豊岡市議会 > 2017-09-01 >
平成29年第5回定例会(第1日 9月 1日)

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  1. 豊岡市議会 2017-09-01
    平成29年第5回定例会(第1日 9月 1日)


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    最終取得日: 2021-06-07
    平成29年第5回定例会(第1日 9月 1日) ────────────────────────────────────────────────      平成29年第5回豊岡市議会定例会(第1日)                            平成29年9月1日(金曜日) ────────────────────────────────────────────────                          平成29年9月1日 午前9時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 報告第15号 専決処分したものの報告について       専決第5号 損害賠償の額を定めることについて       専決第6号 損害賠償の額を定めることについて       専決第7号 損害賠償の額を定めることについて      報告第16号 専決処分したものの承認を求めることについて       専決第8号 平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第2号)      報告第17号 平成28年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告に            ついて      報告第18号 放棄した債権の報告について(一般会計)      報告第19号 放棄した債権の報告について(水道事業会計)      第92号議案 養父市との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の
               一部変更について      第93号議案 朝来市との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の            一部変更について      第94号議案 香美町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の            一部変更について      第95号議案 新温泉町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定            の一部変更について      第96号議案 業務委託契約の締結について      第97号議案 農作物共済に係る無事戻金の交付について      第98号議案 果樹共済に係る無事戻金の交付について      第99号議案 畑作物共済に係る無事戻金の交付について      第 100号議案 園芸施設共済に係る無事戻金の交付について      第 101号議案 平成28年度豊岡市水道事業剰余金の処分について      第 102号議案 平成28年度豊岡市下水道事業剰余金の処分について      第 103号議案 豊岡市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の             一部を改正する条例制定について      第 104号議案 豊岡市企業立地促進等による産業集積区域における固定資産税             の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について      第 105号議案 豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部             を改正する条例制定について      第 106号議案 豊岡市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      第 107号議案 豊岡市立幼稚園の設置に関する条例の一部を改正する条例制定             について      第 108号議案 平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第3号)      第 109号議案 平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正             予算(第2号)      第 110号議案 平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正             予算(第1号)      第 111号議案 平成29年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)      第 112号議案 平成29年度豊岡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      第 113号議案 平成29年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第2号)      第 114号議案 平成29年度豊岡市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)      第 115号議案 平成29年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)      第 116号議案 平成29年度豊岡市水道事業会計補正予算(第1号)      第 117号議案 平成29年度豊岡市下水道事業会計補正予算(第1号)      第 118号議案 平成29年度豊岡市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)      第 119号議案 平成28年度豊岡市一般会計歳入歳出決算の認定について      第 120号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)歳入             歳出決算の認定について      第 121号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)歳入             歳出決算の認定について      第 122号議案 平成28年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について      第 123号議案 平成28年度豊岡市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて      第 124号議案 平成28年度豊岡市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて      第 125号議案 平成28年度豊岡市霊苑事業特別会計歳入歳出決算の認定につい             て      第 126号議案 平成28年度豊岡市管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて      第 127号議案 平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の認定             について      第 128号議案 平成28年度豊岡市水道事業会計決算の認定について      第 129号議案 平成28年度豊岡市下水道事業会計決算の認定について      第 130号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計決算の認定について             (以上44件、説明) 日程第5 公立豊岡病院組合議会議員補欠選挙 日程第6 監報第6号 例月現金出納検査結果報告について         ───────────────────────────────                  本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 報告第15号 専決処分したものの報告について       専決第5号 損害賠償の額を定めることについて       専決第6号 損害賠償の額を定めることについて       専決第7号 損害賠償の額を定めることについて      報告第16号 専決処分したものの承認を求めることについて       専決第8号 平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第2号)      報告第17号 平成28年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告に            ついて      報告第18号 放棄した債権の報告について(一般会計)      報告第19号 放棄した債権の報告について(水道事業会計)      第92号議案 養父市との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の            一部変更について      第93号議案 朝来市との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の            一部変更について      第94号議案 香美町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の            一部変更について      第95号議案 新温泉町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定            の一部変更について      第96号議案 業務委託契約の締結について      第97号議案 農作物共済に係る無事戻金の交付について      第98号議案 果樹共済に係る無事戻金の交付について      第99号議案 畑作物共済に係る無事戻金の交付について      第 100号議案 園芸施設共済に係る無事戻金の交付について      第 101号議案 平成28年度豊岡市水道事業剰余金の処分について      第 102号議案 平成28年度豊岡市下水道事業剰余金の処分について      第 103号議案 豊岡市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の             一部を改正する条例制定について      第 104号議案 豊岡市企業立地促進等による産業集積区域における固定資産税             の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について      第 105号議案 豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部             を改正する条例制定について      第 106号議案 豊岡市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      第 107号議案 豊岡市立幼稚園の設置に関する条例の一部を改正する条例制定             について      第 108号議案 平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第3号)
         第 109号議案 平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正             予算(第2号)      第 110号議案 平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正             予算(第1号)      第 111号議案 平成29年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)      第 112号議案 平成29年度豊岡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      第 113号議案 平成29年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第2号)      第 114号議案 平成29年度豊岡市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)      第 115号議案 平成29年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)      第 116号議案 平成29年度豊岡市水道事業会計補正予算(第1号)      第 117号議案 平成29年度豊岡市下水道事業会計補正予算(第1号)      第 118号議案 平成29年度豊岡市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)      第 119号議案 平成28年度豊岡市一般会計歳入歳出決算の認定について      第 120号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)歳入             歳出決算の認定について      第 121号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)歳入             歳出決算の認定について      第 122号議案 平成28年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について      第 123号議案 平成28年度豊岡市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて      第 124号議案 平成28年度豊岡市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて      第 125号議案 平成28年度豊岡市霊苑事業特別会計歳入歳出決算の認定につい             て      第 126号議案 平成28年度豊岡市管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて      第 127号議案 平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の認定             について      第 128号議案 平成28年度豊岡市水道事業会計決算の認定について      第 129号議案 平成28年度豊岡市下水道事業会計決算の認定について      第 130号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計決算の認定について             (以上44件、説明) 日程第5 公立豊岡病院組合議会議員補欠選挙 日程第6 監報第6号 例月現金出納検査結果報告について         ───────────────────────────────                    出席議員(22名)          1番 嶋 﨑 宏 之         2番 井 上 正 治          3番 井 垣 文 博         4番 福 田 嗣 久          5番 浅 田   徹         6番 上 田 倫 久          7番 田 中 藤一郎         9番 奥 村 忠 俊          10番 上 田 伴 子         11番 村 岡 峰 男          12番 伊 賀   央         13番 椿 野 仁 司          14番 松 井 正 志         15番 野 口 逸 敏          16番 伊 藤   仁         17番 木 谷 敏 勝          19番 関 貫 久仁郎         20番 升 田 勝 義          21番 広 川 善 徳         22番 竹 中   理          23番 西 田   真         24番 青 山 憲 司         ───────────────────────────────                    欠席議員(なし)         ───────────────────────────────                    欠  員(2名)         ───────────────────────────────                   事務局出席職員職氏名   局長         松 本 幹 雄  次長        羽 尻 泰 広   主幹兼庶務係長    前 田 靖 子  主幹兼議事係長   宮 代 将 樹   調査係長       木 山 敦 子  技能職員      藤 井 正 吾         ───────────────────────────────                 説明のため出席した者の職氏名   市長         中 貝 宗 治  副市長       真 野   毅   副市長        森 田 敏 幸  技監        上 田 英 則   政策調整部長     土生田   哉  政策調整部参事   谷 岡 慎 一   総務部長会計管理者 成 田 寿 道  防災監       垣 江 重 人   地域コミュニティ振興部長              岸 本 京 子  市民生活部長    田 中 道 男   健康福祉部長     久保川 伸 幸  環境経済部長    上 田   篤   環境経済部参事    小 林 辰 美  コウノトリ共生部長 天 野 良 昭   都市整備部長     井 上 良 一  城崎振興局長    井 瀬 邦 夫   竹野振興局長     宮 嶋 俊 夫  日高振興局長    和 藤 久 喜   出石振興局長     榮 木 雅 一  但東振興局長    岸 本 直 幸   消防長        田 邊 光 之  上下水道部長    小 島 成 貴   教育長        嶋   公 治  教育次長      丸 谷 統一郎   監査委員       保 田 勇 一  監査事務局長    井 上   貢   農業委員会長     森 井   脩  農業委員会事務局長 宮 﨑 雅 巳                       総務課長選管事務局長   選挙管理委員長    浮 田 一 雄            安 藤 洋 一   総務課長補佐     西 村 嘉 通         ─────────────────────────────── ◎議長挨拶 ○議長(福田 嗣久) おはようございます。  開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。  稲穂が黄金色に染まり、朝夕、秋の気配が漂うようになりました。本格的な台風シーズンの到来でもあります。異常気象による被害が全国各地で後を絶ちません。日常の備えに万全を期するとともに、災害のない穏やかな日々を心から願うものであります。  本日、議員各位には、ご健勝にてご参集を賜り、ここに平成29年第5回豊岡市議会定例会を開催できますことは、市政にとってまことに喜ばしい次第でございます。  今期定例会に上程されます案件は、報告、事件決議、条例案、補正予算案及び平成28年度各会計決算認定議案の合計44件であります。また、会期中に事件決議1件が追加提案される予定でございます。これらは、いずれも重要な案件であります。議員各位には、市政推進の見地から、慎重にご審議を賜り、適切妥当なご決定をいただきますとともに、円滑な議会運営に格別のご協力をいただきますことをお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。 ────────────────────      午前9時30分開会 ○議長(福田 嗣久) ただいまの出席議員数は22名であります。よって、会議は成立いたします。  ただいまから平成29年第5回豊岡市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────・──・──────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(福田 嗣久) 日程第1は、会議録署名議員の指名であります。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、松井正志議員村岡峰男議員の両議員を指名いたします。 ────────・──・────────
    ◎日程第2 会期の決定 ○議長(福田 嗣久) 次は、日程第2、会期の決定についてであります。  この際、議会運営委員長の報告を求めます。  13番、椿野仁司議員。 ○議会運営委員長(椿野 仁司) おはようございます。  今期定例会議事運営についてご報告をいたします。  まず、会期につきましては、本日から9月29日までの29日間といたしております。  次に、日程につきましては、本日は諸般の報告の後、当局提出議案を一括上程し、市長の提案説明並びに各部長による議案ごとの説明を受けます。続いて、公立豊岡病院組合議会議員の選挙を行い、監査報告を受理し、散会することといたしております。  次に、明9月2日から9月10日までは、議案熟読のため休会とし、この間、9月5日正午を質疑・質問の通告締め切りといたします。  続いて、9月11日に本会議を再開して、14日までの4日間を質疑・質問に当て、質疑質問が終局した後、各上程議案を所管の委員会に審査付託いたします。  その後、28日までを休会とし、その間、14日、19日、20日、21日及び26日を委員会審査に当てます。29日に本会議を再開して、委員長報告、質疑、討論、表決を行い、今定例会を閉会することといたしております。  なお、会期中に当局より事件決議1件が追加提案される予定となっておりますのでご了承願います。  以上、報告のとおり、今期定例会議事運営について、よろしくご協力をお願いいたします。以上です。 ○議長(福田 嗣久) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月29日までの29日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。 ────────・──・──────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(福田 嗣久) 次は、日程第3、諸般の報告であります。  まず、去る7月11日に、前野文孝議員から、一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出があり、地方自治法第126条の規定により、同日に許可をいたしましたので、ご報告いたします。  次に、前野文孝議員の辞職により欠員となりました交通網問題調査特別委員会副委員長につきまして、8月10日に委員会が開催され、木谷敏勝議員が互選されましたので、ご報告いたします。  続いて、議会関係の資料として、去る6月定例会における委員会意見、要望及び当局処理状況、6月2日以降の議会活動報告書並びに委員会開催日程表をそれぞれのお手元に配付しておりますので、ご清覧を願います。  次に、去る6月定例会において可決されました意見書案第1号、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書ほか1件の意見書については、国会及び関係行政庁に対し、送付、要望しておきましたので、ご報告いたしておきます。  この際、森田副市長から、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会の会議結果等について発言を求められておりますので、これを許可いたします。  森田副市長。 ○副市長(森田 敏幸) 皆さん、おはようございます。  去る8月の29日に開催されました平成29年第2回兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会の会議結果についてご報告いたします。  この定例会では、お手元に配付しております1枚物でございますが、まず資料1、提出議案等の概要のとおり、当局から認定第1号、平成28年度兵庫県後期高齢者医療広域連合一般会計歳入歳出決算の認定の件から、同意第3号、兵庫県後期高齢者医療広域連合広域連合長選任の件、9件と請願1件の計10件について審議が行われました。  また、裏面の資料2をごらんください。会議結果でございます。認定第2号、特別会計決算認定につきましては、一部の議員から、後期高齢者医療制度は高齢者がふえ、医療費が上がれば保険料も引き上げられる制度であり、本制度に反対する趣旨の意見が出されましたが、賛成多数により認定されました。また、請願第2号につきましては、後期高齢者医療の保険料、また介護保険料など社会保障に係る高齢者の負担はふえ続ける一方で、年金はマクロ経済スライドの導入などの仕組みによりまして、今後30年にわたって大幅に減額が続くことになる。よって、保険料の軽減特例措置を廃止することなく維持継続するとともに、平成30年度の保険料改定については、引き下げを求める趣旨で提案がなされましたが、賛成少数につき、不採択となりました。その他の議案につきましては、全て格別異議なく、原案のとおり可決同意されました。  その中で、第8号議案特別会計補正予算でございます。28年度の繰越額から市町国県等返還金精算額等を差し引きしました決算剰余金給付費準備基金に積み立てるための基金積立金として53億3,499万2,000円が増額補正されたところでございます。また、一般質問では、次期の平成30、31年度の保険料の改定につきまして、高齢者の生活実態は年々悪化しているということから、保険料の改定に当たっては、剰余金、医療給付費準備基金、県の財政安定化基金などの活用により、保険料を引き下げるべきとの発言があったところでございます。  なお、議案書、配付資料につきましては、議会事務局に提出いたしておりますのでご清覧をお願いしたいと思います。また、広域連合のホームページにも議案等は掲載されておりますのでご清覧いただければと思います。以上で報告を終わります。 ○議長(福田 嗣久) 質疑はございませんか。  ないようですので、以上で諸般の報告を終わります。 ────────・──・──────── ◎日程第4 報告第15号~報告第19号及び第92号議案~第130号議案 ○議長(福田 嗣久) 次は、日程第4、報告第15号から報告第19号まで及び第92号議案から第130号議案まで、専決処分したものの報告について、ほか43件を一括議題といたします。  これより市長の提案理由の説明を求めます。  市長。      〔中貝宗治市長 登壇〕 ○市長(中貝 宗治) おはようございます。  平成29年第5回豊岡市議会定例会の開会に当たり、議員各位のご健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろのご精励に対し深く敬意を表します。  まず、被災地支援についてご報告します。  7月、福岡県及び大分県で大きな豪雨災害が発生しました。これを受けて、最大の被災地である福岡県朝倉市に7月8日から15日の間、7月31日から8月5日の間の2回、職員を派遣しました。災害対策ノウハウに関する支援と災害対策本部の意思決定支援が目的でした。大規模災害時、災害対策本部の意思決定は困難をきわめます。他の自治体からは、専ら物資や義援金の提供と実動部隊の派遣が行われますが、被災自治体の意思決定に対する支援や災害対策ノウハウの提供はほとんど行われてこなかったのが実態です。  そこで、市では、大水害を経験した市町村のトップで構成する水害サミットにおいて、サミットメンバーが被災地の災害対策本部に職員を派遣し、その意思決定をサポートする仕組みを自治体間の互助の仕組みとして構築することを提案し、国土交通省と協議しながら具体案を策定する作業を始めていました。こうした中で、今回の災害が発生し、国土交通省からテストケースとして実施してはどうかと市の提案を受け、実施したものです。1回目は豊岡市単独で2名を派遣しましたが、朝倉市から直接依頼を受けて実施した2回目は1名を派遣し、水害サミットの発起人市の一つである新潟県三条市からの派遣職員2名と連携して災害対策本部の意思決定の支援を実施しました。加えて、平成26年丹波豪雨災害を経験した丹波市とも現地で合流し、豊岡市、三条市、丹波市の3市による復旧・復興に向けての多岐にわたる提言、朝倉市の災害対応に係る諸課題等の整理及び意見等報告書を朝倉市長に提出し、帰任しました。このノウハウの支援が被災地の一日も早い復旧・復興の一助になることを願っています。  また、市民の皆さんから多くの義援金をお寄せいただきました。個人で行う災害支援は、物資よりも義援金やボランティア活動という被災地ニーズに寄り添った支援にご理解いただいていることに改めて感謝を申し上げます。  次に、コウノトリ育むお米の海外販路拡大について申し上げます。  コウノトリ育むお米は、ことしの5月末から香港への輸出が始まっています。香港は、世界の国、地域の中で日本からの商業ベースでの米輸出量が最大の地域で重要なマーケットです。そこで、8月15日から香港におけるコウノトリ育むお米の販売促進を目的に出張してまいりました。JAたじまや東邦物産とともに、香港中心部の高級スーパー2店舗に特設ブースを設け、精米機や炊飯器を持ち込んで試食販売を行いました。これまでに香港へ輸送した無農薬2キロ入り250袋を完売し、今月中旬から順次追加納品が予定されています。また、香港政府を表敬訪問して環境長官と面談し、同米の輸出開始とコウノトリ野生復帰の現状報告をしてきました。さらに、定番販売推進のため、関係企業、事業者を訪問し、産地の取り組みを伝えました。  今月22日からは、アメリカ・ニューヨークに出張し、昨年に引き続き、日本食レストランエキスポでコウノトリ育むお米とその背景にある野生復帰の取り組みをPRしてまいります。さらに、ことしはロサンゼルスでも、日本食レストランエキスポに出展し、さらなる販路拡大を目指します。ニューヨークの高級和食店ブラッシュストローク向けの輸出については、昨年11月からことし8月末までの10カ月間で計約3トンが出荷されたと聞いています。アメリカの大都市での展開を通じて、世界的な認知度を高めることを目的に今後も取り組みを進めてまいります。  なお、今回のアメリカ出張の機会を利用して、その期間中にボートの世界選手権が開催されているフロリダに足を伸ばし、フランスチームの関係者にお会いして、東京オリンピックの事前合宿や強化合宿の誘致活動を行うこととしています。  さて、今議会に私から提出いたします案件は、報告事項5件、事件決議11件、条例5件、予算11件、決算12件の合計44件です。なお、今会期中に事件決議1件を追加提出する予定としておりますので、あらかじめご了承賜りたいと存じます。  それでは、当面する市政の諸課題及び提出議案の主なものについてご説明申し上げます。  第1に、安全に安心して暮らせるまちに関連する内容について申し上げます。  但東歯科診療所の整備についてです。  但東歯科診療所は、昭和48年8月に旧但東町によって公設民営方式で開設され、以来、地域の歯科診療を担ってきましたが、平成26年4月、歯科医の急死により閉鎖状態となっていました。このたび、城崎にある河原歯科医院の河原院長から、週2日程度なら但東での歯科診療を引き受けてもよいとの意思表明をいただきました。平成28年度に但東区長協議会が全戸を対象に実施した住民アンケート調査では、但東歯科診療所が再開した場合、37.5%の人が利用すると回答していました。このアンケート結果による受診者数の見込みから収支見込みを検討すると、診療所として運営する場合、週2日程度の診療であれば運営収支は均衡するとの見込みが得られました。そこで、この際、但東歯科診療所を再開することとし、必要な整備を行いたいと考えています。現施設は、老朽化が進んでるため、新たに但東市民センター和室を改修することとし、実施設計に係る補正予算を今議会に提出しています。平成30年8月の開院を目指します。開院後は、河原院長とそのご子息である歯科医による交代制で診療を行う予定にしています。  第2に、持続可能な力を高めるまちに関連する内容について申し上げます。  まず、アンテナショップ運営状況についてです。  東京有楽町のアンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」は、開設から6年が経過しました。6年目となる昨年7月からことし6月までの売上総額は4,003万円で、5年目に引き続き4,000万円を超え、店舗面積1坪当たりの売り上げが1,000万円を超えました。しかし、ここ3年間は4,000万円前後で推移しており、やや頭打ちの状況になっています。この状況を打破し、さらなる売り上げ増を図るため、運営事業者の日和山観光株式会社において、主力商品の開発、選定や魅力的な売り場の商品陳列やレイアウト等について検討がなされています。市も運営事業者と協働しながら、アンテナショップを拠点とした情報発信機能の強化を図ってまいります。  次に、外国人観光客の動向等について申し上げます。  ことし第2・四半期の外国人宿泊客は1万3,090人で、対前年同期8.8%の増となりました。上半期との合計では、2万5,446人、対前年同期12.7%の増となっています。引き続き堅調にふえているものの、第1・四半期の対前年同期が17.2%の増であったことと比べると、伸びがやや鈍化しています。第2・四半期の数字を地域別で見ると、城崎地域が1万2,240人で市全体の9割強を占め、次いで、豊岡地域が560人、竹野地域が179人となっています。国別の人数が把握できる城崎地域では、中国が2,039人で最も多く、次いで、タイ1,285人、香港1,241人、台湾1,062人、アメリカ919人などとなっています。国別の対前年同期では、タイが48.6%の増、台湾が35.8%の増、フランスが29.3%の増と高い伸びを示す一方、中国が16.5%の減、韓国が4.6%の減となっています。本市の誘客ターゲットである欧米豪は5,195人で23.3%の増と順調に増加しています。今後も引き続き、欧米豪の個人旅行者をメーンターゲットに城崎の閑散期の需要を高め、平準化させるための取り組みを進めてまいります。また、シンガポールを対象としたビジット・ジャパン地方連携事業を初め、神鍋を中心にタイや台湾からのインバウンド事業に取り組みながら、城崎以外の地域へと市内連泊を導いていくための誘客促進施策を進めていくこととしています。  次に、外国語版ウエブサイトの改修及び外国人観光客案内サインの設置について申し上げます。  昨年度実施したインバウンド受け入れ体制整備の調査報告結果で、市全体のインバウンド効果を相乗的に高めるためには、城崎温泉以外の観光地情報を充実させることや外国人観光客に対応した案内サインの整備などが急務であることが明らかになりました。一方で、英語表記による案内サインが多過ぎても好まれず、外国人向けに観光地化され過ぎてないところも魅力の一つになることがわかりました。このため、各地域を周遊する観光客の受け入れ体制の構築に向けた取り組みとして、本市の外国語版ウエブサイト「Visit Kinosaki」を拡充し、観光地情報の発信強化を行うとともに、外国人観光客が市内周遊時に不便なく観光地を訪問できるよう英語表記による案内サインを整備していくこととしています。  次に、神鍋高原上限200円バス次期運行計画等について申し上げます。  神鍋高原線は、平成23年度から上限200円の社会実験を3年間にわたり実施しました。その結果、地域で路線バスを乗って守るという新たな意識が醸成され、大幅な利用者数の増加など一定の効果があったため、引き続き1期3年間の活性化運行を実施しました。ことし9月末で活性化運行期間が終了するに当たり、地元及び関係機関で利用実績等の検証や分析を行い、10月以降の運行計画を決定しました。次期運行計画では、「神鍋線乗って守ろう“協働運行”」をキャッチフレーズに、1、利用頻度の低い便の見直しと適正な運行計画の検討、2、運行事業者のサービス向上を促し、快適な乗車環境の整備を実施することとしています。これにより従来定めた年間利用者目標12万1,000人を目指し、上限200円バスとして継続して取り組んでまいります。  次に、若い女性のU・Iターン増加策に向けた調査事業について申し上げます。  2015年国勢調査結果を踏まえた分析によりますと、10代で失われる人口の20代の転入超過による回復率、いわゆる若者回復率は39.5%となり、前回の34.2%より5.3ポイント増加しました。しかし、今回の結果を男女別で見た場合、男性の若者回復率は52.1%で前回と比べ17.4ポイント増加してるのに対し、女性の若者回復率は26.7%で、前回と比べ6.7ポイントの減となっています。女性の若者回復率は男性の若者回復率の約半分でしかありません。この結果を受け、若い女性のU・Iターン増加策の策定に資するため、都市部に住む豊岡出身の20代女性のUターンに関する意識調査を実施することとし、今議会に関係の補正予算を提出しています。今後とりわけ女性の若者回復率向上を地方創生の重要課題として取り組んでまいります。  次に、アーティスト・クリエーター移住促進策の可能性の検討について申し上げます。  既に市では、平田オリザ氏、幅允孝氏など、一流のアーティストやクリエーターとの強いつながりにより、1、コミュニケーション教育が全国でも先導的な取り組みとしてスタートし、2、城崎国際アートセンターや出石永楽館などの取り組みの情報発信が飛躍的に進むなど、まちの魅力とその発信力は向上しています。さらに進んで、アーティストやクリエーターが市内に移住し、日常的に市民や事業者と接し、あるいはしばしば訪れてまちづくりにかかわるようになれば、センスのいいまち、創造的でおもしろいまち、多様な人、物、事を受け入れるリベラルなまちの創造が加速され、U・Iターンをする若者の増加につながる可能性があります。そこで、その移住促進策の可能性について検討してまいります。  第3に、人生を楽しみお互いを支え合うまちに関連する内容について申し上げます。  まず、出石文化会館の改修等についてです。  出石文化会館ひぼこホールは、平成6年に整備されて以来、490席の手ごろな規模の音響効果が高いホールとして評価を得、出石地域の団体を中心に利用されて今日に至っています。しかし、開館から23年が経過し、舞台設備等の老朽化に加えて、屋根部材が落下するなど、屋根や外壁の劣化が進んでおり、人的被害のおそれも出てきたため、専門家による老朽度調査を実施しました。調査によると、電気設備、機械設備、舞台機構、音響、照明等が既に更新時期を迎えてるほか、屋根、外壁などの劣化が相当進んでいること等から、このままではホールとしての機能を維持することは困難であり、機能を回復するためには約16億円の投資を必要とすることが判明しました。同調査では、さらに20年後には、躯体の改修も必要となるため、約18億円の再投資が必要であるとされています。  ひぼこホールは、現在敷地の一部を立入禁止にしているほか、今後さらに屋根部材の剥離箇所が広がり、落下する危険性が高くなり、外壁剥離の可能性もあると指摘されてることから、抜本的にどうするのか早急に判断を行う必要が出てきました。  そこで、その対応について検討した結果、1、ひぼこホールの機能回復するためには多額の費用を要し、合併特例が平成33年度からなくなる中で財政的負担が大きいこと。2、市の公共施設再編計画にもあるとおり、市の施設全体について、将来的に施設の統廃合等が不可避の状況にある中で、ひぼこホールの大ホール、市民会館大ホールの利用率がともに低い状況にあることを考慮すると、両ホールの機能統合は、仮に今回のことがなかったとしてもいずれ必要になること。3、合併特例債は既に他のその用途がほぼ決まっており、緊急防災・減災事業債も事業費の4分の1程度しか活用できず、有利な財源が見込めないこと等から判断して、ひぼこホールの機能を引き続き維持するための大規模な改修整備については断念せざるを得ないとの結論に至りました。利用されてる方々にとっても厳しい判断となりますが、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。  具体的な廃止時期や地元の利用頻度が比較的高い小ホール機能の確保の是非、跡地利用などについては重要な課題として検討し、できるだけ早く結論を出したいと考えています。  なお、市の公共施設再編計画は、建物の躯体の耐用年数に着目して検討しており、ホールにとっての生命線である音響、照明、舞台機構等、多額の費用を要する設備の耐用年数については考慮していませんでした。市内のホール機能を有する施設はいずれも建築から相当年数が経過しており、今回の結果を受けて、他施設においても延命化などの観点から同様の検討を行う必要があります。特に市民会館については、舞台設備の更新を予定しているところですが、ひぼこホールの例に鑑み、建物全体の老朽度等を早急に検証した上で対応の必要性について検討することとしています。  次に、出石総合スポーツセンター野球場用地の未登記物件に係る訴えの提起について申し上げます。  野球場用地の未登記物件については、5月2日に、相続人に対し、時効取得を原因とする所有権移転登記手続を求めて、豊岡簡易裁判所へ提訴しました。7月12日、市の請求どおりの判決があり、それを受けて、所有権移転登記手続の準備を進めていたところ、相続人に漏れがあることが判明しました。このため、漏れのあった相続人を相手に時効取得を原因とする所有権移転登記手続を求める訴えを提起したいと考えています。今議会中に訴えの提起に係る議案を追加で提出することとしています。  次に、地域コミュニティの推進について申し上げます。  地区公民館をコミュニティセンターへ移行して約半年が過ぎました。各地域コミュニティ組織では、それぞれの地区の課題解決に向けた取り組みや地区を元気にする取り組みが行われています。コミュニティ新田では、若者の企画による人文字イベントが4月に行われ、7月には、若者たちのバーベキュー交流会が行われるなど、継続して若者が参画する場を創出されています。また、竹野南地区コミュニティわいわいみ・な・みでは、昨年度からJAたじまの空き店舗を活用して、イナカーの待ち時間や診療所帰りに立ち寄れる交流広場を運営されていますが、ことし4月から農作物を持ち寄って販売する直売所の取り組みを行われるなど、地区内で買い物ができる機能が加わりました。各組織とも手探り状態での活動ではありますが、着実に事業を進めており、市としても、連絡会や意見交換会などでお互いの情報を知る機会や外部有識者からアドバイスを受ける機会を設けるなど、引き続き支援を行ってまいります。  第4に、市政の運営に関連する内容について申し上げます。  まず、コウノトリ豊岡寄附金の寄附窓口拡大についてです。  本市では、平成20年度の国のふるさと納税制度の創設と同時に寄附金の募集を行ってきました。しかし、年々ふるさと納税を導入する自治体がふえ、寄附金獲得をめぐる競争が全国的に激化している中で、本市への寄附金は減少傾向にあります。そこで、寄附金額の増加につなげるため、現在の寄附窓口に楽天ふるさと納税を加え、募集を11月から開始することとしました。また、市内事業者の協力により謝礼品をさらに充実させることとしています。  なお、ことし10月から業務の所管を政策調整課からエコバレー推進課へ移行することとしています。  次に、定住自立圏構想における圏域形成協定の変更について申し上げます。  平成24年度から国の定住自立圏構想推進要綱に基づき、中心市である豊岡市と但馬2市2町が1対1で形成協定を締結した上で中心的な取り組みを定めた定住自立圏共生ビジョンを策定し、住民が安心して暮らせる圏域の形成を進めています。このたび但馬地域における人口減少対策の一環として新たに専門職大学の誘致に係る項目を協定に追加し、協定内容の変更を行うものです。専門職大学については、平成29年5月に、学校教育法の一部を改正する法律が成立し、設置基準が近々制定される見込みとなっています。これを受け、但馬圏域の自治体が誘致に係る協定を締結し、県と連携をとりながら一体となって誘致の実現を目指します。また、協定にあったこうのとり周産期医療センター及び北但ごみ処理施設については、施設整備が完了したため、今後の両施設の運営に対する取り組みの充実を図るとする修正を行います。これらの協定変更に係る議案を今議会に提出しています。  次に、マイナンバーカードの交付状況について申し上げます。  マイナンバーカードの本市での申請枚数は、7月末現在で7,443枚で、住民基本台帳人口8万3,936人に対して8.87%と、県下では41市町中36位にとどまっています。社会保障、税、災害対策の行政手続の際にはマイナンバーが必要となっていることから、マイナンバーの提示と本人確認が1枚ででき、顔写真つきの身分証明書となるマイナンバーカードの普及について、さらなる周知、広報を行ってまいります。また、来年度以降、本人からの申し出により、住民票やマイナンバーカード等へ過去に使用してきた戸籍上の氏の記載が可能となり、記載事項の充実が図られることとなっています。このシステム改修について、今年度中の改修に限り国庫補助対象とされていることから、改修に係る補正予算を今議会に提出しています。  次に、市参与の設置について申し上げます。  現副市長の真野毅氏は、9月14日に任期満了となりますが、就任以来8年間、民間の企業経営等の経験に基づくノウハウを活用して、インバウンドの推進、豊岡観光イノベーションの立ち上げと運営、戦略的政策評価の推進、ソーシャルビジネスを目指す人材の育成等に携わっていただきました。これらの分野については、退任後も当分の間、引き続きそのノウハウを必要とするため、10月1日から非常勤の市参与として任命し、市行政に対する支援をいただきたいと考えています。なお、市参与設置に係る補正予算を今議会に提出しています。  続いて、一般会計補正予算について申し上げます。  まず、補正予算第2号です。  これは、去る8月7日、8日に本市に最接近した台風5号に係る海岸漂着ごみ等対策経費1,296万1,000円を追加するため、8月8日付で専決処分したものです。  次に、補正予算第3号について申し上げます。  予算全体を見直し、今後の執行見込み額を精査する中で過不足が生じる経費や今年度の人事異動による人件費の整理など、緊急やむを得ないものを計上しています。  歳入歳出予算の補正総額は5億9,399万円の追加となり、これに必要な財源は地方交付税、繰越金等で措置しています。
     なお、平成28年度の決算確定に伴う決算剰余金の処理のため、財政調整基金に4億6,000万円を積み立てます。  次に、平成28年度の決算の認定に関連し、その概要を申し上げます。  一般会計の総額で、歳入は500億円を若干上回りましたが、歳出では、北但ごみ・汚泥処理施設整備事業に伴う北但行政事務組合の負担金の大幅な減額や市債元金の減額により、500億円を下回る規模となりました。歳入面では、市税収入がほぼ横ばいで、地方消費税交付金、地方交付税、ごみ処理手数料、コウノトリ豊岡寄附金が大幅に減額となっています。一方、歳出では、社会保障関係費の自然増があるものの、市債元金や北但行政事務組合の負担金が大幅に減少しています。平成28年度は地方創生・キックオフとして、豊岡市地方創生総合戦略を推進してきました。また、ローカル&グローバルの旗印を掲げ、さまざまな施策の展開に取り組んでまいりました。さらにコミュニティ崩壊、災害、経済衰退、財政崩壊という4つの危機に立ち向かうため、新しい地域コミュニティのあり方検討、学校等公共施設の耐震化、経済成長戦略の推進、公共施設マネジメント計画の推進など、果敢に大胆に挑戦する施策を推進してまいりました。その結果、一般会計の最終的な実質収支については9億1,288万1,000円の黒字決算となりました。平成27年度の実質収支額との差し引きである単年度収支額も7,935万2,000円の黒字となり、年度中の基金への積立金や取り崩し額など、黒字、赤字要素を加味した実質単年度収支は16億999万1,000円となり、おおむね適切な財政運営ができたものと考えています。  なお、経常収支比率については89.6%と前年度から2.0ポイント増加しています。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率については、今議会に監査委員の意見を付して報告しています。実質公債費比率は11.8%と前年度と比較し、0.8ポイントの減少となり、地方債発行の許可団体を判断する18%を引き続き下回りました。将来負担比率は102.6%と9.9ポイント減少し、いずれも早期健全化基準を下回っています。  このように、財政指標については、国の基準を下回っていますが、いまだ地方債の現在高が非常に高い水準にあります。下水道事業などの公営企業や一部事務組合に対する一般会計の負担についても、今後引き続き高い水準で推移することが見込まれ、厳しい状況が続くものと考えています。したがって、企業会計や一部事務組合を含めた公債費負担の適正化を図ることは最重要課題であると認識しています。  加えて、税収入の確保、未利用地の売却、滞納対策の徹底や受益者負担の適正化等、財源の一層の確保に努める必要があります。また、歳出面では、経常的経費の抑制など、一層の削減を図らなければならないと考えているところです。  以上が決算の概要です。詳細についてはお手元に決算書及び関係資料をお届けしていますので、ご清覧賜りますようお願い申し上げます。  以上をもちまして私の総括説明を終え、各議案の詳細については担当部長から説明いたしますので、よろしくご審議いただき、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(福田 嗣久) 市長の説明は終わりました。  暫時休憩いたします。再開は10時20分。     午前10時06分休憩 ────────────────────     午前10時20分再開 ○議長(福田 嗣久) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続いて、議案ごとの説明に入ります。  まず、報告第15号、専決第5号について説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(成田 寿道) それでは、議案書1ページをごらんください。報告第15号、専決処分したものの報告についてをご説明いたします。  本件は、市長に委任する専決処分事項の指定についての規定により専決処分をしましたので、地方自治法の規定により報告するものでございます。  2ページをお開きください。専決第5号、損害賠償の額を定めることについてをご説明いたします。  本件は、平成29年7月20日午前11時30分ごろ、豊岡市中央町2番4号、豊岡市役所北駐車場において発生した物損事故について、8月21日付で専決したもので、損害賠償額は10万6,899円で、相手方、事故の概要につきましては、記載のとおりです。  今回の事故は、施設管理者の日常点検が不十分であったことにより発生した事故であり、今後は施設の安全点検を徹底し、このようなことがないよう努めてまいります。申しわけございませんでした。 ○議長(福田 嗣久) 次に、専決第6号について説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(久保川伸幸) それでは、議案書3ページをお願いいたします。報告第15号中、専決第6号、損害賠償の額を定めることについてをご説明いたします。  本件は、平成29年7月10日午前11時15分ごろ、豊岡市九日市地内におきまして発生しました交通事故で、損害賠償額は7万2,360円でございます。相手方及び事故の概要につきましては、記載のとおりでございます。  今回の事故は、運転者の側方確認が不十分であったことによる事故でありまして、今後は運転中の周囲の確認を徹底し、安全運転に努め、事故の再発防止を図ってまいりたいと考えております。申しわけございませんでした。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、専決第7号について説明を求めます。  都市整備部長。 ○都市整備部長(井上 良一) それでは、4ページをごらんください。専決第7号、損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。  本案は、損害賠償について、相手方との合意が得られましたので、平成29年8月21日付の専決処分により損害賠償の額を決定し、示談を行ったものでございます。  事故発生年月日は、平成29年6月13日、城崎町湯島634番地先、市道湯の元神主谷線において、人身事故が発生しております。損害賠償額は7,960円で、概要等については、記載のとおりでございます。  今後とも道路パトロールを充実するなど、危険箇所の点検を行ってまいりますので、格別のご理解をお願いいたします。以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、報告第16号、専決第8号から報告第18号までの3件について、一括して説明を求めます。  政策調整部長。 ○政策調整部長(土生田 哉) 議案書5ページをごらんください。報告第16号、専決処分したものの承認を求めることについてご説明いたします。  本件は、地方自治法の規定により専決処分をしましたので、議会へ報告し、承認をお願いするものです。  6ページをごらんください。専決第8号、平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第2号)についてです。  第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,296万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を477億7,733万6,000円とするものです。補正理由は、市長が申し上げたとおり、台風5号に係る経費で、8月8日に専決処分をさせていただいています。  15ページ、16ページの歳出の事項別明細をごらんください。農林水産業費は太陽光、商工費は竹野の庵蛇浜及び浜須井、土木費は気比の浜及び竹野の弁天浜に係る漂着ごみ対策経費です。消防費は、避難所開設等災害対応に当たった職員の時間外勤務手当等です。  財源内訳については、戻っていただき、13ページ、14ページの歳入の事項別明細をごらんください。財源として、特別交付税と県からの委託金を計上いたしています。  続いて、17ページをごらんください。報告第17号、平成28年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてです。本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、監査委員の意見をつけて報告するものです。  まず、1、健全化判断比率です。一番左側の実質赤字比率、これは一般会計に診療所事業、霊苑事業の特別会計を加えた一般会計等の標準財政規模に対する赤字の比率を示すものです。実質赤字額が生じていませんので横線表示しています。次に、連結実質赤字比率、これは全会計に対する比率を示すものです。これにつきましても、連結実質赤字額が生じていませんので、横線表示しています。次に、実質公債費比率は11.8%、これは、一般会計等の元利償還金と純元利償還金の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものです。また、将来負担比率は102.6%、これは一般会計が将来負担すべき実質的な負債から基金など充当可能な財源を差し引いた額の標準財政規模に対する比率を示すものです。いずれの比率も市長が申し上げたとおり、前年度と比べ改善しています。続きまして、2、資金不足比率です。これは公営企業会計の資金不足を事業規模である料金収入の規模と比較して指標化したものです。太陽光発電事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計、農業共済事業特別会計のいずれの会計とも資金不足は生じておりません。したがって、資金不足比率の欄はいずれも横線表示しております。  18ページ以降に監査委員の意見書を提出しておりますので、ご清覧ください。  続いて、35ページをごらんください。報告第18号、放棄した債権の報告について、一般会計分をご説明いたします。  本件は、豊岡市債権の管理に関する条例の規定に基づき、放棄した債権を報告するものです。  36ページをごらんください。放棄した債権の詳細です。各債権について放棄した根拠ごとに、さらに消滅時効についてはその事由に分けて整理しています。災害援護資金貸付金は、合計欄に記載のように、1人、22万760円を放棄しました。次の生活小口資金貸付金は15人、33万3,000円を放棄しました。37ページ、出産費貸付金は7人、54万4,884円を放棄しました。次の市営住宅使用料は17人、1,034万3,570円を放棄しました。38ページ、市営住宅共益費は3人、13万2,000円を放棄しました。次の住宅新築資金貸付金は2人、374万9,574円を放棄しました。39ページ、学校給食徴収金は1人、79万3,697円を放棄しました。以上放棄したものは7債権、計1,611万7,485円です。報告は以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、報告第19号について説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(小島 成貴) 40ページをごらんください。報告第19号、水道会計での放棄した債権の報告についてご説明いたします。豊岡市債権の管理に関する条例の規定に基づき、放棄しましたので報告するものです。  徴収不能と判断した債権について、平成28年度末に放棄を行いました。  41ページをごらんください。放棄した債権の詳細ですが、各債権について、放棄した根拠ごとに、さらに消滅時効については、その事由に分けて整理しています。水道料金債権は、合計欄に記載のように、水栓数で117水栓、92万8,163円を放棄しました。次の統合簡水加入金債権は1人、8万円を放棄しました。次のページ、受託工事収益債権は1人、2万9,875円を放棄しました。以上、放棄したものは3債権、計103万8,038円です。  今後とも滞納が生じないよう取り組むとともに、生じた滞納については適切に管理、徴収に努めてまいります。報告は以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第92号議案から第95号議案までの4件について、一括して説明を求めます。  政策調整部長。 ○政策調整部長(土生田 哉) 43ページをごらんください。第92号議案から第95号議案までの以上4件、但馬各市町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の一部変更についてご説明いたします。  本案は、養父市、朝来市、香美町との間で平成24年に、新温泉町との間で平成25年に豊岡市とそれぞれの市町が1対1で締結した定住自立圏の形成に関する協定について、その一部を変更するため、豊岡市議会基本条例の規定により議会の議決を求めるものです。  変更内容は、但馬地域における人口減少対策に対する取り組みとして、新たに専門職大学の誘致に係る項目を追加すること。また、こうのとり周産期医療センター及び北但ごみ処理施設の施設整備が完了しましたので、今後の両施設の運営に対する取り組みの充実を図るために内容の一部修正を行うものです。変更箇所は、市町ごとの協定変更議案に添付しています定住自立圏の形成に関する協定書変更箇所をご清覧ください。  なお、承認いただきました後に、関係市町と変更協定を締結し、共生ビジョン懇談会による意見を踏まえ、共生ビジョンの変更を進めてまいります。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第96号議案について説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(成田 寿道) それでは、68ページをごらんください。第96号議案業務委託契約の締結についてをご説明申し上げます。  本案は、平成29年度サーバ仮想化基盤等更新業務について、豊岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものです。  本案は、老朽化したサーバ基盤を超集約型基盤に更新しようとするものです。契約の目的は、29年度サーバ仮想化基盤等更新業務。契約方法は指名競争入札。契約金額は1億1,664万円です。契約の相手方、履行期限は記載のとおりです。  なお、機器等の内訳は次ページに記載しておりますので、ご清覧ください。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第97号議案から第100号議案までの4件について、一括して説明を求めます。  コウノトリ共生部長。 ○コウノトリ共生部長(天野 良昭) 69ページをごらんください。第97号議案から100号議案までの農作物共済果樹共済畑作物共済園芸施設共済の無事戻し金の交付についてご説明いたします。  この無事戻しは、豊岡市農業共済条例の規定により、議会の議決を求め、兵庫県農業共済組合連合会からの特別交付金及び市の特別積立金を財源として交付しようとするものです。平成29年度の無事戻しは、平成26年度から28年度までの3年間に引き受けをした方が対象となります。第97号議案農作物共済に係る無事戻し金の交付については、水稲に係る無事戻し金を交付しようとするものです。水稲の交付対象者は3,103名、交付金額は237万2,475円です。以下、第98号議案果樹共済の梨では、5名に対し1万8,356円を、第99号議案畑作物共済の大豆では、10名に対し60万9,883円を、第100号議案園芸施設共済では、17名に対し23万2,909円の無事戻し金をそれぞれ交付しようとするものです。交付時期につきましては、連合会から特別交付金の交付を受けた日から10日以内を予定しております。以上です。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第101号議案及び第102号議案について、一括して説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(小島 成貴) 73ページをごらんください。第101号議案、平成28年度豊岡市水道事業剰余金の処分についてご説明いたします。  本議案は、平成28年度豊岡市水道事業剰余金の処分について、議会の議決を求めるものであります。  処分の内容につきましては、未処分利益剰余金6億5,472万8,983円のうち、豊岡市奨学基金への繰り出しを目的とした豊岡市奨学基金積立金に110万円を積み立て、残余の6億5,362万8,983円を繰越利益剰余金として翌年度へ繰り越すものでございます。  次のページをごらんください。第102号議案、平成28年度豊岡市下水道事業剰余金の処分についてご説明いたします。  平成28年度豊岡市下水道事業剰余金の処分について、地方公営企業法の規定により、議会の議決を求めるものであります。  処分の内容につきましては、未処分利益剰余金8億8,356万6,734円のうち、3億4,414万944円を企業債の償還に充てることを目的とした減債積立金に積み立て、残余の5億3,942万5,790円を繰越利益剰余金として翌年度へ繰り越すものでございます。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第103号議案及び第104号議案について、一括して説明を求めます。  市民生活部長。 ○市民生活部長(田中 道男) 75ページをごらんください。第103号議案、豊岡市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  77ページをごらんください。改正の概要は、条例案要綱によりご説明いたします。1、改正の内容ですが、過疎地域自立促進特別措置法の改正に伴い、第1条の目的規定において列挙しております対象事業のうち、情報通信技術利用事業を削り、新たに農林水産物等販売業を加えるものです。  2の附則ですが、この条例は公布の日から施行することとしています。  なお、78ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。  続きまして、79ページをごらんください。第104号議案、豊岡市企業立地促進等による産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  本案につきましては、関連法令である企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の題名が地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に改正されたことに伴い、条例に引用する法令名、その他について、所要の規制の整備を行うものです。  82ページをごらんください。改正の概要は条例案要綱によりご説明いたします。  1、改正の内容ですが、(1)につきましては、条例の題名を豊岡市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税課税免除に関する条例に改め、あわせて目的規定等において引用しております法令名、用語等を改めることとしています。(2)につきましては、引用する法律の条項等を改めることとしています。  2の附則ですが、(1)として、この条例は公布の日から施行することとしています。(2)として、所要の経過措置を定めることとしています。(3)として、関係条例について、所要の規定の整理を行うこととしています。  なお、83ページから85ページまで新旧対照表を添付しておりますので、ご清覧ください。い。以上です。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第105号議案及び第106号議案について、一括して説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(久保川伸幸) それでは、議案書86ページをごらんください。第105号議案豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。  本案は、市の公共施設再編計画に示されました方針を受け、城崎健康福祉センター内の浴室運営を平成30年3月末で廃止するものでございます。内容につきましては、89ページの条例案要綱をごらんいただきたいと思います。  別表第2及び別表第8におきまして、城崎健康福祉センター内の浴室に関する規定を削除しようとするものでございます。  なお、90ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご清覧をお願いいたします。  続きまして、議案書92ページをお願いいたします。第106号議案、豊岡市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  本案は、6月2日に公布されました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律により、介護保険の被保険者資格等に関する市の調査権の範囲が拡大され、従前の被保険者、第1号被保険者の配偶者もしくはその世帯員等に新たに第2号被保険者の配偶者とその世帯員が加えられたこと等により改正を行うものでございます。  94ページをごらんください。改正の内容につきましては、条例案要綱によりご説明いたします。  まず、1点目は第14条関係で、法改正で市の調査権が拡大されたことから、調査に対して虚偽の答弁等をした場合の罰則対象者に第2号被保険者の配偶者とその世帯員を加えようとするものでございます。  2点目は、条例案条項に記載はいたしておりませんけれども、第9条の改正で、これは条文の文言を整理するものでございます。
     附則で、この条例の施行日を公布の日からといたしております。  なお、95ページから新旧対照表を添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第107号議案について説明を求めます。  教育次長。 ○教育次長(丸谷統一郎) 96ページをごらんください。第107号議案豊岡市立幼稚園の設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  本案は、豊岡市立小坂幼稚園、小野幼稚園及び私立小坂保育園を統合再編し、平成30年度から私立の認定こども園に移行することに伴い、豊岡市立幼稚園2園を廃止するものです。  99ページをお開きください。改正内容につきましては、新旧対照表により説明をいたします。2園の廃止に伴い、別表から豊岡市立小坂幼稚園及び豊岡市立小野幼稚園の項を削ることといたします。  なお、この条例は、附則で平成30年4月1日から施行することとしています。以上で説明を終わります。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第108号議案について説明を求めます。  政策調整部長。 ○政策調整部長(土生田 哉) ファイルナンバー2の100ページをごらんください。第108号議案、平成29年度豊岡市一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。  第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,399万円を追加し、予算の総額を483億7,132万6,000円としています。第2条で債務負担行為を追加し、第3条で地方債の追加及び変更をしています。  104ページをごらんください。債務負担行為補正です。3つの事項、限度額合計1,350万円を追加しています。まず、豊岡農業スクール開校事業は、平成30年度の入校生5名を募集しようとするものです。次の豊岡市チャレンジデー実行委員会補助金及び兵庫神鍋高原マラソン全国大会実行委員会補助金は、来年度の準備を今年度から進めるためのものです。  105ページをごらんください。地方債補正です。上段は追加、下段は限度額の増減を行うものです。追加、変更を合わせて今年度の借入限度額は40億9,790万円となります。  164ページ、165ページをごらんください。歳出補正予算総括表により、主なものについてご説明いたします。  今回の補正では、各款にわたって人件費の補正を行っています。職員の人事異動に伴う予算科目の変更などによるものです。  まず、2、総務費です。165ページの主な内容欄の左側上から2行目、基金管理費4億3,882万円は、地方財政法の規定に基づく平成28年度の決算剰余金の処分及び運動公園整備事業の財源更正分で、財政調整基金に4億3,710万2,000円と奨学基金に171万8,000円を積み立てるものです。その右、財産管理費608万9,000円は、但東の旧子ども自然村の建物撤去費です。その下、コウノトリ豊岡寄附金推進事業費1,856万7,000円は、寄附窓口の拡大に係るものです。その左、2つ下、コミュニティセンター管理費1,800万円は港地区コミュニティセンター補修工事で、避難所としての機能強化を図るため、トイレや空調設備の改修と街灯設置を行うものです。  次に、3、民生費です。主に前年度事業費の確定により、国県支出金を精算するものです。  次に、4、衛生費です。右側1行目、診療所管理費180万円は、但東歯科診療所整備に係る実施設計委託料です。  次に、6、農林水産費です。左側2行目、地産事業費900万円は、シルク温泉やまびこに隣接する山林の山腹復旧工事費です。  次に、7、商工費です。右側2行目、海外戦略推進事業費335万7,000円は、英語表記の外国人観光客案内サインを市内24カ所に整備するものです。  次に9、消防費です。左側2行目、防火水槽整備事業費2,117万1,000円は、豊岡防災公園内と城崎文芸館横に設置予定の防火水槽について、土質不良のため工法変更により増額するものです。右側1行目の非常備消防事業費マイナス158万7,000円は、消防団に配備する消防ポンプ自動車等の整備費確定により288万7,000円を減額するほか、消防団車庫から公道までの敷地を舗装するための経費3カ所分130万円を計上しています。  次に、10、教育費です。右側1行目、子ども支援センター機能充実事業費22万円は、子供の睡眠障害による不登校を防止するため、子供の睡眠障害を考える講演会を開催するための経費です。左側4行目、日高文化体育館管理費680万円は、日高文化体育館の壁面にバスケットゴールを設置し、コートラインの引き直しを行うものです。右側5行目、城崎ボートセンター管理費300万円は、日本ボート協会によるB級公認コースの認定更新に必要である発艇台用浮き桟橋を購入するものです。  財源内訳については、戻っていただきまして、162ページ、163ページの歳入補正予算総括表をごらんください。国県支出金など増額しているほか、一般財源では地方交付税、繰越金を増額計上し、臨時財政対策債を減額計上しています。  168ページには、投資的経費を掲載しておりますので、ご清覧いただきますようお願いいたします。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第109号議案について説明を求めます。  市民生活部長。 ○市民生活部長(田中 道男) 170ページをごらんください。第109号議案、平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予算(第2号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,294万9,000円を追加し、予算の総額を112億8,997万5,000円とするものです。  189ページと190ページをごらんください。歳出補正予算総括表によりご説明いたします。まず、総務費の減額は人件費分でございます。次の保健事業費は、平成30年度からの特定健診、特定保健指導事業の仕様を変更するためにシステム改修を行う必要がございますが、その経費を増額するものでございます。次の基金積立金、諸支出金につきましては、28年度の決算の確定に伴いそれぞれ精算するものでございます。  次に、1枚戻っていただきまして、187ページと188ページをごらんください。財源につきまして、歳入補正予算総括表によりご説明いたします。まず、国庫支出金及びその下の県支出金は、決算の確定に伴い減額、または増額をし、全体としては減額となるものでございます。次の繰入金は、人件費分の減額です。次の繰越金は、決算の確定に伴いそれぞれ減額、増額を行いまして、全体としては増額といったものでございます。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第110号議案について説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(久保川伸幸) それでは、192ページをごらんください。第110号議案、平成29年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予算(第1号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ760万4,000円を追加し、予算の総額を9,673万5,000円とするものでございます。  続きまして、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明をいたしますので、201ページをごらんください。まず、歳出内訳ですが、総務費では人件費の調整及び備品購入により増額をいたしております。また、諸支出金の増額は平成28年度決算剰余金の確定に伴い一般会計へ繰り出すものでございます。  戻っていただいて、199ページをごらんください。歳入の内訳ですが、繰入金の増額は一般会計からの繰入金でございます。また、繰越金は平成28年度決算の確定に伴うものでございます。以上です。よろしくお願いします。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第111号議案について説明を求めます。  市民生活部長。 ○市民生活部長(田中 道男) 204ページをごらんください。第111号議案、平成29年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,397万1,000円を追加し、予算の総額を11億7,203万5,000円とするものです。  206ページをごらんください。第1表によりご説明いたします。まず、総務費は人件費分の減額です。次の後期高齢者医療広域連合納付金は、平成28年度分の保険料の精算に伴い増額するものです。次の諸支出金は、平成28年度事務費及び職員給与費等の確定に伴い一般会計繰出金を増額するものです。  次に、左の205ページをごらんください。歳入についてご説明いたします。繰入金は人件費分の減額です。次の繰越金は、平成28年度決算の確定に伴い増額するものでございます。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第112号議案及び第113号議案について、一括して説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(久保川伸幸) 216ページをごらんください。第112号議案、平成29年度豊岡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,838万2,000円を追加し、総額をそれぞれ92億6,271万2,000円とするものでございます。  主な内容につきまして、事項別明細書によりご説明をいたしますので、227ページをごらんください。まず、歳出ですが、1款総務費の増額は、このたびの法改正により平成30年4月からの制度改正に対応するための電算システムの改修費を追加するほか、人件費等の調整を行うものでございます。次に、3款地域支援事業費の補正につきましては、人件費の調整を行うものです。  次に、229ページをお願いいたします。中段の5款基金積立金は、平成28年度の繰越金のうち、国、県等への返納金を除いたものを介護給付費準備基金として積み立てるものでございます。7款諸支出金の1項、償還金及び還付加算金は、平成28年度の保険給付費と事業費の確定に伴う国県等の負担金の返納を行うものです。  231ページをお願いいたします。7款諸支出金の3項繰出金は、精算に伴う一般会計への繰出金でございます。  次に、歳入についてご説明いたします。223ページをお願いいたします。3款国庫支出金と4款支払基金交付金は、いずれも過年度に実施した給付と事業に係る費用の追加交付を受けるものでございます。7款繰入金の補正は、職員の人事異動等に伴う増額補正のほか、制度改正による電算システムの改修等に伴う事務費繰入金の増額を行うものでございます。8款繰越金は、平成28年度決算の確定に伴う繰越金でございます。本件は以上です。  次に、235ページをお願いいたします。第113号議案、平成29年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,607万8,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ2億6,511万6,000円とするものでございます。  続きまして、歳入歳出予算の補正の内容につきまして、事項別明細書によりご説明をいたしますので、244ページをお願いいたします。まず、歳出内訳です。豊岡市休日急病診療所の減額は、人件費調整分、また、森本診療所費の増額は人件費の調整及び備品購入によるものでございます。神鍋診療所費は人件費調整により増額をいたしております。  次に、246ページ、高橋診療所費は人件費の減額及び誘導灯の増設等により増額をいたしております。諸支出金は、平成28年度決算剰余金の確定に伴い一般会計へ繰り出すものでございます。  戻っていただいて、242ページをごらんください。歳入の内訳ですけれども、豊岡市休日急病診療所の減額、森本診療所、神鍋診療所及び高橋診療所の増額はいずれも一般会計への繰入金でございます。繰越金は平成28年度決算の確定に伴うものでございます。以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第114号議案について説明を求めます。  市民生活部長。 ○市民生活部長(田中 道男) 255ページをごらんください。第114号議案、平成29年度豊岡市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,295万2,000円を追加し、予算の総額を2,500万9,000円とするものです。  256ページと257ページをごらんください。今回の補正は、平成28年度決算の確定に伴い、歳入は繰越金を増額し、歳出はその同額を予備費に追加するものでございます。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第115号議案について説明を求めます。  環境経済部長。 ○環境経済部長(上田 篤) 266ページをごらんください。第115号議案、平成29年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ78万1,000円を追加し、予算の総額を9,833万8,000円とするものでございます。  273ページをごらんください。今回の補正は、平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計の決算による繰越金78万1,000円を歳入として計上いたします。  次に、275ページをごらんください。この歳入同額分を歳出に計上し、総務費の基金積立金を63万3,000円、諸支出金の一般会計繰出金を14万8,000円増額するものでございます。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第116号議案及び第117号議案について、一括して説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(小島 成貴) 277ページをごらんください。第116号議案、平成29年度豊岡市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。第2条、業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち、排水施設費を704万9,000円減額し、10億5,393万4,000円といたします。第3条、収益的収入及び支出の補正では、支出の水道事業費用で474万6,000円増額して、22億9,273万7,000円といたします。これは人事異動に伴う人件費の総額によるものです。第4条、資本的収入及び支出の補正では、次のページになりますが、資本的支出で704万9,000円減額して、18億7,856万2,000円といたします。これは人事異動に伴う人件費の減額によるものです。第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正では、職員給与費を186万1,000円減額して、1億6,671万3,000円といたします。  280ページ以降に実施計画等を添付しておりますので、ご清覧願います。  続きまして、287ページをごらんください。第117号議案、平成29年度豊岡市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  第2条、業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち、管渠施設事業費を637万1,000円増額し、10億9,478万円とし、処理場施設事業費を756万1,000円増額し、11億3,931万8,000円といたします。第3条の収益的収入及び支出の補正では、収入の下水道事業収益を4万6,000円増額して、60億9,710万9,000円とし、支出の下水道事業費用を434万3,000円減額して、56億1,333万円といたします。これは、消費税及び地方消費税還付の増額、人件費の増減額によるものであります。次に、第4条、資本的収入及び支出の補正では、資本的支出を1,393万2,000円増額して、55億3,204万9,000円といたします。これは、人件費の増額によるものであります。次に、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を877万3,000円増額して、1億2,824万3,000円といたします。第6条、利益剰余金の処分の補正ですが、繰越利益剰余金の金額を2億1,878万9,000円に改めるものでございます。  289ページ以降に、実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、補正予算給与明細書、予定貸借対照表等を添付しておりますので、ご清覧いただきますようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第118号議案について説明を求めます。  コウノトリ共生部長。 ○コウノトリ共生部長(天野 良昭) 297ページをごらんください。第118号議案、平成29年度豊岡市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  収入及び支出の補正で収入支出をそれぞれ345万3,000円を増加し、1億7,622万2,000円とするものです。共済勘定ごとでは、農作物共済に237万4,000円、家畜共済に20万8,000円、果樹共済に1万9,000円、畑作物共済に61万円、園芸施設共済に24万2,000円をそれぞれ増額いたします。今回の補正の目的は、第97号議案から100号議案までの農作物共済果樹共済畑作物共済園芸施設共済の無事戻し金の交付に係る予算措置のほか、平成28年度決算による額の確定、また、人事異動に伴う人件費の増額等により所要の補正をするものです。第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正では、職員給与費を142万円増額し、5,815万3,000円とするものです。  307ページ以降には、予定キャッシュ・フロー計算書、貸借対照表を添付しておりますのでご清覧ください。以上です。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第119号議案から第127号議案までの9件について、一括して説明を求めます。  政策調整部長。 ○政策調整部長(土生田 哉) 310ページをごらん願います。第119号議案から第127号議案まで、以上9件の平成28年度各会計の歳入歳出決算の認定について、一括してご説明いたします。  本案は、地方自治法の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定をお願いするものです。内容は別冊の決算書、そちらの612ページ、613ページのほうをごらん願います。実質収支に関する調書により各会計の概要をご説明いたします。  まず、一般会計です。歳入総額は500億4,702万5,000円、歳出総額は487億6,307万7,000円、歳入歳出差し引き額は12億8,394万8,000円です。このうち29年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額3億7,106万7,000円を除いた実質収支額は9億1,288万1,000円の黒字決算となります。その右に8つの特別会計を記載しています。5、実質収支額の行をごらんください。全ての会計が黒字決算で、その額は国民健康保険事業(事業勘定)は3億3,737万1,000円、国民健康保険事業(直診勘定)は資母診療所に係るもので750万3,000円、後期高齢者医療事業は2,607万6,000円、介護保険事業は、29年度へ繰り越すべき財源281万5,000円を除き2億3,064万9,000円、診療所事業は、豊岡休日急病診療所、森本診療所、神鍋診療所、高橋診療所及び総合健康ゾーン診療所に係るもので、1,564万6,000円、霊苑事業は1,738万3,000円、管理会財産区は235万9,000円、太陽光発電事業は78万2,000円です。財政状況等につきましては、市長が総括説明で申し上げましたので省略をさせていただきます。概要は以上ですが、決算書、監査委員の決算審査意見書、主要な施策の成果を説明する書類を提出いたしておりますのでご清覧ください。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 続いて、第128号議案及び第129号議案について、一括して説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(小島 成貴) 319ページをごらんください。第128号議案、平成28年度豊岡市水道事業会計決算の認定についてご説明いたします。  本案は、地方公営企業法の規定により、平成28年度豊岡市水道事業会計決算監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。内容につきましては、別冊の公営企業会計決算書でご説明申し上げますので、4ページをお開きいただきたいと思います。金額は1,000円単位とさせていただきます。  まず、決算報告でありますが、収益的収入及び支出の決算額は、収入が26億360万5,000円、支出が22億6,235万6,000円となりました。  6ページをごらんください。資本的収入及び支出の決算額は、収入の2億8,252万6,000円に対しまして、支出が15億3,845万3,000円となり、収支の不足額12億5,592万7,000円につきましては、欄外に付記しておりますとおり、損益勘定留保資金などで補填いたしております。  8ページから9ページの損益計算書につきましては、9ページの中段になりますが、当年度純利益として3億930万6,000円を計上し、当年度未処分利益剰余金は6億5,472万9,000円となりました。この未処分利益剰余金につきましては、実質的な利益について処分することとし、今議会において、第101号議案として提案のとおり、豊岡市奨学基金積立金に110万円を積み立て、残額6億5,362万9,000円を翌年度に繰り越すこととしております。  12ページ以降に貸借対照表、決算附属書類として事業報告書、その他書類を添付しておりますのでご清覧願います。  続きまして、議案書の320ページをごらんください。第129号議案、平成28年度豊岡市下水道事業会計決算の認定についてご説明いたします。  本案は、地方公営企業法の規定により、平成28年度豊岡市下水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。内容につきましては、別冊の公営企業会計決算書でご説明申し上げます。  52ページをごらんください。先ほどと同様、金額は1,000円単位とさせていただきます。  まず、決算報告でございますけども、収益的収入及び支出の決算額は、収入が61億4,518万円、支出が56億2,187万8,000円となりました。  54ページの資本的収入及び支出では、収入が21億5,553万2,000円に対しまして、支出が44億6,195万9,000円となり、収支の不足額23億642万7,000円につきましては、下段に付記しておりますとおり、当年度分損益勘定留保資金などで補填しております。  56、57ページの損益計算書につきましては、57ページの中段、当年度純利益として、4億8,189万円を計上し、当年度未処分利益剰余金は8億8,356万7,000円となりました。この未処分利益剰余金につきましては、今議会において、第102号議案として提案のとおり、減債積立金に3億4,414万1,000円を積み立て、残額の5億3,942万6,000円を翌年度に繰り越すこととしております。  60ページ以降に貸借対照表、決算附属書類として事業報告書、その他の書類を添付いたしておりますので、ご清覧いただきますようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(福田 嗣久) 次に、第130号議案について説明を求めます。
     コウノトリ共生部長。 ○コウノトリ共生部長(天野 良昭) 321ページをごらんください。第130号議案、平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計決算の認定についてをご説明いたします。  本案は地方公営企業法の規定により、平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。内容につきましては、別冊の公営企業会計決算書でご説明申し上げます。  116ページをごらんください。まず、決算報告でございますが、収益的収入及び支出の決算額は、収入が1億6,056万2,471円、支出が1億5,868万4,330円となりました。  次に、120ページをごらんください。損益計算表の下から3行目の当年度純利益の合計欄をごらんください。187万8,141円の純利益となっております。共済勘定ごとには、121ページ上の剰余金計算書のとおり、農作物共済は37万699円、家畜共済は144万7,439円、果樹共済は8,015円、畑作物共済は7万6,588円の純利益を計上し、園芸施設共済は2万4,600円の純損失を計上しております。そのうち、家畜共済は前年度からの繰越欠損金が312万2,172円ありますので、それに充当した残り167万8,733円は当年度未処理欠損金となります。その下の剰余金処分計算書です。農作物、果樹、畑作物共済は、当該年度に生じた剰余金の全額を法令の定めるところにより、法定積立金と特別積立金にそれぞれ積み立てることとしております。  122ページの下段、欠損金処理計算書をごらんください。家畜共済は、先ほど申し上げました未処理欠損金をそのまま繰越欠損金として翌年度に繰り越し、園芸施設共済は法定積立金による補填を行っております。  123ページ以降には、貸借対照表、決算附属書類として事業報告書、キャッシュ・フロー計算書等を添付しておりますのでご清覧ください。説明は以上です。 ○議長(福田 嗣久) 以上で上程議案に対する説明は終わりました。  本日は説明のみにとどめます。 ────────・──・──────── ◎日程第5 公立豊岡病院組合議会議員補欠選挙 ○議長(福田 嗣久) 次は、日程第5、公立豊岡病院組合議会議員補欠選挙であります。  お諮りいたします。公立豊岡病院組合議会議員補欠選挙の方法につきましては、地方自治法第118号第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  公立豊岡病院組合議会議員に伊賀央議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました伊賀央議員を公立豊岡病院組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました伊賀央議員が公立豊岡病院組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました伊賀央議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。 ────────・──・──────── ◎日程第6 監報第6号 ○議長(福田 嗣久) 次は、日程第6、監報第6号についてであります。  保田、中嶋、升田監査委員3名から別紙のとおり報告書が提出されておりますので、ご了承を願います。 ────────・──・──────── ○議長(福田 嗣久) 以上で本日の日程は終わりました。  この際、お諮りいたします。明9月2日から9月10日までを議案熟読のため休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次の本会議は9月11日午前9時30分から再開をいたします。  本日の会議はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでございました。     午前11時20分散会 ────────────────────...