豊岡市議会 > 2016-03-25 >
平成28年第1回定例会(第6日 3月25日)

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  1. 豊岡市議会 2016-03-25
    平成28年第1回定例会(第6日 3月25日)


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    最終取得日: 2021-06-07
    平成28年第1回定例会(第6日 3月25日) ────────────────────────────────────────────────      平成28年第1回豊岡市議会定例会(第6日)                            平成28年3月25日(金曜日) ────────────────────────────────────────────────                          平成28年3月25日 午前9時30分開議 日程第1 諸般の報告 日程第2 報告第1号 専決処分したものの報告について       専決第1号 訴えの提起について 日程第3 報告第2号 専決処分したものの承認を求めることについて       専決第2号 平成27年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第4号)       専決第3号 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第5号) 日程第4 報告第3号 平成28年度豊岡市土地開発公社事業計画及び資金計画並びに当初            予算について 日程第5 報告第4号 株式会社北前館第24期の決算及び第25期の事業計画に関する書類            について 日程第6 報告第5号 平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計予算に係る地方公営企業            法第24条第3項の適用について 日程第7 第1号議案 豊岡市総合計画の期間延長について 日程第8 第2号議案 豊岡市過疎地域自立促進計画の策定について
         第3号議案 豊岡市辺地総合整備計画の策定について      第4号議案 但馬行政不服審査会設置に関する規約制定について 日程第9 第5号議案 土地の取得について      第6号議案 工事請負契約の締結について 日程第10 第7号議案 豊岡市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価について      第8号議案 平成27年度豊岡市農業共済事業農作物共済特別積立金の取崩しに            ついて      第9号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業農作物共済特別積立金の取崩しに            ついて      第10号議案 豊岡市農業共済事業果樹共済に係る危険段階基準共済掛金率等の            設定について      第11号議案 豊岡市農業共済事業畑作物共済に係る危険段階基準共済掛金率等            の設定について 日程第11 第12号議案 豊岡市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について      第13号議案 豊岡市情報公開条例等の一部を改正する条例制定について 日程第12 第14号議案 豊岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する            条例の一部を改正する条例制定について      第15号議案 豊岡市職員の給与に関する条例及び豊岡市一般職の任期付職員の            採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について      第16号議案 豊岡市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制            定について      第17号議案 豊岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例制定について      第18号議案 豊岡市職員の分限に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て      第19号議案 豊岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正            する条例制定について      第20号議案 豊岡市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する            条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 第21号議案 豊岡市消費生活センターの組織、運営等に関する条例制定につい            て      第22号議案 豊岡市立豊岡清掃センターにおける廃棄物の処理に関する条例を            廃止する条例制定について 日程第14 第23号議案 豊岡市廃棄物処理手数料条例の一部を改正する条例制定について 日程第15 第24号議案 豊岡市市税条例の一部を改正する条例制定について 日程第16 第25号議案 豊岡市立高齢者生活支援センターの設置及び管理に関する条例を            廃止する条例制定について      第26号議案 豊岡市立総合健康ゾーン診療所の設置及び管理に関する条例の一            部を改正する条例制定について      第27号議案 豊岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第17 第28号議案 豊岡市商業者等によるまちづくり推進条例制定について      第29号議案 豊岡市営厚生年金住宅の設置及び管理に関する条例を廃止する条            例制定について      第30号議案 豊岡市立木屋町小路の設置及び管理に関する条例の一部を改正す            る条例制定について      第31号議案 豊岡市立竹野北前館の設置及び管理に関する条例の一部を改正す            る条例制定について      第32号議案 豊岡市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第18 第33号議案 豊岡市立集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する            条例制定について 日程第19 第34号議案 豊岡市営移住促進住宅の設置及び管理に関する条例制定について 日程第20 第35号議案 豊岡市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 日程第21 第36号議案 豊岡市下水道条例の一部を改正する条例制定について      第37号議案 豊岡市集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例の一部を            改正する条例制定について 日程第22 第38号議案 豊岡市教育研修所設置条例の一部を改正する条例制定について      第39号議案 豊岡市立放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を            改正する条例制定について 日程第23 第41号議案 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第7号) 日程第24 第42号議案 平成27年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予            算(第4号)      第43号議案 平成27年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予            算(第2号)      第44号議案 平成27年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)      第45号議案 平成27年度豊岡市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      第46号議案 平成27年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第5号) 日程第25 第47号議案 平成27年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)      第48号議案 平成27年度豊岡市水道事業会計補正予算(第3号)      第49号議案 平成27年度豊岡市下水道事業会計補正予算(第3号)      第50号議案 平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計補正予算(第3号) 日程第26 第51号議案 平成28年度豊岡市一般会計予算 日程第27 第52号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算      第53号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)予算      第54号議案 平成28年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計予算      第55号議案 平成28年度豊岡市介護保険事業特別会計予算      第56号議案 平成28年度豊岡市診療所事業特別会計予算      第57号議案 平成28年度豊岡市霊苑事業特別会計予算 日程第28 第58号議案 平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計予算 日程第29 第59号議案 平成28年度豊岡市管理会財産特別会計予算 日程第30 第60号議案 平成28年度豊岡市水道事業会計予算      第61号議案 平成28年度豊岡市下水道事業会計予算      第62号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計予算            (以上66件、委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第31 第63号議案 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて            (以上1件、上程、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決) 日程第32 報告第6号 専決処分したものの報告について       専決第4号 損害賠償の額を定めることについて      第64号議案 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)      第65号議案 平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)            (以上3件、一括上程、説明、質疑、委員会付託) 日程第33 意見書案第1号 TPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書の提出              について            (以上1件、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決) 日程第34 請願・陳情の審査結果について            (委員長報告、質疑、討論、表決)         ───────────────────────────────                  本日の会議に付した事件 日程第1 諸般の報告
    日程第2 報告第1号 専決処分したものの報告について       専決第1号 訴えの提起について 日程第3 報告第2号 専決処分したものの承認を求めることについて       専決第2号 平成27年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第4号)       専決第3号 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第5号) 日程第4 報告第3号 平成28年度豊岡市土地開発公社事業計画及び資金計画並びに当初            予算について 日程第5 報告第4号 株式会社北前館第24期の決算及び第25期の事業計画に関する書類            について 日程第6 報告第5号 平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計予算に係る地方公営企業            法第24条第3項の適用について 日程第7 第1号議案 豊岡市総合計画の期間延長について 日程第8 第2号議案 豊岡市過疎地域自立促進計画の策定について      第3号議案 豊岡市辺地総合整備計画の策定について      第4号議案 但馬行政不服審査会設置に関する規約制定について 日程第9 第5号議案 土地の取得について      第6号議案 工事請負契約の締結について 日程第10 第7号議案 豊岡市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価について      第8号議案 平成27年度豊岡市農業共済事業農作物共済特別積立金の取崩しに            ついて      第9号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業農作物共済特別積立金の取崩しに            ついて      第10号議案 豊岡市農業共済事業果樹共済に係る危険段階基準共済掛金率等の            設定について      第11号議案 豊岡市農業共済事業畑作物共済に係る危険段階基準共済掛金率等            の設定について 日程第11 第12号議案 豊岡市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について      第13号議案 豊岡市情報公開条例等の一部を改正する条例制定について 日程第12 第14号議案 豊岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する            条例の一部を改正する条例制定について      第15号議案 豊岡市職員の給与に関する条例及び豊岡市一般職の任期付職員の            採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について      第16号議案 豊岡市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制            定について      第17号議案 豊岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例制定について      第18号議案 豊岡市職員の分限に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て      第19号議案 豊岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正            する条例制定について      第20号議案 豊岡市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する            条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 第21号議案 豊岡市消費生活センターの組織、運営等に関する条例制定につい            て      第22号議案 豊岡市立豊岡清掃センターにおける廃棄物の処理に関する条例を            廃止する条例制定について 日程第14 第23号議案 豊岡市廃棄物処理手数料条例の一部を改正する条例制定について 日程第15 第24号議案 豊岡市市税条例の一部を改正する条例制定について 日程第16 第25号議案 豊岡市立高齢者生活支援センターの設置及び管理に関する条例を            廃止する条例制定について      第26号議案 豊岡市立総合健康ゾーン診療所の設置及び管理に関する条例の一            部を改正する条例制定について      第27号議案 豊岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第17 第28号議案 豊岡市商業者等によるまちづくり推進条例制定について      第29号議案 豊岡市営厚生年金住宅の設置及び管理に関する条例を廃止する条            例制定について      第30号議案 豊岡市立木屋町小路の設置及び管理に関する条例の一部を改正す            る条例制定について      第31号議案 豊岡市立竹野北前館の設置及び管理に関する条例の一部を改正す            る条例制定について      第32号議案 豊岡市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第18 第33号議案 豊岡市立集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する            条例制定について 日程第19 第34号議案 豊岡市営移住促進住宅の設置及び管理に関する条例制定について 日程第20 第35号議案 豊岡市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 日程第21 第36号議案 豊岡市下水道条例の一部を改正する条例制定について      第37号議案 豊岡市集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例の一部を            改正する条例制定について 日程第22 第38号議案 豊岡市教育研修所設置条例の一部を改正する条例制定について      第39号議案 豊岡市立放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を            改正する条例制定について 日程第23 第41号議案 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第7号) 日程第24 第42号議案 平成27年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予            算(第4号)      第43号議案 平成27年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予            算(第2号)      第44号議案 平成27年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)      第45号議案 平成27年度豊岡市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      第46号議案 平成27年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第5号) 日程第25 第47号議案 平成27年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)      第48号議案 平成27年度豊岡市水道事業会計補正予算(第3号)      第49号議案 平成27年度豊岡市下水道事業会計補正予算(第3号)      第50号議案 平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計補正予算(第3号) 日程第26 第51号議案 平成28年度豊岡市一般会計予算 日程第27 第52号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算      第53号議案 平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)予算      第54号議案 平成28年度豊岡市後期高齢者医療事業特別会計予算      第55号議案 平成28年度豊岡市介護保険事業特別会計予算      第56号議案 平成28年度豊岡市診療所事業特別会計予算      第57号議案 平成28年度豊岡市霊苑事業特別会計予算 日程第28 第58号議案 平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計予算 日程第29 第59号議案 平成28年度豊岡市管理会財産特別会計予算 日程第30 第60号議案 平成28年度豊岡市水道事業会計予算      第61号議案 平成28年度豊岡市下水道事業会計予算      第62号議案 平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計予算            (以上66件、委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第31 第63号議案 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて            (以上1件、上程、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決)
    日程第32 報告第6号 専決処分したものの報告について       専決第4号 損害賠償の額を定めることについて      第64号議案 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)      第65号議案 平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)            (以上3件、一括上程、説明、質疑、委員会付託) 日程追加 報告第6号 専決処分したものの報告について       専決第4号 損害賠償の額を定めることについて            (委員長報告、質疑) 日程追加 第64号議案 平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)            (委員長報告、質疑、討論、表決) 日程追加 第65号議案 平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)            (委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第33 意見書案第1号 TPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書の提出              について            (以上1件、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決) 日程第34 請願・陳情の審査結果について            (委員長報告、質疑、討論、表決)         ───────────────────────────────                    出席議員(24名)          1番 関 貫 久仁郎         2番 前 野 文 孝          3番 浅 田   徹         4番 椿 野 仁 司          5番 井 垣 文 博         6番 松 井 正 志          7番 西 田   真         8番 青 山 憲 司          9番 広 川 善 徳         10番 竹 中   理          11番 古 池 信 幸         12番 奥 村 忠 俊          13番 門 間 雄 司         14番 上 田 倫 久          15番 木 谷 敏 勝         16番 升 田 勝 義          17番 嶋 ア 宏 之         18番 福 田 嗣 久          19番 野 口 逸 敏         20番 伊 賀   央          21番 井 上 正 治         22番 伊 藤   仁          23番 村 岡 峰 男         24番 上 田 伴 子         ───────────────────────────────                    欠席議員(なし)         ───────────────────────────────                    欠  員(なし)         ───────────────────────────────                   事務局出席職員職氏名   局長         井 ア 和 義  次長        羽 尻 泰 広   主幹兼庶務係長    前 田 靖 子  主幹兼議事係長   宮 代 将 樹   主幹兼調査係長    山 本 正 明  技能職員      藤 井 正 吾         ───────────────────────────────                 説明のため出席した者の職氏名   市長         中 貝 宗 治  副市長       真 野   毅   副市長        齋 藤 哲 也  技監        山 田   弘   政策調整部長     杉 本 正 憲  政策調整部参事   早 水 博 子   総務部長兼会計管理者 森 田 敏 幸  防災監       垣 江 重 人   地域コミュニティ振興部長              岸 本 京 子  市民生活部長    田 中 道 男   健康福祉部長     福 井 周 治  環境経済部長    井 上 隆 俊   環境経済部参事    上 田   篤  コウノトリ共生部長 本 田   互   都市整備部長     井 上 良 一  城崎振興局長    新 谷 博 志   竹野振興局長     宮 嶋 俊 夫  日高振興局長    和 藤 久 喜   出石振興局長     天 野 良 昭  但東振興局長    谷 岡 慎 一   消防長        中 島 幾 良  上下水道部長    一 幡 和 之   教育委員長      深 田   勇  教育長       石 高 雅 信   教育次長       丸 谷 統一郎  代表監査委員    上 野 和 美   監査事務局長     藤 本 正 行  農業委員会長    平 田 敏 通   農業委員会事務局長  上 野 吉 弘  選挙管理委員長   畠 中 隆 夫   総務課長兼選管事務局長              成 田 寿 道  総務課参事     熊 毛 好 弘         ─────────────────────────────── ◎午前9時30分開議 ○議長(椿野 仁司) おはようございます。  ただいまの出席議員数は24名であります。  よって、会議は成立いたします。  これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────・──・──────── ◎日程第1 諸般の報告 ○議長(椿野 仁司) 日程第1は諸般の報告であります。  議事に入ります前にご報告いたしておきます。  まず、議会事務局から写真撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご了承願います。  次に、本日当局より追加議案として、報告第6号並びに第63号議案ないし第65議案の4件が提出され、お手元に配付いたしておりますのでご了承願います。  続いて、議員発議の意見書案第1号が提出され、お手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。  次に、文教民生委員長から、議報第1号及び議報第2号をもって審査報告書が提出され、お手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。  続いて、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。  16番、升田勝義議員。 ○議会運営委員長(升田 勝義) おはようございます。  本日の議事運営についてご報告いたします。  本日は、この後、委員会審査の終了した報告第1号ないし報告第5号及び第1号議案ないし第39号議案及び第41号議案ないし第62号議案の計66件を議案ごとに、また関連議案を一括して上程し、委員長報告、質疑、討論、表決いたします。  次に、本日当局より追加提出されました第63号議案を上程し、説明の後、委員会付託を省略して全体審議で即決いたします。  続いて、同じく本日、当局より追加提出されました報告第6号並びに第64議案及び第65号議案を一括上程し、説明、質疑の後、所管の委員会に審査付託して、本会議を休憩いたします。休憩時間はおおむね60分とし、休憩中に委員会の開催を煩わし、委員会審査の終了を待って本会議を再開し、日程追加により委員会審査を終了した報告第6号並びに第64号議案及び第65号議案を上程し、委員長報告の後、質疑、討論、表決を行います。  次に、議員発議の意見書案第1号を上程し、説明の後、委員会付託を省略し、全体審議で即決いたします。  続いて、請願・陳情の審査結果について、委員長報告、質疑、討論、表決を行います。  次に、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出いたしております所管事項について、閉会中の継続調査・審査議決を行い、今期定例会を閉会することといたしております。  なお、閉会後の議長、市長挨拶の後、今月末をもって退職されます職員から挨拶を受けることといたしております。  以上、本日の議会運営について、よろしくご協力をお願いいたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) 以上、報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第2 報告第1号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第2、報告第1、専決処分したものの報告について、専決第1号、訴えの提起についてを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) おはようございます。
     報告第1号、専決第1号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  専決第1号は、豊岡市市営住宅の設置及び管理に関する条例第42条第1項第2号(家賃を3月以上滞納したとき)及び第3号(正当な事由によらないで15日以上市営住宅を使用しないとき)に該当するため、当該住宅の明け渡し及び滞納使用料と家賃相当損害金の支払いを求める訴えの提起について、専決処分を行ったとの報告であります。  審査の結果、本件については、格別異議なく、了承すべきものと決定をいたしました。以上ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  報告第1号、専決第1号については、建設経済委員長報告のとおり、ご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第3 報告第2号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第3、報告第2号、専決処分したものの承認を求めることについて、専決第2号及び専決第3号、平成27年度豊岡市診療所事業特別会計補正予算(第4号)ほか1件を一括議題といたします。  まず、専決第2号について、文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 報告第2号、専決第2号について、文教民生委員会における審査の結果を報告いたします。  本件は、高橋診療所医師の病気療養に伴い、代替医師による診療体制を確保するための歳入歳出補正であります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、本件については、格別異議なく、承認すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 次に、専決第3号について、建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 報告第2号、専決第3号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本件は、暖冬による雪不足のため、事業経営に影響が生じる事業者に対して新たな補助制度を創設するもので、1月28日に専決処分をしたものの報告であります。  当局に対し、詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、承認すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本件は、各委員長報告のとおり承認することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、報告第2号、専決第2号及び専決第3号については、いずれも各委員長報告のとおり承認することに決定いたしました。 ────────・──・──────── ◎日程第4 報告第3号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第4、報告第3号、平成28年度豊岡市土地開発公社事業計画及び資金計画並びに当初予算についてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 報告第3号について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、豊岡市土地開発公社の平成28年度の事業計画、資金計画及び当初予算であり、当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、本件については、格別異議なく、了承すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  報告第3号については、総務委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第5 報告第4号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第5、報告第4号、株式会社北前館第24期の決算及び第25期の事業計画に関する書類についてを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 報告第4号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本件は、株式会社北前館第24期の決算及び第25期の事業計画に関する報告であります。  審査の結果、了承すべきものと決定をいたしました。  なお、当委員会は、次のとおり、委員会意見及び要望を付すことに決定をいたしました。  株式会社北前館の第24期の決算においては、総売上額は前期比116.7%、レストラン部分も15.3%増、温泉浴場10.3%増、特産品店も12.2%増と努力が見られる。なお、同期の監査報告書には、夏場の天候に左右されない根本的な営業体制の見直しが必要との指摘がなされてるので、経営を安定させられるようより一層の努力を望む。また、現在は決算及び次年度の事業計画に関する書類の提出が半年経過してからの報告となってるが、ほかの第三セクターについても同様に速やかに議会に報告をされたい。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  報告第4号については、建設経済委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第6 報告第5号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第6、報告第5号、平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計予算に係る地方公営企業法第24条第3項の適用についてを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 報告第5号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本件は、予算の弾力条項と呼ばれるもので、業務量の増加に伴って当該事業に要する経費について、予算超過の支出が認められるもので、本来この適用は水稲共済において、当初予算を超える共済金を支払うこととなったため、共済金の早期支払いを行ったこととの報告であります。  審査の結果、格別異議なく、了承すべきものと決定をいたしました。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  報告第5号については、建設経済委員長の報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第7 第1号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第7、第1号議案、豊岡市総合計画の期間延長についてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第1号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、平成29年3月末で計画期間が終了する豊岡市総合計画について、市長任期の初年度に市長の公約や施策、方針を反映して次期計画を策定できるよう、豊岡市基本構想審議会の答申も踏まえて、現計画期間を1年延長しようとするものであります。  審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、本委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  本案により、現計画期間が1年延長されるので、この期間を有効に活用して現計画の検証等を着実に行い、その結果を市民や議会へ説明するとともに、市民が望むまちづくりの指針となる次期総合計画の策定に反映できるよう十分配慮いただきたい。  以上、報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第1号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第8 第2号議案ないし第4号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第8、第2号議案ないし第4号議案、豊岡市過疎地域自立促進計画の策定について、ほか2件を一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第2号議案ないし第4号議案の3件について、総務委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第2号議案は、過疎地域自立促進特別措置法の有効期限が平成32年度末まで延長されたことから、平成27年度で終期を迎える現行の過疎地域自立促進計画にかわり、新たな計画を策定するものであります。  次に、第3号議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置に関する法律の規定により、平成28年度に辺地地域で実施する公共的施設の整備に対し、財政上の特別措置を受けるため、日高5辺地及び但東1辺地の合わせて6つの辺地に係る総合整備計画を策定するものであります。  続いて、第4号議案は、行政不服審査法の改正に伴い、設置が義務づけられた行政不服審査会を但馬地域の地方公共団体が共同して設置するため、新たに規約を制定するものであります。  審査の結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第2号議案ないし第4号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第9 第5号議案及び第6号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第9、第5号議案及び第6号議案、土地の取得について、ほか1件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第5号議案及び第6号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第5号議案は、国土交通省の円山川水系河川整備計画に基づく中郷遊水地整備の推進に伴い、当該事業地に含まれる現運動公園を土渕地区から下鶴井地区に移転整備するため、その事業用地を取得しようとするものであります。  次に、第6号議案は、豊岡斎場火葬炉設備等改修工事に係る工事請負契約を締結しようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。  よって、第5号議案及び第6号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第10 第7号議案ないし第11号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第10、第7号議案ないし第11号議案、豊岡市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価について、ほか4件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第7号議案ないし第11号議案の5件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。  まず、第7号議案は、平成28年度豊岡市農業共済事業の事務費の賦課総額及び共済目的ごとの賦課単価を定めようとするものであります。  次に、第8号議案は、平成27年度に実施する水稲損害防止事業費に充てるため、水稲特別積立金の取り崩し額を定めようとするものであります。  続いて、第9号議案は、平成28年度に実施する水稲損害防止事業費に充てるため、水稲特別積立金の取り崩し額を定めようとするものであります。  続いて、第10号議案は、果樹共済の危険段階基準共済掛金率を設定するに当たり、梨2類について危険段階の数及び危険指数の設定方法等を定めようとするものであります。  続いて、第11号議案は、畑作物共済の危険段階基準共済掛金率を設定するに当たり、大豆1類と大豆2類について、危険段階の数及び危険指数の設定方法等を定めようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別意義なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第7号議案ないし第11号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第11 第12号議案及び第13号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第11、第12号議案及び第13号議案、豊岡市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について、ほか1件を一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第12号議案及び第13号議案について、総務委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第12号議案は、本市の地方創生総合戦略を総力を挙げて推進するため、政策調整部に地方創生に関する事項を、健康福祉部に少子化対策に関する事項を、環境経済部に定住促進に関する事項をそれぞれ分掌事務として加えるものであります。  次に、第13号議案は、行政不服審査法の改正に伴い、関係条例において用語の修正、その他必要な規定の整備を行うものであります。  審査の結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第12号議案及び第13号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第12 第14号議案ないし第20号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第12、第14号議案ないし第20号議案、豊岡市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、ほか6件を一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。
    ○総務委員長(奥村 忠俊) 第14号議案ないし第20号議案の7件について、総務委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、14号議案は、不在者投票施設の投票立会人の報酬額並びに短時間従事となる場合の期日前投票所の投票管理者及び不在者投票施設の投票立会人の報酬額についてを定めるものであります。  次に、第15号議案は、地方公務員法の改正に伴い、職員の級別標準職務を条例で定めるとともに、人事院勧告に準じて職員の給料月額及び勤勉手当の支給割合を改定するものであります。  続いて、第16号議案は、人事院勧告に準じて市長等の期末手当の支給割合を改定するものであります。  次に、第17号議案は、地方公務員法の改正に伴い、所要の規定の整備を行うものであります。  続いて、第18号議案は、地方公務員法の改正に伴い、降給の事由及び手続等について定めるため、所要の規定の整備を行うものであります。  次に、第19号議案は、地方公務員法の改正に伴い、人事行政の運営状況に関する任命権者の報告事項に係る規定を改めるもの及び行政不服審査法の改正に伴い、用語の修正を行うものであります。  続いて、第20号議案は、地方公務員災害補償法施行令の改正に伴い、同一事由により、他の法令による給付を受けている者に対する補償額の調整に係る規定を改めるものであります。  審査の結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも総務委員長報告のとおり、原案可決することに決してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第14号議案ないし第20号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第13 第21号議案及び第22号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第13、第21号議案及び第22号議案、豊岡市消費生活センターの組織、運営等に関する条例制定について、ほか1件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第21号議案及び第22号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第21号議案は、消費者安全法の改正に伴い、現在生活環境課内に設置している豊岡市くらしの相談室を同法に基づく消費生活センターとして位置づけ、組織、運営等に関して必要な事項を定めるための条例制定を行うものであります。  次に、第22号議案は、北但行政事務組合が設置するクリーンパーク北但が4月1日からごみ全量の受け入れを開始することに伴い、現豊岡清掃センターでのごみの受け入れを3月末で終了するため、本条例を廃止する条例を制定しようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第21号議案及び第22号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第14 第23号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第14、第23号議案、豊岡市廃棄物処理手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第23号議案について、文教民生委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、豊岡清掃センターの閉鎖に伴い、ごみ処理手数料及び産業廃棄物処分費用の徴収が終了するため、関係規定を削除し、下水道使用料の改定に伴い、公共下水道接続世帯との負担の公平性を保つため、し尿収集運搬処理及び浄化槽汚泥処理に係る手数料の見直しを行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。  各項目にわたり、当局からの詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、一部委員より反対の立場から、厳しい景気の中で浄化槽の引き上げはやむを得ないと判断するが、下水道に接続できないくみ取りの世帯の実態を考えると、平均世帯での年間1,780円の引き上げは厳しいものがある。公平性ということもわからないわけではないが、くみ取りの世帯については、据え置きを願いたいため、本案には賛成できないとの意見が出されました。  一方、賛成の立場から、反対の意見を聞き、大変心苦しい点もあるが、下水道使用料の値上げを認めた以上、このくみ取り料の値上げも判断せざるを得なく、本案に賛成するとの意見が出されました。  このため、採決を行った結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 第23号議案、豊岡市廃棄物処理手数料条例の一部改正する条例制定について、反対の立場から意見を述べます。  昨年、12月議会において、下水道料金の引き上げが決められました。加入していない事業所や家庭がまだまだある中で、料金値上げの前にまずは加入促進を図るべきだと述べてきました。家庭における未接続の多くは、高齢世帯であったり、後継者が帰ってこないなど、接続することに困難な状況があります。貧困もあります。  提案されている23号議案が下水道接続世帯とのバランスを欠くので、し尿等の処理手数料を180リットルまでの手数料を150円の引き上げ、さらに90リットルごとに75円の引き上げとなっています。平均的な家庭で1,780円の引き上げとなるとの説明でありました。各家庭と周辺地域の環境保全のために下水道に接続したくとも工事代金の捻出ができない。高齢世帯で後継者もいない家庭の暮らしをさらに困難にすることは明らかです。料金引き上げは、せめて住民税非課税世帯においては据え置くなど、きめ細かな検討を求めます。合併処理や単独の浄化槽の処理手数料とは切り離した暮らし応援の市政を求め、反対の意見とします。 ○議長(椿野 仁司) 討論はありませんか。  18番、福田嗣久議員。 ○議員(18番 福田 嗣久) 第23号議案に賛成の立場として討論いたします。  今回のし尿処理等手数料の改定案は、昨年12月議会で可決されました下水道会計維持のための使用料増額改定に関連し、未接続世帯であるくみ取り世帯及び浄化槽世帯についても負担の公平性を確保すべきであるとの議会の意見に対応したものであると認識しております。  提案のし尿処理等手数料額は、下水道使用料の平均改定率11.3%増を根拠に算定されており、妥当な金額であると考えられます。  なお、下水道未接続世帯の加入促進は、種々課題があると思いますが、公平性を保つための基本であり、市民への懇切丁寧な接続依頼の推進や公的支援策の強化などを強く要望し、改定案に賛成いたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 討論を打ち切ります。  これより第23号議案を起立により採決いたします。  なお、古池議員には、挙手をもって起立と認めることといたしますので、ご了承願います。  本案は、文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(椿野 仁司) 起立多数であります。よって、第23号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第15 第24号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第15、第24号議案、豊岡市市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第24号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、税の減免に係る申請期限及び申請書記載事項の変更並びに徴収の猶予及び換価の猶予に係る申請手続について定めるため、所要の規定の整備を行うものであります。  審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第24号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第16 第25号議案ないし第27号議案
    ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第16、第25号議案ないし第27号議案、豊岡市立高齢者生活支援センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、ほか2件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第25号議案ないし第27号議案の3件について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第25号議案は、須谷高齢者生活支援センター等の9施設は、地元区等へ無償譲渡し、菅谷地区高齢者生活支援センターは、公民館施設として転用することに伴い、条例を廃止しようとするものであります。  次に、第26号議案は、総合健康ゾーン診療所において、診療所を初めて受診する者の手数料を無料にし、受診を必要とする方の受診意欲を促し、また、かかりつけ医からの紹介を進めやすくするため、条例の一部を改正しようとするものであります。  続いて、第27号議案は、市立診療所に勤務する医師が休日急病診療所で診療業務に従事した際の手当についての規定を定めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第25号議案ないし第27号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第17 第28号議案ないし第32号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第17、第28号議案ないし第32号議案、豊岡市商業者等によるまちづくり推進条例制定について、ほか4件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第28号議案ないし第32号議案の5件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。  まず、第28号議案は、商業が地域のにぎわいの創出とコミュニティの発展に果たす役割の重要性に鑑み、商業者等が地域のまちづくり活動に積極的に参加する機運を高めるため、条例を制定しようとするものであります。  次に、第29号議案は、老朽化した豊岡市営厚生年金住宅の廃止に伴い、豊岡市営厚生年金住宅の設置及び管理に関する条例を廃止しようとするものであります。  続いて、第30号議案は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の改正に伴い、豊岡市立木屋町小路の設置及び管理に関する条例の所要の規定の整理を行おうとするものであります。  続いて、第31号議案は、竹野北前館の改修に伴い、豊岡市立竹野北前館の設置及び管理に関する条例の事業の内容等を改めようとするものであります。  続いて、第32号議案は、豊岡市立公園の設置及び管理に関する条例に、出石福住防災公園を加えようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも建設経済委員長の報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第28号議案ないし第32号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第18 第33号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第18、第33号議案、豊岡市立集会施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第33号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、坊岡地区多目的集会施設、文化芸能伝承館、袴狭集会所、大谷集会所及び赤花多目的集会施設の5つの集会施設が減価償却資産の耐用年数等に関する省令に規定された耐用年数を経過したため、それぞれ地元地区に無償譲渡するため、豊岡市立集会施設の一覧から削除するものであります。  審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第33号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第19 第34号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第19、第34号議案、豊岡市営移住促進住宅の設置及び管理に関する条例制定についてを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第34号議案について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本案は、但東町にある移住お試し居住事業の特定公共賃貸住宅中山向町住宅5棟を豊岡市営移住促進住宅に変更するに当たり、設置及び管理について必要な事項を定めようとするものです。  審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第34号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第20 第35号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第20、第35号議案、豊岡市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第35号議案について、総務委員会における審査の結果を報告いたします。  本案は、ガスグリルつきこんろや大容量のIH調理器具などの火気設備や器具の流通を背景とした対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、可燃物等からの離隔距離を定める一覧に新たな対象機器を加えるものであります。  審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第35号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第21 第36号議案及び第37号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第21、第36号議案及び第37号議案、豊岡市下水道条例の一部を改正する条例制定について、ほか1件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第36号議案及び第37号議案について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。  第36号議案は、下水道法施行令の改正に伴い、公共下水道への排水に関し、除害施設の設置等が必要となる水質基準を改めようとするものです。  また、第37号議案は、処理区の統廃合により廃止される竹貫処理区を条例の農業集落排水施設から削除しようとするもので、審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第36号議案及び第37号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第22 第38号議案及び第39号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第22、第38号議案及び第39号議案、豊岡市教育研修所設置条例の一部を改正する条例制定について、ほか1件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第38号議案及び第39号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第38号議案は、機関の名称を豊岡市教育研修所から豊岡市教育研修センターに改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、第39号議案は、豊岡市立城崎放課後児童クラブの位置を変更するため、条例の一部を改正しようとするものであります。  審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第38号議案及び第39号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第23 第41号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第23、第41号議案、平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  まず、総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第41号議案中、総務委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入補正及び全項目の人件費を含む歳出補正、繰越明許費補正、債務負担行為補正並びに地方債補正であります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 次に、文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第41号議案中、文教民生委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入歳出補正、繰越明許費補正、債務負担行為補正並びに地方債補正についてであります。  各項目にわたり、当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、一部委員より反対の立場から、北但ごみ処理施設整備については、以前より広域化の問題、焼却という方法論も含めてこの施設の建設そのものに不同意で来た。施設整備工事が8月まで続くが、これまでの経過も含め、負担金等が含まれる本案には同意できないとの意見が出されました。  一方、賛成の立場から、豊岡市民が安定した生活を送るという意味で、基本的に必要な施設であり、工事も完成間近であるため、当然のこととして賛成であるとの意見が出されました。  このため、採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 続いて、建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第41号議案中、建設経済委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告をいたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入及び歳出補正、繰越明許費補正、債務負担行為補正並びに地方債補正の関係部分についてであります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。以上です。 ○議長(椿野 仁司) 委員長報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 建設経済委員長に質問をします。  報告は格別異議なくと、こういうことでございますが、歳出総務費中に但馬空港利用促進費補助金として235万2,000円があります。但馬空港は開港から20年を超えました。利用者をふやす対策を講じることを否定するものではありませんが、20年を過ぎて、このあたりで補助のあり方、あるいは金額などの検討があってもいいのではと考えるのですが、審査の中ではどのような議論があったのかお聞きをします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) 19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 村岡議員にお答えをいたします。  第41号議案、平成27年度の豊岡市一般会計補正予算(第7号)のうち、建設経済委員会に付託されました事項の中で、今ご質問のありました但馬空港利用促進事業費ですか、いわゆる補正予算でございますけども、委員会審査の中で質疑はありませんでした。  以上、報告します。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 第41号議案、平成27年度一般会計補正予算(第7号)について、不同意、反対の立場から意見を申し上げます。  反対の理由は2点あります。  第1は、先ほど質疑もしましたが、但馬空港利用促進補助金です。補助のあり方の検討を求めます。  第2は、衛生費、じんかい処理費、北但行政事務組合に対する負担金です。補正額は減額ですが、もともとの負担に反対をしてきました。  したがって、減額といえども同意できず、反対の理由とします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。  18番、福田嗣久議員。 ○議員(18番 福田 嗣久) 第41号議案について、賛成の立場で討論いたします。  北但行政事務組合関連の補正につきましては、組合がかねてより国に追加要望していた循環型社会形成推進交付金が平成27年度に前倒しで交付されたことから、構成市町負担金が大幅に減額されたことによる予算の補正のほか、債務負担行為と地方債の限度額を変更しようとするものなので、いずれも適正であると考えます。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 討論を打ち切ります。  これより第41号議案を起立により採決いたします。  本案は、各委員長報告のとおり、原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(椿野 仁司) 起立多数であります。よって、第41号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・────────
    ◎日程第24 第42号議案ないし第46号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第24、第42号議案ないし第46議案、平成27年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予算(第4号)ほか4件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第42号議案ないし第46号議案の5件について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第42号議案は、豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)に係る歳入歳出補正についてであります。  次に、第43号議案は、豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)に係る歳入歳出補正についてであります。  続いて、第44号議案は、豊岡市後期高齢者医療事業特別会計に係る歳入歳出補正についてであります。  次に、第45号議案は、豊岡市介護保険事業特別会計に係る歳入歳出補正についてであります。  続いて、第46議案は、豊岡市診療所事業特別会計に係る歳入歳出補正についてであります。  以上、5件については、当局から、各項目について詳細な説明を求め、慎重に審査をした結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第42号議案ないし第46号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第25 第47号議案ないし第50号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第25、第47号議案ないし第50号議案、平成27年度豊岡市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)ほか3件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第47号議案ないし50号議案の4件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。  まず、第47号議案は、平成27年度豊岡市太陽光発電事業特別会計に係る補正予算であり、次に第48号議案は、平成27年度豊岡市水道事業会計に係る補正予算であり、続いて、第49号議案は、平成27年度豊岡市下水道事業会計に係る補正予算であります。  続いて、第50号議案は、平成27年度豊岡市農業共済事業特別会計に係る補正予算であります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第47号議案ないし第50号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第26 第51号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第26、第51号議案、平成28年度豊岡市一般会計予算を議題といたします。  まず、総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第51号議案中、総務委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入及び全項目の人件費を含む歳出、債務負担行為並びに地方債であります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、本委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  まず、防火水槽及び消火栓の設置並びに自主防災組織についてであります。  昨年1月の城崎での大火では、地域での火災予防活動の重要性を改めて認識させられた。特に古い木造家屋が密集している地域では、防火への備えが十分とは言いがたい状態が見られる。消防水利の確保は自治体の責任ではあるが、防火水槽及び消火栓の整備については、地域からの要望に応じて予算化してるのが現状である。しかし、防災課と消防本部が協議して、平成29年度より防火水槽や消火栓が必要と考えられる地域に対し、計画的に整備するという積極的な考え方が示され、大いに期待するところであります。  また、自主防災組織については、防災訓練実施等の当局の努力により、各地域における組織率が向上している。今後は各組織の実施を踏まえ、組織の育成、運営等について配慮をいただきたい。  次に、地方創生の推進については、地方創生総合戦略に基づく実質的なスタートの年であり、50事業、総額で5億7,442万1,000円の予算が計上され、事業に関係する組織は地方創生課を初め、14課に上っている。人口減少の量的緩和及び地域活力の維持の質的転換を図るために、また、本市の将来にとっても極めて重要な年度である。市役所を挙げて推進体制を整え、職員が一丸となって目標達成に向けて努めるとともに、地方創生を効果的に進めるよう、市民理解を深める努力と総合戦略の的確な進行管理に万全を期していただきたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 次に、文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第51号議案中、文教民生委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入歳出並びに債務負担行為、地方債についてであります。  各項目にわたり、当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、一部委員より反対の立場から、北但行政事務組合の負担金について、平成28年度においてもまだ工事費があるのかという問題と、もしこれがこれから20年間続く維持管理費だとすると、毎年毎年この程度、あるいはこれ以上の負担金が続く懸念を考えるに当たり、整備工事のあり方、今後20年間の維持管理のあり方等も含め、到底賛成することはできないとの意見が出されました。  一方、賛成の立場から、クリーンパーク北但は、基本的に豊岡市民になくてはならない施設であるため、当然のこととして賛成するとの意見が出されました。  このため、採決を行った結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり委員会意見及び要望を付すことに決定しました。  第1に、地方創生総合戦略の結婚促進・多子出産に係る戦略の一環として、結婚促進支援事業(婚活イベント)が拡大、出会い機会創出事業・結婚促進体制整備事業が新規に事業展開されることとなり、豊岡市の婚活機運の醸成を促し、婚姻数の増加を目指すことは評価するものであるが、婚活イベントは、はーとピー事業など、これまでの取り組み状況、実績などを聞くに当たり、女性参加者が少ない、参加人数、カップル数に対して成婚率が低いなど、課題もあると考える。成婚者数の把握が難しいとは聞くが、事業分析、評価に当たっては、成婚者数の把握は必須であるとも考える。新たに企業間の婚活、民間団体婚活事業等への支援も計画されているが、特に地域コミュニティにおける本課題は大きなものであると考える。今回、結婚促進、出会い機会創出において、新規事業、事業拡充により多様な事業展開が予定されているが、関係団体及び関係部局との連携、情報共有を密にし、地域の現状、課題の的確な把握、また、関係団体、地域の声をしっかりと聞き、成婚につながるべき的確な支援となるよう強く要望する。  また、結婚相談員活動については、24名の相談員の献身的な活動により、年平均9組の成婚であるが、結婚促進・出会い機会創出に係る各種事業と結婚相談員との連携について、検討されることを要望するとともに、さらなるマッチングの機会の拡大を行い、成婚数が増加することを期待する。  第2に、生活保護が増加傾向である。また、小・中学校において、要保護・準要保護の児童生徒が増加傾向にある。本件については、生活困窮者、障害者、いわゆるひきこもりなどの若者の自立就労支援等の各種支援により、改善に向けた努力がなされているが、さらなる関係機関、部局の連携による情報共有、連携により自立に向けた強力な事業推進を要望する。また、域内の労働力不足という課題を聞くが、自立就労支援においての労働施策部局との連携が弱く、この連携強化を強く要望する。  第3に、地方創生戦略である母子保健事業において、妊婦歯科健診事業、不育症治療費助成事業が新規で、また、特定不妊治療費助成事業が制度拡充され、高く評価するものであるが、これに怠ることなく、今後も母子を支える施策の充実について、さらなる検討をされるよう強く要望する。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 続いて、建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第51号議案中、建設経済委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告をいたします。  当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入及び歳出、債務負担行為並びに地方債の関係部分についてであります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  なお、当委員会は、次のとおり委員会意見及び要望を付すことに決定をいたしました。  本年は地方創生、キックオフの予算編成がなされている。移住定住施策など、さまざまな事業が展開されるが、事業効果が出るまでには時間がかかる事業もあるので、具体的かつ適切な現状分析をして明確な目標を定め、確実な事業の推進を図られたい。新規事業も移住定住促進プロモーションの戦略事業を初め、但馬地域地場産業センターの大規模工事が行われ、新たなコワーキングとシェアオフィスの機能を整備するコワーキング豊岡整備事業、官民協働で設立し、地域の稼ぐ力を引き出し高めること、地域の事業者の売り上げと利益アップを目的としている豊岡DMO設立事業が提案されている。目的達成のため、関係者との連携を図って進めていただきたいが、中には詳細が決まっていない提案もあり、事業内容も決まり次第、議会に説明を求める。  あわせて法的に報告義務のない第三セクターについても、市が新たに財政的支援を行う場合には、議会に対して経営状況等についても詳細に説明するよう努められたい。  そのほかにも、多くの事業が提案をされているが、事業の効果が市内の隅々まで行き届き、多くの市民が豊岡に暮らしてよかったと実感のできる事業施策の実行に努められたい。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) 委員長報告は終わりました。  これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 建設経済委員長に質問をします。  さきの第41号議案、補正予算でも質問しましたが、総務費22目の但馬空港利用促進費補助金です。  但馬空港推進協議会に対する負担金とあわせ、豊岡市民と里帰り利用者などに搭乗料金の50%を超える補助金を出し続けることは、公費支出のあり方の上からも、また、20年を超えた現在、検討がされてもいいと思うところですが、委員会審査では、補助制度についてどのような審査が行われたのかお聞きをします。 ○議長(椿野 仁司) 19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 先ほどと同様のことですけども、村岡議員にお答えをいたします。  第51号議案の平成28年度の豊岡市一般会計予算のうち、建設経済委員会に付託されました事項の中で、但馬空港利用促進事業費、いわゆる補助金の関係ですけども、委員会の審査の中では特別審議がなかったということを報告をいたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 第51号議案、平成28年度豊岡市一般会計予算に反対の立場から意見を申し上げます。  地方創生とは、人口減少対策でもあります。地方創生に積極的な予算計上が見られる一方、全国の自治体が競って地方創生を叫び、さまざまな施策を展開しています。地方創生の戦略事業の中に入っていませんが、私は大きな課題だと思う中で、9,000人を超える市民が強く要望した子育て世代応援の子ども医療費の無料化は改善されたとはいえ、相互扶助だからと、ほかの自治体が無料化に踏み切っても独自性を残したものとなっています。乳幼児医療費の中で3歳児までは、兵庫県下で豊岡市だけが400円とした窓口負担が残されています。改善は評価するものの、市民の要望とはまだまだ差があるものと言わざるを得ません。10年の施策としていますが、10年を待たず無料化されることを求め、市民とともに市政に働きかけていきたいと考えます。  予算案に反対する理由は2点です。
     第1は、補正予算でも述べましたが、但馬空港利用促進補助金です。空港開港から20年を超えました。但馬空港推進協議会と豊岡市の補助金で1万4,000円の運賃は7,800円の補助により6,200円となります。50%をはるかに超える支援をいつまで続けるのか。20年過ぎても1度も利用していない、あるいは利用できない市民も多くあります。補助制度の検討を強く求めるものであります。  第2は、北但行政事務組合への負担金です。建設工事に対する負担金は終わり、予算化された17億円を超える予算は運営負担が主なものと考えますが、20年に及ぶタクマとの管理運営契約も丸投げとならないよう、議会としての監視、監督も必要ではないかなど、構成自治体としての責任は続きます。北但の3自治体と住民間で広域化の是非も供用開始で具体的に見えてきます。行政から見た効率化は住民からは非効率となることもあります。5年に及んだ都市計画法に基づく事業認可取り消し請求を求めた裁判は終わりました。施設が完成し、住民の利用が開始される現時点における北但行政事務組合への負担金を不同意の意見といたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。  18番、福田嗣久議員。 ○議員(18番 福田 嗣久) 第51号議案、平成28年度豊岡市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  北但行政事務組合関連の予算につきましては、組合が整備しているクリーンパーク北但は、来月4月1日のごみの全量受け入れを前に着々と準備が進められており、先週18日は、クリーンセンターの火入れ式がとり行われました。引き続き、豊岡市民が清潔で快適な生活を営むため、クリーンパーク北但は必要不可欠な施設であります。工事も終盤を迎え、将来にわたり安定した稼働を確保していくため、本予算は適切妥当であると考えております。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 討論を打ち切ります。  これより第51号議案を起立により採決いたします。  本案は、各委員長報告のとおり、原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(椿野 仁司) 起立多数であります。  よって、第51号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第27 第52号議案ないし第57号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第27、第52号議案ないし第57号議案、平成28年度豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算、ほか5件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 第52号議案ないし第57号議案の6件について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  本案については、当局から各項目について詳細な説明を求め、慎重な審査をした結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも文教民生委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第52号議案ないし第57号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第28 第58号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第28、第58号議案、平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計予算を議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第58号議案について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本案は、平成28年度豊岡市太陽光発電事業特別会計に係る予算であり、当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第58号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第29 第59号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第29、第59号議案、平成28年度豊岡市管理会財産特別会計予算を議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第59号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、豊岡市但東町の高橋財産区に係る平成28年度の予算であり、当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、総務委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第59号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第30 第60号議案ないし第62号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第30、第60号議案ないし第62号議案、平成28年度豊岡市水道事業会計予算、ほか2件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第60号議案ないし第62号議案の3件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。  まず、第60号議案は、平成28年度豊岡市水道事業会計に係る予算であり、次に、第61号議案は、平成28年度豊岡市下水道事業会計に係る予算であり、続いて、第62号議案は、平成28年度豊岡市農業共済事業特別会計に係る予算であります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、いずれも建設経済委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第60号議案ないし第62号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。再開は午前11時。     午前10時48分休憩 ────────────────────     午前11時00分再開 ○議長(椿野 仁司) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ────────・──・──────── ◎日程第31 第63号議案
    ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第31、第63号議案、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(中貝 宗治) 第63号議案、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてをご説明申し上げます。  現教育委員会委員、友田千織氏は、平成28年5月16日をもって任期は満了することとなります。後任委員の人選について、慎重に検討した結果、人格、識見ともにすぐれ、教育行政に深いご理解をいただいております、豊岡市寿町10番27号、西村和亜氏、通称、佐伯和亜氏に就任願うことが最も適当であると考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。幸いご本人の内諾もいただいておりますので、何とぞご賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(椿野 仁司) 説明は終わりました。  お諮りいたします。本案は、委員会審査を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  質疑はありませんか。  20番、伊賀央議員。 ○議員(20番 伊賀 央) ただいまの第63号議案、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、質疑をお願いしたいと思います。  提案をされております西村和亜さんでありますのか、通称の佐伯和亜さんでありますのか、早くも今この時点で、どうお呼びすればいいのか少し戸惑っておるところでございます。  いずれにしても、地方創生戦略会議等々の会議も傍聴させていただきながら、ご本人の大変ご見識に基づいたご発言等々を通して、そのご見識、適任性、適格性については、全く異論のあるところではありませんけれども、豊岡市初と私は認識をいたしておりますけども、この通称使用について、この部分について、やはり市民の皆様にもう少しご説明が必要ではないかという観点から、今回どのようにこの通称の併用ということになったのかご説明をいただきたいと思います。また、法的な問題、公的な部分との関連について、公的な位置づけで問題がないのか、この部分についてご説明をいただきたいと思います。 ○議長(椿野 仁司) 答弁願います。  市長。 ○市長(中貝 宗治) まず、女性が通称使用して社会的に活動することに説明が必要だということを思ってもいませんでおりました。大変意外な質問で驚いております。  佐伯和亜さんは、長らく社会的にさまざまな活躍をしてこられ、結婚して戸籍上は西村和亜さんになられた後も、引き続き従来の佐伯和亜という名前でもって社会活動をやってこられました。  今回、教育委員会の委員を引き受けるに当たって、引き続き旧姓であります佐伯和亜で活動をしたいと、こういったお考えをいただきました。その考えを尊重することは当然と考え、今回このような提案をさせていただいておるところです。  なお、議会のお立場をあえて考えた際に、戸籍上にない名前について起用することについて、違和感を持たれる方はひょっとしておられるかもしれないとこちらのほうであえて配慮いたしまして、戸籍上のお名前と、そして、ご本人がこの議場でもこの名前を使いたいとおっしゃっている佐伯和亜というお名前を両方併記するということで今回提案をさせていただいたところです。なお、法的には全く問題はございません。  ちなみに例えば、兵庫県の教育委員会で作家の玉岡かおるさんが就任しておられますけれども、この方の場合には、戸籍上の名前を一切議案には載せることなく、玉岡かおるさんということだけで県議会では議決がなされていると、ご参考までに。 ○議長(椿野 仁司) 20番、伊賀央議員。 ○議員(20番 伊賀 央) 初めてのことでありますから、議会側には十分こうやってご説明を市長のみずからご説明をいただくので、さらに理解は深まると思います。ただ、もちろん教育委員ということで公職だというふうに私は認識をいたしておりまして、即それは市民の皆さんと直結をするという情報でありますので、そこは丁寧にご説明をいただいたほうがいいということでお尋ねをさせていただきました。  また、私も一応申し上げておきますけれども、選択的夫婦別姓については、これはやっぱり十分個の尊厳という部分も含めて進めていくべきだというふうに認識をいたしておりますので、これもあわせて中貝市長と何ら認識は変わるものではないということはお伝えをさせていただきたいと思います。  その上で、法的に問題がないということで最高裁の判断、大法廷の判断等々がお引きになられているようでございますけれども、これもその中で、その合憲理由の中で、婚姻前の通称使用が広まることで名前を変える不利益は一定程度緩和される、ここが判断論拠だというふうにされているというふうに、にわか勉強でありますけれども、ただ、その中で15人の最高裁の判事の中で5人がやっぱり違憲という表明がなされているようで、その論拠は、通称は現在公的な文書に使用できない場合があるという、欠陥という、こういう指摘がなされているところであります。  あと、戸籍名と通称名との同一姓という新たな問題を惹起するというような、こういう指摘もなされている判事もいらっしゃいます。  したがって、最高裁のほうで確定をしているので全く法的な問題がないという、恐らくそういう流れでご説明をいただくんだろうというふうに理解をしておるわけでありますけども、この部分がいわゆる公的な立場という意味においていかがなものかという議論があるということは指摘をしておかなければいけないと思います。  特に公的な立場における通称使用という、この部分については、一定程度、同一姓の担保というのがやっぱり必要だという観点から、例えば、我々が公職の選挙という部分で通称使用の部分についても、いわゆる本名以外の呼称を通称として使用できるのは、その通称が本名にかわり広く通用しているものでなければならず、その呼称が広く通用していることを説明し、かつ、そのことを証するに足りる資料を提示した上で、選挙長が認定した場合に通称使用が可能になるということで、やっぱりご本人との同一姓という部分について、一定程度のやっぱり制限をかけている。つまりそれは公職であるから、それは広く有権者、あるいは市民の皆さんに責任を負うからということだというふうに私は理解をいたしておりますけれども、同じく教育委員としての公職という立場に照らして、この一定程度の縛り、一方では、そういう縛りが存在するわけでありますけれども、この部分について、選任された当局として、どのようにお考えになるのか、課題認識だけお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(椿野 仁司) 市長。 ○市長(中貝 宗治) 課題とは全く認識しておりません。今お触れになったのは、選挙に関してのことをお触れになっただけでありまして、教育委員についての議論では全くないということがございます。  それから、最高裁の議論というのは、別に私、幹事長会のときにお話ししましたけれども、論拠というよりは、あの最高裁ですら通称使用が行われてることでもって夫婦別姓を禁じている民法の規定を合憲としてますよということを補足的に申し上げただけであります。  現に女性が結婚前にさまざまな社会的な活動をし、多くの人々の認識をされていたものが結婚によって別の姓になることをいわば社会生活上、自分としてはよしとされずに、引き続きその姓でもって仕事をされたいと思うのは、むしろ当然のお気持ちであります。伊賀議員がそのお気持ちをお認めになるかどうかということが実は問題なのじゃないかと、このように思います。 ○議長(椿野 仁司) 20番、伊賀央議員。 ○議員(20番 伊賀 央) 私は先ほど申し上げましたけれども、選択的夫婦別姓については、しかも最高裁の判断もしかるべき国会の場で議論をするべきだと、また別にきちんと課題として議論するべきだというふうにその判例の中でも、判例というかその判断の中でもうたわれているようでありますし、私は私で、先ほど申し上げた必要だというふうに思っております。思っておりますけれども、豊岡市初の扱いということで、先ほど例えば、じゃあ名前をお呼びするのにどっちのお名前で呼べばいいのかという、これも一つの市民側の混乱につながるという、この位置からお尋ねをさせていただきました。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第63号議案は、原案のとおり同意することに決定しました。  この際、暫時休憩いたします。     午前11時09分休憩 ────────────────────     午前11時12分再開 ○議長(椿野 仁司) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ────────・──・──────── ◎日程第32 報告第6号並びに第64号議案及び第65号議案 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第32、報告第6号並びに第64号議案及び第65号議案、専決処分にしたものの報告について、ほか2件を一括議題といたします。  これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(中貝 宗治) ただいま議題となりました報告第6号、専決処分したものの報告についてをご説明申し上げます。  本件は物損事故1件について、損害賠償の額の決定に係る専決処分をしましたので、議会に報告するものです。  次に、第64号議案、平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)及び第65号議案、平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。  今議会に提出している第51号議案、平成28年度豊岡市一般会計予算のうち、地方創生を推進するための事業で、国が特に地方創生の推進に先駆性があり効果が高いと認めた事業については、補助率10分の10の地方創生加速化交付金が交付されます。今回8,809万1,000円の申請をしていたところ、3月18日に、国から8,000万円の内示がありました。議会初日の総括説明でも申し上げましたが、交付金の性格上、認められた事業を平成27年度予算として組み直し、平成28年度当初予算から除く所要の予算措置を行う必要があります。本案は、そのために追加補正をお願いするものです。また、同日付で、平成27年度特別交付税等の本市への交付額の決定がありましたので、あわせて所要の予算措置を行っています。  詳細につきましては、担当部長からご説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(椿野 仁司) 市長の説明は終わりました。  続いて、議案ごとの説明に入ります。  報告第6号並びに第64号議案及び第65号議案について、一括して説明を求めます。  政策調整部長。 ○政策調整部長(杉本 正憲) 議案書1ページをごらんください。報告第6号、専決処分したものの報告について、ご説明申し上げます。  本件は市長に委任する専決処分事項の指定についての規定により専決処分しましたので、地方自治法の規定により報告するものです。  2ページをごらんください。専決第4号、損害賠償の額を定めることについてです。  本件は、物損事故であり、平成28年2月16日午前7時ごろ、豊岡市城崎町湯島地区内において発生し、損害賠償額は21万9,030円です。詳細につきましては、記載のとおりです。なお、賠償額につきましては、全国市長会の市民総合賠償補償保険から既に相手方に直接支払われております。今後再発防止に向け、検討を進めてまいりたいと考えておりますので、格別のご理解をお願いをいたします。  5ページをごらんください。第64号議案、平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)についてです。  第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億3,124万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を515億3,522万5,000円とするものです。  第2条で繰越明許費の追加をしています。8ページをごらんください。繰越明許費補正です。追加した事業は、合計5事業、1億2,124万1,000円です。いずれも地方創生加速化交付金関連事業として、実質的には平成28年度執行となるものですので、繰り越しをさせていただこうとするものです。  15ページ、16ページ、歳出の事項別明細をごらんください。5、財産管理費です。  積立金6億1,000万円は、特別交付税等の確定に伴う収支調整として財政調整基金に積み立てるものです。表の2段目、地方創生戦略事業費です。先ほど市長が申しましたように、地方創生加速化交付金が内示されたことに伴い、関連する5事業、1億2,124万1,000円を平成28年度予算から組み替えたものです。  財源内訳については、戻っていただきまして、13ページ、14ページ、歳入の事項別明細をごらんください。地方創生加速化交付金関連事業の財源としては、国から内示のあった交付金8,000万円と地域振興基金4,124万1,000円を充てることとしています。また、特別交付税25億720万8,000円及び震災復興特別交付税2万円と交付額が確定したことに伴い、地方交付税6億722万8,000円などを計上しています。  17ページをごらんください。第65号議案、平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)についてです。  第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億2,124万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を487億7,487万6,000円とするものです。地方創生加速化交付金が内示されたことに伴い、関連する5事業を平成27年度予算へ組み替えたことにより減額補正するものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願いをいたします。 ○議長(椿野 仁司) 以上で上程議案に対する説明は終わりました。  これより一括して質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  ただいま議題となっております報告第6号専決第4号については総務委員会に、第64号議案及び第65号議案については、総務委員会及び建設経済委員会に審査を付託いたしますので、ご了承願います。  暫時休憩します。再開は午後1時15分。     午前11時18分休憩 ────────────────────     午後 1時15分再開 ○議長(椿野 仁司) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ────────・──・──────── ◎日程追加 報告第6号 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。この際、報告第6号、専決処分したものの報告について、専決第4号、損害賠償の額を定めることについてを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議はありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  報告第6号、専決処分したものの報告について、専決第4号、損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 報告第6号、専決第4号について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、ことし2月16日に市が管理する豊岡市城崎町湯島地内の保安林内の竹の枯れ枝が隣接地に駐車していた車両に落下し、当該車両のバックドア及び右後部ドアを損傷させた物損事故の損害賠償額の決定について、3月14日付で専決処分を行ったとの報告であります。  審査の結果、了承すべきものと決定しました。
     なお、本委員会は、次のとおり委員会意見及び要望を付すことに決定しました。  市有地については定期的な点検を実施するなど、適切な管理を心がけ、事故防止に努めていただきたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  報告第6号、専決第4号については、総務委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程追加 第64号議案 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。この際第64議案、平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  第64号議案、平成27年度豊岡市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  まず、総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第64号議案中、総務委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  本案は、平成28年度で計画していた地方創生事業のうち、豊岡DMO設立事業について、財政上有利な地方創生加速化交付金の採択内示があったものについて、平成27年度内に組み替えるほか、平成27年度特別交付税の確定を受け、財政調整基金に積み立てするものであります。  当委員会に付託されました事項は、歳入及び歳出のうち、財産管理費についてであります。  当局に対し、詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 次に、建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第64号議案について、建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、地方創生加速化交付金が内示されたことに伴い、関連する5事業、1億2,124万1,000円を平成28年度予算から平成27年度予算に組み替えるものであり、あわせて繰越明許費補正を行うものであります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) 委員長報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、各委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第64号議案については、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程追加 第65号議案 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。この際、第65号議案、平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  第65号議案、平成28年度豊岡市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  まず、総務委員長の報告を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○総務委員長(奥村 忠俊) 第65号議案中、総務委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。  本案は、第64号議案と一体的なもので、平成28年度で計画していた地方創生事業のうち、豊岡DMO設立事業などについて、財政上有利な地方創生加速化交付金の採択内示があったものについて、平成27年度に組み替えるため、当該事業に係る予算を減額しようとするものであります。  当委員会に付託されました事項は、歳入に係る財源更正についてであります。  当局に対し、詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) 次に、建設経済委員長の報告を求めます。  19番、野口逸敏議員。 ○建設経済委員長(野口 逸敏) 第65号議案について、建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。  本案は、地方創生加速化交付金が内示されたことに伴い、関連する5事業を平成27年度予算に組み替えたことにより、減額補正を行うものであります。  当局に対し詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、ご報告をいたします。 ○議長(椿野 仁司) 委員長報告は終わりました。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本案は、各委員長報告のとおり、原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、第65号議案については、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第33 意見書案第1号 ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第33、意見書案第1号、TPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書の提出についてを議題といたします。  意見書案第1号について、提出者の説明を求めます。  12番、奥村忠俊議員。 ○議員(12番 奥村 忠俊) 今議題になりました意見書の提出につきまして、案文を朗読させていただいてご提案にかえたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  TPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書案。  2015年10月、TPP交渉は大筋合意が伝えられ、ことし2月4日には調印式にも出席し、批准を急ごうとしている。大筋合意の内容が明らかでない中でも、農林水産物の8割以上の関税を撤廃し、重要5品目についても、米や乳製品など、関税率の引き下げや無税輸入枠やTPP枠を新たに設定して輸入を受け入れるものとなっており、国会決議は守られたものとは言いがたいものがあります。  TPPの受け入れが食料自給率のさらなる低下と日本の農業、水産業、地域経済に深刻な打撃を与えるものとなっている。我が地方の特産である和牛についても、米国、豪州からの牛肉輸入増は但馬牛にも影響を与えずにはいないと思われる。神戸ビーフの輸出が増加していることをもってしても、但馬牛の生産圧迫は避けられないものと考え、幅広い国民的議論をという国会決議もある。  米国は、秋の大統領選挙以降に審議に入ると言われており、日本が今、国会で批准を強行する必要はないものと言える。世論調査でも、本国会での批准に8割近い人が反対の意思を示している。今必要なのは、交渉の全ての過程を明らかにするとともに、合意された協定の全てを国民に示し、国民の議論のもとで理解を求めることだと言える。よって、政府においては、次の事項を実現されるよう要請する。  記。1、TPP大筋合意の詳細と協定本文を速やかに開示し、国会、国民の議論を保障すること。  2、国会決議に違反するTPP合意を撤回し、協定の批准は行わないこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成28年3月25日、豊岡市議会でございます。  どうぞ皆さん方のご理解とご賛同、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(椿野 仁司) 説明は終わりました。  お諮りいたします。本案は、委員会審査を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。  16番、升田勝義議員。 ○議員(16番 升田 勝義) 私は、ただいま提案されましたTPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書について、反対の立場で討論いたします。  国際政治、経済、資源情勢等、我が国を取り巻く経済環境は大変厳しいものがあると思います。  昨年11月末、政府のTPP総合対策本部が決定した総合的なTPP関連政策大綱においては、このような経済環境を踏まえ、TPPがもたらす効果はこれまで海外展開に踏み切れなかった地方の中小企業にこそ幅広く及ぶ。TPPが多国間の経済連携である特色を生かし、産業空洞化を抑え、技術力等を持った我が国の中小企業がいながらにしての海外展開すること、地域の特色を生かした地場産業、農産品等が8億人の市場へ打って出ることを政府は全力で後押しするとしています。  また、一方でTPPの影響に関する国民の不安を払拭し、特に農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるように、さらに農林水産業全体として、成長産業としての力強い農林水産業をつくり上げるため、全力の施策を講ずるとも明記されています。
     政府は、この大綱をもとに、平成27年度の補正予算において、TPP関連対策費として4,875億円を計上し、去る3月8日には、環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案が国会に提出されました。  本市議会においても、定例会初日にTPP対策関連事業を含む補正予算案を全会一致で可決するなど、TPPは既に既定の事実として動き始めていると言えます。TPP参加各国から特色ある生産物、価格競争力のある生産物が我が国に輸入されることに対して不安がないとは言い切れません。  しかし、一方で我が国の誇る安全で安心かつ高品質な生産物が世界各国から求められているのも事実です。農業分野においても、リンゴや神戸牛、但馬牛などのブランド牛などを初め、さまざまな農産物が世界から注目され始めています。本市の誇るコウノトリ育むお米もその一つです。  私は、世界経済の流れにあらがうことが困難であるとしたなら、むしろこの機会に脆弱な本市農業の生産基盤や経営基盤をより強固なものへと誘導していくべきだと考えます。  よって、TPP合意を撤回すべきだとするこの意見書には賛成できません。  議員各位の賛同をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。  23番、村岡峰男議員。 ○議員(23番 村岡 峰男) 私は、提案されたTPP協定の批准を急がず国民的議論を求める意見書案について、提出をすることに賛成の立場から意見を述べます。  自民、公明、与党は、29日にも環太平洋連携協定、いわゆるTPPの承認案と関連法案の審議を開始することに合意したと伝えられます。秘密裏に進められた交渉の経過も中身も国民に知らせない。与党も含む衆参両院における国会決議にも反すると、全国のJA組合長の90%が国会決議は守られていないと答えています。国会決議は、米、麦、牛肉、豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう、除外または再協議の対象とすることと決めていました。  政府閣僚が幾ら決議は守られていると強弁しても、米の特別輸入枠の設定、牛肉、豚肉の関税大幅引き下げを初め、全農林水産物の82%について、関税撤廃を約束、野菜は全て撤廃とする、こういう協定を結ぶ12カ国の中で見ても、日本の関税撤廃は95%となり、率だけの比較はその国の持つ事情を考慮をしないものと言えます。重要5品目でも、年限を切り、関税を順次引き下げるものとなっており、今でも低い食料自給率はさらに低くなることは、火を見るよりも明らかと言えます。食料生産のための農地はあるのに、高齢化の懸念が叫ばれていても、農地を耕し、農産物を生産する農民がいるのに、なぜこの農地や農民の生産を保障し、国民の暮らしと安全を守ろうとしないのか、怒りを禁じ得ません。  今必要なのは、まさに意見書案が求めるTPP大筋合意の詳細と協定本文を全て開示し、国会、国民の議論を保障することではないでしょうか。協定全文は英文で8,400ページに及ぶとされています。しかし、今、国会に出されたのは、そのうち2,400ページにすぎないとも言われています。TPP批准と実行が国民の一人一人に、また、地方創生を政策課題に上げる全国の自治体にどんな影響が及ぶのか、農地の荒廃が進む中で国土維持にどんな影響が出るのか、全ての農林水産物の生産と国民食料として自給力にどんな影響が出るのか、経済的効果での判断で将来に取り返しのつかない禍根を残さないためにも、慎重な議論を求めることは、地方政治に携わる者として義務だと強調して、意見書案に賛成の意見とします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 討論を打ち切ります。  これより意見書案第1号を起立により採決いたします。  本案は、原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(椿野 仁司) 起立少数であります。よって、意見書案第1号は否決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第34 請願・陳情の審査結果について ○議長(椿野 仁司) 次は、日程第34、請願・陳情の審査結果についてを議題といたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、文教民生委員長から、議報第1号及び議報第2号をもって審査報告書が提出されております。  まず、議報第1号、平成27年陳情第2号、「子ども医療費助成拡充を求める」に関する陳情を議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 文教民生委員会に審査を付託されました、平成27年陳情第2号、「子ども医療費助成拡充を求める」に関する陳情について、審査の結果をご報告いたします。  本件は、子供の医療費無料化を通院も中学3年生まで拡充すること、また、所得制限を設けないことを求めるものであります。中学生以下の通院費の無料化の現状においては、兵庫県下では、41市町中30市町が実施で73.2%の実施率、全国では、平成26年4月現在で1,742市区町村中717市区町村が実施で41.2%の実施率であります。また、本件と同様の内容について、これまでから複数の議員から定例会本会議において、質疑、質問がなされてきた経過があります。  昨年9月に本陳情が提出されて以降、当局から詳細な説明を受け、慎重に審査を行う中、当局においても、子ども医療費と地方創生、少子化対策、子育て支援との関係性等について、豊岡にふさわしい医療費助成のあり方が検討され、平成28年度一般会計予算において、乳幼児等医療費、子ども医療費助成について、社会保障制度は相互扶助であり、みんなで支え合うという基本的な考え方を考慮しつつ、子育て世代への経済的な応援として、本陳情どおりではないものの、中学生以下の子供に対する通院医療費の助成拡充案が提案され、本年7月から10年間の期間として実施される予定であります。これまでの審査において、中学生以下の無料化の完全実施を求める意見がある一方、多額な財政負担が伴うことの懸念、所得制限を設けない対象者全員への助成の可否、困窮者等実情に応じた助成がいいのか、また、少子化対策の視点はどうかといった意見も交わされてきました。  今回の委員会審査において、一部委員より不採択の立場から、陳情の趣旨はよく理解し、市民の皆さんの気持ちもよくわかる。しかしながら、当局においては、乳幼児医療及び子ども医療について、大きな財政負担となるが、助成の拡充を図り、一定の支援の拡充が図られたものと理解する。よって、本件は不採択とすべきである。また、市民の皆さんの気持ちもよくわかるが、今回の当局の拡充策については高く評価し、相互扶助という道理もよく理解するところであり、今後10年の方向性について異を唱えるものではない。しかしながら、人口自然増の観点、少子化対策という観点からも本陳情内容は今後も課題としては残るものと考え、今回の拡充策を今後市民がどう判断するのか注視したいが、今回の拡充策を評価し、本件は不採択すべきであるなどの意見が出されました。  一方、採択の立場から、市の決断は決断として、それはそれとして評価しながらも、とりわけ3歳児までの乳幼児について、県下の全ての市町が無料になっている中で、あえて豊岡が唯一この有料の孤塁を守るという状態が続く。市民から寄せられた陳情内容、中学生以下の通院費無料、所得制限を設けないというこの陳情を採択し、市の方針が変わることを期待したく、本件は採択すべきであるとの意見が出されました。  このため採決を行った結果、本件については、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。  24番、上田伴子議員。 ○議員(24番 上田 伴子) ただいまの委員長報告に反対し、本陳情は採択すべき立場から、陳情2号に対して意見を述べます。  昨年9月議会でおおむね9,000筆の署名を添えて出された陳情は、市民の切実な要望であり、中学校3年生までの子供の通院医療費について、所得制限は設けず、無料にという要望であります。  県下でも30市町が無料となり、但馬でも豊岡市を除く市町で無料となっています。子供の通院の多い歯科、眼科など、そこら辺も無料となるために、ひどくなってからの受診となることが減って、医療費の削減にもつながっているという報告もあります。  金銭信託で得た利息の一部を使って、現行小3以下の1医療機関、1薬局当たり800円を400円に、小4から中3までの自己負担額3分の1助成を1医療機関、1薬局当たりの月額負担限度額を1,600円にするという改正案が示されましたが、なぜ多くの市民の要望どおりの無料化がされないのかと不思議でなりません。移住定住の人たちを呼び込むためにも、子供をたくさん産んでもらうためにも、子育てしやすい環境をつくっていくことは非常に大事です。  私の息子も移り住むための条件として、子供の医療費と保育料を一番に考えたと言っております。その息子たちが住んでいる小野市は、高校3年生までの通院医療費を無料にしております。  ぜひ豊岡が若い世代に子育てしやすいところだと選んでもらうために、大きな条件の一つである子供の中学3年生までの通院医療費の無料化を実現してほしいと切に思います。  陳情に賛同し、署名された9,000人の要求に対して、このたび改善施策が講じられたことは大変意義のあることだと思っておりますが、さらなるご検討が進むことを願います。  市民の目線をモットーとされている議員の皆様のご賛同をお願いいたしまして、この陳情が採択すべきだという意見を申します。よろしくお願いいたします。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。  18番、福田嗣久議員。 ○議員(18番 福田 嗣久) 子ども医療費無料化を通院も中3までを拡充すること、所得制限を設けないことを要望する陳情第2号に対し、不採択とする委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  豊岡市では、兵庫県との共同事業として、福祉医療費助成事業を行っています。また、市独自の上乗せ事業として、乳幼児及び子ども医療費助成において、入院医療費の無料化を平成24年7月から実施しております。  今回の陳情は、通院費も無料化してほしいという要望で市民から多くの署名も集まりました。これに対し、市当局側も何とか要望に応えるべく、さまざまな調査、研究がなされ、財源についても新たな財源が示されました。特に小学校4年生から中3までの子ども医療費助成について、一月1医療機関当たり1,600円という限度額が新設され、かなり大幅な拡充案となっております。  社会保障制度は相互扶助であり、みんなで支え合うという基本的な考え方を堅持し、完全無料化は否とする市の一貫した強い信念を感じ取ることができます。  以上のことから、今回の当局の拡充案を受け入れることとし、今後、市当局におかれましては、子ども医療費助成事業と少子化対策、地方創生との関連性について、さらに調査研究をしていただき、市民にとってよりよい助成内容を模索していただくということをお願いし、この陳情を不採択とする委員長報告に賛成の討論といたします。以上です。 ○議長(椿野 仁司) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 討論を打ち切ります。  これより議報第1号、平成27年陳情第2号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、不採択であります。  本件は、文教民生委員長報告のとおり、不採択と決定することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(椿野 仁司) 起立多数であります。よって、議報第1号、平成27年陳情第2号は、不採択と決定しました。  次に、議報第2号、請願第1号、高齢者の生きがいづくりの拠点の確保に関する件を議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  9番、広川善徳議員。 ○文教民生委員長(広川 善徳) 文教民生委員会に審査を付託されました請願第1号、高齢者の生きがいづくりの拠点の確保に関する件について、審査の結果をご報告いたします。  本件は、高齢者などの生きがいづくりと健康の増進に資するため、昭和54年から活動を行ってきた但馬高齢者生きがい創造学院が公共交通機関の縮小により通学困難者がふえ、学院生が減少してきていること。また、現施設はバリアフリー対応がなされていないこと、老朽化による維持管理経費の増加、現在の無償借用が平成35年で終了することなどの課題を抱えている。そのため、これらの課題を解決する手段として、交通利便性がよい中心市街地に活動拠点を確保することで中心市街地の活性化にも寄与できるものとして、高齢者の生きがいづくりの拠点の確保のため、市に対し支援を求めるものであります。  委員会において、現状の把握、当局の意見など、当局から詳細な説明を受け、慎重に審議、採択すべきとする意見の中で当局におけるこれまでの高齢者生きがい対策は弱い部分があるのではないか、今後の高齢者の生きがい対策をさらに充実すべきである。要望項目については、物理的にも財政的にもかなり厳しい内容もあり、可能な範囲での計画的な支援計画を作成し、市財政も考慮し、莫大な財政支出とならないようすべきである。支援に当たっては、請願にも記載されている中心市街地の活性化にどう結びつけるのか、新しい地域コミュニティとの関連の検討も必要である。請願者においては、基本的にこれまで同様に自主運営を求めるものであるとの意見が出されました。  また、請願者において、早急に検討、解決されるべき課題として、1、但馬高齢者生きがい創造学院は豊岡の会員が92.8%を占めているが、但馬地域の会員で構成されているため、市の支援がなされるとすれば、名称の「但馬」の扱い、また、市支援と豊岡市民以外の会員の取り扱い。2、組織として「学院」、「協議会」という二重構造の解消とセンターの位置づけ等、組織体制の整理について、請願者に対応を求めるものであるとの意見が出されました。  採択に当たり、上記意見等を考慮すべきではあるが、今後の高齢者の生きがい対策を充実すべきであり、請願の趣旨はもっともであるとして、全会一致により採択すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(椿野 仁司) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) 質疑を打ち切ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) お諮りいたします。本件は、文教民生委員長報告のとおり、採択と決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、議報第2号、請願第1号は採択することに決定しました。 ────────・──・──────── ○議長(椿野 仁司) 続いて、各常任委員長及び議会運営委員長からお手元に配付しております一覧表のとおり、所管事務について閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査として付託することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 ────────・──・──────── ○議長(椿野 仁司) 以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  お諮りいたします。これをもって今期定例会を閉会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椿野 仁司) ご異議なしと認めます。よって、平成28年第1回豊岡市議会定例会はこれをもって閉会いたします。      午後1時48分閉会 ──────────────────── ◎議長挨拶 ○議長(椿野 仁司) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  さて、去る2月26日に開会されました今期定例市議会は、29日間にわたる全日程を終了し、本日ここに閉会の運びとなりました。この間、議員各位には、一般会計、特別会計、企業会計を合わせて855億円を超える平成28年度当初予算を初め、報告、条例、事件、補正予算、人事などの重要案件につきまして、終始熱心にご審議を賜り、適切妥当な決定をいただくところとなりました。議員各位のご精励に対し、衷心より厚くお礼を申し上げます。  さて、今期定例会では、新年度予算、人口減少対策、地域振興対策、経済成長戦略など、市政推進の重要諸課題について、真摯な議論が交わされました。市長を初め、当局各位におかれては、議会審議の過程で議員各位から述べられました意見、要望などを十分に尊重され、今後の市政運営に反映されますよう、強く要望いたしておきます。
     新年度からは、豊岡市地方創生総合戦略、いわゆる人口減少対策にかかわる諸事業が本格的にスタートします。また、新しい地域コミュニティの創造事業や公共施設マネジメント計画を初め、市民の暮らしと密接に関係する多くの事業が市民の注目のもとに推進されることになります。これらは全て豊岡市の未来を決定づける大変重要なプロジェクトであることから、市議会はもとより、市民の意見反映に十分努められ、事業が着実に進むよう切望するものです。  野山では、ツクシが顔をのぞかせ、桜のつぼみも日増しに膨らみを増しており、まさに春の息吹がみなぎる好季節を迎えようとしております。議員各位はもとより、当局各位におかれても、何とぞご自愛をいただき、市政伸展のため、一層のご活躍をいただきますことをお願い申し上げ、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。  市長から発言の申し出がございますので、お聞き取り願います。 ──────────────────── ◎市長挨拶 ○市長(中貝 宗治) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る2月26日に開会しました平成28年第1回定例市議会は、全日程を終了し、ただいま閉会の運びになりました。議員各位のご精励に対し、ここに深く敬意を表します。  今議会に私から提出しました案件は、いずれも原案どおり適切なるご決定をいただき、心から厚くお礼を申し上げます。  市行政の各般にわたり、議員各位からいただきました貴重なご意見等につきましては、今後の市政執行に当たり、十分に心してまいります。  去る3月18日、北但ごみ処理施設クリーンパーク北但の火入れ式がとり行われました。いよいよ1週間後の4月1日から、新施設でのごみの全量受け入れが始まります。また、23日には、豊岡市、香美町及び新温泉町が平成23年3月8日に行った北但ごみ処理施設に関する都市計画決定が違法であるとして、兵庫県が事業の施行者である北但行政事務組合に対して行った事業認可処分について、市民等97人が取り消しを求めた訴訟に関し、神戸地裁で被告である兵庫県の勝訴の判決言い渡しがありました。市としましては、クリーンパーク北但が安全・安心で効率的な運転により、地元を初め、市民の皆様に信頼されるよう、構成市町としての役割を果たしてまいります。  いよいよ春本番を迎えます。議員各位には、健康に留意いただき、なお一層ご活躍賜りますよう祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。       午後1時51分 ────────────────────...