豊岡市議会 2012-12-26
平成24年第5回定例会(第6日12月26日)
平成24年第5回定例会(第6日12月26日) ────────────────────────────────────────────────
平成24年第5回
豊岡市議会定例会(第6日)
平成24年12月26日(水曜日)
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平成24年12月26日 午前9時30分開議
第1 諸般の報告
第2 報告第18号 専決処分したものの報告について
専決第15号 損害賠償の額を定めることについて
第3 報告第19号 専決処分したものの承認を求めることについて
専決第16号 平成24年度豊岡市
一般会計補正予算(第3号)
第4 報告第20号
豊岡まちづくり株式会社第17期の決算及び第18期の
事業計画に関する
書類について
報告第21号
株式会社北前館第21期の決算及び第22期の
事業計画に関する書類につ
いて
第5 第 117号議案 土地の貸付について
第6 第 118号議案
物件購入契約の締結について
第7 第 119号議案
豊岡市立城崎健康福祉センターの
指定管理者の指定について
第 120号議案
豊岡市立日高健康福祉センターの
指定管理者の指定について
第 121号議案
豊岡市立但東健康福祉センターの
指定管理者の指定について
○議長(芝地 邦彦) 以上、報告のとおりご了承願います。
市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
○市長(中貝 宗治) 先日の一般質問での古池議員への私の答弁におきまして、以前の村岡議員の発言趣旨を引用いたしました。その発言の趣旨についての理解は私と村岡議員で異なっておりますけれども、引用部分は古池議員への答弁内容に大きな影響を及ぼしませんし、ここは発言者ご本人の趣旨を尊重して私の発言の取り消しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいを願います。以上です。
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。ただいま市長から、12月12日の本会議における古
池信幸議員に対する答弁について、村岡議員に関する発言部分を取り消したい旨の申し出がありました。この
取り消し申し出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、市長からの発言の
取り消し申し出を許可することに決定いたしました。
引き続き市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
○市長(中貝 宗治) 市長、中貝です。
一般質問での伊賀議員の答弁に関し、
安治川議員から、私の利潤ということについてのお申し出がございました。発言の記録を改めて見ましたけれども、特に問題はないものと思っております。
企業のあり方としては、
収支とんとんではだめで、利潤をとるというのはむしろ当然であると。そして、この水道の場合には、その利潤を
資産維持率という形でお願いをしていると、こういう発言をいたしております。
ちなみにこの利潤というのは会計用語でも法令用語でもございませんで、一般的な用語だというふうにされています。ちなみに広辞苑を引きますと、利潤は利益、もうけという意味もございますが、もう一つ、総売上高から生産費を控除した余剰で、企業家の所得。こう書いてございます。この企業家を水道事業の経営体と言えば同じでございますので、要は収入から支出を引いたそのものを、先ほど申し上げましたように、資産維持という形でお願いをしていると、こういう趣旨でございますので、特に問題ないものと、このように考えております。
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◎日程第2 報告第18号
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第2、報告第18号、専決処分したものの報告について、専決第15号、損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 報告第18号、専決第15号について、
企画総務委員会における審査の結果を報告いたします。
本件は、
議会事務局職員が
豊岡市立駅前駐車場で、公用車を後退させる際、後方確認を怠り、駐車中の
相手方車両後部に衝突し、損傷させた物損事故の
損害賠償額の決定について専決処分を行った報告であり、審査の結果、本件については格別異議なく、了承すべきものと決定しました。
なお、慎重な運転を徹底し、同乗者に周囲の確認をさせるなど、常に
危機管理意識を持ち、再発防止に最善を期すよう願いたい。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦)
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
報告第18号は、
企画総務委員長報告のとおりご了承願います。
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◎日程第3 報告第19号
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第3、報告第19号、専決処分したものの承認を求めることについての、専決第16号、平成24年度豊岡市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 報告第19号、専決第16号について、
企画総務委員会に付託された審査の結果をご報告いたします。
本件は、12月16日に執行された
衆議院議員選挙事務に係る経費の専決処分を行った報告であり、審査の結果、本件については格別異議なく、承認すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦)
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
お諮りいたします。本件は、
企画総務委員長報告のとおり承認することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、報告第19号は、
企画総務委員長報告のとおり承認することに決定いたしました。
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◎日程第4 報告第20号及び報告第21号
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第4、報告第20号及び報告第21号、
豊岡まちづくり株式会社第17期の決算及び第18期の
事業計画に関する書類について、ほか1件を一括議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
報告第20号及び報告第21号の2件について、
建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。
まず、報告第20号は、豊岡市の出資比率の変更に伴い、報告対象となった
豊岡まちづくり株式会社について、第17期の決算及び第18期の
事業計画に関する報告であります。
次に、報告第21号は、
株式会社北前館第21期の決算及び第22期の
事業計画に関する報告であります。
審査の結果、いずれも異議なく了承すべきものと決定をいたしました。
なお、報告第20号について、当委員会は次のとおり委員会意見及び要望を付すことに決定をいたしました。
豊岡まちづくり株式会社については、カバン・アルチザン・スクエア事業の実施に当たり豊岡市が増資を行ったことで、今般初めて決算内容と事業計画が議会に示された。第17期の決算では781万2,026円もの経常損失を株式資本から処理がなされている状況であり、その対策として、第18期事業計画では経営強化に取り組むこととされ、取締役の再編、既存事業の直接運営に向けた体制整備、さらには専門的知識や経験を備えた社員の採用を行うこととされている。
しかしながら
事業計画では、経常損益は、特別会計とされているアルチザン事業も含め326万9,000円もの損失が予定をされており、豊岡市が多額の公費を投入してアルチザン事業を実施するための運営体制整備等の事前準備が十分であるとは言いがたい。
今後、豊岡市が多額の公費を投入するにふさわしい安定した経営基盤を早期に確立され、その改善状況について議会に対して速やかに報告されることを強く要望する。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
報告第20号及び報告第21号は、いずれも
建設経済委員長報告のとおりご了承願います。
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◎日程第5 第117号議案
○議長(芝地 邦彦) 日程第5、第117号議案、土地の貸付についてを議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第117号議案について、
企画総務委員会における審査の結果を報告いたします。
本案は、大規模太陽光発電所整備のため、豊岡市が所有する普通財産を事業者に貸し付けようとするものであり、審査の結果、本案については格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
お諮りいたします。本案は、
企画総務委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第117号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第6 第118号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第6、第118号議案、
物件購入契約の締結についてを議題といたします。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第118号議案について、
企画総務委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、新庁舎1階及び2階に設置する事務机、わき机、ワゴン等の備品を購入しようとするものであり、審査の結果、本案については格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
企画総務委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第118号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第7 第119号議案ないし第123号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第7、第119号議案ないし第123号議案、
豊岡市立城崎健康福祉センターの
指定管理者の指定について、ほか4件を一括議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第119号議案ないし第123号議案の5件について、市民福祉委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。
まず、第119号議案ないし第121号議案の3件は、
豊岡市立城崎健康福祉センター、
豊岡市立日高健康福祉センター及び
豊岡市立但東健康福祉センターの指定管理を
社会福祉法人豊岡市社会福祉協議会に指定しようとするものであります。
次に、第122号議案は、
社会福祉法人に係る事務のうち豊岡市が処理すべき事務の管理及び執行を兵庫県へ委託するため、規約を定め協議しようとするものであります。
次に、第123号議案は、北但
広域療育センターの指定管理を
社会福祉法人神戸聖隷福祉事業団に指定しようとするものであり、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第119号議案ないし第123号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
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◎日程第8 第124号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第8、第124号議案、豊岡市
過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第124号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、豊岡市
過疎地域自立促進計画について、事業名の追加及び事業内容の変更を行おうとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第124号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第9 第125号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第9、第125号議案、
豊岡市立地域農業管理施設の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 第125号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、
豊岡市立地域農業管理施設の
指定管理者をコウノトリの郷営農組合に指定しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第125号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第10 第126号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第10、第126号議案、市道路線の認定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第126号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。
本案は、民間の宅地開発に伴い正法寺宮下通線及び九日市14号線を、また、国道426号バイパスの整備に伴い小田井寿上陰線を、それぞれ市道路線として認定を行おうとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第126号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第11 第127号議案ないし第130号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第11、第127号議案ないし第130号議案、
豊岡市立出石歴史文化交流館の
指定管理者の指定について、ほか3件を一括議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池です。
第127号議案ないし第130号議案の4件について、文教委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。
本案は、
豊岡市立出石歴史文化交流館の
指定管理者を武家長屋資料館保存活用会議に、
豊岡市立豊岡市民プラザの
指定管理者を特定非営利活動法人コミュニティアートセンタープラッツに、
豊岡市立出石総合スポーツセンター、豊岡市出石B&
G海洋センター及び
豊岡市立出石多目的屋内運動場の
指定管理者を豊岡市体育協会に、
豊岡市立植村直己記念スポーツ公園の
指定管理者を特定非営利活動法人コミュニティ日高に指定しようとするものであり、審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、文教
委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第127号議案ないし第130号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
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◎日程第12 第131号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第12、第131号議案、訴えの提起についてを議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池。
第131号議案について、文教委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、
豊岡市立出石総合スポーツセンター用地の一部に関して、登記名義人である相手方に対し、時効取得原因とする所有権移転登記手続を求める訴えを提起しようとするもので、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、文教
委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第131号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第13 第132号議案及び第133号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第13、第132号議案及び第133号議案、豊岡市
城崎地域市営駐車場等の
指定管理者の指定について、ほか1件を一括議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第132号議案及び第133号議案の2件について、
建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。
本案は、豊岡市城崎地域市営駐車場の
指定管理者を株式会社湯のまち城崎に、豊岡市坂野地区農作業準備休憩施設の
指定管理者を坂野区に指定しようとするものであり、審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第132号議案及び第133号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
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◎日程第14 第134号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第12、第134号議案、豊岡市一般職の
任期付職員の採用等に関する
条例制定についてを議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第134号議案について、
企画総務委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、一定の期間において専門的な知識、経験が必要とされる業務や業務量の増加が見込まれる業務等について、必要な人材を任期つき職員として採用できるよう条例を制定しようとするものであり、当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、一部委員より反対の立場から、この条例は地方公務員制度を壊してしまう。民間からの採用も一般公募が原則で、公平な試験を受けるべきである。また、民間企業の技術者などを震災地自治体へ派遣するものであれば対応の仕方はある。本来、専門知識を持った職員を養成すべきであり、そのために経費がかかっても、市民の公益に資するなら自信を持ってすべきである。さらに、職場に不明瞭な基準が横行する。任期つき職員、臨時職員、嘱託職員が混在し、前歴も評価される場合、されない場合、契約期間も半年や5年など、わけがわからなくなる。具体的に必要な職務例があるようでもなく、差し迫って制定する必要性がないとの意見が出されました。
一方、一部委員より賛成の立場から、今回の震災のことや、今後、市に何か起きることを想定するなら、専門的知識を持つ者や経験豊富な者をその間、採用することは必要と思う。ただし、運用は慎重にすべきとの意見をつけて賛成する。さらに他市では弁護士を採用している事例もあり、住民の意識も多様化しており、専門的な対応が当然必要になってくる。そうしたことを考えると、こうした任期つき職員は必要と思う。市職員はプロではあるが、それぞれ専門的知識を持とうと思えば費用もかかってくる。ただし、現職員との待遇面等では十分留意してもらいたいとの意見が出されました。
このため、採決を行った結果、本案については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
26番、
安治川議員。
○議員(26番 安治川敏明) 本案に反対をいたします。
まず、その理由は、第1に、地方公務員法による一般職を公務員試験等の手続を経ないで採用するものであり、現在の非正規、嘱託、臨時職員等とは異なり一般職給料表の適用があるものであり、極めて異常な採用方法と言わなければなりません。
加えて、全国の一部の例ではありますが、この任期つき職員の採用に関しては、現段階では情実人事と批判される状況もあると聞いております。また、一部市制のしかれている町では、産休、育休の職員の裏づけにこの職員が充てられ、最もひどい場合にはケースワーカーである人たち、生活保護を担当する職場に任期つき職員が採用されて問題を起こしているという例も報告をされているやに聞いております。
第2に、東日本大震災の自治体へ、専門技術を持つ民間人を市職員として採用し、これを派遣する場合を想定する場合があるという説明でありましたが、今日の臨時・嘱託職員採用の方法でもこれには十分対応できるものであります。
また、この条例案の中には、短時間職員の具体的ケースの採用が条例化されておりますが、具体的なケースで説明を求めましたが、これは説明できておりません。特に産休、育休、あるいは臨時保育士との差異についても説明ができない状況であります。
第3に、現に多数に上る非正規採用の保育士等と任期つき職員との差異、必要性は説明されておりません。特に臨時保育士等が1年ごとの雇用契約であり、一般職俸給表の適用がなく、格付、等級等、前歴を考慮されていません。任期つき職員との差別が新たに生ずるおそれがあります。
以上の理由から、本条例案の制定はふさわしくないと考えますので、反対いたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
17番、綿貫祥一議員。
○議員(17番 綿貫 祥一) 17番、綿貫です。
賛成の討論をさせていただきます。
本市では、平成16年、23号台風によりまして大きな災害を受けました。その際、全国から多くのご支援をいただきました。今回の東日本大震災を始め各地の災害に対しましても、支援いただいた豊岡市といたしましては、各地の支援に対してできることはさせていただくという思いで、現在も職員を派遣しているという状態でございます。今後、そういった際に、専門的知識、経験豊富な人材を一定期間採用して派遣することは必要なことであるというふうに考えます。
さらに本市自身におきましても、今後いつ何が起きるかわかりません。そういった際にも専門的知識、経験豊富な人材を一定期間採用することも必要でございます。
なお、採用に当たりましては、この職員も職員定数の範囲内であると。そして、この条例を適正に運用されるものというように聞いております。
以上の理由で、第134号議案に賛成をいたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
青山憲司議員。
○議員(23番 青山 憲司) 本議案、第134号議案に賛成の討論を申し上げます。
先ほど
委員長報告にもございましたように、県内におきましては弁護士の採用等もございます。当初3人採用予定が現実には5人採用された市もございます。この採用に際しては、市にとって、例えば市民の法律相談であるとか、あるいはコンプライアンス担当、こういった特殊な部門の担当をされるというふうに伺っております。
住民の意識が大変多様化している現状において、専門的な対応が必要な分野、これは当然これからも発生してくる、こういうことを考えると、今回提案されております任期つき職員の採用は当然必要であるというふうに考えます。
市の職員の皆さんはプロではございますが、それぞれに専門的な知識を得ようとすれば相当な経費がかかってくるというふうに思います。しかし、現在一般採用されております職員の皆さんとの待遇面、処遇面については十分勘案された対応が必要と考えます。
以上をもって第134号議案の賛成討論といたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
これより第134号議案を起立により採決をいたします。
本案は、
企画総務委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(芝地 邦彦) 起立多数であります。よって、第134号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第15 第135号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第15、第135号議案、豊岡市
暴力団排除条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第135号議案について、市民福祉委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするもので、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第135号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第16 第136号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第16、第136号議案、
豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第136号議案について、市民福祉委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、日高西デイサービスセンターの民間移管に伴い、公の施設としての日高西健康福祉センターを廃止するため、条例の一部を改正しようとするもので、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第136号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第17 第137号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第17、第137号議案、
豊岡市立デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定についてを議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第137号議案について、市民福祉委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、豊岡市が設置、管理しているデイサービスセンター11施設を民間に移管するため、
豊岡市立デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第137号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第18 第138号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第18、第138号議案、豊岡市
指定地域密着型サービス及び
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準等を定める条例についてを議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第138号議案について、市民福祉委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、介護保険法の改正に伴い、
指定地域密着型サービス及び
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準などを定めるため条例を制定しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第138号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第19 第139号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第19、第139号議案、豊岡市市道の構造の基準等を定める条例についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 第139号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、道路法及び高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正に伴い、市道の構造の基準等を定めるため、所要の規定の整理を行おうとするものであります。
審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第139号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第20 第140号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第20、第140号議案、豊岡市準用河川に設ける
河川管理施設等の構造の基準等を定める
条例制定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第140号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、河川法の改正に伴い、準用河川に設ける
河川管理施設等の構造の基準を定めるため、所要の規定の整理を行おうとするものであります。
審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第140号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第21 第141号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第21、第141号議案、
豊岡市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第141号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、市営住宅の整備基準及び入居者の入居収入基準を規定するとともに、一部の市営住宅において定住促進を目的としてUターン等希望者への空き家の使用許可を行うための条例の一部改正であります。
審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第141号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第22 第142号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第22、第142号議案、
豊岡市営特定公共賃貸住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第142号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、特定公共賃貸住宅の有効活用策として、
社会福祉法人等が特定公共賃貸住宅を利用して事業を行う場合に、目的外の使用を許可することができるようにするための条例の一部改正であり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第142号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第23 第143号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第23、第143号議案、
豊岡市立小学校及び中学校の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池です。
第143号議案について、文教委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、西気小学校を廃止して清滝小学校と統合するため、条例の一部を改正しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、文教
委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第143号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第24 第144号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第24、第144号議案、
豊岡市立幼稚園の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池です。
第144号議案について、文教委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、五荘幼稚園及び奈佐幼稚園を廃止して新たに五荘奈佐幼稚園を設置するため、条例の一部を改正しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、文教
委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第144号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第25 第145号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第25、第145号議案、
豊岡市立放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池です。
第145号議案について、文教委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、港東放課後児童クラブを新設するため、条例の一部を改正しようとするものであり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、文教
委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第145号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第26 第146号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第26、第146号議案、豊岡市水道事業の
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格等を定める
条例制定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第146号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。
本案は、水道法の改正に伴い、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格等を定めるための条例の一部改正であり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第146号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第27 第147号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第27、第147号議案、豊岡市
下水道条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第147号議案について、
建設経済委員会における審査の結果をご報告をいたします。
本案は、下水道法の改正に伴い、公共下水道の構造の基準等を定めるとともに、処理区の統廃合に伴い、西気処理区に係る定めを削るための条例の一部改正であり、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第147号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第28 第148号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第28、第148号議案、
豊岡市議会議員及び豊岡市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用並びに
選挙運動用ビラ及び
選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第148号議案について、
企画総務委員会における審査の結果をご報告いたします。
本案は、ポスター掲示場の数が500以下とある場合の
選挙運動用ポスターの作成に係る公費の支出について定めようと条例を改正するものであり、審査の結果、本案については格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
企画総務委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第148号議案は、原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。再開は10時40分。
午前10時26分休憩
────────────────────
午前10時40分再開
○議長(芝地 邦彦) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────・──・────────
◎日程第29 第149号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第29、第149号議案、平成24年度豊岡市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
まず、
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第149号議案中、
企画総務委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。
当委員会に付託されました事項は、所管事項に係る歳入及び歳出のうち人件費に係る部分、総務費の関係部分、消防費及び公債費、繰越明許費及び債務負担行為補正、地方債補正の関係部分で、各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、本案については格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) 次に、
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第149号議案中、市民福祉委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。
当委員会に付託されました事項は、総務費、民生費、衛生費中の関係部分に係る歳入歳出補正及び債務負担行為補正、地方債補正についてであります。
各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行う中で、一部委員から反対の立場で、今回の補正予算は、北但行政事務組合負担金の債務負担行為補正が上がっている。これは北但ごみ処理施設の建設事業に係るものであり、地元住民からは建設を含めてさまざまな意見があり、同僚議員が一般質問も行っている。建設そのものも含めて、現時点では同意しがたい。よって、本案には賛成できないとの意見が出されました。
一方、賛成の立場から、北但ごみ処理施設整備事業は、豊岡市だけでなく香美町、新温泉町と共同して新しい施設をつくろうとするものであり、今回の債務負担行為補正も当然必要なものであるので、本案を認めるべきであるとの意見が出されました。
このため採決を行った結果、本案については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) 続いて、
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 25番、古池です。
第149号議案中、文教委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告いたします。
当委員会に付託されました事項は、総務費、民生費中の関係部分及び教育費に係る歳入歳出補正、債務負担行為補正並びに地方債補正についてであり、各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、本案については格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) 次に、
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第149号議案中、
建設経済委員会に付託されました事項について、審査の結果をご報告をいたします。
当委員会に付託されました事項は、総務費中の関係部分並びに農林水産業費、商工費及び土木費に係る歳入歳出補正、債務負担行為補正並びに地方債補正についてであり、各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
15番、村岡峰男議員。
○議員(15番 村岡 峰男) 15番、村岡です。
平成24年度豊岡市
一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場から討論します。
豊岡市が主導して進める北但ごみ処理施設整備は、現在、施設への進入路建設工事が仮設道路も含めて進められています。地元住民や周辺住民の反対の声を無視し、また、収用法による強制的な土地取り上げなど、国内でも例のない強制的な手法は都市計画決定無効の裁判にまで発展していますが、あくまで強硬姿勢を崩さない市長と北但行政の進め方は、既成事実を重ねることで事を前に進める手法と言えます。この行政の進め方は、地域住民のみならず市民との信頼関係を崩し、市政運営上ゆゆしきことと考えます。
住民の理解を得る努力こそ重視されるべきと考え、その観点から、平成25年度からの3年間の債務負担行為37億7,980万円については同意しがたいこと、処理方法についても、建設されれば今後20数年間燃やし続けなければならないことを考えれば、周辺環境の問題やごみ処理技術の先端技術に学ぶ時間と検討する時間を保障するための猶予を持つことは、20数年に及ぶ処理期間を考えるなら、行政のとる当然の姿勢だと考えます。
以上の理由から反対の立場といたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
3番、関貫久仁郎議員。
○議員(3番 関貫久仁郎) 3番、関貫です。
第149号議案、
一般会計補正予算に関して賛成の立場で討論をいたします。
北但ごみ処理整備事業債務負担行為補正に対し反対討論がありましたが、本事業は、豊岡市、香美町、新温泉町の1市2町で構成する北但行政事務組合で平成28年の稼働を目指し、ただいま粛々と進められ、用地確保もでき、工事進入路等も整備されております。
一部より、まだ反対の声が聞こえますが、今この事業を停滞させることは、多大な混乱、不利益を招くことと考えます。
よって、本補正は認めるべきであると、賛成いたします。
また、同時に、反対をされている方々に対しては、組合として、建設にご理解をいただけるよう、なお一層の努力を望むことをつけ加えたいと思います。以上です。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
これより第149号議案を起立により採決いたします。
本案は、各
委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(芝地 邦彦) 起立多数であります。よって、第149号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第30 第150号議案ないし第153号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第30、第150号議案ないし第153号議案、平成24年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)、ほか3件を一括議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 第150号議案ないし第153号議案の4件について、市民福祉委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。
まず、第150号議案は、一般管理費、共同事業拠出金の増額、国保財政調整基金積立金の減額及び一般会計繰入金の増額の予算補正であります。
次に、第151号議案は、資母診療所の一般管理費、医療用衛生材料費の増額及び診療収入の増額の予算補正であります。
次に、第152号議案は、一般管理費、後期高齢者医療広域連合納付金、還付金の増額、一般会計繰入金の増額の予算補正であります。
さらに第153号議案は、豊岡休日急病診療所、神鍋診療所の医療用衛生材料費の増額及び森本診療所の医療用機械器具費の増額、診療収入の増額の予算補正であり、審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
市民福祉委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第150号議案ないし第153号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第31 第154号議案ないし第156号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第31、第154号議案ないし第156号議案、平成24年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第2号)、ほか2件を一括議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
10番、
野口逸敏議員。
○
建設経済委員長(野口 逸敏) 10番、野口。
第154号議案ないし第156号議案の3件について、
建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告をいたします。
まず、第154号議案は、一般会計繰入金の減額及び建設改良費の減額等による予算補正であります。
次に、第155号議案は、一般会計繰入金の減額及び建設改良費の減額等による予算補正であります。
次に、第156号議案は、農作物共済及び家畜共済における保険金の増額等による予算補正であります。
審査の結果、いずれも格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をしました。
以上、ご報告をいたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、
建設経済委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、第154号議案ないし第156号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第32 第157号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第32、第157号議案、豊岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
企画総務委員長の報告を求めます。
9番、
岡谷邦人議員。
○
企画総務委員長(岡谷 邦人) 第157号議案について、
企画総務委員会における審査の結果をご報告をいたします。
本案は、人事院勧告に準じて、55歳以上の職員は当該年度に達した年度の翌年度以降は昇給させない基準の変更等の改正をしようとするものであり、当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、一部委員より反対の立場から、給与表全体の中で55歳での昇給ストップの理由が不明である。定年が60歳で年金支給年齢も延びている。民間賃金との比較では、国家公務員給与を約7%引き下げる前でも0.07%ぐらいは民間に比べて低いと勧告している。幸いに本市は引き下げられなかったが、人勧の範囲内の給与水準であった。特に55歳以上は高いとはなっていない。しかも、特に良好な勤務成績では昇給させるとあるが、基準もわからない。職員組合と妥結したと言われるが、そもそも公務員労働組合は協約権がない。不当な労働三権の差別の上に、一方的に市長や議会が決定することは問題である。市の功労あるベテラン職員にこんなひどい待遇をするのは許されないとの意見が出されました。
一方、一部委員より賛成の立場から、市職員給料は常に人勧に基づいている。職員組合とも十分話し合いを重ねている。今回もそれに基づいており、賛成であるとの意見が出されました。
このため採決を行った結果、本案については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
16番、奥村忠俊議員。
○議員(16番 奥村 忠俊) 16番、奥村。
第157号議案、豊岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定につきまして、次の理由により反対をいたします。
本年8月8日の人事院勧告は、国家公務員の給与改定臨時法令により、4月から平均で7.8%もの賃金削減が行われた中での勧告であり、減額後の官民格差は7.67%、平均2万8,610円も低く、逆格差が生じていることも明らかにしております。にもかかわらず、減額前の官民給与格差が0.07%低いことを認めながら、格差が僅差であるとして改善勧告は行われませんでした。これは労働基本権制約の代償機関としての人事院の立場を放棄したと言わざるを得ません。本来なら給与削減が行われた実際の支給額に基づく改善勧告が行われるべきであります。一体何のための人事院なのか。こんなことがまかり通るなら、公務員の生活権や人権は一体どうなるのかと、怒りを感じます。
さて、条例改正案は市職労との妥結に基づき提案したとのことですが、賃金について公務員労組は協約権、スト権などはなく、妥結には何ら法的意義はありません。条例改正案の主たる内容は、55歳を超える高齢層職員の給与について、標準の勤務成績では昇給しないなどとするもので、市役所を支える高齢層職員を直撃する賃下げであり、経験を積んだベテラン職員に対する賃金差別であると思います。
12月議会では、職員のモチベーションをいかに高めるかについての議論が多く出されました。しかし、この条例改正は、若年層を含め職員全体のモチベーションに悪影響を及ぼすものとしか考えられません。さらに高齢層の給与削減を原資に、31歳以上38歳未満の職員に最大1号上位の号俸に調整措置するなど、若年層に配分するとしていますが、給与水準全体を引き下げてきていることには目をつぶり、年代間で職員の分断を図るものとしか思えないのであります。若年層への配慮を真剣に考えるなら、それは別の問題として、初任給改善等、若年層独自の給与改善を検討していくことが必要であります。
また、これまでの公務員給与について考えてみると、常に民間格差があるとして引き下げられてきました。国家公務員で見てみると、1999年から14年間で72万4,000円低下しております。これには東日本大震災関連分50万6,000円は含まれておりません。国の統計調査でも、労働者全体の1人平均の給与総額は90万円から100万円低下していることが示されています。このようなことは経済の悪循環、つまり給与の引き下げが内需の縮小を発生させ、それが生産の縮小につながり雇用の減少となる、その結果が今日の景気の低迷や経済不況になっているのではないかと思います。
そして、2年後には消費税を5%から8%へ、翌年には10%にまで引き上げる計画でございます。結果は、今以上に貧富の差を生み、さらなる経済不況を生み出すことになるのは必至であると思います。今回の職員の昇給ストップ、賃金の引き下げは、さらに拍車をかけることになり、断じて認めることはできません。
以上のことを指摘して、第157号議案に対する反対討論といたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
17番、綿貫祥一議員。
○議員(17番 綿貫 祥一) 第157号議案に賛成の討論をさせていただきます。
市の職員は、従来から国の人事院勧告に基づきまして、その都度改定をしてきております。今回の改定も人事院勧告に基づいたものでございまして、職員組合とも十分な話し合いを重ねて理解を得たものというように聞いております。以上の理由から、第157号議案に賛成をいたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
23番、青山憲司議員。
○議員(23番 青山 憲司) 本第157号議案に賛成の討論を申し上げます。
今年度人事院勧告における内容におきましては、人事院が実施した民間給与実態調査におきましては、ことし4月の国家公務員給与は民間を273円、0.07%上回っております。また、昨年の冬、そしてことしの夏と、民間の支給割合が、ボーナスにおいてはその割合が3.94カ月で、公務員の現行の支給月額3.95カ月とほぼ均衡をいたしております。一方、こうした中、月給、ボーナスともに民間との格差がわずかだったことに加えて、国家公務員の給与は東日本大震災の復興財源を捻出する目的でことし4月から2年間、7.8%を特例的に引き下げられることを考慮し、勧告の必要はないと政府は判断いたしました。
一方で、この勧告の中には、50代後半の官民の格差は相当程度存在するという勧告もなされております。一方で、給与法においては、地方公務員の給与については地方公務員法及びこの法律の趣旨を踏まえ地方公共団体において自主的かつ適切に対応するとなされております。今回の議案につきましては、55歳以降の給与については見送りをするというふうな内容でございます。これは人事院勧告の言っております55歳以降のその給与にあり方について見合わすものであり、今回の議案については賛成するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
これより第157号議案を起立により採決をいたします。
本案は、
企画総務委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(芝地 邦彦) 起立多数であります。よって、第157号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第33
委員会提出第2号議案及び
委員会提出第3号議案
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第33、
委員会提出第2号議案及び
委員会提出第3号議案、
豊岡市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する
条例制定について、ほか1件を一括議題といたします。
委員会提出第2号議案及び
委員会提出第3号議案について、提出者の説明を求めます。
18番、
森田健治議員。
○議員(18番 森田 健治) 18番、森田です。
委員会提出第2号議案、
豊岡市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する
条例制定についてをご説明いたします。
今回提案する条例改正案は4件ありますが、いずれも地方自治法の改正に伴い、関係条例の所要の規定整備を行うものであるため、
委員会提出第2号議案として一括して提案するものです。
改正内容については条例案要綱で説明いたします。4ページをお開きください。
まず1点目、(1)
豊岡市議会政務調査費の交付に関する条例についてですが、改正の内容は、アからオにありますように、政務調査費に関し名称を政務活動費に改めるとともに、交付の目的を議員の調査研究その他の活動に資するためとし、その経費の範囲を定めること、さらに市民等が収支報告書を閲覧することができるよう定め、議長は市との透明性の確保に努めるものとすること、それ以外に、その他所要の規定の整備を行うことです。
次に、2件目、(2)豊岡市議会基本条例についてですが、これは政務調査費を政務活動費に改めると、文言整理をするものです。
続いて3件目、(3)は、豊岡市議会委員会条例についてですが、内容はアからウにありますように、議員は地方自治法において、少なくとも一の常任委員となるものとすることが削除されたため、本市の実情に合わせて同文を条例で規定し、議長においても現在、申し合わせで常任委員所属を辞退していることから、今回条例で規定をするものです。
また、特別委員の在任についても、地方自治法で削除されたため、改正前の地方自治法に規定されていた、委員の在任期間の期限を規定したものです。
さらに地方自治法で、常任委員は会期の初めに議会において選任することが削除されたため、改正前の法の規定のとおり、会期の初めに議会で選任することを規定するものです。
次に4件目、(4)豊岡市証人等の実費弁償に関する条例についてですが、これは今回、地方自治法の改正で本会議における公聴会の開催及び参考人の招致が可能となったことに伴い、当該公聴会参加者等への実費弁償について定めることを規定するものです。
次に、2の附則で、(1)この条例は地方自治法の一部を改正する法律附則第1条ただし書きの政令で定める日から施行すること。(2)改正前の
豊岡市議会政務調査費の交付に関する条例の規定により交付された、この条例の施行の日の属する月前の月分までの政務調査費については、なお従前の例によることとしています。
また、あわせて5ページ以降に条例改正案の新旧対照表を掲載していますので、ご清覧のほどよろしくお願いします。
以上、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。
引き続きまして、
委員会提出第3号議案、
豊岡市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてをご説明いたします。
本案は、地方自治法の改正に伴い、本会議における公聴会の開催及び参考人の招致をすることが可能となったことから、これらに係る手続等を定めようとするものであります。
改正内容については規則案要綱で説明します。3ページをお開きください。
内容は(1)から(8)にありますように、まず、公聴会開催の手続に関して、日時、場所等、必要な事項を公示すること。
次に、意見を述べようとする者は、文書であらかじめその理由及び案件に対する賛否を議長に申し出なければならないこと。
続いて、利害関係者及び学識経験者等の公述人は議会において定め、議長から本人にその旨を通知すること。また、あらかじめ申し出た者の中に、その案件に対して賛成者及び反対者があるときは、一方に偏らないように選ばなければならないこと。
次に、公述人が発言しようとするときは議長の許可を得なければならず、その発言は、その意見を聞こうとする案件の範囲を超えてはならないこと。また、不当な言動があるときは、議長は発言を制止し、また退席させることができること。
続いて、議員は公述人に対して質疑をすることができるが、公述人は議員に対して質疑をすることができないこと。
次に、公述人は代理人に意見を述べさせ、または文書で意見を提示することができないこと。
続いて、参考人の出席を求める議決があったときは、議長は参考人に、その日時、場所及び意見を聞こうとする案件、その他必要な事項を通知しなければならないこと。
次に、その他所要の規定の整備を行うことです。
次に、2の附則で、この規則は、公布の日から施行すること。ただし、第96条第2項の改正規定は、地方自治法の一部を改正する法律附則第1条ただし書きの政令で定める日から施行することとしています。
あわせて、4ページ以降に新旧対照表を掲載していますので、ご清覧のほどよろしくお願いいたします。
以上、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(芝地 邦彦) 説明は終わりました。
お諮りいたします。本案は、
委員会審査を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。本案は、原案可決することに決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認めます。よって、
委員会提出第2号議案及び
委員会提出第3号議案は、原案のとおり可決されました。
────────・──・────────
◎日程第34 請願・陳情の審査結果について
○議長(芝地 邦彦) 次は、日程第34、請願・陳情の審査結果についてを議題といたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、
文教委員長及び
市民福祉委員長から、議報第6号及び議報第7号をもって審査報告書2件が提出されております。
まず、議報第6号、陳情第5号、「子ども・子育て関連法(新システム)」を実施しないように国に意見書提出を求める陳情書を議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
25番、古
池信幸議員。
○
文教委員長(古池 信幸) 古池です。
文教委員会に付託されました陳情第5号、「子ども・子育て関連法(新システム)」を実施しないように国に意見書提出を求める陳情書について、審査の結果をご報告をいたします。
本件は、子ども・子育て関連法については、すべての子供の権利保障という視点からではなく、保護者の就労を基本に保育の必要性などを認定し、保護者に対して直接補助をするものであり、公的保育制度が解体されて保育の供給は市場にゆだねられ、保育に格差が持ち込まれて、子供の成長、発達の権利が侵害されることなどが懸念されている。よって、このような子供の保育に格差を持ち込む子ども・子育て関連法を実施しないことを求めるものであります。
委員会において、子ども・子育て関連法の趣旨を精査する中で、委員から、当該法については、現行の基準を基礎とし、質の高い学校教育、保育を保障するとされ、陳情でうたわれているような内容は見てとれず、懸念されているような法制定ではないと思われる。また、豊岡市内における保育の現状についても、これまでの保育制度への悪影響や質の低下は予想されず、本陳情については採択することはできないといった意見が出され、採決を行った結果、全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
26番、安治川敏明議員。
○議員(26番 安治川敏明) 本陳情は採択されるべきであるという立場から討論をいたします。
陳情の趣旨である新システムとは、子ども・子育て支援法、認定こども園法改正法、児童福祉法改正法を含む一連の法案が、2015年の消費税率10%化の時期に連動して本格実施をしようとする制度であります。
この趣旨は、本来、待機児童が大変深刻な状況である国民的な願いにこたえて改正を図ったとされているわけでありますが、改正の趣旨は極めて複雑でありまして、現行の保育制度が措置を基礎とした福祉行政であるところ、その部分を一部残しつつ、これは特に民主党、自民党、公明党、3党の修正により一部残された面がございますが、同時に主たる筋は保育を市場の契約制度に移すというところにあります。
特に懸念されるのは、介護保険制度と同じように保育の程度を認定申請をして、市町村がこれを認定しなきゃならないという制度に変更することであります。現行法では、1人の措置すべき児童についての保育単価は決まっておりますが、この制度に移行することにより、例えば保護者の就労時間により6時間の認定、あるいは8時間の認定というふうに変わって、例えば私立の、あるいは
社会福祉法人の施設にあっても、収入の低下さえ懸念されているところであります。これでは、一方では児童福祉に必要とする予算額を抑えながら、一方では父母と、あるいは保護者と施設の負担により待機児童の解消を図ろうとする、いわば消費税率アップと社会保障一体改革と称して実際には給付サービスを低下させるということが懸念されています。もちろん2015年までの間に経済情勢の変化や、それからまた、全国の児童福祉関係者の努力により、あるいはまた、国会や政府においても新たな動きがあって、この新システムの実施に当たっては実質的に子供たちが不幸に陥らないように改善される余地はあります。
本陳情は、そのような趣旨から、子供の保育に格差を持ち込む子ども・子育て関連法を実施しないということを趣旨としておりますが、これは意味するところは、新しいシステムのもとにおいても、子供たちが一歩でも現行水準を下げないように改善努力をする、そのために本市議会にその窮状を訴えてきたものでありまして、本陳情を採択することこそ子供たち、あるいはまた、待機児童に悩む全国の父母の期待にこたえる道であるという立場から、本陳情をぜひ採択されるようお願いするものであります。以上であります。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
18番、
森田健治議員。
○議員(18番 森田 健治) 私は、ただいまの
委員長報告に対して賛成の立場で討論をいたします。
子ども・子育て関連3法は、ことし8月10日3党合意によって可決成立いたしました。新制度は、幼児期の学校教育、保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に進める仕組みを導入し、幼児教育、保育、子育て支援の質と量を充実させるものであります。
この子ども・子育て関連3法では、小規模保育や居宅訪問型保育、事業所内保育など、認可外保育施設を新たに市町村の認可制とし、国が2分の1を負担する教育・保育給付の対象に含めるとともに、積極的に認可していく方針も示されております。
さらに認定こども園法の改正については、幼保連携型認定こども園の供給が抑制されないよう、これも原則認可方針が確認をされています。また、保育に対する市町村の責任について、より明確に規定し、子ども・子育て支援
事業計画の策定を義務づけ、必要な保育の確保について規定をしています。
このように新制度のもとでも引き続き現在の制度と同様、市町村が保育の実施義務を担うとともに、認定こども園や小規模保育などについても必要な保育を確保するための措置を講じなければならないなど、市町村の責任が後退することはなく、保護者が安心して保育を利用できる仕組みとなります。
新制度の目的は、待機児童の解消だけではなく、親の就労状況を問わず就学前のすべての子供に良質な教育、保育を一体的に提供する体制づくりであります。よって、本陳情には賛同できず、不採択とすべきであります。以上です。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
これより議報第6号、陳情第5号を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、不採択であります。本件は、文教
委員長報告のとおり、不採択と決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(芝地 邦彦) 起立多数であります。よって、議報第6号、陳情第5号は、不採択とすることに決定いたしました。
次に、議報第7号、陳情第7号、豊岡市居宅生活支援事業(移動支援事業)に関する陳情を議題といたします。
市民福祉委員長の報告を求めます。
13番、伊藤仁議員。
○
市民福祉委員長(伊藤 仁) 市民福祉委員会に審査を付託されました陳情第7号、豊岡市居宅生活支援事業(移動支援事業)に関する陳情について、審査の結果をご報告いたします。
本件は、豊岡市居宅生活支援事業の一つである移動支援について、そのあり方を示すため作成された移動支援ガイドラインに定めている移動支援の対象としていない、自宅から学校、学校から自宅までの通学の途中に通院や余暇活動のために病院などの目的地に立ち寄ることについても移動支援の対象として認めるよう、移動支援ガイドラインの見直しを求める陳情であり、居宅生活支援事業の概要について当局から説明を受け、慎重に審査する中で、一部委員から不採択の立場で、移動支援ガイドラインの内容はほかの自治体においても同様の取り扱いをされているものであり、通学途中に通院や余暇活動のために目的地に立ち寄ることを移動支援の対象として認めることは制度の趣旨からも適切ではなく、採択しがたいとの意見が出されました。
このため採決を行った結果、本件については賛成少数により不採択すべきものと決定をいたしました。
以上、ご報告いたします。
○議長(芝地 邦彦) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 質疑を打ち切ります。
討論はありませんか。
15番、村岡峰男議員。
○議員(15番 村岡 峰男) 15番、村岡です。
陳情第7号、豊岡市居宅生活支援事業(移動支援事業)に関する件について、採択すべきとの立場から意見を申し上げたいと思います。
ことし10月から居宅生活支援事業の移動支援ガイドラインは定められ、重度障害者などが自宅に引きこもることなく社会参加や社会生活が送れる施策として活用されています。
陳情者は、障害者が自宅から学校や作業所など通所施設に通う途中での移動支援を求めていますが、担当課では、陳情者にも詳しく説明をしてきたとのことですが、なお理解が得られてないことによる陳情であります。
また、障害者施策は特に利用者の意見をよく聞き、納得と理解、協力が得られるものでなければならないと考えます。利用する市民からのガイドライン改善の要望は、利用する市民の立場こそ尊重すべきと考え、陳情は採択すべきと意見を申し上げます。以上です。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
2番、峰高正行議員。
○議員(2番 峰高 正行) 2番、峰高です。
陳情第7号、豊岡市居宅生活支援事業(移動支援事業)に関する陳情について、
委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。
委員長報告のとおりでございますが、このガイドラインは豊岡市居宅生活支援事業(移動支援事業)の本来の目的、運用方法を明確にし、どの運営事業所にも公平に事業を運用してもらおうとするもので、当市の居宅生活支援事業を維持していくために必要な定めとなっており、見直しの必要はないものと思います。
市としても施設を運営している事業者に対し、送迎ができる体制をつくるよう指導していき、持続可能な制度としていきたいという説明も受けたところです。
よって、
委員長報告に賛成の討論といたします。
○議長(芝地 邦彦) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 討論を打ち切ります。
これより議報第7号、陳情第7号を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、不採択であります。本件は、
市民福祉委員長報告のとおり不採択と決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(芝地 邦彦) 起立多数であります。よって、議報第7号、陳情第7号は、不採択とすることに決定いたしました。
────────・──・────────
○議長(芝地 邦彦) 続いて、
企画総務委員長、
市民福祉委員長、
文教委員長、
建設経済委員長及び
議会運営委員長から、お手元に配付しております一覧表のとおり、陳情第6号及び所管事務について、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
────────・──・────────
○議長(芝地 邦彦) お諮りいたします。以上で
今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。これをもって
今期定例会を閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(芝地 邦彦) 異議なしと認めます。よって、平成24年第5回
豊岡市議会定例会はこれをもって閉会といたします。
午前11時30分閉会
────────────────────
◎議長あいさつ
○議長(芝地 邦彦) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
去る11月30日に開会されました今期定例市議会は、27日間にわたる全日程を終了し、本日ここに閉会の運びとなりました。この間、議員各位には、当局提出議案45件を始め議会提出議案、陳情等の重要案件につき終始熱心にご審議を賜り、適切妥当な決定をいただきました。議員各位のご精励に対しまして、衷心より厚く御礼申し上げます。
さて、
今期定例会は、支所の組織体制課題や中心市街地活性化計画並びに新庁舎建設問題及び補正予算など、数多くの当面する本市の重要案件につき真摯な議論がなされました。市長を始め当局各位におかれましては、議会審議の過程において議員各位から述べられました意見、要望などを十分に尊重され、今後の市政運営に反映されますよう、特に要望いたしますとともに、懸案諸課題の解決に向けてさらなる努力を傾注されるよう切望するものであります。
寒さも一段と厳しさを増してまいります。議員各位はもとより当局各位におかれましても何とぞご自愛をいただき、市政進展のため一層のご活躍を賜りますとともに、ご家族おそろいで輝かしい新年をお迎えになりますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
────────────────────
◎市長あいさつ
○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。
閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
去る11月30日に開会しました平成24年第5回定例市議会は全日程を終了し、ただいま閉会の運びになりました。議員各位のご精励に対し深く敬意を表します。
今期定例会には、私から45件の案件を提案申し上げましたが、いずれも原案どおり適切なるご決定をいただき、厚くお礼申し上げます。
議会審議の中で議員各位からは、市行政の各般にわたり貴重なご意見、ご提言をいただきました。これら本会議、あるいは
委員会審査を通じていただいたご意見等につきましては、今後の市政執行に当たり十分に心してまいります。
12月20日に県教育委員会は、県立高等学校の通学区域について、但馬地域における連携校外からの合格者比率を当面、現行の3倍の18%以内に拡大する決定を行いました。これは、但馬の市町長、議会、住民の願いを踏みにじるもので、極めて遺憾であります。今となっては言うのも腹立たしいぐらいですが、県教育委員会は地域との協働の意味を踏まえた行政を進めるべきだと思っています。
この際、3点ご報告申し上げます。
まず1つ目は、市役所南庁舎別館施設の運営事業予定者についてです。
過日、外部の専門家を含む6名のメンバーで構成する選定委員会を開催しました。今議会において、参加表明事業者は6事業者とご報告申し上げましたが、その後、1事業者が辞退したため、5事業者からの提案について選定基準に基づき総合的に評価し、審査を行いました。
その結果、篠山市の一般社団法人ノオトを最もすぐれた提案者として運営事業予定者に選定しました。
提案の内容ですが、建物の内部空間は北但大震災のあった1925年ころの駅のイメージで統一しています。1階フロアには自由に人が行き交う広場的な空間で、中央付近にスイーツのショーケースを配置し、周辺にパーラー、売店を配置しています。待合のスペースの一角では演奏会、展示会など、市域内外のアーチストに活動の場、発表の場を提供します。また、田道間守や豊岡を紹介する映像も映写します。個室部分はレストラン及び厨房として利用し、金庫室は1925年当時の玩具、時計、アート等を展示するギャラリーとして利用する内容となっています。2階の個室部分は、昭和の豊岡に泊まるというコンセプトで宿泊用客室として利用します。宿泊客が部屋から回廊に出ると、吹き抜けの1階広場を見おろすことができます。また、書庫はライブラリーとして利用します。地階は地ビール、ハイボールなどを提供するバーの提案となっています。
今後、市として、この提案内容を踏まえ、運営事業予定者と協議した上で実施設計に着手し、来年の3月定例議会に本体改修工事費等に係る予算を提案する予定です。
2つ目は、被災者支援についてです。
昨年に引き続き、昨日、ことしも福島県から新潟県三条市に避難されている被災者の方々に対し、市内事業者の皆様の提供による年末年始用の農産物等を発送しました。ご協力いただいた皆様に、この場をおかりして感謝を申し上げます。被災者の方々が少しでも笑顔になっていただければと願っています。
3つ目は、NHK大河ドラマ「八重の桜」についてです。
年明けの1月6日には、いよいよ「八重の桜」が放送開始となります。先日、その舞台となる会津若松市に行き、室井会津若松市長にお会いしてきました。ドラマの主人公、新島八重の最初の夫である、出石藩出身の川崎尚之介についてはなぞが多く、会津藩籍を持たないため、開城前に逃げたひきょう者だと言われてきました。しかし、最近になって、歴史研究家、あさくらゆうさんの調査により、それが誤解であることが判明しました。尚之介は、若松城落城後で敗れた後も会津藩士として仲間と行動をともにし、食糧に窮する藩のために懸命に奔走した末、不遇な死を遂げた、義侠心あふれる人物でありました。
室井市長との会談を通して、会津若松市でも尚之介に対する正しい認識が徐々に浸透してきていると実感しました。今後、この歴史上の人物の縁を大切にし、両市の交流を深めていく約束を交わしてまいりました。
このドラマを豊岡を全国に発信する絶好の機会とし、引き続き積極的に広報活動を展開してまいります。
ことしもさまざまな出来事がありました。多くの課題を抱えつつも、議員各位、市民の皆様とともに着実に前進することができた1年であったと思います。来年もまた、議員各位に格別のご理解とご支援をいただきながら、ともに歩んでいきたいと思います。
議員各位には、なお一層健康に留意され、ますますご活躍いただきますとともに、ご家族おそろいですばらしい新年をお迎えになりますよう、あわせて、市民の皆様にとりまして新年が平穏で希望ある年となりますよう心から祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。
午前11時37分
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