加古川市議会 2018-05-23
平成30年建設経済常任委員会( 5月23日)
○
建部正人委員 特に本庁で多いですが、過去にいろいろな形で
プロポーザル事業を発注されている中で、その
プロポーザルの評価に対して、参加された業者が納得されていない部分は結構あるのです。そういう意味では、きちんと公表されるほうが市としても清廉潔白な形で、このように
プロポーザルをやりましたということができます。やはり、きちんと公表されるべきだというのが個人的な思いですが、その辺につきましてはどうですか。
○
池澤上下水道局長 ただいまの意見を参考にいたしまして、
複数業者の参加がありましたら、自社のすぐれた点や、落選や次点になりました場合は、どこが劣っていたというのは当然知りたいと思います。内容につきましても、会社の技術面などが出てしまいますとやはり難しいところもあります。出せるところは極力出していきたいと考えております。
○
落合誠委員 調査項目がこの契約に含まれていますので、
設計等の変更があり得るということで、
変更契約等の記載があると思います。そもそもこれ自体は、先ほど出ましたように工期を短くするとか
事業費を減らすということだと思うのです。当初の
プロポーザルで提案された部分に大きくいろいろな
変更点が出てきて、結果的に高くついたということではいけないと思うのです。
プロポーザルのときはなるべく安く出し、変更してもうけるという
考え方も出てくると思うのです。その辺は
プロポーザルの段階で、もし変更しなくてはいけないときには、このように対応しますというところまでを含めて、判断されるのかを教えていただけますか。
○
中務上下水道局参事(
技術担当) 発注後における
変更点につきましては、実は
下水道工事といいますのは、
地下埋設でありますとか、表面上での図面上で行う工事ばかりではないのです。当然、そういう面では不
確定要素が多くなります。その中で、当初は
基本設定の段階なので、その段階で想定し得ないことでの変更は、認めていく形になろうかと思います。当初の段階で、
基本設計の中でわかっていることに対し、提案があった分につきましては、それができないとか変更になるというのは、基本的にはあり得ないと考えております。それにつきましては、確実に実行していただくことを考えております。
○
落合誠委員 言われていることはわかるのですけれども、企業で言いますと、当初の計画は当然取りたいがために安くし、
変更点があった場合については高くなり、そこが契約していますので、これは変更しなくてはいけないことはわかります。その中で上乗せではないですが、少し高めに取り、利益を上げていこうという
考え方のもとに、最初から提案をされている
グループや企業がありました場合は、結果的に高い
事業費になってしまうことが想定されるわけです。そういう判断は、この
プロポーザルの
判断基準の中に設けられているのかどうかを確認したいのです。
○
中務上下水道局参事(
技術担当) 当然、工期や
事業費につきましても、提案に基づく形で施工を実行できることになり、そこをある程度わかっている内容が、契約したあとに相当の理由がある場合は別ですが、相当の理由がない段階で変えていくことは、
発注者と
受注者の間の協議を当然行っていきます。その段階では認めていく方向では考えていません。
○
池澤上下水道局長 価格の面で、
一般競争入札でありましたら、確かに
落合委員が言われますように、金額を入れ、あとから変更で上乗せしていくようなケースもございます。この
プロポーザルは、先ほど説明しましたように、
価格面はあまり重視しません。
契約内容を中心に、工期の短縮や地元の調整などを重視していきます。
落合委員の言われているようなことにはあまりならず、提案の
内容自体の審査に重点を置いていきますので、そのようになると思います。
○
落合誠委員 結果的には、いろいろなイレギュラーなことがあるかもしれませんが、この方式でないやり方でするよりも結果的には安くなるという理解でいいですか。
○
池澤上下水道局長 先ほども説明をしましたが、価格も1つの要素にはもちろんなるわけです。今回のこの
プロポーザルの中では、
価格面は比重が低いという形です。あくまでも
提案内容自体の工期の短縮や地元との調整などを重視していきます。
落合委員がおっしゃったようなことにはあまりならないかと思っています。
○
畑広次郎委員長 ご
質問等を終結します。
理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時10分)
(再開 10時12分)
◎
所管事務調査 ホームページ掲載資料からの
個人情報漏えいについて
○
畑広次郎委員長 再開します。
農業委員会事務局から、
ホームページ掲載資料からの
個人情報漏えいについて、報告願います。
○
大西農業委員会事務局長 農業委員会では、月例の総会、並びに
年次総会等におきまして、その
会議録を従来から
ホームページで公開してきました。このたび、公開しております総
会議事録等におきまして、
個人情報が漏えいした可能性があることが判明いたしました。その
対処方法につきまして、
農業委員会事務局次長より、ご説明申し上げます。
○
桑山農業委員会事務局次長 (資料により報告)
○
畑広次郎委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの
報告事項につきまして、ご
質問等をお受けします。
○
佐藤守委員 人間のすることですから間違いはやむを得ないとは思います。408名と19名の住所等々が出ているわけですが、事実が発覚してから、この408名と19名に関しましては、こちらから
コンタクトを取り、迷惑がかかっていないかどうかは調査されましたか。
○
桑山農業委員会事務局次長 先ほど説明申し上げました19名分は、こちらの
農業委員会が委嘱いたします
農地利用最適化推進委員になります。また、
農業委員18名につきましても、先週中に情報を共有させていただいたところでございます。あと、
申請案件に関する408名分につきましては、
新聞発表をした後、
謝罪文書を送る予定です。その中で
内容等、詳細の説明をして、おわび申し上げる予定でおります。
○
佐藤守委員 そうしますと、
事務局側の動きとしましてはまだ何もしていないということでいいのですか。
○
桑山農業委員会事務局次長 おっしゃるとおりです。まだ408名全員に通知等はしているわけではございませんので、これからという形になろうかと思います。
○
佐藤守委員 実際に新聞に載った時点で載せられた方はだいたいわかっていると思うのですが、まだ
コンタクトを取っていないというのは、あまりにも遅いと感じます。今は
個人情報に関しましては、細かく罰則が決められているのです。間違いは間違いとしまして、それはやってしまったことは仕方がないわけです。単純なミスと言えば単純なミスですが、その対応は遅いと感じますし、遺憾です。問題が発覚してから、何日たったのかという話ですから、その辺は文書でどのように対応していくのですか。
○
桑山農業委員会事務局次長 408名分の中には
月次総会で、申請を複数上げられている方を含めた延べ408名になります。こちらは
議案データがありますので、先週の金曜日から
データを抽出し、整理をしてから、全員に文書を発送いたします。その
データから
タックシールをつくりまして、それを張りつけて送る作業の準備を今進めているところです。確かに対応につきましては時間がかかっていることは、まことに申しわけないと考えております。今後は、できるだけの対応をさせていただき、今週中にでも
謝罪文書を送ることができます。また、問い合わせの電話等もあるかと思いますが、それに対しても丁寧にお答えをさせていただきたいと考えております。
○
佐藤守委員 対応に関しましては、相手のことも考え、しっかりやってもらわないと困るということだけは言っておきます。
○
白石信一委員 今までこの事象が起きるまでは、平成29年7月までの総会の
議事録は黒塗りで問題はなかったと思うのです。なぜ、今回から
マスキング処理に変えたのでしょうか。
○
桑山農業委員会事務局次長 毎月、
月次総会で、7月までは部会の議案ということで掲載をしておりました。
申請者の数、そして申請の土地につきましては、ご指摘のとおり丸で置きかえておりましたが、何分毎月の件数がかなり多いので、公開用の
議事録を作成するのにも結構時間がかかるようなことがございました。これは事務の
効率化を図るために、
マスキング処理でドラッグする形でさせていただきました。その後、庁内の
セキュリティニュース等で、最近
マスキングしたものが簡単にはがれてしまうという
ニュースが流れてきました。確認しましたら、そのような形になってしまっていましたので、再度改めまして、やり方を変えることになりました。
○
白石信一委員 わかりました。そうしましたら、この
マスキング処理をした場合には、
個人情報をコピーアンドペーストしたものが、事前に漏れるということはわかっていたのでしょうか。
○
桑山農業委員会事務局次長 庁内で
セキュリティニュースが流れてきております。これは
情報政策課から各部局に発信されているものです。
マスキング処理をして公開を始めた時点では、
マスキングが簡単にはがれるものという認識はございませんでした。もし、ありましたら、従来
どおりの形を取っていましたが、それがわからなかったのです。このたび5月に入ってからの
セキュリティニュース、あるいは
市役所内部の
情報セキュリティ検証等で、そういう
マスキング処理をしたものをコピーアンドペーストしましたら、簡単に
マスキングがはがれてしまうことが判明しました。現在は
マスキング処理したものを、そのままスキャナーで読み込ませたものを公開しておりますので、コピーアンドペーストをしてもはがれない状態になっております。
○
松崎雅彦委員 5月16日以降、今日までにしました作業は、重複していないかなど再確認をする作業とのことなんですが、仮にそのようなことをしないといけないのかどうか。1日も早く
謝罪文書を送る部分に特化し、対応するということはできなかったのですか。この間の状況につきまして、再度確認をしたいのです。
○
桑山農業委員会事務局次長 まず
謝罪文書を送るというのは、記者発表の時点で事務局のほうから申し上げた次第でございます。当然、対応をしなくてはいけない対象者の方には不安を与える要素になると思います。その時点から早急に作業には取りかかっております。同じ方が重複し、申請をされている方もたくさんおられますので、その分を外し、あるいは
データの中で、手で加工しないといけないところもあります。その分がどうしても時間がかかってしまいますので、なんとか
タックシールを張りつけれるような状態になりつつあるのが現状です。対象者の方にはどうなっているのだというおしかりを受けるのは当然かと思います。可能な限り、速やかに
謝罪文書を送る形で進めていきたいと考えています。
○
松崎雅彦委員 いろいろ形式や、そのような部分をできるだけ丁寧にすることはもちろん大事な部分ではあります。この種の問題で、新聞にもあのように報道され、市民の側で言えば、もちろん今後の対策のことは気になるわけで、役所はどう対処するのかになるわけです。極端に言いましたら、重複して1人の人間に3枚送っても構わないと思うのです。少なくとも迅速な対処という部分を最優先することが一番大事なはずだと思うのです。そこは、この管理マニュアルの部分でもいろいろな面で優先事項として挙がっているはずです。その部分につきましては改めて聞きたいのと、わかっている部分でありましたら、手書きでもなんでもいいですし、重複しても構わないので、最低でも今週中には対処をしないといけないと思います。
○
桑山農業委員会事務局次長 今現在、
データの抽出なども大分終わっていますので、可能な限り早急に対応させていただきたいと考えています。
○
相良大悟委員 時系列としまして、先ほど
マスキングが取れるという
情報政策課からの情報は、この情報を発信されたあとに生じたことなのか、その前から生じたのかを確認したいのです。
○
桑山農業委員会事務局次長 マスキング処理をして
議事録を公開し始めた時点では、そのように
マスキングがはがれてしまうという情報は流れてきていなかったと思います。もし、流れてきていましたら、事務局内部で確認ができていたはずですので、
マスキング処理をしたままでPDF変換をした形では、公開することはなかったと考えております。ただ、結果としましては、このような事態になっておりますので、先ほどもご説明を申し上げましたとおり、
個人情報を完全に黒塗りした分をスキャナーで読み込んだ形で今は公開しております。その形で今後も続けていきたいと思います。今回の原因と対策は明らかですが、今後フェイルセーフと言いますか、失敗を繰り返さないよう検討会を開催し、その内容につきましては、でき上がりましたら、また会長まで報告をさせていただき、再発防止に努めてまいりたいと考えています。
○
相良大悟委員 そういうことをきちんとここに挙げておかなくてはいけないと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
玉川英樹委員 資料の②の
月次総会議事録の内容ですが、これは農地転用の案件のことでよろしいですか。
○
桑山農業委員会事務局次長 この申請の内容は、農地法の3条、4条、5条、非農地証明願、施設用地の届け出の受理に関すること、農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積計画という内容になっております。3条は、田んぼを田んぼとして売り買い・貸し借りすることです。4条は、所有者が転用するものです。5条は、農地の売り買い・貸し借りをし、借りた人、買った人が転用を掛けるという事案です。非農地証明というのは農地でないことの証明です。施設用地の届け出につきましては、農業倉庫であることを届け出したものを受理する案件です。農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積計画は、農林水産課から挙がってくる諮問議案です。これは農地の貸し借りの議案となっております。
○
玉川英樹委員 わかりました。市の
ホームページに195件の不特定多数のアクセスがあり、その中で、不動産会社、デベロッパーなどいろいろな可能性はあるとは思うのですが、今後の対策としまして、役所に問い合わせがありましたら、どのような対応をされるのか、
対処方法をお願いします。
○
桑山農業委員会事務局次長 新聞発表から本日の時点まで、外部から電話等で問い合わせがあるのか、事務局で対応させていただくために待機していた次第です。一昨日どのようなっているのかというスマイルメールが1件対象者の方からありました。その方につきましては、けさメールが届いておりましたので、早速事務局のほうから電話で連絡し、口頭でおわびを申し上げることをしております。
○
落合誠委員 再発防止の部分にも関係してきますが、
ホームページに
個人情報を掲載する場合に、
加古川市全体としまして、こうすべきであるというマニュアルはあるのですか。
○
桑山農業委員会事務局次長 個人情報保護条例と情報公開条例に基づきまして基準が定められております。それに基づきまして市全体としては、これは公開します、隠しますというものが明記されています。こちらのほうは総務課の情報公開の担当に確認しますと、本市の
個人情報保護条例、情報公開条例上、やはり公開すべきでない情報、あるいは守るべき
個人情報にあたるということです。この事案につきましては、好ましいものではなかったと、総務課から見解をもらいました。
○
落合誠委員 ホームページに個人の情報を隠さなくてはいけないことが明確にわかっている場合に、どのようなやり方で
ホームページに掲載しなさいというマニュアルはあるのかどうか再度お聞きします。
○
桑山農業委員会事務局次長 市全体でそのようなマニュアルがあるのかというのは、各課対応になると思います。
農業委員会事務局としましては、
個人情報保護条例と情報公開条例に基づきまして、個人の情報が
マスキングされ、
個人情報を漏れないように公開しなくてはいけないわけです。昨日、
情報政策課のほうから
マスキング処理をした分ははがれる可能性がありますという注意喚起に関する文書の通知がありました。それは、そのようなものが
ホームページ上に
個人情報を上げる場合の注意事項ということで、市全体のマニュアルと言いますか了解事項で共有されているかと考えております。
○
落合誠委員 そういうことですと、マニュアル的なものがないと思うのです。特に
ホームページ上は、情報を取ろうとする人は常に進化しており、今のやり方もクリアになる方法を見つけ出して
個人情報を取ろうとするわけです。やはり
加古川市全体としまして、一番このような情報がわかるところが常に進化したものをマニュアル化し、各部署に提供していかなくてはならないのです。そういうものが今後できてこないとまずいのではないか、というので質問をさせていただきました。
○
桑山農業委員会事務局次長 指摘の内容につきましては、早速、
情報政策課に伝えさせていただきます。また、今後全庁的な対応が必要であろうということは、
農業委員会事務局のほうから要望をさせていただきたいと考えております。
○
畑広次郎委員長 この件についてのご
質問等を終結します。
理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時36分)
(再開 10時43分)
◎
所管事務調査 平成30年度
ふるさと納税推進事業の記念品について
○
畑広次郎委員長 再開します。
産業経済部から、4件の報告のうち、平成30年度
ふるさと納税推進事業の記念品について、報告願います。
○井ノ口
産業経済部長 平成30年度
ふるさと納税推進事業の記念品につきまして、担当課であります産業振興課より説明させます。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 (資料により報告)
○
畑広次郎委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、ご
質問等をお受けします。
○
玉川英樹委員 見守り親孝行代行サービスとお墓参りの代行サービスは、シルバー人材センターの方がするのですか。また、寄附金に対する記念品の返礼割合の見直しや
加古川市民に対する記念品の返礼廃止ということですが、これによる見込み額もしくは影響額はどのように推測されていますか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 ごみ出しは、シルバー人材センターの方々が提供することになっています。お墓参りのほうは、株式会社芝本商店のご提案された内容となっています。記念品は市民が返礼を受けることができなくなったことにつきましては、昨年の約2億円ほどの寄附額のうち、10%の約2,000万円程度の影響があるかと思います。
○
玉川英樹委員 主な増減のところで畜産品が27品減っている一方、逆に工業製品とお菓子類がふえていますが、この要因をもう一度説明願います。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 確かに肉関連の記念品が減少しております。このことにつきましては、平成30年度から10品を超える場合で1品あたり5,000円の負担金をいただくことになっております。このことによって、平成30年度は全ての品をリニューアルしています。これに合わせまして、各
事業者が今までやってきた中で、申し込みの多かったものとそうでなかったもの、あるいは自社のPR効果が高いものなど、記念品の内容を改めて精査されたことが1つの要因かと思います。そして1万円の寄附に対しまして、3割の3,000円相当の記念品ですと、肉などはそれなりに単価の高い内容になりますので、その額では記念品の構築がやりにくいところも1つの要因かと思っております。お菓子類や工業製品はふえておりますのは、お菓子類などは、ことしはどら焼きなど今までなかった品をご提案いただいています。工業製品等につきましては、スーツや毛布、エプロンなどが新しいラインナップで数が豊富に増えています。
○
玉川英樹委員 わかりました。畜産品のところで減っているが、それ以外の商品でまとめたというのと、全体的な供給量としましては、今まで通り変わらずに行けるということでよろしいですか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 肉関係につきましては、減っているとは言いましても約70品目もございますし、内容的には十分なラインナップが確保できると思います。引き続き
事業者には頑張っていただきたいと思っています。
○
相良大悟委員 お墓のお参り代行サービスですが、お墓の場所は市内ということですか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長
加古川市内のお墓になります。
○
相良大悟委員
加古川市にゆかりのある方がふるさと納税をされた中で、例えば、明石市や高砂市等にもお墓があるという方もおられると思います。ここら辺を市内に限定する根拠を聞かせてください。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 当初は、近隣も含めたものにするのかというところも確かに議論ではございました。そういう中で、
ふるさと納税推進事業は
加古川市のPRというところも大きなポイントですので、まずは
加古川市の中でスタートしようとなっています。
○
相良大悟委員 そうしますと、今後はこれを始めた後で、いろいろ意見も出た中で範囲が広がるという可能性もあるということですか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 いろいろな可能性も含めまして議論をしていきたいと思います。
○
佐藤守委員 お墓参り代行サービスは年に1回きりの予定ですか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 はい、1回の提供になっております。
○
松崎雅彦委員 代行サービスの関係ですが、よくテレビなどに紹介をされ、特に九州、四国、山陰地方の自治体で、既に民間の
事業者がかなりいろいろと手広くやっています。幾つかの自治体でもそういうことを取り上げているということが紹介されたりしていました。例えば、今は、どれぐらいの需要があるのかを
データ的に把握しているのかお聞きしたいのです。あとはユニークな返礼品関係で、今はまだ実用化できていないけれども、かなり実用化に向けた検討はなされていることなどがありましたら紹介してもらいたいと思います。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 1つ目の需要につきましては、詳細な状況は把握できていません。今年度に始めてみた感じでは、まだ申し込みができない状態なのですが、いろいろなところで注目していただいていますので、これから期待したいと思っています。こういうサービス品を、ふるさと納税の返礼品とすることは、いろいろな自治体も考えておられるところかと思っています。本市としても、これからまた考えていきたいと思っています。
○
松崎雅彦委員 具体的にまだ何か検討しているものは特にないわけですか。
○東産業振興課ものづくり支援担当副課長 昨年度から検討をずっとしておりました記念品のラインナップを挙げたところです。
○
畑広次郎委員長 この件についてのご
質問等を終結します。
◎
所管事務調査 平成30年度
若者勤労者奨学金返還支援補助金制度の実施について
○
畑広次郎委員長 次に、平成30年度
若者勤労者奨学金返還支援補助金制度の実施について、報告願います。
○井ノ口
産業経済部長 平成30年度若者勤労者奨学金返還支援補助制度の実施につきまして、産業振興課より説明させていただきます。
○松尾産業振興課副課長 (資料により報告)
○
畑広次郎委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、ご
質問等をお受けします。
○
玉川英樹委員 これは1年ですか。今後の2年、3年の制度として検討できないのですか。
○松尾産業振興課副課長 このたびの制度は、補助要綱で、単年度での1年の補助要綱を設定していることになります。少なからず中小企業に就職される若者の賃金格差の解消と、
加古川市への定住促進、移住促進を行う制度としたいわけです。当然予算を伴う事業ですので、次年度以降は、また予算要求と事務等も当然踏まえました上で、事業の実施は考えていきます。あとは定着でして、資料の趣旨のところでは詳細に書いておりませんが、この中でも若者に中小企業で働いていただく上では就労で定着していただき、仕事に定着していただきたいと思います。その中で、1つの節目として、3年程度働いていただきまして定着を図ることがよく言われるところです。可能であるなら予算を要求しながら一人につき複数年受けられるような制度で行ければと、来年度に向けまして考えてみたいと思っています。
○
玉川英樹委員 前向きなご答弁ありがとうございます。石の上にも3年ということわざがありますので、ぜひ、そういう定着を目指してやっていただきたいという意見です。
○
畑広次郎委員長 この件についてのご
質問等を終結します。
◎
所管事務調査 平成30年度
インターンシップマッチング説明会の実施について
○
畑広次郎委員長 平成30年度
インターンシップマッチング説明会の実施について、報告願います。
○井ノ口
産業経済部長 6月に予定しております、平成30年度
インターンシップマッチング説明会の実施について、産業振興課より説明をさせていただきます。
○松尾産業振興課副課長 (資料により報告)
○
畑広次郎委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、ご
質問等をお受けします。
(「なし」の声あり)
○
畑広次郎委員長 この件についてのご
質問等を終結します。
◎
所管事務調査 第47回
加古川まつり実施計画について
○
畑広次郎委員長 次に、第47回
加古川まつり実施計画について、報告願います。
○井ノ口
産業経済部長 第47回の
加古川まつり実施計画につきまして、観光振興課から説明させていただきます。
○小南観光振興課副課長 (資料により報告)
○
畑広次郎委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの
報告事項につきまして、ご
質問等をお受けします
○
建部正人委員 昨年、夜店に出ている各店舗は、抽せんで場所を決めていると思うのですが、
加古川まつりの花火大会の翌日であるクリーンキャンペーンのときに、相当たくさんのごみがあり、清掃等に非常に苦労されたというお話を聞いています。その辺につきましては、注意喚起をしっかりとやられまして、特にごみに関しましては、
加古川市も今はごみの減量に向けて分別等も相当厳しく行っている状況です。
加古川市が主催するようなイベントに対してのごみ処理の問題についても、しっかりと徹底される形で説明会等をなさるのかどうかをお聞かせください。
○小南観光振興課副課長
加古川まつりの花火大会のごみの問題につきましては、例年クリーンキャンペーンなどを行っています。最終的には河川敷を元の状況に戻すように頑張っているところです。もともとから出るごみの量が大変多いのは、課題と思っております。昨年も観覧エリアにごみ箱を10カ所程度置きましたが、ごみ箱からあふれるような状況もございますので、ごみ箱の増設も考えているところです。また、露店を出す業者に対する注意喚起の部分につきましては、出店者に対しての説明会を開催しまして、そこで強く注意喚起を行っていくとともに、各店舗にはごみ箱を設置することもあわせまして、お願いをしていきたいと考えております。
○
建部正人委員 露店商は、そこで出たごみの持ち帰りを義務づけているのですか。それとも集積をし、どこかに捨てるような形にしているのですか。
○小南観光振興課副課長 持ち帰りを義務づけております。
○
建部正人委員 昨年は残った商品等をぶちまけて帰った業者がおられるという話も聞いたのですが、それについて調査し、どこの
事業者であるのか大体つかまれているのですか。
○小南観光振興課副課長 どういったごみが出ているかはわかるのですが、それがどこの業者でどこの露店から出たかというのは、出した場所に置いてあれば、そこのごみだというのはわかるのですが、全然違うところに置かれてしまいますと、どこの業者かはわかりませんので、そこまで状況把握はできておりません。
○
建部正人委員 そういうマナーの悪い業者が、実際に
加古川まつりの露店商に入ってくることは、そもそもイベントの品格を問われるところです。ましてや、ごみを減量しようという中で、ごみ箱をただ設置するだけで、分別も何もせず、缶であろうが、なんであろうがほうり込むことがないよう工夫し、徹底していくような形でイベントを運営できるのかどうかです。その辺についても対策としまして考えられていることをお聞かせください。
○中尾
産業経済部参事(産業振興担当) これは常々感じていることです。露店の場合はその年度に申し込んでもらって、抽せんで決定します。その説明会等々では、自分のところのごみを持ち帰ることは、常に言ってきているわけですが、なかなか徹底できないのが頭の痛いところです。ことしになりまして、ごみの分別が一層厳しくなったことも踏まえて、厳しく何回も伝えていくしか現在の対策としてはできないわけです。この業者がこのごみを捨てて帰ったので次は出店させないという形が取れればいいのですが、業者の特定が難しいので、その業者は来年の参加ができてしまうのが現状です。説明会等々でお願いすることしか対策としては打てない状態です。
○
建部正人委員 当然、お願いの域ではあるのですが、やはり
加古川市が主催をしまして場所を提供し、ここでイベントをするわけですから、例えば、その抽せん会のときに各
事業者にごみに関する誓約書を取ればどうですか。こういう形できちんとごみを処理します、という誓約書を取り、参加していただくことも考えられてはどうかと思います。
○中尾
産業経済部参事(産業振興担当) その誓約書を出さないと参加できない形にするのは、対策の一つだと思います。ただ、夜の9時、10時になりますので、ごみを捨てた、捨てていないという現状の確認がまず取れないと思います。施策としましては、誓約書を書いてもらうことも少し考えさせていただきたいと思います。
○
建部正人委員 そういう誓約書を取ることで、参加業者がこのイベントに参加するためには、ごみに対してそういう姿勢でないといけないことがわかりますし、横の
事業者にも注意をはらうことにもつながると思います。そのため、誓約書については、一度ご高察いただければと思うので、よろしくお願いします。
○
佐藤守委員 観光振興課も大変な目に遭われながら大きなイベントの成功を収めていただいているところですが、
加古川市は、環境担当部署では一生懸命ごみ減量に取り組んでおられ、少し温度差があるかと感じました。まだ開催まで少し期間がありますので、環境部と手を組み、もう少しいい施策がないだろうかとお互いに知恵を絞りながらごみの減量の方策を観光振興課と環境部とで話をしてもらいたいのです。たとえ1トンでも少なくなるよう、ごみの減量に努力していただきたいのです。また、今回の花火大会等々も事故のないようによろしくお願いいたします。
○
相良大悟委員 これはどこまで可能かということです。例えばパトロールとかができないのかとか、あくまでも抑止力がどこまで効くかという話です。例年、ごみの出し方のマナーがなっていないことから、今回はこのようにさせてもらいます、という説明をあらかじめしておき、実際に市の職員がパトロールに回っているというところで抑止が効かないかです。そこのことも含めまして、いろいろ知恵を働かせながらできないのかと思うのです。そこはまた検討をお願いします。
○
畑広次郎委員長 この件についてのご
質問等を終結します。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了しました。最後にお諮りします。6月及び、7月定例の常任
委員会につきましては、急を要する案件が発生しない限り、開催しませんが、このことについてご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
畑広次郎委員長 ご異議なしと認めます。それでは、そのようにさせていただきます。これで、本日の常任
委員会を閉会します。お疲れさまでした。...