西宮市議会 > 2021-03-16 >
令和 3年 3月16日予算特別委員会総務分科会−03月16日-01号
令和 3年 3月16日予算特別委員会建設分科会−03月16日-01号

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  1. 西宮市議会 2021-03-16
    令和 3年 3月16日予算特別委員会総務分科会−03月16日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    令和 3年 3月16日予算特別委員会総務分科会−03月16日-01号令和 3年 3月16日予算特別委員会総務分科会              西宮市議会                予算特別委員会総務分科会記録               令和3年(2021年)3月16日(火)                  再 開  午前 9時58分                  閉 会  午前11時36分                  場 所  1号委員会室審査事件  (消防局)   議案第302号 令和3年度西宮市一般会計予算  (市議会)   議案第302号 令和3年度西宮市一般会計予算
     (会計室選挙管理委員会監査委員公平委員会)   議案第302号 令和3年度西宮市一般会計予算  (各局等)   議案第302号 令和3年度西宮市一般会計予算出席委員   大 石 伸 雄 (主査)   たかの し ん (副主査)   うえだ あつし   中 尾 孝 夫   野 口 あけみ   福 井   浄   松 田   茂 ■欠席委員   山 田 ますと (委員長) ■委員外議員等   な   し ■傍聴議員   な   し ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)  (政策局)   政策局長    太 田 聖 子  (総務局)   総務局長    中 尾 敬 一   危機管理監   清 水 裕 文   担当理事    山 本 晶 子  (財務局)   財務局長    荒 岡 晃 彦  (会計室)   会計管理者会計室長           三 原   淳   会計課長    森 口 知 明  (監査事務局)   監査事務局長  大 濱   弘   課長      田 中 庸 一   課長      吉 村 真 一   課長      門 口 英 之  (選挙管理委員会)   選挙管理委員会事務局長           尚 山 和 男   選挙管理課長  増 田 俊 也  (消防局)   消防局長    山 下 俊 郎   総務部長    松 浦 光 廣   総務課長    大 月   新   企画課長    西 尾   享   警防部長    長谷川 孝 治   予防課長    堂 本 雅 基   指令課長    東 谷 浩 二   警防課長    田 井 辰 雄   救急課長    一法師   勝  (議会事務局)   議会事務局長  北 林 哲 二   次長      奥 村 仁 美   総務課長    新 田 智 巳   議事調査課長  大 西 正 幸           (午前9時58分再開) ○大石伸雄 主査   おはようございます。  ただいまから予算特別委員会総務分科会を再開します。  これより審査日程に従い審査を進めます。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いいたします。  なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  初めに、消防局所管予算の概要について説明があります。 ◎消防局長   議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算のうち消防局所管分について御説明いたします。  まず、主要な事業といたしまして、1点目は、消防本部の移転と消防緊急情報システム更新整備事業でございます。消防本部を第二庁舎(危機管理センター)に移転することに伴い、新たな消防緊急情報システムの運用を開始し、危機管理部局とさらに連携を図り、災害対応能力を強化してまいります。  2点目は、西宮消防署建替事業でございます。令和3年度末の運用開始を目指して、整備を進めてまいります。  3点目は、消防署改修事業でございます。瓦木消防署の救急隊を2隊運用とするため、庁舎の改修工事を行います。また、令和5年度から鳴尾消防署浜分署ポンプ隊を配置するため、庁舎改修の設計を行います。  4点目は、消防水利等整備事業でございます。設置から50年を経過し老朽化した道路下防火水槽について調査点検を実施し、点検結果に応じて撤去・新設工事等を行います。  5点目は、消防団車庫整備事業でございます。今津分団車庫建て替え工事のほか安井分団車庫の設計などを行います。  このほか、消防局車両消防団車両通信設備の更新を計画的に実施してまいります。  次に、当初予算の概要について御説明いたします。  消防局の令和3年度歳出予算は、款消防費から目水防費を除いた額77億7,137万6,000円で、今年度に比べ12億3,690万6,000円の増額、率にして18.9%の増となっています。増額の主な理由は、西宮消防署建替事業の進捗による施設整備費の増額によるものでございます。  内訳を御説明いたしますと、目消防費は、52億9,476万3,000円で、本年度に比べ1億2,485万1,000円の増額となっています。  増額の主な理由は、新たな消防緊急情報システム運用開始に伴うリース料の増額のほか、職員数の増及び特殊勤務手当など職員の給与費の増額によるものでございます。  目消防団費は、1億2,657万5,000円で、今年度に比べ1,684万1,000円の減額となっています。減額の主な理由は、退団見込み者数の減による退職報償金の減額によるものでございます。  目消防施設整備費は、23億5,003万8,000円で、今年度に比べ11億2,889万6,000円の増額となっています。増額の主な理由は、先ほど御説明いたしましたとおり、西宮消防署建替事業の進捗による施設整備費の増額によるものでございます。  次に、歳入予算について御説明いたします。  消防局の令和3年度歳入予算は、3,552万5,000円で、今年度に比べ2,287万5,000円の減額となっています。減額の主な理由は、派遣職員数の減に伴う給与費負担金収入の減額や、消防団退団見込み者数の減に伴う退職報償金の減額によるものでございます。  最後に、消防体制の強化に関しましては、令和2年度の総務常任委員会施策研究テーマ消防力強化について」の提言書でお示しいただいた御意見を踏まえ、また、その提言書に対する消防局の考え方として回答いたしました内容に沿って、引き続き取り組んでまいります。  以上で説明を終わります。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○大石伸雄 主査   予算概要の説明は終わりました。  まず、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算のうち消防局分を議題とします。  当局の説明は資料配付に代えさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆松田茂 委員   私のほうからは、消防訓練施設について、高齢者における火災予防について、この2点を一問一答で質問いたします。  まず、消防訓練施設について質問します。  平成30年11月に竣工した訓練施設はどのように活用されておられるでしょうか。また、本年度の具体的な取組をお聞かせください。 ◎警防課長 
     市民の安全を守るため、消防救助技術を向上させる訓練施設、これは平成30年に完成しまして以降、火災、救急、救助など各分野における実践的な訓練を行ってまいりました。今年度は、この訓練施設の大きな特徴である複数の部隊が連携した、そういった総合的な訓練などにつきましては、コロナ禍における職員の感染防止というところを最優先としまして、規模を縮小するなど制限をかけた中で訓練を行ってまいりましたが、安全な消防活動を行うという部分に関しては必要な技術は一定習得ができたものというふうに考えております。  以上でございます。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  実践的な消防訓練ということと、それから、総合的な訓練に取り組まれていると。ただ、今回コロナ禍があったので、なかなか有用なものが実施できなかったというような御回答でした。  コロナ禍の終息が見えないこの令和3年度――来年度において、どのような取組をお考えでしょうか、お聞かせください。 ◎警防課長   消防局では、火災や救急、救助などの各分野におきまして、知識、技術を習得するといった目的で訓練施設をフル活用する計画を立てておりますが、このコロナ禍による社会情勢に合わせ随時訓練計画の見直しを図り、段階的に制限を設けるなど、臨機な対応を考えてまいりたいと、このように考えております。  計画としましては、来年度は、消防局で計画しております14項目、これらを実施する予定でございまして、コロナの影響がないとすれば年間通して4月から3月まで全ての月において訓練を実施していくという計画を立てております。  以上でございます。 ◆松田茂 委員   ありがとうございました。  次に、高齢者における火災予防について質問します。  まず初めに、昨年は火災発生件数が多かったように思います。また、火災による死者数増加傾向にあると思います。本市における火災発生傾向を説明してください。 ◎警防課長   昨年の火災件数につきましては84件となっておりまして、前年と比較しますとマイナス1件となっております。それの手前、過去数年の比較をしますと、多少の増減はありますが、誤差範囲というふうに受け止めております。また、死者数につきましては、昨年4人の方が犠牲になられました。これも前年と比較しまして同数となっております。  なお、今年につきましては、昨日現在でありますが火災件数は32件発生、死者は1人がお亡くなりになられたという状況でございます。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  死者数なんですけれども、ずっとゼロが続いていまして、近年、4人というような状況で、今年も1人というような状況であります。  そういった中で、昨年からコロナ禍の中で家にいることも多くなっているかなというふうには感じているんですけども、近年の火災件数における年齢層別の分析はされておられるかどうか分かりませんが、特に高齢者世帯での生活において家族は心配している、このように感じています。高齢者世帯に対しての火災予防の取組をお答えください。 ◎予防課長   高齢者世帯火災予防の対策としましては、主に民生委員からの依頼に基づく住宅防災診断を実施しております。その中で、住宅用の火災警報器、消火器の設置をはじめ、コンセントの清掃、寝たばこの厳禁、油調理中の注意、また暖房使用時の御注意等を周知、指導しております。また、高齢者でも多く閲覧されている市政ニュースへの記事掲載、また、宮水学園等高齢者の集まる場所での周知等を例年では行っておりました。  以上でございます。 ◆松田茂 委員   民生委員による訪問、あるいは住宅防災診断とか、あるいは宮水学園、こういった内容というのは、昨年、コロナ禍でなかなかできなかったなと。あるいは、民生委員にしても訪問が非常に厳しい状況であります。工夫した取組が必要というふうに感じるんですけども、消防局はどのように考えているのか、お聞かせください。 ◎予防課長   おっしゃられるとおり、消防局では、民生委員からの依頼に基づくもの以外にでも、消防職員が町を抜粋して訪問している住宅防災診断も実施しております。来年度は、町名別の高齢者データ、何人住んでおられるのかというデータを活用して、効率的に住宅防災診断を実施していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆松田茂 委員   以上です。 ◆野口あけみ 委員   消防水利等整備事業についてお伺いします。1点、一問一答です。  実は住民の方から、家の前のワンルームマンションで火災があり、その消火活動に当たっている様子を見た中で、御苦労なことなんですけれども、大分遠いところの消火栓から水を引いてきている、大丈夫なのかというような御質問を受けまして、消防のほうにお伺いしたところ、消防水利施設については整備の基準があって、西宮においてはおおよそそれについては基準を満たしていますよというお答えがありました。それで安心はしたところなんですけど、消防水利の基準というのも一定見てみたんですけど、風速なんかも書いてあって、ちょっとあれを見ただけでは分かりにくかったので、簡単に概要で結構ですので、一応市は基準を満たしていると言われている消防水利の基準についてお聞かせ願えますでしょうか。 ◎警防課長   水利の基準についてお答えをいたします。  総務省消防庁が定めております消防水利の基準というのがございます。これに基づいて設置をしておるところでございます。簡単に申しますと、防火対象物――建物など、それから、消防水利――消火栓でありますとか防火水槽までの距離、これが決められた距離の中にあるようにというところが基準となってまいります。これは、いざ火事が起きたときに、ホースを引っ張ってすぐに水を出して消すことが可能な距離というところを基準として設けております。風速等が出ていたのは、風の強さによって火事が大きくなるとかいう危険性の高いところは、狭い範囲に水利を置きなさい、そうでないところ、比較的建物が少ないようなところは距離は少し多めに取ってもいいですよとか、そういった基準があるというところでございます。  簡単に申しますと以上になります。 ◆野口あけみ 委員   分かりました。そういう基準の中で西宮はおおむね基準を満たしているという話ですね。  そうなりますと、消防水利施設というのは市内でどれぐらいあるんでしょうか。大分たくさんありますね。 ◎警防課長   消防水利施設と申しますのは、全体で約6,000ございます。その中には、防火水槽や消火栓、また河川でありますとか、自然の水利なども含まれております。  以上でございます。 ◆野口あけみ 委員   ありがとうございます。  6,000か所、これを管理しながらというのは大変なことですが、新年度予算では、先ほど説明があったとおり、設置から50年を経過し老朽化した道路下防火水槽については、調査点検を実施すると。結果に応じて撤去・新設工事を行うとありますが、予算的には7,400万円、地方債でというお話ですね。地方債と一般財源でという話ですが、これでいけば、まず設置から50年を経過したという対象数はどれぐらいになるのか。そして、あわせて、この7,400万円の事業費でどこまでできるというのもおかしいですけど、お願いします。 ◎警防課長   まず、50年を経過した水槽というのが現在確認いたしましたところ全体で66ございます。これらについて順次補修工事ないしは撤去、新設などの工事を進めていくというところでございます。  続きまして、来年度予算で施工していく予定の点検等について申し上げます。  調査点検につきましては全体で11基、また、新設、撤去、補修、これらの工事を各2基ずつやってまいります。その予定で考えております。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   じゃあ50年経過したものが66か所あるうちの、新年度については11基調査点検をし、2基ずつ補修と新設。これでいけばなかなか足りないというか、あと計画的にやっていく予定ということでしょうか。 ◎警防課長   委員の御指摘のとおり、このペースで行きますとかなりの年月がかかるものかと考えておりますが、関係する所管課と調整を図りながら工事のほうは計画的に進めてまいりたいと考えております。また、点検のほうにつきましては一応めどが立っておりまして、令和10年度までに完了をさせるというところで現在計画を進めているところでございます。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   ごめんなさい、今ちょっとぐちゃぐちゃになっちゃったんですけど、令和10年度までは66か所の点検を順次やっていく。来年度予算はそのうちのもう既に分かっているから10基について……、もう一回、すみません。 ◎警防部長   先ほどの予算の組み方としましては、調査点検と工事がありまして、今の66基とかいう話になりますのは、もともと道路下防火水槽が134基ございまして、既に50年を経過したのが66基あるということです。それでもう既に調査点検はしていっているんですけれども、最終的に134基の調査点検を終えるのが、今のところ令和10年の予定だということです。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   いずれにしてもまだ大分時間がかかっちゃうということで、いざというときに使えないわなんていう状態は、そんな恐ろしいことは多分ないとは思いますが、こうしたものは急いでほしいなということだけお伝えしておきます。  以上です。 ◆うえだあつし 委員   私は一問一答で1点のみ、消防費の中の救急活動業務経費のあたりで質問させていただきたいと思います。  まず最初に、この救急活動業務経費14.8%減というふうに書いておるんですけど、これの増減理由などが分かれば教えてください。 ◎救急課長   救急活動業務経費が14.8%減少している理由といたしましては、今年度購入させていただきました救急隊員の訓練用のシミュレーション人形が来年度購入予定がないというところで減額しております。  以上でございます。 ◆うえだあつし 委員   ありがとうございます。  機器の設置がない分で下がるというだけの話だったのでひとまず安心しました。というのも、何かと言いましたら、この救急活動業務というのはちょっと力を入れていただきたいというふうに思っております。なぜかと言いましたら、コロナワクチン接種が始まるということで、重篤なアナフィラキシーが出る方というのはどうしても西宮市でもいることが想像されます。大体10万人に1人ぐらいは出るというふうに言われておりますので、そうなってくると、西宮市でも二、三名の方は重篤なアナフィラキシーショックが起きる可能性がある。それが起きた際に、医療現場で対応し切れる場合もあるんですけど、ただ、重篤な場合は、呼吸器に障害が出たりすると救急搬送の必要性がある。また、行った先の病院も選ぶことになると思いますので、その辺りの対策を整えていただきたいというのが、接種を担当するドクターの方々の意見となっております。そのあたりの準備を進めていただきたいと考えておるんですけれども、この辺りは進めていただけるということでよろしいでしょうか。 ◎救急課長   ワクチン接種時の救急搬送体制につきましては、現在、救急要請された場合の搬送先を事前に調整することや、接種場所の情報を消防局と共有してくださいということ、加えまして、事前に救急車要請方法につきましてもフロー図を手渡すなど、所管課と調整を進めておりまして、アナフィラキシーショック等、急変時に即応できるように検討しております。  以上でございます。 ◆うえだあつし 委員   御答弁ありがとうございます。今の御答弁でひとまず安心しました。医師会さんが大分気にされておる事項でありますので、全て健康福祉局任せというわけでなく、ぜひとも消防局のほうでも十分にアナフィラキシーショックへの対応については協力いただきますようお願いいたしまして、私の質問のほうは終わりにします。 ◆福井浄 委員   私は、当初予算措置状況等調、こちらのほうから質問させていただきます。68ページのところです。  一問一答で3点質問させていただきます。68ページの下から5段目のところの消防団車両について、こちらで1点、それに付随して免許について1点、その1段下のところの消防団車庫について1点、一問一答でお伺いします。  まずは消防団の車両についてということですけど、当市のほうは、ホームページも見させていただきましたけど、ポンプ車というのを使用されております。このポンプ車ですけども、火災の場面で消火活動ポンプ車を使ったというか放水しましたというような件数が何回あったのか、そういう機会が何回あったのかというのをまずお伺いします。 ◎総務課長消防局]   令和2年度で申し上げますと、消防団にはこれまで約50回は出動いただいておるところでございますけども、そのうち放水をしていただいた事案というのは3件でございます。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  何でそんな質問をしたのかといいますと、ちょっと消防団の方からお話を伺ったところで、消火活動といいますか、消防団が現場に到着したときにはもう消防局の方々が放水している状態で、お仕事をするときは、いろんな方が集まるところで交通の整理をしたり、事故があってもそうですけども、そういう仕事をされているので、ほぼ放水する場面がないんだというお話を伺ったところです。  他市において、いろいろ調べてみるといろんな消防車両がありまして、ポンプ車でなくても、四角い箱の中に、最近でしたら消火活動以外で災害対応することも多いですから、そんな装備品を入れたりとか、普通の車に小型動力ポンプというものを搭載しまして、先ほど野口委員がおっしゃったような水利施設のところから水を引いてくるというような状況で消火活動に当たりましたとか、軽トラックなんかも使われたりしております。  そのような形でいろんな車が利用されているところなんですけども、消防団にお伺いしたところ、例えば細い道とかでなかなかポンプ車でも入りにくい場所があるんです。そのところについては、臨機応変に、今のままでは入れませんから、小型の車とかあったらいいんじゃないかなという話を聞いていましたから、例えば、今あるポンプ車というところで、小型のポンプ車というのが採用できるような形であれば、小型のポンプ車などを消防団の車両として用いたらどうなのかなと思っておりますので、その点、いかがでしょうか。 ◎総務課長消防局]   車両を小型化いたしますと、例えば現に今装備しているポンプと同じ能力のポンプが積載できなくなるとか、あるいは必要な資機材が積載できなくなったり、あるいは乗車できる人数が少なくなるといったことで、火災だけではなく、水防や震災時にも求められる活動ができなくなるおそれもございますことから、車両の小型化というのは慎重に検討しなければならない課題とは考えております。  ただ、一方で、ただいま委員の御指摘のとおり、小型の車両といいますのは、例えば狭隘道路などでございますと機動性に優れているというようなメリットもございますので、今後、地元の消防団の方とかの御意見もお聞きしながら、消防団本部とも調整ができればとは考えております。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。そのように進めていただいたらいいと思います。  続きまして、免許についてなんですけども、平成29年から準中型免許というのが設けられたんです。私もこれは知らなくって、この間1月に免許の更新に行ってきたら、私も準中型免許になっていたので、今まで普通の免許は5トン車未満までが運転できたんですけど、3.5トン未満に変わったということで、このことによって、今の普通免許を持っていらっしゃる方々は影響ないでしょうけれども、今後若い方で消防団に入られる方がいらっしゃると、免許については普通免許ですと今のポンプ車が運転できないというような事例が発生することが予想されておるということなんですけども、これは平成29年からですけども、道交法の改正による免許の変更についてどのような対策を取られているのかというのをお伺いします。 ◎総務課長消防局] 
     消防局では、消防団員の方で普通免許の方が準中型免許を取得されるといった場合におきまして、費用の助成をする制度を設けているところでございます。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  今の方ですとほとんど必要ないので、今そういう助成制度があったとしてもなかなか利用される方は少ないと思うんですけども、今後消防団というのは延々と続いていくものでしょうから、そこのところで免許について、もしくは車、先ほど言いました小型車というのも適材適所ですから、ある地域は今のままでいいかもしれませんけど、ある地域にとっては小型が活用する場もきっとあると思います。ただ、放水回数が50回出動して3回ということで少ないですけど、回数はあるはあるんでしょうけど、その辺のことも適材適所を考えながら、そこに合った、時代に合った消防団の車両というのを整備していただきたいと思います。  3点目です。消防団の車庫についてです。  令和2年度、今回の予算で上がっている分があるんですけども、1億6,200万円ですかね。ここのところと3年度当初予算で8,300万円というのが上がってますけども、令和2年度の消防団車庫整備事業についての内訳と、令和3年度の事業内容についての詳細、内訳についてお伺いいたします。 ◎総務課長消防局]   消防団車庫整備事業事業費の御質問にお答えいたします。  まず、令和2年度――今年度でございますけれども、事業費で申しますと、これは執行ベースで申し上げますと、今年度は小松分団と上山口分団の金仙寺班、この2か所の建て替えの工事と解体で約7,400万円、それから、今津分団の設計の関係で約400万円、それから、その前の年、令和元年度に建て替えをさせていただきました用海分団と生瀬分団の2か所の解体工事、それに伴う道路工事等がございまして、これで約2,200万円を執行しているところでございます。  それから、令和3年度の予算の内訳でございますけども、こちらは来年度事業としまして安井分団の設計、これが約600万円、今津分団の建て替え、こちらが約7,700万円でございます。その内訳と申しましたら、既存建物の解体で約1,000万円、外構や土留め、雨水管、給水管等の工事で約2,300万円、建築のみですと約4,500万円というところでございます。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  小松分団と山口の金仙寺のところで7,400万円ということと、あとは解体等で2,200万円とか等々上がってます。今回のやつは安井分団のところの設計と今津分団のところの新築等の費用で7,700万円ということですけども、過去の例とか他市の例とかをちょっと調べてみますと、例えば平成26年の土浦市ですと車庫と待機するところの費用で2,200万円ほど上がっていまして、平成23年度とかでしたら飯田市とかですと2,300万円ぐらいで上がっていたんですけども、過去、恐らく西宮のほうも費用的にはこれぐらいの費用だったのかなと思うんですけども、今、今津分団のほうの7,700万円ということを考えますと、かなり費用が上がっている感じがするんですけども、それの原因みたいなものはお分かりになるでしょうか。 ◎総務課長消防局]   委員のおっしゃるように、確かに平成20年度の前半のほうでしたら2,000万円台とかでございました。高額な理由ですけれども、これは全庁的でございますけども、人件費でございましたり建築資材の高騰、あるいは入札不調の影響とかがあるのではないかというふうには聞いているところでございます。  また、消防団の車庫の場合、敷地が整形地でないところとかで土地の形状なども建築が難しい部分とかもありますので、そういったところも一つの原因になっているというふうには思います。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  今津分団のところのお話を伺ったところ、場所も移転されるということで、西部処理場、そこの隣のところの文書等々を置いていた倉庫みたいなところを活用されるということで、水道等も引かなくちゃならないので、いろいろな設備で経費がかかったというのはよく分かるんですけど、このことについていろいろ調べたんですけど、これでもう最後にしますけども、芦屋のほうで29年度に精道のほうで市役所の建て替え等々、消防団のほうを整備したんですけど、こちらのほうは29年度で約3,100万円ぐらいかかっているんです。だから、このお値段というのは大体妥当なのかなと思いつつ、あと、令和元年度の伊勢原市のほうですと、契約金額ですけど、これは入札ベースなので入札結果のところで4,800万円というところ、あと高山市というところで調べさせていただいた入札ですと、これは令和元年10月なんですけども、2,250万円なんです。また、これは石川県の七尾市というところ、これは令和2年7日21日なんですけど、落札したのは2,200万円なんです。だから、場所によって、また土地によっていろいろ変わってきているし、また中身も見てないので、なかなか比較のしようがないんですけども、これは消防局に言うことではないような感じですね。契約のほうに言わなくちゃいけないんでしょうけれども、その中身を精査しながら、合理的なところで、少しでも値段が安くなったら建て替えもたくさんできるでしょうから、そういうことも考えて、私もこれから調査していきますので、まだこれは調査段階で生煮えなので、なかなかうまいこと回答できないんですけども、より効率的にできるようにまた提言していきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◆中尾孝夫 委員   研修について1問だけ質問します。  派遣研修、非常にたくさんの方が研修を受けておられます。1,000回を超える研修です。隊員の数で割りますと、年間2回以上受けておられる。なおかつ、職場研修もそれにプラスしてあるということで、非常に研修の濃度というか頻度が高いんですね。市長部局とか教育部局、医療部局等々と比べても、抜群に高い受講率になっていると思います。そういうことなんですけども、研修は受けるほうなんですね。  今度、研修をする側に当たる人が1人いらっしゃいますね。総務省消防庁消防大学校へ教官を派遣したということでした。生徒じゃなくて先生として行かれておる。これはすばらしいことやと思うんです。大概は大都市の消防マン、例えば東京消防庁とか大阪の消防署とか、そういう非常に大きなところの訓練された優秀な人たちが教官になるんですけれども、西宮市消防局から教官が出ておるというのは非常に名誉なことです。すばらしいです。令和2年度に派遣して行っておられるんですけれども、今度令和3年度も予定があるのかどうか。どれほど行っておられるのか知らんのですけど、令和2年は4月から行っておられます。  そこで、その方の派遣の期間、できたら所属とかお名前、どんな経歴を持っておられるのか、経験年数はどれほどか、専門は消防なのか救急なのか救助なのか予防なのか、そういったところがどうなのか。この方はどんな資格を持っておられますか。何か国家資格でも持っておられるんですか。それと、派遣されて給与はどちらが負担してますか。西宮市が負担してますか、それとも国のほうで負担しておるかということですね。そして、消防大学校で具体に何を教えておられたのか。専門と関連してくると思いますけども、消防年報を見てましても派遣という文言が出てこないんです。ということは、西宮市が始まって初めての派遣やと思いますけども、そうなのかどうか。そして、最後に、3年度も派遣される予定なのかどうか、それだけ聞いておきます。  以上です。 ◎総務課長消防局]   今、委員おっしゃられた消防庁消防大学校への派遣教官でございますけども、これにつきましては令和2年4月から派遣期間は2年間でございますので、令和3年度末までが派遣の期間というふうになっております。  今現在派遣している職員については、消防歴が今年度末で約27年のベテランの職員でございまして、主に警防、救助あるいは指揮とかをやっておりまして、消防大学校におきましても警防系の授業を担当しているというふうに聞いておるところでございます。  あと、今回派遣が初めてかというのは、消防大学校助教授への派遣というのは今回が初めてでございます。  以上でございます。 ◎総務部長   資格のお話なんですけれども、持っている資格につきましてはいろいろとありまして、玉掛け技能、小型移動式クレーンの運転技能、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能、潜水士とか様々な救助関係の資格の所持や講習を受講しているような職員です。  なお、研修に関する費用負担につきましては、西宮市消防局が負担をしております。  以上です。 ○大石伸雄 主査   全部終わりましたか。 ◆中尾孝夫 委員   いや、まだ。氏名とか所属とか、言えないなら結構ですけど。 ○大石伸雄 主査   まだ質問が残っているんですが。 ◎総務部長   お名前のほうはちょっと控えさせていただきたいなと思っております。所属のほうにつきましては、現在、消防局総務課付でいます。  以上です。 ◆中尾孝夫 委員   ありがとうございました。  そのようにすばらしい隊員がおられる、うれしいことですね。派遣されるから総務課付になったと思うんですけども、給料ですけども、やっぱり西宮市負担ですか。普通、派遣されて行ったら向こうの仕事をするわけですから、向こうから給料が出る、あるいは向こうから報酬とか講師料が出るとか、そんなんが普通だと思うんですね。ボランティアで行っているのかもしれませんけれども、それは間違いないですか。 ◎総務部長   教官として派遣をさせているんですけれども、一方、研修派遣という形で行かせていまして、ほかのいろいろな消防大学校の教育課程がありまして、その教育課程を逆に受講をして、また反対に消防局に持って帰ってまた教えるというような効果もありますので、西宮市が負担をしております。  以上です。 ◆中尾孝夫 委員   ありがとうございました。  これについてはすばらしいことですので、また第2号、第3号が出るように努力いただきたいと思います。  ついでに聞きますけども、これとは別件ですけど、消防局に体力的に物すごい優れた隊員が1人だけいらっしゃいますね。何をやってもかなわない、あいつはすごいという方がいらっしゃいますね。体力的にも技術的にも、幹部職員が、あいつはすごいとおっしゃってましたけども、特異な訓練というか特異な能力というか、優れている方がいらっしゃいますでしょう。これ紹介いただけませんか。言える程度で結構ですから。 ◎総務課長消防局]   今、委員がおっしゃった体力に優れた職員と申しますのは、手前みそですけども、優れた職員は、私どもの考えでは大勢おりますので、委員のおっしゃっておられる職員が具体的にどの者を言っているか、そこがちょっと分かりませんけども、それぞれ職員は体力、例えば体力錬成につきましても、当然執務時間中もそうですし、休憩時間においても体力づくりとかをしたり、あるいはいろんな救助技術だったり警防技術とかの訓練を日々やって練度を高めるというか、そういう取組をしておりますので、どの方を言っておられるか分かりませんけれども、優れた職員が大勢いるというふうには思っております。  以上でございます。 ◆中尾孝夫 委員   えらいしようもない質問をしまして申し訳ありません。私が聞いているのは、名前も知ってますから、もう誰がかかってきても勝てないぐらいの体力というんですか、すごい方がいらっしゃるということだけ言うて、私の質問を終わります。 ○大石伸雄 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。  ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。    (説明員交代) ○大石伸雄 主査   この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いします。  初めに、市議会所管予算の概要について説明があります。 ◎議会事務局長   令和3年度西宮市一般会計歳入歳出予算のうち議会事務局所管分の概要について御説明いたします。  まず、歳出から御説明いたします。  A4横長の配付資料「令和3年度当初予算参考資料」を御覧ください。また、事項別明細書は82ページから85ページまででございます。  令和3年度予算は、款05議会費、項05市議会費全体では8億5,064万円で、前年度に比べ4,481万6,000円、5.0%の減となっております。  まず、市議会議員の給与費は、前年度と同じく現議員数40名で計上しております。  表の一番下、議会活動経費は、視察等旅費と政務活動費で、政務活動費は現議員数40名で計上しておりますが、常任委員会視察旅費は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、基礎額1,000円のみを計上しております。なお、視察が実施可能となった場合は議員1人当たり9万円を増額補正することが議会運営委員会で確認されております。  また、スポーケン市姉妹都市提携60周年記念に伴う友好都市訪問旅費218万9,000円を市長に併せて計上しておりますが、これにつきましても、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、議会としての実施の可否については改めて議会運営委員会で御確認いただくこととなっております。  職員の給与費は、令和2年10月の人事異動で欠員となっている職員1名、及び本年度末で退職予定の職員1名を除いた16名で当初計上しております。なお、令和3年4月1日付人事異動を反映して、令和3年度中に現員現給での補正を行うこととなります。  議会総務事務経費は、各種事務機器に要する経費や議会だよりに関する経費、資料閲覧システムに関する経費、図書室業務に関する経費、総務課所属の会計年度任用職員の人件費などを計上しております。  議事調査関係事務経費につきましては、会議録作成や会議録検索システムに要する経費、本会議インターネット中継に要する経費、議事調査課所属の会計年度任用職員の人件費などを計上しております。  その他の主な増減につきましては、資料に記載のとおりです。  歳出につきましては以上です。  次に歳入ですが、事項別明細書は64ページ・65ページをお願いいたします。  款75諸収入、項、目とも90雑入、節45実費等徴収金におきまして、議会事務局に設置の複写機使用負担金収入といたしまして、前年度と同額の1万円を計上しております。  説明は以上でございます。  よろしくいたします。 ○大石伸雄 主査   予算の概要の説明は終わりました。  次に、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算のうち市議会分を議題とします。  当局の説明は資料配付に代えさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆中尾孝夫 委員   政治倫理審査会委員謝金24万8,000円が計上されていますね。令和2年度も計上されてます。令和3年度も計上されてます。平成31年10月1日施行ですので、施行以来2年間計上されるということですけども、今回この審査会の開催回数が減になってますね。私の計算では、2年度は5回ですけども、本年度は4回になってます。もちろん条例で規定されている5人ということを前提に割り算をしたんですけども、なぜこのような減になっているのか。経費節減ということもあるのかもしれませんけども、なぜかということです。  それと、予算案というのは1年間の見積りです。見積りをきちっと見定めて、必要な最小限度の経費を計上するというのが大建前です。だから、今、局長の説明にありましたように、常任委員会の視察、委員の派遣については基礎額、僕は単位と言うんですけども、基礎額だけ計上されているということですね。この審査会については、基礎額ではなくて実見込みが計上されているんです。具体に何か審査会を開く事案でもあるのかないのか。要綱なんかを見ましたら、非常に詳しいことが書いてあります。新聞社の朝日、毎日、読売、産経、神戸、日経に掲載された記事も証拠になるとか、細か過ぎるような、何でここまで規定するのかなということさえ書いてあります。ほかにも日本工業新聞とかいろんなのがありますけども、書いてない。いわゆる5大紙プラス日経なんかも書いてあるんですけども、具体的にこの審査会にかけるような事案があって予算計上されているのかどうか、それだけ聞いておきます。 ◎総務課長議会事務局] 
     まず、政治倫理条例に係ります審査会の委員報償費が減っている件についてでございます。  まず、この金額が減りました原因としては、この政治倫理条例の審査会の委員報酬につきましても、枠配分予算の対象ということで財政課から指示がございまして、この件については必要な回数分、確保したいという思いはありましたけれども、やはり実績がないことなども財政課との折衝の中で出たこともありまして、枠配分経費相当の金額を減らしたということでございます。  また、政治倫理条例のところの旅費の実費計上で何か具体的な事案があって上げているのかということにつきましては、西宮市議会におきましては、この政治倫理条例に当たるとされる事案をベースに当時御協議されたわけではございませんでしたので、特段これという形で想定した事案というのはございません。  以上です。 ◆中尾孝夫 委員   それで結構です。 ○大石伸雄 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。    (説明員交代) ○大石伸雄 主査   この際、当局に申し上げます。  質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いいたします。  なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  次に、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算のうち会計室選挙管理委員会監査委員公平委員会分を議題とします。  当局の説明は資料配付に代えさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆野口あけみ 委員   選挙管理委員会のほうに2点、一問一答でお伺いします。投票区、投票所の変更についてと選挙公営費についてです。  せんだって3月12日付で投票区、投票所の変更についてということで私たちにメールがございました。保健所、兵庫栄養調理製菓専門学校、この二つは投票所自体が、移転ないし廃校になるということで、やむなしですし、ひかり保育園も施設管理者の意向によりということで、そこが引き続き使えないというのは残念ですけれども、やむなしと思います。  その上で、割と広範囲な町が投票所が替わるわけですけれども、まず1点目は、もう少しもともとあったところの近くで確保するというようなことがかなわなかったのか。また、その努力をされたのかということをまず伺います。 ◎選挙管理課長   投票所の閉鎖によります投票区の変更について、近くに確保できなかったのかということについてお答えいたします。  まず最初に、投票所として使えなくなった場合は、その近くで代替の施設がないかどうかをまず調べます。それがない場合には、今回のように投票区の変更ということをやっております。今回、代替施設が見つからなかったために、投票区の変更となりました。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   当然ながらそうだろうなとは思いつつ、減るということは大分遠くなる方も実際存在されておって、地図も御一緒に頂いているわけですけど、土地勘ももう一つですが、目の前にあった方が、大きな道を越えて行かなければならないとかいう形で、大分不便を感じられるんじゃないかなと思ったりするわけです。  それで、投票所までの距離みたいなのとか、一定の基準というものは何か取決めがあるんでしょうか。 ◎選挙管理課長   投票区の広さとか何キロであるかという取決めは、法律ではございません。法律施行令にはございませんが、1969年、もう50年以上前ですけれども、旧自治省が定めたものがございます。2点ございまして、1点として、投票所まで3キロ以上ある地区は解消に努めるというところと、2点目、1投票所当たりの有権者数はおおむね3,000人までという取決めはございますが、先ほども申しましたようにかなり前の基準でございますので、これに全てが帰するかどうか、今の時代に合うかどうかというのはちょっと疑問があるかと思われます。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   かなり古いとはいえ、多分最低の数字で決めてはるのかなと思うんです。有権者の数というのは、実際のところは有権者は増えているでしょうから、そうもいかないと思いますが、3キロ以上は解消に努めるというのは、大体歩いていく感覚で行けば、幾ら古くても一定の基準になるんじゃないかなと理解するんですけど、今おっしゃった趣旨がよく分かんないんですけど、古いからどうだということがよく分からないんですけれども、少なくとも3キロ以上は解消に努めるということについての見解はいかがでしょうか。 ◎選挙管理課長   先ほどの、3キロ以上ある地域は解消に努めるということでございますが、少なくとも南部に関しては3キロ以上あるところはございません。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   南部については3キロ以上あるようなところはないと。ということは、このたびこの変更をして、残念ながら近くになくて投票所が減っちゃったわけですが、これでも一応3キロ以内にはいけますよという、そういう理解でよろしいですか。 ◎選挙管理課長   委員のおっしゃるとおりです。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   その時々、いろんな課題も新たに出てくると思いますが、少なくともこの3キロ以上にはならないようにというのは、一定の基準としてやっぱり持っていただいて、努めていただきたいなと思います。  それと、案外、投票所の変更というのがよく知られてなくて、いつもどおり行ってみたら、違いますわなんてことも結構ありますので、これの周知に努めてもらいたいなと思います。  次の質問にも関わりますけど、新年度は執行されるのは衆議院と知事選挙の二つ、それは必ず執行されて、予算上は、2022年4月執行になると思われる市長選挙と市議会議員の補欠選挙、この部分が予算上も上がってます。ですから、その選挙でもう替わるわけですから、十分周知に努めていただけたらなと思います。  二つ目の選挙公営費についてです。本当は令和2年度の補正予算のときにちゃんと聞かなあかんかったんですけど、聞きそびれていて申し訳ないんですが、来年4月に実施される市長選と市議会議員補欠選挙の選挙公営費ということで幾ばくかの予算が上がっています。選挙を執行した後に、選挙の公営費として議員に後で補填される部分というのは、そんなに間を置かずに請求もし、給付を受けるものだと理解していたんですが、今年度の補正予算では、2019年度――平成31年4月執行の市議会議員選挙の公営費についての補正がありました。  まず1点目は、通常、選挙公営費の請求あるいはそれの支給というのは期日が決まっているものやと理解していたんですけど、その点、どんなふうかということを教えてもらえますか。 ◎選挙管理課長   選挙公営費の支給についてですけれども、おおむね投票日の1か月後を目安に提出をお願いしております。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   大体それぐらいで請求もし、支給も受けるという話ですけど、このたび2019年4月執行の選挙やから2年たっているわけですが、これはどういった事情になるのかということを教えていただきたいと思います。 ◎選挙管理課長   業者から聞いておりますのは、業者とその議員の間で支払いに対しての争いがあった、それで遅れてしまったというふうに聞いております。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   じゃあ、請求の額なりの確定が時間がかかったということでしょうけれども、これは、一旦請求はあったものの確定せずに2年かかりましたよというふうに理解したらいいんですか。2年全く何の音沙汰もなく、突然業者から、やっと話がつきましたと請求できるものではないですよね。ちょっとそのあたりだけ確認します。 ◎選挙管理課長   公費負担の申請はありましたが、請求は今般までございませんでした。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   聞き逃した。もう一回お願いします。 ◎選挙管理課長   公費負担の申請はございましたが、請求はこのたびまでございませんでした。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   じゃあ、申請があったということをもって、2年後でも請求ができたという理解でいいんですか。普通で言うと、あまり時間がたつと、あのときにこんだけかかりましたって請求しにくいと思うんですけど、時効という言い方が成立するか分かりませんけれども、申請があった時点で一旦保留になったというような、そんなイメージでつかんでおいたらいいんでしょうか。 ◎選挙管理課長   申請があって、それを受けて額が確定して、それの請求がこちらのほうに来る。それをもってお支払いをするという流れになります。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   分かりました。じゃあ、申請はあったものの、額が確定するのに争いがあって時間もかかりましたよと。やっとそこも解決もして請求がありました、そういう感じですね。いずれにしても、特段問題なく円満にといいますか、話もついたので、このたびの補正で請求もされて、予算も計上されたというふうに理解をしておきます。  そうそう例がないような気もするんですけど、その点だけ最後にお聞きします。 ◎選挙管理課長   私の知る限りではこれほど遅れたことはございません。  以上です。 ◆野口あけみ 委員   分かりました。  以上です。結構です。 ◆松田茂 委員   野口委員の関連質問で、投票区の変更というようなことがありました。そこで、野口委員は、周知に努めてください、よろしくお願いしますというような内容でしたけども、市民への周知というのは非常に重要やと思っております。周知方法を教えてください。 ◎選挙管理課長   投票所の変更についての周知の方法でございますけれども、全戸配布の選挙ニュースに投票所変更のお知らせと地図を掲載しております。また、投票所整理券に変更のお知らせとこれも地図を載せております。それと、元の投票所にお知らせ看板を設置するなどしております。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。 ○大石伸雄 主査   松田委員、初めて質問するときは関連質問ということになりませんので。1回やった後でもう一遍やるときに関連質問になりますので、お間違えのないように。 ◆松田茂 委員   はい、分かりました。 ◆福井浄 委員   2点、一問一答で質問させていただきます。予算措置状況等調からで、68ページの会計管理事務のところで資金の運用というところ、84ページの常時啓発関係事業のところで、常時啓発活動について、2点、一問一答でさせていただきます。  この資金の運用についてはいろいろ質問をずっとさせていただいているところなんですけれども、資金の運用というのは、運用益が出ても地方交付税に影響しませんので、財源を増やすという点でとても有効な手段だということですが、これは財政のほうにも質問はさせていただいたところなんですけども、財政のほうは財政調整基金とか運用については限られているところでしょうけれども、会計室については、その他の基金とか歳計現金等についても運用ができるというところで、非常に運用できる幅も広いということでさらに効果的ではないかということを思っております。  そのようなところで効果的な資金の運用を行うには、年次的な戦略を立てることがとても重要だと思っておるんですけども、資金の運用について、今年度の状況はどうであったのか、または来年度――令和3年度の運用の計画についてはどのように考えていらっしゃるのかというのをお伺いします。 ◎会計課長   今年度の運用状況について御説明いたします。
     レイオフ対策も勘案した上で、借入れ実績のある金融機関への大口定期を行っております。また、令和2年8月に西日本高速道路債を購入しました。そして、令和2年10月には阪神高速道路債を購入するなど、債券の運用も行っております。  それと、来年度のお話ですけれども、現状、財政基金の取崩しなども行っておりまして、財政面で非常に厳しくなっている状況ではございます。その点を考慮しながら、来年度も流動性、効率性に配慮しながら、安全かつ確実な運用に努めてまいります。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  急な質問なんですけれども、一番新しいもので結構ですから、基金の運用の利回りというのはお分かりになるでしょうか。もしくは歳計現金でも両方でもいいんですけども、特に基金の運用利回りはどれぐらいになっていますでしょうか。 ◎会計課長   今、各基金それぞれで運用している分については手元資料がございませんが、合同運用利率、うちが基金のお金等を預からせていただいてやっている運用利回りについては、令和元年度の決算値になりますけれども0.0132%でございます。  以上です。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。令和元年度で0.0132%ということですね。  過去に他の自治体とかで、外国債を購入されて、為替の影響もありまして買ったものが紙くずと言ったら変ですけど、そういう状況になってしまって、他の自治体も運用について非常に後ろ向きになってきたというのはよく分かるんですけれども、ただ、一方、ほかの自治体によっては、ホームページに載せてるようなものがありまして、そういうものを見る限りですと、福岡ですと1.2%とか、ほかのところでも公表しているところでは、低い東京都でも0.054とかいう形での利回りが出ているんです。こういうのが見られるというのはホームページに出ているからなんですけども、12日にも財務局に質問させていただいたんです。資金の運用の実績をホームページに公開すること、これを要望させていただいて、前向きに検討していただくことになったんですけども、会計課につきましても、財調以外で基金や歳計現金の運用をされているんですけれども、その運用利回りや資金の運用について、市民への説明や情報の開示を行う上で、ホームページでの公開というのは必要だと思うんです。その点、どのようにお考えでしょうか。 ◎会計課長   市民の皆様に安全かつ確実な運用を実施しているということをお伝えすることですけれども、安心していただくという点において、運用実績を市ホームページに掲載することは意味があると考えられます。  今後、ホームページでの公開について、財務局とも協議しながら、具体的に検討を進めてまいります。  以上でございます。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。これはずっと要望させていただいていたんですけれども、2年か3年かかりましたけれども、ホームページに公開していただくこと、本当にありがとうございます。  最後になりますけども、財務局の質問でも申し上げたんですけども、公開するからといって運用の利回りが上がるわけではないですけども、実際運用利回りを公開している自治体というのは、当市に比べて割と利回りが高いんですね。ですから、鶏が先か卵が先かという形になるんですけども、公開というのは非常に意味があるなということを思っております。  それと、質問前にいろいろお話しさせていただいたところもあるんですけども、債券の運用に関しては、さっきの外国債の件もありますけども、場合によっては、運用の仕方によって非常に損をもたらす場合もあるので、一定のしっかりしたルールと、職員さんが勝手にとか個人的な責任を負わないように、しっかりと運用に対しての規則等を整備する必要がありますので、その点について西宮市の指針というのを見させていただいたところで、十分それを活用していただいたらいいなと思います。特に安全で最も確実で有利な方法というもので基金や再生現金を活用しなければなりませんから、例えばオーバーパー債券とかこの件についても今は活用し切れてないところがあると思いますので、ぜひともその辺を活用していただいて、有利な金利で、いろんな市の事業をやる資金を稼いでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  これはこれで終わります。  続きまして、84ページの常時啓発関係事務というところです。  これは以前にもお話ししたところがあるんですけれども、常時啓発活動、今回書かれている定義的なものが、「市民が主権者としての自覚と豊かな政治意識や選挙道義を身につけ、明るい選挙と投票総参加を推し進めるため」の事業、これが常時啓発活動の事業の内容なんですけども、来年度においては、講演会やポスター展の事前周知や市民祭りのキャラクター投票が事業内容として挙げられております。この内容について、これが投票参加を推し進めることにつながるのかというところが私は少し疑問を持つんです。キャラクターの投票というのも市民祭りで行われる一環のものですから、むちゃくちゃ否定するわけではないんですけども、何とか48の総選挙があったとしても、そこの年代が抜群に投票率が高いとかいうようなエビデンスって私は聞いたことがないので、お祭りとしてはいいですけども、本当の意味で投票総参加を推し進めるための啓発というのとは少し違うのかなと思います。  そのようなところで、選挙の意義について教えるというのについては、出前授業とかのほうがよりよいのではないかなと思っております。こちらのほうがより効果がある取組と私は考えているんですけども、コロナの状況でも、例えばオンラインなどを活用しながら高校生等に出前講座を行うべきではないかと考えるんですけど、その点、いかがでしょうか。 ◎選挙管理課長   選挙管理委員会といたしましても、将来を担う子供たちに、早い段階から主権者としての自覚を持ってほしいと願っております。  委員御指摘の高校生等への出前講座は、令和2年度、二つの高校で実施いたしました。また、御提案のオンラインを活用した出前授業についても今後研究してまいります。  以上です。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  2校実施されているなら、令和3年度もぜひ実施していただけたらいいと思います。2校だけですけど、オンラインでやったら何校かつなげばもっと校数が増えていくので、同じ手間をかけてたくさんの学校にそういうものができるということで、よいかと思います。  もうこれで終わりにしますけども、例えば啓発というのも伝え方が大事やと思うんです。私はJIAMに研修を受けに行ったとき、講師の方がスウェーデンでお仕事されたときに、娘さんも一緒にスウェーデンに行っていたんですけども、娘さんが学校から帰ってきたら、お父さん、私は政治家にならなくちゃいけないという話をしてきたそうです。それは、スウェーデンの学校では、選挙権と被選挙権、皆さんが政治家になって世の中を変えるということを教えているからです。また、伝え方の一つとして、東北大学の吉田教授は、49歳以下の投票率が1%下がれば、1人当たり約7万8,000円の損をするという試算を出しています。これは独自の試算なんですけども、とても分かりやすい表現で、このようなものを活用しながら、そのオンラインのところでもその教授がもし協力いただけるんだったら、そういうことも含めながら、投票や選挙権、立候補や被選挙権について授業の中でしっかりその意義を伝えていただき、投票率の向上に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆中尾孝夫 委員   監査事務局にお尋ねします。  昨日の総務の分科会でも指摘したんですけども、包括外部監査において、新年度は2年度と同じ監査人に限度額1,200万円で契約するというふうなことで予算が計上されていました。2年度と同じ監査人なんですけども、報告書が間違っておったというふうなことで指摘をしました。その質問を監査事務局にもしようと思ったんですけども、もう既に情報が総務局から監査事務局に行っておりますので、もう質問になりませんのでしませんけども、やっぱり監査事務局もあの分厚い報告書を読んでおられないようですね。だから、その誤りのところに気づいていないというふうに聞いてます。これはやっぱりちょっといかんと思うんです。翻ってみると、その監査人が集中力がない、見直しをしてない、チェックがされてないので、ずっと来て報告まで行ってしまった、こういうことなんですね。こんな監査人でええんかいなというのが正直なところです。  それで、自治法の規定を見ていましたら、包括外部監査の契約をするのに、あらかじめ監査委員の意見を聴くと、こうなっていますね。4人監査委員がいらっしゃいますけども、代表監査委員、学識経験の公認会計士の監査委員、職員出身の監査委員、議員選出の監査委員がありますけども、この4人の意見は当然聴かれて、これは監査委員の合議によりますけども、本来独任制ですけども、4人が相談をして、そして意見を言うということですけども、4人から、この監査人を選定することについて、金額も含めてですけども、どんな意見がありましたか。特に議選の委員、誰か御存じだと思いますけども、何か意見はありました。そんなことは何も考えずに、ただ機械的に同じ人でよろしいわということになったのか、そんなようなミスをする人ですので、ちょっと論議があって、そして最終的に同じ人になったのか、その意見がどのようなものなのかを聞いておきます。 ◎課長[監査事務局](田中庸一)  監査人の契約に当たってのそれぞれの監査委員の意見ということでございます。  意見の結果につきましては異議がないということで、監査委員の合議で出させていただいております。  合議の形で意見を出すということになりますので、個々の監査委員がどういった意見を持っていたかということについては、お答えできません。ただ、報告を受けたときとかに、包括外部の監査人といろいろ意見交換とかもしております。その中での感想といいますか、その部分につきましては、それぞれの監査委員も包括外部監査人に対しては割といい印象を持っていたように事務局のほうでは見受けられました。  以上でございます。 ◆中尾孝夫 委員   とにかく法規定上はそうなってますので、人物を見てもらいたいと思うんですね。そのために監査事務局におられる監査委員4人の意見を十分に聴くと。意見を聴かれたら、普通は何かを言いますので、ただ異議なしだけではちょっと具合が悪いですよ。それだけ言うときます。  終わります。 ○たかのしん 副主査   選挙管理委員会に1点のみ、一問一答でお願いいたします。投票区の変更についての御報告に関してということです。  野口委員と松田委員からも御質問がありまして、丁寧な周知に努める必要があるよというようなところは全くもって同じ思いでおります。  今後を見据えたときに、本当にこれで大丈夫なのかなという観点からお聞きをしたいんですけども、まず、今回三つ投票所が廃止になっておりますが、その中でも第91投票所、ひかり保育園さんですね、ここについて施設管理者の意向によりという一文で御報告をいただいているんですけれども、もう少し具体的に、今回ここの投票所が廃止に至った経緯というのをお示しください。 ◎選挙管理課長   ひかり保育園が投票所として使うことができなくなったという経緯についてでございますけれども、コロナの影響もありまして、多数の人が出入りするのは好ましくないという施設管理者の判断で辞退されたものと聞いております。  以上です。 ○たかのしん 副主査   その意向をこちらが受けたのは、選挙管理委員会側から、どうですかというふうに調査をしたのか、こっちから調査したわけではなく、先方から申出があったのか、どちらでしょうか。 ◎選挙管理課長   これはほかの私立保育所で同じようなことがございましたので、それを確かめるためにこちらからお聞きいたしましたところ、先ほど申しましたような返答が返ってまいりました。  以上です。 ○たかのしん 副主査   ありがとうございます。保育所で同じようなことがあったので、お聞きしたということでした。  でしたら、保育所以外の民間施設、公共施設以外のところについては、そうした調査をしたんでしょうか、お願いいたします。 ◎選挙管理課長   現在、知事選の投票所確保のために、各施設にお聞きしております。  以上です。 ○たかのしん 副主査   大事なところなのでもう一回確認なんですけども、ここまではしてなかった、要は保育所だけに確認をしていたけれども、今は直近に迫っている知事選に向けて、公立以外の施設は全て意向確認を行っているという認識でいいでしょうか。 ◎選挙管理課長   はい、そのとおりです。 ○たかのしん 副主査   ということであれば結構です。直前に出てきたら大変ですよということが申し上げたかったんです。要は、保育所は1度以前にそういうことがあったので、確認した。それは結構なんですけれども、多分保育所だけじゃないと思ってまして、地域の集会所だったりとか、お店とかがその施設の一部を提供してくださっているようなパターンもある中で、すごくデリケートになってます。我々は地域活動とかもしてますけれども、多くの方を集めるということに対して本当に今皆さんデリケートになってますので、いつも受け入れてくださっているからといって、今度も受け入れてくださるとは限らない。それが直前に判明するというのが一番問題だと思うんですね。そこからだと、先ほどお二人の委員からあったような周知に当てる期間も取れないだろうし、直前でばたばたしてしまうのであれば、もう無理なところは早めに無理というお返事をいただいておかないと、準備期間が取れないと思うんです。そこがどうなっているのかなという趣旨でしたので、今、その意向確認を進めていただいているということですので、ぜひ厳密にお願いしたいと思います。  以上です。 ○大石伸雄 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決はこの後一括して行います。  ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。    (説明員交代) ○大石伸雄 主査   次に、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算のうち本分科会割当て分を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。 ◆野口あけみ 委員   議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算につきまして、日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。  反対理由や意見、要望などは本会議に譲ります。  以上です。 ◆うえだあつし 委員   議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算について、政新会は賛成いたします。  以上です。 ◆福井浄 委員   維新の会西宮市議団は、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算について、賛成いたします。  以上です。 ◆松田茂 委員   公明党議員団は、議案第302号令和3年度西宮市一般会計予算について、賛成いたします。 ◆中尾孝夫 委員   本件について、市民クラブ改革は賛成します。  以上です。 ○たかのしん 副主査   会派・ぜんしんは、議案第302号に賛成いたします。
    大石伸雄 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第302号のうち本分科会割当て分は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○大石伸雄 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第302号のうち本分科会割当て分は、承認することに決まりました。  以上で、本分科会割当て分の審査は全て終了しました。  ここで、この3月末をもって退職される方がおられますので、御挨拶を頂ければと思っております。  まず、山本総務局担当理事。 ◎担当理事   総務常任委員会の皆さんをはじめ市議会の皆様には大変お世話になり、ありがとうございます。本会議には理事者として平成23年度から10年間出席させていただき、感謝をしております。  振り返りますと、阪神・淡路大震災の際に中央体育館に勤務しておりまして、当時、市内最大の避難所と検死所になりまして、震災業務に従事したことが、市民の生命と財産を守る職員の自覚を負える原点になったかと思っております。教育や子育て支援、企画や文化、スポーツなどいろいろな仕事をさせていただきました。20歳代での「スポーツネットにしのみや」のシステム開発や子ども未来センター、保育所や小学校の改築事業など、形として残る仕事にも関わらせていただき、感謝をしております。  最後に担当しました内部統制制度は、皆様の御理解をいただきまして、来年度から一部運用が始まりますことに心からお礼を申し上げます。持続可能な制度となりますよう、どうか今後も御支援をお願いいたします。  最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、西宮市が人に優しく災害に強いまちとしてさらに発展していくことを願っております。  本当にありがとうございました。 ○大石伸雄 主査   御苦労さまでした。  次に、北林議会事務局長。 ◎議会事務局長   発言の機会を頂き、ありがとうございます。  昭和58年――1983年4月に市役所に入所しまして、今月末をもって退職となります。38年間の在職のうち、議会事務局では13年間お世話になりまして、最後の5年間は事務局長を務めさせていただきました。  議会事務局といたしまして、市議会の円滑な運営や議会の機能強化に少しでも役立ちたいという思いでやってまいりました。議員の皆様には、温かく御指導いただくとともに、事務局の業務にも御理解や御協力を多大にいただきました。私自身は、市役所の中とは違った角度から、市の最終意思の決定の場でいろいろな勉強や貴重な体験、経験をさせていただき、大変充実した13年間でございました。あと残り僅かとなりましたが、残された期間も職責を果たし、後任の方にしっかり引継ぎを行ってまいりたいと思います。  本当に長い間、お世話になりまして、ありがとうございました。 ○大石伸雄 主査   お二人の方におかれては、長い間御苦労さまでございました。今後も健康に十分に御留意され、また新しい職場で、どういう立場になられるかまだ分かりませんが、御活躍をされることを祈念しております。  長年にわたり、本当にお疲れさまでした。  この総務分科会は所管が多いので、毎回3日間やりますけれども、この3日間、委員の皆様、本当に御苦労さまでございました。それぞれの所管の部分について、皆さんの忌憚のないほぼ全員の質疑が展開されたこと、本当にうれしく思っております。今後も採決に関し、皆さんの活発な意見が展開されるように期待しております。  それでは、ここで当局の挨拶があります。 ◎総務局長   予算特別委員会総務分科会の閉会に当たりまして、僣越ですが、私から御挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、提案いたしました予算書を基に長時間にわたり慎重に御審議を賜りましたこと、また御協賛いただきまして誠にありがとうございます。  審議の過程で賜りました御意見、御要望等につきましては、これに留意の上、今後の職務に生かしてまいります。  今後とも格別の御指導を頂きますようお願いを申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○大石伸雄 主査   これをもって予算特別委員会総務分科会を閉会します。  なお、来る23日午前10時に本会議場で予算特別委員会全体会を再開しますので、定刻御参集くださいますようよろしくお願いいたします。  御協力、ありがとうございました。           (午前11時36分閉会)...