◆
松山かつのり 委員
協力金について、
一括で2問、お伺いします。
まず1点目、この
協力金については、
申請から1か月たったけども、なかなか支給されない、
給付されないという
現状がありまして、非常に現場では
飲食店が困惑しているということで、今日の
神戸新聞にも大々的に載っていたんですけども、本市の
状況を把握されているのか、このことが1点。
もう1点が、同じ
申請をしても、
郵送による
申請と
電子による
申請については全然
給付のスピードが違うといったことがあります。例えば京都府なんかは
電子で約5割以上
給付されているにもかかわらず、
兵庫県では全然まだ
郵送でほとんどが
給付されてないというのが
現状なんですけども、このことで、去年、
電子申請によるいろんな
給付があったんですけども、そのときに市は、
電子が苦手な方に対して
サポート事業をしましたよね。今回、この
サポート事業というのは適用できなかったんでしょうか。
その辺、2点、御確認させてください。
◎
商工課長
まず、
一つ目の
西宮市の店舗に対する
状況ですけれども、
兵庫県から支給の結果等について不定期で
報告が来るような形になっております。ですので、昨日
時点とか直近の
状況というものは正確には把握できていない
状況なんですけれども、そういった
資料を頂戴するに当たっては、やはり
審査のほうがかなり滞っているということを
兵庫県のほうから聞いております。
二つ目ですけれども、今回の
協力金に際して、
郵送等の
申請の
補助についてしなかったという
ところなんですけれども、そもそもがこの
協力金の
制度については、
時短要請を行ってからすぐに
申請に必要な
書類等を
兵庫県のほうはアナウンスしております。それに合わせまして市のほうも、
商店市場連盟等を通じまして
事前準備のアナウンスをさせていただいておりました。必要な
書類自体は、
時短営業の案内を掲示している
状況の写真であるとか、
あと、
飲食店の
営業許可証の写しであるとか、他の様々な
支援金に比べて非常に分かりやすいものであったので、我々もここまで難航するというふうには思っておりませんでした。ちなみに、
兵庫県がおっしゃっている難航の理由として、
処理件数が多いという
ところもあるんですけれども、結構
書類の不備、それから、
市民からの通報という
ところの
対応、そういったもので時間がかかっているものがある、それと、国の
給付金とかで
不正受給が横行したということもありますので、
受託者のほうでもちょっと慎重な
審査を行っているのではないかと思っております。
以上です。
◆
松山かつのり 委員
これは県の
事業なので、市にとやかく言ってもしようがないと思うんですけども、できれば、これは死活問題ですので、やっぱりそのことで声を上げていただきたいと思います。
以上です。
◆
まつお正秀
委員
1点だけ、時間短縮している店じゃないな、それに関連して10万円出すやつの、何か
対象はこれからというふうに聞いておるんですけど、今の
ところどんなふうな
状況なのかということと、もう決まっているのかな、そこら辺をまず最初に
状況をお願いします。
◎
商工課長
西宮市一時
支援金の
給付の
対象ですけれども、基本的に国の一時
支援金の条件と同様とさせていただこうと思っておりまして、その
中身というのが、
緊急事態宣言の
影響を受けて
売上げが一定減少した
事業者ということになります。
一つは、時間
短縮営業の
要請を受けて時間短縮している
飲食店と直接・間接の取引がある
事業者で、
売上げが市の場合は20%から50%の
範囲内で減少した場合というふうに設定しております。それと、
緊急事態宣言によって人の
往来が減ったということに直接
影響して
売上げが同様に20%から50%まで減ったという
事業者に対して10万円を支給するというふうな
中身を考えております。
以上です。
◆
まつお正秀
委員
何か国のホームページを見ても、具体的にこの
業種とかというのはなかなか抽象的で分かりにくいんですけど、例えば、
飲食店に納めている業態とかというのは、ある程度、店に入れるお酒屋さんの
売上げが減るというのは分かるんですけど、例えば人の
往来が減ったとかという、例えば
接骨院なんかで、人が出歩くことをしなくなってそういう
ところが減ったりというふうなことも、すごく幅が広いと思うんですけど、そこら辺の一定のこういう
業種にしますというのはいつ頃までにはっきりさせるというか、具体的な日にちみたいなやつってあるんでしょうか。
◎
商工課長
国の一時
支援金も恐らくそうだと思うんですけど、
業種は指定しないという形になります。
緊急事態宣言の
影響というのがどのように出るかというのは我々が決めつけるわけにはいきませんので、市としても、
業種は特に指定はしないと考えております。
以上です。
◆
まつお正秀
委員
ただ、
業種は指定しなくても、大体こういう
ところやというふうなとこら辺のある程度の目安というか、そういうものは要ると思うんですけど、そこら辺の判断というのはどういう
ところでやられるんでしょうか。
業種というか、ここまでの
業種ですというのは。
◎
商工課長
制度の
説明の中では、例えばこういうものというものはお示しするべきかなとは考えております。そういったものは分かりやすいものになってしまうので、人の
往来が減った、皆さんがおうちから出なくなったことによって、例えば
美容室、それから、今おっしゃった
接骨院とか、そういった
ところで、お客さんが
緊急事態宣言が出てからちょっと減ってしまったよというようなものが例示として挙げられるかなと思います。
以上です。
◆
まつお正秀
委員
幅広くなるというふうな感じを持ちましたので、できるだけ
対象を広げるようにしていただきたいと思います。
以上です。
○
宮本かずなり 副
委員長
2点だけ
一括でお聞きします。一時
支援金事業についてです。
想定件数は3,000件、これはどういう根拠で3,000件が出たのか、教えていただきたいです。
あと、
委託料の5,500万円、これもどういう算定で5,500万円になったのか、お聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
◎
商工課長
まず、
件数の
想定ですけれども、平成28年の
経済センサスを基に算出しています。先ほども
外出自粛等々の
影響があるという
ところで、一応
想定した
業種を絞りまして、その
件数のトータル――昨年、
家賃支援をさせていただきましたけれども、
経済センサスを基に出した数字に対しておよそ6割から7割ぐらいしか
申請がなかったという
ところもありますので、そういった
ところも加味して出した
件数が3,000件ということで、これが全然足りているのか足りていないのかというのは正直分からない
ところではあります。
もう
一つ、
委託料ですね、
事務局の
委託料ですけれども、こちらは、
事業をさせていただくために
補正予算を計上すると決まってから、どうしても細かい見積りを取るという
ところができませんでしたので、
人材派遣をやっているような会社さんに、このような
事業を行いたいんですけれども、幾らぐらいでできますかという
ヒアリング等々をさせていただいて、その
ヒアリングもある程度細かい
ところまで、どういった作業をしなきゃいけないのか、どういった期間でやるのかという
ところをお示しした上で、言われた
金額というものを
予算の上限とさせていただきました。こちらは、
事業者につきましては、
プロポーザルを
実施します。今日、
参加申込書の締切りということでさせていただきましたけれども、
予算成立が前提ですので、否決された場合は取りやめとなりますけれども、今はそういった
状況です。
○
宮本かずなり 副
委員長
ありがとうございます。
件数のことはよく分かりました。ありがとうございます。
委託料なんですけれども、
西宮独自ということで、他の自治体さんでも、このような国からはじかれてしまうような、そういった
事業者さんに一時
支援金をしている市町村がありまして、
委託していると。その
委託についても、この
金額が妥当なのか比べたりとか、そういったことはされたのでしょうか、それだけお願いします。
◎
商工課長
こういった
支援制度の
事務局機能を受託されるという
ところで、全く同じものというのは当然事例としてはありません。我々と同じような一時
支援金をしようとしているのが、栃木県
宇都宮市が同じような考え方で
実施しようとされているという
ところで、
宇都宮の方にも主に
制度の
中身とかいう
ところでのお話を聞いてまして、
委託に関しては、
宇都宮は
実行委員会みたいなものをつくって、そこからの
委託というふうな仕組みを昨年からつくっていたという
ところで、ちょっとまたやり方が違うのかなという
ところで、聞いた
時点でも特に具体的に何かができているという
状況でもありませんでしたので、比較というものはできておりませんが、
プロポーザルのほうで結構御関心いただいておりますので、
金額のほうはそちらで抑えていくことができるのかなというふうに考えています。
○
宮本かずなり 副
委員長
ありがとうございます。
以上です。
○
田中正剛 委員長
ほかにございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
田中正剛 委員長
なければ、
質疑を打ち切ります。
なお、
本件に対する
討論並びに
採決はこの後
一括して行います。
ここで
説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○
田中正剛 委員長
次に、
議案第356
号令和3年度
西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管科目を
議題といたします。
本件に対する
質疑は既に終了しております。
これより
討論に入ります。
本件に御
意見はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
田中正剛 委員長
なければ、
討論を打ち切ります。
これより
採決に入ります。
議案第356号のうち本
委員会所管科目は、これを承認することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田中正剛 委員長
異議なしと認めます。したがって、
議案第356号のうち本
委員会所管科目は承認することに決まりました。
以上で
付託事件の
審査は全て終了しました。
この際、お諮りします。
本
委員会で
採決しました
事件に対する
委員会報告書の作成につきましては、正副
委員長に御一任願いたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田中正剛 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
本日の
委員会の
まとめということでございます。
審査をさせていただきまして、本日可決しました
補正予算、せっかくの
制度でございますので、
委員からの
意見もあったとおり、
広報周知を徹底していただきたいなというふうに感じました。
以上を本
委員会の
まとめとさせていただきたいと思います。
これをもちまして
民生常任委員会を閉会いたします。
御
協力ありがとうございました。
(午後3時33分
閉会)...