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  1. 加古川市議会 2017-07-21
    平成29年総務教育常任委員会( 7月21日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成29年総務教育常任委員会( 7月21日)              総務教育常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:平成29年7月21日(金)   開会 9時28分                  閉会 13時54分 場所:第1委員会室 <議事日程> 1 所管事務調査(報告事項) ・平成29年上半期の火災・救急・救助概要について(消防本部) ・期日前投票所の利用状況について(選挙管理委員会) ・加古川市シティプロモーション映画制作プロジェクトの実施状況について(秘書室) ・平成29年度まちづくりオープンミーティングの実施状況について(秘書室) ・平成29年度加古川市平和祈念式について(総務部) ・町内会等への防災ラジオの配布及び実証事業への協力依頼について(総務部) ・加古川市見守りカメラの設置及び見守りサービスの導入に関する取り組みについて(協働  推進部) ・平成28年度議会事務事業評価の取組状況について(棋士のまちPR事業)(協働推進部) ・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る本市の取組状況について(教育指
     導部) ・平岡中学校教職員の体罰事案について(教育指導部) ・平成28年度議会事務事業評価の取組状況について(少年補導・相談事業)(教育指導部) ・加古川東市民病院跡地活用計画(改定案)に関するパブリックコメントの実施結果につい  て(企画部) ・平成29年度行政評価の実施結果について(企画部) ・平成29年度公開事業評価の実施について(企画部) ・平成28年度における行政改革実行プランの取組状況について(企画部) ・安全・安心のまちづくりに係るデータを活用したスマートシティあり方検討事業につい  て(企画部) ・情報連携及びマイナポータルの運用開始について(企画部) <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  森田俊和   副委員長 織田正樹   委員   岸本建樹  山本一郎  福岡照文  桃井祥子        渡辺征爾  井上津奈夫 松本裕一  大西健一 2 欠席した委員   なし <会議録> ○森田俊和委員長   皆さんおはようございます。ただいまより、総務教育常任委員会を開会します。お手元の日程表に基づきまして、本日の議事を進めてまいります。なお、秘書室から当日配付の資料の提出がありましたので、お手元に配付しております。初めに、附属機関等の会議の開催予定について、報告願います。 ○大西教育指導部長   教育指導部より附属機関の開催予定につきまして1件、担当から説明させていただきます。 ○川上社会教育スポーツ振興課副課長   教育指導部から1件、附属機関等の開催状況について報告します。会議名は第1回文化財審議委員会開催予定日時は8月21日、月曜日、午後2時から、開催場所は新館8階教育委員室です。主な議題、協議事項は、1つ目が平成28年度文化財関係事業及び決算報告、2つ目が平成29年度文化財関係事業及び予算説明、3つ目がその他、歴史文化基本構想策定準備事務指定文化財広報についてです。議事につきましては一部を非公開とさせていただきます。 ○森田俊和委員長   本委員会の所管事務の質問事項の聴取を行います。あらかじめ委員の方から質問したい旨の申し出はございませんでしたが、急を要する事情により、この場で質問される方がおられましたら、挙手の上、発言願います。                (「なし」の声あり) ○森田俊和委員長   質問事項の聴取は以上とします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 9時30分)              (再開 9時32分)    ◎所管事務調査 平成29年度上半期の火災・救急・救助概要について ○森田俊和委員長   再開します。消防本部から、平成29年上半期の火災・救急・救助概要について、報告願います。 ○川西消防長   平成29年上半期の火災・救急・救助概要につきまして、その内容を取りまとめましたので、警防課から資料により報告をさせていただきます。 ○仲宗根警防課副課長      (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○渡辺征爾委員   5ページの病院収容所要時間別搬送人員数というところで、パーセンテージとしては少ないですけど、60分以上が223人、120分以上が16人という件数について、これだけ時間がかかる主な原因はどういったものがあるのでしょうか。 ○古賀救急課副課長   主な原因ですが、特に120分以上なんですれども、救急事案については16件中10件が転送の事案となっています。この中で傷病程度を見ますと、重症が3名、中等症が9件、軽症が4件になりまして、搬送につきましては管内の医療機関への搬送が5件、管外が11件、科目別につきましては精神科の疾患に対する収容者が数多くいることからこの件数になっています。 ○桃井祥子委員   4ページの救急出動件数ですけれども、救急件数も搬送人員もともに400以上ふえておりまして、昨年と比べて大幅な増になっております。脳や心臓の病気が急病の例だと思うんですが、この救急搬送の中で、不要不急の通報の割合というのはどのような傾向があるのかお伺いします。以前に、何曜日に病院に行くんだけれども、救急車を呼ぶと言われていた方がいたので、そういうことがあるのかお伺いします。 ○古賀救急課副課長   まず、急病が多く発生している時間帯が18時から20時となっており、少ないところは4時から6時になっております。曜日をみますと日曜日が非常に多くなっており、少ないところは水曜日となっている状況です。不要不急の通報についてですが、やはり市民からの方から119番通報があれば、救急車は出動します。緊急性が高かったけれども、結果的に医師の判断により軽症となる事案もございますので、その場合はタクシーがわりの不適切な利用とは考えにくいのかなと思っております。しかしながら、不要不急の通報については、今後も消防本部としてはあらゆる機会を捉えて広報していって、一人でも多くの市民の方に限られた資源を活用していきたいと考えております。 ○桃井祥子委員   救急と搬送人員がふえていて、病院収容時間も長くなっているんです。重症の方もふえておりまして、先ほどの不要不急のことも連絡があったら必ず出動していただくんですが、1分1秒を争う患者さんもいらっしゃいます。その後の後遺症が残る方とか、社会復帰やお金もかかわることにもなりますので、先ほどの不要不急の件もそうなんですけれども、時間短縮に対する改善方法というのを今後何かお考えでしょうか。 ○古賀救急課副課長   先ほどの病院収容の時間なんですけれども、上半期統計におきますと32分54秒となりまして、昨年の上半期から比べますと24秒延伸しているのは事実です。平成27年の全国の統計を見ますと、39分24秒ということで、6分半程度は短く病院収容していますが、やはり消防としましては、1分1秒を争うところですので、まず司令官の聞き取りの技術を今以上に上げていきたいと思います。また、出動に関してですが、いつでも行けるように出動はしているんですけれども、そこでも準備というところに重点を置きまして、1分1秒でも短縮を図りたいと考えております。 ○岸本建樹委員   先ほど渡辺委員から質問のあった、病院の収容時間の話ですけど、転送が多いということなのでしょうか。それとも、病院決定の関係で時間が延びているのか、その辺お願いします。 ○古賀救急課副課長   高齢者の方の救急の件数が非常にふえているところでして、高齢者の方というのは、聞き取りに非常に時間がかかったり、複数の疾患を持っていることから、病院の選定に少し苦慮しているところはございます。しかしながら、3回以内の決定というのが97.5%を占めておりまして、搬入については全国と比べるといいかと思っておりますけれども、今後も、高齢者の方の搬送というのはどんどんふえていくとは予想されますので、できるだけ要領よくやっていきたいと考えております。 ○岸本建樹委員   以前に病院の受け入れ先が決まらずにぐるぐる回ったという話が全国的な例で出てきましたが、加古川市の場合そういう事例は発生していませんでしょうか。 ○古賀救急課副課長   病院手配の回数ですけれども、最多の手配回数が14回という事案が1件発生しております。それはどういう事案かといいますと、転院で救急出動したところ、覚知が日曜日の0時56分ということで、医療機関も医師の方がおられなかったという状況もあると思うんですけれども、12件で処置困難、ほかはベッド満床により断られた事案でありまして、最終的には神戸の医療機関に搬送しております。病院収容については、医療機関との連携は非常に大きなところですけれども、加古川市と高砂市のメディカルコントロール協議会連絡会を毎年開催しておりまして、医師や看護師、また、加古川市や稲美町や播磨町の行政の方も同席しまして、管内の救急情勢についていろんな情報の共有を図っているところですので、引き続き医療機関との連携を図っていきたいと考えております。 ○岸本建樹委員   連携を図っていただくのはいいですけれども、加古川市には中央市民病院があり、365日頑張ってもらえていると思っているんですけれども、そこら辺とのマッチングはうまくいっていますか。 ○古賀救急課副課長   中央市民病院が平成28年7月に開院されまして、加古川市の消防本部としても常に連携を図りまして、顔の見える関係を構築しております。 ○山本一郎委員   去年の数値と比較すると、1年半で高齢者の方が708名ぐらいふえているということは、増加傾向は間違いなく続くんだろうと思うんです。その中で、救急車の台数にも限りがあるため、件数がふえることでロスがあったりする可能性はあるのかなということで、例えば、救急車を1台ふやしたら、待機時間が短くなるとか、今の体制でいくと現状が限界で、これ以上になると大変なことになるとか、そういう観点で関連性があったりするものなのか、見解を教えていただけますか。 ○伊藤救急課長   加古川市におきましては、現在10台の救急車で運用しております。そのほかに、非常用として東消防署と中央消防署に1台ずつ配置しております。同時に8件、9件の出動が重なりますと、その場で非常用救急車の運用を考えて人員を配置しておりますので、それによって対応できるものと考えております。 ○君野総務課長   救急車の台数につきましては、消防力の整備指針というのもございまして、加古川市の基準が10台です。管内に10台ございますので、充足率は100%であり、特に過不足があるとは考えておりません。 ○渡辺征爾委員   2ページの出火原因ですけれども、放火が全体で16件と非常に多くて、その中でその他というところも結構多くあるんですけれども、その他というのはどういったものが多いのでしょうか。 ○神部警防課長   その他とは、火災施設の中で、建物、林野、車両、船舶以外のものであり、その中でも屋外において枯れ草が燃えることが特に頻繁に起こっております。放火事案については、屋外のフェンスが意図的に燃やされたとか、雑草や枯れ草に何らかの火源を使って燃やされたとかいう事案が生じている状況です。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 9時52分)              (再開 9時54分)    ◎所管事務調査 期日前投票所の利用状況について ○森田俊和委員長   再開します。選挙管理委員会から期日前投票所の利用状況について、報告願います。 ○曽我部選挙管理委員会事務局長   加古川市ではこのたびの兵庫県知事選挙から新たに別府公民館に期日前投票所を設置し、市内で4カ所、期日前投票所を設置しましたので、その増設による利用状況の変化も含めまして、県知事選挙における各期日前投票所の利用状況を報告させていただきます。 ○橋本選挙管理委員会事務局選挙担当副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○山本一郎委員   別府公民館の件で確認ですけれども、利便性の向上と、南部地域の投票率の改善というものが期日前投票所の設置目的にあがっていたんですけど、全体の投票率も違うので単純な数字の比較はしにくいと思いますが、選挙管理委員会としてその点に関してどういう認識を持っておられるか、教えてもらえますか。 ○橋本選挙管理委員会事務局選挙担当副課長   ご指摘のとおり、増設の目的といたしまして、これまで本庁に集中していた混雑の緩和と、南部地域の方の利便性の向上、また、南部地域、特に尾上と別府地区の投票率の低さの改善のため、今回、増設させていただきました。結果、投票率については、南部地域は今回も低い状態でした。これにつきましてはいろんな要因があるとは思うんですけれども、年齢構成的なものもあるかもしれないと思っております。例えば、町ごとの人口構成を見てみますと、加古川や野口、平岡や尾上や別府地域につきましては、ほかの町と比べ、生産年齢人口、要するに若い方の人口が高く、逆にほかの地域につきましては高齢者の方の比率が高いという状況があります。一般的に若い方の投票率が低く、高齢の方の投票率が高いという状況もございますので、そういった人口構成や、その他にもいろんな理由があるのかもしれないのですが、低いという状況は変わっていませんので、今後もいろんな方策をとり、投票率の向上に努めていきたいと考えております。
    山本一郎委員   数字だけを見ているわけではないのですが、事前の広報の部分で、なかなか皆さんの認識が広がっていなかったのかなとも思ったりします。実は私も別府公民館に投票に行ったんですけど、スペース的に結構狭いという印象がありました。そのため、例えば、設置した結果、そういう課題的なものが見つかったかどうか、何かありましたら教えていただけたらと思います。 ○橋本選挙管理委員会事務局選挙担当副課長   スペースについてですが、会議室等もあったのですが、そちらが自主事業や、もろもろの事業などで地域の方が非常にご利用されており、またロビーがほかに比べますとある程度、一定の広さがあったということで、ロビーに設置したような状況です。今回、明るさが若干足りなかったため、照明を追加したりなど、日々の中でいろんな改善をした状況がございましたが、今回は1票しか投票がなかったため、広さにつきましては特に課題ということは聞いてはいません。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 10時03分)              (再開 10時05分)    ◎所管事務調査 加古川市シティプロモーション映画制作プロジェクトの実施状況について ○森田俊和委員長   再開します。秘書室から報告2件のうち、初めに、加古川市シティプロモーション映画制作プロジェクトの実施状況について、報告願います。 ○川西秘書担当部長   加古川市シティプロモーション映画制作プロジェクトの実施状況につきまして、資料に基づきまして秘書広報課より説明させます。 ○高田秘書広報課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。                (「なし」の声あり) ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成29年度まちづくりオープンミーティングの実施状況について ○森田俊和委員長   平成29年度まちづくりオープンミーティングの実施状況について、報告願います。 ○川西秘書担当部長   平成29年度まちづくりオープンミーティングの実施状況につきまして、お手元の資料に基づきまして秘書広報課より説明させます。 ○上田秘書広報課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○福岡照文委員   オープンミーティングをされて、参加人員や出された意見や要望をホームページに公表するということですが、それを踏まえて市の方針や考え方は出ていないということでいいんでしょうか。 ○上田秘書広報課副課長   どの会場におきましても、市長が冒頭にご挨拶をされたんですが、このオープンミーティングはあくまでフラットであり、今後、こういった教育環境を考えていく上で、特に今回は保護者のご意見をまず聞きたいという姿勢で臨んでおります。市長の答弁等もあったんですけれども、やはりいろんな機会を持ってやっていく必要があるとお話しされておりました。今後、こういった意見を踏まえて、各関係部局に情報をお伝えし、時期はまだわかりませんけれども、徐々に話を進めていこうと考えております。 ○福岡照文委員   いわゆる広聴ということかと思うんですが、結局キャッチボールが必要なので、貴重なご意見あるいは要望に対する市側の返事をホームページに公表し、こんな意見が出ました、だけでとどまるのではなく、やはり市としてそのご意見を踏まえて、このように考えますというところまで踏み込んだ形がいいのではないかと思います。せっかく顔を突き合わせてご意見を交わしたということですので、市は担当部局と相談して、このように考えましたというような返事をされたほうがよいのかなと思います。 ○渡辺征爾委員   当日の参加者ですけれども、前回、請願も出ていましたが、対象以外の方も当日来られた場合には、参加オーケーというようなスタンスで取り組んでいたんですか。また対象以外の方々が当日来られて、参加されたというような実績はあったんでしょうか。 ○上田秘書広報課副課長   開催日順に志方東16名、志方西7名、上荘5名、志方18名、平荘7名、以上の方が保護者以外の方ということで、当日、傍聴をされております。 ○桃井祥子委員   私もこのオープンミーティングに参加させていただいて、当日の現場の緊張感とか、保護者の皆さんの思いとかを後ろで聞かせていただいていたんですが、不安を持っているんだなというのが手にとるように感じられました。なぜか統合という言葉も頻繁に出ておりましたし、小中一貫や現状維持、また子供を思う親の気持ちだと思うんですが、不安であるなどいろんな意見が出ていました。先ほどホームページでの回答とおっしゃったんですが、今後もやはり保護者の方との対話や対応で出た意見に対して、市の思いや可能性についてを対面で回答されないのでしょうか。一度だけで保護者の方の思いが全部伝わって、それが解消されていくのか、またあれだけの不安を持っておられますので、今後も丁寧な対応をしていただきたいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○上田秘書広報課副課長   まず、今回いただきましたご意見につきましては、ホームページで公表させていただきます。いただいたご意見に対しましては、市長や教育長が基本的にはその場で一旦はお答えをさせていただいていると認識をしておりますので、そういったものを除きまして、市民の方から出た意見というのは、きちんと出していきたいと考えております。市の思いに関しましても、基本的にはその場で市長あるいは教育長がお答えをされておられますので、ご質問やご意見をされた方につきましては、一旦そこではお答えをしておりますが、委員がおっしゃったように、そもそも漠然とした思いを持たれているというのは感じました。市長もお話しされていましたけれども、これはまずスタートラインであるため、今後、こういった情報を関係部局にお伝えする中で、再度する必要があるということでしたら、こういった機会があるでしょうし、また今回は保護者の方のみとなっていましたが、地域の方のご意見もということでしたら、そういった機会もあるのかなと考えております。いずれにしましても、今おっしゃっていただいたように、市のほうも丁寧に進めていきたいと考えております。 ○大西健一委員   一番下に出席割合ということで、日程の関係もあるかとは思うんですが、かなりばらつきがあると思います。それについては何か分析されていますか。 ○上田秘書広報課副課長   おっしゃるようにばらつきが相当ありまして、やはり1カ所目につきましては、地域柄というのがあったのかもしれませんけれども、皆さんの関心も高かったため、出席率が高い傾向にございます。まず、こういったことをするということで、皆さん興味を持ってご参加していただき、保護者の中には統合や現状維持などについて市の意見が聞けると思っておられたみたいです。ただ、市のスタンスとしてはフラットな姿勢でまずはご意見をお伺いするという形でさせていただきましたので、そういったことが今回は聞けないということがうわさで広まって、逆に少ないのかなとおっしゃった保護者の方がいらっしゃいました。また、上荘につきましては日曜日ということもありましたので参加しにくかったのかなと思っております。いずれにしましても、まだスタートラインに立ったばかりですので、内部で必要があると考えましたら、第2回目を形を変えてということもあり得ます。また、参加しておられない方のご意見も今後尊重していきたいと考えております。 ○大西健一委員   私も志方の会場でそのようなご意見を聞きました。恐らく、志方東のときには初めての試みということで、関心が高かったと思うんですが、そういったことも影響しているのかなと感じました。それにしても、対象児童が少ない中で、もう少し参加がいただけるものかなというふうに理解していました。これが全ての方のご意見ではなく、本当にわずかの方にしかご意見いただいていないと思いますので、何回も議論を重ねる必要があると思います。そういったことも踏まえて今後、事業展開していただくことを要望させていただきます。 ○岸本建樹委員   今の参加人数の話で、市や学校のほうで各家庭にどのような呼びかけをされたのか、教えてください。 ○上田秘書広報課副課長   まず、小学校につきましては、各学校で児童にご案内をさせていただいたところです。また、各PTA会長にご尽力いただき、日程の順番に各PTA会長名で再度ご案内もしていただいているという報告も受けております。就学前の児童につきましては、各保育所や幼稚園、認定こども園等に該当地区の方への呼びかけをさせていただいて、いらっしゃる園につきましては、共通のチラシをお持ちさせていただいて、送り迎えの時に、保護者の方に直接手渡しをする形でさせていただいております。また、ご存じのように市の広報やホームページでも呼びかけをさせていただいております。 ○大西健一委員   いずれかの時期には意思決定があると思うんですけど、ある程度どのくらいのスパンでとかいうものを決めておかないと、延々と日にちがたってしまうのかなと危惧しているんですけれども、そういった部分については何かお考えはあるんですか。 ○川西秘書担当部長   今回、教育の環境という課題があるため意見を聞きに行きました。その中で議論に出ていましたように、本当に人口が少なくなってきている中で、今と全く同じ状況を続けられなくなったときでもいろんな行政サービスを維持しなければならないという課題は十分あると認識したオープンミーティングになったと理解しております。しかし今後、どうしていくかを考えて、また明確な時期が出せるような話がありましたら、またお答えできるんですけど、今の段階でいつという具体的なところまでは決まっておりませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○大西健一委員   公共施設のマネジメント計画とはリンクしないと理解しておけばいいんですか。 ○貴傳名企画部長   当然のことながら、公共施設の総合管理計画の中には全ての公共施設を含めております。我々としてはその中に当然学校施設も含んでイメージをしておりますが、ただ、今回のオープンミーティングの中でも明らかになりましたように、教育という課題につきましては、やはり保護者の方々や地域の方々の思いを十分に斟酌した上で計画を進めていかないといけませんし、市長もそういう思いを持って、まずは保護者の方と向き合ってご意見をお伺いされました。いろんな課題と、それから、理解の深度というのもやはり必要になってきますし、各会場でも今後もこういうようなことをこの中でお話ができる環境が望ましいというご意見もございましたので、そういうことも十分に含めて中身の議論をより高めていきながら、よりよい姿を我々としては市民とともにつくっていきたいと考えております。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 10時31分)              (再開 10時43分)    ◎所管事務調査 平成29年度加古川市平和祈念式について ○森田俊和委員長   再開します。総務部から、報告2件のうち、初めに、平成29年度加古川市平和祈念式について、報告願います。 ○井手総務部長   総務部からは2件の報告をさせていただきます。まず、平成29年度加古川市平和祈念式につきまして、資料に基づき総務課から報告させていただきます。 ○西村総務課情報公開担当副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○桃井祥子委員   ことしから平和祈念式という形で、あらゆる世代の方に参加していただくということで、いいことだと思います。2点ほど確認で、まず献花についてですけれども、式典の中では代表の方にしていただいて、その後に希望者ということで、恐らく遺族の方は希望されると思うんですが、この会場の中ホールの通路は段差があります。安全でないといけないと思うんですけれども、こういったことにより献花の仕方がイメージできないんですが、大体どの辺に台を置いて、どの辺からしていくのかを教えていただきたいです。 ○西村総務課情報公開担当副課長   献花ですが、先ほども申し上げましたが、まず最初に代表の20名ぐらいにしていただき、その後、式を一旦締めまして、その会場のオーケストラピットは落として、舞台の前に献花台を設置する予定のため、ゆっくりお時間をとっていただいて、献花を皆様にしていただけると考えています。 ○桃井祥子委員   わかりました。それと2枚目のチラシに入場無料、申し込み不要とあり、どなたでも参加できると思うんですけれども、一般参加者を含め、全体としてどれくらいの参加予定を見込んでいらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。 ○西村総務課情報公開担当副課長   まず、参加人数ですけれども、前回ですと、遺族席が308席ございまして、実際のところトータルで300名ぐらいの出席であったとお聞きしております。今回につきましては、まず、作文コンクールの関係者と平和コンサートの関係者、また、これまでもご招待しておりました来賓の方々につきましては同様の人数、また、遺族会につきましても同じようにご案内をさせていただきますので、合わせまして150名ほどふえるかなと考えておりますので、500名程度と考えております。 ○桃井祥子委員   折り鶴の募集ですけれども、市民への周知の仕方を1点教えていただきたいです。また折られた折り鶴はどういう形で広島へ届けるのか、千羽鶴にしていくのか、その辺が少しわからないんですが、教えていただきたいと思います。 ○西村総務課情報公開担当副課長   まず1点目の周知の方法ですが、公民館と市役所、それから人権文化センターに折り鶴コーナーをロビーなどのわかりやすい場所に設置させていただきます。そこにまずポスターと折り紙と折っていただいた鶴を入れるような箱を設置しまして、わかりやすいように展示させていただきます。また、折り鶴の募集につきましては、広報やホームページでも周知してまいります。このチラシについても平和祈念式の募集のほうにも折り鶴のことを書きますし、折り鶴の募集のほうでも平和祈念式のことを書きまして、両方で周知するように考えております。また、2点目の折っていただいた鶴をどうするのかということなんですが、今年度につきましては、実際のところどれくらいの折り鶴が集まってくるのかというのが想像つかないところでして、今回は各公民館で折っていただいた鶴をこちらで集めまして、千羽鶴という形にさせていただこうと考えております。ただ、公民館等でも今高齢者大学で折り紙の授業を常にされているようなところからもお話をいただいている部分がございまして、そちらのほうでも千羽鶴にして持ってきていただくようなこともあるかと考えております。また、千羽鶴の状態で各地域の団体やグループでつくられたものについてもお預かりする予定で考えております。 ○渡辺征爾委員   今の折り鶴の募集ですけれども、公民館等にも折り紙コーナーを設け、展示をされ、その後、広島へ届けられるということなんですけれども、そうすると、その折り紙というのは公民館ではその期間はまたなくなってしまうというイメージになるんでしょうか。一旦集めて、式典へ持っていって、広島に持っていくとなると、公民館の特設コーナーはどうされるのか。また、なくなって、募集する期間まではどういう状態になるのか確認をさせてください。 ○西村総務課情報公開担当副課長   折り鶴コーナーにつきましては、7月下旬から9月22日までの設置を考えており、その期間に集まったものを平和祈念式で献上しまして、その後、広島の原爆の子の像に届ける予定です。 ○山本一郎委員   今回の開催時間の件ですが、戦没者の追悼式が金曜日の1時半で、今回コンサートがあるため3時半というのは理解するんですけど、実際、対象が市民になったという観念でいくと、今後、平和祈念式というイベントを続けるに当たって、戦没者遺族と学生にあえて絞ってしまうような時間設定になってしまわないのかなというのを思ったりもするんですけど、今後の開催時間とか、そのあたりの考え方を教えてもらっていいですか。 ○西村総務課情報公開担当副課長   開催時間ですが、実は、今年度につきましては、以前の戦没者追悼式の予定で会場を押さえていたこともございまして、このような金曜日の開催とさせていただいております。しかし多くの市民の方にご参加いただくには、やはり土日に開催をすべきだと考えておりまして、来年度以降の会場につきましては土日で検討したいと思います。
    山本一郎委員   ありがとうございます。あともう一点なんですけど、平和コンサートを中部中学校がしていただけるということなんですけど、例えば、今後、いろんな中学校で持ち回りでやることによって平和を意識づけるのか、その年度の優秀なところに来てもらうのか、1年目なので、またこれも今後の考え方なのでしょうけど、何かそのあたりでお考えがありましたら教えてもらいたいと思います。 ○西村総務課情報公開担当副課長   今回、事前に中学校の校長会にご相談させていただき、ご賛同いただけた学校に参加いただいております。ただ、中学校も非常に行事が多かったりするということはお聞きしておりますので、持ち回りで参加という形が実際に成り立つのか、また、合唱や合奏をどのような形式でされるのか、それも学校によって規模であったり、クラブの状況が違いますので、それらについてはご相談させていただきたいと思っておりますが、おっしゃっていただいたように、今年度は1年目ですので、実際に開催してみて、十分に今年度実施した内容を検証してから考えていきたいと思っております。 ○岸本建樹委員   この平和のことに関連して、ホワイエの戦争資料パネル展ですけれども、市民の方がたくさん現物資料を持っておられると思うので、写真だけでなく、こういう現物の展示というようなことは考えられていますか。 ○西村総務課情報公開担当副課長   今回のホワイエでの展示ですが、今年度にまず考えておりますのが、原爆、被爆の写真展で使っているもの、それから、加古川飛行場を記録する会がお持ちである写真パネル、またこれまで市で作成して、2015年の8月号の広報で載せました平和特集などを展示していこうと思っておりますが、実際のところ、現物資料につきましては、保管上の問題等もございますので、今年度は写真やパネルに張れるような形式で考えております。また今後については、いろんなお申し出をいただく中で検討してまいりたいと思っております。 ○岸本建樹委員   要望になるんですけど、いろんな人が過去の戦争のときの現物資料を持っておられ、実際僕の家にもあります。そういうものが世代交代とともにどんどんまちから、家の中から消えていっているのではないかと思います。先日も写真がもう既に古い家とともに取り壊されて、アルバムごとなくなったというようなことも言われていましたので、そういう資料なんかの整理を市で何か受け入れ窓口をつくっていただけたら、確かに大変な仕事ですけれども、今後市内からそういう品物がどんどん消えていくということについて、何か市として対策が必要なのではないかなと思いました。例えば姫路など、よその市ではそういう記念館とか、資料館とかみたいな形で残されているので、加古川市においても何か資料を残す対策を検討していただけたらなと、要望になりますがお願いいたします。         (委員長交代。織田副委員長が委員長の職務を行う) ○森田俊和委員   1点確認ですけど、このたびから、戦没者遺族対象から広く一般の市民を対象として、平和を祈る機会とする場としての祈念式を立ち上げておられるんですけれども、その中で、子供たちが平和への関心を高めるということで、平和作文コンクールや折り鶴の募集など、いろんな事業をあわせてされています。また一昨年の、戦後70年という機会の中で、浜の宮中学校が平和学習ということで、浜の宮公園の中にあります通信の兵舎の跡地の学習等も含めての平和学習を学校を挙げて取り組んでおられました。このたびからこういうことで、子供たちに平和に対する関心を高めるということを一つのテーマとするのであれば、やはり加古川市内においても、特攻に行かれた方が経由しておられた加古川の飛行場など、いろんな形の戦争遺跡や、戦争に関する遺品等がある中で、子供たちの式典に係るまでの平和学習というようなものを何かあわせて考えておられるのかどうか、ただ単に年に1回式典をやるだけではなく、次の世代にそういう悲惨な戦争体験と平和を恒久的にしていかなくてはいけないという平和学習というようなものも含めて、あわせて何か考えておられるのかどうか、お伺いします。 ○西村総務課情報公開担当副課長   今後の子供たちの平和学習についてですが、学校や教育委員会にお尋ねしたところ、実は中学校の修学旅行では、長崎や沖縄で平和学習をしているということでお聞きしておりますので、学校のほうでも十分関心を持っていただいていると思います。それから、総務課のほうで語り部の事業なども実施しております。それらなども含めまして、今後、2年前の広報かこがわで特集しました、どこにどんな遺跡があり、どんな資料があるのかという一覧などが学習資料になるように、検討していきたいと考えていたところですので、教育委員会とまた相談しながら、今後について考えてまいりたいと思っております。 ○森田俊和委員   長崎や広島等の見学や視察も含めて、学校単位で平和学習に取り組んでいるということなんですけれども、他の地域を見学するだけではなく、加古川市内にもそういう関連のものがあったということをまず子供たちにもきちんと知っていただくのが大事だと思います。戦後70年、次の戦後80年になりますと、直接の体験をされた語り部がもうほとんど高齢でお亡くなりになり、次の世代の方に語り継いでいくことができなくなる現状があり、従来の形では維持できなくなるであろうと考えます。そうしたときに、やはり次に語り継いでいく子供たちへの自分の地域に根差した平和学習を今後検討していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。                 (委員長復帰) ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 町内会等への防災ラジオ配布及び実証事業への協力依頼について ○森田俊和委員長   町内会等への防災ラジオの配布及び実証事業への協力依頼について、報告願います。 ○井手総務部長   町内会等への防災ラジオ配布及び実証事業への協力依頼につきまして、資料に基づき、危機管理室から報告させていただきます。 ○乗田危機管理室次長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○井手総務部長   参考までに、どんな放送がされているかを聞いていただくよう、サンプルとしてラジオを持ってきておりますので、よろしくお願いします。                 (ラジオ視聴) ○森田俊和委員長   一旦、休憩します。              (休憩 11時14分)              (再開 11時18分) ○森田俊和委員長   再開します。 ○小山防災情報担当   実証実験のスケジュールにつきまして、7月10日から各地区の町内会連合会のほうに防災ラジオの配布を開始させていただいております。現在までに6地域、110台のラジオを配布しております。ラジオですので、必ずしもどこの部屋でも聞こえるというわけではございませんので、町内会長様には面倒ですけれども、聞こえるところを探していただいて、そこに設置をしていただくようにお願いをしております。志方の城山から電波が出ておりますので、城山側の窓際が一番いいと思います。窓から離れていきますと、聞こえない場合もございますので、聞こえるかどうかということの確認をいただくために、まずは先ほど流させていただきましたような、V−Lowマルチメディア放送が聞こえるかどうか、ということをご確認いただきます。緊急情報を伝達するという防災ラジオの面が本来の目的ですので、緊急情報が受信できるかどうかという確認をいただくために、7月16日から8月中までに5回、日曜日の昼の12時に緊急情報を流すこととしております。実際に第1回の7月16日日曜日の昼の12時に緊急情報が流れておりますので、それまでに配布させていただいた町内会長のところでは鳴っているはずです。鳴らない場合はコールセンターを設けておりますので、そちらのほうにご連絡をいただくようにしておりますけれども、昨日の時点ではまだご連絡ございませんので、恐らくは全て鳴っているのかなと考えております。その後、このラジオが全部配布できましたら、次長の説明の中でもございましたように、10月22日の総合防災訓練の朝に一斉に全ラジオを鳴らすという形をとります。それで、実際に聞こえるかどうかという確認をいただくことにしております。今回は実証実験ですが、実際に鳴りますと、かなり大きな音が鳴ります。また最小単位でいきますと、大字単位に鳴らすことができるんですけれども、どういったタイミングで、どういった内容をお伝えすればいいのかということを一度音の大きさなどを体験していただいて、その後アンケートを出していただいて、大丈夫でしたら、避難準備情報や高齢者の安全などがスタートになろうかと思いますけれどもしていきたいと思います。また、もっと早い段階で、情報をくれるのかというお話も、今までお配りしている段階でも出てきております。ただし、それは時間に関係なく、例えば、1時や2時に、この音量で鳴らしてもよいのかということもご確認をしながら調整させていただきたいということをお話しております。また11月1日は津波の避難訓練ですので、尾上町と別府町のラジオは鳴らし、ほかのところは鳴らさないということの確認をさせていただきたいと思っております。また10月号の広報のときに一緒にアンケート用紙を各町内会に配らせていただきますので、それの回答を回収させていただいて、この防災ラジオに関する実験は11月中旬以降ぐらいで終了したいと考えております。 ○織田正樹委員   1点確認させていただきたいんですけれども、検証内容のところで、スマホのアプリ開発及び災害情報伝達の検証などになっているんですけれども、この点をもう少し詳しく教えてください。 ○小山防災情報担当   5番のスマートフォンのアプリの開発ということだと思いますけれども、これについてはまさにこれから実施するということで、今仕様を詰めているところです。基本的には、ラジオと同じような機能を持っており、ラジオはV−Lowという放送を使って鳴りますが、スマートフォンのアプリは携帯の通信回線を使って鳴るという形になります。また最小単位は大字単位ということになろうかと思います。ただし、スマートフォンについては当然個人の所有物ですので、アプリを入れられたその方がそれぞれの大字のコードを設定するということになります。そのため、ラジオですとこちらのほうでコードを設定してお配りをしておりますけれども、申しわけないですが、スマートフォンの場合は、個人で設定をしていただくということになります。 ○織田正樹委員   ということは、1台約2万円程度の費用がかかるということですけれども、これができればもっと広い範囲で市民の皆様がV−Lowの放送を活用できるということでよろしいんでしょうか。 ○小山防災情報担当   アプリの場合は、V−Lowの放送を使って防災情報を流すということではなく、V−アラートという仕組みを利用して、情報伝達を行うということです。ですので、アプリの場合は、市民の方が入れられる場合は無料ですので、スマートフォンを持っておられる全員の方に入れていただければと考えております。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 11時26分)              (再開 11時27分)    ◎所管事務調査 加古川市見守りカメラの設置及び見守りサービスの導入に関する取り組みについて ○森田俊和委員長   再開します。協働推進部から報告2件のうち、加古川市見守りカメラの設置及び見守りサービスの導入に関する取り組みについて、報告願います。 ○石原協働推進部長   報告を2件させていただきます。まず、見守りカメラの設置及び見守りサービスの導入に関する取り組みについてということで、このうち項目が3つございまして、3つ目の(仮称)見守り活動推進モデル事業につきましては、本会議でご質問いただきまして、私どもの計画しておりました事業にご質問の内容も踏まえて今検討中でございます。現在まだ作っている最中ですので、ご報告させていただき、委員の皆様からいろいろご意見をいただいてよりよいものにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○三和生活安全課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○松本裕一委員   候補場所についての周知ですけれども、町内会やPTA、あと地域防犯といろいろあるんですが、この中で、通学路ということで、小学校ということになっているんでしょうけれども、これは最初の経緯から言うと、中学校にも声をかけてほしいというところから始まっています。そのため告知は中学校に対してもしておいたほうがいいんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 ○三和生活安全課副課長   こちらの報告させていただきましたペーパーには載せておりませんが、中学校にも同様に各小学校区の地図をお送りさせていただいております。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成28年度議会事務事業評価の取組状況(棋士のまちPR事業) ○森田俊和委員長   平成28年度議会事務事業評価の取組状況(棋士のまちPR事業)について、報告願います。 ○石原協働推進部長   去年の議会の事務事業評価につきまして、棋士のまちPR事業を取り上げていただきました。そこで、ご意見をいただいたことをもとに、ことしの取り組みにつきまして、ウェルネス推進課から報告させていただきます。 ○清水ウェルネス推進課文化担当副課長   平成28年度議会事務事業評価に関する決議のうち、拡充の評価をいただきました、棋士のまちPR事業につきまして状況報告を行います。まず、予算額につきましては、今年度は873万5,000円で、昨年度より646万円の増額となっております。次に、昨年ご提言いただきました、1、市民が将棋文化と触れ合う機会の創出、2、教育現場への活用の検討など、教育委員会との連携強化、3、総合的な施策の検討の3点につきましてご報告します。最初に、市民が将棋文化と触れ合う機会の創出についてですが、ことしの5月2日に将棋文化に触れる機会や将棋を通じた交流を図る拠点施設として加古川将棋プラザを開設しました。こちらでは、初心者向けの将棋教室やプロ棋士による将棋教室のほか、どうぶつしょうぎやスタディ将棋などを設置したり、将棋グッズを展示するなど、多くの市民の方が将棋と触れ合う場になっております。次に、教育現場への活用の検討など、教育委員会との連携強化ですが、日本将棋連盟が実施しております、学校教育支援事業により、市内の小学校にプロ棋士を派遣しております。将棋のルールだけではなく、礼儀作法やマナー、洞察力、判断力、決断力、コミュニケーション力、思いやりの心など、将棋を通して学ぶことができるさまざまなことをプロの棋士が講師となって生徒たちに教えており、今年度は、3小学校で合計30回程度の派遣を予定しております。今後も教育委員会と連携しながら事業を展開していきたいと考えております。最後に、総合的な施策の検討としましては、今年度は、新しい取り組みとしまして、将棋を生かした健康づくり事業を進めております。この事業は、日本将棋連盟の協力を得ながら、心理学の方法を用いまして、日常のストレスを将棋を用いながら軽減するプログラムの調査研究事業となっております。この調査研究の成果を用いることにより、学術的根拠に基づいた将棋を行うことの効果、それから、将棋を楽しみながら健康づくりにも役立つことを啓発することで、将棋のさらなる普及を促し、棋士のまち加古川のPRにも大きな効果があると考えております。さらには、将棋は生涯を通じて楽しむことができるものであることから、将棋を行うことの効果を踏まえた青少年の育成や高齢者の介護予防等の健康づくり、また、世代間交流等の総合的な施策を今後展開していきたいと考えております。 ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○松本裕一委員   議会でも拡充ということで、本年度は予算を増額の中でいろんなことをしていただいています。事業を充実させていることはもちろんしているんですが、今後それを外にどう発信していくかということを今、最大限に考えないといけない時期なのかなという気がしています。当然、青流戦が行われた後には記事提供はされているとは思うんですけれども、例えば、藤井聡太四段が勝ったということだけではなく、加古川市の場合は、これまで取り組んできているいろんなバックボーンがあるので、その辺の発信を今もっとしていくチャンスかなと思うんです。そのため、発信する内容をもっと精査や肉づけするなど、発信についてどのように考えられていますか。 ○塩谷ウェルネス推進課長   先ほどおっしゃっていただいたように、今本当にこの事業が始まって、結構経費とかもかかってきたわけなんですけれども、藤井聡太さんが出てきて、加古川青流戦にも出てきていただいているということで、波が来ており、今までもずっと議会等で答弁させていただいていたように、シティプロモーションということでは、大きく加古川市をPRできているのではないかと考えています。今までのものをもっとPRしていく方法はないかということのご質問でよろしかったでしょうか。 ○松本裕一委員   今までのものというよりは、いろんなバックボーンを含めて、加古川市の棋士のまちとしての取り組みそのものをもっと対外的に発信してくれたらと思います。 ○塩谷ウェルネス推進課長   棋士のまちということでPRしてきたことについてはシティプロモーションの関係では考えているんですが、ウェルネス推進課としましては、協働推進部にもなりましたし、今年度からは市民の方にもっと将棋をする啓発や、将棋をすることによって、ルールだけではなくて、例えば、礼儀やマナー、洞察力という教育委員会との連携などに力を入れようということで考えておりますので、今までやった取り組みを対外的にPRするということは現在のところは余り考えていません。 ○松本裕一委員   わかりますが、そんなに難しい話ではなく、例えば、記事提供一つするにしても、地名が入っているタイトル戦は加古川青流戦だけなので、加古川市でいつから青流戦をやっているとか、こういう取り組みを加古川市は昔からやっているみたいなことを記事提供の内容の中に入れるとか、例えば、今だったら、藤井聡太さんが新人王をとらなかったら、もしかしたら加古川青流戦が最初の棋戦優勝になるかもしれませんというような一言を発信するだけでも、全然変わるわけです。そのため、読んでいてもう少し発信できたらいいのになというのをよく思うので、そういうところをもっとうまく活用できたら、より広がっていくと思うので、そういう記事提供をたくさんしていくと、もっとよいのかなと思ったので、頑張っていただきたいなということです。 ○塩谷ウェルネス推進課長   ありがとうございます。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 11時42分)              (再開 11時44分)
       ◎所管事務調査 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る本市の取組状況について ○森田俊和委員長   再開します。教育委員会から報告3件のうち、初めに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る本市の取組状況について、報告願います。 ○大西教育指導部長   教育委員会より、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る本市の取組状況について、口頭ではございますが、担当課より説明をさせていただきます。 ○川上社会教育スポーツ振興課副課長   東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る本市の取組状況について、3点、口頭でご報告させていただきます。まず1点目ですが、平成29年5月26日に申請を行っていた、ホストタウンの第4次登録が7月7日に認定された旨の通知を受けました。相手国はブラジル連邦共和国で、今後はシッティングバレーボールの事前合宿等の誘致活動を進めるほか、さまざまな交流事業を企画し、大会に向けて機運醸成を図ってまいりたいと考えています。続いて2点目ですが、先般、7月1日、ブラジルパラリンピック委員会の方々が本市を訪問され、総合体育館を初めとした関連施設を視察されました。その中で、先方より早急に具体的な事前合宿の誘致条件を示してもらいたいとの申し出があったことから、本市の考え方を整理し、条件提示を行ったところです。今後についてですが、本市を含めた条件を比較検討し、今月下旬ごろに事前合宿地を決めていきたいとの意向をブラジル側からお聞きしているところです。最後に、3点目ですが、来る7月27日木曜日の午後、オーストラリアのボート連盟の関係者が本市の漕艇センターを視察されることとなりました。このたびの視察は、漕艇センターがオーストラリアパラリンピックボートチームの練習会場の候補地として予定されていることから、練習環境について調査することを目的として行われるものです。 ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。                (「なし」の声あり) ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平岡中学校教職員の体罰事案について ○森田俊和委員長   平岡中学校教職員の体罰事案について、報告願います。 ○大西教育指導部長   平岡中学校教職員の体罰事案につきまして、担当課より報告をさせていただきます。 ○山本学校教育課長   平岡中学校教職員の体罰事案について、口頭ではございますが、報告させていただきます。去る6月29日、平岡中学校教諭が部活動中に体罰を行うという事案が発生しました。事案の概要ですが、平成29年6月29日、午後5時30分ごろ、男子バドミントン部顧問である36歳の男性教諭が同校体育館において練習中、ダブルスの動きを指示する際に、1年生部員の腰の後ろ側を右足裏で押すように蹴りました。その後も含め同様の行為が4回繰り返されました。当該生徒から痛みなどの訴えはなかったため、練習終了後、そのまま帰宅させました。7月3日昼過ぎ、学校へ当該生徒の保護者から電話連絡があり、その後、学校において午後2時20分ごろから校長及び教頭が事案の概要について保護者から聞き取りを行いました。その際に、当該生徒が6月30日に病院を受診し、腰部打撲全治10日の診断を受けたことを確認しました。その後、校長、教頭及び当該教員が保護者に謝罪しました。翌4日、午後4時ごろ、学校において学年主任及び当該教員が当該生徒に謝罪しました。この時点で、生徒、保護者ともに謝罪を受け入れていただいたと伺っております。同日午後5時ごろ、学校から市教委へ事案発生の報告がありました。学校は、翌5日午前9時50分から全校集会を行い、学校長が生徒に対して事案の説明及び謝罪を行いました。また、7月9日午後5時から、男子バドミントン部の保護者会を開催し、保護者に対して事案の説明及び謝罪を行いました。また、体罰の再発防止のための校内職員研修を7月20日に実施し、8月1日に2回目を行う予定となっております。市教委としましては、再発防止策として、教職員の体罰防止について5日の校長会において改めて周知徹底を図りました。また、13日には、兵庫県教育長からの綱紀粛正に関する通知文にあわせ、体罰禁止に関して教職員への指導の徹底強化を図るよう、加古川市教育長名で通知文を発出しました。なお、当該教員及び監督責任のある校長については、市教委による事情聴取を終え、既に県教委に報告しておりますので、今後県教委による事情聴取が行われ、処分が行われるものと思われます。市教委としましては、この事案を教訓として、引き続き体罰の根絶に努力してまいります。 ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○松本裕一委員   流れは今ご説明いただいたとおりですので、再発防止に向けていろいろやっていただくことでいいんですが、個人情報の関係もあって、いろいろと難しい部分はあるとは思われますが、当事者の望まない形での報道が今回あったようなことをニュアンス的に聞いております。報道が最初されたときに、委員会が全て把握されている状態で報道されていたのかどうかということがまず1点気になるんですが、そのあたりに関してはどうなのでしょう。といいますのは、学校の校長が状況に対して取材を受ける形で報道されたと思うのですが、その内容に関して、事前に委員会は把握していたのかどうか、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ○山本学校教育課長   今ご指摘のございましたところですけれども、先ほどの報告の中にもありましたように、この事案がわかって、当該生徒に対して謝罪をした後、学校から市教委へ報告をしました。その報告をした時点で新聞社が学校へ行っておりましたので、委員会への報告と新聞社が学校へ行ったのがほぼ同時ぐらいの形になっており、そこから市教委は把握していったという形になります。 ○松本裕一委員   微妙なタイミングだと思うんですが、翌日に記者会見を開いておるわけですから、こういった場合、ある程度、委員会で発信の仕方など、ルールをもう少し整理しておく必要があるのではないかと思うんですが、その考え方だけお答えいただけたらありがたいです。 ○山本学校教育課長   あってはならないんですけれども、基本的にこういったケースが起こった場合、必ず委員会に連絡があり、教育委員会でマスコミ対応をするというのを原則としております。これに関しましては、学校長もわかっているところなんですけれども、今回の場合につきましては、本当に委員会への報告と同時というようなこともありまして、校長の判断で今回については今委員会では答えられないのではないかということで、受け入れたというような状況がございます。今後は、学校ともっと連携を図りまして、基本的にはマスコミに関しての対応は委員会で受けるというような方向で進めてまいりたいと思います。また、これについて学校長の校長会等で周知していきたいと思っております。 ○松本裕一委員   わかりました。これまでもそうだったと思うんですが、学校が勝手にいろいろと言うなという意味ではなく、基本的には、発信することに関しては委員会が責任を持って発信しているので、その辺だけはきっちりと今後も整理しておいていただきたいと思います。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成28年度議会事務事業評価の取組状況について(少年補導・相談事業) ○森田俊和委員長   平成28年度議会事務事業評価の取組状況(少年補導・相談事業)について、報告願います。 ○大西教育指導部長   平成28年度の議会事務事業評価で取り上げていただきました、少年補導、相談事業につきまして、現在の取組状況を担当課より説明させていただきます。 ○長谷中少年愛護センター所長   平成28年度議会事務事業評価(少年補導・相談事業)の取組状況について説明いたします。加古川市少年補導委員会の活動も50年という長い年月が経過し、昨今の社会情勢の変化とともに、今後の活動のあり方全般について、いま一度見詰め直し、検証していく機会をいただきました。そこで、昨年9月以降、近隣の市町や他府県の補導委員会の状況について、人数や活動状況等について調査を進めてまいりました。また、平行して、少年補導委員さんの生の声や意見を聞くために、アンケート調査を実施しました。現在、アンケートの回収が進み、今後、分析や検討をしていこうと考えております。さらに、市、育成連絡協議会や関係団体、機関との連携についても模索中であります。また、少年補導委員のなり手がなく、町内会長が人選に苦慮しているという課題解決に向けて、現在の各地区の定員について実情や実態を調べております。そして、他市町の調査から、幾つかの市町では学校の生徒指導担当教員が補導委員になっているという情報もありました。これについてもさらに詳しく調べているところであり、検討の余地があると考えております。今後、町内会、老人クラブ、PTA、地域ボランティア、防犯カメラ等とのネットワークの構築や時代に合ったよりよい少年補導委員会活動のあり方について、少年補導委員会役員と少年愛護センターが中心となり、検討委員会を立ち上げて議論していく予定です。 ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○松本裕一委員   昨年度議会の事業評価がありまして、この委員会の中でさまざまな議論がなされた上で、ある一定の評価が出ました。それを議会で決議して、市長に申し出たという流れになるんですが、これは結果だけ見ると現状維持ですけど、ここの委員会で議論された内容や議会での議論の過程については実際補導員の方とどのように情報共有をされてきたのか、聞かせてください。 ○長谷中少年愛護センター所長   昨年の議会事務事業評価の際にも、補導委員の役員数名が会議の後ろで傍聴しておりました。その後、その役員の方と愛護センターでよりよい補導委員活動のあり方、全般について見直していくということで議論をしてまいりました。 ○松本裕一委員   どのような議論をされたのか、ぜひお伺いしたいです。それを今後、役員の皆さんと検討会を立ち上げてやっていきたいということで、先ほどご報告されたのかなと思うんですが、この間、話をしたことを受けて検討会を立ち上げるという流れになった経緯が今のご報告の中ではわかりにくかったので、もう少し詳しくご説明できるのであればしていただきたいと思います。 ○長谷中少年愛護センター所長   見直し計画について、こちらのほうでも計画を立てております。まず、アンケートを実施しまして、そのアンケートを集計し分析していくということで、補導委員の役員の方ともその中で、その声を受けてどのようにあり方について見直していくべきかということについて、検討していく計画で実施しております。 ○松本裕一委員   この1年間、議会の事業評価を受けて、その中でどういった話をされていたのかよくわからなかったので聞いたんです。実際この委員会でもいろいろと補導委員の声を聞きながら、昨年、いろいろな状況を調査しながらいろんな判断をしてきたわけですけれども、当然、その中で地域の方の声を聞いたりなど、いろんな内容の議論がされてきました。その中で、今回補導委員の総会で、議会のほうが補導委員の活動の中身をよくわかっていないくせにそんなことをやっているみたいなことを会長みずからが発言されたというような話を聞いたんです。その辺どうなんですかということを申し入れしてるんですが、返事がなかったので今あえて聞かせていただいています。この1年間に、委員会と補導委員さんの中でどのような話がされてきたのか、うまく伝わっていない、もしくは違う形で伝わっているのではないのかなという気がしたのであえて聞かせていただいています。これは、きょうお答えいただかなくても結構ですけれども、きちんと調査していただいてお返事いただきたいと思います。 ○長瀬青少年育成課長   先ほど松本委員さんが言われました点を、私も事前にご指摘を受けまして調べてみました。4月23日の補導委員の総会の議事録等を見てみましたら、会長から議員さんの中には、少年補導委員の仕事を理解していただいていない方もいらっしゃって、PTAなどがされている立ち番と同じような形でできるのではないかと思われているという発言がありました。これについては私たちのほうでの説明義務もあります。またできるだけ見える形でこういう活動をしているということを知らせていくことができればなと思っております。そのため日々の活動の中でこういうふうに改善すればもっとよくなるのではないかなということがありましたら、ぜひこのアンケートのほうに前向きな意見をご記入いただければなと思っていますということのお話がありました。また、補導委員の特に主たる活動としましたら、非行防止に向けた大型量販店や公園、コンビニ、神社等への該当補導活動があると思います。しかしこの事務事業評価の中では、健全育成に向けた不審者、変質者、特に不審者、変質者等への子供の見守り活動という話になっていたため、補導委員は夜間など犯罪未然防止のための補導活動が主な仕事であるのをわかっていらっしゃらないのではないかというご意見だと私は認識しております。 ○松本裕一委員   多分、昨年とメンバーは一緒で、もちろんそのことはわかった上で議論していると思うんですが、気になったのは、総会に参加されていた複数の補導委員からそのようなご指摘をいただいたため、多分、しっかり伝わっていないのではないか、もしくは、その発信によって、ほかの補導委員に間違った伝わり方をしているのではないかというようなご指摘をいただきましたのであえて言わせていただきます。これはまた整理しておいてください。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。              (休憩 12時05分)              (再開 13時00分)    ◎所管事務調査 加古川東市民病院跡地活用計画(改定案)に関するパブリックコメントの実施結果について ○森田俊和委員長   再開します。企画部から報告6件のうち、初めに、加古川東市民病院跡地活用計画(改定案)に関するパブリックコメントの実施結果について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   加古川東市民病院跡地活用計画(改定案)に関するパブリックコメントの実施結果につきまして、所管しております政策企画課より報告をさせていただきます。 ○村井政策企画課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。                (「なし」の声あり) ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成29年度行政評価の実施結果について ○森田俊和委員長   平成29年度行政評価の実施結果について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   市が平成28年度に実施しました全事業914事業のうち、人件費や交際費などの補正経費事業や義務的2施策事業の一部などを除き、748事業につきまして事務事業評価を実施しております。あわせまして、総合計画に掲げる47施策につきまして施策評価を実施しております。その実施の状況につきまして担当者より報告をさせていただきます。 ○村井政策企画課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○山本一郎委員   7ページの評価結果一覧表の見方について、教えてもらいたいんですけど、AとBで、Aが期待どおり、Bがおおむね期待どおりということで、恐らく各次長、部長が総合的に判断された結果、一つ一つの事業の数値を積み上げて、これはA判定、B判定としているのではなく、多分主観的な判断をされているのではないかなと思っています。実際これがオールAになるのが市としては望ましいのかどうか、またこのAとBだけを見ても、この結果が進捗としてどうなのかというところもそうですし、教育指導部では、過去3年見てみるとずっとBだったりするので、それに対してどういうふうなかかわりをされているのかも含めて、この表の見方と企画部のかかわりという部分でご説明いただいてもいいでしょうか。 ○田渕政策企画課長   山本委員の言われたとおり、判断は最終、各部の部長が主観的な部分でされておるんですけれども、当然公開することを前提として客観的にどう考えられるんだろうかということを総合的に勘案した結果、AやBというのを判断されていると理解をしております。進捗はどうかということになりますと、当然各部のほうでこの施策に付随する事務事業というのがあります。この所管は行政管理課の所管にはなっておりますけれども、その事務事業評価の結果としまして、例えば、その事務事業の内容が維持や完了、また縮小や廃止など全体的に見た上で、全体的に見られて、各部の部長が主観的に判断をして、そういう結果として公表していくと理解をしております。当然、私どものほうで、政策につきましても、総合的に管理をしており、総合計画をつくっているのも企画部になっておりますので、進捗のところでおかしなところがないのか、あるいは、毎年予算というのもありますので、それに先立って毎年、各部とヒアリングをしているのですが、そのあたりの進捗ぐあい等々、担当部ともいろいろとお話をさせていただいておりますので、これは少しどうかなというところがあれば随時指摘もさせていただいているところです。 ○山本一郎委員   それでいくと、例えば、AからBに下がったところや逆に上がったところは何でそうなったのかというのは企画部としては把握しているという理解でいいですか。 ○田渕政策企画課長   見ております。 ○山本一郎委員   わかりました。それと、8ページの実施結果の部分でも、そもそも、マネジメントツールであったり、改善ツールという意味合いで事務事業評価をされていると思いますが、構成比率を見ると、過去4年ほぼ同じような構成比率です。例えば、改善ツールであったら、どこかで改善のところがぐっと大きくなったりするほうがいいのかもしれませんが、実は新しい課題もすでに改善されて、翌年にはもう維持になっており、事業としては、PDCAみたいにぐるぐる回っていて、数字的には変わらないという話なのでしょうか。毎年改善のものはずっと改善のままという印象が強いので、この数字の見方をどう理解したらいいのかというところと、きちんと改善ツールやマネジメントツールとして機能してるのかなというところがこの結果だけ見るとなかなかわからないので、そのあたりご説明いただけたらと思います。
    ○下田行政管理課副課長   事務事業評価のことについてですけれども、行政としまして、事務の継続性が求められるという観点から考えたときに、維持というものが一番多くなるということは、そういうものなのかなという理解をしております。ただ、この維持の中にも細かな単位で常に改善というのはあると理解をしておりまして、事業そのものを改善していかなければいけないというようなものが改善や拡充というところであらわれているものであると考えております。 ○山本一郎委員   私も一般質問もしているので、言われることも理解していますが、一つ危惧しているのが、結局、事務事業評価のシートをつくることが目的になっている気がするんです。ことしのものを見ていないのですが、過去のものを見ていたら、コピペ的に余り変わらずに、同じような内容であったりするので、そのあたりは一議員が少し危惧しているということだけお伝えしておきたいです。多分、こういう作業量が多いものは、ある年数を超えると必ず目的がよくわからなくなり、これをつくることが目的になる傾向になりがちだと思うので、そのあたりをきちんとチェックしてほしいと思います。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成29年度公開事業評価の実施について ○森田俊和委員長   平成29年度公開事業評価の実施について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   平成29年度公開事業評価の実施につきまして、担当しております行政管理課のほうから報告をさせていただきます。 ○下田行政管理課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○山本一郎委員   事業の選定方法について、去年は確か30個ぐらいある中で、アンケートをとってされていたような気がするんですけど、ことしはどういうふうにこの事業に決められたのか、教えてください。 ○下田行政管理課副課長   昨年度は一定のルールの中で選定した事業の中から市民の方にアンケートで意見を問うというやり方をさせていただいておりましたけれども、今年度はその方式をとらずに、内部において市民の意見をお伺いしたいなどの観点から抽出をしまして、最終的に内部で決定をした次第です。 ○山本一郎委員   今回した理由はわかったんですけど、変えられた理由というのはあるんですか。 ○籔下行政管理課長   本年度につきましては、行革の観点等も踏まえ、加古川市として現在課題と思っている部分について、公開事業でご意見を伺いたいと思いまして、市民にアンケートをとるということはせずに、庁内において決定したところです。 ○山本一郎委員   そうしたら、年度で違う中で、今年度はこういう選び方をしましたという理解でいいんですね。公開事業評価をされている中で、来られている方の数もある一定のところで頭打ちになっている気がしますが、市民の政治姿勢の関心を高めるという部分でいくと、来場者数をふやすということは重要です。そのため、ネットを使った発信の方法でふやすということも、市民の方に関心を持ってもらうという切り口では重要だと思うのですが、今年度何かされることはあるんでしょうか。 ○下田行政管理課副課長   例年、広報やホームページ等による周知をさせていただいております。また、市のほうでさまざまなSNSなどのツールを持っておりますし、あとは大学の連携協定に基づいて、大学等にも情報発信しておりますので、そういったところからさまざまなチャンネルを用いまして情報発信をしていきたいと考えております。 ○山本一郎委員   わかりました。それでいくと、多分、方法は去年のイメージでということなのでしょうから、少し発信する頻度をふやすとか、少し表現を変えるとか、そのあたりを工夫していただけたらと思います。あと、市民評価員の募集の仕方はどういうふうにされるのですか。1,500名ぐらいの方に出して、そのうち返ってきた中からという認識をしているんですけど、ことしはどういう形で決められるんでしょうか。 ○下田行政管理課副課長   市民評価員の募集の方法につきましても、昨年同様1,500名の方に無作為で郵送しておりまして、その返事をお待ちしているところです。7月末を締め切りとしまして、現在その募集を行っているところです。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 平成28年度における行政改革実行プランの取組状況について ○森田俊和委員長   平成28年度における行政改革実行プランの取組状況について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   本市におきましては、平成13年度から27年度まで5次にわたります行革緊急行動計画によりまして行政改革に取り組んできたところです。平成28年3月に策定をしました、加古川市行革実行プランの平成28年度におけます取組状況につきまして、所管をしております行政管理課から報告をさせていただきます。 ○籔下行政管理課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。                (「なし」の声あり) ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 安全・安心のまちづくりに係るデータを活用したスマートシティあり方検討事業について ○森田俊和委員長   安全・安心のまちづくりに係るデータを活用したスマートシティあり方検討事業について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   安全・安心のまちづくりに係るデータを活用したスマートシティあり方検討事業につきまして、資料に基づきまして所管しております情報政策課から説明をさせていただきます。 ○多田情報政策課副課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○福岡照文委員   今後の具体的なスケジュールはあるんですか。 ○多田情報政策課副課長   今後のスケジュールですが、まず、予算の措置が必要となりますので、現在、9月補正を目指しまして予算の計上を図りたいと思っております。なお、総務省の事業を活用してまいりますので、今回の整備に関しましては今年度中に完了させようと考えております。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。    ◎所管事務調査 情報連携及びマイナポータルの運用開始について ○森田俊和委員長   情報連携及びマイナポータルの運用開始について、報告願います。 ○貴傳名企画部長   6番目になりますが、情報連携及びマイナポータルの運用開始について、所管をしております情報政策課から、資料に基づいてご説明します。 ○真島情報政策課長   (資料により報告) ○森田俊和委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けします。 ○岸本建樹委員   このマイナンバーにつきましては、私は以前から危険性の問題を指摘していたところですけれども、今回、こういう活用の仕方というので、なおのこと市民のデータが芋づる式につながっていくということになるんですけど、そこら辺のセキュリティーの考え方というのはどうされるのかというのを教えてください。 ○真島情報政策課長   システム上のセキュリティーは暗号化などがされておりますが、国のシステムで決められた仕様に伴いましてつくり込んでおりますので、その仕様に従うしかないかと思っています。DV等の被害者などの個人情報が漏れることで、さらなる被害が発生するという懸念もありますが、マイナンバーカードがあっても、自動連携防止という措置ができるようになっております。その措置を設定した場合は、マイナンバーカードが機能を果たさなくなるので、そういう被害の拡大を防止するという機能もついております。 ○岸本建樹委員   今言われました措置の設定の仕方は個人が市に届け出るか、申し入れをするんですか。 ○真島情報政策課長   現在、市民課等の窓口で申し出を受けた方はそういった措置をしておりますので、同じような手続になるかと思います。 ○岸本建樹委員   そういう手続ができるということは市民の方に周知はされていますか。 ○真島情報政策課長   現在周知はしておりませんが、事務そのものは今、窓口でそういう申し出があれば行っておりますので、自動的に事務はされるものと考えております。 ○松本裕一委員   基本的なことを聞くんですけれども、このマイナポータルはマイナンバーカードを利用するんですか、それともマイナンバーを利用するんですか。その辺の仕組みがしっくりこないんですけれども、わかりやすく教えてください。 ○真島情報政策課長   まず、前段としまして、マイナポータルとは、国が提供する情報提供等記録開示システムの愛称で、利用に際しては無料となっております。主な目的は、システムによる個人情報の照会と、提供の履歴を7年分保存し、その記録を本人がオンラインで確認することができるようにするものとなっております。機器につきましては、まず、マイナンバーカードを持っていることが条件になり、これがないと個人の情報が何もわからないということになります。ですので、まずマイナンバーカードを取得いただくことが前提となり、その次にパソコンが必要となります。現在では、ウィンドウズパソコンとマイナンバーを読み取るためのカードリーダーが必要となります。スマートフォンも将来は対応がアナウンスされており、今のところアプリが9月ごろに出されると聞いております。また、アップル社用のアプリは平成30年度にできると聞いております。 ○岸本建樹委員   私も理解度がまだ低いんですけれども、国から送られてきた紙のカードではなくて、プラスチックのカードの話を今されているということですね。 ○真島情報政策課長   はい、国から送られてくるカードはマイナンバー通知といいます。そして、先ほどのご質問はマイナンバーカード、プラスチックのカードを指します。 ○森田俊和委員長   この件につきましてのご質問等は、これで終結します。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了しました。本日は、今期最後の委員会ということですので、委員長、副委員長より一言ご挨拶を申し上げたいと思います。昨年8月にご指名いただきまして、この1年間、多くの議事を提案されてきたわけでございます。そういった議事を滞りなく本当に1年間スムーズに進行してこられましたことは、本日勢ぞろいしております各委員の皆様と理事者の皆様のご協力をいただけたおかげというふうに深く感謝をいたしております。この場をかりまして、一言御礼を申し上げたいと思います。本当に1年間ありがとうございました。 ○織田正樹副委員長   あっという間の1年間でございましたけれども、十二分に委員長をサポートできていたかといえば、少しプレッシャーの部分もあるんですけれども、委員の皆様のご協力を得まして、1年間職務を全うすることができました。本当にご協力ありがとうございました。 ○森田俊和委員長   それでは、これで本日の総務教育常任委員会を閉会します。お疲れさまでございました。また、1年間本当にありがとうございました。...