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令和 2年 1月27日教育こども常任委員会-01月27日-01号

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  1. 西宮市議会 2020-01-27
    令和 2年 1月27日教育こども常任委員会-01月27日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    令和 2年 1月27日教育こども常任委員会-01月27日-01号令和 2年 1月27日教育こども常任委員会                西宮市議会                  教育こども常任委員会記録               令和2年(2020年)1月27日(月)                 開 会  午後 0時59分                 閉 会  午後 2時31分                 場 所  4号委員会室付託事件   な   し ■所管事務調査  (教育委員会
      1 「あすなろ学級」の拡充について  (こども支援局)   1 公立保育所耐震化等について   2 保育所等待機児童対策の進捗について  (こども支援局教育委員会)   1 管外視察報告書・提言について   2 施策研究テーマについて ■出席委員   山 口 英 治 (委員長)   脇田 のりかず (副委員長)   菅 野 雅 一   田 中 あきよ   花 岡 ゆたか   ひぐち 光 冬   町 田 博 喜   吉 井 竜 二 ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   な   し ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   な   し ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)  (こども支援局)   こども支援局長 時 井 一 成   子供支援総括室長           大 神 順 一   参事      安 福 聡 子   参事      池 田 敏 郎   子供支援総務課長           宮 本 由 加   保育施設整備課長           貴 志 健 太   保育幼稚園指導課長           田 中 由 恵   子育て支援部長 小 島   徹   育成センター課長           宮 後 賢 至   子育て事業部長 伊 藤   隆   参事      田 中 玲 子   保育所事業課長 西 村 聡 史   保育幼稚園支援課長           松 井 亮一郎   保育入所課長  秋 山 一 枝   こども未来部長 足 立   敏   子育て総合センター所長           海 部   康  (教育委員会)   教育長     重 松 司 郎   教育次長    坂 田 和 隆   教育総括室長  村 尾 政 義   教育総務課長  薩 美 征 夫   教育企画課長  吉 田 巌一郎   育成センター推進課長           宮 後 賢 至   教育次長    大 和 一 哉   学校教育部長  佐々木   理   学校保健安全課長           中 前 洋 一           (午後0時59分開会) ○山口英治 委員長   ただいまから教育こども常任委員会を開会いたします。  本日は、所管事務調査の件として、教育委員会から1件、こども支援局から2件の報告を受けた後、管外視察報告書・提言について、施策研究テーマについて協議を行いますので、御承知おきください。  ここで委員の皆様に申し上げます。  各委員の質疑におかれては、簡明で議題の範囲を超えない発言になるように心がけてください。  なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理を行う場合もありますので、御承知おきください。  また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。  次に、当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  それでは、協議に入ります。  所管事務調査の件を議題とします。  まず、本委員会所管事務中、教育委員会から「あすなろ学級」の拡充について報告があります。  当局の説明を求めます。 ◎学校保健安全課長   「あすなろ学級」の拡充の件について、お手元の資料をごらんください。  西宮市において児童生徒数が減少する中、不登校児童生徒数はふえ続けております。特に平成28年度からは小学校中学校ともに大きく増加しております。  このような状況の中で、平成29年2月にいわゆる教育機会確保法が施行されました。また、令和元年10月25日には文科省より「不登校児童生徒への支援の在り方について」の通知が発出されており、不登校に関する捉え方、考え方がこれまでと大きく変化してきております。  不登校児童生徒の不登校になった原因、その状況や考え方はさまざまであるため、個に応じた支援が必要となっております。そのため市では昨年10月1日より、これまでのこども未来センター内にあるあすなろ学級を、少人数制半日制として再編し、同時に鳴尾北幼稚園休園施設を活用した市内で2カ所目のあすなろ学級なるおきたを拡充いたしました。  しかし、入級できる人数は限られており、昨年11月末で受け入れ予定人数を超えたため、現在は「なるおきた」での受け入れを停止しております。そこで、令和2年度より休園となる瓦木幼稚園の施設を活用して、市内3カ所目となるあすなろ学級を整備して、不登校児童生徒社会的自立に向けた支援の充実を図ることといたします。  資料には過去5年間の市内公立小・中学校の不登校児童数の推移とあすなろ学級在籍数を載せております。  資料、次のページをごらんください。瓦木幼稚園施設活用の想定として資料の2番目の項目となります。  ①は、瓦木幼稚園上空写真でございますが、敷地の東側はこども支援局によって待機児童対策として保育施設を整備します。あすなろ学級西側敷地で既存の園舎を活用します。このことについては、後ほどこども支援局より説明がございます。  園舎内の各教室は、図面にございますように、1階部分を職員室相談室などとして会議や面談に活用します。2階部分に主となる教室や児童生徒活動室を整備します。  スケジュールについては次のページ、資料の3番目の項目をごらんください。  令和2年度よりトイレの改修など設備工事を行います。所管は教育委員会学校保健安全課となり、令和3年度4月1日より開設することといたします。  工事の予算については、8,018万3,000円の予算立てをしております。  トイレについて、現在設置されている便器が園児用の小型のものであるため、一般が使用する便器へ改修いたします。  空調設備工事については、現在瓦木幼稚園に設置されております空調設備は、全館空調式の相当古い設備です。かなり老朽化しており、現状では継続使用が難しい状態です。空調については、個別空調へ切りかえていくことで進めてまいります。  このほか備品費として64万8,000円を令和2年度予算で計上する予定としております。  職員の体制は、嘱託職員を4名新規で採用いたします。人件費として1,600万円を令和3年度予算で計上する予定としております。
     施設の位置づけは、学校施設となります。その使用については資料に記載の根拠規則に基づいて行います。地域などより施設の使用要望が出た場合は、目的外使用として申請していただくこととなります。  あすなろ学級活動内容については、最後のページ、資料の4番目の項目をごらんください。現在、あすなろ学級なるおきたで行っている活動と同じような活動を考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   5点について一括して御答弁ください。  まず1点目、確認です。「はじめに」の中に「なるおきた」では「11月末で受け入れを停止し」とあります。これは新規の受け入れを停止しという意味合いでしょうか。ちょっと確認のために。  2点目、職員体制嘱託職員はどのような職種の方ですか。どのような資格を持っている方を採用する方針ですか。  3点目、最大の受け入れ人数は何人ですか。  4点目、受け入れ小学校1年生から中学校3年生まででよろしいでしょうか。児童生徒ということですから。  5点目、今後のあすなろ学級の拡充についての方針を聞かせてください。北部地域においては現在あすなろ学級はありませんけれども、今後設置するような方針はあるのでしょうか。  以上5点についてお願いします。 ◎学校保健安全課長   まず、11月で停止している受け入れについてでございますが、これは新規の受け入れを停止しているということでございます。  それから、2点目、嘱託職員についてですけれども、嘱託職員教員免許を持っておる者ということで規定をしております。  3点目、最大受け入れ人数についてですが、一応今のところ40名程度というふうな捉え方をしておりまして、その時々によって対応しております。その理由といたしましては、不登校の児童生徒が対象になっておりますので、受け入れ人数を規定しても、実際に登校してくる人数が30名以下であるような場合が多いですので、最大というよりも40名程度というふうな取り決めをしております。  4点目は、小学校中学校児童生徒ということでございます。  5点目、今後の拡充についてですけれども、質問の中にございました北部地域も含めまして、来年度に向けて何らかの手だてをしていくというような方向で考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。ありがとうございました。 ◆ひぐち光冬 委員   2点、一問一答で伺いたいと思います。1点目がトイレの改修について、2点目が教室の改修について聞きたいと思います。  まず、トイレの改修についてですけれども、トイレ改修工事工事予算にも入っていますけれども、これはみんなのトイレ、誰でも使えるトイレ、男性であれ女性であれそのほかの方であれ、誰でも使えるようなトイレの整備は考えておられるでしょうか。 ◎学校保健安全課長   みんなのトイレというのは、身体障害者とかという意味で、そのような形で、実際に車椅子でも使用できるような様式を考えて準備を進めているところでございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  そしたら2点目をお伺いしますけれども、教室の改修…… ○山口英治 委員長   ひぐち委員、済みません、何問でというのと一問一答なのか一括なのか、ちょっと明確にしていただけますか。何問質問されるのか、一問一答であれば何問で一問一答という形なのか。お願いします。 ◆ひぐち光冬 委員   言ったかと思ったんですけど。 ○山口英治 委員長   ごめんなさい、内容何々について一問一答にしますという形で。ごめんなさい。 ◆ひぐち光冬 委員   2点で、1点目がトイレの改修、今お伺いしました。2点目が教室の改修についてです。  2点目の教室の改修についてお伺いしますけれども、今回の教室の改修というか改装みたいなことは当時の予定としては入っていますでしょうか。 ◎学校保健安全課長   基本的に児童生徒が学習をする環境を整えるという意味で、黒板を設置したりとかというようなことで改修を進めていくことになりますけれども、既存の教室はできるだけそのまま使うような方向で準備をしております。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  そしたら、要望になるんですけれども、最近私もようやくわかってきたのですが、不登校の子供たちの中でLGBTの子供たちが意外に多いんだということをお聞きしました。学校に行くと制服とかのせいでもあったりということで、やっぱりつらい思いをしてしまう、そういう意味で誰でもトイレ、みんなのトイレというのは、障害者の方のためにももちろん必要なんですけども、そういう意味でも必要かなと思いますので、設置していただけるということですけども、そういう点も要望しておきたいと思います。  教室の改修ついてですが、学校復帰を目的にするということも外れて、社会的自立に向けた支援をしていくということですので、できたら学校っぽい感じをできるだけ排除していただきたいなと。本当に個人個人に合った教育環境が確保できるような、そんな部屋にしていただけたらいいなと思っています。  以上です。 ◆町田博喜 委員   今後の方向性について、一問一答でお願いします。  今回で市内3カ所目となる整備ということで、年々増加の傾向があるんですけども、整備に当たりまして、今後の見込みとしてまだまだふえていくというように捉えているのか、ある程度一定落ちつくだろうと捉えているのか、それはどんな感じなんでしょうね。 ◎学校教育部長   そちらのほうはこちらの見立てとしては、やはり今後も増加が見込まれるのではないかというふうには考えているところではございますけれども、でき得る限りその増加を食いとめるような手だてというものについても検討していくべく委員会等を設置して検討に当たっていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◆町田博喜 委員   できたら横ばいから減らしていっていただきたいなと思うんですけども、ただ、本当にふえてき出したら――確認したいんですけれども、学校単位で、要は小学校中学校があって、全校生徒に対して不登校の数が多い少ないというのは、やっぱり多い地域とか少ない地域ってあるんですか。それがわかるようでしたらちょっとお願いしたい。 ◎学校保健安全課長   西宮市内地域ごとの人数としまして、大方、大体平均的な数で報告を受けております。多い地域とか少ない地域が顕著にあらわれているわけではございません。 ◆町田博喜 委員   わかりました。  やはり行くのでしたら近いほうがいいというのは当然、多いところ、また、交通の便利のいいところにつくるというのは――今回たまたま幼稚園があいたからそこにつくろうかという流れになっているんですけど、ふえるやろうなという思いがあるんでしたら、この辺に1カ所あったらいいなというある程度の方向性を持って――ないほうがいいわけですけども、そういう不登校の児童が発生しないのが一番いいわけですけど、その辺はちょっとやってほしいなということと、あと、民間との連携はどうなんですか。今後考えられているかどうかだけ、最後確認させてください。 ◎学校保健安全課長   民間との連携については、庁内で不登校対策検討委員会を設置いたしまして、今後のあり方について民間との連携も含めて具体的な対応について検討してまいります。  以上です。 ◆町田博喜 委員   わかりました。行政が箱物というか、それを用意するだけじゃなしに、今、民間で一生懸命頑張っていただいているところがありましたら、お互いが不登校の児童が通いやすい体制をとっていくような形でまた御検討をお願いしたいなと、このように思います。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   施設の位置づけというところで一つ。  学校施設ということで、地元の方が利用する場合は目的外使用になりますので、その都度届け出てくださいというようなお話がありましたが、地元のほうから日常的に使いたいとかそういう要望とかは上がっていないのでしょうか。お願いします。 ◎学校保健安全課長   今のところ、地域から直接の要望は聞いておりません。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  中島町はすぐ西側に中島公園もあるのでいいんですけど、先にできた「なるおきた」のほう、私はこの校区でずっと育ったんですけど、花園町にあって、花園町には開発の小さい提供公園が1個あるだけです。10町会というのがあるんですけど、10町会との事前のお話では、近隣の方が1回使いますよみたいな話がよくあったのに使えないじゃないかと不満の声がたくさん上がっております。学校施設ですから目的外使用というのはわかるんですけど、できれば両施設とも近隣の方々にも有効に使える施設にしていただければと思います。これは意見要望です。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   4点につきまして一括質問でお願いいたします。4点の1点目は、不登校支援に対する全市的・長期的なビジョンは。2点目が、今回あすなろ学級を新たにつくるのにどこかにヒアリングをされたのかどうか。3点目、北部地域について。4点目が、工事、建物に関してになります。  1点目の不登校支援に対する全市的・長期的なビジョンはということで、今ほかの委員の方からも質問があったんですけれども、今回このあすなろ学級ができるということで過去の議事録をいろいろと調べさせていただいたんですけれども、幼稚園の閉園に伴ってすぐに活用する方向性をという言葉ですとか、不登校支援についてもという言葉が出てくるのですけれども、この瓦木幼稚園跡の園舎をあすなろ学級に使いますというはっきりした明確なもの、そういうふうに考えていますということはたどり着きませんでした。  今後、こういった閉園する幼稚園施設もそうなんですけれども、全体的に不登校の子たち居場所としてもっとほかに考えておられるのかどうか。こういったあきの園舎とか例えば校舎とか何か建物があったら、常にそこをあすなろとして考えていかれるのか。それとも、この地域には必要だからここで探していこうという方向性なのか。その明確な全体的なビジョンがちょっと見えてこないところがあります。全体的にはなるんですけれども、不登校の学校に行けなくなった子たち居場所としてどういうふうなビジョンを持っておられるのか、聞かせていただきたいです。  それから、どこかにヒアリングされたのかということですが、先ほどの全市的・長期的なビジョンにもかかわってくるんですけれども、議事録からはこういったことをしようと思っていますという議事が出てこなかったので、ここまで来るのにどこかに相談をされたのか、例えば今あすなろに通われている子供たち保護者ヒアリングはされたのか。例えばこういうところにあったらどうですか、通えますかですとか、何かそういったアンケートをとられたことがあるのか。ここに決めようというまでに何かアクションを起こされたのかどうか。当事者方たちに聞かれたかどうかを教えてください。  3点目、北部地域についてですが、先ほど菅野委員がおっしゃっていましたが、来年度に向けて考えていますということですが、まず北部地域について、全体的な生徒数は南部に比べたら少ないかと思いますが、大体何%ぐらいの子供たちが今学校に行けていないのか把握されていたら教えていただきたいということと、北部地域が今全くないということで、来年度に向けてということですが、大体内容的にこういったことが必要ではないかと把握されている内容がありましたら、箱物が要るのか、それとも学校に対して人をふやさないといけないのか、そういったビジョンをお持ちかどうかをお聞かせください。  それから、4点目、工事、建物に関してですが、この数字を見てすごいびっくりしたんですけれども、まず、既存の建物を教育委員会のほうのあすなろ学級として使って、その隣のあいている園庭に新たにこども支援局保育園をつくると。これはもしかしたら、幼稚園のほうを保育園で使って、あすなろのほうを生徒用に建てるということのほうが改修的には、トイレは小さくていいですよねということになりますし、そういった意見は出なかったのかなというところがあります。  空調設備の工事が一番高いんですけれども、園庭の更地工事ということで、今回こども支援局が使うところを教育委員会が出すことになりましたということですが、そちらの経緯が何かあれば。と申しますのも、不登校対策に関する予算で使えるということであれば、それを人件費に回していただきたいなとかそういった考えも出てくるのではないかと思うので、そのあたり市民の皆さんが納得のいく予算の使い方になっているのかどうかをお伺いしたいです。  建物に関してですが、先ほども申しましたが、今ある幼稚園児が使っていた園舎を小学生、中学生を対象にして、新たに隣に保育園を建てるということになっています。どうしてもこのまま進めなきゃいけないという理由がもしあるのであったとしたら、例えばこの地域の人ですとか災害のときにも利用できる何かですとか、後ほどこども支援局にも質問いたしますが、今とりあえずといって8,000万円も使うのか、それとも、今後ここは災害のときにはある程度こういった方が使えるようなことも考えていますという何かそういうビジョンがおありなのかどうか、そのあたりもお伺いしたいと思います。  以上です。お願いします。 ◎学校教育部長   まず、第1点目の全市的なビジョンというお話ですけれども、こちらのほうは瓦木幼稚園の休園というような形になった時点で、今現在、あすなろ学級なるおきた、あとあすなろ学級みらいが市の南部のほうを網羅している形になっているなと。地域的にもう少し2号線であったりとか171号線であったりとか、西宮の中部のところへの手だても必要であるというようなことを考えたときに、この瓦木幼稚園というのが立地的にも非常にすぐれているなということで、こちらのほうを使ってというように決めていった経緯はございます。  ただ、従前より西宮市のほうでは不登校対策につきましては非常に大きな課題であるということを考えておりましたので、施設の拡充につきましては教育委員会として進めていきたいというふうな思いがございましたので、その思いと瓦木幼稚園休園施設があるということになったことがマッチしてこちらのほうで整備していくというようなことを考えた次第でございます。  今後、公共建物のあきとかそういったものが出てきた際に利用していくのかということに関してですけれども、そういうことに関しましては、先ほども少し触れましたが、今年度より庁内の不登校対策検討委員会を立ち上げております。また、来年度は庁内だけではなく市民の方々も入っていただくような形の不登校対策検討委員会も設置に向けて考えているところでございますので、そのあたりで検討しながら、今後どういうふうな拡充が必要であるのか、どういう施設を利用すべきであるのか、そういったことも含めて今後検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  2点目の当事者等へのヒアリングを行ったかということにつきましてですけれども、まず「なるおきた」をするというときにも、「みらい」のほうに通っている保護者の方々には御説明をさせていただいて、その上での移動というふうな形になりました。特に、正直なところ、この「かわらぎ」を開設するに当たって当事者からヒアリングを行ったというわけではございません。  ただ、当事者利便性を考えたときに地域を少し変えたほうがいいであろうというようなところから、そういったちょっと北に上がるような形、西宮の中部を網羅できるような形で考えていったようなところでございます。  私のほうからは以上でございます。 ◎学校保健安全課長   続いて3点目の御質問、北部地域に関することですけれども、まず人数的なことですけれども、北部地域には中学校が2校しかございません。市内全体の不登校の割合が約11%程度ですけれども、北部地域は小中合わせて11%程度というようなことになりますので、北部が特に多いというわけではなく、平均的な数であるというふうな捉え方をしております。  北部地域に実際に箱物が必要なのか、人的配置が必要なのかというようなことですけれども、先ほど学校教育部長がお答えしましたように、今後、庁内の検討委員会において具体的な方向性を示せるような討議を進めていきたいなと思っております。全市的なビジョンについては、小さな一歩ではありますけれども、何とか一つ踏み出したところでございます。そのビジョンについても庁内の検討委員会で検討していくというふうな考えを持っております。  それから、4点目の瓦木幼稚園の建物についての御質問ですけれども、まず今現在、この建物、土地、全てが学校施設ということで教育委員会の持ち物ということになっております。このたび園庭については、民間に委託して、民間のほうで保育施設を建設してもらうというような募集をかけるようにこども支援局からは聞いておりますので、まず更地工事については、土地を貸し出すということでございますので、貸し出すために教育委員会のほうの予算で更地工事をするというふうに考えております。  それから、園舎についても、教育委員会の持ち物ということでございますので、それを活用した形で不登校支援子供たち居場所づくりということで進めていくような計画でございます。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。
     まず1点目、不登校支援に対する全市的・長期的なビジョンということで、今お答えを聞いていて、やはりここに絶対必要やからここをあすなろ学級にしようというよりは、瓦木幼稚園が休園になるよね、そこを使おうかという感じがしなくはないんです。というのも、以前北口にあって、その後鳴尾北に移動して通っている子も今あると思うんですけれども、そのときに鳴尾北になったことで、数名やっぱり遠いとか地理的なことで通えなくなった子がいるということがありました。  なので、もう少し長期的に、今後西宮市をこういうふうにするのでここにもできるのでというようなことを困っている市民の方にお伝えできれば、いろんな問題点はあると思うんですけれども、こういうところにも必要だと思うので考えていますからというようなことを相談できるようであれば、今行けなくなっている子ですとか、今既に「なるおきた」に行っている子の中でも、じゃあそちらのほうが近いからやっぱりそっちがいいよねという子も出てくるんじゃないかなというふうに思います。学校に行けなくなった子たちというのは、場所を変えてすぐそこになじめるかといったら、そういうのが難しい子もあると思いますので、箱物も大事ですけれども、大きなお金なので、本当にどういうところに必要なのかというところを常に検討していただけたらなと思います。  1点再質問ですが、全市的・長期的なビジョンということで、以前、平成31年2月の澁谷議員からの質問の中に、一般質問だったかと思うのですけれども、不登校対策のことで教育長のほうから、本年度実施した情報交換会などを継続するとともに、フリースクールに関する資料を見ていただけるような環境を整えて、そういった不登校への環境を整えてまいりますということでお答えをいただいております。フリースクールなどに関する資料も皆さんに見ていただけるようにしていきますということで、このあたりも全市的・長期的なビジョンの中に今後含まれているのかどうか、今現在どういったことが進んでいるのかどうかをお聞かせいただけますでしょうか。 ◎学校保健安全課長   委員がおっしゃった前回の澁谷議員からの質問については、教育委員会ではなくて、こども未来センターのほうのあすなろ学級について答弁されたものだと考えております。このたび、こども支援局も含めまして全庁的に不登校対策の会議を立ち上げていくわけですけれども、その答弁の中にありますような民間との連携、交換会については今後も引き続きやっていくように考えておりますし、こども未来センターのほうでは、民間のそういうパンフレット等の資料は自由に閲覧できるような形で提示されているようですので、そのような形で一般に公開しているというふうに捉えております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  同じく今のお答えに関してですけれども、インターネット上での情報公開は考えておられますでしょうか。 ◎学校保健安全課長   はい。インターネット上での公開も含めまして、今後、対策検討委員会で話し合いを進めていくというふうに考えております。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。  2点目のヒアリングがあったのかどうかということで、今回ヒアリングなしということなんですが、利便性を考えたらここがいいかなということで、これはぜひいろんな意見を聞いていただきたいというのと、今既に通えている子たちあすなろ学級にいるというのは、情報を得るのにわざわざ広く聞かなければというよりも、日ごろそういう子たちに通いやすいかなとかどうかなということは聞けると思うんです。そのあたりで、直接教育委員会からその子たちじゃなくても、そこに来てくださっている先生たちからそういうヒアリングをすることはそんなに難しいことじゃないと思うんです。今回のあすなろ学級が進むにしましても、日ごろの子供たちの状況というのはぜひ積極的に把握していただきたいと思いますので、これは要望しておきます。  3点目の北部地域についてですけれども、同じく11%ぐらいということではあるのですが、南部地域では、相談しに行こうと思うと未来センターということで比較的行きやすいのですが、北部のほうには本当に相談場所もない。北部からあすなろ学級には皆さん通っていらっしゃると思いますが、ここまで通うというのはなかなか難しいと思います。小学生と中学生と若干環境は違ってくるとは思うのですけれども、やっぱりその地域にそういった相談場所、それから居場所、そして、全市に力は入れていただきたいのですけれども、ぜひ北部地域についても、来年度ということでもう間もなくなのかなとは思いますが、子供たちは中学生に関しては3年間なんてあっという間に卒業してしまいますので、今困っている子たちにどうするかというのをぜひお願いしたいと思います。要望です。  4点目の工事、建物に関してお答えいただきまして、こども支援局のところは民間のということで、ちょっと私そこが抜けていました。民間のほうが建物を建てるということで、そのための更地にするのが教育委員会ということですが、素人ながらですが、こども支援局のものなのでこども支援局が更地にしたらいいんじゃないかなと思うのですが、それは教育委員会がするのは工事上の問題なのか、貸し出すのがこども支援局で、工事は全部、更地にするところまで丸々が教育委員会でするということが最初から決まっていたのかどうか、再質問でお願いいたします。 ◎学校教育部長   もともと幼稚園自体が教育委員会が所管している施設でございますので、一体的に工事をさせていただくということは当初より決まっていたことでございます。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。わかりました。  本当にすごく大きなお金なので、要望としては、人手が足りないところ、北部地域も含めてですが、人員をふやしてもらいたいなというのがあるので、居場所もとても大事ですけれども、今回の未来センターから鳴尾北に行って瓦木幼稚園というこの流れが、当事者目線としては何でそこなんというのは否めないと思うんです。市民の方に納得していただくにはかなりエネルギーが要るんじゃないかなと思っております。なので、今後これが進んでいくにしても、広報活動ですとか、この後のヒアリングをしっかりととっていただくということを要望しておきたいと思います。  以上です。ありがとうございます。 ○脇田のりかず 副委員長   1点だけお聞きしたいんですけれども、今、市内におけるあすなろ学級に対する人数、いわゆる需給のバランスというか、今回3校目になりますけれども、入りたくても入れない児童の方が何人ぐらい今現状いらっしゃるのか、統計をとっていらっしゃったらちょっと教えていただきたいなと思うのですけれども。 ◎学校保健安全課長   具体的な数字について統計はとっておりませんけれども、市内の校長会等で現状を説明しまして、11月現在で定員をオーバーしたので募集は停止するというふうに申し上げて説明をさせていただきました。それと同時に、もしも不登校の子たちの中で学校のほうで捉えている人数が発生した場合にはすぐに連絡をくださいということで、その連絡があった場合に、もし可能性があるならば受け入れる方向で説明をさせていただきました。ただ、1月現在では新たな人数ということは学校からは聞いておりません。  以上でございます。 ○脇田のりかず 副委員長   ありがとうございます。  あと意見要望になりますけれども、平成30年度で小学校で239名、中学校で577名、816名ということで、右肩上がりで不登校児童生徒がふえていっていると。令和元年度の数値はまだ出ていませんけれども、ほかの委員からもお話がありましたけれども、今後の計画をつくっていく上で、全市的にどこの校区が何人ぐらいのニーズがあるかという分析を進めていっていただいた上で、そのニーズに沿った形であすなろ学級の設置を検討してもらえたらなと思います。具体的な統計をとっていらっしゃらないということなので、まずはそういったニーズの把握というところに力を入れてやっていただけたらなというふうに思います。  以上です。  委員長の職務を交代します。 ○山口英治 委員長   質問はもう既に皆様のほうから出ておりましたので、意見だけ述べさせていただきます。  まず、瓦木幼稚園の休園に伴いまして、当局として速やかにあすなろ学級への転換をしていくという形で動かれたことに関しては、御尽力いただいたことに感謝申し上げたいというふうに思っております。  また、今後、我々教育こども常任委員会のほうで見てまいりました校内型の適応教室のことを踏まえて、北部での対応をどうしていくのか、これは各委員さんのほうのお話の中でありました。また、ひぐち委員からのお話の中でも、あすなろ学級ということでなくても、学校という形態ではないというのが我々が視察してきた校内適応教室なので、それで不登校をゼロにしていくという先進例がありました。その中にはさまざまな取り組みがあると思われますが、そういったことも踏まえて、今後さらに進めていただきたい。  ここ数年、不登校対策については皆さんと関心を持ってしっかりと取り組みをさせていただき、また、当局ともやっていくと思いますので、これからもこれを機会にしながら、先ほど田中委員が言われましたように、いろいろな形の意見を聞いていただきながら進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○脇田のりかず 副委員長   委員長の職務をお返しします。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   ここで協議に入ります前に当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  次に、こども支援局から公立保育所耐震化等について報告があります。  当局の説明を求めます。 ◎参事(池田敏郎)  公立保育所耐震化等について説明をさせていただきます。  まず、資料の1ページをごらんください。  1、公立保育所の耐震化の状況について説明いたします。  平成17年10月に改正された建築物の耐震改修の促進に関する法律により、昭和56年以前の建物で、2階建て以上かつ500平方メートル以上の保育所は、耐震診断を行った上で、必要に応じて耐震補強を行うことが努力義務とされております。  公立保育所23園のうち、1階建ての園が2園、昭和57年以降に建てられた園が5園となるため、16園について耐震診断を行っております。  資料に耐震診断の結果を記載しております。  表の上から3園につきましては、耐震診断の結果、耐震補強の必要がない園となっております。4番目以降の園につきましては、順次建てかえ、改修を行っております。14番目の津門保育所の建てかえについてと15番目の今津文協保育所の閉園について、次ページ以降で御説明をさせていただきます。なお、16番目の上之町保育所につきましては、現在耐震化の手法を検討しております。  続きまして、資料2ページの津門保育所・児童館の建てかえについて説明をいたします。  津門保育所と津門児童館につきましては、現地で建てかえを行い、耐震化を図ります。工事期間中は、教育会館跡地に整備予定の仮設園舎において保育所の運営を行います。仮設園舎につきましては、保育所で利用後、津門留守家庭児童育成センターが待機児童対策のために建てかえ工事を行う際の仮設育成センターとして利用いたします。津門児童館につきましては、工事期間中休館いたします。仮設利用後の教育会館跡地の活用につきましては、財源確保を基本に全庁的に検討いたします。  資料「(2)位置図」の左上に津門保育所・児童館を記載しております。仮設用地の教育会館跡地は、位置図の真ん中の下あたり、津門小学校のやや南側となります。  資料(3)に整備スケジュールの予定を記載しております。  令和2年度より津門保育所・児童館建てかえ工事の設計を行い、工事は令和4年度から5年度にかけて行います。保育所の工事が終わりましたら、仮設の中を改修し、育成センターの工事期間中の仮設として利用いたします。  資料(4)に施設の概要を記載しております。  津門保育所、津門児童館は、現在4階建ての建物で、1階が保育所、2階が保育所と児童館、3階と4階は現在使っておりません。設計は来年度より行う予定ですが、建てかえ後は3階建ての建物で、1階と2階が保育所、3階が児童館を考えております。  続きまして、資料3ページの今津文協保育所について説明をいたします。  まず(1)、民間移管計画について。  今津文協保育所は、平成19年7月の西宮市立保育所民間移管計画(案)により民間移管の対象園となり、平成21年3月の西宮市保育所待機児童解消計画により、近傍地に民間移管先保育所を先行整備し、待機児童の縮減や定員の弾力化を低減することが可能な時期に廃園するという位置づけの保育所となっております。平成30年9月に今津文協保育所の民間移管先保育所としてニコニコ桜今津灯保育園が開園しております。  民間移管先保育所は開園いたしましたが、まだ待機児童解消には至っておりません。しかし、今津文協保育所につきましては、今後受け入れを段階的に停止し閉園いたします。閉園により減少する保育の受け入れ枠につきましては、今津水波町市営住宅跡地に民間の認可保育施設の分園を整備することで確保したいと考えております。  今津文協保育所につきましては、耐震化の手法を検討してきましたが、耐震補強の工事のみでも多額の事業費、約1億4,500万円ほどが見込まれることや、築50年を超える建物で老朽化への対策費用も必要となること、前述のとおり、将来的に閉園予定の園であること、また、近隣に保育所整備が可能な市有地があり、受け入れ枠の確保が可能なことから、待機児童解消には至っておりませんが、受け入れを段階的に停止し閉園することといたします。  資料「(3)位置図」のとおり、今津文協保育所から西に150メートルほどの場所に、現在まだ解体工事中ですが、今津水波町市営住宅の跡地があります。  資料(4)に分園整備のスケジュール案を記載しております。分園につきましては、令和2年度前半に事業者の公募を行い、令和4年4月の開園を予定しております。  資料(5)に今津文協保育所の概要を記載しております。  説明は以上となります。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   4点について一括して御答弁ください。  まず、今津文協保育所の閉園後の跡地利用はどのようにお考えになっていますか。  2点目、「今津文協保育所の受入れを段階的に停止し閉園します」とあります。具体的に何年からどういうふうに段階的に停止し、最終的に何年ごろに閉園する予定ですか。これが2点目。  3点目、「今津水波町市住跡地に認可保育施設(分園)を整備する」ということですが、分園とはどういう意味ですか。なぜ分園なのでしょうか。  4点目、この土地は、ニコニコ桜今津灯保育園のほぼ正面、ほぼ隣接地にありますけれども、今は待機児童が最優先課題ですが、今後のことを考えると、余りに隣接しているので過剰な競合になるおそれはありませんか。  4点についてお伺いします。お願いします。 ◎参事(池田敏郎)  まず、今津文協保育所の跡地活用につきましては、今現在まだ決まっておりません。全庁的に利用についてはまた検討することになります。  今津文協保育所の閉園を段階的にというのは、ゼロ歳児から受け入れを停止していって、ゼロ歳児、1歳児と1学年ずつ受け入れをやめていって、段階的に閉園するというような形です。何年度から受け入れをやめて何年度に閉園するというところについては、まだちょっと今検討中となっております。  今津水波町市営住宅跡地の分園につきましては、分園というのか、待機児童が多い時期に、その間に本園に対して分園を開設するというような形の位置づけの園となっております。  4点目、ニコニコ桜今津灯があって過剰な競合にならないかということですけど、待機児童についてはまだもうしばらくこの地域でも対策が必要であるというところで、今津文協保育所は閉園するということもありますので、そこまで過剰な状況にはならないかと考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   もう一度その分園のことでお伺いしたいのですが、一般に募集するときに分園については具体的に何か条件を定めて募集するような形になるんですか。 ◎参事(池田敏郎)  分園ですが、市内で保育所運営をやっているところということで、おおむね通常の方法で30分以内に来れるような事業者というところで条件をつけて募集をするというふうなことになっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   これまでそういった形の募集はしていたんですか。
    ◎参事(池田敏郎)  分園の募集というのはしております。この近くで直近で言うと、水波町から少し北のところですと、津門綾羽町でみどり園の分園が今開園しておりますが、そういった形でも募集はしております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。ありがとうございます。 ◆吉井竜二 委員   耐震化についてですけど、一問一答で1問、緊急防災・減災事業債について伺いたいと思います。  緊急防災・減災事業債の対象事業についてですけど、対象事業については保育所の明記が具体的にはないんですけど、幼稚園等の中に保育所って含まれているのかなというふうに僕は思っているんですけど、緊急防災・減災事業債というのを活用する予定というのはあったのでしょうか。それとも、検討はしたけど、こういう理由でやめましたとか、そういう見解があれば教えてください。 ◎参事(池田敏郎)  直接はっきりした理由はちょっと今持ち合わせていないですが、検討の結果、使えなかったということになっているはずです。当初に見積もりであるとかそういったことを事前にやっておかないといけないとかというところで、済みません、今ちょっとはっきりした理由があれですけど、検討の結果使えなかったということになっているかと思います。  済みません。以上です。 ◎子供支援総括室長   私もちょっとうろ覚えではあるんですが、緊防債を使うに当たっては、その場所が避難所になるとかそういったいろんな要件があったかと思います。そういうものに該当していないというところで使えなかったということかと思います。  以上です。 ◆吉井竜二 委員   緊防債というのは、今のところ、令和2年度末まで実施される予定ですけど、恐らくですけど、これは多分継続するだろうというふうに言われているんです。今後、例えば避難所に指定されている保育所とかが建てかえの対象になった場合とか、もしくは、今あるところが避難所になると変わった場合これを使えると思うんですけど、そのあたりは検討される御予定はあるのでしょうか。 ◎子供支援総括室長   そういった場合につきましては、財政当局などとも協議をしまして、市にとって一番有利な方法で検討していくことになろうかと思います。  以上です。 ◆吉井竜二 委員   そしたら、そこまで決まっていないということから意見要望にさせてもらいたいんですけど、先ほども言ったとおり、恐らくこれは継続するんじゃないかなというふうに思っています。なので、例えばこれを有効に使うために、今避難所の受け入れをしていなくても、少し整備をして受け入れ指定、地域指定場所にするだとか措置をとってこの緊防債というのを効果的に使ってほしいなというふうに思います。というのも、多分1億円とかでも実質3,000万円ぐらいの負担で建てかえが可能になるので、すごいお得に、腹の痛みは少なく建てかえできるものだと思いますので、この活用についてぜひ御検討いただければなというふうに要望させていただきます。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   一括で2問お願いいたします。まず、津門保育所・児童館の建てかえについて。2点目が、今津文協保育所について伺います。  1点目の津門保育所・児童館の建てかえですけれども、こちら建てかえの時期が令和4年度から令和5年度に入るところまでというふうに表に書いてあるのですが、ちょうどその時期の教育・保育量の見込みを見ますと、令和4年度の南部で3号認定でまだ37%の保育需要率がありまして、1号認定が5,453人、2号認定、3号認定とまだまだこのあたり南部のほうも保育を利用される方がふえていっている時期かなと思うのですけれども、例えばですが、仮設を建てられるときに、この1年少しの間だけでも預かる子供たちの人数をふやすということができないのかどうかをお伺いしたいです。  平成31年4月現在の利用保留児童数というのを見ますと、この津門のところで31人から27人の保留児童数があるということで、まだ多い地域というふうになっていますので、この時期だけでも預かることができないかどうか。  2点目の今津文協保育所についてですが、先ほど菅野委員から質問がありまして、競合にならないか、二つ近いところにあるのがどうかという御質問をされていたのを受けて、今津地域は、平成31年4月現在の保留児童数を見ますと2人まで減っているということで、かなり保留児童数が減っているんじゃないかなと思うのですが、そのあたりは今後どういうふうに見ておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。お願いします。 ◎参事(池田敏郎)  津門保育所につきまして、仮設の間だけでも受け入れをふやせないかということですが、今回現地で建てかえを行うのですが、敷地の都合もありまして、待機児童対策とかで建てかえ後定員をふやすということはちょっと難しいというところがあります。ですので、仮設の時期だけ1年受け入れをふやしても、次のところ、戻ったときにその子たち受け入れるスペースがないということがありますので、仮設の時期だけ受け入れをふやすというのはちょっと難しいかと思っております。  今津地域の今後の保育需要ですが、今津文協保育所は基本的に閉じていく形になりますので、その分の受け入れというのはない形になっていきます。ですので、もう一園分園を整備してもここで競合が過剰になるということはないというふうに考えております。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  確かに仮設の時期だけは難しいなと思うのですけれども、1点再質問ですが、令和4年度から令和5年度まで仮設利用が入っているのですが、具体的に大体1年とどれぐらいの期間になりますでしょうか。 ◎参事(池田敏郎)  終わり時期が令和5年の6月とか多分それぐらいになるかとは思います。今後設計等をしていった上で工事期間についても詰めていくことにはなるかとは思います。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  そうしますと、令和5年度に入った途中でまた引っ越しというか戻るというイメージになるかと思いますが、まだ少し時間がありますので、何かしらちょっとふやせる可能性があればぜひお願いしたいと思います。  今津文協保育所に関してですが、こちらも特に競合することはないだろうということですが、今見る限りでは待機児童の方がという感じではないと思いますので、また注視しながらこのあたりもやっていっていただけたらと思います。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   要望だけですけど、津門保育所・児童館の建てかえについてのところで、事業内容の最後、「仮設利用後の教育会館跡地の活用については、財源確保を基本に全庁的に検討します」とあります。公共用地の取り扱いについては全庁的に検討するのは当然だとは思うんですけど、私の考えとしては、売却はやめてほしい。貸すにしても、建物が建たないような方向で、できればオープンスペースとして置いておいてほしいと思います。都市部の重要なオープンスペースとして、大きい災害がいつ来るかもわからない今の現状で都市部のオープンスペースというのは非常に重要かと思います。  前市長の話を出してもあれですけど、前市長がよく無駄な公共用地は持つな、売れ売れと皆さん職員の方々におっしゃっていたと聞いておりますけど、売っちゃうと全く民間のものになっちゃうわけで、行政が積極的にこういう土地を確保しておく、そういう考えでお願いいたします。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、保育所等待機児童対策の進捗について報告があります。  当局の説明を求めます。 ◎参事(安福聡子)  本日は、保育所等待機児童対策の現在の進捗について御報告させていただきます。  お手元の資料の表紙をめくっていただき、1ページ目をごらんください。  まず1、保育需要の状況と今後の見込みについてです。  (1)、これまでの待機児童対策の取り組みについて。  平成28年度からの3カ年で1,211人の受け入れ枠拡大を図ったところです。  (2)、本市の保育需要の推移につきましては、記載のグラフをごらんください。  2本ある折れ線グラフのうち、下側の右肩上がりになっているものが保育需要率、上側の30%前後で推移しているものが幼稚園入園率となります。  一番右側、平成31年度で初めて保育需要率が幼稚園入園率を上回ることとなりました。保育需要率が今後どのように推移するのか、考察したものが次のページになります。  2ページ目をごらんください。  (3)、今後の保育需要について。  考察するに当たって他市の状況を調査いたしました。  ①、政令市・中核市との比較について、記載の表をごらんください。  平成31年とその下、平成28年にも同じ調査を実施しており、右から2列目が保育需要率になります。平成31年の上から2段目をごらんいただきますと、保育需要率の政令市平均は約43%、その下の中核市平均が約46%であるのに対し、西宮市はまだ約30%と低い水準となっております。平成28年との比較では、中核市平均が約8ポイント、西宮市は約4ポイント増加いたしました。  この調査で回答のあった全ての市で保育需要率が増加しておりましたこと、また、最も保育需要率が高かった市では、平成28年に約64%であったところ、平成31年には約70%まで増加しており、これらのことから、どこで保育需要率が上げどまるかということがまだ申し上げにくい状況であることがわかりました。  ②、令和2年4月の保育所等入所申し込みの状況について、速報値をお知らせいたします。  一つ目の表をごらんください。  保育所の申し込みには締め切りが3回ございますが、1回目、10月末日の申し込み状況について、平成31年と令和2年を比較しております。  上から2段目、平成31年の申し込みが、一番右側の列、合計2,665人であったのに対し、令和2年の申し込みは2,840人と175人増加することとなりました。年齢別の内訳で見ますと、1歳児が94人、3歳児が66人増加しております。  各年の推移をその下の表に記載しております。左から2列目、平成25年の申込者数が1,785人であったところ、一番右側の列、平成31年には2,859人と、6年で約1,000人以上増加することとなりました。  昨年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、その影響について注視していたところですが、3歳児の66人の増加については、これまでもこの程度の増減はあり、無償化の影響としては、あったとしても比較的少なかったと考えております。  右のページをごらんください。  ③、令和6年度までの必要な受け入れ枠数です。  現在素案を作成しております第2期子ども・子育て支援事業計画では、表をごらんいただきまして、表の左から2列目、平成31年の就学前児童数は約2万5,000人のところ、一番右側の列、令和6年には約2万2,000人と、3,000人弱減少する見込みです。一方で、保育需要率が過去5年間のペースで伸び続けた場合、必要な受け入れ枠は、平成31年時点と比べ令和6年には約1,000人不足する見込みとなっております。  次のページをごらんください。  2、今後の待機児童対策について。  ①は、現在めどが立っている保育所等の開園予定の一覧になります。令和2年から4年までで現状で7園、約490人の受け入れ枠拡大を見込んでおります。  先ほど令和6年までに約1,000人分の受け入れ枠が不足すると御説明いたしましたが、現状では保育所がまだ不足いたしますので、今後市有地の活用だけではなく、民有地での整備も促進していく必要があると考えております。  そのため、②、固定資産税等の課税免除及び賃借料補助の期間延長のため、さきの12月定例会で固定資産税課税免除に係る条例案を可決していただきましたほか、右のページをごらんいただきまして、(2)、既存施設を活用した対策として、①、私立幼稚園預かり保育支援事業(協力幼稚園事業)の拡充を令和2年度から実施したいと考えております。この協力幼稚園事業は、私立幼稚園での就労家庭の3歳から5歳児の受け入れを促進するもので、ページ下の「(参考)「3歳児の壁」ついて」にも記載しておりますとおり、ゼロ-2歳児を受け入れる地域型保育事業所の整備を進めた結果、2歳児から3歳児に持ち上がる際の受け入れ枠が昨年の時点で196人不足する状況となっており、3歳児で保育所に入所できない可能性のある保護者の不安感が非常に強いことから、待機児童対策の推進に当たっては、この3歳児の壁解消に係る対策もあわせて進めていく必要があると考えております。  次のページをごらんください。  (3)、参考といたしまして、先ほど御説明いたしました令和2年から4年にかけての保育所の開園予定のうち、新しく市有地を活用した整備予定が2件ございますので、詳細をお知らせいたします。  ①、西宮市立瓦木幼稚園の園庭を活用した整備です。  令和2年3月末で休園する瓦木幼稚園園庭部分約1,200平方メートルを活用し、定員100人の施設の整備を予定しております。  ページ下段の「(イ)今後のスケジュール」をごらんください。  ことし4月以降に事業者を公募し、令和4年4月の開園を目指します。  右のページをごらんください。②、高塚町市有地を活用した整備です。  大規模開発があった際に、公共公益施設用地の提供を受ける制度があり、高塚町でその制度により開発事業者から用地の提供がありました。約1,000平方メートルの用地に定員60人の施設の整備を予定しております。  「(イ)今後のスケジュール」をごらんください。ことし4月以降に事業者を公募し、令和4年4月の開園を目指します。  御説明は以上になります。  なお、新しい待機児童解消計画につきましては、ことし4月の待機児童の状況を踏まえ、5月か6月ぐらいに策定したいと考えております。  以上です。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
    花岡ゆたか 委員   意見だけ。3ページにあります就学前児童数の推移ですね、僕、人口の将来推計とかも余り信じてないんですけど、令和6年で2万2,318人、私はここまで下がらないと思います。ちゃんとしたところが調べたんやからこうなるのかもしれませんけど、ここまで減らないと私は思いますので、保育需要のための事業をしっかりと進めていってください。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   2点についてお伺いします。  まず1点目、高塚町市有地を活用した保育所の整備ですが、この土地、かなりいびつな形をしていますけれども、なぜこういう形になったのでしょうか。これが保育所整備に当たって支障になる部分はないでしょうか。  2点目、今回の保育の無償化の影響が、申込数には比較的影響が少なかったということでした。この保育の無償化が子育て環境に現状どういう影響を与えているのか把握されているでしょうか。また、それについて例えばヒアリングを含めて調査をして、どういうふうな子育て環境の改善につながったのかについて状況を把握するようなことに努めるお考えはありますでしょうか。この2点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎保育施設整備課長   高塚町の土地の形状がこのような形になった理由ということでございますが、当局といたしましては、この開発に対しまして土地の提供をお願いしたいという要望をお出ししましたが、形状等につきましては要望を申せない状況でございました。この形につきましては、開発当局と開発事業者との折衝の結果としてこのようになったものだというふうに受けとめております。  以上です。 ◎参事(安福聡子)  無償化の影響についてどのような影響があったか、また、今後どのようにしてそれを把握していくかというような御質問につきましては、今回10月からの開始に当たりまして見聞きしております範囲内では、先ほど申し上げたように保育所には余り影響がなかったように今の段階では見ております。ただ、私立幼稚園への申し込みがふえているような状況があるということも聞き及んでおりますので、今後保育所に対してもどのような影響が出てくるかというのは注視していく必要があると考えております。  また、子育て家庭への影響につきましては、市では子ども・子育て支援プランという計画を5年に1度改定するような形で持っておりまして、これは前回は平成30年3月に策定したものになるんですけれども、そこでは毎回子育てに対してもっと力を入れてほしい支援は何かというような質問なども入れさせていただいております。  ちなみに、今回のこの計画策定に当たってのその質問で一番多かった答えは、「子育てに係る経済的負担の支援」55.6%ということがございましたので、これを中間見直しなどをするようなことがあれば毎回それは聞いております。そこでもしその項目が減ったということになれば、改善に寄与したと考えることができるのではないかというふうに考えます。今後そのようなことも調査の対象に考えていきたいと思います。  以上です。 ○山口英治 委員長   先ほど菅野委員のほうの高塚町のいびつになっている部分に対しての取得の分の説明はあったのですが、その後の建物に対する影響はないのかという質問に対しては何もお答えしていないので、その点を先にお答えしていただけますか。 ◎保育施設整備課長   大変失礼いたしました。  確かにいわゆる正方形というか、四角い整形地であれば効率よく建物が建てれるところかと思います。御指摘のとおり、形がいびつということでございますので、資料の左のページにある瓦木の1,200平米に対して960平米と、6割も減っていないのですが、高塚町のほうでは60人規模の建物ぐらいしかできないいうことで、建てれる建物の規模に影響が出ているのではないかなというふうに思います。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   御答弁ありがとうございました。  1点だけ同じ件で要望させていただきます。  今回、無償化については、消費税の値上げということで国民全体が大きな負担をもって実施しているわけで、子育て環境のどういうふうな改善につながったかというのはやっぱり国民全体が大きな関心事でもあると思うんですね。その辺の状況はできるだけ早く的確に把握していただいて、今後の政策に生かしていただければと思います。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   1点お伺いいたします。  瓦木幼稚園の園庭の活用で保育所等の分園の整備ということですが、民間の保育所が入ってくるというふうに聞いておりますが、その場合に隣の建物で、先ほども聞いておりましたが、あすなろ学級が始まっているということで、1年間工事期間があり、その後ずっと子供たちが通う保育園になっていくと思います。あすなろ学級に通っている子たちというのは、人目につくのも苦手な子もあったり、音に敏感な子もあるかと思うのですが、工事からその後の保育所の運営に関して市のほうから、入り口をできるだけ顔を見合わせないようにするとか、結構細かいところで要望ができるのかどうか、窓口がこども支援局になるかと思うのですが、教育委員会のほうと、そのあたりの連携を密にしていただけるのかどうかをお聞かせください。 ◎子供支援総括室長   御指摘のとおり隣地になりますので、保育所を整備するに当たりましては、両方――教育委員会こども支援局、あとまた、こども支援局とここに建設いただける民間事業者と工事の安全上の問題であるとか、そういったことに関して十分な連携をとって進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  工事の間もそうですが、その前の設計段階からぜひ民間業者にも相談をといいますか、そのあたりも連携していただきまして、市からの要望もしっかりとお伝えをいただきたいということをお伝えさせていただきます。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が退席します。    (説明員退席) ○山口英治 委員長   次に、管外視察報告書・提言についてを議題とします。  管外視察報告書につきましては、一部の委員の報告書の差しかえを行い、タブレットに配信しております。  本件につきましては、本日これで確定したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。  それでは、これで確定とし、ホームページに掲載並びに当局にも送付し、提言とさせていただきます。  本件について、ほかに何か御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  次に、施策研究テーマについてを議題とします。  今後のスケジュールについてですが、前回の委員会閉会後に協議をさせていただきました。両テーマとも、3月定例会会期中の常任委員会及び4月・5月中に月1回ずつ程度常任委員会を開催し、協議を行い、報告書を作成する予定となっております。  今後どのようにしていくかということなんですが、皆様の御意見もお聞きしながら進めていきたいというふうに思っております。  きょうもいろんな御意見の中で、我々が当初常任委員会でスタートしたところよりも、管外視察で実際に見てこられて、不登校対策についての考え方、また、いろんな先進市の捉え方、また、実行されていくというのが大分見えてきたと思います。また、ICT教育に関しましても、ICTというのが単に学校教育だけではなくて、さまざまな教育環境の中でいわゆる不登校対策にも使えるし、さまざまな部分でもやっていけるということも見えてきたというふうに思います。  ここで一つ提案ですが、提言する前に、3月定例会のときに当局のほうとも一旦いろんな形で意見交換をしてみてはどうかなとは思うのですが、その辺についていかがですか。 ◆菅野雅一 委員   結構だと思います。ぜひお願いしたいと思います。 ○山口英治 委員長   皆さんいかがですか。よろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   では、そのような形で進めさせていただいて、そのときに意見交換をしていきながらやっていって、まだ当局との意見交換が必要であれば4月にもしていけばいいと思うんですよね。それをこちらのほうでどういうふうな形でやっていくか、本当にいろいろな意見、お考えもありましょうし、また、市民の方のいろいろな御意見も皆さんお聞きになっていらっしゃると思います。これが一つ正解ということではないと思うんですよね。ですから、それは各人が聞いていただいた、また、各人が考えていらっしゃるものをテーマにしていただいて結構だと思うのですが、ただ、いろんな意見を協議していただく中で気づき合えることというのはあると思うんですよ。私はこう考えてきたけれども、こういう形の角度があるな、また、こういう角度もあるなというのがあると思います。またこの後計画をさせていただきます意見交換会で聞かせていただいて、その中でまた得た意見というのもあると思いますので、そういったことを踏まえますと、4月、5月で皆さんと意見交換を進めていきながら、最後5月に各人の御意見をまとめさせていただくと。  ただ、これは皆さんの御意見を当局にぶつけさせていただくという形になりますので、これに関しては、前も申し上げましたように、一本の提言という形では考えておりません。ですから、各委員さんがこのようにしていけばいいんじゃないかと、また、さまざまな御意見をお聞きしていただいている市民の皆さんのこの意見を入れていきたいというのがあれば、それはそれで一つの意見だと思います。やはりいろんな方がいらっしゃいます。不登校をお持ちの方、お持ちでない方、いろんな方の意見の中で、じゃあ市としてどういうふうに取り組むべきなのかというのがいろいろな形であると思いますが、西宮市の子供たちをどうやって我々が守っていけるのかということをいろいろな形でやっていけるような提言にしていきたいなというふうに思いますので、このような形で進めさせていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   それで、3月の意見交換ですけど、皆さん日程を頂戴するというのもあるのですが、一つには、常任委員会の後にそのまま意見交換会という形でやらせていただくことで、皆さんも常任委員会の日は1日予定を入れずにという形になっていらっしゃると思うのですが、その辺どうでしょうか。それがもしあれだったら、予備日に意見交換会をするというのも一つだと思うのですが、皆さんにとってどちらのほうがよろしいですか。 ◆菅野雅一 委員   常任委員会というと、3月6日ということですね。 ○山口英治 委員長   そうですね。3月6日ですね。常任委員会の審査が終わった後でそのまま委員会の中で意見交換会を入れさせていただくという形になります。 ◆菅野雅一 委員   ぜひその日にしていただければと思います。 ◆吉井竜二 委員   同じく。 ○山口英治 委員長   時間的には限られた時間になりますが、それで時間がもし足りなければ、またそれを踏まえて4月に意見交換を当局とやっていくというのもありますので、まず既に皆さんの中でのいろいろな考え方、また、管外視察での皆さんの提言というのもございますので、それももとにしながらやらせていただきたく思いますので、そのような形で進めさせていただいてよろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   また、自由な意見をさせていただくときには、私のほうで暫時休憩をとらさせていただいて、その中でさまざまなことをお聞きするというのも、これもまた一つ一つやらせていただこうと思いますので、よろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   ありがとうございます。では、次回のとき、3月6日の教育こども常任委員会の中にこの施策研究テーマの意見交換というのを入れさせていただきたく思いますので、そのように事務局のほうも当局のほうの調整をお願いいたします。  では、以上で本日の協議事項は全て終了いたしました。  きょうはさまざまな部分で皆さんから意見をいただき、あすなろ学級のこととか、視察を踏まえて見ていただいたからゆえに見えてきたこととかいろいろとあると思います。また、当局のほうも、不登校対策については以前よりも考えを持ってきていますが、ただ、我々自身がしっかりとした形で市民の声を届けていくのが我々の仕事でございますので、その辺については今後さらに協議していきながら、このことについていろいろと進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。また、待機児童に関しましても、西宮の中での大きな問題でございます。今後さらにしっかりと前へ進めていただきたいというふうに思いますので、この点も今後もまた我々としても見ていきたいと思います。  これをもって教育こども常任委員会を閉会します。  御協力ありがとうございました。           (午後2時31分閉会)...