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  1. 西宮市議会 2020-03-02
    令和 2年 3月 2日議会運営委員会−03月02日-02号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    令和 2年 3月 2日議会運営委員会−03月02日-02号令和 2年 3月 2日議会運営委員会                西宮市議会                  議会運営委員会記録              令和2年(2020年)3月2日(月)その2                  開 会  午前11時54分                  閉 会  午後 0時42分                  場 所  2号委員会室協議事項   1 新型コロナウイルス感染症への対応について ■出席委員   山 田 ますと (委員長
      福 井   浄 (副委員長)   うえだ あつし   河 崎 はじめ   菅 野 雅 一   佐 藤 みち子   篠 原 正 寛   澁 谷 祐 介   田 中 正 剛   松山 かつのり欠席委員   な   し ■委員外議員等   大 石 伸 雄 (議長)   野 口 あけみ (副議長) ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   一 色 風 子   江 良 健太郎   大 迫 純司郎   河 本 圭 司   たかの し ん   多 田   裕   田 中 あきよ   花 岡 ゆたか   宮本 かずなり   よつや   薫   脇田 のりかず ■説明員西宮市議会委員会条例第19条による)   市長      石 井 登志郎   副市長     北 田 正 広   副市長     田 村 比佐雄  (防災危機管理局)   防災危機管理局長           丸 岡 五 郎   防災総括室長  尼 子 剛 志  (政策局)   政策局長    太 田 聖 子   市長室長    川 俣   均   秘書課長    田 中 隆 行   広報課長    前 田 充 洋  (総務局)   総務局長    中 尾 敬 一   総務総括室長  大 植   進   総務課長    岩 田 直 美  (健康福祉局)   健康福祉局長  山 本 英 男   保健所副所長  小 田 照 美  (こども支援局)   こども支援局長 時 井 一 成  (教育委員会)   教育次長    大 和 一 哉  (議会事務局)   議会事務局長  北 林 哲 二   次長      岩 田 重 雄   総務課長    反 田 信 一   議事調査課長  新 田 智 巳           (午前11時54分開会) ○山田ますと 委員長   こんにちは。  ただいまから議会運営委員会を開会します。  これより協議事項に従い協議を進めます。  初めに、新型コロナウイルス感染症への対応についてを議題とします。  まず、市長から御説明があります。 ◎市長   議会運営委員会を開催いただきまして、ありがとうございます。  それでは、着座にて説明させていただきます。  お手元に資料をお配りさせていただいております中で、「第4回新型コロナウイルス感染症対策本部会議」というふうに書かせていただいているもの、これは、けさの8時からやらせていただいたものの会議資料でございます。これに沿ってお話をさせていただきたいと思います。  まず、私からは大きく6点についてお話をさせていただきたいと思います。  一つ目が、今の感染状況でございます。  皆様方も御承知いただいていることと思いますが、資料の4ページですね、「新型コロナウイルス感染症患者の発生について」というようなことで、昨晩本市においては22時30分に記者会見をいたしました。  ここにありますように、40代の男性の方、西宮市内在住でございます。そして、経過等は、ここに書いておりますように、大阪市内会社へ出勤されていた方で、24日以降の出勤はございません。23日までは基本的にはJR線を使って大阪に行かれていたというようなことであります。25日以降、発熱が続き、そして、A、B、Cと医療機関が出てまいりますが、これは全て市内医療機関でございます。インフルエンザの陰性が続いた中でありますが、28日以降、せきが出現し、29日、エックス線の肺炎像などがあり、C医療機関帰国者接触者外来を紹介され、そのところでCT検査などでもすりガラス様陰影――曇りのようなものであります。それが確認されたと。そうしたことから検体を採取いたしまして、3月1日に検体検査いたしました。県の機関――加古川にございますが、こちらで検査をいたしまして、昨日の夜に感染陽性が確認されて発表に至ったというようなことであります。県内の初の事例であります。  追加でお話をいたしますが、濃厚接触者とされる方、同居の方がお二方いらっしゃいます。お二人とも成人の方でございまして、昨晩22時半の時点では、我々の承知している情報では何の症状もないというようなことでありましたけれども昨晩から今日までの間に動きがございました。  20代の方――26歳の女性でありますけれども濃厚接触者の方ですね、昨晩のうちに発熱等症状があり、尼崎の県の医療センターのほうへ行くこととなりました。言い漏れましたけれども、この40代の今発症されている方御自身も、県の指定機関となっております尼崎医療センターに入っていらっしゃいます。そして、同じくその同居者であった26歳の女性、この方が県の尼崎医療センターに入っていらっしゃいます。  同じくもうお一方、同居者で50代の女性がいらっしゃいます。この方に関しましては、今、御自宅にいらっしゃるというふうに聞いておりますが、この方に関しても、今、倦怠感といいますか、だるさがあるということであります。  お二方とも、今、検体ですね、チェックするものを採っており、この方々PCR検査についてはきょうの夜にわかるということであります。夜と申し上げているのは、検査の手法、それから確度等いろいろあるものですから、何時にというようなことが今の時点では申し上げられないということであります。  この方々は、まだ今の時点陽性と決まったわけではございませんので、この方々の経路等々に関しては、一定聞いているようではありますが、発表陽性になった場合にはするというようなことであります。  なお、この50代の同居者の方は市内自宅にいらっしゃるということですけれども、外出をしないように指導して、経過も観察をしているというようなことでございます。  濃厚接触者の方については、今2名でございます。  もう一つ、この40代の現在罹患されている方は、大阪会社に勤めていらっしゃる方です。この方は、クルーズ船であるとかライブハウスであるとか、言われているようなところとのかかわりはないということであります。別の言い方をすると、感染経路が今わかっていないというようなのが正直なところであります。  そうした中でございまして、この方の会社ですね、いわゆる事務仕事の一種でありますけれども、この方の会社大阪にございます。この会社にも当然お知らせし、そして、今後の大阪のその会社に関する取り扱いは、それは大阪のほうの保健所と連絡をとって、大阪のほうの保健所がその対応に当たるというようなことになるというふうに考えております。  なお、この患者の40代の方等々、これは市内在住者でありますから、この方々のその他濃厚接触者等々の今後の聞き取りなどなどは、保健所西宮にございますので、西宮がやっていくというようなことであります。  この方に関してのお話は以上といたしまして、後ほど御質問等があろうと思いますので、この点に関してはここまでといたします。  次にいきまして、資料の6ページ、7ページであります。今、市の緊急サイトとして市民にお示ししているところを印刷してきているところでございます。  ここに関して申し上げられることにつきましては、今、基本的にはイベントの中止ないし延期の呼びかけをしているところであります。一方で、感染者が発覚する前の状態で、公民館の貸し館などは自己責任としっかりと感染症対策をもって使ってくださいというようなことを申し上げてまいりました。図書館に関しても、閲覧室は滞留しますのでやめてください、だけど、こういうときですから本もお借りいただくこともあっていいでしょうというようなことで、今この時点段階では、あける、本を見て借りていただくというようなところでありましたが、この状態が果たしてこれでいいのかどうかというようなことについては、今、関係部局協議をしております。さらなる対策に踏み込むかどうか、これは、ちょっと事態が動いておりますので、今検討中ということであります。  次の8ページにいっていただきます。  次は、大変大きな課題であります学校の問題であります。  学校課題につきましては、先ほど菅野議員も本会議場で私の文書を読んでいただきましたけれども、2月27日に突如国から要請がございました。その時点では、本市においては本当に罹患者もなく、我々も認識をしていなかったところでありますが、こういうところでもありましたので、しかし、3月2日からというのは余りにも急ハンドルだったものでありますから、3月3日からということで休校にいたしました。そして、春休みまでというようなことで、これは国の要請に沿って決めたわけであります。  これに関して二つ申し上げると、まず、きのうの段階で発覚し、発症者が40代の方で出たわけであります。きのうの10時半の時点での会見でありましたが、きのうのきょうで休校すべきではないかという声が若干庁内でもございました。一方で、急ハンドルの問題と、この方々――濃厚接触者を含めたお三方が成人で、我々のつかんでいる情報では、子供、小中高生とかかわりがあるというふうに承知してないということもございましたので、この3月2日この1日は、きょうはこのままということでいったわけであります。  もう一つ春休みまでということであります。尼崎市、芦屋市などとは足並みをそろえたつもりでありましたが、このことがちょっと長過ぎるというような――県は15日で区切ったところがあります。これに関しての認識でありますが、もちろんこれは、短縮延長があり得ると思っております。事態の改善が急激に図られて空気が変われば、それは短縮ということはあり得ると思います。ただ一方で、4月8日が入学式、7日が始業式ということですが、そこまで引っ張ってしまうということも逆にあるわけで、これは誰もがわからないことであります。今、そうしたことで仕切りをさせていただいております。  次に、この資料にございます「市立小学校臨時休業に伴う留守家庭児童育成センター開所時間延長児童の預かりについて」というようなことでございます。  留守家庭児童育成センター開所時間延長ということでありますが、別の言い方で言いますと、延長というか、前に延ばすということになります。つまり、授業が午後1時、2時に終わったら、2時から育成センターはあいておったわけですけれども育成センターを国の要請に従って朝8時からあけるようにするというような措置を講じました。
     一方で、ここに「緊急対応のため、応援職員を配置して行う」というふうに書いてございますが、育成センターのスタッフの方は、もちろん対応いただける方もおるんですけれども、もともとは午後の2時ぐらいから働くということでライフプランというか日々を組み立てておられる中で、急に言って受けてもらえる方と受けてもらえない方もございます。そういう中で、いろいろ事業者担当局から聞いて、どうしても間に合わないというようなところがございました。なので、そこはとにかくこういう緊急事態でありますので、市長部局の職員、それから教育委員会その他職員も動員する中で、これは見守りというようなことも含めて当たっていくというふうにやってまいるところであります。  次に、「育成センター利用者以外の児童の預かり」ということで書かせていただいております。  ここに書いておりますように、3月5日から25日までということであります。ちょっとずれるわけでありますが、これが学校ランチルーム図書室ということでありますけれども小学校の1−3年生、そして共働きかひとり親家庭等、近隣に子供の世話を頼める人がいない児童ということであります。これは学校教員にお願いするというようなことであります。  そこでいろいろこちらのほうもやりとりをしたわけでありますが、学校教員のほうは、休校中、宿題の作成であったり、もしくは自宅で親と静養しているような子供であったとしても、その子たちの一人一人の状況、心の健康等々を含めてチェックし、場合によったら家庭訪問をする等々の業務が当然残っております。そういう中で何とか体制を回してもらって、学校ランチルーム図書室などで対応していくというようなことでしております。  これについては、申し込みをしていただくと。そうでないと数が把握できないので体制が組めないというようなこともございますので、いたします。きょうは子供学校に最後に出てきている日でありますので、この日にプリントを配布することでお知らせをして、あした、あさって以降、教育委員会のほうで受け付けてまいるというような、こういう算段になっております。  それから、卒業式並びに儀式的な休園式とかございますが、現時点は、子供たちの気持ちを考えて、何とかやりたいというふうに私どもも現場も思っております。ただ、これは、どうしても事態の進展があった際には別の判断もやむを得ぬということも可能性としてはもちろんございます。現時点段階においてはやると。  そして、中学校の日付も、もともとあった3月10日というようなことで今考えております。  そして、保育所・幼稚園、こちらのほうは、通常どおりあけているというようなニュアンスで申し上げてまいりましたが、ここは、社会が回らなくなってはいけないという、保育所に関しては特に国の要請に沿ってというふうに理解しておりますが、一方で、子供を媒介して親から感染が広がるというようなことを国等も懸念しているというようなことでもありますが、通常どおり開いているという――先ほどの育成センターもそうでありますが、開きはいたしますが、大原則、大前提として、願わくば親ないしそれにかわる方が自宅で見ていただき、人と人との接触を避けていただくというようなことが大方針でございます。ですので、あきはしてはおりますけれども、それが通常どおりと言えるかと言われると、そこはちょっとニュアンスが難しいんですけれども通常どおりと言い切れる状態ではないというようなことであります。私の勝手な表現で言えば、これも抑制できる方は登園通所などを控えていただければありがたいというようなことであります。  次のページにまいります。9ページ、10ページのほうで、新型コロナウイルス対策貸し付け、それから、中小企業に対して講ずる対策についてであります。それから、11ページのセーフティーネットの件でございます。  こちらは、先ほど本会議の答弁でも触れさせていただきましたが、経済的に急にこうなったことに対する対策として、本市並び商工会議所のほうと協力して、市内事業所に対する下支えというんでしょうか、緊急サポートというようなことを講じているというようなことであります。  資料に沿ってはここまでであります。  あと2点、失礼いたします。  市といたしましては、BCPを発動し、非常時の業務体制というようにさせていただいております。そうした状況にありますことをまずお含みおきいただければと思います。  それから、先ほど議長のほうにはちょっと御相談をさせていただいたんですけれども大変関心の強い事項でもございますので、そして、発信力のある議員皆様方でありますので、ぜひ発信をさせていただく、お力添えいただく意味でも、願わくば、議運なりどこかなりお決めいただいた場で私のほうから説明をさせていただければと思っております。  同時に、記者皆さん方にも決まった時間に説明していきたいと思っております。  その仕切り、これは私どもの思いですけれども仕切りはぜひお話をさせていただきたいと思います。  その裏にございますのは、正直に申しますと、保健所の、そしてその他の業務の機能の維持というのがございます。やはりこういうときですから、私も含めて最新情報を知りたいんでありますけれども、ただ、それが五月雨式記者さん等々、もしくは議員各位から個々に来ると、これはなかなかどうしようもない部分もございまして、そういう中で、このあたり、御相談させていただければなと思っているところであります。  いろいろ申しましたけれども、まず冒頭、私からの現状に関する御報告とさせていただきます。―ありがとうございました。 ○山田ますと 委員長   市長からの冒頭の御説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はございませんでしょうか。 ◆松山かつのり 委員   学童利用者以外の件で、きょうプリントを配布したということで、あす、あさってで教育委員会が把握されるということなんですけども、これは、把握される方法としては、プリントを回収するんですか、どのようにされるんでしょうか。 ○山田ますと 委員長   松山委員、マイクをどうぞお使いください。 ◆松山かつのり 委員   ごめんなさい、済みません。 ◎市長   じゃあ、私がかぶせて。  育成センター以外の子供情報回収方法というようなことでお問い合わせをいただきました。  配布は、この時点では恐らくまだされていないと思います。帰るまでにすると思います。きょうは給食も出ますので、それまでに子供たちの手に渡ります。  そして、メール必要事項を書いていただいて、その紙に書いてますけれども、返していただく――メール、ファクス、電話というこの三つで受け付けをさせていただくという、こういうことになっております。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   ありがとうございました。 ◆篠原正寛 委員   御苦労さまです。皆様も本当に大変だなと思います。  1点だけ、情報の出し方で、各議員、多分そうやと思うんですけど、いろんな人からいろんなことを言われていて、中には真偽不確かな情報が勝手に流れてきたりとか、こんなんありますけどどうしますかみたいなことを言われていて、やはりパニックとか変な行動を抑えるためには正しい情報発信が非常に必要だなと。今、市はホームページを持ってますけれども、例えばトイレットペーパーの話は全くガセなんですよね。そういうことをダイジェストでぽんぽんぽんとホームページをつくる側の人にお願いして出してもらう、それから、学校のことが始まると、恐らく問い合わせが、番号がわからんからとにかく保健所にといっていっぱい電話が入ったりとか、そういうのを分けるために、病気に関しては保健所のここという電話の番号とか、そういうのもぱっと開いたらすぐある状態のところにはめていただきたいというのが1点です。作業の間があればなんですけどね。  それともう一つ、どこの誰だということでうわさが変に飛び交っているんですね。それで皆、疑心暗鬼になっている。そういうのを防ぐためには、当然、個人の人権があるので、どこぞの住所のどなたさんなんて言えないんですけど、もし濃厚接触可能性がある場合は必ずお問い合わせが行きますので、そうでない方は普通に過ごしてくださいというような、そういった案内も必要なのかなと。要するに、一目でわかる――ほとんどの人は関係ないという言い方はあれですけど、濃厚接触者でもなければ今までと同じなわけですから、そういったことを一べつですぐにわかるように工夫していただけると、まちの今あるSNSで飛び交っている――きのうもすごい飛び交っているらしいんですよね。そういうのは少しおさまるのかなというふうに思いますので、つくっている方がどなたかわからないので、そういういとまがあればぜひちょっと検討していただければと思います。 ◎市長   ありがとうございます。対応を検討できるところはもちろんやってまいりたいと思います。  あと災害対応ダイヤルで、3456の大雨のときとかのやつも今開いておりますので、そこへ適切に誘導されて、保健所電話学校問い合わせで埋まらないようにしっかりと広報周知してまいりたいと思います。 ◆河崎はじめ 委員   前も聞いたんやけど、卒業式、これはやる方向と言うていた。中学校は3月10日、小学校は3月19日やけども、特に小学校なんか、まだ全然準備できてないと思う。だから、どういう形態でやろうと考えてはるんですか。予行演習とか、そうじゃなくて校長室に呼んだりという、その辺を聞かせてください。 ◎教育次長   今御質問いただきました小学校卒業式の準備につきましても、事前に集まって取り組むということは想定しておりませんので、当日、規模を縮小して、わかりやすい簡単なプログラムで、ただし、子供の思い出に残るような儀式的行事らしい内容をしっかりと指導した上で行っていきたいというふうに考えております。  具体的には、3月19日が予定日でございますから、そこまで日にちがありますので、もう少し状況を見ながら、学校とやりとりしながら詰めていきたいと思っております。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。 ◆田中正剛 委員   御説明ありがとうございました。  私は、計画のことを伺いたいんですけれども、先ほどの一般質問の中で、今、危機管理指針危機管理計画に基づいて対応されているということなんですけれども、過去に西宮新型インフルエンザ等対策行動計画というのが策定されているんですけれども、これは生きているんですか。まず、一問一答になるかもしれないんですけど、お願いします。 ○山田ますと 委員長   結構です。 ◎防災危機管理局長   西宮新型インフルエンザ等対策マニュアルというのをつくっております。今回は、感染症ということで、新型インフルエンザではないんですけど、この対策マニュアルを参考にして危機対応に当たっていく、こういう考えで今進めております。 ◆田中正剛 委員   わかりました。ありがとうございます。  それともう1点、経済的なところの支援というところで、融資お話がございましたけれども、こちらのほうもどのような融資があるのかというのがいろいろありまして、詳しく教えていただきたい。  それと、借りてもすぐには返せないんじゃないかといったようなお声もいただいたりしますし、補助みたいなものというのは検討されてないんですかみたいな、そういう問い合わせが実は来ているんですけれども、その点につきまして、今の現状ですね、まとめたものがありましたら御披瀝いただけたらありがたいんですけど。 ◎副市長田村比佐雄)  融資等につきましては、国のほうでもさまざまな融資を検討されておられるというふうに新聞情報等では見ておりますので、現状につきましては、今お示しをした資料が市が把握している内容でございまして、あと、今後、新たなものとか、また情報が入りましたら、その都度お示しをしたいと考えております。 ◆田中正剛 委員   ありがとうございます。  今、時間もありますので、詳しくはお答えいただけないのかなと思ったんですけれども、今、相談窓口といたしまして、保健所のほうと一般窓口のほうを設けていただいておるんですけれども、こういう経済的なことに関しても、今は一般のほうで問い合わせをすることになるのかなと思ってみたり、片や商工会議所のほうにも窓口があったりというのも目にしましたので、どこに問い合わせたらいいのかというのは、せっかくこちらのサイトを用意していただいてますので、その辺に掲載していただけたらありがたいなというふうに思ってます。 ◎副市長田村比佐雄)  そちらにも整理してお示しするようにしていきます。 ◆うえだあつし 委員   1点だけ、御要望といいますか。  このままいったら、私の予測なんですけど、1次救急の混雑も考えられるんじゃないかなというふうに思いますので、そのあたり、十分協議してもらって、あと、1次に来た後の2次の受け入れ、こちらのほうもこの可能性もあるので、ここで中央病院さんにも頑張ってもらって、このあたりのやりとりを上手にしてもらえたらなと。きっと1診ではもしかしたらきついんじゃなかろうかというふうに考えておりますので、そのあたりは医師会等と協議していただきますようお願いします。 ◎市長   貴重な御意見ありがとうございます。 ○山田ますと 委員長   ほかの委員の方、どうでしょうか。よろしいですか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   そうしましたら、市長冒頭おっしゃった市の体制のほうは、引き続き御紹介いただけるんですかね、副市長を中心とした体制とかその辺は。 ◎市長   現時点で市としては、この新型コロナウイルス感染症対策というこの終息に向けて全力で取り組む、私が中心になってやるというようなことでありますが、具体的な仕切りとして、もう一つ重要な対応が、市民の生活を円滑に回すためにも次年度予算をしっかりと成立させるというような、こういうミッションがございます。副市長が2人おられますので、新型コロナウイルスに関しては、本部長は私、代行は北田副市長、予算通過対策本部――対策本部って、(笑声)本部長代行、田村副市長というような形でやってまいりたいと思っております。  それとあわせて、今これは指示しているところで現在進行形でありますけれども保健所のほうにも応援職員を入れてまいります。それは、もちろん下働きのようなものも含めてなんですが、重要なことは、情報を集約して、わかっておる職員で、それで今、東奔西走している保健所長、副所長でない者で保健所と連絡をとれるような体制をしっかりとつくると。ですので、今どうなっているかとなって、保健所長、副所長に今すぐつなげとなったときに、本当に大取り込み中な場合がありますので、そこでまず、そこがしっかりと動けるような体制をつくっていく。ですので、コロナのときには、もちろん防災もそうでありますけれども、窓口なりもしっかりと決めてやってまいりたいと思っておりますし、あわせて、先ほど申し上げたように、保健所機能維持のために――もちろん1日に1回やっていただく場合には、医学的なことを私が即答するのも限られますので、そこにはもちろん保健所から誰か出てくるというようなことにしたいとは思っておりますけれども、そうした体制で向き合わせていただければと思っております。  以上です。 ○山田ますと 委員長   そういう体制になりますので、お願いいたします。  引き続きでよろしいですか、それとも、お忙しければ御退席いただいて結構ですけど。皆さん、お忙しいと思いますから、保健所関係も。  当局の方にはそれでよろしいですね。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   当局の方は御退席いただいて結構です。一丸となって頑張ってまいります。お願いいたします。    (説明員一部退席) ○山田ますと 委員長   次に、議長から御説明がございます。 ○大石伸雄 議長   ここでいろいろとまずお話ししようと思っていたんですけれども、この12ページ、13ページにあります既に議長から発出したものに関しては、皆さん、頭の中に入っておられると思いますので、あえて予定稿を言わないということで、それを見ていただくと。  それと、重要なところで言いますと、けさほど河崎委員のほうから休会の話もありましたけども、それも含めて後ほどお話しさせていただきたいと思います。  一つは、お願いを再度しておきたいんですけども、マスクの件なんですけれども、本会議委員会でやるということでここで握って話をして、皆さんやっていただいているんですけれども、一部の会派の議員が無視されているということで、いろいろとほかの議員からほっといてええんかという苦情が出てます。やはりその会派の幹事長は、自分のところの会派の議員がしっかりとやっているということをもう一度確認していただきますようにお願いしたいと思います。  これは、今、いろんなマスコミでもマスクの有用性なんかが言われてますけども、我々がマスクをするということを決めたときには、マスクの有用性という問題じゃなくて、やっぱり市議会というのはインターネット中継でも何でも市民から見られている存在であるということで、そういうことを議会が率先してやっているという啓発も含めて今やっておりますので、実効性が云々というような話を今さら持ち出さないで、やっぱり議運で決めたことですから従っていただくと。ここまででこれを言うのはもう3回目なんですね。それでも従っていただけない場合は、やはりそれなりの対応をしなければならないなというふうに思っておりますので、特に自分の会派のことは幹事長は言わなくてもおわかりだと思いますので、その辺、しっかりとしていただきたいと思います。  それから、朝の河崎委員からの話で、実は事務局に調べさせましたら、全国の市議会で、代表質問・一般質問を一旦中止しているところが結構出てきました。それから、踏み込んで休会しているところも出てきました。これは、全て本部ですね、市長以下のところを、市議会の不要不急のことで足を引っ張らないというのがほぼ理由みたいです。ということで、それなりに休会とか一般質問・代表質問をしない、それから、一般質問に関しては、途中までいっているわけですから、それをやめる場合、6月にその時間を与えるみたいなところもあるみたいです。ですから、いろんな選択肢がある中で、皆さん……(「違うぞ」と呼ぶ者あり)そういうことが考えられるということだそうです。それも考える中では選択肢ということでお願いしたいと思います。  これは後ほどもう一遍しますけれども、きょう皆さんにこの場で決めていただきたいのは、皆さんにつくっていただいた西宮市議会BCPで、「本部の設置」というところに、ウで「危機事案(新型インフルエンザ等を含む)が発生し、市が危機管理計画に定める危機対策本部を設置した場合」というのが条件の一つにあります。今、実は市長からも、毎日議運を開いて、そこで報告して、皆さんの御意見を聞きながら進めていきたいということも言われております。そういう意味で言いますと、当局がBCPを発動しましたので、議会としても今後迅速な対応が必要だということで、朝もちょっと言いましたけども、本日、皆さんの了解が得られれば、議会BCPを発動して、西宮市議会災害対策支援本部を設置するというところにいきたい。これを設置すれば、当局からの情報については全部ここに入れると。それから、この支援本部は、議長、副議長、議運の正副委員長、それと各会派の代表をもって構成するということになっておりますので、きょう早速、これは皆さんの御了解を得られたら、議会終了後でも1回目のこの対策支援本部をやりたいなと思っております。  それともう一つは、BCPを発動しますと、それぞれの議員が個別に当局に連絡して云々というのはだめですよということをきっちり書いてあるので、先ほど市長も言われましたように、市民も含めて個別に市のほうに問い合わせするというのはやめるということにもなりますので、その辺もお含みおきいただいて、もう一度この市議会BCP、これはそんなにページ数はありませんので、読んでいただいたらありがたいんですが、委員長あとはお任せして、これを皆さんでやる、BCPを発動するかせえへんかということの協議をお願いしたいと思います。 ○山田ますと 委員長   ただいま議長から御紹介、御説明いただきました西宮市議会BCPのガイドラインがございます。そこには明確に、議会は、西宮市議会災害対策支援本部――議会の本部ですね――が設置されるような災害が発生した場合、速やかにその復旧・応急・復興に必要な議案を審議するという形で議会の役割が明確に述べられております。また、危機事案――新型インフルエンザ等を含む――が発生した場合、市が危機管理計画に定める危機対策本部を設置した場合、速やかに設置する、このようになっておりますので、今、議長がおっしゃったように、BCPを発動という形をとらせていただいてよろしいでしょうか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   異議なしと認めさせていただきます。  さらに、本部の体制をここで発表させていただきます。  「本部は、本部長、副本部長、本部役員及び本部員をもって構成する」。「本部長は、議長をもって充て、本部の事務を統括し、本部役員及び本部員を指揮監督する」。「副本部長は、副議長をもって充て、本部長を補佐し、議長に事故あるときは、本部長の職に就く」。さらに、「議長及び副議長ともに事故あるときは、議会運営委員会委員長、総務常任委員委員長、建設常任委員委員長の順に本部長の職に就く」。さらに、「本部役員は、議会運営委員会委員長、同副委員長及び各会派の代表をもって充て」る。このようになっておりますので、本日、本会議終了後、直ちに第1回目の議長を中心としたBCP発動の対策支援本部で協議に入りたいと思いますので、お願いいたします。(「場所は」と呼ぶ者あり)  場所はここで結構です。  よろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   ほかに何かございませんでしょうか。 ◆澁谷祐介 委員   1点、確認なんですが、議長から先ほどマスクの着用についてのお話がありまして、有効性云々ではなくて、議会としての姿勢を示すということでの話でした。議場に入っている人間はそうなんですけど、今の段階では、発言者については着用、不着用は本人の自由に任せるということになっているじゃないですか。本来、外に対してアピールすることであったりとか、今は飛沫感染以外はしないというふうに一応言われているので、それを抑えるという意味からは、本当はむしろ発言者こそがマスクを着ける必要があるんじゃなかろうかというふうに思っているんですね。こういう展開になってくると、そこについて整理する必要があるのかなと思いまして。  ちなみに、うちの菅野議員は、午前中、質問させていただくときに、そういう趣旨からマスクを着けたままで発言したほうがよかろうということでさせていただいたんですよ。そこについても整理が必要かなと思うんですけど、今の時点で御見解があればお聞かせいただければと思いますが。 ○山田ますと 委員長   もう言うまでもなくですね。今、澁谷委員がおっしゃったことで、全員マスク着用、発言される方もというふうに思うんですけど、よろしいですか。何か異議ございますか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   じゃあ、異議なしと認めさせていただきますので、お願いいたします。 ◎議会事務局長   今の件に関連いたしまして、当局も発言のときは個人の対応ということになっているんですけども、議会のほうの対応をお伝えして、基本は当局のほうにも御協力をお願いするというのが本来かなと思いますが、そこの御確認をお願いできたらと思います。 ○山田ますと 委員長   じゃあ、当局に関しましても同様の措置をお願いするという議会の意思を伝えるという形でよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   では、そのようにさせていただきます。 ◆篠原正寛 委員   2点あったんですけど、1点目は今の話で、発言中こそ、特に委員会はもっと距離が近いので、要するに飛沫を飛ばさないというところからマスクをしているんだからという、それは解決しました。  もう一つ、今ここには、幹事長の全員と、傍聴としては無所属議員もいらっしゃるので、いま一度確認ですが、これは出席するに当たっての着用義務という解釈でよろしいか。私は委員長なので、現場でばたばたしたくないんです。なので、着用してない人がいたら直ちに着用を命じないといけないし、それでも聞かない場合は、最悪、退席してくれということまで考えないといけないかもしれません。そういう意味で、ここできちんと義務であるということをしっかりと確認したいんですけど。 ○大石伸雄 議長   今言われたとおりで、効用がどうのこうのと言い出すとあちこちでいろんな意見があるので、それじゃなくて、我々議会として、先週、マスクを配る、それの意味合いで、全員、本会議、常任委員会、公的な会議のときにはマスクをしましょうというふうに握ったわけですから、それでもしてない方がおられるということであれば、皆さんここで、議運ですから、義務や、委員会でしてなかったら退場――義務ですからね。その辺の対応委員長ができるということにしておいたほうがややこしくないんじゃないかなと思うんですけど、皆さんの御意見を一遍聞かせてほしいです。 ○山田ますと 委員長   どうでしょうか、では、順次、佐藤委員のほうから。今の意見、本会議場、常任委員会、そして予算特別委員会等ですね、マスク着用を義務づけると。どうでしょうか。 ◆佐藤みち子 委員   義務づけまでする必要があるのでしょうか。着けてくるということで確認できればそれでいいと思いますし、着けてこないからといって退場を命じるというのは、ちょっとやり過ぎじゃないかなと思いますけど。着けてくるという確認だけでいいんじゃないかと私は思います。 ◆河崎はじめ 委員   そこまでせんでも、努力義務でええと思います。 ◆松山かつのり 委員   私も、努力義務でいいと思います。普通の大人なんですから、やっぱり言われたことはきちっと守るというのがルールだと思いますので。 ◆澁谷祐介 委員   どういう話であれ、議運で定まったことであれば従います。 ◆篠原正寛 委員   努力義務――言い方の問題はあるんですけど、着けていただくことは間違いないということであれば――退場云々はちょっと極端な言い方ですけど、そんなことをしたいわけではなくて、自分の理屈で、これは効果がないんやとか、俺は嫌いやとか、そういうことは通用しないということさえこの中で確認ができるならそれで結構です。 ○福井浄 副委員長   澁谷委員と同様なんですけども、議運で決まったことですから、それは粛々と守っていただくことが当然だと思っております。 ○大石伸雄 議長   皆さんの御意見は、当然、努力義務でも何でもなくて、皆さんで決めたことやから守りましょうよということでやってきて、私が先ほど言うたように、もうはっきり言いますと、河崎委員のところはされてないというのが、ずっと入ってくるときからされてないという方がおられるので、今言われたように、努力義務――してくるのは当然やと皆さんはおっしゃったけど、それをできない議員がいるから言うているので、そこのところは、そこまで話がなったので、河崎委員がきっちりやっていただけるんやったら義務やどうのこうの言う必要もないので、いかがでしょうか。 ◆河崎はじめ 委員   うちの後ろの人間で、私やと思ってなかったので、申しわけなかったです。それはちゃんとやるように徹底いたしますので。 ○大石伸雄 議長   今、幹事長がおっしゃっていただいたので、今後はきっちりとやるということで、義務とかどうのこうの言う必要もなく、当然、議員ですから決めたことはやっていただくということでいいと思います。 ○山田ますと 委員長   ただいまのように決まりました。  ほかに御意見はございませんでしょうか。 ◆うえだあつし 委員   今の傍聴人の話は議員に対してですよね。一般人は関係ないと。委員会の傍聴のときのマスクの使用の話なんですけど、議員が傍聴に来たときの話とかそういう話であって、一般の方が傍聴に来たときにマスクをしろみたいな話ではないということでよろしいんですね。 ○大石伸雄 議長   努力義務。 ◆うえだあつし 委員   努力ですね。承知しました。 ◎議事調査課長   今御質問がありましたので、参考までに申し上げます。  市議会のホームページのほうでは、2月26日、国のほうで発表があった日に、「市議会の傍聴について(新型コロナウイルス感染症への対応)」ということで掲載しております。ここについては、現時点では、「感染症(風邪など)、咳・発熱や体調不良の症状がある方は、傍聴をご遠慮いただきますよう、ご理解とご協力をお願いします。また、本会議インターネット中継(生中継、録画中継)を行っておりますので、ご利用ください」というようなことを現時点では掲載しております。  一方で、マスク等、今、市場に出回ってないなどの問題がありますので、現時点では、マスク着用を傍聴の方まで義務というところまでは行っておりません。  以上でございます。 ◆うえだあつし 委員   ちょうど車椅子の方がいっぱい来られるということをお聞きしていたので、マスクを着けた場合に逆に息苦しさとかを感じたらかわいそうやなと思っただけの確認でしたので。 ○山田ますと 委員長   ほかの方はどうでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   昼の再開が、議長より1時半で通告がありましたけども、1時半のままでよろしいでしょうか、確認です。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   では、1時半の再開はそのまま続行ということになりました。 ◆河崎はじめ 委員   もう一つ、朝言うたことをもう一遍言いたいんですけども、やっぱり今、市長の話では、濃厚接触者が疑わしい、これがだんだん感染してきたら、本当に理事者側が忙しい、一般質問で拘束している必要があるのかどうか。予備日を使ったらあと1日分ぐらい――あしたの分とあさっての分の1人を上に載せて1日でできるので、予備日までちょっと様子を見たほうがええんと違うかというのはもう一回言うておきます。 ○山田ますと 委員長   きょうの本会議終了後の対策支援会議で打ち合わせさせていただくということでよろしいですか。 ◆河崎はじめ 委員   結構です。 ○山田ますと 委員長   では、そのようにさせていただきます。  ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   なければ、本件はこれをもって終わります。  以上で協議事項は全て終了しました。  この際、何か御発言はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山田ますと 委員長   なければ、これをもって議会運営委員会を閉会します。  御協力ありがとうございました。           (午後0時42分閉会)...