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平成31年建設経済常任委員会( 4月19日)

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  1. 加古川市議会 2019-04-19
    平成31年建設経済常任委員会( 4月19日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成31年建設経済常任委員会( 4月19日)              建設経済常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:平成31年4月19日(金)   開会 9時28分                  閉会 12時29分 場所:第4委員会室議事日程> 1 所管事務調査建設部】 ・平成31年度花とみどりのフェスティバル開催について 【都市計画部】 ・播磨臨海地域道路整備促進大会の開催について 【上下水道局】 ・「水道ビジョン2028」及び「下水道ビジョン2028」について 【農業委員会】 ・農地の取得制度の特例について 【産業経済部】 ・公設地方卸売市場整備計画の策定及びサウンディング調査の実施について
    委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  神吉耕藏   副委員長 藤原繁樹   委員   立花俊治  桃井祥子  白石信一  稲次誠        柘植厚人  渡辺征爾  玉川英樹  森田俊和 2 欠席した委員   なし <会議録> ○神吉耕藏委員長   本日は議事に先立ちまして、4月の人事異動に伴う理事者の自己紹介をお願いしたいと思います。委員のお手元には、今年度の理事者名簿をお配りしていますので、ご参照ください。なお、自己紹介は、異動のありました課長級以上の方とさせていただきます。それでは、協働推進部から順次お願いいたします。  (協働推進部⇒産業経済部⇒建設部⇒都市計画部⇒上下水道局⇒農業委員会事務局の順に自己紹介) ○神吉耕藏委員長   それでは、お手元の日程表に基づきまして、本日の議事を進めてまいります。はじめに、本委員会所管事務質問事項の聴取をいたします。あらかじめ、委員の方から質問したい旨の申し出はございませんでしたが、急を要する事情により、この場で質問される方がいらっしゃいましたら、挙手の上、発言願います。               (「なし」の声あり) ○神吉耕藏委員長   質問事項の聴取は以上といたします。理事者入れかえのため、しばらくの間休憩いたします。                (休憩 9時33分)                (再開 9時34分)    ◎所管事務調査 平成31年度花とみどりのフェスティバル開催について ○神吉耕藏委員長   再開いたします。所管事務調査を行います。建設部から、平成31年度花とみどりのフェスティバル開催について、報告願います。 ○東保建設部長   平成31年度花とみどりのフェスティバル開催につきまして、所管課から内容を報告いたします。 ○石ア公園緑地課副課長   (資料により報告) ○神吉耕藏委員長  報告は終わりました。ただいまの報告事項について、ご質問等をお受けいたします。 ○桃井祥子委員   ことし10連休のさなかに開催されます。規模が縮小されていますが、過去の答弁で緑化施策だけではなかなか子育て世代などの集客や、盛り上がりが厳しいというお話がありました。今回も堆肥の販売、模擬店、野外ステージ、軽トラ市など子どもたちも喜びそうないろいろなイベントが中止になっていますが、その理由を教えていただきたいと思います。 ○仲上公園緑地課長   道路工事により、どうしても駐車場台数が減少しているということで、今年度もPRしたいところではありますが、昨年度と主な変更点はないという状況です。先ほど申し上げました、緑化に特化するような形で、子ども向けの寄せ植えの体験学習コーナーなどは継続して実施します。それによって、緑化を意識してもらえるようなイベントとしたいと考えています。 ○桃井祥子委員   今回中止しているイベントに関して、今後の方向性をお聞かせください。 ○仲上公園緑地課長   花とみどりのフェスティバルは市民に緑化を意識してもらえる大切な事業と認識している中で、今後もイベントの内容について実行委員会で協議しながら、継続してまいりたいと考えております。 ○柘植厚人委員   カラーのチラシの右下に、「おねがい、駐車場は台数に限りがあり、満車になると渋滞が発生します。できるだけ、電車・バス等を利用してご来場してください」と書いてあって、その下で黄色い括弧の中に「公共の交通機関でお越しいただきますようお願いいたします」と書いてあります。結局どっちなのかよくわからない感じです。多分、きちんと読まない市民の方々が、自分にとって都合のよい、駐車場があるという部分だけを読んで、恐らく車で来られる方が多いと思います。この周辺に迷惑をかけないための警備体制などの工夫はされているのでしょうか。 ○仲上公園緑地課長   駐車場につきましては、広報4月号、市ホームページに掲載するとともに、町内会回覧でもチラシを配付しています。フェスティバル開催中につきましては、警備体制として28日には26人、29日には46人の警備員を配置させる予定をしており、迂回路の説明や路駐禁止の徹底を努めていきます。また、このチラシの中では駐車台数は200台としておりますが、道路工事の側の臨時駐車場として、あと100台確保することも予定しています。 ○桃井祥子委員   以前にあった、日岡山公園駐車場利用制限についての報告では、工事により、駐車台数が3月末までは約200台で、4月から約300台の利用ができるとのことでしたが、工事の進捗はどうでしょうか。 ○仲上公園緑地課長   以前に、委員会で報告したとおりのスケジュールで進んでいます。今は300台駐車できるという形です。この開催につきましては、道路工事の延期もあるかもしれないということで、万が一に備えていましたが、基本的には予定どおりです。 ○桃井祥子委員   予定どおりということで、300台が利用可能ということですね。 ○仲上公園緑地課長   そのとおりです。 ○稲次誠委員   現状では、満車になった場合、サッカー場の横の駐車場に案内することが考えられますが、どういう案内をされるのかお尋ねします。このイベントに来られる方もとめますので、体育館、野球場、サッカー場などのスポーツ施設を利用される方の駐車スペースを確保する必要もあると思います。例えば、競技団体の方たちへ乗り合わせの周知や、極力ここに集中しないような案内について、例年、どういったことをされているのかお伺いします。 ○仲上公園緑地課長   日岡山公園内の駐車場につきましては、指定管理者が管理している駐車場がありますが、フェスティバルでは、刑務所側駐車場と野球場の北側にある公園の駐車場をPRしております。スポーツ施設利用者が、公園の駐車場にとめていることもありますので、あふれた場合は入れさせていただくということで、各指定管理者と協議をしております。厳密に、来場者とスポーツ利用者の区別がしにくいところがありますが、あふれてしまうとあいているところに誘導せざるを得ないということもありますので、公園駐車場の部分があふれた場合は、スポーツ施設に案内するケースもあるということで考えております。次に、乗り合わせの件につきましては、サッカー場などで大会がありますので、各利用者の方に乗り合わせていただくよう、お願いしてもらうことで、指定管理者と協議をしています。 ○稲次誠委員   分け隔てなく、お互いに利用し合うという部分は理解できますが、主催団体などに協力してもらえるようにしっかりとPRされているのですか。イベントがあるということがわかっている上で大会が行われるのでしたら、案内は可能だと思いますが、そこまでされているかということをお尋ねします。あと、駐車場が満車になった場合に、駐車場内を一方通行にするというように、これまでと駐車場利用方法が変わることはありますか。というのは、日岡山の道路が渋滞すると、駅から上がってくるT字路が完全にとまってしまう状態になるので、どういう配慮をされているのかお尋ねしたいと思います。 ○仲上公園緑地課長   主催団体についての周知につきましては、すでにサッカーでの利用を聞いておりますので、指定管理者を通じて乗り合わせについての周知をお願いしています。次に、満車になった場合の対応につきましては、特に住宅地を通ることがないように、大きい県道を通っていただくように、こちらのほうから迂回等のルートを渡して、車の利用者には通知していただくように考えております。 ○森田俊和委員   過去、30回開催してきた中で、ピーク時の来場者数と、ここ数年の来場者数をお願いします。 ○仲上公園緑地課長   今、30年間の数字を持ち合わせていませんが、平成27年からの来場者としまして、平成27年は1万人、28年が1万人、29年が1万2,000人、30年は6,000人ということで把握しています。 ○森田俊和委員   30回重ねてきた中で、ここ数年1万人前後で、昨年6,000人ということです。当初から模擬店をやめるとか、野外ステージの開催もやめたりして、規模縮小という形で進んできたと思います。主催は加古川市と花とみどりのフェスティバル実行委員会となっていますが、基本は市がやっているという認識でいいと思います。この3日間で関連団体が10団体ぐらい参加していますが、今後どういう方向性でこのフェスティバルを続けていこうとしているのですか。縮小、縮小できたものをこれからも続けていきますということですが、以前も野外ステージをやっても観客が10人、20人程度しかいないというように、参加者が非常に少なかったと思います。ですので、果たして、今の形でどのような効果が上がってきているのかという点とあわせて、方向性について確認をさせてください。 ○仲上公園緑地課長   今後の方向性につきまして、平成26年度の公開事業評価で、不要・凍結という話もありました。ただ、その中で、やっているだけという意味ではなく、緑化推進事業ですので、緑化啓発というところを第一に考えて今後も継続していきたいと考えています。駐車場がどうしても少なくなっている現状ですので、今のところは、規模的に拡大、拡充というのはちょっと難しい状態ではありますが、やはり緑化推進する上での大切な事業と考えています。今後もこの駐車場の状況によって、どうするかというところは、実行委員会の中で話をしていくということですが、事業としては、緑化啓発は大事なことであるので、フェスティバルを継続していきたいと考えております。効果につきましては、正直数字というところではありませんので、緑化啓発ですからなかなか見えにくいところがあるかと認識しています。 ○森田俊和委員   非常に効果の確認しにくい事業であるということは認識しますが、30年続けてきた中で、事業評価の中でも大きく見直しということを言われてきた事業であります。そうしたときに従来どおり2日間かけて、このような内容で実施する必要があるのかどうか、それだけの効果が上がっているのかどうかという点を考え合わせると、もう一度、この実施内容をゼロベースで大幅に見直して、1日で集約して、あくまでも緑化推進ということに絞ったような形での事業への見直しというふうなことは考えておられませんか。 ○東保建設部長   緑化推進についての事業としては残していくべきだとは考えております。ただ、2日間の開催が必要かどうかというのは、フェスティバル実行委員会とも協議して、今後検討していきたいと考えております。 ○白石信一委員   毎年このフェスティバルでは、感謝状の贈呈があります。今回、1団体に感謝状を贈る予定ですが、選考理由、基準について、お聞かせください。 ○仲上公園緑地課長   選考基準につきましては、市の緑化に関して貢献していただいたかというところを基準としています。今回の表彰団体の加古川市造園建設業協会は、日岡山公園の桜の堰でありますとか、結婚、出生の記念樹の寄附もいただいておりまして、市に貢献していただいたということで選考しました。 ○白石信一委員   確か、昨年はこの団体と権現総合公園の清掃活動されている団体に感謝状が贈られていたと思います。連続して同じ団体に感謝状が贈られていますが、緑化推進に関しては、日岡山の清掃であったり、市内でいろいろな団体が活動されており、そういうところにも感謝状が贈られています。2年続けてということで、それだけ緑化推進に対してのいろいろな活動をされているという評価だと思いますが、いろいろな団体が頑張っておられますので、1団体でなくても、2団体、3団体でもいいと思いますので、ボランティアを含めて、もう少し幅広い選考の中で、しっかりと検討していただきたいと思います。 ○神吉耕藏委員長   この件についてのご質問等を終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間休憩いたします。                (休憩 9時58分)                (再開 10時00分)    ◎所管事務調査 播磨臨海地域道路整備促進大会の開催について ○神吉耕藏委員長   再開いたします。都市計画部から播磨臨海地域道路整備促進大会の開催について報告願います。 ○中田都市計画部長   播磨臨海地域道路整備促進大会の開催につきましてご案内をさせていただきます。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   (資料により報告) ○神吉耕藏委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項について、ご質問等をお受けいたします。 ○立花俊治委員   当初は建設費用が5,000億円とも6,000億円とも言われていましたけれども、現時点での概略予算というのはどれぐらいになっているのですか。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   現在、概略ルートの検討を行っているところですので、建設費用は公表されておりません。国のほうで検討・調査しているところです。 ○立花俊治委員   この建設費は、道路公団独自の予算だけではなく、国・県・加古川市も負担金を払うのではないかと思いますが、その費用割合等については、どういう協議になっていますか。
    千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   建設費につきましては、第二神明明石西インターチェンジから播但有料道路との接続地点までの東ルート国土交通省が施工者になり、それ以西の西ルートは兵庫県が施工者になる予定です。概略ルートの提示等が行われなければ、費用負担の割合なども決まってこないかと思います。 ○立花俊治委員   第二神明の玉津までの料金が、今までは110円でしたが310円になっており、280%、3倍近く値上げされていました。姫路バイパスが無料になったのは、大体の建設費用が料金でペイされたからと聞いています。ネットでは、3倍にもなった理由について、それぞれのところで計算の仕方が違っており、距離で均一化するためと書かれていました。また、週刊誌か何かで播磨臨海地域道路の経費がかさむので、他の地域の料金を値上げしてペイするようにしようと言ったというように聞いていますが、私としては、3倍の料金値上げは不本意だと思いますが、その辺の内容についてはこの協議会では不問に付されているのでしょうか。 ○中田都市計画部長   その件につきましては、直接、播磨臨海地域道路と関係なく、国の施策あるいはNEXCO等の協議により値上げされていると聞いていますが、詳細についてはわかりません。 ○立花俊治委員   促進大会で、1,500人の会場をいっぱいにするのはなかなか大変だと思います。昨年、私が高砂での大会へ行ったときに、友達が出張で来ていました。今回、開催日が5月18日で土曜日です。担当の部局の人が行くのは当然いいと思いますが、他の部局の人に動員出張がないのかお聞きします。 ○神吉耕藏委員長   その質問の趣旨ですと、今の議題との関係はないと思います。答弁は結構です。 ○柘植厚人委員   このチラシには、「地域の大きな期待や熱い思いを国に届けるため、整備促進大会を開催します。地域住民地元企業の皆様のご参加をお待ちしています」と書いてあります。これは物すごい地域住民の未来の生活にかかわってくる重要な案件ですが、このチラシ以外にどのように市民に周知徹底しているのでしょうか。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   例えば、平成30年に住民の意見を集めるオープンハウスを実施しています。これは第二神明の明石サービスエリアや加古川駅、別府駅、加古川市役所など、沿線各市町で15カ所、延べ30日間実施しており、約4,800人の方からアンケートの回答をいただいております。今回のイベントにつきましては、市の広報紙のほかホームページ、他市におきましてはフェイスブックなどにも掲載していただき、周知をしているところです。 ○柘植厚人委員   恐らくホームページフェイスブックは私たちより上の世代はほとんど見ないと思います。ホームページフェイスブックと縁遠い方に対するアピールの工夫はないのでしょうか。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   チラシにつきましては、町内会を通じて配付しているのと、商工会議所にも協力をいただき、各会報誌にチラシを折り込んでいただくよう、協力をお願いしています。 ○渡辺征爾委員   現在の申し込み状況と、1,500人を超過してしまったときの周知方法はどのようにお考えですか。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   現在、1,500人に対して順調に参加申し込みが来ているところです。各市町もそれぞれで集約しているところであり集計ができていませんが、現在の見込みで、まだ定員まで達していないと考えています。まだまだ余裕がありますので、これからも皆さんの参加について周知したいと思っています。また、定員を超えそうになったときは、ホームページ等で満員になっている旨の案内を考えています。 ○渡辺征爾委員   加古川駅の北から送迎のシャトル便を運行と書いてありますが、どの時間帯に何便ぐらいで計画されているのですか。 ○千田都市計画課播磨臨海地域道路担当副課長   一般参加者用シャトルバスとして、12時15分よりおよそ20分間隔で発車するということで、ホームページに告知しています。 ○神吉耕藏委員長   この件につきましてのご質問等はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間休憩します。                (休憩 10時12分)                (再開 10時14分)    ◎所管事務調査 「水道ビジョン2028」及び「下水道ビジョン2028」について ○神吉耕藏委員長   再開いたします。下水道局から「水道ビジョン2028」及び「下水道ビジョン2028」について報告願います。 ○谷川上下水道局長   このたび、上下水道局では今後10年間の上下水道事業基本方針となります「加古川市水道ビジョン2028」及び「加古川市下水道ビジョン2028」を策定いたしました。その内容について、担当より報告させます。 ○岡崎経営管理課副課長   (資料により報告) ○立花俊治委員   下水道ビジョンで現状と課題について書かれていますが、私たち日本共産党は、この間、下水道区域の見直し問題があって、地域の市民としては元に戻してほしいという要望を持っており、下水道区域の見直しを行ったこと自体が人口の減少対策にとってはもろ刃の剣になっているのではないかと思います。現状と課題の分析の際の協議において、そういうご意見はなかったのでしょうか。また、そうした市民の要求についてはどのように配慮されているのでしょうか。 ○岩田下水道課副課長   下水道区域の縮小の際には、地元のほうで説明会をしております。生活排水の処理による生活環境の向上を最優先に考えるということで、そのために合併処理浄化槽を設置するという形の補助制度を金額を含め拡充し、早期に対策をするということでの説明をさせていただきました。地元のほうには、ご理解いただいていると考えております。 ○白石信一委員   下水道ビジョンですが、現状と課題の中で、下水道整備が完了した地域においても依然として未接続の家庭が残っているということですが、整備が完了したところで接続していない世帯が何軒ぐらい残っているのでしょうか。 ○岩田下水道課副課長   未接続の軒数は、約5,000軒強という形で把握をしております。 ○白石信一委員   この施策として戸別訪問により水洗化の啓発に当たると書かれていますが、5,000軒も戸別訪問されるのですか。 ○岩田下水道課副課長   未接続の部分を地域別に分け、順次、地域ごとに未接続のPR活動を行っていきますので、全てという形ではなかなか難しいかもしれませんが、整備が終わったところに対して、過去3年ぐらいで未接続のところに優先的に回っているというのが現状です。 ○白石信一委員   通知で勧奨するという方法もあると思います。しっかりと通知し、その後に戸別訪問して、水洗化を促進していくことも大事だと思いますので、その辺も検討していただけたらと思います。特に、整備が終わった接続された区域の中で、未接続の家が1軒残っていて、そこから異臭が漂うというような苦情も寄せられておりますので、接続していく方向で普及していただきたい。また、補助金もありますので、その辺も丁寧に説明しながら、接続していく方向で普及していただけたらと思います。ちなみに、この5,000軒も下水道普及率の中に入っているのでしょうか。 ○岩田下水道課副課長   この5,000軒は下水が使える状態になっており、水洗化できるのに未接続という形ですので、これも下水道普及率には含まれています。 ○岸本下水道局次長   下水道普及率とは、行政区域内で下水道に接続できる人口のことです。水洗化率というものがありまして、それには5,000軒が入っていない数字が反映されております。ということで、水洗化率のお話になるということです。 ○稲次誠委員   検討と課題のところで、下水道整備区域内に未整備区域が残されていると書かれていますが、例えば、土地の高低差が原因でいつまでたってもだめというところや、底地が官民入り乱れていて県が整備しないとできないとかいう場合などがありますが、もし把握していたら、対象の戸数がどの程度あるのかお聞きします。また、そういった地域で、今、浄化槽なのに補助がもらえないというお宅が何軒かあると聞いています。今後、そういったところに対して下水道区域の見直しをするのか確認します。 ○岩田下水道課副課長   お尋ねの軒数については、今、把握まではできておりません。水洗化または普及率の向上を図るために、4月から私道内共同排水設備設置補助制度を導入しております。この制度は公道との間にある私有地の所有者の同意がもらえない等の理由で、公共下水道につなぐことができない方のために、私道に共同で排水設備を設置する場合、費用の一部を補助するというもので、市内で約40〜50軒ぐらいあると把握しています。それと同時に、未水洗化家屋への戸別訪問による啓発活動、そして助成金制度水洗化改造資金融資斡旋制度を今後も継続していきたいと考えております。 ○稲次誠委員   新しい補助も理解しますが、市内では、川をまたいで接続する場合に、川の中に民地が入っているという部分があると聞いています。ですので、そのあたりの底地の整理を県と市が連携して行わないと、下水道化したくてもできないところがあるということです。そういう個人だけではどうにもならないことに対して、市としてどのようにやっていきますかという確認です。 ○岩田下水道課副課長   土地の整理については、個人の財産という部分もあり、なかなか市が入って整理をするのは難しいところであります。河川敷に民地が入っているところもあり、土地の整理が必要なところも出てきていると思います。今後、河川改修事業に伴い土地の整理が進むこととなれば、その進捗に併せて下水道管を整備していきたいと考えています。 ○玉川英樹委員   危機管理のことについてです。ここには上下水道BCPに基づく訓練なども掲げられていますが、この先、いろいろ災害などが起こる可能性もある中で、もし大きな地震が起きたときに、水道がストップしてしまうことも懸念されますし、下水道に関しては、耐震化がまだ進んでいないところもたくさんあります。その辺で、今後、BCPに基づく計画について具体的な考え方をお願いします。 ○岡崎経営管理課副課長   まず、BCPでは年2回以上の訓練を実施するということで規定しています。昨年度、1月17日に副課長級以上の者が全員参集して、対策本部の立ち上げから連絡までの最初の3時間をシミュレートした参集訓練を実施しましたが、一つは、こういった訓練を引き続き実施すること、もう一つは、まず職員全員にBCPの内容を周知することが必要だろうということで、BCPの内容についての研修会を実施することを考えています。あわせて、今年度、応急給水を行う際に、受援をどうするか、どこに何を割り振るかというところを、実際の災害を想定しながら、図上で訓練するということも実施したいと考えています。こうしたことを継続して実施することで実行力を高めていきたいと考えています。 ○玉川英樹委員   下水道のほうはどうですか。 ○岡崎経営管理課副課長   災害が起きた際には、上水の部門も下水の部門も動くことになりますので、分けた形での訓練というわけではなくて、実際に災害を想定して、水道はこういう被害が出る、下水はこうなるだろうというようなところをあわせて、まとめて実施する形で考えています。 ○渡辺征爾委員   水道ビジョンでは、危機管理の体制で、近隣市町や兵庫県企業庁との連携を深めますとなっていますが、具体的にどういうふうな連携を深めていかなければならないのか、今以上に連携を深めていかなければならないことがあるのか、確認させてください。 ○岡崎経営管理課副課長   現状でも近隣市町とは、災害時の応急連絡管を接続して水を融通するような形で管路を構成しておりまして、年間1回、この境目の接続箇所のところで各市町と訓練を実施しています。県、企業庁との連携につきましては、毎年、災害対策のための会議体がございまして、そこで応急給水の訓練や、災害時の情報伝達の訓練を実施しています。これらについて、引き続き実施することで、対応力を深めていきたいと考えています。あと会議体で行われる訓練についても、適宜、内容の見直しが行われておりまして、この情報伝達の訓練に関しては平成二十何年度から新たに実施されたものです。こういうところで、訓練を続けていくこととあわせて、もっとこうした訓練にしたほうがいいのではないかという意見を伝えていくことで、連携を深めていきたいと考えています。 ○渡辺征爾委員   この連絡管というのは、この加古川の周辺地域の自治体全てと接続されているのですか。また、連絡管の耐震化は進んでいるのですか。 ○井上配水課長   連絡管については、加古川市に隣接している明石市、高砂市、播磨町、稲美町の2市2町については、お互いに水道管等が接続しており、緊急時はお互いに応急給水できるような形にしており、接続する部分については耐震化されています。昨年度に策定した老朽管更新計画を基に管路を更新していくことになりますが、応急給水を実施するところについては、今年度以降も優先的に管の更新をしていく予定にしています。 ○渡辺征爾委員   連絡管について、加古川はいろいろとつながっているということですが、隣の明石市は神戸市とつながっているということで、全国的につながっているというイメージですか。 ○井上配水課長   最近、広域化等も言われている中で、各市町村はそれぞれ隣接している市町村と連絡はされているというのは聞いております。加古川市については一応、隣接市町と本市の水道管が近接しているところについては、接続・連絡管を設置しております。 ○神吉耕藏委員長   この件につきましてのご質問をこれで終結いたします。しばらくの間休憩いたします。開会は10時55分とします。                (休憩 10時41分)                (再開 10時54分)    ◎所管事務調査 農地の取得制度の特例について ○神吉耕藏委員長   再開いたします。農業委員会から、農地の取得制度の特例について報告願います。 ○稗田農業委員会事務局長   農地の取得制度の特例につきまして、担当よりご報告いたします。 ○桑山農業委員会事務局次長   (資料により報告) ○神吉耕藏委員長   報告は終わりました。ただいまの報告事項について御質問等をお受けいたします。
    柘植厚人委員   空き家バンクに登録された空き家や、農地情報バンクに登録された農地が、それぞれどれぐらいあるのかお尋ねします。そして、さらに登録を促して、この制度を有効活用するためにどういう工夫をされていくのかを教えてください。 ○桑山農業委員会事務局次長   まず、空き家バンクについては、現在、3件の登録があります。また、田園まちづくり地域における空き家・空き地情報の登録件数は15件、農地情報バンクの登録件数は18件となっています。いずれの農地につきましても、こういったバンク情報に掲載されているということは、既に担い手がなく、農地の管理が難しくなっている状況にあると認識しています。今後、都市計画部産業経済部で所管しているバンク制度と連携しながら、空き家、空き地そして農地に関する所有移転を進めていきたいと考えています。農業委員会としましては、農地を対象に遊休化を防ぐ、担い手に対するマッチングを進めるというところを目指すために、この取得制度を創設したということです。 ○柘植厚人委員   今、連携の話がありましたが、何と連携するのか、もう少しわかりやすくお願いします。 ○桑山農業委員会事務局次長   まずは、空き家情報バンクです。空き家の所有者が農地を持っている場合、当然のことながら、その農地も既に管理するのが難しくなっている状況にあると思われます。また、田園まちづくり地域における空き家・空き地情報につきましても、所有者が手放したがっている農地があるのではないかということで、そういう農地を何とか有効活用できないかということです。直接的には、今後市のホームページに掲載されている空き家バンク情報や田園まちづくり地域における空き家、空き地情報と、農業委員会ホームページをリンクさせていくことで連携することを考えています。既に関係部、関係課とは調整をしていますので、近日中にはリンクを張れると考えています。 ○玉川英樹委員   この制度によってもたらされる効果について、先ほど3件の空き家バンクの登録があると言われましたが、今の見込みはどのように考えておられますか。 ○桑山農業委員会事務局次長   現在、空き家バンクには3件の登録があるのみと聞いていますが、これ以外にも市内に空き家はたくさんあると考えています。特に市街化調整区域の空き家については、農家が既に空き家化させてしまったとか、相続によって既に村の中にいない状態であるなどが考えられ、農地についても担い手がいなくなっているものと考えています。ですので、潜在的にはかなりの空き家とそれに附随した農地があり、農地に関しては遊休化する可能性があると考えています。特に、村の中にある不成形な狭小農地につきましては、大きな担い手が大規模に農業することが考えにくい状況です。そこで空き家を取得される方ができるだけそういった農地を有効活用しやすいようなシステムをつくっていきたいということで、こういう特例措置をつくらせていただいたということです。 ○玉川英樹委員   実は平荘町上原で、ことしから空き家と農地をセットで借りてらっしゃる方がいます。イメージが大事だと思いますので、連携を深めて、さらに促進するというふうにやっていけば、この制度が生かせるのではないかなという意見です。 ○森田俊和委員   対象となるもののうち、空き家バンクのほうは、空き家に附随する農地となっています。ということは、空き家と隣接した農地ということを規定していると思います。一方で、田園まちづくり地域における空き家、空き地情報のほうは、地域内に所在する農地となっており、敷地とは別の離れたところに所有しているものと思います。この2つを分けられた意味をお伺いします。 ○桑山農業委員会事務局次長   空き家バンクの場合は、空き家に付随した農地という書き方をしています。ただ、空き家に附随している農地といっても、空き家に引っついている農地に限定しているものではありません。あくまで空き家になった方が持たれている同一集落内の農地というような捉え方で運用したいと考えています。田園まちづくり地域における空き家、空き地情報に掲載された空き家の所有者が別に所有する農地につきましても、同様の取り扱いとして、同じ集落内の近接している農地について運用を開始したいと考えています。 ○森田俊和委員   今回、特例措置としての表記をされているわけですが、扱いが同じということであれば、表現も統一するべきではないかと思います。それと、空き家バンクについては登録3件、農地情報バンクは18件ということで、登録されている件数が非常に少ないのですが、この3つの対象以外にも市内にはいろいろと狭小農地が存在すると思いますが、今回この3つに限定された理由をお願いします。 ○桑山農業委員会事務局次長   この3つに限定した理由ですが、空き家バンク、田園まちづくり地域における空き家・空き地情報、農地情報バンクに登録されている情報については、いずれも担い手のいない農地であり、遊休化が進み利活用が難しくなることが考えられます。空き家バンク、田園まちづくり地域における空き家・空き地情報については、当然、村の中に所有者がおらず、したがって、その空き家の所有者が持っている農地も担い手がいない状態ということで認識しています。農地情報バンクにつきましては、そもそも担い手がおらずやっていけない農地が登録されていますので、こういう形で限定している次第です。こういった農地の利活用を進めるという意味合いで、遊休化を防ぎ、新たな新規参入の促進を進めるという、農地利用の最適化の推進という業務が法定化されておりますので、最適化の促進に寄与するものという形でこの特例を運用してまいりたいと考えております。 ○森田俊和委員   趣旨はわかりますが、現状では、空き家などの登録そのものが非常に少ないですが、今、特に、加古川北部地域には相当数あるということです。この3つに登録されることによって、ある程度、担い手がいないということが把握できるというお話でしたが、そもそもこういう手続をとられていない遊休農地が非常にあると思います。ですので、今回、こういう登録件数の非常に少ないこの3つの項目に限定しなくても、普段からの村の方の情報は非常に有効だと思いますので、そういうものを掘り起こして、遊休化が出てしまう前に、先手、先手で特例措置を運用していくことを考えていくほうが、効果とすれば非常に上がるのではないかと思います。バンク制度へ登録をしていない物件が非常に多いという現状を何とか解消するという観点からいけば、この3つにこだわらなくてもいいのではないかと思いますが、その点についてのお考えはいかがでしょう。 ○桑山農業委員会事務局次長   確かにそもそもバンク制度への登録件数が少ないのは事実です。ただ、他市町のこういった事例を見ますと、空き家バンクに登録する際に農地も登録できるようなそういう制度がありますので、この特例制度ができた段階で、空いている農地があるので、空き家バンクや田園まちづくりの空き家情報に登録をするといった相乗効果が期待できるのではないかと考えています。運用が始まったばかりですので、今後、どういった形のものを対象にしていくのか、あるいは掘り起こしていくのかということについて、委員会の内部で検討を継続していきたいと考えております。 ○森田俊和委員   最初の質問の表現の統一については。 ○桑山農業委員会事務局次長   若干、表現方法が違っていますが、運用としては同じ形を考えております。ですので、条文の整備についても、今後検討を加えていきたいと考えています。 ○藤原繁樹委員   特例措置の対象の1番は空き家を取得する者ということですが、2番と3番については、土地だけを取得できるということですか。 ○桑山農業委員会事務局次長   あくまで全部、農地を取得するというのが目的になっております。ですので、空き家バンクの登録で、農地も取得してほしい空き家の所有者と、農業に興味がある空き家の取得される方のマッチングを考えております。農業委員会としては、そういう狭小農地にどんどん担い手をつけていきたいと考えています。多少規模の小さい農家になってしまうかと思いますが、そういった中から新しい担い手も生まれてくるのではないかなと考えております。 ○藤原繁樹委員   市民農園などを借りていた方が、定年後もう少し自分の畑を持って農業をやりたいという可能性が出てくると思いますので、そのあたりもっとPRすると本当にできるのではないかなと思います。どんどんやっていただきたいと思います。 ○神吉耕藏委員長   この件につきまして、ご質問等はこれで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間休憩いたします。                (休憩 11時14分)                (再開 11時16分)    ◎所管事務調査 公設地方卸売市場整備計画の策定及びサウンディング調査の実施について ○神吉耕藏委員長   再開いたします。産業経済部から、公設地方卸売市場整備計画の策定及びサウンディング調査の実施について報告願います。 ○小野産業経済部長   産業振興課におきまして、平成30年度に実施いたしました卸売市場整備計画策定業務委託の成果報告と、今後実施を予定していますサウンディング調査についてご報告させていただきます。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   (資料により報告) ○神吉耕藏委員長   報告は終わりました。ご意見等をお受けいたします。 ○柘植厚人委員   今、アマゾンや楽天などにより、生産者から消費者に直接ものが流れるという状況になってきていますが、それに対する検討などはしているのですか。 ○北村公設地方卸売市場長   今の消費の流れは、卸売市場を通過せずに消費者が直接、アマゾンなどのネット通販で購入するというパターンも多々見受けられます。当市場としましては卸、仲卸の業者の集積地でありますので、小売市場を対象とした取り扱い量をふやす努力を業者の方ではしておりますが、ネット通販に対しての特別な対策は直接市場としては行っていないのが現状です。今後、業者とともに、従来の卸、仲卸の機能を充実させていく手だてを考える努力をしていくつもりです。 ○柘植厚人委員   恐らくその努力はこれからの卸売市場が存続していくために不可避な努力であるし、最も重要なポイントの一つだと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 ○玉川英樹委員   まずは根本的にパターン1で進めていこうとされていますが、8社のうち1社はパターン2がいいと言われています。その理由がどういうことなのか、お聞かせください。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   パターン2を希望されたという形で書いていますが、正しく表現すれば、改修でも建てかえでもどちらでも対応可能で、強いて言えば、建てかえ案を希望されるということです。理由は、施設が新しくなりますので、事業費は当然高くなり使用料等への負担も想定されますが、今後の事業の展開で、施設を長く使えるという部分や、新たな配置を検討できるという部分など、さまざまな部分でということです。あと、施設の建てかえも改修も、それに伴って事業者が手順を踏んで動きながら工事を行う必要がありますが、それで言うと、建てかえ案のほうがより効率的に施設を整備しやすいのではないかという意見も伺っております。 ○玉川英樹委員   以前に、市の方針として公設民営だということで確認をしたのですが、結局、この計画においても、パターン2の説明の中でPFIやDB方式ということも記載されています。金額にこれだけの差が出ていたら、誘導的というか、誰が言ってもこっちにしようかなとなると思います。民設公営もあるし、あと指定管理者制度は後の話でもいいですが、そういういろいろなパターンがありましたが、もう一つ手前の段階で、そういう根本的な方向性についての考えはなかったのですか。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   この卸売市場の設置と運営につきまして、整備方針の部分も基本的な考え方といたしまして、卸売市場は、少なくなってきておりますけど地域の小売店や飲食店への食品供給において、基幹的なインフラ施設という認識をしています。現場内事業者も経営されているところですので、いきなり民設ということではなく、食の安全供給を維持できる公設市場ということで、公設を維持するという考え方を示したところです。運営方法につきましては、公営、民営さまざまな手法があります。他市場の状況を整理しながら確認を行っているところですが、現時点で整備計画を進め、配置や今後の移行時期等を見据えながら事業を進めていく上で、いきなり民営で着手していくのは、経営されている事業者への負担もありますから、確実に事業を進めていくということですと、今現時点では整備が時間的にも内容的にもある程度落ちつくまでは、公営で考えていきたいということです。整備計画の42ページにも指定管理者制度やそのほか事業等もありますが、今後の卸売市場のにぎわい創出や活性化という部分については、行政よりもさまざまな経験を積まれ経営をされている方々の意見やノウハウは、かなり大きいと認識しております。ですから、卸売市場の運営に関しては、永続的に公設・公営でということではなく、やはり状況を整理しながら、民営で、例えば指定管理者制度など、今よりも活性化を図れるような運営手法や運営を担っていただける方について、引き続き検討、調査、整理をしていきたいと考えています。 ○玉川英樹委員   その説明は何回も聞いているのでわかっています。流通形態が変わっているので規模の縮小というのもわかります。そういうことではなくて、市長の方針も含めて、しっかりと中で話し合って決めた上で、場内業者に意見をしっかり聞いた上で、加古川市として、どういう公設市場にしたいのかということを確認しています。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   卸売市場に対しての市の見解については、今、卸売市場の取り扱い量は減少しています。しかし、食料の供給という部分では、飲食店、小売店は減少している中ではありますが、市内の飲食店やスーパー等への販路が確実にありますし、場内事業者の経営手腕や各従業員の販売努力等によって、販売量をふやしている事業者もいます。直接販売など物流形態が変わってきている中で、卸売市場はなかなか厳しい状況に置かれているということは理解していますが、そういう意味では、卸売市場自体の存在意義というのは、まだ可能性はあると認識しているのが市の見解です。その上で、行政としても、卸売市場という機能の維持と向上を担うために、このたびの整備計画では改修という案を示しているところです。場内事業者も努力をされていますけれども、それ以外にも、市場のにぎわいという形で、市民に公設の市場があることを知っていただく機会として、土曜朝市や年1回の市場まつりを実施しています。聞くところによると、土曜朝市や市場まつりなどのイベントに来場された方から、新たに取引が生まれたということも聞いています。にぎわいの創出という部分では、卸売市場に何か機能を持たせながら、本来の卸売市場の機能を維持し、また、市場ににぎわいを創出できるような施設を配置できたらと考え、配置案では販売・飲食施設等も示させていただいています。 ○玉川英樹委員   そういうことであれば、私はいろいろな拡張もあるということで、パターン2のほうがいいと思います。お金はかかりますが、もっと知恵を絞ったら、パターン2でも、もっと限りなく26億円に近いような建てかえ案も私はあると思いますが、その辺はどのような感じですか。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   事業費はあくまで概算ですので、今後、設計等に入りましたら、より詳細な金額が明確になってくるかと思います。改修案で26億円ということですが、この金額につきましても、今後、建設関係の人件費等も上がってきますので、今後の事業費を想定しにくい部分があります。今回、整備計画で改修案を手法として採用しておりますが、70ページに記載していますとおりサウンディング調査という市場調査をしようと思っております。市場調査につきましては、余剰地の活用方法を調査するのが大前提ではありますが、あわせて可能であれば、この卸売市場については一旦改修案としていますが、全体的な利活用の方策が何かないか、情報として収集できる場になればと考えております。例えば、サウンディング調査の結果を受けて、改修案を選んだ理由である、事業費、使用料の増額、その他において、大きく変更するような内容が確認できるならば、計画として策定しておりますが、一旦検討する余地が出てくるものと考えております。ですので、その部分もあわせてサウンディング調査で確認しておきたいと考えています。 ○玉川英樹委員   整備計画を策定するに当たっても、いろいろと市場調査をしているわけです。サウンディング調査で、大きく変われば整備方針も変わる可能性があるというような言い方でしたが、大きく何が、どんなことが変わるのですか。 ○小野産業経済部長   今、建てかえ等を検討する中で、我々はインフラと考えておりますが、もう一方で場内事業者の経営形態や今の経営状況、そこで働く人たちの暮らしなどを考えたときに、民営化といったように大きな話をしていくと、場内事業者は今後も負担が見えない中で、どういうふうにしていったらいいのか非常に迷われると思います。我々としては、最小限の整備で皆さんの生活ができる体制と、それに加え市民の方々に喜んでもらえるのが、今の改修案だと考えております。先ほどの説明で使用料が1.6倍になるといった話もありました。もちろんその数字を落としていきたいところではあるのですが、場内事業者と話をする中で、皆さんは何とかそれで前を向いて進んで行っていただいているところです。ですから、今から2.何倍になるという話は当然できません。もう一つの可能性というのは、サウンディング調査の中で、例えば奥のところで、いやいや我々としては全部まとめてできます、というような事業者がいれば、サウンディング調査の中で話を聞いていきたいと思っています。そんな夢のような話が本当にあるのかどうかは、全く今のところ手応えはありませんが、やってみる価値はあるのではないかと考えております。 ○玉川英樹委員   パターン2の建てかえで26億円という建設費用が出ています。しかし、この規模が要りますかということで、例えばこれを半分にして、使用料を安くするという方法もあるのではないですかという質問です。 ○小野産業経済部長   それについては、余剰地の活用で上げた収益は、市場の特別会計に入れて、皆さんの使用料は下げようとは考えております。そういう計算をしましても、やはり建てかえする場合は負担が大きくなるという計算です。ただ、サウンディング調査でもっとよい条件の業者が出てきた場合には、また話は変わってきますので、そのときは改めて使用料等は算定していきたいとは考えております。 ○玉川英樹委員   目線をどこに置いて整備するのかということは大事だと思います。先ほどもありましたが、市民に食の文化などを親しんでもらうための市場であるということを市の一つの方針にするのであれば、場内業者の意見ももちろん大事ですが、恐らくそういう気持ちのある場内事業者もいると思いますので、そこはちょっと汗をかいて話を詰めてもらえたらなと思います。 ○立花俊治委員   整備計画の37ページの取扱数量の推移と将来推計の表について、これをキャッシュフローに直したら、いくらなのか数字を教えてもらえませんか。 ○北村公設地方卸売市場長   今回この取り扱い量は全体の面積を出す上で積算の基礎となっております。金額については利益率等も関係しますので、積算が難しい状況です。 ○稲次誠委員   34ページのA、本市場の強みには、青果仲卸については事業者が5社と少ない、顧客に安定した供給が可能である、と書かれています。一方で、55ページ、仲卸業者の配置には、空き区画は新しい事業者の参入可能な区画として残します、と書かれています。34ページでは、今いる事業者を守ることが必要で、それを考えて強く進められているという印象を持ちます。55ページでは、新規参入も考えながら、ということですが、新規参入者をふやそうとするなら、今の強みというのは薄れていくという点をどのように考えているのかお尋ねします。もう1点、サウンディング調査は、現在の事業者だけに行うのですか。また、余剰地について、特に案が出てこなかったとき、市としてはこのようにしたいという考えがあってこの調査をするのですか、もしくは、全く白紙で意見が出てこなかったらどうしようとなるのですか、そのあたりを確認します。 ○北村公設地方卸売市場長   まず、この整備計画におきましては、業者さんの意見をヒアリングした結果、改修で進めるということにしております。仲卸業者の事務所は平成になってから建築された建物で、改修であればこの建物を生かしていくという考えが前提です。現在、仲卸業者の事務所はほぼ満室ですので、キャパを考えますと、現仲卸業者の取り扱い高をふやすように経営状況を検討していくという前提で考えておりますが、今後、もし新規参入の希望が出てきましたら、多少は参入いただけるというような感じで進めていこうと考えています。また、サウンディングにつきましては・・・ ○神吉耕藏委員長   ちょっとおかしい。産業振興課市場整備推進担当副課長に説明を求めます。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   新規参入については、今、5社それぞれに事業を展開していますが、空きスペースが生じていますので、その部分に関しては、使用料収入を上げるためにも、可能であれば、事業者に参入いただけるのが本来ではないかとは思います。事業としてなかなか厳しい業態のところもありますので、今後整備を進めていく上で、新規参入事業者の可能性について調査しながら、既存の事業者とも調整を図り、場内の運営をしていきたいと考えております。 ○稲次誠委員   可能であればふやすということですね。事業者によって体力も違うと思いますが、企業努力が余り見えない、ぎりぎりでやられているところと、新たに物すごく業績のある事業者が参入したいというときに、どのような判断をされるか確認します。また、新規参入と今は安定していると言われていることに対する矛盾点についてお尋ねします。 ○小野産業経済部長   非常に説明しにくいところがありますが、仲卸業者にも改修でおおむね了解を得ておりますが、この話を進めていき、もっと具体的な数字が上がってくる中で、使用料が1.6倍なり1.7倍の数字となったときに、本当に経営していけるのかどうか、個人的には非常に微妙なところだと思っております。言葉が不適切かもしれませんが、姫路の卸売市場であったように、ついて来ることができない仲卸業者もあろうかと思っております。今の業者を守るというところもあるのですが、実際には新たな入れかえ等も発生する可能性があると考えています。先ほど場長が申し上げましたのは、改修案では今の5社でスペース的には厳しい状態であると、ただ、市場の経営としては、できるだけ新規参入を受け入れたいけれども、新規参入をどんどん伸ばしていくのもなかなか難しいところがあります。現実的には入れかえ等も発生してきますので、そのときには新規参入を促すということもあり得ると考えております。
    稲次誠委員   これまでも撤退されたところもあると思いますので、市がどういうスタンスでこれに臨んでいるのか、情けなのか発展なのか、というところは、今後もしっかりと持っていてほしいと思います。あとはサウンディングのことに対してお願いします。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   サウンディング調査につきましては、広く外部の商業系や工業系のコンサルタントやデベロッパーや、商業店舗、イベントを開催されているコンサルタントなどへ調査の告知をし、余剰地の活用について広く考えていきたいと思います。卸売市場のにぎわいの創出については、卸売市場の本来の機能を維持してという前提での活性化ですから、できれば販売所や人が集まるような施設が入ってほしいという望みはあります。けれども、それでは条件を絞ってしまいますので、商業系以外の他業種でも、あの場所をもっと活用して市場としての活性化を図れるような施設を想定することができないかというのもあわせて、聞き取りしていきたいと考えております。 ○森田俊和委員   今までの説明を聞いてきましたが、はっきり言いまして、もう10年以上、前へ進んでいないという状況の中で、場内事業者とも勉強会を重ね、先進地の視察に何度も行かれています。今の説明でいくと、使用料について、1.61倍が難しいだろうという話になると、パターン2の2.35倍というのは数字の上の参考数値だけで、もう論外です。また、場内業者も大多数の方が改修だというような回答だったとなると、もうほとんど答えが出てしまっているのではないですか。今までの説明を受ける中で、改修に当たって、敷地を半分にして、今の競り場を利用して、奥の部分を転売も含めて別利用するというような資料もいただきました。でも、今のお話でいくと、余剰地として別用途で使おうとしていた部分についても、新しくなった市場の負担を減らすための施設として利用したいということです。これでは、余剰地の部分が市場と一体性を持ってしまって、当初出した半分は別利用という話はもう飛んでしまっています。先ほどもありましたが、今入られている事業者の保護施策としてやるのか、どうなんですか。多額の公費を入れるということになるわけですから、今後の発展性ということを考えるということを、業者さんは業者さんで今まで何度も話し合いをされてきて、ある程度はまとまっています。100パーセントなんて絶対にまとまるはずはないんですよ、みんな条件が違うんですから。前向きにもっと発展させていこうという事業者もいたら、もう後継者もいなくてどうしようかと悩んでいる事業者もいるという中で、使用料がパターン1でも1.61倍になると、それはもう二の足を踏むのはわかっています。でも、公費入れる以上は、もう少し市が強いリーダーシップを持った中で、話しを決めていく時期にもう来てしまっているんではないのかなと思います。ですので、期間を切って、この時点までに方向性をはっきりしますというふうな形で、市が強い姿勢を持って条件提示をしていく時期ではないかと思いますが、その辺、どのように考えてらっしゃいますか。 ○小野産業経済部長   時間ばかりかかって何をしているのかというお叱りは、方々から聞こえてまいります。市長も申し上げておりますので、私どもは今のままで、このままずるずるということではなく、この時点で決めていきたいと思っております。その中で、一つの方法としてサウンディング調査をして、民間事業者が出店できるようなことがありましたら、その分は特別会計の市場会計に収益にして、皆さんの負担から下げていきたいと考えております。ただ、サウンディング調査の結果がわからない限り、次に進めませんので、このたびこれを至急行いたいというのが今回の報告です。その結果次第でもっと明るく先が見えてくると思いますので、その時点では決定できると思っております。この話をずっと先延ばしにするつもりもございませんので、秋口までには方向は見えてくると思います。その結果、場内事業者と再度交渉して、最終的な決定に結びつけたいと、今のところ考えております。 ○渡辺征爾委員   最近では、権現湖のパーキングエリアのところの民間運営や、河川敷のバーベキューサイトについても、結局、手を挙げる事業者がいなかったということがありました。今回もサウンディング調査でこちらが求めるような効果が得られないことや、応募がないということが可能性としてはあるわけです。このサウンディング調査でそういった具体的な事業者がなかったとき、この計画に対してどのように変更を加えていくのか、お考えをお聞かせください。 ○小野産業経済部長   サウンディング調査の条件としまして、にぎわいや市場の活性化に相乗的な効果があるところを求めてまいりますが、どこかの地点で、売却することも考えていかなければならないと思っております。その場合は条件次第ですけれども、場所としてはよい土地ですので、全く手が挙がらないということは考えておりませんので、そういったところの判断もしていかなければならないときが来るかとは思っております。 ○渡辺征爾委員   ということは、条件次第で、もう断念して売却するということも選択肢にあるという考えでよろしいですか。 ○小野産業経済部長   トップとお話をしなければいけませんが、最終的には、私はそういう方法しかないのではないかと考えております。 ○柘植厚人委員   話はかわりますが、完成予定日が書かれていませんが、完成予定日の見込みを決めているのですか。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   70ページにスケジュール案を示していますが、整備計画を策定しまして、事業者との調整や協議を図ることになりますが、設計、実施設計、施工という順でいくことになります。ここで単年度ごとに一旦数字を示させていただいておりますけれども、この内容で実施設計まで順調に進むのであれば、最短のスケジュールで平成37年に外構整備が完了するという見込みです。ただ、今後、さまざまな諸条件を整理していくことが生じてきます。その部分で言うと、我々も時間をかけて事業を進めるという意識は持たないようにしていくつもりですが、諸条件によりまして、スケジュールというのは少し変更になる可能性はあるかとは想定しています。 ○柘植厚人委員   平成37年に外構整備工事と書いてあるのはわかっていますが、これが完了予定という意味ですか。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   改修案につきましては、工事着工が平成35年で、およそ3カ年はかかるであろうと見ております。ですので、スケジュールのとおり平成37年度に完了するであろうということです。 ○柘植厚人委員   駐車台数についてですが、59ページ、パターン1の図面で、既存の駐車台数が記載されていないのですが、改修後の駐車台数の増減はどうなりますか。市場まつりのときは渋滞していますが、その渋滞が緩和する見込みがあるのですか。出入り口付近の安全性の確保についても検討しているのですか。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   パターン1については、青果加工場を松風こみち側に配置するということで、駐車台数枠が減ることになります。ただ、これは案としてですが、調整池のところを部分的にスロープにしまして、170から180台は確保できるような駐車スペースを考えており、現行の駐車台数とほぼ変わらない台数を確保できることになっております。次に、渋滞についてですが、市場まつりなどのときに周辺道路での渋滞が生じているということも認識しておりまして、現在、県の事業で、市場前の県道尾上小野線で拡幅工事を進められ、片側2車線の4車線化が図られます。渋滞解消を目途に進められていると伺っておりますので、今後、市場の整備のスケジュールとは多少時間軸はずれてくるかとは思いますが、県道の整備が進めば、多少の渋滞解消されるのではないかと思っています。また、入り口部分につきましても、拡幅工事に伴いながら、交差点化等の整備の協議を進めているところですので、今後の事業は精査しながら、進めていきたいと考えております。 ○柘植厚人委員   県道の拡幅工事の完成予定と今回のプロジェクトの完成予定のタイムラグについてお尋ねします。また、タイムラグが生じないように、なるべく早く県道を整備してほしいという要請を県にしているのか教えてください。 ○松尾産業振興課市場整備推進担当副課長   県の説明では、拡幅工事は平成32年度末を目標に事業を進めているということを聞いています。その上で、70ページに示していますように、スムーズに事業が進んでいけば、工事完了が平成37年度になるということで、県の拡幅工事のほうが早く終わるのではないかということで考えております。 ○渡辺征爾委員   姫路市も同じように白浜地区に大きな卸売市場建設ということで進んでいます。土壌汚染もある程度解決し、これから進められて、平成34年度ぐらいに開設されるということです。今後、加古川市が市場を整備していく上で、これは脅威になっているのか、それとも全く影響がないと考えているのか、どのような判断で動いているでしょうか。 ○北村公設地方卸売市場長   姫路市は、今、手柄に中央市場がありますが、南部の白浜地区に水産工場が集まっているようで、そちらに拠点を移すということのようです。青果につきましては、今の手柄のほうが業者は買い付けに来やすいというような事情を聞いております。水産につきましては、当市場の水産会社も姫路市場から仕入れていると聞いております。青果についてはそれほど影響がないと考えておりますが、水産につきましては、姫路の市場が東側のほうに寄ってくるので、多少影響があるかもしれないと考えております。 ○渡辺征爾委員   計画には将来的な目標値を掲げられておりましたが、水産については、多少影響が出てくると判断している中で、それも考慮した上で、将来的にはそれぐらいの数値にまで持っていくということでよろしいですか。 ○北村公設地方卸売市場長   目標値については、当市場の水産卸業者とヒアリングをして設定しておりますが、業者の方針としましては、今の取引先を拡大するというような方針を持たれているようです。その具体策としましては、最近、市場まつり、土曜朝市が非常に定着しておりまして、その効果として、やはり試食をする中で業者がよい品物をここで仕入れられるということで、得意先がふえているということです。ほかの青果、鶏類等の業者についても、同じようなことを聞いておりますので、試食販売的に土曜朝市が活用されているということのようです。そのようなことから、にぎわい創出の部分を含めて拡大をしていけるであろうということです。それによって、市民も対象としてにぎわいを送出し活性化していく必要はあるのですが、卸・仲卸の市場ですので、得意先がふえていくような方策で目標値を上げていけるのではないかと考えているところです。 ○渡辺征爾委員   多分それは姫路も同じようなことを考えているのであって、姫路も多分そういったいろいろなイベントを仕掛けられると思います。そして、姫路のほうが加古川より開設が早いと思われますので、新たな卸のルートが姫路に取られてしまうことや、姫路というと家島や漁業というのが結構有名で、どうしても姫路のほうが新鮮な魚というようなイメージがあるのですが、そういった環境のもと、確実に卸などの新たな開拓ができるというのは、どのような具体的な判断に基づいてされているのか、お聞かせください。 ○北村公設地方卸売市場長   当市場の水産の卸業者は、家島、坊勢等の姫路や明石からも仕入れをしていますので、加古川において、両地域の新鮮な魚、そして加工品等も含めて入ってきており、加古川の市場であるから、即、納められるというようなことも聞いています。ですので、特に姫路の魚がたくさん加古川に入ってくるであろうとか、姫路の水産に押されるだろうというようなことについては、現に明石、姫路からの仕入れルートがありますので、あとは業者の得意先のルート開拓かなと考えています。その部分については、それほど影響はないのかなと考えています。 ○神吉耕藏委員長   私も一言だけ。本当にいろいろな意見が出てよかったと思います。ただ、20年後、30年後によかったと思えるような加古川の公設市場になってもらいたいと思っておりますので、皆様方も加古川市主導のもとで、力強い指導のもとで、立派な公設市場にしていただきたいと思っております。これで質疑を終了いたします。以上で本日予定していました議事は全て終了いたしました。それでは本日の建設経済常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。...