を見てまいりました。松の枝が下向きの仕立てになっているというのも見てきましたが、これも松の仕立てだから、そういうものはそれでいいと思います。通路に支障があるところなどはわかりにくかったんですけれども、桜の枝がベンチにかかって、座ることが難しいだろうなというベンチが3本ほどありました。そういう剪定もお願いしたいと思います。雑草もかなりあって、公園そのものの手入れが不足しているのはよくわかりました。市民に気持ちよく利用してもらえるように、先ほど予算の話もありましたけれども、市役所の玄関でもありますので、ぜひとも力を入れていただきたいということだけお願いして、この陳情には賛成いたします。 ○井上恭子委員   鹿児の庭の伸び過ぎた松の枝について、当陳情に対し、かこがわ市民クラブを代表し、賛成の立場で意見を申し上げ、態度表明をいたします。現地を確認しましたところ、松が垂れるのは松の特性であり、形をよくするために庭職人が竹で矯正しているため、いたし方がないところもあります。ただし、陳情にありますように、多くの市民が利用するため、常時開放している庭園であるため、危険が予測できる箇所については、安全処置を事前に施す必要があると考えます。よって、陳情にありますように、危険だと考えられる箇所への安全柵の設置や、添え木を高くする等のリスク対策を、速やかに実行するよう要請いたします。以上のことから、当陳情に対し賛成といたします。 ○織田正樹委員   陳情第3号について、加古川市議会志政加古川を代表し、意見を申し上げます。陳情事項1の市職員及び市議が鹿児の庭の松の枝の全てを実際に確認していただきたい、ということにつきましては、6月3日の午前中に会派全員で確認をさせていただきました。その際、一部通路にまで枝が伸びている松があることを確認しました。陳情事項2にあるように、適度な剪定が必要であると認識をしました。さらには、庭全体の老朽化が目立つことや、日ごろの管理に課題があることも確認してまいりました。市の花であるツツジや市の木である黒松を庁舎前に配し、四季を通じて楽しめる回遊式庭園を大切に守っていかなければならないことも感じたところです。将来にわたって、このような状態での庭園を庁舎前に配しておくなら、維持することについても慎重に検討する時期が来ていると感じました。一方、庭園というものはどういうものか、けがをするほど走り回るところではない、静かに緑を見るものであると、子どもたちに教えることも必要であるとも感じております。鹿児の庭につきましては、市役所市民会館を訪れる人については憩いの場であることから、適正な管理を求めるこの陳情に対しては賛成いたします。 ○山本一郎委員長   ご意見等を終結いたします。お諮りいたします。陳情第3号について、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手
    山本一郎委員長   挙手多数であります。よって本件は、賛成多数で採択と決定いたしました。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時56分)                (再開 9時57分)    ◎陳情第6号 市内の保育施設及び市立学校教育機関付近交通安全調査山本一郎委員長   再開いたします。陳情第6号、市内の保育施設及び市立学校教育機関付近交通安全調査を議題といたします。本陳情について、質疑、ご意見等をお伺いいたします。 ○井上恭子委員   かこがわ市民クラブを代表し、態度表明をいたします。陳情にありますように、大津市の事故を受け、5月17日の総務教育常任委員会において、平成26年度からの通学路交通安全プログラム実施状況を確認させていただきました。危険箇所については、大津市の事故のケースも含め、新たな視点を加えた形で調査していくとの答弁もあり、現在進行中とも理解しております。ただ、陳情の願意から、より早く調査を実施していただきたい、また調査結果を公表されている内容に、より早く追加いただきたいとの思いは理解できます。よって、今回の陳情第6号を採択することに賛成いたします。 ○鍔木良子委員   陳情第6号について、女性の笑顔で未来を創る会と維新を代表いたしまして、態度表明をいたします。通学路安全点検については、加古川通学路交通安全プログラムに基づき、危険箇所合同点検と対策を実施しており、加古川市のホームページに一覧表として既に公表しています。一方、県では、このたびの大津市の事故が発生したことから、新たに認可外教育施設など園外活動において、散歩の経路についての危険性の有無や交通量の確認など、園児の安全管理体制の徹底を求めているところです。陳情第6号は、小学校、中学校を対象に、関係団体と連携し、危険箇所の点検と公表を願う願意でありますが、こういった世情を踏まえ、事故に巻き込まれるかもしれないという観点から、小中児童生徒だけでなく、園児や児童の歩行者がよく利用する、交通量が多い交差点などの調査をする必要も感じることから賛成いたします。 ○山本賢吾委員   この陳情は大津市の事故を起因として出されているんですけれども、事故の後、当委員会でも、通学路安全点検について質問が出ました。調査については何度もされていると思います。それについてはもう一度お願いしたいということと、あわせて、安全だと思っているところでも危ないことがあるということを学校に教えていただくということをお願いしたいと思っております。本陳情につきましては、妥当として創政会として採択をお願いしたいと思います。 ○岸本建樹委員   日本共産党加古川市議会議員団として、賛成の立場です。各道路の安全確保、そのための点検は至急に行う、また必要な改良箇所が見つかったら早急に手当てをしていただく、これに賛成いたしますので、採択とします。 ○織田正樹委員   加古川市議会志政加古川を代表いたしまして、陳情第6号に対し、意見を表明いたします。陳情にありますように、大津市の事故を受け、先月の総務教育常任委員会において、平成26年度からの交通安全プログラム実施状況を確認させていただきました。また危険箇所につきましては、大津市の事故のように安全と思われる場所も含めて、新たな視点で調査していこうというような答弁もありましたので、現在進められているものと理解しております。この陳情にありますように、より早く調査をしていただきたいという願意は理解できます。よって、陳情第6号を採択することに賛成いたします。 ○山本一郎委員長   ご意見等を終結いたします。それではお諮りいたします。陳情第6号について、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手) ○山本一郎委員長   本件は全会一致で採択と決定いたしました。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時03分)                (再開 10時05分)    ◎議案第5号 加古川市税条例等の一部を改正する条例を定めること ○山本一郎委員長   再開いたします。付託案件審査を行います。議案第5号、加古川市税条例等の一部を改正する条例を定めることを議題といたします。冊子番号3の38ページから124ページまでをご参照願います。質疑とあわせ、ご意見等をお受けいたします。 ○岸本建樹委員   この条例の前段の部分で個人市民税単身児童扶養者について、後段で軽自動車税についてが、全く別の案件のように僕は思うんです。議案の立て方として二つが一つになっていると思うんですが、こういう立て方ですと非常にわかりにくいので、なぜこんな形で立てられるのかという質問です。 ○北村税務部長   市税条例はそれぞれ税目ごとに並んでいますから、改正のあるところの条文だけを抜き出して順番に並べますので、構成的にこれは軽乗用車の分で、これは個人市民税の分でと、わけることはできないんです。わかりにくいとは思いますけれども。 ○岸本建樹委員   言われていることはわかりますが、市民的立場からすると、それぞれの部分で議案を立てていただきたいなというのが意見です。 ○山本一郎委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決します。議案第5号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本一郎委員長   ご異議なしでございます。よって本案は、全会一致で原案可決と決定いたしました。    ◎議案第7号 加古川市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めること ○山本一郎委員長   議案第7号、加古川市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めることを議題といたします。冊子番号3の131ページから134ページまでをご参照願います。質疑とあわせ、ご意見等をお受けいたします。 ○井上隆司委員   施行日が来年4月になっています。早い時間の利用者が多くて遅い時間の利用者が少ないという今の利用状況から、このように改正するということですが、そのような利用状況ならば、施行日をもう少し早くしてもいいのではないかと思います。指定管理の関係があるからということでしたが、可能ではないかと思うんですけれども、そういう考え方はなかったんですか。例えば9月から施行するとかいうようなことで対応したほうがいいのではないか、わざわざ4月まで延ばす必要はないのではないかと思います。 ○下澤管財契約課副課長   委員のおっしゃるとおり、早く施行するにこしたことはないんですけれども、4月から施行する理由としましては、令和2年度からの指定管理者を募集しているところですので、それに合わせて条例の改正をしようとしているためです。それから、現在、入庫待ちが多いということについてですが、指定管理者のほうで都合をつけていただいて、入庫待ちが出たときは少し早目に開けるという対応をしていただいているところです。今は指定管理者のご厚意に甘えているようなところですが、とりあえず3月末まではそういう対応をして、4月からはきっちりと条例の改正をしていきたいと考えております。 ○井上隆司委員   現在の指定管理者にお願いして、少し早目に開けていただくということですが、前に総合文化センターで会議があったときに、あそこも駐車場は指定管理になっているのか、少し早目に行ったら一向に開けてくれなくて、それで事務所に早く開けてくださいと言ったのですが、時間前ですのできっちりでないと開けてくれなくて、本当にかっちりした管理をされておりまして、利用者としては余りいい気分ではなかったんです。そういうこともあるんです。今回は早目に開けることをお願いしているということですので、今のうちから少し早目に開けていただくということをやっておけば、4月以降もスムーズにいけるのではないかと思います。例えばどれぐらい早目に開けているのですか。15分ぐらい前からですか。 ○下澤管財契約課副課長   もちろん、道まで出ているぐらいになるのは年に数回しかないのですが、そういうときは時間がまちまちなので何分ぐらいとは言えないんですけれども、早目に開けていただくようにしています。また、選挙で期日前投票をしているときは早くから始まりますので、そのときは早く開けていただくように、こちらのほうからお願いしているところです。 ○山本賢吾委員   本会議場で午後10時以降の出庫台数が十数台とかいうことがありましたけれども、これは市民会館で何かあったときというのも入っている答弁ですか。確認です。 ○下澤管財契約課副課長   主に勤労会館や青少年女性センターが10時までになっております。もちろん、それも合わせての10時以降の台数ということでございます。 ○岸本建樹委員   私も、一日も早く契約変更をして早目に開けていただくということが、本来求められているところかと思っています。事前に早目に開けてもらっていますということですが、そのときの料金はどこから始まるんですか。 ○下澤管財契約課副課長   入庫したときからカウントするという形になっています。 ○岸本建樹委員   条例では8時半からということなので、何かずれがあるような気がするんですけれども。 ○平田総務部長   確かにそのとおりだと思います。ですので新年度からきっちりするという形をとらせていただきたいということです。今は好意によって開けていただいていまして、駐車料金は入庫した時間からになっています。8時半からしか料金をとらないということはできないシステムになっていますので、それならば開ける時間も8時15分からという形にきっちりとしたいということです。今、変更しようとすると、業者ともう一遍契約しなければなりません。できるかもしれませんが、業者とどんな話になるかわかりません。新年度、業者と契約するときにきっちり整理したいということで、新年度から8時15分と、条例も改正しようとしています。入場時からの料金を徴収することは、条例では臨時の開場規定もあり、システム運用上、入場時からの料金算定としていますが、あくまで市民の利便性のためにあえて前倒しにして開けているというようなことで、ご理解いただくしかないと現状では考えております。 ○岸本建樹委員   契約変更というのは本来いつでも可能なはずですから、契約変更をお願いしたいというのが意見です。 ○山本一郎委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決いたします。議案第7号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本一郎委員長   ご異議なしでございます。よって本案は、全会一致で原案可決と決定いたしました。    ◎議案第8号 加古川火災予防条例の一部を改正する条例を定めること ○山本一郎委員長   議案第8号、加古川火災予防条例の一部を改正する条例を定めることを議題といたします。冊子番号3の135ページから140ページまでをご参照願います。質疑とあわせ、ご意見等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本一郎委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決いたします。議案第8号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本一郎委員長   ご異議なしでございます。よって本案は、全会一致で原案可決と決定いたしました。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時16分)                (再開 10時18分)    ◎議案第1号 令和元年度加古川一般会計補正予算(第1回)のことのうち本委員会付託部分 ○山本一郎委員長   再開いたします。次に、議案第1号、令和元年度加古川一般会計補正予算(第1回)のことのうち本委員会付託部分を議題といたします。冊子番号1をご参照願います。歳出、歳入、市債を一括して審査いたします。質疑とあわせ、ご意見等をお受けいたします。 ○岸本建樹委員   補正予算につきまして態度表明させていただきます。ここの委員会と関係ないと言われればそうなんですけれども、今回の補正予算の中にプレミアム付商品券などの補正が入っております。また、幼稚園のエアコンの設置ということで、これについても私たちはもともと求めている部分も入っております。しかしながら、消費税そのものに反対している立場でございますので、このプレミアム付商品券等が含まれている補正予算には、反対の態度とさせていただきます。 ○山本一郎委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。挙手により採決いたします。議案第1号のうち、本委員会付託部分について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手
    山本一郎委員長   挙手多数でございます。よって本案は、賛成多数で原案可決と決定いたしました。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時20分)                (再開 10時33分)    ◎所管事務調査 学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針(案)のパブリックコメントの実施について ○山本一郎委員長   再開いたします。所管事務調査を行います。教育委員会より5件の報告のうち、初めに、学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針(案)のパブリックコメントの実施について、報告をお願いいたします。 ○高井教育総務部長   このたび教育委員会としまして、学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針を定めるに当たりまして、市民の皆さんからいろいろご意見をいただくために、パブリックコメントを予定しております。この件につきまして、教育総務課から報告をさせていただきます。 ○藤崎教育総務課副課長   (資料により報告) ○山本一郎委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   この学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針の他市の状況がわかりましたら教えてください。 ○藤崎教育総務課副課長   県内全市の状況を把握しているわけではないんですけれども、少なくとも近隣では明石市、もしくは同規模でいきますと宝塚市が過去に策定をしております。そういったものを参考にいたしまして、今回、加古川市の方針を定めたというものです。 ○木谷万里委員   基本方針の概要の米印のところに、規模適正化策を定めるものではなく、基本的な考え方を示すものですとされて、わざわざ下線を引いてあるんですけれども、基本的な考え方を示した先の計画といいますか、先の考え方というか、どの方向を向いているのかを教えていただきたいと思います。 ○藤崎教育総務課副課長   今回定める基準につきましては、全てを網羅できるような基準ではなくて、一般的に考えられる標準的な基準ということで定める予定にしております。もちろんその中で、先ほどご説明申し上げたように基準になるような学校もございますが、法令におきましても標準的にはこうだというようなものがありますが、地域の実情やその他の事情に応じてその限りではないということも規定されております。今後の検討につきましては、今設置が進んでおります学校運営協議会等で地域の中でも具体的な案についてお考えいただくために、教育委員会としてもできる限り支援をしてまいりたいと考えています。 ○山本賢吾委員   関連するんですが、規模はこういうものがいいですよとこういう形で出すのは結構ですが、そういう方向を向くようなまちづくりをされているか、そのまちづくりをするような方向というのを、加古川市全体としてどう考えておられるのか、後ろに企画部もおみえなのでお聞きしたいんです。 ○井ノ口企画部長   今後どういう方向で計画が出ていくか今のところわかりませんが、小学校、中学校だけではなく、地域全体としての人口減少等の対策を考えていかなければならないと考えております。ですから、市街化調整区域になるんですが、例えば工場の誘致などもどういうふうに緩和していくかについて全体的に考えながら、人口増のほうに舵を取っていく施策を進めていきたいと考えております。 ○岸本建樹委員   資料の真ん中のあたりに、6月13日の定例教育委員会基本方針(案)の可決をとありますが、これはパブリックコメントをするかどうかの可決なんですか。それとも案そのものをここで固めますということなんですか。 ○藤崎教育総務課副課長   6月13日の定例教育委員会では、この基本方針の案をとって、方針を固めるという内容ではなくて、この案の内容についてご承認いただいて、今後のパブリックコメントの実施と、その決定に向けた段取りについてもご協議いただく予定としております。 ○岸本建樹委員   パブリックコメントを受けて、再度、この案について、修正や組み立てを考えるということですか。 ○藤崎教育総務課副課長   委員のおっしゃるとおりでして、予定であれば、パブリックコメントが7月17日に終わった後に、早ければ8月の定例教育委員会で、修正するかどうかといったようなことも含めた協議をさせていただきまして、早ければその後、常任委員会のほうで、実施計画等についても報告をさせていただきたいと考えております。 ○岸本建樹委員   教育委員会だけではなく、ほかの部がやっているパブリックコメントでも、市民からの声をいただいた後、それを受け入れるではなく、いろいろな理屈をつけてはね返すような対応をよく見るんですけれども、市民からの一生懸命の意見をこことここは受け入れます、というような形にぜひともお願いしたいと思います。これは要望になりますけれども、よろしくお願いいたします。 ○山本一郎委員長   この件についてのご質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 加古川児童クラブ夏休み期間限定利用における申込状況について ○山本一郎委員長   加古川児童クラブ夏休み期間限定利用における申込状況について、報告をお願いいたします。 ○山本教育指導部長   教育指導部より、資料に基づき3点、口頭にて1点報告させていただきます。まず、加古川児童クラブ夏休み期間限定利用における申込状況について、資料に基づいて、社会教育・スポーツ振興課より説明させていただきます。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   報告案件の説明に先立ちまして、この場をお借りいたしまして、先日、4月の常任委員会での答弁の発言訂正をさせていただきましたことについて、おわび申し上げます。春休みの開所時の職員体制については複数名をきちんと配置するようにできたと答弁いたしましたが、確認の結果、開所時の7時45分時点では約3割、8時の時点では約7割の配置状況であったことが委員会後に判明いたしました。事務局からの周知が徹底できていなかったことが最大の原因であり、結果といたしまして、事実とは異なる答弁となりました。今後は現場の職員と十分に連携をとり、職員配置に努めてまいります。(資料により報告) ○山本一郎委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   最初の発言訂正の報告の中で、事務局からの周知ができていなかったとありましたが、春休み前に各クラブの支援員さんにきちんと伝えていなかったという理解でよろしいでしょうか。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   少々詳しい経緯を説明いたしますと、3月14日に支援員を対象にした研修会を開催しまして、その中で事務局より口頭で春休みの人員配置について説明をさせていただきました。大事なことですので、本来でしたら文書できちんと徹底すべきところを、口頭で説明したことをもって周知ができていると認識をしてしまっていました。説明した後、職員配置についてなかなか難しいという、現場からの声に対しては、事務局のほうで人を手配して配置するようにしていましたので、声が上がらなかったところに関しては配置ができたものと思い込んでしまっていたというのが最大の原因です。 ○木谷万里委員   それでは、また改めて文書で説明をされたということでよろしいですか。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   このたびの春休みの対応につきましては、事後になってしまいましたので、今後、夏休みのシフトを組むときには、きちんと文書でわかるように伝えていこうと考えております。 ○木谷万里委員   夏休み期間限定利用における申込状況についての質問をさせていただきます。150人が希望されているんですけれども、全ての児童を受け入れられる準備ができているのですか。例えば、2カ月前の委員会でも1クラスに50人ぐらい登録されていらっしゃるところがあると聞いたので、例えば多いところといったら、氷丘や氷丘南、鳩里などは受け入れができるのかどうかということと、夏休みの受け入れをすることによる補助員さんの人数について教えてください。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   総数で150名、26小学校区ということになりまして、例えば鳩里小学校ですと、申込人数が19名と多いんですが、6クラブございますので、平均すると約3名ということになります。また氷丘南につきましても、通常利用の入所者が多いんですが、申込人数が3名で3クラブということですので、平均すると1名ということになりますので、現時点ではお申し込みいただいた方の夏休みの利用は可能な状況とはなっております。もう1点、補助員の確保につきまして、今の児童クラブの運営規程では、40名以下のクラブについては補助員が1名、41名を超えると2名体制になっています。今、41名がボーダーラインになっているんですけれども、夏休みの利用を受け付けることで、その41名を超えるクラブが2クラブから3クラブぐらいありますので、そのクラブにつきましては、当然ながら運営規程に基づきまして、きちんと配置ができるように手配していきたいと考えています。 ○木谷万里委員   そのことに関しては了解しました。それと、少し気になるのがこの間の川崎市の事件を受けて、児童クラブの支援員・補助員から、安全対策を希望する声が高まりまして、3月の本会議で、松本裕之議員が安全対策に関する一般質問で、さすまたがいいのか、女性が多いのでそれ以外のものを用意できないのかという要望、意見をしました。夏休み期間は朝が早く、長い時間、校門が開いている状態なので、物すごい危機感を持っていらっしゃいます。このあたりの安全対策について検討されているのか、既に準備ができる予定があるのかについても、教えていただけますか。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   夏休みまでには間に合わないんですが、支援員の研修会を今月末に予定していまして、それは別のテーマでやりますが、7月に入ってからもう一度、研修会を予定しております。そのテーマが防犯対策ということで、防犯の状況に詳しい方を講師にお招きして研修を行おうと思っています。その中で、防犯グッズに関して何が効果的なのかということを、あわせて議論できたらと、今のところ考えています。 ○木谷万里委員   そういう手順を踏まないといけないかもしれないんですけれども、夏休みは警備員さんは基本的におられない状況で、学校がずっと開放します。川崎市の事件があって、ということを考えると、できるだけ早く、7月の支援員さんの研修の中で、さすまたを持っていって教えるぐらいの準備があってもいいのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○川上社会教育・スポーツ振興課副課長   おっしゃるように、安全対策についてはやはり早ければ早いにこしたことはないと思います。さすまたについても、かなり長さがあって取り扱いに苦労するというようなお声も聞いていますので、現状は女性のスタッフが多い職場でもありますので、本当に使い勝手がよくて何が効果的なのかということは、早急に考えていきたいとは思います。 ○山本一郎委員長   この件についてのご質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 かこパラ王国(パラリンピック1年前イベント)の開催について ○山本一郎委員長   かこパラ王国(パラリンピック1年前イベント)の開催について、報告をお願いいたします。 ○山本教育指導部長   続きまして、かこパラ王国(パラリンピック1年前イベント)の開催につきまして、社会教育・スポーツ振興課から、資料に基づいて報告いたします。 ○小口社会教育・スポーツ振興課スポーツ振興担当副課長   (資料により報告) ○山本一郎委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○織田正樹委員   このオリパラ関係の事業全般についてですが、事業の予算が市制70周年事業と絡めて、企画部の予算で組まれていたように記憶しているんですけれども、企画部がオリパラ事業の専任の担当ではなくて、社会教育・スポーツ振興課が取り扱うということになっているんでしょうか。 ○小口社会教育・スポーツ振興課スポーツ振興担当副課長   この事業につきまして、企画部の企画費において予算計上しております。ただ事業実施に当たりましては、昨年から社会教育・スポーツ振興課におきまして準備を進めていまして、内容等を詰めてきていましたので、政策企画課とも連携をしながら事業は進めていくんですけれども、社会教育・スポーツ振興課から報告させていただきました。 ○織田正樹委員   今後は企画部から出てくるんですか。企画からの指示でこのような進め方を今後もされていくのですか。また、今回の事業は1年前の単発のイベントで終わるのか、目的のところで述べられましたように、障がい者スポーツの普及・振興を踏まえて継続していくのか、お伺いします。 ○小口社会教育・スポーツ振興課スポーツ振興担当副課長   事業のことに関しましては、かこパラ王国、1年前イベントということで説明をさせていただきましたが、例えばブラジル文化を紹介するようなイベントやサッカー教室等、オリパラに絡めました事業展開を昨年から社会教育・スポーツ振興課で準備を進めているものがあります。それらに関しましては、引き続き今後もこちらから報告させていただくことになります。また、1年前イベントは今回限りで終わるのかということに関しましては、障がい者スポーツへの理解と普及ということも含めておりますので、今後も同じような形になるかどうかわかりませんが、イベントは続けていきたいと考えております。 ○木谷万里委員   この体験会では、たくさん新しい障がい者スポーツを提案されているんですけれども、この指導者とか対象者というのはどんな人になるのですか。また、誰に参加してもらおうと考えているのか、障がいのある方に参加をいただくのか、それとも障がいがない方に呼びかけるのか、参加者をどのように考えているのか、人数も含めて教えていただきたいです。車椅子バスケットは迫力があるし、いいなと思いますが、体育館の使用に関して、傷などの心配はないのかということについてはいかがでしょうか。 ○小口社会教育・スポーツ振興課スポーツ振興担当副課長   今回のイベントの指導者につきましては、共催になっておりますスポーツネットワーク委員会の中のスポーツ推進委員の方が、障がい者スポーツに特化して勉強・活動されておりますので、指導員として参加をお願いしております。また車椅子バスケット等につきましては、専門のチームが来てくれて、プレーの披露をしていただいたりすることで話を進めております。参加者ですけれども、障がいのある方にもない方にも、広く周知をしながらご参加いただきたいと考えております。東はりま特別支援学校やいなみ野特別支援学校等、特別支援学校にも広く声をかけながら、障がい者支援課にも協力をいただいて、いろんなところに周知をしていきたいと考えております。また車椅子バスケットの床の傷に関しましてですが、今の車椅子バスケットは余りこけないということ、こけても傷がつきにくいようになっていますので、よほど激しいプレーをして転ばない限りは、床の傷の問題はないかと思います。そのあたりにつきましても、ウェルネス推進課、また体育館とも協議した上で、承認を受けて使っておりますので、問題はないと考えております。 ○木谷万里委員   ぜひ見てみたいものだと思っています。障がい者支援課にお声かけする、学校にお声かけするということですけれども、どれだけの人数を想定されているのかということの考えはありますか。 ○小口社会教育・スポーツ振興課スポーツ振興担当副課長   人数の詳細につきましては、それぞれの指導員さん等とも詰めていないところはあるんですけれども、大体20人から30人程度を一つのチームにしまして、いろんな体験コーナーを回っていただくような予定で考えております。一部の競技に関しましては、事前の申し込みということで考えておりまして、それ以外については、もちろん当日に参加していただけるものも用意しておりますので当日参加と、また、事前申し込みの種目についても余裕があれば当日参加をしていただきたいと考えております。 ○山本一郎委員長   この件についてのご質問等は、これで終結いたします。
       ◎所管事務調査 市内中学校教諭懲戒処分について ○山本一郎委員長   次に、市内中学校教諭懲戒処分について、口頭にて報告をお願いいたします。 ○山本教育指導部長   続きまして、新聞報道もございました、市内中学校教諭懲戒処分につきまして、学校教育課より口頭にて報告させていただきます。 ○松尾学校教育課副課長   市内中学校教諭懲戒処分について、口頭ではございますが報告させていただきます。このたび令和元年5月28日付で、該当教員に対して、兵庫県教育委員会による懲戒処分がなされました。処分内容とその理由は次のとおりです。被処分者は、市内中学校教諭、男性28歳です。処分内容は戒告です。処分の理由は、平成31年2月7日夕刻、市内店舗駐車場内で、髪や肩をつかみ引く暴行を行うなど、配偶者に対して数回暴行を行ったことは、教育公務員としての信用を失墜する行為であったからです。以上で、市内中学校教諭懲戒処分についての報告を終わらせていただきます。 ○山本一郎委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本一郎委員長   この件についてのご質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 第1回加古川いじめ防止対策評価検証委員会の開催の報告について ○山本一郎委員長   第1回加古川いじめ防止対策評価検証委員会の開催の報告について、報告願います。 ○山本教育指導部長   最後に、第1回加古川いじめ防止対策評価検証委員会の開催の報告について、資料に基づき青少年育成課から説明させていただきます。 ○松浦青少年育成課副課長   (資料により報告) ○山本一郎委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   この評価検証委員会を傍聴しておりまして気がついたことですが、委員による主な助言のところに書かれていなかったので、あえて言わせていただきますけれども、アセスの取り組みの結果について報告がありまして、アセスの中に、教師サポート、子どもが担任の先生をどう思っているかという質問がありまして、その結果がよくなっているということがありました。それに対して、委員からこの教師サポートに関しては、一定程度の人数は担任の先生に対して、反発といいますか、そういうところがあるのが健康的なクラスではないかという意見がありました。子ども全員が先生のことをいいと書くのは、逆に不自然じゃないかという、高過ぎることに関しての指摘があって、それをよしとするのは問題じゃないかと言われていました。アセスがこのいじめ対策の肝だとされるなら、ここの部分に対してちょっと工夫が要るのではないかと思うんですけれども、今回の評価検証委員会でそういう意見が出された後、この件に関してこの資料に記載しないということと、余り改善する気はないのか、少し厳しい意見ですけれども、この件に関してその後、意見交換や議論があったのか教えていただけますか。 ○堀之内教育相談センター所長   評価検証委員会のときには、私のほうからアセスの結果についてご報告をさせていただきました。先ほどご指摘がありましたように、昨年の結果で、各学校の教師サポートのデータを見ますと、確実によくなっているというのがありました。いいということにだけ目を向けて、それを評価してしまうといろんな危惧が生まれます。例えばいいように書くように圧力をかけるであるとかそういったことも生じるという危険性をしっかりと認識してほしいというご指摘をいただきました。評価検証委員会の終了後、センターの中で今年度の取り組みについてそういった結果を見ながら、8月に各学校へ訪問しますので、どのような取り組み状況であったのかということを聞きながら、2回目のアセスに向けて指示を出せるような、いわゆる取り組みの取り扱いマニュアルのようなものを作成したいと考えているところです。それと、教師サポートということについて、先生方への理解を深めていく必要があると思っています。夏休みの後半には、学校生活適応推進研修会を6回行うんですけれども、その中で教師サポートというのは、先生がサポートしていないということで全面的に否定されているものではなくて、先生は一生懸命頑張っている、そのサポートが子どもには届いていないんだということで、低いときには、どのように子どもへのかかわり方を変えていかなければいけないのかという、そういう自分の教育活動を見直す手法だということを、周知徹底といいますか、啓発をしっかりしていきたいと考えています。全てが高ければよいというものではないということも、広げてまいりたいと検討しているところです。 ○木谷万里委員   ぜひともしっかり、教職員の方にお伝えいただきたいと思います。もう一つ、加害者の子どもへの支援については、本当に大事な視点なんですね。資料の5ページの委員による主な助言等に「加害者の子どもへの支援や手立てを意識的にすべきである」とありますが、こういう発言があったのはよかったと思うんですけれども、被害者の立場からすればどうして加害者が守られないといけないのかということもあるんですけれども、加害をする生徒にはやはり何らかの理由があるということですから、このあたりの支援に対して、これまで取り組まれてきたことや今考えておられることがあれば教えていただけますか。 ○松浦青少年育成課副課長   加害者の支援ですけれども、今までであれば、いじめっ子である悪い子という視点での指導もよかったと思うんですが、加害をしてしまうということはやはり心に傷を負っている、家庭で何らかの支援が必要であるという子どもが多いと思われます。ですので、まずはしてはいけないことを理解させる、そして教師との対話を進めていくことによって、子どもにいじめをしてはいけないという心を育てたいと考えております。対話を重視していくことが一番大事だと、今のところ思っております。 ○木谷万里委員   してはいけないことは、多分わかっているんだけれども、満たされない思いがあって加害をしてしまうと思うんです。いろんな環境があって加害をしてしまう、虐待をしてしまうということで、生徒さんはまだ中学生ですから、多感な時代にそういうことをしてしまうことに対して、自分に対して嫌悪感を持っていると思うので、してはいけないよというよりは、その生徒さんを支える仕組みにどこまで取り組まれているのか、この2年間でどうだったのか、そういったことを聞きたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○今津青少年育成課長   中学校におきましては、スクールソーシャルワーカーというような、いろんな専門職、地域相談員、メンタルサポーターなど、相談を乗ってくれる方をたくさん配置させてもらっていまして、そういう方がいじめる生徒の対応をしていることが、年々ふえている状況です。さらに、管理職とか担当の先生などもかかわりながら、別室におきまして話を聞いたりなど工夫もされているようですので、そのあたりがだんだん広がっていけば、加害の生徒のほうも、ある程度落ち着くような感じはするんです。いろんな形でかかわっていくということで、対応していきたいと考えております。 ○井上恭子委員   加古川市であると聞いたわけではないんですけれども、教師のほうがいじめをしてしまうという話が耳に入ってくるんです。子どもが教師からいじめを受けたと感じてしまうことがあってはならないとは思いますが、人権教育というか教師の研修の中で、そういうあり得るかもしれないことが内容として入っているのか、その辺を確認したいと思っています。 ○堀之内教育相談センター所長   教師からいじめられているというような訴えが、他市でありますということでしたが、我々のほうでも危惧をしているところです。いじめにつきましては、意図的であっても意図がなくても、よかれと思ってした発言で相手が傷つくということがあります。ご存知のように、今回、兵庫県教育委員会から出されたチラシの件が、この間神戸新聞にも載っていましたが、算数の問題を一生懸命教えたのに、相手の子が嫌な気持ちになったらこれもいじめとされますよ、という啓発をするチラシが各家庭にも配布されました。これは何も子どもたち同士だけのことではなくて、先生方も子どもにかかわる中で、一生懸命子どものためを思って発言した内容が、子どもにとって嫌な思いをさせてしまうことがあり得ます。ですので、スクールカウンセラーが各学校でカウンセリングマインド研修を年2回実施しています。つまり、子どもに寄り添って、言葉が相手にどのように届くのかということを考えながら子どもに対応していきましょうという研修です。それからこの夏休み中に実施をします、学校生活適応推進研修会でも、いじめ見逃しゼロということをテーマにしているんですけれども、その基本は学級経営であると、心温まる学級経営ができるようにということで、6回の研修の全て、ベースには学級経営をどのようにしていくのかということをテーマに据えた内容としているところです。これは何もことしだけではなくて、これまでも学級経営についての研修会を繰り返し、繰り返し行ってきているところです。まだまだ十分とは言えませんので、今後もさらに取り組みを進めてまいりたいと考えているところです。 ○山本一郎委員長   この件についてのご質問等は、これで終結いたします。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。最後にお諮りいたします。6月定例の常任委員会につきましては、急を要する案件が発生しない限り開催いたしませんが、このことについてご異議はございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本一郎委員長   それではそのようにさせていただきます。これで、本日の常任委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。...