西宮市議会 2020-05-22
令和 2年 5月22日総務常任委員会-05月22日-01号
議案第199号 西宮市職員の
特殊勤務手当に関する条例の特例に関する条例制定の件
議案第198号 市長、副市長及び
常勤監査委員の
給与条例等の一部を改正する条例制定の件
(総務局・市議会・監査委員)
議案第200号 令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)
(財務局)
議案第200号 令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)
報告第36号 処分報告の件{〔令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第3号)〕専決処分}
報告第37号 処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
(各局等)
議案第200号 令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)
■
所管事務調査
(政策局・総務局)
1
施策研究テーマ「西宮市
行政経営改革について」
■出席委員
篠 原 正 寛 (委員長)
たかの し ん (副委員長)
澁 谷 祐 介
中 尾 孝 夫
野 口 あけみ
福 井 浄
や の 正 史
山 田 ますと
■欠席委員
な し
■
委員外議員等
な し
■紹介議員
な し
■傍聴議員
よつや 薫
■説明員(
西宮市議会委員会条例第19条による)
(政策局)
政策局長 太 田 聖 子
参与 堂 村 武 史
政策総括室長 楠 本 博 紀
政策総務課長 安座間 昌 三
政策推進課長 堀 越 陽 子
政策経営課長 北 田 晋 一
(総務局)
総務局長 中 尾 敬 一
危機管理監 清 水 裕 文
危機管理室長 尼 子 剛 志
地域防災支援課長
中 尾 篤 也
災害対策課長 堀 川 貴 生
人事部長 久保田 和 樹
人事課長 島 田 章
人事課担当課長 菅 剛 志
(財務局)
財務局長 荒 岡 晃 彦
財務総括室長 廣 田 克 也
財政課長 林 大 輔
税務部長 横 山 哲 也
税務管理課長 日 下 直 子
(
監査事務局)
監査事務局長 大 濱 弘
課長 田 中 庸 一
(消防局)
総務課長 大 月 新
救急課長 一法師 勝
(
議会事務局)
次長 奥 村 仁 美
総務課長 新 田 智 巳
(午前10時13分開会)
○篠原正寛 委員長
おはようございます。
ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
この際、お諮りいたします。
本委員会の審査日程及び順序につきましては、タブレットに配信のとおりとしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
なお、審査日程に記載のとおり、
議案審査終了後、
施策研究テーマ「西宮市
行政経営改革について」を議題とし、当局から提言書への回答についての御発言をいただく予定としておりますので、御承知おきください。合間の委員会ですので、時間としては10分程度を考えております。
ここで、審査に入ります前に委員の皆様に申し上げます。
各委員の質疑におかれましては、簡明で議題の範囲を超えない発言となるよう、また、意見は討論などで述べるよう心がけてください。特にコロナ問題、言い出したら切りがないほどいろんな思いを皆さんお持ちだと思いますけれども、釈迦に説法でございますが、議題の範囲を超えないように、御協力をよろしくお願いいたします。
また、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合も、委員長において議事整理を行う場合がございますので、御承知おきください。
なお、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。
委員の皆さまには、「
委員会質疑に当たっての注意事項」をお手元に配付いたしております。各自、質疑に際しては改めて御確認いただきますようお願い申し上げます。
次に、当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、積極的にこれを御活用ください。
これより審査日程に従い審査に入ります。
まず、議案第197号西宮市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定の件、議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち本
委員会所管科目、政策局分、以上2件を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
政策推進課長
令和2年5月第6回
臨時会議案書1-1・1-2ページにあります議案第197号西宮市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定の件について御説明いたします。
この基金は、市民や企業等からの
新型コロナウイルス対策に係る寄附金を受け入れ、
新型コロナウイルス感染症対策に要する経費の財源として活用するため設置するものです。
基金の概要について、お配りしております資料に沿って説明させていただきます。
資料の1ページをごらんください。
初めに、寄附金について御説明させていただきます。
寄附金の名称は
新型コロナ対策み
やっこ元気寄附金とし、令和2年5月22日から受け付けを開始します。
寄附金のお
申し込み方法については、項目3の
寄附金受け付けの方法にあります五つの
申し込み方法を用意しております。従来からの郵送、ファクス、メール、
市ホームページからの電子申請に加えて、
クレジットカード決済、専用口座への振り込みを新たに加えました。また、
ふるさと納税のポータルサイトからの申し込みについては、現在準備中でございますが、6月からの受け付けを予定しております。
受け入れた寄附金については、一旦
新型コロナウイルス感染症対策基金に積み立てた後、
子育て世帯への
生活支援等の
コロナ対策の事業に活用する予定です。
なお、医療従事者を支えるための寄附につきましては、兵庫県と神戸市を除く県下の市町が共同で実施しますひょうご
新型コロナウイルス対策支援基金で受け付けをしております。
次に、項目の5、
新型コロナウイルス感染症対策基金についてでございます。
この基金は、条例案第1条に定めますとおり、
新型コロナウイルス感染症に関する対策に要する資金に充てることを目的として設置するものです。
基金に積み立てるのは、条例案第2条に定めます
新型コロナウイルス感染症対策のために寄せられる寄附金、
新型コロナウイルス感染症対策のために市長が予算で定める額、基金の運用から生じる収益金の三つでございます。
基金の対象事業は、条例案第4条に定めます
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けた
子育て世帯への生活支援や教育支援、
生活困窮者や中小企業者及び
小規模事業者等への支援、
新型コロナウイルス感染症拡大防止及び
医療提供体制の整備、その他市長が特に必要と認める
新型コロナウイルス感染症に関する対策でございます。
続きまして、2ページの項目6、補正予算につきましては、議案第200号に関する説明となります。
今回設置する基金への積立金と
寄附金受け付けに関する事務費等の経費について
補正予算案を提案させていただいております。
なお、議案第200号の予算案の詳細につきましては、この後、
政策総務課長より御説明いたします。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
◎
政策総務課長
議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち
政策局所管分について御説明をいたします。
まず、歳出について御説明をいたします。
議案書の4-8・4-9ページをお願いいたします。
款、項ともに総務費、目企画費は、
右側説明欄、
政策推進事務経費で8,226万3,000円を増額するものでございます。これは、
先ほど説明のありました西宮市
新型コロナウイルス感染症対策基金に係る積立金の増、及びチラシ作成に係る
印刷製本費、
クレジット決済に係る手数料として役務費を増額するものでございます。
積立金の内訳につきましては、資料の2ページのほうをごらんください。
項目6になります。補正予算のうち積立金の内訳は、
議員報酬等の
減額補正分で6,441万8,000円、
常勤特別職等の給与の
減額補正分で1,736万4,000円、基礎額計上している寄附金で1,000円、基金運用による利子分で2万7,000円となりまして、合計で8,181万円を積み立てるものでございます。
議案書のほうにお戻りいただきまして、その下にあります
企画調整事務経費は240万円を増額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症対策子どもの
食サポート事業補助金の創設に係る
負担金補助及び交付金を増額するものでございます。
補助制度につきまして、資料のほうで御説明をいたします。
資料の3ページをごらんください。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い
西宮市立小中学校等の臨時休業が継続されており、給食がなくなった上に、低額で夕食を提供する子供食堂も活動休止を余儀なくされています。そのため、
家庭事情等により支援が必要な子供たちに対し、子供食堂が昼食――弁当等を無償提供する場合に経費の一部を補助するものでございます。
項目1の対象者は、令和2年4月1日時点において西宮市内で子供食堂を開設している団体となります。
項目2の対象経費は、子供たちに対し昼食――弁当等の無償提供に要する経費としまして、食材の購入費、施設使用料、消毒液・マスク等の消耗品費、保険料などとなります。ここで「昼食等」としておりますのは、学校給食の再開後も想定しまして、夕食での提供も可能としております。
項目3の対象期間は、令和2年4月1日から6月30日までとし、さかのぼっての申請ができるものといたします。
項目4の
補助基準額は、1回の実施につき2万円としまして、1回につき10食以上の弁当の提供を条件といたします。
項目5の補助金額は、月額で20万円を上限としますが、経費からその他収入を差し引いた額と
補助基準額を比較して少ないほうの額を支給いたします。
項目6の事業費ですが、市が把握している12の子供食堂へ20万円の補助金を交付する積算で、240万円を補正予算に計上しております。また、今回の制度では、
子供食堂実施団体が市内の飲食店などから弁当を購入して提供することも可能といたしております。弁当の提供先となる子供たちへの
アプローチ方法がある子供食堂の団体を窓口としまして、製造は本業の飲食店さんでという形についても支援の対象といたしております。
補助申請は、議会で予算承認いただいた後、速やかに開始したいと考えております。
歳出のほうは以上でございます。
次に、歳入について御説明をいたします。
議案書のページをお戻りいただきまして、4-4・4-5ページをお願いいたします。
款財産収入、
項財産運用収入、目利子及び配当金は、
右側説明欄、
新型コロナウイルス感染症対策基金の運用利子2万7,000円を増額するものでございます。
款、項ともに寄附金、
目総務費寄附金は、
右側説明欄、
新型コロナウイルス感染症対策基金に対する寄附金で1,000円の基礎額を計上しております。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
両件に御質疑はありませんか。
◆
野口あけみ 委員
1点だけ、子どもの
食サポート事業についてお願いします。
この説明資料によりますと、現在、低額で夕食を提供する子供食堂も活動休止を余儀なくされているとあります。一方、今回のは4月1日からさかのぼってという内容になっているんですけど、12カ所ある実際の子供食堂さんの実態といいますか、その辺を教えていただけたらと思います。その1点です。
◎
政策総務課長
現時点での市内での子供食堂さんの活動実態ということでございますが、市のほうで把握しておりますのは、1カ所のみが今回の支援対象となります弁当提供の実施をされているということで把握をしております。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
ありがとうございます。
じゃあ、このたびこの事業をつくりましたら、恐らく各団体さんがまた活動を再開されるのかなということを期待しておりますので、ぜひその方向になるようにお願いしたいと思います。
以上です。
◆福井浄 委員
1件だけです。同じく子どもの
食サポート事業のところで一問一答でお願いします。
低額で夕食を提供する子供食堂の活動休止というところから、その最後のところに、無償提供する場合にのみ経費の一部を補助するということなんですけども、恐らく従来の子供食堂さんですと、食事の施設、設備を借りていたり、いろんなところで食事の提供をされているんですけども、弁当事業にすると、衛生管理とかいろんな面で、保健所のことも含めて相当ハードルが高いということになってきて、実際子供食堂さんが食事をつくるかどうかとなると難しいと思うんです。そうなると、従来から提供しているような食堂で弁当を買ってという話になってくるとは思うんですが、そうなってくるとまた経費もかさんでくると思います。ここで、低額で従来提供しているところというのも書いていながら無償提供に限定している理由はどういうところでしょうか。
◎
政策総務課長
今回、無償で提供という趣旨でございますけれども、市のほうが補助金を出させていただくというところにかかってきております。経費については1回で2万円を上限として補助をさせていただきますので、その中で例えば弁当の購入費ですとか、事業者が保険に入っていただく、
食中毒対策ですとか、そういった経費を想定しておりますので、その中で賄っていただく。その結果無料で提供していただきたいというような趣旨で考えております。
以上でございます。
◆福井浄 委員
ここまででとめておきますけども、一応事業の推移を見てから、今後また、経費的に厳しいなというお声があったとしたら、少し見ていただいたらいいと思います。宝塚市でも、食のデリバリーということで市と商工会がタッグを組んでそういうことをやっておるんですけども、その中で、業者さんがつくった弁当を200円という低額で提供してはるんです。それをそういうお宅に届けるというような形をとっていらっしゃるんです。弁当をつくっていくについてもいろんな経費がかかってきますから、それが広がってきた場合に、無償提供というのは結構ハードルが高くなりますので、その辺を考えていただけたらと思います。
以上です。
◆
野口あけみ 委員
関連質問。
○篠原正寛 委員長
では、関連から行きましょうか。野口委員。
◆
野口あけみ 委員
今の福井委員の話で、現状今1カ所弁当提供されているところは、無償でやっていらっしゃるんですか。それと、無償でなかったとしたらこの対象にならないという話になるんでしょうか。その確認です。
◎
政策総務課長
市のほうでお聞きしておりますのは、現在実施のところは無料で提供されているということです。詳しくはお聞きしておりませんが、その経費の賄いに当たりましては、寄付金等が結構入られているということで、その結果無償で提供されているということでございます。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
わかりました。
無償だからさかのぼっての対象にはなるんですけれども、仮にこれが有償であれば残念ながら対象にならなかったということになるんですか。そのあたり、後で返金するとか、そんな調整なんていうのは。これはない話だから不必要な質問かもしれませんが、そういった柔軟な対応というのは考えられたんでしょうか。
○篠原正寛 委員長
要するに、実費程度のものを取っている場合ということですね。
◆
野口あけみ 委員
そうです。
◎
政策総括室長
今回さかのぼりの制度ということで、実態としては、既に先行されてやっているところのお話を聞きながら制度設計したところがございますので、そこで無償という話も出てきております。
今、我々は12カ所ほど食堂さんを把握はしているんですけども、初めにちょっとお聞きしたところ、されているところはないと。ただ、こういう制度をつくれば手を挙げたいというところも何カ所かお聞きしています。その際には無償でしていただきたいというお願いをするとともに、この補助制度も他市さんと比べるとかなり手厚くしてますので、十分無償でいけるのかなというふうに考えております。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
はい、わかりました。
◆澁谷祐介 委員
子どもの
食サポート事業について1点と、
新型コロナウイルス感染症対策基金については、基金の対策の中身を具体的に聞きたいというのが1点、あともう一つ、広報用のチラシに関連してお聞きしたいというのが1点、以上3点について一問一答でお願いします。
まず、子どもの
食サポート事業なんですけども、実際にされている事業者さんのほうで、子供食堂ってもともと飲食店とかをやっているわけではないんで、衛生管理面でのハードルが非常に高いというのと、特に今後、だんだん気温が上がっていくこととかを考えると、食中毒のこととか非常に怖いよという話を聞いたりはしているんです。もともとその事業の目的としているところを見れば、要は
家庭事情等により支援が必要な子供たちに対し昼食とかを無償提供することを目的にしているわけで、必ずしも子供食堂にこだわる必要はないんではないかというふうに思うんです。そこら辺についてまずお考えがあればお聞かせいただきたいです。お願いします。
◎
政策総務課長
今回のこの制度の趣旨としましては、学校が臨時休業で給食がないこと、それから、通常の子供食堂が休止を余儀なくされていること、それに対しての補完ということで考えております。
今回の制度につきましては、6月末まで実施される事業、こちらを想定しておりまして、学校給食の再開後につきましては、夕食の提供となることも想定をしております。
それから、一般の飲食店につきましては、既にもう飲食店への補助を実施しております明石市のほうで補助制度がありますけども、こちらの交付要件のほうで、通常の店舗の営業時間とは別に分けて実施するようにということで交付要件を定めておられます。そうなりますと、店舗のほうが通常の営業を再開されて本格的に実施された際に、こちらの事業を実施していただけるか等につきましてちょっと課題がありますので、そちらについては研究をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
ありがとうございます。
学校の再開が見えてきているんでという話は当然前提としてあると思うんです。一方で、第2波、第3波がひょっとしたら来るかもしれないということを考えると、それだけで本当にいけるのかというのについては疑問に思うところがあるなと思っています。
繰り返しになるんですけど、とりあえず現状では、学校給食が再開されるのでというのはよくわかるんです。一方で、今後のことを考えていくと、子供食堂もそうですし、
あと飲食店さんで提供してくださっている分とかもそうですし、また、一部のところは、
学校給食自体を例えばとりに来られる人に対しては提供したらどうやみたいな話とかもあるわけで、あくまで
家庭事情等により支援が必要な子供たちに対し昼食とかを提供するための手段というのは別にこれに限定されるものではないと思うんですね。もう何もなかったらそれが一番いいんですけども、第2波、第3波が来たときのことも考えて、もう少し幅広くいろいろできることがないかというのを検討していただきたいなというふうに思っております。こちらについては意見で終わります。
続いて、
新型コロナウイルス感染症対策基金のほうに移ります。
目的のところに、寄附金の活用方法として、「
子育て世帯への生活支援や教育支援、困窮している市民の方や事業者への支援、
感染症拡大防止のための対策」というふうに書かれているのですけど、具体的にこういった事業に対して適用していきたいとか、今はできていないけど、こういうことが基金があったらできるのになみたいなことがあったりするのかというのをお聞かせいただきたいです。お願いします。
◎
政策推進課長
基金の事業につきましては、現時点では具体的な事業をまだ決めているものではなく、ただ、今回補正予算でもさまざまな支援事業を挙げておりますが、この次の対策をまた打ち出していく必要がある中でこの基金の活用をしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
結局、今現在、
市単独事業でやったもので、一定その必要性が高かったと考えられるものというのはある程度網羅できたかなというふうに市としては考えているということでいいんでしょうか。そこについて確認したいです。お願いします。
◎
政策推進課長
コロナ対策につきましては、まだこれからもさまざまな支援が必要であると思っております。現時点の時間の制約がある中で今回のメニューがまず挙がっておりますが、今後とも追加で必要な分野はあると認識しておりますので、今後それは出していくものと考えております。
以上です。
◆澁谷祐介 委員
ありがとうございます。
ここからはもう意見です。
今おっしゃったみたいに、今後新たな支援が必要な分野とか必要な対策が出てくることが当然考えられるというのはそのとおりやと思うんです。一方で、今ある程度網羅されているというものもあれば、重要性が高いからこそ今出されている施策というのはあるわけで、今後やっていくことを考えると、今あるものをもうちょっと期間延長したりとか、今あるものに金額を積むという考え方と、そうではなくて、新しいものを新たに設けるという考え方と、どっちにより重点を置くんやというところがあると思うんです。そこの部分の整理については、ある程度具体的なメニューも含めて今後のことを考えていくべきですし、寄附をしようと思ってくださる方の中には、出すんだったらそれが何に使われるんやということを思われる方はきっといらっしゃると思うので、先ほど申し上げたようなことも含めて、市としての考え方をある程度整理しておいたほうがいいと思うんです。そこについてはきちんと考えていただきたいというふうに思います。これについては意見です。
あと最後なんですけど、
広報用チラシの
印刷製本費として15万円挙がっています。この
広報用チラシは1部大体幾らぐらいで何部ぐらいを用意して、そのチラシってどこにどういうふうに置いてどういうふうに利用するのかみたいなところで今考えていらっしゃるところがあれば、お聞かせいただきたいです。お願いします。
◎
政策推進課長
印刷製本費につきましては、チラシと、
あと寄附受領証明書の発送がございますので、その封筒の印刷も含んでおります。
チラシにつきましては、今の予算では最大で2万枚ほど刷れる予算を確保しておりますが、窓口でお問い合わせいただいたときにお渡ししたりということを想定しておりますので、市や公共施設の窓口に設置することを想定しております。なので、2万枚を最初にすぐ印刷するのではなく、様子を見ながら印刷はしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
ありがとうございます。
今の説明だとやっぱりちょっと2万枚は多過ぎるかなという気がするんです。窓口とかに余り来ないでねみたいな感じの働きかけもやっているんで、これでどこまで需要があるかも正直よくわからないですし、チラシをつくることを目的にするよりは、ちゃんと広報するべき内容として、先ほど申し上げたようなことも含めて、何に使うんや、どういうところに訴えるんやということをきっちりしておくことのほうが多分大事だと思うんです。結局、いっぱい刷ったはいいけども、何も使えなかったみたいなことになるのももったいないので、そこら辺の準備についてはきちんと考えていただきたいなというふうに思います。
以上で終わります。ありがとうございます。
◆山田ますと 委員
子供食堂とこの基金について一問一答になります。教えてください。
子供食堂の市の考え方というのをもう一度確認したいんですけれども、コロナの影響があって小学校や中学校の臨時休業が継続している中で、家庭の事情により食事等もままならない子供たちがいるだろう。そういう中にあって、無償提供で応援しようというところに関しては、市も応援しますから頑張ってくださいねという思想が当然あると思うんです。そういうふうになってくると、今現在12カ所のうち1カ所がされていらっしゃって、それが対象と聞いたんですが、あと11カ所に対して、こういう支援をしますからできることならば頑張っていけるように努めていただけるようなことはできますかとかいうふうなプッシュ的な後押しというのは、これは考えていらっしゃるんですか。
◎
政策総務課長
こちらの12団体につきましては、市のほうから、こういう制度を設けましたので御活用いただけませんかということでこちらのほうから御提案を差し上げたいと思っております。周知をしてまいりたいと思っております。
以上でございます。
◆山田ますと 委員
ただし、コロナの影響があるがゆえに、その影響の間というので6月30日となっているんですけども、これはその状況により、あるいは学校が6月1日以降再開されますけれども、給食等の再開の日程が今はまだ明らかになっておりません。これを見てもう少しずれたり、夏休み期間手前ぐらいまでというふうなことも想定の中にあるんでしょうか。
◎
政策総務課長
委員の御指摘のとおりでございますので、7月以降ですとか実施の可否につきましては、現時点では、予算の範囲内になりますけども、延長について検討していきたいと思います。
以上でございます。
◆山田ますと 委員
ありがとうございました。
続きまして、基金の話なんですけども、これは二つ聞きたいんです。一つは、寄附でありますから、あくまでも決算報告の上では匿名以外は全部一覧として提示されるような内容になっておるのかどうかという基本的な話を聞きたいです。一問一答でいきます。
◎
政策推進課長
寄附者の方の一覧につきましては、今おっしゃるように、匿名等の確認をした上で、一覧にしたものについては予算計上時には資料提供させていただきたいと考えております。
以上です。
◆山田ますと 委員
その中で、西宮市民の方あるいは市外の方等の特定は難しいかもしれませんけれども、資料をつくる作業の中で一覧は分けようと思ったら分けられます。
次に僕が聞きたいのは、例えば議員の報酬の削減と特別職等の報酬の削減でトータルの金額が8,181万円相当の額が今まずは積み立ての枠の中にあるんですけれども、さらに、例えば職員の方等が、基金をつくるんだったら自分たちもというようなものがあるんだったらそこに乗っていくというものもありなのかなというふうに思いましたので、そういうお尋ねをさせていただきました。できることなら、その中身が見えて、市民にとっても、職員の方も応援いただいているんだなというのがわかるようなやり方というのは、ある意味今は価値があるのかなと思います。
その上で、二つ目の質問なんですけども、積立基金の使途、用途というのは明らかになりましたけども、目標とする額というのは何か想定するものはあるんですか。
◎
政策推進課長
目標額についてでございますが、何分寄附でございますので、明確な目標というのを打ち立てた募集ということは今ちょっと考えておりません。ただ、近隣市の状況を見ますと、政令市や都道府県につきましては1億円、10億円、20億円と集めているところもございますので、なるべく多く集めていきたいなと考えております。
それから、1点補足で御説明させていただきたいのですが、通常の寄附金であれば住所までお聞きしますので、一覧のほうで市内、市外の内訳はふだんつくっておりますが、今回口座振り込みを新たにつくりました。口座振り込みにつきましてはお名前と金額しか実はわかりませんので、その部分につきましては市内、市外の区分ができないのが今回の特徴になります。
以上でございます。
◆山田ますと 委員
結構です。
◆やの正史 委員
今回、新型コロナ基金という形になっているんですけども、これが一応終結したとして、また何年か先にコロナとは違うパターンが出てくるとしたら、これの継続で積み立てをまたやっていくというような形になるんでしょうか。
○篠原正寛 委員長
一問一答ですか。その1問だけですか。
◆やの正史 委員
1問。
○篠原正寛 委員長
その1問ですね。
◆やの正史 委員
1問。
○篠原正寛 委員長
一括1問、わかりました。
◎
政策推進課長
基金につきましては、今回、目的が明確になっておりますので、どこかの時点では寄附の受け付けを終了し、また、基金につきましても、残高がなくなった時点でしかるべきときには一旦廃止にすることになるかなと考えております。
ただ、委員が御指摘のように、今後また災害が起こったときに寄附を集めてそれを活用して事業を実施する場合には、改めて基金等を設置することも考えられると思います。
以上です。
◆やの正史 委員
結構です。
○篠原正寛 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、議案第200号に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。
これより議案第197号の討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第197号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第197号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。
(説明員交代)
○篠原正寛 委員長
ここで当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするため、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、積極的にこれを活用してください。
次に、議案第199号西宮市職員の
特殊勤務手当に関する条例の特例に関する条例制定の件を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
人事課担当課長
議案第199号西宮市職員の
特殊勤務手当に関する条例の特例に関する条例制定の件につきまして御説明をさせていただきます。
議案書につきましては、3-1から3-3までとなっておりますが、説明につきましては、お手元に事前に配付をさせていただいた人事部資料の「提案事件の概要」でさせていただきます。
制定概要につきましては、
新型コロナウイルス感染症に係る防疫等作業従事手当を特例的に支給するものです。
制定内容につきましては、
新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した職員について、特例的に防疫等作業従事手当を支給するものです。
具体的には、
新型コロナウイルス感染症に感染した者もしくはその疑いのある者の身体に直接接触して行う作業、またはこれらの者に長時間にわたり接して行う作業、その他任命権者が指定する作業に従事した場合は1日当たり4,000円を、それ以外の作業、例えば対象者に接して行う作業、対象者が使用した物件の処理等の作業に従事した場合は1日当たり3,000円を支給するものです。
現行の西宮市職員の
特殊勤務手当に関する条例の規定においては、感染症の患者の入院に係る業務等に従事した場合に1件当たり1,270円の防疫等作業従事手当を支給することとしておりますが、消防職は支給対象から除外されております。今回の特例条例は、国や県の取り扱いを踏まえ、支給対象を消防職にも拡大し、支給単位や手当額についても変更をしております。
施行日は交付の日からとし、適用日は、
新型コロナウイルス感染症が指定感染症に指定された日である令和2年2月1日としております。
なお、この特例条例を適用日にさかのぼって適用した場合に、現行の制度で既に支給した防疫等作業従事手当よりも特例条例の規定による支給額のほうが多くなる場合は、その差額分を追加で支給することとし、特例条例の規定による支給額のほうが少なくなる場合は、その差額分の返還は求めないことといたします。
説明につきましては以上となります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
野口あけみ 委員
一問一答で2問お願いします。防疫等作業従事手当についてと、それから、これに関連してということで聞いていいのか、次の議案のほうがいいのかあれですが、局長級職員の手当の減額についてお聞きしたいと思います。
このたびのこの防疫等作業従事手当、(1)3,000円と(2)4,000円とあるんですけど、大まかにで結構ですので、消防職が拡大されるということですが、職種や人数の概要、総額の見込み、2月1日からいつまでということにはなっていませんけれども、現時点までの総額の部分と今後の見込みもわかればということでお願いします。
◎
人事課担当課長
まず、今回の規定で4,000円の区分と3,000円の区分というふうに二つ大きく分かれております。4,000円の区分につきましては、特にこちらが考えていることとしては、患者さんに直接触れる行為、あるいは患者さんと長時間同じ空間にいらっしゃる、そういうことにつきましては4,000円を支給ということで考えております。
具体的には、保健所のところでいいますと、患者さんを長時間移送したであるとか、あるいは検体採取に従事した職員については4,000円という形で、あとは、長時間ではないですけども同じ空間にいらっしゃったあるいは面談をしたといった場合には3,000円というところで今のところ想定しております。
あとは、現状の支給額というところでございますけれども、今現時点でおおよそ2月から4月末までということで言いますと、約20万円ほど支給をさせていただいている現状です。
今回の特例条例を適用した場合ということで言いますと、45万円ほどを支給ということになりまして、この差額分約25万円を今回差額支給として支給をさせていただくということで今のところ考えております。
以上でございます。
◎総務課長[消防局]
消防職員につきましては、2月からこれまででおよそ百二、三十件の出動がコロナに関係してしておりまして、さかのぼって支給はおおむね150万円近くの支給になると考えております。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
そうしましたら、一般職の場合は保健所の方々が中心ということで、あと、病院の看護師さんとか、そのあたりも加わりますかということを聞きます。
◎
人事課担当課長
当然保健所に勤務する看護師というのも対象になりますし、例えば中央病院のほうの看護師も対象にはなるんですけども、今回の条例はあくまで市長部局、消防職というところになりますので、病院のほうにつきましては別途規定等で定める予定であるというふうには聞いております。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
わかりました。
消防が案外件数として多いということは、それだけこれまでもそういう危険に遭遇されていたんだなということが垣間見えるわけですが、これは了解をいたしました。
2点目ですけれども、議案書の4-38に職員の手当の一覧があります。「給料および職員手当等の増減額の明細」という一番下の表です。「
新型コロナウイルス感染症対策の財源とするための、局長級職員の手当の減額」というのがありますよね。これはどこかで説明を受けたんだかどうだかわかんないんですけど、次の議案198号は、市長とか特別職の報酬そのものについての削減の提案があって、その部分は基金にも積み立てるということですが、この4-38の資料にある局長級職員の手当の減額というのはどういう扱いでどういう形になるのかなと。この議案は
特殊勤務手当の話ではありますが、同じく手当ということでちょっと関連で聞きます。
◎
人事課担当課長
この管理職手当につきましては、規定上、条例ではなく規則のほうで規定をされているというところでございますので、条例の議案という形では出てはこないのですけども、今回補正予算という形ではこういう形でお示しをさせていただいたというところでございます。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
条例ではないけれども、規定の中でこういう形に変更をして、議員もそうですが、特別職なども給与の削減もあるしというようなことに倣いますというような趣旨ということで考えていいんですか。
◎
人事課担当課長
委員の御指摘のとおりでございます。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
わかりました。この議案には直接あれでしたけれども、一応確認だけさせてもらいました。
以上です。
◆澁谷祐介 委員
まず、条例の趣旨としてなんですけど、従来から存在していた防疫等作業従事手当を、コロナのものに限定して金額を上げるということと、その対象を消防職にも広げるということが骨子だというふうに理解してもいいでしょうか。まずその点について確認をお願いします。一問一答で1点だけです。
◎
人事課担当課長
委員の御指摘のとおりでございます。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
ありがとうございます。
先ほど野口委員からの質疑でもあったことと趣旨的には重複すると思うんですが、もうちょっと確認したいのでお願いします。
要は、個別の業務を挙げていくと切りがないと思うんですけども、ざっくり言うと対象職種として考えられるのは、市全体で考えると医療職、保健師、消防士といったあたりが中心になって、単なる窓口業務とかそこら辺が通常業務に従事している限りにおいてこの手当の対象になることはないという認識でいいんでしょうか。お願いします。
◎
人事課担当課長
確かに委員の御指摘のとおり、市役所には当然いろんな市民の方が来られるということで、職員もいろんな方と接するということで感染のリスクは多少あるというところでございますけども、あくまでこの手当というのは、直接患者さんと接触した、あるいは、直接体に触れなくても長時間いらっしゃったというような応対をした場合に限って支給をするということで今整理をしておるところでございます。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
ありがとうございます。
もう一点確認したいのが、
コロナ対策で発生している手当ということでいうと、その防疫等作業従事手当と、あとは多分緊急時の呼び出しとかそういうのに対しては当然あると思うんですけど、それ以外に特別これに関連して発生している手当というものは何かあるんでしょうか。確認したいです。お願いします。
◎
人事課担当課長
今、委員の御指摘のとおり、防疫等作業従事手当と、緊急等の部分で手当は出ているというところでございますけれども、それ以外で支給している
特殊勤務手当はないというところでございます。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
わかりました。結構です。ありがとうございます。
◆山田ますと 委員
ちょっとお二人の方に関連する質問にもなるんですけれども、ちょっと僕が理解できてませんので、理解したいので質問させていただきたいと思います。一問一答になります。
内容は防疫等作業従事手当に関してなんですけども、今回の議案199号は、あくまでもコロナに対する
特殊勤務手当で3,000円と4,000円のものを医療従事者と保健師と消防士とに支給する、そういう条例の対象が特定されたものになっていますけども、そもそもこの防疫等作業従事手当というのは西宮市の
特殊勤務手当の条例で既にあって、それが1件当たり1,270円というのがあります。この条例そのものの対象は全職員、全職種というふうに僕は聞いていたんですけども、これは間違いないんですか。
◎
人事課担当課長
委員御指摘のとおり、今現行の条例につきましては消防職を除く全職種という形になっております。今回の条例も基本的には全職種ということになっておりまして、さらに消防職を含むという形になります。
ちょっと説明が不足していた部分もあったんですけれども、基本的には保健師であるとかそういう専門職の方というのが中心になるんですけれども、例えば保健所の例で言いますと、患者さんを運んだ後の車両の消毒というところにつきましても、一部事務職がしているという場合もありますので、そういう方につきましてもこの手当を支給している状況であるということでございます。
以上でございます。
◆山田ますと 委員
例えば環境局とか土木局とか、仮にそういう形で従事したとしますね。消毒とか、あるいは今よく言われている感染源となるマスクとかの廃棄処分なんかにも環境の方が携わっている。こういったものも感染の危険が非常にあるので、手当というふうな話があるんですけども、この方々は通常の1,270円というのが支給されているんですか。それともこれは全く違う話なんですか。
◎
人事課担当課長
今回の対象というところで言いますと、現行の規定と今回の特例規定、基本的には対象は変わらないという形になります。加えて、今回消防職が対象になるというところになります。
◆山田ますと 委員
僕の質問と答えがちょっと違いますので。
私が申し上げましたように、199号の条例の対象の特例の話は皆さんの質疑で大体理解できたので、従来からある防疫等作業従事手当の1,270円の話を聞いているんですよ。この話に対するお答えが欲しいんですけども、この1,270円の防疫等作業従事手当に関しては、今回のコロナの199号の条例がある以前からあるものでありますから、この条例のもとでこの手当というのが当然発生しているかと思うんです。その方々というのは、今おっしゃったように消防職を除く全職種だと。具体的には、環境の方とかにも現に手当が支給されていらっしゃったんでしょうかということを質問しているんです。
◎
人事課担当課長
委員の御指摘のとおりでございます。
◆山田ますと 委員
具体的に。
◎
人事課担当課長
対象職員ということでございますけども、まずは保健所に勤務する事務職、あるいは保健師の職であるとかいうところもありますし、あと環境衛生課というところで消毒作業を行う職員もおります。それは現業職の職員でございます。それに対してもこの1,270円というものが支給されているという状況でございます。
以上でございます。
◆山田ますと 委員
わかりました。結構です。
○篠原正寛 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第199号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第199号は承認することに決まりました。
ここで説明員が一部退席します。御苦労さまでした。
(説明員一部退席)
○篠原正寛 委員長
次に、議案第198号市長、副市長及び
常勤監査委員の
給与条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
人事課担当課長
議案第198号市長、副市長及び
常勤監査委員の
給与条例等の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明させていただきます。
議案書については2-1から2-2までとなっておりますが、説明につきましては人事部資料の「提案事件の概要」でさせていただきます。
改正する条例につきましては、市長、副市長及び
常勤監査委員の給与条例、教育長の給与等を定める条例、上下水道事業管理者の給与に関する条例の三つの条例となります。
改正概要につきましては、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により影響を受けた市民や事業者に対する支援等に資することを目的に、市長、副市長、
常勤監査委員、教育長及び上下水道事業管理者の給料の自主減額を行うものです。
改正内容につきましては、令和2年6月1日から令和3年3月31日までの間に支給する、市長、副市長、
常勤監査委員、教育長及び上下水道事業管理者の給料について減額するものです。
減額率につきましては、資料中ほどの表をごらんください。
市長の給料月額については、平成30年8月1日から令和4年4月14日までの間、18%の自主減額を行っており、今回の改正は、この減額後の額からさらに15%の給料の自主減額を行うものです。
また、副市長については15%、教育長及び上下水道事業管理者については10%、
常勤監査委員については5%を、それぞれの給料月額から減額いたします。
なお、減額後の給料月額は、令和2年度に支給する期末手当には反映いたしますが、退職手当には反映いたしません。
施行日につきましては、公布の日からとしております。
説明につきましては以上となります。御審議のほどよろしくお願いします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第198号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第198号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。
(説明員交代)
○篠原正寛 委員長
それでは、ここで当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするため、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、積極的にこれを御活用ください。
次に、議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち本
委員会所管科目、総務局・市議会・監査委員分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
人事課担当課長
議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。
今から御説明させていただきます補正予算の内容につきましては、先ほど議案第198号の審査において御説明いたしました常勤特別職の給与減額分で856万4,000円を減額するものです。
また、局長級につきましては、令和2年6月1日から令和3年3月31日までの10カ月間、この間に支給される局長級の平均給与支給見込み額――これは期末勤勉手当も含みますが――の5%相当額を管理職手当及び地域手当から、総額879万2,000円を減額するものです。
では、事項別に説明をさせていただきます。
議案書4-8・4-9ページをごらんください。
款、項とも総務費、目一般管理費で、常勤特別職の給料440万5,000円を減額し、職員手当等は局長級の管理職手当及び地域手当310万5,000円と常勤特別職の期末手当237万8,000円を減額し、合わせて988万8,000円を減額するものです。
ページ飛びまして4-28・4-29ページをごらんください。
款教育費、項教育総務費、目事務局費で、常勤特別職の給料82万7,000円を減額し、職員手当等は局長級の管理職手当及び地域手当51万7,000円と常勤特別職の期末手当44万6,000円を減額し、合わせて179万円を減額するものです。
また、款、項とも総務費、目防災対策費、款民生費、項社会福祉費、目社会福祉総務費、款民生費、項児童福祉費、目児童福祉総務費、款、項とも衛生費、目環境総務費、款、項とも商工費、目商工振興費、款土木費、項土木管理費、目土木総務費、款土木費、項都市計画費、目都市計画総務費、款、項、目とも消防費、款教育費、項高等学校費、目学校管理費について、それぞれ局長級の管理職手当及び地域手当51万7,000円を減額するものです。
説明は以上です。よろしくお願いします。
◎総務課長[
議会事務局]
議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち
議会事務局所管分について御説明いたします。
議案書の4-6・4-7ページをごらんください。
款05議会費、項05市議会費、目05市議会費は、補正前の額8億9,545万6,000円のところ、6,480万6,000円を減額し8億3,065万円とするものです。
右側の説明欄をごらんください。
市議会議員の給与費は、先ほどの本会議で、議員提出議案第3号
西宮市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例が可決され、令和2年6月1日から令和3年3月31日までの間、議員報酬が15%減額されることに伴い、議員報酬4,174万6,000円及び議員期末手当2,254万3,000円、合わせて6,428万9,000円を減額するものでございます。
また、職員の給与費につきましては、先ほど
人事課担当課長から説明がございました局長級の管理職手当等51万7,000円を減額するものでございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
◎課長
議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち
監査事務局所管分について御説明をいたします。
議案書の4-10・4-11ページをごらんください。
款10総務費、項30監査委員費、目05監査委員費で、63万6,000円を減額するものでございます。
職員の給与費につきましては、先ほどの議案第198号市長、副市長及び
常勤監査委員の
給与条例等の一部を改正する条例制定の件の審査で説明がありましたように、令和2年6月1日から令和3年3月31日までの間、
常勤監査委員の給料月額が5%削減されることに伴い、
常勤監査委員の給料33万円と期末手当17万8,000円、合わせて50万8,000円を減額するものでございます。
また、定期監査等事務経費につきましては、先ほどの本会議で議員提出議案第4号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例が可決され、令和2年6月1日から令和3年3月31日までの間、議選監査委員の委員報酬が15%削減されることに伴い、委員報酬12万8,000円を減額するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いします。
◎
災害対策課長
議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち総務局危機管理室所管分について御説明いたします。
議案書4-8ページをお願いします。
ページ中ほど下、款総務費、項総務費、目防災対策費は、補正額1億1,547万5,000円の増額です。
内容につきましては、
右側説明欄をごらんください。
災害対策事業経費は1億1,599万2,000円の増額で、施設等への消毒液及び衛生用品等の支給による感染症防止対策及び避難所等における
新型コロナウイルス感染症対策に係る消耗品費並びに委託料を増額するものです。
それではまず、資料の1ページをお開きください。
施設等への消毒液及び衛生用品等の支給による感染防止対策について御説明します。
本市では、これまで備蓄しておりました消毒液やマスク等の衛生用品を、市が管理する施設や福祉施設、医療機関等に配付してきましたが、感染症対応が長期化し、まだまだ市場での流通が不足している中で、これらを早急に確保していく必要があります。
そこでまず、高濃度エタノール製品を医療機関等における手指消毒用エタノールの代用品として使用することが認められたことに伴い、市内の酒造会社である大関株式会社及び日本盛株式会社とタイアップし、新たに消毒薬を製造していただくこととしました。これらを緊急購入し、市内の医療機関や福祉施設、市が管理する施設等に支給するものです。
また、薬品製造会社である株式会社ピカソ美化学研究所に携帯ボトルタイプの手指消毒用ジェルを製造していただき、これらについては訪問介護サービスなどの事業者や医療機関の職員のほか、妊婦の方などに支給するものです。
なお、これらの消毒液については量的にも限られており、また、高濃度アルコ―ルは医療機関等においてやむを得ない場合に限り使用できる代用品であることから、一般向けの配付は難しく、福祉施設や医療機関等に優先的に支給することとしております。個人レベルの一般的な感染症対策としては、石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いで十分にウイルスが除去でき、身近なものの消毒には塩素系漂白剤が有効であることが厚生労働省から示されていることから、引き続きこれらの啓発に努めてまいります。
さらに、今後の対応の長期化に備え、マスクや防護服等の備蓄品の追加購入も行い、これらの衛生用品の配備が十分でない施設等に支給するものです。購入や配送委託料の詳細は表のとおりです。これらを合わせまして事業費総額は5,378万円で、全額一般財源です。
次に、資料2ページの避難所等における
新型コロナウイルス感染症対策をごらんください。
災害が発生した場合に避難所での感染拡大を防ぐには、3密を回避すること、または接触頻度を低減することが重要となります。まずは、避難所への避難者を可能な限り少なくするために、安全な場所に住んでいる親戚や知人の家などへの避難や、そもそも避難せずとも自宅で安全を確保できる場合の自宅避難など、避難所以外で避難する場所の確保について啓発することとしていますが、避難所のスペースや運営体制等についても確認し、感染防止に必要な対策を進める必要があります。
そこで、大雨・土砂災害等の自然災害の際に開設する避難所におきまして、3密の回避など
新型コロナウイルス感染症対策を行うための①から③までの対策を実施するものです。
①は、一般避難所におけるマスク等の衛生用品の支給、受け付け時の検温や発熱症状等のある避難者の誘導・隔離等に必要な資機材の準備、避難世帯ごとに居住スペースを区切るパーテーション等の資機材の備蓄です。
②は、濃厚接触者を一般避難所以外の施設で対応する際に必要な防護服等の資機材の備蓄です。
③は、避難所閉鎖後の居住スペースやトイレ等の消毒作業に係る委託料です。
以上、事業費総額は6,221万2,000円で、全額一般財源です。
これらについて補正予算をお願いするものです。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
野口あけみ 委員
3点、一問一答でお願いします。総務局の手当のことと、防災では二つの事業それぞれについてです。
総務局の手当はここで聞くべきでしたね。先ほど199号のほうで聞かせてもらいましたが、管理職手当等もこのコロナのために減額しましょうということです。これは今度新しくつくる基金に積み立てるというようなことは考えられなかったのか。市長などの給料分は基金に積み立てますよね。その辺の考え方の整理というのはどういうことでしょうか。
◎
人事課担当課長
今の野口委員の御指摘なんですけども、我々としては、局長級の給与減額分につきましては、その同等の額につきまして基金のほうにというところで考えております。
以上でございます。
◆
野口あけみ 委員
そしたら、私が聞き漏らしたんですかね。基金設置のところの説明にそんなふうにあったんでしたっけ。
○篠原正寛 委員長
8,181万円、それに含まれているかどうかということで答えてください。
◎
人事課担当課長
含まれているというところでございます。
以上でございます。
○篠原正寛 委員長
含まれているそうです。
◆
野口あけみ 委員
わかりました。それは了解です。
それから、防災のほうで2点ありまして、1点目の施設等への衛生用品等の支給です。
1次の配付も大変な作業量だったのではないかと思われます。例えば介護事業所にマスクを全部配るんだといったときに、大分いろいろと議論もされ大変だったと思うんですが、それらをまた第2弾といいますか第2次として配付をされるということだと思うんですけれども、1回目の配付のときの教訓といいますか、これが次に生かされて、またスムーズに行くという点ではどんなふうに教訓を捉えていらっしゃるのかということをお願いします。
◎危機管理監
基本的に物資というのは常に逼迫した状況にありますので、できるだけスピード感をもって配付するということが大切だということで随時対応させていただいているところです。
その中で得られた教訓としましては、やはり基本的にマスクを配るにしても、それ自身が汚染されるようなことがあってはいけませんので、職員自身も完全武装ではないですけど、防護状況で対応するとか、そこら辺の段取りというのが、初めのうちはなかなかなれていない部分がありまして苦労した部分がありますけども、それを繰り返しているうちに少しなれてきた状況にあります。
今後も、当然せっかくの物資を安全な状態で迅速に届けるということが大事ですので、そこら辺の段取りというのをふだんからマニュアル化しておくとかいうことが重要になってくるかと考えております。
以上です。
◆
野口あけみ 委員
ありがとうございました。いろいろあろうかと思いますので、また落ちついたころにはきちんと総括もしていただけたらなと思います。
1点だけ、資料といいますか、もしあればで結構です。わざわざつくっていただく必要はないんですけれども、例えば介護事業所にマスクを配りました、何事業所に何枚どんなふうに配りました、そういう配付状況がわかるような資料があればで結構です。わざわざつくらなくていいので、お願いしておきたいと思います。2点目は以上です。
3点目の避難所における感染症対策ですけれども、まず、濃厚接触者の避難対策として、一般の避難者とは別の施設での受け入れ及び移送手段の確保が必要となるとあります。別の施設での受け入れというのは、今現に指定避難所となっているところ以外、特別の避難所をつくるとかいう、そういう趣旨でしょうか。その場合、どのような施設を想定しておりますか。
◎
災害対策課長
濃厚接触者の避難所につきましては、現在の指定避難所以外の施設を考えております。どこが対象になるかといいますと、一義的にはやはり市の管理施設の中から避難所に指定されていない避難所の指定というのを考えております。それの選定につきましては複数考えられますので、今現在検討を行っているところです。
以上です。
◆
野口あけみ 委員
これでわかりました。
もう一点、3密を回避することが必要だということですので、そういう意味では、1避難所当たりの人数を減らすためには、指定避難所の数自体をふやすということも考える必要があるのじゃないのかなと思ったりするんです。濃厚接触者には、今の指定避難所以外の別の施設を宛てがいますよということで言えば、なかなかそれも困難なのかなと思いつつ聞きますが、指定避難所自体をふやす、そういった取り組みというのは可能なのか、また、検討されているのか、お願いします。
◎
災害対策課長
本市では、まずは発生頻度の高い台風対応の避難所運営というところに重点を置いております。御存じのとおり、災害の種類によって、または程度によって避難所の開設というのを段階的に行っていきます。しかし、通常頻繁に利用する初期の段階の避難所の中には、キャパシティーが十分でないものが多数含まれております。まずはこのキャパシティーの狭いものにつきましては、近くの小学校とか体育館等の広いスペースを持った周辺の学校に変更いたしまして収容人数の増加を図りたい。基本的にはそういうところを方針として考えております。
以上です。
◆
野口あけみ 委員
じゃあ、数をふやすというよりも、広いところに分散をするというような、まずはそういう対策をとるということですね。
今後、こういうときにあんまり大きいのは来てほしくないけれども、いつあるかわからないという点では、このたびのいろいろな対応というのは必要不可欠だったなというふうにも思います。
以上です。
○篠原正寛 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。
ここで説明員が交代します。御苦労さまでした。
(説明員交代)
○篠原正寛 委員長
ここで当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするため、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、積極的にこれを御活用ください。
次に、議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち本
委員会所管科目、財務局分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎財政課長
それでは、議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち財務局所管分について御説明いたします。
まず、歳出について御説明いたします。
議案書の4-32・4-33ページをお開きください。
款、項、目ともに予備費で、5,000万円を増額するものでございます。予備費につきましては、当初予算におきまして8,000万円を計上しておりましたが、このたびの
新型コロナウイルス感染症の対策経費として既に3,169万円が執行済みで、予算残額が4,831万円となっておりまして、これから大雨や台風のシーズンを迎えることを考えますと、現予算額で不足することも考えられることから、5,000万円を増額させていただくものでございます。
次に、歳入について御説明いたします。
議案書の4-4・4-5ページをお願いいたします。
款、項ともに繰入金、目、節ともに基金繰入金は、
新型コロナウイルス感染症拡大に対応するための補正予算に必要な財源として、財政基金繰入金7億5,699万1,000円を増額するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。
次に、報告第36号処分報告の件{〔令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第3号)〕専決処分}のうち本
委員会所管科目を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎財政課長
それでは、報告第36号処分報告の件{〔令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第3号)〕専決処分}のうち財務局所管分について御説明いたします。
歳入について御説明いたします。
議案書の5-4・5-5ページをお願いいたします。
款、項ともに繰入金、目、節ともに基金繰入金は、
新型コロナウイルス感染症拡大に対応するための補正予算に必要な財源として、財政基金繰入金2億9,632万3,000円を増額するもので、
新型コロナウイルス感染症対策として急を要することから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、4月30日付で専決処分を行ったものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
報告第36号のうち本
委員会所管科目は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、報告第36号のうち本
委員会所管科目は承認することに決まりました。
次に、報告第37号処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
税務管理課長
報告第37号処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕につきまして御説明申し上げます。
臨時会議案書の6-1から6-4ページでございますが、お手元にお配りしております資料により御説明させていただきます。
資料をごらんください。
令和2年法律第26号地方税法等の一部を改正する法律が4月30日に公布、施行されたことに伴い、同日以降に施行する必要がある項目につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき市税条例の改正について専決処分を行いましたので、その報告を行うものでございます。
主な改正内容につきましては、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置として、徴収の猶予制度の特例のほか個人市民税、固定資産税、軽自動車税などに係る改正を行いました。
内容は、新型コロナウイルスによる家計や事業活動への影響を抑えるため、令和2年2月1日から納付期限までの一定の期間において、収入に相当の減少があった場合に、無担保かつ延滞金なしで1年間、徴収猶予を適用できる特例制度の創設や、厳しい経営環境に直面し、売上高が前年に比べ減少している中小事業者等の固定資産税及び都市計画税の軽減、軽自動車税環境性能割の軽減措置の6月延長、個人市民税における住宅ローン減税の要件緩和など、一連の税負担軽減措置を行ったものでございます。
主な改正項目は以上でございますが、このほか、改正後の地方税法に適合するよう所要の改正を行うものでございます。
説明は以上でございます。
○篠原正寛 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
報告第37号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、報告第37号は承認することに決まりました。
説明員交代ですね。御苦労さまでした。
(説明員交代)
○篠原正寛 委員長
次に、議案第200号令和2年度西宮市
一般会計補正予算(第4号)のうち本
委員会所管科目を議題とします。
本件に対する質疑は既に終了しております。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第200号のうち本
委員会所管科目は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第200号のうち本
委員会所管科目は承認することに決まりました。
以上で付託事件の審査は全て終了しました。
ここで説明員が交代します。皆様、どうも御苦労さまでした。
(説明員交代)
○篠原正寛 委員長
時間を押しているところでございますけれども、不測の事態があってもう一回臨時会がない限り、事実上、本日は最後の委員会ということになりますので、研究テーマについてまとめだけ簡単にさせていただきたいというふうに思います。
次に、
所管事務調査の件として、
施策研究テーマ「西宮市
行政経営改革について」を議題とします。
4月、5月に予定しておりました委員会の開催を取りやめさせていただきまして、メール等のやりとりで報告書を完成させ、確定させ、過日皆様にお配りしたところでございます。また、あわせて当局にも既に報告書を送付させていただいております。
当局からの回答として、「提言に対する市の考えについて」をタブレットに配信しておりますが、文章でございますので、特にその文章の要点あるいはそれ以外の部分につきまして当局を代表して太田局長から御発言をいただき、本来なら我々のほうも一言ずつという時間をとりたいところですが、時間の関係上、残念ながらそれは割愛させていただき、当局からのお返事を頂戴してこのまとめにしたいと思います。
それでは、太田政策局長、よろしくお願いいたします。
◎政策局長
令和元年度
総務常任委員会におかれましては、
行政経営改革を
施策研究テーマとして、この1年間、精力的に調査研究をしていただきました。本日、最終の提言書を取りまとめられ市に提言いただきましたことに、まずは御礼申し上げます。
今回の提言書を改めて読ませていただきましたけれども、最終的には100ページ近くにも及び、その内容も各委員の経験や知見に基づくもので、示唆に富んだ御意見を多数いただきました。この提言書に対する市の考えにつきましては事前にお配りしておりますが、その中でも、我々が今後この
行政経営改革を進めていく中で特に留意すべきと考えている点などについて、幾つか簡潔に述べさせていただきます。
まず、何をもちましても
新型コロナウイルス感染症の影響についてでございます。
今回の
新型コロナウイルス感染症対策については、全国的に社会経済状況に大きな影響を与えるとともに、大きな社会変革のきっかけになるのではないかなというふうに考えております。従来の慣習を覆す暮らし方、あるいは働き方、教育、賛助のあり方など、大きく変わっていくと思います。人と人との接触をできるだけ避けるためのオンライン会議であるとか、ペーパーレス、キャッシュレス、それからテレワーク、教育においてはICTの教育というのが飛躍的に進むと考えられます。そうした視点も踏まえまして、前期の実行計画の期間内においても、すぐにできること、今しなければいけないこと、今はできなくても将来に備えて種をまいておくこと、そうした優先度づけや将来的な投資、そういった整理を進めつつ、今後の社会経済の状況も踏まえた計画の柔軟な見直しも視野に入れておく必要があると考えております。
次に、職員の意識づけと
行政経営改革の位置づけなどについてお話ししたいと思います。
まず、職員の意識改革、業務の生産性向上については、個々の職員の能力を最大化させる、やりがいやチャレンジ精神を生み出す職場環境をつくることが重要であると考えております。そのためには、組織を形づくっている職員の意識をいかに変えて浸透させていくのかと、職員一人一人に
行政経営改革のマインドをいかに植えつけていくかということが非常に重要だなというふうに考えております。
また、一方で、職員のモチベーションの向上も欠かせない視点になるかと思います。業務の目的を意識して市民サービスの向上や業務の効率化に常日ごろから取り組んでいる頑張っている職員を正当に評価することで、組織全体の意識の向上にも寄与して、改革の相乗効果をもたらすものと考えておりますので、その点にも十分留意して進めていければと考えております。
そうした点につきましては、各委員の方からさまざまな視点で御提案をいただいておりますので、それらの御意見も参考にしっかりと進めてまいりたいと思います。
次に、
行政経営改革の位置づけについてですが、基本方針を策定する段階から、今回の
行政経営改革については、行政組織の効率化と経費の削減を目的としたいわゆる行財なのか、それとも行政運営の仕組みを変える
行政経営改革なのかということで、本会議や委員会等で議員の皆様からも御質問いただきました。我々としては、財源捻出を目的に市民サービスの大幅な低下を伴うような改革を実施しないといけないという前に、まずは行政の内部的な改革を中心に進めて、今後の行政需要に対応するための経営資源である人員、財源の適正な配分ができる基盤を整える、つまり体質改善を図るものと考えております。
現在も基本的な考えは変わりませんが、今回、図らずもコロナウイルス感染症対策という危機事案に直面しまして、新たな課題に対応するための人員配置や感染拡大防止、市民生活支援のための財政支出など、人、金といった経営資源を集中させて取り組まざるを得ない状況になりました。今後も、それぞれのステージに応じた支援を長期的、継続的に進めていく必要がありますし、それには当然市の財源も必要となってまいります。一方では、コロナによる経済活動の停滞によりまして、市税の減収等、財源の確保が相当厳しくなるのは確実です。
行政経営改革により中期的な体質改善を図りつつ、目前の財源捻出についても取り組みが必要だと認識を新たにしているところでございます。
ここからは個人的な見解ではありますが、まずは一旦立ちどまって、優先すべき事業について再検討するとともに、事務事業のプロセスを精査した上で見直しを図る必要があります。今後、本市財政への影響が見通せる段階で、抜本的な施策や事業の見直しを実施していきたいと考えております。今後とも折に触れて御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
以上、簡単ですが、
施策研究テーマ「西宮市
行政経営改革について」の提言書に対する市の考えに加えましてコメントをさせていただきました。本当にありがとうございました。
○篠原正寛 委員長
御苦労さまでした。
本来皆様のほうからもいろいろお言葉、御発言をいただきたいところなんですが、残念なことに臨時会中の本会議をとめての委員会ということで、その時間については、口惜しいですが割愛をさせていただきたいと思います。計画をつくって終わりではないので、今後も折に触れて、いろんな場面でまた携わっていただければと思います。皆様、どうも御苦労さまでございました。
本件はこの程度にとどめさせていただきたいと思います。
この際、お諮りいたします。
本委員会で採決いたしました事件に対する委員会報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○篠原正寛 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
本日のまとめでございますが、本会議を暫時休憩しての委員会でございました。議案第197号外3件、それから、報告は第36号外1件につきまして活発に質疑をいただきまして、全件滞りなく全会一致にて可決または承認をいただきました。ありがとうございました。
また、
施策研究テーマにつきましては、短い時間でございましたけれども、完成と、それから、当局のお考えについてその一端を述べていただきまして、こういう形になるとは当初思いもしませんでしたけども、まとめとさせていただきたいというふうに思います。
思えば1年前、初めてのときは、存分に述べた後で、みんなで打ち上げでもやるような展開で終わっていくのかなというふうに思っていたんですが、想像もしなかったこういう事態になりまして、こういう形になりましたけれども、ここまで皆様のおかげで何とか進めてくることができました。たかの副委員長を初め委員の皆様に心より御礼申し上げたいと思います。本当に1年間どうもありがとうございました。
それでは、これをもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
(午前11時46分閉会)...