加古川市議会 > 2016-08-19 >
平成28年建設経済常任委員会( 8月19日)

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  1. 加古川市議会 2016-08-19
    平成28年建設経済常任委員会( 8月19日)


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成28年建設経済常任委員会( 8月19日)              建設経済常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:平成28年8月19日(金)   開会 9時28分                  閉会 12時06分 場所:第4委員会室議事日程> 1 所管事務調査報告事項) ・平成28年度上下水道局事業評価の実施結果について(上下水道局) ・加古川河川敷緑地バーベキューサイト整備事業見直し状況について(建設部) ・第45回加古川まつり実施報告について(地域振興部) ・第6期加古川青流戦について(地域振興部) ・「加古川市都市計画マスタープラン改定素案)」の策定に係るパブリックコメントの  実施について(都市計画部) ・志方東地区バス路線の再編について(都市計画部) ・寺家町周辺地区防災街整備事業工事完成について(都市計画部) 2 その他 ・委員会の行政視察について
    決算審査における資料要求について <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  玉川英樹   副委員長 落合誠   委員   白石信一  西村雅文  建部正人  松崎雅彦        畑広次郎  相良大悟  佐藤守   神吉耕藏 2 欠席した委員   なし <会議録> ○玉川英樹委員長   皆さん、おはようございます。ただいまから建設経済常任委員会を開催いたします。松崎委員より、所用のため遅刻との届け出がありましたので、ご報告いたします。本日は、改選後初めてとなる委員会ですので、議事に先立ちまして理事者から自己紹介をいただきます。なお、委員のお手元には理事者名簿をお配りしております。それでは、機構順に従い、地域振興部から順次よろしくお願いいたします。   (地域振興部→建設部→都市計画部上下水道局農業委員会の順に自己紹介) ○玉川英樹委員長   理事者入れ替えのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時32分)                (再開 9時34分) ○玉川英樹委員長   それでは、お手元の日程表に基づきまして、本日の議事を進めてまいります。初めに、附属機関等開催予定について順次報告をお願いいたします。 ○松本地域振興部長   附属機関等開催予定につきまして、庶務担当課から報告をさせていただきます。 ○西村産業振興課副課長   地域振興部附属機関開催予定についてご報告を申し上げます。附属機関名は加古川市農業地域振興協議会で、農林水産課が所管しております。開催は9月2日、金曜日、午後2時から、加古川市役所新館6階161会議室で予定しており、議題は、農業振興地域整備計画について協議を行います。なお、この会議は公開で行います。 ○加藤都市計画部長   都市計画部所管附属機関等開催予定につきまして、庶務を担当します都市計画課副課長より報告いたします。 ○一井都市計画課副課長   都市計画部につきましては、加古川市地域公共交通会議を8月25日、木曜日、午後2時から、市民会館大会議室において、神姫バス広尾東から細工所北口間の休止について及び同区間の休止に伴う代替交通についてを主な議題として、公開にて開催する予定としております。 ○玉川英樹委員長   次に、本委員会の所管事務質問事項の聴取をいたします。あらかじめ委員のほうから質問したい旨の申し出はございませんでしたが、急を要する事情によりこの場で質問される方がいらっしゃいましたら、挙手の上、発言願います。                (「なし」の声あり) ○玉川英樹委員長   それでは、質問事項の聴取は以上といたします。しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時36分)                (再開 9時40分) ○玉川英樹委員長   再開いたします。続きまして、9月15日に開催を予定しております本委員会における事務事業評価についてでございますが、例年配付されております決算資料のほか、事務事業評価シートにつきましては、近日中に配付される予定です。そのほかに追加資料の要望がございましたら、この場でお受けしたいと思いますが、何かございますでしょうか。 ○畑広次郎委員   棋士のまちPR事業ということで、評価シートに決算額138万円とありますが、A4用紙1枚ぐらいでいいので、ことしと去年の主な事業の内容と個別の事業に対するそれぞれの決算額をお願いしたいと思います。 ○玉川英樹委員長   ただいま畑委員の資料請求ですけれども、皆さん、ご意見は特にございませんか。                (「なし」の声あり) ○玉川英樹委員長   ただいま畑委員から個別の決算書について資料要求がありましたが、委員会として要求することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○玉川英樹委員長   挙手全員であります。よって、委員会として資料の提出を要求したいと思います。8月30日が締め切りになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○松本地域振興部長   提出期限までに調整して提出させていただきます。 ○玉川英樹委員長   理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時43分)                (再開 9時44分)    ◎所管事務調査 平成28年度上下水道局事業評価の実施結果について ○玉川英樹委員長   再開いたします。所管事務調査を行います。上下水道局より、平成28年度上下水道局事業評価の実施結果について報告願います。 ○池澤上下水道局長   平成28年度上下水道局事業評価の実施結果について報告させていただきます。上下水道局では、予算編成等市長部局と別になっておりますので、独自のマネジメントサイクルの運用をいたしております。水道ビジョン下水道ビジョンの理念や目標に向けて各事業を実施いたしております。このたび、平成27年度に実施いたしました25事業につきまして事業評価を実施いたしましたので、担当課より報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○芝本経営管理課副課長   (資料により説明) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けいたします。 ○建部正人委員   事業評価の結果の中に、老朽管更新事業が拡充という形で評価されております。現在、25%弱が耐震化されています。事業評価を見ると、平成30年度までに老朽管更新事業を31%終えるとなっており、約6.6%、およそ70キロメートルの更新をしなければいけないという状況のため拡充となっていると思います。拡充するためには人、物、金の体制が必要です。今後計画を立てていかれるのでしょうが、今のままではだめだということで拡充されると思うので、その辺についてお聞かせいただきたい。 ○池澤上下水道局長   今おっしゃったように、事業を拡大するには資源が必要になります。老朽管の整備というのは、主に上下水道局の配水課が行っていますが、その人員につきましては決して十分ではございません。全体で増員ということであれば、市長部局とのやりとりになって難しいところがありますので、上下水道局の中で老朽管の更新のほうに人の集中を図っていって、できるだけ耐震化の促進を図っていきたいと考えております。また、お金につきましても極力、優先的に充てていきたいと考えております。 ○建部正人委員   下水管もですが、今まで加古川で、漏水によって噴水が起きたり、道路の陥没が起きたりという事故は余り聞きませんが、今後、水圧を上げたりすることによってそういう支障が出てくる可能性が高くなってくると思います。最優先で老朽管の更新工事をするということですが、老朽管の更新工事とは耐震化ですよね。その辺についてもお聞かせいただきたい。 ○冨田配水課副課長   老朽管を更新するということは、耐震化されるということです。現在、新しい管として耐震継ぎ手の管を埋設しております。また、今までは耐用年数が40年程度の管材を使っておりましたけれども、土壌における腐食に耐性のある管を使っております。長ければ100年もつという管を採用しておりまして、なるべく耐用年数を延ばしていくという方法で行っております。平成29年度に計画の見直しを行いまして、地域の事情も踏まえた計画をつくって事業の推進を行っていきます。 ○池澤上下水道局長   水道管にも枝管と幹線というのがございます。耐震化率は今のところ全体で25%と申しておりますが、私どもが優先するのは主要な管である幹線です。平成25年度に大きな400ミリの管が破断したこともあり、主要な管をまず優先的にしていきたいと考えています。率としてはそう大きく上がるわけではありませんが、まず病院や避難所へつながる主要管を集中的にしていきたいと考えています。今までは水道自体の配水管のやりかえではなくて、下水道のやりかえに伴う配水管の更新が中心でしたので、これからは局自体がどこを中心にしていくのかしっかりと計画を立てて重点的にやっていきたいと考えております。 ○建部正人委員   上下水道局として、今布設されている水道管で老朽化が進んでいく状態を把握されていると思いますが、1年たてばまた1年耐用年数が少なくなるというように追いかけっこになってきます。今言われるように、特に大事な管については早急に耐震化を進めていかなければいけないと思いますが、主要管の耐震化率はどれくらいになりますか。 ○岩﨑経営管理課長   全国平均で見ますと、主要幹線耐震化率は36%程度です。県内平均は、阪神・淡路大震災の影響により阪神間の耐震化が進んでいる関係で、41.2%となっております。当市におきましては、主要幹線については22.3%の耐震化率となっております。 ○松崎雅彦委員   先ほどの局長の答弁の中でも、人的配置についての考え方が出されました。特に、市全体として、これから大変な住民ニーズにどのように対応していくのか、マネジメントをどのように進めていくのかというのが大きな課題であると考えています。ただ、上下水道局現場サイドを抱えており、人の配置は今よりも減らすことは難しいのではないかというぐらいまで少なくなってきていると思います。そういった中で、これから重要な事業を進めていくには、上下水道局の中だけでの人の配置のやりくりだけでは到底済まないのではないかと考えます。市全体として、どのような部門への人的配置を最優先にするのか、あるいは、今後について考えていかないと、現場サイドでどんどん民間委託ばかりやっていきますと、いざ何かが起こったときに対応に立ちおくれが出てしまうことも考えられますが、その辺についてお願いします。 ○池澤上下水道局長   今おっしゃったように、局内だけでの配置ではなかなか難しいところはございます。市長部局についても、特に技術系の職員が今後10年で激減しますので、それに対応する形で採用のほうは手だてをいただいております。ただ、経済状況社会状況を見ていただくと、どこでも技術者の需要が多くて、募集しても欠員が生じるという状況がございます。そういった中で、採用する努力はしていただいていますが、必ずしもこちらの要求人員が全て認められている状況でもございません。そうした中でどうやって進めていくのかということについては、ある程度民間活力の導入をしていかないと、目標の達成が難しいのではないかと考えております。人の採用についても、当然、今は要るのですが、これも長い目で見ていかないと、人件費が経営に影響を及ぼします。余りたくさんの人を抱えてしまいますと、料金等に反映していきますので、適正な人員を算出して、その分を人事部門へ要求していきたいと考えております。 ○松崎雅彦委員   東日本大震災の関係でも、上下水道を含めた現場部門、あるいは建築関係技術部門での人的な配置が全然足らないことがクローズアップされてきました。確かに人件費の問題は大きなウエートになりますが、少なくともその辺は全体的な量の中で考えていく。そして、主としてどのような部分に人的な配置を最優先していくのか市全体として考えていかないと、これからいろいろなマネジメントをする際に誤った方向になっていくのではないかと思いますので、その点、意見だけ申し上げておきたいと思います。 ○畑広次郎委員   1点だけ確認させていただきます。広報PR事業というのが拡充になっていますが、今後、何をどういうふうに拡充していこうという考えで評価をつけられたのですか。 ○芝本経営管理課副課長   まず、広報PR事業の現状について申し上げますと、ホームページ上で水道を利用されている市民や事業者に対して各種手続経営状況を掲載しております。また、施設見学を実施しておりまして、年間約2,500人の方が浄水場に見学に来られています。それから、6月1日から7日の水道週間に、掲示用ポスターを学校にお配りしたり、水道の話シリーズという小冊子を配ったりしてPRしています。今後、地震に強い配水管への取りかえであるとか、施設の改修、水道づくりを取り巻く維持管理の重要性をPRしていく必要があると考えて、拡充とさせていただいています。 ○西村雅文委員   先ほどの老朽管の更新と関連しますが、直接、管をさわらなくても、仕切り弁や消火栓や空気弁などで古いタイプのものがたくさんあると思います。直接、水道事業で市道をさわらない場合でも、電気や電話、ガス等で民間事業者が道路をさわる場合があり、そういうときに古いものを取りかえたほうが合理的だと思います。例えば、市に掘削申請が出た場合に、古いタイプのものが同じ工事箇所にあることがわかるようなシステムになっているのか、教えていただきたいと思います。 ○冨田配水課副課長   その件につきましては、道路管理者間で年に一度占用協議会が開催され、当該年度工事予定区間及び時期をそれぞれ公表しまして、お互いが調整を行っております。必要があれば工事を一緒にやっていくこともあります。それと、予算時期に個別に各事業者に問い合わせをしまして可能な限り情報を収集して、できる部分につきましては予算のほうに反映しているところでございます。 ○西村雅文委員   特に古い路線で漏水と同じようにガス漏れなども結構あります。工事のときに一緒にされるのがいいと思いますので、今、ご答弁いただいたことに加え、民間の実際さわっている業者から情報を収集するとか、そういうことも協力を仰いだほうが効率いいのではないかと思います。意見です。
    建部正人委員   先ほど主要管の耐震化が22.3%とお聞きしましたが、加古川市全体の耐震化は25%弱進んでいる。ということは主要管のほうがおくれているという考え方になりますか。 ○中田上下水道局参事技術担当)   確かにおっしゃるとおりでございます。しかしながら、先ほどご説明いたしましたように、来年度、老朽管更新計画を再度つくり直します。これについては、基幹管路を含む主要なルートについて、特に市民生活に影響のあるようなルート、また災害等で避難地等に通ずる主要なルート等については、可能な限り早い段階で優先順位をつけながら効率的にやっていきたいと考えております。 ○玉川英樹委員長   この件につきましてのご質問等はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時07分)                (再開 10時09分)    ◎所管事務調査 加古川河川敷緑地バーベキューサイト整備事業見直し状況について ○玉川英樹委員長   再開いたします。建設部より、加古川河川敷緑地バーベキューサイト整備事業見直し状況について、報告願います。 ○仲村建設部長   加古川河川敷緑地バーベキューサイト整備事業につきましては、その見直しを行っておりますので、その状況につきまして、担当課よりご説明申し上げます。 ○仲上公園緑地課副課長   (資料により説明) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けいたします。 ○松崎雅彦委員   内容を確認したいのですが、これまでは、一定の期間の取り組みということで考えられていたのが、今回、ことしは1日だけのイベントで終わるということですか。それから、手ぶらでバーベキュー有料サイト持ち込みバーベキューの場合は自由で何もかからないのですか。手ぶらで来られた場合に、器具、食材、炭などはどのように考えておられるのですか。 ○田中公園緑地課長   開催につきましては、先ほども説明で申し上げましたとおり、11月上旬の休日で1日の開催を考えております。内容につきましては、手ぶらでバーベキューは、グリルや食材を含めて全てイベント側で用意をさせていただいて、まさしく手ぶらで来てバーベキューを楽しんでいただくという有料サイトでございます。 ○松崎雅彦委員   その有料サイトの関係ですが、具体的にどういう事業者がかかわる、あるいは予定されているのですか。例えば食材はどこ、器具はどこのメーカーとか。他市でバーベキューを先進的に取り組んでいるところを見に行かせてもらったら、ステージでは、ダッチオーブンを使った料理の紹介をやっておいて、それをアウトドアメーカーと協賛して、そこで実際にそういったものや燻製ができるなどありましたが、そのようなことはできるのかどうか。その辺のイメージが湧きにくいのでお願いします。 ○田中公園緑地課長   ステージイベントはあります。現在、加古川市の出身で、よしもとクリエイティブエージェンシー所属のたけだバーベキューという芸人さんに、バーベキューマスターとしてステージイベントを実施していただこうと考えています。内容としては、バーベキューの講座・実演とトークショーです。この方は芸人でありながらバーベキューのコンサルタント的なことができる方ですので、有料サイトでもこういう形でバーベキューの料理をできます、ワンランク上のバーベキューメニューはこうですという紹介等も検討していきたいと考えております。 ○玉川英樹委員長   質問の中で、有料サイトは業者を使うのかということがあったと思いますが、それはどうですか。 ○田中公園緑地課長   業者につきましては、9月の補正予算が決まった後、イベント事業者決定の中で考えていきたいと思います。今、具体的にこの業者からというのは考えていません。 ○畑広次郎委員   この事業は、もともと地方創生総合戦略の中の一つの事業で、バーベキューサイトの常設を見直して、今回、イベントとしてするということです。イベントとしてするのは今回だけにするのか、今後も継続して実施するのか、お聞きしたいと思います。 ○田中公園緑地課長   基本的には来年度以降の話になりますけれども、常設等はできないと考えております。また、今回、地方創生総合戦略の中でやらせていただくイベントを用いて、バーベキューのやり方や加古川市内でできる場所、河川敷でできるやり方を紹介していきますが、イベント実施後も紹介するように考えています。来年度以降のイベント開催につきましては、市の周年事業記念事業等でその必要性が考えられるのであれば検討していきたいと考えております。 ○畑広次郎委員   目標は、地方創生総合戦略の中の新しい人の流れをつくるということで、水辺の空間にいろいろな人に来てもらう、にぎわってもらうということだったと思います。これが成功とか失敗という判断基準はどのようにして考えられていますか。なかなか難しいと思いますが、それが、来年度以降実施するかどうか、ここでするかどうかという判断基準になってくると思います。その辺についてはどうでしょうか。 ○田中公園緑地課長   当日、アンケート調査等も考えております。また、地方創生総合戦略交流人口を増やすということで、JRの車窓から見える場所で行い、加古川市のここでバーベキューができます、河川敷を利用してこんなことができます、市外からも来てくださいというPRが図れるイベントと思っております。あと、市外からの人口がふえたかというのは、今後また検討してまいりたいと考えます。 ○樋口総合治水担当部長   この目的が当初、新しい人の流れをつくるということで、建設部として取り組んできました。場所的に常設のバーベキューサイトの設置は難しいですが、河川敷はいろいろな利用ができる、バーベキューの利用もできるというのをまずPRしたい。また、市民の方がどんなニーズでこのイベントに来られているのか、どのようなものを求められているのかというのは、アンケート等で要望を聞いて、それを市内各所に反映させていきたいと思います。来年度以降の継続の話もありますが、バーベキューについては市内の権現総合公園日岡山公園でできますといったことを、バーベキューのやり方などいろいろなPRも含めたパンフレット等で知ってもらい、近隣から市内各所へ遊びに来てくれる方がふえていけば、事業として成功しているのではないかという判断で今考えております。 ○佐藤守委員   このバーベキューを今回するに当たって、イベント的にはかなり大きな敷地でやろうと考えられていますけれども、駐車場の確保に関しては、テニスコートの利用者や、今回の区域外でスポーツなどを楽しまれる方もいらっしゃるので、どのようにお考えでしょうか。 ○田中公園緑地課長   場所はJRの北側の左岸になりますけれども、そこを1ヘクタール利用させてもらいます。駐車場の想定は100台を考えており、その中で、常設の駐車場として約40台置ける駐車場があります。当日、JR北側からバイパス南側につきましては、イベント利用グラウンドを押さえようと考えております。有料サイト無料サイト以外にもイベントを楽しむ方にどんどん来ていただきたいので、100台で足らなければ、バイパス南側グラウンド仮設駐車場を考えております。 ○佐藤守委員   それと、敷地内のバーベキューについて、河川法というのがよくわからないのですが、火気については河川法ではどのようになっていますか。 ○田中公園緑地課長   河川法並びに都市公園法の中で、5年ごとに公園緑地課国土交通省河川占用の許可の更新をしています。その中で、公園は火気厳禁ですが、河川敷緑地の運用については、直火は禁止されていますが、日没まで火気使用は認められています。市民の皆さん方は河川敷ではバーベキューができないという認識を持たれている中で、公園緑地課としましては、バーベキューは届け出ていただいたら、直火でない限り日没までできるというPRをしようと考えております。 ○佐藤守委員   バーベキューは河川敷のいろいろなところでできますが、結構草が生えています。これはバーベキューだけのことではありませんが、火が出て近隣に延焼しないとも限りませんので、県、国土交通省、市はしっかりと草の管理をして十分気をつけていただきたい。また、この地域内は、土手を一つ挟んで民家が建ち並んでおります。におい等の問題もあると思いますので、近辺の方に町内会を通じて回覧を回していただくなり、苦情が一件でも少なくなるような手だてをしていただきたい。これは要望です。 ○相良大悟委員   先ほど場所を変えて実施するというお話もありました。企画部や地域振興部の所管の話になってくると思いますが、なぜここの場所でのバーベキューにこだわるのかという話もあった中で、この場所でバーベキューをするというそもそもの狙いがあったと思います。そして、これからここをどうしていくかということで非常に期待も高まっていました。市民に改めてこの加古川に雰囲気があるなというものを感じてもらい、また、電車や車から加古川のにぎわいというものを見て感じてもらうのに、ここは非常に効果があるという狙いは評価していましたが、ほかの場所ですることも含めて、今後どういうふうな考え方を持っておられるか、確認しておきたい。 ○福嶋建設部次長   今、子供連れやご老人とか、いろいろな方が公園を利用し楽しまれています。そういった中で、先ほど課長から説明がありましたけれども、河川敷でバーベキューが大手を振ってできるということで、新たな楽しみをふやしていただけたらと考えています。また、場所は特定されますが市内の公園でも、申請をしていただければ自由にバーベキューができるということを、新たな公園の使い方として広げていけたらと考えております。 ○相良大悟委員   今回、日岡山公園の話も出てきていますので、そういった方向の狙いというのはよくわかりますが、もともとの地方創生に向けた考え方というのは非常に期待があったわけです。ここで言っても仕方ないことかもわかりませんが、もう一度その辺の連携をしっかりしていきながら、せっかくこういった形ができるのですから、次に広げていけるような取り組みができたらなと思いますが、その辺で何かありましたらお願いします。 ○仲村建設部長   今回、河川敷でイベントをすることによって、河川敷でバーベキューができると口コミなどでだんだん広がっていって、他市からも、加古川河川敷に来てもらう。それから、権現総合公園にはバーベキュー専用サイトがあります。車で来てできるところもあります。今後、権現総合公園につきましては、事業の見直しを図っていく予定にしております。今回のイベントをきっかけに市内各所バーベキューに来られる市外の方の人数を徐々にふやしていきたいと考えております。 ○神吉耕藏委員   現在、右岸でもよくバーベキューをしておられるようですが、届け出自体はないですよね。今後、勝手にバーベキューをしている場合、どのような指導をするのですか。それと、最近、荒川沿いの河川敷などで、近所が迷惑するような大きなボリュームで音楽をかけているという苦情が大分あるようです。その地域の住民の方の同意はもらっていると思いますが、やはりアルコールが入ればむちゃくちゃなことになると思います。そういった場合、指導や注意をするのか、対策はどのようにとられるか、お考えをお聞かせください。 ○田中公園緑地課長   無許可対策ということですが、昨年度の加古川河川敷左岸一帯でのバーベキューの申請は53件です。米田地区でも土曜日、日曜日にされています。そのような中で、看板、PRも含めて検討して、届け出が必要ですという周知をしていくことがまず大事かと考えます。河川敷はずっと続いており、公園緑地課が管理している河川敷はここまでですという境が非常に難しいので、バーベキューをするに当たっての注意事項も含めたPRを進めていきたいと考えております。また、今回のイベントバーベキューマスターの講座の中で、利用増加があったときの環境問題、音響並びにごみ問題もまとめた形で、加古川河川敷でのバーベキューのマナーを含めたPRをしていただこうと考えております。 ○玉川英樹委員長   もう一つの質問、迷惑行為についての対応策についてお願いします。 ○田中公園緑地課長   バーベキューに限らず、苦情等があれば、公園緑地課として緊急的な連絡網がありますので対応します。ただ、もともとの対策をとらないといけないと思います。ここで泳がないでください、ここでオーディオ等かけて大きな音を出さないでくださいというような看板を立てるべきかどうかを含めて考えていきたいと思います。 ○建部正人委員   テレビなどを見ますと、今、バーベキューをしているところは音響禁止などの制限をかけています。今回このイベントを行政主体でするということは、河川敷でのバーベキューを推進していこうという判断になるわけです。JR北側の河川敷のエリアだけではなくて、加古川の河川敷であればどこでも許可さえ受ければバーベキューができるという判断になると思います。音響禁止やバーベキューそのものが禁止というところもある中で、行政主体でするというのはいかがなものかと思います。PRだけではなかなか難しいと思われますが、迷惑防止条例などでの規制が整備されていない状況の中でするという判断についてはどうですか。 ○田中公園緑地課長   現在、公園緑地課に苦情は余り聞こえていませんが、バーベキューを河川敷の盛り上げのアイテムとする施策の中で、マナーを守られない方がいるなどのイベントが成功すればするほど出てくる対策というのはあると思います。また、イベントでは、河川敷だけでなく権現総合公園やみとろフルーツパークのバーベキューの紹介も行いますが、イベントが成功してお客さんがふえてくる中で苦情がふえ、規制やパトロールなどでルール徹底の対策をとらなければいけない事態は考えております。対策が事後だと言われれば事後になるかもしれませんけれども。加古川左岸のJR北側バーベキュー区域にするのであれば、ほかの河川敷を禁止区域にするという発展的な話も今後出てくるかと思います。ただ、そうした場合、近隣の河原地区や氷丘地区の反対者に、この場所に集中することについての弊害も説明していかなければなりませんので、その辺はまだ調整中です。 ○松崎雅彦委員   非常に苦しい説明ですが、今まで河川敷の有効活用ということでいろいろな自治体で取り組まれてきましたが、東京を初めとして、ある面では成功したところがないと言われるぐらいに、これはなかなか難しい。ポイントをこのエリアということにしますと、マナーや駐車場の問題やごみがそのままの状態で放置されたままということもあったり、においも大変だということで、近隣住民の理解がなかなか得られない。苦情しかないというのはこれまでずっと報告されていますが、そういった中でなぜ、あえて河川敷にこだわって市がするのか。自然と調和していただくということであるなら、権現総合公園もあるし、みとろフルーツパークもある。そういったところで今回のイベントをして、PRしたり、こういう楽しみ方ができますよというのが、本来アウトドアの神髄だと思うので、逆行していると思いますし、トラブルだけが出てきそうに考えますが、その辺についての考え方を改めてお聞きしたいと思います。 ○樋口総合治水担当部長   国土交通省が所管している河川敷を、通常の治水だけではなくいろいろな形で皆さんに利用していただくというのは、国の方向としても市の方向としても一致していると考えております。現在、ソフトボールや、テニスなどさまざまな形で利用されおり、恐らく苦情等はあろうかと思います。バーベキューもいろいろなところでされている。それならば、どういうルールやマナーですればいいかというのを知っていただく機会にするというのが、今回一つの目的になっています。それから、事業者の応募もありませんでしたので、ここで常設でバーベキューをするというのは非常に難しいことがわかりました。したがって、バーベキューを楽しんでいただくファミリーや若い人たちについては、権現総合公園やほかの公園でできますということを知らせていくのも、このイベントで考えたいと思っています。また、市民の方が何を考えているかを把握し、市の方向を考えていくのも一つの目的に考えています。それから、当初、JRから見えるというのを地方創生の中で目指しましたので、PRするには今余り使われていないこの場所がいいかなと考えます。ただ、これは起爆剤ですので、これからこの場所でバーベキューをするかどうかということではなく、河川敷を有効に利用して、ここを通過する方あるいは市民の方の口コミで、加古川の河川敷はいろいろな利用をしているというようにしていきたいというのが所管部局の考え方です。市民の方にご迷惑をかけることの対策ももちろん考えてまいりますが、より有効に利用していただくということをもっとPRしていこうかなと部内では考えております。 ○建部正人委員   この事業の目的の中に、にぎわいの創出を図るという言葉が入っています。そうであれば、開催予定時期が11月初旬となっていますけれども、なぜツーデーマーチの日に実施しないのですか。 ○田中公園緑地課長   ツーデーマーチと共同開催を検討しましたけれども、ツーデーマーチの事業目的、趣旨、並びに10キロ、20キロコースのタイムスケジュールと基本的に合わないということも考慮した結果、共同開催には至っておりません。 ○建部正人委員   目的や趣旨の意味が合わないということだと思いますけれども、ツーデーマーチの日は、何千人もの市外の方が加古川に来られて人が集まってきている状況です。部長から、口コミとして広がるのを一つの目安として考えていますという話がありましたが、歩く時間は別としても、こんなことをしていたよということも口コミで広がると思います。そういう人が集まっているときになぜ実施しないのですか。共同開催でなく別々のイベントでも、そのほうが効果的ではないですかということを聞いています。 ○田中公園緑地課長   4時までバーベキューイベントをしていますが、ツーデーマーチをスタートして河川敷で楽しんでいただいて、そのままゴールされないのも自由なんですけれども、ツーデーマーチは、健康並びにスポーツを含めての趣旨ですが、バーベキューに関しましては、河川敷のアピール、並びに権現総合公園や市内のバーベキュー施設の紹介を入れておりますので、その中での趣旨が違うという判断をさせていただいております。 ○建部正人委員   先ほど部長も口コミで広がっていくことが大事ですと言われ、この目的にもにぎわいの創出を図るということも入っています。加古川のイベントとして、人が集まる時間帯や場所は別でも、例えば車窓から見えることも狙いとしているということであれば、少なくてもそこに集まっている人たちは、何かしているということを見て通るわけです。なおかつ、ゴールした人にも、河川敷でバーベキューをしていたよとPRすればいいわけです。別開催で目的も違うといいながらも、一つの目的が達せられる状況にあるのに、なぜ同日開催にしないのですか。 ○仲村建設部長   4月に業者の選定に至らなかったということで、その後見直していきましたが、ツーデーマーチは毎年開催ですので、地域振興部が中心となって早い段階で計画されています。今、課長が答弁しましたとおり、我々もこういうのができないかという形で考えましたが、ツーデーマーチ側の考えや警備などもございますので、地域振興部と我々の部で相談した結果、やむを得ないことではないかという結果に至ったということです。 ○佐藤守委員   いろいろ質問がありますが、建設部長を初め、公園緑地課長が、一生懸命すると言っているから、やる以上は真剣に取り組んで、成功に向けてやっていただきたいというのは多分みんな同じ考えだと思います。それまでのいきさつ、また、前の委員会からずっと続いてきた問題なので、いろいろ言いたいこともあると思いますが、やる以上は腹を決めてしっかりと頑張ってください。 ○玉川英樹委員長   この件につきましての質問等はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時45分)                (再開 10時58分)    ◎所管事務調査 第45回加古川まつり実施報告について ○玉川英樹委員長   再開いたします。次に、地域振興部から2件の報告のうち、第45回加古川まつり実施報告について報告願います。 ○松本地域振興部長   第45回加古川まつり実施報告について、お手元の資料に基づきまして、産業振興課より報告をさせていただきます。
    ○松下観光振興課観光戦略推進担当課長   (資料により報告) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けします。 ○畑広次郎委員   加古川市の一番大きい夏まつりについて、成功裏に終わったということで本当にご苦労さまでした。その中で、1点だけ、これはどうしても言ってくれと言われたので言いますけれども、花火大会の有料観覧席のことです。去年は個別のパイプ椅子でしたが、ことしは2つがひっついたつなぎの椅子だったと思います。去年もことしも行った人から、去年のほうが移動もできるということで見やすかった、ことしはつなぎの椅子で非常に座りづらくて狭かったという意見をもらっています。ことし、椅子の形を変えたのはなぜか聞かせていただきたいと思います。 ○松下観光振興課観光戦略推進担当課長   特に大きな理由はありませんが、いろいろ工夫をする中で、席数の可能性も含めて実験的にしています。 ○畑広次郎委員   来年以降も有料観覧席を設けると思いますが、ことしは前年に比べて座りづらかったという意見があったことを言っておきたいと思います。 ○佐藤守委員   加古川会場と志方会場の人数が若干減っています。加古川会場は場所が変わったということだけでなく、防災道路の関係で使う範囲が限られていましたが、大混乱で、各町内会の方も苦労されたと思います。このことについて反省会で何か出ていれば教えてください。 ○松下観光振興課観光戦略推進担当課長   加古川会場も志方会場も、かなり前の段階から地元町内会の方のご尽力をいただきました。加古川会場については、例年実施しておりますニッケパークタウンが工事中のため会場変更し実施しました。志方会場については、3会場での継続実施がなかなか難しいので、一会場にまとめて実施しました。まだ、直接地元の方とお話をしていませんので特に声は聞いていませんが、いろいろ努力をされていますので、こちらのほうとしてもサポートできる面はできるだけサポートしていきたいと考えております。 ○佐藤守委員   加古川会場に関してですが、ニッケパークタウンが再オープンすれば、今後ニッケパークタウンでされるのか。それともこのまま加古川駅前ベルデモールでされるのか、今のところ見込みとしてはどのような状態でしょうか。 ○中尾地域振興部参事(産業振興担当)   今回、加古川会場はニッケパークタウンの改修で去年までの会場ではできませんでしたが、従来、あの会場でにぎわいを持っていただいております。駅前の通りはちょっと厳しい部分があるのではないかと聞いていましたので、はっきりお聞きしていませんが多分戻るのではないかと思っています。 ○佐藤守委員   花火大会ですが、先ほど畑委員のほうから椅子の話がありましたが、3人で来られている方や、花火が始まったころに遅れて来たら並んで座れない。移動するのもできないような状態です。つなぎの椅子を持って移動していたのを目の当たりにしました。私も利用させていただきましたが、ぶつぶつ言っている方がいました。試験的であれば、1人がけの椅子2つを寄せるような状態がいいと思います。 ○中尾地域振興部参事(産業振興担当)   そこまで目が届かなくて申しわけなかったのですが、こういう言い方をするとなんですが、業者にやらせましたので、これぐらいの間隔でというような形で設営したと思います。観覧席はもっとふやすことができますが、ゆとりを持ってゆっくり見ていただく席と考えています。今回、ご意見をお聞きしましたので、去年のとおりに戻して、来年はゆっくり見ていただけるようにしたいと思います。 ○佐藤守委員   もう一点、100席ふやしたということですが、後方にはかなりあきスペースがありました。あと100席ぐらいは余裕があるのではないかと思います。収入源としても、取れるところはしっかりと取っていただきたいと思います。意見です。 ○建部正人委員   2年前の公開事業評価で、琵琶湖の花火と比べて観覧の人員が少ないのに、これだけ費用をかけているのかということがあったと思います。そのことを受けて有料観覧席を設けられていますが、実際に有料観覧席の設営にどれくらいの費用がかかっているのですか。 ○松下観光振興課観光戦略推進担当課長   昨年の500席ベースでいきますと、1席1,000円で収入が50万円です。席のレンタル費用や諸費用でとんとんという形になっています。 ○建部正人委員   費用対効果というお金だけのことでなく、ゆっくり見ていただけるという一つの市民サービスであると思います。有料席の収入と席の設置費用をとんとんになるように持っていかれたということでしょうか。200万円から300万円かかったというふうに聞きましたが、そうじゃないということですね。 ○中尾地域振興部参事(産業振興担当)   200万円もかかっていません。600席の座席をつくるのに、1,000円もらって60万円ですが、例えば椅子のレンタル費用が300円で、柵をしないといけないのでその費用ということになりますと、とんとんです。60万円以内でおさまっていますけれども、収益という形では上がってきていないのが事実です。 ○白石信一委員   有料観覧席のことに関連しますが、昨年の500席から100席ふえましたが、市民の皆さんから1週間前に完売したと聞きました。さらに増席という計画があれば、はっきりした数字はわからないと思いますが、どれくらいふやすのかお答え願いたい。もう一点、例えば1人が20席、30席と購入した経緯はないのか。わかるようでしたら、お答えをお願いいたします。 ○中尾地域振興部参事(産業振興担当)   まず1点目の席数ですが、去年は500席用意し、500席売れたのは開催の3日ぐらい前だったと思います。3日後は晴れであろうということで売れたのかと思います。ことし席をふやしたのは、座っていただいた方々から、ゆっくりできてよかったという声をお聞きし、スペース的にもまだ大分余裕がありましたので、100席ふやしました。来年もふやす方向で考えていきたいと思います。去年、答弁させていただきましたが、あのスペースで席をたくさん入れようと思ったら、あと300席でも400席でも置けると思いますが、ただ、それがいいのかどうかです。余り収入になっていないのですが、ゆったり座っていただける、すぐ完売する席という形の位置づけと考えていますので、あと100席ぐらいかなと思います。それと、2番目の質問ですが、ローソンチケット、セブンイレブンで自動的に買っていただけますので、1人で何枚購入したというのは把握できておりません。 ○玉川英樹委員長   この件につきましての質問はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 第6期加古川青流戦について ○玉川英樹委員長   次に、第6期加古川青流戦について報告願います。 ○松本地域振興部長   第6期加古川青流戦につきまして、お手元の資料に基づきまして説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○難波ウェルネス推進課文化担当副課長   (資料により説明) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けいたします。 ○西村雅文委員   開催場所ですが、鶴林寺の中のどこでされるのか、教えてください。 ○難波ウェルネス推進課文化担当副課長   開催場所は、対局場が本堂向かって一番左奥の浄心院になります。対局観戦も同じ場所になります。大盤解説会のほうが本堂向かって一番右端の真光院になります。生中継観戦が、本堂のすぐ左脇の講堂で実施する予定となっております。 ○相良大悟委員   大盤解説会の会場ですが、これまで市民会館や青少年女性センターでしたが、今回、鶴林寺でする理由を聞かせてもらえますか。 ○難波ウェルネス推進課文化担当副課長   一つは、青少年女性センターにケーブルを引くのに費用がかかり過ぎるということもあります。また、観光面から、鶴林寺で本年度は開催するということで調整しています。 ○相良大悟委員   集まりやすい場所であるかとか、入山料がかかるとか、駐車場の問題とか、いろいろなこともありますが、要は、いろいろな方に親しみを持って集まってもらうという狙いがあると思います。これから棋士のまちのことも事務事業評価でしていくわけですが、そうしたことを考えてみたときに、果たしてこういう形がいいのかどうかというところも検討されたのですか。 ○難波ウェルネス推進課文化担当副課長   大盤解説会場は、青少年女性センターにあるほうが来ていただきやすいということはありますが、鶴林寺で開催するほうがPR効果があるかなと思っております。今回は費用的な面が特に大きいのですが、今までの状態から少し変えてPR効果を持ちながらするのはどうだろうかということで、今回実施してみようと考えております。 ○相良大悟委員   PR効果の部分でそのように判断されたことは尊重させていただきますけれども、実際、ニーズとしてはどうなのかということも考えていく必要があると思います。市民の皆さん、また市外の方も加古川の魅力を感じてもらう大きな機会だと思いますので、その辺も含めてしっかりと検討していただいて、より効果的なものを考えていただきたいという意見です。 ○建部正人委員   鶴林寺に移されたということは、それなりにPR効果を狙ってのことだと思いますが、鶴林寺でお茶会などのイベントをしているとき、入山料は取っていません。大盤解説会はお茶が出るということで1,000円と入山料ということでしょうが、鶴林寺が主催したときは取らない場合がありますが、その辺については交渉されましたか。 ○福田ウェルネス推進課ウェルネス担当副課長   調整する中で鶴林寺と話をさせていただきましたが、無料というお話は全く出ませんでした。三寺をお借りするということでその費用負担のお話はさせていただきましたが、入山料を減免あるいは無料にするというお話は、協会からもしていません。 ○建部正人委員   私も何回か鶴林寺のお茶会に行った経験がありますが、お茶券は買いますが、入山料を払ったことはありません。ここには、ただし書きで鶴林寺の入山料は必要ですと書いてあるだけで幾らとも書いていません。使用料のお話しはされたわけですが、なぜ入山料の交渉をしなかったのですか。 ○福田ウェルネス協会事務局長   大盤解説会のお茶は、鶴林寺から提供を受けるのではなく、外部業者のケータリングを利用することになっております。その関係がありまして入山料は徴収されるのかなと考えます。 ○建部正人委員   鶴林寺で対局をするに当たって、大盤解説会場の使用料は、当然、鶴林寺にお支払いすると思います。参加人数を見ると、対局観戦は20名で、大盤解説会場は30名、生中継観戦が70名で、120名ということですね。それ以外の人が来たら会場に入れないのですか。無料の70名の生中継観戦のところは入れますか。 ○福田ウェルネス協会事務局長   入ることは可能です。 ○建部正人委員   協会が対局場や施設の使用料を払うわけなのに、入山料が必要なんですか。その辺がわかりません。鶴林寺でのお茶会では、入り口でお茶会の券を買うと入山料は取らないのでどうなのかなと思ったのです。その交渉事がきちんとなされないで、おざなりに入山料は要りますということになっているのかという話ですが、その辺はいかがですか。 ○谷川ウェルネス担当部長   生中継観戦は無料で入れますので、例えば一般のお客さんが生中継観戦に行きますと言われれば、無料で通さなければならないということで、一般のお客さんと将棋に来られているお客さんとの区別がつかない。そういう問題がありまして、通常どおりの入山料を取っていただくという方向で考えています。 ○建部正人委員   意味はわかりました。生中継観戦の70名は500円の入山料で見学していただく。ほかのところに関しては、対局観戦の限定20名は無料、大盤解説会の1,000円というのはお茶代のみということで、あくまでも参加するのに入山料500円を払っていただくという考え方ですか。 ○福田ウェルネス推進課ウェルネス担当副課長   入山料は一律500円、一般の方はかかります。この1,000円については、あくまでもお茶代という位置づけになります。 ○玉川英樹委員長   この件につきましてのご質問はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 11時28分)                (再開 11時31分)    ◎所管事務調査 「加古川市都市計画マスタープラン改定素案)」の策定に係るパブリックコメントの実施について ○玉川英樹委員長   再開いたします。次に、都市計画部から3件の報告のうち、加古川市都市計画マスタープラン改定素案)の策定に係るパブリックコメントの実施について、報告願います。 ○加藤都市計画部長   都市計画マスタープランにつきましては、平成10年に策定いたしまして、その後、平成16年と23年に改定を行っております。前回の改定から5年が経過しまして、上位計画であります加古川市総合計画及び県の都市計画区域マスタープラン等の改定が行われ、これらとの整合性を図るため、改定作業を進めており、このたび、素案を作成しましたので、パブリックコメントを実施することといたしました。パブリックコメントの概要につきまして、都市計画課から報告させていただきますので、よろしくお願いします。 ○村津都市計画課長   (資料により報告) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けいたします。 ○相良大悟委員   パブリックコメントにつきましては、毎回、件数とか、偏っていたりとか、大体決まった方といった印象がある中で、パブリックコメントをする以上は、ある程度返ってくることを期待したいです。そういった意味では、今回、実施に当たっての周知としてはどういうふうに考えておられますか。
    ○村津都市計画課長   周知につきましては、広報かこがわ9月号、また市のホームページに掲載するほか、記事提供を行う予定であります。 ○相良大悟委員   最近、ある程度SNSを活用した発信というものがされていますが、パブリックコメントについてもSNSでどんどん発信していく必要があると思います。最近、ツイッターが非常に有効であることがわかってきております。パブリックコメントをする対象は、若年層には余りいないかなという部分が、実はツイッターでも広く効果があるのが見えてきております。その辺を大いに活用してもらえたらと思いますが、いかがでしょうか。 ○村津都市計画課長   パブリックコメントの目的につきましては、たくさんの意見をいただくことですので、新たな手法については今後検討して、取り入れられるものは取り入れていきたいと考えております。 ○玉川英樹委員長   この件につきましての質問はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 志方東地区バス路線の再編について ○玉川英樹委員長   次に、志方東地区バス路線の再編について報告願います。 ○石原交通政策担当部長   志方東地区バス路線の再編につきましては、この1月の建設経済常任委員会におきまして、利用状況が芳しくないこの路線につきまして、地元と一緒になって利用促進に努める。そして、その結果、方向性を出しますというご報告をさせていただきましたが、そのことについてまとまりましたので、交通政策課からご報告させていただきます。 ○中村交通政策課副課長   (資料により報告) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○畑広次郎委員   今回、代替ということで小型車両を活用したとありますが、小型車両というのはどのようなものですか。 ○中村交通政策課副課長   今回使う小型車両は、現在、かこタクシーでも使用しておりますようなジャンボタクシーのサイズの車両を想定しております。 ○玉川英樹委員長   この件につきましてのご質問はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 寺家町周辺地区防災街整備事業工事完成について ○玉川英樹委員長   次に、寺家町周辺地区防災街整備事業工事完成についてご報告願います。 ○加藤都市計画部長   寺家町周辺地区防災街整備事業につきましては、7月末で工事が完了しました。現在、建物の引き渡し、入居も始まっております。また、道路につきましても供用を開始しております。この事業の概要並びに施設の概要につきまして、市街地整備課から報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○石﨑市街地整備課区画整理担当副課長   (資料により報告) ○玉川英樹委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告事項についてご質問等をお受けいたします。 ○西村雅文委員   防災道路についてですが、検番筋で行きどまりになっている状態が非常にいびつに感じますが、今おっしゃったさまざまな目的等を達成するために、今後の西に向かっての延伸についてどのようにお考えなのか、お聞かせいただければと思います。 ○石﨑市街地整備課区画整理担当副課長   将来的には、西側エリアについても防災道路と一体的に面的整備を行っていきたいと考えております。 ○西村雅文委員   真っすぐ行くと小門口の信号近辺に行くわけで、それがつながれば、例えば市役所線から右へ曲がれば三木、小野へ、左に曲がれば高砂へと、非常に交通アクセスがよくなりますし、あるいは、先ほどおっしゃった駅前のにぎわいの創出に大きく貢献することになると思いますが、そういう考え方と捉えればよろしいでしょうか。 ○法上市街地整備課長   今、副課長が申し上げましたように、一体的な整備方法を考えております。委員が言われたように、県道加古川小野線まで予定しております。それをつなぐことによって市役所線、県道までの通過交通の整備、あるいは面的整備、防災道路、防災街区の計画を整備することを予定しております。 ○西村雅文委員   ありがとうございます。今の段階で結構ですので、もう少し細かい計画がわかれば教えていただけますか。 ○法上市街地整備課長   最終的な細かい日程を申し上げることはできないのですが、今考えていますのが、加古川駅の南、西区域の再開発を先に考えています。そこが終われば引き続いて整備する予定です。 ○柴田都市計画部次長   今お話のありました防災道路の西進につきましては、区間としては県道加古川小野線まででございますが、これは単に道路だけの整備ではなく、今回ご報告させていただきました防災街区のような面的整備の中でそういう道路を一緒に生み出していって、その辺の家屋の老朽化や防災性の向上とあわせてしていく構想を立てております。あくまで今、構想の段階で、どういう道路構造になるとか年度というものはまだ確定しておりません。何分こういう事業については巨大な費用がかかっていきますので、優先順位等を加古川駅近辺全体でどういうふうに考えていくのか、まず緊急的にどこの再開発をしていくのか、それとあわせて、地元へ入っていって、地元の協力を得られないと当然できない事業でございますので、その両面から実施の順位や時期について、今後考えていきたいと思います。 ○玉川英樹委員長   本件につきましてのご質問等はこれで終結いたします。しばらくの間、休憩します。理事者の方はここで退室いただいて結構です。お疲れさまでした。                (休憩 11時58分)                (再開 11時59分)    ◎その他 委員会行政視察について ○玉川英樹委員長   再開します。次に、その他の1件目としまして、委員会行政視察についてを議題とします。例年、10月下旬から11月中旬にかけまして委員会行政視察を実施しているところですが、そのような中で、当委員会においては、中心市街地の活性化や交通空白地の解消、さらには都市計画基盤や観光振興など、本市が抱えるさまざまな課題について先進地の事例を調査してまいりました。そこで、まずは委員の皆さんから、関心をお持ちの先進的な施策や事例、ぜひとも視察しておきたいというご希望やご意見があれば、それをいただいた上で実施について検討したいと思いますが、何かございませんでしょうか。 ○佐藤守委員   全国的に空き家問題がありますが、都市部の空き家よりも、加古川市の実態に即した、少し田舎の空き家対策がいいと思います。例えば都市部でしたら、結構強引な空き家対策をされていますが、そうではなくて、加古川市は今進めていますが、プラスになって市民の協力を得られるような施策があれば、そういうところに行ければと思います。あと1点、今、加古川市でも綿花でオーガニックというのをされています。北のほうでは空き地が多いので、遊休地の対策にもいいのではないかと思います。 ○畑広次郎委員   これから数年の間に進めていかなければいけない課題の一つに、日岡山公園の整備、権現総合公園の整備があります。今後にぎわいを創出していかなければならないことが間近に迫っています。公園整備で参考になるようなところがあれば見てみたいということを提案したいと思います。 ○玉川英樹委員長   ほか、ございませんか。各委員からご意見をお出しいただきました。そうしたことも踏まえまして、まずは委員の皆さんにお諮りしますが、本委員会におきまして今年度も行政視察を実施することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ○玉川英樹委員長   ご異議なしでございます。それでは、そのように決定させていただきます。視察内容については先ほど意見を伺いましたが、視察日程や視察先及び視察内容等について、例年は2泊3日の日程で実施しておりましたが、委員会の視察を効果的に行うため、泊つきの視察を短縮し、近隣への視察を加えるなど、各常任委員会の判断において柔軟に実施することも可能となっております。一旦休憩してご協議いただくこととします。              (「委員長一任」の声あり) ○玉川英樹委員長   委員長一任という声が出ておりますが、委員長一任でご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ○玉川英樹委員長   ご異議なしであります。休憩します。                (休憩 12時04分)                (再開 12時04分) ○玉川英樹委員長   再開します。委員会の行政視察の日程でございますが、11月7日から9日の間で2泊3日もしくは1泊2日で行いたいと思います。視察内容につきましては、後ほど皆様方にお知らせしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、行政視察の件につきましては、そのように決定させていただきます。    ◎その他 決算審査における資料請求について ○玉川英樹委員長   次に、その他の2点目としまして、決算審査における資料請求についてでございますが、お手元に配付しております「決算審査に供する資料一覧」をごらんください。これらにつきましては、本年度も9月定例会の初日、9月6日に配付される予定となっております。それ以外の資料につきまして、9月7日開催予定の常任委員会において、委員の皆様のご要望をお聞きした上、委員会として要求するかどうかお諮りし、決定してまいりたいと考えておりますので、あらかじめご了承ください。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。それでは、これで本日の建設経済常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。...