議案第54号
伊丹市
農業共済条例の一部を
改正する
条例の
制定に
原案可決
ついて
議案第58号
農業共済事業の
事務費の
賦課総額及び
賦課単価を定
原案可決
めることについて
議案第59号
農業共済事業の
特別積立金の取崩しについて
原案可決
議案第20号
平成30年度
伊丹市
農業共済事業特別会計予算 原案可決
議案第21号
平成30年度
伊丹市
鴻池財産区
特別会計予算 原案可決
議案第22号
平成30年度
伊丹市
荒牧財産区
特別会計予算 原案可決
議案第23号
平成30年度
伊丹市
新田中野財産区
特別会計予算 原案可決
以 上
○
戸田龍起 委員長 ただいまから
特別会計並びに
企業会計予算等審査特別委員会を開催いたします。
初めに、
委員の
出欠席について申しますが、本日は
全員出席であります。
円滑な
審査のため、
質疑に際しましては、
委員の方は必ず
資料名と
ページ数、項目を述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。
次に、
答弁をされる方は、挙手と同時に
役職名を述べていただきますと、私のほうで指名させていただきます。
質疑の意図を的確に把握され、要領を得た
答弁をしていただきますようお願いいたします。
では、昨日に続きまして、順次
審査を進めてまいります。
──────── ◇ ────────
議案第19号
平成30年度
伊丹市
中小企業勤労者福祉共済事業特別会計予算
○
戸田龍起 委員長 初めに、
議案第19号を
議題といたします。
本案につきましては、既に
説明が終わっておりますので、直ちに
質疑に入ります。
質疑のある方、どうぞ。
◆
久村真知子 委員 今の
給付事業の中で
退職せんべつ金、ちょっと
数字が気になる
とこがあるんですけれ
ども、全体的に
加入してる会社いうのが8社ふえてるということなんですけれ
ども、人数的には変わってないという
報告がありますけれ
ども、
共済に
加入して3年、5年の方いうのがすごくやめておられる方が多いという
ところがちょっと気になるんですけれ
ども、
加入して3年後で
退職せんべつ金を出してる方が
平成27年度で36人、28年度27人と。
加入後5年が30人と、28年度が40人ということで、
あとはそれほど多くないんですけれ
ども。
この
給付事業を進めるためにも、多くの方が
加入して、できるだけ
仕事として長く続けてもらうという
方向がいいんではないかなと思うんですけれ
ども。早くやめていく方に対して、原因がどんなものか、そういうこともちょっと調べながら、せっかく
仕事見つけられて長く勤められるようにしていくということも
考える必要があるんではないかなと思うんですけ
ども、その
あたりの
考えはいかがでしょう。
◎
都市活力部 退職せんべつ金につきましては、今
委員御
案内のとおりでございます。ただ、新卒の方で入られましたら
退職まで、最後まで長く、例えば25年ということになろうかと思いますけれ
ども、途中で入社された方もございますので、その方は定年になられてやめられたという方もおられるかと思います。
今、
共済の
年代別の
構成人数といたしましては、一番多いのが40代、50代、60代になってまして、40代が25.9%、次に多いのが60代で21.1%、50代が20.4%ということで、必ずしも若い方がすぐにやめているという
実態ではないのかというふうに認識してございます。
◆
久村真知子 委員 すぐにやめるという、全体的には当然そうだと思いますけれ
ども、今の特に若い人がなかなか
仕事に定着できないとかいうふうな
状況もありますし、
仕事がないということもあるかもしれませんけれ
ども、全体的に見れば、3年、5年でやめる人いうのは少ないかもしれませんけれ
ども、やっぱりその
あたり、
給付事業の中では多くの
割合を占めてる
ところですし、その
あたりで、なぜそういうふうな結果になるのかというふうな調査もちょっとしていただけたらと思いますけれ
ども、その
あたりの
考え方はどうなんでしょうかね。
◎
都市活力部 御
事情が、恐らく
ケース・バイ・
ケースでございますので一概には言えませんけれ
ども、また御申請があった際に、そこら辺の御
事情も
窓口でまたお伺いしたいと
考えております。
◆
久村真知子 委員 今、若い人の
状況を、どういうふうに安定した
仕事についてもらうかということで、各
ところでもいろいろと施策を
考えておられるということで、今、特に
アルバイトとか非
正規で入ってる方も結構いらっしゃいますけれ
ども、そういう方たちの
待遇というのを改善しようということにもなってきてますけれ
ども、この
給付事業の中には、
パートの人とか
アルバイトで雇用されてる方いうのも
対象になってるんですか。
◎
都市活力部 そのとおりでございます。
◆
久村真知子 委員 今、私がそういう
意味では情勢にいろいろと反応した内容でこの
給付事業の中の
充実いうこともしていかないといけないのではないかなというふうに思いますので、その
あたり、今後
経営者の方などとも話をしながら、やはりせっかく入った方を
仕事に定着していくということで、一つの
雇用対策の
充実ということにもなるかなと思いますけれ
ども、そういう面でもちょっと
方法を
考えていただけたらなというふうに思います。
貸し付け事業がちょっといつも気になるんですけれ
ども、
平成28年度の
決算報告書でもやっぱりゼロということなんですけ
ども、
一般貸し付け、
特別貸し付けも利用されてないという
状況に対して、やはりこういう
制度がちゃんと知られていないからそうなるのかなというふうにも思いますけれ
ども、ほかの
企業の
融資とかの面では、
行政評価報告書なんかにも書かれてますけ
ども、結構たくさんの
融資の相談があって、それを実行されてるんですけれ
ども、そういうことから
考えたら、個人的でも働いてる方とか
利用者、
経営者の方もこういうものがあるから利用したらどうかとかいうふうに勧めるなり、きちっと受けとめて利用できるような
方法を
考えていかないと、せっかく
予算とられてるのが、なんか動いてないという、どういうふうに分析されてるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
◎
都市活力部 今御
案内の
貸し付けにつきましては、
結婚生活及び
傷病資金を必要とする場合におきましては
限度額30万円、
災害資金を必要とする場合は50万円ということで、
限度額にして
貸し付け事業を行っております。
利率が
条例では5%、それを実際は別途定めの中で1.976%で、今
皆様に御提示させていただいてるんですけれ
ども、ただ、前回もちょっと御
答弁申し上げたんですけれ
ども、
一般の
金融機関でも本当に身軽に借りれる
状況がありますので、私
どもの
窓口でなかなか、30万円
限度ということですので、
皆様の
状況に合ってないのが、
お金を私
どもの
窓口に来て借りるという
ところが、ちょっと足が遠のいてるといいますか、
状況があるのかなと想像しております。
こちらにつきましては、御
指摘のように、過去よりお使いいただいている実績がございませんので、
事業の効果も含めまして、
見直しも検討してまいりたいと
考えております。
◆
久村真知子 委員 以前もちょっとお聞きしたこともありますけ
ども、なかなか利用されないと、ずっと
予算としてはついてるわけですから、今、若い人がいろんな、結婚するんでも、
生活費もなかなか大変だという
状況もありますので、もう少し、せっかくの
制度ですから、使ってもらうことも、ほかのいろんな
とこで借りるよりは安心して借りることができるということで、きちっと使えるような
方法で、ちゃんと活用できるようにしていただきたいなと。
ほんまにこれが、別に要望がないというふうに判断されるんだったら、ちょっと何かずっと
予算に上げてはるのもどうなんかなという疑問も出てきますので、やっぱりせっかくこの
制度をつくって、
掛金も出してもらってるわけですから、利用できますいう宣伝をきちっとしてあげていただきたいなというふうに思います。
それと、この
給付事業の中で、男性とか
女性の
割合とかどうなんかなというふうにちょっと気になるんですけれ
ども、
パートの方なんかだったら
女性の方が多いんかなと思うんですけれ
ども、その
あたり、早くやめる
理由の中にも、
パートで
女性の方などがちょっと多いのかなというふうにも思う面もあるんですけど、そういうような
あたりは把握されてるのかどうか、いかがですか。
◎
都市活力部 申しわけございません。
男女比については分析をしておりませんで、今後、分析してまいりたいと
考えております。
◆
久村真知子 委員 そういう面では、
女性も長く働き続けられるような
視点でこの
給付事業を見てもらえたらなというふうに思いますので、なかなか
仕事についたときにこういう
制度もありますよということをきっちりとお知らせできるようにして、
女性の方でもこういう
事業があるということで利用するという
方向にきちっと、なってるかなってないかちょっとわかりませんけど、その
あたりも気にしていただいて、今後
女性の方も働きやすい職場という
状況に
伊丹の中でもしていくということでお願いしたいなというふうに思います。
◆
林実 委員 中小企業の基金のことなんですけ
ども、
平成28年度の
決算で、28年の
数字ですけ
ども、24年に700万円だったやつが、
事業も見直されて徐々にふえてきて、27年度で1200万円で、28年度は200万円ふえて1400万円ということになってますけど、29年度
速報値はありますか。
◎
都市活力部 1478万3000円を見込んでございます。
◆
林実 委員 じゃあ、大体、全部使ったということでよろしいんですかね。
◎
都市活力部 はい。ほぼ
当該年度の
予算を執行したという
状況になってございます。
◆
林実 委員 それはそれでいいんですけ
ども、
共済の積み立てはそこそこはいるけ
ども、毎年毎年何百万も残っていく。全部で収入が1200万ぐらいしかないのに200万も300万も残っていくというのは、余り使われてへんということなんで、前年度はいいんじゃないかなと思うんですけ
ども、こんなこと言ってて何なんですが、僕も昔から
交通災害共済と
共済、
災害共済がなくなった時点で、
中小企業共済もだんだんなくなっていく
方向じゃないかなということで、いつも副
市長の
答弁で、そっちの
方向でいろんな会をもってやってるんですみたいな話を何遍も聞いてるんですけ
ども、どんなふうになってるか全然わからないということで、今回、
議員の方も選択と集中とかいうことを言われて、絶対せんとあかんような
事業もなかなかできないのに、あったほうがいいなっていうふうな
事業に
お金をかけるのはどうかと。これも一応、1、1人分の
人件費が出てるということで、今回、
議会でもすごく問題になってましたけ
ども、働き方ということで、公務員なんかも残業少なくして働かんといかんと。ということは、要するに、人ふやすか
仕事量減らすかどちらかというふうなことになってくるんで、なかなか人ふやすというのはできないということですから、あってもなくてもって、あったほうがいいぐらいの程度のものとか、ほかで代替できるようなものであれば、その
事業はなくしていって、たった1人でも
正職がほかの
ところに行けば、大分働き方というふうなことでも違ってくるというのは、
皆さんもそういうふうに思われてると思うんで、まさにこの
事業自体がそういうふうな
方向で
民間のほうに移行していく
事業じゃないかなというふうに思うんですけ
ども、今現在、どういうふうなことになってるかちょっと教えていただけますか。
◎
行澤 副
市長 林委員からの
中小企業勤労者福祉共済事業の今後についてということでの御質問でございますが、この
共済事業というのは
昭和47年から始めまして、
勤労者の
福利厚生の増進に寄与してきたということなんですが、これまでにも、
事業所単位でいくと6000社ぐらい
中小企業あるうちの中の300何がしか50ぐらいまでということで、5%から6%、すると働かれてる方の数からいきますと約7万人ぐらいのおられる中の今現在2500ぐらい、以前では3500ぐらいの時代もあったようですけど、3、4%の方が入っておられるということで、非常に少ないということなんですが、最近、ちょっ
とここ何年間は数が減ってきたと、かつ、ただ、ことしは何か逆にふえてたみたいな感じの
状況なんですけ
ども。
そういった中で、今、
林委員おっしゃいましたように、
平成28年から32年の新
行財政プランの中でも
指摘がございまして、
民間商品の
活用等を視野に入れた
見直しが必要ではないかということで、
先ほどお話もありました、
交通災害等共済事業と
災害共済事業につきましては、
平成27年に一応終了いたしまして、まだ
支払い期間が2年あるいは3年残っておりますので、
一般会計の
予算のほうでは
予算が出てくるんですけ
ども、一応27年で終わっていう
ところでございまして。これ、
先ほどこの
事業は
任意事業ということで、次に審議いただきます
農業共済事業につきましては、これは
法律で決まっておる
事業でしなくてはならないと、そういう
対象者がおられる限りという形になるんですが、これについては
任意事業ということで、今、続けておるという中で進めておるんですが。
一般の
商品といいますか、県でのこういう
事業もありますし、また
全国レベルでも出てきてるということ、
あと、
民間のほうでもこういう
福利厚生という形の
事業も出てきておりまして、いろいろと
昭和47年当時ではなかったんじゃないかなということでできたもんなんですが、それ以後については、次第に新しい
事業が出ているということなんですが。そういう中で、
近隣市なんかでもまだまだ残ってる
とこがちょっとありまして、
川西とか
西宮は直営でされてますし、尼崎は
外郭団体のほうでされてるということもありまして、
加入率的にいくと
伊丹と余り変わりなくて、案外少ない方しか入ってないんですけ
ども、一応継続しているという
状況がございます。
それと
あと、この
事業につきましては、
中小企業勤労者福祉共済の
審議会というのがございまして、そこで御審議いただいて、今、進めておる
ところでございまして、今後はその
審議会の
状況を見ながらどのようにしていくかということで検討させていただきたいんですが、一定は、やはりもう終わる
方向で、別の
事業がありますから、変えていただく
方向で持っていきたいなということはあるんですけど、ただ、急にはなかなかできないという
状況で、お
話し合いをさせていただいてるということで。
交通災害共済とか
災害共済事業も一緒なんですけど、そういう別のものがありましたんで、そっちへ移っていただくというふうな移行の
方向で
事業を廃止したという経緯もありまして、この
事業につきましても、
審議会等のお
話し合いも進めながら今後は
考えていきたいなというふうに思っておる
ところでございます。
◆
林実 委員 でも、大分前から言ってることですし、
方向性を決めないと、また何か一生懸命どっかの何かを見つけてきたりとか、
先ほどありました
貸付金にしても、何もないけ
どもあるということは、何らかやっぱり準備とかが必要で、もし来はったときにはこういう対応をするんだというふうなことも必要ですから、例えば、再来年やめることになったわって、ことし一生懸命
勧誘に、
議会のほうからいつも
勧誘に行け、
勧誘に行けってことなんですけど、
勧誘に行ってるけど、もう2年後には
勧誘に来たけど潰れたんやったら、ちょっと待ってというふうな話にも、それはなりますわね、向こうのほうからしたら。
だから、そういうふうな
方向性というのをある程度どっかで決めてもらって、そっちのほうに向かっていくっていうことにしないと、なかなか難しいと思うんですよ。
ここで言ったんは、割と今までの議論の中で、やめていったほうがいいって
議員さんがほとんどいなかったんで、またやめるときにいろんなことがあるかもわからへんので、こういう機会に
方向性というのを
議会の中でももんで、いろんな
意見を出してもらってその
方向性を決めていけばいいと思うんです。
西宮とか
川西がやってるっていうのは、それはいろんな
理由があるんでしょうけど、それは、本来
行政として、市としてやるべきもんなんかどうなんかという、本来の
視点に立って、やらんといかん
事業はやらんといかんわけですけど、できるだけ
スリムにしていく
ところは
スリムにしていって将来に備えるというのは、やっぱり今一番大事な時期やと思うんで、またよろしくお願いをしたいと思います。以上です。
◆
久村真知子 委員 私はこの
共済制度で、以前しっかり残していきたいというふうな
答弁を聞いたと思うんですけれ
ども、やはり、
伊丹の中でも働いてる方、特に
中小企業の方に関してこういう
共済事業は
充実していくほうをもう少しきちっとしていただきたいなというふうにも思うんですけ
ども。それは
中小企業の
経営者の方もそうですし、そこで働いてる方のためにもこれをしっかりとお知らせしていき、活用してもらうということが大事ではないかなと。
そういう中で、今、
先ほどから言ってますように、
女性の働き方とか
アルバイトの
方々の
待遇とか、そういうことをしっかりと話ができる環境というのがそういう中でつくられるんではないかなと、今、
アルバイトの方なり非
正規の方な
ども、
大変労働条件が悪い中で働いてるという
実態もありますので、そういうことを解決するためにも、この
制度の中で
皆さんが語り合えるような
状況いうのをつくれるんではないかなというふうに思いますので、そういう
意味では、逆にもっと利用できるように
充実をしていただきたいなというふうには思いますので、よろしくお願いします。
○
戸田龍起 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、
質疑を終結いたします。
続いて、これより
討論に入ります。
御
意見のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
討論を終結して表決に入ります。
お諮りいたします。
本案を原案どおり決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声起こる)
○
戸田龍起 委員長 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第19号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。
──────── ◇ ────────
議案第54号
伊丹市
農業共済条例の一部を
改正する
条例の
制定について
○
戸田龍起 委員長 次に、
議案第54号を
議題といたします。
本案につきましては、既に
説明が終わっておりますので、直ちに
質疑に入ります。
質疑のある方、どうぞ。
◆
加柴優美 委員 第54号の一部
改正として、
園芸施設共済の
共済掛金率に
危険段階別掛金率を追加するということなんですけ
ども、これちょっとわかりやすいように
説明をしてほしいんですが。よろしくお願いします。
◎
都市活力部 この
危険段階別掛金率なんですけ
ども、
プラスチックハウス、いわゆる
ビニールハウスの
被害に対する
共済におきまして、現在は
施設の
規模等に応じまして一律の
共済掛金率を適用しておりますが、これにつきまして、
共済のほうが
対象になりますような
被害の
発生状況に応じまして、
被害発生が多かったほど若干
掛金率が高くなるというような
制度を
導入しようとしております。これにつきましては、国のほうの
指導によりまして
導入しようとしている
ところでございます。
◆
加柴優美 委員 これは、新しくそういった裏づけとなる
法律制定とか、
法律改正があったのかどうかということと、今聞いてましたら、新しくこれは
段階別掛金率を新しく設けるというふうに理解してよろしいんですか。その2点ちょっと。
◎
都市活力部 これは
法律の
改正によりまして
導入が可能になってる
ところでございまして、ただ、この義務づけにつきましては、
平成31年度のほうから全面的に
導入を義務づけられてしまう
ところでございますが、この
ビニールハウスに関しましては、先立って
導入するように国の
指導がありまして、
導入しようとするものでございます。
今まで
伊丹市におきましては一律の
掛金率を適用しておりますので、新規にこういった
制度を
導入するということになります。
◆
加柴優美 委員 具体的に言えば、
ビニールハウスあるいは
プラスチックハウスをやっておられる農家の人にとっては、どんなメリットがあるんかどうかということと、それから、
伊丹でこういった新しい
導入に対応する
対象といんですかね、これはあるのか。あるとすれば何棟ぐらいあるのか、ちょっと教えてください。
◎
都市活力部 この
制度の
趣旨といたしましては、一律の
掛金率を適用しておりますと、非常に
被害が頻繁に起こるような
ところでも、ほとんど
被害がないような
ところでも同じ
掛金率になってしまいますんで、
被害がない
方々にとっては
割高感があるという
不公平感があるということで、それをなくすという上で、
被害が非常に大きいような
ところについては若干
掛金率を上げようということで
公平感を出そうというような
趣旨になっております。
ただ、
伊丹市内だけを限って見ますと、ここの
地域が非常に
被害が大きくて、ここの
地域が非常に
被害が少ないといったことは余りないので、一律でやってても、それほど大きな
不公平感があったわけではございませんが、若干ですけ
ども、
加入者の
方々の中で
被害があって
補償をお支払いしたり、全然
被害がここ数年なくて、全く
補償をお支払いしてないというような方もおられますので、これを
導入いたしますと基本的に全ての
ところに適用されるということになっております。
ただ、かといって
被害があったかなかったで余り大きな
掛金の差が出てしまうと非常に
影響が大きいので、比較的少ない範囲でおさめるようにしたいと思っておりますが、今、
加入していただいております
平成28年度で44棟で、29年度見込み41棟
加入していただいてる
ところでございますが、大体全体的にこの
掛金率の変更が来年度以降
影響が及んでくると、余り大きな差にはならないように
考えておりますが、
影響は及んでくると
考えております。
◆
加柴優美 委員 被害が大きい、小さいということは、これあくまで
導入して以降の
考えとしては、例えば新たにそういった
段階別掛金率を想定して
予算立てをする場合に、恐らく北部の
荒牧のほうは
被害が大きいんちゃうかと。
伊丹の南側は比較的
被害が少ないんちゃうかというふうなことを事前に想定するっていうのは、実際問題難しいでしょ。そこをあえて
危険率、もう
段階別に
掛金率を決定してやるっていうのは、理論的には非常に難しいかなというふうに思うんですが。
◎
都市活力部 おっしゃるとおり、
伊丹市の中でここが
被害が大きい、小さいとなかなか想定しにくい
ところでございまして、余り大きな差をつけるのはどうかと思いますけれ
ども、これにつきましては、
地域別にそのような想定をするのではなくて、あくまでもその
加入者の方の事故率というものを想定して、想定というか、実際、それに基づいて
掛金率のほうを決定することになっております。
◆
加柴優美 委員 わかりました。あんまりメリットがないような気がせんでもないですけどね。まあ、いいでしょう。
◎
都市活力部 伊丹市におきまして、
地域による
被害というのは大きくないということも鑑みまして、最大で1.2倍以内の
掛金率の差に抑えようと
考えております。
○
戸田龍起 委員長 ほかにございませんか。───
それでは、
質疑を終結いたします。
続いて、これより
討論に入ります。
御
意見のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
討論を終結して表決に入ります。
お諮りいたします。
本案を原案どおり決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声起こる)
○
戸田龍起 委員長 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第54号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。
──────── ◇ ────────
議案第58号
農業共済事業の
事務費の
賦課総額及び
賦課単価を定めることについて
議案第59号
農業共済事業の
特別積立金の取崩しについて
議案第20号
平成30年度
伊丹市
農業共済事業特別会計予算
○
戸田龍起 委員長 次に、
議案第58号を
議題といたします。
本案の
審査に当たりましては、関連いたします
議案第59号及び20号の
審査をあわせて行います。
これら各案につきましても既に
説明が終わっておりますので、直ちに
質疑に入ります。
質疑のある方、どうぞ。
◆
加柴優美 委員 議案第59号なんですが、
特別積立金の取り崩しということで、今回60万2000円の額が提示をされてるんですが、これ、
特別積立金の取り崩しっていうのは、最近ではいつといつ提案をされて議決をしたということはありましたかね。ちょっと記憶が飛んでましてね。教えてください。
◎
都市活力部 この取り崩しにつきましては、損害防止、農作物
共済、これについて基本水稲のことですけれ
ども、水稲の損害を防止するために投げ込み型の農薬のほうを配付する
事業でございまして、基本的に毎年させていただいております。
◆
加柴優美 委員 そうでした。毎年やっておられた。それは間違いないですか。間違いないと思うんだけど。
◎
都市活力部 近年におきましては毎年させていただいてます。
◆
加柴優美 委員 ちょっとうっかりしてましたね。具体的には、水稲の害虫防除資材ですわね。これ、具体的には資材っていうのは何でしたかね。
◎
都市活力部 投げ込み式の虫を防除するための乳剤ですね。農薬を配付をさせていただいて。
◆
加柴優美 委員 乳剤ね。これ一部助成っていうふうに書いてあるんですけ
ども、
割合としては何割の助成になるというふうになってるんですかね。
説明書に一部助成って書いてありますから。
◎
都市活力部 これにつきましては、何割ということではございませんで、10アール当たりということで配付のほうをさせていただいてる
ところでございます。
◆
加柴優美 委員 これは希望者だけとか、損害防止
事業の
対象というのは全て。水稲をやってはる農家の方全体ということですか。
◎
都市活力部 これは基本的には水稲の
加入者の方全員に配付をさせていただいてます。
◆
加柴優美 委員 わかりました。結構です。
あと、会計自体の関連でお伺いしたいんですが、これ、特に
共済事業会計そのものが、これはさっきも副
市長もおっしゃったように、
法律で決まってる分ですから、
共済そのものというよりも
伊丹市の水稲なり園芸
施設のあり方というか、ひいては、いわゆる都市農業に今後どうなっていくのかということと関連してるんで若干お聞きをしたいんですが、例えば水稲面積比較をしてみますと、ちょうど
平成で言えば25年、5年前と今と比べたいんですが、この
予算立てに当たっては、水稲の場合、園芸の場合、水稲で言えば
加入者が何人で、実際に面積が幾ら
対象になってるのかということを教えてほしいのと、
あと、園芸
施設のほうも、この
予算では
加入者が何人で棟数が幾らなのかと、まずちょっと教えてくれませんか。
◎
都市活力部 一応、今
決算、水稲のほうですね、引受面積としては3854アールで、
加入戸数が195名。園芸につきましては、今、ちょっと園芸につきましては、年度内にまだ
加入があるかもしれませんので、
平成28年度
決算になりますけれ
ども、
加入戸数につきましては17戸、引き受け棟数のほうが44で、引受面積が1万420平方メートルとなっておりまして、いずれもここ数年につきましては減少傾向になってる
とこでございます。
◆
加柴優美 委員 水稲に関して言えば、今おっしゃった
数字と
平成28年度
決算と比べてみても、引受面積でざっと470アールで、
加入者件数でも21人ぐらい減ってるんですね。園芸に至っては
加入者が、園芸については、
平成25年、5年前の
数字を、私拾ってきて比べてみましたら、
平成25年は30人でしたが、28年度
決算では17人と。
ビニールハウス等の棟数も
平成25年、5年前は71棟というふうに
決算書にありましたけ
ども、今聞いたら44棟と。これ、都市農業全体のことを
考えて、もうこれは仕方ないんやと、水稲面積が減るのも、あるいは園芸
施設の棟数が減るのももう仕方ないんやというふうに受けとめておられるのか。あるいは、この間、農業基本計画とかいろいろ都市農業の振興に向けて議論もされ計画書もまとめていってきておられるんだけ
ども、そういった現状と目指す
方向の間にかなり大きな、正直言って落差があるということについてはどのように受けとめされてるのか、ちょっ
とこういう場ですから端的に聞いておきたいなと思いますけど。
◎
都市活力部 市内の農地面積は、御
案内のとおりどんどん減っていってる
ところでございますが、国のほうも都市の農地は必要なものと位置づけて、今後、減少を食いとめるような施策を打っていこうとしている
ところでございますんで、我々といたしましても、都市農地がこれ以上減少しないように努力のほうをしていきたいと
考えている
ところでございます。
それに基づいて、農業
共済のほうも都市農地の減少に伴って、
加入者とか
加入面積等は減っていってる
とこで、ちょっ
とこれも避けにくい
ところではございますが、ただ、やはりこの
制度のメリット等はしっかりとお伝えいたしまして、
加入のほうを図っていきたいと
考えてる
ところでございます。
◆
加柴優美 委員 いや、私が言いたいのは、実際に
共済の中身自体を、これは
法律的に決まってますから、極端に
伊丹のほうで
掛金をやすくしたり、あるいは給付をめちゃくちゃよくするということは、恐らく不可能だと思います。だから、今課長がおっしゃった
共済の
事業、中身というよりも、もっと大きな、
伊丹全体の都市農業をどうしていくかっていうことで言えば、大きく議論する余地というか必要性は大きいと思うんですね。だから、例えば生産緑地の面積、要件が緩和されると、500平米から300平米に。これは、恐らく普通に
考えて減少傾向にある水稲の減少に一定の歯どめをかけていくことに効果あるんちゃうかなと思うんだけ
ども、実際に農政課の担当としてはどうですか。
◎
都市活力部 生産緑地関連の最近の法
改正につきましても、やはり国のほうの基本計画に都市農地の減少を食いとめようというような方針転換があったことを受けてのことだと
考えておりますので、一定の効果はあると思いますので、我々としてもそれに沿って施策等を展開していきたいと
考えております。
◆
加柴優美 委員 委員長、これ関連ということでやってますので、そんなに長々とやるつもりはありませんので。
あと、園芸
施設の関係で、さっき棟数が減ったと言いました。これは主な原因というのは何ですか。減る原因というのは。
◎
都市活力部 この
園芸施設共済につきましては、
平成26年度から27年度に急に激減しておりますが、これにつきましては、内容が
充実したかわりに、
掛金が少し高くなったということを機にやめられた方が非常に多かったように聞いております。
◆
加柴優美 委員 私もちらっとその話は聞いたことあるんだけ
ども、これ具体的に高くなったというのは、中身っていうのはどうですかね。どれほど高くなったんですかね。
◎
都市活力部 済みません。正確な
数字はちょっと今手元に持ち合わせておりませんが、実際、
共済として
補償される金額のアップに応じた形で
掛金率が上がっておりまして、一定その
加入を
考えられるときにちょっと
影響があるような形での利率の引き上げがあったように聞いております。
◆
加柴優美 委員 いやいやいや、当然、これ会計
共済の
予算ですから、加盟件数に
共済掛金率を掛けての
予算だと思うんで。
じゃあ、具体的にどの程度の
共済の
掛金を各農家が負担せんといかんのか、ちょっ
とこの
予算書で
説明をしてください。お願いします。
◎
都市活力部 予算書でいいますと、この冊子の105ページのほうをごらんいただきますと、3番の
園芸施設共済の勘定収入というものがございます。この
園芸施設共済の勘定収入の中で農家負担
掛金ということで38万6000円上げさせていただいております。こちらが農家の方が実際に負担されると想定してる
掛金になっております。
◆
加柴優美 委員 38万6000円を
先ほど伺った件数、17人で割ると、ざっと1件当たり2万円ちょっとですね。これは、農家の方にとっては高いというふうに受けとめされてるんですかね。
◎
都市活力部 必ずしも、非常に負担が大きくて入れないというような金額ではないと
考えますけれ
ども、ただ、これまでは実際に
被害が生じてお支払いするということが非常に少なかったものですから、かなり
割高感があったのではないかと思います。
ただ、昨年も台風がございまして、こういったことがありますと、やはり入っておられる方には支払いますので、そういったことで、一定、
割高感というものではなくて、入っておいたほうが安心というようなことでは認識していただいてるのではないかと
考えております。
◆
加柴優美 委員 余り関連をずっと続けるとまずいんで終わっときます。
◆
久村真知子 委員 47ページの業務勘定支出の中で損害防止費いうのがあるんですけれ
ども、これの内容がちょっとどういうことなのかということと、
伊丹での農家の畑の
ところでのいろんな外来種で作物をやられるとか、そういうふうな
状況があるのかなと思うんですけれ
ども、その
あたりの
状況をちょっと教えていただきたいなと思いますけど、いかがですか。
説明書では108ページ。
◎
都市活力部 108ページでよろしかったですか。
◆
久村真知子 委員 108ページの損害防止
事業費。
◎
都市活力部 この損害防止費の部分ですけれ
ども、これは、
先ほど申しました水稲の損害を防止するために、水稲の面積に応じまして投げ込み式の農薬を配付させていただいてる
事業でございまして、その中の一部の財源として基金のほうから出させていただいてるということでございます。
○
戸田龍起 委員長 よろしいですか。
ほかにございませんか。───
それでは、
質疑を終結いたします。
続いて、これより
討論に入ります。
御
意見のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
討論を終結して表決に入ります。
お諮りいたします。これら各案を原案どおり決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声起こる)
○
戸田龍起 委員長 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第58号、59号及び20号の各案は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。
──────── ◇ ────────
議案第21号
平成30年度
伊丹市
鴻池財産区
特別会計予算
○
戸田龍起 委員長 次に、
議案第21号を
議題といたします。
本案につきましては、既に
説明が終わっておりますので、直ちに
質疑に入ります。
質疑のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
質疑を終結いたします。
続いて、これより
討論に入ります。
御
意見のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
討論を終結して表決に入ります。
お諮りいたします。
本案を原案どおり決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声起こる)
○
戸田龍起 委員長 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第21号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。
──────── ◇ ────────
議案第22号
平成30年度
伊丹市
荒牧財産区
特別会計予算
○
戸田龍起 委員長 次に、
議案第22号を
議題といたします。
本案につきましては、既に
説明が終わっておりますので、直ちに
質疑に入ります。
質疑のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
質疑を終結いたします。
続いて、これより
討論に入ります。
御
意見のある方、どうぞ。───ございませんか。
それでは、
討論を終結して表決に入ります。
お諮りいたします。
本案を原案どおり決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声起こる)
○
戸田龍起 委員長 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第22号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。
──────── ◇ ────────
議案第23号
平成30年度
伊丹市
新田中野財産区
特別会計予算
○
戸田龍起 委員長 次に、
議案第23号を
議題といたします。