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平成28年福祉環境常任委員会( 8月18日)

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  1. 加古川市議会 2016-08-18
    平成28年福祉環境常任委員会( 8月18日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成28年福祉環境常任委員会( 8月18日)              福祉環境常任委員会 会議録   <開催日時場所> 日時:平成28年8月18日(木) 開会 9時27分                閉会 10時57分 場所:第4委員会室議事日程> 1 所管事務調査 ・第4回市議会定例会上程予定案件市民部)  ①加古川市民センター設置条例の一部改正について ・(仮称)加古川手話言語及び障害者コミュニケーション促進条例素案)に関するパ  ブリックコメントの実施について(福祉部) ・第4回市議会定例会上程予定案件こども部)  ①加古川市立認定こども園条例の制定について  ②加古川市立保育所条例の一部改正について ・第4回市議会定例会上程予定案件環境部)  ①加古川廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正について ・加古川分別収集計画(第8期)について(環境部
    リサイクルセンター業務全面委託化について(環境部) 2 その他 <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  小林直樹   副委員長 稲次誠   委員   高木英里  中村亮太  小澤敬子  松本裕之        木谷万里  村上孝義  原田幸廣  吉野晴雄 2 欠席した委員   なし ○小林直樹委員長   おはようございます。ただいまから福祉環境常任委員会を開会いたします。本日は、議事に先立ちまして、理事者自己紹介をお願いしたいと思います。なお、お手元には理事者名簿をお配りしております。市民部から順次お願いいたします。        (市民部⇒環境部⇒福祉部⇒こども部の順に自己紹介) ○小林直樹委員長   ありがとうございました。それでは、お手元の日程表に基づきまして本日の議事を進めてまいります。まず、附属機関等会議開催予定について順次報告を願います。 ○松本市民部長   市民部附属機関等開催予定につきまして、担当課から報告しますので、よろしくお願いします。 ○田野市民生活あんしん課長   附属機関等開催予定について報告いたします。開催する附属機関加古川交通安全対策会議で、交通安全対策基本法規定に基づきまして、本市における陸上交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱として、第10次加古川交通安全計画を作成する必要があるため開催するものです。会議は公開といたしまして、第1回目を9月1日木曜日午後3時半から、加古川市役所新館9階の会議室において開催いたします。主な審議事項は、計画策定スケジュール計画の内容、パブリックコメント実施等予定しております。 ○田井福祉部長   福祉部附属機関等開催予定につきまして報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   福祉部附属機関開催予定でございますが、附属機関名加古川民生委員推薦会、第2回と第3回を開催いたします。日時は8月19日金曜日に第2回、場所加古川市役所の新館9階191会議室におきまして、第3回といたしまして、週明けの8月22日月曜日に市役所本館福祉部こども部会議室におきまして開催いたします。主な議題につきましては、一斉改選に係る加古川民生委員児童委員候補者の審議についてでございます。所管課高齢者地域福祉課で、いずれの会議も非公開となっております。 ○高橋こども部長   こども部所管附属機関開催予定報告させていただきます。よろしくお願いします。 ○山本こども政策課長   こども政策課所管となります平成28年度第2回加古川子ども子育て会議を9月20日火曜日に開催する予定にしております。開催時間は午後2時から、開催場所加古川市役所新館9階191会議室予定しております。今回の会議では、特定教育保育施設等利用定員の設定のほか、加古川市就学前教育カリキュラム等についてご審議いただくこととしております。なお、原則、この会議は公開で開催いたします。 ○小林直樹委員長   次に、本委員会所管事務質問事項の聴取をいたします。あらかじめ委員の方から質問したい旨の申し出はございませんでしたが、急を要する事情によりこの場で質問される方がいらっしゃいましたら、挙手の上、発言願います。                (「なし」の声あり) ○小林直樹委員長   ないようですので、質問事項の聴取は以上といたします。続きまして、9月14日に開催予定常任委員会における事務事業評価についてでございますが、本委員会では、地域保健医療情報システム事業審査対象とすることになっております。審査資料といたしましては、例年配付されております決算資料のほか、昨日、事務事業評価シートが配付されております。そのほかに追加資料の要望がございましたら、この場でお受けしたいと思いますが、何かご要望はございますでしょうか。 ○村上孝義委員   事務事業評価に関して、我々の担当のところは24日に実際のシステムを見学に行きますので、そこで出る資料にあればオーケーかと思いますが、もしそこで出なければ追加をお願いしたいのは、今まで20年余りやってきていますが、年度ごとにどのようなシステムを開発し、予算と決算がどういう状況になってきたか。今まで多額のお金を使っていると思いますが、その辺のことがわかる資料が欲しいと思います。ホームページに詳しく載せていただいているのですが、それをまとめた形のものがないので欲しいと思います。もうご存じのとおりだと思いますけれども、検査健診システムとか、ICカードシステムでもカインドカードが一番有名ですけれども、それ以外にも、診療所支援システム画像情報システム情報提供システム保健システム主治医意見書作成支援システム住民健康情報活用システムという8つのシステムを開発されて、多岐にわたってシステムをやっておられますから、その辺のことを理解しないと評価が非常に難しいと思います。その辺のことを我々がある程度理解できる形のものを出していただいて評価していくことが必要ではないかと思います。多分出てくるのではないかという気はしますが、出なければその辺を出していただければと思います。 ○小林直樹委員長   24日にウェルネージかこがわで勉強会をしますけれども、そのときに資料が出ていればいいのですが、村上委員から年次ごとの予算、決算の資料を提示していただきたいという提案がありましたが、部長、よろしいでしょうか。 ○田井福祉部長   はい、わかりました。 ○村上孝義委員   あわせて8つのシステムがいつごろ開発したということもわかれば、より理解しやすいと思いますので、その辺も資料があればお願いします。 ○小林直樹委員長   ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ○小林直樹委員長   ただいま村上委員から資料請求がございましたけれども、委員会として、要求することに賛成の方の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○小林直樹委員長   挙手全員であります。よって、委員会として資料の提出を要求したいと思いますので、よろしくお願いいたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時38分)                (再開 9時39分)    ◎所管事務調査 第4回市議会定例会上程予定案件            ①加古川市民センター設置条例の一部改正について ○小林直樹委員長   再開いたします。所管事務調査を行います。初めに、市民部より、第4回市議会定例会上程予定案件加古川市民センター設置条例の一部改正について、報告願います。 ○松本市民部長   第4回市議会上程予定しております加古川市民センター設置条例の一部改正につきまして、担当課長より説明させていただきますので、よろしくお願いします。 ○栗山加古川市民センター所長   加古川市民センターにつきましては、現在位置しております加古川町寺家町のJAビルからの移転に伴い、市民センターの位置を定める市民センター設置条例改正が必要となるため、条例改正案上程しようとするものです。条例施行日につきましては、移転先建物改修工事進捗状況に応じて定める予定ですが、今のところは10月下旬の予定で進めております。 ○小林直樹委員長   報告は終わりました。この件につきましては、第4回定例会上程予定案件でございますので、本日は報告のみにとどめさせていただきます。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時41分)                (再開 9時42分)    ◎所管事務調査 (仮称)加古川手話言語及び障害者コミュニケーション促進条例素案)に関するパブリックコメント実施について ○小林直樹委員長   再開いたします。福祉部より、(仮称)加古川手話言語及び障害者コミュニケーション促進条例素案)に関するパブリックコメント実施について、報告願います。 ○田井福祉部長   (仮称)加古川手話言語及び障害者コミュニケーション促進条例素案)につきまして、パブリックコメント実施することといたします。その概要につきまして、お手元の資料に基づきまして説明させていただきますので、よろしくお願いします。 ○加藤障がい者支援課課長   (資料により説明) ○小林直樹委員長   報告は終わりました。当条例素案に関するパブリックコメント実施についてのご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   パブリックコメントを募集するに当たって、点字の案内もすると言われていたと思いますが、素案に知的障がい者の方が理解できるようにルビが振ってあるのか。それから、掲示閲覧場所人権文化センターを入れることができるのかどうか。また市民病院というのが出てきていますが、以前から市民病院には置いてあったのか。これを決められた理由について教えていただけますか。 ○植田障がい者支援課長   まず、ルビにつきましては、現在のところパブリックコメントの検討中でございますので、ルビも含めて掲載したいと考えております。それから、人権文化センターは含まれておりませんので、市民部と調整しないといけませんが、検討させていただきたいと思います。市民病院につきましては、地域福祉計画の際から置いておりますので、今回も含めてさせていただいております。 ○中村亮太委員   点字は本庁のみということですが、本庁の各課にあるということでいいですか。それとも、本庁で1冊という感じですか。 ○植田障がい者支援課長   現在のところ、障がい者支援課の隣の福祉交流ひろば点字書物のコーナーがございますので、そちらに置かせていただきたいと考えております。多くの視覚障がいの方はご自宅にパソコンがございまして、読み取りのソフト等が入っております。ホームページ等でテキストの掲載も考えておりますので、そちらのほうで多くの方に対応できるのではないかと考えております。 ○中村亮太委員   1冊ということですが、総合福祉会館には関連する方々が来られるかと思います。そこにあと1冊ぐらいは置けないですか。 ○植田障がい者支援課長   その点につきましても検討させていただきたいと思います。 ○村上孝義委員   確認ですが、意見の募集期間平成28年8月23日からということですけれども、その日に市のホームページやそれぞれの閲覧場所等々に行けば見られる形になるのか、事前からできるような形をとるのか。多分23日にアップされるのではないかという気がしますが、その辺はいかがでしょうか。 ○植田障がい者支援課長   23日から閲覧が可能という形にさせていただきます。ホームページにつきましても、23日から更新という形をとらせていただきます。 ○小林直樹委員長   ほかにございませんか。                (「なし」の声あり)
    小林直樹委員長   この件についてのご質問等はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時50分)                (再開 9時51分)    ◎所管事務調査 第4回市議会定例会上程予定案件            ①加古川市立認定こども園条例の制定について            ②加古川市立保育所条例の一部改正について ○小林直樹委員長   再開いたします。こども部より、第4回市議会定例会上程予定案件加古川市立認定こども園条例の制定について、加古川市立保育所条例の一部改正についての2件を一括して報告願います。 ○高橋こども部長   こども部から、9月定例会での上程予定案件2件につきまして報告させていただきます。それぞれ担当課から説明させますので、よろしくお願いします。 ○中塚幼児保育課長   第4回市議会定例会上程予定案件加古川市立認定こども園条例の制定について、口頭で説明いたします。提案の理由ですが、平成27年4月から開始した子ども子育て支援制度のもとで、本市では、加古川子ども子育て支援事業計画を策定し、本市における子ども子育て施策の総合的・計画的な推進に取り組んでいるところです。この計画において、新制度の趣旨を踏まえまして、幼稚園保育所の機能や特徴をあわせ持ち、地域の子供を保護者就労状況等にかかわらず柔軟に受け入れることのできる認定こども園の普及を図ることとしており、そのうち公立の認定こども園の整備の方向性を示すものとして、平成27年9月24日に加古川市立幼稚園及び保育園認定こども園化推進方針を策定しました。本案は、当方針に基づき、加古川市立しかた幼稚園及び加古川市立しかた保育園を廃止し、加古川市立しかたこども園設置するに当たり、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、公の施設として設置及び管理に関する条例を新たに定めようとするものです。制定する条例の主な事項ですが、第1条では設置に関することとして、認定こども園設置する目的について規定しております。第2条では施設の名称及び位置について、第3条では使用の承認といたしまして、施設使用に当たっての手続について、第4条では預かり保育及び延長保育実施に関することについて、第5条では保育料等といたしまして、認定こども園における教育・保育に係る保育料、預かり保育料及び延長保育料について、また保育料等の納期について規定しております。以下、保育料の減免、保育料等の不還付等について規定しております。また、条例附則におきまして、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び、加古川市立学校学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例規定を整備するための一部改正と、「加古川市立しかた幼稚園」を削除するための加古川市立学校設置条例の一部改正をあわせて規定しております。施行期日は、平成29年4月1日を予定しております。続きまして、同じく、第4回市議会定例会上程予定案件加古川市立保育所条例の一部改正について、口頭で説明いたします。提案の理由ですが、本案は、先ほど申し上げました加古川市立認定こども園は、加古川市立しかたこども園という名称になりますが、この設置に伴いまして、加古川市立しかた保育園を廃止すること、また、保育所における延長保育について、公の施設使用として整理いたしまして、延長保育実施及び延長保育に係る使用料等に関する規定を設けること、その他保育料等の納期並びに保育料及び延長保育料の不還付について取り扱いを明確にするため、規定の整備を図ろうとするものです。改正の内容については、第2条で場所及び名称の規定におきまして「しかた保育園」を削除します。第4条で使用の承認といたしまして、保育所使用に当たっての手続について、第5条では延長保育実施に関することについて規定いたします。第6条では保育料及び延長保育料として、第2項で保育料の納期について、第3項で延長保育料及びその納期についての規定を設けております。また、第8条で保育料等の不還付についての規定を設けております。また、これらの規定に合わせて、現行の条ずれ及び字句の修正等規定の整備を行っております。施行期日は、認定こども園条例と同じく、平成29年4月1日としております。 ○小林直樹委員長   報告は終わりました。この2件につきましては、第4回定例会上程予定案件でございますので、本日は報告のみにとどめさせていただきます。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 9時57分)                (再開 10時00分)    ◎所管事務調査 第4回市議会定例会上程予定案件            ①加古川廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正について ○小林直樹委員長    再開いたします。環境部より、第4回市議会定例会上程予定案件加古川廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正について、報告願います。 ○藤田環境部長   環境部から、第4回市議会定例会上程予定案件加古川廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正についてのほか、合計3件を報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○松本環境第1課副課長   第4回定例会上程予定案件について、口頭でご報告申し上げます。予定しております案件は、加古川廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることです。本案は、粗大ごみ戸別有料収集実施するために所要の措置を講じようとするものです。改正の内容は、粗大ごみ戸別収集に当たっては事前申し込み制とすることとし、収集及び運搬に係る手数料粗大ごみの辺または径により3区分にし、1点ごとに最長辺が90センチメートル以上180センチメートル以下のものは600円、90センチメートル未満のものは300円、180センチメートルを超えるものは900円にします。その手数料は、排出者から粗大ごみ収集する日までに徴収するものとしております。なお、本案は、平成29年10月1日から施行することとしております。 ○小林直樹委員長   報告は終わりました。この件につきましては、第4回定例会上程予定案件でございますので、本日は報告のみにとどめさせていただきます。    ◎所管事務調査 加古川分別収集計画(第8期)について ○小林直樹委員長   次に、加古川分別収集計画(第8期)について報告願います。 ○生田ごみ減量推進課課長   (資料により説明) ○小林直樹委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○小澤敬子委員   3ページの排出量見込みですが、第7期と比べて、下の内訳のところの数字見込みが大きく変動しているところがあります。例えば、「主としてアルミ製の容器」のところは平成29年度、30年度の数字が大きく変動しています。そこについて詳しく説明していただきたい。 ○生田ごみ減量推進課課長   この変動につきましては、その都度、そのときの状況を見るということもありますが、県のほうは加古川市だけではなく、いろいろな市と調整されていますので、ある程度、県が出してほしい数字に近づくように調整することもあります。このたびは特にこういう数字という要望がなかったので、現実に近い数字にしております。 ○松本裕之委員   現実に近い数字ということですけれども、例えば平成28年度のスチール製の容器に関してどれぐらいの実績なのかお願いします。第7期計画における平成29年度排出量見込み474トンに対して、今回の計画では355トンということで100トン近く下がっています。その辺がどういう数字になっているのか、わかればお願いします。 ○生田ごみ減量推進課課長   収集量計画トン数見込みでございますが、今手元にありますのは平成27年度の計画と実績でして、例えばスチール缶ですと、前回の第7期では、311トンの計画に対して約200トンという収集量になっております。これにつきましては、計画の段階では、県から店舗での回収量数字をもらって計画を立てておりますが、収集実績の段階では、加古川市が収集した数字になりますので、計画と実績を比較した段階では多少達成率が低い状況になってしまいます。 ○松本裕之委員   スチール缶が311トンというのは第7期にありますが、第8期では3ページに平成29年度355トン、6ページに平成29年度274.8トンとあり、どう違うのかわからないです。さきほど言われた平成27年度の数字は、第8期で言えば6ページの数字だと思いますが、その辺の整合性がよくわからないので、詳しくお願いします。 ○生田ごみ減量推進課課長   本日の資料の3ページに書いてありますのは、計算上、廃棄物として出る排出量見込みでありまして、6ページに書いておりますのは、実際に資源物として収集することのできる見込みの量でございます。やはり数字の上では差が出てしまうことになります。 ○松本裕之委員   両方、見込みという言葉が出ますが、ここに関して詳しくお願いします。 ○生田ごみ減量推進課課長   3ページに記載しておりますのは、各年度におけるそれぞれの種類で発生するであろう見込みの数値でございます。6ページに記載しておりますのは、それぞれの見込みに対して集めることができると思われる数値です。分別して資源化リサイクルができる数値という表示でございます。 ○木谷万里委員   先ほどの質問の理解を深めるためですが、3ページの一番下の「主としてプラスチック製容器包装であって上記以外のもの」が、例えば29年度は3,657.2トンですけれども、6ページの一番下が24.9トンというのは、出されても資源化できるのはこれだけという理解でいいですか。3,500トンを集めても24.9トンしか資源化できないという意味ですか。 ○生田ごみ減量推進課課長   3ページに載せてありますのはごみとして発生する量で、6ページに上がっておりますのは各店舗に照会をかけて把握できている量ということになります。これは県のほうの事務なので、詳細は聞いていませんが、現実のものとは多少数値は変わってくることになります。 ○織田ごみ減量推進課長   補足させていただきます。3ページに書いてありますのは、主としてプラスチック製容器包装、例えばトレイとか、家庭から発生する分の見込みでございます。加古川市においては、特段分別しておりませんので、通常は可燃物としてごみステーションに出されております。6ページに書いてありますのは、県が各小売店に照会をかけて、店舗のほうに置いてあります回収ボックスで回収できると思われる見込み量をここに記載してあるというふうな数値でございます。 ○木谷万里委員   分別し、資源化することによって可燃ごみの排出を減らせるという意味からすれば、分別をもっとしっかりやってこの量をふやすほうがいいような気がしますが、人口も減っているのでしょうけれども、目標としては、分別をしっかりやってここをふやすほうがいいのかどうか教えていただけますか。 ○生田ごみ減量推進課課長   委員おっしゃるように、このたびの計画も人口の変動率の影響を受けますので、全体的に少なくなる傾向にあります。分別も進めていただく必要はもちろんありますが、レジ袋などもこの対象になってきますので、そういった部分でも、最初に廃棄物として発生しないようにというお願いも含めてPRしていきますし、この計画の中ではそういう反映もしております。 ○村上孝義委員   数字的なものは表の中でもそれぞれ変遷していますが、第7期と第8期と比べて、文言上では大きな変更があったところは少ないと思います。その中で気になったところだけお聞きしたいのですが、4ページの容器包装廃棄物の排出の抑制というところの(1)の①で、「ごみ排出量処理経費等の現状を伝え」となっています。第7期では「及び処分場の現状」ということも入っていました。処分場の現状を公表することは、処分場も減ってきて大変ですよということを言う意味から必要ではないかと思いますが、それを削除した理由をお聞きしたい。あわせて、消費者団体と連携した3R運動、レジ袋の有料化を推進する項目が丸々削除されています。レジ袋の有料化をかなり進めていますけれども、それはやらないということも考えられますが、削除した理由をお聞きしたいと思います。 ○生田ごみ減量推進課課長   処理施設の問題につきましては、平成34年度から広域施設に移るといったこともありまして、この第8期では、4ページの中で特に細かく記載しないというふうにしました。また3R運動ですけれども、平成27年度にレジ袋の協定を締結しまして、市と各店舗とのルートが確立しましたので、特に何も運動しないということではありませんが、個々にこれからお願いや通知をやりやすくなりますので、記載の仕方を変えております。レジ袋の削減については、第8期の4ページに書いておりますように、業者と提携してレジ袋の有料化を推進しておりますし、新店舗への呼びかけ等も今後必要かと思いますので、今後も進めてまいります。 ○小林直樹委員長   第7期ではレジ袋の有料化というのがあったのか。 ○生田ごみ減量推進課課長   第7期の段階では、これから目指すということもありましたので、具体的に書いていましたが、レジ袋の無料配布を中止しましたので、特に細かくは書かないようにしたということです。 ○小澤敬子委員   4ページで、(2)再資源化の促進の②に、情報誌「ば・と・ん」を毎月発行し、ごみの減量化とリサイクルに関する意識を高めていくとあります。実際の利用・活用の状況を見ますと、これからどうやって意識をさらに高めていくのか。それと、発行部数などを教えていただきたい。 ○生田ごみ減量推進課課長   「ば・と・ん」の発行につきましては、市内の各市民センターと公民館、民間の店舗でいいますとマックスバリュにお願いして毎月置かせてもらっております。今後、意識を高めるということですけれども、計画としましては、今までは紙媒体だけでの周知ということでしたが、最近、インターネットも利用できますので、現状は紙と同じ内容をホームページから見られるだけですけれども、そこに写真を載せてよりわかりやすくすることで人目を引くようにというのは今後の課題であると考えております。発行部数は、手元に数字はありませんが、マックスバリュや市民センターに10部ずつ置かせてもらうようにしていますので、そういう形で周知は今後も続けていく予定にしております。 ○松本裕之委員   8ページの集団回収の促進のところです。第7期の部分ではなかったのですが、PTA、少年団という文言が入っています。以前から多分そういう回収はしていたと思いますが、あえて今回の第8期で入れた理由があればお聞かせください。 ○生田ごみ減量推進課課長   よりわかりやすくという意味も込めて、できるだけ具体的な表現に努めました。説明の部分は言葉をふやすことによってわかりやすくなるようにできるところについてはそういうふうにしております。 ○松本裕之委員   促進ということで、より多く回収してほしいという意味があるのかなという思いがあったのですが、PTAや少年団での収集がここ数年で上がっているのか、それとも減ってきているので今回促進ということで促しているのか。 ○生田ごみ減量推進課課長   団体数や実施回数は維持されておりますが、実際に集団回収を利用してそこに協力してあげようという人が減ってきているのか、また、新聞や雑誌自体の発行部数も減っていると聞いておりますので、団体の活動としては維持されていますが、収集されている量は減少傾向にあります。 ○小澤敬子委員   4ページに、市庁舎敷地内に資源ごみ回収ボックス設置するとのことですが、現在の進捗状況を教えていただきたいと思います。 ○生田ごみ減量推進課課長   現在、業者と調整中で、運用開始は年内にとは思っておりますが、はっきりした日付はまだ決まっておりません。 ○小林直樹委員長   ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ○小林直樹委員長   ないようですので、この点についてのご質問等はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 リサイクルセンター業務全面委託化について ○小林直樹委員長   次に、リサイクルセンター業務全面委託化について報告願います。 ○松本リサイクルセンター副所長   (資料により説明)
    小林直樹委員長   報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。 ○松本裕之委員   市職員の配置について説明がなかったのですが、現在何人で、実際に全面委託した場合にどれぐらいの人数になるのか。それと、どういった業務の方が市職員として配置されるのか。 ○宮永リサイクルセンター所長   現在、行政職が4名、現場の技能労務職が9名、再任用として事務の方が1名、技能労務職の方が3名。それから、特殊な職場ですので、再任用を終えた方に無理をお願いして臨時職員として通年で4名来ていただいています。それから、夏休対応ということで、再任用を終えた70歳近い方に無理を言いまして臨時職員として3名来ていただいております。来年度以降の予定ですが、事務の行政職が3名、技能労務職は3名、再任用で庶務の方1名を予定しております。技能労務職の方につきましては、現場の管理者の関係が出てまいりますので、プラント管理者1名と処分場の管理者1名、二人を統括する形で係長にそのまま残っていただく予定にしております。 ○松本裕之委員   最終的に平成29年度は合計何名ですか。 ○宮永リサイクルセンター所長   行政職3名と技能労務職3名と再任用1名で7名を予定しております。 ○藤田環境部長   来年度の人事につきましては、当然、人事異動等のこともありますので、私どもの中ではお答えできかねる部分もございます。今、環境部として考えている人数はお知らせしたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 ○村上孝義委員   関連しますが、行政職1名、労務職6名の行き先が今のところありません。これはいろいろな形で、次のどこかへ吸収しなければならないと思いますが、その辺の考え方はまだ公表できないということで理解しておかなければならないのですか。 ○藤田環境部長   技能労務職の方でしたら技能労務職の職場。極端に言いましたら、環境部内でも抱えてもらうところもありますが、環境部だけではなくほかの部局でも技能労務職の職場はございますので、その辺は総務部のほうと相談といいますか、環境部としての希望をお伝えし、最終的には総務部が人事のほうをやっていますので、今の段階で人数とか職場というのは私どももわかりませんし、お伝えしかねる部分です。 ○中村亮太委員   確認ですが、委託のところで、債務負担による5年間の長期契約ということで、地方自治法が10年以上前に変わってできるようになったところですが、リサイクルセンターの業務も、長期契約の対象となるということで法的には大丈夫ということですか。 ○宮永リサイクルセンター所長   事務所に関しての事務関係は残りますが、運転部門だけを全面的に委託するということなので、問題はございません。 ○木谷万里委員   今、剪定枝をリサイクルセンターで受けていて、将来、平成34年以降はどういうふうにしていくのか、粗大ごみ処理をどのようにしていくのかという今後の見通しについて。今後、加古川市として、5年間は民間委託しますが、その先のリサイクルセンターのあり方について、また、剪定枝の取り扱いについて何かお考えを持っているのか教えていただけたらと思います。 ○宮永リサイクルセンター所長   剪定枝の処理は、昨年度にご説明申し上げてこの4月から開始していますが、リサイクルセンターの計量器を使って別の場所で集積して業者に持って帰っていただいております。もともと、ごみ減量が前提で始まっておりますので、剪定枝の収集をやめますと、5,000から6,000トンが高砂の処理場に行くことになりますので、リサイクルセンターの機能がなくなったとしても、計量器は残して継続していかなければならないと思っております。場所につきましても、今は野ざらしのところでやっておりますので、どうしても雨等々で入ってくる重量と出ていく重量が違うような状況になっております。機械をとめましたら、今の工場の中で展開できるのではないかということを検討中でございます。 ○小林直樹委員長   ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ○小林直樹委員長   この件についてのご質問等はこれで終結いたします。しばらくの間、休憩いたします。理事者の皆様は退室していただいて結構です。                (休憩 10時34分)                (再開 10時43分)    ◎その他 委員会行政視察について ○小林直樹委員長   再開します。次に、その他の1点目としまして、委員会行政視察についてを議題とします。例年、10月下旬から11月中旬にかけまして、当委員会所管事務の範囲で、本市が抱える様々な課題について先進地の事例を調査してまいりました。また、例年2泊3日の日程ですが、委員会の視察を効果的に行うため、各常任委員会の判断において、泊付きの視察を短縮し、近隣への視察を加えることも可能となっています。そこで、まずは委員の皆さんが関心のある先進的な施策や事例で、ぜひとも視察しておきたいといったご希望やご意見があれば、その要望を言っていただいたうえで、実施について検討したいと思いますが、何かございませんでしょうか。 ○木谷万里委員   生活困窮者支援制度が施行されて2年になるのですが、加古川市は絶対しなければならないものは実施していますが、家計相談であるとか、学習支援であるとかは実施していません。昨年度、習志野市に行政視察に行きましたところ、しっかりとされておられました。それを皆さんにもう一度聞いていただいてもいいのですが、三重県の名張市が先進的で、加古川市の職員も行かれています。昨年度も名張市を提案したのですが、日程上、難しいということで行けていないので、日程の都合で決めていただけたらいいのですが、名張市の生活困窮者対策を第1希望とします。また、習志野市はよかったので、同じテーマでしたらもう一度行ってもいいかと思います。 ○小林直樹委員長   項目的には生活困窮者支援制度の先進地ということですね。ほかにございませんか。大まかな項目でも結構です。 ○吉野晴雄委員   私は議員になって、福祉の委員会が主だったけれども、やはり子供の貧困対策が大切と思います。以前に行った釧路市では、総務省のモデル地区になっていて、その内容は製紙会社が倒産して貧困家庭が急増した折であり、親からの貧困の連鎖をどう受け止めるかという援助の仕方がよかったです。ちょっと2回も見に行けないですね。 ○小林直樹委員長   大分その時と状況が変わっているかもしれませんね。ほかに。 ○稲次誠委員   今、先進的にやっているという所も確かに大事ですが、吉野委員がおっしゃられたように、どん底というところから何年かたって、いいも悪いも含めて今がどうなっているかというのもいいと思います。 ○吉野晴雄委員   それが今はどうなっているのかは、情報がないのでわからないです。 ○原田幸廣委員   それも大事ですし、加古川市とどこまで似通ったところがあるのか。あまりかけ離れてしまうとどうかと思う。状況が近い所がいいのではないか。 ○村上孝義委員   加古川市の場合、そういう子供の貧困がどの程度の状況なのかを把握して行ったほうがよいと思います。 ○小林直樹委員長   少し休憩いたします。                (休憩 10時48分)                (再開 10時51分) ○小林直樹委員長   再開します。皆さんから、いろいろとご希望やご意見を伺いました。まずは委員の皆さんにお諮りします。本委員会におきまして、今年度も行政視察を実施することに、ご異議ございませんでしょうか。               (「異議なし」の声あり) ○小林直樹委員長   ご異議なしでございます。それでは、そのように決定させていただきます。では、視察の日程の調整をさせていただきたいと思います。ここで一時休憩しましてご協議いただくことといたします。                (休憩 10時54分)                (再開 10時56分) ○小林直樹委員長   再開します。委員会の行政視察の日程でございますが、10月24日の月曜日から10月28日の金曜日までの5日の間で、1泊2日もしくは2泊3日の視察とさせていただきます。内容につきましては、先ほど木谷委員と吉野委員から生活困窮者支援関係のご提案がございました。そのほかは正副委員長に一任していただき、次の委員会で案を提示するということでご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ○小林直樹委員長   それでは、委員会の行政視察の件につきましては、そのように決定させていただきます。    ◎その他 決算審査における資料請求について ○小林直樹委員長   次に、その他の2点目といたしまして、決算審査における資料請求についてでございますが、お手元に配付しております「決算審査に供する資料一覧」をご覧ください。これらにつきましては、本年度も9月定例会の初日、9月6日に配付される予定となっております。それ以外の資料につきましては、9月7日開催予定常任委員会において、委員の皆さまに要望をお聞きしたうえ、委員会として要求するかどうかをお諮りして決定してまいりたいと考えておりますので、あらかじめご了承くださいますようよろしくお願いいたします。以上で、本日予定しておりました議事はすべて終了いたしました。それでは、これで本日の福祉環境常任委員会を閉会いたします。...