• 包括外部監査人の説明を(/)
ツイート シェア
  1. 伊丹市議会 2021-03-15
    令和3年一般会計予算等審査特別委員会−03月15日-01号


    取得元: 伊丹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和3年一般会計予算等審査特別委員会−03月15日-01号令和3年一般会計予算等審査特別委員会 令和3年3月15日(月曜日) 午前10時00分開議 午後5時13分散会 〇場 所  第1委員会室 〇委員会に出席した委員    委員長    保 田 憲 司       委   員  永 松 敏 彦    副委員長   篠 原 光 宏         〃    里 見 孝 枝    委   員  鈴 木 久美子         〃    齊 藤 真 治      〃    花 田 康次郎         〃    杉     一      〃    佐 竹 璃 保         〃    上 原 秀 樹      〃    高 橋 有 子         〃    新 内 竜一郎      〃    安 藤 な香 〇委員会に出席しなかった委員        な    し 〇審査した事件とその結果  議案第 7 号 令和3年度伊丹市一般会計予算              質  疑
                                        以  上 ○保田憲司 委員長  ただいまから一般会計予算等審査特別委員会開催いたします。  初めに、委員出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。  円滑な審査ため、質疑に際しましては、委員方は必ず資料名とページ数、項目述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。  次に、答弁される方は、挙手と同時に役職名述べていただきますと、私ほうで指名させていただきます。  また、重ねて申し上げますが、質疑意図的確に把握され、要領得た答弁していただきますようよろしくお願いいたします。  なお、会議時間につきましては、申合せどおり、午前10時から午後5時まで予定しております。委員並びに当局皆様には、十分御留意上、御協力ほどよろしくお願いいたします。  それでは、前回に引き続きまして、順次審査進めてまいります。  予算に関する説明76ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目文化コミュニティ費、こちら続きから始めます。  質疑ある方、どうぞ。 ◆齊藤真治 委員  79ページ文化会館管理運営費演劇ホール管理運営費、そして音楽ホール管理運営費美術館管理運営費ことについてお伺いさせていただきたいと思います。  これ、コロナ禍で、委託料というは大体どのぐらい減ってるんですか。 ◎都市活力部 文化会館ほうが2070万8000円減っております。演劇ホールが1502万9000円減っております。音楽ホールが1212万8000円。委託料だけですか、すみません。 ◆齊藤真治 委員  委託料だけで、はい。 ◎都市活力部 すみません、委託料だけでしたら、もう一度申し上げます。文化会館が1323万7000円減っております。 ◆齊藤真治 委員  1323万円。 ◎都市活力部 はい。それと、演劇ホールが202万5000円減っております。 ◆齊藤真治 委員  減ってんねや。  皆さん言うてはる、コロナ禍で事業できへんから、当然至極減ってると思うんですね。それ影響についていうたら、どういうふうに考えてらっしゃいますか、当局では。 ◎都市活力部 使用料あるんですけど、事業費と使用料がございますけれども、使用料に関しては、コロナ禍ですので、来年度に関しては、今年度大体7割程度使用料ということで考えて減らしております。 ◆齊藤真治 委員  7割ぐらい減らしてやってるいうことになると、これ今までお使いになっていただいてた方とか結構たくさんいらっしゃると思うんですけど、そこら辺影響はないんですか。 ◎都市活力部 収入ほうはいわゆる減らしてるっていうことですので、収入が減りますと委託料は上がるということなんですけども、ただ、事業ほう精査もしておりますので、事業ほう精査していきますと、例えば、収支負担率悪いやつとかこの際やめていこうとかという話ししていきましたので、その中でそういうもの整理した中で202万5000円というが減額になったということでございます。 ◆齊藤真治 委員  なかなか公共施設マネジメントとかもありまして、どこどこか減らすとかいうはあるんですけど、それ以前に、もうなかなかやっていけへんようになるんではないかなというふうに危惧してますんで、そこら辺ところ、一方では、しかし、予算もしっかり見ていかなあかんことはありますから、ここでいうと、お使いになられてる方々意見もしっかり聞いて、維持継続できるもんであれば、していただきたいなと思いますんで、一応要望だけしておきます。以上です。 ◆花田康次郎 委員  予算書79ページ、音楽ホール管理運営費うち、委託料についてお伺いいたします。  昨年もお伺いさせていただいたんですけれども、この委託料うち、伊丹市民オペラに係る委託料金額はお幾らでしょうか。 ◎都市活力部 オペラほう委託料は620万円でございます。 ◆花田康次郎 委員  昨年度答弁中では、様々な自助努力していただいて、670万円予算が必要だったところ620万円にしましたというふうな回答がありました。そのときに、令和3年度に、令和元年にできなかった「アイーダ」繰り越してはどうかというようなお話しさせていただいたときに、実行委員会ほうでも検討されてるというふうに回答していただいてました。それ踏まえて、ちょっとどうなったかというのをお伺いしたかったんですけれども、令和3年度に関して見通しっていうはどういうふうになってますか。 ◎都市活力部 一応まだ、実行委員会がまた4月にあると思うんですけども、それで正式決定になりますけども、一応今ところ、「アイーダ」公演したいなというふうに考えてるとこでございます。 ◆花田康次郎 委員  昨年度、ふるさと納税で100万円ぐらい集めたいというような話もあったんですけども、そちらももし見通しが分かるであれば、教えていただけますか。 ◎都市活力部 なかなか100万円という数字は大きな数字なんですけども、実行委員が努力しまして、100万円何とか達成したいというふうに考えておりますので、何とかいける。いけないと駄目だと思ってますので、頑張ってやっていきたいと考えております。 ◆花田康次郎 委員  分かりました。また、ふるさと納税というは、返礼品ことなんかもあるかなとは思うんですけれども、中止したらどうするかなとかいうもまた考えていただけたらなというふうに思いますので、今年はできれば、演者方々も2年越しになりますので、できればいいなというふうに期待しておりますので、状況見ながら、適切に事業進めていただければと思います。  次に、予算書81ページ柿衞文庫運営費についてお伺いします。  柿衞文庫ですね、令和2年から大規模改修たびに休館しております。それに伴ってなかちょっと分からないんですけども、令和2年度予算から800万円ぐらいですか、金額が下がってるんですけれども、これはどういう理由なか、教えていただいてもいいですか。 ◎都市活力部 委員御存じとおり、休館しておりますので、その分、事業がやっぱり減りますので、その事業費ほうが減ってるということでございます。 ◆花田康次郎 委員  じゃあ、この昨年度と差額というは、休館してることに伴う人件費減少などという認識でよかったですか。 ◎都市活力部 人件費ほうは、人員が減るわけではございませんので、人件費は、細かく言いますと、多少減ってるか分かりませんけれども、今ちょっと手元あれですけど、そんなに減額はないです。 ◆花田康次郎 委員  ということは、イベントというか、展覧会と表せばいいか分からないですけども、そういった行事行うことがなくなったので、それに伴う費用が約、この差額分ぐらい減ったっていうことでいいんですか。 ◎都市活力部 それも含めて、諸経費ですね、建物諸経費とか、今、例えば修繕費とかいろいろかかってた分がかからなくなったので、減ったということでございます。 ◆花田康次郎 委員  ほか文化施設もそうなんですけれども、幾つか改修工事しておりますので、これ充ててなければ、例えば入館料徴収する職員なんかは不要になってくるので、その分、人件費が安くなるんじゃないかなっていうふうにも考えられるんですけども、それはどうなんですか。 ◎都市活力部 受付方はその都度、企画展とか開催するごとに来ていただいてますので、その分、催し開催しないと、そこ経費、人件費はかかってこないということです。 ◆花田康次郎 委員  ということは、企画展やっていない、が必要なくなった分、人件費が下がったということですか。先ほど、人件費は特に変わってないっていうお答えだったかなと思ったんですけども。 ◎都市活力部 いわゆる職員人件費ではなくて、展示事業に関わる、割り振りでいうと、物件費ほういわゆる人件費分が減ってるところでございます。 ◆花田康次郎 委員  分かりました。  最後に確認で話整理させていただくんですけれども、様々なイベント、行事等がなくなったので、それに伴って、かかる費用が安くなったが昨年度と比べて差額であると。その中大きく占めるものについては、入館料等徴収する人員配置が必要なくなったことなどであることでいいですか。 ◎都市活力部 展覧会自体がなくなったことは非常に大きいことでございます。 ◆花田康次郎 委員  分かりました。結構です。開けていないのに、毎年開けてるときと変わらない予算であれば、当然おかしいことかなと思いますので、下がっているというは当然ことでしょうし、また開くとなれば、多少費用は増えるかなというふうにも思っています。もう少し大きく金額が減じるかなというふうに期待はしておりましたけれども、固定ですね、置いておられる職員さんであったりだとか、あるいは、何も開けていないからといって、何も中でしないでいいというわけでもないと思いますので、そこは適切に実施しておられると思います。 ◎都市活力部 すみません、ちょっとあれですけど、休館中も、先ほどちょっと委員ほうからありました、ちらっとありましたけれども、休館中も市施設借りながら、講座とか、そういうものしておりますので、その分経費はかかってくるということでございます。 ◆花田康次郎 委員  ですから、その分は理解しておりますので、また適切に、再来年度ですね、開館に向けて必要な準備等は適切に進めていただけたらと思います。ありがとうございます。 ◆鈴木久美子 委員  関連で伺います。  令和3年度予算減額については理解したんですが、説明のところで、負担金補助及び交付金、柿衞文庫運営補助金って書いてあるんですけど、すごく何か雑というか、全く具体的じゃない説明だなという印象受けています。負担金考え方なんですが、団体行う事業から利益受けることに対して、市が一定金額負担し、支出するが妥当と判断したものに対して負担行っているという理解してるんですが、柿衞文庫が行う事業で、市がどんな利益受けることがあるんでしょうか。 ◎都市活力部 俳諧、俳句貴重な資料は収蔵されておりますので、それ展示することによりまして、広く市民方に貴重なこの俳諧、俳句資料見ていただくことが一番大きなメリットでございます。 ◆鈴木久美子 委員  その貴重な資料幅広く市民方に見ていただくという利益に応分する負担額っていうは、どのぐらいだと考えていますか。 ◎都市活力部 今、来年度、まだ審議いただいてますこの管理費ですね、4769万3000円、これは一応いろいろと精査した中で、今、予算ほう出させていただいてますので、これが適正だと我々は考えております。 ◆鈴木久美子 委員  この金額が適正だということですが、2019年度柿衞文庫さん決算状況からいくと、決算額約64%は人件費なんです。額にして3200万円は人件費で、諸経費で22%取られているので、ここ中にどれだけ貴重な資料収蔵してること広く市民方に見ていただくため努力、経営努力っていうがどれだけあったかっていうがちょっと見てとれないんですけれども、その一つとしてといいますか、入館者数もそう多くなかったりですとか、決算状況お伺いする中でも疑問に思うところはあるんですが、市として柿衞文庫さんに対して今後どういうふうな事業行うようにというやり取りっていうか、されてるちょっと詳しく教えてもらっていいですか。 ◎都市活力部 ただいま委員も御存じとおり、総合ミュージアム造っておりますので、そのときに、柿衞文庫に関しましても導入部分で敷居がいつも高いと言われますので、敷居低くしたような形で、新たにパソコンというか、いろんな仕掛けつくって、クイズ形式で俳句したり、そんな形で広く市民に取っつきやすいような柿衞文庫に、今ところではなかなか敷居が高いという話がありましたので、そのような工夫して、少しでも市民に俳句こと理解していただくように努力したいと考えております。 ◎大西俊己 都市活力部長  負担金補助ということで、4700万余り1行というふうなことで、ごもっともな御意見かというふうに思います。まず、人件費が非常に率が高いというふうなことですけれども、その方自体がいろんなとこへ出かけていって、講師となって、柿衞職員、学芸員がいろんな講座とか、そういうふうなことやっております。ただ、ここでは1行しか記載されておりませんので、この内容しっかりと皆様に御説明するために、総務政策委員協議会において、理事長はじめ、館長、それぞれ職員が来て、直接委員皆様にこんな事業やってますよとか、こんな講座やってますよと、こんなことしてますよ、特に坪内理事長が熱心にやっておられることを説明させていただいてる。それが要はここ1行表すための説明でさせていただいてるというが1点でございます。  そして、人件費は、そのたち、館長もそうですし、そのたちが出向くことによって事業してますが、そのたち人件費自体が事業費みたいなものであるというふうに御理解いただきたいというが2点目でございます。  あと、伊丹にずっと引き継いでまいりました松尾芭蕉直接書かれた資料でありますとか、「蛙飛び込む水音」、いろんなものがございますんで、それ世代につないでいくために、ここで管理して、啓発して広めてるということでございます。まだまだ積極的に進めないかんということで認識しておりますので、できたら子供たちためにいろんな事業今、理事長が一生懸命取り組んでおられる、これはもう既に御説明させていただいてるとおりでございますので、それら内容がここ4700万という数字で、1行で大変分かりにくいですけれども、そんな形で進めさせていただいてるということだけ御報告させていただきます。 ◆鈴木久美子 委員  今、保存している資料ことが御答弁でも何度か出てきてるんですけども、これは総務ほう常任委員会でも、保存している資料評価っていうが適切なかっていうこと意見させていただいてます。今回、総合ミュージアム中で再出発するっていうことなので、できれば、今、その評価っていうが正しく評価されていて、年間保険料で25万円ほど掛けられてるんですけど、その保険に値するだけ価値あるものなかというのをもう一度適切に判断されてはどうかなと思うんですけど、この辺りは当局としてはどのようにお考えでしょうか。 ◎都市活力部 もう一度その辺に関しましては、新たにまた新総合ミュージアムができることですので、一からもう一度、財団とも当然協議していかなあきませんので、財団と協議していきたい。また当局、うち財政当局、全てその辺、施策ことも含めて協議してまいりたいと思います。 ◆鈴木久美子 委員  適切な評価が行われて、きちんと保存状態正しく、大切なものなら保管していただくというところで、新しい情報お待ちしてますので、お願いします。  すみません、最後にちょっとお伺いしたいんですけども、事務局なんか、事務局体制に対する市職員さん支援というはどのぐらいあるというか、人数でいうと、何ぐらいが取りかかっててっていうがちょっとあれば、教えていただきたいんですけど。 ◎都市活力部 人員に関しましては、1名ですね、市職員柿衞ほうに派遣しておりますので、はい。 ◆鈴木久美子 委員  ありがとうございます。この辺も、今、1名職員さんがいらっしゃるっていうことなんですが、あくまで補助とかっていうは、一定期間、経営努力なりによって成果が得られて、独立するのを目的に行うが本当だと思うんです。なので、職員さん配置も含めて、過度な支援にならないっていうは、やっぱり経営努力自体能力どんどん欠いていってしまう行為になるので、そこは慎重に今後も御審議いただいて、財団ともしっかり協議していただきたいというふうに思います。これは意見です。すみません、以上です。 ○保田憲司 委員長  委員方に申し上げます。  直前委員発言内容に関連する部分発言希望される方は、その旨、申し出ていただきましたら、優先的に指名させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆花田康次郎 委員  また柿衞文庫についてなんですけれども、出前講座と言えばいいんですかね、様々な事業、閉館中も行われるということなんですけれども、文化財保護等も含めて4700万円だとは思うんですけども、そういった講座等で利用者数っていうは、令和3年度、合計で延べ何ぐらい見込んでますか。 ○保田憲司 委員長  すぐに答弁できますか。 ◎都市活力部 ちょっと調べさせていただきたいと思います。 ○保田憲司 委員長  分かりました。じゃあ、この点について、ほかに関連する質問ある方はどうぞ。 ◆佐竹璃保 委員  今回、美術館管理運営費ところでみやのまえ文化展示製作委託料が入っていまして、サービスペーパー19ページ見ますと、うち1622万円は教育費ほうで、社会教育費、博物館ほうで入ってるんですけれども、これみやのまえ文化郷が出来上がった後に美術館管理運営費中に全部集約されるか。その総務費と社会教育費2本立てでずっといかれるかっていうは決まってますでしょうか。 ◎大西俊己 都市活力部長  4年4月オープンに向けて、組織改正というが当然あろうかというふうに考えてございます。市長部局ほうで、博物館も博物館中で、例えばたくさんの人を博物館に来ていただくのを観光行政として一部としてやるならば、市長部局でそれ実施することが可能ですよというふうな法律改正も過去にございまして、全て市長部局で持つであるならば、こういった文化関連する費用中で措置されると。いやいや、そうじゃないと、博物館は博物館中で、そこでいくんだというようなことが判断示されたら、分かれるというようなことでございますので、まだちょっとそこは決まっておりませんので、御容赦賜りたいと思います。 ◆佐竹璃保 委員  昨年度予算書見ますと、大体4億5000万円ぐらいかけて美術館運営がなされていて、博物館はまた別建てで、2600万円ぐらいかな、あったと思うんですけれども、その辺り合算というか、集約することで、経費部分でメリットっていうは生まれそうでしょうか。 ◎大西俊己 都市活力部長  まず、博物館ほうは、職員が直接人件費でございますので、直接人件費は項で多分集約されてると思いますんで、社会教育総務費中で多分人件費があるんじゃないかなということ過去記憶ではあります、それもちょっと最近その給与こともやってませんので、不確かなとこもあるんですけれども、恐らくそんな形で博物館費では措置されてないというふうに考えるとこですので、博物館には事業費だけということでございます。ただ、美術館場合は財団に委託しておりますので、その委託中で全て人件費含めて、財団ほうに委託で執行してますので、その辺で大分金額が差が出てまいります。ただ、それ1つにしますと、当然管理運営に関するもの、給与支払いでありますとか、そういったことも財団中で含めてしまうんだったら、節減というか、減額が図れますし、その辺も今後できるだけ、委員がおっしゃるとおり、そんな形で説明省かない形で持っていってこそ、当然統廃合メリットが出るわけですから、その辺こと踏まえて実施してまいりたいと思います。 ◆佐竹璃保 委員  分かりました。柿衞文庫も今、調べていただいてると思うんですけれども、また入りが多くなると思いますので、その辺り、またメリットとしては、伊丹ブランディング化であったりとか、そこから商業施策につないでいただくとか、そういった形でメリットもまた考えていただきたいと要望いたしまして、終わります。 ○保田憲司 委員長  花田委員へ答弁ほうは、大丈夫ですか。よろしいですか。 ◎都市活力部 ちょっと後で報告させてもらいます。 ○保田憲司 委員長  分かりました。 ◆新内竜一郎 委員  81ページのみやまえ文化郷に関連する件、ちょっと質問しておきたいと思います。  先ほど来、柿衞文庫文化施設今までは、私からいうと、今、経済的に非常に厳しいコロナ禍で、この文化施設存続、そして、市民理解、これが非常に大きい課題になると思います。それで、今回、そういう文化施設何とか活性化しようとして、この文化郷ということで、博物館移転して活性化しようとされてると。それは一定理解するんです。そうすると、その活性化するについて、数値でいうと、今までですと、来客数、例えば100であった、これみやのまえ文化郷として今回約12億強投下して整備する。それに見合う、どれぐらい活性化になるか。ちょっとできたら、その辺ちょっと基本的にお聞きしたいんです。 ◎綾野昌幸 都市活力部参事  今、新内委員から御質問ありましたように、数値で表せたらということなんですけれども、来館者ほうが令和元年度、2年度はコロナ影響で数値がちょっと異常値かなと思いますので、令和元年度で現在みやのまえ文化郷で約10万強方が来られてます。それやっぱりどれぐらい増やすかというは、これから博物館も来ますし、新たな事業展開ということも考えてまいりたいと思いますので、またその数値については、またどれぐらい来館者目標にするかというところは、具体的な数値目標はしかるべきときにお話しさせていただきたいかなと思います。 ◆新内竜一郎 委員  そこらがちょっと甘いなと思って、やはり一つ施設、移転してやる。そうすると、今まで博物館来館数何あったんですか。 ◎教育委員会事務局生涯学習部 来館者数ですけれども、平成31年につきましては2万1371名となっております。また、過去、大体2万8000台ぐらい常にキープしておる状況ですけれども、昨年度につきましては、ちょっとコロナ影響が出ておるかと考えております。 ◆新内竜一郎 委員  約2万から3万弱、その方が中心地に行っていただく。それプラスアルファ私、期待してるわけですよ。もっというと、これは正直いって、矢埜市長ときにこういう文化施設やった。そのときに中心地活性化やということで議会でもいろいろ議論して、できてきた。これによって中心地近隣商店とか活性化、プラスなってきた。今まで商業等売上げがどれぐらいあって、今回これによってどれぐらいプラスになるか。その辺ちょっとお聞きしたいんです。 ◎綾野昌幸 都市活力部参事  委員御指摘ように、今回、博物館がここみやのまえ文化郷、現在みやのまえ文化とこに移転するということになりますので、当然、そこでやる事業につきましても、周辺施設であったりとか、イベントであったりとか、あるいは周辺公共施設であったりとかいうことで、回遊性高めて、当然中心市街地商店であったり、商店街にプラスになるようにということは目標にしております。ほんで、来館者につきましても、今みやのまえ文化来館者に博物館来館者足すだけでなく、もっと来館者増やすような努力ももちろんしてまいりたいと思いますし、長時間回遊できるような施策考えてまいりたいと思います。 ◆新内竜一郎 委員  とにかく数値目標持って、やっていただきたいんです。  それと、やはりせっかく整備した、市民が、私自身、この施設に行ったことありますかいうことで何回か市民に、100程度方に聞いたんです。約3割ぐらいしか行ってないんです、市民ですら。1回行って、何回も行ったがありますか言うたら、ほとんどないんです。もっと言うと、私が議長ときに阪神議長会でそれぞれ近隣議長、副議長、シティホテルで会議して、せっかく伊丹来られたから、この宮ノ前文化施設行ったことありますか言うたら、誰もいなくて、まして、知らないんです。私が、せっかく来ていただいたから、誘導して連れていったんです。へえ、伊丹さん、こんなんあるんですかということであって、せっかくいい財源、資産あるが、PR不足です。ほんで、もっと言うと、飛行場から中心地飛行場線通って東から西に行ってる間に、その交差点とこに美術館とかそういう看板、小さくちょっと載ってるだけです。もっと市外方があそこ、飛行場線かなり通ってる。それがここに今回、文化郷いう形でやるならば、やはり外部からぱっと分かりやすい、例えばネオンまでいかなかっても、文化施設ですから。私、他市行くと、やっぱり歴史博物館、ただ単なる博物館いうと、なかなか行きにくい。名前ほとんど歴史博物館にされて、今まで文化施設と一緒にされて、成功されてる市もありました。ですから、やはり他市方が、あっ、ここに伊丹でこういうもんがあるなということ分かるようなこともやるべきやと思うんです。ただ、どうしても行政諸君は民間と違って、やっぱりPR、外部ですよ、外部にもPRしていただいて、中心地にお金落としていただく。こういう循環的なことしないと駄目やと思ってるんです。だから、今回約13億円かけてやるについて、これ初期投下としても、必ずそれ売上げ、地元に還元していただく、こういう形考えていただきたいと思うんです。  そこで、今後管理経費、年間管理経費、今まではこうであった、これ持っていくことによって、管理経費がどの程度に削減されるんか。ちょっとそれお聞きしたいんです、統合することによって。 ◎綾野昌幸 都市活力部参事  管理経費につきましては、先ほど人員問題もございましたけれども、総合ミュージアムがオープンしたときに、何名体制でいくかという組織ことも含めて、もちろん管理経費が高くならないように、多くならないようにということは注意図りながらしていきたいと思います。  先ほど、前段にもございました市外から来客につきましても、展示で令和4年度も、取っつきやすいといいますか、今までも美術館で絵本展示すると、たくさん市外方が来られたりしましたし、そういう絵本作家展示も考えてるところでございます。また、市外からの人から分かりやすいようなサインとか誘導方法についても検討してまいりたいと思います。 ◆新内竜一郎 委員  時間関係で、あと1点。その施設に市民方、あるいは市外方、ぱっと行くにしても、車で行く。そうすると、駐車場が宮ノ前地下駐車場ぐらいしかないでしょう。これなんですよ。前も委員会で言ったんですけど、この施設近くに車横づけできて、数台でもいいんですよ。前に私も監査のときに寄せていただいて、市役所公用車で裏側ちょっと駐車場、置かせていただいた。だから、何かそういう近くにそういう施設造ってもらうと、先日も我々地域で、例えば伊丹ちょっと施設、コミュニティーで行こうかってやったときに、駐車場ないし、地下駐まで歩いてまで、そんなん嫌やということでしたよね。だから、他市へ行ってしもうたんです。だから、やっぱり駐車場近くに、何か地下でも何でもいいですから、ちょっとあのすぐ横づけできるような方策考えていただいたら、もっと市民が使いやすい施設になるんです。その辺見解、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎大西俊己 都市活力部長  宮ノ前地下駐車場、平成12年前後に建設いたしましたけれども、これ阪急伊丹駅からずっとつなげていきたいというような話は、そんな話はありましたけれども、いたみホール前から、そして、美術館横、あそこ上がり口ところまでずっと道路地下駐でつないできたというは、そういった中心市街地文化施設も含めて、活性化ため駐車場ですから、ぜひそちらほう御利用いただくというようなことで我々としては進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆新内竜一郎 委員  とにかく他市では文化施設あると、近くにそういう大きい駐車場造って、公共施設と商店会とか、あるいは大きいショッピングモールなどと動線考えて、1Lad型形でされてるんですよ。だから、そういう形やっぱり、文化施設という観点だけでなくて、中心地活性化、綾野参事はもう中心地活性化でずっと関わっていただいてるんで、この辺考え方今後十分に配慮してやってください。要望しときます。 ◎都市活力部 先ほど数字件でございます。遅くなりまして申し訳ございません。  延べ人数も含めて、回数、延べ人数ですね、一応来年度予定は1030です。
    花田康次郎 委員  全事業合わせて、この柿衞文庫行う事業で1030ということでしたけども、人件費が三千数百万円、もう当然出前講座等々だけ費用ではないと思うんですけれども、1当たりに直すと、数万円ということですね。市民方に俳句、あるいはそういったもの啓発なり、いろんなもの見ていただくなりして、市民文化向上につなげたいという目的は分かるんですけれども、ちょっと費用対効果でいうと、あまりにも悪過ぎるかなと思うんですけども、これ1030という数について、もうちょっと見解お聞かせいただいてもいいですか。 ◎都市活力部 こちらほうはいわゆる講座人数でございまして、今、坪内理事長が来られてから、例えば一句日ということで、毎月19日は俳句作りましょうというところで、そうした活動もされてまして、それにつきましては、もう何百という句が来たりしております。そういった火休館中にも火消さないということで、講座もやりながら、あと、事業についてはちょっと閉館してるということで、こちらほうでできないんですけども、そういったものも含めて額でございまして、決して1030人のためだけにその金額が支出されてるものではないというふうに考えてます。 ◆花田康次郎 委員  この1030人のうち、市民方ってどのぐらいになりそうだと考えておられるか。それとも、全員市民方だろうと考えておられるか。細かい数字、根拠は難しいと思うんですけれども、担当課さんほうでどの程度と考えられておられるか、ちょっと考え聞かせてもらってもいいですか。 ◎都市活力部 委員御存じとおり、俳句大きなところというは、東大竹冷文庫ですか、あと綿屋文庫と、それと伊丹柿衞文庫とございまして、この3つしかないというわけではないですけど、その三大文庫になっておりますので、このような講座いたしますと、やはり市外方がかなり、まだはっきりその辺数字つかんでませんけれども、市外方も多いというふうに認識しております。 ◆花田康次郎 委員  ほとんど市外方であれば、そのような講座する意味がそもそもあるかというようなところが非常に疑問に思いますけれども、市民方からすれば、閉まっているこの柿衞文庫に今年は5000万円かかりましたと。市民の人が見てるかどうか分からないけど、何かイベントやって1000人人が来ましたと。これはちょっと感覚として、市民感覚からすれば、何でそんなお金伊丹は使うんだというふうに思われてもやむを得ないかなというふうに感じます。やむを得ない部分もあるので、これ以上やめてくれとか、減らしてくれとか、この場では言いませんけれども、ちょっと少し意見として受け止めていただけたらと思います。  あと、文化財保護等についてなんですけれども、貴重な文化財後世に伝えるというような話が先ほどあったんですけれども、本当に貴重な文化財であるならば、将来的にこの毎年5000万という負担伊丹が続けられるかというと、非常に厳しくなってくるではないかなと思うんですけれども、例えば国に寄贈して管理してもらって、この5000万費用負担やめるとなれば、5000万あれば、相当なことができますから、そちらほうが市民福祉に資するものだと思うんですけれども、そういったことお考えは全くないんですか。 ◎都市活力部 今現在ところ、やはり貴重な俳諧資料でございますので、それも寄贈していただいたものでございますので、伊丹ほうで展示ほうまた続けていきたいというふうに今現在は考えております。 ◆花田康次郎 委員  先ほど新内委員ですかね、市民方に聞いたら、ほとんど行ったことがないよと、何度も行くことがないよと、まさにそのとおりだと思います。私もこれ中見たことありますかと聞いて、見たことあるよという回答はほとんどなかったですし、やはり毎年5000万、今年は4000万台ですけど、昨年までは5000万以上かかってましたんで、毎年これに5000万以上かかってるんですよといって、いや、こんなすばらしいもの造ってくれてありがとうという市民方、一もいなくて、花田さん、やめられませんかと、そのぐらい言われることが多い。これが市民感覚だと私は思います。  先ほど、前市長が文化施設たくさん建てたっていう話もありましたけども、まさにそのとおりで、お金がたくさんあったときに、あれもこれも建てたものよう畳まんだと、そういう状況にあるではないかと思いますので、文化施設のみならずですけども、予算全体ですね、本当に残さなければいけないものなか。市長も以前、あったほうがいい予算っていうような表現もされてましたけど、私からすると、これはあったほうがいい予算なかなと思いますので、今すぐどうこうしろとか、この予算、来年度に何とかしろとは言いませんけれども、そういう意見もあるだということで頭に止めていただいて、今後、予算考えたりされるとき、事業執行されるとき、適切にここもやっていただけたらと思いますので、これは意見、要望とさせていただきます。ありがとうございます。 ◆上原秀樹 委員  ふるさとづくり推進事業費。前期実施計画92ページですけども、まちづくり基本条例見直し検討時期となることからというふうに書いてありまして、これ来年度、見直し始めるという理解でよろしいですか。 ◎市民自治部 こちらほうですね、見直し検討ほうは令和4年度末までに完了する必要があるという形になっておりまして、令和3年度から市民アンケート調査等行っていきたいと思っております。 ◆上原秀樹 委員  4年に1回見直しということでしたね、たしか。2015年、2019年、で、2023年になるんかな。 ◎市民自治部 そうですね、平成15年に編成されたまちづくり基本条例附則ほうで、4年以内ごとに見直し状況検討するという形になっておりまして、そうですね、前回見直ししてから4年以内ということで、そちらほうが令和4年度以内にということになっております。 ◆上原秀樹 委員  分かりました。その見直し方法ですけども、アンケートなど取るとともに、参画協働推進委員会において様々な議論するとか、あるいは市民委員募ってやるとか、いろんな方法取られてきましたけどね。それは、どういう手法されるんですか。 ◎市民自治部 まず、先ほど委員が御案内ありましたとおり、約3000ほどに対して無作為抽出による市民アンケート実施させていただきたいと思っております。その後、アンケートでいただいた市民皆様御意見基に、条例改正必要有無ですとか、あと、その他参画と協働進捗などにつきまして参画協働推進委員会に諮問し、審議いただく予定と考えております。 ◆上原秀樹 委員  以前、何回か前でしたけども、市民会議でしたかね、無作為抽出で選んで、同時に、市民会議に参加する意思があるかどうかということお尋ねして、意思がある方に集まってもらって議論するという場つくっていただいたんですけども、それは今回はもうやらないということですか。 ◎市民自治部 以前は市民会議という形で実施させていただいていたことももちろんありましたが、今回は参画協働推進委員会という形で、その中に市民公募委員さんほうも一緒に入って審議いただくという形で、それとともに、広くアンケート調査取りまして、広く市民御意見伺いたいと思っております。 ◆上原秀樹 委員  まちづくり基本条例というは、要するに伊丹市全体まちづくり基本となる条例で、市民参画、協働もそうですし、議会も入りましたし、市長役割も入りましたし、あるいは自治組織も入る、全部入ってる組織で、全般にわたる条例になっています。この条例どれだけ市民が周知してるかというは、なかなか計り知れないところがあるんですけどね。4年に1回見直し時期に、改めてこの市民にこういう条例があるということ知っていただく。知っていただいて、いろんな意見出していただくということは、ある意味では必要かと思うんです。3000名無作為抽出アンケート取ることで市民意見聞くということは、それはそれでいいことだと思うんですけども、これ機会に、市民全体に何か周知する方法というのを一つ考えて、こういう条例があって、こういうのを見直しするんですというようなこともあってもいいんではないかなと思いますが、それはどうでしょう。 ◎市民自治部 市民に広く周知するということで、5月からアンケートほう実施する予定とはしておるんですけれども、その前に市広報誌ほうで、まちづくり基本条例見直ししますという形で、アンケートも実施するということで周知ほうさせていただきたいと思っております。 ◆上原秀樹 委員  ある意味では、このまちづくり基本条例考える機会にしていただきたい、市民全体でね。  それと、協働推進委員会ですか、は条例では10名以内ぐらいだと思うんですけどね。それについて、10名以内でやるか。それとも、公募委員若干割合増やすか。方法としては、3000名無作為抽出アンケート取るときに、この協働推進委員会で一緒に議論する意思があるかどうか聞いてみるとか、いろんな形で、手挙げた市民だけではなくて、そういうも入っていただくような、そんな手法もあってもいいかなと思うんですけども、それはお考えではないんですか。 ◎市民自治部 先ほどおっしゃってましたアンケート中で、皆さんにお聞きされるですとか、そういった形ももちろん検討させていただきたいとは思うんですけれども、そちら市民公募委員さん募集に関しましては、今後、そういった御意見も含めまして、検討させていただきたいと思っております。 ◆上原秀樹 委員  ぜひよろしくお願いします。この機会に、先ほど言いましたけども、市民全体で考える機会つくることも含めて、見直しすることでお願いしときます。終わります。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんでしょうか。───よろしいですか。  それでは、続きまして、第8目電子計算センター費、質疑ある方いらっしゃいますか。 ◆高橋有子 委員  前期実施計画94ページ、スマート自治体施策推進事業についてお伺いいたします。  こちら実施計画目標などにも書かれておりますとおり、EBPM推進ということ書かれておりますが、データ分析できる方っていうは今現在どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ◎総務部 今ところ、EBPM、データ分析というところに関しましては、国研修みたいな中でデータ利活用研修というが3年前ぐらいから始まりまして、私も昨年受講したんですけど、まだそういった研修受講してる職員というはまだ数えるほどしかおりません。来年度以降になりますけれども、今年1月から就任いただきましたデジタル推進本部補佐官御支援いただきながら、そういったデータ分析ができるような職員育成といいますか、研修というも実施していきたいと考えております。 ◆高橋有子 委員  育成されるということで、ありがとうございます。こういったときに、データサイエンス能力に合わせて、政策実際に進めていくときに、市民と行政間でエビデンス基に対話成り立たせるようなスキル持った方っていうがまた必要になってくると思うんですけれども、そういった市民と対話スキル持たれている方っていうは今現在職員中ではどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ◎総務部 そういうファシリテーター的な役割ということだと思うんですけども、そういった研修につきましては、主管研修厚生課ともいろいろ協働しながら、今後デジタルトランスフォーメーションというのを推進していくに当たっては、やはりそういうファシリテーション技術っていうものが必要になってきますし、まず一番行政職員に求められてるはやっぱりその課題明確化といいますか、どういったことが今、行政課題なかって、その課題発見能力ですね、そこが一番行政職員得意なところではないかなと思ってます。  実際に今年度、共同調査研究事業地方自治研究機構様と進めていく中で、実際にデータサイエンティスト専門家であります笹嶋先生、兵庫県立大学笹嶋先生に委員長していただきまして、いろいろお話しする機会もあったんですけれども、学生は、逆に言うと、学校でそういうこと学ぶので、データ分析能力っていうはあるんだけども、課題解決課題発見力だったりとか、どうやったらその課題が解決できるかっていうところやっぱり発想が欠けてると。我々行政職員というは、何が行政課題なかと、どういうふうに解決していけばいいかというところ持ってますので、例えばそういう学生たちとコラボして、お互い得意分野というのを掛け合わせることによって、EBPMというのをしていけるではないかなというふうにも考えております。 ◆高橋有子 委員  先日竹村議員へ御答弁中でも、地域課題解決するためアイデアや事業構想し、実現する企画力とか調整力備えた職員が求められるみたいにおっしゃっておられましたけれども、実際そうだと考えてまして、今いる職員中でその能力伸ばしていただくとともに、また新たな人材確保というところも考えていっていただけたらなと思っております。よろしくお願いします。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、次に、第9目、公平委員会費、質疑ある方いらっしゃいますか。───ございませんか。  それでは、続きまして、第10目都市安全対策費、質疑ある方いらっしゃいますか。 ◆杉一 委員  ちょっと自転車交通安全についてお伺いさせていただきます。  前期実施計画16ページにも記載があるんですが、伊丹市にとっても、県内で自転車事故件数というが、発生割合というが一番多かった時期があったりですとか、おととしなんか、高校生通学途中で事故があったりで、非常に大きな課題だと思っております。そのような中で、令和元年実績、人口1万当たり件数が21件になってるんですが、実際いろいろ取組果たしていく中で、令和2年、どういう数字になって、令和3年度、どういうことしていかないといけないと考えておられるか。まず、基本的なところお聞かせいただいてよろしいでしょうか。 ◎都市交通部 令和元年人身事故件数なんですけども、1月から12月まで間で985件人身事故がありまして、420件が自転車に関する事故でございます。令和2年1月から12月までにつきまして人身事故が808件ございます。そのうち自転車に関する事故が337件ということで、大体41%ぐらいが交通事故、自転車に関する事故状況でございまして、我々も、自転車事故に対する割合が高いということで、今後もちょっと啓発等々行って、自転車事故減少に取り組んでいきたいと考えております。 ◆杉一 委員  特に伊丹市内特性として、自転車が多く通るところ、また交通量多いところ、人通り多いところっていったら、駅前、特にJR、阪急は、その中でも阪急ほうがいろいろと混雑してるような状況あるかなと思うんですけど、特に阪急駅前状況なんか、またその対策っていうはどういったことがされてきたか。されていこうとされてるか、お伺いしてよろしいでしょうか。 ◎都市交通部 市内で結構自転車事故っていうは各ポイントで、いろんなところで事故が多いんですけども、特に阪急伊丹駅前、中心市街地でございますので、交通事故、自転車に関する事故っていうが多うございまして、昨年12月に課員全員で輪番決めながら、昼間15時から17時、夜間は17時から19時の間で合計27回ほど自転車阪急駅前でしたら、押し歩き、それから、中心市街地JR伊丹駅ほうまで21組で練り歩きながら、交通事故、例えばライトつけてない方にライトつけてくださいとか、ハンドプレートで歩行者に注意してくださいっていうような啓発させていただいて、少しでも事故減らすような活動昨年はさせていただきました。 ◆杉一 委員  ちょっと最後、申し上げさせていただきます。  自転車交通安全って、伊丹市にとって大きな課題で、これはもう藤原市長も掲げてるぐらいことなんですけども、特効薬ってないと思ってるんです。地道な活動しかないと思ってまして、昨年私も五合橋線自転車レーン通行していたりですとか、阪急駅前自転車で車道部分通行していたりする中で、プラカード持たれたりですとか、ちょっと蛍光ジャンパーというね、そういうのを着られて啓発されている姿拝見しておりまして、本当に頭が下がる思いでした。ああいった地道な取組、地道な積み重ねが行政評価で目標としている数字達成していくことにつながるかなと思いますし、また、令和3年度以降もされるということで、よろしいかなと思ってますので、ぜひともこの地道な取組続けていただきたいと思いますし、本当に頭が下がる思いで見させていただきました。以上です。 ◆花田康次郎 委員  予算書87ページ、放置自転車等対策費うち、12委託料、駐輪指導業務委託料並びに放置自転車等運搬業務委託料についてお伺いします。  駐輪指導業務だけでは、駅前なんかでいつも駐輪指導されてるかなと思うんですけれども、この金額で延べ何名方が延べ何日駐輪指導業務に当たっていただけるか、教えていただいてもいいですか。 ○保田憲司 委員長  すぐに答弁できますか。 ◎都市交通部 また後ほどお調べさせていただきます。 ○保田憲司 委員長  はい、分かりました。 ◆花田康次郎 委員  次なんですけども、先ほど申し上げた放置自転車等運搬業務委託料158万6000円、これ年間何回程度放置自転車撤去行うんでしょうか。 ◎都市交通部 週3回行いまして、年間大体132回ほど放置自転車対策撤去業務行う予定にしております。 ◆花田康次郎 委員  撤去台数は何台ぐらいになりますか。 ○保田憲司 委員長  花田委員、この辺りについて、事前に質問趣旨とか、そういうは伝えておられますか。 ◆花田康次郎 委員  事前には伝えてない。 ○保田憲司 委員長  そうですか、分かりました。じゃあ、そしたら、ほかで何か御質問ある方いらっしゃいますか。 ◆上原秀樹 委員  安全・安心見守りネットワーク事業費についてよろしいですか。  前期実施計画17ページに地域防犯力強化ということで載っていまして、安全・安心見守りネットワーク事業、カメラ設置することによって犯罪抑止するという、そういう役割果たしていただいてるということなんですが、ホームページ見ますと、運用状況が出ていまして、これ平成31年ですけども、全体で提供件数が873件ということで、かなり件数データ警察、もしくは消防署、あるいは弁護士などに提供されています。伊丹市としては、その事件が解決されたかどうかというはつかんでおられないようなこと答弁がありましたけれども、それはどうなんでしょうか。 ◎都市交通部 今おっしゃられたとおり、解決したかどうかはつかんでおりません。 ◆上原秀樹 委員  これは伊丹市が設置して、警察等から依頼があって、提供するだけに終わってるんですけども、伊丹市としては、これ税金使って設置して、その検証というはどういうふうにされるんですか。 ◎都市交通部 平成27年からカメラネットワーク設置したんですけれども、そのときから比べまして街頭犯罪認知件数が66.4%減ってるが効果かと考えております。 ◆上原秀樹 委員  これ街頭犯罪認知件数が令和元年は716件というふうに前期実施計画には書いてあるんですけども、これがだんだん減ってきたということなんですけども、これはカメラ効果かどうかって分かりませんよね。 ◎都市交通部 そうですね。カメラ効果もありますけれども、全部カメラとは考えておりません。 ◆上原秀樹 委員  いろんな要素で街頭犯罪認知件数は減っているということは事実です。要するに、この情報提供するわけですよね、伊丹市がデータ提供する。提供された情報というは、警察なりがそれ利用して犯罪捜査する。終わったら、それは破棄するということになってますけども、要するに、情報提供したその効果単なる認知件数が減ったということではなくて、伊丹市がきちんと知ることが必要ではないかと思うんですよ。もちろん具体的な細かいところまでは踏み込むことできませんけども、これ提供したことによって解決しましたということ自体は伊丹市が知ってもいいんではないかと思うんですけど、いかがですか。 ◎都市交通部 画像提供しまして、警察ほうから、提供した画像に対して消去しましたとか、回答はあるんですけれども、証拠として採用しましたとか、裁判ほうに使いますとかいうも書いてございますので、その辺りはそれで十分かと考えております。 ◆上原秀樹 委員  では、その件数というはつかんでおられるわけですね。これは裁判で何件使いましたとか、その件数は、裁判だけでないんですけどね、こういうところに活用しましたっていうは、件数は。 ◎都市交通部 その件数は、すみません、数えておりません。 ◆上原秀樹 委員  数えてない。集計したら、数えられますけどね。だから、伊丹市として、さっき言った、何回も言いますけど、情報提供したならば、その情報提供したことはどういうふうに生かされたかということきちんとつかんでおくということが必要だと思うんですよ。これは警察がつけたカメラではないですし、伊丹市がつけたカメラですからね。どんな効果があったというものが、きちんと後で検証する。いろんな裁判かけて、カメラあることによって、それが犯罪抑止してるということがこれで判明できたとか、そういうような効果知っていく必要があると思うんです。それ自体はどう思いますか。 ◎都市交通部 今後、そのように検討していきたいと思います。 ◆上原秀樹 委員  カメラというは、この伊丹市がつけたカメラだけではなくて、その倍以上カメラは市内にたしかあると思うんです、いろんな商店とか。それはそれで個人持ち主、あるいは企業が持ち主で、それに対して警察が依頼して情報提供してもらう。そういうことはもう頻繁にやられていまして、テレビ報道なんかでも、犯罪場合、いろんなところで防犯カメラがいろんな映像捉えたことが犯人逮捕につながったかというは実際流れてきます。そういう効果があることは事実ですのでね、ちゃんと検証していただきたいと思います。  あと、個人情報問題でも、非常にシビアな問題も含まれてますので、その辺も何らかの形で検証する必要はあると思うんです。もちろん出したところに全く関係ないものが含まれていて、それは利用されるか利用されないとかいうはこちらは検証できない。これは、警察しか分からないことですからね。その辺も、できたら気つけるべきだということ認識していただきたいというふうに思います。以上です。 ◎都市交通部 先ほど御質問ですけども、年間132回撤去させていただいておりまして、約792台撤去させていただいております。 ◆花田康次郎 委員  前期実施計画85ページ放置自転車対策ところで、自転車等放置禁止区域内における特定日放置自転車等台数っていうので、令和元年が120台、それから、令和3年以降は120から1台ずつ減じていく目標立てておられるんですけれども、特定日というは無作為な1日という意味なか、それとも、何かイベント等あって、混雑した1日なか、特定日という、どういう日こと指してるか教えてもらえますか。 ◎都市交通部 7月ないし6月ぐらい1日かけて、丸一日、2時間3回程度調査させていただく予定で、特定日という、イベントとかそういう日ではございませんので、調査日になっております。 ◆花田康次郎 委員  1日間で120台放置されるということですね。平均して1日120台放置されてるであれば、132日間撤去すれば、もっとたくさん撤去されるではないかと思うんですけども、これ792台にとどまってる理由っていうは何か、一度に何台しか撤去できないとか、人手が足りないか分かりませんけど、どういう理由からなんですか。 ◎都市交通部 特に撤去できない理由はございませんで、放置台数が中心市街地はちょっと確かに多いんですけども、ちょっと外れたところにも放置はあるんですけども、1日大体平均6台ぐらい撤去ということで、大体132回掛けまして792台ということになっております。 ◆花田康次郎 委員  132日間、1日当たり1万円ほど放置自転車撤去していただけるというは非常にコストパフォーマンスもいいかなというふうに思うんですけども、一方、1日当たり放置されてる、100台以上放置されてる中で、6台しかちょっと撤去できないっていうもいかがなものかということですね。  また、駐輪指導業務ほうに撤去よりもはるかに多くお金かけているんですけども、撤去される方っていうは新しく新規で撤去されるわけじゃなくて、恐らくいつも撤去される方だと思うんですね。そういう方っていうは、幾らやめてくださいといっても、一定、あっ、が見てるから、ここに放置するとまずいなというような抑止力はあっても、あっ、駐輪指導受けたから、もう二度と僕は撤去しないと、そういう方はそもそも撤去されないと。そうなると、やはり効果的に放置自転車減らそうと思ったら、人を配置して注意するもいいんですけれども、やっぱり撤去していく、もう120だったら、120台全部撤去すると。132日間でやると、これができることは週7、365日ずっと全部撤去して、放置自転車が10台ぐらいになるまでやればいいんですけれども、毎年何千万とかけていたちごっこ繰り返すよりは、もうどんと撤去すると。伊丹で放置自転車は許しませんよと、そんなふうな対策ほうがいいかなというふうに思うんですけれども、これちょっと放置費用が注意費用に比べて非常に少ないと思うんですけど、これは何か理由があるんですか。 ◎都市交通部 できるだけ啓発等々させていただいて、駐輪放置しないような形で、誘導っていう形で放置自転車少なくするということ啓発兼ねてやらさせていただいておりまして、特に金額が低いという、そういう特段理由はございませんで、啓発兼ねて放置できるだけ少なくして、自転車は駐輪場に止めていただいて、放置対策につなげるいうような形取りたいなというふうに考えております。 ◆花田康次郎 委員  取りあえず目標数値見ると、年間2350万かけて駐輪指導して、特定日に1台ずつ放置してる自転車が減ればいいかな。これも120台が119台でも、これほぼ効果がないというふうに思うんですけれども、目標理由っていうは何ですか。 ◎都市交通部 放置対策っていうは、平成26年ぐらいには1050台ほど放置自転車がありまして、いろいろ啓発、それから、放置対策撤去等させていただいて、今、大体、先ほど委員おっしゃいましたとおり、令和2年は118台ぐらいまで減少しております。なかなかちょっと放置、ここ数年間でも120台とか118台とか、大体それぐらい年度で大体ちょっと、こういう言い方したらおかしいですけども、そういう数値で一応推移しているような状況でございまして、これ以上下げることも、我々、努力していくんですけども、逆に増えないような形で啓発等、放置対策していきたいというふうには考えております。 ◆花田康次郎 委員  自転車ラック整備なんか、放置しにくい環境なんかもできてきてるかなっていうと、駅前景観なんかも非常によくなったという話はお伺いしてます。ただ、放置される方っていうは、幾ら言っても放置される方だと思いますので、撤去ほうですね、もう撤去して、ここにしっかり自転車持っていかれるよと、持っていかれて新しい自転車買っても、また持っていかれたと。それでも、何度も何度も放置する方、同じところに放置する方いないと思いますので、できるだけ撤去頻繁に、かつたくさん台数、厳しくしていただけるよう要望だけさせていただきます。ありがとうございます。 ◎都市交通部 啓発令和3年度延べ人数なんですけども、シルバー人材センターに委託しております啓発が5561それから、伊丹小学校自治協議会、公募型協働事業で御提案いただいて、啓発していただいてるが486合計で6047で啓発延べ人数になっております。 ◆高橋有子 委員  自転車駐輪場利用促進事業についてお伺いいたします。  実施計画85ページです。駐輪場利用促進にいたみんポイント使われているんですけれども、どれだけいたみんポイントが実際効果があるかどうか、教えていただけますでしょうか。 ◎都市交通部 いたポ効果ということでございますが、駐輪対策につきましては、先ほど来出てます路上駐輪ラックでありますとか、撤去とか、そういったこと併せて行っておりますんで、単独では効果ほう出しておりません。 ◆高橋有子 委員  例えば駐輪場に止めた人の何%の人がいたみんポイントためたかどうかというも検証できないでしょうか。 ◎都市交通部 そちらにつきましては、駐輪場利用者うちポイント付与してる人の割合というがおおむね5%程度でございます。 ◆高橋有子 委員  駐輪場利用している人のたった5%しかいたみんポイントためていないであれば、自転車駐輪場利用促進事業っていうはそこまで必要なかなと思っているんですけれども、見解はいかがでしょうか。 ◎都市交通部 駐輪場利用、パーセントとしましては5%ほどになるんですけれども、実際、各月アクティブユーザーといいますか、月1回でも利用されてる方というが昨年度で1000程度で、今年度はちょっとコロナ関係で、850程度となっております。一定、いたポにつきましては、定着してるかなと考えております。 ◆高橋有子 委員  ちょっとそのアクティブユーザーというところがよく分からなかったので、もう少し簡単に説明していただけますでしょうか。 ◎都市交通部 駐輪場で、例えば毎日使ってる方であっても、1とカウントします。1日でも使った方も1とカウントしておりますので、実質使ってる実人数ということになります。 ◆高橋有子 委員  ということは、実質使われているユーザーが1000で、今年度は八百何かで、そこからいたみんポイント使っているが5%という理解でよろしいでしょうか。 ◎都市交通部 そのとおりです。 ◆高橋有子 委員  ということは、本当に実際、いたみんポイント使ってるが物すごく少ないにもかかわらず、280万円もかかっているので、駐輪場っていうものが定着しつつある中で、ポイントがなくなっても、駐輪場に止めていくと思うんですね。なので、ポイントインセンティブとしてつけているっていうは分かるんですけれども、いつまでそれ続けるか、御予定お聞かせ願えますでしょうか。 ◎都市交通部 いつまで使うかということなんですけども、その辺も含めて、今後、どういった形がいいかっていうは検討していきたいと考えております。 ◆高橋有子 委員  検証お願いします。それでまた、検証方法っていうはどのようにされる御予定ですか。 ◎都市交通部 検証方法といいますか、最近、例えば何々ペイとか、いろんなポイント制度、ほかにもございますので、そういった形でポイント制というがいいかどうか、そういったとこも含めて、要は社会環境等状況も踏まえまして検討させていきたいと考えております。 ◆高橋有子 委員  分かりました。  それと、ちょっと聞き忘れていたんですが、5%割合っていうは、このいたみんポイント自転車利用促進事業に使われるようになってから、年々増えているか。それとも、どうなか。推移教えていただけますか。 ◎都市交通部 年々増えております。過去分まではちょっと今、手元にはないんですけれども、年々増えております。 ◆高橋有子 委員  では、また後ほど、過去分も教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いいたします。以上です。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───
     それでは、続きまして、第11目環境推進費、質疑ある方はどうぞ。 ◆佐竹璃保 委員  クールチョイス推進事業委託料ところです。  サービスペーパー22ページところで、いたみ脱カーボンチャレンジスローガンとした水素自動車活用した体験型啓発イベントなど実施と書いていただいてるんですけれども、こちらは既存アースデーいたみとかで開催なか、別建てで、また新規でイベント考えておられるか、お聞かせいただいてもよろしいでしょうか。 ◎市民自治部 また別イベントとして開催予定考えております。 ◆佐竹璃保 委員  ぜひアースデーいたみとかでもやっていただきたいなと思っていたんですけれども、またちょっと要望としてなんですけれども、これ女性とかは充電場所がまだ普及していないではないかという考えがあるみたいで、たくさんもう、2015年ぐらいですかね、急速にたくさんステーションもできて、今、全国で137か所ぐらいですかね。2020年5月時点でもう1万8270か所、コンビニとか消防施設も合わせると、たくさん充電場所があるとお伺いしてるんですけれども、例えば伊丹でこの水素自動車使ったときに、大阪かいわいであったり、兵庫県内でどこら辺に充電マップがあるかっていうところは、何かお示しいただけると、この活用イベントだけで終わらずに、本当に実質的な台数推移にもつながっていくと思いますので、ぜひ要望させていただきますので、お願いいたします。以上です。 ◆高橋有子 委員  同じクールチョイスところなんですけれども、この158万円、デザイン料とお伺いしていますけれども、具体的にどういったことに使われるか、教えてください。 ◎市民自治部 来年度、新しい取組としまして、公用車車体ラッピングとか啓発用マグネットステッカー貼り付けによる公用車啓発媒体として活用しました、そのクールチョイスに関します啓発考えていますことと、あと、先ほど燃料電池自動車等電動車そういった啓発ところで、まず公用車車体ラッピングに係る委託料、啓発マグネットステッカー作成に係る、デザインも含めてですけども、委託料、そして、そのクールチョイス推進に係ります啓発イベントイベント実施に係る費用として委託料ですね。あと、これまで取組としまして市営バス啓発媒体としましたクールチョイスに関します啓発に係るようなポスターであったりとか、そういったものデザイン委託料、あとは、産官学連携で、これまでも取り組んできております、温浴効果によって省エネにつながる入浴剤作りといったワークショップですね、ああいうのを含めた体験型啓発イベントに係る実施委託料、あとは、スマートムーブ、公共交通機関利用促進に関する啓発動画なんかも県立伊丹高校と連携しながら作成したりしてるんですけど、それ伊丹空港ターミナル2階にありますデジタルサイネージにおいて放映行うとこでそこで動画作成委託料であったりといったところで委託料ということで158万3000円計上させていただいております。 ◆高橋有子 委員  具体的に市営バスや公用車は何台ずつ、そういったラッピングになるでしょうか。 ◎市民自治部 公用車ラッピングにつきましては、ラッピングは結構費用がかかりますので、取りあえず1台というところで考えさせていただいておりまして、啓発用マグネットステッカーは50枚で予定考えておりまして、両側面ということで25台、ずっとちょっとマグネットステッカー貼るということが、ちょっと公用車所管する管財課から、ちょっとさびたりとかすることもあるんで、一時期貼った後に1回また休ませて、また貼るっていう、ちょっと交互でやっていこうというところで、25台程度で回していければなというところで考えさせていただいております。市営バスラッピングにつきましては、車内につきましては、車内運転席後部ですね、あそこが目につきやすいっていうとこも考えてまして、ここは80台、車内つり革は21台で、外部のバス車体広報は1台で考えさせていただいております。 ◆高橋有子 委員  ということは、市民さん目によく触れるは、バスに乗らなくてもよく目に触れるは、車体広報1台と公用車1台と、それから、啓発マグネット25台だと考えておいてよろしいでしょうか。 ◎市民自治部 そのとおりでございます。 ◆高橋有子 委員  せっかくする事業ですので、市民さんがそれ見て、自分でも何か環境に配慮できるようなこと、何だろうって思えるような、市民さん啓発も込めた広告お願いしておきます。よろしくお願いします。 ◆上原秀樹 委員  同じとこなんですけども、サービスペーパー22ページ、本会議でもありましたけども、太陽光発電、蓄電池設備購入で、共同購入することによってスケールメリット生かそうという話です。太陽光発電とか蓄電池設備に対する補助は、太陽光発電は補助が2013年まであったんですけど、それが廃止されています。廃止されたは、その費用が大分格安になってきたことようですけども、今回、共同購入する場合、これは伊丹市が呼びかけて希望者募るという形にされるかどうか。  それともう一つは、民間事業者と共同してとありますけども、その民間事業者選定は誰がどういうふうにするかということについてちょっとお聞きしときます。 ◎市民自治部 市民募る部分につきましては、支援事業者というもの公募で募集しまして、その支援事業者につきましては、内部で選定委員会設けまして、企画展やらせていただいたものが適切であるか、もしくは、適切な施工的な実績ちゃんと持ってるかどうかというとこ確認させていただきまして、その選定されました支援事業者による民間ノウハウでもって行うこと今考えております。 ◆上原秀樹 委員  支援事業者は公募されて、それは選定委員会で選定することですけども、事業者はメーカーとかたくさんあるんですけども、選定委員会というはどこでどういうふうな形でつくられるんですか、庁内ですけど。 ◎市民自治部 庁内、市民自治部内で職員でもって構成される。あと、関係部署として危機管理室、政策室方にも入っていただいた内部選定委員会でもって考えております。 ◆上原秀樹 委員  民間事業者で、どの事業者が適当かということ判断するに際してですよ、専門的な意見というは別に必要ないんですか。要するに、その道専門家っていいますかね。職員がその専門家だということは、それでいいんですけども、ただ、科学的な専門的な知識持ったというは要りませんか。 ◎市民自治部 一応施工安全性については、それ第三者機関で確認できるような体制取ることということで仕様書ほうに定めさせていただいておりまして、一定有資格者がそれ行うということで前提ということで、仕様書ほうには定めさせていただいております。 ◆上原秀樹 委員  で、スケールメリット生かすためには、どのぐらい応募者が必要なんですか。 ◎市民自治部 今現在、ちょっと伊丹市で数値で統計上出されてるものはないんですが、全国的には既築住宅で9%ぐらいが導入されてるところがございまして、伊丹も同じ、同程度もの想定するところになりますと、まずは二、三十件目指していくところになってくるかなというふうに考えてるところでございます。 ◆上原秀樹 委員  結構今、一戸建て新築住宅も建設、あちこちされてるんですけども、太陽光パネルは設置したところあんまり見受けないんです。まあまあ、建てるときに何か啓発とかいうことも含めてやらなければ、それなりに費用もかかりますからね。なかなか難しいかなと思うんです。これで共同購入支援するという形では、一つ前に進む可能性もありますけども、日常的などこか、建築指導課かどうかは別としまして、そういう啓発が必要かと思うんですけども、その辺は何か考えておられますか。 ◎市民自治部 まずは、こういった事業していくことで、どんどん導入が促進されていく中で、周りに設置が増え出しますと、普及してるんなら、自分も考えてみようかなというような、同じ手法的なところ考え方にはなりますけれども、あとは、クールチョイス中で、新築住宅ですと、ZEH住宅推進といったこともございますので、そのような中で今後持続可能な環境保っていくために啓発草の根的な地道な啓発にはなりますが、その中で普及促進図っていくことができればというふうに考えております。 ◆上原秀樹 委員  共同購入でスケールメリット生かして、一定費用抑えるということで、それで一定進む部分があればいいと思います。ただ、そうはいっても、お金はかかるからというところも多分出てくるんではないかと思うんです。その補助金は国がもう補助制度なくしましたけども、全国では今年度末ぐらいまでは継続してやってるところがある。例えば隣豊中とかいうはありますし、蓄電池では、高槻なんかもまだ補助制度があるんですよね。この共同購入したけども、なかなか進まないという場合には、一定この補助制度も国にもう一回やってほしいとかね、あるいは、じゃあ、それに応じて伊丹もちょっと補助しましょうとかということも考えるべきかなと。大分値段も下がってるとは聞いてますけどね。ぜひ一回検討していただきたいというふうに思います。  もう一つ、実施計画76ページに、温室効果ガス総排出量計画が出されていまして、市施設から排出される温室効果ガス総排出量、これは、元年度は2万4619が3年度には増えて、それがだんだん減るという計画になってますけども、これはどういうことでこういう形になるんですか。 ◎市民自治部 これにつきましては、国地球温暖化対策計画に準じまして、伊丹市ほうでも目標ほう設定させていただいておりまして、2013年度が国基準でもあり、伊丹市もそこに基準置かせていただいてるんですけど、その当時が伊丹市は3万3892トン、CO2と。国自身が2030年度中期目標で、全体として26%削減図るということなんですが、これそれぞれ産業部門であったり、民生家庭部門であったり、業務部門であったり、運輸部門で、それぞれその削減目標というのを内訳が示されておりまして、伊丹市事務事業でいきますと、ここでいうところ業務部門と運輸部門が当たるというところで、そのパーセンテージでいくと、2030年度には38.1%削減目指す必要があるところでございまして、それ算出しますと、2030年度で2万985トン、CO2目指していかなければならないと。これは、あとは比例的にもう直線で案分ほうさせていただきまして、各年度目標値は置かせていただいてるですが、伊丹市環境マネジメントシステムにおける取組であったりにおきまして省エネほう図ってるところもございまして、既に実績値としては、未来的な目標値よりも出ているという状況になってるというが現状でございます。 ◆上原秀樹 委員  現在庁舎が一番大きい排出量だと思うんですけども、その庁舎排出量は、新庁舎ができることによって、総排出量はかなり削減されるんではないかというふうに思うんですけども、その辺はここには加味はされてるんですか。 ◎市民自治部 庁舎排出量も、伊丹市事務事業で見ると、浄水場とか病院とかもございますので、実はちょっと限定的なもので、確かにZEB Readyというところもありまして、一定削減幅はあるんですが、全体寄与率としてはちょっと数%程度というところで、その辺ところも含めて、目標値ほうはまた考えていければなと思います。 ◆上原秀樹 委員  分かりました。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆上原秀樹 委員  はい。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、続きまして、第12目空港対策費、質疑ある方いらっしゃいますか。 ◆上原秀樹 委員  前期実施計画75ページに、空港周辺生活環境保全というがあります。実施施策目標1行目に、「空港と共生」ために不可欠な大阪国際空港周辺における安全と環境引き続き確保し、市民静穏な生活環境保持すること目指すことですけども、そもそも航空機騒音に係る環境基準は達成することは目標には多分難しいと思うんですけども、不断努力するが、これは決まっております。これが、言葉が何でないかなと疑問に思ったんですけども。 ◎総合政策部 不断努力につきましては、平成2年に協定結びました存続協定中で決められたものでありまして、これについては、達成まで要するに不断努力努めていただくことは、これまで毎年、伊丹市としても11市協といたしましても、国、それから、最近では関西エアポートが主に空港運営権者になっておりますので、そこほうに直接要望ほうしておりますし、毎年、その不断努力結果というが騒音値として幾らになってるかというふうなことについては情報提供していただきまして、それに対して協議ほうも行っておりますので、ここほうには書いてございません。 ◆上原秀樹 委員  存続協定中で航空機騒音に係る環境基準達成に向けて不断努力することになっていまして、この不断努力が書いてあるところは騒音対策不断努力というふうになってまして、これがそれにつながることとは思うんですけども、伊丹市姿勢として、存続協定そもそも中身きちんと明確にするといいますかね、行政中で明確になってるとは思うんですけどね。実施施策目標としては、それ掲げながら、それに向けて国とか、あるいは航空会社とかにきちんと毎年要望していって、それきちんと検証しながら、引き続き様々な要望していくという、そういう立場が必要かなというふうに思いました。市民平穏な生活環境保持する。保持する状況じゃないわけですね、今。このまま保持するんじゃなくて、もうちょっと騒音減らしていかなければならないというが本来立場なんで、ぱっと見たときに、あっ、保持ってこれ、このままでいいかというイメージ持ったわけですよ、75ページとこですよ、一番上ところ。その下成果目標ところもLden目標が書いてありますけども、取りあえず令和元年から令和6年までは同じ数字になってることが保持なかなと、こういうふうに思ってるんですよね。いろんな要素によって、要するに低騒音に変えることによって、一定騒音対策効果はあると思うんですけどね。これ同じ数字が並ぶは、どうお考えですか。 ◎総合政策部 航空機騒音につきましては、なかなか毎年継続的に下げていくは難しい問題でございまして、その中で我々としましては、まずは、要するに静かな飛行機ほうにできるだけ速やかに代替していただくというふうなこと。最近、JALさんにおかれましても、トリプルセブン、今、伊丹空港に就航してます一番騒音大きい飛行機でございますけれども、これに代わって、エアバス350という一番最新静かな大型機ほうに代替するという形でテストほうされまして、近日、伊丹路線ほうに定期就航機材として導入するという結果ほうもいただいておりますので、それについては、これまで要するに要望成果かなというふうに考えております。  ただ、ここ保持ということにつきましては、なかなか難しいということで、空港一面では活性化、しかし、これまでもずっと言っておりますけども、安全、環境、これが大前提ということでございますんで、騒音値増やさない中でできるだけ活性化高質化、空港高質化というもの求めておりますので、保持という言葉と目標値につきましては、基本的には前年度よりも上げないというもの目標値として設定させていただいております。 ◆上原秀樹 委員  前年度より上げないことが目標でしたら、このままずっと続く。低騒音機が1台入ったからといって、Ldenが急激によくなるとは思いませんけども、伊丹市取るスタンスとしたら、保持よりも軽減目指す。そのために国に対して、あるいは航空機会社に対して、その対策要望していく立場ぜひ保持すべきではないかなというふうに思いますので、この辺確実に考えてほしいなと思います。それと、これは質問しても、また同じ答弁ですから、よろしいです。  もう一つ、これもらってますよね。これはLdenあれ経緯は別としまして、大阪国際空港運用概況ということで、21時以降発着状況一覧表ももらっていまして、これ見ますと、結構ありますよね、21時以降。もちろんこれは着陸ほうで、離陸ほうは多分ないとは思うんですけど、ちょっと正確には見てませんけども。共産党豊中市議団がこの問題では要望もされています、直接着陸ときには、もう豊中市市民は影響受けますんで。これはもちろんどうしようもないことでありますけども、多いときでは40分以上遅れて着陸するも、これ見れるんですけどね。これは、どうお考えですか。 ◎総合政策部 今年度に入りましては、昨年度、要するに令和元年度につきましては航空機遅延というがかなり増えてきたというふうなこともありまして、周辺市としましても、その対策について、航空会社も含め、対応取っていただくようにということお願いほうしてまいりました。その結果、令和2年、今年度に入りまして、後半期からは、今年度に入りまして大きく件数ほうは減っておりまして、冬ダイヤに入ってからにつきましては、多分5件あるかないかぐらい件数で、遅れてる時間についてもおおむね5分以内という形に改善ほうはされてきてるということ聞いております。 ◆上原秀樹 委員  改善要望されて、一定改善されたことで、これ2019年度はG20があったために結構増えてることはありまして、いろんなそういう、これら社会的要請に応じて航空機が運航される場合というふうにありますけどもね。この社会的要請に応じてというところは、やむを得ないんじゃなくて、これはきちんと時間守っていただくという、これがこの伊丹空港ルールですよということは、これは内外にきちんと発信されて、まあまあこれがあるからしようがないということはぜひやめていただきたいと、これ要望しときます。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆上原秀樹 委員  はい。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、続きまして、第13目共同利用施設等管理費、質疑ある方はどうぞ。 ◆永松敏彦 委員  14工事請負費で、新たに緑ケ丘センター整備工事が現在行われております。それに伴って緑ケ丘センターが閉鎖しまして、ここで一括に、遺族会館も含めてですけども、なるとお聞きしております。以前頂いた資料には、1階、2階といろんな集会施設やお部屋がありますが、今度、この使用料につきまして、まだそこまで決定してないかも分かりませんけども、以前と値段が上がったりするか、そのまま料金的には据置きで行っていただけるかという部分お答えいただけますか。 ◎市民自治部 使用料といいますは、コミュニティー以外方が使われる料金ということでございますでしょうか。こちらに関しましては、利用料金に関しましては、以前今までと同様、コミュニティー以外方が使われる際はお支払いほう同様金額お支払いしていただくような形で考えております。 ◆永松敏彦 委員  分かりました。いや、新しい施設ができたからということで、それに伴って金額増やすとか使用料が増えるとかいうことはないことで理解させていただきます。以上で結構です。 ◆新内竜一郎 委員  共同利用センター改修について、簡潔にちょっと聞きたいんです。  今後年次計画、どのようにされているんか。ちょっとお聞きしたいんです。 ◎市民自治部 年次計画ほうということでお伺いしておるんですけれども、それぞれ改修に関しましては、屋上防水改修ですとかは20年ですとか、そういった形で一定、そういったことめどとして計画はしておるんですけれども、必ずしも、改修計画ほうなんですけれども、台風が来ました際は雨漏り、屋上防水ほうが若干ひどくなってきたりだとか、そういった場合は随時そういったこと改定しまして、修繕ほうさせていただくような形となっております。 ◆新内竜一郎 委員  私が一番確認したいは、雨漏りとか、あるいは耐震化がまだできてないという形で、改修するだけじゃなくて、最近は小学校区ごとに3か所、あるいは2か所、数か所あるところに一本化して、統合してやろうかという動きが見えるわけです。これは、地元住民まず合意がないと、これは難しいと私も見てます。それで、そこで、ただ簡単に言うと、今までコミュニティー場だけでなくて、最近は避難所として使ってるわけです。御存じように、阪神・淡路大震災とき、学校体育館とか、そういうとこはもういっぱいで入れ切れなかって、共同利用施設も使った。そのときもいっぱいであって、車上で、外で避難された方、ものすごくあったんですよ。ですから、そういうこと考えると、ただ単なる共同利用センター縮小して統合するときは、やはりこういう避難所受入れにもなってると。こういうことも含めて、これ危機管理と連携取って、これも基本的に住民合意形成広く取ってやるということ、私、その辺ちょっと確認したいんです。その辺見解、確認しておきたいんです。 ◎市民自治部 当然公共施設になりますので、公共施設マネジメントに基づいた形で整理されるということは、共同利用施設も例外ではございません。その中で、地域コミュニティーために使われてる施設だということですので、広く合意形成図りながらということにはなってまいります。航空機騒音で多額助成頂いて建てた施設ですけども、今後は全て建て直すにしても、市財源使わないといけないことになってまいりますので、その全体公共施設兼ね合いお話もさせてもらいながら、コミュニティーでも合意形成取りながらということでやっていくべきなかなというふうに考えております。  避難所につきましては、今位置づけ中では、まず小学校ほう避難というところで、その後、共同利用施設活用できるかどうかというは、その後災害規模において指示系統がなされるというふうにお聞きしておりますので、その中でどのような計画がされるかということについては、共同利用施設現状見定めて、危機管理中心に災害体制が引かれるべきであろうかなというふうに思っておりますので、また協議も進めていきながら、考えていきたいなと考えております。 ◆新内竜一郎 委員  やはり今後、避難所ということも含めて考えて、計画的にやる。それと、今言った地域住民合意ということが前提ですんで、その辺よく配慮してやっていただきたいということで、要望しときます。 ◆齊藤真治 委員  今ほど新内委員もおっしゃったみたいに、共同利用施設在り方というか、その使い方は、最初に、騒音対策出てきたときと形が変わってきてるかなというふうに思うんですが、先ほど課長もおっしゃったみたいに、公共施設マネジメントで公施設減らしていくっていう、まあ言うたら、その財源部分があるんですけど、これ言うたら、財源部分が先なか、地域コミュニティー利用が先なか。これはどっちですか。今、答弁ちょっと聞いとったら、お金減らすために床どんどんどんどん減らしていかなあかんという感じなんですけど、そこら辺見解はどうでしょう。 ◎市民自治部 すみません、どちらが優先という話は、甲乙やっぱりつけ難いかなというふうには思っております。当然財源がなければ、施設建て替えや修繕はできませんし、ただ一方で、地域合意形成もなければいけないことにはなりますので、やっぱり双方ともによく御理解いただく中で進めていくべきではないかというふうに考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。 ◆齊藤真治 委員  そうすると、言うたら、床減らしていくという形になってくるときでも、やっぱりそれぞれ床面積とか、立地条件とかいうが異なりますからね。だから、やっぱりしっかりと役所職員皆さんも一緒に入ってもらって、やっぱり減らすんは減らす、続けるんは続ける、目的変えるは変えるという形でつくっていかないと、取りあえず減らしますねんというて、地域に持ってきて、もうそうせんかって納得してくれへんかったら、まあ言うたら、これはもう一切管理できへんようになりますよとか、使われへんようになりますよっていう御説明いただいてると思うんですけどね。それではなかなかみんなに伝わっていかないといいますか、うちでいうたら、伊丹小学校地区でもいろいろとお話しさせていただいてますけど、なかなかどこ減らすねんとかいうもうまいこといけへんような感じですからね。やっぱりここ減らして、ここ新しいもん建てよういうことになると、やっぱり実際にどんなもんできるんかとかいうのをなかなか、地域方々ではやっぱりビジョンが見にくいと思うんですよ。そういう意味では、言うたら、役所職員もしっかり入ってもらって、提言してもらえたらなと思いますんで、要望しておきます。以上です。 ◆上原秀樹 委員  共同利用施設は、先ほど答弁あったように、公共施設マネジメント方針に従ってやるということなんですけども、ここには62ページに書いてあるように、適切な維持管理行っていくことも当然同時にやっていかれます。築何年まで使えるかというがありますよね。大体60年ぐらいというふうに言われてますけどね。60年まで維持管理してもらえるんか。あるいは、その地域事情によっては、いやいや、もうちょっとどこか新しい建物が欲しいわという地域合意ができるかというはありますけども、地域によったら、狭い小学校区でしたらね、1つ箇所に1つまとまってもいいという合意ができるところもありますし、緑ケ丘センター、これ載ってますけども、緑ケ丘センターは瑞穂小学校区ですけども、これ全部センターがなくなるわけではないですよね。残るとこもあるわけですよ。説明の中では、新しい拠点施設造るためには、共同利用施設は全部もう廃止しますという説明がされているような気がするんです。そうじゃないですか。 ◎市民自治部 そうですね、瑞穂小学校区ほうは、確かに小学校区全部施設集約化してということではございません。それぞれ小学校区に関しまして、地域状況、それぞれ施設立地状況なんかもそれぞれに異なることがございますので、画一的に全て集約化進めていただかないといけないですとか、場所的には、例えば伊丹小学校区ほうでしたら、7施設ほどありましたり、南北に長い地形があったりだとか、いろいろなそういった地形部分ですとか、そういったこともございますので、一概に画一的に全て施設集約化していただきたいということではございませんけれども、現在、地域自治組織等で学校区ごとに地域ほうも協議等進めていただいてるところから、先ほど上原委員から御案内ありましたように、学校ごとで、狭いというか、ちょうど地域真ん中に例えば施設があったりですとか、そういったことも検討して進めていってる次第でございます。 ◆上原秀樹 委員  全部共同利用施設集約するということではないは、それは確認してよろしいですか。 ◎市民自治部 集約方法になろうかと思います。耐用年数、先ほど御質問ありましたけども、立地によっては、やっぱり50年で交換なり、ひどくなる施設もありますし、立地によっては、60年とかもっているような施設もございますので、その損傷具合とかも見ながら考えなければいけませんし、ただ、そのまま状態で建て替えするということ自体は、今ところ、公共施設マネジメント考え方ではございませんので、例えば2つ1つにする、3つ1つにするとかいうこと考えながらやっていくことで、全体として総床面積減らす。ただ、共同利用施設全てなくすわけには当然いきませんので、コミュニティーが良好にするような形模索するために、早い時期からこのように議論進めていかないといけないことで取り組んでるということでございますので、今後やっぱり老朽化すれば、全てが対象にはなってくると。それどのような形で再編していくかというは、まだ画一的な形が決まってないは、先ほど課長から御答弁させてもらったとおりでございますので、御理解いただきますようお願いします。 ◆上原秀樹 委員  航空機騒音関係で、伊丹市は他市に比べて、豊中もたくさんあるんですけどね。他市に比べて共同利用施設がたくさんあるということで、コミュニティーに大きく役立ってきてるわけです。高齢化によって、遠くまで施設に行けないけども、身近なところだったら、いろんな趣味とか生かした活動ができることなどで、大きく利用していただいてる施設なんです。高齢化がどんどん進展していって、元気に活躍してもらうためには、非常に必要な施設ことは事実なんです。ただ、50年、60年、いつまでもつかというはありますけども、一回地域で話し合いしたときに、たとえ50年、60年としたら、その10年ぐらい前には議論始めるとしたら、まだ15年あると。具体的な話になるんですよ、切迫しておればね。じゃあ、そのうち考えようと、そんな話になって、それまでは全面的な改修までいかなくても、きちんとそれまで使えるような改修はしていただきたいという話になるんですよね。集約化した施設、要するに拠点施設がどうしても欲しいところもあるかもしれませんけどね。別にそんなことはありませんよと、この地域はね。会議もできるし、あるいは、自治組織が持ってる施設も一つはあったりしますからね。要らないとこもありますから、その辺も地域実情に応じて、地域活動とか高齢化に向けた活動提供というところからぜひ、必要な修繕はするって書いてありますからね、続けていただきたいと。集約化についても、その地域に応じて考えていくということでお願いしときます。 ◆篠原光宏 委員  共同利用施設、私地域でも老朽化が進んでいること受けて、統廃合が検討されている、今、段階で、いろいろ議論があるんですが、いろいろちょっと確認させていただきます。  もちろん共同利用施設ですから、持ち主はこれ市持ち主、所有物であって、使用者は地域住民、自治会とかいろんな各種団体が使っております。廃止するに当たっては、地域住民もちろん理解が必要というか、合意っていうはなかなか難しいと思うんですね。目前にある便利な施設がなくなるわけですから、必ずその周辺方では反対される方も出てくる可能性が高い。だから、全員合意、同意とか合意っていうはなかなか難しいんですが、その地域取りまとめるために、例えば自治会であるとか、地域自治組織役員方にいろんな意見お伺いした上で、その意見に応える形でどういうふうにやっていくかっていう方向性市が決めていくことになってるかと思うんです。ただ、地域自治組織っていうは結局、各自治会代表の人が集まってる団体で、まあ言うたら、結局、ほんなら、自治会自治会員全員意見は誰が聞かなあかんやっていう話になったときに、これ自治会長がもちろん聞かなあかんかという話になってくるんですけど、自治会は市下請ではないので、市がやる事業に対して、各自治会内に住む方々に、これどう思いますかっていうアンケート取るだとか、そういうことってどう思いますか。 ◎市民自治部 そうですね、委員御案内とおり、確かに自治会長様ほうから自治会員方に御意見ほう集約していただいたりといったこともございますけれども、市ほうといたしましても、鈴原小学校区内中で今まで地域自治組織及び管理運営委員会ほうなんですけれども、こちらほうも自治会長さんが主に担っておられるところで、市ほうといたしましても、その中で一定、地域皆さんと一緒に御説明させていただきまして、その中で、回覧ですとか、自治会長様ほうから地域ほうに状況説明していただきまして、その中で一定、御質問ですとか、やっぱり分からないといったことがありましたら、随時迅速に御説明に伺ったりしておりましたので、自治会長様だけに限らず、市ほうも一緒に丁寧に進めさせていただきたいと思っております。 ◆篠原光宏 委員  地域に住まれる方で、住んでられる方で、そういう便利な施設がなくなると、本当に、まあ言うたら不便にしかならないわけで、賛成する方っていうは少なくて、今までと同じように使いたい方がたくさんいらっしゃると思うんです。ただ、今まで考え方っていうのをお伺いしていると、もちろん長期的に考えて、このまま少子高齢化が進んでいって、人口が減少していく。老朽化が進んで、ずっと修繕費ばかりがかかっていく。その市税負担ほんなら、どうしていくんやという考え方で、公共施設マネジメントに従ってやっていく考え方は僕は正しいと思うんですけれども、これ言うたら、住民みんながそういう同じような考え方になっていただくようにすることが、みんなで理解して、新しい統廃合みたいなことにつながっていくんじゃないかなと思うんです。地域自治組織にしても、いろんな刊行物とかでそういうことを説明して、うち鈴原場合はそういうこともやっているんですが、なかなかそういうことやってるからいうて、みんなが合意したわけではないという声が残り続けるは、そうなんです。ですから、自治会が、言うたら、そういう反対する住民側と進めようとやってる市と間に挟まれて、つらい立場に立ついうはかわいそうな話なんちゃうかなと思いますんで、なるべくそういう全体、市民が全体感に立った考え方でそういうことが最善策やなっていうふうに理解していただけるように努力していただきたいと思うんですけど、いかがですか。していられるとは思うんですけどね。さらにやっていく、その辺答弁いただけますか。 ◎市民自治部 すみません、ちょっと簡潔に申し上げますと、やっぱり市としては、あらゆる場面で全力的に努力はしてまいりたいというふうに考えております。やっぱり皆さんお話中で、やっぱり賛成、反対というはつきものでございます。議会についても、当然それはこれまでも御答弁申し上げてますけども、やっぱり賛成、反対というものがある中で決めていく必要があろうかなというふうに考えております。今回は自治組織中心として、その自治会長だけではなくて、いろんな団体さんほうからもお声もお聞きしておりますので、そういったこと踏まえながら、たとえ当初としては反対であったとしても、施設また造っていく中で、ああ、こういう判断してよかったなとか、使い勝手いい施設になったなというところで取り組んでいきたいと考えております。  ちなみに、緑ケ丘ほうは先行してやってまいりましたけども、初めはやっぱり反対声いろいろ多い中で進めてまいりましたけども、皆さんが、ああ、こういう全体流れであれば、致し方ないなとか、どうせやるんだったら、いいもの造ろうというようなことで前向きになっていただいてるとこがありますので、不断努力重ねて、全体としていい方向でよかったなと振り返ったときに言ってもらえるような形で市ほうは努力してまいりたいと思っております。  自治会におかれましては、非常に御負担かけるところでございますけども、ただ自治会意見一方ではきちんと聞いてくれというお話もございますので、きちっとそれはお伺いしながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆篠原光宏 委員  自治会はあくまでも使用者で、ヘビーユーザーで、共同利用施設使ってる立場なので、そこが古くてもう使えなく、このままほっとったら、修繕費ばっかりかかって、税金いっぱいつぎ込まなあかん、しんどい施設やっていうことになるんであれば、新しいもの造っていただいて、活動拠点がそこに新しいとこで気持ちよくできるんやというふうに理解できることが一番ええことやと思いますんで、その辺、そういう考え方ちょっと、自治会が発するよりは、市が発していっていただいたほうがええかなと思いますんで、御尽力いただければと思います。要望です。よろしくお願いします。 ○保田憲司 委員長  そうしましたら、ここで暫時休憩といたします。 〇休 憩 〇再 開 ○保田憲司 委員長  それでは、休憩解いて会議続けます。  13目共同利用施設等管理費続きから行います。  質疑ある方いらっしゃいませんか。 ◆永松敏彦 委員  91ページ委託料についてお伺いさせていただきます。  ここ委託料中にPCB廃棄物処理委託料と項目上がっております。その下見ますと、東緑ケ丘センター解体設計委託料が含まれておりまして、私が想像するには、このセンター解体に当たって出たPCB処理するかなと勝手に想像しました。もし違ってたら教えてください。  それとあわせて、解体に伴って古い建物についてはアスベスト問題が、アスベスト対策が非常に重要になってくるかなと思います。ここにもアスベスト対策費用とか載ってないと思ったら、この解体委託料中に含まれているかなとも想像もいたします。特にここ東緑ケ丘センター、物すごく近隣に密接した場所でもあります。県立伊丹高校角っこにも位置しまして、道も狭いところでありますので、そのアスベスト対策等もこれに含まれているか、ちょっと教えていただきたいなと思います。 ◎市民自治部 先ほど委員御案内ありましたPCB廃棄物処理委託料件ですけれども、こちらほうは北センターほうにございましたPCB関係ものでございまして、こちらほうで今年度、処分させていただきたいと思っております。  それと、すみません、先ほどお聞きになってらっしゃいました東緑ケ丘センターアスベスト関係ですけれども、こちらほうも設計等で確認させていただきまして、対応させていただきたいと思っております。 ◆永松敏彦 委員  PCBはこのセンターから出るものではなく、ほかに処理しなきゃいけないものがあることで理解いたしました。  これ要望です。というか、もう当然ことなんですけども、先ほども言いましたように、解体工事に当たっても、物すごく周りが隣接してるところにありますので、アスベストのみならず、それ以外公害等も十分配慮していただいて解体ほう進めていっていただきたいなと要望しておきます。以上です。 ◆杉一 委員  先ほど、齊藤委員と篠原委員がおっしゃられたところって、私もそうだなと思うところが、やはりこういう声が上がってくることは、地域側からすれば、まだまだやはり、話持ってきてるっていうレベルじゃなくて、ちょっと地域に仕事振り過ぎじゃないかっていう認識が恐らく、感情論も含めて地域側にあるかなと思ってるんで、そこは私自身も感じるところはあるんです。  全体として、公共施設マネジメント結果達成していくっていうことは大事なところだと思ってるんですが、一方で、どこまでどういうもの示していくかっていうところも大事だと思ってまして、いざ共同利用施設統廃合していくと、今ある伊丹市持っている土地に新たな施設が建てられればいいですけども、そうじゃない場合には、民地含めて、民地市が購入して新たなもの建てて、統廃合対象地域ところは閉じていく、売却していくっていうことも考えられるということでよろしいんでしょうか。 ◎市民自治部 そのように御理解いただいて結構です。  ただ、ちょっと補足的にはなりますけども、それするに当たっても当然財政的なシミュレーションもしながらということが前提になろうかと思っております。 ◆杉一 委員  あと、敷地面積イコール費用じゃないとは思うんですけども、地価高いとこ、安いとこありますから、だから原則としては敷地、統廃合する対象が3つやとしたら、その3つ敷地以下敷地面積で、かつ上物、建物は延べ床面積は3つ合わせたものより少なくなるものでなければならないということで、原則としてはそういう考えでいってることでよろしいんですかね。 ◎市民自治部 延べ床面積に関しましては、最大、例えば3つ施設集約化して別ところに建てる場合なんですけれども、その場合は最大です。最大ですけれども10%減らしていただく、費用に関しましては建て替えていく建築費用と、今後もし3施設建て替えするなり、そのもともとある場所で建て替えするとき大規模改修ですとか、そういったもの見合わせてという形になっております。 ◆杉一 委員  分かりました。  あと、どうしても今、共同利用施設持っているところで、学校区超えて管理運営委員会つくっているところがあると思うんですよ。そういうところは、ただ一方で、小学校区単位地域組織進めていっていますわね。けど、基本は自治会やと思うんですけど、そういう進めていってる中で、校区超えて統廃合する対象とする施設があった場合、その校区っていうものはどれだけ重要視されるかっていうふうに聞いたらいいか、要は校区基準にこれから統廃合進めていくことになるかどうか、お聞かせいただいていいですか。 ◎市民自治部 現在、地域自治組織ほうなんですけれども、小学校区中心として地域づくりほう地域方に取り組んでいただいております。そういったことから、小学校区中で話し合っていただくことが前提で、現在ところ、もし施設管理運営委員会ほうで2つ自治体、校区がまたがってる場合は、それぞれ地区ほうで分かれて、その集約化に取り組んでいっていただくような形考えております。 ◆杉一 委員  今後そういうふうにしていく、それはそれで市方針としてあるんでしょうけども、ただ、そこにどこまでどう市として入ってくるかというときに、やはり校区ごとで分かれて考えてねってお任せするんじゃなくて、やはり言っても今まで使っていた先は、A小学校区にあるけれども、B小学校区区域建物使ってたら、そっちB小学校区建物行ってた今まで経緯がありますから、やっぱり簡単にA小学校区に行けるかどうかとか、その辺は調整が大分必要だと思いますんで、そこはやはり市行政職員ほうで入っていただく必要があるかなというふうに思っております。  あと、考えられることとして、これ考えられることとしてなんですけれども、今恐らく南部ほうにしかないと思うんですけど、認可地縁団体だったりですとか、自治会としてNPO組織つくったりっていうはあったりすると思うんですが、そうしたときに、地域として、地域組織として建物保有しやすくなると思うんですよ。じゃあ、統廃合するけれども、今あるところに施設どうしても欲しいと、これ地域として持つよと、そう言うかもしれませんけど、そういうときに、市としては無償で土地建物譲渡するようなことは考えられるかどうかちょっとお聞かせいただいてよろしいでしょうか。 ◎市民自治部 公共施設マネジメント考え方一つ中に譲渡という考え方自体も存在することは事実でございます。それ無償で全部するかどうかというは、やっぱりその価値というものもあろうかと思いますし、あとは認可地縁団体も設立いただいて財産取得したとしても、ランニング的にやっぱりコストもかかるいうことにもなりますんで、そういった御要望があった場合については御要望も聞きながら、そういったことで市に与える影響もどんだけ出てくるかということは考えた上で決めるべきかなというふうには考えておりますので、ちょっと画一的にこうやりますというものではなく、やっぱりその状況に応じて、ちょっとシミュレーションしてみないといけないかなというふうに考えているところでございます。 ◆杉一 委員  なるべく譲渡できればいいと思うんです。市事情は、市考えとして分かりました。  あと、集約化していく中、どうしても市街化区域ですから、伊丹全域が。狭隘な土地にしか見つからなかった、集約していい先が。地域住民が合意できる場所が、土地が狭いところしか見つからなかった。ただ、上、1階、2階、3階、4階って上には延ばせれるっていうときに、そういう建物は可能やと思うんです。どっちにしてもエレベーターつけなあかんと、結果として費用がかさむと、それは集約化としては対象になるかどうかというは、どのような考えお持ちなんですか。 ◎総合政策部 すみません、先ほどまちづくり推進課長ほうに敷地についても御質問があり、ちょっと答弁漏れがあったかと思いますけども、併せてお答えしますと、集約化における敷地考え方につきましては、基本的に3つ敷地があったであれば、それ移転するであれば3つ総合計と面積が同じという考え方もあろうかとは思いますけども、財政運営上話でいけば、まずは等価で、それ範囲内というのを上限にしながらも、基本的には、その範囲内でももちろん必要最小限というが原則であるというふうに認識しております。
     続いて今回質問で、狭隘な敷地で上積み、容積率許す限り上に積んでいって、面積については従前合計9割程度に抑えるとしても、上積みで4階建てとかに実際なったとすれば、御指摘とおりエレベーターつけざる得ないという判断になろうかと思いますけども、すみません、この辺条件整理については、ここまでちょっと個別案件になってきますと、明確なお答え持っているわけではございませんが、財政運営上収支見通しで示した事業費総額からどの程度はみ出てもいいかは個別に判断していかざる得ないではないかなということで、ちょっと明確な御答弁ではないですけども、御理解賜りますようお願いいたします。 ◆杉一 委員  どうしてもこの問題って、この課題っていうは、やっていかなくちゃいけないことだと私は思ってるんですが、どうしてもなかなか今まで使ってた施設は手放したくない感情がありますし、先ほど上原委員も言ってましたけど、僕も実際、まだ10年先ことですからって言っちゃったこともあるんで、今後言わないようにせなあかんかもしれませんけども、非常に難しいところだと思いますが、ただ、やっぱり感情として、何か地域に話振り過ぎじゃないのっていうのありますんで、そこはもうちょっと寄り添っていただくことしていただきながらやっていかなくてはいけないことだと思いますんで、進めていただければと思います。以上です。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんでしょうか。───  それでは、続きまして、第14目諸費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、続きまして、第2項徴税費、第1目税務総務費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  では、第2目賦課徴収費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、第3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、第2目住居表示費、質問ある方はどうぞ。───ございませんか。  続きまして、第4項選挙費、第1目選挙管理委員会費、質疑ある方はどうぞ。 ◆鈴木久美子 委員  ここ1点だけ伺わせてください。  すみません、選挙があった際話なんですけども、選挙種類に問わず、開票所がスポーツセンターだった場合なんですが、コロナウイルスワクチン集団接種会場と重なってるんじゃないかなというのを懸念してまして、市長選だったら4月11日開票なので、スケジュールとしては高齢者へ接種券発送等スケジュールになっているので関連はないかもしれないんですが、県知事選となると7月18日開票日になりますし、衆院選というはいつあるか分からないような状態ですので、開票会場とワクチン接種スケジュールについてその対策ほうですね、特にワクチンに関するお話中では、この選挙がどのようにスケジュールに関連してるかという御説明がなかったので、ちょっとこちらで伺いたいと思います。 ◎選挙管理委員会事務局 先ほど委員御質問とおりでございまして、国ほうでワクチン接種が早ければ4月上旬ということで、つい先ほどといいますか、二、三週間前にも菅総理から、4月12日から全国一斉的にさせていただくという中で、選挙管理委員会といたしましても、4月段階でワクチンが始まることで、早めに、一番スポーツセンターも広く市民に使っていただける大きい施設なので、一応このたび市長選開票所につきましては、前回、参議院ときにも使用させていただきましたけども、大阪芸術短期大学部体育館兼講堂でさせていただく形で予定しております。 ◆鈴木久美子 委員  早めに会場押さえられておくほうがいいと思います。特に衆議院場合は全国的に同じように接種会場と開票所が重なるという状態になって、場所確保も難しいかなと思ってましたので、確認させていただきました。ありがとうございます。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、第2目選挙常時啓発費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  第3目市長選挙執行費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  続きまして、第4目知事選挙執行費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  第5目衆議院議員選挙執行費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、続きまして、第5項統計調査費、第1目統計総務費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  第2目統計調査費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、続きまして、第6項監査委員費、第1目監査委員費、質疑ある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、款替わりまして、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、質疑ある方はどうぞ。 ◆篠原光宏 委員  重層的支援体制整備事業委託料についてお伺いいたします。  サービスペーパー13ページ下段生活困窮やひきこもり等、住民複雑化するニーズを包括的に受け止める支援実現に向けて、「地域づくりに向けた支援」、「断らない相談支援」、「参加支援」3つ支援一体的に実施していきますというふうに事業概要載っております。  これについて、先日、一般質問で社会的孤立する方へ支援ということで質問させていただいたときに、この重層的支援体制整備事業枠組み活用して対応していく旨答弁いただいております。  ちょっとそこで二、三お伺いさせていただきます。この地域支援コーディネーターというは、具体的に、例えばどういう方が対象になるんでしょうか。 ◎健康福祉部 御案内この重層的支援体制整備事業でございますが、今考えておりますは、社会福祉協議会ほうに委託するということで予定しております。この今御案内ありました地域支援コーディネーター、こちらについては社会福祉協議会ほう職員に担っていただくというふうに予定しております。 ◆篠原光宏 委員  何か資格がどうのこうのとか、そういう条件とかはないんでしょうか。 ◎健康福祉部 資格につきましては、特段予定はしておりませんが、これまでから地域と関わりっていうが多かった、いろんな経験積んでる職員というのをコーディネーターほうに充てたいというふうに考えております。 ◆篠原光宏 委員  この整備事業は、具体的に今から話合い中で決めていくことで、具体的なことはちょっとまだ今からいうことですけれども、ちょっとイメージちょっと湧かせたいので伺わせていただきますが、例えば、地域自治組織とか自治会とかっていうは、この事業中でどういう役目担っていくかなっていうので、その辺、お答えいただいてよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部 地域団体さん、組織関わり方ということなんですけども、御案内とおり、これまで地域ほうでは様々な見守り活動はじめ、様々な取組熱心に取り組んでいただいているとこです。  今回この事業実施しますに当たりまして、特にこの地域方に新たに何か御負担おかけするとか、新たな何かやってくださいというようなことは我々今想定はしておりません。地域中で、今、様々協議、サロン等々含めて、見守り、それからネット会議等々協議組織していただいて、地域課題それぞれ検討取り組んでいただいているところです。そういった取組引き続きお願いする中で、先ほど申しました地域支援コーディネーター、あるいは社協ほうにいらっしゃいます9名コミュニティーワーカーが、より積極的に地域ほうに関わっていって、最終的に、今それぞれいろんな地域課題、特にひきこもりとか、先ほど委員おっしゃいましたような孤立死といった話がある中で、そういった方できるだけ早くに発見していく、そういった地域取組中で、そういったものより早くに発見していただいて、役所、あるいはそれぞれ支援機関につないでいただくというようなことより強くやっていただけたらというふうに考えておるところでございます。 ◆篠原光宏 委員  社会的孤立とかひきこもりされてる方いうは、これまでも地域でいろんな福祉活動みたいなことで活動はされておりますけれども、なかなか中に入らないと分からないっていうことで、今回そのアウトリーチも含めて、そういうとこに一歩踏み込んでいくこと重層的施策という意味合いで受け取らせていただいていいんでしょうか。 ◎健康福祉部 そのとおりでございます。 ◆篠原光宏 委員  民生委員とかも同じように関わっていくということでよろしいですか。 ◎健康福祉部 民生委員方々も、本当に熱心に見守り含めて御活動いただいているところでございます。  引き続き民生委員さんほうもいろんな御意見伺いながら、地域課題も含めて、しっかりと窓口ほうで受けれるように連携していくことで、引き続き民生委員さんほうにも関わっていただくことで考えております。 ◆篠原光宏 委員  そういう、中では分かりにくい、家庭内とかで起きてる問題とかが外の人には分かりにくいっていうようなことで、例えば子育て世代なんかで、家庭内で例えばDV受けてるとかいうことちょっと気づく側多くするために、こども食堂だとか、何かフードバンクとか、そういういろんな取組、今もされておると思うんです。  この間、ちょっと一般質問最後に要望として言わせていただいて、時間がなかったので要望になったんですけども、東京都文京区取組で、こども宅食というものがありまして、それは母子家庭ところに2か月に1回ぐらい、その支援員の人が訪問していくっていうやつなんですけれども、一応要望としては、このことについてもしっかり検討してほしいと、研究してほしいことでお伝えしたんですが、どのようにお考えでしょうか、このことについて。 ◎健康福祉部 もちろんそういったことも含めてこれから体制整えていく中で、いろんなそういう御意見なり課題というものしっかりと認識しながら進めていきたいと思ってますので、そういった他市区町村ですかね、そういった取組なんかも参考にさせてもらいながら、できることから着実に進めていきたいというふうに考えております。 ◆篠原光宏 委員  社会的な孤立起こさないような地域づくり、一でも多く方に気づいて、それに支援が届くような仕組みづくりっていうので、重層的に、それこそいろんな手使って見つけていかないと、いつまでたってもそのには支援が届かないことになりかねないので、伊丹市では本当にそういう部分でいうと、すごい積極的にアウトリーチも含めてやっていただいているので、先進的に取り組まれている市としてすばらしいと思うんですけれども、さらにそういった方が生まれないように、しっかり取り組んでいっていただきたいと思いますので、要望いたします。 ◆里見孝枝 委員  重層的支援体制整備が構築されることで、私も一般質問させていただく中で、まずヤングケアラーテーマにさせていただきました。この際に、このときに3年度より漏れない相談支援目指して重層的な支援体制で構築取り組んでまいりますと、そのことで幅広い御相談や支援に結びつけていくことができますというような御答弁いただいて、本当に行政が関わらないと支援にたどり着かないような、そのような難しい案件もここが担っていただけるではないかと大変期待しているところなんですけれども、何となく分かりづらい、市民にとって重層的といいましても、どのように示すことが市民に分かりやすくここ窓口にたどり着いていただけるかっていうも、問題というか、重要なことかなというふうに思います。  今お聞きすると、これ社協で行っていただくということで、この御案内は伊丹市として御案内させていただいて市民にお示ししていくか、社協ほうでお示ししていくか、これどうなるんでしょう。具体的に言うたら、ホームページ上でどちらでアップしていってひもづけしていくか、何かそんなは決まってますでしょうか。 ◎健康福祉部 具体的な、どういうふうにやっていくかというは、これから話ですので詳細には申し上げられないんですけれども、もちろん市事業でございますので、市は積極的にそういった御案内はさしあげたいと思ってます。  この事業、とにかく市窓口に行ったらいいとかいうことではなく、民間支援団体さんも含めて、どこ窓口に行っても必要なサービスにおつなぎできる、つながるというような、そういった強い体制つくっていきたいというふうに考えておりまして、伊丹市だからとか、社協だからここに行ったらいいということではなくて、どこに行っていただいても支援につながること目指しております。その辺しっかりと、社協も含めて御案内できるようにしていきたいと思っております。 ◆里見孝枝 委員  もう心意気はすごく熱く感じております。  見えやすく、見える化といいますか、具現化していただきまして、自分お困りなところ、本当にクリックできるようになるぐらい、そしてそこが結びついて、この重層的支援としてコーディネーターさんが動いていただくことになるかな、そうなるかなと思いますけれども、まずは本当に見えるようにしていただきたいなと思います。  こんなこともここで相談できるんだなっていうがより分かりやすく、地域包括支援センターができたときも、なかなかそこが見えない、難しく、今やっと地域方たちは高齢者に関する問題は地域包括に連絡しようとすぐ動いてくださいますので、今回このような体制ができますので、より体制とともに見える化していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆里見孝枝 委員  はい。 ◆上原秀樹 委員  本会議でも質疑させていただきました。1つは、今まで伊丹が、ある意味では先進的に取り組んできた地域づくりとか、あるいは相談体制については、社協と協働してやってこられたと思うんです。  今回は国ほうでこういう重層的支援体制構築事業ということ出されてきて、それ利用すると言ったらおかしいですけども、財源活用して、さらにこれ充実しようというが今回趣旨だというような、そんな趣旨答弁だったと思うんです。  コーディネーターも相談支援、地域づくり支援、参加支援、3つ支援で1名ずつ3名配置するということになっていて、より連携した体制つくろうということになるわけですわね。そうはいっても、何がどう充実するかいうと、なかなか見えにくくって、今も伊丹市でも相談体制取ってますし、その相談が来た場合には各全庁的な共有もできますし、あるいは社協方も一緒になって相談に乗って、いろんなとこにつなぐことやっていますよね。地域の人は地域包括に相談があったらば、それは包括と社協と市が一体となって相談に乗っていく体制ができてますよね。これが、何がどう変わるかというがあんまり頭中ですっきりしないというか、いや、今までどおりやっていきながら充実するというか、新たにこういうことが展開できますというがもう一つ明確にならないんで、ちょっともう一度その辺は説明してもらえますか。 ◎健康福祉部 今御案内ありましたとおり、我々としては、そういった相談支援体制は国に先駆けて取り組んできているところで、かなり充実しているというふうに我々は自負してるところです。  じゃあ、この重層的支援体制整備ができたから何がどうなるねんということなんですけども、基本的な部分では漏れない相談しっかり受け止める、それはどこに行っても受け止める、どの窓口でも受け止めるような体制つくる。さらに、その御相談しっかりと必要なサービスにおつなぎできるように、庁内でも連携して定期的に公開持って、ケースそういう情報共有したりだとかいうことしながら、横つながりもしっかりと固めていく。今までここ窓口に行って、うちじゃないから知りませんよというようなことはなかったと思いますが、そういうことがないように、そういった体制つながりもしっかりとつくっていく。  また、地域ほうでも、そういった少し気づきですね、ちょっとこういうお困り事抱えてはるがいらっしゃるよとかいうようなこと今までやったら、まあいいかではなくて、すぐに窓口ほうにつないでいただくとか、ちょっと気になるがいてはるよとかいうようなこと役所なり、そういった窓口につないでいただくような、そういった意識づくりというんですかね、といったことも含めて、最終的には相談受けたお困り事抱えていらっしゃる方が地域にまた出ていかれて、そこでいろんな地域活動に参加されると。ですから、相談しっかり受け止める、それから横連携、漏れないように相談受け止める、それから地域ほうでもそういった少し気づき気づいていっていただけるような、そういった意識づけ、それから最終的には、そういったお困り事抱えた方が地域ほうに出ていかれるというような参加、この3つ一体的に取り組むというようなこと考えておるところでございます。 ◆上原秀樹 委員  具体的に動き出さないとなかなか分かりにくい面あるんですけれども、さっき言われたことは今まで結構やってきてることだと思うんです。相談があった場合は、うち関係ないから知らんぞということは別にそんなことないと思うんですよ、ちゃんとつないで一緒に解決するということ社協と一緒にやられてる。  福祉ネット会議でもそうですし、ここで地域課題議論して、議論したことが自治協議会中でまたそれで議論されて、何か新しいこと起こそうか、地域づくりにも参加していってるわけですよね。それは社協とも協働して、あるいは民生委員とも協働して新たなことやろうかと。これが例えば災害とき要支援者に対する対策どうしようかという新たな行動につながっている、そういうことずっとやってきてるわけですよね。  まあまあ、やること準備するというふうに受け止めておきますけど、その中で社協に委託する理由は何かということでお尋ねしたんですけども、今まではくらし・相談サポートセンターで日常、何でも相談してください、これは社協とも協働していますよと。行政上いろんな困ったことがあればそこにつないで、一緒に解決しますよという体制が伊丹市中心に社協と協働してつくられているわけですよね。今度は社協中心にやろうという、委託するわけですよね、社協に。社協に委託するは、福祉ネット会議も社協に委託されてますし、いろんなこと社協に委託されている。これもまた社協に委託すると。この伊丹市役割が非常に薄くなっているような気がするんですよ、それはどう思われますか。 ◎健康福祉部 決して伊丹市役割が薄くなってるとか、関わらないとかいうことではございません。しっかりと我々としては社協と連携しながら今までもやってきましたし、今後もやっていくつもりではいてます、いくつもりというか、やっていきますので、決して我々仕事放棄してるわけでも何でもございませんで、より強固な連携下でやっていきたいと。  ただ、一般質問ほう御答弁でもさしあげましたけれども、社協さんはそういった地域づくり、地域にも関わっていらっしゃいますし、先ほど話もありましたけども、いろんなそういう経験なり実績というはお持ちですので、やっぱり社協さんにそういったところ視点はお願いするが一番効率的かなというふうに我々は考えました。当然、社協さんに全て丸投げではございません。しっかりと我々もいろんな場所場所でしっかりと協議しながら進めてまいりますので、決してそういった意味合いはございませんので、御理解ください。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  今回実施しようとしておりますは、まさに重層的支援体制構築事業ということで、これまで個別個別事案で何かあったときに集まってはいろいろ協議していたというような事案システム化、体系化していきたいというふうに考えておりまして、つまり何かあったときに窓口が受けた、じゃあこれどうしたらいいんだろう、どこに相談したらいいか分かんない、受けた者自身も今までない事案であれば、これ重層的支援体制コーディネーターに上げていって、コーディネーターが必要なところに声かけて、その都度都度協議ができる、そういう場整備していく。これは行政内部も同じですので、我々これまでくらサポ中心にやってまいりました連携、これさらに強化して、この事業一つとして、行政は行政で強化する、一方、地域中は地域中で社協さんに連携、つないでいただく、これさらに社協と行政がつないでいくことで、市全体としてそういう支援体制、これ構築していきたいということで考えております。 ◆上原秀樹 委員  それはそれで分かります。くらし・相談サポートセンター伊丹市がやっているわけですわね。これは伊丹市だけ問題じゃなくて、社協とも協働しながら、これ地域につなぐこともやってるわけですよ。それが今度新しい体制つくるに当たって、今度は社協に委託しますよと。自立支援課か、くらしサポートセンターその役割はどういうふうになるんですか、この体制中でどういう形で組み込まれるんですか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  自立相談課役割は今までと変わりございません。これまでと同様にやってまいります。ただ、そこバックアップする形として、この重層的支援体制コーディネーターが、例えば本人さんがひきこもり方が相談に来たときに、どこにつないでいこうというのをこれまで自立相談課が中心になっていろんなとこに声かけていったものコーディネーターに話すれば、ああ、こういう方やったらこういう場所がありますよというようなこときちっと事前に取りまとめておけば、そこに相談するだけで適切な場所につながっていきやすくなる、そういうような体制つくりたいということで考えてますので、自立相談課役割そのものは、これまでと変わるものではございません。 ◆上原秀樹 委員  自立相談課では、例えばひきこもりでしたら、アウトリーチで積極的に出かけていって解決しようということもやられておられました。それはまた別ところで強化するというふうに予算上げてますので、それはそれできちんとしていったらいいと思うんですけども、いろんな問題相談来ました、それ社協ほうコーディネーターに上げて、上げるというか、そこと連携して、必要なところにつないでいく、そういう意味ですよね。それは社協でなかったらできないことだという、社協がそれまでつくってきたいろんな地域と関係とか、いろいろな団体と経験持ってるから社協にお任せするということになるんですけども、それは市にはできないこと、市にはできないですか。 ◎健康福祉部 相談支援コーディネーターにつきましては、社協にもちろん1名配置はいたしますが、市中にも1名、そういった支援コーディネーターというポジションつくりたいというふうに今考えておりまして、もちろんだから市連携については、当然そのコーディネーター、市コーディネーターが中心にいろいろと取りまとめたりだとか、振り分けたりだとかいうようなことはしていく予定でございます。 ◆上原秀樹 委員  社協ほうでも第7次発展計画でしたかね、つくってありまして、それは伊丹市と当然同じような、同じじゃありませんけども、社協は社協なり計画つくってありまして、今回地域福祉計画とも連携するような計画になってると思います。  ただ、私いっつも思うは、結構社協に委託するっていうが多いわけですよね、地域福祉場合は、多いんですよね。社協事業がどんどん膨らんでいって、そういう役割果たしていただいてるはいいことだと思うんですけど、どこまで全部委託するかなという気がありまして、もうちょっと市役割明確にして、市がやること増やしながら、社協といろんな形で協働する、協力関係でやっていくほうがいいんではないかと思うんですけどね。社協に委託し過ぎではないかという気がするけど、それはどうですか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  今回事業につきましては、何度も申し上げますが、社協さんも今まで今までやってきたこと一緒に併せて市事業としてやっていくことでより発展させていこうというものでございますので、例えばコミュニティーワーカーさんですとか、これまで社協さんが独自にやってきた事業も、1つ市事業中に位置づけして、より強固に連携していこうというものでございますので、御理解いただければと思います。 ◆上原秀樹 委員  それはそれでいいんですけど、お互いに協力、協働しながら今までやってこられたんです。要するに、どこが主になるかといったら、今回は委託するわけやから、社協が主になるわけですよね、委託されるということはね。市がやりながら社協が協力することもできるわけで、その辺兼ね合いというのをどうかなという疑問話してるわけですよ。お互いに今までやってきたこと発展させるという意味では、それはそれでいいことですから、やっていただきたいと思います。まあ、また今後見守って、一緒にやっていきますんで、よろしくお願いします。 ◆篠原光宏 委員  生活困窮者へ自立支援ということで、サービスペーパー14ページ事業概要がひきこもり生活者やその家族対象に就労体験やボランティア活動とマッチングまたは居場所づくりなど、寄り添った支援実施しています、プラス、今回からひきこもり生活者と社労士とマッチング相談会、またひきこもり支援会議、ひきこもり生活者へ季節に応じたデザイン絵手紙郵送しますというこの新事業なんですけれども、ちょっとお伺いさせていただきます。この絵手紙っていうは、例えばどういうような効果期待してやられるかとか、ちょっとその辺教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部 今までも自立相談課におきましては、ひきこもり、あるいは単身高齢者、そういった社会的な孤立状態にあると思われる方に対して、こちらからは特に電話など、連絡してもなかなか反応がない、そういった方に対して安否確認、そういったところでお手紙発送する機会がございました。  ただ、その手紙在り方というは、白い紙に用件お元気ですかとか、そういう用件お書きしたものであって、それでも反応がもちろんあったりもするんですけども、そこに、例えば季節風物詩などあしらった便箋ようなもので発送すれば、ちょっと相手心も和んで、ああ、そうか、わざわざこういうデザインした手紙送ってくれるんだなという、こちら心遣いに対して、何からやっぱりちょっと反応返しておいたほうがいいかなと、そういう安否確認に対する反応が頻度として増えるではないかと、そういった効果期待して今回手紙事業に関しては実施することにいたしました。 ◆篠原光宏 委員  分かりました。事務的な通達というではなくて、しっかり心籠もった、相手琴線に触れるような、そういう取組だと思います。非常にすばらしいことかなと思います。  このひきこもり対象者いうは、同居家族方とかに相談受けた方がその対象者になる、それ以外方とかっていうはどんなケースが何かありますか。 ◎健康福祉部 対象者といたしましては、特に同居家族方から御相談受けたことに限定はしておりません。関係者方から御相談で、そういったところに、もし関係者方から、自分ほうからこういうところに相談して、あなた元にそういった御案内、こういった相談ができますよとかいう御案内が来るかもしれないよということその相談してくださった方が、例えば民生委員さんでありましたり、地域包括の方でありましたり、当事者方にそういった御案内していただいた上で、別に私から聞いたと言ってもらって構わないというような状況であれば、特に御本人、あるいは同居御家族方から御相談がないとというものではございません。関係者方からそういった御要望があれば、お送りしたいというふうに思っております。 ◆篠原光宏 委員  以前に市民相談でひきこもりお子様お持ち親御さんから相談受けて、くらサポほうにつながせていただいたときに、訪問支援方も同席されて、いろいろ話聞かれてる姿見て、もう非常にすばらしい対応仕方やなと思って感心したんですけれども、やっぱりそのアウトリーチする、そういう訪問支援員方に体制ですね、今大体どういう体制でやられておるんでしょうか。 ◎健康福祉部 ひきこもり支援に特化しておりますアウトリーチ支援員につきましては、現在ところ1名でございます。令和3年度につきましても、現行と同様、1名体制でやってまいります。 ◆篠原光宏 委員  そうですね、そんな頻繁にそういう相談があるかというと、そうではないと思うんですが、実際にひきこもりいうか、家におられる方っていうは本当にたくさん、表には出てこない数はたくさんあると思います。そういう相談支援員ですね、そういう方今後も育てていくためスキルアップとか、そういうような体制っていうはできてますでしょうか。 ◎健康福祉部 今現在、アウトリーチ支援員につきましては、ひきこもりに関しては、政府でいいますと内閣府が中心になって政策推進しておりまして、今年度、内閣府が主催しておりますアウトリーチ支援員研修というものに応募し、参加させていただきました。2週間程度、先進地において実施視察等受け、先進地在り方につきまして勉強してきたところでございます。  特に現状どう評価するか、今支援中で現状どう評価するかということにつきまして、ためになる知見得てきたところでございまして、来年度はこういった先進地在り方も含みながら、アウトリーチ支援新規事業に上げております有識者交えた支援会議に学識経験者方にも加わっていただきながら、そういった事例を通して、ひきこもり支援レベルアップ図ってまいりたいというふうに思っております。 ◆篠原光宏 委員  ひきこもり御相談受けて、それが解決策として外の人つながりができて、それで就労につながって、その方が新しい居場所見つけて社会復帰していただくところまで、非常に解決するところまでは長い道のりなんですけれども、それ一番高いハードルいうは就労に結びつくかどうかみたいなところやと思うんです。  今、国会開かれてますけれども、今回この衆議院予算委員会で、私ども竹内政調会長っていう人の衆議院質問と、あと中野洋昌、2回も伊丹市就労支援取組について紹介しながら、全国テレビやってるところでそういう取組紹介してやっております。本当に先進的に、全国的に注目浴びてる事業というか、官庁による優先発注ことだとか、あとNPO団体さんいろんな生活困窮者へ自立就労支援ですね、実際やられていること紹介に上げてやられております。  市がこういう官庁で出せる、そういう今まで何十年も引き籠もってたが表に出るためワンステップとなる、なるべく負担少ない仕事とか、そういうのをほうで、できる範囲でいろんな形で仕事創出していただけたら非常にありがたいと思うんです。  例えば今回コロナ接種ワクチンに関して、いろんな手続とかいろんな書類仕分だとかいろんなことがあったりするんでしょうけども、そういうことに例えば関連づけるだとかいろんなこと考えたらやっていけると思うんですけれども、そういったこと取組なんかはどう考えておられますか。 ◎健康福祉部 委員ほうから、例えば話として使っていただきましたコロナに関することでいいますと、ひきこもり方が今現在、たしかドライブスルー何か検査ですね、PCR検査自動車誘導お仕事に就かせていて、民間企業が受託したお仕事なんですけども、そういったコロナで何か新たに需要が生まれた、特にコミュニケーションそんなに多く求められないお仕事というものが公務として出てくるであれば、担当課といたしましても、積極的にちょっとどういったお仕事がどういった部署から発されるか、それがいわゆる認定就労訓練、認定事業者に対して発注可能なものかどうなかにつきましては、よく研究しながら、活用できるものは活用してまいりたいというふうに考えております。 ◆篠原光宏 委員  そうですね、結局そういう仕事創出するが非常に難しくて、それ民間に委ねるも、なかなか民間は営利目的ですから、そういうも難しいかなと思いますので、しっかり情報網張っていただいて、いろんな機会見つけてやっていただきたいなと思いますので、要望しときます。以上でございます。 ◆佐竹璃保 委員  さっき絵手紙事業ところなんですけれども、今回公募型官民連携事業で、他団体と組んで協働で行っていただいていると思うんですけれども、その団体さん中にひきこもり御経験がある方とか、ひきこもり御家族お持ち方とかもいらっしゃると思うんですが、そのデザイン絵手紙ところだけで終わってしまうではなくって、中身ほうも一緒に考えていかれるはいかがですかっていうふうにプレゼン大会ときにもおっしゃっていた方がいらっしゃったと思うんですけど、その辺り、いかがお考えでしょうか。 ◎健康福祉部 委員御案内とおり、プレゼンときに手紙デザイン以外にも、何かひきこもり方々、御家族方々元気づける取組一緒に考えればという御意見いただきまして、今現在、団体方とお話ししておりますは、その手紙作成過程そのものに、もし御本人さんたちが望めばですけども、加わっていただけないかと、いわゆる団体活動に加わっていただくいうはどうでしょうというような御提案いただいております。言うたら、支援される側支援する側に転換させていく取組が、この事業通じてできるではないかというところにつきましては、我々もそれは大変よいアイデアだと思っておりますので、そういった御希望方がいらっしゃいましたらば、ぜひ団体活動につなげていきたいというふうに考えております。 ◆佐竹璃保 委員  分かりました。それもまた一つ、自立支援につながっていく一つ協働事業になっていくかなと思いますので、お願いいたします。  もう1点なんですけれども、今回、絵手紙郵送される対象となる方々が10程度とお伺いしていたんですけれども、その対象拡大についても、潜在化されているひきこもり方々どう把握するかというは難しいところであると思うんですが、その辺りは、この事業中で対象拡大についても考えられていかれる御予定なでしょうか。 ◎健康福祉部 手紙発送対象につきましては、今現在、確実にそういった送っておられる方が10名程度いらっしゃいますので、その方々には間違いなく送りますというところでございます。  当然その10名で終わるわけではなく、今後新たな令和3年度から取組する中で、関係機関方に、こういった取組自立相談からいたしますという呼びかけに対して、ああ、そういえば、ではこういう相談実は聞いていたんですというような新規相談需要掘り起こしにもつながっていくかと思いますし、そういった新たにニーズキャッチした事例中で、手紙発送ができそうな方がいらっしゃいましたらば、我々できる範囲で取り込んでいきたいというふうに思っております。 ◆佐竹璃保 委員  なかなか難しいと思うんです。私も御近所方でいらっしゃるんですけれども、かといって市役所に相談に行くかというと、そういうわけでもなく、そういうものとして何か受け止められている方が多いかなと思います。  ただ、前も公民館でひきこもり講座とかされていたときに来られている方々にも、こういう事業されているっていうことからまず知っていただくっていうところも、また支援輪が広がっていくきっかけにつながると思いますので、ぜひお願いいたします。 ◆篠原光宏 委員  続きまして、住居確保給付金についてお伺いいたします。  113ページですね、一番最後ところですけれども、従前からこの制度あって、緊急小口とかありましたけれども、今回コロナ影響受けて、相談される方も結構たくさんいらっしゃると思うんです。就労支援とかについても、住居確保給付金が受けられるいうことは、収入が減って、言うたら家賃が払いづらくなってるとかいうことで、退去迫られる前にしっかり補助して生活続けていただこうっていうことですから、仕事で、言うたら収入が大打撃受けられてる方いうことですけれども、本当にこのコロナで、コロナ前後で、その相談件数いうはどれぐらい伊丹市で増えてますでしょうか。 ◎健康福祉部 相談件数でいいますと、まず全体相談件数でございますが、委員御案内とおり、住居確保給付金御相談が特に4月から6月にかけまして、制度範囲が拡大されたことで多く方からお問合せいただきましたので、その効果もあって、相談件数といたしましては、例年平均的な数値に比べて倍増状態になっております。  うち、就労支援に関するところでいいますと、就労支援対象者が令和2年度1月末時点におきまして154名ということで、昨年度同時期101名でございましたので、就労支援対象者は1.5倍というような状況でございます。 ◆篠原光宏 委員  その相談件数に対して、例えばその就労に結びついた、言うたら結果がうまいこといった方はどれぐらいでしょうか。
    ◎健康福祉部 支援結果、就職、あるいは増収につながるような転職、そういったところに結びついた方につきましては、同じく1月末時点で、今年度80名いらっしゃいまして、昨年度同期でいいますと59名ですので、1.35倍というような状況でございます。 ◆篠原光宏 委員  80名いうことは、約半数方が結びついたいうことですよね。ここに来られてる方いうは、基本的に何かしら理由があって、普通ハローワークとか一般的な就職が見つけにくい方とかもたくさんいらっしゃる中で、約半数方が就労に結びついてるはすごい成果やと思うんです。  ただ、今、さっきから言うてるように、受け手ですよね、企業側、雇用する側もいろんな経済的打撃受けているので、人を増やすとかいうとこじゃなくて、もうがいないからいうことで求職出してると思うんですけれども、その辺も今回このコロナ影響受けて、何か傾向性とかいうはあるんでしょうか。 ◎健康福祉部 就職された職種でいいますと、今年度に関しましては、上から順番に清掃、それから運送業、事務、介護、製造と、こういった辺りに就職された方が割合として多くなっております。  ただ、昨年と比べますと、清掃、それから運送、介護につきましてはちょっと大きな落ち込みは見られないところでありますが、事務、それから製造業につきましては、昨年度よりもちょっと就職、苦戦しておるような状況でございまして、希望されている方3割程度しか就職ができておりません。 ◆篠原光宏 委員  このコロナ経済的打撃というが、今後どれぐらいまで引きずるかっていうがちょっと想像つかないんですが、まだまだ企業側は厳しい状況が続くことであれば、そういう就職というは非常に難しいですし、そういう厳しい状況というは続きそうなんです。  今後もまだまだこういう相談支援は引き続きさらに出てくる可能性もありますので、また支援体制ですね、今、社協ほうに出向かれて何体制って組まれてましたでしたっけ、1名か2名が向こう窓口に行って、それは緊急小口話でしたかな。 ◎健康福祉部 現在、社会福祉協議会ほうに委託ということでやっております総合支援資金貸付けと、それから住居確保給付金制度御案内ということで2名職員配置していただきまして相談受け付けるようにしております。  来年度からにつきましては、ちょっとそのワンストップ窓口については終了いたしますが、相談件数が、それこそ昨年、今年度前半に比べれば落ち着き取り戻してきている状況でございますので、社協ほうから困窮者御相談でということであれば、現行相談員できちんと対応してまいりたいというふうに思っております。 ◆篠原光宏 委員  本当に手元にお金がなくて困ってるが駆けつけるところがまずその部分だと思いますので、今後もしっかりと御支援いただきたいというふうに思います。以上でございます。 ◆高橋有子 委員  111ページ福祉サポーターポイント交付金についてお伺いいたします。  こちら交付金、去年予算では900万で、決算では31万円だったんですけれども、今回は4万円ということで、どのような想定で算出されたものなか教えてください。 ◎健康福祉部 この4万円につきましては、実績からということなんですけれども、実際今年度、御案内とおりコロナ等々でなかなかその活動ができないと。特にサポーターポイントにつきましては、地域福祉施設でお手伝いでありますとか活動ということにポイント付与させていただいているところでございますが、このコロナ禍ということで、なかなか施設ほう受入れが整わなかったというか、受け入れていただけなかったということで、かなり数が減ってるいうところです。  実際に今29名方が登録いただいていると、これは64歳まで方ですね、若い方なんですけども、29名方が御登録いただいておるんですが、そのうちポイント申請された方っていうが現在ところございませんで、ゼロという実績でございます。活動がなかなか十分できていないところで、この実績も見ながら予算化させていただいたところでございます。 ◎健康福祉部 少し補足いたしますけれども、この事業につきましては、65歳以上方は特別会計ということで、介護保険事業特会ほうで措置しておりますので、一般会計ほうに出てきておりますは、今課長申し上げましたとおり、人数が少ない64歳以下方ということになっております。 ◆高橋有子 委員  ということは、64歳以下29名方分ということでよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部 登録は29名、これからまだ増えていっていただけたらと思ってるんですが、このうち8名分くらいですね、付与するポイントが5000円がマックスでございますので、8名分今想定しております。 ◆高橋有子 委員  受入れ機関というところがどんどん増えていて、とてもいいことだなと思っておりまして、またコロナが落ち着きましたら、幼稚園や学校、保育所など、やはりが足りていないところたくさんございますので、ぜひとも活用していただけたらなと思っております。周知ほうもそのときにはよろしくお願いいたします。  これはやはり孤立感お持ち市民方でも、何かやれることがあるって思えるような事業だと思いますので、そういった方に幅広く周知できるようなこと考えていただけたらありがたいです。お願いします。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆高橋有子 委員  はい。 ◆花田康次郎 委員  予算書113ページ、19番扶助費中国残留邦人へ支援全般に関してお伺いいたします。  中国残留邦人方というは、終戦後混乱期中で日本に帰国できなかった、あるいは何らかの強制力が働いたか何かで帰国させてもらえなかった、やむを得ず現地にとどまっておられた方々が、国ほうでも支援が必要だということで法整備されて、永住帰国、またその後生活サポート等するよう法整備もされているものです。  伊丹市においても、国が主体となった事業なんでしょうけれども、長年中国で暮らしてこられた方々ということで、日本語が得意でない方に向けて日本語教室、それから、またこれ、言語問題だけではなくて、こういった方々はコミュニティー、居場所づくりというような役割も大きく果たしていたかと思います。  令和2年度は、そういった意義があるものでありましたけど、コロナ禍でなかなか難しかったということで、令和3年度に関しては、日本語教室なんかも開催予定されてるということなんですけれども、当事者方々がなかなか日本語が得意ではないということで、通訳サポート制度なんかもあるようなんですけれども、どのように情報届けていくか、ちょっと工夫等あれば教えていただけばと思うんですけれども。 ◎健康福祉部 現在、本市におきまして、中国残留邦人方でこちら支援給付というもの受けておられる方日本語支援等につきましては、生活支援課ほうにも中国残留邦人通訳支援行う者が1名おりますので、その者から順次発信していくいう形にはしております。 ◆花田康次郎 委員  中国で長年暮らしておられたわけではあるんですけども、紛れなく日本人方々でありますので、日本人方が日本におられて十分な行政サポートが受けられないだとか、あるいは中国で長年暮らしていたということをもって差別されるようなことがあってはいけないと思います。  また、基本的には国主導事業が多いような印象受けますし、以前本会議なか、ちょっと委員会なか記憶しておりませんけども、ほか委員質疑中なんかでも、どうして日本語教室なのに残留邦人方、ほか外国籍方は入れないかというような質問があったようなこともあったかと記憶してますけれども、あくまで国が残留邦人方々支援するためということで予算づけしてるものだというような回答だったかと思います。こうやって申し上げると、国が全部やってるような印象受けてしまうかなと思うんですけども、市独自で何か伊丹市ならでは残留邦人方々へサポートなんかがもしあるであれば教えていただけたらなと思うんですけど、そういったものは存在しますか。 ◎健康福祉部 残留邦人としましては、こちら生活支援課ほうで委託しております団体さんほうに日本語教室等していただいているんですけど、それ以外につきましては、同和・人権推進課ほうでやってる日本語教室等という形で、こちらとしても御紹介等、お勧めしております。 ◆花田康次郎 委員  どこまですれば十分かというは非常に難しいかなとは思うんですけれども、特にこのコロナ禍でコミュニケーションが希薄になりがちなときに、その方々へ支援というはより手厚く行う必要性があると思いますので、これまでも適切にやってきていただいているというは、私も実際この目で見て確認しておりますけども、今後もしっかりと行政サポート、行政手助けが届くように、引き続き事務実施していただければと思います。ありがとうございます。 ○保田憲司 委員長  ほかにはございませんか。───  それでは、続きまして、第2目医療福祉費、質疑ある方、いらっしゃいますか。───ございませんか。  それでは、続きまして、第3目国民年金事務費、質疑ある方、いらっしゃいますか。───ございませんか。  それでは、第4目人権推進費、質疑ある方、いらっしゃいますか。 ◆里見孝枝 委員  サービスペーパー9ページ、男女共同参画施策推進事業ということで御質問させていただきます。  今回サービスペーパーにもございます官民連携ネットワーク構築目指していきますということで、こちら、私、平成30年6月議会でも、伊丹このM字カーブまずは根底に置きながら、伊丹女性活躍推進どうしていくかというところで言及させていただき、また、よりよい立地場所で男女共同センターが開設するに当たって、ぜひとも官民連携ネットワーク持って、各企業、団体と行政と一体になって女性活躍推進していくこと強く望んでおりましたので、このようなネットワーク構築というところで新規事業が成り立つことが大変にうれしく思っております。  そこで、市としてこれ立ち上げていくことなんですけれども、計画として市も計画していく、市が進めていくことで、まず何進めていくか、そしてどんなこと狙いとしてこのネットワーク事業進めていくか、その辺、教えていただけますでしょうか。 ◎市民自治部 委員御質問ネットワーク構築目的、狙いということになるかと思うんですけれども、こちらほうは2点ございます。  1点目は、男女共同参画や女性活躍、男性行動や意識改革含めたもの推進していくことでございます。  また、2点目としましては、官民連携でパイプ持つことで様々な団体と連携、協働していくこと狙いとして持っております。 ◆里見孝枝 委員  まず、市内女性活躍推進や男性、女性に関わりなく、しっかり共同参画していくところなんですけれども、これ、官民連携ところで、どのような企業さん、団体さんというようなイメージはついているんでしょうか。 ◎市民自治部 構成団体っていうところだと思うんですけれども、実際まだ予算議決前ですので、具体的にまだお声がけっていうものはできていないんですけれども、関係機関や男女共同参画や女性活躍に取り組んでおられる団体さんにお声がけしていきたいというふうに考えております。あわせて、男女共同参画センター指定管理者というものも予定しております。  あと、事業者さんということでしたので、また本市では男女共同参画へ積極的に取組行っておられる事業者さんに事業所表彰制度というもございますので、女性活躍に取り組んでおられる事業者さんというは一定おられると思いますので、市内事業者さんにお声がけほうもできればというふうに考えております。 ◆里見孝枝 委員  イメージ、しっかりしていただいて、それぞれ部門、また企業さん、団体さんに、まずは立ち上げということなので、こちらから積極的にお声がけしていくことが必要となっておりますが、その辺は大丈夫ですかね。 ◎市民自治部 具体的には、新年度になってからお話詰めていくような形にはなるんですけれども、事業者さん含めてお声がけほうは積極的にしていきたいというふうに考えております。 ◆里見孝枝 委員  しっかり行政として、この多様な業種超えて連携していくネットワークつくろうということですので、そこは積極的に動いていただきたいなと思います。  今御答弁中で、ここいろさん自体もネットワークみたいなお話あったかな、ぜひ市としても、ここいろさんとしても、個人や、また市内関係者さんなんかとネットワーク立ち上げていただきたいと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎市民自治部 ここいろほうは今回官民連携ネットワークほうには声かけていこうと思ってるんですけれども、当然ここいろでは現行第2計画にもありますけれども、別に地域ネットワークっていうものについて支援し、取り組んでいくっていう形になりますので、将来的にはここいろさん地域ネットワークと、今回立ち上げ行います官民連携ネットワークっていうが両輪っていうような形で、それぞれ取り組んでいけるような形になればというふうに考えております。 ◆里見孝枝 委員  とってもうれしいといいますか、官民連携だけでは本当に市民巻き込んで、どう巻き込んでいくかっていうも問題になるかと思います。市内全体女性活躍推進ということでございますので、官民連携それぞれ柱が、またここいろさんを通じて、各個人、また市民団体さんなんかとつながっていくことで、何か本当に市として、フォーラムじゃありませんけれども、そういう示せるものができたらいいなというふうにすごく思っております。  これ、まず立ち上げ年ということになるかなと思います。すぐ構築できるかどうかっていうもありけれども、計画的にどの辺ぐらいめどに、まずこの構築というてスタートした場合、どのぐらいめどにというようなお考えはございますか。 ◎市民自治部 そうですね、来年度立ち上げという形にはなりますが、そもそも男女共同参画計画に基づいて行っていくものになりますので、次期計画というが第3期もので、再来年度からという形になりますので、数年以内には何かしら形として示せるようなものになればというふうに考えております。 ◆里見孝枝 委員  分かりました。ありがとうございます。第3期計画中に、この官民連携が入ってることで理解させていただきます。  計画として上げて、しっかりとこれ、ネットワークまずは立ち上げようとしているんだっていう、先ほども申しましたが、本当、周知に動くことが一番大変なところかなと、担当していただいてる職員方には大変御苦労おかけいたしますが、これ、思い切り頑張っていただきたいなと思います。  早い段階でこのような取組していること、また本当に実行委員会なりどんな形になるかはちょっと分かりませんが、またフォーラム的なものができるかも、まだまだ先話かもございませんが、しっかりアピールしていただいて、こういう取組してるんだったら、まず我が社からアピールさせていただきたいとか言っていただけるような企業さんも現れていただけるように、伊丹市として、この女性活躍推進していく官民連携が整ったんだというお示しもぜひしていただきたいと思いますが、そんなことはお考えですか、集中啓発的な。 ◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、市として官民連携ネットワークつくっていくっていうものになりますので、進めないうちには、委員おっしゃるとおり、男女共同参画、女性活躍に取り組んでるっていうが示せるような形示していけるようにしていきたいというふうに考えております。 ◆里見孝枝 委員  ぜひ期待しております。応援しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○保田憲司 委員長  男女共同参画辺り、関連でありますか。 ◆高橋有子 委員  男女共同参画ところで、このオンブード調査報告、拝見させていただきました。40ページところに、伊丹市役所では2019年から全所属に男女共同参画リーダー設置したと、そのリーダーは各所属長が就任するということになっている、長である女性が少ない現状では、そのリーダーも女性は少数派になってしまうと、せめて男女共同参画サブリーダーは女性が原則就任することにしてといったようなこと書かれていたんですが、先般、オリンピック森さんような発言もありましたので、確かにそうだなと思いまして、ここら辺どうなっているか教えてください。 ◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、ちょっと残念な発言が森会長ほうからあったりっていうような現状がございます。  本市におきましては、やはりちょっと課長級っていう者がリーダーという形に定めております。サブリーダーという部分については、課長以下、所属長以下という形にはなってくるんですけど、やっぱり職場によりましては女性が多かったり少なかったりということがありますので、一律に必ずサブリーダー女性にということなかなか定めるも、各職場で反対に負担になったりっていうこともありますので、今現在は女性にっていうふうに定めることはまだ考えておりません。 ◆高橋有子 委員  実際その割合はどうですか、男女。 ◎市民自治部 すみません、ちょっと今手元ほうにデータほう持ち合わせておりませんので、具体的に女性が何割というのをお答えしづらいんですけれども、ちょっと何割というは、また後からお持ちさせていただいてよろしいでしょうか。 ◆高橋有子 委員  はい、すみません。 ○保田憲司 委員長  答弁どうしましょうか、この場で求めますか、それとも後でよろしいですか。 ◆高橋有子 委員  後で構いません。 ○保田憲司 委員長  後でよろしいですか。 ◆高橋有子 委員  はい。 ○保田憲司 委員長  分かりました。  じゃあ、質問続けてください。 ◆高橋有子 委員  多様な意見や提案がやはりできることがいいかなと思いますので、できるだけ同数であればいいなと要望しておきます。 ◆上原秀樹 委員  男女共同参画社会ということで、ジェンダー平等社会どう見るかという話になると思うんですけど、日本場合はジェンダーギャップ指数が世界で121位ということで、非常に後進国で、森発言みたいなが出てくるという背景があるんですけども、このアンケート調査されまして、これに基づいてこれからこの計画つくっていかれるんですけども、1つは、これ見て感じたは、女性が政策決定場に、いろんな政策決定場ありますけども、企業も役所もそうですけど、いろんなとこに女性がどれだけ占める条件つくるか。  それともう一つは、経済活動ところ問題が、これは質問にされていますけど、いずれにしても圧倒的多数の人が男性ほうが優遇されてるという、これは一つは仕組みづくりですわね、役所ほうもそうですし、官民協働でどんな仕組みつくるかということになると思うんです。  もう一つは、ジェンダー平等社会つくるためには、女性も頑張らなあかんけども、男性が意識改革すると同時に、女性も意識改革するという、これ男性か女性かどっちかじゃなくって、どちらもがジェンダー平等社会つくる方向に向かうような、そんな計画が必要だと思うんですけども、その辺はどうお考えですか。 ◎市民自治部 委員お話とおり、男性が意識改革という話は出てくると思うんですけども、当然女性についても意識改革という部分については必要になってくるかと思います。  また、ほか、審議会女性割合であったり会社女性管理職割合であったりとか、いろいろな問題が含まれていることと思います。それにつきましては、今第3期計画に向けまして審議会等ほう進めてるところで、今、今月にも第2回っていうような形開催させていただいて、今回この意識調査内容というものも報告させていただくという形になりますので、具体的な方向性であったり内容であったりというは、今後ちょっと審議会で定めていくような形になるかと思います。 ◆上原秀樹 委員  全体として、平成27年と令和2年比べて、男性が優遇されているという答えが多くなってるんです。でしょ、例えば社会習慣やしきたりですとか、あるいは法律や制度上問題でも政治経済活動場でも、いずれにしても今回全体として男女地域はというところも、27年に比べたら令和2年調査ほうが増えてるんですよね。これは別に全体として男性地位が向上したというふうに見るか、あるいはこの調査に応じたたち意識が変わったか、その辺はどういうふうに見られていますか。 ◎市民自治部 意識調査というものは、人口20万に対して今回、回答していただいたっていう部分になりますので、一定その回答しただけでなく、市民さん全体傾向つかんでいるかなっていうふうに考えております。  やはり委員がおっしゃるとおり、ちょっとなかなかお答えはしづらいんですけども、やっぱり男性優位っていうところであるというふうに認識する気づきもあるでしょうし、もともとそういう認識である方もおられるでしょうしっていうところで、ちょっとごめんなさい、なかなかお答えはしづらいです、申し訳ないです。 ◆上原秀樹 委員  最後にあった気づきといいますかね、全体的にジェンダー平等、男女共同参画は言われ始めて結構議論になって、マスコミでも取り上げたりしますので、やっぱりその男性と女性地位向上しなければならないという意識は高まりますし、あるいは、ああ、こういうところは男性優位やなっていうが、いろんなところで気づくシーンが増えているからこういう結果になってるんではないかなというふうに思いまして、これはこれで調査結果は男性優位だというが非常に増えたけども、ある意味では、逆意味では気づきが増えたというふうに捉えることができるので、これは今後計画中で生かしていくべきかなと思いました。  それともう一つは、やっぱり残業時間調査であったでしょ、40時間以上働いてる。圧倒的に男性が多いんですけども、女性も多い。男性、女性同じようにやっぱり果たそうと思ったら、ここ解決が非常に大事なんです。  働き方改革がいろいろ言われてますけども、この調査結果見ると、やっぱり依然として残業時間が多い。しかも100時間でしたか、60時間とか、非常に長い時間働いてる方結構おられるんで、これは役所力だけでは民間に規制かけることは難しいんですけども、これは国がきちんと法律とか制度上つくらないと難しい話なんですけども、ある意味では、市が計画つくるに当たって民間に対する啓発とかいうことやるような体制までは難しいんですけど、法律がそうなってないから。そういうことも含めてやりながら、女性も男性もジェンダーギャップ指数解消する方向に向かうということが必要かと思うんですけど、その辺はいかがお考えですか。 ◎市民自治部 そうですね、やはり男性育児や家事参画という部分については、当然こんなふうに残業が長時間及んでおれば、そこまで手が回らないというが事実ですし、それは別に男性だけじゃなくて、今女性も共働きが増え、パートじゃなくてフルタイムで働いているも増えてきてるということ考えると、男性だけじゃなく女性も同じっていう話になってくるかと思います。  なので、そういう意味でいくと、今ワーク・ライフ・バランスっていう部分も今しきりに話が出てるような話題かと思いますので、何かしらその辺についても計画ほうで触れるような形にしていきたいなというふうに考えております。 ◆上原秀樹 委員  ぜひ計画で議論されて、市民的な議論にしていかなければなかなか難しいと思いますんで、計画つくる際に、そういう議論市民的に起こしていくという、そういうことも含めてやっていただきたいと思います。要望しときます。 ◆佐竹璃保 委員  たくさん拠点ができたことで、ネットワーク構築もしていただいてありがたいんですけれども、例えば望まない妊娠と望まない堕胎繰り返しておられるような、そういうDV相談とか受けた場合に、一番つなぐ先としてどこがいいかとかってありますでしょうか。 ◎市民自治部 そうですね、例えばDV相談室ほうにそういった御相談があったりっていう場合であれば、健康政策課ほうにおつなぎしたりとかいう形で、それぞれ御相談内容であったり状況に応じて、他部局と連携して御相談に応じていきたいというふうに考えております。 ◆佐竹璃保 委員  なかなか相談に行きにくい方とかもいらっしゃると思うんですね。そうなると、守秘義務ところとかも守られるかなとか不安になられる方も多いと思うんですけれども、そういったところ何か、そういったところもケアしながら支えていきますよっていうようなアプローチとかもしていただきたいなと、要望させていただきます。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆佐竹璃保 委員  はい。 ◆高橋有子 委員  DV防止対策推進で、前期実施計画44ページなんですけれども、コロナ中でDVがあふれているというニュースもありまして、この目標にも書いてくださってるとおり、若年層に対するデートDVに対する教育、啓発というのを書いてくださってるんですが、具体的に今年度はどういうことお考えでしょうか。 ◎市民自治部 もう男女共同参画センターもできまして、センターほうでも若年者対象DV講座っていうはもちろん実施させていただいてます。あわせて、同和・人権推進課ほうにおきましても、デートDV講座ほう、今、市高さんほうで実施、具体的にさせていただいてるんですけれども、今は1校だけですので、もう少し、もう1校、僅かではありますけれども、対象校増やして実施していきたいなというふうに考えております。 ◆高橋有子 委員  やはり中学校など、若いときに外部の人を呼んでそういった教育受けるっていうことが、あっ、これがDVなんだって子供が分かることが、結局は家でどのようなことがあったときに、あっ、これがDVだって親に言えたりとか、そういったことにもつながっていくと思うんですね。親も子供に言われて、あっ、これがDVなんだって気づくこともあるかと思うんです。ですので、中学校に、要望としては、ほぼ全て中学校で外部の人を呼んで、そういった講習ができるような予算つけていただけたらなと考えています。よろしくお願いします。 ◆杉一 委員  サービスペーパー9ページ男女共同参画施策推進事業、令和3年度から始めるということですけども、先ほど答弁中でも事業者、民間企業、個人事業主も入るかもしれませんけど、株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、いろいろあると思いますけども、101以上300まで会社で、今、改正女性推進法一般事業主行動計画策定準備かかってるとか、そんな会社ってどれぐらい、数字でも割合でもいいですけど、教えていただいていいですか。 ◎市民自治部 すみません、今ちょっと手元にデータお持ちしていないんですけど。 ◆杉一 委員  では数字は結構です。  というは、恐らくこれ民間事業者さん、当然ながら参加してもらわないといけない、それは分かるんですけど、一方、民間、営利ずっと求めてる会社さんって、日頃から忙しくて、またこのコロナ禍で非常に大きな影響全業種が受けてるわけで、そのタイミングでどこまでどう関われるかっていうが非常に難しいところだと思うんです。  その中で、実際今、男女共同参画表彰制度ありますって言いましたけど、その表彰受けてる会社でも、直接的なメリット、目に見えるメリットがないと非常に参加しづらいという声も実際聞いてると思うんですよ。  そういう中で、今、法律が変わる、行動計画つくらないといけない、じゃあその中でメリット見せていくっていうこととかいろいろあると思うんですけども、参加していただく民間企業、特に営利企業に参加していただくに当たって、どういった直接的なメリットこの推進事業中で考えて、これはあくまで講演会するだけかもしれませんけども、今後その点どのように考えているかっていうのをお聞かせいただいてよろしいですか。 ◎市民自治部 委員おっしゃるとおり、企業というはあくまでも営利団体という形になりますので、市がこういうネットワークつくります、参加しますというだけではなかなか、お仕事もございますので、参加しづらいというふうに考えております。  ただ、このネットワークっていうは新年度立ち上げという形になるので、立ち上げというか、ちょっと参加していただく方にお声がけして、どういう方向性でやっていくかっていうのを細かくお話詰めていくような形にはなるんですけれども、基本的にはやっぱり企業さんが出席して、ああ、こういうこと聞けた、こういうふうにやっていけるなとかいうふうに、何かお役に立つようなものしていきたいというふうに考えておりますので、具体的には、先ほど委員おっしゃったような行動計画作成に当たって役に立つようなセミナーであったりとか、具体的にもうちょっと、どういうふうにしたらいいかっていうのを既に計画立てておられるような企業からお話聞けたりとかということも考えられますので、その辺はもう少し企業さんにとっても出席することで身になるようなものっていうふうに考えていきたいというふうに考えております。
    ◆杉一 委員  ぜひその点していただきたいなというと、あと、これも大きく見ればメリットという点では、リスク回避点でいえば、例えば今でも採用に当たって、面接で、どうしても会社側からすると女性の人に、結婚、妊娠、出産ときに、それでも企業に勤めていく意思があるかどうかって聞きたいところだと思うんですよ、会社実情からすれば。ただ、これって聞くと、一方でセクシュアルハラスメントに関わることであって、非常に今、会社ほうも苦慮してるようなこと聞いたことがありますし、それ弁護士方からも聞いたことがありますので、時に弁護士なり社労士さんなりからもいろいろとアドバイスいただける、そういった、どういったセクシュアルハラスメントに関わる事案があるか、そのリスク回避にどうすればいいかっていうことも併せてやっていただければ、企業側にとってはメリットあるかなと思いますんで、企業側メリット出せるような形でも、ぜひともお願いしたいなと思ってます。 ◆上原秀樹 委員  同和問題について。これは審議会設置条例ときも少しお聞きしたんですけども、このアンケートがやられていまして、1つは、同和地区へ居住敬遠というがあります。同和地区って今ありますか。 ◎市民自治部 法律上は同和地区というは存在しない形になっております。 ◆上原秀樹 委員  法律上は存在しないけども、伊丹市には存在していますか。 ◎市民自治部 かつて同和事業特別対策実施したことがございましたので、その地域いわゆる、まだいまだに居住敬遠であったりという差別につながる問題がございます。それ意味してる形になります。 ◆上原秀樹 委員  かつて特別対策やられたは、居住環境が非常に劣悪であって、その居住環境整備するために特別対策がやられたわけですよね。その特別対策やるに当たって、なぜこのようなことしなければならないかというようなこともあったんで、同和教育も必要になってきたという経過があるんですよね。  長年、三十数年間やってきて、同和対策事業っていうはもう終了しました。終了してから、もう大分たちましたよね、たちます。その時点でもう法的には同和地区はなくなったんです、伊丹市も当然それはなくなったはずなんですよ。同和対策事業がなくなったにもかかわらず、いまだにこの調査で同和地区という言葉使うこと自体が、要するに行政自体が同和地区固定化していることになるでないかと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎市民自治部 その辺歴史的な経緯については、やはり正しく認識した上で差別ない社会つくっていく、このように考えております。 ◆上原秀樹 委員  歴史的な問題は歴史的な経過きちんと踏まえることは大事ですし、事実は伝えていかなければならない、それはそうなんですよ。だけども、もう十数年前になくなったこと改めて質問に上げること自体が、間違ってるって言ったらおかしいか、さっき言った固定化することになってしまうので、もうそういう地区はありませんと、法的にもなくなりましたと。実際には購入が進んで、もう7割以上が全然違うがおられるわけですから、そういう地区と名前使うこと自体が古くさいといいますか、いつまでこんなことやってるんだと言わざる得ないんですけど、どうお考えですか。 ◎市民自治部 その問題につきましては、過去も今でも、これからも未来も歴史経緯も正しく認識した上で差別ない世界というは、それは変わりませんので、そのように考えております。 ◆上原秀樹 委員  まあまあ、同じ問答になるからやめますけど、同和教育、どんな教育するかという問いに、この前、審議会とき答弁では、今でも差別は厳しいという言い方はしていませんと言われましたわね。部落に対する差別もだんだんだんだん薄れてきています、なくなりつつありますというが私たち意見なんですけど、そういう立場で考えるならば、もうこ同和地区という言葉は使わないほうがいいです。いかがですか。 ◎市民自治部 その部分についてはどうしても意見が合わないんですけど、人権課題部分になりますので、それはそれぞれいろんな考え方ございますけども、しっかりと話し合うというが大事だと思っておりますので、今後とも一緒に、上原委員も一緒に考えていただきたいなと認識してます。 ◆上原秀樹 委員  一緒に考えているから質問してるんです。  前もどっかで言ったことありますけど、今も差別が厳しいということは言うておられないというはお聞きしたんで、それはそれでいいんですよ。あまりこれ協調すると、結局差別受けたたちがおれますよね、現におられます。そういうたちがどう考えるかということもよく考えてほしいんですよ。それがこの問題です。  もう一つ、これは同和問題が生じる原因と背景として特に思い当たるがどれですか中で一番多いが、社会全体に残る差別意識というが一番多いんですよ。これ、社会全体に残る差別意識というは何ですか。 ◎市民自治部 その言葉とおりなんですけども、社会全体中にまだ、以前に比べれば差別はやっぱりなくなっていってると私どもも認識したいですし、それが啓発、教育効果だと認識したいですけども、いまだ結婚に関して、土地に関して、まだ差別はなくなったという実態はないという現実はしっかりと受け止めないといけませんので、まだまだ根深い人の意識中に、社会意識中に、社会全体の人の意識中にというんですかね、差別意識が残っているというは現実、事実だと思っております。 ◆上原秀樹 委員  差別するが全くいなくなったとは言うてないんですよ、私もそれはずっと薄れつつあるというふうには思ってるんですよ。だけど、この社会全体に残る差別意識となったら、これ個人問題じゃなくなるわけですよね、社会全体。だから、私もそうかなと、あなたもそうかなということになるでしょ。この質問設定仕方は、結局分からなかったらここに丸つけはるんちゃうかなと思ってね。  これ見たら、一番多いが、この社会全体に残る差別意識が一番多いんですよ、回答中では。あとは家族、おじいちゃん、おばあちゃんから言われたとか、他地域の人から伝えられる偏見、差別意識だとかねいうが続いてますけども、これはちょっと実体的な差別はそんなにたくさん存在しないにもかかわらず、まだ差別があるなと。じゃあ、何でやろうなと考えたら、ああ、これもう社会全体に残る差別意識やなというふうになってしまうやん。これに丸したら、結局一番多いはこうやから、まだまだ社会に差別多いんやなという認識になってしまうんではないかなということ思うんですね。これ、もう済んでしまった調査なんですけども、これ問題設定仕方、ちょっと考えたほうがいいんじゃないですか、どう思われますか。 ◎市民自治部 この分析評価というはなかなか、専門的な見地からまた検討はさせていただきますけど、社会全体、人の意識集合体が社会全体認識になりますんで、一が、これはそんなことはないと思ってもらったらここに丸がつかなくなってくると思いますんで、そのようなところ目指してきたいと思っております。 ◆上原秀樹 委員  私は差別ないと思うけども、世間一般に差別があると言われておったらここに丸しちゃうんですよ。そういうもんだというふうに、これ一回考えてください。  それともう一つだけ、何やったかな、どういうところに差別が残ってますかいう中にインターネット、特に問題があると思うはどれですかって、インターネットが一番多かったんですよね。インターネットなんか、たしか調べてはったでしょ、モニタリング、その結果はどうでしたか、一番最近分で。 ◎市民自治部 今年度もインターネット中における差別的な書き込み、差別助長するような投稿等調査させていただいてますけど、やはり何件かそういうような形で事象が見つかっております。 ◆上原秀樹 委員  これは同和問題ですか。 ◎市民自治部 あっ、そうです。 ◆上原秀樹 委員  に限って幾つかある。そんなにたくさんはないんでしょ、しょっちゅう出るような。 ◎市民自治部 そんなにたくさんあったら大変なことになりますんで、そんなにたくさんないように願っておりますけども、それでも何件かやっぱり発見されております。 ◆上原秀樹 委員  これ、答えたがどれだけそれにぶち当たるかどうか分かりませんけども、そんなにしょっちゅうあったら大変なんで、そんなしょっちゅうは実際問題ないんですよ、同和問題では。ほかことはたくさんありますよ、ありますけども、だけどもインターネット悪用した差別的な情報掲載が多いというは何でかなと、何ででしょうか、回答するが。 ◎市民自治部 ここ設問でインターネットによる人権侵害問題は、ふだんLINEであるとかSNSであるとか、皆さんが利用している中でやはりちょっと傷つくような言動であるとか、人を誹謗中傷するような言動であるとか、そのような問題があるではないかという市民意識表れだと思っております。 ◆上原秀樹 委員  実体的にはそんなにたくさんあったら困るけど、あんまりそんなたくさんないですよと、だけどもインターネットが結構多いんちゃうかなといって思うは、恐らく皆さん方が、それからほかの人も、インターネット悪用した差別的情報が非常に多いと、これが特徴ですって言ってるからちゃいますか。 ◎市民自治部 これに関しては、そうですね、様々な人権課題があって、インターネットによる人権課題が関心持ってるというか、気になる課題ではないかという市民意識表れです。 ◆上原秀樹 委員  同和問題について、あなたは現在、特に問題があると思うはどのようなことですかインターネット悪用した差別的な情報、一番多いは差別的な言動というが一番多いんですよね。  いろいろ見させてもらいましたけども、ちょっと質問仕方もそろそろ考えはったほうがいいんちゃうかなというがたくさん見受けられましたんで、これから、これもう終わっていることですから、これ活用して新たな基本方針つくられるらしいんですけども、私も一緒に考えてますんで、こういう考え方今意見で言いましたんで、そのことも含めて基本方針にしていただきたいと要望しときます。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、ここで暫時休憩といたします。 〇休 憩 〇再 開 ◆上原秀樹 委員  休憩解いて会議続けます。  それでは、引き続き、第3款民生費、第2項障害福祉費、第1目障害福祉総務費から行います。質疑ある方はどうぞ。 ◆安藤な香 委員  障害者就労支援事業についてお尋ねします。  サービスペーパーは16ページになります。今回この事業は、新規事業ということで予算計上されております。事業費内訳中では、対象者は行動援護、重度訪問介護利用者とことです。重度訪問介護利用者1名として121万2000円が計上されていますが、市内で対象者が1名という理解でよろしかったでしょうか。また、ほかに該当者はいらっしゃらなかったか、併せてお伺いします。 ◎健康福祉部 対象者ほうは1名というふうに見込んでおります。  対象者、選定するに当たりまして、障害福祉課ケースワーカーとか相談実績とかも伺いまして、その中で今回当初予算で計上できるような対象者としては1名ということでございます。 ◆安藤な香 委員  伊丹市内で対象者が1名しかいらっしゃらなかったということで、これから周知啓発していく中で、対象者が伊丹市でも増える可能性は十分にあるかなというところで理解させていただきました。  実際に予算計上されてます121万2000円は、障害お持ち介護する方人件費という理解でよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部 今回予算計上しておりますは、重度訪問介護使うことちょっと想定しておりまして、予算計上するに当たりましては重度訪問介護使う単価、報酬単価基に計算しています。  中身としましては、訪問介護支援するために、事業者が必要な経費ということになります。 ◆安藤な香 委員  事業者が必要な経費というところで理解させていただきました。  就労支援として、企業負担による納付金、助成金、また個人負担が生じる地域生活支援事業いうがあると思うんですけれども、この2つ違い簡単に御説明いただけますでしょうか。 ◎健康福祉部 今回分は、就労に対する支援ということになりまして、従来、障害福祉サービスというは在宅で日常生活主に支援するものでございまして、就労支援には使えなかったんですが、今回就労部分に関しましては障害者雇用納付金、こちら障害者雇用守れなかった事業所とかが納付金というのを払いますので、それ財源にした分ですね、これは就労に関する支援ということで、これは雇用者ほうとかで支援に対して支払うものでございまして、例えば障害者御自身日常生活的なもの、姿勢保持とか、そういった支援ですね、そういったものが地域生活支援事業ほうで見ていくことになります。 ◆安藤な香 委員  今回障害者就労支援事業に当たるはどちらになりますでしょうか。 ◎健康福祉部 今回は、在宅で支援、パソコン使った遠隔操作仕事なんですけれども、在宅で仕事になりますので、地域生活支援事業ほう使って支援になります。 ◆安藤な香 委員  分かりました。今回は地域生活支援事業ほうとして予算が計上されているところで理解させていただきました。  最後に1点確認させていただきたいんですけれども、この介護者方は、ごめんなさい、61ページ実施計画によりますと、会計年度任用職員で雇用とことなんですけれども、ほかにも重複してお仕事はされていらっしゃるか、それともこの1日2時間、週5日のみ勤務なか、どちらになりますでしょうか。 ◎健康福祉部 今回重度障害者就労支援ほうでいきますと、こちらほうは重度訪問介護サービス提供する事業者必要経費ということになります。ですから、誰か採用するとか、そういうことではございません。 ◆安藤な香 委員  分かりました。  障害者法定雇用率については、私も以前、本会議でも質問させていただいたんですけれども、この4月には民間企業における障害者法定雇用率は2.3%に引き上げられます。働きたいけれども、そのためにサポート必要としている、そのような方々にとって事業として、今後よりよいものになるよう御尽力いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 ◆高橋有子 委員  関連で。  障害者就労チャレンジ事業なんですけれども、現在、図書館で返本作業と、公用車洗車と、あと文書整理作業があるかと思うんですけれども、それ以外にどんな作業というがあるんでしょうか。 ◎健康福祉部 従来その3つになるんですけれども、今年度は国勢調査補助でも参加していただいたところでございます。 ◆高橋有子 委員  コロナでB型事業所で働いておられるような方も、実際そこで作業が減ったこともあって、もっと働く場所とか、居場所が欲しいと感じておられるということが、ちょっとお声お伺いして分かりました。  市役所で業務細分化していただいて、分解していただいて、そのチャレンジ事業対象となる作業増やしていただきたいと考えてます。それは、先ほど生活困窮者自立支援事業で、篠原委員も同じようなことおっしゃっておられたかと思うんですけれども、やはりコロナではしんどい方が余計にしんどくなっておられるという状況があるかと思いますので、ちょっとその何らかの分解して作業つくり出すところお願いしたいと思っております。見解、いかがでしょうか。 ◎健康福祉部 そうですね、確かにちょっと仕事広げたいというふうには中でも話してるところでございますので、可能なところ、ちょっと開拓できるようにしていきたいなというふうには考えております。 ◆高橋有子 委員  それと、伊丹市市内福祉事業所における1当たり平均工賃っていうは、今お幾らになっておりますでしょうか。 ◎健康福祉部 おおよそでございますが、大体1万5000円ぐらいだったというふうに記憶しております。 ◆高橋有子 委員  コロナで、先ほど申し上げたんですけれども、作業が減って、結局その就労施設売上減少、それから、そこで働く障害者方自身収入減につながっておりまして、令和2年度障害者優先調達推進法に基づく調達目標っていうのをホームページで拝見させていただきましたら1800万円だったんですけれども、令和3年度目標っていうはいかがお考えでしょうか。 ◎健康福祉部 まだちょっと令和3年度につきましては、今決めかねているところなんですけれども、確かに今年度、お話聞く中では、やっぱりなかなか就労が、就労というか、お仕事自体が企業さんほうも、企業さん自体がお仕事減ってるので、なかなか仕事回せないというようなお声聞いております。特例子会社取りましても、やっぱり親会社ほうが仕事が減ってるというので、非常に苦労してるというふうにお聞きしておりまして、なかなかちょっとその影響がまだ令和3年度もあるかもしれないので、そこら辺状況はちょっと考えながら目標設定したいと思いますので、ちょっとまだ令和3年度目標額としては決めていないところでございます。 ◆高橋有子 委員  ぜひその障害者工賃アップとか、あと仕事安定、それがまた生活安定につながっていきますので、去年よりもまたアップできるようにお願いいたします。以上です。 ◆上原秀樹 委員  関連ですけども、福祉的就労で、結局一番課題は、年金収入と工賃で普通に生活できるようにするというが目標だと思うんですけど、なかなかそれが難しいというは工賃アップがそんなにどんどんどんどん上がっていくわけではない。さっき1万5000円ぐらいですか、大体そのぐらいずっと推移してると思うんですけども、さっきあったように、コロナでがくんと仕事が減ってしまうと。そのコロナで減ったことに対する障害者宛て保障というはあったんですか、ない。あるいは、その事業所に対する補償とか。 ◎健康福祉部 障害者収入に直接というはないですね、事業所さんによっては国いろんな給付金とか受けれるところもあるかもしれませんけど、ちょっとそこまで情報等、まだ聞いておりません。 ◆上原秀樹 委員  コロナによって親会社仕事がストップしてしまって、下請企業が福祉的就労提供していた場合、これ全くストップしますわね。そこで働いている従業員、休業補償とかいろんな制度がありますけれども、そういうことによって、この福祉就労されてる方が救われる道はないんですか。 ◎健康福祉部 実際、仕事が減ってるという声は聞いてはいるんですけれども、その中でもちょっと事業所自体がいろいろと工夫しながら、また仕事探したりとかという努力続けておりますので、そういったところで努力されてるというところで伺っております。 ◆上原秀樹 委員  まあまあ、そういう補償はなくって、結局は企業努力によって、それ何とか打開しようかという話ですよね。  難しいは福祉的就労と、一般就労は雇用契約が結ばれるんで、そういう制度に入り込めるということになってますか、一般就労場合は。要するに、仕事がなくなって、一時ちょっと家で待機してくださいという場合があるかどうかは別として、そうなった場合は、雇用調整助成金とか休業補償対象になってるんですか、障害者場合も。 ◎健康福祉部 一般就労でしたら通常雇用と同じですので、そこは労働施策ほうで対応はできるかと思います。 ◆上原秀樹 委員  福祉的就労場合は、そういう補償といいますか、年金、まあまあ高齢になっていって、親亡き後で自分で生活しなければならない。そういう場合には、年金と合わせて就労賃金で、賃金といっても1万5000円ですからね、そんなもん大した生活できるようなお金ではないんですけども、そういうことができるような体制ぜひ目指してほしいと思います。  それと、一般就労場合は、何とか頑張って一般就労したけども、何らかの形で辞められる方が何かおられるんですよね。そういう方に対する支援と、それから辞めても、支援を通じてもう一回再就職できる、そういう仕組みではどういう仕組みがつくられていますか。 ◎健康福祉部 就労支援事業というがありまして、そこは就労に関する相談ですとか、就労に向けていろんなトレーニング的なことするような事業所というはございますので、そういったところでは、例えば一旦就職して、そこ職場環境になじまなかったような方については、もう一度就職に向けた支援というは継続して行うことはできます。 ◆上原秀樹 委員  障害お持ちですから、いろんな人間関係とかいろんなことが重なって辞めざる得ないことが出てきますけれども、それは支援する側と企業とが一体的に就労に向けた支援引き続き継続してやることによって職場復帰ができることになると思いますんで、その辺、引き続き努力していただきたいと思います。以上。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆上原秀樹 委員  はい。 ◆里見孝枝 委員  すみません、どちらで質問させていただいていいかちょっと分からないんですけれども、コロナ禍において、障害者方、また御家族方がコロナウイルスに感染した場合というような中で、大変というか、何件か私ほうにも御質問あった経緯ですので、少し御質問させていただきたいと思います。  知的や発達障害御家族方たちが、自分は陰性であるけれども、御家族が陽性になった場合居場所、また、今もあった親亡き後っていうが現実的にコロナ禍中で味わうという不安お聞きしてます。  結局は保健所指示に従うことになるかもしれませんが、このような場合、家族が入院した場合など、受入先確保というも大変気にされるわけですね。市としてその辺、対応手順や対応策などお聞かせいただきたいと思います。 ◎健康福祉部 伊丹市にでも自立支援協議会という組織があるんですけれども、そこで昨年、災害時検討会というのを立ち上げました。これはコロナウイルス感染症も意識しておりまして、実際御家族方が感染して、本人さんが濃厚接触者になった場合、どういった支援ができるかというのをちょっと事業者交えて検討する場でございまして、一定、どういった対応しようかという一応フローチャートというは作成しております。その中では、相談支援専門員であるとか、障害者本人がサービス受けてる主たる事業所で、障害福祉課3者で情報共有、連携しながら、自宅待機ができない場合には生活する場確保事業者協力得ながら行って、必要な支援とかもその中で行っていくような体制が取れたらというふうに考えているところでございます。 ◆里見孝枝 委員  フローチャート作成していただくところまで行ってると、相談支援から連携して必要な支援に結ぶことができて、そういうようなものはつくっているということですね。  これ、関係団体さんや、その当事者御家族方たちっていうは、これ知らないんですか。 ◎健康福祉部 中身は、このフローチャート作るにもかなりいろんな意見がありまして、その中でやっと大体案ができたところでございますので、なかなか当事者方まで周知というはいけてないんですけれども、ホームページほうでは、今月に入ってから掲載するようにしてるところでございます。 ◆里見孝枝 委員  それぞれ御家庭までこれが届くというよりは、何か御心配な事例でありますとか、そういうに当たったときにしっかり行政として説明していただければありがたいかなというふうに思います。私も今のをお聞きして、今後御相談がありました場合は、そのようにお伝えしていくようにいたします。しっかりとつなげてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ◆佐竹璃保 委員  障害福祉総務費扶助費ところです。障害福祉サービス費居宅系は1億1600万円ほど上がっていて、障害福祉サービス費施設系が2億8900万円ほど上がっていて、障害福祉サービス利用計画作成書が2000万円上がっているという現状から、ケースワーカー方と自立支援方向に向けて動き出される方々が増えておられるが見てとれるんですけれども、こういった福祉サービスで、障害系ものって、いっつも範囲拡充がなされて、たくさん方々に御利用いただけて、ただ、その財源が圧迫されて、その支援が途絶えてしまうと、いきなり打切りになってしまうような、そういう流れ繰り返しが行われてきたと思うんです。一つ市としてどうするというはなかなか難しいかもしれないんですが、国から2分の1補助がついていて、県から4分の1補助がついている状態で、どうするという対応策というは難しいかとは思うんですけれども、この補助金がなくなっても自立支援継続させていくため手だてとして、お考えなどありましたら、教えていただくことできますでしょうか。 ◎健康福祉部 確かにこういったサービスというは非常に毎年増えてきておりまして、居住系ですと、グループホームとかが増えたりとか、あと、就労系でも就労継続支援B型が増えてきたりとか、そういった部分とかで、令和3年度予算も大きくはなってはきているところですが、全国的な傾向として、やっぱりこういったサービスというはどんどん増えていくような状況です。具体的な財源というところまではなかなかちょっと難しいんですけれども、必要なサービスが障害者元に届くような支援というは続けていこうというふうに考えているところでございます。 ◆佐竹璃保 委員  なかなか一自治体として対応策打つというは難しいかと思うんですけれども、支援途切れ目が、じゃあ、また支援途切れ目になってしまうという、その繰り返しであると、結局範囲拡充しましても、その範囲に含まれたぎりぎり方々も結局救われない思いされてしまうところで、何かしら市でも考えていかなければならないところかなと思いますので、ちょっと引き続き注視して見させていただきます。以上です。 ◆上原秀樹 委員  報酬が改定されまして、報酬が、この4月から新たな報酬になるんですけども、就労支援事業、先ほど言ったB型事業で、月額平均工賃が高いほど事業者へ報酬も高くなったというふうに聞いてるんですけども、これは継続して、一律基本報酬とする体系も設けられた。これはどっちか選択することになりましたよね、なりますね、これから。この影響なんかはどうなんですか、伊丹市内で。 ◎健康福祉部 具体的なちょっと影響というがまだあれなんですけども、ただ、就労継続B型というは、やっぱり利用者、利用希望される方も多くございますので、そういったところ支援というは手厚くなっていくというふうに考えております。 ◆上原秀樹 委員  就労継続A型事業も一定、少しだけ、報酬改定がされて、ちょっとだけ変わるという面があって、全体としては、そんなに報酬が上がったわけじゃないんですけども、仕組みがちょこちょこちょこちょこ変わっていってまして、それが事業者にとっても、あるいは就労するに対してどんな影響があるか、私もよく分からないんですけども、それはよく注視してもらって、改善点があれば改善していくこと国に要望してもらうとかね、市で対応できることがあったら対応していくということで、お願いしときます。 ◆高橋有子 委員  障害者自立支援費補装具給付費についてお伺いいたします。129ページところです。障害お持ち方が生活するために必要な補装具というは、身体障害者身体機能補完または代償する用具というふうに書かれておりましたけれども、であれば、同じように考えると、補助犬も同じかなとちょっと考えているんですけれども、補助犬に対してはどのような支援というものが伊丹市にはありますでしょうか。 ◎健康福祉部 補装具は、基本、県更生相談所とか判定が必要な分でございまして、これ、所得に応じて負担してもらうことになります。その範囲内で御負担で、支給額というも大体決まってますので、その範囲で支給になります、1件ずつ。 ◆高橋有子 委員  すみません、補助犬、盲導犬とか。補助犬に対して、伊丹市はどのような支援というがありますでしょうか。 ◎健康福祉部 すみません、失礼しました。補助犬ですね。ちょっとこの補助犬については、特に伊丹市では直接そういったことはしてないんですけれども、県ほうで貸出しというはやっているというふうに聞いております。 ◆高橋有子 委員  伊丹市ではガイドヘルパーさんもいらして、目が見えなくなったときに、ガイドヘルパーさんにちょっと支援お願いするか、それとも盲導犬使うかと悩まれた際に、伊丹市で盲導犬使われている方がガイドヘルプだと、あらかじめ予約しなければならなかったり、よほどことじゃないとキャンセルができないと。自分で好きなときに自由に用事したいということで盲導犬使われております。そういう方がいらっしゃいまして、犬が、補装具であれば、例えばいろいろなつえとか、そういったものは最大3万7500円でしょうか、まで、最少かな、上限で助成というがあるんですけれども、補助犬、盲導犬に対して何も支援というものがなくて、今ところ。犬と補装具が違うは、犬は実際生きてて、人間と同じように生活費や医療費が犬にかかるというところが大きく違いまして、他市もいろいろ調べてみますと、飼育に必要な費用一部助成行うような市もございますので、今後、伊丹市でもそういったこと考えていただけたらなという要望させていただきます。  その補助犬に対してどのような見解お持ちなかだけ教えていただけますでしょうか。
    ◎健康福祉部 すみません、この補助犬につきましては、ちょっと正直、あまり意識したことがなかったんですけれども、本当に支援で必要なかどうかというは今後考えさせていただきたいなというふうに思います。 ○保田憲司 委員長  よろしいですか。 ◆高橋有子 委員  はい。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、次に、第3項老人福祉費、第1目老人福祉総務費、質疑ある方はどうぞ。 ◆篠原光宏 委員  市バス特別乗車証負担金について、本年も5億3000万円が予算立てされておりますけれども、私どもも毎年政策要望等でこの事業継続訴え続けていますので、今回も予算計上されてることについて、うれしく思っております。  高齢化社会にあって、高齢者、障害者が積極的に外出することが可能になるこの介護予防観点からも必要不可欠な事業だと思っています。去年、今年はコロナで外出しにくくなっているため、使用率は下がっていることだと思うんですが、多く市民方に喜んでいただいているこの事業については、伊丹市がせっかく市バス持ってるだから、これ有利に使えることとして、非常にいい手段だと思っています。高年福祉課はその辺はどういうふうな御見解でございましょうか。 ◎健康福祉部 今、委員御案内とおり、市バス、高齢者無料パスでございますけれども、この事業、この交付事業でございますが、高齢者社会参加目的に実施させていただいているところです。ひいては、地域経済活性化ということにもつながっていくかなというところでございます。今ちょうど3年に一度更新時期になっております。その更新おはがき中に簡単なアンケートつけさせていただいてるんですけれども、まだ集計までちょっといってないんですけれども、たくさん方から外出機会も増えて、非常に役立っていると、助かっているというようなアンケート結果いただいているところでございます。そういった意味からも、我々としても、この事業は高齢者福祉施策中心的な事業として引き続き継続していきたいと思っておりますし、していくべきやというふうに考えておるところでございます。 ◆篠原光宏 委員  どうしても家に籠もりがちな方々が外出するにもちょっとした費用がかかったりして、それが外に出ること足止めみたいになってしまうと申し訳ないので、それ防ぐというか、一歩外に出る後押しがこの事業でできると思いますので、今後も税金使い方としては、本当に、高齢者比率が非常に高い、現在、わけですから、大変多く市民方が恩恵受けれる当事業いうことですので、さらに継続していっていただくこと要望いたします。以上でございます。 ◆花田康次郎 委員  予算書135ページ、サンシティホール管理運営委託料、前期実施計画55ページ、サンシティホール管理運営事業、また、令和3年度は予算ゼロですので、予算書ほうには載ってないかなと思うんですけども、サンシティホール整備保全事業についてお伺いいたします。本来であれば、サンシティホール改修というは、これ、2021年3月、まさに今時期に終わっているが当初計画だったと思うんですけれども、それがずれ込み、令和3年度も行えず、こちらも令和4年度以降というふうに書いてあるんですけども、これはパイプオルガン問題で修繕ができないかなというふうに推察いたしますけれども、これ、ずれ込んできている理由はなぜなかということと、この以降というところですね、令和4年度で行えるか行えないか、どうなかというところちょっと教えていただけますか。 ◎健康福祉部 今御案内ありましたように、サンシティホール大規模改修につきましては、当初、令和2年予定でございました。たくさん施設更新時期が来てるということで、順番といいますか、中で、1年ずれ込んで、令和3年という予定しておったところですけれども、今御案内ありましたように、パイプオルガン移設がまだ完了してない中で、我々としては、時期ずらして、まずはパイプオルガンほう譲渡優先させるべきだろうというふうに判断したところでございます。 ◆花田康次郎 委員  この令和4年度以降という部分に関しては、パイプオルガンがいつ譲渡できるか分からないので、以降というふうに記載されているということですか。 ◎健康福祉部 いつという明確なエンド切っているわけではございませんで、今御案内とおり、いろんなパイプオルガン譲渡申込み状況でありますとか、その他財源話でありますとか総合的に勘案した上で、適切な時期にエンドといいますか、着手判断していきたいというふうに考えております。 ◆花田康次郎 委員  パイプオルガン修繕費について、以前、委員会でお伺いしたことがあるんですけども、そのときは譲渡もあって、今、市費投じて大規模な修繕は必要ないということで、そのときはかかった費用がゼロだったと、修繕は要さなかったということなんですけども、今回サンシティホール管理運営委託料中に、このパイプオルガン修繕費用、あるいはパイプオルガンに関する費用というは含まれてますでしょうか。 ◎健康福祉部 これまで御答弁申し上げてますとおり、パイプオルガン事業につきましては、令和3年度末をもちまして終了させていただくことで決定しております。したがいまして、来年度予算につきましては、パイプオルガンに関する事業費につきましては、ごめんなさい、2年度末ですね、失礼しました。2年度末をもちまして終了するということで決定しておりますので、この令和3年度予算につきましては、パイプオルガンに関する経費というは考えておりません、入っておりません。 ◆花田康次郎 委員  以前、テレビ報道なんかでもこんなにひどい状況にあると、パイプがゆがんでるとか、曲がってるとか、そういった報道がなされまして、議会でも話題に上がることがありますけども、これだけ、こんなひどい状況なんですよというパイプオルガンじゃあ、誰が欲しがるかという問題がありまして、それは、我々議会も反省すべき点もあるかなとは思うんですけども、このパイプオルガンですね、これ、譲渡先は見つからないということが容易に想像できるかと思うんですけれども、では、この3年度間に見つからなかった場合、どうするかというお考えはあるでしょうか。 ◎健康福祉部 具体的にこうするということが決まっているわけではございませんけれども、我々としては、今一生懸命、譲渡先探すということで、いろいろと業界関係方であるとか、大学関係方であるとか、そういった情報いただけないかと、そういったオルガン必要とされている方がいらっしゃらないかというようなことで、お問合せしたりですとかいうような努力はさせてもらってるところです。ただ、今できなかったということは想定せずに、一生懸命ちょっと探していきたいなというふうに考えております。 ◆花田康次郎 委員  今できなかったことは想定せずにということなんですけども、一生懸命やりました、でも、できませんでした、だから、ずっと残ってますでは困る話なわけで、いつ、じゃあ、修繕するか、修繕しなくても、このサンシティホール自体はいいかと。これから3年も4年も5年も修繕しないというであれば、なぜそもそも令和2年度に、じゃあ、修繕するという話になったかということになるんですね。令和2年度に修繕するというは、修繕する必要があったから、当然修繕計画があったわけで、これ、パイプオルガンせいで、こうやって何年もずれ込んでいるところで、譲渡先も見つからない、見つけるも難しいだろうというような状況中で、全く考えていませんでは困るんですね。例えば3年度までに見つからないであれば、市費でパイプオルガン撤去しますと、撤去して廃棄しますと、そこまで言っていただかないと、じゃあ、ずっとそのままでいいかと。じゃあ、そもそも令和2年度修繕計画はどういうことだったかということになるんですけども、パイプオルガン撤去して、廃棄するということについて、何か見解があれば教えていただけますか。 ◎健康福祉部 先ほど申しましたとおり、繰り返しになってしまうんですけれども、現時点でこの令和3年度中に撤去するとか、そういったことは何もまだ考えていないと。今は、取りあえずといいますか、今は譲渡先もう少ししっかりと探していきたいというふうに考えておるところでございます。 ◆花田康次郎 委員  ということは、パイプオルガン譲渡先が見つからない限り、今後、サンシティホール大規模改修はできないということですか、あるいはしないということですか。 ◎健康福祉部 しないというふうに言い切っているわけではなくて、適切な時期にまた判断させていただきたいというふうに考えております。 ◆花田康次郎 委員  あまり長くなっても仕方がないので、この程度にとどめようと思うんですけれども、以前、ほか文化施設についても、予算が潤沢にあるときにあれもこれも建てたものよう畳み切らんではないかとちょっと今日も申し上げさせていただいたんですけども、これも今市長が造ったわけでもなければ、今当局皆さんがこれ造ってはどうかと判断されたわけでありませんので、それは市方々に責めるつもりは全くありませんが、市職員であり、伊丹市長であるわけですから、既に造ってしまった、もう持ってしまった、伊丹市が持ってしまった、この言わせてもらえば負財産どのように処分するか、それ考えるというがやはり今仕事されてる方々責任だと思いますので、いつまでも誰かもらってくれたらなではなく、駄目だったらちゃんとこうすると。その程度ビジョンはやはり持っていただかないと。じゃあ、これ、本当に改修しなくてよかったかなと。じゃあ、何でそもそも大規模改修計画が出たかなというふうに市民皆さんも疑問に思われると思いますので、どうか潔い決断いくところまでいけば、していただけますよう要望と意見として申し上げさせていただきます。以上です。 ◆安藤な香 委員  すみません、今パイプオルガン話が出てきましたので、ちょっとパイプオルガンについて質問させていただきたいと思います。パイプオルガン深い音色ように、ちょっと深く質問したいが本心なんですけれども、できるだけ端的に質問してまいりますので、簡潔な御答弁でお願いいたします。  まず、パイプオルガン管理体制部分に焦点絞ってお尋ねします。さき本会議、保田議員一般質問で、改めて専門家である本市パイプオルガンビルダーであるベルギーシューマッハ氏から、当該メンテナンス業者が資格持たないオルガンビルダーであり、必要な修理がされていなかったという内容回答がございました。本市パイプオルガンメンテナンスについて、設置当初から契約してきた業者は技術持っていると市は考えますでしょうか、簡潔にお願いいたします。 ◎健康福祉部 これまでから、本会議等々で御答弁申し上げてますとおり、我々としましては、適切なそれら力量も持った業者であったというふうに判断いたしております。 ◆安藤な香 委員  予想どおり御答弁でした。  では、さき本会議で年24回コンサート継続して実施してきている。メンテナンス不備原因とする事業中断等はなかった。だから、業者は適正であったというふうに答弁されておりました。これについて、本市パイプオルガン演奏者方からコメントいただきました。10年前からパイプオルガン状態がひどくなり、当然満足いくコンディションではない。使えない音色はほか音色で代用、あるいは使わない。これらオルガニストが裁量で判断して、その都度乗り切ってきた。こうした努力当局皆様には忘れないでいただきたいということです。パイプオルガンに精通している方がこのようにコメントされています。音色がおかしいではなく、音が出ない箇所もある。これでもメンテナンスは適切だったと御見解でしょうか、簡潔にお願いいたします。 ◎健康福祉部 これも何度も御答弁申し上げてるところですが、オルガン事業については、大きな問題もなく、問題といいますか、もなく、継続できているところでございます。ましてビルダーでありますシューマッハほうから、大きな欠陥はないというような報告書我々は頂いたところでございまして、そういったこと踏まえますと、一定適切なメンテナンスはできておったものというふうに判断しておるところでございます。 ◆安藤な香 委員  このような現状であったり、先ほどオルガニストさんコメントお聞きになってもメンテナンスは適正であったと御答弁いただきました。  次に、さき本会議一般質問にありました参考資料、2009年須藤オルガン工房による調査について質問に移らさせていただきたいと思います。2009年、調査しながら、2015年までパイプオルガン運営委員会等、外部に公にされなかったはなぜでしょうか。内部で出してはいけない文書としてされていたように、調査内容にあるメンテナンス業者不備隠す意図があったではないかと思わざる得ないんですけれども、御見解お願いいたします。 ◎健康福祉部 調査結果出すべきではない資料とかといったような、そういったやり取りがあったということは、何も確認できませんでした。我々としては、当然出すべきものは出しておりますし、2009年から2015年まで、出すべきでない資料として扱っていたというような認識はございません。 ◆安藤な香 委員  では、簡単に出せるものだったかな、なぜ出さなかったかなというふうな疑問が残ります。  2015年運営委員会で公にしたは、演奏者からでした。担当課ではありません。つまり、永久に出してはいけない状態で置いとくつもりだったではないかなとも考えられますが、御見解お伺いします。 ◎健康福祉部 オルガン運営委員会中では、そういったやり取り、出しませんといったような記録はございませんので、我々としては何ともお答えしようがないんですけれども、そういったことはなかったというふうに思われます。 ◆安藤な香 委員  少なくとも2009年時点調査報告書基に、業者見直しと適切なメンテナンスが行われていたならば、現在ひどい状態は避けられたはずです。非常に残念な思いです。  次に、さき本会議市長答弁中から質問させていただきます。市長答弁中に、サンシティ構想、今後、高齢者福祉に力入れたいと。当時、中央官庁で働く数少ない伊丹出身者として、当時矢埜市長から話聞いた。しかし、必ずしもベルギーと関係からではなかった。ベルギーと関係でいうと、ベルギーからはカリヨン、日本からは日本庭園があるが、パイプオルガンについて、ベルギー側から言及があった記憶はない。私からあえて申し上げることもなかった。伊丹と関係性確立した後、どうせならベルギー製にしようと整備したようでありますけれど、私が直接関与することになったは市長になってからと、さき議会で市長は発言されました。今回、矢埜市長に仕え、本市収入役も務められた元職員方からパイプオルガン事業が終わることに際し、メッセージいただきましたので、その一部御紹介したいと思います。このパイプオルガンは、音楽愛した当時伊丹市長とベルギー大阪名誉領事と国際友好物語である。ベルギーと友好関係示すものはほかにもJRに建つカリヨン、シティホールオブジェ、荒牧バラ公園やこども文化科学館小便小僧など多数ある。こうした関係性から、サンシティホールでぜひ本場パイプオルガン聞いてほしいと考えから、ベルギー大阪名誉領事友人であったベルギーシューマッハ氏に依頼した。バブルで生まれたと、税金無駄遣いと書かれる事業ではなかった。歴史があり、真摯な目的が芸術愛する心があった。我々は貴重な楽器愛していたとメッセージいただいております。内容が市長発言とは相入れないですが、市長はこうした経緯御存じだったか、端的にお尋ねいたします。 ◎藤原保幸 市長  本会議で申し上げたは、私が矢埜市長にお会いした当時といいますと、もう昭和時代ですので、三、四十年前になりましょうか。私が若手として、若手職員として国で再開発業務とかやっておりましたので、伊丹市、当時、矢埜市長、熱心でしたので、いろいろ市政お話、数少ない伊丹出身者として御相談に乗ったこともあります。そういう中で、サンシティ話に、私記憶によればですけれども、サンシティって、御存じかもしれません、アメリカリタイアメント・コミュニティーと言われる、明るい元気な高齢者ためニュータウンなんでありますけれども、そういうイメージで高齢者福祉というと暗いイメージでは困るんで、そういうものにしようということで、サンシティお話そういうことでよく覚えております。そして、その一つとして、パイプオルガンも造って、ヨーロッパにある教会イメージした建物にオルガン置いてやるということ聞いたこと明確に覚えているという意味で申し上げたわけで、そのとき矢埜市長から特にベルギーに言及があった記憶は少なくともございません。そして、私が市長がなった後もベルギーと交流、フランドル丘って、ハッセルトから頂いたカリヨンにつきましては、度々ベルギー側から言及がありまして、実際あの前で、駐日本ベルギー大使にも来ていただいて、大阪にあります総領事館はフランドルセンターと申しましたが、ずっと従事している方もいらっしゃって、いろんなイベントもさせてもらったということでありますし、ハッセルトに伊丹側から寄贈した日本庭園については、本当にきっちりと管理されていて、開園30周年って、周年事業に私もぜひ来てくださいというので行った覚えがあると。そういうことで、ベルギーハッセルトと交流は、カリヨンと日本庭園中心に進んできたということは間違いない。そして、その途上において、このサンシティオルガンについて、ベルギー側から特に言及があった記憶もありませんし、私から特に申し上げた記憶もないということ本会議で申し上げただけで、実際細かい経緯で、どういう経緯であそこにベルギー製オルガンが納入されたかどうかについては、私は承知しておりませんし、そういう立場でもなかったと。市長就任後もそういうこと明確に調べる機会もありませんでしたし、ベルギー側からも言及もなかったという意味でお答えしたところです。 ◆安藤な香 委員  分かりました。ありがとうございました。  最後に、今後パイプオルガンについてちょっと数点質問、確認させていただきたく思います。先ほど花田委員質問にもありましたが、今譲渡先は決まっていないと。去年、昨年9月議会で一般質問中で、市長答弁中に、このたび引き受けたいという方がいらっしゃってというとこだったと思うんですが、今どういう経緯でそういうふうになっているか、教えてください。 ◎健康福祉部 確かに昨年9月時点では1件お問合せ、そして、このパイプオルガン欲しいと言っていただく方が1いらっしゃいました。その後、いろいろと交渉なり、お話続ける中で、この譲渡してほしいとおっしゃった方といいますか、団体さんといいますか、はやっぱりビルダーであるシューマッハに修繕なり、最後調整とかいうのをやってほしいということでおっしゃってまして、御案内とおり、コロナ状況があって、ヨーロッパから技術者が派遣できない、その見通しも立たないという中で、なかなかいつそれができるかというが確定できない。そんな中で、ちょっとなかなか引き受けるが難しいということで、10月頭だったと思いますが、ちょっと今回は辞退したいということでお話いただきました。その後、特に今交渉している相手が見つからない、予算編成段階でも見つかってなかったものですから、今回は引き続き継続で公募したいというふうに考えておるところでございます。 ◆安藤な香 委員  現段階で振出しに戻ってしまったかなというふうに思うんですけれども、パイプオルガンばらばらにして、例えば何か売り飛ばされるとかという、そういうことはないというふうに断言はしていただけますでしょうか。 ◎健康福祉部 ばらばらにしてというは。 ◆安藤な香 委員  解体して。 ◎健康福祉部 我々としては、楽器価値残した形で使っていただける方にお譲りするということで、もう当初から変わらず考えております。 ◆安藤な香 委員  はい、分かりました。  あとは意見、要望とさせていただきます。これまで本会議や委員会で度々質問させていただいておりますが、答弁に期待したところは、何度もこれまでも申してきておるんですけれども、あくまでパイプオルガン事業管理体制において非認めるところは謙虚に認めていただいて、これから市政運営に生かしていただくという本市姿勢というところです。オルガン演奏専門家であるオルガニスト方々ですとか、構造熟知しているオルガンビルダー意見、それから、オルガン愛する市民思い真摯に受け止めて、謙虚に事業見詰め直してほしかったというところです。購入当時、約7000万円だったパイプオルガンなんですけれども。  シューマッハ氏から手紙には、修理にコストがかかるからといって、こんなに美しく高いオルガンがこんなにひどい状態で消失しようとしているは、本当に残念だと。このオルガンは修理、再生できる。現在同じ規模オルガン建造すると約90万ユーロ、日本円にして約1億1600万円かかるだろうというふうにありました。本当にもったいない話だなという思いです。健康福祉部長事業廃止については直接シューマッハ氏へお伝えはしておりません、事業存廃について逐一報告する必要はないと考えておりますという本会議で御答弁も、ベルギーと友好関係考えると寂しい対応だなというふうに感じました。というところで意見させていただきまして、終わります。 ◎藤原保幸 市長  このオルガンについては、るる各議員から御意見頂戴しておりますので、再度、確認させていただきたいんですが、前々代矢埜市長時代ですから、昭和時代、当時矢埜市長思い、そして、よかれと思い、純粋に伊丹市アピールになるし、いい音楽も聞かせたい、財政的余裕もあったということで、今御指摘ように、相当お金かけて整備された。そのこと自体は事実としてあったわけであります。ただ、それ引き継がれた次市長さんは、阪神・淡路震災等もあったこともあって、なかなか理想的な状態には保てなかった。ですから、市担当としては不適切だったという意識は全くありませんけれども、理想的な状態求める演奏者方からすれば、不十分な状態が相当長期間続いた。そして、私が引き継いだわけでありますけれども、私もオルガン音楽好きなほうでありますので、できれば理想的な状態にしたいと思わなくはないわけでありますけれども、多額何年かに1回、何千万かお金かけてやる、毎年、市が現行予算化しているように、相当出して維持しなければ、演奏者方々が希望する理想的な状態にはならないということで、ずるずると今日まで来て、担当課が何度も申し上げておりますように、高齢者福祉施設として、オルガン奏者が求められる理想的な状態までやるは難しかったというは事実なんだろうと思いますけれども、じゃあ、どうするかということでありまして、これまでそういった経緯で来たことは事実としてあるわけであります。今後問題として、先ほど花田委員からはどっかで判断して、場合によっては除却することも考えてどうだろう、べきではないかという御意見いただいたわけですが、安藤委員は相当市費投入してでもきちんとした状態に戻すべきだとおっしゃっているか、あるいは過去批判は御批判として受け止めるわけでありますが、これから今後どうすればいいか、私も正直苦慮しているところでありまして、私も一個人としては、せっかくオルガン、もったいないなということがありまして、実際に担当ほうでは、最初は除却、廃棄処分ということも選択肢としてあったわけですけれども、それはさすがに多額お金市費投入して造ったもの少なくとも有効に使ってくれる方があれば、譲渡したらどうだろうかと。それは場合によっては無償でもやむを得ないということで進めてきたわけですが、それでもなかなか見つからないというが現在状態でありまして、それで、では、どうするかということが今問われている。それについて、私も市長独断でと言われるもいかがかと思いますし、こういう市民共通財産でありますから、少なくとも安藤委員は相当投資してでもやるべきだ、その場合財源どうしろとおっしゃってるか、私はちょっと理解できないでありますけれども、教えていただければ幸いです。ただ、反問権はないと言われてますので、何か機会で言っていただければ。 ○保田憲司 委員長  あくまで意見ですよね。そういうふうに思われてるということですよね。だから、質疑。 ◎藤原保幸 市長  だから、御意見がよく分からないということ申し上げてる。 ○保田憲司 委員長  分からないという御意見ということですね。 ◎藤原保幸 市長  はい。 ○保田憲司 委員長  分かりました。  よろしいですか、安藤委員。 ◆安藤な香 委員  はい。 ◆佐竹璃保 委員  パイプオルガンことたくさん議員さんからも御意見ずっといただいてきてたんですけれども、音楽にたけている方御意見では、あのパイプオルガン大きさに合わせた場所でないと、あのパイプオルガンよさが出ないというお話がありまして、理想的なメンテナンスされていたとしても、譲渡は結構難しいではないかという御意見いただいたんですね。今状況もあるということ加味しますと、やっぱり譲渡先見つけることがなかなか難しいが現実的ではないかなと私は思っていまして、折衷案じゃないんですけれども、例えばパイプオルガンインテリアとして置いたまま、改修するというはできないんでしょうか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  できるだけ探していきたいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと思います。 ◎藤原保幸 市長  担当からはこうしますとなかなか申し上げにくいかと思いますので、私なり考え方申し上げますと、私、正直、苦慮しております。このまま、議会オルガンしっかりと管理すべきじゃなかったかという御意見もあって、逆に言えば、もっとこれから管理していけというふうにも受け止めれば、相当多額財源確保しなければ、それはかなえられない。それが本当に市民的理解が得られるだろうかという問題点も一つあります。それで、私、考えたは、それなら、オルガンオルガンとして有効に利用していただける方がいらっしゃれば、値段はともかくとして、そういう方がいらっしゃれば、譲渡すれば、少なくともオルガンはオルガンとして生かされるではないか。伊丹市負担もなくなるという意味で、それ検討したわけですが、それが今難航しておるというが状況です。じゃあ、どうするかというときに、花田委員からいみじくも言っていただきましたけれども、もう判断しないとしようがないんじゃないかということも私視野には入っておるわけでありますが、ただ、私思いとしては、まだ、もったいないという言い方かどうか分かりませんが、多額市費投入して、オルガンとして日本に来て、日本で廃棄処分というもかわいそうと言ってはなんですけれども、いかがなものかという思いもあって、ただし、この担当課が言ってましたように譲渡先探す。ただ、それも花田委員おっしゃいますように、いつまで、じゃあ、ぐずぐずしてるんだということも当然ありますし、建物自体が今ままじゃいけないし、補修せないかんという時期にも当たってありますので、どっかで判断せねばいけない。そのときに、私としては市民代表である議会御意見も踏まえながら、市長として最終的決断したいと思っておりますので、ですから、過去御批判は御批判として謙虚に受け止めますが、これからどうすればいいかということについて、御意見賜れば、それ踏まえて、今後対応決めてまいりたいということでございます。 ◆齊藤真治 委員  パイプオルガン、今ままで何とか残して、それでオルガン愛するに受け取ってもらいたいというはあると思うんですね。一方では、言うたらそれが見つからへんかったら、いつまでも着手できへんというもまた困ったことかなというふうに思ってまして、これ、ばらして、どこかに、倉庫みたいなところにしっかりとした管理できるところに置いておくいうことはできないんですか。 ◎大橋吉英 健康福祉部長  先ほどからパイプオルガン今後行く末といいますか、その辺りどうしていったらいいかいうことで、御意見いただいているところだとは思うんですけど、かなり規模的にも大きなものになりますし、別途それ置いておくだけ市にどこか場所があるかと言われますと、今ちょっと直ちに答えは出せないということになりますし、また、それ保管しておくだけでも維持経費がかかってまいりますので、ちょっと今は難しいかなと考えております。  また、先ほど今オブジェとして置いておいてはどうかというような御意見もございますけれども、それするにしても、結局このまま放置、このまま置いておくということはできなくって、大地震等が来た場合には倒壊おそれというはゼロではないということになりますので、耐震部分も考えていかなきゃいけない。また、大規模修繕するに当たっては、やはりあのものがある状態で大規模修繕というは、かなり支障があるということになりますので、いつ大規模修繕行うかということはちょっと慎重に判断しなきゃいけないですけど、いつまでもあれがある、ものがあるから大規模修繕ができないこともまた建物にとってはよくないので、老朽化が進んでまいりますので、しかるべきときに判断していきたいなというふうには考えております。 ◆齊藤真治 委員  やっぱり受け取っていただけるいう方、一旦出てきて、それで、例えば、言うたらどっかに移設せなあきませんよね。そうすると、あれ、またばらして動かして、もう一遍設置するということになったら、本当に莫大な費用かかると思うんですよね。そんなこと考えたら、どこ誰でもいうて、物すごい音楽愛してはるで、パイプオルガン好きながそんなにたくさんいらっしゃるというは考えにくいと思うんですよ。それで、やっぱり一定ところ、しっかりと当たっていただいて、それで、もうそのたちがもう無理やいうことになれば、やっぱり適切に処理するべきではないかなと考えるんですね。そうせんかったら、いつまでたっても、置いとけへんかったからいうて、改装、全然できませんし、先ほど花田委員おっしゃったみたいに、そもそもその改装計画、何やったんやということにもなってますんでね。そういうことから御尽力賜りたいと思います。以上です。 ◆上原秀樹 委員  関連ですけども、先ほど質問中で、結局譲渡する場合は解体して譲渡して組み立てるということになるわけですよね。どっちみち解体するんやったら、解体して、置く場所きちんと考えて、改修したらいいと思うんですよ。どっか置くとこは必要なんですけどね。私は、貴重なパイプオルガンなんで、ぜひ譲渡先探していただいて、譲渡していただいて、そこで演奏ができるようにしていただくこと一番いいと思うんですけどね。それはもうとことん追及してほしいんですけども、それがあるために改修できなかったら、どっちみち解体するとしたら、先に解体して改修したほうがいいような気がするんですけども。あと、場所問題なんですけどね。それはどうなんでしょうか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  先ほど部長からも申し上げましたとおり、解体、ほかにも必要な費用がかかります。我々、お譲りするという中では、その費用も含めて御負担いただける方にお譲りしたいということで、市負担が極力ないようにということで考えていたところでございます。 ◆上原秀樹 委員  譲渡する場合、譲渡、受ける場合は、譲り受けるにとっては、一つは移設費用、それから、譲渡してもらったとしても、メンテナンスにお金がかかる。あとは置く場所で、結構制約されてしまいますからね。非常に困難なことは困難だと私は思いますけども、それ全く無償で譲渡することだけ考えたら、もう進まないような気がして、どこまで市負担とするかありますけどね。じゃあ、それも最後までもう絶対無償で譲渡するまでもう探し続けるということになれば、ちょっと難しいかなという気がするんです。 ◎藤原保幸 市長  担当ほう、答弁しにくいと思いますので、私から率直なところ申し上げれば、高齢者施設管理者としては、もう撤去してしまいたいわけです、端的に申し上げて。なかなか演奏者満足されるような状態にするは大変だし、毎年相当かけて、また、何年に1回か、何千万お金かけて維持するというは、高齢者施設としていかがなものかという案が出てきたわけですが、私としては、先ほど御紹介、安藤委員も御紹介ありまして、相当多額お金で整備して、ここまで来たものについて、単にスクラップにして処分しますというは、これは市民的合意、理解が得られないんじゃないかと。考えましたが、差し上げますというか、最初は対価もらって譲渡できないかということ考えたわけですが、とてもそれは買手がいませんという話でしたので、それなら、あるやつそのままお持ちいっていただいて結構ですと。新規に買うと、先ほど御紹介ありましたように、何とかユーロ、1億円ぐらいなんでしょうか、それ買いたいというがいるなら、移設費だけで差し上げるというところまではいいんじゃないかということで探したわけですが、先ほど、一時はうまくいきそうになったんで、私、やれやれと思ってましたら、それがうまくいかなかったということで、今日に至るということでありまして、上原委員御提案が多少お金つけてでも持っていってもらっていいんじゃないかという御提案であるならば、担当してはありがたいということになろうかと思います。私としては、財源手当どうするかということ考えないかんわけでありますけれども。いずれにしても、このままずるずると先送りすることはできないと私も思っておりますので、私思いとしては、オルガンはできるだけ有効利用していただきたいというがベースでありますので、最初は国内どっか教会だとかでないかというようなこともやっておったわけですが、だんだんそれが選択肢がなくなってきている。議員皆様方でどっか引受手がいらっしゃると、ありそうだということであれば、御紹介いただきたい。場合によっては海外でもいいかなとか、いろんなこと考えているわけですけれども、私思いとしては、いずれにしても市民負担が一番少なくなって、かつオルガンが生かせる形が望ましいという考え方で考えておるということで御理解いただければと思います。 ◆上原秀樹 委員  もちろん、それが一番望ましいと私は思いますよ。さっき言ったように、まず、譲り受けるほうにとってみたら、解体して、運送して、オーバーホールみたいな修理して、組み立てる。この過程で結構なお金要りますよね、お金が。交渉されたといいますけども、財政的な問題でやっぱり行き詰まったわけですか。どのぐらい費用が要るものかね。 ◎健康福祉部 お幾らぐらいお金がかかるかというは、ちょっと我々も把握はできてないんですけれども、先ほど申しましたように、やっぱり一番原因というは、まずは、自分思った業者、いわゆるヨーロッパからビルダー、製造者が来れない、その見通しが立たないというが一番原因やというふうにおっしゃってましたというか、そういう御報告でした。当然今、委員おっしゃるように、様々な経費がかかってくると思いますので、それなり金額が必要かというところではございますが、我々としては、その金額が幾らほど金額想定していらっしゃったかというは、ちょっと我々としては把握できないところでございます。 ◆上原秀樹 委員  ビルダーが来れなくてというが一番原因らしいんですけども、ビルダーが来れるようになったら、一歩前進というふうに捉えたらいいわけですか。それとも、全く駄目押されましたか。 ◎健康福祉部 今回については、もうお話は白紙ということで言われてますので、そのお話はもう一旦終わってるというふうに考えております。 ◆上原秀樹 委員  いろいろ今まで本会議でもこの委員会でも議論されてきまして、この本会議でも、資料も、参考資料もいろいろ出してもらって、見させてもらったんですけども、答弁では、十分な管理してきたという認識されていますけども、資料見るとそうではないという認識が一方であるわけですよね。パイプオルガン運営委員会が2015年に開かれて、そこ資料見ましても、いろんな演奏者などから不安、不満声が出ていたわけですよね。ずっとこの一つ業者にメンテナンスしてもらっていたんですけども、二十何年かですわね、やってもらってたんですけども、それがどっかで、いろんな声聞いて、一回公募するとかいうことは考えたことはあるんですか。もう済んだことはあまり言うなと言いますけど、ちょっと頭に疑問に残っていますんでね。 ◎健康福祉部 すみません、私が今この課長に着任してからことしか分からないんですけれども、それ以前にそういうお話があったか、そういった実際に替えるような、業者替えていくというようなあれはあったかというは、詳しいことは私もちょっと分からないんですけれども、私になってからは、そういったオルガン運営委員会とか御意見も伺いながら、替えれる、業者替える、受けてもいいよとおっしゃってくださる業者があるんであれば、そういったところも替える努力といいますか、そういった動きはしてみました。ただ、実際ところは、これまで何回も答弁させてもらってますけども、もうオーバーホールというか、大きな大規模修繕しないと受けれないとか、耐震化しないと受けれないとかいうようなお話がある中で、なかなか業者替えるところまではいかなかったところでございます。 ◆上原秀樹 委員  非常に貴重なものですしね、7000万円で造って、今造ったら1億数千万円するようなものなので、これ大事に使おうと思ったら、最適な業者当然選んでいくことが必要ですよね。一定努力はされたということですけども、奏者からもいろんな意見が出てる。あるいは、シューマッハさんほうからもいろんな意見出たこと考えれば、課長はその前ことは知らないは当然かもしれませんけども、長い行政歴史で見れば、事あるたんびにそれはちょっと問題にして、悪いけど、公募はさせてもらうとかね。公募先がなかったら、それは問題やけども、公募してみて、専門家や奏者も含めて、きちんと業者選定するとかね、そういうことがやっぱり必要ではなかったかなと思うんですけども、なかったわけやね、今まで、それが。今さら言っても。要は市民貴重な財産どう保持して、保存していくか。今となったら、もう無償で譲渡しますという方法しかなくなってしまったんですけども、もうそれまで適正な管理在り方どっかで見直す機会があってもよかったんではないかなということ本会議や、今いろいろ質疑聞きながら感じました。要するに公共財産保全仕方ということやっぱりこれ教訓にしてきちんとすべきではないかなというふうに思うんですけども、それは課長に言うてもあかんわね。どないですか。 ◎大橋吉英 健康福祉部長  本会議ほうでも御答弁さしあげているかとは思うんですけども、これ、高齢者福祉施策一環として行ってきたという側面がございまして、ですので、非常に高価で立派な楽器ということになるんで、文化的側面というは確かにございますけれども、そこは高齢者施策という中で枠組みで、我々はできる限り修繕してきたということで御理解いただきたいなというふうに思います。 ◆上原秀樹 委員  高齢者施設施設ですから、当然高齢者担当がずっと対応されてきたと思うんですけども、これは伊丹全体にとって貴重な財産だと思うし、伊丹にとって貴重な財産どう残して修繕していくかというは、ただ担当課だけではなくって、担当部局だけでなくって、伊丹全体で考えるべきだったというふうに私は考えます。これは今後教訓として、こういう貴重な財産がこういう形で手放さざる得ないというは非常に残念な話で、私が望むところは、ちゃんとした譲渡先が見つかって、どっかで演奏されるということ希望します。以上です。 ◆齊藤真治 委員  さっき課長答弁で、ばらしたりとか、撤去したりとかするん、幾らかかるか分からへんという御答弁いただいたと思うんですけど、そうすると、それしっかりしたに譲り渡すとかいう本当に分からへんかったら、そんな交渉、ちゃんと真面目にできるんですか。 ◎健康福祉部 そういう移設なり、再築なりも含めて、譲渡先ほうにお願いするということで考えておりますので、我々は、今うちオーバーホールするんであれば2000万円というような数字はもちろん我々も把握はしておりますけれども、それ以外に移設がどのぐらいかかるであるとか、再築にどのぐらいかかるであるとか、ヨーロッパからビルダー呼ぶにどのぐらいかかるというは、我々ほうではなかなかちょっとその辺が分からないところでございます。 ◆齊藤真治 委員  まず、本当にしっかりとした買手というか、引取り手見つけてもらおうと思うと、実際に何ぼかかるかというも、その当局担当者が理解してへんかったら、交渉になれへんかって、うち言うたら一方的な意見向こうに持っていって、それで、向こうは受けられませんいうて、ああ、言ってませんでしたというんでは、若干言うたら力不足というか、不十分ではないかなと思うんですけど、当局で、その辺、お考えどうですか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  先ほど申し上げましたとおり、受けていただいた方に費用負担お願いするという立場でやっておりますので、幾ら幾らかかりますよというような御提案ではなく、そういうことも含めて、十分に御承知いただいている方と交渉ということで考えておりますので、特にこちらほうで幾ら幾らというような費用提示するわけではなく、譲り受けてる方が御自身例えば知ってる業者であったり、いろんな業者さんとお話していく中で詰められていくものと考えております。 ◆齊藤真治 委員  それで見つかったらもう何問題もないんですよね。見つからへんからいうて苦労してるんで、それで言うたら、答弁中で、その辺値段が分からへんというは、十分に努力しているというふうに理解できへんんではないですか。答弁お願いします。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  先ほど申し上げましたけども、我々としては、受けていただけるところ当たってるということで、特に全く素人方が恐らくこのぐらい費用ですよということ提示したところで、じゃあ、私が受けますということは、ちょっと実情、考えにくいかなと思ってますので、我々としてはよく御存じ方に譲っていきたいというふうに考えております。 ◆齊藤真治 委員  そうすると、結局は引取り手がなしになって、廃棄処分にせなあかんという形になるんではないですか。それ言うたら待ってるようにもある意味聞こえるんですけど、そうではないですか。それ考えるは私だけですか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  我々としては、できるだけ受け取っていただける方が見つかるように努力しているところでございまして、先ほど課長からも答弁ありましたとおり、大学関係者であるとか、音楽関係者であるとか、そういった方にお声かけながら探していってるところでございます。 ◆齊藤真治 委員  もうこれ、水かけ論になりますから、あれですけど、胸襟開いて、もし、言うたらちゃんと引き取っていただけるところ役所条件だけではなしに、例えば撤去する費用役所が持つとか、そういうふうなんでもやれるんであれば、やっぱり言うたら当局でお金問題もありますから、しっかり議論していただいて、そのパイプオルガンしっかりとしたに渡すいうは、言うたらどのぐらい費用がかかったら市民的に合意が得られるかいうも十分検討していただいた上でお探しいただきたいと思いますので、要望して終わります。 ◆花田康次郎 委員  関連で。様々に御答弁、様々委員からあったもん答えていただいたんですけれども、伊丹市かばうわけではないんですけれども、今まで管理状況について指摘されてること多々ありますけれども、見方変えれば、最低限費用、最低限労力で最大限効果発揮できたではないかという見方もできるわけで、というも、先ほど答弁ありましたとおり、演奏できてましたと、演奏会やりました、皆さん来て喜んでいただけましたということが事実としてあるわけですから、それは私も一定評価したいとは思います。  一方、今、齊藤委員から指摘がありましたように、それはそれぞれ業者さん、引き取りたいといった方が見積もってくれればいいわけで、自分たちはあげたいと。それ一辺倒回答だったと思うんですけども、例えばペット飼うにしてもそうなんですけど、よかったらどうですか、うち、たくさん子犬が生まれたんで、何匹か引き取ってくれませんかといったときに、こんなものが要りますよ、このぐらい費用が要りますよって分からないで、かわいい、かわいいだけで引き取れるわけではないんですね。業者さんはそれぞれノウハウ持っておられるかもしれませんけども、伊丹市もサンシティホール、平成2年ですかね、平成2年からありますので、何十年間か、パイプオルガン持ってきた中で、撤去したり、造り直したりということはないかもしれませんけれども、見積り作るぐらいはやるべきではないかなというは思う次第であります。それは当然、移設先距離によって、例えば海外でうち欲しいですといって空輸するとなれば、陸路で隣市に持っていくとは全く金額は変わりますけれども、解体して組み立てるという費用はそこまで大きく前後しないと思うので、最低限そのぐらい、この金額で済むかどうか分からないですけど、このぐらいはかかりますよって、見積りぐらいは提示しないと、相手さん方も幾らかかるか分かりませんけれども、こんなんもらってくださいと、あと、先ほども申し上げましたけれども、テレビ報道なんかで、こんなにひどいですよと、議会でもこんな管理状況ですなんて言われているもの誰が欲しがるねんというような状況中で、お金も幾らかかるか分からない、それではなかなか厳しいと。  質問事項、もうちょっと後でさせていただきたいと思うんですけれども、一方、我々、これ、先ほど市長も反問権がないからということで、あれしてくれ、これしてくれと言うは簡単なんですね。一方、じゃあ、市長が先ほどおっしゃられたとおり、じゃあ、多額予算かけて、これ、整備するかって、私も全くそんなことは考えてなくて、なぜかと申しますと、当然これ、高齢福祉分野に所属するものですから、じゃあ、これ、毎年100万単位、何年かに一度、1000万単位お金かけて、じゃあ、その分、高齢福祉予算削るかと。それは伊丹市民にとっていいかというと、全くあり得ない話であると思うからなんですね。ただ、そういう状況でも、今こういうものがあるわけですから、先ほどそういう意見も受け止めますと言っていただいてましたけども、じゃあ、どうするんやと決断しなければいけないという中で、今努力する努力するとおっしゃっておられたんですけども、じゃあ、もらってもらうため努力って、見積りすら作ってない今状況で、どう努力されているか、その努力してるというは、具体的に何指してるか、ちょっと教えてもらえませんか。 ◎松尾勝浩 健康福祉部参事  繰り返し答弁になりますけども、関係者方に御意見お伺いするとか、お話するというようなところで、努力しているところでございます。 ◎大橋吉英 健康福祉部長  売るため売却といいますか、譲渡するため努力ということで問われているかなと思いますけど、今御提案ありました見積り等、その辺りについては一度検討させていただきたいなと思います。 ○保田憲司 委員長  花田委員、そろそろまとめてもらえますか。 ◆花田康次郎 委員  先ほども申し上げたとおり、高齢福祉予算何千万と削ってまで、この楽器、残す必要性というは全くないと思いますし、今努力していただけるというふうに答えていただきましたので、今後適切にやっていただいて、できれば譲渡先見つけていただく、それが一番というは市長もおっしゃっておられたとおり、それは我々議員もみんな分かってると思いますので、それが一番なんですけども、見つからないことも、今、容易に想像できるというか、可能性は非常に高いかなと思いますので、そのときに、どうするかということも、いよいよ行き着いてからではなくて、今うちに、まだ譲渡先探してるこの令和3年度うちに何とか考えていただきますよう要望させていただいて、終わりにさせていただきます。ありがとうございます。 ◆安藤な香 委員  すみません、1点だけ確認させてください。私、昨年9月議会、一般質問で、仮に万が一話であると願うんですけれども、サンシティホール大規模改修までに譲渡先が決まらなかった場合、サンシティ大規模改修は行われるでしょうかと。行われるであれば、どのように行われるか教えてくださいというふうに質問させていただいたところ、答弁として、サンシティホール大規模改修は令和3年度7月頃着工予定しておりまして、それまでにパイプオルガン譲渡先が決定しておらなくても工事は実施する予定でございますと。その場合、パイプオルガンは設置したまま引き続き譲渡先募集していくことから、できるだけ影響が出ないよう、養生するなど対策施した上でホール大規模改修工事も施行する予定ですという御答弁いただいております。今、いろいろるる議論がありました中でちょっと矛盾が生じているなと。これはなぜなんでしょうか。 ◎大橋吉英 健康福祉部長  今、安藤委員ほうからおっしゃっていただいたとおり、中身的にはそういう御答弁さしあげたかと思います。御答弁さしあげたときは、確かにそういう予定で進めておりましたが、その後、やはり業者さんとも打合せする中で、そのまま状態で大規模修繕行うというは、非常に施工上厳しいと、難しいというようなこと、お話もございましたので、その後、検討した結果、まずは、譲渡先ほう先行させてというほうが一番いいだろうというような結論に至りましたので、そういうことになったということでございます。 ◆安藤な香 委員  以上です。 ◆佐竹璃保 委員  高齢者生きがい事業費ところでお伺いさせていただきます。高齢者生きがいと健康づくり委託料とシルバー人材センター運営補助金あたりです。大体、少しずつ減額されている中で、シルバー人材センター運営補助金だけ80万円増額があったんですけれども、この理由についてと、あと、コロナ禍で仕事需要と供給バランスについてちょっと変化があったと思うので、教えていただけますでしょうか。 ◎健康福祉部 シルバー人材センター運営補助金につきましては、基本的には、市OB2名分人件費補助と、あとは、事業費ほうも補助しているという状況でございます。すみません、その人件費部分が若干ちょっと増減しているところで80万ほど上がっている可能性はございます。この間状況でございますが、確かにコロナということで、なかなかお仕事ほうもついていただけてないかなとは思います。しかしながら、シルバー人材センターさんからほう報告受けておりますは、やはり、すみません、これは、あくまでも昨年ちょっと12月末時点で数字になるんですけれども、本市場合は、全体で9億2000万、もう9億3000万ぐらい契約額今、公共と民間ほうとで合わせて取っておられるということで、これは尼崎に次いで2番目契約額多さということでございます。昨年12月時点で比べたら、前年度と大きな乖離はなかったかなと思ってますので、一定額契約額というは取っておられるんだろうなというふうに考えております。 ◆佐竹璃保 委員  尼崎に次いで2番目というは、県下中でですかね。 ◎健康福祉部 すみません、この阪神間ちょっと比べたときに、尼崎次ということでございます。 ◆佐竹璃保 委員  2018年厚生労働白書で、何歳まで働きたいですかという質問に対して、65歳以上と回答される方が65.9%と、多数派になっていまして、働く理由として、生きがいとか社会参加というところも38.7%方がそこに重き置かれていると。ただ、やっぱり経済上理由で働きたいという方が68.1%、7割近く方がいらっしゃるというところで、やっぱり需要と供給バランスしっかりと維持していくことが大切だなと思っています。それで、全国的な流れとして、グランドシッター養成講座に対して補助金つけたりとか、やっぱり共働き家庭が増えて、赤ちゃん見てもらいたいけれども、なかなか先がなかったりとかいうときに、おじいちゃん、おばあちゃんに預かっていただくような、そのシッター制度というのを充実させてほしいという需要側御意見もありまして、ただ、預かる側としては、おじいちゃん、おばあちゃんからしたら、ちょっと責任が重いとか、負担が大きいなというところもありまして、その辺、負担軽減しながら、この仕事回していけるような仕組みづくりができれば、すごく大きな効果があるかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎健康福祉部 すみません、今、委員ほうからありましたように、受ける側がどういう体制で受けれるか、体制も含めて、受けていただけるかというが大きなところかなと思います。そういった御意見もあるということで、シルバーさんほうとはまた調整はさせていただきたいと、調整といいますか、情報共有するなり、検討はしたいと思いますが、そういったものシルバーさんとしてお受けいただけるかどうかというは、ちょっとまた次話でございますので、御意見があったということでお伝えさせていただきたいと思います。
    ◆佐竹璃保 委員  今働く側御年配方々としては、動くような仕事に従事されたい方が多いんでしょうか。パソコン仕事求められる方が多いですか。 ◎健康福祉部 うちシルバーさんことだけ言いますと、やっぱり平均年齢も上がってきていってるということで、従来でしたら、外で除草でありますだとか、剪定でありますとかいったお仕事も結構受けていただいてたんですけども、最近はやっぱり高齢化に伴って、なかなか外危険伴うような作業については敬遠されているというような状況が多いようです。デスクワーク的なものであるとかいったものがやはり最近は増えてきているかなというような状況でございます。 ◆佐竹璃保 委員  そうですね、事務仕事というところで、今度はパソコン使った仕事ができる人材というところで需要伸ばしていく、供給も伸ばしていくというところでマッチングができればいいかなと思っていまして、公民館ほうでも、そういった講座で仕事につながるようなところも考えていかれたいというお考えもお伺いしていますので、その辺りちょっと連携取っていただいて、せっかく公民館場所もスワンホールに移動しまして、近くなりましたので、ぜひ連携取っていただいて、上手なマッチング制度確立していただきたいなと思っております。また社会教育費ところでもお伝えさせていただきますが、こちらにも要望としてさせていただきます。 ◆高橋有子 委員  133ページもの忘れ・フレイル検診委託料についてお伺いいたします。今までは認知症ロコモティブ症候群検査委託料だったと思うんですけれども、ロコモティブからフレイルに変わることによって、何がどう違うか、教えていただけますでしょうか。 ◎健康福祉部 委員御案内とおり、こちら事業、医師会に委託しております検診でございまして、今年度までは認知症ロコモティブシンドローム検査になっております。来年度から、名称ほう変えさせていただいておりまして、理由2つございます。まず、認知症ところ忘れに変えたは、これ、医師会様からも御意見いただいておりまして、検査する際になかなか認知症検査というと受け入れ難いというような御意見があるので、言葉柔らかくしたいということで、もの忘れというところ言葉に変えさせていただいております。今回フレイルという言葉に変えております。こちら、もともと後期高齢者健診ところで、国ほうが検査項目変えてきておりまして、そこ中で、どちらかというと体動きに特化したロコモティブ関係から、さらに広げて、全般的なフレイル予防に関する項目も増えております。その項目と連動しながらで、我々ほう検査としましても、今まで身体機能ところだけじゃなくて、認知機能も含めた全般的なフレイル予防に関する検査したいということで、内容若干変えながらで、名称も変えさせていただいておるところでございます。 ◆高橋有子 委員  今まで、一体何検査して、何人が認知症だと診断されているか、直近2年ほど教えていただけますでしょうか。 ◎健康福祉部 すみません、実績としましては、平成31年度、単年で申し訳ございませんが、今手元にある分としてはございます。この検診もの忘れ検診ですね、認知症検診に関しましては、受診者が1万3019名、そのうち、こちら検診で要二次検査、二次検査したほうがいいんじゃないかという判断に至った方になりますが、まず、異常なし方が1万2750名、二次検査受けていただきたいという方に関しましては269名、約2.1%になっております。 ◆高橋有子 委員  その2.1%要二次検査となった方で、そこから実際に二次検査受ける方割合というはどのぐらいになるんでしょうか。 ◎健康福祉部 こちらもその実績になりますが、二次検査実際に受けられた方は41.6%、112名になっております。その他方に関しては、未受診等になっておりますが、3か月受診が見受けられない、2か月受けられないということになりましたら、情報地域包括支援センターと連携しながらで御連絡は入れることにはなるんですが、結局連絡がなかなかつかないよという方もそのうち、やはり40%程度いらっしゃるということになっております。 ◆高橋有子 委員  やはり結局その二次検査受けてくださいよという人の中で、実際受けたが41.6%。それ以外はなかなか連絡もつかなかったりとか、何かそこの人たちもうちょっとすくい上げて検査に持っていく必要があるんじゃないかなと考えるんですが、そこについてはどのような対策行われてますでしょうか。 ◎健康福祉部 先ほど申しました一つが地域包括支援センターから連絡する、今年度に関しましては、なかなか訪問というが難しいんですが、そういったところも当たりつけながら、あと、包括支援センター等になりますんで、地域ところからあそこ状況等々が分かるようであれば、そういったアプローチもします。ただ、認知症関係で一番御相談が多い、難しいなと思っているところが、御本人がなかなか受診に向かわれないと。認めるがしんどいというもありますし、そういったところが一番この症状中で、最初ハードルが高いところと思ってます。我々、認知症初期集中支援チームというも組んでおりまして、数件、年間十何件方にはなりますが、医師、それと包括職員等々含めまして、アプローチしながら御家族方と協力しながら、何とか受診、さらには介護給付受けていって、その状態中で地域で暮らしていける手助け入り口しているというも一つになっております。 ◆高橋有子 委員  確かに認知症初期集中支援チームというはとても心強いんですけれども、年間十数というところで、なかなかそこまで拾い上げる手というがまだ少ないかなと考えております。神戸市では、認知症無料診断と、認知症と診断されても、もしもときに対応できる事故救済制度組合せといった事業というがあるようなんですけれども、それについて導入とかは考えたことはいかがでしょうか。 ◎健康福祉部 他市例については、こちらも把握しているものがございます。ただ、本市といたしましては、その際例えば検診受けたとき補助とか、そういった助成されているところというもあるようには伺ってますが、今ところ本市ほうでは、金額的な助成という意味で検討はまだ十分に行ってはいない状況です。 ◆高橋有子 委員  検診助成というよりは、私がお伺いしたかったは、実際神戸モデルで、どのような結果だったかという報告書見てますと、実際、結局賠償責任保険に入れたので、安心して外出できるといったような声があったりですとか、なかなか自分が認めるがしんどいというはあるけれども、二次検査要となっても、もう一度そこ段階ハードル越えれるようにするには、事故救済制度といったような仕組みもちょっと考えたほうがいいではないかなというところでして、そこについてどうお考えでしょうか。 ◎健康福祉部 なかなかそこが特効薬になるかどうかというは、正直、検証は必要かなとは思いますんで、他市事例等々もう少し研究してみたいとは考えております。 ◆高橋有子 委員  2025年に65歳以上に1が認知症という統計も予測出てますので、認知症サポーター養成講座とか、児童生徒に認知症の人を含む高齢者理解進める教育とかもいろいろしてくださっていて、本当にありがたいんですけれども、いろいろな他市事例研究していただきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○保田憲司 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、この際、お諮りいたします。本日会議はこの程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。     (「異議なし」声起こる) ○保田憲司 委員長  それでは、本日会議はこの程度にとどめ、散会いたします。              以   上...