西宮市議会 2019-11-21
令和 元年11月21日教育こども常任委員会-11月21日-01号
営繕課長 伊 東 日出志
学校施設保全課長
平 野 正 彦
(午前9時59分開会)
○山口英治 委員長
ただいまから
教育こども常任委員会を開会いたします。
本日は、
所管事務調査の件として、
こども支援局から1件
の報告
を受けた後、9月定例会で継続審査となりました議案第57号ほか3件
の審査
を行います。その後は、
所管事務調査の件として教育委員会から3件
の報告
を受けた後、管外視察について、
管内視察報告書について協議
を行いますので、御承知おきください。
ここで委員
の皆様に申し上げます。
各委員
の質疑におかれては、簡明で議題
の範囲
を超えない発言になるように心がけてください。
なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみ
の繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理
を行う場合もございますので、御承知おきください。
また、御自身
の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問
を行う場合は、その旨
を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。
次に、当局に一言申し上げます。
委員
の質疑
の趣旨
を明確にするために、皆様には反問権
を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員から
の政策提案に対し反対
の意見または建設的意見
を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
それでは、協議に入ります。
所管事務調査の件
を議題とします。
まず、本委員会
の所管事務中、
こども支援局から第2期子ども・
子育て支援事業計画(素案)策定について報告があります。
当局
の説明を求めます。
◎参事(安福聡子)
第2期子ども・
子育て支援事業計画(素案)について、策定に当たり
パブリックコメントを実施することとなりましたので御報告させていただきます。
お手元
の資料
の表紙
をめくっていただき、1ページ目
をごらんください。
「(1)計画策定
の経緯」でございますが、本市では平成30年3月に既存
の西宮市子ども・
子育て支援事業計画と西宮市
次世代育成支援行動計画を統合し、西宮市子ども・
子育て支援プランを策定いたしました。
事業計画とは、潜在ニーズ
を含め、地域
の保育需要等
を踏まえた
各種子育て支援事業の需給計画で、5年
を1期として各市町村で策定することが法で定められております。平成30年3月に事業計画
を支援プランに統合した際、令和2年から6年度
の第2期事業計画
を策定するに当たって必要な国
の基本指針等がまだ公表されていなかったことから、支援プランでは計画値
の策定は見送り、計画
の対象や基本理念等のみ盛り込むことといたしました。そのため、本計画で、未策定であった令和2年から6年度
の教育・保育と13
の地域子ども・
子育て支援事業の量
の見込み等
を定めるものといたします。
「(2)計画
の位置づけと期間」
をごらんください。
平成27年度から並行していた
次世代育成支援行動計画と子ども・
子育て支援事業計画を平成30年度から一本化して子ども・
子育て支援プランといたしました。支援プラン
の中に法定計画である事業計画が組み込まれており、黒矢印に白抜き
の字で記載しております、令和2年度から6年度にかけて
の第2期西宮市子ども・
子育て支援事業計画の部分のみ今回策定させていただくことになります。
右
のページ、「(4)計画
の内容及び策定
の手法等」
をごらんください。
事業計画では、事業別、年度ごとに量
の見込み――必要な受け入れ枠数や施設数等
のニーズ量と、確保方策――量
の見込み、ニーズ量に対する供給量
の見込み、または供給手法等
を定めることが求められております。量
の見込み、ニーズ量
の算出に当たっては、国
の算出等
の考え方に従って、平成30年12月に就学前児童や小学生がいる御家庭
を対象に
アンケート調査を行い、その結果と推計人口等から数値
を算出いたしました。その数値が実績値と乖離が大きかったものについては算出方法
の見直し
を行い、適切な見込みとなるよう修正しております。
「(5)推計人口」
をごらんください。
算出
の基礎となる推計がこちらになります。この推計は、第5次総合計画で用いたもの
を使用しており、総合計画と
の整合
を図っております。
ゼロ歳から11歳まで
の人口
の推計
をあらわしており、推計値で申しますと、令和元年にゼロ歳から11歳
の人口が5万2,923
人であったところ、令和6年には4万7,698
人まで約5千
人程度
の減少
を見込んでおります。
次
のページ
をごらんください。
「2 教育・保育
の量
の見込みと今後
の取組」です。
教育は幼稚園、保育は保育所
を意味しております。
「(1)教育(1号認定・2号認定
の教育希望)」
をごらんください。
これは幼稚園に通う子供
の数
の見込み
を意味しております。そのうち2号認定
の教育希望とは、就労家庭であるけれども幼稚園
を希望する子供
の数
を意味しています。
表
の左から2列目、令和元年5月実績
をごらんください。ことし5月
の幼稚園
の在籍者数は7,736
人でした。計画期間
の最終年度
の見込みは、表
の一番右
の列
の合計欄
をごらんいただきまして、6,504
人と、5年間で約1,200
人ほど幼稚園に通う子供が減る見込みとなっております。
では、保育所はどうなるかと申しますと、右
のページ
をごらんください。
「(2)保育(2号認定)」は、保育所
を希望する3歳から5歳児
の数、「(3)保育(3号認定)」は、保育所
を希望するゼロ歳から2歳児
の数です。
ここで資料
の修正がございます。「(2)保育(2号認定)」「(3)保育(3号認定)」
の表
のそれぞれ左から2列目
の実績欄につきまして、タイトル行に「令和元年4月」と記載しておりますが、正しくは「平成31年4月」
の誤りでした。おわびして訂正させていただきます。
では、「(2)保育(2号認定)」
の表
をごらんください。
左から2列目、平成31年4月実績は4,115
人です。令和6年度には、表
の一番右
の列
をごらんいただきまして、4,210
人と、100
人ほど増加する見込みとなっております。
次に、「(3)保育(3号認定)」
の表
をごらんいただきますと、左から2列目、平成31年4月実績は3,771
人のところ、令和6年度、一番右側
の列
の合計は4,403
人と、600
人程度
の増加
を見込んでおります。この保育
の2号認定、3号認定
の数
を合計しますと、令和6年度には8,613
人となりますが、ことし4月
の保育所
の入所児童数が7,633
人ですので、この5年間で約1,000
人ほど
の受け入れ枠が足りなくなる見込みとなっております。
では、次
のページ
をごらんください。
「3 地域子ども・
子育て支援事業の量
の見込みと今後
の取組」です。
ここから13
の事業
を掲載しておりますので、現状から増加する見込み
のものなど
をピックアップして御
説明させていただきます。
まず、「(1)
利用者支援事業(
子育てコンシェルジュ)」
をごらんください。
これは、保護者がさまざまな
子育て支援施設や
子育て支援事業を円滑に利用できるよう、
子育てコンシェルジュという専門
の相談員が情報提供や子育てに関する助言
を行うほか、地域
の子育て支援機関や団体等と連携したり、協働
の体制づくり
を行う事業です。
特定型、基本型、母子保健型
の三つ
の類型があり、特定型は市役所1階
の10番窓口で保育所や幼稚園
の入所に関する相談等
を受け付けています。基本型は市内に3カ所あり、北部
の東山台に1カ所、関西学院内に1カ所、
子育て総合センターに1カ所ございます。立地的に市内南部に施設がないことから、基本型で1カ所、施設
を新設していきたいと考えております。
次に、右
のページ
をごらんください。
「(3-1)
放課後児童健全育成事業(
留守家庭児童育成センター)」です。
表
の左から2列目、1年生から6年生まで
の令和元年5月実績
をごらんください。今年5月
の育成センターの在籍者数は3,782
人でした。令和6年度
の見込みは、一番右側
の列
の合計欄
をごらんいただきまして、5,494
人と、保育所
の需要
の増加に伴い、こちらも大幅な需要
の増加が見込まれています。
表
の下、「今後
の方向性」
の欄
をごらんください。
本市ではまず、優先度が高いと考えられる1年生から3年生
の利用ニーズに対応できる受け入れ枠
の確保に努めてまいりました。今後も優先度
の高い校区から計画的に施設整備
を推進するとともに、民設民営
の放課後児童クラブや総合的な放課後施策についても推進してまいります。
また、4年生につきましては、今年度は13
の校区
の施設で受け入れ
を行っておりますが、令和6年度までに市内
の全施設で受け入れできるよう努めてまいります。
5年生、6年生につきましては、現状として障害
のある児童
の受け入れにとどまっております。表
の5年生、6年生
の実績欄
をごらんいただきますと、今年度5月
の在籍はそれぞれ6
人となっておりますが、令和2年度
の見込みは5年生が227
人、6年生は71
人としております。これは他市で5・6年生
の受け入れ
を行っている市に調査
を行いまして、高学年で希望される割合
を出し、本市で実施した場合
の見込み
を算出したものです。
この需要
の受け入れにつきましては、次
のページ
をごらんください。
(3-2)
の表
をごらんいただきまして、これは今年度から試行実施
をいたしました
放課後キッズ事業の導入校数になります。これは、放課後に小学校
のランチルームや運動場
を勉強や遊び
の場として開放する事業で、校区内
の子供であれば誰でも利用できます。
今年度、高木北小学校、平木小学校で開始いたしました事業ですが、令和6年度には26校まで
の拡大
を目指しており、利用状況や広報について検証
を行いながら事業
を推進してまいりたいと考えております。
次に、ページ
をめくっていただいて9ページ
をごらんください。
「(7)
地域子育て支援拠点事業(
子育てひろば)」です。
子育てひろばはゼロから2歳児が主な利用者で、保育所等に入所していない在宅で子育て
をされている方がお子さん
を連れて遊びにこられたり、スタッフに相談されるような施設になっています。現在市内21カ所に開設しておりますが、近くに施設がない地域もございますので、計画期間中にその空白地域に1カ所整備したいと考えております。
次に、右
のページ
をごらんください。
「(9)
病児保育事業」です。
こちら
の表
の実績欄
をごらんいただきますと、平成30年度
の年間延べ利用児童数は1,716
人となっておりますが、量
の見込み
をごらんいただきますと、大体3,000
人を超える程度
の見込みとしております。この量
の見込み
の算出に当たっては、
市民アンケートでどの程度利用したいかお聞きして、その利用率から計算しておりますが、恐らく、もしあったら使うというような潜在的なニーズも拾った結果、このように実績
を大きく上回る数字となったものと考えられます。なお、今年度
の延べ受け入れ可能数は7,350
人ですので、受け入れ枠としては確保している状況です。
以上、現状から増加する見込み
のものなど
をピックアップして御
説明させていただきました。
最後に、18ページ
をごらんください。
(3)、
パブリックコメントの概要です。
今後、12月10日から1月15日まで
パブリックコメントを実施する予定です。この冊子
を市役所や支所、
サービスセンター、また、子育て世帯が来られる
子育て総合センター、障害
のあるお子さんも来られる
未来センター等に置かせていただき、皆様から
の御意見
をいただいた上で来年3月に策定させていただきたいと考えております。
御
説明は以上です。
○山口英治 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆菅野雅一 委員
4点について一問一答でお願いします。
1点目、教育(1号認定・2号認定
の教育希望)について。2点目、保育(3号認定)について。3点目、(3-1)
放課後児童健全育成事業と新・
放課後子ども総合プランに基づく行動計画について。4点目、
パブリックコメントについて。
まず1点目から。
3ページ、「(1)教育」
の「今後
の方向性」
の中で「私立幼稚園が先行実施して積み上げてきた経緯」と
の記述がありますが、これは何
を意味しますか。「市立幼稚園は特別な支援が必要な幼児
の受け入れなど、多様な
教育的ニーズに対応する拠点として
の役割
を果たしていきます」と
の記述があります。これについて
の現状と今後
の方針
を教えてください。お願いします。
◎
学校改革調整課長
西宮
の幼稚園につきましては、これまで常に私立幼稚園が先行し、それ
を補完する形で公立園
を整備した経緯があり、3年保育につきましても、私立幼稚園が先行実施し積み上げてこられた経緯
を踏まえ、今後も基本的に私立幼稚園がその役割
を担っていくと整理しているところでございます。
そういった経緯
を踏まえ、市立幼稚園につきましては、私立
の後ろ
を追う
のではなく、障害
のある幼児や要保護児童
を含めた特別な支援が必要な幼児
の受け入れなど、多様な
教育的ニーズに対応する拠点として
の役割
を果たしていくと整理
をしております。
特別な支援が必要な幼児
の受け入れにつきましては、令和元年5月1日現在で59名
の子供たちが公立幼稚園に通っており、今後さらに増加が見込まれております。
そうした中、公私立が連携しながら取り組むこと
を前提としつつも、まずは公立園においてさらなる受け入れができる体制
を整えたいと考えており、具体的に申し上げますと、5名
の特別支援
を担当する教員
を配置するほか、ボランティアであった保育補助員
を臨時職員として採用するなど、特別な支援が必要な幼児が安心して入園していただけるよう体制
の整備
を進めていくところでございます。
今後、さらに
こども未来センターなど
の関係機関と
の連携
を進めながら幼稚園教諭
の専門性
を高めることで、支援が必要な幼児へ
の対応
を進めていくほか、要保護児童へ
の対応など
の役割も担っていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
これについて量
の見込みが今後急速に減少していく、令和6年度には6,504
人にまで落ち込んでいくということで、かなりニーズ
の落ち込みが見込まれる
のですけども、それに伴って、例えば幼稚園、特に公立幼稚園等
の統廃合みたいなものが検討
の材料になってくる可能性という
のはある
のでしょうか。その辺について御認識
を聞かせていただければと思います。
◎
学校改革調整課長
あり方Ⅱにのっとりまして、13園まで公立幼稚園は減少しております。休園になった園につきましては、子育て支援関連施設ということで、例えば保育所でありますとか
子育てひろばでございますとか、あるいは、
育成センターといった形で転用してきております。
ですので、一旦ひとまずはこの13園ということで、今後、先ほど申し上げましたとおり、多様な
教育的ニーズに対応する拠点として
の役割
を果たしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
その辺
の事情は承知しておるんですけど、さらに量
の見込み、この減り方が急じゃないかなと思う
のですけど、その辺について
の御認識はどうなんでしょうか。この量
の見込み
の推移
を前提としても13園はそのまま維持していくことは可能ですか。
◎学事・学校改革部長
ただいま
の御質問、私ども
のほうは、人数的に減ってきているというふうな事態
の中で、まずは、先ほども御答弁申し上げましたように、公立幼稚園
の役割としてやはりセーフティーネットということ、これにつきましては当然保育所もセーフティーネットということになるんですけれども、幼稚園教育という中で
のセーフティーネットという
のは一定確保していかなければいけないというふうな部分
を踏まえて、ただ、これが余りにもまたさらに人数的に落ち込むというようなことになった中では、やはり私立幼稚園──当然全体的に減っていくというようなことはあるんですけれども、そういった中で検討する必要は出てくるであろうというふうには考えております。
ただ、現時点では、先ほど申し上げた今現に15園あって、それがこの3月に2園なくなって13園になるというふうなところは、当面このまま運営していきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ということであれば、各公立幼稚園
の定数が満たされなくても、こういう役割
を担っているからということで存続していくという方針であるというふうに考えてよろしいですか。
◎学事・学校改革部長
当面そのような形で考えております。ただ、委員
のお話
の中でもありましたように、公立幼稚園では集団教育ということが一つ
の大きな目的であるという
のがありますので、そこは一定維持できるような運営
の仕方は常に念頭に置いておかないといけないというふうには思っているところでございます。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
では、2点目に移ります。保育(3号認定)について。
4ページ
の「保育(3号認定)」では、ゼロから2歳児
の保育ニーズが今後大幅に高まると見込まれています。市は、これにどのように対応していくお考えですか。これだけ
のニーズ
の増大に対応できる方策はある
のでしょうか。よろしくお願いします。
◎参事(安福聡子)
ゼロから2歳児
の保育ニーズにつきましては、今後まだ当分
の間増加していくと見込んでおり、現在さまざまな手法による保育所
の開設や既存園
の建てかえ
の際
の定員増等、必要な地域で
の受け入れ枠
の拡大に向けて取り組み
を進めているところです。
御質問
のニーズ
の増大に対応できる方策があるかということにつきましては、今年度中に一度現在予定している待機児童対策
の進捗状況について議会に御報告させていただきたいと考えており、そこで御
説明させていただきます。
以上です。
◆菅野雅一 委員
このニーズに対応して、「原則として0~5歳児
を対象とした保育所等
の整備
を進めます」とあります。具体的に、例えばこの人数に対応しようとしたらどの程度
の保育所等
の整備が必要になってくるというふうにお考えですか。
◎参事(安福聡子)
保育所
の定員といいます
のが、土地
の形状や場所によって40
人程度から、多ければ百六十、五十
人とさまざまですので、何カ所ということ
を申し上げる
のは少し難しいかと考えております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ということは、引き続き保育所等
の整備については積極的に取り組むという形なんですか。
◎参事(安福聡子)
はい。お見込み
のとおりです。
以上です。
◆菅野雅一 委員
これまで1,500
人の受け入れ枠
を拡大するということで市として計画
を立てて進めてきましたが、今後もそういうふうな形で具体的な人数
を挙げて、それ
を目標として設定して計画
を策定するようなお考えはありますでしょうか。
◎参事(安福聡子)
今後
の待機児童対策
の計画につきましては、恐らく目標値は一定定めた上で、それに対してどのような進捗がある
のか、両方
をお示しするような形になろうかとは思っております。
ただ、前回は3カ年
の計画ということで御
説明させていただきましたけれども、そのお示し
の仕方についてちょっと反省事項もございまして、どのような形で御
説明するかについては現在検討中です。
以上です。
◆菅野雅一 委員
反省事項という
のはどういうことでしょうか。
◎参事(安福聡子)
3カ年
の計画ときっちり計画期間
を定めた結果、それ
を検証するまで次
の計画
をお示しすることがなかなか難しかったという反省点がございます。そのため、それに対処するために、毎年毎年
の最新
の状況
を提供させていただくような形で
の計画策定はどうかと今検討しているところです。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
では、3点目。
放課後児童健全育成事業と新・
放課後子ども総合プランに基づく行動計画についてお聞きしたいと思います。
放課後児童健全育成事業についても量が大幅にふえる見込みです。7ページに放課後キッズルーム事業
の導入校数などが記載されています。現在、導入校で
の状況について御報告ください。
あと、
留守家庭児童育成センターをここまでふやすことが、このニーズに対応することが難しいと考える以上、放課後キッズ導入
を進めることになるんだろうと思う
のですけれども、現在
の導入校
の状況、保護者や児童、教職員がこれ
をどのように評価しているか。今後
の導入校数については、順次導入
を進める計画になっていますが、これはどうしてでしょうか。全市的に一気に導入
を進めるということは難しい
のでしょうか。その辺について
のお考え
を聞かせてください。
◎
放課後事業課長併任
放課後施策推進課長
今年度は高木北小学校と平木小学校
の2校で放課後キッズルーム事業
を導入しており、実施効果など
の検証
を行っております。両校とも開始時期が夏休み前ということで、まだ十分な検証結果は得られておりませんが、今
のところ特に大きなトラブルもなく実施ができております。子供たち
の状況につきましては、毎日50名程度
の子供たちが参加しているという状況です。
また、保護者や児童たち
の評価につきましては、2学期中に
アンケート調査を行う予定としておりまして、年明けには評価結果が得られるというふうに考えております。
教職員
の評価につきましては、学校
を訪問した際に学校
の管理職に対し、教職員や保護者
の反応、それから、苦情
の有無などについてお聞きしておりますが、特に今
のところ困っている点はないとお聞きしております。
また、一気に導入せずに順次導入
を進めることにつきましては、導入に至るまで学校と
の調整や地域や保護者
の十分な理解が不可欠です。そのあたり
を丁寧に進めるということになりますと、年四、五校が適正であると
の判断です。
さらに、事業
の運営
を担っていただける事業者につきましては一定数必要となっております。そのあたりも加味しながら慎重に進めていきたいと考えております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
つまり、この
放課後児童健全育成事業、学童
の部分ですね、ここで
のニーズが急速に増大すると。そこにどういうふうに対応していくかという
のが緊急
の課題だと思うんですけれども、それ
の解決策
の一つとして放課後キッズがある
のかなと思ったんですけど、そっち
のほうは順次やっていく。となると、これだけ急速に増大していく
留守家庭児童育成センターの量
の見込みにどのように対応していく
のか、当局としてはどのようにお考えですか。それについてお伺いできればと思います。
◎
放課後事業課長併任
放課後施策推進課長
現在、導入
を進めている学校につきましては、学童保育――
育成センターの待機児童が見込まれている学校
を優先的に導入
をしてまいっております。ですので、この数字
の中で見ますと、
育成センターにおいては待機がまだ出ないところもございますので、そのあたりは順次対応していけるかというふうに考えております。
また、高学年につきましては、どの
育成センターにつきましても収容できるかについてはまだまだこれから先になるかと思いますけど、放課後キッズルーム事業につきましては、現在お示ししている数字ですけど、それ以外に従前から取り組み
を開始しているところがありますので、それらも含めてできるだけ多く
の学校でカバーしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
つまり、
留守家庭児童育成センターの待機児童対策は、放課後キッズで対応可能である、解決可能であるという御認識ですか。
◎
育成センター課長併任
育成センター推進課長
育成センターの利用者
のニーズがどんどん高まってきております。
育成センター課としましては、まず第1に施設
の整備
を進めていっているところでございます。第1センターだけ
の校区については第2センター
をつくったりというような増設
を図っております。
また、並行しまして民設民営
の放課後児童クラブを開始
をしようというふうに考えております。来年度、第1号
の民設民営
の放課後児童クラブを開設
をいたしますけれども、その後も毎年2カ所程度、民設民営
の放課後児童クラブをふやしていきたいというふうに考えております。
こういった施策によりまして、1年生から4年生までは
育成センターでニーズ
をできるだけ受け入れたいというふうに考えておりますけれども、5年生、6年生、あるいは例えば週に1回しか来ないようなニーズ
の割と低目
の方につきましては、放課後キッズルーム事業
のほう
を利用していただいて、この伸びに対応していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。事情はよくわかりました。
では、最後、4点目
の質問に移ります。
これについて
パブリックコメントを実施するということですね。これ
を見ていると、数字
の羅列、数字についていろいろお書きになっているだけで、具体的にこれについて明確に市として
の方向性がはっきりしているわけではない
のですけれども、これについて具体的にどういう部分にどのような市民
のお考え
を聞かせていただきたいというふうに市
のほうは考えている
のか、何についてどのような考え
を求めている
のか、それについて聞かせていただければと思います。
◎参事(安福聡子)
この計画につきましては主に数字が前に出ているということで、なかなか読み取りにくい計画な
のかなと思ったりもするんですけれども、今後、展開
をして施設
を増設するであるとか、需要が増加する見込みであるとか、そのようなことが書かれたものになりますので、それについて
の対処
をするとき
の方向
をこのような方向でお願いしたいであるとか、そういった御意見も出てくる
のかなと思っております。以前、事業計画ですとかそういったこと
をパブリックコメントさせていただいた際には、子供
を中心に考えていただきたいとか、そういった考え方
の部分で
の御意見も多くいただきました。そういったこともこの計画
を実施するに当たっては参考にさせていただきたいと考えております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございました。
◆ひぐち光冬 委員
大きく4点質問したいと思います。1点目が教育・保育
の量
の見込みについて。2点目が乳児家庭全戸訪問事業について。3点目が
子育てひろばについて。4点目が
病児保育事業についてお聞きしたいと思います。それぞれ一問一答でお願いいたします。
まず1問目ですが、教育・保育
の量
の見込みについてですけども、これはこの10月から始まった幼児保育無償化
の影響
を踏まえた上で
の量
の見込みになっている
のかどうか教えていただけますか。
◎参事(安福聡子)
この計画
を立てるに当たって
市民アンケートをとらせていただきまして、そこで無償化
のことも御紹介した上で、今後、無償化によって選択する施設であるとか学びやであるとか
を変更されますかという設問
を設けた
のですけれども、そのアンケート
の中では有意な変更点といいますか、増加するようなことは見込まれませんでした。ですので、
市民アンケートに基づいて
のこの計画に当たりましては、基本的にはそこは含まれていない計画にはなっております。
ただ、実際に令和2年から6年度まで
の事業
を推進していく中でその影響が見込まれた場合にはその都度対応してまいります。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
単純に考えてなんですけども、無償化はもう開始している
のですが、無償化になったときに、まず公立
の幼稚園ですね、今2年保育でやっていると思うんですけども、私立
のほうは3年と。また、保育所は、幼稚園と比較して最長11時間預けれると。どれも無償で預けれるとなったときに、どう考えても公立
の幼稚園
を選ぶ
人は減ってくるだろうなと。2年保育
を続けている限り
の話なんですけども。私立幼稚園に流れるか、保育所に流れるかというふうになるんじゃないかと考えられる
のですが、先ほど津田部長もおっしゃっていましたが、公立幼稚園には公立幼稚園
の役割があって、できるだけ維持できるようにということで考えておられるということなんですが、このまま2年保育
を続けていると維持という
のは難しいかと思う
のですが、そのあたり
のお考え
を聞かせていただけたらと思います。お願いします。
◎
学校改革調整課長
先ほど菅野委員から
の御質問にもお答えさせていただいたとおり、私立幼稚園が常に先行されてこられたという経緯
を踏まえて、3年保育については基本的に私立幼稚園がその役割
を担っていくと整理
をしておりまして、公立幼稚園につきましては、私立幼稚園
の後
を追う
のではなく、しかも、この量
の見込み
のとおり、全体としては数が減っていく中で、私立幼稚園
のほうから取りに行く
のではなくて、違う道
を歩むということで整理
をしております。無償化
の影響につきましては、今
の時点ではちょっと何とも言えないところではある
のですが、そこは丁寧に注視していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
わかりました。ありがとうございます。
無償化
の影響は予測だけではなかなかわからない部分もあると思うので、来年度、再来年度、ぜひ注視して――公立幼稚園は定員が切れてしまって、じゃあもう必要ないと言ってなくしていってしまうという
のはやはり違うと思いますので、何とか存続できるように頑張っていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
では、2点目に移ります。
乳児家庭全戸訪問事業についてですが、まず、これは民生委員や児童委員さんが乳児
のところに家庭訪問しているということですけれども、実際に赤ちゃん
の顔
を見れている
のかどうか。訪問だけで終わっていない
のかということ
を知りたい
のですが、もしそういうデータがあれば、何軒訪問して、そのうち何軒で赤ちゃん
の顔
を見れたというようなデータがあれば教えていただきたい
のですが。
◎
子供家庭支援課長
申しわけありませんが、具体的な数値は手元にございませんが、赤ちゃん
の顔
を見ている
のは大体5割程度です。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
そうなると、ちょっと少ないな、半分かというところですね。これは課題かなと思いますので、赤ちゃん
の顔が見れないとどういう支援が必要かということもなかなかわかりにくいと思うので、改善する道
を何か探っていただければと思います。
これに関して、訪問して支援が必要な家庭に対しては適切なサービス提供につなげていくということですけども、訪問する方、民生委員さんとかによって、どういう支援が必要かという判断が変わってくる
のではないかなと思う
のですが、例えばぶれ
をなくすため
の統一したような調査項目、チェックシートというか、訪問した際にチェックする項目という
のはあったりする
のでしょうか。
◎
子供家庭支援課長
まず、民生委員さんに回っていただくに当たりまして、民生委員さん向け
のパンフレットといいますか、手引書については配付
をしております。それに基づきまして家庭訪問
のほう
をしていただいております。
民生委員さんに行っていただく一番
の目的としては、地域につながっていただいて、地域で孤立しないということ
をまず第一に考えておりますので、そこ
を中心に民生委員さんに訪問していただき、顔つなぎ
をしていただく。その中で気になる点につきましては市
のほうに御報告
をいただきまして、こちら
のほうでできるサービス等
を提供する、あるいは民生委員さん
のほうから提供していただくという形で、必要なものにつなげていくという体制
をとっております。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
そしたら、現時点では民生委員さんに訪問してもらって、ざっくりと気になったこと
を報告してもらってというようなことということでよろしいですか。
◎
子供家庭支援課長
委員おっしゃるとおりでございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
確実に適切なサービス提供、ここにも書いてあるんですけども、これにつなげていくためには、やはりある程度統一したチェック項目なんかがあったほうがいいんじゃないかなと思いますので、ちょっと検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。民生委員さんによって見逃しなんかがあったらよくないかと思うので、そういう見逃し
をなくすためにもそんなシートがあったらいいかなと思います。よろしくお願いします。
では、3点目に移ります。
子育てひろばに関してですが、
子育てひろばをやっているところが今21カ所ということですが、見せていただきますと、土日に開かれているところが、何カ所かはあるんですが、ほとんどないということで、そうなると基本的には平日
の昼間あいている主婦
の方が中心
の利用になってしまっている
のかなと思う
のですが、そのことに関して、例えば子育て会議
の中であったり保護者
の方から、もっと土日もあけてもらって、お父さんとか平日働いているお母さんとかも使えるようにしてほしいとか、そんな意見は出たりしていないですか。
◎
子育て総合センター所長
今、委員おっしゃいました子ども・子育て会議で
の意見等につきましては、会議
の中で
子育てひろばを土日利用される方もたくさんおられるだろうということで、やはりその辺
のニーズへ
の対応が必要じゃないかということで御意見
をいただいております。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
「今後
の方向性」
のところにも開設曜日など「利便性向上に努めます」ということ
を書いてある
のですが、現実的に土日開設するということは可能なことな
のでしょうか。
◎
子育て総合センター所長
土日利用につきましてですけれども、まずは土曜日について、
子育て総合センターを含めまして5カ所
のひろばで土曜日実施が行われておりまして、日曜日につきましては、
子育て総合センター1カ所のみということなんですけれども、児童館等でも土曜日は実施しておりまして、今ひろばは行っていないというような状況でございます。その辺
のところでまず土曜日拡充というところに力
を入れていきたいなというふうに現時点では考えております。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。少しずつでも広がっていけばいいかなと。平日は仕事で忙しい方なんかも、こういう場所
を利用して地域
の方と新しいつながりとかも生まれるかと思いますので、今後もニーズも拾いながらぜひ少しずつでも広げていってもらえたらと思います。よろしくお願いします。
最後、
病児保育事業についてですが、これは利用者アンケートなんかはとられていますでしょうか。
◎
保育幼稚園支援課長
実際利用されている方
のアンケートということだと思う
のですけれども、その部分については現時点ではまだとらせていただいておりません。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
わかりました。
アンケートじゃなくてもいいんですが、実際利用者
の方から、前日に予約しないと使えなかったり、病院
のお医者さん
の証明がないと利用できなかったりということで、ちょっと使い勝手が悪い
のかなと。それで潜在的なニーズ
を含めるとこれだけ大幅に量がふえてくる。使い勝手が悪いから今実績としてはなかなか利用がふえていない
のかなというふうに感じる
のですが、その辺
の声とかは出ていますか。
◎
保育幼稚園支援課長
利便性
の部分でお声がないわけではないと思います。そういうお声
をいただくことも確かに現実にございます。ただ、これも御
説明をさせていただいているんですけれども、まず医師
の診断
を受けた上で病児保育
の利用
を決定するという
のが国
のほうで決まっておりますので、なかなか私ども
の裁量でできないところもあわせて御
説明をさせていただいているところでございます。
それと、登録につきましては事前にしていただくことができますので、我々
の周知
の中でできるだけ事前登録ということもお声がけ
をさせていただいているところでございます。
あと、登録されている上で
の利用につきましては、原則は前日までということにさせていただいておりますけれども、当然ながらこの施設
の性質上、当日
の申し込みという
のも、施設にあきがあれば施設側
のほうで対応していただいておりますので、一定その辺
の部分でできるだけ柔軟な対応という
のもさせていただいているところではございます。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。当日で
の対応もしていただいているということで、ぜひそのような柔軟な対応
を進めていただいて、潜在的な量は多いと思いますので、できるだけたくさん
の方が使えるようなそんな事業になればいいかなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上です。ありがとうございます。
○山口英治 委員長
関連質問ですか。
◆菅野雅一 委員
関連質問です。今、ひぐち委員が質問した乳児家庭全戸訪問事業について、実際に訪問者が赤ちゃんに会えた
のが5割程度と聞いた
のですが、厚生労働省
のガイドラインでは、実施内容に「乳児及びその保護者
の心身
の様子及び養育環境
の把握」という
のが挙がっていますよね。実際に子供に会えていないという
のは、そのガイドラインに沿った形にはなっていない可能性が高いと思う
のですが、なぜ5割程度にとどまっている
のですか。その辺
の理由みたいなものはありますか。
◎
子供家庭支援課長
まず、どうしても小さいお子さんですので、寝ているときに民生委員が訪問すると起こしてこないといけないとか、あるいは、行っても不在であったりですとか、中には、子供さん
を家
の中に置いておられて保護者だけ出てくる――民生委員としては、訪問したときに子供
を見せてくださいと言っても見せてくれない保護者さんもいらっしゃいますので、その辺でどうしても5割程度にとどまっている
のかなと思っております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
5割程度
のまま放置していい
のかどうな
のか、その辺
の市
の認識についてちょっと教えてください。
◎
子供家庭支援課長
訪問時に確認できなかった児童につきましては、保健所
のほうで行っております4カ月健診で子供
の状態
を全て確認はさせていただいております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
それでもって問題ないという御認識なんですね。
◎
子供家庭支援課長
乳児家庭全戸訪問とその4カ月健診で子供全員
の状態
を確認することで、こちらとしては問題ないというふうに認識しております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございました。以上です。
◆花岡ゆたか 委員
内容については何もないんですけど、しょうもないことで済みません、表記について。
12ページ
の南部と北部に分けている小学校名、北部はいいんですけど、南部
の小学校名
の並びが――市
のホームページやら市
の公式文書では、小学校
の並びにルールがある
のかわからないですけど、決まっているんですよ。同じなんです。それ
を見なれているせいか、これがちょっと不思議だなと思うんですけど、何か意味がある
のでしょうか。
◎参事(安福聡子)
御指摘ありがとうございます。ちょっとこのあたりは気が回っていなかったかと思います。また確認して、修正があれば修正させていただきます。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。変えていただけるなら変えていただいたほうが見やすいかと思います。
以上です。
◆町田博喜 委員
菅野委員から質問があったこと
の確認と方向性だけちょっとお聞きしたいんです。
育成センターと放課後キッズルーム
の関係なんですけども、まず
育成センターのほうにつきましては、1年生から3年生まで受け入れていて、順次4年生まで拡大
をしていくという状況ですけども、「今後
の方向性」ということで、4年生は「令和6年度までに市内
の全施設で受け入れ
をめざします」とあります。現在13
の施設があって、2年度で4施設ふやして足したら17になる。このままふやしていったら、まず6年度までに全ていくんですか。そこ
をちょっと確認させていただきたい。
◎
育成センター課長併任
育成センター推進課長
4年生受け入れ
を実施する施設につきましては、基本的に施設
を新たに増設したことによって定員に余裕ができたところから順次行っているところでございます。
今後5年間で41全てという
のは目安として考えておりますけれども、定員数がなかなか厳しいというようなときには、令和6年度に全てできるかどうかというところは現時点ではちょっとはかりかねますけれども、市としては6年度
をめどに全て
の学校で受け入れられるように施設
の整備並びにほか
の施策で受け入れ枠
を拡大したいというふうには考えております。
以上でございます。
◆町田博喜 委員
わかりました。
令和元年5月実績
を見て、量
の見込みがふえていく
のにこれでいってほんまにいけるかなと。やっぱりちゃんと施設
を大きくするなりちょっと考えていただいて、目標
を立てた以上は問題点
を潰しながら進めていっていただきたいと思うんです。
それから、あと、放課後キッズルーム事業と
の関係ですけど、先ほど5年生、6年生
のニーズが多いところからやっていきたいというお話があって、現在二つ、高木北と平木でやっていて、あと順次やっていって、令和6年度に26カ所にしたいということですけど、ここも今後も全て
の学校でやっていきたいと書いているんですけども、この辺
のバランスですよね、ほんまにこれは展開していける
のかなと。5年生、6年生
のニーズとうまいこと合致させて全校展開する
のは何年度ぐらいまでにできそうなんですか。また、1年生から4年生まで
の――4年生受け入れもして、定員にあきがあるから、キッズルームとは関係なしに、そのまま
育成センターで4・5・6年生
を受け入れてしまう、そういう方向性もあって26校にしている
のか、その辺
の考え方だけちょっとお聞きしたいんですが。
◎
放課後事業課長併任
放課後施策推進課長
先ほど
の育成センターの利用ニーズに対応していくという対象につきましては、高学年のみではなくて、小学校1年生からも含めて
の育成センターの利用ニーズで待機が見込まれている学校というふうに御理解いただければと思います。
その上で今後なんですけど、
育成センターの待機が出る予測につきましては、こちらも共有させていただいておりまして、この実施校
をふやす計画は、待機が出る学校
を全てカバーする形で進めております。
今後につきましては、令和10年度
を全校実施
の目標年に計画しております。
以上です。
◆町田博喜 委員
大体わかりました。
全て
の全体的なあき
を見ながら、ひょっとしたら今
の施設
の中で1年生から6年生まで受け入れて問題がないような施設が出るかもわかれへんので、やっぱり一つ一つ丁寧にやって、目標達成まで頑張っていただきたい、このように思います。
以上です。
◆吉井竜二 委員
育成センターについて、大体菅野委員が聞いてくれたんですけど、ちょっとわからないところがあったので教えてほしいんですけど、この数ではわからなかったんですけど、特に4年生
のこと
を聞きたいんですけど、
育成センターの入所
を切実に望んでいる場合と、そうではなくて、ある程度大人
の管理
のもと子供
を遊ばせておくと安心かな、でもどっちでもいいよというニーズがあると思うんですけど、そのニーズは把握されているんですか。
◎
育成センター課長併任
育成センター推進課長
4年生につきましては、3年生
の3月に使っている方が4年生になってどれだけ
の方が使うかといいますと、60%台
の継続率というふうになっております。
現時点で言いますと、放課後
の過ごし方としましては、まだ放課後キッズルーム事業が広まっていませんので、
育成センター1択というような形になっております。ですので、保育ニーズが高い、あるいは、それほど高くないというようなすみ分けというか切り分けはできていないような状況になっております。
以上でございます。
◆吉井竜二 委員
そしたら、自分が親として3年生まで預けていたら、人間って環境は余り変えたくないので、そこまで深く考えずに4年生でも継続させるというパターンは結構多いと思うんですよね。でも、これ
を見ると、そんなに受け入れ枠は多くなくて、受け入れる数にも限界がある
のは菅野委員
の質問でわかったと思うんですけど、そうすると、アンケートとか必要かなと思うんですよ。本当に切実に望んでいるという
のは、ここに書いているんですけど、例えば障害があったりとかちょっと心が病んでいたりとかして、大人
の管理だったり大人
の目線がある中で子供
を遊ばせるほうが親としては安心するという方と、先ほど言った前者
の、今まで預けていたからこれからもそのままお願いしますという方では度合いが全然違うと思うんです。でも、本当に欲しい
のは多分後者
のほうで、こっち
のニーズ
を先に満たしてあげないといけないと思うので、そのアンケート
をとるべきやなと思うんですけど、その点についてはどうお考えですか。
◎
放課後事業課長併任
放課後施策推進課長
先ほど菅野委員
の質問
の中でもお答えしました、今年度実施している2校で2学期中
のアンケート調査をするということですけど、この
アンケート調査は、放課後キッズ
を利用している親御さんに向けてではなくて、学校
の全児童に対して行うこと
を予定しております。ですので、現在、放課後キッズ
を利用せずに
育成センターだけ
を利用している保護者
の方も、来年度学年が上がる際にどうしますかということについても拾おうと思っております。
それとあわせて、毎月放課後キッズでは全児童に対してお便り
を配付しております。これによって放課後キッズ
の事業
の中身であるとか狙い、こういったことも現在キッズは利用していないけれども
育成センターを利用している保護者にも届いているかと思います。そういった情報
を提供していくことで
育成センターを利用している保護者に対してもいろいろ選択肢があるというようなところで啓発
をしているという状況でございます。
以上です。
◆吉井竜二 委員
それ
を聞いてちょっと安心したんですけど、さっき言った本当に必要だったりとかあったほうがうれしいなという方に先にそれがちゃんと配備された上で、そういう必要はほとんどないけどあったらうれしいなというほうに次に行くような感じで、グラデーション
をかけていただくともうちょっと喜ばれる
のかなと思いますので、その方向性でお願いしますということ
を要望させていただきます。
以上です。ありがとうございました。
◆田中あきよ 委員
8ページ
の養育支援訪問事業(育児支援家庭訪問事業)についてと、10ページ
の子育て援助活動支援事業(にしのみやしファミリー・サポート・センター事業)と、6ページに戻って
放課後児童健全育成事業(
留守家庭児童育成センター)
の件、それから、パブコメについて、質問
を一問一答でお願いいたします。
まず、養育支援訪問事業
の件についてですけども、ヘルパー派遣
をされているということですが、こちら
のニーズも上がってくるというふうになっておりますが、今現在、委託されている
のが社会福祉事業団のみというふうに伺っておりますが、今後この委託先がふえるですとか内容
の見直し
をされる予定はありますでしょうか。
◎
子供家庭支援課長
現在、社会福祉事業団
のほうに委託
をしておりますが、数がふえてくればそこで賄えない状況になることも当然あろうかと思います。その前に別
の団体ですとか新たな委託先、そういったところは今後検討していく必要があるとは考えておりますが、具体的にいつからするというところまではちょっとまだ詰め切ってはおりません。
以上です。
◆田中あきよ 委員
では、今現在、社会福祉事業団のみということですが、ふえていくということでニーズは高まっていくかと思うんですが、内容
の見直しですとか検討事項、例えば1年に1回内容
を検査されているですとか指導に入られるですとか、何かそういったことはされていますでしょうか。
◎
子供家庭支援課長
年に1回ではございますが、事業団
のほうとこのヘルパー派遣
の内容等につきまして会議
を設けておりまして、その中で支援
の内容ですとか、あるいは、向こう
の要望、こちら
の要望という
のをすり合わせ
をした上でこちら
のほう
の支援
をさせていただいております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
1年に1回すり合わせ
をしていただいているということですが、例えばそこにヘルパー
の方
の研修でしたり、現場
の方
の声
をヘルパーさんから聞かれたりですとか、そういった内容も含まれておりますでしょうか。
◎
子供家庭支援課長
ヘルパーさん
の御意見につきましては、そのときに聞いてはおります。
研修につきましては、基本的には事業団
のほうが実際に年1回以上
の研修
を行っておりますので、それ
を充てておるというふうに考えております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
現状、産後鬱、出産直後
の方へ
のヘルパー派遣など
の対応という
のは、なかなかヘルパーさん
の中でもちょっと特化した内容になるかなと思うんですけれども、ニーズがふえていくという中にこういう方たちもいらっしゃるというふうに思っておりますので、そのあたり
のヘルパーさん
の支援
の幅が広いので、産後鬱
の方、そのほかにもいろいろなお困りごと
のある方がおられると思う
のですが、そのあたり
のヘルパーさん
のもう少し踏み込んだ内容として、市
のほうから今現在でしたら社会福祉事業団
のほうに要望されていることとかはおありでしょうか。
◎
子供家庭支援課長
委員御指摘
のとおり、産後鬱等につきましても今後はケアしていくというところは必要になってくるかと思います。そういった視点も持ちながら事業団
のほうには要望
のほうはさせていただきたいと思っております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
以前新聞にも出ていたと思いますが、産後鬱で自殺される方も多いということで数字も上がってきていますし、西宮もやっぱり対象外ではないと思いますので、そういう方もいらっしゃるかと思いますので、このニーズがふえているというところに、これまでそこに特化したヘルパーさんはおられなかったかもしれないですけれども、そういう問題も取り上げていただいて頑張っていただきたい。
それから、今1者ということで、今後ふえていくであろうニーズに対して、例えばほかにもヘルパー派遣できますよという業者、そういう対象
の団体がおられたりした場合に、例えば補助制度
を利用したりですとか、とにかく利用者
の方がいるというところで、利用者
の方
の目線に立ってどういった支援が必要な
のか、そのあたり
をぜひ把握していただくところから考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
続いて、子育て援助活動支援事業
のファミサポ
の件ですけれども、こちらは分析見込みとしては減ってきているというふうになっているんですけれども、下にも方向性が書いてあるんですけれども、まず減っている理由
を何か把握されていましたら教えていただけますでしょうか。
◎参事(安福聡子)
ファミリー・サポート・センター
の量
の見込み
の算出につきましては、子供
の数に利用率など
を掛け合わせまして計算しております。今後、子供
の数が減ってきていることから、利用
の見込みが減っている、そういった内容になっております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
子供
の数は減ってきているんですが、例えば先ほど
の質問にもずっと出ておりました放課後児童ですね、
育成センターですとか、このあたりはかなりふえてくるというふうに数字が出ております。西宮市はまだ3年生までということで放課後キッズ
の対応などもしていただいているんですけれども、今、親御さんがお仕事
をされる御家庭もふえておりますので、夜も仕事に行かなければならないですとか、そういうときにこのファミサポにお願いしたいという方がおられても、4年生以上になると
育成センターでは無理で、ファミサポ
のほうも、実は前もって予約ができないという現状があると聞いております。例えば仕事
を始めるに当たって予約はできますかとなったときに、できませんとなると、じゃあ、もう最初から利用はできない
のかなというふうに判断されることもあるかと思う
のですけれども、そこにきっと提供会員
の方
の確保に困っていらっしゃる現実もある
のかなと思います。それは方向性にも書いてあるんですけれども、そこで提供会員
の方
の偏りといいますか、地域
の偏りでしたり、そういった問題点などはございませんでしょうか。
◎
子育て総合センター所長
提供会員
の地域
の偏りですけれども、実際にやはり一定そういう偏りはございまして、今も地区でカバーできない場合は、隣
の地区
の方にお願い
をしてマッチング
をさせていただくというような対応
をとっております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
隣
の地区でもということですが、例えばですが、お仕事で、地域ではなくちょっと離れたところだけど西宮市内でという場合、北部から南部にお仕事に行かれている場合に、南部
の方へ
のファミサポ
の要請という
のは今現在できる状態にありますでしょうか。
◎
子育て総合センター所長
南部でも今マッチング
のほうはほとんど全部成立させていただいてサービス
の御提供
をさせていただいているというような状況にございます。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
地域に限らずということでマッチングしていただけているということで安心した
のですけれども、まず、予約ができないという
のも、予約できるようにしてくださいと言っても、きっと現状として提供会員
の方
の都合もあると思いますし、なかなか難しいと思います。この方向性として書いてくださっているように、提供会員
の方
の確保と、それから、こういったファミリー・サポート
を使えますよという周知、そのあたりもぜひ広めていただくと、
育成センターの4年生以上
の待機児童
の問題もこちらでカバーできる
のではないかなというふうに思います。こちら
の数字が下がってきているというところで、せっかくこういったファミサポ
の事業があるので、もう少し手厚く考えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、6ページ
の留守家庭児童育成センターの件でお伺いします。
こちら
の数がかなりふえてきていて、西宮市としては3年生までで、4年生から5年生、6年生まで
の待機
の子供さんたち
の受け入れがなかなか難しいという現状があるかと思いますが、この数だけ見ると本当にふえていくんだろうなと思います。来年度、民設民営で1カ所、甲東園
の近くでオープンされるということですが、この数字
を見て、早く民設民営でもふやしていかなければという思いもわかるんですけれども、民設民営
の場合
の西宮市として
のかかわり方という
のが、今まで
の委託事業とはまた違う難しさも出てくると思う
のですが、そのあたり
をどのように把握なさっておりますでしょうか。
◎
育成センター課長併任
育成センター推進課長
民設民営
の放課後児童クラブに対しては、市は補助金
を支給するというような立場でございます。ですので、補助金が適切に支出
をされているか、利用されているかということ
をチェックしたいというふうに考えております。また、同時に、
育成センターの待機児童対策として
放課後児童クラブの民設
をやっていただくわけですので、内容
を伴わなければそちら
のほうに利用者が流れていかないというふうに考えておりますので、きっちりと運営
をされているかということにつきましても、書面あるいは現地調査
をした上で把握
をしたいというふうに考えております。また、把握
をした上で指導することがありましたら指導したいというふうに考えております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
今後ふやしていく方向で
育成センターの待機児童解消に向けて動いていくということで把握しておりますので、民設民営
の場合、他市ではなかなか難しいところがあったというふうにも聞いておりますので、そのあたりも西宮市としてそういったこと
のないように、ぜひかかわり方
を密にしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、パブコメ
の件です。
パブリックコメントを出されますときに、いつも市役所ですとかホームページ等とか
子育て総合センター、未来センターで配布というふうに言っていただいているんですが、子ども・
子育て支援事業に関しては、子育て
をなさっている当事者
の保護者
の方、それから、そこにかかわられる方全てに周知もしていただきたいですし、御意見もいただく
のが必要なことかなと思いますので、広く募集
の中に学校園ですね、各学校
の家庭数配布ですとか、保護者へ直接こういった
パブリックコメントを募集しておりますということが周知できるような方法
を考えていただくことは可能でしょうか。
◎参事(安福聡子)
パブリックコメントの周知につきましては、今
のところ考えておりました
のが、例えば市政ニュースには必ず掲載させていただきます
のと、「みやハグ」ですとかツイッターやフェイスブックですとか、そういったSNS系にも掲載させていただく上でできるだけ広く周知させていただきたいと考えておりました。
子供
の数全部チラシ
をまくとか冊子
を御用意することは少し難しいかと思いますので、ちょっと工夫して考えたいと思います。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
学校全てに配布はなぜ難しい
のでしょうか。どういった面で難しい
のか、教えていただけますでしょうか。
◎参事(安福聡子)
これは単に予算的な問題もあろうかと思います。チラシ
を配布する枚数として、学校園といいますか、お子さん
の数全員分
を御用意するようなことは当初検討しておりませんでしたが、保育所や幼稚園ですとか
子育てひろばですとか、そういったところに来られる方にチラシ
を配布することについては現在予定しております。小学校については少し検討させていただきます。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
もちろんお金はかかるかなと思うんですけれども、教育委員会から学校に周知される場合
のお便り
の印刷方法ですとか、どこが予算
を持つということもちょっと把握ができていないんですけれども、各学校にこの内容で家庭数印刷して配付してくださいという
のもかなり金額的には大きなものになりますでしょうか。
◎参事(安福聡子)
現在
の6歳から11歳まで
のお子さん
の数は大体2万8,000
人弱ということになりますので、金額的なものは今すぐ出てまいりませんけれども、少し大きな額にはなってまいります。
以上です。
◆田中あきよ 委員
金額
の面で大きいかなとは思うんですけれども、目的としてこれ
を周知すると考えたときに、学校
の家庭数配付という
のはすごく有効的だと思いますが、そのあたりはどう思われますでしょうか。
◎参事(安福聡子)
確かに皆様に周知させていただいて、どういった御意見
を出されるか、出されないか
を判断し検討していただくことは重要なことかと思っております。今すぐこうというような結論
を申し上げることは難しいんですけれども、いただいた御意見
をもとに検討させていただきたいと思います。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
いつも
パブリックコメントのときに思うんですけれども、必要な
人にどれだけ届いているかなというところがあります。なので、今までそういった事例がないですとか、お金がかかるという
のも本当に重々承知はしておりますが、当事者
の保護者
の皆さん、それから、お子さんたち
の現状
を知る上ではすごくチャンスでもありますし、大切なことだと思いますので、何かしらお金
のかからない方法
を考えるとかでも結構ですし、
パブリックコメントでできるだけ多く
のところから御意見
をいただける方法
をぜひ考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。ありがとうございます。
○脇田
のりかず 副委員長
大きく2点あります。
1点目がファミサポ
の事業ですけども、先ほど田中委員が質問されましたけれども、減少していくという試算
をされているんですが、事務事業評価シート
を見ると、利用児童数は事務事業評価シートに書いていないのでちょっと対比は難しいんですけど、平成28年からどんどん依頼会員、両方会員ですか、登録会員数は右肩で上がってきているんですよ。コメント
のところにも「依頼会員から
の依頼は増加しており、広報手段
を工夫するなど、需要に見合った提供会員
のさらなる確保が必要である」という形で書いてあって、この今
の数字
を見ると減少していきますと。ほぼマッチングは可能になっていますというところなんですけれども、これってちょっと書いている内容が矛盾しているように思うんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。増加していく
のか減少していく
のか、このあたり
説明していただきたいんですけれども。
◎
子育て総合センター所長
これは基本的に活動
の過去
の実績に基づいて今後
の子供
の数
の伸びに比率
を掛けて数字
を算出したというような形になっております。ですので、今現在
の子供数になってこの活動数という、現状
のそれ
をほぼ維持していけばというような想定でつくっておりますので、子供数が減っていく関係で下がったような目標値
の見え方になっているんですけれども、基本的には、その比率でいけば現状
の推移
をしていくというような計画になっております。
以上でございます。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
減少していかなかった場合、どういう対処
をしていくかという
のも考えておいていただきたいんですけれども、「今後
の方向性」
のところで「事業
の周知や提供会員
の養成講座
の実施方法
を工夫し」とありますけれども、これはどういった形で、具体的な方法
をお考えであれば、今お答えできるんだったら教えていただきたいんですけれども。
◎
子育て総合センター所長
提供会員
の数
をふやすという
のが一番
の課題であるということは認識しておりまして、養成講座は、平成29年度までは3回行っていたんですけれども、平成30年度は北部地域で初めて1回加えて4回というような形で行い、それだけではないとは思いますけれども、それによって30名
の提供会員
の参加がふえたというような効果があったというふうに把握しております。
そういったことも含めまして、今後どういったことができる
のか、今も民生委員さん
の集まりとか青愛協
の集まりとかで御
説明をさせていただいて、広くこういった活動でボランティア
のそういう気持ち
を持っていただいている方に共感していただけるようにという取り組み
を続けておりますけれども、今後もよりどういうことができるか検討していきながら深めていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
先ほど田中委員もおっしゃっていましたけれども、
育成センターの関係もあって、このファミサポ事業が受け皿になる部分でもあるかと思いますので、このあたり
の取り組みに関しましては今後もしっかりとやっていっていただきたいなというふうに思います。
2点目が、私もパブコメ
の件ですけど、質問は既に菅野委員と田中委員からお話がありましたけれども、その中で資料というかチラシ
を配布
をするということですけれども、いつごろ配布される予定な
のかという
のと、配布する周知
の文書はいつごろ案が出てきて、それ
を見せていただくことはできる
のでしょうか。
◎参事(安福聡子)
まず、チラシ配布につきましては、議会へ
の御
説明が済んだ後に配布
を予定しておりまして、まだいつかは決まっておりませんけれども、速やかに配布したいと考えております。
次に、チラシ
の案ですけれども、カラー
のを今持ってきていないんですが、今
のところこのような感じ
の温かい感じ
の内容で皆様にお配りしたいなと考えているところです。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
もしよかったらそのチラシ案という
のを配付していただくとか、私たちに見せていただくことという
のはできる
のでしょうか。
◎参事(安福聡子)
印刷がまだですので現物はないんですけれども、データですとかで仮案ということでお配りすることはできようかと思います。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
パブコメ
を募集するに当たって重要なものになってくると思いますので、自分たち
の声がどういう形で反映されるものな
のかということと、どういったものに対して意見
を求めているかというものがしっかりと皆さんに伝わらないと、結局余り声が出なかったりですとかコメント数が余り出なかったりとかするともったいないので、そのあたり、済みませんけれども、ちょっと内容
を見せていただけたらと思います。
あと、要望ですけれども、
育成センターですとか、幼稚園、保育園、この素案に関してこの中に入ってくる関連する保護者
の方々に対してできるだけ広く周知
をしていただけるようにお願いしたいと思います。
以上です。
委員長
の職務
を交代します。
○山口英治 委員長
一つだけお聞き
をしたいと思います。
今回
の第2期西宮市子ども・
子育て支援事業計画という
のは、この1ページにも書かれていますように、「令和2年~6年度
の「教育・保育」、「地域子ども・
子育て支援事業」
の量
の見込み等
を定めるものとします」、これが目的というか、これが今回
の計画書であるということで、そういった意味でさまざまな量
の数であったりとかいう
のが出されているわけであって、今、委員
の方々もその後
の部分で何
をどう計画している
のかという
のがあるんですが、それについては西宮市子ども・
子育て支援プランという中で掲げていくという形で思っているんですが、それで正しいでしょうか。
◎参事(安福聡子)
委員がおっしゃいますとおり、現在、西宮市子ども・
子育て支援プラン――これは平成30年度に策定したものですけれども、ここにはこの13
の事業だけではなく、広く子育て支援施策について
の方向性ですとかそういったことが書かれております。ですので、市全体
の子育て支援
の関係につきましては、こちら
の支援プランに方向性が書かれているとお考えいただければいいかと思います。
以上です。
○山口英治 委員長
その意味で言いますと、今まで
の二つ
のもの
を一つにしていくという形であった
のが、子ども・
子育て支援プランが令和7年
の3月でという形になっておりますし、第2期西宮市子ども・
子育て支援事業計画も令和7年
の3月という形になっております。今後については、この二つ
のことが一つになっていって一体化していかないと、我々としてもさまざまな量
の見込み
の中でどのような形としていく
のかという
のが見えてこないし、また、議論する上で議論がかみ合わなかったりとかしながらやっていくことになる
のですが、今後、令和7年4月以降
の分に関しては一本化されて作成
をするお考えな
のかどうか、この点についてはどうでしょうか。
◎参事(安福聡子)
現在も子ども・
子育て支援プランの中にこの事業計画が入っているということで取り扱い
をしておりまして、今回でき上がります新しい第2期
の事業計画につきましては、最終的には子ども・
子育て支援プランの後ろに挟み込むような形でこの5年間
を対応させていただきたいと考えているところです。
ただ、第3期事業計画になりましたら、この支援プランと同時期に同時に策定することが可能になろうかと思いますので、それからは一本化されるような形で考えております。
以上です。
○山口英治 委員長
わかりました。
今回
のパブリックコメントも、見られる方に関しては、一本化されていないために、この量だけ
を見たときにここから何
を読み取ればいい
のかとか、ここから何
をしてもらえる
のかという
のが非常に見えづらい
パブリックコメントにならざる
を得ない
のかなと思っております。令和7年4月以降はこれが一本化されてきちっとした形で――今まではこの2本
を一本化しようとは思ってたけどできなくて、今回また令和7年3月まで
の計画書
を出さなくちゃいけないという形になっていますので、令和7年4月以降はこれが一本化されたきちんとした形
の計画書
をつくっていただきたいということ
を要望いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
委員長
の職務
をお返しします。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
ここで
説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○山口英治 委員長
ここで審査に入ります前に、当局に一言申し上げます。
委員
の質疑
の趣旨
を明確にするために、皆様には反問権
を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員から
の政策提案に対し反対
の意見または建設的意見
を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
それでは、議案第57号西宮市
学校施設使用料条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第58号
西宮市立郷土資料館条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第59号
西宮市立公民館条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第60号西宮市立山東自然
の家条例
の一部
を改正する条例制定
の件、以上4件
を一括して議題とします。
各件は、9月定例会で本委員会に付託されましたが、委員会として閉会中
の継続審査とすることになったものです。
本日は、委員会及び本会議で出されました各件に対する意見
を受け、当局が資料
を作成しておりますので、その資料
をもとに
説明を受け、その後質疑
を行います。
それでは、当局
の説明を求めます。
◎
教育総務課長
継続審査となっております議案第57号西宮市
学校施設使用料条例の一部
を改正する条例制定
の件ほか議案第60号まで、以上
の4議案につきましてお配りしました追加資料
をもとに御
説明いたします。
この資料は、9月定例会において、より審査
を深めるため
の調査と資料作成について各議員からいただいた御意見
を受けて作成したもので、表紙
を除き3種類ございます。
資料1は、施設
の維持管理コストに関する近隣市調査
の結果について、資料2は、減免等
の考え方について、資料3は、施設維持管理コスト等について
の掲示用サンプルとなっております。
初めに、使用料
の算定基礎となる本市
の施設維持管理コストが他市と比較して妥当かどうか、阪神間各市に照会した結果について御
説明いたします。
資料1、施設
の維持管理コストに関する近隣市調査
の結果について
の1ページ
をごらんください。
「目的」に記載
のとおり、施設
の維持管理が非効率な状態
のまま使用料
を積算すると、非効率な結果まで利用者に負担させてしまうことになります。よって、本市
の施設維持管理コスト
の水準が著しく高額となっていないかどうか、阪神間
の自治体と比較すること
を目的に、類似する施設
の維持管理コストや利用状況
を照会し、回答
のあった4市と本市と
の比較
を行いました。
比較対象施設は、次
の項目にありますように、市民交流施設、ホール・会議室等、運動施設、青少年施設となっており、施設種類別比較につきましては、施設数、築年数、延べ床面積、貸し室面積など、ごらん
の項目
を設定いたしました。
なお、名塩和紙学習館につきましては、近隣市に類似施設がないため、本調査では対象としておりませんので御了承ください。
それでは、教育委員会が所管する比較対象施設、西宮東高校ホール、公民館、山東自然
の家につきまして順に御
説明いたします。資料は16ページ
をお願いいたします。
照会へ
の回答があった4市
のうち、座席数501席以上1,000席未満
の市民ホールは2市にございました。本市では、西宮東高校ホールが該当いたします。
左側16ページは、先ほど御
説明いたしました項目
を比較した表
を掲載しております。表
の中ほど
の「運営方法」
の欄に記載
のとおり、本市は学校施設であることから直営ですが、ほか
の2市は指定管理で運営しております。
また、右側17ページには、貸し室1平米当たり維持管理費、貸し室面積と維持管理費
の総額
を比較した表
を掲載しております。ここでは、維持管理費
の総額、貸し室1平米当たり
の維持管理費ともに、3市
の中では本市が最も少ないことがわかります。
なお、本資料における各施設
の維持管理コストは、本市
の施設使用料指針に沿った積算
を各市に依頼したものであり、本市
の基準によって順位づけ
を行ったものでございます。
また、非公表
を希望する市もありますので、自治体名につきましては、便宜上、施設ごとに貸し室面積1平米当たり
の維持管理費が高い順に並べ、左よりA市、B市と表記しております。御了承ください。
続きまして、24ページ
の「公民館」
をごらんください。
回答があった4市
のうち、該当施設は3市にございました。
本市は、施設数に比例して、施設
の延べ床面積、貸し室面積が比較4市
の中では最も多く、人口1
人当たり
の延べ床面積も2番目に位置しております。また、運営方法はいずれ
の市も直営で、利用者延べ人数につきましても、本市が最も多くなっております。
なお、右側25ページでは、貸し室1平米当たり
の維持管理費と貸し室面積と維持管理費
の総額
を比較しておりますが、ごらん
のとおり、維持管理費
の総額は、施設数、貸し室面積
の関係で本市が最も多くなっているものの、貸し室1平米当たり
の維持管理費では、本市が最も少ないことがわかります。
次に、26ページ
の「山東自然
の家」
をごらんください。
該当施設は本市
のほかに1市にございました。
左側26ページ
の比較表
の中ほど
の「運営方法」は、2市とも指定管理で、利用者延べ人数は2市ともほぼ同水準となっております。
また、27ページ
の延べ床1平米当たり
の維持管理費と延べ床面積と維持管理費
の総額
を比較した表では、延べ床面積1平米当たり
の維持管理費が、本市は比較市よりも少ないことがわかります。
以上
のことから、本市における施設
の維持管理コストは、いずれも著しく高額となっているものはございませんでした。
次に、資料2
の「減免等
の考え方」について御
説明いたします。
この資料は、9月定例会におきまして、施設使用料
の減免や市外加算、政策的判断など統一的な考え方
を整理すべきと
の御意見
を受け、作成したものでございます。
まず、施設ごと
の使用料
の減免事由に関する資料につきましては、資料
の後半にA3
の一覧表
をおつけしておりますのでごらんください。
この一覧表には、減免について
の条例・規則上
の規定、要綱等
の規定と、市外加算、減免対象団体
の定期的な確認
の有無等
を施設ごとに記載しております。
この内容に基づき、今後
の減免について
の考え方
を整理したものが1ページ
の記載内容になります。それでは、初めに戻りまして1ページ
をごらんください。
減免につきまして、施設使用料指針では、受益者負担
の原則
の特例的な措置であり、限定して適用されるべきものであるとしております。
「(1)
包括外部監査における指摘事項」では、主に、個別
の減免内容に問題があるものは見受けられないものの、使用目的によっては一定
の受益者負担
を求めること
を検討すべきである。減免対象となる登録団体
の登録内容や活動状況について、変更がないかどうか定期的に確認する必要がある。この2点について指摘がありました。
次に、「(2)減免
の現状」についてですが、先ほどごらんいただきました減免
の一覧表によりますと、減免対象となる団体は、大きく、国または地方公共団体、地域団体等、施設
の設置目的に合致する活動
を行う団体等
の三つに区分でき、それぞれに使用料
の免除、5割減額など
を適用しております。
「(3)減免団体
の定期的な確認」につきましては、施設
の設置目的に合致する活動
を行う団体等については、登録内容や活動状況
を定期的に確認していない事例もあることから、施設使用
の際に使用目的が減免事由に該当するかどうか
の確認方法など、統一的なルール化
を図るとともに、減免
の考え方についても一定
の整理
をしてまいります。
次
のページ、市外居住者
の使用料について御
説明いたします。
施設使用料指針では、市外居住者
の使用料について、市
の施設は市民
の財産であり、市税で運営されるため、市民が利用するよりも割り増しされた料金
を設定する場合があると記載しております。
「(1)市外加算
の根拠」といたしまして、使用料
の算定基礎に施設
の維持管理コストは算入しておりますが、取得に伴うコスト
を算入しておらず市税で負担している点。施設使用料は、施設ごとに受益者負担割合
を設定しており、使用料で賄う以外
の部分に対して税
の投入
を前提としている点。この2点
を踏まえ、税と使用料と
を負担する市民と、使用料のみ
を負担する市外利用者と
の負担
の公平性
を確保するため、割り増し率
を設定することとしております。
「(2)市外居住者に係る使用料
の加算割合」といたしましては、本市
の多く
の施設において、5割または10割
の加算割合で使用料
を徴収していますが、平成25年度
の包括外部監査では「加算割合
の考え方
を明確にし、市として統一した方針
を採用することが望まれる」と
の指摘
を受けております。
なお、施設ごと
の加算割合は表に記載
のとおりで、平成29年度に豊橋市が実施した中核市対象調査では、市外加算
を設定する自治体36市
のうち、統一的な設定
をしているところが1市、また、施設ごとに個別判断しているところが35市となっております。
次に、「(3)今後
の整理に当たって
の考え方」につきましては、市外加算
の割合
を5割または10割にそろえる際、引き下げによって市民
の利用が阻害されたり、引き上げによって稼働率が下がったりするおそれがあるため、施設
の設置目的や利用実態、受益者負担割合など
の状況
を踏まえつつ、今後、考え方
を整理いたします。
次に、政策的な料金設定について御
説明いたします。
施設使用料指針におきましては、政策的な料金設定について、近隣・類似施設における市場価格と
の均衡、稼働率
の向上、施設
の立地条件や利用実態等に応じた料金設定
を例示しております。
「(1)政策的な判断
を行う場合
の具体的な考え方」につきまして、①
の近隣・類似施設と
の均衡につきましては、市内外
の類似施設と比較して高過ぎる、または安過ぎる料金設定により、稼働率
の低下や民業圧迫につながることがないよう、使用料
を設定することが挙げられます。
②
の稼働率
の向上
を図ることにつきましては、稼働率が低い施設や部屋
の使用料
を低く設定することが挙げられます。
③
の施設
の立地条件・利用実態に応じた使用料設定につきましては、交通
の利便性などが高く、稼働率も高い施設については使用料
を高く設定したり、反対に稼働率が低い施設
の使用料
を据え置き、または低く設定したりすることが挙げられます。
「(2)今後
の整理に向けた考え方」につきましては、類似施設と
の均衡等
のほか、同一目的
の施設で稼働率に一定以上
の差がある場合などに使用料
を低額に抑制するなど、稼働率
の向上に向けた配慮
をするとともに、基準
の明確化
を図り、使用料
の決定
の際に施設ごとにばらつきが出ること
のないよう整理いたします。
次に、指定管理者
のインセンティブについて御
説明いたします。
平成25年度
の包括外部監査では、地区市民館によって利用状況に相当
の差異があることから、稼働率が一定
の水準
を上回った館については、引き続きインセンティブ制度
の導入
を検討すべきであると
の意見が示されました。
(1)、指定管理者へ
のインセンティブといたしましては、稼働率が一定割合
を上回った場合に報奨金
を支給する制度や、施設使用料
を指定管理者
の収入とする利用料金制、また、自主事業
の実施要件
を緩和することなどが挙げられます。
「(2)インセンティブ
の導入に係る課題」につきましては、平成25年度
の包括外部監査措置状況報告書における所管局
の意見として、市民館
の稼働率が運営委員会
の取り組み以外
の要因で増減するため、公平な基準で
のインセンティブ
の判断ができないと、導入に当たって
の課題
を示しております。
しかしながら、稼働率
の向上に向けた取り組みは必要であり、「(3)今後
の検討
の方向性」にありますように、他都市における取り組み等も参考にしながら、施設
の成り立ちや利用実態など
を踏まえ、市として指定管理者へ
のインセンティブ
のあり方について改めて検討することといたします。
最後に、資料3
の施設掲示用サンプルにより、施設維持管理コスト
の利用者へ
の周知について御
説明いたします。
施設使用料指針におきまして、施設
の利用者に応分
の負担
を求めるに当たっては、施設
の維持に関するコスト
を明らかにするとともに、算定方法
を明確にして透明性
を確保する必要があるとしており、また、9月定例会におきましても、施設利用者に対してコスト
の周知に努めるべきと
の御意見
をいただいたところです。
このため、各施設
の維持管理コストに対する収入
の状況や利用状況など
を利用者にお知らせすること
を目的に、資料3
のサンプル
のような掲示物
を作成いたします。これにより、施設利用者に対して施設
の維持管理コスト
を周知するとともに、使用料
の改定後は、周知期間中に施設利用者に対して丁寧な
説明を行い、利用者
の理解が得られるよう努めてまいりますが、掲示物
のデザイン等につきましては現在調整中でございます。よりわかりやすく、関心
を持って見ていただけるよう、御意見等
を踏まえて今後改善
を図ってまいります。
今回
の追加資料に関する
説明は以上となりますが、議案について2点申し上げます。
一つ目は、議案第58号
の郷土資料館条例と議案第60号
の山東自然
の家条例に係る補足
説明、二つ目は、条例施行日
の訂正についてでございます。
一つ目は、9月
の常任委員会でも御
説明申し上げましたが、まず、議案第58号
の郷土資料館条例について、このたび使用料に係る規定
を削除する名塩和紙学習館は、博物館法第23条によって「公立博物館は、入館料その他博物館資料
の利用に対する対価
を徴収してはならない」と規定されていること、また、議案第60号
の山東自然
の家条例につきましては、使用料
の改定以外に、第2条
の施設
の位置に係る規定において、現在
の登記簿に使用されている地番から一般的な住居表示に改めることについても条例案に含まれていること、この点について改めて補足
説明させていただきます。
次に、二つ目
の施行日
の訂正については、市民へ
の周知期間
を一定確保する必要があるため、改正後
の使用料が無料となる名塩和紙学習館
の西宮市立郷土資料館条例の一部
を改正する条例制定
の件
を除くほか3件につきましては、条例
の施行日
をそれぞれ3カ月延伸することとし、12月定例会において議案
の訂正
を予定しております。
議案に関する
説明は以上でございます。
ここで、本年9月12日開催
の教育こども常任委員会におきまして、本議案に対する御質問へ
の答弁内容に一部誤りがありましたので、この場
をおかりして訂正させていただきたく、担当課長
の発言
をお許し願います。
◎
地域学習推進課長
議案第59号
西宮市立公民館条例の一部
を改正する条例制定
の件
の審査におきまして、菅野委員から、施設使用料
を消費税率
の引き上げ幅以上に改定する引き上げ幅について御質問
をいただきましたが、その際、公民館
の引き上げ幅
を21%と誤って答弁いたしました。正しくは38%でございます。この場
をおかりしておわび申し上げますとともに訂正
をさせていただきます。まことに申しわけございませんでした。
○山口英治 委員長
ここで休憩に入ります。なお、再開は13時から行いますので、よろしくお願いします。
(午前11時51分休憩)
(午後0時59分再開)
○山口英治 委員長
休憩前に引き続き会議
を開きます。
当局から
の説明は終わりました。
ただいま
の説明にもありましたように、施行日部分
の訂正が予定されている議案もありますので、12月定例会
の本会議において議案
の訂正が議決された後に委員会で採決すべきと考えております。そのため、本日は討論、採決
を行わず、質疑のみ
を行いたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
これより質疑に入ります。
ただいま
の説明に対し、御質疑はありませんか。
◆菅野雅一 委員
2点について一問一答でお願いします。資料3
の施設掲示用サンプルについて。2点目は、教育委員会所管
の各施設
の維持管理費
の内訳について。
1点目
の施設掲示用サンプルについて。
公民館、若竹生活文化会館にこうした掲示
を行う
のであれば──市民ホールもそうですね。なるお文化ホールもそうですね。全体的な
説明だけでなく、掲示する各館ごとに維持管理経費や利用状況について掲示
の内容
を入れて利用者に知らせるべきだと考えますが、市
の方針
を聞かせてください。
◎
地域学習推進課長
公民館では、生涯学習
の機会
の保障といたしまして、同じ貸し室面積であれば市内
のどの館
を利用しても同額
の使用料が望ましいと考えております。また、公民館は複合施設となっている館も多く、同じ維持管理関係
の業務であっても、他
の施設と案分している場合や複数館
をまとめて契約している場合があるなど、各館
の状況によって違いがあり、各館
の維持管理コスト
の算出が複雑です。
これら
のことから、新使用料は、指針に示された使用料算定に係る維持管理コストや目標稼働率
を、各館各部屋ごとではなく、公民館全体
の維持管理コストと全公民館共通
の目標稼働率で算出
をしております。したがいまして、経費につきましては、公民館全体
の維持管理コスト
を表示させていただきたいと考えております。
各館
の利用状況につきましては、各館
の稼働率や利用人数
を表示させていただくなど、市民によりわかりやすい工夫や表示方法
を庁内で調整して検討してまいります。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
そんなに難しいことですか。維持管理経費
を各館ごとに内訳
を案分計算するなり、それなり
の算定基準に従ってやればできないことはないんじゃないですか。そんなに難しいこととは考えられないんですけど、できない理由
をもうちょっと具体的に教えてください。
◎
地域学習推進課長
複合施設もございまして、複合施設であれば、同じ施設
の中にある所管同士で面積案分であったり、それぞれで経費
を持つような形
をとっておりましたり、幾つか
の館では清掃業務ですとか管理業務
を一括して契約などしておりますので、同じ業務
の内容であっても、館によってそれぞれ
の費用が、かかる経費が変わってきておりますので、本課といたしましては、公民館全体
の費用
を、市民
の皆様で受益者負担割合も含めて指針に基づいて設定しておりますので、全体
の表示とさせていただきたいと考えております。
◎政策経営課長
施設掲示につきましては、施設利用者に施設
の維持管理コスト
を知っていただくという目的で掲示するというものでございますが、あわせて使用料
の算定基礎
を示すことも目的としておりますので、公民館につきましては施設全体
のコスト
を算定基礎としておりますために、全体
の枠
を示すものとして作成したものでございます。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
全体
の枠
を示す
のはそれは結構なんですけど、自分たち
の利用している公民館はどういう経費がかかっている
のか、どういう税源で成り立っている
のか、身近な問題として取り上げたいし、できるだけ利用
を促進したいし、コストは下げたいとみんな思っていると思うんです。だから、身近な問題として捉えるには、どういう案分
の算定方法になるかわからないけれども、各館ごと
の収支
の中身という
のは御提示いただかないと、漠と公民館全体
の数字
をぽんと出したところで全然市民には響かないと思うんですけど、その辺について
の御認識
を教えていただけませんか。
◎
地域学習推進課長
各館
の利用者
の方におかれましては、地域
の公民館
を主に御利用いただいていると思うんですけれども、グループによってはいろいろな館
を御利用いただいている使用者
の方もいらっしゃいますので、公民館としましては、全体
の総コストにかかわります費用として表示
をさせていただければと考えております。
◆菅野雅一 委員
つまり、利用状況については、各館ごと
の表示も検討するということですね。管理経費については何としても難しいということですか。
◎
地域学習推進課長
算出は難しいと考えております。
◆菅野雅一 委員
わかりました。
とりあえず現状において、それだったら、市民
の皆さんが自分たち
の館と捉えている公民館がどういう運営になっている
のかは結局わからずじまいになってしまうということになって、ちょっと残念なことだと思います。みんな自分たち
の町
の公民館
を大切にしようとしているから、その中身
をできるだけ知りたいと思っているんですよ。もうちょっと何か工夫する方法がないか御検討いただければと思います。
それから、この表示
のところ、両方ともそうなんですけど、維持管理経費と書いています。でも、ここに書いている
のは、一般財源と使用料という形で内訳が出ていますよね。これは維持管理
の財源であって経費ではないと思います。経費と書くんだったら、経費
の内訳が幾らかというふうに書かないと。だから、もしこれ
を表示する
のであったら、維持管理
の財源、維持管理
の経費という形で御提示いただいたほうがいいかと思いますが、これについて何か御意見がありましたら。
◎政策経営課長
今回、特定財源が入っている場合は、それ
を除いた形で記載するようなことで整理
をしたいと考えておりましたが、ただいま
の御意見
を踏まえて記載
の仕方については整理
をしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
じゃ、2点目
の質問に移ります。
教育委員会所管
の各施設
の維持管理経費
の内訳について教えていただければと思います。お願いします。
◎
学校管理課長
西宮東高校ホール
の維持管理コストでございますが、使用料指針
の算定基礎に使用する費用が平成27年から29年
の3カ年
の平均で出しておりますので、3カ年
の総コストで申し上げますと約4,450万円となっております。平均
の総コストで約4,450万円。そのうち人件費としまして1,860万円。あと、物件費としまして2,590万円。この物件費
の中には施設管理やホール
の運営関係など
の経費、また、光熱費などが含まれております。
以上です。
◎文化財課長
文化財課所管
の名塩和紙学習館
の維持管理経費
の内訳について御
説明申し上げます。
なお、名塩和紙学習館では、和紙実習という形で、利用者
のほとんど全てが実習
を体験していただくという形で運営しておりますので、実習費につきましては、実習にほとんど割かれてしまっているという関係上、名塩和紙学習館
の維持管理コストとしましては、人件費
を除いた物件費ということになります。
先ほど
の山下課長と同じく3カ年
の平均ということになりますが、まず維持管理コスト
のうち
の物件費
の総額
の3カ年
の平均でございますが、208万9,034円でございます。そのうち光熱水費が126万6,979円。その他
の施設維持管理委託料等が82万2,055円ということで、それぞれ
の割合でございますが、光熱水費が60.5%、その他
の委託料等が39.5%ということになっております。
以上でございます。
◎
地域学習推進課長
公民館
の維持管理コストにつきましては、同じく平成27年度から29年度
の3カ年
の平均で算出しております。5億2,226万5,439円が総額でございます。
その内訳といたしまして、人件費が2億4,694万2,903円、物件費が2億7,532万2,536円となります。物件費に含まれる項目といたしましては、賃金、光熱水費、委託料、修繕料、使用料等でございます。
以上です。
◎
青少年育成課長併任
青少年施策推進課長
山東自然
の家
の維持管理費
の内訳についてお答えいたします。
同じく平成27年から29年
の3カ年で、コストが8,456万4,000円となっております。
その内訳としましては、指定管理者へ
の委託料及び市が直接執行する費用となっております。指定管理費用につきましては、3年平均で8,401万4,000円になっております。市が直接執行する費用としましては、旅費使用料、備品購入費などでございまして、55万円でございます。
指定管理委託料
の中
の内訳としましては、人件費が3,594万4,000円、その他物件費が4,807万円となっております。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございました。その辺はまた施設掲示について
の工夫
をお願いします。
質問は以上で、1点要望しておきます。
教育委員会所管施設における市外居住者
の使用状況についてお調べいただきたいと思います。利用件数と使用料収入
の実数とそれぞれ
の全体に占める割合についてどうなっているか。隣接する他市で
の加算割合はどうなっているか。他市
の事例で自治体同士で提携して加算割合
を廃止しているケースはある
のかどうか。それについてお調べいただいて御回答いただければと思います。
私からは以上です。
○山口英治 委員長
今
の菅野委員
の御要望に関しましては、後日資料配付という形でよろしいでしょうか。
◆菅野雅一 委員
はい。それでお願いします。
○山口英治 委員長
では、申しわけございませんが、一応、菅野委員から
の御要望ではありますが、それができ上がりましたら各委員
のほうにも配付だけしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆町田博喜 委員
減免と市外居住者
の使用料
の加算割合
の考え方でちょっと確認だけさせていただきたいと思います。
包括外部監査の指摘で「減免制度が設けられた当初
の趣旨
を踏まえつつも、社会情勢
の変化
を踏まえ、使用目的によっては一定
の受益者負担
を求めること
を検討すべきである」ということで、減免
の割合は免除もしくは5割減額が大半になっていますということになっているんですけど、(3)で減免団体
の定期的な確認についてということで、最後
のほうに「統一的なルール化
を図るとともに、減免
の考え方についても一定
の整理
をしてまいります」とあるんですけども、減免
の考え方で免除と5割減額とあるんですけど、ほか
の割合という考えはあるんですか。7割とか、そんな整理
の仕方も検討されるんですか。
◎政策経営課長
本市における減免
の割合といたしましては、免除と5割――半額
の減免という割合が非常に多いですけど、ただ一部には、別表で減額後
の額
を定めるような形で、10割、5割以外
の割合で定めているケースもございます。また、他市におきましても30%であるとか20%であるとか、そういった形で定めているものもございます。ただ、本市としては大半が免除または5割
の減額というケースが多いということでございます。
以上でございます。
◆町田博喜 委員
大体わかりました。
次に、加算
のところで、(2)
のところで表
の下に、平成29年度に豊橋市がやった分で、市外加算
を設定している自治体は48市中36市、うち統一的に設定している
のは1市。これは加算と減免
の考え方、うちは5割か10割となっているんですけども、加算
を設定している自治体が36市あって、5割、10割とほぼこういうところやったんですか。もしかわかれば。急に聞いて申しわけないんですけれども、ほかにいろいろありましたよと。
◎政策経営課長
この市外加算につきましても、阪神間
の幾つか
の施設で調べてみましたが、5割加算または10割加算というケースが大半で、ほか
の事例は市外加算しないというケース以外は見当たりませんでした。中核市も幾つか調査はいたしましたが、全市へ
の調査ではございませんが、一部に20%加算という市がございましたが、大半
の市は5割加算または10割加算でそろえられております。
以上でございます。
◆町田博喜 委員
大体わかりました。
減免と加算
の考え方についても、「政策的な料金設定について」というこの表で、稼働率
を上げるか下げるかこの辺があるので、減免
の仕方も加算
の仕方もその施設ごとに考えて、また検討できるんやったら検討していただきたい、このように思います。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
大きく2点質問したいと思います。1点目が、使用料
の計算について。2点目が、維持管理コスト
のことについてです。それぞれ一問一答でお願いします。
まず、使用料
の計算についてですが、済みません、基本的に9月定例会常任委員会でお伺いしたこと
の繰り返しになってしまうと思う
のですが、まず減免
の考え方なんですが、減免
の分
を引いて使用料
の計算
を考える
のか、それとも、減免
の分は支払ったという前提で計算する
のか、教えていただけますか。
◎政策経営課長
使用料
の計算につきましては、減免という
のは特に考慮せずに――減免という制度は、本来徴収すべき使用料
を政策的な目的であるとかそういったことで使用料
を徴収しないという判断でございますので、計算上は特に使用料
の金額に影響するものではない、考慮しないということで、今
の御質問で言いましたら、減免前
の減免しない金額に近いものと考えております。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
わかりました。
たしか私
の記憶では、常任委員会
のときは、減免した後
の使用料で考えるというふうに聞いた記憶があるんですけど、だから、使用料
を支払っている
人の負担が物すごく大きくなるんじゃないかなという懸念があったんですけど、そうではないということでよろしいですか。
◎政策経営課長
御認識
のとおりでございます。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。安心しました。
次ですが、これも9月
の定例会常任委員会で聞いた
のですが、使用料指針によると受益者負担割合という
のは、使用料割る算定基礎で出すものだというふうに示されているんですが、定例会で出された資料は、基本的に使用料割る総コストで全て計算されている
のですが、議案第57号だけ最初は使用料割る算定基礎で算出されて出されてきているんです。そのほか
の分は使用料割る総コストで算出していて、この指針と異なるんじゃないかなという
のが疑問でして、なぜ総コストで出している
のかということ
をもう一度
説明していただいていいですか。
◎
教育総務課長
9月
の常任委員会でお示しさせていただきました資料に総コスト
を出しておりました
のは、施設維持管理費
の総コストに占める収入
の割合、端的に申しますと、収入でどれだけ補えている
のか、そういったところ
を見ていただくためにお示しした表でございます。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
済みません、ちょっとよくわからないんですけど、指針に沿って計算してもらわないと、例えば57号は両方出していただいているので、総コストで割った場合と算定基礎で割った場合で出してもらっているので非常にわかりやすいんですが、算定基礎で計算したら、ホールだと43.5%
の受益者負担率になるけれども、総コストで計算すると14.7%
の受益者負担率になっているんですね。数字が全く違ってくるので、これは資料として統一してほしいなと思います。最終的な受益者負担率という
のは、恐らく算定基礎で計算して出されると思うので、そちらで統一してほしいなと思う
のですが、これは要望として伝えておきます。
次ですが、この指針に沿って、例えばホールだったら受益者負担率50%が適正だということで出ている
のですが、もしマックス
の50%
の受益者負担にした場合、利用料が幾らになる
のか、それぞれ
の施設で指針に示されているマックス
の受益者負担率
を満たしたとき
の利用料という
のが幾らになる
のか。激変緩和措置で今徐々に上げていくということになっていると思う
のですが、もうちょっと先、最高
の額では幾らになる
のかということ
を教えていただいてもいいですか。
◎
教育総務課長
先ほど御要望いただきました資料も含めまして、各施設
の設置目的や利用形態に違いがあり、統一した考え方で整理する必要がありますので、また相談させていただきながら後日提出とさせていただきたい
のですが、よろしいでしょうか。
◆ひぐち光冬 委員
今、総コストと算定基礎
の件かと思った
のですが、利用料
の件も後日ということですか。
◎
教育総務課長
先ほど御要望ございました
のが、算定基礎に対して受益者負担
の割合、例えば施設によっては50%または25%
の割合
を掛けたものが使用料になっておりますので、後者で御質問いただきました使用料
のその一覧表と結果は同じになってくる
のかなと考えておる
のですが、いかがでしょうか。
◆ひぐち光冬 委員
一緒だったらいいんですけど、済みません、ちょっと理解し切れてなくて申しわけないんですけど、とにかく最大
の料金が、この指針にのっとって、ホールだったら50%
の受益者負担が適当だと出ているので、この50%
の負担
をしたとき
の料金がどうなる
のか、使用料がどうなる
のかということ
を知りたいということですので、各施設で適正とされている受益者負担割合
を満たしたとき
の使用料
を教えていただきたいということですが、よろしいでしょうか。
◎
教育総務課長
また後日整理しまして資料として出させていただきたいと思います。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。よろしくお願いします。
2点目
の維持管理コスト
の件に移りますが、課長
の説明では、維持管理コストは他市に比べても高額ではないという表現がありましたが、だったら別に使用料
を上げなくてもいいんじゃないかと単純に思う
のですが、いかがでしょうか。
◎政策経営課長
今回
の使用料
の改定につきましては、統一した計算方法、それから、施設ごと
の受益者負担割合
の設定、それから、定期的な見直しということで3年ごと
の定期的な見直し
を行うということが大きな目的でございます。その算定方法に基づいて計算した結果、増額または減額
の改定があったものでございます。
他市におきまして同様
の計算
をしているわけではございませんので、本市としてこういう考え方
を導入して、結果として他市と比較して、これからその結果についてはわかっていくわけですが、現状としては、維持管理コストがどうかというようなことで比較した結果、それほど高額ではないというような結果が出たわけでございます。今申し上げたような算定方法
の統一というふうなこと
を目的したものでございますので、比較してどうこうということで判断したものではないということで考えております。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
算定方法
を統一するという目的は非常によくわかるんですけども、恐らくこの指針に基づいて適正な受益者負担率まで使用料
を上げていったら、ちょっと今数字はわからないですけど、結構な増額になるんじゃないかなと思うんです。結局、そんな
の適正な額じゃないじゃないかというような意見も将来的には出てくるんじゃないかなと思っていて、単純に他市と比較されて計算されて、その比較だけで十分なんじゃないかなと。無理にこの指針に合わせると逆に難しいことになってくることも考えられるなとちょっと感じていますので、その点もまた考えていただければと思います。これは要望です。よろしくお願いします。終わります。
◆田中あきよ 委員
2点、一問一答でお願いしたいと思います。1点が減免団体
の件、減免
の現状
の件と、もう一点が、市外居住者にかかわる使用料加算割合
の件です。
まず、減免
の件ですが、定期的に確認
を行う必要があるということと、今後統一的なルール化
を図るとともに一定
の整理
をしてまいりますということですが、今既に減免対象としている団体としていないところがありますが、今後、この指針に基づいていくと何かしらルール化
をされること、それから、今書いてある調べていただいている状況から変更になり得る団体はありますでしょうか。
◎政策経営課長
減免
の適用につきましては、施設
の設置目的でありますとか運用
の状況
を踏まえて丁寧に見ていく必要があるということで考えますと、施設ごと
の個別
の認定ということになっていこうかと考えております。
ただ一方で、例えば今回
の減免で言いますと、施設ごとに見ますと、国、地方公共団体に対して減免
の制度がない施設でありますとか、そういったことで
の不統一もございますので、そういった点も踏まえて、できるだけでこぼこ
をなくしていくというようなことで、特にそういった方向で検討する必要もあろうかと考えております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
そうしますと、今
の答弁によりますと、各施設によってそれぞれで検討していくということで理解いたしました。
定期的に確認
を行う必要があるというところに関しましては、今後この案件が施行された場合に、例えば1年に1回ですとか、定期的というところがどういうふうになっていく
のか見通しがある
のかどうか、さらにそれもその施設によって違う
のかどうか、お聞かせください。
◎政策経営課長
今回お示しさせていただいている資料番号2
の後ろ
のほうにつけておりますA3
の資料には、定期的な確認
を行っているかどうかというようなことで各施設ごと
の記載
を行っているところでございます。特に課題と考えております
のは、「していない」というところで、最初に登録したらもうずっと減免団体であるというようなことで運用している件について、
包括外部監査でも問題であるという指摘
を受けておりますので、そういったところ
を是正していく
のがまず最初かなということで考えております。
施設ごとに1年ごと
の更新とか2年ごととか、そういったサイクルについてはいろいろございますので、そのあたりは何年がふさわしいというようなことも含めて総合的に判断していきたいということで考えております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
既に実施されているところもどういうふうになっている
のか、市
のほうからお任せということではなくて、どのあたりが減免になっていて、そこに不公平といいますか、そういった意味で
のでこぼこがないように、今後ぜひチェック
をお願いしたいと思います。
次ですけれども、加算割合
のほうですが、今、減免に関してはそれぞれ
の施設で考えていくという方針
をお伺いした
のですが、こちら
の加算割合
の場合は、調べていただいた豊橋市
の結果において、36市中1市は統一的に設定してあって、あと
の35市は施設ごとに個別に判断されているということですが、西宮市は今後この加算に対してはどちら
の方向で考えておられますでしょうか。
◎政策経営課長
(2)
の市外居住者に係る使用料
の加算割合に記載
のとおり、
包括外部監査におきまして、「施設
の設置目的により異なる点はあるが、加算割合
の考え方
を明確にし、市として
の統一した方針
を採用することが望まれる」というようなことで記載がございます。これ
を統一するに当たって、10割
のほうに合わせる
のか、5割
のほうに合わせる
のかというようなことだけではなく、施設
の設置目的や利用状況に応じて個別に判断していくことも含めて、基準
の明確化というもの
を検討していきたいということで考えております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
では、早速、その基準
の明確化はいつごろ
を目指して準備
をされておりますでしょうか。
◎政策経営課長
使用料につきましては3年ごと
の改定という予定にしておりますので、次
の3年まで
の間
の早い段階で判断していきたいということで考えております。
以上でございます。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
また3年後に見直しということで、またそのときにそういう案件が上がってくるかと思いますので、そのときにはぜひいろんな資料
をもとに調べていただきまして、使用される方にわかりやすくしていただく
のが一番かなと思います。もちろん市内
の方に使っていただかないといけないと思いますし、加算割合があったとしても市外
の方にも使っていただけるような、西宮に来ていただけるようなそういう施設
を目指していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、質疑
を打ち切ります。
本日はこの程度にとどめ、引き続き閉会中
の継続審査としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
ここで
説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○山口英治 委員長
次に、
所管事務調査の件
を議題とします。
本委員会
の所管事務中、教育委員会から西宮市学校施設
の有効活用基本方針について報告があります。
当局
の説明を求めます。
◎
学校管理課長
西宮市学校施設
の有効活用基本方針について
説明いたします。
1ページ
をごらんください。
学校施設は教育活動
を行うため
の施設であると同時に、地域
の核となる公共施設でもあり、小学校が地域活動
の拠点となっています。また、高度経済成長期に整備された公共施設
の老朽化が進み、次々と更新や改修
の時期
を迎えていますが、限られた財源
の中で施設
の新設や更新、改修
を行うに当たっては、規模
の縮小
のほか施設
の複合化や集約化など、さまざまな有効活用策
を組み合わせていく取り組みが必要となってきております。
今後、児童生徒数
の減少により学級数が減少する傾向もある中、国からは、放課後児童対策で
の学校施設
の徹底的な活用が示されており、その他、今まで以上に地域
の核となる社会資本として、学校施設
の有効活用
を図ることが求められています。
これまでにも学校教育に支障
のない範囲で
留守家庭児童育成センターや地域防災備蓄倉庫など、個々
の学校において教室等
の活用・調整
を図ってきたところですが、より一層学校施設
の有効活用
を図るために、学校と調整する際
の指針として西宮市学校施設
の有効活用基本方針を定めることとしました。
2ページ
をごらんください。
2ページから3ページにかけましては、「学校
を取り巻く現状」としまして、児童生徒数
の推移や施設
の状況など
を示しており、また、3ページ
の(4)には、これまで
の小学校における活用事例
を記載しております。事例にあるとおり、既に学校施設
の活用は進めているところです。
4ページ
をごらんください。
必要諸室と活用可能教室について
説明をいたします。
学校施設
を有効活用するに当たっては、まず学校にはどのような部屋がどれくらい
の数、どれくらい
の広さが必要な
のか
を示すため、近年
の改築校
の実績
をもとに必要諸室表
を作成しました。
この必要諸室表
を、活用可能な教室があるか
を判断するため
の指標として有効活用
を図りますが、学年ごと
のまとまりや特別支援教室
の配置、管理諸室
の配置など全体
の諸室配置
を踏まえて、実際に活用が可能かどうかという
のを検討します。
具体的な必要諸室表は9ページに掲載
をしていますが、必要諸室
の種類については4ページ
の(1)に記載
のとおりとなっております。
5ページ
をごらんください。
活用可能教室については、(3)に記載
のとおり、一時的転用可能教室と転用可能教室に区分
をいたしました。
6ページ
をごらんください。
今後、有効活用
を進めていく際
の施設とその優先度
を定めております。
四角囲み
の中に記載
をしておりますが、まずは、教育施策
の実施に際して必要かどうかという
のを最優先に考えます。次に、これまでに整備してきた
留守家庭児童育成センター、
子育て支援施設や、防災備蓄倉庫に加えて、将来的に転用可能教室が複数生じる場合には市民館や公民館など地域利用
のため
の活用や、その他
の公共施設として
の活用も検討してまいります。
7ページ
をごらんください。
5番に有効活用
の基本的な考え方
をまとめております。
有効活用
を図る上で、(2)
の安全性
の確保や、(3)、適用法令等へ
の対応については、当然
のことながら対応することが前提となりますが、それだけではなく、(1)
の教育環境
の確保は非常に重要なポイントとなっております。これまでも学校教育に支障
のない範囲で有効活用
を進めてまいりましたが、適切な教室配置など良好な教育環境
を確保した上で活用
を進めてまいります。
また、(4)
の管理区分
の明確化については、共同利用部分
の管理責任
を明確化して、改修工事費や光熱水費、鍵
の管理なども含め、事前に取り決め
を行うことが重要となります。
次に、8ページ
をごらんください。
昨年度、西宮市学校施設長寿命化計画
を策定しましたが、その計画に基づき、今後は学校施設
の使用年数
を原則築80年とし、長く使用するために、築50年
をめどに長寿命化改修工事
を行うこととしております。その際には、その時点
の学校規模に応じた諸室等
の再整備
を行い、学校として使用しないスペースが生じる場合には、可能な限り設計段階から関係部署や学校と調整
を図り、有効活用
を検討していきます。また、改築時にも同様に調整
を図ります。
最後に、7番
の複合化
の検討体制ですが、
今後は毎年度定期的に庁内関係部署と
の情報交換・協議
の場
を設け、全庁的に複合化
の検討
を行ってまいります。
説明は以上となります。
○山口英治 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆菅野雅一 委員
この
有効活用基本方針をどういうふうに活用していく
のか、考えていく
のかについて1点御質問させていただきます。
この基本方針についてどのように各学校に適用して学校施設
の活用
を図っていく
のでしょうか。長寿命化改修
の設計段階や複合利用検討作業部会で協議対象になった学校についてだけ基本方針
を適用するということでしょうか。全部
の学校施設について基本方針に照らして分析し、複合利用
の可能性
を検討すべきではないでしょうか。御答弁ください。
◎
学校管理課長
有効活用基本方針に照らしまして、小学校については必要な教室数や転用可能な教室
の把握という
のを行っておりまして、既に検討作業部会と情報共有という
のはしております。その上で、長寿命化改修においては、内装や外装
を含めて全面改修
を行いますが、その際には教室
の再整備、配置がえが可能となることから、例えば1階部分に地域利用スペース
を確保しておくなど具体的な対応が可能となってきます。このことから、まずは長寿命化改修
の設計段階に入る前に
有効活用基本方針に照らし庁内関係部署で協議することが重要であり、転用可能な教室
の情報共有
を図っていきたいと考えております。
また、資料3ページ
の(4)に記載
をしている
のですが、これまでにも
育成センターや小規模保育事業所など有効活用
の取り組み
を進めてきたところです。特に
育成センターの整備については喫緊
の課題でありまして、
育成センターの建てかえや増設が見込まれる学校については、毎年情報共有
をしながら検討
を進めているところです。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ということは、全学校、各学校について利用可能教室
の有無とかその数は教育委員会で既に把握されているということでよろしいでしょうか。
◎
学校管理課長
現時点では把握しております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
複合化、あるいは学校
の今後
の有効活用については地域
の知恵も必要な部分も結構出てくると思うんですね。来年
の4月からは一部学校で西宮型コミュニティ・スクールもスタートする、そういうこともあるので、その辺
の情報
をこういうコミュニティ・スクール
の場で提供して一緒に知恵
を絞るという手法も考えられる
のかなと思う
のですが、その辺について
のお考え
を聞かせていただければと思います。
◎
学校管理課長
この基本方針という
のは、今後空き教室等が出てくる
のを有効活用しようという考えでやっておりますが、もちろん地域活動についてという
のもありますので、学校と協議しながら進めていくことになるかと思います。
以上です。
◆菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございました。
◆ひぐち光冬 委員
1点だけ質問させてもらいます。
活用可能教室についてですが、一時的転用可能教室と転用可能教室に区分するということですが、この判断
の基準
をもう少し具体的に教えていただいてもいいですか。
◎
学校管理課長
まず、転用可能教室となります
のは、今後
の児童数
の推計であったり、学級数が増減する等、将来的な推計
を見まして、今後教室に使うことがないというようなところにつきましては転用可能教室というふうに位置づけまして、そこは改修
を行うなり、要は他
の施設として管理
をしていくというような位置づけとしております。
また、一時的転用可能教室については、現時点では学校として
の活用は余りされてない教室であっても、今後
の推計等により児童数増ということになれば教室に転用しますので、その場合は改修等
を行わずに今
の現状
のままで利用できるかどうかということ
を検討するというような、そういった位置づけで考えております。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
推計で減っていくところは転用可能教室にして、ふえていくところは一時的転用可能教室とするということですね。
ちょっと考えておいていただきたいなと思う
のが、これからひょっとしたら少人数学級になっていく可能性もあると思うので、子供が減っていくから学級も減る、単純にそう考えてしまうと、万が一少人数学級が実現したときに困ってしまうということがあり得ると思うので、少人数学級
の可能性は踏まえつつ区分していただけたらと思います。これは要望です。よろしくお願いします。
以上です。
◆田中あきよ 委員
1点、全体的なことでお伺いしたいんですけれども、質問なんですけれども、今回この教室有効利用はすごくいい方向だなと思ってすごく期待
をしているんですけれども、有効活用する場合に、例えばその学校
の子供たち自身が意見
を述べる場所ですとかタイミングですとかそういうところがある
のかどうか、お聞かせください。
◎
学校管理課長
教育施策
の実施という
のはもちろん最優先に考えますが、現時点では子供たち
の意見
を聞くところまでは今
のところ考えておりません。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ぜひその学校
の子供たち
の意見
を聞いていただく機会
を設けていただきたいという
のを要望いたします。というのも、学校
の教室があいてくるだろうというところですとか地域
のつながりとか目的にいろいろ挙げていただいていると思う
のですが、実際その学校で過ごしている、勉強している子供たちにとっては、例えば図書館がまだ4階にある小学校ですと、なかなか1年生が昼休みに行って帰ってこれないとか、あと、給食リフトがあるんだけれども使っていない学校、リフト
の場所が死んでしまっている学校とか、また、今現在使っているその学校
の問題点ですとかそういったことも照らし合わせながら複合利用
の検討
をしていただくと、子供たちにとっても、そこでお仕事
をされている教員
の先生たちにとっても、全体的な学校
の利用が使いやすいものになると思います。今お願いしながら、ぜひ教員
の先生たち
の御意見も入れていただく
のもすごくいいことかと思いますので、その学校
を使っている
人たち
の意見
を取り入れる検討作業部会にならない
のかなと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。
◎
学校管理課長
今回、定期的に有効活用する情報交換
の場という
のを設けながら進めていく
のですが、まず、やっぱり市全体
の公共施設
の老朽化であったりとか、限られた財源
の中で
の複合化と集約化、規模
の縮小等、そういうので学校
を考えようという観点でこの指針
をつくっているところですが、実際に学校に入ってくるということでは、学校と
の協議という
のはもちろん行いながらやっていくことには間違いありませんので、その中で検討したいというふうに考えております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
ちなみに、この作業部会
の中に校長先生、教頭先生が入られるということ、学校関係者
の方が入られるということでよろしいでしょうか。
◎
学校管理課長
作業部会
の中には校長先生等は入っておりません。市内公共施設
を担当する部署で構成
をしております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
となりますと、ある程度決まってから学校
の管理者である校長先生、そして教頭先生にお知らせが行くという流れになりますでしょうか。
◎
学校管理課長
こういった協議
の場で、具体的に例えば学校
を長寿命化改修する場合など、教室
のレイアウト等も変更できるそういった時期になりますので、その際はもちろん学校
の意見
を聞きながら行っていくということになります。
以上です。
◆田中あきよ 委員
作業部会には入っていないけれどもということで今御答弁いただきましたので、実際に動き出したときに、今お願いしました現場
の学校
を使っている
人たち、特に子供たち
の意見にすごくヒントがあると思います。今トイレ洋式化
の話とかもありますけれども、ちょこちょこ学校にいろいろなところから手が入るというよりも、学校に行っている子供たち、そして、そこにいてはる先生たちから
の声が反映されるようなそういうものであってほしいなと要望いたします。
以上です。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○脇田
のりかず 副委員長
委員長
の職務
を交代します。
○山口英治 委員長
質問はございません。私
のほうからは、もう既に9月議会におきまして一般質問させていただいて、この件についてはお伝え
をさせていただいていると思っております。先進市として
の事例も挙がってきていることも御紹介
をさせていただきました。もう既に他市では行われていること
を今始めようとしております。一般質問
の中でも御指摘
をさせていただきましたが、コアな部分、いわゆる中心となる教育
の部分、ここはしっかりと守っていただきたいという
のと、それとは別に、公共
の施設的な部分という
のをしっかりと区分
をしていきながらやっていただきたいという
のと、あと、学校全体
の管理責任者が校長先生であるということに関しても考え
をしっかりと持っていただいて、それ以外
のところに関して
の指定管理者
の考え方という
のを明確にするべきではないかというふうに思っております。
一番
の部分におきましては、学校施設という
のが学校だけではなくて地域
の拠点になりつつありますので、その点から言うと、今、教育委員会だけでやっていること自体に非常に問題点があると思うんです。市全体としてこのこと
を捉えてやっていかないといけない
のですが、この辺は皆さんは庁内関係部署と
の綿密な情報交換という表現
をされていらっしゃいますが、しかし、市として
の指針
をしっかり明確にしていかないと、この分に関しては誰が音頭
を取る
のかという
のが、教育委員会が中心となる
のと、また市が中心となる
のでは大きく指針が変わってくること
を御指摘
をしていきたいと思っております。
また、今
の学校
の改築、長寿命化、そういった学校施設
の改修という部分に関して
のことでございますが、
外部から
の動線というもの
をしっかりと考えていかないとだめ、
外部が入ってくるということ
を考えたときにどのような動線
をつくる
のか、そのことも踏まえてやっていかないとだめで、そのため
の警備体制はどうしていく
のか、こういったことも含めて全て考えていかなくてはいけない
のではないかというふうに思っております。そうした場合、教育委員会
の部分と公共施設という部分で
の区分けという
のをしっかりとすべきではないかというふうに思っています。
今
の説明をお聞きしますと、学校施設
の中
の空き教室
をどうするかという考え方からスタートされると、これは大きな間違い
を生んでまいります。そうではなくて、どういうふうな指針
のもとで特別教室と一般教室と
を分けていく
のかという
のと、どのような稼働率でやっていく
のか、体育館はどうな
のか、プールはどうしていく
のか、こういったことも全て含めて学校施設から切り離したときにどのような形でシミュレーション
をしてつくっていく
のか、そしてまた、それ
をしていくため
の管理者は誰になる
のか、こういったことも踏まえると、もう先進事例
の中で起こってきていることと、さらに今進められようとしていることは9月
の一般質問でも御指摘
をさせていただいたように、どのような形で民
の力
を利用していく
のかということが非常に大切なことであるということ
を御指摘
をしておきます。
今、本市としてはやっと一歩
を踏み出したわけではございますが、これは何も今西宮市だけがやっているわけではなく、全国的にも既にスタートしているということ
を認識した上で、早急にこのこと
を進めていかないと、結局改修、また改築というものが進んでいく中で、今回、我々
教育こども常任委員会が視察
をさせていただいた碩田学園なんか
を見たときには、もう既に地域
の動線と地域
の場所という
のが明確に確保され、そして責任体制もしっかりして、また、室内プール
のもとで、そういった地域
のプールも活用されていたという
のをこの委員会全員で拝見
をしてまいりました。そのこと
を踏まえると、本市
の改築、また改修事業というものがいかにおくれているかという
のを認識していただきたいというふうに思っております。
今つくったものは、50年ではなくて80年
を振り返ってやっていく施設
をつくっているということ
を当局はしっかりと踏まえないと、今おくれていることが80年後に関して全ておくれてしまっているということ
を感じて、早急に考え方
をまとめていただき、手
を打っていただきたいということ
を要望させていただきます。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
委員長
の職務
をお返しします。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
次に、
瓦木中学校教育環境整備事業基本計画(素案)策定について報告があります。
当局
の説明を求めます。
◎
学校施設計画課長
瓦木中学校教育環境整備事業基本計画(素案)策定につきまして御
説明いたします。
資料
の表紙
を2枚めくっていただき、1ページ
をごらんください。
教育委員会では、校舎
の老朽化、児童生徒数
の増加による教室不足や運動場不足などから、教育環境
の改善が特に必要で、優先的に整備すべき学校として、平成27年2月に優先校5校
を公表しました。それに基づき、平成27年度以降、順次、香櫨園小、西宮養護学校、春風小、安井小と基本計画
をまとめ、校舎
の増改築事業
を進めています。これら4校に続いて、次
の対象校が瓦木中学校となります。
一方で、学校施設全体
の老朽化に伴う整備需要が今後急速に増加することが予想される中、施設
の安全性
を確保しつつ、予算
の平準化やトータルコスト
の縮減が求められており、計画的な保全改修
を行うことで施設
の長寿命化
を図る西宮市学校施設長寿命化計画
を策定しました。瓦木中学校は、教室不足解消など教育環境
を改善するため、長寿命化計画
の考え
を踏まえながら校舎増改築等事業に取り組んでまいります。
2ページ
をごらんください。
学校
の概要ですが、本年5月現在
の生徒数は864名で、第2・第3棟
の老朽化が特に著しく、築60年
を経過している状況です。
3ページ
をごらんください。
校舎
の配置図ですが、北側に第4棟と格技棟といった比較的新しい施設があり、その南側に第1棟から第3棟まで3棟平行して配置されています。また、西側には給食室
のある管理棟、東側に体育館
を配置し、敷地南側に運動場があります。加えて、第2棟や体育館と第3棟
の間に仮設校舎
を6教室設置しています。今回、第2棟と第3棟
を改築対象としております。
4ページ
をごらんください。
1
の事業目的としまして、校舎
の老朽化、仮設校舎
の撤去、古い建築様式やバリアフリー
の対応
のため、校舎
の改築
を計画しました。
2
の基本計画策定
の経過ですが、平成30年11月から、学校づくり
の方針や校舎
の規模や配置など
の事業
の骨格について、学校関係団体
の代表者や教職員等と協議しながら進めてきました。また、近隣
の方にも
説明会
を開催しています。
3
の整備内容ですが、第2棟、第3棟
を改築し、4階建て、延べ床面積約7,000平米
を予定しています。今後
の生徒数
の変化に対応できる規模や仕様
を計画します。今回
の改築対象とならない施設
のうち、第1棟、第4棟及び管理棟については、空調設備
の更新やトイレ改修
を実施し、教育環境
の改善
を図るとともに、外壁改修や屋上防水工事により校舎
の長寿命化も図りたいと考えております。また、将来
の建てかえ後
の体育館配置
を考慮した校舎配置
を計画します。校舎改築等にかかる整備費は、改築工事中に使用する仮設校舎設置費や運動場整備費等
を含め、約50.5億円
を見込んでいます。
5ページ
をごらんください。学校づくり
の方針
を掲載しています。
安全・安心な学校づくり、多様な学習に対応できる学校づくり、快適な学校生活環境づくり、環境
を考えた学校づくり、施設
の長寿命化に対応できる学校づくり
を方針としております。
6ページ
をごらんください。校舎改築
の基本計画です。主な計画諸室等で、掲載
のとおりです。
7ページ
をごらんください。校舎
の配置計画です。
既存校舎と
の動線や教室へ
の採光など
を考えると、改築校舎は、現況と同様、敷地北側に配置し、L字型
の形状とすることが適当と考えています。
3
の工期中
の学校運営についてですが、改築工事中は、運動場に仮設校舎
を設置することになります。工期中
の運動場
を確保するために、現在、運動場南側にあるテニスコートやバスケットゴールなど
を事前に改修することで、現状と同じ長さ
のトラックが引けないか検討します。また、今後
の基本設計、実施設計
の段階で学校と協議しながら具体的な検討
を進めていきますが、工期中4カ年、他
の学校や他
の施設で体育大会や一部
の部活動が実施できるように検討しています。
8ページ
をごらんください。
4
の事業工程についてですが、令和元年12月から令和2年1月にかけて
パブリックコメントを行い、今年度内に基本計画
を確定します。令和2年7月ごろには設計に着手し、改修工事やアスベスト撤去
を休業期間等に行いながら、令和3年度後半には、工期中に使用する仮設校舎
を設置します。令和4年度当初から校舎解体工事にかかり、令和6年2学期末
の改築校舎竣工
を目指します。その後、仮設校舎
の解体や運動場整備など
を行い、令和7年度中
の事業完了
を計画しています。
9ページ
をごらんください。
今後
の設計
の過程で変更
の可能性がありますが、現在
の平面計画です。新校舎
の1階には普通教室、特別教室及び特別支援学級
を配置するほか、既存校舎
の管理諸室、給食室
を改修します。2階、3階は、普通教室、特別教室や管理諸室
を、4階には特別教室
を配置する計画としています。
最後に11ページ
をごらんください。
改築校舎
のボリュームイメージでございます。現在は、敷地
の北側部分に校舎が密集した状態となっておりますが、改築後はロ
の字型として、空間が広がり、生徒
の憩い
の場ができるなど、教育環境
の改善が図れると考えております。
説明は以上です。
○山口英治 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆菅野雅一 委員
2点について一問一答でお伺いします。
1点目は、施設
の複合化について。もう一点は、将来的な小中一貫教育へ
の対応について。
1点目、5ページに「施設
の複合化にも柔軟に対応できる施設整備
を行います」と記載されていますが、具体的にはどのようなこと
を想定されていますでしょうか。
◎
学校施設計画課長
この件につきましては、実際に複合化するに当たって、部屋と部屋と
の間
の壁、これ
をできるだけ撤去しやすいような形状で設計
をしておきたいなと思います。そうすることによって、必要とされている広さにも対応することが可能になるかなと思いますので、複合化
のときにもよい
のではないかなというふうに考えております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
先ほど山口委員長からも
有効活用基本方針についていろいろ御指摘がありました。まさしくそのとおりだと思います。将来的に地域に開かれた学校にするためにも、管理者、責任者が違うような複合化も想定して、動線なんかについても一定
の配慮が必要な
のかなと思う
のですが、その辺について
のお考えみたいなものは何かありますか。
◎
学校施設計画課長
現時点では、瓦木中学校が教室不足等
の状況で対応
を求められているということもありますので、動線等
の計画については持ち合わせたものはございませんが、今後、基本設計、実施設計等で考えられるような部分がありましたら、また適宜考えてまいります。
以上です。
◆菅野雅一 委員
ここにあるように整備費用が50億円
を超えるものであると。今、長寿命化も進めていますから、一旦建てたら80年、あるいはそれ以上
の長い期間地域で使うものですから、いろんなこと
を想定してつくる必要があるだろうと思います。
その延長線上で2問目
の質問に移りますけれども、将来的な小中一貫教育へ
の対応について。
来年4月から西宮浜で小中一貫
の義務教育学校がスタートします。その成果いかんによっては全市的に導入が進む可能性もあると思います。瓦木中学校
の整備に当たっては、将来において小中一貫校になった場合でも対応できるような工夫
を設計段階で検討する必要がある
のではないかと思いますが、これについて
の市
の見解
を聞かせてください。
◎学事・学校改革部長
4月から西宮浜
の義務教育学校が開校ということになりますけれども、じゃあここからすぐ次にというふうなこと、あるいは全体的にそういう計画というものは今現状ではない中で、先ほども答弁がありましたけれども、実際もし瓦木が一貫校になっていくというようなことになった場合においても、先ほど
のように壁
を抜けやすくしたりとか、そういうふうな形で費用がかからずに加工ができるというか、そういったもの
をいかに工夫しながら、どういう形で
の一貫教育
を推進できるかということについては考えていく必要がある
のかなというふうに思っておりますが、現状で今想定してという
のはなかなかちょっと難しいところがあるかなとは思っているところでございます。
以上でございます。
◆菅野雅一 委員
ありがとうございます。
先ほど山口委員長からも御指摘がありましたけれども、私ども管外視察で大分市立碩田学園
を視察してまいりました。そこは小中一貫教育
のためにつくった学校ということで、交流スペースが非常に多かったり、あるいはプール
の水深
を変えられたり、小さな子供、小学生
の低学年でも対応できるようないろいろなデザインになっているので、せっかく長く使う
のだったら、将来的にどういう利用になるかはわからないけれども、いろいろなこと
を想定してつくっていただければと思います。もちろん費用と
の関係があるので、先方
の碩田学園は63億円
を超える金額になっているので、そこまでかけられないという
のはもちろんありますし、コスト見合い
のところはあると思いますが、いろんなこと
を想定して、せっかくつくる学校なので長く使いやすい学校にしていただければと思います。
以上です。
◆町田博喜 委員
整備
の考え方で一問一答でお聞きしたいんですけども、建築年次で2棟、3棟
を建てかえると。3棟が昭和33年、2棟が34年でしょう。第1棟が36年で、ほぼ一、二年しか変われへんのに、まず1棟
を残す理由という
のはどういったものがあるか。
◎
学校施設計画課長
ただいま
の御質問ですが、今回
の計画
を立てるに当たっては、長寿命化計画
の考え方も踏まえてというところがありまして、長寿命化計画におきましては、校舎
をできるだけ長く使用していくこと
を考えております。今回、計画
をつくるに当たって協議しておりました改築推進委員会においては、工事中
の運動場
の有効面積
の確保
を強く求められておりまして、仮設校舎
のボリューム
をできるだけ抑える必要がありまして、建てかえ対象校舎
の選定だけでなく、仮設校舎に移す教室も精査することになっておりました。また、将来建てかえとなる体育館につきましては、使用しながら
の建てかえ
を検討する必要がありまして、敷地内で
の移設先
の候補場所
をできるだけ確保するために建てかえ校舎
を抑制しております。
あわせて、児童生徒
の数や必要な教室
のあり方など不透明な部分が今後もあるということもありまして、今回
の施設整備事業におきましては、建てかえせずに教育環境
の改善や屋上防水、外壁改修にとどめることといたしました。
以上です。
◆町田博喜 委員
運動場
を広く確保したい、仮設
を建てたときにぎょうさん運動場がとられんようにするという
のはよくわかるんですけど、1棟なんですけども、防水とかされるといって、耐震化は大丈夫な
のか、その辺
の考え方
をちょっと確認まで。
◎営繕課長
阪神・淡路大震災以降に、昭和30年代に建ちました既存校舎につきましては、耐震診断
を行いまして耐震
の評価
をさせていただきました。その結果
を踏まえて耐震改修工事
をしておりますので、現況
の建築基準法に基づく耐震性能は確保しております。
以上です。
◆町田博喜 委員
わかりました。
ここで言うたら50年
を、学校
のやつは80年に延ばそうかという計画になっていますよね。これだとあと20年ぐらい。その間に児童数
の推移がどうなるかわかれへんから、その辺も含んでやと思うんですけども、保護者
の意見で運動場
を確保したいという
のはそれは大体わかりました。
体育館も昭和36年なんですけど、体育館はどんな考えで今度整備される
のか、確認だけ。
◎
学校施設計画課長
体育館自身はこれまでにも一定手
を加えている状況がありまして、各校
の体育館と比べれば状況としてはいい状況が見受けられます。さらに、体育館自身が改築対象となって工事
を実施する際には、仮設体育館という考え方がそもそも考えることが難しいものでして、体育館自身
を建てかえるとなると、今ある体育館
をそのまま使いながら別
の場所ということで計画
を立てることになります。この中で体育館
をやってしまいますと、実際には校舎
を潰しながら、今度は運動場にということで設置場所という
のがかなり制限されていくことが想定されますので、ほか
の学校に比べて体育館としては年数は古い
のですが、今現状では手
を加えられている状況がある中、20年後等でほか
の校舎と同時にやったほうが新しく設ける校舎自身もいろいろと自由度も増す
のではないかなということで今回は見送っております。
以上です。
◆町田博喜 委員
わかりました。
体育館という
のは、当然避難場所になるから来られますよね。校舎
のほうは56年以降
の耐震基準でやっていると。体育館もそういう意味で大丈夫。あと、非構造部材も大丈夫な
のか、それだけ確認して終わります。
◎
学校施設計画課長
先ほど営繕課
の伊東課長が申し上げましたように、そもそも必要な耐震強度が保てていない体育館については、ブレース
を入れる等
の対応
をさせていただいており、本市として
の対応は完了しております。そういったブレース以外に必要となります非構造部材
の対応につきましても、必要な部分については、以前
の文科省から求められいてる期間で完了しておりますので、その部分についても大丈夫です。
以上です。
◆町田博喜 委員
わかりました。結構です。
◆花岡ゆたか 委員
2点について一問一答でお願いします。周辺道路
の整備についてと、建てかえ計画そのものについて聞きたいと思います。
瓦木中学校
の南側
の市道瓦209号が今拡幅工事
のために用地買収
をやっているところですけれども、工事期間がちょっと重なってくる
のではないかなと思うんですけど、道路
の拡幅工事ですからそんなに期間は長くないんですけど、建物
の撤去とかもいろいろありますので、そこら辺については都市局等と協議されている
のでしょうか。
◎
学校施設計画課長
今
の時点では具体的な協議に入っているわけではありませんが、今後詳細
を詰めるに当たっては、設計段階がございますので、その段階で協議
のほう
をしてまいりたいと考えております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。協議は必要と思いますので、おっしゃるように進めていただければと思います。
次、建物そのもの全部についてなんですけど、大体似たようなお話が出たんですけど、総3階で一部4階、ここは3種高度地区なので、頑張れば総4階、一部5階もできます。総5階もできるかもしれません。そうすれば、古くからある第1棟なども含め、あと管理棟、給食室とかも含め、すっきりきれいな建物になるんじゃないかなと思います。こういう古い
のと新しい
のを切り張りみたいなものはいかがかと思う
のですけど、どうでしょうか。
◎
学校施設計画課長
確かに切り張りというようなことで心配いただいてはおりますが、今回させていただきます改築工事と改修工事
の中では、改修工事
の中で外壁改修工事
をさせていただいておりますので、見た目にも余り遜色
のないような形で完成
を見ていただける
のではないかなというふうに考えております。
それと、実際にこの瓦木中学校
の場合はかなり住居
のほうが張りついている関係もありまして、法的には大丈夫かもわかりませんが、4階、5階が常態化した形で完成、あるいは計画
を公表した段階で
の近隣
のほう
の反応といったことも多々心配されるところがあります。そういったところも考えながら現状
の配置
の中でできるだけ予算については抑えていくべきだろうというふうに判断
をして今回
の計画
を立てております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。
高さについては、近隣にいろいろ配慮したというようなお話でしたけど、地域
の核となる学校ですから、北側もこれだけあくんですから、周辺住民
の方
の理解も得られるものだと私は思います。それ
を努力
をせずというか、チャレンジしてみずにいきなり3階建て、一部4階建てという
のはどうかなと思います。先ほど来出ていますように80年間使う施設となれば、やはり切り張りみたいな形ではなくて、1個
をきれいに建てたほうがいいという
のは誰が考えても同じだと思います。
この計画は、コンサル
を入れてないんですね。確認ですけど。
◎
学校施設計画課長
本計画策定に当たっては、設計会社と協議しながらこの内容
をまとめさせていただいております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
設計会社
を含め進めているということなんですけど、同じことになるんですけど、80年間使う建物がこのような切り張りみたいな状態だと将来的にも使いにくいと思います。第1棟
をなくしてしまって、そこにきれいな体育館
を東西に長目に後から建てればすごくきれいな学校になるんじゃないかなと。できれば再検討していただければと思います。
以上です。
◆田中あきよ 委員
4件あります。地域連携
の件と、今、花岡委員がおっしゃった日当たり、近隣
の方と
の関係で
の校舎
の形と、それから、インクルーシブ、LGBT
の4件なんですけれども、まず地域連携で言いますと、学校づくり
の方針
の中に地域と
の連携という
のがどこにもないなと思った
のですが、先ほど
の有効活用ではないですが、これから80年
を見越して地域と
の連携ってすごく大事だと思う
のですが、そのあたりは改築に当たって
の方針としては入っておりませんでしょうか。
◎
学校施設計画課長
実際に改築推進委員会
を立ち上げるに当たっては、どういった地域団体
のほうに入っていただこうかということで学校とも相談しながら今回
の改築推進委員会
のメンバー
のほうは選定させていただいております。その中で今回入っていただいております
のが、青少年愛護協議会
のほうから入っていただいておりまして、その中で地域
の声等はこの計画
の中で反映させていただいております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
青愛協さんからも御意見が出る
のかなとは思いますが、先ほどもこちらから意見が出ていますように、地域と
の連携
を考えたときにやっぱり建物ってすごく大きいなと思った
のが今回
の管外視察で
の感想なんですけれども、まずそこ
を目的として学校
をつくったらやっぱりオープンになるんです。視察に行ったところでは、学校
の正面
のところに地域
の人と
の連携
の場所
をあえて設けて、地域
の方が犬
の散歩でも自然に入ってこれるようなそんなオープンな学校になっていたところが、もともとそういう目的があってつくられているので、じわじわと地域と
の連携が自然とでき上がっている
のかなと見たところがありましたので、80年後がどういった世の中になっているかちょっとわからないところはありますが、どう考えても学校
の中は学校
の中だけでという
のはもう無理という
のは今わかっているので、ぜひ地域と
の連携
を考えた上で
の学校施設
を方針に入れていただけたらと思います。
次に、先ほど
の地域が密集しているというところで、建物
の形ですけれども、改築後
を見ていますと、瓦木中学校
の東側はほとんど田んぼ、畑だったと思います。西側に住宅が密集している
のですが、この形でいきますと、西側
の住宅密集地
の方
のところに4階建てが来ているので、いわゆる午前中
の朝日が当たらない状態になる
のではないかと思う
のですが、これはあえて西側が4階になっている
のは何か意味がある
のでしょうか。
◎
学校施設計画課長
実際に4階建て
の部分
をどこにする
のがいい
のかというところも検討させていただいております。それに当たりまして、4階まで
をつくったときに必要になってくる
のがエレベーターでして、エレベーター自身が校舎
のL字型
の一番端に来るよりかは真ん中に来るほうがどちらにもアクセスしやすいといった部分もありましたので、L字型
の真ん中
の部分がいい
のではないかなというふうに考えて整備させていただいております。
また、今現状
の中では、一部4階建てというところも出てはいる
のですが、できるだけボリューム等も設計
の中で絞れる
のであれば絞っていきたいなというふうに考えているところです。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
そうですね、エレベーターは真ん中
のほうが確かにいいなと思うので、そういうことかと思って今伺っていた
のですが、何かしら日当たり
の件も検討に入れているとおっしゃっていましたので、地域
の方にはなかなかそこまでお伝えする
のは難しいと思いますので、何かいい案があれば、4階建て
の部分が東側に来たほうが多分西側
の方にとっては影響が少ないかなと思うので、検討に入れていただけたらと思います。
その近隣
の件で、日当たりではないんですけれども、先ほど花岡委員が言われていました南側
の道路ですけれども、これは要望ですが、工事が始まりましたときに、北から南に向かって来る車が右折
をして中津浜線に出るとしたときに、ここは学校
のフェンスですごく見にくくて、割と事故があるところなんです。中学生も正門から出てすぐ
の横断歩道
を渡る子もあれば、南側
の運動場
の端まで来て東に向かって渡る子も結構いてまして、ここで割と車と学生さん
の接触じゃないですけれども、車と自転車であったり、そういった接触事故とかもあるところで、結構見通し
の悪いところなので、工事
のときには必ずここにもガードマン
の方
をつけていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
インクルーシブ
の件ですけれども、快適な学校生活環境づくりが方針
の中
の3番にあります。「障害
の種別や程度に配慮した教室配置等
を計画します」というところですが、行く行く西宮市としてもインクルーシブ教育
を目指しているということで計画があると思う
のですが、特別教室
の配置もそうなんですが、普通教室に関してインクルーシブ教育
を目指したもので何かこういう配慮
を考えておりますというようなことがあればお聞かせください。
◎
学校施設計画課長
現時点では、普通教室におけるインクルーシブについて詳細
を詰めている段階ではございません。また、インクルーシブ教育へ
の対応につきましては、個々にそれぞれ
の状況があるということですので、その子供たちに合った状況
の対応が配置された教室
の中で必要になってくるかなと思いますので、実際
のところは本当に運用が始まってから
の対応になる
のではないかなというふうに考えております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。運用が始まってからということなんですが、教室
をつくる前に何か対応ができることなどがあれば計画に入れていただきたいと思いますので、ぜひそちらもお願いいたします。
LGBT
の件ですけれども、学校づくり
の方針
の1番
の「障害
のある方も利用可能なトイレ
を設置し」ということでバリアフリー化
を書いてくださっていますが、今、苦楽園中学校
の制服
の件でLGBTが取り上げられているかと思う
のですが、今後ふえてくるかと思います。そういった声もやっと出せるように少しずつはなってきているかと思う
のですけれども、みんなが使えるようなトイレ
の配置など、そういった検討は可能でしょうか。
◎
学校施設計画課長
県
のほうから
の条例もありますので、通常こういった大きな改築・改修工事がある場合には、多目的トイレという形で整備することが求められておりますので、障害へ
のさまざまな対応が可能なトイレということについては対応可能であると考えております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
今認識されている障害
のある特別支援教室に通っている
人たち対象
のそういった多目的トイレというもの
を設置されるということなんですが、みんな誰でも使えるようなトイレ
の設置という
のはございませんでしょうか。
◎
学校施設計画課長
具体的には運用
の中で多目的トイレ
を、今委員
のほうがおっしゃっておられるような運用
をされているような学校なんかもある
のではないかなというふうに考えておりますので、今はそういった多目的トイレ
の活用ということで対応していくことになるかなと思っております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
トイレなどに関しましてはかなり繊細な部分になってきて、これが正解という
のはまだまだわからないところもある
のですけれども、ぜひそのあたりも情報収集していただきまして、私たちも何かしら情報があればお伝えできればいいなと思いますので、柔軟な対応
をお願いしたいと思います。
以上です。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
ここで一旦休憩
を挟ませていただきます。2時50分に再開
をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
(午後2時35分休憩)
(午後2時49分再開)
○山口英治 委員長
休憩前に引き続き会議
を進めます。
次に、西宮市学校体育館
の環境改善について報告があります。
当局
の説明を求めます。
◎
学校管理課長
西宮市学校体育館
の環境改善について
説明をいたします。
学校体育館へ
の環境改善として
の空調設置につきましては、庁内関係部局による検討会
を立ち上げ、総合的な観点から調査、検討
を進めてまいりました。
1ページ
をごらんください。
1番、学校体育館環境改善に関する調査としまして、(1)、現状把握
のために温度測定調査
を行いました。
立地条件や建物
の構造
の違いによって選定した8校で
の温度測定と、西宮養護学校改築中
の仮移転先である旧尼崎養護学校
の体育館で、空調
の稼働台数
を変えて
の温度変化
の測定
を行い、検証
を行いしました。
(2)、調査結果についてですが、8校
の体育館
の中と屋外に熱中症計
を設置し測定したところ、体育館で
の活動中では、暑さ指数であるWBGTが危険レベルである31度
を超える日は今回
の調査ではほとんどありませんでしたが、厳重警戒レベルである28度
を超えることが多く、夏
の猛暑時については熱中症
の危険性が高いという結果となりました。
また、旧尼崎養護学校には、14キロワット
の空調
を6台設置
をしておりますが、空調
を3台稼働したときや4台稼働したときなど、稼働台数
を変えて温度変化
を測定しました。その結果、3台稼働したときは、体育館内
の温度は外気温より下げることはできませんでしたが、4台稼働したときは、外気温より下げることができる効果が確認できたことから、旧尼崎養護学校
の体育館
の面積500平米程度においては、最低でも4台分、おおむね56キロワット以上
の空調能力で
の整備が必要と判明しました。
2番、空調設備
の設置対象についてですが、学校教育、地域スポーツ活動、避難所
の観点から検討しました。
学校教育においては、長期
の夏休みがあることに加え、夏季はプール授業
のために体育館
を使用しておりませんが、中学校、高校では夏休みも部活動があるため体育館
を使用しています。
一方で、2ページ
の(3)になりますが、地域スポーツ活動は小学校で行われており、中学校や高校では行われておりません。
また、(4)ですが、災害時
の避難所については、体育館以外
の空調が利用できない際
の代替性
の確保や避難所における生活環境
の向上
のため、空調
の整備は有効な手段
の一つと考えられます。
3番、空調方式についてですが、空調方式については、電気式
のEHPとガス式
のGHPに大別されますが、トータルコストが低いガス式――GHPで
の整備が望ましいと考えております。
また、GHP
の熱源については、都市ガスとLPガスがありますが、経済性やガス
の導管
の耐震化が進んでいることから、都市ガス利用が望ましいと考えております。
なお、災害時に備えて非常用
の可搬式
の電源やLPガスが接続可能な仕様とすることが望ましいと考えております。
4番、空調設備整備時
の財源確保等についてですが、緊急防災・減災事業債については、市
の財政負担にとって非常に有利な制度ですが、現時点においては令和2年度まで
の制度とされております。また、文科省所管
の学校施設環境改善交付金
の活用については、全国的には普通教室等へ
の整備費に充当されている状況
のため、当面は体育館
の空調整備に交付される可能性は低いと考えております。そして、単年度で整備可能な施設数は20校程度が上限であるため、そのことも踏まえて考える必要があります。
5番
の学校体育館環境改善
のため
の方針についてですが、これら
の調査・検討結果
を踏まえまして、以下
のとおり空調設備
の整備
を進めてまいります。
2ページ下
のほうから3ページにかけまして、まず体育館
の空調設備は、部活動等
のスポーツ活動と避難所
の生活環境
の向上
を図ること
を目的とします。
また、空調設備
を整備すべき学校施設としましては、(2)
のとおり、学校教育
の一環である部活動
を重視すること、緊急防災・減災事業債
の活用
を基本とすること、そして、避難所として
の配置バランス
をとること、こういった観点で整理
をしました。
以上
の点から、3ページ
の四角囲みになりますが、令和2年度に中学校全校に空調設備
を整備します。また、空調
の方式についてはガス式とし、非常用電源やLPガスが接続可能な仕様とすることで、非常時にも空調
を運転できるような設備とし、空調
の能力については、一定
の効果が見込めるスペックといたします。
なお、小学校、高校へ
の空調設備
の設置については、中学校に整備する空調設備
の有効性
を確認した上で、市
の財政状況
を考慮しながら、今後
の国
の補助・起債制度等
の状況
を踏まえ検討することとします。
6番、事業費
の概算額についてですが、中学校全校へ
の整備費用は約6億4,500万円となります。そのうち、緊急防災・減災事業債
の対象が6億1,600万円となります。実質的な市
の負担額は約2.1億円と見込んでおります。
7番、今後
の進め方ですが、令和2年度に空調
を設置する中学校20校分
の設計委託費として、12月定例会に債務負担行為
の補正予算案
を計上し、補正予算が議決されれば、中学校体育館
の設計委託業務
の発注
を行い、令和2年度当初予算に工事費等
を計上するという予定になっております。
説明は以上となります。
○山口英治 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆菅野雅一 委員
3点について一括して御答弁ください。
ガス式とする理由として、トータルコストが電気式より安いこと
を挙げておられますけれども、どのように算出された結果でしょうか。
2点目、全中学校で導入した場合
の年間
の維持管理コストは幾ら程度
を見込まれていますでしょうか。
3点目、この緊急防災・減災事業債については延長される可能性という
のはない
のでしょうか。その辺
の見通しについておわかりになる範囲で結構ですのでお示しいただければと思います。もし延長された場合は、小学校で
の空調
の導入についても御検討される余地はある
のかない
のか、その辺についてお考え
をお示しいただければと思います。
以上、3問、一括して御答弁ください。
◎
学校管理課長
まず、質問1点目
のガス式ということで、トータルコストが電気式より安い
のはどのような算定方法かですが、まず、電気式
を採用した場合は、電気使用量という
のが増大して、変圧器
の取りかえであったり、場合によっては受変電設備――キュービクル自体
を増設するなど、大規模な改修という
のが必要となります。大規模改修には1校当たり数千万円程度
の改修費用がさらにかかることになります。学校体育館に電気式
の空調設備
を導入した場合に、受変電設備
の改修が必要かどうか
を調査したところ、大半
の学校で変圧器
の取りかえであったりとか、受変電設備
の改修が必要となるという結果になりました。ガス式
の場合はこのような変圧器
の取りかえであったり受変電設備
の増設という
のは不要になります。
また、電気使用料
の基本料金という
のは、年間
のピーク時
の使用量により決定されますデマンド方式により算定されるために、夏場
のピーク時
の使用量がふえると電気料金が高くなるということも想定されます。
以上
のように、電気式
の空調設備
の設置費用と受変電設備
の改修費用、それとガス式
の設置費用
を比較しまして、ガス式
のほうが安くなるというふうになりました。
なお、平成25年度以降に普通教室等に設置した空調設備についても、同じような理由からガス式
を採用しております。
続いて、2点目
の全中学校に導入した場合
の維持管理コストについてですが、中学校20校で光熱費は約1,000万円見込んでいます。また、点検費用とか保守費用は約800万円というふうに見積もっております。ただ、今後、詳細設計
の中で空調能力
を精査し、変更される可能性という
のもあります。
あと、緊急防災・減災事業債が延長された場合
の対応についてですが、現在
のところ、延長されるかどうか
の情報という
のは得ておりません。市としましても、中核市長会などを通じて延長
の要望という
のを行っております。
あと、この制度が延長された場合、残り
の学校へ
の整備はどうする
のかということについては、小学校、高校へ
の整備については、緊急防災・減災事業債
の延長という一つ
の条件が整ったということだけですぐに整備
を進めるということまでにはならないと考えています。そのとき
の市
の財政状況や市全体
の施策
を考慮しながら検討していくことになります。しかし、緊急防災・減災事業債
の期限が延長された、あるいは3年度以降も活用できるとなると、市
の財政負担
の軽減が期待されるので大きな判断材料になる
のかなと考えております。
以上です。
◆菅野雅一 委員
以上です。どうもありがとうございました。
◆町田博喜 委員
私、この空調方式等について
の検討でガス
を採用した背景
をもう一度、菅野さんも質問されましたけれども、もう少し確認させていただきたいと思うんです。
背景に、阪神・淡路大震災
のとき、当然皆さん御存じ
のとおり、電気は架空でいくから復旧が早かったですね。当然地下に入っている水道、ガスという
のは復旧がおそくてなかなか供給できないという現状があって、それだけでいい
のかということは問題がある
のですけれども、ただ、緊防債がついた以上は、政府
の予算としたら、やはり避難所として
のことが第一前提でついているわけですから、まず災害
のときにどうする
のかということ
を初めに考えていただきたいなというふうに思うんですよ。それでもやっぱりガス
のほうが有利かなというふうになればそれは仕方がないなと思う
のですけれども、まず電気方式とガス方式
を比べて、機器自体
の設置費用が安いものとなってきた場合、同じ冷房能力に対して、何台つけるか知りませんけど、何割安いとかどのぐらい安くなるか、その辺は概算でわかりますか。
◎
学校施設保全課長
先ほど
の説明でもありましたが、EHP──電気方式にすると、学校
の受変電設備――キュービクル
の容量が足らない可能性があるので、それについて中学校20校で約4億円ぐらいかかると。
それと……
◆町田博喜 委員
ちょっと答弁
の途中でごめんなさい。それは20校に対して4億円ということですか。
◎
学校施設保全課長
そうですね。
それと、体育館
の機械
のほうが、ガス
のほうが約6億円です。電気
のほうが、先ほど
の4億円にプラス、体育館
の工事で18億円ぐらいですかね、3倍ぐらい電気
のほうが高いと。私ども
の試算では、電気
のほうが3倍ぐらい高いというふうな試算になりました。
◆町田博喜 委員
私がまず聞きたい
のは、機器本体、仮にここで西宮養護学校
の改築中に旧尼崎
のところに14キロワット
の空調6台と。じゃあ、14キロワット1台
の空調について、電気
のほうで買えば何ぼ、ガス
のほうで買えば1台当たり何ぼ、それは単価はわかりますか。
◎
学校施設保全課長
済みません、ちょっと資料がすぐに……。
◆町田博喜 委員
わかりました。じゃ、それはまた後でいただきたい。
2点目に、受変電設備――キュービクル
の増設、また取りかえが必要だということが電気
の場合あるんですけれども、ガスについては、一応地下で来ているから、既存
のやつ
を使って、そんなに工事費はかからないんですよと。掘り返してガス管
を入れかえないとだめですよとか、体育館までガス管
をまた新設せなだめですとか、そういった工事費はかからないんですか。それも比較されていますか。
◎
学校施設保全課長
概算ですが、積み上げで入れております。
◆町田博喜 委員
それは、今、ガス
のほうが機器で漠と6億円、電気
のほうは4億円プラス18億円ぐらいとさっと言いはったけど、メモできませんでしたけども、ガス
の工事費という
のは、この機器以外には、要するに受変電設備に該当するようなガス工事費という
のはどれぐらい
の概算になるわけですか。電気がこれに対してガスはこれぐらいと。
◎
学校施設保全課長
今おっしゃった
のは機械だけ
の比較という意味でしょうか。
◆町田博喜 委員
当然、イニシャルコストとランニングコストがありますよね。イニシャルコスト
の部分で電気はどうや、ガスはどうや、その対比ができたら一番簡単でわかりやすい。あとはまたランニングコストで聞きますから。
◎
学校施設保全課長
ガス
のほうが20校で1億2,000万円です。電気
のほうが──済みません、今、私ちょっと言い間違えたかも。1,800万円ほどになります。
○山口英治 委員長
済みません、平野課長、ちょっと今答弁
のほうがわかりかねますので、もう一度整理していただいて最初からお願いいたします。
◎
学校施設保全課長
済みません、ちょっと確認して。
◆町田博喜 委員
所管事務なのでそこはあれなので、予算
のときにしっかり聞きます。12月上げてきたときにね。これ、整理しておいてください。
もう一つランニング
のほうで、冷房能力が仮に50キロワットとします。1日使った、暑い期間に使った、どんな想定でもいいんですけども、電気で50キロワット
を1時間使った
のと、ガス
のガス料金ですね、同じ50キロワットで1時間使った
のとどれだけ
の差が出るんですか。それだけちょっと単純コストで。
◎
学校施設保全課長
ガスと電気
の比較なんですけど、今おっしゃられた50キロワットでは比較していないですけど、70キロワットで両方
を比較した場合は、おおよそですけど、ガスが年間24万円、電気が年間で約50万円、倍ぐらい違うというふうに確認しています。
◆町田博喜 委員
わかりました。それ
をしっかり
説明してくれな。
もう一つ、今全国的にも問題になっている
のは、確かに国がちゃんと補助してくれるような設備はいいけども、後々
の電気代がやっぱり大変やという自治体が結構あるんですよ。ランニングコスト
のほうもしっかり見ていかな、初め設備つくったとき、それから、耐用年数
の問題とか
を見ていかな、最後は災害が起こったときにどっちが強いんやとか、トータル的にどう判断されたかということ
を知りたいんです。
その中
の一つで、奈良県
のほうで、これは採用していただきたいというわけではないんですけれども、大型スポットクーラーという
のを8月に設置したらしいんです。これが市民体育館で、アリーナ
の平米数が972平米あって、そこに設置して――場所にもよると思うんですよ。市街地なんかにある体育館か、郊外にある体育館かでまた違うと思うんですけどね。ただ、クーラーほどではないけれども、クーラー程度にやっぱり冷えましたということで、工事費が10分の1ぐらいになったということがありまして、その辺
の方法も、電気、ガス、ほか
の手法という
のは、それだけちょっと──会派
のほうでも低コストでできるやつがあったのにと。大型スポットクーラーという
のを検討された経緯はありますか。
◎
学校管理課長
今回検討するに当たりましては、もちろん他市
の状況も確認しました。確かに他市では大型
のスポットクーラー
を導入しているような自治体もあります。ただ、やっぱり要はどこまで冷える
のかであったりとか、電気式になりますと、それこそ先ほど言いましたように、受変電設備
の改修等もありますので、トータル
を比べましてガス式
のほう
を採用したところなんですが、一応環境改善ということですので、あらゆることは研究する価値はあるかと思います。
以上です。
◆町田博喜 委員
わかりました。
我々が見ると小学校もやってほしいなという気持ちがあるんですけど、ただ、学校によって、ヒートアイランド現象でわかるように、市街地やったら上がりますよね。郊外にある学校やとしたらそんなに上がらへんから、ひょっとしたらいろんな手法で低い予算でいろんなところにぎょうさんできるんと違うかなという気がしたので、今後いろんな手法で検討していただきたいなと――されたと思いますけど。あと、立地条件とかいろいろなこと
を加味しながら、どっちがどうな
のかという
のも一つあるかなと。でも、それよりかこっち
を採用しましたという表
の中に検討
を入れていただけたら、こういうこともやってやっぱり最終的にはこれが残りましたという形になれば説得力も出る
のかなというような気がします。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
一問一答でお聞きします。
WBGTが28度
を超えることが多くということが調査結果ページに書いてありますけど、環境省が言うところ
の運動禁止
のWBGT31度
を超えることはあった
のでしょうか。
◎
学校管理課長
今回測定した中で、1日そういった日がありまして、ただ、体育館
を活用していない時間帯に超えたというところでした。1日機器
を朝から晩まで設置しまして、空調
を使っていれば、もちろん窓
をあけて
の活動と思います。それが終われば窓
を閉めてということで、それ
をトータルではかっている中で、要は使っていないときに31度
を超えたという例はありました。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。
31度
を超えなくても28度でも十分危ないということなんですけど、この調査結果
のところ
を見ると、500平米程度
の体育館だったら、おおむね56キロワットでいけると。6台中4台動かせばいいと。そうすると、総額
の6億幾らですね、これ
を算出した
のは、一番少なくて済む500平米程度で56キロワットぐらいという想定で概数計算した
のでしょうか。
◎
学校管理課長
今回、500平米程度で50キロワットが最低必要だということでして、もちろん体育館
の面積によってはそれより大きな能力となりますが、今回、試算には70キロワット相当で体育館
の広さによって応じたようなことで試算
を行いました。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
56キロワットあれば能力は足りるけど、それよりちょっとふやしてくれているということで、一応安心しました。
大は小
を兼ねるじゃないですけど、温暖化が進めばWBGT31度
を超える日がふえるかもしれませんし、中で部活
をすれば、
人の体温もありますから上がるかもしれません。ですから、能力はもしかしたらもうちょっと大きいほうがいいかもしれません。よくわかりませんが、メーカーなり何なり詳しいところで調べていただいて進めてもらえればと思います。
あと、3ページ目に、「緊急時にLPガスが接続可能な仕様とする」ということなんですけど、私
のほうでメーカーとか全部調べたんですけど見つからなくて、よければ後学
のためにどこ
のメーカーが出している
のでしょうか、教えてください。
◎
学校施設保全課長
これも大阪ガス
のほうに確認したんですけど、都市ガスがとまった場合に、切りかえ弁
をつくっておきまして、別
のルート、プロパンにつながるルート
をつくる。その間にPAジェネレーターという一つ
のシステムが要るんですけど、それ
をかませたらプロパンでGHP
の機械が動くというふうなことで聞いております。
◆花岡ゆたか 委員
わかりました。
緊急時LPガスにするという
のもよくわかるんですけど、私が調べた範囲では、いろいろな公共施設など最初からLPガスで全部やっているところが非常に多いです。本市も最初からLPガスでやってしまえばと思うんですけど、いかがでしょうか。
◎
学校施設保全課長
私どもが体育館でエアコンについて確認して視察に行きました
のは箕面市なんですが、箕面市も大体500平米ぐらいで、あそこは都市ガスは整備されているんですけど、あえて体育館はプロパンオンリーにしているんですね。それで、プロパン
の大きいほう
のタンクがありますね、あのタンク
を18本収納しないといけないと。それでどのぐらいもつ
のかというと、約3日間というふうに聞いておりまして、まずは西宮ではなかなかスペース
の確保が難しいと。プロパン専用で置く
のはどうかなということで、非常時にはプロパンもつなげるという
のが一番合理的じゃないかなということで採用しました。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
わかるんですけど、その18本がほんまかどうか、調べられたのでほんまだと思うんですけど、バルクタンクとかで導入事例
を見るとそんなに大きくないんですよ、私が見た
のは。そこ
のところ
をもうちょっと研究していただいて、だから、ふだんからLPガス仕様
を導入しているところが多いということは、それに何らかのメリットがあるということだと思いますので、ちょっともう一回再検討していただいたらと思います。
以上です。
◆吉井竜二 委員
簡単に1点だけ一問一答でお願いいたします。
先ほどいろんな委員からも質問があったと思うんですけど、予算が緊急防災・減災事業債
の中から出ていると思うんですけど、これがなくなったら小学校へ
の配備という
のは難しい感じなんですか。そこだけ教えてください。
◎
学校管理課長
今回、市議会
の決議も踏まえまして検討させてもらいましたが、やはり全て
の体育館に空調
を整備するという
のは本当に有効であるというふうなことは変わりありません。特にそういった中で今回中学校整備ということにしましたが、残り
の学校についても、やっぱり財源という
のが一番
の課題でありますので、緊急防災・減災事業債
の延長であったり、延長されたとしましても市
の施策
の中で優先順位等、そういう
のをいろいろ踏まえまして検討したいと考えているところです。
以上です。
◆吉井竜二 委員
ありがとうございます。
ここから意見要望にします。今そんな答えも出ないと思うので。
この緊急防災・減災事業債が来年でなくなるという話なんですけど、うち
の会派
の坂上議員が政府
のほうに電話
をして確認
をとったんですけど、恐らく多分これはなくなる
のはなくなるんだろうけど、類似した内容
のメニュー
を用意される可能性が結構高いという話だったので、もし同様
の類似したメニューがあった場合は、ぜひ残り
の41校にも配備すること
を前向きに考えていただきたいなというふうに思います。
今回
の20校
の配備という
のもすごい大きな一歩だと思いますので、学校
の子だけじゃなくて、地域
の方とかも、夏場に災害が起きたときとかも少し安心するんじゃないかなというふうに思いますので、それはまた広げていっていただければなというふうに思いますので、類似したメニューが出てからじゃなくて、ある程度どういった方向性で行こうかなという
のを今
のうちから考えていただければなというふうに思いますので、そこだけ要望して終わりたいと思います。
以上です。
◆田中あきよ 委員
2点あります。まず、電気代、ガス代
の件と、それから、全体
のことになります。
まず、年間コストが約1,000万円と今お伺いしたんですけれども、その1,000万円は市
のほうが全額負担ということで、今、各学校に充てられている学校
の予算
の中から幾らか充てるということはないということでよろしいでしょうか。
◎
学校管理課長
光熱水費という
のは別事業で費目
を持っていますので、学校配分予算とは切り離して予算計上しますので、そこが減るというようなことはありません。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。学校でちょっとお金がないからつけんとこうかみたいな話にはならないように、ぜひ予算
を立てていただきたいと思います。
その中で、スポーツ21でも使われるかと思うんですけれども、そのあたり、スポーツ21に何かしら請求が行くですとか、幾らか負担してもらうというような予定はある
のでしょうか。
◎
学校管理課長
費用負担につきましては、ちょっとまだそこまで検討はしておりませんので、また今後検討していきたいと考えております。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
やっとここまで来たので有効活用できていけばいいなという
のもあるんですけれども、1,000万円ということで今見積もっておられるんですけれども、使い方によって、学校によってやっぱり差が出てくる
のかなというふうに懸念いたします。その中で、今後この年間コストに関しても検討していかないといけない部分かなと思うんですけれども、コストがかかるという点で、体育館自体
のエネルギー消費で考えた場合に、今
の既存
の体育館は多分そういうことは全く考えられていないので、冷やそうと思ってもなかなか冷えないというところがあると思います。その観点で、例えば今後さすがにコストがかかり過ぎる
のになかなか冷えないぞという場合に、体育館自体
をもう少し効率よく、例えば第二庁舎がそのあたりかなり対応した建物になっているかと思いますが、今後、体育館
を冷房
のききやすいような仕様にするほうがもしかしたらコスト的には下がるかもしれないという観点で
の考え方はお持ちでしょうか。
◎
学校施設保全課長
今考えております後づけ
の体育館
のエアコンにつきましては、体育館全体
の空間
を冷やすというものではなくて、
人が大体いるスペース、床から2メートルから3メートルぐらいが冷えたら用途は足りる
のじゃないかなということで、機械につきましては、室内機
の前にサーキュレーターといいまして小さい扇風機が前についているようなやつ
をつけて、強制的に冷気
を下に持っていこうというふうなこと
を考えております。
それで、今後
の学校
の体育館につきましては、屋根
の断熱とか扉
の機密性、そういうもの
を考慮して、後づけでつけても効果が出るような、もしくは場合によっては、方針として改築時に同時につけるということになるかもわかりませんが、そのような方向で考えていきたいと思っています。
以上です。
◆田中あきよ 委員
ありがとうございます。
いろいろ考えていますというお答え
をいただいたので、子供たち
の教育
の施設であるというところと、今回は緊急時
の対応にもということなんですが、せっかくつけていただくので、長い目で見て、先ほどから言っています80年使うこれから
の建物という観点で見て、ランニングコスト
を考えた上で、冷やして冷やして2メートル頑張ろうという考えもあると思うんですけれども、体育館
の建物自体
の構造も考えていくという方面も考えていただくと、もしかしたらその分小学校も早くつくんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ御検討
をお願いいたします。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
皆さんがいろいろ質問してくださったので、意見要望だけ伝えさせていただきたいと思います。
皆さん御承知
のとおり、今もう異常気象が異常じゃなくなっているというか、台風19号ももしこちらに来ていたら武庫川は恐らく氾濫していただろうと思われるんですけれども、だから、避難所として整えておくということは重要だと思うし、温暖化もどんどん進んでいくと言われていて、これからますます暑くなっていく中で、これまでと同じような感覚で考えていたらだめなんだろうなというふうに思っています。
なので、小学校とか高校ですね、高校は部活もやっていると思いますし、調査結果で立地条件によって差が大きかったという結果が出ているので、果たしてこの8校だけ
の調査で十分な
のかということも懸念事項としてあります。ひょっとしたら風通しが物すごく悪くて非常に暑くなってしまう学校も存在しているかもしれないと思うので、例えばそんな学校にはこの緊防債が出なくても優先的につけていくとかというようなこと
を考えていただけたらなと思います。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
1点だけ。文科省所管
の交付金――学校施設環境改善交付金に関して、当面は体育館
の空調設備
の整備として交付される可能性は低いということなんですけれども、体育館
の空調設備自体は対象外ということではないですよね。
◎
学校管理課長
はい。対象外ではありません。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
文科省
の交付金
の概要
を見ているんですけれども、全国的に、他市
の事例で、体育館
の空調設備にこの交付金が出たというようなケースという
のは全くないという認識でよろしいですか。
◎
学校管理課長
まず、今
のところは、文科省
のほうが普通教室
のほう
を優先して採択
をしている――限られた予算
の中でどう配分するかという中で普通教室
を優先するという考えになっていますので、これまで
のところ、体育館へ
の空調については補助
の採択はされていないというふうに思っております。
あと、昨年度
の空調設置について緊急
の補正予算がつきましたが、それについても他市において体育館
の空調補助
を申請した
のですが、それも採択されておりませんでしたというところです。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
ありがとうございます。
この交付金に関しては結構前から続いているものですよね。なので、これは総務省ですけど、もちろん緊急防災・減災事業債がなくなってまた――吉井委員がおっしゃったとおり別
の類似
の制度ができるかもしれませんけれども、優先順位
の関係で今はもう交付金は難しいとしても、令和3年度以降で次は体育館
のほうでこの交付金
を積極的に出していきますよという形で出てくる可能性ももちろんありますので、この交付金
を使って、今回対象になっていない小学校と高校
の整備
を前に進められそうであれば、こちら
の交付金も積極的に活用して検討してもらえたらなというふうに思います。
以上です。
委員長
の職務
を交代します。
○山口英治 委員長
対象についてという
のと、あと、工事
の日程について、この2点について一問一答
をさせていただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。
空調設備
を設置していただくということに対しては、議会
のほうとしても非常に感謝申し上げ、前進できたなというふうに思っております。ただ、対象が中学校になっていったということと、防災・減災
の補助制度
の使い方として、緊急防災・減災事業債という部分で言うならば、学校施設
の避難所として
の重要性という
のを我々は非常に感じながら、それについて空調設備
をつけていただきたいという
のがあります。この資料
を見ていきますと、災害におけるという
のが、2
の空調設備
の設置対象について
の検討事項についても、(1)
のア、イ、ウ、エ
のエ
の「災害時
の避難所」という形で最下位につけていらっしゃる。また、その次
の項目についても、2ページ
のところも(4)
の避難所についてという形でやっていらっしゃるということで、本来
の意味でいきますと、避難所として
の部分が優先順位としては非常に高くなってくる
のではないかというふうに思うわけですが、そうではなく、学校
の活用という形で考えられて、そして、20校というものがありきという中で中学校という対象になった
のではないかと、この疑問がどうしても拭い切れないんです。なぜこのような形で対象
を決められた
のかという観点に対して、なぜ小学校に対して設置
をしようというふうに考えられなかった
のか、もう一度その点だけお願い申し上げます。
◎
学校管理課長
まず、今回は緊急防災・減災事業債ということで、避難所
の環境改善
のため
のそういった起債なんですが、もちろんそういった観点もありますし、ふだん
の学校使いという観点と地域
の利用観点といろいろな角度から本当に十分に検討した結果で中学校というふうになりました。
平常時においてふだん利用するようなことで部活動も重視
をしますし、避難所として
の配置バランスというもの
を考えまして、中学校であれば、小学校がある程度固まっているところに中学校がありますので、そこで
の配置バランス、そういった観点も踏まえまして中学校にしました。
20校という
のが、市
の職員体制、それから、現場管理等もありますし、あと、業者
のほう
の受注能力であったりとか、機器についても、去年ぐらいから国
のほうも普通教室に空調というところで全国的な流れになっています。空調
を調達できる個数であったりとか、そういった職員体制
を含めて出てきたところが20校というところになっています。
以上です。
○山口英治 委員長
何度も申しますが、緊急防災・減災事業債という観点が一番なんですよね。なおかつ、業者という部分に関しましては、協会
の方とお話
をさせていただきました。別に60校つけようということでも言っていただければそれはできますよというお話もいただきました。業者発注ができないという
のは、それはちょっとうそ
の答弁じゃないですか。その点どうですか。
◎
学校施設保全課長
私どもも協会、西宮
の設備業者ですね、名称は西宮空調衛生工業協会、そこ
のところに確認しまして、20校といいます
のは、設備業者でもクーラー
の接続する冷媒管
を施工する職人という
のが数が限られていると。ですから、おおよそ20校。それと、私ども
の市
の体制としても、やはり業者任せということではなしに、学校と細かく調整してやっていかないといけない。それと、過去に小学校、中学校に5年かけて教室に整備した実績からもおよそ20校、それが22校になると設置ができない
のかということがあるんですけど、おおよそ20校ということで聞いております。
以上です。
○山口英治 委員長
私
のほうでお聞きさせていただいたところ、先日その協会
の会長ともお話
をさせていただきました。40校できますよという話
を聞いております。その前
の段階で、市
のほうから呼び出しがあって行って、その中でお話
を聞いたと。なぜこの分に関しては防災
のほうと一緒に携わらないんですかという話もされたというふうに聞いておりますし、40校つけることに対しては協会ではできないんですかと言ったら、できますというお答え
を頂戴しました。その辺
の食い違いがあるというふうに思います。
ただ、おっしゃっている部分でも、言うなれば、それは市
のほう
の管理体制
の部分でやっていくところがある
のではないかと思っております。ですから、その辺で納得できない部分があります。なぜ20校な
のか。この部分で言うと、20校がありきという形でスタートしていらっしゃる
のではないか。それはいわゆるランニングコストとか
の費用面
を考えたときにこうなっている
のかなと疑問
を抱かざる
を得ない感じになります。なぜ小学校に真っ先につけない
のか。これは協会
のほう
の会長さんも同じ意見
をお持ちでした。私自身も、この点に関してはなぜそういうふうになっている
のかというふうに非常に疑問
を抱いております。ですから、その辺に関してはしっかりとした形で考えていただきたいなというふうに思っております。
あと、もう一つ
の観点
を踏まえさせていただきますと、この工事に関しましては、今、働き方改革
の中で、学校
の工事という
のが夏休みだけに集中してしまうという形になってしまっておりますが、この観点については、夏休みも中学校に関しては部活動
をやっているとなると、満遍なく年間通じてしっかりとやっていくということが必要であると思います。普通教室で
の空調設備という
のをやっていただいたときと体育館とは個数が全然違うんですね。小学校
をやっていくとなったらかなり
の労力が要りますけれども、体育館という一つ
の部分
の違いという
のは、できることになってきますので、その点も踏まえると、働き方改革
を踏まえて工事
のほう
の発注に対してどのような工事日程
を考えていらっしゃる
のか、その点も最後にお願いしたいというふうに思います。
◎
学校施設保全課長
中学校20校
を1年度でつけるということで、本当でしたら中学校は部活
をしているので、夏休みというわけにいかないんですけど、20校
を四つ、五つとバンドリング
をしまして、それで発注
の時期も前期後期ぐらいに分けて、できるならば遅くても年内。どうしても設計
のほうが年度
をまたいでしまって、年度当初に発注できないために、夏休み工事、機械
の納期
のこともありますので、今委員長がおっしゃられたように、働き方改革、一度に仕事が出ないような工夫というふうなこと
を考えております。
以上です。
○山口英治 委員長
ありがとうございます。
1年間通して
の工事日程という形で組んでいただくということで確認がとれましたので、ありがとうございます。
であるならば、40校
の工事も可能であるというふうに聞いておりますので、それに関してはしっかりとまた考えていただいて、せっかく
のこの機会ですから、何においても緊急防災
のため
の避難所であるというこの観点
を一番に置かないと私はだめだと思います。であるならば、小学校からという
のはあるべきじゃない
のかと。ただ、今、お進めしていること
をとめるということではない
のですけど、そういったことも検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○脇田
のりかず 副委員長
委員長
の職務
をお返しします。
○山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
ここで
説明員が退席いたします。
(
説明員退席)
○山口英治 委員長
次に、管外視察について
を議題とします。
まず、管外視察について、振り返り、意見交換
を行いたいと思います。
ここからは暫時休憩
をとらさせていただきます。
(午後3時44分休憩)
(午後3時49分再開)
○山口英治 委員長
では、再開いたします。
皆様から
のいろんな御意見ありがとうございました。
次に、管外視察報告書についてです。
事前にお伝え
をしておりますが、管外視察
の提言につきましては、委員
の視察報告書に提言
を明記してもらい、報告書
を束ねて提言書とする方法とさせていただきますので、報告書には提言
を明記していただきますようにお願いいたします。
また、報告書
の提出期限は、11月29日午後5時
を厳守とさせていただきます。御協力
のほどよろしくお願いいたします。
以上となりますが、本件についてほかに御意見等はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
次に、
管内視察報告書について
を議題とします。
タブレットには、10月28日に実施しました管内視察
の報告書
を配信しております。
報告書
の作成につきましては、正副委員長に一任とさせていただいておりましたので、正副委員長で作成
の上、皆様には事前に御提示させていただきました。
なお、当局へ
の提言につきましては、委員会
の判断により行うものとなっておりますが、先ほど申し上げましたように、管外視察
の中で提言
をしていただければと思いますので、お願いしたいと思います。
委員長
の考えとして、施策研究テーマについて本市
の現状
を把握するために行った視察であり、提言は施策研究テーマ
の報告書で行うためであったということです。また、視察実施後
の当局へ
の提言については、各委員会
の判断により行うものとするということになりますが、その分におきましては、報告書には提言
を記載しておらず、管内視察として提言は行わない方針で考えておりますが、それでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
では、そのようにさせていただきます。
次に、こちら
の管内視察
の報告書について意見交換
を行いたいと思います。
内容
を確認していただきまして、御意見や修正等はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、以上でお願いします。
では、本件につきましては、本日これで確定したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
異議なしと認めます。それでは、これで確定といたします。
次に、管内視察
の報告書
の取り扱いについてです。
まず、報告書
を当局へ送付するかしないかについては、これは管外視察
のほうでさせていただきますので、これは報告書という形では当局には送付しないという形でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
ホームページへ
の公開については、これは報告書として、行かせていただいた分ですので、これ
をホームページに公開
をさせていただくという形でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
それでは、
管内視察報告書につきましては、当局へは送付せず、ホームページへ
の公開
を行うことといたします。
その他、本件についてほかに御意見等はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
以上で本日
の協議事項は全て終了いたしました。
本日は継続審査
のこと、また、所管事務報告に関しましては、
こども支援局のほうからは1件、そして、教育委員会
のほうからは3件ありました。皆さん
の活発な御意見
を頂戴しながら、また次
の12月議会に向けて進めていきたいと思いますので、どうか御協力
のほどよろしくお願い申し上げます。
これをもって
教育こども常任委員会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
(午後3時53分閉会)...