加古川市議会 2014-05-23
平成26年第2回定例会(第2号 5月23日)
◎日程第3 請願
○議長(
大西健一) 日程第3、請願を議題とします。
これより、
総務教育常任委員会に付託中の請願第3号について、委員長の報告を求めます。
総務教育常任委員長。
○
総務教育常任委員長(掘井健智) (登壇) 審査の結果を報告します。
請願第3号、本件は「海洋の環境と船舶航行の安全を守る、
海洋環境整備事業を国の役割として充実すること」「
非常災害時に
国民生活を守るため、
緊急支援物資の輸送や
港湾機能の維持・早期復旧を行う国の
防災体制を拡充すること」の2項目について、国の関係機関に対し、意見書を提出してもらいたいとの請願であります。
委員会は、採決の結果、
全会一致で採択と決定しました。
以上、報告いたします。
○議長(
大西健一) 委員長の報告は終わりました。
これより、請願第3号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、請願第3号を採決します。
本件について、委員長の報告は採択です。
本請願を採択することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本請願は採択とすることに決定しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第4 議案第48号 〜 日程第7 議案第52号
○議長(
大西健一) 日程第4、議案第48号から、日程第7、議案第52号までの4件を
一括議題とします。
本4件について、
総務教育常任委員長の報告を求めます。
総務教育常任委員長。
○
総務教育常任委員長(掘井健智) (登壇) 審査の結果を報告いたします。
議案第48号、本案は、職員の
配偶者同行休業に関する条例の新規制定で、
地方公務員法第26条の6の規定に基づき、
本市職員の
配偶者同行休業制度を導入しようとするものであります。
委員会は、審査の結果、
全会一致で
原案可決と決定をいたしました。
議案第49号、本案は、
市税条例の一部改正で、
地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の措置を講じようとするものであります。
その主な内容は、
法人市民税の
法人税割の税率を100分の14.7から100分の12.1に引き下げることなどであります。
委員会は、採決の結果、賛成多数で
原案可決と決定をいたしました。
議案第51号、本案は、
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部改正で、
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する
法律施行令が改正され、
消防団員等公務災害補償等共済基金から市町村へ支払われる
消防団員退職報償金の支給額が増額されたことに伴い、所要の措置を講じようとするものであります。
委員会は、審査の結果、
全会一致で
原案可決と決定をいたしました。
議案第52号、本案は、
火災予防条例の一部改正で、
消防法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、
対象火気器具等の取り扱いに関する規定を整備するほか、屋外における催しの
防火管理体制の構築を図ろうとするものであります。
町内会が実施する夏祭りは本条例の適用を受けるかをただしたのに対し、理事者から「複数の町内会が合同で実施する場合は適用を受ける」との答弁がございました。
委員から「今後、各地区において夏祭りが実施予定であることから、内容を周知し、徹底した
安全管理に努められたい」との要望がありました。
委員会は、審査の結果、
全会一致で
原案可決と決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
大西健一) 委員長の報告は終わりました。
これより、議案第48号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第48号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第49号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
岸本議員。
○(
岸本建樹議員) 議案第49号、加古川市
市税条例の一部を改正する条例を定めることに、反対の立場で討論いたします。
法人市民税は、安倍首相が進めている法人税の引き下げの一環であり、税を約20%引き下げます。基本となる法人税が下がれば、連動して
法人市民税が減額し、市の財源に影響いたします。
軽自動車に関する税は、
原動機付自転車や
軽自動車は1.25倍から1.5倍になる増税で、
市民負担が増加するものです。法人には手厚く保護を行い、市民にはさらなる負担を強いるもので、到底賛成できるものではありません。
よって、市民の生活を守るためにも本議案に反対いたします。
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第49号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○議長(
大西健一) 起立多数です。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第51号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第51号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第52号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第52号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第8 議案第50号
○議長(
大西健一) 日程第8、議案第50号を議題とします。
本案について、
建設経済常任委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員長。
○
建設経済常任委員長(中村亮太) (登壇) 審査の結果を報告いたします。
議案第50号、本案は、
東播都市計画事業加古川駅前
土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正で、
換地計画を定めるに当たり、清算金の額がおおむね確定することに伴い、
分割徴収または
分割交付に係る規定を改めようとするものであります。
委員会は、審査の結果、
全会一致で
原案可決と決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
大西健一) 委員長の報告は終わりました。
これより、議案第50号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第50号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第9 議案第46号
○議長(
大西健一) 日程第9、議案第46号を議題とします。
本案について、
総務教育常任委員長の報告を求めます。
総務教育常任委員長。
○
総務教育常任委員長(掘井健智) (登壇) 審査の結果を報告します。
議案第46号、本案は、
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)のことであります。
委員会は、採決の結果、賛成多数で
原案可決と決定をいたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
大西健一) 委員長の報告は終わりました。
これより、議案第46号について、
委員長報告に対する質疑とあわせ討論に入ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第46号を採決します。
本案に対する
委員長報告は可決です。
本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○議長(
大西健一) 起立多数です。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらくの間、休憩します。
休憩中に
会派代表者会並びに
議会運営委員会を開催しますので、
会派代表者は直ちに
協議会室へお集まりください。
また、
議会運営委員会は、
会派代表者会終了後開催することとし、開催時間につきましては追ってお知らせいたします。
なお、本会議の再開は
議会運営委員会終了後、お知らせいたします。
(休憩 午前 9時44分)
(再開 午前10時20分)
○議長(
大西健一) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第10 議案第53号 〜 日程第11 議案第54号
○議長(
大西健一) 日程第10、議案第53号及び日程第11、議案第54号の2件を
一括議題とします。
順次
提案理由の説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
角谷賢造) 議案第53号並びに議案第54号の
契約案件2件につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第53号でございますが、
冊子番号4の1ページをごらんください。
本案は、
安田中継ポンプ場5
号雨水ポンプ設備工事請負契約締結のことで、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
この工事は、近年増加傾向にある
ゲリラ豪雨に対応するため、
安田中継ポンプ場に
雨水ポンプ施設を増設することにより、緊急時における
雨水排水の
機能増強を図り、
市民生活の安全・安心に寄与しようとするものでございます。
去る4月18日、12者による
郵便応募型条件つき一般競争入札を行った結果、3億5,560万800円をもちまして、大阪市北区堂島1丁目6番20
号堂島アバンザ、
株式会社荏原製作所大阪支社が落札いたしましたので、同社と
本案記載のとおり
請負契約を締結しようとするものでございます。
なお、参考といたしまして、2ページから7ページに、
工事施工内容、
付近見取図、位置図、平面図、断面図、入開札の状況並びに
地方自治法の抜すいを添付しておりますので、ごらんください。
続きまして、議案第54号でございますが、同じく
冊子番号4の8ページをごらんください。
本案は、災害対応特殊38M
級はしご付消防ポンプ自動車製造請負契約締結のことで、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
この契約は、現在、加古川市
東消防署に配備している
はしご付消防ポンプ自動車が、平成6年に購入したものであり、NOx・PM法による車種規制により継続検査を受けることができないため、新たに購入しようとするものでございます。
去る4月24日、3者による
指名競争入札を行った結果、1億9,764万円をもちまして、大阪市生野区小路東5丁目5番20号、
株式会社モリタ大阪支店が落札いたしましたので、同社と
本案記載のとおり
請負契約を締結しようとするものでございます。
なお、参考といたしまして、9ページから11ページに
仕様内容並びに入開札の状況を添付しておりますので、ごらんください。
以上で、議案第53号並びに議案第54号の
提案理由の説明を終わります。
○議長(
大西健一)
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
ただいま説明が終わりました本2件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
これより、議案第53号について、質疑とあわせ討論に入ります。
末澤議員。
○(末
澤正臣議員) 53号は、
中継ポンプの増設ということなので、増設することで、こういう設備というのは
自家発電の設備も当然併設されていると思うんですけど、その辺の増設による能力的な余裕というか、そのあたりはどうなっているのかということ。それから、雨水の話ですけれども、そういう
自家発電自体の設備が浸水の可能性のある場所とかいうことでは、ある程度の海抜というか、そういう高さが確保されているのか、その2点についてお伺いしたいんです。
○議長(
大西健一)
下水道部長。
○
下水道部長(梶浦 匠) まず能力でございますけれども、今回、5台目のポンプを設置いたします。そのことによりまして、1分当たり204立米の能力が増強されることになります。それから、
自家発電の設備ですけれども、これは既に今の
安田中継ポンプ場に
設置済みでございます。現在のところ、雨による浸水等はないと考えております。
○議長(
大西健一)
末澤議員。
○(末
澤正臣議員) 能力的な排水の能力ということもあるんですけど、
自家発電自体が、このポンプがふえることによって、能力的な余裕というのが多少抑制されるんじゃないかという懸念があるんですけど、その辺の余裕というものが十分あるかどうかを確認したいんですけど。
○議長(
大西健一)
下水道部長。
○
下水道部長(梶浦 匠)
自家発電装置につきましては、当初の全体計画、5台なんですけれども、その5台の能力に合う
発電装置を設置いたしておりますので、今回の
ポンプ設置によります能力の低下はございません。
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第53号を採決します。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより、議案第54号について、質疑とあわせ討論に入ります。
末澤議員。
○(末
澤正臣議員) NOxの関係で、今使っているはしご車が使えないということなんですが、現行車の処分ですね、これ具体的にどう考えられているのか、お答えください。
○議長(
大西健一)
総務部長。
○
総務部長(
角谷賢造) 前回のときも御答弁申し上げましたけれども、一応、
消防自動車等につきましては、まだ使用ができます。特に今回の場合でしたら、NOx・PM法による使用制限がかかったということでございますので、一般財源に落としまして、購買をさせていただきたいと考えております。
○議長(
大西健一) 質疑、討論を終了します。
これより、議案第54号を採決します。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第12 議案第55号
○議長(
大西健一) 日程第12、議案第55号を議題とします。
この際、
地方自治法第117条の規定により、中山廣司議員の退席を求めます。
[中山廣司議員退席]
○議長(
大西健一)
提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(樽本庄一) 議案第55号につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
冊子番号5番、1ページをごらんください。あわせて議案資料もごらんください。
本議案は、加古川市
監査委員選任につき議会の同意を求めることの議案です。
加古川市監査委員に次の者を選任したいから、
地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
同意を求める者の氏名は中山廣司。住所及び生年月日は議案資料のとおりでございます。
なお、2ページに参考として
地方自治法の抜すいを記載いたしております。
以上、御同意賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
大西健一)
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
ただいま説明の終わりました本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
これより、議案第55号について、御意見など承ります。
末澤議員。
○(末
澤正臣議員) 議案第55号、加古川市
監査委員選任につき同意を求めることについて、意見を申し上げます。
この議案自体に異議はなく、同意するものでありますが、そもそもこの議案が上程されるに至った経緯、つまり坂田議員が任期途中に辞任しなければならなかった理由については、議会内において全く説明がされておりません。新聞では、坂田議員の話として、一身上の都合により会派を離れたので、監査委員もやめただけと報じられておりますが、議会内でこれを含めた説明に類する発言が一切なされていないことは放置すべきでないと考えます。
御存じのとおり、議会選出の監査委員は、市長が直接選出・任命するのではなく、慣例により、議会として選出決定した議員を市長が任命し、それを議会が同意する形態をとっています。さらに
加古川市議会の場合、役員選出において点数制を採用しており、
会派代表者会において会派を基準とした選出方法がとられています。
いずれにしても、議会全体の意思として、監査委員の選任を決定しているのでありますから、その職を辞するときは相応の理由が必要であり、また、その理由を全議員が把握している必要があると考えます。
先日の
会派代表者会でもこのことを指摘しましたが、改めて議員協議会など、しかるべき形で処理すべきであることを申し上げ、意見といたします。
○議長(
大西健一) 御意見等を終了します。
採決します。
本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり同意されました。
退席されました中山廣司議員の除斥を解き、出席を求めます。
[中山廣司議員着席]
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第13 議案第56号
○議長(
大西健一) 日程第13、議案第56号を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(樽本庄一) 議案第56号につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
冊子番号5番、3ページをごらんください。
本議案は、加古川市
固定資産評価員選任につき議会の同意を求めることの議案です。
加古川市固定資産評価員に次の者を選任したいから、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
同意を求める者の氏名は久保一人、住所及び生年月日は記載のとおりでございます。
なお、次ページ以降に参考として、同意を求める者の略歴並びに地方税法の抜すいを記載いたしております。
以上、御同意いただきますようお願い申し上げ、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
大西健一)
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
ただいま説明の終わりました本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
次に、議案第56号について、御意見等を承ります。
[「なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御意見等を終了します。
これより、議案第56号を採決します。
本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり同意されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第14 加古川市農業委員会委員推せんのこと
○議長(
大西健一) 日程第14、加古川市農業委員会委員推せんのことを議題とします。
農業委員会等に関する法律第12条第2号による委員が7月19日をもって任期満了となりますので、お手元に配付しております資料のとおり、議会推せんの農業委員を4名、推せんしたいと思います。
初めに、馬田禧紹さんを推せんしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
次に、坂田順子さんを推せんしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
次に、谷本留美さんを推せんしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
次に、三村 覺さんを推せんしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
お諮りします。
ただいま
総務教育常任委員長から
意見書案第1号、
海洋環境整備事業の充実と
体制拡充を求める意見書が、末
澤正臣議員ほかから
意見書案第2号、
集団的自衛権行使を認める
憲法解釈を行わないことを求める意見書が、さらに、安田実稔議員ほかから
意見書案第3号、
集団的自衛権の
行使容認について
慎重審議を求める意見書が提出されました。
この際、本3件を日程に追加し、議題としたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎追加日程
意見書案第1号 〜
意見書案第3号
○議長(
大西健一) さらに、お諮りします。
意見書案第1号については、
意見書案の朗読、
会議規則第36条第3項の規定による
提案理由の説明及び質疑、討論を省略することとし、
意見書案第2号及び第3号については、
意見書案の朗読、
会議規則第36条第3項の規定により
提案理由の説明及び質疑並びに委員会の付託を省略し、討論のみを行うこととしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
これより、
意見書案第1号を採決します。
本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、
意見書案第2号及び
意見書案第3号を
一括議題とします。
これより
意見書案第2号及び
意見書案第3号について、討論に入ります。
高木委員。
○(高木英里議員)
意見書案第2号、
集団的自衛権行使を認める
憲法解釈を行わないことを求める意見書について、討論いたします。
安倍首相は、5月15日に、これまでの
憲法解釈を変えて、
集団的自衛権の行使を検討する考えを表明しました。
集団的自衛権は、日本への武力攻撃がなくても、他国のために武力を行使しようというものです。それは海外での武力行使に対する憲法上の歯どめを外し、海外で戦争できる国にしようとするものです。これまで、どの政権も
集団的自衛権は憲法で禁止されているから行使できないと言ってきました。ところが、安倍首相は、憲法の解釈を勝手に変えて
集団的自衛権の行使を認めようというものです。権力が勝手なことをしないように縛るのが憲法です。閣議決定で憲法を踏みにじるのは、立憲主義、民主主義の否定です。
よって、
集団的自衛権行使を認める
憲法解釈を行わないことを求める意見書を採択されるよう求め、討論を終わります。
○議長(
大西健一)
末澤議員。
○(末
澤正臣議員)
意見書案2号と3号なんですけれども、実質的にはほぼ同じ内容かと思います。ただ、3号について
慎重審議という表現にとどまっているか、2号については
憲法解釈、認める解釈は行わないという、はっきりと明確な表現で書いてあるという、その点が大きく違う意見書かと思います。
今、高木議員がおっしゃったように、憲法自体の存在を脅かすような解釈の仕方というのは、根本的に間違っている部分があると思います。そういう意味では、明確にこういう解釈を行わないという文言を明示して、意見書として提出することが適当かと考えます。
○議長(
大西健一) 中山議員。
○(中山廣司議員) 公明党議員団を代表いたしまして、
意見書案第2号についての態度表明をさせていただきます。
安倍首相は、去る5月15日に、みずから設置した安保法制懇談会より
集団的自衛権行使を容認するべきとの報告を受け、行使の限定容認と
憲法解釈変更の基本的方向性を表明し、政府・与党に検討するよう指示をしました。
それを受け、5月20日より、自民・公明の与党協議が開始されたわけですが、私ども公明党、山口代表は
憲法解釈の議論について、議論の整合性と憲法9条の規範性や法的安定性が重要な物差しであると明言しています。9条の平和主義を重視し、行使を認めないとする従来の政府の
憲法解釈の立場に立っており、
集団的自衛権として、これまでの政府が示してきた解釈との整合性を重視するとの考えを示しております。
公明党は、これまでも憲法を尊重し、平和国家としての日本を世界へ発信するため取り組んできたところですが、近年、北朝鮮からのミサイル発射実験や中国による尖閣諸島付近での挑発的な行為など、日本の安全保障環境が大きく変わってきていることも事実です。
国民の生命や暮らしを守るのが政治の最大の責務であることは言うまでもありませんが、
憲法解釈が時の政権によってころころ変わるような法的安定性を欠くようなことがあってはならないのは当然のことです。
もう一方では、不測の事態に陥らないための外交交渉、日本は特に東アジア諸国への外交努力を展開していくことが、今後の最重要課題であると考えます。
これまで述べてきました意見の内容と
意見書案第2号との方向性は一緒のように見えますが、既に与党協議も始まっている以上、万が一のことを想定し、国民の生命を守るための議論を展開するのは政治の責任でもあり、具体的な事例を挙げながらの与党協議まで否定してはならないと思います。
したがいまして、以上のような意見を付しまして、
意見書案第2号については反対とさせていただきます。
なお、現在行われています与党協議における
集団的自衛権行使容認については、
慎重審議を求める
意見書案第3号を提出しております。これに御賛同いただきたいことを申し上げまして、公明党の態度表明といたします。
○議長(
大西健一) 松崎議員。
○(松崎雅彦議員)
意見書案第2号に賛成の立場からの態度表明を行いたいと思います。
先ほど来出ておりますように、戦後六十数年間にわたって、日本が他国の人を傷つけることはなかった、こういった歴史的な経過、これは国民的な合意、国民的な総意のもとで、日本の崇高な憲法を守り続けてきた歴史的な経過ということになると考えるわけであります。
今回の中でも、この
意見書案の中でも指摘をしておりますように、1内閣による解釈の変更で、そういった大きな変更はされてしまうということにつきましては、到底、私は許されるものではない。そういった変更をされる際には、国民的な議論のもとで、少なくともきちっとした手続をもって変更されなければならないということであります。
ましてや、そのことが海外での武力行使に大きな道を開いてしまうということになりますと、これは到底許すことができないと考えるわけであります。
そういったことを申し上げまして、
意見書案第2号に賛成をするものであります。
○議長(
大西健一) 松本議員。
○(松本裕一議員) まず最初に、私自身も、
憲法解釈変更による
集団的自衛権の容認に関しては反対であります。その中で、意見書第2号に関しましては、第1番の中で、先ほど高木議員の態度表明の中にもありましたけれども、他国のために武力を行使するという部分が記述されているわけですけれども、今いずれにしましても、自衛権及び
集団的自衛権に関しては、その範囲について議論がなされるところでありますけれども、いずれにしましても、その行使に当たっては、自国の利益・国益、もしくは自国の国民の生命・財産を守るという観点において使用されるべきものであると思います。
その中で、他国のために武力を行使するというような結論づけは非常に違和感があるものであり、ここに関してはしっかりとした議論をした上で、意見書を提出したいと思います。
その立場から、第2号に関しては賛成はできませんが、第3号に関しましては、
集団的自衛権の
行使容認について慎重に審議を求めるものでありまして、憲法の解釈拡大を容認するものではないという理解のもとに、第3号に関しては賛成をしたいと態度表明をしたいと思います。
○議長(
大西健一) 討論を終了します。
[退場する者あり]
○議長(
大西健一) これより、
意見書案第2号を採決します。
本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○議長(
大西健一) 起立少数です。
したがって、本案は否決されました。
これより、
意見書案第3号を採決します。
本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○議長(
大西健一) 起立多数です。
したがって、本案は可決されました。
お諮りします。
ただいま可決しました意見書の字句の修正並びにその取り扱いについては、議長に御一任いただきたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
[入場する者あり]
○議長(
大西健一) 次に、各常任委員長及び議会運営委員長から、所管の事務について、
会議規則第103条の規定により、お手元へ配付しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。
各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]
○議長(
大西健一) 御異議なしと認めます。
したがって、以上のように決定しました。
以上で、今期定例会の会議に付議されました事件は、全て議了しました。
閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
本定例会は、去る5月19日に開会し、本日まで5日間にわたり、条例案件、
契約案件など重要な案件について、各議員の熱心な審議により全て議了できましたことは、市政伸展のため、まことに喜ばしい限りであります。
ここに議員の皆様方の御精励に深く感謝とお礼を申し上げます。
理事者の皆様方におかれましては、審議の過程で各議員から表明されました意見並びに要望事項につきましては、今後の市政執行の上に十分に反映されますよう、強く要望いたします。
さて、私どもの任期もあとわずかとなりました。今ここに今期を顧みますと、去る平成22年7月27日、第3回
加古川市議会が招集され、我々議員一同は加古川市政に携わることとなりました。以来、歳月がたつのは早いもので、間もなく4年の任期を終えようとしております。
この間、歴代の議長をはじめ、議員の皆様の御精励により、
加古川市議会は極めて公正・公平に運営され、市民の負託に応えてまいりました。今後のまちづくりの指針となる「加古川市総合基本計画」の策定を初め、医師不足に端を発した医療危機に対して、病院統合を経ての新病院設立への道筋もつけてまいりました。
また、3年前の未曾有の東日本大震災はもとより、当市において消防士の殉職をもたらした台風12号による被害など、防災に対する備えに加え、職員刺傷事件といった人命を脅かす事案から、市民の安全・安心の確保を図るために危機管理体制の充実にも力を注ぎ、加古川市政の発展に寄与できたものと確信しております。
とりわけ、一昨年の幹部職員汚職事件におきましては、議会として、特別委員会を設置し、事件の原因究明と再発防止策の検討を行いました。理事者におかれましては、特別委員会の提言を踏まえ、市民の信頼回復のため、引き続き取り組まれることを強く要望します。
市長・市議会議員選挙も一月後に迫ってまいりました。再び立候補される議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛の上、奮闘されまして、めでたく御当選の栄位を得られますよう衷心よりお祈り申し上げます。
また、今期を最後に勇退されます議員各位におかれましては、まことに惜別の情を禁じ得ませんが、どうか健康に御留意されまして、これからも市政発展のために多方面からの御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
なお、私ごとではございますが、昨年7月に議員各位の御推挙をいただき、今期最後の議長の要職に就任させていただきましてから本日まで、議員各位の会派を超えた心温まる御支援と御厚情を賜り、また理事者各位の御協力によりまして、大過なくその任務を果たし得ようとしております。このことは議長としてこの上もない喜びであり、感慨ひとしおのものがございます。この場をおかりいたしまして、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第でございます。
終わりになりましたが、理事者並びに報道関係者各位の御協力に対しまして、厚くお礼を申し上げまして、まことに簡単ではございますが、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
なお、市長より挨拶したい旨の申し出がありますので、承ることにします。
市長。
○市長(樽本庄一) 平成26年第2回市議会の閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
議員の皆さん方には、今回の定例会におきまして、予定しておりました議案をはじめ、全ての案件につき滞りなく御審議いただき、そして御同意を賜り、まことにありがとうございました。
私の市長としての任期も残すところ50日を切り、今議会が最後の議会となりました。平成14年7月の市長就任以来、3期12年にわたり、行政は市民の幸せのためにあるとの信念のもと、市民の声に耳を傾けながら、人のぬくもりを大切にしたまちづくりを目指して、市政運営に取り組んでまいりました。
市政に目を移しますと、道半ばの事業もあるなど、快適で豊かな
市民生活の実現や市民サービスの向上に向けた懸案事項は山積しておりますが、市長退任に当たり、後継者を指名し、ふるさと加古川の未来を託すことを決心をいたしました。このことにつきましては、議員の皆さんの御理解を賜りたいと考えております。
振り返りますと、マニフェストの実現に向け一生懸命の精神のもと、ハード・ソフト面ともに多種多様な事業を市民参画のもとに展開し、魅力あふれるまちづくりを進めてまいりました。私自身掲げたマニフェストは、ほぼ実現したもの思っておりますが、その評価は市民の皆さんに委ねたいと考えております。
なお、3期目において、長年の懸案事項の解消を目指しておりましたが、職員による不祥事への対応及び再発防止策の徹底等に時間をとられたこともあり、懸案事項の解消に満足な結果を残せなかったことが残念でなりません。
しかしながら、市制60周年という節目の年を市長として迎えることができましたことは、大変光栄なことであり、これもひとえに議員の皆さん方をはじめ市民の皆さんのふるさと加古川に対する熱き思いのたまものと心よりお礼を申し上げます。
このような中、少子・高齢化の急速な進行に伴い、生産年齢人口が減少するなど、市政を取り巻く環境は不透明かつ非常に厳しく、愛着と誇りあるふるさと加古川を未来を担う子供たちに引き継ぐために、今が踏ん張りどころであると考えております。
施策実現のために議論を尽くした議員の皆様方、私を支えてくれた職員、また市民の皆さんの協力により、加古川市をさらに発展させ、もっともっと幸せを実感できるまちにしていただけるよう切にお願い申し上げます。
結びになりますが、今期で勇退されます議員の皆さんにおかれましては、今後、一市民として、加古川市を大いに盛り上げていただきたいと思います。また再び挑戦されます方におかれましては、新市長とともに車の両輪として、市政のさらなる発展のため、一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。
12年間の御支援と御協力、心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
大西健一) 市長の御挨拶は終わりました。
以上をもちまして、平成26年第2回
加古川市議会定例会を閉会します。
御苦労さまでした。
午前10時54分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する
平成 年 月 日
加古川市議会議長
会議録署名議員
同...