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  1. 西宮市議会 2019-12-18
    令和 元年12月(第 3回)定例会-12月18日-06号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    令和 元年12月(第 3回)定例会-12月18日-06号令和 元年12月(第 3回)定例会                西宮市議会第3回定例会議事日程                (令和元年12月18日午前10時開議) 日程順序              件         名               ページ  第1                                          206      議案第76号 西宮市特別会計条例一部改正する条例制定件      議案第77号 西宮市事務分掌条例一部改正する条例制定件      議案第78号 西宮市職員定数条例一部改正する条例制定件      議案第79号 西宮市一般職員給与に関する条例一部改正する条例制定件      議案第80号 議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例一部改正する条例制定件      議案第81号 西宮市農業共済条例及び西宮市農業共済事業基金条例廃止する条例制定件      議案第82号 西宮市斎場条例一部改正する条例制定件      議案第83号 西宮市無料低額宿泊所設備及び運営に関する基準定める条例制定件      議案第84号 西宮市児童福祉施設設備及び運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定件      議案第85号 西宮市幼保連携型認定こども園学級編制、職員、設備及び運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定
         議案第86号 保育所用地等確保促進ため固定資産税及び都市計画税課税免除に関する条例一部改正する条例制定件      議案第87号 西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定件      議案第88号 西宮市営住宅条例一部改正する条例制定件      議案第89号 西宮市自転車駐車場設置および管理に関する条例一部改正する条例制定件      議案第90号 西宮市下水道条例一部改正する条例制定件  第2                                          207      議案第35号 西宮市市民交流センター条例一部改正する条例制定件      議案第37号 西宮市立地区市民館条例一部改正する条例制定件      議案第38号 西宮市立船坂里山学校条例一部改正する条例制定件      議案第41号 西宮市立芦乃湯会館条例一部改正する条例制定件      議案第42号 西宮市立若竹生活文化会館条例一部改正する条例制定件      議案第43号 西宮市男女共同参画センター条例一部改正する条例制定件      議案第44号 西宮市大学交流センター条例一部改正する条例制定件      議案第45号 西宮市勤労福祉センター条例一部改正する条例制定件      議案第46号 西宮市勤労者・障害者教養文化体育施設条例一部改正する条例制定件      議案第47号 西宮市市民ホール条例一部改正する条例制定件      議案第48号 西宮市立ギャラリー条例一部改正する条例制定件      議案第49号 西宮市運動施設条例一部改正する条例制定件      議案第57号 西宮市学校施設使用料条例一部改正する条例制定件      議案第58号 西宮市立郷土資料館条例一部改正する条例制定件      議案第59号 西宮市立公民館条例一部改正する条例制定件      議案第60号 西宮市立山東自然家条例一部改正する条例制定件      議案第73号 西宮市市民憩家条例一部改正する条例制定件  第3                                          210      議案第91号 令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)      議案第92号 令和元年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第93号 令和元年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)      議案第94号 令和元年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)      議案第95号 令和元年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)      議案第96号 令和元年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)      議案第97号 令和元年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)      議案第98号 令和元年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第99号 令和元年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)      議案第100号  令和元年度西宮市水道事業会計補正予算(第1号)      議案第101号  令和元年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第1号)      議案第102号  令和元年度西宮市下水道事業会計補正予算(第2号)      議案第103号  令和元年度西宮市病院事業会計補正予算(第1号)  第4                                          213      議案第104号  指定管理者指定件(西宮市市民交流センター)      議案第106号  指定管理者指定件(西宮市立瓦林留守家庭児童育成センターほか2施設)      議案第107号  指定管理者指定件(西宮市立鳴尾北留守家庭児童育成センターほか1施設)      議案第108号  指定管理者指定件(西宮市立高木留守家庭児童育成センターほか2施設)      議案第109号  指定管理者指定件(西宮市立津門留守家庭児童育成センターほか1施設)      議案第110号  指定管理者指定件(西宮市立用海留守家庭児童育成センターほか1施設)      議案第111号  指定管理者指定件(西宮市立平木留守家庭児童育成センター)      議案第112号  指定管理者指定件(西宮市立塩瀬児童センターほか1施設)      議案第113号  指定管理者指定件(西宮市立高木北地域子育て支援施設)      議案第114号  指定管理者指定件(西宮市自転車駐車場)      議案第115号  訴え提起件(災害援護資金貸付金請求事件)      議案第116号  訴え提起件(市営住宅等明渡し等請求事件)      議案第117号  訴え提起件(費用支払等請求事件)      議案第118号  市道路線認定件(西第1436号線ほか2路線)      議案第119号  市道路線変更件(鳴第235号線ほか1路線)      議案第120号  工事請負契約締結件(北夙川保育所新築工事)      議案第121号  工事請負契約変更件〔西宮市第二庁舎(危機管理センター)整備事業〕      議案第122号  工事請負契約変更件(西宮養護学校校舎改築工事)      議案第123号  工事請負契約変更件(春風小学校校舎改築工事)  第5                                          215      議案第105号  指定管理者指定件(市立大箇市民館ほか20施設)  第6                                          216      議案第139号  西宮市監査委員選任について同意求める件  第7                                          216      議案第140号  西宮市公平委員会委員選任について同意求める件  第8                                          216      議案第141号  西宮市固定資産評価審査委員会委員選任について同意求める件  第9                                          216      意見書案第7号 学校体育館における空調設備整備に関わる緊急防災・減災事業債対象期間延長求める意見書提出件      意見書案第8号 加齢性難聴者補聴器購入に対する補助制度創設求める意見書提出件      意見書案第9号 女性差別撤廃条約選択議定書批准求める意見書提出件  第10                                          220      請願第2号 指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願      請願第3号 西宮市に気候非常事態宣言求める請願  第11                                          224      陳情審査結果報告件                                         付託区分  第12                                          224      議案第124号  西宮市一般職員給与に関する条例一部改正する条例制定件                                        (総  務)      議案第125号  西宮市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例一部改正する条例制定件                                        (  〃  )      議案第126号  市長、副市長及び常勤監査委員給与条例等一部改正する条例制定件                                        (  〃  )      議案第127号  西宮市一般職任期付職員採用等に関する条例一部改正する条例制定件                                        (  〃  )      議案第128号  令和元年度西宮市一般会計補正予算(第4号)       (  〃  )      議案第129号  令和元年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) (  〃  )      議案第130号  令和元年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第2号) (  〃  )      議案第131号  令和元年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第2号)                                        (  〃  )      議案第132号  令和元年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)   (  〃  )      議案第133号  令和元年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)                                        (  〃  )      議案第134号  令和元年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)     (  〃  )      議案第135号  令和元年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)  (  〃  )      議案第136号  令和元年度西宮市下水道事業会計補正予算(第3号)    (  〃  )      議案第137号  西宮市監査委員条例一部改正する条例制定件     (  〃  )      議案第138号  和解件(損害賠償請求控訴事件)            (  〃  )  第13                                    (継続審査)227      総務常任委員会所管事務調査件       1 市行政総合企画及び財政運営について
          2 市民生活安全及び消防行政について      民生常任委員会所管事務調査件       1 市民サービス向上について       2 地域産業活性化及び環境行政について      健康福祉常任委員会所管事務調査件       1 保健・福祉サービス向上について       2 中央病院経営及び改革について      教育こども常任委員会所管事務調査件       1 学校教育及び社会教育について       2 子ども・子育て支援サービス向上について      建設常任委員会所管事務調査件       1 建築行政について       2 生活環境整備について      次期定例会日程等議会運営に関する調査件                                   西宮市議会議長                 出   席   議   員    1番  河 本 圭 司  16番  菅 野 雅 一  30番  篠 原 正 寛    2番  田 中 あきよ  17番  吉 井 竜 二  31番  坂 上   明    3番  江 良 健太郎  18番  かみたに ゆみ  32番  佐 藤 みち子    4番  多 田   裕  19番  川 村 よしと  33番  野 口 あけみ    5番  大 迫 純司郎  20番  まつお 正 秀  34番  中 尾 孝 夫    6番  たかの し ん  21番  よつや   薫  35番  岩 下   彰    7番  うえだ あつし  22番  花 岡 ゆたか  36番  町 田 博 喜    8番  ひぐち 光 冬  23番  河 崎 はじめ  37番  大川原 成 彦    9番  一 色 風 子  24番  松山 かつのり  38番  八 木 米太朗   10番  宮本 かずなり  25番  山 口 英 治  39番  草 加 智 清   12番  脇田 のりかず  26番  山 田 ますと  40番  大 石 伸 雄   13番  福 井   浄  27番  大 原   智  41番  田 中 正 剛   14番  松 田   茂  28番  澁 谷 祐 介   15番  八 代 毅 利  29番  や  正 史                 欠   席   議   員   11番  谷 本   豊                 説明のため出席した者職氏名     市長       石 井 登志郎    土木局長     植 松 浩 嗣     副市長      北 田 正 広    会計管理者    瀬 下 房 子     副市長      田 村 比佐雄    消防局長     山 下 俊 郎     防災危機管理局長 丸 岡 五 郎    病院事業管理者  南 都 伸 介     政策局長     太 田 聖 子    中央病院事務局長 宮 島 茂 敏     市長室長     川 俣   均    上下水道事業管理者     財政部長     荒 岡 晃 彦             青 山   弘     総務局長     中 尾 敬 一    上下水道局次長  佐 竹 令 次     総務局担当理事  山 本 晶 子    教育長      重 松 司 郎     総務総括室長   大 植   進    教育次長     坂 田 和 隆     市民局長     土 井 和 彦    教育次長     大 和 一 哉     産業文化局長   岩 崎 敏 雄    選挙管理委員会委員長     健康福祉局長   山 本 英 男             嶋 田 克 興     こども支援局長  時 井 一 成    代表監査委員   亀 井   健     環境局長     須 山   誠    農業委員会会長  松 本 俊 治     都市局長     清 水 裕 文                職務ため議場に出席した事務局職員     事務局長     北 林 哲 二    係長       大 西 正 幸     次長       岩 田 重 雄    副主査      山 口 祐 平     議事調査課長   新 田 智 巳    〔午前10時 開議〕 ○議長(大石伸雄) おはようございます。  ただいまから西宮市議会第3回定例会第6日目会議開きます。  現在出席議員数は40であります。  本日会議録署名議員に、会議規則第87条規定により、多田裕議員及び八木米太朗議員指名します。  本日議事日程は、タブレットに配信またはお手元に配付とおりであります。  これより日程に従い議事進めます。  まず、日程第1 議案第76号ほか14件一括して議題とします。  各件に対する委員長報告求めます。  まず、総務常任委員長 篠原正寛議員。 ◆30番(篠原正寛) 総務常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第76号西宮市特別会計条例一部改正する条例制定件、議案第77号西宮市事務分掌条例一部改正する条例制定件、議案第78号西宮市職員定数条例一部改正する条例制定件、議案第79号西宮市一般職員給与に関する条例一部改正する条例制定件、議案第80号議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例一部改正する条例制定件、以上5件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第81号西宮市農業共済条例及び西宮市農業共済事業基金条例廃止する条例制定件、議案第82号西宮市斎場条例一部改正する条例制定件、以上2件につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、健康福祉常任委員長 うえだあつし議員。 ◆7番(うえだあつし) 健康福祉常任委員長報告。  ただいま上程中議案第83号西宮市無料低額宿泊所設備及び運営に関する基準定める条例制定件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、教育こども常任委員長 山口英治議員。 ◆25番(山口英治) 教育こども常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第84号西宮市児童福祉施設設備及び運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定件、議案第85号西宮市幼保連携型認定こども園学級編制、職員、設備及び運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定件、議案第86号保育所用地等確保促進ため固定資産税及び都市計画税課税免除に関する条例一部改正する条例制定件、議案第87号西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定件、以上4件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、建設常任委員長 松山かつのり議員。 ◆24番(松山かつのり) 建設常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第88号西宮市営住宅条例一部改正する条例制定件、議案第89号西宮市自転車駐車場設置および管理に関する条例一部改正する条例制定件、議案第90号西宮市下水道条例一部改正する条例制定件、以上3件につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  上程中各件に御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  上程中各件先ほど委員長報告とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました15件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、日程第2 議案第35号ほか16件一括して議題とします。  各件に対する委員長報告求めます。  まず、民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第35号西宮市市民交流センター条例一部改正する条例制定件、議案第37号西宮市立地区市民館条例一部改正する条例制定件、議案第38号西宮市立船坂里山学校条例一部改正する条例制定件、議案第41号西宮市立芦乃湯会館条例一部改正する条例制定件、議案第42号西宮市立若竹生活文化会館条例一部改正する条例制定件、議案第43号西宮市男女共同参画センター条例一部改正する条例制定件、議案第44号西宮市大学交流センター条例一部改正する条例制定件、議案第45号西宮市勤労福祉センター条例一部改正する条例制定件、議案第46号西宮市勤労者・障害者教養文化体育施設条例一部改正する条例制定件、議案第47号西宮市市民ホール条例一部改正する条例制定件、議案第48号西宮市立ギャラリー条例一部改正する条例制定件、議案第49号西宮市運動施設条例一部改正する条例制定件、議案第73号西宮市市民憩家条例一部改正する条例制定件、以上13件につきましては、さき9月定例会において閉会中継続審査となり、去る11月13日開催委員会において閉会中審査行いました。また、今定例会第1日には議案第48号除く12件につきましては議案訂正がなされ、去る12月13日開催委員会においては、上程中13件について当局から改めて説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも賛成多数をもって原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、教育こども常任委員長 山口英治議員。 ◆25番(山口英治) 教育こども常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第57号西宮市学校施設使用料条例一部改正する条例制定件、議案第58号西宮市立郷土資料館条例一部改正する条例制定件、議案第59号西宮市立公民館条例一部改正する条例制定件、議案第60号西宮市立山東自然家条例一部改正する条例制定件、以上4件につきましては、さき9月定例会において閉会中継続審査となり、去る11月21日開催委員会において閉会中審査行いました。また、今定例会第1日には議案第58号除く3件につきましては議案訂正がなされ、去る12月12日開催委員会においては、上程中4件について当局から改めて説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも賛成多数をもって原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。  まず、まつお正秀議員。 ◆20番(まつお正秀) ただいま上程中議案第35号ほか16件施設使用料改定にかかわる諸議案について、日本共産党西宮市会議員団は反対いたします。  以下、理由述べます。  今回提出使用料改定にかかわる17議案については、さき9月議会において継続審査となった案件です。9月議会では、この議案採択すべきと主張した公明党議員団からは、この一連改定議案継続審査と主張する会派などは改定趣旨には賛成するがいまだ十分でない点があると立場からだと推察する、このように述べられました。確かに継続審査主張した多く会派などからは、減免考え方や政策的に使用料設定することへ考え方が不明確、あるいは他市と比較がわからない、大幅な市民負担につながる今回使用料改定市長施政方針で触れないままで突然提案に戸惑うなど声も出され、その後開催された9月議会後継続審査が行われた二つ所管委員会では、減免に対する考え方、近隣自治体と比較、さらには利用施設費用がどの程度かかっているかなどデータ市民に公表するなどが必要と意見も出されました。我が党議員団も、審査する前提資料が不十分であるという立場から継続審査に賛成はしましたが、使用料改定趣旨に賛同していたわけではありません。  今回改定案は、2014年2月に出された包括外部監査の結果報告書踏まえて検討した結果、提案されたとことですが、この報告では、いたずらに将来財政危機あおるとともに、受益者負担強化も打ち出しています。この受益者負担については、監査報告書で言うところ原価うち主に物件費や人件費など施設維持管理運営に係る費用抽出して算定して算定基礎額打ち出し、利用者にその費用どれぐらい割合で負担してもらうかという受益者負担率算出するように求めています。  一方、この報告書では、各自治体によって、いわゆる原価どこまで範囲で含めて盛り込む考え方が分かれるところであるとも指摘しています。関連する委員会では近隣市調査について資料が出されましたが、市が照会した自治体幾つかからは回答がもらえず、私が所属する民生常任委員会で出された資料は多くて4自治体分でした。この資料は、自治体によって算定式は違うが、西宮市算定している項目抜き出してはじき出した数値で他市には算出してもらったという説明もありました。その中で、市民館欄では、西宮市以外で3市資料が示されました。その収支状況うち収入割る維持管理費パーセントは、西宮市29.1%ですが、他市はそれぞれ6.8%、7.3%、0.2%と大きな開きがありました。0.2%と29.1%と違いは何かと当局に質問しましたが、全く何もわからないという答弁しか返ってきませんでした。ほか施設でも、A市・B市・C市・D市比較表がありましたが、こちらA市と市民館A市とはまた違い、比較しようにもA、B、C、Dがランダムに表示されているとことで、計算式もわからず、我々が他市に聞こうと思っても全くわからない、極めて曖昧な資料でした。  そもそも、今回改定が大幅な市民負担につながり、さらに、3年ごと見直しによって各分類施設ごと受益者負担率――これはいわゆる物件費や人件費。多くは算定基礎額25%が目標となっていますが、見直しごとに引き上げていけば市民に大きな負担強いることになります。したがって、今回改定案に賛成することはできません。  市がこうした包括外部監査報告金科玉条ようにして使用料引き上げれば、この10月から消費税増税で消費が大きく落ち込んでいると報道もあるように、今回値上げで市民負担ふやすことになって、ますます景気が冷え込んでいくことも指摘し、反対討論といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、田中正剛議員。 ◆41番(田中正剛) ただいま上程中、継続審査となっておりました議案第35号ほか16件につきましては、今回は賛成立場から意見申し上げます。  前回定例会で我々政新会から指摘、意見に対しまして、約2カ月間という短い間でしたが、一定対応していただいたと理解しております。  具体的に整理すべき事項として3点挙げておりましたので、この項目ごとに意見、要望申し上げたいと思います。  まず、1点目が、受益者負担割合に大きく影響する維持管理コスト妥当性検証と対策明示についてです。  こちらは、前定例会後に近隣他市に調査かけていただきまして、1平方メートル当たり維持管理コストについても比較していただきました。今回は、回答あった市が少なく、比較対象が少ないという状況でしたので、今後さらに比較する自治体ふやして比較、そして分析していただきまして、維持管理コスト適正化図っていただきますように、まず要望いたします。  二つ目点です。施設受け付け業務における現金取り扱いについてです。  こちらは、施設使用料還付金及び前渡資金取り扱いについて全庁的にチェックされました。今後、現金窓口で取り扱う全て公共施設事務について、受け付け体制、そして現金管理方法等点検しまして、必要に応じて不正や盗難未然防止策講じていただきますように要望いたします。  なお、不正が発覚したほか自治体では料金精算機導入しているケースも見受けられます。今後は、キャッシュレス対応も念頭に入れて対応検討していただきたいと思います。  次に、3点目減免考え方及び政策的配慮取り扱いも統一すべきという指摘についてです。  こちらは、まず、減免につきましては、政策局から、減免対象団体活動状況など定期的に確認する方法など統一的なルール化図り、減免考え方についても整理するという方針が示されました。私たちは、減免設定すること自体否定するものではございません。それは、施設には設置目的があり、より多く市民に利用していただくために設置しているものであり、利用料稼ぐこと第一義としていないからです。次料金改定までには、全庁的なルールに基づいて設定し、稼働率向上も念頭に置きながら、施設間で公平なものとなるように整理していただきたいと思います。要望しておきます。  そして、政策的な料金設定につきましても、配慮する視点明確化に向けて整理すると方針が示されました。今後、次料金改定までには具現化していただきたいと思います。その際には、稼働率低い施設使用料自体低額にすることによって稼働率向上にどの程度寄与しているか、この効果についても検証していただきまして、同一目的施設間で受益者負担率公平性も考慮して整理していただきますように、こちら要望いたします。  以上、賛成討論といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、澁谷祐介議員。 ◆28番(澁谷祐介) 会派・ぜんしんは、継続審査となっていました議案第35号西宮市市民交流センター条例一部改正する条例制定件ほか16件に今回は賛成します。  以下、理由申し述べます。  当該議案は、施設利用する者と利用しない者と負担公平性確保するため、施設利用対価として受益者に応分行政コスト負担求めるという趣旨から、公施設使用料改定するものです。私たちは、この趣旨自体に反対するものではありませんでしたが、主に、一つは、市民負担増に直結する施策であるにもかかわらず、そのことに対する市認識が余りにも薄いということ、また、受益者負担割合設定に問題があるという2点から、継続審査求めました。当該議案が継続審査になったこと受けて、市認識と対応に一定変化があらわれたこと、スポーツ施設値上げに関連して大きな影響があるSC21や体育協会に対して一定支援策講じる考えが示されたこと踏まえ、今12月定例会では賛成します。  その上で、2点、要望しておきたいと思います。  1点目は、今回料金改定によって生じる使用料収入増収分一部、各施設設備改善、サービスや利便性含めた付加価値向上に充てていただきたいということです。  例えば、大半公民館においてはWi-Fi環境が未整備状況で、パソコンやタブレット端末など使うIT関係活動行うには不便な状況にあり、多く利用者が公民館Wi-Fi環境整備求めています。また、高齢者利用考えると、畳に座卓、座椅子、座布団といった形ではなく、フローリングで軽量な机、椅子整備進めるなど、より利用者目線に立ったサービス提供が必要です。今後、利用者要望に真摯に耳傾け、施設付加価値高めて、顧客満足度上げる努力していただきたいです。  2点目は、学校運動場、体育館が使えない時期SC21など地域へ配慮が必要だという点です。  今後、順次学校施設建てかえが進められていく中、運動場、体育館が利用できなくなる学校が出てくることになります。こうした学校において代替として市施設利用する場合は利用料減免など、するスポーツ支えるという観点から支援検討するべきだと考えています。  単に今までが安過ぎたからという理由だけで、今まで設備、今までサービスで使用料だけ上げるでは、やはり市民理解は得られにくいものだと思います。こうした観点も含め、今後、市民負担増に直結する施策進める際には、そのこと重み十分認識していただきたい。議会への説明も含め、早期から十分な告知と周知に努めていただきたい。そして、市民に負担求める以上、みずから姿勢律すること重要性強く指摘しておきたいと思います。  以上、議案第35号ほか16件に対する賛成討論といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、福井浄議員。 ◆13番(福井浄) 維新会は、継続審査となっておりました議案第35号ほか16件について、賛成立場で討論いたします。  この議案に対し、9月定例会で継続審査とさせていただきました。その折に要望させていただいたが、現状公民館、市民館等公共施設について、その施設利用される方負担とその施設利用しない方負担明らかにし、周知することでありました。これに対し市から要望どおり回答が得られたため、本議案に賛成することに至りました。  今回負担明らかにするという要望目的は、納税者納得と今後あり方です。市公共施設、市民集会施設は偏在しており、明らかに施設が多い供給過剰な地域と、少ない地域やない地域が存在しています。しかしながら、税はどちら地域も公平に徴収されています。この著しい不公平市は長年放置し、それどころか、供給過剰な地域において新しい市民館が開館されるなど偏在は拡大しています。この不公平さ目に見えるようにしようと考えたが今回要望目的でもあります。稼働率10%前後ほとんど利用されていない施設負担なぜ拠点施設がない地域市民が負担しないといけないか。納税者視点が欠けています。ほとんど利用されていない施設維持したいであれば、稼働率せめて20%に上げるか、平均的な施設使用料総額に利用者負担合わせるぐらい受益者負担増額がなければ不公平ではないでしょうか。  そして、2点目、市は、今後、地域に拠点設け、まちづくり協議会など、地域学校、地縁団体、市民団体、社会福祉団体なども結びつけ、包括的に協議できる組織つくっていく方針であると理解していますが、そのような目標達成には、市公共施設、市民集会施設等再整備は不可欠で、地域コミュニティーが壊れるなどという通り一遍答弁のみ繰り返す姿勢は改めなければなりません。具体的にどこがどうなり、市全体にどのような影響があるか、エビデンスもって答えていただきたいと考えます。  財源は限られています。税著しい不公平はあってはなりません。私は、本会議場や委員会で申し上げ、脇田議員も今回一般質問で取り上げています。こんな議員として得にもならない要望行っているは、西宮市が将来にわたって持続可能な都市となること考えているからで、通り一遍答弁のみで問題先送りする態度はこれからは改めていただきたい。西宮市将来見据えれば、公共施設、市民集会施設等再整備は粛々と行うべきです。  今回周知きっかけとし、将来につながる政策実行していただくこと要望して、維新会西宮市議団は、議案第35号ほか16件について賛成いたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、一色風子議員。 ◆9番(一色風子) 私、一色風子は、施設使用料改定について継続審査となっていた議案第59号西宮市公民館条例一部改正する条例制定件について、今回は賛成立場で討論いたします。  公民館は、社会教育法で地域学習拠点として力発揮することが求められています。そのような理由から使用料自体は必要ないという考え方自体は変わりませんが、今後、公民館という施設という概念ではなく、地域課題地域全体で課題解決ために進めることができる生涯学習考え方が全庁的に整理されていくということ聞いております。そのことから、子供から大人まで年齢超えてともに学ぶことができる環境づくり進めていくという理念に沿った運営施設にとらわれず進められるということ前提にして、今議案使用料改定に賛成させていただきます。  また、減免に関しては、まだ課題が多く、整理されなければならない事項が残されていると考えております。特に市が減免団体として認定するだけ運営ができているかという部分に関して市がどれだけかかわることができているか、特にスポーツ関連に関しては、体罰や暴言などないようガイドライン作成などを通してしっかりと周知され、減免団体としてあるべき姿市として伝えていただくこと要望いたします。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は起立により行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました17件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、日程第3 議案第91号ほか12件一括して議題とします。  各件に対する委員長報告求めます。  まず、総務常任委員長 篠原正寛議員。 ◆30番(篠原正寛) 総務常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)うち本委員会所管科目、議案第96号令和元年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)うち本委員会所管科目、議案第99号令和元年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)、以上3件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取し、審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)うち本委員会所管科目、議案第92号令和元年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第93号令和元年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)、議案第94号令和元年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第95号令和元年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第98号令和元年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上6件につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、議案第91号については賛成多数をもって、ほかはいずれも異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、健康福祉常任委員長 うえだあつし議員。 ◆7番(うえだあつし) 健康福祉常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)うち本委員会所管科目、議案第97号令和元年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第103号令和元年度西宮市病院事業会計補正予算(第1号)、以上3件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、教育こども常任委員長 山口英治議員。 ◆25番(山口英治) 教育こども常任委員長報告。  ただいま上程中議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)うち本委員会所管科目につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取し、審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、建設常任委員長 松山かつのり議員。 ◆24番(松山かつのり) 建設常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)うち本委員会所管科目、議案第96号令和元年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)うち本委員会所管科目、議案第100号令和元年度西宮市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第101号令和元年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第1号)、議案第102号令和元年度西宮市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上5件につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。
     まず、まつお正秀議員。 ◆20番(まつお正秀) ただいま上程中議案第91号2019年度西宮市一般会計補正予算(第3号)について、日本共産党西宮市会議員団は反対いたします。  以下、理由述べます。  今回提案されている補正予算案には、現地建てかえ計画で進められていた市立中央運動公園整備にかかわる今後整備費用並びに整備後施設維持管理運営費用も含めた合計162億5,809万4,000円債務負担行為設定が盛り込まれています。この整備については、さき9月議会において私一般質問でも指摘したところですが、当初、西宮ストークスが市立中央体育館ホームアリーナとして活動し、あくまでB1リーグで活躍すること前提として、興行的意味合いが強い5,000収容観客席や150基トイレ設置、さらに250規模スイート・ラウンジルーム(整備に当たってはそういう部屋に適用できる部屋)整備する予定になっていました。その後、議会などから意見も踏まえて、観客席一定数減らすとともに、鉄筋コンクリートのみでなく、鉄骨も含めた簡易な方法も含めた工法も可能とし、当初計画から修正が行われました。しかし、その後、西宮ストークスからこの8月に、B1リーグ参入基準が大きく引き上げられたことなど理由として、西宮市立中央体育館ホームとしないという申し入れが市へなされ、その申し入れ踏まえて、当局から、延べ床面積や観客席削減など整備見直し案が、10月29日開催建設常任委員会に、次いで11月13日開催民生常任委員会に報告されました。その大きな変更点は、先ほど述べた内容とともに、体育館整備費は133億6,000万円から7億円削減126億6,000万円になるというものでした。  皆さん多くが御承知ように、河野市長時代には、アサヒビール跡地約半分購入して体育館移転整備し、その体育館には阪神大震災前にあった温水プール整備する方向が示されていましたが、跡地購入撤回公約に掲げた今村市長市長当選によって白紙となり、現地で建てかえとなりました。そうした過程中で、ホームアリーナ探していたプロバスケットボールチーム・兵庫ストークス西宮に誘致することとなり、市立中央体育館ホームアリーナとすることで建てかえ整備計画が進んでいた中で今回申し入れとそれに基づく見直しとなっているです。  今回西宮ストークスから申し入れによって、市立中央体育館整備大きな根拠が崩れたと我々は考えます。126億円という多額税金使って、中央運動公園整備するとともに、今後20年間という長期間にわたる維持管理運営費も含めて新年度には契約するわけですから、その大きな前提が崩れた中で、一旦立ちどまって整備計画見直しすべきと我々は考えます。  民生常任委員会質疑では、今回見直しについて体育館利用者聞いたかという質問に、利用団体声は聞いたと答弁がありました。しかし、幅広い市民から声は聞かれておりません。整備大きな前提が変わったわけですから、市民から要望が多い温水プール整備も含めた全般的な整備計画見直し行い、改めて市民からパブリックコメントも行うべきだと考えます。  日本共産党西宮市会議員団は、体育館建てかえに反対するものではありませんが、これだけ大きな金額債務負担行為今議会で設定することは拙速であると考えから、今回補正予算に反対するものです。  以上。 ○議長(大石伸雄) 次に、福井浄議員。 ◆13番(福井浄) ただいま上程中諸議案うち、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)に賛成立場ではありますが、当議案西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備事業債務負担行為について、善処していただくべきこと1点要望し、賛成討論といたします。  今回、市は、中央運動公園再整備事業に係る債務負担行為に基づいて事業者募集開始しようとしています。その募集については、要求水準書に基づいた施設整備及びそれら維持管理運営について提案求めており、この要求水準書光熱水費は事業者負担となっています。これは、建設される施設設計段階において光熱水費予測し、決定する方法です。つまり、まだ建てられてもいない建物光熱水費予測事業者にさせ、事業費負担、事業費提案させるものです。私どもはこれ問題としております。予測上で光熱水費ですから、実際にかかる光熱水費が多くなる場合も少なくなる場合もあるわけです。多い場合は民間が負担するということになりますが、民間は、当然、利益得なければ事業継続に影響がありますので、例えば体育館冷房設定高くしたり、人件費等コスト圧縮行うでしょう。その結果、市民サービス低下リスクが生じます。また、予測より実際にかかる光熱水費が少なくなる場合は、市は光熱水費払い過ぎとなり、民間はその分利益となり、税無駄遣いとなります。その結果、市民が不利益こうむるリスクが生じます。  このような問題極力起こさないためやり方として、供用開始してから3年間平均値とった上で今後光熱水費決めるという方法があり、これは、実際光熱水費に基づきますので、官民ともにフェアなものとなります。  かつてPFI事業は、民間だから安くなるといって民間に安さ押しつけるような事業が多く見られ、結果、事業者が参加しなくなるという事態が起きたと聞いています。かく言う私も、かつて、民間は安い、官民連携はコスト削減につながると思っておりました。しかし、その認識は正しかったとは言えません。官場合、事業中に人件費が含まれない場合があり、それより安くしろと言われた民間はたまったものではありません。コストがかかるものはかかるです。現在PFI事業は、同じお金でどれだけより付加価値が得られるかというものに変わっています。自由度高め、インセンティブ与え、民間ならではサービス提供得られることバリュー・フォー・マネー一つとしています。  さて、市がこのような方法選んだは、予測する光熱水費は実際と余り変わらない、設定したほうが事業者は省エネ努力するというが理由と聞いていますが、西宮市では、電力一般競争入札における環境配慮に関する手順書というものがあり、市は、新電力選ぶときに、石炭火力が一番安い電力であったとしても、環境に配慮して全て石炭火力選んでいません。ですから、当然、事業者もその配慮が求められます。だから、光熱水費が予測より高くなってしまっても、経済性だけで新電力事業者は選ぶことができません。そして、予測よりも3年間平均ほうが、実際値なので、リスクはより少なくなると考えます。そもそも光熱水費で省エネ推進させるではなく、要求水準書項目で環境や省エネへ配慮求めればよく、それもって事業者評価すればよいです。  また、民間は、光熱水費負担リスク避けるため、当然、予測値は高目に設定すると考えられます。このことについて、私は以前、大規模改修費ライフサイクルコストに入れれば将来負担平準化ができると提案したとき、市は、大規模修繕に幾ら費用がかかるか不明確なので、これ入れると指定管理料が割高になってしまうと答えられました。光熱水費も同様ではないですか。この二つ方針は明らかに矛盾します。  指定管理期間は20年です。市民は巨額な費用負担します。実際光熱水費と予測額に乖離が起きないように、他市事例についてもしっかりと検証行うことが重要です。光熱水費について毎年わかるよう透明性持たせ、モニタリングもしっかり行えば、3年間平均値で光熱水費決めるほうが合理的であると考えます。  維新会は、このようなリスクに対し適切な対応とること強く要望して、議案第91号に賛成いたします。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は議事都合により2回に分けて行います。  まず、上程中各件うち、議案第91号除く12件採決行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました12件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、議案第91号採決起立により行います。  本件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました議案第91号は原案とおり可決されました。  次に、日程第4 議案第104号ほか18件一括して議題とします。  各件に対する委員長報告求めます。  まず、総務常任委員長 篠原正寛議員。 ◆30番(篠原正寛) 総務常任委員長報告。  ただいま上程中議案第121号工事請負契約変更件〔西宮市第二庁舎(危機管理センター)整備事業〕につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中議案第104号指定管理者指定件(西宮市市民交流センター)につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、健康福祉常任委員長 うえだあつし議員。 ◆7番(うえだあつし) 健康福祉常任委員長報告。  ただいま上程中議案第115号訴え提起件(災害援護資金貸付金請求事件)につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 次に、教育こども常任委員長 山口英治議員。 ◆25番(山口英治) 教育こども常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第106号指定管理者指定件(西宮市立瓦林留守家庭児童育成センターほか2施設)、議案第107号指定管理者指定件(西宮市立鳴尾北留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第108号指定管理者指定件(西宮市立高木留守家庭児童育成センターほか2施設)、議案第109号指定管理者指定件(西宮市立津門留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第110号指定管理者指定件(西宮市立用海留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第111号指定管理者指定件(西宮市立平木留守家庭児童育成センター)、議案第112号指定管理者指定件(西宮市立塩瀬児童センターほか1施設)、議案第113号指定管理者指定件(西宮市立高木北地域子育て支援施設)、議案第120号工事請負契約締結件(北夙川保育所新築工事)、議案第122号工事請負契約変更件(西宮養護学校校舎改築工事)、議案第123号工事請負契約変更件(春風小学校校舎改築工事)、以上11件につきましては、去る12月12日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、議案第106号、議案第109号、議案第110号、議案第111号及び議案第112号につきましては賛成多数をもって、ほかはいずれも異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、建設常任委員長 松山かつのり議員。 ◆24番(松山かつのり) 建設常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第114号指定管理者指定件(西宮市自転車駐車場)、議案第116号訴え提起件(市営住宅等明渡し等請求事件)、議案第117号訴え提起件(費用支払等請求事件)、議案第118号市道路線認定件(西第1436号線ほか2路線)、議案第119号市道路線変更件(鳴第235号線ほか1路線)、以上5件につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、いずれも異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。  まず、ひぐち光冬議員。 ◆8番(ひぐち光冬) ただいま上程中諸議案うち、日本共産党西宮市会議員団は、議案第106号指定管理者指定件(西宮市立瓦林留守家庭児童育成センターほか2施設)、議案第109号指定管理者指定件(西宮市立津門留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第110号指定管理者指定件(西宮市立用海留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第111号指定管理者指定件(西宮市立平木留守家庭児童育成センター)、議案第112号指定管理者指定件(西宮市立塩瀬児童センターほか1施設)について反対いたします。  以下、理由述べます。  我々日本共産党西宮市会議員団は、かねてより、育成センターに指定管理者制度、とりわけ公募による選定はなじまないと主張し続けてきましたが、まさに今、指定管理者制度による問題が噴出してきています。昨年度、公募により指定管理者となった株式会社が運営する育成センターでは、4月当初にいた指導員は半年足らずで全員入れかわり、総括責任者も既に3目。指導員がころころかわり、子供も保護者も落ちつきません。夏休みには、資格持つ指導員が足りず、社内他事業に従事している未経験職員がヘルプに入りあたふた。開所時間8時に職員が誰も来ず、登所した子供たちが待ちぼうけ食らって混乱したということも聞いています。また、前指定管理事業者から引き継ぎ受けていた職員が4月早々にいなくなり、引き継ぎ意味はなし。指定管理指定受けたらあとはやりたい放題と言わんばかりずさんな運営に、関係者は混乱させられてしまっています。  この株式会社昨年度選考時得点が平均で676点。それに対し、今年度、議案第109号で指定されている事業者は、こちらも株式会社ですが、平均で617点です。このずさんな運営している事業者より59点も低い事業者が議案第109号で選定されてしまっているです。本当に大丈夫なでしょうか。  しかも、この議案第109号で指定されている事業者は、全体評価結果見る限り、今回公募実施した8施設うち7施設に応募しており、たまたま競合相手がいなかった2施設でのみ選定受けています。しつこいようですが、本当に大丈夫なでしょうか。  公募による指定管理者選定行う限り、このようなリスク背負ってしまうことになります。競争性促し、サービス向上させていくことが公募制売りはずですが、1事業者のみ応募では、競争性が生じないどころか、むしろ質悪い事業者が参入してくるリスク生み出してしまうことになってしまうではないでしょうか。子供たち健やかな成長願う育成センター事業や子育て支援事業がこのようなリスク抱えながら行われることは、我々には容認できません。多少コストがかかったとしても、子供たち安心・安全な育成第一に考えるならば、公募制ではなく、非公募によってこれら事業行うにふさわしい事業者選定すべきだと考えます。  よって、日本共産党西宮市会議員団は、これら議案に反対いたします。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 次に、一色風子議員。 ◆9番(一色風子) 私、一色風子は、議案第104号指定管理者指定件、以下、議案第106号、議案第107号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号、議案第113号、議案第114号について、反対立場で討論いたします。  指定管理者制度について、現在事業者選定評価や、そもそも指定管理目的市として整理するべきと考えます。評価点最低基準に関して、市として統一したルールがないということですが、評価あり方に関して基準つくっているであろう選定委員会委員がさらに妥当かどうか判断するという評価について、特に1者応募際にそのような方法で選定されていることが臆測呼ぶような方法になってはいないでしょうか。先ほどひぐち議員討論でも明らかになっている部分ではあるところだと思います。  また、評価最低点基準全庁的に設けている近隣自治体、短い時間ですが、ちょっと調べさせていただきました。神戸市と三田市、尼崎市、茨木市、吹田市、宝塚市、伊丹市、芦屋市とお伺いさせていただいたんですけれども、こういった評価最低点全庁的な基準設けているが茨木市、吹田市、宝塚市、伊丹市、芦屋市と、近隣自治体でも多くある状況であります。  西宮市では部署によっては最低基準点設けていないということですが、この最低基準点設けることが難しい施設というは、そもそも点数で評価することがその施設に合っていない、なじまない施設ということではないでしょうか。また、最低基準点設けた場合、点数満たすことができず、指定事業者が選定できなければ、その施設運営がたちまち困難になる、そのこと回避するためにそのような基準設けることができないではないかというふうにもとれます。  事業者選定するは、ただ単純に施設管理すればいいだけではないものも含まれています。そうであればなおのこと、安定的に施設運営管理ができ、そして、評価に関しても納得がいく選定になっていなければ、そもそも指定管理者制度目的から外れてしまいます。  非公募施設、公募施設とある中、その理由に関しても統一見解ではありません。市民館は身近で利用しやすい施設ため非公募、育成センターは、競争原理による、よりよい運営ため公募、これは、理由がそれぞれ逆でも通用するような理由です。  特に育成センターに関しては、社会福祉法人が手挙げにくい制度となっているようにも思われます。現在、社協含めて来年度選定される予定となっている事業者も含めると、社会福祉法人は3団体のみです。新規参入は株式会社ばかりとなっています。これがどういうことなか。少し次元が違う話かもしれませんが、西宮市で工事契約は、一定、市内事業者が優先的に発注請け負える形となっています。それは、市内事業者育成と危機管理上だと聞いております。育成センターも同じように、市内社会福祉法人が手挙げ、運営することができれば、市内事業者育成とともに、雇用創出、また、この育成センター指導員として働くというちょっと特殊な時間帯で働き方法人内でカバーすることも可能になるではないでしょうか。  競争原理が働き、保育質が向上するということですが、継続して手挙げることができないくらいに、また、市内社会福祉法人が複数、手挙げてこようと思えないほどに、育成センター指定管理に関しては運営が厳しいものではないかと考えています。指定管理者制度進めていくであれば、何目的にしてこの制度継続させるか、本当意味で民間発揮できる仕様書つくり方、評価あり方いま一度検討するべきです。  そのような理由から、指定管理者制度に関しては制度あり方もう一度検討していただきたいと理由から、反対します。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は議事都合により3回に分けて行います。  まず、上程中各件うち、議案第104号及び議案第106号から議案第114号除く9件採決行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました9件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、議案第104号、議案第107号、議案第108号、議案第113号及び議案第114号採決起立により行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました5件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、議案第106号及び議案第109号から議案第112号採決起立により行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました5件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、日程第5 議案第105号議題とします。  本件は、地方自治法第117条規定により、除斥対象となりますので、澁谷祐介議員退席求めます。    〔澁谷祐介議員退場〕
    ○議長(大石伸雄) 本件に対する委員長報告求めます。  民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中議案第105号指定管理者指定件(市立大箇市民館ほか20施設)につきましては、去る12月13日開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、異議なく原案承認すべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、発言許可します。  一色風子議員。 ◆9番(一色風子) 議案第105号指定管理者指定件について、反対いたします。  理由は、先ほど日程で述べたとおりです。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は起立により行います。  本件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました議案第105号は原案とおり可決されました。    〔澁谷祐介議員入場〕 ○議長(大石伸雄) 次に、日程第6 議案第139号議題とします。  本件に関する当局提案理由の説明を求めます。  市長。    〔石井登志郎市長登壇〕 ◎市長(石井登志郎) 議案第139号西宮市監査委員選任について同意求める件につき、提案理由説明申し上げます。  令和元年12月31日付をもって退任いたします鈴木雅一氏後任には石橋正紀氏適任と認め、選任するに当たり市議会同意得るため提案する次第であります。  何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石伸雄) 当局提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は、これ省略することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は省略することに決定しました。  これより採決に入ります。  上程中本件は、これに同意することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました議案第139号は同意されました。  次に、日程第7 議案第140号議題とします。  本件に関する当局提案理由の説明を求めます。  市長。    〔石井登志郎市長登壇〕 ◎市長(石井登志郎) 議案第140号西宮市公平委員会委員選任について同意求める件につき、提案理由説明申し上げます。  令和元年12月24日付で任期満了中村豊氏後任には田中厚弘氏適任と認め、選任するに当たり市議会同意得るため提案する次第であります。  何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石伸雄) 当局提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は、これ省略することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 異議なしと認めます。  よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は省略することに決定しました。  これより採決に入ります。  上程中本件は、これに同意することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました議案第140号は同意されました。  次に、日程第8 議案第141号議題とします。  本件に関する当局提案理由の説明を求めます。  市長。    〔石井登志郎市長登壇〕 ◎市長(石井登志郎) 議案第141号西宮市固定資産評価審査委員会委員選任について同意求める件につき、提案理由説明申し上げます。  令和元年12月23日付で任期満了松本史郎氏後任には引き続き同氏適任と認め、選任するに当たり市議会同意得るため提案する次第であります。  何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石伸雄) 当局提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は、これ省略することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会審査は省略することに決定しました。  これより採決に入ります。  上程中本件は、これに同意することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました議案第141号は同意されました。  次に、日程第9 意見書案第7号ほか2件一括して議題とします。  各件に対する提出者の説明を求めます。  まず、山田ますと議員の説明を求めます。    〔山田ますと議員登壇〕 ◆26番(山田ますと) ただいま上程中意見書案第7号学校体育館における空調設備整備に関わる緊急防災・減災事業債対象期間延長求める意見書提出提案に当たり、僭越ながら提出者代表して私から提案説明をさせていただきます。  文案朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。  学校体育館における空調設備整備に関わる緊急防災・減災事業債対象期間延長求める意見書(案)  災害時、避難所になる学校体育館において空調設備整備することは避難所生活環境や避難者健康状態良好に維持するために不可欠な課題であり、多く市民から強い要望が出されている。しかし、多く地方公共団体にとって財政上制約から、一般財源だけで整備は難しい状況にある。  緊急防災・減災事業債は、①地方債充当率100%、②交付税措置として元利償還金70%基準財政需要額に算入と内容から、地方公共団体がこの事業進めるうえで、極めて重要な財源保障になっている。  しかし、この事業債は令和2年度に終了する予定になっており、地方公共団体が事業計画策定するうえで大きな不安材料となっている。西宮市においても令和2年度にこの事業債財源として市内市立中学校全20校体育館に空調設備整備する方針だが、この事業債対象期間が予定通り終了した場合、市立小学校体育館における空調設備整備について時間がかかる恐れがある。  よって、国におかれては、地方公共団体にとって喫緊課題である防災・減災対策に引き続き取り組めるように、東日本大震災に係る復興・創生期間である令和2年度までとされている緊急防災・減災事業債対象事業年度令和3年度以降も延長するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条規定により意見書提出する。  なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣であります。  以上であります。  何とぞ本案に対し御賛同いただきますようお願いしまして、提案説明といたします。  続きまして、意見書案第8号加齢性難聴者補聴器購入に対する補助制度創設求める意見書提出提案に当たり、僭越ながら提出者代表して私から提案説明をさせていただきます。  文案朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。  加齢性難聴者補聴器購入に対する補助制度創設求める意見書(案)  加齢性難聴は日常生活不便にし、コミュニケーション困難にするなど生活落とす大きな原因になる。  また、最近では鬱や認知症危険因子になることも指摘されている。それは、加齢性難聴によりコミュニケーションが減り、会話することで脳に入ってくる情報が少なくなることによって、脳機能低下につながると理由からである。  70歳以上高齢者約半数は加齢性難聴になっているといわれており、今後さらに高齢化率が上がることによって難聴者が増えていくことも予想されている。  日本難聴者率は、欧米諸国と大差はないが、補聴器使用率は低く、補聴器所有率は欧米半分以下といわれており、日本で補聴器普及が求められる。  しかし、日本において補聴器価格は片耳当たり概ね3万円から20万円であり、保険適用ではないため全額自費となる。身体障害者福祉法第4条に規定する身体障害者である高度・重度難聴場合は、補装具費支給制度により1割負担、中等度以下場合は購入後に医療費控除受けられるものの、その対象者はわずかで、約9割は自費で購入していることから、特に低所得者に対する配慮が求められる。  欧米では、補聴器購入に対し公的補助制度があり、日本でも、一部自治体で高齢者等補聴器購入に対し補助行っている。
     補聴器更なる普及で難聴になっても生活落とさず、心身とも健やかに過ごすことができ、認知症予防、ひいては健康寿命延伸、医療費抑制にもつながると考える。  よって、国におかれては、加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条規定により意見書提出する。  なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。  以上であります。  何とぞ本案に対しご賛同いただきますようお願いしまして、提案説明とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、よつや薫議員の説明を求めます。    〔よつや薫議員登壇〕 ◆21番(よつや薫) ただいま上程中意見書案第9号女性差別撤廃条約選択議定書批准求める意見書提出提案に当たり、提出者として提案説明をさせていただきます。  まず、文案朗読させていただきます。  女性差別撤廃条約選択議定書批准求める意見書(案)  国連で1979年に、女性差別撤廃条約(以下「条約」)が採択されてから40年が経ち、日本が1985年に批准してから来年で35年になるが、性別による差別が撤廃されたとは言い難い状況である。セクシャルハラスメントやDVなど性暴力、男女賃金格差や非正規雇用など雇用上問題、さらには大学入試で差別的扱いなど日本社会男女間不平等な扱いに対し、改善求め多く女性たちが声上げ続けている。  条約は、2019年6月現在で189か国が締約国となっている。また、条約実効性高めるため、1999年に女性差別撤廃条約選択議定書(以下「選択議定書」)が採択され、締約国うち112か国が批准しているが、日本はまだ批准していない。  個人通報制度と調査制度内容とする選択議定書は、女性人権保障「国際基準」として、条約実効性確保に重要な役割果たしている。日本でも選択議定書批准し個人通報制度導入することで、性別による不平等なくすため効力が強まることが期待される。  国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)における日本本条約実施状況報告審議では、2003年、2009年、2016年ともに選択議定書批准が奨励され、日本批准繰り返し求めている。また、第4次男女共同参画基本計画は、「女子差別撤廃条約積極的遵守等に努める」「女子差別撤廃条約選択議定書については、早期締結について真剣に検討進める」と明記している。さらに、国会においては参議院で選択議定書早期批准求める請願が2001年から2016年間に20回も採択されている。  政府は、男女平等実現し全ての人の人権が尊重される社会つくるため、速やかに選択議定書批准に向けて動き出すべきである。  よって、本市議会は、国に対し、条約採択40年・選択議定書採択20年という節目に当たる本年こそ、選択議定書批准するよう強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条規定により意見書提出する。  なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、外務大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)であります。  さて、本意見書趣旨は今述べたとおりでありますけれども、折しも昨日12月17日、世界経済フォーラム――WEFが世界各国男女平等度合いランキングした2019年ジェンダーギャップ指数発表しました。調査対象153カ国うち日本は121位と、前年2018年110位に比べ再び大きく順位落とし、過去最低となり、G7諸国中で最下位にとどまり続けています。この現状是正し、足らず補完し、実質的な男女平等社会実現に実効性ある制度保障した女性差別撤廃条約選択議定書であります。2016年、国連女性差別撤廃委員会――CEDAWは、前回勧告改めて表明するとともに、活動全て分野において女性が直接あるいは間接双方差別から保護されること保障するという観点から、本条約第1条に従い、女性に対する差別の包括的な定義国内法に早急に取り入れること締約国に要請するとしていましたが、2018年秋に、女性活躍推進法、雇用機会均等法改定、パワーハラスメントに関する労働政策審議会雇用環境・均等分科会が開かれ、労働組合や女性団体が、差別定義均等法へ取り入れ、間接差別見直しなど求めていました。しかし、均等法改定好機にもかかわらず、条約第1条差別定義均等法に規定することも、雇用管理区分廃止含む間接差別見直しも行われず、法律案にもなりませんでした。この立法不作為補完し、実効性ある平等確保するためにも、条約上権利侵害された個人から通報制度定め、条約効果的な実施図る選択議定書批准改めて求めるべきであります。  意見書案に例示して述べていますように、性別による差別が撤廃されたとは言いがたい状況は、男女賃金格差や非正規雇用など雇用上問題、あるいは昨年にわかに露呈した大学入試で差別的扱い等にとどまらず、セクシュアルハラスメント等に対する法制度未整備や、性暴力事件が立件され、起訴されたにもかかわらず無罪判決が連発されるという司法状況も続いています。法律に基づいて執行された結果、本条約に照らせば不当な結果がもたらされている場合、選択議定書個人通報制度によって救済道が開かれることになります。  この国における性差別、格差厳しさ数値で示されたジェンダーギャップ指数悪化示すまでもなく、なお深刻な現実が横たわっています。その現状是正するために、地方議会としても、差別にくみせず、放置しない姿勢示すべきではないでしょうか。せめて本意見書案採択することによって、性別による差別解消する動き西宮市議会全体意思として示すべきと考えます。  何とぞ本案に対し御賛同いただきますようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(大石伸雄) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  上程中各件に御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、これをもって質疑打ち切ります。  この際、お諮りします。  上程中各件につきましては、会議規則第37条第3項規定により、委員会審査省略することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、上程中各件につきましては委員会審査省略することに決定しました。  これより討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。  まず、篠原正寛議員。 ◆30番(篠原正寛) 政新会は、意見書案第9号女性差別撤廃条約選択議定書批准求める意見書に反対します。  以下、理由述べます。  我々は、そもそも国連に多く期待していません。我が国にとって国際協調はもちろん大切であり、国連が唯一世界組織であることは認めますが、国連は、世界政府ではなく、日本主権超えた存在でもなく、平和愛する諸国民集いでもありません。我々日本人多くは、舶来品がありがたかった時代から影響で、国連とか国際と名がつくと、無意識にあがめたがり、権威あるものとして受け入れてしまう性癖があります。そして、この悪癖は、各種外圧として、近年、さまざまな国や思想集団から国民意識操作ため手段として利用され続けているです。  国連名で表明される報告や見解には、大国エゴと途上国したたかさ、そして、各国諜報機関ヒューミント、また、さまざまな機関や団体ロビー活動に大きく影響されているという側面があります。特に大国が余り関心向けない国連機関委員会などはなおさらなでしょう。この国際機関にアピールするという宣伝工作は、平和ぼけに首までつかってきた戦後日本が最も苦手な分野でもあり、日本国政府・外務省が国連あらゆる場所で日本主張と国益守ってくれているとはとても思えません。  逆に活発ながロビイストたちです。この中には、法曹界やNGOなど組織化された日本特定団体も含まれます。もちろん彼らは、みずから思想運動ために国連黒船として利用しているであり、平均的な私たち意識や考え方代表してくれているではありません。  今まで国連名で提出された日本に関する勧告や報告書中には、日本にとって悪意ある事実誤認や極端に歪曲された前提によるものがありましたが、これら背景には、先ほど述べた各国ヒューミント、日本人ロビイストたち宣伝工作、アピールと外圧利用という陰湿な狙いが隠れています。それが意見書にある国際基準なるもの正体だと思います。  選択議定書は、たとえその国最高裁による司法判断で決着がついた問題でも、気に入らなければ、個人、団体問わず国連機関に通報でき、通報があれば、人権専門家と言われる外国たちが周りから寄せられるさまざまな情報もとに審査し、その対象国に改善勧告出すということ可能にするものです。日本がこれ批准すれば、国際ロビイ活動と関係ある活動家たちが、敗訴織り込みで訴訟連発し、情報戦に勝利して国連名による改善勧告狙いどおり頂戴できる。すると、一部マスコミがこれ大きく報道し、また日本が世界から避難された、このままでは日本が世界から孤立するなどと喧伝して、一般国民平均的な思想にダメージ与えることできるかもしれない。それが批准声高に推進しようとするたち当初から一貫した目的なだと思っています。  憲法含む日本法律や慣習、文化、国民平均的感覚など全て超越した勧告、何者かよくわからぬ人々が、何影響受けたかわからないまま一国に突きつける、これが我が国に有益であるとはとても考えられません。  日本ことは主権者として普通日本国民が決めます。急進的な偏った方々声や、これに汚染された国連勧告は必要ありません。我が国は、女性差別撤廃条約批准しました。この理念実現主権者として一が、そしてみんなが考え、男も女も多くの人たちに受け入れられる方法で実行していきましょう。  意見書は、地方議会意思として公式に提出される大切な意見表明です。賛成であれ反対であれ、議会であるなら、日本国として女性差別撤廃条約は批准しながら長年この選択議定書は批准してこなかった理由慎重に考えてみるべきなです。本心では女性差別残したいと考える保守的な連中意図的なサボタージュ、本当にそんな幼稚な理由なでしょうか。選択議定書内容に我が国司法や憲法と整合性がとれない可能性が含まれている、そんな危険はないでしょうか。国連加盟国ほとんどが条約そのものは批准しながら、選択議定書批准が6割に届いていない理由と、この批准声高に主張する人々本当目的よく考え、結論出すべきだと思っています。  軍事や安全保障では日本特殊性、独自性言い立てながら、この手話になると世界基準なるもの持ち出されるは、ダブルスタンダード、御都合主義使い分けです。我々国民は、いつまでこのようなマッチ・ポンプ式運動にからめ捕られるおよしままなでしょうか。多く国民が目覚め、本当にやるべきことに正しく向かっていけるよう、男女問わず、平均的な多く国民が望む形で女性差別がさらに撤廃されていきますよう心より祈りますし、微力ながらできる貢献これからもしてまいりたいと考えております。  以上、反対討論とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、佐藤みち子議員。 ◆32番(佐藤みち子) ただいま上程中意見書案第7号、意見書案第8号、意見書案第9号について、日本共産党西宮市会議員団は賛成いたします。  私からは、意見書案第9号女性差別撤廃条約選択議定書批准求める意見書提出件について理由述べます。  2019年6月4日、女性差別撤廃条約実現アクション参加46団体は、女性差別撤廃条約個人通報制度認める選択議定書批准求める署名5万2,184国会に提出しました。女性差別撤廃条約は、政治、経済、社会などあらゆる分野で女性差別なくすこと定めた条約です。この条約実効性高めるために、1999年に女性差別撤廃条約選択議定書――以下「選択議定書」――が採択されました。選択議定書は、条約違反差別で被害受けた女性――個人または集団――が国連女子差別撤廃委員会に対して通報できる制度定めたものです。通報できるは、最高裁判決でも差別が是正されないなど国内手続尽くしていることが基本ですが、問題解決が不当に引き延ばされている場合などにも通報できます。通報受けた委員会は、その内容が差別撤廃条約という国際基準に照らして違反しているかどうか審査し、締約国に意見や勧告行います。委員会意見や勧告には法的拘束力はありませんが、国際基準に立った判断は女性地位向上に大きな力となるものです。浅倉むつ子共同代表・早稲田大学名誉教授は、選択議定書批准することで女性差別撤廃条約実効性が確保され、男女共同参画社会実現につながると強調しています。  検討すると言って政府は20年たっても批准に背向けています。そろそろ検討終えて批准するため努力すべきです。署名数でも明らかなように、積み重ねてきた大きな声があります。西宮市議会でも、意見書採択し、国に批准迫るべきです。  以上、賛成討論といたします。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は議事都合により2回に分けて行います。  まず、上程中各件うち、意見書案第7号及び意見書案第8号採決行います。  両件原案とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました意見書案第7号及び意見書案第8号は原案とおり可決されました。  なお、ただいま可決されました意見書案取り扱いにつきましては、正副議長に御一任願います。  次に、意見書案第9号採決起立により行います。  上程中本件原案とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立少数であります。  よって、ただいま採決しました意見書案第9号は否決されました。  次に、日程第10 請願第2号ほか1件一括して議題とします。  両請願に対する委員長報告求めます。  まず、民生常任委員長 川村よしと議員。 ◆19番(川村よしと) 民生常任委員長報告。  ただいま上程中請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願につきましては、去る12月13日開催委員会において、紹介議員から説明を聴取するとともに、意見表明者からも意見聴取し、審査しました結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  以上、委員長報告とします。 ○議長(大石伸雄) 次に、健康福祉常任委員長 うえだあつし議員。 ◆7番(うえだあつし) 健康福祉常任委員長報告。  ただいま上程中請願第2号指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願につきましては、去る12月12日開催委員会において、紹介議員から説明を聴取するとともに、意見表明者からも意見聴取し、審査しました結果、表決で可否同数となり、委員長裁決により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。  まず、佐藤みち子議員。 ◆32番(佐藤みち子) ただいま上程中請願第2号指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願、請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願につきまして、日本共産党西宮市会議員団は賛成いたします。  私からは、請願第2号について意見述べます。  本請願は、指定難病医療費助成制度について、重症度基準による選別やめ、軽症者含めた全て指定難病患者医療助成対象とするよう国に意見書提出求めています。請願にもあるように、2014年5月に難病患者に対する医療費等に関する法律――難病法が成立し、これにより、指定難病は56疾病から約300疾病に広がりました。しかし、全て疾病に重症度基準導入し、指定難病中でも患者区別して、症状程度が一定程度以上等あり、日常生活または社会生活に支障がある者以外軽症として原則医療費助成から外しました。重症方は2割負担、軽症と診断された方は窓口負担が3割になり、収入少ないにとっては大きな負担です。  請願では、医療費助成から外された軽症患者半年間平均通院頻度が5.36回から3.57回へと大幅に減少していること指摘し、患者団体からは、受診抑制による重症化心配する声も上がっていると述べています。  そもそも難病とは、一つ、発病機構が明らかでない、二つ、治療法が未確立、三つ、希少疾患であって長期療養必要とするものと定義しています。その中で、指定難病になる要件として、患者数が人口0.1%程度で、客観的な診断基準が確立されていることとされています。  難病患者は、生涯にわたって治療が必要であり、そのためにも、難病とされる疾病は、重症、軽症区別なく、全て医療費助成対象とするとともに、新たに発見された難病についても速やかに医療費助成対象とすべきです。先進国で公的医療保険制度ある国では、窓口負担は無料もしくは少額定額制が主流であり、外来でも入院でも原則3割窓口負担というは日本だけで、世界でも異常です。全て国民は、貧富差にかかわりなく医療受ける権利があり、医療保障する責務は国が負うというが憲法第25条精神です。  以上理由から、本請願直ちに採択し、国に意見書提出すべきです。 ○議長(大石伸雄) 次に、ひぐち光冬議員。 ◆8番(ひぐち光冬) 私ほうからは、請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願について、賛成立場から意見述べたいと思います。  近年異常なまで猛暑や熱波、そして猛烈な台風や豪雨など、異常気象が当たり前ように襲ってくるようになった今、多く人々が気候変動に危機感募らせています。しかし、世界気象機関によると、昨年度CO2世界平均濃度は407.8ppmに達し、過去最高更新。この期に及んで我々人類は、大量二酸化炭素大気中に排出し続けています。  請願趣旨にも書かれてあるとおり、国連気候変動に関する政府間パネル――IPCC1.5度特別報告書によれば、このまま速度でCO2出し続ければ、2030年から50年間に地球平均気温は産業革命以前よりも1.5度高くなる可能性が高いと言われており、1.5度以下に抑えるためには、CO2排出量2030年までに45%削減し、2050年ごろには実質ゼロにする必要があると言われています。  このような危機的状況中で、世界国々や地方自治体は、気候非常事態宣言出し、CO2削減取り組み強めていっています。既に国、自治体含め1,000以上行政が宣言出しており、日本においても、長崎県壱岐市、長野県白馬村、長野県、福岡県大木町で気候非常事態宣言が出され、明石市も近いうちに宣言すると表明しています。  そのような中で、我が日本政府は、発電所中で最も多くCO2や大気汚染物質排出する石炭火力発電所いまだに推進しており、CO2排出量は世界第5位。そして、先日閉幕した国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議――COP25において、環境後進国に贈られる化石賞2度も受賞するなど、非常に不名誉な状態にあります。このままこの国方針に任せるわけにはいかない、国が動かないであれば、まずは一人の市民、そして自治体から動こうという思いで出されたが今回請願です。  西宮市は、既に環境学習都市宣言出しており、その施策が不十分な状態でその上から気候非常事態宣言重ねていくはいかがなものかという意見も伺いました。しかし、我々は、環境学習都市宣言と気候非常事態宣言は全く別物だと考えます。気候非常事態宣言は、環境について学んでいこうというような悠長なものではありません。今すぐにでもCO2削減していこうという緊急性訴えるものです。  今とめなければ我々未来はないかもしれない、次世代に確実にこの地球残していくためにも、我々日本共産党西宮市会議員団は、この請願に賛成いたします。  以上です。
    ○議長(大石伸雄) 次に、一色風子議員。 ◆9番(一色風子) 私、一色風子は、請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願について、賛成討論いたします。  この請願審議がされていました委員会質疑中でも、グレタさんこと取り上げられていましたが、最近コメントにもあるように、今最も脅威なは行動しないことだとおっしゃっています。非常事態宣言という形で、ある意味、市民皆さんに不安感持ってもらうことで行動促す、今最速でできることと考えたときにはこの方法が一つ手段になり得ると私も考えます。  気候変動は待ったなし状況です。少しでも多くの人とこの危機感共有し、行動すること、考えることしていきたいと願う請願者趣旨に私は賛同いたします。  委員会審議では、環境学習都市宣言について深めるべきだという御意見が多数出されました。その意見は私ももっともだと思います。いま一度、この環境学習都市宣言に関して私たちは学び直し、具体的な施策提案していく立場にあります。ぜひ多く議員から環境や気候変動に関する施策が多く環境局に今後提案され続けること期待します。私も、もちろんこの議会場で提案していきたいと考え、もう既にそのことに関して動き始めています。きょう今からでも、私たちは危機感持ち、1からでも子供たちためにこの気候非常事態宣言宣言していきましょう。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 次に、田中あきよ議員。 ◆2番(田中あきよ) 私、田中あきよは、ただいま上程中請願第2号と請願第3号について、どちらも、紹介議員として、賛成立場から意見申し上げます。  請願第2号指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願について。  請願趣旨にもありましたように、2014年5月にいわゆる難病法が成立し、この法律に基づき、国から指定された指定難病は現在333疾患が対象となっております。この難病とは、発病メカニズムが明らかでないため治療法が確立しておらず、大変希少な疾患で長期療養が必要となるものです。その中でも国が医療助成制度対象としている難病が指定難病であります。その指定難病であること自体、非常にまれで、治療法が確立していない病気であるということが前提にあり、軽症と診断されましても指定難病であることに違いはありません。治療継続しているからこそ病状が安定し、通常生活送っておられる方もあり、今回軽症という判定で助成打ち切られ、医療機関へ通院頻度が減少しているというデータから、非常に危険な状態であると判断できます。  また、指定難病は、患者へ医療費助成という目的と、病気情報収集し、病気解明と治療方法確立目的としているはずです。軽症という判定で助成対象でなくなると、もともと提出書類が複雑で、入院すると申請に行けないという事例もあることから、国としては軽症から重症になる事例把握することが困難となり、病気解明、治療確立が進まないことは明白です。  指定難病患者早期発見・早期治療が重症化防ぎ、国民健康と保険医療費軽減にもつながる可能性があることから、この請願採択すること求めます。  続いて、請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願について。  昨今異常気象については、申し上げるまでもなく、そこに対する西宮市として取り組みどうしていくかというところですが、西宮市が現在取り組んでいる第2次西宮市地球温暖化対策実行計画は、ことし3月に策定されたもので、すぐに効果があらわれるものではないと思われます。  2017年8月市民アンケートから、環境問題に大変関心があるというが22%、やや関心があるが59%でした。80%以上方が関心があるということです。しかしながら、現在、環境局で各家庭で電気、ガスや省エネに関するモニターアンケート約1,400人の方に実施しておりますが、一般市民方から参加は1桁であり、各団体に協力お願いしている状況です。一般市民方に関心持っていただくというがなかなか難しいということあらわれだと思います。また、その結果指針として形にするは来年度中となり、市民皆様へ広報はさらに再来年となるかと思われます。  今回、非常事態宣言出すことで、西宮市環境に対する姿勢示し、第2次西宮市地球温暖化対策実行計画広く市民に取り組んでいただくことにもかなり効果があるものと考えます。  非常事態という意味合いからタイミングが重要であり、市民賛同得るにはできるだけ早く西宮市として宣言することが必要だとするところから、この請願採択求めます。  以上です。 ○議長(大石伸雄) 次に、よつや薫議員。 ◆21番(よつや薫) 上程中請願第2号指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願及び請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願について、いずれも直ちに採択すべきと立場から、いずれも紹介議員として意見述べます。  まず、請願第2号指定難病医療費助成制度で「軽症」とされた難病患者に対する国へ意見書提出求める請願文中では、軽症とされて対象から除外された患者が全国で約146,000であり、不認定とされた約8万5,500、医師診断で軽症とされたことなどから都道府県へ申請ができなかったが約6万500となっており、これまで助成受けていた患者約2割に上る数字であります。しかし、そもそも原因がよくわからず、治療法も確立されていないが難病であり、軽症とされても症状が重症に変化することもあります。難病患者は、発症してから診断が確定するまで長期間、複数医療機関渡り歩くが珍しくありません。療養や通院ために仕事失うもいます。助成打ち切られることへ患者不安は大きいものがあります。個々患者実情把握し、きめ細かく配慮することが本来あるべきであります。  本請願事項であります軽症者含めた全て指定難病者助成対象とするよう国に対して求めることに賛成すべきと考えます。  次に、請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願につきまして意見述べます。  請願趣旨でも触れられています長崎県壱岐市、長野県白馬村にとどまらず、その後も、今月に入り長野県が「気候非常事態宣言-2050ゼロカーボンへ決意-」出され、福岡県大木町でも気候非常事態宣言が、それぞれ首長名で出され、この12月定例会時期にも多く地方議会で決議採択が予想されています。  請願者が西宮市環境学習都市宣言重く見られ、請願事項としては、この環境学習都市宣言実行可能な行動指針とし、市民や事業者へ緊急対応必要性認知してもらう意味で、市議会議員皆様で西宮市に対して気候非常事態宣言行うよう働きかけお願いしますと議会、議員に対して請願されているわけです。  私たち議員は、気候危機が迫っていること積極的に発信し、2030年までに温室効果ガス半減し、2050年までに実質ゼロにするために、全力で取り組まなければなりません。また、私たちは、所属する自治体や日本政府に対して、気候非常事態宣言と実効的な対策と行動計画立案と実施求めるべきであり、気候危機に対して市民やNPOあるいはNGO含む諸団体、自治体や行政機関と連携した取り組み広げるべきであります。  以上、請願者意思酌み、議会としても西宮市に気候非常事態宣言求める請願にはぜひ賛同するべきであります。  以上、賛成討論といたします。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔発言求める者あり〕 ○議長(大石伸雄) 河崎議員。 ◆23番(河崎はじめ) ただいま請願第3号西宮市に気候非常事態宣言求める請願につきまして、市民クラブ改革は、委員会では当初、継続で臨みましたが、最終的には反対しておりますので、反対立場から討論させていただきます。  気候非常事態というは、出された方気持ちはすごくよくわかるんですね。ですから、最初は継続で臨ませていただきました。例えば私が小学生だった昭和30年代、広田小学校トイレ向こうには冬になったら大きなつららが下がってました。昭和40年代、甲陵中学校へ行くときには、冬朝はいつも霜柱バリバリと踏んで歩いてました。そういったことが今はもう西宮では、バケツ外に出していても凍らない、このような、本当に気候非常事態宣言そのままやと思います。  例えば、ことしはゲリラ豪雨は免れましたけども、いつか時間100ミリとかいう雨が来年か再来年か台風で降る可能性もあります。ですから、この趣旨はすごくわかるんですが、でも、西宮にはやっぱり日本で一番最初に宣言している環境学習都市宣言というがあります。  それと、もう一つ継続にしたかった理由としては、いろんなところが――壱岐市やとか鎌倉市、長野県がやっているんですけども、もうちょっと具体的なもの――鎌倉市は具体的じゃなかったですけども、壱岐市なんかでしたら、2050年にはCO2ゼロにするとか、具体的なものがついているので、そういったものつけることによって、もうちょっとこれ具体的なものにすることで継続図りたかったんですが、その辺は否決されてしまいました。  審査場面で副市長とか環境局長とかが聞いていたと思うんですけども、やっぱり西宮市も、もうちょっと環境学習都市宣言で具体的なもの、例えば内閣府地方創生推進室が、平成30年度には29都市、令和元年度には31都市、SDGs取り組みに対する提案した都市に対してSDGs未来都市というのを指定してます。そして、補助金も出してます。ですから、西宮もそういうもの目指していく、そういうふうにしていただけたらと思います。  ですけど、この宣言に関しては、今回は否決で臨ませていただきます。  以上です。 ○議長(大石伸雄) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は議事都合により2回に分けて行います。  まず、上程中両請願うち、請願第2号採決起立により行います。  本請願に対する委員長報告は不採択でありますが、本請願採択することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立少数であります。  よって、ただいま採決しました請願第2号は不採択とすることに決定しました。  次に、請願第3号採決起立により行います。  本請願に対する委員長報告は不採択でありますが、本請願採択することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立少数であります。  よって、ただいま採決しました請願第3号は不採択とすることに決定しました。  次に、日程第11 陳情審査結果報告議題とします。  陳情第4号につきましては、担当委員会において審査願っておりましたところ、委員長から議長に対し、タブレットに配信またはお手元に配付とおり審査結果報告が提出されましたので、この際、御報告します。  次に、日程第12 議案第124号ほか14件一括して議題とします。  当局提案理由の説明を求めます。  北田副市長。 ◎副市長(北田正広) 提案理由説明申し上げます。  なお、議案番号のみ申し上げ、事件名省略いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  議案第124号及び議案第127号は、国家公務員給与改定が実施されることに伴い、本市一般職員及び一般職任期付職員給与について所要規定整備するものでございます。  議案第125号及び議案第126号は、特別職国家公務員期末手当が改定されることに伴い、本市市議会議員並びに市長、副市長及び常勤監査委員等期末手当について所要規定整備するものでございます。  議案第128号は、一般会計補正予算(第4号)で、歳入歳出予算にそれぞれ1億1,076万7,000円追加し、歳入歳出予算総額それぞれ1,830億6,937万6,000円とするものでございます。補正内容といたしましては、職員給与改正などに伴う人件費ほか、公務災害に係る和解金等追加するものでございます。  議案第129号から議案第133号まで5件は、国民健康保険特別会計ほか四つ特別会計補正予算で、合わせて293万2,000円追加するものでございます。補正内容といたしましては、職員給与改定などに伴う人件費追加するものでございます。  議案第134号は、水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入及び支出支出で409万4,000円増額するものでございます。また、資本的収入及び支出支出で117万1,000円増額するものでございます。  議案第135号は、工業用水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入及び支出支出で15万5,000円増額するものでございます。    議案第136号は、下水道事業会計補正予算(第3号)で、収益的収入及び支出支出で173万5,000円増額するものでございます。また、資本的収入及び支出支出で53万円増額するものでございます。  議案第137号は、議員うちから選任される監査委員現在から1に改めるものでございます。  議案第138号は、公務中に使用していた椅子瑕疵により負傷した元臨時職員である相手方と和解するにあたり、相手方に支払う損害賠償額決定するものでございます。  以上15議案につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上で提案説明を終わります。 ○議長(大石伸雄) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  上程中各件に御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、これをもって質疑打ち切ります。  上程中各件は担当常任委員会に付託します。  付託区分は議事日程に記載とおりであります。  これより、先ほど議案付託しました担当常任委員会開催し、その後、議会運営委員会開催するため、暫時休憩します。    〔午前11時55分 休憩〕     ――――――――――――――――    〔午後2時05分 開議〕 ○議長(大石伸雄) ただいまから休憩前に引き続き会議開きます。  上程中議案第124号ほか14件につきましては、担当常任委員会審査が終了した旨、報告受けております。  これより上程中各件に対する委員長報告求めます。  総務常任委員長 篠原正寛議員。 ◆30番(篠原正寛) 総務常任委員長報告。  ただいま上程中、議案第124号西宮市一般職員給与に関する条例一部改正する条例制定件、議案第125号西宮市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例一部改正する条例制定件、議案第126号市長、副市長及び常勤監査委員給与条例等一部改正する条例制定件、議案第127号西宮市一般職任期付職員採用等に関する条例一部改正する条例制定件、議案第128号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第4号)、議案第129号令和元年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第130号令和元年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)、議案第131号令和元年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第2号)、議案第132号令和元年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第133号令和元年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第134号令和元年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第135号令和元年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)、議案第136号令和元年度西宮市下水道事業会計補正予算(第3号)、議案第137号西宮市監査委員条例一部改正する条例制定件、議案第138号和解件(損害賠償請求控訴事件)、以上15件につきましては、先ほど開催委員会において、当局から詳細な説明を聴取するとともに、提出された関係資料もとに審査しました結果、議案第125号及び議案第126号については賛成多数をもって、他はいずれも異議なく原案承認すべきものと決しました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(大石伸雄) 委員長報告は終わりましたが、ただいま報告に対し、御質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、質疑打ち切り、討論に入ります。  討論通告受けておりますので、順次発言許可します。  まず、佐藤みち子議員。 ◆32番(佐藤みち子) ただいま上程中諸議案うち、議案第125号西宮市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例一部改正する条例制定件、議案第126号市長、副市長及び常勤監査委員給与条例等一部改正する条例制定件に、日本共産党西宮市会議員団は反対いたします。  以下、理由述べます。  この2議案は、議案第124号及び議案第127号で一般職員、一般職任期付職員給与、期末勤勉手当改定に倣い、市議会議員及び市長等特別職期末手当年間で0.05月引き上げる条例案です。  一般職給与や期末勤勉手当は、人事院勧告で示された国家公務員に適用される俸給表改定に準じて改定行うことになっています。これは、地方公務員法に定められた均衡原則によるものであり、法的根拠が明確です。一方、市議会議員及び市長等特別職期末手当改定は、法的根拠があるわけではなく、一般職改定に準じて行っているです。県内ほとんど団体が同様扱いとことですが、特に西宮議員、特別職報酬や給与、期末手当は他市に比べても格段に高い水準にあり、一般職引き上げに合わせて引き上げることに正当性はないと考えます。  ましてや、この10月から消費税が10%に増税され、総務省10月分家計調査では前年同月比で5.1%も減少、懸念されたとおり、消費が冷え込み、景気が悪化しています。市民暮らしは一層厳しくなっているです。こうした状況下で議員及び特別職期末手当引き上げには市民理解も得られないと申し上げます。  なお、当局調査によると、政令市中で神戸市など7市で、議員期末手当改定条例は市長提案ではなく議員提案とこと。今後、西宮市でも検討すべきではないか、このことも申し添えます。  また、提案されている補正予算には反対する議員及び特別職期末手当引き上げ分も含まれていますが、影響はわずかであり、補正予算には反対いたしません。
     以上です。 ○議長(大石伸雄) 次に、福井浄議員。 ◆13番(福井浄) 議案第124号から議案第127号まで4件、補正予算議案第128号から議案第136号まで9件につきまして、維新会西宮市議団は退場させていただきます。  以下、理由述べます。  今回職員給与・手当等増額は人事院勧告に基づいており、それは、地方公務員法第14条情勢適応原則や第24条第2項均衡原則が根拠となっています。その点については理解しております。しかし、人事院勧告に基づいたものでも、市はそのとおりに行う義務がないこと先ほど総務常任委員会で確認しております。  消費増税による景気減退、公共施設等施設更新や長寿命化、社会保障費増大など原因により、本市財政はより厳しくなっています。また、本定例会総務常任委員会で当局答弁で、本年度から基金取り崩しが始まる予測であることが明らかになっています。昨年、福井市で雪かき費用がかさみ職員給料カットしたなど自治体実例からも、今後市財政状況が厳しくなるという問題は、情勢適応原則や均衡原則よりも優先すべきことであると考えます。これらこと鑑みれば、当市には一般職給料等上げる要素はありません。  また、特別職や議員報酬は、特別職報酬等審議会で審議し、答申されております。これは、報酬等審議するものではありますが、市長が退職金あり方について意見求めたことなどから、期末手当等に関しても市としてあり方示すものと考えております。報酬は据え置きだが、期末手当は答申に関係なく上げてもよいというわけがありません。  また、特別職国家公務員期末手当改定によって本市常勤特別職や議員が期末手当改正することには法的根拠はなく、慣例であります。これも先ほど総務常任委員会で確認しております。  特別職報酬等審議会本年度答申は据え置きです。もちろん私は、その答申にかかわらず、市財政鑑みて報酬等減額すべしと、5年間、主張しております。  以上ことから、私どもは反対立場とるところではございますが、我が会派議員が重い病気によって長期欠席余儀なくされる状況にあり、現時点において議案に反対するという立場とれる状況ではないと判断に至りました。  このような諸事情から、維新会西宮市議団は、議案第124号から議案第127号まで4件、補正予算議案第128号から議案第136号まで9件につきまして、退場とさせていただきます。 ○議長(大石伸雄) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。    〔発言求める者あり〕 ○議長(大石伸雄) よつや議員。 ◆21番(よつや薫) 議案第125号西宮市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例一部改正する条例制定件につきまして、反対立場から意見少し述べさせていただきます。  先ほど開催されました総務常任委員会におきましては、議案第124号西宮市一般職員給与に関する条例一部改正する条例制定概要としましては、その御説明の中で、人事院勧告に基づき国家公務員一般職員について0.05月給与引き上げる改定が実施されることに伴って西宮市職員給与について所要改正行うということであり、地方公務員法適用で、均衡原則及び情勢適応原則、これに準拠するということでありました。この点については理解できるところであります。  一方、本条例案は、特別職国家公務員期末手当が改正されることに伴い市議会議員期末手当について所要規定整備行うためとされています。先ほど委員会では、やはりその答弁中で、議員期末手当について、人事院勧告に準拠する規定はなく、慣例であるとことでありました。また、そのほかにも特別な根拠もない、見当たらないことから、他に引き上げるべき根拠もありません。  したがって、議案第125号については、根拠ない実質的な引き上げとなり、それ議会でみずから可決することは単なるお手盛りそしり免れないことから、本条例制定件につきましては賛成することはできません。  以上、反対討論です。 ○議長(大石伸雄) ほかにありませんか。    〔発言求める者あり〕 ○議長(大石伸雄) 一色風子議員。 ◆9番(一色風子) 私、一色風子は、議案第125号西宮市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例一部改正する条例制定件について、反対立場で意見述べます。  先ほど行われました総務常任委員会中で、職員期末手当改定に関しては地方公務員法に人事院勧告に準拠する法的根拠があること、議員期末手当改定に関しては、法に定められているような規定はなく、職員給与改定に準ずるということが慣例になっていること、西宮市特別職報酬等審議会一番直近7月24日答申では現行据え置きが適当とされているとことが明らかになったことから、以上こと踏まえまして、議員として市民皆さんに説明することが難しいと考えることから、本議案に賛成することはできません。  以上、反対討論とします。 ○議長(大石伸雄) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) なければ、討論打ち切り、採決に入ります。  採決は議事都合により4回に分けて行います。  まず、上程中各件うち、議案第137号及び議案第138号採決行います。  両件先ほど委員長報告とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました議案第137号及び議案第138号は原案とおり可決されました。  次に、議案第124号及び議案第127号から議案第136号採決行います。  各件先ほど委員長報告とおり可決することにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま採決しました11件はいずれも原案とおり可決されました。  次に、議案第126号採決起立により行います。  本件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました議案第126号は原案とおり可決されました。  次に、議案第125号採決起立により行います。  本件先ほど委員長報告とおり可決することに賛成議員起立求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大石伸雄) 起立多数であります。  よって、ただいま採決しました議案第125号は原案とおり可決されました。  次に、日程第13 総務常任委員会所管事務調査件ほか5件一括して議題とします。  各件につきましては、それぞれ担当委員会において調査願っておりますが、各担当委員長から、今期定例会中に調査終了する見込みがないため閉会中継続審査とされたい旨申し出がありました。  よって、お諮りします。  上程中6件は、閉会中継続審査とすることにして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、上程中6件はいずれも閉会中継続審査とすることに決定しました。  以上で本日議事日程は全部終了し、今期定例会に付された事件は全て議了しました。  よって、お諮りします。  今期定例会会期は、あす12月19日までと議決されておりますが、会議規則第7条規定により、本日をもって閉会したいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大石伸雄) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定しました。  閉会に際し、市長挨拶があります。    〔石井登志郎市長登壇〕 ◎市長(石井登志郎) 第3回市議会定例会閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員皆様におかれましては、連日にわたり、提案いたしました諸議案につきまして慎重な御審議いただきまして、厚く御礼申し上げます。御審議に際しまして賜りました貴重な御意見、御要望に関しましては、今後十分に留意してまいりたいと存じます。  本年も残すところあとわずかとなりました。皆様におかれましては、健やかに新年迎えられますことお祈り申し上げて、閉会御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(大石伸雄) この際、私からも一言御挨拶申し上げます。  去る11月29日に開会しました今期定例会におきましては、議員皆様方終始熱心な御審議賜り、おかげをもちまして、各会計補正予算や条例制定・改正など諸議案審議も無事終了することができ、本日ここに閉会運びとなりました。議員皆様御協力に対して、衷心より厚くお礼申し上げます。  当局におかれましては、審議過程で述べられました議員皆様貴重な意見並びに要望などについて真摯に受けとめられ、今後施策に反映していただくよう、強く希望する次第であります。  さて、今年振り返りますと、4月に統一地方選挙が行われ、6月には市民負託受けた市議会議員41新任期がスタートしました。また、5月1日には新天皇陛下が御即位され、元号は平成から令和へとかわり、新たな時代へと一歩踏み出しました。  そういった中、ことしも全国各地で甚大な被害もたらす自然災害が起こりました。8月九州北部豪雨、9月から10月にかけては、台風15号・19号により関東・甲信越地方などで大規模な浸水被害や土砂崩れなど大きな被害もたらしました。本市においても、今後高い確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震想定した防災・減災対策だけでなく、局地的な豪雨や大型台風に備えた対策や啓発早急に進めていく必要感じており、そのためには、行政中心公助対応だけでなく、共助、自助といった住民中心対応推進することが行政に求められています。  一方、スポーツ分野では明るい話題もたくさんありました。中でも、アジアで初めて開催となったラグビーワールドカップ日本大会では、日本が初決勝トーナメント進出果たし、我々に勇気と感動与えてくれました。「ワンチーム」というフレーズが全国で使われ、流行語大賞に輝きました。まさに日本中がワンチームとなった大会でありました。来年開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、日本選手団がすばらしい活躍見せてくれること今から期待しております。  本市に目向けますと、今後10年間長期的なまちづくり基本的方向と施策・事業示す第5次総合計画が策定され、4月からスタートしたところです。市では、現在も、行政経営改革、内部統制制度、組織改編など、さまざまな検討が進められており、また、保育所等待機児童問題や、老朽化が進む公共施設更新、そして、統合まで病院経営問題、市役所周辺再配置計画など、喫緊課題も山積しております。市議会では、これら課題一つ一つしっかりと審議し、解決に向けて着実に前へと進めていかなければなりません。  さて、ことしも残り少なくなってまいりました。議員皆様、職員皆様におかれては、一層健康に留意され、御家族ともどもお元気で健やかな新年お迎えになりますよう、心から祈念申し上げる次第でございます。  最後になりましたが、市当局並びに行政委員会皆様、報道関係皆様方御協力に対し厚く謝意表しまして、閉会挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。  これもって本日会議閉じ、今期定例会閉会します。  御協力ありがとうございました。    〔午後2時25分 閉会〕...