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平成30年特別会計並びに企業会計決算審査特別委員会−09月27日-01号
平成30年一般会計決算審査特別委員会-09月27日-01号

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  1. 伊丹市議会 2018-09-27
    平成30年特別会計並びに企業会計決算審査特別委員会−09月27日-01号


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    平成30年特別会計並びに企業会計決算審査特別委員会−09月27日-01号平成30年特別会計並びに企業会計決算審査特別委員会 平成30年9月27日(木曜日) 午前10時00分開議 午前11時06分散会 〇場 所  第2委員会室委員会に出席した委員    委員長    戸 田 龍 起       委   員  佐 藤 良 憲    副委員長   大津留   求         〃    竹 村 和 人    委   員  服 部 好 廣         〃    泊   照 彦      〃    林     実         〃    上 原 秀 樹      〃    山 薗 有 理         〃    山 内   寛      〃    小 寺 秀 和         〃    吉 井 健 二 〇委員会に出席しなかった委員        な    し 〇審査した事件とその結果 報告第 11 号 平成29年度伊丹中小企業勤労者福祉共済事業特     認  定 別会計歳入歳出決算
    報告第 12 号 平成29年度伊丹農業共済事業特別会計歳入歳出     認  定 決算 報告第 13 号 平成29年度伊丹鴻池財産特別会計歳入歳出決     認  定 算 報告第 14 号 平成29年度伊丹荒牧財産特別会計歳入歳出決     認  定 算 報告第 15 号 平成29年度伊丹新田中野財産特別会計歳入歳     認  定 出決算                                     以  上 ○戸田龍起 委員長  ただいまから特別会計並びに企業会計決算審査特別委員会を開催いたします。  初めに、委員出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。  円滑な審査のため、質疑に際しましては、委員の方は必ず資料名ページ数項目を述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。  次に、答弁をされる方は挙手と同時に役職名を述べていただきますと私のほうで指名をさせていただきます。質疑の意図を的確に把握され、要領を得た答弁をしていただきますようよろしくお願いいたします。  それでは、前回に引き続きまして順次審査を進めてまいります。     ──────── ◇ ────────  報告第11号    平成29年度伊丹中小企業勤労者福祉共済事業特別会計歳入歳出決算戸田龍起 委員長  初めに、報告第11号を議題といたします。  本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆服部好廣 委員  おはようございます。審査意見書、83ページ、共済掛金収入状況という表の中で、会員数が昨年度に比べまして5ふえてるという状態が記されておりますけども、この1年間で中小企業の誘致がふえたんでしょうか。それとも、会員がふえたっていうのはどういう努力をされてふえたんでしょうか。 ◎都市活力部 御案内のとおり、会員数としては5ふえております。その際に、会員を獲得するために私どもでしていることといたしましては、まず、私ども労働行政とあわせて商工行政もやっておりまして、そこで補助金の申請に来られた方に対して、例えば創業の関係で来られる方は新規に創業されますんで、この事業の御案内をしたり、産業・情報センターにおいても同様にしていただいたり、あと自治会回覧等を使わせていただくというような形で周知活動のほうを行った結果、今年度は若干ふえておるのかなというふうには認識しております。 ◆服部好廣 委員  このふえた企業というのは、事業規模としてはどのぐらいのところがふえたんでしょうか。 ◎都市活力部 規模といたしましては、基本的には5名以下のところが大半にはなっております。補足でございますけども新規で加入された事業所が今回17、廃業等に伴って脱退されたのが12の差し引きの5というふうになっております。 ◆服部好廣 委員  ちょうどこういう中小企業勤労者福祉共済事業ということで、そういうところ、中小というか、小規模な事業所が加入していただくことによって、これ、こういうところでいろいろ支援をしていくということで、そういう事業目的にまさに合っているというか、そういう部門に対する支援ができたというふうに評価してよろしいでしょうか。 ◎都市活力部 先ほど御説明いたしましたとおり、事業のほうの拡大も鑑みまして、会員獲得にも動いております。事業内容のほうも見直して、使い勝手がいいものということで、給付のほうとかも昨年度よりかは伸びておるかなと思っておりますんで、一定効果は、もちろん果たせたものと認識しております。ただ、会員数の増減につきましては、こちらの努力もありますけども景気によってやはり左右するところもございます。全体としては300台を越えるところで近年推移しておりまして、果たしてこのままこの300台というところで、一定職員直営事業としてやっていくのが望ましいのかどうかというのも一つ検討としては残っておるかなというふうには考えております。 ◆服部好廣 委員  昨年度で何か新たにつけ加えた項目ってありましたか。 ◎都市活力部 事業といたしましてはインフルエンザ予防接種を受けられた方に対して500円の給付をするという事業を新たにやっております。 ◆服部好廣 委員  わかりました。結構です。 ◆吉井健二 委員  中小企業勤労者福祉共済は私もちょっとお世話になったんですけど、すごいいい企画かなと思ってますし、またサービスも、最近はちょっと見てないんだけども、例えばプロ野球の観覧席とかそういうところも、そういうサービスとか、前はお風呂屋もあったんだけどもサービスをちょっともう少し教えてもらえませんか。 ◎都市活力部 事業内容でございますけども、吉井委員おっしゃられた内容というのは本年度も引き続き実施しております。それとあわせまして、定期健康診断の際の助成も行っております。あと、重立ったものでいきますと、行事、講座関係といたしましては、緑ケ丘プール招待事業ということで、夜のときにさせていただくようなものもございます。あと夏休み招待事業として、こちらもプールとか映画の観覧、そういった内容皆さんに使っていただけるようなものを、夏休みの際は購入していただくというよりかは、もう、一回使っていただく形でさせていただいております。その他チケットのあっせん、あと給付関係といたしましては、結婚、葬祭の際だとか、あと退職されたときのせんべつというような給付のほうも行っておりますんで、幅広く事業のほうは行っておると認識しております。 ◆吉井健二 委員  そうですね。それと、異業種業種がほとんどばらばらだと思うんですけど、昔、僕がやってたときには、その異業者の集まりで、例えばソフトボール大会とかというそういうところまでは行ってませんか。 ◎都市活力部 済みません、説明が漏れておりまして、ソフトボール大会も引き続き実施しておりまして、参加数がちょっと減っているというのもあるので、28年度からは川西と共同開催という形でやっております。 ◆吉井健二 委員  異業者であっても、そういういい連絡、横のつながりとか持つことによって、いろんな形の中でお互いに切磋琢磨すると、お互いの中で商売がまたできるんかなと思うんで、そういうことを頑張って、ただ、河川敷が雨で台風とかで傷んだりしたりしますけど、そういうところも含めて頑張ってくださるようお願いします。 ◆泊照彦 委員  今、かなり企業さんの入れかわりというか、転入、それから転出、いきなり、うち地域でもあるんですけど、こんなとこに新しい会社できてるわというふうなことがあるんですけども、そういった転入転出情報の入手の方法と、それとあと、そういった企業さんにこの共済事業PR、それをどういうふうに今後展開されようとしているのか、ちょっと教えていただけませんか。 ◎都市活力部 新たに転入される企業の把握に関しましては、きのう、うちのほう、先ほども申しましたとおり、商工振興のほうで企業立地支援とか、あと生産性設備導入の際の支援本社機能移転等ございまして、その際に把握できるということはございます。ただ、そのいずれにも該当しない状況という場合でしたら、正直、入られてから後から把握するというケースも多々ございます。そういった意味で、商工会議所とも連携してまして、あちらも常に巡回されてますので、そこで把握して会員獲得に動かれてますので、その際に連携しながら、あわせてこちらの制度のほうの周知もお願いしておるところでございます。 ◆泊照彦 委員  済みません、大企業のほうでも、まず景気が悪くなれば、この福利厚生事業を切っていくんですよ、どんどん。これ、中小零細企業の方々にとっては非常にありがたい制度だと思うんで、さらなるPRとか事業拡大、ちょっと目指していただきたいなということで要望とします。以上です。 ◆吉井健二 委員  ちょっと気になるのが年齢層なんですけども、これは調べてますか。大体企業で何歳ぐらいの方が、中小企業なんで結構お年寄りの方もおられると思うんだけども、そういう年齢層は確認されてるんですか。 ◎都市活力部 把握しておりまして、まず、平均年齢でいくと51.7歳になっております。主な構成比になりましたら、30代で14.2%、40代で26%、50代で22.3%、60代で19%で、以降、1桁台という形になっております。 ◆吉井健二 委員  それで、男女別もやられてますか。 ◎都市活力部 申しわけございません、資料のほうは、ちょっと本日持ち合わせておりません。 ◆吉井健二 委員  年齢的にはやはり高齢者の方も中小企業いうのは割と勤められてる方が多いと思うんで、そういうところにできましたら、きょうも言われたインフルエンザなんかは、特に全職員がかかるように、500円というてもやはり健康のためにもいいかなと思いますし、またレジャーもどんどん、これ見ますと結構やられてるんで、もっと、相手側も喜びますし、来ていただいて喜ぶ場合もありますんで、どんどん情報を入れてお願いしたいと思います。 ◎都市活力部 申しわけございません、先ほどの男女数でございますけども、正確な数字ではございませんけども、およそ男性、女性の比率が2対1ですんで。   (「どっちが多いの」の声起こる) ◎都市活力部 2が男性、約1600人、女性が800人というような形になっております。 ◆林実 委員  いつもここに来ると賛成の意見ばっかりなるんで、ほかのところでは非常に厳しい、費用対効果やとかそういうことを言ってはる人たちがここではすごいそういうことを言わないんで。繰入金歳入ってありますよね。この繰入金っていうのはどういう性格のものか教えてもらえますか。 ◎都市活力部 従事しておる職員人件費になっております。 ◆林実 委員  この1070万円というのは市からの持ち出しということになっているということですか。 ◎都市活力部 はい、お見込みのとおりでございます。 ◆林実 委員  これ、共済掛金が1190万、1200万円ぐらいで、市の持ち出しが1000万円ぐらい、半分ぐらい持ち出し事業をしてるっていうことですよね。それに関しては、課長も少しおっしゃってましたけど、すごいいびつやなと。交通災害共済とか災害共済っていうのは、人件費自体共済掛金の中から出てるわけですけども、これ半分ぐらいが出てるっていうことに関してはどういうふうな見解をお持ちですか。 ◎都市活力部 まず、事業費おおむね3000万円の中で、掛金のほうと、人件費合わせて実費弁償ということで購入された費用、そちらのほうで全体を賄っている状況でございます。事業としまして、内容として十分私どもも自信持ったものをやってはおりますけども、果たしてこのまま地域密着型のこの事業を、人件費を投入した上で実施していくのが効率的なのか、一方で、民間なり同類同種事業というのもございまして、そこでいくとスケールメリットもございます、手続の簡素化もございます。それ自体が会員様の皆さんの利益にもつながるかなということもございますので、そのあたり、今後このまま継続して事業を拡大するのか、またはほかへの転換というものも考えれるのかというのを、一度平場で今年度考えさせていただきたいなというふうには思ってまして、また考えがまとまるようであれば、時期が来れば御相談させていただきたいなとは思っております。 ◆林実 委員  民間事業を行ってると、民間は自分のとこでお金を出せないですから、会費だけで賄うということで、事業者に、入っておられる方にしてみたら、それは少しは高くなると思いますけども、やってはる民間事業者にしてみたら、自分たちがそういう仕事をしてるのに、公が、どっちかというとこれ半分ぐらいお金を出してそういうふうなことをとってるということに関してはどういうお考えをお持ちですか。 ◎都市活力部 確かにこの制度がスタートしたとき、近隣市もそうですけども、なかなか中小零細の方が入れるものが少なかったということで、各自治体または兵庫県が直営、財団形成しながらという形でやってるものもございます。一方で、近年、先ほど申しましたとおり、全くの民間でされてるものというのもございますので、そのあたりサービスのよしあしで、結局は選ばれていくものになっていくのかなというふうには考えてますんで、若干、会員数に関しましては、5事業者ふえたということはございますけど、それでも横ばいの今の全体の市内の事業者から考えたら300ですので、数としては少ないということを考えると、引き続きこのままなのかどうかというのは一度見直す時期が来たのかなというふうには考えております。 ◆林実 委員  でも、すごい需要があって、どんどんふえてきてるっていうふうな事業やったらやる価値はちょっとぐらいはあるんかなと思いますけども、もう市の職員さんが入ってください、入ってくださいって勧誘しても、もうなかなかふえていかないっていうのがここもうずっと続いてて、事業も赤字があるんでだんだん悪くせざるを得ない、スケールメリットも生かせないみたいなところで、しかも民間事業者を市が圧迫してるっていうふうなことがあるんで、どう見ても、あんまりどうしても市が続けていかなければならないような事業ではないと思うんですよ。もう大分前からこれ、見直しのことを言ってて、僕も、ずっと何かやってはるって言うから何年間かは言わなかったんですけど、状況としてはどういう状況になってるんか、もし言えたら。 ◎都市活力部 実際に、近隣に私どもで移行できるものがないかというのはまずは考えております、可能性一つとしてですけども。有力なところはここかなというのもあったりはしまして、担当レベルでは一度、そこの事業はどうされてるんですかというようなヒアリングはさせてもらったこともございます。ただ、そうなってくるとデメリットの面もございまして、掛金がもう違うというところが一つ大きなところです。それ以外にも、給付内容が違ったりサービス内容が違う、市独自でやってることのメリットとしては、地域密着型でできますんで、各サービスというのが近隣市内の中の事業者を活用したサービスというのもできてるっていうのもありますんで、メリットデメリットの洗い出し、それと今後の受け皿となる可能性のあるもの、方法というのを、今、内部では検討はしております。 ◆林実 委員  最後に、ことしそういう見直すというふうな話なんで、何かこういうことをして見直していくとか、それは見直すんだから、このままになるかもわかりませんけど、廃止も含めて検討し直すっていうそのプロセスみたいなん、どういうふうにしていかれるかだけ、あとお聞かせいただけますか。 ◎都市活力部 済みません、行き過ぎた発言だったかもしれませんけども、ことしというのは、まずは課、室、部のレベルでは、一度、方針に近いものを考えたいなとは思っております。具体的に相談をしていくとしたら、私どもこれに関しては審議会のほうも持ってますので、そこの会員さんにも相談はしたいと思ってます。もちろん、一定、案がまとまった段階では議会の皆様にも御相談しないといけないというふうには考えてますけども、少なくとも今年度は私どもの部、また庁内の中での意見聴取といいますか、考えの整理をする年に充てたいと考えてまして、それを来年度から何かしらの発信ができればいいなというふうには考えております。  いずれにしろ、実際に廃止なりになるとしても、方針決めました、やることになりました、翌年からというような形のスピードはできないと思ってまして、移行期間も当然その際には必要にはなってくるのかなとは思っております。 ◆林実 委員  それはそれでいいと思うんですけど、割とほかのいろんなことをばっばばっと決めていって、いい悪いをはっきり決めて、施策を、ほかのとこではすごい早く打たれてるのに、何かこれだけが全然取り残されてるみたいな感じがして、共済って難しいのは、基金ありますよね。交通災害のときも災害共済のときも、その基金使い道っていうのってすごく悩まれたと思うんですけど、これは人件費が入ってるから、その基金がどこのもんかっていうのは微妙な話やと思うんですけど、これ差し引き、前の年、何十万か残ったやつを基金に積んで、またその次の年に何十万か、ことしも28万ぐらい残ってるっていうので、長引けば長引くほど何かこういうものの使い道っていうのは、それやったらもうやめてくれたらいいのにみたいな話が出てきてもあんまりおもしろくないと思うんで、片や、まあまあ市民全体にしてみたら、使っておられる方の割合が比較的少ないにしては繰入金の額が多いっていうのは、これはもう誰が見ても否めないと思うので、そこら辺、僕らみたいな意見を持ってる人もたくさんいると思うので、市の考え方をはっきりして、続けていくならこういう形でちゃんと続けていく、やめるならもうできるだけ早くやめて移行していくというふうな形をとっていただきたいと思います。以上です。 ◆吉井健二 委員  林委員の言われるの一理あるんですけども中小企業いうのは結構、今の言われるインフルエンザ打ちなさいとかなかなか気づかないところが、やはり職員からのそういうことであれば行きましょうかということも含めてやりますと、やっぱり中小企業、これ税金も納めてはるわけですから、別に市のほうが出しても税金で返ってくるなり、またよそへ移転されたら余計に地域の人も、ああ、あったのに潰れたんかなと思うんじゃなく、やはり活性化も含めると、ここは今のまま現状維持で十分かなとは思いますし、また税金のほうもただじゃないんですから、入ってきますんで、それ差し引きしたらどうなるかは私わかりませんけども、そういうところも考えながら、今、林委員意見一つありますけども、やっぱり地域から言えば、中小企業いうのは地域に根差してるところであり、小さいところではあるから、こういう制度というのは、やはり伊丹市にずっと在住してくれるという意味でもいい制度だと私は思います。 ◎大西 都市活力部長  いろいろお話しいただいて御意見をいただいてるとこなんですけれども、そもそも中小企業福利厚生に対する支援に対して高く評価いただいてて、中小企業皆さんのためにこの事業は非常にいいものだというふうな話は受けとめております。ただ、それを一般会計から繰入金があるかどうかというのは別にして、それはそれで林委員がおっしゃっているように、これだけの会計で毎年1000万円の繰り入れをすることが是が非、いいことなのか悪いことなのかといった、それはちょっと違うんちゃうかという話はまた別に考えていただいて、こちらの皆さん中小企業に対する支援に対しては非常にいいことだと、林委員のほうは、それはいいことだというのはわかるんだけれども、この会計だけいびつな感じ一般会計からの繰り入れで大いに成り立っているのはどうなんだという問題点を指摘していただいてる。そういった中で、我々としてはその両方を意見いただいた中で、含めた中で、支援するにはどういう制度がほかにもあって、もっとスケールメリットの生かすことができる大きなシステムのものもありますし、また、県が外郭団体等で実施しているような制度もありますし、それに移行することになれば、一般会計からの支出というのもなくなるだろうし、あわせて中小企業皆様にもそういった形での福利厚生の充実につながっていく、それをどうなんだというふうなことを今担当のほうで一生懸命洗い出していこうと。そのためには計画期間というのも必要でありますし、また、もっと早くすべきじゃないかというのをお話もいただいたんですけれども、やっぱり今現在その制度があって、関心していただいている皆様の御理解と協力と、そして、そういったことを急に役所がなくすからには代替の機能というのを持ってちゃんと説明して了解いただくというのが必要ですから、そういったことを今年度中にはよく話して、案ができたら審議会を初め、御利用の皆様、議会の皆様に御提示することができるのが来年以降かなというふうなことで、今進めておるというふうなことでございますので、決してこの制度、このままでいいというふうな形では当局は全く思っておりません。その辺は財源のあり方に関しては、一定、課題があるというふうな認識をしてます。ただ、一方で、皆さんがおっしゃるように、中小企業に対する支援というのは、これぜひ続けていきたい、うちの市には中小企業さんで成り立っているというか、非常にたくさんの方がいらっしゃるわけだから、その支援を続けていきたい、これが両方成り立つような形の移行に進めていきたいなというふうなことで、決してやってないわけじゃないんで、こんなふうに一生懸命やってるんですけど、ほかにもいろいろやってるんですけれども、ちょっとこれは丁寧に、拙速だというふうな御理解もたくさんいただいてますんで、丁寧にできる、丁寧にすべきとこはしていこうというふうなことで、ちょっとそんな形で進めてるということでございます。よろしくお願いします。 ◆竹村和人 委員  共済事業のあるなしの話じゃないんですけど、この内容についてちょっと何点かお聞きしたいと思いましたので、よろしいでしょうか。今、お話の中で、17ふえて12減りましたというお話なんですけど、毎年減ったりふえたりというのはお聞きしてるんですけど、この12減るいうのは例年どおりの推移なのか、その辺はどういう形で分析をされておられますか。また、その12減った理由なんかはちょっと押さえられていますかね。 ◎都市活力部 数の推移に関しては、昨年と比べても大幅な違いはないというふうには分析しております。脱退される際にはそれぞれ理由をお伺いしておりまして、もう本当に主なものといたしましては、廃業理由になっております。特に家族だけで飲食業されている方とか、高齢に伴っての廃業、そういったところが多いというふうに分析しております。 ◆竹村和人 委員  新しい人を、企業を入れるということで、訪問とかダイレクトメールとかいろいろ御尽力されておりますけど、存続する以外、やっぱり新しいものを、人を入れていかないとなかなかきついものがあると思いますんで、その辺も企業の意向をよく聞いていただく中で進めていかなあかんのかなと思うんですけど、決算に関する報告書の343、給付事業内容を28年と29年見たときに、傷病見舞金というのが倍ぐらい29年度はふえてまして、これは、まず傷病見舞金とはどういう形で、条件ですよね、どんな感じなんですかね。 ◎都市活力部 まず、傷病見舞金ですけども共済者、加入されている事業者の社員の方ですね、そちらの方が傷病により引き続き1カ月以上業務に従事しなかったとき、こちらの場合は給付金として1万5000円の給付を行っております。 ◆竹村和人 委員  30日以上ということなんで、結構休んではるんでしょうけど、これ、倍ぐらいにふえてるような通常的なものなんですかね。何か特別、人がふえたからいうわけでもないとは思うんですけど、たまたまなのかもわかりませんが。 ◎都市活力部 給付事業が今回、額のほうはふえております。ほかの給付事業も減ってるものももちろんございますけれども、基本的には全体的に上がっておりまして、この傷病が特に多かった理由というのが正直なところなかなか、はやりの病気があったとかそういうわけでもございませんので、認識はできておらないんですけども可能性一つとしては、うちのほうのこの事業給付というものを皆さん認識が深まって、制度のほうの申請がふえたというのは可能性一つとしてはあるのかなと考えていますけども、具体的、直接的に把握しているものではございません。 ◆竹村和人 委員  30日も休むと、その企業にとっても非常に、零細企業の中で人数も少ない中で、そういった意味では、その辺の事情も、その企業、訪問等々をしていただいている中で、やっぱり把握する中でもっといいものができるものがあるのかなとも思いますので、その辺の配慮がやっぱりあったほうが僕はいいかなという。福祉のために増進させるいうことでもやってはりますんで、そういった意味ではその辺の状況もやっぱり押さえて、渡すいうことは誰かいうのはわかってると思いますんで、渡すときとか、いろいろな場面を通じてお聞きしたほうがいいのかなと。3人や4人やなったら大変やと思いますので、その辺をまたちょっとよろしくお願いしたいと思います。  給付事業の中で、先ほど29年度からインフルエンザを始めたいうお話がありました。去年から始めてるんですけど、実際、その反応なんかはどんなふうに捉えられてますか、少なかったのか多かったのか。 ◎都市活力部 御案内のとおり、昨年から事業を実施しておりまして、事業所としては43事業所で、実際にインフルエンザのこの補助のほうを受けられた方が317名になっております。数としては、予防接種から考えるとまだまだ少ないものかなと思いますんで、初年度だったということで、周知啓発がまだまだだったのかなというのと、それと、事務の事前申請というような形もとっておりましたので、煩雑さというのも一つネックだったのかなというのがありまして、今年度は事後申請でそのあたり行えるように簡易なものにしたいというふうには考えておりますんで、もう少し今年度の状況も見守りたいとは思っております。 ◆竹村和人 委員  わかりました。しっかりこの事業をやってるいうことやし、来年もやるいうことですので、おろそかにはしてないと思いますけど、今の話では、やる、やれへんみたいな中で何か大丈夫かなって一瞬思ってるんですけども、やる以上はやっぱりしっかりと、会員さんのお話を聞く中でいいものをつくっていただきたい、そういうふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ○戸田龍起 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件を認定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、報告第11号は認定すべきものと決定いたしました。     ──────── ◇ ────────  報告第12号    平成29年度伊丹農業共済事業特別会計歳入歳出決算戸田龍起 委員長  次に、報告第12号を議案といたします。  本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
     質疑のある方はどうぞ。 ◆吉井健二 委員  まずは、先日の台風により被害額がどのぐらいの、たくさんの方がおられると思うんですけども、かなりの金額が出るんかなという。予算というんか、そういうことわかるぐらいで教えてもらえますか。 ◎都市活力部 先日の台風は、園芸施設共済ということで、ビニールハウス等の共済のほうで加入されてる方につきましては、11名の方がビニールハウス等の被害を受けられてるというふうに聞いておりまして、昨年ですね、やはり台風21号で被害が受けたときには、47万2256円、共済のほう、台風に対して支払いさせていただきました。今回の台風はやはりそれよりも被害が大きいので、さらなる共済の支払いが出てくるかと思います。ただ、今のところまだ見積もり等が出ておりませんのでちょっとはっきりわかりませんが、それ以上になると考えております。 ◆吉井健二 委員  済みません、去年と比べてということをつけ加え忘れましたけど、かなりの台風で停電するぐらいまでなんですけど、これ、ちょっと話ずれるんですけど、停電によってハウスとかいうのは関係するとこあるんですかね。 ◎都市活力部 ハウスでも一応電気でいろいろ動いてる機器も入れておられる方も多いですので、当然影響はあると思います。直接それによって被害を受けたということは今回聞いておりません。 ◆吉井健二 委員  被害を受けたときには丁寧にまた扱っていただいて、農業、大事なことですので、また野菜も値上がると困りますし、よろしくお願いします。以上です。 ◆服部好廣 委員  同じようなことを言うたらあかんのやけど、要するに、去年の10月22日の台風による被害がこの共済の支払いの中で出てきていると思うんですけども、それで被害棟数というのは、これいわゆるビニールハウスのことでしょうか。 ◎都市活力部 被害棟数というのはビニールハウス、ビニールハウス等ということでガラスの場合もありますけれども、そういったハウスの被害棟数ということで、11棟が被害を受けておられますが、ただ、これにつきましては3万円以下で、かつ全体の価額の1割以下の場合は共済金が出ませんので、実際に支払いをさせていただいたのは10棟でございます。 ◆服部好廣 委員  それで、この面積というのがありますよね、その下に、棟数の下に面積。この面積というのは、いわゆるハウスの面積という意味ですか、これ。 ◎都市活力部 それはハウスの建っているところの面積でございます。 ◆服部好廣 委員  その後ろのほうの損害額のところで、要するに施設はあるんだけど、農作物の被害っていうのはゼロ円なんですよね。実際にハウスが吹っ飛んだとかなんとかっていったら、当然中に入ってる農作物も被害をこうむったかなと思うんですけど、それはこれは救済されないということになるのかな。 ◎都市活力部 ハウスの中の農作物に関しましては、その契約をしていただいている場合には補償対象になりますけれども、その契約をされてない方の場合には補償対象になっておりませんので、実際にハウスの中のものが若干傷んだ場合でも補償をさせていただいてない場合もございますが、今回、ことし非常に大雨で、ハウスの中の野菜が傷んだというようなことの場合には補償させていただいてる場合もございます。 ◆服部好廣 委員  ということは、類似の分、もちろん共済の契約になっとればそういうとこもされるということになるわけ、そういうことなんですね。 ◎都市活力部 済みません、この園芸施設共済に関しましては、ハウスの中のものに対する契約でございますので、露地のものにつきましては契約をしていただいてる事例はございません。 ◆服部好廣 委員  わかりました。ということは、ことしの長雨、豪雨ということで被害があったとしても、それはあくまでも契約をしていてハウスの中の作物だということにしかならないということですね。 ◎都市活力部 今回の豪雨による被害について補償させていただいたものにつきましては、ハウスの中で育てた野菜が被害を受けたということで補償対象になってるものでございます。 ◆服部好廣 委員  わかりました。 ○戸田龍起 委員長  よろしいですか。 ◎都市活力部 ちょっと補足させていただきたいんですが、今ちょっとこの農業共済の関係で大きな動きがありまして、一つは、農業共済は残るんですが、収入保険制度というのがいよいよ来年から全国的に始まって、いわゆる年収のうち一定額下がった場合、これはそれぞれハウスであったり稲であったりの被害を受けたときなんですけど、そんなんも全部ひっくるめて農業収入の青色申告と比較して、前年度より収入が落ちた場合、一定の割合、9割を下回った場合、それに対する補償ができるっていう新しい制度も生まれてきてます。ということで、今、この水稲の共済について、一部で入る、基本的にはもう入ることは基本自由に選べると、入らなくても構わないということになってきてます。そういう中でどんどん共済の規模が縮小していて、伊丹みたいに農地が少なくなってきてるとこについては運営が難しいって言っている中で、一方では国のほうが指導しておるわけなんですが、要は都道府県単位で一元化しなさいと、こういう組合を、そういう動きがありまして、実はもうほとんどの都道府県で一元化がもう進んでおりまして、実は兵庫県におきましても、平成32年度を目途に県一元化の動きがもう既に始まっておりますので、特別委員会ではちょっとこの話もしておかなあかんなということで、今つけ加えてちょっと御説明させていただいておりますので、その動きがわかり次第、また御案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆上原秀樹 委員  事項別明細説明書の91ページに委託料で農業共済調査委託料というのがあるんですけども、これ、先ほど言われた収入保険制度とか任意加入制度が始まるとは全く関係ないですか。どういう内容を調査するために委託をされたんですか。 ◎都市活力部 収入保険制度につきましてはまだ受け付けが始まっておりませんので、こちらは29年度の決算には関係ございません。 ◆上原秀樹 委員  いやいや、じゃなくて、どういう委託をされたんですか、調査の委託の中身。 ◎都市活力部 農会長会のほうでいろんな我々と農業者の方々のやりとりのほうでいろいろサポートをいただいておりまして、その中でも農業共済に関しましてもいろんな情報の提供とか収集とかをやっていただいてる、こちらのほうの農会長会のほうへの委託料でございます。 ◆上原秀樹 委員  調査を委託された、これは毎年やっておられるわけじゃないですよね。毎年やっておられるんですか。 ◎都市活力部 毎年継続してやっていただいているものでございます。 ◆上原秀樹 委員  この結果というのはどういう結果になりますか。 ◎都市活力部 これにつきましては、損害の、実際に水稲の損害がどういうふうに発生しているかというような調査を続けていただいておるところでございますが、今のところ、共済で支払いをしなければいけないような形での被害というのが、ここ最近はない状態でございます。 ◆上原秀樹 委員  わかりました。  それともう一つ、同じページで、損害防止事業費というのがありまして、これは消耗品、薬品だと思うんですけども、その中身と、これ去年に比べたら若干減ってるんですけども、その理由について。 ◎都市活力部 これは米の害虫の被害を防止するために、投げ込み式の農薬のほうを加入者の方に支給させていただいてる事業でございますけど、これはそれぞれの事業に基づきまして支給させていただいてるところでございますので、いろんな農業規模の縮小等につきまして若干減ってるというところでございます。 ◆上原秀樹 委員  この財源は基金を取り崩してやっておられましたか。 ◎都市活力部 基本的には市が負担する部分につきましては、もう基金から取り崩しということでやっております。 ◆上原秀樹 委員  市の負担ということは、それ以外の負担もあるということですか。 ◎都市活力部 農業共済の連合会がございまして、そちらからの負担金も一部ございます。 ◆上原秀樹 委員  その割合というのはどういうふうになってますか。 ◎都市活力部 済みません、今の84ページのほうに、一番上に受取損害防止負担金というものがございまして、こちらのほうが連合会からの負担金になっております。 ◆上原秀樹 委員  了解です。 ○戸田龍起 委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件を認定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、報告第12号は認定すべきものと決定いたしました。     ──────── ◇ ────────  報告第13号    平成29年度伊丹鴻池財産特別会計歳入歳出決算 ○戸田龍起 委員長  次に、報告第13号を議題といたします。  本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。 ◆泊照彦 委員  済みません、以前たしか、大分前なんですけど、黒池の護岸工事の際、この基金の取り崩しがあったような記憶があるんですけども、そういったときなんかやっぱり地元の管理者さん、管理運営委員会さんなりとの、どういうんですかね、基金を取り崩す際の合意を得るための何かそういう話し合いとかそういうことは、手続等やそういった手段をちょっと教えてほしいんですよ。 ◎総務部 経費を基金から取り崩して事業を行うといった場合につきましては、まず、財産区の財産を何か維持管理していくということにつきましては、財産区の財産そのまま直執行するんですけれども、管理会の中で管理委員委員さんで話し合い、協議をいただきまして、その工事をするかどうかを話し合っていただきます。その管理会の中で了承いただいた内容を議会のほうに上げさせていただいて審議していただくという形をとらせていただいております。 ◆泊照彦 委員  そういった手続の中で、最終的にはやっぱり議会の判断を仰ぐという、決断を仰ぐという形なんですけども、その管理運営委員会さんとの、いやいや、何でそこまでこんだけの金額を決めるんやということで、金額の折り合いいうんですかね、財産を取り崩すわけですから、基金を。その辺はやっぱりもめることはあるんですか。 ◎総務部 まず、管理会の委員さんの中から護岸工事をするという話が出てきます。そうなると、管財課としては管理会の事務局を受け持っておりますので、そうしたらどの程度の工事をするのかということをまず委員さんの意見の中から確認いたしまして、じゃあ見積もりをとってくれというふうな話になりましたらそこから見積もりをとることになるかと思うんですけれども、そうしましたら、また次の管理会のときなんかにお伝えをすると、こういう工事でしたらこの程度かかりますと。そうしたら、またその管理会の中で、じゃあこんだけかかるんでしたらここを減らそうか、もしくはここふやそうかというような話し合いは管理会の中でしていただく。またそこでいただいた意見で、次、じゃあこういう形の見積もりをとかいうことになってきたら、また違う見積もりをとるとかいうふうなことになるかと思います。 ◆泊照彦 委員  かなり大変だと思うんですけども、管財課がこれを持たなあかんという、自治法で決まってるんですけども、例えばかわって公認会計士さんとかその辺にお願いする、少しでも管財さんの仕事を減らすためにも、財産区のあれは公認会計士さんにお願いすることはできないですか。 ◎総務部 財産区を抱えてる管理会を持っている多くの自治体が、その事務局を担っているのが市の職員であるのかなと思います。ただ、それを市の職員がしないといけないということになってるかどうかはちょっと調べてみないといけないんですけれども、財産区の資金の中から事務局に係る経費については、一定歳入としていただいているところですけれども、財産区からお金が出て事務局の経費賄われてるところ、我々事務職員の経費賄えてるところなんですけれども、そこを、多分市としましては議会のほうに議案を出していただく、そこで承認して、予算決算をきっちりとつくっていただく、その事務の能力にたけているのが多分市の職員なので、市の職員がその事務局を担っているのかなというふうには考えるんですけれども、そこの事務をするのが誰なのかというところまで、少なくとも地方自治法には誰がやれとまでは書いておりません。ただ、特別会計報告をするというふうなルールはありますけれども、ルールといいますか、そういうふうなことで今やってますけれども、ちょっと調べてみないとわからないところです、済みません。 ◆泊照彦 委員  わかりました。 ◆上原秀樹 委員  ちょっとわからないんで聞くんですけども、これ一般会計に繰り出しをされていて、その繰り出しの中身が先ほど行った護岸工事だとかいうとこにも使われますよね。その工事、どこの工事にこの基金を使うのかというのは、例えば財産区の人は財産区の地域が池を埋め立てたりして、財産ですけども、その地域は決まってますわね。その地域の中での護岸工事であったり、あるいは下水工事はあったんかな、その辺の工事の、どういう工事にこれの繰り出しができるのか、その辺の整理はどうされてるんですか。 ◎総務部 まず、今回決算に計上させてもらっておりますのが荒牧中学校の前のバス停周辺の整備工事なんですけれども、まず財産区が持ってる財産につきましては、一般会計に繰り出してということではなくて、直で維持管理をしていきます。ところが、市の財産の維持管理につきましては、一般会計に繰り出してから一般会計から執行していきます。どういった工事を財産区の財産でやっていくのかということにつきましては、財産区管理会で、財産区の委員さんが財産区財産ではないけれどもきれいにしていきたいというような話が出て、それが管理会の中で同意を得られて、管理会の意見としてここを整備していくとなったときに、次は議会のほうに上げさせていただき議決をいただくという流れになります。 ◆上原秀樹 委員  財産区の財産である墓地の管理とかいうのはもちろんこの会議でやるんですけども、その区域内の一般的な公共事業みたいなものを財産区財産の費用で一般会計繰り入れてそれを使うというのは、委員皆さんがそういう要望があれば大概それはやってこられたと、今まで。同意が得られればということでよろしいですか。 ◎総務部 そのとおりで結構かと思います。 ◆上原秀樹 委員  財産区委員が同意して、この財産をどう使うかというので合意されればいいということなってますね。  もう一つ、利子が非常に減ってるんですけども、これは利息が減ったということなんですけど、それにしても予算に対してかなりの減りなんで、もともと予算はどういう見積もりで立てて決算はどういう結果になったのか。 ◎総務部 予算につきましては、まず、前年度の状況を見ながら、財政のほうから平均何%の利息でということで上げさせていただきました。決算につきましては、年の平均が0.02%で運用した結果、今回の鴻池の財産区の基金の運用の利息につきましては8万9327円になってると。なので、想定していたよりも金利が下がったことによりまして、予定してた額よりも少なくなったものだと考えております。 ◆上原秀樹 委員  わずかな金額ですから、別にどうでもありませんけども、予算は何%に組んだんですか。 ◎総務部 申しわけございません、ちょっと今手元に資料が、申しわけないです。 ◆上原秀樹 委員  それ、また後で教えてください。  それと、繰りかえ運用もされていまして、その繰りかえ運用利子はその101ページに載ってるんですけども、銀行なりで利子の運用するのと繰りかえ運用をされる、どの程度繰りかえ運用するかというのは、もちろん一般会計との関係もあるかと思うんですけども、これも繰りかえ運用の利子も一般的な銀行の利子に合わせて利息は定められていましたか。 ◎総務部 まず、運用利子は基金積み立てから生ずる利子が運用利子とさせてもらっておりまして、繰りかえ運用の利息といいますのは、特別会計のほうにおりてきたもの同士で貸し借りをしたときにつける利息というところで、その利息につきましては財政のほうで利率を設定していただいてるところなんですけれども、ここの利息につきましては、基金を運用するときの利息に合わせてやっていただいてるものと考えております。 ◎財政基盤部 繰りかえ運用利子につきましては、昨今の金融、マイナス金利等々の影響を受けまして低い状況となっております。予算につきましては、年間の各現金会計で処理をする金額と、基金の運用残高等々を勘案しながら予算を立てていかせていただいて、実際の運用も現金の活用部分と、あと長期、あるいは短期でいける利子等々を勘案しながら繰りかえ運用をさせていただいているというところになっております。 ◆上原秀樹 委員  その利息は決算で327円って出てるんですよね、鴻池財産区で。これはずっと1年中繰りかえ運用する場合もあるし、いや、短期間繰りかえ運用するような場合あるでしょうから一概に言えませんけども、繰りかえにはされた規模といいますかね、この鴻池財産、利息がこれだけであって、327円になりましたという。 ◎財政基盤部 ちょっと個々の財産区ごとのというのではなくて、会計全体、基金全体で繰りかえした後に、その利息をそれぞれの基金の残高に応じて案分しておりますので、ですから、ちょっと財産区ごとにこの分がこうだということじゃなくて、全体でやったうちにそれを案分しているというふうに御理解いただければと思います。 ◆上原秀樹 委員  327円という大変小さい数、別にこだわって質疑することもありませんけども、大体わかりました。 ◎財政基盤部 それとあわせて付言させていただきますと、ことしの3月議会で基金の一括運用の条例改正をさせていただきましたので、それぞれの基金について長期運用が可能になってございます。これは29年からスタートとしましたけども、30年から一定、債券の運用とかも監視してますので、金利情勢が低い中ではございますけれども、そういった長期運用も見据えながら、財産について有効活用していきたいなというふうに考えております。 ◆小寺秀和 委員  この基金の一括運用に関して一つお伺いしたいんですけども、たしかこれ、財産区っていうのはその対象から外れてたと思うんですけれども、いかがでしたか。  さっきおっしゃった、要は市が一般会計特別会計で持ってるいろんな基金を今まで別々に残高管理して運用してた、実質的には財政調整基金からしか多分運用してなかったと思うんですけども、ほかは普通預金か定期預金、預金だけでやってたと思うんですけど、それを一括して運用することによって長期運用資金をつくって、なるべく長期で高い利率で運用しましょうという話だったんですけど、その対象から財産区基金というのはたしか外されていたと思ってまして、その理由が、結局先ほどの案分の話ですけど、運用した運用益を残高に案分していくときに、結局その運用益っていうのはこの財産区に帰属するので、市にとってのインセンティブがないっていうことで、たしかこの財産区の基金は運用対象から外れていたと思うんですけども、これいかがですか。 ◎財政基盤部 財産区につきましては、ちょっとどういう認識なのか、我々の説明がちょっとうまく伝わってなかったのかもわからないですけれども、財産区につきましては今回の長期運用の一括運用の中に入っておりますので、先ほど申し上げておりましたとおり、繰りかえ運用につきましても、従来から基金も含めて繰りかえ運用しておりまして案分しておりますので、特に財産区だからということではなくて、従来からというふうに御理解いただければと思います。 ◆小寺秀和 委員  わかりました。  あと、運用益の帰属先なんですけれども、財産区の運用益は結局、財産区に帰属するっていうことで、せっかく一括運用して工夫して財政当局のほうで手数をかけて運用しても、結局その運用益は全部財産区のほうに、財産区分の残高分の案分分は財産区のほうに帰属してしまうっていうことを考えたときに、市にとってのインセンティブが全くないって考えると、その運用益の一部を、言ったら手数料みたいな形で市がもらうっていうような形には、そうしたことはできないですか。 ◎財政基盤部 その話になりますと、財産区全体の事務はじゃあどうなのだという議論に直結するかと思いますけれども、財産区基金も活用することによって一定の規模なりは活用できることによりまして、債券運用額もできて、結果的には一般会計についても一定の利益も得るものということもありますので、そういったトータルで見たときには、財産区も含めた一括運用というのは十分に利益があるのかなというふうに考えております。 ◆吉井健二 委員  財産区のお金の使い道なんですけども、例えばあるところの自治会に、同じ村の中の自治会に使うとか、それから、祭りのほうでも使えるとかという色づけはされてないと思うんだけども、その辺のとこお伺いします。 ◎総務部 財産区の資金の使い道につきましては、基本的には財産区内の維持管理に要する経費に支出されるということで、今回決算上げさせていただいてるところにつきましても、そういった形のものを上げさせていただいております。自治会のほうに運営補助金としてお金を払ってございます、全財産区そうなんですけど。 ◆吉井健二 委員  自治会のほうに入るものについては自治会が自由に使えるという意味でよろしいんですか、逆に。いや、今、自治会って出てきたから。管理委員会からどういう使い方。 ◎総務部 自治会の運営の補助金として財産区の管理会の中で補助金相当額を支給するということで、管理会の中で決定したものを一般会計のほうに支出して、一般会計から自治会のほうに補助金として支給してる。 ◆吉井健二 委員  できるんですよね、取り分けてる。いいです。 ○戸田龍起 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。───  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件を認定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、報告第13号は認定すべきものと決定いたしました。
        ──────── ◇ ────────  報告第14号    平成29年度伊丹荒牧財産特別会計歳入歳出決算 ○戸田龍起 委員長  次に、報告第14号を議題といたします。  本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件を認定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、報告第14号は認定すべきものと決定いたしました。     ──────── ◇ ────────  報告第15号    平成29年度伊丹新田中野財産特別会計歳入歳出決算 ○戸田龍起 委員長  次に、報告第15号を議題といたします。  本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件を認定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、報告第15号は認定すべきものと決定いたしました。  この際お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、いかがでしょうか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  それでは、本日の会議はこの程度にとどめ、終了いたします。              以   上...