加古川市議会 2019-03-01
平成31年建設経済常任委員会( 3月 1日)
○
岩田下水道課副
課長 水洗化率ですが、現在95.1%となっています。
○
中務上下水道局参事(
技術担当)
水洗化率は95.1%で、
下水道ビジョンの中では、最終の40年度には100%に近づけていくため、進めています。
水洗化を向上させるために
シルバー人材センターがPRに回っているのですが、あわせて来年度から、底地の問題で私道があることで、接続がなかなかできない方々に対して新たな
交付金を創設する形で助成をし、
水洗化を図っていきたいと考えています。
○
稲次誠委員 公地と民地が入り乱れているところもあったり、
下水区域内であっても、
高低差の問題でできない、そのポンプの
補助とかもありますが、100%を目指すと言われていますが、実際に可能なのかどうかだけ確認します。
○
中務上下水道局参事(
技術担当) 低宅地についてはある程度把握していまして、その方に対して、こういう助成がありますというPRをさせていただいています。今のところは浄化槽を設置されている方が多くて、壊れた段階で考えていただくという回答をいただいたりしていますので、そういう段階を見計らって、
助成金を使っていただきたいと考えています。また、実際に可能かどうかですが、底地の問題に関しては、
相続者が一親等以内とかを定めています。どこまでいっても相続がわからないというような家庭に関しては、今回の制度で、ご同意をいただき、
承諾書をいただく形で
公共下水道、あるいは
共同排水設備の整備を行っていただいて、
水洗化率向上を図っています。
○
神吉耕藏委員長 ご
質問、ご
意見等を終結します。採決します。
議案第11号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
神吉耕藏委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は、
全会一致で
原案可決と決定しました。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時20分)
(再開 10時31分)
◎
所管事務調査 加古川市協働の
まちづくり基本方針(案)に関する
パブリックコメントの実施結果について
○
神吉耕藏委員長 再開します。
所管事務調査を行います。
協働推進部から、
加古川市協働の
まちづくり基本方針(案)に関する
パブリックコメントの実施結果について、報告願います。
○石原
協働推進部長 去る1月、2月にかけまして、協働の
まちづくり基本方針パブリックコメントを実施いたしました。その結果につきまして、
協働推進部より報告させていただきます。
○依藤協働推進課副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご
質問等をお受けします。
(「なし」の声あり)
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時35分)
(再開 10時36分)
◎
所管事務調査 兵庫労働局との
雇用対策協定の締結について
○
神吉耕藏委員長 再開します。
産業経済部から、
兵庫労働局との
雇用対策協定の締結について、報告願います。
○小野
産業経済部長 2月19日に締結いたしました
兵庫労働局との
雇用対策協定につきまして、担当課より報告させていただきます。
○
松尾産業振興課副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご
質問等をお受けします。
○
渡辺征爾委員 今回、労働局との締結ということですが、その地域における雇用問題、自治体ということで、連携中枢都市圏のときにも、播磨全体の雇用などの話をしっかりとPRして、国、県と連携をしていくという話があって、播磨のいろいろな産業をしっかりと生かした取り組みをしていくということで大々的にスタートしたんですが、それとの関連というのはどうなっているのか。それで、この協定の締結状況を見ると、肝心の姫路市とかが入ってないということもありまして、その辺の連携、絡みというのはどのように進んでいるのかというところを確認させてください。
○
松尾産業振興課副
課長 今、お話ございました播磨圏域連携中枢都市圏の構想につきましては、対象としましては播磨圏域ということで、東播磨地域だけではなく、広域の8市8町等を
対象とした内容で、広域的な取り組みでの地域の課題を整理していくという内容になっているかと思います。このたびの
雇用対策協定につきましては、
兵庫労働局という形にはなるのですが、主体となるのは東播磨地域、2市2町を管轄しますハローワーク
加古川が我々との連携の主体となっています。播磨中枢は、さらに広域の
部分の取り組みとなりますけれども、このたびの協定締結につきましては、ハローワーク管轄管内の
部分での内容ですが、
加古川市とハローワークで、
加古川市の地域の課題についての整理という形での協定になってまいります。
○
渡辺征爾委員 それはわかるんですが、播磨圏域の中にこの東播磨も入るのであって、重複したような、いろいろなものが次から次へと出てくるところで、この連携中枢都市圏では、従来では全然なかったので、今回は、東播磨はこれでやっていく。西播磨とか、あの辺は今後を見ると、そういった締結状況もなさそうですが、その辺の状況はどのようなのか確認させてください。
○
松尾産業振興課副
課長 雇用対策協定につきまして、広域での播磨という地域、播磨の1構成自治体、団体となりますので、我々の地域での課題で、地域、自治体を超えた課題等になっていけば、当然、連携中枢都市等への情報提供や、連携しながら話を進めていく課題も出てくるかとは思います。今、
加古川市とハローワーク
加古川が締結したのですが、締結自体は、2市2町で、各自治体ごとの締結となってきます。我々より先に高砂市が締結をしていますが、今回、二つ目の市として
加古川市が締結しています。西播磨の自治体がここには挙がっていませんが、
兵庫労働局は、この締結を県下に広げていきたいということです。また、国としましても、旧雇用対策法に基づき、全国的にこのような締結を広めて、各地域、自治体ベースの課題を解決したいという思いはあるので、西播磨地域の状況は、把握しておりませんが、今後、労働局が中心となり、働きかけをしながら、県下の自治体にも、締結される自治体がふえてくると想定しています。
○
渡辺征爾委員 わかりました。この東播磨圏で運営協議会を開いて、いろいろな内容を決めていくわけですが、そういった内容は、先ほどから述べている連携中枢都市に情報提供したりとかはないですか。また、これを切り離して、単独で、ばらばらに進んでいくというような縦割りの
仕組みになっていくんでしょうか。
○
松尾産業振興課副
課長 運営協議会計画等は今後、ハローワーク
加古川、労働局と会議を運営していきます。実際、この
雇用対策協定につきましても、企画部政策企画課等には情報提供は当然しています。ただし、協議しながら、このような対策をすることで、提携が活用できる
部分につきましては、企画部とも調整を図りながら、逆に連携中枢都市圏の情報もいただきながら、地域に落とし込む、また、地域の課題は連携中枢都市圏のほうへ上げていくというふうな形で協議を図っていけると思っています。
○
稲次誠委員 この
メリットと効果は、これまでもハローワーク
加古川は地域の仕事をしっかりと進められてきている。その中で、市との連携というところで、どういうふうにかかわって、何を求めようとしているのか、もう一度確認します。これをすることによって何かしらの
事業の
補助金がつくだとか、費用負担の面で、市として
メリットはあるのか、それとも、県のやろうとしていることが、市に、この
事業に絡めておりてきて、市が負担しなければいけない
部分ができてくるのか、確認します。
○
松尾産業振興課副
課長 1点目のハローワーク
加古川と市との連携は、就労とか労働という面で言いますと、産業振興課以外でもかかわられている担当がいます。現時点でも所管課がそれぞれハローワークと連携して、情報提供、情報共有をしていますし、我々も庁内で関係課との情報共有や情報の連携、提供等も行っているところですが、今回の締結をもとに協議会を設置することになります。その協議会には関係各課も参加して、ハローワークと我々の関係機関が一堂に会して話をしていくということになりますので、ハローワークとしても、個々との調整というよりも、一体的な場で各
事業、各課が担当しています
事業の内容、進捗状況等を効率的に把握できる場ができると考えています。二つ目の
事業負担について、この締結を結ぶことで何かしら
補助金がつくとかということでお話があるわけではございません。先ほど申しました各課それぞれ
事業を実施している中で類似
事業とか、やっていくものもありますし、
事業実施するときに、年間で、それぞれスケジュール的に、重複する時期にやっている場合も当然出てくるので、ハローワークが実施の
事業を整理する意味で、同じような時期に実施するのであれば、例えば共催で行うとか、または逆にある1点に集中して
事業実施せずに、時期をずらしながら、各関係課、ハローワークが実施することで、より効果的な
事業を実施するというような形で、
事業の見直しもありますし、そういう形の
予算の整理というのも、今後、考えていけるかと思っているところです。
○
稲次誠委員 そうしたら、例えば今であったら、保育士が必要だという
加古川市のそういった情報をハローワークにしっかり提供することで、そこを向こうでも強力に進めてもらうというか、市がやろうとしているようなことで、どこでどの人員が不足しているから、この
部分を強く進めていくということが今後可能になるのか、その点だけ聞かせてください。
○
松尾産業振興課副
課長 現時点で、幼児保育課等も就労の面での保育士の確保という面でいえば、ハローワークも協力されているところだとは思います。市としても、今、重点的に取り組む事項ということであれば、より密接にお話をする機会、また、市として関係課との共通の認識、理解を得た上での明確化というのは可能になっていくかと思います。
○
玉川英樹委員 2点あります。1点目は、この4月1日から、働き方改革ということで、いろいろ法律が変わって実施されていくのですが、この協議会と関連があるのかということと、それから、雇用の立場でいくと、給料未払いとか、残業をすごくするとか、そういったところは、労働基準監督署と何か関連はあるんでしょうか。
○
松尾産業振興課副
課長 働き方改革等がこの4月から始まり、
加古川市の課題としても、今、言われました労働環境の健全化、状態の維持というのはハローワーク
加古川、労働局でも取り組まれている事項です。現時点でもさまざまな形で協力依頼はあるのですが、市内
事業者に周知といった形で可能な範囲で協力はしています。今後、運営協議会を実施することになりましたら、ハローワーク
加古川等から提案という形で、重点的に取り組む事項として共通理解が明確になります。市としても、労働者、
勤労者、
事業者への周知、理解を図るということで、労働局からの情報発信に加えて、市からもさまざまな情報発信のツールを使いながら、周知、PRを図っていくことが可能と考えています。
○
玉川英樹委員 賃金未払いなどへの監視機能というか、その辺の相談業務は何かありますか。
○
松尾産業振興課副
課長 先ほどの労基署等の相談業務は、ハローワークもされていますし、それぞれの関係機関等で労働相談とか、就職に関する相談とかもさまざまに行われているところです。我々の相談窓口等も
産業経済部だけではなくて、さまざまな関係課でそのような形でご相談がある
可能性はありますので、運営協議会の場では体系的に、一体的に把握できることで、どこにどの相談をすれば一番効果的な回答が得られるかというのも認識できる場にはなっていくかと考えています。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。
◎
所管事務調査 兵庫県
農業共済組合設立に関する覚書の締結について
○
神吉耕藏委員長 兵庫県
農業共済組合設立に関する覚書の締結について、報告願います。
○小野
産業経済部長 兵庫県
農業共済組合設立に関する覚書の締結につきまして、担当課よりご説明させていただきます。
○福山農林水産課農業共済担当副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご
質問等をお受けします。
(「なし」の声あり)
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 11時00分)
(再開 11時02分)
◎
所管事務調査 平成31年度
上下水道局機構改革について
○
神吉耕藏委員長 再開します。
上下水道局より、
平成31年度
上下水道局機構改革について、報告願います。
○池澤
上下水道局長
平成31年におけます
上下水道局の機構改革の内容につきまして、担当より報告をさせますので、よろしくお願いします。
○岡崎
上下水道局経営管理課副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご
質問等をお受けします。
○
渡辺征爾委員 今回のお客様サービス課の新設ということで、市民サービスや業務効率の向上を図るということですけれども、具体的にどういったことなのかわかりにくいので、今までのそうした体制下で、どんな問題があって、その問題を、このお客様サービス課を新設することによって、どのように改善できて、どう向上するのかというところを具体的に確認をさせてください。
○岡崎経営管理課副
課長 例えば今までですと、お客様からのお金というものを取り扱う業務としましては、お客様センターで取り扱っています水道料金や下水道使用料のほか、下水道課の業務係は下水道の受益者負担金を取り扱っています。また、配水課給水係では、水道の新設の際の分担金を取り扱うような状況となっておりまして、お客様のお金の取り扱いが複数課に分散している状況です。また、給排水の業務に関しましては、水道の給水の
部分と下水道の接続に伴う排水設備になるんですが、配水課と下水道課に今、分散している状況です。しかしながら、こちらの確認申請等につきましては、例えば戸建ての住宅を新築される際には上水、下水ともにセットで申請されるようなケースが多いので、こういうところを一元化して集約することで、お客様のサービスの向上を図ろうとするものです。
○
渡辺征爾委員 わかりました。一般の市民側からしますと、そういった水道料金とか、分担金とか、そういったものをお客様の窓口センターに持っていくときは、今までも窓口は1カ所だったんでしょうか、それとも、窓口も分かれていた、それを今度、窓口が一本化になるのか、もともと窓口は一本化だったんだけれども組織の中で分かれていたので、ちょっと効率が悪かったというところなのか、どちらなのか確認をさせてください。
○岡崎経営管理課副
課長 ご
質問の受益者負担金でありますとか、分担金につきましては、指定工事の代理店が代理で納めることが多いので、市民の方が直接お持ちいただくというケースはほぼございませんでした。ですので、お客様からすれば、水道料金及び下水道使用料は今までに1階で取り扱っておりましたが、お問い合わせいただく先が複数の課にまたがっており、市民の方からややこしい状況にはなっていたと思います。窓口に関しては、一般の
利用者から見れば今まで大層不便だったというわけではないのですが、今回、この変更をすることで、問い合わせの窓口が一本化されることになりますので、その
部分に関しては市民の方も
メリットがあろうかと思います。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。
◎
所管事務調査 平成29年度
上下水道事業決算「
経営比較分析表」について
○
神吉耕藏委員長 平成29年度
上下水道事業決算「
経営比較分析表」について、報告願います。
○池澤
上下水道局長 このたび、上下水道
事業におきまして経営の状況及び課題を正確に把握するために、
平成29年度決算を含みます経営指標を
経営比較分析表として整理し、経営状況の説明資料としてホームページで公表することにしています。その概要につきまして、担当より報告させますので、よろしくお願いします。
○岡崎経営管理課副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご
質問等をお受けします。
○
渡辺征爾委員 経営の健全性をはかるのに、各種指標で類似団体と比較をされていますが、この類似団体というのは人口規模なのか、各市の面積なのか、その類似団体の概念と、今回、これはどういったところと比較をされているのかについて確認をさせてください。
○岡崎経営管理課副
課長 水道
事業については、類似団体の区分は、給水人口が15万人から30万人の団体を類似団体としています。全国で77団体との比較になります。下水道
事業については、まず、3ページ目の
公共下水道は、処理区域内人口が10万人以上で、1ヘクタール当たり50人以上の人口密度があり、供用開始から30年以上経過している団体というのが類似団体に当たります。こちらは全国で45団体との比較となっています。4ページの特別環境保全
公共下水道は、区分が簡略化されておりまして、供用開始から15年以上経過している団体というのが類似団体に該当し、全国で521団体が該当します。
○
神吉耕藏委員長 この件につきましてのご
質問等は、これで終結します。
◎
所管事務調査 官民連携手法を活用した
公共下水道事業における
事業者選定結果について
○
神吉耕藏委員長 官民連携手法を活用した
公共下水道事業における
事業者選定結果について、報告願います。
○池澤
上下水道局長
上下水道局では、今後10年間で
公共下水道の未普及地域の解消を図るために、効率的かつ効果的な取り組みといたしまして、
官民連携手法を導入することとして、関係の手続を進めているところです。このたび、この手法を活用して、整備を予定しています志方地区外
公共下水道整備
事業第1工区の
事業者選定におきまして、プロポーザル方式による手続を実施いたしました。今回もプロポーザルによりまして
事業契約締結候補者の決定をいたしましたので、その概要について、担当より報告させますので、よろしくお願いします。
○山本下水道課管路整備担当副
課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご
質問等をお受けします。
(「なし」の声あり)
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了しました。これで、
建設経済常任委員会を閉会します。ご苦労さまでした。...