豊岡市議会 2007-09-03
平成19年第4回定例会(第1日 9月 3日)
平成19年第4回定例会(第1日 9月 3日) ────────────────────────────────────────────────
平成19年第4回
豊岡市議会定例会(第1日)
平成19年9月3日(月曜日)
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平成19年9月3日 午前9時30分開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 報告第15号 専決処分したものの報告について
専決第12号 損害賠償の額を定めることについて
専決第13号 損害賠償の額を定めることについて
報告第16号 専決処分したものの承認を求めることについて
専決第14号 平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第2号)
報告第17号 豊岡市
継続費精算報告書について
報告第18号 平成19年度豊岡市土地開発公社の事業の計画に関する書類(第2
回変更)について
報告第19号
株式会社シルク温泉やまびこ第3期の決算及び第4期の事業計画
に関する書類について
第93号議案 土地、建物等の貸付について
第94号議案 平成19年度農作物共済に係る無事戻金の交付について
第95号議案 平成19年度畑作物共済に係る無事戻金の交付について
第96号議案 平成19年度園芸施設共済に係る無事戻金の交付について
第97号議案 損害賠償の額を定めることについて
第98号議案 市道路線の認定について
第99号議案 目坂辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画
を定めることについて
第 100号議案
工事請負変更契約の締結について
第 101号議案 豊岡市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制
定について
第 102号議案 豊岡市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について
第 103号議案 豊岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制
定について
第 104号議案 豊岡市恩給条例の一部を改正する条例制定について
第 105号議案 豊岡市
重要伝統的建造物群保存地区における豊岡市市税条例の
特例を定める条例制定について
第 106号議案
豊岡市立健康増進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改
正する条例制定について
第 107号議案 豊岡市
日高都市計画事業稲葉川土地区画整理事業施行条例制定
について
第 108号議案
豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部
を改正する条例制定について
第 109号議案 平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第3号)
第 110号議案 平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正
予算(第2号)
第 111号議案 平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正
予算(第1号)
第 112号議案 平成19年度豊岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第 113号議案 平成19年度豊岡市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)
第 114号議案 平成19年度豊岡市
墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)
第 115号議案 平成19年度豊岡市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
第 116号議案 平成19年度豊岡市
宅地事業特別会計補正予算(第2号)
第 117号議案 平成19年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第1号)
第 118号議案 平成19年度豊岡市
下水道事業会計補正予算(第1号)
第 119号議案 平成19年度豊岡市
農業共済事業特別会計補正予算(第1号)
第 120号議案 平成18年度豊岡市各
会計歳入歳出決算の認定について
第 121号議案 平成18年度豊岡市
水道事業会計決算の認定について
第 122号議案 平成18年度豊岡市
下水道事業会計決算の認定について
第 123号議案 平成18年度豊岡市
農業共済事業特別会計決算の認定について
(以上36件、一括上程、説明)
日程第5 監報第7号
例月現金出納検査結果報告について
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 報告第15号 専決処分したものの報告について
専決第12号 損害賠償の額を定めることについて
専決第13号 損害賠償の額を定めることについて
報告第16号 専決処分したものの承認を求めることについて
専決第14号 平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第2号)
報告第17号 豊岡市
継続費精算報告書について
報告第18号 平成19年度豊岡市土地開発公社の事業の計画に関する書類(第2
回変更)について
報告第19号
株式会社シルク温泉やまびこ第3期の決算及び第4期の事業計画
に関する書類について
第93号議案 土地、建物等の貸付について
第94号議案 平成19年度農作物共済に係る無事戻金の交付について
第95号議案 平成19年度畑作物共済に係る無事戻金の交付について
第96号議案 平成19年度園芸施設共済に係る無事戻金の交付について
第97号議案 損害賠償の額を定めることについて
第98号議案 市道路線の認定について
第99号議案 目坂辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画
を定めることについて
第 100号議案
工事請負変更契約の締結について
第 101号議案 豊岡市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制
定について
第 102号議案 豊岡市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について
第 103号議案 豊岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制
定について
第 104号議案 豊岡市恩給条例の一部を改正する条例制定について
第 105号議案 豊岡市
重要伝統的建造物群保存地区における豊岡市市税条例の
特例を定める条例制定について
第 106号議案
豊岡市立健康増進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改
正する条例制定について
第 107号議案 豊岡市
日高都市計画事業稲葉川土地区画整理事業施行条例制定
について
第 108号議案
豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部
を改正する条例制定について
第 109号議案 平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第3号)
第 110号議案 平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正
予算(第2号)
第 111号議案 平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正
予算(第1号)
第 112号議案 平成19年度豊岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第 113号議案 平成19年度豊岡市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)
第 114号議案 平成19年度豊岡市
墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)
第 115号議案 平成19年度豊岡市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
第 116号議案 平成19年度豊岡市
宅地事業特別会計補正予算(第2号)
第 117号議案 平成19年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第1号)
第 118号議案 平成19年度豊岡市
下水道事業会計補正予算(第1号)
第 119号議案 平成19年度豊岡市
農業共済事業特別会計補正予算(第1号)
第 120号議案 平成18年度豊岡市各
会計歳入歳出決算の認定について
第 121号議案 平成18年度豊岡市
水道事業会計決算の認定について
第 122号議案 平成18年度豊岡市
下水道事業会計決算の認定について
第 123号議案 平成18年度豊岡市
農業共済事業特別会計決算の認定について
(以上36件、一括上程、説明)
日程第5 監報第7号
例月現金出納検査結果報告について
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出席議員(28名)
1番 森 本 陸 夫 2番 芝 地 邦 彦
3番 椿 野 仁 司 4番 古 谷 修 一
5番 門 間 雄 司 6番 福 田 嗣 久
8番 青 山 憲 司 9番 広 川 善 徳
10番 森 井 幸 子 11番 稲 垣 のり子
12番 谷 口 勝 己 13番 川 口 匡
14番 升 田 勝 義 15番 野 口 逸 敏
16番 上 坂 正 明 17番 伊 藤 仁
18番 伊 賀 央 19番 森 田 進
20番 吉 岡 正 章 21番 岡 谷 邦 人
22番 木 谷 敏 勝 23番 綿 貫 祥 一
24番 森 田 健 治 25番 岡 満 夫
26番 安治川 敏 明 27番 奥 村 忠 俊
28番 古 池 信 幸 29番 村 岡 峰 男
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欠席議員(なし)
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欠 員(2名)
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事務局出席職員職氏名
局長 神 尾 與志廣 次長 阪 根 一 郎
主幹 松 本 幹 雄 庶務係長 前 田 靖 子
議事係長 木 下 和 彦 技能職員 藤 井 正 吾
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説明のため出席した者の職氏名
市長 中 貝 宗 治 副市長 奥 田 清 喜
収入役 塚 本 信 行 技監 宮 里 憲 一
総務部長 中 川 茂 政策調整部長 竹 本 政 充
政策調整部参事 谷 岡 慎 一 防災監兼消防長 北 垣 哲 夫
市民生活部長 植 田 政 由 健康福祉部長 岡 本 幹 雄
商工観光部長 赤 木 修
コウノトリ共生部長 太田垣 秀 典
都市整備部長 黒 坂 勇 都市整備部参事 境 敏 治
企業部長 福 井 與司光 城崎総合支所長 齋 藤 哲 也
竹野総合支所長 神 田 美 稲
日高総合支所長 松 井 正 志
出石総合支所長 湯 口 敏 但東総合支所長 松 本 和 洋
教育委員長 久 本 良 光 教育長 石 高 雅 信
代表監査委員 大 禮 謙 一 農業委員会長 竹 村 公 男
選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫 教育次長(こども担当)中 田 正 夫
監査・選管事務局長 池 上 晃
農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦
───────────────────────────────
◎議長あいさつ
○議長(古谷 修一) おはようございます。開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
ことしの夏は、記録的な最高気温に見舞われるなど全国的に猛暑が続きましたが、9月の声とともに朝夕の涼しさが訪れ、虫の音も加わってさわやかな秋の気配が漂う季節となりました。
市内のあちこちで稲の刈り取りが始まり、いよいよ秋本番を迎えることとなりますが、台風シーズンに思いをいたしますとき防災への備えの認識を新たにすると同時に、災害のない穏やかな日々が続きますことを心から願うところであります。
議員各位には、ご健勝にてご参集を賜り、本日ここに平成19年第4回
豊岡市議会定例会を開催できますことは市政にとってまことに喜ばしい次第であります。
さて、今期定例会に上程されます案件は、報告、事件決議、条例案、補正予算案及び平成18年度各会計にわたる決算認定議案の合計36件であります。
また、会期中に人事案件4件が追加提案される予定であります。
これらはいずれも重要な案件であります。議員各位には、市政推進の見地から慎重にご審議を賜り適切妥当な決定をいただきますとともに円滑な議事運営に格別のご協力をいただきますことをお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。
────────────────────
◎午前9時30分開会
○議長(古谷 修一) ただいまの出席議員数は28名であります。よって、会議は成立いたします。
ただいまから平成19年第4回
豊岡市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
直ちに日程に入ります。
────────・──・────────
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(古谷 修一) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、森田進議員、森本陸夫議員の両議員を指名いたします。
────────・──・────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(古谷 修一) 次は、日程第2、会期の決定であります。
この際、
議会運営委員長の報告を求めます。
23番、綿貫祥一議員。
○
議会運営委員長(綿貫 祥一) 23番、綿貫です。おはようございます。今期定例会の議事運営についてご報告をいたします。
まず会期につきましては、本日から28日までの26日間といたしております。
次に、日程につきましては、本日は諸般の報告の後、当局提出議案を一括上程し、市長の提案説明並びに各部長等による議案ごとの説明を受けた後、監査報告を受理し、散会いたします。
次に、明4日から9日までは議案熟読のため休会し、この間、5日正午を質疑・質問の通告締め切りとし、10日に本会議を再開して、10日、11日、12日及び13日の4日間を質疑・質問に充て、質疑・質問が終局した後、各上程議案を所管の委員会に審査付託いたします。
次に、14日から27日までは休会、その間、14日、18日、19日、20日及び21日を委員会審査に充て、28日に本会議を再開して委員長報告、質疑、討論、表決を行い、今期定例会を閉会することといたしております。
なお、会期中に当局より人事案件4件が追加提案される予定となっておりますので、ご了承願います。
以上報告のとおり、今期定例会の議事運営についてよろしくご協力をお願いいたします。以上でございます。
○議長(古谷 修一) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月28日までの26日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、会期は、26日間と決定いたしました。
────────・──・────────
◎日程第3 諸般の報告
○議長(古谷 修一) 次は、日程第3、諸般の報告であります。
まず、本日当局より議案に係る正誤表が提出され、お手元に配付しておりますので、ご了承願います。
次に、議会関係の資料として、去る6月定例会における委員会要望意見及び当局処理状況並びに6月4日以降の議会活動報告書をお手元に配付しておりますので、ご清覧願います。
次に、去る6月定例会において可決されました意見書案第3号、
次期定数改善計画の策定に関する意見書ほか2件の意見書については、国会及び関係行政庁に対して送付・要望しておきましたので、ご報告いたしておきます。
次に、村田教育次長より本日の会議を所用のため欠席する旨の申し出がありましたので、ご了承願います。
以上で諸般の報告を終わります。
────────・──・────────
◎日程第4 報告第15号ないし報告第19号並びに第93号議案ないし第123号議案
○議長(古谷 修一) 次は、日程第4、報告第15号ないし報告第19号並びに第93号議案ないし第123号議案、専決処分したものの報告についてほか35件を一括議題といたします。
これより提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(中貝 宗治) おはようございます。平成19年第4回
豊岡市議会定例会の開会に当たり、議員各位のご健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろのご精励に対し深く敬意を表します。
去る7月31日、待ちに待ったひなの巣立ちがありました。国内の自然界では、昭和36年に福井県小浜市で巣立って以来46年ぶりの快挙です。巣立ったひなと育てた親鳥、輝く命と子育てに深い共感を覚えます。今後、ひなが厳しい自然の中で自立していく姿を温かく見守っていきたいと考えています。
この夏、多くのイベントが繰り広げられましたが、7月の
コウノトリ但馬空港フェスティバルには全国各地から約5万9,000人という多くの方が訪れ、曲技飛行等を楽しまれました。
さらに8月26日に行われた第28回
兵庫神鍋高原マラソン全国大会では、昨年より380名多い4,591名ものランナーが高原を駆け抜けました。回を重ねるたびに参加者がふえ、魅力ある大会として育っていますことをうれしく思います。
いずれのイベントについてもたくさんのボランティアを始め市民の皆様のご協力をいただいており、心より感謝を申し上げます。
さて、今期議会の提出議案等の説明に先立ち、施設使用料の徴収
誤りと
固定資産税の課税
誤りについて改めてご報告とおわびを申し上げます。
まず、施設の使用料徴収
誤りについてです。
日高文化体育館、市民体育館、総合体育館において誤った額の使用料を徴収していたことが判明しました。いずれも主に割り増し料金の計算
誤りによるもので、条例等を十分に理解してない不注意に起因するものでした。
今後、市が保管する資料で利用が確認できる方については通知をした上で
還付させていただきます。また、こちら側で確認できない方についても申し出をいただいた場合、過徴収が確認できれば
還付させていただく方針としています。
次に、
固定資産税の課税
誤りについてです。
本年2月、日高総合支所において一部の住宅用地の課税の特例の適用などに
誤りがあることが判明しました。
その後、
日高総合支所市民生活課の職員体制の強化を図り、サンプル調査を行ったところ相当数の
誤りが発見されました。そこで7月からは日高地域全域の宅地点検作業に着手しています。
誤りの原因としては、職員の経験不足を始め平成9年に路線価評価区域を拡大した際の認識不足などによるものでした。
今後、税額を増額するものについては、地方税法の定めに基づき5年間さかのぼり、逆に減額、
還付するものについては市の要綱に基づき平成9年度までさかのぼることとし、年度内の是正を目指しています。
また、日高での事例を受け、念のため本庁及び他の総合支所管内でも調査を行ったところ課税
誤りが発見されました。そこで日高地域以外の地域においても住宅用地について総点検を進めることとし、順次更正してまいります。
いずれも最も公平性を重んじられる税や使用料の
誤りであり、しかも初歩的ミスによるものが多く、まことに情けなく、申しわけなく思っております。議会はもとより市民の皆様に心からおわびを申し上げます。
今後、職員の研修を徹底するなど再発防止策を講じてまいります。
また、今回
誤りの発見に至ったのは、職員の異動等に伴い異なった目で事務を見たことによるものです。職員には、事務を新しい目で見て過ちや改善点が発見できれば積極的に申し出るよう求めてきました。今後とも過ちは率直に明らかにし、正すべきところは正すという方針を貫いていきたいと考えています。
さて、今期議会に私から提案いたします案件は、報告事項5件、事件決議8件、条例8件、予算11件、決算認定4件の合計36件です。
なお、会期中に人事案件4件を追加提案する予定といたしておりますので、あらかじめご了承賜りたいと存じます。
それでは、当面する市政の諸課題並びに提出議案の主なものについてご説明申し上げます。
まず、安全に安心して暮らせるまちに関連する内容について申し上げます。
円山川緊急治水対策事業につきましては、引き続き国において事業の推進が図られています。河道掘削については、順次工事着手されており、去る7月28日にはひのそ島掘削の完成式を行いました。
六方内水対策については、現在輪中堤としてコンクリート製のパラペットを設置する工事が梶原橋から新田橋の区間において9月末完了に向けて進められています。
また、国府内水対策は、国から提示されたポンプの設置、パラペットの設置及び二線堤の設置について昨年3月から1年余り地元の委員会等で検討が重ねられてきました。しかし、八代川改修にまつわる歴史的な経緯もあって関係者の合意に至らず、去る7月11日に
国府地区内水処理促進期成同盟会から国に対しポンプの設置についてのみ事業化することの要望がなされたところです。
なお、
小河江地区河道掘削土砂処分地については、去る6月21日に農地転用の許可を得て、6月末でおおむねの用地買収を終えました。引き続き9月末をめどに国において林地開発等の許可を得られた後、工事用進入路、暫定調整地を整備され、掘削土砂の搬入は平成20年4月から開始される予定です。
今後とも市民の安全・安心を確保するため国及び兵庫県と連携を密にし、事業促進を図ってまいります。
次に、日高都市計画事業稲葉川土地区画整理事業について申し上げます。
この区画整理事業は、激特事業にあわせて円山川・稲葉川合流点である豊岡市日高町岩中及び浅倉で実施するもので、去る6月22日に都市計画決定を行い、引き続き本年11月の事業認可に向け国、兵庫県及び地元との調整を行っています。
区画整理事業は、土地区画整理法第3条第4項の規定に基づき本市が施行することとし、同法第52条第1項の規定により、そのための施行条例案を今期議会に提出しています。この条例案の内容は、土地区画整理事業の名称を始め地積の決定の方法その他必要な事項を規定しようとするものです。
次に、総合健康ゾーン整備について申し上げます。
去る7月12日、本事業に係る要求水準書を含む募集要項等について公表し、7月19日には事業者説明会を開催いたしました。設計、建設、維持管理、運営業者など35社の参加がありました。
今後、10月25日を参加資格確認基準日とし、参加資格の確認を行った後、11月20日に応募提案書類の受け付けを行う予定にしています。これを受け豊岡市総合健康ゾーン整備運営事業審査委員会で審査を行い、平成20年2月には優先交渉権者の決定を行いたいと考えています。
なお、施設の維持管理運営については、優先交渉権者決定後に設立される特別目的会社を指定管理者に指定する予定としています。
次に、広域的障害児(者)療育センター整備について申し上げます。
このセンターにつきましては、北但1市2町での共同設置として整備を進めていますが、6月末には基本設計が完成し、現在9月末の実施設計業務完成に向けて保護者や専門家及び兵庫県等の関係機関と検討・協議しているところです。
このたび債務負担行為を設定し、平成20年1月に建築工事に着手、同年9月の完成、10月の施設開設を目指します。
次に、人と自然が共生するまちに関連する内容について申し上げます。
まず、コウノトリの野生復帰の推進についてです。
3年目となる本年の試験放鳥につきましては、9月22日に城崎町楽々浦において3羽を、9月23日には日高町山本の段階的放鳥拠点から2羽を放鳥されることになっています。また、9月30日には出石町三木の段階的放鳥拠点に子育て経験のあるペアを移動させ、来春の繁殖期にふ化させた後、ひなを巣立ちさせる計画とされています。
なお、9月22日にはコウノトリと共生する地域づくりフォーラムが「環境創造型農業とみんなの暮らし」をテーマに開催されることとなっています。
また、7月1日から5日にかけて東京大学の求めに応じドイツで開催された湿地の生物多様性保全と持続的地域づくりに関する日欧共同ワークショップ・シンポジウムに参加しました。この間ベルリンで行われたシンポジウムでは、「コウノトリとともに生きる〜豊岡の挑戦」と題して講演し、コウノトリの絶滅と復活の物語を始め農業の再生、環境経済戦略などを報告しました。参加者から豊岡の取り組みについて大変高い評価を受けたところです。
この日欧共同ワークショップ・シンポジウムは、10月1日から7日にかけて日本でも開催されることとなっており、そのうち5日、6日は豊岡が会場となります。ドイツなどから多くの研究者が来訪されますので、学術交流を始め幅広い交流をさらに深めていきたいと考えています。
次に、広域ごみ・汚泥処理施設について申し上げます。
北但行政事務組合を事業主体として上郷区に対して施設の受け入れをお願いしてきましたが、その前提条件となる生活環境影響調査の受け入れについて同意を得ることができませんでした。したがって、上郷での建設は事実上不可能となりました。
このことを受けて、北但行政事務組合は、改めて一から候補地を選定することになったところです。
ごみ問題への対応としては、何よりもごみを減らすことが第一です。今後とも徹底してごみを減量化する努力をすると同時に、しかしそれでもなお現実に発生してくるごみを私たちは安全、確実かつ衛生的に処理する責任を負っています。
北但の1市2町のそれぞれの施設は、いずれも平成25年ごろには耐用年数を迎えます。仮に新しい施設が建設できなければ、私たちのごみは路頭に迷うことになります。私たちは、ごみ問題から逃げることはできず、ごみ処理施設は必ずどこかに建設しなければなりません。
北但行政事務組合と1市2町は、目標である平成24年度の完成に向けて早急に新たな候補地の選定を行う必要があり、まず候補地選定方式について議論を始めています。今後、9月中には選定方式を決定し、年度内には候補地を決定できるよう鋭意作業を進めてまいります。
議員各位におかれましても、ご理解とご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。
次に、資源リサイクル選別ライン整備について申し上げます。
現在豊岡清掃センターに持ち込まれた瓶・缶類は、民間業者に処理委託していますが、施設への運搬時に瓶類の多くが破損して再資源化率が低下するとともに委託費自体が大きな財政負担となっています。
このため資源リサイクル選別ラインを設置することとし、現在10月発注、平成20年3月完成を目指して作業を進めているところです。
平成25年度稼働を目指している広域ごみ・汚泥処理施設には新たに選別ラインを設ける予定ですので、今回整備する施設は平成24年度まで使用する計画です。
限られた期間だけ稼働させる施設ですが、選別した有価物を販売して利益を得られること、また現在年間約2,000万円かかっている処理委託費が不要となることから、整備費とランニングコストを考慮しても平成20年度から平成24年度までの5年間で約1億円の経費削減効果が見込まれます。
次に、バイオマスタウン推進事業について申し上げます。
菜種搾油機及びBDF精製装置を8月に購入しました。これにより10月以降には菜種油を使った揚げ物を学校給食で子供たちに提供できる予定です。
また、実施は10月以降となりますが、学校給食センターにおける廃食油を順次精製し、学校給食センター配送車などで使用する予定です。
なお、購入した搾油機は、持ち運びが可能であり、学校での環境学習等さまざまな環境の取り組みについてPRできるイベントでの実演も行っていきたいと考えています。
本年度の菜種栽培実証圃は、旧市町ごとの市内6地区に設置することとしています。昨年からの竹野町下塚地区、日高町上郷地区は引き続きとし、新たに豊岡の河谷地区、城崎町戸島地区、出石町鳥居地区、但東町佐田地区の営農組合等にそれぞれ50アールずつ委託しました。
また、木質バイオマスの取り組みとしては、ペレットストーブ2台の購入を予定しており、さらに民間事業者等から寄附予定の2台とともに本年冬までには市民課ロビー、コウノトリ文化館等に取りつける予定としています。
次に、持続可能な力を高めるまちに関連する内容について申し上げます。
まず、大型観光交流キャンペーンですが、今回のキャンペーンは兵庫県の持つ多様な魅力を全国に発信・周知することにより全国からの観光客を誘致しようとするもので、JRとの連携により実施されます。
去る7月18日、観光関連など205団体が参画し、兵庫県知事を会長とする兵庫県大型観光交流キャンペーン推進協議会が設置されましたが、本市においても同様に市内の観光協会、経済団体、交通事業者などと連携し、8月31日に独自の推進組織を設置したところです。
今後は、県の協議会とも連携して観光客が豊岡市へ到着後の交通アクセスの構築、周遊観光ルートの設定、観光ボランティアガイドの育成などの環境整備を進めてまいります。
次に、企業誘致について申し上げます。
出石町中川地区に企業立地を進めていた大阪市の日本シール工業株式会社から、同社を取り巻く経営環境が急変したため出石工場の移転を延期したいとの申し出がありました。
本市といたしましては、平成16年に工場の建設を前提に移転先用地を提供したものであることから、早期の立地を期待し、今後とも協議していきたいと考えています。
次に、北近畿豊岡自動車道について申し上げます。
和田山八鹿道路は、平成18年9月に起工式が行われ、現在工事中です。また、八鹿から上佐野間の八鹿豊岡南道路については、平成18年1月に都市計画決定がなされています。上佐野以北については豊岡道路として計画されていますが、このたび市民の意見を把握し、今後の計画検討に反映させるため国によりアンケートが実施されています。
このアンケートは、その後の都市計画決定に向けての第一歩と言えるものであり、私たちの念願である豊岡道路がいよいよ実現に向けて動き出したものとも言えます。また、この道路が鳥取豊岡宮津自動車道に接続する計画となっているところから豊岡道路が前進することは鳥取豊岡宮津自動車道の整備促進にも大きな影響を与えるものです。
今後も豊岡道路の一日も早いルート決定、都市計画決定に向けて国に対しさらに強力に要望していきたいと考えています。
次に、(仮称)木屋町小路整備事業について申し上げます。
建築工事は、本年の6月末に着手いたしました。ところが施工業者において基礎ぐい施工箇所の試掘を行ったところ以前建っていたホテルの基礎が残存しており、当初予定していたくいの工法では施工が困難であることが判明しました。このため当初のセメントミルク工法から鋼管回転貫入工法に変更を行いたく、これに伴う契約金額の変更案を工期の変更とあわせて今期議会に提出しています。
なお、工期は延びることになりますが、請負業者及び既に決定しているテナント入居予定者と調整し、オープンにつきましては当初の予定どおり平成20年7月中旬に行うこととしています。
次に、伝統的建造物群保存事業について申し上げます。
出石の城下町地域の一定区域を対象とする伝統的建造物群保存事業につきましては、本年6月に出石伝統的建造物群保存地区を都市計画決定しました。
さらに、保存に対する基本的な考え方や伝統的建造物群の明示、修理・修景基準などについて豊岡市伝統的建造物群保存審議会に諮問していましたが、7月24日付で答申を受けました。同日、答申どおり保存計画を決定し、8月1日付で国に対して
重要伝統的建造物群保存地区としての選定申し出を行ったところです。
今後、国の審議会を経て、順調にいけば12月ごろには選定が正式決定される見込みであり、それを受けて平成20年度から国、兵庫県の補助を受け建造物の修理等の事業を推進したいと考えています。
なお、保存地区では、建築物の新築、改築等の現状変更行為については一定の規制がかかります。このため保存地区内の宅地に係る
固定資産税について、伝統的建造物についてはその税額の2分の1に相当する額を、その他の建築物については5分の1をそれぞれ軽減する特例措置を講じたいと考えており、関係条例案を今期議会に提出しています。
次に、未来を拓く人をはぐくむまちに関連する内容について申し上げます。
コウノトリ子育て支援メッセージについてです。
本市では、子育てが楽しいまち・子供が元気に育つまちを目指しています。その実現を図るため本年度から子供に関する組織を教育委員会に統合し、ゼロ歳から15歳までの子供の育ちを一体的にとらえた保育・教育の推進に努めています。
また、このたびのコウノトリのひなの誕生から巣立ち、大空に悠然と舞うに至った一連の物語は、国内外の人々に多くの勇気と感動を与えていますが、日本のコウノトリは幸せを運ぶ鳥と言い伝えられています。そこで、この好機に当たり、市民の皆様に子育てに関する支援のメッセージを贈りたいと考えています。
施策の名称をコウノトリ子育て支援メッセージとし、具体的には子供たちの明るい笑顔と夢をはぐくみ、安心して子供を産み、楽しく育てられるよう市内の事業者等とも連携しつつ新たに子供と家庭を支援する各種事業を実施します。
あわせてまちぐるみで子育て支援の輪が広がっていくよう市民や団体等の意識を喚起し、理解を求めてまいります。
次に、人生を楽しみお互いを支え合うまちに関連する内容について申し上げます。
まず、図書館分館とネットワークの整備については、豊岡市図書施設の整備・ネットワーク基本計画を策定し、順次整備に取り組んでいるところです。
現在進めています城崎分館の整備に続き、日高総合支所2階を図書館日高分館として整備するため今年度耐震診断と実施設計を行います。あわせて子育てセンターとの一体的活用を図るため総合支所3階の旧議場を子育て支援広場として整備する実施設計も行うこととしています。
次に、永楽館整備について申し上げます。
永楽館の復原建築工事につきましては、ほぼ予定どおり進捗しています。平成20年6月末には完成させ、8月には永楽館平成こけら落とし(仮称)を開催し、近畿地方で現存する最古の芝居小屋の復興と出石のまちを全国にアピールする絶好の機会にしたいと考えています。
こけら落としでは、歌舞伎芝居が原点とも言える芝居小屋永楽館にふさわしいものとして松竹歌舞伎の興行を計画していますが、この興行につきましては早い時期に調整する必要がありますので、債務負担行為を設定し、10月ごろには公演委託契約を締結したいと考えています。
次に、市政の運営に関連する内容について申し上げます。
都市計画税の検討状況についてです。
都市計画税については、合併協定において合併の日の前日における課税区域及び税率を新市に引き継ぎ、都市計画マスタープランの策定及び都市計画区域の見直しにあわせて新市において検討することとされています。合併時点では都市計画税について統一した調整にまで至らず、現況を引き継ぐこととし、合併後の課題としたものです。
したがって、現在は豊岡地域のみに課税していますが、本来同種の行政サービスに対し市民の受益と負担は公平であることが求められます。
現在都市計画税は、豊岡地域の合併前の下水道事業の起債償還金等に充当しており、都市計画税の存在を前提に実施した事業の償還財源を旧豊岡市民が負担すること自体に問題があるわけではありません。しかし、下水道事業は、市全域共通の行政サービスであり、その起債償還金について特定の旧市の市民だけが都市計画税として別途負担し続けることは公平性の観点から問題があり、是正の必要があると考えています。
他方、都市計画税は、平成19年度予算で約5.7億円を計上し、今後の財政計画においても同程度の額を見込んでいます。仮にこれを廃止すると市全域を対象とした総合計画に基づくまちづくりのための投資財源がほとんど確保できないことになります。
以上により公平性の確保と財源確保の観点から、行政改革大綱・同実施計画に基づく経費削減・財源確保を着実かつ徹底的に進めることを前提に、都市計画税の市全域での課税、あるいは他の税目の超過課税等さまざまな選択肢について議会や市民のご意見をお聞きしながら検討し、市としての方針を定めていきたいと考えています。
次に、平成19年度
一般会計補正予算について申し上げます。
まず、
一般会計補正予算(第2号)については、但馬海区漁業調整委員会の委員に欠員が生じたため補欠選挙を執行する経費で、総額239万7,000円を8月6日付で専決処分したものです。
次に、
一般会計補正予算(第3号)については、歳入歳出予算全体を見直し、今後の執行見込み額を精査する中で過不足が生じる経費など緊急やむを得ないものを計上しています。
特にコウノトリ子育て支援メッセージに1,371万9,000円、広域的障害児(者)療育施設整備事業費に2億4,444万2,000円、地域振興基金の積み立てに20億円など補正総額は30億4,842万2,000円となり、これに必要な財源は市債、繰越金等で措置しています。
なお、平成18年度の決算確定に伴い、地方財政法の規定に基づき決算剰余金の処理も行っています。
具体的には5億円を財政調整基金に積み立てるとともに、1億円を地域振興基金へ、さらに被災者生活再建支援基金へ3,000万円、合わせて決算剰余金の2分の1以上に当たる6億3,000万円を積み立てます。
次に、平成18年度の決算の認定に関連し、その概要を申し上げます。
一般会計については、市税の伸び悩み、三位一体改革の国庫補助負担金の廃止・一般財源化や税源移譲、地方交付税の制度改正等により厳しい財政事情の中ではありましたが、安全・安心なまちづくりを進めるとともに地域経済・環境・健康・子供・コミュニティーなどさまざまな分野の施策を行ってきました。
その結果、最終的な実質収支につきましては、財源の確保に努めるとともに歳出経費の削減などにより12億659万3,000円の黒字決算となりました。
次に、主な財政指標ですが、経常収支比率は89.2%で前年度から0.9%悪化、公債費比率は19.1%で0.8%改善、起債制限比率は13.3%で0.7%悪化しました。
特に実質公債費比率については、当初18.1%を見込んでいました。しかし、下水道、病院に対する一般会計負担について従来の元利償還金に対する負担に加え、従来公債費に算入されていなかった赤字補てん財源や事務費など元利償還金以外のものに対する負担についても、一部公債費に算入されるなどの算定方法の改正がなされたため19.7%となり、国の示す適正ラインである18%を上回ることになりました。これにより今年度は公債費負担適正化計画の策定を前提に、市債の借り入れに際し許可を必要とする団体となります。
本市の財政、特に公債費関係の指標については、地方債の現在高が非常に高い水準にあることに加え下水道事業、病院事業などの公営企業に対する一般会計の負担についても今後引き続いて増嵩が見込まれるため、大変厳しい状況となっています。このため公債費負担の適正化、とりわけ実質公債費比率を適正ラインの18%以内に抑えるため、繰り上げ償還の実施や市債発行額の抑制など公債費負担の軽減に努めることが緊急の課題であると認識しています。
加えて税収入の確保、滞納対策の徹底や受益者負担の適正化等財源の一層の確保に努める必要があり、また歳出面では特に人件費や経常的経費について徹底した見直し、一層の削減を図らなければならないと考えてるところです。
以上が決算の概要です。詳細については、お手元に決算書及び関係資料をお届けしておりますので、ご清覧賜りますようお願い申し上げます。
以上をもちまして私の総括説明を終え、各議案の詳細については担当部長からご説明いたしますので、よろしくご審議いただき適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(古谷 修一) 市長の説明は終わりました。
暫時休憩いたします。再開は10時15分。
午前10時05分休憩
────────────────────
午前10時15分再開
○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、議案ごとの説明に入ります。
まず、報告第15号、専決第12号及び専決第13号について一括して説明を求めます。
都市整備部長。
○都市整備部長(黒坂 勇) それでは、議案ファイルナンバー1の1ページをごらんください。報告第15号、専決処分したものの報告についてご説明を申し上げます。
本案は、市長に委任する専決処分事項の指定についての規定により専決処分した下記2件の事件につきまして、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告するものでございます。
次のページをごらんください。2ページです。専決第12号、損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。
本案は、損害賠償について当事者との合意を得たため、平成19年8月20日付で専決して損害賠償の額を決定し、示談を行ったものでございます。
内容につきましては、山林から市道にはみ出した竹が走行中の相手方車両のアンテナに接触し、破損した物損事故でございまして、平成19年7月2日に発生したものでございます。
相手方は議案記載のとおりで、損害賠償額につきましては道路管理者として1割の過失割合を負うもので、2,525円でございました。
事故の概要につきましては、ご清覧いただき、よろしくお願いをいたします。
次に、3ページをごらんください。専決第13号、損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。
本案は、損害賠償について当事者との合意を得たため、平成19年8月20日付で専決して損害賠償の額を決定し、示談を行ったものでございます。
内容につきましては、相手方車両が走行中、市道上の鉄板水路ぶたがはね上がり、車両底部のオイルパンを破損した物損事故でございまして、平成19年7月29日に発生したものでございます。
相手方は議案記載のとおりで、損害賠償額につきましては5万6,250円でございました。
なお、この賠償額につきましては、全国市有物件災害共済から全額補てんされます。
事故の概要につきましては、ご清覧をいただき、よろしくお願いをいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、報告第16号ないし報告第18号の3件について一括して説明を求めます。
政策調整部長。
○政策調整部長(竹本 政充) 4ページをごらん願います。報告第16号、専決処分したものの承認を求めることについてご説明いたします。
本件は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
次のページでございますが、専決第14号、平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ239万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ422億7,965万9,000円とするものです。
内容は、但馬海区漁業調整委員会委員に1名の欠員が生じましたため補欠選挙を執行する経費でございます。
選挙日は9月6日のため、平成19年8月6日付で専決したものでございますが、去る8月28日の告示日に立候補者が1名でありましたため投開票は行わないということになりました。
補正の内容につきましては、14ページをお願いいたします。補正予算(第2号)説明書でございます。性質別歳出内訳の総務費の人件費140万2,000円は、投票管理者、立会人などの報酬57万6,000円と職員の時間外勤務手当82万6,000円です。物件費72万円につきましては、事務用品、弁当代、郵便代など選挙執行に要する事務的経費でございます。補助費等22万5,000円につきましては、投開票事務従事者に対する報償費であり、補正額の計としましては239万7,000円です。
次のページ、財源内訳でございますが、全額県からの委託金でございます。
以上のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、16ページをごらん願います。報告第17号、豊岡市
継続費精算報告書についてご説明いたします。
本件は、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、別紙のとおり報告するものでございます。
次のページでございます。平成16年度の旧日高町の折に継続費として設定されました知見八鹿線道路整備事業につきまして事業が完了しましたので、精算報告を行うものでございます。
全体計画の年割り額のところでございますが、平成16年度1億7,400万円、平成17年度14億8,000万円、平成18年度10億1,300万円、計26億6,700万円の年割り額を設定していました。
これに対しまして実績の支出済み額のところでございますが、平成16年度で5,000万円、平成17年度9億1,600万円、平成18年度16億6,914万3,000円、計26億3,514万3,000円となりまして、下段の年割り額と支出済み額との差のところでございます、計で3,185万7,000円の減額となりました。
なお、一般財源につきましても238万6,312円の減額というふうになっております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をお願いいたします。
続きまして、18ページでございます。報告第18号、平成19年度豊岡市土地開発公社の事業の計画に関する書類(第2回変更)についてご説明いたします。
本件は、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものであります。
20ページをごらん願います。公社事業計画(第2回変更)でございますが、今回の変更は平成19年8月17日の理事会で決定したものであります。
変更の内容は、下の表をごらん願います。今回の変更は、事業資産の処分であります。公共施設用地の変更欄でありますが、2件の用地処分を上げております。健康増進施設用地を8,012平米、5,278万9,000円で、豊岡病院移転新築関連事業用地を2,845平米、2億2,980万5,000円で処分するものであり、変更後の合計事業量は1万6,456平米、8億2,074万円となります。
具体的には、25ページでございます。補正予算(第2号)説明書により説明いたします。まず、収益的収入及び支出のうち収入ですが、目1の公共用地売却収益2億8,259万4,000円の増のうち、付記の欄でございます、5,278万9,000円につきましては、竹野町竹野地内の健康増進施設用地につきまして合併時に兵庫県町土地開発公社から市の土地開発公社に引き継ぎました当該用地の残債務、10分の1分がございました。それを市の方へ処分しまして、合併前に旧竹野町が支払っておりました10分の9分と合わせまして一体的な土地管理を行おうとするものでございます。残りの2億2,980万5,000円につきましては、戸牧地内の豊岡病院移転新築関連事業用地を広域的障害児(者)療育施設整備用地として市へ処分するものであります。
目3の事業事務費収益288万円の増につきましては、これはこれに伴います事務費の収益でございます。
次のページの支出の方でございますが、目1の公有用地売却原価2億8,259万4,000円の増は、同じく健康増進施設用地及び豊岡病院移転新築関連事業用地を売却処分する売却収益に見合います原価であります。
めくっていただきまして、次の27ページでございます。資本的支出でございます。目1の長期借入金償還金2億8,540万円の増につきましては、今回の事業資産の処分によりまして長期借入金を市へ償還するものであります。
以上でございます。資金計画、予定貸借対照表等を提出いたしておりますので、よろしくご審議をお願いいたします。以上でございます。
○議長(古谷 修一) 続いて、報告第19号について説明を求めます。
但東総合支所長。
○但東総合支所長(松本 和洋) 報告第19号、本案は、
株式会社シルク温泉やまびこの決算及び事業計画につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものです。
30ページをお開きください。営業概況ですが、今期は旅行会社との提携による宿泊客室の販売とバスツアー立ち寄りパックプランの強化に取り組みましたが、リベート、客室確保、料金設計等において課題に直面し、実績を上げることができず、また消費低迷の影響も加わり売上額は前年比マイナス2.8%の落ち込みとなりました。
しかし、新たな取り組みとして季節ごとの料理メニューの見直しを始めとしてマンネリ化からの脱却、在庫管理の徹底、さらにはホームページを活用したインターネット予約システムをスタートさせるなど収益率の向上に努めてまいりました。
その結果、営業利益で前年比35.3%増、経常利益で前年比13.6%増を確保することができました。
次に、36ページの損益計算書をお開きください。下段から4行目の今期の経常利益が3,600万6,000円、法人税等を充当した後の当期純利益は2,230万6,000円となっています。
次に、39ページをお開きください。個別注記表でございますが、当期純利益と前期繰越利益を加えた当期剰余金は、下から4行目に記載しています2,517万9,000円で、その剰余金処分は株主配当金3%のほかに利益準備金並びに別途積立金を行い、次期繰越金を217万9,000円としております。この剰余金処分により利益準備金、別途積立金の現在高は累計で3,750万円となります。
次に、第4期の営業計画ですが、41ページをお開きください。類似施設の増加に伴う地域間、施設間競争の激化などでますます厳しい経営環境が予測されます。そうした中、シルク温泉やまびこに来てよかったと言っていただけるお客様へのもてなしの心を大切にし、きめ細やかで効率性の高い営業活動と販売促進の強化など経営目標達成に向けて役職員一丸となって取り組むこととしております。具体的には記載の5つの重点目標を掲げ、地域密着の方針を推進しながら経営の安定に努めるとしております。
詳細につきましては、お手元の説明書をごらんいただきますようお願い申し上げ、報告といたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第93号議案について説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中川 茂) それでは、議案の44ページをお願いいたします。第93号議案、土地、建物等の貸付についてご説明を申し上げます。
本案は、平成16年6月の旧豊岡市議会におきましてその議決をいただきまして、株式会社東播自動車教習所に貸し付けております自動車教習事業のための土地、建物等につきまして今回貸し付けの相手を株式会社豊岡自動車教習所に変更し、自動車教習事業を行わせようとするものでございます。地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
まず1番、貸し付けの相手方でございますが、現貸し付け先であります株式会社東播自動車教習所が出資をして設立をしております豊岡市日撫312番地の株式会社豊岡自動車教習所でございます。資本金は1,000万円、代表者は株式会社東播自動車教習所の代表者と同一人でございます。
次に、2番目に書いておりますが、貸し付ける土地、建物等の名称、所在、面積等、さらには次のページです、3番目、貸付料の年額の算出方法につきましても東播自動車教習所の場合と同様といたしております。
4番の貸付期間でございますが、これについては平成19年の10月1日から平成26年9月30日までといたしておりますけれども、これは東播自動車教習所へ貸し付けていた期間の満了日までとするものでございます。当初が10年間で契約いたしましたが、既に3年間経過しておりますので、残り7年間ということになります。
今回貸し付け先を変更いたします理由について数点ございまして、まず1点目が、株式会社豊岡自動車教習所でございますが、これは先ほど申し上げましたとおり東播自動車教習所の小会社で、代表者も同一人であるといったことから引き続き一貫した経営が期待できるといったこと。また、教習生につきましても順調に伸びておりまして、移譲後も同様に良好な経営が期待できるんではないかといったこと。
2点目としては、経営の移譲に際しましては、東播自動車教習所から一切の債務を連帯して保証する旨の確約をいただいておりまして、これについても引き続き継続的、安定的な自動車教習事業の展開が期待できるんではないかといったこと。
それから3点目ですけども、移譲されたとしても教習内容がそのまま引き継がれるということになりますので、特に教習生に対して戸惑いを与えるといったことはなかろうというふうに判断してます。
さらに4点目としましては、職員が現在24名中19名が地元採用というふうなことでお聞きしてますけども、その関係で現在の事業者からは関係官公署への事務手続が非常に煩雑であるというようなことを聞いております。これが豊岡自動車教習所になればそういった問題は解消いたしますし、地元企業としての発展が期待できるんではないかといったこと。
それから最後にでありますが、これは市のサイドに立ちまして法人市民税等の納入についても期待ができるんじゃないか、そういった理由でございます。
以上、よろしくご審議を賜りますようにお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第94号議案ないし第96号議案の3件について一括して説明を求めます。
コウノトリ共生部長。
○
コウノトリ共生部長(太田垣秀典) それでは、第94号議案から第96号議案までの農作物共済、畑作物共済、園芸施設共済の無事戻し金の交付につきましてご説明いたします。
この無事戻し金は、共済加入者が前3カ年度に受け取った共済金と前2カ年度に受け取った無事戻し金の合計額が前3カ年度に負担した共済掛金の2分の1に相当する額に満たない場合に、その額を限度として議会の議決を経て交付するもので、その財源は兵庫県農業共済組合連合会からの特別交付金と市の特別積立金でございます。
平成19年度の無事戻し金は、平成16年度から平成18年度までの3カ年間に引き受けをした方が対象になります。
それでは、まず46ページの第94号議案、平成19年度農作物共済に係る無事戻し金の交付についてご説明いたします。
本案は、平成19年度において農作物共済の水稲と麦に係る無事戻し金を交付するため、豊岡市農業共済条例第41条第1項の規定により議会の議決をお願いするものです。
交付対象者及び交付金額ですが、水稲は2,784名に489万6,962円、麦は1名で4,486円。
交付時期は、連合会から交付を受けた日から10日以内を予定しております。
次に、47ページの第95号議案、平成19年度畑作物共済に係る無事戻金の交付についてご説明いたします。
本案は、畑作物共済の大豆に係る無事戻し金を交付するため、農業共済条例第131条第1項の規定により議会の議決をお願いするものです。
交付対象者は1名、交付金額は84円で、10月の交付を予定しております。
なお、連合会から特別交付金が交付されませんので、市の特別積立金を取り崩してこれに充てることとしております。
次に、48ページの第96号議案、平成19年度園芸施設共済に係る無事戻金の交付についてご説明いたします。
本案は、園芸施設共済に係る無事戻し金を交付するため、農業共済条例第155条第1項の規定により議会の議決をお願いするものです。
交付対象者は8名、交付金額は2万1,147円で、10月の交付を予定しております。
なお、連合会から特別交付金が交付されませんので、市の特別積立金を取り崩してこれに充てることとしております。
以上、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第97号議案ないし第99号議案の3件について一括して説明を求めます。
都市整備部長。
○都市整備部長(黒坂 勇) それでは、49ページをごらんください。第97号議案、損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。
本案は、平成19年5月28日、市道竹貫上石クゴ線で発生いたしました物損事故に係る損害賠償について当事者との合意が得られたため、損害賠償の額を決定し、示談を行おうとするものでございます。よって、地方自治法第96条第1項第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
事故の概要につきましては、平成19年5月28日午後6時ごろ相手方が運転する車両が市道竹貫上石クゴ線に設置してある水路の上を通過した際、グレーチングが脱落し、左の前輪タイヤがはまり、車両底部等を損傷した物損事故でございます。
相手方は議案記載のとおりで、損害賠償額につきましては68万9,911円でございます。
なお、この賠償額につきましては、全国市有物件災害共済会から全額補てんされます。
以上、よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。
次に、50ページをごらんください。第98号議案、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
本案は、市道九日市下町池向1号線、九日市下町池向2号線の計2路線につきまして道路法第8条第1項の規定により路線を認定するため、同法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
51ページの図をごらん願います。九日市下町池向1号線と九日市下町池向2号線の2路線につきましては、国道426号豊岡バイパス道路改築事業に伴い整備された道路について市道として管理するため総延長376.9メートルを認定しようとするものでございます。
以上、よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
次に、53ページをごらんください。第99号議案、目坂辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定めることについてをご説明申し上げます。
本案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のため、財政上特別措置等に関する法律第3条の規定により辺地地域で実施する公共的施設の整備に対し、財政上の特別措置を受けるため目坂辺地の総合整備計画について議会の議決を求めるものでございます。
54ページ、55ページをごらんください。今回の総合整備計画の内容につきましては、目坂地区の消防力の強化を図るため防火水槽を整備するものでございます。
よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(古谷 修一) 続いて、第100号議案について説明を求めます。
城崎総合支所長。
○城崎総合支所長(齋藤 哲也) 58ページをごらんください。議案第100号、
工事請負変更契約の締結につきましてご説明いたします。
本案は、(仮称)木屋町小路建築工事について変更契約を締結しようとするものであります。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
契約の目的は(仮称)木屋町小路建築工事で、契約の方法は随意契約、変更後の契約金額は1億7,242万1,550円となり、全契約金額1億5,960万円から1,282万1,550円増額するものでございます。契約の相手方は、豊岡市加広町7番56号、但馬土建工業株式会社、代表取締役、平井博と契約するものでございます。
(仮称)木屋町小路建築工事は、本年の6月定例会において工事請負契約の締結について議決をいただき、同月末に工事着手をいたしました。
まず、基礎ぐい施工箇所の試掘から行いましたが、以前建っておりました旧ホテルの基礎などが残存しており、当初予定いたしておりましたくい工事の工法では施工が困難であることが判明いたしました。このため対応策を検討しました結果、くい工事の工法をセメントミルク工法から鋼管回転貫入工法に工法変更を行い、くい種をPHC埋め込みくいから羽根つき鋼管くいに変更するものであります。
工事変更の概要、図面及び工程表を添付しておりますので、ご清覧ください。
なお、工期は平成20年7月15日までの延長となりますが、請負業者及び既に決定をいたしておりますテナント入居者等を調整し、施設のオープンにつきましては当初の予定どおり来年7月中旬を予定いたしております。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(古谷 修一) 次に、第101号議案について説明を求めます。
政策調整部長。
○政策調整部長(竹本 政充) 62ページをごらん願います。第101号議案、豊岡市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。
本案は、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律の改正等に伴いまして関係条文を整備するものであります。
改正内容につきましては、64ページの条例案要綱をごらん願います。1の改正の内容の(1)では、郵政民営化法の改正により郵便貯金という名称がなくなりますので、これを削除いたします。(2)では、証券取引法が金融商品取引法に題名改正されることに伴いまして、所要の改正を行うものであります。
2の附則では、この条例は公布の日から施行するものの、一部は郵政民営化法等の施行に伴う関係法令の整備等に関する法律の施行の日から、また一部につきましては証券取引法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日、またはこの条例の施行の日のいずれか遅い日から施行するものとしております。
さらに経過措置を規定いたしております。
以上のとおりでございます。よろしくご審議をお願い申し上げます。
○議長(古谷 修一) 続いて、第102号議案ないし第104号議案の3件について一括して説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中川 茂) 議案の66ページをお願いいたします。第102号議案、豊岡市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。
本案は、日本郵政公社に関する規定について郵政民営化に伴い所用の整備を行う必要があるために条例の一部改正を行おうとするものであります。
69ページの新旧対照表をお願いいたします。第14条の関係でございますが、この第14条第2号のウの中で情報の不開示とする個人情報の例外、つまり逆に言えば開示すべき個人情報ということになるわけですが、特定独立行政法人及び日本郵政公社の役員及び職員を除く国家公務員との規定があるわけですが、その規定中「及び日本郵政公社」の字句を削除しようとするものであります。
なお、附則の中で施行日については、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日からといたしております。
よろしくご審議をお願い申し上げます。
続きまして、71ページをお願いします。第103号議案、豊岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。
本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴いまして豊岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
改正内容につきましては、74ページをお願いいたします、新旧対照表でありますが、この第9条の関係というのは部分休業することができない職員についての規定でございます。今回の改正については、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正によりまして条番号が改正されたことに伴って引用いたしております条例第9条第1項、それを第19条第1項に改めようとするものであります。
附則については、この条例の施行期日については公布の日とするということでございます。
よろしくご審議をお願いいたします。
続きまして、75ページです。第104号議案、豊岡市恩給条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。
本案につきましても、恩給法の一部改正に伴いまして恩給年額の改定方式あるいは転級制度の変更、並びに過誤払いの調整規定の整備等を行うために条例の一部改正を行おうとするものであります。
内容については、78ページをお願いいたします。条例案の要綱に基づいて説明を申し上げます。まず(1)、これが一番大きな改正理由であろうかと思いますけども、第10条の改正であります。これは恩給の額の改定方法、これを恩給法に規定をされます調整改定率によるものに改めるということです。従来条例でありますと別表の仮定給料月額自体を改正があるたびに改定しておったわけでありますが、今回この条例改正によって調整改定率を乗ずることによる方法に改めるといったことがございます。
それから(2)ですけども、これは第12条の関係で恩給権の消滅事項に関する規定の整備。
それから(3)については、まず第15条の2については過誤払いの調整に関する規定でございます。恩給の支給を停止すべき期間に恩給が支払われたこと、あるいは減額すべき恩給を減額せずに支給した場合に、その後に支払うべき恩給の内払いとみなすといった規定の追加でございます。同じく(3)の15条の3ですが、これは同様に死亡により恩給を受ける権利が消滅しているのに恩給が過誤払いされた場合に、この過誤払いによる返還金の弁済をすべき者に支払うべき恩給がある場合、この返還金を充当するといった規定の追加でございます。
次に、(4)については、第25条の関係でございます。重度障害の成人の子への転級について職員死亡当時から引き続き重度の障害等の状態があることを要件とするといった改正でございます。
27条、(5)ですが、これは長期在職者の遺族扶助料の最低限度額の改定方法、これを恩給法に規定される調整改定率による、そのように改めるといった内容です。
最後の(6)については、妻が受ける遺族扶助料の加算額を政令に基づくものに改めるといった内容です。
なお、この条例の施行期日でございますが、平成19年の10月1日といたしております。なお、一部過誤払いの調整に関する規定、第15条の2あるいは第15条の3については公布の日からの施行ということでございます。
以上、よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第105号議案について説明を求めます。
市民生活部長。
○市民生活部長(植田 政由) 82ページお願いいたします。第105号議案、豊岡市
重要伝統的建造物群保存地区における豊岡市市税条例の特例を定める条例の制定についてご説明申し上げます。
本件につきましては、
重要伝統的建造物群保存地区内の土地に対して課する
固定資産税について地方税法第367条の規定により豊岡市市税条例の特例を定める条例を制定しようとするもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
豊岡市出石伝統的建造物群保存地区につきましては、
重要伝統的建造物群保存地区の選定の申し出を現在行っておりまして、順調にいけば本年12月ごろに選定の運びとなりますので、周知期間等を考慮して今議会に提出をいたしました。
85ページをお願いいたします。条例案の要綱に基づきまして概要をご説明申し上げます。まず1番、目的ですが、この条例は文化財保護法の規定により選定された
重要伝統的建造物群保存地区に所在する土地に対して課する
固定資産税について市税条例の特例を定めて、もって重要保存地区の歴史的環境の保存と活用に資することを目的としております。
2番目に、
固定資産税の減額の特例ですが、(1)は重要保存地区の選定の後、豊岡市が地区内の建物、塀などの伝統的建造物及び庭園などの必要物件を文化庁に報告して、これを受けて文部科学大臣がそれらを官報で告示することになりますが、この官報で告示された伝統的建造物及び必要物件の敷地に対する
固定資産税については、その税額の2分の1に相当する額を減額することができることとしております。次、(2)では、重要保存地区に所在する宅地及び宅地並み課税地のうち(1)に規定する敷地以外の土地に対して課する
固定資産税については、その税額の5分の1に相当する額を減額することができるとしております。
3番目に適用対象につきましては、重要保存地区に所在する土地の
固定資産税の納税義務者に適用することとしております。
4番目に申請ですが、特例措置の適用を受けようとする者は、特例措置を受けようとする最初の年度の納期限前7日までに申請書を市長に提出しなければならないこと、また申請内容に変更が生じた場合は遅滞なく届けなければならないことを定めております。
5番目に決定及び決定の取り消しについてですが、市長は特例措置の適用を決定したときは申請者に通知すること。また、虚偽の申請その他不正の手段により決定を受けたとき等は決定を取り消すことができることとしております。
6番目に委任ですが、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることとしております。
7番目に附則ですが、この条例は公布の日から施行し、重要保存地区の選定に係る告示の日以後最初に到来する1月1日を賦課期日とする年度以後の
固定資産税について適用することとしております。したがいまして、平成19年度12月31日までに重要保存地区の選定、告示がなされたときは平成20年度分以後の
固定資産税に適用し、平成20年中に選定、告示がされたときは平成21年度分以後の
固定資産税について適用することになります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第106号議案について説明を求めます。
竹野総合支所長。
○竹野総合支所長(神田 美稲) 87ページをごらんください。第106号議案、
豊岡市立健康増進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定につきましてご説明申し上げます。
内容につきましては、一部改正要綱によりご説明申し上げます。89ページをごらんください。第3条の2につきましては、豊岡市立竹野多目的運動広場の管理を指定管理者に行わせ、その業務の範囲を運動広場の使用及びその制限に関する業務等とする旨を規定いたしております。
第3条の3につきましては、指定管理者は市長の承認を得て運動広場の休館日を変更することができること、また施設の開館時間の変更、使用の許可、特別の設備の設置等の許可、許可の取り消し、入館の制限、許可をした場所への立ち入り、原状回復の指示等をする者を指定管理者とすることを規定いたしております。
第11条の2につきましては、運動広場の使用に係ります料金は指定管理者の収入として収受させることを規定いたしております。
附則第3項につきましては、市長が指定管理者の指定を取り消した場合等市長が指定管理者の業務を行うことを規定いたしております。
なお、改正条例附則第1項で、この条例の施行期日を平成20年4月1日からと定め、第2項で経過措置を定めております。
ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第107号議案について説明を求めます。
日高総合支所長。
○
日高総合支所長(松井 正志) 92ページをごらんください。第107号議案、豊岡市
日高都市計画事業稲葉川土地区画整理事業施行条例制定についてご説明いたします。
稲葉川と円山川との合流点付近において国土交通省による円山川激甚災害対策特別緊急事業並びに兵庫県による稲葉川広域基幹河川改修事業が実施されておりますが、この付近は土地の所在が不明確な公図混乱地域であることから限られた期間内に用地買収を完了できるかどうかが懸案となっております。本案は、その用地を確保することを主な目的として実施する土地区画整理事業の関係条例を制定するものでございます。
内容につきましては、条例の要綱に基づいてご説明いたします。101ページをごらんください。この条例は、第1条から第40条までございます。
まず第1の総則でございますが、1から5で条例の趣旨、事業の名称、施行地区に含まれる地域の名称、事業の範囲、事務所の所在地について定めております。
第2の費用の負担では、公共施設管理者負担金を除いて施行者である市が費用を負担することを定めております。
第3の土地区画整理審議会でございますが、土地区画整理法により審議会を設置する必要がございます。7で土地区画整理審議会を設置すること、8で審議会の委員定数は10人とし、宅地の所有者及び借地権者から選挙する委員の合計数は8人、学識経験者から選任する委員は2人とすること、9で委員の任期は5年とする、10で委員は立候補制により選挙を行うと定めております。11で予備委員の設置とともにその人数及び選出方法等について、12で当選または予備委員となるために必要な得票数を定めております。13で予備委員がいないときの補欠選挙の方法等について、14で学識経験委員の補充について定めております。
なお、この条例において宅地とは、公共用地以外のすべての土地を申します。
第4は、地積の決定の方法について定めております。15で換地計画の基準となる従前の宅地の地積は登記地積とすること、16で登記面積が事実と相違する場合、宅地所有者は実測地積の確認を申請できること及びその手続等について、17で登記地積が事実と著しく相違する場合、施行者はその地積を実測して基準地積とすることができること及びその実測手続等について定めております。18で道路により囲まれた区域等で実測地積が登記地積の合計を上回る場合の案分による更正手続、19でこの条例の施行日後に分割した場合の基準面積について、20で所有権以外の権利を有する宅地の地積について定めております。
第5は土地及び権利の評価についてでございますが、21で評価員の定数は3人とする、22で土地の価格は評価員の意見を聞いて定めること、23で所有権以外の権利の評価について定めております。
第6は、清算について定めております。24で換地を定めた場合または換地を定めないで金額で清算する場合の清算金の算定方法について、25で清算金の納期限及び納付場所の通知について、26で清算金の相殺について、27で清算金を分割徴収または分割交付できる場合の回数、率等について定めております。28で分割清算の場合の計算方法について、29で清算金を分割する場合は清算金を繰り上げ納付できること、30で施行者による清算金の繰り上げ徴収について、31で督促状を発した場合に督促手数料及び延滞金を徴収できること、32で延滞金の計算方法等、33で仮清算する場合に準用する規定について定めております。
第7は、雑則でございます。34で所有権以外の権利の申告または届け出を受理しない期間を定めることについて、35で権利を有する市外居住者は代理人を選定することができること、36で権利に異動があった場合は当事者双方が届け出なければならないこと、37で権利者が氏名や住所を変更したときの届け出について定めております。38で工事完了前であっても施行者は換地処分をすることができること、39で登記完了の通知があったときはその旨を公告すること、40で規則への委任、41の附則で条例の施行日は日高都市計画事業稲葉川土地区画整理事業の事業計画決定の公告の日と定めております。
説明は以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第108号議案について説明を求めます。
出石総合支所長。
○出石総合支所長(湯口 敏) それでは、106ページをごらんください。第108号議案、
豊岡市立健康福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。
本案は、出石健康福祉センターの管理を指定管理者に行わせるため改正しようとするものです。
内容につきましては、一部改正要綱によりご説明申し上げます。108ページをごらんください。第4条の2につきましては、
豊岡市立健康福祉センターのうち出石健康福祉センターの管理を指定管理者に行わせ、その業務の範囲をセンターの使用及びその制限に関する業務等とする旨を定めております。
第4条の3につきましては、指定管理者は指定管理施設の休館日及び開館時間を市長の承認を得て変更することができること及び施設の使用の許可等する者を指定管理者とすることを規定しております。
附則第3項につきまして、市長が指定管理者の指定を取り消した場合は市長が指定管理者の業務を行うことを規定しております。
なお、改正条例附則第1項で、この条例の施行日を平成20年4月1日からと定め、第2項で経過措置を定めております。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第109号議案について説明を求めます。
政策調整部長。
○政策調整部長(竹本 政充) 111ページをごらん願います。第109号議案、平成19年度豊岡市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ30億4,842万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ453億2,808万1,000円とするものです。
第2条で債務負担行為の追加を、第3条で地方債の追加及び変更をしております。
119ページをごらん願います。第2表、債務負担行為補正ですが、2事業を追加しております。広域的障害児(者)療育施設整備事業は、平成20年度にかけて2年間で建設しようとするもので、工事請負費と施工管理委託料の来年度分として2億7,462万7,000円を計上しております。永楽館こけら落とし興行事業は、施設オープンのこけら落としとしまして歌舞伎の興行を計画していますが、公演者との業務委託契約を早期に締結する必要があるため委託料2,500万円の債務負担行為を設定するものであります。
次のページ、第3表、地方債補正ですが、追加としまして基金造成事業費で19億円を、変更として広域的障害児(者)療育施設整備事業費ほか7事業で、計の欄ですが、2億5,120万円を増額し、39億7,580万円とするものです。基金造成事業費は、地域振興基金に20億円を積み増しするために合併特例債19億円を発行するものです。
補正の内容につきましては、172ページをごらん願います。補正予算(第3号)説明書によりご説明いたします。まず全体的な事項としましては、人件費につきましては人事異動に伴います予算の組み替え、育児休業者等休職者に係る給与不用額の減額、そして臨時嘱託職員の異動などを行っております。
また、市長の総括説明でも触れておりましたようにコウノトリ子育て支援メッセージを展開する経費としまして民生費、衛生費、商工費、教育費の中に総額としまして1,371万9,000円を計上いたしております。
さらに地方財政法に基づきます歳計剰余金処理としまして基金への積み立てを行っております。
それでは、性質別の歳出内訳の科目別に主なものについて申し上げます。
総務費の物件中、委託料につきましては、
固定資産税賦課のための地番図の移動更新に係る業務委託料というふうなことで1,000万円。そして市から支払っております金の振り込み通知書を発行しておりますけども、それを廃止しまして通帳の方に直接記載するようなプログラム変更をしようというふうなことで委託料370万円などを計上いたしております。補助費等のうちでは、新市地域間交流促進事業費は今年度が事業の最終年度となっておりますので、申請件数がふえております。それに伴いまして当初予算計上枠が不足する見込みとなりましたので、80万円を追加するものです。その他のうち積立金につきましては、地域振興基金の積み増し、歳計剰余金の処理に伴う基金積み立て及び基金の運用利子の増額を上げております。地域振興基金に20億円、財政調整基金に利息込みで5億5,178万8,000円、市債管理基金に、利息ですが、398万8,000円、被災者生活再建支援基金に3,000万円をそれぞれ積み立てております。
次のページの民生費です。物件費中、委託料は障害者(児)自立支援システムの改修経費としまして300万円と後期高齢者医療制度の施行に向けて電算システムの構築をする経費800万円、それからコウノトリ子育て支援メッセージの一環で実施します一時保育サービス、ママの休日プレゼントの市立保育園の委託経費などでございます。その右の事業予備費につきましては、同じくコウノトリ子育て支援メッセージとしまして子育て総合センターの遊具等70万円を含んでおります。維持補修費342万円につきましては、豊岡健康福祉センターの誘導灯、それから城崎健康福祉センターの非常用発電設備などの修繕料でございます。補助費等のうち国庫負担金等精算返戻金350万円、国県負担金等精算返戻金1,590万8,000円につきましては、前年度の精算に伴いまして返還するものでございます。その下の認知症高齢者グループホーム整備事業費1,500万円につきましては、社会福祉法人が竹野におきまして整備します施設に対しまして、国の交付金をトンネルで補助しようとするものでございます。
次のページでございます。普通建設事業費中、工事請負費は、広域的障害児(者)療育施設建築工事の今年度出来高相当額2,328万1,000円と出石健康福祉センターの旧浴場及び雨漏りなどの改修工事費900万円です。それから土地購入費2億3,165万7,000円につきましては、広域障害児(者)療育施設の用地を土地開発公社から買い戻すものでございます。その他につきましては、国保事業勘定会計及び介護保険会計に係ります人件費等の前年度精算、そして医療制度改革に伴います準備経費、それからシステム改修費などの繰出金の増減でございます。
次の衛生費では、物件費と補助費等には公立豊岡病院組合との共催で実施します地域医療のあり方を市民とともに考える地域医療シンポジウムの開催経費を合わせまして53万7,000円計上いたしております。また、委託料の200万円につきましては、今年度末で稼働を停止しますし尿処理場の残留汚泥の処分につきまして検討するための設計経費でございます。その右下の事業用備品140万円につきましては、不法投棄の防止のための移動式の監視カメラを購入しようというふうな経費でございます。扶助費150万円は、コウノトリ子育て支援メッセージとして新たに特定不妊治療に対します支援を行おうとするための経費でございます。
次のページの農林水産業費では、物件費の1,185万7,000円は、出石町奥小野地区で緑資源機構分収造林の除間伐を機構からの負担を受けまして実施しようとするものでございます。補助費等の堆肥利用円滑化推進事業費51万4,000円につきましては、耕畜連携の促進のため堆肥散布機の導入に対し補助しようとするものでありまして、その右側の集落営農組織育成加速化事業費216万6,000円につきましては集落営農組織の育成のため整備する農業用機械に補助を行うものでございます。普通建設事業費は、竹野町の坊岡及び東大谷におきまして治山の流末水路工事を行うものでございます。
次に、商工費では、物件費のうち広告料と手数料につきましては来年度姫路市で開催されます菓子博にあわせまして神姫バスの車体に豊岡市の広告をしようとするものでございます。また、印刷費と委託料につきましては、コウノトリ子育て支援メッセージの商業者等によります子育て家庭の応援事業というふうなことで、その経費としまして123万4,000円が含まれておるとこでございます。維持補修費350万円は、北前館のろ過器などの修繕料です。それから普通建設事業費250万円は、但東シルク温泉やまびこの屋根の改修費でございます。
土木費では、普通建設事業費のうち委託料は総合健康ゾーンの南側のアクセス道路の現況測量としまして500万円、円山団地周辺道路の用地測量270万円、稲葉川の河川改修によりまして県がかけかえます浅倉橋の拡幅部分につきまして工事委託としまして800万円などを計上いたしております。工事請負費は、旧今森団地の解体工事費5,600万円、道路の区画線設置に1,000万円などを上げております。次のページの土地購入費600万円につきましては、上郷団地の緑地確保に伴います取得用地の増加によるものでございます。
消防費では、物件費中、事業用備品95万円につきましては城崎の防災行政無線の受信機、アンテナの在庫が少なくなっておりますために購入するものでございます。それから普通建設事業費341万円につきましては、城崎消防団の第5分団の車庫の改修に伴いまして用地造成を行うものでございます。
教育費では、物件費中の消耗品費にはコウノトリ子育て支援メッセージの中の保育所に運動遊び、音楽遊びの保育用品を整備する子供の遊びの支援ということで330万円が含まれておりますし、印刷製本費には子育て支援お知らせ版「育ちごよみ」の作成経費70万円を含めております。
次のページですが、委託料にはホームページ、豊岡子供情報の作成経費100万円、それから将来の幼稚園、保育園のあり方を検討する市民のニーズ、意向を把握するためのアンケート調査経費としまして115万円、小・中学校の特殊建築物定期報告書の作成経費230万円、そして出石海洋センターで業務委託料417万8,000円減額になっておりますので、そういった経費を含めております。それから図書備品でございますが、352万8,000円につきましては、これも同じく支援メッセージとしまして幼稚園、小・中学校に推薦図書を整備する図書の購入費でございます。その下の維持補修費583万9,000円につきましては、小・中学校、幼稚園、それから伊藤清永美術館、出石野球場の修繕料でございます。普通建設事業費のうち委託料650万円につきましては、日高総合支所に設置します図書館の日高分館と、それから子育て支援広場の実施設計、耐震診断の経費でございます。工事請負費690万円は、小・中学校の改修工事費でございます。
次に、災害復旧費の978万9,000円につきましては、江野地区災害関連圃場整備事業の計画変更に係ります委託料、そして用水路の整備工事の追加分の工事費というふうなことで計上いたしております。
次のページの諸支出金でございます。5,381万9,000円でございます。竹野町の今後谷に土地開発公社が保有しています土地を市が買い戻す土地購入費を計上しております。
計の欄としまして、補正額は30億4,842万2,000円でございます。
次のページでございますが、補正額の財源内訳を掲載しております。普通交付税の金額が確定しましたので、地方特例交付金、地方交付税と、その次のページの市債の中の臨時財政対策債、一番下でございますが、それにつきましてそれぞれ減額補正をしております。特に普通交付税につきましては、算定の基礎となります基準財政収入額が見込みを上回るような結果となったことによりまして、交付税総額が見込みよりも減額したというふうなことで現計予算計上額を下回るような額となりまして、1億7,790万3,000円減額いたしております。
182ページ以降には事業費を掲載しておりますので、ご清覧いただきましてよろしくご審議をお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第110号議案について説明を求めます。
市民生活部長。
○市民生活部長(植田 政由) 186ページをお願いいたします。第110号議案、平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)の補正予算(第2号)についてご説明をいたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,520万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億9,595万5,000円とするものでございます。
内容につきまして補正予算説明書によりご説明いたしますので、195ページをお願いいたします。まず性質別の歳出の内訳ですが、総務費につきましては人件費を399万1,000円を減額し、物件費を109万1,000円増額、補助費等を17万3,000円減額をいたしております。
次に、保健事業費につきましては、人件費を124万4,000円減額をいたしております。
次の基金積立金につきましては、平成18年度の国保特別会計の収支剰余金及び退職者医療に係る療養給付費交付金等の翌年度精算額が確定いたしましたので、国保財政調整基金に積み立てることのできる額を683万3,000円増額をするものでございます。
次に、諸支出金につきましては、1億8,269万1,000円増額をしております。これは18年度の療養給付費国庫負担金の超過交付に係る精算返納金として1億7,667万4,000円の増額と、同様に18年度の一般会計繰入金のうち職員給与費等繰入金と福祉医療費波及ペナルティー分として国庫負担金削減分に係る繰入金の精算によりまして、一般会計に返還する額を601万7,000円増額するものでございます。
財源内訳ですが、197ページをお願いいたします。療養給付費の交付金につきましては、平成18年度退職者医療に係る療養給付費交付金の追加交付の額が確定したことによりまして1億7,301万2,000円を増額しております。
次の繰入金につきましては、一般会計繰入金を1,190万5,000円減額しております。内訳ですが、職員給与費の繰入金を540万8,000円、福祉医療費波及ペナルティーとして国庫負担金削減分に係る繰入金を758万8,000円それぞれ減額をしております。医療制度改革に伴う市民周知等に係る準備経費として109万1,000円を増額しております。
次の繰越金ですが、平成18年度の国庫特別会計事業勘定の収支剰余金が確定したことによりまして2,410万円を増額しております。内訳ですが、療養給付費交付金繰越金で国保負担分として1億7,667万4,000円を増額し、その他の繰越金として1億5,257万4,000円を減額をしております。
以上のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第111号議案ないし第113号議案の3件について一括して説明を求めます。
健康福祉部長。
○健康福祉部長(岡本 幹雄) それでは、198ページをごらんください。第111号議案、平成19年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予算(第1号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ154万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を8,640万8,000円とするものでございます。
内容につきましては、補正予算説明書によりご説明いたします。206ページをごらんください。まず性質別歳出の内訳でございますが、諸支出金として154万5,000円を計上いたしております。この諸支出金は、資母診療所会計につきまして一般会計からの繰り入れを行っておりますので、平成18年度収支剰余金の確定に伴い一般会計に繰り出すものでございます。
次に、207ページをごらんください。財源内訳でございますが、平成18年度の決算の確定に伴いまして前年度繰越金を154万5,000円計上いたしております。
以上、よろしくご審議をお願いいたします。
次に、208ページをごらんください。第112号議案、平成19年度豊岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,720万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を63億898万3,000円とするものでございます。
内容につきましては、補正予算説明書によりご説明いたします。218ページをごらんください。まず性質別歳出内訳でございますが、総務費の400万円は医療制度改革に伴う介護保険システム改修に係る業務委託料でございます。
地域支援事業費の19万円は、OA機器の補修点検委託料等でございます。
基金積立金の9,906万1,000円は、平成18年度の繰越金のうち国、県等の負担金の精算に伴う返納金を除き介護給付費準備基金として積み立てるものです。
諸支出金9,395万6,000円は、平成18年度の保険給付費の確定に伴う国県等負担金の返納金5,169万8,000円並びに一般会計への繰出金4,225万8,000円でございます。
次に、219ページをごらんください。財源内訳でございますが、支払い基金交付金415万4,000円は、平成18年度の精算による追加でございます。
繰入金419万円は、事務費の増額に伴う一般会計からの繰入金でございます。
繰越金1億8,886万3,000円は、平成18年度からの繰越金でございます。
以上、よろしくご審議をお願いいたします。
次に、220ページをごらんください。第113号議案、平成19年度豊岡市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,048万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億6,568万4,000円とするものでございます。
内容につきましては、補正予算説明書によりご説明いたしますので、228ページをごらんください。まず性質別歳出の内訳でございますが、神鍋診療所費として診療所事業財政調整基金積立金に794万3,000円。
諸支出金として254万円を計上いたしております。この諸支出金は、休日急病診療所並びに森本診療所の会計につきまして一般会計からの繰り入れを行っておりますので、平成18年度収支剰余金の確定に伴い一般会計へ繰り出すものでございます。
次に、229ページをごらんください。財源内訳でございますが、平成18年度決算の確定に伴いまして前年度繰越金を1,048万3,000円計上いたしております。
以上、よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は11時35分。
午前11時25分休憩
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午前11時35分再開
○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、第114号議案について説明を求めます。
市民生活部長。
○市民生活部長(植田 政由) 230ページをお願いいたします。第114号議案、平成19年度豊岡市
墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,617万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,153万6,000円とするものでございます。
238ページの補正予算説明書をお願いいたします。まず、性質別歳出の内訳の予備費を4,617万6,000円増額をしております。
次の財源内訳ですが、次ページの、繰越金を4,617万6,000円の増としております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 次に、第115号議案について説明を求めます。
企業部長。
○企業部長(福井與司光) 240ページをお願いいたします。第115号議案、平成19年度豊岡市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
本案は、第1条で歳入歳出それぞれ477万6,000円減額し、歳入歳出予算の総額を9億9,699万6,000円とするものであります。
第2条では、地方債の変更をいたしております。
243ページをお願いいたします。第2表、地方債補正でありますが、変更としまして2億1,080万円を250万円増額いたしまして2億1,330万円とするものであります。
補正の内容につきましては、251ページの補正予算説明書をお願いいたします。歳出の主なものは、総務費では人件費及び補助費等で145万4,000円増額しております。
水道施設費では、物件費を77万円増額するとともに、普通建設事業費を700万円減額しております。工事請負費及び土地購入費は、いずれも竹野簡水の鬼神谷取水井改良事業に係るものであります。
次のページの財源内訳では、鬼神谷取水井改良事業でその補助対象事業費の精査と補助率の確定に伴いまして国庫補助金を950万円減額、水道事業債を250万円増額するとともに、18年度決算に伴いまして繰越金を1,573万9,000円増額し、財政調整基金繰入金を1,351万5,000円減額しております。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第116号議案について説明を求めます。
都市整備部長。
○都市整備部長(黒坂 勇) それでは、254ページをごらんください。第116号議案、平成19年度豊岡市
宅地事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は、第1条で歳入歳出予算の総額にそれぞれ歳入歳出44万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,043万9,000円とするものでございます。
補正の内容は、262ページをごらんください。今回の補正は、平成18年度宅地事業特別会計の決算が確定したことにより予備費及び繰越金にそれぞれ44万1,000円を計上するものでございます。
よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(古谷 修一) 次に、第117号議案及び第118号議案について一括して説明を求めます。
企業部長。
○企業部長(福井與司光) 264ページをお願いいたします。第117号議案、平成19年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第2条の業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち配水施設費を1,535万3,000円減額し、11億7,808万5,000円とし、拡張事業費を1万6,000円増額し、17億1,065万5,000円といたしています。
第3条の収益的収支の補正では、収入の水道事業収益で574万9,000円増額し、15億9,785万8,000円といたしています。これは配水管移設補償費の追加等によるものであります。
支出の水道事業費用では、1,049万5,000円増額いたして15億3,662万8,000円といたしています。これは人事異動等に伴います人件費と固定資産除去費の増額によるものであります。
次に、第4条の資本的収支の補正では、次のページでありますが、資本的収入で2,500万円増額して21億9,840万6,000円といたしています。これは建設改良に係る企業債の増額と国庫補助金の減額によるものであります。
資本的支出で建設改良費を1,533万7,000円減額して31億9,378万5,000円といたします。これは稲葉川改修関連の送配水管移設費の追加と十戸浄水場整備費及び人件費の減額によるものであります。
第5条の企業債の補正では、建設改良について4,000万円増額して20億3,430万円と第6条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費について職員給与費を393万6,000円増額いたして2億9,197万1,000円といたします。
266ページ以降に実施計画、資金計画、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご清覧いただきたいと存じます。
続きまして、273ページをお願いいたします。第118号議案、平成19年度豊岡市
下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第2条の業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち管渠施設事業費を221万1,000円減額し、1億6,588万3,000円とし、処理場施設事業費を70万4,000円増額し、6億5,554万2,000円といたします。
第3条の収益的収支の補正では、支出の下水道事業費用で126万円減額して49億2,961万9,000円といたします。これは人事異動等に伴います人件費の増額と納付消費税の減額によるものであります。
次に、第4条の資本的収支の補正では、次のページではありますが、資本的収入で4億7,946万円増額して17億9,128万円といたします。これは資本費平準化債等の企業債の増額と国庫補助金の減額によるものであります。
資本的支出で建設改良費を150万7,000円減額して44億9,906万円といたします。これは人件費の減額によるものであります。
第5条の企業債の補正では建設改良費について8,980万円増額して13億2,900万円と、第6条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費について職員給与費を48万6,000円増額して2億5,608万7,000円といたします。
275ページ以降に実施計画、資金計画、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご清覧いただきたいと存じます。以上であります。
○議長(古谷 修一) 続いて、第119号議案について説明を求めます。
コウノトリ共生部長。
○
コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 281ページをお願いします。第119号議案、平成19年度豊岡市
農業共済事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明いたします。
今回の補正予算は、第2条で予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、まず収入では、中段の補正予定額の表のとおり第1款共済事業収益を農作物共済勘定で490万円、園芸施設共済勘定で2万1,000円補正し、総合で492万1,000円増額して、補正後の総額を2億1,872万5,000円とするものです。
282ページの支出につきましても、それぞれ収入と同額の共済事業費用を増額するものです。
収益的収入及び支出の内容につきましては、288ページの補正予算説明書でご説明をいたします。補正の目的は、農作物共済と園芸施設共済の無事戻しを行うためのものでございます。
まず、農作物共済勘定では、収入で連合会からの特別交付金115万4,000円と特別積立金戻し入れ374万6,000円を補正し、支出では同額を農作物共済無事戻しとして補正をいたします。
また、園芸施設共済勘定では、収入で特別積立金戻し入れ2万1,000円を補正し、支出で同額を園芸施設共済無事戻し金として補正します。
なお、286ページ以降に資金計画等を載せておりますので、ご清覧をいただきたいと思います。
以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 正午を過ぎますが、議事進行の都合上、延長いたしますので、ご了承願います。
次に、第120号議案について説明を求めます。
政策調整部長。
○政策調整部長(竹本 政充) それでは、ナンバー2のファイルをお願いします。ナンバー2のファイル、一番最初のページでございます。289ページでございます。第120号議案、平成18年度豊岡市各
会計歳入歳出決算の認定についてご説明いたします。
本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成18年度豊岡市各
会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。
内容につきましては、この決算書の最後の方でございます、580ページ、581ページをごらん願います。580ページ、実質収支に関する調書によりまして各会計の概要をご説明いたします。
左から、まず一般会計ですが、歳入総額は493億5,148万8,000円、歳出総額が479億4,103万1,000円、歳入歳出差し引き額は14億1,045万7,000円となります。このうち19年度へ繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額は2億386万4,000円ありますので、これを除いた実質収支額は12億659万3,000円の黒字決算となりました。12億円余りの大きな額となりましたけど、実質収支比率では4.66%というふうな数値でございまして、おおむね適正な範囲内かというふうに考えております。また、前年度の実質収支額約17億2,300万円を差し引いた単年度収支額では、約5億1,600万円の赤字でございます。前年度からの繰越金で収支を賄ったというふうな厳しい財政状況にあるというふうにも考えておるとこでございます。
次に、その右の特別会計8会計を記載しておりますが、実質収支額の欄でご説明いたします。国民健康保険事業(事業勘定)は4億2,837万9,000円の黒字となっておりますが、これにつきましては本年6月の補正予算で計上いたしまして今後の国保税額の抑制のために基金積み立てをいたしております。
次の国民健康保険事業(直診勘定)は、資母診療所に係る事業でございますが、154万5,000円の黒字決算となってます。
老人保健医療事業は、国庫負担金が未収入となったために3,074万9,000円の赤字決算となりましたが、去る5月31日付で翌年の歳入から繰り上げ充用処理を行ったところでございます。この未収分の国庫負担金につきましては、19年度で受け入れるというふうにしております。
介護保険事業は、1億8,886万3,000円の黒字決算です。このうち5,169万8,000円につきましては、19年度に精算する国庫負担金等の返還金に充てることになっております。
診療所事業は、休日急病診療所、森本診療所及び神鍋診療所に係るものでございますが、1,048万4,000円の黒字決算でございます。
墓地公園事業は4,747万7,000円、簡易水道事業は1,574万1,000円、宅地事業は44万2,000円と、それぞれ黒字決算を結んでおります。
財政の状況等につきましては、冒頭市長の提案説明の中で触れておりますので、省略をさせていただきたいと存じます。
各会計の決算の概要、以上のとおりでございます。決算書と、それから監査委員の決算審査意見書、主要な施策の成果を説明する書類提出いたしておりますので、ご清覧いただきましてよろしくご審議をお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 続いて、第121号議案及び第122号議案について一括して説明を求めます。
企業部長。
○企業部長(福井與司光) 第121号議案、平成18年度豊岡市
水道事業会計決算の認定についてご説明申し上げます。
本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成18年度豊岡市
水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。
内容につきましては、ファイルナンバー3の1ページをお開きいただきたいと存じます。決算報告書でございますが、まず収益的収入及び支出では、収入が16億1,456万5,220円、支出が15億8,683万17円となりました。
次のページの資本的収入及び支出では、収入が3億4,392万9,544円に対しまして支出が9億3,686万5,405円で、不足額5億9,293万5,861円につきましては、下段に付記しておりますとおり損益勘定留保資金などで補てんいたしております。
次のページの損益計算書では、6ページの1行目ですが、当年度純利益として594万577円計上し、当年度未処分利益剰余金は3億6,195万1,406円となりました。
この未処分剰余金につきましては、8ページの剰余金処分計算書のとおり減債積立金に30万円、奨学基金積立金に10万円、合わせて40万円を積み立て、翌年度繰越金利益剰余金として3億6,155万1,406円を翌年度に繰り越すこととしております。
9ページ以降に貸借対照表及び決算附属書類として事業報告書、その他の書類を添付いたしておりますので、ご清覧いただきたいと存じますし、ここで1点訂正とおわびを申し上げたいと思います。20ページをお開きいただきたいと思いますが、その中で(3)料金収入と書いておりまして、表のところで平成17年度、平成18年度、平成19年度と記載しております。一番最後の右の欄の「平成19年度」を「増減」に変更していただきたいと思います。本当に申しわけございませんでした。
次に、続きまして、第122号議案であります。平成18年度豊岡市
下水道事業会計決算の認定についてご説明いたします。
本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により平成18年度豊岡市
下水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。
内容につきましては、同じくファイルナンバー3の39ページをお開きいただきたいと存じます。決算報告書でございますが、まず収益的収入及び支出では、収入が50億6,348万5,340円、支出が47億8,366万9,101円となりました。
次のページの資本的収入及び支出では、収入が23億235万5,968円に対しまして支出が44億9,901万6,686円で、不足額21億9,666万718円につきましては下段に付記しておりますとおり損益勘定留保資金などで補てんいたしております。
次のページの損益計算書では、下から4行目ですが、当年度純利益として2億6,518万1,082円を計上したため、当年度未処理欠損金は4億3,247万2,619円となりました。
この未処理欠損金の処理は、45ページの欠損金処理計算書のとおり翌年度繰越欠損金としております。
46ページ以降に貸借対照表及び決算附属書類として事業報告書、その他の書類を添付いたしておりますので、ご清覧いただき、よろしくご審議いただきますようよろしくお願いいたします。以上であります。
○議長(古谷 修一) 次に、第123号議案について説明を求めます。
コウノトリ共生部長。
○
コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 引き続き、ファイルナンバー3の104ページをお願いします。第123号議案、平成18年度豊岡市
農業共済事業特別会計決算につきましてご説明申し上げます。
まず、104ページの決算報告書でございますが、農業共済条例第162条の規定によりまして農作物、家畜、果樹、畑作物、園芸施設及び業務の6つの勘定に区分して経理しております。
収益的収入及び支出では、収入は第1款共済事業収益の総合で農作物共済ほか5つの勘定区分の合計決算額が2億929万5,895円、支出では第1款共済事業費用の総合で決算額は1億9,997万4,519円で、差し引き932万1,376円の利益が出ております。
次に、105ページの損益計算書ですが、これは事業の経営状況を明らかにするためのもので、まず農作物共済勘定では、事業収益の合計2,076万7,975円から事業費用の合計1,020万815円を差し引きますと事業利益は1,056万7,160円になります。
なお、事業外収益及び事業外費用ともどちらもゼロでございますので、当年度純利益は事業利益と同額の1,056万7,160円になります。
同様に、他の勘定の当年度純利益でございますが、家畜共済がマイナスの135万2,349円、果樹共済がゼロ、畑作物共済が2万1,975円、園芸施設共済が8万4,590円となっております。また、業務勘定では、職員の人件費のほか各共済の損害評価費や損害防止費等を執行しておりまして、業務引当金の一部を取り崩している関係で当年度純利益はゼロになります。
以上の結果、全勘定科目総合の純利益は932万1,376円になります。
次に、106ページの剰余金計算書及び剰余金処分計算書です。農作物、畑作物及び園芸施設共済勘定は、繰越不足金年度末残高がございませんので、当年度純利益を当年度末処分剰余金として法令の定めるところにより共済勘定ごとに法定積立金と特別積立金に区分して積み立てております。
なお、家畜共済勘定につきましては、前年度からの繰越不足金に加え今年度決算においても未処理不足金が残りますので、107ページの不足金処理計算書のとおり翌年度に繰り越しております。
次に、108ページの貸借対照表です。これは事業の財政状況を明らかにするためのもので、農業共済が保有する資産、負債及び資本を総括的に示した表で、中ほどの資産合計と一番下の負債資本合計は総合でいずれも3億3,189万7,587円で一致しております。
なお、決算附属書類として110ページ以降に事業報告書、その他の書類を添付しております。
以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○議長(古谷 修一) 以上で上程議案に対する説明は終わりました。
本日は説明のみにとどめます。
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◎日程第5 監報第7号
○議長(古谷 修一) 次は、日程第5、監報第7号についてでありますが、大禮・川口両監査委員から別紙のとおり報告書が提出されておりますので、ご了承願います。
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○議長(古谷 修一) 以上で本日の日程は終わりました。
この際、お諮りいたします。明4日から9日までを議案熟読のため休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(古谷 修一) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
次の本会議は、10日午前9時30分から再開いたします。
本日の会議はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後0時01分散会
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