伊丹市議会 2021-03-15
令和3年一般会計予算等審査特別委員会−03月15日-01号
令和3年
一般会計予算等審査特別委員会−03月15日-01号令和3年
一般会計予算等審査特別委員会
令和3年3月15日(月曜日) 午前10時00分開議 午後5時13分散会
〇場 所 第1委員会室
〇委員会に出席した委員
委員長 保 田 憲 司 委 員 永 松 敏 彦
副委員長 篠 原 光 宏 〃 里 見 孝 枝
委 員 鈴 木 久美子 〃 齊 藤 真 治
〃 花 田 康次郎 〃 杉 一
〃 佐 竹 璃 保 〃 上 原 秀 樹
〃 高 橋 有 子 〃 新 内 竜一郎
〃 安 藤 な
の香
〇委員会に出席しなかった委員
な し
〇審査した事件とその結果
議案第 7 号 令和3年度伊丹市
一般会計予算 質 疑
以 上
○
保田憲司 委員長 ただいまから
一般会計予算等審査特別委員会を開催いたします。
初めに、委員
の出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。
円滑な審査
のため、質疑に際しましては、委員
の方は必ず資料名とページ数、項目
を述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。
次に、答弁
をされる方は、挙手と同時に役職名
を述べていただきますと、私
のほうで指名
をさせていただきます。
また、重ねて申し上げますが、質疑
の意図
を的確に把握され、要領
を得た答弁
をしていただきますようよろしくお願い
をいたします。
なお、会議時間につきましては、
申合せどおり、午前10時から午後5時まで
を予定しております。委員並びに当局
の皆様には、十分御留意
の上、御協力
のほどよろしくお願いいたします。
それでは、前回に引き続きまして、順次審査
を進めてまいります。
予算に関する
説明書
の76ページ、第2款総務費、第1項
総務管理費、第7目
文化コミュニティ費、こちら
の続きから始めます。
質疑
のある方、どうぞ。
◆
齊藤真治 委員 79ページ
の文化会館管理運営費と
演劇ホール管理運営費、そして
音楽ホール管理運営費、
美術館管理運営費のことについてお伺いさせていただきたいと思います。
これ、
コロナ禍で、委託料という
のは大体どのぐらい減ってるんですか。
◎
都市活力部 文化会館
のほうが2070万8000円減っております。
演劇ホールが1502万9000円減っております。
音楽ホールが1212万8000円。委託料だけですか、すみません。
◆
齊藤真治 委員 委託料だけで、はい。
◎
都市活力部 すみません、委託料だけでしたら、もう一度申し上げます。文化会館が1323万7000円減っております。
◆
齊藤真治 委員 1323万円。
◎
都市活力部 はい。それと、
演劇ホールが202万5000円減っております。
◆
齊藤真治 委員 減ってんねや。
皆さん言うてはる、
コロナ禍で事業できへんから、当然至極減ってると思うんですね。それ
の影響についていうたら、どういうふうに考えてらっしゃいますか、当局では。
◎
都市活力部 使用料あるんですけど、事業費と使用料がございますけれども、使用料に関しては、
コロナ禍ですので、来年度に関しては、今年度
の大体7割程度
の使用料ということで考えて減らしております。
◆
齊藤真治 委員 7割ぐらい減らしてやってるいうことになると、これ今までお使いになっていただいてた方とか結構たくさんいらっしゃると思うんですけど、そこら辺
の影響はないんですか。
◎
都市活力部 収入
のほうはいわゆる減らしてるっていうことですので、収入が減りますと委託料は上がるということなんですけども、ただ、事業
のほう
の精査もしておりますので、事業
のほう
を精査していきますと、例えば、
収支負担率の悪いやつとか
をこの際やめていこうとかという話し
をしていきましたので、その中でそういうもの
を整理した中で202万5000円という
のが減額になったということでございます。
◆
齊藤真治 委員 なかなか
公共施設マネジメントとかもありまして、どこ
の館
をどこか減らすとかいう
のはあるんですけど、それ以前に、もうなかなかやっていけへんようになるんではないかなというふうに危惧してますんで、そこら辺
のところ、一方では、しかし、予算もしっかり見ていかなあかんことはありますから、ここでいうと、お使いになられてる方々
の意見もしっかり聞いて、維持継続できるもんであれば、していただきたいなと思いますんで、一応要望だけしておきます。以上です。
◆
花田康次郎 委員 予算書79ページ、
音楽ホール管理運営費のうち、委託料についてお伺いいたします。
昨年もお伺いさせていただいたんですけれども、この委託料
のうち、
伊丹市民オペラに係る委託料
の金額はお幾らでしょうか。
◎
都市活力部 オペラ
のほう
の委託料は620万円でございます。
◆
花田康次郎 委員 昨年度
の答弁
の中では、様々な自助努力
をしていただいて、670万円予算が必要だったところ
を620万円にしましたというふうな回答がありました。そのときに、令和3年度に、令和元年にできなかった「アイーダ」
を繰り越してはどうかというようなお話しさせていただいたときに、
実行委員会のほうでも検討
をされてるというふうに回答していただいてました。それ
を踏まえて、ちょっとどうなったかという
のをお伺いしたかったんですけれども、令和3年度に関して
の見通しっていう
のはどういうふうになってますか。
◎
都市活力部 一応まだ、
実行委員会がまた4月にあると思うんですけども、それで正式決定になりますけども、一応今
のところ、「アイーダ」
の公演
をしたいなというふうに考えてるとこでございます。
◆
花田康次郎 委員 昨年度、
ふるさと納税で100万円ぐらい集めたいというような話もあったんですけども、そちらももし見通しが分かる
のであれば、教えていただけますか。
◎
都市活力部 なかなか100万円という数字は大きな数字なんですけども、実行委員が努力しまして、100万円何とか達成したいというふうに考えておりますので、何とかいける。いけないと駄目だと思ってますので、頑張ってやっていきたいと考えております。
◆
花田康次郎 委員 分かりました。また、
ふるさと納税という
のは、返礼品
のことなんかもあるかなとは思うんですけれども、中止したらどうする
のかなとかいう
のもまた考えていただけたらなというふうに思いますので、今年はできれば、演者
の方々も2年越しになりますので、できればいいなというふうに期待しておりますので、状況
を見ながら、適切に事業
を進めていただければと思います。
次に、予算書81ページ
の柿衞文庫運営費についてお伺いします。
柿衞文庫ですね、令和2年から大規模改修
のたびに休館しております。それに伴ってな
のかちょっと分からないんですけども、令和2年度
の予算から800万円ぐらいですか、金額が下がってるんですけれども、これはどういう理由な
のか、教えていただいてもいいですか。
◎
都市活力部 委員御存じのとおり、休館しておりますので、その分、事業がやっぱり減りますので、その事業費
のほうが減ってるということでございます。
◆
花田康次郎 委員 じゃあ、この昨年度と
の差額という
のは、休館してることに伴う人件費
の減少などという認識でよかったですか。
◎
都市活力部 人件費
のほうは、人員が減るわけではございませんので、人件費は、細かく言いますと、多少減ってるか分かりませんけれども、今ちょっと手元あれですけど、そんなに減額はないです。
◆
花田康次郎 委員 ということは、イベントという
のか、展覧会と表せばいい
のか分からないですけども、そういった行事
を行うことがなくなったので、それに伴う費用が約、この差額分ぐらい減ったっていうことでいいんですか。
◎
都市活力部 それも含めて、諸経費ですね、建物
の諸経費とか、今、例えば修繕費とかいろいろかかってた分がかからなくなったので、減ったということでございます。
◆
花田康次郎 委員 ほか
の文化施設もそうなんですけれども、幾つか改修工事しておりますので、これ充ててなければ、例えば入館料
を徴収する職員なんかは不要になってくるので、その分、人件費が安くなるんじゃないかなっていうふうにも考えられるんですけども、それはどうなんですか。
◎
都市活力部 受付
の方はその都度、企画展とか開催するごとに来ていただいてますので、その分、催し
を開催しないと、そこ
の経費、人件費はかかってこないということです。
◆
花田康次郎 委員 ということは、企画展
をやっていない、
人が必要なくなった分、人件費が下がったということですか。先ほど、人件費は特に変わってないっていうお答えだったかなと思ったんですけども。
◎
都市活力部 いわゆる職員
の人件費ではなくて、展示事業に関わる、割り振りでいうと、物件費
のほう
のいわゆる人件費
の分が減ってるところでございます。
◆
花田康次郎 委員 分かりました。
最後に確認で話
を整理させていただくんですけれども、様々なイベント、行事等がなくなったので、それに伴って、かかる費用が安くなった
のが昨年度と比べて
の差額であると。その中
の大きく占めるものについては、入館料等
を徴収する人員
の配置が必要なくなったことなどであることでいいですか。
◎
都市活力部 展覧会自体がなくなったことは非常に大きいことでございます。
◆
花田康次郎 委員 分かりました。結構です。開けていないのに、毎年開けてるときと変わらない予算であれば、当然おかしいことかなと思いますので、下がっているという
のは当然
のことでしょうし、また開くとなれば、多少費用は増える
のかなというふうにも思っています。もう少し大きく金額が減じる
のかなというふうに期待はしておりましたけれども、固定ですね、置いておられる職員さんであったりだとか、あるいは、何も開けていないからといって、何も中でしないでいいというわけでもないと思いますので、そこは適切に実施しておられると思います。
◎
都市活力部 すみません、ちょっとあれですけど、休館中も、先ほどちょっと委員
のほうからありました、ちらっとありましたけれども、休館中も市
の施設
を借りながら、講座とか、そういうもの
をしておりますので、その分
の経費はかかってくるということでございます。
◆
花田康次郎 委員 ですから、その分は理解しておりますので、また適切に、再来年度ですね、開館に向けて必要な準備等は適切に進めていただけたらと思います。ありがとうございます。
◆
鈴木久美子 委員 関連で伺います。
令和3年度
の予算
の減額については理解したんですが、
説明のところで、
負担金補助及び交付金、
柿衞文庫運営補助金って書いてあるんですけど、すごく何か雑というか、全く具体的じゃない
説明だなという印象
を受けています。負担金
の考え方なんですが、団体
の行う事業から利益
を受けることに対して、市が一定
の金額
を負担し、支出する
のが妥当と判断したものに対して負担
を行っているという理解
をしてるんですが、
柿衞文庫が行う事業で、市がどんな利益
を受けることがあるんでしょうか。
◎
都市活力部 俳諧、俳句
の貴重な資料は収蔵されておりますので、それ
を展示することによりまして、広く市民
の方に貴重なこの俳諧、俳句
の資料
を見ていただくことが一番大きなメリットでございます。
◆
鈴木久美子 委員 その貴重な資料
を幅広く市民
の方に見ていただくという利益に応分する負担額っていう
のは、どのぐらいだと考えていますか。
◎
都市活力部 今、来年度、まだ審議いただいてますこの管理費ですね、4769万3000円、これは一応いろいろと精査した中で、今、予算
のほう出させていただいてますので、これが適正だと我々は考えております。
◆
鈴木久美子 委員 この金額が適正だということですが、2019年度
の柿衞文庫さん
の決算
の状況からいくと、決算額
の約64%は人件費なんです。額にして3200万円は人件費で、諸経費で22%
を取られているので、ここ
の中にどれだけ貴重な資料
を収蔵してること
を広く市民
の方に見ていただくため
の努力、経営努力っていう
のがどれだけあった
のかっていう
のがちょっと見てとれないんですけれども、その一つとしてといいますか、入館者数もそう多くなかったりですとか、決算
の状況
をお伺いする中でも疑問に思うところはあるんですが、市として
柿衞文庫さんに対して今後どういうふうな事業
を行うようにというやり取りっていうか、
をされてる
のか
をちょっと詳しく教えてもらっていいですか。
◎
都市活力部 ただいま委員も御存じ
のとおり、
総合ミュージアムを造っておりますので、そのときに、
柿衞文庫に関しましても導入部分で敷居がいつも高いと言われますので、敷居
を低くしたような形で、新たにパソコンというか、いろんな仕掛け
をつくって、
クイズ形式で俳句したり、そんな形で広く市民に取っつきやすいような
柿衞文庫に、今
のところではなかなか敷居が高いという話がありましたので、そのような工夫
をして、少しでも市民に俳句
のこと
を理解していただくように努力
をしたいと考えております。
◎大西俊己
都市活力部長 負担金補助ということで、4700万余り
の1行というふうなことで、ごもっともな御意見かというふうに思います。まず、人件費が非常に率が高いというふうなことですけれども、その方自体がいろんなとこへ出かけていって、講師となって、柿衞
の職員、学芸員がいろんな講座とか、そういうふうなこと
をやっております。ただ、ここでは1行しか記載されておりませんので、この内容
をしっかりと皆様に御
説明するために、総務政策
の委員協議会において、理事長はじめ、館長、それぞれ
の職員が来て、直接委員
の皆様にこんな事業
をやってますよとか、こんな講座
をやってますよと、こんなこと
をしてますよ、特に
坪内理事長が熱心にやっておられること
を説明させていただいてる。それが要はここ
の1行
を表すため
の説明でさせていただいてるという
のが1点でございます。
そして、人件費は、その
人たち、館長もそうですし、その
人たちが出向くことによって事業
をしてますが、その
人たち
の人件費自体が事業費みたいなものであるというふうに御理解いただきたいという
のが2点目でございます。
あと、伊丹にずっと引き継いでまいりました松尾芭蕉
の直接書かれた資料でありますとか、「蛙飛び込む水
の音」、いろんなものがございますんで、それ
を次
の世代につないでいくために、ここで管理
をして、啓発
をして広めてるということでございます。まだまだ積極的に進めないかんということで認識しておりますので、できたら子供たち
のためにいろんな事業
を、今、理事長が一生懸命取り組んでおられる、これはもう既に御
説明させていただいてるとおりでございますので、それら
の内容がここ
の4700万という数字で、1行で大変分かりにくいですけれども、そんな形で進めさせていただいてるということだけ御報告させていただきます。
◆
鈴木久美子 委員 今、保存している資料
のことが御答弁でも何度か出てきてるんですけども、これは総務
のほう
の常任委員会でも、保存している資料
の評価っていう
のが適切な
のかっていうこと
を意見させていただいてます。今回、
総合ミュージアムの中で再出発するっていうことなので、できれば、今、その評価っていう
のが正しく評価されていて、
年間保険料で25万円ほど掛けられてるんですけど、その保険に値するだけ
の価値
のあるものな
のかという
のをもう一度適切に判断されてはどうかなと思うんですけど、この辺りは当局としてはどのようにお考えでしょうか。
◎
都市活力部 もう一度その辺に関しましては、新たにまた新
総合ミュージアムができることですので、一からもう一度、財団とも当然協議していかなあきませんので、財団と協議していきたい。また当局、うち
の財政当局、全てその辺、施策
のことも含めて協議してまいりたいと思います。
◆
鈴木久美子 委員 適切な評価が行われて、きちんと保存状態
を正しく、大切なものなら保管していただくというところで、新しい情報
をお待ちしてますので、お願いします。
すみません、最後にちょっとお伺いしたいんですけども、事務局なんか、
事務局体制に対する市
の職員さん
の支援という
のはどのぐらいあるというか、人数でいうと、何
人ぐらいが取りかかっててっていう
のがちょっとあれば、教えていただきたいんですけど。
◎
都市活力部 人員に関しましては、1名ですね、市
の職員
を柿衞
のほうに派遣しておりますので、はい。
◆
鈴木久美子 委員 ありがとうございます。この辺も、今、1名
の職員さんがいらっしゃるっていうことなんですが、あくまで補助とかっていう
のは、一定期間、経営努力なりによって成果が得られて、独立する
のを目的に行う
のが本当だと思うんです。なので、職員さん
の配置も含めて、過度な支援にならないっていう
のは、やっぱり
経営努力自体の能力
をどんどん欠いていってしまう行為になるので、そこは慎重に今後も御審議いただいて、財団ともしっかり協議していただきたいというふうに思います。これは意見です。すみません、以上です。
○
保田憲司 委員長 委員
の方に申し上げます。
直前
の委員
の方
の発言
の内容に関連する部分
の発言
を希望される方は、その旨、申し出ていただきましたら、優先的に指名させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆
花田康次郎 委員 また
柿衞文庫についてなんですけれども、出前講座と言えばいいんですかね、様々な事業、閉館中も行われるということなんですけれども、文化財
の保護等も含めて
の4700万円だとは思うんですけども、そういった講座等で
の利用者数っていう
のは、令和3年度、合計で延べ何
人ぐらい
を見込んでますか。
○
保田憲司 委員長 すぐに答弁できますか。
◎
都市活力部 ちょっと調べさせていただきたいと思います。
○
保田憲司 委員長 分かりました。じゃあ、この点について、ほかに関連する質問
のある方はどうぞ。
◆佐竹璃保 委員 今回、美術館
の管理運営費のところでみやのまえ文化
の郷
の展示製作委託料が入っていまして、
サービスペーパーの19ページ見ますと、うち1622万円は教育費
のほうで、
社会教育費、博物館
のほうで入ってるんですけれども、これみやのまえ文化
の郷が出来上がった後に美術館
の管理運営費の中に全部集約される
のか。その総務費と
社会教育費と
の2本立てでずっといかれる
のかっていう
のは決まってますでしょうか。
◎大西俊己
都市活力部長 4年
の4月オープンに向けて、組織
の改正という
のが当然あろうかというふうに考えてございます。市長部局
のほうで、博物館も博物館
の中で、例えばたくさん
の人を博物館に来ていただく
のを観光行政として
の一部としてやる
のならば、市長部局でそれ
を実施することが可能ですよというふうな法律
の改正も過去にございまして、全て市長部局で持つ
のであるならば、こういった文化
の関連する費用
の中で措置されると。いやいや、そうじゃないと、博物館は博物館
の中で、そこでいくんだというようなことが判断示されたら、分かれるというようなことでございますので、まだちょっとそこは決まっておりませんので、御容赦賜りたいと思います。
◆佐竹璃保 委員 昨年度
の予算書見ますと、大体4億5000万円ぐらいかけて美術館
の運営がなされていて、博物館はまた別建てで、2600万円ぐらいかな、あったと思うんですけれども、その辺り
の合算というか、集約
をすることで、経費
の部分で
のメリットっていう
のは生まれそうでしょうか。
◎大西俊己
都市活力部長 まず、博物館
のほうは、職員が直接
の人件費でございますので、直接
の人件費は項で多分集約されてると思いますんで、社会教育総務費
の中で多分人件費があるんじゃないかなということ
を、過去
の記憶ではあります、それもちょっと最近その給与
のこともやってませんので、不確かなとこもあるんですけれども、恐らくそんな形で博物館費では措置されてないというふうに考えるとこですので、博物館には事業費だけということでございます。ただ、美術館
の場合は財団に委託しておりますので、その委託
の中で全て人件費
を含めて、財団
のほうに委託で執行してますので、その辺で大分金額が差が出てまいります。ただ、それ
を1つにしますと、当然管理運営に関するもの、給与
の支払いでありますとか、そういったことも財団
の中で含めてしまうんだったら、節減というか、減額が図れますし、その辺も今後できるだけ、委員がおっしゃるとおり、そんな形で
説明省かない形で持っていってこそ、当然統廃合
のメリットが出るわけですから、その辺
のこと
を踏まえて実施してまいりたいと思います。
◆佐竹璃保 委員 分かりました。
柿衞文庫も今、調べていただいてると思うんですけれども、また入りが多くなると思いますので、その辺り、またメリットとしては、伊丹
のブランディング化であったりとか、そこから
の商業施策につないでいただくとか、そういった形で
のメリットもまた考えていただきたいと要望いたしまして、終わります。
○
保田憲司 委員長 花田委員へ
の答弁
のほうは、大丈夫ですか。よろしいですか。
◎
都市活力部 ちょっと後で報告させてもらいます。
○
保田憲司 委員長 分かりました。
◆新内竜一郎 委員 81ページのみや
のまえ文化
の郷に関連する件、ちょっと質問しておきたいと思います。
先ほど来、
柿衞文庫等
の文化施設
を今までは、私からいうと、今、経済的に非常に厳しい
コロナ禍で、この文化施設
の存続、そして、市民
の理解、これが非常に大きい課題になると思います。それで、今回、そういう文化施設
を何とか活性化しようとして、この文化
の郷ということで、博物館
を移転して活性化しようとされてると。それは一定理解するんです。そうすると、その活性化するについて、数値でいうと、今までですと、来客数、例えば100であった、これ
を、みやのまえ文化
の郷として今回約12億強投下して整備する。それに見合う、どれぐらい
の活性化になる
のか。ちょっとできたら、その辺ちょっと基本的にお聞きしたいんです。
◎綾野昌幸
都市活力部参事 今、新内委員から御質問ありましたように、数値で表せたらということなんですけれども、来館者
のほうが令和元年度、2年度はコロナ
の影響で数値がちょっと異常値かなと思いますので、令和元年度で現在
のみやのまえ
の文化
の郷で約10万強
の方が来られてます。それ
をやっぱりどれぐらい増やすかという
のは、これから博物館も来ますし、新たな事業展開ということも考えてまいりたいと思いますので、またその数値については、またどれぐらい
の来館者
を目標にするかというところは、具体的な数値目標はしかるべきときにお話しさせていただきたいかなと思います。
◆新内竜一郎 委員 そこらがちょっと甘いなと思って、やはり一つ
の施設、移転してやる。そうすると、今まで
の博物館
の来館数何
人あったんですか。
◎教育委員会事務局生涯学習部 来館者数ですけれども、平成31年につきましては2万1371名となっております。また、過去、大体2万8000台ぐらい
を常にキープしておる状況ですけれども、昨年度につきましては、ちょっとコロナ
の影響が出ておるかと考えております。
◆新内竜一郎 委員 約2万
人から3万
人弱、その方が中心地に行っていただく。それプラスアルファ
を私、期待してるわけですよ。もっというと、これは正直いって、矢埜市長
のときにこういう文化施設やった。そのときに中心地
の活性化やということで議会でもいろいろ議論して、できてきた。これによって中心地
の近隣
の商店とか活性化、プラスなってきた。今まで
の商業等
の売上げがどれぐらいあって、今回これによってどれぐらいプラスになる
のか。その辺ちょっとお聞きしたいんです。
◎綾野昌幸
都市活力部参事 委員御指摘
のように、今回、博物館がここ
のみやのまえ文化
の郷、現在
のみやのまえ文化
の郷
のとこに移転するということになりますので、当然、そこでやる事業につきましても、周辺
の施設であったりとか、イベントであったりとか、あるいは周辺
の公共施設であったりとかいうことで、回遊性
を高めて、当然中心市街地
の商店であったり、商店街にプラスになるようにということは目標にしております。ほんで、来館者につきましても、今
のみやのまえ文化
の郷
の来館者に博物館
の来館者
を足すだけでなく、もっと来館者
を増やすような努力ももちろんしてまいりたいと思いますし、長時間回遊できるような施策
を考えてまいりたいと思います。
◆新内竜一郎 委員 とにかく数値目標
を持って、やっていただきたいんです。
それと、やはりせっかく整備した、市民が、私自身、この施設に行ったことありますかいうことで何回か市民に、100
人程度
の方に聞いたんです。約3割ぐらいしか行ってないんです、市民ですら。1回行って、何回も行った
人がありますか言うたら、ほとんどないんです。もっと言うと、私が議長
のときに阪神議長会でそれぞれ
の近隣
の議長、副議長、シティホテルで会議して、せっかく伊丹来られたから、この宮ノ前
の文化施設行ったことありますか言うたら、誰もいなくて、まして、知らないんです。私が、せっかく来ていただいたから、誘導して連れていったんです。へえ、伊丹さん、こんなんあるんですかということであって、せっかくいい財源、資産ある
のが、PR不足です。ほんで、もっと言うと、飛行場から中心地
の飛行場線通って東から西に行ってる間に、その交差点
のとこに美術館とかそういう看板、小さくちょっと載ってるだけです。もっと市外
の方があそこ、飛行場線かなり通ってる。それがここに今回、文化
の郷いう形でやるならば、やはり
外部からぱっと分かりやすい、例えばネオンまでいかなかっても、文化施設ですから。私、他市行くと、やっぱり歴史博物館、ただ単なる博物館いうと、なかなか行きにくい。名前
をほとんど歴史博物館にされて、今まで
の文化施設と一緒にされて、成功されてる市もありました。ですから、やはり他市
の方が、あっ、ここに伊丹でこういうもんがあるなということ
を分かるようなこともやるべきやと思うんです。ただ、どうしても行政
の諸君は民間と違って、やっぱりPR、
外部ですよ、
外部にもPRしていただいて、中心地にお金
を落としていただく。こういう循環的なこと
をしないと駄目やと思ってるんです。だから、今回
の約13億円かけてやるについて、これ
を初期投下としても、必ずそれ
を売上げ、地元に還元していただく、こういう形
を考えていただきたいと思うんです。
そこで、今後
の管理経費、年間
の管理経費、今まではこうであった、これ
を持っていくことによって、管理経費がどの程度に削減されるんか。ちょっとそれ
をお聞きしたいんです、統合することによって。
◎綾野昌幸
都市活力部参事 管理経費につきましては、先ほど人員
の問題もございましたけれども、
総合ミュージアムがオープンしたときに、何名体制でいくかという組織
のことも含めて、もちろん管理経費が高くならないように、多くならないようにということは注意
を図りながらしていきたいと思います。
先ほど、前段にもございました市外から
の来客につきましても、展示で令和4年度も、取っつきやすいといいますか、今までも美術館で絵本
の展示
をすると、たくさん市外
の方が来られたりしましたし、そういう絵本作家
の展示も考えてるところでございます。また、市外から
の人から分かりやすいようなサインとか誘導方法についても検討してまいりたいと思います。
◆新内竜一郎 委員 時間
の関係で、あと1点。その施設に市民
の方、あるいは市外
の方、ぱっと行くにしても、車で行く。そうすると、駐車場が宮ノ前
の地下
の駐車場ぐらいしかないでしょう。これなんですよ。前も委員会で言ったんですけど、この施設
の近くに車横づけできて、数台でもいいんですよ。前に私も
監査のときに寄せていただいて、市役所
の公用車で裏側
のちょっと駐車場、置かせていただいた。だから、何かそういう近くにそういう施設
を造ってもらうと、先日も我々
の地域で、例えば伊丹
のちょっと施設、コミュニティーで行こうかってやったときに、駐車場ないし、地下駐まで歩いてまで、そんなん嫌やということでしたよね。だから、他市へ行ってしもうたんです。だから、やっぱり駐車場
を近くに、何か地下でも何でもいいですから、ちょっとあのすぐ横づけできるような方策
を考えていただいたら、もっと市民が使いやすい施設になるんです。その辺
の見解、ちょっとお聞きしたいと思います。
◎大西俊己
都市活力部長 宮ノ前
の地下駐車場、平成12年前後に建設いたしましたけれども、これ
を阪急伊丹
の駅からずっとつなげていきたいというような話は、そんな話はありましたけれども、いたみホール
の前から、そして、美術館
の横、あそこ
の上がり口
のところまでずっと道路
の下
を地下駐でつないできたという
のは、そういった中心市街地
の文化施設も含めて、活性化
のため
の駐車場ですから、ぜひそちら
のほう
を御利用いただくというようなことで我々としては進めてまいりたいというふうに考えてございます。
◆新内竜一郎 委員 とにかく他市では文化施設あると、近くにそういう大きい駐車場
を造って、公共施設と商店会とか、あるいは大きいショッピングモールなどと
の動線
を考えて、1Lad型
の形でされてるんですよ。だから、そういう形
をやっぱり、文化施設という観点だけでなくて、中心地
の活性化、綾野参事はもう中心地
の活性化でずっと関わっていただいてるんで、この辺
の考え方
を今後十分に配慮してやってください。要望しときます。
◎
都市活力部 先ほど
の数字
の件でございます。遅くなりまして申し訳ございません。
延べ人数も含めて、回数、延べ人数ですね、一応来年度
の予定は1030
人です。
◆
花田康次郎 委員 全事業合わせて、この
柿衞文庫の行う事業で1030
人ということでしたけども、人件費が三千数百万円、もう当然出前講座等々だけ
の費用ではないと思うんですけれども、1
人当たりに直すと、数万円ということですね。市民
の方に俳句、あるいはそういったもの
を啓発なり、いろんなもの
を見ていただくなりして、市民
の文化
の質
の向上につなげたいという目的は分かるんですけれども、ちょっと費用対効果でいうと、あまりにも悪過ぎる
のかなと思うんですけども、これ1030
人という数について、もうちょっと見解
をお聞かせいただいてもいいですか。
◎
都市活力部 こちら
のほうはいわゆる講座
の人数でございまして、今、
坪内理事長が来られてから、例えば一句
の日ということで、毎月19日は俳句
を作りましょうというところで、そうした活動もされてまして、それにつきましては、もう何百という句が来たりしております。そういった火
を、休館中にも火
を消さないということで、講座もやりながら、あと、事業についてはちょっと閉館してるということで、こちら
のほうでできないんですけども、そういったものも含めて
の額でございまして、決して1030
人のためだけにその金額が支出されてるものではないというふうに考えてます。
◆
花田康次郎 委員 この1030
人のうち、市民
の方ってどのぐらいになりそうだと考えておられる
のか。それとも、全員市民
の方だろうと考えておられる
のか。細かい数字、根拠は難しいと思うんですけれども、担当課さん
のほうでどの程度と考えられておられる
のか、ちょっと考え
を聞かせてもらってもいいですか。
◎
都市活力部 委員御存じのとおり、俳句
の大きなところという
のは、東大
の竹冷文庫ですか、あと綿屋文庫と、それと伊丹
の柿衞文庫とございまして、この3つしかないというわけではないですけど、その三大文庫になっておりますので、このような講座
をいたしますと、やはり市外
の方がかなり、まだはっきりその辺
の数字つかんでませんけれども、市外
の方も多いというふうに認識しております。
◆
花田康次郎 委員 ほとんど市外
の方であれば、そのような講座
をする意味がそもそもある
のかというようなところが非常に疑問に思いますけれども、市民
の方からすれば、閉まっているこの
柿衞文庫に今年は5000万円かかりましたと。市民
の人が見てるかどうか分からないけど、何かイベントやって1000
人人が来ましたと。これはちょっと感覚として、市民感覚からすれば、何でそんなお金
を伊丹は使うんだというふうに思われてもやむを得ない
のかなというふうに感じます。やむを得ない部分もあるので、これ以上やめてくれとか、減らしてくれとか、この場では言いませんけれども、ちょっと少し意見として受け止めていただけたらと思います。
あと、文化財
の保護等についてなんですけれども、貴重な文化財
を後世に伝えるというような話が先ほどあったんですけれども、本当に貴重な文化財であるならば、将来的にこの毎年5000万という負担
を伊丹が続けられるかというと、非常に厳しくなってくる
のではないかなと思うんですけれども、例えば国に寄贈して管理してもらって、この5000万
の費用負担
をやめるとなれば、5000万あれば、相当なことができますから、そちら
のほうが市民
の福祉に資するものだと思うんですけれども、そういったこと
のお考えは全くないんですか。
◎
都市活力部 今現在
のところ、やはり貴重な俳諧資料でございますので、それも寄贈していただいたものでございますので、伊丹
のほうで展示
のほう
をまた続けていきたいというふうに今現在は考えております。
◆
花田康次郎 委員 先ほど新内委員ですかね、市民
の方に聞いたら、ほとんど行ったことがないよと、何度も行くことがないよと、まさにそのとおりだと思います。私もこれ中見たことありますかと聞いて、見たことあるよという回答はほとんどなかったですし、やはり毎年5000万、今年は4000万台ですけど、昨年までは5000万以上かかってましたんで、毎年これに5000万以上かかってるんですよといって、いや、こんなすばらしいもの
を造ってくれてありがとうという市民
の方、一
人もいなくて、花田さん、やめられませんかと、そのぐらい言われることが多い。これが市民感覚だと私は思います。
先ほど、前市長が文化施設たくさん建てたっていう話もありましたけども、まさにそのとおりで、お金がたくさんあったときに、あれもこれも建てたもの
をよう畳まん
のだと、そういう状況にある
のではないかと思いますので、文化施設のみならずですけども、予算全体ですね、本当に残さなければいけないものな
のか。市長も以前、あったほうがいい予算っていうような表現もされてましたけど、私からすると、これはあったほうがいい予算な
のかなと思いますので、今すぐどうこうしろとか、この予算、来年度に何とかしろとは言いませんけれども、そういう意見もある
のだということで頭に止めていただいて、今後、予算
を考えたりされるとき、事業
を執行されるとき、適切にここもやっていただけたらと思いますので、これは意見、要望とさせていただきます。ありがとうございます。
◆上原秀樹 委員 ふるさとづくり推進事業費。前期実施計画
の92ページですけども、まちづくり基本条例
の見直し検討時期となることからというふうに書いてありまして、これ来年度、見直し
を始めるという理解でよろしいですか。
◎市民自治部 こちら
のほうですね、見直し検討
のほうは令和4年度末までに完了する必要があるという形になっておりまして、令和3年度から市民アンケート調査等
を行っていきたいと思っております。
◆上原秀樹 委員 4年に1回
の見直しということでしたね、たしか。2015年、2019年、で、2023年になるんかな。
◎市民自治部 そうですね、平成15年に編成されたまちづくり基本条例
の附則
のほうで、4年以内ごとに見直し状況
を検討するという形になっておりまして、そうですね、前回見直し
をしてから4年以内ということで、そちら
のほうが令和4年度以内にということになっております。
◆上原秀樹 委員 分かりました。その見直し
の方法ですけども、アンケートなど
を取るとともに、参画協働推進委員会において様々な議論
をするとか、あるいは市民委員
を募ってやるとか、いろんな方法
を取られてきましたけどね。それは、どういう手法
をされるんですか。
◎市民自治部 まず、先ほど委員が御案内ありましたとおり、約3000
人ほどに対して無作為抽出による市民アンケート
を実施させていただきたいと思っております。その後、アンケートでいただいた市民
の皆様
の御意見
を基に、条例改正
の必要
の有無ですとか、あと、その他参画と協働
の進捗などにつきまして参画協働推進委員会に諮問し、審議いただく予定と考えております。
◆上原秀樹 委員 以前、何回か前でしたけども、市民会議でしたかね、無作為抽出で選んで、同時に、市民会議に参加する意思があるかどうかということ
をお尋ねして、意思がある方に集まってもらって議論するという場
をつくっていただいたんですけども、それは今回はもうやらないということですか。
◎市民自治部 以前は市民会議という形で実施させていただいていたことももちろんありましたが、今回は参画協働推進委員会という形で、その中に市民公募委員さん
のほうも一緒に入って審議いただくという形で、それとともに、広くアンケート調査
を取りまして、広く市民
の方
の御意見
を伺いたいと思っております。
◆上原秀樹 委員 まちづくり基本条例という
のは、要するに伊丹市全体
のまちづくり
の基本となる条例で、市民
の参画、協働もそうですし、議会も入りましたし、市長
の役割も入りましたし、あるいは自治組織も入る、全部入ってる組織で、全般にわたる条例になっています。この条例
をどれだけ市民が周知してるかという
のは、なかなか計り知れないところがあるんですけどね。4年に1回
の見直し
の時期に、改めてこの市民にこういう条例があるということ
を知っていただく。知っていただいて、いろんな意見
を出していただくということは、ある意味では必要かと思うんです。3000名
の無作為抽出
のアンケート
を取ることで市民
の意見
を聞くということは、それはそれでいいことだと思うんですけども、これ
を機会に、市民全体に何か周知する方法という
のを一つ考えて、こういう条例があって、こういう
のを見直し
をするんですというようなこともあってもいいんではないかなと思いますが、それはどうでしょう。
◎市民自治部 市民に広く周知するということで、5月からアンケート
のほう
を実施する予定とはしておるんですけれども、その前に市
の広報誌
のほうで、まちづくり基本条例
の見直し
をしますという形で、アンケートも実施するということで周知
のほうさせていただきたいと思っております。
◆上原秀樹 委員 ある意味では、このまちづくり基本条例
を考える機会にしていただきたい、市民全体でね。
それと、協働推進委員会ですか、は条例では10名以内ぐらいだと思うんですけどね。それについて、10名以内でやる
のか。それとも、公募委員
を若干割合
を増やす
のか。方法としては、3000名
の無作為抽出
のアンケート
を取るときに、この協働推進委員会で一緒に議論する意思があるかどうか
を聞いてみるとか、いろんな形で、手
を挙げた市民だけではなくて、そういう
人も入っていただくような、そんな手法もあってもいいかなと思うんですけども、それはお考えではないんですか。
◎市民自治部 先ほどおっしゃってましたアンケート
の中で、皆さんにお聞きされるですとか、そういった形ももちろん検討させていただきたいとは思うんですけれども、そちら
の市民公募委員さん
の募集に関しましては、今後、そういった御意見も含めまして、検討させていただきたいと思っております。
◆上原秀樹 委員 ぜひよろしくお願いします。この機会に、先ほど言いましたけども、市民全体で考える機会
をつくることも含めて、見直し
をすることでお願いしときます。終わります。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんでしょうか。───よろしいですか。
それでは、続きまして、第8目電子計算センター費、質疑
のある方いらっしゃいますか。
◆高橋有子 委員 前期実施計画
の94ページ、スマート自治体施策推進事業についてお伺いいたします。
こちら
の実施計画
の目標などにも書かれておりますとおり、EBPM
の推進ということ
を書かれておりますが、データ
を分析できる方っていう
のは今現在どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
◎総務部 今
のところ、EBPM、データ分析というところに関しましては、国
の研修みたいな中でデータ利活用研修という
のが3年前ぐらいから始まりまして、私も昨年受講したんですけど、まだそういった研修
を受講してる職員という
のはまだ数えるほどしかおりません。来年度以降になりますけれども、今年
の1月から就任いただきましたデジタル推進本部補佐官
の御支援
をいただきながら、そういったデータ分析ができるような職員
の育成といいますか、研修という
のも実施していきたいと考えております。
◆高橋有子 委員 育成
をされるということで、ありがとうございます。こういったときに、データサイエンス
の能力に合わせて、政策
を実際に進めていくときに、市民と行政
の間でエビデンス
を基に対話
の場
を成り立たせるようなスキル
を持った方っていう
のがまた必要になってくると思うんですけれども、そういった市民と
の対話
のスキル
を持たれている方っていう
のは今現在職員
の中ではどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
◎総務部 そういうファシリテーター的な役割ということだと思うんですけども、そういった研修につきましては、主管
の研修厚生課ともいろいろ協働しながら、今後デジタルトランスフォーメーションという
のを推進していくに当たっては、やはりそういうファシリテーション
の技術っていうものが必要になってきますし、まず一番行政職員に求められてる
のはやっぱりその課題
の明確化といいますか、どういったことが今、行政課題な
のかって、その課題発見能力ですね、そこが一番行政職員
の得意なところではないかなと思ってます。
実際に今年度、共同調査研究事業
を地方自治研究機構様と進めていく中で、実際にデータサイエンティスト
の専門家であります笹嶋先生、兵庫県立大学
の笹嶋先生に委員長
をしていただきまして、いろいろお話しする機会もあったんですけれども、学生は、逆に言うと、学校でそういうこと
を学ぶので、データ分析
の能力っていう
のはあるんだけども、課題解決
の、課題発見
の力だったりとか、どうやったらその課題が解決できるかっていうところ
のやっぱり発想が欠けてると。我々行政職員という
のは、何が行政課題な
のかと、どういうふうに解決していけばいいかというところ
を持ってますので、例えばそういう学生たちとコラボして、お互い
の得意
の分野という
のを掛け合わせることによって、EBPMという
のをしていける
のではないかなというふうにも考えております。
◆高橋有子 委員 先日
の竹村議員へ
の御答弁
の中でも、地域課題
を解決するため
のアイデアや事業
を構想し、実現する企画力とか調整力
を備えた職員が求められるみたいにおっしゃっておられましたけれども、実際そうだと考えてまして、今いる職員
の中でその能力
を伸ばしていただくとともに、また新たな人材
の確保というところも考えていっていただけたらなと思っております。よろしくお願いします。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、次に、第9目、公平委員会費、質疑
のある方いらっしゃいますか。───ございませんか。
それでは、続きまして、第10目都市安全対策費、質疑
のある方いらっしゃいますか。
◆杉一 委員 ちょっと自転車
の交通安全についてお伺い
をさせていただきます。
前期実施計画
の16ページにも記載があるんですが、伊丹市にとっても、県内で自転車
の事故
の件数という
のが、発生割合という
のが一番多かった時期があったりですとか、おととしなんか、高校生
の通学途中で
の事故があったりで、非常に大きな課題だと思っております。そのような中で、令和元年実績、人口1万
人当たり
の件数が21件になってるんですが、実際いろいろ取組
を果たしていく中で、令和2年、どういう数字になって、令和3年度、どういうこと
をしていかないといけないと考えておられる
のか。まず、基本的なところ
をお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
◎都市交通部 令和元年
の人身事故
の件数なんですけども、1月から12月まで
の間で985件
の人身事故がありまして、420件が自転車に関する事故でございます。令和2年
の1月から12月までにつきまして
の人身事故が808件ございます。そのうち自転車に関する事故が337件ということで、大体41%ぐらいが交通事故、自転車に関する事故
の状況でございまして、我々も、自転車事故に対する割合が高いということで、今後もちょっと啓発等々
を行って、自転車
の事故
の減少に取り組んでいきたいと考えております。
◆杉一 委員 特に伊丹市内
の特性として、自転車が多く通るところ、また交通量
の多いところ、人通り
の多いところっていったら、駅前、特にJR、阪急は、その中でも阪急
のほうがいろいろと混雑してるような状況ある
のかなと思うんですけど、特に阪急駅前
の状況なんか、またその対策っていう
のはどういったことがされてきた
のか。されていこうとされてる
のか、お伺いしてよろしいでしょうか。
◎都市交通部 市内で結構自転車
の事故っていう
のは各ポイントで、いろんなところで事故が多いんですけども、特に阪急伊丹駅前、中心市街地でございますので、交通事故、自転車に関する事故っていう
のが多うございまして、昨年
の12月に課員全員で輪番
を決めながら、昼間
の15時から17時、夜間は17時から19時の間で合計27回ほど自転車
の、阪急駅前でしたら、押し歩き、それから、中心市街地
のJR
の伊丹駅
のほうまで2
人1組で練り歩きながら、交通事故、例えばライト
をつけてない方にライト
をつけてくださいとか、ハンドプレートで歩行者に注意してくださいっていうような啓発
をさせていただいて、少しでも事故
を減らすような活動
を昨年はさせていただきました。
◆杉一 委員 ちょっと最後、申し上げさせていただきます。
自転車交通安全って、伊丹市にとって大きな課題で、これはもう藤原市長も掲げてるぐらい
のことなんですけども、特効薬ってないと思ってるんです。地道な活動しかないと思ってまして、昨年私も五合橋線
の自転車レーン
を通行していたりですとか、阪急駅前
を自転車で車道
の部分
を通行していたりする中で、プラカード
を持たれたりですとか、ちょっと蛍光
のジャンパーというね、そういう
のを着られて啓発されている姿
を拝見しておりまして、本当に頭が下がる思いでした。ああいった地道な取組、地道な積み重ねが行政評価で目標としている数字
を達成していくことにつながる
のかなと思いますし、また、令和3年度以降もされるということで、よろしい
のかなと思ってますので、ぜひともこの地道な取組
を続けていただきたいと思いますし、本当に頭が下がる思いで見させていただきました。以上です。
◆
花田康次郎 委員 予算書87ページ、放置自転車等対策費
のうち、12委託料、駐輪指導業務委託料並びに放置自転車等運搬業務委託料についてお伺いします。
駐輪指導業務だけでは、駅前なんかでいつも駐輪指導されてる
のかなと思うんですけれども、この金額で延べ何名
の方が延べ何日駐輪指導業務に当たっていただける
のか、教えていただいてもいいですか。
○
保田憲司 委員長 すぐに答弁できますか。
◎都市交通部 また後ほどお調べさせていただきます。
○
保田憲司 委員長 はい、分かりました。
◆
花田康次郎 委員 次なんですけども、先ほど申し上げた放置自転車等運搬業務委託料158万6000円、これ年間何回程度放置自転車
の撤去
を行うんでしょうか。
◎都市交通部 週3回行いまして、年間大体132回ほど放置自転車対策
を、撤去
の業務
を行う予定にしております。
◆
花田康次郎 委員 撤去台数は何台ぐらいになりますか。
○
保田憲司 委員長 花田委員、この辺りについて、事前に質問
の趣旨とか、そういう
のは伝えておられますか。
◆
花田康次郎 委員 事前には伝えてない。
○
保田憲司 委員長 そうですか、分かりました。じゃあ、そしたら、ほかで何か御質問ある方いらっしゃいますか。
◆上原秀樹 委員 安全・安心見守りネットワーク事業費についてよろしいですか。
前期実施計画
の17ページに地域防犯力
の強化ということで載っていまして、安全・安心見守りネットワーク事業、カメラ
を設置することによって犯罪
を抑止するという、そういう役割
を果たしていただいてるということなんですが、ホームページ見ますと、運用状況が出ていまして、これ平成31年ですけども、全体で提供件数が873件ということで、かなり
の件数
のデータ
を警察、もしくは消防署、あるいは弁護士などに提供されています。伊丹市としては、その事件が解決されたかどうかという
のはつかんでおられないようなこと
の答弁がありましたけれども、それはどうなんでしょうか。
◎都市交通部 今おっしゃられたとおり、解決したかどうかはつかんでおりません。
◆上原秀樹 委員 これは伊丹市が設置
をして、警察等から依頼があって、提供するだけに終わってるんですけども、伊丹市としては、これ税金
を使って設置
をして、その検証という
のはどういうふうにされるんですか。
◎都市交通部 平成27年からカメラ
を、ネットワーク
を設置したんですけれども、そのときから比べまして街頭犯罪認知件数が66.4%減ってる
のが効果かと考えております。
◆上原秀樹 委員 これ街頭犯罪認知件数が令和元年は716件というふうに前期実施計画には書いてあるんですけども、これがだんだん減ってきたということなんですけども、これはカメラ
の効果かどうかって分かりませんよね。
◎都市交通部 そうですね。カメラ
の効果もありますけれども、全部カメラとは考えておりません。
◆上原秀樹 委員 いろんな要素で街頭犯罪認知件数は減っているということは事実です。要するに、この情報
を提供するわけですよね、伊丹市がデータ
を提供する。提供された情報という
のは、警察なりがそれ
を利用して犯罪
の捜査
をする。終わったら、それは破棄するということになってますけども、要するに、情報提供したその効果
を、単なる認知件数が減ったということではなくて、伊丹市がきちんと知ることが必要ではないかと思うんですよ。もちろん具体的な細かいところまでは踏み込むことできませんけども、これ
を提供したことによって解決
をしましたということ自体は伊丹市が知ってもいいんではないかと思うんですけど、いかがですか。
◎都市交通部 画像提供しまして、警察
のほうから、提供した画像に対して消去しましたとか、回答はあるんですけれども、証拠として採用しましたとか、裁判
のほうに使いますとかいう
のも書いてございますので、その辺りはそれで十分かと考えております。
◆上原秀樹 委員 では、その件数という
のはつかんでおられるわけですね。これは裁判で何件使いましたとか、その件数は、裁判だけでないんですけどね、こういうところに活用しましたっていう
のは、件数は。
◎都市交通部 その件数は、すみません、数えておりません。
◆上原秀樹 委員 数えてない。集計したら、数えられますけどね。だから、伊丹市として、さっき言った、何回も言いますけど、情報提供したならば、その情報提供したことはどういうふうに生かされたかということ
をきちんとつかんでおくということが必要だと思うんですよ。これは警察がつけたカメラではないですし、伊丹市がつけたカメラですからね。どんな効果があったというものが、きちんと後で検証する。いろんな裁判かけて、カメラあることによって、それが犯罪
を抑止してるということがこれで判明できたとか、そういうような効果
を知っていく必要があると思うんです。それ自体はどう思いますか。
◎都市交通部 今後、そのように検討していきたいと思います。
◆上原秀樹 委員 カメラという
のは、この伊丹市がつけたカメラだけではなくて、その倍以上
のカメラは市内にたしかあると思うんです、いろんな商店とか。それはそれで個人
の持ち主、あるいは企業が持ち主で、それに対して警察が依頼
をして情報
を提供してもらう。そういうことはもう頻繁にやられていまして、テレビ
の報道なんかでも、犯罪
の場合、いろんなところで防犯カメラがいろんな映像
を捉えたことが犯人逮捕につながったかという
のは実際流れてきます。そういう効果があることは事実ですのでね、ちゃんと検証していただきたいと思います。
あと、個人情報
の問題でも、非常にシビアな問題も含まれてますので、その辺も何らかの形で検証する必要はあると思うんです。もちろん出したところに全く関係ないものが含まれていて、それは利用されるか利用されないとかいう
のはこちらは検証できない。これは、警察しか分からないことですからね。その辺も、できたら気
をつけるべきだということ
を認識
をしていただきたいというふうに思います。以上です。
◎都市交通部 先ほど
の御質問ですけども、年間132回撤去
をさせていただいておりまして、約792台撤去
をさせていただいております。
◆
花田康次郎 委員 前期実施計画85ページ
の放置自転車対策
のところで、自転車等放置禁止区域内における特定日
の放置自転車等
の台数っていうので、令和元年が120台、それから、令和3年以降は120から1台ずつ減じていく目標
を立てておられるんですけれども、特定日という
のは無作為な1日という意味な
のか、それとも、何かイベント等あって、混雑した1日な
のか、特定日という、どういう日
のこと
を指してる
のか教えてもらえますか。
◎都市交通部 7月ないし6月ぐらい
の1日かけて、丸一日、2時間
を3回程度調査
をさせていただく予定で、特定日という、イベントとかそういう日ではございませんので、調査日になっております。
◆
花田康次郎 委員 1日
の間で120台放置されるということですね。平均して1日120台放置されてる
のであれば、132日間撤去
をすれば、もっとたくさん撤去される
のではないかと思うんですけども、これ792台にとどまってる理由っていう
のは何か、一度に何台しか撤去できないとか、人手が足りない
のか分かりませんけど、どういう理由からなんですか。
◎都市交通部 特に撤去できない理由はございませんで、放置
の台数が中心市街地はちょっと確かに多いんですけども、ちょっと外れたところにも放置はあるんですけども、1日大体平均6台ぐらい
の撤去ということで、大体132回掛けまして792台ということになっております。
◆
花田康次郎 委員 132日間、1日当たり1万円ほど放置自転車
を撤去していただけるという
のは非常にコストパフォーマンスもいい
のかなというふうに思うんですけども、一方、1日当たり
の放置されてる、100台以上放置されてる中で、6台しかちょっと撤去できないっていう
のもいかがなものかということですね。
また、駐輪指導業務
のほうに撤去よりもはるかに多く
のお金
をかけているんですけども、撤去される方っていう
のは新しく新規で撤去されるわけじゃなくて、恐らくいつも撤去される方だと思うんですね。そういう方っていう
のは、幾らやめてくださいといっても、一定、あっ、
人が見てるから、ここに放置するとまずいなというような抑止力はあっても、あっ、駐輪指導
を受けたから、もう二度と僕は撤去しないと、そういう方はそもそも撤去されないと。そうなると、やはり効果的に放置自転車
を減らそうと思ったら、
人を配置して注意する
のもいいんですけれども、やっぱり撤去していく、もう120だったら、120台全部撤去すると。132日間でやると、これができることは週7、365日ずっと全部撤去して、放置自転車が10台ぐらいになるまでやればいいんですけれども、毎年何千万とかけていたちごっこ
を繰り返すよりは、もうどんと撤去すると。伊丹で放置自転車は許しませんよと、そんなふうな対策
のほうがいい
のかなというふうに思うんですけれども、これちょっと放置
の費用が注意
の費用に比べて非常に少ないと思うんですけど、これは何か理由があるんですか。
◎都市交通部 できるだけ啓発等々
をさせていただいて、駐輪
の放置
をしないような形で、誘導っていう形で放置自転車
を少なくするということ
を啓発
を兼ねてやらさせていただいておりまして、特に金額が低いという、そういう特段
の理由はございませんで、啓発
を兼ねて放置
をできるだけ少なくして、自転車は駐輪場に止めていただいて、放置対策につなげるいうような形
を取りたいなというふうに考えております。
◆
花田康次郎 委員 取りあえず目標
の数値
を見ると、年間2350万かけて駐輪指導
をして、特定日に1台ずつ放置してる自転車が減ればいいかな。これも120台が119台でも、これほぼ効果がないというふうに思うんですけれども、目標
の理由っていう
のは何ですか。
◎都市交通部 放置対策っていう
のは、平成26年ぐらいには1050台ほど放置自転車がありまして、いろいろ啓発、それから、放置対策
の撤去等
をさせていただいて、今、大体、先ほど委員おっしゃいましたとおり、令和2年は118台ぐらいまで減少しております。なかなかちょっと放置、ここ数年
の間でも120台とか118台とか、大体それぐらい
の年度で大体ちょっと、こういう言い方したらおかしいですけども、そういう数値で一応推移しているような状況でございまして、これ以上下げることも、我々、努力していくんですけども、逆に増えないような形で啓発等、放置対策
をしていきたいというふうには考えております。
◆
花田康次郎 委員 自転車ラック
の整備なんか、放置しにくい環境なんかもできてきてる
のかなっていう
のと、駅前
の景観なんかも非常によくなったという話はお伺いしてます。ただ、放置される方っていう
のは、幾ら言っても放置される方だと思いますので、撤去
のほうですね、もう撤去して、ここにしっかり自転車持っていかれるよと、持っていかれて新しい自転車買っても、また持っていかれたと。それでも、何度も何度も放置する方、同じところに放置する方いないと思いますので、できるだけ撤去
を頻繁に、かつたくさん
の台数、厳しくしていただけるよう要望だけさせていただきます。ありがとうございます。
◎都市交通部 啓発
の令和3年度
の延べ人数なんですけども、シルバー人材センターに委託しております啓発が5561
人、それから、伊丹小学校自治協議会、公募型協働事業で御提案いただいて、啓発
をしていただいてる
のが486
人、合計で6047
人で啓発
の延べ人数になっております。
◆高橋有子 委員 自転車駐輪場
の利用促進事業についてお伺いいたします。
実施計画
の85ページです。駐輪場利用促進にいたみんポイント
を使われているんですけれども、どれだけいたみんポイントが実際効果がある
のかどうか、教えていただけますでしょうか。
◎都市交通部 いたポ
の効果ということでございますが、駐輪対策につきましては、先ほど来出てます路上
の駐輪ラックでありますとか、撤去とか、そういったこと
を併せて行っておりますんで、単独では効果
のほう出しておりません。
◆高橋有子 委員 例えば駐輪場に止めた
人の何%
の人がいたみんポイント
をためたかどうかという
のも検証できない
のでしょうか。
◎都市交通部 そちらにつきましては、駐輪場利用者
のうち
のポイント
を付与してる
人の割合という
のがおおむね5%程度でございます。
◆高橋有子 委員 駐輪場
を利用している
人のたった5%しかいたみんポイント
をためていない
のであれば、自転車駐輪場
の利用促進事業っていう
のはそこまで必要な
のかなと思っているんですけれども、見解はいかがでしょうか。
◎都市交通部 駐輪場
の利用、パーセントとしましては5%ほどになるんですけれども、実際、各月
のアクティブユーザーといいますか、月1回でも利用されてる方という
のが昨年度で1000
人程度で、今年度はちょっとコロナ
の関係で、850
人程度となっております。一定、いたポにつきましては、定着してる
のかなと考えております。
◆高橋有子 委員 ちょっとそのアクティブユーザーというところがよく分からなかったので、もう少し簡単に
説明していただけますでしょうか。
◎都市交通部 駐輪場で、例えば毎日使ってる方であっても、1
人とカウントします。1日でも使った方も1
人とカウントしておりますので、実質使ってる実人数ということになります。
◆高橋有子 委員 ということは、実質使われているユーザーが1000
人で、今年度は八百何
人かで、そこからいたみんポイント
を使っている
人が5%という理解でよろしいでしょうか。
◎都市交通部 そのとおりです。
◆高橋有子 委員 ということは、本当に実際、いたみんポイント
を使ってる
人が物すごく少ないにもかかわらず、280万円もかかっているので、駐輪場っていうものが定着しつつある中で、ポイントがなくなっても、駐輪場に止めていくと思うんですね。なので、ポイント
をインセンティブとしてつけているっていう
のは分かるんですけれども、いつまでそれ
を続ける
のか、御予定
をお聞かせ願えますでしょうか。
◎都市交通部 いつまで使うかということなんですけども、その辺も含めて、今後、どういった形がいい
のかっていう
のは検討していきたいと考えております。
◆高橋有子 委員 検証
をお願いします。それでまた、検証
の方法っていう
のはどのようにされる御予定ですか。
◎都市交通部 検証
の方法といいますか、最近、例えば何々ペイとか、いろんなポイント制度、ほかにもございますので、そういった形でポイント制という
のがいい
のかどうか、そういったとこも含めて、要は社会環境等
の状況も踏まえまして検討させていきたいと考えております。
◆高橋有子 委員 分かりました。
それと、ちょっと聞き忘れていたんですが、5%
の割合っていう
のは、このいたみんポイント
を自転車利用促進事業に使われるようになってから、年々増えている
のか。それとも、どうな
のか。推移
を教えていただけますか。
◎都市交通部 年々増えております。過去
の分まではちょっと今、手元にはないんですけれども、年々増えております。
◆高橋有子 委員 では、また後ほど、過去
の分も教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いいたします。以上です。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、続きまして、第11目環境推進費、質疑
のある方はどうぞ。
◆佐竹璃保 委員 クールチョイス推進事業委託料
のところです。
サービスペーパーの22ページ
のところで、いたみ脱カーボンチャレンジ
をスローガンとした水素自動車
を活用した体験型啓発イベントなど
の実施と書いていただいてるんですけれども、こちらは既存
のアースデーいたみとかで
の開催な
のか、別建てで、また新規で
のイベント
を考えておられる
のか、お聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
◎市民自治部 また別
のイベントとして開催
の予定
を考えております。
◆佐竹璃保 委員 ぜひアースデーいたみとかでもやっていただきたいなと思っていたんですけれども、またちょっと要望としてなんですけれども、これ女性とかは充電場所がまだ普及していない
のではないかという考えがあるみたいで、たくさんもう、2015年ぐらいですかね、急速にたくさんステーションもできて、今、全国で137か所ぐらいですかね。2020年5月時点でもう1万8270か所、コンビニとか消防施設も合わせると、たくさん
の充電場所があるとお伺いしてるんですけれども、例えば伊丹でこの水素自動車
を使ったときに、大阪かいわいであったり、兵庫県内でどこら辺に充電マップがある
のかっていうところは、何かお示し
をいただけると、この活用
のイベントだけで終わらずに、本当に実質的な台数
の推移にもつながっていくと思いますので、ぜひ要望させていただきますので、お願いいたします。以上です。
◆高橋有子 委員 同じクールチョイス
のところなんですけれども、この158万円、デザイン料とお伺いしていますけれども、具体的にどういったことに使われる
のか、教えてください。
◎市民自治部 来年度、新しい取組としまして、公用車
の車体ラッピングとか啓発用
のマグネットステッカー
の貼り付けによる公用車
を啓発媒体として活用しました、そのクールチョイスに関します啓発
を考えていますことと、あと、先ほど
の燃料電池自動車等
の電動車
のそういった啓発
のところで、まず公用車
の車体ラッピングに係る委託料、啓発マグネットステッカー作成に係る、デザインも含めてですけども、委託料、そして、そのクールチョイス推進に係ります啓発イベント
のイベント実施に係る費用として
の委託料ですね。あと、これまで
の取組としまして
の市営バス
を啓発媒体としましたクールチョイスに関します啓発に係るようなポスターであったりとか、そういったもの
のデザイン委託料、あとは、産官学連携で、これまでも取り組んできております、温浴効果によって省エネにつながる入浴剤作りといったワークショップですね、ああいう
のを含めた体験型
の啓発イベントに係る実施委託料、あとは、スマートムーブ、公共交通機関
の利用促進に関する啓発動画なんかも県立伊丹高校と連携しながら作成したりしてるんですけど、それ
を伊丹空港
のターミナル
の2階にありますデジタルサイネージにおいて放映
を行うとこで
の、そこで
の動画作成
の委託料であったりといったところで
の委託料ということで158万3000円
を計上させていただいております。
◆高橋有子 委員 具体的に市営バスや公用車は何台ずつ、そういったラッピングになる
のでしょうか。
◎市民自治部 公用車
のラッピングにつきましては、ラッピングは結構費用がかかりますので、取りあえず1台というところで考えさせていただいておりまして、啓発用マグネットステッカーは50枚で予定
を考えておりまして、両側面ということで25台、ずっとちょっとマグネットステッカー
を貼るということが、ちょっと公用車
を所管する管財課から、ちょっとさびたりとかすることもあるんで、一時期貼った後に1回また休ませて、また貼るっていう、ちょっと交互でやっていこうというところで、25台程度で回していければなというところで考えさせていただいております。市営バス
のラッピングにつきましては、車内につきましては、車内
の運転席
の後部ですね、あそこが目につきやすいっていうとこも考えてまして、ここは80台、車内
のつり革は21台で、
外部のバス
の車体
の広報は1台で考えさせていただいております。
◆高橋有子 委員 ということは、市民さん
の目によく触れる
のは、バスに乗らなくてもよく目に触れる
のは、車体広報
の1台と公用車1台と、それから、啓発マグネット
の25台だと考えておいてよろしいでしょうか。
◎市民自治部 そのとおりでございます。
◆高橋有子 委員 せっかくする事業ですので、市民さんがそれ
を見て、自分でも何か環境に配慮できるようなこと、何だろうって思えるような、市民さん
の啓発も込めた広告
をお願いしておきます。よろしくお願いします。
◆上原秀樹 委員 同じとこなんですけども、
サービスペーパーの22ページ、本会議でもありましたけども、太陽光発電、蓄電池設備購入で、共同購入することによってスケールメリット
を生かそうという話です。太陽光発電とか蓄電池設備に対する補助は、太陽光発電は補助が2013年まであったんですけど、それが廃止されています。廃止された
のは、その費用が大分格安になってきたこと
のようですけども、今回、共同購入する場合、これは伊丹市が呼びかけて希望者
を募るという形にされる
のかどうか。
それともう一つは、民間事業者と共同してとありますけども、その民間事業者
の選定は誰がどういうふうにする
のかということについてちょっとお聞きしときます。
◎市民自治部 市民
を募る部分につきましては、支援事業者というもの
を公募で募集しまして、その支援事業者につきましては、内部で選定委員会
を設けまして、企画展やらせていただいたものが適切であるか、もしくは、適切な施工的な実績
をちゃんと持ってるかどうかというとこ
を確認させていただきまして、その選定されました支援事業者による民間ノウハウでもって行うこと
を今考えております。
◆上原秀樹 委員 支援事業者は公募されて、それは選定委員会で選定
をすることですけども、事業者はメーカーとかたくさんあるんですけども、選定委員会という
のはどこでどういうふうな形でつくられるんですか、庁内ですけど。
◎市民自治部 庁内、市民自治部内で
の職員でもって構成される。あと、関係部署として危機管理室、政策室
の方にも入っていただいた内部
の選定委員会でもって考えております。
◆上原秀樹 委員 民間事業者で、どの事業者が適当かということ
を判断するに際してですよ、専門的な意見という
のは別に必要ないんですか。要するに、その道
の専門家っていいますかね。職員がその専門家だということは、それでいいんですけども、ただ、科学的な専門的な知識
を持った
人という
のは要りませんか。
◎市民自治部 一応施工
の安全性については、それ
を第三者機関で確認できるような体制
を取ることということで仕様書
のほうに定めさせていただいておりまして、一定
の有資格者がそれ
を行うということで
の前提ということで、仕様書
のほうには定めさせていただいております。
◆上原秀樹 委員 で、スケールメリット
を生かすためには、どのぐらい
の応募者が必要なんですか。
◎市民自治部 今現在、ちょっと伊丹市で
の数値で統計上出されてるものはないんですが、全国的には既築住宅で9%ぐらいが導入
をされてるところがございまして、伊丹も同じ、同程度
のもの
を想定するところになりますと、まずは二、三十件
を目指していくところになってくる
のかなというふうに考えてるところでございます。
◆上原秀樹 委員 結構今、一戸建て
の新築住宅も建設、あちこちされてるんですけども、太陽光パネルは設置したところ
をあんまり見受けないんです。まあまあ、建てるときに何か
の啓発とかいうことも含めてやらなければ、それなりに費用もかかりますからね。なかなか難しい
のかなと思うんです。これで共同購入
を支援するという形では、一つ前に進む可能性もありますけども、日常的などこか、建築指導課かどうかは別としまして、そういう啓発が必要かと思うんですけども、その辺は何か考えておられますか。
◎市民自治部 まずは、こういった事業
をしていくことで、どんどん導入が促進されていく中で、周りに設置が増え出しますと、普及してるんなら、自分も考えてみようかなというような、同じ手法的なところ
の考え方にはなりますけれども、あとは、クールチョイス
の中で、新築住宅ですと、ZEH住宅
の推進といったこともございますので、そのような中で今後
の持続可能な環境
を保っていくために啓発
を、草の根的な地道な啓発にはなりますが、その中で普及促進
を図っていくことができればというふうに考えております。
◆上原秀樹 委員 共同購入でスケールメリット
を生かして、一定
の費用
を抑えるということで、それで一定進む部分があればいいと思います。ただ、そうはいっても、お金はかかるからというところも多分出てくるんではないかと思うんです。その補助金は国がもう補助制度
をなくしましたけども、全国では今年度末ぐらいまでは継続してやってるところがある。例えば隣
の豊中とかいう
のはありますし、蓄電池では、高槻なんかもまだ補助制度があるんですよね。この共同購入
をしたけども、なかなか進まないという場合には、一定この補助制度も国にもう一回やってほしいとかね、あるいは、じゃあ、それに応じて伊丹もちょっと補助しましょうとかということも考えるべきかなと。大分値段も下がってるとは聞いてますけどね。ぜひ一回検討していただきたいというふうに思います。
もう一つ、実施計画
の76ページに、温室効果ガス
の総排出量
の計画が出されていまして、市
の施設から排出される温室効果ガス
の総排出量、これは、元年度は2万4619が3年度には増えて、それがだんだん減るという計画になってますけども、これはどういうことでこういう形になるんですか。
◎市民自治部 これにつきましては、国
の地球温暖化対策計画に準じまして、伊丹市
のほうでも目標
のほう
を設定させていただいておりまして、2013年度が国
の基準でもあり、伊丹市もそこに基準
を置かせていただいてるんですけど、その当時が伊丹市は3万3892トン、CO2と。国自身が2030年度
の中期目標で、全体として26%
の削減
を図るということなんですが、これそれぞれ産業部門であったり、民生家庭部門であったり、業務部門であったり、運輸部門で、それぞれその削減目標という
のを内訳が示されておりまして、伊丹市
の事務事業でいきますと、ここでいうところ
の業務部門と運輸部門が当たるというところで、そのパーセンテージでいくと、2030年度には38.1%
を削減目指す必要があるところでございまして、それ
を算出しますと、2030年度で2万985トン、CO2
を目指していかなければならないと。これは、あとは比例的にもう直線で案分
のほうさせていただきまして、各年度
の目標値は置かせていただいてる
のですが、伊丹市環境マネジメントシステムにおける取組であったりにおきまして省エネ
のほう図ってるところもございまして、既に実績値としては、未来的な目標値よりも出ているという状況になってるという
のが現状でございます。
◆上原秀樹 委員 現在
の、庁舎が一番大きい排出量だと思うんですけども、その庁舎
の排出量は、新庁舎ができることによって、総排出量はかなり削減されるんではないかというふうに思うんですけども、その辺はここには加味はされてるんですか。
◎市民自治部 庁舎
の排出量も、伊丹市
の事務事業で見ると、浄水場とか病院とかもございますので、実はちょっと限定的なもので、確かにZEB Readyというところもありまして、一定
の削減幅はあるんですが、全体
の中
の寄与率としてはちょっと数%程度というところで、その辺
のところも含めて、目標値
のほうはまた考えていければなと思います。
◆上原秀樹 委員 分かりました。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆上原秀樹 委員 はい。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、続きまして、第12目空港対策費、質疑
のある方いらっしゃいますか。
◆上原秀樹 委員 前期実施計画
の75ページに、空港周辺
の生活環境
の保全という
のがあります。実施施策
の目標
の1行目に、「空港と
の共生」
のために不可欠な大阪国際空港周辺における安全と環境
を引き続き確保し、市民
の静穏な生活環境
を保持すること
を目指すことですけども、そもそも航空機騒音に係る環境基準は達成することは目標には多分難しいと思うんですけども、不断
の努力
をする
のが、これは決まっております。これが、言葉が何でない
のかなと疑問に思ったんですけども。
◎総合政策部 不断
の努力につきましては、平成2年に協定
を結びました存続協定
の中で決められたものでありまして、これについては、達成まで要するに不断
の努力
を努めていただくことは、これまで毎年、伊丹市としても11市協といたしましても、国、それから、最近では関西エアポートが主に空港運営権者になっておりますので、そこ
のほうに直接要望
のほう
をしておりますし、毎年、その不断
の努力
の結果という
のが騒音値として幾らになってる
のかというふうなことについては情報提供していただきまして、それに対して
の協議
のほうも行っておりますので、ここ
のほうには書いてございません。
◆上原秀樹 委員 存続協定
の中で航空機騒音に係る環境基準
の達成に向けて不断
の努力することになっていまして、この不断
の努力が書いてあるところは騒音対策
の不断
の努力というふうになってまして、これがそれにつながることとは思うんですけども、伊丹市
の姿勢として、存続協定
のそもそも
の中身
をきちんと明確にするといいますかね、行政
の中で明確になってるとは思うんですけどね。実施施策
の目標としては、それ
を掲げながら、それに向けて国とか、あるいは航空会社とかにきちんと毎年要望
をしていって、それ
をきちんと検証しながら、引き続き様々な要望
をしていくという、そういう立場が必要かなというふうに思いました。市民
の平穏な生活環境
を保持
をする。保持
をする状況じゃないわけですね、今。このまま保持
をするんじゃなくて、もうちょっと騒音
を減らしていかなければならないという
のが本来
の立場なんで、ぱっと見たときに、あっ、保持ってこれ、このままでいい
のかというイメージ
を持ったわけですよ、75ページ
のとこですよ、一番上
のところ。その下
の成果目標
のところもLden
の目標が書いてありますけども、取りあえず令和元年から令和6年までは同じ数字になってることが保持な
のかなと、こういうふうに思ってるんですよね。いろんな要素によって、要するに低騒音に変えることによって、一定
の騒音対策
の効果はあると思うんですけどね。これ同じ数字が並ぶ
のは、どうお考えですか。
◎総合政策部 航空機騒音につきましては、なかなか毎年継続的に下げていく
のは難しい問題でございまして、その中で我々としましては、まずは、要するに静かな飛行機
のほうにできるだけ速やかに代替していただくというふうなこと。最近、JALさんにおかれましても、トリプルセブン、今、伊丹空港に就航してます一番騒音
の大きい飛行機でございますけれども、これに代わって、エアバス
の350という一番最新
の静かな大型機
のほうに代替するという形でテスト
のほうされまして、近日、伊丹路線
のほうに定期就航
の機材として導入するという結果
のほうもいただいておりますので、それについては、これまで
の要するに要望
の成果かなというふうに考えております。
ただ、ここ
の保持ということにつきましては、なかなか難しいということで、空港
の一面では活性化、しかし、これまでもずっと言っておりますけども、安全、環境、これが大前提ということでございますんで、騒音値
を増やさない中で
のできるだけ
の活性化
の高質化、空港
の高質化というもの
を求めておりますので、保持という言葉と目標値につきましては、基本的には前年度よりも上げないというもの
を目標値として設定させていただいております。
◆上原秀樹 委員 前年度より上げないことが目標でしたら、このままずっと続く。低騒音機が1台入ったからといって、Ldenが急激によくなるとは思いませんけども、伊丹市
の取るスタンスとしたら、保持よりも軽減
を目指す。そのために国に対して、あるいは航空機会社に対して、その対策
を要望していく立場
をぜひ保持すべきではないかなというふうに思いますので、この辺
を確実に考えてほしいなと思います。それと、これは質問しても、また同じ答弁ですから、よろしいです。
もう一つ、これもらってますよね。これはLden
のあれ
を、経緯は別としまして、大阪国際空港
の運用概況ということで、21時以降
の発着状況
の一覧表ももらっていまして、これ見ますと、結構ありますよね、21時以降。もちろんこれは着陸
のほうで、離陸
のほうは多分ないとは思うんですけど、ちょっと正確には見てませんけども。共産党
の豊中市議団がこの問題では要望もされています、直接着陸
のときには、もう豊中市
の市民は影響
を受けますんで。これはもちろんどうしようもないことでありますけども、多いときでは40分以上遅れて着陸する
のも、これ見れるんですけどね。これは、どうお考えですか。
◎総合政策部 今年度に入りましては、昨年度、要するに令和元年度につきましては航空機
の遅延という
のがかなり増えてきたというふうなこともありまして、周辺市としましても、その対策について、航空会社も含め、対応
を取っていただくようにということ
のお願い
のほうしてまいりました。その結果、令和2年、今年度に入りまして、後半期からは、今年度に入りまして大きく件数
のほうは減っておりまして、冬ダイヤに入ってからにつきましては、多分5件あるかないかぐらい
の件数で、遅れてる時間についてもおおむね5分以内という形に改善
のほうはされてきてるということ
を聞いております。
◆上原秀樹 委員 改善要望されて、一定改善されたことで、これ2019年度はG20があったために結構増えてることはありまして、いろんなそういう、これら社会的要請に応じて航空機が運航される場合というふうにありますけどもね。この社会的要請に応じてというところは、やむを得ないんじゃなくて、これはきちんと時間
を守っていただくという、これがこの伊丹空港
のルールですよということは、これは内外にきちんと発信されて、まあまあこれがあるからしようがないということはぜひやめていただきたいと、これ要望しときます。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆上原秀樹 委員 はい。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、続きまして、第13目共同利用施設等管理費、質疑
のある方はどうぞ。
◆永松敏彦 委員 14
の工事請負費で、新たに緑ケ丘センター整備工事が現在行われております。それに伴って緑ケ丘センターが閉鎖
をしまして、ここで一括に、遺族会館も含めてですけども、なるとお聞き
をしております。以前頂いた資料には、1階、2階といろんな集会施設やお部屋がありますが、今度、この使用料につきまして、まだそこまで決定してない
のかも分かりませんけども、以前と値段が上がったりする
のか、そのまま料金的には据置きで行っていただける
のかという部分
をお答えいただけますか。
◎市民自治部 使用料といいます
のは、コミュニティー以外
の方が使われる料金ということでございますでしょうか。こちらに関しましては、利用料金に関しましては、以前
の今までと同様、コミュニティー以外
の方が使われる際はお支払い
のほう
を同様
の金額
をお支払いしていただくような形で考えております。
◆永松敏彦 委員 分かりました。いや、新しい施設ができたからということで、それに伴って金額
を増やすとか使用料が増えるとかいうことはないことで理解
をさせていただきます。以上で結構です。
◆新内竜一郎 委員 共同利用センター
の改修について、簡潔にちょっと聞きたいんです。
今後
の年次計画、どのようにされているんか。ちょっとお聞きしたいんです。
◎市民自治部 年次計画
のほうということでお伺いしておるんですけれども、それぞれ改修に関しましては、屋上防水
の改修ですとかは20年ですとか、そういった形で一定、そういったこと
をめどとして計画はしておるんですけれども、必ずしも、改修
の計画
のほうなんですけれども、台風が来ました際は雨漏り、屋上防水
のほうが若干ひどくなってきたりだとか、そういった場合は随時そういったこと
を改定しまして、修繕
のほうさせていただくような形となっております。
◆新内竜一郎 委員 私が一番確認したい
のは、雨漏りとか、あるいは耐震化がまだできてないという形で、改修するだけじゃなくて、最近は小学校区ごとに3か所、あるいは2か所、数か所あるところに一本化して、統合してやろうかという動きが見えるわけです。これは、地元
の住民
のまず合意がないと、これは難しいと私も見てます。それで、そこで、ただ簡単に言うと、今まで
のコミュニティー
の場だけでなくて、最近は避難所として使ってるわけです。御存じ
のように、阪神・淡路大震災
のとき、学校
の体育館とか、そういうとこはもういっぱいで入れ切れなかって、共同利用施設も使った。そのときもいっぱいであって、車上で、外で避難された方、ものすごくあったんですよ。ですから、そういうこと
を考えると、ただ単なる共同利用センター
を縮小して統合するときは、やはりこういう避難所
の受入れにもなってると。こういうことも含めて、これ危機管理と連携取って、これも基本的に住民
の合意形成
を広く取ってやるということ、私、その辺
をちょっと確認したいんです。その辺
の見解、確認しておきたいんです。
◎市民自治部 当然公共施設になりますので、
公共施設マネジメントに基づいた形で整理されるということは、共同利用施設も例外ではございません。その中で、地域
のコミュニティー
のために使われてる施設だということですので、広く合意形成
を図りながらということにはなってまいります。航空機騒音で多額
の助成
を頂いて建てた施設ですけども、今後は全て建て直すにしても、市
の財源
を使わないといけないことになってまいりますので、その全体
の公共施設
の兼ね合い
のお話もさせてもらいながら、コミュニティーでも合意形成
を取りながらということでやっていくべきな
のかなというふうに考えております。
避難所につきましては、今
の位置づけ
の中では、まず小学校
のほう
の避難というところで、その後、共同利用施設
を活用できるかどうかという
のは、その後
の災害
の規模において指示系統がなされるというふうにお聞きしておりますので、その中でどのような計画がされるかということについては、共同利用施設
の現状
を見定めて、危機管理
を中心に災害体制が引かれるべきであろうかなというふうに思っておりますので、また協議も進めていきながら、考えていきたいなと考えております。
◆新内竜一郎 委員 やはり今後、避難所ということも含めて考えて、計画的にやる。それと、今言った地域住民
の合意ということが前提ですんで、その辺よく配慮してやっていただきたいということで、要望しときます。
◆
齊藤真治 委員 今ほど新内委員もおっしゃったみたいに、共同利用施設
の在り方というか、その使い方は、最初に、騒音対策出てきたときと形が変わってきてる
のかなというふうに思うんですが、先ほど課長もおっしゃったみたいに、
公共施設マネジメントで公
の施設
を減らしていくっていう、まあ言うたら、その財源
の部分があるんですけど、これ言うたら、財源
の部分が先な
のか、地域
のコミュニティー
の利用が先な
のか。これはどっちですか。今、答弁ちょっと聞いとったら、お金減らすために床
をどんどんどんどん減らしていかなあかんという感じなんですけど、そこら辺
の見解はどうでしょう。
◎市民自治部 すみません、どちらが優先という話は、甲乙やっぱりつけ難い
のかなというふうには思っております。当然財源がなければ、施設
の建て替えや修繕はできませんし、ただ一方で、地域
の合意形成もなければいけないことにはなりますので、やっぱり双方ともによく御理解いただく中で進めていくべきではないかというふうに考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。
◆
齊藤真治 委員 そうすると、言うたら、床
を減らしていくという形になってくるときでも、やっぱりそれぞれ
の床面積とか、立地
の条件とかいう
のが異なりますからね。だから、やっぱりしっかりと役所
の職員
の皆さんも一緒に入ってもらって、やっぱり減らすんは減らす、続けるんは続ける、目的
を変える
のは変えるという形でつくっていかないと、取りあえず減らしますねんというて、地域に持ってきて、もうそうせんかって納得してくれへんかったら、まあ言うたら、これはもう一切管理できへんようになりますよとか、使われへんようになりますよっていう御
説明いただいてると思うんですけどね。それではなかなかみんなに伝わっていかないといいますか、うちでいうたら、伊丹小学校地区でもいろいろとお話しさせていただいてますけど、なかなかどこ
を減らすねんとかいう
のもうまいこといけへんような感じですからね。やっぱりここ減らして、ここ
を新しいもん建てよういうことになると、やっぱり実際にどんなもんできるんかとかいう
のをなかなか、地域
の方々ではやっぱりビジョンが見にくいと思うんですよ。そういう意味では、言うたら、役所
の職員もしっかり入ってもらって、提言
をしてもらえたらなと思いますんで、要望しておきます。以上です。
◆上原秀樹 委員 共同利用施設は、先ほど答弁あったように、
公共施設マネジメントの方針に従ってやるということなんですけども、ここには62ページに書いてあるように、適切な維持管理
を行っていくことも当然同時にやっていかれます。築何年まで使えるかという
のがありますよね。大体60年ぐらいというふうに言われてますけどね。60年まで維持管理
をしてもらえるんか。あるいは、その地域
の事情によっては、いやいや、もうちょっとどこか新しい建物が欲しいわという地域
の合意ができる
のかという
のはありますけども、地域によったら、狭い小学校区でしたらね、1つ
の箇所に1つまとまってもいいという合意ができるところもありますし、緑ケ丘センター、これ載ってますけども、緑ケ丘センターは瑞穂小学校区ですけども、これ全部
のセンターがなくなるわけではないですよね。残るとこもあるわけですよ。
説明の中では、新しい拠点施設
を造るためには、共同利用施設は全部もう廃止しますという
説明がされているような気がするんです。そうじゃないですか。
◎市民自治部 そうですね、瑞穂小学校区
のほうは、確かに小学校区全部
の施設
を集約化してということではございません。それぞれ
の小学校区に関しまして、地域
の状況、それぞれ施設
の立地状況なんかもそれぞれに異なることがございますので、画一的に全て集約化
を進めていただかないといけないですとか、場所的には、例えば伊丹小学校区
のほうでしたら、7施設ほどありましたり、南北に長い地形があったりだとか、いろいろなそういった地形
の部分ですとか、そういったこともございますので、一概に画一的に全て
の施設
を集約化していただきたいということではございませんけれども、現在、地域自治組織等で学校区ごとに地域
のほうも協議等
を進めていただいてるところから、先ほど上原委員から御案内ありましたように、学校ごとで、狭いというか、ちょうど地域
の真ん中に例えば施設があったりですとか、そういったことも検討して進めていってる次第でございます。
◆上原秀樹 委員 全部
の共同利用施設
を集約するということではない
のは、それは確認してよろしいですか。
◎市民自治部 集約
の方法になろうかと思います。耐用年数、先ほど御質問ありましたけども、立地によっては、やっぱり50年で交換なり、ひどくなる施設もありますし、立地によっては、60年とかもっているような施設もございますので、その損傷具合とかも見ながら考えなければいけませんし、ただ、そのまま
の状態で建て替え
をするということ自体は、今
のところ、
公共施設マネジメントの考え方ではございませんので、例えば2つ
を1つにする、3つ
を1つにするとかいうこと
を考えながらやっていくことで、全体として
の総床面積
を減らす。ただ、共同利用施設
を全てなくすわけには当然いきませんので、コミュニティーが良好にするような形
を模索するために、早い時期からこのように議論
を進めていかないといけないことで取り組んでるということでございますので、今後やっぱり老朽化すれば、全てが対象にはなってくると。それ
をどのような形で再編していく
のかという
のは、まだ画一的な形が決まってない
のは、先ほど課長から御答弁させてもらったとおりでございますので、御理解いただきますようお願いします。
◆上原秀樹 委員 航空機騒音
の関係で、伊丹市は他市に比べて、豊中もたくさんあるんですけどね。他市に比べて共同利用施設がたくさんあるということで、コミュニティーに大きく役立ってきてるわけです。高齢化によって、遠くまで
の施設に行けないけども、身近なところだったら、いろんな趣味とか生かした活動ができることなどで、大きく利用していただいてる施設なんです。高齢化がどんどん進展していって、元気に活躍してもらうためには、非常に必要な施設
のことは事実なんです。ただ、50年、60年、いつまでもつかという
のはありますけども、一回地域で話し合いしたときに、たとえ50年、60年としたら、その10年ぐらい前には議論
を始めるとしたら、まだ15年あると。具体的な話になるんですよ、切迫しておればね。じゃあ、そのうち考えようと、そんな話になって、それまでは全面的な改修までいかなくても、きちんとそれまで使えるような改修はしていただきたいという話になるんですよね。集約化した施設、要するに拠点施設がどうしても欲しいところもあるかもしれませんけどね。別にそんなことはありませんよと、この地域はね。会議もできるし、あるいは、自治組織が持ってる施設も一つはあったりしますからね。要らないとこもありますから、その辺も地域
の実情に応じて、地域
の活動とか高齢化に向けた活動
の場
の提供というところからぜひ、必要な修繕はするって書いてありますからね、続けていただきたいと。集約化についても、その地域に応じて考えていくということでお願いしときます。
◆篠原光宏 委員 共同利用施設、私
の地域でも老朽化が進んでいること
を受けて、統廃合が検討されている、今、段階で、いろいろ議論があるんですが、いろいろちょっと確認させていただきます。
もちろん共同利用施設ですから、持ち主はこれ市
の持ち主、所有物であって、使用者は地域
の住民、自治会とかいろんな各種団体が使っております。廃止するに当たっては、地域住民
のもちろん理解が必要というか、合意っていう
のはなかなか難しいと思うんですね。目
の前にある便利な施設がなくなるわけですから、必ずその周辺
の方では反対される方も出てくる可能性が高い。だから、全員
の合意、同意とか合意っていう
のはなかなか難しいんですが、その地域
の声
を取りまとめるために、例えば自治会であるとか、地域自治組織
の役員
の方にいろんな意見
をお伺いした上で、その意見に応える形でどういうふうにやっていくかっていう方向性
を市が決めていくことになってるかと思うんです。ただ、地域自治組織っていう
のは結局、各自治会
の代表
の人が集まってる団体で、まあ言うたら、結局、ほんなら、自治会
の自治会員全員
の意見は誰が聞かなあかん
のやっていう話になったときに、これ自治会長がもちろん聞かなあかん
のかという話になってくるんですけど、自治会は市
の下請ではないので、市がやる事業に対して、各自治会内に住む方々に、これどう思いますかっていうアンケート
を取るだとか、そういうことってどう思いますか。
◎市民自治部 そうですね、委員御案内
のとおり、確かに自治会長様
のほうから自治会員
の方に御意見
のほう
の集約
をしていただいたりといったこともございますけれども、市
のほうといたしましても、鈴原小学校区内
の中で今まで地域自治組織及び管理運営委員会
のほうなんですけれども、こちら
のほうも自治会長さんが主に担っておられるところで、市
のほうといたしましても、その中で一定、地域
の皆さんと一緒に御
説明させていただきまして、その中で、回覧ですとか、自治会長様
のほうから地域
のほうに状況
を御
説明していただきまして、その中で一定、御質問ですとか、やっぱり分からないといったことがありましたら、随時迅速に御
説明に伺ったりしておりましたので、自治会長様だけに限らず、市
のほうも一緒に丁寧に進めさせていただきたいと思っております。
◆篠原光宏 委員 地域に住まれる方で、住んでられる方で、そういう便利な施設がなくなると、本当に、まあ言うたら不便にしかならないわけで、賛成する方っていう
のは少なくて、今までと同じように使いたい方がたくさんいらっしゃると思うんです。ただ、今まで
の市
の考え方っていう
のをお伺いしていると、もちろん長期的に考えて、このまま少子高齢化が進んでいって、人口が減少していく。老朽化が進んで、ずっと修繕費ばかりがかかっていく。その市税負担
を、ほんなら、どうしていくんやという考え方で、公共施設
のマネジメントに従ってやっていく考え方は僕は正しいと思うんですけれども、これ
を、言うたら、住民みんながそういう同じような考え方になっていただくようにすることが、みんなで理解して、新しい統廃合みたいなことにつながっていくんじゃないかなと思うんです。地域自治組織にしても、いろんな刊行物とかでそういうこと
を説明して、うち
の鈴原
の場合はそういうこともやっているんですが、なかなかそういうこと
をやってるからいうて、みんなが合意したわけではないという声が残り続ける
のは、そうなんです。ですから、自治会が、言うたら、そういう反対する住民側と進めようとやってる市と
の間に挟まれて、つらい立場に立ついう
のはかわいそうな話なんちゃうかなと思いますんで、なるべくそういう全体、市民が全体感に立った考え方でそういうことが最善
の策やなっていうふうに理解していただけるように努力
をしていただきたいと思うんですけど、いかがですか。していられるとは思うんですけどね。さらにやっていく、その辺答弁いただけますか。
◎市民自治部 すみません、ちょっと簡潔に申し上げますと、やっぱり市としては、あらゆる場面で全力的に努力はしてまいりたいというふうに考えております。やっぱり皆さん
のお話
の中で、やっぱり賛成、反対という
のはつきものでございます。議会についても、当然それはこれまでも御答弁申し上げてますけども、やっぱり賛成、反対というものがある中で決めていく必要があろうかなというふうに考えております。今回は自治組織
を中心として、その自治会長だけではなくて、いろんな団体さん
のほうからもお声もお聞きしておりますので、そういったこと
を踏まえながら、たとえ当初としては反対であったとしても、施設
をまた造っていく中で、ああ、こういう判断
をしてよかったなとか、使い勝手
のいい施設になったなというところで取り組んでいきたいと考えております。
ちなみに、緑ケ丘
のほうは先行してやってまいりましたけども、初めはやっぱり反対
の声いろいろ多い中で進めてまいりましたけども、皆さんが、ああ、こういう全体
の流れであれば、致し方ないなとか、どうせやるんだったら、いいもの
を造ろうというようなことで前向きになっていただいてるとこがありますので、不断
の努力
を重ねて、全体としていい方向でよかったなと振り返ったときに言ってもらえるような形で市
のほうは努力
をしてまいりたいと思っております。
自治会におかれましては、非常に御負担かけるところでございますけども、ただ自治会
の意見
を一方ではきちんと聞いてくれというお話もございますので、きちっとそれはお伺いしながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆篠原光宏 委員 自治会はあくまでも使用者で、ヘビーユーザーで、共同利用施設
を使ってる立場なので、そこが古くてもう使えなく、このままほっとったら、修繕費ばっかりかかって、税金いっぱいつぎ込まなあかん、しんどい施設やっていうことになるんであれば、新しいもの
を造っていただいて、活動拠点がそこに新しいとこで気持ちよくできるんやというふうに理解できることが一番ええことやと思いますんで、その辺、そういう考え方
をちょっと、自治会が発するよりは、市が発していっていただいたほうがええかなと思いますんで、御尽力いただければと思います。要望です。よろしくお願いします。
○
保田憲司 委員長 そうしましたら、ここで暫時休憩といたします。
〇休 憩
〇再 開
○
保田憲司 委員長 それでは、休憩
を解いて会議
を続けます。
13目共同利用施設等管理費
の続きから行います。
質疑
のある方いらっしゃいませんか。
◆永松敏彦 委員 91ページ
の委託料についてお伺い
をさせていただきます。
ここ
の委託料
の中にPCB
の廃棄物処理
の委託料と項目上がっております。その下
を見ますと、東緑ケ丘センター
の解体設計委託料が含まれておりまして、私が想像するには、このセンター
の解体に当たって出たPCB
の処理
をする
のかなと勝手に想像
をしました。もし違ってたら教えてください。
それとあわせて、解体に伴って古い建物についてはアスベスト
の問題が、アスベスト対策が非常に重要になってくる
のかなと思います。ここにもアスベスト
の対策費用とか載ってないと思ったら、この解体
の委託料
の中に含まれている
のかなとも想像もいたします。特にここ
の東緑ケ丘センター、物すごく近隣に密接した場所でもあります。県立伊丹高校
の角っこにも位置しまして、道も狭いところでありますので、そのアスベスト
の対策等もこれに含まれている
のか、ちょっと教えていただきたいなと思います。
◎市民自治部 先ほど委員御案内
のありましたPCB
の廃棄物処理委託料
の件ですけれども、こちら
のほうは北センター
のほうにございましたPCB
の関係
のものでございまして、こちら
のほうで今年度、処分させていただきたいと思っております。
それと、すみません、先ほどお聞きになってらっしゃいました東緑ケ丘センター
のアスベスト
の関係ですけれども、こちら
のほうも設計等で確認させていただきまして、対応させていただきたいと思っております。
◆永松敏彦 委員 PCBはこのセンターから出るものではなく、ほかに処理
をしなきゃいけないものがあることで理解
をいたしました。
これ要望です。というか、もう当然
のことなんですけども、先ほども言いましたように、解体工事に当たっても、物すごく周りが隣接してるところにありますので、アスベストのみならず、それ以外
の公害等も十分配慮していただいて解体
のほう
を進めていっていただきたいなと要望しておきます。以上です。
◆杉一 委員 先ほど、齊藤委員と篠原委員がおっしゃられたところって、私もそうだなと思うところが、やはりこういう声が上がってくることは、地域
の側からすれば、まだまだやはり、話
を持ってきてるっていうレベルじゃなくて、ちょっと地域に仕事
を振り過ぎじゃないかっていう認識が恐らく、感情論も含めて地域
の側にある
のかなと思ってるんで、そこは私自身も感じるところはあるんです。
全体として、
公共施設マネジメントの結果
を達成していくっていうことは大事なところだと思ってるんですが、一方で、どこまでどういうもの
を示していくかっていうところも大事だと思ってまして、いざ共同利用施設
を統廃合していくと、今ある伊丹市
の持っている土地に新たな施設が建てられればいいですけども、そうじゃない場合には、民地
を含めて、民地
を市が購入して新たなもの
を建てて、統廃合
の対象地域
のところは閉じていく、売却していくっていうことも考えられるということでよろしいんでしょうか。
◎市民自治部 そのように御理解いただいて結構です。
ただ、ちょっと補足的にはなりますけども、それ
をするに当たっても当然財政的なシミュレーションもしながらということが前提になろうかと思っております。
◆杉一 委員 あと、敷地面積イコール費用じゃないとは思うんですけども、地価
の高いとこ、安いとこありますから、だから原則としては敷地、統廃合する対象が3つやとしたら、その3つ
の敷地以下
の敷地面積で、かつ上物、建物は延べ床面積は3つ合わせたものより少なくなるものでなければならないということで、原則としてはそういう考えでいってることでよろしいんですかね。
◎市民自治部 延べ床面積に関しましては、最大、例えば3つ
の施設
を集約化して別
のところに建てる場合なんですけれども、その場合は最大です。最大ですけれども10%減らしていただく、費用に関しましては建て替えていく建築
の費用と、今後もし3施設
を建て替えするなり、そのもともとある場所で建て替え
をするとき
の大規模改修ですとか、そういったもの
を見合わせてという形になっております。
◆杉一 委員 分かりました。
あと、どうしても今、共同利用施設
を持っているところで、学校区
を超えて管理運営委員会
をつくっているところがあると思うんですよ。そういうところは、ただ一方で、小学校区単位
の地域組織
を進めていっていますわね。けど、基本は自治会やと思うんですけど、そういう進めていってる中で、校区
を超えて統廃合
をする対象とする施設があった場合、その校区っていうものはどれだけ重要視される
のかっていうふうに聞いたらいい
のか、要は校区
を基準にこれから統廃合
を進めていくことになる
のかどうか、お聞かせいただいていいですか。
◎市民自治部 現在、地域自治組織
のほうなんですけれども、小学校区
を中心として地域づくり
のほう
を地域
の方に取り組んでいただいております。そういったことから、小学校区
の中で話し合っていただくことが前提で、現在
のところ、もし施設
の管理運営委員会
のほうで2つ
の自治体、校区がまたがってる場合は、それぞれ
の地区
のほうで分かれて、その集約化に取り組んでいっていただくような形
を考えております。
◆杉一 委員 今後そういうふうにしていく、それはそれで市
の方針としてあるんでしょうけども、ただ、そこにどこまでどう市として入ってくる
のかというときに、やはり校区ごとで分かれて考えてねってお任せするんじゃなくて、やはり言っても今まで使っていた先は、A小学校区にあるけれども、B小学校区
の区域
の建物
を使ってたら、そっち
のB小学校区
の建物行ってた今まで
の経緯がありますから、やっぱり簡単にA小学校区に行ける
のかどうかとか、その辺は調整が大分必要だと思いますんで、そこはやはり市
の行政職員
のほうで入っていただく必要がある
のかなというふうに思っております。
あと、考えられることとして、これ考えられることとしてなんですけれども、今恐らく南部
のほうにしかないと思うんですけど、認可地縁団体だったりですとか、自治会としてNPO組織
をつくったりっていう
のはあったりすると思うんですが、そうしたときに、地域として、地域組織として建物
を保有しやすくなると思うんですよ。じゃあ、統廃合するけれども、今
のあるところに施設
をどうしても欲しいと、これ
を地域として持つよと、そう言うかもしれませんけど、そういうときに、市としては無償で土地建物
を譲渡するようなことは考えられる
のかどうか
をちょっとお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
◎市民自治部
公共施設マネジメントの考え方
の一つ
の中に譲渡という考え方自体も存在することは事実でございます。それ
を無償で全部する
のかどうかという
のは、やっぱりその価値というものもあろうかと思いますし、あとは認可地縁団体も設立いただいて財産
を取得したとしても、ランニング的にやっぱりコストもかかるいうことにもなりますんで、そういった御要望があった場合については御要望も聞きながら、そういったことで市に与える影響もどんだけ出てくる
のかということは考えた上で決めるべきかなというふうには考えておりますので、ちょっと画一的にこうやりますというものではなく、やっぱりその状況に応じて、ちょっとシミュレーションしてみないといけない
のかなというふうに考えているところでございます。
◆杉一 委員 なるべく譲渡できればいいと思うんです。市
の事情は、市
の考えとして分かりました。
あと、集約化していく中、どうしても市街化区域ですから、伊丹全域が。狭隘な土地にしか見つからなかった、集約していい先が。地域住民が合意できる場所が、土地が狭いところしか見つからなかった。ただ、上、1階、2階、3階、4階って上には延ばせれるっていうときに、そういう建物は可能やと思うんです。どっちにしてもエレベーター
をつけなあかんと、結果として費用がかさむと、それは集約化としては対象になる
のかどうかという
のは、どのような考えお持ちなんですか。
◎総合政策部 すみません、先ほどまちづくり推進課長
のほうに敷地についても御質問があり、ちょっと答弁漏れがあったかと思いますけども、併せてお答えしますと、集約化における敷地
の考え方につきましては、基本的に3つ
の敷地があった
のであれば、それ
を移転する
のであれば3つ
の総合計と面積が同じという考え方もあろうかとは思いますけども、財政運営上
の話でいけば、まずは等価で、それ
の範囲内という
のを上限にしながらも、基本的には、その範囲内でももちろん必要最小限という
のが原則であるというふうに認識しております。
続いて
の今回
の質問で、狭隘な敷地で上積み、容積率
の許す限り上に積んでいって、面積については従前
の合計
の9割程度に抑えるとしても、上積みで4階建てとかに実際なったとすれば、御指摘
のとおりエレベーター
をつけざる
を得ないという判断になろうかと思いますけども、すみません、この辺
の条件整理については、ここまでちょっと個別
の案件になってきますと、明確なお答え
を持っているわけではございませんが、財政運営上
の収支見通しで示した事業費
の総額からどの程度はみ出てもいいかは個別に判断していかざる
を得ない
のではないかなということで、ちょっと明確な御答弁ではないですけども、御理解賜りますようお願いいたします。
◆杉一 委員 どうしてもこの問題って、この課題っていう
のは、やっていかなくちゃいけないことだと私は思ってるんですが、どうしてもなかなか今まで使ってた施設は手放したくない感情がありますし、先ほど上原委員も言ってましたけど、僕も実際、まだ10年先
のことですからって言っちゃったこともあるんで、今後言わないようにせなあかん
のかもしれませんけども、非常に難しいところだと思いますが、ただ、やっぱり感情として、何か地域に話振り過ぎじゃないのっていうのありますんで、そこはもうちょっと寄り添っていただくこと
をしていただきながらやっていかなくてはいけないことだと思いますんで、進めていただければと思います。以上です。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんでしょうか。───
それでは、続きまして、第14目諸費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、続きまして、第2項徴税費、第1目税務総務費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
では、第2目賦課徴収費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、第3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、第2目住居表示費、質問
のある方はどうぞ。───ございませんか。
続きまして、第4項選挙費、第1目選挙管理委員会費、質疑
のある方はどうぞ。
◆
鈴木久美子 委員 ここ1点だけ伺わせてください。
すみません、選挙があった際
の話なんですけども、選挙
の種類に問わず、開票所がスポーツセンターだった場合なんですが、コロナウイルスワクチン
の集団接種会場と重なってるんじゃないかなという
のを懸念してまして、市長選だったら4月11日開票なので、スケジュールとしては高齢者へ
の接種券発送等
のスケジュールになっているので関連はない
のかもしれないんですが、県知事選となると7月18日開票日になりますし、衆院選という
のはいつあるか分からないような状態ですので、開票会場とワクチン接種スケジュールについて
のその対策
のほうですね、特にワクチンに関するお話
の中では、この選挙がどのようにスケジュールに関連してるかという御
説明がなかったので、ちょっとこちらで伺いたいと思います。
◎選挙管理委員会事務局 先ほど委員
の御質問
のとおりでございまして、国
のほうでワクチン接種が早ければ4月
の上旬ということで、つい先ほどといいますか、二、三週間前にも菅総理から、4月12日から全国一斉的にさせていただくという中で、選挙管理委員会といたしましても、4月
の段階でワクチンが始まることで、早めに、一番スポーツセンターも広く市民に使っていただける大きい施設なので、一応このたび
の市長選
の開票所につきましては、前回、参議院
のときにも使用させていただきましたけども、大阪芸術短期大学部
の体育館兼講堂でさせていただく形で予定
をしております。
◆
鈴木久美子 委員 早めに会場
を押さえられておくほうがいいと思います。特に衆議院
の場合は全国的に同じように接種会場と開票所が重なるという状態になって、場所
の確保も難しい
のかなと思ってましたので、確認させていただきました。ありがとうございます。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、第2目選挙常時啓発費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
第3目市長選挙執行費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
続きまして、第4目知事選挙執行費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
第5目衆議院議員選挙執行費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、続きまして、第5項統計調査費、第1目統計総務費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
第2目統計調査費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、続きまして、第6項
監査委員費、第1目
監査委員費、質疑
のある方はどうぞ。───ございませんか。
それでは、款替わりまして、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、質疑
のある方はどうぞ。
◆篠原光宏 委員 重層的支援体制整備事業委託料についてお伺いいたします。
サービスペーパーの13ページ下段
の、生活困窮やひきこもり等、住民
の複雑化するニーズ
を包括的に受け止める支援
の実現に向けて、「地域づくりに向けた支援」、「断らない相談支援」、「参加支援」
の3つ
の支援
を一体的に実施していきますというふうに事業概要載っております。
これについて、先日、一般質問で社会的孤立
をする方へ
の支援ということで質問させていただいたときに、この重層的支援体制
の整備事業
の枠組み
を活用して対応していく旨
の答弁
をいただいております。
ちょっとそこで二、三お伺いさせていただきます。この地域支援コーディネーターという
のは、具体的に、例えばどういう方が対象になるんでしょうか。
◎健康福祉部 御案内
の、この重層的支援体制整備事業でございますが、今考えております
のは、社会福祉協議会
のほうに委託
をするということで予定
をしております。この今御案内
のありました地域支援コーディネーター、こちらについては社会福祉協議会
のほう
の職員に担っていただくというふうに予定
をしております。
◆篠原光宏 委員 何か資格がどうのこうのとか、そういう条件とかはないんでしょうか。
◎健康福祉部 資格につきましては、特段予定はしておりませんが、これまでから地域と
の関わりっていう
のが多かった、いろんな経験
を積んでる職員という
のをコーディネーター
のほうに充てたいというふうに考えております。
◆篠原光宏 委員 この整備事業は、具体的に今から話合い
の中で決めていくことで、具体的なことはちょっとまだ今からいうことですけれども、ちょっとイメージ
をちょっと湧かせたいので伺わせていただきますが、例えば、地域自治組織とか自治会とかっていう
のは、この事業
の中でどういう役目
を担っていく
のかなっていうので、その辺、お答えいただいてよろしいでしょうか。
◎健康福祉部 地域
の団体さん、組織
の関わり方ということなんですけども、御案内
のとおり、これまで地域
のほうでは様々な見守り活動
をはじめ、様々な取組
を熱心に取り組んでいただいているとこです。
今回この事業
を実施しますに当たりまして、特にこの地域
の方に新たに何か御負担
をおかけするとか、新たな何かやってくださいというようなことは我々今想定はしておりません。地域
の中で、今、様々協議、サロン等々
を含めて、見守り、それからネット会議等々
の協議
の場
を組織していただいて、地域
の課題
をそれぞれ検討
を取り組んでいただいているところです。そういった取組
を引き続きお願いする中で、先ほど申しました地域支援コーディネーター、あるいは社協
のほうにいらっしゃいます9名
のコミュニティーワーカーが、より積極的に地域
のほうに関わっていって、最終的に、今それぞれいろんな地域
の課題、特にひきこもりとか、先ほど委員おっしゃいましたような孤立死といった話がある中で、そういった方
をできるだけ早くに発見していく、そういった地域
の取組
の中で、そういったもの
をより早くに発見していただいて、役所、あるいはそれぞれ
の支援機関につないでいただくというようなこと
を、より強くやっていただけたらというふうに考えておるところでございます。
◆篠原光宏 委員 社会的孤立とかひきこもりされてる方いう
のは、これまでも地域でいろんな福祉活動みたいなことで活動はされておりますけれども、なかなか中に入らないと分からないっていうことで、今回そのアウトリーチも含めて、そういうとこに一歩踏み込んでいくこと
の重層的施策という意味合いで受け取らせていただいていいんでしょうか。
◎健康福祉部 そのとおりでございます。
◆篠原光宏 委員 民生委員とかも同じように関わっていくということでよろしいですか。
◎健康福祉部 民生委員
の方々も、本当に熱心に見守り含めて御活動いただいているところでございます。
引き続き民生委員さん
のほうもいろんな御意見
を伺いながら、地域
の課題も含めて、しっかりと窓口
のほうで受けれるように連携
をしていくことで、引き続き民生委員さん
のほうにも関わっていただくことで考えております。
◆篠原光宏 委員 そういう、中では分かりにくい、家庭内とかで起きてる問題とかが外
の人には分かりにくいっていうようなことで、例えば子育て世代なんかで、家庭内で例えばDV受けてるとかいうこと
をちょっと気づく側
を多くするために、こども食堂だとか、何かフードバンクとか、そういういろんな取組、今もされておると思うんです。
この間、ちょっと一般質問
の最後に要望として言わせていただいて、時間がなかったので要望になったんですけども、東京都文京区
の取組で、こども宅食というものがありまして、それは母子家庭
のところに2か月に1回ぐらい、その支援員
の人が訪問していくっていうやつなんですけれども、一応要望としては、このことについてもしっかり検討してほしいと、研究してほしいことでお伝えしたんですが、どのようにお考えでしょうか、このことについて。
◎健康福祉部 もちろんそういったことも含めてこれから体制
を整えていく中で、いろんなそういう御意見なり課題というもの
をしっかりと認識しながら進めていきたいと思ってますので、そういった他市区町村ですかね、
のそういった取組なんかも参考にさせてもらいながら、できることから着実に進めていきたいというふうに考えております。
◆篠原光宏 委員 社会的な孤立
を起こさないような地域づくり、一
人でも多く
の方に気づいて、それに支援が届くような仕組みづくりっていうので、重層的に、それこそいろんな手使って見つけていかないと、いつまでたってもその
人には支援が届かないことになりかねないので、伊丹市では本当にそういう部分でいうと、すごい積極的にアウトリーチも含めてやっていただいているので、先進的に取り組まれている市としてすばらしいと思うんですけれども、さらにそういった方が生まれないように、しっかり取り組んでいっていただきたいと思いますので、要望いたします。
◆里見孝枝 委員 重層的支援体制
の整備が構築されることで、私も一般質問させていただく中で、まずヤングケアラー
をテーマにさせていただきました。この際に、このときに3年度より漏れ
のない相談支援
を目指して重層的な支援体制で構築
を取り組んでまいりますと、そのことで幅広い御相談や支援に結びつけていくことができますというような御答弁
をいただいて、本当に行政が関わらないと支援にたどり着かないような、そのような難しい案件もここが担っていただける
のではないかと大変期待しているところなんですけれども、何となく分かりづらい、市民にとって重層的といいましても、どのように示すことが市民に分かりやすくここ
の窓口にたどり着いていただけるかっていう
のも、問題というか、重要なことかなというふうに思います。
今お聞きすると、これ社協で行っていただくということで、この御案内は伊丹市として御案内させていただいて市民にお示ししていく
のか、社協
のほうでお示ししていく
のか、これどうなるんでしょう。具体的に言うたら、ホームページ上でどちらでアップしていってひもづけしていく
のか、何かそんな
のは決まってますでしょうか。
◎健康福祉部 具体的な、どういうふうにやっていくかという
のは、これから
の話ですので詳細には申し上げられないんですけれども、もちろん市
の事業でございますので、市は積極的にそういった御案内はさしあげたいと思ってます。
この事業、とにかく市
の窓口に行ったらいいとかいうことではなく、民間
の支援団体さんも含めて、どこ
の窓口に行っても必要なサービスにおつなぎできる、つながるというような、そういった強い体制
をつくっていきたいというふうに考えておりまして、伊丹市だからとか、社協だからここに行ったらいいということではなくて、どこに行っていただいても支援につながること
を目指しております。その辺しっかりと、社協も含めて御案内できるようにしていきたいと思っております。
◆里見孝枝 委員 もう心意気はすごく熱く感じております。
見えやすく、見える化といいますか、具現化していただきまして、自分
のお困りなところ、本当にクリックできるようになるぐらい、そしてそこが結びついて、この重層的支援としてコーディネーターさんが動いていただくことになる
のかな、そうなる
のかなと思いますけれども、まずは本当に見えるようにしていただきたいなと思います。
こんなこともここで相談できるんだなっていう
のがより分かりやすく、地域
包括支援センターができたときも、なかなかそこが見えない、難しく、今やっと地域
の方たちは高齢者に関する問題は地域
包括に連絡しようとすぐ動いてくださいますので、今回このような体制ができますので、より体制とともに見える化
をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆里見孝枝 委員 はい。
◆上原秀樹 委員 本会議でも質疑
をさせていただきました。1つは、今まで伊丹が、ある意味では先進的に取り組んできた地域づくりとか、あるいは相談体制については、社協と協働してやってこられたと思うんです。
今回は国
のほうでこういう重層的支援体制
の構築事業ということ
を出されてきて、それ
を利用すると言ったらおかしいですけども、財源
を活用して、さらにこれ
を充実しようという
のが今回
の趣旨だというような、そんな趣旨
の答弁だったと思うんです。
コーディネーターも相談支援、地域づくり支援、参加支援、3つ
の支援で1名ずつ3名配置するということになっていて、より連携
をした体制
をつくろうということになるわけですわね。そうはいっても、何がどう充実するかいうと、なかなか見えにくくって、今も伊丹市でも相談体制
を取ってますし、その相談が来た場合には各全庁的な共有もできますし、あるいは社協
の方も一緒になって相談に乗って、いろんなとこにつなぐこと
をやっていますよね。地域
の人は地域
包括に相談があったらば、それは
包括と社協と市が一体となって相談に乗っていく体制ができてますよね。これが、何がどう変わるかという
のがあんまり頭
の中ですっきりしないというか、いや、今までどおりやっていきながら充実するという
のか、新たにこういうことが展開できますという
のがもう一つ明確にならないんで、ちょっともう一度その辺は
説明してもらえますか。
◎健康福祉部 今御案内ありましたとおり、我々としては、そういった相談支援体制は国に先駆けて取り組んできているところで、かなり充実しているというふうに我々は自負
をしてるところです。
じゃあ、この重層的支援体制整備ができたから何がどうなるねんということなんですけども、基本的な部分では漏れ
のない相談
をしっかり受け止める、それはどこに行っても受け止める、どの窓口でも受け止めるような体制
をつくる。さらに、その御相談
をしっかりと必要なサービスにおつなぎできるように、庁内でも連携して定期的に公開
を持って、ケース
のそういう情報共有
をしたりだとかいうこと
をしながら、横
のつながりもしっかりと固めていく。今までここ
の窓口に行って、うちじゃないから知りませんよというようなことはなかったと思いますが、そういうことがないように、そういった体制
を横
のつながりもしっかりとつくっていく。
また、地域
のほうでも、そういった少し
の気づきですね、ちょっとこういうお困り事
を抱えてはる
人がいらっしゃるよとかいうようなこと
を、今までやったら、まあいいかではなくて、すぐに窓口
のほうにつないでいただくとか、ちょっと気になる
人がいてはるよとかいうようなこと
を役所なり、そういった窓口につないでいただくような、そういった意識づくりというんですかね、といったことも含めて、最終的には相談
を受けたお困り事
を抱えていらっしゃる方が地域にまた出ていかれて、そこでいろんな地域
の活動に参加されると。ですから、相談
をしっかり受け止める、それから横
の連携、漏れ
のないように相談
を受け止める、それから地域
のほうでもそういった少し
の気づき
を気づいていっていただけるような、そういった意識づけ、それから最終的には、そういったお困り事
を抱えた方が地域
のほうに出ていかれるというような参加、この3つ
を一体的に取り組むというようなこと
を考えておるところでございます。
◆上原秀樹 委員 具体的に動き出さないとなかなか分かりにくい面あるんですけれども、さっき言われたことは今まで結構やってきてることだと思うんです。相談があった場合は、うち関係ないから知らんぞということは別にそんなことないと思うんですよ、ちゃんとつないで一緒に解決するということ
を社協と一緒にやられてる。
福祉ネット会議でもそうですし、ここで地域課題
を議論して、議論したことが自治協議会
の中でまたそれで議論されて、何か新しいこと
を事
を起こそうか、地域づくりにも参加していってるわけですよね。それは社協とも協働して、あるいは民生委員とも協働して新たなこと
をやろうかと。これが例えば災害
のとき
の、要支援者に対する対策
をどうしようかという新たな行動につながっている、そういうこと
をずっとやってきてるわけですよね。
まあまあ、やること
を準備するというふうに受け止めておきますけど、その中で社協に委託する理由は何かということでお尋ねしたんですけども、今まではくらし・相談サポートセンターで日常、何でも相談してください、これは社協とも協働していますよと。行政上いろんな困ったことがあればそこにつないで、一緒に解決しますよという体制が伊丹市
を中心に社協と協働してつくられているわけですよね。今度は社協
を中心にやろうという、委託
をするわけですよね、社協に。社協に委託する
のは、福祉ネット会議も社協に委託
をされてますし、いろんなこと
を社協に委託
をされている。これもまた社協に委託すると。この伊丹市
の役割が非常に薄くなっているような気がするんですよ、それはどう思われますか。
◎健康福祉部 決して伊丹市
の役割が薄くなってるとか、関わらないとかいうことではございません。しっかりと我々としては社協と連携
をしながら今までもやってきましたし、今後もやっていくつもりではいてます、いくつもりというか、やっていきますので、決して我々
の仕事
を放棄してるわけでも何でもございませんで、より強固な連携
の下でやっていきたいと。
ただ、一般質問
のほう
の御答弁でもさしあげましたけれども、社協さんはそういった地域づくり、地域にも関わっていらっしゃいますし、先ほど
の話もありましたけども、いろんなそういう経験なり実績という
のはお持ちですので、やっぱり社協さんにそういったところ
の視点はお願いする
のが一番効率的かなというふうに我々は考えました。当然、社協さんに全て丸投げではございません。しっかりと我々もいろんな場所場所でしっかりと協議
をしながら進めてまいりますので、決してそういった意味合いはございませんので、御理解ください。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 今回実施しようとしております
のは、まさに重層的支援体制構築事業ということで、これまで個別個別事案で何かあったときに集まってはいろいろ協議していたというような事案
をシステム化、体系化していきたいというふうに考えておりまして、つまり何かあったときに窓口が受けた、じゃあこれ
をどうしたらいいんだろう、どこに相談したらいいか分かんない、受けた者自身も今までない事案であれば、これ
を重層的支援体制
のコーディネーターに上げていって、コーディネーターが必要なところに声
をかけて、その都度都度協議ができる、そういう場
を整備していく。これは行政内部も同じですので、我々これまでくらサポ
を中心にやってまいりました連携、これ
をさらに強化して、この事業
の一つとして、行政は行政で強化
をする、一方、地域
の中は地域
の中で社協さんに連携、つないでいただく、これ
をさらに社協と行政がつないでいくことで、市全体として
のそういう支援体制、これ
を構築していきたいということで考えております。
◆上原秀樹 委員 それはそれで分かります。くらし・相談サポートセンター
を伊丹市がやっているわけですわね。これは伊丹市だけ
の問題じゃなくて、社協とも協働しながら、これ地域につなぐこともやってるわけですよ。それが今度
の新しい体制
をつくるに当たって、今度は社協に委託
をしますよと。自立支援課か、くらしサポートセンター
のその役割はどういうふうになるんですか、この体制
の中でどういう形で組み込まれるんですか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 自立相談課
の役割は今までと変わりございません。これまでと同様にやってまいります。ただ、そこ
をバックアップする形として、この重層的支援体制
のコーディネーターが、例えば本人さんがひきこもり
の方が相談に来たときに、どこにつないでいこうという
のをこれまで自立相談課が中心になっていろんなとこに声
をかけていったもの
を、コーディネーターに話
をすれば、ああ、こういう方やったらこういう場所がありますよというようなこと
をきちっと事前に取りまとめておけば、そこに相談するだけで適切な場所につながっていきやすくなる、そういうような体制
をつくりたいということで考えてますので、自立相談課
の役割そのものは、これまでと変わるものではございません。
◆上原秀樹 委員 自立相談課では、例えばひきこもりでしたら、アウトリーチで積極的に出かけていって解決しようということもやられておられました。それはまた別
のところで強化
をするというふうに予算
を上げてますので、それはそれできちんとしていったらいいと思うんですけども、いろんな問題
の相談来ました、それ
を社協
のほう
のコーディネーターに上げて、上げるというか、そこと連携
をして、必要なところにつないでいく、そういう意味ですよね。それは社協でなかったらできないことだという、社協がそれまでつくってきたいろんな地域と
の関係とか、いろいろな団体と
の経験
を持ってるから社協にお任せするということになるんですけども、それは市にはできないこと、市にはできないですか。
◎健康福祉部 相談支援コーディネーターにつきましては、社協にもちろん1名配置はいたしますが、市
の中にも1名、そういった支援コーディネーターというポジション
をつくりたいというふうに今考えておりまして、もちろんだから市
の中
の連携については、当然そのコーディネーター、市
のコーディネーターが中心にいろいろと取りまとめたりだとか、振り分けたりだとかいうようなことはしていく予定でございます。
◆上原秀樹 委員 社協
のほうでも第7次発展計画でしたかね、つくってありまして、それは伊丹市と当然同じような、同じじゃありませんけども、社協は社協なり
の計画
をつくってありまして、今回
の地域福祉計画とも連携するような計画になってると思います。
ただ、私いっつも思う
のは、結構社協に委託するっていう
のが多いわけですよね、地域福祉
の場合は、多いんですよね。社協
の事業がどんどん膨らんでいって、そういう役割
を果たしていただいてる
のはいいことだと思うんですけど、どこまで全部委託する
のかなという気がありまして、もうちょっと市
の役割
を明確にして、市がやること
を増やしながら、社協といろんな形で協働する、協力関係でやっていくほうがいいんではないかと思うんですけどね。社協に委託
をし過ぎではないかという気がするけど、それはどうですか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 今回
の事業につきましては、何度も申し上げますが、社協さんも今まで今までやってきたこと
を一緒に併せて市
の事業としてやっていくことでより発展させていこうというものでございますので、例えばコミュニティーワーカーさんですとか、これまで社協さんが独自にやってきた事業も、1つ市
の事業
の中に位置づけ
をして、より強固に連携
をしていこうというものでございますので、御理解いただければと思います。
◆上原秀樹 委員 それはそれでいいんですけど、お互いに協力、協働しながら今までやってこられたんです。要するに、どこが主になるかといったら、今回は委託するわけやから、社協が主になるわけですよね、委託されるということはね。市がやりながら社協が協力することもできるわけで、その辺
の兼ね合いという
のをどうかなという疑問
を話してるわけですよ。お互いに今までやってきたこと
を発展させるという意味では、それはそれでいいことですから、やっていただきたいと思います。まあ、また今後見守って、一緒にやっていきますんで、よろしくお願いします。
◆篠原光宏 委員 生活困窮者へ
の自立支援ということで、
サービスペーパーの14ページ
の、事業概要がひきこもり生活者やその家族
を対象に就労体験やボランティア活動と
のマッチングまたは居場所づくりなど、寄り添った支援
を実施しています、プラス、今回からひきこもり生活者と社労士と
のマッチング
の相談会、またひきこもり支援会議、ひきこもり生活者へ季節に応じたデザイン
の絵手紙
を郵送しますというこの新事業なんですけれども、ちょっとお伺いさせていただきます。この絵手紙っていう
のは、例えばどういうような効果
を期待してやられる
のかとか、ちょっとその辺
を教えていただいてよろしいでしょうか。
◎健康福祉部 今までも自立相談課におきましては、ひきこもり、あるいは単身高齢者、そういった社会的な孤立状態にあると思われる方に対して、こちらからは特に電話など、連絡してもなかなか反応がない、そういった方に対して
の安否確認、そういったところでお手紙
を発送する機会がございました。
ただ、その手紙
の在り方という
のは、白い紙に用件
を、お元気ですかとか、そういう用件
をお書きしたものであって、それでも反応がもちろんあったりもするんですけども、そこに、例えば季節
の風物詩など
をあしらった便箋
のようなもので発送すれば、ちょっと相手
の方
の心も和んで、ああ、そうか、わざわざこういうデザイン
をした手紙
を送ってくれるんだなという、こちら
の心遣いに対して、何からやっぱりちょっと反応
を返しておいたほうがいい
のかなと、そういう安否確認に対する反応が頻度として増える
のではないかと、そういった効果
を期待して今回
の手紙
の事業に関しては実施することにいたしました。
◆篠原光宏 委員 分かりました。事務的な通達という
のではなくて、しっかり心
の籠もった、相手
の琴線に触れるような、そういう取組だと思います。非常にすばらしいことかなと思います。
このひきこもり
の対象者いう
のは、同居家族
の方とかに相談
を受けた方がその対象者になる、それ以外
の方とかっていう
のはどんなケースが何かありますか。
◎健康福祉部 対象者といたしましては、特に同居家族
の方から御相談
を受けたことに限定はしておりません。関係者
の方から
の御相談で、そういったところに、もし関係者
の方から、自分
のほうからこういうところに相談して、あなた
の元にそういった御案内、こういった相談ができますよとかいう御案内が来るかもしれないよということ
を、その相談してくださった方が、例えば民生委員さんでありましたり、地域
包括の方でありましたり、当事者
の方にそういった御案内
をしていただいた上で、別に私から聞いたと言ってもらって構わないというような状況であれば、特に御本人、あるいは同居
の御家族
の方から御相談がないとというものではございません。関係者
の方からそういった御要望があれば、お送りしたいというふうに思っております。
◆篠原光宏 委員 以前に市民相談でひきこもり
のお子様
をお持ち
の親御さんから相談
を受けて、くらサポ
のほうにつながせていただいたときに、訪問支援
の方も同席されて、いろいろ話聞かれてる姿見て、もう非常にすばらしい対応
の仕方やなと思って感心したんですけれども、やっぱりそのアウトリーチする、そういう訪問支援員
の方に体制ですね、今大体どういう体制でやられておるんでしょうか。
◎健康福祉部 ひきこもり支援に特化しておりますアウトリーチ支援員につきましては、現在
のところ1名でございます。令和3年度につきましても、現行と同様、1名体制でやってまいります。
◆篠原光宏 委員 そうですね、そんな頻繁にそういう相談があるかというと、そうではないと思うんですが、実際にひきこもりいうか、家におられる方っていう
のは本当にたくさん、表には出てこない数はたくさんあると思います。そういう相談支援員ですね、そういう方
を今後も育てていくため
のスキルアップとか、そういうような体制っていう
のはできてますでしょうか。
◎健康福祉部 今現在、アウトリーチ支援員につきましては、ひきこもりに関しては、政府でいいますと内閣府が中心になって政策
を推進しておりまして、今年度、内閣府が主催しておりますアウトリーチ支援員
の研修というものに応募し、参加
をさせていただきました。2週間程度、先進地において実施
の視察等
を受け、先進地
の在り方につきまして勉強してきたところでございます。
特に現状
をどう評価するか、今
の支援
の中で現状
をどう評価するかということにつきまして、ためになる知見
を得てきたところでございまして、来年度はこういった先進地
の在り方も含みながら、アウトリーチ支援
の新規事業に上げております有識者
を交えた支援会議に学識経験者
の方にも加わっていただきながら、そういった事例を通して、ひきこもり支援
のレベルアップ
を図ってまいりたいというふうに思っております。
◆篠原光宏 委員 ひきこもり
の方
の御相談
を受けて、それが解決策として外
の人と
のつながりができて、それで就労につながって、その方が新しい居場所
を見つけて社会復帰していただくところまで、非常に解決するところまでは長い道のりなんですけれども、それ
の一番
の高いハードルいう
のは就労に結びつくかどうかみたいなところやと思うんです。
今、国会開かれてますけれども、今回
のこの衆議院
の予算委員会で、私ども
の竹内政調会長っていう
人の衆議院
の質問と、あと中野洋昌、2回も伊丹市
の就労支援
の取組について紹介しながら、全国
のテレビやってるところでそういう取組
を紹介してやっております。本当に先進的に、全国的に注目
を浴びてる事業というか、官庁による優先発注
のことだとか、あとNPO団体さん
のいろんな生活困窮者へ
の自立就労支援ですね、実際やられていること
を紹介に上げてやられております。
市がこういう官庁で出せる、そういう今まで何十年も引き籠もってた
人が表に出るため
のワンステップとなる、なるべく負担
の少ない仕事とか、そういう
のを市
のほうで、できる範囲でいろんな形で仕事
を創出していただけたら非常にありがたいと思うんです。
例えば今回
のコロナ接種ワクチンに関して、いろんな手続とかいろんな書類
の仕分だとかいろんなことがあったりするんでしょうけども、そういうことに例えば関連づけるだとかいろんなこと
を考えたらやっていけると思うんですけれども、そういったこと
の取組なんかはどう考えておられますか。
◎健康福祉部 委員
のほうから、例えば
の話として使っていただきましたコロナに関することでいいますと、ひきこもり
の方が今現在、たしかドライブスルー
の何か検査ですね、PCR検査
の自動車誘導
のお仕事に就かせていて、民間企業が受託したお仕事なんですけども、そういったコロナで何か新たに需要が生まれた、特にコミュニケーション
をそんなに多く求められないお仕事というものが公務として出てくる
のであれば、担当課といたしましても、積極的にちょっとどういったお仕事がどういった部署から発される
のか、それがいわゆる認定就労訓練、認定事業者に対して発注可能なものかどうな
のかにつきましては、よく研究
をしながら、活用できるものは活用してまいりたいというふうに考えております。
◆篠原光宏 委員 そうですね、結局そういう仕事
を創出する
のが非常に難しくて、それ
を民間に委ねる
のも、なかなか民間は営利目的ですから、そういう
のも難しい
のかなと思いますので、しっかり情報網
を張っていただいて、いろんな機会見つけてやっていただきたいなと思いますので、要望しときます。以上でございます。
◆佐竹璃保 委員 さっき
の絵手紙事業
のところなんですけれども、今回公募型
の官民連携事業で、他団体と組んで協働で行っていただいていると思うんですけれども、その団体さん
の中にひきこもり
の御経験がある方とか、ひきこもり
の御家族
をお持ち
の方とかもいらっしゃると思うんですが、そのデザイン
の絵手紙
のところだけで終わってしまう
のではなくって、中身
のほうも一緒に考えていかれる
のはいかがですかっていうふうにプレゼン大会
のときにもおっしゃっていた方がいらっしゃったと思うんですけど、その辺り、いかがお考えでしょうか。
◎健康福祉部 委員御案内
のとおり、プレゼン
のときに手紙
のデザイン以外にも、何かひきこもり
の方々、御家族
の方々
を元気づける取組
を一緒に考えればという御意見
をいただきまして、今現在、団体
の方とお話ししております
のは、その手紙
の作成過程そのものに、もし御本人さんたちが望めばですけども、加わっていただけないかと、いわゆる団体
の活動に加わっていただくいう
のはどうでしょうというような御提案
をいただいております。言うたら、支援される側
を支援する側に転換させていく取組が、この事業
を通じてできる
のではないかというところにつきましては、我々もそれは大変よいアイデアだと思っておりますので、そういった御希望
の方がいらっしゃいましたらば、ぜひ団体
の活動につなげていきたいというふうに考えております。
◆佐竹璃保 委員 分かりました。それもまた一つ、自立支援につながっていく一つ
の協働事業になっていく
のかなと思いますので、お願いいたします。
もう1点なんですけれども、今回、絵手紙
の郵送
をされる対象となる方々が10
人程度とお伺いしていたんですけれども、その対象
の拡大についても、潜在化されているひきこもり
の方々
をどう把握するかという
のは難しいところであると思うんですが、その辺りは、この事業
の中で対象拡大についても考えられていかれる御予定な
のでしょうか。
◎健康福祉部 手紙
の発送対象につきましては、今現在、確実にそういった送っておられる方が10名程度いらっしゃいますので、その方々には間違いなく送りますというところでございます。
当然その10名で終わるわけではなく、今後新たな令和3年度から
の取組する中で、関係機関
の方に、こういった取組
を自立相談からいたしますという呼びかけに対して、ああ、そういえば、ではこういう相談
を実は聞いていたんですというような新規
の相談需要
の掘り起こしにもつながっていくかと思いますし、そういった新たにニーズキャッチした事例
の中で、手紙
の発送ができそうな方がいらっしゃいましたらば、我々できる範囲で取り込んでいきたいというふうに思っております。
◆佐竹璃保 委員 なかなか難しいと思うんです。私も御近所
の方でいらっしゃるんですけれども、かといって市役所に相談に行くかというと、そういうわけでもなく、そういうものとして何か受け止められている方が多い
のかなと思います。
ただ、前も公民館でひきこもり
の講座とか
をされていたときに来られている方々にも、こういう事業
をされているっていうことからまず知っていただくっていうところも、また支援
の輪が広がっていくきっかけにつながると思いますので、ぜひお願いいたします。
◆篠原光宏 委員 続きまして、住居確保給付金についてお伺いいたします。
113ページですね、一番最後
のところですけれども、従前からこの制度あって、緊急小口とかありましたけれども、今回
のコロナ
の影響
を受けて、相談される方も結構たくさんいらっしゃると思うんです。就労支援とかについても、住居確保給付金が受けられるいうことは、収入が減って、言うたら家賃が払いづらくなってるとかいうことで、退去
を迫られる前にしっかり補助して生活続けていただこうっていうことですから、仕事で、言うたら収入が大打撃
を受けられてる方いうことですけれども、本当にこのコロナで、コロナ前後で、その相談件数いう
のはどれぐらい伊丹市で増えてますでしょうか。
◎健康福祉部 相談件数でいいますと、まず全体
の相談件数でございますが、委員御案内
のとおり、住居確保給付金
の御相談が特に4月から6月にかけまして、制度
の範囲が拡大されたことで多く
の方からお問合せ
をいただきましたので、その効果もあって、相談件数といたしましては、例年
の平均的な数値に比べて倍増状態になっております。
うち、就労支援に関するところでいいますと、就労支援対象者が令和2年度1月末時点におきまして154名ということで、昨年度
の同時期101名でございましたので、就労支援対象者は1.5倍というような状況でございます。
◆篠原光宏 委員 その相談件数に対して、例えばその就労に結びついた、言うたら結果がうまいこといった方はどれぐらいでしょうか。
◎健康福祉部 支援
の結果、就職、あるいは増収につながるような転職、そういったところに結びついた方につきましては、同じく1月末時点で、今年度80名いらっしゃいまして、昨年度同期でいいますと59名ですので、1.35倍というような状況でございます。
◆篠原光宏 委員 80名いうことは、約半数
の方が結びついたいうことですよね。ここに来られてる方いう
のは、基本的に何かしら理由があって、普通
のハローワークとか
の一般的な就職が見つけにくい方とかもたくさんいらっしゃる中で、約半数
の方が就労に結びついてる
のはすごい成果やと思うんです。
ただ、今、さっきから言うてるように、受け手ですよね、企業側、雇用する側もいろんな経済的打撃
を受けているので、
人を増やすとかいうとこじゃなくて、もう
人がいないからいうことで求職
を出してると思うんですけれども、その辺も今回
のこのコロナ
の影響
を受けて、何か傾向性とかいう
のはあるんでしょうか。
◎健康福祉部 就職された職種でいいますと、今年度に関しましては、上から順番に清掃、それから運送業、事務、介護、製造と、こういった辺りに就職された方が割合として多くなっております。
ただ、昨年と比べますと、清掃、それから運送、介護につきましてはちょっと大きな落ち込みは見られないところでありますが、事務、それから製造業につきましては、昨年度よりもちょっと就職、苦戦しておるような状況でございまして、希望されている方
の3割程度しか就職ができておりません。
◆篠原光宏 委員 このコロナ
の経済的打撃という
のが、今後どれぐらいまで引きずる
のかっていう
のがちょっと想像つかないんですが、まだまだ企業側は厳しい状況が続くことであれば、そういう就職という
のは非常に難しいですし、そういう厳しい状況という
のは続きそうなんです。
今後もまだまだこういう相談支援は引き続きさらに出てくる可能性もありますので、また支援体制ですね、今、社協
のほうに出向かれて何
の体制って組まれてましたでしたっけ、1名か2名が向こう
の窓口に行って、それは緊急小口
の話でしたかな。
◎健康福祉部 現在、社会福祉協議会
のほうに委託ということでやっております総合支援資金
の貸付けと、それから住居確保給付金
の制度
の御案内ということで2名職員
を配置していただきまして相談
を受け付けるようにしております。
来年度からにつきましては、ちょっとそのワンストップ窓口については終了いたしますが、相談件数が、それこそ昨年、今年度
の前半に比べれば落ち着き
を取り戻してきている状況でございますので、社協
のほうから困窮者
の御相談でということであれば、現行
の相談員できちんと対応してまいりたいというふうに思っております。
◆篠原光宏 委員 本当に手元にお金がなくて困ってる
人が駆けつけるところがまずその部分だと思いますので、今後もしっかりと御支援いただきたいというふうに思います。以上でございます。
◆高橋有子 委員 111ページ
の福祉サポーターポイント交付金についてお伺いいたします。
こちら
の交付金、去年
の予算では900万で、決算では31万円だったんですけれども、今回は4万円ということで、どのような想定で算出されたものな
のか教えてください。
◎健康福祉部 この4万円につきましては、実績からということなんですけれども、実際今年度、御案内
のとおりコロナ等々でなかなかその活動ができないと。特にサポーターポイントにつきましては、地域
の福祉施設で
のお手伝いでありますとか活動ということにポイント
を付与させていただいているところでございますが、この
コロナ禍ということで、なかなか施設
のほう
の受入れが整わなかったというか、受け入れていただけなかったということで、かなり数が減ってるいうところです。
実際に今29名
の方が登録
をいただいていると、これは64歳まで
の方ですね、若い方なんですけども、29名
の方が御登録いただいておるんですが、そのうちポイント申請
をされた方っていう
のが現在
のところございませんで、ゼロという実績でございます。活動がなかなか十分できていないところで、この実績も見ながら予算化
をさせていただいたところでございます。
◎健康福祉部 少し補足いたしますけれども、この事業につきましては、65歳以上
の方は特別会計ということで、介護保険事業特会
のほうで措置しておりますので、一般会計
のほうに出てきております
のは、今課長申し上げましたとおり、人数が少ない64歳以下
の方ということになっております。
◆高橋有子 委員 ということは、64歳以下
の29名
の方分ということでよろしいでしょうか。
◎健康福祉部 登録は29名、これからまだ増えていっていただけたらと思ってるんですが、このうち8名分くらいですね、付与するポイントが5000円がマックスでございますので、8名分
を今想定
をしております。
◆高橋有子 委員 受入れ機関というところがどんどん増えていて、とてもいいことだなと思っておりまして、またコロナが落ち着きましたら、幼稚園や学校、保育所など、やはり
人が足りていないところたくさんございますので、ぜひとも活用していただけたらなと思っております。周知
のほうもそのときにはよろしくお願いいたします。
これはやはり孤立感
をお持ち
の市民
の方でも、何かやれることがあるって思えるような事業だと思いますので、そういった方に幅広く周知できるようなこと
を考えていただけたらありがたいです。お願いします。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆高橋有子 委員 はい。
◆
花田康次郎 委員 予算書113ページ、19番扶助費
の中国残留邦人へ
の支援全般に関してお伺いいたします。
中国残留邦人
の方という
のは、終戦後
の混乱期
の中で日本に帰国できなかった、あるいは何らかの強制力が働いた
のか何かで帰国
をさせてもらえなかった、やむを得ず現地にとどまっておられた方々が、国
のほうでも支援が必要だということで法整備
をされて、永住帰国、またその後
の生活
のサポート等
をするよう法整備もされているものです。
伊丹市においても、国が主体となった事業なんでしょうけれども、長年中国で暮らしてこられた方々ということで、日本語が得意でない方に向けて
の日本語教室、それから、またこれ、言語
の問題だけではなくて、こういった方々はコミュニティー、居場所づくりというような役割も大きく果たしていたかと思います。
令和2年度は、そういった意義があるものでありましたけど、
コロナ禍でなかなか難しかったということで、令和3年度に関しては、日本語教室なんかも開催予定されてるということなんですけれども、当事者
の方々がなかなか日本語が得意ではないということで、通訳
のサポート制度なんかもあるようなんですけれども、どのように情報
を届けていく
のか、ちょっと工夫等あれば教えていただけばと思うんですけれども。
◎健康福祉部 現在、本市におきまして、中国残留邦人
の方でこちら
の支援給付というもの
を受けておられる方
の日本語
の支援等につきましては、生活支援課
のほうにも中国残留邦人
の通訳支援
を行う者が1名おりますので、その者から順次発信していくいう形にはしております。
◆
花田康次郎 委員 中国で長年暮らしておられたわけではあるんですけども、紛れなく日本人
の方々でありますので、日本人
の方が日本におられて十分な行政サポートが受けられないだとか、あるいは中国で長年暮らしていたということをもって差別されるようなことがあってはいけないと思います。
また、基本的には国主導
の事業が多いような印象
を受けますし、以前本会議な
のか、ちょっと委員会な
のか記憶しておりませんけども、ほか
の委員
の質疑
の中なんかでも、どうして日本語教室なのに残留邦人
の方、ほか
の外国籍
の方は入れない
のかというような質問があったようなこともあったかと記憶してますけれども、あくまで国が残留邦人
の方々
を支援するためということで予算づけしてるものだというような回答だったかと思います。こうやって申し上げると、国が全部やってるような印象受けてしまうかなと思うんですけども、市独自で何か伊丹市ならでは
の残留邦人
の方々へ
のサポートなんかがもしある
のであれば教えていただけたらなと思うんですけど、そういったものは存在しますか。
◎健康福祉部 残留邦人としましては、こちら
の生活支援課
のほうで委託
をしております団体さん
のほうに日本語教室等
をしていただいているんですけど、それ以外につきましては、同和・人権推進課
のほうでやってる日本語教室等という形で、こちらとしても御紹介等、お勧めしております。
◆
花田康次郎 委員 どこまですれば十分かという
のは非常に難しいかなとは思うんですけれども、特にこの
コロナ禍でコミュニケーションが希薄になりがちなときに、その方々へ
の支援という
のはより手厚く行う必要性があると思いますので、これまでも適切にやってきていただいているという
のは、私も実際この目で見て確認しておりますけども、今後もしっかりと行政サポート、行政
の手助けが届くように、引き続き事務
を実施していただければと思います。ありがとうございます。
○
保田憲司 委員長 ほかにはございませんか。───
それでは、続きまして、第2目医療福祉費、質疑
のある方、いらっしゃいますか。───ございませんか。
それでは、続きまして、第3目国民年金事務費、質疑
のある方、いらっしゃいますか。───ございませんか。
それでは、第4目人権推進費、質疑
のある方、いらっしゃいますか。
◆里見孝枝 委員
サービスペーパーの9ページ、男女共同参画施策推進事業ということで御質問させていただきます。
今回
サービスペーパーにもございます官民連携
のネットワーク
の構築
を目指していきますということで、こちら、私、平成30年
の6月議会でも、伊丹
のこのM字カーブ
をまずは根底に置きながら、伊丹
の中
の女性
の活躍推進
をどうしていく
のかというところで言及させていただき、また、よりよい立地場所で男女共同センターが開設するに当たって、ぜひとも官民連携
のネットワーク
を持って、各企業、団体と行政と一体になって女性
の活躍
を推進していくこと
を強く望んでおりましたので、このようなネットワーク
の構築というところで新規事業が成り立つことが大変にうれしく思っております。
そこで、市としてこれ
を立ち上げていくことなんですけれども、計画として市も計画
をしていく、市が進めていくことで、まず何
を進めていく
のか、そしてどんなこと
を狙いとしてこのネットワーク事業
を進めていく
のか、その辺、教えていただけますでしょうか。
◎市民自治部 委員御質問
のネットワーク構築
の目的、狙いということになるかと思うんですけれども、こちら
のほうは2点ございます。
1点目は、男女共同参画や女性活躍、男性
の行動や意識改革
を含めたもの
を推進していくことでございます。
また、2点目としましては、官民連携でパイプ
を持つことで様々な団体と連携、協働
をしていくこと
を狙いとして持っております。
◆里見孝枝 委員 まず、市内
の女性活躍
の推進や男性、女性に関わりなく、しっかり共同参画していくところなんですけれども、これ、官民連携
のところで、どのような企業さん、団体さんというようなイメージはついているんでしょうか。
◎市民自治部 構成団体っていうところだと思うんですけれども、実際まだ予算議決前ですので、具体的にまだお声がけっていうものはできていないんですけれども、関係機関や男女共同参画や女性活躍に取り組んでおられる団体さんにお声がけ
をしていきたいというふうに考えております。あわせて、男女共同参画センター
の指定管理者というものも予定しております。
あと、事業者さんということでしたので、また本市では男女共同参画へ積極的に取組
を行っておられる事業者さんに事業所表彰制度という
のもございますので、女性活躍に取り組んでおられる事業者さんという
のは一定おられると思いますので、市内事業者さんにお声がけ
のほうもできればというふうに考えております。
◆里見孝枝 委員 イメージ、しっかりしていただいて、それぞれ
の部門、また企業さん、団体さんに、まずは立ち上げということなので、こちらから積極的にお声がけしていくことが必要となっておりますが、その辺は大丈夫ですかね。
◎市民自治部 具体的には、新年度になってからお話
を詰めていくような形にはなるんですけれども、事業者さん含めてお声がけ
のほうは積極的にしていきたいというふうに考えております。
◆里見孝枝 委員 しっかり行政として、この多様な業種
を超えて連携していくネットワーク
をつくろうということですので、そこは積極的に動いていただきたいなと思います。
今
の御答弁
の中で、ここいろさん自体もネットワーク
をみたいなお話あったかな、ぜひ市としても、ここいろさんとしても、個人や、また市内関係者さんなんかと
のネットワーク
を立ち上げていただきたいと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
◎市民自治部 ここいろ
のほうは今回
の官民連携ネットワーク
のほうには声
をかけていこうと思ってるんですけれども、当然ここいろでは現行
の第2計画にもありますけれども、別に地域
のネットワークっていうものについて支援し、取り組んでいくっていう形になりますので、将来的にはここいろさん
の地域
のネットワークと、今回立ち上げ
を行います官民連携
のネットワークっていう
のが両輪っていうような形で、それぞれ取り組んでいけるような形になればというふうに考えております。
◆里見孝枝 委員 とってもうれしいといいますか、官民連携だけでは本当に市民
を巻き込んで、どう巻き込んでいく
のかっていう
のも問題になるかと思います。市内全体
の女性
の活躍推進ということでございますので、官民連携
のそれぞれ
の柱が、またここいろさんを通じて、各個人、また市民団体さんなんかとつながっていくことで、何か本当に市として、フォーラムじゃありませんけれども、そういう示せるものができたらいいなというふうにすごく思っております。
これ、まず立ち上げ
の年ということになる
のかなと思います。すぐ構築できる
のかどうかっていう
のもありけれども、計画的にどの辺ぐらい
をめどに、まずこの構築というてスタートした場合、どのぐらい
をめどにというようなお考えはございますか。
◎市民自治部 そうですね、来年度立ち上げという形にはなりますが、そもそも男女共同参画計画に基づいて行っていくものになりますので、次期計画という
のが第3期
のもので、再来年度からという形になりますので、数年以内には何かしら形として示せるようなものになればというふうに考えております。
◆里見孝枝 委員 分かりました。ありがとうございます。第3期
の計画
の中に、この官民連携が入ってることで理解させていただきます。
計画として上げて、しっかりとこれ、ネットワーク
をまずは立ち上げようとしているんだっていう、先ほども申しましたが、本当、周知に動くことが一番大変なところかなと、担当していただいてる職員
の方には大変御苦労
をおかけいたしますが、これ、思い切り頑張っていただきたいなと思います。
早い段階でこのような取組
をしていること、また本当に
実行委員会なりどんな形になる
のかはちょっと分かりませんが、またフォーラム的なものができる
のかも、まだまだ先
の話かもございませんが、しっかりアピールしていただいて、こういう取組
をしてるんだったら、まず我が社からアピールさせていただきたいとか言っていただけるような企業さんも現れていただけるように、伊丹市として、この女性活躍
を推進していく官民連携が整ったんだというお示しもぜひしていただきたいと思いますが、そんなことはお考えですか、集中啓発的な。
◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、市として官民連携
のネットワークつくっていくっていうものになりますので、進めないうちには、委員おっしゃるとおり、男女共同参画、女性活躍に取り組んでるっていう
のが示せるような形
を示していけるようにしていきたいというふうに考えております。
◆里見孝枝 委員 ぜひ期待しております。応援しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○
保田憲司 委員長 男女共同参画
の辺り、関連でありますか。
◆高橋有子 委員 男女共同参画
のところで、このオンブード
の調査報告、拝見させていただきました。40ページ
のところに、伊丹市役所では2019年から全所属に男女共同参画リーダー
を設置したと、そのリーダーは各所属
の長が就任するということになっている、長である女性が少ない現状では、そのリーダーも女性は少数派になってしまうと、せめて男女共同参画サブリーダーは女性が原則就任することにしてといったようなこと
を書かれていたんですが、先般、オリンピック
の森さん
のような発言もありましたので、確かにそうだなと思いまして、ここら辺どうなっている
のか教えてください。
◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、ちょっと残念な発言が森会長
のほうからあったりっていうような現状がございます。
本市におきましては、やはりちょっと課長級っていう者がリーダーという形に定めております。サブリーダーという部分については、課長以下、所属長以下という形にはなってくるんですけど、やっぱり職場によりましては女性が多かったり少なかったりということがありますので、一律に必ずサブリーダー
を女性にということ
をなかなか定める
のも、各職場で反対に負担になったりっていうこともありますので、今現在は女性にっていうふうに定めることはまだ考えておりません。
◆高橋有子 委員 実際
のその割合はどうですか、男女
の。
◎市民自治部 すみません、ちょっと今手元
のほうにデータ
のほう
を持ち合わせておりませんので、具体的に女性が何割という
のをお答えしづらいんですけれども、ちょっと何割という
のは、また後からお持ちさせていただいてよろしいでしょうか。
◆高橋有子 委員 はい、すみません。
○
保田憲司 委員長 答弁どうしましょうか、この場で求めますか、それとも後でよろしいですか。
◆高橋有子 委員 後で構いません。
○
保田憲司 委員長 後でよろしいですか。
◆高橋有子 委員 はい。
○
保田憲司 委員長 分かりました。
じゃあ、質問
を続けてください。
◆高橋有子 委員 多様な意見や提案がやはりできることがいいかなと思いますので、できるだけ同数であればいいなと要望しておきます。
◆上原秀樹 委員 男女共同参画社会ということで、ジェンダー平等社会
をどう見るかという話になると思うんですけど、日本
の場合はジェンダーギャップ指数が世界で121位ということで、非常に後進国で、森発言みたいな
のが出てくるという背景があるんですけども、このアンケート調査
をされまして、これに基づいてこれからこの計画
をつくっていかれるんですけども、1つは、これ見て感じた
のは、女性が政策決定
の場に、いろんな政策決定
の場ありますけども、企業も役所もそうですけど、いろんなとこに女性がどれだけ占める条件
をつくる
のか。
それともう一つは、経済活動
のところ
の問題が、これは質問にされていますけど、いずれにしても圧倒的多数
の人が男性
のほうが優遇されてるという、これは一つは仕組みづくりですわね、役所
のほうもそうですし、官民協働でどんな仕組み
をつくるかということになると思うんです。
もう一つは、ジェンダー平等社会
をつくるためには、女性も頑張らなあかんけども、男性が意識改革すると同時に、女性も意識改革するという、これ男性か女性かどっちかじゃなくって、どちらもがジェンダー平等社会
をつくる方向に向かうような、そんな計画が必要だと思うんですけども、その辺はどうお考えですか。
◎市民自治部 委員お話
のとおり、男性が意識改革という話は出てくると思うんですけども、当然女性についても意識改革という部分については必要になってくるかと思います。
また、ほか、審議会
の女性
の割合であったり会社
の女性
の管理職
の割合であったりとか、いろいろな問題が含まれていることと思います。それにつきましては、今第3期計画に向けまして審議会等
のほう
を進めてるところで、今、今月にも第2回っていうような形
を開催させていただいて、今回この意識調査
の内容というものも報告させていただくという形になりますので、具体的な方向性であったり内容であったりという
のは、今後ちょっと審議会で定めていくような形になるかと思います。
◆上原秀樹 委員 全体として、平成27年と令和2年比べて、男性が優遇されているという答えが多くなってるんです。でしょ、例えば社会
の習慣やしきたりですとか、あるいは法律や制度上
の問題でも政治経済活動
の場でも、いずれにしても今回
の全体として男女
の地域はというところも、27年に比べたら令和2年
の調査
のほうが増えてるんですよね。これは別に全体として男性
の地位が向上したというふうに見る
のか、あるいはこの調査に応じた
人たち
の意識が変わった
のか、その辺はどういうふうに見られていますか。
◎市民自治部 意識調査というものは、人口20万
人に対して今回、回答していただいたっていう部分になりますので、一定その回答した
人だけでなく、市民さん
の全体
の傾向
をつかんでいる
のかなっていうふうに考えております。
やはり委員がおっしゃるとおり、ちょっとなかなかお答えはしづらいんですけども、やっぱり男性優位っていうところであるというふうに認識する気づきもあるでしょうし、もともとそういう認識である方もおられるでしょうしっていうところで、ちょっとごめんなさい、なかなかお答えはしづらいです、申し訳ないです。
◆上原秀樹 委員 最後にあった気づきといいますかね、全体的にジェンダー平等、男女共同参画は言われ始めて結構議論になって、マスコミでも取り上げたりしますので、やっぱりその男性と女性
の地位
を向上しなければならないという意識は高まりますし、あるいは、ああ、こういうところは男性優位やなっていう
のが、いろんなところで気づくシーンが増えているからこういう結果になってるんではないかなというふうに思いまして、これはこれで調査結果は男性優位だという
のが非常に増えたけども、ある意味では、逆
の意味では気づきが増えたというふうに捉えることができるので、これは今後
の計画
の中で生かしていくべきかなと思いました。
それともう一つは、やっぱり残業時間
の調査であったでしょ、40時間以上働いてる。圧倒的に男性が多いんですけども、女性も多い。男性、女性
を同じようにやっぱり果たそうと思ったら、ここ
の解決が非常に大事なんです。
働き方改革がいろいろ言われてますけども、この調査結果
を見ると、やっぱり依然として残業時間が多い。しかも100時間でしたか、60時間とか、非常に長い時間働いてる方結構おられるんで、これは役所
の力だけでは民間に規制
をかけることは難しいんですけども、これは国がきちんと法律とか制度上つくらないと難しい話なんですけども、ある意味では、市が計画
をつくるに当たって民間に対する啓発とかいうこと
をやるような体制までは難しいんですけど、法律がそうなってないから。そういうことも含めてやりながら、女性も男性もジェンダーギャップ指数
を解消する方向に向かうということが必要かと思うんですけど、その辺はいかがお考えですか。
◎市民自治部 そうですね、やはり男性
の育児や家事参画という部分については、当然こんなふうに残業が長時間及んでおれば、そこまで手が回らないという
のが事実ですし、それは別に男性だけじゃなくて、今女性も共働きが増え、パートじゃなくてフルタイムで働いている
人も増えてきてるということ
を考えると、男性だけじゃなく女性も同じっていう話になってくるかと思います。
なので、そういう意味でいくと、今ワーク・ライフ・バランスっていう部分も今しきりに話が出てるような話題かと思いますので、何かしらその辺についても計画
のほうで触れるような形にしていきたいなというふうに考えております。
◆上原秀樹 委員 ぜひ計画で議論されて、市民的な議論にしていかなければなかなか難しいと思いますんで、計画
をつくる際に、そういう議論
を市民的に起こしていくという、そういうことも含めてやっていただきたいと思います。要望しときます。
◆佐竹璃保 委員 たくさん
の拠点ができたことで、ネットワーク
の構築もしていただいてありがたいんですけれども、例えば望まない妊娠と望まない堕胎
を繰り返しておられるような、そういうDV
の相談とか受けた場合に、一番つなぐ先としてどこがいい
のかとかってありますでしょうか。
◎市民自治部 そうですね、例えばDV相談室
のほうにそういった御相談があったりっていう場合であれば、健康政策課
のほうにおつなぎ
をしたりとかいう形で、それぞれ
の御相談内容であったり状況に応じて、他部局と連携して御相談に応じていきたいというふうに考えております。
◆佐竹璃保 委員 なかなか相談に行きにくい方とかもいらっしゃると思うんですね。そうなると、守秘義務
のところとかも守られる
のかなとか不安になられる方も多いと思うんですけれども、そういったところ
の何か、そういったところもケアしながら支えていきますよっていうようなアプローチとかもしていただきたいなと、要望させていただきます。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆佐竹璃保 委員 はい。
◆高橋有子 委員 DV防止対策
の推進で、前期実施計画
の44ページなんですけれども、コロナ
の中でDVがあふれているというニュースもありまして、この目標にも書いてくださってるとおり、若年層に対するデートDVに対する教育、啓発という
のを書いてくださってるんですが、具体的に今年度はどういうこと
をお考えでしょうか。
◎市民自治部 もう男女共同参画センターもできまして、センター
のほうでも若年者対象
のDV講座っていう
のはもちろん実施させていただいてます。あわせて、同和・人権推進課
のほうにおきましても、デートDV
の講座
のほう、今、市高さん
のほうで実施、具体的にさせていただいてるんですけれども、今は1校だけですので、もう少し、もう1校、僅かではありますけれども、対象校
を増やして実施していきたいなというふうに考えております。
◆高橋有子 委員 やはり中学校など、若いときに
外部の人を呼んでそういった教育
を受けるっていうことが、あっ、これがDVなんだって子供が分かることが、結局は家でどのようなことがあったときに、あっ、これがDVだって親に言えたりとか、そういったことにもつながっていくと思うんですね。親も子供に言われて、あっ、これがDVなんだって気づくこともあるかと思うんです。ですので、中学校に、要望としては、ほぼ全て
の中学校で
外部の人を呼んで、そういった講習ができるような予算
をつけていただけたらなと考えています。よろしくお願いします。
◆杉一 委員
サービスペーパー9ページ
の男女共同参画施策推進事業、令和3年度から始めるということですけども、先ほど
の答弁
の中でも事業者、民間企業、個人事業主も入るかもしれませんけど、株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、いろいろあると思いますけども、101
人以上300
人まで
の会社で、今、改正女性推進法
の一般事業主行動計画
を策定
の準備かかってるとか、そんな会社ってどれぐらい、数字でも割合でもいいですけど、教えていただいていいですか。
◎市民自治部 すみません、今ちょっと手元にデータお持ちしていないんですけど。
◆杉一 委員 では数字は結構です。
という
のは、恐らくこれ
を民間事業者さん、当然ながら参加してもらわないといけない、それは分かるんですけど、一方、民間、営利
をずっと求めてる会社さんって、日頃から忙しくて、またこの
コロナ禍で非常に大きな影響
を全業種が受けてるわけで、そのタイミングでどこまでどう関われる
のかっていう
のが非常に難しいところだと思うんです。
その中で、実際今、男女共同参画
の表彰制度ありますって言いましたけど、その表彰
を受けてる会社でも、直接的なメリット、目に見えるメリットがないと非常に参加しづらいという声も実際聞いてると思うんですよ。
そういう中で、今、法律が変わる、行動計画
をつくらないといけない、じゃあその中で
のメリット
を見せていくっていうこととかいろいろあると思うんですけども、参加していただく民間企業、特に営利企業に参加していただくに当たって、どういった直接的なメリット
をこの推進事業
の中で考えて、これはあくまで講演会するだけかもしれませんけども、今後その点
をどのように考えている
のかっていう
のをお聞かせいただいてよろしいですか。
◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、企業という
のはあくまでも営利団体という形になりますので、市がこういうネットワーク
をつくります、参加しますというだけではなかなか、お仕事もございますので、参加
をしづらいというふうに考えております。
ただ、このネットワークっていう
のは新年度立ち上げという形になるので、立ち上げというか、ちょっと参加していただく方にお声がけ
をして、どういう方向性でやっていく
のかっていう
のを細かくお話
を詰めていくような形にはなるんですけれども、基本的にはやっぱり企業さんが出席して、ああ、こういうこと
を聞けた、こういうふうにやっていけるなとかいうふうに、何かお役に立つようなもの
をしていきたいというふうに考えておりますので、具体的には、先ほど委員おっしゃったような行動計画作成に当たって役に立つようなセミナーであったりとか、具体的にもうちょっと、どういうふうにしたらいい
のかっていう
のを既に計画
を立てておられるような企業からお話
を聞けたりとかということも考えられますので、その辺はもう少し企業さんにとっても出席することで身になるようなものっていうふうに考えていきたいというふうに考えております。
◆杉一 委員 ぜひその点
をしていただきたいなという
のと、あと、これも大きく見ればメリットという点では、リスク回避
の点でいえば、例えば今でも採用に当たって、面接で、どうしても会社
の側からすると女性
の人に、結婚、妊娠、出産
のときに、それでも企業に勤めていく意思がある
のかどうかって聞きたいところだと思うんですよ、会社
の実情からすれば。ただ、これって聞くと、一方でセクシュアルハラスメントに関わることであって、非常に今、会社
のほうも苦慮してるようなこと
を聞いたことがありますし、それ
を弁護士
の方からも聞いたことがありますので、時に弁護士なり社労士さんなりからもいろいろとアドバイスいただける、そういった、どういったセクシュアルハラスメントに関わる事案がある
のか、そのリスク回避にどうすればいい
のかっていうことも併せてやっていただければ、企業側にとってはメリットある
のかなと思いますんで、企業側
のメリット
を出せるような形でも、ぜひともお願いしたいなと思ってます。
◆上原秀樹 委員 同和問題について。これは審議会設置条例
のときも少しお聞きしたんですけども、このアンケートがやられていまして、1つは、同和地区へ
の居住
の敬遠という
のがあります。同和地区って今ありますか。
◎市民自治部 法律上は同和地区という
のは存在しない形になっております。
◆上原秀樹 委員 法律上は存在しないけども、伊丹市には存在していますか。
◎市民自治部 かつて同和事業
の特別対策
を実施したことがございましたので、その地域
の、いわゆる、まだいまだに居住
の敬遠であったりという差別につながる問題がございます。それ
を意味してる形になります。
◆上原秀樹 委員 かつて特別対策
をやられた
のは、居住環境が非常に劣悪であって、その居住環境
を整備するために特別対策がやられたわけですよね。その特別対策やるに当たって、なぜこのようなこと
をしなければならない
のかというようなこともあったんで、同和教育も必要になってきたという経過があるんですよね。
長年、三十数年間やってきて、同和対策事業っていう
のはもう終了しました。終了してから、もう大分たちましたよね、たちます。その時点でもう法的には同和地区はなくなったんです、伊丹市も当然それはなくなったはずなんですよ。同和対策事業がなくなったにもかかわらず、いまだにこの調査で同和地区という言葉
を使うこと自体が、要するに行政自体が同和地区
を固定化していることになる
のでないかと思うんですけども、いかがでしょうか。
◎市民自治部 その辺
の歴史的な経緯については、やはり正しく認識した上で差別
のない社会
をつくっていく、このように考えております。
◆上原秀樹 委員 歴史的な問題は歴史的な経過
をきちんと踏まえることは大事ですし、事実は伝えていかなければならない、それはそうなんですよ。だけども、もう十数年前になくなったこと
を改めて質問に上げること自体が、間違ってるって言ったらおかしいか、さっき言った固定化することになってしまうので、もうそういう地区はありませんと、法的にもなくなりましたと。実際には購入が進んで、もう7割以上が全然違う
人がおられるわけですから、そういう地区と名前
を使うこと自体が古くさいといいますか、いつまでこんなことやってるんだと言わざる
を得ないんですけど、どうお考えですか。
◎市民自治部 その問題につきましては、過去も今でも、これからも未来も歴史
の経緯も正しく認識した上で差別
のない世界
をという
のは、それは変わりませんので、そのように考えております。
◆上原秀樹 委員 まあまあ、同じ問答になるからやめますけど、同和教育、どんな教育するかという問いに、この前、審議会
のとき
の答弁では、今でも差別は厳しいという言い方はしていませんと言われましたわね。部落に対する差別もだんだんだんだん薄れてきています、なくなりつつありますという
のが私たち
の意見なんですけど、そういう立場で考えるならば、もうこ
の同和地区という言葉は使わないほうがいいです。いかがですか。
◎市民自治部 その部分についてはどうしても意見が合わないんですけど、人権課題
の部分になりますので、それはそれぞれいろんな考え方ございますけども、しっかりと話し合うという
のが大事だと思っておりますので、今後とも一緒に、上原委員も一緒に考えていただきたいなと認識してます。
◆上原秀樹 委員 一緒に考えているから質問してるんです。
前もどっかで言ったことありますけど、今も差別が厳しいということは言うておられないという
のはお聞きしたんで、それはそれでいいんですよ。あまりこれ協調すると、結局差別
を受けた
人たちがおれますよね、現におられます。そういう
人たちがどう考えるかということもよく考えてほしいんですよ。それがこの問題です。
もう一つ、これは同和問題が生じる原因と背景として特に思い当たる
のがどれですか
の中で一番多い
のが、社会全体に残る差別意識という
のが一番多いんですよ。これ、社会全体に残る差別意識という
のは何ですか。
◎市民自治部 その言葉
のとおりなんですけども、社会全体
の中にまだ、以前に比べれば差別はやっぱりなくなっていってると私どもも認識したいですし、それが啓発、教育
の効果だと認識したいですけども、いまだ結婚に関して、土地に関して、まだ差別はなくなったという実態はないという
の、現実はしっかりと受け止めないといけませんので、まだまだ根深い
人の意識
の中に、社会
の意識
の中に、社会全体
の人の意識
の中にというんですかね、差別意識が残っているという
のは現実、事実だと思っております。
◆上原秀樹 委員 差別
をする
人が全くいなくなったとは言うてないんですよ、私もそれはずっと薄れつつあるというふうには思ってるんですよ。だけど、この社会全体に残る差別意識となったら、これ個人
の問題じゃなくなるわけですよね、社会全体。だから、私もそうかなと、あなたもそうかなということになるでしょ。この質問
の設定
の仕方は、結局分からなかったらここに丸つけはるんちゃうかなと思ってね。
これ見たら、一番多い
のが、この社会全体に残る差別意識が一番多いんですよ、回答
の中では。あとは家族、おじいちゃん、おばあちゃんから言われたとか、他
の地域
の人から伝えられる偏見、差別意識だとかねいう
のが続いてますけども、これはちょっと実体的な差別はそんなにたくさん存在しないにもかかわらず、まだ差別があるなと。じゃあ、何でやろうなと考えたら、ああ、これもう社会全体に残る差別意識やなというふうになってしまうやん。これに丸したら、結局一番多い
のはこうやから、まだまだ社会に差別多いんやなという認識になってしまうんではないかなということ
を思うんですね。これ、もう済んでしまった調査なんですけども、これ問題
の設定
の仕方、ちょっと考えたほうがいいんじゃないですか、どう思われますか。
◎市民自治部 この分析評価という
のはなかなか、専門的な見地からまた検討はさせていただきますけど、社会全体、
人の意識
の集合体が社会全体
の認識になりますんで、一
人一
人が、これはそんなことはないと思ってもらったらここに丸がつかなくなってくると思いますんで、そのようなところ
を目指してきたいと思っております。
◆上原秀樹 委員 私は差別ないと思うけども、世間一般に差別があると言われておったらここに丸しちゃうんですよ。そういうもんだというふうに、これ一回考えてください。
それともう一つだけ、何やったかな、どういうところに差別が残ってますかいう中にインターネット、特に問題があると思う
のはどれですかって、インターネットが一番多かったんですよね。インターネットなんか、たしか調べてはったでしょ、モニタリング、その結果はどうでしたか、一番最近
の分で。
◎市民自治部 今年度もインターネット
の中における差別的な書き込み、差別
を助長するような投稿等
を調査させていただいてますけど、やはり何件かそういうような形で事象が見つかっております。
◆上原秀樹 委員 これは同和問題ですか。
◎市民自治部 あっ、そうです。
◆上原秀樹 委員 に限って幾つかある。そんなにたくさんはないんでしょ、しょっちゅう出るような。
◎市民自治部 そんなにたくさんあったら大変なことになりますんで、そんなにたくさんないように願っておりますけども、それでも何件かやっぱり発見されております。
◆上原秀樹 委員 これ、答えた
人がどれだけそれにぶち当たるかどうか分かりませんけども、そんなにしょっちゅうあったら大変なんで、そんなしょっちゅうは実際問題ないんですよ、同和問題では。ほか
のことはたくさんありますよ、ありますけども、だけどもインターネット
を悪用した差別的な情報
の掲載が多いという
のは何でかなと、何ででしょうか、回答する
のが。
◎市民自治部 ここ
の設問で
のインターネットによる人権侵害
の問題は、ふだんLINEであるとかSNSであるとか、皆さんが利用している中で
の、やはりちょっと傷つくような言動であるとか、
人を誹謗中傷するような言動であるとか、そのような問題がある
のではないかという市民
の意識
の表れだと思っております。
◆上原秀樹 委員 実体的にはそんなにたくさんあったら困るけど、あんまりそんなたくさんないですよと、だけどもインターネットが結構多いんちゃうかなといって思う
のは、恐らく皆さん方が、それからほか
の人も、インターネット
を悪用した差別的情報が非常に多いと、これが特徴ですって言ってるからちゃいますか。
◎市民自治部 これに関しては、そうですね、様々な人権課題があって、インターネットによる人権
の課題が関心
を持ってるというか、気になる課題ではないかという市民
の意識
の表れです。
◆上原秀樹 委員 同和問題について、あなたは現在、特に問題があると思う
のはどのようなことですか
の中
のインターネット
を悪用した差別的な情報、一番多い
のは差別的な言動という
のが一番多いんですよね。
いろいろ見させてもらいましたけども、ちょっと質問
の仕方もそろそろ考えはったほうがいいんちゃうかなという
のがたくさん見受けられましたんで、これから、これもう終わっていることですから、これ
を活用して新たな基本方針
をつくられるらしいんですけども、私も一緒に考えてますんで、こういう考え方
を今意見で言いましたんで、そのことも含めて基本方針にしていただきたいと要望しときます。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、ここで暫時休憩といたします。
〇休 憩
〇再 開
◆上原秀樹 委員 休憩
を解いて会議
を続けます。
それでは、引き続き、第3款民生費、第2項障害福祉費、第1目障害福祉総務費から行います。質疑
のある方はどうぞ。
◆安藤な
の香 委員 障害者就労支援事業についてお尋ねします。
サービスペーパーは16ページになります。今回この事業は、新規事業ということで予算計上されております。事業費内訳
の中では、対象者は行動援護、重度訪問介護
の利用者と
のことです。重度訪問介護利用者1名として121万2000円が計上されていますが、市内で
の対象者が1名という理解でよろしかったでしょうか。また、ほかに該当者はいらっしゃらなかった
のか、併せてお伺いします。
◎健康福祉部 対象者
のほうは1名というふうに見込んでおります。
対象者、選定するに当たりまして、障害福祉課
のケースワーカーとか
の相談
の実績とかも伺いまして、その中で今回当初予算で計上できるような対象者としては1名ということでございます。
◆安藤な
の香 委員 伊丹市内で
の対象者が1名しかいらっしゃらなかったということで、これから周知啓発していく中で、対象者が伊丹市でも増える可能性は十分にあるかなというところで理解
をさせていただきました。
実際に予算計上されてます121万2000円は、障害
をお持ち
の方
を介護する方
の人件費という理解でよろしいでしょうか。
◎健康福祉部 今回予算計上しております
のは、重度訪問介護
を使うこと
をちょっと想定しておりまして、予算計上するに当たりましては重度訪問介護
を使う単価、報酬単価
を基に計算しています。
中身としましては、訪問介護
の支援
をするために、事業者が必要な経費ということになります。
◆安藤な
の香 委員 事業者が必要な経費というところで理解させていただきました。
就労支援として、企業負担による納付金、助成金、また個人負担が生じる地域生活支援事業いう
のがあると思うんですけれども、この2つ
の違い
を簡単に御
説明いただけますでしょうか。
◎健康福祉部 今回
の分は、就労に対する支援ということになりまして、従来、障害福祉サービスという
のは在宅で
の日常生活
を主に支援するものでございまして、就労
の支援には使えなかったんですが、今回
の就労部分に関しましては障害者雇用納付金、こちら障害者雇用
を守れなかった事業所とかが納付金という
のを払いますので、それ
を財源にした分ですね、これは就労に関する支援ということで、これは雇用者
のほうとかで
の支援に対して支払うものでございまして、例えば障害者御自身
の日常生活的なもの、姿勢
の保持とか、そういった支援ですね、そういったものが地域生活支援事業
のほうで見ていくことになります。
◆安藤な
の香 委員 今回
の障害者就労支援事業に当たる
のはどちらになりますでしょうか。
◎健康福祉部 今回は、在宅で
の支援、パソコン
を使った遠隔操作
の仕事なんですけれども、在宅で
の仕事になりますので、地域生活支援事業
のほう
を使って
の支援になります。
◆安藤な
の香 委員 分かりました。今回は地域生活支援事業
のほうとして
の予算が計上されているところで理解させていただきました。
最後に1点確認させていただきたいんですけれども、この介護者
の方は、ごめんなさい、61ページ
の実施計画によりますと、会計年度任用職員で
の雇用と
のことなんですけれども、ほかにも重複してお仕事はされていらっしゃる
のか、それともこの1日2時間、週5日のみ
の勤務な
のか、どちらになりますでしょうか。
◎健康福祉部 今回
の重度障害者
の就労支援
のほうでいきますと、こちら
のほうは重度訪問介護
のサービス
を提供する事業者
の必要経費ということになります。ですから、誰か
を採用するとか、そういうことではございません。
◆安藤な
の香 委員 分かりました。
障害者
の法定雇用率については、私も以前、本会議でも質問させていただいたんですけれども、この4月には民間企業における障害者
の法定雇用率は2.3%に引き上げられます。働きたいけれども、そのためにサポート
を必要としている、そのような方々にとって
の事業として、今後よりよいものになるよう御尽力いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。
◆高橋有子 委員 関連で。
障害者就労チャレンジ事業なんですけれども、現在、図書館で
の返本作業と、公用車
の洗車と、あと文書
の整理作業があるかと思うんですけれども、それ以外にどんな作業という
のがあるんでしょうか。
◎健康福祉部 従来その3つになるんですけれども、今年度は国勢調査
の補助でも参加していただいたところでございます。
◆高橋有子 委員 コロナでB型事業所で働いておられるような方も、実際そこで作業が減ったこともあって、もっと働く場所とか、居場所が欲しいと感じておられるということが、ちょっとお声
をお伺いして分かりました。
市役所で
の業務
を細分化していただいて、分解していただいて、そのチャレンジ事業
の対象となる作業
を増やしていただきたいと考えてます。それは、先ほど生活困窮者
の自立支援事業で、篠原委員も同じようなこと
をおっしゃっておられたかと思うんですけれども、やはりコロナではしんどい方が余計にしんどくなっておられるという状況があるかと思いますので、ちょっとその何らかの分解して作業
をつくり出すところ
をお願いしたいと思っております。見解、いかがでしょうか。
◎健康福祉部 そうですね、確かにちょっと仕事
の幅
を広げたいというふうには中でも話
をしてるところでございますので、可能なところ、ちょっと開拓できるようにしていきたいなというふうには考えております。
◆高橋有子 委員 それと、伊丹市
の市内福祉事業所における1
人当たり
の平均工賃っていう
のは、今お幾らになっておりますでしょうか。
◎健康福祉部 おおよそでございますが、大体1万5000円ぐらいだったというふうに記憶しております。
◆高橋有子 委員 コロナで、先ほど申し上げたんですけれども、作業が減って、結局その就労施設
の売上減少、それから、そこで働く障害者
の方自身
の収入減につながっておりまして、令和2年度
の障害者優先調達推進法に基づく調達目標っていう
のをホームページで拝見させていただきましたら1800万円だったんですけれども、令和3年度
の目標っていう
のはいかがお考えでしょうか。
◎健康福祉部 まだちょっと令和3年度につきましては、今決めかねているところなんですけれども、確かに今年度、お話
を聞く中では、やっぱりなかなか就労が、就労というか、お仕事自体が企業さん
のほうも、企業さん自体がお仕事減ってるので、なかなか仕事
を回せないというようなお声
を聞いております。特例子会社
の例
を取りましても、やっぱり親会社
のほうが仕事が減ってるというので、非常に苦労してるというふうにお聞きしておりまして、なかなかちょっとその影響がまだ令和3年度もあるかもしれないので、そこら辺
の状況はちょっと考えながら目標設定したいと思いますので、ちょっとまだ令和3年度
の目標額としては決めていないところでございます。
◆高橋有子 委員 ぜひその障害者
の方
の工賃アップとか、あと仕事
の安定、それがまた生活
の安定につながっていきますので、去年よりもまたアップできるようにお願いいたします。以上です。
◆上原秀樹 委員 関連ですけども、福祉的就労で、結局一番課題は、年金収入と工賃で普通に生活できるようにするという
のが目標だと思うんですけど、なかなかそれが難しいという
のは工賃アップがそんなにどんどんどんどん上がっていくわけではない。さっき1万5000円ぐらいですか、大体そのぐらいずっと推移してると思うんですけども、さっきあったように、コロナでがくんと仕事が減ってしまうと。そのコロナで減ったことに対する障害者宛て
の保障という
のはあったんですか、ない。あるいは、その事業所に対する補償とか。
◎健康福祉部 障害者
の収入に直接という
のはないですね、事業所さんによっては国
のいろんな給付金とか受けれるところもあるかもしれませんけど、ちょっとそこまで
の情報等、まだ聞いておりません。
◆上原秀樹 委員 コロナによって親会社
の仕事がストップしてしまって、下請
の企業が福祉的就労
の場
を提供していた場合、これ全くストップしますわね。そこで働いている従業員、休業補償とかいろんな制度がありますけれども、そういうことによって、この福祉就労されてる方が救われる道はないんですか。
◎健康福祉部 実際、仕事が減ってるという声は聞いてはいるんですけれども、その中でもちょっと事業所自体がいろいろと工夫
をしながら、また仕事
を探したりとかという努力
を続けておりますので、そういったところで
の努力
をされてるというところで伺っております。
◆上原秀樹 委員 まあまあ、そういう補償はなくって、結局は企業努力によって、それ
を何とか打開しようかという話ですよね。
難しい
のは福祉的就労と、一般就労は雇用契約が結ばれるんで、そういう制度に入り込めるということになってますか、一般就労
の場合は。要するに、仕事がなくなって、一時ちょっと家で待機してくださいという場合があるかどうかは別として、そうなった場合は、雇用調整助成金とか休業補償
の対象になってるんですか、障害者
の場合も。
◎健康福祉部 一般就労でしたら通常
の雇用と同じですので、そこは労働施策
のほうで
の対応はできるかと思います。
◆上原秀樹 委員 福祉的就労
の場合は、そういう補償といいますか、年金、まあまあ高齢になっていって、親亡き後で自分で生活
をしなければならない。そういう場合には、年金と合わせて就労
の賃金で、賃金といっても1万5000円ですからね、そんなもん大した生活できるようなお金ではないんですけども、そういうことができるような体制
をぜひ目指してほしいと思います。
それと、一般就労
の場合は、何とか頑張って一般就労したけども、何らかの形で辞められる方が何
人かおられるんですよね。そういう方に対する支援と、それから辞めても、支援を通じてもう一回再就職できる、そういう仕組みではどういう仕組みがつくられていますか。
◎健康福祉部 就労支援
の事業という
のがありまして、そこは就労に関する相談ですとか、就労に向けて
のいろんなトレーニング的なこと
をするような事業所という
のはございますので、そういったところでは、例えば一旦就職して、そこ
の職場環境になじまなかったような方については、もう一度就職に向けた支援という
のは継続して行うことはできます。
◆上原秀樹 委員 障害
をお持ちですから、いろんな人間関係とかいろんなことが重なって辞めざる
を得ないことが出てきますけれども、それは支援する側と企業とが一体的に就労に向けた支援
を引き続き継続してやることによって職場復帰ができることになると思いますんで、その辺、引き続き努力
をしていただきたいと思います。以上。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆上原秀樹 委員 はい。
◆里見孝枝 委員 すみません、どちらで質問させていただいていいかちょっと分からないんですけれども、
コロナ禍において、障害者
の方、また御家族
の方がコロナウイルスに感染した場合というような中で、大変というか、何件か私
のほうにも御質問あった経緯ですので、少し御質問させていただきたいと思います。
知的や発達障害
の方
の御家族
の方たちが、自分は陰性であるけれども、御家族が陽性になった場合
の居場所、また、今もあった親亡き後っていう
のが現実的に
コロナ禍の中で味わうという不安
をお聞きしてます。
結局は保健所
の指示に従うことになる
のかもしれませんが、このような場合、家族が入院した場合など、受入先
の確保という
のも大変気にされるわけですね。市として
のその辺、対応
の手順や対応策など
をお聞かせいただきたいと思います。
◎健康福祉部 伊丹市にでも自立支援協議会という組織があるんですけれども、そこで昨年、災害時検討会という
のを立ち上げました。これはコロナウイルス感染症も意識しておりまして、実際御家族
の方が感染して、本人さんが濃厚接触者になった場合、どういった支援ができる
のかという
のを、ちょっと事業者
の方
を交えて検討
をする場でございまして、一定、どういった対応
をしようかという一応フローチャートという
のは作成しております。その中では、相談支援専門員であるとか、障害者本人がサービス
を受けてる主たる事業所で、障害福祉課
の3者で情報共有、連携
をしながら、自宅待機ができない場合には生活する場
の確保
を事業者
の協力
を得ながら行って、必要な支援とかもその中で行っていくような体制が取れたらというふうに考えているところでございます。
◆里見孝枝 委員 フローチャート
を作成していただくところまで行ってると、相談支援から連携して必要な支援に結ぶことができて、そういうようなものはつくっているということですね。
これ、関係団体さんや、その当事者
の御家族
の方たちっていう
のは、これ知らないんですか。
◎健康福祉部 中身は、このフローチャート作るにもかなりいろんな意見がありまして、その中でやっと大体
の案ができたところでございますので、なかなか当事者
の方まで
の周知という
のはいけてないんですけれども、ホームページ
のほうでは、今月に入ってから掲載するようにしてるところでございます。
◆里見孝枝 委員 それぞれ
の御家庭までこれが届くというよりは、何か御心配な事例でありますとか、そういう
のに当たったときにしっかり行政として
説明していただければありがたい
のかなというふうに思います。私も今
のをお聞きして、今後御相談がありました場合は、そのようにお伝えしていくようにいたします。しっかりとつなげてまいりますので、よろしくお願いいたします。
◆佐竹璃保 委員 障害福祉総務費
の扶助費
のところです。障害福祉サービス費
の居宅系は1億1600万円ほど上がっていて、障害福祉サービス費
の施設系が2億8900万円ほど上がっていて、障害福祉サービス利用計画作成書が2000万円上がっているという現状から、ケースワーカー
の方と自立支援
の方向に向けて動き出される方々が増えておられる
のが見てとれるんですけれども、こういった福祉
のサービスで、障害系
のものって、いっつも範囲
の拡充がなされて、たくさん
の方々に御利用いただけて、ただ、その財源が圧迫されて、その支援が途絶えてしまうと、いきなり打切りになってしまうような、そういう流れ
の繰り返しが行われてきたと思うんです。一つ
の市としてどうするという
のはなかなか難しいかもしれないんですが、国から2分の1補助がついていて、県から4分の1補助がついている状態で、どうするという対応策という
のは難しいかとは思うんですけれども、この補助金がなくなっても自立支援
を継続させていくため
の手だてとして、お考えなどありましたら、教えていただくことできますでしょうか。
◎健康福祉部 確かにこういったサービスという
のは非常に毎年増えてきておりまして、居住系ですと、グループホームとかが増えたりとか、あと、就労系でも就労継続支援B型が増えてきたりとか、そういった部分とかで、令和3年度予算も大きくはなってはきているところですが、全国的な傾向として、やっぱりこういったサービスという
のはどんどん増えていくような状況です。具体的な財源というところまではなかなかちょっと難しいんですけれども、必要なサービスが障害者
の元に届くような支援という
のは続けていこうというふうに考えているところでございます。
◆佐竹璃保 委員 なかなか一自治体として対応策
を打つという
のは難しいかと思うんですけれども、支援
の途切れ目が、じゃあ、また支援
の途切れ目になってしまうという、その繰り返しであると、結局範囲
を拡充しましても、その範囲に含まれたぎりぎり
の方々も結局救われない思い
をされてしまうところで、何かしら市でも考えていかなければならないところかなと思いますので、ちょっと引き続き注視して見させていただきます。以上です。
◆上原秀樹 委員 報酬が改定されまして、報酬が、この4月から新たな報酬になるんですけども、就労支援事業、先ほど言ったB型事業で、月額
の平均工賃が高いほど事業者へ
の報酬も高くなったというふうに聞いてるんですけども、これは継続して、一律
の基本報酬とする体系も設けられた。これはどっちか
の選択
をすることになりましたよね、なりますね、これから。この影響なんかはどうなんですか、伊丹市内で。
◎健康福祉部 具体的なちょっと影響という
のがまだあれなんですけども、ただ、就労継続B型という
のは、やっぱり利用者、利用
を希望される方も多くございますので、そういったところ
の支援という
のは手厚くなっていくというふうに考えております。
◆上原秀樹 委員 就労継続A型事業も一定、少しだけ、報酬改定がされて、ちょっとだけ変わるという面があって、全体としては、そんなに報酬が上がったわけじゃないんですけども、仕組みがちょこちょこちょこちょこ変わっていってまして、それが事業者にとっても、あるいは就労する
人に対してどんな影響がある
のか、私もよく分からないんですけども、それはよく注視してもらって、改善点があれば改善
をしていくこと
を国に要望してもらうとかね、市で対応できることがあったら対応していくということで、お願いしときます。
◆高橋有子 委員 障害者自立支援費
の補装具給付費についてお伺いいたします。129ページ
のところです。障害
をお持ち
の方が生活
をするために必要な補装具という
のは、身体障害者
の身体機能
を補完または代償する用具というふうに書かれておりましたけれども、であれば、同じように考えると、補助犬も同じかなとちょっと考えているんですけれども、補助犬に対してはどのような支援というものが伊丹市にはありますでしょうか。
◎健康福祉部 補装具は、基本、県
の更生相談所とか
の判定が必要な分でございまして、これ、所得に応じて負担
をしてもらうことになります。その範囲内で
の御負担で、支給額という
のも大体決まってますので、その範囲で
の支給になります、1件ずつ。
◆高橋有子 委員 すみません、補助犬、盲導犬とか。補助犬に対して、伊丹市はどのような支援という
のがありますでしょうか。
◎健康福祉部 すみません、失礼しました。補助犬ですね。ちょっとこの補助犬については、特に伊丹市では直接そういったことはしてないんですけれども、県
のほうで
の貸出しという
のはやっているというふうに聞いております。
◆高橋有子 委員 伊丹市ではガイドヘルパーさんもいらして、目が見えなくなったときに、ガイドヘルパーさんにちょっと支援
をお願いする
のか、それとも盲導犬
を使う
のかと悩まれた際に、伊丹市で盲導犬
を使われている方がガイドヘルプだと、あらかじめ
の予約
をしなければならなかったり、よほど
のことじゃないとキャンセルができないと。自分で好きなときに自由に用事
をしたいということで盲導犬
を使われております。そういう方がいらっしゃいまして、犬が、補装具であれば、例えばいろいろなつえとか、そういったものは最大3万7500円でしょうか、まで、最少かな、上限で助成という
のがあるんですけれども、補助犬、盲導犬に対して何も支援というものがなくて、今
のところ。犬と補装具が違う
のは、犬は実際生きてて、人間と同じように生活費や医療費が犬にかかるというところが大きく違いまして、他市もいろいろ調べてみますと、飼育に必要な費用
の一部助成
を行うような市もございますので、今後、伊丹市でもそういったこと
を考えていただけたらなという要望
をさせていただきます。
その補助犬に対してどのような見解
をお持ちな
のかだけ教えていただけますでしょうか。
◎健康福祉部 すみません、この補助犬につきましては、ちょっと正直、あまり意識したことがなかったんですけれども、本当に支援で必要な
のかどうかという
のは今後考えさせていただきたいなというふうに思います。
○
保田憲司 委員長 よろしいですか。
◆高橋有子 委員 はい。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、次に、第3項老人福祉費、第1目老人福祉総務費、質疑
のある方はどうぞ。
◆篠原光宏 委員 市バス
の特別乗車証負担金について、本年も5億3000万円が予算立て
をされておりますけれども、私どもも毎年
の政策要望等でこの事業
の継続
を訴え続けていますので、今回も予算計上されてることについて、うれしく思っております。
高齢化社会にあって、高齢者、障害者が積極的に外出することが可能になるこの介護予防
の観点からも必要不可欠な事業だと思っています。去年、今年はコロナで外出しにくくなっているため、使用率は下がっていることだと思うんですが、多く
の市民
の方に喜んでいただいているこの事業については、伊丹市がせっかく市バス
を持ってる
のだから、これ
を有利に使えることとして、非常にいい手段だと思っています。高年福祉課はその辺はどういうふうな御見解でございましょうか。
◎健康福祉部 今、委員御案内
のとおり、市バス、高齢者
の無料パスでございますけれども、この事業、この交付事業でございますが、高齢者
の社会参加
を目的に実施させていただいているところです。ひいては、地域経済
の活性化ということにもつながっていく
のかなというところでございます。今ちょうど3年に一度
の証
の更新時期になっております。その更新
のおはがき
の中に簡単なアンケート
をつけさせていただいてるんですけれども、まだ集計までちょっといってないんですけれども、たくさん
の方から外出
の機会も増えて、非常に役立っていると、助かっているというようなアンケート
の結果
をいただいているところでございます。そういった意味からも、我々としても、この事業は高齢者福祉施策
の中心的な事業として引き続き継続していきたいと思っておりますし、していくべきやというふうに考えておるところでございます。
◆篠原光宏 委員 どうしても家に籠もりがちな方々が外出するにもちょっとした費用がかかったりして、それが外に出ること
の足止めみたいになってしまうと申し訳ないので、それ
を防ぐというか、一歩外に出る後押しがこの事業でできると思いますので、今後も税金
の使い方としては、本当に、高齢者
の比率が非常に高い、現在、わけですから、大変多く
の市民
の方が恩恵
を受けれる当事業いうことですので、さらに継続していっていただくこと
を要望いたします。以上でございます。
◆
花田康次郎 委員 予算書135ページ、サンシティホール管理運営委託料、前期実施計画
の中
の55ページ、サンシティホール管理運営事業、また、令和3年度は予算ゼロですので、予算書
のほうには載ってない
のかなと思うんですけども、サンシティホール整備保全事業についてお伺いいたします。本来であれば、サンシティホール
の改修という
のは、これ、2021年3月、まさに今
の時期に終わっている
のが当初
の計画だったと思うんですけれども、それがずれ込み、令和3年度も行えず、こちらも令和4年度以降というふうに書いてあるんですけども、これはパイプオルガン
の問題で修繕ができない
のかなというふうに推察いたしますけれども、これ、ずれ込んできている理由はなぜな
のかということと、この以降というところですね、令和4年度で行える
のか行えない
のか、どうな
のかというところ
をちょっと教えていただけますか。
◎健康福祉部 今御案内
のありましたように、サンシティホール
の大規模改修につきましては、当初、令和2年
の予定でございました。たくさん施設
の更新時期が来てるということで、順番といいますか、
の中で、1年ずれ込んで、令和3年という予定
をしておったところですけれども、今御案内ありましたように、パイプオルガン
の移設がまだ完了してない中で、我々としては、時期
をずらして、まずはパイプオルガン
のほう
の譲渡
を優先させるべきだろうというふうに判断したところでございます。
◆
花田康次郎 委員 この令和4年度以降という部分に関しては、パイプオルガンがいつ譲渡できるか分からないので、以降というふうに記載されているということですか。
◎健康福祉部 いつという明確なエンド
を切っているわけではございませんで、今御案内
のとおり、いろんなパイプオルガン
の譲渡
の申込み
の状況でありますとか、その他財源
の話でありますとか
を総合的に勘案した上で、適切な時期にエンドといいますか、着手
を判断していきたいというふうに考えております。
◆
花田康次郎 委員 パイプオルガン
の修繕費について、以前、委員会でお伺いしたことがあるんですけども、そのときは譲渡もあって、今、市費
を投じて大規模な修繕は必要ないということで、そのときはかかった費用がゼロだったと、修繕は要さなかったということなんですけども、今回サンシティホール管理運営委託料
の中に、このパイプオルガン
の修繕費用、あるいはパイプオルガンに関する費用という
のは含まれてますでしょうか。
◎健康福祉部 これまで御答弁申し上げてますとおり、パイプオルガン
の事業につきましては、令和3年度末をもちまして終了させていただくことで決定
をしております。したがいまして、来年度
の予算につきましては、パイプオルガンに関する事業費につきましては、ごめんなさい、2年度末ですね、失礼しました。2年度末をもちまして終了するということで決定しておりますので、この令和3年度
の予算につきましては、パイプオルガンに関する経費という
のは考えておりません、入っておりません。
◆
花田康次郎 委員 以前、テレビ
の報道なんかでもこんなにひどい状況にあると、パイプがゆがんでるとか、曲がってるとか、そういった報道がなされまして、議会でも話題に上がることがありますけども、これだけ、こんなひどい状況なんですよというパイプオルガン
を、じゃあ、誰が欲しがるかという問題がありまして、それは、我々議会も反省すべき点もある
のかなとは思うんですけども、このパイプオルガンですね、これ、譲渡先は見つからないということが容易に想像できるかと思うんですけれども、では、この3年度
の間に見つからなかった場合、どうする
のかというお考えはあるでしょうか。
◎健康福祉部 具体的にこうするということが決まっているわけではございませんけれども、我々としては、今一生懸命、譲渡先
を探すということで、いろいろと業界
の関係
の方であるとか、大学関係
の方であるとか、そういった情報
をいただけないかと、そういったオルガン
を必要とされている方がいらっしゃらないかというようなことで、お問合せ
をしたりですとかいうような努力はさせてもらってるところです。ただ、今できなかったということは想定せずに、一生懸命ちょっと探していきたいなというふうに考えております。
◆
花田康次郎 委員 今できなかったことは想定せずにということなんですけども、一生懸命やりました、でも、できませんでした、だから、ずっと残ってますでは困る話なわけで、いつ、じゃあ、修繕する
のか、修繕しなくても、このサンシティホール自体はいい
のかと。これから3年も4年も5年も修繕しないという
のであれば、なぜそもそも令和2年度に、じゃあ、修繕するという話になった
のかということになるんですね。令和2年度に修繕するという
のは、修繕する必要があったから、当然修繕
の計画があったわけで、これ、パイプオルガン
のせいで、こうやって何年もずれ込んでいるところで、譲渡先も見つからない、見つける
のも難しいだろうというような状況
の中で、全く考えていませんでは困るんですね。例えば3年度までに見つからない
のであれば、市費でパイプオルガン
を撤去しますと、撤去して廃棄しますと、そこまで言っていただかないと、じゃあ、ずっとそのままでいい
のかと。じゃあ、そもそも令和2年度
の修繕計画はどういうことだった
のかということになるんですけども、パイプオルガン
を撤去して、廃棄するということについて、何か見解があれば教えていただけますか。
◎健康福祉部 先ほど申しましたとおり、繰り返しになってしまうんですけれども、現時点でこの令和3年度中に撤去するとか、そういったことは何もまだ考えていないと。今は、取りあえずといいますか、今は譲渡先
をもう少ししっかりと探していきたいというふうに考えておるところでございます。
◆
花田康次郎 委員 ということは、パイプオルガン
の譲渡先が見つからない限り、今後、サンシティホール
の大規模改修はできないということですか、あるいはしないということですか。
◎健康福祉部 しないというふうに言い切っているわけではなくて、適切な時期にまた判断
をさせていただきたいというふうに考えております。
◆
花田康次郎 委員 あまり長くなっても仕方がないので、この程度にとどめようと思うんですけれども、以前、ほか
の文化施設についても、予算が潤沢にあるときにあれもこれも建てたもの
をよう畳み切らん
のではないかとちょっと今日も申し上げさせていただいたんですけども、これも今
の市長が造ったわけでもなければ、今
の当局
の皆さんがこれ
を造ってはどうかと判断されたわけでありませんので、それは市
の方々に責めるつもりは全くありませんが、市
の職員であり、伊丹
の市長であるわけですから、既に造ってしまった、もう持ってしまった、伊丹市が持ってしまった、この言わせてもらえば負
の財産
をどのように処分するか、それ
を考えるという
のがやはり今仕事されてる方々
の責任だと思いますので、いつまでも誰かもらってくれたらなではなく、駄目だったらちゃんとこうすると。その程度
のビジョンはやはり持っていただかないと。じゃあ、これ、本当に改修しなくてよかった
のかなと。じゃあ、何でそもそも大規模改修
の計画が出た
のかなというふうに市民
の皆さんも疑問に思われると思いますので、どうか潔い決断
を、いくところまでいけば、していただけますよう要望と意見として申し上げさせていただきます。以上です。
◆安藤な
の香 委員 すみません、今パイプオルガン話が出てきましたので、ちょっとパイプオルガンについて質問させていただきたいと思います。パイプオルガン
の深い音色
のように、ちょっと深く質問したい
のが本心なんですけれども、できるだけ端的に質問してまいりますので、簡潔な御答弁でお願いいたします。
まず、パイプオルガン
の管理体制
の部分に焦点
を絞ってお尋ねします。さき
の本会議、保田議員
の一般質問で、改めて専門家である本市
のパイプオルガン
のビルダーであるベルギー
のシューマッハ氏から、当該メンテナンス業者が資格
を持たないオルガンビルダーであり、必要な修理がされていなかったという内容
の回答がございました。本市
のパイプオルガン
のメンテナンスについて、設置当初から契約してきた業者は技術
を持っていると市は考えますでしょうか、簡潔にお願いいたします。
◎健康福祉部 これまでから、本会議等々で御答弁
を申し上げてますとおり、我々としましては、適切なそれら
の力量も持った業者であったというふうに判断
をいたしております。
◆安藤な
の香 委員 予想どおり
の御答弁でした。
では、さき
の本会議で年24回
のコンサート
を継続して実施してきている。メンテナンス
の不備
を原因とする事業
の中断等はなかった。だから、業者は適正であったというふうに答弁
をされておりました。これについて、本市
のパイプオルガン
の演奏者
の方からコメント
をいただきました。10年前からパイプオルガン
の状態がひどくなり、当然満足
のいくコンディションではない。使えない音色はほか
の音色で代用、あるいは使わない。これら
をオルガニストが裁量で判断して、その都度乗り切ってきた。こうした努力
を当局
の皆様には忘れないでいただきたいということです。パイプオルガンに精通している方がこのようにコメントされています。音色がおかしいではなく、音が出ない箇所もある。これでもメンテナンスは適切だったと
の御見解でしょうか、簡潔にお願いいたします。
◎健康福祉部 これも何度も御答弁
を申し上げてるところですが、オルガン事業については、大きな問題もなく、問題といいますか、もなく、継続できているところでございます。ましてビルダーでありますシューマッハ
のほうから、大きな欠陥はないというような報告書
を我々は頂いたところでございまして、そういったこと
を踏まえますと、一定適切なメンテナンスはできておったものというふうに判断
をしておるところでございます。
◆安藤な
の香 委員 このような現状であったり、先ほど
のオルガニストさん
のコメント
をお聞きになってもメンテナンスは適正であったと
の御答弁
をいただきました。
次に、さき
の本会議
の一般質問にありました参考資料、2009年
の須藤オルガン工房による調査について
の質問に移らさせていただきたいと思います。2009年、調査
をしながら、2015年までパイプオルガン運営委員会等、
外部に公にされなかった
のはなぜでしょうか。内部で出してはいけない文書としてされていたように、調査内容にあるメンテナンス業者
の不備
を隠す意図があった
のではないかと思わざる
を得ないんですけれども、御見解
をお願いいたします。
◎健康福祉部 調査
の結果
を出すべきではない資料とかといったような、そういったやり取りがあったということは、何も確認できませんでした。我々としては、当然出すべきものは出しておりますし、2009年から2015年まで、出すべきでない資料として扱っていたというような認識はございません。
◆安藤な
の香 委員 では、簡単に出せるものだった
のかな、なぜ出さなかった
のかなというふうな疑問が残ります。
2015年
の運営委員会で公にした
のは、演奏者からでした。担当課ではありません。つまり、永久に出してはいけない状態で置いとくつもりだった
のではないかなとも考えられますが、御見解
をお伺いします。
◎健康福祉部 オルガン運営委員会
の中では、そういったやり取り、出しませんといったような記録はございませんので、我々としては何ともお答え
のしようがないんですけれども、そういったことはなかったというふうに思われます。
◆安藤な
の香 委員 少なくとも2009年時点
の調査報告書
を基に、業者
の見直しと適切なメンテナンスが行われていたならば、現在
のひどい状態は避けられたはずです。非常に残念な思いです。
次に、さき
の本会議
の市長答弁
の中から質問させていただきます。市長答弁
の中に、サンシティ構想、今後、高齢者福祉に力
を入れたいと。当時、中央官庁で働く数少ない伊丹出身者として、当時
の矢埜市長から話
を聞いた。しかし、必ずしもベルギーと
の関係からではなかった。ベルギーと
の関係でいうと、ベルギーからはカリヨン、日本からは日本庭園があるが、パイプオルガンについて、ベルギー側から言及があった記憶はない。私からあえて申し上げることもなかった。伊丹と関係性
を確立した後、どうせならベルギー製にしようと整備したようでありますけれど、私が直接関与することになった
のは市長になってからと、さき
の議会で市長は発言されました。今回、矢埜市長に仕え、本市収入役も務められた元職員
の方からパイプオルガン事業が終わることに際し、メッセージ
をいただきましたので、その一部
を御紹介したいと思います。このパイプオルガンは、音楽
を愛した当時
の伊丹市長とベルギー大阪名誉領事と
の国際友好
の物語である。ベルギーと
の友好関係
を示すものはほかにもJRに建つカリヨン、シティホール
の前
の鳥
のオブジェ、荒牧バラ公園やこども文化科学館
の小便小僧など多数ある。こうした関係性から、サンシティホールでぜひ本場
のパイプオルガン
の音
を聞いてほしいと
の考えから、ベルギー大阪名誉領事
の友人であったベルギー
のシューマッハ氏に依頼した。バブルで生まれたと、税金
の無駄遣いと書かれる事業ではなかった。歴史があり、真摯な目的が芸術
を愛する心があった。我々は貴重な楽器
を愛していたと
のメッセージ
をいただいております。内容が市長
の発言とは相入れない
のですが、市長はこうした経緯
を御存じだった
のか、端的にお尋ねいたします。
◎藤原保幸 市長 本会議で申し上げた
のは、私が矢埜市長にお会いした当時といいますと、もう昭和
の時代ですので、三、四十年前になりましょうか。私が若手として、若手職員として国で再開発
の業務とかやっておりましたので、伊丹市、当時、矢埜市長、熱心でしたので、いろいろ市政
のお話、数少ない伊丹出身者として御相談に乗ったこともあります。そういう中で、サンシティ
の話に、私
の記憶によればですけれども、サンシティって、御存じかもしれません、アメリカ
のリタイアメント・コミュニティーと言われる、明るい元気な高齢者
のため
のニュータウンなんでありますけれども、そういうイメージで高齢者福祉というと暗いイメージでは困るんで、そういうものにしようということで、サンシティ
のお話
を、そういうことでよく覚えております。そして、その一つとして、パイプオルガンも造って、ヨーロッパにある教会
をイメージした建物にオルガン
を置いてやるということ
を聞いたこと
を明確に覚えているという意味で申し上げたわけで、そのとき矢埜市長から特にベルギーに言及があった記憶は少なくともございません。そして、私が市長がなった後もベルギーと
の交流、フランドル
の丘って、ハッセルトから頂いたカリヨンにつきましては、度々ベルギー側から言及がありまして、実際あの前で、駐日本ベルギー大使にも来ていただいて、大阪にあります総領事館はフランドルセンターと申しましたが、ずっと従事している方もいらっしゃって、いろんなイベントもさせてもらったということでありますし、ハッセルトに伊丹側から寄贈した日本庭園については、本当にきっちりと管理されていて、開園30周年って、周年事業に私もぜひ来てくださいというので行った覚えがあると。そういうことで、ベルギーハッセルトと
の交流は、カリヨンと日本庭園
を中心に進んできたということは間違いない。そして、その途上において、このサンシティ
のオルガンについて、ベルギー側から特に言及があった記憶もありませんし、私から特に申し上げた記憶もないということ
を本会議で申し上げただけで、実際細かい経緯で、どういう経緯であそこにベルギー製
のオルガンが納入されたかどうかについては、私は承知しておりませんし、そういう立場でもなかったと。市長就任後もそういうこと
を明確に調べる機会もありませんでしたし、ベルギー側からも言及もなかったという意味でお答えしたところです。
◆安藤な
の香 委員 分かりました。ありがとうございました。
最後に、今後
のパイプオルガンについてちょっと数点質問、確認させていただきたく思います。先ほど花田委員
の質問にもありましたが、今譲渡先は決まっていないと。去年、昨年
の9月議会で
の一般質問
の中で、市長答弁
の中に、このたび引き受けたいという方がいらっしゃってというとこだったと思うんですが、今どういう経緯でそういうふうになっている
のか、教えてください。
◎健康福祉部 確かに昨年9月
の時点では1件
のお問合せ、そして、このパイプオルガン
を欲しいと言っていただく方が1
人いらっしゃいました。その後、いろいろと交渉なり、お話
を続ける中で、この譲渡してほしいとおっしゃった方といいますか、団体さんといいますか、はやっぱりビルダーであるシューマッハに修繕なり、最後
の調整とかいう
のをやってほしいということでおっしゃってまして、御案内
のとおり、コロナ
の状況があって、ヨーロッパから
の技術者が派遣できない、その見通しも立たないという中で、なかなかいつそれができる
のかという
のが確定できない。そんな中で、ちょっとなかなか引き受ける
のが難しいということで、10月
の頭だったと思いますが、ちょっと今回は辞退したいということでお話
をいただきました。その後、特に今交渉している相手が見つからない、予算編成
の段階でも見つかってなかったものですから、今回は引き続き継続で公募
をしたいというふうに考えておるところでございます。
◆安藤な
の香 委員 現段階で振出しに戻ってしまった
のかなというふうに思うんですけれども、パイプオルガン
をばらばらにして、例えば何か売り飛ばされるとかという、そういうことはないというふうに断言はしていただけますでしょうか。
◎健康福祉部 ばらばらにしてという
のは。
◆安藤な
の香 委員 解体して。
◎健康福祉部 我々としては、楽器
の価値
を残した形で使っていただける方にお譲りするということで、もう当初から変わらず考えております。
◆安藤な
の香 委員 はい、分かりました。
あとは意見、要望とさせていただきます。これまで本会議や委員会で度々質問させていただいておりますが、答弁に期待したところは、何度もこれまでも申してきておるんですけれども、あくまでパイプオルガン事業
の管理体制において非
を認めるところは謙虚に認めていただいて、これから
の市政運営に生かしていただくという本市
の姿勢というところです。オルガン演奏
の専門家であるオルガニスト
の方々ですとか、構造
を熟知しているオルガンビルダー
の意見、それから、オルガン
を愛する市民
の思い
を真摯に受け止めて、謙虚に事業
を見詰め直してほしかったというところです。購入当時、約7000万円だったパイプオルガンなんですけれども。
シューマッハ氏から
の手紙には、修理にコストがかかるからといって、こんなに美しく高いオルガンがこんなにひどい状態で消失しようとしている
のは、本当に残念だと。このオルガンは修理、再生できる。現在同じ規模
のオルガン
を建造すると約90万ユーロ、日本円にして約1億1600万円かかるだろうというふうにありました。本当にもったいない話だなという思いです。健康福祉部長
の、事業
の廃止については直接シューマッハ氏へお伝えはしておりません、事業
の存廃について逐一報告する必要はないと考えておりますという本会議で
の御答弁も、ベルギーと
の友好関係
を考えると寂しい対応だなというふうに感じました。というところで意見させていただきまして、終わります。
◎藤原保幸 市長 このオルガンについては、るる各議員から御意見頂戴しておりますので、再度、確認させていただきたいんですが、前々代
の矢埜市長
の時代ですから、昭和
の時代、当時
の矢埜市長
の思い、そして、よかれと思い、純粋に伊丹市
のアピールになるし、いい音楽も聞かせたい、財政的余裕もあったということで、今御指摘
のように、相当
のお金
をかけて整備された。そのこと自体は事実としてあったわけであります。ただ、それ
を引き継がれた次
の市長さんは、阪神・淡路
の震災等もあったこともあって、なかなか理想的な状態には保てなかった。ですから、市
の担当としては不適切だったという意識は全くありませんけれども、理想的な状態
を求める演奏者
の方からすれば、不十分な状態が相当長期間続いた。そして、私が引き継いだわけでありますけれども、私もオルガン音楽好きなほうでありますので、できれば理想的な状態にしたいと思わなくはないわけでありますけれども、多額
の何年かに1回、何千万かお金かけてやる、毎年、市が現行予算化しているように、相当
の額
を出して維持しなければ、演奏者
の方々が希望する理想的な状態にはならないということで、ずるずると今日まで来て、担当課が何度も申し上げておりますように、高齢者福祉施設として、オルガン奏者が求められる理想的な状態までやる
のは難しかったという
のは事実なんだろうと思いますけれども、じゃあ、どうするかということでありまして、これまでそういった経緯で来たことは事実としてあるわけであります。今後
の問題として、先ほど花田委員からはどっかで判断して、場合によっては除却することも考えてどうだろう、べきではないかという御意見いただいたわけですが、安藤委員は相当
の市費
を投入してでもきちんとした状態に戻すべきだとおっしゃっている
のか、あるいは過去
の批判は御批判として受け止めるわけでありますが、これから今後どうすればいい
のか、私も正直苦慮しているところでありまして、私も一個人としては、せっかく
のオルガン、もったいないなということがありまして、実際に担当
のほうでは、最初は除却、廃棄処分ということも選択肢としてあったわけですけれども、それはさすがに多額
のお金
を、市費
を投入して造ったもの
を、少なくとも有効に使ってくれる方があれば、譲渡したらどうだろうかと。それは場合によっては無償でもやむを得ないということで進めてきたわけですが、それでもなかなか見つからないという
のが現在
の状態でありまして、それで、では、どうするかということが今問われている。それについて、私も市長
の独断でと言われる
のもいかがかと思いますし、こういう市民
の共通
の財産でありますから、少なくとも安藤委員は相当
の額
を投資してでもやるべきだ、その場合
の財源
をどうしろとおっしゃってる
のか、私はちょっと理解できない
のでありますけれども、教えていただければ幸いです。ただ、反問権はないと言われてますので、何か
の機会で言っていただければ。
○
保田憲司 委員長 あくまで意見ですよね。そういうふうに思われてるということですよね。だから、質疑
を。
◎藤原保幸 市長 だから、御意見がよく分からないということ
を申し上げてる。
○
保田憲司 委員長 分からないという御意見ということですね。
◎藤原保幸 市長 はい。
○
保田憲司 委員長 分かりました。
よろしいですか、安藤委員。
◆安藤な
の香 委員 はい。
◆佐竹璃保 委員 パイプオルガン
のこと
をたくさん
の議員さんからも御意見ずっといただいてきてたんですけれども、音楽にたけている方
の御意見では、あのパイプオルガン
の大きさに合わせた場所でないと、あのパイプオルガン
のよさが出ないというお話がありまして、理想的なメンテナンス
をされていたとしても、譲渡は結構難しい
のではないかという御意見
をいただいたんですね。今
の状況もあるということ
を加味しますと、やっぱり譲渡先
を見つけることがなかなか難しい
のが現実的ではないかなと私は思っていまして、折衷案じゃないんですけれども、例えばパイプオルガン
をインテリアとして置いたまま、改修
をするという
のはできないんでしょうか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 できるだけ探していきたいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと思います。
◎藤原保幸 市長 担当からはこうしますとなかなか申し上げにくいかと思いますので、私なり
の考え方
を申し上げますと、私、正直、苦慮しております。このまま、議会
のオルガンしっかりと管理すべきじゃなかった
のかという御意見もあって、逆に言えば、もっとこれから管理していけというふうにも受け止めれば、相当
の多額
の財源
を確保しなければ、それはかなえられない。それが本当に市民的理解が得られる
のだろうかという問題点も一つあります。それで、私、考えた
のは、それなら、オルガン
をオルガンとして有効に利用していただける方がいらっしゃれば、値段はともかくとして、そういう方がいらっしゃれば、譲渡すれば、少なくともオルガンはオルガンとして
の生かされる
のではないか。伊丹市
の負担もなくなるという意味で、それ
を検討したわけですが、それが今難航しておるという
のが状況です。じゃあ、どうするかというときに、花田委員からいみじくも言っていただきましたけれども、もう判断しないとしようがないんじゃないかということも私
の視野には入っておるわけでありますが、ただ、私
の思いとしては、まだ、もったいないという言い方かどうか分かりませんが、多額
の市費
を投入して、オルガンとして日本に来て、日本で廃棄処分という
のもかわいそうと言ってはなんですけれども、いかがなものかという思いもあって、ただし、この担当課が言ってましたように譲渡先
を探す。ただ、それも花田委員おっしゃいますように、いつまで、じゃあ、ぐずぐずしてるんだということも当然ありますし、建物自体が今
のままじゃいけないし、補修せないかんという時期にも当たってありますので、どっかで判断せねばいけない。そのときに、私としては市民
の代表である議会
の御意見も踏まえながら、市長として最終的決断
をしたいと思っておりますので、ですから、過去
の御批判は御批判として謙虚に受け止めますが、これからどうすればいい
のかということについて、御意見賜れば、それ
を踏まえて、今後
の対応
を決めてまいりたいということでございます。
◆
齊藤真治 委員 パイプオルガン、今
のままで何とか残して、それでオルガン
を愛する
人に受け取ってもらいたいという
のはあると思うんですね。一方では、言うたらそれが見つからへんかったら、いつまでも着手できへんという
のもまた困ったことかなというふうに思ってまして、これ、ばらして、どこかに、倉庫みたいなところにしっかりとした管理できるところに置いておくいうことはできないんですか。
◎大橋吉英 健康福祉部長 先ほどからパイプオルガン
の今後
の行く末といいますか、その辺り
をどうしていったらいいかいうことで、御意見いただいているところだとは思うんですけど、かなり
の規模的にも大きなものになりますし、別途それ
を置いておくだけ
の市にどこか場所がある
のかと言われますと、今ちょっと直ちに答えは出せないということになりますし、また、それ
を保管しておくだけでも維持経費がかかってまいりますので、ちょっと今は難しいかなと考えております。
また、先ほど今
のオブジェとして置いておいてはどうかというような御意見もございますけれども、それ
をするにしても、結局このまま放置、このまま置いておくということはできなくって、大地震等が来た場合には倒壊
のおそれという
のはゼロではないということになりますので、耐震
の部分も考えていかなきゃいけない。また、大規模修繕
をするに当たっては、やはりあのものがある状態で大規模修繕という
のは、かなり支障があるということになりますので、いつ大規模修繕
を行うかということはちょっと慎重に判断しなきゃいけないですけど、いつまでもあれがある、ものがあるから大規模修繕ができないこともまた建物にとってはよくないので、老朽化が進んでまいりますので、しかるべきときに判断していきたいなというふうには考えております。
◆
齊藤真治 委員 やっぱり受け取っていただけるいう方、一旦出てきて、それで、例えば、言うたらどっかに移設せなあきませんよね。そうすると、あれ、またばらして動かして、もう一遍設置するということになったら、本当に莫大な費用かかると思うんですよね。そんなこと考えたら、どこ
の誰でもいうて、物すごい音楽
を愛してはる
人で、パイプオルガン好きな
人がそんなにたくさんいらっしゃるという
のは考えにくいと思うんですよ。それで、やっぱり一定
のところ、しっかりと当たっていただいて、それで、もうその
人たちがもう無理やいうことになれば、やっぱり適切に処理するべきではないかなと考えるんですね。そうせんかったら、いつまでたっても、置いとけへんかったからいうて、改装、全然できませんし、先ほど花田委員おっしゃったみたいに、そもそもその改装計画、何やったんやということにもなってますんでね。そういうことから御尽力
を賜りたいと思います。以上です。
◆上原秀樹 委員 関連ですけども、先ほど
の質問
の中で、結局譲渡する場合は解体
をして譲渡して組み立てるということになるわけですよね。どっちみち解体するんやったら、解体
をして、置く場所
をきちんと考えて、改修したらいいと思うんですよ。どっか置くとこは必要なんですけどね。私は、貴重なパイプオルガンなんで、ぜひ譲渡先
を探していただいて、譲渡していただいて、そこで演奏ができるようにしていただくこと一番いいと思うんですけどね。それはもうとことん追及してほしいんですけども、それがあるために改修できなかったら、どっちみち解体するとしたら、先に解体して改修したほうがいいような気がするんですけども。あと、場所
の問題なんですけどね。それはどうなんでしょうか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 先ほど部長からも申し上げましたとおり、解体、ほかにも必要な費用がかかります。我々、お譲りするという中では、その費用も含めて御負担いただける方にお譲りしたいということで、市
の負担が極力ないようにということで考えていたところでございます。
◆上原秀樹 委員 譲渡する場合、譲渡、受ける場合は、譲り受ける
人にとっては、一つは移設費用、それから、譲渡してもらったとしても、メンテナンスにお金がかかる。あとは置く場所で、結構制約されてしまいますからね。非常に困難なことは困難だと私は思いますけども、それ
を全く無償で譲渡することだけ考えたら、もう進まないような気がして、どこまで市
の負担とするかありますけどね。じゃあ、それも最後までもう絶対無償で譲渡するまでもう探し続けるということになれば、ちょっと難しいかなという気がするんです。
◎藤原保幸 市長 担当
のほう、答弁しにくいと思いますので、私から率直なところ
を申し上げれば、高齢者施設
の管理者としては、もう撤去してしまいたいわけです、端的に申し上げて。なかなか演奏者
の満足されるような状態にする
のは大変だし、毎年相当
の額
をかけて、また、何年に1回か、何千万
のお金
をかけて維持するという
のは、高齢者施設としていかがなものかという案が出てきたわけですが、私としては、先ほど御紹介、安藤委員も御紹介ありまして、相当
の多額
のお金で整備して、ここまで来たものについて、単にスクラップにして処分しますという
のは、これは市民的合意、理解が得られないんじゃないかと。考えました
のが、差し上げますというか、最初は対価
をもらって譲渡できないかということ
を考えたわけですが、とてもそれは買手がいませんという話でしたので、それなら、あるやつ
をそのままお持ちいっていただいて結構ですと。新規に買うと、先ほど御紹介ありましたように、何とかユーロ、1億円ぐらいなんでしょうか、それ
を買いたいという
人がいるなら、移設費だけで差し上げるというところまではいいんじゃないかということで探したわけですが、先ほど、一時はうまくいきそうになったんで、私、やれやれと思ってましたら、それがうまくいかなかったということで、今日に至るということでありまして、上原委員
の御提案が多少お金
をつけてでも持っていってもらっていいんじゃないかという御提案であるならば、担当してはありがたいということになろうかと思います。私としては、財源手当
をどうするかということ
を考えないかんわけでありますけれども。いずれにしても、このままずるずると先送りすることはできないと私も思っておりますので、私
の思いとしては、オルガンはできるだけ有効利用していただきたいという
のがベースでありますので、最初は国内
のどっか
の教会だとかでないかというようなこともやっておったわけですが、だんだんそれが選択肢がなくなってきている。議員
の皆様方でどっか引受手がいらっしゃると、ありそうだということであれば、御紹介いただきたい。場合によっては海外でもいい
のかなとか、いろんなこと
を考えているわけですけれども、私
の思いとしては、いずれにしても市民負担が一番少なくなって、かつオルガンが生かせる形が望ましいという考え方で考えておるということで御理解いただければと思います。
◆上原秀樹 委員 もちろん、それが一番望ましいと私は思いますよ。さっき言ったように、まず、譲り受けるほうにとってみたら、解体
をして、運送して、オーバーホールみたいな修理
をして、組み立てる。この過程で結構なお金要りますよね、お金が。交渉されたといいますけども、財政的な問題でやっぱり行き詰まったわけですか。どのぐらい
の費用が要るものかね。
◎健康福祉部 お幾らぐらい
のお金がかかるかという
のは、ちょっと我々も把握はできてないんですけれども、先ほど申しましたように、やっぱり一番
の原因という
のは、まずは、自分
の思った業者、いわゆるヨーロッパから
のビルダー、製造者が来れない、その見通しが立たないという
のが一番
の原因やというふうにおっしゃってましたというか、そういう御報告でした。当然今、委員おっしゃるように、様々な経費がかかってくると思いますので、それなり
の金額が必要かというところではございますが、我々としては、その金額が幾らほど
の金額
を想定していらっしゃったかという
のは、ちょっと我々としては把握できないところでございます。
◆上原秀樹 委員 ビルダーが来れなくてという
のが一番
の原因らしいんですけども、ビルダーが来れるようになったら、一歩前進というふうに捉えたらいいわけですか。それとも、全く駄目
を押されましたか。
◎健康福祉部 今回については、もうお話は白紙ということで言われてますので、そのお話はもう一旦終わってるというふうに考えております。
◆上原秀樹 委員 いろいろ今まで本会議でもこの委員会でも議論されてきまして、この本会議でも、資料も、参考資料もいろいろ出してもらって、見させてもらったんですけども、答弁では、十分な管理
をしてきたという認識
をされていますけども、資料
を見るとそうではないという認識が一方であるわけですよね。パイプオルガン運営委員会が2015年に開かれて、そこ
の中
の資料
を見ましても、いろんな演奏者などから不安、不満
の声が出ていたわけですよね。ずっとこの一つ
の業者にメンテナンス
をしてもらっていたんですけども、二十何年かですわね、やってもらってたんですけども、それがどっかで、いろんな声
を聞いて、一回公募
をするとかいうことは考えたことはあるんですか。もう済んだことはあまり言うなと言いますけど、ちょっと頭に疑問に残っていますんでね。
◎健康福祉部 すみません、私が今
のこの課長に着任してから
のことしか分からないんですけれども、それ以前にそういうお話があった
のか、そういった実際に替えるような、業者
を替えていくというようなあれはあった
のかという
のは、詳しいことは私もちょっと分からないんですけれども、私になってからは、そういったオルガン運営委員会とか
の御意見も伺いながら、替えれる、業者
を替える、受けてもいいよとおっしゃってくださる業者があるんであれば、そういったところも替える努力といいますか、そういった動きはしてみました。ただ、実際
のところは、これまで何回も答弁させてもらってますけども、もうオーバーホールというか、大きな大規模修繕
をしないと受けれないとか、耐震化
をしないと受けれないとかいうようなお話がある中で、なかなか業者
を替えるところまではいかなかったところでございます。
◆上原秀樹 委員 非常に貴重なものですしね、7000万円で造って、今造ったら1億数千万円するようなものなので、これ
を大事に使おうと思ったら、最適な業者
を当然選んでいくことが必要ですよね。一定努力はされたということですけども、奏者からもいろんな意見が出てる。あるいは、シューマッハさん
のほうからもいろんな意見出たこと
を考えれば、課長はその前
のことは知らない
のは当然かもしれませんけども、長い行政
の歴史で見れば、事あるたんびにそれはちょっと問題にして、悪いけど、公募はさせてもらうとかね。公募先がなかったら、それは問題やけども、公募してみて、専門家や奏者も含めて、きちんと業者
を選定するとかね、そういうことがやっぱり必要ではなかったかなと思うんですけども、なかったわけやね、今まで、それが。今さら言っても。要は市民
の貴重な財産
をどう保持して、保存していく
のか。今となったら、もう無償で譲渡しますという方法しかなくなってしまったんですけども、もうそれまで適正な管理
の在り方
をどっかで見直す機会があってもよかったんではないかなということ
を本会議や、今
のいろいろ質疑
を聞きながら感じました。要するに公共財産
の保全
の仕方ということ
をやっぱりこれ
を教訓にしてきちんとすべきではないかなというふうに思うんですけども、それは課長に言うてもあかんわね。どないですか。
◎大橋吉英 健康福祉部長 本会議
のほうでも御答弁さしあげているかとは思うんですけども、これ、高齢者福祉
の施策
の一環として行ってきたという側面がございまして、ですので、非常に高価で立派な楽器ということになるんで、文化的側面という
のは確かにございますけれども、そこは高齢者施策という中で
の枠組みで、我々はできる限り
の修繕してきたということで御理解いただきたいなというふうに思います。
◆上原秀樹 委員 高齢者施設
の中
の施設ですから、当然高齢者
の担当がずっと対応されてきたと思うんですけども、これは伊丹全体にとって貴重な財産だと思うし、伊丹にとって貴重な財産
をどう残して修繕していくかという
のは、ただ担当課だけではなくって、担当部局だけでなくって、伊丹全体で考えるべきだったというふうに私は考えます。これは今後
の教訓として、こういう貴重な財産がこういう形で手放さざる
を得ないという
のは非常に残念な話で、私が望むところは、ちゃんとした譲渡先が見つかって、どっかで演奏されるということ
を希望します。以上です。
◆
齊藤真治 委員 さっき課長
の答弁で、ばらしたりとか、撤去したりとかする
のん、幾らかかるか分からへんという御答弁いただいたと思うんですけど、そうすると、それ
をしっかりした
人に譲り渡すとかいう
の、本当に分からへんかったら、そんな交渉、ちゃんと真面目にできるんですか。
◎健康福祉部 そういう移設なり、再築なりも含めて、譲渡先
のほうにお願いするということで考えておりますので、我々は、今うち
のオーバーホール
をするんであれば2000万円というような数字はもちろん我々も把握はしておりますけれども、それ以外に移設がどのぐらいかかるであるとか、再築にどのぐらいかかるであるとか、ヨーロッパからビルダー
を呼ぶ
のにどのぐらいかかるという
のは、我々
のほうではなかなかちょっとその辺が分からないところでございます。
◆
齊藤真治 委員 まず、本当にしっかりとした買手というか、引取り手
を見つけてもらおうと思うと、実際に何ぼかかるかという
のも、その当局
の担当者が理解してへんかったら、交渉になれへんかって、うち
の言うたら一方的な意見
を向こうに持っていって、それで、向こうは受けられませんいうて、ああ、言ってませんでしたという
のんでは、若干言うたら力不足というか、不十分ではないかなと思うんですけど、当局で、その辺、お考えどうですか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 先ほど申し上げましたとおり、受けていただいた方に費用負担
をお願いするという立場でやっておりますので、幾ら幾らかかりますよというような御提案ではなく、そういうことも含めて、十分に御承知いただいている方と
の交渉ということで考えておりますので、特にこちら
のほうで幾ら幾らというような費用
を提示するわけではなく、譲り受けてる方が御自身
の例えば知ってる業者であったり、いろんな業者さんとお話
をしていく中で詰められていくものと考えております。
◆
齊藤真治 委員 それで見つかったらもう何
の問題もないんですよね。見つからへんからいうて苦労してるんで、それで言うたら、答弁
の中で、その辺
の値段が分からへんという
のは、十分に努力しているというふうに理解できへん
のんではないですか。答弁お願いします。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 先ほど申し上げましたけども、我々としては、受けていただけるところ
を当たってるということで、特に全く素人
の方が恐らくこのぐらい
の費用ですよということ
を提示したところで、じゃあ、私が受けますということは、ちょっと実情、考えにくい
のかなと思ってますので、我々としてはよく御存じ
の方に譲っていきたいというふうに考えております。
◆
齊藤真治 委員 そうすると、結局は引取り手がなしになって、廃棄処分にせなあかんという形になるんではないですか。それ
を言うたら待ってるようにもある意味聞こえるんですけど、そうではないですか。それ
を考える
のは私だけですか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 我々としては、できるだけ受け取っていただける方が見つかるように努力
をしているところでございまして、先ほど課長からも答弁ありましたとおり、大学関係者であるとか、音楽関係者であるとか、そういった方にお声
をかけながら探していってるところでございます。
◆
齊藤真治 委員 もうこれ、水かけ論になりますから、あれですけど、胸襟
を開いて、もし、言うたらちゃんと引き取っていただけるところ
を、今
の役所
の条件だけではなしに、例えば撤去する費用
を役所が持つとか、そういうふうなんでもやれるんであれば、やっぱり言うたら当局でお金
の問題もありますから、しっかり議論していただいて、そのパイプオルガン
をしっかりとした
人に渡すいう
のは、言うたらどのぐらい
の費用がかかったら市民的に合意が得られる
のかいう
のも十分検討していただいた上でお探し
をいただきたいと思いますので、要望して終わります。
◆
花田康次郎 委員 関連で。様々に御答弁、様々委員からあったもん答えていただいたんですけれども、伊丹市
をかばうわけではないんですけれども、今まで
の管理状況について指摘されてること多々ありますけれども、見方
を変えれば、最低限
の費用、最低限
の労力で最大限
の効果
を発揮できた
のではないかという見方もできるわけで、という
のも、先ほど答弁ありましたとおり、演奏できてましたと、演奏会やりました、皆さん来て喜んでいただけましたということが事実としてあるわけですから、それは私も一定評価したいとは思います。
一方、今、齊藤委員から指摘がありましたように、それはそれぞれ
の業者さん、引き取りたいといった方が見積もってくれればいいわけで、自分たちはあげたいと。それ
の一辺倒
の回答だったと思うんですけども、例えばペット飼うにしてもそうなんですけど、よかったらどうですか、うち、たくさん子犬が生まれたんで、何匹か引き取ってくれませんかといったときに、こんなものが要りますよ、このぐらい費用が要りますよって分からないで、かわいい、かわいいだけで引き取れるわけではないんですね。業者さんはそれぞれノウハウ
を持っておられるかもしれませんけども、伊丹市もサンシティホール、平成2年ですかね、平成2年からありますので、何十年間か、パイプオルガン持ってきた中で、撤去したり、造り直したりということはないかもしれませんけれども、見積り
を作るぐらいはやるべきではないかなという
のは思う次第であります。それは当然、移設先
の距離によって、例えば海外でうち欲しいですといって空輸するとなれば、陸路で隣
の市に持っていく
のとは全く金額は変わりますけれども、解体して組み立てるという費用はそこまで大きく前後しないと思うので、最低限そのぐらい、この金額で済むかどうか分からないですけど、このぐらいはかかりますよって、見積りぐらいは提示しないと、相手さん方も幾らかかるか分かりませんけれども、こんなんもらってくださいと、あと、先ほども申し上げましたけれども、テレビ
の報道なんかで、こんなにひどいですよと、議会でもこんな管理状況ですなんて言われているもの
を誰が欲しがるねんというような状況
の中で、お金も幾らかかるか分からない、それではなかなか厳しいと。
質問事項、もうちょっと後でさせていただきたいと思うんですけれども、一方、我々、これ、先ほど市長も反問権がないからということで、あれしてくれ、これしてくれと言う
のは簡単なんですね。一方、じゃあ、市長が先ほどおっしゃられたとおり、じゃあ、多額
の予算
をかけて、これ、整備する
のかって、私も全くそんなことは考えてなくて、なぜかと申しますと、当然これ、高齢福祉
の分野に所属するものですから、じゃあ、これ、毎年100万単位、何年かに一度、1000万単位
のお金
をかけて、じゃあ、その分、高齢福祉
の予算
を削る
のかと。それは伊丹市民にとっていい
のかというと、全くあり得ない話であると思うからなんですね。ただ、そういう状況でも、今こういうものがあるわけですから、先ほどそういう意見も受け止めますと言っていただいてましたけども、じゃあ、どうするんやと決断しなければいけないという中で、今努力する努力するとおっしゃっておられたんですけども、じゃあ、もらってもらうため
の努力って、見積りすら作ってない今
の状況で、どう努力されている
のか、その努力してるという
のは、具体的に何
を指してる
のか、ちょっと教えてもらえませんか。
◎松尾勝浩 健康福祉部参事 繰り返し
の答弁になりますけども、関係者
の方に御意見
をお伺いするとか、お話
をするというようなところで、努力
をしているところでございます。
◎大橋吉英 健康福祉部長 売るため
の、売却といいますか、譲渡するため
の努力ということで問われている
のかなと思いますけど、今御提案
のありました見積り等、その辺りについては一度検討させていただきたいなと思います。
○
保田憲司 委員長 花田委員、そろそろまとめてもらえますか。
◆
花田康次郎 委員 先ほども申し上げたとおり、高齢福祉
の予算
を何千万と削ってまで、この楽器、残す必要性という
のは全くないと思いますし、今努力していただけるというふうに答えていただきましたので、今後適切にやっていただいて、できれば譲渡先
を見つけていただく、それが一番という
のは市長もおっしゃっておられたとおり、それは我々議員もみんな分かってると思いますので、それが一番なんですけども、見つからないことも、今、容易に想像できるというか、可能性は非常に高い
のかなと思いますので、そのときに、どうするかということも、いよいよ行き着いてからではなくて、今
のうちに、まだ譲渡先
を探してるこの令和3年度
のうちに何とか考えていただきますよう要望させていただいて、終わりにさせていただきます。ありがとうございます。
◆安藤な
の香 委員 すみません、1点だけ確認させてください。私、昨年
の9月議会、一般質問で、仮に万が一
の話であると願うんですけれども、サンシティホール
の大規模改修までに譲渡先が決まらなかった場合、サンシティ
の大規模改修は行われる
のでしょうかと。行われる
のであれば、どのように行われる
のか教えてくださいというふうに質問させていただいたところ、答弁として、サンシティホール
の大規模改修は令和3年度
の7月頃
の着工
を予定しておりまして、それまでにパイプオルガン
の譲渡先が決定しておらなくても工事は実施する予定でございますと。その場合、パイプオルガンは設置したまま引き続き譲渡先
を募集していくことから、できるだけ影響が出ないよう、養生するなど
の対策
を施した上でホール
の大規模改修工事も施行する予定ですという御答弁
をいただいております。今、いろいろるる議論がありました中でちょっと矛盾が生じているなと。これはなぜなんでしょうか。
◎大橋吉英 健康福祉部長 今、安藤委員
のほうからおっしゃっていただいたとおり、中身的にはそういう御答弁さしあげたかと思います。御答弁さしあげたときは、確かにそういう予定で進めておりましたが、その後、やはり業者さんとも打合せする中で、そのまま
の状態で大規模修繕
を行うという
のは、非常に施工上厳しいと、難しいというようなこと、お話もございましたので、その後、検討した結果、まずは、譲渡先
のほう
を先行させてというほうが一番いいだろうというような結論に至りましたので、そういうことになったということでございます。
◆安藤な
の香 委員 以上です。
◆佐竹璃保 委員 高齢者生きがい事業費
のところでお伺いさせていただきます。高齢者
の生きがいと健康づくり委託料とシルバー人材センター運営補助金
のあたりです。大体、少しずつ減額されている中で、シルバー人材センター運営補助金だけ80万円
の増額があったんですけれども、この理由についてと、あと、
コロナ禍で仕事
の需要と供給
のバランスについてちょっと変化があったと思うので、教えていただけますでしょうか。
◎健康福祉部 シルバー人材センター
の運営補助金につきましては、基本的には、市
のOB2名分
の人件費
の補助と、あとは、事業費
のほうも補助しているという状況でございます。すみません、その人件費
の部分が若干ちょっと増減しているところで80万ほど上がっている可能性はございます。この間
の状況でございますが、確かにコロナということで、なかなかお仕事
のほうもついていただけてない
のかなとは思います。しかしながら、シルバー人材センターさんから
のほう
の報告受けております
のは、やはり、すみません、これは、あくまでも昨年
のちょっと12月
の末時点で
の数字になるんですけれども、本市
の場合は、全体で9億2000万、もう9億3000万ぐらい
の契約額
を、今、公共と民間
のほうとで合わせて取っておられるということで、これは尼崎に次いで2番目
の契約額
の多さということでございます。昨年12月時点で比べたら、前年度と大きな乖離はなかった
のかなと思ってますので、一定額
の契約額という
のは取っておられるんだろうなというふうに考えております。
◆佐竹璃保 委員 尼崎に次いで2番目という
のは、県下
の中でですかね。
◎健康福祉部 すみません、この阪神間
をちょっと比べたときに、尼崎
の次ということでございます。
◆佐竹璃保 委員 2018年
の厚生労働白書で、何歳まで働きたいですかという質問に対して、65歳以上と回答される方が65.9%と、多数派になっていまして、働く理由として、生きがいとか社会参加というところも38.7%
の方がそこに重き
を置かれていると。ただ、やっぱり経済上
の理由で働きたいという方が68.1%、7割近く
の方がいらっしゃるというところで、やっぱり需要と供給
のバランス
をしっかりと維持していくことが大切だなと思っています。それで、全国的な流れとして、グランドシッター
の養成講座に対して補助金
をつけたりとか、やっぱり共働き家庭が増えて、赤ちゃん
を見てもらいたいけれども、なかなか先がなかったりとかいうときに、おじいちゃん、おばあちゃんに預かっていただくような、そのシッター制度という
のを充実させてほしいという需要側
の御意見もありまして、ただ、預かる側としては、おじいちゃん、おばあちゃんからしたら、ちょっと責任が重いとか、負担が大きいなというところもありまして、その辺、負担軽減しながら、この仕事
を回していけるような仕組みづくりができれば、すごく大きな効果があるかなと思うんですが、いかがでしょうか。
◎健康福祉部 すみません、今、委員
のほうからありましたように、受ける側がどういう体制で受けれる
のか、体制も含めて、受けていただける
のかという
のが大きなところかなと思います。そういった御意見もあるということで、シルバーさん
のほうとはまた調整はさせていただきたいと、調整といいますか、情報共有するなり、検討はしたいと思いますが、そういったもの
をシルバーさんとしてお受けいただけるかどうかという
のは、ちょっとまた次
の、別
の話でございますので、御意見があったということでお伝えさせていただきたいと思います。
◆佐竹璃保 委員 今働く側
の御年配
の方々としては、動くような仕事に従事されたい方が多いんでしょうか。パソコン仕事
を求められる方が多いですか。
◎健康福祉部 うち
のシルバーさん
のことだけ
を言いますと、やっぱり平均年齢も上がってきていってるということで、従来でしたら、外で
の除草でありますだとか、剪定でありますとかいったお仕事も結構受けていただいてたんですけども、最近はやっぱり高齢化に伴って、なかなか外
の危険
を伴うような作業については敬遠されているというような状況が多いようです。デスクワーク的なものであるとかいったものがやはり最近は増えてきている
のかなというような状況でございます。
◆佐竹璃保 委員 そうですね、事務仕事というところで、今度はパソコン
を使った仕事ができる人材というところで需要
を伸ばしていく、供給も伸ばしていくというところでマッチングができればいい
のかなと思っていまして、公民館
のほうでも、そういった講座で仕事につながるようなところも考えていかれたいというお考えもお伺いしていますので、その辺りちょっと連携
を取っていただいて、せっかく公民館
の場所もスワンホールに移動しまして、近くなりましたので、ぜひ連携
を取っていただいて、上手なマッチング制度
を確立していただきたいなと思っております。また
社会教育費のところでもお伝えさせていただきますが、こちらにも要望としてさせていただきます。
◆高橋有子 委員 133ページ
のもの忘れ・フレイル検診委託料についてお伺いいたします。今までは認知症ロコモティブ症候群
の検査委託料だったと思うんですけれども、ロコモティブからフレイルに変わることによって、何がどう違う
のか、教えていただけますでしょうか。
◎健康福祉部 委員御案内
のとおり、こちら
の事業、医師会に委託しております検診でございまして、今年度までは認知症ロコモティブシンドローム検査になっております。来年度から、名称
のほう
を変えさせていただいておりまして、理由2つございます。まず、認知症
のところ
をも
の忘れに変えた
のは、これ、医師会様からも御意見いただいておりまして、検査
をする際になかなか認知症
の検査というと受け入れ難いというような御意見があるので、言葉
を柔らかくしたいということで、もの忘れというところ
の言葉に変えさせていただいております。今回フレイルという言葉に変えております。こちら、もともと後期高齢者健診
のところで、国
のほうが検査項目
を変えてきておりまして、そこ
の中で、どちらかというと体
の動きに特化したロコモティブ
の関係から、さらに広げて、全般的なフレイル予防に関する項目も増えております。その項目と連動しながらで、我々
のほう
の検査としましても、今まで
の身体機能
のところだけじゃなくて、認知機能も含めた全般的なフレイル予防に関する検査
をしたいということで、内容
を若干変えながらで、名称も変えさせていただいておるところでございます。
◆高橋有子 委員 今まで、一体何
人検査して、何人が認知症だと診断されている
のか、直近2年ほど教えていただけますでしょうか。
◎健康福祉部 すみません、実績としましては、平成31年度、単年で申し訳ございませんが、今手元にある分としてはございます。この検診
のもの忘れ検診ですね、認知症検診に関しましては、受診者が1万3019名、そのうち、こちら
の検診で要二次検査、二次検査
をしたほうがいいんじゃない
のかという判断に至った方になりますが、まず、異常なし
の方が1万2750名、二次検査
を受けていただきたいという方に関しましては269名、約2.1%になっております。
◆高橋有子 委員 その2.1%
の要二次検査となった方で、そこから実際に二次検査
を受ける方
の割合という
のはどのぐらいになるんでしょうか。
◎健康福祉部 こちらもその実績になりますが、二次検査
を実際に受けられた方は41.6%、112名になっております。その他
の方に関しては、未受診等になっておりますが、3か月受診が見受けられない、2か月受けられないということになりましたら、情報
を地域
包括支援センターと連携しながらで御連絡は入れることにはなるんですが、結局連絡がなかなかつかないよという方もそのうち、やはり40%程度いらっしゃるということになっております。
◆高橋有子 委員 やはり結局その二次検査
を受けてくださいよという
人の中で、実際受けた
のが41.6%。それ以外はなかなか連絡もつかなかったりとか、何かそこ
の人たち
をもうちょっとすくい上げて検査に持っていく必要があるんじゃないかなと考えるんですが、そこについてはどのような対策
を行われてますでしょうか。
◎健康福祉部 先ほど申しました一つが地域
包括支援センターから連絡
をする、今年度に関しましては、なかなか訪問という
のが難しいんですが、そういったところも当たり
をつけながら、あと、
包括支援センター等になりますんで、地域
のところからあそこ
の家
の状況等々が分かるようであれば、そういったアプローチもします。ただ、認知症
の関係で一番御相談が多い、難しいなと思っているところが、御本人がなかなか受診に向かわれないと。認める
のがしんどいという
のもありますし、そういったところが一番この症状
の中で、最初
のハードルが高いところと思ってます。我々、認知症初期集中支援チームという
のも組んでおりまして、数件、年間十何件
の方にはなりますが、医師、それと
包括職員等々
を含めまして、アプローチ
をしながら御家族
の方と協力しながら、何とか受診、さらには介護
の給付
を受けていって、その状態
の中で地域で暮らしていける手助け
の入り口
をしているという
のも一つになっております。
◆高橋有子 委員 確かに認知症初期集中支援チームという
のはとても心強いんですけれども、年間十数
人というところで、なかなかそこまで拾い上げる手という
のがまだ少ない
のかなと考えております。神戸市では、認知症
の無料診断と、認知症と診断されても、もしも
のときに対応できる事故救済制度
の組合せといった事業という
のがあるようなんですけれども、それについて
の導入とかは考えたことはいかがでしょうか。
◎健康福祉部 他市例については、こちらも把握しているものがございます。ただ、本市といたしましては、その際
の例えば検診
を受けたとき
の補助とか、そういった助成
をされているところという
のもあるようには伺ってますが、今
のところ本市
のほうでは、金額的な助成という意味で
の検討はまだ十分に行ってはいない状況です。
◆高橋有子 委員 検診
の助成というよりは、私がお伺いしたかった
のは、実際神戸
のモデルで、どのような結果だった
のかという報告書
を見てますと、実際、結局賠償責任保険に入れたので、安心して外出できるといったような声があったりですとか、なかなか自分が認める
のがしんどいという
のはあるけれども、二次検査要となっても、もう一度そこ
の段階
のハードル
を越えれるようにするには、事故救済制度といったような仕組みもちょっと考えたほうがいい
のではないかなというところでして、そこについてどうお考えでしょうか。
◎健康福祉部 なかなかそこが特効薬になる
のかどうかという
のは、正直、検証は必要かなとは思いますんで、他市事例等々
をもう少し研究してみたいとは考えております。
◆高橋有子 委員 2025年に65歳以上
の方
の5
人に1
人が認知症という統計も予測出てますので、認知症サポーター養成講座とか、児童生徒に認知症
の人を含む高齢者
の理解
を進める教育とかもいろいろしてくださっていて、本当にありがたいんですけれども、いろいろな他市事例
を研究していただきたいと考えております。よろしくお願いします。
○
保田憲司 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、この際、お諮りいたします。本日
の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」
の声起こる)
○
保田憲司 委員長 それでは、本日
の会議はこの程度にとどめ、散会いたします。
以 上...