西宮市議会 2021-03-22
令和 3年 3月22日教育こども常任委員会-03月22日-01号
7番につきましては、
ICT端末が未配備であることを前提としていた記述を、こちらも更新しております。
8番及び9番につきましては、
オンライン学活等の
試行実施が既に実施されている等、3月時点の
進捗状況に基づきまして更新しております。
15
ページを御覧ください。
10番の5の「(6)-1 不
登校児童生徒の
ICT端末活用」につきましては、
学習支援の
在り方を検討するのに併せて、不
登校児童生徒が
自宅等において
学習活動を行った場合の
指導要録上の出欠の
取扱いについて検討を進めており、令和3年度中に方針をまとめる予定としていることから、
記載内容を更新しております。
11番につきましては、6の「(3)
先行事例の共有」の
学校間の
情報共有の今までの事例についてでございますけれども、本文であれば53
ページでございますが、
意見募集時点から新たに行われた5件の事例を追加しております。
12番につきましては、6の(6)、③の「ア
学校・
保護者間における
連絡手段の
ICT化に関する
ガイドラインの策定」に記載しておりました
欠席連絡ツールにつきまして、現在議会に提出させていただいております令和3年度予算におきまして
市立小学校及び
義務教育学校で導入する経費を計上しておりますので、予算の御承認を頂ければということにはなりますけれども、
記載内容を更新するとともに、「ア
学校・
保護者間における
連絡手段の
ICT化に関する
ガイドラインの策定」から切り出して、単独で記載しております。
13番につきましては、7の「(1)
通信環境の強化」の箇所でございますけれども、こちらも、現在議会に提出させていただいております令和3年度予算におきまして
インターネット回線の増強を行う経費を計上しておりますので、予算の御承認を頂ければということになりますけれども、その内容を記載しております。
16
ページを御覧いただければと思います。
14番につきましては、8の「(2)「西宮市
DX推進指針」における
教育情報化の位置づけ」につきまして、同指針の内容を踏まえた記載をしております。
このたびの
意見募集の結果につきましては、今月中を予定しております本
スタートパッケージの公表に合わせて、
GIGAスクール構想の
特設ページ等において公表することを予定しております。
先ほど御説明させていただきましたとおり、既に
ICT端末が
学校に配備されまして、
子供たちが持ち帰っている状況にあります。教員に対しては、
タブレット活用スモールステップ表に基づいて研修が着実に進められているところでございます。そのような中で、
コロナ禍で制限されている器楽の演奏のテストを自宅で演奏した動画の提出によって実施した事例ですとか、
自宅療養中の生徒が
オンラインで
クラスの終わりの会に参加することで元気を取り戻したという事例の報告ですとか、難聴の生徒のために
音声認識機能を
活用して
授業内容をリアルタイムで文字起こしできないだろうかといった、そういった提案が寄せられている状況でございまして、既に
学校現場でも
ICT端末の
活用が始まっていることが感じられるところでございます。
今後、このような
活用事例の展開も含めまして、本
スタートパッケージに基づいた取組を着実に進めてまいりたいと考えているところでございます。
説明としては以上でございます。
○
八代毅利 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御
意見はありませんか。
◆
菅野雅一 委員
2点について一問一答でお願いします。1点目、目の疲れについて、2点目、荷物の重さについて。
1点目、目の疲れについて。
意見番号7、8、23で目の疲れを心配する声が寄せられています。
医学的見地から考えて、
成長期の
子供たちが
タブレット端末を利用する場合、教室・部屋の明るさや姿勢、
連続利用時間、
利用頻度などで目に悪影響や負担を与えない限度をどの程度と認識していますか、御説明ください。
◎
学校保健安全課長
まず、教室の明るさについては、
学校薬剤師の
先生方が各教室の照度の測定を行い、
学校保健安全法の
環境衛生基準と照らして管理しているところです。
2点目の姿勢についてですけれども、椅子に深く腰をかけ、背筋を伸ばし、よい姿勢を保ち、机と椅子の高さを正しく合わせて、目と端末の画面との距離を30センチ以上離すことがよいとされています。
教職員が絶えず指導し続けることは難しいことですので、
子供たちが自発的にそのような姿勢を取れるように指導を進めてまいります。
連続利用時間につきましては、長時間にわたって画面を見ないよう、20分間継続して画面や本を見た後は、20フィート――およそ6メートル以上離れたものを20秒間眺め、目を休めることとし、一度に
学習活動が長くならないように進めてまいります。
これらの
利用頻度については、心身への影響が生じないよう、
日常観察や
学校健診等を通して、
学校医とも連携の上、
児童生徒の状況を確認するよう努めてまいります。
紙であるか
デジタルデバイスであるかを問わず、長時間にわたり継続して近距離を注視することは、
視力低下の予防の観点から避けるべきだと考えております。西宮市では、西宮市
医師会の
先生方と連携して、
宮っ子アイ・ケア5を掲げ、
子供たちの目を守る取組を進めてまいります。
以上です。
◆
菅野雅一 委員
2点目の質問に移ります。荷物の重さについて。
登下校時の荷物の重さについて、各学年において負担にならない程度をどの程度と考えていますか、
タブレット端末を持ち帰る場合、他の荷物を減らすための工夫について何か指導するお考えですか、御答弁ください。
◎
学校教育課長
児童生徒の荷物につきましては、国からも配慮と工夫を行うよう既に通知が出されております。
教科書やその他教材などのうち何を
児童に持ち帰らせるか、また、何を
学校に置くこととするかについて、
保護者などとも連携し、
児童生徒の
発達段階や学習上の
必要性、通学上の負担などの
学校や地域の実態を考慮して判断するよう指導しております。引き続き、今回の
タブレット端末の導入を踏まえまして、
児童生徒の荷物の重さや量について改めて検討の上、必要に応じ適切な配慮を講じるよう指導してまいります。
以上です。
◆
菅野雅一 委員
以上です。
ありがとうございました。
◆
江良健太郎 委員
一問一答で1問だけお願いします。
スタートパッケージ案の24
ページなんですけど、
公共施設等における
フリーWi-Fiのことを書いているんですが、隣の尼崎市さんなんかは、生涯
学習プラザといって、元公民館なんかを利用して、不登校の
子たちがそこに行って、子供の
自立支援員さんがおる場所で
学習支援を行っているんですけれども、そういう生涯
学習プラザに行ったりとか、あと、
民間通所施設というのがあるらしくて、そこに行けば、
学校に行かなくても
出席扱いにできるようなんです。
Wi-Fiが通っているんやったら西宮市でもやりやすくなるのではないかなと考えているんですが、どうお考えですか。
◎
学校保健安全課長
不
登校児童生徒に対する
ICTの
活用につきましては、
令和元年10月25日に
文部科学省から「不
登校児童生徒への支援の
在り方について」という通知が出ておりまして、その中の別記の中に、
ICTを
活用した
学習活動を行った場合の
指導要録上の
出席扱いについてという項目もございます。一定の条件を満たした場合はもう既に西宮市でも
出席扱いにしているところもございますし、
Wi-Fiの設置につきましては、今後も
開設準備を進めております
あすなろ学級なんかについても、
タブレットを
活用しながら不
登校児童生徒が
ツールの一つとして
学校とつながる、あるいは施設の
指導員とつながるような形での
活用ができればなというふうに考えております。
ただ、
出席扱いの
取扱いについては、
文科省からの通知によりますと、各
学校の
校長先生方が判断するというふうな形になっておりますので、ここの施設に行けば
出席扱いというような
取扱いは西宮市では考えておりません。それぞれの施設が条件に合うかどうかというのを
校長先生方と協議を進めながら、対応を進めていきたいというふうに考えているところです。
以上です。
◆
江良健太郎 委員
ありがとうございます。
各
学校の裁量ということなんですけど、進学するとかとなったら、
出席状況とかもやっぱり関係してくると思うので、できるだけそこは前向きに検討していただけたほうがいいかなと思います。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
よろしくお願いいたします。
私からは2点、一括でお願いいたします。不
登校児童生徒の件と
特別支援教育の
児童生徒の件になります。
1点目の不
登校児童生徒の
指導要録上の出席の
取扱いについて令和3年度中に取り決めたいということで書いていただいているんですけれども、決まった場合に、どのような方法でどのような広報のされ方をするのか、もし決まっていたら教えてください。
もう1点、
特別支援教育のほうなんですけれども、こちらは、
活用事例の収集と共有をしていただけるということで、もう既に幾つか
共有事項なんかも出てきていると思うんですけれども、
特別支援学校ですとか
特別支援学級に通う
子たちの
情報収集ももちろんなんですが、
通常クラスに通う支援の必要な子もいるかと思います。そのあたりの共有の仕方が決まってましたら教えてください。
以上です。
◎
学校保健安全課長
不
登校児童生徒の
指導要録上の
出席扱いにつきましては、今現在、
教育委員会内に不
登校児童生徒に対する
評価等の
検討委員会を立ち上げまして、その
方向性を何とか令和3年度中に提示しようということで協議を進めているところです。その
方向性が決まりましたら、
校長会議、あるいは不登校の
担当者会等で提示しながら、各
学校へ周知していこうというふうに考えているところです。
以上です。
◎
特別支援教育課長
通常の学級内にもおられる支援を要する
子供たちへの
活用についても、情報を収集し、また、
特別支援教育の
ハンドブック等においてでも
活用事例を報告して共有できるように努めてまいりたいと思います。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
まず、不
登校児童生徒のほうの
指導要録上の出欠の扱いは、評価の
検討委員会を立ち上げて、そこで検討していただいているということで、分かりました。
先ほど
江良委員からの要望もありましたように、
指導要録上であっても、やっぱり、
通知表をもらったときに出席となっていることで、認められたという気持ちがすごく高いというふうに聞いておりますので、ぜひ前向きに御検討をお願いいたします。
支援の必要な
児童生徒の皆さんへの共有ですね、
通常クラスに通うお子さんに対しても共有していくということで、ハンドブックなどを通じてということで頂きました。こちらも、もしかしたら特別な支援が必要であるかどうか、微妙に分からないといいますか、本人もなかなか訴えができず、実は周りもちょっと分かっていないということもあるかもしれませんので、そういった事例が、特別な子にだけではなく、実はみんなにやりやすい方法ということもあるかもしれませんので、広く共有していただいて、ぜひ
活用していただきたいと思います。
最後に要望になりますが、どうしても少数派と言われる不
登校児童生徒のお子さんや特別支援の
子たちというのは、こうしてちゃんと対応していただけているということで安心はするんですけれども、どうしても全体から見て少数だと、ちょっと取り残されがちなところも教育の中ではあるかなと思いますので、そういった
子たちがやりやすい方法というのは実は誰もがやりやすい方法かもしれないという視点でぜひ考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆ひぐち光冬
委員
一問一答で1点だけです。海外の研究についてお伺いしたいと思います。
頂いたパブコメの資料の11
ページの54番の御
意見ですね、フィンランドやオランダなどの
教育先進国と言われているところ、ここの取組を参考にしてくださいということが書かれておりまして、これは私も全くの同感です。実際にそのことも追記するということで、変更を加えるということですけども、実際にこれまでに海外の事例を研究したり、もしそういう実践をされていたらそれを教えてほしいし、また、これから新年度、海外の研究をする計画がもしあれば、具体的に決まっていればぜひ教えていただきたいと思います。
◎
教育研修課長
残念ながら、きちんとしたというか、そういったところの研究というのは今までございません。マスコミ等とか市販されている本とか、そういったところの情報は持っておりますけれども、研究というところはしておりませんし、来年度も、なかなかそこの研究というようなところについては難しいかなと思いますけども、できるだけ多くの情報のほうを持ち帰っていきたいなと思います。
以上です。
◆ひぐち光冬
委員
ありがとうございます。
よくも悪くも、ここに海外の動向を見ていくということを追記しようとされているわけなので、ぜひちょっと重く捉えていただきたいなと。ただニュースをピックアップしていくだけとかではなくて、確かにこのコロナの状況下で実際に海外に行ったりというのは難しいかもしれないんですが、できるのであれば、やっぱり本当に現地に行ってどんな教育をされているのか視察するというのはすごく有効だと思うので、ぜひ見ていただきたいなと思います。これは、本当に有効に使っているところもたくさんあるだろうし、逆に、私が以前に
委員会の場でお示ししましたけども、本当に先生が要らなくなってしまって、各ブースで一人一人が個別にやっているみたいな悪い例もたくさん海外では出てきていると思うので、そんなんも両方含めて、ぜひ積極的に見ていっていただきたいなと思います。実際に計画として位置づけてそこまで踏み込もうということにならないと、ニュースのピックアップぐらいで終わってしまうと思うので、せっかく書き加えること、修正することにしたのであれば、ぜひ積極的に計画にも入れて海外の情報を取っていくということをしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
◆大川原成彦
委員
1問だけお願いします。
6
ページに端末のOSについて、クロームブックがよいと思うという、こういう御
意見があるんですけれども、この御
意見の趣旨はどういう意味なんでしょうかということです。実際、
学校現場には、現在、ウインドウズの端末は標準的に装備されているということなんだと思いますけれども、もちろんこのGIGAで用意された端末も含めてね。例えばほかのOSで動く端末が、iOSとかクロームOSとかで動くような端末は
学校に置いてあるんでしょうか。
◎参与
まず、最初のどういった御趣旨かということだけ私から答弁させていただきまして、現在の配備状況等については後ほど谷口課長のほうから御説明させていただきたいと思います。
まず、29番にございますクロームブックがいいと思うというところにつきましては、ほぼ
意見をそのまま持ってきているところでございまして、どういった趣旨かというのはこれだけでは分かりかねるところではございますけども、他の自治体等で、クロームですとかiOSとかを使っていることもありまして、その中で何かしらこの御
意見を出された方がいいなと思われたんじゃないかなというふうに当局としては思っております。
以上でございます。
◎
教育研修課担当課長
学校の中の配備状況なんですけれども、ほぼウインドウズで占められておりまして、今回のGIGAの端末で30台だけ、西宮養護
学校に配備している30台だけがiOSとなっております。そのほか、
学校に
特別支援学級用にということで
学校の配分経費でアイパッドを御購入されているという例はたくさんございますので、そこで何台かずつiOSが入ってきている状況でございます。クロームブックは、今のところ入ってはいませんので、ウインドウズとiOSが二大のOSとなっております。
以上です。
◆大川原成彦
委員
御答弁ありがとうございます。
これの市の
考え方のほうでは、
学校現場で使われてきた今までの教材との互換性の問題とか、標準的にウインドウズが使われているということで書いてあるんですけれども、クロームのいいところは、アンドロイドと操作性がまあまあ似ているというか一緒だということと、あと、ハードに対する負荷が、iOSもそうなんですけども、ウインドウズに比べて軽く動くということなのかなというふうに理解してます。ウインドウズの場合は、バージョンアップするたびに、上位互換を保つためにいろいろややこしい、どんどん、どんどん膨れていっている経緯があるので、そういう意味では、クロームブックみたいな選択もあってもいいのかなというふうには思います。
ただ、ウインドウズが標準だと私も思っているし、ウインドウズの選択というのはそれがいいというふうに私も思いますので、このクロームブックを提案された趣旨をちょっと聞いてみたかったなということです。
あと、
学校現場でふだん
児童生徒の皆さんも、実際、御自分の例えばスマホなんかではアンドロイドを使っているわけですね。それを考えると、操作性についてはいろいろなOSがあって、ここにソフトの互換性のことも書いてあるんだけども、いわゆるエミュレーターみたいなものもあるし、現実、我々議会ではアイパッドを使ってますけども、当然ウインドウズでも見られるようになってますし、そういう意味での互換性というのはそれほど大きな障害にはなってないのかなというふうにも思ってます。
それで、そこら辺のことも
児童生徒の皆さんに、日常的にはスマホはアンドロイドだよねみたいな話もぜひしてあげてほしいと思いますし、そういう多様性の中でどういう選択をしてきたのかというような理屈をぜひ教えてあげてほしいなというふうに思います。プログラミング教育をはじめとして、既にコンピューターの仕組みみたいな話もしていただいているというふうにはお聞きしているので、せっかくの機会なので、今後とも、何で一人一人がデバイスを持ってこういうやり方が始まったのかとか、何のためにしているんだとか、どういう仕組みになっているのかみたいな話はぜひ折に触れてしてあげてほしいと思うし、西宮の教育界のデジタル革命のパイオニアなんだみたいな、
子供たちにしっかりそういう意識を持っていただいて、大人の人にも教えてあげられるぐらいの、そういう知識と教養を身につけていただけたらなというふうに期待しております。
以上です。
◎
教育研修課担当課長
すみません、一つだけ補足をさせてください。
今回、ウインドウズのOSを選定した大きな理由として、オフラインでも稼働するというのが大きな理由としてございます。クロームOS、iOSに関しては、ネットワークがないと動かないといったような状況が発生することがあり得ると思いましたので、私どもといたしましては、検討した結果、ウインドウズでOSをそろえて、オフラインでも安定して利用できるような環境を御提供しようと考えた次第でございます。
以上です。すみません、補足です。
○一色風子 副
委員長
2点について一問一答で、先ほどの
江良委員と田中
委員の質問の中で少し確認しておきたいなと思った事項がありました。不登校のことについてと
特別支援教育の関連です。
まず、不登校のことなんですけれども、
指導要録上の
出席扱いに関しては令和3年度中にということでした。ただ、
江良委員の質問の中で、今は出欠の判断というのは各校の校長先生の判断で、校長と協議しながら進めていくというような答弁もあったんですけれども、このあたり、もう令和3年度中には
学校ごとの判断というのはなくなって、西宮市としての方針を示していくのか、それとも、ある一定の西宮市としての方針を示した上で、またさらに
学校長の判断があるのかどうなのか、そのあたり、確認させてください。
◎
学校保健安全課長
指導要録上の不
登校児童生徒の出欠の扱いにつきましては、
文科省の通知にありますように、
学校長の判断ということについては変わりません。ただ、一定の
方向性を示すという意味で、
評価等の
検討委員会を
教育委員会内に立ち上げて検討を進めていくというような形を取っていこうと考えております。
○一色風子 副
委員長
最終判断は
学校にあるんだけれども、方針としては
教育委員会がこういった方針を一応ベースとしてつくっていくということで確認させていただいてよろしいですか。
◎
学校保健安全課長
そのような
考え方で進めていきます。この
検討委員会の中で一定の
方向性を示していくというようなことで考えているところです。
○一色風子 副
委員長
分かりました。またそのあたりのことを詳しく今後お知らせいただけたらと思います。
2点目の
特別支援教育のことなんですけれども、事例の共有としてハンドブックを通して
学校の中で共有されていくということだったんですが、このハンドブック、西宮市
特別支援教育のハンドブックを配付していますということなんですけれども、
ICTに係る
ページというのは今後の作成で、まだ今はない状況だと思うんですけれども、これは、障害のある
児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導や支援、就学等事務を行うためにというふうになっているので、先ほど田中
委員のほうから全ての
子供たちに必要な支援になるようにというような御
意見もあったので、私もそうあるべきだろうなと思うので、この
特別支援教育のハンドブック内だけで周知されていると少し見落としがあるのではないかというふうに考えるんですけれども、そのようなことはないのか、それとも、ある一定違う方法を考えなければいけないのか、そのあたり、どうでしょうか。
◎
教育次長(佐々木理)
ただいまの質問内容についてお答えさせていただきます。
委員から御指摘のとおりで、
特別支援教育を受けている
子供たちだけに限った周知という形ではないというふうに思っております。全ての
子供たちに汎用性のある、先ほど御指摘にもありました、やっぱり不登校の子にやりやすいことはほかの
子供たちにとってもやりやすいことだということがございますので、全ての
子供たちに対するグッドプラクティスを集めたような形で周知していくというような
方向性で進めていきたいというふうに思っております。またそこで特別支援に特化したものがあるんであれば、それはハンドブックのほうにも載せていくというような形で取り組めたらと思っております。
よろしくお願いいたします。
○一色風子 副
委員長
もう一つ確認なんですけれども、今の佐々木次長のお答えですと、2種類の事例集みたいなものが出来上がるというわけではないのですか。
◎
教育次長(佐々木理)
グッドプラクティスは一つ出します。もちろんその中で特別支援に特化したものは抜き出してお示しすることはあるということでございます。
○一色風子 副
委員長
分かりました。
そのあたり、
学校園の中での
先生方ももちろんなんですけれども、
保護者へのそういった方法、事例というものをきちんと先生から伝えていくということも重要やと思うんですけれども、情報として目に見えるような形で
保護者の方にも何かしらの形でそのあたりが見られるようなものというのは作成される予定はありませんか。
◎
教育次長(佐々木理)
今のところ、その具体は正直持っておりません。ただ、今御指摘も受けましたので、その方向も考えていきたいと思います。
○一色風子 副
委員長
ぜひそのように進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○
八代毅利 委員長
それなら私から。
○一色風子 副
委員長
委員長の職務をお預かりします。
○
八代毅利 委員長
2点だけ、デジタルディバイドについてです。一問一答で。
まず一つ目が、養護
学校なんですが、養護
学校での
ICT化において必要な機材は全部そろう状況でしょうか、お答えください。
◎
特別支援教育課長
一部、海外から輸入しなければならない装置で向こうの出来上がりがちょっと遅れているというような情報は耳に入っておりますが、何らか整えていくように、入出力装置等、進めていきたいと考えております。
以上でございます。
○
八代毅利 委員長
ありがとうございます。
やはりデジタル化の中で取り残される方がいてはいけませんので、ぜひ、輸入物で、コロナはあんまり関係ないかもしれませんけど、いろいろ事情があって遅れてくるということだそうですので、ぜひしっかりと対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
もう1点が、2点目ですけど、外国籍の子供さんですね、日本語がなかなかまだ十分できない子供さんについて、このデジタル化への対応のためにどのような支援をされていくのか、お答えください。
◎
学校教育課長
海外にルーツを持つ
児童生徒につきましては、1人1台の端末は持っているわけなんですけれども、特にコミュニケーション、
保護者の方を含めたコミュニケーションを取るというところの難しさがこれまで課題としてありました。そうしたときに、やはりこういった端末の翻訳機能などを使って、そういうコミュニケーションをスムーズに図っていくというようなところが進むのではないかと考えております。
以上です。
○
八代毅利 委員長
ありがとうございます。
確かにグーグルで非常に翻訳機能とか――グーグルを使うのか何を使うのか知りませんけど、そういうのをぜひフルに
活用いただいて、そういう
子供たち、外国にルーツを持っている
子供たちが早く日本語になじめて、また、
タブレットにもなじめる、そういう御支援をぜひしっかりお願いしたいと思います。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
今、八代
委員長からの質問で、
関連質問で1点、質問させてください。
今、養護
学校のほうのお子さんたちに
タブレットを使う際に必要なものがまだ少しそろっていないという御答弁を頂いたんですけれども、たしか養護
学校のほうには予算がついていて、各
学校の特別支援のお子さんたちに必要なものは各
学校の予算の中からというふうな答弁を以前頂いたかと思います。今現在で、各
学校のほうで何か
学校ごとに用意されている補助機具的なもの、何か既に購入されている
学校があれば教えていただけますでしょうか。
○一色風子 副
委員長
委員長の職務をお返しします。
◎
特別支援教育課長
現在、その調査をしておりませんので、今お答えすることはできませんけれども、今後、どのような機材を購入し、
活用しているのか、調べてまいりたいと思います。
以上でございます。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
前に養護
学校のほうに予算がついたときにもお願いしていたんですが、各
学校のほうで各
学校の予算でするのは、それは何か違うのではないかとそのとき一色副
委員長からも御指摘があったように覚えております。必要であれば、やっぱりどの子もみんなが同じように使えるものであるとしたら、それなりの予算も必要なのではないかなと思いますので、今後ぜひ調べていただきまして、そういう事例がありましたら前向きに御検討いただきますようお願いいたします。
以上です。
○
八代毅利 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
八代毅利 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
この際、お諮りします
本
委員会の
所管事務中、1、
学校教育及び社会教育について、2、子供・子育て支援サービスの向上について、以上2件について閉会中の継続審査にしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
八代毅利 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
ここで、3月末をもって退職されます坂田
教育次長に一言御挨拶を頂ければと存じます。
◎
教育次長(坂田和隆)
貴重なお時間を頂戴し、申し訳ございません。
ただいま
委員長から御案内いただきましたとおり、私、この3月末をもちまして定年を迎えることになりました。昭和
60年――1985年に入庁以来、36年間、非常に月並みな表現ではありますが、あっという間に駆け抜けた感がございます。この間、市役所の諸先輩や同僚の皆さんに支えていただき、また、市議会議員の皆様方にも公私にわたりまして何かと御指導等を頂きましたおかげで、何とかここまでやってこれました。
特に平成20年に課長を拝命以降は、一般質問や
委員会の事前調整等、様々な場面におきまして議員の皆様方には何かと私の至らぬところから御心配や御迷惑をおかけしたことが多々ございましたが、その都度、適切に御指導、御鞭撻いただき、いつも助けていただきました。この間の御交誼に対しまして改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今後は、一市民といたしまして、職員の皆さんの日々の奮闘ぶりを陰ながら応援するとともに、市議会議員の皆様方の御活躍を心よりお祈りしていきたいと考えております。
本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。(拍手)
○
八代毅利 委員長
今後も健康には十分御留意の上、また別の場で御活躍されますことをお祈り申し上げます。
長年にわたって本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
本日は、
GIGAスクール・
スタートパッケージ(案)についての説明を頂き、また、質疑をさせていただくことができました。
これをもって
教育こども常任委員会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
(午後1時50分閉会)...