○
杉一 委員長 ただいまから
総合戦略及び
総合計画検討特別委員会を開催いたします。
初めに、本
日の出欠席について申しますが、本日は
全員出席であります。
次に、本日の
協議事項は、既に御案内しておりますとおり、
総合計画における
論点に係る
意見交換であります。
前回の
委員会での
当局の
意見を踏まえて、
委員の
皆さんの
意見をいただきたいと思います。
──────── ◇ ────────
総合計画における
論点に係る
意見交換
○
杉一 委員長 それでは、初めに、
議題1、
地方自治法が改正された中で、
総合計画を定めなければならない
条例を設置すべきかどうかを
議題といたします。
委員会としては、
条例を設置すべきということでの
意見の一致を見ておりますが、改めて
意見がございましたらどうぞ。───
特にございませんでしょうか。
それでは、
議題1、
自治法が改正された中で、
総合計画を定めなければならない
条例を設置すべきかという点につきましては、
条例を設置すべきという
意見で一致いたしました。
次に、
議題2、
総合計画の別個の
条例にすべきか、
まちづくり基本条例に入れるべきかを
議題といたします。
御
意見がございましたらどうぞ。
◆
上原秀樹 委員 これいろいろ
前回も
議論をしまして、
当局に対してもいろんな質問がされたと思います。前も
意見を言いましたけども、伊丹の
まちづくり基本条例は、
基本的には
自治基本条例という
位置づけがされてるということだと思います。
当局もそのような見解がされたと思います。
市民の
参画と
協働を軸に置いた
条例として最初につくられましたけども、
自治の
基本を定めるものとして発展してきたと思います。今後もその立場で発展していくものと思います。したがって、一定の期間を定めて、市の
まちづくりの
基本を
市民の
参画によって定めるという
総合計画は、この
まちづくり基本条例に
位置づけることは適当だという
意見です。
○
杉一 委員長 ほかにございますでしょうか。
◆
北原速男 委員 私は、これまで
まちづくり基本条例の中で、
議会の
議決等もきちっと入っていると。
それと、もう
一つは、
市民の方から見ると、
当局の説明もありましたけども、一体どこにどう書いてあるのというようなことも、見方によってはばらばらになるっていう
可能性もありますので、
総合まちづくり基本条例の中で、私も盛り込むべきというふうに考えております。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございますでしょうか。
◆
西村政明 委員 委員会の中でも申し上げましたし、
当局との
意見交換の中でも申し上げましたけども、やはり
まちづくり基本条例が
自治基本条例的な
位置づけになろうとも、どうしてもその目的であるとか
条文に示されているところというのは、
市民の
参画・
協働に特化した
条例だというふうにやっぱり認識をしておりますから、個別の
条例を立てるほうが望ましいんじゃないかなという思いはあります。
ただ、
まちづくり基本条例の中に入れるということであれば、多少なりとも入れるための目的の例えば
部分を見直すであるとか、そういう改正も考えないといけないのではないのかなと思います。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 前回も私、申し上げたわけですけれども、
まちづくり基本条例の第19条に、
まちづくり基本の原則であって、市は他の
条例、
規則等を定める場合においては、その
条例に定める
事項を最大限に尊重しなければならないという、これ総括書いてあるわけです。だから、単独で
総合計画についての
条例をしたとしても、その文案の中では、
基本は
市民が主体となった
まちづくりとして、今まではきちっとうたってある。だから、これが総括ですから、それをあんまり私はとやかくこだわってないんですよ。
だから、
まちづくり基本条例では、それぞれの分野の
条例があって、それを
基本とした、例えば
議会の役割とか、
行政側の役割とか、そういう大きい分野を総括してると。だから、
市民がわかりやすいとなると、
まちづくり基本条例あって、そこで
総合計画としての件という2本立てみたいにとらへんかなという思いが一方ではあるんです。
だから、これ、私
自身はまとめるとなると、
西村委員が最初から単独でとおっしゃってる、その
意見も確かやなと思ってます。だから、それにこだわりはしてないんです。
西村委員は、最初から
まちづくり基本条例の中に入れて、
位置づけしてとおっしゃってるんで、それはもう文案のつくり方でできると思うんです、私
自身。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございませんでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 当局の
皆さん、
意見聞いてもいいんやったら、
当局のほうの見解ちょっと聞かせていただいたら。
◎
市民自治部 今、
当局の
意見を求められましたので、御発言させていただきたいと思いますが、
前回の
特別委員会のほうでも御発言させていただきましたように、
自治の
基本を定めた
条例というところで考えているところでございまして、
総合計画につきましては、これまで
専門家の御
意見だとか
市民の
意見だとか、いろいろ種々伺ってきた
段階で、
総合計画というものの
仕組みを
まちづくりの
基本として
位置づけるというところで、書かせてもらうべきということで、
パブリックコメント案についても御説明させていただいたところでございます。
自治の
基本として、
市民の方を中心にどのような
自治のルールが必要かということは、これからも
意見聴取は進めていきたいと思ってるところでございまして、そういった意味からしましても、
まちづくり基本条例の中に
位置づけて、全体の
まちづくりの中で非常に
総合計画が重要な
事項であるということを示すべきだというふうに、
当局のほうは考えているというところで御理解いただければというふうに考えております。
◆
新内竜一郎 委員 そうすると、現在の
まちづくり基本条例の19条の
部分も、ある程度ちょっと追加文案入れて、
総合計画としてのという、きちっと入れようとされてるんですか。
◎
市民自治部 パブリックコメント案でお示しさせていただいた文案がございまして、そこの
部分につきましては、まず
一つは
総合計画を策定するということ、もう
一つは、その中の
構造というのを3層という
構造で持つということ、それと、
基本構想部分については、
議会の
議決が必要だということ、最後に、
総合医計画というのは
市民の
参画のもとにつくられるものであるという、その4点を
まちづくり基本条例の中に、1
条文として4項目を入れようというようなことで考えているところでございます。
○
杉一 委員長 課長、よろしいか。今、
新内委員から19条に関する質疑、言われましたが、
まちづくり基本条例の第19条に係るところは修正なり
改正なりもされるのかどうか、その
あたりの御答弁もいただけますでしょうか。
◎
市民自治部 総合計画を入れることによってこの19条の
見直しが必要かということになりますと、これまでの
見直しの検討の中では、19条自体は改正をするものではないというふうに解しておりまして、まさしく19条があるからこそ
基本原則として
総合計画が定められるべきだという理屈で立っておりますので、19条自体を受けて
総合計画が定められるということで考えておりますので、19条の
改正そのもの自体は現時点では考えてございません。
◆
新内竜一郎 委員 では、単独に
総合計画についての内容、今、答弁あったように3層
構造とか
議会の
議決とか、これは確かに今までの内容では入ってないんで、これを明文化するということですね。わかりました。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見ございますでしょうか。
議題2につきましては、ただいま御
意見がまとまっていない状態でございますが、それぞれ
皆さんの御
意見等を言っていただいて、まとめていくような
方向もできればと思っておりますが、御
意見等ございませんでしょうか。───
御
意見がないようでしたら、両論が存在するというような形になりまして、現状ではちょっと1本にまとめられないというところにはなりますけれども、一応これ以上の
議論はございませんでしょうか。
◆
西村政明 委員 私が申し上げてるのは、
まちづくり基本条例に
総合計画の策定に係る
条文を追加することが、必ずしも絶対だめだっていうふうに言ってるわけではありませんで、それを入れるのであれば、
まちづくり基本条例の
目的部分でありますとか、もしくは
総合計画策定に係る
市民の具体的な
参画の手段というか、どのような形で
参画していくのかというところまで、もう少し突っ込んだ表現にしないといけないのではないかという思いがあるということです。
ですから、絶対に個別の
条例を立てていかないといけないんじゃないかということではなく、ですので、その辺で折り合いがつければ、
まち条のほうで入れていただいても構わないのかなというふうには思っております。
○
杉一 委員長 ありがとうございます。
ほか御
意見ございませんでしょうか。───
ないようでしたら、一旦
議題2は置きまして、次の
議題の
議論に入りたいと思いますけども、よろしいでしょうか。
議題2でもう
議論は特にされる方はいらっしゃいませんでしょうか。あれでしたら、
議題3のほうに行きますけども、よろしいでしょうか。───
特にないようでしたら、一度
議題2は、ちょっと
議論のほうが詰まっておりますので、
議題3のほうを先に
議論させていただきたいと思っております。
次に、
議題3、
総合計画を3層
構造に
固定化する
条例が適当かどうかを
議題といたします。
こちらにつきましては、
前回の
委員会で
議決の
範囲についても
意見が出ましたので、今回も同様に
議決の
範囲についても御
意見をいただきたいと思います。
御
意見のある方どうぞ。
◆
新内竜一郎 委員 これも前から2層
構造にするか3層
構造かということで、私
自身は3層
構造でいいということを申し上げておったわけですから、それでいいと思います。
それと、
議会の
議決も当然やるべきやと思ってますので、はい。
○
杉一 委員長 ありがとうございます。
ちなみにもしございましたら、3層
構造がいいという理由と
議決の
範囲について、御主張されております3層
構造で、どの
範囲までが
議決の
範囲とすべきかというところもあわせて御
意見をいただければと思っておりますが、ございますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 基本構想の中で、3層の
段階で、やはりまず
基本構想、
基本計画、そして
実施計画ということでの3
段階での今までのやり方、私
自身も今までの
総合計画で今回3回目、こういう
委員会に入っておって、今までのやっぱり経験で、何も問題なかったという認識なんです。ですから、今までの状態でいいという考えです。
要は
実施計画の中での
予算の審議で、やはりローリングしていって、それを実現化していくということが大事ですので、そういうときには当然
議会の
議決ということで考えてます。だから、まず、
基本構想については、
議会の
議決、必要やと。そして、
基本計画は、私は別に弾力的に持たすという意味でも今までどおりしてないんですけれども、これは別に
議会の
議決がなかってもいいと。
実施計画については、やはり
議会の
議決が必要やと、こういう考えです。これが大体今までの他市の、何十%の市がこのようなやり方してるということですから、私はもうそれでいいと思ってます。
○
杉一 委員長 ほかにございますでしょうか。
◆
北原速男 委員 私どもも、3層
構造で、
基本的には今の形でいいだろうというふうに考えております。
その理由としては、この
基本構想は当然、いわゆる普通の具体的なことではなく、その
構想だけ、現在も
議決してますけども、そういう抽象的な、まあまあ、簡単に平たくいうと誰が見ても反対はできないというか、安全・安心の
まちづくりとか、そういうことになりますけども。2層目の
基本計画については、例えば
市長がもし仮に変わった場合、その
市長マニフェストをどう反映するかというのは、この
基本計画にかかわってきます。当然
議会がどこまで
市長の、
市民の声を受けての当選を反映できるのかというところで考えると、
二元代表制で考えるとやっぱり
市長に
予算権がありますから、そうすると
議会が2層の
基本計画まで踏み込んで
議決していいのかどうかというのは、1点疑問であります。ただ、
議会としてもやはりチェックは必要ですから、そのときには、当然
マニフェストで
基本計画が変わった場合はそこで
議論して、その
マニフェストをチェックするということは実際現実問題できます。
それと、3点目の、3層目の
実施計画については、現在
行政評価等でその
予算の評価をして、そこでローリングをして、場合によってはそこに、新しい議員の提案の中で新
事業が組み込まれていくという、こういうことを今やっておりますから、特段、今現在のこの3層
構造で何か問題があるかということを考えると、まあまあ、今の
段階でうまくいってるのかなということは印象的に思っております。
それと、
総合計画特別委員会を、逆に次の10年、だから来年、再来年、その次ですか、次の
改選期以降にそろそろ第6次の
総合計画を策定しますから、その
段階で
議会として
特別委員会を設置すれば、そこのとこで
議会の意思が、あるいは議員の
意見が十分反映されるというそういう
仕組みを今までとってきて、第5次の総計のときも
特別委員会を設置しましたから、そこで十分対応できるのかなと。そのほうが現実的なのかなというようなことを今思っておりまして、今現在のこれまでやってきた3層
構造で、また一遍に変えてしまうと、逆に
当局のほうが非常に混乱するところもあって、それともう
一つは、
実施計画が非常に、
行政評価が
経年ごとにすごく詳しくなってきて十分対応できてるなということは今思ってますので、現状の3層で、そして
基本構想の第1層だけを
議決するということで現実的にはいいのかなと。
あとは、第6次のときには、
特別委員会の
議会として、これは全く別の
議論ですけども、設置すれば
議会として
十分意見が反映できる、こんな考えです。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございますでしょうか。
◆
上原秀樹 委員 前も言いましたけども、現在の3層
構造でよろしいかと思います。特段、今の3層
構造で大きな問題が生じているというわけでもありませんし、
市民との
協働によって
基本構想そのものをつくり上げていくということと、それに基づく
行政計画として
基本計画をつくって、5年ごとの
実施計画でそれを実現していくという形で、私はいいと思います。
それと、どこまで
議決をするかということですけども、
基本計画まで
議決をすることはどうかという問題で、
前回当局の
皆さんといろいろ
議論したことが
論点として上がっていたのが、
基本計画を
議決すると
行政の側に
柔軟性がなくなってしまうということでありました。
スピード感を持って進めるためにも、
基本構想を
議会が
議決をして、
基本計画は時の状況に合わせて
行政が変更するもんだというような
意見が出まして、確かに具体的なことを
基本計画で決めてる
部分もなくはないんですけども、しかし、今のこの
基本計画を見ていますと、そんなに具体的なところまで言及してるのは少ないんですよ。前の
総合計画、その前の
総合計画はかなり具体的な
施設名を上げてつくるというところまで言及していましたけども、今回の
部分はそういう
部分は少なくて、
方向性を示しているという性格を有した
計画のように思いますので、
計画まで
議決をしても支障はないのではないかという気はします。これは、どうしてもここまで
議決をしなければならないということではありませんけどね。
それともう
一つは、これ
基本構想と
基本計画は別々のところにあるわけですわね。
基本構想で見て、改めて次のページめくって
基本計画見なければならないという、その見にくさというのは何とかなるのかなというのは、この
計画つくるときもそんな
意見を言った記憶がありますけども、それは製本の仕方だと思うんですけどね。改善はする必要があるかなというふうに思います。
それともう
一つ、先ほど、今の
基本計画を読んでみて、これを
議決したら
柔軟性がなくなるというものではないというふうに感じたということです。例えば見守り
カメラとか、あるいは
中学校給食、これは
基本計画には載ってないわけですわね。じゃ、この
基本計画を
議決していたら、見守り
カメラとか、あるいは
中学校給食はできなかったのかと。それは
基本計画の中の
方向性の中で多分出てきていると思いますのでね、そんなこともないなというふうな気がするのと、
スピード感といいますけども、
スピード感という話だったら、
事業実施5カ年
計画、あるいは毎年の
予算計画の中で、この
基本構想と
基本計画に沿ってつくっていくわけですから、
基本計画を
議決をしたら
スピード感がなくなるということにもならないというふうに私は思いました。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございますでしょうか。
◆
西村政明 委員 何層
構造にするかについては、以前申し上げましたけども、
基本構想と
基本計画の
部分は
方向性を示すものであって、少しぼやっとしたものになっているというふうに感じるところがありますから、一定これは1層にまとめることもできるんではないかなという気はしておりますけども、ただ、現在、
総合計画の
議決をする
範囲というのは
基本構想になっていて、なおかつ
実施計画部分については各
事業レベルで
予算、決算、その他で我々、実質的に
議決をしているということですから、あえて
実施計画の
部分について、
議決範囲ということで明文化しなくとも、実際やってるということですから、頭にある
構想部分と実際にどんな
事業をやってて、それがいいのか悪いのかという
部分の
議決はやってるわけですから、今の3層
構造でもおおむね問題ないのかなというふうな気はいたします。
ただ、ちょっと蒸し返すようですけども、
前回当局の
皆さんと
意見交換させていただいた際に、
基本計画部分については
市長のリーダーシップで
スピード感を持ってやりたいと言ってはった
部分が、一体
市民の
参画という
部分と本当に整合した考えなのかなというのは、ちょっと疑問を持った
部分があります。理想的には
基本計画も
議決できればいいのかなと思いますけども、先ほど
上原委員もおっしゃったように、
柔軟性を持って対応する
部分というところは、
基本計画、
実施計画の
あたりでしっかり、
柔軟性を持ってやっていただくという必要があると。
社会情勢もどんどん変化していきますから、それに応じて
計画も変えていく、
事業も新規のものを追加するであったり、
事業をやめていくということも必要なのかなというふうには思っておりますので、これまで
中学校給食は
計画になかったのでやれませんみたいなことをおっしゃったこともあったかのように思いますので、逆にそういう
柔軟性を持たせないようなことにならないように、留意しながらやっていきたいなというふうに思います。
○
杉一 委員長 ほか御
意見はございませんでしょうか。
◆
上原秀樹 委員 この問題、もうちょっと
議論をしたほうがいいなと思いまして、
基本計画まで
議決をしてる
自治体も幾つかありますのでね。その辺ちょっと、私
自身も1回勉強してみたいという気がします。
○
杉一 委員長 議決の
範囲の前に、
構造についての
部分で御
意見等はございませんでしょうか。───
特にないようでしたら、ちょっと
前回の
当局との
意見交換会におきまして、本日の
議論も結構、第5次
総合計画を想定したりとか、第5次
総合計画のようなものがそのまま第6次にできるっていうことを想定したような形での
議論が進んでおりますが、この
あたりは
前回の
委員会でも部長からも、変更することといいますか、直すことは考えているという、検討するというような御答弁もありましたので、
中身自体はちょっと変わってくるのかもしれませんけども、一応
委員の皆様も3層
構造という
方向では、今、大体一致したかのように思うんですが、そのように受けとめさせていただいてよろしいでしょうか。
一部、
西村委員の
意見が、ちょっとシンプルにまとめてもいいんじゃないかというような御
意見もあったかのように思うんですが。途中3層
構造でというような御
意見もあって、どのように。
◆
西村政明 委員 実際、その
基本構想と
基本計画部分を
総合計画のもので見比べてみますと、なかなか、わかった上で見て、これが
基本構想部分、
基本計画部分ってわかりますけども、全くわからない状態でその文章をそれぞれ見せて、どっちが
構想でどっちが
計画かって見せても、なかなか見比べてもわかりづらい
部分はあるなというのはこれ実感としてあるところなので、まとめられないことはないんでしょうけども、ただ、先ほど言ったように、3層
構造にしても、上と下といいますか、ざくっと大きな
方向性を決めたところと、あとはそれを具体に実現するための手段としての
事業は
議決をするので、徐々に具体的にあらわすようにはなってると思うんですけども、その中間的な
基本計画部分があっても、ちょっと余りにもその将来像なり
基本目標あたりっていうのはぱくっとし過ぎているので、そこと実施する
事業との中間的な概念というか考え方、
方向性というのは示してもいいのかなというふうにも思いますので、ちょっとややこしいこと言っておりますけども、3層
構造でも問題ないのかなというふうにも思っております。
○
杉一 委員長 ただいまの
西村委員の、問題でもない、
固定化するというところには抵抗あり、これあくまで
条文を書かれてしまいますと
固定化されてしまうんですけども、
固定化という点ではちょっと疑問を持たれているということですかね。
◆
西村政明 委員 固定化することについては、むしろ
固定化しておいたほうがいいなと思ってるんです。それは
総合計画の6次総計の形を考える
メンバーがこの
議会の
委員の
メンバーでやってるわけですけども、この
委員さんの中で今、3層
構造が最もいいであろうという判断をするのであれば、やっぱり
条文としても3層
構造ということはしっかり明文化しておいて、それがどこかの
タイミングで、いや、3層ってやっぱり変だよねとか、2層のほうがいいんじゃないかということにまた判断が変わるようでしたら、その
タイミングで
条文を変えていくということで、
固定化はしておくべきと思います。
○
杉一 委員長 はい、わかりました。
それでは、
議題3につきましては、
総合計画を3層
構造に
固定化する
条例が適当かどうかを
議題としておりましたが、こちらは適当であると、3層
構造の
固定化が適当であるということで、
皆さんの御
意見は一応よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声起こる)
○
杉一 委員長 よろしいでしょうか、はい。
では、そのようにさせていただきます。
本来ならば、
議題4以降につきまして
議論をさせていただきたいと思っておりましたが、ちょっと
議題2につきまして御
意見が今、いろいろと分かれているような状態でございますので、引き続き御
議論をさせていただければと思っております。
今、
議題3の
議論の中からでも、
議題2についてちょっと考えてみる点も出てきたのかなというふうに思っておりますが、
西村委員も先ほど中身が変わるというような話があったと思うんです、先ほどの話の中で。北原
委員からも
総合計画の、特に
基本計画の
部分の変更があった場合にというような御
議論があったと思うんですが、その場合、
条例に変更したときの対応なり、変更したときの
議会のかかわりなり、変更したときの
市民の公表なり、
市民との
参画とか、そういったものを
条例にも書くべきかどうかっていう論点というか、小さな
論点も出てくると思っております。変更したときに
議決が必要であれば、それはそれでまた結構
条例としては長い
条文になってくるのかなと思うんですが、そういった長い
条文をつくっていくに当たって、
まちづくり基本条例がいいのか別個の
条例がいいのか、そういったところの
議論も出てくるのかなというのは、今、御
議論を聞いていく中で感じたんですけども、
議題2につきましては、特にいろいろと
議題3の
議論も振り返りながら、
皆さんのほうで御
意見はございませんでしょうか。
例えば
議題2のところで
西村委員から、
市民の
参画についても細かくどのようにすべきかというような御
議論もあったと思います。それから、近年ですと、
中学校給食の進行に当たっても、その審
議会にかかわる
条例があったと思うんですが、その審
議会にかかわる
条例等も
まちづくり基本条例に入れるのか、もしくは別個の
条例でいくのか、そういったところの視点からの
議論も重ねていければと思っているんですが、
議題2につきまして、ちょっと
皆さんのほうで再度掘り下げながら
議論をいただければと思っておりますが、いかがでしょうか。
◆
上原秀樹 委員 1つは、審
議会については附属機関の
条例の中で、
総合計画に関する審
議会の
条例、
条例化されていまして、規則も存在しますので、
総合計画つくる場合の審
議会は入れる必要はないということと、もう
一つは、
まちづくり基本条例の中に
位置づけるという
意見を言ってるわけですけども、それが
一つは、先ほど言いましたけども、
まちづくり基本条例そのものが
自治基本条例の性格を有していて、
市民の
参画と
協働の
位置づけもされていますので、その立場からこの
まち条の中に
総合計画を
位置づけることによって
市民の
参画と
協働も明らかにできるということ。
もう
一つは、
市民の
参画と
協働の具体的中身を
条例に盛り込むという話がありましたけども、これは
基本的には
市民の
参画と
協働によって作成するということにしておいて、その
参画と
協働のあり方については、それこそ柔軟に、その情勢に応じてその時々考えたりと私は考えておりますので、
まち条の中に盛り込む
条例はシンプルでいいのではないかというふうに思います。
○
杉一 委員長 ありがとうございます。
ほか御
意見はございませんでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 市民の声をいかにして吸収するか、この
まちづくり基本条例の中で見てましても、どのように吸収するかいうのが総括的にしか書いてないんで、これ、例えばパブリックコメント、パブコメしてネットで応募していただいてということ、これ、以前にこのパブコメをするときに、当該の
委員会で他市を視察したことあるんですよ。具体的に言うと、新居浜市に行ったんですけども、パブコメは
一つの手段であって、実際的には
市民の声として反映されてないんですということをはっきり聞いたことある。これ、
行政側の
一つの、どういうんか、パブコメをしなさいということでやってるだけで、本当の意味の声かどうかというのが非常に私も疑問を感じたことあるんです。
今、ちょうど
当局おられるんで、大きな政策課題、例えば
一つの課題があるときに、
市民の声をどのように吸収するか、その辺どのように考えて、例えば今回、アメリカのトランプさん、あんだけマスコミでぼんぼんぼんぼんたたかれて、選挙すると
市民の声はそうじゃなかったということなんで、
当局の方、どのように
市民の声を吸収してやられるんか、
議会のほうは
議会で発言してるんでわかると思うんですけど、ちょっとその辺、どのように把握されるんですかね。
◎
市民自治部 今、
新内委員のパブリックコメントに対する御
意見いただいたところですけども、パブリックコメントは、まあまあ数自体の数字とかを捉えますと、例えば人数が少ないのではないかとかいうようなことも御指摘受ける機会はございますけども、ただ、パブリックコメントっていいますのは、
市民の方が一番身近なところで
意見を言える機会の
一つでございます。例えばネット上で若者の方が見られてたら、すぐ御
意見言えるであったりだとか、支所、分室だとかでも紙を書いて渡すことができる。今ちょうど
まちづくり推進課のほうにも、こういったパブリックコメントを実施してる案件もございますし、今、ことば蔵なんかもかなり
市民の方が来られるいうことで、そこにも据え置きするなど改善を図ってきたりしているところです。
パブリックコメントというのは、そういった誰もが時間を問わずに
意見を言える制度というところでは非常に重要なものだというふうに捉えているところでございます。ただし、パブリックコメントで得た結果だけが全て、それが
市民意見なんだというふうに確定するのはちょっとどうなのかなというところはございますので、当然政策の過程におきましては、
まちづくり基本条例とか
総合計画の場合は、
市民会議を設置するだとか、あと必要な、例えば
中学校給食の場合であれば
市民懇談会などを
市長のほうが実施して、直接
市民の声を聞くというような機会もございます。あと、
市民意識調査なんかも
市民意見聴取の
一つの大きな手法なのかなというふうに思っております。
そういったさまざまな
市民意見聴取の機会を重ね合わせて総合的に判断していく。また、
議会の審議におきましても、議員の皆様が
市民の声を直接聞かれて、それを
議会としてお伝えいただくということもあろうかと思います。そういった手法の組み合わせなのかなというふうに考えているところでございまして、
まちづくり基本条例は、そういった
参画というものをきちっと、どういった手法が必要なのかというのを考えてやっていくという大きな
方向性を示しているものだということで御理解いただければいいのかなと思っております。
昨今、庁内におきましても、
市民意見の聴取っていうのはさまざまな形で実施をしているところでございまして、随分
まちづくり基本条例ができてから、
市民意見の聴取っていうところについては
議会のほうの御
意見もかなりいただいておりますので、積極的に聞くような形で
行政のほうとしては取り組んでいるところでございますので、
総合計画につきましても、5次
総合計画策定に関与された議員さんについてはもう御承知おきかとは思いますけれども、さまざまな手法でもって
市民意見の聴取をさせていただいております。第6次、第7次と
総合計画を永続的につくるということになった折にも、そういった
市民意見聴取というのは、その時々に応じてどういった
市民意見聴取っていうのが適切なのかどうか、またそういったスケジュールなんかにつきましても、
総合計画の、例えば
特別委員会、先ほど北原
委員からも御発言ありましたけども、そういった
総合計画の
特別委員会などで議員の皆様にもこういった形で
市民意見聴取をしていきたいということをお示ししながら、ともに進めていくというような形になろうかと思いますので、
まちづくり基本条例のほうに、どの
部分はどの手法をとって、この
部分はこの手法をとってということに
固定化するよりは、
参画というのを促していくというところで考えていければいいのかなと思っております。
また、
総合計画の審
議会の分につきましては、
まちづくり基本条例の場合は
市民の公募
委員を入れるというようなところの適用もございますので、そういったところでも
市民の
意見聴取というのも進んでいくのかなというふうに思っておりますので、あくまでも総合的に、その時節において適切な
市民意見聴取だったり
市民参画が図られるように、きちっとこの
条例の理念を踏まえてやっていっていただくということになろうかと思っておりますので、御理解いただければというふうに考えております。
○
杉一 委員長 ほか
皆さんのほうで御
意見はございますでしょうか。───
ないようでしたら、
意見も出尽くしましたので、一旦これをもって、特にちょっと
議題2につきましては、
まちづくり基本条例に入れるべきという御
意見と、そうではないという御
意見と、別個の
条例といいますか、
まちづくり基本条例の改正をもって判断すべきじゃないかというような御
意見もあったかと思いますので、今、さまざまな御
意見も出ておりますので、ちょっと両論があるような状態でございます。
一応、それではちょっと
議題4のほうに入らさせていただきますが、取りまとめを
条例案にして出すべきか、
委員会名で申し入れ書として提出すべきかについて
議題とさせていただきますが、先ほど申し上げましたように、
議題2につきましては両論があるというような
段階でございますので、
委員会として
条例案を出すというような形は難しいのかなと思っております。よって、正副
委員長で文案をちょっと検討させていただいた上で、また今般、過去の議事録等も精査させていただいた上で、申し入れ書として
当局に提出をさせていただければと思っておりますが、御
意見のほうはございますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 委員会名での申し入れ書でいいと思います。
○
杉一 委員長 ほかに御
意見はございますでしょうか。
◆
西村政明 委員 済みません、
委員会名での申し入れ書として提出する場合に、どのような内容で申し入れをするのかというのは、非常に今、わかりにくいんです。どうなんでしょうかね、
条例はつくるべきということで一定一致をしているわけですから、それをしかるべきときに提案するということでいいんではないのか。要は申し入れ書として提出は、本年度中に何らかのアクションをしないといけないということでそういう対応をとられるということなのかもしれませんけども、少しおくれてでも
条例案を出してはいかがかと思います。
◆
新内竜一郎 委員 あのね、今、
委員長おっしゃったように、まだ十分にまとまった内容になってない。そうすると、
条例で出すいうと出せないですよ。今、
西村委員言われるように、内容、どのような
条例でやるか、はっきり明確じゃないので、まして執行権は
行政側にあって、我々の
意見は言えるんですけども、
条例案ですけれども、やっぱり
委員会名での申し入れでやるほうが、無難言うたら悪いですけどそうじゃないか、
条例いうときちっとまとまってやらんといけないんで。
○
杉一 委員長 ほか御
意見はございますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 全
議会の
議決も要ると思いますよ。だから、ちょっとその辺で。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございますでしょうか。
◆
上原秀樹 委員 もともとこういう
議論を始めたきっかけというのが、
当局が
まちづくり基本条例の改正をするという提案がされようとしていて、それに対して
議会としてまだ十分
議論がされていないので、改めて
議論する期間を設けていただきたいということでずっと
議論してきたわけですわね。その上に立って、方法はもちろん
条例提案というのも、これ議員の権利ですからできますし、そういう方法も考えられるんですけども、
一つはそういう経過をまあまあ考えてみなければならないということと、もう
一つは、先ほど言われたように、ばっちり
意見がまとまったわけじゃないので、この
特別委員会として、あるいは
議会として
条例提案するというのはなかなか困難である。それを
意見が一致するまでとことん
議論をしていって、一致して
条例提案するということも考えられなくもないんですけどね。ここで
議論した結果を、
意見がまとまってないのはこういう
意見がありました、こういう
意見がありましたという形でもいいかと思うんで、
特別委員会で
議論した結果、こういう
意見になりましたと、そういう形で提案するのがいいのではないかなという気がしますけど。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございますでしょうか。
◆
北原速男 委員 まず、気持ちはわかるんですけども、西村さんのね。現実問題として
総合計画特別委員会のこの
委員の
メンバーと、それから他の
委員会の
メンバーで、かなり情報量の差と、それから考え方というか、それも聞いてませんし、何よりも
条例出すとなると
議決が過半数になるから、そうなるとやっぱりもう少し全体的な
議論をもっともっとして、それから同じ情報量、同じある程度の
意見の表明とかがあって、じゃあ、
議決ということになるので、なかなか
条例出すっていうのは、今の状態では難しいというふうに、現実問題思います。
ここで、この
委員会で全員がそうだと、全くそのとおりだということで一致すれば、それは各会派とか、それからいろんな
意見を聞いて、それは調整はできるでしょうけど、実際は難しいっていうことは現実問題として思います。
ですから、気持ちはわかりますけれども、申し入れでやるべきというふうに私は思います。
◆
西村政明 委員 ありがとうございます。いずれにしても、選択肢としては
当局から提案されて、それを賛成するか反対するかというのは迫られてくるわけですので、可能であれば
議会側でうまく取りまとめができればなというふうには私も思ってまして、何とかそこへ持っていけたらなという希望的な思いも入れさせていただきました。
ただ、具体に私が伺いたかったのは、申し入れをする内容ですね。今、
上原委員がおっしゃったように、これまでの
議論の過程、経過とかしっかり示して、こんな話、
意見がありましたということの事実だけをお伝えするというような申し入れであればいいかなと思うんですけども、どういうふうにまとめて出すのかというのがちょっとよくわからなかったもので、ちょっと聞かせてもらったわけです。
○
杉一 委員長 今、
西村委員がおっしゃったとおりでして、私もそこは説明不足だったなと思って、そこを説明しないと何がいいのかっていうとこになってくると思いますので。
一応あくまで
委員会として出しますので、当然ながら文案調整は公開された
委員会の場でさせていただいて、それは
皆さんの合意をとれるような形には持っていくようにすべきだというふうに思っております。
その上で申し入れ内容の中身につきましては、
意見が分かれているところについてはその
意見を、両論といいますか、3案あったら3案の併記、4案あったら4案の併記をして提出する形になるのかなと、このような
意見とこのような
意見がありましたというような形で。そのように考えておりまして、一応一致を見たようなものにつきましては、このような形で一致を見ましたという形では出させていただくんですが、そのようなことを考えておりますし、また、
委員長の一存で文書を出すようなことはございませんので、あくまで
委員会として出す以上は、皆様とお諮りをさせていただかなくてはいけないというふうに思っておりますので、それをまた諮る
委員会も、後日開催させていただくことになろうかと思います。
ただ、出させていただく文案については、ちょっと正副
委員長で調整をさせていただければと思っております。
ほか御
意見ございませんでしょうか。
◆保田憲司
委員 申し入れ書として提出する、例えばタイムリミットというか、いついつぐらいまでに大体まとめて、この
委員会としての申し入れ書というような形で整えるというふうなところでの、今、考えておられるところとかっていうようなのはあるんでしょうか。
○
杉一 委員長 本日の議事録も含めてちょっと精査をさせていただいた上になりますので、早ければ年内ではございますが、恐らく年明け早々という形になろうかとは思います。
ほか御
意見ございませんでしょうか。───
では、一応今、種々御
議論がありましたけれども、
議題4につきましては、
委員会名での申し入れ書とさせていただきまして、正副で文案を調整させていただきまして、その文案を
皆さんと諮らさせていただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声起こる)
○
杉一 委員長 ありがとうございます。
それでは、
議題1、2、3のほうを一旦、これをもちまして終わらさせていただきまして、先ほどちょっと
議題とは離れておりましたが、
議決の
範囲につきまして御
議論等がございましたので、特に
議決の
範囲についてさらに
議論等ございます方いらっしゃいますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 議決の
範囲というと、ちょっと具体的にどういう観点で、例えば
総合計画に書かれてる政策目標、
基本構想、その後の政策目標とか、そういうとこを言うのか、あるいは
予算に伴う件、どの辺を
委員長、考えておっしゃってるんですか。
○
杉一 委員長 ちょっと
委員長として
委員会の中で
意見を申しづらいんですけども。
◆
新内竜一郎 委員 考え方言うてもらったら。
○
杉一 委員長 あくまで一般的なところで行われている、ほかの
自治体でもあるような
議論ですと、今回、
皆さんの御
意見のほうが
基本構想、
基本計画、
実施計画の3層
構造がいいのではないかというような御
議論がありましたけれども、そういう中でいうと、
基本構想までが
議決の
範囲なのか、
基本計画までが
議決の
範囲なのか、いっそのこと全てを
議決の
範囲とするのかとかも、そういった
議論があるのかなと思っておりますし、本日もそのような
議論があったのかなというふうに思っております。
ちょっとあくまで想定が、第5次
総合計画を想定したところでの
議論しか今進んでないんですけども、第6次
総合計画の中身、
基本構想の中身、
基本計画の中身がどうなるのかというのはまだ全く見えてない状態ですので、そうした中でこの
議論を進めていく難しさもあるのかなというふうに思ってはおります。
◆
上原秀樹 委員 この現在の第5次総計でいうと、この冊子でもきちんと
基本構想と
基本計画が分かれてあるんですよ。
基本構想いうたら、かなり大きな視野で書かれていますからね。
基本計画のほうは具体的に、書き方としたら
基本施策として書かれている、
基本政策。これが
基本計画の中身だというふうに理解しているんです、
基本政策。ここでかなり細かく書かれてあるので、この
範囲まで
議決するのか、あるいはもう
基本構想部分、大きな
部分ですわね、
議決を済ませるのかということで今、
議論がされている、
範囲としては。
◆
新内竜一郎 委員 そういう意味ね、はいはい。
○
杉一 委員長 御
意見ある方いらっしゃいますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 今まではやはり、この今までの第5次
総合計画のこの資料、これをもって
議決してたと思うんですけど、これで。今までは
市民も入った
市民会議ってやってたですわね。矢埜
市長のときは、100人
委員会とかいう形でやって、その次には30人
委員会、40人ぐらいですかね、
市民会議やった、
市民のそれぞれの代表の方、
議会の方も、各会派の代表の方も入ってやった。そのときはやっぱりこれ細かくやったと思いますよ、私はね。だから、この
基本のテーマ、例えば政策目標、施策目標、こういう大きい点はやったと思うんですけど。
なぜかいうと、この
総合計画について、以前にも他市を視察したんです。そうすると、本市のこの
基本と他市とほとんど余り変わってないです。コンサルが入って、極端に言ったら網走市が伊丹と同じような項目でした。どこのコンサルや言うと、どうも伊丹とよう似た業者みたいでして、何や業者の請負かというような感じを受けたことがあるんですよ。それで、我々の、
市民の知識と、コンサルの専門的な知識と、
行政側と、追求すると究極、よう似たもんになるのかなという思いであったんです。だから、確かに本市の場合は、
市民が主体となった
まちづくりということでぽんとうたってある、これは他市によって多少ちょっと違いますけども、内容はほとんど同じですよ。
ですから、最初の3層
構造の関係に戻るんですけども、最初の
議決については、
基本構想で
議決しておけば、あと細かい
計画はそれに沿ってやっていくということで、
柔軟性を持たせてもいいのかなと。それは我々
委員だけの考え方ですと、これも
上原委員おっしゃってる
議決も、そこもやっといたほうがええと、それは思わんことはないんですけども、先ほどのような、緊急の何か入った場合の
柔軟性というようなことはなかなか難しいのかなと思えて、私は、
基本計画については外してもいいということでした。だから、
議決の
範囲については、先ほど言ったように、
基本構想を
議会で
議決して、
実施計画で
議決する。
これは先ほど、関連ですけども、今、
まちづくり課長の
意見をお聞きしたんですけど、
市民の声をいかにして吸収するか、これも先日、実は
市長との政策懇談会で、私
自身、
市長にこの辺聞いたんですよ。
予算の決定、これはどういう、本会議で終了時に
市長がいつも本
議会中で
委員会、本会議で議員の
意見をたくさん聞かせていただいて、今後、その政策を十分に反映させていただくということをおっしゃってるけども、実際にはなってないとこがあるで、と。それの決定はどういう形でやってるんやって、
市長に聞いたんですよ。
市長、よう答えられなかって、政策部長が、実は、いや、こういう場で言うてええのかあれですけども、はっきり言いますと、政策部長は
議会の議員の方のいろんな
意見を、コンピューターの中で全部インプット、たくさん入れて、
市民の声もいろいろとインプットして、それを羅列的に全部、どういうんですか、精査して総合的に判断してますということでした。だったら、
議会の立場、どれぐらいの点数で重きを置いてるかいうことも聞きたかったんですけど、そこまでは言わなかった、だから、これはもう常識の
範囲で私、置いたんです。だから、
議会はそういう政策の節目、節目はきちっとやっぱりやるべきやと思って、今後、これは
行政側と
議会との接点を、もう少し政策の新たなところについてはきちっと
議会にやっぱり言うてもらわな困りますよということだけを言うて終わったことあるんです。だから、確かに両輪ということの中で、やはり
当局だけが暴走するんでなくて、
議会にも、
議会は
市民に選ばれた代表ですから、両輪として対応してくださいということを申し上げたわけです。
ですから、これを明文化していくというと非常に難しいところあるんで、先ほどの3層
構造の中での
議決の
範囲、これは私はそれでいいのかなという、もとに戻ります。
○
杉一 委員長 ありがとうございます。
今から
議題を戻ってはいけない。今、
新内委員の御
議論を聞いておりましたら、
議題2のところで何か、
議題2に関連してもっと肉づけしたような
条文案も必要なのかなって私思ったりしてたんです。そういう話までは思ってはらないということですかね。まとめていくに当たりまして、もうちょっと、もしその
あたりの思いがございましたら、聞かせていただきたいなと思ってるんですけども。
◆
新内竜一郎 委員 じゃあ、言いますと、私は余り
条例で縛るんじゃなくて、人間社会ですから人間対人間でね、やはりそういう
基本は決めておいて、それでもって、あときちっとその時代に合った政策をやればと思ってるんです。
だから、
議題の2に戻りますけれども、
まちづくり基本条例の中に今まで総計入ってない。だけれども、
基本的には
市民の声を聞くということは入ってるんで、私は、別にということであったけれども、やっぱり今後総計を主体的に考えていくとなると、具体的に入れても別に構わない。これは私も最初から言うてるように、総計を別に項目として入れても構わんということを、この前も言うてたとおりです。私の考えはそうです。
○
杉一 委員長 ありがとうございました。
ほか、
議決の
範囲に戻りまして、
議決の
範囲で御
意見等ございます方いらっしゃいますでしょうか。
◆
北原速男 委員 再度、じゃあ、少し私も考えを述べさせていただきますね。
まず、
基本構想というのは、いわゆるここ、これ、茨木でしたかね、ほかの各市でも見てると、市の将来像とかそういう
基本的な
方向っていうのは
基本構想です。
基本計画というのは、そういうこの
条例で、他市の
条例を見ると、
基本施策の
方向と体系を示すものと。だから、
基本構想と
基本計画っていうのは、
構想に基づいて
計画があると。
方向性と体系、確かにそれでいくと非常に抽象的な、ある程度そういう形になると思います。
ただ、具体的に、じゃあ、現実問題として一番わかりやすいのは、例えば
市長が、仮に経済重視だという考え方持ってて当選されたと。そうすると、そういう経済発展の
方向性というのが前面に出てきます。そうではなくて、今度、人なんだということになると、今度、人に対する施策が具体的に出てくるのでね。そうなると、考え方が、じゃあ、どこまで、考え方に基づいて当選した
マニフェスト、そういうものに基づいてその
基本構想ができて、
基本計画まで具体的に盛り込まれると。そう考えると、
基本計画が当然10年ですから、
市長がかわったときにどうするのかと。国なんかの場合は、特に民主党政権になったとき、人からコンクリートとか、あるいはそこからまた変わって、その政権がかわったときに、当然施策がどんどんどんどん変わってきます。それと同じように、市の
自治体の場合は
二元代表制ですから極端には変わらないですけども、そのときに、じゃあ、
議会としてその
基本計画まで、全て
議決まで入れてしまうと、
基本構想の中に、場合によっては
基本計画というか
市長の考え方がね、
柔軟性が持てなくなるというようなことは1点考えます。そのときに、じゃあ、
議会としてどうするのかという場合に、そういうことが出てきたときに、
市長の考え方が出てきたときに、じゃあ、それは
議会として反対であればもう否決すればいいわけですから、あるいは修正すればいいわけですから、だから、具体的な手段というか修正を迫るようなことは、具体的に現実的にできるのが制度として担保されてるからね。
そう考えると、また、もう一方、現実的に本市で、
基本計画まで本当は
議決の対象にはなっていないけれども、例えば第5次総計のときには各議員がいろいろ
意見を言って、例えば、うちなんかは環境とか物すごく言ったんですけども、それがきちっと盛り込まれて第5次総計ができ上がって、それが進んでいると。また、子育て支援とか人に優しいとか、そういうところもかなり盛り込んで具体的に
総合計画に、今現在の第5次は進んで、いよいよ第6次にこれから行くという場合は、そこまで踏み込まなくても、今の現在のこの状況が、
市長が独占的に何もかも自分の
意見でやってしまうということじゃない限り、今の現実的な対応が一番いいのかなということは思いますので、特に
基本計画までどうしても、2層まで
議決をするっていう、そこの必要性が余り感じられない、今の現在の状況で毎年毎年ローリングして、
予算のチェックをしていきながらやっていく方法で、また、政策要望とかきちっと各会派ごとにも進めてやってますから、今の状況でそんなに、特段問題点はないのかなということは思っております。ですから、結論的には、今現在の
基本構想だけの
議決でいいということを考えてます。
その理由はちょっと消極的ですけども、繰り返しになって申しわけないけども、第2層までの
基本計画まで入れる必然性が、今のところ根拠としてはそんなにないのかなということを思っております。
◆
上原秀樹 委員 基本構想の場合は、この第5次の場合は、
市民と一緒に
市民版
基本構想というのをつくって、これは
市民がつくり出して、それに基づいて
基本構想がつくられ、この
基本構想も
市民と
参画協働によってつくったとともに、
議会も
議決をしているわけですから、ある意味では
市民の総意としてできたものだと。例えば
市長選挙で、この
基本構想を覆すような
市長が出た場合、トランプ氏じゃないですけどね。出た場合どうするかいうと、当然
議会で
議決をしてますから、その
基本構想と全く違うことをやりますという
市長が出た場合は、改めてこれ
基本構想、
議論せなあかんわね。
基本構想そのまま置いておいて、いや、それと違ったことやりますわっていうことにはなかなかならないような気がするんですわね。それはどういうふうな
仕組みになるかは知らんけども、
議会の
議決というのが非常に重いんで、それと違う
方向で行くときにはもちろん
議会は介入をして歯どめをかける、または
議決をし直すっていうことも出てくるかもしらんね、
基本構想の場合は。
じゃ、
基本計画の場合はどうかというと、
基本計画は
基本構想に基づいてつくりますので、要するに
議会の総意と同じような意味を持ってるんですけどね。ただ、
基本計画を
柔軟性がなければならない、
スピード感を持っていかなければならないということで、たびたび変更もありますよという意味だと思うんです。たびたび変更された場合は、
基本構想、
計画の場合は
議会の関与はないわけですわね。
基本計画は
基本計画のままで置いておいて、ちょっと違ったことを
事業実施5カ年
計画と
予算でやりますわということになりますわね、なる
可能性もありますわね。それはただ、
事業実施5カ年
計画は
議会の
議決ではないんですけども、
予算でそのたびに
議決をしますんで、
議会の了承を得たということになります。ということになると、
基本計画は変えられたけども、
基本計画と違ったことをちょっとやり始めたけども、でも、それは
議会の
議決、
予算でされてるんで、問題ないということになりますわね。ということは、
基本計画はちょっと違う
方向に置いたままでどんどん進んでいいよと、理屈的にはそうなってしまうのかなと。
仮に新たな
市長が出てこられて、もう既に
基本計画はありましたと。
基本計画を修正する必要があるという
市長が生まれた場合、それは今までは
予算の審議でやってたんですけど、そのたびのね。それでいいのかということなんですよ。
基本計画を変更したいという場合には、改めて
議会で
議決をしていた場合には、
基本計画そのものを
議題に上げて、
議会で
議論して
議決をする機会をつくることも
一つの方法かなというのが
基本計画まで
議決をする意味なんですわね。いや、そんなこと必要ないと、変更してもそれはそれで置いておいても、
予算で
議決していけばそれで構わないということになれば、それはそれでいいとは思うんですけどね。その辺の
議論だと思うんですけども。
◆
北原速男 委員 その場合、例えば
議会には
市長の不信任案決議というあれがあるから、その制度にのっとって
議会として
市長の不信任を、そこまでは行くかどうかは別として、そういう
一つ制度が担保されてるというのが
一つで、もう
一つは、先ほど上原さん言われたように、そういう違ったものが
予算として
計画の中で盛り込まれたと。じゃ、それは十分説明されて
市民とかに賛同を得たという場合は、当然
議会が諮って、
議会で、そこで場合によってはその
予算を否決あるいは修正という
地方自治法上の制度のほうが担保されてるから、具体的には、現実的にはそこまでの踏み込んだ
議論というのはならないと思いますわ、現実問題としてね。じゃ、そういう
市長がそこまでして当選するかというと、なかなか真逆のことをして過半数とるっていうのは難しいから、そこまで考える必要は今の本市においてはないというふうに思いますね。
ただ、さまざまな
意見があることは間違いないですから、これまで以上にこれからも。そう考えるともっと別の
議論で、
市民参画の方法の
条例、例えばパブコメとか審
議会とか公聴会とかいろいろあります。そういう
市民参加の
条例をもっとさらに精度を上げて
条例化すべきという、そこのところでそういう問題は事前に精査できて担保できるというふうに私は考えます。
だから、別にそこまでの想定をして2層までするっていうところまで踏み込むのはどうかなと、余り現実的ではないなというふうに思います。
◆
上原秀樹 委員 基本構想と真逆の人が出てくるかどうかというのは別にそれは想定はしにくいですわね、この中身を見れば間違ったことは書いてませんからね、
基本的に言うたらね。ただ、
議会の関与の
仕組みをどこまで担保しとくかという話で、確かにこの
基本構想、要するに
市長選挙とどう絡めてきて、
市長選挙の
マニフェストをどう関与させるかという
仕組みが、まだこれは
議論されてないからわかりませんけどね。そうなった場合に、もし
基本計画を
議決しとったら、そのたびに修正をかけなあかんわけですわね。そうですわね、
議決をしていたらですよ。
議決をしてなかったら、別にそれはそのまま置いておいて、柔軟に対応するということで
基本計画を
当局変更したらええというふうになりますわね。それでいいのかという話なんです。
だから、我々は
基本構想と
基本計画は一体で
議論してきたんですよ、この第5次でね。だから、一体のものとして我々は捉えていますから、もしこの細かい、要するに主な施策というところですわね、
基本計画でいいますと。ここに変更が生じた場合は、柔軟に対応するためにそれはもう構へんと、置いておいても、
基本計画は。違ったことは
事業実施5カ年
計画でやっていきますよということでよかったら、それはそれでいいでしょうと。でも、
基本計画ちょっと変えるんやったら、
基本計画をやっぱり修正せなあかんのちゃうかと、どこで修正するんですかと。
当局はこれ
議決を要してないんで、修正させてもらいましたということでいいのか、
議決をするのかということの
意見なんですよ。必ずしも、じゃ、そこまでせなあかんのかという確信を持って言ってるわけじゃないんですけどね。
議会の関与の仕方として考えてみなければならないんじゃないんですかという、そんな問題提起で。
◆
北原速男 委員 その点は、私も同感です。ただ、そのときに、一番最後に言ったんですけども、
議会の関与を、ある程度監視機能を強化するという視点やと思うんですけどね。その場合は、この第5次で
特別委員会つくったように、それこそ第6次、次、始まりますから、そのときに広く
議論をして、
議会で
特別委員会を設置すべきだと、私はそういう考え方を持ってます。
そのときにいろんな、それこそ
委員会ではなくて全部の、その
特別委員会の設置の中で、さまざまな会派の方、これ
議論しますから、そこで
一つ一つ、今の、逆に
市長の考え方なり理念とか、そういうものを聞く機会があって、また我々の
意見とか聞く機会があって、主張して、そこで
一つのこれからの伊丹市の10年間の将来像を十分
議論することが当然できますからね。逆にそうしたほうが、この2層、
基本構想、
基本計画まで、逆に入れてしまうと、じゃあ、
特別委員会は
特別委員会で別にしてもいいんですけども、その
特別委員会を設置する根拠が逆に薄れてくると、全体を考えるとね。というふうなことを若干ちょっと思ってて、第6次は全く別の
議論ですから、それはここであんまり言いませんけども、そういうことを考えると、今の十分この
基本構想で、今現実問題として、ちょっと繰り返しになって申しわけないけど、対応できてるから十分それでいいのかなということは思います。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございませんでしょうか。───
ないようでしたら、ちょっと
議決の
範囲についても、一旦これで
議論のほうを本日は終わりたいと思っております。
せっかくでございますので、
議題5、期間の定めについて、
議題6、
市長選挙公約との整合をいかにとるか、
議題7、
位置づけについてどうすべきか、
行政上の最上位
計画にすべきかどうか、市全体の
まちづくりの
計画とするかどうか、
行政上の要点
計画とするかどうか、
議題8、
条例の定めがなくとも、ああ、これを、
議題8は一応
条例を定めようということになりましたね。
その
議題5、6、7で、せっかくの時間でございますので、
皆さんのほうで御
意見等とか、お考え等とかございましたら、また、今思っていることとかありましたら、何かお話しいただければと思っておりますが。この
あたりについて
皆さん、何かございますでしょうか。
◆
上原秀樹 委員 いろいろ視察に行かせていただいて、必要な
マニフェストとどうかかわらせるかというのを
一つの視察の焦点だったように思うんです。だから、4年という区切りがキーワードかなと思うんです。それは、例えば
事業実施5カ年
計画を
事業実施4カ年
計画にして、それを3回すれば12年ですわね。だから、
基本構想を12年にして、
事業実施4カ年
計画を3回繰り返すという方法もあるかなと。それで、
市長マニフェストと
事業実施4カ年
計画をどっかでリンクさせる方法も
一つの方法だろうなと。いや、これがいいという確信を持って言ってるわけじゃないんですけどもね、だと思いますね。
市長の
マニフェストを誰が管理するかいうたら、これ本来
市長は、今の制度でいうたら
市長は、
市長が
マニフェストを管理するわけですわね。だけど、
市民の代表で選ばれた
市長の
マニフェストを
事業実施4カ年
計画なら4カ年
計画に盛り込んだら、これ
行政が管理することになりますわね。だから、その辺も含めて考えてみたら、
市民の代表として
マニフェストを掲げて当選された
市長の
マニフェストを実現するということをこの
計画の中に盛り込むとしたら、そういう方法があるのかなという感じはしますね。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございますでしょうか。
◆
新内竜一郎 委員 市長の
マニフェスト、これをいかにして政策的にやるか、これは非常に難しいとこあると思うんですよ。
先日、はっきり言って三重県のほうへちょっと私、寄せてもらって、ことしの4月の選挙で今まで2期された
市長がかわって、別の
市長が出たと。どういう政策が違うかったのですかとお聞きすると、ごみの収集のポリ袋、今まで有料であった、それを無料にします、大きくね、それだけで変わったんですって。だから、ええっと思って、こういうことはもう政策の、私が言うと
基本構想とか
基本計画とかも別の問題と私、思ってる。ただ、一番心配なのは、トランプさんのようなああいう、一般論でなくて、
市民の本当の奥の心の中のことまでを言われてたのかなと思って、だから、
基本計画としてなると、やっぱりいろんな有識者も入って、きちっとしたたたき台があって、それを堅持してしまうと、一般のその当時の時代の
市民の考えが入ってこないのかなという思いが一方であるんです。
だから、最初から
基本計画については、
議会の立場では縛っておきたいんですけども、時代の流れでやっぱり
柔軟性を持たすべきかなというので、私も先ほど来、申し上げているわけです。だから、あんまり文面でかちっとやってしまうと、車でいうとハンドルの遊びがなくなってまうということになるんで、そういうこと。
それと、もう
一つは、
市長の
マニフェストが本当にどれだけ
市民に浸透しているかいうと、ほとんど私、知らないんちゃうかと思うんですよ。
市長の後援会加入のリーフレット、現実に全
市民にばあ行ってるかいうと、それ不可能だと思いますし、また、選挙法上もこれは難しいと思うんです。だから、新聞で出てるそういう広報、あの程度ぐらいであって、それを例えば
中学校給食実施しますとかいうことあったとしても、皆、ああ、そうですかぐらいで済んでしまう
議論ほとんどないん違うか思うんで、だから、
マニフェストについても、これはっきり言って、前の前の
市長のときにはそういう
マニフェストは
基本的に
市民の今一番困っているところ、こういうところを重点的にということで、ある程度選対の
メンバーが決めてたはずですよ。だから、こういう実態等含めてあるんで、私、あんまりそういう暴露いうの言いにくいんですけど、だから、あんまりこだわってきちっとやる必要はないんちゃうかという思いしか言えないんです。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございますでしょうか。
◆
西村政明 委員 上原委員言われたように、4年任期に合わす、サイクルをね、
一つ合わすべきなんかなというふうには思うんですけど、
予算編成権は
市長のほうにあるもんですから、
市長の任期に合わすという考えもありますけども、議員の任期に合わすという方法も
一つあるのかなと思ってまして、民意を反映するのは
二元代表制でそれぞれ反映する役割があるもんですから、それは
議会側に合わせても、首長側に合わせても、それはどちらでもいいのかな。今のとこちょっとごめんなさい、そこは
議論をまだする余地はあると思いますので、今ちょっとどちらでもないということで言わせていただきますけども、いずれにしても4年任期ですので、サイクルは4年ごとにすべきかなというふうに思います。
ただ、これまでの
総合計画の
基本構想なり
基本計画部分は10年ということで、これは余りにも長いんじゃないかという指摘も一部されてるところはありますから、12年という
上原委員の御提案、これからいろいろまた考えないかんということですけども、やるなら8年ぐらいにしておいて、前期4年、後期4年ぐらいにしておくのがいいのかなというふうに思います。
期間の定めのスタートと終わりですけども、やはり任期スタートと同時にというのは、実際に改選後ですね、それをまた組み替える、見直す作業は一定期間必要ですから、やはりそこは1年ずらすなどして、改選後1年後に
見直しをするというような形で期間は定めたらどうかなというふうに思います。そうすれば、
市長選挙公約ということですけども、1年後に選挙のときに掲げはった公約を織り込んでいくということは、1年間ちょっと前の期の方の考えで我慢をするというか、よく今の状況を見るという期間が必要かもしれませんけども、それで整合はとれるのかなというふうに思います。
○
杉一 委員長 ほか御
意見ございますでしょうか。───
特にないようでしたら、この
議題、5、6、7については、今回、特に申し入れ書に入れなくてもいいところなんで、せっかくこの1年半ほど視察なり研究を進めた中で出てきた
議論すべき点だったんで、御
意見があればと思って話しさせていただいたんですけども、特に御
意見はございませんでしょうか。───
特にないようでしたら、以上、
議題5、6、7のほうも一旦これで終わらさせていただきたいと思っております。
では、一応本日御協議いただく内容は終わりました。
改めて申し上げますが、
議題1、2、3につきまして正副
委員長で文案をまとめさせていただきまして、
委員会名での申し入れ書を作成いたしたいと思っております。それを調整する
委員会をまた再度行いますので、別途日程調整のほうを行いたいと思っておりますので、また、年内か年明けかにこの
委員会開かれることを御承知おきいただければと思っております。
以上で本日の
委員会を終わりたいと思いますが、何かほかにございます方いらっしゃいますでしょうか。───
ないようでしたら、これをもちまして
総合戦略及び
総合計画検討特別委員会を終了いたします。皆様、ありがとうございました。
以 上
伊丹市
議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成 年 月 日
総合戦略及び
総合計画検討特別委員会
委員長 杉 一...