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平成30年一般会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号
平成30年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号

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  1. 伊丹市議会 2018-03-14
    平成30年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号


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    平成30年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会−03月14日-01号平成30年特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会 平成30年3月14日(水曜日) 午前10時00分開議 午前10時56散会 〇場 所  第2委員会室委員会に出席した委員     委員長    戸 田 龍 起       委   員  川井田 清 香     副委員長   大津留   求         〃    佐 藤 良 憲     委   員  里 見 孝 枝         〃    山 本 恭 子       〃    林     実         〃    相 崎 佐和子       〃    西 村 政 明         〃    久 村 真知子       〃    竹 村 和 人         〃    加 柴 優 美 〇委員会に出席しなかった委員         な    し 〇審査した事件とその結果    議案第19号 平成30年度伊丹中小企業勤労者福祉共済事業特   原案可決           別会計予算
       議案第54号 伊丹農業共済条例の一部を改正する条例制定に   原案可決           ついて    議案第58号 農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定   原案可決           めることについて    議案第59号 農業共済事業特別積立金の取崩しについて      原案可決    議案第20号 平成30年度伊丹農業共済事業特別会計予算     原案可決    議案第21号 平成30年度伊丹鴻池財産特別会計予算      原案可決    議案第22号 平成30年度伊丹荒牧財産特別会計予算      原案可決    議案第23号 平成30年度伊丹新田中野財産特別会計予算    原案可決                                      以  上 ○戸田龍起 委員長  ただいまから特別会計並びに企業会計予算等審査特別委員会を開催いたします。  初めに、委員出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。  円滑な審査のため、質疑に際しましては、委員の方は必ず資料名ページ数、項目を述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。  次に、答弁をされる方は、挙手と同時に役職名を述べていただきますと、私のほうで指名させていただきます。質疑の意図を的確に把握され、要領を得た答弁をしていただきますようお願いいたします。  では、昨日に続きまして、順次審査を進めてまいります。      ──────── ◇ ────────  議案第19号     平成30年度伊丹中小企業勤労者福祉共済事業特別会計予算戸田龍起 委員長  初めに、議案第19号を議題といたします。  本案につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。 ◆久村真知子 委員  今の給付事業の中で退職せんべつ金、ちょっと数字が気になるとこがあるんですけれども、全体的に加入してる会社いうのが8社ふえてるということなんですけれども、人数的には変わってないという報告がありますけれども共済加入して3年、5年の方いうのがすごくやめておられる方が多いというところがちょっと気になるんですけれども加入して3年後で退職せんべつ金を出してる方が平成27年度で36人、28年度27人と。加入後5年が30人と、28年度が40人ということで、あとはそれほど多くないんですけれども。  この給付事業を進めるためにも、多くの方が加入して、できるだけ仕事として長く続けてもらうという方向がいいんではないかなと思うんですけれども。早くやめていく方に対して、原因がどんなものか、そういうこともちょっと調べながら、せっかく仕事見つけられて長く勤められるようにしていくということも考える必要があるんではないかなと思うんですけども、そのあたり考えはいかがでしょう。 ◎都市活力部 退職せんべつ金につきましては、今委員案内のとおりでございます。ただ、新卒の方で入られましたら退職まで、最後まで長く、例えば25年ということになろうかと思いますけれども、途中で入社された方もございますので、その方は定年になられてやめられたという方もおられるかと思います。  今、共済年代別構成人数といたしましては、一番多いのが40代、50代、60代になってまして、40代が25.9%、次に多いのが60代で21.1%、50代が20.4%ということで、必ずしも若い方がすぐにやめているという実態ではないのかというふうに認識してございます。 ◆久村真知子 委員  すぐにやめるという、全体的には当然そうだと思いますけれども、今の特に若い人がなかなか仕事に定着できないとかいうふうな状況もありますし、仕事がないということもあるかもしれませんけれども、全体的に見れば、3年、5年でやめる人いうのは少ないかもしれませんけれども、やっぱりそのあたり給付事業の中では多くの割合を占めてるところですし、そのあたりで、なぜそういうふうな結果になるのかというふうな調査もちょっとしていただけたらと思いますけれども、そのあたり考え方はどうなんでしょうかね。 ◎都市活力部 御事情が、恐らくケース・バイ・ケースでございますので一概には言えませんけれども、また御申請があった際に、そこら辺の御事情窓口でまたお伺いしたいと考えております。 ◆久村真知子 委員  今、若い人の状況を、どういうふうに安定した仕事についてもらうかということで、各ところでもいろいろと施策を考えておられるということで、今、特にアルバイトとか非正規で入ってる方も結構いらっしゃいますけれども、そういう方たちの待遇というのを改善しようということにもなってきてますけれども、この給付事業の中には、パートの人とかアルバイトで雇用されてる方いうのも対象になってるんですか。 ◎都市活力部 そのとおりでございます。 ◆久村真知子 委員  今、私がそういう意味では情勢にいろいろと反応した内容でこの給付事業の中の充実いうこともしていかないといけないのではないかなというふうに思いますので、そのあたり、今後経営者の方などとも話をしながら、やはりせっかく入った方を仕事に定着していくということで、一つの雇用対策充実ということにもなるかなと思いますけれども、そういう面でもちょっと方法考えていただけたらなというふうに思います。  貸し付け事業がちょっといつも気になるんですけれども平成28年度の決算報告書でもやっぱりゼロということなんですけども一般貸し付け特別貸し付けも利用されてないという状況に対して、やはりこういう制度がちゃんと知られていないからそうなるのかなというふうにも思いますけれども、ほかの企業融資とかの面では、行政評価報告書なんかにも書かれてますけども、結構たくさんの融資の相談があって、それを実行されてるんですけれども、そういうことから考えたら、個人的でも働いてる方とか利用者経営者の方もこういうものがあるから利用したらどうかとかいうふうに勧めるなり、きちっと受けとめて利用できるような方法考えていかないと、せっかく予算とられてるのが、なんか動いてないという、どういうふうに分析されてるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎都市活力部 今御案内貸し付けにつきましては、結婚生活及び傷病資金を必要とする場合におきましては限度額30万円、災害資金を必要とする場合は50万円ということで、限度額にして貸し付け事業を行っております。  利率が条例では5%、それを実際は別途定めの中で1.976%で、今皆様に御提示させていただいてるんですけれども、ただ、前回もちょっと御答弁申し上げたんですけれども一般金融機関でも本当に身軽に借りれる状況がありますので、私ども窓口でなかなか、30万円限度ということですので、皆様状況に合ってないのが、お金を私ども窓口に来て借りるというところが、ちょっと足が遠のいてるといいますか、状況があるのかなと想像しております。  こちらにつきましては、御指摘のように、過去よりお使いいただいている実績がございませんので、事業の効果も含めまして、見直しも検討してまいりたいと考えております。 ◆久村真知子 委員  以前もちょっとお聞きしたこともありますけども、なかなか利用されないと、ずっと予算としてはついてるわけですから、今、若い人がいろんな、結婚するんでも、生活費もなかなか大変だという状況もありますので、もう少し、せっかくの制度ですから、使ってもらうことも、ほかのいろんなとこで借りるよりは安心して借りることができるということで、きちっと使えるような方法で、ちゃんと活用できるようにしていただきたいなと。  ほんまにこれが、別に要望がないというふうに判断されるんだったら、ちょっと何かずっと予算に上げてはるのもどうなんかなという疑問も出てきますので、やっぱりせっかくこの制度をつくって、掛金も出してもらってるわけですから、利用できますいう宣伝をきちっとしてあげていただきたいなというふうに思います。  それと、この給付事業の中で、男性とか女性割合とかどうなんかなというふうにちょっと気になるんですけれどもパートの方なんかだったら女性の方が多いんかなと思うんですけれども、そのあたり、早くやめる理由の中にも、パート女性の方などがちょっと多いのかなというふうにも思う面もあるんですけど、そういうようなあたりは把握されてるのかどうか、いかがですか。 ◎都市活力部 申しわけございません。男女比については分析をしておりませんで、今後、分析してまいりたいと考えております。 ◆久村真知子 委員  そういう面では、女性も長く働き続けられるような視点でこの給付事業を見てもらえたらなというふうに思いますので、なかなか仕事についたときにこういう制度もありますよということをきっちりとお知らせできるようにして、女性の方でもこういう事業があるということで利用するという方向にきちっと、なってるかなってないかちょっとわかりませんけど、そのあたりも気にしていただいて、今後女性の方も働きやすい職場という状況伊丹の中でもしていくということでお願いしたいなというふうに思います。 ◆林実 委員  中小企業の基金のことなんですけども平成28年度の決算で、28年の数字ですけども、24年に700万円だったやつが、事業も見直されて徐々にふえてきて、27年度で1200万円で、28年度は200万円ふえて1400万円ということになってますけど、29年度速報値はありますか。 ◎都市活力部 1478万3000円を見込んでございます。 ◆林実 委員  じゃあ、大体、全部使ったということでよろしいんですかね。 ◎都市活力部 はい。ほぼ当該年度予算を執行したという状況になってございます。 ◆林実 委員  それはそれでいいんですけども共済の積み立てはそこそこはいるけども、毎年毎年何百万も残っていく。全部で収入が1200万ぐらいしかないのに200万も300万も残っていくというのは、余り使われてへんということなんで、前年度はいいんじゃないかなと思うんですけども、こんなこと言ってて何なんですが、僕も昔から交通災害共済共済災害共済がなくなった時点で、中小企業共済もだんだんなくなっていく方向じゃないかなということで、いつも副市長答弁で、そっちの方向でいろんな会をもってやってるんですみたいな話を何遍も聞いてるんですけども、どんなふうになってるか全然わからないということで、今回、議員の方も選択と集中とかいうことを言われて、絶対せんとあかんような事業もなかなかできないのに、あったほうがいいなっていうふうな事業お金をかけるのはどうかと。これも一応、1、1人分の人件費が出てるということで、今回、議会でもすごく問題になってましたけども、働き方ということで、公務員なんかも残業少なくして働かんといかんと。ということは、要するに、人ふやすか仕事量減らすかどちらかというふうなことになってくるんで、なかなか人ふやすというのはできないということですから、あってもなくてもって、あったほうがいいぐらいの程度のものとか、ほかで代替できるようなものであれば、その事業はなくしていって、たった1人でも正職がほかのところに行けば、大分働き方というふうなことでも違ってくるというのは、皆さんもそういうふうに思われてると思うんで、まさにこの事業自体がそういうふうな方向民間のほうに移行していく事業じゃないかなというふうに思うんですけども、今現在、どういうふうなことになってるかちょっと教えていただけますか。 ◎行澤 副市長  林委員からの中小企業勤労者福祉共済事業の今後についてということでの御質問でございますが、この共済事業というのは昭和47年から始めまして、勤労者福利厚生の増進に寄与してきたということなんですが、これまでにも、事業所単位でいくと6000社ぐらい中小企業あるうちの中の300何がしか50ぐらいまでということで、5%から6%、すると働かれてる方の数からいきますと約7万人ぐらいのおられる中の今現在2500ぐらい、以前では3500ぐらいの時代もあったようですけど、3、4%の方が入っておられるということで、非常に少ないということなんですが、最近、ちょっとここ何年間は数が減ってきたと、かつ、ただ、ことしは何か逆にふえてたみたいな感じの状況なんですけども。  そういった中で、今、林委員おっしゃいましたように、平成28年から32年の新行財政プランの中でも指摘がございまして、民間商品活用等を視野に入れた見直しが必要ではないかということで、先ほどお話もありました、交通災害等共済事業災害共済事業につきましては、平成27年に一応終了いたしまして、まだ支払い期間が2年あるいは3年残っておりますので、一般会計予算のほうでは予算が出てくるんですけども、一応27年で終わっていうところでございまして。これ、先ほどこの事業任意事業ということで、次に審議いただきます農業共済事業につきましては、これは法律で決まっておる事業でしなくてはならないと、そういう対象者がおられる限りという形になるんですが、これについては任意事業ということで、今、続けておるという中で進めておるんですが。一般商品といいますか、県でのこういう事業もありますし、また全国レベルでも出てきてるということ、あと民間のほうでもこういう福利厚生という形の事業も出てきておりまして、いろいろと昭和47年当時ではなかったんじゃないかなということでできたもんなんですが、それ以後については、次第に新しい事業が出ているということなんですが。そういう中で、近隣市なんかでもまだまだ残ってるとこがちょっとありまして、川西とか西宮は直営でされてますし、尼崎は外郭団体のほうでされてるということもありまして、加入率的にいくと伊丹と余り変わりなくて、案外少ない方しか入ってないんですけども、一応継続しているという状況がございます。  それとあと、この事業につきましては、中小企業勤労者福祉共済審議会というのがございまして、そこで御審議いただいて、今、進めておるところでございまして、今後はその審議会状況を見ながらどのようにしていくかということで検討させていただきたいんですが、一定は、やはりもう終わる方向で、別の事業がありますから、変えていただく方向で持っていきたいなということはあるんですけど、ただ、急にはなかなかできないという状況で、お話し合いをさせていただいてるということで。交通災害共済とか災害共済事業も一緒なんですけど、そういう別のものがありましたんで、そっちへ移っていただくというふうな移行の方向事業を廃止したという経緯もありまして、この事業につきましても、審議会等のお話し合いも進めながら今後は考えていきたいなというふうに思っておるところでございます。 ◆林実 委員  でも、大分前から言ってることですし、方向性を決めないと、また何か一生懸命どっかの何かを見つけてきたりとか、先ほどありました貸付金にしても、何もないけどもあるということは、何らかやっぱり準備とかが必要で、もし来はったときにはこういう対応をするんだというふうなことも必要ですから、例えば、再来年やめることになったわって、ことし一生懸命勧誘に、議会のほうからいつも勧誘に行け、勧誘に行けってことなんですけど、勧誘に行ってるけど、もう2年後には勧誘に来たけど潰れたんやったら、ちょっと待ってというふうな話にも、それはなりますわね、向こうのほうからしたら。  だから、そういうふうな方向性というのをある程度どっかで決めてもらって、そっちのほうに向かっていくっていうことにしないと、なかなか難しいと思うんですよ。  ここで言ったんは、割と今までの議論の中で、やめていったほうがいいって議員さんがほとんどいなかったんで、またやめるときにいろんなことがあるかもわからへんので、こういう機会に方向性というのを議会の中でももんで、いろんな意見を出してもらってその方向性を決めていけばいいと思うんです。  西宮とか川西がやってるっていうのは、それはいろんな理由があるんでしょうけど、それは、本来行政として、市としてやるべきもんなんかどうなんかという、本来の視点に立って、やらんといかん事業はやらんといかんわけですけど、できるだけスリムにしていくところはスリムにしていって将来に備えるというのは、やっぱり今一番大事な時期やと思うんで、またよろしくお願いをしたいと思います。以上です。 ◆久村真知子 委員  私はこの共済制度で、以前しっかり残していきたいというふうな答弁を聞いたと思うんですけれども、やはり、伊丹の中でも働いてる方、特に中小企業の方に関してこういう共済事業充実していくほうをもう少しきちっとしていただきたいなというふうにも思うんですけども。それは中小企業経営者の方もそうですし、そこで働いてる方のためにもこれをしっかりとお知らせしていき、活用してもらうということが大事ではないかなと。  そういう中で、今、先ほどから言ってますように、女性の働き方とかアルバイト方々待遇とか、そういうことをしっかりと話ができる環境というのがそういう中でつくられるんではないかなと、今、アルバイトの方なり非正規の方なども大変労働条件が悪い中で働いてるという実態もありますので、そういうことを解決するためにも、この制度の中で皆さんが語り合えるような状況いうのをつくれるんではないかなというふうに思いますので、そういう意味では、逆にもっと利用できるように充実をしていただきたいなというふうには思いますので、よろしくお願いします。 ○戸田龍起 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第19号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。      ──────── ◇ ────────  議案第54号     伊丹農業共済条例の一部を改正する条例制定について ○戸田龍起 委員長  次に、議案第54号を議題といたします。  本案につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。 ◆加柴優美 委員  第54号の一部改正として、園芸施設共済共済掛金率危険段階別掛金率を追加するということなんですけども、これちょっとわかりやすいように説明をしてほしいんですが。よろしくお願いします。 ◎都市活力部 この危険段階別掛金率なんですけどもプラスチックハウス、いわゆるビニールハウス被害に対する共済におきまして、現在は施設規模等に応じまして一律の共済掛金率を適用しておりますが、これにつきまして、共済のほうが対象になりますような被害発生状況に応じまして、被害発生が多かったほど若干掛金率が高くなるというような制度導入しようとしております。これにつきましては、国のほうの指導によりまして導入しようとしているところでございます。 ◆加柴優美 委員  これは、新しくそういった裏づけとなる法律制定とか、法律改正があったのかどうかということと、今聞いてましたら、新しくこれは段階別掛金率を新しく設けるというふうに理解してよろしいんですか。その2点ちょっと。 ◎都市活力部 これは法律改正によりまして導入が可能になってるところでございまして、ただ、この義務づけにつきましては、平成31年度のほうから全面的に導入を義務づけられてしまうところでございますが、このビニールハウスに関しましては、先立って導入するように国の指導がありまして、導入しようとするものでございます。  今まで伊丹市におきましては一律の掛金率を適用しておりますので、新規にこういった制度導入するということになります。 ◆加柴優美 委員  具体的に言えば、ビニールハウスあるいはプラスチックハウスをやっておられる農家の人にとっては、どんなメリットがあるんかどうかということと、それから、伊丹でこういった新しい導入に対応する対象といんですかね、これはあるのか。あるとすれば何棟ぐらいあるのか、ちょっと教えてください。 ◎都市活力部 この制度趣旨といたしましては、一律の掛金率を適用しておりますと、非常に被害が頻繁に起こるようなところでも、ほとんど被害がないようなところでも同じ掛金率になってしまいますんで、被害がない方々にとっては割高感があるという不公平感があるということで、それをなくすという上で、被害が非常に大きいようなところについては若干掛金率を上げようということで公平感を出そうというような趣旨になっております。  ただ、伊丹市内だけを限って見ますと、ここの地域が非常に被害が大きくて、ここの地域が非常に被害が少ないといったことは余りないので、一律でやってても、それほど大きな不公平感があったわけではございませんが、若干ですけども加入者方々の中で被害があって補償をお支払いしたり、全然被害がここ数年なくて、全く補償をお支払いしてないというような方もおられますので、これを導入いたしますと基本的に全てのところに適用されるということになっております。  ただ、かといって被害があったかなかったで余り大きな掛金の差が出てしまうと非常に影響が大きいので、比較的少ない範囲でおさめるようにしたいと思っておりますが、今、加入していただいております平成28年度で44棟で、29年度見込み41棟加入していただいてるところでございますが、大体全体的にこの掛金率の変更が来年度以降影響が及んでくると、余り大きな差にはならないように考えておりますが、影響は及んでくると考えております。 ◆加柴優美 委員  被害が大きい、小さいということは、これあくまで導入して以降の考えとしては、例えば新たにそういった段階別掛金率を想定して予算立てをする場合に、恐らく北部の荒牧のほうは被害が大きいんちゃうかと。伊丹の南側は比較的被害が少ないんちゃうかというふうなことを事前に想定するっていうのは、実際問題難しいでしょ。そこをあえて危険率、もう段階別掛金率を決定してやるっていうのは、理論的には非常に難しいかなというふうに思うんですが。 ◎都市活力部 おっしゃるとおり、伊丹市の中でここが被害が大きい、小さいとなかなか想定しにくいところでございまして、余り大きな差をつけるのはどうかと思いますけれども、これにつきましては、地域別にそのような想定をするのではなくて、あくまでもその加入者の方の事故率というものを想定して、想定というか、実際、それに基づいて掛金率のほうを決定することになっております。 ◆加柴優美 委員  わかりました。あんまりメリットがないような気がせんでもないですけどね。まあ、いいでしょう。 ◎都市活力部 伊丹市におきまして、地域による被害というのは大きくないということも鑑みまして、最大で1.2倍以内の掛金率の差に抑えようと考えております。 ○戸田龍起 委員長  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第54号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。      ──────── ◇ ────────
     議案第58号     農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて  議案第59号     農業共済事業特別積立金の取崩しについて  議案第20号     平成30年度伊丹農業共済事業特別会計予算戸田龍起 委員長  次に、議案第58号を議題といたします。  本案審査に当たりましては、関連いたします議案第59号及び20号の審査をあわせて行います。  これら各案につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。 ◆加柴優美 委員  議案第59号なんですが、特別積立金の取り崩しということで、今回60万2000円の額が提示をされてるんですが、これ、特別積立金の取り崩しっていうのは、最近ではいつといつ提案をされて議決をしたということはありましたかね。ちょっと記憶が飛んでましてね。教えてください。 ◎都市活力部 この取り崩しにつきましては、損害防止、農作物共済、これについて基本水稲のことですけれども、水稲の損害を防止するために投げ込み型の農薬のほうを配付する事業でございまして、基本的に毎年させていただいております。 ◆加柴優美 委員  そうでした。毎年やっておられた。それは間違いないですか。間違いないと思うんだけど。 ◎都市活力部 近年におきましては毎年させていただいてます。 ◆加柴優美 委員  ちょっとうっかりしてましたね。具体的には、水稲の害虫防除資材ですわね。これ、具体的には資材っていうのは何でしたかね。 ◎都市活力部 投げ込み式の虫を防除するための乳剤ですね。農薬を配付をさせていただいて。 ◆加柴優美 委員  乳剤ね。これ一部助成っていうふうに書いてあるんですけども割合としては何割の助成になるというふうになってるんですかね。説明書に一部助成って書いてありますから。 ◎都市活力部 これにつきましては、何割ということではございませんで、10アール当たりということで配付のほうをさせていただいてるところでございます。 ◆加柴優美 委員  これは希望者だけとか、損害防止事業対象というのは全て。水稲をやってはる農家の方全体ということですか。 ◎都市活力部 これは基本的には水稲の加入者の方全員に配付をさせていただいてます。 ◆加柴優美 委員  わかりました。結構です。  あと、会計自体の関連でお伺いしたいんですが、これ、特に共済事業会計そのものが、これはさっきも副市長もおっしゃったように、法律で決まってる分ですから、共済そのものというよりも伊丹市の水稲なり園芸施設のあり方というか、ひいては、いわゆる都市農業に今後どうなっていくのかということと関連してるんで若干お聞きをしたいんですが、例えば水稲面積比較をしてみますと、ちょうど平成で言えば25年、5年前と今と比べたいんですが、この予算立てに当たっては、水稲の場合、園芸の場合、水稲で言えば加入者が何人で、実際に面積が幾ら対象になってるのかということを教えてほしいのと、あと、園芸施設のほうも、この予算では加入者が何人で棟数が幾らなのかと、まずちょっと教えてくれませんか。 ◎都市活力部 一応、今決算、水稲のほうですね、引受面積としては3854アールで、加入戸数が195名。園芸につきましては、今、ちょっと園芸につきましては、年度内にまだ加入があるかもしれませんので、平成28年度決算になりますけれども加入戸数につきましては17戸、引き受け棟数のほうが44で、引受面積が1万420平方メートルとなっておりまして、いずれもここ数年につきましては減少傾向になってるとこでございます。 ◆加柴優美 委員  水稲に関して言えば、今おっしゃった数字平成28年度決算と比べてみても、引受面積でざっと470アールで、加入者件数でも21人ぐらい減ってるんですね。園芸に至っては加入者が、園芸については、平成25年、5年前の数字を、私拾ってきて比べてみましたら、平成25年は30人でしたが、28年度決算では17人と。ビニールハウス等の棟数も平成25年、5年前は71棟というふうに決算書にありましたけども、今聞いたら44棟と。これ、都市農業全体のことを考えて、もうこれは仕方ないんやと、水稲面積が減るのも、あるいは園芸施設の棟数が減るのももう仕方ないんやというふうに受けとめておられるのか。あるいは、この間、農業基本計画とかいろいろ都市農業の振興に向けて議論もされ計画書もまとめていってきておられるんだけども、そういった現状と目指す方向の間にかなり大きな、正直言って落差があるということについてはどのように受けとめされてるのか、ちょっとこういう場ですから端的に聞いておきたいなと思いますけど。 ◎都市活力部 市内の農地面積は、御案内のとおりどんどん減っていってるところでございますが、国のほうも都市の農地は必要なものと位置づけて、今後、減少を食いとめるような施策を打っていこうとしているところでございますんで、我々といたしましても、都市農地がこれ以上減少しないように努力のほうをしていきたいと考えているところでございます。  それに基づいて、農業共済のほうも都市農地の減少に伴って、加入者とか加入面積等は減っていってるとこで、ちょっとこれも避けにくいところではございますが、ただ、やはりこの制度のメリット等はしっかりとお伝えいたしまして、加入のほうを図っていきたいと考えてるところでございます。 ◆加柴優美 委員  いや、私が言いたいのは、実際に共済の中身自体を、これは法律的に決まってますから、極端に伊丹のほうで掛金をやすくしたり、あるいは給付をめちゃくちゃよくするということは、恐らく不可能だと思います。だから、今課長がおっしゃった共済事業、中身というよりも、もっと大きな、伊丹全体の都市農業をどうしていくかっていうことで言えば、大きく議論する余地というか必要性は大きいと思うんですね。だから、例えば生産緑地の面積、要件が緩和されると、500平米から300平米に。これは、恐らく普通に考えて減少傾向にある水稲の減少に一定の歯どめをかけていくことに効果あるんちゃうかなと思うんだけども、実際に農政課の担当としてはどうですか。 ◎都市活力部 生産緑地関連の最近の法改正につきましても、やはり国のほうの基本計画に都市農地の減少を食いとめようというような方針転換があったことを受けてのことだと考えておりますので、一定の効果はあると思いますので、我々としてもそれに沿って施策等を展開していきたいと考えております。 ◆加柴優美 委員  委員長、これ関連ということでやってますので、そんなに長々とやるつもりはありませんので。  あと、園芸施設の関係で、さっき棟数が減ったと言いました。これは主な原因というのは何ですか。減る原因というのは。 ◎都市活力部 この園芸施設共済につきましては、平成26年度から27年度に急に激減しておりますが、これにつきましては、内容が充実したかわりに、掛金が少し高くなったということを機にやめられた方が非常に多かったように聞いております。 ◆加柴優美 委員  私もちらっとその話は聞いたことあるんだけども、これ具体的に高くなったというのは、中身っていうのはどうですかね。どれほど高くなったんですかね。 ◎都市活力部 済みません。正確な数字はちょっと今手元に持ち合わせておりませんが、実際、共済として補償される金額のアップに応じた形で掛金率が上がっておりまして、一定その加入考えられるときにちょっと影響があるような形での利率の引き上げがあったように聞いております。 ◆加柴優美 委員  いやいやいや、当然、これ会計共済予算ですから、加盟件数に共済掛金率を掛けての予算だと思うんで。  じゃあ、具体的にどの程度の共済掛金を各農家が負担せんといかんのか、ちょっとこ予算書で説明をしてください。お願いします。 ◎都市活力部 予算書でいいますと、この冊子の105ページのほうをごらんいただきますと、3番の園芸施設共済の勘定収入というものがございます。この園芸施設共済の勘定収入の中で農家負担掛金ということで38万6000円上げさせていただいております。こちらが農家の方が実際に負担されると想定してる掛金になっております。 ◆加柴優美 委員  38万6000円を先ほど伺った件数、17人で割ると、ざっと1件当たり2万円ちょっとですね。これは、農家の方にとっては高いというふうに受けとめされてるんですかね。 ◎都市活力部 必ずしも、非常に負担が大きくて入れないというような金額ではないと考えますけれども、ただ、これまでは実際に被害が生じてお支払いするということが非常に少なかったものですから、かなり割高感があったのではないかと思います。  ただ、昨年も台風がございまして、こういったことがありますと、やはり入っておられる方には支払いますので、そういったことで、一定、割高感というものではなくて、入っておいたほうが安心というようなことでは認識していただいてるのではないかと考えております。 ◆加柴優美 委員  余り関連をずっと続けるとまずいんで終わっときます。 ◆久村真知子 委員  47ページの業務勘定支出の中で損害防止費いうのがあるんですけれども、これの内容がちょっとどういうことなのかということと、伊丹での農家の畑のところでのいろんな外来種で作物をやられるとか、そういうふうな状況があるのかなと思うんですけれども、そのあたり状況をちょっと教えていただきたいなと思いますけど、いかがですか。  説明書では108ページ。 ◎都市活力部 108ページでよろしかったですか。 ◆久村真知子 委員  108ページの損害防止事業費。 ◎都市活力部 この損害防止費の部分ですけれども、これは、先ほど申しました水稲の損害を防止するために、水稲の面積に応じまして投げ込み式の農薬を配付させていただいてる事業でございまして、その中の一部の財源として基金のほうから出させていただいてるということでございます。 ○戸田龍起 委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。───  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。これら各案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第58号、59号及び20号の各案は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。      ──────── ◇ ────────  議案第21号     平成30年度伊丹鴻池財産特別会計予算戸田龍起 委員長  次に、議案第21号を議題といたします。  本案につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第21号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。      ──────── ◇ ────────  議案第22号     平成30年度伊丹荒牧財産特別会計予算戸田龍起 委員長  次に、議案第22号を議題といたします。  本案につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第22号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。      ──────── ◇ ────────  議案第23号     平成30年度伊丹新田中野財産特別会計予算戸田龍起 委員長  次に、議案第23号を議題といたします。
     本案につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、これより討論に入ります。  御意見のある方、どうぞ。───ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  御異議なしと認めます。  よって、議案第23号は、原案どおり決すべきものと決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、いかがでしょうか。     (「異議なし」の声起こる) ○戸田龍起 委員長  それでは、本日の会議はこの程度にとどめ、終了いたします。               以   上...